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09月08日-趣旨説明-01号

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  1. 上田市議会 1998-09-29
    09月08日-趣旨説明-01号


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    最終取得日: 2021-07-10
    平成10年  9月 定例会(第3回)議事日程 第 1 会期の決定 第 2 議案第79号から第90号及び報告第22号(趣旨説明)本日の会議に付した事件 日程第1から第2まで出席議員(32名)     1   番   成   田   守   夫   君     2   番   丸   山   正   明   君     3   番   宮   下   昭   夫   君     4   番   山   浦   能   人   君     5   番   石   川   美 和 子   君     6   番   武   藤       弘   君     7   番   井   出   康   生   君     8   番   井   出       実   君     9   番   矢   島   昭   八   君     1 0 番   南   雲   典   子   君     1 1 番   柄   沢   荘   一   君     1 2 番   土   屋   陽   一   君     1 3 番   田   中   正   雄   君     1 4 番   手   塚   克   巳   君     1 5 番   福   沢   正   章   君     1 6 番   川   上       清   君     1 7 番   成   沢   捨   也   君     1 8 番   塚   田   基   男   君     1 9 番   藤   原   信   一   君     2 0 番   渡   辺   正   博   君     2 1 番   金   井   忠   一   君     2 2 番   高   遠   和   秋   君     2 3 番   石   川       幸   君     2 4 番   倉   沢   俊   平   君     2 5 番   今   井   正   昭   君     2 6 番   甲   田   定   男   君     2 7 番   小   泉   連   夫   君     2 8 番   土   屋   勝   利   君     2 9 番   上   原       憲   君     3 0 番   桜   井   啓   喜   君     3 1 番   小   山   正   俊   君     3 2 番   小 宮 山       仁   君説明のため出席した者    市    長   平   尾   哲   男   君    助    役   加   藤   勝   彦   君    収 入 役    中   沢   宮   彦   君    政策推進部長   田   口   邦   勝   君    総合調整参事   竹   鼻   靖   之   君    企画課長     小   出       俊   君    秘書課長     土   屋   朝   義   君    財政部長     荒   井   鉄   雄   君    財政課長     鈴   木   栄   次   君    市民生活部長   宮   本   智   夫   君    商工観光部長   須   藤   清   彬   君    農政部長     小   林   隆   利   君    都市整備部長   石   黒       豊   君    建設部長     下   林   幸   雄   君    消防部長     成   沢   宏   昭   君    健康福祉部長             内   藤   政   則   君    福祉事務所長    水道局長     大 井 戸   荘   平   君    教育長      我   妻   忠   夫   君    教育次長     宮   下   明   彦   君    監査委員     石   井   俊   夫   君事務局職員出席者    事務局長     小   林   善   幸   君    事務局次長    山   崎   正   幸   君    議事係長             鳴   沢   宏   紀   君    調査係長    主    事   石   山       晋   君    主    事   上   原       晶   君   午後 1時 30分   開会 ○議長(甲田定男君) ただいまから平成10年9月上田市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長(甲田定男君) 議事に入る前に会議録署名議員の指名を行います。 