ツイート シェア
  1. 橿原市議会 2014-09-01
    平成26年9月定例会(第3号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成26年9月定例会(第3号) 本文 2014-09-18 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 242 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 2 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 3 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 4 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 5 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 6 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 7 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 8 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 9 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 10 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 11 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 12 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 13 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 14 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 15 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 16 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 17 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 18 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 19 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 20 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 21 :  ◯教育長(吉本重男君) 選択 22 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 23 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 24 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 25 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 26 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 27 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 28 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 29 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 30 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 31 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 32 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 33 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 34 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 35 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 36 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 37 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 38 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 39 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 40 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 41 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 42 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 43 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 44 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 45 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 46 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 47 :  ◯13番(高橋圭一君) 選択 48 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 49 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 50 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 51 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 52 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 53 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 54 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 55 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 56 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 57 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 58 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 59 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 60 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 61 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 62 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 63 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 64 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 65 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 66 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 67 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 68 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 69 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 70 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 71 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 72 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 73 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 74 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 75 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 76 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 77 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 78 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 79 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 80 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 81 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 82 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 83 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 84 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 85 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 86 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 87 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 88 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 89 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 90 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 91 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 92 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 93 :  ◯政策審議監(西田喜一郎君) 選択 94 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 95 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 96 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 97 :  ◯副市長(岡崎益光君) 選択 98 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 99 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 100 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 101 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 102 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 103 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 104 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 105 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 106 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 107 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 108 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 109 :  ◯14番(宇佐美孝二君) 選択 110 :  ◯議長(細川佳秀君) 選択 111 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 112 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 113 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 114 :  ◯教育長(吉本重男君) 選択 115 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 116 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 117 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 118 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 119 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 120 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 121 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 122 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 123 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 124 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 125 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 126 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 127 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 128 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 129 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 130 :  ◯教育総務部長辻岡章裕君) 選択 131 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 132 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 133 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 134 :  ◯市民文化部長(岩田弘子君) 選択 135 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 136 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 137 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 138 :  ◯市民文化部長(岩田弘子君) 選択 139 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 140 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 141 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 142 :  ◯市民文化部長(岩田弘子君) 選択 143 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 144 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 145 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 146 :  ◯市民文化部長(岩田弘子君) 選択 147 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 148 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 149 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 150 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 151 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 152 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 153 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 154 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 155 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 156 :  ◯5番(竹森 衛君) 選択 157 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 158 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 159 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 160 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 161 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 162 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 163 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 164 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 165 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 166 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 167 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 168 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 169 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 170 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 171 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 172 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 173 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 174 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 175 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 176 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 177 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 178 :  ◯政策審議監(西田喜一郎君) 選択 179 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 180 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 181 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 182 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 183 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 