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  1. 台東区議会 2018-07-25
    平成30年 7月産業建設委員会-07月25日-01号


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    平成30年 7月産業建設委員会-07月25日-01号平成30年 7月産業建設委員会 産業建設委員会会議録 1 開会年月日   平成30年7月25日(水) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 伊 藤 萬太郎    副委員長 中 澤 史 夫   (7人)    委員  望 月 元 美    委員   鈴 木   昇           委員  冨 永 龍 司    委員   君 塚 裕 史           委員  小 菅 千保子 4 欠 席 者   委員  本 目 さ よ   (1人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   技監                    西 野   仁           文化産業観光部長              河 井 卓 治           文化振興課長                三 瓶 共 洋
              観光課長                  飯 野 秀 則           文化産業観光部副参事            吉 田 美弥子           産業振興担当部長              梶   靖 彦           産業振興課長                上 野 守 代           都市づくり部長               伴   宣 久           都市づくり部参事              原 嶋 伸 夫           都市計画課長         (都市づくり部参事 事務取扱)           まちづくり推進課長             浦 里 健太郎           地区整備課長                越 智 浩 史           建築課長                  松 﨑 晴 生           住宅課長                  杉 光 邦 彦           都市づくり部副参事             植 野   譲           都市づくり部副参事             大 野 邦 仁           土木担当部長                岡 田 和 平           交通対策課長                石 川 洋 二           道路管理課長                遠 藤 成 之           土木課長                  齋 藤   洋           公園課長                  平 林 正 明           教育委員会事務局学務課長          山 田 安 宏           教育委員会事務局スポーツ振興課長      櫻 井 洋 二           文化産業観光部参事産業振興事業団・事務局長)                            (産業振興担当部長 兼務)           文化産業観光部副参事(産業振興事業団事務局次長)                                 川 田 崇 彰           文化産業観光部副参事(産業振興事業団経営支援課長)                             (事務局次長 事務取扱) 7 議会事務局   事務局次長     伊 東 孝 之           議会担当係長    松 江 勇 樹           書記        鴨 野 正 徳           書記        髙 保 郁 子 8 案件 特定事件について  ◎理事者報告事項産業振興担当】   1.江戸創業事業所顕彰について    ……………………………資料1 産業振興課長都市づくり部】   1.民間ブロック塀等の対応について  …………………………………資料2 建築課長 【外郭団体】   1.公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告について                      ……………事前資料1 文化産業観光部副参事   2.公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告について                      ……………事前資料2 文化産業観光部副参事                           (産業振興事業団経営支援課長)           午後 2時00分開会 ○副委員長(中澤史夫) ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 初めに、私から申し上げます。  伊藤委員長は、本日おくれるとの連絡がありました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 次に、理事者の方に申し上げます。  所管の部の報告事項が終了した時点で、ご退席いただいて結構です。  また、報告事項のない部についても、ご退席いただいて結構です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 案件、特定事件についてを議題といたします。  本件については、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、江戸創業事業所顕彰について、産業振興課長、報告願います。 ◎上野守代 産業振興課長 それでは、資料1、江戸創業事業所顕彰についてご報告いたします。  まず、項番1、事業目的です。江戸文化の中心として発展してきた台東区には、江戸のわざや粋を継承する事業所が多数所在しております。そこで、「江戸に学び未来を拓く」とするコンセプトのもと、江戸時代に創業し、区内産業に貢献のある事業所を顕彰することによって、台東区の魅力ある地域資源として発信していくとともに、区の産業のさらなる成長、発展に生かしていくことを目的としております。  次に、項番2、事業概要です。被顕彰事業所については、江戸時代に創業に関する届け出制度がなかったことから、応募制といたしました。応募いただいた事業所は、一定の基準による審査を行った後、台東区産業フェア2018において顕彰式を実施いたします。また、被顕彰事業所や顕彰式については、メディアや啓発物など、さまざまな媒体を通じて情報発信を行ってまいります。  次に、項番3、取り組み内容です。まず、(1)被顕彰事業所の募集です。①の応募要件として、区内で事業を営んでおり、区内に本店、または主な事業所を有すること。西暦1868年以前に創業し、事業を継承していること。台東区内で事業継続年数が一定年数以上あること。法令または公序良俗に反していないことといたしました。次に、②の募集期間は、本年5月2日から5月31日まで行っております。次に、③周知方法といたしまして、区公式ホームページ広報たいとうに掲載したほか、東商リサーチの企業情報や他社様からのご推薦によりリストアップした87社について、東京商工会議所を初め、産業団体からの声かけや区職員による電話連絡などを行ってまいりました。この中では、創業年が定かでないとして辞退されるケースが多くあり、結果として41社から応募がございました。  続きまして、(2)江戸創業事業所顕彰審査会の実施でございます。審査会につきましては、学識経験者として、淑徳大学人文学部小澤客員教授を委員長に、産業関係団体の代表者として、東京商工会議所台東支部小田切会長、台東区中小企業診断士会の小黒幹事のほか、区の管理職を合わせまして計6名で6月29日に審査会を実施いたしました。審査の結果といたしまして、応募のあった41事業所全ての事業所を江戸創業事業所の被顕彰事業者として決定いたしました。  事業所については別紙をごらんください。こちらの一覧は事業所のあいうえお順に記載をしております。事業概要、所在地、創業年を記載しております。  