今定例会の署名議員は会議規則第81条の規定により、議長において、15番福沢正章君、16番川上清君を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(甲田定男君) この際、諸般の報告を行います。 今定例会に提出されました陳情について、事務局長をして報告いたさせます。 ◎事務局長(小林善幸君) ご報告申し上げます。 今期定例会までに受理いたしました陳情は、お手元へ配付申し上げてあります陳情文書表のとおりであります。 朗読は省略させていただきます。 ○議長(甲田定男君) 陳情については、事務局長の報告のとおり、それぞれ所管の委員会においてご審査願います。 次に、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により上田市土地開発公社にかかわる平成9年度決算報告書及び上田市地域振興事業団にかかわる平成9年度決算報告書並びに地方自治法第180条第2項の規定により市長専決事項の規定に係る報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、監査委員から、出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付しておきましたからご了承願います。 △日程第1 会期の決定 ○議長(甲田定男君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期は、本日から9月29日までの22日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲田定男君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決定いたしました。 △日程第2 議案第79号~第90号及び報告第22号 ○議長(甲田定男君) 次に、日程第2、議案第79号から90号まで及び報告第22号、13件一括議題といたします。 まず、市長から提案理由の説明を求めます。市長。          〔市長 平尾 哲男君登壇〕 ◎市長(平尾哲男君) 本日ここに平成10年9月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところご出席を賜りまして、まことにご苦労さまです。 去る9月1日の防災の日に実施いたしました上田市地震総合防災訓練におきましては、議員各位を初め、自治会や防災関係機関等の多くの皆様にご参加とご協力をいただき、当日の訓練本部長として改めて御礼申し上げます。ことしは長雨の影響により、グラウンドへの配慮から一部訓練を縮小しました。ご迷惑をおかけしました関係機関の皆様には、おわび申し上げる次第であります。ことしの訓練の特徴は、住宅街における同時多発型の災害に即応した多会場方式によるもので、地域住民の皆様方のご協力による避難訓練などを実施いたしました。ご承知のとおり、このたびの記録的な豪雨により、全国各地で大規模な災害が発生しており、被害に遭われた地域の皆様に謹んでお見舞とお悔やみを申し上げ、1日も早い復興を心からお祈り申し上げます。また、本年は長野・岐阜県境で地震が発生し、さらに不安定な気候が続いており、災害はいつ発生するかわからない状況であります。今後も過去のさまざまな災害を教訓とした実践的な訓練を実施していくとともに、関係機関との連携も密にし、災害に強いまちづくりに取り組み、災害が発生しても被害を最小限に食いとめられるよう、防災体制に万全を期してまいる所存でありますので、議員各位を初め市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 さて、日本の経済状況は、8月の経済企画庁月例経済報告によりますと、引き続き先の明るさが見えないとされ、上田公共職業安定所管内における有効求人倍率も、本年2月以降1.0を下回り、この7月には0.67とさらに落ち込んでおります。また、市内における負債総額1,000万円以上の倒産件数は、ことしに入り既に9件を数え、不況の影響により大変厳しい状況にあると認識しております。一方、上田市の財政状況も、法人市民税を初めとする税収の確保は厳しさが予想され、一日も早い地域経済の景気回復のため、去る7月24日市議会臨時会をお願いし、総額16億8,000万円余の補正予算をご承認いただいたところであります。 今回提案いたしました補正予算におきましては、中小企業の資金繰りを支援するため、中小企業融資あっせん事業の枠の拡大を行うこととし、加えて工事の早期発注を指示したところであります。また、市民生活に直結した市道新設改良や、水路改修などにも配慮したところであります。環境ホルモン問題につきましては、諸説があり、市町村間での対応もさまざまでありますが、学校、保育園など市の施設ではポリカーボネート製食器を使用しないよう指示し、既決予算では対応できない部分について今議会にお願いいたしました。今後も安全面には十分に配慮してまいりたいと考えております。 