雲仙市議会 > 2013-06-06 >
06月06日-01号

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  1. 雲仙市議会 2013-06-06
    06月06日-01号


    取得元: 雲仙市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    平成 25年 第2回定例会(6月)出席議員(26名) 1番  林 田  哲 幸  君       2番  坂 本  弘 樹  君 3番  酒 井  恭 二  君       4番  平 野  利 和  君 5番  浦 川  康 二  君       6番  大久保  信 一  君 7番  深 堀  善 彰  君       8番  前 田    哲  君 9番  上 田    篤  君      10番  町 田  康 則  君11番  松 尾  文 昭  君      12番  前 川    治  君13番  大久保  正 美  君      14番  小 畑  吉 時  君15番  元 村  康 一  君      16番  柴 田  安 宣  君17番  小 田  孝 明  君      18番  岩 下    勝  君19番  福 田  大 東  君      20番  町 田    誠  君21番  岩 永  基 和  君      22番  中 村    勲  君23番  中 村  一 明  君      24番  石 田  德 春  君25番  森 山  繁 一  君      26番  井 上  武 久  君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定に基づく出席者       市長             金 澤 秀三郎 君       副市長            境 川 秀 生 君       教育長            山 野 義 一 君       観光物産まちづくり推進本部長 山 本 松 一 君       総務部長           畑 中 隆 久 君       市民生活部長         広 瀬 章 文 君       市民福祉部長福祉事務所長  本 多 周 太 君       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君       建設整備部長         野 口 孔 明 君       教育次長           岸 川   孝 君       農委事務局長         吉 田 文 博 君       国見総合支所長        菅   良 一 君       瑞穂総合支所長        小 田 雅 男 君       愛野総合支所長        重 野   淳 君       千々石総合支所長       木 戸 庁 一 君       小浜総合支所長        宅 島 良 則 君       南串山総合支所長       村 上 謙 郎 君       代表監査委員         山 田 義 雄 君       政策企画課長         近 藤 和 彦 君       会計管理者          荒 木   強 君議会事務局       局長             大 山 真 一 君       参事             中 村 和 子 君       課長補佐           関   雄 介 君       係長             和 田 香 恵 君       主査             前 田 雅 廣 君平成25年6月6日(木)議事日程議事日程 第1号┌────┬───────┬──────────────────────┬───────┐│日程番号│議案番号   │件          名          │備  考   │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│1   │       │会議録署名議員の指名            │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│2   │       │会期の決定                 │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│3   │       │議長報告                  │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│4   │       │市長報告                  │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│5   │報告第1号  │平成24年度雲仙市一般会計繰越明許費繰越 │総務部    ││    │       │算書について                │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│6   │報告第2号  │平成24年度雲仙市簡易水道事業特別会計繰越 │建設整備部  ││    │       │明許費繰越計算書について          │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│7   │議案第36号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │総務部    ││    │       │度雲仙一般会計補正予算(第9号))    │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│8   │議案第37号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │市民生活部  ││    │       │度雲仙国民健康保険特別会計補正予算(第3 │       ││    │       │号))                   │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│9   │議案第38号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │市民生活部  ││    │       │度雲仙後期高齢者医療特別会計補正予算(第 │       ││    │       │2号))                  │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│10  │議案第39号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │建設整備部  ││    │       │度雲仙簡易水道事業特別会計補正予算(第5 │       ││    │       │号))                   │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│11  │議案第40号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │建設整備部  ││    │       │度雲仙下水道事業特別会計補正予算(第3号 │       ││    │       │))                    │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│12  │議案第41号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │農林水産商工部││    │       │度雲仙と畜場特別会計補正予算(第2号)) │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│13  │議案第42号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │観光物産まちづ││    │       │度雲仙国民宿舎事業特別会計補正予算(第2 │くり推進本部 ││    │       │号))                   │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│14  │議案第43号 │専決処分した事件の承認について(平成24年 │市民生活部  ││    │       │度雲仙温泉浴場事業特別会計補正予算(第1 │       ││    │       │号))                   │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│15  │議案第44号 │島原地域広域市町村圏組合規約の変更について │総務部    │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│16  │議案第45号 │雲仙災害派遣手当等の支給に関する条例の制 │総務部    ││    │       │定について                 │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│17  │議案第46号 │雲仙市子ども・子育て会議条例の制定について │市民福祉部  │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│18  │議案第47号 │雲仙新型インフルエンザ等対策本部条例  │市民生活部  ││    │       │制定について                │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│19  │議案第48号 │雲仙市税条例の一部を改正する条例について  │市民生活部  │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│20  │議案第49号 │雲仙国民健康保険税条例の一部を改正する  │市民生活部  ││    │       │条例について                │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│21  │議案第50号 │雲仙福祉医療費の支給に関する条例の一部を │市民福祉部  ││    │       │改正する条例について            │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│22  │議案第51号 │平成25年度雲仙市一般会計補正予算(第2号 │総務部    ││    │       │)案について                │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│23  │議案第52号 │平成25年度雲仙市簡易水道事業特別会計補正 │建設整備部  ││    │       │予算(第2号)案について          │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│24  │議案第53号 │平成25年度雲仙市下水道事業特別会計補正予 │建設整備部  ││    │       │算(第1号)案について           │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│25  │議案第54号 │平成25年度雲仙市国民宿舎事業特別会計補正 │観光物産まちづ││    │       │予算(第1号)案について          │くり推進本部 │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│26  │議案第55号 │平成25年度雲仙市水道事業会計補正予算(第 │建設整備部  ││    │       │1号)案について              │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│27  │議案第56号 │雲仙市の区域内にあらたに生じた土地の確認  │建設整備部  ││    │       │及び字の区域の変更について         │       │├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│28  │議案第57号 │権利の放棄について             │農林水産商工部│├────┼───────┼──────────────────────┼───────┤│29  │議案第58号 │固定資産評価員の選任について        │市民生活部  │└────┴───────┴──────────────────────┴───────┘=午前10時00分 開会= ○議長(井上武久君) 皆さん、おはようございます。これより平成25年第2回雲仙市議会定例会を開会いたします。 議事に先立ち、表彰状の伝達を行います。大山事務局長。 ◎議会事務局長大山真一君) おはようございます。表彰状の伝達に先立ち、御報告を申し上げます。 去る平成25年5月22日、東京日比谷公会堂におきまして開催されました全国市議会議長会第89回総会におきまして、10年以上市議会議員の職にある者としまして、中村一明議員福田大東議員全国市議会議長会表彰を受賞されました。 なお、在職年数につきましては、旧町議会議員在職期間の2分の1が通算をされておりますので申し添えます。 これからその伝達を行います。伝達は井上議長に行っていただきます。お願いいたします。 それでは、中村一明議員福田大東議員、演壇の前にお願いをいたします。 まず、中村一明議員。(発言する者あり) ○議長(井上武久君) 静かにしてください。 表彰状、雲仙市、中村一明殿。 あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第89回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成25年5月22日、全国市議会議長会会長佐藤祐文。 どうもおめでとうございます。 〔表彰状伝達〕(拍手) ◎議会事務局長大山真一君) 次に、福田大東議員。 ○議長(井上武久君) 表彰状、雲仙市、福田大東殿。 あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第89回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成25年5月22日、全国市議会議長会会長佐藤祐文。 どうもおめでとうございます。 〔表彰状伝達〕(拍手) ◎議会事務局長大山真一君) ここで、受賞者を代表して、中村一明議員からお礼の言葉をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎23番(中村一明君) おはようございます。受賞者を代表いたしまして一言お礼を申し上げたいと思います。 本日ここに、全国市議会議長会の在職10年以上の表彰受賞という身に余る光栄と存じて、厚く感謝に絶えない次第でございます。厚くお礼を申し上げます。これも一重に多くの市民の皆様の御支援と同僚議員各位執行部職員皆様の御支援と協力の賜物であり、ここに謹んで感謝とお礼を申し上げます。 振り返ってみますと、私、平成11年の4月、南串山町の町議会議員の選挙に初当選し、2期6年半、以後、平成の大合併により平成17年に雲仙市の誕生とともに市議会議員としての、今日まで至っております。 今後とも微力ではありますが、市民の皆様の御期待に応えるべく、市政の発展のために尽くしてまいりたいという決意でおります。より一層の御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。 一言でございますけれども、代表としてのお礼の言葉にかえます。本日はどうもありがとうございました。(拍手) ◎議会事務局長大山真一君) 以上をもちまして、表彰状の伝達を終了いたします。 ○議長(井上武久君) ただ今、表彰状の伝達を行いましたけれども、全国市議会議長会の表彰を受けられました2名の議員の皆様には、このたびの受賞、誠におめでとうございます。今後とも雲仙市及び市議会発展のために御尽力されることを希望するものでございます。 ここで、市長より発言の申し出があっておりますので、これを許します。金澤市長。 ◎市長(金澤秀三郎君) おはようございます。ただ今、全国市議会議長会において、10年以上の御功績により受賞されました、中村一明議員福田大東議員の御受賞を心からお祝い申し上げます。 旧町時代からの御活躍に加え、雲仙市としての出発から約7年半を、市民の幸福と連帯のために努力されました御功績が評価されましたことを心よりお喜び申し上げ、感謝と敬意を表するものでございます。お二人の今後ますますの御活躍を心からお祈り申し上げます。 それでは、お許しをいただきましたので、先般の第1回市議会定例会以降、4月の人事異動によりまして、新たに発令いたしました幹部職員を御紹介させていただきます。 観光物産まちづくり推進本部長の山本松一君でございます。 ◎観光物産まちづくり推進本部長(山本松一君) 山本です。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎市長(金澤秀三郎君) 市民生活部長の広瀬章文君でございます。 ◎市民生活部長(広瀬章文君) 広瀬でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◎市長(金澤秀三郎君) 教育委員会事務局教育次長の岸川孝君でございます。 ◎教育次長(岸川孝君) 岸川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎市長(金澤秀三郎君) 農業委員会事務局長の吉田文博君でございます。 ◎農業委員会事務局長(吉田文博君) 吉田です。よろしくお願いします。 ◎市長(金澤秀三郎君) 理事兼国見総合支所長産業建設課長の菅良一君でございます。 ◎国見総合支所長(菅良一君) 菅でございます。よろしくお願いいたします。
    ◎市長(金澤秀三郎君) 理事兼愛野総合支所長産業建設課長の重野淳君でございます。 ◎愛野総合支所長(重野淳君) 重野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎市長(金澤秀三郎君) 最後に、小浜総合支所長産業建設課長の宅島良則君でございます。 ◎小浜総合支所長(宅島良則君) 宅島でございます。よろしくお願いいたします。 ◎市長(金澤秀三郎君) 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) それでは、議事日程第1号により、本日の会議を開きます。─────────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(井上武久君) 議事日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、15番、元村康一議員、16番、柴田安宣議員を指名します。 なお、会議録署名議員が会議に欠席した際の予備署名議員には17番、小田孝明議員、18番、岩下勝議員を指名します。─────────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(井上武久君) 日程第2、会期の決定を行います。 本定例会の会期は、本日より6月28日までの23日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井上武久君) 御異議なしと認めます。従って、本定例会の会期は、本日より6月28日までの23日間とすることに決定しました。 なお、会期中の日程は、お手元に配付しております会期日程のとおりです。─────────────── △日程第3.議長報告 ○議長(井上武久君) 日程第3、議長報告を行います。 報告事項については、お手元に配付のとおりです。 監査委員から、平成25年1月分から3月分までの例月現金出納検査結果報告書及び平成24年定期監査結果報告書が提出されましたので、その写しを添付しております。 次に、議会活性化特別委員会、各常任委員会議会運営委員会の行政調査に委員を派遣しましたので、その派遣目的、派遣場所等について報告します。 次に、第42回全国温泉所在都市議会議長協議会総会、第89回全国市議会議長会定期総会に出席しましたので、その概要について報告します。 次に、第88回九州市議会議長会定期総会、第1回及び第2回九州市議会議長会理事会に出席しましたので、その概要について報告します。 次に、長崎県市議会議長会定期総会に出席しましたので、その概要について報告します。 次に、要望活動報告について、要望活動2件について報告します。 次に、議長、副議長並びに関係議員が出席しました諸事業、会議は、別紙「議会関係一般報告」のとおりであります。 以上、議長報告を終わります。─────────────── △日程第4.市長報告 ○議長(井上武久君) 日程第4、市長報告について、市長より申し出があっておりますので、これを受けることにします。金澤市長。 ◎市長(金澤秀三郎君) それでは、お許しをいただきましたので、先の第1回定例会閉会後の市政の主な動き等について、御報告申し上げます。 