次に、資料の3ページでございますが、
単独事業分7,491万9,000円につきましては、来年3
月定例会からの本
会議テレビ放映に係る
設備整備事業費1,590万円、
長崎原爆病院の
医療機器整備に対する
補助金3,733万3,000円が主なものでございます。
県施行事業分30億6,664万7,000円につきましては、
農林水産業費及び
土木費において、
地方財政法等の規定に基づき県が施行する
建設事業費の一部を負担しようとするもので、
事項名及び金額は
資料記載のとおりでございます。
次に、
災害復旧事業費2,000万円につきましては、8月の大雨により被害を受けた
農業用施設の
復旧費でございます。
次に、
積立金5億9,694万5,000円は、
地方財政法の規定に基づき、前年度の
決算剰余金の2分の1を
財政調整基金に積み立てるものでございます。
次に、投資及び
出資金3,330万円は、
水道事業会計において今回の
補正予算に計上しております未
給水地区無
水源簡易水道事業に対し、
繰り出し基準に沿って
事業費の3分の1を
一般会計から繰り出すものでございます。
また、
貸付金697万4,000円は、新
水産業育成事業費における
事業主体の
負担分を貸し付けるものでございます。
次に、歳入につきましては、資料の4ページ「平成12年度
一般会計歳入予算額調」に記載のとおりでございますが、歳出の
補正に伴う
特定財源として
国庫支出金を10億5,768万9,000円、
県支出金を1,948万3,000円、市債を18億4,820万円計上するとともに、
所要一般財源として市税を10億5,208万3,000円、
地方交付税を3億8,757万4,000円、前年度からの
繰越金を11億9,388万7,000円計上いたしております。
次に、資料の5ページ及び6ページに「平成12年度各
基金別現在高の状況」をつけておりますが、今回の
補正予算におきましては、先ほど歳出のところで説明いたしましたように、前年度の
決算剰余金の2分の1、5億9,694万5,000円を
財政調整基金に積み立てますので、これにより
財政調整基金の今年度の
積立額は
利子分を含めまして6億288万1,000円、年度末現在高は38億1,339万9,000円となる
見込みでございます。その他の基金につきましては、今回の
補正による増減はございません。
総括説明は以上でございます。
あわせまして、平成12年度
一般会計の
収支見込みについて説明をいたします。資料は特に用意しておりませんので、大変申しわけございませんが、口頭で簡単にご説明をいたします。
まず、歳入の
見込みでございますが、市税につきましては、現時点における市税の
年間見込み額は約522億3,000万円でございますが、今回の3
号補正におきまして、
個人市民税の
所得割を10億5,208万3,000円増額
補正しまして、また、後で審議をいただきます4
号補正で2億2,065万9,000円減額することにより、市税の
予算計上額は516億6,891万4,000円となりますので、12
月補正後の市税の
留保額は約5億6,000万円となる
見込みでございます。
次に、
地方交付税でございますが、
普通交付税の今年度
決定額は国の
補正に伴う
追加交付分を含めまして349億9,277万4,000円で、そのうち今回の3
号補正及び4
号補正における
計上分を含め347億8,538万7,000円を既に
予算計上しておりますので、
普通交付税の
留保額は約2億1,000万円の
見込みでございます。
また、平成11年度決算における純
繰越金は、今回の3
号補正で全額計上いたしましたので、12
月補正後の
留保財源の総額は市税及び
地方交付税をあわせまして7億7,000万円の
見込みでございます。
これに対しまして、歳出の今後
補正見込み額は不
確定要素がございますが、
一般財源ベースで約12億7,000万円を見込んでおりますので、差し引き約5億円の
財源不足となる
見込みでございます。また、その他の
増減要素でございますが、
利子割交付金につきましては
郵便貯金の
集中満期に伴う増を
見込み、今年度当初
予算で約22億4,000万円を計上しておりますが、現在までの
交付状況から推計すると
予算額を下回ることも考えられますので、そうなると
財源不足額はさらに膨らむということも予測されます。この
財源不足につきましては、歳入の動向も見ながら今後
補正見込み事業を精査することなどにより、調整を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
5
柳川委員長 質疑については、
総括質疑の中で行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
