広陵町議会 > 2016-12-12 >
平成28年第4回定例会(第2号12月12日)

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  1. 広陵町議会 2016-12-12
    平成28年第4回定例会(第2号12月12日)


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    平成28年第4回定例会(第2号12月12日)           平成28年第4回広陵町議会定例会会議録(2日目)                平成28年12月12日             平成28年12月12日広陵町議会              第4回定例会会議録(2日目)  平成28年12月12日広陵町議会第4回定例会(2日目)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、14名で次のとおりである。    1番  濵 野 直 美          2番  吉 田 信 弘    3番  山 田 美津代          4番  吉 村 眞弓美    5番  山 村 美咲子          6番  坂 野 佳 宏    7番  吉 村 裕 之          8番  坂 口 友 良    9番  堀 川 季 延         10番  奥 本 隆 一(副議長)   11番  谷   禎 一         12番  笹 井 由 明(議長)   13番  八 尾 春 雄         14番  青 木 義 勝
    2 欠席議員は、なし 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  山 村 吉 由     副  町  長  中 尾   寛   教  育  長  松 井 宏 之     企 画 部 長  奥 田 育 裕   総 務 部 長  吉 田 英 史     福 祉 部 長  増 田 克 也   生 活 部 長  奥 西   治     事 業 部 長  廣 橋 秀 郎   環 境 部 長  松 本   仁     新清掃施設建設準備室長                                 小 原   薫   教育委員会事務局長            池 端 徳 隆 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   阪 本   勝   書     記  鎌 田 将 二     書     記  津 本 智 美 ○議長(笹井由明君) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。     (A.M.10:01開会) 日程番号      付 議 事 件  1 議案第56号 広陵町指定管理者選定委員会条例の制定について  2 議案第57号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について  3 議案第58号 広陵町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画策定委員会条例の制定につ           いて  4 議案第59号 広陵町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条           例の制定について  5 議案第60号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正することについて  6 議案第61号 広陵町議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正することについ           て  7 議案第62号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて  8 議案第63号 広陵町税条例等の一部を改正することについて  9 議案第64号 広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについて 10 議案第65号 広陵町放課後子ども育成教室条例の一部を改正することについて 11 議案第66号 広陵町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基           準を定める条例の一部を改正することについて 12 議案第67号 はしお元気村条例及び広陵町パークゴルフ場管理条例の一部を改正する           ことについて 13 議案第68号 平成28年度広陵町一般会計補正予算(第3号) 14 議案第69号 平成28年度広陵町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 15 議案第70号 平成28年度広陵町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 16 議案第71号 平成28年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第2号) 17 議案第72号 農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を           4分の1以上とすることについて 18 議案第73号 財産の無償譲渡について 19 議案第74号 町道の路線認定について 20 議案第75号 奈良広陵水質検査センター組合を組織する市町村数の増加及び規約を変           更することについて 21 議案第76号 奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び奈良           県市町村総合事務組合規約を変更することについて 22 議案第77号 北葛城郡公平委員会規約を変更することについて 23 一般質問 ○議長(笹井由明君) それでは、議事に入りますが、質疑については、申し合わせ事項により所属する常任委員会の案件については行わないようよろしくお願いをいたします。  まず、日程1番、議案第56号、広陵町指定管理者選定委員会条例の制定についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  5番、山村さん! ○5番(山村美咲子君) 第7条の会議の非公開についてお聞きいたします。  この第7条では、会議は非公開とするとうたってございますけれども、他の自治体の条例を見させていただいたときに、会議は原則公開であると。ただ、選定にかかわることを審議するときは非公開とするとうたっているところもございますが、広陵町ではどうしてこうして非公開ということで条例に上げられたのでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  ただいま御質問いただきました第7条の会議の原則非公開、会議を非公開とするところでございますが、議員おっしゃっていただいたように、会議の内容というのは何らかの形で全て選定にかかわってくるという部分というのは多いと理解しておりますので、今回私どもの条例のほうでは会議のほうは非公開とさせていただいたところでございます。 ○議長(笹井由明君) 5番、山村さん! ○5番(山村美咲子君) やはりこうして条例に非公開とうたってしまったら、全てどこにも私たちというか、議会というのが関与できないという状態になってしまうのではないかと思うんですね。ここで文言を、先ほど言いましたとおり原則は公開であるけれどもということで、選定にかかわることということを審議するときは非公開という文言に変えていただくということはできないのでしょうか。非公開とすると、会議録のこととか、そういうことというのも公開はしないということになるのでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  最終的には、特に指定に関することに関しましては、議会の議決をいただくものでございますので、議会の関与とおっしゃった部分については、最終的には議会に御判断いただけるものかと思います。ただし、審査に係る部分につきましては、やはりこれは原則非公開という形でさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(笹井由明君) ほかにありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程2番、議案第57号、一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定についてを議題とします。  本案について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  13番、八尾君! ○13番(八尾春雄君) 何点かお尋ねしたいと思います。  この任期付職員とする場合は、一体どのような業務を担わせるのがふさわしいのかと。あるいは必要性があるということでそういうふうにするわけですけれども、そこの判断はどのような過程を通じてするのかどうかと。この条例を見ますと、一般職ということで会社でいえば、正社員と、それから短時間雇用の方についても同様の内容があるわけです。それで文言を見ますと、これを延長するというような可能性も否定をしておらないわけですね。そうするとどういうことになるかというと、本来は、期限のない雇用にしておかなければいけない業務もこのように短期間で原則3年ということで反復継続して、実態は期間の定めのない職員と同じだというふうなことを、これはこういう事情なんだという理由で、非常に不安定な雇用になる危険があると。こういう側面がありますけれども、それはどのように排除をされるおつもりなのかということです。  それで実際には、例えば公認会計士とか、弁護士のそれなりの資格を持った方が特別のプロジェクトチームなどを形成する際に、どうしても専門家としてのアドバイスというのか、仕事をしてもらわなあかんということがあるので採用するというのは、よく一般社会でもあり得ることですけれども、そういう想定になっているのかどうなのか。一体現時点でどのような業務を想定しているのか。あるいは将来的に、この制度をどういうふうに運用していこうと思っているのか。そのあたりをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  何点か御質問をいただいたかと思います。まずおっしゃっていただいた中で、本来期限のない業務をそのまま任期つきという形で延長するんじゃないかというようなお話があった点につきましては、今回、条例の第2条では、高度な専門的知識を有する職員の任期つきの採用を予定しております。また、条例の第3条では一定の期間内に終了する。または一定の期間内に限り業務量が増加が見込まれるということです。それから第4条のほうでは、そういったことも踏まえまして、あとは、職員の部分休業であるとか、介護休暇を取得する場合、それから住民サービスの提供時間の延長、もしくは提供体制を充実させるということでございますので、基本的にはここでいう、この任期付職員につきましては、一定の期間、3年の期間というもので、特に必要な理由がない場合というのは、基本的には3年ということで考えております。なお、高度な専門的な職員につきましては、5年以内という形で考えております。  それから、専門家等の想定につきましては、現実的な今回の運用につきましては、私どもの保育士、または幼稚園教諭について現在支援スタッフという形で雇用されている職員のうち、月額であるとか、場合によって担任を持つような正職に近い形で職務に当たっていただいている者もおりますので、そういった職員の処遇を正職員に近い形で改善したいというふうに考えているのが1点でございます。  それからもう1点は、現在地方創生の推進ということで、国のほうから地方創生の人材派遣制度というものがございます。そちらのほうに現在、応募をしております。国家公務員、民間のシンクタンク、それから大学研究者ということで、国のほうから派遣を受ける制度でございますが、国家公務員を除く民間の方、それから大学研究者の方を迎える場合に、この任期付職員の条例の整備が必要であるというところもありまして、今回のこの条例を上程させていただいたわけでございます。 ○議長(笹井由明君) 13番、八尾君! ○13番(八尾春雄君) ですから、具体的にどういう方をどれぐらいの期間採用すると、この制度によって採用するのかというのは、こういう場ですから具体性が全く何もないわけですよ。だから運用の仕方によっては、先ほど言ったように本来、期限のない雇用にしておかなければいけない職種であり、職務であるのにもかかわらず、こういうやり方で3年ですよということで反復継続して、実際ないことにするのが不当ではないのかと、それをさせないようにするために、そういう扱いにならないようにするために、どういうようなことが考えられているのかということが非常に基本的なポイントになるんじゃないかと。反復継続するということになると、3年とか、5年とかということになりますと、世の中では、実際には、それ2回とか3回繰り返すと期限のない契約と同じだというのが判例にも出ますから、だからずっと雇っておかなきゃいけないことになりますよね。それから申しわけないけど、いい人に来てもらったらいいんですけど、中央のほうでちょっとこれはぐあい悪いなと、あんたちょっと地方で汗かいてこいやというような人が来られて、仕事のスタイルで変わるかもしれません。だけども、実際その派遣、じゃあこういうことはどうですかといった場合に、こちらが自主的に最終的に判断する材料ができるのかどうなのか、そういうことだって心配しとかなきゃいけないんじゃないかと僕は思うもので、そのあたりどんな組み立て方をしようと思っているのか。まだこれ入り口のところなんですか、具体的に何も進んでいないんですか、どこまで行っているんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 今おっしゃっていただいた入り口のところかどうかと。まさに今、まだ入り口のところでございます。この条例を制定いただいて、また現在も支援スタッフ等の募集も並行して進めておりますので、特に先ほど申しました保育士、幼稚園教諭につきましては、そのあたりの支援スタッフの募集状況、また今年度も新規採用職員の募集をしておりますので、まず幼稚園、それから保育士につきましてはそのあたりのバランスを見ながら、今後最適な配置というのを検討していきたいというふうに考えています。  先ほども申しましたが、一番の目的というのは、その保育士、それから幼稚園教諭に関しましては現在の処遇から改善するというのが一つ大きな目的としてはございます。  それからその他の専門職の雇用につきまして、議員が御心配いただいているような、来ていただいたのはいいけれどもというようなケースでございますが、そのあたりにつきましては、国からのそういった派遣制度でございますので、もし私どものほうで現実来ていただきまして、そのあたり実際に考えていた部分と違う部分があれば、それはまた国のほうにも相談しながら人材の活用をできるようにとは考えております。 ○議長(笹井由明君) ほかに。  8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) ちょっと1点だけ。今のちょっと詳しいお話を聞かせていただきました。この号俸を見ますと、1号、37万幾らと、このような月決めとこのようなことが書かれています。その考えでいけるなら、じゃあその人は初めて37万何ぼかと、こういうことにもなるんですけれども、もう少し号給をふやしてもう少し安いのから上の高いもの、たったこんな5つだけでいいんかなという心配も出るんですけれども、その辺の、要するに誰でも1号やといったらこうなっちゃうんでしょ、お金を決めるということは。その辺はどうなんでしょうか、号給をふやすとか、幅を広げておくとか。今言っている適用しやすいようにするとか、その辺のお金に関する今は5ランクしか分けてませんから、その辺の考えはどうでしょうか。
    ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  ただいま議員のほうから特定任期付職員の号給が1号から5号までというところでおっしゃっていただいたわけでございます。私どもこの1号から5号のこの金額の設定につきましては、国のほうで設定されているものをそのまま批准をさせていただいております。これより逆に低い給料月額も検討いたしましたけれども、そうなれば優秀な、またそういった高度な専門的知識をお持ちの方に来ていただくのも難しくなるのではないかという判断で国のほうの法律と合わせさせていただいております。 ○議長(笹井由明君) 8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) 今考えられる保育士、主任級か知りませんけれども、それの本町の年収ベースと、これでいう年収は大体合ってくるということになるんですか、その辺の考えはどうなんですか。ちょっと単純な発想なんですけれども、どうですか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  今御心配いただいている件でございますが、この第7条のこの号給につきましては、いわゆる第2条第1項の特定任期付職員にのみ適用されるものでございまして、おっしゃっていただいた保育士なり、幼稚園教諭になりますと、逆に現在の支援スタッフの金額よりもこれまでの経験年数を加算するような形になりますので、幾らか処遇はやはり改善されるものと考えておりますが、基本的には一般の職員の給料表をそのまま適用させていただくという形になります。 ○議長(笹井由明君) ほかにありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程3番、議案第58号、広陵町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画策定委員会条例の制定についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程4番、議案第59号、広陵町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) 従来からの農業委員という役割が一つに農地の権利移動の許可等とか、合議体としての決定行為ということと、あと担い手への農地利用の集積、集約化、耕作放棄地の発生防止と解消という地域における現場活動ということが農業委員さんのほうで役割としてあった部分で、後者の部分が今回推進委員という形で新設されたという認識であるんですけれども、この条例の制定によりまして、広陵町における遊休地を今後どのようにしていくのか、推進委員さんも含めてどういうふうに考えておられますでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 廣橋事業部長! ○事業部長(廣橋秀郎君) 今の御質問の今後の広陵町の遊休農地の解消についてはどう考えているのかというような御質問かと思いますけれども、推進委員さんにつきましては、今後6名ということになりますけれども、6名の方では当然現場活動での作業ということになりますと、かなり過分な地域を持っていただくということになりますので、基本的には現場については、農業委員さんと農地利用推進委員さんと合わせた形での現場活動というふうに考えてございます。  また、合議体としての農業委員会への出席ということにつきまして推進委員の方にも会議に出席していただきまして、そういう農地転用でありますとか、そういう部分の許可云々の意見を述べていただくというふうに考えてございます。 ○議長(笹井由明君) よろしいですか。ほかに。  14番、青木君! ○14番(青木義勝君) 私も農業委員させていただいていろいろありますけれども、これ2本立て、農業委員と推進委員、それ、農業委員会の仕組みも法的に変わったということはわかっていますけれども、これ二つわざわざ分けて、そして農業委員会にもまた出席していただいてということで、これ何のためにこういう複雑なことをすべきだったのか。おっしゃるとおり、農業委員会のほうが変わり、いわゆる町長からの任命ということも公選制から変わったこともありますけれども、何かこれ、ちょっとした補償制度みたいな形になって、あえてつくっていかれたのかなと、経過措置としてですよ。こんなことするんやったらどうなるのかなと、給料のことも踏まえてね。その辺が一体、国の施策のそのつじつまが合わないように私は思うわけですけれども、このことに関しては、広陵町の担当は言いにくいかどうか知りませんけれども、どう思っておられるのかなと、そこちょっと確かめたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 廣橋事業部長! ○事業部長(廣橋秀郎君) 今、青木委員さんがおっしゃられますように、やっぱり国の施策とやはり末端の実際の現場活動という部分については、少しギャップがあるような気はします。やはり遊休農地の解消ということは、やはり現場でのメーンの作業かと思うんですけれども、やはり今推進委員さんにつきましては、100ヘクタール当たりに1人という、かなり広い部分での委嘱ということになりますので、やはりその辺については、農業委員さんとやはり協力していただきまして、そういうふうな遊休農地の解消という部分について進めていただくというふうに考えてございます。 ○議長(笹井由明君) ほかにございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決しました。  次に、日程5番、議案第60号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程6番、議案第61号、広陵町議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。  13番、八尾君! ○13番(八尾春雄君) 期末手当を上げようという話ですね、これ。何ぼ上げようかということなんですが、金額を一つは教えてください。  それから議員報酬については、町長が提案しないと動かないということもあるんでしょうけれども、議会は、昨年の4月から従来の30万円を1万円減額をして、今29万円にしていて、まだそれを元に戻そうなどという話は全く出ていないことなんですね。これはもう議会で決めてくれたらよろしいがなと、提案はするけれどもきっかけにはなるでしょうから、議会で決めてくださいよという趣旨で言っておられるのか。それともこれはやっぱり上げてもらわないとあかんと思ってますねんということなのか。そこで一つ申し上げておきますと、この議員報酬というのが一体どういう性格の金なのかという、こういう問題になるんですね。  それで議員報酬がないと、どういうことになるかというと、お金と時間のない人は議員になれないという、こういうことになるものだから、最低限度の生活、それがこの地域でどれぐらいの水準になるのかは議論があるところですけれども、最低限度の生活を維持するための報酬は町が負担するよという仕組みになっておるものだというふうに思うわけです。そういう意味で、以前、議員特別職の審議会の立ち上げていろいろ議論をしていただいたときには、そういう意味合いの議論が事実上なかったと思います。近隣の議員さんは、これだけの水準だとか言っていろいろ議論はされたようですけれども、議員というものがそういうふうに、最低限度の生活を維持して住民のためにしっかり働いてもらいたいというような趣旨の議論にはなかったんじゃないかというふうに思っているんですけれども、そのあたり提案者としてどのようなスタンスで、これを議会に提案をしておられるのかよくわかりませんので、そのあたりを説明をお願いします。 ○議長(笹井由明君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 特別職報酬等審議会というのがございますので、社会情勢に合わせて報酬を見直すという時期については、増額する場合も減額する場合もあわせて報酬等審議会に提案をさせていただいて、御意見を伺って改正をするという仕組みになってございます。私、町長に就任をさせていただいたときに、改めて報酬等が適正なのかどうかという諮問をさせていただいて答えをいただき、答申を受けたわけでございますが、答申結果は議会にお示しをして、議会に御判断をいただいて条例改正につながったという経緯がございます。今、世間で特にやかましく言われておりますのは、政務調査費、政治活動費といいますか、その部分について適当なのかどうかという議論もあるわけでございます。奈良県議会においても、今政務活動費、これをなくそうかという議論まで出ているように聞いてございますが、最終決着はどのようになるのかわからないわけであります。  ただ、議員としての活動は、正当な報酬が必要ですし、政務調査費も今の金額が妥当なのかどうかというところはしっかり議論をしていきたいなというふうに思いますので、この報酬等については、今回提案させていただきましたのは、人事院勧告に基づく特別職の期末手当について、調整をするということで、人事院勧告どおりに上程をさせていただいているということでございますので、報酬については触れておらないということでございます。また議会の審議の中でいろいろ御意見を賜ればと思います。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  金額につきましては、申しわけございません。ただいまちょっと手元に資料がございませんので、また後ほど回答させていただきたいと思います。失礼いたします。 ○議長(笹井由明君) ほかにないですか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程7番、議案第62号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程8番、議案第63号、広陵町税条例等の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程9番、議案第64号、広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。
