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令和 2年経済建設常任委員会( 9月11日)

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  1. 三条市議会 2020-09-11
    令和 2年経済建設常任委員会( 9月11日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    令和 2年経済建設常任委員会( 9月11日)                  経済建設常任委員会記録 1 日   時  令和2年9月11日(金)午前10時 1 場   所  全員協議会室 1 出席委員   野嵜久雄委員長 坂井良永副委員長          武石栄二 山田富義 岡田竜一 1 欠席委員   なし 1 欠員     2名 1 委員外議員  馬場博文 1 説明のための出席者          渡辺経済部長 森田営業戦略室長 石塚次長                 片野商工課長 今井課長補佐営業戦略室副主幹          遠藤建設部長 吉澤建設課長 小山・大谷両課長補佐                 馬場上下水道課長 中村・西川両課長補佐 1 職務に従事した議会事務局職員          栗山事務局長 竹谷主事 大倉主事 1 事   件  (1)令和2年(2020年)第4回定例会で付託された    議第5号 市道路線の認定について
       議第13号 令和2年度三条一般会計補正予算           第1表 歳出            第7款(商工費)    議第16号 令和2年度三条下水道事業会計補正予算(第1号)    議第17号 令和元年度三条水道事業会計処分利益剰余金の処分について    議第18号 令和2年度三条一般会計補正予算           第1表 歳出            第7款(商工費)    報第1号 専決処分報告について(令和2年度三条一般会計補正予算)           第1表 歳出            第7款(商工費)  (2)当委員会の行政視察について(追加) 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(野嵜久雄委員長) ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付の付託事件表のとおり6件でありますが、付託事件の審査が終了した後、当委員会の行政視察についてを追加し、御協議いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。限られた日程の中で効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守されますよう、また答弁につきましては簡潔明瞭になされますようお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第5号、議第13号、議第16号から議第18号及び報第1号の以上6件、一括上程 ○(野嵜久雄委員長) それでは審査に入ります。議第5号、議第13号、議第16号から議第18号及び報第1号の以上6件、一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第5号 市道路線の認定について ○(野嵜久雄委員長) 最初に、議第5号 市道路線の認定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(吉澤建設課長) それでは、議第5号 市道路線の認定について御説明を申し上げます。議案書議第5号及び提出議案概要説明会資料ナンバー5を御覧いただきたいと思います。今回お願いいたします認定路線につきましては、月岡372号線及び曲渕443号線の2路線、延長の合計は196.5メートルでございます。  議案書議第5号の添付図1を御覧いただきたいと存じます。路線名月岡372号線は、月岡二丁目地内の認定路線で、延長は80.5メートルでございます。  裏面の添付図2を御覧ください。路線名曲渕443号線は、曲渕三丁目地内の認定路線で、延長は116メートルでございます。  以上、2路線の認定を御提案させていただくものでございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第13号 令和2年度三条一般会計補正予算 ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第13号 令和2年度三条一般会計補正予算を議題といたします。  第1表歳出、第7款商工費について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(片野商工課長) それでは、議第13号 令和2年度三条一般会計補正予算のうち、商工課所管分に関わる事項について御説明申し上げます。議案書の事項別明細書15、16ページをお願いいたします。併せて、委員会資料ナンバー1を御覧ください。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、補正前の額27億301万8,000円、補正額2億5,347万4,000円、補正後の額29億5,649万2,000円とするものでございます。  補正の内容につきましては、事業番号030商工業活性化事業費として、245万8,000円、事業番号040伝統的地場産業振興事業費として、865万5,000円、事業番号070商工団体振興事業費として、480万円、事業番号080燕三条地場産業振興センター費として、2,000万円、事業番号110新型コロナウイルス感染症対応企業支援事業費として、2億1,756万1,000円を計上させていただくもので、その内訳は記載のとおりでございます。このたびの補正予算につきましては、地域経済の回復を図るため、新型コロナウイルス感染症対策に必要な事業環境の整備、製品開発及び販路開拓といった事業者の企業活動の支援に必要な予算措置を行うものでございます。内容について御説明申し上げます。  (1)海外販路開拓事業245万8,000円は、ベトナムホーチミン市に燕三条貿易振興会が設置しているアンテナショップにおける商談の活性化を通じた、燕三条製品の購買促進につながる取組を支援するものでございます。具体的には燕三条貿易振興会が運営しておりますホーチミン燕三条ショップは単なる小売店舗ではなく、常設の展示会あるいは商談の場として、サンプルを使ったワークショップなども実施しながら販路獲得を目指しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響で渡航が出来ず進捗しておりません。