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  1. 生駒市議会 2017-03-17
    平成29年第1回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2017年03月17日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯下村晴意委員長 皆様、おはようございます。ただ今から企画総務委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき、審査及び調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯下村晴意委員長 1、審査事項、(1)議案第14号、生駒市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、議案の内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。樋口委員。 3 ◯樋口清士委員 何点か確認だけさせてください。  まず1点目なんですけど、扶養手当の改正というところで、配偶者に対しては1万3,000円であったものを6,500円に最終的にはすると。今回、段階的にということで1万円にすると。子どもに関しては、6,500円を1万円に引上げていくと。人勧、人事院勧告を見ていますと、この配偶者の分を段階的に減らしていって、減らした分を原資にして子どもの扶養に充てるということでバランスさせる形で考えられていると。生駒市の場合は段階的というところで、配偶者に関しては1万円、段階を設けて、子どもは一気に、8,000円の段階を設けずに1万円に飛ぶと。これ、原資としてはちゃんとバランスをするというふうに考えておられるのかどうか、それだけ確認、まずさせてください。 4 ◯下村晴意委員長 田中課長。 5 ◯田中良成人事課長 その部分が人勧と異なります。理由といたしましては、生駒市においては子育て支援に力を入れておりますので、職員に対してもそういった観点から前倒しさせていただいたところなんですけども、金額で申しますと、29年度が、配偶者が、先ほどおっしゃいました1万3,000円から1万円に変えることによって900万円減少いたします。逆に子どもの方なんですけども、6,500円から1万円に上げさせていただくんですけども、こちらの方が対象者が多いので2,400万円の増となりますので、差し引き、29年度については1,500万円の増ということに、持ち出しの方が少し多くなるということでございます。以上でございます。 6 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 7 ◯樋口清士委員 これ、30年度以降は1万円と1万円ということになるんですね。これも人口と言うか、人数の違いというところで、結果としては配偶者のマイナス分を子どものプラス分が超えるということになるんですか。 8 ◯下村晴意委員長 田中課長。 9 ◯田中良成人事課長 最終的に申しますと、30年度なんですけども、人数の方が委員おっしゃったように、配偶者の対象者が250人、それから子どもの対象者が570人と大変多いことになっておりますので、最終年度につきましては、差し引きしましたら、やはり持ち出しの方が450万円の増となるということです。以上でございます。 10 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 11 ◯樋口清士委員 そこは子どもに力を入れているから、子育てに力を入れているから目をつぶってほしいということになるんですかね。
    12 ◯下村晴意委員長 田中課長。 13 ◯田中良成人事課長 そのとおりでございます。 14 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 15 ◯樋口清士委員 もう1点なんですけど、給料の独自カットというのが、条例の方でこれまで平成29年3月31日までというところを引き延ばして30年3月31日までということで、等級によってちょっと割合が違うんですけど、独自カットを継続すると、1年間継続するということなんですが、これも人事院勧告では平均2%の引上げということが言われてますよね。にもかかわらず引き下げた状態を継続するということの理由と言うか、意味はどこにあるんでしょうか。 16 ◯下村晴意委員長 田中課長。 17 ◯田中良成人事課長 給与カットは最近させていただいているんですけど、これは他市、国も含めて全国の他市、県内の市との比較、主にはラスパイレスということになりますけども、そちらの方が他市、県内に比べましても上位に位置付けておりますので、少し組合とも協議をさせていただきまして今年度もカットをさせていただいたということでございます。以上でございます。 18 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 19 ◯樋口清士委員 条例上のカット分、これは総額でどれぐらいのものになっているんですか。 20 ◯下村晴意委員長 田中課長。 21 ◯田中良成人事課長 全て合わせまして1,760万円のカットになります。以上です。 22 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 23 ◯樋口清士委員 先ほどの話と足し合わせると、全体としてはバランスがとれるということにもなるのかなと思います。以上です。 24 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 25 ◯下村晴意委員長 質疑等、ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 26 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第14号は、原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 27 ◯下村晴意委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第14号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 28 ◯下村晴意委員長 (2)議案第16号、生駒市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、本案についても先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。  質疑等ございませんか。樋口委員。 29 ◯樋口清士委員 これ、投票条例ができて、それに合わせる形でということなんですが、住民投票ということについては、地方自治法で、76条とか261条に係るところで、これまでもできた話だと思うんですね。条例ができたからということは分かるんですが、過去にさかのぼれば、その段階で見直すとかいう、元々法律の方が古いですから、元々の条例がそこに合ってなかったということなんでしょうか。 30 ◯下村晴意委員長 石畑次長。 31 ◯石畑欽一市長公室次長 委員さんおっしゃるように、地方自治法の中でそういうことは想定されておりました。そのときたまたま、私、選挙におったんですけども、万が一そういうことになったときには、この条例を準用させていただいて読み換えて運用させていただくつもりではおりました。ただ今回、こうやって新しい条例ができましたので、こういう形で改正をさせていただいたというのが現実でございます。 32 ◯樋口清士委員 そこは、自治法を読んでると、例えば85条に76条に基づく住民投票をやる場合は、公職選挙法の準用ということで、一応法律の中にも規定があると。だから、先ほど次長がおっしゃったように、そこは読み換えで何とかなるという判断であったのかなと。条例に関してはそういう規定がありますので、条例の方で準用規定を設けることでそこは対応できることもあったのかなと思うんですけど、あえてそこはこちらの方を変えてということで対応させていくということになったんだというふうに理解をいたします。 33 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 34 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 35 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第16号は、原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 36 ◯下村晴意委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第16号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 37 ◯下村晴意委員長 (3)議案第28号、生駒市高山竹林園指定管理者の指定についてを議題といたします。  