平成 9年 第2回(3月)定例会 平成9年第2回
上越市議会定例会会議録(4日目) 平成9年3月21日(金曜日)出 席 議 員 1番 杉 本 敏 宏 君 2番 大 島 武 雄 君 3番 山 岸 行 則 君 5番 渡 辺 明 美 君 6番 近 藤 彰 治 君 7番 市 村 孝 一 君 8番 藤 塚 和 生 君 9番 永 島 義 雄 君 10番 小 林 林 一 君 11番 樋 口 良 子 君 12番 牧 野 島 清 君 13番 宮 沢 武 男 君 14番 小 林 克 美 君 15番 坪 井 正 澄 君 16番 鳴 海 寿 一 君 17番 石 平 春 彦 君 18番 西 沢 幹 郎 君 19番 早 津 輝 雄 君 20番 船 崎 信 夫 君 21番 関 原 忠 良 君 22番 星 野 実 君 23番 田 村 恒 夫 君 24番 新 保 清 司 君 25番 本 城 文 夫 君 26番 山 田 力 之 助 君 27番 山 口 昇 君 28番 小 林 章 吾 君 29番 渡 辺 一 太 郎 君 30番 市 川 文 一 君欠 席 議 員 4番 吉 村 信 幸 君説明のため出席した者 市 長 宮 越 馨 君 助 役 山 口 弘 司 君 助 役 藤 原 満 喜 子 君 収入役 松 苗 正 彦 君 教育長 斉 藤 弘 君 総務部長 川 合 恒 夫 君 財務部長 飯 塚 美 喜 雄 君
企画政策部長 横 田 直 幸 君
福祉環境部長 金 津 光 雄 君
農林水産部長 伊 藤 三 津 雄 君
商工観光部長 下 村 紘 君 建設部長 永 井 紘 一 君
都市整備部長 滝 澤 彌 一 郎 君
ガス水道局長 滝 沢 和 夫 君 教育次長 田 畑 耕 一 君
総務部次長 月 岡 勲 君
教育委員会 高 橋 孫左エ門 君 委員長 監査委員 栗 田 修 行 君職務のため出席した
事務局職員 事務局長 伊 藤 保 君 参 事 白 石 行 雄 君 議事係長 渡 辺 豊 君 主 事 高 原 る み 子 君議 事 日 程 第1
会議録署名議員の指名 第2 議案第1号より第50号、報告第1号より第4号及び請願第1号より第5号 第3 議案第51号 財産の取得について 第4 諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について 第5 発議案第3号
上越市議会委員会条例の一部改正について 第6 発議案第4号 朝鮮学校の処遇改善を求める意見書の提出について 発議案第5号 除籍簿、除かれた戸籍の附票等の保存期間の延長に関する意見書の提出について 発議案第6号
医療費負担増の凍結と
抜本的医療制度改革を求める意見書の提出について 第7 閉会中の
所管事務調査について本日の会議に付した事件 第1
会議録署名議員の指名 第2 議案第 1号 平成9年度上越市
一般会計予算 議案第 2号 平成9年度上越市
国民健康保険特別会計予算 議案第 3号 平成9年度上越市
診療所特別会計予算 議案第 4号 平成9年度上越市
索道事業特別会計予算 議案第 5号 平成9年度上越市
下水道事業特別会計予算 議案第 6号 平成9年度上越市
老人保健特別会計予算 議案第 7号 平成9年度上越市
直江津駅南地区土地区画整理事業特別会計予算 議案第 8号 平成9年度上越市
農業集落排水事業特別会計予算 議案第 9号 平成9年度上越市
ガス事業会計予算 議案第10号 平成9年度上越市
水道事業会計予算 議案第11号 平成8年度上越市
一般会計補正予算(第6号) 議案第12号 平成8年度上越市
下水道事業特別会計補正予算(第5号) 議案第13号 平成8年度上越市
直江津駅南地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第14号 平成8年度上越市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議案第15号 平成8年度上越市
ガス事業会計補正予算(第2号) 議案第16号 平成8年度上越市
水道事業会計補正予算(第2号) 議案第17号 人権を尊び部落差別などあらゆる差別をなくし明るい上越市を築く条例の制定に ついて 議案第18号
上越市部制条例の一部改正について 議案第19号 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部改正につ いて 議案第20号 議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について 議案第21号 上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 について 議案第22号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について 議案第23号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について 議案第24号 職員の旅費に関する条例の一部改正について 議案第25号
上越社会文化施設運営基金条例の一部改正について 議案第26号 上越市市税条例及び上越市
都市計画税条例の一部改正について 議案第27号
上越市立幼稚園条例の一部改正について 議案第28号 上越市
奨学基金条例の一部改正について 議案第29号 上越市
白山会館条例の一部改正について 議案第30号
日本スキー発祥記念資料館条例の一部改正について 議案第31号 旧
師団長官舎条例の一部改正について 議案第32号 上越市こどもの家条例の一部改正について 議案第33号 上越市
高齢者住宅整備資金貸付条例及び上越市
障害者住宅整備資金貸付条例の一 部改正について 議案第34号 上越市
インドアゲートボール場条例の一部改正について 議案第35号 上越市妊産婦及び乳幼児の
医療費助成に関する条例の一部改正について 議案第36号 上越休日
急患診療所条例の一部改正について 議案第37号 上越市
下水道条例の一部改正について 議案第38号 上越市
農業集落排水条例の一部改正について 議案第39号 上越市
ガス供給条例の一部改正について 議案第40号 上越市
水道事業給水条例の一部改正について 議案第41号 上越市
簡易水道事業給水条例の一部改正について 議案第42号 上越市
農村公園条例の一部改正について 議案第43号 上越市働く婦人の家条例の一部改正について 議案第44号
上越観光物産センター条例の一部改正について 議案第45号 上越市
住宅新築資金等貸付条例の廃止について 議案第46号 上越市
都市公園条例の一部改正について 議案第47号 上越市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について 議案第48号 新潟県
消防団員等公償組合規約の変更について 議案第49号 財産の取得について 議案第50号
工事請負契約の締結について(多
機能型拠点施設新築工事) 報告第 1号 専決処分した事件の承認について(平成8年度上越市
一般会計補正予算(専第1 号)) 報告第 2号 専決処分した事件の承認について(平成8年度上越市
一般会計補正予算(専第2 号)) 報告第 3号 専決処分した事件の承認について(平成8年度上越市
農業集落排水事業特別会計 補正予算(専第1号)) 報告第 4号 専決処分した事件の承認について(損害賠償の額の決定について) 請願第 1号
児童福祉法「改正」にかかわる意見書の提出に関する請願 請願第 2号 住民・患者の生命をおびやかす長時間夜勤二
交替制勤務の導入に反対し、医療看 護の改善を求める請願 請願第 3号 住民・患者の負担増を招く
医療保険制度「改革」の中止を求める請願 請願第 4号 2兆円減税を求める請願 請願第 5号 上越市裏山遺跡の保存と活用に関する請願 第3 議案第51号 財産の取得について 第4 諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について 第5 発議案第3号
上越市議会委員会条例の一部改正について 第6 発議案第4号 朝鮮学校の処遇改善を求める意見書の提出について 発議案第5号 除籍簿、除かれた戸籍の附票等の保存期間の延長に関する意見書の提出について 発議案第6号
医療費負担増の凍結と
抜本的医療制度改革を求める意見書の提出について 第7 閉会中の
所管事務調査について 午前10時0分 開議
○議長(市川文一君) これより本日の会議を開きます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(市川文一君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において渡辺明美君及び西沢幹郎君を指名いたします。
△日程第2 議案第1号より第50号、報告第1号より第4号及び請願第1号より第5号
○議長(市川文一君) 日程第2、議案第1号より議案第50号、報告第1号より第4号及び請願第1号より5号を一括議題といたします。 本件に関し、各
常任委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の報告を求めます。 21番、関原忠良君。 〔関 原 忠 良 君 登 壇〕
◆21番(関原忠良君) ただいまより
総務常任委員長報告をいたします。 去る3月4日本会議において、付託された報告2件、議案15件について、13日、14日にわたり慎重に審査した結果、いずれも原案のとおり承認、可決すべきものと決しました。なお、請願第4号2兆円減税を求める請願につきましては、不採択すべきものと決しました。 以下、審査の順を追って報告いたしたいと思います。 報告第1号専決処分した事件の承認について、理事者より説明の後、委員より、専決処分の理由についての質疑に、
地方自治法第179条により四つのケースについて認められている。今回は、緊急を要するケースに該当すると答弁がありました。採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決しました。 報告第2号専決処分した事件の承認について、さしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決しました。 議案第11号平成8年度上越市
一般会計補正予算について、理事者の説明の後、さしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第17号人権を尊び部落差別などあらゆる差別をなくし明るい上越市を築く条例の制定について、委員より、一般の市民の人権侵害についても対応すべきではないかとの質疑に、一般の人々の人権擁護を含めて前向きに進めていきたいと答弁がありました。 同和問題について、委員より、環境整備等物理的な面での格差は解消されたということだが、これからは
精神的内面や教育問題が重要だと思うがとの質疑に、そのようなことを含めて解決するように努力するとの答弁がありました。 また、委員より、就職、結婚などについて、行政が支援するということだが、どのようなことを考えているかとの質疑に、自主的な研修、レクリエーションなどを支援するほか、市の主催行事にも取り組んでいきたいと答弁がありました。 採決の結果、起立多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第18
号上越市部制条例の一部改正について、議案第19号議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部改正については、格別質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第20号議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、委員より、値上げをする理由と
議員定数条例との関係で質疑があり、理事者より、