理事者交代のため
暫時休憩します。
=休憩 午前10時14分=
=再開 午前10時15分=
6
柳川委員長 委員会を再開します。
次に、歳出の審査に入ります。まず、第1
款議会費第1項
議会費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
7
田口議会事務局長 それでは、第1
款議会費につきましてご説明させていただきます。
お手元の平成12年度
長崎市
一般会計補正予算に関する
説明書の39ページをご参照いただきたいと思います。
議会費の
補正予算額は1,616万2,000円を計上いたしております。
補正前の現計
予算額は9億6,752万3,000円でしたので、
補正後の
議会費の
予算額は9億8,368万5,000円となっております。
今回の
補正予算は開かれた議会を目指し、市議会本会議の状況を
テレビ放映することにより、議会に対する市民の理解や関心を高めることを目的に、平成13年3月議会から実施を予定しております本会議の
ケーブルテレビによる
放映事業費として、中継・
放映に係る
業務委託料としての本
会議テレビ放映費26万2,000円、
施設整備に係る
工事請負費としての本
会議テレビ放映施設整備事業費といたしまして1,590万円を計上いたしております。
事業の内容につきましては、
総務課長の方からご説明いたしますので、よろしくご審議をお願いいたします。
8
田中総務課長 それでは、
議会事務局提出資料の1ページをお開きいただきたいと思います。
まず、本会議の
テレビ放映についてでございますが、1番目として
ケーブルテレビ放映に関する議場の
施設整備がございます。ここに図をかいてございますとおり、まず
傍聴席側に
カメラを1台、それから
議長席側、市長さんが座っておられる席ですが、ここに2台配置をしたいと思います。特に、
傍聴席側の
カメラにつきましては、演壇の議員さん方、または答弁される市長さん方、これをとらえていきたいと思います。それから、議場が
馬蹄形をしておりますので、2台を使いまして、それぞれ対面の議員さん方の再質問を映していきたいと思います。それから、それぞれ
ズーム対応及び
可動式カメラで、拡大をしたり移動をしたりすることができます。それから、現在、
録音室がございますが、その
反対側の方にそれぞれの
カメラを操作いたします
操作室を整備させていただきたいと思います。この中で
カメラの操作をさせていただくということになります。それから、現在、
市民課待合室でございますが、こちらの方に
大型テレビがございます。これは現在、
ケーブルテレビに入っているということでございまして、こちらの方で
放映ができるということになります。
それから2番目、
放映の内容についてでございますが、ここに書いてございますとおり3月、6月、9月、12
月定例会の本会議といたしたいと思います。今回、整備を12
月補正でいたしまして、3月議会から
放映を実施するということにいたしたいと思いますので、3月議会ですので市長の
施政方針、それから会派の
代表質問が行われる予定でございますので、これが
放映をされるということになります。なお、本会議を中継をいたしますので、すべて
最終日の
委員長報告、
議案結審まで、すべて
放映が行われます。それから、
放映は生中継ということで、午前10時から最後終わるまで
放映をさせていただきたいと思います。
それから、現在
ケーブルテレビが
ケーブルメディアということで社名変更しておりますが、9
チャンネルで
放映をすることにしております。12
チャンネルまでと、13から61
チャンネルまで
ケーブルテレビの方にあるようでございますが、9
チャンネルということでございましたら、
加入世帯は5万5,000世帯が見れるということになります。なお、運営上ですが、議長が
放映を中止した場合は直ちに
放映を中止するということで、
暫時休憩の場合はそのような対応をさせていただきたいと思います。
それから、
放映の体制についてでございますが、
カメラ操作室に
事務局職員2名を配置をしたいと考えております。なお、どうしても
事務局職員では不慣れな点も多うございますので、円滑な
放映を実施するため、
放送技術者1名を派遣をしていただきまして、スムーズな
放映をさせていただきたいと思います。なお、当然でございますが、テープ打ち合わせ、
点検等も十分やっていきたいと思います。
私どもとしては、実際の画像のあり方につきましては、今後、
議会運営委員会の方で逐次報告をさせていただきたいと思いますが、今後とも市民にわかりやすい画像をおつくりして、そういうふうに努力していきたいと思っております。
以上で、説明を終わらせていただきます。
9
柳川委員長 これより質疑に入ります。
