雲仙市議会 > 2017-08-31 >
08月31日-01号

ツイート シェア
  1. 雲仙市議会 2017-08-31
    08月31日-01号


    取得元: 雲仙市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    平成 29年 第3回定例会(9月)出席議員(21名)    1番  渡 辺  勝 美  君       2番  中 村  好 治  君    3番  佐 藤  義 隆  君       4番  林 田  哲 幸  君    5番  坂 本  弘 樹  君       6番  酒 井  恭 二  君    7番  平 野  利 和  君       8番  浦 川  康 二  君    9番  大久保  信 一  君      10番  深 堀  善 彰  君   11番  上 田    篤  君      12番  町 田  康 則  君   13番  松 尾  文 昭  君      14番  森 山  繁 一  君   15番  前 川    治  君      16番  小 畑  吉 時  君   17番  元 村  康 一  君      18番  井 上  武 久  君   19番  小 田  孝 明  君      20番  町 田    誠  君   21番  大久保  正 美  君                     欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定に基づく出席者       市長             金 澤 秀三郎 君       副市長            酒 井 利 和 君       教育長            山 野 義 一 君       総務部長           岸 川   孝 君       健康福祉部長兼福祉事務所長  長 田 幸 男 君       市民生活部長         山 本 一 也 君       産業部長           秋 山 勝 也 君       建設部長           松 本 幸 雄 君       教育次長           坂 本 英 知 君       地域振興部長         松 田   究 君       環境水道部長         広 瀬 章 文 君       農委事務局長         江 口 秀 司 君       代表監査委員         山 田 義 雄 君       会計管理者          村 山 岩 穂 君       監査事務局長         尾 上 美 徳 君       総合窓口課長         東   裕 実 君       契約検査課長         竹 田 義 則 君       財政課長           本 多 正 剛 君       観光物産課長         伊 東 啓 行 君       総務課長           小 松   仁 君       税務課長           冨 永 公 明 君議会事務局       局長             関     剛 君       次長             大 津 善 信 君       課長補佐           芦 塚 清 隆 君       参事補            稲 本 千亜紀 君       主査             宮 﨑 幸 平 君平成29年8月31日(木)議事日程議事日程 第1号┌────┬───────┬──────────────────────┬──────┐│日程番号│議案番号   │件          名          │備  考  │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│1   │       │会議録署名議員の指名            │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│2   │       │会期の決定                 │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│3   │       │議長報告                  │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│4   │       │市長報告                  │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│5   │報告第4号  │平成28年度雲仙市決算に係る健全化判断比  │総務部   ││    │       │率及び資金不足比率の報告について      │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│6   │報告第5号  │専決処分した事件の報告について(損害賠償  │総務部   ││    │       │の額の決定及び和解)            │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│7   │報告第6号  │専決処分した事件の報告について(損害賠償  │環境水道部 ││    │       │の額の決定及び和解)            │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│8   │報告第7号  │専決処分した事件の報告について(損害賠償  │産業部   ││    │       │の額の決定及び和解)            │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│9   │議案第103号│雲仙市農業委員会の委員及び農地利用最適化  │農業委員会 ││    │       │推進委員の定数を定める条例の制定について  │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│10  │議案第104号│雲仙市吾妻ふるさとふれあい館の設置及び管  │産業部   ││    │       │理に関する条例の一部を改正する条例について │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│11  │議案第105号│雲仙市立小・中学校設置条例の一部を改正す  │教育委員会 ││    │       │る条例について               │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│12  │議案第106号│雲仙市教職員住宅条例を廃止する条例について │教育委員会 │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│13  │議案第107号│平成29年度雲仙市一般会計補正予算(第2  │総務部   ││    │       │号)案について               │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│14  │認定第1号  │平成28年度雲仙市一般会計歳入歳出決算認  │総務部   ││    │       │定について                 │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│15  │認定第2号  │平成28年度雲仙市国民健康保険特別会計歳  │地域振興部 ││    │       │入歳出決算認定について           │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│16  │認定第3号  │平成28年度雲仙市後期高齢者医療特別会計  │地域振興部 ││    │       │歳入歳出決算認定について          │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│17  │認定第4号  │平成28年度雲仙市簡易水道事業特別会計歳  │環境水道部 ││    │       │入歳出決算認定について           │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│18  │認定第5号  │平成28年度雲仙市下水道事業特別会計歳入  │環境水道部 ││    │       │歳出決算認定について            │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│19  │認定第6号  │平成28年度雲仙市国民宿舎事業特別会計歳  │産業部   ││    │       │入歳出決算認定について           │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│20  │認定第7号  │平成28年度雲仙市温泉浴場事業特別会計歳  │環境水道部 ││    │       │入歳出決算認定について           │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│21  │認定第8号  │平成28年度雲仙市水道事業会計決算認定に  │環境水道部 ││    │       │ついて                   │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│22  │認定第9号  │平成28年度南高北部環境衛生組合一般会計  │環境水道部 ││    │       │歳入歳出決算認定について          │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│23  │議案第108号│雲仙市固定資産評価審査委員会委員の選任に  │市民生活部 ││    │       │ついて                   │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│24  │議案第109号│雲仙市固定資産評価審査委員会委員の選任に  │市民生活部 ││    │       │ついて                   │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│25  │議案第110号│雲仙市固定資産評価審査委員会委員の選任に  │市民生活部 ││    │       │ついて                   │      │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│26  │諮問第3号  │人権擁護委員候補者の推薦について      │地域振興部 │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│27  │諮問第4号  │人権擁護委員候補者の推薦について      │地域振興部 │├────┼───────┼──────────────────────┼──────┤│28  │諮問第5号  │人権擁護委員候補者の推薦について      │地域振興部 │└────┴───────┴──────────────────────┴──────┘=午前10時00分 開会= ○議長(大久保正美君) おはようございます。