義務教育施設の整備につきましては、今後改築を予定しております神川小学校川辺小学校屋内運動場に関する所要の措置をお願いいたしました。厳しい財政状況の中ではありますが、後年度負担にも留意しながら補正予算を編成いたしました。今後とも引き続き効率的な行財政運営を図ってまいりたいと考えております。 上田市では同和対策事業同和教育行政に積極的に取り組んでいるところでありますが、平成8年6月3日上田市部落解放審議会に対し、差別撤廃条例の制定についての諮問をし、平成9年10月24日に制定が必要であるとの答申をいただきました。今回この答申を尊重し、上田市差別撤廃と人権擁護に関する条例を制定することとし、今議会にお願いいたしました。あらゆる差別をなくし、あらゆる人権が大切にされるまちづくりに努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位を初め市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 高齢者対策につきましては、7月から塩田西と常田デイサービスセンターの利用時間を延長し、利用者のサービス向上に努めております。また、トイレや風呂などの住宅環境の整備向上を図るため、寝たきり老人等住宅整備事業の補助拡大の予算をお願いいたしました。今後も介護保険事業導入を視野に入れ、在宅福祉サービスの充実を図ってまいりたいと考えております。 介護保険事業につきましては、高齢者の現在の状況や介護保険制度が導入された際、どのようなサービスを希望するかなどを把握するため、8月から高齢者実態調査を実施しております。このほか、寝たきりや痴呆性老人の方々、各種の福祉サービスを現在利用されている方々を対象とした調査も実施しており、今後これらの調査をもとに、市民の皆様の要望を反映した介護保険事業計画を策定してまいりたいと考えております。 これからの社会においては、高齢者はもとより障害者の皆さんが積極的に社会参加していくことが大切であり、行政としてもその環境整備に力を注いでいく必要があります。病院や美術館などの公益的施設を障害者に配慮して建築する民間業者に対し、建設費の一部を助成するための補助金を新たにお願いいたしました。今後とも高齢者や障害者に配慮した、だれにも優しい福祉のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 白銀保育園浦里保育園を統合する(仮称)川西中央保育園建設事業につきましては、来年4月の開園を目指し工事を進めておりますが、今議会に外構工事費と大型遊具の設備整備費をお願いいたしました。 環境問題につきましては、私たち一人一人が真剣に考えなければならない問題であり、良好な環境を保全し、次の世代へ引き継ぐことは私たちの責務であると思います。環境問題の多くは、大量生産、大量消費、大量廃棄という日常生活や事業活動に起因しており、いまやライフスタイルそのものを見直したり、地球的規模で生態系に及ぼす影響についても考え直さなければならない状況になってきていると思います。特にダイオキシン類による環境汚染が全国的に大きな問題になっておりますが、その対策として事業所や家庭におけるごみの焼却の自粛、プラスチック類の分別の徹底、さらにごみの量を減らす工夫など、私たち一人一人が日常生活の中で実践することが大切であると考えております。市民の皆様の一層のご協力をお願い申し上げます。 この7月からは、商店街組合等の皆様のご協力をいただき、環境に優しい店、エコストア認定事業を開始いたしました。現在20件を超える申請が出されておりますが、環境に優しいと認められる店舗をエコストアとして認定し、事業所や市民の皆様のごみ減量化リサイクル推進への認識をより高めるとともに、商店街の活性化も図ってまいりたいと考えております。 また、リサイクルリーダー養成講座ごみ減量アドバイザーによる「夏休み子供ごみ探偵団」なども実施いたしましたが、今後もごみ減量や環境保全意識の高揚を図るための施策を引き続き実施してまいりたいと考えております。 ペットボトルの分別回収につきましては、自治会連合会と倉升、秋和、常磐町、五加の4自治会のご協力をいただき、試験的に実施する運びとなりました。また、これに並行して大型店のご協力もいただき、可能なところから店頭拠点回収も開始してまいりたいと考えており、全市的な本格回収へつながるよう準備を進めてまいります。 交通渋滞の早期解消を目指し進めております(仮称)上田新橋は、来年夏の供用開始に向け、現在小牧側でけたの架設を行っており、また常田側はけたの工場製作を進め、この11月から架設に着手する予定であります。取りつけ工事も本格的に始まり、関係者や通行の皆様に大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。 都市環状道路につきましては、国道143号築地バイパスは、上田坂城バイパスの供用開始にあわせ、平成11年度に暫定2車線で開通できる見込みとなりました。国道143号と県道鹿教湯別所上田線を結ぶ区間につきましては、築地下之郷バイパスⅡ期工区として、現在福田、神畑、下小島地籍の設計協議を進めております。