◆山中ちえ子 委員 法的にと言いますけれども、この間、法的にと言って、その網をくぐって、いろいろなことがされている、それによって住民が負担と犠牲を強いられている、そういう状況です。
工場で生コンができると、この会社の
コンクリートミキサー車以外に他からも大きなミキサー車、25tものミキサー車なんかが運んで現場に向かいます。こういった状態もどう調査しているか、教えてください。
◎建築室長 外部からのダンプ状況については把握しておりません。速やかに調査等したいと思います。
◆山中ちえ子 委員 こんな無責任な状況で、区民の命守れると思っているんでしょうか。
工場の周辺の住民はいつも危険にさらされている状況です。夜中、早朝の騒音、振動は凄いと住民から苦情もあります。工場の性質上、10t、25t、さっき言ったような巨大車両も通るようになった。しかも、工場の西側、そして北側の出入り口のある通りは通学路です。西側の道路は、午前7時半から8時、通学路で進入禁止になっていますが、通っています。どう把握していますか。
◎学務課長 ここに、通学路に、こういったコンクリートの車が通るというのは把握しております。そのため、学校のほうにも注意喚起をし、また、警察にも見回りをするようにお願いしているところでございます。
◆山中ちえ子 委員 これは本当に、そう言うけれども、知らなかったというようなことも聞いています。
昭和40年代に用途地域制度が始まって、第一種住居地域とされて、工場は建設できないということになっています。やむなく撤退した工場もある中、何でこの工場だけが認められるのか。やむなく撤退した業者の住民からも、何で
コンクリート工場だけ許されるのかという厳しい声もありました。
政治家の関与があったんじゃないかと疑われても仕方ないんじゃないですか。なぜ許してきたんですか。
◎建築安全課長 先ほどと同じお答えになってしまいますが、用途違反ということについては、私どもも了承しており、西野生コンの会社側としても、そのことについては了承しております。
ただ、昭和43年当時から操業していたという事実があり、特に何らかの関与があったということでないというふうに考えております。
◎建築室長 区画整理事業でありまして、生コン工場が現位置換地ということで、
区画整理審議会の中でジャッジされております。我々としましては、騒音、振動に対して指導を継続して続けているところでございます。
◆山中ちえ子 委員 そういう判断せざるを得ないとか、我慢しなくちゃいけないというようなことを区民に強いているようなことです。
それで、この地域は新しい学校統廃合の新
ガイドライン案の対象の地域とされています。そんなことをしたら、ますます通学路の危険、拡大するんじゃないですか。学校統廃合の是非が問われるほどの重大な問題だと思っています。教育委員会は、統廃合の対象としたこの地域、花畑中、桜花小、花畑第一小学校の通学路で、こんな危険な問題があると把握していたんでしょうか。
◎学務課長 ここの地域にコンクリートの会社があるというのは把握しておりまして、先ほどの繰り返しになりますけれども注意喚起をしているところでございます。
◆山中ちえ子 委員 では、何て無責任なんだろうと思います。子どもの命を最優先にするべきだと思いますけれども、この工場の撤退なくして通学路を延ばす統廃合なんてあり得ないと思います。やってはならない。区は、住民の安全安心を守る立場に立って強く、この
コンクリート工場、生
コンコンクリート工場の撤退をしっかりと指導していく、そういうことを求めまして、次の質問に移ります。
買物支援事業ですが、都がモデル事業をやるとして、東京都で三つの商店街が手を挙げて、平成24年から始まったわけですが、その一つが足立区の花保商店会です。
お休み処を設置して、居場所づくりと商店会がリースした車両を使って、買物難民と言われる買物ができない人たちの送迎やデリバリー、配達サービスというように買物サポートをしていました。
今、商店街が衰退していっているといった問題、課題を抱えながら、花保商店会の会員数は伸びています。64店鋪だった平成24年度に比べて、今74店鋪にもなりました。事業の見直しが、事実上の廃止となったわけですが、平成28年の8月まででした。9月からは、区の
コミュニティ施設活用商店街活性化補助金を使って、家賃の3分の2を補助するとしましたが、こういった一連のこの間の動き、こうでしょうか。どうでしょうか。
◎
産業振興課長 今、山中委員ご発言のとおりの内容ですが、利用者がなかなか難しいというところで、事業の在り方を変えたというところでございます。
◆山中ちえ子 委員 商店会だって、やりたくなくて、区の言う見直しをすっきり受入れたわけではないんです。やむを得ず諦めた、そういう状況です。買物支援は、花保睦会が中心に、商店会の会員さんが1台のみの車の運行で、花保睦会では、担い手も高齢だけれども、元気な方、商店街では、自らのお店の営業をやりくりしながら、何とか調整してやっていた。買物支援が必要な方々も身動きもとりづらいと、いっぱい時間もかかる。1人に対して、時間もかかります。はっきり言って、もともと厳しい条件の中、努力したけれども、利益を上げるノルマなんかを苦労していたのが実態だったんです。そういう経緯があります。
買物支援があったことで、花保商店会、お休み処も活気づいて、買物途中で寄る人が相談を寄せる、老老介護で大変だというような状況だとか打ち明けることが度々あるそうです。
地域とのこういった信頼関係がないと、こういった受入れ体制もできないと思います。こういったことはどう把握していますでしょうか。
◎
産業振興課長 事業展開に当たりましては、私ども無理強いしたことはありませんので、利用者が非常に少ないと。1日平均で、一番多い年でも1.37件、少ない年ですと0.5件程度というところで、去年の8月で車のリースが切れますというタイミングでどうしましょうかというご相談はさせていただいておりますが、商店会として、最終的には、運転手の確保ですとか、そういったところは難しいというところでの事業転換でございますというところを、まず一つ整理をさせていただきたいと思います。
居場所づくりにつきましては、私も何回かお邪魔しておりますけれども、ほとんどのタイミングで人がおりますので、居場所づくりという意味ではお休み処としての機能はきちんと果たしているのかなと思っております。
◆山中ちえ子 委員 先ほど言いました、そういった大変な中やっていたので、そういったことで産業振興課のほうからは打切りと、事業の見直し、廃止となったわけですが、もう少しきめの細かい調整で補助していくべきだと思います。
すぐ近くの公園は大きいけれどもトイレがありませんから、
グラウンドゴルフや園庭のない園児たちの遊び場というふうにもなっていて、お休み処は地域のトイレの利用といったところでの役割も担っていて喜ばれています。
やはり事務員もこういったことで、もういなくなるということでした。4月に家賃補助が入ってきても苦しい状況が続いていて、そこにもう繰越金もない中でやっているので大変な状況になっていくだろうと。お休み処さえも、家賃補助が3分の2あるって言いますけれども、その存続もどうするかといったことを真剣に頭を抱えてみんなで悩んだそうです。
でも、この厳しい中、会長はじめ、今、子どもで大変な状況にある、そういった受皿、社会のためになっていこうということで、子ども食堂もやり始めないかというような話合いも、足も動き出そうとしています。身銭を削ることになると思うけれども頑張るって言っていました。
区はキラッと輝く商店街活動を応援しますと言っています。
環境整備支援事業と活動支援事業、二つやろうとしています。その中で、新事業で、
テーマ提案型補助事業としては、
商店街フリースペース活用事業も始めようとしていますね。どうでしょうか。
◎
産業振興課長 今一度、整理をさせていただきたいんですが、花保商店会については、我々が事業を転換するようにと言ったことはありませんので。相談はしましたけれども、区が転換をするようにということではありませんので、そこについては今一度ご理解をいただきたいと思います。
商店街については、居場所づくりですとか、
コミュニティスペースとしての活用というのは、私は非常に重要だと思っていますので、積極的に進めたいという意味で、新年度で新しい事業を計上させていただいているところでございます。
◆山中ちえ子 委員 転換するように言った覚えはないと言うけれども、足りないんですよ。足りない中で一生懸命やっている。事実、どうしようという声が多いんですから、そこにきめ細かく入っていかなくちゃならないと思います。
それで、こういったせっかく積極的な事業も新規で始めようとしています。こういったところをやるんであれば、花保商店会の
買物支援サービス事業費補助も復活させるべきだと思いますが、どうですか。
◎
産業振興課長 居場所づくりについては非常に大事だと思っております。買物支援についても、これまで答弁させていただいていますとおり、本当にお困りなところがあれば適切な展開は必要だと思っておりますが、花保商店会につきましては、私どものほうでいろいろ調べさせていただいている中では、今の現状のままでも、まだまだ何とかなるのかなと。楽観視しているわけではありませんし、今のままでいいとは思っておりませんが、予算案を復活させるということではないかなと思っております。
◆山中ちえ子 委員 そんなこと言わないで、
買物支援事業補助を拡充する形で、買物支援で生まれた地域の輪を、更に広げるといった区の役割しっかり果たしていって欲しいと思います。
我が党は、予算修正案で、この花保商店会の事業費の拡充を提案しています。230万円あればできますので、是非、実施するよう求めまして次の質問に移ります。
緑化の推進について聞きます。
緑化の推進は、地球温暖化の防止や公害患者の健康回復、潤いのあるまちづくり、樹木による日陰で外出しやすい、そういった効果など重要です。
私は去年の代表質問で取上げて、緑化推進を訴えました。区も緑化の推進に努めていると言いますけれども、きょうは街路樹の剪定、強剪定についてお聞きします。
まちを歩くと、街路樹の剪定が強過ぎて枝や葉が残っていない強剪定が目立ちます。これって緑化の推進に逆行しているんじゃないでしょうか。
◎工事課長 街路樹の剪定につきましては、車両の視認性、日照確保、その他、適切にやる時期を見定めまして、剪定方法等を行っております。場合によっては強く切る場合もありますが、今後につきましても適時適切に剪定してまいりたいと思います。
◆山中ちえ子 委員 適切にと言うのであれば、本当に今、まちを歩けばもう丸坊主というような木が多くあります。
お聞きしますが、街路樹の剪定は年に何回計画していますか。やられる予算でしょうか。
◎工事課長 基本的には、対象になる樹木について年1回程度行っております。
◆山中ちえ子 委員 やはり1回では、業者も、どうしてもその地域や、西、東、南、北というような状況で、剪定士は専門の知識を生かしてやりますから、そういった専門性が発揮できない、深く切らざるを得ない、これが強剪定を招いていると言わざるを得ないと思いますが、どうですか。
◎工事課長 必ずしも、年1回ですから強剪定というほどではございません。先ほど申しましたような状況によって、適時適切に今後も処理してまいりたいと考えております。
◆山中ちえ子 委員 進めたいと言っていますけれども、剪定の機会を増やすということで緑化をしっかりと進めていって欲しいと思います。
私たち、我が党の修正案でも6,500万円余でやれるといって修正も出しています。緑化の推進事業を拡充することを、足立区の緑が豊かになっていく、樹木の保護にもちゃんと積極的にやっているというような、練馬区並みにしっかりと緑化を進めていくというようなことを目標にもしています、区はね。だから、それに沿って頑張れるように、こういった修正案もしっかりと受入れて欲しいなと思いますが、次の質問に移ります。
一部償還免除型の奨学金の大学生枠を増やすことを求めまして、質問いたします。
これまで2回、この奨学金、給付型に一歩近づくというもので好評です。2回、審議会がありました。応募状況の審査状況なんかはどんな結果でしたでしょうか。
◎学務課長 募集が20名のところが、応募が37名ありまして、採用が23名という状況になっております。
◆山中ちえ子 委員 2016年の9月には、初めてのこの給付型の審議があったんですけれども、受入れ枠5人に、横並びに4位から8位と全員合計点数が同じ中、7位にいた方が学習要件が一番大変な状況の方でした。これで、各委員が積極的にここには本来の趣旨である貧困の連鎖を断ち切るといったことで優先を変えていくべきじゃないかと、何とかしなくちゃいけないという意見も出されました。
これで要綱の変更ともなったわけですが、去年の
決算特別委員会では質問して、その答弁で、検討委員会で進めていくということになったのと、あとは優先を、学習要件を優先にして、成績要件ではなくて、合計点数が横並びの場合は成績要件ではなく、学習要件を優先していこうということを決めました。これは一つ前進だと思うんですが、枠を広げるというところにはいかなかった。これによって、2回目の審議会ではまた議論が深まりました。それはやはり落ちた方々、大勢いるんですけれども、採用されなかった方々の中でまだまだ学習要件大変な方がいるというような状況でした。ですから、やはり枠を広げるといったことで、修正案でも提出しています。どうぞ、これ積極的に考えていただきたいと指摘しまして質問終わります。
○白石正輝 委員長 次に、自民党から質疑があります。藤沼委員。
◆藤沼壮次 委員 次に、私のほうから質問させていただきます。
まず、一つは、はじめに、第四中学校の夜間中学校での学び直しについて、少しお聞きいたします。
平成27年だから、去年、おととしですか、おととしの
予算特別委員会で、2年前ですね。この夜間中学校での学び直しについて、どのように考えるかという質問をさせていただきました。不登校によって学校に行けない子どもたちは、中学校で出席日数が足らなくとも卒業するときに、その学校の校長先生の判断で、この子どもは卒業でいい、この子どもは卒業できないという判断をされるわけですけれども、基本的には不登校で学校に行けない子どもについても、卒業させないということになると子どもへの負担が非常に大きくなるので、私の知っている範囲では一般的には卒業という形で送り出している状況だろうと思うんですが、そのときに、子どもによっては、卒業してしばらくして、やはり社会の中で頑張りたいという意欲が湧いた場合、学び直しをしたいという子どもがそんなにいっぱいいるわけじゃないけれども、まあまあいらっしゃるという話も聞いています。
それで、夜間中学校というのは、ご承知のとおり、その子が卒業していない、中学校を卒業していない子どもたちを入れるのが、子どもたちというか、人たちを入れるのが夜間中学校の役割ですけれども、この間の
決算特別委員会で質問したのは、そうは言っても、卒業しても学び直しという観点からできないんだろうかという質問をさせていただきました。
学び直しというのは、確かに足し算、引き算、掛け算、割り算とか、読み書きとか、そういうことの学び直しもあるとは思いますけれども、それはまた、そういう学習施設でやればいいのかもしれませんが、学び直しというのは、成長をもう一度、成長の段階を一つ一つ踏んでいくということも学び直しの大きな意味だろうと思うんですね。
そういう意味で、第四中学校の夜間は夜とは言いながらも、いろいろな年代の人がいらっしゃるとは言いながらも、給食があったり、体育があったり、一緒に授業をやったり、要するにいろいろな人間関係を経ながら、昼間とは少し違うかもしれないけれども、同じような人間関係が給食や、修学旅行もあると思うんですけれども、そういうものを経験することがその子どもにとって、人格形成にとって、とても大事ではないかなという議論があって、是非やってみたらどうかという質問をいたしたところですが、そのときの答弁ですけれども、中学校の夜間学級については、義務教育という視点の学校ですので、卒業した生徒が学び直すというところで、現状としてそういう取り組みをしているところは特にありませんと。
今いる義務教育を受ける、夜間で受ける子の学習を中心にということで進めているところでありましてということで、一度卒業した人は入れないということで、何とかならないかという質問にはそういうことなんですけれども、それについて、今も同じような判断なんでしょうか。
◎学務課長 中学生の既卒者の学び直しでございますけれども、昨年、そのことにつきましては文科省のほうの通知の中で変更がありまして、昨年4月の時点では、第四
中学校夜間学級につきましても8名の方が学び直しということで入学しております。
◆藤沼壮次 委員 そのとき、私も質問したときに、何とか卒業することをしても、工夫で聴講生とか、何かの工夫があるんじゃないかというふうにしたんですけれども、だめだと言われたけれども、今おっしゃったように、文科省の通知で、夜間中学校の入学を容易にということで、夜間中学校を卒業した人に対してもできるだけ入学を認めるようにということでやっていただいて、文科省から通達が来ましたので、今お話があったように、8人も入られるということは、まことに結構なことだと思うんですが、そのときに、私に答えたときは、卒業生は入れませんよと。卒業していない人を入れるんですよという中で、そういうふうに文科省の通知を得た中で、どういう解釈でこれを入れるということになったんですか。
◎学務課長 まさに先ほど藤沼委員がおっしゃったように、不登校とか、親の虐待などで中学校の大部分の課程を欠席しているというような方につきましては、義務教育の目的から照らして、再度、中学校に入学させることが妥当というような判断をいただいたので、これに従ってやっているところでございます。
◆藤沼壮次 委員 それは結構なことなんですけれども、その判断というのは文科省から通知が来たから入れることができたのか、若しくは、そうじゃなくて、区、設置している自治体の判断で入れることができるのか、そのことだけ聞かせてください。
