△議案第70号 多
世代健康交流プラザつるの湯の
指定管理者の指定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第71号
大池森林総合施設の
指定管理者の指定について(
建設経済常任委員長)
△議案第72号 千曲市ふれあい情報館の
指定管理者の指定について(
総務文教常任委員長)
△議案第73号 千曲
市精神障害者通所授産施設の
指定管理者の指定期間の変更について(
福祉環境常任委員長)
△請願第7号
戸倉上山田中学校の早期改築を求める請願(
総務文教常任委員長)
△付託事項の中間報告について(
基本計画策定に関する
調査特別委員長)
○議長(原利夫君) 日程第1、
委員長報告。議案第53号から議案第73号まで、並びに請願第7号、以上22議案を一括議題といたします。 これより、
関係常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、
青木総務文教常任委員長。 〔
総務文教常任委員長 青木 崇君 登壇〕
◆
総務文教常任委員長(青木崇君)
総務文教常任委員長報告を申し上げます。 本定例会におきまして、当委員会に付託となりました案件の審査のため委員会を開催いたしましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第53号 千曲
市文化財センター条例制定について申し上げます。 審査では、センターの具体的な職員体制についての質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第55号 千曲
市組織条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 審査では、
政策アドバイザー制度との連携、企画政策部の担当分野、責任の分担についての質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第56号 千曲市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例制定について申し上げます。 審査では、適用対象者についての質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第57号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 審査では、義務違反等の調査方法についての質疑があり、討論では、罰金を強化して徴収を促すことと、千曲市が率先して改正することに対しての反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第58号 千曲
市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、議案第59号 千曲
市消防団員賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。以上の各案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第60号 財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 審査では、具体的な改正理由についての質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第66号 平成23年度千曲
市一般会計補正予算(第5号)の議定について、当委員会に付託となりました
歳入補正全般、
債務負担行為補正、地方債補正、歳出補正中の第1款議会費、第2款第1項8目及び第3項を除く総務費、第3款民生費第2項第2目、第9款消防費、第10款第2項を除く教育費、第13款諸支出金について申し上げます。 審査では、歳入において地方交付税の見通しについて質疑があり、
債務負担行為において事業等の実施時期について質疑があり、歳出では、消防費の
消防団員退職報酬掛金について、教育費の就学援助費の内容について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第72号 千曲市ふれあい情報館の
指定管理者の指定について申し上げます。 審査では、申請者の決算状況についての質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願第7号
戸倉上山田中学校の早期改築を求める請願について申し上げます。 審査では、耐力度調査の結果にかかわらず、早急に改築すべきとの賛成意見が出され、全会一致、採択すべきものと決定いたしました。 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、
議会会議規則第104条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続審査及び調査の申し出を行いました。 以上、当委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
○議長(原利夫君) 続いて、
宮坂福祉環境常任委員長。 〔
福祉環境常任委員長 宮坂重道君 登壇〕
◆
福祉環境常任委員長(宮坂重道君)
福祉環境常任委員長報告を申し上げます。 本定例会において、本委員会に付託となりました議案9件、陳情2件について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第54号 千曲市ふれあい
福祉センター条例制定について、議案第61号 千曲
市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第64号 千曲
市精神障害者通所授産施設条例を廃止する条例制定について、議案第65号 千曲
