平成 20年 第4回定例会(12月)
出席議員(28名) 2番 大久保 信 一 君 3番 深 堀 善 彰 君 4番 進 藤 一 廣 君 5番 前 田 哲 君 6番 上 田 篤 君 7番 原 田 洋 文 君 8番 吉 田 美和子 君 9番 町 田 康 則 君10番 松 尾 文 昭 君 11番 森 山 繁 一 君12番 前 川 治 君 13番 町 田 義 博 君14番 小 畑 吉 時 君 15番 佐 藤 靖 弘 君16番 井 上 武 久 君 17番 柴 田 安 宣 君18番 小 田 孝 明 君 19番 岩 下 勝 君20番 福 田 大 東 君 21番 増 山 良 三 君22番 町 田 誠 君 23番 岩 永 基 和 君24番 荒 木 正 光 君 25番 中 村 勲 君26番 中 村 一 明 君 27番 石 田 德 春 君29番 元 村 康 一 君 30番 酒 井 八洲仁 君欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づく出席
者 市長 奥 村 愼 太 郎 君 副市長 金 子 知 充 君 副市長 吉 田 博 幸 君 教育長 鈴 山 勝 利 君
観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
総務部長 小 川 龍 二 君
市民生活部長 今 崎 正 敏 君
市民福祉部長兼
福祉事務所長 辻 政 実 君
農林水産商工部長 酒 井 利 和 君
建設整備部長 島 田 英 俊 君 教育次長 塩 田 貞 祐 君
農委事務局長 東 信 一 郎 君
国見総合支所長 中 山 敏 君
瑞穂総合支所長 酒 井 忠 信 君
愛野総合支所長 朝 永 秀 人 君
千々石総合支所長 福 島 悟 君
小浜総合支所長 中 村 美 恵 子 君
南串山総合支所長 富 永 篤 君
代表監査委員 吉 田 正 博 君
政策企画課長 畑 中 隆 久 君 会計
管理者兼
会計課長 溝 内 正 人 君
議会事務局 局長 境 川 秀 生 君 次長 力 野 和 久 君 係長 本 田 理 恵 君 主査 和 田 香 恵 君 主事 松 尾 泰 浩 君平成20年11月27日(木)
議事日程議事日程 第1号┌────┬──────┬──────────────────────┬──────
┐│日程番号│議案番号 │件 名
│備 考 │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│1
│ │会議録署名議員の指名
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│2
│ │会期の決定
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│3
│ │議長報告 │ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│4
│ │市長報告 │ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│5
│ │議会活性化特別委員会の
中間報告について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│6
│認定第1
号 │平成19年度雲仙市
一般会計歳入歳出決算認定に
│継続審査 ││ │ │ついて
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│7
│認定第2
号 │平成19年度雲仙市
国民健康保険特別会計歳入歳│継続審査 ││ │ │出決算認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│8
│認定第3
号 │平成19年度雲仙市
老人保健特別会計歳入歳出決│継続審査 ││ │ │算認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│9
│認定第4
号 │平成19年度雲仙市
簡易水道事業特別会計歳入歳│継続審査 ││ │ │出決算認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│10
│認定第5
号 │平成19年度雲仙市
下水道事業特別会計歳入歳出│継続審査 ││ │ │決算認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│11
│認定第6
号 │平成19年度雲仙市
と畜場特別会計歳入歳出決算│継続審査 ││ │ │認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│12
│認定第7
号 │平成19年度雲仙市
国民宿舎事業特別会計歳入歳│継続審査 ││ │ │出決算認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│13
│認定第8
号 │平成19年度雲仙市
温泉浴場事業特別会計歳入歳│継続審査 ││ │ │出決算認定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│14
│認定第9
号 │平成19年度雲仙市
水道事業会計決算認定につ
│継続審査 ││ │ │いて
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│15
│議案第87
号│一般社団法人及び
一般財団法人に関する
法律 │総務部 ││ │ │等の施行に伴う関係条例の整備に関する
条例 │ ││ │ │の制定について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│16
│議案第88
号│雲仙市千々石町、小浜町及び南串山町におけ
│市民生活部 ││ │ │るし尿の処理及び清掃に関する条例の一部を │ ││ │ │改正する条例について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│17
│議案第89
号│平成20年度雲仙市
一般会計補正予算(第6号)
│総務部 ││ │ │案について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│18
│議案第90
号│平成20年度雲仙市
国民健康保険特別会計補正予│市民生活部 ││ │ │算(第2号)案について
│ │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│19
│議案第91号│
指定管理者の
指定について
│農林水産商工││ │ │ │ 部│├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│20
│議案第92号│
指定管理者の
指定について
│教育委員会 │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│21
│議案第93号│
指定管理者の
指定について
│教育委員会 │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│22
│議案第94
号│損害賠償の額の決定及び和解について
│建設整備部 │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│23
│議案第95
号│公平委員会の事務の委託の廃止について
│総務部 │├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤│24
│議案第96
号│教育委員会委員の任命について
│総務部 │└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘=午前10時00分 開会=
○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。これより平成20年第4回
雲仙市議会定例会を開会します。
議事日程第1号により、本日の会議を進めます。───────────────
△日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、4番、
進藤一廣議員、5番、
前田哲議員を指名します。───────────────
△日程第2.会期の決定
○議長(酒井八洲仁君) 日程第2、会期の決定を行います。 本定例会の会期は、本日より12月18日までの22日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 御異議なしと認めます。従って、本定例会の会期は、本日より12月18日までの22日間とすることに決定しました。なお、会期中の日程は、お手元に配付しております
会期日程のとおりです。───────────────
△日程第3.
議長報告
○議長(酒井八洲仁君) 日程第3、
議長報告を行います。
報告事項については、お手元に配付のとおりです。
監査委員から、平成20年7月分から9月分までの
例月現金出納検査及び平成20年度定期監査の結果報告書が提出されましたので、その写しを配付しております。 次に、本日までに受理しました請願・陳情等は、請願・
陳情付託報告のとおり、請願1件、陳情1件となっております。請願第11号は、本会議で審議します。陳情第2号は、
教育厚生常任委員会に送付します。 次に、
議員派遣報告について、
大韓民国求礼郡の
公設運動場落成記念式典出席及び行政調査に議員を派遣しましたので、その
派遣目的、
派遣場所等について報告します。 次に、
委員派遣報告について、
議会運営委員会行政調査に委員を派遣しましたので、その
派遣目的、
派遣場所等について報告します。 次に、
九州市議会議長会第3回理事会に出席しましたので、その概要について報告します。 次に、
要望活動報告について、
別紙要望活動報告のとおり、5項目について
要望活動並びに要望書の提出を行いましたので、報告します。 次に、
別紙議会関係一般報告のとおり、議長並びに
関係議員が出席しましたので、報告します。 以上、
議長報告を終わります。───────────────
△日程第4.