これより平成29年度第3回雲仙市議会定例会を開会します。 議事日程第1号により、本日の会議を開きます。─────────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(大久保正美君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、2番、中村好治議員、3番、佐藤義隆議員を指名します。 なお、会議録署名議員が会議に欠席した際の予備署名議員には、4番、林田哲幸議員、5番、坂本弘樹議員を指名します。─────────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(大久保正美君) 日程第2、会期の決定を行います。 本定例会の会期は、本日より9月28日までの29日間とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、本定例会の会期は、本日より9月28日までの29日間とすることに決定しました。 なお、会期中の日程は、お手元に配付しております会期日程のとおりです。─────────────── △日程第3.議長報告 ○議長(大久保正美君) 日程第3、議長報告を行います。 報告事項については、お手元に配付のとおりです。監査委員から、平成29年4月分から6月分までの例月現金出納検査結果報告書が提出されましたので、その写しを添付しております。 次に、8月22日までに受理しました請願・陳情等は、請願・陳情の付託報告のとおり、請願2件と陳情1件となっております。 請願第3号は文教厚生常任委員会に、請願第4号は総務常任委員会に付託します。 次に、陳情第1号については総務常任委員会に送付します。 次に、別紙の委員会派遣報告のとおり委員を派遣しましたので報告します。 次に、長崎県市議会議長会行政視察に出席しましたので、その概要について報告します。 次に、長崎県市議会議長会臨時総会及び長崎県市議会議長会議員研修に出席しましたので、その概要について報告します。 次に、要望活動について、3件について報告します。 次に、議長、副議長並びに関係議員が出席しました諸事業、会議は、別紙、議会関係一般報告のとおりであります。 以上、議長報告を終わります。─────────────── △日程第4.市長報告 ○議長(大久保正美君) 日程第4、市長報告について、市長より申し出があっておりますので、これを受けることにします。金澤市長。 ◎市長(金澤秀三郎君) おはようございます。報告に先立ちまして、7月5日からの九州北部における断続的な大雨により発生しました平成29年7月九州北部豪雨により被災されました皆様に対しまして、心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げます。被災地の一日も早い復興を、衷心より御祈念申し上げます。 それでは、先の第2回定例会閉会後の市政の主な動きについて御報告申し上げます。 ジュニアスポーツの活躍について。 7月21日から23日にかけて開催された「第34回全国少年少女レスリング選手権大会」において出場された土黒小学校4年の内野結心さんが、準優勝というすばらしい成績をおさめられました。 また、7月22日から24日にかけて開催された「第19回西日本小学生ソフトボール大会」において出場された国見少年ソフトボールクラブが、見事優勝というすばらしい成績をおさめられました。 心からお祝い申し上げますとともに、皆様方の今後ますますの御活躍を期待いたしております。 中学校総合体育大会の結果について。 7月22日から24日にかけて開催された「長崎県中学校総合体育大会」において、市内中学校を代表する生徒の皆さんが11競技に出場されました。 団体種目では、愛野中学校の卓球女子が見事優勝を果たされ、また南串中学校のバレーボール男子が準優勝という成績をおさめられました。 個人種目では、陸上競技において、国見中学校の伊達美祈さんが、共通女子走り高跳びで見事優勝を果たされ、国見中学校の伊達悠翔さんが共通男子棒高跳びで、また国見中学校の稲本喬弘さんが共通男子砲丸投げで、ともに第2位という成績をおさめられました。 また、柔道競技において、南串中学校の渡部ふうらさんが女子70kg級で、また愛野中学校の羽二生桃花さんが女子70kg超級で、ともに第2位という成績をおさめられました。 8月初旬に行われた九州大会では、陸上競技共通女子走り高跳びで伊達美祈さんが準優勝というすばらしい成績をおさめられました。 なお、陸上競技において全国大会参加標準記録を突破された共通女子走り高跳びの伊達美祈さん、女子100mハードルの国見中学校、高澤真珠さんは、8月19日から22日にかけて開催された全国大会にも出場されました。 若年者ものづくり競技大会について。 7月31日から8月4日にかけて開催された「第12回若年者ものづくり競技大会 旋盤部門」において、小浜町の島原工業高等学校3年生の本多優介さんが銅賞を受賞されました。昨年も、フライス盤部門において金賞を受賞されており、2大会連続の入賞となります。この受賞は、本多さんの日ごろからのたゆまぬ努力で技術を磨かれてこられた成果であり、心からお祝い申し上げますとともに、今後ますますの御活躍を期待いたしております。 小浜中学校吹奏楽部九州大会出場について。 8月19日に開催された「第62回九州吹奏楽コンクール」中学生の部において、長崎県代表として出場した小浜中学校吹奏楽部の皆さんが銀賞を受賞されました。心からお祝い申し上げますとともに、皆様方の今後ますますの御活躍を期待いたしております。 続きまして、主な市政の取り組み等について、第2次雲仙市総合計画の基本方針に基づき、報告させていただきます。 基本方針1「暮らしと安心」の分野について。 子育て支援につきましては、7月3日から、安心して子育てができる支援体制を確立することを目的として、産後間もない母子への心身のケアや育児サポートを行う産後ケア事業を開始いたしました。 また、地域福祉の取り組みにつきましては、8月10日から市の他、社会福祉協議会、地域包括支援センター、警察署などの関係機関で組織された「雲仙市高齢者等SOSオレンジネットワーク」の運用を開始いたしました。 この取り組みは、認知症等により、外出したまま家に戻れなくなるおそれがあり、見守りが必要な方の情報を、御家族の希望により事前登録し、早期発見に役立てることを目的としております。今後も、市民の皆様が安心して暮らせる福祉のまちづくりを進めてまいります。 基本方針2「産業と交流」の分野について。 中山間地域における農業所得の向上に向けた取り組みにつきましては、8月21日、中山間地域の農家支援を担当する地域おこし協力隊員として、林田祐架里さんが着任いたしました。隊員となった林田さんには、これまでの経験と豊かな感性を生かした企画及び情報発信を行っていただき、中山間地域の活性化が図られるよう期待するものでございます。 国内交流の推進につきましては、7月28日、これまで島原の乱以降の歴史的情勢を踏まえ、交流を続けてまいりました香川県土庄町と友好交流協定を締結いたしました。今後も歴史や文化の継承を続け、交流発展につなげてまいります。 また、国際交流につきましては、7月24日から27日にかけて、韓国求礼郡から12名の中学生を雲仙市に迎え入れ、8月1日から5日にかけては、雲仙市の中学生12名が求礼郡を訪問し、体験型活動や学校訪問、施設見学、合同合宿等を行い、相互交流を深めました。交流を行った皆様が海外での貴重な経験や交流を通して、将来、国際感覚を備えた地域のリーダーとして育ってくれることを期待いたしております。 観光の振興に資する島原半島ジオパークにつきましては、7月3日から5日にかけて、島原半島ユネスコ世界ジオパーク再認定の審査が行われました。審査結果につきましては、来年の初めごろまでに島原半島ジオパーク協議会へ通知されると伺っておりますが、今後もジオパークの活動を通して、島原半島の持続可能な発展に向けた取り組みを進めてまいります。 また、これまで島原半島活性化会議において議論されておりました島原半島が一体となった観光振興に取り組む体制づくりについて、7月7日、島原半島観光一本化協議会の設立総会が行われました。 今後は、選任されました楠田喜熊会長を中心として、議論をさらに加速し、平成30年度からの新たな体制構築に向けて調整を進めてまいります。 さらに、8月16日から18日にかけて、島原半島3市の市長、議長及び観光関係団体の方々と香港を訪問し、島原半島観光大使であるEGLツアーズの袁社長へ、大使就任のお礼と、今後のさらなる香港からの送客をお願いしてまいりました。 また、島原半島ユネスコ世界ジオパークと姉妹協定を締結している香港ユネスコ世界ジオパークを視察し、それぞれの取り組みについての情報交換を行いました。今後も島原半島が一体となった観光振興に取り組んでまいります。 基本方針4「人財と郷土」の分野について。 ラジオ体操の推進につきましては、7月21日、「市民ラジオ体操会」を市内7会場にて一斉に開催いたしました。当日は、早朝にも関わらず、多数の方にお集まりいただきました。今後もラジオ体操を通じた運動の日常化の推進を図ってまいります。 スポーツの振興につきましては、7月28日の総合開会式を皮切りに、8月27日まで「第12回雲仙市民スポーツ大会」が開催され、全19競技で熱戦が繰り広げられました。 