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  1. 目黒区議会 2018-08-01
    平成30年生活福祉委員会( 8月 1日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年生活福祉委員会( 8月 1日)                  生活福祉委員会 1 日    時 平成30年8月1日(水)          開会 午前10時00分          散会 午後 1時21分 2 場    所 第二委員会室 3 出席者    委員長   今 井 れい子   副委員長  石 川 恭 子      (8名)委  員  西 崎 つばさ   委  員  鴨志田 リ エ          委  員  いいじま 和 代  委  員  西 村 ち ほ          委  員  宮 澤 宏 行   委  員  たぞえ 麻 友 4 出席説明員  鈴 木 副区長         村 田 区民生活部長     (28名)松 原 地域振興課長      白 濱 税務課長          (東部地区サービス事務所長
             橿 原 滞納対策課長      松 下 国保年金課長          落 合 戸籍住民課長      小野塚 北部地区サービス事務所長          伊 藤 中央地区サービス事務所長                          関 田 南部地区サービス事務所長          藤 田 西部地区サービス事務所長                          秋 丸 産業経済部長                          (産業経済・消費生活課長)          竹 内 文化・スポーツ部長   濵 下 文化・交流課長          金 元 スポーツ振興課長    佐 藤 オリンピック・パラリンピック推進課長          上 田 健康福祉部長      田 邉 参事(健康福祉計画課長)          (福祉事務所長)          佐 藤 介護保険課長      千 葉 高齢福祉課長          藤 原 地域ケア推進課長    保 坂 障害福祉課長          樫 本 生活福祉課長      石 原 健康推進部長                          (保健所長)          島 田 健康推進課長      大 石 参事(保健予防課長)          手 塚 生活衛生課長      橘   碑文谷保健センター長 5 区議会事務局 児 玉 議事・調査係長      (1名) 6 議    題 地域振興、保健衛生、社会福祉及び文化・スポーツ等について   【報告事項】   (1)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方      針(案)について                     (資料あり)   (2)平成29年度目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果につい      て                            (資料あり)   (3)平成29年度目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果につい      て                            (資料あり)   (4)目黒区立高齢福祉施設及び障害福祉施設における次期指定管理者の      選定評価に係る実施方針について(案)           (資料あり)   (5)平成30年度地域密着型サービス等整備事業者募集期間延長等に      ついて                          (資料あり)   (6)平成30年度敬老のつどいの開催について          (資料あり)   【情報提供】   (1)熱中症予防の追加対策について               (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○今井委員長  生活福祉委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、石川副委員長、西村委員にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  それでは、報告事項(1)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について、お願いいたします。 ○濵下文化・交流課長  それでは、目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について御報告いたします。  資料をごらんください。  初めに、1、本方針の位置づけでございますが、文化ホール及び美術館につきましては、平成18年度から指定管理者制度を導入し、管理運営を行ってきましたが、平成31年3月をもって現在の指定管理期間が満了いたします。本実施方針(案)ですが、区の指定管理者制度活用の基本方針に基づきまして、本年4月11日開催の本委員会におきまして、目黒区文化ホール及び目黒区美術館における次期指定管理者選定に当たっての基本的な考え方等についてを御報告し、その中で、現在の指定管理者である公益財団法人目黒芸術文化振興財団を区の基本方針中の公募の特例を適用し、継続するとする旨を御報告したところでございますが、このたび両施設の次期指定管理者選定等に係る基本的事項を実施方針(案)として取りまとめましたので、今回御報告をするものでございます。  次に、2、施設の設置目的でございますが、(1)文化ホール、(2)美術館ともに、それぞれの条例に規定する設置目的に基づきまして、記載の事業を行うということに変更はございません。  次に、3、選定に関する基本的事項の(1)対象施設ですが、記載のとおり文化ホールと美術館でございまして、(2)現行指定管理者は、記載のとおり公益財団法人目黒芸術文化振興財団でございます。  2ページにまいりまして、(3)選定方法は、区の基本方針中の公募の特例を適用いたしまして継続とし、(4)継続の理由につきましては、記載の4点ございますけども、芸文財団のこれまでのノウハウや区民等との信頼関係を生かすこと、それから毎年運営に関して高い評価を得ていること、あとアウトリーチ活動など、地域に根差した活動が今後も期待できること、それから最後に、パーシモンホール大ホールの天井工事や目黒区民センターに関する検討など、次期指定管理期間中の課題への適切な対応への期待などを主な理由として掲載をしてございます。  こちらの詳細でございますが、5ページ、6ページに別紙1として4月11日に本委員会に御報告した資料の抜粋を添付してございますので、後ほど御確認をいただければと存じます。  次に、(5)指定期間でございますが、平成31年4月から5年間とし、この期間満了までに改めて継続可否の判断を行うこととし、あわせまして区有施設の見直し計画上の具体化の状況によりましては、指定期間を変更する可能性もあろうかというふうに存じております。  次に、(6)評価組織でございますが、区民や学識経験者5名で構成をいたします選定評価委員会を設置し、次の(7)に記載の評価方法によりまして、継続に当たっての総括的な評価を実施いたします。評価に当たりましては、評価基準を作成し、区の指定管理者制度の活用の基本的な考え方であります、住民サービスの向上と経費の効率的な活用について、指定管理者から提出されます事業計画書、それから収支予算計画書などに基づきまして、第一次、第二次評価を実施いたします。  アの第一次評価をごらんいただきますと、書類審査といたしまして3点、(ア)実績評価でございますが、現指定管理期間中であります平成26年度から29年度までの実績に対する評価につきまして、その下にa、サービスの実施に関する事項から、3ページにまいりまして、3ページの一番上、dの管理運営の効率化に関する事項の4つの評価項目について評価いたします。この評価項目でございますが、現在の指定管理期間中の運営評価項目の基準と同じで実施をいたします。  次に、(イ)計画評価でございますが、こちらは平成31年度から始まります、次の指定期間に係ります事業の計画ですとか収支計画についても、その下に記載のaからeまでの5項目について評価をいたしまして、次の(ウ)団体評価については、財団の財務状況等、経営に関する評価も行ってまいります。  その下、イの第二次評価でございますが、指定管理者制度や施設に対する理解、取組姿勢、それから業務遂行に対する認識等につきまして財団のプレゼンテーションを受けまして、選定評価委員からヒアリングなどを実施し、内容について確認、評価をしてまいります。  続きまして、4、指定手続き等に関する基本事項でございますが、(1)指定管理者の業務の範囲につきましては、これまでと同様にアからウに記載のとおりでございます。  (2)個人情報保護につきましても、記載のとおり、条例に基づきまして、これまでどおり適切に対応を図ってまいります。  次に、(3)利用料金制でございますが、文化ホール、美術館につきましては平成21年度から利用料金制を導入してございますけれども、次期指定管理期間につきましても、引き続き利用料金制を採用いたします。4ページをごらんください。(4)指定管理者継続的評価でございますが、こちらも記載のとおり、これまで同様に、運営評価委員会を設置した上で、管理運営状況の評価を継続的に行ってまいります。  最後、5、今後の予定でございますが、記載のとおり、8月に財団から報告書・計画書等の提出があった後、9月に選定評価委員会による評価を実施いたしまして、11月に仮協定及び指定議案を区議会に提出いたします。その議決後、選定結果を公表いたしまして、来年4月から新たな指定管理業務が開始となるものでございます。  説明については以上です。 ○今井委員長  それでは、説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○鴨志田委員  こちらの2ページ目の継続の理由(主な理由)ということで、これまでの指定管理業務が毎年高い評価を得ているということなんですけれども、これは選定委員とか、いろいろな委員というもの、何をもって高い評価を受けているのかということが1点。  あと、前回も質疑をしたんですけれども、美術館なんかは大変、小粒ながら、いい企画展をやっているんだけど、なかなか認知度が低いということと、あと芸術文化財団ホームページを見ても、全然リンクされていないし、どんな仕事をしているかわからない。ホームページはリニューアルするということだったんですけども、多くの方に芸術文化を楽しんでもらうには、やっぱり芸文自体の発信力をもっと強化しなきゃいけないと思うんですけれども、その点はどうお考えなのか。  以上2点です。 ○濵下文化・交流課長  まず1点目、芸文財団の運営の評価に対する結果でございますけども、これまで平成26年から今の期間、評価をしてございますけども、いずれもすぐれた運営ができているというような評価をいただいてまして、点数自体は年々伸びてございます。今年度も、平成29年度、7月に報告したとおりでございますけども、この期間では一番高い評価をいただいたところでございます。  その主な理由でございますけども、芸文財団が取り組んでいます事業につきまして、1つはこれまでのノウハウをきちっと生かしているということ、文化ホールにつきましても、そういったノウハウを生かして、地域の団体ですとか、そういった方の御利用に関して丁寧な対応ですとか、さまざまな調整がきちんと図れているということ、それから美術館につきましては、やはり企画展もそうなんですけども、さまざまな企画をするに当たりましては、いろんなほかの美術館ですとか、学芸員も含めまして、連携をきちっと図りながら、御来場いただく方にすばらしい、きちっとした展覧会ができるような工夫を随時続けているということ、それから、あとは地域との密着性といいますか、やはりボランティアも含めまして、さまざまな運営に地域の方に御協力をいただいている、それから地域に向けた活動、例えば文化ホールであればアウトリーチ活動、それから美術館であればワークショップなどといった、地域の方を対象にした、見るだけでなく体験をしていただく、そういった活動についても、きちっとした活動がなされているということで評価をいただいております。  