原村議会 2018-09-18
平成30年第 3回定例会−09月18日-04号
○
議長(
小林庄三郎) 次に、原案に
賛成者の
発言を許します。芳澤
議員。
◆10番(芳澤清人) 今の
文化財整理室は、前々からもう雨漏りもして老朽化が激しいと。そういうことで前々から
文化財整理室を違うところにということで要望されていたと思います。それでJA旧
柏木店舗の利用ということなんですが、これは拙速に急だったということは否めないわけですが、JA旧
柏木店舗はトイレの面やそういうことも踏まえてですね、また
阿久遺跡に近いということもあり私は
賛成します。
ただし、これからも先ほど言われたとおり
阿久遺跡全体の構想の中でさらに進めていただきたい、そのように感じます。以上です。
○
議長(
小林庄三郎) 反対
討論ございますか。
宮坂議員。
◆4番(
宮坂早苗) 反対
討論をいたします。まず、
文化財整理室については現在も過去も、過去から既にそこの
文化財整理室では耐震性もない
場所での整理ということで大変だということが
職員からは指摘をされておりました。
職員のほうでは、村のほうでは予算がないということで、今までかなり我慢をしながら
整理室での修復を行ってきたことと思っております。今回耐震もない、また雨漏りもというようなことですけれども、それについては
職員のほうと十分協議をされたのか、話をされたのかということについては非常に疑問もあります。
また、阿久の遺跡の整備については、昭和59年から遺跡の整備構想というものが始まっておりまして、村の重点施策の中にも
原村の戦略の中で、この阿久の遺跡の取り組みについては、
原村埋蔵文化財センターの建設による埋蔵文化の公開と活用ということがしっかりと計画の中にはあります。今回のこのJA旧柏木の店舗の
整理室の移転については、十分計画がされているとは考えにくい点が多々あります。
また、ここの
阿久遺跡が村で唯一中央高速道が通り、
原村のパーキングが二つもありということを考えると、その辺ですね、20号から、また中央高速からスマートインターなどを使った人の集まる
場所というような計画もされていかなくてはいけない
場所だと思っております。ですので、今回のこの
整理室の改修が一時的であることについては、村の予算が逼迫をしているというような状態で一時的なものでいいのかどうかということ。また、阿久の全体的なやはり整理をしっかりと考えながら、村の少ない予算を使っていくべきだということから、私は今回の
議案第39号には反対をいたします。
○
議長(
小林庄三郎) 原案に
賛成者の
発言を許します。永井
議員。
◆3番(永井和人) 柏木のその旧JAの店舗を
整理室にするということは、ちょっと拙速というか、そういう面はあったと思いますけれども、私は、先ほど芳澤さんもおっしゃっていたけれども、今の
整理室は
場所も狭いし、それから建物も老朽化して雨漏りがあるというようなことも聞いております。
したがってですね、将来展望のことを考えると、今の
収蔵庫のそばがいいということは私も思うんだけれども、今の現状ではですね、
整理室を現在地へ移転するということは非常に環境もいいし、それから新しくあの中へつくるということになると作業しやすいような、そういう設備をしていくと思うんですよね。そうすると、今よりかは作業効率が非常に私は上がると思うんですよ。ですから、そういうこともありますので、ここは言うならば戦争じゃないんだけれども、一応、
阿久遺跡への前進基地としてJA旧
柏木店舗に移転するということをですね、私はこの
議案第39号に
賛成をいたします。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
討論ございませんか。
松下議員。
◆7番(
松下浩史) 私は
議案第39号に反対という立場で
討論をさせていただきたいと思います。先ほど来ずっと
皆さんの話に出ている、やはり
阿久遺跡の
文化財整理室のことが大きな原因です。2人の反対
討論にもありましたけれども、やはり計画性という意味でとても疑問に思います。阿久の遺跡についてはとても大事なことで、これについて一時的というのがどれくらいの単位かによっても、例えばそれはもう少し小さい簡易的な建物を建てるのがいいのか、あそこの施設を耐震改修して、人の持ち物を耐震改修してそこに入ることがいいのか、それが5年であったら大きなあれになるのか。10年一時的なのかというもので、どれくらいの計画の中で、そういうところが動くのかということによっては、本当は僕は先ほど申し上げましたけれども、
ベストは
阿久遺跡に整備するのが一番いいと思っています。
その場合例えばどれくらいのお金がかかるのかとか、そういったところも示していただきながら、なるほど、やはり一時的にこのJAの旧
柏木店舗に移れば、とりあえず移れば作業環境がよくなるよねということであれば考えられるんですけれども、これ一択で
