平成26年 第5回(12月)
定例会平成26年第5回
上越市議会定例会会議録(6日目) 平成26年12月16日(火曜日)出 席 議 員 1番 田 中 聡 2番 石 田 裕 一 3番 櫻 庭 節 子 4番 小 林 和 孝 5番 滝 沢 一 成 6番 波 多 野 一 夫 7番 中 川 幹 太 8番 平 良 木 哲 也 9番 鴨 井 光 夫 10番 瀬 下 半 治 11番 大 島 洋 一 12番 杉 田 勝 典 13番 草 間 敏 幸 14番 笹 川 栄 一 15番 塚 田 隆 敏 16番 飯 塚 義 隆 17番 渡 邉 隆 18番 瀧 澤 逸 男 19番 江 口 修 一 20番 武 藤 正 信 21番 宮 﨑 政 國 22番 上 野 公 悦 23番 橋 爪 法 一 24番 上 松 和 子 25番 柳 沢 周 治 26番 近 藤 彰 治 27番 山 﨑 一 勇 28番 内 山 米 六 29番 永 島 義 雄 30番 石 平 春 彦 31番 本 城 文 夫 32番 佐 藤 敏説明のため出席した者 市 長 村 山 秀 幸 副 市 長 野 口 和 広 副 市 長 関 原 貢 教 育 長 中 野 敏 明 理 事 市 村 輝 幸
総務管理部長 土 橋 均
企画政策部長 川 上 宏 財 務 部 長 池 上 治 樹 防 災 危 機 宮 﨑 悦 夫 自 治・市 民 笹 川 桂 一 管 理 部 長 環 境 部 長
健康福祉部長 栗 本 修 一
産業観光部長 秀 澤 光 夫
農林水産部長 笹 川 肇
都市整備部長 市 川 公 男 教 育 部 長 野 澤 朗 会 計
管理者 髙 橋 正 弘
ガス水道局長 宮 越 浩 司
総務管理課長 勝 俣 勤 秘 書 課 長 市 川 均職務のため出席した
事務局職員 事 務 局 長 柴 山 弥 松 次 長 高 橋 和 則 議 事 係 長 高 原 る み 子 主 任 池 田 小 百 合議 事 日 程 第1
会議録署名議員の指名 第2 諸般の報告 第3 議案第168号より第180号、第185号より第200号及び報告第3号 第4 請願第 8号
消費税の10%への増税は「延期」でなく、きっぱり中止することを求める意 見書の提出を求める請願 請願第 9号 三和区
宮崎新田の
市有地に放置されている
産業廃棄物の
実態調査のための調査 費を来
年度予算に計上することを求める請願 請願第 10号 三和区の
市有地に放置されている
産業廃棄物について、
実態調査に要する費用 及び撤去に要する費用の
積み立てを、新
年度予算に反映することを求める請願 第5 諮問第 12号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 13号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 14号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 15号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 16号
人権擁護委員候補者の推薦について 第6 閉会中の
所管事務調査について 本日の会議に付した事件 第1
会議録署名議員の指名 第2 諸般の報告 第3 議案第168号 平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号) 議案第169号 平成26年度上越市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第170号 平成26年度上越市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第171号 平成26年度上越市
ガス事業会計補正予算(第2号) 議案第172号 平成26年度上越市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第173号 平成26年度上越市
簡易水道事業会計補正予算(第2号) 議案第174号 平成26年度上越市
工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第175号 上越市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定め る条例の制定について 議案第176号 上越市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定につ いて 議案第177号 上越市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制 定について 議案第178号 上越市
テレビ共同受信施設条例の一部改正について 議案第179号 上越市
ケーブルテレビ施設条例の廃止について 議案第180号 上越市
三和ケーブルテレビ施設整備基金条例の廃止について 議案第185号 上越市
手数料条例の一部改正について 議案第186号 上越市
駐車場条例の一部改正について 議案第187号 上越市
頸中林業振興センター条例の廃止について 議案第188号 上越市
市民プラザ条例の一部改正について 議案第189号 上越市
国民健康保険条例の一部改正について 議案第190号 上越市
公営企業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第191号
上越市立幼稚園条例の一部改正について 議案第192号 上越市第6次
総合計画基本構想及び
基本計画の策定について 議案第193号 字の変更について 議案第194号
市道路線の廃止について 議案第195号
市道路線の認定について 議案第196号 財産の
無償譲渡について(
安塚ケーブルテレビ施設等3施設) 議案第197号 財産の
無償譲渡について(
横川テレビ共同受信施設) 議案第198号 財産の
無償譲渡について(
頸中林業振興センター) 議案第199号
指定管理者の指定について 議案第200号 新潟県
市町村総合事務組合規約の変更について 報告第 3号
専決処分した事件の承認について(平成26年度上越市
一般会計補正予算(専 第1号)) 第4 請願第 8号
消費税の10%への増税は「延期」でなく、きっぱり中止することを求める意 見書の提出を求める請願 請願第 9号 三和区
宮崎新田の
市有地に放置されている
産業廃棄物の
実態調査のための調査 費を来
年度予算に計上することを求める請願 請願第 10号 三和区の
市有地に放置されている
産業廃棄物について、
実態調査に要する費用 及び撤去に要する費用の
積み立てを、新
年度予算に反映することを求める請願 第5 諮問第 12号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 13号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 14号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 15号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 16号
人権擁護委員候補者の推薦について 第6 閉会中の
所管事務調査について 午前10時0分 開議
○
佐藤敏議長 これより本日の会議を開きます。 〇
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
佐藤敏議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、議長において
小林和孝議員及び
武藤正信議員を指名いたします。 〇
△日程第2 諸般の報告
○
佐藤敏議長 日程第2、諸般の報告をいたします。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会で指定した事項の
専決処分について市長から報告がありましたので、
議会報告第16号としてお手元に配付のとおり報告いたします。 〇
△日程第3 議案第168号より第180号、第185号より第200号及び報告第3号