そのため、ショップの現場と出品者企業オンラインで結び、渡航しなくとも双方向のワークショップができるようにするとともに、現地バイヤーが実際に商品を手に取りながら、出品者企業オンラインで商談を行う、いわゆるリアルとリモートのハイブリッドな商談により販路開拓を進めるものでございます。  (2)キッザニア事業65万5,000円は、キッザニアマイスターフェスティバルin三条において、参加者及び受入先事業所が安心して活動できるよう感染症対策を講じたもので、具体的には飛沫防止用フェースシールド、マスク、消毒液、ゴム手袋の購入及び体験先への移動用のジャンボタクシー借上げに係る経費等でございます。  (3)地場産業情報発信事業800万円は、燕三条工場祭典実行委員会が実施するオンラインによる動画配信を通して当地域の魅力を発信するものでございます。具体的には新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、今年度の燕三条工場の祭典は通常開催を見送りましたが、燕三条地域ものづくり現場製造風景などをオンラインで配信することとし、10月の1か月間、燕三条工場祭典公式ウェブサイトにおいて、製品の製造風景ものづくりの工程を日替わりで配信するための動画撮影に係る経費でございます。燕三条工場祭典実行委員会では、現下のタイミングをむしろプラスと捉えておりまして、世界中いつでもどこからでもオンラインで当地域のものづくりの魅力を伝えることができる環境が整うチャンスであると認識して取り組むものであり、市といたしましても、こうした状況の中での実行委員会の積極的な姿勢を支援したいと考えているところであります。  (4)商工会議所振興事業480万円は、新型コロナウイルス感染症が拡大している中においても、就職を希望している生徒と市内企業接触機会を確保するための企業説明会の実施や、企業紹介動画作成等の取組を支援するものでございます。具体的には新型コロナウイルス感染症の影響を受け、3密対策により規模縮小を余儀なくされた令和2年7月9日開催の高等学校卒業予定者企業説明会について、希望していた企業が全社参加できるようにするため、令和2年7月28日に追加開催した分の経費でございます。また、企業訪問等による接触機会の減少を補填するため、自社のホームページ上に紹介動画を作成・公開する企業に対し、動画作成に要した経費を補助するものでございます。  なお、補助金の交付に当たっては、市の就職支援サイトである三条おしごとナビでの動画掲載も条件とすることで、三条おしごとナビの充実も併せて図るものでございます。  (5)燕三条地場産業振興センター共催事業2,000万円は、海外見本市への出展による販路開拓の機会が失われている中において、インターネット網の活用により商談機会を創出する取組を支援するものでございます。具体的には今年度ジェトロ新潟が構築するビジネスマッチングサイト、ディスカバリー新潟への参加企業取りまとめと、参加企業のデータを活用した有望市場に対してのオンライン商談会の開催、さらには各国のコーディネーターの活用により、日本及び日本製品に興味の高いユーザーが利用するEモールを選定し、そこへの効果的な出店を行うものでございます。  (6)官民合同プロジェクト事業300万円は、停滞している市内企業製品開発マインドを向上させるため、新型コロナウイルス感染症対策製品の開発を官民合同で行うものでございます。具体的にはものづくりプラットフォームを運営し、ニーズやアイデアをもとに新規に製品を開発する開発プロジェクト、製品を市役所等公共施設で活用していく活用プロジェクト、製品をウェブ上で紹介するなどの応援プロジェクトの3つのプロジェクトを展開していくものでございます。  (7)企業経営状況調査等129万4,000円は、新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない中、市独自で市内企業を対象に景況感の定点観測を実施するものでございます。具体的には市内の自動車関係の製造業11社、その他の製造業13社、卸4社、材料卸4社、運輸・交通4社、ホテル5社、飲食店14社の計55社に対し、毎週、業況判断、雇用、資金繰り、受注状況希望支援等についてアンケート調査を行っているものでございます。  (8)補助金等受付業務295万7,000円は、この後御説明いたしますが、感染症予防企業環境整備補助金の交付に係る事務を外部委託するもので、既存の事業継続等支援補助金の受付窓口に本補助金の受付が加わることになりますと会場の混雑が予想され、3密を生み出す要因になるため、この制度については郵送での受付を想定しているところでございます。  (9)キャッシュレス決済導入支援事業531万円は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐとともに、地域内消費を拡大させるため、キャッシュレス決済の導入等に係る費用を助成するものでございます。具体的にはキャッシュレス決済端末購入費支援として、キャッシュレス決済を新たに導入する際に必要となる機器の新規購入に対する助成、キャッシュレス決済手数料支援として、キャッシュレス決済サービスを新たに導入する店舗の決済手数料に対する助成でございます。  (10)Webを活用した販路開拓支援事業5,000万円は、企業の営業力強化を支援するため、ECサイトの開設やホームページの多言語化対応等に係る経費の一部を補助するものでございます。具体的には全ての中小企業者を対象に、営業力を強化するために必要な経費として上限100万円、補助率3分の2、対象期間を令和2年4月1日までに遡り、令和3年2月28日までとして実施するものでございます。  (11)感染症予防企業環境整備事業1億5,000万円は、今後の企業活動において必要不可欠な新型コロナウイルス感染症予防策に対する経費を補助するものでございます。具体的には県の三密対策支援金補助対象者を除く全ての中小企業者に対して事業所における感染症予防対策のための必要な経費として、感染症予防のためのレイアウト変更にかかった工事費や備品購入費のほか、飛沫感染防止用パーティション等の購入費、事業所内テレワーク環境の整備等に係る経費を、従業員20人未満の場合、上限50万円、従業員21人以上の場合、上限100万円、補助率5分の4、対象期間を令和2年4月1日までに遡り、令和3年2月28日までとして実施するのものでございます。  (12)感染症対策製品開発支援事業500万円は、先ほど御説明しました(6)の官民合同プロジェクト事業において、新型コロナウイルス感染症対策製品の開発に係る経費を補助するものでございます。具体的には製品の開発にかかる経費として、金型代、試作費、宣伝費等について、上限100万円、補助率5分の4、対象期間を令和2年4月1日までに遡り、令和3年2月28日までとして実施するのものでございます。  