◎教育長 今ご質問の件につきましては、私どもも藤沼委員のご質問いただいた後、文科省といろいろな協議をしていました。夜間中学校の門戸を広げ過ぎて、これは例えばオーバーフローしちゃったらどうなのかと、本当に具体的なことまで協議した中で、一歩踏み出したという点では区の判断があったというところであります。
◆藤沼壮次 委員 区の判断でそういうことになったということであるならば、是非これからもですけれども、こういうことだからできませんじゃなくて、できれば一歩進んで、これが子どものためになるとか、これは区民のためになるという判断あれば、一歩進んで、そこで立ち止まらずに、前向きに今後もやっていっていただければありがたいというふうに思いますんで、よろしくお願いいたします。いかがですか。
◎教育長 恐らくその答弁をしたときには、ただ、教員の配置をどうするとか、予算的な問題がどうなのかとか、先ほどもお話したように、これをもっと拡大すると、もっとたくさんつくらなきゃいけないんじゃないかと、いろいろな気分があって、そういうご答弁をさせていただいたんだと思うんですけれども、今後も子どもたちの教育、あるいは子どもがきちっとした教育を受けずに大人になったときのことを考えて、きちっとした教育を保障していくという立場で考えていきたいと、このように考えています。
◆藤沼壮次 委員 ありがとうございます。
それから、次は、今度は2学期制から3学期制への移行について聞きたいんですけれども、去年の6月本会議で新井議員も質問したし、あと、公明党の方も質問したかなと思うんだけれども、このことについて質問がありました。
それで、答弁は、2学期制については、
次期学習指導要領、小学校は平成32年から、中学校は平成33年からを見据え、検討するという話でして、確か、この間、うろ覚えなんですけれども、新聞か、マスコミで報道されていましたけれども、学習指導要領の変更についての枠みたいなのがあって、確か40コマぐらいですかね、増えるような話がありましたけれども、これについては、2学期制から3学期制への移行については、どのように。この新しい
次期学習指導要領の大枠が確か出たと思うんですが、それを踏まえて、どのようにお考えなのかお聞かせください。
◎教育指導課長 藤沼委員お話いただいたように、素案のほうが出ておりますので、それで35時間程度の授業時数増となっていますので、それらをもとに、あとは2学期制の効果等をもとに、今、検証をし始めているところでございます。
◆藤沼壮次 委員 確か、私の知っている範囲では、2学期制を進めることによって20コマですかね、20コマ時間を確保できたということですから、反対に言えば、2学期制をやめるということは20コマ余計にどこか取らなくちゃならないということになるのかなと思うんですね。
それで、20コマをどこか余計に取らなくてはならないということと、あと、土曜授業ですね。土曜授業は、土曜の日は、私の理解だと、土曜1日やると3コマですか、3コマ取れると。それで、土曜授業は、文科省は年20日やっていいという話なんだけれども、足立区は10日やっているということですので、あと10日できると。ということになると、もし10日やると30コマ増えるということですね。
それと、今おっしゃった30コマですか、
次期学習指導要領で、30コマあるということになると、2学期制から3学期制に移すことによって20コマが減るということと、
次期学習指導要領で30コマ増えるということは50コマ必要になるんだけれども、もし仮に土曜授業があと10日間やれば30コマ。そうすると、あと20コマあれば2学期制から3学期制にできるということになるのかなというふうに思うんですが、そこら辺どうなんですかね。
◎教育指導課長 現在、各学校、行事の精選とかをしていただいて、授業時数、土曜日の3時間についても、基礎・基本の時間に使えている学校も多くございますので、そういうものを換算すると、一概に10日、土曜日を増やさなくても、35時間の増に対応できるかなというふうに、今、考えているところです。
◆藤沼壮次 委員 3学期制にするプラスというのはいっぱいあると思うんですね。夏休みを経て9月ですかね、9月か10月ですか、そこまでいくということになると、夏休みの期間というのが非常に中途半端な形になって、前期の期間が非常に締りがなくなってくるということがあって、是非、3学期制にしたらいいのかなとは思うんですが、一方で、今お話しあったように、もし仮に土曜授業を10日間増やさなくちゃならないということになると、土曜授業を10日間増やしてそれをやるというのは、なかなかそこら辺の判断というのは難しいんでしょうけれども、もう一度聞かせていただきたいのは、3学期制にする場合でも、土曜授業を今、10日間ですが、20日間にしなければだめなのか、しなくても、今言ったように授業の精選によって可能性はあるのか。
◎教育指導課長 35時間程度の時間増については、繰り返しの答弁になりますけれども、土曜日の3時間を余剰時数で基礎・基本に充てていることもありますので、その分、あとは改めて学校にも行事の厳選をしていただかなければいけませんので、そういうことを含めて、3学期制に戻したときの時数等も今、計算をしているところです。
◆藤沼壮次 委員 聞きたいのは、土曜授業10日間、今、足立区はやっているけれども、20日間にしなくても可能性はあるのかということです。
◎教育指導課長 20日間にしなくてもできる可能性はあるというふうに考えております。
◆藤沼壮次 委員 わかりました。一つ、よく検討していただきたいと思います。
次に、育英資金について伺います。
育英資金については、いろいろな会派の方から、いろいろ議論、提案、注文があって、去年の4月1日から償還期間を10年から15年。それから、成績優秀で一定の要件を満たした人は、貸付金の半額、100万円まで免除。それから、その前に特例枠ですかね、そういう形をつくられたというのは非常に評価しますし、これからも是非、頑張っていただきたいと思うんですけれども、一方で応募者が少ないんですよね。
非常に少ないんで、例えばこの間、議会で、1月のときにかな、報告か何かあった、文教委員会の報告では、去年の10月3日から11月30日の募集で、通常枠は、高校生ですけれども、25名程度が7名、特例枠、免除枠は募集数を超えていますけれども、通常枠は、高校生は25名程度で7名。それから、大学生については、通常枠は25名程度で6名、特例枠は3名のうちゼロ、免除枠は5名で14名ですから、免除枠はいいんですけれども、通常枠はいずれにしても非常に少ないんですけれども、これについて、例えば特に、高校生は、この間、何でこんなに少ないのかという質問をしたら、高校生は、都立高校は授業料の補助があるし、私立についても一定額の補助があるんで、それで相対的に少なくなったんではないかという話がありました。
一方でただ、教育費って、それだけじゃないんで、かなりいろいろなものでお金かかるんだろうと思うんですね。それで、特に大学生は、通常枠25名程度で6名ということですけれども、国の奨学金は無利子と有利子があって、成績については無利子だけれども、成績の良いのはですね、成績がそうでもない者は有利子ということでやっているわけですね。
そうすると、有利子であっても、かなりの割合を借りていると。大学生3割から4割ぐらいですか、借りているのは。そうすると、有利子であっても借りている。一方で、足立区は、大学生、無利子なのに25名程度で6名というのは非常に少ないだろうと思っているんですね。それで、なぜこんなに少ないんだろうかということをお聞きしたいんですけれども、その原因はどこなんだろうかということです。
それで、一応、考えられるのは、まず一つは併用ができないからなのか。足立区の育英資金を借りると、他借りちゃだめよという話に確かなっていると思うんですけれども、足立区の育英資金だけではやっていけないというのは、結構、実際そうだろうと思うんですね。だから、足立区の育英資金をいっぱい増やして、他は借りちゃだめだよというのはわかるけれども、足立区の育英資金の貸付額をそんなに増やせない、現状のままであれば、他との併用というのも考えて、使い勝手が良い形にすべきなのかなというふうにも思いますし、また、何回もいろいろな人が質問されているのは、保証人が2人必要なんだけれども、果たしてそうなのかと。保証人2人じゃなくて1人でもいいんじゃないのかとかいう議論があります。
一方で、区で、教育委員会から、この間、報告があったのかな、養護施設と言うんですかね、そういう子どもたちについては、2人保証人を立てろと言っても、それは無理だから、2人じゃなくて1人にするということを検討するような話も聞いております。
そういうことですね。そういうことを含めて、いろいろ問題あると思うんですけれども、区としては、まず一つは、なぜこういうふうに少ないのか、その原因というのはどのように考えているのか、教えてください。
◎学務課長 確かに募集人数に対して応募人数が少ないことについては、今、藤沼委員がおっしゃったようなことは考えられると思っております。併用ができないということと、特に大きいのが保証人を2人確保するということが、今の状況の中では厳しいというふうに考えております。
◆藤沼壮次 委員 今、足立区育英資金検討委員会を設置して、12月7日から行われて、平成29年度当初に最終報告をまとめるということで、今その議論をされている最中だろうと思うんですけれども、是非、使い勝手の良いような形にしていただければ。ただ、使い勝手が良いというのは、反対に言えば、借りて返さなくて済むような、そういう安直なものではもちろんないですけれども、ただ、やはりこういう制度というのは、いかにそういう子どもたちに対してどう支援できるかということですから、借りやすいもの、そして、今言ったように、国の制度の場合は利子が付きますから、こっちは利子付かないんですから、いかにこっちも借りていただいて、もしあれだったら、そっちも借りていただく、併用ということも大事だし、そこら辺は是非、前向きに検討していただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。
◎学務課長 その検討会の中で、最初の段階で、今の併用については、緩和というか、併用もオッケーにしてもいいんじゃないかというような意見もあったところでございます。
ただ、そういったことの中、検討しつつ、国のほうの制度が大分いろいろ変わってきておりますので、国の制度も、いろいろうまく組み合わせながら、保証人と、それから、その併用とか、あと、成績などにつきましても、トータルで、できるだけ使いやすいような形にしたいと考えております。
◆藤沼壮次 委員 おっしゃるとおりだと思いますんで、是非よろしくお願いいたします。
それから、これは関原小学校の北側に開通した補助138号線があるんですが、その通学路の横断歩道に信号機を設置してもらいたいというお願いなんですけれども、質問なんだけれども、補助100号線が環七から西新井橋に向かっていて、それで、途中で、補助138号線という道路が新しくできて、関原通りまでくっついたんですね。それで、幅はかなり広い道路なんです。
それで、今までは狭い道路だったんですけれども、それがかなり広くなったということで、朝、車がそこをかなりスピードを出して通るんですね。それで、その補助100号線から関原通りまでの間に横断歩道が二つかな、ぐらいあるんですが、信号のない横断歩道がですね。そこをかなりスピードを出して通るもんですから、学校のほうも非常に心配をしています。
何で、そこいっぱい通るかと言うと、朝、補助100号線から、ずっと西新井橋に向かって橋を渡るのにかなり混雑するんですね。それで、混雑するんで、抜け道として並行して走っている関原通りというのを行くと混まないもんですから、その車が、一番広いのは、朝日信用金庫のところを左に曲がっていくのが一般的なんですけれども、朝は、そこはあれなんですよ、通学路なんで通れないんですね。あそこ通っちゃいけないということなんで、だから、余計に新しくできた道路を、補助138号線をかなりスピード出して行って、関原通りまで行って、関原通りからずっと抜けて西新井橋の橋の下まで行きますので、そこから橋を渡るということで、そこを通る車がスピードを出して非常に危ないということなんですが、これは学校のほうからも要望は出されているみたいなんですが、この点についてはどのように考えていますでしょうか。
◎学校教育部長 ご指摘ありましたので、現場を速やかに確認させていただいた上で、警察と協議させていただきたいというふうに考えます。
◆藤沼壮次 委員 是非よろしくお願いいたします。
地域包括ケアのグランドデザインでございますが、今、佐々木委員おっしゃったような方向性ではあるのは確かです。今、ビジョンの検討をしている真っ最中でございまして、そもそもこの地域包括ケアシステム自体が、できる限り、高齢者の方が住みなれたところで暮らしていくというところがございますので、そういった観点から柱になっていくというのが、恐らく、高齢者の方の在宅の支援、在宅生活の支援というところですとか、その方を地域でどのように支えていくのかという点ですとか、あと、今後増えていくであろう認知症の対策、こういったところが柱になってくるのかなというふうに考えております。
◆佐々木まさひこ 委員 当たり前と言えば当たり前のことなんですけれども、しっかりコンサル610万円使ってやるわけですから、良いものをつくって欲しいなというふうに思いますが、医療・介護連携というのは一番目に来るんだろうなというふうに思うんですけれども、医療・介護を進める上で、医師、看護師との、医療職と介護職の関係、いわゆる顔の見える関係性というのは重要になってくると思うんです。そういった意味で、今、医師会が一生懸命提唱されている医療連携、情報連携研修センター、これ重要になってくるとは思うんですが、そこら辺の方向性だけお伺いしておきます。
◎高齢福祉課長 昨年、医師会のほうからも、正式に医療・介護の連携センターのご提言をいただきました。区も、毎月、医師会の会合に行かせていただいて、どういった形の連携センターが望ましいのかという話合いを重ねているところでございます。
◆佐々木まさひこ 委員 そうすると、そういうものに、区としても一生懸命やろうという方向性にあるということだろうというふうに思います。
もう一つは、地域包括支援センター、この機能強化というのも重要になってくるというふうに思うんですが、私も日頃から様々なご相談、地域包括にお電話してお願いして、本当に素早く対応していただいて感謝しています。地域包括支援センターの職員の方に、その方のお名前を言うと大体良くわかってらっしゃるんですね、家庭事情から、生活全般について。だから、本当に日頃から地域回ってやっていただいているなっていうのは感じるんですが、今後は、後期高齢者人口は急速に足立区の場合は増加するという予測があります。介護サービスが後期高齢者が増えると急増してまいりますんで、地域包括支援センターの人員、配置も含め、機能の強化というのは図っていかないと思うんですが、そこら辺についてはどうでしょうか。
◎高齢福祉課長 機能強化については、佐々木委員おっしゃるとおりの認識で我々もいます。機能を強化していくために、まず地域包括支援センターそのものがどういったところに、その地域包括支援センターごとですね、どういったところに強みがあって、どういったところに弱みがあるのかというところの自己評価をまずしていただかなければならないというふうに我々思っておりまして、昨年度から、共同評価という形で、区と地域包括支援センターのほうで、その自己評価をやっていくような仕組みを取り入れてございます。その評価に基づいて、今後、その地域包括支援センターにどういった支援が必要なのかというところを個別に考えていくというところで考えております。
◆佐々木まさひこ 委員 わかりました。では、しっかり進めていただきたいというふうに思います。
あとは認知症対策が非常に重要になってくると思うんですが、現在、区が進めている介護予防チェックリストに基づくアセスメント作業っていうのは早く完了させないといけないというふうに思うんですが、現在進めている認知症専門相談員による訪問作業の状況はどうでしょう。返送されたうち、認知症が疑われる方の分母、それから、何人に対して調査できたのか、それから、返送されなかった方にも訪問していますが、その訪問状況を教えていただけますか。
◎高齢福祉課長 今年度の数字になってしまうんですけれども、こちらから、介護予防チェックリストの対象者にお送りした数が4万9,000人余、そして回収したのが2万9,300人余でございまして、未返信、返ってこなかった方が1万8,300人余ございます。
訪問対象とすればこういった方々が対象になってくるんですけれども、我々のほうで実際に訪問した数ですね、こちらは今、7,900件ほどになっています。これは昨年度からの積み重ねの数字ですので、今年度の対象者の方々はまだちょっとフォローはできていないというのが現状でございます。
◆佐々木まさひこ 委員 これもやはり先ほどの機能強化と絡むと思うんですが、人員を増やして、何せ分母が大きいですからね、やはり全体の状況を把握していかなきゃいけないというふうに思います。
それで、あと、会えない、面談を拒否される、医療への連携につながらない、徘徊等で家族が疲弊しているとか様々な状況、課題があると思うんですけれども、整理して、どのような課題がありますか。
◎高齢福祉課長 その認知症の方々に応対するところの難しさというのがもちろんあるんですけれども、我々のほうでまず課題、大きな課題かなと思っているのは、先ほどの答弁に似通ってしまうところもあるんですけれども、なかなか訪問自体に行けていないという方が多いというところが、まず大きな課題なのかなというふうに思っています。
