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平成30年第 3回定例会−09月18日-付録
平成30年第 3回定例会−09月18日-04号

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  1. 原村議会 2018-09-18
    平成30年第 3回定例会−09月18日-04号


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    平成30年第 3回定例会−09月18日-04号平成30年第 3回定例会         平成30年第3回原村議会定例会第4日目会議録 1 日  時  平成30年9月18日(火) 2 場  所  原村議会議場 3 出席議員  1番  矢 島 昌 彦     2番  鮫 島 和 美         3番  永 井 和 人     4番  宮 坂 早 苗         5番  阿 部 泰 和     6番  内 田 章 子         7番  松 下 浩 史     8番  小 池 和 男         9番  小 平 雅 彦    10番  芳 澤 清 人        11番  小 林 庄三郎 4 欠席議員 なし 5 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席を求めた者は次のとおりである。   村長       五 味 武 雄    副村長      日 達   章   教育長      五 味 康 剛    総務課長     宮 坂 道 彦   会計管理者    津 金 一 臣    住民財務課長   北 原 一 幸   農林課長     牛 山 輝 明    商工観光課長   阿 部 清 美   保健福祉課長   小 島 早 苗    建設水道課長   三 澤 光 晴   消防室長     小 林   厚
    6 職務のため出席した事務局職員   事務局長     伊 藤 弘 文    書記       牛 山 省 吾 7 本日の日程        1)会議録署名議員の指名        2)議案審議          議案第35号から議案第42号まで及び          認定第1号から認定第6号まで          陳情第5号           「委員長報告・質疑・討論・採決」        3)追加議案審議          議案第43号、議案第44号、発議第1号           「上程・説明・質疑・討論・採決」        4)委員会の閉会中の継続調査 8 地方自治法第149条第1項の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.議案第43号 平成30年度原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更について  2.議案第44号 平成30年度原村一般会計補正予算(第5号)について 9 原村議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により、議員から提出された議案は次のとおりである。  1.発議第 1号 公立高校と私立高校の教育費負担の格差解消と私立高校への公費(私学助成)増額を求める意見書案の提出について                            午後 2時00分 開議 ○議長(小林庄三郎) ただいまの出席議員数は11人であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年第3回原村議会定例会第4日目の会議を開きます。 △1 会議録署名議員の指名 ○議長(小林庄三郎) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は会議規則第127条の規定により、議長において3番永井和人議員、4番宮坂早苗議員、5番阿部泰和議員を指名します。 △2 議案審議 ○議長(小林庄三郎) 日程第2 議案審議を行います。  議案第35号から議案第42号まで、認定第1号から認定第6号まで及び陳情第5号を議題とします。  付託案件について、委員長の報告を求めます。  まず、社会文教常任委員長の報告を求めます。阿部委員長。 ◎社会文教常任委員長(阿部泰和) それではお願いします。平成30年9月18日、原村議会議長小林庄三郎様。社会文教常任委員会委員長、阿部泰和。平成30年第3回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(小林庄三郎) 暫時休憩します。                            午後 2時09分 休憩                            午後 2時09分 再開 ○議長(小林庄三郎) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  議案第40号 平成30年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。 ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  暫時休憩します。                            午後 2時09分 休憩                            午後 2時13分 再開 ○議長(小林庄三郎) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより議案第40号 平成30年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第40号 平成30年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、認定第2号 平成29年度原村国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより認定第2号 平成29年度原村国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、認定第2号 平成29年度原村国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第3号 平成29年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより、認定第3号 平成29年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、認定第3号 平成29年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第6号 平成29年度原村後期高齢者医療特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて、討論を終結します。  