184 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 185 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 186 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 187 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 188 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 189 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 190 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 191 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 192 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 193 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 194 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 195 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 196 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 197 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 198 :  ◯政策審議監(西田喜一郎君) 選択 199 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 200 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 201 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 202 :  ◯危機管理監(西村良輝君) 選択 203 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 204 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 205 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 206 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 207 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 208 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 209 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 210 :  ◯会計管理者兼検査技監(廣田和彦君) 選択 211 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 212 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 213 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 214 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 215 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 216 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 217 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 218 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 219 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 220 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 221 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 222 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 223 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 224 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 225 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 226 :  ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 選択 227 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 228 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 229 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 230 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 231 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 232 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 233 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 234 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 235 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 236 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 237 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 238 :  ◯総合政策部長(杉田幸司君) 選択 239 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 240 :  ◯15番(廣井一隆君) 選択 241 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) 選択 242 :  ◯副議長(たけだやすひこ君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前10時02分 開議 ◯議長(細川佳秀君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ────────────────────────────────────────                日程第1 一般質問 2: ◯議長(細川佳秀君) 昨日に続きまして一般質問を行います。順次質問を許可いたします。  それでは高橋圭一君の質問を許可いたします。高橋君。           (13番 高橋圭一君 質問者席に移動) 3: ◯13番(高橋圭一君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。  まず初め、全国学力テストの結果を受けて。8月に人口減少社会における市町村のあり方について奈良県市町村長サミットが開催され、これ、実は2つ目の題になるんですけれど、参加させていただきました。さらに、その日に全国学力学習状況調査、いわゆる学力テストの調査結果が公表されました。6月のサミットではこの結果、昨年の結果に基づいて奈良県教育行政の方向性についてとして平成25年実施分の学力テスト結果に基づいて市町村長サミットで説明されました。今回この2つを質問させていただきたいと思います。  まず最初に、26年度の4月に実施されました学力テストの結果について、全国、奈良県、橿原市の傾向はどのようなものでしたか。また、特徴的な点はありましたでしょうか。よろしくお願いいたします。 4: ◯議長(細川佳秀君) 辻岡教育総務部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 5: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 13番、高橋議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、議員お述べのように平成26年度の全国学力学習状況調査は昨年と同様小学校の6年生と中学校3年生を対象に国語と算数、数学を対象に、それとあわせまして児童生徒へのアンケート、また学習習慣や生活習慣等を調査されまして、その結果が8月の下旬に公表されております。まず、全国的には平均正答率におきまして各都道府県間の差が昨年より縮まりまして、学力の底上げが進んでいると分析されております。また、奈良県におきましては小学校においては国語A、算数A、このAと申しますのは知識を申します。後で申しますBというのは、それを生かす活用力を問うものでございますけれども、国語Aと算数Aは全国平均をやや上回っているものの、国語Bと算数Bは全国平均をやや下回り、活用力に課題があるということがわかりました。また、国語においては、数学A、Bとも全国平均を上回りましたが、国語A、Bが全国平均をやや下回っておりまして、読解力や文章力に課題が見られたと分析をされております。  本市におきまして特徴な傾向と課題をといったことを5点申し上げます。まず1点目でございますけれども、小学校、中学校とも全国的な課題同様、知識よりも活用力において正答率が低いということが見られます。特に国語では言語等につきましては比較的正答率が高いものの、読解力や表現力、記述式の解答に課題が見られております。また、算数・数学では計算や図形等の知識を問う問題の正答率は高いですけれども、根拠をきちんと示し、判断の理由を説明するといったことに課題が見られるということでございます。  2点目でございますけれども、通塾率を含めまして1日の学習時間が長い、このアンケートでは2時間以上となっておりますけど、その割合は全国平均を大幅に上回っているものの、逆に全く勉強しないという、30分以下を含むという形になっておりますけど、その割合も奈良県、全国平均を上回っておりまして、学力、学習習慣の二極化が進んでおるというような構造がうかがわれます。  3点目は、1日当たりのテレビやテレビゲーム、インターネット、携帯・スマホを含むわけでございますけれども、それに費やす時間も長く、読書時間が長いという点も本市の特徴となっております。  4点目は、小学校、中学校とも学校生活が楽しいと答える割合が全国平均を大きく上回っておりまして、教師や友人との友好的な人間関係や安定的な学校生活がうかがえると思います。また、人の役に立つ人になりたいといったことや人の気持ちがわかる人間になりたいと思うという回答をする児童生徒の割合も高いことから、本市における人権教育の成果を感じ取ることもできると思っております。  5点目は、授業方法にはまだ改善の余地が見られます。さらなる学力向上に向けて今後授業改革を進めながら取り組みを推進していく必要があるということが今回の調査の結果から見えるそれぞれの状況でございます。  以上でございます。
     今の説明の中で読書時間が長いと読みましたけども、読書時間が少ないということでございますので、訂正させていただきます。すみません。申しわけございません。 6: ◯議長(細川佳秀君) はい、高橋君。 7: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございました。  おかしいなということを皆さん感じられたなと、そんなに読書してんのかというようなところがあったと思います。  昨年も一部の自治体、昨年というか今年もですね、自治体では学校別結果の公表に踏み切りました。橿原市においては議事録を確認しますと、平成20年9月の定例会で質問があり、その答弁で吉本教育長、そして市長も答弁されておられます。その中でかいつまんで言うと、学力テストっていうのは、その結果だけで全体の学力を反映してないということを踏まえて、公表するといろんな問題があるという形で教育長はおっしゃっている。なおかつ市長のほうは確かに公表することは考えておりませんが、内容に関してはやはり結果の中に格差が出ていると。これは多分今年度、26年度もそうだと思います。そのような結果を踏まえて中身をもう少し精査する必要はあるのではないかと。で、公表はしないが中身をもう少し細かくしっかりと検討していきたい、というふうな答弁をいただいております。まあ、20年ですから、あれから6年がたちました。今年は静岡の川勝知事ですね、大阪は当然ながら橋下市長、佐賀・武雄の樋渡市長という方々、非常に発進力ある首長が公表に踏み切っておられます。その中で今とこの間と変わりはないと思うんですけれど、教育委員会として結果の公表というものについてお考えをお願いします。 8: ◯議長(細川佳秀君) 辻岡部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 9: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 13番、高橋議員の質問にお答えさせていただきます。  調査結果の公表ということでございますけれども、議員お述べと状況変わっておりませんで、過度の競争を招き、学校の序列化につながる可能性が危惧され、本来の目的を逸脱することから、現時点では橿原市の平均正答率の公表といったことは考えておりません。  以上でございます。 10: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 11: ◯13番(高橋圭一君) ほとんどの自治体は今おっしゃっていただいたような考え方が主流だというふうに思います。私も安易に情報公開という名のもとにおいて公開するのはいかがなものかなと。本来のところをやはりきちっと考えなければいけないというふうに考えておりますので、同感しております。  文部科学省も調査結果の取り扱い及び活用について、これ、通知の中で学校そして教育委員会における改善に向けた取り組みの推進を述べています。教育委員会の取り組みはどのようなもの、これは前からされておりますし、25年度も結果として出ておりますし、26年度もそうなんですけれど、今までの取り組み、そして今後の取り組み、また各学校での取り組みですね、どのようなものがお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 12: ◯議長(細川佳秀君) 辻岡部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 13: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 13番、高橋議員の質問にお答えさせていただきます。学校等の取り組みといったことでございます。  まず、全国学力学習状況調査の詳細結果につきましては、まず校長会を通じて橿原市の現状を詳しく説明させていただいております。また、学校とともに調査結果を十分活用し、児童生徒の学力や学習状況を把握、分析いたしまして、教育施策や指導の成果と課題を検証いたしまして、その改善を図ることに役立てたいと思っております。それと、以前からは基礎、基本的な充実、読書の活動といったことにつきましては既に毎朝読書タイムを設定いたしたりとか、また学年学年に応じて毎日の計算や漢字の学習の積み重ねをしたりして日々取り組んでおる状況でございます。  以上でございます。 14: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 15: ◯13番(高橋圭一君) 私の息子も読書タイム、小学校、中学校ともに受けておるんですけれど、ご努力は重々承知しております。ただ、先ほどの結果のように皮肉な結果、読書量が伸びてないというものに関して、またいろいろ検討を加えていただけたらなというふうに思います。各学校それぞれいろんな工夫はされておるんですけれど、その中で、これも調査問題の文科省の解説資料に5つの特徴という中にですね、学習指導の改善、充実を図るための情報を盛り込んでいきます。すべての先生が学習指導の改善、充実に活用できるものを目指して作成しています。調査実施後すぐに活用できるように作成します。などとうたっているわけですね。ですから、この学力テストっていうのは単に経年結果というものをとらえるだけではなくって、それを活用しようというところが盛り込まれていると。そのために文科省もかなりのお金を投入しているわけですね。ただ、この授業アイデア例なんかも文科省も指示、文科省というか国立政策研究所でしたかね、も出しておるんですけれど、学校現場ですべて対応できればいいわけなんですけれど、正直なところ学校現場にその余裕はあるのかが疑問です。        (6月26日付毎日新聞の切り抜きを質問者席より示す)  といいますのは、これは6月26日、多分一面記事で他紙も出たと思います。これは毎日なんですけれど、「中学教諭勤務日本最長 週53.9時間 部活、事務で」という形で、経済協力開発機構(OECD)の調査、34カ国の調査結果を報告されました。これは一面にかなり出てたので、そういう意味では注目を浴びたかと思います。ある教員なんですけれど、ここにある1つの例として、連日午前7時に学校に出勤し、部活動を指導、朝練ですね。授業をこなし、放課後は再び部活動。夜は生徒指導や保護者の対応、書類作成で気づけば午後10時過ぎ。授業準備はそれからだ。休日出勤は当たり前。これがすべてとは思わないのです。これはある、例えば部活動、部活動って書いておるんで、部活動に非常に熱心な先生、それも若手、中堅っていう先生なんかがそういう対象にかなり含まれるんじゃないかなと思いますけれど。  まあ、何を言いたいかというと、中学校で授業を充実したものにしようという前提、先生の状況というのは非常に厳しい環境だということなんですね。中学校での学習環境を整えるためには、その施策として文科省がしきりに財務省に訴えている教員を増やすことですね。そして、そのために少人数の学級、または各学校既にやっておりますけど、習熟度別授業を増やす。私が以前から言っておりますICTを活用する。このようなものがあると思います。ただ、予算措置もなかなかとられないということでいずれも遅々として進んでいません。この大きな国の予算を必要とする施策っていうのは、なかなか難しいものかと思います。ですから、市町村でやれるには限りがあるかと思います。ただ、いくつかの自治体では独自の取り組みを進めています。例えば全国学力テストの結果を適切に利用した希有な事例として大阪府茨木市をあげたいというふうに9月7日の奈良新聞にも、この学力テストについて、「学校別公表は弊害が大きい」という題で載ってる一部なんですけれど。         (9月7日付奈良新聞切り抜きを質問者席より示す)  ここでいろんな取り組みをされておられます。これはほかの自治体でもされておられることだと思いますけれど。ここで、確かな学力を身につけさせ、全体的な底上げとより学ぶ意欲を向上させるために本市で今できること、考えていること。先ほどのことも踏まえて、継続されるということも踏まえてですけれど、新たに考えておられたりということがあったら、お聞かせください。お考えだけでも結構です。 16: ◯議長(細川佳秀君) 辻岡部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 17: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 13番、高橋議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、各学校におきましては、橿原市の現状を踏まえまして前回の結果とも比較しながらそれぞれに分析し、取り組みをもう展開いたしております。また、今回の結果から基礎・基本の充実、読書活動の充実、授業改革の3点を基本として取り組んでいきたいと、まずは思っております。  それと、議員お述べのように学校現場には、いじめ、不登校など、さまざまな課題がたくさんございます。生徒指導の課題も多種多様、また低年齢化しておるという状況の中で、ご質問のとおり教職員は多忙を極めておるというのも現実でございます。その中でいじめ不登校指導員や心のケアルームのカウンセリングなどによりまして、学習環境の改善を図るといったことから教職員の心身両面での負担を軽減して関係機関との連携を密にしながら、児童生徒の心のケアを進め、課題を整理しながら適切に取り組むといったことで結果的に学習力の向上につながっていくのではないかと考えております。  以上でございます。 18: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 19: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございます。  昨日の質問にもありました、今もお話ししていただきました、今年度より施策として取り組んでいただいている心のケアルーム、これは非常にやはり現場にとってありがたいというふうに聞いております。きのうの質問にもあったとおり、やはりこれも継続して施策として予算措置をお願いしたいなと。有効なもの、そして今おっしゃっていただいたように生徒指導というものに対して全面的にバックアップするよという安心感というのが教員にも非常にありがたいことだと思います。ですから、できる限りのことをしていただいて、そして学力指導ですね、本当に学力を身につけさせようという形で先生方が前向いていただけるように、そういう形でお願いしたいと思います。  ところで、先ほどのご答弁にもありましたけれど、学習状況の調査、全国学力学習状況調査の結果というの、これ、出してる中でですね、メディアに関することです。スマートフォンというのが非常に普及し出しております。ちょうど私、ICTのお話しをするときに実はガラケーですということで、大概皆さんガラケーだと。ただ、何人かの部長は「私、もうスマホやってますよ」ということを伺いまして、どんどん進んでいるんだなということで、ようやく追っついて今スマホをしております。このスマホというのは非常に便利です。便利なゆえ依存性があるかと思います。