協議が成立しましたら、用地取得に入る予定であり、今後も県と協力し早期の工事着手を目指してまいりたいと考えております。主要地方道別所丸子線鈴子バイパスにつきましては、今年度柳沢地籍から二ツ木峠間3.4キロメートルを、事業着手の前提となります現況調査に入る予定であります。先線に当たる丸子町と東部町区間につきましても、都市計画決定ルート選定作業が進行中ですので、今後早期事業化関係機関に働きかけてまいりたいと考えております。また、市民要望の強い生活関連道路、水路等の整備につきましてもできる限り力を入れてまいりたいと考えており、今議会に補正予算をお願いいたしました。 お城口の再開発につきましては、再開発地区から転出される方々の用地買収を積極的に進めており、駅前広場の整備計画につきましては、より使いやすくなるよう、現在上田駅お城口広場整備計画検討委員会において検討いただいております。また、再開発地区内にありますJA信州うえだ駅前支所の移転に伴い、国分地籍に進めてまいりました国分産業団地造成事業は近々完成の運びとなりましたので、関係する予算をお願いいたしました。中心市街地の活性化を図ることを目的に進めてまいりました(仮称)池波正太郎真田太平記館は、ことしの1月に着工以来工事が順調に進み、この11月にオープンの運びとなりました。この間、地元の皆様方を初めご協力いただきました関係者に心から感謝申し上げます。今後は、特別展の開催や市民の交流の場として広くご利用いただけるよう努めてまいりたいと考えております。 新幹線が開業し、はや1年が過ぎようとしていますが、これを契機に上田地域への観光的関心を再度呼び起こすため、上小環境協議会地元関係団体、JR東日本などが協力して開業1周年記念イベントを開催することになりました。10月1日より、物産店や東京駅におけるキャンペーンなどを繰り広げる予定であります。また、この秋には幹部看護婦国際研究会を初め、全国国分寺史跡シンポジウム全国高等学校美術工芸教育研究大会など、数多くのコンベンションが予定され、多くの皆さんが上田を訪れます。これらのコンベンションを機に、ボランティアの皆様のご協力もいただき、上田を訪れる皆さんに喜んでいただくとともに、「また訪れたい上田」をPRしてまいりたいと考えております。 文化活動や生涯学習に対する市民意欲が高まりを見せる中、生涯学習の拠点施設の1つであります市立図書館の分室を上田創造館図書室に併設することにいたしました。この分室にはエコールの機能を持たせ、左岸地域を中心とした利用者への広域的な図書館サービスを行うとともに、均衡のとれた図書館の利用促進を図ってまいりたいと考えております。文化事業につきましては、去る8月27日に文化団体のご協力をいただき、「上田城薪能」を開催いたしました。古来の伝統文化を目の当たりにし、幽玄の世界を堪能していただきました。また、これに先立ち、市民会館で「中学生鑑賞能」も開催され、市内の中学生1,300人余りが鑑賞し、日本の文化を肌で感じることができ、大変好評をいただきました。9月26日には「ルーマニア少年少女合唱団上田公演」が開催されますが、地元少年少女合唱団との共演や交流会も計画されており、国際交流にも役立つものと期待しております。 子供から大人まで、すべての市民が遊び心でスポーツ活動を楽しみ、心身ともに健康的な社会の実現を目指す文部省所管新規委託事業でありますスポーツ・健康推進地域モデル事業子供遊悠プラン」を実施することとし、今議会に関係する予算をお願いいたしました。遊び感覚で知る地域事業なども行い、体育振興はもとよりふるさとの再発見や地域、世代を超えた交流にも役立ててまいりたいと考えております。 本年5月29日地方分権推進計画が閣議決定され、これに伴う所要の法律改正が来年の通常国会に提出される運びとなっており、地方分権がいよいよ実行の段階を迎えております。これらの動きに合わせ、県下の市町村が実効ある地方分権の実現を図るために必要な方策を研究するため、平成7年に市長会、町村会合同で設置した「地方分権推進に関する研究会」をこの8月から再開し、県から市町村、広域連合等への権限委譲について地方の主体性、住民の利便性、事務の合理化等の観点から具体的な研究を進めております。地方分権が間近になった今、多様化する市民ニーズに対応できる地方分権時代を見据えた効率的な行財政運営、職員の資質向上と能力開発、体制の整備等に努めてまいりたいと考えております。 また、上田地域広域連合におきましては、地域が抱えるさまざまな課題に対する具体的な対応策、解決策を講じるための指針となります広域計画や、ごみ処理の基本計画となります「ごみ処理の広域化計画」の策定に取り組むとともに、介護保険事務への対応などの準備を進めております。今後も広域的視野に立ち、地方の時代にふさわしい、地域が一体となったまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 9月からは、市政への関心を高めていただくとともにご意見をいただき、市政運営の参考にするため、「市長と語る日」と「一日市民行政体験」を実施することといたしました。