報酬審議会に白紙諮問した結果、答申を尊重して提案した旨答弁があり、採決の結果、起立多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第21号上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、委員より、5万円以下の各種委員の報酬を見直し検討すべきでないかとの質疑に、今後内容を精査しながら検討してみたいとの答弁があり、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第22号特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、委員より、三役の給与は長岡市と比較して高いのではないかとの質疑に対し、答申を尊重したためとの答弁があり、採決の結果、起立多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第23号教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、さしたる質疑もなく、採決の結果、起立多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第24号職員の旅費に関する条例の一部改正について、議案第26号上越市市税条例及び上越市
都市計画税条例の一部改正について、議案第32号上越市こどもの家条例の一部改正について、議案第45号上越市
住宅新築資金等貸付条例の廃止について、議案第47号上越市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について、議案第48号新潟県
消防団員等公償組合規約の変更については、格別質疑もなく、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算について、理事者の説明の後、総括的に委員より、市債残高が一般会計、
特別会計を含めて788億円ある。4年間で202億円増加しているが問題ないかとの質疑に、地方債の残高は総額では結果的にふえているが、それは
財源対策債とか国の財政対策上の起債がふえたため、全体としてそういう状況にあるが、いわゆる通常分で見た場合抑制しており、通常分では市民1人当たりの残高は若干減少している。
特別会計は、それぞれの事業の2分の1の
交付税算入がある。また、緊特事業は交付税の率がよい。また、下水道は使用料の収入もあり、全体的には心配ないよう、市債に配慮しながら財政運営をしていくと答弁がありました。 委員より、2款1項6目
財政管理費について、大手町の駐車場、高田公園内の
駐車場管理のあり方についての質疑に、理事者より、定期的に監視をしながら適切に対応している旨の答弁がありました。 2款1項7目企画費について、委員より、①新幹線の着工のとらえ方、
②並行在来線の取り扱い、
③フリーゲージトレーンの意味、④地方の15%の負担についての質疑があり、理事者より、
①飯山トンネルの着工が決まり、着工ととらえている。②在来線問題については、沿線の各県市町村と地元合意に向け対応していきたい。
③フリーゲージトレーンに関しては、50億円かけて平成12年までに約50メートルの間で軌道輪を操作するということが
基本スキームの中に入っており、注目している。④我々の持ち得るデータの中での算定であるが、建設に要する費用として、
上越-長野間の事業費、これはとらえ方によって算定に幅が出るが、4,000億ベースで考えた場合、大体1年間9億円程度になるというふうに参考数値としてとらえていると答弁がありました。 また、委員より、自前の
まちづくり事業の戸野目川親水空間とレガッタの基本構想の質疑に、計画では幅150メートル、長さ2,000メートル、深さ6~7メートルのものをつくり、排水対策とともに考えている。圃場整備の関係もあり、十分協議をしていきたいと答弁がありました。 委員より、オフィスアルカディアについて、企業の進出はどう考えているのかとの質疑に、
面的整備手法で考え、
都市インフラ整備で魅力を高め、
東京事務所等を活用していきたいと答弁がありました。 また、委員より、信越本線の
連続立体化、灰塚から新井市乙吉までの山麓線の整備、中田原から下箱井までの整備について質疑があり、理事者より、立体化は1キロメートル当たり50億~60億円かかる。計画延長は、約5キロメートルである。山麓線は、上振協で要望している。また、
中田原下箱井線は
都市計画道路幅で買収し、信越線との交差は当面平面で考えていると答弁がありました。 委員より、
企画政策部は
総合調整機能を持ちながら、理論武装をすべきではないかとの質疑に、
行政研究会の中で十分検討している。基本構想には参加をし、実施計画は担当課でそれぞれ対応していると答弁がありました。 委員より、2款2項1目税の過誤納の
具体的見込み件数についての質疑に、件数は448件を見込んでいる。8年度は、34件であったと答弁がありました。 9款1項3目について、委員より、
消防器具置き場の整備状況についての質疑に、全体で133カ所ある。半数を改築しなければならないと答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、起立多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、請願第4号2兆円減税を求める請願については、採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。 以上、
総務常任委員会の審議の概要を報告し、詳細は
委員会記録に譲り、
総務常任委員長報告を終わります。
○議長(市川文一君)
総務常任委員長に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 少しマイク等が不調のため、整備のため暫時休憩をいたします。 再開は追って連絡いたします。 午前10時11分 休憩 午前10時22分 再開
○議長(市川文一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
厚生常任委員長の報告を求めます。 18番、西沢幹郎君。 〔西 沢 幹 郎 君 登 壇〕
◆18番(西沢幹郎君) これより
厚生常任委員長報告を行います。 去る4日の本会議において、当委員会に付託されました議案9件と請願3件について、7日と10日の2日間にわたり委員会を開催し、審査の結果、議案9件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決し、請願3件につきましては、いずれも不採択とすべきものと決しました。 以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。 最初に、議案第11号平成8年度上越市
一般会計補正予算について、理事者より説明の後、資料に添付されておりました国からの委任事務で、4月1日より実施される消費税の引き上げに伴う救済措置としての「
臨時福祉特別給付金事業」の周知徹底について、委員より、配布されたパンフレットでは理解しにくく混乱が起きている。また、対象者の申告漏れをどう防ぐのか等の質疑に対し、理事者より、期間も余りないので、早急にもう少しわかりやすい文面で回覧板等で周知を図る。また、対象者の
申告漏れ防止については、町内会長・民生委員の方々より御協力をいただき、聞き取り等の方法で最大限努力したいとの答弁がありました。 補正予算につきましては、さしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく、可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号上越市
高齢者住宅整備資金貸付条例及び上越市
障害者住宅整備資金貸付条例の一部改正について、議案第34号上越市
インドアゲートボール場条例の一部改正については、いずれもさしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号上越市妊産婦及び乳幼児の
医療費助成に関する条例の一部改正について、理事者より説明の後、委員より、昨年の6月議会で就学前までの入院・外来を含めて無料にした場合の試算をお願いしてあったがとの質疑に、理事者より、これはあくまでも
自己負担額を助成する場合の対象金額として推計した数字であるが、外来の1、2歳児については3,419万円ほどになる。3歳~6歳までは4,370万円ほど、また3歳~6歳の入院に対する
助成対象額は986万円と推計しているとの答弁がありました。採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号上越休日
急患診療所条例の一部改正について、理事者より説明の後、委員より、外科は4時までであるが、9時までできない理由について質疑があり、理事者より、執務医については医師会の協力で輪番制をとっている。外科の医師が少ないのも主な理由である。また、外科診療の対象者が重大な事故等を除けば、この時間内で対応できるとの答弁があり、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算についてであります。理事者より説明の後、質疑に入り、2款1項23目
女性政策費について、委員より、
福祉環境部から
企画政策部へ移行する理由について、
婦人保護事業の名称を女性に改められないか、
女性大学院構想と事業費について、
女性問題活動研究助成費はどのようなグループに幾ら助成するのか等の質疑に対し、理事者より、女性政策に関しては、効率的で有機的な政策を進めるためには、一部署より全体を見渡せる
企画政策部の方が適当ではないかと考える。今後総合的な体系の中で、女性政策を推進していただけるものと思う。婦人という名称については、国の法律では婦人保護という
法律そのものが生きている。しかし、婦人という言葉自体がいろいろな部分で論議の対象になっているので、正式な予算等は国に準じて使わざるを得ないが、一般市民に対する部分については、当然検討させていただく。
女性大学院構想は、現在女性大学が開校されている。それを、さらにその中から専門的な意味での大学院をつくりたい。事業予算については、各細節の中に計上している。例えば
大学院構想では128万円とか、
シンポジウム関係で委託費に246万円になっている。
女性問題活動研究助成金は、女性問題の解消とか女性の地位向上を図るために、自主的に活動している個人やグループに対して助成する趣旨で、今年度から始めた。一般公募したところ、昨年もことしも5グループの応募があり、3グループに対して各グループに10万円交付するとの答弁がありました。 3款1項1目
社会福祉総務費について、委員より、民生委員さんの1人当たりの受け持ちは。また、県から
活動報償費はないのかとの質疑に、理事者より、1人当たりおおむね200世帯ということであり、地域によって多少のばらつきがある。報償費については、県からも直接本人へ活動費として助成されている。ちなみに、9年度は旅費等を含めて年間6万500円が支給されているとの答弁がありました。 3目
身体障害者福祉費について、委員より、介護者の
自動車改造助成費について質疑があり、理事者より、今回の助成は介護者が運転する車について助成するもので、90万円前後かかる。3分の1を助成していきたい。周知については、障害者・高齢者ともこちらで調査する段階でわかるので、その方々には当然お知らせしていくし、また広報等でもPRしていくとの答弁がありました。 4目精神薄弱者福祉費について、委員より、精神薄弱者の委託料は年間1人幾らかかるのか。また、重度の高度障害を伴った精神薄弱者の入所施設が県内には少ない。重度の方の入所施設についての考えはとの質疑があり、理事者より、各施設や内容によって異なるが、例えばコロニー新潟白岩の里の場合は、1人当たり303万7,000円ほどで、さくら工房では259万9,000円ほどになる。重度の方の入所施設は、足らない現状である。10年~11年にかけて糸魚川市の方で、広域対象で50人定員の更生施設を建設するという企画が先般発表された。今在宅で希望されている方が8人ほどいるが、その広域施設が完成すれば、かなりの方が入所できるのではないかと期待しているとの答弁がありました。 4款1項2目母子衛生費について、委員より、妊産婦乳幼児