なお、本案についても先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。  質疑等ございませんか。樋口委員。 38 ◯樋口清士委員 まず、公募にしない、しなかった、非公募にした理由、これは選考の結果の報告書を見てますと、あるいは議案説明の中でも、地場産業にある竹製品の振興を設置目的の一つとしている施設という特性からということなんですが、それから何なのかというところがもうひとつきちっと読み取れないんですけれども、そこ、理由、もう一度お願いできますでしょうか。 39 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 40 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 まず、第一の理由は、議員さん、今おっしゃった理由なんですけれども、施設的に地域密着型の施設であるということもございます。竹製品というのは生駒の特産で、それを生かしていきたいというのももちろんあったんですけれども、地域を発展させていただくためには地域密着型の施設である当施設ということで、地域の方の団体さんの方に運営していただくのがいいんじゃないかなというふうに判断いたしました。以上でございます。 41 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 42 ◯樋口清士委員 それも一つの理由ということで理解いたしますけれども、地場産業である竹製品の振興を設置目的としている施設だから、そういうところにたけた事業者を求めるべきというようなことが本来は理由なんですよね。何かちょっと、すっと入ってこないのは多分その部分が抜けてるからなんだろうと思うんですが、理由については一定理解をするものでありますけれども、じゃ、茶筌の生産協同組合に絞って決めた理由というのは、これは、竹製品というのは幾つか組合がありますよね。その中で、3組合あってそのうちの一つ、ここに絞ったというのはどういう理由があったんでしょうか。 43 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 44 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 12月議会で、非公募でやらせていただきたいということを申しました後に、おっしゃるように3組合さんがございます。いずれの組合さんの方にもお声がけはさせていただいております。その結果、提案をいただいたのが茶筌組合さんであったということでございます。 45 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 46 ◯樋口清士委員 そういう意味では地域密着の3者に対して、公募ではないけれども声はかけたと。その中で1者の提案があったと。ここで決定をしたと。そういうことだというふうに理解をいたします。  それと、この施設、平成元年に建てられたもので、もう既に28年、29年目に入っていくというところで、山麓公園なんかは29年度に大改修するということで、この辺、改修の必要性なんていうのはどう見ておられるんでしょうか。多分やるとなれば行政の方でということになると思うんですけれども、その辺りはいかがですか。 47 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 48 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 施設ということでお尋ねかと思うんですけれども、建物自体、そう大きいものでもございませんし、平屋建てでございます。都度修繕等はさせていただいておりますので、建物自体については特に触る必要が今のところないのかなと。ただ、トイレの改修というのを、これ、公共施設で随時進めさせていただいておりますので、その分につきましては来年度の予算に計上させていただいております。  あと、竹林園と言いますと、建物だけではございませんので、周辺の、当然竹もございますし、木が生えておるんですけれども、それにつきましては今、ちょうどきれいにさせていただくと言うか、伐採させていただく工事の方をさせていただいておりまして、ほぼ終わっている状態でございます。あと、玄関から資料館の方に向かいます園路につきましても契約はしておりまして、今、コンクリートを剥がしてというような工事にかかっているところでございます。以上でございます。 49 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 50 ◯樋口清士委員 まず、建物についてなんですけど、今、特に平屋だから問題はないという言い方をされましたけど、あれ、RCですよね。RCの建物って外壁の補修をしないと、要は水が中へ入っちゃうと鉄筋を傷めて、結果として寿命を縮めるということになるので、本来的には定期的に外壁の塗りかえみたいなことはやってしかるべしというような性格のものですね。これは平屋であろうと、何階建てであろうと関係のない話だと思うんですが、昨今、公共施設の長寿命化ということが言われる中で、そこを怠ってると全く違う方向で作用することになると思うんですが、この辺りはいかが考えておられるんでしょうか。 51 ◯下村晴意委員長 西川所長。 52 ◯西川治高山竹林園所長 軽微な修繕ということで外壁の塗り替えなりは定期的にさせていただいております。そんな中で施設の点検を含めて毎年させていただいている状況でございます。 53 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 54 ◯樋口清士委員 軽微なというのと、外壁の塗り替えって結構な工事ですよね。それは、全面的に塗り替えたことはあるんですか、ないんですか。 55 ◯下村晴意委員長 西川所長。 56 ◯西川治高山竹林園所長 部分的にさせていただいているというところです。 57 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 58 ◯樋口清士委員 対処療法がどこまで効くのかというのは、その辺は十分検証した上でしかるべき段階、タイミングでやるべきことはやるということは考えていただきたいと思います。  とにかくそれをやるとなると、施設の利用ってなかなか難しくなるんですね。要は、塗装するときには全体、被覆させられるので、非常に魅力のない空間になってしまうということもあるので、その辺り、もしやるとなれば指定管理者側と十分に協議をした上で進めていただきたいのと、あと、一定そこ、収入が減るということに関しては、市の方としても一定配慮は必要なんだろうというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それと、建物以外のところで、今、竹林なり樹木の伐採等々を進めているということなんですけれども、ちょっと聞いているのは、上の広場、元々の面積から周辺、ササ竹がどっと繁茂してきて、かなり面積が減っているというようにも聞いているんですよ。そこも何か手当てはされるんですか。 59 ◯下村晴意委員長 西川所長。 60 ◯西川治高山竹林園所長 多目的広場のオカメザサが外周に入っております。定期的に刈り込みはしておったんですけれども、面積自体が若干膨れてきているというのが懸念の中で生じております。今回、葉刈りの中で、下から刈るようなことを相談させてもらって、今進めておる次第でございます。 61 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 62 ◯樋口清士委員 あと、庭園がありますよね、茶室から見えるところの。あそこも松がいったん枯れて、その状態でおかれているというようなことも聞いてるんですけど、そういったところについては一定修景上の何か、手を入れるようなことは考えられているんですか。 63 ◯下村晴意委員長 西川所長。 64 ◯西川治高山竹林園所長 現在、枯れた松に関しては既に入換えをしておりまして、杉とか高木ですね、庭園の中にございましたが、それも今回の工事の中で、支障ということで伐採なり、対応させていただいて、本来の庭園にふさわしい風景に今させていただいている最中でございます。 65 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 66 ◯樋口清士委員 今回、指定管理者制度を導入するに当たっては、行政側のコスト削減ということもあるでしょうけれども、より利用者を増やしていく。本来的な地場産業の振興というようなところにも結び付けていくために指定管理ということを選択されているというふうに私は理解しているんですけれども、ただ、やっぱり従前にその機能を発揮するための環境は誰がつくるのかと。引き渡す前に一定の整備をして渡さないと、そこを指定管理者にお願いしますというのは、元々あった機能が、例えば今のササで広場なんかが狭なっているというようなことというのは、これはこれまでの管理の問題というのか、管理の状況で発生した現状なんですよね。そこはやっぱり行政側で一定きちっと整備した上で渡さないと、そこを指定管理者にお願いしますと。使い勝手悪かったらちょっと広げてよ、自分らでやってよというのは、ちょっと筋の違う話になるので、十分にそこは指定管理者側と話をして、いい状態で渡せるように、そこでちゃんと運営してくださいよと。