総合開会式では、本市のスポーツ振興に貢献された5名の社会体育功労者の他、スポーツ優秀選手として21名、スポーツ優秀団体として7団体が表彰を受けられました。表彰された皆様方に対し、心からお祝いを申し上げますとともに、今後ますますの御活躍をお祈り申し上げます。 学校給食の取り組みにつきましては、本日8月31日をもって、吾妻愛野学校給食センターを廃止し、国見学校給食センター南部学校給食センターの2つの給食センターによる運営に移行いたします。今後も、児童生徒にとりまして、安全安心な学校給食が実施できますよう、学校給食施設の運営に万全を期してまいります。 青少年の健全育成の推進につきましては、8月1日から8日にかけて、天正遣欧少年使節ゆかりの地首長会議海外派遣事業へ、市内中学生2名が参加し、天正遣欧少年使節の足跡をたどる歴史学習や異文化交流を目的にポルトガルを訪問いたしました。異国の文化や伝統、生活様式に触れるなど、かけがえのない貴重な経験を通して、将来、国際感覚を備えた地域のリーダーとして育ってくれることを期待いたしております。 基本方針5「協働と戦略」の分野について。 地域づくりの取り組みにつきましては、8月に入り、各地域で夏祭り等のイベントが盛大に開催され、私も御案内をいただき、参加させていただきました。このようなイベントは、地域の皆様の交流と地域の活性化が図られ、さらには次世代を担う子どもたちの郷土愛を育み、地域のよき文化が引き継がれていく機会でもあります。主催者の皆様の運営に対する御尽力に対し、心から敬意を表するとともに感謝申し上げます。 市政の確実な発展に向け、8月4日、市議会から大久保議長を初め、議員の皆様とともに生活基盤の整備、安心・安全なまちづくり、産業の振興等に関する施策など12項目をまとめた「長崎県への施策に関する要望・提案書」を中村知事へ提出いたしました。 今後も、市民の皆様が安心して幸せに暮らせるまちづくりに努めてまいりたいと存じますので、引き続き議員皆様の御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。─────────────── △日程第5.報告第4号 △日程第6.報告第5号 △日程第7.報告第6号 △日程第8.報告第7号 △日程第9.議案第103号 △日程第10.議案第104号 △日程第11.議案第105号 △日程第12.議案第106号
    △日程第13.議案第107号 △日程第14.認定第1号 △日程第15.認定第2号 △日程第16.認定第3号 △日程第17.認定第4号 △日程第18.認定第5号 △日程第19.認定第6号 △日程第20.認定第7号 △日程第21.認定第8号 △日程第22.認定第9号 △日程第23.議案第108号 △日程第24.議案第109号 △日程第25.議案第110号 △日程第26.諮問第3号 △日程第27.諮問第4号 △日程第28.諮問第5号 ○議長(大久保正美君) 日程第5、報告第4号平成28年度雲仙市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてから、日程第28、諮問第5号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの24議案を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。金澤市長。 ◎市長(金澤秀三郎君) 提案理由を申し上げます。 まず最初に、私から今回審議をお願いいたしております案件について、概略を申し上げます。 今回お願いいたしておりますのは、報告が4件、条例が4件、平成29年度補正予算が1件、平成28年度決算認定が9件、人事案件が6件、以上、合計24の案件につきまして御提案申し上げます。 詳細につきましては、それぞれ担当から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 報告第4号平成28年度雲仙市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告について及び報告第5号専決処分した事件の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)の2件について説明を求めます。岸川総務部長。 ◎総務部長(岸川孝君) 議案集の1ページをお開きください。報告第4号平成28年度雲仙市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、健全化判断比率及び資金不足比率について、監査委員の意見をつけて別紙のとおり議会に報告するものでございます。 それでは、内容につきまして御説明申し上げますので、2ページをお開きください。 まず上の表、健全化判断比率でございます。表中2段書きしておりますが、上段に雲仙市の比率を、下段には財政健全化計画の策定等が義務づけられる基準となる早期健全化基準を括弧書きで記載しております。 雲仙市の各比率でございますが、実質赤字比率、連結実質赤字比率及び将来負担比率につきましては、ハイフンを記載しておりますが、これは備考1及び2に記載しておりますとおり、赤字額がない場合、また比率がマイナスの場合はハイフンを記載をするということになっておりますので、3つの比率については、なしでございます。 次に、3列目の実質公債費比率につきましては3.3%となっており、先程の3つの比率を含めた4つの比率全てについて、早期健全化基準を下回っているということになります。 次に、下の表、資金不足比率でございます。水道事業会計から温泉浴場事業特別会計までの5会計全てにおいて資金不足額はありませんので、資金不足比率は全てなしでございます。 なお、各会計の備考欄に、経営健全化計画の策定等が義務づけられる基準となります経営健全化基準を括弧書きで記載しております。 以上で、報告を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の3ページをお開きください。報告第5号専決処分した事件の報告について御説明申し上げます。 本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、損害賠償の額の決定及び和解について、別紙のとおり専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 それでは、4ページをお開きください。事故の概要でございますが、平成29年3月23日午後3時19分ごろ、契約検査課所属の職員が公用車で国道57号を千々石方面に向かって雨天時に走行中、カーブの手前で運転操作を誤り、反対車線側フェンスに衝突し、事故となったものでございます。 結果、当該フェンスの一部に損害を与えたため、物損事故として取り扱われましたが、過失割合につきましては、双方の保険会社の専門官が精査し、相手方が0割、市が10割と定められ、市の保険会社の査定により、相手方の全損害金額は12万7,900円と認定されたことから、その10割に当たる12万7,900円が本件の損害賠償の額となり、相手との示談の協議が整いましたので、平成29年6月16日に損害賠償額の決定及び和解についての専決処分を行い、後日、示談を行いました。 以上で、報告を終わらせていただきます。 ○議長(大久保正美君) 次に、報告第6号専決処分した事件の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)について説明を求めます。広瀬環境水道部長。 ◎環境水道部長(広瀬章文君) 議案集の5ページをお開きください。報告第6号専決処分した事件の報告について御説明申し上げます。 本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、損害賠償の額の決定及び和解について、別紙のとおり専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 それでは、6ページをお開きください。事故の概要でございますが、平成29年5月10日午後3時20分ごろ、水道課所属の職員が公用車で市道千々石釜岳線において、県道千々石少年自然の家方面から走行してきた相手方車両と衝突したもので、公用車を運転する職員がバックでUターンを行おうとする際、後方確認を怠ったため、相手方車両後部左側ドアに損傷を与えたものでございます。幸い、双方とも乗員にけがはなかったため、物損事故として取り扱われました。 過失割合につきましては、双方の保険会社の専門官が精査し、相手方が1割、市が9割と定められ、市の保険会社の査定により、相手方の全損害金額が36万770円と認定されたことから、その9割に当たる32万4,693円が本件の損害賠償の額となり、相手方との示談の協議が整いましたので、平成29年6月30日に損害賠償額の決定及び和解について、専決処分を行い、後日、示談を行いました。 以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(大久保正美君) 次に、報告第7号専決処分した事件の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)についてを説明を求めます。秋山産業部長。 ◎産業部長(秋山勝也君) 議案集の7ページをお開きください。報告第7号専決処分した事件の報告について御説明申し上げます。 本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、損害賠償の額の決定及び和解について、別紙のとおり専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 それでは、8ページをお開きください。事故の概要でございますが、平成29年7月7日午後3時33分ごろ、農漁村整備課所属の職員が公用車で国道57号の愛野展望台付近を吾妻方面に向かって走行中、信号待ちのため停止していた相手方車両に衝突し、事故となったものでございます。 走行中、減速はしていたものの、前方不注意によりブレーキが間に合わず、相手方車両の後部バンパーを損傷いたしましたが、幸い、双方とも乗員にけがはなかったため、物損事故として取り扱われましたが、過失割合につきましては、双方の保険会社の専門官が精査し、相手方が0割、市側が10割と定められ、市の保険会社の査定により、相手方の全損害金額が22万5千円と認定されたことから、その10割に当たる22万5千円を本件の損害賠償の額とし、相手方との示談の協議が整いましたので、平成29年8月7日に損害賠償額の決定及び和解についての専決処分を行い、後日、示談を行いました。 