それから、あと施設の管理面につきましても、限られた指定管理の経費でございますけども、その中で、区ですとか、文化ホールであればキャンパス全体と連携をとりながら、不備のあるところ、それから御来場された方が危険だと思うようなところについては、日々報告をきちっと上げるような中で区にも報告をいただいて、改善すべきところは改善し、今後予算がかかるようなところであれば、調整を図りながら行っていくといったような、周囲との連携も図りながら、きちっと運営を行っているというようなところで、運営評価委員会からはこれまで高い評価を得ているというふうに思ってございます。  それから、2点目の認知度につきましては、前回の本委員会でもお答えをさせていただきましたとおり、今後もさまざまな工夫をしていかなければいけないなというふうには思ってございます。美術館につきましては、例えば区民の方の来場が少ないというような御意見も多くいただいてございますので、そういったところでどのような周知ができるかというようなことについては、芸文財団、それから区のほうもさまざまなメディアとか手法を使いまして、美術館、それから文化ホールもそうですけれども、施設のよさ、内容のよさ、そういったことはきちっと伝えていかないといけないと思いますので、そういった発信力の向上については、これからも課題として捉えまして対応してまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○鴨志田委員  私は、芸術文化は政策ですので、議員になった当初から、芸文財団や美術館、こういったことには発言をしてまいりました。子どもたちに対する芸文のかかわりは、すごくきめ細やかで、子どもたちの想像力を養うという意味では大変いいプログラムがあるかと思いますし、芸術文化を育てるには何十年という時間もかかるわけですから、いずれ目黒区から大芸術家がいっぱい出たねなんていうような、そんな布石になるような政策をとってほしいと思う。  その中で公募の特例をやるわけですから、ただあちらからの提案を待ってるんじゃなくて、目黒区として何を求めるのか、期待するのか、将来像ですね。単に文化縁と並べておりますけれども、こういったことを次の特例の公募のときには実現してほしいとか、やっぱり区側としても、そういった方向性を示していくことも大事だと思うんですけども、いかがでしょうか。  以上です。 ○濵下文化・交流課長  芸術文化にかかわる区の方向性ということでございますけれども、委員今お話いただきましたとおり、子ども、それから高齢者に対するアウトリーチ活動ですとかワークショップの活動、これは先ほども申し上げましたとおり高い評価を得ております。年々拡充をしながら、例えば美術館とかホールに足をなかなかお運びになれない方々にも、例えば学校ですとか病院ですとか、そういったところに芸術家を派遣して、すぐれた芸術を見ていただくと、そういった活動を今さらに充実をしている状況でございます。そういった活動の充実が、子どもたちにとって、将来そういった方向に進むですとか、自分の将来を決めるに当たっての何かきっかけになるというようなこともあろうかと思いますので、そういった取り組みについては、引き続き区としても支援をしながら充実をしてまいりたいというふうに考えているところです。  区としては、文化縁の形成という大きな方向性を持っていますので、これに関しては、現在の芸術文化振興プランでも掲げていますとおり、それを広げていくというような取り組みについては、区としては今後とも積極的に取り組んでいかないといけないと思ってございますので、もちろんそれの一翼を担っていただいているのが芸文財団でございますので、そこはきちっと連携を図りながら取り組んでまいるという考え方に変わりはございませんので、今後もそのように進めてまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  1点なんですけども、(5)の指定期間なんですけども、平成31年4月1日から36年3月31日までの5年間ということが書いてあるんですが、その下に、上記指定期間満了時には継続可否の判断を改めて行うこととする。ただし、区有施設の見直し計画上の云々といって、指定期間を変更する可能性があるということが書かれているんですけども、これはどういうことなんでしょうか。5年間が終了した後で、また公募の特例として議決をとるということなのか、それとも上記指定期間を変更する可能性があるということで、その期間を延長することができるということなんですか。その辺はどういう理解をすればいいのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○濵下文化・交流課長  指定期間のお尋ねでございますけども、次の指定期間は平成36年3月までの5年間ということでございますけども、その中で継続の可否は改めて行うと。その後の区有施設の見直しの状況でございますけども、まず美術館が所在しています目黒区民センターの敷地に関します見直しの検討が、区有施設見直しリーディングプロジェクトとして今後始まるということでございますので、その検討の状況によっては、この5年の間にどういった動きがあるかというのは見据えていかないといけないというふうに思ってございます。その検討の中で、この5年間の中に影響があるような状況があれば、こういった指定期間の変更も行いながら対応していかないといけないという意味で、ここは記載をさせていただいているものでございます。  以上です。 ○石川副委員長  そうすると、この5年間で議決するわけですよね。しかし、この期間が短くなるとかということなんですか。 ○濵下文化・交流課長  目黒区民センターの検討に当たる、そういった期間を捉えて、今後進んでいくわけでございますけども、この5年の間に、例えば美術館を含めて、例えばですけども、違う形につくりかえるですとか、違った形で行うというような検討がなされて、その期間の中で今の指定管理の仕様に定める状況が、例えば実施ができないとか、そういう状況になった場合については、改めてこの中で指定期間を変更する、もしくは例えばこの期間を過ぎて、改めてまた5年から近い時期に見直しをする時期が来るとかいう場合についても、そういったところで期間の延長といいますか、次の期間までは同じ指定管理者というような検討もしないといけないのではないかというふうに思ってございまして、その辺の可能性について記述をしたものでございます。  以上です。 ○石川副委員長  よくわからないですが、5年間が指定管理期間ですよね。そして、この間にリーディングプロジェクトということで、美術館も含めた検討が行われていくわけですよね。例えば、その中途でそういう結果が出た場合、この5年間の中でも、指定管理は5年間なんだけども、それを変更するということなのか、それともまた、あるいはそうじゃなくて、5年間継続した後に、またこれが計画との関係で指定期間が変わるとか、今公募の特例になっていますよね、芸文がね。だけど、そういうものも含めて変わるというのか、ちょっとその辺が、どういうことを言ってるのか、やっぱりよくわからないんですけども、前も聞いたようなことがあるんですけども、その辺はどういうことなのか、もう一度お願いしたいんですが。 ○濵下文化・交流課長  今回の指定期間は5年間でございますけども、この中の、そういった区有施設の見直しの中で、例えば建てかえですとか、そういうのが早まった場合というのも想定される、もしくはその後の期間にそういった見直しの期間が発生するというようなこともあろうかと思いますので、その期間の中でそういった状況を見据えながら変更が発生することもあろうかというようなこともあると思いますので、そのような記述をさせていただいているということでございます。  以上です。 ○石川副委員長  そうすると、その計画の状況によっては、指定期間の5年間の中で変わる場合もあるし、5年間を指定管理としてやった後、その後、変更になる場合もあるという理解でよろしいんですか。 ○竹内文化・スポーツ部長  本日この指定期間というところに記載した内容ですけども、これは一応平成31年4月1日から36年3月31日までの5年間を指定するということになりますが、その前に、現在区有施設の見直し計画リーディングプロジェクトとして、区民センターに関する検討ということが進められていますので、その進捗状況によっては、この5年間が短くなる場合もあるということを一応明示しているというものでございます。  以上でございます。 ○今井委員長  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)平成29年度目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  (2)平成29年度目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について、こちらは質疑から行います。よろしくお願いいたします。  (「この間のこれですよね」と呼ぶ者あり)
    今井委員長  はい。前回の部分ですので、質疑から(2)、(3)は行います。 ○いいじま委員  前回お伺いしたんですけども、目黒区立高齢福祉施設の26ページの事故発生時の原因、これを質問したときに、調べますということだったので、わかったかどうか、そこだけ、1点だけお伺いいたします。 ○千葉高齢福祉課長  いいじま委員の質問にお答え申し上げます。 ○今井委員長  もう少し大きい声で。 ○千葉高齢福祉課長  はい。失礼いたしました。  ヒヤリハットの報告に関する基準でございますが、この基準を厳しくしたため、昨年度件数がふえたというふうに確認してございます。利用されている方の中には、少しぶつけただけでもあざができやすい方もいらっしゃるということで、同一の方のカウントですとか、また職員が交代で勤務に当たりますため、やはり別の職員が同じ方をカウントしている可能性もあるということですので、実際には昨年度とほぼ同じ件数ということを確認してございます。  以上でございます。 ○今井委員長  いいじま委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  今回の高齢者福祉施設障害者福祉施設の評価結果についてもそうなんですけども、自己評価に関して、ほとんどAということで、もちろん施設長が最終的な判断を下すと思うんですけども、自己評価に関しては、やっぱりグループか何かで議論をするのか、どのようにして自己評価を出すのかということが1点。  あと2点目は、私も監査委員を4年間やりましたので、福祉施設を全て回ってる中で感じたのは、民間施設のほうが雰囲気が明るくて、何か笑顔が多い気がするんです、全体的にね。雰囲気づくりというのもやっぱりこういう中に、雰囲気づくりは評価の中に入ってるんですけども、民間と比較してそう感じるというのは私だけではないと思うので、こういった雰囲気づくりというのも大切にしていくべきじゃないかと。施設の雰囲気づくり、職員の雰囲気づくりですね、明るいか。この辺をどのようにお考えか。  以上、2点です。 ○千葉高齢福祉課長  では、今の2点の質問に順番にお答えいたします。  まず、自己評価でございますが、法人全体もございますが、あと施設ごとに職員がそれぞれ意見を出し合って評価をしていると聞いてございます。  また、2点目の雰囲気づくりでございますが、やはり高齢者福祉施設は24時間365日稼働してございますので、職員体制ですとか、職員同士の連携は大変重要だと考えてございます。そのため、やはり施設の雰囲気づくりというのも重要な点であると考えてございます。施設の雰囲気づくりでございますが、中で評価する部分と、外から見てどう感じるかという視点も大変大事だと考えてございますので、やはりそういう点で、私どもも施設に行った際には気をつけて見てまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  先ほどの、まず1点目の評価に関しては、複数で意見をしながら出すということだったんですけども、例えば職員の方々がほかの施設を視察したことがあるのかどうかということですよね。芸文もしっかりみんなそうなんですけれども、やっぱり自己評価に関しては近視眼的になっているんじゃないか。内々でやっていて、区の職員も入るのかもしれないんですけども、全国同じ施設があり、政策でやってるわけですから、近視眼的にならないように、やっぱり職員が他施設を視察に行ったりとか、民間を見てみたりとか、そうやって違いを感じることも大切なんじゃないかな。実は、私の父もお世話になりました。それは区の施設であったり、民間なんですけども、やっぱり監査委員として視察しただけじゃなく、実際違うんですよね。その辺の実態の違いがわかるような、例えば他施設に行くとか、そういった機会をつくってあげることも区の責務の一つなのではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。  