できなかったら、それはそちらの責任ですよと言えるようにやっぱりしておかないといかんのじゃないかなというふうに思いますので、そこはよろしくお願いをいたします。 67 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。沢田委員。 68 ◯沢田かおる委員 事前配布されましたこちらの資料の方から何点か確認させていただきます。  こちら、何ページと言えばいいのか分からないんですけれども、前から、事業計画書の後のところで、広報システムの構築、こちらのホームページ等による情報伝達のところでちょっとお聞きいたします。  アクセスのところなんですけれども、今現在の市のホームページから見させていただきましたら、どのように行くかというのがアクセス方法ですね、バス停、何分かかるかとか、車で何分かかるかというのが載ってない状況なんですけれども、今度ホームページ、こちら、構築していただくという形で、そういったアクセス、行き方ですね。具体的な方法を市民が簡単に知れるということでよろしいでしょうか。 69 ◯下村晴意委員長 西川所長。 70 ◯西川治高山竹林園所長 現在、アクセスですね、パンフレットの中でございますねんけれども、具体的にそういったことも引継ぎの中で整理して伝えて、周知できるように広報してまいりたいと考えております。 71 ◯下村晴意委員長 沢田委員。 72 ◯沢田かおる委員 このことをお聞きしたのは、実は私、車でしか行ったことがなかったんですけれども、ちょっとこちらから行くとかなり遠いなという印象があったんです。ただ、アクセスを調べてみましたら、学研北生駒駅からバスで10分、それを、生駒市じゃなくて別のホームページの方で確認させていただいたとき、本当に近くて、あ、近いんだなというのが分かりましたので、そこのアクセスの方の充実の方、お願いしておきます。  同じくこちら、資料なんですけれども、利用料金の提案に係る書類、別紙のエのところでお聞きさせていただきます。  こちら、まだ決まってないとは思うんですけれども、すごく新しいなと思ったのが、利用日から1カ月になっても予約のない部屋においては直前割引を設定しますとあります。直前割引なんですけれども、どのぐらいの割引になるのか、もし決まっていればと言うか、もしお考えがあれば教えてください。 73 ◯下村晴意委員長 西川所長。 74 ◯西川治高山竹林園所長 すいません、その点に関しましては組合さんの提案ということになりますので、現在のところは未定でございます。 75 ◯下村晴意委員長 沢田委員。 76 ◯沢田かおる委員 直前割引料金、すごい新しくて、すごいなと思いました。  次の下のところなんですけれども、利用時間に応じての時間割料金を設定します。こちらの方、9時から12時、12時から7時というふうに時間が区切られているけれども、その時間に合わない利用ができるというのはすごいなと思いました。  じゃ、質問を変えます。  ちょっと予算の方かもしれないんですけれども、竹破砕機、今お聞きするので。竹破砕は予算で。 77 ◯下村晴意委員長 予算で聞いてください。 78 ◯沢田かおる委員 そしたら、予算の方で聞かせていただきます。
    79 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。浜田委員。 80 ◯浜田佳資委員 1点だけ。  別紙オなんですが、資料のですね、収入、支出うんぬんと書いてあるんですが、2年目以降が全然変わりばえがしないんですよね。だから、2年目でもう天になって、そこからはもうこれ以上は無理だというようなお考えを聞いているのかなと思って、そこら辺、いかがでしょう。 81 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 82 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 これは、指定管理料の上限を市の方でお示しして、それに対して提案をいただいたという形になるんですけれども、金額的には確かにおっしゃるように変わりばえしないというふうにお見受けされるのかなと思うんですけれども、自主事業の関係で、当然お金が要るもの、要らないものというのがあるんですけれども、その辺りで工夫してやっていただけるというふうに私ども認識いたしております。 83 ◯下村晴意委員長 浜田委員。 84 ◯浜田佳資委員 自主事業の終了のときと一緒なので、そういうところでどうかなと思いましたので、また市の方もそこら辺をよろしく指定管理者と話し合ってください。お願いします。 85 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 86 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見議員。 87 ◯塩見牧子議員 この指定管理者議案に限らずなんですけれども、先ほど樋口委員もおっしゃったように、やっぱり指定管理に出す前にきっちりとこれまで市が使ったことによる補修が必要な部分というのはきちんと市の方で整備した後、指定管理者に渡すというようなことを、他の施設も含めて守っていただきたいと思います。  それと、今回は収益の半額を市に納付するという仕組みになっているようなんですけれども、他にこういう契約をしている指定管理施設というのはございますでしょうか。 88 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 89 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 たけまるホール、社会教育施設ですね。ちょっと他の事例も見ながら今回プロポーザルもさせていただいたんですけれども、そのような契約になっていたかというふうに思います。 90 ◯下村晴意委員長 塩見議員。 91 ◯塩見牧子議員 本当に指定管理、施設、種類でそうなっているのかどうか、分からないんですけれども、売上げを全部持っていっていいよというような仕組みになっているところもあれば、こういうふうに半額納付ということもありますし、一方的、向こうの方から頂くというようなところもありますし、本当にそれぞれ、どういう基準で収益の一部、あるいは全額を持ってくるのか、持っていってもらうのか、その辺の基準というのが生駒市の施設全体の中で明確ではありませんので、一度しっかり、こういう理由でここの施設は納付してもらうようになってます。逆に売上げは全部持っていっていいということになってますというのをきっちりと分かるような形で一度お示しいただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 92 ◯下村晴意委員長 小紫市長。 93 ◯小紫雅史市長 それぞれの指定管理に出す施設が、施設そのものもそうですし、どういう条件でどういうことをお願いをしながらやるかという、個々のケースがかなり詳細に違うということもありますので、一律にこういう基準でというぱんとしたものがそもそもつくれるのかという話もありますけれども、確かに一件一件こういう案件があってというので詰めて、その都度都度適切な形で対応しているというふうには考えておるんですが、そのような、ある程度まとまった方向性みたいなものが整理できるかどうかも含めて少し考えさせてください。 94 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 95 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第28号は、原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 96 ◯下村晴意委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第28号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 97 ◯下村晴意委員長 2、調査事項、商工観光ビジョン素案に係るパブリックコメントの実施についてを議題といたします。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、理事者からの報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員からの質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 98 ◯下村晴意委員長 本件について、部長から報告を受けます。平井地域活力創生部長。 99 ◯平井克典地域活力創生部長 生駒市商工観光ビジョンにつきまして、4月に予定しておりますパブリックコメントに向けての素案がまとまりましたので、ご説明申し上げます。  本市を取り巻く社会経済情勢は、ご承知のとおり少子高齢化の進行、価値観の多様化、働き方改革など、大きな転換期を迎えております。これらの変化に対応し、自立的かつ持続的な商工観光の振興を図るため、本市としては初めてとなる今後6年間を見据えた生駒市商工観光ビジョンの策定を進めております。  