医療費助成事業に関し、入院については半額助成で、所得制限ありということになっているが、実際拡充される件数は何件かとの質疑に対し、理事者より、市の方では所得制限は設けていない。件数については、約400件ほど見積もっている。特に4歳・5歳・6歳児については、受診率が極端に落ちるので、件数は3歳児以下の3分の1以下という形になっているとの答弁がありました。 2項2目塵芥処理費について、委員より、新規事業のリサイクル推進店認定制度について、具体的に説明願いたい。また、今年度は何店舗を目標にしているのかとの質疑に対し、理事者より、約10項目を指定し、この中から3品目以上を取り扱う店舗を市として推奨店として認定し、ステッカーを張ってリサイクルしていく考えである。ことしの目標としては、50店舗ほどを見込んでいるとの答弁がありました。 以上で、議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算の質疑を終了し、採決の結果、起立多数にて可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号平成9年度上越市
国民健康保険特別会計予算につきましては、さしたる質疑もなく、採決の結果、起立多数にて可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号平成9年度上越市
診療所特別会計予算につきましては、さしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号平成9年度上越市
老人保健特別会計予算につきましては、さしたる質疑もなく、採決の結果、起立多数にて可決すべきものと決しました。 なお、請願第1号
児童福祉法「改正」にかかわる意見書の提出に関する請願、請願第2号住民・患者の生命をおびやかす長時間夜勤二
交替制勤務の導入に反対し、医療看護の改善を求める請願、請願第3号住民・患者の負担増を招く
医療保険制度「改革」の中止を求める請願は、いずれも審査の結果、起立少数にて不採択と決しました。 以上、当委員会における審査の概要を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
厚生常任委員長報告を終わります。
○議長(市川文一君)
厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 次に、建設企業常任委員長の報告を求めます。 3番、山岸行則君。 〔山 岸 行 則 君 登 壇〕
◆3番(山岸行則君) これより建設企業常任委員長報告を行います。 去る3月4日本会議において、当委員会に付託されました議案16件と報告1件について、3月11日、12日に委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決・承認すべきものと決しました。 以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。 報告第2号専決処分した事件の承認について(平成8年度上越市
一般会計補正予算)について、理事者の説明の後、さしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第11号平成8年度上越市
一般会計補正予算について、理事者の説明の後、委員より、県からの出向者の人件費をなぜ補正で出すのか。予算の振りかえと事業の組み替えの違いは。小町橋の鉄橋の進捗状況はとの質問に対し、理事者より、今後はできるだけ当初予算で組んでいきたい。振りかえは、工事箇所の変更であり、組み替えは同じ事業の節の変更である。工事の進捗が平成8年度~11年度で進めており、今のところおくれる状況にはないとの答弁がありました。 質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号平成8年度上越市
下水道事業特別会計補正予算、議案第13号平成8年度上越市
直江津駅南地区土地区画整理事業特別会計補正予算、議案第37号上越市
下水道条例の一部改正について、議案第46号上越市
都市公園条例の一部改正について、理事者の説明に対し、いずれもさしたる質疑もなく、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第50号
工事請負契約の締結について(多
機能型拠点施設新築工事)について、理事者の説明の後、設計図面では、委員より、設計が一部変更されているが、どこが違ったのか。音響施設はどうなっているか。防災上から非常階段は大丈夫なのかとの質問に対し、理事者より、1階の行政サービスとロビーの部分が広くなったことと、公園の便所を多機能施設と併用したこと。5階の和室が42畳から48畳に変わった。音響は、全館放送と多目的ホールとサロンの個別放送を考えている。防災は、外階段から避難できるように設計されており、建築基準法や消防法など法的にもクリアしているとの答弁がありました。 また、
工事請負契約では、委員より、談合情報は地元業者のみで談合したと言われているが、ジョイントの組み方に問題があったのではないか。このような規模の工事で大手企業を入れる理由は。入札結果の数字は、500万円刻みでそろい過ぎているがとの質問に対し、理事者より、ジョイントの組み方は公募型であり、資格要件に該当した組み方となっている。不満があって通報したのではないかと言われているが、調査の結果、それらの不満内容は聞いていない。大手を入れたのは、大きな事業であり、技術的指導も含めて立派な施設にしたいとの考えからである。入札結果については、調査時の積算内容などから見て厳正に入札された結果である。調査については、2月14日と入札の終わった28日に行い、誓約書も出させたとの答弁がありました。 質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算について、理事者の説明の後、委員より、建設費全般で道路整備が他の市よりもよくなっているというが、具体的に示していただきたい。市道認定も年々多くあるが、それらの改良状況は。土木費は、8年、9年と大幅に減額されているが、その理由はとの質問に対し、理事者より、県内の20市の中で改良率は年々上昇しており、改良率は3番目であり、舗装率は6番目にある。認定した市道の改良では、9年度予算で8年度に認定した1件と7年度に認定した4件、6年度の認定では継続分も含めて7件、5年度のもので5件、4年度のもので2件である。土木費の予算では、土木費のみを見ていただくとそうなるが、全体では公的資金を導入する方向で努力しており、下水道や農村集落など全体で大きく伸びており、総合的に見ていただきたいとの答弁がありました。 8款1項の土木管理費と2項の道路橋梁費では、委員より、携帯電話の電波塔の確認申請は。私道整備が15件となっているが、要望はどのくらいあったのか。また、私道の補助で消雪パイプに対する考えは。街路樹で歩道を破壊した木の植えかえは。道路防災点検委託の内容は。防災道路3路線とはどこかとの質問に対し、理事者より、確認申請は最終的にはゼロであるが、春日新田と南城町で1件ずつ申請の動きがあった。私道整備は15件の要望であり、すべてで対応している。また、消雪パイプの補助については検討したい。木の植えかえは、アカシアだと思われるが、かえるところはかえていきたい。防災点検委託の内容は、雪崩や地吹雪などの安全性について、市内の2級市道4路線と17橋の調査である。防災の3路線は、東中島から五貫野の交差点の間と東中学校前の路線と、安江8号から原信スーパー前の道路であるとの答弁でありました。 また、委員より、上越市の除雪は県よりも遅い。請負業者にもっと自主的に任せてはどうか。除雪のできない市道に対する補助は。市長は、玄関先の除雪を考えているというが、その真意はとの質問に対し、理事者より、除雪は朝4時から県と同じく業者に任せているが、場所によって違いもある。今後も調査していきたい。市道除雪の補助金は、今後も検討していきたい。玄関先の除雪という話は、全体的問題であるので、法の整備も含めて市長会などで提起していく予定であり、それらの考え方の一環として話している内容であるとの答弁がありました。 3項の河川費と4項の港湾費では、委員より、樋門操作の一元化を検討しているのか。直江津港の負担金が大きいが、それに見合った収入はとの質問に対し、理事者より、樋門は一元化について検討中である。直江津港は、県の管理のため上越市の直接収入はないが、全体の波及効果は大きいし、補助金や寄附金やとん譲与税や定期船の固定資産税や水道料金などにも波及しているとの答弁がありました。 5項の都市計画費では、委員より、寺町の電柱移転は。調査委託料などが多いが、整理して統一した内容で出せないか。木田新田の土地区画整理事業で、町内会館などの用地確保は。また、盛り土の高さを検討する必要があるのではないか。雁木建設の構想は。物産センターと街路樹の統一性はとの質問に対し、理事者より、寺町の電柱は道路新設改良費の方で対処していく。調査委託は、Jプランに基づく将来のまちづくりであり、基本をなすものであり、それぞれに目的を持って行っているので、理解をいただきたい。町内会館の用地は、地権者の方々と敷地確保の考え方で進めている。また、盛り土は道路と平らな方向で行う予定である。今回のこの事業は4.8ヘクタールであるので、事業認可は市である。雁木は、時代に考慮して、歴史と文化の薫るものにしたい。中は鉄骨で、外見は木を主体にしたい。物産センターと街路樹は、ケヤキで緑のトンネルとする構想で、土地区画整理事業で進めており、ここが最後の段階にあり、車や歩行者にも配慮して対応していきたいとの答弁がありました。 また、委員より、本町通り北谷内線の事業はあと3年であるが、11年までに完了するのか。平和公園の公有地とはどういうものか。また、歳入の項で交通公園のゴーカートの料金は20年以上も同じであるが、安かろう、悪かろうという内容では問題があるのではないかとの質問に対し、理事者より、北谷内線は9年度より一部アンダーを着手、11年までに完了するよう努力するが、若干おくれる可能性もある。平和公園は、土地開発公社のもので、市の一般財源で購入する計画であり、今後の拡張計画も含めて、近所の民家の方々と折衝中である。ゴーカートについては、一部更新も含めて検討しているとの答弁がありました。 質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号平成9年度上越市
下水道事業特別会計予算について、理事者の説明の後、委員より、処理場の運転管理はどうなっているか。汚泥の量と対処方法はとの質問に対し、理事者より、水の処理は市で11名体制で行っている。汚泥と水質管理は委託であり、4名体制で行っている。汚泥の量は1日10トンであり、現在は須坂と飯山で肥料として処理している。今後の汚泥処理は、有効再利用として検討していきたいとの答弁がありました。 質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号平成9年度上越市
直江津駅南地区土地区画整理事業特別会計予算について、理事者の説明に対し、さしたる質疑もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第15号平成8年度上越市
ガス事業会計補正予算、議案第16号平成8年度上越市
水道事業会計補正予算、議案第39号上越市
ガス供給条例の一部改正について、議案第40号上越市
水道事業給水条例の一部改正について、議案第41号上越市
簡易水道事業給水条例の一部改正について、理事者の説明に対し、いずれもさしたる質疑もなく、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号平成9年度上越市ガス事業会計について、理事者の説明の後、委員より、以前民間の宅地造成などで工事の前納制や市中心の入札制度のあり方で疑問が出ていたが、現在はどうなっているかとの質問に対し、理事者より、昨年から前納制は廃止した。入札方法は、市行政と同じシステムで行っているとの答弁がありました。 質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号平成9年度上越市