     質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程10番、議案第65号、広陵町放課後子ども育成教室条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  3番、山田さん! ○3番(山田美津代君) 育成条例が18時から18時半まで長時間にしていただくということ、多くの保護者の皆さんの願いが30分だけかなうということなんですけれども、アンケートを前にとられたと思うんですけれども、19時までとかいうのはどのくらいパーセントがあったんでしょうか。ちょっとこれ、やっぱり19時、20時までやっているところがあるんですよね。その30分だけ延長されたということで、お母さん方助かる方も多いとは思うんですが、やっぱり19時までという方も多かったのではないかと思うんですが、その辺どのくらいのパーセンテージだったのでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 失礼いたします。  今回申し込み時に、平成29年度の放課後子ども育成教室の申し込み時にアンケートをとらせていただきました。大変申しわけないんですけれども、それ18時半についてどういうニーズがあるかという問いかけをさせていただきましたので、ちょっと19時については、今回ちょっと数字としては出てきておりませんが、以前任意でとらせていただいたときには、それほど多くはなかったとは思っているんですけれども、ちょっと今回18時半ということでの聞き方をしておりますので、19時については出ておりませんので申しわけございません。 ○議長(笹井由明君) 3番、山田さん! ○3番(山田美津代君) やっぱりそういう聞き方はちょっとおかしいのと違うかなと思うんです。やっぱり御希望のお時間はとかいう形で、今後聞いていただけたらと思います。 ○議長(笹井由明君) 答弁はいいんですか。 ○3番(山田美津代君) はい。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 18時半になることはすごい歓迎なんですけれども、対現場に対して先生方のほうで、少し御不安のお声が上がっておりますので、ちょっと18時半ということをその現場におろされるまでに、例えば人材の確保、こういうふうにしてやっていくからという対応をきちっと御説明をされて18時半ありきで現場におろしておられるのか、その人材の対応がこういうふうに確保していますという部分の説明がなかったら、たとえ30分でも延ばすことによって、現場ではいらっしゃる先生方で、そこのところを何とかクリアしていかないといけないという現状が起こりますので、その時間と人材確保という部分について、すごい不安の声をお聞きしました。その辺はどういうふうにして、現場に18時半に4月からなりますよとおろされる前に手を打っていただいて、こういうふうに役場では対応していますということでおろされているおろされ方を一つ教えていただきたいのと。  あともう一つお声をいただいていたのは、学童の箇所によって、短くてよい方が支援の先生方、指導員の方が大勢いらっしゃるところと、多く働きたいんだとおっしゃる先生方が多くいらっしゃる学童があるらしくて、もし人材確保という形で人数が確保できなかったら、その辺のトレードということはできないのかといったお話も聞いておりますけれども、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 議員御心配いただいています人材確保のことでございますけれども、確かに延長をするということは住民にとっては利用しやすいということで、増加要因の一つになるということは現場も考えております。今回、クラブ長会議というものがございますので、その際に町としては利用者ニーズが延長という希望が多いということをお話をさせていただいて、申し込みをとって18時半という方がどれぐらい把握した上で、今後人の手当が必要な教室については、間違いなく確実にさせていただくということで、この12月議会に上程をさせていただくということはお話はさせていただいて、現場に混乱のないようにということをさせてはいただきました。  それと真美ヶ丘とか、旧村の教室とか、それによっては、18時半を希望される方に、でこぼこが生じたときに、その部分を職員交流で何とかすればどうかということをおっしゃっていただいています。まさにそういうことも地域間で教室間で指導員の数の確保が違うのであれば、配置等を変更させていただくということも検討はしていかなければならないなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 今の御答弁でしたら、トレード制もあり得ると、条件によっては可能だというふうに認識させていただきました。  それと現場でお聞きしますと、18時半になりますということを聞かされた後で、あなたは何時まで大丈夫ですかと、1人ずつの指導員の先生方に時間を聞いていかれるというふうにお聞きしましたので、それは逆だなと。その18時半ということが決まる以前に何時までということを先生方にお尋ねをして、その辺の積み上げで18時半までしても、ここは大丈夫というところを一つずつ丁寧に押さえていっていただいて、18時半スタートということをやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(笹井由明君) 答弁。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 私は、この条例提案のときに、香芝市が19時までにされるということで、料金も見直しをされ、もう少し高くなると思います。私もこの条例提案のときに、19時までの提案をして18時半までは4月からする、19時までについては、町長が規則で定める日からするという条例を出してはどうかということを担当に申し上げておりましたが、やはり今、吉村眞弓美議員がおっしゃるように、スタッフの手配で、施設の手配でやはり十分対応できない心配があるということで、今回は18時半の提案をさせていただいております。  私、担当に申し上げておりますのは、施設が不足するというところもありますし、人の不足というのもございますので、この業務を学校、今の放課後子ども育成教室に限らずに、地域の公民館をお借りをしてでも分散をして、この放課後子ども育成教室の箇所数をふやしてもどうかということを申し上げております。需要の多いところは、その地域の公民館をお借りをして、できれば民間委託も考えて、できればそのNPOも立ち上げていただいているところもございますので、そういった方に担っていただけないのか、その協議もするように申し上げております。地域でそういった人材もたくさんおいでだと思いますので、御協力をいただいて子供たちがより自宅に近いところで、放課後子ども育成教室の場所があるというような形をとっていければというふうに思っておりますので、そのあたりは担当のほうで今研究をさせていただいておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 14番、青木君! ○14番(青木義勝君) これ料金5,500円、500円刻みで30分という設定をされてますけれども、おっしゃるとおりに、みんなニーズは、そりゃ何ぼで遅いほうがいいというのは当然保護者の考え方と思います。ただ公費でやっていることになるわけですから、そのことについてのきちっとした接点もつくっていかないかんわけで。そこで私は思いますのは、先ほど町長もちょっと触れられましたが、それを全体的に考えていこうと、いわゆる子育て支援。公でやれるべきところの公の線はやりましょうと。おっしゃるように民間、何時から何時についてのことについてはいうことも踏まえて、やっぱりすみ分けをしてやっていくということも柔軟性の持たせた取り組みになると私は思います。  そうなかったら、公で20時までとかいうことになれば、もちろん受益者になる人は当然ありがたがると思いますけれども、やっぱり税金の投入ということですから公平性の問題も踏まえて、よって思い切り角度を変えて考えていくのであれば、時間的なことについての民間の場所についても、人材についてもNPOも踏まえて、私はここをじっくり考えていかな、なし崩し的にやれる問題とは違うと思いますから、その辺は大いにきちっとしたことを精査して、今後取り組んでいただきたいと、こう思うわけです。 ○議長(笹井由明君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 今、まさに御意見をいただいた方向で、いろんな方面から研究をさせていただいております。費用負担についても、できれば公費と利用者半々ぐらいになるように基準を決めたいというふうに担当のほうは考えておりますが、そうしますともう少し増額をお願いしなければならないということになるわけでございます。香芝市さんもそのような考え方で、今料金を設定されているというふうにお伺いをいたしておりますので、この費用についての負担、そんなところもしっかり議論をしていきたいと思います。人材確保も多様な考え方で取り組んでいきたいと思います。 ○議長(笹井由明君) ほかにありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程11番、議案第66号、広陵町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) このたび指定権者が各市町村ということになるんですけれども、そういうことで、今後町の役割ということが広がっていく中で、こういった小規模な通所介護事業所については、一つとしては生活圏域に密着したサービスということと、そして二つ目としては、今後の地域包括ケアシステムの構築ということにつながっていくかと思うんですけれども、この地域という観点から今後介護というのは本当に公民問わず地域ということがキーワードになるかと思うんですけれども、今回の条例改正におきまして、住民利用者にはどういったメリットというのがあるのか、教えてもらえたらと思います。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) お答えをさせていただきます。  現在、条例で上げさせていただいております小規模の事業所につきましては、広陵町で町内で4件ございます。このことが地域密着型サービスになることによりまして、住民にとっては、とても身近な存在になるように考えております。そのことで、例えばいろんな面でも交流をさせていただくことを考えておりまして、条例の中でも運営推進協議会を立ち上げることを義務づけておりまして、その中でも広陵町の地域包括の考え方などもその事業所さんにお伝えをする機会もあるかと考えております。あと実地指導なり、監査なりも町のほうが主体となってやっていくことになりますので、お互い共存共栄という言葉に当たるかどうかわかりませんけれども、地元の事業所ということがより強く反映することで、今住民にとってはメリットがたくさん出てくるように今後やっていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) ほかにございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程12番、議案第67号、はしお元気村条例及び広陵町パークゴルフ場管理条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  5番、山村さん! ○5番(山村美咲子君) これ、香芝市の方が利用できるということで確認方法ですね、初歩的なことですけれども。それとはしお元気村で行われておりますいろいろな講座がございます。例えば元気の出る講座とか、そういう講座に関しても香芝市の方も参加できるのでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 廣橋事業部長! ○事業部長(廣橋秀郎君) 失礼いたします。  まず身分証明といいますのか、香芝市民であることの証明ということで、どういうふうに確認するかという御質問かと。その中で広陵町のパークゴルフコースでは、一応身分を証明できる免許証等々で住所の確認をさせていただきまして、それでのプレーというふうにさせていただいております。 ○議長(笹井由明君) 奥西生活部長! ○生活部長(奥西 治君) 今お尋ねいただきました講座に参加される方で広陵町の住民の方、それと香芝市民の方ですね、同じ扱いになりますかということでございますけれども、講座につきましては、町内の住民さんに限ってはないと思っておりますので、うちが募集させていただいた中でお申し込みいただいている中で、ちょっと私、具体的にはどの講座に町内、町外の方がお申し込みいただいているかちょっと把握できていませんけれども、そういう部分では、講座を受けていただくのは、値段設定としては分かれておりません。ただ、部屋の利用については、値段設定を町外の方は町内の方に対する1.5倍を御負担いただいているような状況でございますので、別に町内であっても町外であっても、今お尋ねいただいている部分については影響はないと考えております。 ○議長(笹井由明君) ほかにありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程13番、議案第68号、平成28年度広陵町一般会計補正予算(第3号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  13番、八尾君! ○13番(八尾春雄君) 認定こども園の費用が7億円余り計上をされております。このことについては、土地の取得のときから、この認定こども園ということが本当にいいかどうかというような議論を私たちはしてきておりまして、心配をしている点も多数あろうかと思います。今回こういう形で予算の提案があったわけですから、少し踏み込んで質問をしたいと思います。  保育園は御存じのように法律は、児童福祉法でございまして、保育所保育指針ということに基づいて運営をせよということが厚生労働省から指定をされているわけですね。それから一方、幼稚園のほうは学校教育法でございまして、幼稚園の教育要綱というものに基づいて運営をしなさいということになっているわけです。今回この二つの施設を一つに合体をしようというのが非常に大きな特徴になるわけですけれども、それぞれの指針なり、それぞれの要綱というのは、この認定こども園がスタートしてから生きるんですか。それとも御破算にして新たな指針が出るんですか。このことについて、現場の先生方、町の職員も担当部局もそうですけれども、どのような議論をされているのか。  私、もう一度平成28年3月に、パンフレットで出ております広陵町幼保一体化総合計画というのを読み返してみているわけですけれども、そこらあたりについては何度も同じような表現が出てくるんですけれども、法令上、この施設がどういう施設になるのかという定まった定式化されていないんですよ。せんだって、帯解認定こども園に、町の職員さん、事務局と一緒に議員も研修に出かけましたが、そこで伺った話は、もう大変なことでございまして、先生方のところ、保育士の方と幼稚園教諭の方で、なかなかこのことについての議論が一致点が見い出せないものだから、奈良教育大学の研究室に支援を求めて、ようやくこの事業が始めることができたんだと、こういうようなお話でございましたから、意見を申される方がおられるかどうかという点はあるかもしれませんけれども、対応するのが小さな子供たちのわけですから、そのあたり先生方も保育士さんも幼稚園教諭の方もやっぱり自信を持って接する必要があろうかと思いますので、私たちは何のためにこの事業に携わっておるのかということの根本がはっきりしないと、仕事にならんのじゃないかということを思っているわけです。  新たな方式化が出されたのかどうか。帯解のやり方がそのままこの広陵北認定こども園に適用されるとは私は思いませんけれども、職員さんの体制表なども見てみますと、よく似た体制表が出ていまして、時間帯によって仕事の仕方というか、仕事の目的が変わるんですね。朝の2時間と昼からの3時間では役割が変わるというのは非常に複雑怪奇な体制表になっているわけですよ。そういうことは余り考えない場合はいいですよ。だけど自分の仕事ですからね。それで、帯解の場合には抵抗があって、それで奈良教育大学の研究室まで応援を求めなければおさまりがつかなかったと、こういうふうに理解ができておるわけですけれども、その点でどのような議論を事務方がしておられるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) お答えをさせていただきます。  まず、認定こども園というのは、どういう位置づけに法令上なっているかというところでございますけれども、根拠となる法律につきましては、認定こども園法というのができております。幼保連携型認定こども園教育保育要領というものが国のほうから発行されておりますので、認定こども園を市町村がつくる場合には、これを基準につくれということでございますので、本町もこのものに基づいて担当のほうでつくっております。  それと幼稚園であったものと、保育園であったものが一つになるということで、混乱等ないのかというところの御質問がございますけれども、以前は文部科学省が幼稚園、保育園が厚生労働省という形でございましたけれども、今、内閣府というところがやろうとしてくれております。今、認定こども園自身につきましては、新たな教育施設というふうに認識をしておりまして、新たにつくり上げるものだというふうに考えておりますので、当初多少保護者様や子供さんに混乱が少しは出るかもわかりませんけれども、認定こども園というものを定着させていきたいというふうに考えています。現場の先生につきましても、園長・副園長勉強会を20回以上もう既に重ねております。融合、いろんなところの思いの違い等も解決すべきところも話し合いはどんどん進めておりますので、遺漏なく平成30年4月を迎えたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 13番、八尾君! ○13番(八尾春雄君) 現場としたら与えられた課題について、その枠内であることを大前提にして、どういうふうにするのかということを考えるのは誰でもやることです。だから一生懸命やってはるんだと思うんですよ。そうすると、今の答弁であれば、新しい制度でございますので認定こども園は。平成30年3月31日をもって、広陵北保育園における保育所の指針と、広陵北幼稚園における幼稚園の教育要綱ということについては、一旦御破算にすると。翌日4月1日から新しい認定こども園の仕組みで、哲学で運営するんですよというふうに聞こえるんですが、この二つの指針と要綱は、生きてるのか、生きてないのか答えてくださいと私質問したんです。生きているか、生きてないか言うてないから、もう一度言ってもらえませんか。生きているんだったら、その新しい認定こども園の運営の哲学とどういう関係になるのか、説明してもらわないと。そこが混乱するんですやんか。私たちは一体何のために働くんですかと。文部科学省は、その関係について類似点を指摘をし、相違点も指摘をしているんですよ。これ文部科学省のほうしか僕ちょっと調べてないものだからわかってませんけれども、双方がやっぱり心配をしているわけですから、だからこの広陵町の広陵北の認定こども園がどういう指針に基づいて、骨格に基づいてやられるのかという根本をお尋ねしているわけです。生きているんですか、それとも御破算ですか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 少し突っ込んだところのお話を質問されておるところなんですけれども、教育というものにつきましては、教育基本法第6条の学校教育を指して、幼稚園教育と同等のものであるというふうに書いております。保育というのは、児童福祉法でいう保育を必要とする子どもの保育のことであるというふうに両方の法律で定義はしております。このことを全て御破算にするという、法律上はそのまま残っておりますけれども、そのままでは認定こども園に対しての国のほうからのありようについては、市町村任せということになってしまいますので、先ほども申し上げましたように、認定こども園法によってどういうものを基準として持たなければならないかの基準が示されております。広陵町としましても、統一カリキュラムを作成するように今努力しております。統一カリキュラムにつきましては、畿央大学の准教授にも入っていただきまして、統一カリキュラムについて作成中でございます。来年の3月末、平成28年度末までには、それを統一カリキュラムを作成できるというふうに担当のほうから聞いておりますので、そういうものも指針として使わせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(笹井由明君) ほかにございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
     お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程14番、議案第69号、平成28年度広陵町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程15番、議案第70号、平成28年度広陵町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程16番、議案第71号、平成28年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程17番、議案第72号、農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程18番、議案第73号、財産の無償譲渡についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  13番、八尾君! ○13番(八尾春雄君) 治水工事をするために、国に対して広瀬川を無償で譲渡するという提案でございます。ここは治水と書いてあるんですけれども、この場合、この間ちょっと論議がありましたから、利水の場合は、これはどういう関係になるんでしょうか。現地の水利を使っておられる方々が町でそれなりの意見交流をして国に対してやりとりをするという関係になるんでしょうか。これはどこで、誰がどういうふうになるんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 廣橋事業部長! ○事業部長(廣橋秀郎君) 御質問の利水についてでございますけれども、現在の旧河川の広瀬川にも水門もございます。また、今回譲渡を考えておりますところの準用河川の部分にも井堰が2基ございます。それについては、農業施設として設置されておりますので、当然占用ということにはなってきませんでしたけれども、今回河川法の規定によって扱われることになりますので、その農業用施設については河川を占用するというような形になってきます。現在、町道にかかる橋につきましても全部占用許可というふうな形のものになってきまして、1級河川にかかる橋及び農業施設である治水施設というふうになってきますので、用途自身については、変更はございませんのでよろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程19番、議案第74号、町道の路線認定についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程20番、議案第75号、奈良広域水質検査センター組合を組織する市町村数の増加及び規約を変更することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程21番、議案第76号、奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び奈良県市町村総合事務組合規約を変更することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程22番、議案第77号、北葛城郡公平委員会規約を変更することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。
