広陵町議会 > 2011-12-16 >
平成23年第4回定例会(第4号12月16日)

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  1. 広陵町議会 2011-12-16
    平成23年第4回定例会(第4号12月16日)


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    平成23年第4回定例会(第4号12月16日)            平成23年第4回広陵町議会定例会会議録(第4号)                 平成23年12月16日              平成23年12月16日広陵町議会               第4回定例会会議録(最終日)  平成23年12月16日広陵町議会第4回定例会(最終日)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、12名で次のとおりである。    1番  山 田 光 春          2番  竹 村 博 司    3番  青 木 義 勝          4番  吉 田 信 弘    5番  笹 井 正 隆          6番  坂 口 友 良
       8番  長 濵 好 郎          9番  八 代 基 次(議長)   10番  八 尾 春 雄         11番  山 田 美津代   13番  松 浦 敏 信         14番  山 村 美咲子(副議長) 2 欠席議員は、なし。 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  平 岡   仁     副  町  長  山 村 吉 由   教  育  長  安 田 義 典     総 務 部 長  坂 口 佳 隆   福 祉 部 長  竹 村 元 延     事 業 部 長  吉 村 元 伸   教育委員会事務局長            植 村 和 由     水 道 局 長  松 井 宏 之 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   城 内 武治郎   書     記  北 橋 美智代     書     記  藤 井 秀 紀 ○議長(八代基次君) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。     (A.M.10:00開会) 日程番号      付 議 事 件  1 請願第 1号 中学校給食実施を求める請願について    請願第 2号 中学校における完全給食実施に関する請願について    請願第 3号 素晴らしい広陵町の中学校教育の現状を評価し、保護者、生徒、先生方           の声を大切にすることを求める請願について    議案第54号 広陵町暴力団排除条例の制定について    議案第55号 広陵町暴力団排除条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定           について    議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を           改正することについて    議案第62号 平成23年度広陵町一般会計補正予算(第3号)    議員提出議案第17号 広陵町団体補助金等適正化条例の制定について  2 議案第57号 広陵町営土地改良事業に要する経費の賦課徴収に関する条例の一部を改           正することについて    議案第58号 広陵町ぱちんこ店及びゲームセンター並びにラブホテルの建築の規制に           関する条例の一部を改正することについて    議案第59号 損害賠償請求に係る和解について    議案第60号 民事調停の申立てについて    議案第61号 町道路線の認定について  3 議員提出議案第18号 「介護職員処遇改善交付金事業」を平成24年度以降も継続す               ることを求める意見書  4 議員提出議案第19号 国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書 ○議長(八代基次君) 先ほど、議会運営委員会が開かれ、本日の議事日程について協議されておりますので、議会運営委員長より報告願うことにします。議会運営委員長、竹村君! ○議会運営委員長(竹村博司君) おはようございます。  議会運営委員会は、本日12月16日に委員会を開き、平成23年第4回定例会の最終日の議事日程について協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  本日の議事日程でございますが、お手元に配付しております日程表のとおり決定しております。  まず、日程1番では、請願第1号、第2号及び第3号の3件、議案第54号、第55号、第56号及び第62号並びに議員提出議案第17号の5議案につきましては、付託されました総務文教委員会委員長より委員会の報告をしていただきまして、その後に議案ごとに質疑、討論を行い採決をしていただきます。  次に、日程2番では、議案第57号、第58号、第59号、第60号及び第61号の5議案について、付託されました厚生建設委員会委員長より委員会の報告をしていただきまして、その後に質疑、討論を行い採決をしていただきます。  次に、日程3番、4番において、本日提出されました意見書に関する議員提出議案2議案を議題とします。議員提出議案第18号については八尾議員より、第19号については山田光春議員より提出され、所定の賛成者がありますので、それぞれ提案趣旨説明をしていただきまして、質疑及び討論の後、採決をしていただきます。  以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(八代基次君) ありがとうございました。ただいまの委員長報告に対しまして、質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。  本日の議事日程は、委員長の報告のとおり、お手元に配付した日程表のとおりとすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は日程表のとおり決定しました。  それでは日程1番、請願第1号、第2号及び第3号並びに議案第54号、第55号、第56号及び第62号並びに議員提出議案第17号を議題といたします。  本案につきまして、総務文教委員長より委員会の審査の結果について報告願うことにします。総務文教委員長、松浦君! ○総務文教委員長松浦敏信君) 傍聴席の皆さん、またロビーの皆さん、おはようございます。  総務文教委員会は、12日の本会議において付託されました4議案、議員提出の1議案、請願3件につきまして、12月14日に委員会を開き、慎重に審査いたしましたので、その結果を報告いたします。  まず初めに、請願第1号、中学校給食実施を求める請願については、3名の参考人に出席を求め、請願趣旨の説明を受けました。各委員から種々の質疑があり、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。  なお、会議規則第93条第3項の規定より広陵町長及び教育委員会へ送付すること及び処理経過及び結果の報告を請求することを報告書に付記しております。  次に、請願第2号、中学校における完全給食実施に関する請願については、同じく3名の参考人に出席を求め、請願趣旨の説明を受けました。各委員から種々の質疑があり、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。  次に、請願第3号、素晴らしい広陵町の中学校教育の現状を評価し、保護者、生徒、先生方の声を大切にすることを求める請願については、同じく3名の参考人に出席を求め、請願趣旨の説明を受けました。各委員から種々の質疑があり、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。  次に、議案第54号、広陵町暴力団排除条例の制定については、広陵町内に対象者がいるのかや判断基準について、また青少年とのかかわりにおいて教育面からの対応ついてなどの質疑があり、現在、広陵町内には対象者がいないことなどの答弁があり、何ら異議なく全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号、広陵町暴力団排除条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、質疑や反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第56号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについては、委員の名称変更であるが、現在の委員の数や役割について質疑があり、10名の委員が体力測定、マラソン大会の開催等に尽力いただいている旨の答弁があり、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第62号、平成23年度広陵町一般会計補正予算(第3号)は、吉田委員より報告書に添付しておりますとおり、総務費の食生活、食育を考える会議関係経費91万9,000円、教育費の中学校給食懇話会関係経費94万円、合計185万9,000円を減額する修正案が提出されました。  補正予算案が提出される前の12月6日に食生活、食育を考える会議及び8日に中学校給食懇話会が開催されており、既に委員謝礼等の執行が行われたことは、ルールを無視した議会軽視であり、到底認められるものではないとのことで、採決の結果、全員賛成で修正可決すべきものと決しました。  次に、議員提出議案第17号、広陵町団体補助金等適正化条例の制定については、議会の責務に関する質疑がありましたが、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上、簡単でありますが、総務文教委員会の審査報告といたします。よろしくお願いします。           (「議長」との声あり) ○議長(八代基次君) 10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 休憩を求めます。ただいま、総務文教委員長の報告をいただきましたが、14日の請願1号、2号、3号の取り扱いが異なっています。請願1号については、参考人へり質疑応答を受けたあとで、委員長から意見はありませんかとの問いかけがあり、意見の表明がなかったので、採決に及んだというが、第1号です。ところが請願2号についての取り扱いについては、まず、参考人と紹介議員への質疑が行われたあと退席を求めなければいけないのに、委員長は退席を求めず、そのまま採決に及ぶというやり方をしました。これは第3の請願のときは退席を求めておったんですが、2号のときだけ、請願者に退席を求めないという手続をしております。それから委員長は意見はありませんかという問いかけをすることなく質疑応答が終わってから直ちに採決に入りますということで、反対意見賛成意見を求めておりません。これはルール違反だと思います。それから請願3号ですが、先ほど言いましたように、参考人、紹介議員への質疑応答が終ったら、退席を求めることは、委員長はここでは言われましたが、第2号と同じように意見はありませんかという問いかけをすることなく、直ちに採決になることになっております。ですから、先ほど委員長報告にも、私十分に耳をすまして聞いておりましたが、どのような意見があったのか、賛成意見反対意見、おおまかなことで結構だけども言っていただけるものと思っておりましたが、さっぱりといただけないのは、そういう事情があるからだと思います。それで、休憩をしていただいて録音で確認をしていただいて、漏れ落ちがあるわけですから、是正措置をとっていただきたい。その確認のために休憩をお願いします。 ○議長(八代基次君) しばらく休憩いたします。     (A.M.10:14休憩)     (A.M.10:26再開) ○議長(八代基次君) 休憩を解き、再開いたします。           (「議長」との声あり) ○議長(八代基次君) 総務文教委員長 松浦君! ○総務文教委員長松浦敏信君) 先ほど、八尾議員からの申し入れもありましたが、総務文教委員会では、私の言葉が足りなかったことを陳謝いたします。それでよろしくお願いします。 ○議長(八代基次君) 10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 陳謝していただいてありがとうございます。それで本来報告があるべき、例えば、請願1だったら、採択されているわけですから、賛成意見をどなたかに言っていただく。請願2、請願3のところは、不採択とすべきとなっておるんだから、どなたかが反対意見を述べていただくということで、リカバリーをしていただいて、本来の水準に戻していただいて、審議に入っていただきたいと思いますので、お願いします。 ○議長(八代基次君) そのことも含めて、これから請願1号、2号、3号と個別審査いたしますので、委員長も各委員も発言していただいたらいいと思います。  それでは、各請願ごとに審議します。  まず、請願第1号について審査をいたします。請願第1号、中学校給食実施を求める請願についてを議題といたします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 討論いたします。  中学校給食を考えなければならない時期に来ていることは明らかであり、請願の趣旨そのものには賛同します。  しかしながら、請願に至る経過について、議会議員の関与の仕方に問題があると思います。というのは、この請願の署名集めに多くの議員が関与していること、町長が9月議会で検討のための組織を立ち上げようと提案しているのに、全く取り上げず、その後に保護者の声を受けて署名活動をしている議員のあり方が不思議でなりません。  議会議員として、給食を検討しようと提案すれば請願も出てこないのであり、陳情でいいのであります。この請願を出されるに当たり、私が聞いていることを申し上げたいと思います。  広陵町の保護者の代表として、保護者、生徒、先生の意見を平等に聞き、隔たりのない活動をしていただきたいと思います。純粋に給食にしてほしいと思っている保護者の気持ちを政治活動に利用していることに懸念を抱いています。