ベストな選択は幾らなの、それよりもっと短いタームならもう少し簡易的なものがいいんじゃないのと、そういうものをしっかりと示していただいた上で、こういった計画は進めていただきたいと思っております。計画の計画性のなさと言っては失礼だな。短い短期の間の計画でとか、計画性に疑問を持たれるところで言うと、
加工所の件を引き合いに出して申しわけないんですけれども、以前にやはり私はこの計画はもう無理があるんじゃないかというようなことで、今回予算が落ちたこともあります。
これからの事業計画に関しては、村長もおっしゃっていたとおり、いろいろとしっかりとした計画の中でやっていかなければいけないというふうなところは私も同じ気持ちでおります。今回出てきた計画に関しては、その計画性、先の展望というところが示されないままで予算を通すのはちょっと難しいのではないかなというふうに感じております。その点の1点でこの
議案第39号に関しては反対とさせていただきたいと思います。
○
議長(
小林庄三郎)
賛成者の
発言を許します。
小平議員。
◆9番(
小平雅彦) この補正の中には今喫緊の課題になっています福祉センターの外部を含めた改修工事があります。御承知のように大きな雨漏りになっておりますし、そういった内容も含まれております。それからJA旧柏木の店舗については、先ほど申し上げましたように
加工所ということで、住民の
皆さん方が一つのそういった取り組みができる方向ができたということで期待をしていたんですけれども、挫折してできなかったということで、今回文化財の調査がそちらのほうに移るということで。それはそれで今の状況を見るとやむを得ないというふうに思います。
柏木に移った暁にはですね、先ほど申し上げましたように、ロケーションもいいし
阿久遺跡にも近いし、ある程度広さも今よりも2倍近い広さがありますので、活用しながら、ただ単に文化財の保護や修復だけでなくて、多くの方があそこを訪れて縄文土器と文化と接する、縄文文化の発信基地となるように、また一時的とは申し上げても、これから調査をして予算を計上すると、そちらのほうの経費も相当なものになるのではないかということが予想されますので、ただ単に一時的なものではなくて、そこを生かしながらしっかりした
原村の縄文文化、あるいはそういう遺跡の修復、それから
皆さんの勉強の
場所、あるいは観光にもつながったり大勢の人が訪れる、
原村の発展につながることを期待といたしまして、
賛成といたします。
○
議長(
小林庄三郎) 反対
討論の方ございますか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
討論ございますか。
阿部議員。
◆5番(
阿部泰和) 私はいろいろ急な話になったということもありますが、逆にですね、いろんな地方でも遺跡からちょっと離れたところに
収蔵庫があったりとか、そういったところも循環型のバスの中で、遺跡めぐりの中でそういったところをめぐるというふうな観光につながっているところもあります。そういった面で、これからのいわゆるこの歴史的な遺跡めぐりのコースとしてのところに期待して、例えばですね、ほかの大久保で発掘された部分もあったりとか、そういった村内の遺跡めぐりの一つとして、さらにその観光面とあわせて、そういった発展ができるんじゃないかなということで
賛成に回りたいと思います。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
討論ありますか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより
議案第39号
平成30年度
原村一般会計補正予算(第4号)についてを
採決します。
この
採決は
起立によって行います。
本案に対する
委員長の
報告は
可決です。
委員長の
報告のとおり決定することに
賛成の方は
起立願います。
(多数
起立)
○
議長(
小林庄三郎)
起立多数です。よって、
議案第39号
平成30年度
原村一般会計補正予算(第4号)については、
委員長の
報告のとおり
可決されました。
次に、
認定第1号
平成29年度
原村一般会計
決算の
認定についての
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
質疑を終結します。
これより
討論を行います。まず、原案に
反対者の
発言を許します。
内田議員。
◆6番(
内田章子) 反対の立場で
発言します。2点で行います。
人事評価制度についてです。人事評価制度を導入して弊害はないというふうに考えているようですけれども、現在も5段階評価設定による評価が実施されて、その評価の結果、勤勉手当に差がつけられています。目標設定が所管する業務において容易になる部署と困難な部署があると思います。評価についても公平性を保てるか疑問が残ります。将来的には昇給や昇格への反映もあるようなことがありますが、生涯賃金に影響を及ぼすような結果になるような評価制度は今すぐ廃止すべきだと考えています。