市上山田健康福祉センター条例を廃止する条例制定について、以上4議案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第66号 平成23年度千曲
市一般会計補正予算(第5号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第2款総務費1項8目
運輸通信対策事業費、3項
戸籍住民基本台帳費、第3款民生費2項2目
児童福祉施設費を除く案件、第4款衛生費、第10款教育費2項幼稚園費について申し上げます。 審査では、第4款衛生費で、
予防対策事業費の予防接種と委託料について質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第67号 平成23年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の議定について申し上げます。 審査では、繰上償還についての質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第68号 平成23年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について申し上げます。 審査では、歳入において国からの補助金について確認の質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第70号 多
世代健康交流プラザつるの湯の
指定管理者の指定について、議案第73号 千曲
市精神障害者通所授産施設の
指定管理者の指定期間の変更について、以上2議案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第7号 要望書(
特別養護老人ホーム杏寿荘民間委託の早期実現等)について申し上げます。
長野広域連合に関係することから、慎重に審議する必要があるとの意見があり、継続審議といたしました。 次に、陳情第9号 戸倉・埴生圏域の中に
認知症対応型共同生活介護施設(
グループホーム)の創設要望書について申し上げます。 審査では、
グループホームの必要性を認める賛成意見や、千曲市しなのの
里ゴールドプラン21の計画が策定中であることから、趣旨は理解できるとの意見が出され、審査の結果、全会一致、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、
議会会議規則第104条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続調査の申し出を行いました。 以上、本委員会で審査いたしました議案と陳情の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、
委員長報告を終わります。
○議長(原利夫君) 続いて、
米澤建設経済常任委員長。 〔
建設経済常任委員長 米澤生久君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(米澤生久君)
建設経済常任委員長報告を申し上げます。 本定例会において、本委員会に付託となりました議案の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議案第62号 千曲
市商工業振興条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 審査では、交付金を受けている市内の企業数と金額、条例と施行規則の関係、相手企業の信用調査の方法などの質疑があり、討論では、有利な条件を出さないと都市間競争に勝てない、空き店舗等の活用も盛り込まれており賛成だ。規則を策定しながら企業誘致ができるようにしてもらいたい。一日も早く企業誘致をしていただくことが千曲市にとって必要だ、といった賛成討論があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第63号 千曲
市森林総合施設条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 質疑では、使用料の変更理由について質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第66号 平成23年度千曲
市一般会計補正予算(第5号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第6
款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費について、議案第69号 平成23年度千曲
市下水道事業会計補正予算(第1号)の議定について申し上げます。以上の2議案については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第71号
大池森林総合施設の
指定管理者の指定について申し上げます。 質疑では、事業選定の理由、経営状況、指定管理料や提出された資料について質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、陳情第8号 「TPP参加」撤回を求める陳情について申し上げます。 審査では、昨年の12月議会で意見書を可決し提出しているが、その後、政府から担当課に具体的な明示はあったかなどの質疑があり、討論では、議会として昨年、意見書を出しており、一貫性を考えると撤回を求めてもやむなし。TPPには参加すべきでない。国のあり方が根底からひっくり返されてしまう、などの理由から、採択すべきという意見と、現段階で撤回を求めることは賛成できない。陳情された趣旨はわかる。TPPに参加しても生き残れるすべはある。この時点で直ちに撤回という強い内容の陳情をそのまま採択するのはいかがかといった理由から、趣旨採択とすべきという二つの意見に分かれ、採決の結果、賛成多数により趣旨採択とすべきものと決しました。 なお、採決後、委員から、本陳情の審査において出された意見をまとめ、意見書として提出すべきという提案がされ、採決の結果、賛成多数により意見書を提出することに決定いたしました。 また、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、