市長報告
○議長(酒井八洲仁君) 日程第4、
市長報告について、市長より申し出があっておりますので、これを受けることといたします。
奥村市長。
◎市長(
奥村愼太郎君) おはようございます。お許しをいただきましたので、先の第3回
定例会閉会後の市政の主な動き等について御報告を申し上げます。 まず、第14回
全国棚田サミットにつきまして、御案内のとおり、去る10月16日から18日までの3日間、雲仙市、長崎市を主会場といたしまして、両市の共催によります第14回
全国棚田サミットを開催いたしました。 17日に本市で実施いたしました
現地見学会、5つのテーマに分かれた分科会や、全体交流会には、合わせて約1,600名の方に参加をしていただき、3日間の延べ参加
者数は、約2,800名に及びました。 当日は、好天にも恵まれまして、地元の
千々石岳地区の皆様はもとより、数多くの
雲仙市民の皆様に御協力を賜り、サミットを成功させることができました。心より感謝を申し上げます。 また、御参加いただきました皆様からは、趣向を凝らした
現地見学会の取り組みや、数年ぶりに開催いたしました分科会など、大変有意義な大会であったとの評価をいただきました。 18日の閉会式におきましては、「棚田を活用した教育の推進」、「都市部への情報発信と交流を生かした
保全活動」など、5つの取り組みを実行していくことが採択されますとともに、地域の宝でございます棚田を次の世代に引き継ぐ決意が表明され、次回開催地でございます新潟県十日町市にバトンタッチをしたところでございます。
北京長崎フェアと武夷山
市表敬訪問について。 10月18日から北京「
長崎フェア」が中国北京市の
新光天地デパートで開催をされ、21日に設定されておりました「雲仙市の日」に合わせて、訪中いたしました。 今回の北京「
長崎フェア」は、物産、観光、産業など、長崎県を総合的に中国の富裕層に売り込むための出発点とすることを目的としたものでございまして、25日までの8日間の来場
者数は、約3万5千人であったとの報告を受けております。 21日の「雲仙市の日」は、平日にも関わりませず、大勢の
北京市民が来場され、雲仙市に関係します
クイズ大会、雲仙市観光大使によります日舞披露や浴衣の着つけ教室は、人気を博し、十分に雲仙市の地名度を高め、その魅力を伝えることができたものと確信をいたしております。 また、武夷山
市表敬訪問につきましては、本年7月に市職員が調査のため武夷山を訪問いたしました折に、
雲仙市長の来訪を強く望まれていたとのことでございましたので、今回、北京「
長崎フェア」に合わせまして、武夷山市を訪問した次第であります。 武夷山市では、空港で林春松副市長の出迎えを受け、その日の夜に
胡書仁市長との会談を持つことができました。会談では、武夷山市の
姉妹都市締結に対する並々ならぬ意欲を十分に感じたところであり、当面は、雲仙市
観光協議会を中心に、青少年の交流や産業面での交流など、民間によります
交流事業を先行させ、
姉妹都市締結の是非について議会とも御相談を申し上げながら、結論を出してまいりたいと考えております。
観光姉妹都市「霧島市」との
交流事業について。
観光姉妹都市であります鹿児島県霧島市との
交流事業でございますが、本年7月に雲仙市で開催されました
国民保養温泉地協議会総会に、霧島市から10名の関係
者に参加をしていただきました。 本市におきまして、10月18日から2日間、霧島市を代表する祭りでございます「
きりしま隼人浜下り」に、観櫻火宴の鎧武者11名を派遣し、11月9日の「霧島市市制3周年
記念式典」には、市議会より元村副議長に出席をしていただきました。また、同日開催されました「
霧島ふるさと祭」では、雲仙市のブースを設けていただき、物産品の販売を行ったところでございます。 さらに、12月7日に実施いたします「第1回雲仙市
産業まつり」におきましては、霧島市からおいでいただき、「霧島市
特産品コーナー」を設置することとしており、引き続き交流を深めていきたいと考えております。 第15回
島原半島ツーデーマーチについて。 去る10月25日に開催されました
島原半島ツーデーマーチは、今年で15回を数える
記念大会となりました。今回から、「
小浜ステージ」を「雲仙市
ステージ」に名称変更を行うとともに、可能な限り、雲仙市全体を歩いていただくような
コース設定を行いました。 幸い天気にも恵まれまして、百
花台公園を出発点とした40
kmコースには123人が、清水棚田からの20
kmコースには370人が、市内外から参加されました。また、5
kmコース、10
kmコースも含めますと、「雲仙市
ステージ」で903人の参加があり、全体では、前回大会と比較して、参加
者が20%増となったとの報告を受けており、存分に雲仙市を堪能していただけたものと確信をいたしております。
アンテナショップ協議会について。 去る10月8日、
長崎市役所におきまして、雲仙市、佐世保市及び長崎市の3市によります「佐世保・雲仙・
長崎アンテナショップ協議会」の設立総会が行われました。 この協議会は、3市が福岡県に
アンテナショップを共同で開設することについて、相互に連携し、円滑な運営を図ることを目的としております。 御承知のとおり、
福岡都市圏は、交流人口、経済、物流、情報の大集積地であり、韓国、中国、東南アジアへの窓口としても重要な位置を占めておりますので、この
アンテナショップを、3市の同一歩調により、福岡、アジアへ向けての
産業振興総合戦略の
活動拠点とすべく取り組んでまいります。 また、今回の3市の連携を機に、
アンテナショップのみならず、今後、あらゆる分野での連携を強化していくことが大変重要と考えており、3市の市長とも同じ認識を持って取り組んでいく所存でございます。
雲仙ブランド認定商品の
追加認定について。 平成19年1月から始めました「
雲仙ブランド認定商品」につきましては、このたび、
雲仙ブランド認定委員会より新たに3団体、3品目の認定についての答申がございました。雲仙岩がき養殖部会の「雲仙岩がき」、
小浜特別生産組合の「
特別栽培馬鈴薯」及び雲仙市伝統野菜を守り育む会の「雲仙こぶ高菜」を10月28日、
追加認定し、合わせて15団体、27品目の認定を行っているところでございます。 今後とも、これらの「
雲仙ブランド認定商品」をいかに県内及び全国的に売り出していくかの販売戦略に重点を置き、取り組んでまいります。 雲仙市緑の
プロデューサーの委嘱について。 このたび、世界的に知られます
造園デザイナーで、生花販売「風花」代表の石原和幸氏を「雲仙市緑の
プロデューサー」に委嘱いたしました。当面、
雲仙温泉街の緑化を推進するための
園芸クラブを組織していただき、花と緑の
まちづくりに取り組んでいただきたいと考えております。 また、平成21年度からは、雲仙市全体をフィールドとして、新たなる視点での
まちづくりについてのアドバイスをしていただくことにより、個性ある美しい
まちづくりにつなげてまいります。 雲仙ゆめみらい債について。 来る12月3日から12月12日までの期間に募集いたします、雲仙市初の
住民参加型市場公募債であります「雲仙ゆめみらい債」は、市債を市民の皆様に購入していただくことにより、市政に関心を持っていただくことを目的としております。 本年度は、小・中学校の
耐震補強工事や大
規模改造工事の財源として活用し、雲仙市の将来を担う
子どもたちが、安心して教育を受けることができるよう、整備を進めてまいりたいと考えております。 発行額は、1億円でございまして、5年
満期一括償還といたしており、市内に在住か勤務している方、または市内に
営業拠点等のある法人であれば、購入することができます。 また、利率につきましては、11月の国債の利回りである0.939%を参考に、昨日1.04%と決定し、記者発表したところでございます。
取扱金融機関の窓口で先着順に受け付けることとしておりますので、市民の皆様には、ぜひ購入をしていただくようお願いしたいと存じております。 雲仙市
総合防災訓練について。 去る11月9日、災害に対する
地域防災体制の確立及び市民の防災意識の高揚を図ることを目的として、合併して初めての
総合防災訓練を小浜町
マリーナ地区で実施いたしました。 議員の皆様にも多数御参加していただいたところでございますが、自衛隊、警察、消防、
地元自治会など、42団体、約1,200名の皆様に御協力をいただきましたことに、この場をお借りいたしまして、深く感謝を申し上げたいと存じます。 この訓練を通しまして、防災上の問題点を把握し、今後の対策に万全を期しますとともに、災害に強い
まちづくりを推進してまいりたいと存じますので、関係機関のますますの御支援、御協力をお願い申し上げます。 平成20年度なが
さき農林業大賞の受賞について。 平成20年度なが
さき農林業大賞の
農業環境保全部門における知事賞を「雲仙市にこまる
生産組合」が、また林産部門の知事賞を「
農事組合法人吾妻しいたけ生産組合」がそれぞれ受賞され、11月15日に表彰を受けられました。 「雲仙市にこまる
生産組合」は、平成18年に発足しました当初から、
特別栽培に取り組み、徹底した推進により2年目で180名の組合員を有し、100ha以上の
特別栽培米を生産され、水稲では、県下で第1号となります長崎県
特別栽培農産物の認証を取得されております。また、
雲仙ブランド品としても認証され、高品質生産による有利販売が期待されますとともに、地域の特徴を生かしました「売れる米づくり」の振興に向けて、地域の規範となる組織として、精力的な活動を推進しておられるところでございます。 一方、「
農事組合法人吾妻しいたけ生産組合」は、平成13年に設立され、無農薬栽培によります「
国産安心きのこ認証」を取得、消費
者へ安心・安全な食材を提供していることは、高く評価されるところでございます。 発芽する
シイタケ菌の栄養材料となります
広葉樹オガコの供給により、地域林業の振興に大きく寄与されますとともに、従業員の80%を
地元雲仙市から雇用され、定住促進並びに
地域経済活性化に貢献していただいているところでございます。 第33回
全国育樹祭開催記念プレイベント事業「ながさき森林のつどい」について。
育樹活動を通じまして活力ある緑の造成機運を高め、次代への連帯感を高めることを目的としまして、国民の緑の祭典であります「第33回
全国育樹祭」が、平成2年に開催された
全国植樹祭とともに、同じ国見町百
花台公園で、平成21年の秋に開催されることとなっております。 今回、その1年前の
プレイベント事業として、10月19日に、「ながさき森林のつどい」が開催され、瑞穂町の
大正小学校5、6年生の児童によります「がんばらんば体操」の披露や、
小浜中学校吹奏楽部によります