○
佐藤敏議長 日程第3、議案第168号より第180号、第185号より第200号及び報告第3号を
一括議題といたします。 本件に関し、各
委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の報告を求めます。 21番、
宮﨑政國委員長。 〔宮 﨑 政 國 議 員 登 壇〕
◆21番(
宮﨑政國議員) おはようございます。これより
総務常任委員長報告を申し上げます。 去る12月2日に当
委員会に付託されました議案11件、報告1件について、12月8日に
委員会を開催し、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決、承認すべきものと決しました。また、自治・
市民環境部において
所管事務調査を行いましたので、審査及び調査の順序に従い、主な概要を報告いたします。 最初に、
財務部に係る議案の審査についてであります。 議案第185
号上越市
手数料条例の一部改正について、
理事者の説明の後、委員から、
証明書交付に当たり
現地調査が必要な場合、最低限の
現地調査時間とされる10分は、合理的な根拠があるのかとの質疑に、
理事者から、案件によって距離の差は出てくるが、
最低限往復にかかる時間として10分を設定した。公的な
行政目的に配慮して手数料の額を抑えたものではないが、距離に関しては
申請者の責めに帰するものではないため、一つの合理的な方法と考えているとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第186
号上越市
駐車場条例の一部改正について、
理事者の説明の後、委員から、
駐車場の供用を廃止した後、どのように管理していくのか、また現在再配置を検討している
駐車場について、必要性がないと判断されるものばかりではないと思うが、今後どう整理するかとの質疑に、
理事者から、民有地は
所有者に返還するが、引き続き
町内会の
共有スペースとして借用すると聞いている。
市有地は、
町内会に買い取りの打診をしたが、意向がなかったため、
普通財産として管理していくが、売却するまでの間、イベントの際の貸与なども考えている。今後は、鉄道、
高速バスのパークアンドライドとして、あるいは
買い物客や観光客に利用されている実態を踏まえ、次期再
配置計画において検討していきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第188
号上越市
市民プラザ条例の一部改正について、
理事者の説明の後、委員から、
創作活動室はどのような
活用方法を想定しているのかとの質疑に、
理事者から、
科学実験室からの配置がえで、テーブルや水道が備わっており、工作や生け花などの活動で使用が可能であるため、市民の
創作活動の中で利用いただけるよう周知していきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明に質疑なく、採決は
後回しとしました。 次に、
財政計画について報告がありました。 続いて、
総務管理部に係る議案の審査についてであります。 報告第3号
専決処分した事件の承認について、
理事者の説明にさしたる質疑なく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第178
号上越市
テレビ共同受信施設条例の一部改正について、議案第179
号上越市
ケーブルテレビ施設条例の廃止について、議案第180
号上越市
三和ケーブルテレビ施設整備基金条例の廃止について、議案第196
号財産の
無償譲渡について、議案第197
号財産の
無償譲渡について、議案第200号新潟県
市町村総合事務組合規約の変更について、
理事者の説明にさしたる質疑なく、それぞれ採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明の後、2款1項17目
情報政策費中、
情報システム事業で、委員から、
税番号制度における
中間サーバー・
プラットフォーム整備について全体の
事業規模は、また29年7月開始までの間にさらに整備が必要なものはあるのかとの質疑に、
理事者から、26、27年度の2カ年で、
想定金額は国全体で145億6,000万円である。市では、現在
システム改修を中心に整備を行っているが、今後は今回のような
中間サーバーなどの負担は出てこない見込みであるとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決は
後回しといたしました。 次に、
企画政策部に係る議案の審査についてであります。 議案第192
号上越市第6次
総合計画基本構想及び
基本計画の策定について、
理事者の説明の後、委員から、
地域自治の推進の中で、
地域協議会の認知度の目標値が掲げられているが、8年後の目標が40%というのは低過ぎるのではないかとの質疑に、
理事者から、平成22年度の
市民アンケートの時点では35%程度であったが、現在は20%程度という現状を踏まえ、認知度が段階的に上がるよう、現実的な数値を用いて設定したものであるとの答弁がありました。 また、委員から、政策、施策の重点化の視点の中で、適切な受益と負担の関係の構築に重点的に取り組むとなっており、これによる
サービスの低下や負担の増加を懸念するが、どのような考え方によるものかとの質疑に、
理事者から、
人口減少が進む中、安定的な
行政サービスを提供するためには、
財政事情が厳しくなる中で、適切な負担も必要であるという考え方であり、具体的な事例を指すものではないとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明の後、2款1項7目企画費中、新
水族博物館整備事業で、委員から、用地を拡大することによって隣接する住宅へどのような影響があるか検討はしたのかとの質疑に、
理事者から、
日影規制などの法規制を考慮し、支障のないような形となるよう植栽等を含め検討しているところであり、
基本設計の中でさらに詰めていきたいと考えているとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決は
後回しといたしました。 次に、
防災危機管理部に係る議案の審査についてであります。 議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明に質疑なく、採決は
後回しとしました。
財務部、
総務管理部、
企画政策部がそろったところで、議案第168号を採決した結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、自治・
市民環境部において、
男女共同参画基本計画の改訂について
所管事務調査を行いましたので、概要を申し上げます。
理事者から、上越市第2次
男女共同参画基本計画は、平成23年度から30年度までの8年間を
計画期間としており、前期の終了年である本年度、後期に向けて計画を改訂するものである。改訂に際し、現状と課題をつかむため、5月に
市民意識調査等を実施した。また、
学識経験者等で構成する上越市
男女共同参画審議会において審議しながら
改訂作業を進めてきた。 主な
改訂内容は、
男女共同参画の視点に立った
社会制度、慣行の見直しに関しては、
東日本大震災を踏まえた
災害対策に係る国の指針との整合を図り、記述を修正するほか、現在策定中である第6次
総合計画と整合性を図り、市民が主役の
まちづくりにおける
女性参画の意義やそれに向けた対策の推進の
重要性に関する視点を追加したいと考えている。
労働環境の見直しの推進に関しては、ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、その意義や
重要性、企業等への具体的なアプローチについての記述を追加したいと考えている。そのほか、
男女共同参画推進センターの充実や市の施策、
方針決定過程への女性の
参画拡大に関して、修正、追加をすることとしている。今後は、
パブリックコメントを年明けから実施し、年度内の改訂を予定しているとの説明がありました。 説明の後、委員から、
