松浦市議会 2017-07-01
平成29年7月臨時会(第1号) 本文
これより
議事日程第1号により本日の会議を開きます。
日程第1 会期の決定
を議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。
日程第2
会議録署名議員の指名
を行います。
会議規則第87条の規定により、
会議録署名議員に
15番
木原議員
16番
椎山議員
を指名いたします。
これより
市長提出案件の上程・説明・審議を行います。
日程第3 議案第66号 平成29年度
松浦市一
般会計補正予算(第2号)
から
日程第6 議案第69号
松浦市地方卸売市場
松浦魚市場再
整備事務所棟新築工
事(建築)
請負契約の締結につい
て
まで、以上4件を
一括議題として、
理事者の説明を求めます。
4
◯ 総務課長(
宮原宗尚君)(登壇)
おはようございます。
議案第66号「平成29年度
松浦市一般会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。
平成29年度
松浦市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,300万円を追加し、
歳入歳出予算総額を
歳入歳出それぞれ190億429万5,000円とするものでございます。
第2項
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正につきましては、
干害応急対策事業と
工業団地造成事業に係る予算を計上するものでございます。
次の
ページをお願いいたします。
第1表
歳入歳出予算補正。
歳入でございますが、17款.
繰入金に1,300万円を追加するものでございます。項につきましては、1項.
基金繰入金でございます。
歳入合計ですが、1,300万円を追加いたしまして、合計を190億429万5,000円とするものでございます。
次に、歳出でございますが、6款.
農林水産業費に520万円を追加するものでございます。項につきましては、1項.
農業費でございます。
次に、7款.
商工費に780万円を追加するものでございます。1項.
商工費でございます。
歳出合計ですが、1,300万円を追加いたしまして、合計を190億429万5,000円とするものでございます。
続きまして、
事項別明細書により御説明いたします。
3
ページをお願いいたします。
歳入でございます。
17款.
繰入金、1項.
基金繰入金、1目.
財政調整基金繰入金につきまして、1節.
財政調整基金繰入金に1,300万円を追加するものでございます。
次に、歳出でございますが、歳出の内訳につきましては、本日お配りしております議案第66号の
参考資料により
事業担当課から御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。(降壇)
5
◯ 農林課長(
吉田安秀君)(登壇)
おはようございます。
それでは、議案第66号「平成29年度
松浦市一般会計補正予算(第2号)」、
農林課関係分につきまして、
参考資料にて御説明を申し上げます。
参考資料の1
ページ目をお開きください。
1の
補正理由につきましては、平成29年5月13日から6月28日までの異常な干天による
干害応急対策のため予算をお願いするもので、この期間の雨量につきましては、資料に記載のとおりでございます。
2の
事業概要につきまして、
事業対象気象条件に該当する平成29年6月1日から6月28日までの間に
干害対策が必要となった農地に係る
補助対象事業費の2分の1以内を支援し、生産物の
安定供給と経営安定を図るために行うものといたしております。
事業対象気象条件につきましては、1)の
連続干天日数が20日以上になった日から、2)の30日間の総雨量が100ミリ以下の期間としております。
3の
予算概要につきましては、
干害応急対策事業費補助金といたしまして、井戸の掘削、
揚水ポンプの購入・リース、
燃料代等24件分を、6款.
農林水産業費、1項.
農業費、6目.
農地費の19節.
負担金、補助及び
交付金に520万円を計上いたしております。
説明は以上でございます。御審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。(降壇)
6
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)(登壇)
続きまして、
商工振興課関係分について御説明いたします。
資料の2
ページ目をお願いいたします。
1の
補正理由につきましては、
志佐町栢木免堂山に
内陸型工業団地を造成するためでございます。
2の
事業概要につきましては、次の議案で御説明をいたします。
3の
予算概要につきましては、
工業団地造成事業特別会計繰出金といたしまして、7款1項4目.
企業誘致費につきまして、28節.
繰出金に780万円を計上いたしております。
説明は以上です。御
審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、議案第67号「平成29年度
松浦市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
今回の補正は、
志佐町栢木免に新たな
工業団地を整備するため、必要な経費を補正するものでございます。
本文に戻りまして、平成29年度
松浦市の
工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3,190万円を追加し、
歳入歳出予算総額を
歳入歳出それぞれ6,283万1,000円とするものでございます。
第2項
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(
地方債)
第2条
地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる
地方債の起債の目的、
限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表
地方債」によるものでございます。
次の
ページをお願いいたします。
第1表
歳入歳出予算補正。
歳入でございますが、1款.
繰入金に780万円を追加し、計を3,873万円とするものでございます。項につきましては、1項.
一般会計繰入金でございます。
3款.市債に2,410万円を追加し、計を2,410万円とするものでございます。項につきましては、1項.市債でございます。
歳入合計でございますが、3,190万円を追加し、合計を6,283万1,000円とするものでございます。
次に、歳出でございますが、2款.
内陸型工業団地整備事業費に3,190万円を追加し、計を3,190万円とするものでございます。項については、1項.