以上で説明を終わります。御審議の上御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(森田営業戦略室長) 私からは令和2年度営業戦略室所管分一般会計補正予算について御説明申し上げます。はじめに、議第13号 令和2年度三条一般会計補正予算事項別明細書の17、18ページと併せまして委員会資料ナンバー2を御覧ください。  7款1項4目観光費、事業番号010観光事業費260万円でございます。補正の趣旨でございますが、これは新型コロナウイルス感染症の拡大により、屋外空間における交流人口が急速に拡大していることを受け、フライフィッシングイベントの開催を予定しているイベント主催団体が全国から集まるフライフィッシャーに対して五十嵐川水系の更なる認知度向上を図るため、開催期間を1日延長することから、必要となる事業費について補助金を支出するものでございます。  内容につきましては、概要といたしまして、フライフィッシングイベントを主催する下田郷アウトドア・スポーツ・観光推進協議会に対する事業費を補助するものでございます。事業費は、観光振興支援事業補助金といたしまして260万円でございます。  以上の説明でございますが、御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(山田富義委員) まず、議第13号のベトナムアンテナショップの件です。燕三条貿易振興会が設置しているということですが、燕市は何社で三条市は何社ぐらい参加しているのか聞かせてください。 ○(片野商工課長) 燕三条貿易振興会につきましては、全体で70社でございますが、申し訳ありません、今手元にその内訳の資料を持っておりませんでしたので、後ほど確認をして御報告申し上げたいと思います。 ○(野嵜久雄委員長) 後で報告してください。 ○(山田富義委員) ベトナムにもジェトロの出先はあるんですか。 ○(片野商工課長) ジェトロベトナム、ハノイとホーチミンにそれぞれございます。 ○(山田富義委員) 今こちらから海外に行かれないもんですから、ジェトロが駐在しているのであれば、地元の企業からパンフレットを集めてジェトロの駐在員を使って、ジェトロ新潟からある程度パンフレットを配ってもらったり、アンテナショップに置いたり、そういうことは今現在やっているんでしょうか。 ○(片野商工課長) 現在特に我々のアンテナショップが設置されておりますホーチミンにおいては、ジェトロホーチミンと連携を密にしているところでございます。  今回の先ほど申し上げたベトナムホーチミン市におけるアンテナショップを活用したハイブリッド商談事業につきましてもジェトロホーチミン事務所と具体的に連携して取り組む事業の第1弾として取り組ませていただくということで、今後それぞれショップジェトロホーチミン事務所のいいところを生かしながら、海外販路開拓に向けて取り組む姿勢でまいりたいと考えております。 ○(山田富義委員) シンガポールの駐在員のジェトロ新潟におられた方で小野沢さんという方がいるんですけども、2年ほど前にシンガポールへ行ったときに、行ったのは企業家の方が多かったものですから、その方を交えて会食したわけです。今はこういう時代なので、新型コロナウイルス感染症対策で会食はできないかもしれませんけども、定期的にそういう会議なんかも含めていろいろ提案というのはできるものですか。 ○(片野商工課長) ジェトロに関して、新潟県においてはジェトロ新潟が新潟市にございますので、そこを窓口として各国のジェトロといろんな形で定期的な情報交換、意見交換あるいは具体的な取組への企画も含めて協議する機会を設けることは十分考えられます。 ○(山田富義委員) 今東南アジアが市場的には一番魅力のある地域ですので、その辺はやっぱりシンガポールとかベトナムとか、そういうルートをつくったほうが三条製品もよく売れるんじゃないかなと思っています。  それから、今の説明を聞いていますと、ほとんどが補助金と委託料なんですけれども、委託先についてちょっと質問させてもらいます。まず1点は、官民合同プロジェクト事業委託料の委託先というのはどういうところですか。 ○(片野商工課長) 官民合同プロジェクト事業委託料の委託先、いわゆるプラットフォームの運営をお願いする委託先でございますが、現在株式会社MGNETの委託を想定しております。ちなみに、この企業はブランディングや製造コーディネート、そういったものを得意としており、現在お願いするプラットフォームの運営から、最終的な製品化のサポートまで一貫して行えることが見込まれますので、この企業への委託が我々としては適していると考えているところでございます。 ○(山田富義委員) MGNETという会社は、東京が本社なんですか、それとも新潟県が本社なんですか。 ○(片野商工課長) 本社は燕市でございます。 ○(山田富義委員) 次に、企業経営状況調査等委託料ですけども、この委託先はどこですか。 ○(片野商工課長) これは人的な補助が必要になりますので、今のところ人材派遣会社を想定しています。 ○(山田富義委員) 企業経営状況調査というのは、さんしんの経済動向調査でもかなり詳しいことが書いてありますので、それも参考になるかと思うんですけれども、人材派遣会社なんていうのはちょっと筋が違うような気がしますけれども、どうなんですか。 ○(片野商工課長) この調査につきましては、委員のおっしゃるように、さんしんの地域経済研究所が定期的にこの地域の経済動向を調査されていらっしゃいますが、我々としましては、もうちょっとスパンを短く捉えた中で、今現在は週単位で調査を行っております。週単位で企業様の今の新型コロナウイルス感染症の影響がどういうふうに推移していくのかをさんしんの調査とは別に見極めたいということでさせていただいておりまして、その調査項目とかどういったことを聞くか、あるいは集計してどう分析するか、これはまさに商工課が自らやっておるところでございます。アンケート調査形式を取っておりますので、具体的に人材派遣会社にお願いしているのはその連絡であったり、回収だったり、取りまとめだったりというような作業の部分になっています。 ○(山田富義委員) すみません、理事者側はマスクをしておられるけれども、なかなか発言がよく聞こえないでどうなんでしょうか、マスクは必要だと思いますか。マスクしていると言っているほうも大変でしょう。これだけのソーシャルディスタンスが取れているんだから、マスクは要らないような気がするんだけれども、どうですか。 ○(野嵜久雄委員長) 僕は別に差し支えないけど、ただ委員長として言えることなのか、それとも皆さんが任意でやっておられるのか。 ○(山田富義委員) どうなんですか。 ○(野嵜久雄委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前10時23分                                 再  開 午前10時24分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(山田富義委員) じゃ、マスクをしたままで聞きにくいんで、ちょっと大きい声で、私も大きい声を出すようにしますので、会場が広いものですから、ちょっと聞き取れないところがあるんで。  (11)の感染症予防企業環境整備事業はかなり金額が大きい1億5,000万円で、今後の企業活動において必要不可欠な新型コロナウイルス感染症予防策に対する経費の補助とありますが、この企業というのは結構エントリーしているんですか。 ○(片野商工課長) すみません、この制度を運用した場合に、申込みニーズがあるのかという御質問ということでよろしいですか。 ○(山田富義委員) はい。 ○(片野商工課長) 先ほど御説明させていただいたのがちょっとボリュームが多かったものですから、この部分だけ切り取って再度御説明させていただければと思います。今回の感染症予防企業環境整備事業1億5,000万円でございますが、今後の企業活動において必要不可欠な新型コロナウイルス感染症予防策に対する経費を補助するわけであります。一方で県では三密対策支援金補助事業が既に行われておりますので、そこに該当する事業者の方、補助対象者の方は除かせていただきますが、基本的にはものづくりのまちでありますので、製造業をはじめ、全ての中小企業者の皆様を対象にそれぞれの事業所における感染症予防対策のために必要な経費として、例えば事業所内レイアウトを変えなければいけないときにかかる工事費、あるいは備品を買う備品購入費、さらには飛沫感染防止用としてパーティションなどを設置する場合の経費、加えて事業所内で今後あるいは既にテレワークを運用されている事業所については、それに係る経費、こういったものを対象に従業員の規模によって金額を分けております。従業員20人未満の企業であれば上限50万円、従業員21人以上の事業所であれば上限100万円、補助率を5分の4、この制度は令和2年4月1日までに遡り、令和3年2月28日まで運用してまいりたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) (12)と(11)は何か文面も似たような感じなんですけれども、どういうところが違っているのかちょっと分かりやすく説明してもらいたいんですけど。 ○(片野商工課長) (11)につきましては、今御説明した制度であります。  (12)の感染症対策製品開発支援事業につきましては同じく今後新型コロナウイルス感染症の拡大から地域経済が回復に向けて進んでいくところを後押ししたいという意味では、同じ方向感の制度ではありますけれども、環境整備はあくまでもその事業所ごとにこれから事業活動のある種正常化といいますか、今までどおりに行っていくために必要な整備なりを我々がお手伝いするというものであります。もう一つの対策製品開発支援事業というのは、開発という言葉がございますように、今後の新型コロナウイルス感染症収束後の地域経済を見据えた中で、そうした感染症予防に資するような製品がこれからの市場には有効であろうという想定の中で、そういった製品を開発しようとする企業に対して開発費に係る支援を後押ししようという、その違いでございます。 ○(渡辺経済部長) 私から補足説明させていただきます。  以前新潟県が三密対策支援金ということで、飲食店とサービス業等を対象にして1事業所20万円を支出していたかと思います。ただし、その事業については、飲食店とサービス業とかで製造業とか卸売業は対象外でありました。今回の(11)の事業につきましては、そういった県事業の対象外となった事業所が3密対策をしたい、例えば先ほど課長から説明がありましたように、3密対策のために工場を少し広くしたいとか、レイアウトを変えたいとか、環境を整えるための事業所に対する支援でございますので、県の三密対策支援金の対象外となったところに対する補助金でございます。  (12)につきましては、今ほど課長から話がありましたように、以前飛沫防止のためのフェースシールドやつい立てとかを三条市内の企業が開発しており、さらにそのほかのものを作るといったときの補助金ということで支出させていただきたいというもので、環境整備と製品づくりの補助ということでちょっと内容が違うことを理解いただければと思います。 ○(山田富義委員) 観光事業費ですけど、これはフライフィッシングイベント下田郷アウトドア・スポーツ・観光推進協議会というところが中心になって企画しているわけですが、たった1日で260万円の経費というのは何でそんなにかかるんですか。 ○(森田営業戦略室長) 昨年も実施させていただいております。駐車場の警備に係る経費やイベントに係る音響設備、マイク設備であるとか、ステージの設定等、イベントに関する経費を含めまして、見積りを取って260万円を算定させていただいているところでございます。 ○(山田富義委員) そもそもこのイベントは何時間を予定しているんですか。
    ○(森田営業戦略室長) まだ詳細に何時間と確定しているわけではございませんが、基本的に1日朝から夕方4時ぐらいまでを予定しているところでございます。 ○(山田富義委員) この文章を読むと、イベント開催期間を1日延長することから必要な事業費をということになっているので、本来であれば2日とか3日あるものをもう一日増やしたと私は理解しているんですが、それで今疑問に思って260万円という計上がちょっと多いんじゃないかなというのを聞いているんです。 ○(森田営業戦略室長) 本イベントにつきましては、当初今年度予算で1日開催として、ほぼ同額の予算での執行を考えていたところでございます。今回それを1日増やして2日間のイベントということで開催期間を延長するものでございまして、1日に要する費用がもう一日増えるということで、それに関する費用を計上させていただいたところでございます。 ○(山田富義委員) 今の話を聞いていると、音響装置を1日延長されるとか駐車場を1日延長するだけで260万円というのは、かなり金額が大きいような気がしますけれども、その辺は精査したんですか。 ○(森田営業戦略室長) すみません、多少言葉が足りなかったかもしれませんが、このイベントは全国のフライフィッシングの釣り業者から八木ヶ鼻のキャンプ場のところに30店舗ほど集まっていただいて、そこで購買もできるし、イベントもできる、釣りの体験もできるようなことを全て行うものですから、そういった業界の関係者への広報ですとか、フライフィッシングイベントは「FLY FISHER」という雑誌がございまして、雑誌にこういうイベントをやりますとか、先ほど非常に分かりやすい形でかかる費用の話をさせていただきましたけれども、「FLY FISHER」に対するイベントの広報費用ですとか、そういったものもろもろを含めておりますので、御承知おきいただければと思います。 ○(岡田竜一委員) 今ほどの山田委員の質疑に関連しまして、新型コロナウイルス感染症の関係で補助金がいろいろ出ているので、みんな困っている背景があると思うんですけれども、下田地域はそういう観光資源といいますか、いろんなコンテンツがあるわけです。フライフィッシングイベントについては当初予算で上げてたということなので、その団体から困っているということで要望があったのか分かりませんが、多分ほかにもあらゆるイベントをやっているいろんな団体がいっぱいあるわけですので、下田地域のほかの団体から要望等はあるのか、まずお聞きしたいと思います。 ○(森田営業戦略室長) 今ほど御質問のありました点につきましては、私どものほうで新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、そのイベントを新たにこういうふうに形を変えていきたいとか、そういった御要望をいただいておりますのはフライフィッシングイベントだけでございます。 ○(岡田竜一委員) 商工課所管のほうでお聞きしたいんですけれども、先ほども御質問が出ていましたが、企業経営状況調査等委託料は、新型コロナウイルス感染症の関係で調査していると思うんですけれども、そもそも企業経営調査というのは市役所として通常の業務でやっているのでしょうか。 ○(片野商工課長) こういった調査は通常の業務の中においてはやっておりません。 ○(岡田竜一委員) そうすると、これはとっても大事で、この調査の調査先はどういうふうに選定しているんでしょうか。その選定基準を教えてもらいたいんですが。 ○(片野商工課長) 今回の調査の対象事業所につきましては、内訳は先ほど申し上げたとおりでございますが、基本的にはその調査に至る前の各企業へのヒアリングですとか、あるいは商工会議所、商工会あるいは業界の関係、組合団体、そういったところと話をする中で業種ごとに企業数も含めてピックアップというんですか、選定をさせていただいたという経緯でございます。 ○(岡田竜一委員) ふだんの市長の答弁でもよく出てきますけれども、さんしんの経済研究所の業績、DIがどうだとか、役所は割とマクロの数字を捉えがちなんですが、三条市というのは下請、孫請、ひ孫請の重層構造の市であります。大きな会社は大きなデータがあるので分かると思うんですけれども、ぜひこの機会にそういう階層構造にある下請、孫請企業のデータを集めるのも新型コロナウイルス感染症にかかわらず、将来的にいいことじゃないかなと思いますので、どういうふうに選定をしているのかなというのが気になったもんですからお聞きしたわけです。割と三条市というのは景気、不景気がちょっと遅れてくるということなんですけれども、ネットの時代なので、非常にスピードが速くて、その影響が出るのが前よりも早くなってきているという感じがするんです。先ほど答弁にあったのかもしれませんけど、調査のピッチ、回数の周期を教えてもらっていいですか。 ○(片野商工課長) 今回の調査は週単位、1週間ごとに行っています。 ○(岡田竜一委員) アンケートというのは書面でやっているんでしょうか。 ○(片野商工課長) 書面でございます。 ○(坂井良永委員) 先ほど山田委員から委託料の委託先について質問があったわけですけれども、もう一つ補助金等受付業務委託料、これはどこに委託しているんですか。 ○(片野商工課長) これにつきましても先ほど御説明した形と同様でございまして、人材派遣会社から郵送受付業務を一部担っていただく、その委託業務でございます。 ○(坂井良永委員) 補助金等受付業務は、今第2庁舎の1階で相談をやっていますけれども、ああいうものとは全く違う仕事なんですか。 ○(片野商工課長) この委託料につきましては、新しい制度のための受付業務ということで、3密を回避するために今の会場とは別の場所で郵送という形の受付業務を想定しておりますので、それに当たるスタッフの委託費用ということでございます。 ○(坂井良永委員) 人材派遣会社で実務的には大丈夫なんですか。 ○(片野商工課長) できるだけ利用者の方にとっても分かりやすく簡便に制度設計をしておりますので、十分に対応できるものと考えております。 ○(坂井良永委員) 1つ確認ですけれども、感染症予防企業環境整備補助金は、従業員が20人未満が上限50万円とありましたけれども、従業員20人未満ということは、従業員がいなくても対象になるということでいいですか。 ○(片野商工課長) そのとおりでございます。 ○(野嵜久雄委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第16号 令和2年度三条下水道事業会計補正予算(第1号) ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第16号 令和2年度三条下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(馬場上下水道課長) それでは、議第16号 令和2年度三条下水道事業会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書を御覧ください。  地方公営企業法において、予算に定めなければならないとされている条例で定める重要な資産の取得及び処分の条項について、当初予算に定めていなかったことが判明したことから当該条項を第10条として追加し、本来の予算形式に整えるため、補正を行うものでございます。  追加する内容は、取得する資産で、種類は土地、名称及び数量は西大崎雨水調整池用地として三条市西大崎二丁目地内に7,232.46平方メートル、下坂井雨水調整池用地として三条市下坂井地内に12,078.00平方メートルでございます。  説明は以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(山田富義委員) この議第16号は、岡田委員も大綱質疑で取り上げたんですけれども、私もこの下水道の幹線雨水対策については、議員になったときからの思い入れというか、主動してきたことなんで、改めて質問させてもらいますけれども、用地ということは、買収なんですよね。買収単価というのは決まっていましたか。 ○(馬場上下水道課長) 用地単価につきましては、不動産鑑定士による土地の鑑定評価を基に、今後価格を決定するところでございます。 ○(山田富義委員) じゃ、貯水量についてお伺いしますが、ただいま西大崎の7,232.46平米、それから下坂井の1万2,078平米の2点を片方ずつ西大崎と下坂井と別に聞かせてもらいたいんだけれども、貯水量的にはどのぐらいを見ているんですか。 ○(馬場上下水道課長) 具体の貯水量は現段階ではお示しできませんが、既存幹線水路は、これの負担を下げ、浸水軽減につながる規模を現在検討しているところでございます。 ○(山田富義委員) ということは、まだ貯水量は決まっていないということですね。実は西大崎の渡良瀬橋の下流に排水ポンプが設置されたんですけれども、その後私も一般質問で西大崎のポンプ場の効果について質問したときに、私の記憶ですと答弁者は効果があったとははっきり言わなくて、一定の稼働はしましたというふうにしか記憶にないんですけども、下坂井、三竹、この辺のあふれた雨水が田島を通して一ノ門まで流れてくるんです。一ノ門のわくわく保育園から第1産業道路までがかなり冠水するんです。ポンプ場ができた何年後だったか大雨が降りましたときに、現地に出向いて住民の方と話合いをしたら、いや、実はその用水から水があふれて、そこのあふれた水が一ノ門のほうまで流れていくという話がありまして、そのごみがそうですよということで、一ノ木戸小学校のポプラ公園の貯水池ができてから大分水の引き方は早いという話は聞いているんですけれども、今のところ西大崎のポンプに関しては効果が私は出ていないような気がします。その中で、早い着工を望むわけなんですけれども、この工事というのは用地買収から含めて大体いつ頃からやる予定なんですか。 ○(馬場上下水道課長) 用地買収が済んだ後になりますので、設計等を踏まえまして、最終的に今後数年はかかる状況になるのかなと見込んでいるところでございます。 ○(山田富義委員) 数年というのは一番曖昧な言葉で、一、二年も数年、10年も数年、(―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――) ○(野嵜久雄委員長) ただいまの発言は一部不穏当と認めますから、委員会条例第21条第1項の規定により発言の取消しを命じます。 ○(山田富義委員) 改めて数年というのは例えば5年計画とか、その辺は計画的にはどんななんですか。 ○(馬場上下水道課長) 今後用地買収等の交渉がございますので、現在明確な年次等についてはまだお答えできる状況にはないかと考えておりますが、五、六年とかそういうレベルで何とか完了を目指したいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) 最後に、それが完成した暁には、下坂井とか田島、その辺はかなり改善されるというイメージを持っているんですか。 ○(馬場上下水道課長) 大綱質疑でも御答弁申し上げましたが、この2か所の調整池につきましては、現在整備の内容、効果についての詳細を検討している段階でございまして、それらがまとまった段階でお示しできるものと考えておりますが、一般的には調整池は幹線水路の能力を超過する分について一時的に貯留するものであるため、既存幹線排水路への負担軽減が図れるものと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) 調整池に1回止めてあげてポンプで排水するとかではなくて、あくまでもそこへ貯水してから自然放流ということですか。 ○(馬場上下水道課長) 調整池にためた水につきましては、ポンプで幹線水路の水位が下がった後に排水することで考えているところでございます。 ○(山田富義委員) 計画段階で変な質問して申し訳ありませんが、一応一番気になっている部分なんで、ありがとうございました。 ○(野嵜久雄委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前10時50分                                 再  開 午前10時50分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(武石栄二委員) 今全国どこでも集中豪雨というか、ゲリラ豪雨と言われている中で、三条市全体でも何十年も前から大分災害を受けているんです。だから、こういうのを細々やっても、私も以前高橋市長のときに質問したことがあるんです。五十嵐川の水をダイレクトに日本海に持っていかない限りは、こういうことをやったって必ず嵐南地区のほうは少しの水でも水浸しになると。百年の大計でもいいから、ダイレクトに五十嵐川の水を日本海に出すと、そういう構想を打ち立ててやってもらいたいなと思うんですが、いかがですか。 ○(馬場上下水道課長) 下水道の使命といたしましては、汚水もございますけれども、市街地の雨水排除を目的としている事業でございますので、その辺については直接対応できるものではないと考えているところでございます。 ○(遠藤建設部長) 今の武石委員の御指摘でございますけれども、そういった大規模な計画ということになりますと、なかなか市レベルでできるものでもございませんし、今ほど上下水道課長が答弁したように、下水道の部分につきましては、今ほど申し上げたような目的でやっている部分もございますので、御指摘の内容についてはなかなか難しいのかなと考えております。よろしくお願いします。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第17号 令和元年度三条水道事業会計処分利益剰余金の処分について ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第17号 令和元年度三条水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(馬場上下水道課長) それでは、議第17号 令和元年度三条水道事業会計処分利益剰余金の処分について、御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書を御覧ください。併せて委員会資料ナンバー3をお願いいたします。  令和元年度三条水道事業会計において生じました当年度未処分利益剰余金の処分について、お願いするものでございます。  処分の内容につきましては、委員会資料ナンバー3、令和元年度三条市水道事業損益計算書、最下段に記載してございます。当年度未処分利益剰余金5,716万3,359円を全額利益積立金に積み立てたいとするものでございます。なお、本件につきましては、議会の認定に付する決算とは別に地方公営企業法の規定に基づき、利益の処分について議会へお諮りするものでございます。  説明は以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第18号 令和2年度三条一般会計補正予算 ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第18号 令和2年度三条一般会計補正予算を議題といたします。  