これは大人もそうだと思います。「歩きスマホ」という現状もあるし、そして、子どもたちは逆にLINEですね。LINEでのつながりというの、コミュニケーションツールとしてのつながりが非常に負担になってきている。これについて愛知県のあるPTAと教育委員会が一緒になってスマホの制限を打っております。これは教育委員会からというよりもPTAが率先して、9時からは親に預けなさいということをすることによって、スマホ依存というものを取り除いているわけですね。私の長男の学校も、私立ですけれど、スマホは禁止です。その禁止した理由の中で、「卒業生が僕はスマホを使わなくなってから勉強時間が増えて偏差値が幾つ上がった。パソコンも使わなくなって偏差値がまた上がった。そして、志望校に合格した」。これ、笑い話かもしれないですけど、本当だと思います。依存してる部分をカットする、それを勉強に向けるということは非常に大事なことだということで、これについては教育委員会というよりも、私もPTAの一員ですので、PTAにまた声かけてそのような取り組みをしていき、そしてまた教育委員会の方々と相談していきたいと。これが学習状況の調査でやっぱり特筆するべきスマホの依存ということだというふうに思います。  もう1つ。先ほどもお話しいただいたように、学習時間が確保できれば長いほど、家庭が学習に適した環境であればあるほど学力テストの結果というのはいいものになっています。昨年の分ですけれど、調査後にアンケートをされまして、ここで親の学歴や収入との関連性を調査されています。これももう自明というか、ほとんど皆さんおわかりだと思いますけれど、学力格差というのは経済格差につながっている。そして、経済の二極分化は学力の二極分化になる。学力っていうのは普通はきれいな放物線を描くことが多いんですけれど、これがフタコブラクダと言いまして、偏差値50のところが一番多い母集団であるというのがフタコブになってしまう。両方に引っ張られるんですね。できる子はできる、できない子は極端にできないという形で、トータルでは平均をとれば、まずまずというふうになっている、これはもう当たり前のように思われています。ただ、ここでそのような形で地域性もあるかと思います。そして、これがどうなるかというと、貧困を生んでしまうという一因になっています。経済格差が学力格差となって貧困となるということが、いわゆるしんどい世帯、そしてしんどい子というものを抱えることになっています。全体の底上げには、先ほど言いましたように彼らしんどい子たちを支えなければいけない。そのために、先ほどの中学校の先生のサポートをしつつ、それでも分数計算ができない、足し算をすればいいのか引き算をすればいいのか、それもわからない。ですから、先ほどのB問題のように、ただ単に単純に知識を使ってというのではなくって、どのように活用していくかということはやはり小学生の段階できちっと身につける必要があったと思います。この全体の底上げに中学校では遅いというふうに実は私は考えております。小学校の段階で対策を打つ必要があるのではないかと。ここについて教育長、お考えございましたら、お願いしたいと思います。 20: ◯議長(細川佳秀君) 吉本教育長。              (教育長 吉本重男君 登壇) 21: ◯教育長(吉本重男君) 13番、高橋議員の質問にお答えいたします。  全体の底上げということでございますが、現実は非常に厳しゅうございます。現に全国平均でございますが、高校の進学率、全体ではもう99%になっておりますが、残念ながら生活保護世帯の進学率は、やはり90%ということで相当差がございます。現在子どもの貧困率は16%、6人に1人が貧困家庭ということで非常に厳しい状況でございます。そのような中全体の底上げということですが、1つは昨日もお話ししました不登校児童生徒をなくすと。無気力な子どもが多い。その無気力の1つは学習の遅れから、学校へ行くの要らんねんという、そういう子が増えておると。それをなくすために心のケアルームとか従来のカウンセラーをやっておりますので、引き続き効果があると思っておりますので、それは続けてまいりたい。  それから、読書時間ですね、1日に30分以上読書しますという児童生徒、小学校、中学校とも国の平均と比べまして4ポイントから5ポイント橿原市の子どもたちが下回っております。これも深刻に受け止めております。やはり読書をする習慣というのは、国語だけでなくすべての教科を理解する上での基礎でございますので、全体の課題として今後話し合っていきたいと思っております。  それから、1日24時間の中で学校で生活する時間、3分の1程度でございます。やはり地域や家庭との連携が一番大事であろうと思います。その中でも、やはり成績と関連した項目がございます。朝食ちゃんと食べてるかどうか、それからゲームの時間の長さ、それから家の人と学校での出来事を話すか話さへんか、それからそれぞれの地域の出来事に関心があるかないか。これについては朝食を食べる、ゲームの時間が少ない、家人と学校の出来事や地域の出来事について話す児童生徒のほうがテストの結果もいいと、そういう統計が出ておりますので、やはりこれらについては保護者の皆さん、地域の皆さんともう一遍話し合っていくべきかなと思っております。  それから、先ほどちょっとございましたが、OECDとの比較でございます。中学校の先生、OECDの平均は1週間の勤務時間は40時間弱でございます。ところが、日本の中学校の先生は54時間でございます。14~15時間の差がございます。中身を見ましたら、授業時間は同じなんですね。ところが、クラブ活動、それから保護者対応、各種事務処理で相当差が出ております。私、クラブ活動については学校側の人に任せるべきだという意見もございますねんけど、やはり学校の先生が指導するというのが基本であると思いますねんけど、保護者対応であるとか事務処理であるとか、これも少ない方が当然先生が授業に専念できますので、これらについては、例えばさまざまないじめ対策指導員であるとか、そういうのもございますし、それから基本的には一人一人の先生の資質向上もありますねんけど、やはり先生の絶対数も、これは国、県に申し上げていかなければならないなと、こう考えております。  以上でございます。 22: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 23: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございました。  今おっしゃっていただいたように、私、1つの方法としてやはり地域のボランティア、今は学校・地域の連携授業というものがあるかと思います。ここが大きなヒントになるんじゃないかなと。これについてはまた機会を改めて質問させていただきたいと思います。1問目の質問は以上で終わります。  2つ目、人口減少社会における橿原市の考え方。  5月に発表されました日本創成会議の2040年までに自治体の半分が消滅する、この記事の見出しが非常にセンセーショナルなものでした。一体どういうことなんだろうなというふうに目を引きました。その後この座長でありました増田寛也元総務大臣、きのうも奥田議員であるとか杉田部長、行っておられたというところに私も行かしていただいて、元総務大臣の講演会を聞く機会を得ました。そこで、資料は当然ながらかなりの量をいただいております。これも含めての質問になるんですけれど、奈良県でも県内市町村ではかなりの数が消滅可能性があると指摘された中で、幸いにも本市は人口が減少するものの現段階では免れているということでした。そこで、本市の人口の現状と今後の推移をお聞かせいただけたらと思います。 24: ◯議長(細川佳秀君) 杉田総合政策部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 25: ◯総合政策部長(杉田幸司君) 13番、高橋議員のご質問にお答えさせていただきます。  橿原市の人口推移と今後の予想でございますが、もう議員ご承知のとおりかもわかりませんが、平成22年の国勢調査の人口等基本集計結果から実績値に基づきまして全国将来推計人口を国立社会保障人口問題研究所で公表されております。こちらには市町村別の将来人口が掲載されております。この人口予測から橿原市の将来人口でございますが、平成22年は12万5,605人でございまして、10年後の平成32年では12万3,114人、20年後の平成42年では11万6,199人、30年後の平成52年では10万6,738人になると予測がされております。また、先ほど議員お述べの消滅可能性都市に関しても取り上げられておりまして、20歳から39歳の女性人口が平成22年から30年間で5割以上減少する自治体を消滅可能性都市として全国の市町村のうち49.8%に当たる896自治体が該当するとされております。  以上でございます。 26: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 27: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございました。  今もご答弁いただきましたように、20歳から39歳の若年女性ですね、この20歳から39歳の女性から、ほぼ9割はこの層から子どもが産まれているということで、ここに非常に注目されているということかと思います。それと、ここの会議で特徴的なのはこの若年女性の層の問題、そして大都市圏、特にこれは2020年にオリンピックということで今いろんな意味で東京にまた集中し出しているということが、本来国の発展ということではいいのかもしれない。そしてまた、この2020年東京オリンピックに向けて地方が頑張ろうという思いになるのは本市もそうですけれど、いいことだと。ただ、これが弊害として人の流れ、物の流れ、お金の流れというのが弊害として大きく出てくるということで、ここでは人口ということについて述べられているわけですけれど。  これを本市に当てはめると、今若年女性のことも、減少のこともお話しいただきました。この若年女性の、そうですね、例えば今奈良市、橿原市という人口の順番。ところが生駒市が12万人に多分のってきてると思います。ですから、第二の都市というのは、もうあと何年かでということになる。ただ、香芝市はこれが人口減らないで伸びていくというふうな統計が出てると思います。香芝市にもいろんな特徴的なことがあるかと思うんですけれど、この香芝市っていうのはこの若年女性というのは減る率が橿原よりもかなり違うんですね。そういうことも踏まえて若年女性の関しての本市、橿原市の状況の違い、または本市から他市へ、他市というのは県内もそして県外もということです。東京までっていう、東京に何人行っているというところまではわからないと思いますけれど、県内、県外の流出ですね、転出状況を教えていただきたいと思います。 28: ◯議長(細川佳秀君) 杉田部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 29: ◯総合政策部長(杉田幸司君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  他市への流出状況、流入状況ということであろうかと思います。平成15年から24年までの10年間に橿原市から県内市町村に転入または転出された実績といたしまして、1年間平均でお答えさせていただきます。1年間で転入された平均人数は2,386人、転出された平均人数は2,278人でございます。この平均から計算しますと、おおむね毎年100人程度転入される方々が多く、転入超過という結果となっております。また、橿原市から県外への転入転出の実績でございますが、1年間で転入された平均が2,367人、転出された平均人数が2,699人で毎年約300人程度転出されている方々が多く、転出超過の状況となっております。この結果といたしまして、年間約200人程度転出超過いたしておる状況でございます。  それと香芝市の件でお触れになられたと思います。香芝市に関しましては議員お述べのとおり若年女性の減少率、数字で申しますとマイナスの1.8%ということで、全国的にも非常に低い予測となっております。十分な解析は残念ながら、まだできてはおりませんが、この予測の傾向といたしましては、大都市近郊の市町村などが減少率が低い予測となっておると考えております。  以上でございます。 30: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 31: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございます。  ここに奈良県市区町村別ということでマイナス1.8%、すなわち2010年から2040年、30年後に若年女性が減る人数ですね、1万人であったものが9,992人ということで、減ることは減るけれど若干、このマイナス1.8%っていうのが非常に特筆されるのは全国の市町村で見るとベスト20に入るんですね。1番が石川県の川北町、ここは増えるんです、10%。そして、そこから減る量がずっと出てるんですけれど、18番目ですね。全国の市町村の中で香芝市だけが18番目ということは、上位18番の中に入っているということで特筆されると。橿原市も決して他の市町村に比べると減り方は緩いんですけれど、それでもやはり37%ということで、非常にこの若年女性というのがキーになっているかなと。そして、いかに転出を防いでいけるかということにかかってくると思います。  もう1つデータで出していただいた、ご足労いただいたんですけれど、市内の11地区ですね、自治会の団体11地区で当然ながら農村地域、そして商業地域というものもあるかと思います。そのなかで人口の特徴というものはありましたか。 32: ◯13番(高橋圭一君) 杉田部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 33: ◯総合政策部長(杉田幸司君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  市内11地区の人口推移、実績をご紹介させていただきます。平成22年から26年まで5年間の実績といたしまして、増加しております地区といたしましては畝傍地区267人、今井地区163人、真菅地区159人、鴨公地区105人、耳成地区89人、多地区の79人の市内6地区において増加いたしております。  次に、減少いたしております地区といたしましては、白橿地区の459人、金橋地区の313人、新沢地区の236人、香久山地区112人などの人口減少となっております。  以上でございます。 34: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 35: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございました。  想像どおりというか、やはり白橿地区っていうのは1つ特筆されるべきかなと。実は私が小学生のころなんですけれど、父に連れられて橿原神宮前駅を降りました。そして、西口のほうですね。降りたったときに、当時ずっとなだらかな丘になっていて、造成中だった橿原ニュータウンというのを見学しました。昭和45年ころだったかと思うんですけれど、ブルドーザーやダンプカーが走り、土ぼこりが舞い上がり、でも、大きなまちができるというその姿に、子どもながらわくわくした思いがあります。その後の発展は言うまでもないんですけれど、今お話しあったように急激な人口増加とともに急激に高齢化、そして人口が減少し出していると。スピードが非常に速いんですね。これは大きな団地を抱える、ニュータウンを抱える昭和40年代前半ぐらいから高度経済成長の真っただ中でできていった東京のほうの多摩ニュータウンであるとか、関西で言うならば千里ニュータウンというところと同様な問題を抱えているかと思います。特に一戸建てや集合住宅っていうものに対しての空き家、これは以前も幾つか答弁いただいてると思います。質問もありました。これについて、どのような対策を講じられておるかということをお聞かせいただければと思います。 36: ◯議長(細川佳秀君) 中尾まちづくり部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 37: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの高橋議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  少子高齢化による人口の減少はもう非常に大きな社会問題となっております。先ほどおっしゃられた議員さんもご指摘あったように、特に昭和40年代から50年代にかけて大規模に開発されたところについては、今後急速な高齢化が進むことが予測されております。管理されずに放置されている住宅は、いろんな意味で防犯、防災、そして公衆衛生上など周辺の住環境にも悪影響を及ぼすことが予測されます。今後予想される空き家の増加に備えて住環境の悪化を抑制、また、活用できる空き家は中古住宅として流通、また活用することによって、1つの方策としては子育て世代の転入を促進し、地域の若返りを図ることなどが課題となっております。それで、国においても空き家等の対策の推進に関する法律等が検討されておることも承知しております。で、また同じく国においても平成24年には活用価値のある空き家について中古住宅リフォームトータルプランが示されまして、従前の新築住宅の取得、確保が中心であって、表現としては乱暴かわかりませんけども、つくっては壊すという、そういう時代から中古住宅の流通とリフォームの市場の拡大を目指しております。しかし、流通を活性化するためには、中古住宅取引にかかわる消費者の不安を解消していかなきゃなりません。全国でも国の支援による団体が発足しまして、いろんなモデル事業に取り組んでおられます。奈良県においても不動産鑑定協会さん、また金融関係の方々、またリフォーム業者の方々と情報をワンストップで対応する財団法人建築住宅支援センターや空き家の相談窓口としてNPO法人空き家コンシェルジュさんが活動して、いろんなところから流通、管理の仕組みの構築を図っておられるところであり、橿原市も住宅支援センターの1協議会として参画しておりまして、昨年度も市内のある1カ所、先ほど議員ご指摘のあった橿原ニュータウンであったんですけども、ここにも同席して連携しておりまして、今後もこの連携を深めていきたいなと考えております。  以上、お答えさせていただきます。 38: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 39: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございました。  いろんな施策を講じていただいて、やはり人が増えていくようにと願っております。  今のお話しも踏まえましてなんですけど、私が住まいしているのは豊田町の八木グリーンタウンというところで、ここは私が入居してから40年がたちます。昭和48年か49年ぐらいの造成だったと思います。約190戸の住宅ですが、やはり一気に入居が進み、そして昭和50年代前半というのは子どもたちが多く住んで活気にあふれたまちでした。しかし、同じような運命、その後成人した子どもたちが転居、転出して、高齢の夫婦で独居世帯が増えました。ただ、こうやってまた今2世帯住宅やリフォームなどで再び流入が始まって、この190戸というのは維持されているんです。だから、どんどん空き家になってるんではないんですね。ここでまた地区計画というものも、地区計画条例を住民の皆さんの手でつくり上げて、今年で5年を迎えます。既存の地区を地区計画を立てるというのは5年前にも先輩諸氏、議員諸氏にご協力いただいてでき上がったというふうに聞いております。これによって良好な住環境が保たれているわけですね。  そこで、人口減少を防ぐには橿原ニュータウンを初めいろんな大きな団地というものの住宅再生というものがかぎになると思います。当然ながら固定資産税、建築基準法、国のいろんな施策というのが必要なんですけれど、先ほどの空き家対策を踏まえて本市での住宅再生というか、転入促進策があればお聞かせいただきたい。 40: ◯議長(細川佳秀君) 杉田部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 41: ◯総合政策部長(杉田幸司君) ただいまの転入促進策についてお答えさせていただきます。  人口減少の要因といたしましては、20歳から39歳の女性人口の減少、そして人口の社会移動といたしまして地方から大都市圏への若者の流出など等を言われております。このことから本市の転入促進策といたしましては、住宅支援、観光政策、そして飛鳥シティ・リージョンの取り組みによるまちの元気を創造するなど、さまざまな対策を講じてまいることが必要であると考えております。また、子育て支援の観点では放課後児童クラブの保育時間の延長、待機児童の解消等子育て支援施策を充実してまいることが重要であると考えております。これらの施策によりまして、転入促進に今後とも努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 42: ◯議長(細川佳秀君) 高橋君。 43: ◯13番(高橋圭一君) はい、ありがとうございました。  今お話しいただいたように、私の最初の質問、教育の問題、そして2つ目の質問、人口減少についての問題ということで、実は私の中では関連があるというふうに考えております。それは先ほどもお話し聞いたように施策の中にもあるかと思います。今部長がいろんな施策を言っていただいた中で、具体的な施策というよりも、私も子育て、教育を核にしたまちづくりというのが1つ大きなポイントになるかなというふうに考えております。  最後に市長にその具体的な施策も含めてですけれど、本市の人口減少社会におけるまちづくりというものについての思いをお話しいただければと思います。よろしくお願いします。 44: ◯議長(細川佳秀君) 市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 45: ◯市長(森下 豊君) 13番、高橋議員の質問にお答えをいたします。  人口減少社会、日本国じゅうで起こってくるわけでございますが、各市町村においてはそれぞれの減少の割合が変わってくるというのも、これはもう今数字として想定されています。例えば今の質問とはちょっと真逆ですけども、65歳以上っていう高齢化を考えますと、実は都市部では人口が増え続けるんですよね、実は、はい。これは都市自治体としては、もう当然この橿原市もそうなんですけども、65歳以上の人口は増え続けます。逆にですけども、減り続ける、65歳以上の人口も減り続けるところが、先ほど言った900ほどの自治体では減り続けるんですね。という、こういう今までの均一的にやってきた施策が足るところと余ってくるところというふうに、大きく変わってくる時代をこれから迎えます。そんな中でですけども、やっぱり橿原市っていうところはさっきも言いましたけど都市型の自治体です。いろんなことで各自治体との連携を、これから中心になってとっていかなあかんところだなというふうに考えています。足らないところは助けてよって言われたときには助けますよと。こちらは橿原市からお願いしますといったところを受けていただけるように、そういう市町村間の連携をより一層しっかりととっていかないと、これだけ人口の変動っていうのには対応は全くできていかないのではないかなというふうに考えます。橿原市としては今までと方法としては一緒なんですけども、よりたくさんの人が集積していただける場所に、より周りの市町村からも頼られる、そういう役割を橿原市が担っていかなければならないというふうに思いますので、今まで以上に玄関口として、入り口として、そしてまた受け入れる、また送り出せるところとしての機能をより一層しっかりと持っていかなければならない。