「第10回長崎県ねんりんピック」について。 5月11日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場メイン会場に開催された「第10回長崎県ねんりんピック」に、総勢88名が雲仙市選手団として参加いたしました。 今大会では、剣道男子70歳以上の種目に出場された愛野町の林田祥之選手とマラソン10キロ女子60歳代の種目に出場された、同じく愛野町の佐藤久美子選手が優勝され、本年10月に高知県で開催される、「全国健康福祉祭ねんりんピック」の長崎県代表としての出場資格を獲得されました。 全国大会での御活躍を祈念いたします。 「雲仙モーモーフェスティバルinみずほ2013」について。 5月4日、瑞穂町みずほの森公園一帯におきまして、「雲仙モーモーフェスティバルinみずほ2013」が開催されました。 このイベントは牛乳の消費拡大や地域活性化を目的に、地元自治会や雲仙市酪農連絡協議会の方々を中心とした実行委員会の皆様の御尽力により、今年で25回目の開催となっております。 当日は天候にも恵まれ、島原農業高校諫早農業高校の生徒の皆さんなどの御協力のもと、牛の乳搾り体験や小動物とのふれあいコーナー、ニジマスのつかみどり等々のさまざまな催しや瑞宝太鼓の皆様による演奏も岩戸神社で披露されるなど、市内はもとより県外からの観光客も含め多くの来場者があり、公園一帯は終日にぎわいを見せていたとお聞きしています。 本イベントにつきましては、ゴールデンウィークの名物イベントとして定着し、長年にわたり、地域力をもって根強く継続され、市内外の方々に元気を与えてこられたことは、関係各位の多大なる努力の賜物であり、深く感謝する所存でございます。 天正遣欧少年使節ゆかり地首長会議の開催について。 戦国時代にヨーロッパに派遣された天正遣欧少年使節にゆかりのある県内外の6市町の首長が5月8日に少年使節の一人、千々石ミゲルの誕生の地である本市において首長会議を開催いたしました。 本市を初め、構成市町である、大村市、西海市、南島原市、波佐見町及び宮崎県西都市の市町長、教育長など、関係者25名が出席され、事業計画や交流のあり方等の協議を行い、会議終了後には千々石ミゲル研究会の鈴木晴代様とメルヘンポッケの会の渡邊博子様からミゲルの生涯をまとめた自作の紙芝居を上演いただきました。 なお、本年度事業計画として国内交流事業などが承認され、8月22日から24日に中学生が参加する交流事業を雲仙市において開催し、意見発表や体験学習などを行う予定です。 今後におきましても、4少年の偉業をたたえ、ゆかりのある市町の交流の輪が広がるよう取り組んでまいります。 自治会活動活性化交付金について。 平成24年度に安全で安心して暮らせる住みよい地域社会の実現に向けて、地域コミュニティの基礎である自治会活動をより活性化させることを目的に創設いたしました。自治会活動活性化交付金につきましては、4月10日から22日にかけて開催しました自治会長会議において、事業内容等を改めて御説明したところでございます。 平成25年度につきましては、各自治会が事業への取り組みに支障が出ないよう、今月末までには概算払いにより交付するようにしております。 今後につきましても、自治会長連合会等と連携を図りながら各自治会の自主的、主体的な相違と工夫による特色ある地域活性化を支援してまいります。 予約制タクシーの運行開始等について。 公共交通機関の空白地域の解消を目的とした「予約制タクシー」の運行が、4月15日、国見、瑞穂の両地域において開始されました。 この事業は、雲仙市地域公共交通協議会が、国見、瑞穂のタクシー会社3社に委託して実施するもので、本年9月末まで4路線において運行されており、市としましても、誰もが安心して安全かつ快適に利用できる新しい交通体系の構築を目指した取り組みとして、支援を行ってまいりたいと考えております。 なお、先に本格実施しております岳地区の乗り合いタクシーにつきましては、NHKの番組でございます「のんびりゆったり路線バスの旅」で取り上げていただき、5月の16日、19日に収録が行われ、6月16日の放送予定とお聞きしております。 特定健診について。 平成20年度に始まりました特定健診も、昨年度をもって、第1期特定健康診査等実施計画が終了いたしました。伸び続ける医療費を抑制し、病気発症後の重症化を防ぐためには、生活習慣病の早期発見・早期治療を目的とする特定健診は非常に有効でありますが、受診率が伸び悩んでいる現状にあります。 本年度より、第2期特定健康診査等実施計画を実施するに当たり、さらなる受診率の向上を目指し、以前より要望のありました人間ドックを新たに実施することといたしました。 本年度の受け付けは終了いたしましたが、地域住民の健康増進を図るとともに、医療費の適正化に向けて取り組んでまいります。 消費者行政について。 本市では平成22年4月に消費者行政の専門機関として消費生活センターを設置し、消費生活全般の相談業務を行っております。消費者トラブルの相談件数は全国的にも、また長崎県内でも、平成16年度以降減少しておりますが、本市におきましては増加傾向にあります。 こうしたことから、本年度は特に情報弱者であります高齢者への消費者教育啓発を強化することとしており、地域に出向き直接情報をお伝えする出前講座の開催を60回予定し、またこれまで年4回休日の昼間に行っておりました無料司法書士相談会を、夜間の4回を加え、電話による相談にも対応するよう計画しております。 高度情報化や国際化、高齢化が進展する中、消費者トラブルは複雑・多様化し、悪質巧妙な商法が横行している現状に柔軟に対応するため、消費者教育、啓発活動を充実してまいります。 長崎県ソウル事務所開設を記念する韓国訪問及び姉妹都市求礼郡訪問について。 長崎県ソウル事務所が10年ぶりに開設されたことを記念し、5月13日に韓国ソウル市内で開催されました「長崎県ソウル事務所開設記念式典」に出席いたしました。 式典には、長崎県関係者や韓国の旅行会社など、およそ400名の関係者が集まる中、韓国関係者に雲仙市のパンフレットを配布し、本市をPRしてまいりました。 翌14日には、姉妹都市である求礼郡を訪問させていただきましたが、徐沂東郡守や金成炫議長を初めとする求礼郡の皆様のおもてなしや求礼郡の発展の様子などに、ただただ感嘆するばかりでございました。 また、求礼郡訪問後、釜山広域市で開催されました「釜山広域市・長崎県交流晩餐会」に出席いたしまして、釜山広域市長を初めとする釜山観光関係者と意見交換をさせていただきました。 今後は、長崎県ソウル事務所を通じ、また長崎県や観光連盟等とも連携を図りながら、韓国での情報発信や韓国からの観光客の誘客を促進してまいりたいと考えております。 東京都庁「長崎県雲仙市観光物産展」の開催について。 雲仙市への誘客並びに物産の販路拡大を図るため、4月10日からの7日間、東京都庁にあります「全国観光PRコーナー」におきまして、「長崎県雲仙市観光物産展」を開催し、とうふ蒲鉾やちくわなどの練り製品、カステラ等の菓子類、水産加工品等の試食販売を行いました。 大変多くのお客様に御来場いただきましたおかげで、昨年の実績を上回る売り上げを記録することができました。 また、物産展の開催にあわせ、初日からの3日間、都庁職員食堂において、雲仙ブランド認定商品の「雲仙ハマチ」や「雲仙こぶ高菜」、「雲仙あかね豚」を使用した3種類の「雲仙ランチ」を販売していただきましたが、大変好評で、5月13日にも再度「雲仙あかね豚」を使用したメニューを販売していただいたところでございます。 今後も引き続き、観光と物産振興を図ってまいりたいと考えております。 アンテナショップ「キトラス」リニューアルオープンについて。 長崎市、佐世保市と共同で福岡市に設置しております、アンテナショップ「キトラス」が、このたび、物産販売ゾーンの売り場面積を拡大するとともに、3市の食材を使用した「キトラス食堂」をオープンするなど一部改装を行い、5月23日にリニューアルオープンしました。 リニューアルオープン当日は、店頭において3市の生産者による新茶や農水産物の販売も行われ、終日にぎわいを見せていました。 今後は、運営事業者との連携を図るとともに、雲仙市における物産及び観光等の状況を精査し、販路拡大や観光客誘致など、さらなる雲仙市の地域経済への波及効果と活性化を目指してまいります。 島原半島地域食肉センターの運営について。 島原半島唯一のと畜場である雲仙市食肉センターが、4月1日から民間運営による島原半島地域食肉センターとして、新たにスタートいたしました。 島原半島地域は県下有数の畜産地帯であり、畜産業のさらなる発展と地域経済の活性化を図るため、事業実施主体である島原半島地域食肉センター事業協同組合において、現在、実施設計書の作成に取り組んでおられますが、去る4月2日に、この整備事業に係る県の支援について知事へ要望を行いました。 その後、県との詳細な調整を行い、県の助成に関する予算を本議会へ計上させていただいたところでございます。 今後とも、島原市、南島原市及び県と連携しながら、改修事業の平成27年3月の完成に向けて対応していくとともに、新食肉センターの経営安定に寄与してまいります。 諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査について。 諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査について、福岡高等裁判所の判決による開門の期限が、本年12月に迫っていることは御承知のことと存じますが、この開門に向けて、国は地元の理解が得られない状況で対策工事発注の公告、入札、開札を行い、5月28日に淡水化施設に関し、契約をしたことが明らかになりました。この行為に対し、長崎県知事、諫早市長、雲仙市長連名により、内閣総理大臣、農林水産大臣、九州農政局長に対し抗議をしたところであります。 また、6月1日には諫早湾干拓事業及び雲仙地域住民を守る会の主催による、諫早湾干拓事業を取り巻く状況について説明会が開催されました。本事業の原点に立ち返り、現状を確認し、今後の活動につなげるものでありました。 安心・安全な生活、農業・漁業の場はしっかり守っていかなければならないと改めて認識を強めたところであります。 愛津原、桃山、山田原地区の基盤整備推進について。 魅力ある農業の確立を目指し、効率的な営農による生産コストの削減や意欲ある担い手への農地集積による経営規模拡大等を促進させるために、土地基盤の整備促進を図っております。 現在、県内有数のバレイショ産地であり、積極的な営農が展開されている、愛津原、桃山、山田原地区の畑地帯270haを新規地区として位置づけし、事業採択に向け推進しているところです。 昨年11月に千々石地区と愛野地区で、それぞれ基盤整備準備委員会を発足し、現在、約50%程度の地権者が整備に前向きな意向であることを確認しております。 早期事業化に向け、地権者への同意取得を集中的に行ってまいります。 