平成12年 3月 定例会(第1回)議事日程 第 1 会期の決定 第 2 市長施政方針 第 3 議案第1号から第50号及び報告第1号から第3号(趣旨説明)本日の会議に付した事件 日程第1から第3まで出席議員(29名) 1 番 外 山 愷 君 2 番 宮 入 英 夫 君 3 番 山 浦 能 人 君 4 番 南 波 清 吾 君 5 番 田 中 明 君 6 番 井 出 康 生 君 7 番 堀 善 三 郎 君 8 番 武 藤 弘 君 9 番 欠 員 1 0 番 宮 下 昭 夫 君 1 1 番 柄 沢 荘 一 君 1 2 番 丸 山 正 明 君 1 3 番 土 屋 陽 一 君 1 4 番 小 宮 山 仁 君 1 5 番 藤 原 信 一 君 1 6 番 小 泉 連 夫 君 1 7 番 井 出 実 君 1 8 番 金 井 忠 一 君 1 9 番 田 中 正 雄 君 2 0 番 倉 沢 俊 平 君 2 1 番 石 川 幸 君 2 2 番 川 上 清 君 2 3 番 福 沢 正 章 君 2 4 番 手 塚 克 巳 君 2 5 番 茅 野 光 昭 君 2 6 番 小 山 正 俊 君 2 7 番 桜 井 啓 喜 君 2 8 番 成 沢 捨 也 君 2 9 番 南 雲 典 子 君 3 0 番 高 遠 和 秋 君説明のため出席した者 市 長 平 尾 哲 男 君 助 役 加 藤 勝 彦 君 収 入 役 中 沢 宮 彦 君 政策推進部長 寺 沢 勝 一 君 総合調整参事 竹 鼻 靖 之 君 企 画 課 長 中 村 明 久 君 秘 書 課 長 田 鹿 征 男 君 財 政 部 長 荒 井 鉄 雄 君 財 政 課 長 鈴 木 栄 次 君 市民生活部長 藤 城 孝 君 商工観光部長 須 藤 清 彬 君 農 政 部 長 小 林 隆 利 君 都市整備部長 石 黒 豊 君 建 設 部 長 下 林 幸 雄 君 消 防 部 長 成 沢 宏 昭 君 健康福祉部長 福祉事務所長 前 沢 憲 一 君 水 道 局 長 田 口 邦 勝 君 教 育 長 我 妻 忠 夫 君 教 育 次 長 内 藤 政 則 君 監 査 委 員 石 井 俊 夫 君事務局職員出席者 事 務 局 長 小 林 善 幸 君 事務局 次 長 山 崎 正 幸 君 議 事 係 長 調 査 係 長 鳴 沢 宏 紀 君 主 査 宮 沢 英 雄 君 主 任 上 原 晶 君 主 事 石 山 晋 君 午前 9時 30分 開会
○議長(石川幸君) ただいまから平成12年3月上田市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。
△会議録署名議員の指名
○議長(石川幸君) 議事に入る前に会議録署名議員の指名を行います。 今定例会の署名議員は会議規則第81条の規定により、議長において、10番宮下昭夫君、11番柄沢荘一君を指名いたします。
△諸般の報告
○議長(石川幸君) この際、諸般の報告を行います。 今定例会に提出されました請願、陳情について、事務局長をして報告いたさせます。
◎事務局長(小林善幸君) ご報告申し上げます。 今期定例会までに受理いたしました請願、陳情は、お手元へ配付申し上げてあります請願文書表、陳情文書表のとおりであります。 朗読は省略させていただきます。
○議長(石川幸君) 請願、陳情については、事務局長の報告のとおり、それぞれ所管の委員会においてご審査願います。 次に、市長から、地方自治法第180条第2項の規定により、市長専決処分事項の指定に係る報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 次に、監査委員から、出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
△日程第1 会期の決定
○議長(石川幸君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期は、本日から3月23日までの24日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石川幸君) ご異議なしと認めます。よって、会期は24日間と決定いたしました。
△日程第2 市長施政方針
○議長(石川幸君) 次に、日程第2、市長施政方針に入ります。 市長の発言を許します。市長。 〔市長 平尾 哲男君登壇〕
◎市長(平尾哲男君) 本日ここに平成12年3月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところご出席を賜りまして、まことにご苦労さまでございます。 平成12年度予算案を初め、諸議案をご審議いただくに当たりまして、市政運営の基本方針と当面する市政の課題について申し上げ、議員各位のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 ことしは新しい千年紀の幕あけとなり、上田市でも元旦には上田駅前でイベントを開催し、これから始まる千年をお祝いしたところです。このたびの市制施行80周年事業で生まれたきずなをきっかけにして、上田らしい地域の歴史と文化を大切にした活気と潤いのある住みよいまちを目指し、ますます発展することを願うところです。 さて、市政を担当させていただきはや2年が過ぎようとしております。この間、国においては、地方分権一括法が成立し、国と地方の関係が対等・協力に変わり、これからは地方自治体も主体的に行政を推進し、その責任を持つ形に変わっていくと言われ、地方自治のあり方が大きく変化していくものと予測されます。 また、行政需要の広域化に伴い、当地域でもいち早く発足した上田地域広域連合において広域的な計画づくりや、具体的な連携事業が推進されつつあります。こうした枠組みの中、市政の運営については、行政改革を推進し、市民サービス向上を目指すとともに、事業の推進に当たっては、市民生活に密着した分野での各種事業はもちろんのこと、将来を展望した計画づくりや基盤整備などソフト・ハード両面から総合的に事業を進め、健全な財政運営を目標とした財源確保を行い、優先順位に基づき、事業を選択し、実施してきたところです。特に、ごみやダイオキシンなどの環境対策、バリアフリーや福祉施設整備などの福祉施策、地域づくりの基本となる道路など都市基盤整備、産業の育成と基盤整備、生活環境整備、教育環境の整備などに取り組んでまいりました。そうした一方で行政運営では、市民の皆様の声をできるだけ多く反映するよう配慮してきたところです。現在策定中の第3次上田市
総合計画後期基本計画でもさまざまな論議、意見交換を通して市政への新しい市民参加の形が見えつつあると実感しています。 さて、我が国の経済状況は、12年度の後半には、本格的な回復軌道に乗るとの、政府経済見通しがあるものの、直近の月例経済報告にあるように「民間需要の回復力が弱く、厳しい状況をなお脱していない」ことから、政府が目指す官主導の公共投資から民需へのバトンタッチにはまだ時間を要し、市民が景気の回復を肌で感じるのはもう少し先になるものと思われます。 一方、上田市に限らず地方財政は当面の緊急課題である経済対策もあり、多額の地方債の発行に頼った財政運営が続き、その償還が大きな負担となっています。 平成12年度の地方財政計画を見ますと、市町村税は前年度比3.2%の減収を見込み、地方財政全体の伸びも0.5%に抑えたものとなっています。特に地方単独事業費については前年度比4.1%のマイナスとするなど、現在の地方財政の厳しさを反映したものとなっています。 上田市におきましても、歳入の柱である市税収入は個人市民税及び法人市民税が引き続き減収となるとともに、固定資産税、都市計画税も負担調整措置と評価基準の制度改正などにより減収となり、ほぼ地方財政計画並みのマイナスとなるものと見込んでいます。今後とも公平、公正な課税により納税者の理解を得ながら、納税意識の高揚に努めるとともに滞納者の実態を的確に把握し、納税相談を重視した徴収特別対策の推進など、税収の確保に取り組んでまいります。 交付金等の収入見込みにつきましては、郵便貯金の大量満期による利子割交付金の増収が期待できるほか、減税補てん措置として平成11年度に新設された地方特例交付金や、地方交付税による地方財政措置に期待できる面もありますが、現状では不確実な状況です。新年度の市政を運営するに当たっては、直面する大きな課題である少子高齢化への対応、安心な生活を目指した環境問題対策、にぎわいと活気あるまちづくり、子供たちがみずから学び育つ教育活動や創造性に富む人材の育成、市民参画型の市政推進などを柱に取り組んでまいりたいと考えています。 少子高齢化は、労働人口が減少し、経済的な活力が低下するだけでなく、医療や福祉など地域にさまざまな課題を投げかけています。市民が健康で安心して暮らせる地域福祉の充実は、緊急に取り組むべき課題と考えています。 いよいよ、この4月から介護保険制度が始まります。介護保険制度の最大の特徴は、民間活力の活用と福祉市場への競争原理の導入、そして利用者がみずからサービスを選択できる仕組みの導入と言われています。こうした趣旨を踏まえ、平成10年11月以降
介護保険事業計画審議会においてご意見をいただき、国の特別対策や介護報酬の詳細等が決定する中、今議会に関係条例案及び予算案を提出させていただいています。制度の円滑な導入に向けて国の特別対策による保険料の軽減策を初め、介護予防・生活支援対策、家族介護支援対策などのメニューを精査し、福祉水準の低下を招かないようにするとともに市独自に一部サービス利用料の軽減策も実施し、これまでの福祉サービスを受けてこられた皆さんにも安心してサービスを利用していただけるよう配慮してまいります。現段階では制度自体にさまざまな課題も指摘されていますが、まずこの制度を発足させることが大事と考えていますので、今後、国でのさらなる議論を見守りながら、市民の皆様のご意見を十分お聞きし、この制度が1日も早く地域に根づくよう努めてまいります。 介護保険制度の充実とともに介護予防も強く求められていますが、高齢者対策として以前から実施してきました住宅改造補助や配食サービス、布団丸洗い乾燥事業の充実に加え、新年度より新たに
生活支援型ホームヘルプサービス事業や
生きがい対応型デイサービスセンター事業、痴呆相談会、
在宅介護者リフレッシュ事業なども考えております。さらに敬老祝金の見直しや介護慰労金の増額などを行い、介護予防事業、生活支援事業の充実にも配慮したいと思います。 介護保険に関連する施設整備として、老朽化している別所温泉長寿園の移転改築については、
社会福祉法人別所清明会からの協力依頼を受け、相染閣北側の用地確保を進めてまいりました。このたび地権者の皆様のご理解とご協力をいただきましたので、平成12年度から13年度にかけて国、県の補助採択を得て、法人が建設する計画になっています。施設内容については、介護保険制度のもとで、市民の皆様の要望を考慮して特別養護老人ホームは20床増床して80床に、ショートステイも16床増床して20床とし、新たに上田市では初めての介護支援機能、居住機能及び交流機能を総合的に提供できる
高齢者生活福祉センターを併設する計画です。 福祉の総合施設として昨年オープンしました上田市ふれあい福祉センターは、現在、蛭沢川河川改修工事とあわせて、原町側からの進入路の整備工事を行っており、年度内に工事が終わる予定です。ボランティア活動などソフト面での充実とあわせ、今後も引き続き利用しやすい施設づくりに努めてまいりたいと考えています。 昨年2月から、障害者施策を総合的に推進するため策定を進めてまいりました上田市
障害者福祉基本計画ですが、昨年12月に策定委員会から「うえだプラン―21―~ともに生きる社会を目指して~」として報告をいただきました。この計画に基づき、障害者が社会の一員として、持てる能力を十分発揮しながら主体的自主的な生活が送れるよう支援するとともに、施策実現を目指して関係する諸機関との連携を深めてまいりたいと考えています。 核家族化、女性の社会進出、家庭や地域社会の養育機能の低下など大きな環境変化のもとで少子化は社会経済に深刻な影響を与える懸念があり、重要な課題と考えています。そこで新年度は、まず子育てと就労の支援対策として、
少子化対策臨時特例交付金により産院敷地内に建設している子育て支援施設で病後児一時預かり、出産直後の母子の育児支援を開始するほか仕事と育児の両立を支援する
ファミリーサポートセンター事業もふれあい福祉センターを拠点として実施していきたいと思います。 また、親子ふれあい教室における心理発達相談員の増員、音楽療法士の新規導入を進めるなど子育て支援対策の強化も考えております。 さらに、保護者の乳幼児医療費負担の軽減を図るため、本年4月から乳幼児医療費の無料化対象年齢を、これまでの4歳未満児までから、2歳引き上げて6歳未満児までに拡大し、経済的な負担を少なくし、安心して子育てができる条件づくりにも努めてまいります。 新世紀は環境の世紀とも言われ、温暖化やオゾン層の破壊といった地球規模での環境問題が叫ばれ、人と自然とが共生できる環境づくり、循環型社会の構築が急務となっています。 大量生産、大量消費、大量廃棄といった今までの生活様式を根本から改めていかなければならない時期に来ていると言えます。このような状況を受け、策定に着手している環境基本計画につきましては、11年度実施した環境意識調査などをもとに、引き続き策定作業を進めてまいります。 また、環境や人体への影響が心配されるダイオキシン類につきましては、
上田クリーンセンター周辺の土壌等の調査を上田地域広域連合において実施し、国の環境基準を大幅に下回っていることがわかり、安心しているところでありますが、市独自の環境調査も実施し、情報を提供する考えでおります。 また、クリーンセンターの
排ガス高度処理施設整備工事は順調に進み、3月末に竣工の予定です。既に完成した1号炉について調査したところ、新設炉の恒久対策基準をクリアできただけでなく、ばいじん量についても大幅に除去することができるようになりました。これからも施設周辺の環境には最大限配慮してまいります。 昨年9月施行の
容器包装リサイクル法に基づき全自治会及び13カ所のスーパー店頭においてペットボトルの分別回収を開始し、年間で100トンの回収を見込んでいます。現在、最大の懸案となっている「その他プラスチック」の分別収集につきましても研究をしていきたいと思っています。
ごみ減量アドバイザーの皆様を初め、自治会や関係団体の皆様の熱心なご協力により資源ごみの回収は順調に進んでおります。新年度は、こうした皆様から強く要望されていたリサイクルの活動拠点施設をクリーンセンター内に建設し、不要品の展示や修理コーナー、フリーマーケット、環境教育の場などとして幅広く活用していただきたいと考えています。 その他ごみの焼却量を減らすため、環境保全型農業の一環として生ごみの分別回収を試験的に実施しているところですが、引き続き事業を進めるとともに、庁用車へのハイブリッドカーの導入、上田城跡公園内に太陽光発電システムを利用した街灯設置など省エネルギーや新
エネルギー関係事業も実施したいと考えております。 また、人に優しい環境施策として公共施設建設には、ぬくもりと安らぎのある木造をできるだけ多く取り入れるよう努めたいと思っています。 清潔で快適な生活環境をつくる下水道事業につきましては、昨年12月に南部クリーンパーク及び
農業集落排水事業八木沢、浦里両地区の処理場が供用開始となり、普及率は50%を達成する見込みです。新年度も当面の目標である平成14年度普及率62%に向け、引き続き管渠整備に努めるとともに、上田、神川東処理区の認可区域拡大を計画してまいります。農業集落排水事業につきましては、計画されている18地区のうち13地区が供用開始しており、残る5地区につきましても新たに山田、小泉両地区の処理場建設に着手するなど、平成16年度完了を目指してまいります。 上田市が拠点都市として周辺地域から人や情報などを呼び込み、経済的、文化的に活気あるまちとして発展するためには都市基盤の充実や、産業の基盤整備や育成、まちづくりへの活力育成などが必要です。 まず、商工業の振興につきましては、今回、中小企業基本法が改正され、これに基づき市内のすべての中小企業が市制度融資を利用できるよう融資要綱を改正してまいります。起業に向けても、新たな産業の創出を図り、ベンチャー企業の育成、新規開業への資金融資条件の緩和、貸付利率の引き下げなどの支援を考えております。 また、雇用状況につきましては、1倍を割り込んだままの
上田公共職業安定所管内の有効求人倍率や、県下の常用雇用者数が依然前年を下回っていることから引き続き厳しい状況にあります。このような中、これまで事業の前倒し発注や、前払いの実施に加え、国の
緊急地域雇用特別事業を積極的に実施するとともに
上田地区雇用対策会議の一員として、企業を訪問し、求人開拓を行うなど、雇用創出に努めてまいりました。昨年末には、経済関係5団体に対し雇用の安定と拡大について特段の協力依頼を行いましたが、引き続き雇用の確保に努力してまいります。 新たな時代の変化に対応した都市行政の基本的な計画として、市民の皆様のご意見を取り入れた「
都市計画マスタープラン」及び「緑の基本計画」を策定いたしました。 豊かな自然、独自の文化の中で創造性と活力にあふれ、快適な暮らしやさまざまな交流が広がるまち、緑豊かなまちを目指し、おおむね20年後の目標をそれぞれ「環境・文化・交流都市 上田」及び「美しい山河に抱かれ、風格ある緑あふれるまち上田」とし、事業を進めたいと考えております。 また、美しい自然・歴史的景観を新世紀に伝え、守り、育てようとする市民グループが生まれてきています。昨年は、市民公募による「上田の景観80選」を選定しましたので、写真集を発行し、市民啓発に活用するとともに市民参加型の景観ウォーキング、写真コンテストなども実施したいと思います。 昨年、市街地の整備改善と商業等の活性化を一体的に推進するため、
中心市街地活性化基本計画を策定いたしました。 今後、この基本計画に基づき、まちづくりを推進するためには、まちづくり機関であるTMO(
タウンマネージメント機関)の設立が必要であります。そのためには商業者、市民の皆様の共通した認識と合意を得ることが前提であることから商工会議所が行うこのTMO合意形成事業を市としても支援し、まちづくりに対する積極的な取り組みができるよう進めていきたい考えです。 また、
中心市街地活性化基本計画を策定する過程で、この基本計画の中に市民の声を反映するため
市民まちづくりワークショップを開催してまいりましたが、このメンバーを中心に市民参加型の計画づくりをさらに推進するため、まちづくりに関心を持つ皆様の集まりを「まちづくり応援団」として育成を図りたいと思っています。 電線類地中化事業につきましては、松尾町通りが昨年末に完成し、大変明るい町並みに生まれ変わりました。原町通りは、平成12年度が西側、平成13年度は東側を行う予定になっており、現在、関係者への事業説明会等を進めているところです。 海野町通りにつきましては、南側が完成し、北側が年度内の完成を目指し工事が進められています。海野町商店街振興組合では、
中心市街地等商店街刷新事業補助金及び中小企業高度化資金の導入によるアーケード再設置を新年度予定していますが、これを整備することにより、商店街の営業時間を延長するなど夜のにぎわいを創出するとともに、より魅力あふれるまちづくりを推進し、中心商店街の活性化を図っていく立場から支援していきたいと考えております。 また、国の2次補正により、北天神町の上田西武前通りが新電線類地中化計画により事業化されることになりました。今後、地元の皆さんと協議を進め、事業を推進してまいりますので、関係する皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 町中への居住者をふやし、福祉施設を誘導することにより中心市街地の空洞化対策にもつながる馬場町地区の
優良建築物等整備事業につきましては、関係権利者の皆様と順次交渉を行い、11年度ご了解をいただいた皆様から一部契約を進めています。その他の皆様につきましても今後引き続きご理解、ご協力をいただけるよう交渉を進めていきたいと考えております。 上田駅お城口の再開発につきましては、再開発地区から転出される方々の用地買収補償を進めていますが、ほぼ予定どおりの進捗を図ることができています。再開発ビル施設構成、内容の検討状況ですが、昨年より幾つかの案を比較検討し、関係する皆様のご意見もお聞きする中で、ほぼ都市計画決定してある建物規模で進めてまいりたいと考えています。第1街区につきましては、6階建てとし、低層階については商業施設、上層階については公益施設、第2街区につきましては、6階建ての駐車場棟ですが、1階部分は商業施設、第3街区につきましては、5階建ての商業施設を計画しています。現在、再開発ビルに権利を残される皆さんとビルの床の所有形態等について調整を進めています。 新年度は、転出される方々の用地買収を引き続き進めるとともに、新しいビルの権利関係を決める管理処分計画の作成を行い、あわせて再開発ビルの実施設計についても進めたいと考えております。 また、温泉口においては上田駅利用者の利便性向上のため駐車場を整備してまいります。 長引く景気低迷の影響もあり、県内観光客の入り込みは前年割れが見込まれますが、上田市では、各種の誘客対策や市制施行80周年記念事業の開催、大手観光業者の発行する観光情報誌への広域観光情報の掲載などにより上田市への観光客は、前年に比べ、平成11年は約205万人で、微増となりました。 こうした観光客の皆さんが安心して目的地に着けるよう既に設置した上田大橋・
築地バイパス関連地点のほか、主要な地点への道路誘導標識の整備を進めていく考えです。 また、観光客にとって訪れた地での人々との交流やサービスの内容が観光地のイメージ形成や評価の大きな要素となるので、観光関係者の研修を行うなど、温かいおもてなしの心を醸成し、再度訪れてもらえる観光地づくりや、広域的な観光を視野に入れたコース、所要時間別の観光コースの策定、地元農産物を活用した食の提供と、体験観光の拠点づくりなど観光客の立場に立ったメニューづくりや条件整備を図ってまいりたいと思います。 先端繊維国際会議など、昨年大きな成果が上がったコンベンション事業につきましては、新年度も「日本野蚕学会」や「日本労働社会学会」などの学会と、スポーツでは「第12回全日本生涯野球大会」など全国規模でのコンベンションの開催を目標に進めてまいります。コンベンションは、そこに集まる人たちの交流により地域文化、スポーツなどの土壌を育て、経済波及効果も大きいため、今後さらに積極的な誘致活動を推進し、上田市での開催実績を積み上げてまいりたいと思います。 都市基盤としての情報化は高度化する一方ですが、上田市ほか3町は郵政省のテレトピア計画の地域指定を受け、以来10年余、地域が連携して情報化を進めてきています。 この間、上田市はマルチメディア情報センターを設置し、(株)上田ケーブルビジョンでは通信事業を展開し、(株)テレコム・ユーは図書館情報ネットワークや施設案内・予約システムの運用を受託するなど情報化の環境も時代とともに大きく変化しています。これら現状に合わせたテレトピア計画の一部見直し作業を行い、さきに国から承認を得たところです。これからも、真に豊かな地域の住民生活実現を目標に、テレトピア地域が一体となって地域情報化を進めてまいりますので議員各位のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 上田都市環状道路の一環として、事業が進められてきた国道18号上田坂城バイパスの上田大橋、国道143号築地バイパス、主要地方道上田丸子線築地下之郷バイパス第1期工区の3路線が、去る2月18日に、関係者多数のご参加をいただき、同時開通式を行うことができました。この事業にご協力いただきました関係する皆様に改めて御礼申し上げます。これにより、左岸と右岸の交通の円滑化が図られ、交通渋滞の緩和と地域の振興、上田市の発展に大きく寄与するものと期待しております。 これに続き、新年度には、高速交通網へのアクセスの向上、円滑な車の流動を目的とした上小30分(サンマル)交通圏計画の核となる広域道路網整備を目指して都市環状道路の未整備区間である上田バイパス第2工区、築地・下之郷バイパス第2工区、鈴子バイパスなどの建設促進を図っていく考えです。 また、区域外との交流を図るための道路整備でありますが、国道144号線上野バイパスは、去る2月1日、長野県都市計画地方審議会で変更計画が認可され、新年度から事業着手できる見込みとなりました。上田坂城バイパスの先線につきましても、現在ルート変更の手続を進めています。 なお、これに関連する「上田 道と川の駅」整備も、国が実施している千曲川堤防工事にあわせ推進してまいりたいと考えています。このほか、これらの幹線道路とともに市道など生活道路の整備促進にも努めていく方針です。 公共交通機関の利用促進等を図るため計画している、しなの鉄道の仮称国分新駅につきましては、関係する皆様のご理解とご協力により用地確保の見通しがつきましたので、駅舎等の設計を行い、早期開業ができるよう進めたいと考えております。 また、乗降客の安全性確保、上田大橋の開通に伴う地域の皆様の利便性向上を図るため、西上田駅では南北自由通路の基本設計を実施したいと思っています。 こうした都市基盤整備とあわせ、災害に強いまちづくりを目指し、阪神・淡路大震災を教訓とした地域防災計画の見直しを進めてまいりました。本計画は、防災アセスメント調査に基づいた内容の反映など、新しい計画となります。今後は、この計画に基づき防災関係機関との連携を図る中で、防災訓練などを通して防災意識の高揚を図ってまいります。 また、災害時の情報の分断を回避するため、地上系の防災行政無線のほか、県事業の通信衛星を利用した地域衛星ネットワーク事業を整備していく考えでおります。 一方、迅速、的確な災害対応を目指して上田地域広域連合でも、全署一斉指令による広域消防の機動性を発揮させる通信体制の整備事業「緊急通信指令施設」の設置を国の第2次補正予算「経済新生対策」を受け、11年度に続き事業を進めてまいります。救急・救助体制についても年々高度化する装備、業務が時代おくれにならないよう、装備の充実や医療機関等との研修、協議等を進め、安全で安心できるまちづくりを目指したいと思います。 農村を空間として見立てた新しい事業、田園空間整備事業上田青木地区は、11年度採択となり、このほど基本計画の策定を行ったところです。 塩田、川西、青木周辺地区の歴史ある街道や神社仏閣、食文化、温泉などの歴史や自然の中ではぐくまれてきた多くの地域資源を生かし、懐かしさと安らぎを感じるような整備を進めてまいります。11年度に路線決定を行った集落道路仁古田越戸線は、用地買収、浦野川橋梁下部工に着手する予定です。さらに、神科、豊殿地区の一部と真田町をエリアとした古城の里地区につきましても事業採択に向け、地域の皆様とともに具体的事業の策定を進めていきたいと思っています。 市営ふるさと農道緊急整備事業川西地区では、地権者の皆様方のご理解とご協力をいただき、浦野川橋梁永代橋が4月供用開始の運びとなりました。引き続き、新年度は、岡、下室賀地籍の工事を行うほか、岡地籍より仁古田地籍の国道143号線までの路線測量を実施したい考えです。 新世紀に向けて食糧の安定供給と農業・農村の持続的発展を目指した食料・農業・農村基本法が昨年7月に施行されました。この新たな基本法の理念に基づき消費者は「安全」と「安心」を、農業者は「自信」と「誇り」を持つことができるような施策の推進に努めてまいりたいと考えています。特に、住民参加型の農業・農村づくりを目指した農業支援センターの充実を図り、専業農家、兼業農家さらには女性農業者が希望を持って農業に取り組める環境づくりに努めてまいります。 また、転作田を活用したフラワーパーク設置事業や消費者と農家との交流や新鮮、安全な農産物の提供を促進するため、市内各所に設置された農産物直売所、果樹等のもぎ取りを中心とした観光農園、市民の皆さんに土との触れ合いを提供する市民農園の充実もあわせて進めていく考えでおります。 市民の憩いの場として親しまれている上田市農林漁業体験実習館室賀温泉ささらの湯は、オープン以来、朝ぶろを含め多くの皆様にご利用いただいているところですが、今後必要となる経費に対して事業収支の健全化を図るため、今回温泉スタンドも含めた使用料の改定をさせていただきたいと思います。改定に当たりましては、新規回数券及び通年券の発行、入り口の自動ドア化などを行い、今後も、より多くの利用者に親しまれるようサービス向上に努めてまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。 多様化する消費者ニーズに対応できる体制の確立や、農産物集出荷の集約化による流通及び販売の合理化による農家負担の軽減を目指し、農業の振興を積極的に支援、推進していくため、上田市が事業主体となって殿城地区に公設卸売市場予定地に建設を進めておりました上田市