水道事業会計予算について、理事者の説明に対し、委員より、水道業者の談合問題があったが、上越市はどういう対処を行ったのか。老朽管の更新と安全対策事業における一般会計からの収入内訳は。城山浄水場の移転計画は。新井の地下水が公害で汚染されているが、和田浄水場の水質は安全かとの質問に対し、理事者より、談合のあった業者のうち、上越市に該当する10社を2月26日より3カ月間の指名停止処分とした。老朽管など財政は、一般会計より今年度は1億9,020万入っており、その内訳は石綿管などで1億6,710万円であり、耐震の安全対策事業で2,310万円である。城山浄水場は、将来に備えて用地確保を行っている。和田浄水場の水質は12月末に検査したが、問題はなかった。今後も注意していきたいとの答弁がありました。質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、当委員会における審査の概要を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、建設企業常任委員長報告を終わります。
○議長(市川文一君) 建設企業常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 次に、文教経済常任委員長の報告を求めます。 17番、石平春彦君。 〔石 平 春 彦 君 登 壇〕
◆17番(石平春彦君) これより文教経済常任委員長報告を申し上げます。 去る4日の本会議において、当委員会に付託された報告3件、議案16件について、5日と6日に委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり承認、可決すべきものと決しました。また、請願1件は採択すべきものと決しました。 以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。 まず、報告第2号専決処分した事件の承認について(平成8年度上越市
一般会計補正予算)、報告第3号専決処分した事件の承認について(平成8年度上越市
農業集落排水事業特別会計補正予算)、報告第4号専決処分した事件の承認について(損害賠償の額の決定について)、以上の3件については、それぞれ理事者の説明に対し、さしたる質疑なく、採決の結果、いずれも
全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第11号平成8年度上越市
一般会計補正予算でありますが、理事者の説明の後、委員より、6款1項3目農業振興費で、リフレッシュビレッジ事業に関し、温泉掘削の現状と見込みはとの質疑に、理事者より、1,500メートルの掘削を完了し、現在圧送洗浄中である。3月20日前後に保健所の検査と湯量、温度、成分を確定するための検査を予定している。温泉認定基準は、確実にクリアすると考えているとの答弁がありました。 10款5項4目博物館費で、委員より、小林古径の作品購入に関して、価格の妥当性、今後の収集方針についての質疑に、理事者より、普通10号の最高傑作が9,000万円と言われているが、今回の作品はその2倍の大きさで、院展に準ずる清光会出品作であり、遺族のじっこんの方の上越市に対する特別な配慮で3,500万円に決まったもので、妥当な価格である。収集委員会の意見としては、郷土にゆかりの作家である小林古径、牧野虎雄、富岡惣一郎の作品を集めようとの考えなので、今後も財政事情の許す範囲で古径作品を収集していきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号平成8年度上越市
農業集落排水事業特別会計補正予算、議案第25号
上越社会文化施設運営基金条例の一部改正について、議案第27号
上越市立幼稚園条例の一部改正について、議案第28号上越市
奨学基金条例の一部改正について、議案第29号上越市
白山会館条例の一部改正について、以上の5議案については、それぞれ理事者の説明に対し、さしたる質疑なく、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号
日本スキー発祥記念資料館条例の一部改正についてでありますが、理事者の説明の後、委員より、
教育委員会から市長部局への移管の考え方、誘客対策についての質疑に、理事者より、市民ニーズにこたえる文化振興のあり方について、昨年春から懇談会で検討してもらい、その結果、市長部局に文化振興のセクションの新設、文化施設の戦略的運営と機能の充実、社会教育課の事務分掌の見直しと生涯学習の推進などの提言を受けた。それをもとに組織の見直しを進め、市長部局に文化政策課を新設し、スキー発祥記念館など文化施設の運営についての総合的調整を図ることとした。誘客対策については、近隣の修学旅行の人たちはもちろんだが、全国から来ていただけるように商工観光部の金谷山全体の整備と連携しながら、スキー発祥の名前にふさわしい記念館として引き続き整備していきたいとの答弁がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号旧
師団長官舎条例の一部改正について、議案第38号上越市
農業集落排水条例の一部改正について、議案第42号上越市
農村公園条例の一部改正について、議案第43号上越市働く婦人の家条例の一部改正について、議案第44号
上越観光物産センター条例の一部改正について、議案第49号財産の取得について、以上の6議案については、それぞれ理事者の説明に対し、さしたる質疑なく、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算であります。理事者の説明の後、審査に入り、2款1項24目文化振興費で、委員より、市史編さん費について、旅費が多額な理由、市内の関係資料の収集状況はとの質疑に、理事者より、上越市に関係する資料が遠隔地に多くあるため、その調査旅費が多額になる。資料収集については、明治期以降の行政文書は市史編さん室への移管がほぼ完了した。市内の資料についても順次調査を進めているとの答弁がありました。 6款1項3目農業振興費で、委員より、リフレッシュビレッジ事業について、総事業費と財源内訳の変更、施設の運営計画、宿泊料の妥当性などの質疑に、理事者より、総事業費は19億6,000万円で、その内訳は国が9億3,000万円、県が9,200万円、市が9億3,800万円である。事業内容がはっきりしてきた段階で補助対象外も出てきたため、変更になった。運営計画は、コンサルタントと協議し、周辺の類似施設の宿泊客数や温泉利用客数などを調査して計画した。周辺施設と競合するおそれもあるが、大勢のお客を呼び込むため、特色あるソフト事業を今後も検討していく。宿泊料は、周辺の他の施設と比べて特別高い設定ではなく、かつ収支計画上では10年間据え置き料金であるとの答弁がありました。 また、委員より、農地流動化の現状と担い手育成や高齢化対策についての質疑に、理事者より、利用権の設定率が平成5年末11.3%、6年末11.6%、7年末12.2%と推移しており、農地の流動化は徐々に進んでいる。市としては、集落営農へのさまざまな支援を行いながら、9年度から新たに認定農業者の育成に向けて支援事業を予算化した。これらを重点的に進めているのが現状だが、高齢化対策については今後の検討としたいとの答弁がありました。 6款3項水産業費で、委員より、重油流出事故災害で漁業関係の損害額と今後の対応策についての質疑に、理事者より、損害額はおおむね2,500万円程度であり、災害として認定するよう国に強く要望している。4月中に機械による清掃を行い、5月連休前後にボランティア、市民とともに一斉回収作業を実施したい。有間川~茶屋ケ原については、作業が困難な箇所であり、方法を含めて検討中であるとの答弁がありました。 7款1項3目観光費で、委員より、上越観光コンベンション協会の設立について、観光とコンベンションとの比率、市からの職員の配置についての質疑に、理事者より、観光とコンベンションは区分できない。いろいろな情報を発信して、多くの方々から上越市に来ていただき、交流と同時に観光もしていただきたい。協会の事務局は、観光物産センターの中に置き、センターの職員は併任という形にしたいとの答弁がありました。 10款2項2目教育振興費で、委員より、大町小学校の難聴児教室の設備更新、また中学校の難聴児教室開設の考え方についての質疑に、理事者より、FM補聴システムについては、9年度に国の補助を得て購入する。中学校の難聴児教室は県の設置認定が必要だが、最近の動向は、通信学級制度になっているので、その点も含めて県教委と検討中であるとの答弁がありました。 また、社会科の副読本について、改訂の内容、登場人物の男女比の改善、人権教育についての質疑に、9年度の改訂は統計資料等の数値改訂である。登場人物の男女比については、現状を見直し今後十分配慮していきたい。人権に関しては、ローカル性のある内容の副読本を作成する計画で、県同和教育研究協議会で現在資料づくりをしている。作成されたら児童生徒に配布する予定であるとの答弁がありました。 10款6項4目体育施設費で、委員より、県の多目的スポーツ施設建設について、検討委員会に市の要望は反映されているかとの質疑に、理事者より、昨年12月に施設の概要が発表された。検討委員会の中に市から2名入っており、十分反映されるものと思う。8年度中に検討委員会の考えをまとめ、9年度ボーリング、設計者の選定、10年度実施設計、11年度着工、13年度竣工の予定であるとの答弁がありました。 10款6項6目学校給食管理費で、委員より、O-157対策についての質疑に、理事者より、8年度の緊急予備費対応に引き続き、熱風消毒保管庫や消毒マットの購入、水はけの悪い給食室の床の修繕、直江津地区の単独校化整備に伴う床のドライ方式の採用などを予算計上しているとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号平成9年度上越市
索道事業特別会計予算、議案第8号平成9年度上越市
農業集落排水事業特別会計予算、以上の2議案については、それぞれ理事者の説明に対し、さしたる質疑なく、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、請願第5号上越市裏山遺跡の保存と活用に関する請願であります。紹介議員の補足説明並びに理事者より、この間の経過と現状、今後の上信越自動車道の工事日程等の説明を受けた後、採決に入り、願意妥当として
全員異議なく採択すべきものと決しました。 以上、当委員会における審査の概要と結果について申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、文教経済常任委員長報告を終わります。
○議長(市川文一君) 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 11番、樋口良子君。 〔樋 口 良 子 君 登 壇〕