これより、認定第6号 平成29年度原村後期高齢者医療特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、認定第6号 平成29年度原村後期高齢者医療特別会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、議案第41号 平成29年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第41号 平成29年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は可決及び認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第41号 平成29年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長の報告のとおり可決及び認定されました。  次に、議案第42号 平成29年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第42号 平成29年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は可決及び認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第42号 平成29年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長の報告のとおり可決及び認定されました。  次に、陳情第5号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。松下議員。
    ◆7番(松下浩史) 一部採択というようなことでしたけれども、2番が不採択になったというところではどのような議論が行われて、大きな理由としてどういったところで不採択になったのかちょっとお伺いできればと思いますけれども。 ○議長(小林庄三郎) 阿部議員。 ◎社会文教常任委員長(阿部泰和) こちらにつきましては、中信地区の私立高校に通う人たちの保護者軽減というふうな形で出てまいりましたが、議論の中では1番が国、県に対してという形で、陳情の内容は中信地区に通う生徒ということでありまして一部のみを全私学に通う方に対してというふうな捉え方をしようではないかということでなりました。  2につきましては、現に原村でも奨学金制度等がございますので、その上にさらにということは非常に財政の逼迫を招く可能性もあるというふうなこともありまして、こちらのほうはちょっと認められないということで。  国、県に対しての意見書を上げることだけはちょっと、皆さんで前向きに考えていこうというふうな形で議論をなされております。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はございませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、陳情を一部採択(1番採択、2番不採択)とすることに反対者の発言を許します。小池議員。 ◆8番(小池和男) 委員会の中で、今の委員長が申したことはわかりますけれども、陳情は採択するかしないかというこれが前提であります。ということでですね、私は一部採択ということには反対しました。 ○議長(小林庄三郎) 次に、陳情を一部採択(1番採択、2番不採択)とすることに賛成者の発言を許します。小平議員。 ◆9番(小平雅彦) この公立高校と私立高校の教育費の負担の格差に対する陳情、意見書の提出については、過去においてもかなり議論をされてきているところであります。しかし、現状をお聞きしますと、公立高校に対する国の支援というのが年々高まってきていると。その一方で私学を目指し、そしてそこで頑張っていこうという学校に対する、お子さんに対する支援が少なく、格差が拡大をしているわけであります。したがって、そういう中で、せっかく私学を目指しても目的が達せられず挫折をしてしまうという方もいますし、家庭の負担も大きいということから、私学の振興ということも国でも言っておりますし、私学のいい点を伸ばしながらしかも公共性も生かしていく方向で、私学を頑張っていく皆さんに対する軽減をするための支援ということです。  国の、この中信地区からの要望は、中信地区の生徒ということでありますけれども、全体を見回せば諏訪管内でも私立高校がありますし、また県外の高校に行っている方もいますから、広くそういったところに視点を当てながら私学振興、それから私学を目指している方の負担を少なくするということも大きなこれからの責務ではないかということから一部採択ということで、国それから県に対して陳情をするということがいいというふうに思います。 ○議長(小林庄三郎) 陳情を一部採択することに反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) ほかに討論はありませんか。矢島議員。 ◆1番(矢島昌彦) 一部採択に賛成していきますけれども、陳情に関しては完璧なものを要求するということは非常に難しいでしょうけれども、この原村の議会としては、やっぱり2番に関しては村としてやっていないことなので、例えば諏訪に通っている高校生に直接支払いはやっていないことなので、この辺を削ったものを再提出してくれるようにお願いしたことがありますがまた同じものが来たわけです。  それで、この一部採択についてはやっぱり国、県に求めていくということで、この件に関しては賛成しないというわけにはいかないので賛成していきますけれども、もう少し委員会の対応として、変えてもらえる部分があるのなら、それを要請するべきだと思います。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 阿部議員。 ◎社会文教常任委員長(阿部泰和) 文言に対しては、本当に変えてもらうことを数年間要請してまいりました。今回も陳情書の最初の文言、中信地区においてはということで、その本文の文言においては、最後まで諏訪の生徒もこれだけお預かりしていますというふうな内容でありました。  ただ、陳情につきまして、先ほど言いました1と2という内容は中信地区の生徒に限って言ったことではないので一応賛成はしますが、文言については修正すべきものと認識しており、そちらについても再度要請をしたところでございます。なるべく陳情のほうを取り上げていこうというところから一部採択ということに賛成しますが、その辺のところについては引き続き改善を要求して賛成に回ります。 ○議長(小林庄三郎) そのほかに討論ありますか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより陳情第5号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書を採決します。  この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は一部採択、1番採択、2番不採択です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(小林庄三郎) 起立多数です。