議会会議規則第104条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続審査及び調査の申し出を行いました。 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の賛同のほどをよろしくお願いを申し上げまして、
委員長報告を終わりといたします。
○議長(原利夫君) 以上で、
委員長報告が終わりました。 これより、
委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 議案第53号から議案第56号まで、以上4議案については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 議案第53号から議案第56号まで、以上4議案については、
関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第53号から議案第56号まで、以上4議案については、原案のとおり可決されました。 これより議案第57号について討論に入ります。通告がありますので発言を許します。 22番、田沢佑一議員。 〔22番 田沢佑一君 登壇〕
◆22番(田沢佑一君) 22番、田沢佑一。私は
日本共産党議員団を代表して、ただいま提案されております議案第57号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論いたします。 ところで、本案について議案質疑、委員会審議を通じ明らかになった問題点を指摘いたします。 まず第1に、本案は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律、このように非常に長ったらしく、わざとらしい法律が1月に成立し、6月30日付で公布されたことに伴い、当初は9月議会に提案を考えました。しかしながら、罰金額を引き上げるには、司法の許可が必要で9月議会には間に合わなく、この12月に議会に提案されたものであります。 福祉施策の充実などは、ほんの少し充実させるだけでも県下19市の比較や、近隣市町村の動向を調べたり、実に慎重に対処するにもかかわらず、待っていましたという今回の対応は、いかがなものでありましょうか。 本条例案の大半は、すべての自治体に関係いたしますが、現時点において長野県下で
罰金額引き上げの提案は今のところ我が市だけのようであります。 二つ目として、入湯税の
特別徴収義務者にかかわる帳簿記載の義務違反、この過料は3万円から、いきなり10倍の30万円に引き上げるもので、法律の改正では最高で50万まで引き上げられますから、幾分配慮したものと考えます。 3番目には、本議会で提案されております千曲
市商工振興条例の一部を改正する条例との対比で、現下の経済情勢のもとで、なかなか企業誘致が進まないため、
建設経済常任委員会でも活発に論議されたようでありますが、宮坂市長時代と比べますと随分積極的で意欲的な内容であります。これと比較して、主権者である市民に対し、罰金額を引き上げる取り立て強化とも言えるこの内容は、余りにも時代の進歩と発展に疑問を感じさせるものではないでしょうか。 主権者である市民が税が払えなくて困っていたら、どうやったら払えるようになるか、知恵を絞り、温かく援助する姿勢こそ行政に求められるものでないでしようか。知恵を出すのでなく、罰金を科すなどもってのほかです。今回、このような姿勢は、あれこれ制約をつけ実施した住宅リフォーム施策と相通じるものもあります。 4番目には、今日まで入湯税の滞納者に対し、一度も罰金を科したことがないという厳然たる事実であります。 5番目に、入湯税、たばこ税の申告納税者及び農家や自営業者の皆さんが、今日の経済情勢の中で、ほとんど収入がなく、税制の理解が不十分であったりすれば、無申告の事態が生じることは幾らでもあり得ることであります。これらの皆さんも、ある時期には相当額の納税を行い、行政に貢献したことも明らかであり、決して忘れてはなりません。旧戸倉町、旧上山田町が、旧更埴市よりもはるかに財政力があった時代もあったことを、よく存じております。 効果の上がる産業振興、とりわけ観光振興が十分とは言えない中で、法律が認めたからといって飛びついた姿勢は厳に改めるべき、市政の主人公が納税に苦慮していたら、全庁的に知恵を出し、問題解決に当たることを強く求め、反対討論を終わります。
○議長(原利夫君) 以上で通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第57号について、
関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原利夫君) 起立多数。よって、議案第57号は原案のとおり可決することに決しました。 議案第58号から議案第73号まで、以上16議案については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 議案第58号から議案第73号まで、以上16議案については、
関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号から議案第73号まで、以上16議案については、原案のとおり可決されました。 請願第7号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本請願については、