どうしても未返信の方を訪問するという形になっていますので、未返信が多ければ多いほど、訪問が少しずつ遅れていってしまうというところが、今、大きな課題なのかなと認識しています。
◆佐々木まさひこ 委員 わかりました。大変だと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
私どもも様々にご相談を受けるケースが多いんですけれども、結局、急性期病院からの受皿がないとか、老健どこが良いかとか、在宅にはなかなか進めない、どういった施設があるかとか、特養に入りたいとか、ご家族がどういった資源があるのか、また、どういったサービスがあるのか、よくわからないままご苦労されているというケースもあるんですが、これ区として、こういった様々なご相談、地域包括支援センターが、まずは対応だろうとは思うんですが、地域包括支援センターは、基本的には介護サービスにつなぐ場面から、つないだら、もうあとは事業者という形になってしまいますんで、区としてもそういった相談窓口がワンストップであればなというふうにも思うんですが、いかがですか。
◎高齢福祉課長 今、佐々木委員おっしゃったようなワンストップの相談窓口、こういったものの必要性、我々も感じております。今、医師会のほうとも、こういった窓口の設置が必要であろうというところで意見交換しているところでございまして、今後、区として、どういった形の窓口がふさわしいのかというのも引き続き検討を重ねてまいります。
◆佐々木まさひこ 委員 是非、実現していただきたいというふうに思います。
そして、あと、我が党から要望して、実施していただいている高齢者見守りキーホルダー事業、現在までに配られた個数、お伺いしたいというふうに思います。
◎高齢福祉課長 高齢者見守りキーホルダーですが、今年の1月31日現在でございますが、1,702個でございます。
◆佐々木まさひこ 委員 65歳以上の高齢者で15万人以上いらっしゃるので、あまりにも少ないなというふうに思うんですが、これはもらうときに面談するという条件があるので、なかなか地域包括支援センターまで行けないという方がいらっしゃるんですよね。日曜日など受け付けてくれる機会を設けてもらうとありがたいんですけれども、どうでしょうか。
◎高齢福祉課長 地域包括支援センターごとに名簿管理をさせていただいているという状況があるところがありますので、日曜日のお配りが今のところ難しい状況ではあるのが実情でございます。
ただ、今までは、そのご本人に対してのみお渡しという方法をとっていたんですけれども、例えばご夫婦でいらっしゃった方とかがあった場合で、ご主人だけいらっしゃった場合で、お2人、両方とも欲しいよと、夫婦で欲しいよというような場合がありましたら、その辺は少し柔軟に対応させていただきたいなというふうに考えております。
◆佐々木まさひこ 委員 先回りして答弁されましたね。
あとは、高齢者見守りキーホルダーを申請に行ったら、「あんたは元気だからだめよ」と言われた人もいたりして、基本的には1人で外出するのに不安のある方という条件があるわけですから、柔軟に対応していただきたいのと、在庫を切らしているというケースもあったので、そこら辺もよろしくお願いします。
あと、あんしんプリント事業なんですけれども、今現在、2カ所ですよね。これはなかなか、下着を持って、そして、プリントするわけですから、できれば地域のところで細かくやっていただければありがたい。前の高齢福祉課長のときに、増やすようなことをおっしゃっていたような気がするんですけれども、もう産業振興課長ですから言いませんけれども、どうなんでしょうか。
◎高齢福祉課長 あんしんプリント事業、確かに今、区役所本庁舎、私どもの窓口と基幹地域包括支援センターの窓口で活用させていただいています。
確かに下着を持ってくるというところで、少し遠くまでというところで負担をおかけするところでもあるんですけれども、いかんせん、その機械が大きめのもので、高額というところもございますので、今のところはこの2カ所に限らせて行わさせていただいているという状況でございます。
◆佐々木まさひこ 委員 前の高齢福祉課長のときより後退しましたね。
わかりました。是非、これから引き続き要望してまいります。
次に、もう残り時間ありませんけれども、24時間定期巡回・随時訪問介護サービスについてお伺いしますが、平成28年度は、結局、事業者を募集してもあらわれなくて補正で、この事業の予算の減額補正をしました。この事業については、事業者が募集しても応募しない、その課題はどんなところがあるのか。また、そもそも、では、需要はないのか、このサービスのニーズを探る必要はないのかということを、まずお伺いしたいというふうに思います。
◎介護保険課長 今回、課題というところでは、まず、定期巡回の事業者4者です、今あるのは。そこの定例会におきましてヒアリングを行いました。そうしたところ、やはり人材がなかなか難しい。特に介護、看護の職員の高齢化がありますので、やはり24時間サービスというところでは、なかなか高齢の方は対応できないというところでの課題がございます。
需要なんですが、これにつきましても、その定例会でお話を聞きました。ある事業所はもうちょっと余裕がありますよと。ある事業所は介護する方の男女で、男性の方が夜来られると困るとか、そういうところでの課題も浮き彫りになっております。
実際の需要というのは、今後、高齢者等実態調査で今、把握しておりますので、その辺が出たら、また、佐々木委員のほうにもご報告できると思います。
◆佐々木まさひこ 委員 需要がないことはないだろうというふうに思うんですが、今、事業者は非常に限られていますし、その事業者の系列の問題もあろうかというふうに思います。もっと事業者が広がって普遍化していけば使われることも多いんだろうな。在宅を進めていく上で、これはやはり区としてもしっかり進めていかなきゃいけないことだろうというふうに思うんですね。
業者側の、今おっしゃったように人手の問題とか、夜は男性の介護士が来られても困るとか、様々な問題、それからあとは経費の問題もあるというふうに思うんですが、とりあえずサービスを受け付けるオペレーターの資格要件が看護師などとなって非常に難しい、これがネックとなるとも聞いておりますけれども、区としての今後の対応についてお伺いをしたいというふうに思います。
◎介護保険課長 今、佐々木委員がおっしゃったとおり、オペレーター、看護師、保健師という、結構、難しい資格が要ります。この辺につきましては、先ほど言った定例会でもこの課題が浮き彫りになっております。これにつきましては、共同に、オペレーターを共同でできないかというところでお話ありましたので、これにつきましては他自治体も行っているところもございますので、これについては是非、今後、検討してまいりたいと思ってございます。
◆佐々木まさひこ 委員 そういった一つ一つの課題を克服していただいて、在宅がしっかり進むように進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○渕上隆 副委員長 くぼた委員。
◆くぼた美幸 委員 では、お昼まで、くぼたが担当させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。
はじめに、款も変わりましたので、私からは竹ノ塚駅の鉄道高架化について伺いたいと思っております。
昨年5月の終わりに、下りの急行線が高架化して、11月の末には地下通路が供用になっております。非常にきれいな地下通路で喜ばれておりますけれども、これによって大きく駅の工事が地域の方々が見ても、非常に実感をされてきている。工事が進んでいるなというところの感が進んでいるわけでございます。
また、先月には、懸案でした補助261号線が事業認可ということになりまして、いよいよ鉄道高架化ということと合わせまして、まち全体がどう変わっていくのかということが大きな関心事になってきております。
そこで伺いますけれども、竹ノ塚の駅の周辺のまちづくりについて、現在の取り組み状況、どんなようになっているでしょうか、お教えください。
◎竹の塚整備推進課長 平成27年3月、一昨年の3月に地区計画素案説明会を実施させていただいております。そのときいただいた課題を整理しまして、竹の塚の地区計画につきまして、今年の11月の都市計画決定に向けて準備をさせていただいているところでございます。
また、地区計画の説明につきましては、先週の金曜日に、地域の代表で組織したまちづくり連絡会でご報告させていただいて、今月の22日に、第2回目となる地区計画の素案説明会の開催を予定しているところでございます。
◆くぼた美幸 委員 そのまちづくり連絡会ですけれども、ここではどのような意見、また、どのようなご要望、また、皆さん、どんな感じだったのか、その辺少し教えてください。
◎竹の塚整備推進課長 地域の皆様方は高架化を機会としまして、東西が一体となるようなまちづくりだとか、赤山街道に賑わいを創出できるようなまちづくりを区と一緒に考えていきたいというような旨、地区計画については賛成だよというような形での意見をいただいているところでございます。
◆くぼた美幸 委員 この間、1回、東武鉄道が少し絵を描いて持ってきたようなことも記憶にしておりますけれども、一昨年ぐらいですか、2年前か3年前に説明会をやって、結構、時間が開いた感があるんですけれども、その辺はどのような理由があったのか、その辺いかがでですか。
◎竹の塚整備推進課長 一昨年に説明会開催したときの説明会でいただいた皆様方のご意見とか、課題等の整理に伴う見直し等、また、補助261号線の事業認可の時期に合わせたまちづくりの調整等をした結果、ちょうどこの時期となった次第でございます。
◆くぼた美幸 委員 経過が、いろいろ変化、変化があると思います。また、先ほど申し上げたとおり、補助261号線も事業認可になったというタイミングでしょうから、いよいよ、これから、いろんな形で地域の方々と取り組んでいただいて、どのようなニーズが一番あるのか、掘り起こしが大事かなというふうに思っております。
また、今月の下旬に説明会を予定している計画案、この辺は、前回とどんな、何がどう変わってきたのか、この辺を少し具体的に教えてください。
◎竹の塚整備推進課長 大きな違いというところでございますけれども、地域の皆様の意見を反映させていただいて、土地利用の有効利用とか、高度利用が図られるように、大規模な敷地の分割を規制する項目を追加させていただきました。
また、補助261号線の事業認可も取りましたので、補助261号線の沿道の、高度の規制を改めて入れたところでございます。
◆くぼた美幸 委員 その高度利用なんですけれども、最大で何階建てくらいまで可能な状況になるんでしょうかね。決定はしてないんでしょうけれども。
◎竹の塚整備推進課長 実際には、今、31mで最大で高度利用していくことになっておりますけれども、もしそれ以上の土地の有効利用、高度利用という点では、大規模な建築があった際にも、今回の地区計画の案につきましては、何とか高度利用ができるような配慮した計画となってございます。
◆くぼた美幸 委員 要は31mがマックスなのか、それ以上のことを考えているのか。
◎竹の塚整備推進課長 駅周辺につきましては31m、他の場所につきましては、例えば25mとかというような一般的な規制はございます。ただ、その駅周辺につきましては、駅の賑わいの創出と高度利用等が図れるように31mよりも高い建物も建てられるような形で今のところ計画をしているところでございます。
◆くぼた美幸 委員 わかりました。よろしくお願いしたいと思います。
それに合わせて、東口は当然、URが駅前にございますけれども、東口では、どのようなまちづくり、今の31mの話もございますけれども、そのようなところも踏まえて、どのような方向性なのか、言える範囲で結構ですので教えてください。
◎竹の塚整備推進課長 東口の大規模敷地であるUR団地でございますけれども、今すぐに建て替えるというような計画があることではございませんけれども、竹の塚のまちづくりの将来を見据えて、地域の皆さんのご意見参考にしながら、今現在、URと区のほうで、区有地の活用とか団地の在り方等含めて、まちづくりの検討会で勉強会等をさせていただいて、地区の検討をいろいろと進めさせていただいているところでございます。
◆くぼた美幸 委員 最後に少し具体的に聞きますけれども、東武鉄道は今どのような計画をお持ちなのか。1回、絵は来ましたけれども、どうなんですかね、その辺は。
◎竹の塚整備推進課長 東武鉄道、今、駅舎の高架化の工事を最優先ということで進めておりまして、駅舎のほうの計画等も、今後、これから具体的な設計に入るというところで、まだ、一度、東武鉄道の構想ということで、あくまでも、本当の構想という計画の前段のイメージは持っているようですけれども、今後、そうした計画も、区と一緒に勉強会等進めながら、より具体的な話を協議してまいりたいと考えております。
◎鉄道立体推進室長 若干、補足のほうさせていただきます。
東武鉄道としますと、やはり今は鉄道の高架化の工事をまず最優先で専念していきたいというような話で、今、計画は考えているというところでございます。
◆くぼた美幸 委員 是非、これからが大事な形になろうかと思いますので、地域の方の要望、ニーズ、その辺をしっかり、駅ビルも含めた形で入れていただけるように要望したいと思います。
あと、下り急行線が、鉄道関係ですけれども、高架化が完成して、他の委員の方も聞いていますけれども、踏切の開いている時間が長くなったというようなことが意見で出ております。実際、この辺はどうなんですかね、1本目が走った関係で、一部上がった関係で、踏切の開閉時間というのは長くなったんですか。
◎鉄道関連事業担当課長 下り急行線が5月に高架化されまして、そのあと、日比谷線の車庫から入ってくる引上げ線を撤去したところでございます。その撤去した後に実態調査を昨年の秋にさせていただきまして、大踏切、竹ノ塚駅南側の大踏切でございますけれども、開く時間が1日で1時間8分、ピーク時で1分19秒短くなったという結果が出ております。
◆くぼた美幸 委員 ピーク時はともかく、1日で1時間以上開いているということですか。
◎鉄道関連事業担当課長 おっしゃるとおりでございます。
◆くぼた美幸 委員 だから、やはり開く時間が長くなったなと実感をお持ちの方が結構いらっしゃる。そんなような声もよく聞いております。
今後は、地下通路から改札が出るかと思うんですけれども、これもあえてもう一回聞きますけれども、この仮設の地下の改札口から、ここが改札になるのは大体いつぐらいなんですか。
◎鉄道関連事業担当課長 改札やホームの移設は今年の夏頃を目標に工事を進めさせていただいております。詳細な時期が来ましたら、委員会等で報告させていただきます。
◆くぼた美幸 委員 夏以降ということですから、前にも要望させていただいておりますけれども、結構、階段が、特に朝はそこに人が集中するもんですから、非常にここの安全管理が大事かなというふうに思いますので、この辺も東武鉄道との話合いの上で、安全優先で、皆さんが使えるように、よろしくお願いしたいと思います。
あと、ダイヤ改正で、竹ノ塚駅というのは、昔、よく始発、中目黒行きの始発があって、始発の竹ノ塚駅ってよく言われたようですけれども、始発の電車が若干減ったっていうような意見もあるんですけれども、この辺はいかがですか。
◎鉄道関連事業担当課長 東武鉄道では、平成24年度、東京スカイツリーの関係でダイヤ改正を行っております。そのときの改正でございますけれども、通勤時間帯、午前7時、8時の時間帯でございますけれども、改正前は始発が8本、そのうち日比谷線直通が4本という状況でございました。改正後には、始発が6本、そのうち日比谷線直通が3本という形でダイヤ改正された状況になっております。
◆くぼた美幸 委員 浅草行きの始発が増えたっていうこともあって、中目黒行きがちょっと減ったんじゃないかっていうご意見もあるんで、できれば、高架化完成後に、是非とも中目黒行きの始発が増えるように働き掛けて欲しいなというふうに思うんですけれども、いかがですか。
◎鉄道関連事業担当課長 高架化の完成に向けて、東武鉄道に、地域の意見として要望していきたいと考えております。
◆くぼた美幸 委員 是非よろしくお願いします。
最後に伺いますけれども、最近はテレビでも北千住駅とか竹ノ塚駅が非常に取上げられて、私もうれしいなと思っております。今後は事業展開が非常に難しい工事が入ってきている。この前もちょこっとお話伺いましたけれども、昔の鉄板が残っているようなことも伺っておりますし、やはり難工事が予想されます。無事故で是非、頑張っていただきたいんですけれども、鉄道立体推進室長の決意を伺います。
◎鉄道立体推進室長 鉄道高架化、私ども目的としておりますのは、踏切の除却によります安全性の確保でございますが、やはりその先のことを見据えた中では、竹ノ塚駅で言えば東西分断の解消、まちの活性化と考えております。引き続き議会、また地域の皆様のお力添えいただきながら、安全第一で工事の方を進めていき、1日も早く高架化の完成目指していきたいと考えております。
◆くぼた美幸 委員 是非よろしくお願いいたします。
次に移ります。予算編成のあらましで言うと35ページになりますけれども、いわゆる不登校対策について伺いたいというふうに思っております。
この予算編成のあらましの図を見ますと、平成24年には不登校が小・中学生579名だったものが、現在、平成27年、最新のもので973、約1,000名、議会でもよく1,000名という言い方しますけれども、この現状を何とかしなければならないということで、今までも、区は教育委員会中心に取り組んでこられましたけれども、ここには様々な機関が連携していかないと厳しいということで、新しい事業も今年展開をされると、非常に期待をしておるわけでございますけれども、ここにも書いてありますが、様々な事情によって学校には登校しない、あるいはしたくてもできない児童・生徒について支援を図っていきたいという区の決意がありますけれども、実は会派として、参考になればと思いまして、東京シューレ葛飾中学校、ここに視察行ってきました。