よって、陳情第5号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書は、委員長の報告のとおり一部採択、1番採択、2番不採択することに決定しました。  次に、総務産業常任委員長の報告を求めます。宮坂委員長。 ◎総務産業常任委員長(宮坂早苗) 平成30年9月18日、原村議会議長小林庄三郎様。総務産業常任委員会委員長、宮坂早苗。平成30年第3回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(小林庄三郎) 議案第35号 原村個人情報保護条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。阿部議員。 ◆5番(阿部泰和) 先ほど、認定第1号のところで財政力指数のところを0.38%と、訂正がなかったんですが、0.38でいいですよね。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂議員。 ◎総務産業常任委員長(宮坂早苗) はい、パーセントは削除してください。0.38ということでお願いします。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。内田議員。 ◆6番(内田章子) 原村個人情報保護条例の一部改正に反対する立場で討論に参加します。  マイナンバーカードについては、普及率の拡大を目指す方向に向かっています。マイナンバーカードは各自の個人情報を名寄せや番号により行政などが活用しようとする制度であります。  政府が国民一人一人に生涯の変わらない番号をつけて、多分野の個人情報をひもつけして利用できるようにすること、これ自体が大きな問題です。ましてや個人情報がこのような危険な状態にさらされている、そういう可能性も非常に高いです。そのことを国民に知らせることなく、理解されていないまま進めていっていいのでしょうか。他人に自分の情報の何を知らせ、何を知らせないかコントロールできる自己情報コントロール権が著しく侵害されることになると思います。このようなマイナンバーカードを普及させるために、6市町村の間の相互による証明書発行のサービスを住民から奪い、サービス低下へとつなげた今回の制度について強く反対をします。それに伴う条例改正でありますので、反対をいたします。 ○議長(小林庄三郎) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。松下議員。 ◆7番(松下浩史) 原村と5市町間での住民票等の証明書交付、この仕組みに関しては廃止が決まっております。その廃止が決まっている仕組みのことが条文に載っていることがとてもまずいです。それをしっかりと削除するというのは、しなければならないことであり、それに対応しその部分を削るこの改正については当然賛成だということでよろしくお願いします。 ○議長(小林庄三郎) ほかに討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第35号 原村個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを採決します。  この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(小林庄三郎) 起立多数です。よって、議案第35号 原村個人情報保護条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第36号 原村一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第36号 原村一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第36号 原村一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第37号 職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第37号 職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第37号 職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第38号 原村農業振興地域整備開発協議会条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第38号 原村農業振興地域整備開発協議会条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第38号 原村農業振興地域整備開発協議会条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第39号 平成30年度原村一般会計補正予算(第4号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。松下議員。 ◆7番(松下浩史) 文化財調査保護費について社会文教常任委員会委員長にお尋ねしたいと思います。測量設計監理委託料ということで、JAの旧柏木店舗ということで、この場所は8月ごろまで加工所で検討が進められていたところで、議案が出てきたのは8月の終わりということでとても短い気がします。この場所での、この文化財整理室の計画等が始められたのはいつごろなのかというような話があったのかという点が1点。  それから、この文化財整理室が動くということは、これは一時的なものなのか、ずっとその場所を使うのかという、そのような説明がどうされたかという点が1点。  あと、この議案が出たときに軽く説明があったと思うんですけれども、下水道が通っている等々で、こういうところを選択したというのがあったんですけれども、僕はベストじゃないと思っていて、ベターではあるけれどもベストじゃないと思っているんです。この阿久遺跡周辺での整理室、収蔵庫、遺跡公園的なそういう形でできればいいなと思っているわけなんですけれども、その辺でそういったベストな選択が検討されていたのかどうかというような話がされていたか、その点についてちょっとお伺いしたいんですけれども。 ○議長(小林庄三郎) 阿部議員。 ◆5番(阿部泰和) まず一つ目の質問でございますが、いつごろかということにつきましては、加工所の計画がだめになったというか、そのかわりにという形で検討されたということなので、これは時期的にはつい最近というふうな形で聞いております。  ただし、文化財整理室につきましては前々から耐震の問題もありました。それから雨漏りの状態でもありました。そういったことから非常に、もうとにかくどこかへ移さなければいけないということがありまして、いろんな場所等が対象となっていたところでございますが、JA旧柏木店舗につきましては、その加工所という話がもうあったものですから、その点のところでは加工所というのはなかったんですが、今回急遽そういった形になったと聞いております。  