評価が近視眼的になっているんじゃないか、雰囲気づくりは大事ですねというのは、それはそうなんだけども、自分のところだけ見てたら違いがわからないわけですから、そういう機会をつくってあげるのは区の責務じゃないかということですね。  以上です。 ○千葉高齢福祉課長  ただいまの質問でございます。  ほかの施設を視察しているかという点でございますが、交換研修をやってございまして、民間の施設等も視察してございます。やはりそういうほかの施設を見ることで、ほかの施設のよいところも学べるというふうに考えてございますので、こういうことは引き続き充実させていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  雰囲気づくりという点なんですけども、働いている職員がほかから見てどうかということは、なかなかわからないと思うんですよね。その点は、やっぱり区のほうがその辺を指導してあげるということが重要だと思うんですよ。民間施設に視察に行きました、それはすごくいい機会だと思うんですけど、じゃ、どこが違うのかということは、実際の利用者とか第三者が見なきゃわからない点があるわけですから、その辺は区側のほうがしっかり雰囲気づくり、やっぱり雰囲気がよければ高齢者も元気になるわけですから、その辺は指導すべきだと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○千葉高齢福祉課長  今の鴨志田委員の御質疑でございますが、やはり私どもも当然そのようにしていきたい、いくべきだと考えてございます。施設の雰囲気づくりがよくなるよう、引き続き指導してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  1つは、先ほども出ていましたが、ヒヤリハットのことなんですけども、26ページだけではなく、東が丘の9ページのところにもヒヤリハットのことが出ているんです。そして、発生件数がここ数年減少していないということで、ヒヤリハットの報告の分析を含め云々と書かれているんですが、件数が多かった、ここは東山でしたっけ、東山だけではなく、事業団全体でヒヤリハットというか、あと事故等について検討するということが行われた結果なのかどうか、その点をお聞きしたいなと思うんですが、ヒヤリハットについてです。  それと、2つ目なんですけども、どこの施設でも特別養護老人ホームの退所者数が書かれています。例えば、5ページの平成27年度から29年度の退所者数が書かれていて、括弧は亡くなった数で、残った人たちが退所したということなんですが、特養から退所したということは、要は状況がよくなって在宅で看られるようになったから退所したのか、それとも入院か何かで、要は特養ではもう過ごすことができないという形なのか、それはどこの施設も死亡の数と、その残りというか、退所したという数があるんですが、この辺はどうなっているのかということをお聞きしたいと思います。 ○千葉高齢福祉課長  まず、1点目のヒヤリハットの件数でございます。  先ほどの26ページは東山特別養護老人ホームでございましたが、9ページの東が丘の部分につきましても、こちらも確認してございまして、理由は同様でございます。中目黒は、そもそも厳しい基準で従来からやっておりましたので、やはり事業団として統一した基準ということを考えたため、このような結果になったということを伺ってございます。  続きまして、2点目のケースでございますが、死亡ではない退所ということでございますが、よくなったケースは基本的にございませんで、やはり入院というふうに聞いてございます。  以上でございます。 ○石川副委員長  事業団として、ヒヤリハットというところで、きちんと方針として注視していくということは非常にいいことだと思うんですが、数がどんどんふえてくる中で、結局、そういうことを起こさないというか、数はふえたけども、それについての職場でのというか、事業団での検討というか、どうしていくのか、何で起こったのか、そういうところまでできているのかどうか、その点について伺いたいなと思います。  それと、例えば4ページなんですけども、さらなる向上を求める点についてというところで、丸2つ目、職員と組織の能力向上ということで、利用者一人一人の気持ちに寄り添い、人権を尊重したサービスを提供できる職員の育成に努める必要がある。苦情への対応ということで、利用者や家族に対して誠意ある対応、回答をしていく必要があると課題が書かれているんですけども、ここだけじゃなくて、ほかにも似たような、要は職員の質というか、利用者に対する対応の問題が指摘されているわけですけども、特養などの福祉施設で働く職員の賃金が低くて、そしてどんどんかわっていくという、こうした状況があると思うんですけども、最近、新聞などにも、例えばそういう施設の職員がなかなか採用できなくて、例えば特別養護老人ホームのベッドがあるにもかかわらず、利用されない状況があるということを聞いているんですが、目黒の事業団、要は特養ホームにおいては、そういうことがあるのかないのか、職員の状況がどうなっているのかという点について区が把握している部分があれば、教えていただきたいなと思うんです。 ○千葉高齢福祉課長  まず、1点目のヒヤリハットに対する防止対策でございます。  ヒヤリハットシートというものを活用しまして、例えば朝夕申し送り時に職員間で情報を共有し、対策を検討してございます。また、毎月1回事故防止委員会で全ての事故やヒヤリハットの内容及びその対応の対策を検討していると伺ってございます。  続きまして、2点目の事業団における特別養護老人ホームのベッドのあきの状況でございますが、一応今のところ、退所してから、その準備であく場合と、あと長期入院であいている場合等ございますが、それ以外では埋まっている状況でございます。  以上でございます。 ○石川副委員長  昔、かつて私は特養ホームは医療的対応はしないという感じでずっと思っていたんですけども、今は経管栄養とか胃ろうとか、そういう対応をしていらっしゃいますよね。現状で特養ホームに入っていらっしゃる方で、そうした医療的行為を必要とする人はどのくらい入っていらっしゃるのかということと、あと、今まで介護士の人たちが医療的行為をやってはならなかったのが、規制緩和の中で、研修してやれることができるようになったというのを聞いているんですが、例えばたん吸引なんかも介護士がやることができるということを聞いているんですが、区立特養の中では、そうした医療行為も研修によって介護士ができる部分は、現実問題、介護士が行っているのかどうか。そうした負担というか、職員がそうした医療的行為もやる中での負担については、どのような声が上がっているのかどうかということをお聞きします。  それと、一時、やっぱり福祉施設、特養ホームの職員がなかなか集まらないということを聞いてきたし、そうした状況にあったと思います。しかし、最近、事業団は職員が安定してきたと。以前に比べれば定着率が非常に安定しているというのをよくおっしゃっているんですけども、私は本当にそうなのかどうかというのをすごく疑問に思うんです。  例えば、きのう、事業団の運営協議会が行われたと思うんですけども、その資料を見ると、平成29年4月1日から30年3月31日までの1年間、この中で正規職員の採用は、例えば介護士の場合、12人を採用して11人が退職してるんですね。採用した職員が退職されたのか、在職している人が退職したのかは全くこの表からはわからないんですけども、ともかく12人採用して11人退職している問題とか、例えば保健師、看護師は2人採用して2人退職しているんです。PT、OTとか、いろんな専門職種、全部合わせて、この年に採用している人は41人と書いてあるんです。そして、その次、1年後には退職した人が29人になってるんです。幾ら安定してきたとはいえ、やはり他の産業に比べて本当に職員の入れかわり、定着は非常に低いと思うんです。  私は、こうした中で、職員に課せられる責任というか、いろいろ課題が多い中で、例えばさっき評価の中で十分一人一人に見合った丁寧な対応がされているのかとか、そういう質の問題が出てくる。こういうことにも職員の異動の激しさ、定着していないという部分があるのではないかと思うんですが、職員の状況については、区としてどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ○千葉高齢福祉課長  まず初めに、医療的ケアの方がどのぐらいいらっしゃるかということでございます。  例えば、経管栄養ですと、中目黒は4名、東山が12名、東が丘が10名で、常時吸引が必要な方は中目黒が2名、東山が8名、東が丘が10名いらっしゃいます。そのほか、バルーンカテーテルですとかペースメーカー、インシュリン等が何名かいらっしゃいます。たんの吸引ですが、介護士が研修で必ずやってまして、学んでいるということを聞いてございます。区立特別養護老人ホームは、このような医療的ケアの必要な方を積極的に受け入れているというのが特徴の点でもありますので、やはりこういう方を受け入れていくという基本的な考えでやってございます。  それから、職員の定着についてでございます。  委員御指摘のとおり、介護職の職員の方は、やはり同じ勤務場所ではなく違う事業所に異動してしまうという傾向があるというのは聞いてございます。また、なかなか職員のなり手もないということもあることから、区といたしましては、採用説明会等を開催して、ハローワークと連携しながら、できる限り介護職の仕事に興味を持っていただくような取り組みを行っているところでございます。今の事業団の状況ですと、職員の配置状況が空床に影響しているということはございませんが、やはり職員の質の確保というのは必要でございますので、引き続き職員の定着に向けて、区としてもできる限りのことは考えてまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 ○石川副委員長  医療的ケアを受けている人が思ったより多いというか、やはりこれは民間とは違って、区立特養だから、重度の方というか、ケアの必要な人が区立特養の中に入ってくる、区立特養の役割だと思うので、私は、これについては本当に頑張ってほしいなと思っているんです。  ただ、やっぱりそこで働く職員の労働条件や、そういうところについては、きちんと配慮しないと、結局、蓄積できなくて、ほかの職場に行っちゃうという状況があるので、その辺では、区立特養として、やっぱり区として、指定管理ではありますけども、きちんとした配慮が必要ではないかなと思っています。その点については、今後区立特養については、区としてどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 ○千葉高齢福祉課長  今、副委員長がおっしゃったことは大変重要だと考えてございます。現場の声をしっかり聞きながら、やはりどういう支援が必要かなどを見きわめながら、職員の労働条件に配慮してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○今井委員長  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、平成29年度目黒区立高齢福祉施設指定管理者運営評価結果について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)平成29年度目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  (3)平成29年度目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について、質疑からお願いいたします。ございますか。 ○鴨志田委員  障害者福祉に関しては、非常に幅が広くて深くて、非常に多様なものが求められるんじゃないかなと思います。そういう中で、職員の定着率というのはどうなのかということが1点。  2点目は、社会福祉事業団のほうは、かみよん工房、えのき園、心身障害者センターの指定管理者、こういった中での職員の交換とか異動とかというのがあるのかどうか。  以上2点です。 ○保坂障害福祉課長  職員の定着率については、今、手元に資料がなくて申し訳ございません。  職員の異動につきましては…… ○今井委員長  済みません。聞こえないんですけれども。 ○保坂障害福祉課長  職員の定着率の資料は、今手元にないので、申し訳ございません。  職員の異動につきましては、各施設の中で一定期間を経て異動していくという、例えば施設長がほかの施設長になったりということがありますので、そういった中では定期的に人事異動等がある状況になっております。  以上でございます。 ○鴨志田委員  定着率に関しては、次回の委員会でも、もしくは資料か何かを机の上に出していただければ結構です。  