内陸型工業団地整備事業費でございます。
歳出合計でございますが、3,190万円を追加し、合計を6,283万1,000円とするものでございます。
次の
ページをお願いいたします。
第2表
地方債でございます。
起債の目的は、
内陸型工業団地整備事業費でございます。
限度額を2,410万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法については、記載のとおりでございます。
続きまして、事項別明細について御説明をいたします。
4
ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款.
繰入金、1項1目.
一般会計繰入金、1節.
一般会計繰入金に780万円を追加するものです。
3款.市債、1項1目.市債、1節.
内陸型工業団地造成事業債に2,410万円を追加するものでございます。
続きまして、歳出でございますが、恐れ入りますが、本日お配りしております議案第67号の
参考資料によりまして御説明をいたします。
議案第67号、
参考資料の表紙をめくっていただきまして、1
ページ目をお願いいたします。
2の
予算概要でございます。
2款1項1目.
内陸型工業団地整備事業費につきまして、
補正額3,190万円でございます。
内訳は、12節.
役務費に43万9,000円を計上しております。これは、
開発行為の申請に係る
法定手数料でございます。
13節.
委託料に2,846万1,000円を計上しております。これは、
測量業務、
設計業務、
工損調査、
地質調査に係る
委託料でございます。
15節.
工事請負費に300万円を計上しております。これは、
伐採工事に係るものでございます。
3の
造成事業の内容ですが、
造成場所は
松浦市志佐町栢木免(
堂山地区)でございます。
造成面積は1万2,000平方メートル程度、
分譲面積は1万平方メートル程度を予定しております。平成30年3月完成を予定しております。
4の
進出見込みの
企業概要でございますが、
関東地方所在の企業様が
自動車関係の
精密部品の
製造工場の立地について関心を持っておられます。
売上金額が約20億円の企業でございます。
5の企業の
事業計画でございますが、
雇用人数は30名から50名程度を予定されております。投資額につきましては、5億円から10億円程度とお聞きをしております。平成30年4月以降の早い時期に着工したいという御希望でございます。
説明は以上です。
次
ページ以降に
造成予定地の写真を添付いたしております。
また、議案書の最後の
ページに、
地方債に関する調書を添付いたしておりますので、御参照の上、御
審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
7
◯ 水産課長(
齋藤周二朗君)(登壇)
議案第68号「
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(電気)
請負契約の締結について」御説明いたします。
平成29年6月22日
指名競争入札に付した
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(電気)について、下記のとおり
請負契約を締結したいので、
松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的、
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(電気)
契約の方法、
指名競争入札
契約金額、1億7,226万円
契約の
相手方、長崎県
松浦市志佐町浦免199-13、
株式会社九電工松浦営業所所長、
山本真也氏でございます。
次の
ページ以降に、
関係資料といたしまして、請負仮契約の写し、
配置図、
平面図を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
続きまして、議案第69号「
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(建築)
請負契約の締結について」御説明いたします。
平成29年7月10日
制限つき一般競争入札に付した
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(建築)について、下記のとおり
請負契約を締結したいので、
松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的、
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(建築)
契約の方法、
制限つき一般競争入札
契約金額、6億675万8,040円
契約の
相手方、
株式会社上滝・
株式会社堀内組、
松浦地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(建築)
特定共同企業体。
代表者、長崎県
佐世保市白木町3番18号、
株式会社上滝佐世保支店取締役支店長、
山崎洋樹氏でございます。
次の
ページ以降に、
関係資料といたしまして、請負仮
契約書の写し、施設の
配置図、
平面図を添付いたしておりますけども、ここで、別添の
参考資料により
事務所等の規模や
整備内容を説明させていただきますので、
参考資料のほうをごらんください。
議案第68号、69号共通の
参考資料となります。
表紙をめくっていただきまして、まず、施設の概要でございますけども、建物の名前が
事務所棟、構造・鉄骨造、階数は3階でございます。
延べ床面積は3,672.77平米。
1階、2階、3階の内訳は記載のとおりでございます。
用途でございますけども、まず1階でございますが、食堂2室、
鮮魚加工品販売所、売店、
清掃員詰所、
関連業者用事務室を6室。2階には、
関連業者用事務室を23室。3階には、
卸売業者用事務室、それから
関連業者用事務所を4室構えております。
そのほか、エレベーター、
多目的便所等を設置いたしておりまして、身障者へ配慮した施設といたしております。
建築場所は、
松浦市魚市場の
駐車場用地となります。
以上で説明を終わらせていただきます。御参照の上、御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。(降壇)