     具体的に言いますと、どうなんかというと、先ほど部長がお答えしたように、飛鳥シティ・リージョンという、そういう形をやはり全面的にこれからより一層自治体間の連携を強めていって、とっていきたいなというふうに考えます。その中で、その大きな圏域の中で、今のところまだ圏域ははっきりしてませんけれども、中での一番の玄関口となるのはこの橿原市であろうと。橿原市にたくさんの人が集ってもらう、あるいは橿原市に来ればすべてが段取りできるんだというまちを、これからより一層拍車をかけていきたいなというふうに考えています。  そして、住宅事情で先ほどもお話しありましたように白橿ニュータウン、これもオールドタウンになってきましたよと、このままでは大変なことになりますよというお話しをいただいたと思うんですが。ただ、橿原市、この地域はまだまだ動いていますし、生きてます。だから、ニュータウンがこれから息を吹き返すときも必ず私は来ると思います。それは周りの整備が調えば、やっぱりそこでほかのニュータウンとは違う底力を見せてくれるんではないかなと。それに対して、また新しい施策も我々行政側も打っていかなければならないと、そんなふうに考えています。ともかくたくさんのポテンシャルがありますので、それを今まで以上にいろんな施策を持って呼び起こしていきたいなというふうに考えておりますので、またご協力、ご指導のほどをお願いしたいと思います。  以上です。 46: ◯議長(細川佳秀君) はい、高橋君。 47: ◯13番(高橋圭一君) 市長、ありがとうございました。本当に可能性の高い、ポテンシャルの高い市だというのは私、どんどん実感しております。そのために皆さんのまたお力でまちづくりに励んでいただき、教育のやさしいまちにしていただけたらと思います。  本日はどうもありがとうございました。これで質問を終わります。            (13番 高橋圭一君 自席へ戻る) 48: ◯議長(細川佳秀君) それでは次に宇佐美孝二君の質問を許可いたします。宇佐美君、登壇願います。           (14番 宇佐美孝二君 質問者席に移動) 49: ◯14番(宇佐美孝二君) 議長のお許しをいただきましたので、通告どおり、14番、宇佐美孝二、一般質問を行いたいと思います。一問一答でお願いします。  まず、交差点渋滞緩和について。  観光においても商工業においてもスムーズな交通が必要だと思っております。我が市でも信号が多くて、必要以上に停止する時間が長いんじゃないかと思っております。渋滞と信号による停止は同じ効果を持つと思っております。県外から観光や商工業に来る場合には高田バイパスから流れてきて、小房の交差点、京奈和道路ならこちらに来るときに土橋町の交差点ですかね、あと混んでるのは葛本町の交差点が混んでると思うんですけどね。その交差点の渋滞緩和について、対応策をお聞きしたいんですが、いかがですか。 50: ◯議長(細川佳秀君) 中尾まちづくり部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 51: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  議員さんご指摘のように小房の交差点、葛本の交差点、そして土橋の交差点、非常に土曜日日曜日とか、また平日であったとしても朝夕のラッシュ時には渋滞が発生していることは承知しております。そしてまた、対策が必要な箇所だというふうなことは十分認識しております。これらの交差点につきましては、抜本的な対策といたしましては、京奈和自動車道、そして幹線道路のネットワークの早期整備が不可欠であると思っております。しかしながら、これがすべて整備し終えるには相当な時間がかかることから、それまでの間といたしましては、右折レーンの延長などの速攻対策、また利用者に協力を求めるソフト対策などを重点的に現在は実施しております。  以上、お答えさせていただきます。 52: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 53: ◯14番(宇佐美孝二君) 平成26年9月1日ですね、今月の1日にこの環状交差点っていうのが、交差点の定義が、道路交通法が書き直されて、こう回って、要は左、すべて左で曲がれるっていう、右折がなくなるっていう交差点なんですが。          (環状交差点のポスターを質問者席より示す)  これ、皆さんご存じだと思うんです。これが渋滞緩和や事故防止に役立つかなというふうに期待されています。環状交差点について、効果についてどのような認識をお持ちでしょうか。 54: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 55: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  この交差点における、環状交差点ですね、これを設けることによっての効果はどんなことがあろうかということなんですけども。まず、議員さんご指摘されたように信号機が不要でありますね。そして、交差点の真ん中にそういう交通島があることによって速度が必然的に遅くなります。交通量が一定であれば、当然のことながら待ち時間が少なくなりますので、排気ガス、いわゆるCO2の排出量も減少されまして、信号機と違いまして災害時等の停電の影響も受けない、車両のスピードが落ちて徐行するので、重大事故は抑止できるのかなという効果があろうかと思います。  以上、お答えさせていただきます。 56: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 57: ◯14番(宇佐美孝二君) 国交省の調査で日本じゅうで138カ所があって、82%が市の管轄でされているということで、奈良県でも9カ所ですね。地元の橿原市、地元の要請が特に重要だなと思うんですね。橿原市のこの環状交差点の実現性について、お聞かせ願えますでしょうか。 58: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 59: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えいたします。  橿原市内における実現性はいかがなものかなというご質問ですけども、まずこの環状交差点、ラウンドアバウトですけども、をつくるためには、その交差するおのおのの道路の性格、そして地理的条件も異なりますけども、幹線道路の場合でしたなら、特に大型バス、大型バスなんかは種類によって多少異なりますけども、10メートルから12メートルのバスの長さがあります。セミトレーラーでしたら16メーターぐらいの車両の長さがあります。これらがスムーズに回転できて、なおかつ事故防止のために、先ほどから言っていますように中央部に交通島が必要となって、かなり大きな敷地が必要となりますので、今ちょっとすぐに橿原市内でどのようなところが、実現可能なとこはどこかと言われるとちょっとすぐにお答えできないのが現状です。と言いますのは、当然のことながら、これ、幹線道路だったら、それぞれ国の管理、県の管理、市道やったら市ですけども、警察さんとの協議とかいろいろ必要になってきますので、今すぐどの箇所が実現性あるかということについては、ちょっと私も今頭の中ではちょっとお答えできません。  以上、お答えさせていただきます。 60: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 61: ◯14番(宇佐美孝二君) 市内でも27メートル外径があればできるみたいなんで、ぜひ採用されて渋滞緩和、事故防止に役立てていただきたいと思うんですけども。それは信号設置を外す場所ということの話なんですけど、信号がない場所の交差点ですね。市長でも小型のモビリティカーの実現、観光事業をスタートされて、そのときにいただいたんですけども、「森下ゆたかネットワーク」のお知らせにも書いてますけれども。それで、きのうでも奥田寛議員がおっしゃってた医大周辺の道路とか、香久山とか、信号がない地域に設置したら用地買収もそんなに大したこともないし、多分1車線、橿原市なんてまだ整備されてないとこが多いんで1車線道路だし。で、さっきの奥田さんの言ってた信号が要らなくなるんで環境にも景観にもいいし。市長がそのときにおっしゃってた、明日香からこっちまでくるときにすごくスピードを出す車が多い。そのときに中央島があれば減速するだろうというので、ぜひ信号がないところにどんどん設置していただきたいんですけど、それについてはいかがですかね。可能性について。 62: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 63: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんの信号のない箇所にはどうかという、例えばの話として参道からの医大のアクセス道路のことをおっしゃられたのかと、そう受け止めてますねんけども。確かに国においてこういう交通形態、交通処理の方策をこれから進めようということも十分考慮しております。ですから、当然そういう議員さんの趣旨に基づいて計画の段階から、やっぱり先ほど私言いましたけども、参道の場合でしたら、これは県道ですので奈良県さん、そして先ほど言いましたけども奈良警察さん、そしてやっぱりこの周辺の交通状況、よく十分加味しながら検討はしていく必要はあろうかと思っております。  以上、お答えさせていただきます。 64: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 65: ◯14番(宇佐美孝二君) ありがとうございます。検討をよろしくお願いします。  もう次に進ませていただきます。次、市の規模と市内イベント数の限界についてなんですけれども。  私、市議会議員させていただいて、イベントにもたくさん出させていただいているんですけど、市の規模ですね、かなりイベント数があって、もうこれ以上増やせないんじゃないかと思ってましてね。いや、増やせるかもしれないんですけれども。限界っていうのが市の規模に応じてあるんじゃないかなと思うんですが、いかがですかね。現在の規模が、イベント数をどんどん増やして観光客をもっと増やせるのかどうか。イベント数の限界に達してないかどうか、お聞かせ願いたいんですけど。 66: ◯議長(細川佳秀君) 杉田総合政策部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 67: ◯総合政策部長(杉田幸司君) 14番、宇佐美議員のご質問にお答えさせていただきます。イベントの数が上限に達しているのではないかというご質問でございます。  本市では今年度よりイベントから宣伝広報中心の観光施策に軸足を移しております。年間を通じてイベントに頼らない観光客誘致の仕組みも必要であると考えておりまして、今後イベントの実施に関しましては十分検討した上で実施してまいりたいと考えておりますし、上限であるかというところに関しましては、なかなか規模に応じてのイベントが幾つまでが適切かということになりますと、お答えは難しいかなと思いますんで、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 68: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 69: ◯14番(宇佐美孝二君) いろいろイベントを見させていただいてて、そのイベントを手伝っていただいている方が同じになってないかとかね、参加されていない方も潜在的にいるんじゃないかなと思うんですけどね。同じ方が手伝っておられて、疲弊していないかという思うんですけどね、その点いかがですかね。 70: ◯議長(細川佳秀君) 杉田部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 71: ◯総合政策部長(杉田幸司君) ただいまのご質問でございます。  議員もご承知とは思うんですけども、手伝いをしていただいている方、また参加者等々に関しまして重複しているようなイベントもあろうかと考えております。  以上でございます。 72: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 73: ◯14番(宇佐美孝二君) PRでされるということなんですけども、PRでですね、たくさんあるんで、例えば徳島県でしたっけ、阿波踊りにしたって多分阿波踊り中心に力を入れてはると思うんですね。その他は多分そんなに力入れてないとかね、あると思うんですよ。我々も橿原市においても校区祭りにPRにすごく力入れたところで、県外から、海外から来るんかというと、まず来ないと思うんですね、残念ながら。イベントのPRの取捨選択まで迫られると思うんですよ。ここに力入れて、違うところに力入れないっていうことが実際橿原市に可能ですかね、できますかね。される予定でしょうか。 74: ◯議長(細川佳秀君) 杉田部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 75: ◯総合政策部長(杉田幸司君) ただいまの議員お述べのは、イベントの広報というような趣旨でお話しいただいたかなと思います。  私どもが考えております宣伝広報活動と申しますのは、例えば今年度におきましては、全国レベルの趣味雑誌への特集記事の掲載、要はイベントの掲載ではなくて特集記事の掲載、また首都圏主要駅での大ポスターの広告掲示、東京でのシンポジウムなどを実施しておりまして、イベントの広報ではなくて橿原市へいかに来ていただくかというような広報活動を中心に行っておるところでございます。  以上でございます。 76: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 77: ◯14番(宇佐美孝二君) ホテルをつくって観光客を増やすということなんで、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に進みます。公営住宅政策について。低額所得者向け市営住宅について中心にご質問させていただきます。  橿原市市営住宅条例の第21条にも修繕に関する費用は市の負担っていうふうに書かれていますけれども、例えば耐震化にしても、耐震化修繕、長寿命化、建て替えをずっと繰り返して、このまま使用、市営住宅を建てるのを続けていくのかなっていうのを考えたいと思うんですね。その中で、橿原市市営住宅条例の第2条に借り上げを行って低額所得者向けに転貸をするというふうにもとから書いてるんでね、公営住宅法第1条もまた同じで。で、市営住宅について民間賃貸物件を利用できないか。橿原市が民間賃貸物件を借りて、そして転貸として低額所得者に貸すっていうことが条例で書かれてるんで、実際には今やられてないことなんですけども、実施できるかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 78: ◯議長(細川佳秀君) 中尾まちづくり部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 79: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  確かに宇佐美議員さんおっしゃるように民間住宅を活用した制度といたしましては、公営住宅法の改正に基づきまして民間住宅ストックを活用した公営住宅の供給方式として導入された制度でありまして、これは地方公共団体が民間の事業者の物件をある一定期間借り上げて公営住宅として低額所得者に対して供給する、そういう制度のことであります。で、これに対して、国は地方公共団体に当然入ってもらうがために今整備に要する費用の一部、または家賃の低廉化に対する助成が行われるという制度になっております。この制度、確かに建設費等の初期投資によることを必要としておりませんし、また効率的な公営住宅の供給という観点、また地域的な偏在をしておる、そういう課題が改善される。また、地域の公営住宅の需要に応じた供給量の調整等、これらに対応できるような制度やと私は認識しております。  確かに民間住宅を借り上げた上で耐震化、もしくは住宅整備等をしていかないかんのですけども、不確定な要素があろうかと思っております。と言いますのは、この民間賃貸住宅所有者に公営住宅のこの制度をまず理解していただいて、そして民間住宅の所有者と賃貸借に関連した相応の時間を要する交渉ごとがあります。先ほども述べましたけども、公営住宅として活用するには一定の整備基準との整合性などがありまして、いろんな要素で不確定要素が多いです。また、物件情報の効率的な収集や管理上の役割分担や業務委託範囲等のルール整備が必要になってこようかと思います。そういう意味で、相応の時間が要すると考えております。ですから、現時点におきましては、本市といたしましては公営住宅の空き状況からも、まずは既存住宅の個別改善、維持保全を主にさまざまな課題に対応することと考えております。  以上、お答えさせていただきます。 80: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 81: ◯14番(宇佐美孝二君) 貸し主に説明とか、そういうのが大変だということなんですけどね。生活保護をされている方で住宅補助で民間住宅を借りてる方と、橿原市が借りて、そして低額所得者に大家さんが貸すのとね、生活保護者に貸すのと低額所得者に貸すのとね、その違いはどう違いがあるんですかね。貸し主にとってね、貸しにくさっていうのはね、生活保護者に貸すのと低額所得者に貸すのと貸しにくさって、どこにあるんですかね。今生活保護者に貸してるじゃないですか。生活保護者は住宅補助をもらっているから住めるわけでしょう。だから、所得がえらい低いのに貸し主は貸してると。今言っているのは低額所得者に貸すのは嫌だと。大家さんの違いは別に特にないかなと思うんですけどね。低額所得者に貸すのを何で嫌なのかなと。生活保護者に貸してるじゃないですか。 82: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 83: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えいたします。  その大家さんの思いの違いはどこかと言われましたならば、その違いというのはオーナーさんの意見というのを直接受けたことが、ちょっと正直言いまして、今まで経験ございません。ですから、その違いはどこかと言われたら、ちょっと正直お答えられないんですけども。ぱっと今議員さんのご質問だけをとらまえて言うならば、余り違いはないのかなという気もいたします。  以上です。 84: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 85: ◯14番(宇佐美孝二君) さっきの設備の要件とかね、中尾部長おっしゃったルール化が必要だっていうのはね。で、国の制度で平成26年度民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業、部長もご存じだと思うんですけど。そこで耐震化の工事とか、改修工事とか、バリアフリーとか、省エネルギー改修、窓の断熱改修までしてくれる、それが国の補助でできると。それを利用されたらどうですかね。 86: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 87: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  確かに制度上はそうなっております。ですけど、私先ほど言いましたけども、やっぱり仕組みづくりが非常に大事かと思っております。まず、先ほどオーナーさんとの、要はその仕組みで公営住宅の管理面とかをどのような形でしていくかとか、そういうことも踏まえた上オーナーさんにご理解をいただく、それに相当な時間を要すると考えております。  以上、お答えさせていただきます。 88: ◯議長(細川佳秀君) はい、宇佐美君。 89: ◯14番(宇佐美孝二君) そうですね。私思ってるのは低所得者が集中してしまうシステムになっているんでね、これを改善すべきじゃないかなと思ってて。例えば若者が集まって中に入ったりね、子育て世代の中に低所得者が入るのが普通の社会じゃないかなと思っていてね、それを改善するためには民間事業の物件を賃貸すればいいだけじゃないかなと思うんですね。今市営住宅の空きがあって、例えば住宅の空きがあって支出がないんでわからないんだけれども、もし民間住宅に借りてて、低額所得者が入って出ていって、次に入ってくるまで空きがあって、その分だけ民間の方に払わないけない間の空白期間があると思うんですけどね。それが今の市営住宅の空きの期間だと思うんですよね。今、23年度3月の実績しか私持ってなかったんですけど、市営住宅の空き家率が23%とかね、632戸の管理をされていて146戸空きがあると。146戸空きがあれば民間住宅にもし借りるとしたら、4万円借りてる。例えばもともと元に戻して計算するには、空きっていうのは建物がある、市営住宅があって空きで支出が出てないけれども建物の価値が下がっている、減価してるから、本当はお金が発生しているってことでしょう。土地の利用が、ほかの人に貸していたら土地の利用によって得られたものがあったはずなんですね、幾らか。それを失っている機会損失という考え方をするんでね。今空きが平成23年3月の時点で146戸あって、もし1戸民間で借りてたら4万円と計算したら、あそこ4万円と計算したら月584万円払ってるみたいなものですわ。年間にすると7,000万円空き家に支出している。それは建物の劣化とか土地利用ができないから年間7,000万円の損失が発生していると考えるんですよ。これぐらいあれば民間の賃貸住宅にばらまいてもいいぐらいで、もしそれでその建物が悪けりゃ解約すればいいだけの話でね、いい部屋をまた借りたらええだけの話なんで。財務的にね、空き家について財務的な損失が発生しているという認識をお聞かせ願いたいんですよ。これはもう財務のほうでもいいですよ。 90: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 91: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんの、財務的にどうかというご質問であろうかと思います。  私の考えといたしましては、確かに公営住宅の空き家がある、これは1つの公営住宅としての行政財産であります。そこでそういう空き家がそのぐらいの割であるということは決して好ましい状態ではないと、そのように認識しております。と、私のほうからはそういう答弁をさせていただきます。 92: ◯議長(細川佳秀君) 補足として、政策審議監。             (説明員 西田喜一郎君 登壇) 93: ◯政策審議監(西田喜一郎君) 宇佐美議員さんの今のご質問にお答えいたします。  今中尾部長が申しましたけれども、今お尋ねの件で申しますと、突き詰めればやはり市営住宅のあり方、ファシリティ・マネジメントということになってくると思っております。財務的な面から申しましても、先ほどおっしゃったように例として4万円であれば年間7,000万損してるんじゃないかということでございます。確かに市営住宅の建て替えに関しましては、平成22年度に23年度から32年度の間の公営住宅の長寿命化の計画を策定いたしております。そして、交付金を受けながら実施しておるというところでございますけれども、確かに今この長寿命化計画を見直すためにソフト面も含めて検討しておるということでございます。その中でやはり今市営住宅のあり方、どう考えていったらいいかということでございます。これは過日予算委員会等でもご質問ございました公共施設のあり方にかかわってくるということでございますので、我々としましてはやはり財政負担を軽減、平準化するとともに公共施設等の最適な配置を実現していきたいということでございますので、今9月補正予算にも計上しておりますけれども、公共施設の総合管理計画をつくっていくということを申しております。  その中でいろいろご質問あった中でお答えしたとおり、まずインフラにかかる長寿命化計画にかかる事業を優先していって、次に箱物をということでございます。その再配置計画を立てていきたいということでございますので、その中で計画的に事業を推進していくということでございます。ただ、今宇佐美議員お述べの公営住宅の広報、いろんなことがあると思いますけれども、我々としましても今本当にこの公営住宅の数、700数戸あって、改良住宅を足しますとね。今640のうちに146戸が空き家であるということを考えますと、本当にこの公営住宅の数が市にとって適正な数であるのかどうかということを、やっぱり議論していく必要があると心得ております。その中で今申しました管理計画をつくる中で本当に必要な戸数を考え、また最適な管理体制を整えていった上で先ほどお述べの公営住宅のあり方、また民間の力をどう利用していくかということを踏まえながら考えていきたいと思っております。その中には当然今おっしゃっているように低家賃で貸していくこともできますけれども、1つ指定管理者制度の導入ということも考えることができるのではないかと思っておりますので、その辺も踏まえながら総合的に考えていく所存でございます。  以上でございます。 94: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 95: ◯14番(宇佐美孝二君) そうですね、橿原市市営住宅整備管理計画に関する情報交換会っていうのが副市長と中尾部長も出席されていると思うんですけどね。平成25年12月、去年の12月ですね、1回があって、2回目が3月の6日にあったと思うんですけどね。そこで市営住宅に関する整備管理に関する情報交換会議があるんですが、それを政策に生かすのか。その会議の位置づけって、どういう位置づけなんですかね。