二つ目は樅の木荘の改修についてです。現在、来年3月をめどに工事が進められています。今回のように、住民に十分な意見を聴取することもなく実施設計を急ぎ、進められたことについては大きな問題点であると考えています。中央高原全体の未来像をきっちりと示した上で樅の木荘の持つ役割を考え、どのような形で進めるか考えるべきであったと考えています。時間をかけて実施すべきであったというふうに考えています。以上の2点から、反対をいたします。
○
議長(
小林庄三郎) 次に、原案に
賛成者の
発言を許します。芳澤
議員。
◆10番(芳澤清人) 一般会計についてはですね、歳入が42億4,000万円と歳出が40億4,700万円というようなことで、差し引き1億9,357万9,000円というようなことでですね、緊迫した財政ではあるけれども、くまなく実施されて非常に堅実であったのではないかなと、そういうふうに判断いたしました。
人事評価制度は
平成28年に始まり、まだ2年しかたっていないと。係のほうでは常に連絡を取り合いながら、
職員がやる気の起こるようなそんな人事評価制度であってほしいという、そんなことでそれを目指してこれからも、その検討を加えていくというようなことで、まだまだその2年目というようなことですので、これからもこれを注視していきたいという、そんなふうに考えております。よって私は
賛成いたします。
○
議長(
小林庄三郎) 反対
討論はございますか。鮫島
議員。
◆2番(鮫島和美) 老人医療費特別給付金ですが、年齢を70歳以上に引き上げると。そのスタートラインとして2年に一度ずつ1歳ずつ年齢を引き上げた。これが実施された上での
決算であることと、もう一つは若者定住の問題ですが、これは時限的なものだとは言いますけれども、今、現状としては保健休養地への若者世代の定住が非常にふえている実情を鑑みないで、そこへの新築に対する補助の対象地として保健休養地を外しているということも含まれた
決算であるので、今回の
決算の
認定には反対いたします。
○
議長(
小林庄三郎)
賛成者の
発言を許します。永井
議員。
◆3番(永井和人) 予算が非常に逼迫する状況の中ですね、移住体験・交流施設、あるいは図書館の外壁の改修工事、それから小中学校の各種の改修工事等々を推進してきてですね、そしてその予算を有効に執行してきたという、私はそういう点は評価して、この
平成29年度一般会計
決算ですか、これに
賛成をしていきます。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
討論ありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより
認定第1号
平成29年度
原村一般会計
決算の
認定についてを
採決します。
この
採決は
起立によって行います。
本案に対する
委員長の
報告は
認定です。
委員長の
報告のとおり決定することに
賛成の方は
起立願います。
(多数
起立)
○
議長(
小林庄三郎)
起立多数です。よって、
認定第1号
平成29年度
原村一般会計
決算の
認定については、
委員長の
報告のとおり
認定されました。
次に、
認定第4号
平成29年度
原村有線放送事業特別会計
決算の
認定についての
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
質疑を終結します。
これより
討論を行います。
討論はありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより
認定第4号
平成29年度
原村有線放送事業特別会計
決算の
認定についてを
採決します。
お諮りします。
本案に対する
委員長の
報告は
認定です。
委員長の
報告のとおり決定することに御
異議ありませんか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。よって、
認定第4号
平成29年度
原村有線放送事業特別会計
決算の
認定については、
委員長の
報告のとおり
認定されました。
次に、
認定第5号
平成29年度
原村農業者労働災害共済事業特別会計
決算の
認定についての
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
質疑を終結します。
これより
討論を行います。
討論はありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより、
認定第5号
平成29年度
原村農業者労働災害共済事業特別会計
決算の