マーチングバンド演奏等のアトラクションも交え、合併市町の木の植樹 、森林教室などのイベント、島原半島3市によります
物産販売等が行われました。当日は、好天に恵まれたこともありまして、市内外から千人以上が参加され、大盛況のうちに終了いたしました。 今後、県及び島原市、南島原市とともに「第33回
全国育樹祭」の成功に向けて、最大限の努力をしてまいりたいと存じます。 第37回長崎県茶業大会について。 去る11月22日、吾妻町ふるさと会館におきまして、第37回長崎県茶業大会が開催されました。 本大会は、長崎県茶業関係
者の総力を結集いたしまして、生産流通改善や需要の拡大等、茶業の近代化を推進し、長崎県産のお茶の振興を図ることを目的とされ、約300名が一堂に会されました。 オープニングでは、瑞穂町の「瑞宝太鼓」の演奏が行われ、講演や体験発表の後、新たに茶の生産
者で組織されました「ながさき茶ネットワーク」の設立報告を初めとして、茶園共進会や茶品評会の表彰授与も行われました。 茶園共進会では、瑞穂町の長田郁夫さんが見事、県内一に当たります「優等賞」を受賞され、高品質の雲仙茶をアピールできたことは、誠に喜ばしいことであります。 また、今年製品化された「雲仙茶のペットボトル」も弁当とセットで販売され、好評を博しておりましたが、今後、雲仙茶の消費を拡大するためにも、市民の皆様にもぜひ御利用いただきたいと存じます。 大会の最後には、今後一層の日本茶の普及と振興に邁進するとの大会宣言がなされ、盛会のうちに終了いたしました。 一般国道251号、愛野・森山バイパスについて。 地域高規格道路「島原道路」として進められております「一般国道251号愛野・森山バイパス」につきましては、これまで県と連携し、地元説明会の開催や地権
者の個別訪問を実施し、事業の説明及び協力のお願い等を行ってきたところでございますが、県におかれましては、10月末より一部工事に着手され、現在、1級河川千鳥川下流において工事が施工されております。 今後も、引き続き県との連携により、事業を推進し、地域はもとより島原半島全体の交通ネットワークの確立に努める所存でございます。 第33回全国土地改良大会長崎大会について。 本年10月、秋田県で開催されました第31回全国土地改良大会におきまして、平成22年の第33回全国土地改良大会が長崎県で開催されることが決定しました。 これを受け、島原市、南島原市とともに、本大会を島原半島で開催していただくよう、長崎県土地改良事業団体連合会に対して要望いたしておりましたが、去る11月21日、本大会を島原半島で開催されることが決定いたしました。 島原半島は、県内の生産額の42%を占めており、半島3市では、安全・安心な農産物を生産し、それぞれの地域に合ったブランド作りに取り組んでおります。 本大会が島原半島で開催されることにより、全国に雲仙市の農業をアピールできるものと大きな期待を寄せているものでございます。 第21回全日本マーチングコンテスト「金賞」受賞について。 去る11月23日、千葉市の幕張メッセで開催されました第21回全日本マーチングコンテスト中学校の部に、九州代表4校のうちの1校として出場した
小浜中学校吹奏楽部が、見事「金賞」を受賞されております。 同校吹奏楽部は、5年連続で全国大会に出場しており、他の大会を含め3年連続で「金賞」受賞というすばらしい成績を残していただきました。 このことは、部員お一人お一人の努力はもとより、指導
者の熱意のたまものであると存じますし、これまでの努力をたたえ、受賞を祝福しますとともに、今後の活躍を期待したいと存じます。 米国教育
者招聘プログラムの受け入れについて。 去る10月20日から27日までの8日間、日米教育委員会が主催します「米国教育
者招聘プログラム」に協力し、16名のアメリカ人の教育関係
者を雲仙市に受け入れました。 一行は、市内の愛野小学校、国見中学校、県立小浜高等学校をそれぞれ1日ずつ訪れ、朝の登校風景から、授業の様子、給食、掃除、そしてクラブ活動といった日本の
子どもたちの学校での様子を熱心に見学された他、保護
者代表たちとの懇談やホームステイでも日本の文化や習慣を体験されたところでございます。 参加
者は、アメリカと日本の教育習慣の違いに大変驚き、また、
子どもたちが前向きに学習に向かう態度や、雲仙市の皆様の温かい歓迎にいたく感銘を受けた御様子で、非常に多くの収穫を得て無事帰国されたとの報告を受けております。 彼らが本国に帰った後、この雲仙市での体験を伝えていただき、「UNZEN」の名がアメリカの皆様の記憶に残ることを祈念しますとともに、この事業が今後の日米友好の一助になればと存じております。 この場を借りまして、本事業に御協力をいただいた学校関係
者の皆様、ホームステイを温かく受け入れてくださった皆様に対し、厚く厚くお礼を申し上げたいと存じます。 雲仙市合併3周年記念事業について。 去る10月11日と12日の両日、合併3周年を記念したスポーツイベントを開催いたしました。 まず、合併3周年の当日にあたります10月11日に、吾妻農村広場で開催をいたしました「NHK特別巡回ラジオ体操会」には、早朝にも関わりませず、約1,300人の参加をいただきました。 また、翌12日に愛野運動公園で開催をいたしました「市民運動会」には、約6,500人の参加をいただき、秋晴れのもとで、さわやかな汗を流していただきました。 両日のイベントを通して、市民相互の交流を深め、市の一体感をさらに醸成できたものと確信いたしております。 議員の皆様にも連日にわたって御参加、御協力をいただき、誠にありがとうございました。 日本ジオパーク第1号認定について。 島原半島3市を挙げて取り組んでおります「ジオパーク構想」が実現に向けて大きく動き出しました。世界ジオパークの認定を目指すための第1ハードルであります国内での認定につきましては、去る10月20日、日本ジオパーク委員会が開催され、北海道の洞爺湖有珠山地域、新潟県の糸魚川地域とともに、我が島原半島地域が、国内第1号の日本ジオパークとして認定を受けました。 このことは、同時に、世界ジオパークの候補地として正式に認められましたもので、「島原半島ジオパーク」は、世界のジオパークとしての認定を目指し、現在、認定に向けての英文申請書を作成中でございます。 12月中には、日本ジオパーク委員会を通じて、世界ジオパークネットワークに申請書を提出し、その後、審査や現地視察を経まして、早ければ、来年の秋ごろ、世界ジオパーク認定の是非が決定される予定となっております。 島原半島地域の世界認定が確実なものとなりますよう、引き続き3市歩調を合わせて、ジオパークとしての環境整備を強力に進めてまいりますので、議会の皆様を初め、市民の皆様のますますの御協力、御支援をお願いいたしたいと存じます。 吾妻地域乗り合いタクシー運行実証実験について。 去る11月1日、吾妻地域の川床地域におきまして、吾妻地域乗り合いタクシー運行実証実験出発式を行い、無事にスタートさせることができました。 この運行実証実験は、今年3月に策定いたしました雲仙市地域公共交通総合連携計画に基づく取り組みの一つであり、公共交通空白地域と既存の公共交通を連結させ、新しい公共交通としての有効性と可能性を探ることを第一の目的として実施したものでございます。 また、来年度には、国見、瑞穂、南串山の3地域におきましても、今回の吾妻地域の実証実験から得られたデータを参考としながら、同様の実証実験を実施する計画であり、公共交通空白地域におけます新しい交通手段の確保を目指す取り組みとして、地域の皆様や事業
者、関係機関の皆様と一体となって努力をしてまいりたいと存じております。 以上、休会中におきます活動の報告を御説明させていただきました。よろしくお願い申し上げます。───────────────
△日程第5.議会活性化特別委員会の
中間報告について
○議長(酒井八洲仁君) 日程第5、議会活性化特別委員会の
中間報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。町田義博議会活性化特別委員会委員長。
◎議会活性化特別委員長(町田義博君) おはようございます。議会活性化特別委員会
中間報告をいたします。 本委員会の活性化に関する調査研究について、その結果についての報告です。 1、会派制について。 会派制度導入については、県下10市が既に制度を採用し、議会運営をされております。また、本年6月に、
地方自治法の一部改正がされ、議会活動の拡大化に伴い、さらに政策論議の活性化を図るとともに、議会に与えられた権限をより効果的に発揮できることから、全会一致で導入することに決定いたしました。 なお、導入に当たっては、規程等が必要であることから、別紙のとおり制定しようとするものであります。 制定しようとする規程は、①雲仙市議会会派設置に関する規程(案)②雲仙市議会会派代表
者会議規程(案)③雲仙市議会運営委員会規約(案)。以上。 施行については、公布の日から施行するとしております。 2、議場内整備について。 市民にわかりやすく開かれた議会を目指すため、次のことを協議いたしました。 (1)議場内の国旗掲揚については、平成20年第3回定例会より議場前面上部に掲揚しております。 (2)マイク設備の更新については、今回は行わず、今の設備を活用し、設備の取り扱いを議員、執行部ともに明確に徹底する。 (3)議会中継用カメラの更新については、費用対効果を比較検討する必要がある。今後は、インターネット中継などの導入も含めて、さらに検討協議を重ねていく。 (4)委員会の中継については、放映局の対応や番組制作上の問題があり、現時点での放映は難しいとの結論を得た。 また、多額の経費が必要なことから、費用対効果をさらに検討する必要があります。 次に、当初重点項目としていた議員定数については、引き続き研究協議中でございます。さらに、地方分権の時代にあって、議会の責務はますます重大になってきております。本委員会は、議員定数とあわせて、新たに議会制度のあり方などに係る雲仙市議会基本条例の制度についても調査研究することに決定いたしました。 以上が、第13回までの議会活性化特別委員会の
中間報告であります。
○議長(酒井八洲仁君) ありがとうございました。───────────────
△日程第6.認定第1号
△日程第7.認定第2号
△日程第8.認定第3号
△日程第9.認定第4号
△日程第10.認定第5号
△日程第11.認定第6号
△日程第12.認定第7号
△日程第13.認定第8号
△日程第14.認定第9号
○議長(酒井八洲仁君) 日程第6、認定第1号平成19年度雲仙市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第14、認定第9号平成19年度雲仙市
水道事業会計決算認定についてまでの9議案を一括議題とし、委員長の審査報告を求めます。元村康一決算審査特別委員会委員長。