それから、一時的なものかどうかということにつきましては、将来的にやはり将来展望に立ったことを考えなければいけないので、その時期的なものはどうなるかということははっきりと申し上げられないけれども、一時的にそこに移すということでありました。  それから、あとですね、場所も阿久収蔵庫の横がいいとか、そういったようなことは将来的に考えなければいけないんですが、阿久遺跡の部分のものは国の指定地というふうなこともありまして、その辺のところが手狭でもあることからですね、今はロケーションもいいということで含めて、JA旧柏木の店舗に一時的という、この一時的というのがどのくらいのものかということについては、まだしっかり聞いてはおりませんが、そのような回答でございました。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はありませんか。小平議員。 ◆9番(小平雅彦) 今の加工所の関連です。加工所については、ちょうど空き施設があったということで住民の消費者の団体。あるいは女性のグループのほうから長い間にわたりまして農産物の加工、それから新しい特産物の開発とそれから女性の活動の場所、居場所づくり、あるいは組織づくりというようなことで期待をして、結構、議会と消費者の女性団体の皆さんともお話をしてきたところで、大きく期待を寄せている部分もあったところでありますけれども、そうしたことがこの文面の中では、いわゆる国の地方創生の計画の中に間に合わないというような表現をしてありますけれども、今あるそういった芽を伸ばしていくというようなことに対する議論だとか、その後加工所はどういうふうになるのかというような議論があったかないのか。また、あったとすればどのような発言があったのか。総務産業常任委員長にお聞きをしたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 宮坂委員長。 ◎総務産業常任委員長(宮坂早苗) 総務産業常任委員会の中では、加工所のことについていろいろ説明を受けております。その中で加工所については計画が間に合わないということで、今回はJAの旧柏木支所を使って行うことは断念するということでしたが、今後、検討委員会を立ち上げて、村が運営するレンタル施設としての検討を行っていくというような答えがされております。  また、できるだけ今期、3月くらいまでにはしっかりとした議論を検討委員会の中で進めながら、加工施設の建設に向けて話し合いをしていくというような回答はありました。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はございませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。鮫島議員。 ◆2番(鮫島和美) 先ほどから質疑が出ていますが、この補正予算の中にJAの旧柏木店舗を文化財保護整理室にするという前提の上で改修設計の予算が組まれていますが、先ほどから急な話だという話もありましたが、これを改修設計の上、計画に沿うと改修工事ということになるんですが、どの程度の展望を持って改修することになるのか。改修箇所も明らかになっていないままの設計監理であるということと、もう一つは、文化財整理室阿久収蔵庫に隣接させるべきものだという議論が前から出されていましたが、私もそうあるべきだと思っています。国の指定だから云々という話もありますが、その点も含めて、やはり長期の展望でその点を検討すべきじゃないかということと、もう一つは今回の補正では測量監理設計という費用が予算化されていますけれども、設計化された暁に判断すればいいという意見、議論もありますけれども、設計されると、それを大きな予定変更をするというのは非常に困難な事態になっていく。今までの例からもそういうこともありましたので、そういう点を大きく見てこの補正予算には反対いたします。
    ○議長(小林庄三郎) 次に、原案に賛成者の発言を許します。芳澤議員。 ◆10番(芳澤清人) 今の文化財整理室は、前々からもう雨漏りもして老朽化が激しいと。そういうことで前々から文化財整理室を違うところにということで要望されていたと思います。それでJA旧柏木店舗の利用ということなんですが、これは拙速に急だったということは否めないわけですが、JA旧柏木店舗はトイレの面やそういうことも踏まえてですね、また阿久遺跡に近いということもあり私は賛成します。  ただし、これからも先ほど言われたとおり阿久遺跡全体の構想の中でさらに進めていただきたい、そのように感じます。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 反対討論ございますか。宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 反対討論をいたします。まず、文化財整理室については現在も過去も、過去から既にそこの文化財整理室では耐震性もない場所での整理ということで大変だということが職員からは指摘をされておりました。職員のほうでは、村のほうでは予算がないということで、今までかなり我慢をしながら整理室での修復を行ってきたことと思っております。今回耐震もない、また雨漏りもというようなことですけれども、それについては職員のほうと十分協議をされたのか、話をされたのかということについては非常に疑問もあります。  また、阿久の遺跡の整備については、昭和59年から遺跡の整備構想というものが始まっておりまして、村の重点施策の中にも原村の戦略の中で、この阿久の遺跡の取り組みについては、原村埋蔵文化財センターの建設による埋蔵文化の公開と活用ということがしっかりと計画の中にはあります。今回のこのJA旧柏木の店舗の整理室の移転については、十分計画がされているとは考えにくい点が多々あります。  また、ここの阿久遺跡が村で唯一中央高速道が通り、原村のパーキングが二つもありということを考えると、その辺ですね、20号から、また中央高速からスマートインターなどを使った人の集まる場所というような計画もされていかなくてはいけない場所だと思っております。ですので、今回のこの整理室の改修が一時的であることについては、村の予算が逼迫をしているというような状態で一時的なものでいいのかどうかということ。また、阿久の全体的なやはり整理をしっかりと考えながら、村の少ない予算を使っていくべきだということから、私は今回の議案第39号には反対をいたします。 ○議長(小林庄三郎) 原案に賛成者の発言を許します。永井議員。 ◆3番(永井和人) 柏木のその旧JAの店舗を整理室にするということは、ちょっと拙速というか、そういう面はあったと思いますけれども、私は、先ほど芳澤さんもおっしゃっていたけれども、今の整理室は場所も狭いし、それから建物も老朽化して雨漏りがあるというようなことも聞いております。  したがってですね、将来展望のことを考えると、今の収蔵庫のそばがいいということは私も思うんだけれども、今の現状ではですね、整理室を現在地へ移転するということは非常に環境もいいし、それから新しくあの中へつくるということになると作業しやすいような、そういう設備をしていくと思うんですよね。そうすると、今よりかは作業効率が非常に私は上がると思うんですよ。