今後、国が農家所得を倍増させる目標を柱とする農業強化策が取りまとめられるところでもあり、市としましては、まずもって畑地かんがい施設を含めた基盤整備を促進し、足腰の強い農林業の実現を目指してまいります。 雲仙市商工会と霧島市商工会の姉妹盟約締結について。 平成18年に観光姉妹都市の盟約を締結しております霧島市との間におきまして、このたび両市の商工会が会員の交流を図り、相互の発展につなげるために、4月17日に合意を得て、6月29日に本市において姉妹盟約が締結されることになりました。 これまでの交流に加えて、商工分野の交流が深まることは、両市の産業振興において大変有意義なことであり、さらなる交流と発展につながるものと考えております。 雲仙市ジュニアスポーツ大会について。 4月27日から5月3日にかけて、雲仙市体育協会の主催により、「第8回雲仙市ジュニアスポーツ大会」が開催されました。 大会は、市内13会場において10競技24種目が行われ、県内外から317チーム、総勢約2千名の小中学生が参加され、全ての競技ですばらしい熱戦が展開されたと伺っております。 各競技会場では、多くの保護者の皆様の応援もあり、子どもたちも日ごろの練習の成果を十分に発揮され、競技力の向上とともに、多くの仲間との交流で楽しい思い出ができたのではないかと存じます。 本大会の開催に御尽力いただいた市体育協会と各競技団体の関係各位に感謝申し上げます。 長崎がんばらんば国体雲仙市実行委員会第3回総会について。 4月24日、長崎がんばらんば国体雲仙市実行委員会第3回総会が開催されました。 総会では、競技別リハーサル大会の概要説明、本年度の事業計画案の審議などが行われました。 また、5月25日には、島原復興アリーナにおいて、長崎県実行委員会主催の長崎がんばらんば国体・長崎がんばらんば大会開催1年前イベント「長崎がんばらんばフェスタin島原」が開催され、小学生などを対象とした競技体験の10種目が行われました。 中でも、現在普及を図っている雲仙アヅマクロスは、国体開催時に県民を対象にするスポーツレクリエーション行事であり、今回のイベントを通じ、たくさんの方に体験していただき、広く周知が図られたと伺っております。 今後は、運営ボランティア、花いっぱい運動など、市民総参加のもと、雲仙市の特性を生かした魅力あふれる大会を目指して、万全の体制を整えてまいりたいと考えておりますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。 「雲仙ゆめみらい債」の発行実績(結果)について。 市の事業や財政状況などに関心を持っていただくため、市民の皆様に御購入していただく住民参加型市場公募債「雲仙ゆめみらい債」につきましては、4月11日から4月19日までを募集期間としておりましたが、おかげをもちまして、3年連続で販売初日をもって発行総額1億円が完売となりました。多くの皆様に御購入いただき、誠にありがとうございました。 市民の皆様からお借りした大切な資金は、小中学校の大規模改造工事や消防防災施設整備事業の財源として、有効に活用させていただきます。 以上で、報告を終わらせていただきます。─────────────── △日程第5.報告第1号 △日程第6.報告第2号 △日程第7.議案第36号 △日程第8.議案第37号 △日程第9.議案第38号 △日程第10.議案第39号 △日程第11.議案第40号 △日程第12.議案第41号 △日程第13.議案第42号 △日程第14.議案第43号 △日程第15.議案第44号 △日程第16.議案第45号 △日程第17.議案第46号 △日程第18.議案第47号 △日程第19.議案第48号 △日程第20.議案第49号 △日程第21.議案第50号 △日程第22.議案第51号 △日程第23.議案第52号 △日程第24.議案第53号 △日程第25.議案第54号 △日程第26.議案第55号 △日程第27.議案第56号 △日程第28.議案第57号 △日程第29.議案第58号 ○議長(井上武久君) 日程第5、報告第1号平成24年度雲仙市一般会計繰越明許費繰越計算書についてから、日程29、議案第58号固定資産評価員の選任についてまでの25件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。金澤市長。 ◎市長(金澤秀三郎君) 提案理由を申し上げます。 まず最初に、私から今回審議をお願いいたしております案件について、概略を申し上げます。 今回お願いいたしておりますのは、専決処分した事件について承認を求めるものとして平成24年度補正予算が8件でございます。 次に、雲仙市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定など条例議案が6件、平成25年度補正予算が5件、権利の放棄に関するものなど、その他のものが3件、人事に関するものとして固定資産評価員の選任が1件、合わせて23件の議案と平成24年度繰越明許費繰越計算書の報告が2件、以上合計25の案件について御提案申し上げます。 詳細につきましては、それぞれ担当部長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 報告第1号平成24年度雲仙市一般会計繰越明許費繰越計算書について説明を求めます。畑中総務部長。 ◎総務部長(畑中隆久君) おはようございます。それでは、議案集の1ページをお開きください。 報告第1号平成24年度雲仙市一般会計繰越明許費繰越計算書について御報告を申し上げます。 平成24年度雲仙市一般会計の繰越明許費につきましては、別紙繰越計算書のとおり平成25年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告をするものでございます。 それでは、2ページをお開きください。 平成24年度から平成25年度へ繰り越した事業は、3款民生費、1項社会福祉費の地域介護福祉空間整備事業から、3ページの11款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費の現年漁港施設災害復旧事業まで、合計33件でございます。 繰越額の総額は13億304万4千円となり、その財源であります既収入特定財源、未収入特定財源及び一般財源の内訳につきましては、本表に記載しているところでございます。 以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(井上武久君) 次に、報告第2号平成24年度雲仙市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について説明を求めます。野口建設整備部長。 ◎建設整備部長(野口孔明君) おはようございます。議案集の4ページをお開きください。 報告第2号平成24年度雲仙市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御報告申し上げます。 平成24年度雲仙市簡易水道事業特別会計の繰越明許費につきましては、別紙繰越計算書のとおり平成25年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告をするものでございます。 それでは、5ページをお開きください。 平成24年度から平成25年度へ繰り越した事業は、2款施設費、1項施設整備費の千々石地区簡易水道統合整備事業及び千々石岳地区水道未普及地域解消事業の2件でございます。 繰越額の総額は1億8,853万5千円となり、その財源であります既収入特定財源、未収入特定財源及び一般財源の内訳につきましては、本表に記載しているところでございます。 以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第36号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市一般会計補正予算(第9号))の説明を求めます。畑中総務部長。 ◎総務部長(畑中隆久君) 議案集の6ページをお開きください。 議案第36号専決処分した事件の承認について御説明を申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市一般会計補正予算(第9号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、別冊で配付いたしております提出議案参考資料その2の平成24年度雲仙市補正予算資料第9回補正により御説明をいたしますので、資料の1ページをお開きください。 なお、特別会計の補正予算の説明につきましても、この資料により説明をさせていただきます。提出議案参考資料その2の第9回補正でございます。よろしいでしょうか。 専決処分いたしました一般会計の補正額は、1億7,800(「待てて」と言う者あり)はい、すいません。(「1ページ、9回補正の」と言う者あり)(「あった」と言う者あり)よろしいですか。専決処分いたしました一般会計の補正額は1億7,869万円の減額補正で、補正後の予算額は283億6,579万円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして1.1%の増となります。 次に、補正の主な内容でございますが、将来の財政負担を軽減するために長期財政計画に基づいて減債基金積立金を追加計上し、繰越明許費につきましては、健康普及推進事業を初め6件の追加、事業の進捗に伴う繰越額の変更を8件、繰り越しの予定であった事業が年度内に完了したことによる1件の廃止を行ったものでございます。 また、債務負担行為につきましては、期間の変更に伴う1件の変更を行っております。 さらに、地方債につきましても、対象事業費の変更により、辺地対策事業を初め5件の変更を行っております。 なお、今回の補正予算は、下段の3、今回補正の留意点に記載しておりますとおり、事業費の精算、不用額の精査、繰越明許費及び地方債の変更などの計上並びに基金の繰入・積立金及び会計間の繰入・繰出金の調整等を行ったものでございます。 2ページをお開きください。 補正予算の主な項目のうち、まず上段の歳入の主なものでございますが、ナンバー1の1款市税、市民税の個人、現年課税分は、修正申告による所属構成などに伴う増額分8,128万円を追加計上したものでございます。 次に、ナンバー2の10款地方交付税、普通交付税は、今回補正予算の財源調整を行うため、6億9,095万7千円を追加計上したものでございます。 次に、ナンバー3、ナンバー4の14款国庫支出金及びナンバー5の15款県支出金につきましては、項目の欄に記載しております各事業の確定に伴いまして、それぞれの歳入予算について増減額の調整を行ったものでございます。 次に、ナンバー7の18款繰入金、減債基金繰入金は、一般会計全体の歳出事業費の精算等によって財源調整が可能となったため、4億円を減額計上したものでございます。 