策定に当たりましては、まず、商工観光に関わる方々のご意見やニーズを十分に取り入れるため、市内の商工観光関係者や有識者の方々で構成する懇話会を設けました。そして、更にきめ細やかな議論をしていただくため、懇話会の中で商業・サービス業分科会、それと工業分科会の二つの分科会に分かれていただき、全体で6回にわたり熱心に議論をしていただいております。  また、事業所アンケートを実施するほか、企業訪問によるヒアリングを実施し、本ビジョンの基礎となります商工観光ビジョン提案書として取りまとめていただくなど、関係者の皆様のご協力を得て取り組んでまいりました。  お手元に配布させていただいております生駒市商工観光ビジョン(案)は、懇話会の提案をもとに作成したものでございます。内容につきましては、工業、商業・サービス業、そして観光、及びそれら全てに関わる横断的分野と各分野における現状と課題について整理しております。その上で生駒市の魅力、強み、にぎわい、新たな仕事などを生み出す仕組みづくりや、その担い手となる意欲を持った人材や団体への支援など、様々な分野の事業活動や市民活動が連携し、一体となって地域資源を最大限に活用する取組を進めることにより、生駒市がより住みよく、多様な働き方を進めていけるような市となるための方針を定めております。  詳しい内容につきましては、岡田経済振興課長から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 100 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 101 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 それでは、引き続きまして、生駒市商工観光ビジョンの構成及び内容につきましてご説明申し上げます。お手元、生駒市商工観光ビジョン(案)をよろしくお願いいたします。  まず、目次でございますけれども、上から順番となりますけれども、1が生駒市商工観光ビジョン策定の背景と目的、2が生駒市の産業の現状と課題、3が生駒市における商工観光振興の基本的な考え方、4が商工観光振興の方針、5が重点テーマ、6がビジョンの実現に向けてという6章立てで構成いたしております。計画期間につきましては、平成29年度から34年度までの6年間としております。  まず、1ページから2ページをお願いいたします。  1、ビジョン策定の背景と目的でございますけれども、策定の背景や目的、計画の期間、上位・関連計画との位置付けを記載しておりまして、上位・関連計画と一体として取り組むこととしております。  次に、3ページから4ページの2、生駒市の産業の現状と課題では、本市の産業全体の特徴に加えまして、工業、商業・サービス業、観光と、それと、その3分野全てにまたがる情報の受発信や創業、産業教育などをまとめました横断的分野という四つの分野ごとに現状と課題をお示しいたしております。  続きまして、少し飛びますけれども、15ページの3、生駒市における商工観光振興の基本的な考え方では、「商工観光も歓迎するまち『生駒』」をテーマとした上で、住み良さ、働きやすさを一層高めることにつながるよう、商工観光を活性化させるためには行政だけでなく全ての支援機関の関わりが必要であるということを体系的に整理いたしております。  次でございますけれども、16ページから25ページの4、商工観光振興の方針では、先の2、現状と課題で示した内容を踏まえ、工業、商業・サービス業、観光と横断的分野の各分野ごとに基本方針、施策の方向性、具体的な取組メニューをまとめ、お示しいたしております。  少しまた飛びますけれども、26ページから29ページの5、重点テーマでございますが、これにつきましては、本ビジョンの計画期間中に多くの施策を進めていく中で、特に力を入れて取り組みたい事項といたしまして重点テーマを位置付けているものでございます。  順番でございますけれども、1)の企業情報の収集・整理・発信を強化する、二つ目の企業の積極的な事業展開を応援する、三つ目のしごとの選択肢を広げる、四つ目の宝山寺参道の魅力を高めるという四つの重点テーマを挙げさせていただいておりまして、それぞれに対する考え方、取組のイメージを示すとともに、目標についてもお示しいたしております。  最後でございますけれども、30ページから31ページの6、ビジョンの実現に向けてでございますが、本ビジョンに基づき、着実に施策を推進、実現するために強化すべき推進体制や施策の展開に係る事業者・市民との協創、情報発信の重要性などについて記載させていただいております。  なお、本ビジョン素案の後ろに資料編がございます。ここに先ほど部長からご説明いたしました懇話会、参加いただいた方の名簿を掲載いたしますとともに、策定の体制や経過についても掲載しております。併せてご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 102 ◯下村晴意委員長 それでは、本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。樋口委員。 103 ◯樋口清士委員 すいません、何点か。  まず、19ページのところなんですが、企業誘致の推進というふうにありますね。取組メニューの(ウ)として、新たな事業用地の創出と。ここでは第2工区の話が書いてあるんですが、北田原のテクノエリア、今、道路ネットワークについてちょっと考えましょうというようなことも予定でいるというように聞いているんですけども、それも事業用地をどう開発していくかというのか、つくっていくかというところにつながる話になろうと思うんですが、その辺りは、これは第2工区しか書いていないのでどの程度意識はされているのかなというふうに思うんですが、全く視野に入っていないのか。 104 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 105 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 視野に入っていないということではございません。確かに書いておりませんけれども、何分北田原テクノエリアは市の土地がございませんので、どうしてもやっていただくということで民間の会社さんにお願いして開発、造成をしていただくということになりますので、特にここには書かせていただいていないという状況でございます。 106 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 107 ◯樋口清士委員 多分ね、それ、市の土地があるから、ないからということではないんじゃないのかなと。要はインフラ整備をするのかしないのかというところは、これは市が考える話で、当然民間の開発の意欲とか意向とかというようなところを確認した上でやっていかないといけないというところはあるんですけれども、そこは卵が先か、ニワトリが先かみたいな話もあって、要はターゲットとしてそこを見るか見ないかというところで動き方って当然変わってくると思うんですね。だから、待ってるのか、何か動いたらそこへ入っていくのか。だから、その辺の姿勢がどうなのかなと。2工区に関しては一定市が主導しながら主体的に関わっていこうという姿勢はあって、それは市も土地を持っているからということではあるんですけれども、ただ、姿勢としてどうなのかというところが、多分こういう文章に出てくるんだと思うんですね。 108 ◯下村晴意委員長 平井部長。 109 ◯平井克典地域活力創生部長 非常に景気に左右される部分というのは高うございますので、バブル期ですと造成すれば売れるというような状況でした。今現在、売れることが決まったら造成するけどもという状況の方が高いのが現状です。  ということは、事業用地になる土地があるという情報を発信する。事業用地が整地された状態であるという発信ももちろんですけども、事業用地になり得る土地もありますということの発信もしていくということも重要だと考えておりますので、よろしくお願いします。 110 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 111 ◯樋口清士委員 おそらく市としては、北の2工区と北田原のあの辺りに、こういう工業系の企業の誘致というのを促していくという方向性を持っているんだというふうに思いますのでね。だから、まあまあそこは少し雰囲気的にそういう方向性をちょっと出しておいてもいいのかなというふうには思いますが、一度検討いただけたらなというふうには思います。  あと、観光の話なんですけども、22ページ、23ページのところにありますが、幾つか生駒で観光を進めていくに当たってのメニュー的なものを出しておられるんですけども、以前議会の方でも都市型の観光ということを一度調査もしたことがあって、そのときに着地型の観光というのをちょっと深掘りしてみようかということで調査したんですね。調査研究したんですけれども、そのときに、やはり観光の商品、あるいはプログラムとして、例えば今、ボランティアガイドさんとか、いてはりますよね。ボランティアでいくのか、商業ベースでいくのか、それは別としても、要は人とのコミュニケーションをベースに観光というのを商品化していくようなことも考える必要があるんじゃないのかとか、あと、大きなポイントだけを追い掛けるんじゃなくて、割と地域にある商店、名物店主みたいな方を見つけ出して、そこへお客さんを導いていくとか、そういうような話が結構いろいろ出てたんですね。