副区長 田 中 秀 司
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務 高 嶋 慶 一
企画経営部長 浦 田 幹 男
企画課長・オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務 野 上 宏
全国連携推進担当課長・
区役所改革担当課長兼務 坪 本 兆 生
用地・
施設活用担当課長 山 田 康 友
区長室長 大 澤 鉄 也
財政課長 荒 川 正 行
施設課長 大 森 隆 広
用地・
施設活用担当部長 齋 藤 哲 雄
防災危機管理室長 長谷川 浩 義
防災課長 白 井 隆 司
危機管理・
生活安全担当課長 滑 川 寛 之
総務部長 北 本 治
総務課長 湯 川 康 生 人権・
男女平等参画担当課長 江 村 信 行
情報政策課長 若 杉 健 次
人事課長 太 田 貴 二
人材育成推進担当課長 八 木 弘 樹
契約管財課長 吉 田 宗 史
会計管理者(
会計室長事務取扱) 亀 田 賢 治
選挙管理委員会事務局長(
次長事務取扱) 高 橋 辰 美
監査事務局長 横 山 大地郎
監査事務局次長 沼 倉 賢 司
〇会議に付した事件
1
審議事項
(1) 発 案27第9号
地方行政制度と財政問題の調査について
(27.5.27付託)
午後 1時15分 開会
○
委員長(
林田和雄君) ただいまから、
総務常任委員会を開会いたします。
本日の
署名委員は、有働副
委員長、
榎本委員にお願いいたします。
日程に入ります前に、先ほどの
幹事長会において、議長より、今
定例会におきまして、行政側から議会側への報告や
情報提供のあり方について、適切さを欠いていた案件が見受けられたため、
理事者におかれましては、円滑な
議会運営のために、これまで以上に丁寧な報告、
情報提供に努めていただきたい旨のお話がございました。
この件につきまして、副区長より発言を求められておりますので、これをお許しいたします。
○副区長(
田中秀司君) 貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございます。このたびの議案第49
号特定事業に係る契約の変更についての
議案審査に際しまして、事業のこれまでの経過あるいは
契約変更の内容についてご理解いただけるよう努めてまいりましたが、結果といたしまして、
地中障害物撤去に関する資料の不足などによりまして、内容の説明が行き届かず、
議案審査に相当な時間を費やす状況になってしまいました。委員の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしましたことに関しまして、衷心よりおわびを申し上げます。あわせまして、本議案に関し、所管の
常任委員会への適宜の報告が欠けておりました。重ねておわび申し上げます。
今後、こうしたことがないよう、緊張感を持って
区政運営に取り組むとともに、円滑な
議会運営のため、各部において所管の
常任委員会に、これまで以上に事案の
進捗状況など丁寧な
情報提供や報告に努めてまいります。よろしくご理解のほどお願いいたします。
○
委員長(
林田和雄君) では、よろしくお願い申し上げます。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
林田和雄君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「発案27第9号
地方行政制度と財政問題の調査について」を議題といたします。本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
林田和雄君) なければ、本発案につきましては、
今期継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
林田和雄君) それでは、
今期継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
林田和雄君)
委員長報告並びに
中間報告の案文を調製しましたので、書記に朗読していただきます。
(
書記朗読)
────────────────────────────────────────
ただいま議題となりました日程第 から日程第 につきまして、
総務常任委員会を代表して、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
最初に、平成29年9月30日、港区白金四丁目2番先の
都道芝新宿王子線道路上において、走行中の清掃車が停止し、直後に後進した際、停止した後続の
普通貨物自動車に接触した
交通事故に伴う
専決処分の
区長報告2件についてであります。
まず、
区長報告第3号は、
普通貨物自動車の
運転者を負傷させた事故について、示談がまとまり、
損害賠償額42万1,780円を、平成30年5月23日に
専決処分したので、報告を受けたものであります。
次に、
区長報告第4号は、
普通貨物自動車を損傷させた事故について、示談がまとまり、
損害賠償額39万6,824円を、平成30年5月23日に
専決処分したので、報告を受けたものであります。
本
委員会におきましては、2件一括して、
理事者より
補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、清掃車に
車両検知警報システムや
自動ブレーキシステムを搭載することの検討について、
事故発生時の状況と
事故原因について、
損害賠償における慰謝料の
算定方法について等であります。
質疑終了後、順次採決いたしましたところ、2件いずれも
満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
次に、