     それでは、次に、日程23番、一般質問を行います。  一般質問の要領については、さきの議会運営委員会において決定されました一問一答方式により行います。  まず、1回目の質問については、壇上より質問通告書内容により一括質問を行っていただきます。2回目以降の質問については、自席にて一問一答を行っていただきます。  なお、質問発言に回数制限はありませんが、次の質問に移った場合は、前の事項に戻ることはできません。また、各議員の質問及び答弁を含めた時間は1時間以内であります。理事者側からの反問については、議長の許可を得て行っていただきます。この場合の反問時間及び答弁時間は決められた1時間の制限に含みません。  議事進行の都合上、質問の要旨は簡単に、また答弁は的確にお願いをいたします。  それでは、質問の通告書に従って発言していただきます。  まず、奥本君の発言を許します。  10番、奥本君! ○10番(奥本隆一君) 議席番号10番、奥本隆一です。議長のお許しをいただきまして、今回3事項について一般質問をさせていただきます。  質問事項1でございます。  どうする!新ごみ処理施設の広域化に伴う「ごみ中継施設」。  広陵クリーンセンターが平成34年3月18日に操業停止を迎えるに当たり、本町も平成35年度開始予定の天理市が焼却施設などを新設するごみ処理施設の枠組みに他の2市6町1村と参加することになって1年が経過しました。それに伴い、ごみ中継施設の設置を検討されているが、その目的達成のための方策についてどのように考えているのか、お聞きいたします。  質問事項2でございます。  「特別史跡・巣山古墳」の外堤を遊歩道に。  広陵町観光案内図にお勧めウォーキングルートが掲載されています。神社仏閣古墳めぐりで約6時間で18キロメートル、古代伝承古墳めぐり約5時間で11キロメートル、古代集落めぐり約4時間で7キロメートル。それぞれ神社・仏閣・古墳に竹取公園・馬見丘陵公園等がコースになっています。身近な散策コースとして、四季折々に楽しませてくれる馬見丘陵公園と隣接する特別史跡・巣山古墳の外堤を遊歩道として整備し、祖先の人々に思いをはせる、そんなウォーキングルートにしてはどうでしょうか。  質問事項3でございます。これは副議長の立場上、議員各位を代表して、私が一般質問をさせていただきます。  山村町長、2選出馬は。  来年6月30日に1期目の任期満了を控え、対応が注目される町長選について、山村町長の心中思惑をお伺いいたします。  以上3問でございます。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) それでは、奥本議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  まず1番目、どうする!新ごみ処理施設の広域化に伴う「ごみ中継施設」ということについてでございます。  新ごみ処理施設の広域化に伴う「ごみ中継施設」の設置についての御質問でございますが、クリーンセンター広陵は周辺大字との協定に基づき、平成34年3月18日で操業を停止することになっております。それに伴う新たなごみ処理施設の建設に向けて、平成25年に広陵町ごみ処理町民会議を立ち上げ検討してまいりましたが、平成27年9月に天理市からの呼びかけにより、天理市内でのごみ処理広域化に参加させていただくこととなり、平成28年4月1日に天理市を含む10市町村により、山辺・県北西部広域環境衛生組合が設立され、現在、平成35年度の完成を目指し、事業を開始しているところでございます。  広域化参加市町村は、天理市内における交通環境影響軽減のため、ごみの運搬は大型車に積みかえ、西名阪道路を経由して行うことになっております。  現在、ごみ処理町民会議におきまして、ごみ中継施設建設の際のごみ搬出方法や新設と現施設利用の建設費コストの比較及び平成35年度稼働予定である天理市での広域化に向けてのスケジュールなどを示しながら検討しているところでございます。  町としましては、ごみ処理町民会議でしっかりと議論し、委員各位の意見を踏まえ、また、財政負担なども総合的に考え、検討してまいりたいと考えております。また、方向性が定まりましたら、議会と協議をさせていただきたいと存じます。  2番目は教育長がお答えします。  3番目、私の2選出馬についてのお尋ねでございます。  奥本副議長から私の任期満了に伴い、再度立候補するかどうかの意思確認をいただきました。町長に就任させていただいて3年半になりますが、任期が4年というのは長いようで短いというのが正直なところであります。「みなさんとともにいいまちづくり」をスローガンとし、政策を進めてまいりましたが、町行政は私一人で進められるものではなく、議会議員の皆さんとの御議論を通じての方向づけと事業遂行における御協力、町民の皆さんの御理解、職員が一丸となっての業務遂行、そして国、県、近隣自治体の御支援をいただきながら一体として進められるものであります。  広陵町にお住まいの皆様が安心して生き生きと暮らせる環境を整えることが求められており、私は「対話を重視すること」「コミュニティを大事にすること」「あたたかな政策を基本とすること」を政策の柱として進めてまいりました。  主な取り組み内容を申し上げますと、防災・防犯対策として役場庁舎や真美ヶ丘配水場を初めとする水道施設の耐震化、自主防災組織の充実、防災無線の整備、防犯灯・街路灯のLED化等が挙げられます。お年寄りや子供に対しては、公共交通広陵元気号の充実、認定こども園の整備、学校施設の整備、そして中学校給食を実現することができました。働く世代の皆さんには、農業塾の創設による農業技術支援体制の充実や企業誘致の推進を図り、住まいと職場が近い環境づくりに努めました。これらさまざまの施策を実行していく役場職員に対しては、地域担当職員制度と住民懇談会を通じて住民の皆さんの御意見を直に聞く体制を整えること、並びに職員への人材育成にも力を注いでまいりました。評価は住民の皆さんにしていただくものでありますが、一定の成果をおさめることができたと判断しております。  広陵町は、町としては人口は奈良県下で一番多い、約3万5,000人の規模となっており、活力あるまちであります。総合計画における住民満足度を見てみますと、満足度が高いのは、「公園、緑地の整備」「下水道の整備」「学校教育環境」「歴史的遺産の保存、活用」「消防、救急体制」「保健サービス提供体制」となっており、地方創生総合戦略策定に当たって聞いたまちの魅力については、「自然環境が豊か」「買い物の便がよい」「上下水道、ごみ処理などの生活環境施設が整っている」「歴史的遺産が多い」「道路、交通の便がよい」「子育て、教育環境が整っている」などが上位を占めており、住みやすいまちとして広陵町を選んで移住していただいていることが、今日までの人口増加にあらわれていると考えております。  これからの課題は何といいましても、クリーンセンターの操業期限に対応するごみ処理の広域化の推進、中継施設の整備があります。また、少子高齢化の進行による人口減少対策の地方創生総合戦略の推進が挙げられ、中でも企業誘致と移住、定住促進のためのまちのさらなる魅力向上、防災対策の推進、学校施設における教育環境の整備などを進めなければなりません。1期目で培いました経験、人脈を生かし、町民の皆さんとともに広陵町の魅力、活力を一層高めるために精進すべく、次の選挙に再度立候補させていただきたいと考えておりますので、何とぞ御理解のほどお願い申し上げます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) 松井教育長! ○教育長(松井宏之君) 奥本議員の質問事項2番目、特別史跡・巣山古墳の外堤を遊歩道にの御質問に対して、答弁としまして、まず冒頭に巣山古墳の整備の経緯を申し上げますと、平成12年から23年度までは、古墳の北側に当たる前方部と外堤の護岸工事を進める中にあって、発掘調査を実施し、出島状遺構、準構造船などの重要文化遺産の発見がございました。  今後の予定といたしましては、平成24年度から30年度までは、古墳の南側に当たる後円部と外堤の護岸工事を進め、平成31年度から34年度までの間で、外堤にベンチや説明板、園路を設置する計画を予定しております。  議員御提案のとおり、古墳の南側入り口は、馬見丘陵公園の園路につながり、外堤北西で公園と接続する園路を設置することによって、南北方向の動線が確保でき、見学者の増加が期待できるところです。  古墳見学につきましては、夏から秋にかけてマムシやスズメバチの活動期であるため、墳丘への立ち入りを制限し、冬季に限定して町の文化財ガイドが見学者を先導して案内する方針であります。  外堤は最大で30メートルの幅があることから、水際での散策路としてだけでなく、最終は1周約1キロメートルのウォーキング、あるいはジョギングコースなどにも利用できるような園路整備をして、活用を図ってまいりたいと考えています。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) 再質問願います。  10番、奥本君! ○10番(奥本隆一君) それでは、ごみ中継施設の2回目の質問をさせていただきます。  本町は、ことし、香芝市と広陵町で広域で中学校給食センターを建設、稼働させた経緯がございます。近隣市町村が、こうした広域で事業を行うことのメリットは、はかり知れないものがあると思われるんですけれども、現在ごみ処理町民会議において種々検討されていることとは存じますが、近隣の市町と広域で施設の建設を行うという考えはなかったのか、お尋ねをいたします。 ○議長(笹井由明君) 小原新清掃施設建設準備室長! ○新清掃施設建設準備室長(小原 薫君) 失礼いたします。ただいまの奥本議員の御質問にお答え申し上げます。  中継施設の広域化の考えということだと思います。ただいまごみ焼却施設は、天理市での広域化となっておりまして、議員おっしゃいますように中継施設の広域化というものをできればいいかとは思っております。しかしながら広域となれば、まずどこで建設するのか、ほかの市町村なら委員が広陵町では困るとか、さまざまな課題が出てくると思っております。  また、広域化を行いますと、ごみの収集車両や事業系、一般持ち込み系の車両もふえることと思っておりますので、問題も多くなると考えております。やはり町で収集したものは、町での施設で集めて天理市へ運搬するのが最良な方法だと考えております。  以上でございます。 ○議長(笹井由明君) 10番、奥本君! ○10番(奥本隆一君) 御答弁ありがとうございました。  町のごみは町内で処理する、これが原則ですかね。広域で天理で処理するのは、いかがなものかと思うんですけれども。  私、この広域ということで、以前に上牧町の町長に給食センターが広域でできたときに、上牧町さんとも何か広域でできたらいいなというお話を今中町長としたことがあるんですね。今、上牧町さんは既に既存の焼却場が老朽化のため運転を休止して、本年の11月からごみ中継施設を新設稼働されて搬入業者に運搬処理を依頼されておられますね。お手元に配付させていただいております、この間上牧町さんのほうから私、資料としていただいたんですけれども、この上牧町さんのごみ中継施設、この計画図を見ていただきますと、当初の計画地は、町民の賛同が得られなかったということで上牧町の所有地である現在の場所に建設されたという経緯があるんですけれども、この位置は、広陵町の牧野古墳の上田部奥鳥井線と香芝から連なる大谷奥鳥井線の交差点。ということは真美ヶ丘の北西の一番端から上牧のほうに向いて、下牧高田線を上牧町役場の方向へ走りますと、途中にはま寿司さんと、それから家具の赤や西大和店、そしてコメリ前を通ってジョーシン電気さんがあるんですね。このジョーシン電気の上牧店の真南向かいに位置しておるんですね。そして、北に行くと洋服の青山、そしてスーパーおくやまとこういった大型の商業施設が立ち並んでいる上牧町さんのメーン道路にこのごみ中継施設がつくられたんですね。  そこで私質問なんですけれども、この外から見た限りでは、このごみ中継施設とは気づきません。何と倉庫にしか見えないんですね。確認申請も倉庫扱いということで申請をされております。そして地元には、何ら補償問題も発生していないということなんです。誰しもが必要性は認識していても比較的好まれないこういった施設であっては目立たない場所に建設されがちであります。こうしたごみの搬出入に便利な幹線沿い、それもまちのメーン道路沿いでの建設についてどう思われますか、お答え願いたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 小原新清掃施設建設準備室長! ○新清掃施設建設準備室長(小原 薫君) 失礼いたします。  ただいまの御質問でございますが、上牧町さんのようなメーン道路沿いでの中継施設の建設については、どう思われているのかということでございます。  現在、定期的に開催しております、ごみ処理町民会議におきましても何点か大きなくくりとしまして、新施設の候補地と現施設を利用した場合等を比較検討させていただいて、それをお示しさせていただいております。その中で、新施設を建てるとしたならば選定条件としましては、協定を結んだ4地区以外のところと、進入道路工事の負担にならないところ、いわゆる幹線道路沿いというところと、あと施設の面積でございますが、最低でも1町、約1万平米ぐらいの一団の土地が必要であるというふうに感じております。また、さまざまな要件をクリアできる場所ならば、議員おっしゃるとおり可能ではあると思いますが、これも町民会議の中でさまざま議論をいただきまして、当然財政負担をも念頭に入れ、中継施設等の設置場所を決めていきたいと考えております。  また、一定の方向性が出ましたら議会にも協議させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 ○議長(笹井由明君) 10番、奥本君! ○10番(奥本隆一君) ありがとうございました。しっかりと検討をお願いをいたしておきたいと思います。  それでは、次に、国の特別史跡巣山古墳の外堤遊歩道についての2回目の質問をさせていただきます。  この国の特別史跡に指定されている巣山古墳なんですけれども、広陵町観光案内図のお勧めウォーキングルートにも入っておりますけれども、今の整備中の巣山古墳を見ますと余りお勧めできるような状態ではないので、一日でも早く整備をお願いをして、ウォーキングに来られる方々を楽しませていただきたいと思います。  外堤については、平成31年から34年度の4年間で整備をされるということですね、答弁をいただきましたけれども。1周約1キロメートルのウォーキングやジョギングなどにも利用できるような園路整備を考えているとの答弁をいただき、より楽しめる場所になるかと思っております。隣接する丘陵公園は、ウォーキングにはよいんですけれども、ジョギングには余り適していないように思われます。巣山古墳の外堤は、整備されればちょうど陸上競技場のトラックに見立てた感じで、ジョギングにも最適かと思われますのでぜひ進めていただきたいと思います。歴史とロマンの体感に広陵町は町外からも多くの方々がウォーキング等にお見えになります。私、今現在、ボランティアで牧野古墳と石塚古墳の草刈りを交互に月1回させていただいているんですけれども、先日、牧野古墳におりましたときに、古墳に来られたリュックをかけた10名のグループの方からお声がけをいただいたんですけれども、そして私、そのときにどちらから来られたんですかと聞いたんですけれども、大阪から来たんですと。そして五位堂におり立って、住宅街を通って、途中公園にあった観光案内図を見て来ましたとも話されたんですけれども、恐らくこれはかつらぎの道を通ってこられたんだと思うんですけれども、私は町には、ボランティアガイドもおられるので次回来られるときは事前に申し込みして、ガイドさんを雇われたらどうですかと言ったんですけれども、いや既にお願いをしているとおっしゃっておられました。  そこで質問なんですけれども、このお勧めのウォーキングルートが掲載されている観光案内図、私はこういったウォーキングのこういったチラシがあるのは知らなかったんですけれども、この広陵周遊マップというのは、これはもう私、職員時代から見ていたんですけれども、このウォーキングマップ、立派なものがあるんですけれども、知らなかったんですけれども。そこでこのお勧めのウォーキングルートが掲載されている観光案内図が町内で何カ所ぐらいあるのか、そしてどこに設置されているのか。たまたま大阪から来られた方は、そのガイド案内図を見たとおっしゃっていたんですけれども、何カ所、どこにあるか、またそして観光ボランティアガイドさんが何名ぐらい町で登録されているのか、これは男女別で教えていただければと思うんですけれども。  そして私も以前、旅行に行ったときに近江八幡を散策するときに、ボランティアガイドさんを雇ったんですけれども、後から帰るときに領収書を渡されたんですね、1,000円と書いていたんです。ということで、ガイドさん、ボランティアだから私は無償で案内していただけるのかという、そういう感覚だったんですけれども、広陵町の場合は無償で案内をされているのか、2点御質問いたします。 ○議長(笹井由明君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長(池端徳隆君) 数点お尋ねをいただきましたので、順にお答えをしたいと思います。  広陵町の観光案内図、今、議員おっしゃっていただいたようにかつらぎの道ということで、広陵町の庁舎の正面といいますか、前の道に広陵町観光案内図というところでお勧めウォーキングルート、下に載っております。それと箸尾の駅前につきましても同様のものがあるのかなと、そういう状況でございます。あと、広陵町のこの文化財の御案内をしていただく方の人数、正式には広陵町文化財ガイドの会という名称でございます。今現在、24名で1名がちょっと理由があって、おやめをいただいたということで、現在23名の方に活躍をいただいております。男性が18名、女性が5名という状況でございます。これはお尋ねではございませんが、大体前年でいうところの大体30組程度の御利用といいますか、興味のある方にしっかりとその史跡のことを御案内をいただいたというような状況でございます。  それとそのボランティアのお方のこれは交通費という考え方でございますが、ボランティアガイド1名について1,000円をいただいているというよう状況でございます。これにつきましても、高いか安いかというような考え方がございますけれども、何か参考といたしましてちょっと確認をいたしますと、奈良市のほうでは、おいでいただくお方、1人から100円をいただいているということで、当然10人で1,000円になるわけでございますが、広陵町の場合は、相手さんの御希望というのか、もちろん了解を得てやらせていただいております関係で、大体20名程度でボランティアガイド1人ということで御案内をさせていただいております。25名になったらどうさせてもらいましょうと、やはり二つに割ったほうが効率よくいけるというようなところで、そういうふうなお話で合意をいただいてやらせていただいているような状況でございます。このようなことで引き続き広陵町のいろいろ文化史跡について御案内をできればというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(笹井由明君) 10番、奥本君! ○10番(奥本隆一君) ありがとうございました。  当然、ガイドをしていただくんだから、交通費ぐらいは、これは当然妥当だと思います。やはりガイドさんがあるのとないのとでは、同じ回っていても全然違いますからね、説明を聞くとよりやっぱり残ってきますからね。そういうことでよろしくお願いをいたしておきたいと思います。  それでは、3番目、山村町長、2選出馬の2回目の質問でございます。  山村町長は、この40数年間の公務員生活で、学び得た知識と経験をもって平成25年7月に行政マンから政治家へと転身され、「みなさんとともにいいまちづくり」をスローガンに3年半、町長職を務めてこられました。私個人的には、まだ出馬当時には、公約もまだ道半ばかと存じます。1期4年間では、全ての公約を実現するのは厳しいかと思われます。町長の答弁の中でもいろんな公約、果たしていただいた給食センターとかいろいろ述べていただきました。ですから2期目において、残された公約の実現を私は望むものであります。広陵町民3万5,000人のこの乗客を乗せた巨大広陵丸のかじとりは山村町長にと多くの方々からそのようなお声もお聞きいたしております。  答弁では、2期目に向けた出馬を表明されました。恐らくマスコミは「山村広陵町長2選出馬へ」、または「2選へ山村氏立候補表明」と報道されると思います。ということで2期目の町政を見守りたいと思います。町長何かお言葉があればおっしゃっていただければと思いますけれども。 ○議長(笹井由明君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 副議長から激励をいただきました。ただ、行政は課題というのは尽きることがないというふうに思います。私は公約を掲げさせていただいた項目というのは一部だというふうに思いますので、任期4年務めさせていただいて、解決したものもあれば、新たに課題が生じたものもございますし、これからの広陵町の将来を見据えてまちづくりを進めるに当たっては、議員の方々も含めまして、多くの皆さんのお声を聞きながら政策を進めていくということでなければならないというふうに思います。これからも住民の皆さんの声をしっかり受けとめて、仕事をさせていただきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(笹井由明君) 10番、奥本君! ○10番(奥本隆一君) ありがとうございました。我々議員も、私を含めて一緒に頑張ってまいりたいと思います。  ということで、私の一般質問をこれで終わらせていただきます。 ○議長(笹井由明君) 以上で、奥本君の一般質問は終了しました。  しばらく休憩します。午後1時から再開します。     (A.M.11:41休憩)     (P.M. 1:00再開) ○議長(笹井由明君) 休憩を解き、再開します。  奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  午前中、八尾議員のほうから議会議員の議員報酬に関する条例の一部改正の影響額ということをお聞きをいただいておりました。申しわけございません、遅くなりました。  影響額につきましては、議員の皆様につきましては、4万600円でございます。それから副議長につきましては、4万4,660円、議長におかれましては、5万2,780円という形になっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 御苦労さま。  それでは、午前中に引き続き、一般質問を続けます。  次に、吉村君の発言を許します。  7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) 議席番号7番、吉村裕之でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、御質問させていただきます。前回に引き続き3回目の一般質問となりますが初心を忘れず、誠実に精いっぱい頑張ってまいります。