今後も市民の皆様のご意見、ご提言などをお聞きする機会をより多く設け、市民合意によるわかりやすく開かれた市政運営に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位を初め市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 以上、提案いたしました案件を中心に、当面する課題についてその一端を申し上げました。今回提案申し上げました議案は、条例案3件、決算認定2件、予算案4件、事件決議案3件、報告事項1件の合計13件であります。その主なものの概要につきましては、助役から説明いたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(甲田定男君) 助役。          〔助役 加藤 勝彦君登壇〕 ◎助役(加藤勝彦君) 提案いたしました主なものの概要を申し上げます。 まず、条例案でありますが、職員退隠料、退職給与金死亡給与金及び遺族扶助料条例等の一部を改正する条例中一部改正につきましては、恩給法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例中の関係部門について所要の改正を行うものであります。 次に、上田市差別撤廃と人権擁護に関する条例制定につきましては、平成8年6月3日上田市部落解放審議会差別撤廃条例制定の諮問を行い、平成9年10月24日に答申をいただきましたので、その答申に沿い、条例制定をしたいというものであります。 次に、上田市池波正太郎真田太平記館条例制定につきましては、(仮称)池波正太郎真田太平記館がこの11月に開設するに伴い、施設の設置及び管理等について必要な事項を定めるため条例制定をしたいというものであります。 続きまして、平成9年度企業会計2会計の決算について申し上げます。まず、産院事業会計の決算でありますが、損益勘定における事業収益は、地域住民のニーズにこたえる良質な医療サービスの提供に努めてまいりましたが、国立長野病院及び民間産婦人科医院の開院により、前年度比12%減の2億7,452万円余、事業費用は経費節減に努めてまいりました結果、前年度比2.8%減の2億7,870万円余となり、差し引き事業収支において417万円余の当年度純損失が生じ、これを前年度繰越利益剰余金から差し引いた当年度未処分利益剰余金は326万円余となり、翌年度繰越利益剰余金として処理いたしました。資本的収支につきましては、資本的収入がゼロ円に対し資本的支出が670万円余となり、差し引き収入不足額670万円余は当年度分消費税資本的収支調整額過年度分損益勘定留保資金当年度分損益勘定留保資金で補てんして決算を終了いたしました。 次に、水道事業会計の決算でありますが、経営面では安定した水需要を背景に、収益的収支において経常利益が7,515万円余となり、純利益は前年度比7.6%増の4,741万円余となりました。これにつきましては、その全額を企業債の償還金に充てるため、減債積立金として積み立てることといたしました。資本的収支につきましては、収入が8億7,863万円余、支出が14億9,899万円余となりました。差し引き収入不足額6億3,501万円余につきましては、収入額のうち翌年度へ繰り越される支出の財源に充当される1,465万円余を控除し、当年度分消費税資本的収支調整額3,483万円余、繰越工事資金1億1,313万円余、減債積立金2,283万円余及び過年度分損益勘定留保資金4億6,421万円余で補てんして決算を終了いたしました。今後とも安全でおいしい水の安定供給と健全経営に努めてまいります。 続きまして、補正予算の概要について申し上げます。 まず、一般会計補正予算第3号は、予算の総額にそれぞれ38億5,270万2,000円を追加いたしまして、補正後の予算の総額を483億8,438万8,000円としたいというものであります。補正後の予算額は、前年度同期と比較いたしまして33億8,113万7,000円、7.5%の伸びとなります。 歳入の主なものは、国、県補助事業の新規採択などによりまして、国庫支出金で1,560万円余、県支出金で1,290万円余を追加計上いたしました。また、財産収入といたしまして、後で歳出でもご説明いたしますが、国分産業団地造成地の売却収入として30億円を計上いたしました。一般財源所要額は、市税で1億560万円余、地方交付税で1億1,000万円をそれぞれ収入可能な範囲で計上いたしました。市債につきましては、ルールに基づきまして充当可能な範囲で計上いたしました。また、福祉のためにいただいた寄附金につきましても計上させていただきました。ご寄附をいただいた皆様のご厚意に対しまして厚く御礼申し上げます。 次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。まず、総務費では介護保険制度の実施に備え、電算システムの事前準備を行う経費が主なものであります。次に、民生費ではハートビル法に認定された建築物への支援としての人に優しい建築物整備促進事業、シルバー人材センターが実施する介護支援推進事業に対する補助金を新たに計上したほか、寝たきり老人等の住宅整備に対する補助を追加計上いたしました。