認定についてを
採決します。
お諮りします。
本案に対する
委員長の
報告は
認定です。
委員長の
報告のとおり決定することに御
異議ありませんか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。よって、
認定第5号
平成29年度
原村農業者労働災害共済事業特別会計
決算の
認定については、
委員長の
報告のとおり
認定されました。
この際、暫時
休憩します。再開を午後3時45分からといたします。
午後 3時24分
休憩
午後 3時45分 再開
○
議長(
小林庄三郎)
休憩前に引き続き、
会議を再開します。
村長及び
議員から
議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。
暫時
休憩いたします。
午後 3時46分
休憩
午後 3時52分 再開
○
議長(
小林庄三郎)
休憩前に引き続き、
会議を再開いたします。
提出
議案は村長提出2件、
議員提出1件です。
ここで、
議会運営
委員会を開催し、追加
議案の取り扱いについて協議しておりますので、
議会運営
委員長の
報告を求めます。小平
委員長。
◎
議会運営
委員長(
小平雅彦) ただいま、
議会運営
委員会を開催いたしまして、追加
議案について協議をいたしましたので
報告いたします。
本日の追加
議案は村長提出2件、
議員提出1件です。
委員会付託を省略し、本日直ちに本
会議で審議を行いたいと思います。以上です。
△3
追加議案審議
○
議長(
小林庄三郎) 追加
議案については、
議会運営
委員長報告のとおり、これを日程に追加し議題にしたいと思います。御
異議ありますか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。追加
議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
○
議長(
小林庄三郎) 日程第3 これより追加
議案を議題にします。
議案第43号
平成30年度
原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更についてを議題とします。提案理由の
説明を求めます。日達副村長。
◎副村長(日達章) それではお願いします。
(以下提案理由
説明)
○
議長(
小林庄三郎) これより
質疑を行います。
質疑ありませんか。
松下議員。
◆7番(
松下浩史) 当初予定から1,000万円近くの増額になっているわけですけれども、増額のその理由というか、その辺についてはどういうあれなのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○
議長(
小林庄三郎) 小島
保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(小島早苗) それではお答えいたします。
外壁の改修工事のために
平成29年度、外壁のタイルにつきまして目視及び打診をしていただいてタイルの剥がれ、浮き、ひび割れ等の調査、また雨漏りの調査をしていただきました。足場を組まない範囲で行っていただいたんですけれども、それをもとに試算をして見積もってもらいました。
実際足場を組んで工事に入りましたら、見込んだ数よりもタイルの剥がれとか浮きが多いのが判明しました。特に浮いているタイルが多くて、それによりまして、エポキシ樹脂の注入という工事が必要になりましたので、その工事費用が増額になったための増額ということです。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
質疑はございますか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにして
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。
討論ありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより
議案第43号
平成30年度
原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更についてを
採決します。
お諮りします。
本案は原案のとおり決定することに御
異議ありませんか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。よって、
議案第43号
平成30年度
原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更については、原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第44号
平成30年度