この学校は、不登校の生徒だけを預かる正規の私立中学ということで文科省の指定受けているんで、年間の総授業数が、いわゆる標準ですと908時間必要なところを770時間でオッケーだという私立の学校ということです。
ゆっくりと授業も組めるそうで、私たちが伺って最初にご案内されたときには、生徒がいきなりバーベキューやっていまして、そのくらいゆったりとした教育内容を手掛けておりました。
30年以上にわたって不登校の子どもたちに関わってきた奥地校長先生から、実体験に基づく話をいろいろ聞けましたし、様々なヒントというか、方向性も感じ取ることができたというふうな視察だったと実感しております。
区は、この東京シューレ葛飾中学校について認識をお持ちですか。
◎教育相談課長 私ども、今のお話にございましたが、東京シューレ葛飾中学校、それから、八王子の市立の高尾山学園、これは不登校特例校という学校なんですけれども、こういった学校の必要性につきましても検討するということで、私ども見てまいりました。
その中で非常に重要かなというふうに思っておりますのは、体験とかを非常に重視しておるかなというふうに思っております。そういったことを通して、子どもの社会とか、そういったものへ対する関心とか興味を育てていく、こういった手法はなかなかすばらしいものかなというふうに感じておるところでございます。
◆くぼた美幸 委員 ありがとうございます。
この校長先生といろいろお話をさせていただく中で、率直に私、伺った件があります。それは不登校になる原因、これは様々な理由が当然あるんですけれども、30年以上にわたってこの東京シューレ葛飾中学校を率いてきた奥地校長先生に、奥地校長先生の実体験から見て一番の不登校の原因というのは何だとお考えですかという質問をぶつけましたところ、間髪入れずに返ってきた答えがあります。教育長、どのような答えだと思いますか。
◎教育長 家庭環境だと私は思います。親の子どもに対する接触度とか、そういったものが大切なのかな。それが子どもの意欲に伝われば、学校に行く気になるんだろうなということがあります。
ただ、私としては、公立学校を預かっているので、公立学校に通いたくなるような、楽しい学校ですね、これがやはり必要なんじゃないか、何か欠けているところがあるんではないかというのが私の反省点でもあります。
◆くぼた美幸 委員 ありがとうございます。
奥地校長先生、そのようなこともおっしゃっていました。あともう一つは、間髪入れずに、不登校になる最大の原因は何ですかと言ったら、いじめですと、はっきりと申していました。やはりいじめに遭うから学校に行けなくなるし、つらくなるし、トラウマになるしということが、やはり。今、教育長もおっしゃった家庭の要因というのもあるわけですけれども、いじめというのもやはり最大の原因の一つというふうにおっしゃっていました。
こういったものを一つ一つ、いじめってなっちゃうと、ちょっとテーマが広くなっちゃいますので、もう不登校だけできょうはやりますけれども、そういった様々な複合的な原因がある以上は、教育委員会だけでの対応ではなくて、やはり地域も含めた、また、様々な機関を含めた、いわゆる横串の対応が必要かというように思っております。
あと、奥地校長先生が言っていたのは、大事なのはやはり初期だと。いきなり行かなくなるっていう子が非常に多くなる。2日、3日休む。親がいきなり、もう心配になっちゃって、学校に電話すると、先生のほうもどうしたんですかという話になって、親のほうはもう疑い深いから、「いじめか何かあったんですか」と言えば、先生は当然、「そんなことはないですよ」となる。それがどんどんどんどん長期化していく原因だから、初期が非常に大事ですよというふうにも言っていました。
あと、保護者の会があるんですね。この東京シューレ葛飾中学校というのは、入学するには条件が一つだけありまして、「あなたのお子さんは不登校ですか」「はい、不登校です」「じゃ、大丈夫です」と言って入学できるんですね。不登校でなければ入学できないという、そんなようなことですので、全員が不登校を経験している保護者。ですから、その保護者の会というのも非常に皆さん凄い仲良くなるそうです。
生徒数は学年で40人ぐらいですから、現在は125人、足立区からも4名の生徒が通っておりまして、是非、参考の一つになるかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆新井ひでお 委員 都との話っていうのは今現在、話をできる範囲で、どんなことまで進められているんだろう、話の中身としては。
◎都市建設部長 東京都のほうも、区画整理部隊と本庁のほうと、まだ完全に意向が合っている状況ではありませんけれども、区としましては、東京都と一緒に区有地、都有地、2,700m2を、民間を誘致できるような方向で、公益的施設の誘致に向けて今後、一緒に取り組んでいくというようなことで話を進めているところでございます。
◆新井ひでお 委員 そういうような、時間的な使い方で、間に合う、清算も進みますか、1年ぐらいで終わるんじゃないかと思うんですけれども、それに対応できるんですか。
◎都市建設部長 区画整理事業に支障のないようにですね。ただ、保留地を必ずしも全部売却しなくても、区画整理事業としては少し遅れても大丈夫なようなことはお聞きしておりますので、それの状況に間に合うように進めていきたいと思っております。
◆新井ひでお 委員 民間企業とか、いろいろな何とか法人、社会福祉法人とか、いろいろ混ぜて、公益的なものを含めながら、地域に還元というか、地域も喜べるような、活性化できるようなものを編み出してもらいたいんですけれども、ちょっとちまたに聞くと、サウンディングをまたやるとかというふうにも聞いているんですけれども、そんなことも考えていますか。
◎都市建設部長 まず、庁内でどういったものを活用できるかということで調査をしているんですが、なかなかこれといったところが今ない状況でございます。
そういった意味で、サウンディングというのは一つの手法でございますので、どういったものが可能か。ただ、用途地域、かなり制限がありますので、その辺も含めて民間の調査を行っていきたいと考えております。
◆新井ひでお 委員 ここまでずれ込んでしまっていることですから、これからスピーディに対応していただきたいなと。私も提案させていただきますので、これからよろしくお願いします。
それと、ちょっとそれに付随して、たまたまなんですけれども、樫ノ木公園、公園のほうですけれども、樫ノ木公園が非常に大きな公園としてあるわけですね。あそこは、写真撮ってきたんだけれども、ボール遊びとかはだめだとかなんか書いてあった看板がありまして、他の利用者の迷惑となる球技等の遊びは禁止ですというふうに、看板、バツで書いてある。だから、他の利用者に迷惑がかからなければ球技しても良いのかというふうにとっても良いのかなというほど、昨日はサッカーとか、テニスとか、キャッチボールとかやってました、みんな元気に。大人も混ざってやっていた。
平日の日は、老人クラブが、あれやってますよ、こうやるやつね。だから、全然、自由にスポーツを健康のために使っているんですけれども、どうですか、利用者に迷惑かけなければ、球技やっていいという解釈でいいですか。
◎公園管理課長 基本は、危険な遊戯は禁止というふうな形をしております。ですから、今回は他の利用者がいなければ良いのかという話ですけれども、これについては、やはりそれなりのルール、マナーを守っていただきながら、公園で遊んでいただくということが原則だと、私は思っております。
◆新井ひでお 委員 そんなごまかしみたい、この間は絶対だめだって言ってたじゃないかよ。
だから、僕は、たまたま昨日、子供とキャッチボールをしまして、看板を見て、そういうふうに、迷惑かけなければ良いんじゃないかというふうにとったわけです。
ともかく、地域の人たちが、あれだけ大きな公園で、有効活用しているんだから。遊具もないし、ちょっとした球技はやらせてあげて欲しいんですよ、もう公的に認めて欲しい。
もし、あれであれば、ネットちょっとやって、近所に迷惑かけないようなこともしながら活用してもらいたいなということを思いました。
次は、午前中、山中委員が生コンの話をされて、これは地元というか、近くにいる議員として、私も言わないと、これは話の収まらない話であって、この今ここにいる皆さんの中で一番近くに、生コンに一番近く住んでいるのは私だと思う。30m、50m以内に住んでいまして、ミキサー車が通るたびに震度2とか1とかいう感じかな。昼間ほとんどいませんけれども、たまに朝遅くまでいるときとか、あ、凄いなって、住みだして初めてわかったんですよ。
支持者がいっぱい花畑の方々いて、いろいろな意見があった中で、これだけひどいなというものは、やはり住んで初めてわかったことでして、実はふざけんなぐらいの文句を言いたいところだけれども、地域の関係あるし、いろいろな関係ありますから、我慢した。地域も多分、我慢しているんだね。声なき声がたくさんあるということは感じました。
詳しいことは、もうさっき、午前中、いろいろ、パネルまで用意して説明されていましたから、また同じことを言う必要はないんだろうけれども、ともかく、何と言っても疑問に思うのは、第一種住居地域に、なぜあれがそのまま継続して建てられているかということですよ。
そこには政治や行政が関わっていなければ、あのままやれるわけはないと思いますよ。それは私は、証拠を出して何かする場ではない。ただ、情報としてはあるから、あえて言わせてもらいますけれども、これは行政として非常に大きな責任だと思います。政治力が関わったか何か知らないけれども、あのまま見過ごして、そして、まだ他にもいますよ。工場とか、工場とかやってて、仕事やりたがった人いるけれども、ほとんどというか、全員やめてますよね。それで、アパートとかマンションに切替えている。あそこだけだよ、残ってんのは。
それで、何の指導してきたんだ、今までね。あえて、もう一回聞きますよ、どういうことしてきたんだ。
◎建築安全課長 花畑の西野生コンの工場につきましては、用途違反ということは明白なことでありまして、実は先週も私自身、西野生コンに行って、工場の移転について、お願いはしてきたところですが、実際になかなか適地が見つからないので、難しい状況であるというふうなお答えをいただいております。
また、付近の交通安全につきましても、午前中お話がありました、交通法令を遵守して、また、特に通学時の時間帯には、児童・生徒の安全について十分に配慮するように指導してきたところですが、至らないところがまだ多々あって、工場が残っているということに対しては大変申しわけないというふうに思っております。
◆新井ひでお 委員 お願いじゃないんですよ、指導なんでしょ。お願いするんじゃないんだよ。近所に迷惑かけたり、交通安全上も、安心面でもいろいろ問題もあるわけだから、その辺をしっかり指導するんですよ。
だから、あんまり、今どうこう言ったからって、建築安全課長がそれだけ権力持ってるわけじゃないから。あちらはあちらで、また社員の方もいるだろうし、生活するというのもあるだろう。だけど、ある程度のことを、地域が納得するような形を見せるように努力はしてもらいたいと思いますよね。
◎建築室長 午前中も答弁させていただきましたけれども、生コン工場については、昭和40年代から営業されているということで、その後、区画整理で現在の位置に換地されたという経緯がございます。区としましては、当時からも騒音振動に対して、一生懸命、環境配慮をするよう指導してまいりました。引き続き、継続して環境対策については指導してまいりますし、今後、移転の時期が来た場合については、そのときにしっかりと指導できればというふうに考えております。
◆新井ひでお 委員 あれだけ新品なサイロつくって、そんな移転するよと言ったってしない。そういうことじゃなくて、もっと現実的な対応しないと。そうですね、去年も道路工事していたんですよ、あの生コンの角の信号から、こっちの角だよ、そこだけですよ、工事したの。凄い工事で、それは夜中やってくれたんで寝られなくて、腹立ってしようがなかったんだけど。それは生コンの車だけじゃないと思いますよ、バスも走っているし、他のトラックも走っているから、全部が全部責任ではないけれども、さっき答弁あったように、かなりの数があるわけですから、その比重は、責任としての比重は高いと思う。それを税金で、区画整理の予算がある、区画整理の金だ、税金だと思うけれども、そのお金で道路補修しているわけですよ。それで、道路の工事でも迷惑こうむっているんだ。本当は、あんな工事しなくても良い時期なのに、そういうことで、迷惑かかったんだ、1週間近くね。
だから、そういうことを全部、斟酌して考えてくれれば、地域の迷惑を大いに受け止めて指導してもらいたい。お願いじゃないっていうことですね。
では、あと残り5分。ちょっと半端になってしまうので、給食にしようかな。未納の給食費について、児童手当から引き落としできるように、文科省からの、そういう推奨もあったんですが、何と、平成27年から始めて5件、7件、4件、8件、15件と、こんな件数しか児童手当からの引き落としができていないんですね。
就学援助の表も見てみたけれども、中には60%の就学援助の学校もあって、10人のうち6人は就学援助で給食費無料なわけ。残りの4人ですよね。4人が払っているかは別なんだけれども。ともかく今の未納状況っていうのが全部で中学校45人、小学校63人という、去年の平成27年分の段階でなっております。300万円のお金ですから、この人数だし、このお金をもう少し力を込めて取り組めば、未納ゼロの足立区になるんではないかと昔から訴えしているんですけれども、なぜ、この児童手当からの引き落としがやらないのか。やらない、してくれませんか、なんですか、これもね。払うの当たり前なのに、なぜ、そういう対応になってしまうんでしょうかね。
◎学務課長 この児童手当からの引き落としにつきましては、法令上、ご本人の同意が必要ということになっておりますので、そのようにさせていただいております。
◆新井ひでお 委員 わかってんじゃない。だから聞いてんじゃない。ご本人の同意があるから、こんな程度でしかないんでしょう。だから、同意してくれませんかじゃなくて、そういう姿勢じゃなくて、払うのは当たり前なんだから、それ払えない人は就学援助でできるはずでしょ。それ以上に、だから、要は所得があって払わなきゃならない世帯なんだから。もうちょっとって、どういう言い方しているかわかんないけれども、多分、学務課長のほうの現場では、現場、学務課長のところでやっているのかなということで、担当からどうですか、みたいな感じなんでしょう。いや、そんなの公的に払えばいいじゃないかと、そんなの義務教育なんだから、給食費ぐらいそっちで持てみたいなこと言われるんじゃないの。どういう例がありますか、それ。
◎学務課長 給食費につきましては、皆さんからいただいた給食費の中で、その食材で給食を提供しているということがありますので、これは、滞納については非常に厳しくというか、他の方が本当に困りますので、通知だけではなくて、ご本人のお宅に訪問など行って厳しく徴収をしているところでございます。
◆新井ひでお 委員 他の自治体の例で申し上げますと、北本市の話ですけれども、給食未納費の合計は180万円だ。こっちは180万円ですよ。180万円でも食材費購入が危ぶまれるということで、真剣になって、その校長たち、4校の校長たちが相談して、3カ月以上未納が続いた場合は、子どもに給食を提供しないということを決め、3カ月分が未納になった段階で、家庭の保護者に通知した。そうしたら、43世帯未納の家庭のうち40世帯が納付、若しくは納付しますよという意思を示したというふうになっていまして、子どもが給食食べられなかったらかわいそうだって普通の親は思うわけですよ。だから、それはある意味、ブラフかもしれないけれども、そのぐらいすると、やはり払うという可能性が出てくる。
出すものは出さずに、もらえるものはもらおうという、ちょっと卑しい人たちなんでしょうけれども、ここまでして欲しいんですけれども、本当は。このぐらいまで本当は強圧的に言えば、もうほぼ解消できるというような気がしますけれども、どうですか、児童手当だけで、まだ進めるつもりですか。
◎学務課長 児童手当だけではなくて、普通の、厳しく指導して徴収したいと思っております。ただ、子どもの給食を止めるということについては、なかなか厳しいと思っておりますので、そうではなくて、訪問等によって直接話をしながら徴収をしたいと思っております。
◆新井ひでお 委員 子供の給食を止めろって言ってんじゃないんだよ。それは当たり前だよ、そんなことまでする必要はないけれども、そういうことを通知してみたらどうかっていうことよ。そうしたら、多分、結果は出ますよ。そのぐらいの覚悟で給食費の未納をゼロにして、その不公平感を解消して欲しいよ。教育長。
◎教育長 そういう気持ちが伝わるように、保護者にですね、頑張りたいというふうに思います。
◆新井ひでお 委員 その優しい顔じゃ、なかなか無理だと思うけれども、しっかり頑張ってください。
○白石正輝 委員長 次に、民進党から質疑があります。鈴木あきら委員。
◆鈴木あきら 委員 こんにちは。鈴木あきらです。
最初は優しく、だんだん厳しくじゃなくて、中盤から後半も優しくいきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。
まず、その優しい問題として、大学病院の移転で、荒川区と微妙な、今、関係になりつつある感じですけれども、本題はここじゃないんですが、松尾芭蕉の奥の細道のスタートの場所の論争っていうのは、今後の足立区の取り組みはどうなっていますか。
