(「
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君)
討論なしと認めます。これで
討論を終わります。
これから、国の責任による35人
学級推進と、
教育予算の
増額を求める
請願書を採決します。
この
請願に対する
委員長の
報告は
採択です。この
請願は
委員長の
報告どおり
採択することに
賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○
議長(
平林寛也君)
起立全員。よって、この
請願書は
委員長報告のとおり
採択することに決しました。
続いて、
報告第10号
私立高校に対する
公費助成をお願いする
陳情書の
委員長報告を求めます。
社会福祉文教常任委員長、お願いします。
◎
社会福祉文教常任委員長(
梨子田長生君) (
報告)
○
議長(
平林寛也君)
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君)
質疑なしと認めます。これで
委員長報告を終わります。
これから
討論を行います。
反対討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君) その他
討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君)
討論なしと認めます。これで
討論を終わります。
これから、
私立高校に対する
公費助成をお願いする
陳情書を採決します。
この
陳情に対する
委員長の
報告は
趣旨採択です。この
陳情は
委員長の
報告どおり
趣旨採択することに
賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○
議長(
平林寛也君)
起立全員。よって、この
陳情書は
委員長報告のとおり
趣旨採択することに決しました。
続いて、
報告第11号
消費税10%への増税を直ちに中止することを求める
意見書提出の
委員長報告を求めます。
総務産業建設常任委員長、お願いします。
◎
総務産業建設常任委員長(
茅野靖昌君) (
報告)
この
陳情について、
審査の経緯を御
説明いたします。この
陳情は去る9月9日、総務産業
建設常任
委員会に付託され、9月13日に
陳情内容について慎重に審議いたしました。
消費税増税分は社会保障制度の安定化と充実のためには欠かせないものであり、安定的な財源として有効であるとの意見がありました。また少数意見としては、
消費税の軽減税率は混乱が予想される。消費の落ち込みに不安があるなどの意見がありました。
審議の結果、当
委員会では
賛成多数でこの
陳情を不
採択といたしました。以上です。
○
議長(
平林寛也君)
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君)
質疑なしと認めます。これで
委員長報告を終わります。
これから
討論を行います。
委員長報告に
反対討論はありませんか。上田
議員。
◆7番(上田治美君) それでは、
委員長報告に反対する
討論を行います。
消費税につきましては、使い道の問題とか財源の問題とか、いろいろ今まで議論されてきました。そして、今この時点で何でこんなことを出すのかという声も聞こえます。そこで、今までの分は省きまして、現在の経済状況とか今起こっている問題を考えながら反対の
討論をしたいと思っております。
国民の所得、消費が低迷して、世界経済の先行きが不透明となる中で、最近の経済指標はいずれも景気後退を示しており、10%引き上げを行える日本経済には体力があるとは考えられません。卸売、小売合わせて商業販売は8月の昨年比1.5%減で、前年同月比を下回るのは9カ月連続、百貨店は9カ月連続、スーパーは4カ月連続で下回っております。
賃金も下落を続けております。OECDの調査によりますと、主要国でマイナスは日本のみで、6月の毎月勤労統計では実質賃金が前年比0.5%減少し、前年同月比を下回るのは6カ月連続となっております。
政府の8月の経済
報告では、世界経済について一部に弱い動きが見られると警戒感を強めております。米中貿易摩擦を受けて、4、6月期の法人企業統計では、製造業の経常利益は27.9%減であり、製造業の売上高は1.2%減、設備投資は6.9%減となっております。日本商工
会議所が8月30日に発表した8月の早期景気観測による業況指数はマイナス21と、前月比を0.8ポイント下回っております。米中貿易摩擦や世界経済の先行きの不透明感が製造業を中心に広く業況を押し下げた原因となっていると、商工
会議所は指摘をしております。
このような状況の中での増税は、日本経済に壊滅的な影響を与えるものとなります。さらに制度が複雑で、増税を強行すれば商売に大混乱が生じるおそれが出てまいります。スーパーマーケットの団体では、増税前に値下げ競争を行っており、最近の新聞を見ますと大変な体力を使っているようであります。これ以上やるとの体力低下は耐えられないと報じられております。そして何よりも、これが今後は中小の小売店への影響が非常に大きく反映するのではないかとスーパー団体は言っております。
日本商工