原村一般会計補正予算(第5号)についてを議題とします。提案理由の
説明を求めます。日達副村長。
◎副村長(日達章) それではお願いします。
(以下提案理由
説明)
○
議長(
小林庄三郎) これより
質疑を行います。
質疑ありませんか。芳澤
議員。
◆10番(芳澤清人) 中学校の現在の駐車場のところなんですが、借用地の期限が切れるというようなことでお伺いしております。今の駐車場はどのようになるのかということと、これが新しく購入する約645坪の近くの駐車場用地なんですが、今後の計画予定などわかりましたらお知らせいただきたいと思います。
○
議長(
小林庄三郎) 五味
教育長。
◎
教育長(五味康剛) お答えします。現在使っている校舎南側のところにつきましては、これは借用地でありまして、そして現在借用期間が5年契約ということでありまして、5年の現在3年目を迎えるかと思います。土地の所有者につきましては泉野のほうに在住の方なんですが、今までも用地買収等の交渉をさせていただきましたが、なかなかそのような回答は得ておりません。
このたび新たな道路の南側に位置するところですが、今現在ある駐車場のほぼ南に近いところになりますが、これだけの用地を今回買収することができるということでありまして、今後の見通しにつきましては、来年度にあそこを砕石等を入れて整地をして、そして近隣に御迷惑にならない範囲のフェンスの設置等も行いながら駐車場として活用させていただくと。
先日行われた文化祭のときも、天候が雨というような中で保護者の方は社会体育館ですとか中央公民館の駐車場等に置いて、遠くから移動されてこられていたわけですが、今回の
場所が整地されれば、そういう面で中学校の行事等に参加する場合には非常に利便性が高くなるのかなと。
また、今後中央公民館を含めるあの一帯、保育園もありますし小学校もあるわけですが、施設的にいろんな施設がありますので、いろんな行事等で多くの駐車が必要な場合にも活用できるスペースかなというように考えているところであります。以上です。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
質疑はございますか。
宮坂議員。
◆4番(
宮坂早苗) 災害復旧費についてお願いをします。今回この倒木についての災害復旧処理ということで災害復旧費が乗せてありますけれども、台風21号についてですね、農業施設の倒壊などもかなりあったはずです。この辺について、農業施設がここに載っていないということはどういうことなのかということと、あと農業施設のパイプハウスが全壊6棟、中破1棟、小破3棟、ビニール破損多数ということでありますけれども、この辺については今後考えているのかどうかということをお伺いしたいと思います。
○
議長(
小林庄三郎) 牛山
農林課長。
◎
農林課長(牛山輝明) お答えします。農業施設につきましては、ビニール等破損が40棟くらいありました。あと全壊、骨まで全壊したというのは実質4棟あったんですけれども、一応、あとほかに農業用資材を入れていたハウス、トラクターを入れていた、わらを入れていたというところの被害もあったんですけれども、一応、村のほうで協議しまして、全壊のハウスについては通常、村で新設のハウスについて2割の資材補助をしているんですけれども、そちらを今回4棟について建て直す場合には利用していただく。建て直した場合の資材分の2割補助というのを使っていただくと。
あと、ビニール等の損傷というのは実質共済とかに掛けてあると、そちらから対象になるものもあるものですから、ちょっと村では消耗品、ビニール等については、そこまでは村のほうで災害としての考慮はできないという判断で、今回は予算上には補正として計上はしてございません。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
質疑はございますか。
小池議員。
◆8番(
小池和男) 土地の購入のちょっと聞き忘れたところがあるかと思うので、ちょっともう1回聞きたいんですけれども、行政財産で取得するのか普通財産で土地の取得をするのか。
それからもう一つ、農林課の関係になるんだと思うけれども、農地等の災害等もあったわけだけど、ちょっと今聞きそびれちゃったので、今回補正に乗っていないけども、ちょっとそこのところももう1回お願いします。
○
議長(
小林庄三郎) 日達副村長。
◎副村長(日達章) 今回は駐車場用地ということですので、行政財産で購入ということです。
○
議長(
小林庄三郎) 牛山
農林課長。
◎
農林課長(牛山輝明) 農業施設に関しましては、今回は風、突風が主な原因となっておりまして、雨量的には災害雨量を超える雨量はなかったということから、農業施設、農地にかかわるもの、あと水路等に関しては実際の被害はありませんでした。突風によるハウスのビニール破損。中には全損という先ほど