8
◯ 議長(
高橋勝幸君)
以上で
理事者の説明が終わりました。
ここでお諮りいたします。
日程第3.議案第66号から日程第6.議案第69号まで、以上4件については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議案第66号から議案第69号まで、以上4件については
委員会付託を省略することに決しました。
これより
議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、
議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、議事の整理上、まず、日程第3.議案第66号及び日程第4.議案第67号の
補正予算2件について一括して質疑を行います。ありませんか。
9 ◯ 8番(
安江結子君)
まず、議案第66号で、農業の
干害被害について補助が2分の1以内を支援しということになっていますけど、これは県の事業は全然関係なく、
松浦市だけの事業で2分の1の補助ということになっているんですか。
10
◯ 農林課長(
吉田安秀君)
お答えいたします。
確かに県単事業というのも実施をされておりますけども、県単事業につきましては
事業額が40万円を超えるものということで、今回、ボーリングとかの実施につきましては、その40万円を超えるわけでございますけども、県の要綱の中に、既に実施をされているものであるとか、
契約締結が行われているものというふうに限定されておりまして、今、うちのほうに申請が上がって、
見積もり等はとられておりますけれども、まだ
契約等、実施ができませんので、この県単事業には該当いたしません。
ですから、今回の分につきましては該当するものが今のところございませんで、該当するようなことがございましたら3分の1の県の
事業費をいただこうとは思っておりますけども、現状としましては
松浦市単独でございます。
11
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
12 ◯ 5番(
宮本啓史君)
議案第67号もいいんですか。一緒にいいんですか。今66号だけですか。67号もいいですか。
13
◯ 議長(
高橋勝幸君)
67号も、はい。
14 ◯ 5番(
宮本啓史君)
この
企業誘致の
団地造成の件ですけど、これは
団地造成して
坪単価はどのくらいになるんですか、全部終われば。
15
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
今の
坪単価というのは、分譲の
坪単価という意味じゃなくて、全体
事業費に対しての
坪単価ということでよろしいでしょうか。
16 ◯ 5番(
宮本啓史君)
これはお金をつぎ込んで全部でき上がりますよね、1万2,000平米か。そうすると、設計からなんから全部やって、大体
坪単価はどのくらいになるんですか、
建設費も含めて。
17
◯ 議長(
高橋勝幸君)
暫時休憩します。
午前10時26分 休憩
───────── ◇ ─────────
午前10時27分 再開
18
◯ 議長(
高橋勝幸君)
再開します。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
19
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
失礼いたしました。
今後の
工事費につきましては、今、計上しております
調査設計等によりまして出てくるわけでございますので、ちょっとまだ今のところは本当に概算の概算ということでございますけれども、大体1平方メートルにつき1万6,000円程度と考えております。
20 ◯ 5番(
宮本啓史君)
この団地は、もともと
所有者はどこの土地で、例えば市が買ってそれを売るわけ。この土地の
所有者は誰ですか。
21
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
地権者は数名おられますけれども、主なところは、もう大部分は
上野地区の地区の所有でございます。
22 ◯ 5番(
宮本啓史君)
私よくわからないけど、勉強させてください。その
上野地区から市が購入するわけ。購入して売るわけ。それをちょっとお聞きしとるんです。
23
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
上野地区所有の部分と、それとまた、その周辺の土地をあわせて購入いたしまして、造成をして、そして企業様に売却をするという予定でございます。
24 ◯ 5番(
宮本啓史君)
そうすると、これは市が借金してやるわけですけれども、内陸型でどこかの企業が来るということですけども、これをその相手に販売する価格は秘密だろうけども、必ず買ってくれるという保証はあるんですか。
25
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
今その土地を視察に見えて大変興味を示していただいている企業様がいらっしゃるということで、
企業誘致でございますので、何事も100%というのはありませんが、今のところは大変興味を示していただいているという状況でございます。
26 ◯ 5番(
宮本啓史君)
企業誘致に反対じゃないんですけど、一応我々の税金で、借金で造成するわけですから、必ず来てもらわにゃいかんというのが私の考え方です。
ところで、この自動車関連企業の本社の年商、売り上げはどのくらいあるんですか。
27
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
現在のところの売り上げは、先ほどの資料にも記載しておりましたが、約20億円でございます。
28 ◯ 5番(
宮本啓史君)
いや、松浦に工場を建てた場合、松浦でが20億円なんですか、本社が20億円なんですかということです。
29
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
今現在、20億円の売り上げがございますので、それに、松浦に工場を建てられた場合はその分がプラスになるということでございます。
30 ◯ 5番(
宮本啓史君)
