江東区議会 2019-03-08
2019-03-08 平成31年第1回定例会(第3号) 本文
─────────────────────────────────────
6 ◯副議長(
高村直樹議員) 本案について、平成30年度
予算審査特別委員長から
議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読を省略いたします。
(
朗読省略)
─────────────────────────────────────
7 ◯副議長(
高村直樹議員) 本案に対する
審査の経過並びに結果について、
委員長から御
報告願います。35番
徳永雅博議員。
(35番
徳永雅博議員登壇)
8 ◯35番(
徳永雅博議員) 去る2月19日に開会された平成31年第1回区
議会定例会において、議長を除く21名の委員をもって構成する平成30年度
予算審査特別委員会に
審査を付託された、
議案第2
号平成30年度
江東区
一般会計補正予算(第2号)、
議案第3
号平成30年度
江東区
国民健康保険会計補正予算(第1号)、
議案第4
号平成30年度
江東区
介護保険会計補正予算(第1号)及び
議案第5
号平成30年度
江東区
後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について、
審査の経過並びに結果を御
報告申し上げます。
委員会は、2月21日、議長の招集により開会され、
委員長には私、
徳永雅博が、副
委員長には
関根友子委員が選任されたので、直ちに就任の上
審査に入り、順次
理事者の説明を聴取しつつ、慎重に
審査をいたしました。
その結果、
議案第2号から同第5号までの4件は、それぞれ賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定したので、その
旨議長宛て報告書を提出した次第であります。
以下、
審査の概要について申し上げます。
まず、
審査に先立ち、区長から
補正予算の概要について、次のような説明がありました。
一般会計の
補正額は、12億9,400万円の増額で、補正前と比べ0.7%の増となった。
主な内容を見ると、歳入では、
国庫支出金や
繰入金などが減となる一方、特別区
交付金がその原資となる
調整税の増収により34億円の増、特別区税は、
納税義務者数の増加や
所得環境の改善により、15億6,000万円の増を計上している。
歳出では、各款にわたり決算までの
所要額の精査を行い、財源の捻出に努めながら、
人口増加や
既存施設の
老朽化に伴う対応など、今後の
公共施設の整備・
改築需要等の増大を見据え、基金への
積み立てを積極的に行っている。
次に、
特別会計は、
後期高齢者医療会計が増額となったものの、
国民健康保険会計及び
介護保険会計が減額となり、
特別会計全体では、39億4,100万円の減となっている。
以上が、説明の概要であります。
では、
議案第2
号平成30年度
江東区
一般会計補正予算(第2号)について、
審査の概要を申し上げます。
まず、
財政課長から次のような
総括説明がありました。
歳入における款別の主な
増減理由として、第1
款特別区税、15億5,600万円余の増は、特別区
たばこ税が当初
予算額を下回ったものの、
特別区民税を16億3,500万円余の増としたことが主な要因である。
第3
款特別区
交付金、34億円余の増は、
普通交付金における
既計上額と再調整後の
交付見込み額との差額を計上したことが主な要因である。
第14
款国庫支出金、23億900万円余の減は、
民生費負担金で、
生活保護費負担金が、10億8,500万円余の減となったことが主な要因である。
第15
款都支出金、5億2,200万円余の減は、
土木費補助金で、
緊急輸送道路沿道建築物等耐震化促進事業補助金が、2億1,200万円余の減となったことが主な要因である。
第18
款繰入金、9億2,500万円余の減は、
基金繰入金で、
学校施設改築等基金繰入金が5億3,800万円の減となったことが主な要因である。
次に、歳出については、
既定経費の年度末までの
執行見込み等を勘案して、その過不足の調整を行うとともに、次年度以降の
財政運営をにらみ、基金への
積み立てを行うなどの対応を行った。
また、
積立金においては、
公共施設建設基金で、
公共施設整備協力金相当分や
土地売払収入分、将来負担を見据えた
任意積み立て等で、127億4,900万円余を計上している。
各款別の主な
増減理由として、第2
款総務費、106億900万円余の増は、
公共施設建設基金への
積立金の増、第3
款民生費、31億2,400万円余の減は、
私立保育所補助事業や
生活保護事業の減、第6
款土木費、26億1,300万円余の減は、
民間建築物耐震促進事業や
道路改修事業の減、第7
款教育費、16億1,200万円余の減は、
小学校大
規模改修事業や
香取小学校改築事業の減が主な要因である。
以上が、
財政課長の
総括説明の概要でありますが、これについて次のような質疑がありました。
一つ、
有明西学園の開校など、30年度はさまざまな
取り組みを行ってきたが、10月の補正と
最終補正を踏まえた30年度予算の評価は。
との質疑があり、
理事者から、
区政全般にわたって、さまざまな課題に対して積極果敢に
取り組み、
各種施策を着実に前進させることができた。
旨の答弁がありました。
