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平成27年 8月 3日議会運営委員会−08月03日-01号
平成27年 8月 3日議会改革特別委員会−08月03日-01号

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  1. 杉並区議会 2015-08-03
    平成27年 8月 3日議会改革特別委員会−08月03日-01号


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    平成27年 8月 3日議会改革特別委員会−08月03日-01号平成27年 8月 3日議会改革特別委員会                  目   次 委員会記録署名委員指名 ……………………………………………………………… 3 議会基本条例について …………………………………………………………………… 3 個別の検討課題について ………………………………………………………………… 4               議会改革特別委員会記録  日   時 平成27年8月3日(月) 午後3時〜 午後3時23分  場   所 第2委員会室  出席委員  委 員 長  脇 坂  たつや     副委員長  河 津  利恵子  (12名) 委  員  川 野 たかあき     委  員  堀 部  やすし        委  員  市 来  とも子     委  員  大和田    伸        委  員  松 浦  芳 子     委  員  川原口  宏 之        委  員  原 田  あきら     委  員  佐々木    浩        委  員  渡 辺  富士雄     委  員  富 本    卓
     欠席委員  (なし)  委員外出席 議  長  はなし  俊 郎     副 議 長  横 山  え み  事務局職員 事務局長    本 橋 正 敏   事務局次長   植 田 敏 郎        事務局次長代理                本 島 健 治   調査担当係長  福 羅 克 巳        議事係長    野 澤 雅 己   議事係主査   太刀川   修        担当書記    奥 原 悠 太 会議に付した事件  所管事項調査   (1) 議会基本条例について   (2) 個別の検討課題について                             (午後 3時    開会) ○脇坂たつや 委員長  ただいまから議会改革特別委員会を開会いたします。  《委員会記録署名委員指名》 ○脇坂たつや 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、市来とも子委員をご指名いたしますので、よろしくお願いします。  《議会基本条例について》 ○脇坂たつや 委員長  それでは、所管事項調査についてですけれども最初に、議会基本条例についてです。前回議会基本条例につきましては、皆さんのご意見を伺いましたけれども、この条例を成立させる方向議論を進めていこうという点につきまして、皆さん一致をしていたというふうに記憶をしております。  そこで、議会基本条例進め方についてですけれども前回意見にもありましたが、部会を設置して、部会検討した内容を次の委員会で報告し、承認していただくという形で進めていきたいと考えておりますけれども、まずこの点につきましてはいかがでしょうか。──よろしいですか。前回のとおりということでご理解いただいておりますので、では、そうした形で進めてまいりたいと思っております。  では、部会メンバーについてですけれども、正副委員長のほかに、各会派から1人ずつ参加していただく形でどうかというふうに考えておりますけれども、この点もよろしいでしょうか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○脇坂たつや 委員長  メンバーについては、私の指名でよろしいですか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○脇坂たつや 委員長  それでは、ただいまから部会メンバーについて指名をさせていただきたいと思います。杉並議会自民党からは富本委員杉並議会公明党からは川原口委員、自民・無所属からは佐々木委員、共産党さんからは原田委員、平和さんからは市来委員、あわせて無所属堀部委員に、河津利恵子委員長と私を含めた8名で部会を行っていきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○脇坂たつや 委員長  では、こうした形で進めていきたいと思いますけれども部会進め方について、何か事務局から説明等前回の点について話しておきたいこととかというのはありますか。例えば傍聴ですとか議事録についてとか、そうしたこと、参考になるような話があればご説明いただきたいと思いますけれども。 ◎議会事務局次長 特に詳細についてのルール等は、事務局のほうでのご用意はございませんけれども、そのあたり皆様方のほうでご検討いただけたらというふうに考えております。 ○脇坂たつや 委員長  傍聴につきましては、委員会構成メンバー傍聴可とする形と、また議事録については、要点筆記という形で議会事務局のほうにお願いしたいと考えておりますけれども、この点はいかがでしょうか。──よろしいですか。では、そうした形で進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  なお、第1回目の部会につきましては、委員会終了後直ちに開くという形で進めたいと思いますので、委員の方は後ほどお残りいただきたいと思います。  それでは、議会基本条例につきましては本日は以上ですけれども、ほかに何かございますでしょうか。──よろしいですか。  《個別の検討課題について》 ○脇坂たつや 委員長  では、続きまして、所管事項調査の(2)のほうに移ってまいりたいと思います。  個別の検討課題についてということで、前回委員会で最も意見の多かったのがタブレット端末導入についてということです。この点につきまして、本来であればといいますか、前回の第2回定例会のときに委員会を開催いたしましたけれども、もう少し早く、全員の時間が合えば委員会を開催したかったところだったんですけれども、1カ月が経過してしまったということで、状況変化等もあるかと思いますけれども、今の段階でどういった進め方をしていくのがよいのかということで、ご意見があれば挙手にてご発言をいただきたいと思います。いかがでしょうか。 ◆渡辺富士雄 委員  結構私もいろいろ話はしていたんですけれども、例のスクリーンを置いたりいろいろ議会全体のことがなかなか進みにくい中で、手持ちのタブレットでやっていくというのはこれからの時代のあり方だと思いますし、大田原市が議会基本条例の中にICT化を明記して、さらにタブレット端末導入して今進めている。これは事務局のほうで多分調べていると思うんですけれども。そういう形で、効率化を図っていくためにも、時代流れはそういう流れなので、我々自身で考えていろいろ検討していかなければならない。  そのためにも、来年一応リースアップをするというふうに言われておりますけれども、どういう機種にすればいいのか。もっと言うと、バックヤードは、例えばクラウドだとかサーバーの管理だとかどういう形でするのかなかなか難しい問題はあろうかと思いますけれどもバックヤードやり方の仕組みも検討しながら、来年度をめどに、私は基本的には、個人的には、進めていきたいなというふうに思っています。  なかなか、皆さんとこうやって意見をすり合わせる機会がないのであれば、個別に何か組織をつくるなりなんなりして進めていきたい。いずれにしても予算は、各会派で一応予算要望できるわけですから、議会費予算要望の中にぜひそれを各会派予算要望してほしいなというふうに思っています。 ◆原田あきら 委員  水を差すわけじゃないんですけれどもうちタブレット端末については要望はしておりません。率直に言ってお金のかかることであり、あとメリットという点でまだまだちょっと、うち会派の中で、理解できないではなくて、まだ検討したことがないということですので、ぜひ渡辺委員からはレクチャーをしていただきたいなと思うところです。 ○脇坂たつや 委員長  確かに、先ほど渡辺委員の話でもございましたけれども、来年度の予算要求に合わせるということを一旦お尻に考えたときに、残された期間は9月いっぱいぐらいじゃないかというところが1つ現実的な問題としてある中で、今、方向進め方をどうしていこうかというときに原田委員意見も出たというところなんですけれども、具体的に進め方としてご意見があったらお聞かせいただきたいところです。  では、リースの件について、事務局のほうから説明をお願いできますか。 ◎議会事務局次長 皆様方に配置してありますパソコンにつきましては、今年度でリースが終わるという期間になります。ただし、場合によってはリース期間延長ということも可能でございます。 ◆佐々木浩 委員  今バックヤードの話が出ましたけれどもタブレット端末を配付されてもWiFi環境がないと猫に小判になってしまうので、例えば委員会室等WiFiがどういうふうに引かれるか。それも要望しなければいけないのか、その辺、今考えられる体制というのはどうなっていますか。 ◎議会事務局次長 前回WiFi環境についてご質問ありまして、こちらのほうでちょっと調べたところ、今現在の皆様方パソコンについては、1人会派方々については有線、コードでLANを引っ張っているところでございます。そのほかの方々に関しましては、無線LANWiFiの電波を使っているということでございますけれども、もとがプロバイダーの1回線でございますので、これを全てネット環境でいろいろ皆さんがそれぞれ使うとなると、スピードが非常に落ちることが予想されます。ですから、契約本数を増やすという課題が必要になろうかというふうに思っております。  加えて、区民方々利便性向上ということで、1階にはWiFi区民の方が使えるようになっておりますけれども、今現在auプロバイダーのみのWiFiが使えるという状況であるということでございます。 ◆佐々木浩 委員  これから各委員会室で使えるということになれば回線数を増やしたり、うちの前の会派にはWiFi機器がありましたけれども、あれも少し増やして、各階かあるいは各部屋かに置かなきゃいけないということになりますけれども、その辺のコスト的な問題というのは、現在の議会事務局の経費の範囲内で、回線を増やしたりとかあるいはその手の機器を少し増やしたりとかというのはできるレベルなんですか。 ◎議会事務局次長 詳細な試算についてはまだ行っておりませんけれども、各ご家庭で今WiFi、1回線引かれているご家庭がほとんどかと思います。今佐々木委員ご指摘のように、会派部屋プロバイダー1本が必要になってくるだろう、また委員会室におきましても複数の本数が必要になるのではないかということで、1本当たり安くても月に5,000円前後の契約料がかかるという計算になりますので、数字としてはかなりの額になろうかと思います。 ◆佐々木浩 委員  例えば民間会社であるならば、ある程度ワンフロア全部を網羅する、そういうのもあると思うんですね。1つ1つ部屋に1個ずつというやり方もあるのかもしれませんし、それが一番楽といえば楽なんだけれども、もうちょっと、例えばこの辺は全部網羅できるよというくらいのものもあると思うんです。そういう環境が整わないと、なかなか、タブレットだけいただいても、自分でLTEみたいなものでやるというのもこちらの負担も結構あるものですから、その辺の体制事務局として具体的にできるのかどうか。それも区長部局にセットで予算要望しなければならないのか。その辺もわかった上で予算要望を考えなければいけないと思っていますので、現実的にそれはどうなんですかね。 ◎議会事務局次長 今皆さんいろんなプロバイダーをお使いになったり、モバイル専用のところも数多く出てきておりますので、いろんな契約方法、いろんなプロバイダーの相手方がおりますので、何よりどういうふうにタブレット端末をお使いになって、最低限どれくらいのスペックが必要なのかとか、そういうあたり検討した上で、どういうメリットでどういう使い方をする、今のパソコンではどこがだめなのかというあたりをまず整理していく必要があろうかなと思っております。  また、本体価格に関しましても、今パソコンの普通のものよりかなり価格は上がる。物によって、今のパソコンと同じ機能を維持するのであれば、倍とまではいきませんけれども、それに近い本体価格になるであろうという試算もございます。また、ディスプレイが今のパソコンと同じディスプレイタブレットというのは、製品としては非常に少ないということでございますので、一般的なタブレットになりますと、今あるパソコンディスプレイより小さくなるということが欠点として挙げられますが、使い勝手で非常に効果があるということをご検討いただけたら、こちらも考えていくべき課題であろうというふうに思っております。 ◆佐々木浩 委員  ちょうどリースアップのタイミングなので、リースをすること、タブレットつきパソコンをある程度想定されているんですけれども、それはリースがえをすることはできるんですか。その機種というのは、リース会社はオーケーなんですか。 ◎議会事務局次長 当然、今リースしている会社タブレット端末も扱っておりますので、そういうものに関しては可能でございますけれども金額は当然変わってくる。また、契約方法につきまして、またメンテの方法についても変わってくるであろうということで、そこら辺の詳細な、具体的なものはちょっとまだご用意できておりません。申しわけございません。 ◆渡辺富士雄 委員  バックヤードの、インフラの議論はまだそんなにする必要もないかなと思っているんですね。WiFiがいいのか、今、通常の回線も随分安くなっています。SIMを買ってきて契約すれば、月々2,000円ぐらいでやれるような状況もあるわけですね。だから、個別に申し込みをしても、別にWiFi環境がなくても、その金額をどうするかという話もありますけれども、その辺をやるよりも、私は、どういうふうな形で利用していくのか。バックヤードというのは、1つクラウドを使って、例えば委員会情報だとか、各会派はどうするかわかりませんけれども、そういったところを民間の、例えばグーグルだとかドロップボックスだとかいろいろな無料のクラウドもありますから、お金をかけないでバックヤードをつくるという方法も実はあるんですね。セキュリティーの高いところでやれば、サイボウズだとかグーグルだとか、そういったところと少しお金をかけてやるという方法もあります。  何をどうしたいかということがまず大事なので、入れることが目的ではなくて、今の業務を、我々が活動していく上で、実際にスマートフォンを使って情報をとりながら仕事をしているというのが現実なわけですね。だから、それに応じた形で発展的にタブレットにしていこうというのが私の1つの考え方なんですね。これは、紙に追いまくられて書類の中に埋もれていくことも防げますし、それ以上に、新しい情報をどんどん自分からとりに行くことができる。この辺を、本当にやってほしいのですけれども、ただ、予算要望に対しての時間がないということなので、来年度予算は、とにかく間に合えばやっていく。間に合わないにしても、こういう検討はぜひ進めていくべきだと思いますので、予算要望としてそれが通るか通らないかというのは、それはこちら側のあれではないのですけれども予算要望しますけれども、その中身をしっかり検討していく場をつくっていただければというふうに、私は個人的には思っています。 ◆市来とも子 委員  私ども会派でも、まだICTについては十分な議論はできてないのですけれども豊島区が全議員に対してタブレットを渡しているというふうに聞いたことがあります。