     質問の前に、6月議会で一般質問させていただきましたふるさと納税についてですが、広陵町みどりのふるさと応援寄附金が12月7日にリニューアルされ、バラエティに富んだすばらしいできばえとなっていると感じております。ふるさと納税の本旨を押さえながらも多くの皆様に広陵町の魅力をアピールできるよう期待しております。  それでは、質問事項1番でございます。  子供たちの心を育てる文化活動の普及について、お伺いいたします。  来年、平成29年は、第32回国民文化祭、そして第17回全国障がい者芸術文化祭が奈良県で開催され、本町もこの実りある祭典に積極的に参加される予定であると伺っております。文化祭の本旨はさまざまな文化活動に親しんでいる愛好家や団体が成果を発表、披露、そして交流する文化の祭典で多岐にわたる企画が地域の住民と観客の参加のもと、互いに文化活動に触れ、会得し、伝統文化を見直す機会にしようとするものであります。文化などは長く継続されてきたことで成り立ったものであり、またそれを守り続けていくことが最も困難なことでありますが、今日まで継承され残されてきたさまざまな文化芸術をさらに発展させ、広く宝として受け継いでいくことが今を生きる私たちに求められています。本町としましては、これをイベント的、打ち上げ花火的にただ消化するのではなく、この文化祭に町民の皆様も参加することで、これからの広陵町のひとづくり、まちづくりにどのようにつなげていくことができるのかを考慮し、文化的、芸術的に有意義な取り組みを実現させ、これを機会として独自の果実をつくり、残していかなければなりません。  本町では、第4次広陵町総合計画の第3章、文化の薫り高いまちづくりにおいて、学校教育の充実、生涯学習の推進、スポーツの振興、文化芸術の振興と文化財の保存活用、青少年の健全育成を掲げ、子供たちには多様な人間関係や活動を通して、生きる力と豊かな人間性を育み、教育資源を生かした体験的活動を取り入れた特色ある教育活動、また多様な文化芸術を鑑賞する機会と活動成果を発表する機会の充実、主体的に学び、社会に成果を還元し、社会全体の持続的な教育力の向上を図る知の循環型社会の構築を目指しております。この文化の薫り高いまちづくりは、単に文化的資質のことだけではなく、自分と向き合い、他人を思いやる心といった人間形成にもつながるものであり、心と知識が循環するまちづくりでもあります。そういった意味では、子供たちにとって教育と文化活動は一体であり、だからこそ子供たちには一層文化に親しみ、実践し、身につけ、心と知識を受け継いでもらいたいと願います。  そこで3点お伺いします。  一つ目といたしまして、定住促進プロジェクトを進める広陵町としては、住みやすさ、また子育てしやすい環境をつくることが課題となりますが、多くの人に広陵町の文化的・芸術的魅力を感じてもらうために、どういったコンセプトで国民文化祭等に臨まれる予定をされているのでしょうか。  二つ目といたしまして、企画や運営は行政主導、または住民主導で進めるのか。また、一過性のイベント的なものとするのか。または、未来を見据えたひとづくり、まちづくりの契機としてされるのでしょうか。  三つ目といたしまして、子供たちにこそ、文化活動を通して思いやりの心を育むとともに、国民文化祭等が文化の普及の機会だと考えますが、未来を担う子供たちの育成という観点から、この文化祭ではどのような成果を目標とされるのでしょうか。  質問事項2番でございます。  広陵消防署訓練場への消防車両等の進入路確保についてお伺いします。  現在、広陵消防署東側にある訓練場への消防車両等の進入は、消防署より柳板大谷線を東に約180メートル進んだところで北進し、疋相区内の住宅地を通過し、訓練場の入り口まで約290メートルの経路となっております。この経路間は、消防署員によって事故防止や安全確保のため誘導員を配置していますが、経路となっているのは、一般住宅地の狭い道路であり、子供や高齢者等の通行、また通学路でもあることから大型の消防車両がほとんど毎日通過することは非常に危険であり、同時に一般車両の通行にも支障を来しているという声が聞こえております。  また、特に最近消防車両等の通行回数や台数が増加しているということで、より住民への危険が伴ってくるのではないかと考えられます。もちろん住民の皆様は消防署員の日々の消防活動や訓練活動には十分理解をされ、訓練の様子を見て安心感を得ることもあるようですから、万が一事故等があってからでは、また最悪の事態は避けたいと危惧されているのが現状でございます。  お伺いします。住民の皆様が危惧されているこの問題は、大型消防車両等の訓練場への進入経路の問題と考えられます。地理的に考えますと、訓練場は柳板大谷線に面しているため、直接、柳板大谷線から訓練場に消防車両等を進入させることが理論上可能な場所にありますし、そうすることで事故等を未然に防げ、住民の安全も確保できるとともに、公用車両による事故等の発生を防ぐことにつながります。子供や高齢者など住民の安全性と消防署員の訓練の効率性、利便性を考慮した上で、この問題をどのようにお考えでしょうか。  質問事項3番でございます。  柳板大谷線道路維持管理について、お伺いします。  柳板大谷線全体が老朽化により路面が波打ったような箇所や補修、埋め立て等によりくぼみや段差が連なる箇所などが多数見受けられます。特に馬見南1丁目から東、疋相区に入ったあたりから一層激しくひび割れやマンホール等のふたと道路の段差、各種工事後の部分的埋め立てや舗装による継ぎはぎの段差、くぼみや凹凸が車両、側道及び歩道の至るところで存在しております。危惧しますのは、自転車や原動機付自転車は、特に凹凸が激しい車道端を通行するため、段差等によりタイヤがとられ、転倒することや段差での衝撃等により運転不能状態となる可能性が十分に考えられる路面状態であるため、かなり危険です。また、当該道路は、車両通行量も大変多く、自動車の法定速度は時速60キロであることから、自転車や原動機付自転車だけではなく、自動車にとっても非常に危険な状態でありますが、この状態は数年続いております。  お伺いします。  現在の柳板大谷線の路面状況を把握されているのか。また既に路面補修する予定があるのでしょうか。  質問事項4番でございます。  利水の目的が消滅したため池の有効活用について、お伺いいたします。  平成28年第2回定例会の一般質問において、ため池とその周辺土地を含む有効活用について、質問させていただいたところ、町長から利水の目的が消滅したため池は、他の用途の供することは可能であると考えられますので、ため池周辺を含めた土地利用に合った整備事業計画が生じた場合は、ため池管理者、地域と協議しながら進めていくとの答弁をいただきました。疋相区にあります廟谷池は、利水の目的が消滅したため池になっており、現在は、町で管理されていることから周辺住民の皆様からの声に町が対応していただいており、また定期的に衛生面での配慮や草刈り等を実施していただいている状況であります。以前から私も周辺住民の皆様からの声をいただき、廟谷池を地域の皆様にとって、例えば道路で遊ぶ子供たちのための公園や住民の憩いの場などに活用できるような計画をどのようにすれば立てられるのかを相談させてもらっていたところですが、この廟谷池にこれまでかかった管理コストと、また今後の維持管理コストを考えた場合、住環境整備や住民の集える場、子供の遊び場の確保など有効的な活用を進めるべく何らかの対応が必要かと考えます。  お伺いします。  現在、関係者との話し合い等が行われているのか。また現状のままで町が管理していくのか。また有効活用に向けた予定があるのでしょうか。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 吉村議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  1番目は教育長がお答えをいたします。  2番目の広陵消防署訓練場への消防車両等の進入路確保についてでございます。  平成26年4月、奈良県広域消防組合が発足いたしまして、構成市町村である37市町村の119番通報は、橿原市にあります消防本部の通信指令センターに移行されました。このことにより、広陵町管内においても広陵消防署だけでなく、隣接市町の消防署からも出動するなど特に火災時には広域化のスケールメリットを生かした消防力となり、隣接署との連携がますます重要となっています。また、より一層の消防・防災力の充実のため、消防団との連携強化も必要となってきております。  このような状況の中で、消防署員や消防団員は、住民の生命や財産を守るため、災害現場において適切かつ安全に活動するための訓練を重ねており、隣接署や消防団とも連携し、円滑な消防活動が実施できるよう消防車両等も参加して合同訓練を繰り返し実施されております。  吉村議員御指摘のとおり、広陵消防署の訓練場へは疋相区内の狭隘の生活道路を通過することとなります。また、近年では周辺に住宅開発が進み、当該道路を通行する車両もふえております。  御提案いただきましたように、柳板大谷線から直接訓練場への進入路を確保すれば、より安全に通行できると考えられますが、一方で費用負担の問題も出てまいりますので、関係機関とも十分協議してまいります。  3番目の柳板大谷線道路維持管理についてでございます。  御質問にあります町道柳板大谷線の真美ヶ丘地域外の疋相区域につきましては、過去に北側車道及び歩道の舗装打ちかえを実施しておりますが、議員も御存じのとおり、道路両側におきまして、住宅地開発やさまざまな建築物が建設され、そのたびに上下水道管を埋設のため、道路掘削が行われ、その部分の舗装修繕を施工した経緯がございます。  議員御指摘の路面状況につきましては、確認しており、舗装修繕の今後の予定につきまして、本年度は上下水道部施設整備課において、避難所であります広陵西小学校への上水道管を耐震管に入れかえるべく、町道広谷秋廻り線交差点から広陵西小学校へ曲がる3差路までの間の布設がえ工事を実施し、当該工事で掘削した部分につきまして、舗装の復旧工事を予定しております。  全面的な舗装復旧につきましては、平成29年度で工事の実施を計画しておりますが、工事期間中はもちろん段差等舗装修繕について十分配慮しながら進めてまいります。  今後、上水道工事及び舗装復旧工事につきましては、周辺住民の方や道路利用者の方には工事中大変御迷惑をおかけしますが、いましばらく御理解、御協力いただきますようお願いいたします。  4番目、利水の目的が消滅したため池の有効活用についての御質問でございます。  議員おっしゃるとおり、疋相区内の廟谷池は、町道柳板大谷線南側の住宅地開発時に水利権を放棄されたと聞いております。廟谷池周辺の土地利用は、住宅や店舗によって形成され、多くの住民の生活の場所へと変化してまいりましたので、周辺住環境の維持保全、景観に配慮するため、ため池を埋め立て当該土地が有効利用されるまでの間の管理について地元区及び以前からかかわっておられる地元水利組合と協議を進めております。  管理につきましては、当面は町において周辺環境に配慮しながら実施してまいります。  また、当該土地の有効利用の方向でありますが、以前お答えしたとおりで、地元では売却して金銭で分配するという意見と地域のために有効活用してはどうかという意見があり、町としては地元の意向に十分配慮してまいりたいと考えております。議員の御助力もお願いをいたします。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) 松井教育長! ○教育長(松井宏之君) 吉村議員の質問事項1番、子供たちの心を育てる文化活動普及についての御質問に対しまして、答弁としまして、3項目の御質問をいただいています。「第32回国民文化祭・なら2017」は、平成29年9月から11月にかけて行われる催しで、全国から文化活動に親しんでいる方々が集結する「文化の祭典」と言われております。また、「文化の国体」と言われるとおり、1986年の東京都から始まり、各県持ち回りで開催されており、ことしは愛知県で開催されました。  今回、全国で初めて「第17回全国障がい者芸術・文化祭なら大会」と一体開催されることになり、非常に意義深い催しであると受けとめております。  これまでの国民文化祭では、それぞれの県の文化や歴史に根差したさまざまな取り組みがなされており、奈良県でも「日本文化の源流を探る」「文化の今を楽しむ」「文化芸術立国の礎を築く」「障がいのある人とない人の絆を強く」、この4つのテーマに基づく事業を展開することが決定しています。  そこで、御質問の1点目でございますが、広陵町では、県のテーマに沿いながら、それに加えまして、「広く一般の皆様に、文化や歴史の楽しさを実感できる場と、質の高い文化・芸術に触れる機会を提供する」ことを骨格に捉え、事業を展開したいと考えております。  広陵町の、ひいては奈良県の文化意識の高揚を図るため、関係機関と連携しながら進めてまいりたいと思います。  次に、質問の2点目でございますが、企画・運営につきましては、関係団体の代表者の皆様による「広陵町国民文化祭実行委員会」を中心に進めてまいります。これまでに2回の委員会を開催いたしましたが、各団体の意見を集約した活発な意見交換をいただいております。今回の国民文化祭では、「文化歴史ゼミナール」と銘打って、著名な講師による講演会を開催し、「ジュニア古代体験」「伝統文化ワークショップ」を柱として内容を拡充し、かぐや姫まつりのイベントにおいてもプロの和太鼓集団である「舞太鼓あすか組」と「広陵金明太鼓」の和太鼓の競演を企画して、参加者の皆様にイベントとしての楽しさも感じていただきながら、文化や歴史に触れるファーストステップを提供できればと考えています。  最後に、御質問の3点目でございますが、今回の国民文化祭は、先ほども申し上げましたように、子供たちを含めた全ての参加者の皆様に広陵町の豊かな歴史や文化に触れていただく足がかりにしていただきたいと考え、さまざまなワークショップなどを計画しております。  参加者の皆様に御自分の判断で、御自分のペースで文化に親しんでいただく国民文化祭をそのスタートにしたいとの思いでございます。  なお、国民文化祭に特化することなく、現在、中央公民館でも子供たちの育成という観点から文化、芸術、礼儀作法などを知り、体験してもらう「子ども絵画教室」「生け花教室」「尺八・お琴教室」「子ども囲碁教室」や「将棋大会」などの事業を年間を通して実施しております。  これからも子供たちが自分に適したものを選択し、深めていくことができるような事業を計画し、展開してまいりたいと考えています。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) それでは、項目ごとに再質問願います。  7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) 御答弁ありがとうございました。  それでは、順に再質問させていただきたいと思います。  初めに、子供たちの心を育てる文化活動の普及についてですが、やはり文化などに触れる機会の提供、そして文化に親しむ、深めていくことが大切になるということになりますが、子供たちのことでいうと、文化活動として何をするかということではなく、文化活動を通して、そこから何を得ることができるのかということが問題になってくるかと思います。例えば、真美ヶ丘第二小学校や北小学校では、6年生の授業で茶華道のうち、茶道を2時限分体験します。日本文化の特徴は、相手に喜んでもらうという意識、心配りが端を発して成り立っているものが大変多くあります。茶華道とは、茶道と華道のことですが、大変多くの流派があり、本町の文化展覧会では、表千家、裏千家の方がお茶を入れてくださっておりますが、茶道では100から500あると言われ、華道では池坊、草月、未生、小原、御室、嵯峨御流、山村御流など150あると、確かな数字ではないかもしれませんが、あるということです。そしてこれらの真髄は、人の道、全ての人をもてなす心、思いやりの精神から成り立ち、自然の中で自然体で美しいものを美しいまま皆さんに美しく感じていただく、そして喜んでいただく、その方法の一つが茶華道であり、外には自然の流れに即した作法として、また作品としてあらわれ、目にすることができるものとなります。うちには、思いやりの心となります。思いやりの心は社会で生きる要素でありながら、今現在欠けている部分でもあります。ですからこそ、次代の担い手として健全に育成されようとする子供たちにこそ、これらを会得させていくことが教育の土壌としても本当に意義があることだと考えます。  ここでお伺いしたいのは、子供たちが文化活動を通して学び、外形だけではなく、心を受け継いでいけるような継続的な機会と、それをサポートできる指導者を含めた体制づくりについては、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長(池端徳隆君) お答えを申し上げます。  まず現状でございますが、町内の小学校では、全ての学校で文化活動というものを実施させていただいております。内容といたしましては、外部講師を招いて、6年生を対象にした伝統文化の知識を深めるということで、議員も今おっしゃっていただきましたようなお茶の作法やたて方など、実際に体験というところでさせていただいているものでございます。  それとほぼ高学年が対象になりますけれども、お琴や尺八の演奏を鑑賞して、実際に尺八を演奏する体験もさせていただいているというような状況でございます。ほかにも音楽会の時間を中心に和太鼓や三味線などの和楽器の演奏を聞いたり、演奏の体験をするという取り組みでございます。中学校においても同様に演劇鑑賞や琴の演奏体験など、こういったところをさせていただいているところでございます。  今、教育長の答弁にもありましたように、中央公民館におきましては、子供たちを対象に生け花教室や尺八、琴、子ども囲碁教室、将棋というような催しといいますか、そういう教室も開催をいたしております。議員おっしゃるように、その体制づくり、非常に大切だと考えてございます。何を体験できるかというところで、思いやりの心、学校の規範教育、それと通ずるものもあろうかと思いますが、やっぱり昔からある、こういう伝統的なもの、もてなしの心、お茶の一期一会とかいうようなこともここら辺から来ているという、子供にもそういう認識を持ってもらうようにするという、そういう体制づくりに今後も努めてまいりたいと考えてございます。  学校だけでなく、そういう地域でも申しましたような文化活動、子供たちが伝統的なそういう芸術に触れるというか、鑑賞したり体験するという、そういう取り組みについて、何がしか学校のほうとも協議をしながら取り組みをさせていただくというところで考えてございます。一応お答えをさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) 7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) ありがとうございました。やっぱり心という部分が教育にとりましても人間形成にとりましても大変重要な部分であると思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、2番目の広陵消防署訓練場への消防車両等の進入経路確保について、質問いたします。  答弁と重複するところもございますが、広陵消防署に行き、現状を6点確認してまいりました。その結果、一つ目としまして、広陵署単体では、ほぼ訓練が可能な時間に疋相区内を通行している。二つ目、平成26年4月より奈良県広域消防組合になってからは、広陵署だけではなく、高田、磯城、西和の各署も当該訓練場を使用するようになった。三つ目としまして、平成28年1月から11月25日までに、他の消防署単体では25件、広陵署を含む合同連携訓練が25件あった。4番目としまして、通行台数は、訓練可能な時間帯に消防車両1台ないし2台、及び附属車両、また合同訓練の場合、消防車両は10台以上となり、また附属車両や関係車両が通行する。5番目としまして、広陵署の訓練場は敷地が広く、周囲に高層建物もなく、訓練に使用できる池が隣接し、訓練棟は、はしご登はん、引き上げ救助、ロープ渡河の訓練、倒壊建物救助訓練ができるなど、訓練環境が整っているため、他の署も使用するということです。そして6番目としまして、奈良県広域消防組合となり、他の消防署とのさまざまな意思疎通を踏まえた連携や合同訓練が重要になっているということがわかりました。  このように、広陵署だけでなく、他の消防署の車両が頻繁に、また車両台数も多く疋相区内の狭い住宅地内を通行し、またこの経路以外に進入路はなく、消防署員も誘導員等を配置していただいておりますが、住民への危険も増しているというのが現状でございます。子供や高齢者などの住民の安全性は本当に大事なことでもありますし、また、訓練中の出動要請もあり得ますので、より消火活動が迅速に対応できるよう検討する必要もあるかと考えます。住民の通行も消防活動もともに安全、安心のまちづくりということでは同じです。費用負担は大きな問題ではありますが、考えなければならない点だと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 吉田総務部長! ○総務部長(吉田英史君) 失礼いたします。吉村議員の再質問のほうにお答え申し上げます。  広陵消防署の訓練場につきましては、議員おっしゃるとおり広域になってから回数というのはふえてきております。11月末までに約50回ふえた分といたしましては、隣接署、それから隣接署との合同訓練として約50回ふえてきております。回数としては、11月末までに約50回ですので、6日に1回ぐらいの平均ということになるんですけれども、赤い車で非常に目立ちますし、大きな車でもありますので、通行の妨げとなっていること、迂回しているのも確かです。  今後、柳板大谷線からの進入について検討するに当たりまして、当該部分につきましては、消防署の庁舎の東側の高低差が低いところでも大体2メートルぐらいございます。盛り土をするという必要もございますので、そのあたり一度町のほうで設計をしてみて、どれぐらいかかるのかどうか。舗装をどうするのか、擁壁をどうするのかという問題も出てきますので、一度設計した上で、費用を出して、そのあたりをもって関係者と協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) やはり最後言いましたように、やっぱり住民にとっての安全、それからまた消防署によってのそういう活動の迅速ということがやっぱり一番安全、安心のまちづくりにも重要になってくるかと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、3番目の柳板大谷線道路の維持管理についてですが、この柳板大谷線は、広陵町のメーン道路の一つであり、また県道田原本広陵線を通り、広陵町の正面玄関である役場前に直接通じる道路であることも考える必要があるかと思います。住宅開発やさまざまな事情で上下水道管の埋設のための道路の掘削が行われるのは当然のことなんですけれども、その都度フラットに舗装修繕すればいいだけのことかというふうに仕事ながら考えてしまうんですけれども、通行者の安全という視点からは、本町の町道や町が管理する道路における路面の維持管理及び補修等の判断はどのようにされているのか、お教え願えますでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 廣橋事業部長! ○事業部長(廣橋秀郎君) 今の御質問の町道の維持補修の基準ということでございますが、その部分につきましては、過去に一定規模以上、一定の幅員以上の町道につきまして、路面の性状を調査する自動車を走らせております。その中でわだち掘れでありますとか、ひび割れ率、そういう部分について調査を実施しておりますので、悪い部分については、そういう評価の出ているところから計画的に舗装修繕の面的な整備は実施しております。ただ、今議員おっしゃっておられますように、工事の際にできました、そういうでこぼこでありますとか、舗装の段差の部分につきましては、歩いての部分について、段差が危険な部分については対応しておりますが、今、柳板大谷線につきまして、今回上下水道部のほうで工事予定がございますので、それが終わり次第、全面的な舗装の修繕を計画してございます。 ○議長(笹井由明君) 7番、吉村君! ○7番(吉村裕之君) 柳板大谷線は、私も原付でよく通るところですので、やはり最高速度が30キロで自動車は60キロということですので、どうしても車道の端に寄っての走行となります。本当に段差が危ないという、ハンドルがとられることが本当に多いので、ぜひとも平成29年度に全面舗装していただくということなんですけれども、今後この道路だけじゃなくて、ほかの道路であったとしても、そういう工事があった場合、周りとの地面との高さを合わせていただいて、フラットにしてもらうということがやっぱり安全につながることかと思いますので、その点よろしくお願いいたします。  また、道路は町の発展のかなめでもありますので、またよろしくお願いいたします。  そうしたら、4番目の質問に移らせてもらいます。  利水目的が消滅したため池の有効活用についてなんですけれども、疋相区や水利組合、周辺住民の皆様にはそれぞれのお考えがあるかと思います。繰り返し今、定期的に草が伸びて、いろんな鳥が来る、かわいらしい鳥だったらまだあれですが、余り鳴き声がよくないような鳥が来たりとか、衛生面でも非常によくないという声もあって、その都度、町のほうで定期的に草刈りをしていただいているんですけれども、繰り返しこういった発生する維持管理コストを考えますと、やはり一時的に費用はかかりますが、答弁にもいただいたように、埋め立てておいて管理しやすい状態でしておいた上で、例えば子供の遊び場などの有効活用がすぐに実施できるような状態にしておくことが肝要かと考えております。  また、最後に議員の御助力もお願いしますという言葉を頂戴いたしましたので、住民の皆様にとっても、本町のまちづくりにとっても有効な活用ができるよう精いっぱい頑張らせていただきますので、協議等いろいろございましたら、またお声がけいただけたらと思います。  以上で終わります。 ○議長(笹井由明君) 答弁はよろしいですか。 ○7番(吉村裕之君)はい。 ○議長(笹井由明君) 以上で、吉村君の一般質問は終了しました。  次に、坂口君の発言を許します。  8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) それでは、質問をいたします。  1番目、町職員のラスパイレス、郡内一だが、郡内一のサービスと業務効率化の進みぐあいはどうかということでございます。これは新聞に出ていたんですが、現在、人口は3万5,000人、これが町の人口ビジョンによると2040年は2万8,678人、このように減ってくるという将来の見通しがございます。町職員、旧ラスパイレスケースは、平成27年度で98.4と。隣の大和高田市は96.9と、葛城市は聞いてますね、94.幾ら、上牧町は90.1、河合町が90.1、王寺町は96.6ということで、県内一ではないんですが、市がございますからね、ほぼ県内では優秀やろうと、郡内一でございます。優秀な職員をそろえているということであります。やはり優秀な職員をそろえています。人口減、これから町の人口も減ると、そういうことになります。高効率の運営も必要になる。議員の削減も必要だが、町は郡内一にふさわしいサービスを提供する義務があるが、予算計画を今立てていると思います。年末一生懸命立てていると思いますので、その辺の郡内一のサービスと、これからの効率化と進みぐあいはどうですかということであります。  2番目、災害対策用の緊急放送、運用基準はどこに置くのかを問うということであります。  地震が続いております。この間も11月19日、私も広陵におりました。ぐらっと来て、広陵では震度4でありました。緊急放送で何か言われるのかなとちょっと注視していたんですけれども、何か言われましたか。なかったんですよね。私もちゃんと町内にいてたんですよ、耳を立ててどうかなということになりました。何もなかったと。かなりの揺れを感じまして体感できたので、何らかの注意を発したほうが町民も安心するのではないかということです。町内全域に放送設備を高いお金をかけて設置しました。いざ本番用にこういう練習ばかりじゃなくて、いざぐらっと揺れたときに、今、どんなんです、こんなんですと、幸い何もないですよとか、こういうふうな放送をしたら安心するんじゃないですかということで、考えはどうかということです。  念のため私ちょっとそこに判例集を、町の歴史をちょっととってきて、災害会見を見ても、広陵町災害対策本部条例とか、防災会議条例と、こういう条例は決まっているんですよ、どうする、こうすると。これちょっと見ても実際具体的に何度時やったらちょっと緊急はどうするとか、この辺もやってあげたほうが安心するん違うかなと。私も行ってたときに、やっぱり何かあって町では災害出ないけどどうです、こうですと言ったら安心するん違うかなということで、ちょっと捉えました。  ただ、あそこの福祉センターのトイレを使っていたんですよ、いや、私ですよ。ほんなら出れへんようになって、ぐらっと来てびっくりしました。だから何か言うんかなと思っていたんですけれども、何もなかったんですね。ショックでぱっと閉まってしまったんです。屋上にタンクがあるんですよ、福祉センター。それが閉まるということは、下の水は流れへんねん。それでトイレも流れへんのよ。そのうちレストランあるんよ、レストラン。水も出えへん、トイレも流れへん、水も流れへんとなったら、どないなったんやろと、こういうふうな、私が一番そういうのを思いまして、ちょっと怖かったので早速ちょっとこういうところにもちょっとしっかりそういう運営のことを書いといてあげて、放送でもあったら安心するんちゃうかなと。水道の業者です。すぐ来てました。その辺はごっつい連絡が早かったです、ちゃんと来てました水道業者。来て、早く見てと言って見てました。だって、あそこはお風呂あるし、福祉センターやもんね。そんなもんトイレの水出えへん、詰まってしまったらどないするねんというような話がありますので、その辺からもちょっと放送でもあったら安心するかなということを思っております。