資料にお戻りいただいて、項番3、(3)の江戸創業事業所情報発信です。本日、委員会報告させていただいた後、被顕彰事業所に結果をお知らせして、顕彰式までの期間を利用して、区職員が各事業所を訪問して取材等を行ってまいります。この内容を産業フェア内で紹介するためのブースを設けるほか、区や産業振興事業団の刊行物、ホームページ特集ページを作成いたしまして、広く国内外に情報を発信してまいります。  最後に、項番4、今後のスケジュールでございますが、11月1日、台東区民会館にて顕彰式を実施する予定でございます。  江戸創業事業所顕彰につきましては、報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。           (副委員長退席委員長着席) ○委員長(伊藤萬太郎) ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 本当にまだまだたくさんあるのかもしれませんが、今回41社ということで、41事業所ということで、このような形で江戸時代から続くお店があるということで非常に誇らしいことだなというふうに思っております。また、ここまで継続してくる、その大変さというのは本当にときを超えて、やはり模範の事業所ではないかなというふうに思っています。  そういう中で、顕彰を今回していくということですが、ここで2番の事業概要のところにメディアや啓発物などのさまざまな媒体を通じてということでありますけれども、このメディアというのは何を想定されているんですかね。 ○委員長 産業振興課長。 ◎上野守代 産業振興課長 メディアにつきましては、私ども広報課を通じてお願いしておりますケーブルテレビ、こうしたほかに、今、雑誌等でも老舗企業の特集を多く見かけております。こういった出版業界の方、旅行代理店さんだとか、そういったところにも周知をかけていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 今回、特にこの41事業所を江戸時代からの創業したところということで、逆にガイドブックではないですけれども、そういうものを特別つくるという予定は特にはないのですか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎上野守代 産業振興課長 本年度、30年度につきましては、現在、産業振興課で毎年作成しております手作り工房マップ、こちらに特集ページをつくりまして、区内の地図上にものを落としまして回遊していただけるような、そういった周知は考えてございますが、専門書については、これも検討させていただきたいと思います。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 それとあと、せっかくの41事業所ですので、例えば今、おっしゃったアトリエ支援などの場合には、アトリエという、こういう看板をよくつくって掲示されていますけれども、そういう例えばアトリエというところに江戸創業何とかというか、例えばそこに特別、またそのアトリエ看板をつくるのは大変でしょうから、そこに何か表示ができるようなものは考えていらっしゃるのかどうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎上野守代 産業振興課長 今回、顕彰式におきまして、感謝を示す賞状のほかに記念品を検討しております。この記念品は皆様の会社や店舗に張っていただくというか、掲出していただくものを検討しております。そういったところで広くご紹介ができたらなというふうに思っております。 ◆小菅千保子 委員 そうですね、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 その他、ございませんか。           (発言する者なし) ○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、民間ブロック塀等の対応について、建築課長、報告願います。 ◎松﨑晴生 建築課長 それでは、民間ブロック塀等の対応についてご説明申し上げます。  資料2をごらんください。項番1、背景でございます。大阪北部地震ブロック塀が倒壊し、登校中の児童が巻き込まれる痛ましい事故が発生いたしました。首都圏においても、地震の切迫性が指摘されており、早急に道路沿いの民間ブロック塀の改善を図る必要があります。そのため、現在行っているブロック塀等改善工事費の助成額の拡充を行うとともに、小学校の通学路に面するブロック塀等について専門家による調査を実施するものでございます。  続きまして、項番2、これまでの取り組みでございます。区では、過去に民間ブロック塀等の調査を平成7年度、平成22年度の2回実施しており、その結果が建築基準法等に適合しない塀の所有者に対しまして、改善について周知を行ってきたところでございます。また、今回の地震発災後の対応といたしましては、ブロック塀等の点検を所有者などが簡易的にできるチェックシートを町会回覧やホームページに掲示し、維持管理の必要性の周知を行っております。  次に、項番3、助成額の拡充でございます。現在、ブロック塀等改善工事費助成といたしましては、工事費の2分の1で、上限額15万円の助成を行っているところでございます。今後、一層の改善が図られるよう、期間を限定して助成額の限度額を50万円に増額いたします。助成額の拡充期間は、平成32年度末までに改善工事を完了するものといたします。
     続きまして、項番4、区立小学校の通学路に面するブロック塀等の適合性の調査でございます。小学校の通学路に面しているコンクリートブロック塀以外のものを含めまして、一級建築士により建築基準法等に適合しているかの調査を行います。調査項目につきましては記載のとおりでございます。調査期間につきましては、本年9月から12月の4カ月間を予定しております。  次に、項番5、今後の対応でございます。民間ブロック塀等の対応といたしましては、町会回覧、広報たいとうホームページなどで広く周知してまいります。調査結果につきましては、適正な維持管理に役立ててもらえるよう、各所有者に周知してまいります。また、ブロック塀等の改善に向けて、専門家や職員による相談会を建築物の耐震相談会などを利用し実施してまいります。今回の調査結果につきましては、教育委員会等関係所管と情報共有してまいります。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問ありましたらどうぞ。  小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 すごく早い対応をとっていただいたなというふうに思っています。非常に調査も早く、各部署で連携してやっていただいたなというふうに思っています。  そういう中で、緊急予防ということで、我が会派からも要望をさせていただいた中に、やはりこの助成額の拡充というのを盛り込ませていただきました。そういうわけで、実際、改善していただくにもやはり先立つものがあってというところが皆さん一番気になるところだと思いますので、そこはぜひ、この拡充していただいたということについては、まず評価させていただきます。  そして、あともう一つは、今ここで、周知ということでお話がありました。やはりこの32年度までの、いわゆるサンセット方式という限られた期間ですので、本当に気がついたら終わっていたということであっては非常にもったいないですので、ぜひ漏れのないように、また町会さんを通じて細かく入っていけるように、その辺の手配をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 周知の方法につきましては、可能な限りいろいろな媒体等を活用してやっていきたいと考えております。また、今後、職員による相談会等も実施いたしますので、そちらの中でも周知をしてまいりたいと考えております。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 場合によっては、例えば町会とか地域に出前で来てくださいというようなことがあったときには、出前でも来て、相談会という形でやっていただけるということで捉えてよろしいですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 相談会につきましては、職員等で対応できる限りは、可能な限りやっていきたいと考えております。