この中で設計
委託料というのがありますね。この設計
委託料というのは、2,800万円ぐらい計上してありますけど、こんなに高いんですかね。大体この設計
委託料というのは、競争入札で頼むんですか、競争入札ですか。
31 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)
今回、
委託料として上げております2,846万1,000円ですけども、大きく分けますと、まず、地形の状況を把握する、また境界等を確認するという
測量業務が1つと、都市計画法の
開発行為が必要になりますので、
開発行為の許可を含めたところの
設計業務と、周辺地域に16棟の家屋等がございますので、そちらの工事のときに被害等があった場合の基礎となる資料のための事前調査を行います。それと、場合によっては、一部盛り土をする箇所がございますので、そちらのほうで
地質調査が必要になる可能性がございますので、その
地質調査業務も含めましたところで2,846万1,000円ということで算出をさせていただいております。
入札につきましては、
指名競争入札を実施する予定でございます。
32 ◯ 17番(山口芳正君)
今回の場合は、恐らく
企業誘致の話に行ったときに出たものだろうかと、ちょっとその辺をお聞きしたいということですね。誘致活動の中からこの話が出たのか。
それから、面積ですね、1町程度欲しいということだと。それもこの会社の中から話があったものか。図面を見た限りでは、もうこの土地、この一角全部かなと、わかるわけですけれども、恐らく周りは道のような感じで。もうこれだけでいいというふうな判断をなされたものかですね。
それから、
地権者は五、六名おられるということですけれども、その登記あたりですね、本人が生存しておられればいいわけですけども、なかなかその辺がぶつかるわけですよね。そしてあと、地区名の土地ですか、ただ地区の土地ですよというだけであって、登記上はいろいろあったりするもんですから、その辺をお尋ねいたします。
33
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
まず、今回の補正でございますが、
松浦市が今所有しております
工業団地が臨海部ばかりでございますので、
企業誘致をする中で、特に金属加工の会社が臨海部を嫌われるというところがございまして、以前から内陸型の
工業団地を整備する必要があるのではないかと考えておりまして、この
堂山地区もその際には一つの候補地として考えていたところでございます。
それで、このたび長崎県のほうに進出したいという企業様がおられまして、その紹介を受けまして、見に来られたということで、まず一旦、東部
工業団地も御紹介したんですけれども、海に近いということで、そちらではだめだということでお断りになられました。その後、もう一度見えたときに堂山を見ていただいたところ、ここだったらということでお話がありましたので、では、もしここで着手すれば来ていただけるというのであればということで、今回予算を上げさせていただいたところでございます。
あと、広さにつきましては、ずっと
企業誘致をする中で、どうしても1万平米が欲しいと言われる企業様が多いということで、この企業に限らず、どこもやっぱり1万平米というのをよく言われますので、その程度を造成したいということで今回上げさせてもらっております。
それから、登記の件でございますが、ほぼ地区の所有でございますけれども、地区というか、登記の名義人の方は、二、三人ぐらいの共有名義になっておりまして、それほど登記については手間がかからないのではないかと考えております。また、ほとんど御存命の方ばかりの名義になっておりまして、相続の必要があるところは1筆か2筆かぐらいで、それも手間がかからないと思われるので、登記についてはそれほど問題ないというふうに考えております。
以上です。
34 ◯ 17番(山口芳正君)
この図面、状況が私たちは全然わからんわけですけれども、聞くところによると、山やったとを少し削って現在はあるとよというふうな話ですけど、その辺もう少し詳しくですね。この図面を見る限りは、周りは道路ですかね。その一角全部ということになるとかな。丸印だけでちょっとわからんわけですけれども、その一角全てということになるですね。少し農地もあるですね。その状況をお願いします。
35
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
資料の一番最後に堂山航空写真ということで写真がついておりますが、ちょうど真ん中に、茶色いこんもりしたところがありますが、そこがほぼ全体と考えていただいてよろしいかと思います。そこに隣接しておりますのが市道でございます。その向かい側にあるのが松浦観光さんの敷地でございます。
ここですね、上から見るとちょっとわかりづらいんですけれども、現地に行かれますと、二、三メートル道よりも高い位置になっておりますので、それを少し削って、道並みまではいく必要はないかなと思っているんですけれども、少し削って平らにするという予定にしております。
36 ◯ 17番(山口芳正君)
67でもう一つ聞きますけど、期待するわけですけども、やっぱり企業のほうから来たいという進出申し出があって造成されるということで、先ほどもありましたけれども、ぜひ進出いただけるように、普通だったら、もう造成したところに来てくださいよと言っても、なかなか来ないわけですよね。その中において、今回は来たいということで造成しますから、ぜひ企業のほうにもその旨はしっかりと伝えていただいて、
企業誘致をしていただければと思っております。
67でほかの人言わすかな。66号についてお尋ねします。
大干ばつで農家の皆さん方については非常に今回は苦労したというか、私は福島ですから早期ですけども、早期した後が全然なくて。植えたは植えたけど、もうかごがこんくらいしかないとか、背は伸びないっていう。そしてもう、とうとう諦めた方もおられるというかな、もう保水するにも水がない。ため池にもない、どこにもないという状況の中ですから、恐らく
揚水ポンプを買えって言うても、水がなければどうしようもない。そういう状況が福島のところも何カ所かあります。もう真っ白しとるですね。