以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(大久保正美君) 次に、議案第103号雲仙市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定についての説明を求めます。江口農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(江口秀司君) 議案集の9ページをお開きください。議案第103号雲仙市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、所要の整備を図るため、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例を制定することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 それでは、条例の主な内容について御説明いたしますので、10ページをお開きください。第1条は、この条例の趣旨について定めるものでございます。 次に、第2条において、農業委員会の委員の定数を19名と、第3条において、農地利用最適化推進委員の定数を29名と定めようとするものでございます。 なお、本条例は、附則第1項において定めるところにより、平成30年8月1日から施行しようとするものでございます。 また、あわせて附則第2項において、雲仙市農業委員会の選挙による委員定数条例及び雲仙市農業委員会農地部会等の委員の定数に関する条例を廃止し、附則第3項において、準備行為において定め、附則第4項において、雲仙市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償条例の一部を改正し、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の報酬について定めようとするものでございます。 以上で、議案第103号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(大久保正美君) 次に、議案第104号雲仙市吾妻ふるさとふれあい館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について説明を求めます。秋山産業部長。 ◎産業部長(秋山勝也君) 議案集の12ページをお開きください。議案第104号雲仙市吾妻ふるさとふれあい館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、農産物等の販売を通じて、生産者と市内外の消費者との交流を促進するため、雲仙市吾妻ふるさとふれあい館の設置及び管理に関する条例の一部を改正することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 なお、条例改正の内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、提出議案参考資料その1の3ページをお開きください。 まず、第2条中に、「農産物等の販売を通じて」を加え、設置目的に、農産物等の販売を通じた生産者と市内外の消費者との交流の促進を規定しようとするものでございます。 次に、第4条につきましては、施設の全部または一部を独占的に使用する許可を改め、農産物等の販売を行おうとするものに対してのみ使用の許可を規定しようとするものでございます。 次に、第5条につきましては、引用条文の項ずれを整理しようとするものでございます。 次に、4ページの第6条につきましては、農産物等の販売を行おうとする者が納付すべき使用料について規定しようとするものでございます。 次に、第13条につきましては、指定管理者の業務について、生産者と消費者との交流促進のための農産物等の販売に関する業務を、第1項第2号に追加するとともに、以降の号ずれを整理しようとするものでございます。 次に、5ページの第14条につきましては、指定管理者が利用料金を自らの収入として収受できるように規定しようとするものでございます。 なお、改正後の条例につきましては、附則において定めるところにより、平成29年10月1日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第104号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 次に、議案第105号雲仙市立小・中学校設置条例の一部を改正する条例について及び議案第106号雲仙市教職員住宅条例を廃止する条例についての2件について説明を求めます。坂本教育次長。 ◎教育次長(坂本英知君) 議案集の14ページをお開きください。議案第105号雲仙市立小・中学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、木指小学校の児童数の現状や木指小学校の保護者及び木指小学校統合検討委員会の意見を踏まえ、雲仙市立木指小学校と小浜小学校を平成30年4月1日から統合し、雲仙市立小浜小学校とするため、雲仙市立小・中学校設置条例の一部を改正することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 15ページをお開きください。条例改正の内容につきましては、別表第1に規定しております雲仙市立小浜小学校と雲仙市立木指小学校を雲仙市立小浜小学校に改めようとするものでございます。 なお、改正後の条例につきましては、附則において定めるところにより、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第105号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の16ページをお開きください。議案第106号雲仙市教職員住宅条例を廃止する条例につきまして御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、雲仙市教職員住宅を用途廃止することに伴い、雲仙市教職員住宅条例を廃止することについて議会の議決を求めようとするものでございます。 17ページをお開きください。廃止条例につきましては、附則において定めるところにより、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第106号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 次に、議案第107号平成29年度雲仙市一般会計補正予算(第2号)案について及び認定第1号平成28年度雲仙市一般会計歳入歳出決算認定についての2件についての説明を求めます。岸川総務部長。 ◎総務部長(岸川孝君) 議案第107号平成29年度雲仙市一般会計補正予算(第2号)案について御説明申し上げます。 議案集では18ページになりますが、歳入歳出の概要につきましては、別冊で配付をいたしております提出議案参考資料(その2)の平成29年度雲仙市補正予算(案)資料(第2回補正)により御説明いたしますので、資料の1ページをお開きください。 今回の補正予算は、一般会計において18億7,684万9千円の追加補正で、補正後の予算額は302億9,541万9千円となり、前年度の同期と比較しますと、率にして0.1%の増となります。 中段の2、今回補正の主な内容でございますが、一般会計で社会保障・税番号制度システム整備事業など、今回補正を行うもののうち、主要な事業5件を記載しております。 また、地方債につきましては、起債対象事業費の追加に伴い、災害復旧事業及び地域総合整備資金貸付事業の2件の追加を行おうとするものでございます。 なお、今回の補正予算は、下段の3、今回補正の留意点に記載いたしておりますとおり、補助金等の内示を受けた事業の他、早期に執行を要する経費及び地方債の繰り上げ償還を行うための経費について計上しようとするものでございます。 2ページをお開きください。補正予算の主な項目のうち、上段の歳入でございますが、まずナンバー1の14款国庫支出金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金368万2千円は、マイナンバーカード等への旧姓併記のための住民基本台帳システム等の改修を行うため、新規計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー2の15款県支出金、荒廃農地等利活用促進対策事業補助金198万8千円及びナンバー3の長崎森林環境税事業補助金234万7千円は、それぞれの事業に対し、県の事業採択の内報を受け、追加計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー4の15款県支出金、インバウンド誘致・おもてなし向上補助金520万円は、外国人観光客の受け入れのための環境整備について、新規計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー5の18款繰入金、財政調整基金繰入金1億3,465万8千円の減額及びナンバー6の19款繰越金、前年度繰越金10億3,113万4千円は、今回の補正予算の調整財源として追加計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー7の21款市債、地域総合整備資金貸付事業債9億6千万円は、地域総合整備財団より資金貸付の決定を受けたことから新規計上しようとするものでございます。 続きまして、下段の歳出について御説明申し上げます。 