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 ほかにございますか。  望月委員。 ◆望月元美 委員 この震災によって、本当にあってはならない悲しい事故が起きたことに対してのこういう対応を早期にしていただくことは大変いいことだと思っております。  その中で何点かお聞きしたいんですが、この区立の小学校の通学路に面したこの調査なんですけれども、例えばその調査結果を所有者へ通知するということで、今後の対応の(2)番にあるんですが、その所有者の方に例えば通知したとして、その方たちがこの助成額がとてもこういう形で拡充していただくのも評価しておりますけれども、なかなかそうはいっても、ご自身の例えばおうちの前の塀がなかなか改修するにはお金もかかることですし、その辺の認識がなかなか、皆さんが、では、そういうことになれば、すぐに改修しようというにはならないと思うんです。その辺の所有者の皆様への通知の仕方というのはどのようにしていくのか教えていただけますでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 所有者の方への通知というのは、今回の調査結果を受けまして、法適合、法的に適合しているかどうかということを所有者の方に伝えるということにはなります。その中で、委員おっしゃるように、助成額の内容というのもあわせながら周知を行いまして、なかなか改善につながるには、ご理解いただかないとつながりませんので、その辺を粘り強く説明しながら改善に向けて努めてまいりたいと考えております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 そうしますと、調査期間が9月から12月までの間ということで、場所によっては早く調査結果が出て、では、それは、例えば12月以降に一斉に所有者の方に通知して、改修を促していくのか、それとも随時していくのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 調査結果につきましては、調査が終わり次第、随時行っていって、なるべく早期の改善につなげるように努めてまいりたいと考えております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 本当に1件1件、例えば子供の安全も考えて、そういうブロック塀の対応というのは急務なんですけれども、ただ、いかんせんやはり、皆さんご自身の自己負担もかなりかかって改修するとなるとなかなか難しいところがあります。  そうすると、先ほども言いましたように、やはり認識、共通認識がないと進まないのかなと思っておりますし、この辺は結構、思いのほか、調査は早くしていただけるけれども、本当の最後のゴール地点というのがやはり、安全なブロック塀を確保する、そういうところはすごく時間がかかることだと思っておりますので、その辺はやはりしっかり丁寧にご説明いただきながら進めていただきたいとの要望をしておきます。  それと、もう1点お聞きしたいんですが、今後の対応の(4)番でありますように、教育委員会等関係所管との情報共有というところは、あとほかの関係所管はどこになるんでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 関係所管につきましては、都市づくり部内の各所管と、あとは危機・災害対策課道路管理課などを想定しております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 では、その各課のほうで情報共有しながら、建築課が主導権で進めていくという認識でいいんでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 そのとおり、主導権は建築課のほうで進めてまいりたいと考えております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 ぜひよろしくお願いします。以上です。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 今、望月委員から関係部署等というふうにあったんですけれども、この関係部署等の共有の仕方というのは、例えば地図上に落として、ここがブロック塀のある位置ですよというところも含めてやるんですか。それとも、いわゆるこういう書類上で何丁目、何番地にブロック塀があるよという形をとるんですか、その辺はどのように、決まっているのかどうかも含めて。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 その共有の仕方につきましては、今後、検討はしていきたいと考えております。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 何丁目の何番地というので可能なのか、それとも、地図上で具体的にこの道沿いにあるよというのか、これはしっかりと議論していただきたいと思うんです。というのも、やはり人が通る道沿いにあるような、通学路ももちろんですけれども、にあるような場所だと、何丁目何番地だけだとなかなかわかりづらかったり、そういう意味では今、インターネット上のホームページなど、そのようなデータベースとかを使いながらしっかりとやっていただきたいなと思っております。  ちょっと幾つかお伺いさせていただきたいんですけれども、平成7年度、22年度と民間ブロック塀等の調査を実施したというふうにありましたけれども、このときに、その当時の法律に適合しないというブロック塀は何カ所あって、何カ所改善したというのをつかんでいるんでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 その当時の調査につきましては、適合していないものにつきましては152件、大きく適合していないものにつきまして14件、そのうち除却されているものが5件、今、残り9件ということになっておりますので、その9件につきましては、今回、大阪北部の地震を受けまして、所有者の方には改善に向けての通知を行っているところでございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 そういう意味では、22年度以降でもまだ9件残っていて、その9件残っている方がどういう理由で除却ができないのかというのはつかんでいるんですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 ヒアリングの中では、なかなか建築工事に伴ったことでないと難しいとか、そういったことは言われておりますので、ただ、そうはいっても、危険なものが存置しているわけですから、粘り強くまた改善に向けての周知を行ってまいりたいと考えております。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 これからまた、改めて調査もしていくというところも含めてですけれども、やはり意外だなと思ったのは、東日本大震災の後も含めて、現在、残が9件あるというのは、意外と区内としては私は大きい数字だなというふうに思っています。ぜひ、今回のこの助成を含めたお知らせとお願いと、ぜひそのほかの手段もとりながらやっていただきたいなと思いますけれども。  今回のこの15万円から50万円に上がった助成額のいわゆる総額、総件数とかいうのは、これは頭打ちで決まっているんですか、それとも、要望があれば、補正を組んででもという、そういう形なんですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 予算につきましては、一応予算の範囲内で行うことで考えておりますが、必要に応じて財政部局とも調整をしてまいりたいと考えております。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 過去のブロック塀改善工事を見れば、平成22年度、東日本大震災があって、その後、9件、24年度が1件とか、25年度、26年度はゼロ、27年度が1件で、もう非常にこのブロック塀に対しての認識というのが、区民も含めて少し薄まってしまっていた時期が長年あったなというのが私自身すごく思っています。