なぜ6月からに限定されたのかなと思うのと、井戸のボーリングですけども、これについてはあったけれども、県のほうの対応がちょっと今のところは難しいということですけども、大体ポンプがどれだけあったのか、それから井戸の申し込みがどのくらいあったのか、その概略でも、燃料代が何件でというか、金額あたりをお示しいただければと思っております。補助金が520万円ですから、
事業費は1,040万円という形になろうかと思いますが、大体、松浦地区は何件ありましたよと、その辺の概略でも結構ですので、お知らせお願いします。
37
◯ 農林課長(
吉田安秀君)
山口議員申されましたように、福島地区、私も現地のほうを確認させていただきましたけども、早期では、水がないところでは立ち枯れをしている状況等がございまして、大変だなというふうに私も感じたところでございます。
今回この事業で、何で6月からかということでお話がございましたけども、これは県の単独事業でもそうなんですけども、やはり一定の、干天という災害ですので、この条件がどこからになるのかというところで私たちも考えたところでございますけども、これは県単事業に合わせさせていただきまして、先ほども申しましたように、干天が5ミリ以下の雨が20日以上続いた場合ということで、それが一定の条件になってございます。それが続いた日にちから、それから30日間の雨量が100ミリを超える、そういう県の条件もございまして、私どもはその県単事業の災害の条件にそこの辺の規定を合わせさせていただいて、干天災害はどこから始めるのかというところの基準をそういう形で設けさせていただいたところでございます。
6月1日から好天が続いていて、災害が発生するおそれがあるということで、農嘱さんを通じまして、今こういう現状の対策を講じておられるところを申請していただいたわけでございますけども、その申請の内容としましては、先ほど言いましたように、ボーリングが2カ所ございます。それから、ポンプの購入やリース等で17件、そして燃料等の支援ということで4件、それとポンプの修理等をやられているところが1件ございまして、総計で24件の申請が今上げられているところでございます。
金額につきましては、それぞれございますけども、総計が1,040万円ということで、その2分の1以内ということでございますので、今回520万円予算のお願いをさせていただいたところでございます。
以上でございます。
38 ◯ 17番(山口芳正君)
私、早期って言いましたけども、水がなければ稲は大きくならない。しかし、草だけは生えるわけですよ。水田にしとけば草は生えんとですけども、小さいときに水がなければ草が生えて収量がなくなってくるというのは、これは農業共済のほうで見るものか、そこまでは見ないというものか、ちょっと私も勉強しておりませんけれども、その辺があるということだけは皆さん方もわかってほしいなと思います。ただ水がないというだけじゃのうして、小さかときに水がなかったら草が生えます。除草剤がきかない。だから、人によってはほとんど草だらけ、黄色になっとっですね。ヒエですよ、ヒエ。
そういう状況もあるということですから、ぜひ課長、その辺も含めて、もうわかっておられると思いますけれども、そういう状況になるよということだけ言わせていただきまして、どうもありがとうございました。よかです。
39
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
40 ◯ 10番(崎田廣美君)
この
堂山地区のことについて、先ほど設計
委託料とかで、いろんな災害等々も加味したところで測量設計をやるんだというふうに言われましたが、この図面を見ますと、小川を挟んで1軒だけは民家があると思います。それから、小川を挟んで右側の運動場があるところは、これは保育所ですもんね。それと、手前はアパートですね。そういうふうなところを鑑みますと、東高の場合も鑑みますと、やっぱり造成工事中に大変──ここも地質が同じと思います。砂岩ですもんね。そうすると、やっぱり砂ぼこりですね、それとか保育所であれば園児はお昼寝するわけですね。そういったときの対策等々も考慮して造成工事には取りかかっていただかないと、やはり園児の方はお昼寝する、このサイドの方も、砂ぼこりとか、それから騒音を大変危惧されるわけですね。そこら辺を十分加味しながら取りかかっていただきたいというふうに思うわけです。
それと、これには田んぼが付随しとるわけですが、田んぼは何枚といいますか、両サイドに囲むように何枚かありますね、この航空写真を見ると。必要最小限で農地を手放すという方も、いやもう、三角に取られるとやったら全部買うてほしかばいとかっていうような、そこら辺の要望等もあると思うんですが、そこら辺についてのお話し合いとか、農地を分筆するについてのいろんなお話し合い等々も、その地山自体は地域の持ち物であらすと思いますが、田については個人のものであるというふうに思います。そうすると、必要最小限で購入したいというときと、農地の持った人にすると、やっぱりいろんな考え方があると思いますが、そこら辺についての、工事の粉じん災害、騒音災害、それから田んぼを取得するときのそういうお話し合いがスムーズにいくものか、もうこれは3月にはっていうふうな工事関係を予定をしとるということであれば、もう突貫工事も突貫工事、急ぎの工事になると思うわけですが、そこら辺についての十分なお話し合いがなされているものか、お尋ねをしたいと思います。
41
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
近隣の家屋、それから保育所ということにつきましては、やはり工事になりますと、騒音とか御迷惑をおかけすることになるというふうに考えて、それは心配はしておりますが、業者とも建設課等とも協議をしながら、なるべく御迷惑がかからないようには気をつけていただきたいというふうに考えておるところでございます。
それから、周辺の田でございますが、一応購入を考えておりますところが、田と畑で7筆ございます。購入する場合は、もう分筆をせずにそのまま、1筆ごとに購入をしたいと考えておりますけれども、現在のところ、買う予定をしておりますところには作付はされておりませんので、遊んでいるっていうんじゃないんですけど、一応今は田んぼとして使われておりませんので、そこを御相談して購入させていただきたいというふうに考えております。
42
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