まず、ナンバー8の2款総務費、社会保障・税番号制度システム整備事業は、ナンバーカード等への旧姓併記のため、住民基本台帳システム及び住民記録システムの改修を行う事業で、368万3千円を新規計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー9の6款農林水産業費、荒廃農地等利活用促進対策事業は、簡易な基盤整備など荒廃農地の発生防止や解消に向けた取り組みについて助成を行う事業で、県の内報を受け、273万1千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー10の6款農林水産業費、長崎森林環境税ふるさとの森林づくりは、間伐材を利用した木質バイオマスの行程において、伐採から集積場までの経費などの生産性を調査する事業で、県の内報を受け、234万7千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー11の7款商工費、地域総合整備資金貸付事業は、地域振興に資する民間活動事業等を支援するため、無利子の資金貸付を行い、活力と魅力ある地域づくりを推進する事業で、地域総合整備財団の資金貸付の決定を受けたことから、歳入で御説明いたしました地域総合整備資金貸付事業債を活用して、資金貸付を行うこととして、9億6千万円を新規計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー12の7款商工費、海外宣伝誘致事業は、6月に県から示されたインバウンド誘致・おもてなし向上補助金により、外国人観光客の受け入れ環境の整備に対する助成を行うため、1,040万円を追加計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー13の10款教育費、準要保護就学援助事業は、国の要保護児童生徒援助費補助金交付要綱の改正により、新入学用品費の対象者に来年度就学予定者の保護者が加えられたことから、準用保護の児童生徒の保護者にも同様の援助を行うため、357万5千円を追加計上しようとするものでございます。 最後にナンバー14の12款公債費、繰り上げ償還元金は、後年度の公債費負担の軽減を図り、将来の財政の弾力性を確保することを目的として、過去に借り入れた地方債の繰り上げ償還を行うため、8億7,044万8千円を新規計上しようとするものでございます。 以上で、議案第107号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の19ページとなります。認定第1号平成28年度雲仙市一般会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 本案は、水道事業会計を除く他の会計も同様でございますが、地方自治法第233条第3項の規定により、別冊で配付いたしておりますとおり、監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものでございます。 それでは、別冊で配付をしております決算書のつづりの監査委員審査意見書の次にとじております主要施策の成果説明書によりまして、平成28年度の決算の概要を御説明いたします。 まず、成果説明書の3ページをお開きください。平成28年度雲仙市決算の概要を記載した一覧表でございます。表の下から3段目に記載しておりますが、平成28年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算額は、歳入総額417億1,833万円、歳出総額401億6,429万4千円となり、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は13億704万円の黒字でございます。 また、表の一番下の前年度決算額に対する増減率は、歳入で3.1%の増、歳出で2.5%の増、実質収支額については15.7%の増となっております。 次に、6ページをお開きください。平成28年度の一般会計の概要でございます。一般会計における決算は、歳入総額311億3,028万2千円、歳出総額296億5,446万6千円となり、前年度と比較いたしますと、歳入は4.2%の増、歳出も3.3%の増となっております。 また、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額につきましては、12億2,882万円の黒字で、前年度に対し、13.5%の増となっております。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げます。12ページをお開きください。 まず、1款市税でございますが、調定額44億9,748万6千円、収入済額39億4,905万5千円で、調定額に対する収納率は87.8%でございます。また、不納欠損額1億3,738万2千円を処分した後の収入未済額は4億1,104万9千円となっております。 なお、収入未済額の内訳は、市民税8,087万4千円、固定資産税3億2,328万4千円、軽自動車税689万1千円でございます。 次に、2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までにつきましては、それぞれの制度に基づいて、国または県から交付されたものでございます。このうち10款地方交付税の収入済額は132億753万3千円で、歳入全体に占める割合は42.4%となっております。 次に、12款分担金及び負担金の収入済額は1億5,896万9千円で、調定額に対する収納率は90.2%となっております。 収入未済額1,720万4千円の主なものは、私立保育所等保護者負担金などでございます。 次に、13款使用料及び手数料の収入済額は2億6,158万1千円で、調定額に対する収納率は94.1%となっております。収入未済額1,647万4千円の主なものは、市営住宅使用料などでございます。 次に、14款国庫支出金の収入済額は40億4,724万3千円で、調定額に対する収納率は91.8%となっております。収入未済額3億5,934万円の主なものは、公共土木施設災害復旧費国庫負担金や臨時福祉給付金経済対策分事業費補助金など、平成29年度に繰り越したものでございます。 次に、15款県支出金の収入済額は33億5,536万7千円で、調定額に対する収納率は84.1%となっております。収入未済額6億3,558万円の主なものは、産地パワーアップ事業補助金や畜産クラスター構築事業補助金など、14款国庫支出金と同じく平成29年度に繰り越したものでございます。 次に、16款財産収入の収入済額は1億5,228万円で、調定額に対する収納率は99.5%となっております。収入未済額74万4千円の主なものは、市有地貸付収入などでございます。 次に、18款繰入金の収入済額は3億1,484万6千円で、調定額に対する収納率は97.6%、収入未済額772万4千円は、庁舎整備基金繰入金で、平成29年度に繰り越したものでございます。 次に、20款諸収入の収入済額は5億8,665万3千円で、調定額に対する収納率は94.4%、不納欠損額94万1千円を処分した後の収入未済額は3,381万3千円で、その主なものは、生活保護費返還金や児童扶養手当等の過払い返還金などでございます。 最後に、21款市債の収入済額27億6,750万円は各種の建設事業費等に充当したものでございます。 以上が歳入の概要でございます。 続きまして、歳出の内容でございますが、15ページから掲載しております主要施策の成果により、平成28年度に取り組みました主な事業について御説明申し上げます。 それでは、16ページをお開きください。1款議会費でございます。中段の会議録作成事業201万6千円は、開かれた議会づくりのため会議録を調整するとともに、ホームページにおいて会議録検索システムを運用し、議会活動を広く市民に対し周知を行ったものでございます。 続きまして、2款総務費でございますが、23ページをお開きください。一番下のふるさと応援推進事業1億2,550万8千円は、ふるさと納税制度による寄附金の増収を目指し、市のPRを行うため、お礼の品を市特産品から選んでいただく謝礼品カタログの作成や、インターネット等を通して寄附受け入れを行い、集まった寄附金については市の特色あるふるさとづくりに役立てるために基金への積み立てを行ったものでございます。 次に、25ページをお開きください。庁舎整備事業4億7,114万3千円は、年次的な庁舎整備計画に基づき、本庁舎、千々石庁舎、南串山総合支所の改修、国見総合支所の新築工事、並びに南串山図書室、愛野コミュニティセンター(仮称)の設計などを行ったものでございます。 続きまして、3款民生費でございますが、40ページをお開きください。中段の臨時福祉給付金事業5,175万2千円は、消費税率引き上げに伴い、所得が低い方への影響を緩和すること、あわせて低所得者の障害遺族基礎年金受給者を支援することを目的に、臨時的な措置として、申請に応じて給付金の支給を行ったものでございます。 また、41ページの中段の年金生活者等支援臨時給付金給付事業1億8,068万円は、低年金受給者の支援と高齢者世帯の所得の底上げを図ることを目的に、申請に応じて給付金の支給を行ったものでございます。 次に、52ページをお開きください。国民健康保険特別会計繰出金6億7,824万3千円は、基盤安定税軽減分等の他、28年度においては特別会計の財源不足を補填するため、いわゆる法定外繰り出しを行ったものでございます。 次に、56ページをお開きください。一番上の民間教育保育施設給付事業21億3,313万6千円は、保護者が働いていたり病気の状態にあるなどのため家庭において保育することができない児童を、家庭の保護者にかわって保育を行う保育所等に対し、運営費を支給したものでございます。 続きまして、4款衛生費でございますが、61ページをお開きください。下段の予防接種事業3,228万円は、65歳以上の方に対するインフルエンザや高齢者肺炎球菌のワクチン接種料の助成等を行い、次のページの予防接種事業7,595万9千円は、乳幼児や児童を対象とした定期予防接種及び任意予防接種でございます。 次に、70ページをお開きください。一番下の浄化槽設置整備事業1億700万6千円は、下水道施設の整備が予定されていない区域や接続が不可能な住宅等における浄化槽の設置に対して補助金を交付するもので、平成28年度は96基の設置に対して補助金を交付したものでございます。 続きまして、5款労働費でございますが、72ページをお開きください。魅力ある職場づくり支援事業388万8千円は、企業等の生産性及び職場定着率の向上を目的として中小企業等が実施した人材育成のための研修等に要した経費に対して補助を行ったもので、平成28年度は25件の実績でありました。 続きまして、6款農林水産業費でございますが、79ページをお開きください。構造改善加速化支援事業7,583万9千円及び下段の輝く園芸産地実現緊急支援事業4,208万3千円は、農業所得の向上、経営の省力化、生産拡大やブランド率向上などを目的とした生産施設の整備や資材の導入に対し、県の補助と合わせて補助金を交付したものでございます。 次に、94ページをお開きください。中段の南串山赤間漁港海岸高潮対策事業1億1,439万9千円は、同海岸における荒天時の高潮の越波や背後地への浸水等を防止するための護岸堤の整備事業で、平成28年度までの進捗率は23.2%であります。 続きまして、7款商工費でございますが、96ページをお開きください。一番下、地域総合整備資金貸付事業6億8,100万円は、地域振興に資する民間事業者の施設整備に対し、無利子の長期貸付を行ったものでございます。 