そういうことを実際展開していこうという考え方が、まずあるのかないのか、そういう議論があったのか、ないのか、この辺りはいかがでしょうか。 112 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 113 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 今おっしゃいましたように観光ボランティアさんというのが多数活躍されておりますし、コミュニケーションが不要だとか、そういったことはございませんでした。そういうものも大切なんだけれども、こうやってビジョンに書いていくとなるとこういう形になるんじゃないかということで今お手元の形になっておりますけれども、コミュニケーションの大切さというのは我々も十分認識いたしております。 114 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 115 ◯樋口清士委員 大切さは認識していると。それを、例えば観光商品として開発していくということを前提にこれを見たときに、どう実現されるのかというのが見えないわけですね。それは民間サイドで考える話だから民間でそういう開発をしてもらって、そこを何らかバックアップしましょうというような考え方であれば、民間の動きをサポートすることが施策として、取組として出てこないといけないし、後ろの重点の話、重点テーマのところで宝山寺参道の魅力を高めるということもあるんですけども、ここを読んでてもそういうのがなかなか見えてこないんですね。だから、その辺り、どういう観光を進めたいのかという、一般的なメニューをだっと並べるということも大事なんですけれども、どういう観光の進め方をするのか、在り方はどうなのかというようなところから、それを進めるための取組って実際何なんだと、どこを動かすんだというようなところからちょっと何かメニュー化できないのかなというふうに、ちょっと具体的でないので申し訳ないんですけれども、そういうのを思いながら見たときにちょっと読み取れないかなというふうに思うんですが、いかがでしょう。 116 ◯下村晴意委員長 平井部長。 117 ◯平井克典地域活力創生部長 あくまで大きな方針と言うか、ビジョンでございますので、私の思いとしては体験型観光の推進というところで体験メニューをどんどん入れていく、その中には体験していただくためには人が要りますし、新たなボランティアの関係の発掘も含めて、それから、今、ボランティアと言ってますのは観光ボランティアの関係のことも言ってます。それとあと、お店とかもいろいろ出てくれば、体験型の小さなお店というんですか、そういうのも観光資源に当然なりますし、職住の近接ということも含まれてきます。  私、一般質問のときにもちょっと言ってましたが、要は、キーポイントは人と学び、どうしたら来ていただけるんだということをみんなで考えて知恵を出し合う、そういうことで、その中で交流、コミュニケーションも生まれていく、コミュニティの推進も図れると、そういうように思ってますので、ここでは私、体験型観光の推進というところで今おっしゃっている部分は大きな意味で含んで私は取っておったんですけど、おっしゃるように具体的に見えないと言われたら、どこまで記述するのかという部分はちょっと考える必要はあると思っています。 118 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 119 ◯樋口清士委員 1点、キーワードとして、コミュニケーションとか、地域の良さをどう発信するかということを考えたときに、歴史文化と書くと歴史的なもののイメージになっちゃうんですけど、あるいは地場産業とか、そういうところにいっちゃうんですけど、生活文化ですね、食住を含めた。そういうところ、あるいは歴史の中で培われてきた人々の暮らしみたいなものをうまく見せていけるものって多分あるんだと思うんですが、そういう生活文化系のイメージがもう少し入り込んでもいいのかなというふうには思います。これは私の意見として聞いておいてください。  それと、もう1点、いいですかね。  最後の体制なんですけど、さっきの北田原とかの話もそうなんですけど、やっぱり一つの部とか課でできる話ではなくて、インフラ整備とかになると建設の関係の部署とうまく連携してやっていかんといかんと。だから、これを進めていくときに外との連携は随分書かれてるんですけど、やっぱり庁内の体制というのは一定意識しておく必要があるんじゃないのかな。だからそれぞれ、観光、商業、工業でそれぞれ関わるところは違うんだと思うんですけれども、やっぱりそこ、庁内でうまく連携してスムーズに、円滑に、あるいは効率的、効果的にこのビジョン実現に向けての取組が進められるような体制というのはやっぱり考えておく必要があるんじゃないかなと、そこはちょっと一定ここに書いておいてもいいのかなというふうには思います。その点、いかがでしょうか。特に見てないですか。 120 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 121 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 今ご意見を頂きましたので、検討させていただきます。 122 ◯樋口清士委員 私からは以上です。 123 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。西山副委員長。 124 ◯西山洋竜副委員長 23ページの観光推進体制の強化といったところの取組メニューの中に、外国人観光客の誘致に向けた多言語対応の情報発信とあるんですけれども、これは具体的にはどういったイメージのものを想定されているんでしょうか。 125 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 126 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 現在もしておりますけれども、ガイドブックの多言語化、今のところはそうなんですけれども、スマートフォンとかでも翻訳ツールとかもございますので、そういったものも将来的には活用できればなというふうに考えています。今のところガイドブックの多言語化というような形になっております。 127 ◯下村晴意委員長 西山委員。 128 ◯西山洋竜副委員長 例えば、これは一つの例えですけれども、よく大阪市なんかへ行かれますと、駅構内にそういう多言語を用いて、こういったところにはこういうものがあるとか、こちらからの出口を出ればこういうものがあるという、そういう分かりやすい案内というのがよく設置されているケースを多く見ます。生駒駅の場合でしたら、例えば大阪の方であるとか、平群の方にも、駅としてはハブになっているところでもありますので、例えばこれを多言語対応する場合に、駅の外へ出て初めてそれが分かるのではなくて、例えば構内にそういう何か仕掛けと言いますか、そういう工夫をすれば、より本市として政策の目的に照らして、それにより近付いていけるのではないかと思います。これは市が主体となって、市だけでできるものではございませんので、多少の時間はかかるとは思いますけれども、そういった部分も一つのヒントになるのではないかと思うんですが、その点についてはいかがですか。 129 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 130 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 おっしゃいますように、なかなか鉄道会社さん等との調整もございますけれども、検討事項として承ります。 131 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。沢田委員。 132 ◯沢田かおる委員 3ページのところの生駒市の産業の現状と課題の表のところでお聞きさせていただきます。  Mの宿泊業、飲食サービス業10.8%とあるんですけれども、宿泊業ですね、今、泊まれるところというのは現在何件あるんでしょうか。 133 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 134 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 ちょっとすみません、正確には把握しておらないんですけれども、宝山寺さんの周辺では大体2件ぐらいかなと。あと、お寺さんで泊めていただけるようなところもあるように、ちょっと何かパンフレットを見た記憶がございます。すみません。 135 ◯下村晴意委員長 知浦課長補佐。 136 ◯知浦太一経済振興課課長補佐 追加ですいません。今、旅館、料理旅館組合ですね、宝山寺を中心に組合がございます。これがちょっと年々減ってまして、今7件と聞いてます。ただその中で宿泊ができるかどうかというのはちょっと各宿で判断されているということですので、正確な数というのがちょっとこちらではつかめておりません。以上です。 137 ◯下村晴意委員長 沢田委員。 138 ◯沢田かおる委員 大体2件か3件ぐらいという形で理解いたしました。  こちらの方なんですけれども、ニーズがどのぐらいあると今捉えていらっしゃるのか、それで、課題をどのように捉えていらっしゃるのかも少し教えていただけますでしょうか。 139 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 140 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 ニーズという点につきましては、これは全く調査に基づくものでもございませんので申し訳ないんですけども、ないことはないというふうに考えています。確かに大阪、奈良には近いですけれども、やはり宝山寺さんに参られた後で、この雰囲気でということでお泊まりいただきたいと考えておられる方はいらっしゃるのではないかという程度でございます。