◆11番(樋口良子君) 私は、日本共産党議員団を代表して、今議会に提案された議案の一部に対して反対の理由を述べ、討論を行います。 橋本内閣は、史上空前の国民大収奪の新年度予算を無修正でごり押ししようとしています。今長期の不況のもとで国民の暮らしと営業は、深刻な事態に陥っています。また、景気対策と称して歴代政府が繰り返した公共投資の浪費的膨張によって、今日本の財政は危機的な状況にあります。不況から国民生活を守ることと両立させながら、財政再建への一歩を踏み出すことが今強く求められています。 ところが、橋本内閣の打ち出した新年度予算案は、一方で財政上の浪費構造の温存・拡大させながら、他方で消費税増税で5兆円、特別減税打ち切りで2兆円、医療保険改悪で2兆円、合わせて9兆円という未曾有の大負担を国民に押しつけるものとなっています。この時期に9兆円もの国民負担増を強行することが、景気をさらに底冷えさせることは余りにも明らかであります。総務庁の家計調査によっても、平均的サラリーマン世帯の93年から96年までの3年間の可処分所得の伸びは、月7,000円余りにすぎません。9兆円負担増の家計への影響額は、同じ平均的サラリーマン世帯で月1万6,000円以上にもなります。まさに家計は底割れし、個人消費にも、中小企業の設備投資にも、重大な打撃を与えることは必至であり、このような予算は断固認められません。 さて、当市の新年度予算案は、国の地方自治体への負担増となる方向のもと、地方交付税率の引き上げをせず、逆に国庫補助金カット、地方自治体の借金をふやすことになる公共事業の拡大などの影響で、大変厳しい状況にあることは否定しませんが、消費税の5%への増税を国会で論議中であり、市民の大半が反対しているのに、早々に市の公共料金への転嫁を行おうとされていることは、到底認められることではないことをまず最初に強調したい点であります。以下、順を追って述べさせていただきます。 まず、条例関係から行います。議案第17号人権を尊び部落差別などあらゆる差別をなくし明るい上越市を築く条例の制定について、この条例案の提案についての制定の要旨の冒頭に、「同和問題の解決は、依然として厳しい状況にあり」と述べられています。しかし、今同和問題に対する国の基本認識は「着実に解消に向かって進んでいる」と述べており、同和行政を終結、完了し、一般行政に移行することこそ求められている状況にあります。そういうときにありながら、今ここでこのような条例を制定することは、逆に差別を温存させる結果となり、大変危険なことであり、認めるわけにはいきません。 議案第20号議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第22号特別職の給与に関する条例の一部改正について、議案第23号教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、この三つの条例改正案については、議員、市長、助役、収入役、教育長の報酬及び給与の値上げについての提案であります。今市民は、長期の不況、消費税導入などにより豊かさを実感できない生活実態がある中で、政府の押しつけようとしている消費税増税、減税の打ち切り、医療保険の改悪などの国民生活への負担増を国の政治が押しつけようとしている上に、当市でも公共料金への消費税5%転嫁を市民に押しつけようとしている。そのような予算案を提案しておきながら、報酬、給与の値上げは到底認めることはできません。議長53万4,000円を1万3,000円アップの54万7,000円、副議長47万1,000円を1万3,000円アップの48万4,000円、議員44万3,000円を1万3,000円アップの45万6,000円、市長102万円を1万円アップの103万円、助役78万8,000円を1万円アップの79万8,000円、収入役70万4,000円を1万円アップの71万4,000円、教育長64万円を1万円アップの65万円。市民の皆さんは、日ごろ市長や議員の給与や報酬はなかなか知る機会がないと思いましたので、あえて具体的に述べさせていただきました。 議案第27号
上越市立幼稚園条例の一部改正については、市立幼稚園保育料の年間6,000円の値上げ提案であります。それに加えて、平成10年度にも同額値上げの考えを示されています。県内の他市などの比較などで値上げを当然視されているが、県内でもいち早くエンゼルプランを策定し、出産、育児を安心してできる環境づくりを強調されていることと全く矛盾することであり、親の負担増となるようなこのような改正は認めるわけにはいきません。 議案第30号
日本スキー発祥記念資料館条例の一部改正については、入館料の値上げであります。資料館の増改築によって館のグレードアップを値上げの理由にされていますが、むしろグレードアップした館を広く市民に提供するためにも値上げは認められません。加えてこの資料館を
教育委員会の枠から外し、市長の管理下に移されましたが、この点については当市の文化行政の縮小につながるものであり、かつ民営化への道を開く可能性がある点で軽視できない点であります。 議案第37号上越市
下水道条例の一部改正について、議案第38号上越市
農業集落排水条例の一部改正について、議案第39号上越市
ガス供給条例の一部改正について、議案第40号上越市
水道事業給水条例の一部改正について、議案第41号上越市
簡易水道事業給水条例の一部改正については、いずれも消費税5%増税に伴う公共料金への増税分2%の転嫁であります。月額でガス10円、水道、下水道52円、ミニ下水道で64円の増であります。この条例改正以外でも公共料金への転嫁は、保育料で93円、学校給食費、小学校で78円、中学校で90円の増となることが、私の一般質問の市長答弁で明らかになりました。これらについては、消費税増税による市民への二重の負担増となり、市民生活への影響ははかり知れない大打撃となるものであり、絶対認めることはできません。悪政から住民を守るべき、かつ住民の利益を守るべき地方自治体の最大の責務を放棄するものであります。 議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算について、歳出については1款議会費中の議員視察旅費における海外視察については、視察の内容からいって、今の時点では議会運営や市政への提言などの参考にはならないものであります。視察に当たっては、まずその目的、調査の内容をはっきりさせることが必要であり、その上でその目的、内容にふさわしい視察地を選び日程を決めるべきです。特に議長会などが企画するこの海外視察は、コースが先に決められているものに参加するという形になっています。多額の公費を使う行政視察のあり方としてはふさわしいものではありません。私たち日本共産党議員団は、このような海外視察について改善するよう、去る2月に議長に申し入れを行ったことを申し添えさせていただきます。 2款総務費について、1項7目企画費ではJプランの具体的計画実施がここで予算づけがされていることと思いますが、拠点都市整備推進費3億9,000万円以上、自前のまちづくり推進事業で約4,500万円、合計で4億4,000万円、
一般会計予算の1%に近い多額の予算が盛られていますが、果たして市民にとって豊かさを実感できる上越市を期待できる予算なのか、まちづくりと言っても広く市民が参加するまちづくりになるのかどうか。計画策定も県外企業に多額の委託料を支払い、策定されているが、果たして市民参加のまちづくりと言えるのか疑問であります。 18目明るい子どものまち推進費において、子ども文庫整備管理について、平成6年度では1,000万円以上であったのに、新年度では平成8年度に引き続き、半分以下の450万円程度に減額されています。子供たちに本の楽しさ、大切さを教える重要なこの事業の縮小は認められません。 19目電算システム費は、約2億円の予算計上であります。私たちはOA化推進を反対するものではありませんが、OA機器の購入やシステム運営などは一企業になっており、今後検討すべき点であります。 23目
女性政策費においては、今政府が労基法において女性保護規定撤廃の策動をねらっており、女性だけでなく国民全体からそのことについて反対の世論が高まる中、政府のそのような方向を認める姿勢の発言があったことは認めることはできません。男女共存社会を目指し、当市でも女性政策を展開されようとしている今、女性保護規定を労基法の中できちんと位置づけ、それを守る姿勢が求められているのではないでしょうか。 3款民生費について、
一般会計予算に占める割合は、新年度では17.4%であります。平成6年度では16.9%、平成7年度では15.6%、平成8年度決算見込みでは16.8%であります。平成8年度予算段階では17%であったにもかかわらず、決算で16%台に減少しています。減少の要因として、一つの大きな事業が終了したら、その翌年度では減少するとのことですが、福祉倍増を政策の重点とされるなら一つの事業に左右されることなく、
一般会計予算に占める割合は毎年上昇させるべきであります。新事業を起こすことも悪いとは言いません。大いに望むところでありますが、同時に求められていることは、一つ一つの福祉事業の内容の充実、底上げではないでしょうか。 1項1目
社会福祉総務費の要援護世帯除雪費助成事業については、高齢者Jトークで市長が町場の除雪保安要員制度の検討を示唆されたようですが、一日も早い制度化をお願いする点であります。 3目
身体障害者福祉費の障害者住宅整備費貸付金事業については、むしろ県事業の助成事業の拡充の方が望まれている点であり、検討していただきたい。また、福祉タクシー利用助成費について、車を利用されている障害者については、タクシー券にかわるガソリン代助成を一刻も早く実現されるよう要望いたします。 5目老人福祉費については、社会福祉計画において特別養護老人ホームの整備率は279床の97%達成だとみずからを評価はされていますが、市内の寝たきり老人数400人以上いらっしゃることや待機者も依然としていらっしゃることから、計画の見直しが必要であり、県外の施設に入らざるを得ない今の状況は、当市の高齢者福祉の最大の汚点であり、福祉充実などとは絶対に言えない点であります。また、介護手当については、市長は提案説明の中で「高齢者の介護問題は、老後生活における最大の不安要因となっております」とおっしゃっていることから見ても、現行の月5,000円は不安要因を解消するものになっていません。せめてパート並みの月5万への増額をぜひとも検討していただきたい。 6目同和対策事業について、条例制定について申し上げたとおり、同和対策については一般行政への移行が望まれている状況の中で、この予算は今後検討の余地があります。それに加え、解放運動団体の補助金の増額は納得がいかないものであります。 2項児童福祉費について、保育所の措置制度の解体、縮小への道を開く厚生省の
児童福祉法改悪の動きを認めるような市長の発言は、到底認めるわけにはいきません。それに加え、新年度からの保育料のアップは、少子化に向けて児童福祉を尊重するとおっしゃることと全く矛盾することで、これ以上の親の負担を強いることは認めるわけにはいきません。 4款の母子衛生費の妊産婦、乳幼児
医療費助成事業については、対象年齢の未就学時までの拡大は大いに評価する点でありますが、入院費のみ、それも半額助成であり、今後は外来も含めた全額助成を一刻も早く実施していただきたい点であります。 6款農林水産業費について、国の進める新農政プランにより、日本の基幹産業である農業は今大きな危機に直面しています。農業をやりたい人は、皆大切にされ、生活も保障されるような農業政策が求められています。大規模な農家を育成し、中山間地兼業農家をつぶすような新農政プランは認めるわけにはいかない。加えて生産調整、いわゆる減反を一方的に農家に押しつける姿勢は賛成できません。また、本年度初めてのとも補償の補助金は、全額国が支出することになってはいましたが、この補助金の交付が年度末ぎりぎりになり、農家の方々や農協に大きな不安を残す結果となりました。新年度は、こういうことがないよう、当市でも県、国に働きかけていただきたい。 7款商工費について、市内の中小小売店の経営は長期に続く不況や大型店の出店により、深刻な事態に陥っています。国民金融公庫高田支店が行った昨年12月の上越市内の商況調査の中でも、当面する最大の経営上の問題点として、売り上げの不振を挙げる企業が依然として5割強を占めていると書かれております。新年度予算で中小企業融資支援事業を約48億6,000万円計上されています。