     PTAが請願書を提出したときに、八代議長と山村副議長とお話したときに、11月中に広陵町に8人の議員の名前の載ったビラがまかれていることについて質問しました。給食の問題についてのビラはいいのですが、議員の名前を載せる必要はあるのかと聞きましたところ、政治活動であるので、あなたたちにとやかく言われることはないと怒られました。当日、7人の人がその陳情にまいっております。それで、その意見が出ております。  請願者の方が公明党員の集まりに参加したときに、山田議員山村議員に公明党としても名前を入れておかないといけないから、中学校給食実施に賛成ならここに署名を書いてもいいかしらと依頼されたそうです。この方は賛成でしたので、名前を載せることに快諾していました。ですが、請願者になっていることは知らず、署名だと思っていたそうです。後日、捺印を求められたときも、陳情書の請願者になっているという説明はなかったそうです。  10月に修学旅行の説明会があり、6年生の保護者が学校に集まり、その場で吉田議員の息子さんの奥様が、学校で署名活動していると連絡がありました。学校で署名活動されているということは、校長も会長も許可されているのかと問い合わせがありました。白紙の用紙に名前と住所を書いてほしいといって書いてもらっています。後で印鑑が必要になろうということも聞きました。  奥様は、クラス役員をされています。奥様に直接確認をとったところ、お父さんの家に山本代表が来られていて、私は言われました。署名してもらう活動を手伝ってほしいと頼まれて、学校で署名活動をしました。もう二度とこういうことは学校ではできませんと約束してくれました。  校長先生にも確認しましたが、お願いには来られてないと言われました。奥様が署名を書いてもらったことをお話ししたときに、吉田さんに頼まれました。署名に捺印した。吉田議員の選挙だろうなと思いながら署名した。署名ではなく、請願者になっていることを伝えました。  吉田さんからは何の説明もなく署名に捺印してほしいと言われたので、確認もせずに捺印してしまったことに深く反省している。ちゃんとした説明がほしかった。そんなことに名前を使われるとわかっていたら名前は出さなかった。  あるお母さんは、この署名に捺印したら給食になるので、法に基づこうが出したらいいと言われる方もいました。東校区の方は署名に捺印してほしいとだまされたと会長に助けを求めてこられました。この請願から名前を外してほしいとお願いし、名前を外す手続をされました。山本代表はPTAの圧力があったような発言をされましたが、実際のところはだまされたと思っている保護者の方が助けを求めてこられました。  中には、山本代表みずから保護者のお宅に捺印のお願いの際に、子供さんしかいなかったため、小学2年生の子供に捺印させたとも聞きました。家に帰って、子供さんはお母さんにしかられていたそうです。  また、疋相地区の請願者の方とお話をしたときも、松浦議員が来られて署名に捺印してと頼まれましたが、詳しい説明はありませんでした。請願者になっているとは思いもしなかったと言われました。  この話は請願されている方から直接聞いた話です。皆さん、地方自治法第124条の規定により、法に基づきしっかりと責任を持って請願されていますか。もう少し慎重に取り扱うべきではないでしょうか。  給食に対して、保護者の思いを届けているんだと言われたときに、保護者の給食に対する隔たりのある請願ですが、子供たちの意見はどう思われているのかの質問に対して、八代議長は、子供の意見はどうでもいい、子供には選挙権がないので関係ないとはっきり言われました。これも陳情に来た7人から聞いています。  広陵町の宝である子供たちの意見を尊重しなくてもいいのですか。八代議長は、PTA連絡協議会の顧問ではありませんか。こういう活動をするには一言もPTAに話しかけていないようでございます。なぜ、言葉じりをとらえてこの請願を率直に受けとめてくださらないのか。いずれにせよ慎重審議すべき問題だと考えております。  広陵町の宝である子供たちのために、また宝を育てる親として学ぶべきこと、考えていくことはたくさんあると思います。給食のことだけでなく、未来の子供たちのために私たちが何ができるか一緒に考えていただけることを願っています。  給食検討には賛成しますが、この請願採択に異議があります。以上。 ○議長(八代基次君) 6番、坂口君! ○6番(坂口友良君) 私は賛成意見を申し上げます。  ただいま、いろんな話が出ましたけど、私の名前が出てなかったのですね。私は、こういうことがございましたということでつけ加えて賛成したいと思います。  当初、山本代表から全議員に、考えたいから集まってください、このような、私にも文書が来ました。早速私も会議に参加させてもらいました。  当初から、山本代表、私はここに移り住んできて新住民でございますと。議員さんの知り合いもおらないということで、皆さん方の議員に賛同をお願いしたい、このような、私説明を聞きました。なるほどと思いました。熱意を感じたところでございます。一番最初にスタートされた方がこの山本代表でございます。  その後、私の事務所にも陳情に来られました。私、ちゃんとお話を聞かせていただきました。親の願い、子供の願い、あるいはいろんなPTAの願い、非常にたくさんあることは知っている、このようなことを私も聞いております。  早速、私、農家議員という立場もあります。私も農家なんですよ。早速生産、給食問題は非常に幅が広いということで、生産の立場、生産者の立場も知っていただきたいということで、丸広さん、出荷組合なんですけどね、早速お願いして、現状を見ていただきたい、このようにお願いしたところ、快く3名の方々、私も一緒に同行して、早速広陵町内の生産の状態はどうやと。当日、ちょうど組合長おられまして、生産の中いろいろ説明もいただきました。  こういうこともやはり給食について考えないといけないなということを知っていただいたとこでございます。  そのような熱意のほど、あるいは実際の行動のほど、あるいは最初の先駆者としての活動の方向、このようなことの多くのことで私も紹介議員、このようになっております。私も頼まれた以上、全力を尽くしまして成立させたい、このような大きな願いでございます。  どうか、他の議員さんもこのような熱意を酌んでいただきまして、この本論の賛成討論といたしたい、よろしくお願いいたします。 ○議長(八代基次君) ほかに御意見ありませんか。  ほかに反対意見される方ございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) ほかに、賛成も含めて。名前もたくさん出ておりましたし。  今回の問題は非常に重要な問題でありますので、賛否同数ということでなしに、私は開かれた議会として意見を言われる方は積極的に言っていただきたい、このように思います。  討論を希望される方は、挙手をして発表してください。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 賛同者の青木議員から、八尾、先やれということですから、順番いただきまして、えらい済みません。賛成意見を申し述べたいと思います。  きのうの請願者の説明、大変立派に堂々としておられまして、感服いたしました。それで、何を言っておられたのか確認をしておきます。  彼女は、最初のところでは11項目言っておられたと思います。  1、毎日の弁当づくりと行事の弁当づくりは別のものであること。食育を考える場合に、家庭が大事ということは回数が多いことなので当然であるが、毎日の弁当づくりには相当に大変になっており、むしろ親子の朝のコミュニケーションを阻害するものになっていること。  二つ目、平成17年に食育基本法が制定され、また平成19年には学校教育法の改定で、学校給食の普及と充実が定められているが、県内の中学校給食実施は69%で全国水準の81%より低い水準にあること。広陵町はもっと努力をしてほしいということ。  三つ目、給食のある中学校の生徒と給食のない中学校の生徒を比較すると、ビタミン、食物繊維、野菜摂取量、カルシウムなど、大切な栄養が給食のある生徒のほうが充実しているというデータがあり、保護者はただ単にお弁当づくりが大変だということではなくて、親として子供の成長を第一に心配しているということ。  4番目、財政的な負担や先生方の負担はあるものの、新たな雇用の促進にもつながること。  5番目、全戸に配布したチラシで、安全でおいしい給食という意味は、食材の納入業者が明確で、生産業者も明らかであること。農薬や肥料の実態が明らかで、なるべく冷凍食品を使用しないようにすべきこと。郷土の生産品をできるだけ使用する、地産地消を実践した給食であること。ベテランの調理員さんがつくる給食という意味だということ。  6番目、食育推進の観点から、学校給食の教育効果を引き出す取り組みという意味は、いろんな自治体でいろんな取り組みがなされていること。例えば生産者のもとに子供たちを行かせて顔が見える関係にすること。生産者に感謝の気持ちをはぐくむこと。調理員さんや保護者や栄養士さんや生徒が集まる機会を持って、安くて栄養があって、おいしいよりよい給食を実現するのは本当に大変なことなのだということを子供たちに理解させる活動も大切な取り組みであること。  7番目、いい給食にするために、あらゆる角度から検討して結論を出してほしいというのは、今の時点で給食の仕方を決めるのでなく、請願人77名は純粋に中学校給食をしてほしいという願いで請願を行ったもので、今後、十分に検討していくことであり、この後、審議される2番目の請願と趣旨は同じであると考えていること。  8番目、中学校給食の請願は、選挙とは関係がないこと。8名の町会議員の氏名を載せたのは、お遊びでこの活動をしているのではなくて、そのことで真剣に取り組んでいるということを伝えたいと考えて載せたものであること。  9番目、11月2日に請願手続をしたが、12月に入って10名の方から辞退の連絡があり、原因ははっきりわからないこと。請願は強制ではないので、辞退の手続を既に取っているが、PTA連絡協議会の名でメールが届き、10名の辞退に関することも触れてあるので、何らかの関係があるのではないかと考えていること。  また、運動の輪を広げていきたいとちょっとずつ活動しているが、10名の皆さんは皆、給食を実施してほしいという方で、どうなっているのかわからない状態であること。御本人の意に反することはなかったと認識していること。  10番目、中学生の60%が弁当がよいと言っているという点については、子供は好きなおかずを望むのでそのような結果になったと考えているが、安田教育長推薦の弁当の日を提唱している竹下和男氏の書籍においても、14歳までの発達段階にある子供たちには判断能力がないので、アンケート結果を重視する必要はないこと、子供に授業をしたいかどうかアンケートをとれば、したくないが多数を占めることを想起したらよいこと。  11番目、よく食べる子とそうでない子では給食費が同一ではおかしいと給食費を払わない保護者がいたらどうするという質問には、親に対して教育者として毅然として対応を取ることが重要であること。  この11項目を堂々と述べられたと思います。賛成をしておられる紹介議員の方は、このすべてに賛同をしておられるものだということで、私の意見を申し述べます。  今回、五つの点について申し述べたいと思います。  第一に、この請願が中学校給食を実施してほしいということです。5年も10年も先を見据えてゆっくり検討し、当面は関係者の話し合いが焦点であるとはしていない点でございます。  私と山田美津代議員は、平成20年4月に初当選ですが、例えば一般質問で、山田美津代議員は10回の議会で、私は3回中学校給食を実施してほしいと一般質問で、町長、教育長を追及してきました。独自に広陵民報という共産党発行の地域政治新聞でも特集記事を掲げて、町内全戸に配布したこともあります。  ところが教育長は、先ほども紹介された竹下和男氏を登場させながら、愛情弁当論を展開し、親子で毎日一緒に弁当をつくって通わせるのが食育だと、食育は教育ではないなどと独自の主張を行うほか、学校教育法で自治体が学校給食実施に努めなければならないと定めていることを、法律は学校給食を実施するか否かは自治体の裁量とこの条文を読み違え、時には、中学校給食を求める共産党の追及には、事実上回答しないという態度でしたが、それにも負けないで中学校給食実施をと求め続けてまいりました。  今回、地域の住民懇談会を開催し、いろいろな方から中学校給食を求める声が大きいことを真っすぐに受けとめて、このような、だれもが要望する課題では議員が中心になるのではなくて、住民団体を立ち上げて、住民団体の活動を応援してともに活動するのがよいと考えて、今般、中学校給食を実現する会の請願署名の活動に協力をいたしているものでございます。  15年前にも中学校給食を求める陳情署名が取り組まれたときも、住民の皆さんと一緒になって行動し、町長に陳情した結果、町において中学校給食検討会議が設置されましたが、このときには公募は行われず、町長、教育長は検討会議の過半数を中学校給食反対のメンバーでかためて答申をまとめさせ、中学校給食は必要ない、しかし、弁当を持ってこれない生徒がいるということで、福祉的な意味合いで弁当を利用することが決まりました。しかし、これでは中学校給食とはいえないと、それ以降もずっと中学校給食実現を求めて頑張ってまいりました。  今回、中学校給食を求める会の皆さんが、中学校給食の実施を求めておられることについては、参考人の皆さんの説明で全面的に賛成するものであり、今回の議会で中学校給食実施の請願をぜひ採択すべきであると考えております。  第2番目に、この請願が安全でおいしい給食の実施を求めておられる点でございます。これは、お昼どきに食べるものが支給されたらそれでよいという立場とは無縁のものです。  安全の問題であれば、生産から消費者に生産品が流通する場合に、どこからどこへ、どのような管理方法で、どのように流通しているのか、履歴を確認する必要があります。業界ではトレーサビリティーといい、農林水産省でも取り組みが強められています。また、安心して任せられる業者であるかどうかも大事ですが、このことについても取り組む必要があります。できるだけ冷凍食品を使用しないようにすべきこと、郷土の生産品をできるだけ使用する地産地消を実践した給食であること。ベテランの調理員さんがつくる給食という意味だということでございます。  このトレーサビリティーというのは、農林水産省策定の定義がございまして、生産処理、加工、流通、販売のフードチェーンの各段階で食品とその情報を追跡し遡及できること。このことを求める会の皆さんは言っておられたと理解をいたしております。このような中学校給食を実施してほしいと言っておられることに大いに共感をするものでございます。  スクールランチの改善を町長は考えているようですが、それでは中学校給食ではありませんし、安全でおいしい給食ということにはなりません。  また、調理員の雇用を上限3年にしている現行制度についても、ベテランの調理員の配置を望んでおられ、せっかく仕事になれて、さあこれからという調理員さんを雇いどめする現在の方針を改めてほしいと言っておられるのだと思います。  第3に、学校給食の教育的効果を大切にしようとしておられる点でございます。教育長は、食育は教育ではないと繰り返してこられましたが、その認識が誤っていることを指摘した内容で、皆さんからこうした請願を出していただいて、私も我が意を得たりということで大変喜んでおります。  以前にも、私は愛媛県今治市の学校給食を紹介し、最初に何も言わないで昼食の絵を子供たちにかかせたときの絵と、食べ物の栄養やバランスの取れた食事、地域の伝統的な食事、生産者に感謝し、顔の見える関係にすることを学んだ後の絵が本当に異なっていることを紹介をいたしました。  また、子供たちは生産者と仲よくなりますので、給食で出た野菜の生産者の当てっこをして、放送で生産者が報告されて、きょうは僕が正解だと楽しんでいることも合わせて紹介しております。  調理員さんとの関係でも、きょうのメニューはよかった、いつも自分たちの給食をつくってくれてありがとうと感謝の言葉があれば、調理員さんも大いに張り切って仕事に精を出されるでしょうし、日常的に大人と適切な距離を保ちながら子供たちが接するということが教育そのものの大事な中身だと考えております。  第4に、いい給食にするために、あらゆる角度から検討して結論を出してほしいとしている点でございます。最初からこうでなければならないという進め方ではなしに、現在と将来の広陵町にとって、何よりも子供たちの成長にとって、どのような方式を選択するのかは十分に検討してほしいとしている点でございます。  県内でも、例えば奈良市では、中学校給食導入検討委員会が組織され、中学校給食実施を前提にはするけれども、どのやり方がよいかをあらゆる角度から研究をされています。自校方式、センター方式、親子方式、そして、学校給食とはいえないがデリバリー方式も合わせて検討対象とし、特にコストの点では食費用、ランニングコスト、適温、調理員の確保、国の補助金という観点から試算して、最終的に自校方式という決断を下しておられます。  また、大和郡山市では、小学校はセンター方式で学校給食を実施してこられましたが、この施設の老朽化が進み、更新時期がやってきたことを一つの契機にして、新たに中学校給食を拡大する方針とのことです。  さらに、先日、日本共産党議員団で、兵庫県播磨町に視察研修に行ってまいりました。ここでは、6平方キロメートルに広陵町とほぼ同じ3万5,000人の人口があり、ほとんど空き地がありませんので、センターという工場を新たに建設するということも不可能で、やむなくお隣の加古川市の民間食品工場に調理と配送を委託するが、献立と食材の仕入れは町が行うという変則的なやり方をとっておられました。  詳しい事情は当事者にしかわからない面もありますが、最初からこれでなくてはいかんというのでなくて、あらゆる角度から検討して、子供たちの成長にとって最もよい方式を柔軟に検討することは私も賛成です。  この後の実現する会の3,367筆の署名、12月14日に197筆追加がありましたので、この署名に達しておりますけれども、この請願も審議されるわけですけれども、山本百合代表は請願人77名は純粋に中学校給食をしてほしいという願いで請願を行ったもので、今後十分に検討していくということであり、この後、審議される2番目の請願と趣旨は同じと考えていると言っておられました。  これらのことから、内容において、1番目の求める会の請願と2番目の実現する会の署名の趣旨は同じというのは以上のことからも、私もそのように受けとめているところでございます。  最後に5番目でございます。子供たちの判断を基本にすることの誤りを認識しておられる点でございます。参考人の説明の中で、中学生の60%が弁当がよいと言っているという点について質問があり、子供は好きなおかずを望むので、そのような結果になったと考えているが、安田教育長推薦の弁当の日を提唱している竹下和男氏の著書においても14歳までの発達段階にある子供たちには判断能力はないので、アンケート結果を重視する必要はないこと、子供に授業したいかどうかアンケートをとれば、したくないが多数を占めることを想起したらよいことと言っておられました。実は、中学校給食を実現する会の請願趣旨にも同様の記述がございます。  