ただ、今、地域を回っていれば、背の高いブロック塀があったり、もう今現在でブロック塀同士がずれてしまっているようなブロック塀があったりというのがありますので、ぜひとも気をつけていただきたいと思います。  それと、このブロック塀助成の工事のことですけれども、28年度、29年度、30年度とこの3年間ぐらいで、このブロック塀助成を受けた件数というのは幾つなんでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 件数といたしましては、28年度に1件、29年度に2件、30年度、まだいまだゼロ件という形になっております。ただ、今回の地震の相談を受けまして、30件程度の相談を受けておりまして、そのうち現場確認をしたものが7件ございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 大阪北部地震から、相談を受けて30件という報告、相談を受けているのが30件で、うち7件の方、何らかの対応を考えていくというのは、それはやはり、私自身もそうですけれども、何かがないと、ふと抜けてしまうというのは人間誰しもがあるものだと思っています。ただ、今回の工事ではなくて、ブロック塀の調査をして、周知をしていく、その持ち主の方に対応していくというふうに先ほど答弁がありましたけれども、この調査の後、その持ち主に説明を、話をしに行って、その後は、説明しっ放し、もしくは、例えばころ合いを見て、半年に1遍ぐらい、どうですか、1年に1遍ぐらい、どうですかというような声をかけていくとか、その辺は、追っかけはどうされるんですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 その辺の周知につきましては、改善に向けての働きかけはまた引き続き行ってまいりたいと考えております。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 やはり喉元過ぎれば何とやらではなくて、こういう調査をした。過去も7年度、22年度に調査をして、これだけの件数が明らかにはなっているというのがあります。そういう意味では、所有者、これはもう行政であろうとも、個人であろうともだと思いますけれども、その後どうなっているのかという経過を追うとともに、やはり改善ができていない理由というものをしっかりと探っていただきたい。これはお金の問題だけなのか、もしくは、その隣接地との関係上、どうしてもできないんだとか、幾つか、私自身も想像、思う中では理由があるんだろうなと思うんですけれども、そういうところを解決するような対応をとっていかなければ、この痛ましい事故のようなものが再度起きてしまう。午前中の委員会の中でも電柱の話などもありましたけれども、そういうところも含めて、やはり継続的な対応、これはもう建築だけではなくて、危機・災害対策の切り口からもしっかりと対応していただかなければ、この問題は解決しないものであるというふうに思います。  ただ単に助成金がアップしたから、やる人がふえるだろうだけではなくて、助成金を受けてもなかなかできない何かの理由というものに、やはり行政は手を差し伸べて、知恵を出して支えていくということが必要だというふうに私自身は思っております。ぜひ、庁舎内の共有の面もしっかりと議論していただいて、庁舎の中で誰もがというのもあるんでしょうけれども、誰もがお互いに確認がとれるような体制をとっていただきたいと強く要望しておきます。以上です。 ○委員長 ほかに。  君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 きょうの午前中の企画総務委員会の中で、うちの石川議員が聞いていたんですけれども、産業建設委員会のほうでという話になっていると思うんですけれども、私有地の中でのブロック塀、これに対してはどのような対応をとっていくんでしょうかね。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 私有地の中のブロック塀といたしましては、今回の助成につきましては、道路に面している面のブロック塀について助成を行うということで行っておりますので、隣地側のブロック塀につきましては、所有者の方がやっていただくという形の考えになっております。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 わかりました。  それと、先ほどうちの望月委員から、所有者へ通知するというこの今後の対応の調査結果のブロック塀ということで、これは、例えばもう一つ、きょうの区民文教委員会でも、先ほど言ったように出ていたんですけれども、空き家のところの隣接の塀だとかがあるではないですか。そうすると、その所有者がわからないと、そういう場合はどのような形で追いかけていくんですかね。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 空き家は空き家で今、所有者を確認する作業を行っておりますので、それに面したブロック塀がもし仮にある場合であれば、空き家の部署が建築課にもございますので、その部署と連携しながら対応を考えていきたいと思っております。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 その連携が本当に、先ほど、午前中の委員会でも、両委員会からもいっぱい連携、連携という話が出ていたんで、ぜひその辺のところをしっかりやっていただきたいということと。  ここで、一級建築士の方が、午前中のたしか委員会のときの報告では、回っていろいろ調べていると言っていましたよね、区のほうにいらっしゃる、区のほうの今、一級建築士は何人ぐらいいらっしゃるんですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 すみません、今、ちょっと区のほうの一級建築士についてはすぐわからないので、確認いたします。 ◆君塚裕史 委員 ああ、いいです、後でいいです。  というのは、何でそんなことを聞いたかというのは、建築士の方だったら当然わかっていると思うんですけれども、これ、当然ブロック塀と、先ほど、それから電信柱等いろいろ出ているんですけれども、特にこの都内というか、うちの台東区におきましては、屋外の看板がありますよね、外看板。あれについて、かなり、やはり老朽化しているところがあるんで、あの辺のところの落下物というのもやはり相当考えていただかないと、特に子供たちの通学のところ、ここにも出ていますけれども、町会関係でそういう危ないところを、全部皆さんが報告していただくという、情報を渡すということについても、我々のほうからももちろん町会さんを通じてそういうところを出してもらいますけれども、一応、やはり区のほうでそういう道路管理も含めて、いろいろな各部署を含めて、そういう細かい部分のところも調査していただきながら、上からの落下物ということもちょっと気をつけていただきたいと。ガラスとか、ビルのガラスも多いという話も出ていましたけれども、そういうこと以外に、特に広告物が老朽化しているところが多いんで、その辺は徹底してやっていただきたいなというふうに、ここは強く要望しておりますけれども、一応その辺の考え方、何かございますか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 落下物の考え方につきましては、建築課でも外壁の落下とか、そういったことについても対応しておりますので、そういった情報につきましても、教育委員会とも連携しながら対応していきたいと考えております。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 ぜひもちろん子供たちのことが一番大切ですけれども、一般区民の方々にもその辺の周知徹底をしていただくようによろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにございますか。  小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 ちょっと先ほど聞き忘れてしまったんですが、実際こういう調査をしていく中で、区の公共施設のものについては、もう既に危ないところについてはコーンを置くとかいろいろな手だてをとっていただいていると思うんですね。ただ、これから民間のところを調査していくに当たって、そうすぐには進まないこともある。