◎観光交流協会事務局長 荒川区の観光振興課とも、芭蕉の論争について意見交換する機会もありますが、そのときには、お互いプラスになるような形で協力してやっていこうということで意思確認はしております。
◆鈴木あきら 委員 結構これ、おもしろがって見ている人はいっぱいいて、それで、楽しみなんです、結構これも。だから、本格的にけんかしてくれじゃなくて、そういった論争しながら、それが全国に発信していくっていう、そういった部分でいけば、結構これは重要な観光資源の一つになりますので、是非、頑張ってもらいたいんですが、これで俳句をユネスコの無形文化遺産にしようということで推進協議会が4月に発足するんですが、それ知っていますか。
◎地域文化課長 存じ上げております。
◆鈴木あきら 委員 ここに、もう荒川区入っちゃっているんですよね。先を越されているというか、どうして足立区入らないのかなと思うんですが。
◎地域文化課長 急遽、松尾芭蕉サミット、この中で議題として提案がされ、急遽、決まったものですから、私どものほうは体制が整い次第、加入の意向を示しております。
◆鈴木あきら 委員 是非、早めに参加して、そしてまた荒川区といろいろ論戦をしてもらいたいと思っております。
次に、足立区には観光大使ってあるんですか。
◎観光交流協会事務局長 特に観光大使のような制度は設けておりません。
◆鈴木あきら 委員 設けない理由って何ですか。
◎観光交流協会事務局長 特に理由等はございませんが、観光事業、様々な取り組み、課題がある中で、優先順位を付けて、ただいまいろいろな業務をこなしております。その中で、今、観光大使でPRを展開していくというところは、まだ現時点では考えておりません。
◆鈴木あきら 委員 この観光大使、結構テレビでもいろいろなところで扱ってくれるんですよ。この前も、アド街ック天国見ていたら、葛飾区がケミストリーの川畑さんを使って、やはり大々的にやって、葛飾区のPRになっているんですよね。もうこれだけのお金を、例えば足立区が出すといったら、どれだけかかるか。そういったことから考えれば、どんどんこの観光大使をこちら、断られたら仕方ないですよ、断られたら仕方ないかもしれないけれども、どんどん積極的にやっていくべきだと思いますよ。
もちろん、もうこれだけでも、例えば北野武さんのご兄弟をはじめ、今、昨日もテレビ出ていましたね、ANZEN漫才、そこのみやぞん、「世界の果てまでイッテQ!」の。今、凄い人気が上がってますね。この方なんかは結構有名でしょう。それからあと、木村カエラさん、「あさが来た」の波瑠さん、それから、昨日の野球のWBCの最終回に投げた秋吉選手、それから、あとは元AKBの大島さんに、それから、あとは「ホクサイと飯さえあれば」っていう鈴木小波さん、私、毎週見てるんですけれども、録画して。それから、あとは「3月のライオン」の今回、映画で羽海野チカさん、いろいろ名前を挙げただけでもかなりいるでしょう。だから、何かこの辺もったいないなと思うんですよね。何でだろう。
◎観光交流協会事務局長 前から、観光大使設けたらどうかっていうご意見はまちの方々からいただいておりました。そういったご意見も、今、鈴木委員のほうから指摘されましたので、他の自治体が、どのような経緯でなっていただいて、幾らでやっていただいているのかというところは研究させていただきたいというふうに考えています。
◆鈴木あきら 委員 結構、後ろの席でも言っていますけれども、議会からも言われていますよ、結構、これ。だから、是非、今が、これから研究しますじゃなくて、研究した結果、これだけかかるからできませんとかって言うんなら、まだわかる。そのなぜ、それやんないのっていうことなのね。それが疑問でしようがない。是非お願いしますね。これはいいです。
それから、足立区の花火大会ですね。もう私、随分前から、有料席をということで随分言っていて、やっと行っていただいて、今回も600万円ぐらいだったと思うんですけれども、隣の葛飾区が、やはりこれ前から取り組んでいて、去年が1,200万円ぐらいかな。これ拡大するつもりはないですか。
◎観光交流協会事務局長 昨年の第3回定例会の答弁でも申し上げましたが、今現在、拡大する方向で検討しております。
◆鈴木あきら 委員 是非、拡大していってください。そのときに、見直しが当然、経費の見直しのほうもそうなんですが、隣の葛飾区が大体7,000万円ぐらいなんですね、全部の経費が。うちのほうは1億円。この差っていうのは、大きな理由は何でしょうかね。
◎観光交流協会事務局長 葛飾側の会場と、うちの会場の大きな違いは、うちのほうは会場両側で設営しておりますので、そこが大きな違いかと、経費の大きな違いかというふうに考えております。
◆鈴木あきら 委員 確かに警備費とか、あと、ごみのほうね、その辺も、右岸と左岸。ところが、葛飾区は片側だけで、片方は松戸市で全部やっているということだから、別にそれは良くわかるんですね。ただ、中で、細かいもので、内容ですね。印刷費が、大体、足立区は500万円かかってるんですが、隣の葛飾区は去年が75万円ぐらいです。そういった部分はどうしてなのかなって、いろいろあるので、これは研究してください。研究して、何がこうなっているかということを、細かく葛飾区に問合せしてもらっても良いと思いますが、やってください。その程度に観光のほうはしておきます。
次に、地下鉄8号線の整備促進なんですが、これについて宿題というか、当然、答申で、自治体がかなり頑張んなくちゃいけないっていうことありましたよね。それについてどうでしょうか。
◎鉄道関連事業担当課長 交通政策審議会で答申のほういただきまして、今年度、答申でいただいた課題の解決方法、こちらのほうを今、調整させていただいております。
◆鈴木あきら 委員 これ、かなり、調整って言うよりも、むしろ積極的にやっていかないと、これは難しいですよね。
◎鉄道関連事業担当課長 事業費、採算性の問題など多々ありますので、解決法など、今後深く検討していく予定でございます。
◆鈴木あきら 委員 私、昨年の本会議で、当然、地下鉄8号線、当然、あとは亀有までだとか、あと、亀有から先の、もう足立区内の2駅、それから、野田市のほうまで向けてっていうことで、足立区として何ができるかっていうことで、どこか種地で、活性化の起爆剤になるような種地ってないんですかって聞いたときに、私は都立中川公園の覆蓋化に関してっていう話を随分昔から言っているんだけれども、これについて、その関連性というか、その辺はどういう取り組みをしますか。どこだろう。
◎都市建設部長 前に答弁させていただきました中川公園につきましては、将来期待される地下鉄8号線から近いということで、それのお客さんを少しでも呼び込めるように、そういったことも含めた賑わいの施設として整備していきたいということでございます。
◆鈴木あきら 委員 その意味では、今回、協議会開かれていて、地元のですね。そして、今月の末ぐらい、足立区の考え方も入れてっていうことで、先日、理念っていう、あと、四つの柱っていうのをもらったんですけれども、そういった意味からいくと、まだ、もちろん防災拠点としてっていうこと、それから、スポーツ施設っていうところの二つに関しては、若干、私たちの言っていることとも同じですし、当然、それについては取り組んでくれて、なおかつ地元の意見もかなり入っている。それは良くわかる。ただ、今の地下鉄8号線の関係や何かを見ていくと、賑わいとか活性化というのは、それじゃ絶対無理なんですよ。その辺はどうでしょう。
◎都市建設部長 賑わいの施設ということよりも、多くの方がこの公園を利用していただく、楽しんでいただくことも賑わいにつながると思いますので、やはり地元の方は、スポーツ、健康増進、これは第一番。それと加えて、様々な子どもの遊ぶ場ですとか、地域交流の場、こういったこともその中に含まれておりますので、そういったことで賑わいをつくっていきたいというところでございます。
◆鈴木あきら 委員 スポーツの愛好家、スポーツ団体も含めてですけれども、スポーツをやりに行って、スポーツ終わったら、どこかで食事ぐらいはするかもしれないけれども、やはりそのまま、疲れたから帰っちゃう。そうじゃなくて、スポーツやらない人を、どう、そこの公園に引っ張り込むかというところからいくと、一番大きな問題というのは、これから先に出ると思うんですけれども、覆蓋化の上を歩いて行かせるのか、車で上がらせるのか、ここに大きな違いが出てくると思うんですね。私たち民進党の案とすれば、車で一緒に全部上がってもらう。そして、大きな駐車場に止めてもらうっていう案なんですよ。
ところが、この問題一つとっても、まだ区のほうの姿勢っていうのは決まってないはずなんですね。ここが一番、例えばどこの今、覆蓋化のたくさん地域ありますけれども、例えば小菅にしても、どこでもそうですけれども、車は、作業車は入れます、作業車は。ところが、一般の車は通行止めです、入れません。また、それに伴うような負荷が掛かると、それがちゃんとなっているかどうか、これもわかんない。そういった意味からいくと、ここが大きな問題の一つだと思うんですが、それはいかがですか。
◎都市建設部長 現在は、土づくりの里の影響で車が出入りしていて、一般の車は入れないんですけれども、これから覆蓋化をしていく中では、一般の利用も当然アクセスの向上図っていく必要があるというふうに思います。
ただ、実際、どういう配置になるですとか、どういう施設になるかというのは、まだ全く区のほうでも具体的には、まだ検討していない、地元の方のご意見をまずお伺いして、それからという段階ですので、その辺を踏まえて、今後、交通利便性、アクセス向上にも努めていきたいと思っております。
◆鈴木あきら 委員 自民党のただ議員も、この前、本会議でやっていましたけれども、結局、アクセスって一番大事なんです。そうすると、3階、4階ぐらいですね、大体、4階建てぐらいの上がるところを階段で上がらせるのか。そして、スロープだったら、スロープで大体、100mぐらいのぼらせていくのか。あとは、では、その他にエレベーターでも付けるのか。それから、車で、私たちの案の車で全部行かせるようにするのか。それによって、全然違ってきますからね、その辺を地元の要望を聞きながらって言っても、地元の要望は町会長さん方をはじめとする、こう言ったら何ですけれども、ご高齢の方がほとんどで。そして、そういった中で、別に、大手の商事会社とか、何々物産とか、まちづくりに関わった人たちが入っているわけじゃないですから、その辺は区のほうで調整しながら、区の提案としても、では、この上をどうするのかということを基本的に考えてやっていただきたい。
なおかつそこが防災拠点となったら、逃げるのも、みんなそこを上がって、自分で、自分たちの足を使って逃げていく。そこで良いのか。その後どうするのか。防災拠点としてなり得るのかって言ったときに、車がちゃんと入れるかどうかというのも十分検討していただきたい。これは強い要望でお願いいたします。
それから、時間もなくなってきたので、もう次の話題にいきます。
国民健康保険料、この収納率、前回は区民税の収納率をやりましたけれども、今回は国民健康保険の収納率なんですが、いただいた資料からいくと、23位はずっと続いているわけですけれども、22位と肩を並べたら、どうなるかといったら、1億1,400万円が増収になるというのは、たまたま渋谷区がすぐ近くに、22位がいるからっていうことなんですが、これが不思議なのは、隣の葛飾区、これは19位なんですね。そこの19位の葛飾区と同じ、肩を並べたらと言ったら、15億3,100万円、5.6%もポイントが開いているんですね、葛飾区ですよ。別に葛飾区って、近いですからね。それから、北区、隣接地、そこが11位で、更に、今、足立区は67.96%が73.84%、隣また荒川区74.29%。なぜかっていうのはよくわからないんですが、この辺、分析どうでしょうか。
◎国民健康保険課長 まず現年の収納率が高いということと、それから、滞納繰越の割合が低いということが挙げられると思います。
◆鈴木あきら 委員 所得が低いっていうところは足立区も、葛飾区も、荒川区も、北区もそんなに大きな違いはないんじゃないかなと思います。
当然、国民健康保険料も均等割等はありますけれども、所得があって、その所得に応じて健康保険料は決まってくるというところからいけば、その所得が本来は、区民税もこの前、議論で1年遅れ、国民健康保険だって、やはり遅れてくるわけですよ。そうすると、前に稼いだ分が使っちゃったとかっていう人が多いのかな、足立区とか、そういった議論が当然出てくると思うんですね。だったら、それをどうすればいいかっていう話なんですけれども、そういった部分で、この収納率の問題と、それから、給付費が足立区は多い、他の区から比べれば。要するに医療費が多い。そういったことからいけば、今後、来年ですね、広域化になることで、この辺の影響って、どうなんですか。
◎国民健康保険課長 平成30年度からは、国民健康保険の制度改革がございまして、財政運営の主体が東京都に移ります。その分、東京都のほうは給付費を全額負担することになって、交付金として支払います。それに見合う納付金というのを、今度、区のほうは払うことになります。この納付金を払うために保険料を集めるわけですけれども、この保険料、納付金を決めるためには、医療費の状況、これ医療費が高いっていう、足立区はあります。それから、所得の状況、それから、収納率関係してきますので、大変厳しい状況が見込まれます。
これに関しては、これまで統一保険料ということで守ってきた経緯がございますので、足立区といたしましては、特別区での保険料の算定に意見を申し上げるとともに、東京都のほうに、納付金の算定で必要な意見を述べていきたいと、そういうふうに考えております。
◆鈴木あきら 委員 当然、医療費がかかっている、そして、なおかつ収納率が悪い、そういった状況からいけば、非常に足立区とすれば難しい、困難な時代ですよね。当然、それを区長会に行って、当然、健康保険の広域化に向けてって言うと、近藤区長も随分つらい立場になりますよね。つらいですよね、ちょっとね。やはり収納率どんどん上げていかないとと思うんですが。
◎区民部長 今、国民健康保険課長からご答弁させていただきましたように、制度改革になりますと、私ども収納率、その分で不足分については、場合によって区で納めていかなきゃいけない、こういう状態が想定されますので、だからこそ、私ども、国民健康保険についても税と同様、アクションプランを立てまして、来年度につきましては、非常勤職員を増員するなどして、徴収率のアップ、これに全力で取り組んでいきたい、そのように考えております。
◆鈴木あきら 委員 ただ、前回もアクションプランの数字と区民税の算定、今回予算にした数字の収納率の差が違っているとか、そうすると、アクションプランって何だったの。計画だから、別に守らなくていいんですか。
◎区民部長 まず、予算の金額でございます。これについては、歳入欠損起こさないということで、過去の数字など確実に徴収をしてまいります。
アクションプランについては、これは収納率を上げるということで、実は順位というものを想定しております。私ども今、最下位でございます。何が何でも最下位を脱出していきたい。毎年1個ぐらいずつ上げていきたい。そうなってまいりますと、数字っていうのは出てきますが、23区、実は毎年、収納率、みんな競争して頑張っていますので、どんどんどんどん収納率は上がってまいります。ですから、この年としては、このぐらいいけば22位、21位だと思った翌年になると、もっと、実は数字が厳しくなる。そういうこともありますので、アクションプランの数字についても、毎年改定をしながら、より数字を高いものに求めている、こういう状態でございます。
◆鈴木あきら 委員 だから、他も頑張っちゃっているから。でも、それ以上に、その倍頑張んないと、23位脱出できないとかって話じゃないですか。だから、それを肝に銘じてください。
そして、当然、医療費がかかっているっていうことは、もちろん、病気になっている人たちもつらいわけですよね。普段の生活ができなくなってくるとか。自分たちもつらいと言うと同時に、また、今回の保険料の値上げ等にもつながっていってしまう。そしてまた、当然、23区の統一保険料形式で、また、そういった部分では一般会計から持ち出さなくちゃいけないとかって、いろいろな問題出てくるので、糖尿病対策をはじめとする足立区の取り組みっていうのは、これは非常に評価できるわけですけれども、それが実を結ばなかったら何もならないというところなんで、これは最終日に医療費の関係をもう重点的にやりたいなと思っていますので、最終日に、これは移行させます。
あと6分ちょっとなので、まず、今回、款はちょっと違うかどうか分かりませんけれども、区の職員の職場にいる平均時間っていうのは大体、算定していますか。
◎総務部長 基本的には午前8時半から午後5時15分ということで、8時間弱ということになろうかと思います。
◆鈴木あきら 委員 先日、先生、教師、教師のゆとりをどうするっていう、それを新聞見たんですけれども、これは私たち、一応、連合からもいろいろ聞いたりしたりしていて、シンクタンクの、連合のシンクタンクの連合総研っていうのが職場での時間っていうのを小学校は11時間33分、中学校が12時間12分だそうです。
当然、時間って、もちろんそうですけれども、夕食の団らんとか、睡眠時間もいろいろアンケート取っているんですが、必ず夕食を毎日家族全員ととるっていうのは、小学校では39%で、中学校33%。民間は、大体、平均すると52%なんですって。月曜日から金曜日の平均睡眠時間が小学校では6時間6分、中学校では6時間4分で、6時間を切ると、うつ病とか、体のほうに異変がある可能性が十分高まってしまうっていうことなんで、これは区の職員が別に甘やかされて何とかっていうのはないですよ、区の職員と比べて、あまりにもひど過ぎないかっていうところで、何とかしなくちゃいけないんじゃないかなっていうふうに思うんですね。そういった意味からいけば、学習指導要領も今度、大きく変わっていきますし、その辺はどうなんでしょうね。学校教育関係。