平成7年に広陵町で実施されたアンケートにおいて、中学生の67%がお弁当のほうがいい、自分の好きなものだけ食べられるからと回答しています。これは自分の健やかな成長よりも、好きなものを食べることを優先するという、食に関する知識、判断の未熟さにほかなりません。  それから、ここに日本共産党広陵支部発行のビラがあります。平成7年のビラでございます。テーマは、検討委員会の答申は大きな誤りですとして、子供たちのアンケートについて触れた箇所があります。アンケート結果の活用では、大多数の保護者の声を無視し、子供と先生の意見を尊重したと述べています。しかし、子供たちの給食反対の理由は、弁当は好きなものが食べられるということですが、子供たちには栄養や体の成長にとって給食が必要かどうかを判断する力はありません。中学校給食をどうするかは、子供に勉強を義務づけることと同様に、判断能力のある大人が責任を持つのが当然ですと記述をしています。  町長や教育長は、アンケート結果で保護者と子供たちの意見が一致していないことを殊さら強調していますが、15年も前に既にこの問題には決着が着いております。義務教育の中で子供たちに食育を進めることが、やはり自立した大人になる上で重要だということです。  以上のとおり、中学校給食を求める会の請願が採択されるように賛成することを申し述べて、私の賛成討論を終わります。長いこと済みませんでした。 ○10番(八尾春雄君) ほかに御意見ございませんか。14番、山村君! ○14番(山村美咲子君) 立派な賛成答弁ありがとうございました。  私も紹介議員の一員としてこの請願については賛成をさせていただいております。ただ、先ほどの反対討論と取るべき笹井議員の討論に対しまして、いささか質問がございます。  それは、私たち公明党議員が公明党の会合で何かそういうことを意図的に、政治的利用をしようとして誘導したような、かもしれないような発言がございました。それは、いつどういう会合で、どういう言葉で言ったのかということを再度お聞きしたいと思います。  私たちは純粋に給食を求める山本さんを代表される方々のお声に対して紹介議員とならせていただき、活動をともにしているのは事実でございます。ですが、笹井議員のお話ですと、さも党を利用したようなことがあったように言われるのは、私は本意ではございません。純粋なこうした私たちの気持ちを踏みにじるような発言であるかと思います。  それと、八代議長のことを言われました。私も副議長として、その請願に対しまして同席をさせていただき、一緒に懇談をさせていただきました。さまざまな、総務委員会でも申し上げましたとおり、懇談の中身というのは議員は中立ではないか、また議長は中立であるのではないかということも言われました。  議長は、議事進行については中立であるけれども、政治活動は自由である。議員としての政治活動は自由であるという趣旨のことで懇談のときに述べられました。  それと、子供のことを聞いてはいけないみたいな、子供の意見はどっちでもいいようなことも言われましたが、先ほどの論点からも言うように、やはりPTAの立場の会長とか、そういう立場の方から出る言葉かなという言葉を私も思いました。子供たちを守り育てるためにいてくださるPTAの役員の方々からこういうお声が出るのかなというのが非常に不思議でした。  本来なら、去年からもPTAの会合でさも中学校給食ができるような発言を町長がされたということで、保護者の方々はもういかにも中学校給食ができるということがPTAの会合でそういうお話が発信されているのはお聞きだと思います。  ですので、保護者の方々はいつできるんだろうと、もう来年でもできるんかなということも、私たち議員、非常に多くのお声を受けとめています。ですので、こういう懇談の中での枝葉のことを取り上げて、そういうふうに今おっしゃるというのは、やはり心外ではないかなと私は思います。  議員は、やはり住民の方の意見をしっかりと受けとめて、その意見が届くように町行政に働きかける、それが使命であります。私たちもこの学校給食については早急な進め方というのは、やはり慎重にしていただきたい。やはり、しっかりと議論を多くの方々、関係者の方々と議論を重ねながら、どの方法が子供たちにとってどれが一番いい給食なのかということをしっかりと私たちも取り組んでいきたいということも言わせていただきました。  この政治利用、政治活動というのが非常に前面に出ること自体が私たち議員のこの議論の中ではあってはならないことだと思います。子供たちの本当にこれから未来を、21世紀を担う子供たちの健康のために、そしてしっかりした体をつくるために、私たち議員は純粋に給食を望むということをつけ加えて、賛成意見とさせていただきます。 ○議長(八代基次君) ほかにございませんか。  山田議員の場合は、八尾議員が党としての意見をもう十分されましたので、議事進行に協力願います。2番目でつけてください。先ほども八尾議員は1番の賛成討論で御自分の持論を十分述べられたと思いますんで、この件はこれで一つ打ち切りまして、2番目に紹介議員として、もしつけ加えたければつけ加えてください。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) ほかに討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り採決をいたします。  お諮りします。請願第1号は委員長の報告のとおり、採決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、請願第1号は採択することに決定しました。  なお、広陵町長及び教育委員会へ送付し、処理の結果及び結果の報告を請求することが付記されておりますので、地方自治法第125条の規定により、送付及び請求を行います。  次に、請願第2号、中学校における完全給食実施に関する請願についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。14番、山村君!
    ○14番(山村美咲子君) この3,000名を超える方々の中学校給食実施を望むお声というのはしっかりと重く受けとめさせていただいております。  さきに通りました請願の紹介議員として、中学校給食実現に向けて、私たちも真剣に一生懸命取り組んでまいりたいと思っております。ただ、この広陵町中学校給食を実現する会の代表がかわられたということを2回目のお手紙で知り、そこに対して何の説明もなく、前回の代表であった山本さん3名の方々にお会いしたのを、自分たちが会ったかのように8名の議員にお会いしましたと書かれていたことに対して、私は疑問を抱いております。  また、多くの町外、県外の方の署名が含まれております。請願権はあり、どこからでも請願はできるということではありますけれども、そうした遠いところから応援してくださるお気持ちは本当にありがたく受けとめますけれども、もし、高田でそういうお声が多いのなら、そういう高田のお声を応援してくださったお声を高田市へ提出されたほうがよりこの署名は有効ではないかと思いますので、私はこの請願に対しては反対をさせていただきます。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ございませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 今の山村議員の反対討論にちょっと戸惑っております。  実は、最初の請願人の方は、請願1と請願2というのは同じ趣旨であるということをおっしゃったわけです。そのことを私、先ほどの発言の中でも申しました。請願の紹介議員の方は、皆、求める会の請願人の皆さんの御意見を了解してるものですねということで確認もさせていただいたところでございます。  それで、ちょっと戸惑いながらも二つ補足をさせていただきます。14日の総務文教委員会で参考人質疑に関して、参考人から説明がありましたけれども、少し補足をします。  二つありまして、一つは8月26日、中央公民館で8名の議員が参加した懇談会に関する件でございます。この時点で、チラシでお名前出ておりますから読み上げますが、山本百合さん、中村京子さん、山下有希子さんの3名の方は広陵町中学校給食を実現する会のメンバーであったことに間違いはありません。  山村美咲子議員は、今おっしゃった中にも、また総務文教委員会の参考人に対する質疑の中でも、この3名の方を広陵町中学校給食を実現する会の代表者というふうに指摘をされまして、その後、届いた書面には違ったメンバーの氏名が記載されたことを問題にしておられました。山村議員に届いた書面にはそのようになっていたのかどうか。  実は、ここに私にも届いた手紙があります。発信人は、住所がありまして山本百合さんの個人名でございます。文章が添えられておりまして、広陵町町会議員八尾春雄様。突然のお手紙、大変失礼いたします。私は広陵町在住の主婦云々と、読みながらちょっと省略しますね。おしりのところに、広陵町中学校給食を実現する会の山本百合、中村京子、山下有希子と書いてあるわけでして、別に代表者ということで書いてあるわけではありません。会の3人の方でそのようなことをされたということでございますので、この点、間違いのないように。そして、また間違ったことを言って議会の審議を混乱をさせないでいただきたいと思います。  請願署名をほぼ仕上げた段階で、実はこのお3名の方から御意見が出まして、紹介議員をお願いしなければいけないのだから、署名活動を始める前にぜひ紹介議員に就任していただくことを了解を得ておきたいという御意見でございました。  実現する会では世話人会というものを設けておりまして、紹介議員をどのようにお願いするのがよいかということについてもあらかじめ相談をしておりまして、署名活動を進めて、たくさんの方の意思を署名という事実で明確に示すことができれば、これまで中学校給食に一貫して反対してきた多くの議員も判断を変更してもらえるのではないかという確認をしておりました。でも、どうしても議員とじかに会って話がしたいんだということで協力を求めるということになったわけです。  どのような反応かは不明ですけれども、話し合いの後、世話人会に参加された議員さんがどういうふうに反応されるか、賛成ですよと言うていただくのか、条件があるけどもというふうに言うていただくのか、あるいは反対だと言うていただくのか、それはわかりませんけれども、とにかくそういうことをされるんであれば、話し合いの後で世話人会にすべて報告をしていただいて、みんなで協議をしてはどうかということで会われたものでございます。  その後、この3名の方は、特に山本百合さんは議員とやりとりした感触から、準備していた署名用紙も変更する必要があるという御意見でございました。しかし、この御意見は実現する会の世話人会では賛同を得られないで、これまで準備していた署名用紙でいこうではないかという結論になりました。  一方、その後、山村議員はじめ8名の議員さんは、この3名の方が別途中学校給食を求める会を結成をして、密接な関係を持っておられ、町内にビラ宣伝もしているわけですから、むしろ様子がわからないから不信感を持ったというのは逆でございまして、御自身がその間の事情についてはよく御存じだと、こういうふうに思うわけでございます。  参考人は、詳しい経緯の説明ができておらなかったと、大変申しわけがなかったということを誠実に陳謝して、おわびをしていただいて、私側のところで受け入れていただいたのではないかと思っておりましたが、今出ましたので、ちょっとびっくりしました。  そのことを、私、否定するつもりはさらさらありません。それは請願人の方の誠意ということで私も受けとめております。  事実は、3名の方は実現する会の代表者ではなく、会員であったということであり、その後、体制を整えて署名用紙を仕上げ、署名活動に入ったということでございます。ですから、実現する会としての活動は継続をいたしております。  それから、二つ目の町外の方の署名に関する件でございます。私は、もっと町内の署名数に注目してほしいと、こういうふうに考えております。  既に、参考人が回答もしておりますけれども、広陵町での中学校給食の実施を求める請願に町外の方が署名してよいのかと問うておられます。実家の親が孫のために、あるいは県内や県外で中学校給食を望んでいる方が広陵町で中学校給食が実現できれば自分たちのまちでも進むかもしれないと期待して、あるいは職場の友人などでいろいろな場合があったのだと思いますが、ここですべてを確認することはできませんし、する必要もないと思います。  山村さんが紹介議員になられた求める会の方がおっしゃっておられました。参考人は、17年に食育基本法というのができたと。学校給食法についても改正があって、学校給食に対する取り組みが全国的に進んでおると、こういうことも参考人の中で言われて、あなた、それ紹介議員になってるんですよ。  そういう中で、全国の方が、よっしゃわかったと、広陵町でやっとるんだったら協力しようやないかと。お隣でまた、高田でやるんやったら、私らも協力して高田でもやってほしいなと。全国的な流れになっているわけですから、そういうふうに協力をし合っていったらいいのではないかというふうに思っているところでございます。  実は、11月25日に、先ほどちょっと申しましたけれども、3,170筆の署名を議長に提出しましたが、その後12月14日に追加がありまして、197筆ありまして、私もちょっと怒られました。八尾議員、あんた頼みにきてるのに取りにもこんと何しとんのよというので漏れまして、197筆ありました。累計で3,367筆になっております。  このうち、町内は82%、2,757筆でございます。町外は610筆になりました。2,757筆というのは同じ趣旨だと言われた第1の請願、中学校給食を求める会77筆の35.8倍に達しております。これほどたくさんの署名が集められていることが最も大事な点ではないでしょうか。  町内の世論形成、中学校給食の実現を求める世論の形成に貢献したのは、実現する会の署名運動であったのは明白ではないでしょうか。そして、ずっと中学校給食の実現を言い続けてきた日本共産党議員団の活動がそれらのベースになっていることは疑う余地がない、これがあなたの質問的意見に対する回答であります。  その上で申し上げたい。当日、14日のときには参考人の児玉昌也さんも、私も紹介議員の立場から申し上げましたけれども、請願事項についてこうでなければ絶対駄目だとは考えていない。広陵町で学校給食といえば、既に五つの小学校で学校給食が実施されているので、これをイメージして請願事項にまとめたものであること。小学校の給食を中学校にも広めてほしいと期待するのは自然の流れであること、今後の調査研究する中で、広陵町にとって、それはつまるところ、子供たちにとって最もよい進め方を決めるのがよいのではないかということを申し上げたわけでございます。  今回はあくまで中学校給食の実施という請願を採択するのかどうかということであって、町長が予算を示して施設やシステムなどの事業計画を議案として提案しているわけではないということを説明しておりました。つまり、この請願は趣旨において、先ほど採択された中学校給食を求める会の請願と同じであるということです。  ところがです、総務文教委員会では我が党の山田美津代議員は求める会の請願にも実現する会の請願にも賛成をいたしました。どちらも中学校給食実施を求める請願であるからです。ところが、今、山村議員は反対ということで言われております。長濵議員は求める会の請願には反対でしたので、私は単純に中学校給食実施に反対なのか、あるいは反対とまでは言い切っていないけれども、5年、10年の見通しを持って、今は中学校給食実施を決めるのには早すぎるので、関係者の協議が焦点で話し合いに集中すべし、実はこうした主張も現実的には速やかな実施を求める請願の趣旨からいえば、中学校給食には反対になると言わなければなりませんが、先ほど請願1には賛成をされましたので、それはしっかりと受けとめておきたいと思います。  こういうことでございまして、山村議員は手続のことやら、あるいは代表者のことやらで意見を申されましたが、肝心かなめの中学校給食の内容について、この内容のどこが駄目なのかということを全く言わないで反対をしている、こんなでたらめな反対意見はないということを指摘をしておきたいと思います。  そうすると、どういうことになるのか。第一に、現行の小学校給食を否定する主張になります。現行の小学校給食のどこに問題があるのか。私は、小学校給食には今後の課題はあるけれども、今後継続することができないという問題はないと思っております。小学校の給食のやり方は間違っているというのは、求める会の説明とは相入れません。自分たちの矛盾した行動に気がついていないのですか。現在の小学校の給食について、私はやめてほしいと。これ、私たちの請願2を反対するというのはやめてほしいと言っているのと同じ意味になります。  