一般会計予算の約1割に当たる多額の予算になっていますが、果たして本当に困っている中小企業に対して支援されるのかどうか疑問です。市の融資制度なのに銀行の窓口で断られるケースが少なくないと、業者の方々から苦情が寄せられています。本当に困っている業者に支援できる制度に改善する必要があります。 8款土木費について、市の単独事業の増加で財政状況の悪化がますます強められるような予算です。市道認定については、認定数をふやすことについては反対はしませんが、認定された市道の整備、特に舗装、また除雪について予算を増額し、市道認定されたことの市民の期待を裏切るようなことがないよう改善されたい。県道の整備については、これは全額県が支出するものであり、市が負担すべきものではありません。県への働きかけを強めるべきであります。 10款教育費について、いじめ対策として学校訪問カウンセラー配置や教師の研究会の見直し減少などで一定の前進はあるものの、依然として新学習指導要領の流れをそのまま受け入れ、教師、子供たちに対する管理教育の押しつけであり、学校が子供たちにとって楽しいものになっていない。指導要領の見直し改善をもっともっと国、県に強く働きかける姿勢を求めるものです。なお、新年度から中学校に図書館司書を配置されるが、3人でしかも非常勤、全小中学校への正規職員配置へ向けてさらに検討していただきたい。また、学校給食に関しては、自校方式移行が新年度で完了するが、この点については我が党の長年の主張であり、市民は大変喜ばれています。評価する点であります。今後は、全校への栄養士配置など、さらなる学校給食の充実のため前向きに検討すべきであります。最後に、学校給食費への消費税5%転嫁による値上げは、絶対認めるわけにはいきません。 議案第2号平成9年度上越市
国民健康保険特別会計予算について、国保事業の持つ社会保障という特徴を無視した国の方向によって、当市の国保会計も財政的圧迫は例外ではありません。国保会計歳入における国庫支出金が平成6年度決算では36.9%であったものが、新年度予算では34.5%に減少してきているのも国の国保事業への負担を強いていることのあらわれであります。しかし、財政難を理由に市民にその負担を強いることは絶対に認められない。国保の基金は、新年度で新たに1,500万円上積みされ、総額で1億500万円にもなります。市民が望んでいるのは、国保の貯金の上乗せではなく、限界に達している国保税の引き下げであります。 議案第5号
下水道事業特別会計予算、議案第8号
農業集落排水事業特別会計予算、議案第9号
ガス事業会計予算、議案第10号
水道事業会計予算については、いずれも消費税5%増税分の転嫁を前提とした事業内容であり、条例改正に当たり反対の理由を述べたとおりで、増税の転嫁はすべきではありません。 議案第6号
老人保健特別会計予算について、この
特別会計については、老人医療無料化を主張する我が党の立場からいって、認められないのは従来のとおりであります。加えて国は、新年度予算において医療保険の改悪をたくらんでいます。現行制度は、通院で、月に何回受診しても1,020円の負担でよかったのに、1回の通院ごとに500円負担となります。加えて薬代も1種類につき15円の負担になります。厚生省が示した負担増の内訳は、1人の老人は一つの医療機関に月平均3.2回受診、これで500円掛ける3.2回で1,600円、毎回の薬代が4種類で6.7日分、15円掛ける4掛ける6.7掛ける3.2で1,280円、合計で2,880円、外来1カ月1,020円だったのが、負担が2.8倍となります。また、1人の老人が通院する医療機関は一つではなく、重複診療は2.1というある医師会調査の数字がありますが、その数字を使うと2,880円掛ける2.1で6,048円にもなります。当市においても当市のお年寄りがどれくらいの負担増となるのか明らかにすべきであります。よって、このような国の医療保険改悪は絶対に反対であります。 以上、反対の理由を述べ、討論を終わります。
○議長(市川文一君) 15番、坪井正澄君。 〔坪 井 正 澄 君 登 壇〕
◆15番(坪井正澄君) 私は、市政クラブを代表して、今議会に提案されました議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算を初めとする全議案に賛成の立場から、その理由を述べ、討論を行います。 平成5年11月、市長は多くの市民の期待を担って就任され、以来今日まで「1年1期」と執行姿勢をみずからに課し、なし得る最善の努力を積極果敢に実行、課題解決に立ち向かってこられたその姿勢は、市民への最大奉仕の行政責任者として並々ならぬ熱意と責務遂行の決意のあらわれであり、加えて先見性、洞察力、行動力、決断力、危機管理能力等トップに求められる資質を遺憾なく生かし、持てる力を十分に発揮してこられました。昨年12月の整備新幹線見直しに当たっては、市長は市民、議会総意をもとに、適時、適所に精力的かつ強力に県、中央に対し要請行動をとられ、文字どおり寝食を忘れ、運動の先頭に立たれました。結果、悲願であった長年の夢が結実、北陸新幹線長野-上越間フル規格着工が決定されたのであります。このことは、中央政府関係者初め北信越自治体の首長の評価となり、多くの市民の喝采を得られたのであります。 また、ロシア船籍タンカー「ナホトカ号」の重油流出事故災害につきましても、いち早く現地へ職員を派遣、救援活動を支援しつつ、防災対策に危機対応され、現場に立たれました。このことにより、なし得る最大限の対策がとられ、厳寒期の回収作業に市民の皆様を初め消防団、関係機関、ボランティアの皆様ほか多くの方々の協力をいただき、はかどることとなったのであります。また、この場をかり、回収作業に当たられた故坂詰一春さんに対し、心より哀悼の意を表する次第であります。また、この間回収作業に当たられた多くの皆様、そして器材や義援金、励ましをお寄せいただいた数多くの方々に厚く、厚く感謝、御礼申し上げる次第であります。 私は、常々市長のたゆまぬ問題意識の啓発からなる改革、改善、現場指導主義からなる誤りなき判断、忘己利他の精神をもとに飽くなき行動をもってなされる努力に敬意と信頼を寄せるものであります。 選挙公約として挙げられた97項目とも言われる公約の数多くのそのほとんどを達成、または着手、検討され、最重点公約とされた財政再建に当たっては、慎重な経済予測のもと有効運用を図り、公債比率の伸びを抑えつつも、福祉の充実、社会資本の整備に並々ならぬ努力をされました。市民との契約の遂行、すなわち公約の実現は政治家としての真価の問われるところであり、信頼を構築し、また市民の理解を得、市民とともに歩む行政執行の基本でありましょうし、その成果を市民に明らかにされたのであります。市長は、今年11月改選期を迎えられますが、本予算は今期中における最後の本格的予算でありますから、私はそうした点で論点を整理し、所見を申し上げたいと存じます。今議会に提案されました市長任期最終年度の平成9年度予算は、随所に市民参加で築く「のびやかな産業・文化・生活都市」の建設を目指し、重点施策として具体的に事業が織り込まれております。 初めに、議案第1号
一般会計予算についてであります。とりもなおさず、多様化する民生福祉の充実に重点を置き、最優先に予算化を図っており、老人福祉では訪問入浴サービスやショートステイの拡充など多くの市民の声や議会の要望を予算に反映したものであり、高く評価するものであります。また、春日山ゲートボール場改修では、屋根つきパーゴラを備え、駐車場を整備するなど要望の実現に配慮がなされました。有田地区にデイホームの建設、在宅介護支援センターは3カ所から6カ所に充実、24時間体制による在宅介護相談、訪問看護相談受付など老人福祉の大幅な拡充に取り組まれました。 障害者福祉では、新規事業として障害者支援策として1,500万円を計上、在宅障害者に対し福祉サービスの利用援助、介護相談支援のほか介護者用自動車改造費助成を図るなど幅広い対策がとられております。 児童福祉費では、少子化対策にも踏み込んで子育て支援の充実を中心に保育料の軽減措置、特別保育推進事業では新規に乳幼児健康支援デイサービス事業の開始、放課後児童対策事業として、下校後保護者のいない家庭の小学校低学年児童を対象に、新たに東本町小学校を加え5校とするなど、きめ細かい支援対策がとられております。 健康対策では、県内他市に先駆け、就学前の乳幼児医療費補助を3歳~6歳の未就学児まで対象年齢を一挙に拡大、入院医療費の半額助成とし、保護者の負担軽減、そしてまた休日急患診療所運営等も土曜日午後4時から9時までに時間延長とするなど、きめ細かい内容のさらなる充実が図られました。より健康で安心して暮らせる地域社会づくりは、行政の最も大切な役割であり、高く評価いたすものであります。 次に、産業の振興についてであります。将来の我がまちの経済力の底上げに対し、流通基盤の整備方針を明らかにし、地域産業の振興策を盛り、通商産業の物流政策セクションの新設による総合的かつ体系的な施策を図ったこと。とりわけ企業立地に対する土地政策のあり方や物流支援や育成策等、議会審議の場においても強く要望をしてきた経過の中から、賛意を送るものであります。 生活快適都市の建設に向けて、市民多年の念願であり、生活環境の社会基盤整備として下水道事業は大胆な事業展開により大幅な予算づけを行い、整備促進のアップが図られ、公共下水道の年度末普及率は23.1%となり、あわせて農業集落排水事業も新たに2カ所ふえ9地区の事業となり、供用開始の待たれるところであります。膨大な予算を必要とする下水道事業は、一見目立たぬ事業ではありますが、生活者の視点から何としても早急な整備が求められるものであり、大幅な予算措置に理解をいたすものであります。 市民本位の開かれた市政の推進、将来に希望の持てる活力を感ずるまちづくり、30万人都市機能の整備を見据え提案されたまちづくり市民大学やまちづくり懇談会の設置、まちづくりコーディネート事業などはのびやかJプランをより確かなものとし、多くの市民、専門家の提言をプラスし、企画、提案のテーブルとして位置づけるものであり、高く評価をいたします。また、高田駅前雁木建設事業の基本設計、謙信公大通り植栽事業等は町並みをより豊かにし、生活の潤い創出に向けた取り組みであり、豊かさとポテンシャルアップにつながるものとして賛同いたすものであります。 また、農林予算における担い手育成への支援、リフレッシュビレッジ事業の予算等も適切であり、上越米の特Aランク評価もこうした過去の行政支援、JA、生産者の努力のたまものであり、
UR対策にもかんがみ、さらなる支援をお願いいたすものであります。 商工関係では、マイスターの育成事業として伝統技術の保存、伝承を目的とし、行政支援が新たに設置され、また直江津-ザルビノ間貨物輸送試験船運行調査費は、さきの豆満江流域の視察をもとに対岸物流の前途を切り開かんとするものであり、その成果を期待いたすものであります。 国際化のさらなる推進の中で、ワールド・パートナーシップ・フォーラムじょうえつが在日世界の15カ国大使、公使を招き行われる上越市始まって以来のビッグイベントであり、我が市のみならず、近隣の町村ともタイアップの中で圏域を大きくアピールする上で、その成功を心より願うものであります。 教育問題の中では、特にいじめ対策についてであります。いじめは、全国的な課題でありますが、学校訪問カウンセラーの増員を図り、8人から11人とし、子どもホットラインの充実、追悼図書「生きていくのがこわい」の購入費を予算化するなど、さきの反省に立ってきちんと認識した中で配慮されており、適切な対策と評価をいたします。教育現場の先生方初め家庭の理解、啓発にさらなる御努力をお願い申し上げます。 さて、予算全般においてでありますが、福祉の充実を最優先施策とし、重点施策の予算化を図り、基本構想のびやかJプランの具体化に着手したこと。積極的な産業施策、国際化施策、総花的、人気取りの補助金のカット、または削減を図ったこと。前年実績中心主義をとらず、不要不急の予算のないこと。交際費、食糧費などの削減努力。地域的不均衡も見当たらないこと。義務外負担金の抑制や物件費の抑制配慮。また、歳入に過大見積もり、過小見積もりもなく、市債を極力抑制し、経常収支比率の改善に全力で取り組んだことなど、予算ポイントの幾つかを申し述べましたが、いずれも最善の努力がなされており、また随所に財政運営の効率化、健全化に細心の注意が払われており、行財政改革の面からも今予算は特段の配慮がなされており、問題なしと確信いたすものであります。 次に、歳入全般について、賛成の理由を述べたいと存じます。歳入の根幹をなす市税については、歳入総額の40.1%を占め、193億2,200万円、対前年比3.2%増でありますが、このうち市民税中個人市民税現年課税分は、前年比7.8%を見込んでおり、市民税中69%を占めることから、所得割の根拠及び税制改正の影響額の算定等、適切かつ妥当と判断いたすものであります。 また、法人税割では、前年当初比7.1%増、各種研究調査機関のデータ及び市内主要企業の業績予測から綿密に割り出したものとして、適切と判断をいたします。 固定資産税は、ことし3年ごとの評価替えの年次でもあることから、土地については地積の移動、税制改正の影響額、または家屋においては評価基準の引き下げに伴い、前年当初比マイナス5.3%減、現年課税分としてはマイナス2.1%の計上であり、適当と判断いたします。 繰越滞納については、そのほとんどが個人市民税並びに固定資産税にあることから、回収努力はお聞きをいたしておりますが、さらなる努力をお願い申し上げます。 また、繰入金については、それぞれ基金繰り入れであり、市債の繰上償還に用いるものであり、納得できる必要性を認めるものであります。 市債は42億6,530万円であり、うち20億円が多機能拠点施設を初めとする一般単独事業で占められており、市民の熱望する事業への重点対応に限られており、そのほか義務教育施設整備による単独調理施設への移行、一般公共においては港湾改修、直江津駅南地区土地区画整理など、また老人デイサービスセンターの建設、臨時税収補てん債など抑制を図った中、対前年当初比3.1%の減であり、抑制に努めておられます。これら市債事業は、いずれも適債事業として認められ、将来の償還計画も明らかにされており、また後年度の事業成果が大きく期待されることから適切であると判断いたします。 次に、議案第2号から10号までの