     今後もしそういうニーズがあるのであれば、当然旅館さんとの協力ということで進めていく必要があると思うんですけれども、何とか生駒にもこういった宿があるというような形で取り組んでいけたらなというふうには考えております。 141 ◯下村晴意委員長 沢田委員。 142 ◯沢田かおる委員 今後そういったニーズ調査をされるご予定とかはないのでしょうか。 143 ◯下村晴意委員長 平井部長。 144 ◯平井克典地域活力創生部長 宿泊というのは非常によく考えておかないと、例えば中国関係の観光客、大阪からは非常に近いので、大阪で観光して飲食も全部済ませて、ただ単に泊まりに来るだけ、それも大阪の方で買い出しをしてごみだけ置いて帰られる、こういうのは最悪になりますので、安易に安い宿泊施設を用意するということはいかがなものかということもあります。  中国の方全てが悪いんじゃないんですが、やっぱり日本人の方と道徳的な考え方とかも違うところがありますので、旅行業の関係の方で受け皿として単に泊まれる場所ということを安価で提供すれば、ニーズは高くなるのはなります。ただ、その方向で生駒は進むべきじゃないと思っておりますので、どうかなと。あくまで今言ってますのは最近、爆買いとかいろいろ言われていた部分のニュースをもとに言うてますので、中国の人を責めてるわけではございません。よろしくお願いします。 145 ◯下村晴意委員長 沢田委員。 146 ◯沢田かおる委員 ニーズなんですけれども、例えば生駒で、病院で入院された場合ですよね。そして、ご家族のところには入院中だからばたばたして泊まれない。そしたら、近くで泊まれる場所がないかという方はおそらく探されると思うんです。実は、私、母が昔入院したとき、前は国民宿舎がありましたので、親戚とかはそこで泊まったということもございました。ニーズはないとは思いませんので、また機会がありましたら、またニーズ調査の方もお願いいたします。  以上です。 147 ◯下村晴意委員長 他に。浜田委員。 148 ◯浜田佳資委員 1ページの生駒駅周辺の話なんですが、たしか10年から11年前に、当時、奈良女子大やったと思うんですけど、学生たちと、女子大やったかな、学生たちと一緒に生駒駅の南側の商店街を活性化するとかでいろんなことをやられた、取組をされたと思うんですけど、そこら辺の分析や評価がここに生かされてるというような理解でよろしいでしょうか。 149 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 150 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 すみません、10年前というのはちょっと考えておりませんので、反映されてるかというと、余りされてない状況です。ただ、その後、大学生の方々との取組はそうだったんですけれども、その後、100円商店街であるとか、商店街の活性化ということで商業者の方も頑張ってこられましたので、直接ではありませんけれども、そういったものはこのビジョンの中に含まれております。 151 ◯下村晴意委員長 浜田委員。 152 ◯浜田佳資委員 商店街はどこでも活性化しているところは、そういった若い人、大学生だけではないんですけど、若い人の知恵とエネルギーをどう生かすかというのが鍵になっているようなので、そこらでよろしくお願いします。 153 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。樋口委員。 154 ◯樋口清士委員 すいません、もう1点だけ。  この計画の期間が平成29年から34年、6年間ということなんですが、当然、長期的、これはビジョンなので長期的な展望に立って粛々と進めていかないといけないものを書いておられるとは思うんです。ただ、これ、経済の話なので結構短期的に変わっていくことってあると思いますし、あと、例えば2工区が、ちょっと絵が、姿が見えてきたらまた物の考え方が変わってくるとか、いろいろ変化要因ってあると思うんですが、要はこのビジョンをこのまま固定的に考えていくのか、どこかでローリングをかけていくというようなことというのは考えておられるのか、その辺はどうなんでしょうか。 155 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 156 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 そういった大きな変化ですね、がありました場合は、やっぱりローリングも必要ではないかなと考えております。 157 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 158 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正議員。 159 ◯改正大祐議員 すいません、21ページなんですけども、ちょっと生駒駅周辺を取り上げていただいているのはいいんですけど、南側を明記されている理由というのは何かございますか、特に。 160 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 161 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 懇話会の委員さんの意見を採り入れさせていただきましたということもございまして、駅南ということを表記させていただいているんですけども、それとともに、北側の方は二地区と言いますけども、あの辺りも一体的に整備されていると、統一感の喪失というようなことも書いておりますので、整備が一体的だから統一的かというと、そうではないかもしれませんけども、よりちょっと南側の方に重点を置いた方がいいのではないかと、そういう考えでございます。 162 ◯下村晴意委員長 改正議員。 163 ◯改正大祐議員 どうしても間に線路がありまして、南、北という区別があるんですけども、取組メニューにも観光サインの整備とか、統一感を持った景観とあるんですけども、例えば駅前を全体で考えていただきたいなと思っているんですけども、その辺はいかがでしょうか。 164 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 165 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 こちらにはこういうような書き方をしておりますけれども、当然駅、片一方だけでいいというような考えはございませんので、統一的に考えていくということは必要だと思います。 166 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。吉波議員。 167 ◯吉波伸治議員 これ、商工観光ビジョンということですよね。商業というのは物を動かしてもうける、工業というのは作ってもうける。それに対して観光というのは、ものづくりも、物を動かすということも関係しますけども、主に人が相手ですよね。ものすごく商工と観光と一緒にしてビジョンをつくるというのはものすごく違和感がありました、全体的にこのビジョンを読んでみて。商工ビジョン、あるいは観光ビジョンと別々にそういうビジョンをつくるべきだったんじゃないかと私は思うんですけどもね。なぜ商工観光と三つ一緒にやってビジョンをつくられたのか、まずその基本的なところです。 168 ◯下村晴意委員長 平井部長。 169 ◯平井克典地域活力創生部長 非常に密接な関係があると私は当然考えておりますので、例えば体験型のものでもそうですが、ものづくり、商店街とか、いろいろ先ほども個人の店でまちゼミ的な形で、それがものすごく評判になれば当然観光資源にもなるし、商品の売上げにもつながるということにもなっていきますので、密接な関係であると感じております。 170 ◯下村晴意委員長 吉波議員。 171 ◯吉波伸治議員 先ほど大学生との協力とか、あるいはボランティアの協力という話がありましたけども、例えばボランティアの人に生駒の観光を発展させていきたいから協力してくださいとお願いしたときに、そのボランティアの方がこの商工観光ビジョンを読まれて、私は別に生駒の工業を発展させる、あるいは商業を発展させるというのはちょっとどうかなというふうに思われて、観光を発展させるためだったら頑張りたいけども、何か商売を発展させるとか、工業を発展させるとかいうことについては消極的という方に対して、そういうふうにならないかということが心配なんです。  