次に、ナンバー8の20款諸収入、地域総合整備資金貸付金元利収入は、過去に貸し付けを行った事業所から当該貸付金の繰り上げ償還があったことから、2,693万円を追加計上したものでございます。 次に、ナンバー9の21款市債、過疎対策事業の道路整備事業債は、対象事業費の確定に伴いまして、起債発行額5,460万円を減額計上したものでございます。 続きまして、下段の歳出の主なものについて御説明を申し上げます。 まず、ナンバー10の2款総務費、減債基金積立金は市債残高の抑制と将来の財政負担の軽減を図るために11億257万2千円を追加計上したものでございます。 なお、ナンバー11の3款民生費、障害者自立支援給付事業から、ナンバー18の定時償還利子につきましては、事業費の減、入札執行等による不用額の精査などにより、それぞれの事業費を減額計上したものでございます。 以上で、議案第36号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第37号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市国民健康保険特別会計補正予算(第3号))及び議案第38号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号))の2件について説明を求めます。広瀬市民生活部長。 ◎市民生活部長(広瀬章文君) 皆さん、おはようございます。議案集の8ページをお開きください。 議案第37号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、提出議案参考資料その2、平成24年度補正予算資料により御説明いたしますので、資料の3ページをお開きください。 上段の国民健康保険特別会計の今回の補正額は3億6,385万2千円の減額補正で、補正後の予算額は76億6,839万7千円となり、前年度の同期と比較しますと、率にして1.5%の増となります。 次に、補正予算の主な項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の1款国民健康保険税、医療給付費分、現年課税分につきましては、決算見込みにより2,019万9千円を減額したものでございます。 ナンバー2の3款国庫支出金、一般療養給付費負担金、同じくナンバー3の普通調整交付金につきましては、交付額の決定により、合わせまして1億9,609万3千円を減額したものでございます。 続きまして、歳出でございます。ナンバー4の2款保険給付費、一般被保険者療養給付事業、同じくナンバー5の一般被保険者高額療養事業並びにナンバー6の出産育児一時金につきましては、決算見込みにより、合わせまして3億5,483万7千円を減額したものでございます。 以上で、議案第37号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の10ページをお開きください。 議案第38号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、同じく資料その2の平成24年度補正予算資料の3ページをお開きください。 下段の後期高齢者医療特別会計の今回補正額は270万円の減額補正で、補正後の予算額は4億6,792万5千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして6.4%の増となります。 次に、補正予算の主な項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の3款繰入金は、事務費繰入金の確定により、1,164万円を減額したものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー2の1款総務費は一般管理事務費の減により、270万円を減額したものでございます。 以上で、議案第38号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第39号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号))及び議案第40号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市下水道事業特別会計補正予算(第3号))の2件について説明を求めます。野口建設整備部長。 ◎建設整備部長(野口孔明君) 議案集の12ページをお開きください。 議案第39号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、平成24年度補正予算資料により御説明いたしますので、資料の4ページをお開きください。 上段の簡易水道事業特別会計の今回補正額は、1億2,853万9千円の減額補正で、補正後の予算額は9億6,217万9千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして2.7%の減となります。 次に、補正予算の主な項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の3款繰入金、一般会計繰入金は、今回補正予算の財源調整を行うため、5,410万4千円を減額したものでございます。 次に、ナンバー2の6款市債、簡易水道事業債は起債対象事業費の減により、3,530万円を減額したものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー3の1款水道事業費、簡易水道運営費及びナンバー4の2款施設費、千々石地区簡易水道統合整備事業につきましては、入札執行等による事業費の減に伴い、合わせまして4,329万2千円を減額したものでございます。 なお、繰越明許費につきましては、事業の進捗に伴う繰越額の変更を1件行っております。 また、地方債につきましても、起債対象事業費の減により4件の変更を行っております。 以上で、議案第39号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の14ページをお開きください。 議案第40号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、平成24年度補正予算資料により御説明いたしますので、資料の4ページをお開きください。 下段の下水道事業特別会計の今回補正額は4,373万円の減額補正で、補正後の予算額は11億9,536万7千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして1%の増となります。 次に、補正予算の主な項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の2款使用料及び手数料、下水道使用料は収入実績により261万1千円を追加したものでございます。 次に、ナンバー2の6款繰入金、下水道整備基金繰入金は、下水道使用料等の歳入予算の追加及び歳出事業費の減などにより、財源の調整が可能となったため、4,530万円を減額したものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー3の1款総務費、下水道事業維持管理費は、修繕料等の減に伴い、1,609万5千円を減額したものでございます。 ナンバー4の2款公共下水道事業費、瑞穂地区水道施設整備事業は、入札執行等による工事請負費及び水道移転補償費の減に伴い、672万5千円を減額したものでございます。 なお、地方債につきましては、起債対象事業費の減により2件の変更を行っております。 以上で、議案第40号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第41号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市と畜場特別会計補正予算(第2号))の説明を求めます。酒井農林水産商工部長。 ◎農林水産商工部長(酒井利和君) 議案集の16ページをお開きください。 議案第41号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市と畜場特別会計補正予算(第2号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、平成24年度補正予算資料により説明いたしますので、資料の5ページをお開きください。 上段のと畜場特別会計の今回の補正額は107万円の追加補正で、補正後の予算額は4億9,303万3千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして140.6%の増となります。 次に、補正予算の主な項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の3款繰越金、前年度繰越金は繰越金の額の確定に伴い、107万円を追加したものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー2の1款と畜場事業費運営費は、平成24年度をもってと畜場特別会計を廃止することに伴い、歳入歳出決算により確定した余剰金を一般会計へ繰り出すため、196万1千円を追加したものでございます。 以上で、議案第41号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第42号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)の説明を求めます。山本観光物産まちづくり推進本部長。 ◎観光物産まちづくり推進本部長(山本松一君) おはようございます。議案集の18ページをお開きください。 議案第42号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出の概要につきましては、平成24年度補正予算資料により御説明をいたしますので、資料の5ページをお開きください。 下段の国民宿舎事業特別会計の今回補正額は2,264万6千円の減額補正で、補正後の予算額は1億6,247万円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして3.9%の減になります。 次に、補正予算の主な項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の1款国民宿舎事業収入、休憩料収入及びナンバー2の食事料収入につきましては、どちらも決算見込みにより、合わせまして1,811万9千円を減額したものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー3の1款国民宿舎事業費、臨時職員人件費は、職員の不補充による賃金の減等により、1,296万9千円を減額したものでございます。 