10 中村(す)委員 今回の
テレビ放映については、先ほど局長の方から開かれた議会というものを目指したいというようなことの一環として、
テレビ放映がなされるということで、私もすごく、開かれた議会のための一歩ということで歓迎しております。
そこで、せっかくの機会なので、
障害者の
方たちがこの
テレビ放映などで議会の模様を知っていただくために
手話通訳とか、そういう
聴覚障害者対応の
テレビ放映ということについても、どういった議論が行われたのか私も詳しくは知らないわけですけれども、そういった
聴覚障害者対応の
手話通訳というか、そういったものも盛り込むと、さらにこの意義というものが深められると思うんですけれども、そういったことなどについては、何か検討がなされておりますか。
11
田中総務課長 その点はちょっと検討をしておりませんでしたが、今後、
障害者の方にも見ていただくということは大変重要なことと思っております。
ケーブルテレビさんの方とも、そういう
放映が今後できないかどうか相談させていただきたいと思っております。
12
柳川委員長 ほかにありませんか。
理事者交代のため
暫時休憩します。
=休憩 午前10時22分=
=再開 午前10時24分=
13
柳川委員長 委員会を再開します。
次に、第2
款総務費第1項
総務管理費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
14 智多
財政課長 2
款総務費1項
総務管理費のうち、6目
財産管理費につきましてご説明いたします。
お手元の資料41ページでございますが、
積立金におきまして5億9,694万5,000円を計上いたしております。これは
地方自治法並びに
地方財政法に基づきまして、その規定により積み立てるものでございまして、規定では各
会計年度の
決算剰余金の2分の1を下らない金額を
翌々年度までに積み立て、または繰り上げ償還の財源に当てなければならないと規定されておりますので、平成11年度
決算剰余金の2分の1
相当額に当たる金額を
財政調整基金に積み立てるものでございます。この結果、積み立て後の
財政調整基金は38億1,339万9,000円となります。
以上でございます。
15
原企画部長 同じページの7
企画費についてご説明申し上げます。
今年度、「ながさき
阿蘭陀年」の
記念事業として「
長崎国際帆船まつり」を開催いたしましたが、多数の皆様にお集まりいただき、魅力的な祭りとして認知していただきました。このようなことから、観光、地域の
活性化を図るため、平成13年度にも「
長崎帆船まつり」を実施することとし、
準備経費として300万円を
補正予算として計上させていただいております。詳細につきましては、
田川室長から説明させますので、よろしくお願いします。
16
田川総合企画室長 それでは、
長崎帆船まつり事業共催費負担金300万円についてご説明申し上げます。
補正予算額300万円につきましては、(仮称)
長崎帆船まつり実行委員会への
共催費負担金として計上をいたしております。内訳といたしましては、ポスター、チラシの作成、
テレビなどによる
広報宣伝費及び
帆船招聘のための
事務費となっております。
次に、
委員会資料で
長崎帆船まつり共催事業費負担金についてご説明をいたします。まず、資料1ページの「「
長崎帆船まつり」概要」をお開きください。
まず、「
長崎帆船まつり」の
開催目的でございますが、今年度開催をいたしました「ながさき
阿蘭陀年」の
継続事業といたしまして、
長崎港に
帆船を招聘することにより、新たなにぎわいの場を創出し、観光、地域の
活性化を図るとしております。
次に、開催時期でございますが、来年4月19日木曜日から4月23日月曜日の5日間を予定いたしております。これは4月27日が
長崎港の
開港記念日ということ、この時期は気候が穏やかで
帆船まつりを行うのには適しておるということ、あわせまして、
招聘帆船の日程などから、この時期といたしました。期間につきましては、
帆船が
長崎港滞在可能な5日間としております。
次に、場所につきましては、出島・
常盤埠頭の1会場といたしております。これは今年度開催した「
長崎国際帆船まつり」では、
松ヶ枝埠頭、出島・
常盤埠頭の2会場といたしておりましたが、
松ヶ枝埠頭に来年3月31日まで毎週土曜日
国際観光船スーパースター・エーリス、これは200メートル級の
国際観光船と聞き及んでおりますが、入港する予定で、来年度も引き続き入港する
可能性があるため、出島・
常盤埠頭の1会場としたものであります。
次に、
参加予定の
帆船についてでございますが、
運輸省所属の
日本丸、
海王丸、ロシアのナジェジュダなど100メートル
級帆船3隻、それから大阪市所有のあこがれ、
