△議案第5号 千曲
市日本遺産センター条例制定について(
建設経済常任委員長)
△議案第6号 千曲
市個人番号カードの利用に関する条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第7号 千曲市長等の給料の減額に関する条例の一部を改正する条例制定について(
総務文教常任委員長)
△議案第8号 千曲
市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第9号 千曲市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第10号 千曲
市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第11号 千曲
市介護保険条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第12号 千曲
市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第13号 千曲
市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第14号 千曲
市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第15号 千曲
市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第16号 千曲
市商工業振興条例の一部を改正する条例制定について(
建設経済常任委員長)
△議案第17号 令和2年度千曲
市一般会計補正予算(第10号)の議定について(
関係常任委員長)
△議案第18号 令和2年度千曲
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第19号 令和2年度千曲
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定について(
関係常任委員長)
△議案第21号 令和3年度千曲
市国民健康保険特別会計予算の議定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第22号 令和3年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第23号 令和3年度千曲
市介護保険特別会計予算の議定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第24号 令和3年度千曲
市後期高齢者医療特別会計予算の議定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第25号 令和3年度千曲
市下水道事業会計予算の議定について(
建設経済常任委員長)
△議案第26号 令和3年度千曲
市水道事業会計予算の議定について(
建設経済常任委員長)
△議案第27号
長野広域連合規約の一部を改正する規約制定について(
福祉環境常任委員長)
△議案第28号
長野広域連合規約の改正に伴う財産の処分について(
福祉環境常任委員長)
△議案第29号 長野市及び千曲市における
連携中枢都市圏形成に係る連携協約の一部を変更する連携協約の締結について(
総務文教常任委員長)
△議案第30号 市道路線の認定について(
建設経済常任委員長)
△議案第31号 市道路線の変更について(
建設経済常任委員長)
△議案第32号 和解について(
総務文教常任委員長)
△議案第33号 権利の放棄について(
総務文教常任委員長)
△請願第1号 市民と通学生の安全のために
長野電鉄跡地および農道の早期整備を求める請願(
建設経済常任委員長)
△請願第2号
競輪場外車券売り場について経済産業省に許可をしないよう求める請願(
福祉環境常任委員長)
△陳情第1号
新型コロナ禍よる米の需給悪化の改善と米価下落の歯止め策を求める陳情(
建設経済常任委員長)
○議長(和田英幸君) 日程第3、
委員長報告。議案第5号から議案第33号並びに請願第1号、請願第2号及び陳情第1号、以上32議案を一括議題といたします。 これより、
関係常任委員長から審査結果の報告を求めます。 はじめに、
前田総務文教常任委員長。 〔
総務文教委員長 前田きみ子君 登壇〕
◆
総務文教常任委員長(前田きみ子君)
総務文教常任委員長報告を申し上げます。 本定例会におきまして、当委員会に付託となりました案件の審査のため、委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 はじめに、議案第7号 千曲市長等の給料の減額に関する条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 続いて、議案第17号 令和2年度千曲
市一般会計補正予算(第10号)の議定について、本委員会に付託となりました
歳入補正全般、
繰越明許費補正、地方債補正、歳出補正中、第2款総務費(1項8目を除く)、第10款教育費、第11
款災害復旧費3項、第12款公債費について、
繰越明許費補正では、教育費の
管理運営事業費について、歳出補正では、総務費の職員人件費について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案どおり可決すべきものと決定しました。 議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定について、当委員会に付託となりました歳入全般、
債務負担行為、地方債、歳出中、第1款議会費、第2款総務費(1項8目並びに3項を除く)、第8款土木費1項1目土木総務費中、4基金繰出金について、第9款消防費、第10款教育費(2項及び5項4目を除く)、第11
款災害復旧費3項、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費について申し上げます。 審査では、歳入においては、市税の
市町村たばこ税、教育使用料、
地方特例交付金、
土木費国庫補助金、諸収入についての質疑がありました。 歳出では、総務費の職員人件費、施設管理費、車両管理費、財政管理費、財産管理費、企画事業費、ふるさと千曲
市応援寄附金事業費、
日本遺産推進事業費、
情報化推進事業費、
指定統計等調査事業費について質疑がありました。 消防費では、
消防団員人件費、
消防施設管理事業費について質疑がございました。 続いて教育費では、
情報教育センター運営事業費、
部活動指導員設置事業、
公民館各種事業費、
国際交流事業費、
文化財保護事業費、
埋蔵文化財保護事業費、
文化芸術施設管理運営事業費、
各種大会等事業費、
体育施設管理事業費について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第29号 長野市及び千曲市における
連携中枢都市圏形成に係る連携協約の一部を変更する連携協約の締結について、審査では、連携内容についての質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第32号 和解については、