農産物総合集出荷施設は、昨年12月末に工事が完了し、現在プラント設備稼働のための調整を行い、4月から本稼働いたします。運営については、信州うえだ農業協同組合が行っていく予定であります。 上田菅平インター周辺の物産館等地域振興施設の整備につきましては、11年度に引き続き周辺調査を進め、国道144号線の道路改良にあわせ地域の拠点としての整備を進めてまいりたいと考えています。 森林は、生活環境を守る上でも重要ですが、昨年富士山地籍に完成した森林センターを核に、木材の生産の場としての森林整備と、公益的機能を十分に発揮できる森林づくりの両面から、健全な山づくりを推進するとともに、上田市域の50%を占めるこうした森林を活用して、次世代を担う子供たちに自然体験型学習の場を提供してまいりたいと考えています。 また、森林基盤整備の一環として、平成10年から林業地域総合整備事業により建設してきました林道硯沢線は、新年度完成見込みで、地域の林業振興に大いに期待されているところです。 さて、学校教育や生涯学習への対応など教育を取り巻く課題が山積している中で不登校の児童や生徒の増加、いじめ・非行問題が深刻な状況となっています。これらの問題を解決していくためにはみずから学び、みずから考える力、生命を尊重する心、他人を思いやる心、社会性、倫理性や正義感、美しいものや自然に感動する心など豊かな人間性をはぐくむ教育「心の教育」が必要であると考えています。 また、教育環境の整備とともに各学校が一人一人の個性や能力を伸ばす創意工夫を生かした特色ある教育の展開、特色ある学校づくりを進めてまいりたいと考えております。 まず、最近増加している不登校、いじめなどに悩む子供たちに対し、その悩みや苦しみを聞いてあげたり、解決を一緒に考える相談事業について、これまで中学校に配置していた心の教室相談員を小学校にも広げるとともに学校生活相談員も増員し、体制の整備を図り、早期の課題解決を目指してまいりたいと思います。 また、特色ある教育、学校づくりでは、21世紀を担う子供たちの生きる力をはぐくむことを目指し改訂された新学習指導要領に対応するため、「特色ある学校づくり事業交付金」を創設し、財政的に学校を支援するとともに、地域の活力を生かし、地域社会との連携を深め、総合的な学習の時間の充実と特色ある学校づくりに努めてまいります。 豊かな心の成長を願って、各種スポーツ大会やホタルの飼育、炭焼き体験等を行っている「こども遊悠プラン」自然児ふるさとスポーツ事業は、大勢の子供たちが参加し、効果を上げていますので、新年度も継続してまいります。平成14年度から完全学校週5日制が、すべての小学校、中学校、高等学校等において実施されることに伴い、従来にも増して家庭教育や家庭生活の充実、地域社会における諸活動の活性化、さらに青少年が健全に育つための環境整備等が求められていますので、11年度に実施した児童・生徒に関する意識調査のダイジェスト版を作成の上教材として活用し、学校・家庭・地域の連携を図る中で、青少年の育成を図ってまいりたいと思います。 児童・生徒が快適で安全に過ごせる教育施設整備につきましては、神川小学校屋内運動場改築のほか西小学校屋内運動場の実施設計を行っていきたいと思います。学校の屋内運動場は、学校教育施設としてばかりでなく、地域に開かれた学校を目指す中で、社会体育施設としても重要な施設ですので、今後も計画的に順次改築をしてまいりたいと考えています。 城下小学校は、校舎の改築事業として、平成14年度の校舎改築完成を目指し、11年度の耐力度調査に続き、実施設計を行い、清明小学校においては、校舎の耐久性を確保し、教育内容・教育方法の変化に対応した教育環境の改善を図るため、北校舎の大規模改造の実施を考えております。 生涯学習やスポーツに親しむことは、生きがいのある人生や、心の豊かさの追求、新しい知識の習得、健康維持などの面で重要です。市民の皆様の主体的な学習意欲の高まりにこたえ、多様な学習活動の場として、公民館を中心に生涯学習活動を推進するとともに「出前ときめきのまち講座」の周知と充実に努めてまいります。 また、マレットゴルフ場、アーチェリー場の整備、市独自のスポーツ指導者養成講座を設けるなど、スポーツ活動の活性化を図ってまいりたいと思います。 豊かな文化をはぐくむ事業として、文化団体等の芸術文化活動支援のほか、新たに郷土の芸術家山本鼎をテーマとした芸術シンポジウムを主催するほか、市民の皆様からご要望の多かった文化会館の音響設備改修及び信濃国分寺史跡公園全体整備計画の検討などを進めたいと考えております。 上田市の外国人登録者数が年々増加する中で、国際交流活動はますます重要となっています。昨年、国際交流を進める団体や個人の皆様による国際交流連絡協議会が発足し、国際交流のネットワークをより強固なものにし、草の根的な国際交流を展開しようとする機運が高まっています。市としても、こうした活動を支援するとともに、情報の提供や相談体制の充実など、市民の理解と外国籍の方々の理解と交流を深めてまいりたいと思います。 海外都市との交流につきましては、中国寧波市との相互理解と交流も年々深まり、本年は友好交流都市締結から5周年を迎えますことから、代表団の相互訪問など記念事業を実施したいと考えております。 また、寧波市中学生がジュニア大使として上田を訪れ、学校訪問やホームステイの経験など、交流を深める予定です。 そのほか、市民の皆様からは、英語圏都市との相互交流を望む声もあり、平成9年に研究委員会から報告をいただいている候補都市との交流が、現実のものとなるよう前進させたいと考えています。 地方分権一括法が施行となり、これに関係する条例案を今議会に提出させていただきましたが、これからは、ますます地方の主体性、自主性が求められる時代になってまいります。これにこたえるためには、市民参加が不可欠であり、市民の皆様のさまざまな活動を通して市民と行政が一体となった市民参画型の行政が望まれます。市民参加を進める上で4月1日から始まる情報公開制度の果たす役割は、大変大きいものと考えていますので、文書管理システムを整備するなど情報公開に努力してまいります。 新世紀は、人権の世紀とも言われており、人権問題は大きな課題の1つです。上田市差別撤廃と人権擁護に関する条例の一層の推進を図り、市民のだれもが大切にされる温かいまち、だれもが笑顔で暮らせる明るいまち、上田の実現を目指してまいります。 また、男女が信頼し合いながら共同で社会参画する体制づくりも必要です。新年度は、男女共同参画担当課を新設し、昨年施行となった男女共同参画社会基本法の理念に基づきうえだ女性プランⅡに続く上田市男女共同参画行動計画の策定に取り組んでまいります。 行政サービスの取り組みの1つとして有効な、上田市公共施設案内・予約システムにつきましては、今まで以上に利用していただくため、インターネットに対応できるようシステムを改良していきたいと考えております。これにより、SARUTOBIクン街頭端末からの操作が可能になり、1台で広域市町村の行政情報、図書館情報に加え、施設予約も利用できる複合端末となり、いわゆるワンストップサービス化に一歩近づくものと期待しています。 一方、地方自治運営の基本に立ち返り、地方分権に対応した、行政改革を積極的に推進するため、市民の代表の皆さんで構成される行政改革推進委員会においてご審議いただき、新たな行政改革大綱を策定したところです。庁内におきましても、職員一人一人が行政改革の必要性を認識し、盛り込まれた項目については、各所属で数値目標を立て積極的に取り組んでまいりたいと思います。 また、行政改革推進の手段として、あるいは、環境保全の有効な手段としてISOの認証取得も含めて、ISOや目標管理などについて研究してまいります。今後とも、先例にとらわれることなく斬新な発想を持ち、民間の感覚を取り入れることにも努力しながら行政改革に対する職員の意識改革を図ってまいります。 地方分権の推進に伴い、より広域的に地域の実情に応じた創意工夫をし、総合的な行政運営をしていくことが大切であると考えています。このたび、上田地域広域連合において、第2次上小地域ふるさと市町村圏計画が策定されましたので、その他の諸計画との整合性を図りながらこれまで以上に広域的連携の推進に努めてまいります。 以上、市政運営に臨む所信の一端と、当面する課題について申し上げました。 今回、提案申し上げました議案は、条例案24件、予算案24件、事件決議案2件、報告事項3件の合計53件であります。その主なものの概要につきましては、助役から説明いたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(石川幸君) 助役。 〔助役 加藤 勝彦君登壇〕
◎助役(加藤勝彦君) 提案いたしました主な議案についてご説明申し上げます。 まず、条例案でありますが、地方分権に関係した条例として、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、地方分権一括法の施行に伴い、国、県で法律、政令等の整備が行われたものについて関係条例の所要の改正であります。このほか特別土地保有税審議会条例、上田市墓地等の経営の許可等に関する条例、上田市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例、上田市都市計画審議会条例、上田市スポーツ振興審議会条例につきまして、いずれも地方分権一括法の施行に伴い制定するものであります。 続きまして、この4月から始まります介護保険制度を円滑に運営するための条例といたしまして、上田市介護保険条例、上田市介護保険基金条例、上田市介護保険円滑導入基金条例、上田市国民健康保険税条例の一部改正、上田市国民健康保険条例の一部改正でありますが、いずれも介護保険制度実施に伴う制定及び所要の改正であります。 次に、少子化対策に関係した条例といたしまして、上田市福祉医療給付金条例の一部改正につきましては、乳幼児医療費無料化対象年齢の2歳引き上げに伴う所要の改正であります。 上田市子育て支援施設条例は、この3月に完成予定の子育て支援施設の管理運営に関する条例の制定であります。 このほか、上田市交通災害共済条例の一部改正につきましては、平成4年の改正以来据え置かれていた共済見舞金引き上げに伴う所要の改正であります。 次に、上田市敬老祝金条例の一部改正につきましては、敬老祝金を節目の年に支給するための所要の改正であります。 上田市農林漁業体験実習館条例の一部改正及び上田市室賀温泉スタンド条例の一部改正につきましては、室賀温泉ささらの湯及び温泉スタンドの使用料改正に伴う所要の改正であります。 以上、主な条例案についてご説明申し上げました。 続きまして、平成11年度補正予算についてご説明申し上げます。 まず、一般会計補正予算第8号でありますが、歳入歳出の総額に11億7,747万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を444億8,702万1,000円としたいというものであります。繰越明許費につきましては、一部年度内の完成が見込めないことから、次年度へ繰り越しをお願いするものであります。 歳入につきましては、歳出事業費の確定や収入実績、見込みなどによります調整が主なものであります。国庫支出金では、事業費の確定による調整のほか、歳出でもご説明いたしますが、介護保険導入に際して国から交付される介護保険臨時特例交付金7億182万円をあわせて計上いたしました。一般財源所要額につきましては、地方交付税を現段階で収入可能な範囲での計上であります。 また、福祉及び市制施行80周年記念事業のためにとご寄附をいただきまして予算計上させていただきました。寄附者の皆さんのご厚意に対しまして厚くお礼申し上げます。 次に、歳出につきましては、各事業の事業費の確定、最終見込み等によります調整が主なものでありますが、計上いたしました主な事業について申し上げます。 総務費におきまして、財政調整基金への積み立てを計上いたしました。中小企業融資保証基金の廃止によりまして、一般財源となります基金残高を将来の財政需要に備えて全額積み立てたいというものであります。 民生費では、国の第2次補正予算による国庫補助の見通しがつきましたことから、介護拠点施設の整備事業費を計上いたしました。 また、長寿園の移転改築計画に伴いまして、土地開発公社及び土地取得事業特別会計で先行取得いたしました用地の購入費を計上しております。新年度からの介護保険導入に際しましては、第1号被保険者の負担軽減措置として平成12年度、13年度と保険料が軽減されますが、軽減分は今年度全額国から交付され、市町村は基金を設置し、積み立て、新年度以降に財源として充てることとされています。条例案でも基金の設置を提案してありますが、歳入同額の7億円余の積み立てを計上いたしました。 次に、衛生費でありますが、利用者の増加により予算の不足が見込まれる人間ドック補助金、生ごみ堆肥化機器購入費補助金を追加計上いたしました。 農林水産業費では、東山に試験農地を求めるための用地取得費が主なものであります。 教育費につきましては、県営野球場用地の債務負担行為に基づく購入費を計上いたしました。 次に、特別会計の補正予算について申し上げます。 今回の補正は、土地取得事業特別会計など6会計の補正でありまして、補正額は総額で1億3,305万9,000円であります。会計により増額、減額がありますが、いずれも事業費の確定、収入実績、最終見込み等によります調整であります。 また、事業の一部について年度内完成が見込めないことから、市街地再開発事業特別会計、公共下水道事業特別会計の2会計において、事業の繰り越しをお願いしてあります。 企業会計でありますが、産院事業会計につきましては、収益的支出で312万8,000円、資本的支出で520万円のいずれも減額。水道事業会計については、収益的支出で1億1,547万9,000円、資本的支出で5,964万9,000円の減額であります。いずれも事業費の確定、収入実績、最終見込み等によります調整であります。 さて、平成11年度の財政運営は、景気対策としての恒久的減税や個人所得の低迷、法人の収益の低下によります市税の減収など財源の確保が困難な状況でありましたが、昨年度に続く国の経済対策による補助事業の追加や市単独事業の追加実施を含め、景気対策につきましては積極的に対応してまいりました。 また、常田新橋の開通を初め東山ふるさとの森整備事業の用地取得、ふれあい福祉センターの開館、下水道南部処理区の供用開始など大型事業も計画どおり進めることができ、市民にご利用いただいております。 一方、将来の財政負担の軽減や健全財政の維持についても十分配慮してまいりました。地域経済の自立的回復にはまだ時間がかかるものと思われ、税収の伸びに期待できない財政運営が今後も続くものと思いますが、議員各位のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 続きまして、平成12年度当初予算の概要について申し上げます。 まず、一般会計でありますが、予算の総額を401億3,583万6,000円と定めたいものであります。前年度当初予算と比較しまして7,519万6,000円、0.2%の増額であります。 歳入でありますが、市税収入は前年度当初比3.2%減の169億4,382万7,000円を計上いたしました。市民税につきましては、恒久的減税や制度改正、また個人所得の低迷などによりまして、個人市民税で3.6%、法人市民税で9.2%それぞれ前年度より減額しての計上であります。 また、これまで堅調に伸びていました固定資産税につきましても、負担調整制度の改正、評価替え、家屋の評価基準の変更がございまして、前年度比2.2%の減収と見込んでおります。 一方、郵便貯金の大量満期を迎え増額が見込めます利子割交付金につきましては、前年度比200%増の4億8,000万円を計上いたしました。恒久的減税に伴う減収分の補てん措置として平成11年度新設されました地方特例交付金につきましては、積算ルールによりまして前年度比24.4%増額の5億6,000万円を計上いたしました。 地方交付税につきましては、介護保険制度の導入に伴う所要経費の変動、補正予算債の算入方法の変更などがございますが、基準財政需要額、基準財政収入額の増減要素を加味し、収入可能な範囲での計上でございまして、前年度比15.2%増の60億5,000万円であります。 国庫補助金につきましては、介護保険導入に伴い従来の高齢者施策に対しましての国庫負担金、補助金が減額となりますが、市道、街路整備、神川小学校体育館改築事業など補助対象事業における所定の補助率の積算によりまして28億5,350万円余の計上であります。 市債につきましては、地方単独の起債事業として実施してまいりました常田新橋、東山ふるさとの森整備など事業の収束によりまして減額となっておりますが、適債事業への充当ルールに基づく計上であります。地方譲与税などその他の収入につきましては、収入可能な範囲で計上いたしました。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。総務費は37億6,845万円で、前年度比2.6%の減額であります。退職予定者の減に伴う退職手当の減額が主な要因でありますが、主な施策といたしましては、第3次上田市
総合計画後期基本計画の策定、冊子化を初め男女共同参画行動計画の策定に関する経費、ことし10月1日が調査期日となります国勢調査、友好都市提携5周年を迎えます寧波市との記念事業、通信衛星による防災行政無線の整備などであります。 また、ことし施行が予定されています衆議院議員総選挙、県知事選挙の所要経費につきましても計上いたしました。 民生費でありますが、介護保険の導入に伴いまして対象事業が特別会計へ移行しましたことから、前年度比10.6%減の79億6,326万円であります。減額となりましたが、民生費は歳出総額の19.8%を占め、構成比の最も大きな款であります。特別養護老人ホームへの措置費、老人ホームヘルパー派遣、デイサービスセンターなどが特別会計に移行いたしますが、介護保険事業特別会計への繰出金6億4,213万円余を初め、介護保険制度の円滑な導入に向けての諸施策といたしまして低所得者の利用料負担軽減対策に市単独での上乗せ、自立と判定された高齢者のデイサービスでの受け入れ、寝たきり老人等家庭介護者慰労金の充実、配食サービスの充実など現行のサービスを低下させないための施策に係る経費を計上いたしました。 また、受け入れ基盤の整備といたしまして、長寿園などの特別養護老人ホーム建設に対しての補助も計上いたしました。少子化対策といたしましては、福祉医療給付金の対象年齢を市単独で引き上げることによる所要経費、ファミリーサポートセンター、子育て支援施設の運営経費を初め
少子化対策臨時特例交付金を活用しての公立保育所の環境整備、民間保育所への助成に要する経費などが主なものでございます。 衛生費は26億3,136万4,000円でございまして、前年度比2.2%の増であります。今年度に引き続きまして、旧国立長野病院の後医療確保に対する補助金の計上、各種検診に要します経費、救急情報ネットワークシステムの運営にかかる経費、ごみ処理及び減量化、再資源化に要する経費であります。ごみの減量、再資源化について引き続き積極的に取り組むため、生ごみ堆肥化機器の購入費補助を充実させたほか、不要品をより有効に活用するためのリサイクル活動拠点施設建設についても必要経費を計上いたしました。また、ダイオキシン類や騒音の環境調査についても所要額を計上いたしております。 労働費につきましては、2億4,230万1,000円の計上であります。 次に、農林水産業費でありますが、前年度比14.0%の減の26億2,667万8,000円であります。平成8年度から計画的に買い取りを行ってまいりました東山ふるさとの森整備事業にかかわる用地取得の完了が主な減額要因であります。主な施策といたしましては、農業関係では新たに創設されます中山間地域等直接支払い交付金初め農地保全対策事業を含む土地改良事業、農業振興の諸施策、市単ふるさと農道整備事業など、林業関係では松くい虫防除対策事業、林道硯沢線の整備を行う林業地域総合整備事業、林道沢山線、飯縄山線の舗装などであります。 続きまして、商工費でありますが、前年度比3.6%増の36億3,969万4,000円の計上であります。中小企業の経営安定を図るため、制度資金の融資枠を増額したほか、ISO審査登録に対する支援、原町の電線共同溝事業に伴います歩道等のグレードアップに要する経費、海野町商店街が行うアーケード設置に対する補助金の計上などが主なものであります。 土木費でありますが、大型事業でありました常田新橋架橋事業は完了いたしましたが、ほぼ前年度並みの71億6,460万8,000円の計上であります。継続事業として実施しています都市計画街路3路線の整備事業、上田城跡公園整備、馬場町地区の
優良建築物等整備事業に対する補助金、内堀団地建設事業、川辺町国分線初めとする市道の新設改良事業、交通安全施設整備事業、河川用悪水路整備事業などの計上でありまして、各地区の要望にこたえる生活関連道路整備、都市基盤整備には今後も鋭意取り組んでまいりたいと考えております。新規事業といたしましては、上田駅温泉口駐車場の整備事業を計上いたしましたほか、市道トンネルの構造調査、西上田駅南北自由通路、国分新駅の設計費などが主なものであります。 消防費は10億5,203万9,000円、前年度比4.6%の増であります。常備消防の経費としての上田地域広域連合に対する負担金のほか、川西地区防災センターの建設事業、分団の小型動力ポンプ軽積載車の購入、40トン級防火水槽の建設費などであります。 次に、教育費でありますが、前年度比19.7%増額の43億2,898万4,000円であります。義務教育関係では、神川小学校屋内運動場の改築、清明小学校北校舎の大規模改造を行うほか、城下小学校全面改築事業及び西小学校の屋内運動場改築事業の設計に着手いたします。近年教育現場の大きな問題となっております不登校を初め、児童生徒の心の問題に対処するため、中学校に加え小学校にも児童の相談を行えるよう市単独による心の教室相談員を配置する経費を計上いたしました。その他、小学校の公共下水道接続工事などに要する経費であります。 社会教育関係では、市民の森スケート場の改修を引き続き進めるほか、アーチェリー場及びマレットゴルフ場の整備事業費などを計上いたしました。そのほか、文化会館ホール音響設備の改修、上田市誌の刊行、編さんに要する経費、各種開発事業に伴う埋蔵文化財発掘調査事業、市独自の企画運営による文化自主事業などが主なものであります。 公債費でありますが、前年度比12.0%増の63億5,618万8,000円であります。過去に発行した市債の元利償還額の増加によるものでありますが、健全財政の維持のため、市債の一部についての繰上償還を計上いたしました。 続きまして、特別会計について申し上げます。 条例案にもありますが、介護保険事業特別会計を新年度から設置いたしまして、全部で12会計となります。特別会計全体での総額は358億6,268万3,000円、前年度比11.0%の増額であります。主な特別会計の概要について申し上げますと、交通災害共済事業特別会計では、交通災害見舞金の引き上げを条例案で提案してありますが、その所要額、そのほか今年度補正予算で実施いたしておりますチャイルドシート購入費補助金などを計上いたしまして、前年度比23.1%の増額であります。 老人保健事業特別会計につきましては、介護保険事業への移行もありまして、減額となる部分もありますが、医療費の自然増が大きく、前年度比3.8%の増額の113億2,129万3,000円であります。 新設いたします介護保険事業特別会計は、39億5,729万9,000円の予算を計上いたしました。介護サービスにかかわる保険給付費36億2,544万円余のほか、県が設置いたします財政安定化基金への拠出金、介護保険基金への積立金、趣旨普及費、要介護認定業務を行います広域連合への負担金などを計上いたしました。補正予算でもご説明いたしましたように、平成12年度、13年度は第1号被保険者の保険料減免措置がありますが、これによる保険料の減収分につきましては介護保険円滑導入基金からの繰り入れをもって財源といたします。 市街地再開発事業特別会計につきましては、駅前広場等の整備に要する経費、再開発ビルの管理処分計画作成、実施設計に要する経費の計上であります。地区外転出者にかかわる用地取得、補償対応の進捗により、前年度比51.0%の減額となっております。 公共下水道事業特別会計につきましては78億31万円の計上でありまして、前年度比は6.7%の減であります。上田処理場の汚泥処理棟の設計、南部処理場の水処理第2系列建設費を計上したほか、公共下水道、特定環境公共下水道の各処理区の管渠工事費、維持補修費、処理場の運転管理経費などであります。 農業集落排水事業特別会計は33億5,326万2,000円、前年度比7.3%の減であります。殿城処理区の処理施設用地取得を計上したほか、室賀処理区など7処理区の工事費、各処理施設の運転経費などであります。 企業会計について申し上げます。産院事業会計につきましては、収益的支出で前年度ほぼ同額の2億9,516万9,000円、資本的支出は前年度比85.5%減の123万5,000円であります。 水道事業会計につきましては、収益的支出で前年度比3.1%減の22億6,674万4,000円、資本的支出は前年度比24.8%減の17億1,471万1,000円であります。関連事業の減少に伴う建設改良費の減額が主な要因であります。 続きまして、事件決議案でありますが、上田市土地改良事業の施行につきましては、基盤整備事業福田用水の施行であります。 次に、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する変更基本協定の締結につきましては、南部終末処理場の基本協定金額等の変更であります。 最後に、報告案件についてご説明申し上げます。 報告第1号、第2号及び第3号につきましては、いずれも専決処分いたしました補正予算であります。一般会計補正予算第7号、公共下水道事業特別会計補正予算第5号とともに経済新生対策によります国の第2次補正予算に伴う補助事業の内示を受けた事業の追加計上であります。また、農業集落排水事業特別会計補正予算第3号は、国庫債務負担行為の内示により上田市としても債務負担行為の設定を行うための補正であります。いずれも景気対策の趣旨に沿い早期発注による景気回復への効果を期待し、去る1月12日に専決処分いたしたものであります。 以上、今回提案いたしました条例案、予算案、事件決議案、報告事項の概略を申し上げました。 各提出案件の内容につきましては、それぞれ担当者から説明いたしますので、よろしくご審議の上適切なご議決を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。