以上で、議案第42号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第43号専決処分した事件の承認について(平成24年度雲仙市温泉浴場事業特別会計補正予算(第1号))の説明を求めます。広瀬市民生活部長。 ◎市民生活部長(広瀬章文君) 議案集の20ページをお開きください。 議案第43号専決処分した事件の承認について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度雲仙市温泉浴場事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり専決処分を行いましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。 歳入歳出予算の概要につきましては、平成24年度補正予算資料により御説明いたしますので、資料の6ページをお開きください。 温泉浴場事業特別会計の今回の補正額は154万円の追加補正で、補正後の予算額は1,217万8千円となり、前年度の同期と比較しますと、率にして53.2%の増となります。 次に、補正予算の項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の3款繰越金、前年度繰越金は一般会計から繰り入れにより実施いたしました施設改修工事の執行残154万円を一般会計へ繰り出すための財源として追加したものでございます。 続きまして、歳出につきましては、歳入と同額をナンバー2の1款温泉浴場事業費、維持管理費に追加したものでございます。 以上で、議案第43号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(井上武久君) ここで、11時15分まで休憩をいたします。=午前11時05分 休憩= =午前11時16分 再開= ○議長(井上武久君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、議案第44号島原地域広域市町村圏組合規約の変更について及び議案第45号雲仙市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定についての2件について説明を求めます。畑中総務部長。 ◎総務部長(畑中隆久君) それでは、議案集の22ページをお開きください。 議案第44号島原地域広域市町村圏組合規約の変更について御説明を申し上げます。 本案は、提案理由も記載しておりますとおり、組合の管理者及び副管理者の任期を変更するため、島原地域広域市町村圏組合規約の変更に関する関係市との協議について、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。 それでは、規約変更の内容につきまして、新旧対象表で御説明を申し上げますので、提出議案参考資料その1の1ページをお開きください。 第7条第4項の管理者及び副管理者の任期について、関係市の長としての任期を2年に変更しようとするものでございます。 なお、変更後の規約につきましては、附則において定めるところにより、長崎県知事の許可があった日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第44号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の24ページをお開きください。 議案第45号雲仙市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について御説明を申し上げます。 本案は、提案理由も記載しておりますとおり、雲仙市の災害応急対策または災害復旧等に伴い、本市に派遣され、本市の区域内に滞在する職員に対し派遣手当を支給するためこの条例を制定することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 それでは、条例の主な内容につきまして御説明を申し上げますので、25ページをお開きください。 まず、第1条は条例の趣旨について定めております。内容は、暴風・豪雨・洪水等の災害が発生した際や国に対する外部からの武力攻撃が発生した事態または新型インフルエンザ等の感染症が発生した際に必要な措置をとるために、本市からの派遣要請に応じて国の行政機関あるいは他の地方公共団体から、住所を離れて本市の区域内に滞在することになった派遣職員に対して支給する手当、災害派遣手当に関し必要なことを定めようとするものでございます。 次に、第2条では手当の額について、内容に応じて別表のとおりの額を支給しようとするものでございます。 なお、本条例につきましては、附則において定めるところにより、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第45号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第46号雲仙市子ども・子育て会議条例の制定について説明を求めます。本多市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(本多周太君) 皆さん、おはようございます。議案集の26ページをお開きください。 議案第46号雲仙市子ども・子育て会議条例の制定について御説明を申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、子ども・子育て支援法が公布されたことに伴い、本市における子ども・子育て支援に関する施策の推進を図り、子どもの健やかな成長に資するため、この条例を制定することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 それでは、条例の主な内容につきまして御説明をいたしますので、27ページをお開きください。 まず、第1条で制定の目的を定め、第2条では所管事項として市が実施する子ども・子育てに関する事業について、市長の諮問に応じ調査・審議するものとし、また必要に応じて市長に建議することができるものとしております。 次に、第3条では組織について規定し、第1項で会議委員の数を12名以内とし、第4項では委員の任期を2年としております。 次に、第4条では会長及び副会長について規定し、第5条では会議について規定しております。 なお、本条例につきましては、附則において定めるところにより、公布の日から施行しようとするものでございます。 また、附則第3項では、雲仙市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 恐れ入りますが、提出議案参考資料その1の2ページをお開きください。 別表に、子ども・子育て会議委員に係る報酬7千円を追加しようとするものでございます。 以上で、議案第46号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第47号雲仙市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてから、議案第49号雲仙市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてまでの3件について説明を求めます。広瀬市民生活部長。 ◎市民生活部長(広瀬章文君) 議案集の29ページをお開きください。 議案第47号雲仙市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、新型インフルエンザ等対策特別措置法が施行されたことに伴い、雲仙市の対策本部に関し必要な事項を定めるため、この条例を制定することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 それでは、条例の主な内容につきまして説明いたしますので、30ページをお開きください。 まず、第2条では組織について定めようとするものでございます。 なお、対策本部長は市長をもって充てること、本部員に副市長、教育長、所轄の消防長等及び市職員を置くこと、副本部長を置くこと等につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法で規定されているところでございます。 次に、第3条では対策本部の会議について定め、第4条は対策本部に置くことができる部について定めようとするものでございます。 なお、本条例につきましては、附則において定めるところにより、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第47号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の31ページをお開きください。 議案第48号雲仙市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の整備を図るため、この条例の一部を改正することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 なお、条例改正の内容につきましては、新旧対象表で御説明いたしますので、提出議案参考資料その1の3ページをお開きください。 第34条の7及び附則第7条の4につきましては、所得税及び個人住民税をあわせて一定限度まで寄附金の全額を控除する地方公共団体への寄附金、一般的に「ふるさと寄附金」と申しますが、について、平成25年度から復興特別所得税が創設されることに伴い、ふるさと寄附金に係る特例控除額を見直す改正でございます。 次に、第57条及び5ページの第131条につきましては、独立行政法人森林総合研究所が行う特定中山間保全整備事業及び農用地総合整備事業に伴う仮換地等に係る固定資産税及び特別土地保有税の納税義務者の特例措置の廃止と同独立行政法人が農用地総合整備事業の用に供する固定資産に係る固定資産税及び特別土地保有税の非課税措置の廃止による改正でございます。 6ページをお開きください。 附則第3条の2及び第4条につきましては、国税における延滞金及び還付加算金の見直しに伴い、地方税に係る延滞金、還付加算金の利率を引き下げる改正でございます。 次に、7ページの附則第4条の2につきましては、公益法人等の譲渡所得等の非課税の特例の適用範囲の改正により、租税特別措置法第40条第10項を追加する改正でございます。 次に、8ページでございます。附則第7条の3の2につきましては、住宅借入金等特別控除の適用期限を平成29年まで4年間延長するとともに、控除限度額を引き上げる改正でございます。 次に、9ページの附則第17条の2第3項につきましては、租税特別措置法第37条の9の2、認定事業用地適正化計画の事業用地の区域内にある土地等の交換の場合の譲渡所得の特例が長期譲渡所得の課税の特例の対象になったため、削除する改正でございます。 