また、介護保険事業の円滑な実施に向け、職員のケアマネージャー資格取得経費もあわせて計上いたしました。平成12年度からの制度実施に向けて、万全の体制を整えてまいりたいと考えております。(仮称)川西中央保育園の建設事業につきましては、今回の補正予算で外構工事と大型遊具の設置経費についてお願いいたしました。衛生費について申し上げます。資源回収に取り組んでいただいております古紙類については、現在市況が低迷しており、逆有償となっている実態から、必要となる処分経費を計上いたしました。商工費でありますが、景気低迷の中で中小企業の資金繰りを支援するため、不況対策資金として市制度融資の枠を拡大したいと考えており、必要な預託金を追加計上いたしました。その他、この11月に開館予定の(仮称)池波正太郎真田太平記館の管理運営費の計上が主なものであります。農林水産業費では、伊勢山地区の県営ふるさと農道の整備事業に対する補助金の追加、市単土地改良事業費の追加が主なものであります。次に、土木費でありますが、市民生活に直結した道路や水路等の整備のため、単独事業といたしまして3億1,800万円余の事業費を追加計上いたしました。また、歳入でも申し上げました国分産業団地につきましては、造成された土地を県土地開発公社と市土地開発公社から一たん市が買い取るための経費を計上いたしました。続きまして、教育費でありますが、環境ホルモン問題への対応といたしまして、学校給食で使用しているポリカーボネート製食器を廃止し、安全な素材に更新するための経費を計上いたしました。そのほか老朽化した神川小学校屋内運動場の耐力度調査、自治会等が実施します郷土出版物の発刊に対する補助、学校図書館ネットワークをより充実したものにするための児童生徒用学習図書の購入、国のモデル指定をいただき実施を計画しておりますスポーツ・健康推進地域モデル事業の経費が主なものであります。 次に、特別会計について申し上げます。今回の補正は、国民健康保険事業特別会計、市街地再開発事業特別会計の2会計について、総額6億2,169万円の補正であります。市街地再開発事業特別会計では、国庫補助事業の内示に伴います上田駅お城口再開発事業の事業費の追加及び組みかえが主なものであります。水道事業会計では、資本的支出で6億8,000万円余の増額などを計上いたしました。下水道事業の工事に伴います水道管の布設及び布設がえの工事費が主なものであります。事件決議案としましては、市営住宅内堀団地建替事業第3期F棟建築主体工事請負契約の締結、しなの鉄道西上田駅南口広場整備事業に係る用地の取得、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する変更基本協定の締結であります。 次に、報告事項につきましては、(仮称)川西中央保育園(浦里・白銀統合保育園)建設建築主体工事請負契約を8月10日に専決処分したものであります。 以上、今回提案いたしました条例案、決算認定、予算案、事件決議案及び報告事項について、主なものの概要を申し上げました。各提出案件の内容につきましては、それぞれ担当者から説明いたしますので、よろしくご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(甲田定男君) 政策推進部長。          〔政策推進部長 田口 邦勝君登壇〕 ◎政策推進部長(田口邦勝君) 議案書の1ページをお願いいたします。議案第79号、職員退隠料、退職給与金死亡給与金及び遺族扶助料条例等の1部を改正する条例中一部改正についてご説明申し上げます。 提案の理由でございますが、恩給法等の一部を改正する法律が平成10年3月27日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、これに準じて支給している退隠料及び遺族扶助料を改正するため、条例中の関係部分について所要の改正を行いたいというものであります。 改正の内容でありますが、第1条は、昭和41年条例第50号の一部改正であります。附則第3条第1項中の改正は、退隠料及び遺族扶助料の最低補償年額の引き上げであります。平成10年4月分以降について、それぞれ1.19%引き上げたいというものです。次に、第2条でありますが、昭和51年条例第45号の一部改正をするものであります。附則第3条第1項中の改正で、遺族扶助料にかかる寡婦加算金の引き上げで、1.8%引き上げるものであります。次に、附則でありますが、第1条は施行期日等であります。この条例は、公布の日から施行し、平成10年4月1日から適用するというものであります。次に、第2条退隠料等年額の改定については、退隠料等の計算基礎になる仮定給料年額を3ページの附則別表のとおり改定したいというもので、平均1.19%引き上げるというものであります。次に、2ページをお願いいたします。第3条職権改定、第4条退隠料等の年額の改定の場合の端数計算、第5条多額所得による退隠料停止についての経過措置については、それぞれ所定の事務手続等を定めたものであります。