○議長(石川幸君) ここで15分間休憩いたします。 午前 10時47分 休憩 午前11時 1分 再開
○議長(石川幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第3 議案第1号~第50号及び報告第1号~第3号
○議長(石川幸君) 次に、日程第3、議案第1号から第50号及び報告第1号から第3号まで53件一括議題といたします。 担当者から順次説明を求めます。政策推進部長。 〔政策推進部長 寺沢 勝一君登壇〕
◎政策推進部長(寺沢勝一君) 議案集の1ページをお願いをいたします。議案第1号、一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例中一部改正についてご説明申し上げます。 この条例は、一般職の職員の給与に関する条例第21条の規定により、職員の特殊勤務手当に関し必要な事項を定めたものであります。特殊勤務手当は、著しく危険、不快、不健康、困難な勤務、その他著しく特殊な勤務に従事する職員で、給与上特別の考慮を必要とすると認められる者にその勤務の特殊性に応じて支給するものであります。この特殊勤務手当につきましては、平成5年以降改定がなかったものでありますが、上田市行政改革大綱の中でその見直しがうたわれており、県内他市の状況、支給実績、業務実態の変化、給与改定の状況等を考慮いたしまして改定を行うものであります。 2ページをお願いをいたします。別表を次のように改めるというものでございます。なお、お手元に条例改正案参考資料を申し上げてございます。その1ページ、2ページもあわせてごらんをいただきたいと存じます。 特殊勤務手当の種類を現行27種類から、廃止統合により16種類にいたしたいというものであります。廃止する特殊勤務手当は、有線放送施設保守従事手当など6種類であります。また、単価の改定は、じんかい処理作業従事手当等6種類で、改定率が6.92%の引き上げ等となっております。 それでは、別表の主なものの概要を申し上げますが、まず市税等事務従事手当の中の下の項でございますが、市税外収入金の徴収事務のために1日3時間以上庁外勤務した職員に新たに手当を支給するというものでございます。 それから、じんかい処理作業等従事手当の中に、死獣の収集業務に従事した職員ということでございますが、これも新たに設けた手当でございます。 次に、保健衛生業務従事手当というのがございますが、これは幾つかの手当を統合したものでございまして、感染症防疫作業従事手当、保健指導従事手当、家畜防疫作業従事手当を統合いたしまして保健衛生業務従事手当にいたしたものでございます。 次に、3ページをお願いをいたします。特殊現場作業従事手当、これも旧の山林業務従事手当、道路境界実施検査従事手当、建設技術者手当、建設作業従事手当を統合をいたしたものでございます。なお、この項の中で新たに重大な災害が発生した現場または重大な災害が発生する危険性の高い現場での作業に従事した職員につきまして、新たに手当を支給するものでございます。 次に、4ページをお願いをいたします。附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するというものでございます。 次に、5ページの議案第2号についてご説明申し上げます。上田市組織条例中一部改正についてご説明を申し上げます。 上田市行政改革大綱に基づき組織の見直しを行うものであります。第1条並びに第2条第1号中の「政策推進部」を「総務部」に改めたいというものでございます。また、総合調整参事の廃止による文書事務の整理でございます。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するというものであります。 次に、6ページをお願いをいたします。議案第3号、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定についてご説明申し上げます。 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律、いわゆる地方分権一括法が昨年7月16日に公布をされ、平成12年4月1日から施行することに伴い、関係する49条例中所要の改正を行うものであります。内訳といたしまして、市民に義務を課し権利を制限する事務の条例化が35条例、2つ目といたしまして、機関委任事務制度の廃止等に伴う条例の整理が3条例、3つ目といたしまして、地方自治法の過料の規定が改正されたことに伴う改正が8条例、4つ目といたしまして、附属機関が必置から任意設置になったことに伴う改正など3条例であります。 主なものの概要を申し上げます。まず、第1条の上田市マルチメディア情報センター条例の一部改正でありますが、原状回復の義務と損害賠償の義務の規定を追加するものであります。 先ほど申し上げましたが、条例改正案参考資料の3ページをごらんをいただきたいと存じます。今回地方自治法第14条第2項が改定され、市民に義務を課し、または権利を制限する事務について条例で規定することになりました。これに伴いまして、現在規則に委任しております公の施設の使用の許可、許可の取り消し、原状の回復の義務、損害賠償の義務等の行為について条例化するとともに、公の施設の設置条例の構成を統一化するということであります。これにかかわる該当条例は、この上田市マルチメディア情報センター条例ほか公の施設の設置条例34条例であります。 次に、第2条の上田市行政手続条例の一部改正でありますが、第2条は用語の意義を規定したものでありまして、1号の条例等の意義の中に知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例等を追加するものであります。また、18条は民法の改正に伴う改正であります。 次、7ページをお願いをいたします。第3条、上田市手数料条例の一部改正でございますが、第5条は手数料の徴収であります。第6条に次の2号を加える規定でありますが、機関委任事務の廃止等に伴い戸籍事務及び屋外広告物事務の手数料の一部減免事由を新たに規定をするものであります。第8条でありますが、地方自治法の過料の規定が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、別表の改正でありますが、機関委任事務の廃止及び県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例制定に伴い、条例化するものであります。 7ページの中ほどでございますが、別表の14、計量法に関する事務がございますが、これは計量法関係手数料令、いわゆる政令でございますが、それが条例で規定をするというものでございます。金額の改定をしてございますが、平均改定率は9.6%の引き上げとなっております。 次に、8ページをお願いをいたします。15の屋外広告物条例に関する事務でありますが、これは現在上田市手数料規則に定められておりますものを今回条例に規定をするというものでございます。金額は手数料規則と同額でございます。改定はございません。 次に、9ページをお願いをいたします。10、11でございますが、租税特別措置法の優良住宅造成認定の申請と11の租税特別措置法優良住宅新築認定の申請、これはいずれも現在の上田市手数料規則に定められておるものでございまして、条例化をするというものでございます。ここは、金額の改定をいたしてございまして、平均改定率4.9%の引き上げでございます。 次に、10ページをお願いをいたします。10ページの上の方でございますが、3、戸籍法に関する事務がございます。これは、戸籍手数料令、いわゆる政令に定められておったものを今回条例化するものでございます。なお、平成12年1月21日に公布をされました地方公共団体の手数料の標準に関する政令に準じて、同額でここに規定をさせていただいてございます。 次、11ページでありますが、第4条、上田市収入証紙条例の一部改正でありますが、建築確認に関する手数料は収入証紙によっておるわけでございますが、機関委任事務の廃止に伴いまして建築確認等にかかわります事務の手数料を条例化したことによりまして、条文の整理をしたものでございます。 それから、5条の上田市防災会議条例の一部改正でございますが、防災会議と水防会議を統合いたしまして、水防計画を防災会議で審議するために所掌事務として加えたものであります。 次に、6条につきましては過料の一部改正、7条は権利義務関係の改正であります。以下、特段のもののみご説明をいたします。 13ページをお願いをいたします。13ページの下の方に、第10条、児童福祉施設条例の一部改正がございます。 14ページをお開きをいただきたいと思います。上田市の母子寮の管理を社会福祉法人上田明照会に委託するというものであります。4条以下につきましては、権利義務関係の改定であります。 15ページをお願いをいたします。第11条の上田市相染閣条例の一部改正から36ページの第49条、体育施設条例の一部改正まで、その内容は過料の一部改正、権利義務関係の改正が主でございます。説明は省略をさせていただきます。 38ページをお開きをいただきたいと思います。附則でございますが、第1項は施行期日を定めたものであります。この条例は、平成12年4月1日から施行するというものであります。 第2項の上田市戸籍記載事項証明手数料の無料取扱いに関する条例は、機関委任事務が廃止されたことに伴い、本則第3条の上田市手数料条例の一部改正で先ほどご説明をいたしたところでございますが、同条例の第6条に免除規定を新たに加えたことによりまして、この条例を廃止するものであります。それから、2号の上田市水防会議条例は、水防協議会が必置から任意設置の機関になったことに伴いまして、防災会議と統合するため廃止をするものであります。 附則第3項、4項、5項は経過措置を定めたものであります。第6項は特別職の職員等の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正でありますが、別表第4中「水防協議会の委員」の項を削るというものであります。 次に、39ページをお願いをいたします。議案第4号、上田市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例中一部改正についてご説明申し上げます。 第5条第1項は延滞金にかかわる規定でありまして、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴いまして、公定歩合の基準日につきまして平成11年11月30日を各年の前年の11月30日に改めたい等であります。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するというものであります。 次に、40ページをお願いをいたします。議案第5号、上田市個人情報保護条例等中一部改正についてご説明申し上げます。 改正の趣旨でありますが、禁治産及び準禁治産の制度を後見及び保佐の制度に改め、新たに軽度の精神上の障害がある者を対象とする補助の制度を創設する民法の一部を改正する法律が昨年の12月8日に公布をされまして、平成12年4月1日から施行することに伴います関係する条例中所要の改正を行うものであります。 第1条の上田市個人情報保護条例、第2条の上田市印鑑登録及び証明に関する条例、第3条の上田都市計画事業上田駅お城口地区第2種市街地再開発事業に関する条例、第4条、上田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例中「禁治産者」を「成年被後見人」に、また「準禁治産者」を「被保佐人」に改めるというものであります。 附則でありますが、第1項、施行期日は、この条例は平成12年4月1日から施行するというものであります。第2項は、経過措置を規定したものであります。 以上、議案第1号から第5号まで5件一括してご説明を申し上げました。よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) 財政部長。 〔財政部長 荒井 鉄雄君登壇〕
◎財政部長(荒井鉄雄君) 議案集の42ページをお願いいたします。議案第6号、特別会計条例中一部改正について申し上げます。 まず、提案の趣旨でございますが、特別会計条例中にあります地域振興券交付事業特別会計を廃止いたしまして、新たに介護保険事業特別会計を設置するにつき、所要の改正をお願いするものでございます。地域振興券交付事業特別会計の廃止につきましては、平成10年度国の緊急経済対策の一環といたしまして地域振興券の交付にかかわる一連の事務を特別会計で対応してまいりましたが、事業者の換金期間が終了し、その目的が達成されましたことから、廃止するものでございます。 次に、介護保険事業特別会計の設置につきましては、平成12年4月1日に施行されます介護保険法の第3条の規定によりまして、介護保険事業の円滑な運営とその経理の適正を図るために特別会計を設置してまいるものでございます。 条文にまいりまして、第1条の表中の改正につきましては、ただいまの趣旨に沿いまして、条文の整備をいたしたものでございます。 附則にまいりまして、第1項は、この条例は平成12年4月1日から施行するというものでございます。第2項は、概算交付を受けました地域振興券の精算事務の経過措置を定めたものでございます。 次に、43ページをお願いします。議案第7号、上田市特別土地保有税審議会条例制定についてご説明申し上げます。 まず、提案の趣旨でありますが、地方分権推進一括法が平成12年4月1日から施行されるに当たりまして、その見直しの中で1項目といたしまして、審議会等の必置規制等の見直しが行われまして、附属機関に関する条例の取り扱いにつきましては地方自治法を根拠とするのではなく、それぞれの法律の引用条項を設置根拠とするよう基本的な考え方が示されましたことから、特別土地保有税審議会につきましても附属機関に関する条例から切り離しまして、地方税法に設置根拠を置くことを明文化した単独の条例を設置してまいるものでございます。 第1条で、この条例は、地方税法第603条の3第3項の規定により、上田市特別土地保有税審議会の組織及び運営に関し必要な事項を定めるものであります。 第2条の組織から第7条の補則までは、切り離す前の附属機関に関する条例の規定の内容を基本にいたしまして、明文化いたしたものでございます。 附則にまいりまして、44ページの一番上でございますが、この条例は平成12年4月1日から施行するというものでございます。第2項は、附属機関に関する条例中上田市特別土地保有税審議会を規定いたしました別表の関係部分を削除するというものでございます。 以上、議案第6号、第7号についてご説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 市民生活部長。 〔市民生活部長 藤城 孝君登壇〕
◎市民生活部長(藤城孝君) それでは、議案集の46ページをお願いいたします。議案第8号、上田市交通災害共済条例中一部改正についてご説明申し上げます。 提案の趣旨でございますけれども、交通共済見舞金のうち前回平成4年に改正をしなかった見舞金の額が現状に合わなくなっているということから、今回見舞金の額の見直しをしたいということで改正をお願いするものでございます。 改正の内容でございますけれども、第7条2項につきましては、身障見舞金の額を定めておるわけでございまして、その額を改正したいということでございまして、「20万円」を「30万円」に改めたいということでございます。 被害区分により共済見舞金の額を定めております別表中改正したいということでございまして、まず被害が全治2カ月以上のとき、これを5万円から6万円に変えたいということでございます。次に、全治1カ月以上のとき、3万5,000円を5万円に、全治3週間以上のとき、2万円を3万5,000円に、全治1週間以上のときが1万円を2万円に、そして全治1週間未満のときは6,000円を1万5,000円に改めたいというものでございます。 附則でございますけれども、この条例は平成12年4月1日から施行するということでございます。2項といたしまして、改正後のこの条例及び別表の規定でございますけれども、平成12年4月1日以降に発生した交通事故に係るものに適用するというものでございます。 次に、47ページをお願いいたします。議案第9号、上田市墓地等の経営の許可等に関する条例制定についてご説明を申し上げます。 制定の理由でございますけれども、現在長野県規則により市長に委任されている墓地、埋葬等に関する法律に規定する事務につきまして、県条例、知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例が平成11年12月に公布されまして、4月1日から施行されることに伴い、その事務が上田市に移譲されることから、新たに条例を制定するというものでございます。 内容でございますけれども、第1条の趣旨でございますが、墓地、納骨堂または火葬場の経営の許可の基準その他墓地等の経営について必要な事項を定めるというものでございます。 第2条から第4条でございますけれども、これは墓地等の経営の許可、変更の許可、廃止の許可等の申請書と添付書類についての規定でございます。 次に、49ページをお願いいたします。第5条から第6条でございますけれども、これは墓地の、そして第7条から第8条につきましては納骨堂の、それぞれの設置場所とその施設基準について規定してございます。 50ページをお願いいたします。第9条から第10条につきましては、火葬場の設置場所とその施設基準を規定しているものでございます。 51ページをお願いいたします。附則でございますけれども、施行期日でございますけれども、この条例は平成12年4月1日から施行するというものでございます。2項、3項は経過措置を規定しているものでございます。 52ページをお願いいたします。議案第10号、上田市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例制定についてご説明を申し上げます。 制定の理由でございますけれども、これまで放置自動車につきましては、上田市放置自動車等処理要綱の定めるところによりまして処理をしてまいりましたが、地方分権一括法の施行に伴い、規則で規定することができなくなりまして、私人の自由と財産を侵害する規制行政については法律または条例で定めることとされたことに伴いまして、今回要綱を廃止し、新たに条例を制定するというものでございます。 条例の内容でございますけれども、第1条、目的でございます。この条例は、放置自動車等の発生の防止により、地域の景観の保持と公共の場所等の機能の保全を図り、市民の快適な生活環境の維持及び向上に資するということを目的としてございます。 2条は用語の意義でございまして、第3条から第5条につきましては、新たに市、事業者、市民の責務を規定したものでございます。 53ページをお願いいたします。第6条は放置の禁止を、第7条は通報ということについて新たに規定したものでございます。 第8条から第10条につきましては、放置自動車の調査、警告、撤去勧告についての規定でございます。 第11条から第12条につきましては、所有者が確認できなかったときの一般廃棄物としての認定と処分について規定してございます。 54ページをお願いいたします。第13条は所有者が判明しなかったときの費用の請求、14条から15条につきましては、公共の場所等以外、また関係機関との協力についての規定でございます。 附則でございますが、この条例は平成12年4月1日から施行するというものでございます。 以上、議案第8号、第9号及び第10号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 健康福祉部長。 〔健康福祉部長 前沢 憲一君登壇〕
◎健康福祉部長(前沢憲一君) 同じ議案集の55ページをお願いいたします。議案第11号、上田市敬老祝金条例中一部改正についてご説明いたします。 提案の趣旨でございますが、敬老祝金は75歳以上の高齢者の皆さんに対しまして敬老の意を表し、その長寿を祝福する目的で支給されております。平均寿命の延びや高齢化の進展などに伴います高齢者の状況等の多様化や介護保険制度導入など高齢者福祉施策の大きな変革に合わせまして敬老祝金支給事業と各種高齢者福祉サービスを総合的に見直しまして、所要の改正をしたいというものでございます。 改正の内容でございますが、お手元の条例改正案参考資料の10ページを参考にごらんいただきたいと思います。 第2条第1項は、受給者の資格を定めた規定でございまして、現行の75歳以上の者を喜寿、米寿、白寿などの節目の年齢であります77歳、80歳、90歳、99歳に達する者、それから99歳を超えている者、この方たちに支給したいというものでございます。 第3条は、祝金の年額を定める規定でございまして、それぞれの年齢の区分に応じまして各号に定める額といたしたいというものでございます。 第3条第2項中の改正以下は、条文の整備をしたものでございます。 附則におきまして、この条例は平成12年4月1日から施行したいと。2項は経過措置といたしまして、平成12年中に75歳に達する者に対しまして支給する祝金の年額は、従前の例によることといたしまして、2,000円を支給したいというものでございます。 議案第11号につきましては、以上でございます。 56ページをお願いいたします。議案第12号、上田市介護保険条例制定についてご説明いたします。 提案の趣旨でございますが、介護保険法が平成12年4月1日から施行されることに伴いまして、介護保険の円滑な実施を図るため、介護保険法の規定により市町村が条例で定めることとされております事項につきまして、上田市として必要な事項を定めるために新たに条例を制定したいというものであります。 条例の主な内容でございますが、第2条は保険料率を定めるものでございまして、平成12年度から平成14年度までの各年度における65歳以上第1号被保険者の保険料率を上田市の保険料基準額月2,356円をもとにして所得区分に応じ5段階といたしまして、それぞれ各号の額に定めたいというものでございます。 次の第3条は、普通徴収に係る保険料の納期を定めるものでございまして、国保税の納期と同様に、7月の第1期から3月の第9期まで年間9期としたいというものでございます。 57ページをお願いいたします。第4条では、保険料の賦課期日は4月1日ですが、この賦課期日後に第1号被保険者の資格を取得した場合あるいは資格を喪失した場合における保険料の額の算定につきまして、月割りで行うこと等を規定するものでございます。 第5条は、保険料の額の通知についての規定でございます。 次の第6条は、保険料の徴収猶予についての規定でございまして、災害により財産に著しい損害を受けたあるいは死亡、病気、事業の休廃止、失業等により収入が著しく減少したときなど、4つの要件に該当する場合には、申請によって6カ月以内の期間を限って徴収猶予することができるというものでございます。 次のページ、58ページをお願いいたします。中段の第7条は、保険料の減免について規定するものでございまして、徴収猶予の場合と同様、4つの要件に該当する場合には保険料を減免することができるというものであります。 第2項は、減免を受ける場合の手続を定めたものでございます。 次の59ページをお願いいたします。第9条から第14条までは、介護保険制度に被保険者や事業者等の意向を反映できるように、介護保険運営協議会を設置することについての規定でございます。 次のページをお願いいたします。第15条から第19条は、罰則に関する規定でございまして、法に定める届け出をしなかったり、被保険者証を提出しないなどの義務違反等に対する罰則といたしまして、過料を科するというものなどでございます。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行したいというものでございます。 