◎教育指導課長 現在、業務をより良くするために、パソコンの貸与等もしておりますし、あとはまた、これからは学習指導要領改定もございますので、そういう中で、会議等の厳選等もまた検討してまいります。
◆鈴木あきら 委員 先日、文教委員会で、部活動の関係の委託はできないかとかっていうところを言って、いろいろ調べてきたんですけれども、今回、杉並区では、部活動の活性化事業っていうことと、それから、地域ボランティアによる外部指導員事業とかっていうのを始めているんですけれども、その辺は足立区では検討を始めていますか。
◎教育指導課長 現在、文部科学省のほうが外部指導員を部活にどういうふうに活用できるかということも検討始めていますので、その状況を把握させていただければというふうに思います。
◆鈴木あきら 委員 子どもたちの意見もかなり載っていますけれども、やはり部活動で、例えばテニスだとか、バスケットだとか。例えばバスケットだったら、工藤委員がかなり教えられるとか、卓球だったらただ委員が教えられるとか、いろいろあるわけですよ。そういう結構凄い、専門的な人に習うことと、例えば私が元演劇部で、中学校ですよ。それで、私が教師になって、それで私が野球を教えろ、サッカーを教えろって、無理ですよ、そんなの。その辺を考えてもらったほうがいいよ。十分、子どもたちのために、この辺も強く頑張ってもらいたいなというふうに思っております。
それから、もう一つ、教師のゆとりの一つの問題点として、今回、世田谷区が給食の、今、新井委員も話ありましたけれども、徴収を区の教育委員会一括にということで、これ公会計。これ公会計は、私何年前だったかな、随分、本会議や何かでも取上げて、給食の公会計化できるでしょうって散々やったんですが、これは全然、検討、その後やられていないみたいですけれども、どうですか。
◎学務課長 公会計につきましては、他の自治体の調査などをしているところではございますけれども、システム的なものを対応するとか、あと、徴収のやり方など、様々な課題がまだあるのかなというふうに思っております。
◆鈴木あきら 委員 もちろん、前の、私がその公会計を提案したときも、システムの改良がどうのこうのっていろいろ理由を付けているんですが、足立区はそれを今やったら、システム改良で幾らかかりますか。
◆市川おさと 委員 そうした中で、日光林間学園や鋸南自然の家というのも私は学校というふうに考えておるわけであります。
それで、これ何で取上げるかと言うと、はっきり言って、結論から言うと、宿泊室のバリアフリー化についてなんですよ。実はこれについては、そもそものきっかけっていうのは、ある足立区内で活動しているコーラスグループ、お母さんたちのコーラスグループっていうのがありまして、そのコーラスグループの中に車椅子をお使いの女性の方がいらっしゃいました。
コーラスグループで鋸南自然の家に合宿に行くということになったときに、その車椅子の方が直接、現地に連絡をして、やり取りをしたそうです。そうしたら、アクセシブルの部屋はないということで、その方は行かなかったということで、そのグループの方から私は相談を受けました。
まず、実態を知らなければお話になりませんので、所管の課長に状況を聞いた後、鋸南自然の家に私も赴きまして視察をしてまいりました。
そうしたら、この施設全体、全体っていうのかな、全体は非常にバリアフリーと言っていいような施設なんですね。入り口とか、お手洗いも、誰でもトイレか、足立区でいうところの。誰でもトイレなんかもある。ただ、部屋だけが段差もあるし、はっきり、車椅子では、車椅子の人って言っても、歩ける人もいるし、全然歩けない人もいるし、いろいろな程度はあるんですけれども、少なくとも私ぐらいのレベルの車椅子の人だと、かなり使いづらいと。あるいは使えないと。補助の人がしっかりついていないと全く使えないというような形の状態でもありました。
日光林間学園にしても、鋸南自然の家にしても、これは一般への貸出しも当然行っているんですけれども、本質っていうのは何かって言うと、学校ですよ、学校、教育施設であります。教育施設であります。
そうしますと、まずその本筋の部分から言うと、足立区の子どもたちの中にも障がい者、これ相当、車椅子使っている方はいらっしゃいますけれども、そういう車椅子を使った子どもたちは、日光林間学園なり、鋸南自然の家、アクセシブルではないんですけれども、これは全員この施設を使っているという理解でよろしいんでしょうか。
◎学務課長 車椅子の方なども、介助員が同行しながら利用しているというふうに考えております。
◆市川おさと 委員 繰り返しになりますけれども、それ全員ですか。
◎学務課長 特に車椅子、障がいがあるからということで利用できていないというような情報は私のほうにはちょっと聞いておりません。
◆市川おさと 委員 これは私のことなんですけれども、私は中学校2年生のときにけがをして車椅子の生活になったんですよね。当時は、山中湖、日光っていうのは、そうだ、当時、健常者だったから普通に行っていたんですけれども、中学校2年のときはずっと休んで、3年のときは京都かな、行って、高校の1年のときにも、江北高校で行ったんですよね、当時の山荘があって。
中学、高校のときっていうのがもう本当につらくて。何でかって言うと、もう施設もバリアフリーでも何でもないし、今はちゃんと個別の支援プランっていうのがあるわけですけれども、当時はそういうのもなくて、もうつらくて。つらかったんですよ。高校2年のときには、もう行くのやだって言って行かなかったっていうことがあるんですよね。行かなかったんです。昔の思い出で、ちょっと思い出すと、僕、つらい部分もあるんですけれども。そのときも、学校の先生からも、友だちからも、行くようにっていうことで随分、説得されたんですけれども、高校2年のとき。でも、やはりそういう施設が整ってないと、行くの、凄くつらい、つらいんですよ。だから、行かなかったんですよ。
林間学校なり、臨海学校っていうのは、これ学校生活の中でどのような位置付けかって言うと、私思いますのに、これ学校生活では最大のイベントです。最大のイベントです、これ私の考えですよ、最大のイベントですよ。事前にも準備を相当します。それで、行った後にも振り返りの学習とか、発表の機会なんかもう相当ある。まさに学校生活にとっては最大のイベント。そのイベントを、私は障がいのある子、昔とは、これ僕のころとは時代も違います。今は、法律に基づいて、例えば新しい、新規の建物については、最初から、それは最初からアクセシブルな部屋をつくります。そうしたもの完全に配慮されているはずです。それは他区の区外施設見ても明らかなんですけども、一方で、既存施設の問題っていうのがある。既存施設の問題。
やはり既存施設については、これ文部科学省が学校施設のバリアフリー化等の推進に関する基本的な考え方っていうのを示しております。その中で、既存施設においては、ユニバーサルデザインの考え方を念頭に、児童・生徒等が安全かつ円滑に施設を利用する上で障壁となるものを取り除くための方策等について十分に検討し、必要に応じて段階的な整備を行うなど、計画的にバリアフリー化を推進することが重要であると書いてます。書いてるんですよ。そうすると、僕なんかが見ると、凄く明るい希望を持つんですけれども、すぐにはやんなくていいよっていう読み方もできないわけではないわけです。
しかし、私、思いますのに、僕に相談してくれたのは花畑のおばちゃんなんですけれども、子どもたちがこの学校最大の、学校生活最大のイベントです、こうした林間学校、臨海学校に行くということ、これただ2泊3日で行って、帰ってきて終わりっていう、そんなんじゃないですよ。事前にも相当準備します。模造紙なんか使って新聞つくったり、それで、帰ってからも、もうみんなの前で、これ発表したり、あるいは地域の人の前で発表したりっていう、そういう機会もあるんですよ。ですから、できるだけのことしてあげたい。それは足立区のもちろん力の及ぶ範囲ですよ。あんまり、そんな、僕も無茶なこと言ってるつもりはないんですよ。
この件について、実は私も今までいろいろ、学校施設課長なんかとも話をしています。はっきり言います、結論から言うと、今度、学校施設課長と係長が一緒に両施設に調査に行くというところまで、実は話を進んでおるところであります。そういうことでよろしいですね。
◎学校施設課長 私ども、技術的なところは、学務課長よりかは、我々、施設扱ってますので、学務課長と協力して、現地のほうを調査をして対処できるようにさせていただきます。
◆市川おさと 委員 これ、事前に話すと、大規模改修時期にやるというような話も、最初のうちはそういう形でも言われたんですけれども、別に、僕は、これ、大規模改修時期に特に合わせる、何か義理立てする必要もないだろうと。できるだけ早めて、こうしたことについてもやってもらいたいなと思うんですよ。
今、学校施設課長が調査に行ってくれるということなんですけれども、これはお金も出る話ですので、教育長、どうお考えでしょうか。
◎教育長 日光、鋸南とも学習の場ですから、私ども区内にある学校と同じようになってなければいけないと私自身思っています。したがって、調査の報告を得て、予算の問題もありますけれども、どういうところに先にやれば良いのかということを順序立ててやっていきたいというふうに思っています。
◆市川おさと 委員 今の段階では、その程度の答えもらえただけで、僕はもうほんと十分だな、ほんとに思ってます。最後に、重ねて要望ですけれども、できるだけ早くやってあげたいな。早くやってあげたい。
苦痛ですよ、はっきり言って。介助員っていう言葉おっしゃいましたけれども、うちの中でも、学校でも介助なんかなくたって、僕だってそうですよ、皆さん見てるでしょう。介助なんかいつもあったら、僕だって嫌んなっちゃいますよ、外出るんだって、何だって。バリアがなければ、どんどんどんどんできるわけですから。できるだけ子どもの気持ちに寄り添って。いずれはやることなんだから、いずれはやることなんだから、早め早めにお願いしたいなということを強く要望しておきます。
◎教育長 子どもたちの気持ちをかなえられるように、しっかりやっていきたいっていうふうに思います。
◆市川おさと 委員 うれしいな。本当にうれしいと思います。
それで、もう一つ、あと4分か。以前、私がここで申し上げた情報保障席のことです。特に、例えば成人の日の集いとか、人権のつどいなんかでも、手話通訳の人がいるんですよね。手話通訳の人がいるんだけれども、手話がないとわからないような聴覚障がい者の人の席が設けられていないと。そういう席をちゃんと前にも優先的に設けなければ意味がないじゃないかっていうことで、それ国もやってるよということで提案申し上げましたら、早速対応してくださった。人権のつどいなり、あるいは成人の日の集いなんかでもやっている。
ただ、実はこれ国のときもそうなんだけれども、席が空いちゃって、そこに人が来ていない状況っていうのが今回も見受けられたんですよ。今回の成人の日の集いもね。
成人式に、皆さんの中にも出た方いらっしゃると思うんですよね。成人式っていうのは、どういうふうに行くかって言うと、朝起きて、1人でぷらっと行く人っていうのは、そんないないんですよ。大体お友だちと行くわけ。あるいは現地で落ち合って、お友だちと行くのが普通なんだよね。
そうすると、例えば聴覚障がいの子でも、僕は行ったら、そういう席に案内されるかもしれないけれども、お友だちはそういう優先席に来ないとかっていう、そういうような誤解をされてしまっては、そういう席も利用されなくなってしまうだろうというふうに思うわけであります。
ですから、事前に、実はハガキにも書いてもらっているんですけれども、ハガキはスペースに制限がありますので、あんまり細かく書いてないけれども、例えばホームページ等に、お友だちと来ても、ちゃんと大丈夫だよと。席のところは制限もありますけれども、いっぱい来ちゃったら、それはそれで私はまことに結構なことだと思いますよ、お友だちが多いっていうことなんだから。聴覚障がいの子なり、身体障がいの子なりが来て、お友だち来て、困ることなんて、他んとこに席を、ぱっぱっぱっと設ければいいだけの話ですので、そういったことを柔軟に行って、聴覚障がいの人なり、身体障がいの人なりが優先席にお友だちを連れても来られるような形で、是非、事前にも告知もしてもらいたいな、そういったような現場の対応にもしてもらいたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎青少年課長 特に成人式につきましては、一生に一度の大切な式でございます。参加される新成人の方には気持ちよくご参加いただけるように、そういったような事前のご案内もしっかりとしてまいりたいというふうに考えております。
◆市川おさと 委員 そういうことでやってもらうということで理解いたしましたので、しっかりお願い申し上げます。
改元シミュレーションの話、先日しました。もう時間もないんで、ぱっと言っちゃうけれども、足立区の情報システムについては、改元についてもちゃんと対応しているという、そういう理解でよろしいんですか。
◎総務課長 市川委員、ご指摘のとおりです。
◆市川おさと 委員 ただ、情報システムだけじゃなくて、その他のものもありますので、今後しっかりと検討して、総務委員会にまた出してもらえたらと思うんですけれども、一方で、中小企業対策、実はある小さい会社で、大変お金かかるっていうんで困っちゃったっていう、西暦に切替えたっていう、実はこれ、会社って、うちの会社なんですよ。うちの会社なんですよ。はっきり言って、うち見積り取ったら1,000万って出ちゃったんで、びっくりしちゃって、できるだけ西暦に切替えて。ただ、役所とも商売していますので、役所について元号っていうことで一種のボトルネックにもなってしまっているわけで、あれは。
改元シミュレーションにつきましても、足立区は、ちゃんとした大きな組織ですから対応しているんだけれども、区内の中小企業、もうあと2年もありません。2019年1月1日からというのは、まだ正式には決まってないにしても、そういう数字が出ております。ですから、区内の中小企業の改元についての支援、改元についての支援も今後、検討していってもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○白石正輝 委員長 時間ですから、簡明に。
◎産業経済部長 市川委員ご発言のとおりで、国等で、これからいろいろと通知等ございますと思いますので、それに対応してまいりたいというふうに考えます。
○白石正輝 委員長 次に、公明党から質疑があります。渕上委員。
◆渕上隆 委員 最後、もうお疲れでしょうけれども、私と前野委員、私が20分、前野委員が25分で終わりですので、最後よろしくお願いいたします。
私のほうは、重層長屋、学校図書館、その他、あと時間があったら、少し質問したいと思います。
最初、重層長屋について質問させていただきたいと思います。
西竹の塚二丁目に建設中の重層長屋は狭隘な道路の奥に建設されており、地域住民の方は防災、騒音、衛生等の心配をしており、建築確認の取消し請求をしましたが、却下されました。
この重層長屋は、見た目はアパート、マンション等の共同住宅と変わらないのですが、このような土地に、共同住宅では建築できないが、現在の法律、条例では長屋なら建築は可能ということですね。どのような状況でしょうか。
◎建築審査課長 東京都の建築安全条例におきまして、渕上委員おっしゃるように、共同住宅については制限がされております。ただし、長屋につきましては、その戸数ですとか、面積の制限がないので、あのようなものが建っているという状況でございます。
◆渕上隆 委員 そうですね、長屋はあまりいろいろな制限がないということなんですが、長屋と共同住宅とはどう違うのか。見た目はそんなに変わらないわけですが、現在も今、建築中で、見た目は本当に共同住宅っていう感じなんですが、住戸から共用の廊下や階段を通り、道路まで行けるものを共同住宅、また、住戸から共用する階段や廊下がなく、道路まで行けるものを長屋としていると、これでよろしいのでしょうか。
◎建築審査課長 共同住宅につきましては、屋内的な共用部分、渕上委員おっしゃったとおり廊下ですとか階段が共用している部分があるものを共同住宅と言います。
◆渕上隆 委員 共同住宅は、多数の住民が居住している建築物で、規制対象とする必要性が大きいことから特殊建築物に位置付けられ、防火規定、避難規定などが厳しい規制がかけられています。また、東京都の建築安全条例においても、共同住宅は対象ですが、長屋は対象外と、そのようになっていると思います。
そこで、昨年、足立区議会第4回定例会では、東京都建築安全条例の規制を強化するよう求める意見書が可決され、長屋に対する規制強化を求めています。
他の区でも、同様の問題があり、東京都としても長屋の規制強化に動いているようですが、まだまだこれ、東京都も、今、足立区のほうでも一生懸命、要望出していただいていると思うんですけれども、この辺どうなんでしょうか。時間はもう少しかかるのかなと思っているのですが、いかがですか。
◎建築調整課長 区議会より意見書を提出いただきまして、現在、東京都のほうでは、先月の22日になりますけれども、特別区の主管部長会に対しまして、特別区の見解はどうなんだと、統一した見解を示して欲しいということで、依頼文が発出されております。
今後、特別区の課長会においても検討進められていくんですけれども、各区状況が違う中でも、都条例は改正すべきだということで、意見をとりまとめられるように対応に努めていきたいなと思っております。
その後、東京都におきまして、条例を改正必要なのかどうかということで検討を進めるということですので、いついつまでにということはなかなか難しい状況なんでございますけれども、できるだけ早期に改正していただけるように、特別区を通じて働き掛けていきたいなと思っております。