人口減少問題対策も含めた視点で、
労働環境や
女性雇用など、
子育て支援の立場での改善に向け、確実に取り組んでいただける企業をどうやってふやしていくのかとの質疑に、
理事者から、企業に対する働きかけについては、雇用や
職場環境の改善に向けた
説明会を開催している。また、
男女共同参画に取り組んでいる
優良事例の紹介、入札の際のメリットなどの周知など、県や
産業部門と連携しながら
意識啓発の
取り組みを進めていきたいとの答弁がありました。 また、委員から、行政側の
男女共同参画推進の役割をどう強化していくのかとの質疑に、
理事者から、業務に応じた
事務局の体制をつくっていくだけでなく、職員一人一人の
意識啓発が重要であるので、組織全体で取り組んでいく姿勢を強化していきたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、市の
女性登用率について、
クオータ制を導入して
取り組みを進めてきたにもかかわらず
低下傾向が続いており、原因の検証も行われていないが、どう考えるのかとの質疑に、
理事者から、
審議会には
地域協議会などのほか、市議会、
農業委員会など選挙によるものも含まれており、女性の
登用率が進んでいない。また、
地域推進員に女性が多く登用されていたが、
制度変更のためなくなってしまったことが大きな要因である。
地域協議会も含めて一般的な
公募委員での女性の応募は絶対数が少ない状況にあることから、女性の応募を促すなど
登用率の向上に努めていきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を終結しましたが、本件は今後も調査を継続することといたしました。 以上、当
委員会の審査、調査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
総務常任委員長報告を終わります。
○
佐藤敏議長 総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 次に、
厚生常任委員長の報告を求めます。 12番、
杉田勝典委員長。 〔杉 田 勝 典 議 員 登 壇〕
◆12番(
杉田勝典議員) おはようございます。これより
厚生常任委員長報告を申し上げます。 去る12月2日に当
委員会に付託された議案5件について、12月3日に
委員会を開催し、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。また、1件の
所管事務調査を行いましたので、審査及び調査の順序に従い概要を報告いたします。 まず、議案第175
号上越市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について、
理事者の説明にさしたる質疑なく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第176
号上越市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、
理事者の説明の後、委員から、
調理業務は
外部委託も可能であるとのことだが、市の基本的な方針は自
園調理ではないのかとの質疑に、
理事者から、国の方針と同じく市も自
園調理を前提としているが、栄養士の指導や
アレルギー対策が万全であれば
外部委託を認めるものであるとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第189
号上越市
国民健康保険条例の一部改正について、
理事者の説明に質疑なく、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明の後、3款1項1目中、
福祉業務管理システム開発・運営費で、委員から、当初予算500万円である
システムの改修に1,700万円もの
補正予算が必要なのはなぜかとの質疑に、
理事者から、今回の補正は平成27年4月に予定されている定期的な
報酬改定に伴う
システムの
改修費用であるが、当初予算は別の
システムの
改修費用である。当初
予算編成時は、
報酬改定の方針が国からまだ示されず、計上できなかったため、今回
補正予算で対応するものであるとの答弁がありました。 また、
障害者緊急短期入所用居室確保事業で、委員から、どの時点で工期のおくれがわかったのかとの質疑に、
理事者から、当初5月上旬に工期のおくれを聞き、7月に年度内の完成が難しいという話があった。関係者の期待も大きいため、代替措置をとることを依頼したが、最終的には9月にそれも難しいと回答があり、今回の減額補正となったとの答弁がありました。 3項2目中、扶助費で、委員から、生活保護受給者の医療扶助費の伸び率はどのくらいかとの質疑に、
理事者から、当初予算では伸び率は4%と見込んでいたが、結果として倍の8%程度となった。要因としては、生活保護受給者の高齢化や単身世帯の増加による健康管理の不徹底などの理由により、通院、入院がともにふえたのに加え、がんなどの高額治療も増加した。また、昨年に比べ月平均で40人ほど医療機関への受診者がふえたためであるとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第170
号平成26年度上越市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、
理事者の説明に質疑なく、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、若竹寮の
指定管理者制度への移行について、
所管事務調査を行いましたので、その概要を申し上げます。 まず、
理事者から、平成24年11月に開催された上越市、糸魚川市、妙高市の3市で構成する上越地方広域事務連絡調整会議において、若竹寮は社会福祉法人等による
指定管理者制度への移行を目指すこととして了承された。
指定管理者制度への移行に伴うメリットとしては、民間ノウハウの活用や長期的な職員配置が可能になることによる児童との信頼関係の構築、保育士等の専門職の早期確保、人件費の縮減等が挙げられる。
指定管理者の条件は、社会福祉法により児童福祉施設等を運営する上越市内の社会福祉法人または学校法人とする。また、
指定管理者制度への移行に伴い、選定事業者の職員の出向により、若竹寮職員と共同で1年間養育を行うことで、できるだけ子供たちに影響を与えないようにしたい。この出向職員の人件費は、国が定める児童福祉施設等職員の基準額を上限とし、その範囲内で市が補助金として支出する。 今後の予定としては、平成26年度中に議会、地元、
地域協議会への説明の後、平成27年度には事業者選定を行い、平成28年度の1年間の共同養育を経て、平成29年度から
指定管理者制度に移行したいと考えているとの説明がありました。 説明後、委員から、若竹寮は非常にデリケートな施設であるため、公が運営することにより保たれてきた部分があると思う。メリット、デメリットを踏まえて検討を行うなど、移行へはもっと慎重であるべきではないかとの質疑に、
理事者から、全国で約600ある児童養護施設のうち95%以上が社会福祉法人等により運営されており、指定管理施設はその中で25施設のみである。その25施設に
指定管理者制度への移行によるデメリットを問い合わせたが、特にないとの回答を得た。また、市でも移行によるメリット、デメリットを検討したが、総合的にメリットのほうが大きいという結論に至り、今回
指定管理者制度への移行を進めることとなったとの答弁がありました。 また、委員から、
指定管理者制度へ移行するにしても、市が一定の期間しっかりとかかわっていくべきではないかとの質疑に、
理事者から、
指定管理者制度への移行は完全な民営化ではない。若竹寮はあくまでも市の施設である。仕様書や移行後の運営状況を確認しながら、市は施設
管理者として養育の質を確保していきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を終結しましたが、本件は今後も調査を継続することといたしました。 以上、当