会議所の調査では、軽減税率に対応するレジは年間売上5,000万円以下の小規模の小売店の4分の1しか対応が終わっておらず、中小企業庁はレジ導入の補助金申請を最大30万件と見込んでおりますが、8月末時点で12万件の申請にとどまっております。
ポイント還元事業に参加可能な中小店舗は200万店以上あると見られておりますが、10月1日からポイント還元を利用できるのは全体の約3割程度にとどまると経済産業省は見ております。申請店舗のうち小売業が58%、飲食業は16%となっております。クレジットカードやQRコードでのキャッシュレス決済を利用した客は支払い額の最大5%が還元されますが、店舗によっては利用できず不公平が起こるという声が上がっております。先ほど言いましたスーパー団体もこれについては反対をしております。つい最近も反対の声明を出しております。
こうした状況の中で、共同通信が安倍改造内閣発足直後に行った世論調査では、10%に引き上げたらその後の経済が不安だと答えたのが81%を超えております。国民の民意は明らかであります。10%への増税は直ちに中止することを求める、この
意見書の
提出を求める
陳情に対して不
採択とする
委員長報告に反対するものであります。
以上、
反対討論を終わります。
○
議長(
平林寛也君) その他
討論はありませんか。平林幹張
議員。
◆8番(平林幹張君) 不
採択に
賛成討論をいたします。
消費税につきましては、さまざま問題があるといういことでありますが、やはり基本的に社会保障と税の一体改革により、1988年、3%、そして1997年、5%、2014年には8%ということの中で、計画では2015年に10%の計画でありました。
しかしながら、先ほどから話がありましたように、8%段階でもって非常に景気が低迷したというところで、やはりそういった消費の関係についての反動減、消費警戒感が景気低迷を引き起こしたということであります。
財政再建のタイミング等が早まって経済低迷をもたらしたというところで、10%につきましては2017年4月に延期をされたと。さらに景気が回復しなかったということと、当時の政策の中で2019年10月に再延期がされたと。この段階で決定されていたことは、当時リーマンショックに匹敵するほどの景気低迷がない限り、この段階で実行するということが決められて進められてきた状況であります。
これまで増税の経過の中で実質景気の低迷ということを踏まえて、施策として軽減税率の導入、それからポイント還元、プレミアム付商品券、それから消費の中では、住宅ローンにかかわっては、すまい給付金、住宅ローン減税、それから自動車購入に関しては取得税の廃止という形と環境性能割の実施ということで、さらなる経過措置がとられているわけであります。それから住宅に関しましては、資産的な形の中での部分がございまして、もうすぐにでありますが、9月30日までについては資産の譲渡等と、そういったことの部分が繰り返されたわけであります。
基本的な財政運営という形を見据えた中では、さまざまな対処策が講じられてきたわけでありますが、先ほど来、出ておりますように、いろんな経済学者の景気動向判断、それから実質的な景気、それからGDP比、毎月統計の中で実質的な不安要素はたくさんあるわけでありますが、やはりこの機会を捉えてやっていかないと、なかなか
消費税の10%の実現というのは難しいのではないかと。
実質、これに取り組んでいる部分では、税率が複数税率になってわかりづらいとか、それから特に店舗レジの関係の高騰であるとか、あるいはそれにかかわる補助金であるとか、さまざまな不安要素がございます。さらには経済状況の中で日中の貿易摩擦、あるいは現況行われているサウジの石油問題、原油問題、非常にかかわりの中でもって厳しい経済情勢であることは間違いがないと思います。
しかしながら、やはり社会保障と税の一体改革の中でもって、我々にかかわる地方
消費税は、実質、軽減税率が行われておりましても1.76にはなると。実質の中で0.6%は増加をするんだと。そうした形の中でフィードバックされる、そういった税である。海外においては当然、
消費税自体が8%以上の国はたくさんあるわけであります。
そんな中で、やはり我々は財政の安定ということをずっと言い続けてきているわけでありますが、やはり10%は日本国民の義務だということを考え、自分の子や孫に、やはりそうした負債を続けさせるわけにはいかないという形の財政の健全化を目指すという国の方針でありますので、社会保障の充実をぜひ期待したいと。
そして、やはりオリンピックを前にして、この景気の段階で行わなければ、またさらに延期になってしまうというところがございますので、私の考え方の中では、この時期にきっちりとした、そしてもう2週間を切っておりますが、この中でもって10%という実施をしていただきたい、そういう思いがございまして、いわゆる
消費税10%の増税を直ちに中止をすることを求める
意見書提出の
陳情に対しては、
委員会のとおり不
採択という形でもって、それを認めたということであります。
皆さんの十分なお考えの中で、この不
採択に
賛成をいただきたいと思います。
○
議長(
平林寛也君) その他
討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君)
討論なしと認めます。これで
討論を終わります。
これから、
消費税10%への増税を直ちに中止することを求める
意見書提出の
陳情を採決します。
この
陳情に対する
委員長の