◆渕上隆 委員 これ足立区に限らず、他の区でも、数区でこういう問題が既に起きているし、他の区でも起きる可能性もかなり大きい問題だと思います。
東京都は東京都で、それは推進していただくとして、足立区としてもできることは進めていかなければいけないと思います。独自の条例等規制が必要だと思います。既に、その条例等の検討しているようですが、例えば横浜市では、戸数別に、例えば3戸、6戸、10戸、ちょっと忘れましたけれども、長屋に対する道路幅等の規制があって、それなりというか、本当、長屋に対する規制もちゃんとつくっていると思うんですけれども、足立区としては、どのような規制ができるのか、また、東京都の建築安全条例との関係はどうなのか、いかがでしょうか。
◎開発指導課長 今回の事案を受けまして、速やかな、区独自としての対策が急務と考えております。
今月の3月から、まず足立区の環境整備基準を一部改正しまして、2階建てかつ10戸以上の長屋計画につきまして、事前協議の対象としました。
具体的には、1戸当たりの床面積を25m2確保するような指導を盛り込んでおります。
また、更に、今後、規制の担保性を確保するために、昨年、足立区ワンルームマンション等の条例を制定しましたけれども、それを一部改正しまして、取り組んでまいりたいと思っております。
◆渕上隆 委員 そのように環境条例等で対応もしていただくということで、早急にお願いしたいと思いますが、それが一つと、もう一つは現在、建築中の長屋があると思います。その長屋に対しては、その条例は間に合わないと思います。また、強制はないと思うんですけれども、既に安全の問題とか、防災上の安全の問題、それから、騒音の問題、また、ごみの問題と衛生上の問題もあると思います。これは、足立区としてできる限りの指導はできるんではないかなと思いますが、その辺についてはいかがですか。
◎建築審査課長 渕上委員おっしゃるとおり、地域の安全、防災、それから、ごみの問題等、私としても危機を感じているということで、建築主を1回呼出しまして、その辺の指導させていただいているところでございます。
既に、これから計画しようとするものについて、極力縮小するようにということで、引き続き指導していきたいと考えております。
◆渕上隆 委員 ということで、本当に今後の条例はしっかりしたものをつくっていく、また、東京都の建築安全条例についても推進をしていただく、また、現在もう既にできてしまったものについても指導のほうはできる限りのことはやっていただきたいと思います。
次に、学校図書館についてお伺いしたいと思います。
昨年11月、現在は江戸川区、以前は荒川区、あるいは神奈川県大和市で、学校図書館支援の指導をされていた藤田利江先生を講師としてお招きしまして、学校図書館の在り方を学びました。また、教育委員会の方にも参加していただいたところです。
学校図書館の機能としては、藤田先生がおっしゃるには、あるいは全体的に学校図書館としては、本当は読書センター、情報センター、学習センターの3つの機能がある。現状は、どの学校も読書センターとしては、読み聞かせや朝読等、力を入れていただいて、読書センターの機能としてはかなり一生懸命やっていただいていると思うんですが、情報センター、あるいは学習センターとしては活用されていないとのことでした。足立区の現状についてはいかがでしょうか。
◎教育政策課長 私も藤田先生のご講義、聴講させていただきました。ありがとうございました。
渕上委員ご質問の足立区の状況でございますけれども、私も藤田先生のお話を伺って、この3つの機能のうちの一番、情報センター、これがまだまだ環境に至っていないというふうに認識いたしました。
◆渕上隆 委員 この情報センターとしては、今、パソコンとかスマホが随分普及して、IT化が進んでいるわけですけれども、インターネットと書籍の使い方、使い分けが必要で、情報リテラシー教育が必要というのは、もう随分前から言われていることなんですけれども、その情報リテラシー教育というのは地域図書館、あるいは学校だったら学校図書館が進めるべきではないかと。新しい情報というのはインターネットにはありますけれども、インターネットの場合は、正しいかどうかっていう判断がなかなか難しい。正しくない場合の情報もかなり入っているということです。
その点、やはり書籍のほうが信頼性は高い。ただ、情報としてはあんまり新しくないというか、速さで言うと、やはりインターネットのほうが早い。ただ、また、書籍の場合だったら、体系的にまとめられているので、本当に真剣にこのことについて勉強しようかなと思ったら、やはり書籍のほうが勉強しやすいのかなと思います。
その辺、使い分けですね。やはり学校で、生徒に情報リテラシーをしっかり教えていくというのが大切だと思います。学ぶ場として、情報リテラシーについては、先ほど教育政策課長が本当に進んでいないとも言っておられましたけれども、この辺については、今後どのように対応されていく予定なんでしょうか。いかがですか。
◎教育政策課長 現在、学校ICTのモデル事業もしてございますけれども、渕上委員ご指摘のとおり、情報リテラシー教育と、また学校図書館、セットでございますので、その辺も十分に踏まえて、今後、検討を進めていきたいというふうに考えております。
◆渕上隆 委員 それと学習センター機能、これは調べ学習ということで、図書館を使って、理科とか社会の授業を、生徒に独自に、自分たちで調べてもらいながら学んでいくと。この調べ学習により、自分から課題を見つけ、問題解決能力が向上すると言われております。ただ、この調べ学習については、教員にいきなり、「はい、じゃ、調べ学習やりなさい」と言っても、なかなかやり方がそういう訓練をされなければ、習熟をしないといけないと思います。
例えば中学校なんかだと司書を配置しているわけですけれども、では、司書が調べ学習をやるのかといったら、そんなことはない。司書は情報を集めたり、調べ学習の支援はできますけれども、先生とか、教員とか、やはり校長先生がまずそういう意識を持ってやってもらわなければいけないなと思うんですけれども、この調べ学習について、現状と、今後の目標等はいかがでしょうか。
◎教育政策課長 渕上委員のご質問の学習センターに特化させてお話させていただきますと、文科省のほうの蔵書率で言いますと、今年度は中学校、また、来年度は小学校が100%に至りますけれども、今後はやはり質が問われてくるというふうに思っています。
具体には、現状で言うと、調べ学習に使いたいけれども、その本がないですとか、十進分類法にすると、またその分類法が非常に偏っているですとか、教員に言わせますと、学習の図書指導に用いる本がまた少ないとか、そういう現状はございます。
今後につきましては、環境整備、それから、学習支援、最終的には、目指すところは、児童・生徒、又は教員が図書館を活用できるような、正しく活用できるような図書館を目指していきたい、このように考えております。
◆渕上隆 委員 あと、蔵書の問題があると思います。足立区の場合は、結構、予算を学校図書館に使っていただいているので蔵書数はかなり多いと思います。
学校も幾つか見て思ったんですけれども、蔵書の数がかなり多いところと、ちょっと少ないなっていう感じのところがあるんですけれども、多くても結構古い本がそのまま廃棄されずに残っているところもありますし、少ないなと思っても結構古いのはどんどん廃棄して、新しいのが並んでいて、ここは本当に鮮度がいいっていうか、新鮮だなっていう、そういう学校もあると思います。
それと、あと、藤田先生が言っておられたのは、やはり9類の本が多過ぎるというか、これは全国学校図書館協議会の標準比率っていうのが出ているんですけれども、小・中学校の9類では、小学校が26%、中学校では25%、高校は19%が9類の標準比率だそうです。9類っていうのは、いわゆる小説とか読み物ですね。
さっき言った読書センターの機能としては、やはりこの9類っていうのは多くなってしまうと思うんですけれども、少し話が長くなってあれですけれども、全国的に有名なのは山形県鶴岡市の朝陽第一小学校というのが有名で、もう何年か前に視察に行ったんですけれども、あそこに行くと、半分以上は社会科学系、あと、自然科学系、それから、社会科学系の本ですね。いわゆる小説とかいうものは少ないなと思って。その代わりあそこは、調べ学習は1時間に3クラスできるんですね。私が行ったときも、もう3クラスやっていましたけれども。だから、本当に調べ学習をやっていくには、蔵書の中身から変えなくちゃいけない。特に、さっき言った自然科学系とか社会科学系で言うと、あまり古い本だったら、もう役立たないですよね、もう統計が古いとか。そういう意味では、本当に鮮度も良くしていかなくちゃいけないというふうに思いますけれども、その辺の蔵書の内容についてはどうでしょうか、いかがでしょうか。
◎教育政策課長 ただいま渕上委員がご案内のとおり、9分類にしますと、昨年度調べですけれども、小学校のほうは38%、中学校のほうは43%という現状でございます。
◆渕上隆 委員 それで、小学校は平成29年度は全校に支援員を配置するという予定になっていると思いますけれども、この辺の状況と活用の仕方、あるいは時間とか、頻度とか、その辺についてはいかがでなんでしょうか。
◎教育政策課長 小学校、週に1回6時間を予定をしてございます。主な業務でございますけれども、主に3点ございます。一つ目には、日常業務でございます。開館等、それから、貸出し機能、二つ目には、これが一番メインになりますけれども、環境整備でございます。3点目は学習支援、このように考えております。
◆渕上隆 委員 中学校なんかも、本当、支援員の方が入られて、凄く図書館が整備されているし、開館時間が長くなって、多分、貸出しなんかも随分増えたと思うんですけれども、先ほど言いましたように、情報センターはある程度、支援員の方でもできますけれども、学習センターというのは、本当に学校の校長とか教員の協力がないとできないので、そこら辺の連携をしていただきたいと思います。
その辺の連携を図っていくには、学校図書館の支援センターとか、あるいは学校図書館支援室、そういう機能を持ったところですね、人を配置するっていうより。藤田先生というのは、いろいろ荒川区とか江戸川区の指導員をやっていたのですけれども、別に藤田先生じゃなくてもいいですけれども、そういう専門家を配置して、みんなで一緒に学んでいくっていう、そういう姿勢が大切なんじゃないかなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
◎教育政策課長 私も藤田先生のお話伺って、一番そこが重要だというふうに思いました。
中学校は支援員が配置されております。また、小学校も来年配置をいたしますけれども、藤田先生いわく、配置するだけではだめだと。それを教育委員会が主となって支援体制を組むというふうに、それが非常に感銘を受けました。
◎区長 図書館の先ほどの蔵書の件に関してもそうですけれども、学校図書館だけの支援室をつくっても、私、それは局所的なことであって、図書館事業全体の区としての考え方を持って学校図書館と、あとは地域図書館との役割の明確化ですとか、そうした区独自の一つ上の段階の計画が必要だと思いますので、そういったところで担当、とりあえず集めまして、新年度はどういった方向を図書館行政目指していくのかというところから、固めてまいりたいと思います。
◆渕上隆 委員 その辺の中央図書館とか、地域図書館との関係なんですけれども、以前は、私たちの要望で、今、学校は支援員がいる前は図書ボランティアっていうのがいましたよね。
図書ボランティアは、それぞれ各学校で孤立しているというか、情報の共有もないし、研修、教える方もいらっしゃらないし、そういう意味では、中央図書館に支援係をつくっていただいて、巡回をしていただいたり、合同の勉強会、研修会をやっていただいたりしたんですけれども、知らないうちにと言ったら怒られちゃいますけれども、今、支援係がなくなってしまって、学校図書ボランティアは結構、今、孤立しちゃっているんですよ、一生懸命みんなやっていただいていますよ。でも、せっかくやっていただいているんだったら、もうちょっとこういうふうにすればいいよっていう、やはりその教育っていうか研修も必要かなと思います。
それと、もう1点は、この間も学校に行ったら言われたんですけれども、今、学校の共同配送って言うんですか、学校に配送しているという、地域の図書館から定期的に、例えば月に1回か2回だったと思いますけれども、配送していたのが、今なくなってしまって、教室にクラス文庫っていうかな、そういうのを使っていたんだけれども、それもできなくなってしまったということで、その辺も復活して欲しいという要望がありました。その辺についてはいかがなんでしょうか。
◎地域のちから推進部長 学校配送につきましては、廃止をしたんですけれども、その分、うちのほうでストックしていた本を各学校のほうに差し上げております。これ、去年のうちに要望を聞きまして、例えば低学年用、中学年用、高学年用、そういうところで、小学校の要望を聞きまして、ほとんどの学校のほうに、今、配り終わったところでございます。
◆渕上隆 委員 それと連動しているんですけれども、今、学校は、昔、図書カードで、いちいち全部書いて、これが貸出しのときもそれを使ったりして、いつ、誰が借りるとかってやっていたんですけれども、今、システムが入って、本当にIT化で、バーコードが付いていて、それで貸出しができるようになって、蔵書管理もできるようになったんですけれども、これ、できれば本当は、足立区の中央図書館、地域図書館と連動して、学校から、中央図書館とか地域図書館にある蔵書が検索できて、借りたい場合は、そこから発注も、予約ができると、本当はそういう仕組みが必要なんじゃないかなと思いますけれども、私、もう大分前なんだけれども、10年ぐらい前なんですけれども、品川区に行ったら、品川区はそれやっていましたね。凄いなと思ったね。
足立区は、まだその学校のシステムもできていなかったから、まずは学校のシステムからだと思ったんですけれども、そうすれば、蔵書がどういう本があって、配送は別に毎日とは言いませんけれども、月に1回でも月2回でもいいですけれども、借りれるようになるというふうにすると良いなと思うんですけれども、その辺、将来的に、今すぐどうのこうのってあれかと思いますけれども、検討していただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。
◎地域のちから推進部長 先ほど区長からも答弁させていただきましたけれども、全体で考えるべきだというふうに思いますので、教育委員会と地域のちから推進部、一緒に協議したいと思います。
◆渕上隆 委員 学校図書館はそれぐらいで、すみません、よろしくお願いします。
それと、日暮里・舎人ライナー、この件に付いてお伺いしたいと思います。
日暮里・舎人ライナーも今、本当に皆さんにたくさん利用していただいて、開設以来、もう利用者がどんどん増えて、あれダイヤを増やそうと、列車を増やそうと思ったら、編成の数も増やさなくちゃいけないんで、それ何回もつくっていただいて、多分、もう開設以来、5回か6回ぐらい、ダイヤ変更で増発していただいたと思うんですけれども、まだまだ利用者が今増えつつあって、特に環七から内側の江北とか扇とか、あの辺の人は、もう朝乗れないよっていうのを結構、声聞くんですね。見沼代親水公園とか、あっちのほうは当然乗れますけれども、これ、やはり抜本的に5両を6両にするとか、編成をどんどん増やして増発していくというのは必要だと思いますけれども、多分限界、もう結構もう限界に近づいていると思うんですけれども、これ東京都交通局の課題だと思うんですけれども、その辺いかがなんでしょうか、要望とか出していただくというのは。
◎交通対策課長 ライナーの混雑対策でございますけれども、今年度、車両1編成また新しい車両が、これからまだ入るっていう予定になっておりまして、その車両を使って、具体的にダイヤ改正の日程はまだ明らかになっておりませんけれども、混雑緩和に向けた、そのダイヤの改正が多分行われるだろうと思っていますので、その辺の動向を注視しているところでございます。
◆渕上隆 委員 今までは編成を増やしていただいて、ダイヤ改正はやっていただいているんですけれども、多分さっき言ったように、抜本的に車両6両化とか、そういうのをしないとだめかなと思う。東京都は多分あんまり自分たちでやろうという、こっちが言わないとやってくれないのかなと思うんで、積極的に要望出していただきたいなと思います。
それから、終電時間と、それから、始発の繰下げの問題なんですけれども、終電が今一番課題なのは、平日は12時38分が日暮里最終なんですけれども、土日が12時で、38分も違うんですね、よく乗り遅れてしまうっていうのがあるのと、始発は見沼代親水公園が5時13分なんですけれども、これより早いと。優先順位で言ったら、終電の土日の分かなと思うんですけれども、その辺はいかがなんですか、要望は言っていただいていると思うんですけれども。
◎交通対策課長 交通網・都市基盤整備調査特別委員会のほうでも議論されておりましたけれども、やはり保守前時間の確保の関係で、土日のほうは終電の時間遅くできないとかで、そういったことを言われておりますので、ただ、我々としても、委員の皆さん方の意見を真摯に受けて交通局のほうにはお伝えしてまいっています。
◆渕上隆 委員 よろしくお願いします。
では、私は以上で終わります。
○白石正輝 委員長 前野委員。
◆前野和男 委員 私で最後です。よろしくお願いします。
今、渕上委員からお話がありましたように、図書館の関係で、私も少しお伺いしたいと思っています。
先ほども、区長も図書館資源っていうのは、現場でよく連携取って進めていこうという話もありました。
私も、藤田さんっていう、このスーパーバイザー、図書館のスーパーバイザーといろいろ話をさせていただきましたけれども、現場に即した指導者だなっていうふうに思いました。