何で異動があるかと聞いたのは、やはり障害者福祉は本当に幅が広くて深くて、これがいいというのはなかなか解答がない中で、やはり職員自体に経験を積ませることが非常に大事ですし、あと経験を積ませることによってやりがいを感じてもらって、それで職員が定着していくことが最も大事なんです。その辺は事業団だけに任せるんじゃなくて、全般に障害者福祉を指導している、あずかっている区自体が少しアドバイスをしたりとか、職員をいかに成長させるかとか、向上心を身につける、また定着させる、その辺もやっぱり区としての責務じゃないかと思うんですけれども、この辺はいかがお考えか、お伺いいたします。 ○保坂障害福祉課長  障害の特性については、委員御指摘のとおり、重い人から軽い人まで、それぞれ一人一人特性についてはかなり違うという状況がございまして、いわゆる就労的な施設もございますし、生活介護のような施設もございますし、デイサービス的なところをやっている施設もございますので、そういった中でさまざまな経験を積んでいくということは極めて重要であると認識しております。  また、障害の施設につきましては、事業団以外でも指定管理の事業者等ございますので、そういった中も含めまして、区内の事業者だけではなくて、他区の法人等も指定管理をしているという状況がございますので、そういったさまざまな施設の交流も含めて、ノウハウですとか経験を積んでいきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○田邉健康福祉計画課長  職員の定着率でございます。  こちらは、高齢者福祉施設障害者福祉施設、双方事業団として交流がございますので、人数で申し上げますと、平成29年度が退職者29人で、全職員は350人、約8.7%でございます。そして、28年度が退職者が32人、全職員が339人ですので、9.4%、27年度が35人の退職で346人の職員ですので、10.1%が離職率なので、その逆が定着をしていると。ほかの法人に比べまして、非常に高いというふうに認識しております。  以上です。 ○鴨志田委員  定着率のお答えありがとうございます。非常に参考になりました。  高齢者福祉も障害者福祉も、職員の方がいてこそ成り立つ、非常に人的な要素が大きいわけです。かつ、事業団は区の財政援助団体ということもあるので、そこは事業団らしさを出すためにも、人材育成とやりがいをつくってあげていくことがやはり責務だと思いますので、離職率はほかに比べて少ないといっても、先ほど申し上げたように障害者福祉というのは非常に深くて広くて、完成度というのがないという状況なので、人材育成に関しては、区側からもしっかりと指導していっていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○上田健康福祉部長  人材育成全般のお話でございますので、私からお話しさせていただきたいと思います。  今年度の予算の中でも、新たに介護福祉人材の育成事業として、区内の介護事業者を対象に予算をつけまして育成をしているところでございます。そういったこともあり、また、先ほど申し上げたように福祉人材確保のための仕事相談会、これも定期的に、高齢者施設だけでなく障害者施設も含めて行っていっている状況でございます。区といたしましては、そういうことを通しながら、人材の確保、また人材の育成について事業団ときめ細かに打ち合わせしながら進めていきたい、そのように考えてございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  御答弁ありがとうございました。  こういった福祉に関しては、やっぱり基礎自治体の最も重要な政策であるとともに、このように区としても人材育成には力を入れているということを、やっぱり障害者福祉にかかわる人にもっと認知していただくことが必要なんじゃないかな。目黒で働いたらいいよねと、このような雰囲気だけじゃなく、発信をしていくことも広め、みんなに認知してもらっていくことも必要なんじゃないか。人イコール福祉の質の向上にもつながるわけですから、人材育成に関しては、これだけ区として力を入れるということを発信してほしいんですけども、いかがでしょうか。 ○上田健康福祉部長  次の議題の実施方針のところで、御説明を後で差し上げたいと思いますけれども、指定管理者の更新の時期、相手方、公募であろうが、継続であろうが、人材育成のことについては、きちんと評価項目の中に入れ、相手方の事業者なり事業団なりに求めていきたい、そのように思っています。そういう機会を捉えまして、人材育成について、あるいは事業所の雰囲気づくりについて、区としていろいろ発信をしていき、目黒区の福祉施設はこんなにすばらしいよといったことも出していきたい、そのように思ってございます。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○たぞえ委員  所見の中で、利用者の重度化や医療的ケア等の対応というのが何カ所か書かれてまして、例えば9ページですとか、あと22ページです。22ページだと、健康状態の変化に対して、家庭や医療機関、関係機関と連携をという話が書いてありまして、それが幾つかあるので、このあたりを質問させていただきたいんですけれども、今回の評価対象になっている施設は、生活する場所であったり、あとは日中、工房とかで何かつくったりとか作業する場所ではあると思うんですけど、やっぱりその間に体調の変化とか、いろいろ気をつけなければいけない点が多々出てくるんだと思います。  まず、現状から伺いたいんですけれども、日中過ごす場所以外で、健康管理という点では、区なのか、それとも相談支援事業なのか、どういった組織が利用者さんの方々に携わっているのか伺います。 ○保坂障害福祉課長  ただいまの質疑に関してですけれども、基本的に、御家庭の中においては、家族の方が服薬管理等をしているところでございますけれども、例えばグループホームにつきましては、生活の場ということもございますし、住んでいる方は長年住んでいるうちに、そういった方たちが40代、50代になるにつれて、やはり薬の飲み忘れ等が起きてきますので、世話人の方ですとか支援員の方が、そういった意味では、服薬のチェックですとか、飲み忘れがないようにしているというところがございます。日中生活の場におきましては、当然、お昼というか、日中も薬を飲む方がいますので、そういった方については、そこのスタッフの方がきちんと服薬の状況を管理しながら、飲み忘れがないようにというところで行っているところでございます。  以上でございます。 ○たぞえ委員  今、御答弁では服薬管理という観点で御答弁いただいたんですけれども、例えば1つ目におっしゃった御家庭で服薬管理をしていただいているということですけど、今回、所見で書かれているのって、やっぱり利用者の高齢化と書かれていると、要は御家族も高齢化されると思うんです。グループホームでのことも、どんどん御高齢になれば病気もふえるし、服薬管理も複雑になっていくというのが想像できるんですけれども、今後、服薬管理を含めて体調管理、健康管理のところをどのように、誰が担っていくのか、今イメージはありますでしょうか。 ○保坂障害福祉課長  医療的な部分につきましては、例えば相談支援事業所ですとか、障害福祉課のケースワーカーが、例えば訪問看護を頼むですとか、そういった形で定期的に訪問看護師が来て、医療的なケアも含めて、しているという方もいらっしゃいますので、その方、またその御家族の方の状況に応じて適切な支援はしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○今井委員長  たぞえ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○いいじま委員  今、医療的ケアの質問がありましたけれども、17ページ、新たに医療的ケアが必要な利用者の対応に向けた検討とかが必要であると出ています。目黒区は、前回、私も傍聴させていただいたんですけども、医療的ケア児の民間の連携強化ということで、どこの区よりも初めて障害者の団体と家族と有識者と医療関係者で20人ぐらいで構成されて協議をされて、23区で初めてということで日経新聞にも載ったりして、医療的ケアにはすごく力を入れていき始めていると物すごく感じるんですけども、今回障害者施設のさらなる向上を求める点についてということでの医療的ケアの必要な利用者への対応については、何らかのこれからこうしていくというようなことがあるかどうか、その1点だけ、お伺いいたします。 ○保坂障害福祉課長  まさに、医療的ケアにつきましては、現在、医療的ケアがあるお子さんが、5年後、10年後、やはりそういった特別支援学校を卒業した後、日中活動の場ということで、恐らく区立の障害者施設を使っていくということになろうかと思います。やはり区立施設の役割として、なかなか民間では受け皿がないような重い方、また医療的ケアを必要とされる方ということを受け入れていくところだと認識してございます。現在、今年度から本町工房で1人、医療的ケアの方を新たに受け入れたのと、あわせて、今あいアイ館に4名の医療的ケアの方がいるという状況でございます。  以上でございます。
    ○いいじま委員  今4名と1名の方がいらっしゃるということなんですけども、今後どんどんやっぱり医療的ケア児の子たちがふえているという現状の中で、何か考えていることがあったら、その点だけ、お伺いいたします。 ○保坂障害福祉課長  1点だけ訂正させていただきますけれども、本町工房につきましては2名の方が入っているというところでございます。  なお、看護師の配置基準として、医療的ケアについては4対1という形で看護師を今配置しているところでございますけれども、今後医療的ケアの方の受け入れが当然ふえていけば、それに対応した人員の配置も含めて、そういった支援につきましては考えていきたいというところでございます。  以上でございます。 ○今井委員長  いいじま委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  今の前の方の質問とダブるわけですけども、障害者差別解消法などによって、これからもっと障害の、今まで重くてなかなか支援を受けられなかった人たちもどんどん参加してくると思うんです。障害の場合、同じ障害でも人によって出てくる状況とか対応は本当に異なるわけですよね。そういう面では、人のきめ細かな配慮とか医療的な配慮が非常に必要だと思うんです。  今までの答弁の中では、人材育成という大きな枠の形で対応していくとか、看護師の配置とかとおっしゃったんですけども、今後ふえていくということで、区立の施設としては、民間で受け皿とならないところも受け入れていくという姿勢では非常に評価できるものなんですけども、指定管理の事業者だけに任せることなく、区としても相当大きな支援がないと、やはり現場ではなかなか対応できないということが出てくると思うんです。そうしたことを考えれば、ますます必要となる人手、それと医療的ケア、要は職員も、看護師もそうですが、普通の職員も、医療職じゃない職員も相当専門的な知識というか、学ぶ必要があると思うんです。そうしたときに、区として、きちんと区の施設の責任として、向上させるために援助していくという立場ということでよろしいんですか。今までの答弁ですと、それを支援していくよという姿勢は、ずっとやっていくということでよろしいんでしょうか。 ○保坂障害福祉課長  これまでも区立の障害者施設におきましては、民間の通所が困難な方に対して送迎バスを出したり、なおかつ医療的ケアも始めているというところでございますので、やはりそういった施設で働く、一番は人材の確保・定着、また研修も、そういった研修に出られるような体制を確保していくですとか、医療的ケアについても、看護師が現在中心になってやっているところではございますけれども、さまざまな方の負担の軽減といいますか、そういったところも含めて、区としては、人材的な配置も含めて考えていきたいと思います。  以上でございます。 ○今井委員長  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、平成29年度目黒区立障害福祉施設指定管理者運営評価結果について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)目黒区立高齢福祉施設及び障害福祉施設における次期指定管理者の選          定評価に係る実施方針について(案) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  (4)目黒区立高齢福祉施設及び障害福祉施設における次期指定管理者の選定評価に係る実施方針について(案)、をお願いいたします。 ○田邉健康福祉計画課長  それでは、目黒区立高齢福祉施設及び障害福祉施設における次期指定管理者の選定評価に係る実施方針について(案)を御報告申し上げます。  まず、資料の1の経緯でございます。  区立の高齢福祉施設及び障害福祉施設におきまして指定管理者制度を導入している13施設のうち10施設、下に対象施設の表がございますが、10施設が平成30年度末に指定期間を終了いたします。そのため、平成30年4月に、本委員会に御報告しているところでございますが、基本的な考え方等についてをまとめたところでございます。こちらにつきましては、本日の資料17ページ以降に4月11日の生活福祉委員会の資料を参考資料としてつけてございますので、御確認をお願いいたします。また、平成31年度からの指定管理者の選定に当たりましては、平成17年の指定管理者制度活用の基本方針に基づきまして選定をいたします。  次に、2の対象施設でございます。こちら実施方針を策定いたしますが、対象施設10施設のうち、表の上、高齢福祉施設が6、そのうち公募の特例を考え方としてとるところが上の5施設、そして高齢者センターが公募1カ所、障害福祉施設につきましては、上の3カ所が公募の特例、そして知的障害者グループホームのぞみ寮につきましては、公募の考え方をとります。  3の実施方針(案)でございます。こちらにつきましては、それぞれ、以降の別紙で掲載してございますが、まず(1)の公募の特例とする施設につきましては別紙1、こちらは健康福祉計画課から御報告いたします。(2)の公募とする施設、①が高齢者センター、別紙2でございますが、後ほど高齢福祉課から御報告いたします。②の知的障害者グループホームのぞみ寮につきましては別紙3で、障害福祉課から御説明いたします。  ページをおめくりいただきまして、2ページ、4の今後の予定を先に申し上げます。本委員会に御報告後、8月5日から、公募の施設につきましては公募を周知し、募集要項の配布も予定しております。8月29日から9月5日まで申請を受け付けいたします。そして、8月から10月まで選定委員会におきまして選定評価を行ってまいります。10月には指定管理者の候補者を決定いたしまして、仮協定を締結する予定でございます。11月、指定管理者の指定に関する議案を第4回区議会定例会に提出させていただきます。12月に選定結果を公表し、12月から3月までは、公募の施設につきましては指定管理業務を引き継ぎしてまいります。そして、年度が変わりまして平成31年4月に基本協定を締結し、指定管理業務の開始をいたす予定でございます。  それでは、次のページ、別紙1については健康福祉計画課から御報告いたします。  こちらは、公募の特例を適用する目黒区立高齢福祉施設及び障害福祉施設における指定管理者選定実施方針(案)でございます。  まず、1の位置づけでございますが、先ほど御報告いたしました平成30年度末に指定管理期間の満了を迎える高齢福祉施設及び障害福祉施設のうち基本方針に基づく公募の特例を適用する施設について、次期指定管理者の選定評価をするための方針を定めるものでございます。  2の対象施設ですけれども、高齢福祉施設につきましては、特別養護老人ホーム3カ所、在宅ケア多機能センター2カ所、障害福祉施設につきましては、福祉工房2カ所、心身障害者センターあいアイ館でございます。  3の管理業務の範囲につきまして、(1)高齢福祉施設、①に特別養護老人ホーム、②に在宅ケア多機能センターを列記してございます。  ページをおめくりいただきまして、4ページ、(2)障害福祉施設につきましても、管理業務の範囲を、①福祉工房(かみよん工房)、②福祉工房(大橋えのき園)、③心身障害者センターあいアイ館を書いてございます。  5ページの4、指定期間でございます。こちらは、基本方針における指定期間の考え方に基づきまして、平成31年4月1日から平成41年3月31日までの10年間としております。こちらは、指定期間の考え方というのが、特に利用者との信頼関係の構築に時間を要する施設で、長期的に安定したサービスの提供が求められる施設は10年間ということを、27ページに基本方針を抜粋しておりまして、そこの一番下に指定期間という項目がございますが、そこに記載してございます。  戻りまして、5ページ、続いて、5で個人情報保護、6で情報公開、7で、こちらは指定管理業務に関する区と指定管理者の責任分担、8で行政手続条例等の適用、9で暴力団等の排除、10で兼業の禁止について記載してございます。  6ページにまいりまして、11の利用料金制につきましては、この10施設は全て利用料金制を適用していくこととしております。  12の指定管理者継続的評価でございます。区は、指定管理者から提出される事業報告書、利用者アンケート結果等をもとに、毎年度、運営評価を実施いたします。こちらは、先ほど御報告していた運営評価のことでございますが、区に目黒区健康福祉部指定管理者運営評価委員会を設置して、評価を継続的に行っておりますし、今後も行ってまいります。  13が評価組織の設置と評価の方法でございます。  まず(1)、今回の評価に当たりまして、評価を行う組織として、目黒区健康福祉部指定管理者選定評価委員会を設置いたします。この委員会は、区職員が2名、外部有識者4名の計6名で構成をいたします。  (2)評価の方法でございます。こちらは公募の特例に限ってでございますが、①事前評価といたしまして、②の選定評価委員会評価に先立って、高齢福祉施設及び障害福祉施設を所管する健康福祉部において、被選定者から提出された書類について評価項目に従って、あらかじめ評価をいたします。  ②といたしまして、選定評価委員会評価は、被選定者から書類を提出してもらい、その書類と①の事前評価の結果をもとに視察及びヒアリングを行いまして、評価項目に従って総合的に評価をします。  (3)指定管理者候補者の決定でございます。区は、選定評価委員会の評価をもとに、指定管理者候補者を決定し、区議会に指定の議案を提出させていただきます。  その下、14の評価の基本的な考え方でございます。こちらは(1)から(6)まで、(1)が施設の効用を最大限に発揮させる、(2)が施設の運営に関して平等利用を確保する、(3)が管理を安定的に行う物的能力、人的能力等を有する、(4)が効率的な管理運営ができる、(5)が法令及び条例その他の規程を遵守し、適正な管理運営ができる、(6)といたしまして、そのほか区が求める先駆的な取り組み等を実施することができることとしております。  15に評価項目を記載してございます。こちらは大きく項目を載せておりますが、実際にはもっと詳しく個別に評価項目をつくっております。  まず、ここで6点ございますが、(1)法人の運営に関する事項でございます。こちらは、先ほど部長からも申し上げました法人、また施設の人材育成、職員体制、職員の確保、資格を持っている職員、またその研修、それから職員の採用等についても、ここで評価をしてまいります。  (2)法人の財務状況に関する事項、(3)施設のサービスの実施に関する事項、(4)といたしまして、ここでも施設の経営能力等に関する事項、(5)施設の効用を高める事項、(6)、こちらはヒアリング、そして事業者のプレゼンテーションに対する質疑等に関する事項、これは指定管理者としての適格性などについて評価をいたします。  16で今後の予定でございますが、こちらは先ほど御報告した今後の予定の中で、公募の特例に関しての予定でございます。8月29日から9月5日、申請受け付け、また8月から10月、選定評価、10月に候補者を決定し、11月に指定議案の提出をお願いいたします。12月に公表し、来年の平成31年4月から基本協定締結、指定管理業務を開始するというふうに予定しております。  別紙1につきましては、以上でございます。 ○千葉高齢福祉課長  続きまして、9ページ、別紙2をごらんください。  目黒区高齢者センターにおける指定管理者選定評価実施方針(案)でございます。  まず、1、位置づけとしまして、こちらも平成30年度末に指定管理期間の満了を迎えます目黒区高齢者センターの次期指定管理者を選定評価するための方針を定めるものでございます。  2、対象施設は目黒区高齢者センターでございます。  3、管理業務の範囲でございますが、(1)、(2)、(3)の記載のとおりでございます。  4、指定期間でございますが、こちらも基本方針における指定期間の考え方に基づきまして、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間といたします。  5、個人情報保護、おめくりいただきまして10ページ、6、情報公開、7、責任分担、8、行政手続条例等の適用、9、暴力団等の排除、10、兼業の禁止は、別紙1と同様でございます。  続きまして、11、利用料金制でございますが、高齢者センターでは利用料金制は適用いたしません。  続きまして、12、指定管理者継続的評価、13、選定評価組織の設置と評価の方法の(1)選定評価組織の設置につきましては、別紙1と同様でございます。  11ページをごらんください。  (2)選定評価の方法でございます。まず①として、第一次評価を行います。応募者から提出された書類をもとに、評価項目に従って、まず書類審査で評価を行います。  続きまして、②第二次評価でございますが、書類審査の結果、上位3候補者程度に絞りまして、ヒアリング及び候補者が運営する事業所等の視察等を行いまして評価をいたします。  (3)指定管理者候補者の決定、こちらにつきましては、別紙1と同様でございます。  14、選定の基本的な考え方でございます。こちらは、(1)から(5)に記載のとおりの考え方を基本として選定を行ってまいります。  15、評価項目でございます。先ほど別紙1で御説明申し上げましたが、できるだけ公募しない公募の特例の評価項目にあわせまして、まずは法人等のことにつきまして、それから施設のサービスということで(1)から(6)まで評価項目を定めてございます。  12ページをごらんください。  今後の予定でございます。こちらは、初めに2ページで御説明しましたとおりでございます。公募の特例と違います点は、12月から平成31年3月まで指定管理業務の引き継ぎ期間として考えてございます。  私からの説明は以上でございます。 ○保坂障害福祉課長  それでは、別紙3、13ページをごらんください。  目黒区立知的障害者グループホームのぞみ寮における指定管理者選定評価実施方針(案)について御説明申し上げます。  1の位置づけにつきましては、別紙2の高齢者センターの記載と同様となってございます。  2の対象施設でありますけれども、目黒区立知的障害者グループホームのぞみ寮となってございます。  3の管理業務の範囲でございますけれども、(1)総合支援法で定める共同生活援助事業に関する業務ということで、こちらグループホームに関して定員6名の施設となってございます。  (2)短期入所事業に関する業務でございますけれども、こちらにつきましては、定員1名となってございます。  (3)、(4)につきましては、記載のとおりとなってございます。  4の指定期間、5の個人情報保護、6の情報公開、7の責任分担、1枚めくっていただいて14ページ、8の行政手続条例等の適用、9の暴力団等の排除につきましては、別紙2の高齢者センターの記載と同様となってございます。  10の兼業の禁止につきましては、目黒区立知的障害者グループホーム条例に基づいて兼業を禁止するものでございます。  なお、11の利用料金制、12の指定管理者継続的評価、13の選定評価組織の設置と評価の方法につきましては、別紙2の高齢者センターと同様の記載となってございます。  続いて、15ページをごらんいただきまして、14の選定の基本的な考え方につきましては、(2)利用者に対して自立支援及び必要な保護を適切に行うことができることという記載が追記されております。こちらにつきましては、グループホームの施設の特性上、項目として入れているものでございます。  15の評価項目、16の今後の予定につきましては、別紙2の高齢者センターと同様の記載となってございます。  私からの説明は以上でございます。 ○今井委員長  それでは、説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○いいじま委員  それでは、4ページなんですけれども、心身障害者センターあいアイ館が出てますが、今あいアイ館で機能訓練と中途障害の方のデイサービスを行っていると思うんですけれども、介護事業者がかなり機能訓練等を行っているところがふえていて、減っている現状があるというのをちょっと聞いたんですけれども、この現状、今利用状況がわかりましたら、教えていただければと思います。 ○保坂障害福祉課長  今の質疑にございます機能訓練と中途障害者デイサービスについては、介護保険事業者等と競合している部分もございまして、利用者は減少傾向にございます。