    96: ◯議長(細川佳秀君) 副市長。              (副市長 岡崎益光君 登壇) 97: ◯副市長(岡崎益光君) 今宇佐美議員さんのおっしゃっていただいた市営住宅の整備、また管理計画のあり方ということで、去年から民間の方も入っていただき、また市営住宅のことですので地域の方も入っていただいた会議を進めております。基本的にはまだ最終版ができ上がっておりませんので、ご提示できるところまではでき上がってないわけなんですが。まず、そこでやはり考えられているのは市営住宅の果たす役割っていうのをしっかりはっきり出してくるということが一番にございます。そのあり方として市営住宅の、今審議監も言いましたように橿原市として何軒の市営住宅戸数を持つのか、これは改良住宅も含めてのお話しなんですが。その中で管理戸数と言いますか、部屋数を幾つに持ってしていくのかということをはっきり出してくるということを一番の目的にさせております。  その中で当然公営住宅が果たす役割と民間住宅が果たす役割っていうのは、当然区分けされると正直思っております。公営住宅が果たす役割の大きなところは、やはり住宅を必要とする方の、そこへ低所得者の方のセーフティネットとしての位置づけを公営住宅としてどう持つのかということが改めて求められていると思っています。その中で公営住宅の今おっしゃっていただいたように空き家がおっしゃるとおり146戸という形で明示されてきております。以前こういうお話しをしますと、あれなんですが、やはりそこら辺もはっきりしてなかったところが正直反省材料として私たちは持っております。これを今146室空き室があって、現実的にその146を全部活用するのか。それとまた古い部屋を改修して全部使っていくのかということを改めて出していかないと、この公営住宅の取り組みができないということで、まずこの会議で出していただく予定にしております。その中で管理戸数ができますと、当然今後の公営住宅のあり方が出てまいりますので、そこで新たな公営住宅をつくっていくのか、または今の現状の中でのあり方をするのか、それがファシリティ・マネジメントにも反映されてくるんじゃないかなと思っております。  この計画の中で出てきた中で……。すみません。先ほど言うてましたこの整備管理計画の最終版を出すのは今年度中に出してまいります。ほんで、それを確定をさせまして、そこに当然今9月議会でファシリティ・マネジメントの補正も最後認めていただきたいと思うんですが、その形で管理をしていく。となると、27年、28年には形ができ上がってくるんじゃないかなと思っております。そのときに民間さんとのあり方というのも再度考えていきたい。先ほど部長が申しておりました「仕組みづくりに時間がかかる」という表現をしておりましたけれども、それがその対応にできるんかどうかということを、再度またやっていきたいということでございます。この計画を早急につくりまして、皆さんにご提示できるようにしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 98: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 99: ◯14番(宇佐美孝二君) その橿原市市営住宅整備管理計画に関する情報交換会議の中で、奈良県県土木の方もおられるみたいで、その中で橿原市では住宅確保要配慮者に対して必要な住宅セーフティネットが十分確保できてないと考えられるというふうに、何か資料を見ておっしゃってるみたいなんですよね。必要な住宅セーフティネットが十分確保できていないと。それで、副市長や中尾部長がおられたんですけど、その住宅確保要配慮者に対して必要な住宅セーフティネットが十分確保できていないんですかね。 100: ◯議長(細川佳秀君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 101: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの宇佐美議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  十分な、いわゆる住宅困窮者の住宅としてのセーフティネットとして満たしていないというご質問なんですけども、当然市営住宅、かなりの相当数の戸数になります。ですから、空き家はあるもののやっぱりセーフティネットとしての戸数、その戸数だけをとらまえていったら今でもそれは足りていると考えております。  以上、お答えさせていただきます。 102: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 103: ◯14番(宇佐美孝二君) 足りてるっていう回答をいただきましたんで、それで結構です。  その中で、その情報交換会の中でも大学の方なんですけども、そこで民間住宅の空き家を活用してはどうかって、第2回、中尾部長はおられないですけど、第2回の情報交換会で発言されてるんですね、3月6日の分なんですけど。事務局では、まだ具体的な政策は考えられていないって回答されているんで、ぜひ考えていただきたいと思うんですね。  初めの環状交差点にしても、今回の民間住宅の転貸にしても、市長が十分に考えて答え出すレベルでもないかなと思ってね。交差点をつくるにしたって、つくる言うて、市長がそんなんだめだって言うわけでもなく、民間転貸するのに4、5軒トライアルでやってみますっていうのも、市長がそれはだめでしょうって言うわけがなくて、多分部課長レベルでの積み上げで、どうですかっていうだけで、それぐらいのレベルかなと思うんですね。ですので、ご検討をよろしくお願いします。  以上です。14番、宇佐美の質問を……。 104: ◯議長(細川佳秀君) 市長からの答弁よろしいですか、今。 105: ◯14番(宇佐美孝二君) じゃ、民間住宅の転貸についてと環状交差点、ご意見いただけますか。よろしくお願いします。 106: ◯議長(細川佳秀君) 市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 107: ◯市長(森下 豊君) 14番、宇佐美議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、環状交差点のことですけども、実は橿原市内にもそれらしきものが実はあるんです。どこかご存じですか。(「あの、菖蒲町ところですかね」と宇佐美君呼ぶ)  ああ、そうです。菖蒲町4丁目のところ。で、あれなんかも、あそこの団地をつくるときに新しい取り組みだなということで始めたんですが。やっぱり交通量によるところがものすごくあるんではないかなというふうに思います。もともとそこに団地ができて、これ、奈良県の9カ所を見てみましても、ほとんど団地の中っていうふうな限定された中でのものでございますし、例えば今渋滞されているところで大きな交差点で、この大きなラウンドアバウトをつくるということになりますと、これは1つの画期的なことではないかなというふうに私は思うんで、それがうまく循環すればですけども。ただ、そういう検討等々についてはまだ一切我々もしておりませんので、選択肢の1つとして、これも専門家を入れて検討させてもらえればなというふうに考えています。  それから、市営住宅のあり方についてですけども、いろいろ部長答弁をしましたが。やっぱり今新しい扉を開かなければいけないステージに来てると私は思います。その市営住宅の利用の仕方等々について、やっぱりもっと門戸を広げた取り組み、そして利用を促進できるようなそういう施策、それを我々としては打ち出していかなければならない時期に来てるんではないかなと、そんなふうに思いますので、今の状態を決してよしとはしておりません。しかし、やっぱり長い歴史の積み重ねで今まで来ておりますので、その辺をしっかりと払拭させていただきまして、そして、そうですね、次の世代の若者たちがしっかりそこに住めるような、そういう住宅政策につなげていきたいというふうに考えています。 108: ◯議長(細川佳秀君) 宇佐美君。 109: ◯14番(宇佐美孝二君) もう新しい扉を開くかもしれないというご回答、ありがとうございます。私、実は普通免許を取ったのが海外で取ってるんで、道を走ってて、19歳の人間が運転できるんで、簡単にできると思うんですね。感覚では、信号があればあれ、ここ環状交差点できるんじゃないかっていう感覚で、そんな勢いがなきゃ突破できないっていうレベルじゃないと思うんでね、ぜひどんどんつくって運転者のストレスをなくすように心がけていただきたいと思います。  以上、宇佐美の質問を終わります。ありがとうございました。            (14番 宇佐美孝二君 自席へ戻る) 110: ◯議長(細川佳秀君) この際、暫時休憩いたします。               午前11時43分 休憩              ─────────────               午後 1時02分 再開 111: ◯副議長(たけだやすひこ君) 休憩中の本会議を再開します。  この際、議長を交代します。  それでは竹森 衛君の質問を許可いたします。竹森君、質問者席へ。            (5番 竹森 衛君 質問者席に移動) 112: ◯5番(竹森 衛君) 副議長の許可を得ましたので、会派日本共産党の議員として発言通告に従って一般質問を行います。  第1項目めは約1万700人、幼稚園、学校に通っている幼稚園、小学校、中学校の子どもたちが日々学ぶ教室の空調(冷房)設備の設置に関して質問をさせていただきます。  平成14年度子ども(中学生)議会や、平成15年度子ども(中学生)議会、そして平成18年度子ども(中学生)議会、以前にこの議会が開かれていますけれども、この15年度の議会において、「いくら窓を開けて風通しをよくしても、風のない日は暑くて、だれてしまう人が多く授業が身につきません。だからすべての教室にクーラーを設置していただけないでしょうか」、それから昨年も、地球温暖化について白橿中学校より質問させていただきましたが、「以前、温暖化防止京都会議で決められた二酸化炭素6%削減のためにも校舎や体育館の屋根にソーラー発電のパネルをつけるなど、ほかの市町村とは違ってやってみるのはどうでしょうか。これによって発電した電気でクーラーを運転し、快適な教室で勉強できる環境をつくってほしいと思います」と、こう質問をしたことに対して、まあ訴えたわけですけども。しかし、前回のクーラーの設置に関しては、なぜ困難なのか答弁もなく。今、扇風機がついてますけども不十分でお茶を濁して、校舎については「積極的に検討していきたい」という答弁があって、市長の施策として今進められています。  そこで教育長、教育委員長にお尋ねをいたします。平成25年度版「橿原市の教育」で、幼稚園、小学校、中学校とも指導の重点として「確かな学力の育成」を掲げています。これを実践するために、学ぶ部屋はどうあるべきであると考えていますか。お答えください。 113: ◯副議長(たけだやすひこ君) 教育長。              (教育長 吉本重男君 登壇) 114: ◯教育長(吉本重男君) 5番、竹森議員の質問にお答えします。  学校では、教室において学力向上を目指すことはもちろん、心と体を鍛えるスポーツ、そして情緒を豊かにする文化芸術活動、またコミュニケーション力をつけるさまざまな学級活動や課外活動、それらの資質をバランスよく育むところであると理解をいたしております。学習環境を整備する必要性はもちろん感じておりますが、総合的な観点、学力、体力、総合的に考えれば、まだクーラーの設置については優先度、ほかに高い施策が数々ございます。まだ優先度はそこまでいかないのかなと考えております。そしてクーラーがついて快適になる、そのことは反面、子どもが教室の外へなかなか出ないなどの、そういう懸念もされております。  昨日も答弁をいたしましたが、27年度までは耐震改修に全力を尽くしてまいりたいと思います。そして、それからは長寿命化大規模改修に移るわけでございますが、その際につきましては天井、壁面への断熱材の施工、それから窓につきましてはペアガラスなどを取りつけるなど、環境にやさしい学習環境の向上を目指してまいりたいと、こう考えております。 115: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 116: ◯5番(竹森 衛君) それでは教育総務部長にお尋ねします。  総務課の基本方針、これをどのように受けとめていますか。平成25年度の教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書の一番最初に総務課が書かれています、基本方針。「園児、児童、生徒が安心安全に過ごし、学力を育み、個性や能力を伸ばすことのできる教育環境を整備する」と。なぜ空調設備が、その今教育長が述べられましたけども、それが後回しになるのか。公の施設で、例えば千寿荘にしてもそうですけれども、もう一番その環境が整っていないのは子どもの学ぶ教室ですけれども、これを受けてどうお考えですか。 117: ◯副議長(たけだやすひこ君) 辻岡教育総務部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 118: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 5番、竹森議員の質問にお答えいたします。安心安全につながる施設整備についてどう考えるかということでございます。  今、先ほど教育長が述べましたように、当面現在は耐震化工事といったものを中心に施設整備を進めております。その中で27年度に一応終わりまして、それまでの間につきましては、各教室、特別支援の教室、また幼稚園児におきましては保育室等には扇風機を設置するなど、また幼稚園におきましてはミストシャワーを設置するなど、また学校、園につきましては、いろいろと、よしず、また、すだれ等でいろいろ対応していただいておる現状でございます。  また、27年度以降、27年度耐震化が終わりました以降につきましては、先ほども現在その中で長寿命化という答えでございますけれども、今現在学校につきましては、その中で外壁の問題であったり、トイレ環境の問題であったり、非構造部材の問題であったりと、いろいろ問題を抱えております。その中で優先順位を決めて整備をしていこうという形で進めておるところでございます。  以上でございます。 119: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 120: ◯5番(竹森 衛君) 事あるごとに平成27年度と。学校給食のドライシステムも大規模改修の後やと、すべてそこへ引き延ばしてるわけですけれども。  本市教育委員会が市内の幼稚園、小学校、中学校に対して、教室の室温の測定結果、それを出して報告書をまとめていらっしゃいます。9月分はいただいてませんけども、その7月分の報告書を作成された数字を紹介します。これはインターネットで見ていらっしゃる方も。  まず畝傍南小学校の北館3階39度、今井小学校東館3階36度、新沢小学校北館3階37度、真菅北小学校南館3階36度、16校すべて30度以上をキープしてます。  中学校、橿原市中学校の南館4階37度、大成中学校の北館4階37度、6校とも33度以上をキープしています。  耳成西幼稚園は1階2階ともに42度になっています。15園とも33度以上をキープする数字になっています。  改めて答弁を求めます。文部科学省が示している学校環境衛生基準は夏、冬、それぞれ何度になっていますか。学力をつける、学ぶ環境としてよい環境ですか。答えてください。 121: ◯副議長(たけだやすひこ君) 辻岡部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 122: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 竹森議員の質問にお答えさせていただきます。  議員お述べの温度測定でございますけれども、夏休みに入る直前の7月14日から18日までの1週間、午前は10時30分、午後は2時30分の1日2回測定を行っております。また9月につきましても継続して実施させていただいております。  ただ議員お述べのように、その数字につきまして、学校環境衛生基準におきましては、教室等における温度として10度以上30度以下であることが望ましいということでされておりますが、今現在測定させていただいた先ほどお述べの数字につきましては、この基準を超える部屋も存在しておるというのが現状でございます。ただ、この測定結果につきましては非常にばらつきがありまして、測定された教室が南向きであったかどうか、窓際なのかどうか、また窓は開いていたのか、閉まっていたかなどの諸条件が異なっております。一概に比較できないという形になっております。ただ今年の7月は例年にない猛暑でございましたので、特に高い数字を示していたという点もございます。ですから引き続き9月におきましても測定を継続し、正確な情報収集に努めて現状分析を行っていきたいと考えております。  また、当然といたしまして暑い日につきましては窓を開け、現在ついております扇風機を稼働しながら各校とも工夫しながら対応しております。しかし、議員お述べのように、高温になると集中力を長時間維持するということは難しいとは認識しております。教職員につきましては、そういう点も踏まえまして児童生徒の体調管理には十分気を払っていただきまして授業をしておるという状況でございます。  以上でございます。 123: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 124: ◯5番(竹森 衛君) よい環境かどうか、明確な答えはないんですけどね。         (平成15年子ども議会会議録を質問者席より示す)  実は、この平成15年の子ども議会のとき、うちの子どもは中3でした、白橿中学校で。質問したのは白橿中学校の3年生の女子生徒ですけどもね。いや、鈍感やったと思ってるんです、私も。反省してるんですわ。  というのは、普段から部屋は冷房効いてるしね、例えば風通しどうこう言うけど、一遍、鴨公小学校の6年2組に行かはったらよろしいやん。窓際で、例えばそんなん汗かいてやらんなんとか、そんなんかわいい子どもには旅をさせよとか、そんな昔みたいなことを言ってたらあかんわけですわ。  僕が香久山小学校で半世紀前、つまり今、今年で62歳になりますから、小学校6年生ですわ。そんなん夏、暑いなあというのは、30度超えるのは1日か2日ですわ。今回NHKで19日と20日に大災害の問題、特集しますわ、20日と21日か。そんなん地球温暖化はもう今年だけが特別に暑いのかというと、違いますがな。全体的に人類が避けられないような状況になってるわけですわ。そこでやっぱり子どもの学力をどうつけていくかというのは、子どもが主役ですから。学校は兵舎ではありません。兵隊の宿舎ではありませんから。僕も反省してるわけです。6年2組に行かはったらいいわけですわ。で、子どもたちに聞いたらええわけですわ。そんなんクーラー必要なかったら、ここで質問しませんわ。暑いわけですわ。  千寿荘で、ほんなら42度で一遍高齢者の人が1日過ごせるかどうかですわ。「熱いな、クーラーかけやんかい」と言われまっせ、そんなん。高齢者はくつろいでいらっしゃる場所としては、いいですけども、子どもは毎日、毎日の積み重ねです、教育は。貧困の連鎖を断ち切るのは教育ですから。義務教育でけつまづいたら、あと、面白うないわけですわ。予算委員会で言いましたように、高校の中退5万5,000人ですわ。それはJK産業につながってるわけです。  だから、この問題について考えていただくために、この20日に北九州市が普通教室のエアコンの設置について、その経緯を踏まえてやります。最後にどんな文章を書いてるのかと言いますと、普通教室へのエアコン設置に踏み切る都市が増加していると。最初は慎重に事務局内でも検討し続けてきたと。しかし、総合的に判断して教育環境の改善と児童生徒の健康保持、これを図るために普通教室にエアコンを設置すると。  全部一遍にやると言うてるわけじゃないんですわ。小学校は全体で131校です。中学校は62校、幼稚園は8園、準備期間を設けると。平成27年の夏季に運用上の課題や工事施工の問題等を検証するために数年程度で整備を行うと。その後、複数年で全校設置を行うと。設備費は84億円、維持費は約2億円。これはもうホームページ開いていただいたら見れます。  だから、その点に関して大規模改修と言いますけども、大規模改修はほんなら今度どうするのかと。