日本セイルトレーニング協会所有の海星、
ハウステンボス所有の咸臨丸、それに
長崎市所有の飛帆、韓国のコレアナの50メートル
級帆船5隻、計8隻を予定いたしております。招聘につきましては、順調に推移をしておりまして、それぞれよい感触をいただいておるところでございます。
次に、
実施主体でございますが、今年度行いました
長崎国際帆船まつり実施委員会を主体といたしまして、また、広域の
イベントとして今後継続して
帆船まつりを行うべく、
長崎県あるいは伊王島町あるいは
長崎中央郵便局にも参画をお願いしているところでございまして、
実施委員会を設立する予定といたしております。
最後に、
イベントについてでございますが、
港湾部門、いわゆる
海上部門と
陸地部門の2部門で
帆船を利用し、
陸地部門については
物産展、
花火等を中心に行いたいというふうに考えておりますが、詳細につきましては、今後設立します
実行委員会の中で協議をしてまいりたいというふうに考えております。
続きまして、2ページの「「
長崎帆船まつり」
参加予定帆船一覧表」でございますが、これは
先ほど参加帆船のところで説明をいたしましたので、概要、
所属等について参考にしていただきたいというふうに思っております。
続きまして、3ページ「
長崎帆船まつり実施会場」でございますが、現在、ながさき
阿蘭陀年推進協会が
メーン会場として使用しておりますにちらん広場、それからにちらん
駐車場を予定しておるところでございます。
なお、今年度行いました「
長崎国際帆船まつり」の
経済波及効果につきまして、
日本銀行長崎支店に算定をお願いしましたところ、正確な数字は出せないということでございますが、
波及効果としては35億円から66億円との算定結果をいただいたところでございます。
以上で、
長崎帆船まつり事業共催費負担金の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いしたいと思います。
17
柳川委員長 これより質疑に入ります。
18 高瀬委員
帆船まつりという私たちに夢を与えてくださる
イベントをしてくださって、私は大変喜んでおります。
この船、各船、何隻ですか、船の曳航をされる旅費とか何とか費用はどうなるんでしょうか。それから係留費用とか、300万円と書いてありますが、こんくらいで足らんとではなかろうかと思いますが、日本の負担などどうなっておりますんでしょうか。
19
原企画部長 先ほど室長からご説明申し上げたとおり、ことしの300万円は来年の4月19日から始まる部分についてのアピール、PR経費でございまして、ポスターとか
テレビなんかの費用でございます。来年、その曳航費その他かかる経費については、今、いろいろ算定しておりまして、当初
予算でお願いするようになると思います。
20 高瀬委員 わかりました。それからもう一つ、咸臨丸、これは勝海舟の咸臨丸でしょうか。その辺の説明を、勉強不足で申しわけありませんが、よろしくお願いします。
21 肉丸総合企画室主幹 咸臨丸につきましては、これは現在ハウステンボスさんが所有されている咸臨丸ですけれども、咸臨丸はオランダに発注した我が国の初の本格的な洋式軍艦で、1860年ですかね、徳川幕府の通商使節団に随行した咸臨丸で、日本人による初の太平洋横断を成し遂げた、アメリカ合衆国へ渡った咸臨丸というようなことで、現在の咸臨丸は1989年に同じオランダで建造された復元船ということで、現在ハウステンボスで一般客を対象にしたクルージングに利用しているということでございます。
以上です。
22 毎熊委員 先ほどの説明では、まずこの
帆船が8隻、招聘についてはほぼいい感触を得ているというご答弁でしたけど、特に、この100メートル級のうち、もし仮に2隻等が直前になってどうしてもやっぱり参加できないというふうになったら、この
帆船まつりそのものが非常に味気ないものになってしまう
可能性があるから、そこら辺の再度見通しにつきまして、今どのように判断されているか、ちょっと教えてください。
23
原企画部長 実は、議会が4日の日が本会議だったですかね、4日の夜から上京しまして、運輸省の方に私、行っております。そして、ここの所管の航海訓練所とそれから本庁の方に行きまして、確約はしますが今は公表しないでくれと。それは、よその市からもいろいろ要請があっているので、今、公表されればまたいろいろ言われるので、1月には正式に発表できるから、それでPRはしていただくだけ時間があるのではないかという話で、帰ってきております。
24 中田(剛)委員 ことしの
阿蘭陀年で、
帆船まつりは大変好評だったという話はお聞きをしているわけですが、そういう体験をもとに新しい年度でも、ひとつ