一つ、今年度の当初予算のキャッチフレーズは「未来への種を蒔く予算」であったが、どの程度達成できたのか。
との質疑があり、
理事者から、
次期長期計画の策定に
当たり、
区民会議を開催するなど、未来の
江東区をつくり上げるための種をまく
予算執行は十分に達成できた。
旨の答弁がありました。
一つ、
都区財政調整について、再調整の内容は、
首都直下地震等に対する防災・
減災対策であるが、具体的な
算定内容は。
との質疑があり、
理事者から、
地震等により倒壊の
危険性がある
ブロック塀の点検、
撤去等に要する経費や
災害用の
食糧備蓄にかかる経費などが算定されている。
旨の答弁がありました。
一つ、
生活困窮高齢者への
経済的支援は
緊急課題であり、
補正予算で
生活支援に役立つ施策を実施すべきではなかったか。
との質疑があり、
理事者から、
高齢者等への
入居支援や低所得の
介護サービス利用者の
自己負担額軽減など、
区民生活を支える
取り組みは各種実施している。
旨の答弁がありました。
次に、歳入各款について
一括審査しましたが、特に質疑はありませんでした。
次に、歳出各款についての
審査の概要を申し上げます。
まず、第1款から第5款について、
一括審査をしたところ、次のような質疑がありました。
一つ、
障害者の
就労継続支援について、
工賃アップのために、区は
事業所にどのような仕事を発注しているのか。
との質疑があり、
理事者から、
行事記念品としての
施設自主生産品の購入や公園の
清掃委託などである。
旨の答弁がありました。
一つ、
基幹相談支援センター設置の
必要性についての認識は。
との質疑があり、
理事者から、
地域における
相談支援の中核的な役割を担うものとして、設置をしていくべきと認識している。
旨の答弁がありました。
一つ、
ファミリーサポート事業について、
協力会員をふやす
取り組みを実施すべき。
との質疑があり、
理事者から、
募集の周知の徹底及び
養成講座の
受講回数の増により、
協力会員をふやしていきたい。
旨の答弁がありました。
一つ、平日夜間・休日
こどもクリニックについて、
南部地域にも設置すべき。
との質疑があり、
理事者から、
南部地域の小児科に関する
医療環境は改善の方向にあるため、現段階では設置の考えはない。
旨の答弁がありました。
一つ、
商店街等を対象とした
補助金・
助成金制度説明会から区の
支援事業に結びついた実績が少ないが、見解は。
との質疑があり、
理事者から、
説明会をきっかけとした国や都の
補助制度の
利用実績も一定数あると認識している。
旨の答弁がありました。
次に、第6款から第9款について、
一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、
自転車駐車場について、
民地協力等による
駐車場の確保に向けた
取り組みは。
との質疑があり、
理事者から、
民間事業者による
駐車場の設置を誘導するための
補助制度の創設や、
附置義務の
区内全域拡大などの
取り組みを進めている。
旨の答弁がありました。
一つ、
民間建築物耐震促進事業について、
耐震化を促進していくための
具体策は何か。
との質疑があり、
理事者から、
職員派遣による直接説明や
耐震化アドバイザー派遣による相談の実施など、
所有者の
合意形成に向けた
サポートに力を入れている。
旨の答弁がありました。
以上の経過をもって、
一般会計補正予算(第2号)の
審査を全て終了し、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、
議案第3
号平成30年度
江東区
国民健康保険会計補正予算(第1号)について、
審査の概要を申し上げます。
まず、
歳入歳出全般について、これを
一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、
国民健康保険会計について、
高齢者の割合が多いにもかかわらず、
保険給付費が減額となった理由は。
との質疑があり、
理事者から、
国の
想定等により
保険給付費を見込んだが、被
保険者数が減少したことが影響し、当初の
見込みより減少した。
旨の答弁がありました。
一つ、
国民健康保険料について、来年度の
保険料率を
区長会が確定したと聞いたが、1人
当たりの
値上げ額は。
との質疑があり、
理事者から、
基礎賦課分と
後期高齢者支援金分を合計すると、1人
当たり3,186円である。
旨の答弁がありました。
以上の経過をもって、
国民健康保険会計補正予算(第1号)の
審査を全て終了し、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、
議案第4
号平成30年度
江東区
介護保険会計補正予算(第1号)について、
審査の概要を申し上げます。
まず、
歳入歳出全般について、これを
一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、要
介護認定者数が増加しているにもかかわらず、
補正額が減額となっている現状について、区の認識は。
との質疑があり、
理事者から、
毎年度の
介護報酬等の情勢によって変わるものである。
旨の答弁がありました。
一つ、
介護人材の確保について、新たな施策に積極的に取り組むべき。
との質疑があり、
理事者から、
区独自の
取り組みの効果を検証した上で、新たな
取り組みを模索していく。
旨の答弁がありました。