議案提出手続等について委員より指摘がありましたが、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第33号 権利の放棄については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 本委員会の所管事項に関わる特定事件について、閉会中も調査が必要でありますので、
議会会議規則第111条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続調査の申出を行いました。 以上、当委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
○議長(和田英幸君) 続いて、
袖山福祉環境常任委員長。 〔
福祉環境常任委員長 袖山廣雄君 登壇〕
◆
福祉環境常任委員長(袖山廣雄君)
福祉環境常任委員長報告を申し上げます。 本定例会において、本委員会に付託となりました案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 はじめに、議案第6号 千曲
市個人番号カードの利用に関する条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第8号 千曲
市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第9号 千曲市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第10号 千曲
市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第11号 千曲
市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第12号 千曲
市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第13号 千曲
市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第14号 千曲
市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第15号 千曲
市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第17号 令和2年度千曲
市一般会計補正予算(第10号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第2款総務費1項8目、第3款民生費について、審査では第2款総務費の運輸通信対策事業費について、第3款民生費では温泉施設管理事業費について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第18号 令和2年度千曲
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第19号 令和2年度千曲
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定について、本委員会に付託となりました歳出中、第2款総務費1項8目及び3項、第3款民生費、第4款衛生費(1項6目公害対策費中、2水洗化促進事業費及び3項を除く)、第10款教育費2項及び5項4目。 審査では、第2款総務費の運輸通信対策事業費について、第3款民生費では社会福祉事務費、障害者福祉事業費、障害者総合支援給付事業費、市民生活一般事業費、温泉施設
管理運営事業費、保育所
管理運営事業費、保育所施設整備事業費、私立保育所運営等事業費、子育て支援事業費について、第4款衛生費では新型コロナウイルスワクチン接種対策事業費、精神保健事業費、環境衛生事業費、環境推進事業費、市民霊園管理事業費、清掃対策事業費について質疑があり、討論では、事務事業の見直しを進めつつ各種事業を推進してほしいとの賛成討論があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第21号 令和3年度千曲
市国民健康保険特別会計予算の議定について、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第22号 令和3年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第23号 令和3年度千曲
市介護保険特別会計予算の議定について、審査では、生活支援体制整備事業費について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第24号 令和3年度千曲
市後期高齢者医療特別会計予算の議定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第27号
長野広域連合規約の一部を改正する規約制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第28号
長野広域連合規約の改正に伴う財産の処分については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 請願第2号
競輪場外車券売り場について経済産業省に許可をしないよう求める請願について、審査では、請願人、紹介議員から趣旨説明の後、所管課の参考意見について説明を求め、審査を行いました。 審査では、地元の意向を踏まえて事業は実施されるべきだが、地元の意見がどうなのかつかみ切れていないため継続審査にすべきとの意見と、地域おこしとならないことや誘致業者の進め方が不明瞭であるなどの請願者の意見に賛同できる点や、施設ができることにより市としても様々な対策が必要である点などから採択に賛成の意見、地元の方々の賛成の中で様々な手続を行って経産省に申請がなされており、民間の経営に関する申請であるため、市や議会が意見をする事案ではないなどの反対意見がありました。 採決では、まず継続審査について委員に諮った結果、継続審査とせず即日採決をすることとなり、次に、採択について採決をした結果、賛成少数となり、本請願については不採択と決定いたしました。 付託された案件の審査については以上でありますが、今後、
新型コロナウイルス感染症対策の最も有効な取組としてワクチン接種が始まります。担当部局となる健康福祉部においては、議会対応もありますが、感染予防対応を最優先と捉え、業務遂行に最善を尽くしていただくことを委員長よりお願いいたしました。 また、市では、コロナウイルス感染症対策チームを設置して、ワクチン接種の対応に当たるとのことですが、長期間にわたる対応が必要になることから、健康に十分留意されますとともに、状況を鑑み、部局の人員増強等の支援については、議長や市長に提言をすることも考慮する旨の激励の挨拶をさせていただきましたことをここに申し添えます。 最後に、本委員会の所管事項に関わる特定事件について、閉会中も調査が必要でありますので、
議会会議規則第111条の規定により、議長に対して、閉会中の特定事件の継続調査の申出を行いましたので報告いたします。 以上、当委員会で審査いたしました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げ、
委員長報告を終わります。
○議長(和田英幸君) 続いて、金井
建設経済常任委員長。 〔
建設経済常任委員長 金井文彦君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(金井文彦君)