総務文教常任委員長報告のとおり、採択と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、請願第7号については採択と決しました。 次に、付託事項の中間報告について、宮下
基本計画策定に関する
調査特別委員長から中間報告を行いたい旨の申し出がありましたので、この際これを許可いたします。 宮下
基本計画策定に関する
調査特別委員長。 〔
基本計画策定に関する
調査特別委員長 宮下静雄君 登壇〕
◆
基本計画策定に関する
調査特別委員長(宮下静雄君)
基本計画策定に関する調査特別委員会の中間報告を申し上げます。 平成23年6月定例会において、一つ、千曲市総合計画後期基本計画に関すること。二つ、そのほかこれに関連すること。以上2点を付託事項として、
基本計画策定に関する調査特別委員会が全会一致で設置されました。 議会は、総合計画の前期
基本計画策定の際に、基本構想と基本計画を議決事項に加えました。このことは計画の作成を行政に任せきりにせず、議会みずからが構想と計画を練り上げ、提言し、責任ある審議を深めるためであります。 このような基本的な考え方を踏まえて、本特別委員会では、後期
基本計画策定に対して、本日までに精力的に調査、検討を進めてまいりましたので、これまでの経過と活動の概要について御報告申し上げます。 初めに、平成23年6月9日に第1回委員会を開催し、正副委員長の互選を行いました。 次に、平成23年8月8日、特別委員会を開催し、後期基本計画の策定方針について担当課から説明を聴取し、後、今後の進め方について確認を行いました。 次に、平成23年10月19日、特別委員会を開催し、各
常任委員会、並びに各特別委員会において所管する重要施策の検討を行い、その結果を本特別委員会で検討することを確認いたしました。 次に、平成23年11月15日、特別委員会を開催し、各
常任委員会、並びに各特別委員会から出された意見について検討を行いました。 次に、平成23年12月8日、特別委員会を開催し、後期基本計画についての本特別委員会の意見を集約いたしました。 この内容は、議会といたしましては地域の活性化、再生に向けたまちづくりの視点から、次の4項目について、重点的に取り組むことを求めることといたしました。自主財源涵養につながる産業振興、企業誘致を図り、その結果得られる自主財源によって、持続可能な社会保障制度を確立し、医療、福祉を後退させないよう強く要望するものであります。 一つ、人材育成、人材確保。学力向上の推進、教育環境の整備等、教育諸施策を展開し、人材育成とともに、次世代への発展を持続させるための人材確保を図ること。 二つ、地域防災体制への確立。地域防災計画の見直しを行い、あらゆる災害に対処し得る体制の強化と、危機管理体制の充実、整備を行うこと。 三つ、地域公共交通の確保。地域住民の自立した生活の確保、活力ある都市活動の実現、観光その他、産業振興、環境負荷低減などの視点から、新たな方式の地域公共交通政策を策定すること。 四つ、地域内分権の推進、住民自治の強化。地域住民みずからの判断と責任において、地域の諸活動に取り組むことができるようにするため、地域内分権を推進し、住民自治の強化を図ること。 以上、議長から市長へ要請することを全会一致で決定いたしました。 本特別委員会における本日までの調査、並びに活動の概要を申し上げましたが、総合計画は本市にとって最も重要な計画でありますので、議会として鋭意調査、研究をしていく必要があります。 今後も、市民の皆様の一層の御理解を願うとともに、引き続き議員各位、並びに理事者を初めとする職員各位の格段の御協力をお願い申し上げ、中間報告といたします。
○議長(原利夫君) 以上で、
基本計画策定に関する
調査特別委員長報告が終わりました。本
委員長報告は中間報告でありますので、報告のみにとどめます。---------------------------------------
△日程第2
常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査の件
○議長(原利夫君) 日程第2、
常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査の件を議題といたします。
関係常任委員長からお手元に配付いたしました目下委員会において審査中の事件について、また所管事務のうち特定事件の調査事項について、及び議会運営委員長からお手元に配付いたしました議会運営等に関する事項について、会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査または調査の申し出がありました。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに決しました。---------------------------------------
△日程第3 議案第81号
白鳥園敷地等の取得について
○議長(原利夫君) 日程第3、議案第81号についてを議題といたします。 提案説明を求めます。 瀧澤副市長。 〔副市長 瀧澤嘉市君 登壇〕
◎副市長(瀧澤嘉市君) ただいま議題となりました議案第81号