大規模改修に関しては、政府はもうホームページで、大規模改修の改造の空調冷暖房設備整備事業について改善交付金のやつを対象校として、公立小学校、中学校、幼稚園、特別支援学校、中等教育学校の全日課程と、こういう形で3分の1の補助で、下限額400万で上限額2億円で、これはちゃんと、まあ言ったら交付金の概要があるわけですけれども。これらも踏まえて事業も熟知されておられると思いますけれども、今後どうしていくのか。もうずっと放ったらかしにするのか。  ほんまに暑いですから、一遍行きなはれ。もう小学校1年、2年の子どもになって、一遍窓際で、耳成西幼稚園の窓際で一遍座ってなはれ、そんなん。大人は涼しいところで1日時間を過ごすけども、子どもは勉強してまんねん。これから21世紀の時代を支えて、こんな地球温暖化の問題でも、将来優れた科学者になるかもわかりません。その未来への希望を託せる子どもたちですから。市長は、この問題を亀甲議員さんが質問したら下向いてはりました。「やらんなんなあ」と思ってはるわけです。うん。まあ、その気持ちはどうかわかりませんけども。  ほんなら平成27年度からどうするのと。私、ここで学校給食のドライシステムを質問したんですわ。ほんなら大規模改造が終わってからやと。大規模改造、終わってからやと。ほんなら両方しはりまんのんか。答えて。 125: ◯副議長(たけだやすひこ君) 辻岡部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 126: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 5番、竹森議員の質問にお答えいたしたいと思います。今後どうしていくのかということでございます。  昨日の亀甲議員の回答とかぶる場合がございますけれども、暑さ対策ということは、昨今の温暖化の中で重点的かつ継続的な課題であるということについては認識しております。またクーラーについても、議員お述べのように以前から要望もあったということについても理解しております。しかし、費用的な面もあり、現在につきましては耐震補強といったことを中心に取り組んでおるというのが現状でございます。その対策の中で、先ほども申しましたように扇風機の設置、またミストシャワーの設置など、いろいろ工夫をしながら対応してきておるという現状でございます。  先ほどクーラーの設置につきましては、いろいろとそういうふうな中で進めておるわけでございますけれども、エアコン設置となりますと、先ほど教育長も述べましたように、子どもたちが本来持っている抵抗力や免疫力の低下、それとか、あと体力の低下の懸念の点、また耐震化を今現在優先的に実施しておりますけれども、大規模改修工事を今一時中断した形でやっております。それを今度行う中で、先ほど申しましたけれども、外壁の問題であるとか、トイレの問題、またバリアフリー、あと議員お述べのようにドライシステムであったりとか、学校については、いろいろな課題がございます。そういう点を長寿命化を実施する中で、断然材やペアガラスも取り入れた、地球にやさしい取り組みといったことも推進していく中で、いろいろな観点から学校の整備については検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 127: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 128: ◯5番(竹森 衛君) もう10月になったら市長が来年度の予算編成についての考え方を説明されます。それが行政の日程ですけども。27年度、来年度でもう耐震補強工事が終わると。それに関して、例えば今部長が答えてますように、それで26度から28度それぞれ維持できるんですか、冬は18度から20度。僕はメニューを出してるわけですわ。北九州市の例とか、それから大規模改造における交付金の出す問題とか。せやけど1万700人の子ども、これを見るんですよ。僕も神宮の西出口で宣伝していましたら、「暑いけ」と言ったら、「暑い、おっちゃん」と。で、白橿中に行きましたわ。体育の授業終わってから30人、40人の成長している、毎日毎日成長している子どもたちが教室に入ったら、もう次の授業、授業にならんのですわ。ムンムンですわ。私、さっき62歳と言いましたけど、だんだん、これ骨ね、枯れ木のようになっていきまんねん。それを補うのに筋肉で巻くわけですけど。子どもたちは、これから成長するわけですわ。そんなんもう例えば、空調設備なかったら、音楽とか、書道とか、もう授業にならんわけですわ。そんなことをせんでもええ時代であれば、それでいいですわ。せやけど、それは避けられないわけですわ。それに対して今後どう考えていくか、予算編成を含めて市長がこれからそのことで心血を注がれるでしょうけども。  そこで9月17日に、今再放送されている「カーネーション」という朝ドラの番組、これで婦長さん役が、いわゆるコシノ3姉妹のお母さんですけど、「病院は患者の病気を治す環境をつくるところだ」というセリフを述べていらっしゃるわけです。  学校はどうかと。子どもはしっかりと基礎学力をつくって、学んで、多くのものを無形、有形に習得する環境でなければならないわけですわ。学ぶ喜びの条件を整えるのが大人の責任ですわ。それをどうするのかです。それが1点。  もう1点は、2011年に東日本大震災が起こったときに、厚生労働省が4カ月後の7月15日に避難所の生活環境で、避難所での暑さ対策を至急に進める、エアコンをその広さや避難数に応じて必要な台数を設置するということも通知しているわけです。  つまり学校の教室というのは、単にそれは子どもの勉強する場所でもありますけども、その人のたちのために、まあ言ったら、体育館は冷たいですし、暑いですし、そのために普通教室だって、それは大きな役割を担うわけですわ。そんな大災害が来ることを誰も望んでませんし。せやけども、住民にとっても不可欠な場所なわけです。総合的に物事を考えていただいて、おとついの奈良新聞ですか、一面で橿原のすばらしい被害を少なくする連携も紹介されていましたけれども、この点も含めて、もう同じ答えを用意してはったら何も元気出えへんわけです。子どもたちにとって、どうあるべきか。汗みたいなん、しっかり流してますって。クラブへいっぱい行ってるし、サッカーやってるし、そんなん勉強するところは勉強する環境つくってあげるのが、まあ言うたら、先に生まれた人間の責任ですがな。そうでないと、先に生まれた人間のほうが価値がないがな。後にこの21世紀を背負っていく子どもたちのために、どう心を砕くかが、50年も60年も70年も生きてる人間の有り様ですがな。その点についてお答えください。 129: ◯副議長(たけだやすひこ君) 辻岡部長。              (説明員 辻岡章裕君 登壇) 130: ◯教育総務部長辻岡章裕君) 5番、竹森議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  まず北九州市の例につきましては、議員お述べのようにホームページに載っておりまして、私たちにつきましても、議員お述べのような形で行われるということは認識いたしております。また今年度、大規模改修につきましての基本計画を策定する方向で今、一生懸命事業を進めておりまして、先ほども申しましたように大規模改修、また長寿命化の中で断熱材やペアガラスなどを取り入れた地球にやさしい取り組みをしていく中で、すべてこれは先ほど申しましたように、クーラーも含めまして、いろいろな点から検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 131: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。
    132: ◯5番(竹森 衛君) 最後に財源の問題を言わはりましたけど、市有地活用1,100坪の、この問題です。PFI方式で本体価格が83億7,200万円です。金利が24億9,400万円です。こんなべらぼうな金利払うのありまへんわ、10億値切りなはれ。金融機関、橿原市は取りっぱぐれありまへんがな。こんな19.69%の、最初の30年度は元金が工事費の3億2,630万円、金利が2億1,960万円ですわ。こんな商売ありまへんで。個人でも今テレビで貸す場合は4%で貸しますわ、大手の3つの3大バンクでも。  だからお金がないんじゃなくって、大きな事業はちゃんと市長は市長の考え方で、観光の問題も含めてやらはりますけども、この橿原市で生まれて育って、教育長が言うように21世紀に生まれた子が、もう中学生になってるわけです。その方々が、やっぱりこの日本の国や地球のその環境も含めて支えていく、夢いっぱいの子どもたちが幼稚園から中学校卒業するまでの基礎学力をきちんとつけるために、やっぱり1つの大きな手段として考えてください。  以上です。こんなんボロ儲けや、ファイナンス。  次に2つ目の項目に移らせていただきます。  本年6月20日、小企業を含む小規模企業の振興に焦点を当てた小規模企業振興基本法が第186回国会で全会一致で可決成立しました。この法律は日本の経済の根幹を支える中小企業の9割を占める334万社、小規模事業の中でも従業員5人以下の小企業の持続的発展を明確に位置づけた画期的な法律です。これは今までありません。民商、全商連、私も橿原民商の事務局長でしたけども、せんど言うても放ったらかしです。ですから今回つくったことに対しては全会一致です。  その背景には、本市も例外なく小規模企業を中心とした廃業が増加の一途をたどっています。さまざまな要因がありますけれども、21世紀に入ってから90万軒の事業所が廃業しています。2009年から2012年で32万の事業所が廃業しています。本市の現状はどのように把握しておられるのか、ご答弁ください。 133: ◯副議長(たけだやすひこ君) 岩田市民文化部長。              (説明員 岩田弘子君 登壇) 134: ◯市民文化部長(岩田弘子君) 5番、竹森 衛議員さんのご質問にお答えいたします。本市における事業所の現状でございます。  平成8年から18年に実施されました事業所企業統計調査によりますと、平成8年では5,142事業所でございました。平成18年におきましては4,646事業所となり、9.6%減少しております。また平成21年から24年に実施されました経済センサス調査によりますと、平成21年では4,718事業所でありまして、平成24年では4,411事業所となりまして、平成21年に対しまして6.5%の減少となっております。  そのうち議員さんお尋ねの従業者5人以下の小規模事業所数でございます。平成8年では3,275事業所で、平成18年では2,738事業所となり、16.4%の減少となっております。平成21年度では2,708事業所で、平成24年度におきましては2,530事業所となりまして、21年度に対しまして6.6%の減少となっております。なお、平成21年から24年までの3年間で、小規模事業者数は国が公表しております9%の減少に対しまして、本市におきましては約6.6%の減少でございますが、商店街や町工場に代表される小規模企業を取り巻く状況は年々厳しくなっているのが現状でございます。  以上でございます。 135: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 136: ◯5番(竹森 衛君) この法律は全文21条で構成されていることはご存じのことと思います。特に第7条において地方公共団体の責務が明記されています。  基本計画が閣議決定すれば、政府はやらなければならない施策は10の重点項目になります。支援体制の整備のために、本市は小規模事業施策を具体化し、来年度予算に反映させる作業に着手することが求められています。また商工会議所、商工会は経営発達支援計画を策定して、政府が認定する制度を創設することになっています。今後10年のスパンで活力と賑わいのある元気なまち、これは後期基本計画の第6番目に書かれていますけれども。平成25年度の施策、行政評価を踏まえて今後どうしていくのか。基本的な考え方、これまでの施策も含めて答弁してください。 137: ◯副議長(たけだやすひこ君) 岩田部長。              (説明員 岩田弘子君 登壇) 138: ◯市民文化部長(岩田弘子君) 竹森議員さんのご質問で、平成25年度施策、行政評価を踏まえて基本的な今後の考え方についてお尋ねかと思います。  橿原市の中小企業への支援対策といたしましては、議員さんお述べのとおり、橿原市第三次総合計画後期基本計画、第6章におきまして、活力と賑わいのある元気なまち、商工業の活性化といたしまして、企業が持続性のある商品やサービスを提供するとともに就労機会が充実しているまちを目指した取り組みを基本方針としております。また行政評価といたしましては、企業の振興と地元雇用の促進を図り、中小企業の経営安定のため、融資制度の継続実施と商工業の振興を図ると評価されております。  具体的に申しますと、まず公的資金の利用促進といたしまして、市内中小企業の経営の安定、設備近代化の促進を図るため、また原材料価格の高騰など急激な経済情勢に対応していくために、平成6年度からは融資限度額を1,000万円以内とした特別小口融資制度、また平成20年9月のリーマンショックによる対策といたしまして、平成21年度からは融資限度額を200万円以内といたしました緊急融資制度を設けております。  なお、この融資制度ですが、本市の場合は県下市町村制度融資率よりも30%から50%の低利率での融資、また25年度からは特別小口融資制度の融資期間を4年から5年に延長などしております。そして特別小口融資や緊急融資にかかる保証料を市が全額負担するなど、ご利用していただきやすい制度としております。  次に、賑わいの創出、商工業の活性化事業といたしまして、橿原市商工会議所と連携を図りながら、商品の情報発信と新規取引のチャンスの拡大を図る橿原ビジネス商談会、また大店舗が増加する中、小売店舗数が厳しい状況の中、専門的な知識やノウハウを無料で講習する橿原ふれあいゼミナールの開催、また空き店舗対策、イルミネーション事業、橿原うまいもん市など、賑わいを取り戻すための活性化事業の支援を行っております。また産官学が連携いたしまして、地域ブランドの確立や特産品の開発、商品化を図るとともに、農業、商工、観光関係と連携した物産関係のイベント事業への支援と、地場産業の啓発や販路拡大など、事業を展開しているところでございます。  以上でございます。 139: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 140: ◯5番(竹森 衛君) 今部長から答弁していただきましたけれども、なかなか苦しい答弁です。私もこれを見させてもうてますけども、空き店舗対策、それから融資と。当然それは中小業者が商売を続けたいと、そのために融資支援するのは、地方自治体として利子補給や、それから金利を低くするということですけれども、それだけでは、もう立っていかないぐらい減ってるわけです。それで小規模企業振興基本計画が法律の第13条のもとで、原案がもう既に示されて閣議決定がされると思いますけれども、その基本的な施策が4つに分類されていますけれども、それは何か答弁してください。 141: ◯副議長(たけだやすひこ君) 岩田部長。              (説明員 岩田弘子君 登壇) 142: ◯市民文化部長(岩田弘子君) 竹森議員さんの小規模企業振興基本計画における基本的な4つの施策のお尋ねでございます。  まず1点目は、事業を見据えた経営の促進といたしまして、小規模企業の潜在的な対応力を最大限に発揮するため、自らの強みを発揮し、顔の見える信頼関係をより積極的に活用した需要の創造、掘り起こしなど、計画的な経営の推進でございます。  2つ目といたしましては、新陳代謝の促進といたしまして、中小企業は経営者、従業者の高齢化、後継者不足などにより廃業が増加している傾向でございます。他方、女性や若者など、多様な人材、新たな人材の活用により、生きがいを生み出す小規模企業の創業の促進。  3つ目といたしましては、地域経済の活性化に資する事業活動の促進といたしまして、地域の魅力を内外に対して広く浸透させていくことで飛躍的に地域をブランド化し、賑わいを創出する地域づくりの推進と捉えております。  最後4つ目でございますが、適切な支援体制の整備といたしまして、施策を実施するに当たり手続きの簡素化を図り、小規模事業者の負担の軽減を図るなど、小規模企業の事業の持続的発展を基本原則とした4つの目標が設定されているところでございます。  以上でございます。 143: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 144: ◯5番(竹森 衛君) それを踏まえて、本来地方自治体として、これから進めていく施策の1つに小規模事業者の実態調査を行うと。それから奈良県のみにとどまっている中小企業振興条例の制定。もう東京都の墨田区には、かつて中小企業の総合センターに議員で委員会研修に行きましたけれども、その先進例、約8条でコンパクトにまとめられているわけです。だからそれをまず研究して、きちんと地域の商売人さんに元気になってもらう。そのためには基本的な理念、それをきちんとまとめていくと。大阪府を含めて13の市町村で制定されています。これをどうしていくのか。  もう1つ、先進例としては吹田市の産業振興条例があるわけです。これは、もちろん全事業所の実態調査を実施していると。商店街をエコ化事業を実施する。市内商店街のアーケード、太陽光パネル設置、ドライ型ミストを設置するなど、それに基づいて進めていくわけです。今後この振興条例についてどういうスタンスで取り組んでいくのか。これはもう別に、これをつくって予算は要りますけども、それに応じた事業の。せやけど、この条例をつくることに関しては有能な職員がいらっしゃいますから、そのモデルを見たら、すぐにつくれますから。それをきちんとつくっていく考え方があるのか。そのことをお答えください。 145: ◯副議長(たけだやすひこ君) 岩田部長。              (説明員 岩田弘子君 登壇) 146: ◯市民文化部長(岩田弘子君) 竹森議員さんの中小企業振興条例の制定についてのご質問でございます。  議員さんおっしゃっておられますように、平成20年に奈良県では奈良県中小企業振興基本法が施行されております。この条例でございますけれども、本市におきましても国や県の指導を仰ぎつつ、既に議員さんおっしゃっていただいております先進地事例の状況も動向も参考にしながら調査研究してまいりたいと考えております。  なお、今回制定されました小規模企業に焦点を当てられました小規模企業基本法に基づきまして、市として果たすべき役割を把握し、支援対策について商工会議所と連携を密にしながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 147: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 148: ◯5番(竹森 衛君) 今度の小規模企業基本法というのは、それぞれ多岐の分野にわたってるわけですけれども、何といっても商売人さんが元気が出るというのは仕事があるということです。もちろん国保税の負担も重い、税金も重い、消費税はなかなか転嫁でけへん。そんなんは商工会議所の窓口へ行って冊子もらってきましたけども、それはもう転嫁でけへん、小売業者、飲食業者、現然としていてるわけです。それでも仕事があれば何とか首が回ると。これが商売人さんの口調です。業者も住民も地域を元気にして、地域の活性化の起爆剤としての住宅リフォーム助成制度は大きな役割を果たしています。全国の自治体の35%が実施している実施率が物語っています。  この件に関しては、本市は我が党の議員が、竹森も含めて、実施を求めて取り上げたり、市民団体の皆さんが切に要望しても極めて消極的です。県内では大和郡山市を含む7市町村で既に実施しています。本市の考え方を答弁していただきたいと思います。まずお答え願います。 149: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾まちづくり部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 150: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの竹森議員さんのご質問に対して、住宅のリフォームという点についてお答えさせていただきます。  橿原市では既に住宅リフォームに対する補助制度といたしましては、安心安全なまちづくりを推進するという目的のために既存木造住宅の耐震改修事業の制度がありまして、それの補助内容につきましては、耐震診断計画の費用の3分の2、これについては上限が10万円でございます。そして耐震改修工事費用の3分の1、これにつきましては上限が50万円で、対象となる建築物は平成12年5月31日以前に建築された木造一戸建て住宅で階数が2階建て以下のものであります。この耐震工事につきましては、平成20年度から法制度化しておるんですけれども、徐々に申し込みが増えつつあります。  片や低炭素なまちづくりの促進の一つとして、住宅の省エネルギー性能の改善を図ることによりまして、快適性を向上させるとともに二酸化炭素の排出削減につながるということで、既存住宅省エネルギー改修工事補助事業があります。これの補助の内容につきましては、補助対象経費の3分の1、これも上限が50万円であります。対象となる建築物は木造一戸建て住宅で階数が2階建てであります。  ですから、この両方の制度をうまく組み合わせてしていただければ、工事としては最大100万円の助成となります。  以上が現在橿原市で進めております住宅リフォームの補助制度でございます。  以上です。 151: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 152: ◯5番(竹森 衛君) それをやっていらっしゃるのは知ってます。問題はもう1種類です。つまり耐震改修、エコ、そういう工事のために施策としてやると。もう1つは屋根の張り替えとか、塗装とか、台所水回りの改修など、その他の日常的なごくリフォーム、これをもう1つ分類して補助をすると。それで全国の地方自治体が小規模事業者の仕事確保につながっているわけです。そこを研究してほしいわけです。もう3分の1ですわ。それで需要を満たしたら時限的なことでいいじゃないですか。実際に時限的にやめてるところもあるわけですわ。やっぱり橿原市に住んでて、そういう施策があるのかと、小企業でも、5人以下の従業員でも。大きなビルは建てられんけど、そういう形での施策を積み上げてほしいわけです。今やっていらっしゃることは何も評価してないわけじゃありません、市長の方針ですから。別に二重の窓やったら当然温度は遮断できるわけですから。ちょっとね、畳を装うかと。年末になったら皆帰ってくるし、建具もちゃんとしようかと。そういうときのための仕事ですわ。水回りちょっと悪くなったと。  もう1つ、群馬県高崎市で始めたのが、まちなか商店街リニューアル助成制度です。これは全国から脚光を浴びて、それから岐阜県飛騨市や北海道の清里市などで始められています。高崎市は市職員が直接店舗を訪問して、約300店舗から直接経営課題をヒアリングしています。やってるんです。  ここに座っていらっしゃる部長、副部長は20人いらっしゃいます、余り。1人10店舗を回ったら200店舗ぐらい回れます。