◎決算審査特別委員長(元村康一君) 君)決算審査特別委員会報告をいたします。 9月24日の本会議において、継続審査としておりました認定第1号から認定第9号までの9件について、9月29日、10月6日、7日、教育厚生小委員会、9月30日、10月1日、産業経済小委員会、10月2日、3日、総務小委員会、10日8日、9日、建設小委員会を開催し、10月23日、本特別委員会に報告を受け審査しましたので、その概要について報告します。 審査に当たっては、市長より提出の一般会計、特別会計歳入歳出決算書、雲仙市各会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書、主要施策の成果説明書などを基に審査しました。 認定第1号平成19年度雲仙市
一般会計歳入歳出決算認定について、各小委員会の主な質疑、意見、要望等審査結果を報告します。 決算の概要でありますが、平成19年度の歳入総額262億3,684万7千円の内訳は、市税37億3,044万2千円を含む自主財源が55億6,033万4千円、国・県支出金、市債、地方交付税等の依存財源は206億7,651万3千円となっており、構成比を見ると自主財源は21.2%にとどまり、依存財源は78.8%となっています。 歳出決算額は254億5,828万円となり、前年度決算額と比較すると、約8,500万円、0.3%の減となっています。 総務小委員会の報告では、地方交付税について、0.3%減になっている。合併時に、合併前の交付税を維持すると聞いていたがとの質疑には、本来ならば、普通交付税は、雲仙市の規模などに応じて算定されるが、合併に伴う特例措置として、旧町ごとに算定し合算した額が雲仙市への交付額として交付されている。交付税制度が年々変わるため、実質的なトータルでは、合併前よりも若干減額になったとの答弁がありました。 実際に交付された額と雲仙市本来の算定額はどのくらいの差額になるのかとの質疑には、平成19年度は27億6千万円の差となっているとの答弁がありました。 市町村権限移譲等交付金について、その件数と権限移譲された場合の交付金の交付は、単年度なのかとの質疑には、平成19年度では、73件が権限移譲交付金の対象となっている。交付金について継続的に権限移譲されたものについては、毎年度交付されるとの答弁がありました。 固定資産税の不納欠損について、個人、法人の件数、また何年度分の不納欠損なのかとの質疑には、個人、法人の振り分けをしていない。年度については、平成9年度から平成18年度までの109件であるとの答弁がありました。 入湯税について、ホテル、旅館などが預かって、翌月に納付するようになっているが、不納欠損になっている。催促して納付を促すべきではなかったのかとの質疑には、入湯税と固定資産税に滞納があった関係で、差し押さえをし、経緯を見守っていた。欠損として上げた理由は、法人が解散をして回収の見込みがないということで、今回整理をしたとの答弁がありました。 合併特例債は、平成19年度末でどのくらい活用されているのかとの質疑には、建設事業に充当するための借り入れが27億3,030万円、基金造成のための借り入れが19億円となっているとの答弁がありました。 時間外勤務手当について、対象
者は何名か。その中で、財政課が突出しているが、職員の健康
管理は大丈夫なのかとの質疑には、職員総数480名のうち、対象職員は341名である。また、財政課は予算などの編成や調整を初め、決算統計や交付税関係など、多くの業務を抱えており、時間外が多くなっている状況である。職員には、くれぐれも健康
管理に留意するようお願いしている。平成20年度は月40時間、3カ月の合計が100時間を超える職員については、健康相談を 必ず受けるように指導しているとの答弁がありました。 地域総合整備資金貸付金で、4社の平成19年度末残高と最終償還年月はどのようになっているかとの質疑には、(株)ブルワリー雲仙の平成19年度末残高は1,334万8千円、最終償還は平成23年12月、(株)長崎清水の残高は2,890万6千円であったが、平成20年6月に繰上償還を行い、全額償還済み、三貴工業(株)は2件の貸し付けがあり平成14年貸付分の残高は9,154万4千円、最終償還は平成26年12月で、平成19年度貸付分の残高は2億円、最終償還は平成32年12月、
農事組合法人吾妻しいたけ生産組合の残高は5,386万円、最終償還は平成29年2月となっているとの答弁がありました。 担当課として今後のチェック体制について、どのように考えているかとの質疑には、昨年の遅延の時は、帳簿等を調査した。償還については銀行が連帯保証となっているため、もし事業
者に事故があった場合は、連帯保証となる金融機関がすべてを保証するようになっているとの答弁がありました。 定住促進に対する効果はどのようになっているのかとの質疑には、平成19年度の相談件数は45件あり、3名が定住されているとの答弁がありました。 地域づくり事業については、3年間という制約があるため、他の事業で受ければ、補助の期限がないが、どのように考えるかとの質疑には、合併前に各部会、班会議があり、農林は農林、観光は観光で協議されている。その段階で統一すべきであったが、統一できなかった。今後は、すべての補助事業について、その内容に応じ、補助基準や補助率などを見直していく必要があると考えているとの答弁がありました。 雲仙市乗り合いタクシー事業の平成19年度実績状況に基づいて、今後の対応をどのように考えているかとの質疑には、平成19年度の実績に伴い、平成20年度は、経費の見直しやダイヤの一部改正などを実施しており、今後も運行や利用の状況を把握しながら、より効果的な運行を目指していくとの答弁がありました。 なお、総務小委員会は、認定第1号に対して、次のとおり意見を付することを全会一致で決定しました。 平成19年度の決算状況を見ると、市税、使用料などの収入未済額が多額で、また市税の不納欠損額も前年度と比較して倍増している。滞納や欠損になる前に、収納できるよう最大限努力されることを望む。 教育厚生小委員会では、児童扶養手当について、事実に基づかない申請や不正受給などはないか、また審査についての質疑には、県から事務移管された時点で、研修、指導を受け、定期的に県の指導監査を受けている。担当においても申請、審査に当たっては、十分注意を払っており、制度についても広報紙や民生委員などを通じて周知しているとの答弁がありました。 資源物有償取引代金については、ストックハウス関係の資源ごみか、また他市では、資源物の無断持ち去りなどがあっているようだが、本市ではないかとの質疑には、ステーション収集ではペットボトル分、ストックハウス関係では、雑誌、新聞、ダンボールなどの紙類が有償である。その他、プラスチックなどは、市が手数料の負担をしている。ステーション収集の鉄、アルミ関係は処理施設で有償となり、施設運営に係る市の負担金が減額される形になる。ごみステーションから缶などの持ち去りの情報はあるが、市で取り締まり罰則を設けることについては、今後の検討課題であるとの答弁がありました。 環境監視員は、環境美化のための啓発、監視、通報などが業務と認識しているが、野焼きに対する行政指導は平等になされているかとの質疑には、環境監視員6名が市内を地区割りして担当区域の生活環境、自然環境を損なう行為がないようにパトロールする制度がある。野焼きも含めた環境監視員の研修は、年2回程度実施しているが、今後さらなる研修や連絡会議、勉強会の必要があると認識しており、充実させたいとの答弁がありました。 学校施設の耐震化に対する状況はどうかとの質疑には、県下の市町に対する耐震化促進の緊急会議があり、県の積極的な指導のもと、本市でも前倒しで計画をした。平成20年4月1日現在で、本市は、県下23市町中、耐震診断率が11位、耐震化率は18位であるとの答弁がありました。 木指小学校グラウンドの擁壁崩落防止工事において、暗渠排水などは必要なかったのかとの質疑には、設計前のコンサルタント、道路河川課との協議段階や、土質の基本試験の段階でも、地下水はなかった。平成20年度のグラウンド工事において、表面の水を取るために、暗渠を入れるよう計画しているとの答弁がありました。 建設小委員会では、県耐震診断事業補助金の内訳についての質疑には、耐震診断が9件で13万5千円、耐震改修が1件で30万円であり、地区別の件数は耐震診断が国見町6件、吾妻町1件、愛野町1件、南串山町1件、耐震改修が国見町1件である。1戸当たり4万5千円を要する耐震診断委託料のうち1万5千円が個人負担で、残りの3万円が県と市の負担となっており、市負担の50%が交付金として入ってくる。耐震改修については60万円が限度額であり、45%が交付金として入ってくるとの答弁がありました。 市営住宅使用料の収入未済額が約463万円であるが、どのような徴収方法をとっているのか、また滞納繰越分の徴収の見通しについての質疑には、滞納繰越分については半分以上が旧町からの引き継ぎである、徴収方法については臨戸徴収も行っているが不在が多く、文書通知を主に行っている。市営住宅の入居
者で就業されていない方が増えており、徴収率にも影響をしていると思われるとの答弁がありました。 農林漁業資金償還補助金の内容についての質疑には、旧町において、土地改良施設などの整備を緊急に実施する必要が生じた場合に、当施設の受益
者が農林業金融公庫から借り入れし、その財源で旧町が土地改良施設の事業を実施した経緯がある。その場合に受益
者の団体が低利子である農林漁業資金の融資を受ける際、町の負担分も合わせて借り入れてもらい、その後受益
者の団体に対し町負担分を補助金として支出し、団体から農林漁業金融公庫へ償還している方法である。雲仙市ではこの方法は行っていないとの答弁がありました。 雲仙グリーンロード共同
管理協議会負担金において、この負担金で道路の
管理を行っているのかとの質疑には、島原市、南島原市、雲仙市の3市で協議会を構成しており、道路延長及びトンネルなどの施設の割合で負担金の額を算出し、主にトンネルの照明、道路の簡易な補修について支出している。なお、除草については別途市で実施しているとの答弁がありました。 農地保全事業補助金及び公共土木事業補助金の内容についての質疑には、農地保全事業補助金は土地改良施設の関係
者施工に対する補助金で実施件数は55件、公共土木事業補助金は市道の関係