帆船まつりをやろうということは大いに結構だと思うんです。ただ、せっかくやるんだったら、ことしうまくいったからということで、その延長線上ではやっぱりおもしろくないし、企画部長もそういう形での企画というのはおもしろくないというように思うんですよ。やっぱりやるからには、そういう体験をもとにして、さらに充実したものをやろうということにしていく方が、せっかくだったら市民も喜ぶし、いいのではないかと思うんですがね。
そういう点からいきますと、
長崎市を挙げた祭りとの関係ですね。その辺の位置づけというのはどうされているのか。
長崎の
開港記念日の直前の事業ということになると思うんですが、その辺の見解をちょっと。今、PRその他の当面の費用ですから、具体的にはこれからいろいろさらに詳しく構想も練っていかれるということになるかと思うんですが、そういう点は期待したいと思いますが、見解をひとつ賜っておきたいと思います。
それから、
経済波及効果。35億円から66億円だと、いろんなことが想定されるわけでしょうけど、えらい幅がありますね。もう少し、これでは、どの程度の実際効果なのかよくわからんのですが、大体こういうところですというところは言えんのですかね。
25
原企画部長 祭りの位置づけと中身ですけど、来年は
長崎県の観光課の方も引き込みまして、伊王島も入れまして、そしてことしをいろいろ反省する上で、もっともっと工夫した
イベントも入れながらやっていこうと思っています。
長崎における祭りの位置づけというとき、今一番、観光も含めて
長崎をにぎわいでどうするかというとき、年間を通じた行事を考えるとき、この4月の時期が年間行事の中で、ちょうどない時期が一つあるんです。ここのところで、市の全体のにぎわいの中では一つ
イベントがない時期で、これをというのが、たまたま
帆船の方とも日程が合ったということで、年間をにぎわせての祭りということで位置づけしております。
それから
波及効果ですけれども、実はこの33億円から60何億円ですかね、日帰り客がほとんどの場合が一番低い金額で、一泊というか泊り客が半分ぐらいいたら60何億円と、そういった趣旨の幅でございます。
26 中田(剛)委員 せっかくの
イベントですから、ちょっと期待したいんですが、また具体的には今後ということになるわけでしょうから、そこの中でもご検討をいただければありがたいと思いますが。
長崎の場合は、もともとからのお祭りというのはそれなりにあるわけですたい。いろいろ
イベントを見ても、数としては幾らかやられますけれども、いま一つ核になるものがちょっと弱いのではないかという感じが私はしてるんですよ。
例えば、先ほどもちょっと説明が
物産展をやったり花火を上げたりという話がありましたけれども、花火の二、三千ぐらいでは全然魅力感じないわけです、率直なところ。私はちょうど2、3年連続熊本の火の国まつりをちょっといろいろ見てみましたけれども、最後の
イベントの花火なんか2万発ですよ。そしてあれは江津湖という結構それなり周囲の距離のある小さな湖ですけどね、それは身動きとれないほど集まってきますよ。それで、そういう形ですから、花火そのものがちょうど自分の頭の上に降ってくるような形に、ダイナミックにこうなるんですね。途中、何カ所でも集まった人たちからワーッと拍手がわくというぐらいの状況があるんですけどね。
金がどのぐらいかかるのか私はわかりませんけれども、そこまでとは言わないにしても、何か核になるものを、市民の皆さんに年に1回、ぐっと喜んでもらえると、例えばそういう位置づけというのも、時と場合によっては思い切って考えていく必要もあるのではないかなというような感じがしますが。そうした方が、企画部長、企画としてはやりがいがあるでしょう。いかがなもんですか。
27
原企画部長 励ましのお言葉ありがとうございます。
長崎の祭りとしましては、1月、2月のランタン祭り、それから夏、7月にペーロンとかみなとまつり、それで秋にくんちとか、一応ポイントはあるんですけど、この
帆船まつりも
長崎港の
活性化という部分で継続していくうちに、そういうふうに位置づけられてくるようになってもらえればありがたいなということで、私たちもこの
実行委員会で、どういう格好で今から民間の方を加えた中でどう発展していくか楽しみにしております。
以上です。
花火は、私もことし久留米で筑後川の花火はものすごく、九州で一番すごいみたいですね、見に行ってびっくりしたんですけど、たしか花火はものすごく金がかかると思うので、この来年の
事業費の中でどこまでやれるかというのは、
実行委員会の中で一生懸命盛大なものがやれれば、それでこしたことはないし、お金のこともありますので、検討してみたいと思います。
28 中村(す)委員
帆船まつりの
共催費負担金300万円ということで、これ大体
事業費どのくらいになるんですか、全体が。それがまず一つですね。