だから、商工観光ね、一緒にされてビジョンをつくられたという点でそういう違和感を感じる人もいるだろうと。私がそうなんですけどね。そういうこともちょっとあったということだけ念頭に置いていただけたらでいいと思います。 172 ◯下村晴意委員長 意見ですね。  他にございませんか。成田議員。 173 ◯成田智樹議員 すいません、観光の面で、29ページにございますとおり、宝山寺参道の魅力を高めるということで参道も整備がほぼ完了しそうなんですかね。非常にきれいになって喜んでいらっしゃる方、また、魅力を感じていらっしゃる方もたくさんいらっしゃるかと思うんですけども、一つは、今回ちょっと意見書で出させていただきました無線LAN、Wi-Fi環境の整備という面を一つ進めていただきたいというのと、それと併せて、ここにも書いていますけど、観光生駒の資源である宝山寺参道は、景観面の良さやアート創出のうんぬんと書いておりますけど、景観面で言いますと、無電柱化というのは検討とか、考えられたことはございますか。 174 ◯下村晴意委員長 小紫市長。 175 ◯小紫雅史市長 今、オリンピックとかパラリンピックもそうですし、非常に無電柱化の議論が盛り上がりつつあるのは承知をしております。宝山寺についても、宝山寺だけじゃないんですけど、当然全ての地域にそうするというのは絶対無理ですが、そういう特に景観面を重視しなければいけないようなところについてそういう可能性があるかという検討は、宝山寺に限らずこれから考えていくことは必要かなと思っております。ここの参道につきましても、少し担当課とも話したんですが、やはり非常に道路自体の幅が狭くて、中にいろんな埋設物があったりとか、特にそういう無電柱化をするに当たってもリスクと言うか、コストと言うか、非常に難しい地域であるということで、今回の参道の整備に併せて無電柱化をするということについては残念ながら見送る、現時点では見送っているということではありますけれども、宝山寺に限らず新しいまちづくりをしていくようなところでありますとか、景観面で大切にしていかなきゃいけないところについては一つの選択肢としてそういうことを検討していくということもあり得るとは思っております。 176 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。神山議員。 177 ◯神山聡議員 すいません、25ページにある産業教育の推進の部分なんですが、子どもたちのキャリア教育や将来の産業の担い手を育成するということで、ものづくり体験とか、いろんな体験の機会を与えるということになっているんですが、その子どもたちが結局生駒の今後の担い手になってもらいたいというような考えを持ってキャリア教育とかということで考えた場合に、創業の部分の教育であったり、観光とか情報発信の方の関わりということもやっぱり考えておくべきではあるとは思うんです。その点のメニューというものが全く入ってないんですけども、学校教育とはまた別の観光に関わってくる子どもの教育という部分では何か考えていることはありますか。 178 ◯下村晴意委員長 岡田課長。 179 ◯岡田敬経済振興課長農業委員会事務局長 今、産業の教育ということでご質問を頂いたんですけれども、確かに懇話会の中でそういった意見は頂きました。ただ、このビジョンをまとめる段階では、じゃ、具体的にどう進めるのかというところまでは煮詰まるに至ってなかったという状況でございます。 180 ◯下村晴意委員長 小紫市長。 181 ◯小紫雅史市長 観光だけではなくて、そもそも社会の仕組みであるとか、教育の方とも非常に関係してきますけども、ビジネスと言うか、物を作ってお金を稼ぐとか、社会の仕組みとか、そういうのをいかにリアルに学年とか年齢に応じて社会の在り方を学ぶような現場でのそういう気付きとか、勉強というものは非常に大切だと思っていまして、それは教育委員会の方でも議論をしていただき始めていると私は理解をしています。  その中で、今も既に中学校2年生の就業体験とか、そんなんもありますけれども、その一日販売体験とかして、今はそれも一つ意義があることだと思いますが、それをもう少し発展させた形で、どうやって物を作るねんとか、これはどうやったら売れるのかとか、例えばコマーシャルってどうやって、1分間でつくってみようかとか、いろんなことが考えられると思います。そういう社会、よのなか科みたいな、そんな言葉もありますけど、世の中のことを勉強していく、産業教育を絡めていくというのはとても大切なことだと思いますので、しっかりと教育と経済振興課、連携をして取り組んでいくべき点だと思っておりますので、よろしくお願いします。 182 ◯下村晴意委員長 神山議員。 183 ◯神山聡議員 ありがとうございます。  例えば農業であったりしても、空いているような田んぼがあったり、農業体験ということも今後できていくし、それこそもち米を作ったり、麦を作ったり、何ができるのか、そういうことを体験させてあげるということで、ここで今後も暮らしていって、生駒市に愛着を持つという考え方も育つと思うんです。  あと、子どもが経験していくことというのは親に対しても影響があって、親が生駒市の観光に関して興味を持つということも考えられるので、その辺の関わりをまた考えてもらうようにお願いします。 184 ◯下村晴意委員長 平井部長。 185 ◯平井克典地域活力創生部長 今、農業のこともおっしゃってましたけど、親子農業体験事業ということでやっている部分もあるんです。他で、例えば昨年、サンフェスタをさせていただきましたけど、そこで子どもさんらに販売の関係とか、体験していただくということはやっていただいています。せやからと言うて全部子どもさん対象にはなってませんけどもね。市長も先ほど言われてましたように、学校教育とまた連携してやっていく、地域の活力という点でも非常に大事だと思っておりますので、よろしくお願いします。 186 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 187 ◯下村晴意委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うか、協議願うのですが、今後本ビジョンが策定された際、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき報告を受けることから、その際に改めて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 188 ◯下村晴意委員長 それでは、ビジョン策定後に調査することといたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 189 ◯下村晴意委員長 その他。  本件は、所管事項について委員の発言を受けます。樋口委員。 190 ◯樋口清士委員 先般の一般質問の際に、市長の方から議事録、基本的に必要はないと。参加者の情報共有ができればそれでいいんだと。議事要旨なんかを出せるものについては何か作成すると、出すというような趣旨の発言があったんですね。これは行政経営会議か、それに限った話なのか、庁内の会議全てのことを言っておられるのか、これはどういう、どの範囲で、何を意図してこれをおっしゃったのか、確認できますでしょうか。 191 ◯下村晴意委員長 小紫市長。 192 ◯小紫雅史市長 一般質問のときにも答弁をしてますけれども、行政経営会議もそうですし、市役所の中でやっているいろんな会議があります。内部でやっているものもあれば外部の方が入っているのもありますけども、それらの会議の、もちろん一言一句議事録を作るべきものもあると思いますが、全部そういう一言一句の議事録を作らないといけないものなのかというのを改めてきちんと考えるべきだということを申し上げたわけでございます。議事録を作るのも、例えばICにとって、それを全部一言一句起こしていくような作業というのは大変時間もかかりますし、会議の内容とか案件とか、そういうものによっては一言一句の議事録まで本当に必要なのかというものが散見されますので、そういうものについては、例えばそこに参加をした人とか、関係するような人にきちんとその会議で何が話し合われて、どういうことが決まって何をしなきゃいけないのかというようなことがきちんと伝わるようなことが、それが一番の目的ですから、別に一言一句の議事録を作るというのが目的じゃありませんから、その辺のことをしっかりと踏まえた上で、行政経営会議もそうですけれども、本当に一言一句の議事録を作るべきものなのか、会議なのか。そうじゃなくて、議事要旨というのをちょっと、議事要旨と言うとお一人お一人多分イメージが違っちゃうところもあるかもしれない、難しいんですけれども、今言ったような、何を議論して、どういう方向性になって、次のアクションは何かというようなことなんかがきちんと伝わるようなものぐらいができればいいのかというようなこととか、そういうようなものを今回、いろいろご指摘も審査会から頂きましたので、改めてそれをきちんと考えて整理をしていこうと、そういう趣旨で一般質問のときには答弁を申し上げたと、そうご理解いただければ結構です。 