区長報告第5号「平成29年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書」でありますが、本件は、平成29年第3回
定例会で
繰越明許費として設定した事業に係る経費を翌年度へ繰り越したもので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、報告を受けたものであります。
その内容は、
産業経済費におきまして、
区内共通商品券発行支援について、396万7,891円を、繰り越したものであります。
本
委員会におきましては、
理事者より
補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、
プレミアム付区内共通商品券の換金率についてであります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本件は
満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
次に、議案第32号「港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」でありますが、本案は、「
旅館業法」の一部改正に伴い、規定を整備するものであります。
本
委員会におきましては、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、「公用の施設またはこれに準ずる施設」に該当する
区内施設について、
災害派遣手当の支給額の根拠及び引き上げの検討について、他自治体から
災害派遣職員を受け入れた実績について等であります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第40号「平成30年度港区
一般会計補正予算(第1号)」でありますが、本案は、
歳入歳出予算の補正及び
債務負担行為の補正で、
補正額は、7億6,843万9,000円であります。
その内容は、総務費で、「
基礎自治体として自主・自立した
行財政運営の確立」に要する経費を、民生費で、「
保育園待機児童解消の推進」に要する経費を、教育費で、主に「安全・安心で魅力ある
教育環境の整備」に要する経費をそれぞれ追加するものです。
補正額の財源としては、
国庫支出金、
都支出金、繰入金及び繰越金をそれぞれ増額するものであります。
また、
債務負担行為の補正として、「南麻布一丁目
都有地賃借」、「
赤坂中学校仮設校舎賃借」について、期間及び限度額をそれぞれ定めるものです。
本
委員会におきましては、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、新設する
私立認可保育園のプールの
確保状況について、
入学準備金が
増額支給となる
対象年度について、
都区財政調整協議の進め方に関して区から東京都へ要望した内容について等であります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、「芝五丁目
複合施設新築」に伴う
工事請負契約の承認を求める三議案についてであります。
まず、議案第41号は、
複合施設新築工事の
工事請負契約の承認を求めるものであります。
次に、議案第42号は、
空気調和設備工事の
工事請負契約の承認を求めるものであります。
次に、議案第43号は、
給排水衛生ガス設備工事の
工事請負契約の承認を求めるものであります。
本
委員会におきましては、3案一括して、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、近隣の
保育需要が増加した場合に
活用可能床を
保育施設に転用することの検討について、ペデストリアンデッキの
延伸予定について、
特別簡易型総合評価方式を採用しなかった理由について等であります。
質疑終了後、順次採決いたしましたところ、3案いずれも
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、「(仮称)
港区立元麻布保育園新築」に伴う
工事請負契約の承認を求める2議案についてであります。
まず、議案第44号は、
保育園新築工事の
工事請負契約の承認を求めるものであります。
次に、議案第45号は、
電気設備工事の
工事請負契約の承認を求めるものであります。
本
委員会におきましては、
現地視察を行い、2案一括して、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、入札の
参加申し込みが少ない
工事案件は落札率が高いという傾向に対する区の見解について、
労働者の権利を記載したポスターを
工事現場に掲示する等の
周知方法について、
医療的ケア児と
重度障害児の通行を考慮した
避難経路の設置について、屋上を園児の遊び場とせず緑化した理由について等であります。
質疑終了後、順次採決いたしましたところ、2案いずれも
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第46号「
工事請負契約の承認について」でありますが、本案は、
港区立高輪台小学校校舎増築等工事の
工事請負契約の承認を求めるものであります。
本
委員会におきましては、
現地視察を行い、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、壁面や塀の強度及び安全性について、建物の圧迫感を和らげるような
壁面デザインの採用について、将来的な児童数増加にも対応できる
普通教室数の確保について等であります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第47号「物品の購入について」でありますが、本案は、
戸籍システム用サーバー等の更新のため、
サーバー4台、ストレージ1台、スイッチ3台、
負荷分散装置2台、