豊島区は新庁舎になりまして、恐らくそういうWiFi環境も整った中でやっているんでしょうけれども、他区の例とか他市の例を、どういうふうに活用されているかというのを一度研究して、ペーパーレス化に本当につながっているかどうかも含めて私ども勉強したいなというところがありますので、そういう機会をつくっていただけたらと思います。 ○脇坂たつや 委員長  それぞれの委員の中でも、ICTに対するそもそもの認識の度合いが違うというところが正直、雰囲気を見ていてもあるのかなというところがありますし、今渡辺委員がおっしゃいましたけれども、この議会改革特別委員会の中で、個別テーマ1つとして随時取り上げていくような形には、委員長の私見としてはしていきたいというふうに思っているところではあります。先ほど案としても出ていましたけれども、またこちらについても部会をつくって今すぐ動き出すべきなのかどうなのかというのは、それぞれ各会派意見もあると思いますので、そうしたことも含めて、何かご意見がほかにあればお聞きをしたいと思います。 ◆富本卓 委員  事務局のほうでも当然これから予算に対して要望、それはもちろん議員意見を聞いてということですけれども、ある程度のたたき台をおつくりになると思うんですが、その中で、来年度に向けて優先順位がある程度あると思うんですよね。これは低いわけでしょう、あなたたちの中では。椅子は変わったが、ほかにもやることは山ほどあるが、そう考えると、限られた予算の中でということになると、そうなのかなと。  そうするとある程度、例えばリース延長しておいて、今の環境を、それは皆さんでご理解された上で、その間に検討して何年後かに目指すとかいうこともあるし、先ほど豊島じゃないけれどもうちの区だって1階はなっているのかもしれないけれどもWiFi云々といろいろ言っておるから、それを今後どうするのかも含めて検討していかなければいけないんだが、事務局の今のたたき台の中では、リースはどうするつもりだったのか。新しい今のようなパソコンを入れるつもりでいたのかとか、その辺はまだ全然見えてきてないのか。いかがなんでしょうか。 ◎議会事務局次長 タブレット導入ということは、前回の本委員会でも大きな課題というふうに認識しておりますので、今のところ事務局としてはもう少し検討時間が欲しいなと。特に先ほどからも再三出ておりますように、タブレット端末導入によってどんな効果議会として上がるのかというあたりを、もうちょっと私どもも理解し、他区の自治体の視察も出ましたけれども、そういう中で考えていきたいと思っておりますので、来年で機種を変えるのではなくて、少なくとも1年延長という形で検討しつつ進めていきたいというのが今の考えでございます。 ○脇坂たつや 委員長  その延長というのは、1年単位でできるものなんですか。 ◎議会事務局次長 少なくとも1年間は可能でございますけれどもハード面での保証ができなくなった場合には延長ができなくなるということになりますが、近い将来それが来るという回答は受けておりません。 ○脇坂たつや 委員長  今事務局からも、率直な意見というか、そういう思いもありましたので、予算要望は来年度については各会派に任せていくような形で、議会としてできれば足並みはそろえていきたいところではありますけれども、とはいってもそれが現実的に難しいところもありますし、まだ各会派勉強もしていきたいという思いもありましたし、また、可能であれば委員会でどこか視察に行くということも考えてもいきたいと思いますので、そうした形でまた委員会の中で、事務局には、他区の状況であったり、またリースの話であってももう一度たたき台をつくっていただいた上で、また次回の委員会の中で議論をしていく、そういう形で進めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。──よろしいですか。では、そういった形で進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆堀部やすし 委員  そんなことをしたら全然話は進まないので、さっきの部会に入ってない人が中心になって、部会をつくったらいいんじゃないですか。最初はお勉強でいいんでしょうけれども、1年後とか言うと、何でもそうだけれども2年後くらいになったりして。こういうのって、さわっていくとすごく便利だなというのはみんなわかることなんで、現物があったり使っていくということが大事で、使い方を先によく研究してやってみましょうというのが一番よくないというか、逆にそこのテンポから遅れちゃうと何かついていけなくなっちゃったとかということになるので、何となくみんなでさわりながらやっていけばうまくいくんじゃないかなと思うので、ちょっと検討していただけたらと思います。 ○脇坂たつや 委員長  今のご意見はおっしゃるとおりだとも思いますし、参考にさせていただいて、もう少し様子を見ながら、次回の委員会でまた方向性を少し決めていきたいと思いますので、それまで少し我慢ください。よろしくお願いします。  ほかに何かございますでしょうか。──ないようであれば、以上で本日の議会改革特別委員会を閉会いたします。                             (午後 3時23分 閉会)...