ですから、そういうこともありますので、ここは言うならば戦争じゃないんだけれども、一応、阿久遺跡への前進基地としてJA旧柏木店舗に移転するということをですね、私はこの議案第39号に賛成をいたします。 ○議長(小林庄三郎) ほかに討論ございませんか。松下議員。 ◆7番(松下浩史) 私は議案第39号に反対という立場で討論をさせていただきたいと思います。先ほど来ずっと皆さんの話に出ている、やはり阿久遺跡の文化財整理室のことが大きな原因です。2人の反対討論にもありましたけれども、やはり計画性という意味でとても疑問に思います。阿久の遺跡についてはとても大事なことで、これについて一時的というのがどれくらいの単位かによっても、例えばそれはもう少し小さい簡易的な建物を建てるのがいいのか、あそこの施設を耐震改修して、人の持ち物を耐震改修してそこに入ることがいいのか、それが5年であったら大きなあれになるのか。10年一時的なのかというもので、どれくらいの計画の中で、そういうところが動くのかということによっては、本当は僕は先ほど申し上げましたけれども、ベストは阿久遺跡に整備するのが一番いいと思っています。  その場合例えばどれくらいのお金がかかるのかとか、そういったところも示していただきながら、なるほど、やはり一時的にこのJAの旧柏木店舗に移れば、とりあえず移れば作業環境がよくなるよねということであれば考えられるんですけれども、これ一択でベストな選択は幾らなの、それよりもっと短いタームならもう少し簡易的なものがいいんじゃないのと、そういうものをしっかりと示していただいた上で、こういった計画は進めていただきたいと思っております。計画の計画性のなさと言っては失礼だな。短い短期の間の計画でとか、計画性に疑問を持たれるところで言うと、加工所の件を引き合いに出して申しわけないんですけれども、以前にやはり私はこの計画はもう無理があるんじゃないかというようなことで、今回予算が落ちたこともあります。  これからの事業計画に関しては、村長もおっしゃっていたとおり、いろいろとしっかりとした計画の中でやっていかなければいけないというふうなところは私も同じ気持ちでおります。今回出てきた計画に関しては、その計画性、先の展望というところが示されないままで予算を通すのはちょっと難しいのではないかなというふうに感じております。その点の1点でこの議案第39号に関しては反対とさせていただきたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 賛成者の発言を許します。小平議員。 ◆9番(小平雅彦) この補正の中には今喫緊の課題になっています福祉センターの外部を含めた改修工事があります。御承知のように大きな雨漏りになっておりますし、そういった内容も含まれております。それからJA旧柏木の店舗については、先ほど申し上げましたように加工所ということで、住民の皆さん方が一つのそういった取り組みができる方向ができたということで期待をしていたんですけれども、挫折してできなかったということで、今回文化財の調査がそちらのほうに移るということで。それはそれで今の状況を見るとやむを得ないというふうに思います。  柏木に移った暁にはですね、先ほど申し上げましたように、ロケーションもいいし阿久遺跡にも近いし、ある程度広さも今よりも2倍近い広さがありますので、活用しながら、ただ単に文化財の保護や修復だけでなくて、多くの方があそこを訪れて縄文土器と文化と接する、縄文文化の発信基地となるように、また一時的とは申し上げても、これから調査をして予算を計上すると、そちらのほうの経費も相当なものになるのではないかということが予想されますので、ただ単に一時的なものではなくて、そこを生かしながらしっかりした原村の縄文文化、あるいはそういう遺跡の修復、それから皆さんの勉強の場所、あるいは観光にもつながったり大勢の人が訪れる、原村の発展につながることを期待といたしまして、賛成といたします。 ○議長(小林庄三郎) 反対討論の方ございますか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) ほかに討論ございますか。阿部議員。 ◆5番(阿部泰和) 私はいろいろ急な話になったということもありますが、逆にですね、いろんな地方でも遺跡からちょっと離れたところに収蔵庫があったりとか、そういったところも循環型のバスの中で、遺跡めぐりの中でそういったところをめぐるというふうな観光につながっているところもあります。そういった面で、これからのいわゆるこの歴史的な遺跡めぐりのコースとしてのところに期待して、例えばですね、ほかの大久保で発掘された部分もあったりとか、そういった村内の遺跡めぐりの一つとして、さらにその観光面とあわせて、そういった発展ができるんじゃないかなということで賛成に回りたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) ほかに討論ありますか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第39号 平成30年度原村一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(小林庄三郎) 起立多数です。よって、議案第39号 平成30年度原村一般会計補正予算(第4号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、認定第1号 平成29年度原村一般会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。内田議員。 ◆6番(内田章子) 反対の立場で発言します。2点で行います。  人事評価制度についてです。人事評価制度を導入して弊害はないというふうに考えているようですけれども、現在も5段階評価設定による評価が実施されて、その評価の結果、勤勉手当に差がつけられています。目標設定が所管する業務において容易になる部署と困難な部署があると思います。評価についても公平性を保てるか疑問が残ります。将来的には昇給や昇格への反映もあるようなことがありますが、生涯賃金に影響を及ぼすような結果になるような評価制度は今すぐ廃止すべきだと考えています。  二つ目は樅の木荘の改修についてです。現在、来年3月をめどに工事が進められています。今回のように、住民に十分な意見を聴取することもなく実施設計を急ぎ、進められたことについては大きな問題点であると考えています。中央高原全体の未来像をきっちりと示した上で樅の木荘の持つ役割を考え、どのような形で進めるか考えるべきであったと考えています。時間をかけて実施すべきであったというふうに考えています。以上の2点から、反対をいたします。 ○議長(小林庄三郎) 次に、原案に賛成者の発言を許します。芳澤議員。 ◆10番(芳澤清人) 一般会計についてはですね、歳入が42億4,000万円と歳出が40億4,700万円というようなことで、差し引き1億9,357万9,000円というようなことでですね、緊迫した財政ではあるけれども、くまなく実施されて非常に堅実であったのではないかなと、そういうふうに判断いたしました。  人事評価制度は平成28年に始まり、まだ2年しかたっていないと。