193 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 194 ◯樋口清士委員 確認いたしますけど、ということは、全ての会議について議事要旨は最低限作るということを、そういうつもりでいらっしゃるということでよろしいんでしょうか。 195 ◯下村晴意委員長 小紫市長。 196 ◯小紫雅史市長 それは会議というものをどう定義するかにもよりますけれども、その会議、別に議事要旨すら作らなくても皆さん、先ほど言ったような共有できるようなことであれば作る必要もないと思いますが、基本的には議事要旨的なものは何か作って情報を共有するということは大切なことだというふうには思います。 197 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 198 ◯樋口清士委員 会議の効率化ということを考えますと、前回何を話をして何が決まったのか、その上で今回何を議論するのかということをやっぱり紙できちっと皆さん、その場の人が共有して進めるというのは、これは、言えば当たり前の話で、我々身内の会議でもそんなことをやってますので、それを行政としては確実にやっていただくのが趣旨だろうと。  この前のお話の中で、議事要旨すら作らないものがあり得るというふうに聞こえましたので、それはちょっと問題ではないのかなということで今申し上げているわけで、ただ、ちょっとまだそこ、部分的には作らないというようなことも言ってはるので、そこはどうなのかなと。 199 ◯下村晴意委員長 小紫市長。 200 ◯小紫雅史市長 例外的なときかもしれませんけど、例えば、会議というのをどうとるかと申し上げましたけど、会議が本当に、いろんな会議があります。行政経営会議みたいなものもあれば、いろんな打合せもそうですし、打合せが本当に短時間で終わったようなこととか、そういったことであれば、毎回絶対に議事要旨を100%作るかというご質問であれば、そうと言えないときもあるということで申し上げたわけで、基本的には議事要旨というようなものを作って情報共有をしていくというのは、それはむしろ私はより積極的に今までの生駒市役所のやり方以上にきちんとそういう情報共有はしていくべきだというふうに思っておりますので、それはきちんとやっていきます。一言一句の議事録というものを作るかどうかというものも改めて整理もしていきますが、議事要旨等で情報共有とか、次やることをどうするかというようなことは、よりしっかりと共有していくというのは当然のことかと思います。 201 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 202 ◯樋口清士委員 今の発言を聞いて、一定安心はいたしました。これは去年の3月の定例会の中で、企画総務委員会のときに副市長がちょっと発言をされてますね、この件についてもね。会議を開いたり、あるいは意思決定過程の中でも文書化することによってその意見が明確化することもあると。常々庁内での話合いを持っている点については、できるだけ文書にして残せるものは残すという姿勢で対応するよう心がけていると。これ、きちっと守っていただければ結構かというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 203 ◯下村晴意委員長 山本副市長。 204 ◯山本昇副市長 今、名前が出ましたのでなんですけど、基本的にそのように考えておりますし、市長が申されました内容というのは、私が理解していますのは、今まで会議録ということにとらわれて、なかなか会議録が出てこない。我々ですら何か会議録はあるかと言ったらなかなか出てこないですね。時間が非常にかかってしまう。作るのに、場合によっては1カ月もかかってしまうというようなこともございますし、やっぱりその辺のところから言うと、会議体によっては、もっとスピーディーにそういうことをきちっと内容を押さえて進めるということも非常に大切だと思っておりますので、会議体によって議事録を作成するもの、あるいは議事要旨を作成するものというものをきっちり整理していきたいということで思っておりますので、よろしくお願いします。 205 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 206 ◯樋口清士委員 最低限議事要旨は作る。私は元コンサルですけど、打合せをすれば、それは議事要旨は確実に作りますね。そういうものだと。行政というのはもっと厳格にそこはやっておられるものだというふうに私は認識してますので、よろしくお願いします。  次の質問に移りますね。  先般の厚生消防委員会の中で、高機能消防指令センター、作戦室と消防本部とがテレビ会議をできるようにつながっていますと。実際災害が起こったときに災害対策本部が置かれるのは本庁舎ですから、そことつなげてほしいと。つなげられるかということで、チャンネルはちゃんとありますということで、一定設備投資をすればつなぐことが可能だというふうに消防の方からは答えを頂いたんですけれども、それについて前向きに、本庁舎の本部がどこに置かれるのかという、その部屋に一定の設備を置いてちゃんとつながるようにしておくということについて、対応はする予定というのはありますでしょうか。 207 ◯下村晴意委員長 杉浦課長。 208 ◯杉浦弘和防災安全課長 テレビ会議の件なんですけれども、これにつきましては消防本部にも確認は取っております。内容的に言いますと、大規模な震災が発災したときに電話などの手段に比べて非常に情報の共有が迅速化に図れるものということで、奈良市の方においても整備されているということは伺ってございます。経費的に、これも聞いた話なので、経費的に数百万程度かかるということも確認を取ってございます。ただ効果についてはすばらしいものという認識は持っております。ですので、そういった効果面を踏まえて、また経費面も考えて今後どういった形でできるのかということも踏まえて検討はしてみたいとは思ってございます。 209 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 210 ◯樋口清士委員 あと機材を入れてつなぐだけという状況なんですね。災害っていつ起こるか分からへんと。もうすぐに起こって、予算、来年ですねんでは、これはちょっとつらいなというところもありますのでね。実際、災対本部を設置されれば、消防長とかはこっちへ来ているわけですね。消防の幹部がね。となると、やっぱりそこときちっと情報共有できないと物事を進めにくいだろうというふうにも思いますので、これは早急に補正でも組んでやっていただきたいなというふうに思います。いかがでしょうか。 211 ◯下村晴意委員長 杉浦課長。 212 ◯杉浦弘和防災安全課長 私自身はまだその内容、確認も取ってございませんので、私自身もシステム自体を確認させていただいてから適切に対応させていただきたいと思ってございます。 213 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 214 ◯樋口清士委員 早急にお願いします。  それともう1点、全然別の話なんですけど、これ、昨日の市民文教委員会の中でふるさとミュージアムの話が出てて、監査報告、監査の結果に対して、認識の違いがあったので問題処理、問題に対しての改善を今命じてますと。認識の違いというのは監査の結果と、監査委員さんと指定管理者側との認識の違い、要は文章の読み方の違いということでというふうにも聞こえるんですけど、そう聞いてはる人もいてるんですけど、それは監査の立場からはどう認識されてますか。 215 ◯下村晴意委員長 稲田局長。 216 ◯稲田雅也監査委員事務局長 監査をした後の監査結果につきましては、指摘し、意見を述べる分につきましては、事務事業が客観的に見て、誰が見ても不具合、不適切な部分について意見を述べて指摘しているものでありまして、認識とか解釈の違いでどっちでも取れるようなものを意見として述べるものではございません。不適切じゃないですけど、こうした方がいいですよというようなレベルのものは事務局職員が担当職員に口頭で指導するとかいうような取り扱いをしております。 217 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 218 ◯樋口清士委員 基本的には市として管理者側の意思疎通が十分できていなかったということが原因しているというふうに認識しますけれども、ちょっと答弁がどちらでも取れるような答弁だったので、ちょっと監査の側に確認をさせていただいたということでございます。以上です。 219 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。
                 (「なし」との声あり) 220 ◯下村晴意委員長 それでは、これにて企画総務委員会を終わります。              午前11時21分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               企画総務委員会委員長   下 村 晴 意 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....