次に、附則第22条の2及び13ページからございます第23条につきましては、東日本大震災により、居住用家屋が滅失もしくは損壊したため居住の用に使用できなくなったことにより、当該家屋の敷地であった土地を所有者の死亡等によりその相続人が譲渡した場合であっても、居住用財産の譲渡の特例を受けることが可能となる改正でございます。 以上で、議案第48号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の36ページをお開きください。 議案第49号雲仙市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、地方税法の一部を改正する法律が公布されたこと並びに雲仙市国民健康保険特別会計の財政安定化を図るために適用税率を改正することに伴い、所要の整備を図るため、この条例の一部を改正することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 なお、条例改正の内容につきましては、新旧対象表で説明いたしますので、提出議案参考資料その1の15ページをお開きください。 第3条第1項につきましては、国民健康保険税の基礎課税額の所得割についての改正でございますが、前年の所得状況から試算し、現行の8.2%の税率を8.6%に改正しようとするものでございます。 次に、第5条の2につきましては、特定世帯に係る国民健康保険の被保険者世帯平等割額を最初の5年間は2分の1を減額する現行措置に、その後3年間は4分の1を減額する軽減措置を加える改正でございます。 なお、第5条の6で、後期高齢者支援金の世帯別平等割額についても同様の改正を行おうとするものでございます。 次に、16ページの第5条の3につきましては、後期高齢者支援金等課税額に係る所得割についての改正でございますが、先程の基礎課税額の所得割と同様、所得状況試算により、現行の1.7%の税率を1.8%に改正しようとするものでございます。 次に、17ページの第6条につきましては、介護納付金課税被保険者に係る所得割の改正でございますが、先程と同様、所得状況の試算により現行の1.5%の税率を1.6%に改正しようとするものでございます。 次に、同じページの第13条第1項第1号から、19ページの第3号につきましては、所得に応じた均等割額、世帯平等割額の軽減措置に係る基準額の算定において、国民健康保険の被保険者であったものが、国民健康保険から後期高齢者医療制度へ移行しても、移行後5年間は国民健康保険の被保険者と見なして算定する特例を恒久化するなどの改正でございます。 次に、20ページになります。20ページの附則第21項につきましては、市民税において、東日本大震災により居住用家屋が滅失もしくは損壊したため、居住の用に使用できなくなったことにより、当該家屋の敷地であった土地を所有者の死亡等によりその相続人が譲渡した場合であっても、居住用財産の譲渡の特例を受けることができることとされました。 これは、国民健康保険税の所得割の課税標準の取り扱いについても同様の取り扱いとするため、国民健康保険税条例の改正が必要となったものでございます。 以上で、議案第49号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第50号雲仙市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について説明を求めます。本多市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(本多周太君) 議案集の39ページをお開きください。 議案第50号雲仙市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、長崎県福祉医療費補助金実施要綱の一部が改正されたことに伴い、所要の整備を図るため、この条例の一部を改正することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 なお、条例改正の内容につきましては、新旧対象表で御説明いたしますので、提出議案参考資料その1の22ページをお開きください。 今回の改正は、支給対象者の拡大と支給率の変更が主なものでございます。 まず、第1条他、この条例において「心身障害者」を「障害者」に改めようとするものでございます。 次に、第2条で新たに定義することになる支給対象者を拡大しようとするものでございますが、第1項第3号で精神障害者を新たに追加し、第3項から配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、いわゆるDV防止法に基づく保護命令を受けた20歳未満の子を現に監護する母、母子家庭の子、父子家庭の父及び父子家庭の子を追加しようとするものでございます。 次、24ページをお開きください。 第3条の支給対象者の第2号の字句を「障害者」へ改正することにより、後期高齢者保険適用者のうち、身体障害者手帳等級3級の方や療育手帳程度「B1」の方、いわゆる中度障害者の方も新たに支給対象にしようとするものでございます。 次に、第4条からの支給につきましては、25ページの第1項第1号のアで精神障害者1級の方の通院について追加し、同号のイでは中度障害者の方の支給額を「3分の2」から「2分の1」に改め、また、同条第2項において、第3条で支給対象に追加した後期高齢者保険適用者の中度障害者の方への支給額も同様に2分の1にしようとするものでございます。 なお、改正後の条例につきましては、附則において定めるところにより、平成25年10月1日から施行しようとするものでございますが、第2条第3項から同条第6項に係る改正につきましては、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第50号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第51号平成25年度雲仙市一般会計補正予算(第2号)案について説明を求めます。畑中総務部長。 ◎総務部長(畑中隆久君) 議案第51号平成25年度雲仙市一般会計補正予算(第2号)案について御説明を申し上げます。 議案集では42ページになりますが、歳入歳出の概要につきましては、別冊で配付をいたしております、提出議案参考資料その2の平成25年度雲仙市補正予算(案)資料第2回補正により御説明をいたしますので、資料の1ページをお開きください。 なお、特別会計等の補正予算の説明につきましても、この資料により説明をさせていただきます。 提出議案参考資料その2の第2回補正でございます。資料の1ページをお開きいただきたいと思います。 一般会計の今回予算額は3億7,739万円の追加補正で、補正後の予算額は282億2,865万9千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして7.0%の増となります。 次に、2、今回補正の主な内容でございますが、一般会計では雲仙グリーンロード安全対策事業、住宅性能向上リフォーム支援事業などの追加計上を行おうとするものでございます。 また、地方債につきましても、島原半島地域食肉センター整備事業補助金の増額に伴う合併特例事業債など、2件の変更を行おうとするものでございます。 なお、今回の補正予算は、下段の3、今回補正の留意点に記載しておりますとおり、補助金等の内示を受けた事業の他、早期に執行を要する経費や人事異動及び共済組合負担金率の改定等に伴う人件費の増減などについて計上をしようとするものでございます。 2ページをお開きください。 補正予算の主な項目のうち、上段の歳入の主なものでございますが、ナンバー1の14款国庫支出金、地域の元気臨時交付金は、国の経済対策の一環として平成24年度の補正予算に計上され、平成25年度に地方自治体に交付されるものでございますが、早期に事業に着手できるように今回、2億4,173万6千円を新規計上しようとするものでございます。 ナンバー2の15款県支出金、農業経営対策事業費補助金は、新規就農者や意欲ある経営組織に対して、農業用機械等を導入する際に支援を行うための補助金でございますが、県から当初の見込みを上回る配分額が示されたことに伴い、1,777万9千円を追加計上しようとするものでございます。 また、ナンバー4の20款諸収入、コミュニティ助成事業補助金は、助成額の内示があった670万円を新規計上しようとするものでございます。 なお、本年度は千々石北船津名郷土芸能保存会のだしなどの購入、国見東里自治会の絵図修繕及び地域活動用の備品購入及び雲仙市物産販売促進協議会が行う、うんぜん「食」のまちづくり推進事業の3件の事業が採択され、これらに対して助成を行おうとするものでございます。 続きまして、下段の歳出の主なものについて御説明を申し上げます。 まず、ナンバー6の4款衛生費、漂流漂着ごみ撤去事業は、国が平成25年度に新たに創設した補助事業を活用して、「長崎県海岸漂流漂着物対策推進計画」に重点区域として指定された海岸の漂着物回収を行うため、264万7千円を新規計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー7の6款農林水産業費、南串山赤間漁港海岸高潮対策事業は、歳入で申し上げました国の元気臨時交付金を財源として、消波ブロックの散乱などによって防災機能が低下していることから、既存ブロックを活用した越波対策を施し、海岸沿いの住民の安全確保を図るため、1,500万円を新規計上しようとするものでございます。 次に、ナンバー8の8款土木費、住宅性能向上リフォーム支援事業は、歳入についてはナンバー3に記載しておりますが、本事業につきましても平成25年度から県が新規に補助制度を創設したもので、住宅の性能向上を目的に、リフォームを行うものに対して助成を行おうとするものでございます。 対象となるリフォームの内容は、段差解消などのバリアフリー工事、屋根や壁の断熱などの省エネ対策工事及び基礎の補強などの防災対策工事の3つの改修工事が対象となるもので、本市においても県の補助金を活用して住宅リフォームに対する新たな支援事業を行うため、1,036万1千円を新規計上しようとするものでございます。 最後のナンバー10、10款教育費、小学校施設整備事業は、本事業も国の元気臨時交付金を財源として、多比良小学校、鶴田小学校の老朽化したプールの改修及び八斗木小学校の校舎の防水工事を前倒しして教育環境の自立を図るため、5,650万円を新規計上しようとするものでございます。 以上で、議案第51号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) ここで、1時まで休憩をいたします。=午前11時49分 休憩= =午後1時00分 再開= ○議長(井上武久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第52号平成25年度雲仙市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)案について及び議案第53号平成25年度雲仙市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案についての2件について説明を求めます。