「まいど」と言うて、「どうでっか、橿原市に対して」と。こうやってヒアリングしてるわけです。300店舗やったら1人15軒です。1時間として1人15時間です。時間とって回れます。「ほう、部長さんが来てくれはりましたんか。橿原市はすごいことになりましたな」と生の声を集めていらっしゃるわけです。そこで一番の問題になったのは店舗の老朽化です。資金難、後継者難が浮かび上がりました。  やっぱりね、ネクタイ1つでも、何1つでも、服1つ買うたら気が上がるんです。           (ネクタイを取り出し質問者席より示す)  これは、もう締めたらあかんと言われましたけども。赤いネクタイでも気が、ネクタイ1つでもそうです。店はそうです。ちょっと店舗改装したら、お客さんから「あっ、きれいになってんな」と、こうなるわけです。もうどう言うていいですかね、色があせてきてね、大丈夫かと、安全面はと、飲食店であれば。それやったら客が来えへんわけです。そのために、やっぱりそうしようと対象業種を設定しました。施工備品購入は市内業者という要件が満たされています。手続きも簡単に使いやすいものになって、実績は延べ738件、それで20万円以上、上限100万円で2分の1の助成をやってます。そこまでするのかという意見も、もちろんあるわけです、個人事業の店舗ですから。しかし、それによって高崎市はもう全国で注目を集めてます。何でかと言いますと、地域循環型の経済を構築していく上で、これは地方自治体の真価を発揮する方策になっていくわけです。  市長の病院は外壁工事をやってはりました。この前、単車で通らせてもうて、ちゃんと「あっ、きれいにしはるねんな」と思って、「あっ、ええな。よかったな。これでお客さんも、また来はるんやろな。あの奥さん、一生懸命頑張ってはるねんやろうな」と思いながら、あの坂を上ってるわけで。「あっ、元気あるねんな」と。そういうもんです。  ところが、これは部長が最初に言うてくれはった、これ、もうどんどん減ってるわけです。やっぱり子どもというのは親の商売を見て、やっぱりいけるなと思って継ぐわけです。その中で、ここでも前に紹介しましたけど、今から30年前に日本大学の中山金治先生が、親と子どもを両方座らせて「親の商売を継ぐ人」って手挙げて、100%手挙げたんが散髪屋さんです。男は散髪屋、変えません。女の人には悪いですけど、新しいのができたら走りはります。男は住所移動してもそこへ行きます。ですから100%親の商売を継ぐわけです。何でかと言うたら、横目で見てたら、ああ、おやっさんの跡を継いだら、まあまあ家も建てられて、ということになるわけです。それでこそを跡継ぎが出るわけです。そんなん1日5万しか売れへん八百屋さんの跡継いで生活できるはずがあらへんわけです。5万で1年間で1,500万です。粗利2割で300万です。純利益大体1割です。150万で4人が生活できるはずがわけないです、何ぼ残りもの自家消費で食べても。そういうものです。  ですから僕は、もうこんな制度は大変やと言わはるんやったら、これは10年のスパンです。まずは市内の商売人さんとこへ聞き取りに行ってください。そんなん這うてでも行けるとこですから。まず100年以上やってはる、さつま焼さん、それから100年以上やってはる稲村のお茶屋さん、どうやって100年続けれましたか。何がこの橿原市に希望がありますかと、やっぱり聞いたっておくんなはれ。それでこそ、あっ、市は本気でこの小企業の振興のために取り組むねんなと。私、代わりに50軒やったらもちまっせ、言うてくれはったら。「まいど」と言うて。クリーニング屋さんは4月、5月に一番繁盛してるかどうか裏から入って、洗濯物どれぐらい積んでるかどうかです、冬物。それでちゃんと商売人さんの経営動向を見れるわけです。それも市の職員の皆さんもそのぐらいの感性を持ってほしいわけです。そうでないと、これは絵に描いた餅です。ああ、10年スパンか。時が経てば10年か、と言うて終わってしまいます。  だから基本的に腹据えて、今、住宅リフォームの助成制度、もう毎度研究です。一遍ちゃんと効果が進んでるところを紹介しますから行ってください、近隣でも。東北へ行けというのと違います。その点に関してどういうふうに最後、市長は循環型経済をどう考えてはるのか、市長の考え方もお聞かせ願いたいですし、地元の商売人さんを使いはったんやろうかと、頼まはったんやろうかと思いながら、あれを見てたんですけど。はい、以上です。 153: ◯副議長(たけだやすひこ君) 市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 154: ◯市長(森下 豊君) 5番、竹森議員の質問にお答えをいたします。  絵に描いた餅にならないようにというご指摘でございますけれども、しっかりとその言葉を噛みしめながら、この法案が成立する、しないにかかわらず、しっかりと進めてまいりたいというふうに考えています。その中で……。(「法案は成立してますよ」と竹森君呼ぶ)  もうしたんですか。(「6月20日に」と竹森君呼ぶ)  ああ、そうですか。(「全会一致で、日本共産党も賛成していますので、すみませんね。反対していません」と竹森君呼ぶ)  このリフォームの件についてでございますが、今まで中古物件の業界というのは、ほとんどなかったような、家に関してですけども、時代が長く続いておりました。そういう市場でありました。すべてがもう新築でないとだめやという。ただ、今いろんな負担を感じながら皆生活している中でですけども、やっぱりストックの時代ということになってきています。新しい物を潰す、そしたらそこに必ずCO2が出てくるわけでございますから、CO2を出さないように、地球にやさしいように、やっぱり生活を我々がするためには、今あるものをうまく使っていくというのが、我々に課せられたやり方であろうと。その中でリフォームであり、イノベーションであり、リファイニングであり、いろんな言い方を今されてますけども、その中に我々も一緒になって、いいものに取り組んで行けたらなと、それが竹森議員さんが言っているリフォームの一つかなというふうに思います。それが実際、我々現場の意見を知らないのと違うかと言われれば、正直言ってそういう意見を聞いたことがありません。多分みんな知らないと思います。ただ、それをしっかりと情報として捉えていくことは、これは必ずやっぱり大事なことだというふうに思いますので、その点お手伝いをいただきまして、しっかりと我々も情報を集めてまいりたいなと。それをやっぱりできるだけ細かく、いろんな細かいものをいっぱいつなぎ合わせていくというのも、リフォームなり、イノベーションなりしやすいように、みんなにオプションとして選んでもらえる、そういう状態も考えていけたらなというふうに思っておりますので、引き続きましてご指導いただきますようにお願いいたします。  以上です。 155: ◯副議長(たけだやすひこ君) 竹森君。 156: ◯5番(竹森 衛君) 「今でしょう」の林先生が、人間が失敗するのは、慢心、思い込み、情報不足です。これはもう肝に銘じて情報不足。実際にそんなん訪ねて行きはったことはないわけですわ。怒られやなあきまへんわ。「おまえら何してくれんねんで」「市役所、何してくれたんぞ」、俺は自分で商売でヤクザに追われても、取り立てられても支えてきてんねん、家族守って。その人たちに今度はこういう基本法ができたと、それに基づいてやっぱり現場を大事にして、中小企業の育成のために、小企業の育成のために尽力してください。これで質問を終わります。  以上です。             (5番 竹森 衛君 自席へ戻る) 157: ◯副議長(たけだやすひこ君) それでは次に廣井一隆君の質問を許可いたします。廣井君、質問者席へ。           (15番 廣井一隆君 質問者席に移動) 158: ◯15番(廣井一隆君) 副議長の許可を得ましたので、通告に従い一問一答にて質問させていただきます。  本日は一般質問、私で最終でございます。お昼も過ぎ眠たい時間だとは思いますが、理事者の皆様には愛のある回答をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  それでは第1番目の質問、橿原市のコミュニティバスについて質問させていただきます。  橿原市コミュニティバス、きょう僕の質問で多分一般質問の中で3回目か4回目ぐらいになるんじゃないかなと思うんですけども、重なっている部分も多々あると思います。要らない部分は回答を省いてもらっても結構ですので、なるべく短めに。よろしくお願いいたします。  それでは、橿原市はコミュニティバスを運行しております。その成り立ちと概要を説明してください。 159: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾まちづくり部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 160: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  橿原市のコミュニティバスは、平成18年に策定されました近鉄八木駅周辺地区都市再生整備地区により中心市街地と歴史文化、そして市の公共施設等々を結ぶ交通ネットワークを構築するために、まちづくり交付金事業を活用した社会実験といたしまして、平成19年に八木駅から県立医科大学、万葉ホール、そして藤原宮跡、昆虫館と、言い換えれば橿原市の中心部と市の施設、また公共性の強い施設、また市の観光資源をアクセスするために設置されたものであり、平成21年からは土・日・祝日に明日香村へ延伸しまして、市民の方々、また市外から訪れる方々の観光客にも利用していただける運行を行っており、現在では年間約3万人の方々が利用していただいております。  以上です。 161: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 162: ◯15番(廣井一隆君) はい、ありがとうございます。          (橿原市観光案内マップを質問者席より示す)  こういう地図をいただいております。この緑の線が橿原市のコミュニティバスであり、赤い線が明日香村のかめバスですかね、連携しているというやつです。こういうやつですね。  こんなのは、もうちゃんといただいてわかってるんですけども。これを見てね、ちょっと思うんですけども、これは本当に西川議員とかがおっしゃられてた南西部、白橿から南西部にかけて、橿原神宮周辺から南西部ですよね、の公共バスが減ってるなというのは、いろいろ聞いてます。減った状態でね、これで現状維持だから、何て言うんですかね、現状維持してるから、これは改善策ですよと。おかしいと僕は思うんですよね。改善というのは、よくするんでしょうって。本数を減らした上で改善ってどうなんやろなって、僕はちょっと思うんですけど。その辺はどういうふうにお考えですか。 163: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 164: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  先日の回答とちょっと重なるんですけども、この今おっしゃっておられる八木御所線のバス路線のことかと思いますけども、これは昨年の2月に、まず廃止を前提としたことを前提に各路線のその沿線沿いの自治体と皆協議を重ねることになりました。結果といたしまして、やはりバスに乗ってもらわないといかんということで、一つの改善といたしましては医科大学に乗り入れして、そして橿原神宮駅、そして御所へ行くということで、減便にはなりますけども維持するということでなっております。  以上、お答えさせていただきます。 165: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 166: ◯15番(廣井一隆君) はい、ありがとうございます。
     ちょっと話が飛ぶんですけどね、この間、僕ら富士宮市に公共交通、特にコミュニティバスのことについて研修に行かせてもらったんですよ。そしたらコミュニティバスを走らせる状況というのは、ほぼ一緒なんですよね。要するに公共交通の担い手であるバス会社さんが撤退していって、足になるのがなくなってくるからコミュニティバスを走らせましょうと。それについては多分もう資料のほうは提出させてもらっているんですけど。結局予算の問題なんですよ、結論から言えば。そしたら、じゃあ予算どうするんやと。富士宮市さんの場合でしたら、バス停の停留所にネーミングライツを使って、要するにお金をそこで集めて、利用するんじゃなくて、そこのネーミングを買いたいという人からお金を集めて、基本的な、小さいかもしれないですけども財源をつくって、それを使ってコミュニティバスを回しているんですよね。もちろん運行もしてもらう。で、足りない分は補助金も出すと。そしたら補助金がずっと減っていってるわけですよ。  そしたらやり方としてはね、奈良交通さんには申しわけないんですけど、撤退されるなら撤退されるで、やっぱり公共交通って、交通弱者の方っておられるじゃないですか。老人であるとか、免許証を返納された。例えば免許を持ってない学生とか、子どもさんとか。もしくは車に乗らない、今はもう車離れしてる若者もいてますからね。だから、そういう人らのために、やっぱり公共交通って必要なんですよ。  そしたら言葉変えたらね、公共交通って福祉なんですよね。そしたら福祉的な概念から考えてほしいんですわ。で、予算がないんやったら予算のつくり方って既にもう出してくれてるんやから、そういうのも考えた上でね、ちょっとコミュニティバスって一つの方法としてあるか、ないか。まず答えてもらっていいですか。ありか、なしかで結構です。 167: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 168: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんの一つの交通形態としてコミュニティバスの方法論のあるなし、いかがかということですけども。  確かに方法論としてはあり得ると考えております。しかしながら、我々も今現在ある路線、これはやっぱり生活路線として今走っておるのが現状ですので、やっぱりこれの維持に今現時点においては努めております。  以上、お答えさせていただきます。 169: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 170: ◯15番(廣井一隆君) はい、ありがとうございます。ありだと聞いたんで、ちょっとホッとしたんですけどね。  僕ね、何のためのこの質問かと言いますと、今度その交通空白地帯と言われてます橿原市南西部、そこに新沢古墳群を中心とした公園を橿原市さんのほうでつくっていただきました。その中に地元のために集客施設もつくろうじゃないかと。それがいわゆる賑わい所になるんですけども、そこに地元のほうが野菜を売りたいなとか、いろんな意見があるんですよね。じゃあ野菜売りましょうと。でも、足がなかったら来れないですよね。場所的には悪くないんですよ。神宮の駅から2キロほど、白橿の団地からもそう遠くない、川西の団地からも遠くない、御所からもそんなに遠くない。アルルのほうにハブのバスターミナルをつくられる、松尾議員がおっしゃってましたけど、そういう予定があるんでしたら、その中にコミュニティバスというのも入れてくださいよ、そういうやり方で。予算的にもやり方ができるはずなんですから。そしてまた橿原市の集客場のところにはね、バスの寄りつき所もあると聞いてるんです。ですから、やり方として市民の皆様もバス停が欲しいんやというんやったら、じゃあネーミングライツで買いましょうよって。買いましょうって。お金出すんやから使いますやん。お金出さへんかったら空気走りますよと。勝手に走っとるんやって。でも自分らでネーミングライツ出して買った。川西の団地が欲しいんやったら、そこはまた相談で考えていったらいいじゃないですか。ですから1回そういうことも含めて考えれるか、考えられないか。それだけで結構です。答えてください。 171: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 172: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいま廣井議員さんのご質問の中で、ネーミングライツとかのいろんな手法もあるじゃないかということの中で、確かに議員さんお述べのとおり今現在、車社会の中、やはり交通弱者というのは出てくることは予測されます。  確かに、先ほど議員のお言葉がありましたけれども、空気を走らせるわけにはいかないという面からおいても、やはり運行経費から収益を引いた、いわゆる赤字部分と言いますか、そういった部分については、やっぱりいろんな意味で総合的に検討していかんなん事項やと考えております。  議員ご指摘の富士宮市さんの事例も、私は、実はインターネットでしか情報収集しておりませんけども、これに限らず、やっぱり橿原市の実情に応じた施策は講じていかなければならないと、そのように考えております。  以上です。 173: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 174: ◯15番(廣井一隆君) はい、ありがとうございます。一応考え方として、ありだと考えてよろしいですか。(中尾まちづくり部長、首肯する)  はい。やっぱりね、せっかく市として賑わい所をつくらはるのに、つくりました、放っときますというのでやられると、やっぱり全然困るわけですよ。せっかくそういうのをつくった、じゃあ野菜の売り場でもというふうに地元も声が上がってきた、そこにまた賑わいができる。できることによって、またそこで集客だけじゃなくて、地元に対しても還元ができると。絶対いいことですやん。そしたら、このコミュニティバス一つとってもそうなんです。もちろん公共交通、奈良交通さんが、いや、それやったら走らそうと言うてくれたら一番いいんですけど、そんなんないでしょう、現状は。だから言うてるんですよ、公共交通は福祉ですって。ちょっと考えてもらってね、その部分をね、ちょっとやっていただきたいなと。せっかくつくった賑わい所、集客施設もね、こう無駄にならないように記憶にとどめていただいて、やはり忘れずに、そこにもやっぱり人が集えるように。集うというのは足があるということですから。商品がある、売り物がある、それはもうそこにつくってあるからやりますよね。そこに行けるだけの交通網をちょっと考えていただきたいなと。それが今回僕がこの質問をさせてもらったことなんですけどね。  あとね、もし、もしね、コミュニティバスを走らせる場合というのは、まあ奈良交通さんを馬鹿にしてるんじゃないですよ。奈良交通さんだけに運営委託をするんじゃなくて、入札で業者決定してもええんちゃうかなと僕は思うんですけども、それについてはどのようにお考えですか。 175: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 176: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えいたします。  今、仮にということの中のお話しかと思います。バスを走らせる場合に入札制度にしてもいいんじゃないかという、そういう論点でご質問だと思います。過去は確かにこういう路線バスを走らすのには非常に規制が厳しかったということも、我々言葉だけですけども、承知しております。ですけど今現在は一般乗合旅客自動車運送事業ですか、こういう認可事業者であるなら、いろんな意味、やっぱり今橿原市、公平、中立、競争性を高めるという意味においては1つの方法論であるかなとは考えております。  以上、お答えさせていただきます。 177: ◯副議長(たけだやすひこ君) 西田政策審議監。             (説明員 西田喜一郎君 登壇) 178: ◯政策審議監(西田喜一郎君) 15番、廣井一隆議員の今のご質問にお答えしたいと思っております。  多々お述べでございました。確かに今空白地域がございます。そしてコミュニティバスを福祉の面で見られないのかということでお尋ねであったと思っております。それにつきましても、そういう観点もあるとは心得ておりますけれども、まず今先ほど議員さんお述べのように交通弱者、車に乗れない方がおるということは事実でございますので、本市、約39平方キロメートルという中で交通網は整っておりますけれども、確かにそういう空白地帯が生じておるのは事実でございますので、その辺についてどういうコミュニティバスを初めとして、交通弱者を救っていく方法は考える必要があると心得ております。  その中で、議員お述べのとおり業者につきましても入札等の方法があるとは心得ております。ただ、我々としましても、今たまたま南西部、先ほど千塚古墳群のことをおっしゃっておられましたけれども、その中に、やはり集客施設ができるというのは心得ております。そこで、やはりその場所に行くには足がない人はどうするんだということもございますので、その観点から、やはりコミュニティバスがいいのかどうかは、まだ断言ができませんけれども、運行委託ということも、入札の方法もございますので、バスの事業者に限らず、できることもあるであろうと思っております。ただ、先ほど部長が答えておりますように、今すぐにできるかどうかということも踏まえまして、やはり検討していくということでお願いしたいと思っております。  また、集客施設、27年、28年に完成しますので、それまでに我々としましても、あの集客施設は観光の一つになるということも考えておりますので、当然そこへ至る交通網の整備ということを踏まえて、今これからきちっと計画を立ててお示しできるようにしていきたいと思っております。  以上でございます。 179: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 180: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。では、よりよくうまくいきますように、要望として今回のこの質問は終わらせていただきます。  次に橿原市の住宅の質問をさせていただきます。  住宅の問題も今回たくさんの先輩議員がされております。重なっておるところは、もちろん割愛していただいて結構です。どうかお答えいただきますよう、よろしくお願いいたします。  橿原市の市営住宅の経緯と概要についてお聞かせください。よろしくお願いします。 181: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾まちづくり部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 182: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 市営住宅の経緯及び概要ということでお答えさせていただきます。  昭和26年の公営住宅法によりまして、国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、国民生活と社会福祉の増進に寄与することを目的として整備されたものであります。  本市の場合でしたならば、市制、昭和31年ですけども、翌年の昭和32年から供給を開始いたしまして、現在直近では市営住宅のストックは629戸のストックがありまして、そのうち入居している戸数が465戸、そして空き家が164戸となっております。  以上です。 