また、次のページの下段になります観光振興事業補助金は、市内各種団体が実施する観光振興に資する事業に対し、補助金を交付したもので、平成28年度においては、雲仙市民花火大会など13事業に交付したものでございます。 次に、98ページをご覧ください。中段の海外宣伝誘致事業1,307万5千円は、外国人観光客の受け入れ環境の整備に対する補助金の他、中国・台湾など東アジアを中心として積極的な情報発信を行うなど、海外からの観光客の誘致に努めたものでございます。 続きまして、8款土木費でございますが、104ページをお開きください。上段の補助及び起債事業費6億3,017万7千円につきましては、まず104ページには辺地債・過疎債を活用した路線、また下段から105ページにかけて合併特例債、次の106ページには国の交付金等を活用した路線及び事業で、前年度からの繰越事業分を含め、合計31路線の道路新設改良事業他、橋梁長寿命化事業等を行ったものでございます。 次に、111ページをお開きください。下段の老朽危険空き家除去支援事業719万1千円は、安全安心な住環境づくりを目的に、老朽化等で危険な空き家の除去を行う所有者等に工事費の一部を助成したもので、平成28年度は17件の除去工事に対し助成したものでございます。 続きまして、9款消防費でございますが、113ページをお開きください。上から2つ目の消防施設・機械器具整備事業1億321万9千円は、火災・災害等の発生時に迅速に対応することができるよう、消防詰所の新築や耐震性貯水槽の整備の他、消防車両、小型ポンプの更新を行ったものでございます。 続きまして、10款教育費でございますが、116ページをお開きください。上から、小学校施設大規模改修事業5,894万9千円、小学校施設単独整備事業3,453万円及び学校施設環境改善交付金事業5,219万2千円につきましては、小学校の教育環境の向上、学校生活での児童の安全確保を目的として学校施設の改修を行ったものでございます。 次に、119ページをお開きください。一番下の中学校施設大規模改修事業3,903万6千円と、次のページになりますが、中学校施設単独整備事業1,986万5千円につきましては、小学校と同様に中学校の学校施設の改修を行ったものでございます。 次に、125ページをお開きください。下段の小中学生スポーツ大会出場費補助金353万3千円は、県大会以上の上位大会に出場する小中学生に対し、旅費や宿泊費の補助を行うもので、平成28年度は64件、500人の大会出場に対して補助金を交付したものでございます。 次に、127ページをお開きください。2段目の社会体育施設整備事業1,276万2千円は、市民の安全快適なスポーツ環境を確保するため、国見体育館など市内社会体育施設の改修工事等を実施したものでございます。 続きまして、128ページをお開きください。11款災害復旧費でございますが、現年農地等災害復旧事業2,675万2千円は、災害により被災した農地、道路及び水路の農業用施設の復旧を行ったもので、箇所数は繰越事業分を合わせて16カ所でございます。 129ページをご覧ください。上段の道路河川災害復旧単独事業7,230万8千円は市単独事業として、またその下の補助事業2億4,442万8千円は国からの補助を受けて、災害により被災した河川及び道路の災害復旧を行ったものでございます。 以上で、認定第1号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) ここで11時20分まで休憩します。=午前11時11分 休憩= =午前11時20分 再開= ○議長(大久保正美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、認定第2号平成28年度雲仙市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第3号平成28年度雲仙市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての2件について説明を求めます。まずは、地域振興部長。 ◎地域振興部長(松田究君) 議案集の20ページをお開きください。認定第2号平成28年度雲仙市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 それでは、成果説明書の132ページをお開きください。国民健康保険特別会計の概要の下段、実質収支表の平成28年度でございます。歳入総額81億5,772万円、歳出総額81億5,169万1千円、歳入歳出差引額602万9千円となっております。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げますので、134ページをお開きください。 まず、1款国民健康保険税でございますが、調定額19億9,728万8千円、収入済額16億696万8千円で、調定額に対する収納率は80.5%でございます。 また不納欠損額1,441万円を処分した後の収入未済額は3億7,591万円となっております。収入未済額の内訳は、一般被保険者分3億6,978万4千円、退職被保険者分612万6千円となっております。 次に、3款国庫支出金の収入済額は21億3,485万8千円となっており、内容は国からの療養給付費等負担金、高額医療費共同事業負担金、特定健康診査等負担金及び財政調整交付金でございます。 次に、4款療養給付費等交付金の収入済額は1億3,099万4千円となっており、退職者医療費に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。 次に、5款前期高齢者交付金の収入済額は10億3,554万9千円となっており、前期高齢者の医療給付費を調整するため、社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。 次に、6款県支出金の収入済額は4億4,136万9千円となっており、内容は、県からの高額医療費共同事業負担金、特定健康診査等負担金及び県財政調整交付金でございます。 次に、7款共同事業交付金の収入済額は21億344万7千円となっており、内容は、国保連合会からの高額医療費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金でございます。 次に、9款繰入金の収入済額は6億7,918万4千円となっており、内容は、一般会計からの繰入金及び財政調整基金繰入金でございます。 なお、今年度におきましては、国保財政補填のため、2億1,200万円の法定外繰り入れを行っております。 次に、10款繰越金の収入済額は1,209万9千円となっており、内容は、前年度からの繰越金でございます。 以上が歳入の概要でございます。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。139ページをお開きください。 まず、1款総務費でございます。医療費適正化特別対策事業580万1千円でございますが、レセプト点検体制の充実強化と医療費通知及び後発医薬品差額通知により、医療費の適正化を図ったものでございます。 次に、140ページをお開きください。2款保険給付費でございます。一番上の一般被保険者療養給付事業38億2,540万3千円でございますが、これは一般被保険者の医療機関における医療に要した保険給付費でございます。 次に、143ページをお開きください。5款後期高齢者支援金でございます。決算額は8億4,681万円となっており、後期高齢者に係る医療に要する費用について、定められた額を社会保険診療報酬支払基金に負担したものでございます。 次に、144ページをお開きください。7款介護納付金でございます。決算額は3億9,394万7千円となっており、介護に要する費用について、定められた額を社会保険診療報酬支払基金に納付したものでございます。 次に、145ページをご覧ください。8款共同事業拠出金でございます。下段の保険財政共同安定化事業拠出金19億5,162万2千円でございますが、これは県下の市町国保税の平準化や財政の安定化を目的として定められた金額を国保連合会へ拠出したものでございます。 最後に、146ページをお開きください。9款保険事業費でございます。特定健康診査等事業4,660万6千円でございますが、これは平成20年度から、医療保険者に対して義務づけられた特定健康診査及び特定保健指導を実施したものでございます。 以上で、認定第2号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の21ページをお開きください。認定第3号平成28年度雲仙市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 それでは、成果説明書の148ページをお開きください。後期高齢者医療特別会計の概要の中段、実質収支表の平成28年度でございます。歳入総額4億8,596万2千円、歳出総額4億8,518万8千円、歳入歳出差引額77万4千円となっております。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げますので、149ページをご覧ください。 まず、1款後期高齢者医療保険料でございますが、調定額2億9,340万1千円、収入済額2億9,090万円で、調定額に対する収納率は99.1%でございます。また、不納欠損額6万7千円を差し引いた後の収入未済額は243万4千円でございます。 次に、3款繰入金の収入未済額は1億9,398万5千円となっており、内容は、一般会計からの保険基盤安定繰入金と事務費繰入金でございます。 以上が、歳入の概要でございます。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。152ページをお開きください。 2款後期高齢者医療広域連合納付金でございます。決算額は4億7,920万1千円となっており、内容は、広域連合に納付した保険料と負担金、保険基盤安定負担金及び事務費負担金でございます。 以上で、認定第3号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 次に、認定第4号平成28年度雲仙市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第5号平成28年度雲仙市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての2件について説明を求めます。広瀬環境水道部長。 ◎環境水道部長(広瀬章文君) 議案集の22ページをお開きください。