野口建設整備部長。 ◎建設整備部長(野口孔明君) 議案第52号平成25年度雲仙市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)案について御説明申し上げます。 議案集では43ページになりますが、歳入歳出の概要につきましては、平成25年度補正予算(案)資料により御説明いたしますので、資料の12ページをお開きください。 上段の簡易水道事業特別会計の今回補正額は231万6千円の追加補正で、補正後の予算額は8億3,737万2千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして17.8%の減となります。 次に、補正予算の項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の4款繰入金、一般会計繰入金は今回補正予算の財源調整を行うため、231万6千円を追加しようとするものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー2の1款水道事業費、職員人件費は、人事異動及び共済組合負担金率の改定等に伴い、231万6千円を追加しようとするものでございます。 以上で、議案第52号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第53号平成25年度雲仙市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案について御説明申し上げます。 議案集では44ページになりますが、歳入歳出の概要につきましては、先程と同じ資料の12ページをお開きください。 下段の下水道事業特別会計の今回補正額は11万3千円の追加補正で、補正後の予算額は12億1,971万6千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして5.6%の減となります。 次に、補正予算の項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の6款繰入金、公共下水道費繰入金は今回補正予算の財源調整を行うため、11万3千円を追加しようとするものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー2の1款総務費、職員人件費及びナンバー3の2款公共下水道事業費、瑞穂地区下水道職員人件費につきましては、人事異動及び共済組合負担金率の改定等に伴い、合わせまして11万3千円を追加しようとするものでございます。 以上で、議案第53号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第54号平成25年度雲仙市国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)案について説明を求めます。山本観光物産まちづくり推進本部長。 ◎観光物産まちづくり推進本部長(山本松一君) 議案第54号平成25年度雲仙市国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)案について御説明申し上げます。 議案集では45ページになりますが、歳入歳出の概要につきましては、平成25年度補正予算(案)資料により御説明いたしますので、資料の13ページをお開きください。 上段の国民宿舎事業特別会計の今回補正額は3万6千円の追加補正で、補正後の予算額は1億9,285万6千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして4.2%の増になります。 次に、補正予算の項目のうち、まず歳入でございますが、ナンバー1の4款繰越金、前年度繰越金は今回補正予算の財源調整を行うため、3万6千円を追加しようとするものでございます。 続きまして、歳出でございますが、ナンバー2の1款国民宿舎事業費、職員人件費は職員退職手当事業負担金の増に伴い、3万6千円を追加しようとするものでございます。 以上で、議案第54号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第55号平成25年度雲仙市水道事業会計補正予算(第1号)案について及び議案第56号雲仙市の区域内に新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更についての2件について説明を求めます。野口建設整備部長。 ◎建設整備部長(野口孔明君) 議案第55号平成25年度雲仙市水道事業会計補正予算(第1号)案について御説明申し上げます。 議案集では46ページになりますが、歳入歳出の概要につきましては、平成25年度補正予算(案)資料により御説明いたしますので、資料の13ページをお開きください。 下段の水道事業会計の今回補正額は60万8千円の減額補正で、補正後の予算額は6億6,934万円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして14.2%の増となります。 次に、補正予算の項目の支出でございますが、ナンバー1の1款水道事業費用、総係費は人事異動及び共済組合負担金率の改定等に伴い、60万8千円を減額しようとするものでございます。 以上で、議案第55号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の47ページをお開きください。 議案第56号雲仙市の区域内に新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について御説明申し上げます。 本事業は、長崎県が事業主体として平成15年度に国見町神代地区の公有水面の埋立免許を取得され、海岸保全施設整備を実施されておりましたが、このたび工事が完了し、竣功認可を受けられました。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、この竣功に伴い、雲仙市の区域内に新たに生じた土地を確認し、字の区域を変更することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 48ページをお開きください。 新たに生じた土地について御説明いたします。 位置は、雲仙市国見町神代戊字向町の一部で、面積は護岸敷1482.37m2、編入する区域は字向町でございます。 なお、位置図等につきましては、提出議案参考資料その1の28ページ及び29ページに記載しております。 以上で、議案第56号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第57号権利の放棄について説明を求めます。酒井農林水産商工部長。 ◎農林水産商工部長(酒井利和君) 議案集の49ページをお開きください。 議案第57号権利の放棄について御説明申し上げます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、補助金の一部目的外使用により返還を求めていた事業主体の破産手続が終了し、債権回収が不能となったため、権利の放棄をすることについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 50ページをお開きください。 権利放棄をする債権の名称は雲仙市商店街活性化推進事業補助金返還金、債権の金額は154万3千円、相手方は補助事業の事業主体、放棄の理由といたしましては、平成22年度雲仙市商店街活性化推進事業補助金を活用し、店舗改修等を行った事業主体が業績不審により平成23年1月末をもって事業を廃止し、その後に補助金の一部目的外使用が判明したため、平成23年3月9日に補助金交付決定額の一部取り消しと返還命令を行いました。 平成23年10月12日には事業主体の破産手続が終了し、財産不足のため市への配当がないことが確定し、事業主体である法人は消滅しました。これにより、債権回収不能となりましたことから、権利を放棄しようとするものでございます。 以上で、議案第57号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) 次に、議案第58号固定資産評価員の選任について、広瀬章文市民生活部長の一身上に関する事件であるため、広瀬章文君の退席を求めます。 〔広瀬章文君退場〕 ○議長(井上武久君) 提案理由の説明を求めます。畑中総務部長。 ◎総務部長(畑中隆久君) 議案集の51ページをお開きください。 議案第58号固定資産評価員の選任について御説明を申し上げます。 地方税法第404条第1項において、「市町村長の指揮を受けて固定資産を適正に評価し、かつ市町村長が行う価格の決定を補助するため、市町村に固定資産評価員を設置する」と規定されており、同条第2項において、「固定資産評価員は固定資産の評価に関する知識及び経験を有する者のうちから、市町村長が当該市町村の議会の同意を得て選任する」と規定されているところでございます。 本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、前任者の菅勇二氏が本年3月31日をもちまして雲仙市役所を定年退職されたことにより、後任の固定資産評価員として広瀬章文市民生活部長を選任することについて、議会の同意を求めようとするものでございます。 なお、候補者の略歴につきましては、提出議案参考資料その1の30ページに掲載いたしております。 以上で、議案第58号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上武久君) これから議案第58号について質疑を行います。質疑の通告はあっておりませんので、質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井上武久君) 御異議なしと認めます。従って、委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。討論の通告はあっておりませんので、討論を終わります。 これから議案第58号を採決します。議案第58号は原案どおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井上武久君) 御異議なしと認めます。従って、議案第58号は原案どおり可決することに決定しました。 広瀬章文市民生活部長の入場を許可します。 〔広瀬章文君入場〕─────────────── ○議長(井上武久君) 以上で、本日の日程は全て終了しました。 次の本会議は6月10日定刻より開きます。 本日はこれで散会とします。=午後1時17分 散会=...