• 辞職勧告決議(/)
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  1. 長崎市議会 2017-06-26
    2017-06-26 長崎市:平成29年各派代表者会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午後3時0分= ◯野口達也議長 ただいまから、各派代表者会議を開会いたします。  本日は、急遽お集まりいただきありがとうございます。なお、本日は、明政クラブ板坂団長の代理として毎熊議員が出席されておりますので、ご了承お願いいたします。  それでは、1番目の「平成28年度政務活動費に関する6月17日の新聞報道について」を議題といたします。これは6月13日、平成27年度の政務活動費に係る住民監査請求がなされ、その件に関係しまして報道等があっております。今回、指摘を受けている点は幾つかあろうかと思いますけれども、まず、1つ目案分率、4分の3という上限が高いのではないかという指摘1つあります。もう1つは、使途解釈相違から不適切ではないかという指摘もございます。この2つの案分率また解釈相違による不適切ではないかという2点につきましては、これまでどおり、監査請求事務手続により、対応していきたいと思っております。そして3つ目に、不正な支出架空請求ではないかという問題提起がなされております。  これを受けまして、「長崎市議不正か」、また、「架空請求ではないか」と新聞紙等問題提起されている部分について、きょうはご協議お願いしたいと思います。これは平成27年度の住民監査請求による2件の請求指摘により、平成28年度に11件の請求が認められたとの内容でございます。議会といたしても、この件につきましてどう対応すべきかということで、これまで団長会議を開きまして、本人弁明も聞きながら、ご相談をさせていただきました。その結果、議員辞職勧告すべきではないかとのご意見も含め、全ての会派から会派に持ち帰り、対応を検討したいという旨の意見がございました。そのため、本日は各会派意見をお聞きするためにお集まりいただいております。また、団長会議でも本人から説明をしていただきましたけれども、本日も吉原日出雄議員から説明したい旨の申し出があっておりますので、改めて説明お願いしたいと考えております。そのようなことでよろしいでしょうか。  それではお呼びしますので暫時休憩します。           =休憩 午後3時3分=           =再開 午後3時3分= 2 ◯野口達也議長 それでは、会議を再開いたします。  吉原日出雄議員説明を求めます。 3 ◯吉原日出雄議員 このたびは私の軽率かつ、行為で誤って請求いたしましたことを心から深くお詫びを申し上げます。そしてまた、議会信頼を失墜させたことも深く反省しております。  私、本日午後、自由民主党離党届を出しまして、そして先ほど議長宛て会派離脱届を出してきました。今、言えることは、私は一生懸命残された任期を、一生懸命名誉回復をかけ、捲土重来一生懸命に反省して頑張る所存であります。  以上です。 4 ◯野口達也議長 それでは、私のほうから吉原日出雄議員確認だけさせていただきます。  取材に対しましては、「自分の前に給油した人の領収書を誤って添付した。故意ではなかった」と言われておられるようですし、先般の団長会議におきましても、「スタンドに行ったときに前の人が取らなかったチケットがくっついて出てきたものを安易に事務局提出をした」と言われましたけれども、それは平成27年度の2件、平成28年度の11件、全ての件についてということで理解してよろしいでしょうか。 5 ◯吉原日出雄議員 はい、間違いありません。 6 ◯野口達也議長 はい、わかりました。  それでは、以上で本人説明を終りたいと思いますがよろしいでしょうか。  それでは、退席お願いいたします。      〔吉原日出雄議員退席
    7 ◯野口達也議長 それでは、会議を再開いたします。  ただいま説明がありましたけれども、この件に関しましては、まず、議会事務局では本人指摘をしなかったのかという質問が出されておりました。その件について、しなかったのか、また、しているならば、どのような指摘確認を行ったのかを議会事務局のほうから説明をさせます。 8 ◯松竹議事調査課長 事務局では、定期的に、政務活動費運用マニュアル使途基準に沿った運用がなされているかという視点で、議員の皆様から提出された領収書等明資料確認作業をさせていただいております。  今回の件につきましては、当該議員政務活動費支出伝票確認しておりましたところ、短時間で2回給油した形の領収書の添付がございましたので、本年1月下旬から2月上旬ごろまでの間に、当該議員に対しまして、職員2名で直接、お尋ねをして説明をお聞きしたところでございます。短時間に2回給油とは、どういう状況なのかとお聞きしましたら、議員からは、一度給油したが、まだ入るため追加で給油したものであること、また、同じ状況が複数回あるが、全て同じ理由であることの説明があり、全て政務活動費でよいか確認をしましたが、「よい」との回答でございました。  説明は以上でございます。 9 ◯野口達也議長 本人への議会事務局からの指摘確認は以上でございます。  それでは、各会派のご意見をお伺いしたいと思います。まず、市民クラブからお願いいたします。 10 ◯五輪清隆議員 それでは、市民クラブ意見を申し上げます。  6月17日の新聞に、「長崎市議政務活動費不正か」との見出しで大きく報道がされているのを見て、目を疑うような記事が記載されていました。新聞記事を見た市民の方から、事実関係の問い合わせや事実なら議員を即刻辞職しろという苦情もあっております。しかしながら、事実関係がわからないという状況でありました。  先ほど、吉原日出雄議員より謝罪と釈明がなされましたが、到底、理解することはできません。今回、吉原日出雄議員行為により、長崎市議会に対する市民信頼を大きく失わせ、社会的、道義的責任を極めて重いと判断するものであります。また、市民皆さんから厳しい目が向けられている中で極めて重要な問題でもあります。よって、市民の信託を受けた、市民代表である市議会議員として、みずからその責任を重く受けとめ、市議会議員議員辞職に当たることを申し上げ、市民クラブ代表しての意見といたします。 