委員会の審査及び調査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
厚生常任委員長報告を終わります。
○
佐藤敏議長 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 次に、建設企業常任委員長の報告を求めます。 6番、波多野一夫委員長。 〔波 多 野 一 夫 議 員 登 壇〕
◆6番(波多野一夫議員) おはようございます。これより建設企業常任委員長報告を申し上げます。 去る12月2日の本会議において当
委員会に付託された議案9件について、12月4日に
委員会を開催し、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。また、ガス水道局において、
所管事務調査を行いましたので、審査及び調査の順序に従い、概要を報告いたします。 最初に、都市整備部の審査についてであります。 議案第194号
市道路線の廃止について、議案第195号
市道路線の認定について、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)、議案第169
号平成26年度上越市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、
理事者の説明にさしたる質疑なく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、ガス水道局の審査についてであります。 議案第190
号上越市
公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、
理事者の説明の後、委員から、ガス水道事業
管理者の設置について、現在の組織体制では不十分なのかとの質疑に、
理事者から、今の組織が不十分ということではなく、将来需要に合わせて計画的で安定した事業運営を行うため、現場で判断する経営責任者が今後必要となり、設置するものであるとの答弁がありました。 さらに、委員から、
管理者は外部からの登用を考えているのかとの質疑に、
理事者から、地方
公営企業の経営に熟知し、識見を有する方から市長が任命する。現段階では未定であるとの答弁がありました。 また、委員から、
管理者の設置に当たっては議会の同意を必要としないのかとの質疑に、
理事者から、政治的中立性を担保するため、議会同意を必要としないとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第171
号平成26年度上越市
ガス事業会計補正予算(第2号)、議案第172
号平成26年度上越市
水道事業会計補正予算(第3号)、議案第173
号平成26年度上越市
簡易水道事業会計補正予算(第2号)、議案第174
号平成26年度上越市
工業用水道事業会計補正予算(第2号)については、
理事者の説明にさしたる質疑なく、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、ガス水道本支管工事の入札発注について
所管事務調査を行いました。 まず、
理事者から、先般9月の
所管事務調査以降11月末までの入札状況について報告がありました。入札発注見直し後の状況については、入札参加事業者は変わらず、ほぼ市内の事業者であり、最低制限価格を下回って入札した事業者は全体の約3割で、前回の報告と同様で変化はない。また、最低制限価格と同額で落札した入札が53件で、うち抽せんにより落札者を決定した入札は30件となっている。入札を重ねるごとにふえてきている状況であり、受注を目指す業者間の競争が高まっているものと考えている。無効となった事業者は、8月までの入札では75社あったが、9月以降の入札では7社となり、大きく減少している。落札率は単純平均で90.97%であり、昨年4月から12月までの指名競争入札より3.53ポイント低くなり、8月までの平均落札率より0.29ポイント低くなっている。工事費内訳書についても、全ての入札で不正を疑う案件はなかった。 また、談合疑惑調査に関しては、前回報告以降特段の報告はなく、引き続き公正取引
委員会の調査の進展に期待するとの説明がありました。 説明の後、委員から、最低制限価格と同額で落札した案件が53件あるが、同額で出てくることはあり得るのかとの質疑に、
理事者から、業者の積算精度が上がっており、昨年の6倍にも当たる工事内容等の情報公開請求がある。また、単価の根拠と制限価格の計算方法も公表されており、容易に推測できるような状況であるとの答弁がありました。 また、委員から、最低制限価格を下回っている業者が800社以上あるが、最低制限価格が高過ぎるのではないかとの質疑に、
理事者から、最低制限価格の設定は地方公共団体の任意であるが、メリット、デメリット等を総合的に考え、県の積算方法が合理的であると考えている。また、9月末までの統計では差額が1万円前後の範囲が3割を占めており、最低制限価格を大きく下回るものはほとんどないとの答弁がありました。 以上で質疑を終結しましたが、本件は今後も調査を継続することといたしました。 以上、当
委員会の審査及び調査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、建設企業常任委員長報告を終わります。
○
佐藤敏議長 建設企業常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 次に、文教経済常任委員長の報告を求めます。 26番、近藤彰治委員長。 〔近 藤 彰 治 議 員 登 壇〕
◆26番(近藤彰治議員) おはようございます。これより文教経済常任委員長報告を申し上げます。 去る12月2日の本会議において当
委員会に付託された議案7件について、12月5日に
委員会を開催し、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。審査の順序に従い、概要を報告いたします。 最初に、教育
委員会の審査についてであります。 まず、議案第177
号上越市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、
理事者の説明の後、委員から、一部基準を満たしていない放課後児童クラブについては、今後どのように整備を行っていくのかとの質疑に、
理事者から、面積と集団規模の両方の基準を満たしていない児童クラブが9カ所あるが、学校内に新たに部屋を確保したり、支援単位を分割したりして解消していくとの答弁がありました。 また、委員から、市独自の基準として面積や支援単位について、ただし書きを追加することにより、厚生労働省令よりも基準が緩和されることにならないか、具体的にどのように運営するのかとの質疑に、
理事者から、基準を緩和するためではなく、面積や定員の基準を明確にしたことで、基準に満たない状態であっても、実情に応じて開設できるように救済規定として設けたものであるとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第191号
上越市立幼稚園条例の一部改正について、
理事者の説明に質疑なく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明に質疑なく、採決は
後回しとしました。 なお、議案審査終了後、給食用食材の放射性物質検査の実施状況について、上越市立オールシーズンプールのつり天井の落下について報告がありました。 次に、農林水産部の審査についてであります。 まず、議案第187
号上越市
頸中林業振興センター条例の廃止について、議案第198
号財産の
無償譲渡について(
頸中林業振興センター)、議案第193号字の変更については、
理事者の説明にさしたる質疑はなく、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明の後、6款1項3目中、担い手育成確保支援事業で、委員から、地域集積協力金の優先順位のつけ方と
取り組み意向のあった6集落の集約手法の状況はとの質疑に、