     続いて、ちょっと3番と4番、入れかわり、チェンジをやっています。  3番、香芝市との相互連携協定の拡大を進めていくべきだが、考えはということです。  今回、香芝市の駐輪場、プール、これを市民並みの金額で利用できるようになりましたと。効果としてプラスマイナス、年300万円ぐらいは広陵町はちょっと得になるんちゃうかと、こういうようなことを資料に出してもらっています。30年ほど貸したら9,000万円、このぐらい益になるかなと、こういうことです。広陵町の人口、最初に言ったですが、当然よそも人口推計は大体こうなるという感じなんです。県内では香芝市だけです、ふえるのは。あとは全部減っていくねん、どんどん減っていきます。もう隣なんか1万人ぐらい減るとか、どんどん減っていくんですよ。当然こうなっちゃうと、香芝市だけがまだちょっとふえていくという、こういうふうな見込みですので、当然国レベルで市町村合併、こんな話もまた出てくると思います。そんなん財政的に大変やと。そういうときにも、やはり香芝市とひっついているほうが何かと、別に上牧町とひっついているんですよ、向こうは1万何ぼと、こうなってですね、やはりそういうときは大きなところとひっついておくと、こういうことが非常に重要なことですので、この連携を進めておくと。向こうのお車もこっちに入ってくるとか何かそういうことも。向こうはタクシーでデマンド、こんなこともやってますからね。こういうことも提案して。私は香芝市との合併推進派なんですよ、1人だけでしたけれどもね。そういうこともちょっと頭に入れて、連携を強めてもらったらうれしいかなと思います。必要でありますが、考えはどうですかと、こういうことです。  4番、ことしの学力テストの結果をどう見るかを問うということで、皆さん方のお手元にも配っておいてもらっています。ここでは、広陵町はすごいですよ、県下一。これは誰に自慢してもらっても、これはとにかく抜群の中学生の成績、県下一。これはもう全ての科目、国語だろうが、数学だろうが、こういうふうになっています。本町の前年度の理科も結果も出たんですけれども。しかし、国語とか算数に比べると、どうも理科が全国トップから大体5ポイント以上の差がちょっとつけられていると。その資料には理科は出ていないんですけどね。今回、畿央大学の理科の准教授、奥田先生、教育委員会に皆さん方この間やっていたのは、あれは理科の先生なんですわ。理科教員、理科教師を要請する、理科の先生、准教授、このような方を迎えて大いに期待しています。今の数字見ていただいたら中学校の成績は県下でもトップです、心配しなくてもトップです。奈良県の上位だと安心するのではなく、本町の教育環境や優秀な教員の配置など、ここからしたらこれは当然全国トップを狙えるんちゃうかということです。不本意であるというこのぐらいの意識を持って、教育長には教育行政を進めてほしいと。今回の結果をどう評価しているのかを問う。  また、人口減と教育の段差解消に向けて、教育の段差解消というのは小学校から中学校に進むときが教育の段差と言うんですけれども、ちょっとなれないところに行くとか、ちょっと6月ごろに何やらとか、これは教育の段差と言うんですけれども、今県内で進んでいるのは小中一貫制、これは必ず御所市でも小学校1校、中学校1校、小中一貫制ですわ。こういう話がどこでも今叫ばれて、もう生駒市は実際校舎を建てているんですよ、やっています、生駒の市長さんがそういう考えで、小中一貫制と、こうなっているんですよ。やはりこの辺は真美ヶ丘でも小中一貫制、ちょっと小学生が減ってきまして、寂しいことなんですけれども、そろそろ真美ヶ丘あたりから小中一貫制なんていうふうなことが出たら、県内の教育会の広陵町は教育をリードできると思うんですよ、これからはこういうふうにやっていったらどうですかということですね。そろそろその辺から、できるところからも検討スタートがちょっと必要ではないでしょうかということで、そこに人口がこれだけ減ってくるということで書いてみました。  県下の教育行政とか、たまたま私、教育大行ってるでしょ、ほんなら県下の優秀な先生、現職の先生を推薦で教育大の大学院に来ているんですわ。それで顔を合わすんですけど、先生どこから来てますかと言ったら、奈良市、生駒市、御所市と。広陵町はと、ちょっとまだ会ったことなんですよ。確かにいいです。優秀な先生を、それが将来の県の教育委員会の、もう30代ですよ、大体30代。ちょっと知らない、会ったことはないんですけれども、その先生らが県の教育委員会の将来の県の教育長候補とか、40代でも小学校の校長とか、そういうのを選抜して、教育大の大学院に送り込んで、そこで再教育して。専修免といって、普通より上の上位の免許があるんですわ。それもとっていただいて、将来の校長コースと。こういうのも着々と進んでおります。当然、広陵町の方はとか言うんですけれども、まだちょっと会っていないんですよ。広陵町に来られているのは大学院の方が来られているんですよ。たまたま向こうの人が声かけてくれて、坂口さんですかと、こういうふうに声かけられて、そうなんですよと言ったんですけどね。学生さんはたくさん来られています。それは安心です。先生ですね、教育、教えるほうの先生の教育、こういうこともちょっとこれから考えていかなあかんなと思いますので、ちょっと教育行政ということを取り上げてみました。ひとつよろしくお願いします。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 坂口議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  1番目、ラスパイレス指数は郡内一だが、業務効率化の進みぐあいはということについてでございます。  ラスパイレス指数は、国家公務員の給料月額を100とした場合の地方公務員一般行政職の給与水準の数値であります。本町の平成27年度のラスパイレス指数が近隣市町と比較して高くなっている要因としましては、それまで低かった給与体系を見直し、平成26年度に職務級の改正を行ったこと、また毎年採用している新規採用職員の給料を国と同一水準で設定しているため、指数が高くなったものと分析しており、このことは優秀な人材確保につながっているのではないかと考えております。  議員御指摘のように、本町においても今後、人口減少が進むものと見込まれますが、職員数に限って申し上げますと、類似団体と比較して約40人少ない職員数となっており、限られた職員数の中で少数精鋭を念頭に最小の経費で最大の行政サービスを提供できる体制で臨み、業務の効率化に取り組んでいるところであります。  2番目の災害対策用緊急放送の運用基準をどこに置くのか問うということについてでございます。  平成27年度末に整備が完了いたしました防災行政無線につきましては、広陵町防災情報通信システム管理運用要綱を定め、本年4月から運用をいたしております。この要綱において、システムの構成、管理責任者、点検、放送の種類、運用時間等を定めております。放送の種類については、緊急放送、臨時放送、定時放送、訓練放送の4種類を定めており、その中の緊急放送は、国や気象庁から発せられる国民保護情報や緊急地震速報、気象特別警報等を通称Jアラートと言われる全国瞬時警報システムで受信した場合、自動起動装置を経由して無線放送されるものであります。  坂口議員御指摘の震度4の地震による防災行政無線からの緊急放送がなかったとの件に関しましては、町のシステムでは昼夜間を問わず、気象庁から発せられる地震速報を含む全ての気象情報を受信いたしますので、放送時間等を考慮して震度5以上の地震の発生のおそれがある緊急地震速報のみ緊急放送するよう自動起動装置を設定していることによるものでございます。  なお、本町では、災害警戒体制として、町内に震度4以上の地震が発生したとき、第1警戒体制をとり、昼夜間を問わず幹部職員が登庁し、初期の応急対策を実施することとなっております。当日は関係職員が出動いたしましたが、住民からの通報や問い合わせは特にございませんでした。緊急時における住民への連絡体制につきましては、防災行政無線だけでなく、エリアメールやホームページ等も活用しながら情報提供に努めてまいります。  3番目、香芝市との相互連携協定の拡大を進めていくべき考えはということでございます。  香芝市との相互連携については、7月に締結した「広陵町と香芝市との相互連携に関する協定書」の対象事項のうち、両市町における公共施設の相互利用に関する内容が、平成29年4月1日から実現する方向にあり、それら以外の事項についても相互連携の実現に向け調整中であります。  香芝市との相互連携協定の締結は、両市町間の連携で実現した中学校給食センターの共同設置を皮切りに、両市町で共通する課題に積極的に取り組むこととし、この協定を通して両市町の住民の利便性向上や福祉の増進を目的に、福祉、教育、公共施設の整備及び相互利用、まちづくりなど包括的な連携を図っていくものであります。  国の地方分権改革推進委員会の第一次勧告では、規模や能力が異なる個々の基礎自治体が地域における総合行政を担うことができるよう、広域連合の形成、周辺自治体、または広域自治体による連携と補完などの制度の充実を図ることが必要であるとの答申がされており、奈良県では県と市町村、市町村同士の連携・協働を図り、奈良県という地域に最適な地方行政の仕組みを目指す取り組みである「奈良モデル」を国に先んじて、地方自治の新しい形として推進されています。  本町におきましても、今後人口減少と少子高齢化が一層進む中で、住民サービスを維持・向上させていくためには、行政の効率化を進めることが不可欠であり、あらゆる部門で奈良モデルの活用を視野に入れながら、香芝市を初めとする近隣市町との連携を進めてまいる所存でございます。  4番目は教育長がお答えをいたします。私からは以上でございます。 ○議長(笹井由明君) 松井教育長! ○教育長(松井宏之君) 坂口議員の4番目のことしの学力テストの結果をどう見るかを問うの質問に対しまして、答弁といたしまして、平成28年度の全国学力・学習状況調査の結果につきましては、本町小学校6年生の正答率は、国語A74.7%。国語B59.1%、算数A78.6%、算数B47.5%であります。奈良県平均、全国平均は資料のとおりで、全てにおいて正答率は、奈良県平均、全国平均を上回っております。  中学校3年生の正答率は、国語A77.8%、国語B67.6%、数学A67.5%、数学B51.1%であり、資料にもありますように、それぞれにおいて正答率は、奈良県平均、全国平均を上回っております。  小学校の児童質問紙では、「国語の勉強が好き」「算数の勉強が好き」という項目において、肯定的な回答した児童の割合が62.1%、66.8%で資料の奈良県平均、全国平均を上回っております。  また、平日2時間以上勉強している児童の割合は36.2%で、奈良県平均、全国平均を大きく上回っていることから本町の児童は、学習に対して前向きに取り組んでいると言える状態であります。  中学校の生徒質問紙では、平日に2時間以上勉強している生徒の割合が61.2%で、全国平均の2倍近くになっております。このことからも中学生も学習に対して前向きに取り組んでいると言える状態です。  これらの結果につきましては、各学校での学力向上に向けた取り組みが行われてきた結果であると考えられます。  規範意識につきましては、小学校において学校の決まりを守る児童の割合が92.3%で、資料の奈良県平均、全国平均を上回っているものの中学校では、94.5%で、全国平均を若干下回っている状況であります。  しかしながら、昨年の91.3%から今年度は94.5%と学校の決まりを守る生徒の割合がふえていることから、規範意識の向上にも教職員が力を入れて取り組んだ結果であると思われます。  以上のことから、学力向上に向けた取り組みとともに、規範意識や道徳心を育む取り組みも力を入れていかなければ、知・徳・体のバランスのとれた子供の育成は難しいと考えます。  議員御提案の小中一貫校制の導入については、今後の人口減を念頭に議論していかなければならない問題でありますが、本町では、現在、就学前から中学校まで、保育園・幼稚園・小学校・中学校それぞれの校種間において、教職員が連携して子供の実態を引き継ぎながら教育を進めているところであります。  保育園・幼稚園・小学校では、園児と小学1年生が活動をともにしながら小学校に入学したばかりの小学校1年生が集団行動がとれない、授業中に座っていられない、先生の話を聞かないなどの状態が数カ月継続するといった「小1プロブレム」にならないような取り組みも進めております。  また、小学校・中学校では、中学生が小学校を訪問し、6年生児童に中学校の授業の様子やクラブ活動を紹介したり、オープンスクールに小学校高学年を招待して、授業の様子を間近に見てもらうとともに、実際にクラブ活動に参加してもらったりして、小学生が新中学1年生になったときに、学校生活や授業のやり方が今までとは全く違うため、新しい環境になじめないことから不登校となったり、いじめが急増したりするなどの問題が出てくるなどの「中1ギャップ」にならないように連携しております。  今後は、中学校の教員が小学校で英語を教えるなど、さらに小中連携を深める取り組みを進めてまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) それでは、項目ごとに再質問願います。  8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) 1番でございます。私、なかなか職員を褒めないんですけれども、今回、今までちょっと安かったんですけれども大分お給料も上がってきまして、職員さん、最優秀な職員さんがそろっております。私も日ごろ、障がい福祉とか、いろいろちょっと御相談に行くんですけれども、8時ぐらいまで倉田課長さんと担当者が終わってからおつき合いしていただきまして、担当の方も民間の病院、ソーシャルワーカーですけれども、中途でこちらに変わってこられたと、そういう方なんですけれども、やはり優秀ですね。新卒も優秀、担当の方も優秀と。ちょっと意地の悪い質問やったの知ってるかな、やっぱり知ってますね。やっぱり優秀です。そのような優秀な方がやはりこの給料改正によって、優秀な方が集まってきたのではないかなということで、これから大いに期待の持てる状態になってきたかなと思います。  今、数字で、ちょっと高効率、普通やったら多いんやけど40人ぐらいで少ないと。それは高効率でやっていっている、その結果じゃないかなということも私聞きましたので、今回、職員の給料の改正案も、私これ積極的に賛成して、どんどん郡内一どころか県内一にして、当然サービスも、ちょっとサービスの回答がなかったんですけれども、サービスのほうも県内一のサービスで、山村町長もやはり次の2期目を目指すと、私の前の質問者が聞かれて、そうおっしゃっていましたので、町長はやはり優秀なる職員をそろえて、それで優秀なるお仕事をしていってほしいという期待も込めまして、町長、来年度に向けて、今、各予算審議をやっていると思います。来年度の目玉の取り組み事業、こういうのをやっていると思いますので、町長の考えをお聞きして、これは1番目はこれで終わりたいと。非常にいい結果が出てきたのかなと思っておりますので、ちょっと町長だけお願いしたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 人材育成は私のテーマでもございまして、いい職員を育てていただきたいということで、私一人で育てられるものではございませんので、先ほど坂口議員がおっしゃっていただいたように意地悪な質問もぶつけていただくということが、やはり成長につながるというふうに思っておりますので、地域担当職員制度を導入いたしましたのもその視点で地域でもまれて育つというところもあるかと思いますので、そういったところに期待をいたしております。  最近採用してくれている職員、若い職員、また経験を積んで社会人経験枠で入っていただいた職員についても私自身も優秀な職員をとってくれたなというふうに評価をいたしております。そういう職員の仕事で、この広陵町の住みよいまちづくりが実現すると思いますので、今後御支援もよろしくお願いを申し上げます。本当にありがとうございました。 ○議長(笹井由明君) 8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) それでは、2番目の質問にいきたいと思います。  緊急放送、どうかなと。今聞いたら震度5以上と。震度4では自動ではならない。しかし、一応職員さん、全部出ていただいて詳しくちょっと待機して、電話のこともあるかということでちゃんと対応しましたよということで、それはそれで安心したところでございます。  だけどやっぱりちょっと情報の発信とか、ニュースの発信とか、携帯も鳴らなかったと、こんなことも聞いたけどほんまかちょっとわかりませんけれどもね。ですから、あとは情報の発信をいかにして、安心して町民に安心していただくかと、このようなことについて気をつけていただいたら、今回の震度4の対応については、ちょっと初めてのケースで、水道がとまっちゃったと、それについては、安全が働いたというなら働いたらいいんやけど、中に入っている者はびっくりしますな。水流したら流れへんかったらどないなっているねんと、こういうようなお話が聞こえてきましたので、ほかの施設もこの際一遍そんなんついてるのかどうかちょっと知りませんけど、学校についてたらえらいこっちゃやからね、学校のがとまってもうたというならえらいこっちゃになるから、その辺ちょっと調べていただいて、今後もちょっと防災対策については力を入れてくれたらいいかなと、このように思いますので、これは今回起こったということで、対応は適切にとっていただいたと、ちゃんと幹部職員、当日も関係職員が出動した、こういうようなことでございますので、対応はオーケーかなということで大事に至らなかったけど、職員はちゃんと出ましたよということで、この件については安心していけるかなと、このようになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  3番目でございます。連携協定ということで、早くやれ、早くせえということで、ちょっと力を入れてくださいと、広陵町にもメリットがあることが大分とられてきたかなと、こういうようなことでございます。あと心配なのは、要するに人口減です。人口減についての基本的な考えと連携体制というのは、これはどうしても密接な関係があるんです。一つの市町村、行政区域だけ聞いたら、これ以上減ってもうたらちょっとね、議員のほうもリストラせなあかんと、こういうふうな感じになるかもわからんのですけれども、やはり行政というのは一日もとまることはできませんので、この辺の連携協定を強力に進めていただいて、朝方もありました、中継基地も連携をやったらどうやねんと、こういうような声もあったんですけれども、その辺も含めまして、一つの行政の枠だけで考えると、これからだんだん行政というのはできなくなるというのは、これは学者さんが言うてました。自分のところの行政枠だけで、行政の仕事を考えるとだんだんできなくなるよということで、一つのブロックごとのまとまりでまとめていくようにせなあかんと。  当然、郡内については、広陵はリードする立場です。最大の人口と最大の予算を誇っていますからね。よそなんか1万人台で、こんなことになってきてますからね、郡内でも1万9,000人とか2万人とか、こういうレベルの話になってきます。広陵町もちょっと町長、率先して郡内をリードするぐらいの、王寺町では何とか子ども食堂とか、広陵ではないようなこともやっているよといろいろ聞きますので、この辺も総合的に深めて、よそにないようなことのサービスも考えていってほしいなと思うことでございます。これも今後の話になりますので、町長の考えで、よその郡内の中でも今言ったちょっと目新しいことを考えていこう、小中一貫も考えていこう、うちじゃないですよ、郡内でもよその町はそういうことを考えていますから、その辺も含めて、うちの広陵町としてはオピニオンリーダーとして立場を明確にしていかなあかんと思いますので、その辺についての考えをお聞きして、ひとつ町長の次の第2期の方針として取り入れたらいいかと思いまして、ひとつその辺町長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 香芝市との包括連携は、もう既に御承知をいただいていることでございますが、今、実現しているものを含めまして、将来にわたって全ての分野において連携していこうということでございます。特に後期高齢者医療のあり方についても香芝市と広陵町で、できればモデル事業として厚生労働省の補助を受けて調査をさせていただきたいなということで、香芝市と調整をさせていただいております。内容については、薬剤、いわゆる医療費の適正な執行ということで、飲み残しの薬がたくさんあるというふうに言われておりますので、これが一体どういう実態になっているのか。これを高齢者医療広域連合のデータを活用して、香芝市と広陵町の区域だけでもモデルで実態把握をしようと。これはお薬手帳を配布していこうということがベースにございますが、そういったことを今担当で協議をしております。  また、公共交通については、香芝市に、香芝生喜病院が新しく4月にオープンをいたします。広陵町からも、広陵町は国保中央病院の組合立で経営をいたしておりますが、だから住民の皆さんはそちらに新しい病院ができれば、そちらへのアクセスもお考えになるというふうに思います。香芝市長ともまだ明確に方針を定めているわけではございませんが、広陵元気号と香芝市の公共交通をどう結ぶかというところで、広陵町内は乗りかえ、乗り継ぎ券を発行して、1回乗り継ぐのは無料としておりますが、これを例えば香芝市の公共交通と乗り継ぐのをお互いに乗り継ぎ券を発行して、双方利便性のある運行に持っていければなというふうに思っております。もちろん大和高田市にもきぼう号というバスが走っておりますので、こういったあたりとの連携、近隣の市町村との連携が大事だというふうに思っております。  電算システムにつきまして、7町広域で開発をさせていただいて、相当大きな経費の抑制につながっております。今も安定して運営できているということで、成果がございますが、今後もこういった取り組みをしっかりやっていきたいと思います。  4町国保中央病院を中心とした磯城郡3町と広陵町の取り組みにつきましては、県の保健所が中心となって、地域包括ケアシステムをこの国保中央病院を活用した仕組みをつくり上げてはどうかということで、今、県のほうからも働きかけをしていただいて、医師会等と協議をしながら、国保中央病院を中心として在宅医療等の推進、バックアップをしっかりやっていこうという方針でございます。  また、郡との連携では、もう既に「すむ・奈良・ほっかつ!」のイベントもさせていただきましたし、また以前に商品券、地域活性化のための地方創生の商品券の発行も4町で実施をさせていただき、連携を進めてございます。今後とも、北葛城郡の中でもしっかり4町の力を合わせて、できればリードできればというふうに思っておりますが、この北葛城郡、また香芝市を含む葛城広域圏、磯城郡を含む国保中央病院の関係、それから天理市にお願いをするごみ処理の広域化、いろいろ市町村連携で広陵町住民の福祉向上のために頑張ってまいりたいというふうに思います。  