附則の第2条は、平成12年度及び13年度における保険料率の特例を定めるものでございまして、これは第1号被保険者の保険料につきまして、国の特別対策により平成12年度の前半の6カ月は保険料を徴収しないこと、また12年度の後半の6カ月と13年度の前半の6カ月の1年間については、保険料を2分の1に軽減されるということでございまして、上田市としてもこれに沿って実施をいたしますので、保険料率の特例を定めるというものでございます。 第1項は、平成12年度の保険料をそれぞれ通常の4分の1に設定するものでございます。第2項では、平成13年度の保険料をそれぞれ通常の4分の3に設定したいというものでございます。 第3条は、ただいまの保険料の特例措置に伴いまして、平成12年度、13年度における納期等の特例を定めるものでございます。 一番下の第4条、それから次のページの第5条につきましては、先ほどの保険料の特例措置に伴いまして、平成12年度、13年度において賦課期日後に資格取得あるいは喪失等があった場合の特例といたしまして、保険料の額の月割り計算の方法を定めるものでございます。 次に、63ページをお願いいたします。中段の第6条及び第7条は、他の条例の改正でございまして、第6条では特別職の職員等の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正で、新たに設置されます介護保険運営協議会の委員の報酬を定めたいというものでございます。第7条は、老人福祉施設条例の一部改正で、デイサービスセンターの事業業務が介護保険の通所介護サービスに移行することに伴いまして、利用料や使用者の範囲等について所要の改正を行いたいというものでございます。 議案第12号につきましては、以上でございます。 66ページをお願いいたします。議案第13号、上田市介護保険基金条例制定についてご説明申し上げます。 提案の趣旨でございますが、介護保険制度は3年間の事業運営期間ごとに計画されまして、65歳以上の第1号被保険者の保険料も3年間の運営を見込んで設定されております。このため、第1号被保険者の保険料につきましては、事業運営期間の初年度には余剰が生じ、3年目は不足になるという見込みでございます。このため、この余剰金を3年目の介護給付費として支出することにより、適切な管理と確実な資金運用を図るために新たに基金を設置したいというものでございます。 条例の内容ですが、第1条では設置について規定をしております。上田市介護保険事業の財政の健全な運営を図るために上田市介護保険基金を設置するというものでございます。 第4条は、基金の運用から生じます収益は、上田市介護保険事業特別会計歳入歳出予算に計上して、この基金に編入するというものでございます。 第6条は、処分について規定したものでございまして、この基金は介護保険の保険給付費等が不足する場合の補てん財源に充てるとき、また介護保険事業の運営上市長が必要と認めたときに限って処分できるというものでございます。 附則におきまして、この条例は平成12年4月1日から施行したいというものでございます。 なお、平成12年度のこの基金への積み立て予定額は、約8,200万円をお願いしてございます。 議案第13号につきましては、以上でございます。 次は、67ページをお願いいたします。議案第14号、上田市介護保険円滑導入基金条例制定につきましてご説明申し上げます。 提案の趣旨でございますが、介護保険法を円滑に実施するための国の特別対策によりまして、市町村が保険料を軽減する場合の財源として臨時特例交付金が交付されることになっております。これに伴いまして、上田市としても国の特別対策に沿って第1号被保険者の保険料を法施行後6カ月は徴収しない、その後1年間は2分の1に軽減することとしまして臨時特例交付金を受け入れ、これを適正に管理運営するため、新たに基金を設置したいというものでございます。 条例の内容でございますが、第1条は設置についての規定でございまして、介護保険法の円滑な実施を図るため、上田市介護保険円滑導入基金を設置したいというものでございます。 第4条は、基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上して、基金に編入するというものでございます。 第6条は、基金の処分についての規定でございまして、第1号被保険者の介護保険料を軽減するための財源に充てるとき、それから介護保険に係る広報啓発、備品購入などや準備経費等の財源に充てるときに限ってこの基金を処分できるというものでございます。 附則におきまして、この条例は公布の日から施行したいと。 次のページの第2項におきまして、この条例は平成15年3月31日限り、その効力を失うというものでございます。 なお、この基金への積み立て予定額であります臨時特例交付金につきましては、平成12年度分から平成14年度分合わせて約7億円を見込んでおります。 議案第14号につきましては、以上でございます。 次の69ページをお願いいたします。議案第15号、上田市福祉医療費給付金条例中一部改正についてご説明申し上げます。 提案の趣旨でございますが、少子化対策、子育て支援策の一環といたしまして乳幼児医療費の給付対象年齢を引き上げ、保護者の経済的負担を軽減して、安心して子育てができる環境づくりと健康増進、福祉の向上を図るために所要の改正をしたいというものでございます。 改正の内容でございますが、第1条中の改正は、県の独り暮らしの女子の福祉医療費の経過措置が終了したことに伴いまして、所要の改正をするものでございます。 それから、第3条は、乳幼児医療費の支給対象者の改正ですが、お手元の条例改正案参考資料11ページを参考にごらんいただきたいと思います。現行3歳未満の児童の医療費は無料、それから3歳児については市単独事業として10日以上の入院は無料、それ以外の医療費は所得制限つきで無料となっております。今回の改正で現行の3歳児と同様の内容で支給対象者を5歳児まで拡大したいというものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行したいというもの、第2項では経過措置を定めたものでございます。 議案第15号につきましては、以上でございます。 次の70ページをお願いいたします。議案第16号、上田市子育て支援施設条例制定についてご説明申し上げます。 提案の趣旨でございますが、少子化対策、子育て支援策の一環といたしまして病気回復期の児童の一時預かり、それから出産直後の母子の育児支援のため、子育て支援施設を設置して保護者等の子育てと就労の両立支援を図ってまいりたいというものでございます。 条例の内容でございますが、第2条は設置の規定でございまして、上田市子育て支援施設を産院、乳児院の敷地内の上田市常磐城5丁目6番39号に設置したいというものでございます。 第3条は、使用者の範囲を規定したものでございまして、病後児一時預かり室は第1号から第5号に該当する乳幼児が、また出産育児支援室は本人またはその家族が市内に居住している出産直後の母親及びその子が使用できるというものでございます。 次の71ページをお願いいたします。第6条は、使用料についての規定でございまして、使用料は72ページの別表のとおり出産育児支援室が1日当たり3,000円、病後児一時預かり室は無料としたいというものでございます。 第9条は原状回復の義務について、第10条は損害賠償の義務について規定をしたものでございます。 附則におきまして、この条例は平成12年4月1日から施行したいというものでございます。 なお、この子育て支援施設は、国の
少子化対策臨時特例交付金を活用いたしまして、建設しているものでございます。木造2階建て、延べ床面積約174平方メートル、総事業費は約4,000万円でございます。 議案第16号につきましては、以上でございます。 続いて73ページをお願いいたします。議案第17号、上田市国民健康保険税条例中一部改正についてご説明いたします。 提案の趣旨でございますが、介護保険法及び介護保険法施行法が平成12年4月1日から施行されることによりまして、地方税法が改正されております。これに伴いまして、この条例中の関係部分について所要の改正をしたいというものでございます。 改正の内容でございますが、お手元の条例改正案参考資料の12ページから16ページを参考にごらんいただきたいと思います。 まず、第3条は、国民健康保険税の課税額を定めた規定でございますが、この改正は現行の医療分の課税額を基礎課税額とし、国民健康保険に加入する介護保険第2号被保険者については新たに介護保険料相当分を介護納付金課税額として両方を合算した額を国民健康保険税の課税額としたいというものでございます。 第3条の第2項は基礎課税額、それから第3項は介護納付金課税額の算定について定めたものでございまして、それぞれ所得割額、資産割額、被保険者均等割額及び世帯別平等割額を計算いたしまして、これらを合算するというものでございます。 次の74ページをお願いいたします。第10条中の改正は、保険税の減額規定でございまして、低所得者対策として介護納付金課税額についても医療分と同様に減額規定を設けたいというものでございます。第1号では、6割軽減の場合の軽減する額を定めてございます。それから、その下の第2号では、4割軽減の場合の軽減する額をそれぞれ定めたものでございます。 次のページをお願いいたします。中段の第8条から第11条までは、介護納付金課税被保険者にかかる税率、税額を定めたものでございまして、第8条では所得割額の税率を100分の0.9に、第9条では資産割額の税率を100分の2に、第10条では被保険者均等割額を1人について3,500円に、第11条では世帯別平等割額を1世帯について4,000円とそれぞれ定めるものでございます。 附則でございますが、この条例は平成12年4月1日から施行したいというものでございます。 議案第17号につきましては、以上でございます。 次のページ、76ページをお願いいたします。議案第18号、上田市国民健康保険条例中一部改正についてご説明を申し上げます。 提案の趣旨でございますが、介護保険法及び介護保険法施行法が平成12年4月1日から施行されることに伴いまして、国民健康保険法が改正されたことから、これに関係する部分につきまして条例中所要の改正をしたいというものでございます。 改正の内容ですが、第4条を削る改正は、国民健康保険の適用除外の要件から日本国籍を有しない者が削られたことに伴いまして、第4条を削るというものでございます。 第12条中及び第13条中の改正は、罰則についての改正で、国民健康保険の被保険者資格に関する届け出義務違反、虚偽の届け出あるいは被保険者証の返還拒否などがあった場合の過料の上限額を介護保険条例に合わせまして2万円から10万円に改めたいというものでございます。 附則におきまして、この条例は平成12年4月1日から施行したい。2項においては、罰則についての経過措置を定めたものでございます。 議案第18号につきましては、以上でございます。 以上、議案第11号から議案第18号まで8件一括ご説明申し上げましたが、よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) ここで午後1時まで休憩といたします。 午後 0時 休憩 午後 1時 6分 再開
○議長(石川幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 商工観光部長。 〔商工観光部長 須藤 清彬君登壇〕
◎商工観光部長(須藤清彬君) 議案集の77ページをお願いいたします。議案第19号、上田市中小企業融資保証基金条例廃止についてご説明申し上げます。 提案の理由でございますが、本条例は昭和40年に中小企業者への融資を保証し、中小企業の振興発展を図ることを目的として設置された条例でございますけれども、近年は中小企業への融資の原資としましての預託金、これは予算上では貸付金でございますけれども、需要に十分見合う程度に予算化することができておりますことから、本条例を廃止したいというものでございます。 次に、附則でありますけれども、平成12年4月1日から施行したいというものでございます。 以上、議案第19号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 農政部長。 〔農政部長 小林 隆利君登壇〕
◎農政部長(小林隆利君) 議案集の78ページをお願いいたします。上田市農林漁業体験実習館条例中一部改正についてということで、ご説明を申し上げます。議案第20号でございます。 上田市農林漁業体験実習館室賀温泉ささらの湯の使用料改定をお願いするものであります。ささらの湯は、平成9年6月に開館をしまして、現在朝ぶろを含めて年間約25万人の利用者をいただいている状況であります。 改定内容でございますけれども、お配りをしてあります参考資料17ページをごらんをいただきたいと思います。使用料の左側欄、現行料金を右側の金額に改定または新設したいというものであります。今回料金体系の見直しによりまして、ソフト事業等の振興策、施設の維持管理など今後必要となる経費に対して事業収支の健全化を図っていくため、周辺及び県内類似施設の料金体系との均衡、ささらの湯の地理的条件等を勘案の上、表のとおり使用料改定を行いたいというものであります。 改定に合わせまして朝ぶろ利用者の分及び家族での利用向上を図るために、新規回数券及び通年券の発行をするとともに、浴室への石けんの設置、裏側の朝ぶろ入り口からの入場の受け入れ、清掃の委託化などの利用者サービスの向上を図っていきたいと考えております。朝ぶろにつきましては、通勤前の市民などによりまして利用者が増加をしてきており、今後PR等による利用者拡大をさらに図っていく上でこの関係については改定を検討していきたいと考えております。 なお、県内市町村の公営温泉施設入館料のうち大人1回券の料金設定は、最低が200円から最高が1,500円まで、500円の施設が最も多く、以下400円といった状況であります。 附則といたしまして、第1項では利用者への周知期間として1カ月の期間を設け、「広報うえだ」等による周知を得た後に、5月1日条例施行。また、第2項では旧料金によって購入をされた回数券及び通年券につきましては、条例施行後も利用可能としていきたいというものであります。 続きまして、80ページをお願いをいたします。議案第21号、上田市室賀温泉スタンド条例中一部改正についてご説明申し上げます。 上田市室賀温泉スタンドは、平成7年2月から稼働し、現在年間約960万リットルの利用をいただいている状況であります。今回施設用地分筆の際の錯誤による施設設置地番の改正、「使用する者」を「使用しようとする者」に字句の改正、設置後5年を経過する施設の更新及び維持管理などの今後必要となる経費に対しまして事業収支の健全化を図っていくため、使用料現行200リットルについて100円を100リットルについて100円にする改正をそれぞれ行いたいというものであります。 附則といたしまして、本条例は農林漁業体験実習館条例と同様、5月1日から施行したいというものであります。 続きまして、81ページをお願いいたします。議案第22号、上田市
農産物総合集出荷施設条例制定についてご説明を申し上げます。 平成10年度国の総合経済対策にかかる第3次補正予算を受けまして、殿城地区の旧公設卸売市場予定地に建設を進めておりました(仮称)上田市
農産物総合集出荷施設は、昨年12月末に工事が完了し、現在プラント設備稼働のための調整を行っている状況でありますけれども、本年4月から施設の本稼働をさせていくために、地方自治法の規定に基づく施設の設置等に関する条例を制定して必要な事項を定めるというものであります。 本集出荷施設は、多様化する消費者ニーズに対応できる体制の確立や農産物集出荷の集約化を進め、流通及び販売の合理化による農家負担の軽減を図り、農業及び農村の振興を積極的に支援、推進していくために上田市が事業主体となって建設を行い、運営については信州うえだ農業協同組合が行っていく予定であります。 この条例第2条では施設の設置場所、第3条では使用の許可、第4条では許可の取り消し等、また第6条から第7条では原状回復の義務、損害賠償の義務を定めたものであります。 附則といたしまして、本条例は4月1日から施行したいというものであります。 以上、議案第20号から22号まで一括ご説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 都市整備部長。 〔都市整備部長 石黒 豊君登壇〕
◎都市整備部長(石黒豊君) 議案集の83ページ、お願いいたします。議案第23号、上田市都市計画審議会条例についてご説明申し上げます。 提案の理由でありますが、地方分権一括法の制定による都市計画法の一部改正により、同法第19条により市町村都市計画審議会が法定化され、同法77条の2第3項でその組織及び運営に関し必要な事項は条例で定めることとされたため、これに基づき本条例を制定するものであります。 条例の内容でありますが、第1条では根拠法令であります都市計画法に基づく設置であることの明記、第2条では委員の定数と構成組織、第3条では委員の任期、第4条では臨時委員と専門委員についての規定であります。第5条では会長及び副会長の職務等について、次の84ページの第6条では会議の運営についての規定であります。 附則といたしまして、1項ではこの条例の施行日を平成12年4月1日としたいこと。また、2項で附属機関に関する条例中従来の都市計画審議会についての規定してあります部分につきまして削除したいというものでございます。 以上でありますが、よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 教育次長。 〔教育次長 内藤 政則君登壇〕
◎教育次長(内藤政則君) 同じ議案集の86ページをお願いいたします。議案第24号、上田市スポーツ振興審議会条例制定についてご説明申し上げます。 まず、制定の理由でございますが、地方分権一括法の改正に伴いまして、審議会等の附属機関の必置規制等の見直しがされ、個別法により規定されている審議会につきましては、その法律の引用条項を明示した設置規定を含む条例に整備する必要がありますため、スポーツ振興法第18条第2項を設置の根拠とする審議会に規定し直し、単独の設置条例として制定したいというものでございます。 条例の内容でございますが、第1条は設置で、スポーツ振興法第18条第2項の規定により設置をするというものでございます。第2条は組織、第3条は任期、また第4条は会長及び副会長について、第5条は会議の開催についてそれぞれ規定をしたものでございます。 附則でございますが、第1項は施行期日で、この条例は平成12年4月1日から施行したいというもので、第2項は附属機関に関する条例の一部改正で、別表中の上田市スポーツ振興審議会の項を削る改正を行うものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 財政部長。 〔財政部長 荒井 鉄雄君登壇〕
◎財政部長(荒井鉄雄君) 別冊になっております平成11年度上田市一般会計、特別会計補正予算書の方をお願いいたします。第1ページをお願いいたします。議案第25号、平成11年度上田市一般会計補正予算第8号についてご説明を申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11億7,747万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ444億8,702万1,000円にいたしたいというものでございます。第2条の繰越明許費につきましては第2表の方で、第3条の地方債の追加変更につきましては第3表の方でそれぞれ後ほど申し上げます。 初めに、歳出の方から申し上げますので、28、29ページの方をお願いいたします。本予算は年度最終予算でありますので、事業の確定、最終見込みの中で計数整理が主なものでございますが、新たに追加変更をお願いするものもございます。したがいまして、それらを中心にご説明をさせていただきます。 款2の総務費の目1の財産管理費で、1億2,395万8,000円の補正増をお願いするものでございます。説明欄にまいりまして、基金積立金で財政調整基金積立金でございます。中小企業融資保証基金を廃止して、一般会計に繰り入れた基金残高相当分を財政調整基金に積み立てるというものでございます。 36、37ページをお願いいたします。民生費にまいりまして、目1の老人福祉総務費でございますが、中ほどよりちょっと下がりますが、高齢者福祉施設整備事業費で、工事請負費で782万8,000円の追加をお願いするものでございます。介護と予防の拠点施設の整備でありまして、海野町の空き店舗を活用して高齢者生きがいづくり等の拠点としてふれあいサロンを設置するための経費でございます。 その下の公有財産購入費、特別養護老人ホーム移転用地買収費1億6,599万円でございます。これは、特別養護老人ホーム長寿園の移転改築のために土地会計等で先行取得した用地の買い取りでございます。 一番下の方にまいりますが、基金積立金で7億182万円がございます。これは、介護保険第1号被保険者の負担軽減措置等の財源補てんとして交付される特別交付金を次年度の平成12年度以降の財源として基金に積み立ててまいるものでございます。 46、47ページをお願いいたします。農林水産業費にまいりまして、目3の農業振興費2,836万4,000円でございます。説明欄にまいりまして、上の二重丸ですが、農業振興対策推進事業費2,843万4,000円でございますが、土地購入費でありまして、長野県農業開発公社で開発した東山農地のうち一区画を試験農用地として購入してまいるものでございます。 58、59ページをお願いいたします。中ほどの欄でございますが、款8の土木費にまいりまして、目1の交通対策事業費141万1,000円でございます。このうちの主なものは、説明欄へまいりまして、地方バス路線運行維持対策補助金150万6,000円でございます。千曲バス祢津線が新たに第3種路線になりましたことから、補助金の計上をお願いするものでございます。 66、67ページの方をお願いいたします。教育費の続きになるわけでございますが、中ほどに目7の古戦場公園費4億210万7,000円がございます。説明欄へまいりまして、県営野球場用地買収費でございます。債務負担行為に基づく県営野球場用地の土地開発公社からの買い取りでございます。 歳出については、以上でございます。 歳入について申し上げますので、戻って14ページをお願いいたします。歳入款8の地方交付税1億5,166万2,000円でございますが、今回の歳出に当たっての一般財源として地方交付税を充てさせていただくものでございます。 その下の款10分担金及び負担金から20ページの款13の県支出金までにつきましては、事業費の実績見込みの中で財源を調整させていただいたものでございますので、説明は省略させていただきます。 22ページをお願いいたします。中ほどでございますが、款14の財産収入で目1の不動産売払収入で5,370万円をお願いするものでございます。説明欄にまいりまして、市有土地建物売払収入5,500万でございますが、主なものは土地の売却収入で、旧白銀保育園用地の売却によるもの等でございます。 その下の款15の寄附金にまいりまして、目1の民生寄附金で54万9,000円、目7の総務寄附金で60万1,000円をお願いしてございます。説明欄にまいりまして、社会福祉事業寄附金につきましては、第6回チャリティー福祉カラオケ大会実行委員会様ほか11名の皆様からいただいたものでございます。市制80周年記念事業寄附金につきましては、市内常田、大塚三雄様並びに市内上田原、上田モラロジー事務所長代表沢崎清江様からいただいたものでございます。目的に沿って役立たせていただきたいと思います。 一番下になりますが、款16の繰入金にまいりまして、補正額1億2,352万6,000円でございます。主なものは、次のページにまいりまして、25ページ、一番上でございますが、中小企業融資保証基金繰入金でございます。同基金の廃止に伴います繰り入れでございます。 次のページをお願いいたします。26ページでございますが、款19の市債でございますが、補正総額で今回1億3,380万円をお願いするものでありますが、第3表の方で申し上げますので、戻って7ページの方をお願いいたします。初めに、第2表、繰越明許費でございますが、款3の民生費から款10の教育費まで12事業ございまして、8億9,174万5,000円の繰り越しをお願いするものでございます。国の景気対策に伴う第2次補正によります追加前倒し事業の実施によるもの、並びに用地交渉あるいは代替地の確保が難航しているもの等によりまして、いずれも年度内の完了が困難でありますことから、次年度へ繰り越しをお願いいたすものでございます。 次の8ページをお願いいたします。第3表、地方債補正でありますが、追加といたしまして林業施設整備事業費と体育施設整備事業費がございます。合計で7,590万円となりますが、新たな事業実施のために財源として起債をお願いするものでございます。変更といたしまして一般会計出資債から以下ほか13件でございます。それぞれ事業内容の変更により補正をお願いするものでございます。これによりその限度額を54億5,870万円といたしたいというものであります。 一般会計補正予算第8号については、以上でございます。 次に、特別会計について申し上げますので、73ページの方をお願いいたします。議案第26号、平成11年度上田市土地取得事業特別会計補正予算第1号についてご説明を申し上げます。 次のページをお願いいたします。第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,000万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,434万1,000円といたしたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、84、85ページの方をお願いいたします。款1の土地取得費で、目1の土地取得費9,000万円の減額をいたすものでございます。説明欄の方へまいりまして、公有財産購入費で5,000万円、転出等補償費で4,000万円の減額でございます。いずれも用地取得事業の見込みによりまして調整いたすものでございます。 続いて、歳入について申し上げますので、戻って82、83ページの方をお願いいたします。一番上になりますが、款1の財産収入、目1の不動産売払収入で1億1,994万円の補正がございます。市有土地売払収入でございますが、これは他会計からの売払収入がございましたことから、調整をいたしたものでございます。 款2の繰入金で、目1土地開発基金繰入金2億1,013万円の減額でございます。これは、先ほどの歳出と連動いたしまして財源調整をいたしたものでございます。 款3の繰越金、目1の繰越金で19万円の補正でございます。前年度繰越金の確定による計上をお願いするものでございます。 土地取得事業特別会計補正予算第1号につきましては、以上でございます。 議案第25号、26号2件一括ご説明を申し上げましたが、よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 市民生活部長。 〔市民生活部長 藤城 孝君登壇〕