白鳥園敷地等の取得について説明いたします。 かねてより長野県と協議を重ねてまいりました白鳥園の施設と全敷地の購入について、このたび協議が整い、12月1日をもちまして仮契約を締結いたしました。 この売買契約は、平成23年3月の定例会で御報告いたしたとおり、白鳥園の施設と全敷地を購入することから、取得金額をなるべく抑えるために、長野県へ警察用地として貸与している市有地と、白鳥園敷地の一部について等価交換を行い、残りの敷地について県有財産の譲渡基準により3割減免をしていただいた価格で購入するものであります。 その内訳は、白鳥園の施設と全敷地の価格が3億5,061万円、等価交換をする土地価格が5,310万円、差引金額が2億9,751万円となり、その金額より3割を減免をいただき、取得金額を2億825万7,000円としたものであります。 本敷地等を取得するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原利夫君) 議案第81号について質疑に入ります。御質疑はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、討論を終結し採決いたします。 お諮りいたします。 議案第81号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------
△日程第4 議案第82号 平成22年度千曲
市立八幡小学校耐震補強及び大
規模改造事業建築主体工事変更請負契約の締結について
△日程第5 議案第83号 平成22年度千曲
市立上山田小学校耐震補強及び大
規模改造事業建築主体工事変更請負契約の締結について
○議長(原利夫君) 日程第4、議案第82号及び、日程第5、議案第83号については、関連がありますので一括議題といたします。 両案に対する提案説明を求めます。 瀧澤副市長。 〔副市長 瀧澤嘉市君 登壇〕
◎副市長(瀧澤嘉市君) ただいま議題となりました議案第82号及び議案第83号について、一括提案理由の説明をいたします。 初めに、議案第82号 平成22年度千曲
市立八幡小学校耐震補強及び大
規模改造事業建築主体工事変更請負契約の締結について説明いたします。 平成23年6月の第4回定例会で御承認いただきました、平成22年度千曲
市立八幡小学校耐震補強及び大規模改造事業建築主体工事について、外部足場を利用し、校舎及び屋内運動場の外壁の破損状況を詳細に調査したところ、コンクリートの劣化に伴うひび割れや浮きなどが広範囲に及んでいることが判明し、外壁改修工事の追加が生じたことから、工事費134万4,000円を増額し、契約金額2億4,008万2,500円とするものであります。 次に、議案第83号 平成22年度千曲
市立上山田小学校耐震補強及び大
規模改造事業建築主体工事変更請負契約の締結について説明いたします。 平成23年6月の第4回定例会で御承認いただきました、平成22年度千曲
市立上山田小学校耐震補強及び大規模改造事業建築主体工事について、外部足場を利用し、校舎及び屋内運動場の外壁の破損状況を詳細に調査したところ、八幡小学校と同様にコンクリートの劣化に伴うひび割れや浮きなどが広範囲に及んでいることが判明し、外壁改修工事の追加が生じたことや、排水管の地盤沈下等により勾配がとれておらず、一部被損の可能性もあることが判明したため、布設替え工事の追加が生じたことから、工事費1,015万3,500円を増額し、契約金額1億4,996万1,000円とするものでございます。 両案とも、変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原利夫君) 議案第82号について質疑に入ります。御質疑はございませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、討論を終結し採決いたします。 お諮りいたします。 議案第82号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 議案第83号について質疑に入ります。御質疑はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 格別ありませんので、討論を終結し採決いたします。 お諮りいたします。 議案第83号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 ただいま総合交通対策特別委員長から、議会第17号
長野電鉄屋代線の後利用に関する決議(案)、
建設経済常任委員長から、議会第18
号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に関し、国民に十分な説明を求める意見書(案)、以上議案2件が提出されました。 この際、これを追加日程とし、それぞれ追加日程第6、追加日程第7として議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議会第17号、議会第18号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案を配付いたさせます。 (議案配付)
○議長(原利夫君) 議案の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 配付漏れなしと認めます。---------------------------------------
△追加日程第6 議会第17号
長野電鉄屋代線の後利用に関する決議(案)
△追加日程第7 議会第18
号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に関し、国民に十分な説明を求める意見書(案)
○議長(原利夫君) 追加日程第6、議会第17号、追加日程第7、議会第18号、以上2議案については、一括議題といたします。 各議案に対する提案説明を求めます。 初めに、和田総合交通対策特別委員長。 〔総合交通対策特別委員長 和田英幸君 登壇〕
◆総合交通対策特別委員長(和田英幸君) 議会第17号
長野電鉄屋代線の後利用に関する決議(案)について提案説明を行います。 これに先立ち、総合交通対策特別委員会の付託事項の一つである
長野電鉄屋代線に関することの、これまでの委員会調査検討経過について、若干の中間報告をさせていただきます。 平成21年1月、長野電鉄株式会社の経営悪化から、屋代線にかかる存続活性化の協議するため、