いろいろな御提案をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(笹井由明君) 8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) 4町の連携で実態を申しますと、あべのハルカスってあるんですよ、あべのハルカス。それでエレベーター乗って、6階かでおりるんですよ。おりた途端、ぱっと上牧・広陵・王寺・河合4町ってちゃんとごっつい看板が出てますねん、それは確かにPRやっています。それで行ってる職員2人いてて、ちゃんと北葛4町という、パソコンの背中に書いてあるんよ、それで相談を受けますと、こういうふうな、何と大阪のあべのハルカスでっせ、そんなところまで北葛4町の名前が、町長安心してください、関西版ぐらいになってまっせ。何でやいうたら、みんなハルカス行くでしょ、上に上ると。ちょっと百貨店に寄ろうと、こんな感じですね。ちょうどおりたエレベーターでとまって、ぱっと開いた途端、その目の前に北葛4町が出てくるから、何でこんなところに4町があるかなと思ったぐらいに、ちょっと宣伝は行き届いてきました。  先ほど言われた生喜病院、かなりごっつい病院なんですわ。業界では看護師さん引き抜いて、全部そっちに行くというふうな業界で意見が流れているぐらい大きな病院ができますので、今言った交通関係、乗り継ぎ、こういうのもぜひ考えていってほしいですね。そのほかには、連携の交通関係もいろいろありますので、その辺もちょっと大いに進めていただいて、広陵町はこれから近代的な都市になってきます。近代的な都市になっていかなあかんので、その辺の連携を町長の政治力を発揮していただいて、ぜひともお願いしたいということの次期の厚い期待をかけまして、これはまた3月議会になったら、新年度の予算ということで生かされますので、その辺については、また細かいことを聞きたいと思います。  4番目について、教育関係。資料見てもらったらわかりますけれども、優秀です。はっきり言って、附属の中学校からよその私立の中高一貫制とか、そのぐらいで2時間以上なんですよ、平均でね、中学生、何ぼぐらい勉強やっているんやいうたら、2時間以上とアンケートに出てますけど、これはすごいんですよ。普通やったら40分とか、そんなんざらなんですよ、30分だけとかね。大半が2時間以上勉強やっているというのは、非常にこれは優秀なそういうふうな心がけを先生の皆さん方がやっているんじゃないかなということで、これはもう大いに誇っていいことです。本町の教育はすばらしいということは、まことの教育委員会の方にも優秀なる職員さんを集めていただいて、先生も優秀な職員さんが集まって、今度教育委員にも優秀な先生が集まって、これはますます日本一をとらなあかんなと、このぐらいの大きな目標ができてきたかと思います。  あと住むのは、広陵の教育は県下一やでということで、人に来てもらわなあかんというのは、やっぱり引きつけは教育なんですわ。広陵町に来たら教育は心配せんでいいと、こういうふうなことになったら、今、広陵町も人が減っていくという話ですので、その辺の人口増の対策と教育対策と、それでこれ見たら、すごいレベルです。学校の先生もすごいです。小学校は1時限45分、知・徳・体とれてます。4年生、5年生、6年生全員に授業をさせてもらったんですよ。誰もざわついたり、よそ向いたり、これはほんまに確かなんですよ、私初めて言うんですけどね。真美ヶ丘第一小学校の4年生、5年生、6年生、ごっつい何百人いてます。これに45分やったんやからね。全部こっちに集中して。普通ざわつくんですわ、10分もやったらざわざわ言うて、外見てなんやかんやと、これは最後まで途切れませんでした、45分間。  後で校長先生に聞いたら、これは確かに知・徳・体、三つそろわないと、態度もできへんし、教育もすばらしいということをちょっと私、この場で発表させていただいて、いかにすごい力が発揮されているなということを現実的に思いました。そのようなことなので、ぜひともこれは県下一というので安心するんじゃなくて、こんなんちょっと力なくすと、かぱんと落ちてまうので、私前から言っている、かぱんと落ちたら上げるの大変なんですわ。奈良市でも今学園前、物すごい高くて、今またかぱんと落ちて、また上げるのが大変と、こういうふうな実例も聞いてますので、その辺緩むことなく教育長にお願いしたいなと。教育長、この間、信任して、またずっと教育長おられますので、そうことを、何もなしで賛成と言っているんじゃないですよ。そういうことも踏まえて、教育長の体制が続いたら今の体制は大丈夫です。小学校は大丈夫と思います。そういうようなことで、教育長、今後もひとつよろしく。この間はただ賛成だけやったんですけれども、きょうはちょっと教育長の今後の4年間、そういうことも教育に対する熱い思いを語っていただいて、これで終えたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 松井教育長! ○教育長(松井宏之君) 坂口議員には、広陵町の教育ということでたくさん褒めていただきました。皆様にお示ししているこの学習状況調査の結果については、あくまでも広陵町の平均ということで、この平均の中にはやっぱり高いところも、また低いところもあるというのを御理解いただきたいと思います。その辺の高い、低いということについても、教育委員会のほうではやっぱり分析をさせてもらって、どういうところにやっぱり問題があるのかというのも当然今後詳しく調べて改善をしていかなければならないというところでございますが、一に言えるのは、やはり教育に対する保護者の方のその辺の協力というか、考え方の違いでやっぱり若干出てくるのかなという部分もございます。それと、県のほうでも言っておりますが、やはり先生の子供に対するそういう教える力といいますか、それの熱心さと、その辺がやっぱりここに来てやっぱり重要視されるという部分がございます。  現状としましては、うちもかなり特別支援というような形の児童も抱えておりますので、いろいろな問題もありますが、やはり先生の資質とその向上がやっぱり私の中では第一の条件。それとやはりその就学前、それと小学校1年生、2年生、この辺にやはりきっちりとした教育を進めていかなければならないという部分が出ております。といいますのも、やはり国語のほうで、これが顕著に出ております。やっぱり文章を書く力、それから読み取る能力、その辺がやはり全体的に広陵町では、全校を通して低いという結果が出ておりますので、その辺を今後どういう形で克服していくのかという部分で、今後はやはり低学年からやっぱり読書の週間というような部分をやっぱり力をつけていかなければならないということも考えております。  今後、当然先生のそういう人事という問題もございますが、できるだけ優秀な先生を集めさせてもらって、しっかりと教育に力を注いでいくということで。当然教育委員会のほうも別の関係でやっぱりバックアップを十分していかなければならないという部分がございます。  それと学校のほうの環境の整備という点についても御理解をいただいておりますので、環境の整備も進めていくということで、全体的に環境整備、また教育という部分全体に今後向上を目指して進んでいくということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 8番、坂口君! ○8番(坂口友良君) きょうの回答は全員合格、最優秀の回答をいただきましたので、今後もこれでちょっと頑張ってお願いしたいと。私も頑張りますので、またよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 以上で、坂口君の一般質問は終了しました。  次に、坂野君の発言を許します。  6番、坂野君! ○6番(坂野佳宏君) 議席番号6番、坂野が一般質問をさせていただきます。  まず最初に、冒頭で、町長2期目行くよということで、ひとつ安堵している部分がございます。あとは、敵は健康だけかなと。健康管理いただいて、もうそれさえ守っていただければ盤石かなと思っております。  それでは、質問に入ります。  田原本町の不祥事を受けて。  他町の事件から学ぶ姿勢は大事である。広陵町でも同様の補助金を支給しているが、そのチェック方法はどのようにしているのか。また、補助団体に余れば返す不正発覚時のリスク等の説明、指導はどのように行っているのか。  以上でございます。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 坂野議員さんから冒頭、激励をいただきましたことを感謝を申し上げます。  御質問は1点でございます。答弁を申し上げます。  町から補助金を交付する場合、通常、根拠となる規定が必要となり、原則として補助要綱を作成し、交付の目的や範囲、補助金額などを定めております。  補助金交付手続につきましては、「広陵町補助金交付規則」を定め、補助金の公平かつ効率的な執行に努めているところです。  また、各団体への補助金につきましては、平成23年度に議員提案により「広陵町団体補助金等適正化条例」を可決いただきました。補助金は町税、その他貴重な財源で賄われている認識に立ち、交付事務を進めております。  補助金の交付の申請があった場合、申請に係る補助金の交付が法令等及び予算で定めるところに違反していないこと、補助事業の目的及び内容が適正であること等を調査し、補助金の交付決定をするものとなっております。また事業が完了したときは、事業完了報告書に事業実績調書、補助金精算調書、収支決算書を添付し、提出することになっており、その審査を経て補助金の額を確定しております。  なお、確定補助金の返還をさせるものについては、補助金返還命令書により補助事業者に通知しなければならないこととなっており、これらに違反したときは、補助金の交付の決定を取り消し、既に交付した補助金の返還を命ずることができると定められております。  このように補助金交付の過程では、補助申請時、交付決定時、確定時にそれぞれ書類等の確認をし、補助金の交付に至っているものであり、予算査定時における補助金調書の提出、定期監査における補助団体の決算書の確認と相まって、チェック体制が発揮されていると考えております。  このほかにも業務委託契約等で実績に応じて支出するものもありますので、同様に厳重に確認をするよう常に指導しております。改めて相手方に注意喚起するよう努め、坂野議員御指摘のように他町で起こったような事案が、本町でも起こらないよう、今後も書類チェック体制の強化や監査の充実など適正な事務執行に努めてまいります。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) それでは、再質問。  6番、坂野君! ○6番(坂野佳宏君) 答弁書のほうをいただいておりまして、内容については、このとおりだなとは思います。  ただ、ちょっと再確認の意味も含めまして、重複するかもわかりませんが、何点か追加質問させていただきます。  実質、今回の田原本町さんにつきましては、本来は職員間、例えばいただいた書類だけではわからない事例でございました。ただ、それは今回別件での逮捕により警察が裏づけをした結果、領収書の偽造がわかったというだけのことでございまして、いざ、このような事例が起こらん限りはわからないという事案だと私は考えております。その中で、今回ここに書いておりますが、事業完了報告書、実績調書、補助金精算調書、収支決算書につきましては、あくまでも根拠は職員としては調べられませんね。あくまでも相手を信用して、出した側を信用してやっている結果、その出したお金が適正に使われているというふうに解釈します。  根本は一番最後に書いていただいているように、広陵町で起こらないことが一番大事なことでありますので、実際相手を信用しなければ出してもらった書類を疑うようでは話にならないんですが、こういう形、私が思っているのは、役所の会計も一緒なんですけれども、補助金を国からいただく。そうしたら私も職員のころにはやっぱり補助金をいただいた分は返したくないということで、予算差金、入札差金が出ますと必ず変更で、契約で追加工事を出すような、最初から計算の上でやっていた時期がございました。町から各種団体につきましては、もっと小さい金額ですが、要は単年度生産なので、いただいた金は使い切らないかんというところから、この前もありました議員の不正、政務活動費の不正も同じなんですが、もらった金は使い切らなあかんという土壌が必ずあったときに不正が起こるというのは、もう明らかなんです。  そやから今各種業務委託の委託料でもあれ、補助金であれ、町から補助も出す団体がありますけれども、そのときに今回は出しているけど不要な分は堂々と返してくださいよと。必ず要る分は来年度つけますよという話し合い、査定なり、そういう審査を継続していけば、もらった金は使い切らなあかんのやというのじゃなしに、要った分は堂々と使おうと、あかんものは返すと、そのかわり来年もあるやないかという含みを持ったようなやり方に変えていただければ、今回のこともなかったんじゃないかと、私は思うんですね。それで、今広陵町のほうは、先ほど説明いただいた内容で、順番に書類をいただいていますが、これはこれとして必要な書類なんですが、その辺の使い切らんでも必要なものは来年も出しますというような形で、各種団体さんに指導、監督は不可能なんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 吉田総務部長! ○総務部長(吉田英史君) 失礼いたします。
     補助金の交付決定の手続につきましては、役場といたしましては、書類審査ということが中心となってきております。出てきた書類が合っているかどうかを確かめていくということになるんですけれども、田原本町の事例でいいますと、書類そのものに不正があったということですので、議員おっしゃるとおりなかなか職員側ではチェックがかからない場合も出てくると思われます。そんな中で、補助金ということにつきましては、町の補助団体におきまして、町の補助金で過半を占めている団体につきましては、年度末で精算して余ったら返還していただくという手続のほうをとっておるんですけれども、なかなか一律にそうとは言えない部分がございまして、今後そのあたりを検討していかなくてはならないのかなと思っております。  補助の目的がどうかというのもいろいろございますので、そのあたりはいろいろ担当課のほうがばらばらにはなるんですけれども、そこで十分に検討しながら、不正があった場合の措置等も踏まえて事業者のほうに指導のほうもしてまいりたいと思っております。  町も国や県のほうから補助金の交付というのは受けております。それらにつきましても、事務手続であるとか、完了検査であるとか、そのあたりを適正に実施するということも必要でございます。そこにつきましても町職員として研修というのも派遣しておりますので、研修を通じて適正な補助事業というのを実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 6番、坂野君! ○6番(坂野佳宏君) 今、総務部長がお答えになったとおり、総務、財政が最後のチェック機関であるということなので、当初の予算から最終のチェックまで、担当課の後、再度真剣に取り組んでいただきたい。それと万が一こういうパターンで出た場合、ペナルティーの恐らくお金返せよというだけじゃなしに、告発もするよというところも出てくると思うんですが、各種、例えば完全に例えば商工会とか、消防団とか、消防組合とか、いろいろあり得ない組織の中で発生した場合、やった担当者は当然懲戒免職になっていくんですが、もっと違う業務レベルの世界ですね、委託レベルの場合、ペナルティーがあった場合の懲罰規定とか、もっと言うなれば、各種区とかの例えば公民館に修繕補助を出したよと、後から何かほかの件からわかってきたよとなった場合のペナルティーとか、懲罰規定とか、その辺の規定というのはあるんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 吉田総務部長! ○総務部長(吉田英史君) 失礼します。  今現在、懲罰規定等で事業者が行った補助事業、そういった類するものについては、決めたものというのはございません。ただ、補助金規則の中では返還をさせることができるというふうになっておりますので、まずは返還させるということになると思います。その中で町に損害が生じた場合につきましては、告発をしていくというような運びにはなってくると思います。今後ちょっと検討のほうはしてまいりたいと思います。 ○議長(笹井由明君) ありがとうございました。  今回、今、マスコミさんも何か一つ不祥事が出ますと、それにかこつけて何ぼでも拾い出してきて、次から次へと報道していくという時代でございますので、私ら議会もしかり、町もしかりなんですが、先を心配しながら、石橋をたたきながらやっていきたいなと思います。ありがとうございました。 ○議長(笹井由明君) 以上で、坂野君の一般質問は終了しました。  しばらく休憩します。     (P.M. 2:38休憩)     (P.M. 2:55再開) ○議長(笹井由明君) 休憩を解き、再開します。  次に、堀川君の発言を許します。  9番、堀川君! ○9番(堀川季延君) 議席番号9番、堀川でございます。きょうの朝はめっきりと寒かったように思います。氷も張っていたように思います。めげずに頑張ってまいりたいと思います。  議長のお許しをいただきまして、1点だけ質問をさせていただきます。  寺戸地区への商業施設誘致の現況につきましてお尋ねしたいと思います。  寺戸へのカインズホーム誘致について、現状はどの程度進んでいますか。本当に実現するのかと聞かれることもあります。白紙に戻ったのではというような問いかけもあります。町長のお膝元でもあります。相当の年月を要していますが、見通しはどうでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 堀川議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  寺戸地区への商業施設誘致の現況について、お尋ねでございます。  寺戸地区へのカインズホーム出店についての御質問でございますが、カインズホームからは定期的に経過報告を受けており、現在も出店に向け地権者の方々との交渉を進行中であると伺っております。  議員御指摘のとおり、当初の出店計画から相当の年月を要しておりますが、カインズホームの意向としましては、かねてから広陵町内の寺戸地区への出店を希望してこられたという経緯もあり、私も役員の方から直接報告を受けているところでは、何らかの進展があると判断しております。  町といたしましては、カインズホームの地権者交渉が整った際に、出店計画等に係る事務手続が滞ることがないよう、関係機関との調整を行い、速やかな誘致を実施していく予定でございます。また、地権者交渉につきましては、あくまでも民間企業と地権者との契約になることから、町が直接交渉を行えないということもありますので、引き続き、カインズホームへ出店をお願いしてまいりたいと考えております。  私も地元でございますので、私にも直接お尋ねがございますので、そのように常に報告をいたしておりますが、地権者にはもう1年田んぼをつくってほしいとおっしゃっておられるということで、今現在では、そのようにお伺いをいたしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 再質問ございますか。  9番、堀川君! ○9番(堀川季延君) 御答弁どうもありがとうございました。  この件につきましては、平成25年の9月議会で一度質問させていただきました。大字寺戸に3.5ヘクタールにも及ぶ広い敷地に埼玉県に本部を置く大手ホームセンター、株式会社カインズホームが進出すると聞かせていただいてから、既に3年を過ぎております。計画があってからは8年以上の年月を要していると伺っております。前回の質問の際には、ちょうど中尾副町長から詳しく出店の経緯や誘致に向けての決意も聞かせていただいた記憶がございます。こういった大きな商業施設につきましては、先月に町内を含め、近隣に3店舗完成し、営業を始められています。  まず11月3日でございましたが、27億円を投じた道の駅、かつらぎでありますが、新庄で十数年営業されていますアグリマート新庄の拡張に端を発して、補助採択されるべく道の駅としてモデル指定を受け、年間8億円の売り上げを目標に運営を始められております。また、10日には、町内平尾大字にありましたオークワの跡地に地元の方々の念願でありましたスーパーがエバグリーンとして営業を始められています。深夜12時までの営業として取り組まれております。また、25日には、大和高田市大谷にあります南郷池を一部埋め立て、コープなんごうがそれぞれ営業を開始されました。皆さん買い物には行かれましたでしょうか。特に開店時には客が殺到しましたので、敷地内駐車場の確保数の関係から、近くの道路は大渋滞でした。御答弁にもございましたように、カインズにつきまして、町は店舗開発計画の都度、内容の調整を行ってきていると思うのですが、以前、副町長の話の中にもありましたように、食品スーパーと併設される。あるいは、電気店など複数の店舗もあわせ持つ施設となるのか。計画案が整っているのであれば、公表できる範囲内で、どのような業務の店舗が並ぶのか、今の時点で果たしてどうかという疑問はあるんですけれども、公表できる範囲でお聞かせいただければと思います。  また、先ほど述べましたように周辺環境のインフラ整備をどのように考えておられるのでしょうか。入り口の位置によっては道路事情が変化すると思いますので、交通渋滞の緩和策はどうお考えなのか。営業時間によっては、近所に迷惑を及ぼすことも考えられると思いますが、そのあたりの対応まで、まだ進んでいないような御答弁だったんですが、具体的にお話しできる内容があれば、お教えいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 中尾副町長! ○副町長(中尾 寛君) お答えいたしたいと思います。  今現在、カインズホームのほうは、あと一、二の地権者のみを残すだけというところまで来ておられるようです。最近も面会したところでございますが。今の時点でのカインズさんとの話の中での内容を少しだけ紹介させてもらいますと、いわゆるスーパーを併設するという方針は変えていないということを言っておられます。今のところ多分カインズさんの横にもエバグリーンが来るという、エバグリーンが第一候補に載っているということらしいです。広陵町の中で2店舗もいいんですかということになるんですけれども、それはそちらの世界があるみたいで、向こう側の説明では、そういうふうに聞いております。地権者が了解を得られて、契約をするめどが立った時点で、開発そのものの準備は既に、もうとうにされておりますが、交通量調査に入られると思います。その付近の24時間の中での交通量をしっかり把握してもらいまして、車の流れ等も全部想定をしていただくと。一定の決められた台数を確保するために、先ほど質問がありました進入路の方向を二方から入るのか、三方から入るのかとか、いろんな計画をそこで立てるということになると思います。まだ、最終的な契約まではいっておられないので、あと一、二の方を残しておられますので、それがめどがつき次第、そういう計画に進まれるというふうには聞いております。今現在の進捗状況は、以上のとおりでございます。 ○議長(笹井由明君) 9番、堀川君! ○9番(堀川季延君) ありがとうございます。敷地が大変だと思うんですけれども、一、二件を残してということでございますけれども、詳しくは今の時点で、例えば代金を払って土地を購入されている部分、あるいは借りていかれる部分というのが何割程度とか、そういうやりとりの御報告というのはカインズさんからは特にはないですよね。どうでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 私どものほうでお伺いしておりますのは、全て借地という形で進めておられるというふうには確認させていただいております。 ○議長(笹井由明君) 9番、堀川君! ○9番(堀川季延君) 高齢化が進む中で、昨今高齢者の自動車事故、人身事故等がよく報道されております。身近に買い物できる施設や病院があれば、高齢者のひとり暮らしや二人暮らしの方々には、とても便利であります。買い物難民を少しでも減らすことにつながると信じております。生活の利便性が図られますので、期待もしております。  また、この寺戸地域のカインズ契約地であります農地については、先ほど町長がおっしゃいましたように、来年は田畑の耕作をしていただいて構わないというようなお話も私も聞かせていただいておりますので、まだまだ開店は数年先に送られるのかなというふうには感じております。行政として、できるだけしっかり応援いただきまして、雇用の促進、税収アップへとつなげていただきたいと思います。企業誘致にも力を入れていただいているということでございますので、そういうお言葉も頂戴いたしました。答弁は結構でございますので、これで一般質問は終わらせていただきます。また、進めていただけたらありがたいと思いますので、どうぞまたよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(笹井由明君) 以上で、堀川君の一般質問は終了しました。  次に、濵野さんの発言を許します。  1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) 議席番号1番、濵野でございます。