◎市民生活部長(藤城孝君) それでは、同じく補正予算書の87ページをお願いいたします。議案第27号、平成11年度同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第2号についてご説明申し上げますので、次のページをお願いいたします。 条文でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ424万6,000円を減額し、歳入歳出予算総額をそれぞれ1億8,468万5,000円としたいというものでございます。 歳出からご説明いたしますので、98、99ページをお願いいたします。歳出でございますが、総務費の一般管理費でございますが、これは火災共済掛金の補助金の件数の確定によるものでございまして、次に款2貸付事業費の住宅改修資金貸付事業費でございますが、これは改修資金貸付件数の確定によるものでございます。 款3公債費の元金でございますが、466万9,000円の補正をお願いしてございますが、これは市債の繰上償還金でございます。利子につきましては、財源振りかえでございます。 次に、歳入について申し上げますので、前のページをお願いいたします。歳入でございますが、住宅改修資金補助金、利子及び配当金、貸付金元利収入につきましては、事業の確定または最終見込みによりまして計上させていただいております。 款3繰入金につきましては、財源調整でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 健康福祉部長。 〔健康福祉部長 前沢 憲一君登壇〕
◎健康福祉部長(前沢憲一君) 補正予算書の101ページをお願いいたします。議案第28号、平成11年度上田市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号についてご説明いたします。 次のページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,119万8,000円を追加いたしまして、総額を73億3,737万3,000円としたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、112、113ページをお願いいたします。今回の補正は、高齢者の薬剤費一部負担の廃止に伴います老人保健医療費拠出金猶予分にかかるものと決算見込みによります調整が主なものでございます。主なものについてご説明いたします。保険給付費の項1一般被保険者療養給付費で7,559万4,000円、項2退職被保険者等療養給付費で8,007万5,000円の補正増でございますが、いずれも医療費の増によるものでございます。 次の次の保険給付費の出産育児一時金で300万円の補正増をお願いしてございますが、出産件数の増加によりまして不足が見込まれますので、10人分をお願いするものでございます。 次の老人保健医療費拠出金で2,386万9,000円の補正増でございますが、昨年7月から高齢者の薬剤費一部負担が廃止されたことに伴いまして、これに関連して医療費も波及増となるということで、老人保健拠出金の一部を納付猶予されておりましたが、国がこの猶予分について助成することになりましたので、計上したものでございます。 続きまして、歳入について申し上げますので、110、111ページへお戻り願います。まず、款3国庫支出金の目1療養給付費等負担金で954万7,000円、次の財政調整交付金で238万7,000円、その次の特別対策費補助金で1,193万4,000円の補正増でございますが、歳出で申し上げた老人医療費拠出金猶予分の財源として国が助成することになった分を計上したものでございます。 次の療養給付費交付金の1億3,550万5,000円は、退職被保険者の医療費の確定に伴うものでございます。 一番下の一般会計繰入金2,281万2,000円の補正増は、保険基盤安定繰入金、出産一時金等繰入金でございまして、ルールに基づき計上したものでございます。 以上、議案第28号についてご説明いたしました。よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) 都市整備部長。 〔都市整備部長 石黒 豊君登壇〕
◎都市整備部長(石黒豊君) 同じ補正予算書の117ページをお願いいたします。議案第29号、平成11年度上田市市街地再開発事業特別会計補正予算第4号についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文の第1条でありますが、歳入歳出の額をそれぞれ1,706万2,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億1,426万8,000円にしたいというものであります。第2条の繰越明許費につきましては、後ほど第2表により、また第3条の地方債の補正につきましては第3表によりそれぞれご説明いたしますので、お願いいたします。 それでは、初めに歳出から申し上げますので、130ページ、131ページをお願いいたします。款1市街地再開発費、目2の市街地再開発事業費におきまして1,706万2,000円の減額をお願いしてございます。内容でありますが、13節委託料の事業費確定に伴う減額でございます。 続きまして、歳入の内容について申し上げますので、128ページにお戻りをお願いいたします。歳入の補正内容は、先ほどご説明いたしました歳出の減額に伴う減額補正でありまして、款3繰入金、目1の一般会計繰入金につきましては、296万2,000円の減額をお願いしてございます。 また、款6市債、目1の市街地再開発債につきましては、1,410万円の減額でありまして、内容は施設建築物の整備費に充当する地域開発事業債であります。 次に、繰越明許の内容について説明いたしますので、120ページ、第2表をお願いいたします。市街地再開発費におきまして、代替地の選定や用地交渉に不測の日数を要した等の理由により、建物の移転等が年度内に完了しない地区外転出者にかかる用地費及び補償費の一部について次年度へ繰り越しをお願いしたいというものであります。内訳は、道路等公共施設整備事業費において5,262万3,000円、施設建築物等整備事業では3,536万1,000円でございます。 次のページをお願いいたします。第3表の地方債の補正でありますが、先ほど市債の補正のところでご説明いたしましたとおり、起債の限度額を1,410万円減額いたしまして、4億4,800万円に変更したいというものであります。 以上でありますが、よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 水道局長。 〔水道局長 田口 邦勝君登壇〕
◎水道局長(田口邦勝君) 同じ予算書の133ページをお願いいたします。議案第30号、平成11年度上田市公共下水道事業特別会計補正予算第6号についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,467万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ95億5,144万6,000円といたしたいというものでございます。 次に、第2条の繰越明許費及び第3条の地方債の補正につきましては、後ほど第2表、第3表でそれぞれご説明申し上げます。 歳出から申し上げますので、146ページをお願いいたします。歳出でありますが、款1の公共下水道費の目1一般管理費で50万円の補正減でありますが、これは一般管理事業費においてそれぞれ精算見込みによる調整でございます。 次に、目2公共下水道建設費で1億2,517万5,000円の補正増でありますが、委託料で82万5,000円の補正減、補償補てん及び賠償金で1億2,600万円の補正増でございます。 次に、款2公債費でありますが、元金、利子ともに財源内訳の変更でございます。 続いて、歳入について申し上げますので、144ページに戻ってお願いいたします。歳入の款1分担金及び負担金の目1公共下水道負担金で171万2,000円の補正増、款2の使用料及び手数料、目1下水道使用料で1,512万8,000円の補正減、目2処理場使用料で33万2,000円の補正増、款3国庫支出金の目1公共下水道補助金で502万4,000円の補正増、款6諸収入の目1雑入で553万6,000円の補正増、続きまして款7市債の目1公共下水道事業債で1億2,720万円の補正増でありますが、これにつきましてはいずれも事業の確定等に伴う収入見込みを計上したものであります。 次に、繰越明許費について申し上げますので、136ページに戻ってお願いいたします。第2表、繰越明許費でございますが、公共下水道整備事業で10億9,428万円、特定環境保全公共下水道整備事業で5億3,823万円の翌年度繰り越しをお願いするものでありますが、これにつきましては本年度も昨年度と同様に、国の景気対策によりまして例年を上回る補助金の内示を受けております。それによる事業増となり、工事箇所の増加に伴いまして地元との調整あるいは生活道路等の通行の確保等から事業の進捗状況を見まして、やむを得ず翌年度に繰り越しをお願いしたいというものでございます。 次のページをお願いいたします。第3表、地方債補正でございますが、限度額の変更をお願いするものでございます。公共下水道事業費で1億2,720万円を増額し、限度額を36億2,070万円に変更したいというものでございます。 議案第30号につきましては、以上でございます。 続きまして、149ページをお願いいたします。議案第31号、平成11年度上田市農業集落排水事業特別会計補正予算第4号についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,150万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ35億6,696万3,000円といたしたいというものでございます。第2条の地方債の補正につきましては、後ほど第2表でご説明申し上げます。 歳出から申し上げますので、160ページをお願いいたします。歳出でございますが、款1の農業集落排水事業費の目1一般管理費及び目の3に飛びますが、処理場費は、いずれも財源内訳の変更でございます。 次に、目2農業集落排水施設建設費で6,150万6,000円の補正減でございますが、これは工事費ほかいずれも事業精算見込みによるものでございます。 続いて歳入について申し上げますので、158ページに戻ってお願いいたします。歳入の款1分担金及び負担金の目1農業集落排水負担金で637万3000円の補正減、款3の県支出金の目1農業集落排水事業費補助金で2,603万円の補正減、款6諸収入の目1雑入で19万7,000円の補正増、款7市債の目1農業集落排水事業債で2,930万円の補正減でありますが、これらはいずれも収入見込みによる調整でございます。 次に、地方債補正について申し上げますので、152ページをお願いいたします。第2表、地方債補正でございますが、限度額の変更をお願いするもので、農業集落排水事業で2,930万円減額いたしまして、限度額を22億1,330万円に変更いたしたいというものでございます。 以上、議案第30号及び議案第31号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 健康福祉部長。 〔健康福祉部長 前沢 憲一君登壇〕
◎健康福祉部長(前沢憲一君) 別冊になっております産院事業会計補正予算書をお願い申し上げます。議案第32号、平成11年度上田市産院事業会計補正予算第3号についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文予算でございますが、第2条は収益的収入及び支出で、収入の産院事業収益で312万8,000円の補正減をお願いしております。また、支出におきましては、産院事業費用として同額の補正減をいたしたいというものでございます。 第3条は、資本的支出の予定額を補正するもので、資本的支出額を520万円減額いたしまして330万円としたいというものです。これに伴いまして不足する額330万円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんをしたいというものでございます。 支出から申し上げますので、5ページをお願いいたします。支出の産院事業費用ですが、項1医業費用で312万8,000円の減額ですが、これは医業費用の材料費、経費、減価償却費、資産減耗費について、年間見込額の中で調整したいというものでございます。 次に、収入について申し上げます。収入の項1医業収益で312万8,000円の補正減ですが、これは患者数の減少に伴いますものが主な理由でございます。 次に、資本的支出について申し上げますので、6ページをお願いいたします。支出ですが、目1医療設備費で520万円の補正減でございます。これは、経費の節減によるものでございます。 以上でございますが、よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 水道局長。 〔水道局長 田口 邦勝君登壇〕
◎水道局長(田口邦勝君) 別冊で申し上げてございます水道事業会計補正予算書をお願いいたします。議案第33号、平成11年度上田市水道事業会計補正予算第4号についてご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。条文予算から申し上げます。第2条の業務予定量でありますが、建設改良事業費で4,564万8,000円を減額し、補正後の予定額を18億4,405万8,000円にいたしたいというものでございます。 次に、第3条の収益的収入及び支出でありますが、収入につきまして第1款水道事業収益で1億7,102万6,000円を減額し、補正後の予定額を22億2,073万3,000円にいたしたいというものでございます。 次に、支出でありますが、款1水道事業費用で1億1,547万9,000円を減額し、補正後の予定額を22億1,522万7,000円にいたしたいというものでございます。 次に、第4条の資本的収入及び支出でありますが、次のページをお願いいたします。収入でありますが、第1款資本的収入で3,730万3,000円を減額し、予定額を16億7,048万円とし、支出におきましては、第1款資本的支出で5,964万9,000円減額し、予定額を22億7,057万2,000円といたしたいというものでございます。 1ページにお戻りいただきまして、この資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6億9万2,000円につきましては、それぞれ記載してございます補てん財源によりまして補てんをいたしたいというものでございます。 また、2ページをお願いしたいと思います。第5条の企業債の変更でありますが、浄水場事業で3,000万円を減額し、変更後の限度額を7億5,000万円にいたしたいというものでございます。 予算の内容について申し上げますので、5ページをお願いいたします。収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、項1の営業収益で計の欄でございますが、1億5,992万4,000円の補正減でございます。これの主なものといたしましては、水道料金の伸び悩み等の給水収益での補正減、また受託工事収益における、これは一部建設改良事業での対応ということによる事業確定によるものの補正減でございます。 項2営業外収益で1,136万2,000円の補正減、項3特別利益で26万円の補正増でありますが、これらいずれも収入見込みによる計上であります。 6ページをお願いいたします。支出につきましては、項1の営業費用の計でございますけれども、1億903万6,000円の補正減でございます。 次に、7ページになりますが、項2営業外費用で914万3,000円の補正減、項3特別損失で270万円の補正増でありますが、それぞれ事業の精算見込み等による計上でございます。 8ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては項3の企業債で3,000万円の補正減、項4の固定資産売却代金で3,000円の補正減、項5の出資金で730万円の補正減で、いずれも収入見込みによるものであります。 次に、9ページお願いいたします。支出でございますが、項1の建設改良事業費で4,564万8,000円の補正減、項3開発費で1,200万1,000円の補正減、項4の返還金で200万の補正減で、これらはいずれも事業の精算見込みによるものであります。 以上、議案第33号について申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) ここで15分間休憩いたします。 午後 1時54分 休憩 午後 2時 11分 再開
○議長(石川幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 財政部長。 〔財政部長 荒井 鉄雄君登壇〕
◎財政部長(荒井鉄雄君) 別冊になっております平成12年度の白い表紙の上田市一般会計・特別会計予算書の方をお願いいたします。1ページをお願いいたします。議案第34号、平成12年度上田市一般会計予算についてご説明を申し上げます。 3ページの方をお願いいたします。条文予算でございますが、まず第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ401億3,583万6,000円にいたしたいというものでございます。第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては、それぞれ第2表、第3表の方で後ほど申し上げます。第4条の一時借入金につきましては、借り入れの最高額は65億円といたしたいというものでございます。第5条の歳出予算の流用でありますが、人件費について各項の間の流用について定めたものでございます。 歳出から申し上げますので、50ページの方をお願いいたします。歳出につきましては、新規の事業あるいは予算額の大きなもの等を主にご説明を申し上げまして、経常的、義務的なものについては説明を省略させていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、款1の議会費で目1議会費でございますが、3億3,227万円でございます。主なものといたしましては、51ページの説明欄下の方でありますが、委託料で会議録検索システム保守管理委託料がございます。昨年開発いたしました会議録検索システムを用いまして、新規会議録分のデータベース化を図ってまいるものでございます。 52、53ページの方をお願いいたします。款2の総務費の目1一般管理費でございますが、説明欄の方へまいりまして、一般管理費管理事務費で5,439万3,000円でございます。新規なものといたしましては、報償費、旅費、需用費についてそれぞれ予算をお願いしてございますが、この中の主なものといたしましては、自治体事務のISO取得の可能性について調査研修するための経費を一部計上させていただいております。 それでは、57ページの方をお願いいたします。説明欄の一番下でございますが、国際交流推進事業費で670万8,000円でございます。主なものにつきましては、次の59ページの説明欄上の方をお願いいたします。委託料といたしまして435万円でございます。寧波市友好提携5周年記念事業運営委託料でございまして、寧波市友好提携5周年に当たりまして記念事業実行委員会を設立して代表団の派遣受け入れ、寧波市中学生との交流、市民訪中団の参加費用など経費をお願いするものでございます。 60、61ページをお願いいたします。目3の財産管理費でございますが、説明欄へまいりまして、公有財産管理事業費の中の中ほどより下になりますが、工事費といたしまして2,788万1,000円がございます。施設改修工事、建物解体工事でございますが、旧別所小学校の校舎解体のための工事費の計上と合わせまして敷地段差をなくすため上信越道トンネル残土を埋め立てるための経費の計上でございます。 さらに、下へまいりまして、基金積立金で減債基金積立金2億8,333万6,000円がございます。過去に繰上償還したことによる公債費減額相当分を財政健全化のために積み立ててまいるものでございます。 目4の車両管理費でございますが、63ページの方をお願いいたします。説明欄上から14行目になりますが、庁用備品購入費1,079万6,000円がございます。この中には、庁用自動車の更新に当たりまして環境に配慮した低公害車ハイブリッドカー2台の購入も予定しております。 66、67ページをお願いいたします。目9の災害対策費でございますが、防災対策事業費といたしまして、下の方になりますが、負担金補助及び交付金で地域衛星ネットワーク整備事業負担金がございます。900万円でございますが、これは県内防災体制強化のための県事業で進めております通信衛星を利用した防災行政無線の整備費用につきまして一部負担をいたしてまいるものでございます。 72、73ページの方をお願いいたします。目12の女性啓発活動費でございますが、説明欄へまいりまして、女性啓発活動費716万4,000円でございます。男女共同参画社会の実現のために男女共同参画行動計画の策定、そのための冊子の発行、フォーラムの開催など、女性プランを推進するための経費の計上をお願いしてございます。 76、77ページの方をお願いいたします。目2の賦課徴収費でございますが、説明欄の少し下がったところに委託料がございます。路線価地区見直し業務委託料でございます。平成15年の評価替えに向けまして、実情に即した路線価地区の見直しを行いまして、適正な標準宅地の選定による土地評価の制度向上を図るために1,800万円ほどお願いをいたすものでございます。 82、83ページの方をお願いいたします。目3の上田市上室賀財産区議会議員一般選挙で113万6,000円を、目4の衆議院議員総選挙費で4,376万円がお願いしてございます。 さらに、84ページの方をお願いいたします。目5の長野県知事選挙で3,940万3,000円でございますが、それぞれ改選期に伴いまして選挙執行経費の計上をお願いするものでございます。 86、87ページをお願いします。段の下の方になりますが、目2の各種統計調査費6,025万1,000円でございます。前年対比で4,142万6,000円の増となっておりますが、説明欄の方にまいりまして、指定統計調査事業費の中には今年は国勢調査の実施の年に当たることから、例年行われております各種統計調査のほかに国勢調査経費として5,100万余をお願いいたしてございます。 94、95ページの方をお願いいたします。説明欄にまいりまして、民生費にまいるわけでございますが、一番上、ボランティアセンター事業補助金325万円がございます。ふれあい福祉センターに設置したボランティアセンターを中心として行っておりますボランティア活動のコーディネーター設置に対して人件費及び事務費の一部を補助してまいるものでございます。委託料で身体障害者ホームヘルパー派遣事業委託料並びに身体障害者入浴サービス事業委託料がございます。3,247万円でございますが、これは身体障害者に対してホームヘルプと入浴サービス事業を社会福祉協議会へ委託してまいるものでありまして、ヘルパーの人件費を含めまして事業費の計上をお願いいたしてございます。 扶助費にまいりまして、5つ目のぽつでございますが、重度心身障害者介護慰労金として1,750万円がございます。身体障害者の介護をされておられる方に対しまして慰労金の額の引き上げをお願いしてございます。 96、97ページの方をお願いいたします。説明欄にまいりまして、一番上ですが、障害者施設福祉事業費として4つ目の丸のところですが、知的障害者施設建設事業補助金5,750万円がございます。社会福祉法人上田明照会が坂城町に予定の知的障害者入所施設の建設に対し、事業費の一部を補助いたしてまいりますことと、もう1つ、(仮称)東部町福祉の森に、建設予定の知的障害者通所授産施設の建設に対しまして、補助金をお願いしてまいるものでございます。 100ページ、101ページをお願いいたします。説明欄の上の方になりますが、前ページの目5の福祉医療費からの続きになりますが、扶助費といたしまして乳幼児医療費給付金1億4,019万円がございます。この中では、乳幼児医療給付費の市単独事業分について対象年齢を現行の4歳未満までを6歳未満までに2歳引き上げることとして増額計上をお願いしてございます。 104、105ページの方をお願いいたします。款3の民生費で目1老人福祉総務費で11億5,423万円の計上でございます。前年対比で5億2,670万6,000円の減額となっておりますが、福祉事業費のうちの介護保険会計へ移行した分がありますことから、減額となっております。 106、107ページの方をお願いいたします。委託料から扶助費まで介護保険に連動いたしまして一般福祉施策として計上いたしてございます。現行サービスの低下とならないように努めますとともに、その充実に努めているところでございます。主なものといたしましては、まず委託料におきまして寝たきり老人等布団丸洗い乾燥事業でございますが、従来の市単独事業として実施していたものを補助事業に組み込みまして大幅に拡大をいたしております。 次に、給食サービス事業でございますが、現在の平日のみの配食を土曜、日曜にも拡大し、毎日の配食サービスを行ってまいるものでございます。
生活支援型ホームヘルプサービス事業は、介護認定において自立と判断された者にホームヘルパーを派遣し、日常生活の援助指導を行うというものでございまして、福祉水準を低下させないための措置としてお願いするものでございます。