係のほうでは常に連絡を取り合いながら、職員がやる気の起こるようなそんな人事評価制度であってほしいという、そんなことでそれを目指してこれからも、その検討を加えていくというようなことで、まだまだその2年目というようなことですので、これからもこれを注視していきたいという、そんなふうに考えております。よって私は賛成いたします。 ○議長(小林庄三郎) 反対討論はございますか。鮫島議員。 ◆2番(鮫島和美) 老人医療費特別給付金ですが、年齢を70歳以上に引き上げると。そのスタートラインとして2年に一度ずつ1歳ずつ年齢を引き上げた。これが実施された上での決算であることと、もう一つは若者定住の問題ですが、これは時限的なものだとは言いますけれども、今、現状としては保健休養地への若者世代の定住が非常にふえている実情を鑑みないで、そこへの新築に対する補助の対象地として保健休養地を外しているということも含まれた決算であるので、今回の決算の認定には反対いたします。 ○議長(小林庄三郎) 賛成者の発言を許します。永井議員。 ◆3番(永井和人) 予算が非常に逼迫する状況の中ですね、移住体験・交流施設、あるいは図書館の外壁の改修工事、それから小中学校の各種の改修工事等々を推進してきてですね、そしてその予算を有効に執行してきたという、私はそういう点は評価して、この平成29年度一般会計決算ですか、これに賛成をしていきます。 ○議長(小林庄三郎) ほかに討論ありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより認定第1号 平成29年度原村一般会計決算の認定についてを採決します。  この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(小林庄三郎) 起立多数です。よって、認定第1号 平成29年度原村一般会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第4号 平成29年度原村有線放送事業特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより認定第4号 平成29年度原村有線放送事業特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、認定第4号 平成29年度原村有線放送事業特別会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第5号 平成29年度原村農業者労働災害共済事業特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより、認定第5号 平成29年度原村農業者労働災害共済事業特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は認定です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、認定第5号 平成29年度原村農業者労働災害共済事業特別会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  この際、暫時休憩します。再開を午後3時45分からといたします。                            午後 3時24分 休憩                            午後 3時45分 再開 ○議長(小林庄三郎) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  村長及び議員から議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。  暫時休憩いたします。                            午後 3時46分 休憩                            午後 3時52分 再開 ○議長(小林庄三郎) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  提出議案は村長提出2件、議員提出1件です。  ここで、議会運営委員会を開催し、追加議案の取り扱いについて協議しておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。小平委員長。 ◎議会運営委員長(小平雅彦) ただいま、議会運営委員会を開催いたしまして、追加議案について協議をいたしましたので報告いたします。  本日の追加議案は村長提出2件、議員提出1件です。委員会付託を省略し、本日直ちに本会議で審議を行いたいと思います。以上です。 △3 追加議案審議 ○議長(小林庄三郎) 追加議案については、議会運営委員長報告のとおり、これを日程に追加し議題にしたいと思います。御異議ありますか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。追加議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 ○議長(小林庄三郎) 日程第3 これより追加議案を議題にします。  議案第43号 平成30年度原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。日達副村長。 ◎副村長(日達章) それではお願いします。  (以下提案理由説明) ○議長(小林庄三郎) これより質疑を行います。質疑ありませんか。松下議員。 ◆7番(松下浩史) 当初予定から1,000万円近くの増額になっているわけですけれども、増額のその理由というか、その辺についてはどういうあれなのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 小島保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(小島早苗) それではお答えいたします。  外壁の改修工事のために平成29年度、外壁のタイルにつきまして目視及び打診をしていただいてタイルの剥がれ、浮き、ひび割れ等の調査、また雨漏りの調査をしていただきました。足場を組まない範囲で行っていただいたんですけれども、それをもとに試算をして見積もってもらいました。  実際足場を組んで工事に入りましたら、見込んだ数よりもタイルの剥がれとか浮きが多いのが判明しました。特に浮いているタイルが多くて、それによりまして、エポキシ樹脂の注入という工事が必要になりましたので、その工事費用が増額になったための増額ということです。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はございますか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにして質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。