長野電鉄屋代線沿線の長野市、須坂市、千曲市の3市による地域交通活性化再生法に基づく法定協議会設立の依頼があったことから、その後、関係市による協議により設立が決まり、平成21年5月1日に第1回の協議会が開催されました。 この協議会は、沿線3市の行政関係者や住民代表及び有識者をメンバーとし、10回を超える協議会の開催、先進地の視察、住民アンケートの実施、シンポジウムや説明会、沿線の団体や関係者からのヒアリング調査、各種実証実験、長野電鉄の現状や課題についての会社側からの説明会等を実施しました。 一方、屋代線の存続を願い、沿線地域の公共交通のあり方及び地域活性化に関する政策を推進することを目的として、沿線3市の市議会議員有志69名、千曲市議会は議員全員が加盟しております、からなる屋代線を考える議員連盟が、平成22年12月27日に設立され、一つとして、屋代線の利用促進運動の推進に関すること。二つとして、沿線地域の公共交通のあり方と、地域活性化に関する研究を事業計画として動き出しました。 議員連盟は、千曲市議会から議長及び総合交通対策特別委員長が役員として参画しており、当特別委員会と議員連盟はお互いに連携を図り、3市の議会が歩調を合わせて、屋代線の鉄路存続を見据えた調査活動や検討作業を行うことで思惑が一致しております。 しかし、議員連盟が設立されて間もない本年2月2日の協議会において、沿線住民の屋代線存続の切実な願いや、屋代線を考える議員連盟から提出された実証実験の継続を求める要望書提出もむなしく、屋代線の今後の方向として、屋代線を廃止し、バス代替による地域交通手段の確保を決定しました。 協議会での基本方針では、平成22年度から平成24年度の3カ年で、27事業について実証実験を行うことになっていましたが、3カ月程度の短期間で18事業を行い、拙速な結果に基づき、屋代線廃止の結論を導き出したこととともに、屋代線の今後の方向を決める投票においても、屋代線の廃止バス代替が14票、実証実験継続が11票という僅差の中で決定されたことは、沿線住民や議員連盟においても極めて不本意な結果となりました。 協議会におけるこの決定を受けて、長野電鉄株式会社は本年3月25日に国土交通省に屋代線廃止届を提出し、受理され、これにより平成24年3月末をもって屋代線が廃止されることになりました。 これを受けて協議会では、代替バス運行に対する基本方針、路線、停留所、運行本数、運行会社、運賃、車両数等を検討し、屋代線廃止後の平成24年4月1日以降の公共交通体系について現在まとまりつつあります。しかし、長野電鉄による屋代線廃止後についてもなお、将来の公共交通を見据えたとき、代替バス運行でいいのかどうか議論は継続しているのが現状です。 特別委員会では、9月30日に、松代地区住民自治協議会会長の中島嘉一郎氏をお招きし、議会全員を対象に、
長野電鉄屋代線の現状と今後の方向性について学習会を開きました。屋代線廃止後のバス代替運行については、定時制の確保が難しく、沿線の道路状況から危険性が増すなどのデメリットが指摘され、さらに利用者の大幅な減少が見込まれていることなどを考慮すると、屋代線の後利用にディーゼル車を走らせたらどうかという提案がありました。結びに、鉄路が廃線となると、即地域の衰退、過疎化につながることが、全国の事例が示しているということで、鉄路存続の上で後利用を強く要望しておられました。 国においては、地域公共交通活性化再生総合事業について、平成21年11月の行政刷新会議による事業仕分けで、長期的には財源を地方に移して、地方の判断に任せるべきとのことで、直ちに廃止すべきものと結論づけられました。 今後は、交通基本法の制定の中で、地域公共交通に関するさまざまな補助金が廃止され、複数の市町村にまたがる広域幹線に対しては補助が3年間にとどまるなど、バス運行にとっても非常に厳しい状況が予測されます。 こうした中、本年10月末から長野電鉄株式会社は、屋代線沿線の長野市、須坂市、千曲市に対し、屋代線関連資産の無償譲渡を申し入れてきました。この申し入れに対して3市は、それぞれの立場の中で考え方に温度差があり、3市のそれぞれの対応によっては、鉄路の存続がままならない事態になってきています。 将来を見据えた政治判断として、鉄路存続を図り、その活用を前提とした地域活性化と公共交通の確保は、当委員会と議員連盟の目指す方向であり、当特別委員会は、議員連盟と歩調を合わせて、沿線3市に対して改めて鉄路存続を前提とした屋代線の後利用を検討すべく、議長を通じ市長に対して申し出をいたしたところであります。 長野市では、このほど、松代、若穂、篠ノ井、川中島、更北等、南部地区の住民有志が屋代線の鉄路を活用してLRTを市内の中心市街地、LRTとは次世代型電車システム、ライト・レール・トランジットのことでありますが、市内の中心市街地と南部地区をつなぎ、南北を一体化させて地域活性化を図る構想を提案し、長野市議会に次世代型電車システム、LRT導入と、長野市の新たな交通体系についての請願を提出いたしました。 長野市議会では、担当委員会において全会一致で採択され、議会最終日の本日において請願が可決される見通しと聞いております。具体的な計画は、今後検討されていくことになりそうですが、屋代線の鉄路存続による後利用を考えたとき、一つの有力な施策であると考えます。 当特別委員会でも、屋代線廃止後の後利用を考えるときに、現在、国において検討されている交通基本法や、国の補助制度の考え方、さらには環境問題に配慮した低炭素化社会を見据える上からも、鉄路を存続させて、定時制と柔軟な輸送力にすぐれ、環境にも配慮された次世代型電車システム、LRTを走らせる検討も必要ではないかと考えます。 千曲市においても、この構想の一端に加わることは、屋代線の鉄路存続による地域活性化策を検討する絶好の機会であり、将来を見通したときに、より現実な活用方法であると考えます。 つきましては、千曲市においては、この機会を逃すことなく、機敏な対応のもと、無償譲渡を受け入れた後、鉄路を存続し、LRT構想の具体的な調査と導入に向けての検討に着手するよう強く要望いたします。 以上、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、当特別委員会に付託されました