生きがい対応型デイサービスセンター事業といたしましては、介護認定において自立と判断された者を既存のデイサービスセンターに受け入れて、要介護への予防を行うものでございまして、これも福祉水準を低下させないための措置としてお願いするものでございます。高齢者世話つき住宅生活援助員派遣事業につきましては、県が別所県営住宅に整備する高齢者世話つき住宅にデイサービスセンターから生活援助員を派遣するというもので、新規でお願いするものでございます。在宅介護リフレッシュ事業につきましては、交流会の開催等により在宅で介護を行っている者等のリフレッシュを図ってまいるもので、新規でお願いするものでございます。介護拠点施設事業ふれあいサロンでございますが、国の補助を受けまして整備しました施設の介護予防拠点施設の管理運営費の計上でございます。 扶助費にまいりまして、敬老祝金支給事業につきましては、75歳以上の高齢者に毎年支給していた敬老祝金を節目ごとの支給に変更し、支給額の充実を図っております。寝たきり老人等家庭介護慰労金がございますが、寝たきり老人等の介護者に対する慰労金の交付額の引き上げを行っております。紙おむつ代等助成金につきましては、介護度4から5の高齢者を介護している家族に紙おむつ代等を支給してまいるものでございます。一番下になりますが、老人施設入所施設措置費で3,803万5,000円がございますが、昨年当初に比較しまして8億2,500万余の減となっております。特別養護老人施設入所者分が介護保険に移行したことによるものでございます。 108、109ページをお願いいたします。説明欄の2つ目の二重丸でございますが、高齢者福祉施設整備事業費として特別養護老人ホーム建設事業補助金で1億2,300万円がございます。特別養護老人ホーム別所長寿園の移転改築に対します補助並びに(仮称)東部町福祉の森の痴呆性特別養護老人ホーム建設に対する補助金の計上でございます。 その下に少し下がりますが、低所得者利用料負担対策事業補助金4,454万円がございます。介護保険施行時の経過措置といたしまして、低所得者の利用料の負担の一部軽減するための補助金でございます。国庫補助を受けて利用者負担の軽減を図ってまいりますほかに、国庫補助の対象から漏れました皆様に対しましても市単独による補助を予算措置させていただくものでございます。 その下に特別会計繰出金がございますが、介護保険事業が新しく特別会計になりましたことから、6億4,213万4,000円を繰り出してまいるものでございます。 少し飛びますが、118、119ページの方をお願いいたします。説明欄にまいりまして、児童手当支給事業3億582万円がございます。国の制度の変更拡大によりまして、現行支給対象年齢を3歳未満を平成12年度から義務教育就学前にまで引き上げることになりましたことから、大幅な増額予算をお願いするものでございます。 3つほど二重丸下になりますが、少子対策事業費で4,269万2,000円がございます。工事費及び補助金の計上でございますが、昨年より実施の少子化対策臨時交付金事業の実施でありまして、公立保育園並びに私立保育園の保育環境の整備を図るためのものでありまして、トイレの水洗化を予定しております。 その下にファミリーサポートセンター運営事業費として179万3,000円がございます。子育て時期の女性の仕事と育児の両立を支援するためにファミリーサポートセンターを設立し、子育て支援の相互援助活動を行うための事業費の計上でございます。 120、121ページをお願いいたします。中ほどに目3母子寮費がございます。母子寮管理運営委託料として3,966万9,000円でございます。上田市母子寮の管理運営を社会福祉法人上田明照会へ運営委託してまいるものでございまして、母子加算、児童加算により処遇の充実を図ってまいります。 136、137ページの方をお願いいたします。137ページ、説明の一番上でございますが、地域医療対策事業費で2億5,104万2,000円でございます。印刷費、修繕料、通信費、救急情報システム保守管理委託料、救急情報システム機器プログラム賃借料のお願いでございまして、救急情報ネットワークシステム事業で実施してまいるものでございまして、市内の病院、医院の医師の情報を端末を使用したネットワークで結びまして、救急患者の収容と診療可能な医療機関への問い合わせに対応するものでございます。平成12年度は、特別に制度や電話番号の周知用のステッカーを全戸配布する予定でおります。 中ほどになりますが、貸付金で地域総合整備資金貸付金3,800万円がございます。医療法人光仁会川西病院が行う老人保健施設痴呆棟の増設に対しまして、ふるさと融資による無利子貸し付けを行ってまいるものでございます。 140、141ページの方をお願いいたします。説明欄の上の方でありますが、最初の二重丸で飼い犬管理事業費がございます。169万9,000円であります。犬の登録と狂犬病予防注射事務に要する経費の計上でございますが、平成12年度から自治事務として県から事務移譲された分でございます。 目8の公害対策費の方へまいりまして、下の方になりますが、ダイオキシン類等環境調査委託料がございます。ダイオキシン類等の状況把握のための調査を行うものでございまして、大気、土壌、河川水質について各5カ所の予定をいたしております。 その下の騒音測定評価区間マップ等策定業務委託料につきましては、騒音に関する環境基準の改正がありましたことから、騒音測定評価の基準となるマップの策定を行うものでございます。 144、145ページの方をお願いいたします。上から2つ目の二重丸でごみ減量再資源化対策事業費でございますが、この中で委託料といたしまして設計委託料、さらに工事費でリサイクル活動拠点施設建設工事費、さらにその下に施設用備品購入費がございます。ごみ減量リサイクルのシンボルとして、また減量アドバイザーの活動の拠点といたしまして、クリーンセンター敷地内にリサイクルプラザを建設いたしてまいるというものでございます。 158、159ページをお願いいたします。款6の農林水産業費の方へまいりまして、目3の農業振興費でございます。説明欄の一番上に農業振興対策推進事業費といたしまして負担金補助及び交付金がございますが、その中の一番下のぽつで中山間地域等直接支払交付金がございます。中山間地域等の農地、荒れ地を歯どめをかけるために、平成12年度から国が実施する耕作者に所得保障をする直接払いに基づく交付金の計上でございます。 162、163ページの方をお願いいたします。説明欄の上から2つ目の丸で負担金補助及び交付金で、4つ目のぽつになりますが、遊休農地保全管理対策事業補助金といたしまして671万5,000円がございます。県農業開発公社が造成の東山農地造成地を管理する農業生産法人に対し、農地の有効活用の推進のために補助をいたしてまいるものでございます。 164、165ページの方をお願いいたします。中ほどからちょっと下になりますが、二重丸で体験実習館等管理運営事業費がございます。上室賀にありますささらの湯の事業費の計上でございます。利用料金の改定に合わせましてサービスの向上に努めますとともに、その予算化もお願いしてまいるものでございます。この中で工事請負費で施設整備等工事費がございます。利用者の利便を考えまして朝ぶろ出入り口からの入館者受け入れについて、入り口を自動化のための経費が含まれております。 1番下の二重丸でございますが、農業農村活性化モデル推進事業費で500万円がございます。減反施策の一環として地元産そば粉を使用したそば料理の提供施設を塩田の館に設置するものでございまして、所要の経費をお願いするものでございます。 166、167ページの方をお願いいたします。説明欄で一番上でございますが、県営土地改良事業費でございまして、その中の6つ目のぽつがございますが、県営田園空間整備事業負担金がございます。平成11年度から上田、青木地区で実施の同事業に対しまして、今年度は農業集落道、水辺環境整備測量試験などを予定しておりまして、そのための負担金の計上でございます。 二重丸で市単土地改良事業費がございますが、委託料におきまして、これも5つ目のぽつになりますが、県営中山間地域総合整備事業計画策定事業委託料がございます。上田市と青木村が対象となります中山間地域総合整備事業の全体計画を策定するための経費の計上でございます。 168、169ページをお願いいたします。説明欄の中ほどになりますが、市単ふるさと農道緊急整備事業費で2億8,512万1,000円がございます。川西地区と小泉地区を結ぶ幹線道路でございまして、農道2,560メートルについて整備をいたしてまいるものでございます。 一番下になりますが、基盤整備促進事業費で3,532万3,000円のお願いでございます。内容は、小泉地区の農道舗装と福田用水について老朽化した送水管の布設についての工事費を中心にお願いするものでございます。 少し飛びまして、182、183ページの方をお願いいたします。183ページの説明欄の上から2つ目の二重丸でございますが、林業地域総合整備事業費で7,137万4,000円でございます。林道硯沢線の整備事業費の計上でありまして、今年度が最終となるものでございまして、関係費用について予算をお願いするものでございます。 下の欄にまいりまして、款7の商工費でありますが、これにつきましては184、185ページの方をお願いいたします。中ほどに中央通り街並み整備事業負担金5,430万円がございます。中央通り原町の電線地中化工事にかかわるグレードアップ分の負担金の計上でございます。 さらに、5つほど下がりますが、まちなみ整備補助金600万円がございます。中央通り等電線共同溝事業に合わせまして、シースルーシャッター、ショーウインドー等への店舗改修経費に対する補助金でございます。 その下の商業基盤施設等設置事業補助金8,000万円につきましては、海野町通りの電線共同溝事業に伴いまして、再設置されますアーケードの設置費用に対しての補助金でございます。 その下のTMO合意形成事業補助金79万1,000円につきましては、上田商工会議所が行いますTMO設立に関しまして、商業関係者の合意形成を図るための事業費をお願いするものでございます。 186、187ページの方をお願いいたします。中ほどに二重丸で中小企業融資対策事業費で29億7,380万4,000円がございます。貸付金の方へまいりまして、長野県信用保証協会預託金が26億3,000万、商工中金長野支店預託金が2億円、さらに融資信用保証料として1億3,563万3,000円でございます。いずれも要綱に基づきます市単独の制度資金の融資枠の確保を図るものでございまして、総額で53億9,700万円の融資目標額の設定をいたしまして、前年度比2.5%の増をお願いするものでございます。 190、191ページをお願いいたします。説明欄の下の方になりますが、二重丸で観光施設整備事業費としまして報償費、旅費、需用費がございます。当市米山城跡整備計画を策定するための経費の計上をお願いするものでございます。 その下の委託料で、観光スポット整備事業委託料がございます。観光ルートになっております太郎山、独鈷山の登山道の案内標識、ベンチなどを整備してまいるものでございまして、緊急地域雇用対策事業として実施してまいるものでございます。 196、197ページの方をお願いいたします。款8の土木費にまいりまして、目2の交通安全施設整備事業費で4億9,481万円がございます。全体の内容でございますが、歩行者の安全確保のための歩道等の整備に要する経費で、国庫補助事業で5路線、4億3,000万円、単独事業で2路線でございますが、7,350万円ほど計上させていただいてございます。黒坪長島線ほか6路線を予定いたしておるところでございます。 200ページ、201ページの方をお願いいたします。目3の市道新設改良費でございますが、説明欄の方でまいりまして、市道新設改良事業費14億5,103万2,000円でございます。全体事業費のうち臨時交付金事業、地方特定事業で実施してまいりますほか、市単独事業として4億6,200万円の予算を計上をお願いしてございます。主な事業といたしましては、袋町のにぎわいの道づくり事業、川辺町国分線の国分工区、川辺町工区、さらに上田橋下堀線、踏入大屋線、神畑原峠線、東前山手塚線などを予定しております。 204、205ページの方をお願いいたします。目1の都市計画総務費で、中ほどに2重丸で調査計画策定事業費がございます。この中の委託料で、都市計画基本図作成委託料4,700万円がございます。平成11年度からの継続でございまして、現在の都市計画図を航空写真で修正し、将来の地図情報化を考慮しまして、デジタル方式による基本図を作成するものでありまして、全市を網羅させるために市単独事業費も加算して完成させてまいるものでございます。 206、207ページの方をお願いいたします。目2の街路事業費でございますが、街路整備事業費で13億4,400万7,000円でございます。全体でございますが、主なものといたしましては、継続事業で進めております南天神町常田線、秋和上堀線、諏訪部伊勢山線の3街路の整備を引き続き行ってまいりますほか、上田駅周辺整備事業といたしまして上田駅温泉口に駐車場を整備するため、工事請負費及び用地買収費の予算をお願いしてございます。 下の目4の公園費でございますが、都市公園整備事業費で3億6,155万円でございます。主なものといたしましては、次の209ページの方へまいりまして、公有財産購入費で3億1,368万1,000円でございます。用地買収を中心にお願いするものでございますが、上田城跡公園の整備のほかに美穂ケ池市民緑地公園の整備、玄蕃山公園の整備が主なものでございます。一部単独事業も加えまして実施をいたしてまいるものでございます。 210、211ページの方をお願いいたします。目5の市街地整備費にまいりまして、説明欄一番上でございますが、市街地再開発事業費でございます。負担金補助及び交付金の中で
優良建築物等整備事業補助金2億5,240万円がございます。平成11年度から実施の馬場町地区
優良建築物等整備事業に対するものでございまして、今年度は地番調査、建築設計、補償を予定しておるものでございます。補助金として支出してまいります。 214、215ページの方をお願いいたします。目2の住宅建設費でございますが、説明欄の方にまいりまして、下の方ですが、工事請負費で市営住宅整備工事費1億7,320万円がございます。内堀団地建てかえ事業ほかでございますが、内堀団地につきましては2カ年事業で実施してまいりますことから、別に債務負担行為のお願いをいたしてございます。 216、217ページの方をお願いいたします。目1の交通対策事業費の方にまいりまして、交通対策事業の委託料で西上田駅自由通路設計委託料並びに国分新駅駅舎設計委託料で3,920万円がございます。いずれもしなの鉄道を利用する住民の皆様の利便性を高めるため、また地域振興の面から設計委託をしてまいるものでございます。 負担金補助及び交付金の下の方のぽつになりますが、地方バス路線運行維持の対策補助金550万がございます。第3種生活路線となりました千曲バスの祢津線の運行経費に対する補助と、もう1つ千曲バス佐久上田線の第2種生活路線に格上げするための補助金の計上でございます。 220、221ページの方をお願いいたします。款9の消防費にまいりまして、目2の非常備消防費でございますが、内容につきましては、222、223ページの方をお願いいたします。説明欄で消防団運営事業費のうちの備品購入費で、消防用備品購入費863万1,000円がございます。第16分団、西塩田でございます。第17分団、別所温泉でございますが、に小型動力ポンプ軽積載車を各1台配備いたしますほか、消防団バイク対応のバイクを各ブロックに1台ずつ配備するのが主な内容でございます。 224、225ページの方をお願いいたします。目5の消防費にまいりまして、説明欄で委託料、消防施設用地測量委託料並びに建設設計委託料がございます。防災センター整備計画に基づきまして、川西、岡地区に防災センターを建設してまいるものでございます。さらにもう1つ、工事請負費におきまして防災施設建設工事費がございます。9,700万円をお願いするものでございます。 款10の教育費にまいりまして、目1の教育委員会費でございますが、主なものといたしましては、次の230、231ページの方をお願いいたします。231ページの説明欄中段より下になりますが、少子化対策事業費として1,507万円がございます。幼稚園施設整備等整備事業補助金で1,507万円でございますが、少子化対策臨時交付金事業で実施いたしておるものでございまして、平成11年度の未交付の市内5つの幼稚園の施設整備に対するものでございます。 その下の児童生徒相談援助事業費で1,745万9,000円がございます。文部省のモデル事業でありますスクールカウンセラー、心の教室相談員をモデル校に配置いたしますとともに、市単独の事業といたしまして他の小学校につきましても全校に心の教室相談員を配置するための予算をお願いしてございます。 234、235ページの方をお願いいたします。説明欄一番上でございますが、施設整備事業費といたしまして工事請負費で各小学校施設整備及び営繕工事費で2億2,562万円がございます。この中には、清明小学校第2校舎の大規模改造事業についてお願いをいたすものでございます。 目2の教育振興費にまいりまして、一般教育振興事業費で4つ目の丸でございますが、負担金補助及び交付金で、一番下の方に特色ある学校づくり事業交付金80万円がございます。市内各学校の主体的で独自性のある学習活動を支援するため、1校当たり5万円を交付金として予算化するものでございます。 238、239ページの方をお願いいたします。目4の学校建設費でございますが、説明欄、小学校施設整備事業費におきまして委託料、設計委託料が4,000万円ございます。平成13年度に予定しております西小学校の屋内運動場の改築、老朽化しました城下小学校の全面改築のため、実施設計をいたしてまいるものでございます。 その下の工事請負費で4億9,800万円、屋内運動場建設工事費、外構工事費並びにその下の学校用地購入費がございますが、いずれも神川小学校屋内運動場改築に関するものでありまして、クラブハウスも併設して今年度完成させてまいるものでございます。 248、249ページの方をお願いいたします。249ページ、一番下でございますが、美術館構想策定事業費として57万5,000円をお願いするものでございます。 次の251ページの一番上の説明欄でございますが、報償費並びに旅費、食糧費についてそれぞれ予算化をお願いするものでございますが、美術館建設研究委員会が発足したのを受けまして、美術館構想の策定に向けての具体的な検討を開始してまいるというものでございます。 少し飛びますが、270ページ、271ページの方をお願いいたします。目9の文化センター費でございますが、説明欄一番下の二重丸で文化センター施設整備事業費7,600万円がございます。施設整備工事費でございますが、ホールの音響設備の機器更新と機能のレベルアップを図るために改修事業を行うものでございます。 274、275ページの方をお願いいたします。説明欄一番上になりますが、各種大会事業費といたしまして、少し下に中どころになりますが、負担金補助及び交付金で北信越国民体育大会補助金がございます。第21回北信越大会のバドミントンとボクシングの競技が上田市で行われることに伴います補助金の計上でございます。 目2の体育施設費におきましては、277ページの方へまいりまして、説明欄の二重丸下になりますが、体育施設整備事業費で1,500万円ございます。仁古田地区にマレットゴルフ場を建設するための経費をお願いするものでございます。 279ページの方をお願いいたします。説明欄の上の方に工事請負費として社会体育施設整備工事費で1,000万円がございます。国道沿いにあります校庭防球ネットのかさ上げをお願いするものでありまして、西小学校と塩尻小学校を予定しておりますものが主なものでございます。 280ページ、281ページの方をお願いいたします。説明欄で自然運動公園施設整備事業費で施設整備工事費5,100万円がございます。自然運動公園第2駐車場にアーチェリー場を建設するものでありまして、シューティングレーンを6レーンを予定いたしております。 目5の市民の森公園費でございますが、一番下になりますが、工事請負費で施設整備工事費8,800万円であります。平成11年度に引き続きまして、市民の森スケート場の大規模改修を行うものでありまして、リンク、冷却管取りかえ工事を中心として改修を行うものでございます。 284ページの方をお願いいたします。款11の公債費でありますが、目1の元金で44億3,344万円でありまして、前年対比で7億7,565万6,000円の増でございます。説明欄にまいりまして、市債の元利償還で43億3,344万円がございます。この中には、平成3年から平成6年にかけて借り入れました起債19件、繰上償還金5億8,802万円が含まれております。元金の償還に合わせまして財政健全化のために繰上償還を行わせていただきたいというものでございます。 歳出については、以上でございます。 歳入について申し上げますが、戻って16、17ページの方をお願いいたします。歳入につきましても、主なもののみ説明させていただきます。 まず、市税でございますが、現下の地方財政を取り巻きます環境は引き続き厳しいものがございまして、企業収益や勤労者所得が依然として回復を見ておらず、加えて恒久減税などの影響もありまして、前年対比で3.2%減で169億円余を計上させていただいております。まず、市税で個人市民税47億5,302万5,000円並びに法人市民税で16億5,700万円でございます。前年対比で3億4,533万円の減となっておりますが、これは緊急経済対策に盛り込まれました恒久減税が平成12年度から平年度化されますことから、影響によって減額となっておるものでございます。 次に、固定資産税で83億1,500万円の計上でございますが、今年度は評価替えの年に当たりまして、評価基準の見直しがなされる中で当面見込める額を計上させていただきました。 18、19ページをお願いいたします。一番下の欄でございますが、款3の利子割交付金4億8,000万円がございます。前年対比で3億2,000万円の増となっておりますが、郵便貯金の大量満期による利子税の増加から大幅増額となっておるものでございます。 20、21ページをお願いします。中ほどから下になりますが、款7の特別地方特例交付金5億6,000万円で、前年対比で1億1,000万円の増となっております。恒久的減税の財源補てんとして交付されるものでありますが、市税収入の減と連動して増額となっておるものでございます。 その下の地方交付税60億5,000万円につきましては、年間見込みの中で計上させていただいたものでございます。 22、23ページの方をお願いいたします。款10の分担金及び負担金につきましては、それぞれ事務事業に対しまして負担を求めていくものでありまして、例年どおりのものが主なものでございます。説明は省略させていただきます。 款11の使用料及び手数料につきましては、前年実績に基づきまして計上させていただいたものでございます。 28、29ページの方をお願いいたします。款12の国庫支出金から38ページの県支出金までにつきましては、それぞれ歳出の事業につきましてルールに基づき負担金、補助金、委託金として計上させていただいたものでございます。説明は省略させていただきます。 42、43ページの方をお願いいたします。款16の繰入金でございますが、このうち主なものといたしましては、減債基金繰入金6,038万4,000円がございます。過去におきます交付税措置された分のルールに基づきます減債基金からの繰り入れでありまして、公債費の財源として繰り入れるものでございます。 44、45ページの方をお願いいたします。款18の諸収入で貸付金元利収入31億9,759万9,000円でございますが、主なものといたしましては、貸付金収入で中小企業融資預託金収入29億7,200万円でございます。資金繰りの厳しさが予想される中で、前年を上回る預託額で対応させていただくためのものでございます。 48ページの方をお願いいたします。款19の市債でございますが、市債につきましては後ほど第3表の方で申し上げますので、戻って9ページの方をお願いいたします。第2表、債務負担行為でありますが、生活資金貸付金損失補償費からその他10件ほどございます。内容につきましては、お手元に1枚のプリントでお配りをいたしてございます平成12年度の債務負担行為説明書のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。 11ページの方をお願いいたします。第3表、地方債でございますが、一般会計出資債からほか16件の起債がございます。起債の方法、利率、償還方法について定めたものでございますが、限度額の総額を36億4,970万円にいたしたいというものでございます。 一般会計につきましては、以上でございます。 続きまして、特別会計について申し上げますので、301ページの方をお願いいたします。議案第35号、平成12年度上田市土地取得事業特別会計についてご説明を申し上げます。 303ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ4億7,064万円と定めたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、312、313ページの方をお願いいたします。款1の土地取得費で、目1の土地取得費でございますが、本年度は前年度当初予算と同額の2億6,000万円を計上させていただきました。公有財産購入費で2億円、補償費で6,000万円でございます。今後予想される公共事業の土地取得に対応するため、当面見込み計上をお願いしたものでございます。 その下の款2の公債費でございますが、本年度は平成6年度、平成7年度に借り入れの公共用地先行取得事業債の元利償還分として3,409万円、利子分として1,025万1,000円を計上させていただいたものでございます。 次に、歳入について申し上げますが、戻って310ページの方をお願いいたします。歳入で財産収入でございます。目1不動産売払収入3億5,900万円でありますが、今後売り払い分を当初見込み計上いたしたものでございます。 款2の繰入金で、目1土地開発基金繰入金でありますが、基金を財源として今後の用地取得に対応したいというものでありまして、当面のところ1億1,000万円を計上させていただいたものでございます。繰越金でございますが、前年度からの繰り越し分として当面164万円をお願いするものでございます。 以上、議案第35号、平成12年度上田市土地取得事業特別会計について申し上げました。 以上でございます。よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) 政策推進部長。 〔政策推進部長 寺沢 勝一君登壇〕