者施工に対する補助金で実施件数は5件である。複数年度にまたがって実施されるケースが多いが、平成19年度実施の工事についてはすべて完了しているとの答弁がありました。 産業経済小委員会では、イノシシ捕獲奨励金734万円を支出しているが減少傾向にあるのか、また被害を減らすための対策をどのように考えているのかとの質疑には、平成18年度が912頭で平成19年度は734頭である。現在、雲仙市農業振興協議会の各班活動でイノシシ対策の協議を始めたところであり、平成20年度以降に新たな事業として国の事業を利用し、捕獲罠などの作成や先進地調査を検討しているとの答弁がありました。 小浜資源リサイクルセンターと産業人材育成協議会事業推進員の嘱託職員採用試験時に外部試験面接官を登用しているが、担当課の判断で実施したのかとの質疑には、公平性の確保など、市の方針により民間の方に面接をお願いしたとの答弁がありました。 提案型農業パワーアップ対策事業(市長特認事業)で2団体へ補助金を交付しているが、今回補助金を交付した団体に限らず経営努力した結果、事業が停滞した場合に返還の義務などはあるのかとの質疑には、今回の事業は実施要領で事業実施後の措置及び報告を定めている。事業が完成した年度から3年間は毎年度事業評価報告書を提出しなければならないように規定しているが、努力をしたにも関わらず事業が停滞した場合の返還などは規定していない。今後、県とも協議をしながらどのような措置ができるのか検討していきたいとの答弁がありました。 市内直売所で吾妻ふるさとふれあい館、千々石農産物直売所があるが、吾妻ふるさとふれあい館のみ施設使用料を徴収している。同類の施設であるので統一すべきではないかとの質疑には、両施設とも旧町において町の施設として建設した経緯から旧町の運営方法を踏襲しており、千々石農産物直売所は施設使用料を徴収していない。現在、関係
者と協議をしており、平成21年度当初予算編成までには統一したいと考えているとの答弁がありました。 反対討論として、この決算は、一つは諫早湾干拓事業について、これだけ批判が高まっている事業を前提にした各漁業関係の補助金が多額に上がるが、諫早湾干拓自体の開門調査をしない限り全く矛盾した政策だと思う。それと、県央県南クリーンセンターについて今大きな問題となっているのが、これについてメーカーの言い分について一切市としての取り組みもなく4億5千万円近くの市民の税金を出していることは認められない。また、国民健康保険会計への繰り出しについて、法令に基づくものではなく市民の加入
者の状況を見て市独自の繰り入れもされていないという点から反対するとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定しました。 認定第2号平成19年度雲仙市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、歳入では国民健康保険税、国庫支出金、共同事業交付金、一般会計繰入金、歳出では保険給付費、老人保健拠出金、共同事業拠出金です。 主な質疑として、レセプト点検については効果があっているのか、またレセプトの内容で誤った記載事例などがあるのかとの質疑には、現在4名で保険の資格点検、診療請求内容などの点検を行い、国保連合会へ再審査を依頼している。平成19年度実績として資格点検1,254枚分で1,922万7千円、内容点検では1,079枚分で358万4千円の効果があっているとの答弁がありました。 国保ヘルスアップ事業の効果についての質疑には、瑞穂地区と千々石地区のそれぞれの教室で生活習慣病予備軍を対象に行った結果、瑞穂地区の教室では体重が平均で約2.8kg、千々石地区の教室で約3.5kg減っている。生活習慣においても、運動の習慣や間食をしないなどの効果が出ているとの答弁がありました。 徴収に当たり、徴収地域や回数などの平等性をどう認識しているかとの質疑には、滞納
者1件1件に係る徴収の平等性は旧町単位で担当を決めているが、その中で対応できないものは嘱託員に月1、2回対応してもらっている。総合支所と本庁の連携をとりながら月末の強化週間に対応しているが、地域間で数回の差はある。市外を重点的に早く徴収するようにしており、担当の判断による臨戸徴収や本庁職員による滞納処分の対応を行っているとの答弁がありました。 なお、教育厚生小委員会は認定第2号に対して、次のとおり意見を付することを全会一致で決定しました。 平成19年度決算状況において、昨年と比較すると収入未済額は5千万円ほど増加しており、依然多額である。また、840万円ほどの不納欠損処理がなされており、今後滞納や欠損の増加がないよう特段の努力を要望する。 反対討論として、国、県の指導に基づく事業運営であっても、国保税を納められない人がいる。資格証明書や短期保険証を発行される実態がある。市民の立場に立ち、市民の健康を考慮した負担運営をすべきであり反対であるとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定しました。 認定第3号平成19年度雲仙市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、歳入では支払基金交付金、国庫支出金、一般会計繰入金、歳出では医療諸費です。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 認定第4号平成19年度雲仙市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、歳入では給水収入、簡易水道費国庫補助金、一般会計繰入金、歳出では簡易水道費維持
管理事業、簡易水道施設整備事業です。 各簡易水道の世帯数及び工事請負費の総額についての質疑には、現在給水人口は2万2,691人で世帯数については把握していない。工事請負費の総額は約4億6,300万円であるとの答弁がありました。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 認定第5号平成19年度雲仙市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、歳入では下水道使用料、下水道費国庫補助金、一般会計繰入金、歳出では千々石地区公共下水道整備事業、吾妻地区・瑞穂地区特定環境保全公共下水道整備事業です。 各地区の接続率及び事業の進捗率についての質疑には、接続率については雲仙地区83.8%、千々石地区46.0%、愛野地区64.3%、吾妻地区47.9%、瑞穂地区38.4%、全体で53.0%である。事業の進捗率については、雲仙地区100%、千々石地区99.0%、愛野地区100%、吾妻地区74.2%、瑞穂地区64.9%であるとの答弁がありました。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 認定第6号平成19年度雲仙市と畜場特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、歳入ではと畜場使用料、解体手数料、歳出では食肉センター業務運営委託料、財政調整基金積立金です。 主な質疑として、新食肉センター建設資料作成に係る役務提供を支出しているが、現在の食肉センターは平成21年度末で廃止ではないのかとの質疑には、雲仙市の方針として平成21年度を目処に廃止と決定をしているが、現在、新食肉センターの設置、民間移譲、施設廃止の3つの選択肢で協議を行っているとの答弁がありました。 平成21年度廃止の方針を打ち出した後に生産
者などから要望はなかったのかとの質疑には、豚の生産
者から島原半島3市に対して新食肉センター建設の要望があっているとの答弁がありました。 もし新食肉センター設置が公設民営となった場合でも、と畜場への牛や豚の搬入状況は島原市、南島原市が本市よりも多い状況なので3市でよく協議すべきではないかとの質疑には、今後も島原半島全体における畜産業振興の観点から協議していきたいと考えているとの答弁がありました。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 認定第7号平成19年度雲仙市国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、国民宿舎事業収入、財政調整基金繰入金、歳出では国民宿舎運営事業です。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 認定第8号平成19年度雲仙市温泉浴場事業特別会計歳入歳出決算認定について、主なものとして、歳入では使用料及び手数料、歳出では温泉浴場事業費です。 主な質疑として、入場
者数が減少しているが、今後の取り組みとしてどのように考えているかとの質疑には、地元では通常のお風呂として利用されていることや施設の補修の必要性を考慮すると立ち寄り湯としては魅力に欠ける。
指定管理者として受け手があるのかとの観点から、泉源を持たない運営、毎年のメンテナンス、営業時間、料金なども考慮した上で運営をどうするかを今年度検討するようにしているとの答弁がありました。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 認定第9号平成19年度雲仙市
水道事業会計決算認定について、主なものとして、歳入では給水収益、他会計補助金、歳出では減価償却費、改良費です。 小浜地区は上水道と簡易水道を同じ企業会計として運営しているのかとの質疑には、小浜地区の認可はあくまでも簡易水道であり、経営上、会計のみを企業会計として統合しているとの答弁がありました。 別に異議はなく、全会一致で認定すべきものと決定しました。 以上が審査結果でありますが、各小委員会から出されました意見、要望等については、平成21年度事業等に反映していただくようお願いし、決算審査特別委員会の報告を終わります。
○議長(酒井八洲仁君) 御苦労さまでございました。ここで議事整理のため11時25分まで休憩いたします。=午前11時02分 休憩= =午前11時25分 再開=
○議長(酒井八洲仁君) 時間となりましたので、再開いたしたいと思います。 決算審査特別委員会報告に対する質疑は、全議員で構成する決算審査特別委員会において終了しておりますので、本会議での質疑を終了します。 認定第1号平成19年度雲仙市
一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。討論の通告があっておりますので発言を許したいと思います。 まず、原案に反対
者の発言を許します。6番、上田篤議員。
◎6番(上田篤君) 君)6番、日本共産党の上田篤です。私は認定第1号平成19年度雲仙市
一般会計歳入歳出決算認定についてに反対する立場から討論を行います。 反対する理由の第1は、この決算書に後期高齢
者医療制度に関する支出があることです。1,340万円という金額的には大きなものではありませんが、現在のうば捨て山とも言われるこの制度、4月に実施されてからも批判はおさまるどころかますます大きく広がっています。それは75歳以上の高齢
者を国民健康保険、あるいは社会保険などから切り離して高齢