43 ◯ 10番(崎田廣美君)
そこら辺では十分ですね、やっぱり保育所等については、特に子どもさんが昼寝の時間帯には仕事すんなというわけにもいかんとでしょうけど、やっぱり東高の場合も、そこら辺については十分考えて、測量設計、それから管理委託をされとったと思うとですけど、もうある意味、風がどっちから吹くということも予想できませんし、その時々によっていろんな被害が出てくる可能性もあるわけですので、やっぱりそこら辺については十分精査をした上で取りかかっていただきたいと要望しておきます。よろしくお願いします。
44
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
45 ◯ 11番(久枝邦彦君)
67号の件で、この土地の売買に対する承諾書、覚書などがあるのか。これは多分、栢木っていっても上野のほうのエリアかと思いますけど、そういう確約はされているんですか。買いますよ、売りますよという文書化はされているんですか。
46
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
この
堂山地区の土地の
所有者の皆様につきましては、一応こういう計画があるということで購入をしたいというふうにお話はさせていただいておりまして、皆さん前向きに言っていただいて、売ることについては問題ないということで皆様からお話はいただいております。
今、金額については交渉中ということで、まだ確約といいますか、契約には至っておりませんけれども、皆さん全員から、地区、それから周辺の
所有者の方からは前向きなお返事をいただいておるところです。
47 ◯ 11番(久枝邦彦君)
先ほど平米当たり1万6,000円って出ていましたけど、これは造成した後が1万6,000円なんですね。
地権者からの購入は、まだ交渉中、今からのことだということで、そこを聞きたかったんですけど、省きます。
それともう一つ、この会社の年間の売り上げが20億円ということでございますけど、この会社の設立した後の実績、また年数はどのくらいたっているのか、きちんとした会社なのか、お伺いをいたします。
48
◯ 議長(
高橋勝幸君)
暫時休憩します。
午前10時51分 休憩
───────── ◇ ─────────
午前10時52分 再開
49
◯ 議長(
高橋勝幸君)
再開します。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
50
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
失礼いたしました。済みません、私がちょっと手元に資料を持ってきておりませんでしたので。
一応設立から50年以上は経過しておりまして、取引先も、大変大手の会社との取引もある企業でございますので、間違いないというふうに考えております。
51
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
52 ◯ 5番(
宮本啓史君)
副市長にお尋ねしますが、もともとこれは、まあいいことですけど、企業が来るということは県のお世話でということですから、ちょっと質問しますけど、このお金は全部
松浦市が借金するんですね。副市長、我々が言いよった電源移出金、こういうお金は県からもらえるの。県からもらえる交渉をしたんですか。私が言うのは、松浦の火力発電所が始まって以来、大体累計150億円ぐらい県に入っている。
佐世保は23億5,000万円もらっているんだよ。松浦は3億円しかもらっていない。こういうとき、県にやかまし言わんですか。県に全部もらわんと。副市長、答弁。
53 ◯ 副市長(橋口忠美君)
この件の誘致に関しましては、まずは県の産業振興財団とも一緒になってから誘致をしている案件でありますので、先ほどの久枝議員さんの御質問にありましたように、県と一緒に誘致しているということで、それなりの会社であるというふうに認識をいたしているところであります。それが1点目です。
それから、財源の話でありましたけども、当然、この電力移出県等交付金の話でありましたけども、県のほうには、御存じのとおり、御案内のとおり別な案件もありまして、例の埋立造成の部分もございます。これも埋立後は産業振興に活用したいというふうな説明を県のほうにもいたしておりまして、そこの分に対して何とか移出県等交付金を確保していただきたいということで、今、一生懸命交渉、協議をやっているところであります。
ちなみに平成29年度、今年度は5,100万円、電力移出県等
交付金を充ててもらうことで、今約束をいただいていますので、その事業がまだ続きますので、そっちのほうに、要は分散化せずに一点集中的に協議をしていきたいなというふうに思っております。
したがいまして、この
堂山地区については、特段今のところ電力移出県等
交付金を充ててもらいたいという協議はいたしておりません。
以上です。
54 ◯ 5番(
宮本啓史君)
副市長ありがとうございました。それで、5,100万円もらうということね。
もともと私が言うのは、今、電力移出金は大体6億円から7億円、県に毎年入っている。松浦のおかげで。今度2号機ができると10億円近く入る。だから、こういうときこそ条件をつけて、今度2号機ができたとき、あと二、三億円、全部松浦にもらうような交渉をきちっとしてもらわんと、松浦だけ利用されて、こういうとき松浦の借金がふえるばかりやから、市長しっかりしてもらいたいということを注文つけて、私のお願いです。よろしくお願いします。
55
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
56 ◯ 8番(
安江結子君)
67号ですけど、先ほど工事請負の300万円は
伐採工事だけということでしたけど、じゃ、先ほどおっしゃった削って平らにするって、その工事を含めたら概算で大体幾らぐらいまでなる予定なんですか。
57
◯ 商工振興課長(
福守尚美君)
この総
事業費ということでよろしいでしょうか。用地の購入代金等も含めまして、今回、予算計上しております測量設計等を発注しまして、そこではっきりした金額が出るということで、本当に概算の概算ではございますけれども、用地費等も含めまして一応2億円というふうに考えております。
58