そうしたときに、かといって地震は、災害はいつ来るかわからないという中で、その辺の、ブロック塀だとか、明らかにここはちょっと危ないなと思われるところについては何か手だては考えていらっしゃるんですか。それはあくまでも民間側が自分で行うものなんですか、行うというか、対処するものなんですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 民間のブロック塀の対応につきましては、あくまでも所有者の責任のもとにやっていただくという考えになりますので、バリケードとか安全対策につきましては、所有者の方にやっていただくという考えになります。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 当然、その辺についてはよくまた、購入するにしても、ご年配のご婦人だったりというお宅などだとなかなか進まない場合もありますので、そういうところのいわゆる相談というか、こういうところで買うとこういうふうに買えますよとか、ぜひお願いしたいなと思います。  それと、やはり今、非常に怖いのは、やはり詐欺の問題が、よくいろいろなおれおれ詐欺だとかいう問題がございます。そういう中で、今回、こうやって台東区でも調査結果をお知らせしていくというようなことがあるわけですけれども、昔は、おれおれ詐欺は電話でよくやっていましたけれども、最近は、立派な何か文書で通達が来るような形の詐欺もふえてきていますので、やはりその辺の防止対策もぜひ図っていただきたいということをお願いしたいと思います。  例えばこの一級建築士の方々が調査をしていただくということなので、当然、何か区からのきちんとした形で、正式な形で来ていますよということでお示しをできるような、安心して対応していただけるような対策もぜひ図っていただきたいと思いますので、あわせてよろしくお願いいたします。 ○委員長 要望ですか。 ◆小菅千保子 委員 はい、要望で。
    ○委員長 そのほかに。鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 周知の方法でちょっとお伺いをしたいんですけれども、いろいろな媒体で広報たいとうホームページでというのはわかるんですけれども、今回これ、周知をするに当たっては、ブロック塀助成の金額が変わりますよというのと、あと危険な箇所はぜひ交換してくださいというのだけを載せる周知の方法なんですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 周知の方法につきましては、委員おっしゃるように、危険箇所を改善してくださいということと、あとは助成額がアップしたこと、あとは、今回調査に入ることにつきましても事前に周知してまいりたいと考えております。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木昇 委員 ぜひそういう意味では、この周知の中で、地先、生け垣とか、そういうものに切りかえるというのにも助成がありますよと、もちろん金額でいったら立派なものはなかなか難しいかもしれないけれども、そういうのもぜひ緑視率を上げていくのももちろん必要ですけれども、ブロック塀を除去して、ブロック塀に近いような目隠しをして、何年かたったら、やはり何十年かたったら劣化してということの繰り返しではなくて、やはりその町並みにそぐうような、例えば谷中でいえば、本当にお寺さんの墓地の脇に石積みの壁があったり、ブロック塀があったりというのももう何カ所もありますけれども、もちろん手入れは大変ですけれども、生け垣助成だとこういうのがありますよというのも、ぜひあわせて、そういうPRも載せていただければなという、これは要望として伝えておきます。以上です。 ○委員長 要望ですね。  中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 今さまざま委員から意見がありましたので、しっかりそこは対応していただきたいんですけれども、ちょっと確認をしたいんですけれども、今回、このブロック塀の調査というのは、基本的に小学校の通学路に面する部分だけになっているんでしょうか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 調査につきましては、委員おっしゃるように、通学路に面した部分のみと考えております。 ○委員長 中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 ちなみに、この平成7年度及び平成22年度に民間ブロック塀の調査をしたという、この152件というのは、これは小学校の通学路の面ですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 平成22年度の調査にいたしましては、区内全域を調査しております。通学路以外の部分も含んでおります。 ○委員長 中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 今回、30年度で助成の相談というか、連絡があったのは30件、この30件は区内全体ですか、それとも、この学校の区域外、いわゆる通学路外という感じですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 助成額の拡充にいたしましては、区内全域を助成額拡充するということで考えております。 ○委員長 中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 そうではなくて、今回、助成の、30年度で報告というか、連絡があったのは30件のうち7件は調査しましたというこの30件というのは、このいわゆるブロック塀の通学路上の面の30件かどうかということです。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 すみません、先ほど相談ありました30件につきましては、一応区内全域の相談件数になっておりますので、通学路も含んだ相談件数になっております。 ○委員長 中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 ということは、非常に大事なことは、いわゆる学校の通学路というのは大事ですし、そこのところの安全性を保つというのは、今回の地震の痛ましい事故がありましたので、しっかりやっていくのは当然なんですけれども、ただほかの部分ですね、いわゆる台東区内でこの通学路以外にあるこの相談が来ている30件とかでも、しっかりその辺を対応していかなければいけないと思うんですけれども、区としては、それは基本的には区で調査するというよりかは、持ち主の方が調査するというか、そちらからの連絡を待つという感じなんですかね。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 調査につきましては、通学路に面している部分はこちらから調査いたしますし、それ以外の部分につきましては、過去に調査した部分で危険な箇所とか、あとは近隣の方から通報あった場合にでも、こちらからまた動くということで考えております。 ○委員長 中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 この事故、地震があった以降、各地、各町会とかからも意外と連絡というか、ここは危険ではないかというところも多分来ていると思うんですけれども、その辺に対する対応というのは今後どうしていくか教えてもらっていいですか。 ○委員長 建築課長。 ◎松﨑晴生 建築課長 今後の対応につきましては、なかなか今回、塀の改善につながらないということもございますので、粘り強く周知をしてまいりたいと考えております。 ○委員長 中澤副委員長。 ◆中澤史夫 副委員長 今回、30年度で30件という台東区内全域で来ているという中で、7件もう既に調査していただいているということなんですけれども、あと残り約23件につきましても、しっかり調査をしていただいて、改善が、連絡が来るということは何となく不安があると思うので、そういうところもしっかり区内全域、学校に通うところというのは大事なんですけれども、それ以外のところも、子供たちが遊ぶ場所でもありますし、区民の方も通る場所でもあります。