者だけの保険を作ると、そして医療の中身についても上限を設けて、まるで年をとったら早く死ねと言わんばかりの制度に対する支出がどうしても不当なものと考えるからです。衆議院でも廃止論がこれから審議されることになっております。 反対の理由の第2は、諫早湾干拓関連の予算についてです。種苗の放流事業など数千万円のお金が投じられています。これで本当に効果があれば何も問題はないと考えますが、諫早湾の堤防をそのままにしておりながら、こういう予算を投じるのは、これは本当に真面目に漁業振興を考えたものではないと思います。 多くの漁民が起こしているよみがえれ有明海訴訟の判決が6月27日に行われました。この判決では、潮受け堤防締め切りと環境変化の因果関係は、諫早湾内とその近くについて、相当程度の蓋然性は立証されているものというべきだと認定しました。環境変化に大きな原因があると認めたわけです。また、漁業被害と諫早湾干拓事業ですが、この因果関係は諫早湾内とその近くで魚類の漁船漁業並びにアサリ採取、または養殖漁業の漁業環境を悪化させていると一部を認定しました。私も数度専門家の話を聞いたことがありますが、諫早湾のこの堤防の問題を解決しない限り、いくら予算を投じても本当に漁民が望むような漁業の振興はできないと私は考えます。 反対する理由の第3は、県央県南クリーンセンター関係の支出の問題です。今年の8月26日、県央県南広域環境組合はメーカーに対して19億7,683万563円、これは3年分ですけれども、この損害賠償を請求することが決まりました。平成19年度のこの施設関係の支出は4億5,800万円ほどありますが、このうち本来はメーカーが持つべき費用が相当額含まれております。これをあいまいにして、私はこの決算を認めるわけにはいきません。 反対の理由の第4は、長崎新幹線関係の支出があることです。額としては3万3,600円、あるいは1万円という少額ではありますが、1分間短縮するのに100億円も使うというこの計画、私が聞いた範囲では、
雲仙市民で賛成意見は聞いたことがありません。もしこの事業が本格的に開始すれば、当然私たち雲仙市にもその費用負担の要求が来るはずです。また、本来私たち市民のために使われるべき県費がこの長崎新幹線関連に向けられるのは、これは当然だと考えます。 反対する理由の第5は、国民健康保険会計への繰り入れがないことです。国民健康保険の基金の十分な取り崩しができないのであれば、私は一般会計からの繰り入れを行っても国民健康保険税の引き下げを検討するべきだと考えますが、それも一貫してされておりません。 以上のような理由から、私は認定第1号に反対するものです。皆さんの御賛同を心からお願いして私の反対討論を終わります。
○議長(酒井八洲仁君) これで討論を終わります。 これから認定第1号を採決します。決算審査特別委員会委員長の報告は認定です。認定第1号を認定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成
者起立〕
○議長(酒井八洲仁君) 起立多数です。従って、認定第1号は認定することに決定しました。 次に、認定第2号平成19年度雲仙市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。討論の通告があっておりますので発言を許します。 まず、原案に反対
者の発言を許します。6番、上田篤議員。
◎6番(上田篤君) 君)6番、日本共産党の上田篤です。私は認定第2号平成19年度雲仙市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてに反対する立場から討論を行います。 反対する理由の第1は、雲仙市の国民健康保険税が市民にとって高過ぎる国民健康保険税、本当に苦しめることになっているという点です。決算資料によれば、1世帯当たりの国民健康保険税は18万989円、1人当たりでは7万4,973円となっております。4人世帯では30万円、5人世帯では37万円を超すという大変な高額です。こういう国民健康保険税のために滞納世帯率も9.2%あるとされています。1万あまりの世帯数のうち809世帯が滞納というふうに11月初めの新聞に発表されておりました。滞納していない世帯もぎりぎりの生活をしながら何とかかんとかやりくりしてこの税金を払っている、こういう事例も決して少なくないと考えます。私は払える国民健康保険税にするべきだと考えます。 反対の理由の第2は、引き下げする努力が見られないという点です。平成19年度は基金から3千万円取り崩しがされております。しかし、これを入れたからといって引き下げをされているわけではありません。これがとても足りないということははっきりしております。国民健康保険の基金は現在9億1,700万円あります。2000年、平成12年度までは厚生労働省の指導では過去3カ年の平均保険給付費の5%以上を積み立てるとなっていたそうです。翌年度からかわって安定的かつ十分な基金を積み立てるとなっており、それが今も続いていると聞いております。しかし、先程紹介した過去3カ年の平均保険給付費の5%、これは一つの指標になるのではないかと私は考えます。これで計算しますと約3億円基金の積み立てがあればよいというふうになります。現在は9億1,700万円ですから、その3倍近くになるということです。私はこの基金の引き下げ、基金の取り崩しで少しでも国民健康保険税を引き下げること、これでみんなが払えることにはならないとは思いますけれども、まず引き下げを行うこと、そして加入
者に対して十分な説明、相談に乗ることを強く訴えるものです。 以上の2点から私はこの認定第2号に反対するものです。皆さんの御賛同を心からお願いしまして、私の討論を終わります。
○議長(酒井八洲仁君) これで討論を終わります。 これから認定第2号を採決します。決算審査特別委員会委員長の報告は認定です。認定第2号を認定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成
者起立〕
○議長(酒井八洲仁君) 起立多数です。従って、認定第2号は認定することに決定しました。 これから認定第3号平成19年度雲仙市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第9号平成19年度雲仙市
水道事業会計決算認定についてまでの7件を一括して採決します。 決算審査特別委員会委員長の報告は認定です。認定第3号から認定第9号までの7件は認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 御異議なしと認めます。従って、認定第3号から認定第9号までの7件は、認定することに決定しました。───────────────
△日程第15.議案第87号
△日程第16.議案第88号
△日程第17.議案第89号
△日程第18.議案第90号
△日程第19.議案第91号
△日程第20.議案第92号
△日程第21.議案第93号
△日程第22.議案第94号
△日程第23.議案第95号
△日程第24.議案第96号
○議長(酒井八洲仁君) 日程第15、議案第87号一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第24、議案第96号教育委員会委員の任命についてまでの10件について提案理由の説明を求めます。
奥村市長。
◎市長(
奥村愼太郎君) 提案理由を申し上げます。 まず最初に、私から今回審議をお願いいたしております案件につきまして概略を申し上げます。 今回お願いいたしておりますのは、公益法人制度改革に伴います法律の施行に係る関係条例の整備に関する条例制定が1件、し尿処理手数料等を改めます条例改正が1件、平成20年度補正予算が2件、
指定管理者の
指定等その他のものが5件、人事に関するものとして本市の教育行政の円滑な推進に誠心誠意御努力をいただきました鈴山教育長が来る12月1日をもって任期満了により御勇退されることに伴います教育委員会委員の選任が1件、以上、合計10案件につきまして御提案申し上げます。 案件の詳細につきましては、それぞれ担当部長等から説明をさせますので、よろしく御審議賜りますようお願いをいたします。
○議長(酒井八洲仁君) 議案第87号一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について説明を求めます。小川
総務部長。
◎
総務部長(小川龍二君) 議案集の1ページをお開きください。議案第87号一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について御説明を申し上げます。 一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律並びに一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、雲仙市認可地縁団体印鑑条例、雲仙市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例、国民休暇村協会に対する固定資産税の課税の特例に関する条例及び雲仙市墓地、埋葬等に関する条例の一部を改正するため、一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を制定することについて議会の議決を求めようとするものでございます。 2ページをお願いいたします。一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案でございます。 この条例は、関係します4条例を一括して改正する条例で、第1条は市民生活部所管の雲仙市認可地縁団体印鑑条例の一部改正、第2条は総務部所管の雲仙市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正、第3条は市民生活部所管の国民休暇村協会に対する固定資産税の課税の特例に関する条例の一部改正、第4条は同じく市民生活部所管の雲仙市墓地、埋葬等に関する条例の一部改正でございます。 各条例の改正につきまして、議案資料の新旧対照表に沿って所管部長よりそれぞれ御説明を申し上げます。説明が前後することになりますが、まず提出議案参考資料その1の4ページをお開きください。 雲仙市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正の新旧対照表でございます。第2条をご覧ください。
○議長(酒井八洲仁君) ちょっと待って。皆さんいいですか。(「はい」と言う
者あり)はい、どうぞ。小川
総務部長。
◎