     (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより議案第43号 平成30年度原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第43号 平成30年度原村地域福祉センター外部改修工事請負契約の変更については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号 平成30年度原村一般会計補正予算(第5号)についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。日達副村長。 ◎副村長(日達章) それではお願いします。  (以下提案理由説明) ○議長(小林庄三郎) これより質疑を行います。質疑ありませんか。芳澤議員。 ◆10番(芳澤清人) 中学校の現在の駐車場のところなんですが、借用地の期限が切れるというようなことでお伺いしております。今の駐車場はどのようになるのかということと、これが新しく購入する約645坪の近くの駐車場用地なんですが、今後の計画予定などわかりましたらお知らせいただきたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 五味教育長。 ◎教育長(五味康剛) お答えします。現在使っている校舎南側のところにつきましては、これは借用地でありまして、そして現在借用期間が5年契約ということでありまして、5年の現在3年目を迎えるかと思います。土地の所有者につきましては泉野のほうに在住の方なんですが、今までも用地買収等の交渉をさせていただきましたが、なかなかそのような回答は得ておりません。  このたび新たな道路の南側に位置するところですが、今現在ある駐車場のほぼ南に近いところになりますが、これだけの用地を今回買収することができるということでありまして、今後の見通しにつきましては、来年度にあそこを砕石等を入れて整地をして、そして近隣に御迷惑にならない範囲のフェンスの設置等も行いながら駐車場として活用させていただくと。  先日行われた文化祭のときも、天候が雨というような中で保護者の方は社会体育館ですとか中央公民館の駐車場等に置いて、遠くから移動されてこられていたわけですが、今回の場所が整地されれば、そういう面で中学校の行事等に参加する場合には非常に利便性が高くなるのかなと。  また、今後中央公民館を含めるあの一帯、保育園もありますし小学校もあるわけですが、施設的にいろんな施設がありますので、いろんな行事等で多くの駐車が必要な場合にも活用できるスペースかなというように考えているところであります。以上です。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はございますか。宮坂議員。 ◆4番(宮坂早苗) 災害復旧費についてお願いをします。今回この倒木についての災害復旧処理ということで災害復旧費が乗せてありますけれども、台風21号についてですね、農業施設の倒壊などもかなりあったはずです。この辺について、農業施設がここに載っていないということはどういうことなのかということと、あと農業施設のパイプハウスが全壊6棟、中破1棟、小破3棟、ビニール破損多数ということでありますけれども、この辺については今後考えているのかどうかということをお伺いしたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 牛山農林課長。 ◎農林課長(牛山輝明) お答えします。農業施設につきましては、ビニール等破損が40棟くらいありました。あと全壊、骨まで全壊したというのは実質4棟あったんですけれども、一応、あとほかに農業用資材を入れていたハウス、トラクターを入れていた、わらを入れていたというところの被害もあったんですけれども、一応、村のほうで協議しまして、全壊のハウスについては通常、村で新設のハウスについて2割の資材補助をしているんですけれども、そちらを今回4棟について建て直す場合には利用していただく。建て直した場合の資材分の2割補助というのを使っていただくと。  あと、ビニール等の損傷というのは実質共済とかに掛けてあると、そちらから対象になるものもあるものですから、ちょっと村では消耗品、ビニール等については、そこまでは村のほうで災害としての考慮はできないという判断で、今回は予算上には補正として計上はしてございません。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はございますか。小池議員。 ◆8番(小池和男) 土地の購入のちょっと聞き忘れたところがあるかと思うので、ちょっともう1回聞きたいんですけれども、行政財産で取得するのか普通財産で土地の取得をするのか。  それからもう一つ、農林課の関係になるんだと思うけれども、農地等の災害等もあったわけだけど、ちょっと今聞きそびれちゃったので、今回補正に乗っていないけども、ちょっとそこのところももう1回お願いします。 ○議長(小林庄三郎) 日達副村長。 ◎副村長(日達章) 今回は駐車場用地ということですので、行政財産で購入ということです。 ○議長(小林庄三郎) 牛山農林課長。 ◎農林課長(牛山輝明) 農業施設に関しましては、今回は風、突風が主な原因となっておりまして、雨量的には災害雨量を超える雨量はなかったということから、農業施設、農地にかかわるもの、あと水路等に関しては実際の被害はありませんでした。突風によるハウスのビニール破損。中には全損という先ほど説明した内容のものがあったということで、通常といいますか、農業施設災害というのが該当したものがなかったものですから補正上は上げてありません。以上です。 ○議長(小林庄三郎) ほかにございますか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより、討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより、議案第44号 平成30年度原村一般会計補正予算(第5号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、議案第44号 平成30年度原村一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決されました。  次に、発議第1号 公立高校と私立高校の教育費負担の格差解消と私立高校への公費(私学助成)増額を求める意見書案の提出についてを議題とします。趣旨説明を求めます。小平議員。 ◎9番(小平雅彦) それでは、公立高校と私立高校の教育費負担の格差解消と私立高校への公費(私学助成)増額を求める意見書案の提出について御説明を申し上げます。  (発議第1号朗読) ○議長(小林庄三郎) これより質疑を行います。質疑ありませんか。芳澤議員。 ◆10番(芳澤清人) 私立高校の学費は、公立に比べて数倍高いということはよくわかっているわけなんですが、私立高校に対する公費は公立高校より低く抑えられているという、その点どのくらいなのかというようなことを一つ。  それから私立高校が公教育に果たしている役割、この辺をもう少し明確に教えていただきたいと思います。 ○議長(小林庄三郎) 小平議員。 ◎9番(小平雅彦) これは2016年度の統計の資料でございますけれども、公立高校でかかる学習費は約45万862円ということになっております。