11 ◯毎熊政直議員 私ども会派も、先日の団長会議を経まして、会派でお諮りをいたしましたところ、長崎市議会議員政治倫理条例の中でもうたってありますように、「市民代表としてその品位と名誉を害するような一切の行為を慎み、その職務に関し、不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと」ということで、はっきり明文化されております。  今回の吉原日出雄議員説明を2回聞きましたが、到底、理解できるような、過ちでというようなことでは理解できないということで私ども会派は、議員辞職勧告をやるべきだという意見でまとまりました。  以上です。 12 ◯向山宗子議員 公明党の意見を申し上げます。  政務活動費とは、もちろんもう皆さんわかっておられるとおり、市民の税金でございます。その使用に当たっては、慎重かつ効果的な運用でなければなりませんし、議員活動において、その使途においては、市民にきちんと説明ができるものでなければならないと私どもは考えております。その今回の件においては、その説明責任が果たせてない。どのような弁明をなされるのかと思って聞いておりましたけれども、間違えて提出をしたということと、また、事務局には二度入れていたというそごがございますし、到底やはり認められるものではないと判断をいたします。  ご自分の進退は議員個人責任において、果たされなければならないと思いますけれども、今回のこの事案は議員辞職に値するものと思いますので、きちんとご自分責任をとっていただきたい、そのように考えます。 13 ◯吉原 孝議員 今回、同じ会派仲間から、このような問題で皆さんにご迷惑をかけていることを心からおわびを申し上げたいと思います。  不正が明らかになりました。私どもとして、会派協議をいたしまして、弁解の余地はないという、そして重く受けとめております。会派として、辞任すべきだというお話もさせていただいております。それに対しまして、先ほどの弁明のようなことでありましたので、同一会派として今後行動はできないということで、会派離脱申し出をし、それをご了承いただき議長提出したと今そういう段階です。  以上でございます。 14 ◯内田隆英議員 日本共産党議員団として協議をしました。  明政クラブの方から言われたように、政治倫理条例にも書かれている、議員の資質そして、市民に対しての不正の疑惑を持たれるおそれがある、まさにこの行為だと、そして本日も前回の団長会議でも弁明を聞きましたけれども弁明にも釈明にもなっていないと。それと、NHKでも報道されましたけれども自民党を離党する、創生自民会派離脱すると、これで事済むような問題じゃないと。やはり、疑惑を持たれ、そして、不正に請求し受給してるわけですから、公金の詐取に当たると。そういう点から重大な問題であって、議員をみずから辞職すると。そうできない場合は、今議会において議員辞職勧告決議提出したいということで意見がまとまりました。  以上です。 15 ◯深堀義昭議員 6月17日の報道によりますと、自由民主党議員という活字で報道されておりました。党の公認候補として選挙を一緒に戦わせていただきました立場上、市民皆さん方に大変申しわけないと心からおわびを申し上げたいと思います。なお、先ほど本人から自由民主党加藤会長宛てに辞表が一身上の都合によりということで提出をされましたので、さきに協議をしておりました長崎県の自由民主党幹事長宛てに使いを出して、今、受理していただいたという報告をいただいております。  今後とも党としては、公の党員として、その党の責務として残されました6人の議員市民皆さん方、有権者の皆さん方に恥じない形で市政の振興に努力をしてまいりたいと思います。大変申しわけないと思いますが、辞職その他につきましては、本人選挙で当選をされた問題でございますので、みずからの態度はみずからが速やかに判断をされることと思いますので、それについては、言及をいたしません。 16 ◯幸 大助議員 チーム2020です。今回の件は先ほど本人説明がありました、自民党離党から会派離脱ということだけで済む問題ではないと思います。議員仲間でもありまた、友人でもありますが、今回の件は弁護の余地がありません。チーム2020としては、議員辞職を求めます。  以上です。 17 ◯野口達也議長 ありがとうございました。  ただいま、各会派から意見をお聞きしましたけれども、ほとんど全ての会派議員辞職に値する行為であると、もしくは、議員辞職勧告決議案を提出すべきとのご意見が出されました。おおむね意見が一致しているようでございますので、本件は私、議長のほうで取りまとめさせていただきまして、議会運営委員会でお諮りいただくようにしたいと思います。  ここに平野議会運営員会委員長もおられますので、現在、会期中ということでもございますが、早急に議運を開催していただくようにお願いをしたいと思います。なお、この代表者会議の前に、先ほどありましたように、創生自民から吉原日出雄議員会派脱会届提出されております。これに伴いまして、議会運営上幾つかの手続も出てまいりますので、これらの件につきましても議運協議お願いしたいと思います。  以上でこの件については終わりたいと思いますが何かございますか。 18 ◯毎熊政直議員 先ほど各会派の中で、議員辞職勧告ということをはっきりおっしゃらなかったところもありますが、ご本人判断ということもありましたけれども、先ほどのご本人釈明によりますと、まだ今からも議員として名誉を回復するために頑張っていきたいと、続けていきたいという旨の発言がありましたので、この発言に沿った形で議員辞職勧告議会としてやるべきだと考えておりますので、その旨、議運のほうとお諮りをお願いを申し上げたいと思います。  以上です。 19 ◯野口達也議長 ここに、議運長おられますけれども協議した内容につきましては、おおむねそういった意見だと思いますので、その旨もう一度私のほうから再度、議運長のほうに申し入れを行いまして、議運を開かせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、その他について何かございますか。  なければ、これをもちまして、各派代表者会議を閉会いたします。           =閉会 午後3時18分= 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...