説明した内容のものがあったということで、通常といいますか、農業施設災害というのが該当したものがなかったものですから補正上は上げてありません。以上です。
○
議長(
小林庄三郎) ほかにございますか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
質疑を終結します。
これより、
討論に入ります。
討論はありませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより、
議案第44号
平成30年度
原村一般会計補正予算(第5号)についてを
採決します。
お諮りします。
本案は原案のとおり決定することに御
異議ありませんか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。よって、
議案第44号
平成30年度
原村一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり
可決されました。
次に、発議第1号
公立高校と
私立高校の
教育費負担の
格差解消と
私立高校への公費(
私学助成)増額を求める
意見書案の提出についてを議題とします。趣旨
説明を求めます。
小平議員。
◎9番(
小平雅彦) それでは、
公立高校と
私立高校の
教育費負担の
格差解消と
私立高校への公費(
私学助成)増額を求める
意見書案の提出について御
説明を申し上げます。
(発議第1号朗読)
○
議長(
小林庄三郎) これより
質疑を行います。
質疑ありませんか。芳澤
議員。
◆10番(芳澤清人)
私立高校の学費は、公立に比べて数倍高いということはよくわかっているわけなんですが、
私立高校に対する公費は
公立高校より低く抑えられているという、その点どのくらいなのかというようなことを一つ。
それから
私立高校が公教育に果たしている役割、この辺をもう少し明確に教えていただきたいと思います。
○
議長(
小林庄三郎)
小平議員。
◎9番(
小平雅彦) これは2016年度の統計の資料でございますけれども、
公立高校でかかる学習費は約45万862円ということになっております。一方、
私立高校でかかる学習費等については104万168円ということでありまして、公私の比較は2.3倍ということになっております。これは平均的な数字なんですけれども、
公立高校との比較は1.8から3倍以上に上るというふうに言われておりまして、この格差を解消することによりまして、
私立高校へ行っている家庭の
皆さん方の
負担が軽減をしてくるということになりまして、
私学の
振興にもつながってくるということであります。
それから、
公共性に果たす役割ということは、
私学は基本的には公立とは違いまして、その創立のいわゆる建学の精神というものがありまして、独自性を保つことは当然でございまして、強い自主性があるわけではありますけれども、私立学校は公立との併願先というふうにもなっておりますし、また地元の生徒の
皆さん方の進学の受け皿になっているということもあります。
それから、学校側についても生徒を集める以上、地域社会に広く受け入れられるような学校運営でなければなりませんし、学校での授業の内容云々だけではないということから、これは当然社会的にも認められるものではなければならないということと同時に、地域を支える人材の育成、いわゆる社会的な人材を育てるということからも大きく
公共性に役立っているところでもあります。
したがって、そういうことを評価しながら、国や県では
私学に対する助成を法律に基づいてやっておりまして、いわゆる
国民の税金が投入されるという観点からも社会性、
公共性が確保されなければならないということでありますし、もう一つは教育の水準でありますから、国や県、自治体等の一つのこの基準に基づいた、いわゆる高校教育の基準に基づいた授業がなされておりまして、当然そこには教育の精神が生かされているということでありますから、
私学といえども
公共性の利益の増進に十分配慮されているというふうにい言われております。こうしたことから、
私学の
公共性は非常に高いというふうに理解されるということであります。
○
議長(
小林庄三郎) ほかに
質疑はございませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。まず、原案に
反対者の
発言を許します。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
賛成の方の
発言を許します。
小池議員。
◆8番(
小池和男) 先ほど、
陳情の決をとったときに私は反対をしました。そのときいろいろ話が出た中でですね、一部
採択という方法でなくても
議員発議で幾らでも出すことができると。そういうふうなことを言って私は先ほどの件には反対したわけです。ですから、今回この出すことについては特別申しません。最初