総務部長(小川龍二君) 第2条をお願いいたします。財団法人小浜町振興会について、設立日により特定しようとするため、第1号、財団法人小浜振興会の次に、(昭和51年9月21日に財団法人小浜町振興会という名称で設立された法人をいう。)を加えようとするものでございます。 以上で、雲仙市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正の説明を終わります。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、今崎
市民生活部長。
◎
市民生活部長(今崎正敏君) 提出議案参考資料その1の1ページをお開きください。 雲仙市認可地縁団体印鑑条例の一部改正の新旧対照表でございます。第2条につきましては、根拠となる法令や関係条文の改正に伴い各号の文言を改めようとするものでございます。 次、2ページをお開きください。第5条でございますが、第2条において「
地方自治法施行規則」を「省令」と規定したことによりまして文言を改めようとするものでございます。 第9条第1項第3号でございますが、根拠となる法令や関係条文の改正に伴いまして文言を改めようとするものでございます。 以上で、雲仙市認可地縁団体印鑑条例の一部改正の説明は終わります。 続きまして5ページをお開きください。国民休暇村協会に対する固定資産税の課税の特例に関する条例の一部改正の新旧対照表でございます。第1条をご覧ください。財団法人国民休暇村協会について、設立日により特定しようとするため、条文中「国民休暇村協会」を「財団法人国民休暇村協会(昭和36年12月1日に財団法人国民休暇村協会という名称で設立された法人をいう。以下同じ。)」に改めようとするものでございます。 以上で、国民休暇村協会に対する固定資産税の課税の特例に関する条例の一部改正の説明を終わります。 次に、6ページをお開きください。雲仙市墓地、埋葬等に関する条例の一部改正の新旧対照表でございます。第3条をご覧ください。第2号イを「公益社団法人または公益財団法人」に改めようとするものでございます。 以上で、雲仙市墓地、埋葬等に関する条例の一部改正の説明を終わります。 なお、改正後の各条例につきましては附則において定めるところによりまして、平成20年12月1日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第87号の説明を終わらさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) ここでしばらく休憩します。=午前11時49分 休憩= =午前11時50分 再開=
○議長(酒井八洲仁君) では再開いたします。これから質疑を行います。質疑の通告はあっておりません。これで質疑を終わります。本案については会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 御異議なしと認めます。従って、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論の通告はあっておりません。これで討論を終わります。 これから議案第87号を採決します。議案第87号を原案どおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 御異議なしと認めます。従って、議案第87号は原案どおり可決することに決定しました。 次に、議案第88号についての説明を求めます。今崎
市民生活部長。
◎
市民生活部長(今崎正敏君) 議案集の4ページをお開きください。議案第88号雲仙市千々石町、小浜町及び南串山町におけるし尿の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 現在、小浜クリーンセンターでは、千々石町、小浜町、南串山町のし尿処理を行っております。し尿処理手数料につきましては、平成9年4月1日から1L当たり5円95銭、18L換算で107円以内と規定しておりますが、くみ取り料金の原価算定を行ったところ、最近の物価上昇及び原油価格の変動などによりまして、原価割れとなっているところでございます。 また、国見町、瑞穂町、吾妻町及び愛野町等のし尿処理を行っている南高北部環境衛生組合のし尿処理手数料につきましては、平成20年10月1日から、18L当たり112円に改正されており、雲仙市内におけるし尿処理手数料の統一を図るため、雲仙市千々石町、小浜町及び南串山町におけるし尿の処理及び清掃に関する条例の一部を改正することについて、議会の議決を求めようとするものでございます。 条例の改正内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、提出議案参考資料その1の8ページをお開きください。 現行の別表第2、し尿1Lにつき、金額5円95銭以内を、改正後は、基本料金をし尿18Lまで112円、超過料金18Lを超える部分は、1Lにつき6.2223円に改めようとするものでございます。 なお、改正後の条例につきましては、附則において定めるところにより、平成21年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上で、議案第88号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、議案第89号についての説明を求めます。小川
総務部長。
◎
総務部長(小川龍二君) 議案集の6ページをお開きください。議案第89号平成20年度雲仙市
一般会計補正予算(第6号)案について御説明を申し上げます。 歳入歳出予算の概要につきましては、別冊で配付をさせていただいております提出議案参考資料その2の平成20年度雲仙市補正予算案資料(第6回補正)により御説明をいたします。 参考資料その2の1ページをお開きください。よろしいでしょうか。一般会計の今回補正額は、2億73万6千円の追加補正で、補正後の予算額は、263億1,255万5千円となり、前年度の同期と比較いたしますと、率にして1.8%の減となります。 また、中段に記載しておりますとおり、繰越明許費及び地方債につきましても、あわせて補正を行っております。 今回の補正予算は、下段の5、今回補正の留意点に記載しておりますとおり、1つ目に、事業費の変更による増減、2つ目に市民生活において即応すべき必要があるもの、3つ目に原油高騰に伴う施設
管理費等に係る燃料費の不足分について、節減などによっても対応できないものなどについて計上しようとするものでございます。 次に、3ページをお開きください。補正予算の主な項目のうち、まず、上段の歳入予算でございますが、No.1の9款地方特例交付金、地方税等減収補てん臨時交付金は、道路特定財源の暫定税率執行に伴う自動車取得税交付金及び地方道路譲与税の減収を補てんするために創設され、交付決定を受けました396万円を新規計上しようとするものでございます。 次に、No.2の10款地方交付税、普通交付税は、今回の補正予算に係る財源調整のために1億285万4千円を追加計上しようとするものでございます。 No.3の14款国庫支出金、地方道路整備臨時交付金は、当該交付金を財源とする市道愛野前田丸山線改良事業の対象事業費及び補助率の増加の決定を受けたことにより、2,650万円を追加しようとするものでございます。 次に、No.4の15款県支出金、長崎県堆肥広域流通モデル事業補助金は、県が本年7月に新規に開始したことから、市内の営農集団が平成21年度に予定していた堆肥運搬散布機械の導入を、前倒しして実施するための事業費の財源として344万2千円を新規計上しようとするものでございます。 次に、下段の歳出予算でございます。まず、No.8の4款衛生費、小浜クリーンセンター施設整備費は、老朽化が進んでいる施設の機能を維持するため、その整備費として1,559万6千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、No.9の6款農林水産業費、農業・食品産業強化対策整備交付金事業は、低コスト耐候性ハウスの新設及び省力機械の導入を行う意欲ある農家を支援するため、本事業の実施に当たり、県との協議が整ったことによりまして、5,232万5千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、No.12の6款農林水産業費、漁港施設維持
管理費は、本年9月に九州に接近した台風の余波により被害を受けました千々石漁港海岸保全施設の復旧に要する費用として、2,928万2千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、No.13の8款土木費、市道吾妻浜田線改良事業は、吾妻神幸橋架替工事の事業着手の目処が立ったことから、県との合併施行による事業費のうち、地元負担分として2,681万8千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、No.14の10款教育費、小・中学生スポーツ大会出場費補助金は、各種大会において、市内児童・生徒の活躍が目覚しく、県大会以上の大会に出場する個人、団体が例年に比べ多かったため、それらの大会出場に係る経費の一部を助成するために、212万6千円を追加計上しようとするものでございます。 以上で、議案第89号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、議案第90号についての説明を求めます。今崎
市民生活部長。
◎
市民生活部長(今崎正敏君) 議案集の7ページをお開きください。議案第90号平成20年度国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の概要につきましては、別冊で配付いたしております提出議案参考資料その2の雲仙市補正予算案資料により御説明いたしますので、資料の1ページをお開きください。 国民健康保険特別会計の今回補正額は、7億3,005万3千円の追加補正で、補正後の予算額は76億9,583万2千円となっており、前年度の同期と比較いたしますと、率にして1%の増となります。 次に、11ページをお開きください。補正予算の主な項目のうち、まず、上段の歳入予算でございますが、No.1、No.2の3款国庫支出金、療養給付費等負担金及び財政調整交付金は、ともに一般被保険
者に係る療養給付費等の増加に伴いまして、8,902万6千円、5,158万8千円をそれぞれ追加計上しようとするものでございます。 No.3の5款前期高齢