テープバックアップ装置3台、その他
周辺機器一式、
戸籍システム用ソフトウェア一式を購入するものであります。
本
委員会におきましては、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、前回の更新から5年で更新を行う理由について、
落札金額の妥当性の
判断方法について、
予算要求のための見積書を徴取した
事業者のみがプロポーザルに参加していることに関する区の見解について等であります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第48号「物品の購入について」でありますが、本案は、
区立幼稚園、
区立小学校及び
区立中学校における
情報機器の整備のため、
パーソナルコンピューター515台、
電子黒板機能付プロジェクター65台、
デジタル書画カメラ65台、
ICTカート65台を購入するものであります。
本
委員会におきましては、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、
電子黒板機能付プロジェクターと
デジタル書画カメラの具体的な機能について、購入する機器の
メーカー指定の可否について、同じ仕様の機器を購入するにもかかわらず入札した
事業者によって入札額が大きく異なることに対する区の見解について等であります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第49号「
特定事業に係る契約の変更について」でありますが、本案は、平成21年6月19日に議決した「
気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・
港区立教育センター整備等事業に関する
受託契約」につきまして、
地中障害物の
撤去等に係る
追加工事、
展示室等内装工事の実施に係る
工事内容の
変更等に伴う経費の増加による変更のため、
契約金額「21億7,388万3,454円」を「10億6,442万421円」増額し、「32億3,830万3,875円」に変更するものであります。
本
委員会におきましては、
現地視察を行い、
理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、
地中障害物があることを区が認識した時期及び撤去が完了した時期について、
地中障害物撤去費用を区が負担する理由及び費用に関する妥当性の判断について、
PFI事業における
現場労働者への港区
労働環境確保策の適用について等であります。
質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は
満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上にて
委員長報告を終わります。何とぞ皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
続いて議題となっております日程第 につきまして、
総務常任委員会を代表して、
委員会で審査中の案件について、
中間報告を申し上げます。
最初に、今
定例会で新たに付託された請願についてであります。
すなわち、請願30第3
号犯罪被害者等支援条例制定に関する請願についてであります。本請願は、
犯罪被害者を支援するのは公の責任であり、
被害者支援施策を条例という法形式で定めることにより、支援の質や継続性の担保、職員や住民の
意識喚起、住民等への
安心感等につながるため、
犯罪被害者等支援条例の制定を願うものであります。
本
委員会におきましては、
請願者より
趣旨説明を聴取した後、慎重に審議を行いました。主な内容は、
犯罪被害者に対する現状の区の支援策及び条例化も含めた今後の
犯罪被害者支援の考え方について、
犯罪被害者支援を担う職員や相談員が受ける研修の内容について、
犯罪被害に遭った区民の情報を把握する方法について等であります。
質疑終了後、
共産党議員団の
熊田委員より、採択すべき旨の意見が述べられましたが、本請願につきましては、今後もなお引き続き
慎重審議の必要がありますので、閉会中の
継続審査を申し出ることに決定しました。
最後に、発案27第9
号地方行政制度と財政問題の調査についてであります。
本
委員会におきましては、
理事者より、港区
版ふるさと納税制度の運用について、土地の購入について(三田四丁目)、280
MHz帯防災ラジオの配布について、
港区立男女平等参画センター指定管理者の公募について、
芝職員住宅の改修及び
災害対策住宅の
戸数変更について等の報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。
また、本発案に関連して、災害時における
応急対策業務に関する
協定締結団体との懇談会を開会しました。
以上が本
委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお
調査検討の必要がありますので、閉会中の
継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて
中間報告を終わります。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
林田和雄君) いかがでしょうか。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
林田和雄君) 案文は了承されました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
林田和雄君) そのほか、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
林田和雄君) なければ、
委員会を
休憩といたします。
午後 1時29分
休憩...