それから、
実行委員会が仮称になっているわけですが、先ほど
実行委員会のメンバーなど、いろいろお話があったわけですけれども、これまだ正式に立ち上げてないわけですね。ですから、できればどうなんでしょうね、やっぱり立ち上げてからの
予算提案がよかったのかなと、望ましいのかなと思うんですが。
先ほどの説明で少しわかるんですけど、何かこう
実行委員会の中身というのが、もう少しどうなっているのかなというのがよくわからないので質問したわけですけれども、メーンはこの負担金の300万円、総
事業費幾らかということをお答えください。中身、そしてそれをどういうふうに使うのかということについても、先ほどちょっといろいろお話があったんですが、ある程度中身についてもきちんとしたものができていると思いますので、そういったことをもう少しきちんと説明をしていただきたいと思います。
29
田川総合企画室長 全体
事業費としましては、約3,500万円というふうなものを、一定検討いたしております。13年度の分です。まず、先ほど説明いたしましたように、今回の300万円というのは
広報宣伝費あるいは事務局経費、事前の準備費というんですか、そういうもので計上をいたしたと。それで来年4月19日から開催する
帆船まつりについては、全体枠では約3,500万円程度というふうなことを現在、検討いたしておるというところでございます。
実行委員会を立ち上げるということでございますので、その
実行委員会への開催費負担金というふうなことで、我々は計上いたしておるというところでございます。
それで、この3,500万円につきましても、先ほど私が広域の
イベントというようなことで、伊王島町あるいは
長崎中央郵便局あるいは商工会議所、そういうもろもろ参加というんですか、お願いをするというふうなことでございまして、そういったところからも、その開催費の負担金、そういうものをいただきたいということで、我々も今いろんな交渉、話というんですか、そういうものをやっているところでございます。
なお、
実行委員会については一つの考え方として、この
補正予算が通過したというような段階のところで速やか、早急にというんですか、
実行委員会、そういうものを立ち上げていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
30 中村(す)委員
共催費負担金ということについての、その性格ですよね。今、お話を伺ってますと、何かこう、(仮称)
長崎帆船まつり実行委員会、私が理解したことをちょっとまず言いますと、仮称の段階でまだ立ち上げてないけど、その
実行委員会で全体の共催費ということで、例えば500万円なら500万円必要だと。そのうちの
長崎市の負担金が300万円というふうに理解してたんです。だから、総
事業費はどうなんですかと伺ったわけですね。13年度以降のことは、私質問してないんですよね。
だから、今のご答弁を聞くと、準備金みたいなものですよね、立ち上げ資金。だから、
共催費負担金というような計上の仕方というのは、ちょっと誤解を生むのではないかなというふうに私は理解したんですけれども。要するに、
実行委員会立ち上げのためには、
長崎市だけが300万円支出するというような性格のものと理解しているんですけど、いかがですか。
31 智多
財政課長 共催費負担金というのは、いろんな
イベントの中で
長崎市が民間の方と一緒にやるという中でやっていくわけですけども、市の場合は、当然ながら年度予算ということでやるんですが、民間と一緒にやる場合は年度予算という概念がございませんので、立ち上げたときから
予算が始まります。終わるところで終わります。そういうことで立ち上げますと、当然、財務が始まりますので、300万円につきましては当該年度ですぐいただくというわけではありませんけれども、全体は、例えばこの今議会終わりまして、財務
予算をつくりまして来年度までの流れの
予算をつくりますので、今回の
予算につきましては、
長崎市が負担金をその協会に出すと。その負担金で今年度中はPR事業を起こしていくと、そういうふうにご理解いただきたいと思います。
32
柳川委員長 よろしいでしょうか。ほかにありませんか。
理事者交代のため
暫時休憩します。
=休憩 午前10時48分=
=再開 午前11時0分=
33
柳川委員長 委員会を再開します。
次に、第130
号議案「平成12年度
長崎市財産区
特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
理事者の説明を求めます。
34 浜田理財理事 それでは、第130
号議案「平成12年度
長崎市財産区
特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。