◎政策推進部長(寺沢勝一君) 同じ予算書の315ページをお開きをいただきたいと存じます。議案第36号、平成12年度上田市塩田有線放送電話事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 317ページをお願いをいたします。条文でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ5,732万円と定めたいというものであります。 歳出からご説明申し上げますので、330ページをお願いをいたします。歳出の総務費でありますが、一般管理費といたしまして3,309万6,000円でありますが、職員人件費と一般管理事業費であります。なお、前年度との比較で900万円ほどの減となっておりますが、これは職員1名減に伴います人件費の減であります。 次に、目2の運営委員会費でございますが、29万円であります。塩田地区有線放送電話運営委員会にかかわる経費でございます。 次に、332ページをお願いをいたします。款2事業費でありますが、1,512万4,000円であります。説明欄でございますが、有線放送事業費につきましては、経常的な事業費であります。 次に、下の方の二重丸でございますが、有線放送設備更新事業費につきましては、通信線の更新事業を実施するものでございまして、本年度は下之郷地区内等の分配線及び分子線の更新等にかかわる経費でございます。 次に、款3積立金でございますが、261万9,000円でございます。有線放送電話基金として積み立てるものでございます。 次に、334ページをお願いをいたします。公債費でありますが、元金としまして537万6,000円をお願いしてございます。これは、市債の元金償還金でございます。その下の目2利子71万5,000円でありますが、市債の利子でございます。 歳出につきましては、以上でございます。 次に、歳入について申し上げますので、326ページにお戻りをいただきたいと存じます。款1の使用料及び手数料でありますが、目1使用料といたしまして4,783万2,000円で、収入可能な範囲内で計上をさせていただきました。 次に、款2工事収入でございますが、200万円お願いしてございますが、電話機の移転、修理、路線移転等に係る収入でございます。 次に、一番下でございますが、款5の繰入金609万円をお願いしてございますが、これは先ほど歳出のところでご説明申し上げました市債の元金償還金及び利子分として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、328ページをお願いをいたします。款6繰越金100万円でありますが、見込み計上をさせていただいたものでございます。 以上、議案第36号についてご説明申し上げました。よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) 財政部長。 〔財政部長 荒井 鉄雄君登壇〕
◎財政部長(荒井鉄雄君) 先ほど私の方で土地取得事業特別会計の説明の中で、一部誤りがございましたので、訂正をお願いしたいと思います。 冊子の312ページをお願いしたいと思いますが、歳出でございまして、款2の公債費のところで、元金につきまして元金償還分を「2億841万円」と申し上げるべきところを、前年度の数字を「3,409万円」という数字を申し上げましたが、「2億841万円」が正しい数字でございます。 それから、その下の数字につきましても前年度の数値を申し上げましたが、利子分につきましては「223万円」ということで、もし間違って申し上げたようでしたらご訂正をお願いいたしたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(石川幸君) ここで15分間休憩いたします。 午後 3時 8分 休憩 午後 3時24分 再開
○議長(石川幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 市民生活部長。 〔市民生活部長 藤城 孝君登壇〕
◎市民生活部長(藤城孝君) それでは、引き続き予算書の343ページをお願いいたします。議案第37号、平成12年度同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億4,862万6,000円としたいというものでございます。 歳出からご説明いたしますので、354ページをお願いいたします。歳出でございますが、総務費の目1般管理費の753万円でございますが、これは職員人件費等経常的な経費を計上したものでございます。 款2貸付事業費の目1住宅改修資金貸付事業費の1,000万円でございますが、住宅改修資金5件分を見込んでの計上でございます。 款3公債費の目1元金でございますが、8,076万9,000円でございますが、これは市債の元金償還金でございます。 次のページをお願いいたします。目2利子の5,032万6,000円でございますが、これは市債の利子償還金でございます。 款4積立金でございますが、1,000円でございますけれども、これは基金の利子分でございます。 次に、歳入について申し上げますので、352ページへお戻り願います。歳入でございますが、款1県支出金、目1住宅改修資金補助金、目2貸付助成事業費補助金につきましては、所定の計算により見込額を計上させていただきました。 款2財産収入の目1利子及び配当金でございますが、3万2,000円は積立金と基金に対する利子でございます。 款3繰入金、目1一般会計繰入金、目2積立金繰入金でございますが、これは市債利子等に充てるためのものでございます。 款4繰越金でございますけれども、これは前年度繰越金を見込み計上させていただいております。 款5諸収入の目1貸付金収入、目2貸付金利子、目3滞納繰り越し分につきましては、それぞれ実績に応じまして見込み計上をさせていただいております。 以上でございます。 続きまして、予算書の361ページをお願いいたします。議案第38号、平成12年度上田市交通災害共済事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6,064万8,000円としたいというものでございます。 歳出からご説明いたしますので、372ページをお願いいたします。歳出でございますが、款1交通災害共済費の目1事務費でございます。903万3,000円でございますが、これも経常的な経費を計上したものでございます。 次の目2事業費の5,161万5,000円でございます。これの主なものといたしましては、交通災害共済見舞金4,147万9,000円とチャイルドシート購入補助金1,000万円を計上してございます。見舞金については、実績を考慮した上の計上でございます。 次に、歳入について申し上げますので、前のページをお願いいたします。歳入でございますが、款1共済掛金の目1交通災害共済掛金でございます3,865万円でございますが、掛金の免除者を除きまして、8万3,500人分を計上いたしました。 款2財産収入の目1利子及び配当金の13万3,000円につきましては、基金積立金利子でございます。 款3繰入金、目1繰入金の1,086万5,000円でございますが、一般会計からの繰入金と交通災害共済基金からの繰入金でございまして、一般会計繰入金803万6,000円は、70歳以上の高齢者、身体障害者など共済掛金の免除対象者1万9,046人分の掛金相当額でございます。 款4繰越金につきましては、前年度繰越金を見込み計上いたしました。 以上でございます。議案第37号、38号2件一括ご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 健康福祉部長。 〔健康福祉部長 前沢 憲一君登壇〕
◎健康福祉部長(前沢憲一君) 予算書の375ページをお願いいたします。議案第39号、平成12年度上田市福祉事業センター事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 377ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,837万9,000円と定めたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、386ページをお願いいたします。款1総務費の目1一般管理費で4,100万4,000円をお願いしておりますが、これは職員人件費等管理運営事業費でございます。 388ページをお願いいたします。次に、事業費で3,731万5,000円をお願いしておりますが、これは授産事業費で、主なものは作業員賃金等で実績をもとに計上させていただきました。 歳入について申し上げますので、384ページへ戻ってお願いいたします。款1事業収入の目1委託加工収入で3,396万円をお願いしております。作業員の年間収入見込額を今までの実績をもとに計上したものでございます。 その次の次の款3繰入金ですが、一般会計から財政調整分と扶助費繰り入れ分を合わせまして3,816万8,000円をお願いするものでございます。 一番下の款5諸収入の雑入の599万8,000円ですが、これは発注企業からの維持費収入が主なものでございます。 議案第39号につきましては、以上でございます。 395ページをお願いいたします。議案第40号、平成12年度上田市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明をいたします。 397ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ75億9,888万2,000円と定めたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、414ページをお願いいたします。説明につきましては、新規の事業あるいは予算の多額なもの等についてご説明をいたしまして、経常的なものは説明を省略させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 まず、下の方にあります款1総務費の賦課徴収費ですが、417ページをお願いいたします。説明欄の最後のところに介護保険料賦課徴収事務費13万円がございますが、介護保険料の賦課徴収に要する事務費を新たに計上したものでございます。 次のページ、418ページの中欄をお願いしたいと思います。款2保険給付費の目1一般被保険者療養給付費から目5審査手数料まで43億7,182万円ですが、一般被保険者と退職被保険者の医療費でございまして、それぞれ伸び率を見込んで計上したものでございます。 422ページをお願いいたします。款3老人保健拠出金を20億8,415万9,000円お願いしてございます。国で示しております算定式により計上してございます。なお、老人保健事業費拠出金については、制度が廃止されたことから、ゼロとなっております。 その下の款4介護納付金ですが、これは国保に加入しております介護保険第2号被保険者の概算介護納付金として3億2,874万4,000円を計上しております。 次に、歳入について申し上げますので、406ページに戻ってお願いいたします。款1国民健康保険税の目1一般被保険者国民健康保険税の右のページ節2の介護納付金分現年課税分で1億1,818万4,000円及び目2の退職被保険者等国民健康保険税の節2介護納付金分現年課税分4,055万8,000円は、40歳以上65歳未満の介護保険第2号被保険者の介護分保険税として新たに計上させていただきました。 それから、下から2つ目の欄の款3国庫支出金の目2療養給付費等負担金の説明欄の現年度分の介護納付金分といたしまして9,862万3,000円でございますが、介護納付金の財源といたしまして国庫負担分を計上したものでございます。 次のページをお願いいたします。上から2つ目、款4療養給付費交付金で14億6,660万2,000円でございますが、退職被保険者の医療費に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。 一番下の繰入金の目1一般会計繰入金でございますが、3億8,176万4,000円で、これはルールに基づきまして算定したものを一般会計から繰り入れるものでございます。 410ページをお願いいたします。款7繰入金で、目1国民健康保険基金繰入金といたしまして2億円を計上してございます。医療費等国保の運営に必要な財源の不足が予想されるために基金の一部を取り崩し、繰り入れたいというものでございます。 議案第40号につきましては、以上でございます。 次に、435ページをお願いいたします。議案第41号、平成12年度上田市老人保健事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 437ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ113億2,129万3,000円と定めたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、448ページをお願いいたします。款1総務費の目1一般管理費1,408万8,000円をお願いしておりますが、これは老人保健事業運営のための人件費等経常経費をお願いしたものでございます。 次の款2医療諸費では、113億720万5,000円でございますが、説明欄をお願いいたします。医療費給付事業費の負担金補助及び交付金の医療給付費といたしまして111億5,929万ですが、これは診療報酬の医療費でございます。その下の医療費支給費で9,640万6,000円をお願いしておりますが、これは医師の指示に基づきましてコルセットをつくったり、マッサージなどを受けた場合の医療費でございます。いずれも介護保険に移行する部分を除きまして、医療費の伸びを見込んで計上させていただきました。 歳入について申し上げますので、444ページに戻ってお願いいたします。歳入につきましては、それぞれ老人保健法の規定に基づきまして計上してございます。款1の支払基金交付金でございますが、78億2,937万円は、支払基金からの医療費等の交付金でございます。 次の国庫負担金23億1,833万4,000円とその次の次、県負担金5億7,958万2,000円は、それぞれ医療費に対する国、県の負担金でございます。 次の繰入金でございますが、一般会計からの繰入金といたしまして5億9,194万2,000円をお願いしてございます。説明欄の一般管理費繰入金といたしまして1,202万7,000円、医療諸費繰入金といたしまして5億7,991万5,000円ですが、いずれもルールに基づきまして算定し、計上してございます。 議案第41号につきましては、以上でございます。 次に、455ページをお願いいたします。議案第42号、平成12年度上田市介護保険事業特別会計予算についてご説明をいたします。 457ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ39億5,729万9,000円と定めたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、470ページをお願いいたします。款1総務費の目1一般管理費1億2,281万9,000円は、介護保険事業運営のための経常経費をお願いするものでございます。 次の目2広域連合負担金9,878万7,000円は、上田地域広域連合で共同処理する介護保険の認定調査に要する経費の上田市負担分でございます。 次の賦課徴収費で305万3,000円をお願いしておりますが、これは第1号被保険者の保険料の賦課徴収業務に要する経費でございます。なお、12年度は10月から保険料の賦課を始める予定でございます。 472ページをお願いいたします。一番下の款2保険給付費の目1居宅介護サービス給付費から474ページの目8特例居宅介護サービス計画給付費までで34億6,066万9,000円をお願いしてございます。これは、介護保険事業計画に基づきまして要介護者の居宅介護サービスや施設介護サービスなどに要します費用について計上したものでございます。 476ページをお願いいたします。項2支援サービス等諸費の目1居宅支援サービス給付費から一番下の目6特例居宅支援サービス計画給付費までで1億1,062万8,000円をお願いしてございます。これは、介護認定において要支援と判定された方の給付に要する費用でありまして、給付の内容については施設サービスを除きまして項1の介護サービス等諸費と同様でございます。 次の項3その他諸費の目1審査手数料で1,064万2,000円をお願いしてございます。これは、長野県国民健康保険団体連合会へ委託します介護報酬の審査支払いに要する手数料でございまして、連合会で示しております県下統一基準に従いまして計上したものでございます。 478ページをお願いいたします。中段の項4高額介護サービス等費の目1高額介護サービス費、それから目2の高額居宅支援サービス費で4,350万9,000円をお願いしております。これは、介護サービスの利用者負担額が著しく高額である場合に所得状況等に応じて利用者負担額の上限が設定されることに伴いまして、利用者の負担軽減を図るための費用を計上したものでございます。 次の財政安定化基金拠出金として2,114万円をお願いしておりますが、これは国、県、市町村が拠出して県に設置されます財政安定化基金に上田市も標準給付費の0.5%相当分を拠出したいというものでございます。 次の目1積立金で8,200万3,000円をお願いしております。これは、介護保険事業の財政の健全な運営を図るために介護保険基金に積み立てたいというものでございます。 次に、歳入について申し上げますので、466ページへ戻ってお願いいたします。款1保険料でございますが、第1号被保険者保険料として特別徴収分と普通徴収分を合わせて1億7,053万7,000円を収入可能な範囲で計上させていただきました。平成12年度につきましては、国の特別対策に沿って第1号被保険者の保険料を平年度の4分の1に軽減した額により計上したものでございます。 中段の款3国庫支出金の目1介護給付費負担金で7億2,508万9,000円を、それから一番下の県支出金の介護給付費負担金で4億5,318万1,000円をお願いしておりますが、これは標準給付費に対する国、県の負担割合に応じましてそれぞれ計上したものでございます。 下から3つ目の款3国庫支出金の目1調整交付金で2億1,897万6,000円をお願いしておりますが、これは市町村ごとに所得分布や後期高齢者の人数が異なることによる保険料の格差を調整するため、国が交付するものでございます。その下の目2事務費交付金の2,327万1,000円は、認定調査にかかる経費の2分の1を国が補助するというものでございます。 それから、次の款4支払基金交付金の目1介護給付費交付金につきましては、11億9,639万7,000円をお願いしております。これは、医療保険者が40歳から64歳までの第2号被保険者から医療分に上乗せして徴収する介護保険料を社会保険診療報酬支払基金を通じて交付されるもので、標準給付費に対する第2号被保険者の負担割合に応じて計上させていただいたものでございます。 468ページをお願いいたします。繰入金の目1一般会計繰入金について6億4,213万4,000円をお願いしております。これは、介護給付費繰入金としての標準給付費に対するルールによる市の負担分、それから職員給与費等繰入金及び広域連合負担金の繰り入れでございます。 次の款6繰入金として5億2,733万円をお願いしておりますが、これは介護保険円滑導入基金から取り崩して保険料を軽減するため、あるいは制度立ち上げに必要な経費のために繰り入れたいというものでございます。 次の諸収入につきましては、延滞金、それから第三者納付金、雑入について、いずれも科目設定をしたものでございます。 議案第42号につきましては、以上でございます。 以上、議案第39号から42号まで4件一括ご説明申し上げましたが、よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) 都市整備部長。 〔都市整備部長 石黒 豊君登壇〕
◎都市整備部長(石黒豊君) 予算書の483ページをお願いいたします。議案第43号、平成12年度上田市市街地再開発事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 485ページをお願いいたします。条文の第1条でありますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億8,481万2,000円としたいというものであります。第2条の地方債につきましては、後ほど第2表によりご説明いたします。第3条の一時借入金につきましては、借り入れの最高額を6億円と定めたいというものであります。 それでは、歳出の内容からご説明いたしますので、498、499ページをお願いいたします。款1市街地再開発費、目1の一般管理費は、一般職員8名分の人件費6,599万5,000円であります。次に、目2の市街地再開発事業費につきましては、総額で7億7,011万4,000円をお願いいたしております。主な内容につきましては、499ページ及び501ページの説明欄の内容についてご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。まず、道路等公共施設整備事業費でありますが、3億688万7,000円をお願いしてあります。主なものといたしましては、駅前広場検討委員会の委員報酬が21万8,000円、13節委託料では補償算定委託料のほか3件の委託で1,160万円、15節の工事請負費では事業用地の整備工事や道路敷地にかかわる水路、擁壁工事等で3,086万5,000円をお願いしてございます。また、道路敷地にかかわる地区外転出者の用地費及び補償費といたしまして17節公有財産購入費で4,829万円を、22節補償補てん及び賠償金では2億1,064万9,000円をそれぞれお願いしてございます。 次に、施設建築物等整備事業費でありますが、現在の資産を再開発ビルの床に置きかえる内容等を定める管理処分計画作成の諸費用を計上してございます。これは、4億6,322万7,000円をお願いしてあるところでございます。主なものといたしましては、まず管理処分計画の内容について審査を行う市街地再開発審査会の委員報酬が13万6,000円でございます。 501ページをお願いいたします。13節委託料では、施設建築物の実施設計、管理処分計画作成業務等の4件の委託で1億8,490万7,000円をお願いしてあります。また、建築敷地にかかわる地区外転出者の用地費及び補償料といたしまして17節公有財産購入費で2億5,552万5,000円、22節補償補てん及び賠償金では2,100万円をお願いしてございます。 前のページ、500ページをお願いいたします。下段でありますが、款2公債費、目1の利子につきましては、4,870万3,000円をお願いいたしました。内訳につきましては、市債の利子4,330万3,000円と一時借入金の利子540万円でございます。 続きまして、歳入の内容について申し上げますので、494、495ページにお戻りをお願いいたします。まず、款1の使用料及び手数料でありますが、建築敷地にかかわる土地使用料110万円をお願いしてございます。 次に、款2国庫支出金及び款3県支出金につきましては、ルールによりますそれぞれの補助金をお願いしてございます。 款4の繰入金につきましては、一般会計からの繰入金2億7,448万1,000円であります。 款5の繰越金では前年度繰越金10万円を、また款6の諸収入では雑入1,000円を見込んでございます。 496、497ページをお願いいたします。次に、款7の市債でありますが、3億6,890万円をお願いしてございます。内訳といたしましては、公共施設整備費に充当する公共施設整備事業債が3,010万円、施設建築物整備費に充当する地域開発事業債が3億3,880万円となっております。 次に、487ページにお戻りをいただきたいと思います。第2表の地方債でありますが、起債の限度額を3億6,890万円と定めたいというものでございます。 以上でありますが、よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 建設部長。 〔建設部長 下林 幸雄君登壇〕
◎建設部長(下林幸雄君) 同じ予算書の509ページをお願いいたします。議案第44号、平成12年度上田市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 次の511ページをお願いいたします。条文の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億3,121万2,000円と定めたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、520、521ページをお願いいたします。款1駐車場事業費、目1一般管理費におきまして3,802万9,000円をお願いしてございますが、内訳は職員人件費におきまして1,058万2,000円で、職員1名分と嘱託職員1名分でございます。駐車場管理運営事業費におきまして2,744万7,000円をお願いしてございますが、主なるものは委託料でございまして、管理運営業務委託料でシルバー人材センターへの委託と警備委託、保守点検委託料でございます。 次に、款2公債費でございますが、9,318万3,000円をお願いしてございますが、目1元金5,926万7,000円は、償還金でございます。目2利子で3,391万6,000円は、市債利子でございます。 歳入について申し上げますので、前に戻りまして518、519ページをお願いいたします。款1使用料及び手数料、目1駐車場等使用料で1億1,640万2,000円でございますが、内訳は駐車場使用料で9,800万円、駐輪場使用料が1,840万円でございます。 款2繰入金、目1一般会計繰入金で1,471万円をお願いするものでございます。 款3繰越金、目1繰越金10万円は、前年度からの繰越金でございます。 以上、議案第44号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 水道局長。 〔水道局長 田口 邦勝君登壇〕