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
59 ◯ 8番(
安江結子君)
先ほども少し触れてあったんですけど、必ずその事業者が松浦の堂山というところに来られるかどうかというところの約束は、はっきりとはされていないっていうことですよね。100%じゃないっておっしゃったので、それは100%じゃないっていうお答えなんですかね。
60
◯ 市長(
友広郁洋君)
先ほど担当課長がお答えしたとおりでございますが、県の産業振興財団と一緒になって、全力を挙げて誘致の実現に努力したいということでございまして、私もこれまで3回ほど社長とお会いしておりまして、直近では7月14日にもお会いしてきたところでございまして、私といたしましては、ぜひきょう予算をお認めいただいて、先方様の進出スケジュールに合うような形での受け皿を早急に整備して全力を挙げてまいりたいと、このように思っているところでございます。
61
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
62 ◯ 8番(
安江結子君)
志佐町庄野と上野に内部
工業団地というか、それがあるわけなんですけど、一時凍結なんですけど、それに対しての住民への説明というのは、
堂山地区が造成されるということから、前の地区に対しての説明というのはどういうふうにされたんですか。
63
◯ 市長(
友広郁洋君)
庄野地区につきましては、工期の問題とか、今後の取得といいますか、そういうスケジュールからしまして、全くこの協議のテーブルにのせるような状況じゃないということで、一応今回は
堂山地区に限らせて対応させていただくというふうな話のところでとどめているところでございます。
64
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第5.議案第68号及び日程第6.議案第69号の契約議案2件について一括して質疑を行います。ありませんか。
65 ◯ 8番(
安江結子君)
69号の契約の
相手方の上滝と堀内組とJVですけど、割合はどうなっていますか。
66 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)
出資割合ですけども、親が60%、子が40%ということになっております。
67
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
68 ◯ 5番(
宮本啓史君)
この68と69ですか、両方とも落札価格と何業者で入ったのか。落札価格、比率です。
69
◯ 水産課長(
齋藤周二朗君)
まず、電気のほうでございますけども、8者の指名というところで、落札の率でございますけども、97.9%でございます。
それから、建築でございますけども、
特定共同企業体4者での入札となりまして、落札率が94.17%ということでございます。
以上です。
70 ◯ 5番(
宮本啓史君)
いつも議会で申し上げているんですけど、地元の産業育成のためにできるだけ地元を使ってくれと。この電気はベンチャーじゃなかったんですか。建築のほうはベンチャーになっているようですけど。
71
◯ 水産課長(
齋藤周二朗君)
電気につきましては、
松浦市内に本店、支店、営業所を有する業者のAランクの業者というところの中で、平均工事高が1億円以上の実績を有する業者というところに絞りまして、8者を指名したというところでございます。
72 ◯ 5番(
宮本啓史君)
水産課長、1億円とかの売り上げとかっておっしゃるけど、育てる意味からすれば、私も現場におっていろいろ工事をお願いしたことあるんだけど、こういうことを発注した後、必ず下請に
松浦市内の人が入ってみたり、近辺の人が入ってみているんですから、だから、地元の業者を育成するという観点から、やっぱり──それから、落札率も公共事業は非常に高い。民間からすると大体85ですよ。そういうことを考えれば、やっぱりよく注意をしていただきたいと私は思っておるんですね。
あるとき、業者の方からこういう資料を手に入れたんですよ。本入札は類似工事による発注であり、本入札の落札者となった場合は、類似するほか工事の入札は不適格とすると。これはおたくの文書です。ある業者からいただいた。
これね、これから
魚市場が始まりますね、いろいろ工事がね。だから、一つの業者にやった場合は、これが続いとる場合はほかの業者にもやるというふうなね。それから、地元の業者を育成するという考え方でもって、いろいろ皆さんに配慮していただきたいと。いろいろ決まりはあるでしょうけど、そういうことで副市長、あなたに答弁をお願いします。
73 ◯ 副市長(橋口忠美君)
類似工事を同じ入札日程の中で実施する場合は、当然そういう検討は指名委員会の中でやっております。これは類似工事に該当するかどうかというような、金額的なもの、それから中身──工種ですね、そういったものを加味しながら、類似工事の場合は、今、議員御指摘のように、先にやって落札した業者は2回目の部分については辞退していただくと、そういったやり方をやっております。今回はそういったケースじゃないというふうな判断でやっております。
それから、地元の企業の活用というのは、先般もお答えいたしましたとおり、そこには十分意を配しているつもりであります。今回は建築の部分、本体の部分で金額が大きゅうございましたので、なるべく地元の企業さんに元請として多く参画してもらいたいということでJVを組ませていただきました。そういう中での今回の落札でありますので、そこはそういう意向のもとで今回も入札を行ったということで御理解いただきたいと思います。
74
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。
75 ◯ 11番(久枝邦彦君)
69号、先ほど仲買の方の事務所数は23と言われましたかね。また、現在は、既存は何社あって、次こうやってつくるときに23社なのか。また、今後新しくなったときに、ふえる減る、増減の可能性はどういうものですか。そして、そういう中で余裕を持った事務所づくりの、部屋を加増されるのか、お聞きします。
76
◯ 水産課長(
齋藤周二朗君)