建設経済常任委員長報告を申し上げます。 はじめに、本委員会での議案審査の経過と結果を御報告申し上げる前に、屋代地区大規模開発について、市長の施政方針での方針転換の表明及び新聞報道などを受け、当委員会で詳細な説明を求める必要があると判断し、市長、副市長に御出席いただき、屋代地区大規模開発事業について及び一重山2号線整備事業について質疑を行いました。 はじめに、市長より、方針転換に至る経緯について報告を求め、市長からは、屋代地区開発事業の主体は地権者であり、市はその後押しをする立場との説明を受けました。 また、副市長及び担当部局より、これまでの事業経過の報告を受けました。 委員会として、一重山2号線の事業概要や整備スケジュール、事業費等の進捗状況が1年もの間、委員会へ説明されてこなかったことをただすとともに、様々な情勢の変化がある中で、議会への報告はもとより、地権者、関係団体、地域住民等、広く市民への説明が必要であることを強く指摘いたしました。 それでは、本定例会において本委員会に付託となりました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 はじめに、議案第5号 千曲
市日本遺産センター条例制定について申し上げます。 審査において、市と指定管理者の役割分担について、食堂施設の選定について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号 千曲
市商工業振興条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。 審査において、助成金の期間について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号 令和2年度千曲
市一般会計補正予算(第10号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第6款農林水産業費、第8款土木費、第11
款災害復旧費(3項を除く案件)について申し上げます。 審査において、第8款土木費では、橋梁維持事業費について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定について、本委員会に付託となりました歳出中、第4款衛生費1項6目公害対策費中、2水洗化促進事業費及び3項、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費(1項1目土木総務費中、4基金繰出金を除く案件)、第11
款災害復旧費(3項を除く案件)について申し上げます。 審査において、第4款衛生費では、水洗化促進事業費、上水道整備事業費、特別会計繰出金について、第6款農林水産業費では、森林環境譲与税活用事業費、森のエネルギー推進事業費について、第7款商工費では、企業立地推進事業費、商工業振興対策事業費、観光利用推進事業費、シティプロモーション推進事業費、千曲ブランド創出事業費について、第8款土木費では、都市計画策定事業費、スマートIC整備事業費について質疑あり、質疑を終結したところ、本議案に対し川嶋委員より修正案の提出がございました。 修正案は、歳出では、8款土木費中の一重山2号線に関連した事業費を減額、歳入についても、15款国庫支出金、19款繰入金、22款市債の一重山2号線整備事業に関連した部分を減額するものであり、歳入歳出ともに3億3,300万円を減額するというものでありました。 川嶋委員から提案理由の説明を求めたところ、委員からは、個人的に屋代の開発を反対するものではないが、市内の商工団体、事業者への説明が今まで5年間全くなかったことに非常に違和感を持っている。また、都市計画道路一重山線は早く実現してほしいという願いを持っているが、都市計画決定と都市計画道路の一重山2号線の整合性が見受けられない。都市計画道路が4車線だということにも非常に驚いている。最後に、そもそも行政と開発の事業者というものは、別に考えなければいけないのではないか。道路についてと開発についてをもう一度分け、論点を整理して情報も出しながら、しっかりと議論して再構築していくべきだという説明がございました。 修正案に対する質疑では、提案者に対して、説明が足りないので時間をかけて慎重にということだが、道路の建設に対しては反対ではないということでよろしいのかという質疑があり、また、執行部に対しては、この修正案によりどのような影響を及ぼすのか。一旦事業を止めてしまうと再度開始したときに困難が想定されるが、どうか。修正案が通った際に事業は取りやめになるのか。一旦見直して改めて早い段階で屋代地区の開発コンセプトを決め、そこから合わせてスタートするべきではないか。23メートル4車線という道路は本当に必要なのか。議会や市民に対して説明不足であったことはこれまでの議論のとおりだが、今後は本事業に関しては、市民や議会に対し逐一説明をしていくという姿勢はあるのか。詳細は建設費、スケジュールは出せないのか。国庫補助金をカットする場合、一重山2号線以外の事業への影響はどの程度あり得るのかという質疑がございました。 討論では、都市計画道路一重山線は、昭和40年代からの構想であり、ずっと継続してきた事業である。今回の修正案でいくと、国庫補助金を返上するということになってしまう。自治体間競争の中で、一度補助金を返上すれば、以降は後回しになっていくのは必至である。情報不足という大きな反省点、修正案が出るという重みを感じてもらい、これからは議会、市民への情報公開を確実に行って事業を進めてもらいたい。これからの東西を結ぶ大動脈をつくるという点では非常に重要な事業だと思っているので、原案に賛成という討論。今までなぜ事業が進まなかったのか。周りの開発など不透明な部分があるが、国庫補助金を返上した場合の影響が多方面にも及ぶ可能性があるということを考え、原案に賛成という討論。市民に十分な説明をし、理解をしていただくことを前提に、原案に賛成という討論と、このまま何でも認めろという乱暴なやり方についてはあくまで反対する。同時に、提案者が責任を持って減額修正の案を出されたことに敬意を表する。修正案が通る通らないは別として、行政と議会、市民が本当の意味での意思の疎通がなければ、せっかくの議論が何にもならないので、一旦ここでは修正案に賛成との討論があり、採決では、まず、川嶋委員から提出された修正案について採決を行い、採決の結果、賛成少数により否決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号の原案について採決を行い、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号 令和3年度千曲
市下水道事業会計予算の議定について申し上げます。 審査において、貸倒引当金について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号 令和3年度千曲
市水道事業会計予算の議定について申し上げます。 審査において、広域連携について、災害時の水源確保について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 市道路線の認定について、議案第31号 市道路線の変更について申し上げます。 以上2議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願第1号 市民と通学生の安全のために