第二に、同じ趣旨である確認済みであるのに、3,367筆もの署名がある請願はもし不採択として、77筆の署名がある請願を採択するということに住民に責任を取れる行動なのかどうかということでございます。実は、請願は1筆であっても所定の手続を取って紹介議員がおいでになり、議会で採択されれば有効です。  ですから、私は単に77筆が多いのか少ないのかと言っているのではございません。同じ趣旨だと説明され、請願人もそのように理解しているという77筆の請願は採択しておきながら、その35.8倍もの請願署名を不採択にする根拠はないということです。こうした手法はだめにするやり方であって、言語道断だと思います。  第三に、これらのことは3名の議員が中学校給食実現にどのような態度を取ってきたかとも関連があります。  8月26日の8名の議員が集まった際に、青木議員はセンター方式でなれば中学校給食は反対だと明言をしています。山田光春議員は、広陵中学校の校長先生を訪問し、まだ開始もしていない署名用紙を見せて、先生このような動きがあるのは御存じですかと尋ねると、知らないと答えがあったので、教育関係者、特に該当の校長先生が知らないうちに請願署名を集めるとは納得できないと言っておられました。  また、9月8日の全員協議会では、今、教育行政、教育をするときに、やはり、今、給食について子供が要らないとアンケートにたくさん出てますわね、子供は弁当のほうがいいなというのが答えとして出た。それをまた検討委員会でする必要は僕は、しやんねんやったらやったらいいんですよ、だけど、今ちょっとややこしくなりましたけど、三者言われたところ、やったら、目線は子供たちの目線で考えたら、教育行政はいいんじゃないか。  つまり、ここで山田光春議員が言ったのは、子供の意見を尊重して、弁当にしておいたらどうかという意味で言われたものだと思っております。先ほどの見解と全然違うことをあなたは言ってるわけだ。僕はそういうことを確認をしたいと思います。  これらのことを総合すると、日本共産党議員団が協力している中学校給食を実現する会の請願、3,367筆の請願署名を集めたが、そんな共産党が協力している請願には協力できない。しかし、これにただ反対するだけでは住民の要求に反した行動を取っているのがばれてしまう、こうした事態は何とかこれを避けたい。そこで、実現する会から離れた中学校給食を求める会の請願に賛成の態度を示すことで、中学校給食には賛成の態度表明ができるようにしてもらったということになります。これが今回の二つの中学校給食実現を求める請願の関係であり、構図であります。  しかし、策を弄したことでかえってうそをついたのがばれてしまいました。みずからが賛成した中学校給食を求める会の参考人は、趣旨において実現する会の請願と同じだと、14日の常任委員会で説明をしているわけだから、同じ趣旨なのに、一方は賛成し、一方は反対するということが明白になってしまった。あなた方の本心は、住民運動とタイアップして3,367筆という大量の請願署名活動に尽力した日本共産党の役割をいかにして引っ込めるかを一生懸命に考えたあげく、 ○議長(八代基次君) 簡潔にお願いします。 ○10番(八尾春雄君) 最後の採決で本心をみずから明らかにされてしまうということでございます。  あと1分で終わります。  そして、こうしたやり方は、山本百合さんをはじめ、中学校給食を求める会の呼びかけに応じて署名された77名の皆さんの気持ちも踏みにじっていることになる。残念ながら、当初は同じ実現する会で活動しながら離れた皆さんがどのように行動できるのか、実は心配をしておりましたけれども、今回の説明を聞いて杞憂であったことがわかって私は大変よかったと思っております。  中学校給食実現のために、日本共産党議員団は今後もありとあらゆる手だてをとって頑張っていきたいと考えております。  しかし、今回のあなた方の対応は、中学校給食の実現を口にしながら、日本共産党の役割をいかに引っ込めるかに集中しております。極めて不明朗な態度ではないか。こうした行為を世の中では、住民の願いを悪用した政治利用と申します。今からでも遅くはありません。採決のときに真摯な反省の上に立って求める会の同じ趣旨である実現する会の請願に賛成していただくことが重要であると思います。どうぞ、勇気を持って賛成をしていただくようにということでお願いをして、私の賛成討論を終わります。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) 長々と今、えらい賛成討論がありましたけどね、何かわけわかりませんわ。  というのはね、一体紹介議員って何ですの。紹介議員というのは、やはりその趣旨に賛同して、当然、同意見であると。同価値観を持っていると、それで紹介議員になったわけですわね、私はですよ。よって、結果的にどうであったかこうであったか経緯が前からどうやったとか、そんなことずっと並べて、お互いみんなそんな話してますね。  紹介議員、いわゆる住民、町民の代弁者である議員が紹介議員で動いてやってるわけですわね。それについてどうだこうだとか、昔のこんなことがあってこうなったと、そんなこと何の理屈にここでなるのか、私、不思議ですわ。淡々とね、紹介議員の役割を果たしていたと、これだけのことですねん。何も難しいことないと思います。  そこで、今、長いるるありましたが、何や趣旨がどうとかこうとか何をおっしゃってるのかわかりませんけどね、私たちは、結果いろいろな議論もありました。もちろん、私自身もどうしようかな、中学校給食に賛成だという立場でなかったことも事実です。しかし、後生大事にそれをずっと抱いていくんですか。教育長やとか皆、それ言っておられるのにそれはどうですかって、諭してる話あったん違いますか。  そういう意味では、やはり時代の流れと社会状況、すべて含めて、少子化のことやらすべて含めて、広陵町の食生活、中学校という一番成長期の子供のことを考えてやって、それを考えて、それを同調をしているわけですわ。それをサポートしているのが我々議員ですねん。それが、前がこう言うてたからどうだということ自体が次元がおかしいと思いますよ。そこで、なぜ同じやのにどうやったと言われるのやったら、同じやったら賛成したってよろしおました。それは結構ですやん。  我々が言うてるのは、請願者の皆様とちゃんとした話をした中で、ここできちっとすべての、初めはこんなこと言うてはったじゃなしに、出発のときに、我々改めてのときに、結果的には方式とかいろんなことは余り言いません。ただ、広陵町として広陵町の中学生にまたちゃんとした身の丈に応じた、合った方式とかいろんなことすべて専門的なこと、ここからは専門的、いろんな関係の人たちとの協議をしてやっていただきたいと、まずは実現をしてくださいと、これですねん。何がおかしいんかなと思って。それですのでね、私はその意味で、何か同調するのとかどうとか、何か議員が心変わりしたとか、党がどう考えてるとか、そんな次元と違いますよ。  よって、今の請願第2号には反対します。 ○議長(八代基次君) 指名する前に、山田議員ちょっと申し上げますが、八尾議員と同趣旨のことはやめて、簡潔にお願いいたします。11番、山田美津代君! ○11番(山田美津代君) 今の青木義勝議員の反対討論の中にも、この請願の中身に対してのことはほとんどなかったように思います。やはり、山本代表が言われたように、同じ内容ということが、これ1点あると思うんです。  そして、この二つ目の請願の一番の性格は、やはり運動が広がってるということですね。やっぱり40倍近くのこの運動が全町に広がってる、この声を無視して、やはり総務文教委員会で反対の方が多かったというのはおかしなことではないかと思います。  先ほど笹井議員のほうから、一つ目の請願に対していろいろ指摘されてびっくりした、こういう経過が77名の方の、私たちの署名と違ってプリントアウトした名前に印鑑だけが押してあった請願書だったので、ちょっと私たちの署名活動とは大分違うなというのは、その請願書が出されたときに思いましたが、こういうことがあったのか、これが事実かどうか、やはりちょっと追及していただいて、そして意見をつけて賛成したというふうに先ほど申し上げたかったんですけれども、そのときに賛成討論できませんでしたので、今この場で申し上げますが、やはり、その辺は山村議員がおっしゃいましたけれども、いろいろ圧力がかかった結果の10名の辞退だったというふうに言われておりますし、笹井さんのほうは、いやそうじゃない、もともと白紙の状態で名前を書かせられて印鑑だけ付いたというような発言もありました。この辺はきちっとやはり見きわめるべきではないかなというふうに思います。  それで、この二つ目の請願ですね、北葛で唯一実施されてないというのはこの広陵町だけなんですね。この中学校給食を実現してほしいという、こういう願いの一つは賛成して一つは否決するというのは、この内容がほとんど同じということにもかかわらず否決するというのは切実な町民の3,300も400も広がった町民の願いを実現するという機会の役割をみずから否定する、そういう自殺行為であり、否決した議員の見識を疑わざるを得ません。  1の請願と2の請願の内容を山村議員青木議員もおっしゃいませんでしたが、どこに違いがあるのですか。児玉昌也参考人が請願に来られたときも、これから考えていっていただいたらいい、括弧の中に入っている自校方式とか、そういうのは今ある小学校でやられていることであり、それを中学校にまで拡大してほしいものであるというふうにはっきり述べられていました。この2の請願に同意できないというのでも、その中身ですね。根拠をはっきりと示す必要があるのではないでしょうか。  また、私たち共産党が中学校給食の実現に向け、繰り返し質問をしてきましたが、他の議員は町民の訴えに耳を貸さず反対をしてきた議員もいます。今回、こういう中学校給食を望む声が高まり、1の請願に賛成されたことは大いに歓迎するところですが、しかし、賛成された請願書は87名から77名、私ども共産党が紹介議員になり否決された請願書は3,367と、約4倍です。何とか中学校給食を実現したいというお母さん方の思いが職場で声を掛け、親に声を掛け、そして友人にも声を掛け、どんどん広がってこの数になったと思います。皆さんはこの重みを感じておられるのでしょうか。  私ども共産党はこれまでの議会でも再三述べてきましたように、二つの請願書にも書かれていたように、成長、発達の著しい中学生に栄養のバランスの取れた食事を保証することは教育の一環としてとても大切です。あなた方、否決された議員さん、卑劣にもこの請願に反対された議員さんたち、第1の請願に賛成されたわけですけれども、中学校給食実現のための思いを共有せざるを得ない立場に立たざるを得ない、今後実現まで粘り強くあなた方の良識に訴え、協力を求めてまいりたい、そのことも申し添えて賛成討論とさせていただきます。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 請願1号に述べたこととちょっとダブりますが、2号として討論いたしたいと思います。  中学校給食をしなければならない時期に来ていることは明らかであり、請願の趣旨そのものには賛同します。先ほどと同じです。賛同するのですのよ。  しかし、請願に至る経過について議会議員の関与の仕方に問題があると思います。というのは、この請願の署名集めに多くの議員が関与していると思います。というのが、町長が9月の議会で検討のための組織を立ち上げようと提案しているのに、全く取り上げず、その後に保護者の声を受けて署名活動している議員のあり方が不思議でなりません。  議会議員として給食を検討しようと提案すれば、請願も出てこないのであります。陳情でいいのです。この請願されるに当たり、私の聞いていることをまた申し述べたいと思います。  まず、中学校給食を実現する会の署名用紙の代表世話人になっていた弁財天の西村さんから勝手に名前が載せてあり、何の確認もなく共産党の八尾議員が署名用紙を持ってこられたので。お願いに来られたとも聞いています。議員の名前と署名用紙を持って、署名のお願いに来られたことも聞いています。  そういうことから、私はその手続に問題があるから異議を唱えるということでございます。その請願に対しては賛同することでございます。以上。 ○議長(八代基次君) ほかに討論の議員はございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決をいたします。  本案について反対者がございますので、起立により採決します。  請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立2名であり、賛成少数であります。  よって、請願第2号は不採択とすることに決定しました。  次に、請願第3号、素晴らしい広陵町の中学校教育の現状を評価し、保護者、生徒、先生方の声を大切にすることを求める請願についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。1番、山田光春君! ○1番(山田光春君) 委員長にまず質問したいと思います。  この請願第3号、素晴らしい広陵町の中学校教育の現状を評価し、保護者、生徒、先生方の声を大切にすることを求める請願についてであります。  全く当たり前のことであります。件名についても、素晴らしい広陵町の中学校教育の現状を評価し、保護者、生徒、先生方の声を大切にすることを求める請願、要旨として、保護者主体の意見主張になりがちな昨今、直接教育現場にかかわる生徒や先生の意見は外すべきものでないという原点回帰の活動をお願いしたい。  そして、理由として、この学校給食についていろいろ書かれておるところでございます。  一つ、この件名、要旨の二つについて当たり前のことの請願ではないのか。現状に不満があるから、この請願を提出したのか。その点について、どんな目的があったのかをお聞きしておきたいと思っています。  次に、理由の中に、こうしてるる学校給食についてPTA連絡協議会としてバランス崩壊の危機感を持つものでありますと云々、ずっと書いてありますけれども、結局、PTA連絡協議会でやるべきことを先取りされ、いわゆる山本さんたちのこの請願書、そして共産党の出された請願書に先取りされ、気に入らんというこの次元の低いことでこうして怒っておられるのではないかという、私は想像するのであります。  ましてや、この請願が山本さんらが出したのは11月2日であります。そして、第2号の共産党と言ったら怒られるのかな、実施に関する請願については11月25日に提出されて、そして、この請願第3号は12月1日、最終日のお昼に出されたという、このせっぱ詰まって出されたのであります。  そうしたことを考えると、今、私が言いましたように、結局、PTA連絡協議会でやるべきことを先取りされ、気に入らんという次元の考えでこうしたことを出されたのではないかと思っているのであります。  そして、「広陵町議会においてこの状況を十分に把握され、慎重な取り扱い、十分な議論をされるよう請願いたします。」と、このような文章で終わっているわけでありますけれども、この「十分議論されるよう請願いたします。」とは、何を意味するのか、この3点、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(八代基次君) 総務文教委員長、松浦君! ○総務文教委員長松浦敏信君) 総務委員のほうからお答えします。  紹介議員がこの議場におられますので、請願第3号の紹介議員にお答え、お願いいたします。 ○議長(八代基次君) ただいま、松浦委員長より、紹介議員について、1番、山田君の質問について答弁願いたい、こういう趣旨の発言がありましたので、紹介議員、お二人の方、答弁を願います。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) これ書いたあるんで、そのとおりがわからんということは、どういう意味か私にも理解できません。このとおりですよ。このとおりやのに、なぜわからないんですか。            (不規則発言あり) ○議長(八代基次君) 不規則な発言は、ただいまは5番、笹井君の質問に対する答弁もやや乱暴かと思いますので、もう一度、1番、山田君が繰り返し、もう少し詳しく質問の趣旨をもう一度。1回目として取り扱います。もう一度詳しく質問してください。山田君! ○1番(山田光春君) 紹介議員の笹井さんに委員長のほうから振られましたので、答えてほしいと思っています。  このまま書いているとおりだと、私はわからないから内容が。あなたが紹介議員になってるんだから、この濵野さんとPTA連絡協議会の会長さんから出された請願なんですから、その紹介に笹井さんと長濵さんがなられたんですから、その中身は十分知って紹介議員になられたと思います。  そして、ここの本会議場でこういう質問を受けるというのは当たり前のことだと、議員として、紹介議員として受けるべきだと思ってます。  この中身について、件名、要旨、理由が書いてあるでしょう。わかるように説明してくださいと。何が目的やわからへん。どういう目的で、この請願出されたのか。わかりましたか。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 何が目的かいうことは、皆さんとしっかりと議論をして、議員だけで請願に走らず、やはり地域の声、また教育委員会、理事者と立ち上げておられるのも、そういうことも踏まえてしたらいいのではないかという趣旨のことで提案させていただいておるということでございます。 ○議長(八代基次君) 1番、山田議員