議長のお許しを得て、一般質問させていただきます。  前回の一般質問に引き続き、広陵元気号について、質問させていただきます。  10月1日から本格運行が始まりました。また、フェイスブックなどでも元気号の利用の仕方などを紹介されていますが、実際に利用者はどれくらいふえているのでしょうか。  目的地まで利用したが、帰りの便がなく、結局家族に迎えに来てもらったという話を聞きました。次回のダイヤの見直しなどは考えていらっしゃいますか。また、それはいつごろをお考えでしょうか。  質問2、クリーンセンターのダイオキシン問題について。  クリーンセンターから搬出した「ばいじん処理物」のダイオキシン類濃度が基準値を超過したことについてお聞きします。このことで、周辺の土壌調査をされていますが、なぜでしょうか。  ダイオキシン類が及ぼす人への影響、農作物への影響などが取り上げられていないように思いますが、住民の方への説明はあったのでしょうか。  以上です。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 濵野議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  まず1番目、広陵元気号についてでございます。  広陵元気号につきましては、10月1日から本格運行を開始し、2カ月が経過しました。利用者数は本格運行前と比較しますと、全体で約11%の減となっており、路線別では中央幹線が3%減、北東部支線が16%減、西部支線が18%減となっており、全路線において有償化による影響があらわれているものと考えております。  議員がおっしゃるとおり、町のフェイスブックなどを通じて広陵元気号の利用の仕方などのPRを行っているところですが、現状を見る限りでは、まだまだPRが足りないのではないかと感じております。  次に、ダイヤの見直しにつきましては、これまでの議会でもお答えしているとおり、広陵町地域公共交通活性化協議会において、利用者分析を実施し、必要に応じてルート、ダイヤ及び運行方法等について見直し、改善を図ってまいります。また、平成30年度には、住民アンケート調査を実施し、平成31年度からの継続運行に向けての検討及び改善を図る計画となっております。  今後は本年5月に策定した広陵町地域公共交通網形成計画に基づき、過度に自動車に頼った生活からさまざまな公共交通を賢く利用する生活に転換していくことを促すモビリティ・マネジメントを実施し、公共交通を利用するライフスタイルへの転換を図っていくことが必要であると考えております。また、高齢化が進むことから、高齢者の外出支援をどうするかが課題となっていくものと考えており、デマンド交通についても引き続き検討してまいります。  2番目のクリーンセンターのダイオキシン問題についてのお尋ねでございます。  ダイオキシン類の基準値を超過したことにつきましては、多くの方々に不安を御心配をおかけし、まことに申しわけなく思っております。クリーンセンター広陵建設時に実施いたしました環境アセスメントによる各種データが操業後の6年を経過した平成25年に改めて大気、水質、土壌の調査を実施し、問題がないことを確認いたしております。このことは、地元との公害防止協定に規定しており、公害監視委員会で協議して実施したものであります。  お尋ねの周辺土壌と農作物の測定調査の件でございますが、地元説明会での御要望と公害監視委員会の皆様方から御指導をいただき、御安心いただける一助になれば改めて実施したものでございます。実施の結果も基準値を大きく下回るもので、今後お知らせをしてまいりたいと考えております。  次に、ダイオキシン類の人体及び農作物への影響についてでございますが、先日公害監視委員会幹事会にて、鍵谷会長よりダイオキシン類について、人や農作物への影響について詳しく説明があり、委員に資料も配付しております。委員会の中で、農作物付近の土壌及び農作物そのものを4大字の中で採取して確認することを決定され、今回調査を行ったものであります。結果、土壌については全て基準値を大幅に下回っており、農作物については、全ては出そろっていませんが、結果が出ているものについては、基準値を大幅に下回っています。全ての結果が出そろいましたら説明会を開催させていただくこととしております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) それでは、項目ごとに再質問願います。  1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) まず、広陵元気号についてですが、早朝の便のほうが今回新しくできていましたが、そちらの便の利用状況などはわかりますでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  ただいま御質問をいただきました、今回早朝の便を何本かふやしております。まず中央幹線でございますが、近鉄高田駅を7時21分でございますが、こちらの利用につきましては、今のところ利用者の方は特におられないということでございます。それから同じく、時間は前後いたしますが、7時に役場発の分につきましては、乗車されている方が26名ということで確認をしております。続きまして、北東部支線の右回りでございます。こちらは、はしお元気村からということでございますが、こちらは5名の利用でございます。それから左回り、広陵町役場からになりますが、こちらは40名という形です。それから西部支線のほうになりますが、こちらは特に早い時間というのは設定しておりませんでしたので、今申しました中央幹線、それから北東部支線について、早朝の便ということで用意をさせていただいておりますけれども、若干利用人数については、それほど伸びていないと。いずれも今申しましたのは、11月の利用者数でございます。 ○議長(笹井由明君) 1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) アンケートのほうなんですけれども、平成30年度に住民アンケートを実施しとありますが、前回のアンケートのほうを見させていただきましたところ、この内容に関してなんですけれども、少し次の変更に生かせる感じというふうな感じには思わなかったんですけれども、例えばもう少し詳しくアンケートをとっていただけたらなと思いますし、前回も言いましたとおり、乗車されている方ではなく、乗車されていない方へのアンケートをぜひお願いしたいと思います。例えば、まずどこに行くために利用したいのか。現在、乗っておられないということは、その場所に行くために利用ができない状況であると思われます。まず行きたい場所に行くため、その場所は一体どこなのか。あと時間のほうなんですけれども、前回のほうでは、時間何時ぐらいということがアンケートのほうにはなかったので、そこに行くためには何時ごろにつくのが希望なのか。あと帰りは何時ごろが希望なのかなどという具体的なもので、少しずつ乗車していただける方をふやしていくのがいいのではないかと思われます。  それと停留所のほうなんですけれども、場所によっては停留所のほうが自宅のほうから遠くて、まず停留所に行くのが大変だというお声を聞きました。その中で私のほうからの少し提案なんですけれども、お通夜、告別式のときに出るバスの停留所のほうを利用されてはどうでしょうか。実際にそちらのほうだと、高齢者の方もそのバスを利用して行かれてますので、一番いい距離なのではないかと思われます。いかがでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) ただいまアンケート調査についての議員から御提案がいただいたものと承知をしております。まず、次回のアンケート調査、おっしゃっていただいたように、平成30年度に実施をする予定でございますが、おっしゃっていただいたような乗車をしていない方、それから時間帯につきましてもそのような御意見をいただきまして、アンケート調査には反映させていただく方向で検討したいと考えております。  それからもう1点、停留所の件につきましては、やはり公共交通、現在の運行の形態といいますのが1事業者としての運行の形態でございますので、なかなか臨機応変に停留所をふやして、減らして、また変更してというのが難しい状況でもございます。ただ、そういったアンケート調査の中で、またそういう停留所の部分についても、果たして今の形がいいのか。また、こういった要望があるのかというところでお聞きをさせていただければと考えております。  以上でございます。 ○議長(笹井由明君) 1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) ありがとうございました。よろしくお願いします。  次の質問に移らせていただきます。  クリーンセンターのダイオキシン問題についてですが、今回こちらのダイオキシンの説明会資料をいただいたんですけれども、こちらのほうは4大字説明会のほうには行かせていただいたんですが、そのときに出た資料ではないんですよね。 ○議長(笹井由明君) 松本環境部長! ○環境部長(松本 仁君) 説明会のときにお配りした内容のものとは一部異なるとは思いますけれども、この資料につきましては、地元の公害監視員会の幹事会のほうで説明をさせていただき、全体の委員会のほうで配付をさせていただいたものでございます。 ○議長(笹井由明君) 1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) ちょっと今見させていただいた中で、少しわかりづらいので、できましたらダイオキシンの人体への被害を簡潔に教えていただくことはできますでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 松本環境部長! ○環境部長(松本 仁君) 人体への影響についてでございますけれども、こちらのほうは、地元の説明会、あるいは公害監視委員会の中でも説明はさせていただいてございますけれども、一言、あるいは簡単に述べることは非常に難しゅうございます。多くの方々の学識経験者の方々の書籍等も読み込んでございますけれども、いろんな方の説がございまして、なかなか明確に、簡単に御説明するのは非常に難しいかと存じておりますけれども、現在のところ、一部の方がおっしゃるような猛毒性があって、非常に危険だということについては、多くの方々が即座に現在の日本の大気の環境、あるいは現在、焼却場など一般廃棄物の処理施設から出るばいじん物などによって、早急に一般の方々に健康上の被害があるものではないというふうな説明の方が多くございますので、我々としてもその点を中心に説明をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(笹井由明君) 1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) 一応今の説明であることと、この用紙のほうも見させていただいて、ダイオキシンというのは、直接人体への被害というのがすぐにあらわれるものではないようですが、ダイオキシン自体はどういう形、どういうことで発生するものなのでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 松本環境部長! ○環境部長(松本 仁君) これらのものについては、物が燃えるという状況が発生することで生じるものでございまして、例えば山火事でも発生する。古くは恐竜時代からそういう自然発火、雷等で発火すれば、そういう山火事等でも発生をしておりましたもので、現在のところ学識経験者の方々の書籍によりますと、最も高いのは古い農薬等でまき散らされたものが土壌中に堆積しているものが非常に多いという学説が非常に高うございまして、現在の日本のような基準をきっちりと定めた焼却施設等で排出するものは、非常に基準値が小さくて、現在は以前よりも非常に低くなっているという状況でございます。 ○議長(笹井由明君) 1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) そうしましたら、例えば稲刈り後の野焼きであるとか、これからの季節にあります大とんど、あるいは若草山の山焼きなど、そういったものでも実際ダイオキシンが発生している可能性があるということでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 松本環境部長!
    ○環境部長(松本 仁君) そのとおりでございます。物を燃やせば、全て発生すると。酸素、炭素、それから付随して塩素。ですので、農作物、米をつくれば、そこには塩素はどうしても含まれてまいりますので、そのような要素があれば、ダイオキシンは発生するというふうな学説が中心になってございます。 ○議長(笹井由明君) 1番、濵野さん! ○1番(濵野直美君) そうしましたら、日常いろんなところで発生する可能性があるということですよね。農業に従事する者としては、一番恐れているのは風評被害です。こういった形で大騒ぎをしてしまうことにより、風評被害が一番これから先の農家に大きな被害を与えると思います。説明会などで補償とかいう話も出ていたんですけれども、きちっと農業をしている者にとっては一時的なものは一切必要ないと思います。それよりも風評被害をとめる方向で、そちらのほうにお金を使っていただくほうがいいかと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(笹井由明君) 答弁はよろしいですか。 ○1番(濵野直美君) はい。 ○議長(笹井由明君) 以上で、濵野さんの一般質問は終了しました。  次に、吉村さんの発言を許します。  4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 議席番号4番、吉村眞弓美でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、議場にて一般質問をさせていただきます。  まず、広陵町の胃がん対策について質問をさせていただきます。  まず胃がんとピロリ菌の関係について、先日配付させていただきました参考資料をまず見ていただけますでしょうか。  そちらのほうの説明から入らせていただきます。  まず、一番最初に胃の切り取り部分を最初円で大きく描かせていただいております。まずその円の上の部分は、胃の内腔になります。そこは酸性が大変強いところです。真ん中の段にいきますと、粘液層と書かれているところなんですけれども、そこに入ると、ほぼ中性になります。つまり粘液層に保護された胃の細胞がペプシンによって消化されないように、ピロリ菌も胃の粘液層の中に入り込んでしまえば、安心して生きていけるということです。この胃の中では、酸性がきついですので、ピロリ菌というのは胃酸の中では20分も生きることはできません。ほとんどがこの粘液層の中に入り込んで生き続けております。ピロリ菌が多数の鞭毛を用いて、頭の方にひゅるひゅると3本ぐらい、ここの絵で描いておりますけれども、それをドリルのように使って、この粘液層の中に入り込んできます。ドリル運動で粘液層に潜り込んで生き続けているということです。胃の表面には、この粘液を出す細胞があり、それが胃上皮細胞といいます。このれんがみたいになっている細胞、胃上皮細胞と書かれていますけれども、そこで粘液を出す細胞がこの胃上皮細胞となります。胃の中にピロリ菌が侵入すると、左の図に移ります。これはこの円に書かれている図をもっともっと大きくした図になります。上部が胃の中です。酸性のきついところです。その次の段が粘液層で、その下が胃上皮細胞になって、その下に血管が流れております。  ピロリ菌が侵入すると、まず血管に乗ってピロリ菌をやっつけろと免疫が動き始めます。すると異物を除去するために、白血球が血液に乗って集まってきます。しかし、ピロリ菌はタイル状に敷き詰められた胃上皮細胞の表面か粘液層の中にとどまっていますから、血管を介して運ばれてきた白血球の大半は、胃上皮細胞を乗り越えられず、ピロリ菌に接近できません。直接ピロリ菌を食べたりできず、攻撃する因子を放出しても届かず、結果としてピロリ菌を除去することはできません。もしピロリ菌と白血球が直接対決したら、ピロリ菌は全部白血球に食べられてしまいます。普通の感染症と同じように白血球がピロリ菌を退治してくれるはずです。しかし、胃の表面や粘液層にピロリ菌が隠れている限り、白血球はピロリ菌のすみかにまで到達することができません。白血球と出会わないおかげでピロリ菌は長い間ずっと粘液層に住むことができるのです。ピロリ菌がいつまでも胃内にとどまりますから、白血球による攻撃も絶えず続き、ピロリ菌ではなく、胃上皮細胞がその攻撃を受け続けることによって、やがては胃がんを始めとするさまざまな胃疾患を引き起こしてしまうというのがメカニズムであります。  ピロリ菌感染は急性の感染症とは違い、何十年も感染が持続していく慢性感染症なのです。赤ちゃんのときピロリ菌が入って、そこからもう何十年もこの粘液層で住み続けて、今のサイクルで胃がやられていくということになります。敵とちっとも出会えないのにもかかわらず、ピロリ菌をやっつけろという指令のもと、白血球が胃粘膜を障害し続ける白血球の誤作動により、胃が次第に荒れていってしまうのです。免疫系の働きだけでは、ピロリ菌の除菌が困難な理由がここにあります。だから、抗生剤などを用いて除菌をするしかないわけであります。  2枚目の図を見てください。上にピロリ菌の写真が載っておりますけれども、ここの弁を使って中に入り込んでいくわけであります。ピロリ菌感染後の胃がどのように障害を受けていくのか。ピロリ菌に感染すると、まず右のほうですね、ピロリ菌にまず感染します。すると数週間から数カ月で100%の人が慢性胃炎になります。そのまま真っすぐおりますと、慢性胃炎から萎縮性胃炎を経て、分化型胃がんへと進むパターンがまずあります。  また、このパターンとは別に、慢性胃炎から萎縮性胃炎を経ないで、直接未分化型胃がんへと進むケース、また慢性胃炎から胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、機能性ディスペプシア(FD)、胃ポリープ、突発性血小板減少性紫斑病へと進むコースもあります。  したがって、ピロリ菌によって発生する胃の病気はほとんど全ては、慢性胃炎から始まっているということが言えます。胃にまつわる、およそあらゆる病気が、この慢性胃炎を発生させるもとがピロリ菌でありますので、あらゆる病気がピロリ菌感染が原因となって発生しているということをまず知っていただきたいと思います。  図の説明は、以上です。  今の内容をまず十分認識していただいて、わかっていただいていると思いますけれども、住民の皆さんにとって、どうすることが一番よいのか答えを出していただきたいと思います。  胃がん対策については、3回目の一般質問となります。命にかかわることです。私は、本気で広陵町から胃がんを撲滅したいと考えておりますので、しつこくやらせていただきます。やっていただけるまで何度でも質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  胃がんについては、公明党の主張で、平成25年2月21日に悲願である胃がん予防のためのヘリコバクター・ピロリ菌の除菌が保険適用として認められ、これまでに300万件を超える除菌が行われました。胃内視鏡を保険適用の要件としたことから、除菌により将来胃がん予防だけでなく、現在の胃がんも発見し、早期治療につながっております。今こそ胃がん検診にピロリ菌検査を早急に導入し、陽性者には保険適用となったピロリ菌除菌につなげ、将来胃がん予防と現在の胃がんの早期発見につなげるべきだと強く求めますが、広陵町の見解はいかがでしょうか。  二つ目の質問に移らせていただきます。  女性が活躍できる社会に。  広陵町の住民構成は、9月末現在、男性1万6,785人、女性1万8,205人と若干女性の占める割合が高く構成されております。男性、女性双方にとって、住みよいまちとなるためには両方の意見を均等に取り入れることが必要です。そこで本町の状況についてお伺いをいたします。  1、男女共同参画社会づくりのための広陵町の取り組みについて。  内閣府男女共同参画局では、社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度になるよう期待するという目標を掲げており、地方自治体においても同様の取り組みが期待されております。また、女性活躍推進法も平成28年4月に施行され、女性の登用目標の設定と行動計画の策定が義務づけられました。広陵町においても女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画が策定され、授業を積極的に実施していただいているところであると認識をしております。まず現状について、お聞かせください。  2、政策・方針決定過程への女性の参画比率について。  広陵町の審議会、協議会全体で幾つありますか。その中で構成員の女性比率が50%以上のものは幾つありますか。また、女性が全く入っていないものは幾つありますか、教えてください。  3、男性を対象とした子育て・介護支援について。  仕事と家庭の両立支援、子育て・介護支援は、女性を応援する内容となりがちですが、妊娠・出産以外の分野においては、固定的な役割分担意識に捉われず、互いに協力し合うことが必要です。町の政策として、男性を対象とした支援策は、どのように展開されているのか、教えてください。  また、広陵町職員の育児・介護休暇取得数について、男女それぞれ教えていただけますか。  以上、2点よろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) それでは、吉村議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  広陵町の胃がん対策について、撲滅しようという熱い思いで御質問をいただきましたが、御満足いただけるかどうかちょっと自信がございませんが、担当が研究してくれた答弁になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。  平成26年に奈良県でがんにより死亡した人の数は、4,077人で、部位別では男女とも胃がんが2番目に多く、男性で16.4%、女性で13.6%となっております。現在本町の胃がん検診は、胃エックス線検査により実施しており、この検査方法は厚生労働省の有効性評価に基づく胃がん検診ガイドラインにおいて、胃がんによる死亡率を減少させることができる検診として推奨されております。  議員御指摘のピロリ菌検査は、胃がんそのものを見つける検査ではなく、胃がんの発症のリスクの高低を調べ、ピロリ菌の保菌者に対して、ピロリ菌の除菌を勧め、リスクの高い人は二次検査として胃内視鏡検査により胃がんを早期発見しようとするものであります。このピロリ菌検査は、ハイリスク群の対象を選定するもので、その利用については、十分期待されますが、住民を対象としたがん検診としては、厚生労働省のがん検診のあり方に関する検討会への中間報告書では、死亡率減少効果のエビデンスが十分ではないため、引き続き検証を行っていく必要があると結論づけられております。  また、町の胃がん検診として実際に運用するためには、検査後の医師会との協力体制や精密検査実施医療機関の確保、効果的な対象年齢や検査方法の選定、検査前後の保健指導のあり方などを研究することが重要であり、町独自の実施には課題が多い状況であります。  なお、今後の胃がん検診の方向性については、平成29年度から現行の胃部エックス線検査に加え、死亡率減少効果が確認された胃内視鏡検査の導入を開始する計画でありますが、これに伴い検査を行う医師や医療機関の確保、検査費用などの協議を進めていく予定であります。より一層の効果あるがん検診が実施できるよう努めてまいります。  一方、ピロリ菌感染や萎縮性胃炎がある方が喫煙、胃がんの家族歴、高塩分食品の摂取などのほかのリスク要因と重なれば、胃がんに進行がより高くなるという調査結果があります。胃に不調がある方は、医療保険適用でピロリ菌除菌ができ、胃がんのリスクは下がる可能性がありますので早目に受診されることを進めてまいりたいと考えております。  また、生活習慣によっては、リスクが高まりますので、予防として禁煙対策を始め、生活習慣改善について今後も啓発してまいります。  2番目の女性が活躍できる社会にという御質問でございます。  答弁でございますが、本町が本年4月に定めた女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画では、平成32年度までに課長相当職以上の女性職員の割合を平成27年10月時点の実績19%から11%以上引き上げ、30%以上にすることを数値目標に掲げております。女性職員の課長級への昇任もあり、本年9月1日の時点で28.9%の実績となっておりますが、これに満足することなく新たな目標数値を設定してまいりたいと考えております。  本町における今年度の具体的な取り組みとしましては、男女共同参画施策の庁内における連携体制の強化と職員の意識改革を図ることを目的として、8月に広陵町男女共同活躍推進委員会及び作業部会を立ち上げ、11月にも2回目の作業部会を開催し、男女共同参画行動計画策定に向けて進めているところです。  2点目の御質問ですが、広陵町の審議会・協議会は、平成28年度に開催しているもの及びこれから開催するものを含め、全体で39ございますが、その構成員の女性比率が50%以上のものは4つだけであります。