長野電鉄跡地および農道の早期整備を求める請願について申し上げます。 審査では、紹介議員及び請願人より説明を聞くとともに、所管課より参考意見を求め、委員からは、大きな事故も予想されることから、子どもを守るため採択とすべきという意見や、請願の趣旨について賛同できるので、地元区や学校、PTA等も交えながら地域と一緒になって協議をしていってほしいとの意見があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり採択すべきものと決定いたしました。 最後に、陳情第1号
新型コロナ禍よる米の需給悪化の改善と米価下落の歯止め策を求める陳情について申し上げます。 審査では、所管課より参考意見を求め、委員からは、国の買上げ等については理解でき、妥当であるが、外国産米の輸入数量調整については国際的な取決めの部分でもあるので、我々が言うべきではないため趣旨採択とすべきとの意見や、地元生産者のためという部分では理解できるが、国が判断する部分については意見するところではないので、趣旨採択とすべきとの意見、生活困窮者に対し支援をすることも含め政府が買い入れをすることには賛成だが、輸入数量の調整については当市議会で判断するものではないということで趣旨採択とすべきという意見、米作りを取り巻く環境は厳しく、国内の米産業を守っていかねばならない。また、米価の下落に対し、国は策を講じる必要があり、生活困窮者に対し支援をするという部分にも賛同できるため採択すべきとの意見があり、採決の結果、賛成多数により、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 なお、議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定についての審査に当たり、屋代地区大規模開発の方針転換や一重山2号線の構想について、これまでの委員会への経過報告、情報提供が著しく不足している点、また、市民への十分な説明がなされていない現状を踏まえ、今後、関連する予算の適正な執行が行われるよう、議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算に関する附帯決議案を提出することを委員会として決定いたしました。 また、本委員会の所管事項に関わる特定事件について、閉会中も調査が必要でありますので、
議会会議規則第111条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の調査の申出を行いました。 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。
○議長(和田英幸君) 以上で、
委員長報告が終わりました。 これより、
委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。
小玉新市議員。 〔16番 小玉新市君 自席〕
◆16番(小玉新市君) 議席番号16番、小玉新市であります。 動議を提出させていただきたいと存じます。内容は、請願第2号
競輪場外車券売り場について経済産業省に許可をしないよう求める請願につきまして、調査研究が不十分と思われますので、継続審査を求める動議を提出させていただきたいと存じます。よろしくお願いをいたします。
○議長(和田英幸君) 動議の成立には、動議の発議者を除き2名以上の賛成者が必要となります。 賛成者の数を確認いたします。本動議に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(和田英幸君) 賛成者7名。よって、本動議は成立いたしました。 直ちに本動議を議題とし、
小玉新市議員から内容の説明を求めます。
小玉新市議員。 〔16番 小玉新市君 登壇〕
◆16番(小玉新市君) 16番、小玉新市でございます。貴重な時間を頂き、感謝を申し上げます。 ただいま継続審査の動議を提出させていただきましたので、その理由を述べさせていただきます。 本請願の趣旨は、
競輪場外車券売り場について経済産業省に許可をしないよう求めるものですが、継続審査で調査等を行っていただきたい点は、大きく2つございます。 まず第1点は、進出してくる企業がよく分からないということです。どのような企業なのか、どの規模や営業内容なのか分かりません。なぜ、パチンコ店跡地なのでしょうか。パチンコ店跡地の建物をリフォームするため、建設許可は要りませんし、駐車場もお借りするだけであります。 この施設を利用する来客の多くは、市外の方だとお聞きしています。また、この地区は交通の便があまりよくありませんので、市外からの来客は大変ではないかと思います。交通の便がよいところがほかにも数多くあります。なぜ、この場所にしたのでしょうか。 関係地区には30万円の献金が支払われるというような報道がありました。また、ある地区では100万円というようなお話もございます。この献金は一時的なものなのか、あるいは毎年支払われるものなのか、そして、どのような契約で、なぜ支払われるのでしょうか。 関係部署では、場外車券売り場は長野県では初めてのことなので、この企業に市民に対して説明を求めましたが、応じてはもらえませんでした。こうした問題点をぜひ調査していただきたいと存じます。 2つ目は、関係地区の皆さんがどのように同意されたのか。請願では、「地元住民が賛成し、同意しているわけではありません。どのように地区の同意を得たのか」も調査する必要があると思われます。 地元、民間企業、国で協議する事業に市議会が賛否を述べるべきではないという意見がありますが、平成30年9月の定例会で、地元の区長会から、場外車券発売場設置の早期実現を求める意見書提出に関する請願が提出されました。そのときの紹介議員は、6人もおられました。 内容は、関係地区が同意を得られそうだから、経済産業大臣に申請書を受理して、早期に許可することの意見書を提出してほしい内容でした。結果、賛成多数で可決したため、千曲市議会議長名で意見書を提出しましたが、その時点では申請書をまだ経産省に提出しておりませんでした。継続審査をしていれば、このようなことは起こらなかったのではないでしょうか。 本請願は、千曲市議会の意思を経済産業省に提出を求めているものです。議会としての意思を示すのであれば、今回の委員会での審議は十分でないと考えます。 地域の意思、進出してくる企業、競輪業界の現状、千曲市、長野県に与える影響など、調査研究にしっかりと時間をかけて、改めて採決していかなければならないと思っております。 よって、本請願に対しましては、継続審査を求めるものであります。 議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げて、継続審査の説明とさせていただきます。
○議長(和田英幸君) 説明が終わりましたので、これより、本動議に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 進行の声がありますので、以上で、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。本動議に対する討論はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 進行の声がありますので、以上で、討論を終結いたします。 これより、本動議について電子採決システムにより採決をいたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり、請願第2号について継続審査とすることに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンをそれぞれ押してください。 それでは、採決を開始します。 (賛成・反対ボタンにより表決)