今回の地震に関しては、学校の見守りに行く途中の年配の方も亡くなられたということがありますので、壁に対する対応というのはしっかりやっていっていただきたいと思います。以上です。 ○委員長 その他ございませんか。           (発言する者なし) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、外郭団体の経営状況について、報告を聴取いたしたいと思います。  初めに、公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告について、文化産業観光部副参事、報告願います。 ◎吉田美弥子 文化産業観光部副参事 それでは、公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告、平成29年度事業報告・収支決算につきましてご報告いたします。  事前資料1をごらんください。A4縦4枚物の概要版によりご説明をさせていただきます。初めに、事業報告について、主な事業等をご説明いたします。  1ページをごらんください。Ⅰ、芸術文化に関する事業でございます。まず、芸術・文化施設等活用の自主事業として、各文化施設で特性を生かした特別展、企画展などを開催してまいりました。  初めに、朝倉彫塑館でございます。開館50年を記念し、生前、朝倉文夫が企画し、実現に至らなかった「猫百態」を開催いたしました。この特別展の中で、朝倉文夫の娘、摂の長女、富沢亜古さんをトークイベントのゲストにお招きし、猫や館にちなんだエピソードをお話しいただきました。  次に、下町風俗史料館でございます。台東区政70年にあわせ、地下鉄開業90年など、周年事業にスポットを当て、下町風俗資料館で所蔵している写真や関連する資料を特別展として展示いたしました。  2ページをごらんください。一葉記念館でございます。樋口一葉生誕145年記念特別展として、一葉の代表作が生み出された「奇蹟の14ヵ月」をプロデュースした博文館とのつながりを中心に展示いたしました。  次に、奏楽堂でございます。奏楽堂が休館中のため、ミレニアムホールでの開催となった日本歌曲コンクールは、応募者が減りましたが、入賞記念コンサートには247名と多くの入場者にお越しいただきました。また、奏楽堂は、本年11月のリニューアルオープンに向けての準備を順調に行っているものです。  3ページをごらんください。書道博物館でございます。15回目を迎えた東京国立博物館との連携企画を朝倉彫塑館を含めた3館連携で開催いたしました。3館連携企画にふさわしい企画とするため、清朝時代最後の文人と言われる呉昌碩を取り上げた展示といたしました。  3ページ下段をごらんください。音楽・美術・芸能文化等の提供の自主事業でございます。(1)の文化コンサート、浅草・うた散歩ファイナルでは、30年度、奏楽堂のリニューアルオープンにあわせて、開催会場を奏楽堂に戻します。そこで、ミレニアムホールでなじまれたお客様への情報提供ということも含め、ファイナルとして開催し、周知に努めました。  (2)こどもの芸術と文化では、小さなお子様に音楽に触れていただく機会を設けてまいりました。Concert for KIDSでは、285人の方にご来場いただき、ミレニアムホールが満員となりました。また、親御さんにもお子さんにも人気の高いミッフィーのミュージカルを初めて開催いたしました。  4ページをごらんください。(4)ジャズでは、第31回UENO JAZZ INN’17、第37回浅草ジャズコンテスト、ともに昨年度と同程度の入場者となり、多くのジャズファンの方が楽しみにされている行事として定着しております。  (5)にほんの音、したまち邦楽ワークショップでは、東京藝術大学音楽学部のご協力をいただき、参加者の方々に長唄、三味線などの邦楽を通じて日本の伝統音楽についての理解を深めていただきました。  (7)の台東薪能は、第38回を迎え、能楽師の坂先生によるワークショップも開催いたしました。薪能当日は天候に恵まれ、2年連続浅草寺境内裏で実施することができ、参加者も大変満足されていました。  (8)浅草芸能大賞は、第34回を数え、大賞の石坂浩二様、奨励賞の市川中車様、新人賞のホンキートンク様、ご本人にご出席いただき、にぎやかな表彰式及び記念公演を行うことができました。  5ページをごらんください。(9)伝統芸能講座では、初心者のための歌舞伎、狂言セミナーと題し、伝統芸能である歌舞伎、狂言に対する知識を深めていただくセミナーを実施いたしました。  (10)財団設立趣旨に沿う事業への協力では、民間団体の芸術文化、スポーツ事業に対する共催や後援を行い、その振興に努めました。また、次世代育成という観点から、学芸員による区立小学校等への出前講座を行い、子供たちへの文化教育にも取り組んでまいりました。  5ページ下段、Ⅱ、スポーツ文化に関する事業でございます。自主事業の(1)区民スポーツ教室といたしまして、硬式テニス教室、初心者ゴルフ教室を開催いたしました。硬式テニス教室は、初級、中級、上級ともに2年間連続で参加者が増加しております。  (2)の区民スポーツ大会は、区民ドッジボール大会第12回を開催し、小学生のお子さん、ご父兄の方々が熱戦を繰り広げられました。(3)桜橋・わんぱくトライアスロン2017では、昨年度より45人多い298人のご参加をいただくことができました。  6ページをごらんください。受託事業につきましては、15種目の定期的な施設開放と、初心者の方を対象とした11種目の初心者スポーツ教室を開催いたしました。  次に、Ⅲの芸術・文化・スポーツ施設の管理運営は、区が指定管理者として指定した各施設の運営につきまして、その設置目的を踏まえ、利用者の安全性を重視した適切な管理を行ったものでございます。  次のⅣ、芸術・文化・スポーツ活動の調査・情報収集及び提供に関する事業では、財団のホームページを区のホームページにあわせた多言語対応とし、またホームページとツイッター、フェイスブックとの連動機能を追加するなど、効率的な情報発信に努めてまいりました。  以上が、平成29年度の事業報告でございます。  続きまして、収支決算でございます。  7ページをごらんください。収支計算書を添付させていただいております。ページの一番左側の欄、科目と、右から2列目の欄、決算額を用いてご説明をさせていただきます。  まず、Ⅰの事業活動収支の部でございます。事業活動収入額の合計は、網かけの行、事業活動収入計のとおり、6億709万5,236円でございます。次に、2、事業活動支出でございます。①芸術文化事業費支出は、文化施設5施設の管理運営経費と各施設の特別展やコンサート実施等に要する自主事業経費で1億7,353万9,995円となっております。②スポーツ文化事業費支出は、リバーサイドスポーツセンターの管理運営経費とスポーツに関する受託事業、自主事業に要する経費で1億9,681万7,544円となっております。③収益事業費支出は、販売を目的とした図録、小冊子、グッズ等の作成経費で692万1,831円となっております。④その他事業費支出は、リバーサイドスポーツセンターの駐車場に係る管理運営経費で444万3,853円となっております。⑤管理費支出は、財団職員の人件費、事務局の運営経費等で1億6,092万7,471円となっております。  以上、事業活動支出合計は、事業活動支出計に記載のとおり5億4,265万694円でございます。その結果、事業活動収支差額は6,444万4,542円となりました。  次に、Ⅱ、投資活動収支の部でございます。投資活動収支差額は、マイナス138万9,049円でございました。この結果、平成29年度の全体の収支差額は、下から4行目、当期収支差額の6,305万5,493円となります。そのため、同額を区に返納し、次期への繰越額は2,000万円でございます。  以上が収支決算でございます。詳細な内容につきましては、お手元の水色の冊子をごらんいただければと存じます。  なお、これらにつきましては、5月と6月に開催されました台東区芸術文化財団の理事会及び評議員会におきまして承認されているところでございます。  ご報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  冨永委員。 ◆冨永龍司 委員 さまざまな事業を行われるようですけれども、一つだけ、わんぱくトライアスロンですけれども、これに対してのやはり猛暑対策ですね。