まず、仲買人でございますけども、現在と同数、ここに資料にございますように、関連事業者の事務室として、1階に6、2階に23、3階に4で、合計で33ございますけども、それがそのまんま入っていただけるということでございまして、今のところこの
事務所等に空き室というのは設けておらない状況でございます。
以上でございます。
77 ◯ 11番(久枝邦彦君)
先ほど言いましたように、増減の可能性、また新築されることでふえるとかいう可能性はないんですか。
78
◯ 水産課長(
齋藤周二朗君)
その辺も
魚市場の運営委員会等でも検討いたしましたけど、今のところ新規はなかなか難しいだろうというところの中で、現状の数で整備をするということにしたところでございまして、今後の見通しにつきましては、ちょっと今のところは、ふえるふえないというのは、まだこちらのほうでもはっきり把握していないというふうな状況にございます。
以上でございます。
79 ◯ 11番(久枝邦彦君)
本来であれば、1つぐらい余裕を持つ仕事も必要じゃないかとは思います。
以上です。
80
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
これより議案第66号から議案第69号まで一括して討論を行います。ありませんか。
81 ◯ 8番(
安江結子君)(登壇)
日本共産党の
安江結子です。
議案第66号、67号の
補正予算と特別会計
補正予算に反対の討論をいたします。
反対の理由は、約1万2,000平米を
志佐町栢木免に新たな
工業団地を造成するための予算が今回3,190万円計上されて、
団地造成に総額約2億円と言われておりますが、必ず
松浦市に来られるのかという約束が100%ではないということが反対の第1の理由です。
市内には、平成19年度から計画した志佐町庄野、上野に用地があり、平成21年度には一時凍結とされています。市長は、一日も早く一時凍結を解除して再開できるようと言われておりました。この件については、市民に説明がどうされましたかと先ほどお尋ねしましたが、市民に説明はされていないということで、市民へ説明されてもなかなか市民の理解は得られないのではないかと考えます。
松浦市内で工業
団地造成に財政を割くのではなく、市内の業者への支援を行うことで雇用を生み出すという方向への転換が求められていると私は考えております。
例えば、
松浦市内で規模を拡大したいが、土地を探されていた企業もありましたが、
松浦市内には土地がないと言って隣の市に移られた業者も現にいらっしゃいました。このような方々にこそもっと支援をするべきで、確約がとれていない事業者のために予算は使うべきではないと申し上げて、反対の討論といたします。
議案第69号、
請負契約の締結について反対の討論をいたします。
松浦市の工事
請負契約については、地元の業者育成も考慮するということでしたが、今回の
事務所棟新築工事については、特定企業共同企業体を組ませるときに、なぜ4者とも市内地場の業者を組ませていなかったのか理解できません。
平成26年9月の消防庁舎建設のときも、地場本店を排除した形になっていました。前回の
魚市場仕向け作業所建設工事も、地元業者育成の立場に立たれていないのではと議会で指摘を受けられていたにもかかわらず、今回の結果になっています。さらに言うなら、1億7,226万円の電気工事と1億2,301万円の機械工事は同じ業者が落札しています。
市内地場業者育成、市内の雇用確保の観点から、今回の
請負契約に反対の討論といたします。(降壇)
82
◯ 議長(
高橋勝幸君)
ほかにありませんか。──なければ、討論を終結し、採決いたします。
日程第3.議案第66号「平成29年度
松浦市一般会計補正予算(第2号)」を採決いたします。
議案第66号について原案のとおり可決するに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手多数であります。よって、議案第66号については原案のとおり可決されました。
次に、日程第4.議案第67号「平成29年度
松浦市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。
議案第67号について原案のとおり可決するに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手多数であります。よって、議案第67号については原案のとおり可決されました。
次に、日程第5.議案第68号「
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(電気)
請負契約の締結についてを採決いたします。
議案第68号について原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手多数であります。よって、議案第68号については原案のとおり可決されました。
次に、日程第6.議案第69号「
松浦市地方卸売市場松浦魚市場再
整備事務所棟新築工事(建築)
請負契約の締結についてを採決いたします。
議案第69号について原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手多数であります。よって、議案第69号については原案のとおり可決されました。
以上で予定された議事は終了いたしましたが、この際、お諮りいたします。
今期臨時会において議決されました案件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、
会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らうことに決しました。
以上をもって
今期臨時会に付議されました事件は全て終了いたしました。
これをもちまして、平成29年7月
松浦市議会臨時会を閉会いたします。
午前11時13分 閉会
───────── ◇ ─────────
上記のとおり会議録を調製し署名する
議 長 高 橋 勝 幸
署名議員 木 原 勇 一
署名議員 椎 山 賢 治
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松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。
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