○議長(和田英幸君) 押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本動議は可決されました。 本動議が可決されたことにより、本案の審査について、福祉環境常任委員会へ再付託いたします。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認め、福祉環境常任委員会へ付託といたします。 それでは、
委員長報告に対する質疑に戻ります。御質疑はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 進行の声がありますので、以上で、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案第5号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 議案第5号については、
建設経済常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号については原案のとおり可決されました。 議案第6号 千曲
市個人番号カードの利用に関する条例の一部を改正する条例制定について討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。 5番、中村恒彦議員。 〔5番 中村恒彦君 登壇〕
◆5番(中村恒彦君) 議席番号5番、中村恒彦です。日本共産党千曲市議団を代表して、議案第6号 千曲
市個人番号カードの利用に関する条例の一部を改正する条例制定についてに対して、反対する立場から討論します。 皆さんも御存じのように、屋外放送やメールを使って特殊詐欺の被害防止のための呼びかけが、この千曲市において連日のように行われています。千曲市内で、この2か月間に実際に電話などで特殊詐欺の働きかけや実際の被害があった事例を紹介します。 千曲市を含む3市で、百貨店職員や警察官を名乗る者から、封筒に入れさせたキャッシュカードをポスト利用をしてだまし取る前兆電話と実際の被害、商業施設の従業員を名乗り、「あなたのカードで何枚も洋服を買った人がいる、心当たりはありますか」という電話、市役所職員をかたるものから、「あなたの口座が不正に使用されています。残っているお金をおろしておいてください」という電話、百貨店職員をかたる者から、「当店で、電話で商品を注文しましたか」という電話、市役所健康福祉課をかたる者から、「健康保険の戻りがある。銀行の窓口に行ってもらうことになる。」などという不審電話、2か月の間に千曲市にこれだけの危険な働きかけがありました。昨年には、市内の80代の女性が、現金1,485万円もの大金をだまし取られる大きな特殊詐欺被害も実際に発生しています。 これらの特殊詐欺は、マイナンバーカードとは直接関係がなさそうですが、今後、マイナンバーカードにいろいろな機能が集約、ひもづけされていきます。 3月からは健康保険証、2026年からは運転免許証、そしてスマートフォンにマイナンバー機能を組み込むこともできるようにするなど、さらにその対象が広がっていきます。結果的にたくさんの情報が集約されることになります。 個人情報が大量に集約されることにより、あらゆる情報が握られ、国民が管理、監視される社会になりかねません。 また、集められた個人情報が民間の経済活動、金もうけのために利用する危険性も指摘されています。 内閣府のコールセンターや地方公共団体、消費生活センターなどに、マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得を行おうとする電話、メール、手紙、訪問等に関する情報が既に寄せられています。国内では、マイナンバーカードに関する詐欺行為につながる動きが始まってきています。 これらの懸念が払拭できない以上、千曲市が、マイナンバーカードの利用を拡充していくことに反対します。
○議長(和田英幸君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。なお、採決は電子採決システムによる採決をいたします。 お諮りいたします。 議案第6号について、
福祉環境常任委員長報告のとおり原案可決と決するに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを、それぞれ押してください。 それでは、採決を開始いたします。 (賛成・反対ボタンにより表決)
○議長(和田英幸君) 押し忘れはございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成多数。よって、議案第6号 千曲
市個人番号カードの利用に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 議案第7号から議案第19号まで、以上13議案については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。各議案については、
関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって議案第7号から議案第19号まで、以上13議案については、原案のとおり可決されました。 議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定について、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 10番、滝沢清人議員。 〔10番 滝沢清人君 登壇〕
◆10番(滝沢清人君) 議席番号10番、公明党、滝沢清人です。ただいま議題となっております、議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定について、賛成の立場から討論を行います。 政府の予算案では、新型コロナウイルス感染防止対策をはじめ、デジタル改革や脱炭素社会といった経済成長の原動力となる取組など、3年連続で100兆円を突破する106兆6,097億円、過去最大の当初予算を編成し、現在、国会で審議中であります。 地方財政対策では、新型コロナの影響による税収減で、見通しが厳しい地方財政にも配慮し、地方交付税の総額を前年度より9,000億円多い、17兆4,000億円を計上しております。 また、県の予算案でも、新型コロナウイルスから県民の確かな暮しを守り、より豊かで安全な信州とするために、過去最大規模の1兆423億円の当初予算を可決しました。 このような中で編成された当市の令和3年度一般会計当初予算案は、昨年人類初となる新型コロナウイルスが世界中に蔓延するという困難な中で、千曲市を変えると宣言し勝利した小川市長による初の当初予算案265億7,000万円であります。 市長は、新年度の市政経営は、市民感覚、民間感覚を大切に、市民生活や経済活動の回復を中心とし、スピード感ある対応で、新しい発想の市政にしていくとしています。その実現のため日本遺産推進室を設置、さらに行政マネジメント室を設置し、行政経営の効率化、稼ぐ施設の推進、事務事業を見直すとしたことは大いに評価するものであります。 歳入では、コロナ禍にあって大幅な減収となった市税を、国の