長野電鉄屋代線に関することの中間報告、並びに
長野電鉄屋代線の後利用に関する決議案の提案説明といたします。
○議長(原利夫君) 続いて、
米澤建設経済常任委員長。 〔
建設経済常任委員長 米澤生久君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(米澤生久君) 議会第18
号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に関し、国民に十分な説明を求める意見書(案)について、提案説明を申し上げます。 本案につきましては、先ほど
委員長報告で申し上げましたとおり、本委員会に付託されました陳情の審査において、TPPは我が国の社会全体や国民生活に深くかかわってくる問題でありながら、政府は十分な説明をしていないという意見が出されたことにより提出するものであります。 十分な情報や説明がない中では、議論を尽くすことができず、政府に対し、TPPに関して速やかな情報提供を行い、国民に対し十分な説明をすることを要望するものであります。 議員各位におかれましては、本案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案説明といたします。
○議長(原利夫君) ここで、議案審議のため暫時休憩いたします。 午後3時 休憩--------------------------------------- 午後3時39分 開議
○議長(原利夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑に入ります。 追加日程第6、議会第17号、追加日程第7、議会第18号、以上2議案については、質疑の通告がありませんので質疑を終結いたします。 議会第17号、議会第18号、以上2議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより、議会第17号について討論に入ります。通告がありますので発言を許します。 22番、田沢佑一議員。 〔22番 田沢佑一君 登壇〕
◆22番(田沢佑一君) 22番、田沢佑一。ただいま提案されております議会第17号
長野電鉄屋代線の後利用に関する決議(案)に対し、賛成の立場から討論いたします。 私は、先般の一般質問で申し上げましたが、現在、これらを推進している国土交通省の道路局、この国土交通省のホームページでいろいろ国土交通省が何をやっているかというか、調べましたら、鉄道局と道路局がございますが、特にこの道路局で、現在この決議案で示されているLRTについて推進をしている。 今まで道路特定財源に基づいて、日本において高速道路を初め、一般国道等、かなりの社会資本の整備をしてまいりました。しかしながら、都市部における車の渋滞等は一向に解消しないというのが現実です。特に、この長野市においても、丹波島の橋、長野大橋を渡るときは、今日でも毎日、数十分から1時間近い渋滞が時間帯で毎日起こっている。 こういった中で、その道路に、次世代型路面電車、このLRTを走らせることによって、渋滞が大幅に解消するということは、実証実験等、また世界的なこのLRTの推進の中で明確に証明されております。特に今回のLRTに対しては、平成18年度ころから国土交通省としていろいろな実証実験を行って、そして平成22年度にまとめたものであります。実際にその第1号として行ったのが、富山における旧JRの鉄道を、富山港線とかという、富山港に富山駅から行くJRの線をLRT化したわけであります。 その後、引き続いて、我が姉妹都市の射水市と高岡を結ぶ万葉線というのが、私鉄で営業されておりましたけれども、万歳をして、2市で第三セクターとして現在運行し、LRTで運行が行われている。そして実証実験の中でいろいろ調べれば、車とLRTが同時に信号を使うんですが、コンピューターの制御システムでLRTが信号をうまく、ほとんどとまらないで、LRTが信号を通過できるという、実際に富山、そういう制御が、私どもが視察をした中でですね、高岡市の駅前で実際走ってくるのを見ました。 そういう点では、かなりの実証実験は整備され、本当にこれによって、公共交通としての役割が飛躍的に高まることは疑えない。千曲市にあっても将来を考えればですね、場合によっては、屋代駅から都市計画道路千曲線を経由して、そして将来のバイパスができた段階では、バイパスにLRTを走らせ、稲荷山からまた屋代駅へ戻ってくるという、こういうLRTの構想もですね、バイパスが建設される、完成するころまでには、そういうことも展望する必要もあるのではないかと、こう考えですね、当面、既存の屋代線を活用して、これらの問題について具体的に検討することも必要だという立場から、本決議案に対して賛成するものであります。 以上。
○議長(原利夫君) 続いて、1番、小川修一議員。 〔1番 小川修一君 登壇〕
◆1番(小川修一君) 1番、小川修一でございます。議会第17号の