今後は女性や若者の多くが会議の構成員となるよう、審議会等の選出方法や開催時間、運営方法について研究してまいります。  3点目の御質問ですが、男性を対象した子育て介護支援につきましては、職員向けの政策として、この看護休暇や配偶者出産特別休暇等の制度は、整備されているものの周知が行き届いていないのが現状です。子育て支援につきましては、女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画に基づき、平成29年度からイクメン・イクボス宣言等、男性職員の育児参画を進めることを目標に掲げ、男性職員の育休や看護休暇の積極的な取得を促すとともに、あわせて男性の育児参画について、町民への意識啓発を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、町職員の男女別育児・介護休暇取得数につきましては、それぞれ平成26年度以降の実績でお答えをいたします。  まず育児休業につきましては、男性職員の取得実績はございません。女性職員は、平成26年度では4名、平成27年度では7名、平成28年度では12月時点で5名となっております。  次に、介護休暇につきましては、平成26年度に女性職員1名が取得しておりますが、以後の実績はございません。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(笹井由明君) それでは、項目ごとに再質問願います。  4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 御答弁ありがとうございました。  胃がん検診のあり方に関する検討会の報告書に基づき、指針が改正されました。早速、胃内視鏡検査を検診に加えていただき、本当に感謝をいたします。胃内視鏡検査がピロリ菌除菌の保険適用の要件であることから、本当に大きな大きな一歩前進だと考えております。本当にありがとうございます。少し横道にそれますけれども、確認をさせていただきます。胃内視鏡検査については、検診者等で集団検診が可能なエックス線検診に比べ、対策型検診として実施する場合、検査を実施する医師や医療機関の確保、また出血やショック等、偶発症対策を含めた検診体制の整備が必要かと思いますけれども、このあたりは整っておるんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 御質問にお答えさせていただきます。  ただいま議員のほうから平成29年度に新しく胃内視鏡検査を実施させていただくということで、その件の御心配をされている点でございますけれども、現在国保中央病院がこの受け皿となっていただく意志表明をしていただいております。組合立でございますので、4町まとまって国保病院さんのお力をかりて、ただいま議員おっしゃいました対策等をしっかりとやらせていただいた上で胃がん検診のほうに勧めていく予定をしております。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) しっかりと対策のほうよろしくお願いします。  では、話をピロリ菌のほうに戻します。ピロリ菌は1994年にWHO(世界保健機構)によって胃がんの確実発がん因子として認定されました。強力な発がん性で知られるアスベストと同じ最高の危険性を示すグループ1として認定されております。このことは認識していただいておりますでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) ただいまグループ1というお話がございましたけれども、私も今回の質問が出た中で調べさせていただきましたけれども、WHOのほうが除菌によって胃がんのリスクを3割から4割減少させることができるのではないか。また、胃がんの8割がピロリ菌感染が原因となるのではないかという報告をWHOがしているという点は、ネット等で調べておりますので、同じ意味合いになるかと思いますけれども、それとピロリ菌除菌ということが胃がんを減少させるという一つの手だてとなるということは事実、検証されている部分もあるのかなとは思うんですけれども。  ちょっと議員済みません、質問をいただいてお話をさせていただきますと、実は、議員も御存じかと思うんですけれども、胃がんの検診に関する指針というものが国の厚生労働省のほうから出ておりまして、それでは胃エックス線検査と胃内視鏡検査が推奨されておりまして、町長の答弁でもありましたけれども、今ピロリ菌抗体検査については、中間的な発表になるんですけれども、死亡率減少効果が十分まだ検証が行き届いていないもので、国民のほうに出せない状態であるという点があります。その点を町が独自に検診に入れ込むということになりますと、また国のほうでも市町村の一部でも科学的根拠に基づかないで検診を行っているというところの議論がありまして、そういうことで不利益をこうむっているというようなことが注意するようにというようなところの内容のことも、これは保健衛生ニュースという雑誌のコメントでございますので、しっかりしたコメントではございませんけれども、科学的根拠に基づかない検診を町独自で余りやり過ぎない、不安を与えないようにするというふうなことも国のほうからも出ておりますので、ピロリ菌検診そのものを否定するわけではないですけれども、町の胃がん検診にこの検査をというのは、今のところちょっと難しいということを御理解いただきたいと思います。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 部長がおっしゃりたいことは何となくわかります。  ピロリ菌が胃がんのリスクを上げることは疫学的に既に明らかになっております。今、部長がおっしゃってくださったみたいに胃がんの発がん因子として認識してくださっているということで答弁はよろしいんですね。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 一般的にピロリ菌が胃のほうに悪さをいたしまして、胃がんにリスクがあるということにつきましては、既に私ども福祉部の保健センターのほうでも否定するものではございません。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 歯切れが悪いです。もう一度質問します。部長、胃がんの発がん因子として認識していただいているんですね。WHOがそう言っているんですよ、うそはつかないと思いますけれども。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) ピロリ菌のほうがその胃がんと全く関係がないということは、まずないということで御答弁とさせていただきたいんですけれども、それではだめですか。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 認識していただいているか、発がん因子としてちゃんと町のほうで。WHOと同じ見解に立っていただいているのかどうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 科学的根拠をいろんなところで、いろんな方が解釈をされるものでございますので、広陵町としましては、今回おっしゃっているような因果関係について正しいというか、因果関係があるというふうに考えておりますので、そういうふうに理解をしていただけたらと思います。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 因果関係というか、発がん因子ですよね。発がん因子であり、アスベストと同じところのグループに立て分けられていますよね。WHOはうそはつきませんよね。そのことはわかっていただいていますね。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 検診の考え方というのを今長い時間をかけて私、話をさせていただきましたけれども、因子として間違いなくピロリ菌が作用しているということは明言させていただきます。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) ありがとうございます。胃がんの発がん因子としてわかっていただいているということです。  胃内視鏡において、胃がんのチェック、そうしたら胃内視鏡がピロリ菌の除菌、また検査における保険適用の要件でありますので、来年度から広陵町として胃内視鏡を検査項目の中に入れていただけますね。ですので、そのときに一緒に胃がんのチェック、もちろんそのために胃内視鏡なんですけれども、胃内視鏡において胃がんのチェックと同時に胃炎の確定診断を行ってください。そうしたら、保険適用ができるので、内視鏡で胃炎の確定診断がなされれば、公的保険でピロリ菌感染診断と、陽性であれば除菌治療を受けることができます。胃がん検診で、胃炎が確認できた方について、ピロリ菌検査から除菌へとつながる仕組みを考えることは十分に可能だと思いますが、考えていただけませんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 御質問にお答えをさせていただきます。  胃内視鏡検査を来年度させていただきますけれども、議員おっしゃっておりますように、保険適用になるのは、胃内視鏡検査などで胃炎であるという診断、あとは十二指腸潰瘍とか、胃潰瘍とかの診断をされたものについて保険適用になるということです。自分が心配だからちょっとピロリ菌がいてるかどうか調べたいなというものについては自費扱いになって今なっています。ですので、今回どれぐらいの方が胃内視鏡検査を広陵町の胃がん検診の中で手を挙げてやっていただけるかどうかわかりませんけれども、その方が精検というふうなことになりますと、人間ドックというか、健診の世界から次は、次のお医者さんの二次検査のところで医療という形になりますので、その方が医療を通じて、そのお医者さんから除菌をしたらどうでしょうということを勧められましたら、その方は除菌に向かうと思います。除菌に向かえば、それは保険適用になりますので、自然と除菌が進んでいくかなというふうに考えておりますので、その方向が進んでいければというふうには考えています。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 今、部長がおっしゃってくださったところは、できますよということでよろしいですよね。多分私もそんなに難しいことではないのかなと思うんです。内視鏡をどうせ胃がんチェックのために飲まれるので、そのときにがんを探すのと同時に胃炎であるかという診断を同時にしていただいて、胃炎という病名がつけば保険適用になるので、お医者さんのほうから結果報告とかのときに、胃がんとかピロリ菌のことを丁寧に説明をしていただいて、そちらのほうに運んでいただくというか、流れをつくっていただくということは可能だと思っているんですけれども、先ほどの部長の説明はそういうことですよね。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 胃がん検診の場合、それを胃炎があるとか、ポリープがあるとか、荒れているとか、いろんな検査の結果を本人に知らせた段階で、これは診断していると言い切れないのかなと。それをもってお医者さんのところへ行っていただいて、そのカメラの状態を見て、その医者が病気だと判断、医療が必要だと判断するのであって、胃がん検診の段階で医師判断ということが同時にできているというふうには検診の世界ではないのかなというふうには考えています。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 済みません、じゃあ私が間違っていたのかな。だから検診と同時にやるけれども、胃炎という確定診断は下せないということですね。でも胃が荒れているという結果をお知らせすることはできると。そのお知らせをするときに説明をしてもらって、再度その方が医者に行って、その結果を見せて、そこで改めて胃炎、そのときには内視鏡をまた検査しないといけないんですか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 医療側の判断もあるかとは思いますけれども、胃カメラを飲むのが大分苦しかったり、危険も伴いますので、何回も飲んでいただくことがどうかなとは思いますが、ただ医師として判断するのに、もう一度自分の目で見たいということがあるのかないのか、ちょっと医療機関によっては若干違いが出てくるかなとは思っております。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) お医者さんによるということかなと思うんですけれども、そうしたら検査結果をお知らせする中で、そういうふうなピロリ菌検査、ピロリ菌除菌という流れはつくっていただけますか、それは可能なんですか、検査結果をどうせ聞きに来られて説明されますよね。そのときに除菌とかピロリ菌がどれだけ怖いかとかいう話はしていただけるんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 増田福祉部長! ○福祉部長(増田克也君) 先ほど町長の一般質問の答えの中に、保健指導のあり方が難しいですということを書かせていただきましたけれども、まさにその辺が難しいのかなと。自分の体のことですので、余り不安をあおるようなことを言うのもどうなのかなというところもありますけれども、保健指導の中でこういうピロリ菌というものの情報というのをペーパーで渡したりとかいうことは、その場でできることですので、それはやっていきたいなというふうには思っております。
    ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) ぜひやってください。私は聞かないことのほうが不安をあおられるんですけれども、しっかりとやっていただきたいと思います。  それとあと思うんですけれども、今の形でもちろんやっていただいて結構なんですけれども、早期治療、早期発見の部分で早期治療については確かに国の責任だなというふうには思っております。ですから、国においてピロリ菌除菌が保険適用となったことで、仕組みが整ったんだなというふうに解釈しておりますけれども、それを受けての早期発見のためのがん検診というのは、自治体の問題で、広陵町の問題ではないのかなと思いますので、ぜひピロリ菌についても、また何度お聞きしても国の動向と見てというお答えになるのかなと思うんですけれども、また一歩でも前進するように正しい政策を打てば、助かる命はたくさんあると思いますので、真剣に御検討のほうをまたよろしくお願いいたします。  1番目の質問は以上です。ありがとうございます。  2番目に移らせていただきます。  先ほどの答弁の中でも基本計画をつくっていただける旨、御答弁いただきました。そうすると取り組みの前年には予算措置を準備しておかないといけないかなと思いますけれども、来年度予算には、この分は入っておるんでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  現在、予算査定中ではございますが、来年度の予算のほうに基本計画の策定ということでは、要求は上げさせていただいております。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 男女が社会の対等な構成員であることから、あらゆる分野の方針決定に参画する機会を確保することが必要であり、また人口比から見ても2人に1人は女性であります。しかしながら、なぜ女性の比率がこれほど低いのか。先ほど答弁漏れになりましたけれども、女性がゼロのところは幾つあるかという数字が入っていなかったように思います。なぜこれぐらい女性の比率が低いのか。委員の選出方法や委員会の開催時間、運営方法に配慮は足りているのか、町のお考えをお聞かせください。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  先ほど申しました答弁の中で漏れておるということで御指摘をいただいた女性の割合がゼロの審議会等でございますが、今数えられる限りで10の審議会、39のうち10の審議会で女性の割合がゼロという形になってございます。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) もうぜひ、この女性比率ゼロというものを改善していっていただきたいというふうに思います。  ワークライフバランスの実現のため、来年1月より育児介護休業制度が改善され、育児と介護のダブルケアと仕事の両立支援の抜本的な見直しが図られます。平成27年度の広陵町の配偶者、出産者の男性職員において、育児取得率はゼロで、特別休暇取得者は9人中6人、平均取得日数は1.38日となっております。政府の方針を鑑みてもなかなか厳しい数字かと思います。もういっそ配偶者の出産に当たり、その立ち会いや入退院の付き添いなどを行うため、休暇を必ずとるというふうに決められてはいかがでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 今具体的に案をいただきました。例えば配偶者の出産の際等に休暇を与えてはどうかという御提案でございますが、現在もそれぞれの職場のほうで特に管理職のほうが若い職員、そういうような配偶者が出産の時期を迎えておられるような場合というのは、必ず把握をしているものでございます。  また、従前からそういうような形で話をしておればわかっておるところでもございますので、極力そういう形では休んで立ち会うようにということでは、従前から申しておるところでございます。それぞれの職場、その時期、仕事の時期等で、いろいろと一律にというのは難しいことかもしれませんが、それを進めるためにやはり課の中、役場全体で男女関係なくやっぱり取り組んでいって、初めてそういう形で男性もとれるものだと考えておりますので、答弁のほうにありましたように、まずは来年度、しっかりと男性の若い職員のほう、そういった休暇なりとれるようにしっかりと進めてまいりたいと考えております。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 6月の答弁の中でも、役場の中でも子供を連れてきて仕事をしたり、希望する時間帯で仕事ができるなど、事業を積極的に取り組んでいただいているようですが、役場外においても子育てや親の介護等と、仕事の両立し続けることができる、柔軟な働き方である、テレワークなど環境を整える必要があると考えます。  お隣の葛城市と株式会社ママスクエアは、テレワークを活用し、ママが子供のそばで働くことができるオフィス、ママスクエア葛城店を9月30日に葛城市内にオープンさせました。葛城市の少子化対策として、市内に住む方が子育てをしながら働くことができる場所や、子育ての悩みを共有する井戸端を提供したいという思いに対し、ママが子供のそばで仕事ができるワーキングスタイルを可能にした株式会社ママスクエアがこれに応える形となり、地方創生に向けた取り組みの一環として実現いたしました。ママスクエアとは株式会社ママスクエアが首都圏を中心に展開するワーキングスペースに託児機能と親子カフェを併設したスタイリッシュなワーキングカフェです。ワーキングスペースからガラス越しに見える位置に託児スペースと親子カフェを併設し、託児スペースには子供が楽しく過ごせるよう、またママが安心して働けるように専任のキッズサポートスタッフが常駐します。  地方に住むママがワーキングスペースでテレワークを活用し、都市部の仕事を行う本事業は、地方における新たな仕事の創出に貢献するとともに、地方自治体の保育の需要増に対する新たな受け皿になり得ることから、関西で初めての出店となるママスクエアに対し、葛城市が政府の地方創生に関する予算を活用し、事業を立ち上げるのにかかる経費を支援、株式会社ママスクエアにおける初の行政との連携モデルとなりました。広陵町でのテレワークの取り組みについてのお考えはいかがでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  ただいま議員のほうからおっしゃっていただきました葛城市のほうでは、ママスクエアということで9月30日から既に開始をされておられると。また、私どものほうでも北葛城郡内の他の町のほうでも始められるのではないかということで、情報等をつかんでおりますので、まずは、そのテレワークの必要性につきましては、私どもも地方創生、仕事づくり、そしてまた子育ての関係で必要なものとは考えておりますので、今後そういった先にやっておられる自治体の例を少し参考にさせてもらって、広陵町の中で、どの場所で、どういった形で、またどういうところが実施主体となってやるべきかというのを少しまた研究のほうを進めてまいりたいと考えております。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 何度かテレワークについては、山村町長ともお話をさせていただいておりますので、町長の考え等ございましたら、ちょっと御意見等ありましたらお聞かせください。 ○議長(笹井由明君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 女性が子育てをしながら仕事ができるという、本当にすばらしい制度だというふうに思います。できれば広陵町も公共施設の活用の観点から、そういった場所を提供してでも実施できないかということで研究を進めさせていただきたいというふうに思います。  もう1点は、地方創生総合戦略の中で、女性に起業をしていただくということで、仕事を興していただく、そんなこともあわせて考えていきたいなというふうに思っておりますので、またいろんなアイデアを議会のほうからも御提案をいただいて、詰めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 男女共同参画に積極的に取り組んでいる企業に対し、他の自治体では公共契約において重点対象として追加することや表彰制度及び広報で取り組みを紹介すること、また補助金を交付するなどの施策を展開しております。広陵町でもこのように積極的な施策を展開することにより、町としての魅力を高め、企業における職場環境の改善、後押しにつながっていくのではないでしょうか。これらの取り組みについて、どのように検討されておりますでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  男女共同参画への取り組みを積極的に進めておられる企業への補助であったり、またそういった企業を町として広報するような御提案でございますが、現在、具体的にそういった取り組みについて検討のほうはまだ進んでおりませんけれども、答弁の中にもございましたように、まずは役場内部のそういう会議のほうを8月に策定いたしまして、委員のほうが職員のほうになりますけれども、40代から50代の職員10名、それから作業部会として20代から30代の若い職員10名ということで作業を進めております。その中で、まず職員にアンケートをとりまして、男女共同参画の意識というのを調査したわけでございますが、やはりなかなかあの職員の中でも意識というのがばらばらで、なかなかこれまでしっかりと取り組んでこなかったせいもあるのかなというふうに考えておりますので、私どもといたしましては、まずは来年度策定に向けて動いておるわけですけれども、まずは内部の職員からしっかりとそのあたりの意識を醸成を図っていくと。それとあわせて、今後その計画策定の中で企業さんのほうにでも、また御協力なり、そういった企業をしっかりとピックアップして、広報できればと考えております。  以上でございます。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) ありがとうございます。  先ほど推進会議とか、作業部会とかいう体制のほうは聞かせていただいたんですけれども、町外に対する懇話会とか、そういったことはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(笹井由明君) 奥田企画部長! ○企画部長(奥田育裕君) 失礼いたします。  外部の方を入れての懇話会、また審議会等の策定につきましては、その形態によりましては、また条例制定を今のところ一つ考えてございます。時期的には来年3月の議会のほうに上程をさせていただいて、そういった審議会のほうを策定をさせていただいて、外部の委員さんを入れた中で、男女共同参画の計画を策定していくという形を考えてございます。 ○議長(笹井由明君) 4番、吉村さん! ○4番(吉村眞弓美君) 広陵町として男女共同参画社会の手本となるような体制構築に向けて、一層の取り組みをお願いいたしまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(笹井由明君) 以上で、吉村さんの一般質問は終了しました。  お諮りします。  本日の会議はこれで延会としたいと思いますが、これに異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(笹井由明君) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれで延会とすることに決定しました。  なお、本日行われなかった一般質問につきましては、12月13日午前10時からの本会議において引き続き行います。  本日はこれにて延会します。     (P.M. 4:20延会)...