なかなか図書館を使っての授業というのは、青写真に描いたような形で、指導計画どおりには進まない。そこで、スーパーバイザーがいることによって、何らかの形で、学校の中でのアドバイスができる。校長先生に対しては、こうした関わり方をしたほうがいいんじゃないかとか、また、図書館支援員に、うちが特にボランティアがいっぱいいらっしゃいますから、そうした人たちの協力を得るためには、こういった関わりがあるんじゃないかとか、そういう、本当に現場での具体的なアドバイスができる。あんまり言い過ぎると、これはちょっと引いちゃうんじゃないかとか、そういうスーパーバイザーがいろいろ教えてくれるそうです。
この方は、年間267回ぐらい学校に通っているんです。教育委員会で、椅子に座って、指導室の皆さんと話をしているということじゃなくて、本当に現場に行って、一番、何につまづいているのか、進まないのか、学校の図書館がどうもうまく機能してないじゃないかとか、本当に具体的に進めているんだそうです。
ですので、是非、藤田さんじゃなくても結構ですけれども、そうした現場の先生方の様子もよくわかるし、また教育委員会の気持ちもわかるし、もう学校の責任者の校長先生の気持ちもわかるしっていう、そうした方を是非、引っ張っていただいて、足立区の学校図書館を中心にした、一つの学校の教材をつくっていっていただければなというふうに思っておりますけれども、何かご答弁ありますでしょうか。
◎教育長 活字離れと言われていて非常に長くなっているわけですけれども、読書を通じて子どもたちが課題を発見し、あるいは自分自ら何かをしようという意欲にもつながります。したがって、図書館教育というのは非常に重要だと私は思っているので、今、ご指摘いただいたスーパーバイザーについても、他の自治体の例も参考にしながら検討させていただきたいと、こう思っております。
◆前野和男 委員 是非よろしくお願いいたしております。
私のほうから、まず介護保険の特別会計に関することで伺います。
はじめに、要支援者向けのサービスについて、お伺いしたいと思います。
足立区の総合事業についての現在の取り組み状況について、お伺いしたいと思います。
◎高齢福祉課長 担当の地域包括ケアシステム推進担当課長、今、不在ですので、かわりにご答弁させていただきます。
総合事業につきましては、昨年の10月から、足立区では開始いたしまして、現在800人程度の方が総合事業のサービスを利用しているというような状況になってございます。
◆前野和男 委員 今ちょうど潮目が合流しているところで様々、どういう方にどういうふうにサービスを受けるかといったことも様々、現場では悩みがあると思いますけれども、新年度の介護の担い手を広げる施策というのはどのように反映されているんでしょうか。質問して大丈夫ですかね。
◎介護保険課長 総合事業で訪問、通所の単価が下がったというところで、やはり人材の確保っていうところで、事業所連絡協議会の方たちともお話しておりまして、十分分かっております。そういうことですので、今、総合事業に対する専門的なスタッフというのも、単価を下げた補助的業務のヘルパーとか、そういうところも含めて事業者の方と今、検討をしている段階でございます。
◆前野和男 委員 今も担当の地域包括ケアシステム推進担当課長がいらっしゃらないということで大変申しわけないんですけれども、区がNPOなり、事業者でつくって、一つの研修をしていくというような話もありますけれども、区のほうでの責任っていう部分では、区のほうとしたら、やはり研修事業というのは推進していくっていう考え方でいいんですか。
◎介護保険課長 今、前野委員から、NPOっていうような言葉が出たんですが、まだ、今、事業所連絡協議会の幹部の人たちと下話っていうか、まだそういう段階です。
今後、やはり人材バンクっていうところの必要性も含めて、いろいろ介護人材の確保に向けて、事業者の方とやっていかなきゃいけないという状況と、区のほうとしても、それを十分やっていかなくちゃいけないっていうところで、今後、事業所連絡協議会の方たちと話しながら、事業者がNPOの立ち上げとか、もしそういう話になれば区のほうも十分、支援していきたいと思っております。
◆前野和男 委員 他の自治体では、訪問介護の家事援助サービス、研修を受けた場合は、市が認定して認定ヘルパーといったような、そういう位置付けで活躍していただくというようなところもあるようですね。やはり認定と付く場合は、非常にサービスを受ける側とすれば安心して受けられるっていうか、そういったこともあると思いますので、その辺の認定ヘルパーといったものを行政が責任持ってこの事業を進めていくとするならば、そういった認定ヘルパーみたいなものの考え方も大事じゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
◎高齢福祉課長 今、前野委員おっしゃったように、総合事業のところで、少し基準を緩和するようなところで活躍していただくような認定ヘルパーですね、区としても、そういった制度をつくっていく場合には、区として認証するのか、例えばそれを実際に行うNPOの認証にするのか、また別の検討をしなければならないですけれども、何らかの形で認証を与えるというような形のものを考えていきたいと思っていますし、実際に葛飾区がそういった形でやっているものもありますので、少し参考にしながら、検討していきたいと思います。
◆前野和男 委員 介護人材を広げていく、裾野を広げていくっていうのは非常に大事なことで、こういったのも認定って付くだけでも、私は一つ責任を負ってるんだって、次の段階、いわゆる専門介護職員みたいなところにもワンステップ、ツーステップ上がっていく場合もありますので、そういったところにも気を付けていっていただければなと思います。
あと、他に通所サービスや移動支援、見守り支援など行うケースについても、研修については対象になるんでしょうかね、どういうような考え方持ってらっしゃいますでしょうか。
◎高齢福祉課長 研修については、今後、少し検討重ねていかなければならないんですけれども、今、前野委員おっしゃったようなところも含めて今後考えていくつもりでおります。
◆前野和男 委員 これから、本当、本格実施ですので、本当は平成28年度で、本当は実際固めていけなきゃいけなかったんだと思いますね。他の自治体を見ても、地域の力で介護を支えようといった部分では、総合事業についてかなり力を入れていらっしゃるところも多く聞きます。是非しっかり取り組んでいただければなというふうに思っております。
あと、特養ホームの施設整備については、今回も4億8,000万円の計上がされておりますけれども、平成29年度については何カ所ぐらい設置されていかれるんでしょうか。
◎介護保険課長 平成30年の6月と10月に、1施設ずつオープンする予定です。その前の出来高によっての補助金の方式っていうことで、平成29年度予算は計上させていただいているところでございます。
◆前野和男 委員 そうすると、トータルで、平成30年6月、10月で何カ所、定員どのぐらいになるんでしょうか。
◎介護保険課長 26施設で、大体、2,800床程度の増床数になるかと思います。
◆前野和男 委員 26施設、2,800床ですね。基本計画では、平成36年までの整備計画がつくられていますけれども、今後、人口の推移も考えて、どのぐらいまで特養っていうのは考えていかれるんでしょうか。
◎介護保険課長 7期の計画を来年度計画してございます。そのときに、給付費と、その辺で決めていかなきゃいけないんですが、第5期に1,000床を目標にずっとつくってきました。今後は、特養をつくれば、当然、介護保険料が上がってくるというところも踏まえて、今後の給付費の需要と、高齢者の方の数、認定の状況含めて、今後、検討してまいりたいと思っております。
◆前野和男 委員 この給付費の上昇っていうものがやはり気をつけなきゃいけないっていうことだと思いますけれども、地域で生活するっていう、そういう考え方からすれば、例えば足立区全体の中で、配置っていうのは、どういうふうな考え方で、基準みたいのありますでしょうかね。
◎介護保険課長 今、足立区は5圏域、生活圏域でなっておりますが、若干、偏りがございますので、今後におきましては、その偏りをなるべく解消するような形で計画を進めてまいりたいと思っております。
◆前野和男 委員 是非、偏りなく、地域で。もう私は例えば5圏域の中で、うまくバランス取っていくためには基準をもう少し定めていったらいいのかなというふうには思います。その辺も少し含めて、私、これからも勉強していきたいなと思っています。
あと、日中働く家族の介護の支援ということで、少しお伺いしたいと思います。
1人で夜を過ごすのが寂しいと言われる高齢者の方が多くいらっしゃるということと、もう一つ、介護の負担を軽くしてあげたいっていう家族に対する負担軽減、そうしたことを考えるときに、夜間のデイサービス、こういった考え方っていうのは足立区では行われているんでしょうかね、夜間デイサービス。
◎介護保険課長 現在では行われておりません、夜間のデイサービスは。
◆前野和男 委員 今、厚生労働省は、平成14年の4月時点で、9万7,000回ぐらい、この夜間のデイサービスを実施しているんですね。この間もNHKで、ちらっと見たときに、夜間のデイサービスが凄く、その家族にとって、特に女性もそうなんですけれども、家へ帰ってきて、それからご飯を食べさせて、お風呂入れてってなると、もう本当に女性は何のために帰ってきたのかわかんないみたいな、もう本当に生きる希望がなくなっちゃうという、そういう報道がされていました。
これ各自治体でもかなりデイサービス、夜間のデイサービスっていうのは行われてきているんですけれども、検討するのはどうでしょうか。
◎介護保険課長 今、前野委員がおっしゃっているのは小規模多機能のお泊りでしたらあるんですが、夜のデイサービス自体、そこで機能訓練とか、そういうところは、私のほうで認識はないと思います。
◆前野和男 委員 例えば保育園ですと延長保育っていうのあるんですよね。保育園ですと延長保育がある。デイサービスでも延長デイサービスっていうのあるんですよ。加算でもってできるんです、これ。やっているところあるんですよ。やっているところあるんですよ、これ。京都市とか、世田谷区だってデイホーム上北沢、家族が希望する時間に送迎する、きめ細やかな対応している、利用者は1日平均7人だけれども、3年前から1.5倍に伸びてきていると。これ加算でもってできるっていうことなんです。それはいかがでしょうかね。間違っているのかな。
◎介護保険課長 介護保険外のサービスをやっているのかなっていうふうに想像するんですが。
◆前野和男 委員 いや、そうじゃないですよ。
延長サービスの場合は、介護報酬加算という、延長加算を受けて実施していると聞いていると。そうなんですよ。では、その辺、少し調べてもらえますかね。そういうことなんです。介護報酬の加算として、延長加算を受けて実施しているという、そういうふうに書いてありました。是非、その辺も含めて。
確かにこのデイサービス、女性からすれば、帰って、ご飯食べさせて、お風呂入れて、おむつ履かせて、もう大変ですよ、実際。そうすると、もう女性が自分で家に帰ってきて、やることが、計画練ってもできない。だんなも遅い。もうみんな女性にかかっているというのが現実だそうですので、是非、こういった夜間デイサービスっての、私もわかんなかったですよ。でも、そういったところで苦労しているんだなっていうものを感じましたので、きょう発表させていただきました。是非、夜間デイサービスをよろしくお願いしたいと思います。
あと、土木のほうに移りたいと思います。
予算書141ページです。道路の舗装改修事業ですかね、この予算っていうのは路面の改修予算として捉えてよろしいんでしょうかね、予算書141ページ。
◎工事課長 区道の一般的な舗装、傷んだところを計画的にやっている、又は一時的に補修する事業全体のものでございます。
◆前野和男 委員 1mぐらい舗装するのにどのぐらいかかるもんなんですか。
◎工事課長 既存の舗装の厚さにもよりますし、その補修の方法にもよりますけれども、何千円から万単位ということでございます。
◆前野和男 委員 今回のこの予算っていうのは、どのぐらいのメートル数で計算しているんですかね。
◎工事課長 すみません、路線としては計上してございますが、あと、維持工事で補修する分もありますので、面積で計上しているわけではございません。
◆前野和男 委員 なぜ、これ言うかと言うと、最近、私も車でこの役所まで来ているんですけれども、前も工事課長にもお話したんですけれども、傷んでいる道路が多いなっていうふうに感じます。確かに包括予算でやって、限られたお金でもって道路を補修したり、舗装したり、新たな改良工事やったりとかって様々あります。それでも交差点付近に近づくと、ひび割れている道路、どこまでひび割れているかわかんないんですが、その辺の補修しなきゃいけない道路が非常に増えてきているなと思っているんですが、いかがでしょうかね。
◎工事課長 路面性状調査と言いまして、路面の傷み具合を、昨年、今年で調べて計画的に補修しようということで、今、計画づくりをしてございます。
ちなみに、区道の舗装面積は700万m2で、多分、何十年、100年単位で、1回終わるのにですね、そういうような単位だと思いますので、計画的に優先順位を決めて、今後、予算も投資的経費では増やしてございますので、計画的にまた適時できるように見直してまいりたいと思います。
◆前野和男 委員 優先順位があるってことはよく分かるんですが、その辺の近くで、かなりひび割れた地域で、道路がゆがんでいたり、轍ができたりすれば、当然、地響きが起こるわけですね、振動が起こる。そうすると、我が家は大丈夫かというような、そういう振動の怖さもそうですけれども、家自体の損傷につながっていくんじゃないかっていうような方も中にはいらっしゃいます。そういう意味では、様々、補修の仕方もあると思いますが、最善の努力をして進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎工事課長 道路の状況ばかりでなく、やはり近隣の方に振動、騒音等も発生して、ご迷惑をお掛けしている場合もございますので、個別にもそういう箇所につきましては、適切に対応してまいりたいと考えております。
◆前野和男 委員 是非、予算も限りある中での予算ですので、なかなか付かないと思いますけれども、その予算にもしっかり付けていただければと、このように思っております。
あと、先ほども地下鉄8号線の話がありました。地下鉄8号線については、答申のほうでも沿線開発、沿線開発っていうのが非常に大きなファクターにつながる、本当に地下鉄8号線を通していこうといった、そういう気持ちが現実の中で、沿線のまちづくりといったところにもあらわれてこないと、なかなかインパクトが出てこないんじゃないかというふうに思います。
そういう意味では、先ほども鈴木あきら委員がおっしゃっていましたけれども、中川公園の開発を急ピッチで進めていくことが国に対するアピールにも大きくつながるんではないかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
◎都市建設部長 覆蓋化工事が大分長くかかる状況でございますけれども、既存のところも含めて全体計画をつくる中で早期にできるものは早めに進めていきたいと思っております。
◆前野和男 委員 そうですね、是非よろしくお願いします。ある程度、区のほうから東京都のほうに要望書を出されると思います。それで、東京都としては、ある程度早い段階でもって、こんな感じになりますといった看板みたいなものを設置していただければ、またその地域、地域の、かなり遠い話ですけれども、そういったものも大事になってくるんではないかなっていうふうに思います。
もう一つは、高台公園ですので、高台になっています。避難場所としては非常に有効的な考え方だと思います。水害でもって高台に逃げるといった点では非常に広くなりますから、非常に有効だと思いますし、ただ、高台といった場合は、かなりの長いスロープを付けないと上がっていけない。小菅の処理場もしかりです。この公園もそうですね、この裏にある公園もそうです。小台の処理場もそうですけれども、かなりスロープが長いですので、逃げると言っても、車椅子を引いて途中まで行って、止まったんでは避難場所としての有効的な利用にならないわけですから、途中、エレベーターなども付けるっていうことも大事かなと思います。
特に港区の辺りでは、日本で一番最初に水道を始めたっていう港区の高台のところでは、やはりエレベーターを付けて、上部がスポーツ公園化されています。ですから、障がいスポーツをされている方々についてはエレベーターを使って上がってくるそうです。是非、こういったエレベーターなどの設置なんかもお願いしたいというふうに思っています。
あと、もう一つ、賑わいの観点っていった面では、地域のファミリーでもって楽しめる舎人公園といったような、ファミリーでも楽しめるような、そうした公園づくりも大切じゃないかなというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
最後ですけれども、公園管理についてです。公園のリニューアル事業取り組みが行われておりますけれども、東和の親水公園、ここの公園は、東和病院、また、老健、特養、こういった福祉施設があります。是非、目の前ですので、こうした高齢者にやさしい公園づくりというものをつくっていただければなというふうに思っていますが、いかがでしょうか。
◎パークイノベーション担当課長 東和親水公園につきましては、現在、じゃぶじゃぶ池の再配置計画等もありますので、そういったところを総合的に判断しながら、計画づくりは行っていきたいと思います。
◆前野和男 委員 よろしくお願いします。ありがとうございました。
○白石正輝 委員長 本日の審査はこの程度にとどめ、散会いたします。
午後4時00分散会...