理事者から、優先順位は、新たに集積、集約された農地の割合が高い順に県が決定する。集約手法は、担い手への集積が2集落、担い手による分散錯圃の解消が1集落、新たな法人設立による集積が3集落となっているとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決は
後回しとしました。 次に、産業観光部の審査についてであります。 議案第199号
指定管理者の指定について、
理事者の説明にさしたる質疑なく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算(第5号)について、
理事者の説明の後、7款1項2目中、新産業振興事業で、委員から、テクノスクール内にある上越ものづくり振興センターを市民プラザに移転する理由は何かとの質疑に、
理事者から、県においてテクノスクール内での設置が目的外使用の懸念があったこと。また、事業見直しにより市民プラザ2階の一部があくため、施設有効活用の観点から移転案が出たこと。広く市民の皆様にものづくり企業をPRすることができ、県の施設借用による費用も必要なくなるなどによるものであるとの答弁がありました。 3目中、観光施設等管理事業で、委員から、大島あさひ荘について運営継続は厳しいとのことだが、施設再開は難しいと考えてよいのかとの質疑に、
理事者から、公の施設の再配置の検討も行われている中で、地域バランスなど、ほかの施設との関係も勘案する必要があり、現段階では厳しい状況である。公表の時期は、新
年度予算公表のころになるとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決は
後回しとしました。 なお、この議案説明後に、大島あさひ荘の休館に関する地域
説明会について、柿崎太陽光発電について報告がありました。 最後に、議案第168号を採決した結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、当
委員会の審査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、文教経済常任委員長報告を終わります。
○
佐藤敏議長 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 11番、大島洋一議員。 〔大 島 洋 一 議 員 登 壇〕
◆11番(大島洋一議員) 議案第192
号上越市第6次
総合計画について、次のとおり反対します。 1、上越市第6次
総合計画の基本構想中、第5章、土地利用構想の第3節、暮らしを支える拠点の構築(点)の次の記述に反対します。 拠点の整備の考え方(ページ70)において、4つの区の中心的エリア(総合事務所周辺)のみを地域拠点として、「周辺の生活拠点を支える機能の維持・集積を図る」としている点です。 2、反対理由、拠点の整備の考え方において、4つの区の中心的エリア(総合事務所周辺)のみを地域拠点として、「周辺の生活拠点を支える機能の維持・集積を図る」としているのは、今後の各種計画(例えば公共インフラの
配置計画など)へ大きな影響を与えるものと想定されるので、この記述については賛成できません。 以上です。
○
佐藤敏議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議題を採決いたします。 まず、報告について採決いたします。 報告第3号
専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 次に、条例関係等の議案について採決いたします。 議案第175
号上越市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第176
号上越市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第177
号上越市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第178
号上越市
テレビ共同受信施設条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第179
号上越市
ケーブルテレビ施設条例の廃止についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第180
号上越市
三和ケーブルテレビ施設整備基金条例の廃止についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第185
号上越市
手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第186
号上越市
駐車場条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第187
号上越市
頸中林業振興センター条例の廃止についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第188
号上越市
市民プラザ条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第189
号上越市
国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第190
号上越市
公営企業の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第191号
上越市立幼稚園条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第192
号上越市第6次
総合計画基本構想及び
基本計画の策定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○
佐藤敏議長 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第193号字の変更についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第194号
市道路線の廃止についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第195号
市道路線の認定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第196
号財産の
無償譲渡についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第197
号財産の
無償譲渡についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第198
号財産の
無償譲渡についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第199号
指定管理者の指定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第200号新潟県
市町村総合事務組合規約の変更についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、
補正予算を採決いたします。 議案第168
号平成26年度上越市
一般会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第169
号平成26年度上越市
下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第170
号平成26年度上越市
介護保険特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第171
号平成26年度上越市
ガス事業会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第172
号平成26年度上越市
水道事業会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第173