地方特例交付金や市債の発行などで穴埋めし、前年度同額を確保しています。 主な事業では、あんず・雨宮統合保育園整備事業に約4億9,000万円、現在工事中の園舎は来年4月の開園予定で、地元の皆様が大変に期待をしております。 次に、屋代地区大規模開発事業に関連して、市道一重山2号線基盤整備事業に約3億5,000万円が計上されました。市長は、当地の開発事業に対し、これまでの大型商業施設を核とした開発を見直し、幅広い産業や文化が集積した新たなまちづくりに取り組むとしました。新型コロナウイルスが蔓延する中、社会経済は新たな時代へ変化を続けています。次の時代環境に柔軟に変化することは重要であると考えます。 次に、新型コロナワクチン接種関連事業に約3億2,000万円、国のワクチン供給体制が整い次第、希望する全市民へ速やかな接種が行えるよう、行政と医療のスムーズな連携を実現させていただきたい。 次に、赤ちゃん子育て応援事業に2,400万円、新年度において、コロナ禍での出産、育児の経済的負担を支援する新生児1人つき5万円給付事業、新生児特別定額給付金10万円に続き、子育て世帯を支援する大切な事業です。今後は飯山市のように恒久的な事業へ発展すべきと考えます。また、ゼロカーボン社会の推進や新しい生活様式の確立へ新規事業が示されました。 そして、9月に発足するデジタル庁、コロナ禍にあって国の存亡をかけて取り組む、産業、経済、行政、教育などのICT化、DXデジタルトランスフォーメーション、政府は世界のトップレベルを目指すとしています。市では、新年度よりDX推進体制のトップCIO最高情報責任者である副市長を中心に、庁内マネジメント体制を整備し、ICTで快適的に暮らせる共創都市千曲を目指し、市民が窓口に行かなくてもいい行政のデジタル化の実現は、大いに期待される施策です。市内のあらゆる産業、経済分野におけるDXの推進をリードし、コロナ前よりもはるかに快適で豊かな千曲市にしていただきたいこと。 小川市長中心に、新たなまちづくりへ、全庁職員挙げて行政経営にあたることに期待して、本予算の議定に賛成するものであります。議員各位の御賛同をお願いし、賛成討論といたします。
○議長(和田英幸君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第20号については、
関係常任委員長報告のとおり原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって議案第20号については、原案のとおり可決されました。 議案第21号 令和3年度千曲
市国民健康保険特別会計予算の議定について、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 14番、前田きみ子議員。 〔14番 前田きみ子君 登壇〕
◆14番(前田きみ子君) 議席番号14番、前田きみ子です。私は、日本共産党千曲市議団を代表して、議案第21号 令和3年度千曲
市国民健康保険特別会計予算の議定について、反対の立場から討論いたします。 令和3年度千曲
市国民健康保険特別会計予算は52億5,900万円です。そのうちの赤字補填分として、一般会計から3億7,600万円が繰り入れされています。 2018年度から国民健康保険の運営に都道府県が加わり、国民健康保険が広域化され3年目になります。2021年度は保険税見直しの時期です。 長野県全体が保険税を統一化しようとする国の政策に、国保運営協議会が今後の対策について話し合われます。また、市独自の保険税体系についても、検討が必要です。 この1年、
新型コロナウイルス感染症が出現し、非正規労働者の雇用は不安定さを増し、生活が崩れて生活が行き詰まる、命が危ないという状況があります。そのためには公助があります。 市も国保税の減免などの対策をしていますが、滞納者は増えています。医療機関への受診を控えている千曲市民に、国保税は重くのしかかります。今、支援が必要な人たちに、病気になったら、お医者さんにかかってね。そして元気になったら、国保税を少しでも毎月払ってね。公助の意味はそこにあるはずです。 国民健康保険税を引下げ、払える額の国保税にし、保険証が失効しないよう、市民の命が守られるために、議案第21号に反対いたします。
○議長(和田英幸君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。なお、採決は電子採決システムによる採決をいたします。 お諮りいたします。 議案第21号について、
福祉環境常任委員長報告のとおり原案可決と決するに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを、それぞれ押してください。 それでは、採決を開始いたします。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(和田英幸君) 押し忘れはございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成多数。よって、議案第21号 令和3年度千曲
市国民健康保険特別会計予算の議定については、原案のとおり可決されました。 議案第22号から議案第33号まで、以上12議案については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。各議案については、
関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって議案第22号から議案第33号まで、以上12議案については、原案のとおり可決されました。 請願第1号 市民と通学生の安全のために
長野電鉄跡地および農道の早期整備を求める請願については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。請願第1号については、
建設経済常任委員長報告のとおり、採択と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって請願第1号については、採択と決しました。 陳情第1号
新型コロナ禍による米の需給悪化の改善と米価下落の歯止め策を求める陳情については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。 なお、採決は電子採決システムによる採決をいたします。 陳情第1号について、
建設経済常任委員長報告は趣旨採択でありますが、可を諮る原則に基づき、まず、原案採択について採決を行い、賛成少数の場合は、
委員長報告にありました趣旨採択について採決を行うことといたします。 お諮りいたします。 陳情第1号について、採択と決するに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを、それぞれ押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(和田英幸君) 押し忘れはございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成少数でありますので、次に趣旨採択について採決いたします。 お諮りいたします。 陳情第1号について、