◎水道局長(田口邦勝君) 同じ予算書の529ページをお願いいたします。議案第45号、平成12年度上田市公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 531ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ78億31万円といたしたいというものでございます。次に、第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては、後ほど第2表及び第3表によりご説明申し上げます。第4条の一時借入金につきましては、借り入れの最高額を30億円といたしたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、546ページをお願いいたします。歳出でございますが、款1の公共下水道費、目1の一般管理費は、2億7,090万8,000円で、前年度対比で7.7%増でありますが、職員人件費、一般管理事業費、普及促進事業費においてそれぞれ必要経費を計上させていただきました。下水道使用料につきましては、料金審議会をお願いする予定でありますので、所要の経費をお願いしてございます。 548ページをお願いいたします。目の2の公共下水道建設費でありますが、35億1,051万4,000円で、前年度対比で24.8%の減額でございます。これは、南部終末処理場建設工事第1期分につきまして終了したことに伴いまして委託料で7億3,000万円余の減額が主なものであります。しかしながら、本年度も引き続き上田及び南部の両処理区の管渠整備を積極的に進めるとともに、南部終末処理場の水処理施設第2系列の工事予算についてもお願いしてございます。 目3特定環境保全公共下水道工事費は、14億6,777万5,000円で、前年度対比15.2%増であります。中塩田、神川東両処理区において、引き続き管渠整備工事の推進を図ります。その工事請負費等の計上をお願いしてございます。なお、12年度におきましては、上田処理区及び神川東処理区の認可区域の拡大を予定しておるところでございます。 550ページをお願いいたします。目4の処理場費は、5億3,100万6,000円で、前年度比12.2%増でありますが、南部終末処理場が昨年の12月に供用開始したことに伴い、運転維持管理費等の増加と電線地中化工事に伴う管渠の補強工事等であります。 552ページをお願いいたします。款2公債費の目1元金は、7億8,978万3,000円で、前年度比47.9%の増。目2利子は、12億3,032万4,000円で、前年度比6.2%の増であります。 続きまして、歳入について申し上げますので、542ページに戻ってお願いいたします。歳入の款1分担金及び負担金で、目1公共下水道負担金は、2億3,928万円で、12年度からは新たに神川東処理区の賦課を予定しております。 款2の使用料及び手数料の目1下水道使用料は、12億3,094万6,000円で、前年度比3.3%減で、これにつきましては長引く景気停滞等の影響から、減額とさせていただいております。目2処理場使用料は、3万1,000円であります。項2の手数料でありますが、下水道手数料で50万円であります。 款3の国庫支出金は、目1公共下水道補助金で9億4,718万6,000円であります。 款4繰入金の目1一般会計繰入金で11億1,738万2,000円をお願いしてございます。 544ページをお願いいたします。款の5繰越金は、1億9,500万円を計上してあります。 款6諸収入では、項1の延滞金加算金及び過料で、目1の延滞金が26万円。項2の雑入では、1億8,002万5,000円で、この内容は消費税還付金でありますが、11年度に事業費が増加したことに伴う増でございます。 次に、款の7市債は、目1公共下水道事業債で38億8,970万円であります。 歳入については、以上でございます。 次に、債務負担行為についてご説明申し上げますので、534ページに戻ってお願いいたします。第2表の債務負担行為でございますが、下水道排水設備資金融資利子補給事業費で、平成12年度から平成18年度までで限度額として14万5,000円であります。 次に、535ページをお願いいたします。第3表、地方債でございますが、公共下水道事業費で限度額を25億8,970万円、特定環境保全公共下水道事業費で13億円、合計38億8,970万円といたしたいというものでございます。 以上、議案第45号について申し上げました。 続きまして、同じ予算書の561ページをお願いいたします。議案第46号、平成12年度上田市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 563ページをお願いいたします。条文予算でありますが、第1条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ33億5,326万2,000円といたしたいというものでございます。第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては、後ほど第2表、第3表でそれぞれご説明申し上げます。第4条の一時借入金につきましては、借り入れの最高額を15億円としたいというものでございます。 歳出から申し上げますので、576ページをお願いいたします。歳出でありますが、款1の農業集落排水事業費、目1一般管理費は、7,256万5,000円で、前年度比で6.9%減であります。目2の農業集落排水施設建設費は、28億2,996万円で、前年度比10.7%の減となっております。これにつきましては、11年度で古安曽、保野舞田、豊殿南部、富士山の4地区で事業が完了したことによる減額でありますが、今後も残る7地区において引き続き事業促進に努めます。なお、12年度では八木沢、浦里の2地区で事業が完了し、山田、小泉においては処理場の施設建設工事を計上してございます。 578ページをお願いいたします。目3処理場費でございますが、1億1,477万6,000円で、前年度比6.2%増でありますが、昨年12月に供用開始されました八木沢、浦里両地区の処理場維持管理費の通年経費等であります。 次に、款の2公債費で、目1元金は、7,485万8,000円で、前年度比38.4%増となっております。 580ページをお願いいたします。目2利子でございますが、2億6,110万3,000円で、前年度比25.7%増であります。 続いて、歳入について申し上げますので、572ページに戻ってお願いいたします。歳入の款1分担金及び負担金で、目1の農業集落排水負担金は、2億8,262万6,000円で、前年度比15.2%の減であります。 款2の使用料及び手数料の目1農業集落排水使用料は、1億1,510万円で、前年度比35.2%増を見込んでおりますが、供用開始地区拡大による水洗化戸数増を見込んだものであります。 款3県支出金の目1の農業集落排水事業費補助金は、9億1,770万円で、前年度比30.4%増であります。 款4の繰入金の目1一般会計繰入金は、2億6,553万5,000円で、前年度比58.5%増であります。 款5繰越金は前年同額の500万円、款6の諸収入は雑入で8,000万1,000円で、前年度比20%減であります。 574ページをお願いいたします。款7市債ですが、目1の農業集落排水事業債は、16億8,730万円で、前年度比24%減であります。 次に、債務負担行為について申し上げますので、565ページに戻ってお願いします。第2表、債務負担行為でございますが、農業集落排水施設建設事業費で、平成12年度から平成14年度まで限度額8億3,700万円でお願いしてございます。内容は、山田、小泉両地区の処理施設新築工事でございます。 566ページをお願いいたします。第3表、地方債でございますが、農業集落排水事業費で限度額16億8,730万円としたいというものでございます。 以上、議案第45号及び第46号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 健康福祉部長。 〔健康福祉部長 前沢 憲一君登壇〕
◎健康福祉部長(前沢憲一君) 別冊となっております産院事業会計予算書をお願いいたします。表紙をまくっていただきまして、議案第47号、平成12年度上田市産院事業会計予算につきましてご説明いたします。 1ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第2条で業務の予定量を今までの実績をもとに定めたいというものでございます。第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入支出をそれぞれ2億9,516万9,000円としたいというものでございます。第4条は、資本的収入及び支出で、支出の予定額を123万5,000円としたいというものでございます。この財源といたしまして、過年度分損益勘定留保資金から補てんをしたいというものでございます。第5条では職員給与費等の流用につきまして、また第6条では棚卸資産購入限度額を定めたものでございます。 次に、収益的収入及び支出について申し上げますので、5ページをお願いいたします。支出から申し上げます。産院事業費用のうち、項1医業費用で2億8,664万6,000円でございます。主なものは、職員給与費、診療及び給食材料費、事業運営費等でございます。 収入について申し上げます。産院事業収益のうち、項1医業収益で2億8,270万3,000円を、それから項2医業外収益で1,246万6,000円をお願いしておりますが、それぞれ今までの実績をもとに計上したものでございます。 次に、資本的支出について申し上げますので、6ページをお願いいたします。支出でございますが、目1建設改良費で123万5,000円をお願いしていますが、これは病室など院内改修に伴う工事費でございます。 次の資金計画書、7ページの給与費明細書、10ページの予定貸借対照表、12ページの予定損益計算書、15ページの事項別明細書等につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、議案第47号につきましてご説明申し上げました。よろしくお願いをいたします。
○議長(石川幸君) 水道局長。 〔水道局長 田口 邦勝君登壇〕
◎水道局長(田口邦勝君) 同じく別冊になっておりますが、水道事業会計予算書をお願いいたします。議案第48号、平成12年度上田市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 1ページお願いいたします。条文予算でございますが、第2条の業務予定量でありますが、給水戸数は3万9,250戸で、前年度に比較し580戸増を見込んでおります。4番目の建設改良事業費ですが、13億2,969万4,000円で、前年度比27.3%減であります。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入におきまして第1款の水道事業収益で23億3,317万8,000円で、前年度比2.4%の減、支出におきましては、第1款水道事業費用で22億6,674万4,000円で、前年度比3.1%減であります。 次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額でありますが、2ページをお願いいたします。収入におきましては、第1款の資本的収入が12億4,872万8,000円で、前年度比25.3%の減、支出におきましては17億1,471万1,000円で、前年度比24.8%減であります。 1ページに戻っていただきまして、条文の括弧書きでございますけれども、補てん財源についてお願いしてございます。 2ページをお願いします。第5条でございますが、企業債であります。上水道事業費として5億2,000万円といたしたいというものでございます。第6条は、一時借入金で、限度額を3億円といたしたいというものでございます。次に、第7条は、予算の流用について、3ページの第8条につきましては、議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、第9条につきましては、棚卸資産購入限度額について、それぞれお願いするものであります。 次に、予算の内容についてご説明申し上げますので、9ページをお願いいたします。収益的収入及び支出の収入につきましては、項の1営業収益が22億2,311万8,000円で、前年度比で2.3%減であります。これは、給水収益におきまして景気低迷による料金の伸び悩み、また受託工事収益におきましては、工事収益の減額が主なものであります。項の2の営業外収益は1億960万円、項の3特別利益につきましては10万円であります。 10ページをお願いいたします。支出でございますが、項の1営業費用で16億281万5,000円で、前年度比2.8%減であります。これにつきましても受託工事費の減及び維持管理経費の見直し等による減額に努めてございます。項の2営業外費用は6億2,368万5,000円、項の3特別損失が3,724万4,000円、項の4予備費が300万円であります。 次に、11ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でありますが、収入につきましては、項の1負担金で7億2,409万9,000円で、前年度比で14.8%の減。これにつきましては、工事負担金で他関連事業に伴う工事負担金の減でございます。項2補助金で422万8,000円、項の3企業債で5億2,000万円でありますが、これは前年度比で45%の減で、これも下水道関連工事に伴う減が主なものであります。項の4固定資産売却代金1,000円、項の5出資金で40万円であります。 支出につきましては、項の1建設改良事業費13億2,969万4,000円で、前年度比27.3%の減でありますが、これは建設費及び改良費におきまして他工事関連工事の減によるものが主なものであります。なお、建設費におきましては、染屋浄水場の集中監視システムの更新を計上してございます。項の2企業債償還金が3億7,727万1,000円で、前年度比で11.4%の減。項の3開発費で574万6,000円、項の4返還金で200万円であります。 なお、12ページ以降につきましては、予算に関する資料等でございますが、ごらんいただきまして、失礼ではございますが、説明については省略させていただきます。 以上、議案第48号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 農政部長。 〔農政部長 小林 隆利君登壇〕
◎農政部長(小林隆利君) 議案集の90ページをお願いいたします。議案第49号、上田市営土地改良事業の施行についてでございます。 上田市営土地改良事業を次のとおり施行したいので、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 事業名は基盤整備促進事業で、地区名は福田用水でございます。事業の目的は農業用用排水施設整備、所在地は上田市大字福田でございます。基本計画でございますけれども、管水路工が390メーター、揚水機場1カ所で、費用の概算は7,200万円でございます。これは、この地区の現在の揚水施設が老朽化したため施設の更新によるもので、これを整備することにより用水の安定的な確保を図り、農業の汎用性を高め、農業の安定を図るというものでございます。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(石川幸君) 水道局長。 〔水道局長 田口 邦勝君登壇〕
◎水道局長(田口邦勝君) 91ページをお願いいたします。議案第50号、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する変更基本協定の締結についてご説明申し上げます。 これにつきましては、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する変更基本協定を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 協定の目的でございますが、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託(南部終末処理場)でございます。協定の方法は随意契約でございます。変更の内容でございますが、協定の金額で54億5,000万円から52億600万円に2億4,400万円を減額し、協定の相手方を東京都港区赤坂6丁目1番20号、日本下水道事業団の代表者である理事長がかわったことに伴いまして、定道成美氏から内藤勲氏に変更したいというものでございます。 この協定金額変更の理由でありますが、汚泥処理施設整備工事で脱水機、濃縮機等の大型プラント機器価格の下落による工事費の低減及び機器配置の工夫による配管の削減、また汚泥処理電気設備工事でのコスト縮減と植栽工事を市発注とすることなどによる変更によるものであります。 以上、議案第50号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 財政部長。 〔財政部長 荒井 鉄雄君登壇〕
◎財政部長(荒井鉄雄君) 別冊になっております報告書の方をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。報告第1号、専決処分した平成11年度上田市一般会計補正予算第7号の承認についてご説明申し上げます。この会計は、地方自治法179条第1項の規定により、平成12年1月12日に専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めたいというものでございます。 4ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億473万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ433億954万9,000円にいたしたものでございます。第2条の地方債補正、地方債の追加変更につきましては、第2表の方で後ほど申し上げたいと思います。 歳出から申し上げますので、18、19ページの方をお願いいたします。まず、専決処分の理由でございますが、国の経済新生対策に伴います第2次補正予算が昨年の12月9日に可決し、景気回復のための予算が成立いたしましたことから、上田市もこれに呼応して専決させていただいたものでございます。 款3の民生費の目1社会福祉総務費で200万円の補正増でございます。説明欄にまいりまして、福祉輸送対策事業補助金でございまして、救急サービス事業を行う株式会社長野救急管理センターが購入する先駆的福祉輸送車両の購入に対しまして補助をいたすものでございます。 児童福祉費の目1の児童福祉総務費で2,500万円の追加補正でございます。障害児施設福祉事業費で2,500万円でございます。上田市しいのみ園に特殊浴槽を備えた浴室と身体障害者用トイレの整備並びに通園用のマイクロバスの更新をいたしたものでございます。 款6の農林水産業費の目9の農地費にまいりまして、1,475万2,000円の補正でございます。県営田園空間整備事業負担金でございまして、国の第2次補正予算によります県事業費の増額に対します負担金の追加でございます。内容は、仁古田越戸間の集落道の整備にかかるものでございます。 一番下になりますが、款8の土木費にまいりまして、目3の道路新設改良費で7,050万5,000円でございます。都市環状線関連の施設整備事業費でございますが、内容は市道福田築地線にかかわるもので、用地費ほかの計上でございます。 次のページをお願いいたします。河川費にまいりまして、目1の河川総務費で1,699万5,000円でございますが、河川用悪水路改修工事費で1,200万円がございます。自然災害防止対策事業として東沢川の改修でございます。 都市計画費にまいりまして、目2の街路事業費で5,900万円でございますが、内容は諏訪部伊勢山線、南天神町常田線の整備にかかるものでございまして、一部路線と財源の組み替えをいたしたものでございます。 一番下の目4の公園費で2,970万円がございます。内容は、平成12年度事業として予定しておりました美穂ケ池市民緑地公園の整備について前倒しで実施したもので、用地費の計上でございます。 次のページをお願いいたします。一番上の目5の市街地整備費で6,000万円の追加でございますが、
優良建築物等整備事業補助金でございます。馬場町地区
優良建築物等整備事業費の追加計上でありまして、補償費にかかるものでございます。 住宅費の目2の住宅建設費で2億2,264万8,000円がございます。市営住宅建設事業費で、内容は内堀団地建てかえにかかわるものでございまして、平成12年度、13年度に予定の第4期計画をそれぞれ1年前倒しで実施いたしてまいるものでございます。 款9の消防費にまいりまして、目2の非常備消防費で391万7,000円でございますが、消防用備品購入費で消防防災用の資機材搬送車1台を購入するためのものでございます。 款10の教育費にまいりまして、目2の文化費で21万7,000円の追加でございますが、県宝防災設備工事補助金でございます。県宝の生島足島神社の本殿、内殿の防災設備に対するものでございます。 歳出については、以上でございます。 歳入について申し上げますので、戻って14、15ページの方をお願いいたします。款8の地方交付税6,732万7,000円につきましては、歳出に充てるための一般財源として地方交付税を充てさせていただきました。 款12の国庫支出金につきましては、補正額3億6,220万7,000円でございます。款13の県支出金につきましては、補正額900万円でございます。いずれも歳出の財源に充てるものでございまして、ルールにより計上させていただきました。 次に、款19の市債につきましては、別表で申し上げますので、戻って7ページの方をお願いいたします。第2表の地方債補正でございますが、追加といたしまして障害児施設整備事業費ほか3件でございます。それぞれ事業の財源としてルールにより充てさせていただいたものでございます。 2の変更といたしまして、臨時地方道整備事業費ほか3件でございますが、それぞれ事業内容の変更により調整をいたしたものでございまして、これによりその限度額を53億2,490万円といたしたものでございます。 以上でございます。
○議長(石川幸君) 水道局長。 〔水道局長 田口 邦勝君登壇〕
◎水道局長(田口邦勝君) 同じ予算書の29ページをお願いいたします。報告第2号、専決処分した平成11年度上田市公共下水道事業特別会計補正予算第5号の承認についてご説明申し上げます。 これにつきましては、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、平成12年1月12日に専決処分いたしたもので、同条第3項の規定により報告し、承認をお願いするものでございます。 32ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,681万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ94億2,677万1,000円としたいというものでございます。第2条の地方債の補正につきましては、第2表で後ほどご説明申し上げます。 歳出から申し上げますので、42ページをお願いいたします。歳出でございますが、款1の公共下水道費、目1一般管理費は、財源内訳の変更でございます。目2の公共下水道建設費は1億3,500万円、目3の特定環境保全公共下水道建設費は4,060万円のそれぞれ補正増でございますが、いずれも国の補正予算による国庫補助金の追加内示に伴うもので、管渠布設工事費等でございます。目4処理場費は121万4,000円の補正増でございます。 続いて、歳入について申し上げますので、40ページをお願いいたします。歳入の款1分担金及び負担金で、目1公共下水道負担金で1,020万円、款3の国庫支出金の目1公共下水道補助金で6,680万円、款6諸収入の目1雑入で21万4,000円、款7市債の目1公共下水道事業債で9,960万円のそれぞれ補正増でございます。 次に、34ページをお願いしたいと思います。第2表の地方債補正でございますが、限度額の変更をお願いするものでございます。公共下水道事業費で8,140万円を増額し、限度額を34億9,350万円に、特定環境保全公共下水道事業費で1,820万円を増額し、限度額を12億2,120万円にそれぞれ変更したいというものでございます。 同じ予算書の45ページをお願いいたします。報告第3号、専決処分した平成11年度上田市農業集落排水事業特別会計補正予算第3号の承認についてご説明申し上げます。 これにつきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、平成12年1月12日に専決処分いたしたもので、同条第3項の規定によりご報告申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。 48ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で債務負担行為の補正をお願いするものでございます。第1表によりご説明申し上げますので、次のページをお願いいたします。第1表の債務負担行為補正でございますが、債務負担行為の追加をお願いするもので、農業集落排水施設建設事業費で平成11年度から平成12年度まで限度額5,050万円で、内容は八木沢地区の管渠整備事業でございます。 以上、報告第2号及び第3号についてご報告申し上げました。この専決処分につきましては、昨年12月に国の補正予算成立により補助金の追加内示を受けまして、景気対策という趣旨から早期の発注、契約、着工による景気回復への効果を期待し、早急に予算化する必要が生じたため、これらの補正予算を専決処分させていただき、事業の進捗に努めているものでございます。ご承認を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(石川幸君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。明1日から5日までの5日間は議案討議のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石川幸君) ご異議なしと認めます。よって、明1日から5日までの5日間は議案討議のため休会することに決しました。 次回は3月6日午前9時30分から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午後 4時 40分 散会...