号平成26年度上越市
簡易水道事業会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第174
号平成26年度上越市
工業用水道事業会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 〇
△日程第4 請願第8号より第10号
○
佐藤敏議長 日程第4、請願第8号より第10号を
一括議題といたします。 本件に関し、総務及び厚生常任
委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の報告を求めます。 21番、
宮﨑政國委員長。 〔宮 﨑 政 國 議 員 登 壇〕
◆21番(
宮﨑政國議員) これより
総務常任委員長報告を申し上げます。 当
委員会に付託されました請願第8号
消費税の10%への増税は「延期」でなく、きっぱり中止することを求める意見書の提出を求める請願について、12月8日に審査を行いました。 紹介議員から説明を受けた後、審査に入りましたが、質疑なく、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 以上で
総務常任委員長報告を終わります。
○
佐藤敏議長 総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 次に、
厚生常任委員長の報告を求めます。 12番、
杉田勝典委員長。 〔杉 田 勝 典 議 員 登 壇〕
◆12番(
杉田勝典議員) これより
厚生常任委員長報告を申し上げます。 当
委員会に付託されました請願第9号三和区
宮崎新田の
市有地に放置されている
産業廃棄物の
実態調査のための調査費を来
年度予算に計上することを求める請願及び請願第10号三和区の
市有地に放置されている
産業廃棄物について、
実態調査に要する費用及び撤去に要する費用の
積み立てを、新
年度予算に反映することを求める請願について、12月3日に審査を行いました。 まず、請願第9号について、請願者からの趣旨説明の後、委員から、撤去費用が6億円かかるという市の試算に対し、請願者の試算ではその約3分の1の費用で撤去可能とのことだが、どのように算定されたのかとの質疑に、請願者から、6億円の根拠について市からは明確な答えはいただいていないが、県の代執行のときにかかった費用をもとに、現在残っている量、面積から算出すると2億円程度でおさまるのではないかと見ている。また、もっと安くする方法もあると考えているとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、その後反対の立場で、委員から、県の代執行により生活、環境保全上の支障は取り除かれ、その後関係者の立ち会いのもとに実施したボーリング調査でも有害な廃棄物は認められなかったと聞いている。また、現在も継続して水質調査を行っており、有害物質の異常等は認められていない。何も兆候があらわれていない中では、見守っていくのがいい方法であると思う。財源的な部分も含め、もう少し精査すべきである。第一義的には県が責任を負うものであるため、今後も継続的に水質調査を実施して、必要に応じて県と協議していくべきではないかとの意見がありました。 また、賛成の立場で、委員から、
宮崎新田の現場をこの目で確かめてきたところ、大量の
産業廃棄物が山になっており、においもした。住民の責任に帰するべきところではない部分でこのような状態になっており、きちんと取り除いて安心、安全を確保すべきである。今まで行われてきた調査は、取水する場所が適切ではないなどの疑念があるため、その公正性や客観性をきちんと確認しなければいけないとの意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 次に、請願第10号について審査を行いました。請願者からの趣旨説明の後、委員から、撤去を前提に考えると、詳細な調査は必要ではないという意見もあるが、改めて調査する必要性は何か。また、基金の
積み立てまで踏み込んだ提案をされている理由は何かとの質疑に、請願者から、安定品目ではない木くずが多量にあり、ダイオキシンで汚染されている状況もあるので、ごみの種類を正確に調査して水質調査と撤去にかかる費用を正確に捻出する必要がある。基金については、具体的な資金がなければ撤去は無理であり、その方法の一つとして基金の
積み立てが妥当と考え、提案したものであるとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、その後反対の立場で、委員から、基金の話が新たについているが、そこにこだわる必要はない。請願第9号と同様に第一義的な責任は県にあり、市が率先して調査すべき部分ではない。市も水質調査を行って長年監視しているので、議会としても現状を注視していきたいとの意見がありました。 また、賛成の立場で、委員から、請願者が一定の段階を踏んで基金を
積み立てて対応していくという道を提案したことは、先見の明があると思う。やはり違法なものであるので、撤去しなければならないとの意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 以上、審査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
厚生常任委員長報告を終わります。
○
佐藤敏議長 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 31番、本城文夫議員。 〔本 城 文 夫 議 員 登 壇〕
◆31番(本城文夫議員) 市民クラブを代表して、請願第9号三和区
宮崎新田の
市有地に放置されている
産業廃棄物の
実態調査のための調査費を来
年度予算に計上することを求める請願及び請願第10号三和区の
市有地に放置されている
産業廃棄物について、
実態調査に要する費用及び撤去に要する費用の
積み立てを、新
年度予算に反映することを求める請願について、賛成をする立場で討論いたします。 請願の要旨でも明らかなように、三和区の
宮崎新田地内に産廃業者によって大量の
産業廃棄物が不法投棄をされ、放置をされたために、平成17年から18年にかけて新潟県による行政代執行が行われましたが、既に9年が経過をしておりますが、
市有地に今も3分の1以上の
産業廃棄物が放置をされていることに、地域住民の皆さんが大きな不安を抱いていると思うのであります。私どもの上越市は、平成8年10月、上越市の
環境基本条例をつくりました。この前文でも上越市に集う全ての人々の参加と協力により、水と緑に恵まれた潤いのある環境を守り、継承していくことを決意をし、新たな理念のもとで条例を制定をいたしました。この中で環境保全に関する基本方針の指針にも明示されておりますように、上越市は環境都市宣言をして環境先進都市として全国からも注目を集めてきたところであります。この条例の精神に照らしてみても、長期にわたって
産業廃棄物を野積みの状態で放置をされるということは、環境都市上越としても許されるものではありません。 そこで、これまでの経過を私なりに振り返りながら申し上げたいと思います。そもそもこの三和区の産廃問題は、合併前の旧上越市議会でも議論をし、
理事者側の提案を2カ所修正をしてきたものであります。そして、平成16年の4月12日の上越地域合併協議会における構成市町村の合併に関する各種事務事業の取り扱いで、
宮崎新田の
産業廃棄物の不法放置を早期に解決をする活動にかかわる事務の取り扱いについては、当該事務を上越市に引き継ぐ、ただし市民の安心、安全を確保する観点から、現状をできる限り早急に解消するために、三和村の自然と環境を守る会の活動に対応を任せるのではなく、行政の責任において積極的に最大限の努力をしていく。また、
宮崎新田の