第1表歳出、第7款商工費について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(片野商工課長) 説明の前に先ほど、議第13号の燕三条貿易振興会の会員の内訳の数字でございます。訂正も含めて御報告申し上げます。先ほど私、全体で恐らく70社という数字を申し上げたと思います。訂正でございます。全体で80社でございます。内訳として、三条市内が59社、燕市内が14社、それ以外の市が7社ということで、全体で80社でございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、議第18号 令和2年度三条一般会計補正予算について御説明申し上げます。議案書の事項別明細書9、10ページをお願いいたします。併せて委員会資料ナンバー5を御覧ください。7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、補正前の額29億5,649万2,000円、補正額3億4,318万円、補正後の額32億9,967万2,000円とするものでございます。補正の内容につきましては、事業番号110新型コロナウイルス感染症対応企業支援事業費として、3億4,318万円を計上させていただくもので、内訳は、PCR検査費用助成金2,360万円、事業継続等支援補助金3億1,958万円でございます。このたびの補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者を支援する事業継続等支援補助金について、補助対象期間を9月30日から12月31日までに延長するほか、事業者が県外で営業活動等を行うためのPCR検査に係る費用の一部を助成するため、必要な予算措置を行うものでございます。  具体の内容でございますが、(1)のPCR検査費用助成金につきましては、県外への出張や県外からの来訪者に対応する従業員等が受ける民間検査機関の行うPCR検査費用の一部を助成するものでございます。助成額は1検体当たり8,000円、対象期間は令和2年9月1日から12月末まで、予算額の内訳につきましては、従業員――この場合、正社員になります。20人未満の事業所は15検体、70件で840万円、従業員20人以上100人未満の事業所は30検体、30件で720万円、従業員100人以上の事業所は50検体、20件で800万円でございます。(2)の事業継続等支援補助金の延長につきましては、今回の12月までの3か月間の延長分である3億1,958万円のほか、既に4月の第1弾の支援から9月の第4弾の支援までで5億3,328万円を計上させていただいており、4月から12月までのトータルでの見込み額は8億5,286万円となるものでございます。  その内訳は、売上高減少率50%以上が4億5,595万7,000円、売上高減少率30%以上50%未満が3億9,690万3,000円でございます。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(山田富義委員) 議第18号の追加議案ですが、これを見ていると事業者だけが三条市から援助を受けるということで、例えば親戚の人が亡くなったために東京、関東方面に行かんば駄目な状態もあるかもしれませんし、逆に東京から来た人たちと接待を伴う飲食店で商談する場合もあるかと思うんですが、そういう人たちも含めるべきじゃないかと思うんだけれども、どうなんですか。 ○(片野商工課長) 今回の助成金制度につきましては、三条商工会議所からPCR検査に対する助成に関する要望がありましたことや、三条市の産業界がそもそも日本各地の取引先の方々との関係性で成り立っている、ものづくりのまちであるということも鑑みた中で、今後の地域経済を回復軌道に乗せていくためには、そうした活動を行う事業者に対して産業支援策の一環としてこの制度を実施するという考えから提案させていただいたところでございます。 ○(山田富義委員) 今の答弁を聞いていますと、あくまでも事業者、産業の回復という答弁なんですけれども、さっき申し上げたように、その人たちが三条市に来て、一緒にどこかで会食しましょうと言って、その会食した店の方が感染した場合は対象にならないということは、税に対する公平性に欠けるんじゃないかと思う。その辺はあくまでも商工会議所、商工会議所と言っていますけども、商工会議所が三条市を動かすんじゃなくて、三条市民全体を見ていかなければ私は駄目じゃないかなと思うんだけれども、考え直す気はありませんか。 ○(渡辺経済部長) 本当は福祉保健部が答弁するのが一番いいと思うんですけれども、そもそもPCR検査は、発熱のある人、今おっしゃったような方や濃厚接触者が陽性かどうかを検査し、陽性であった場合は隔離して感染症を防ぐため、疫病を防ぐ防疫上の観点から進められるものだと思います。これは専門的知見であるとか、検査権限を有している保健所が今PCR検査を行っております。  今ほど御指摘の向きにつきましては、防疫上の観点の必要性から、もしそういう体制を進めるべきだとか、あるいは県民の多くがPCR検査を受けるような体制づくりが必要なんだということを県で判断すれば、そういうふうに県が判断するかどうか分かりませんけれども、県で考えていただくべきものではないのかなと。三条市だけということもあるんでしょうけれども、新潟県全体の中でどういった形がいいのかというのを県で積極的に考えていただくべきものなのかなということですので、今回はあくまでも今ほど商工課長が申し上げました産業支援という側面で我々は支援させていただきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) ちょっと納得ができませんので、もう一回質問させてもらいます。さっき言ったように県外から来られた方、もしくは三条市から県外に行って新型コロナウイルス感染症にかかってきて、地元で一杯飲んで、そこでやっている小さな店屋の人がかかったときに、なぜ三条市独自の制度を設けられないのかなといういう気がしたもんですから、こういう話をしているんです。例えば親戚の中でさっき言ったように私の大事な兄弟が亡くなったので、東京もしくは関東のほうに行って来たといったときに、産業界を前面に出されると、三条市独自のそういう制度を確立したらどうだというのが私の意見なんですけれども、もう一度考え直す気はありませんかということなんです。 ○(渡辺経済部長) 今ほど答弁させていただきましたように産業振興ということで、例えば委員御指摘のような東京からお客様がいらっしゃるようなケースで、自分が心配であるということであれば、そのときにPCR検査を受けるということもあると思いますし、そういったバリエーションはあると思います。