特別会計は、そのいずれも適切、妥当なものと認めるものであります。 議案第11号平成8年度
一般会計補正予算でありますが、博物館費における小林古径画伯の作品購入費でありますが、「丘」は古径画伯最盛期の作品で、めったに出ない購入のチャンスであり、博物館運営審議会の意向からもこの機会に購入されることは、古径邸復元事業のかかわりからしても補正対応は妥当と存じます。 議案第17号人権を尊び部落差別などあらゆる差別をなくし明るい上越市を築く条例の制定についてであります。同和問題の根本的かつ速やかな解決に向けて、上越市同和対策審議会の答申を受け、出された本条例は、より行政責任を全面に打ち出し、差別のない明るい社会の実現を目指したものであります。地対財特法の期限切れとなるこのとき、民主主義を踏みにじり人権をないがしろにする差別に立ち向かい、行政の責務を明確にした本条例は、その意義を認め、高く評価いたすものであります。 議案第18
号上越市部制条例の一部改正は、セクション機能の充実を図り、多様な行政需要に対応する点、政策部門の統一、文化政策の一層の推進策であり、理解いたします。 議案第47号上越市消防団員の定員、任免、給与、服務に関する条例の一部改正についてであります。出動手当の大幅改正等でありますが、待遇改善は論をまたず適正なる改正額であると判断いたします。 以上、議案第1号
一般会計予算を中心に賛成の理由を申し上げましたが、このほかの議案に対してもいずれも適切かつ妥当なものであることを申し添えまして、賛成討論といたします。
○議長(市川文一君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題を採決いたします。 なお、7番議員については起立が困難なため、挙手による表決を認めます。 まず、報告について採決いたします。 報告第1号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第2号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第3号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第4号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 次に、条例関係等の議案について採決いたします。 議案第17号人権を尊び部落差別などあらゆる差別をなくし明るい上越市を築く条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第18
号上越市部制条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第19号議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第20号議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第21号上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第22号特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第23号教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第24号職員の旅費に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第25号
上越社会文化施設運営基金条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第26号上越市市税条例及び上越市
都市計画税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第27号
上越市立幼稚園条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第28号上越市
奨学基金条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第29号上越市
白山会館条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第30号
日本スキー発祥記念資料館条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第31号旧
師団長官舎条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第32号上越市こどもの家条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第33号上越市
高齢者住宅整備資金貸付条例及び上越市
障害者住宅整備資金貸付条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第34号上越市
インドアゲートボール場条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第35号上越市妊産婦及び乳幼児の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第36号上越休日
急患診療所条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第37号上越市
下水道条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第38号上越市
農業集落排水条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第39号上越市
ガス供給条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第40号上越市
水道事業給水条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第41号上越市
簡易水道事業給水条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第42号上越市
農村公園条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第43号上越市働く婦人の家条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第44号
上越観光物産センター条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第45号上越市
住宅新築資金等貸付条例の廃止についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第46号上越市
都市公園条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第47号上越市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第48号新潟県
消防団員等公償組合規約の変更についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第49号財産の取得についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第50号
工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、補正予算を採決いたします。 議案第11号平成8年度上越市
一般会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第12号平成8年度上越市
下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第13号平成8年度上越市
直江津駅南地区土地区画整理事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第14号平成8年度上越市
農業集落排水事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第15号平成8年度上越市
ガス事業会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第16号平成8年度上越市
水道事業会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、当初予算を採決いたします。 議案第1号平成9年度上越市
一般会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第2号平成9年度上越市
国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第3号平成9年度上越市
診療所特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第4号平成9年度上越市
索道事業特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第5号平成9年度上越市
下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第6号平成9年度上越市
老人保健特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第7号平成9年度上越市
直江津駅南地区土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第8号平成9年度上越市
農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第9号平成9年度上越市
ガス事業会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第10号平成9年度上越市
水道事業会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、請願について採決いたします。 請願第1号
児童福祉法「改正」にかかわる意見書の提出に関する請願を採決いたします。 本請願は採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 請願第2号住民・患者の生命をおびやかす長時間夜勤二