    ○1番(山田光春君) 2回しかないですけどね、今、笹井さん、議員だけで請願で走らずって、何もおれら議員が請願出したわけじゃありませんよ。  我々が紹介議員として町民の、だから、私たちは町民の皆さんの後押しとして、議員活動として、そして紹介議員になって出したんですよ。何も議員だけがこんな請願だけで走ってるわけでも何でもありません。そんなこと、認識が違いますよ。  ですから、だれが見ても、この請願の意味が、全く何の目的があったのか。結局、この請願1本目、2本目を否決してほしいというような請願じゃなかったんですか。だから、十分説明をしてほしいということなんです。  結局、今の笹井議員の話を聞くと、結局名前を貸しただけでしょう。私たち8人は、山本さんの出されたこの請願については責任を持って、質問があったら堂々と受けますよ。それだけの責任は持ってますよ。  笹井さん、長濵さんでもいいですよ、答えていただきたいと思いますよ。何も難しい質問しているわけじゃありません。簡単に、小学生に対する質問している、私は頭が悪いから聞いてるんです。 ○議長(八代基次君) この請願に対する紹介議員はお二人ですので、お二人どちらでも結構ですから、今の山田議員の質問にお答えいただければと思います。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 私、言うとんのはね、皆さんと、この趣旨には賛同やと言うてる、趣旨は、それは給食することについては賛同やと。そやけども、そのやり方についてが不自然やから、こういうことをみんなでやってくれと、相談してやれということを私は言いたいわけですわ。  自分らだけで、先ほど言うたように、名前出しましたけども、そういうぐあいに、名刺配ったり、そうしてしているのがいかがなものかということでわしは言うとるわけ。それよりも、みんなでこういうぐあいにしていこう、給食について前向きな検討で出してくれたらええということを言うとるわけですわ。  こういうことすること自体が不自然やから、私はそういうことをしないで、もっとしっかりと出してくれということを言うとるわけですわ。 ○議長(八代基次君) 笹井さんの今の御答弁ですね、これは笹井議員が議員全体に対する行動に対しての疑問ということについては、そのように思います。  今、山田議員の発言されたのは、請願書の中身についての解説をしてほしいという趣旨だと思うんですが、それについて笹井議員か長濵議員からお伺いしたいと思います。  議員の態度のことについては、第1請願、第2請願に対して議員が云々ということと山田議員の質問とはちょっと趣旨が違うと思います。要は、第3請願の中身についての内容を教えてほしいと思います。しばらくお考えください。4番、吉田君! ○4番(吉田信弘君) そうしたら質問、わかりやすく質問させていただきます。  文面の中で、「保護者主体の活動が過熱化し」という文面があるわけです。私は、PTA会長が自分の判断で保護者を抑えるのではなく、保護者主体の活動というのはあって当然だと思います。  それを否定しているような文面になっているわけですけれども、その辺をどういうふうに思われてるか、また考えておられるかをお聞きいたします。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 学校で署名活動とか、校長先生、またPTAの役員さんにも相談せずに、会合のときに署名を集めるということは、やはり私は過激だと思っています。それだったら、家庭の、家に回るなりしたらええと思います。公共のとこでそういうことをするのはいかがなものかと思っております。それが過激と思っております。 ○議長(八代基次君) 4番、吉田君! ○4番(吉田信弘君) 笹井議員のほうは、PTAの会長に相談せなあかんというふうなことをおっしゃってるわけです。私は、保護者主体というのは、普通のだれしもが考えることであるわけです。  だから、まずもって、その辺が紹介議員として、笹井さん、名前を挙げられてるわけですけども、ちょっと、どう言いますか、そういう思いかなという、私、思ったわけであります。  そして、PTA連絡協議会ということでされてるわけです。これ、私、総務委員会のほうでもお話しさせてもらったわけですけれども、毎年メンバーもかわられるし、その会が保護者を抑えるような活動をするというのはもってのほかだと思います。だから、その辺は教育委員会のほうでしっかりと調査をしていただきたい。そして、しかるべき処置をお願いしたい。  ここへも、広陵町のほうから補助金が会として出てると思います。そういうふうな活動に使われてもうても困りますので、その辺もあわせて理事者の方、町長、おられますので、させていただきます。  それで、PTA連絡協議会という言葉、笹井さん、隣ですねんけど、どういう会なのかをお聞きいたします。 ○議長(八代基次君) 先ほどの山田議員の質問についてもあわせてお答えいただければと思います。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) PTA連絡協議会というのは、各小学校校区の小学校のPTA会長、副会長、校長先生、教頭先生、それから中学校も同じです。そういうメンバーで協議会されております。  そこには、顧問として平岡町長、八代議長、それから教育委員会の住友さん、それから前年度の会長もおられます。そういうメンバーがPTA連絡協議会のメンバーと私は承知しております。以上です。  何をするもんということの質問でございますが、それは学校関係のいろいろのこと、教育に関係のあることばっかりやと思います。ほかのことを会議するのはPTA連絡協議会というのは、いろんな問題、その都度案件があったらその都度協議されるものと理解しております。 ○議長(八代基次君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。3番、青木君! ○3番(青木義勝君) もう12時近くで大変おわびしたいと思います。私がわびてもしゃあないけどね。  何かややこしいことのやりとりで、どんな次元になってしもたんか、私自身も頭混乱して、反対討論と賛成討論と間違うたらあかんなと思って、今、改めて確認してます。  それでは、請願第3号について、反対の立場で討論をいたします。  まず、第3号の請願の要旨の説明で、書面では会の名称はなく、各学校、幼稚園のそれぞれの正副会長さんの個人名でありました。濱野PTA連絡協議会会長さんによりますと、この請願はどういう請願ですかと私がお聞きしたら、これはPTA連絡協議会による請願ですと言明されました。  私は不確定な、何か書面では何も書いてないのに、何でかなと思いましたし、これ全部会長さんが皆並んではるのかなと思ったら抜けてるようなとこもあるように思います。これ、全く不確定であるなと、まず第1点そう思ったわけでございます。  また、PTA連絡協議会のバランスの崩壊の危機を持つということも出てました。私これもまた質問させていただいた。その理由を尋ねますと、会に無断で活動したような人がいたとかいうようなわけのわからんような答弁がありまして、何かなと思って、これいまだにおかしいなと思ってまして。  そして、「広陵町長はじめ、教育長、教育委員会と連携を取り合い」とありますが、これちょっとおかしなことになってますなと思ってね、これ、議会への請願権は憲法第16条に規定されている国民の基本的権利の一つとして保障されていて、何人も平穏、穏やかに請願する権利を有し、何人もかかる請願をしたためにいかなる差別待遇を受けてはならないと、こうありますねん。どういうことかな、こうありますねん。  すなわち、私、思いますよ。各機関及び何人にも拘束されず、また、そういうことをされないということに記されていると、こう思うわけですね。  請願の行使はできると思います。いわゆる、いろんな人に相談しやんでも、我々こうしてほしいなという請願、これ議会に対してですよ。当然、何の相談もなしにやって当たり前のことですねん。さっきから、えらいいろんな人に相談してからいろいろしてから出してくれって、よっしゃ言われてから出すのか、そうじゃないわけです。もっと基本的な権利の行使と、憲法に定めてるのに、これをどうしたこうしたということ自体が、請願出された人たちもそんな解釈しておられるのかなと、これ御認識どないなったあるのかな、こう思うわけですね。  この辺が私一番の不満なことです、納得のできないことです。これは国民の一人としてそう思ってます。法治国家ですからね、そういう意味です。  ただ、本当に純粋に中学校給食を求めるための請願権の行使と実現のための具体的な事項とは別の次元であるわけです。これ認識してくださいよ。混同してはいけません。  そして、本当に私どもびっくりしました。大問題なのは、12月2日の請願第3号の請願者の方々の請願書提出の場面を掲載をしている奈良新聞の記事中に、「町内に中学校給食の実施を求める請願を出された。このことを知らせるビラが出回っているが、有志によると」請願された有志ですよ、「(第3号の)有志によると、来年の町議選をにらんだ政治的動きを危惧」とあったからね。えっ、議員が考える考えを共有する請願書の紹介議員となるのは当然議員の責務の一つですよ。違いますか。  そのことを給食を求める会が確かに議会に提出しましたよと。そして、新聞記事にもなりましたよと。そして、8人の議員さんも紹介議員になっていただきましたよと、これをいうお知らせのビラでしたね。そして、また今後大きな輪を広げていきたいと思う、それだけの理由で出されたビラですよ、私はそう思っていますよ。しかし、新聞記事では、「町議会選をにらんだ政治的な動きがある」と、こう書かれてますね。  これね、それがまた請願提出者の有志の方が言われたように書いてるわけですわな、新聞記事。これは大変なことですね。二元代表制のもとで、選出をさせていただいた議会議員の責務としての議員活動を否定する、そしてまた圧力を掛けられているような感じにも私は感じましたよ。新聞という公器を使って、公器でですよ、町内外に対して8名の議員を冒涜されたと思います。謝罪を求めます。  もし、だれもそんなこと言ってないのであれば、新聞社に記事の訂正を求めるのは当然であります。違いますか。  そこでね、余り触れたくない話ですけどね、あえて言います。先ほど笹井議員が請願者第1号に対する討論の中で、賛成したわけがわからなかったわけですが、議員活動を抑えるような発言を議員である笹井さんからありましたことに対して、私、非常に疑問をね。そして、またビラに紹介議員として載せられましたがね、これは当然なことで、支障何にもないわけです。趣旨を共有する議員が活動に協力、サポートするのは町民の負託を受けた議員としての議員活動になぜいけないんですか。これがどこに選挙に結びつくんですか。同じ議員として本当に疑問を感じます。私だけではないと思いますよ。  そこで、以上のことで私はこの第3号について反対をいたします。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 私はこの請願の紹介議員として、請願者の方々の思いとして、子供たち、先生方、保護者の思いはいろいろあるということについて十分理解をしてほしいと訴えられ、それを協議される議会に届けてほしいという趣旨に賛同したものであります。中学校給食が必要でないというのではありません。安易に決定しないで、十分な議論を重ねてほしいという趣旨であります。  議会議員として、この請願の趣旨をはねつける理由はどこにもないはずです。この請願についても採択し、議会としてもしっかり議論しようではありませんか。採択することに皆さんの賛同をお願いいたします。 ○議長(八代基次君) 八尾議員に申し上げますけれども、先ほど来の発言は非常に長時間でしたので、今回は要旨を簡潔にお願いいたします。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 簡潔に申し上げます。反対の立場で申し上げます。  私もおりまして、連Pの会長の濱野さんが冒頭、PTA連絡協議会としてというふうに言われたので大変驚きました。  どちらが本当なのかはわかりませんけれども、私の理解するところでは、PTAはParent Teacher Associationというものでございまして、教育長もうなづいておられますが、子供を真ん中にして先生と保護者が子供たちの健全育成だとか、教育環境の整備のために一緒に協力する社会教育関係団体だと、こういう理解をいたしております。  やりとりの中で、保護者の意見を聞かないままPTA会長がこのような請願をするのは問題があるというふうに発言があったときに、傍聴人から、大変たくさんの拍手が起こりました。  代表の長濵という広陵中会長さんは、実は単位PTAではこのことは一切議論をしていないというふうにおっしゃいました。そしたら、PTA連絡協議会の正式の会議でこの請願を行うことを決めたのかどうかということも私は怪しいなと、こう思っております。  もし、十分な話し合いをというふうに言われるんであれば、PTAの構成員は先生と保護者などでありますので、PTA会長がこの問題は大事だからぜひ話を十分にやろうではないかと、会員の皆さんに呼びかけをして十分に意のあるところを尽くしてやられたらいいはずでございます。  ところがいきなり議会に請願を掛けられるということなので、それはちょっとやり方間違っておるなと、焦点が違ったなと、こういう印象を持っております。  PTAが本来の目的に沿った正しい発展をするために、私も今後も頑張りたいということを申し述べまして、反対討論といたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決をいたします。  本案について、反対者がありますので、起立により採決いたします。  請願第3号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立2名であり、賛成少数であります。  よって、請願第3号は不採択とすることに決定しました。  しばらく休憩いたします。     (A.M.12:04休憩)     (P.M. 1:32再開) ○議長(八代基次君) 休憩を解き、再開します。  次に、議案第54号、広陵町暴力団排除条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対して、質疑に入ります。  質疑ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 簡単にしますので、済みません。  常任委員会で、私と山田美津代議員と今井光子議員が実は県会選挙の当選をしたときに町長にごあいさつに伺ったことがありまして、そのときに危機管理対策の方がずっと横におられた件について、私たちが危機管理上何か問題があるんでしょうかという質問を山田美津代議員がしておったんですが、ちょっと答弁をいただいておりませんでしたので、委員長、お答えをお願いします。 ○議長(八代基次君) 松浦総務文教委員長! ○総務文教委員長松浦敏信君) ちょっとわかりませんので、理事者のほうで答弁お願いします。 ○10番(八尾春雄君) 委員長報告に対しての質問という見解ですので、恐れ入ります。総務文教委員会の折、この議案が審議されるときに、山田美津代議員から今井光子県会議員が5選を決めましたので、町長にごあいさつに寄せていただいたことがあります。覚えておられると思います。今井光子、山田美津代、八尾春雄と、こういうことです。  そのときに、最初から最後までずっと危機管理アドバイザーの方が座っておられまして、黙ってずっと座っておられたわけです。  危機管理アドバイザーの役職は、町の職員がよからぬやからといいますか、ぐあいの悪い人たちから職員を守るために配置をしたという説明でございますので、私どもがそういう対象になっておるのかと、そういうふうに見ておられるのかと思って、ちょっと不安になったものですから、一応、念のため確認をお願いをしたものでございます。  委員長報告に対する質問ですので、委員長は理事者からということで振っていただいたものと理解をいたしておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(八代基次君) 平岡町長! ○町長(平岡仁君) 多くのお客さんが来られますので、そのときの様子は記憶にありませんが、確か、私どもアドバイザーと同席をしてるとこへお入りをいただいたのではないかと思いますね。  わざわざ来ていただいてるのに、一緒に来てくれと、変な人が来られたということでやったのではないと思います。  一緒に話をしているときにおいでいただいたということだと思いますよ、そういうことは、席を外してくれとかいうことを言わなかって、ただ、あいさつだけでお受けしたと思いますね。そうだと思います。わざわざ皆さんは、私はそういう対象の人だというように決めつけておりません。 ○議長(八代基次君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第54号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第55号、広陵町暴力団排除条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり)
    ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第55号は委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第56号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第56号は委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第62号、平成23年度広陵町一般会計補正予算(第3号)を議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑ありませんか。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 委員長にお尋ねいたしたいと思います。  修正案が出され、可決されたと報告がありましたが、食育や中学校給食について、広陵町の大きな課題だとの認識についての議論、意見はどんなものがありましたか。  減額するということは大事なことではないということですが、早くから理事者から何とかしなければならないという説明を受けていたのに、また議会に請願書が出されているのに、今後どうするという議論もされたのでしょうか。  請願のときも言いましたが、議会としてはこんなに多くの皆さんが給食に関心を持っておられるのに、町長部局が調査、協議、検討しようということに議会も協力すべきと思いますが、その認識は委員会としてどうですか。詳しく教えていただきたい。松浦委員長、よろしくお願いします。 ○議長(八代基次君) 松浦総務委員長! ○総務文教委員長松浦敏信君) 委員会でもありましたように、いろいろの議題というんか案件は出ましたけども、やはり町としては委員会の人はルールを守っていただくと、日付も12月6日と8日に、先に予算も通らないのに、そういう委員会ができると、これは納得して私は聞いておりました。  それで、そういうようになったと思います。これはみんなに聞いていただいたらわかると思います、委員会です。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) そういうことは今までもあったように聞きます。この点についてどう思いますか。  前かていろいろ委員会のほうが先に設置されたことがあるように私は記憶しておるんですけど、その点はいかがですか。 ○議長(八代基次君) 松浦総務委員長! ○総務文教委員長松浦敏信君) 提案者は吉田さんになっておりますので、そちらのほうへお願いします。 ○議長(八代基次君) 4番、吉田君! ○4番(吉田信弘君) 今、笹井議員のほうから質問がありましたので、お答えをさせていただきます。今まであったようにというふうなことをおっしゃっているわけですけども、今まではなかったように私は思っております。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 先ほど申しましたように、減額ということは大事なことではないということですか。  そして、また予算は計上されておりますが、執行とかいう点に対してはまだなので、先ほど委員長の申し述べられたことはちょっと私と意見に相違があります。その点を確かめたいと思います。 ○議長(八代基次君) 4番、吉田君! ○4番(吉田信弘君) 会議として開かれておられないということで、笹井議員はおっしゃってますが、第1回目に二つの委員会、あるいは会議等を開催されております。以上です。 ○議長(八代基次君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) これから、来年度予算編成に向けて、重要な課題の処理をしなければならないのに、その必要な予算を減額するという認識は理解できません。  以前に、基本的な説明があって、議会としても容認した案件と理解しております。したがって、減額修正には反対いたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。1番、山田光春君! ○1番(山田光春君) 私はこの修正案について賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  本会議のときにも議案説明のところで、この場所で、この補正予算についてはいろいろるる質問させていただいたところでございます。ですから、今、提案者のほうからも説明があったとは思いますけれども、歳入の分185万9,000円の減額。それから、歳出の分は食生活、食育を考える会議委員謝礼等を含む91万9,000円、そして教育費、事務局費、中学校給食懇話会会員謝礼等含む94万円の減額修正について賛成をしたいと思っています。  私の賛成の理由は、やはり平岡町長は、平成23年9月8日全協で、学校給食検討会議スケジュール表というものの案をみずから提案され、説明されました。そして、平成23年12月には中間報告、そして平成24年1月には建設設計計画、そして平成24年3月には方針案をまとめ提出、平成24年4月には方針決定を伴う事業計画、予算審議、補助金、工事着工、こういうふうな順序で、こうやりたいということをこの9月8日の全員協議会等で説明されました。  そして、議会は12月の定例会の補正予算を提出するまでは、この全協の案が生きていると思いきや、学校給食検討会議はやめたと町長は言ってるよと、他の議員から聞かされました。やめるなら全協できちっと説明すべきだと私は思っています。それから、二つの委員会を発足すべきではなかったのかと思っています。  何も二つの委員会に私は反対しているものではありません。今、笹井議員は必要な予算を減額することは何事やというようなことを言われましたけれども、そうじゃなくして、やはり基本的なルールを守るべきだと私は思っているのであります。  それから、二つ目。12月9日、初日の定例会で、この食生活、食育を考える会議、中学校給食懇話会の補正予算が計上され、提案説明を受け、初めてこの二つの委員会の設置を知りました。私だけではありません。ほかの議員もそうだと思っています。  既に12月6日、8日に第1回の委員会を開催されているとのことでございました。この二つの委員会の設置を含む案を補正予算で審議前に施策を実行に移すことは議会のルール上絶対にあってはならないことだと私は思っています。  議会の審議権を無視するもので、二元代表制の根幹を揺るがす重大問題であると思っているのであります。こうしたことを議会で許したら、前例ができ、禍根を残すことになると私は考えるものであります。なぜ、そんなに急ぐ必要があるのか。補正予算が可決してから開催したらよいと考えるのであります。  先ほどの請願も、全会一致で一つの請願が通りました。これから議会から町長あてに請願が出されるわけです。請願を受けるか受けないかは、この町長自身の腹の中一つだと思っておりますけれども、民意として、また議会の総意として、この請願を採択したわけでございますので、ぜひとも当初予算等々でこの予算を何らかの形でつけていただけると思いますけれども、そうした別に急がなくてもいいのではないかと思っているのでございます。  また、先ほど言いましたように、なぜこの二つの委員会を補正予算審議中に前倒しでこうしてやれるのか、メンバーも決めてやられるのかというのが私たちには理解できないところを御理解いただきたいと思っているのであります。そして、補正予算が可決してからこうした会合を開催したらよいと考えるわけであります。  この2件の委員会に係る予算、185万9,000円を減額することに賛成いたします。以上です。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 賛成の立場で討論をいたします。今、賛成の意見を言われた方の意見と私も同感であります。  今から議長から町長あてに教育長、教育委員長あてに今回の請願が全会一致で可決をされたということを送られると思いますので、では、そのことに基づいてどのような委員会にしたらよいのかということを十分に検討をしていただきたい。  私と山田美津代議員は、9月30日と11月22日に町長、教育長に申し入れをいたしております。委員会をつくって審議をゆだねるということであれば、そこには第3次行政改革大綱で決めておられるように、政策立案段階から住民の参加ということをもっと位置づけてやってもらいたいと、こういうことを2回にわたって申し入れをしたんですけれども、それがこの二つの委員会ではできなかった。公募はしないということで来ております。  ですから、どのような収束をされるのかは理事者にお任せしますけども、議会に相談もなくといいますか、手続もされないでやったわけですから、それは理事者が責任を取られたらいいことですけれども、今度は、町長、教育長が議会からその請願が届いたら直ちにこの請願をどう具体化するのかと、学識経験者や、それから住民に対する公募というものをぜひ行っていただいて、中学校給食実施のための審議会と。そのためには公募するということで別途組織をスタートさせていただきたいと、こういう思いでございますので、賛成でございます。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  反対者がありますので、本案について起立により採決します。  本案については、委員会において修正可決されております。  議案第62号に対する委員会修正案について、賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立9名であり、賛成多数であります。  よって、修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。  お諮りします。修正議決した部分を除く部分について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議員提出議案第17号、広陵町団体補助金等適正化条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告について、質疑ありませんか。5番、笹井君。 ○5番(笹井正隆君) 委員長に質問いたします。この条例提案のときに、町から補助金を受けている団体の役員等が肩書を持って選挙運動をしたときは、条例案の第5条の規定により補助金を返すよう町長に求めることになると説明があったが、詳しくどんな行為がこれに当たるかと説明を受けたのか。  例えば、大字区長や自治会長が候補者の出陣式であいさつする場合、推薦はがきに肩書を入れて推薦人として名前を入れることなどについて、委員会としてどう判断されたのか説明をお願いいたします。 ○議長(八代基次君) 松浦総務委員長! ○総務文教委員長松浦敏信君) この件につきましても、提案者がございますので、青木議員からお答え願います。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) それでは、笹井議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。  まず、条例提案ということはまず理念を条例で載せていくということで、そこにいわゆる大きく逸脱した活動ということを示しているわけですね。そこで、今、笹井議員からそれは細かく具体的にというように、そういうような質問であったと解釈しております。  おっしゃるとおり、個人というのは別でございますので、おっしゃるとおり団体名でいわゆる各種選挙の立候補者に推薦状、団体名を使って何々組合とか何々協会とかの会長とか、そういうので、また会の名前で推薦状を出すということはいかがなものかなと、こういうことでございます。  そしてまた、団体名を使って、また団体の一部会員が各種の選挙で立候補者の集会等に人集めをするということもいかがなものかなと、こういうことでございます。  そういう意味で、まず何が何でもということはきちっとしたいというのは、まず補助金交付団体が団体名を使っていわゆる大きく逸脱、いわゆる小さく逸脱というのは何やといや、それは、例えば老人クラブ等、また防災のほうでいろんな会と連携をしてそういう活動をされるとか、これは逸脱することではありません。  大きく逸脱とするのは、会員さんのほうも疑問を持ち、また普通の良識の判断において、これはやはり団体名を使うべきやないという活動、それが私は選挙活動の一つになると、こう解釈をしております。そういう意味で、いわゆる細部にわたって、そのように私自身は提案者としてそのことを加味した中で提案をしたと、こういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 今、青木君から説明を受けましたが、団体であればどんな団体も全部含む、今、私は自治会と区長会の名前とか、一応出させていただきましたが、推薦も同じでするけれども、いろいろ団体ありますね。自警団、子供会、それから、その他農業組合、実行組合、その他いろいろ各種団体、商工会も皆含むと思いますが、その団体名を全部含むという解釈でよろしいでしょうか。  そして、選挙運動という、個人名だったらいいと、団体に属してたら団体名を使わないでという意味で解釈していいわけですね。  それと、先ほど言うたように、全部の団体を含むということですね。  選挙運動という大事な権利を制限しようという重大なことについての認識について、委員会は検討されましたか。法律を越える条例との認識はどうですか。  また、施行日が年明けの1月1日からとなっておりますが、周知期間もあろうかと思いますが、その点も議論されましたか、御返答をお願いいたしたいと思います。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) 笹井議員にお答えしたいと思います。  いわゆるどんな団体というのは、私、何回も言ってますけど、税金、いわゆる原資が、公金が行ってる団体ですよ。全く公金も何も補助金が何も入ってないような団体はどうぞ名前を使わはってやらはっても、それはいいと思いますよ。  そういう意味で、補助金の受給団体が団体の名を使ってということで、私はそういう解釈という観念を持っているわけです。そういうことでございます。