産業廃棄物の不法放置を早期に解決をする活動補助金については、合併時に廃止をする。これも行政の責任において最大限の努力をするというものでありました。 以上が合併協議会で承認をされたものであります。そして、合併直後の平成17年6月の市議会で、地元出身議員が一般質問でこの問題を取り上げられ、行政代執行の実施計画、廃棄物のプラや土砂の完全撤去、地下水の変化や土壌調査について質問されました。当時の木浦市長の答弁は、周辺地域への環境汚染が生じるおそれがあることから、行政代執行を行う。水質検査、土壌検査の結果、燃え殻、山積みされた木くず以外は生活環境保全上の支障が認められないことで、代執行は適用されない。県は終了後に処分場の下流の水質検査を行うほか、水質の監視を続けていく。市としては、代執行の対象外となった焼却炉の除去に向けて、土地
所有者として18年度に除却工事に取りかかりたい。今回撤去されない廃棄物の種類や量など可能な範囲で明らかにし、県は経過観察を行うとし、市としても旧三和村が行ってきた水質検査を継続実施をしたい。今後行政代執行の対象外とされた
産業廃棄物の完全撤去に向けて、先頭に立って県に要望していくというものでありました。 そして、平成18年の8月22日、三和区の
地域協議会から市に提出された三和区
宮崎新田地内の県行政代執行後の成形廃棄物処理についての意見書では、景観と環境に不安のない後世に残るすばらしい
宮崎新田となるよう完全に撤去を強く要望するというものでありました。この意見書に対して、平成18年の10月6日、当時の木浦市長からの回答は、三和区にお住まいの皆さんの熱き要望であり、完全に撤去を視野に入れ、当面は水質検査を継続し、その推移をしっかり見守り、財源確保にも努めるなど、土地
所有者の立場からも適切に対応するというものでありました。 そして、この2カ月後の平成18年の12月、同僚議員はさらに県の代執行後に残された廃棄物撤去の確認と
地域協議会の撤去要望を視野に入れた計画について質問されたのであります。木浦市長からは、現地に残された廃棄物について、完全撤去には財政状況から困難だが、当面は水質検査を継続をしたいという答弁でありました。さらに、当時の市民生活部長からは、今後市の検査も拡充し、県の検査を補完する形で市も県の検査項目と同様の検査を今後実施したいというものでありました。質問した議員からは、区民の苦悩を考えると一日も早い撤去を重ねてお願いをするというものでありました。このような経過を踏んできておりますが、この市の姿勢は平成21年11月に木浦市長にかわった村山市政にも引き継がれたものと思っております。また、村山市長は平成19年4月から当時副市長として2年間木浦市長の補佐役をされていたのでありますから、この問題の経過は十分に承知をされているはずでありますし、市長がまた当時県の職場におられたころからの問題でもあったはずであります。 村山市政となっての5年前からも、三和の水と緑を育てる会から市長に対して
宮崎新田の原状回復での申し入れが続いているものの事態の進展がないことから、このたび市議会に請願として出されたもので、市議会としては真剣にこの願意を受けとめなければなりません。さきの厚生委員長報告もありましたが、この請願をめぐって委員間討議の中では県や市は有害物質がないとしていることで、地域の思いは理解するが、今の段階で賛成に至っていないとか、また現状把握を調査すべきだ、また違法なものは撤去すべきだ、また8年間の硬直状態を打開をするために調査費をつけるべきだなどの意見がありました。 今回市民から出されたこの請願で、請願者からは水質などの掘削調査と安全とする根拠を示してほしい。健康面で汚染をされてからでは遅いとの意見陳述を私たちは真摯に受けとめなければならないと思います。このような現状を思うとき、市としても早急に現場の
実態調査を一層強めて、市民の安心、安全対策を構ずるべきで、地域住民の不安を一日も早く取り除くべきであります。 私どもは、関係者の皆さんの切なる請願を重く受けとめておりますが、ここで改めて申し上げれば、
宮崎新田の産廃解消の速やかな実現は合併協議を主導した上越市議会の責務であり、市が本来完全撤去に向けてやることを当時の上越市議会でも確認をしてきた事実があります。それは、平成16年1月26日の市町村合併対策特別
委員会、さらに2月20日の合併検討
委員会会議録にも明記をされております。上越市の修正案として、行政の責任において積極的に最大限の努力をしていくとの確認は、今も生きていると思うからであります。時間の経過とともに、市長も担当部課長も交代をし、いつの間にか水質検査で推移をし、産廃完全撤去が水質検査に固定をしているように思われます。 先ほども申し上げましたように、環境先進都市として上越市が環境保全に関する施策の推進の中で、市は環境の保全に関する施策を総合的かつ効果的に推進をするために、市民などとの連携体制の整備に努めるということが条文でも明らかであります。今回の請願は、新年度に産廃実態の調査費を予算計上してほしい。また、撤去費用を
積み立ててほしいというものであります。市長には予算の提案権や、あるいは予算の執行権があります。議会としては、市民の願意を酌み上げて、市長にその対応や判断を求めることこそが議会人として大切なことであると、私は長い議員活動からもそのように思っております。 この請願こそ市議会として健全な判断力が問われていますし、市民も注目をしていることを申し上げ、少々長くなりましたが、請願第9号、第10号に対する賛成の討論といたします。
○
佐藤敏議長 8番、平良木哲也議員。 〔平 良 木 哲 也 議 員 登 壇〕
◆8番(平良木哲也議員) 私は、日本共産党議員団を代表して、請願第8号
消費税の10%への増税は「延期」でなく、きっぱり中止することを求める意見書の提出を求める請願を初め3件の請願について、賛成の立場で討論を行います。 まず初めに、請願第8号であります。安倍晋三首相は、
消費税10%への増税を2017年4月まで1年半先送りして、信を問うとして衆議院を解散しました。そして、一昨日、解散前と同程度の議席を確保したとして、先送り後は今回のような景気判断はしないと述べ、増税を強行することを表明しました。しかし、民意は先送りではありません。総選挙では、明確な対案を示すことのできなかった多くの野党が自滅する中、
消費税に頼らない別の道があることを明らかにし、大企業、富裕層に相応な負担を求めた日本共産党が議席を2.6倍にしたことを見ても、
消費税増税は先送りではなく、きっぱり中止することが民意であることは明らかであります。ことしの春の
消費税の8%への増税は、その後の景気悪化を加速させ、多くの住民はアベノミクスの恩恵どころか、物価上昇、収入減、社会保障削減の三重苦を強いられています。地域経済を支える中小企業の倒産、廃業も後を絶たず、米価の暴落なども重なって住民の暮らしはますます大変になってきています。こうした状況のもとで、
消費税の10%への大増税、負担増は到底認めることができません。 また、地域経済の悪化は、自治体財政にも深刻な影響を及ぼします。地方
消費税や手数料などの増収を見込んでも建設事業費の増加など、多額の赤字が予想されますが、その分は全て市民負担となります。政府は、
消費税財源は社会保障に充てると宣伝してきましたが、実際には年金制度の改悪や医療費の負担増など社会保障制度は改悪される一方です。今必要なことは、
消費税10%への増税実施を延期することではなく、増税をきっぱりと中止することです。したがって、住民の切実な実態を踏まえ、国に対して増税をきっぱり中止するよう求める意見書を政府に提出することは、今まさに緊急に必要であることから、この請願の採択に心より賛成いたします。 次に、請願第9号三和区
宮崎新田の
市有地に放置されている
産業廃棄物の
実態調査のための調査費を来
年度予算に計上することを求める請願及び請願第10号三和区の
市有地に放置されている
産業廃棄物について、
実態調査に要する費用及び撤去に要する費用の
積み立てを、新
年度予算に反映することを求める請願であります。 請願第9号は、
宮崎新田地内の
市有地に放置されている
産業廃棄物の完全撤去に向けた第一歩として、まず
産業廃棄物の量の計測、掘削による内容物の確認、土壌のダイオキシン検査、汚染水の水質検査を地域住民団体等第三者立ち会いのもと客観的で公正な検査方法で実施する
実態調査のための調査費を来
年度予算に計上することを求めており、請願第10号は埋まっている
産業廃棄物の種類やその分析、周辺の土地及び水質等の掘削調査をするに要する費用を新