交替制勤務の導入に反対し、医療看護の改善を求める請願を採決いたします。 本請願は採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 請願第3号住民・患者の負担増を招く
医療保険制度「改革」の中止を求める請願を採決いたします。 本請願は採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 請願第4号2兆円減税を求める請願を採決いたします。 本請願は採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(市川文一君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 次に、請願第5号上越市裏山遺跡の保存と活用に関する請願でありますが、本請願については18日の本会議において、上越市裏山遺跡の保存を求める意見書が可決されておりますので、採択されたものとみなします。
△日程第3 議案第51号
○議長(市川文一君) 日程第3、議案第51号財産の取得についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 宮越市長。 〔市 長 登 壇〕
◎市長(宮越馨君) 追加提案いたしました案件につきまして、その理由を御説明申し上げます。 議案第51号は、財産の取得についてであります。小林古径画伯の「丘」を随意契約の方法により、契約金額3,605万円で株式会社大和上越店から買い入れるものであります。 以上、提案理由を申し上げましたが、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださるようお願い申し上げます。
○議長(市川文一君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第51号は、文教経済
常任委員会に付託いたします。 この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。 午後0時 0分 休憩 午後3時15分 再開
○議長(市川文一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 まず、
常任委員会委員長並びに特別委員会副委員長の交代について報告いたします。 先刻、
総務常任委員会が開催され、関原忠良委員長から提出されていた辞任願が許可され、後任の委員長に田村恒夫君が選出された旨報告がありました。また、引き続いて開催された環境保全対策特別委員会において、田村恒夫君から提出された副委員長の辞任願が許可され、後任の副委員長に宮沢武男君が選出された旨の報告がありましたので、報告いたします。 先刻、文教経済
常任委員会に付託いたしました案件について、その審査の経過並びに結果の報告を求めます。 17番、石平春彦君。 〔石 平 春 彦 君 登 壇〕
◆17番(石平春彦君) これより文教経済常任委員長報告を申し上げます。 午前中の本会議において、当委員会に付託された議案第51号財産の取得について、先刻委員会を開催し、審査いたしました。理事者の説明に対し、格別質疑なく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、文教経済常任委員長報告を終わります。
○議長(市川文一君) 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 討論なしと認めます。 これより議案第51号財産の取得についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第4 諮問第1号
○議長(市川文一君) 日程第4、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 宮越市長。 〔市 長 登 壇〕
◎市長(宮越馨君) 提案いたしました案件につきまして、その理由を御説明申し上げます。 諮問第1号は、
人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 人権擁護委員青山直榮氏は、平成9年6月14日をもって任期満了となるため、引き続き同氏を
人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 以上、提案理由を申し上げましたが、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださるようお願い申し上げます。
○議長(市川文一君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 討論なしと認めます。 これより諮問第1号を採決いたします。 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案はこれに同意することに決しました。
△日程第5 発議案第3号
○議長(市川文一君) 日程第5、発議案第3号
上越市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 28番、小林章吾君。 〔小 林 章 吾 君 登 壇〕
◆28番(小林章吾君) 発議案第3号
上越市議会委員会条例の一部改正について、
上越市議会委員会条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 平成9年3月21日提出。
上越市議会委員会条例の一部を改正する条例
上越市議会委員会条例(昭和46年上越市条例第81号)の一部を次のように改正する。 第2条中「商工観光部」を「通商産業部」に改める。 第3条の2第2項中「8人」を「9人」に改める。 附 則 この条例は、平成9年4月1日から施行する。 以上です。
○議長(市川文一君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第3号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第3号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 討論なしと認めます。 これより発議案第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 なお、定数増に伴う委員の選任については、条例施行後直近の議会において選任いたしたいと思いますので、御了承願います。
△日程第6 発議案第4号より第6号
○議長(市川文一君) 日程第6、発議案第4号より第6号を一括議題といたします。 まず、発議案第4号の説明を求めます。 3番、山岸行則君。 〔山 岸 行 則 君 登 壇〕
◆3番(山岸行則君) 発議案第4号朝鮮学校の処遇改善を求める意見書について、皆さんのお手元に配付をされております案文を朗読して提案にかえさせていただきます。朝鮮学校の処遇改善を求める意見書 現在、新潟県には約2,700余名の在日朝鮮人が在住し、日々の生活を送っており、その中で子弟のために新潟市に新潟朝鮮初中級学校が設置され、今日まで約27年間にわたり教育が実施されています。 しかし、朝鮮学校は日本の学校教育法第83条に定めた「各種学校」としての法的地位に置かれており、日本の学校とは異なる処遇を受けています。 そのため朝鮮学校は、父母・保護者負担と寄附金を中心に運営されていますが、日本の学校と同じように6・3・3・4制の教育体系を取っており、カリキュラム・設備・各学級の時間数でも遜色ない教育内容となっています。また、学力水準も同等と言われています。 在日朝鮮人は、地域住民としての一般市民同様に納税義務など各種義務を忠実に果たしていますが、その子弟教育については国及び地方自治体によって相応の対応がなされていない状況にあります。 よって、政府及び県におかれては、新潟朝鮮初中級学校の老朽化した体育館の改築について、十分に補助されるよう強く要望します。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出します。 平成9年3月21日 上越市議会 全議員の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(市川文一君) 次に、発議案第5号の説明を求めます。 16番、鳴海寿一君。 〔鳴 海 寿 一 君 登 壇〕
◆16番(鳴海寿一君) 発議案第5号除籍簿、除かれた戸籍の附票等の保存期間の延長に関する意見書については、お手元に配付されております案文を朗読して提案にかえさせていただきます。 除籍簿、除かれた戸籍の附票等の 保存期間の延長に関する意見書 戸籍、戸籍の附票、除籍簿、除かれた戸籍の附票などは、過去から現在に至るまでの本人の同一性並びに相続上の身分関係等を証明する重要な公的帳簿です。長寿社会において、80年は平均年齢的な期間であり、当然ながら80年以上生存する国民が増加しています。 このため、国民の一生の身分関係を証明する除籍簿が現行の保存期間により廃棄されると、相続の登記に重大な困難を来します。転職、転勤等に伴う住民の移動が通例化した今日の社会では、住所の移転を証明する戸籍の附票等の重要性が増しており、現行の保存期間は時代にそぐわない制度となっています。 国民個人を特定する表示方法としては、住所・氏名をもってこれを行います。ところが戸籍には住所の記載がなく、戸籍と戸籍の附票は一体として個人の同一性の証明に機能していますが、戸籍事務のコンピューター化に伴い戸籍の附票の削除が行われるので、緊急の対応が必要です。 よって、政府におかれては、除籍簿、除かれた戸籍の附票等の保存期間を下記のとおり延長してくださるよう要望します。記 1 除籍簿 100年 2 除かれた戸籍の附票 20年 3 除かれた住民票 20年 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。 平成9年3月21日 上越市議会 全議員の賛同をお願いいたします。
○議長(市川文一君) 次に、発議案第6号の説明を求めます。 13番、宮沢武男君。 〔宮 沢 武 男 君 登 壇〕
◆13番(宮沢武男君) 発議案第6号につきましては、お手元の案文を読み上げまして、提案理由とさせていただきます。
医療費負担増の凍結と
抜本的医療制度改革を求める意見書 政府は、「健康保険法等の一部を改正する法律案」を今通常国会に提出しました。しかし、この法律案は、我が国医療制度の将来像について提示しないまま、当面の保険財政悪化に負担増で対応しようとするものとなっています。しかも、患者の一部負担に著しく偏ったものであり、政府の試算でも数年後に医療保険財政は再び赤字になるとされています。 将来にわたり、安心・良質の医療を確保していくためには、出来高払いの診療報酬制度の改革と薬価基準の廃止を含む薬剤問題の解決、老人保健制度の抜本的見直しなど、
医療保険制度の改革が不可欠であります。さらに、診療所と病院の機能分担と連携のあり方など、医療提供体制の見直しを同時に進めていく必要があります。 よって、政府におかれては、まず、こうした我が国医療制度の抜本的改革について国民的議論を進め、早急に合意を得るべく努力するとともに、費用負担のあり方については、その上で検討することとし、医療制度改革の基本方向が示されるまでは、患者負担増は凍結されるよう強く要望します。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。 平成9年3月21日 上越市議会 全議員の御賛同をお願いいたします。
○議長(市川文一君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第4号より第6号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第4号より第6号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川文一君) 討論なしと認めます。 これより議題を採決いたします。 まず、発議案第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