     そして、今ちょっとおっしゃいましたように、この団体ということについても、まず個人名ということ、個人はもちろん、選挙というのは大体後援会も持たれると思いますし、後援会の会員さんで全く何々のどこそこの会長さんやとか何やという補助金団体のそういう名前を使わず後援会の会員であり会長さんになられる場合もありますので、それはそれでいいわけでございます。そういう意味で。  そして、この施行日がどうだというのが、ちょっと今おっしゃったと思います。なるほど周知期間云々も当然あると思いますが、この条例に関しては、何かを変えてどうこうしていくというのやなしに、今、こういうことは慎むべきであるということを言っているわけでございますので、そのことに関してそない手続上難しいことやないわけですので、まして、広報が1月1日号として出されるわけですし、そしてまた、1月15日でもいいわけですから、周知することの、何々をつくりなさいという、こういう形で予算をこうしてとかいう意味じゃないわけですから、このことは、まずこういうことはやらないでほしい、やるべきでないですよというような条例でございますので、施行日については私は別にそないこだわってどうのこうのと言われることはないと思います。  そしてまた、公示というのか、昔はよう掲示板に決定されたら張られましたけど、そういうことも踏まえまして、ホームページもありますので、私は何ら1月1日がそない窮屈なものじゃないかなと、こういう解釈をして1月1日施行という形をとらせていただいたわけでございます。 ○議長(八代基次君) 非常に重要な問題でございますので、一議員2回というのは十分承知しておりますが、今、笹井議員が手挙げておられますんで笹井議員がもう一度質問することを許可します。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 今、青木議員の周知期間についての答弁でございますが、内容聞いたら、それはそれぐらいあれと違うかいう意見ですねんけどね、そしたら、青木議員の今までのスタイル崩れるの違います。今までから、やはり周知期間とか、やっぱり時間をかけて熟慮するいう施政方針、政治方針があるように思います。  それがなぜこの分だけ、これは簡単やさかいもうええというのは、ちょっと私は理解に苦しみます。その点、青木議員、もう一遍ちゃんとはっきり答弁してください。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) あのね、議論というのは、提案して可決すれば、これ議論ですることないわけですわ。あとは周知するということですけど、その周知期間についても1月1日で、この条例の性格上、私はそんなにこだわる必要はないと、こういって思ってるわけですよ。そういうことです。            (不規則発言あり) ○議長(八代基次君) ちょっと待ってくださいよ。会議規則として理事者には反問権がありません。暫時休憩します。     (P.M. 2:05休憩)     (P.M. 2:16再開) ○議長(八代基次君) 休憩を解き、再開をいたします。  この条例は、町長も選挙で選出された町長であり、議員諸君も選挙により選出される職務でありますので、非常に重要な問題、この中におる限られた当事者ではありますが、その当事者にとりましては非常に重要な問題でありますので、平岡町長の発言を許可します。平岡町長! ○町長(平岡仁君) 今、議長おっしゃいましたが、私は選挙に出る立場で質問するのと違います。町が指導する立場でありますので、それで質問してるんです。私、個人的な質問と違います。町は、一体この条例ができた場合は、どのような町として指導するのか、どのような罰則を与えるのか、そのために質問するものでございまして、よろしくお願いします。  多く質問ありますが、まとめて一度に申し上げます。  3条では、町長の責務というのがあります。私ども、責務がある以上はどんな状況になるか、確認をせないかんわけです。放置しとけません。ですから、そんな確認作業、果たしてだれがするのか。  今度、町会議員の選挙あります。そのとき、みんな出陣式、職員みんな配置さすんですか、こういうこともあります。  ただ、言われただけ応対するのか、現場にだれか、警察の捜査員ではありません。どのような調査をするんですか。どんなような配置をとったらいいんか。いろいろな選挙があります。とりあえず身近に迫っている議会の場合は、どの人が推薦状を事務所で出てあるのか、花が来たんとか、これ皆見やないかんわけですね。言われてから見にいってるようでは、もう取って遅いかもわからへん、もうないかもわからへん。そやから、そういうところを確認をしたいと思います。  私は決まった以上は行かないかんと思います、条例があるんですから。私は行かなあかんと思います。それでいいのかどうか。  それから、議会の責務であります。5条では、議会の責務があります。逸脱した活動があるときは、議会は町長に対して補助金を減らせと、こういうように言うとなってるんです。町はできないんですね。議会が言うわけです。  我々は調べてるけど、調べたままなのか、町は何も判断できないのか。この条例に基づく決定は議会にあるんですか。町は注意も指導もできないで、ただ調べとくだけですか。その点お聞きしたいと思います。  それから、例えばあいさつをされた、駄目ですよ、補助金返してもらわないかん、この場合は幾ら返してもらいますか。大字の場合は大体50万円、100万円と出してる大字あります。補助事業もありますから。その場合の決まりをきっちりしとかんと、ただ注意ですよというだけやったら、こんなん絵にかいたもちになります。その基準の規定は議会で設けるんですか、我々が設けるんですか、どちらですかということをお聞きしたいと思います。  なかなか巧妙な手口を皆さん使うと思いますね、難しいと思います。判断は極めて、私ども難しいと思います。  それから、もう一つ支援を受けることは駄目やと言われています。例えば、町会議員を例に申し上げます、わかりやすいですから。応援をしてもらう補助団体から応援を受けてはいかん。個人的にはいいとおっしゃってるんです。これはよくわかります。  推薦状、為書、花、それから応援のあいさつ、各戸の訪問、それはみんな区長さんや各種団体長、老人クラブの会長、駄目ですよ。これはわかります。  私の申し上げたいのは、受けないから、皆さん方現職の議員さんは各種団体三役はおやめになったらどうですか。行かない、受けないかわりに、私らも三役にはならない。こうやってもらいたいんです。そうしないと片手落ちです。いかがですか。このことを決めてもらいたいと思います。  例えば、坂口さんは、今、身障のなかなかの精通者です、えらい卑近な例出して申しわけない。この人が身障の会長をなさった場合、会員の皆さんはみんな応援行きます。いや、ちゃんとしてくれ、個人的には構わんよ。そういうケースもあるんですね。みんな行かれます。  そやけど、個人に来てはるねん、会長になってたらみんな自然と行きはる。やっぱり、そういう会長は極力私は避けてほしいなと。  副会長や三役に入れば、これも避けてもらいたい。村の区長にもおなりいただくというのも避けてほしいなと。そういう意味だっせ。私はそうなると必ず応援されます。みんな個人的に来てんねんって言わはるの、うそです、それはね。やっぱり役職を利用してみんな来はるわけや。そやから、その点は皆さんもそういうようにお決めをいただくということでなる。  今、その補助対象になる補助金を出してる団体を、私今、副町長と相談して決めました。申し上げます。大字の自治会、区長、老人会、身障者の会、婦人会、交通対策協議会、それから遺族会、たばこ組合、古文化会、交通安全母の会、保護司会、更生保護婦人会、体育協会、文化協会、消防団、まとい会、商工会、農事実行組合、PTA、食品衛生協会、自主防災組織、人権教育推進協議会、今挙げただけでもこんだけの団体があります。この団体の三役、役員になるのは議員の皆さんでおやめいただけますか。そうしてもらえば、私はしっかりと説明してまいります。そして、いい選挙態勢を取れると思います。いかがでしょうか。  そして、私はこの条例施行されても、返還を求めるというのは大変なことになると思いますが、果たして運用できるのかなと。実効性あるものかどうかなと心配してます。みんながそういうようにまとまってせんなら、いろんな変なこと考えたらできやんようになりますので、その点お伺いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) 町長のおっしゃる、いわゆる御心配なことやとか、執行者としてですね、それははっきりしときましょう。私もある意味で、我々も我々の都合のええことにしようやというのであれば、こんなんわししんどいわ、ぶっちゃけた話。そうでっしゃろう、デメリットありまんがな。というのもありまんねん。  ただし、そういうこともあえて踏まえた上で、ある程度やっぱりデメリットあることも切っていかな、身を切ってやっぱり提案するいうのは、私は基本と思いますねん。そういうことから私出発してますので、一緒でんがな。そういうことで、まず。  そこでね、町長の責務で、あと、監視って、ぐわっと行きまんのかと、これは大変現実的に難しいとも思いますねん。  なぜ、理念的に踏んでも、町長おっしゃる、私もそれはそうやなと思うときありますよ。しかしね、基本はね、結果的にやはり本当に社会的な常識の範囲、そういうことも踏まえて、例えば、そこに集まってきておる中の人で、おかしいねとか、条例がこんなんできてあるのに、ちょっと違うやないかということがもし感じられたとしたら、もちろんそのことについて町とかに。その意味で、また議会のほうにも責務を問われてますから。そういうことで、出してもらう。申告というのか、自主的に、警察張りつけるということは無理です。そんなん当たり前のことやん、そういうことでんねん。  そこでや、あのね、町長、私ね、各種団体というのはね、ある意味でいつも町長おっしゃいますやろう、まちを代表する立派な常識のある有識者であるといつも冒頭におっしゃってますねん。その人たちが、やはり法律、公職選挙法のぎりぎりまで考えて動かんなんものですかなと、これですねや。これを私は言ってます、基本的にはね。  そやから、町長がおっしゃるように、町長の責務やから職員ばっと張りつかせてという意味はありませんということです。そういう意味ですよ、警察と違いますということで。そういうことで。  それと、議会の責務の中で、いわゆる、今のことは今、条例は町で町長御存じのように議員提出条例については、まず理念ということをきちっとしておきましょうと。あとの細部について、もちろん勝手なことはできへん。条例の範囲の中において規則という形をつくっていく、見直していただくわけでございます。そうでっしゃろう、それをやっていただきたい。  そこで、今言うように、規則はつくってもらうの当たり前のことです。そういうことで。  そこで、議会が一体どうやねんと、こうなるわけ。議会の責務でうとうてるのは、今、私の思いとして、また観念として持ってるのは、結果、一般の人が、納税者も踏まえてちょっと疑問な逸脱してる、疑問やなということがあれば、それは議会のほうへ出していただく、意見として。また議員に。  その議員が1人で、おれもそやなと、これはいかん。やはり、議会ですから、議員じゃない。議会ですから、議会でそれを受けて全員協議会をして、そこでそういうことで、こんな現実のこんな申告があったと、これはどうやねんと。いや、そんなんええやないかとか、それはけんけんがくがく出てええと思いますよ。その中で、町に対して町長に対して減額をすべきやないかなとか、減額やない、いやいや返還をすべきやとか、取り消しとか、それを言うわけですからね、そういう手続、とりあえずまず1点、何を、先ほど、私の趣旨説明で言うたと思いますねんけど。  結果、今の時代、住民がクエスチョンやな、えっ、グレーやなということをどういう形で行政側に伝えてもらうか。今まではなかなか言いにくいけど、しかし、それを議会という、私らも担保に取られてるわけやから、おのれのこと首絞めてんのやから、そういうことに言うと。あえて議員にも言うと。わしらもどやったと、そうなるわけですな、こらあかんということになって、町民の切実な、普通の常識の声を反映して、町当局に求めていくための手段として、議会の責務という形であえてうたわせていただいてると、こういうことでございます。  そこで、最後のあれですけどね、町長おっしゃるとおり、私らここに皆会長さんやってはるのか、それはどうか知りませんよ。ただね、これはね、これね、町長、一般全くまだ立候補されてない新人のお方にとっては大変関係ない話やと思いますわな。  そこで、我々にとって、もしほんまにここで会長さんとか三役されておられる人が法的に駄目とは言いませんけどね、しかし、やはりこの条例の理念に基づけば、当然三役は辞していただくというのが、私はそういうように思っておりますよ。  身を正さなければ、いわゆる李下に冠を正さずという言葉がありますから、それほど理念に基づいたある意味で当たり前のこと、当然なことをあえて条例化をして広陵町を、全国でまれと思います。これ、町長、ある意味でモデルになると思います。  そやけど、やっぱり身を切ってこそ、また、そういう意味で住民の皆様にもある意味で理解していただけると、こういうことでね。これについて全くえらい不利益をこうむりますねんとかいうことは私ないと思います、逆に。  いわゆる、これね、犯罪者つくるの違いますよ。これは、ある意味で大きな中での私は文化的な、いわゆる高度な人間のまちとして、人にやさしいとおっしゃる、そのまちとしての理念の中で私はつくっていく条例であるという意味でね、その意味で大切さを出していきたいなと、こういうことでございましてね。  細かいことに対しての規則はつくっていただく御迷惑を掛けるけどね、それはやっていただきたいなと、こう思うわけでございますので、そういうことでよろしいですか。また、言うてくれはるのやったら。 ○議長(八代基次君) 平岡町長! ○町長(平岡仁君) いろいろ聞かせていただきました。皆さんがお守りをいただこうと、役所もこの条例施行は町長が施行するんですね、条例施行するんです。  しかし決定は、問題があったら議会で取りまとめて、議会が審議をして、議会が補助金幾らかえせという決定をすると、こういうようにおっしゃいましたが、町長は何もしないんですか。町長へ返してもらえという通知をもらうんでっか。  この点、やっぱり施行した以上は私も守りたいと思います。ですから、この点、しっかり。議会が決める、そして町長にこう言えということを、どちらがどう責任を負うのか。しっかり守り合いたいと思います、この点ですね。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) おっしゃるとおりと思います。  私自身、私含めて、ほか意見違うはずないと思いますねんけど、多少ずれがあるかもわかりません。  やはり議会で、いわゆる議員のそういうことの申告があったと、そういうことで協議をしたと。結果、そうやな、これは条例に対しても条例を踏まえて、やはり議会がそれを町長に言うべきやと、取り消しを求めるべきやということができること、求めるわけです。それも、皆そやって、それはもちろん町当局とも当然最終的には協議をするわけですからね、当たり前のことですからね。  そこで、やはりこれ町長の責務、議会の責務、もう一つ受給、いわゆる補助金受給団体さんの責務をうたってるわけですねん。三つでんねん。お互いに税金にかかわることであれば、渡すほうももらうほうもそれをきっちりチェックする。議会の傲慢なチェックじゃない。何もあらへんのに、こうこうこういうような申告があったとか、お願いがあったとか言うことを集約して議論をしてすると。町長当局とこういう状況でこうですよって、当たり前のことですねん。それは絶対とか、そんなん違います。そういう私は考えを持っております。 ○議長(八代基次君) 1番、山田光春君! ○1番(山田光春君) 補足説明で怒られますけどね、町長がこの第3条も見たり、そして第5条でだれがそれするのかと、だれが調べるのかとおっしゃいました。  これは、今言うように、我々は議会の責務、それからもらう側、補助団体に責務、それから町の責務、町長の責務、この三つ入れたんです。普通は、町長と受ける補助団体の責務だけが書いてあるんですが、我々はその予算を執行して、そのオーケーを出したときに責任があるわけですから、じゃあ、議会の責務もここに条例化しましょうと。そして三位一体で、お互いに責任を持ちましょうということで一つのできたんだと私も考えて提案させていただいているわけです。  ですから、この中に「補助団体事業者は次に掲げる者をいう」と。「町の行政に協力し、これを推進する団体、又は町の行政を補完する事業を行う団体」。それから、「町民の福祉に密着し、かつ広域的性格の強い事業を行う団体」、そして三つ目は、「町の産業、教育文化及び体育の振興のため特に必要な研修又は事業を行う団体」と、この三つを、どうせ補助団体の方、補助金をもらうときにはこういうこと、もう基本的なことはわかってる。ですから、それ以上の逸脱したことは駄目ですよと。それは、もう一度言うように、三位一体、町長も議会も補助団体も3人で責任を持ちましょうというのがこの条例の一致した意見で、それで提案させていただいたということを御理解いただければいいのかなと思っています。  それから、実効性があるのかという点については、これから実効性をするのは、やはり町がこれを条例化させて、責任を何か町長に責任転嫁するようなことになるかわかりませんけどね、規則をきちっとつくっていただければ、必ず実効性のあるものができると思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(八代基次君) 6番、坂口君! ○6番(坂口友良君) 私が何か福祉団体の代表みたいになってるような感じなんですけど、ここにはっきり書いてございますように、福祉は福祉に専念したらいいんですよ。ここを大きく逸脱した場合はと、こういうことを書いてるんですわ。別段、議員が福祉の活動をしようが何の問題もないんですよ。これは、最初から言われてるとおりですねん。議員さん、どんどんと福祉の活動をしてもらわないといけない。当たり前の話なんです。  その大きく逸脱して、それを何か選挙に使おうと、こういうのはいけまへんなと。だから区長、自治会長から始まって、同じことに議論が始まってあるんですわ。  ですから、本来、そのとおりの目的どおりの活動をしてくださいということで、何の心配もないんですから、要らん、私ちょっと老婆心ながら、私、身障の会長、もうやめてますので心配なく。  県の役員とかいろいろ役員ございまして、実際私やってた、会長さんやってたときあります。もう交代しましたのでね。  