183: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 184: ◯15番(廣井一隆君) 同じように改良住宅っていうのもあるとお聞きしています。改良住宅の経緯と概要を教えてください。 185: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 186: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 改良住宅の件ですけども、改良住宅につきましては昭和45年4月17日付にて建設省の事務次官通達によりまして、小集落地区改良事業制度要綱に基づきまして、歴史的、社会的理由により、生活環境等の安定向上が阻害されている地域における不良住宅地区の環境改善を図るために、小集落改良事業の施行に伴い、その居住する住宅を失うこととなると認められる者に対して小集落改良住宅を建設いたしました。現在、橿原市では改良住宅152戸のストックがありまして、そのうち入居している戸数は114戸、空き家が38戸となっております。  以上です。 187: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 188: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。  大体200戸ぐらい空き家であると。改良住宅の経緯とか概要というのは今聞かせていただいたんですけどね、その改良住宅って用途があるんですよね、たしか。その用途を終えた物件ってどうするんですか。それについてお答え願えますか。 189: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 190: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  私、先ほど改良住宅の空き家について38戸ありますというお答えをさせていただきましたけども、この空き家につきましては、今後も空き家の発生も考える中、やはり余り手を加えずに使える状態のストックも多くありまして、これを有効活用するためにも地元の方々とも協議を進めて、公募等も含めて活用を図るように現在検討を進めているところであります。  以上です。 191: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 192: ◯15番(廣井一隆君) はい、ありがとうございます。  現在検討を進めておられると。具体的な具体策と、その辺をちょっと教えていただいてよろしいですか。 193: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 194: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) 今、廣井議員さんの具体的なことということの点については、まだ今地元ともいろいろ協議をせなあかんですので、ちょっと具体的なことについては、今お答えできかねる状況でございます。  以上です。 195: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 196: ◯15番(廣井一隆君) 僕の今回この質問というのは何なんやろうと。これね、僕、広島の大災害があったじゃないですか。広島でね、こうやってこう災害が起こったときに、部長が今おっしゃった、あんまり手を加えんでも入れる住宅があると。そしたら広島市のほうの災害で、プライベートもなく、困っている人がおるよというときに、市のほうで手を挙げて何人か来ませんかという考えがあるのか、ないのかって聞きたかったんですよ。それについてちょっとお答え願っていいですかね。 197: ◯副議長(たけだやすひこ君) 西田政策審議監。             (説明員 西田喜一郎君 登壇) 198: ◯政策審議監(西田喜一郎君) 廣井議員さんのご質問にお答えいたします。  確かに今テレビでも報道されております。広島市で大変な災害があったということで、もともと余り建てるべきところにないところに家を建てたということが原因であるかのように思いますけれども、それで被害を受けられて、たくさん困っておる方がおられるということは承知しております。また、今おっしゃるように、今、中尾部長が答えましたように改良住宅、確かに空きが38戸ございまして、我々もその住宅の空きということについては心得ております。また、ちょっと手を加えるだけでできるということでございます。  ただ、その中で、広島の方を受け入れる予定があるのかどうか。受け入れするつもりあるのかどうかということでございます。  そのことにつきましては、我々としましても、やはり相手さんのほうからお願いするということがございましたら当然受けます。また国交省、県を通じて、そういうような要請があれば受けていくことはやぶさかではございませんけれども、我々が自発的に手を挙げて、どうぞ来てくださいということができるかどうかということになりますと、やはり広島という地理的なことを考えますと、やっぱり広島県、また近隣の市町村等もございます。そちらのほうが、まず手を挙げるのではないかなと思います。また我々としましても、十津川村初め水害があったときに、そういう方をどうするのかということもございました。それが発端となって消防の広域化も始まったと思っておりますので、我々、来られる方を拒むつもりはございませんけれども、先ほど申しましたように、国、県等を通じて、何とかしてくれということであれば、我々も喜んでお手伝いするつもりでございます。  以上でございます。 199: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 200: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。  ちょっとお聞きしたいんですが。例えば日本には47都道府県ありまして、813の市があると。それは日本の国民ですから、考え方としては兄弟ですよね。兄弟が風邪引きましたと、助けたるんちゃうんかなと。きょう住宅の話の中で、白橿の地域の話が出ました。白橿の今一戸建てのほうって結構建て替えが進んでるんですよ。僕ね、こういやらしいもんですから話を聞きに行くわけですよね。「おっちゃん、どっから来たん?」って。結構、まあ言葉悪いですよ。大淀であるとか、五條であるとか、十津川であるとか、そういうところから、こっちに来はると。そこって何というたら、もう既に過疎化が始まってる、もしくは限界集落と言われるところから、こっちに出てきてるわけじゃないですか。せっかく大きな顔をして来ませんかと言えるタイミングがあって、もちろん来てもらえたから、すぐに仕事があるとかじゃないんですけど、もしかしたら定住してもらえるかもしれない相手じゃないですか。東日本大震災、これは遠い、これは遠いやろうと、ちょっとさすがに。でも広島って新幹線でそんなんすぐですよ。それだったら、やっぱり来ていただいたほうがいいんじゃないかなって思うんですよ。  その中でね、例えば協定を結んでるとか、結んでないとか、そういうのがあって、できないのか。それとも、これは今のは情の話ですよね、人間としての。情の話ですよね。情として手を挙げることをしないのか。それは国や県から要請があるからって、要請がなかったって、あるよって手挙げて1戸でも来てくれる、もしくは2戸来てくれるで全然違ってくるん違うのかなって僕は思うわけですよ。で、こういう質問になってるんですね。  ちょっと危機管理監に聞きたいんですけど、災害協定がなかったら助けに行くことはできないんですか。そのできるか、できないかをお答え願います。 201: ◯副議長(たけだやすひこ君) 西村危機管理監。              (説明員 西村良輝君 登壇) 202: ◯危機管理監(西村良輝君) できるか、できないかということであれば、端的にお答えしたら、できるとは思います。それだけでよろしいですか。(廣井君、首肯する) 203: ◯副議長(たけだやすひこ君) はい、廣井君。 204: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。  できるということで、それはもう情の部分ですよね。本当にできるかどうかというのは、また別の話なんですけど、情の部分としてできるんであるならば考えていただきたいなと。  それとですね、あと、ちょっとずっとこれ、ほかの先輩議員、もしくはうちの橿原未来の代表である宇佐美も聞いたんですが、例えば市営住宅の場合は公募されてると、公募されていると。これは毎年どれぐらい公募されているのかなと。164、まあ改良住宅は別の問題ですから、ちょっと数に入れないとして、164の空き家があってどれぐらい公募されるのか、教えていただいてよろしいですか。 205: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 206: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  毎年どのぐらいの件数が公募されておるのかということについては、毎年5件程度であります。以上です。  ちょっと年によって若干違いますけども、大体5件前後だと思います。 207: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 208: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。5件が多いのか、少ないのか、それはちょっと僕にはわかりかねるんですが。  会計管理者にお聞きします。164戸、これを負債と見るか、資産と見るか、どちらですか。お答え願えますか。 209: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣田会計管理者。              (説明員 廣田和彦君 登壇) 210: ◯会計管理者兼検査技監(廣田和彦君) ただいまの廣井議員さんのご質問でございますが、資産というふうにとっております。  以上でございます。 211: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 212: ◯15番(廣井一隆君) 資産であると。毎年、うちの代表である宇佐美が先ほど聞きました。1戸4万円と考えて7,000万、マイナス7,000万の出る資産であると、そのように考えてはると、それでよろしいですね。結構です。
     ということであるならば、例えば5戸出すのについて、どれぐらい費用をかけて出しているのか、ちょっとお教え願えますか。 213: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 214: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問のお答えさせていただきます。  ちょっとその資料、今手元に持ち合わせておりませんので、しばしちょっと時間をいただけますか。(「はい、結構です」と廣井君呼ぶ) 215: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 216: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。  5戸出すのにどれぐらいかかるのかというのは、もうそこまで重要じゃないんでね、別に心配しなくて結構です。  ただね、マイナス7,000万の資産だとおっしゃった。これ普通に考えたら負債ですよ。僕、それを置いとくんやったら、うちの代表が言うたみたいに、あっちこっちのを借り上げてやったほうが、僕はええんじゃないかなと。できる、できないは別ですよ。ただマイナス7,000万、うちの代表も言うてました、ばらまくのと一緒やないかって。  市営住宅の場所が余りにも固まっていますよって、それってよろしくないですよねって。ばらけさせましょうよって。そういうことなんですよね。うちの代表が言ってるのも、僕が言ってるのも。これについては、そういう考え方で一つまた要望として出しておきますので考えてください。  そして、また予算的に5件しかないということの中でね、前回、東日本大震災、そのときに橿原市としてどれぐらい受け入れできるというので手を挙げられたのかなと。挙げてるか、挙げてないかで結構です。お答えください。 217: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 218: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  当時、国の要請もありまして、橿原市としては1戸の住宅を確保しているというお答えをさせていただきました。  以上です。 219: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 220: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。  災害が起こったときに受け入れするというのは、まあまあ、戸数云々は別として、そういう気持ちがあるということですので、とりあえず奈良県から通じて、例えば県であるとか、市であるとかも通じてだけじゃなくて、出せるんであるならば5戸と言わずね、もう10戸でも15戸でも。だって今困ってる人はね、雨がしのげて、風が防げて、プライベートがあれば、やはりそれだけで変わってくるわけですよ。例えば畳が焼けてるとか、壁がめくれてるとか、そういうことはあんまり言わないはずなんですよね。ですから最低限の手続きで、最低限の補修でいけるんであるならば、少しでもマイナス7,000万の負債を減らす意味でもやっていただけたらなという思いで質問させていただいております。  最後にね、この市営住宅の問題、住宅の問題なんですけども、災害の受け入れについて対応可能な数、1戸か10戸か20戸か、それはわからないですけど、どれぐらい普段から準備されているのか。まあ今回ですね、今回準備ができるのか。ちょっとお答え願っていいですか。 221: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 222: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えいたします。  災害時の受け入れの住宅として今どのぐらい準備しているのかと、こういうご質問の趣旨かと承っております。  正直に言いまして、空き家であったとしても何らかの形で手を加えなければならないのは、これは事実でございます。今だから、災害時のときに受け入れの戸数が幾らかと、いわゆる具体的な数字については、正直言いまして、ちょっとそれは把握しておりません。  先ほどちょっとご質問にお答えできかねましたけども、年間の公営住宅の維持管理が2,200万という中で、現在いろんな維持修繕に努めております。そういう中で現在公営住宅の活用に努めておる現状でございます。  以上、お答えさせていただきます。 223: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。(「全部ですか?全部」と呼ぶ者あり) 224: ◯15番(廣井一隆君) もう1回、質問に答えますか。5戸じゃなくて、全部で2,200万という答えを言いますか。(「はい、全部」と呼ぶ者あり)  言うたほうがいいですね。はい、もう1回言ってください。 225: ◯副議長(たけだやすひこ君) 中尾部長。              (説明員 中尾至宏君 登壇) 226: ◯まちづくり部長(中尾至宏君) ただいまの廣井議員さんのご質問にお答えいたします。  私、先ほどの修繕費用の中で、これは全体としての額でありまして、おおむね、それはその住戸によっていろんなケースがあります。ですから一概に幾らとはちょっと言い切れない部分があるんですけども、1戸につきまして約100万前後の費用がかかっておるということは事実でございます。  以上、お答えさせていただきます。 227: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 228: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございます。  最後に市長に質問したいと思います。マイナス7,000万、また修繕費2,200万で約1億円かかるデッドストック、そして危機管理監の個人的な意見だと思いますが、そういうときに手を挙げる余裕はあるとお聞きしております。その上で市長は、橿原市、明日香村もそうなんですけど、いにしえの都があったところは、やはり防災に対して強いと思います。  その上で最後にお聞きします。市長はどのようにお考えなんですか。 229: ◯副議長(たけだやすひこ君) 市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 230: ◯市長(森下 豊君) 15番、廣井議員の質問にお答えをいたします。  まず、手を挙げるかと言いますと、挙げません。これはやっぱりよくご理解をいただきたいと思います。我々のこの、まあ業界とは言いませんけれども、国があって、47都道府県があって、それから1,800の市町村があると。この並びは単なる並びではありません。いろんなものがつながっている並びでございます。その中で1人手を挙げたからどうこうというような、そういうふうな弱い並びではございません。しっかりといろいろな意味で応援協定も含めましてですけども、手順がございます。その手順はしっかり勉強して把握してください。それを私がここで言うのは、もうこれでやめておきます。  以上です。 231: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 232: ◯15番(廣井一隆君) ありがとうございました。もう一度勉強して再アタックさせていただきます。  それでは橿原市の秋のイベントについて質問させていただきます。  橿原市で今度飛鳥リレーマラソンというのをやっていただくというお話しを聞きしております。まあ前回、婚活、婚活と、うるさいことを言いました。その中でどれだけそれが響いたのかわかりませんが、やっていただけると。  ただ、これは僕の考え方がどうかと思うんですけども、同じ日に健康フェスタというのをやるんですよね。じゃあイベントがこう重なると。それって、まあ同じ日に重なって別のイベントするというのはどうかなって。それだったら同じ場所でやるべきなんじゃないのかなと。もしくは日にちを分ける、イベントを分ける。全然イベントすることに対して、僕は反対じゃないので構わないんですけども、これは要望ですよね。普通にやるならば、せめて日を合わすんやったら、同じ場所でやるようにせえへんかったら、どうかなって僕は思うんで、これは要望なんです。  僕は今、秋のイベントの中で、今からちょっと質問の中に入れていきたいんですけども、橿原市の観光かな、旅館業協会さんから質問状が届いたと思います。その要旨は私たち議員も見せていただきました。その中で「共存共栄したい」と、その内容は事実入っております。今持ってきてたんですけども、ちょっと今置いてきてしまったんですけども、そこに線を引いてあるんですよね。「共存共栄を求めて」という一言がやっぱり入ってるんですよ。やはりホテル業界さんも、少なくとも最初から敵対するよという話じゃないと、僕は思うんですね。  その中で、今ホテルがない状態でね、じゃあホテル業界さんとどんだけ連携できるんやと。僕、何で「秋のイベント」って言うかというと、秋のイベントって結構星が見れたりとか、お月様が見れたりとかって、夜できるイベントが多いですよね。その具体的な方法としてね、回答の中に宿泊施設の広報に対して補助しますとか、橿原商工と協働で営業活動しますと言うてるんやから、まずホテルがない状態でどんだけ協力していけるのか。ちょっとそこら辺をお答え願えませんか。 233: ◯副議長(たけだやすひこ君) 杉田総合政策部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 234: ◯総合政策部長(杉田幸司君) 15番、廣井議員のご質問にお答えさせていただきます。  議員お述べのように6月20日付で要望書をいただいておりまして、それに対して回答いたしております。その中でいろいろな計画をお示しさせていただいております。その中で、可能な範囲で速やかに対応できるものは対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 235: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 236: ◯15番(廣井一隆君) 前にね、橿原市って藤原京で夜のイベントをやってたと思うんですけども、この回答の中に、中和地区の著名な観光資源、観光施設の関係を深めると。明日香村で万灯会をやってたんですよ、この間ね。そういうのと今橿原市のホテルさんとで、やっぱり連携をとっていただいてイベント組むとか、そういうふうな仲介というのはやれないものなんですかね。ちょっとお答え願っていいですか。 237: ◯副議長(たけだやすひこ君) 杉田部長。              (説明員 杉田幸司君 登壇) 238: ◯総合政策部長(杉田幸司君) 実際、今後ちょっと確認させていただいて、可能であれば仲介ということもやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 239: ◯副議長(たけだやすひこ君) 廣井君。 240: ◯15番(廣井一隆君) 仲介という言葉が正しいかどうかわからないんですけどね、付加価値の高い旅行ツアーの企画を旅行会社等に提案してもらえると書いてあるんですよね。ですから、やっぱりそういうこともやっていってもらいたい。せっかくホテル、まあ来年3月までに建つか、建たないかわからないんですけども、建てる方向性でやってるんであるならば、少なくとも相手側から共存共栄を図るための宿泊事業の向上の方策を見せくれてと言われているんやから、今ホテルがない段階でやっていく、先手必勝ですよね、何でも。やっぱりそういうやり方でやってもらえたらいいなって、僕は思って、これを要望にかえて質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。            (15番 廣井一隆君 自席へ戻る) 241: ◯副議長(たけだやすひこ君) 以上で一般質問を終わります。  お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明日9月19日から23日まで休会とし、9月24日午前10時に再開したいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 242: ◯副議長(たけだやすひこ君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、9月24日午前10時に再開することに決しました。改めて再開通知はいたしませんからご了承願います。  それではこれにて散会します。どうもご苦労さまでございました。                午後2時50分 散会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...