以上の経過をもって、
介護保険会計補正予算(第1号)の
審査を全て終了し、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、
議案第5
号平成30年度
江東区
後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について、
審査の概要を申し上げます。
まず、
歳入歳出全般について、これを
一括審査したところ、次のような質疑がありました。
お諮りいたします。
本案について、
委員会の
報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
28 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めます。
よって、
議案第23号から同第27号までの5件は、
委員会の
報告のとおり原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第22
議案第10号
江東区奨学資金貸付金の返還請求に関する民事訴訟の提起について
△ 日程第23
議案第31号
江東区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、
休暇等に関する
条例の一
部を改正する
条例
29 ◯副議長(
高村直樹議員) 日程第22及び同第23の2件は、ともに文教
委員会に関する
議案でありますので、これを
一括議題といたします。
(
長島事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
30 ◯副議長(
高村直樹議員) 本案について、文教
委員長から
議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び
委員長報告を省略いたします。
(朗読及び
委員長報告省略)
─────────────────────────────────────
31 ◯副議長(
高村直樹議員) これより採決を行います。
本案に対する
委員会の
報告は、いずれも
原案可決であります。
お諮りいたします。
議案第10
号江東区奨学資金貸付金の返還請求に関する民事訴訟の提起について及び
議案第31
号江東区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例の2件について、
委員会の
報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。
(
賛成者起立)
32 ◯副議長(
高村直樹議員) 起立多数と認めます。
よって、
議案第10号及び同第31号の2件は、
委員会の
報告のとおり原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第24 27陳情第45号 辺野古新基地建設に関して地方自治の尊重を求める意見書提出を求
める陳情
△ 日程第25 30陳情第17号 同性パートナーシップの公的承認についての陳情
33 ◯副議長(
高村直樹議員) 日程第24及び同第25の2件は、ともに
企画総務委員会に関する陳情でありますので、これを
一括議題といたします。
(
長島事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
34 ◯副議長(
高村直樹議員) 本件について、
企画総務委員長から請願陳情
審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び
委員長報告を省略いたします。
(朗読及び
委員長報告省略)
─────────────────────────────────────
35 ◯副議長(
高村直樹議員) これより採決を行います。
まず、27陳情第45号を単独で採決いたします。
本件に対する
委員会の
報告は、不採択であります。
お諮りいたします。
27陳情第45号について、
委員会の
報告のとおり不採択とすることに賛成の議員は起立を願います。
(
賛成者起立)
36 ◯副議長(
高村直樹議員) 起立多数と認めます。
よって、27陳情第45号は、
委員会の
報告のとおり不採択とすることに決しました。
次に、30陳情第17号を単独で採決いたします。
本件に対する
委員会の
報告は、趣旨採択であります。
お諮りいたします。
30陳情第17号について、
委員会の
報告のとおり趣旨採択とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
37 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めます。
よって、30陳情第17号は、
委員会の
報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第26 30陳情第37号 医療行為による予防接種の免疫消失に対する再接種に関する陳情
△ 日程第27 30陳情第38号 建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に
働きかける意見書の提出を求める陳情
38 ◯副議長(
高村直樹議員) 日程第26及び同第27の2件は、ともに
厚生委員会に関する陳情でありますので、これを
一括議題といたします。
(