委員会の中で出てきたところは、発委何号というこういう案の提出があったもんだから、ちょっとこれはおかしいんじゃないかということで言って、それで発議に直して今回の提出になっています。以上です。
○
議長(
小林庄三郎)
討論ございませんか。
(
なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎) これにて
討論を終結します。
これより発議第1号
公立高校と
私立高校の
教育費負担の
格差解消と
私立高校への公費(
私学助成)増額を求める
意見書案の提出についてを
採決します。
お諮りします。
本案は原案のとおり決定することに御
異議ありませんか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。よって、発議第1号
公立高校と
私立高校の
教育費負担の
格差解消と
私立高校への公費(
私学助成)増額を求める
意見書案の提出については、原案のとおり
可決されました。
△4
委員会の閉会中の
継続調査
○
議長(
小林庄三郎) 日程第4
委員会の閉会中の
継続調査を議題とします。
総務産業常任委員長、
社会文教常任委員長、
議会運営
委員長、
議会改革検討特別
委員長、
議会広報・広聴特別
委員長から、
会議規則第75条によって、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の
継続調査の申し出がありました。
お諮りします。
委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに御
異議ありませんか。
(
異議なしの声あり)
○
議長(
小林庄三郎)
異議なしと認めます。よって、
委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに決定しました。
ここで村長から挨拶があります。五味村長。
◎村長(五味武雄)
平成30年第3回定例
議会の閉会に当たり、一言挨拶を申し上げます。
本
定例会に提案申し上げました諮問案件、専決
処分の承認案件、
平成29年度一般会計
決算、特別会計
決算、そして事業会計剰余金の
処分及び
決算の
認定など、各
議案につきまして慎重審議をいただき、それぞれ原案どおり
認定及び議決をいただき議了できましたことを心から御礼申し上げます。
平成29年度一般会計等
決算後の数値は、招集時にお話し申し上げましたように国、県よりの交付金、支出金の大幅減額により大変厳しい状況でございます。基金残高につきましては、財政調整基金を
平成27年度に1億円、
平成28年度に1億5,000万円、
平成29年度に5,000万円、減債基金を
平成29年度に1億円の取り崩しを行っております。
平成30年度予算では、基金繰入金として財政調整基金5億5,400万円、減債基金2億9,500万円、保健休養地管理事業基金1億8,000万円など、総額で11億200万円余を予算化しています。
また、今後の想定される資金需要としましては保育園のエアコンの設置、小中学校へのエアコン導入経費、子育て支援センターの設置費用、中学校でのプール改修費用などが想定されます。
私ども行政として、事務事業の見直しをさらに強力に推し進めてまいります。
議会として、今の財政状況を十分に御理解願い、事業見直しの中でただ単に伝統ある事業だからだけの発想から、将来を見据えた二元代表制の一翼を担う責任ある
議会として、一緒に考え行動していただきますれば幸いでございます。
原村は現在、各方面より注目をされております。ことしの5月の梶山地方創生大臣の視察来村以降、時事通信社発行の地方行政7月19日号に
原村の紹介記事を掲載してもらいました。また、10月には全国市町村長サミットの分科会、「田園回帰の潮流と受け入れ」の中で
原村の移住交流事業を紹介してまいる予定でございます。私ども行政は、全員一丸となって、人と自然と文化が息づく美しい村の具現化に向けてさらなる努力を続けてまいる所存でございます。
今後とも、
議員各位のなお一層のお力添えのほどをお願い申し上げますとともに、各位の御健勝と御活躍を御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(
小林庄三郎) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
これにて、
平成30年第3回
原村議会定例会を閉会します。大変お疲れさまでした。
午後 4時22分 閉会
以上
会議のてん末を記載し、
地方自治法第123条第2項の
規定により署名する。
平成30年9月18日
原村議会議長 小 林
庄三郎
原村議
会議員 永 井 和 人
原村議
会議員 宮 坂 早 苗
原村議
会議員 阿 部 泰 和...