建設経済常任委員長報告のとおり、趣旨採択と決するに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを、それぞれ押してください。なお、この採決で反対が多い場合は不採択と決します。 賛成する議員は賛成ボタン、反対する議員は反対ボタンを、それぞれ押してください。 〔賛成・反対ボタンにより表決〕
○議長(和田英幸君) それでは、押し忘れはございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成多数、よって陳情第1号については、
建設経済常任委員長報告のとおり、趣旨採択と決しました。
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△日程第4 常任委員会の閉会中の特定事件の継続調査の件並びに
議会運営委員会の閉会中の所掌事務の継続調査の件
○議長(和田英幸君) 日程第4 常任委員会の閉会中の特定事件の継続調査の件並びに
議会運営委員会の閉会中の所掌事務の継続調査の件を議題といたします。
関係常任委員長から所管事務のうち、特定事件の調査項目について並びに議会運営委員長から議会運営等に関する事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。
関係常任委員長並びに議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって
関係常任委員長並びに議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。
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△追加日程第5 議会第3号 議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算に関する附帯決議(案)
○議長(和田英幸君) ただいま、
建設経済常任委員長から、議会第3号 議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算に関する附帯決議(案)が提出されました。 この際、これを日程に追加して追加日程第5とし、議題としたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、議会第3号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案を配付いたさせます。 (議案配付)
○議長(和田英幸君) 議案の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 配付漏れなしと認めます。 追加日程第5、議会第3号を議題といたします。 議案に対する提案説明を求めます。 金井
建設経済常任委員長。 〔
建設経済常任委員長 金井文彦君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(金井文彦君) ただいま議題となりました、議会第3号 議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算に関する附帯決議(案)について、提案説明を申し上げます。 本案は、議案第20号 令和3年度千曲
市一般会計予算の議定についてが可決されたことに伴い、提案するものであります。 令和3年度千曲
市一般会計予算には、市道新設改良事業費として、市道一重山2号線の事業費が計上されております。これは市が進める、千曲市産業連携道路ネットワーク構想及び地元地権者を後押ししながら進める、屋代地区大規模開発事業における基幹道路として着手する事業であるとの説明がなされました。 市長が方針転換を表明した屋代地区大規模開発事業の方向性が不明瞭である上、設置を目指している屋代地区スマートICの整備事業が難航していることや、市道一重山2号線が都市計画道路一重山線を線形変更したものであること等、情勢の変化を鑑みれば、市民への説明が必要であることは明らかであります。 また、令和2年度施政方針において、市道一重山2号線の整備を表明されて以降、これまで議会に対しての説明を怠ったことは、非常に遺憾であります。 当該議案における審査の経過を真摯に受け止め、今後予算の執行に当たっては、1.市道一重山2号線整備事業を進めるに当たっては、当該事業のみならず、産業連携道路ネットワーク構想及び屋代地区大規模開発事業の目的、効果、事業費等を明らかにし、広く市民に丁寧な説明を行うとともに、議会と事前に協議すること。2.事業の進捗状況を市民に公開し、議会に逐次報告を行うこと。3.計画の変更等を行う場合は、広く市民の意見を聴取し、地権者、関係者及び議会と十分な協議の上、決定すること。 以上の点に十分留意し、適正な措置を講じることを強く求めるものであります。 議員各位におかれましては、本案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案説明といたします。
○議長(和田英幸君) 議会第3号について、質疑に入ります。御質疑はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 進行の声があります。質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 本案は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託は省略いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「進行」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 進行の声があります。討論がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議会第3号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、議会第3号については、原案のとおり可決されました。
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○議長(和田英幸君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 市長から閉会のあいさつがあります。 小川市長。 〔市長 小川修一君 登壇〕
◎市長(小川修一君) 令和3年3月市議会定例会の閉会に当たり、一言御あいさつを申し上げます。 本定例会は3月1日に開会し、本日までの19日間にわたり、提出いたしました議案について、丁寧な御審議を頂きましたことに厚く御礼を申し上げます。 議員各位からは、施政方針や令和3年度予算をはじめ、行財政全般にわたり貴重な御意見や御提言を頂きました。これらの御意見等につきましては、その意を尊重いたしまして、市政運営に活かしてまいります。 ここで、閉会に当たり、少しお時間を頂きまして、市政をめぐる情勢などについて申し上げます。 はじめに、