認定第4号平成28年度雲仙市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 平成28年度の簡易水道事業特別会計の決算は、簡易水道事業統合計画に基づき、平成29年4月1日に水道事業会計へ統合したことから、平成29年3月31日で打ち切り決算となっております。 それでは、成果説明書の154ページをお開きください。平成28年度の簡易水道事業特別会計の概要でございます。歳入総額7億6,789万2千円、歳出総額7億1,364万3千円となり、歳入歳出差引額5,424万9千円で、実質収支額は同額で5,424万9千円の黒字となっており、この財源は、引き継ぎ現金として平成29年4月に水道事業会計で受け入れております。 次に、歳入の主な内容につきまして御説明申し上げますので、155ページをご覧ください。 まず、第1款水道事業収入でございますが、調定額2億964万円に対しまして、収入済額1億9,725万8千円で、調定額に対する収納率は94.1%となっており、収入未済額1,238万2千円の主なものは水道料金でございます。 次に、2款国庫支出金の調定額は3,545万1千円となっておりますが、本年3月31日で打ち切り決算となっており、出納整理期間がないことから、本年4月に水道事業会計で同額を受け入れております。 なお、これは千々石地区の国庫補助事業の財源として交付されたものでございます。 次に、4款繰入金の収入済額は3億6,980万円となっており、主な内容は一般会計からの繰入金でございます。 次に、7款市債の収入済額は1億6,470万円となっており、これは千々石地区簡易水道統合整備事業に伴う簡易水道事業債、過疎対策事業債でございます。 続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。158ページをお開きください。 1款水道事業でございます。まず、水道施設システム改修事業3,146万円につきましては、既存の水道監視システムを改修しウェブ化することにより、水道施設の運転監視及び異常時における緊急通報等の把握を迅速かつ包括的に行い、水道水の安定供給を図ったものでございます。 次に、給水車購入事業1,224万6千円につきましては、台風や地震等による災害時における給水支援活動や緊急時防災拠点となる場所及び漏水等による断水時の影響世帯への給水など、迅速かつ効率的に行うため購入したものでございます。 次に、159ページをお開きください。2款施設費でございます。千々石地区簡易水道統合整備事業1億9,523万3千円につきましては、木場簡易水道と中央地区簡易水道を統合するため、浄水場施設整備並びに配水管の布設等を実施したものでございます。 以上で、認定第4号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の23ページをお開きください。認定第5号平成28年度雲仙市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 それでは、主要施策の成果説明書の162ページをお開きください。平成28年度の下水道事業特別会計の概要でございます。歳入総額10億430万3千円、歳出総額9億9,183万7千円となっており、実質収支額は1,246万6千円となっております。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げますので、163ページをご覧ください。 まず、1款分担金及び負担金でございますが、収入済額1,636万円の内容は、下水道、農業集落排水に係る分担金及び負担金でございます。 次に、2款使用料及び手数料でございますが、調定額2億2,503万2千円、収入済額2億567万3千円で、調定額に対する収納率は91.4%となっております。また、不納欠損額916万4千円を処分した後の収入未済額は1,019万5千円で、過年度及び現年度下水道等使用料でございます。 次に、4款繰入金の収入済額は7億5,151万6千円となっており、内容は一般会計繰入金及び下水道整備基金繰入金でございます。 次に、5款繰越金の収入済額は1,299万6千円となっており、内容は前年度繰越金でございます。 次に、7款市債の収入済額は1,740万円となっており、内容は公営企業会計移行業務に要した市債でございます。 続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。164ページをご覧ください。 2款公共下水道事業費は、瑞穂、吾妻、千々石、雲仙4地区の運営費1億7,134万2千円でございます。 3款農業集落排水事業費の主な内容は、愛野地区農業集落排水の施設維持管理費2,813万4千円でございます。 5款浄化槽市町村整備推進事業費の主な内容は、瑞穂、吾妻地区の下水道区域外における市型浄化槽の設置維持管理費873万8千円でございます。 6款公債費の主な内容は、昨年度までに借り入れた起債残額68億2,465万3千円の償還元金5億1,795万9千円、償還利子1億2,472万9千円の合計額でございます。 以上で、認定第5号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 次に、認定第6号平成28年度雲仙市国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算認定について説明を求めます。秋山産業部長。 ◎産業部長(秋山勝也君) 議案集の24ページをお開きください。認定第6号平成28年度雲仙市国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 それでは、成果説明書の172ページをお開きください。平成28年度国民宿舎事業特別会計の歳入歳出決算額につきまして、歳入決算額1億6,074万2千円、歳出決算額1億5,739万1千円、歳入歳出差引額は335万1千円となっております。  次に、歳入歳出の主な内容について御説明申し上げますので、173ページをご覧ください。 1款国民宿舎事業収入の収入済額は1億2,353万5千円となっております。平成28年度におきましては、熊本地震により宿泊者が減少しましたが、ジェットバスの再設置が8月末に完了し、9月から通常運営ができるようになり、浴場利用者が回復した他、会食等利用者につきましても増加いたしましたので、対前年比0.5%、64万9千円の増となっております。 次に、3款繰入金の収入済額は3,186万7千円となっており、内容は、平成20年度に借り入れた過疎債の元利償還金に対する平成28年度普通交付税措置分860万円及び財政調整のための基金繰入金2,326万7千円でございます。 続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。 1款国民宿舎事業費は、国民宿舎の運営、維持管理及び浴場改修等に要した費用で1億4,510万5千円となっております。 次に、2款公債費でございますが、平成20年度改修工事に伴う過疎債の償還に要した経費でございます。平成25年度から元金の支払いが始まっており、1,228万6千円でございます。 以上で、認定第6号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 次に、認定第7号平成28年度雲仙市温泉浴場事業特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第9号平成28年度南高北部環境衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてまでの3件について説明を求めます。広瀬環境水道部長。 ◎環境水道部長(広瀬章文君) 議案集の25ページをお開きください。認定第7号平成28年度雲仙市温泉浴場事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 それでは、成果説明書の180ページをお開きください。平成28年度の温泉浴場事業特別会計の概要でございます。歳入総額1,142万9千円、歳出総額1,007万8千円、歳入歳出差引額135万1千円となっております。 次に、歳入の主な内容につきまして御説明申し上げますので、181ページをご覧ください。 まず、1款使用料及び手数料の収入済額は1,062万7千円で、内容は温泉浴場使用料でございます。 次に、4款諸収入の収入済額は21万9千円で、内容は入浴用品の販売収入等でございます。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。184ページをお開きください。 1款温泉浴場事業でございます。内容は、市営共同浴場浜の湯の運営費として、維持管理費324万4千円、運営委託事業628万6千円を支出したものでございます。 以上で認定第7号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の26ページをお開きください。認定第8号平成28年度雲仙市水道事業会計決算認定について御説明申し上げます。 本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、別冊で配付しておりますとおり、監査委員の意見をつけまして議会の認定に付すものでございます。 それでは、内容につきましては決算書で説明いたしますので、先程の成果説明書の次にとじております雲仙市水道事業会計決算書の2ページ、3ページをお開きください。 まず、収益的収入及び支出について御説明いたします。 2ページの第1款水道事業収益でございますが、予算額の合計5億4,157万円に対しまして、決算額は5億5,472万2,746円となっております。決算額の主な内訳でございますが、第1項の営業収益は4億5,302万9,136円で、主なものは水道料金でございます。2項の営業外収益は1億169万3,610円で、主なものは企業債償還補助金や長期前受け金でございます。 次に、3ページの第1款水道事業費用でございますが、予算額の合計5億3,340万円に対しまして、決算額は4億5,115万6,891円となっております。決算額の主な内訳でございますが、第1項の営業費用は4億1,883万595円で、主なものは施設の維持管理費、人件費、減価償却費でございます。2項の営業外費用は3,173万2,892円で、企業債の償還利子でございます。 4ページ及び5ページをお開きください。次に、資本的収入及び支出について御説明いたします。