ことし、とても暑いんで、表の事業だということなんで、いろいろ今までもしているのは知っているんですけれども、特別、一月後なんで、ちょっと気温、全くわからないんですが、やはりその辺をどう考えて、事前にやはりどうしていくのかを考えなければいけないと思っていますし、本当に体温を超えるような日だった場合に、やはり中止ということもあり得るのか、その辺も事前にしっかりと考えておいていただきたい。最初にプールに入るのは知っているんですけれども、きょう、どこか都内のプールでは、プールすら水温が高くて中止しているという状況になってきていますので、やはりそこを事前にしっかり決めていただきながら、例えばもし、決まったことがあったら事前にお知らせして、こういった場合は本当に中止もあり得ますよということをするのか、何でも決めたから事業をやってしまった、そのときにやはり集団的にぐあいが悪くなる子が出てもいけないと思いますので、それの対応をしっかりしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉田美弥子 文化産業観光部副参事 ことしの記録的な猛暑につきましては大変なもので、熱中症の予防や対策は非常に大切なことだと考えております。わんぱくトライアスロンにつきましては、暑さや熱中症対策として、従来から救護テントを設置し、氷の用意ですとか、水まきをして温度を下げるとかいう対策を行っております。ただ、ことし、新たに状況がまたさらに暑さがひどいということもありますので、その辺は、委員ご指摘のとおり、中止も含めたことも検討する必要があると考えますので、そこにつきましては実行委員長のほうにも申し入れて、相談してまいりたいと思います。 ◆冨永龍司 委員 よろしくお願いします。 ○委員長 ほか。  小菅委員、どうぞ。 ◆小菅千保子 委員 偶然、演目は違うんですけれども、薪能を本当に毎年、皆さん楽しみにしてくださっているんですけれども、やはり今、委員からお話があったように、非常にやはり、炎暑の中、夕方とはいえ、まだ5時45分という開始時間だとかなり暑いだろうなということが予想されます、ちょうどまた日もいいぐあいに当たる場所ですのでね。やはり何かしら、それは一人一人が個々に気をつけていけばいいことなんですけれども、演者も含め、非常に暑い中での公演というのを考えると、何かできる対策はおありになるのかどうか、お考えになっているところがあるのかどうかお聞かせいただければと思います。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉田美弥子 文化産業観光部副参事 台東薪能につきましては、平成27年度に浅草寺の境内裏の公演復活にあわせまして、公演時期を8月から9月に移し、その翌年には、事前に観客の方がお並びいただいて長いこと待つことがないように指定席へと変更したところでございます。また、当日は、看護師1名を配備して、水分補給ですとか、熱中症に関する注意喚起の表示をしたり、アナウンスを行ったりということを行っております。これからさらにと、もっとということでありますと、まず、できることとしては、入場時に希望者に塩あめを配布するですとか、注意喚起をチラシに印刷して、パンフレットに挟んで全員に配るとか、そのようなことを実行できるかと思いますので、その辺、実施に向けて、芸術文化財団と協議してまいります。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 人数もたくさんなので大変だとは思いますが、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 ほかにございませんか。           (発言する者なし) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告について、文化産業観光部副参事、報告願います。 ◎川田崇彰 文化産業観光部副参事 それでは、公益財団法人台東産業振興事業団の経営状況について、お手元の資料、事前資料2に基づきましてご報告いたします。  平成29年度の事業報告及び収支決算につきましては、5月の理事会及び6月の評議員会において承認されたものでございます。  それでは、項番1、各種研修会、講習会等の事業でございます。(1)中小企業に対する技術の指導及び研修事業では、中堅技術者専門研修やCADシステム研修、工作機械等個別技術講習を実施いたしました。  (2)中小企業の情報化・国際化等を支援する各種研修事業では、資料記載の語学教室や情報化・国際化等支援セミナーを実施いたしました。  (3)中小企業の人材育成を支援する各種セミナー事業では、したまちTAITO創業塾、若手経営者サポートセミナー、東京商工会議所等との共催による経営セミナーを実施いたしました。  (4)中小企業勤労者等の福祉に関する各種セミナー等の事業では、パソコン講座やものづくり教室等を実施いたしました。  続きまして、項番2、調査研究、情報提供並びに普及事業でございます。(1)の中小企業に関する情報資料の収集及び提供事業では、ファッション関係の書籍等を購入し、閲覧に供しております。  恐れ入ります、2ページ目をお開きください。(3)の表、勤労者サービスセンター会員の加入状況でございます。平成29年度は、入会者数が340人、退会者数が408人となっており、全体で3,583人、前年比68人の減となっております。  次に、項番3、勤労者福祉事業でございます。(1)では、産業研修センターにおいて、革工芸教室を初め、浅草ものづくり工房の入居者を講師とした革小物手づくり教室等を実施いたしました。  (2)は、サービスセンター会員に対する給付事業で、659件の給付実績がございました。  (3)健康維持増進事業では、予防接種や日帰り温泉施設等の利用補助を行いました。また、新たに④フィットネスクラブ利用補助として、フィットネスクラブのチケットの取り扱いを開始し、121名の方のご利用がございました。  (5)自己啓発・余暇活動に係る事業では、指定宿泊施設や遊園施設、各種観戦、観劇チケット等の利用補助、レクリエーション事業などを実施いたしました。  恐れ入ります、3ページ目をお開きください。項番4、中小企業のための各種経営支援等の事業でございます。(1)中小企業の経営相談に係る事業の①商工相談では、区内中小企業の経営サポートのより一層の充実を図ることを目的に、企業情報システムを構築し、平成30年3月末現在で、9,724社の登録がございました。
     (2)中小企業に対する各種助成事業の⑩小規模事業者事業承継支援では、円滑な事業承継を促すため、区内で10年以上事業を営む小規模事業者に対して、事業承継計画の策定を支援するとともに、店舗改修や設備購入等の費用の一部助成を行い、8社の支援を実施し、助成実績は5件でございました。そのほかの助成事業の実績は、資料記載のとおりでございます。  次に、(3)中小企業の販路開拓・交流支援に係る事業の②たいとう企業ナビは、これまでの製造業ガイドをリニューアルしたものでございます。動画掲載など、新たな機能を加え、企業情報や商品情報を発信して、企業間の連携、販路開拓を支援するもので、平成30年3月末時点で、登録企業は140社でございました。また、③海外での販路開拓支援では、タイのバンコクで開催された展示会に、区との連携で台東区ブースを初めて出展し、出展企業6社の製品並びに台東区の伝統工芸品などを紹介し、海外展開に向けた支援を実施いたしました。  恐れ入ります、4ページ目をお開きください。項番6、台東区立産業研修センターの管理運営及び区から受託する事業でございます。(1)の産業研修センターの会議室等の利用状況では、延べ520件、1万1,318人の方のご利用がありました。  (2)の事業者支援施設、浅草ものづくり工房の運営につきましては、①の入居者の状況は、本年1月、2月にそれぞれ1事業者が退去したため、3月末時点では7事業者でございました。なお、4月に2事業者が新たに入居しており、現在は9事業者となっております。②の活動状況につきましては、29年4月に5回目となる施設公開を実施し、若手クリエーターのワークショップや製作実演、商品販売等の催しを行い、延べ1,933名の方にご来場をいただきました。また、各入居者は販路開拓に向け、百貨店、セレクトショップなどで展示販売や各種展示会への出展などの取り組みを行っております。  続きまして、29年度の収支決算についてご報告いたします。恐れ入ります、5ページをお開きください。