長島事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
39 ◯副議長(
高村直樹議員) 本件について、
厚生委員長から請願陳情
審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び
委員長報告を省略いたします。
(朗読及び
委員長報告省略)
─────────────────────────────────────
40 ◯副議長(
高村直樹議員) これより採決を行います。
まず、30陳情第37号を単独で採決いたします。
本件に対する
委員会の
報告は、趣旨採択であります。
お諮りいたします。
30陳情第37号について、
委員会の
報告のとおり趣旨採択とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
41 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めます。
よって、30陳情第37号は、
委員会の
報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。
次に、30陳情第38号を単独で採決いたします。
本件に対する
委員会の
報告は、採択であります。
お諮りいたします。
30陳情第38号について、
委員会の
報告のとおり採択することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
42 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めます。
よって、30陳情第38号は、
委員会の
報告のとおり採択することに決しました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第28 請願陳情の取り下げについて
43 ◯副議長(
高村直樹議員) 日程第28を議題といたします。
(
長島事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
44 ◯副議長(
高村直樹議員) 建設
委員会に付託されております30陳情第36号については、提出者から取り下げの申し出があり、
委員会において承認済みであります。
お諮りいたします。
本件は、取り下げを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
45 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第29
議案の訂正について
46 ◯副議長(
高村直樹議員) 日程第29を議題といたします。
(
長島事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
47 ◯副議長(
高村直樹議員) 本件について
理事者から御説明を願います。大井哲爾副区長。
(大井哲爾副区長登壇)
48 ◯副区長(大井哲爾)
議案第11
号江東区女性福祉資金貸付金の返還請求に関する民事訴訟の提起についての訂正内容について、御説明をいたします。
この訴えの提起に係る内容は、
江東区が貸し付けを行っていた女性福祉資金について、借り受け者3名及び借り受け者の子である連帯借り主1名並びにその債務を保証している保証人2名に対して、再三の催告及び弁護士による回収業務等を行ったにもかかわらず、長い年月にわたって滞納状態が解消できなかったため、借り受け者らに連帯して貸付元金、利子及び延滞利子の支払いを求めるものであります。
しかしながら、
議案提出後に借り受け者1名より、平成31年2月22日付で、返還すべき女性福祉資金の全額である25万7,966円の返還があったことから、訴えの提起の相手方から借り受け者1名及びその債務を保証している保証人1名を削除する必要等があるため、
議案の訂正についてお願い申し上げるものであります。
以上、甚だ簡単でありますが説明といたします。
49 ◯副議長(
高村直樹議員)
議案の訂正については、会議規則第19条第1項の規定により、議会の承認を要することとなっております。
お諮りいたします。
本件について、区長申し出のとおり訂正を承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
50 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
────────────────────○────────────────────
51 ◯副議長(
高村直樹議員) 以上をもって、本日の日程全部を終了いたしました。
お諮りいたします。
明3月9日から3月18日までは、
委員会審査のため休会し、来る3月19日午後1時から継続本会議を開会いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
52 ◯副議長(
高村直樹議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
ただいま御着席の方には改めて通知いたしませんから、御承知の上、御参集を願います。
本日は、これをもって散会いたします。
午後1時39分散会
( 了 )
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