4ページの第1款水道事業資本的収入でございますが、予算額の合計1億405万1千円に対しまして、決算額は5,095万7,102円となっております。決算額の内訳でございますが、第1項の企業債3,580万円及び第3項負担金1,515万7,102円でございます。企業債につきましては、県が行っている国道関連事業が翌年度へ繰り越しされたことに伴うもので、合計額として5,300万円あまりの減額となっております。 次に、5ページの第1款水道事業資本的支出でございますが、予算額の合計7億639万3千円に対しまして、決算額は4億7,900万2,570円となっております。決算額の内訳は、第1項の建設改良費3億7,400万3,924円、第2項の企業債償還金1億499万8,646円でございます。 以上で、認定第8号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の27ページをお開きください。認定第9号平成28年度南高北部環境衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 平成29年3月31日をもって解散した南高北部環境衛生組合の平成28年度決算につきましては、同組合の生産事務及び監査事務並びに決算の認定を雲仙市が承継したため、地方自治法第292条の規定により、同法施行令第5条第3項を準用し、同組合の平成28年度一般会計歳入歳出決算について、監査委員の意見をつけまして、議会の認定に付すものでございます。 それでは、別冊の決算書の最後にとじております南高北部環境衛生組合の主要施策の成果説明書によりまして、平成28年度決算の概要を説明申し上げます。 まず、成果説明書の1ページをお開きください。平成28年度の南高北部環境衛生組合一般会計の概要でございます。歳入総額7億8,205万5千円、歳出総額7億8,084万8千円となり、歳入総額から歳出総額を差し引いた額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は120万7千円でございます。 また、表の一番右の前年度決算額に対する増減率は、歳入で89.7%の増、歳出で97.5%の増、実質収支額につきましては92.9%の減となっております。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げます。2ページをお開きください。 まず、1款分担金及び負担金の収入済額は、2億8,009万9千円で、南高北部環境衛生組合を構成していました島原市及び雲仙市から交付税措置及び人口、利用度割等を基礎として算出した額を負担していただいたものでございます。 次に、2款使用料及び手数料の収入済額は7,753万6千円で、調定額に対する収納率は88.4%となっております。収入未済額1,019万3千円の主なものは、4月に口座引き落としを行う予定の3月分くみ取り手数料及び浄化槽手数料などでございます。この収入未済額につきましては、現在はその全額が収納済みでございます。 次に、4款繰入金の収入済額3億9,695万6千円は、組合解散に伴う基金を精算するため、財政調整基金3億3,169万4千円と減債基金6,526万2千円を取り崩し、繰り入れたものでございます。 最後に、6款諸収入の収入済額は563万3千円で、調定に対する収納率は91.2%となっております。収入未済額の54万4千円は、市から委託を受けている3月分コンポスト事業受託料でございます。内容は、小浜クリーンセンターの汚泥処理受け入れに伴うもので、現在はその全額が収納済みでございます。 以上が、歳入の概要でございます。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。5ページをお開きください。 2款総務費の主な内容は、一般管理事務費の中で基金清算金3億9,695万6千円でございます。これは組合解散に伴う財産処分に関する協定書に基づき清算を行ったもので、清算額は、島原市1億3,541万6千円、雲仙市2億6,154万円でございます。 次に、6ページをお開きください。3款衛生費の主な内容は、し尿等処理費の中で燃料費や電気代、工業用薬品代等の施設運営経費5,430万6千円と施設整備費1,687万4千円及び7ページに記載しております南高北部環境衛生組合負担金過年度分返還金1,146万1千円でございます。この返還金は、談合事件で返還されました工事費減額に伴うもので、起債償還金に係る交付税減額相当の過年度分構成団体負担金の返還金でございます。返還金の内訳は、島原市323万5千円、雲仙市822万6千円でございます。 最後に、8ページをお開きください。4款公債費の内訳は、償還元金1億7,139万7千円、利子1,670万8千円でございます。 以上で、認定第9号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) ここで1時まで休憩します。=午前11時55分 休憩= =午後1時00分 再開= ○議長(大久保正美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第108号雲仙市固定資産評価審査委員会委員の選任についてから、議案第110号雲仙市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでの3件について説明を求めます。山本市民生活部長。 ◎市民生活部長(山本一也君) 議案集の28ページをお開きください。30ページまでとなりますが、議案第108号から議案第110号までの固定資産評価審査委員会委員の選任について、一括して御説明申し上げます。 本3案は、提案理由にも記載しておりますとおり、平成29年12月1日をもって固定資産評価審査委員会の委員の任期が満了することから、3名の方を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めようとするものでございます。 まず、28ページの議案第108号では、南串山町在住の平野康磨氏を新たに選任しようとするものでございます。 次に、29ページの議案第109号では、愛野町在住の北平正美氏を引き続き選任しようとするものでございます。 最後に、30ページの議案第110号では、瑞穂町在住の酒井久幸氏を引き続き選任しようとするものでございます。 なお、略歴につきましては、提出議案参考資料その1の8ページから10ページまでに掲載しております。 以上で、議案第108号から議案第110号までの説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) 次に、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦についてから、諮問第5号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの3件について説明を求めます。松田地域振興部長。 ◎地域振興部長(松田究君) 議案集の31ページをお開きください。33ページまでとなりますが、諮問第3号から諮問第5号までの人権擁護委員候補者の推薦について、一括して御説明申し上げます。 本3案は、提案理由にも記載しておりますとおり、平成29年12月末日をもって任期が満了する3名の委員の後任候補者について、2名の方を引き続き推薦し、1名の方を新たに推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めようとするものでございます。 まず、31ページの諮問第3号では、瑞穂町在住の門康之氏を、また32ページの諮問第4号では、吾妻町在住の兵藤順子氏を、いずれも引き続き推薦し、次に33ページの諮問第5号では、新たに千々石町在住の町田敏文氏を推薦しようとするものでございます。 なお、略歴につきましては、別添提出議案参考資料その1の11ページから13ページに掲載しております。 以上で、諮問第3号から第5号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大久保正美君) これから、議案第108号から諮問第5号までの6件について質疑を行います。 質疑の通告があっておりませんので、これで質疑を終わります。 議案第108号から諮問第5号までの6件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、委員会付託を省略することに決定しました。 これから、議案第108号から諮問第5号までの6件について討論を行います。 討論の通告はあっておりませんので、これで討論を終わります。 これから、まず議案第108号を採決します。議案第108号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、議案第108号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第109号を採決します。議案第109号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、議案第109号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第110号を採決します。議案第110号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、議案第110号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、諮問第3号を採決します。諮問第3号は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、諮問第3号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、諮問第4号を採決します。 諮問第4号は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、諮問第4号は、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、諮問第5号を採決します。諮問第5号は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(大久保正美君) 御異議なしと認めます。従って、諮問第5号は原案のとおり同意することに決定しました。─────────────── ○議長(大久保正美君) 以上で、本日の日程は全て終了しました。次の本会議は9月4日定刻より開きます。 本日はこれで散会といたします。=午後1時07分 散会=...