新型コロナウイルス感染症についてでございます。 国内では、年末年始を挟み大きな波となった第3波は、1月8日に1日の感染者数が7,844人と最大となり、その後徐々にではありますが収束に向かいました。首都圏1都3県に発令され、今月8日に延長された緊急事態宣言は、期限となっておりました、明後日21日で解除となることが、昨日決定いたしましたが、現在も1日の感染者数が1,000人を下回らない状況で推移しており、また新たに感染・伝播性の高い変異株が国内でも確認されていることから、第4波への懸念が拭いきれない状況でございます。 市内では、2月20日以降、新規陽性者の発生はありませんが、長野圏域では、先週11日に感染警戒レベル2の新型コロナウイルス注意報が発出され、今週15日にはレベル3の警報、そして昨日は感染が拡大しつつあり、特に警戒が必要な状況であることから、レベル4の特別警報Ⅰが発出されました。 また、集団発生や感染経路不明などのリスクの高い事例が発生しており、まだまだ予断を許さない状況でございます。 県では、これから年度末、年度初めを迎え、転勤、入学等に伴う引っ越しや帰省など、日頃会わない方との接触機会が増える時期となることから、3月20日から4月9日までの3週間を感染対策強化期間とし、帰省、会食、会合等の分散化、小規模化、遠隔化の協力を呼びかけております。 市民の皆様には、感染拡大地域への往来は引き続き控えていただき、会食につきましても、これまで一緒に生活や勤務していなかった人との会食は、できるだけ控えていただきますようお願いいたします。 会食をする場合には、飛沫感染防止に十分御留意いただくとともに、日々の生活においては、マスクの着用、3密を避ける、手指の消毒、換気などの基本的な感染防止策の徹底を改めてお願いいたします。 また、現在市では、庁内に
新型コロナウイルス感染症対策チームを設置し、ワクチン接種の準備を進めております。今月予定されておりました市内の医療従事者へのワクチン接種については、ワクチンの供給量が足りないために、遅れている状況でございます。 なお、4月に開始を予定しておりました65歳以上の高齢者への接種につきましては、県内のモデル市町村として、当市におきましても4月下旬より始める予定でございます。 さらに、市民の皆様からのワクチン接種に関する相談などを受け付けるコールセンターは、今月29日の設置を予定しております。市民の皆様には、ワクチン供給の目途がつき次第、個別通知や広報等でお知らせしてまいります。 次に、
新型コロナウイルス感染症への対応に関わる予算についてでございます。 市民へのワクチン接種に関わる経費をはじめ、赤ちゃん応援特別給付金などの令和3年度当初予算を、先ほどお認めいただきましたが、今週16日に、国において、新型コロナウイルス感染拡大で生活が困窮する人への緊急支援策といたしまして、ひとり親や所得の低い子育て世帯に対し、子ども1人当たり5万円の特別給付金を支給するとの決定がなされました。 これを受け、市ではこの特別給付金に関わる経費7,000万円余を、全額国庫負担として、補正予算により対応してまいりますが、国の制度内容が示され次第、一刻も早く支給する必要がありますので、緊急性を鑑み、4月中にも専決処分をさせていただきたいと思います。御理解賜りますようお願いいたします。 なお、この特別給付金以外の
新型コロナウイルス感染症への対応に関わる感染予防対策、生活・企業支援策につきましても、緊急性に応じて、さらに補正予算を専決処分する場合もあろうかと思いますので、併せて御理解をいただきますようお願いいたします。 次に、松田館についてでございます。 先ほど、議員各位の御理解を頂きまして、松田館の火災における損害賠償請求の和解について可決頂きありがとうございました。現在、火災で損傷いたしました主屋等の再整備を進めており、新年度中には完了する予定でございます。今後は二度とこのようなことが起こらないよう、文化財はもとより公共施設の防火対策を徹底してまいります。 次に、更埴消防署の改築についてでございます。 御案内のとおり、更埴消防署は耐震性を有しておらず、老朽化も進んでおります。消防組合では、この対応について研究を進めておりましたが、先般の消防組合議会におきまして、旧更埴庁舎のうちの旧保健センター棟を消防署として改築する方針が出されました。 市といたしましても、消防署の充実は市民の安全・安心のためにも重要と考えており、この方針に基づき協議を進めていくことといたしました。今後、具体的な計画が明らかになった時点で、議会や市民の皆様に御報告をさせていただきます。 次に、更埴デイサービスセンターの再開についてでございます。 令和元年東日本台風により浸水被害を受けた更埴デイサービスセンターにつきましては、昨年10月に工事が終了した後、指定管理者であります千曲市社会福祉協議会をはじめ、関係機関などと連携し、運営のための所要の準備を進めてまいりましたが、この4月1日から再開いたします。 なお、センターの利用については、再開に向けての作業の都合上、利用希望者の御理解を頂きながら、今月29日から順次始めさせていただく予定でございます。 最後に、あんず・雨宮統合保育園(仮称)の名称の決定についてございます。 令和4年4月の開園を予定しております、あんず・雨宮統合保育園(仮称)につきまして、市報1月号や市ホームページで新保育園の名称を募集したところ、44名の方から応募がありました。 応募のあった名称について、あんず保育園に現在通園している園児及び保護者にアンケート調査を実施し、その結果を踏まえて名称を決定いたしました。 新保育園名はあんずの里保育園でございます。 選定の理由といたしましては、応募では、あんずの入った園名が半数を超えたこと、アンケート調査で上位の名称であったこと、新保育園の建設場所は、あんずの里の中心付近に位置しており、市民の誰もが場所をイメージしやすいこと、そして園児が卒園後、成長してからも地域に誇りを持てる名称であること、これらのことから、あんずの里保育園に決定させていただきましたことを御報告いたします。 以上、市政をめぐる情勢について申し上げました。 今議会では、私の施政方針をお示しし、新年度の重点施策や予算などの概要を御説明いたしましたが、屋代地区の開発計画や組織機構の見直しなどについて、多くの御質問を頂き、私なりに誠心誠意お答えしてまいりました。 また、いろいろな御意見もお伺いして、多くのことを学ばせていただいた議会であったと思っております。 令和3年度千曲
市一般会計予算に関する附帯決議につきましては、これも重く受け止め、予算執行に当たりましては、議会や市民の皆様へ丁寧に説明をしながら、適切に執行してまいります。 加えて、議会や市民の皆様との対話に努めることで、できるだけ意識の共有を図り、将来の千曲市全体を見据えた建設的な議論をしてまいりたいと考えておりますので、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 結びに、議員の皆様には、新年度に向けて何かと御多忙のこととは存じますが、健康に御留意の上、御活躍されますことをお祈り申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(和田英幸君) 以上をもちまして、令和3年第2回千曲市議会定例会を閉会といたします。お疲れさまでした。 午後3時59分 閉会
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年 3月19日千曲市議会議長 和田英幸千曲市議会副議長 柳澤眞由美千曲市議会議員 北川原 晃千曲市議会議員 滝沢清人...