具体的な数でございますけれども、平成27年度、機能訓練につきましては1,507名いたのが、29年度におきましては1,230名と減少してございます。延べ利用人数でございます。中途障害者デイサービスにつきましては、平成27年度2,500名利用していたものが、29年度につきましては、延べで2,091名となってございます。  介護保険の2号と利用者が重なっている部分でございますけれども、今後、両事業につきましては、見直しを図りながら必要なサービスに充てていきたいと考えてございます。  説明は以上でございます。 ○いいじま委員  傾向的にかなりどんどん今減ってきていて、介護事業者のほうが力を入れているというような、今後もそうなっていく傾向にあるということなんですけども、そこら辺も、今お話がありましたけども、今後この2つは一緒に同じ日で、たしか同じ対象者の方たちがやっているということなんですが、どう考えているか。  もう一つは、私はこれをかなり前から言っていたんですけども、入って中央のところに広く器具が置いてあるところがあるじゃないですか。あそこは何か無駄じゃないかということで私も何回か質疑してるんですけども、私も行く機会が多くて、使ってる方を見たことがなくて、何人かの方に聞いたら、どんどん器具が新しいものに変わっていくので、あそこに置いてあるものはもう古いものなんですよというような話があったんですけども、かなり広いスペースで、もったいないんじゃないかなという思いがあるんですが、そこら辺、何か違う利用を考えてたり、今後どういうふうにするかというのを考えてたりするかどうか、お伺いいたします。 ○保坂障害福祉課長  スペースの活用につきましては、障害者計画ですとか実施計画の事業も踏まえまして、今後新たなニーズ等に対応できるような活用を検討していきたいと思っております。  また、福祉機器の展示につきましても、今後あり方について、あそこのスペースも含めて、どういった活用ができるかも含めて検討させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○今井委員長  いいじま委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  公募に関しては、これから周知をするということなんですけれども、ホームページとか、あと関係している団体に通知をするとか、どのような方法かということが1点目。  公募の特例を適用しているのが事業団ということなんですけども、継続は力なりという言葉もある反面、やっぱり緊張感がないとか切磋琢磨がないとか、その辺が危惧されるところなんですけれども、その辺はどのようにお考えかということが2点目。  あと、事業団に関しては、働く職員も多いわけですけども、給与体系というのは地方公務員と同じかどうか、これが3点目です。  もう一つは、公募をする法人に関しては、引き継ぎですよね。ここの庁舎なんかは我々が直接見てるから、引き継ぎがうまくいってないというのが直接伝わってくるわけですけども、この辺の引き継ぎが円滑に行われるかということも行政として注意しなければいけないと思いますけども、以上4点お伺いします。 ○千葉高齢福祉課長  まず、1点目の公募の周知方法でございますが、一応区報とホームページで周知をしていこうと考えてございます。  以上でございます。 ○田邉健康福祉計画課長  2点目と3点目につきまして、健康福祉計画課からお答えいたします。  まず、2点目の事業団、継続は力なりでございますが、緊張感をきちっと持ってやっていけるのかという御質問でございます。  事業団につきましては、今回平成30年度から40年度までの第三次経営計画を2月に出しています。そちらにつきまして、内容等も確認を私どもはしておりますけれども、やはり事業団としても、きちんと質の高いサービス水準の確保を前提として効率的な事業運営をしていくと。社会的な意義を果たしていく必要があるという認識は非常に大きく持っております。この中でも、社会福祉法人を取り巻く状況が非常にこの間大きく変化しておりますので、地域包括ケアシステムを強化し、また地域共生社会の実現に向けて、社会福祉事業団としても、社会福祉法人に求められる役割等を果たしていきたいという大前提に立って、この計画を立てております。  例えば、今後なんですけれども、やはり利用料金制、これまで障害福祉施設については導入してきていなかったものについても導入していく、また区立の区から出ている指定管理の費用につきましても、真に必要なものを精査して、例えば特養ホーム等でいきますと、先ほど御質疑がありました医療的ケアの必要な方でどのぐらい必要か等、細かく事業団としても、また、それを区としても、これまで確認はしてきております。これから事業団が提案をしてまいりますので、さらにそちらを選定評価委員会、また区の内部でも評価いたしまして、緊張感を持って続けられるようにというふうに考えております。  3点目の給与体系でございます。
     事業団の給与体系は独自でございまして、区より金額的には低いというふうに聞いてはおります。  私からは以上です。 ○保坂障害福祉課長  引き継ぎにつきましては、特にグループホームにつきまして、今、生活の場として利用されている方が6名いらっしゃいますので、新しい法人になったとしても、きちんと引き継ぎ期間の中で、利用者について、今の環境と変わらないようなところと、やはりお一人お一人がそれぞれ特性がございますので、そういった特性も踏まえて対応できるように、引き継ぎ内容も含めて丁寧に行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○鴨志田委員  公募の件はわかりました。区報とホームページで公募しますよという周知だけで、十分に事業者が集まるかどうかということが1点。  2点目は事業団の特例に関してなんですけども、どうせ継続だと、芸文もそうなんですけども、やっぱり緊張感がなくなると思うんですよね。民間だと、やっぱり切磋琢磨があるから、いろんなアイデアが生まれて施設に活気があるということですから、こういった緊張感を事業団と区側が保つ、またチェックが働くということがポイントなので、この辺を重視していただきたいと思います。  また、今後事業団が提案してくるということなんですけども、先ほど上田部長のほうから人材育成に関しては新しい項目になるということなので、それに期待するところなんですけども、なぜ給与体系を聞いたかというと、やっぱり人が働くにはモチベーションが大事なわけですから、それには人材育成をしてもらったということもポイントですし、やはり働いてステップアップしていくとか、給与がこれだけ上がるとかという、そういうモチベーションを持たせることがすごく重要なんですけども、給与体系は独自だと言うけども、区よりは低いということなんですけれども、年数によって地方公務員みたいに給与が上がっていくのかどうか、この辺は。  あと、退職金に関しては、この間の答弁だと、その都度区のほうが補填するということでよろしいんでしょうか。  あと、引き継ぎなんですけども、ああしたい、こうしたいというのはわかる。しっかり引き継ぎしたいというのはわかる。それはもちろんのことなんですけども、事後のチェックが大事だと思うんです。ちゃんと引き継ぎされているかどうか、ちゃんと利用者が不便なくやっているかということが必要なわけですから、しっかり引き継ぎがなされているか事後のチェックをしていただきたいんですけれども、その点はいかがでしょうか。  以上です。 ○千葉高齢福祉課長  まず、1点目の御質問でございます。  前回も公募を行ってございまして、そのときは同じような方法で行いまして、5団体、法人から応募がございましたので、このようなやり方で大丈夫かと考えてございます。  私からは以上でございます。 ○田邉健康福祉計画課長  事業団と区の緊張感でございますが、委員おっしゃるとおり、きちんと保っていくようにしてまいります。  そして、事業団の給与体系についてでございます。  ベースアップのほうはあるというふうに聞いています。事業団は、当初は区に準じた給与体系でしたが、途中で、それまでの給与体系とは変えてきているというのも聞いております。  あと、退職金につきましては、従来、区のほうで補填をしてきたところでございます。ただ、今後につきましては、また事業団と確認をしてまいります。  委員長、もう一度、済みません。 ○今井委員長  どうぞ、続けて。 ○田邉健康福祉計画課長  今の続きでございます。  退職金につきましては、今後5年間の中で私ども区からの補填を廃止する予定で話し合いはしているところでございます。 ○保坂障害福祉課長  引き継ぎにつきましては、引き継ぎ開始時、また引き継ぎの途中、引き継ぎ後も含めて、世話人や利用者の声も聞きながら、事後のチェックにつきましては適正に行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○鴨志田委員  最後に1点だけ、事業団の給与体系ということなんですけれども、以前は区と同じ、地方公務員と同じだったということなんですけど、区だと年齢ごとに上がっていきますよね。この辺は同じなのかどうか、年齢ごとに上がっていくかどうか。  あと、区だと係長、課長試験を受けてステップアップするんですけども、その辺の制度があるかないかということが2点目。  退職金に関しては、今後区が補填しているのを5年以内に廃止ということは、今後は、そうすると事業団が独自に退職金積み立てを行うということなんでしょうか。これらの事項に関しては、次の指定管理者選定に当たって、公募の特例ですけども、記載事項になるのかどうか。  以上です。 ○田邉健康福祉計画課長  まず、1点目の年齢に応じてということにつきましては、ほかの福祉施設もそうなんですが、入職する年齢がさまざまなので、年数によって一定のベースアップはあると聞いています。  2点目の試験の制度があるかということでございますが、こちらは同様に係長や管理職の試験制度がございまして、皆さん積極的に受けているというふうに聞いております。  退職金の廃止につきまして、今後、例えば目黒三丁目の国有地を活用した特別養護老人ホームの整備につきましても、これは社会福祉事業団が社会福祉法人として自主事業で行うこととしているものでございます。そのほか、いろいろな形で自主事業、また独立でやっていけるように事業団としても経営努力をしているというところで、そこにつきましては、今後詳細を見て、選定委員会の評価にもつながっていくかというふうに考えております。  以上です。 ○鴨志田委員  1点、今後事業団の退職金は区が補填を5年以内に廃止するということは、今後事業団自体が、独自に退職金制度を設けて積み立てを行っていくということでよろしいんでしょうか。 ○田邉健康福祉計画課長  すぐには難しいということで、5年間の経過を置いてということで、その方向で進めております。 ○鴨志田委員  聞いているのは、1つには、やはり人的サービスが重要だからモチベーションが大事でしょうということで、給与体系と退職金に関しては、このように聞いているわけですけれども、区の補填を退職金に関しては廃止するということは、ただ事業団自体が営利企業じゃないため、その分、区のほうが多くの予算を取って退職金の手当に充てていくというような制度になっていくんでしょうか。それとも、この辺はこれから今後内容を詰めていくのか、この辺をお伺いいたします。  以上です。 ○田邉健康福祉計画課長  詳細を詰めるのはこれからでございますが、考え方といたしましては、例えば区が指定管理業務を頼んでいる分については、医療的ケアとか幾つか項目がありまして、看護師の配置等については、お金を積算して指定管理料として上乗せをしていく予定です。ただ、本部補助金として補助していた退職給付引当金について、事業団からは、現時点では、障害福祉施設については指定管理料に上乗せしてほしいというお話もあるので、障害につきましては、今後調整、検討していくというところでございます。よろしいでしょうか。 ○鴨志田委員  いいです。注視していきます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○たぞえ委員  1点だけ、細かい点なんですけれども、確認させてください。  のぞみ寮なんですけれども、今運営を担っていらっしゃる社会福祉法人さんの事業を整理するということで、今やっていらっしゃる法人は次期指定管理者は受けないということで公募になるんですけれども、指定期間が今回は基本方針に基づき5年とあるんですけれども、ほかの10年間にするときの考え方を見ていると、やっぱりグループホームの特性も10年間の考え方と沿うんじゃないかなというのがちょっと疑問に残ったので、なぜ今回は5年なのか確認させてください。 ○保坂障害福祉課長  こちらは区の指定管理者制度活用の基本方針というのがございまして、この中で指定期間については、初めは5年が原則で、その後というか、継続する場合は10年が可能だという、そういったところになってございますので、今回につきましては5年というふうな形で期限を設定したところでございます。  以上でございます。 ○今井委員長  たぞえ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○西崎委員  今の委員の質問に関連して、のぞみ寮のことなんですけれども、今回初回で5年間ということなのは、その方針に応じてということでわかるんですけれども、グループホームの性質的には、やはり例えばころころかわるのも余りよくはないのかなというところも理解できますし、本来は現在指定管理となっている法人が、いろいろお考えはあるでしょうけれども、継続的にやっていただきたいというような意向もあったのではないかなと推察いたしますが、今回どうしても違う法人が指定管理になるということが見えている中で、じゃ、5年以降どうなるのかという話になるかと思います。  当然、それは指定管理の運営状況が良好であれば、継続的にということも検討されると思うんですけれども、今回選定をされる際に、事業の継続性の評価といったところは、当然基準があって、いろいろ点数をつけて選定をするということになろうかと思いますけれども、じゃ継続性のところが若干、例えばほかのところよりも低いけれども、ほかの点が高くて、そこに指定管理になりましたということであると、5年後にそれ以降はできませんというような話になったときに、利用者の方に影響があるのではないかという懸念もされるわけです。  というのは、何が言いたいかというと、事業の継続性というところに若干重く評価を置くとか、そういったような工夫というのは今回検討されるのかというところを1点伺います。 ○保坂障害福祉課長  この指定管理期間につきましては、特に利用者との信頼関係に時間を要する施設で長期的かつ安定的なサービスを求められる機関については、その後10年を設定することができるということなので、まずはやはりそこの選定の評価をするとともに、選定の際にやはりヒアリング等ができますので、そこの事業者が安定的に継続できるかも踏まえた評価をして、事業者の決定をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○今井委員長  西崎委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○石川副委員長  やはりのぞみ寮なんですけども、指定管理者制度が初めて導入されたときに、のぞみ寮は、要は保護者の会ということで、ここを指定しますということで公募をしなかったわけですよね。それで、公募の特例という形でずっとやってきて、この間の公募する理由は、保護者の皆さんが高齢化する中で運営が難しくなったということで公募になったと思うんですけども、1つわからないのは、社会福祉法人の人たちが高齢化した場合、やっぱりその施設で働く職員というか、その辺も高齢化する。だから、高齢化することによって、ここが運営できないというのが私は残念でならないんですけども、ここの法人ができないと言われれば、しようがないと思うんですけども、今回公募に当たって、先ほど質疑の中で丁寧な引き継ぎということがあって、私も本当に丁寧な引き継ぎが必要だと思うのと、ここは通所施設じゃなくて生活の施設ですよね。要は、知的障害がある方がここで生活しているわけなので、引き継ぎと同時に、やっぱりその後、利用者の方が本当に従来と変わりなく生活できるのかどうかというところでは、私は区がきちんと見ていく必要があると思うんです。5年たったら、当然また評価とかいろいろあって、継続するかどうかという検討が行われると思うんですが、5年後、評価するに当たっては、だから、引き継ぎだけではなく、日常的な区としての把握、新しくなる社会福祉法人がどういう対応をしているのかという点については、やはり利用者の声をきちんと受け取っていただきたいなと思います。  ということが1つと、それと先ほども質疑の中にあったんですけども、今回公募で、もし評価の結果、非常にいいという場合は、今後、公募の特例に入っていくということもあるのかどうか、その点です。 ○保坂障害福祉課長  今の育成会が今後継続しない理由につきましては、多分さまざまな事情があったと思うんですけれども、育成会としては、今受け皿がたくさん出てきたということと、当初はグループホーム自体を運営する事業者が限られていたという中でやってきて、育成会としても、一定の事業を整理したいということで、あらかじめ指定期間をもって今後は継続しないというところなので、そういった理解で捉えております。  また、公募につきましては、当然選定委員の中で応募法人の視察等も考えておりますので、そこの中で、例えば実際の法人がどのようなグループホームを運営をしているだとか、どういった支援をしているだとか、その辺のところも実際に施設見学を行いながら、最終的には、書面だけではなくて、二次評価としてヒアリングも含めて総合的に判断していくというところでございます。  また、3点目の、5年たったら、その後は10年でやるのかという部分につきましては、5年間の総合評価を踏まえて、その結果をもとに、妥当だという判断があれば、またその後10年というふうに考えてございます。  以上でございます。 ○石川副委員長  当然、公募して、その事業者を選定するに当たっては、ほかの施設なんかもそうですし、そこの事業者のところを視察するというのは、それは私は当たり前だと思うんです。決まった後、要は5年間が終わったとき、評価するに当たっては、私は、だから、日常的な事業者の対応というか、その辺を、ほかの、特に生活寮というところでは、利用者の実態や声を日常的に5年間の間にきちんと把握してくださいよ、と言いたいんです。その辺も考慮して、そして5年後に評価するという、そういう立場であってほしいなと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○保坂障害福祉課長  グループホームにつきましては、生活の場ということで、そこの中で日常的に生活していく場ということなので、また日中施設と位置づけはかなり異なってくるかなと考えております。当然、新しい事業者が選定されたときに支援やそういった対応がきちんとできているかというところにつきましては、利用者の声も聞きながら対応していきたいというふうに考えております。  なお、指定管理者制度につきましては、毎年、例えば利用者のアンケートですとか、指定管理の評価をしているというところでございますので、そういった意味で、定期的に利用者の声も確認しながら評価をしていくというところでございます。  以上でございます。 ○今井委員長  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、目黒区立高齢福祉施設及び障害福祉施設における次期指定管理者の選定評価に係る実施方針について(案)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)平成30年度地域密着型サービス等整備事業者募集期間延長等について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  (5)平成30年度地域密着型サービス等整備事業者募集期間延長等について、お願いいたします。 ○千葉高齢福祉課長  それでは、平成30年度地域密着型サービス等整備事業者募集期間延長等についてでございます。  まず、1、経緯でございますが、区では、地域密着型サービス等を整備し、介護サービス基盤等の充実を図ることを目的として、整備事業者の支援を行っているところでございます。平成30年度の整備事業者の募集につきましては、平成30年3月26日から8月31日までを募集期間としておりますが、7月末現在までで応募がないため、介護サービス基盤等の整備促進の観点から、募集期間を延長するものでございます。  2、募集期間の延長の(1)募集内容及び募集圏域等でございますが、当初の募集内容と同様に、下記の記載のとおりでございます。  (2)募集期間でございますが、変更前は8月31日までとしていたものを、変更後は10月5日までといたします。  続きまして、3、整備の促進に向けた取組についてでございます。東京都が平成29年度から認知症高齢者グループホーム整備に係るマッチング事業を実施しておりますので、それを活用し、整備を促進してまいります。  なお、認知症高齢者グループホーム整備に係るマッチング事業とは、下の囲みのとおりでございます。  具体的な取り組みといたしまして、まず(1)取組概要でございますが、整備を検討しております土地・建物の所有者に対しまして、このマッチング事業や目黒区補助制度等に関する説明会や施設見学などを行いまして、地域密着型サービスに関する理解を深めることで整備につなげてまいりたいと考えてございます。  (2)説明会等実施予定日でございますが、平成30年9月25日に開催を予定してございます。  (3)対象者といたしまして、目黒区内の土地・建物の所有者でございます。  4、周知方法といたしまして、8月15日号の区報及び区のホームページで掲載するほか、事業者等へ案内文を発送する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○今井委員長  質疑ございますか。 ○鴨志田委員  こういった地域密着型サービスの施設整備はなかなか応募がないというのは、もうずっとのことでして、説明会をするというのはすごくいいんじゃないかと私も思う反面、土地所有者に私も声をかけたことがあるんですけども、なかなか書類が難しいとか、やり方がどうだとかというので、それがつながらない理由にもなっていると思うんです。その中で、募集期間を10月5日に延ばしたわけですけども、説明会が9月25日だとすると、締切日が短いんじゃないかということが1点。  それと、事業者への案内を発送するということなんですけど、事業者はわかるんですけども、最も必要なのは土地・建物の所有者なわけですから、これをどのように告知して、どのように説明会に来てもらうかということが最もポイントだと思う。これをどのようになさるか。  以上です。 ○千葉高齢福祉課長  今の委員の御質問のとおり、なかなか応募者がないという状況でございまして、その理由といたしまして、やはり東京都の補助金を活用する中で、その申請書類が難しいというお声もいただいてございます。今回は、土地・建物所有者の方に限って、このような説明会を実施したいと考えております。その中で、このマッチング事業ですが、公益社団法人日本認知症グループホーム協会に東京都が委託して行っているものでございまして、そちらからのPR、そちらからお声をかけていただき、所有者の方に連絡していただきたいと考えております。  また、昨年度何名か参加してくださった方にもお声かけをしまして、昨年度は行いませんでしたが、できれば、総合庁舎の近くにあるグループホーム等を見学し、グループホーム等の施設の理解を図ってまいりたいと考えてございます。実際、今、継続で相談を受けている方がいらっしゃいますので、そのような方にもお声かけをして、できるだけ多くの方に参加していただきながら周知に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○鴨志田委員  保育園に関しては、当初、本当に土地がない、場所がないと言っていたのが、やっぱり補助金を拡大するとか、いろんな手法でこれだけ事業者も手を上げてきているわけですから、これに関しても、かなりいろんな制度が充実しているのはわかるんですけども、書類を書く、話を聞いただけではよくわからない、書類内容がよくわからない、この辺は書類提出時に行政側が手伝ってあげるとかアドバイスとか、あるんでしょうか。 ○千葉高齢福祉課長  済みません。先ほどの質問の中で予定日が遅いという御質問がございまして、確かに、この日にちですと、本年度の補助の締め切りには間に合わないとは思ってございますが、次年度に向けて、やはり少しでも話を進めてまいりたいと思ってまして、この日にちに設定いたしました。  それから、区として書類の手続の煩わしさという部分につきましては、御相談に応じたいと思いますし、先ほど申し上げましたグループホーム協会でも、そのあたりのことは相談等に乗っていただいておりますので、区としても一緒になって、できる限り申請につながるように進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  よろしいですか。それでは、平成30年度地域密着型サービス等整備事業者募集期間延長等について終わります。  では、暫時休憩いたします。  再開は、1時5分。  (休憩) ○今井委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    【報告事項】(6)平成30年度敬老のつどいの開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  (6)平成30年度敬老のつどいの開催について、お願いいたします。 ○千葉高齢福祉課長  それでは、平成30年度敬老のつどいの開催につきまして御報告申し上げます。  まず、1、目的でございます。敬老の日に80歳の方を御招待しまして、社会に尽くされたことに感謝の意をあらわすとともに、長寿と健康をお祝いするために開催するものでございます。  2、開催日時でございます。平成30年9月17日の敬老の日、午後1時30分から午後4時までの予定でございます。  3、会場はめぐろパーシモンホールで行います。  4、招待者でございますが、区内在住で平成30年度中に80歳になる方でして、平成30年6月1日現在、1,638名となってございます。  5、内容でございますが、まず第一部で式典、第二部で芸能を行う予定でございます。  6、周知方法でございますが、まず平成30年8月1日現在の該当者の方に対して、8月中旬に案内状とプログラムをお送りいたします。また、区報8月25日号及び区のホームページにも掲載をいたします。  なお、区議会議員の皆様には御来賓として御出席を賜りたく、また生活福祉委員会の皆様には御登壇をお願いしたいと存じます。本委員会終了後に、皆様には案内状の封筒をお渡しさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○今井委員長  では、よろしいですか。 ○鴨志田委員  この敬老の日のつどいには父も参加しまして、やっぱりお呼ばれいただくと大変励みになるので、すばらしいイベントだなと思っています。  100歳を迎えられた方のお祝い制度がありますよね。たしか、御希望の方には直接お祝いを持っていくとか、これは今も実施されているのか。  また、100歳の方は、現在何人いらっしゃるのか。  以上2点お伺いします。 ○千葉高齢福祉課長  今の御質問でございますが、100歳の方にはお祝い金をお宅にお持ちして、お祝いをしてございます。  100歳の方の人数でございますが、正確な数字ではございませんが、60名程度でございます。 ○鴨志田委員  100歳のときにお祝いのお金を持っていくと。これは希望によると聞いた記憶があるんですけれども、必ず区長または区の職員が御自宅のほうへお持ちになるのか、もしくは希望によってお持ちになるのか、この辺どうなんでしょうか。  100歳以上の方が60名、ということでよろしいんでしょうか。  以上です。 ○千葉高齢福祉課長  今の御質問でございますが、一応御希望を確認した上で御自宅にお持ちしております。  それから、先ほどの人数でございますが、100歳の方のおおよその人数でございます。  100歳の方だけにお配りしているものでして、済みません、平成28年度の人数で申し上げますと70人でございます。 ○鴨志田委員  ありがとうございました。  そうすると、100歳のお祝い金に関しては、御希望によって御自宅へお持ちするということなんですけれども、御自宅までお持ちする確率というか、どの程度なんでしょうか。  今、100歳の方が平成28年度は70人ということだったんですけども、そうすると100歳以上の方というのは総数がどのくらいなのか。  以上2点お伺いします。 ○千葉高齢福祉課長  御自宅にお持ちする件数ですが、詳しくは統計をとってございませんが、大体お配りしていると聞いてございます。ただし、そのときに入院されているといった場合などはお届けはできないのですが、大体お届けしているところでございます。  済みません。それから、人数につきましては、今手持ちにないので、後ほどお答えさせていただきます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。 ○たぞえ委員  素朴な疑問なんですけども、何で敬老の日に80歳の方なんでしょうか。 ○今井委員長  そうか、わからないのね。 ○たぞえ委員  わからないです。 ○今井委員長  新しい方だとわからないので、説明していただけますか。なぜ敬老の日にお呼びするのが80歳になったかということ。 ○千葉高齢福祉課長  平成9年度以前は80歳以上の方を御招待しておりましたが、平成9年度からは参加人数等も考慮いたしまして、80歳限定にさせていただいております。  (「なぜ80なのか」と呼ぶ者あり) ○田邉健康福祉計画課長  補足でございますが、80歳が傘寿、90歳が卒寿の節目のお祝いの年なので、80歳としておりますが、今御報告した、以前は区役所が前の場所にあったときには、そばの公会堂で、余りにおいでいただけるので、2回にわたって行ったりしていたんだけれども、そこを、やはりお祝いの節目ということで80歳にして行っているというふうに引き継いでおります。  以上です。 ○たぞえ委員  もし今後パーシモンホールで入り切れないぐらいになったら、2部制にするとか、それか引き上げとかはあり得るんでしょうか。 ○千葉高齢福祉課長  これまでの参加人数を見ておりますと、大体500人台というところで、参加率は30%台となってございます。パーシモンホールの規模を考えますと、今の参加率を見ますと、まだ余裕があるかと考えておりますが、今後の状況に応じては検討が必要になってくるかと存じます。  以上でございます。 ○今井委員長  よろしいですか。たぞえ委員の質疑を終わります。  ほかによろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○千葉高齢福祉課長  済みません。先ほどの鴨志田委員の御質問の人数でございますが、平成30年6月1日現在、100歳以上の方は155名でございます。  以上でございます。 ○今井委員長  それでは、平成30年度敬老のつどいの開催について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)熱中症予防の追加対策について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  情報提供でございます。(1)熱中症予防の追加対策について、お願いいたします。 ○松原地域振興課長  それでは、熱中症予防の追加対策について、資料に基づき、情報提供いたします。  なお、本件につきましては、本日、企画総務委員会におきましても同様の内容の情報提供を申し上げているところでございます。  また、本対策は複数の所管にまたがりますことから、御質疑によっては、関係する所管からお答えさせていただきたいと思います。  本区におきましては、例年、5月下旬から、主に高齢者を対象に熱中症対策事業を実施するとともに、公式ホームページ等で広く区民の皆様に熱中症予防について注意喚起を行い、その内容については、当委員会において御報告をしているところでございます。しかしながら、今般、東日本及び西日本におきまして気温が高温になる状況が続き、都内においても熱中症疑いの患者が増加していることから、改めて追加対策を行うものといたしましたので、情報提供を行うものでございます。  それでは、資料をごらんください。  資料の項番1の現状でございますが、記載のとおり、都内の熱中症による救急搬送人員数は7月に入り急増しており、22日の時点で昨年同期比で1,558人も増加している状況となってございます。また、7月23日、1日における搬送人員が371人で、これは平成30年中で最多となるなどの状況がありまして、区民の皆様におかれましては、今後とも熱中症の予防に十分な注意が必要な状況にあると認識しているところでございます。  次に、項番2、追加対策でございます。本区の熱中症予防対策につきましては、先ほど申し上げましたとおり、区報やホームページ等で注意喚起のための周知を図るとともに、本資料2枚目以降になりますけれども、別紙として添付してございますけれども、本年5月9日に当委員会で御報告申し上げましたとおり、既に高齢者の熱中症対策事業を実施しているところでございます。しかしながら、先ほどのとおり救急搬送の増加、また気象状況等も踏まえまして、まずは8月下旬までをめどに、追加対策を開始したところでございます。  具体的に申し上げますが、(1)涼み処の拡大として、主に高齢者を対象とした老人いこいの家や高齢者センターに加え、広く区民等の皆様に御利用いただける涼み処として、総合庁舎や住区センターなど、他の区有施設にも拡大して御利用いただくことといたします。ここに記載の施設のほか、現在、調整中のところもございますけれども、各施設で開始決定後、随時ホームページで公表してまいりたいと存じます。  現時点で新たに開始している施設でございますが、目黒区総合庁舎、それから住区センター、特別養護老人ホーム東が丘、東山、そして中目黒の3施設、それから目黒天空庭園管理棟、駒場野公園拡張部内管理棟、中目黒公園内花とみどりの学習館、それから目黒区エコプラザなどが、今拡大しているところでございます。  次に、(2)事業実施における事故防止の取組でございますが、国の関係省庁から注意喚起の通知もあり、既に各所管においては、事業の実施に当たり必要な対応を図っているところでございますが、改めて全庁的に事故防止の取り組みを徹底するため、今後予定されている事業を実施する際には、屋内外を問わず熱中症対策を確実に実施すること、そして参加者にも注意を促し、状況をしっかり把握しながら、場合によっては事業そのものを見直すなど、事故防止に万全を期すことといたしました。  次に、(3)区民の皆様への注意喚起でございます。熱中症によって救急搬送されるケースを見ますと、高齢者は住宅のほか道路、若い方は運動施設などが多いことから、屋内外にわたっているということもありまして、ホームページなど、これまでの取り組みに加え、防災無線を使用した注意喚起を行うことといたしました。今週から、7月30日、月曜日からですが、午後1時、13時に1回放送を行っております。来週以降につきましては、気象状況を見ながら判断してまいります。また、あわせて区の緊急メールなどの活用も図ります。また、公式ホームページの上部の、画像が一定時間で切りかわる部分、いわゆるブランディングエリアというところがございますが、こちらのほうでも注意喚起をしてまいります。  最後になりますが、項番3、その他として、既に実施しているこれまでの事業の概略を記載してございます。  (1)は、先ほど御案内した別紙にある高齢者の熱中症対策事業の実施についてのことでございます。  そして、(2)ですけれども、既に5月の時点で区報やホームページで一般向けに注意喚起を行っているというものでございます。  (3)につきましては、生活安全パトロールにおいて、区内を巡回する際は、公園や児童館の前などで注意喚起のアナウンスをしているなどでございます。  説明は以上でございます。 ○今井委員長  説明は終わりましたが、よろしいでしょうか。 ○鴨志田委員  涼み処ののぼりなんかは涼しげで大変いいかなと思いますけれども、涼み処で涼むのに何か特別に実施していることってあるんでしょうか。  あと、総合庁舎はどこに設けるのか。  以上2点です。 ○松原地域振興課長  どなたでも御自由に入っていただいて、一定のスペースを用意していますので、そこでお休みいただくということで、そこに職員等がいるところを設定しまして、状況などを確認させていただき、もし調子がすぐれないということになれば、救急の対応をとるというような形で考えてございます。  それから、総合庁舎では、1階の西口ロビーのところでそういうスペースを設けているかと。  (「休憩コーナー」と呼ぶ者あり) ○松原地域振興課長  申し訳ありません。1階のワークサポートめぐろの並びのところに休憩コーナーがありますが、そちらのほうで対応させていただいているところでございます。  以上でございます。失礼しました。 ○今井委員長  よろしいですか。鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかによろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、情報提供、熱中症予防の追加対策について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今井委員長  その他、次回の委員会開催は8月8日木曜日、区内視察になります。南口に10時にお集まりいただきたいと思います。  ほかによろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○今井委員長  それでは、生活福祉委員会を散会いたします。  御苦労さまでございました。...