長野電鉄屋代線の後利用に関する決議(案)に賛成の立場から討論させていただきます。 先ほどの和田委員長さんの提案説明、そして田沢議員さんの討論、趣旨はまことにごもっともでございます。 私は、地域活性化の基礎となるものがまず公共交通であると考えております。人の移動による交流、そして、そこから生まれる各種産業の振興、医療、福祉の充実、これはすべて公共交通、公共の皆さんの足を確保して始まるものであると考えております。そして、特に鉄路による公共鉄道により、環境に優しい、そして定時制にすぐれたこの公共交通ということを、鉄路ということを守らなければいけないと思っております。 この鉄路は、千曲市だけで終わっては、その機能を十分に果たすことはできないと考えております。今、長野市の方でLRTで市内南部をつなぐという計画があるということですけれども、そこに千曲市からも乗り入れできるようにして、また長野市からも千曲市に来ていただける、そのような取り組みをする必要があります。そして、もちろん市内、東西南北、これを結ぶ鉄路をつくっていくということも検討していく時期に来ていると思います。 国の交通基本法案、そして世界の流れ、すべてLRT推進の流れに来ております。鉄路を見直す回帰、この状態に来ております。今、このタイミングを逃せば、取り返しのつかない事態が起きるのではないかと私は危惧しております。 さまざまな不安もあるかと思いますが、そこは皆さんのお知恵をお借りしながら、皆で知恵を出し合って、未来へのレールをしっかりと敷いていくことが必要ではないかと私は思っております。そして、それは沿線住民を初めとする関係者の皆様方すべての願いでもありますし、千曲市の地域を今以上にすばらしい地域にしていくために、まず公共交通を鉄路へしっかりと確保することが必要であると私は思います。 以上、賛成の立場より討論を申し上げました。
○議長(原利夫君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。 議会第17号について、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議会第17号については原案のとおり可決されました。 議会第18号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 議会第18号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議会第17号、議会第18号、以上2議案については原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は終了いたしました。---------------------------------------
○議長(原利夫君) 市長から閉会のあいさつがあります。 近藤市長。 〔市長 近藤清一郎君 登壇〕
◎市長(近藤清一郎君) 12月市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 本定例会は、11月30日に開会して本日までの17日間にわたり、追加して提出しました議案を含め、全議案について終始御熱心な御審議を賜り、いずれも原案のとおり御決定を賜りました。ここに改めて厚く御礼申し上げる次第であります。 本議会は、私としては2期目就任後の初めての定例会であり、任期4年間に取り組む主要政策など、市政運営の所信を申し上げたところであります。議員各位からは、本会議並びに各
常任委員会において、各般にわたり市政発展に資する御意見、御提言をちょうだいいたしました。心から感謝を申し上げますとともに、今後の市政運営に生かしてまいるものであります。 さて、去る12月9日、第179臨時国会が閉幕しました。今国会で合併特例債の発行期限の延長が審議され、可決成立するものと大きな期待を寄せておりましたが、年明けの通常国会に持ち越されることになり、大変に残念なことと思いおります。次期通常国会では一日も早く成立するよう働きかけをしてまいりたいと考えております。 そのほか、社会保障と税の一体改革では、総務省が行った調査を見ると、社会保障関係の都道府県と市区町村を合わせた地方単独事業費は6兆2,000億円に上っており、国の制度を補完する地方単独事業の役割の重要性が再認識されたところであります。特に、市民要望の強い事業となっている単独事業は、税収配分の基礎に含めることは当然のことであり、乳幼児医療費の助成、国民健康保険の一般会計からの繰り入れなどは、本来、国として制度化を図るべきものであると考えております。 医療・介護・子育てなど、必要な社会保障の機能強化と持続的に提供していくための安定的な社会保障財源を確保することは喫緊の課題であるため、地方消費税の充実など、安定財源の確保に向けて市長会、地方六団体を通じ強く要請してまいるものであります。 また12月10日には、来年度の税制改正大綱が閣議決定されました。それによりますと、車検の際に支払う自動車重量税の一部を減税するほか、昨年に続き、地球温暖化対策税、いわゆる環境税が盛り込まれるなど、地方財政にも少なからず影響のある改正となっております。 現在、平成24年度予算の政府案内示に向けて、予算編成も大詰めを迎えていますが、市の新年度予算編成に当たりましても、情報収集に努めるとともに、地方財政対策を注視し、所信表明で明らかにいたしました政策に重点配分をしてまいるものであります。 未来に明るい希望を見出せない不透明な時代でありますが、市民福祉の向上と活力にあふれた地域社会をつくるために全力を挙げる所存であります。 寒さ一段と厳しくなり、本格的な冬の到来を迎える季節となりましたが、議員各位並びに市民の皆様には、くれぐれも御自愛をいただき、輝かしい新年を迎えられますよう心から祈念を申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。 大変御苦労様でした。
○議長(原利夫君) 以上をもちまして、平成23年第7回千曲市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 午後3時54分 閉会--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成23年12月16日 千曲市議会議長 原 利夫 千曲市議会副議長 和田重昭 千曲市議会議員 小川修一 千曲市議会議員 柳澤眞由美...