そういうようなことで、本来はこの助成団体、出ております。どこの団体に出したというのもちゃんと資料に一覧表に出てます。本来、その団体の活動に専念していただくと、こういうふうな趣旨でこれをつくってもらっておりますので、何ら心配なきようにということを申し上げておきたいと思います。 ○議長(八代基次君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) いま、いろいろと議員なり理事者のほうから質疑がありました。  その内容を聞いておりますと、まだまだ詰めて議論する必要が私はあると思います。もっと小まめに決めていかなければならないと思うので、まだ尚早であると思うので、もう少し時間をかけて審議をしていただいたらいいと思いますので、今の時点では反対でございます。 ○議長(八代基次君) 1番、山田光春君! ○1番(山田光春君) 私は、広陵町団体補助金等適正化条例の制定についての賛成討論をしたいと思っています。  目的は、ア「補助団体が町の行政に協力し、これを推進する団体、又は広域的性格の強い事業を行う団体」、イとして、「町民の福祉に密着し、かつ広域的性格の強い事業を行う団体」、ウ「町の産業、教育文化及び体育の振興のため特に必要な研修又は事業を行う団体」は補助金が町税とその他の貴重な財源で賄われていることを常に肝に銘じておかなければいけないし、もしも補助団体事業者が補助金等の交付の目的の趣旨を大きく逸脱した活動をしたときは、町長の責務、補助団体事業者の責務はもちろん、予算を可決した議会の責務を条例の中に加え、三位一体で責任を持とうということがこの条例の特徴であります。  例えば、選挙運動については、この条例の中身を十分理解してもらうことが必要であります。個人で選挙運動を手伝うのは自由だが、団体組織から選挙運動を手伝ってくれと頼まれたりすることがなくなるわけであります。  来年4月は町議会議員選挙もあるし、議員提案で提出し、可決しただけに、みずからが守らなければいけないし、選挙は丸々後援会組織でやることだと基本的には思っています。  この条例は他の市町村にも必ず広がると思う。先を切って条例化したことが各種団体の皆さんにも喜んでもらえるものと確信するのであります。  だから、この条例には賛成したいと思っています。以上です。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  本案について反対者がありますので、起立により採決します。  議員提出議案第17号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立9名であり、賛成多数であります。  よって、議員提出議案第17号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、日程2番、議案第57号、議案第58号、議案第59号、議案第60号及び議案第61号を議題とします。  本案について、厚生建設委員長より委員会の審査の結果について報告願うことにします。厚生建設委員長、山田光春君! ○厚生建設委員長(山田光春君) では、厚生建設委員会委員長報告をさせていただきます。  厚生建設委員会は、12日、本会議において、付託されました5議案について、12月14日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告いたします。  議案第57号、広陵町営土地改良事業に要する経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正することについては、性別の規定について削除を行う改正だが、ほかの例規について調査したのかとの質疑に対し、国、県からも指導を受けており、調査確認を行ったものとの答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第58号、広陵町ぱちんこ店及びゲームセンター並びにラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正することについては、準住居地域指定につき、現在お住みの方や、土地の所有者から不満や苦情があったのかとの質疑に対し、説明会を開催し、その中では大きな反対意見はなかったが、農地を所有されている方からは税金が上がるとの声もあり、また、地区計画の対象地域となるのでその旨も説明会を行ったとの答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号、損害賠償請求に係る和解については、現在、障がい者の住んでおられる状況の把握について質疑があり、手帳を持っておられる方、自立支援法のサービスを受けておられる方は事業所を通じ把握できるが、普通に生活されている方などはなかなか実態把握は難しいとの答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第60号、民事調停の申立てについては、これまでの経緯についての質疑があり、水路及び里道を不法に占有している状況であり、管理者である高田土木事務所が、平成13年から平成17年にかけ原状回復をし、明け渡すよう再三指導が行われ、平成17年4月1日、町に移管されてからも指導を行ってきたが、原状回復されず民事調停に至ったとの答弁がありました。また、この移管を受けたとき、このような実態を把握してなかったのかとの質疑があり、書面での引き継ぎが行われたもので、詳細は把握はしていなかったと答弁がありました。今後は、担当者に厳しくチェックするよう指導を行ったとの答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第61号、町道の路線認定については、8路線の認定路線の現地調査を行いました。箸尾南線延長950メートルについては、県道から町道に移管され、その分中和幹線が町道から県道に移管されることの報告を受けました。今後こうした移管が行われる路線が一部あるという説明を受けました。残る7路線については、現地を見て、担当者からの説明を受け、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。
     以上、簡単でありますが、厚生建設委員会の審査の結果報告といたします。以上です。 ○議長(八代基次君) ありがとうございました。  ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議します。  まず、議案第57号、広陵町営土地改良事業に要する経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第57号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第58号、広陵町ぱちんこ店及びゲームセンター並びにラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第58号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第59号、損害賠償請求に係る和解についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第59号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第60号、民事調停の申立てについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第60号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、議案第61号、町道の路線認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第61号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第61号は認定されました。 ○議長(八代基次君) 次に、日程3番、議員提出議案第18号、「介護職員処遇改善交付金事業」を平成24年度以降も継続することを求める意見書については、八尾君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。  朗読させます。局長! ○議会事務局長(城内武治郎君) 朗読 ○議長(八代基次君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) それでは、読み上げて提案をいたします。  「介護職員処遇改善交付金事業」を平成24年度以降も継続することを求める意見書について。  平成24年4月に介護報酬の改定が予定されており、現在、厚生労働省介護保険部会で審議がされています。超高齢社会を迎えて、介護を担う介護職員の不足が深刻で、その待遇改善の必要性が社会問題化した平成21年度、麻生内閣によって創設された「介護職員処遇改善交付金事業」は、平成23年度末で終了する予定となっています。  来年度の介護報酬改定に当たり、この「介護職員処遇改善交付金事業」を継続するのか、処遇改善に相当するものを介護報酬に組み込むのかが大きな焦点といわれています。  当議会は、次の二つの理由から、税金を投入している現在の「介護職員処遇改善交付金事業」を平成24年度以降も継続することを求めます。  第1に、処遇改善に相当するものを介護報酬の中に組み込めば、介護報酬の約2%に相当するといわれ、当然、介護保険料の引き上げ、利用料の増大に結びつきます。また、介護報酬に組み込んだ場合、職員の処遇改善に結びつく保障がなくなります。介護報酬のアップ分を処遇改善に充てるか否かは事業者の判断次第ということになってしまいます。  第2に、介護職員の待遇改善はいまだ改善された状況になく、離職者が依然として高い状況が続いています。また、事業者は介護職員の確保に苦慮しています。  つきましては以上の趣旨から、国並びに関係機関におかれましては、「介護職員処遇改善交付金事業」を平成24年度以降も継続するために尽力していただくことを強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成23年12月16日。奈良県広陵町議会。  内閣総理大臣野田佳彦様、財務大臣安住淳様、総務大臣川端達夫様、厚生労働大臣小宮山 洋子様、以上でございます。 ○議長(八代基次君) これより、本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議員提出議案第18号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第18号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、日程4番、議員提出議案第19号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書について、山田光春君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。  朗読させます。局長! ○議会事務局長(城内武治郎君) 朗読 ○議長(八代基次君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。1番、山田光春君! ○1番(山田光春君) 議員提出議案第19号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書について、案文を朗読でもって説明とかえさせていただきます。  安心社会を構築するため、医療や介護の充実、子育て支援の強化などに対する各種基金制度が設けられ、地方自治体における迅速かつ柔軟な取り組みに対して支援が行なわれてきました。しかし、こうした基金事業の多くが今年度限りで終了します。  特に、下記に掲げる基金については、多くの関係者から事業継続を求める声が上がっております。国民生活の安心と向上を図る上からも、こうした基金及び基金事業を継続するよう、政府に強く求めます。                      記  一、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例基金について  地方自治体における子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業を財政支援する基金であり、ワクチン接種について、予防接種法の対象疾病に位置づけすることや定期接種化についての法改正が実現するまで継続すべきであります。  また、これらの取り組みを通じて安心して平等に受けられる予防接種体制を確立すべきであります。  一、安心子ども基金、及び妊婦健康診査支援基金について  保育所や放課後児童クラブなどの整備を後押しする安心子ども基金、及び妊婦健診の負担軽減を図る妊婦健診支援基金については政府は、新たに創設する子ども・子育て新システムの中で対応するとしているが、具体的な中身が明らかになっておらず、当面は基金事業による対応が現実的であり、継続すべきである。  一、介護職員処遇改善等臨時特例基金  介護職員の賃金引き上げなどを行うための基金として創設し、今年度末まで予算措置されているが、来年度以降の対応は、引き続き基金事業によるのか介護報酬によるのか、方向性がまだ見えていない。介護職員の処遇改善は極めて重要な課題であり、介護報酬で手当できない場合は、既存の基金を積み増しし、着実に賃金引き上げなどに充てられるよう措置すべきである。  一、障害者自立支援対策臨時特例基金  障害者自立支援法の施行に伴う事業者の経過的な支援を行うため、平成18年度から20年度までの特別対策として実施し、その後、既存事業の拡充や新たな事業を盛り込み、今年度末まで延長されている。来年度以降も、新体系移行後の事業所支援やグループホーム等の設置補助などが必要であり、基金継続によって柔軟な支援をすべきである。
     一、地域自殺者対策緊急強化基金  地域における自殺対策の強化を図るための基金として、電話相談窓口の充実など地方自治体における具体的な取り組みに活用されており、こうした取り組みを切れ目なく支援するため、継続かつ基金の積み増しが必要である。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成23年12月16日。奈良県広陵町議会。  内閣総理大臣野田佳彦様、厚生労働大臣小宮山洋子様、文部科学大臣中川正春様、内閣府特命担当大臣蓮舫様、以上でございます。 ○議長(八代基次君) これより、本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 賛成討論でございます。少し経過だけ申し上げておきたいと思います。国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書というのが公明党さんから出されました。共産党議員団は、子宮頸がん等ワクチン接種のことに関する意見書を準備しておりました。くしくも内容が重複しておりましたので、厚生建設委員会でどのようにしたらよいのかということで、話し合いがありました。  基本的には、意見書は個別にそれぞれ審査をし、採決をすべきものと、こういう認識でおります。その上に立って、委員さんからぜひ共通してるんだったら一本化を願いたいという御意見がありまして受け入れました。  そういうことで、本来は1本ずつ採決をするべきところを、一本化に合意をして委員会の提案と、こういうふうになったことでございます。  請願のほうは、議員が提案者じゃないものですから合体というようなことは無理でございますけれども、議員提案の場合にはそういうことが可能でございます。  議事進行のかげんもありますけれども、それぞれの起案をした、その意見書の趣旨が生かされるのであれば妥協も当然にあり得るということを申し添えまして賛成意見といたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議員提出議案第19号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第19号は原案のとおり可決されました。  以上で、本日の議事日程はすべて終了しましたので、これで会議を閉じます。  本定例会に付議されました事件はすべて終了いたしました。  平成23年第4回定例会はこれにて閉会します。     (P.M. 3:09閉会) 以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。        平成23年12月16日             広陵町議会議長   八 代 基 次             署名議員      山 村 美咲子             署名議員      山 田 光 春...