一方、私立高校でかかる学習費等については104万168円ということでありまして、公私の比較は2.3倍ということになっております。これは平均的な数字なんですけれども、公立高校との比較は1.8から3倍以上に上るというふうに言われておりまして、この格差を解消することによりまして、私立高校へ行っている家庭の皆さん方の負担が軽減をしてくるということになりまして、私学の振興にもつながってくるということであります。  それから、公共性に果たす役割ということは、私学は基本的には公立とは違いまして、その創立のいわゆる建学の精神というものがありまして、独自性を保つことは当然でございまして、強い自主性があるわけではありますけれども、私立学校は公立との併願先というふうにもなっておりますし、また地元の生徒の皆さん方の進学の受け皿になっているということもあります。  それから、学校側についても生徒を集める以上、地域社会に広く受け入れられるような学校運営でなければなりませんし、学校での授業の内容云々だけではないということから、これは当然社会的にも認められるものではなければならないということと同時に、地域を支える人材の育成、いわゆる社会的な人材を育てるということからも大きく公共性に役立っているところでもあります。  したがって、そういうことを評価しながら、国や県では私学に対する助成を法律に基づいてやっておりまして、いわゆる国民の税金が投入されるという観点からも社会性、公共性が確保されなければならないということでありますし、もう一つは教育の水準でありますから、国や県、自治体等の一つのこの基準に基づいた、いわゆる高校教育の基準に基づいた授業がなされておりまして、当然そこには教育の精神が生かされているということでありますから、私学といえども公共性の利益の増進に十分配慮されているというふうにい言われております。こうしたことから、私学の公共性は非常に高いというふうに理解されるということであります。 ○議長(小林庄三郎) ほかに質疑はございませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。まず、原案に反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 賛成の方の発言を許します。小池議員。 ◆8番(小池和男) 先ほど、陳情の決をとったときに私は反対をしました。そのときいろいろ話が出た中でですね、一部採択という方法でなくても議員発議で幾らでも出すことができると。そういうふうなことを言って私は先ほどの件には反対したわけです。ですから、今回この出すことについては特別申しません。最初委員会の中で出てきたところは、発委何号というこういう案の提出があったもんだから、ちょっとこれはおかしいんじゃないかということで言って、それで発議に直して今回の提出になっています。以上です。 ○議長(小林庄三郎) 討論ございませんか。  (なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) これにて討論を終結します。  これより発議第1号 公立高校と私立高校の教育費負担の格差解消と私立高校への公費(私学助成)増額を求める意見書案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、発議第1号 公立高校と私立高校の教育費負担の格差解消と私立高校への公費(私学助成)増額を求める意見書案の提出については、原案のとおり可決されました。 △4 委員会の閉会中の継続調査 ○議長(小林庄三郎) 日程第4 委員会の閉会中の継続調査を議題とします。  総務産業常任委員長社会文教常任委員長、議会運営委員長、議会改革検討特別委員長、議会広報・広聴特別委員長から、会議規則第75条によって、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(小林庄三郎) 異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  ここで村長から挨拶があります。五味村長。 ◎村長(五味武雄) 平成30年第3回定例議会の閉会に当たり、一言挨拶を申し上げます。  本定例会に提案申し上げました諮問案件、専決処分の承認案件、平成29年度一般会計決算、特別会計決算、そして事業会計剰余金の処分及び決算の認定など、各議案につきまして慎重審議をいただき、それぞれ原案どおり認定及び議決をいただき議了できましたことを心から御礼申し上げます。  平成29年度一般会計等決算後の数値は、招集時にお話し申し上げましたように国、県よりの交付金、支出金の大幅減額により大変厳しい状況でございます。基金残高につきましては、財政調整基金を平成27年度に1億円、平成28年度に1億5,000万円、平成29年度に5,000万円、減債基金を平成29年度に1億円の取り崩しを行っております。  平成30年度予算では、基金繰入金として財政調整基金5億5,400万円、減債基金2億9,500万円、保健休養地管理事業基金1億8,000万円など、総額で11億200万円余を予算化しています。  また、今後の想定される資金需要としましては保育園のエアコンの設置、小中学校へのエアコン導入経費、子育て支援センターの設置費用、中学校でのプール改修費用などが想定されます。  私ども行政として、事務事業の見直しをさらに強力に推し進めてまいります。議会として、今の財政状況を十分に御理解願い、事業見直しの中でただ単に伝統ある事業だからだけの発想から、将来を見据えた二元代表制の一翼を担う責任ある議会として、一緒に考え行動していただきますれば幸いでございます。  原村は現在、各方面より注目をされております。ことしの5月の梶山地方創生大臣の視察来村以降、時事通信社発行の地方行政7月19日号に原村の紹介記事を掲載してもらいました。また、10月には全国市町村長サミットの分科会、「田園回帰の潮流と受け入れ」の中で原村の移住交流事業を紹介してまいる予定でございます。私ども行政は、全員一丸となって、人と自然と文化が息づく美しい村の具現化に向けてさらなる努力を続けてまいる所存でございます。  今後とも、議員各位のなお一層のお力添えのほどをお願い申し上げますとともに、各位の御健勝と御活躍を御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小林庄三郎) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  これにて、平成30年第3回原村議会定例会を閉会します。大変お疲れさまでした。                            午後 4時22分 閉会 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         平成30年9月18日              原村議会議長  小 林 庄三郎              原村議会議員  永 井 和 人              原村議会議員  宮 坂 早 苗              原村議会議員  阿 部 泰 和...