報告は不
採択です。この
陳情を
採択することに
賛成の方は起立願います。
(起 立 少 数)
○
議長(
平林寛也君) 起立少数。よって、この
陳情書は不
採択することに決しました。
△
日程第3
委員会の閉会中の
所管事務調査について
○
議長(
平林寛也君)
日程第3
委員会の閉会中の
所管事務調査についてを
議題とします。
議会運営
委員長並びに
議会報常任
委員長から、
松川村
議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りをします。各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
(「異議
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君) 異議
なしと認めます。よって、各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
△
日程第4
議員派遣の件について
○
議長(
平林寛也君)
日程第4
議員派遣の件についてを
議題とします。
お手元に配付の
議員派遣の件を事務局に朗読させます。事務局長。
◎事務局長(宮澤大介君)
議員派遣の件
令和元年9月20日
当
議会は、
地方自治法第100条第13項及び
松川村
議会会議規則第127条の規定により、次のとおり
議員を派遣するものとする。
1 池田町、
松川村議
会議員研修会
(1)目 的 町村議
会議員の研修と親睦
(2)派遣場所 池田町
(3)期 間
令和元年10月11日
(4)派遣
議員 全
議員
以上です。
○
議長(
平林寛也君) お諮りします。お手元に配付の資料のとおり、
議員派遣することに御異議ありませんか。
(「異議
なし」の声あり)
○
議長(
平林寛也君) 異議
なしと認めます。よって、お手元に配付の資料のとおり、
議員派遣することに決定しました。
なお、次期
定例会までに急を要する場合は、
松川村
議会会議規則第127条の規定により、
議長において
議員の派遣を決定しますので、申し添えます。
これで付議された
議案は全て終了しました。
△
日程第5
村長あいさつ
○
議長(
平林寛也君)
村長挨拶を願います。
村長。
◎
村長(
平林明人君)
令和元年9月
定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
9月9日より本日まで12日間にわたり御熱心に、それぞれの案件を御審議いただきました。そして全ての案件に対しまして
原案どおりお認めをいただきましたことに、心から感謝を申し上げたいというように思います。
9月
議会は特に決算
議会とも言われております。そんな中で、平成30年度の決算につきまして
原案どおりお認めをいただきました。これは職員の努力によりまして、1円の誤差もないという監査結果が出された中での議決だというように私は思っております。そんな中で、職員にも心から感謝をしていきたいというように思います。
ただ残念なのは、若干経常経費が上がってきたこと。実質公債費比率はまだまだこのくらいなら大丈夫だと。経常比率が上がってくるということは、投資的経費が少なくなってくるということであります。そういう中では、今後、十二分に注意をしていかなければいけないなというように思っているところでございます。
また
一般質問の中でいただきました貴重な御意見は、今後の行政運営の中で生かしてまいりたいというように思います。特にハロー安曇野の跡地につきましては、民設民営は至難のわざだという御意見をいただきました。しかし、しっかりとチャレンジをしてまいりたいというように思いますので、
議会の
皆さん、
議員の
皆さん、情報がありましたらぜひ提供をいただけたらというように思います。
また、村制施行130周年の準備も着々と進めております。画期的になります
村歌制定、これにつきましても本日お認めをいただきまして、これから
松川村が続く限り、この歌が
村歌として
皆さんに十二分に評価をしていただいて、楽しく歌っていっていただけたらなというように思っているところでございます。
また本日、県営住宅を無償譲渡いたしまして
村営住宅にするという
議案につきましても、お認めをいただきました。
松川村が消滅しないよう、人口増加対策をとらなければいけないわけでありますので、これにつきましても精いっぱい、この中がいっぱいになりますよう努力をしていきますけれども、また
議員の皆様のお力をお借りしていきたいというように思います。
秋の収穫作業も順調に進んでおるというようにお聞きをしております。また、
議員の皆様におかれましては、それぞれこれから行事等がたくさんあるというように思います。体調に御留意をいただきまして、その場その場でさらに御活躍をされますよう御祈念いたしまして、
定例会閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。
長い間ありがとうございました。
○
議長(
平林寛也君) ありがとうございました。
以上で、
令和元年第3回
定例会を閉会します。大変御苦労さまでした。
午前11時05分 閉会
以上
会議のてん末を記載し、
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。