まず、初めにⅠ、事業活動収支の部のうち、1の事業活動収入の決算額でございます。それぞれの決算額は、表の右から二つ目の欄に記載してございます。  ①基本財産運用収入は、政府保証債、地方債等の運用益で1,017万7,074円、③会費等収入は、勤労者サービスセンターの会費、入会金で2,244万2,893円、④事業収入は、経営支援課におけるセミナー参加料収入、勤労者サービスセンターにおける各種チケット等売り上げ収入、産業研修センターの行事参加収入、事業者支援施設の施設利用料収入のほか、区からの受託事業収入で5,662万9,295円、⑤補助金収入は、職員の人件費や事業実施に対する区からの補助金で1億207万5,000円となっております。以上の事業活動収入の合計額は、1億9,332万2,102円となっております。  続きまして、2の事業活動支出の決算額です。①経営支援費支出では、相談や助成事業に係る支出で3,989万4,620円、②勤労者サービスセンター費支出では、健康維持や自己啓発に係る各種サービス利用補助、会報誌等の作成経費等で5,638万8,762円、③研修センター事業費支出では、各種研修会、講習会の実施経費、各種教室講師謝礼、資料購入費等によるもので765万5,231円、④区受託事業費支出では、区から管理を受託している産業研修センター及び事業者支援施設の管理運営等に要する経費で2,045万6,904円、⑤その他事業費支出では、勤労者サービスセンター会員に対する給付事業などで1,156万5,359円、⑥事務局費支出では、職員の人件費、法人の運営に係る経費で3,953万3,580円となり、事業活動支出の合計額は1億7,549万4,456円となっております。  その結果、事業活動に係る収支差額は、その下に記載のとおり、1,782万7,646円となっております。これにⅡ、投資活動収支、Ⅲ、財務活動収支のそれぞれを合わせますと、全体の当期収支差額は、下から4行目の2,101万9,255円となります。これに前期繰越収支差額を加え、区への返還金を差し引きますと、次期繰越収支差額は3,787万8,289円となっております。  以上で、台東区産業振興事業団の経営状況についてのご報告を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 3ページの小規模事業者事業承継支援のところで、新たな事業として、今回、10年計画を立てていただく、相談をして10年計画を立てていただいて、承継支援をしていくというお話ですが、今現在、助成企業、ご相談は8社か、助成企業は今、件数5件ということですが、ご相談いただいたあと、残りの3社は今どのような状況なんでしょうか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎川田崇彰 文化産業観光部副参事 この小規模事業者事業承継支援ですけれども、事業承継の計画、事業承継がそもそも単年度で終わるようなものではございませんので、やはり計画自体は10年スパンでつくっていただいております。そのため、事業承継につきましても、なるたけ複数年度で助成を対応させていこうということで、29年度は8社、延べ38回の相談を受けて、8社の方々が事業承継計画を策定していただきました。そのうち5社が助成を活用していただきましたので、残りの3社につきましては、今年度、助成の申請を受け付けているような状況でございます。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 わかりました。  非常に大切なところで、本当、今のままでいくと、日本の中小企業は本当、二百数十万社がなくなってしまうというような話もある中で、このやはり事業承継支援というのは、非常にこれからの日本を支えるためにも、もちろん区内もそうですけれども、大切な事業だと思います。  そういう中で、今回、台東区もアドバイザーの方がいろいろな形で、ところに出向いていただいてお話ししていただいたり、また、こんな支援をやっていますよということで、多分、ご紹介等もやっていただいていると思いますけれども、ぜひ、こういう事業承継で今、こういうことをやっているんですよというプロセス、非常に大切なことなので、なかなか皆さん、やはり実際承継支援といっても、どのようなことをやってもらえるんだろうかなというところがあると思うんですが、今、こういう形でやっています、また、先、こういう形になっていきますというような、先が見えるようなぜひアドバイスをしていただいて、もっともっとこの承継支援で悩んでいるところはたくさんあると思いますので、今、必ずしも家族でなくても承継はできるわけですから、そういうことも含めて、ぜひそのアドバイザーの方にも巡回しながら、そういうこともぜひまたお話をしていっていただきたいし、また何かの折に、こういう承継支援の状況をお知らせしていくのも大事なのかなという、必ずしも完成形でできたものを示すだけではなくて、途中を見せていくということも非常に大事かなというふうに思いますので、できる形を示していただければというふうに思います。  それから、引き続き、③の海外での販路開拓支援ということで、今回、5社が現地に赴いて、それぞれ展示をされたということで、ああ、そうか、それで出展企業は6社でしたけれども、現地へ行かれたのが1社ということですかね。その辺ちょっとご説明いただけますか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎川田崇彰 文化産業観光部副参事 資料に記載の出展企業6社のうち、5社の方が実際に現地の状況とかも確認をしたいということで、それぞれ自費で渡航をしていただいて、展示会に参加していただきました。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 その後の、例えば実際契約ができたのかどうかということもあると思うんですが、その後の状況をお聞かせいただけますか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎川田崇彰 文化産業観光部副参事 29年度の実績というところなんですけれども、ことしの4月に、実際に先ほどご説明しました現地に赴いていただいた5社につきまして、聞き取り調査を実施いたしました。その中で、実際に展示会で名刺を交換した枚数としましては400枚、商談件数、これは展示会の当日並びに後日、商談を行った件数としましては49件、また契約に至った件数としては4件となっております。なお、この4件の内容につきましては、かき氷器の販売について、現地で展開するチェーン店の企業と契約が調ったものと聞いております。以上です。 ○委員長 小菅委員。 ◆小菅千保子 委員 非常に台東区らしい品物かなというね。何か、多分あの辺かなと何か思いがつくような、かき氷と聞くと思いがしますけれども。非常に私たちが思っている以上に、さまざまなすてきなすばらしい製品を扱っている企業がやはりたくさんある地域ですので、そういう意味では、今回このまずは第一歩かとは思いますけれども、非常に大きな成果ではないかなというふうに思います。  また、これもしっかりまた、いろいろな形で地域の方に示していただいて、ぜひ販路開拓の新たな道を開いていただければなというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 ほかに。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 それでは、建築課長。先ほどの答弁漏れ。 ◎松﨑晴生 建築課長 先ほど、民間ブロック塀等の対応につきまして、君塚委員からご質問ありました一級建築士の人数についてなんですけれども、区の中の職員といたしましては19名、一級建築士がおります。報告は以上です。 ○委員長 よろしいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 理事者からの報告は、以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で、本日予定されたものは、全て終了いたしました。  その他、ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、案件、特定事件についての審議を終了し、産業建設委員会を閉会いたします。           午後 3時08分閉会...