また向こうからいらっしゃる方については、向こうのほうで受けていただくということもあるのかなと思いますが、産業界でそういった濃厚接触の可能性があるときには支援させていただくということだと思います。 ○(野嵜久雄委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前11時05分                                 再  開 午前11時07分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(山田富義委員) 今の説明を部長からきちっと言ってもらって、これはあくまでも産業界の支援であって、ほかの感染者が出た場合は県のPCR検査を受けてくださいとか、それは無料ですからという話になればもうそれで終わりますよね。 ○(渡辺経済部長) PCR検査をして陽性だということになれば、県の検査を受けていただくという形になるかと思います。 ○(坂井良永委員) 先ほど商工課長の答弁で、商工会議所からの要望が出ているということだったけれども、この規模とか件数というのは、商工会議所の会員を前提に算定したんですか。
    ○(片野商工課長) 規模につきましては、その要望をいただいた後に商工会議所と協議させていただいたのが1つございます。それと並行して、三条市の特に製造業や卸売業の法人事業数というものがございますので、それをベースにしながら、大体事業所ごとの従業員の規模別に、どのぐらいの頻度で、例えばこの期間であればどのぐらいの出張がある会社が見込まれるかというところの数字をにらみながら相談、協議させていただいて、ひとまず配分といいますか、割り振りをさせていただいた件数ということでございます。 ○(坂井良永委員) この申請は商工会議所を通すとかそういうことじゃなくて、窓口はどこになるんですか。 ○(片野商工課長) 窓口は商工課で行う予定です。 ○(野嵜久雄委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第1号 専決処分報告について ○(野嵜久雄委員長) 次に、報第1号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(片野商工課長) それでは、報第1号 専決処分報告について御説明申し上げます。報第1号議案書の10ページ、11ページをお願いいたします。併せて委員会資料ナンバー4を御覧ください。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、補正前の額23億9,159万6,000円、補正額3億1,142万2,000円、補正後の額27億301万8,000円でございます。このたびの専決処分につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者を支援する事業継続等支援補助金について、補助対象期間を延長するとともに、補助対象者を拡充するために必要な予算措置を行ったものでございます。  内容につきましては、国の持続化給付金の支給対象となる売上高の減少率が前年同月比50%以上の事業者に対する補助対象期間を8月31日から9月30日までに延長するものでございます。加えて、売上高の減少率が前年同月比30%以上50%未満の事業者を新たに支援対象者とし、家賃、固定資産税、上下水道料金及び固定費の補助を行うもので、支援内容はこれまでの支援対象者の2分の1相当額を補助するものでございます。  補助対象期間は4月1日に遡り、9月30日までとするものでございます。  専決処分の日は、令和2年8月4日でございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前11時11分                                 再  開 午前11時11分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより採決を行います。  最初に議第5号、議第13号及び議第16号から議第18号の以上5件、一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) 次に、報第1号について採決いたします。  本案については、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(野嵜久雄委員長) 以上で付託事件の審査を全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。  しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前11時12分                                 再  開 午前11時14分   (休憩中に説明員退席) ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――  (2)当委員会の行政視察について ○(野嵜久雄委員長) 当委員会の行政視察についてを議題といたします。  当委員会の視察につきましては、去る6月24日に協議した結果、10月21日水曜日から23日金曜日までの2泊3日以内の日程で実施する、また日程の変更、調査事項及び視察先等については、委員長団に一任願うこととされておりましたが、このたびの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、感染拡大地域の増加や相手先の視察受入れの休止等により行政視察の実施が困難なことから、改めて御協議願いたいと思います。  しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前11時15分                                 再  開 午前11時16分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りいたします。  当委員会の行政視察については、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大の状況を踏まえ、実施しないこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(野嵜久雄委員長) 以上で経済建設常任委員会を閉会いたします。                              閉  会 午前11時17分   以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。                  経済建設常任委員会                   委 員 長   野 嵜 久 雄...