年度予算に計上することと5年以内の完全撤去を目標に、それに要する費用を来
年度予算から計画的に基金として
積み立てることを求めております。 この三和区
宮崎新田では、1991年以来緑豊かな土地に産廃業者によって大量の
産業廃棄物が不法投棄され、周辺には腐敗臭が漂い、来訪者や地域住民は山菜とりや散策も安心してできない状態です。また、同地からの汚染水が最終的には農業用水池である末沢の池に流入することから、米づくりの安全性や健康への影響が懸念されるなど、地域住民の生活に大きな支障を来しています。この間地元では、環境保全と市民生活の安全を願う住民団体が産廃処分場建設の撤回や原状復帰を求め、民事訴訟や行政訴訟などにも取り組むなどの運動を展開してきました。その結果、訴訟では主張が認められ、産廃業者の撤退や放置された廃棄物撤去のための県による行政代執行の実現に至りました。ところが、その行政代執行は、地域住民の意思に反し、不徹底に終わり、いまだ半分もの
産業廃棄物が放置され、地域住民は今も大きな不安を抱いています。このことは、2005年の合併で同地が上越市の
市有地となってからも同様の状態であります。このことに関し、市当局は撤去には多額の費用がかかる、安定品目である、水質検査は環境基準値内であるなどとして、放置を合理化する説明を繰り返していますが、実際には安定5品目ではない木くず等が大量に混入しているなど、説明は事実とは食い違っています。また、市町村合併に際して合併協議会において取り決められた事務事業の取り扱いでは、市民の安心、安全を確保する観点から、現状をできる限り早急に解消するため、行政の責任において積極的に最大限の努力をしていくとされており、この取り決めにも反する姿勢であります。 こうした姿勢を一刻も早く改め、地域住民だけではなく、下流域の多くの市民の安全と環境保全を願う請願者の思いに応え、予算上の措置を講じることを初めとした具体的な
取り組みを行政に求めることは、市民の代表としての議会が果たすべき重大な責務であると考えるものであります。 なお、今般同様の請願が複数の団体から出されたことは、この問題が当該地域の市民だけの問題ではなく、広く全市域の市民が関心を寄せる非常に重大な問題であることを示しています。こうしたことを含め、この2つの請願を採択することは、多くの市民の切実な願いに応えるものであることから、賛成するものであります。 以上をもって討論といたします。
○
佐藤敏議長 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議題を採決いたします。 まず、請願第8号
消費税の10%への増税は「延期」でなく、きっぱり中止することを求める意見書の提出を求める請願を採決いたします。 本請願を採択と決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○
佐藤敏議長 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 次に、請願第9号三和区
宮崎新田の
市有地に放置されている
産業廃棄物の
実態調査のための調査費を来
年度予算に計上することを求める請願を採決いたします。 本請願を採択と決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○
佐藤敏議長 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 次に、請願第10号三和区の
市有地に放置されている
産業廃棄物について、
実態調査に要する費用及び撤去に要する費用の
積み立てを、新
年度予算に反映することを求める請願を採決いたします。 本請願を採択と決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○
佐藤敏議長 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 〇
△日程第5 諮問第12号より第16号
○
佐藤敏議長 日程第5、諮問第12号より第16号を
一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 村山秀幸市長。 〔市 長 登 壇〕
◎村山秀幸市長 おはようございます。提案いたしました案件につきまして、その理由を御説明申し上げます。 諮問第12号から諮問第16号までは、
人権擁護委員候補者の推薦でございます。平成27年3月31日をもって任期満了となります5名の人権擁護委員のうち、長澤クミ子氏につきましては引き続き、また山田美穂氏、風間恵子氏、杉田裕子氏及び長谷川進氏については、後任として和栗うた子氏、齊藤淳子氏、深石敦子氏及び森直樹氏をそれぞれ
人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 以上、提案理由を申し上げましたが、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いを申し上げます。
○
佐藤敏議長 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第12号より第16号は、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、諮問第12号より第16号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 討論なしと認めます。 これより議題を採決いたします。 諮問第12号より第16号
人権擁護委員候補者の推薦についてを順次採決いたします。 まず、諮問第12号を採決いたします。 諮問第12号はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、諮問第12号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第13号を採決いたします。 諮問第13号はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、諮問第13号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第14号を採決いたします。 諮問第14号はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、諮問第14号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第15号を採決いたします。 諮問第15号はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、諮問第15号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第16号を採決いたします。 諮問第16号はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、諮問第16号はこれに同意することに決しました。 〇
△日程第6 閉会中の
所管事務調査について
○
佐藤敏議長 日程第6、閉会中の
所管事務調査についてを議題といたします。 本日付をもって総務及び
厚生常任委員長から
会議規則第104条の規定により、お手元に配付のとおり申し出がありました。 お諮りいたします。 閉会中の
所管事務調査について、総務及び
厚生常任委員長の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
佐藤敏議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の
所管事務調査については総務及び
厚生常任委員長の申し出のとおりと決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これにて平成26年第5回上越市議会定例会を閉会いたします。 慎重御審議大変御苦労さまでございました。 午前11時20分 閉会...