者交付金は、平成20年度の交付金額が確定したため、2億6,082万5千円を追加計上しようとするものでございます。 No.4の7款共同事業交付金の保険財政共同安定化事業交付金は、平成20年度の交付金額が確定したため、1億6,382万円を追加計上しようとするものでございます。 No.5の9款繰入金の財政調整基金繰入金は、財源調整のため、6,889万2千円を追加計上しようとするものでございます。 次に、下段の歳出予算でございますが、No.6、No.7の2款保険給付費、一般被保険
者療養給付事業及び退職被保険
者等療養給付事業は、ともに療養給付費の増加が見込まれるため、合わせて3億7,205万4千円を追加計上しようとするものでございます。 No.8の2款保険給付費の一般被保険
者高額療養事業は、一般被保険
者に係る高額療養費の増加が見込まれるため、9,112万6千円を追加計上しようとするものでございます。 No.9の5款後期高齢
者支援金は、支援金額の確定により、4,538万1千円を追加計上しようとするものでございます。 No.10の8款共同事業拠出金の保険財政共同安定化事業拠出金は、拠出金額の確定により1億6,382万円を追加計上しようとするものでございます。 以上で、議案第90号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) ここで13時30分まで休憩いたします。=午後0時05分 休憩= =午後1時30分 再開=
○議長(酒井八洲仁君) 会議を開きます。 議案第91号についての説明を求めます。酒井
農林水産商工部長。
◎
農林水産商工部長(酒井利和君) 議案集の8ページをお開きください。議案第91号
指定管理者の
指定について御説明申し上げます。 雲仙市リフレッシュセンターおばまにつきましては、現在、直営により運営を行っているところでございますが、今回、
指定管理者の公募を行い、選定委員会の審査を経て、小浜
まちづくり株式会社を候補
者として選定を行いましたので、当団体を
指定管理者として
指定することについて、
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めようとするものでございます。 9ページの別紙をお開きください。雲仙市リフレッシュセンターおばまの
管理につきましては、小浜
まちづくり株式会社を
指定管理者とし、平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3年間を
指定しようとするものでございます。 以上で、議案第91号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、議案第92号、議案第93号の2件についての説明を求めます。塩田教育次長。
◎教育次長(塩田貞祐君) 議案集の10ページをお開きください。議案第92号
指定管理者の
指定について御説明を申し上げます。 小浜歴史資料館につきましては、初めての
指定管理となるものでございますが、今回、
指定管理者の公募を行い、選定委員会の審査を経て、小浜温泉観光協会を候補
者として選定を行いましたので、当団体を
指定管理者として
指定することについて、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。 11ページの別紙をお開きください。小浜歴史資料館の
管理につきましては、小浜温泉観光協会を
指定管理者として、平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3年間を
指定しようとするものでございます。 以上で、議案第92号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集の12ページをお開きください。議案第93号の
指定管理者の
指定について御説明を申し上げます。 雲仙市みずほすこやかランドふれあい会館他4施設につきまして、今回、
指定管理者の公募を行い、選定委員会の審査を経て、みずほすこやかランド施設
管理協会を候補
者として選定を行いましたので、当団体を
指定管理者として
指定することについて、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。 13ページの別紙をお開きください。雲仙市みずほすこやかランドふれあい会館他4施設の
管理につきまして、みずほすこやかランド施設
管理協会を
指定管理者として、平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3年間を
指定しようとするものでございます。 以上で、議案第93号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜ります。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、議案第94号についての説明を求めます。島田
建設整備部長。
◎
建設整備部長(島田英俊君) 議案集の14ページをお開きください。議案第94号損害賠償の額の決定及び和解について御説明申し上げます。 本件は、平成20年5月18日、市道吾妻横山線を通行中、路肩部に設置されたガードパイプにもたれかかったところ、腐食老朽化していたガードパイプの接合部が外れ、道路下の水路へ転落され、頭部外傷及び全身打撲により、12日間の入院治療を余儀なくされました。議案の相手方の住所氏名に記載しております被害
者に対し、国家賠償法第2条第1項の規定により、損害賠償の必要が生じたものでございます。 このため、本議案は、被害
者に対して、損害賠償を行うため、損害賠償の額の決定及び和解について、
地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものでございます。 以上で、議案第94号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、議案第95号について説明を求めます。小川
総務部長。
◎
総務部長(小川龍二君) 議案集の15ページをお開きください。議案第95号公平委員会の事務の委託の廃止について御説明を申し上げます。 公平委員会につきましては、職員の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する措置要求を審査判定し、必要な措置をとったり、職員に対しての不利益な処分への不服申し立てに対する採決や決定をするなどの事務を行うため、人口15万人未満の市町において設置することとされておりますが、合併市町においては、県との協議の上、合併後5年間、平成17年10月11日から平成22年10月10日までに限り、県へ事務委託できることとなっております。 今回、雲仙市と対馬市、壱岐市、西海市、南島原市及び長崎県市町村総合事務組合の6団体で公平委員会を共同設置し、平成21年4月1日から運営を行うため、長崎県との間の公平委員会の事務の委託に関する規約を、平成21年3月31日をもって廃止することにつきまして、議会の議決を求めようとするものでございます。 以上で、議案第95号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) 次に、議案第96号教育委員会委員の任命について説明を求めます。小川
総務部長。
◎
総務部長(小川龍二君) 議案集の17ページをお開きください。議案第96号教育委員会委員の任命について御説明を申し上げます。 教育委員会委員の任期につきましては、本来、4年でございますが、市町村の廃置分合があった場合における特例として、最初に任命された教育委員会委員の任期は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条の規定に関わらず、同法施行令第20条において準用する同令第17条の規定により、定数5人の場合にあっては、2人は4年、1人は3年、1人は2年、1人は1年とするとなっております。 今回、御提案申し上げております教育委員会委員につきましては、任期を3年とされた委員の任期が平成20年12月1日をもって満了することに伴い、小浜町の草野有美子氏を任命することについて、同法第4条第1項の規定により、議会の同意を求めようとするものでございます。 なお、略歴その他につきましては、別添提出議案参考資料その1の9ページに掲載をいたしております。 以上で、議案第96号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(酒井八洲仁君) これから質疑を行います。質疑の通告はあっておりません。これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 御異議なしと認めます。従って、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論の通告はあっておりません。これで討論を終わります。 これから、議案第96号教育委員会委員の任命について採決します。採決は無記名投票で行います。 議場を閉鎖します。 〔議場閉鎖〕
○議長(酒井八洲仁君) ただ今の
出席議員は27人です。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕
○議長(酒井八洲仁君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○議長(酒井八洲仁君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名投票です。本案に賛成の方は「○」と、反対の方は「×」と記載願います。賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、否とみなします。 職員の点呼に応じて順次投票を願います。 〔事務職員点呼・議員投票〕
○議長(酒井八洲仁君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う
者あり〕
○議長(酒井八洲仁君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○議長(酒井八洲仁君) 開票を行います。立会人は会議規則第31条第2項の規定により、2番、大久保信一議員及び3番、深堀善彰議員を指名します。 両名の立ち会いをお願いします。 〔開票〕
○議長(酒井八洲仁君) 投票の結果を報告します。投票総数27票、これは先程の
出席議員数に符合します。そのうち、有効投票27票、有効投票中、賛成13票、反対14票、以上のとおり、反対が多数です。従って、議案第96号は否決することに決定しました。───────────────
○議長(酒井八洲仁君) 以上で、本日の日程はすべて終了しました。 次の本会議は、12月1日定刻より開きます。 本日はこれにて散会といたします。=午後1時53分 散会=...