なお、これによる該当者は9名であります。 以上、議案第79号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 市民生活部長。          〔市民生活部長 宮本 智夫君登壇〕 ◎市民生活部長(宮本智夫君) 議案書の4ページをお願いいたします。議案第80号、上田市差別撤廃と人権擁護に関する条例制定についてご説明申し上げます。 提案の理由でございますが、部落差別の撤廃を初め同和対策事業につきましては、昭和44年の同和対策事業特別措置法制定以来、上田市といたしましても積極的に取り組むとともに、上田市人権啓発推進委員会を設置し、同和教育、啓発活動も強力に推進してきましたが、今なお差別事象は後を絶たず、人権意識の高揚は上田市にとっても大きな課題であります。人権教育のための国連10年が平成10年からスタートし、また人権擁護施策推進法が平成9年3月施行になるなど、差別撤廃、人権擁護に対する取り組みは国際的にも重要となっています。こうした状況を踏まえ、平成8年6月3日上田市部落解放審議会に条例制定について諮問をし、平成9年10月24日条例の制定が必要であるとの答申を受けました。この答申を尊重し、人権尊重の理念を根幹に置き、市民の相互理解を深め、教育、啓発、人権侵害の救済を示し、部落差別を初めとするあらゆる差別の撤廃と人権擁護を基本とした条例の制定をお願いするものでございます。 条文についてご説明申し上げます。第1条、目的でございますが、部落差別を初めとするあらゆる差別をなくし、すべての市民の人権の擁護を図り、差別のない明るい上田市の実現に寄与することを目的としています。第2条、市の責務でございますが、目的達成のため、必要な施策の推進と市民の人権意識の高揚に努めるものであります。第3条は、市民の責務を定めたものでございます。市民としての努力義務を掲げてあります。みずからの差別意識に気づき、またみずからの差別を許さないことに努めるものであります。第4条、教育及び啓発活動の充実でございますが、あらゆる差別意識の解消に向けた教育啓発活動を積極的に推進するものであります。第5条は、実態調査等の実施でありますが、実態調査を必要に応じ実施するものでございます。第6条、人権救済活動の推進でありますが、人権侵害が発生したときには、人権救済に必要な指導、助言を定めたものでございます。第7条、審議会から次のページの第11条、会議につきましては、審議会の設置、組織、委員の任期、会議等を定めたものでございます。5ページの12条でございますが、補則を定めたものでございます。附則といたしまして、1項でこの条例は公布の日から施行したいというものでございます。2項は、附属機関に関する条例の1部改正でございまして、本条例の中に審議会を位置づけたため、附属機関に関する条例の別表中から「上田市部落解放審議会」を削除するものでございます。6ページをお願いいたします。3項の特別職の職員等の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、同条例の別表第4の部落解放審議会の委員の項中「部落解放審議会」を「差別撤廃人権擁護審議会」に改めたいというものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(甲田定男君) 商工観光部長。          〔商工観光部長 須藤 清彬君登壇〕 ◎商工観光部長(須藤清彬君) 議案集の7ページをお願いいたします。議案第81号、上田市池波正太郎真田太平記館条例制定についてご説明申し上げます。 まず、提案理由でありますが、蔵と水辺を活用するまちづくり事業として、原町に点在します蔵と蛭沢川を活用し、中心市街地の拠点性と回遊性を高め、まちの活性化を目的に(仮称)池波正太郎真田太平記館を建設しておりますが、工事は順調に進み、館内に展示する資料もほぼ固まり、11月にオープンする予定であります。本条例は、この展示施設の管理運営に関する条例を制定してまいりたいというものでございます。 条例の主な内容についてご説明申し上げます。第1条、趣旨につきましては、この条例は地方自治法の規定に基づき、上田市池波正太郎真田太平記館の設置及び管理等に関し必要な事項を定めたものでございます。第2条、設置につきましては、真田市ゆかりの文学作品を通じて、ふるさとの再発見とまちづくりを推進するため、上田市池波正太郎真田太平記館を上田市中央3丁目7番3号に設置するものであります。第3条、観覧料につきましては、観覧料を個人、団体別に定めるというもので、別表第1に掲載してあります。また、特別展覧会等の場合は、特別観覧料を設けることができるというものでございます。第4条、使用の許可、第5条、許可の取り消し等、第6条、使用料までにつきましては、市民の皆様の展示会、講演会等に利用していただく交流の場としまして、多目的ホールが併設されておりますので、それにかかわる使用方法や使用料等について定めたもので、別表第2に使用料が掲載してございます。8ページをお願いいたします。第7条は減免、それから第8条は還付について定めたもので、第9条につきましては、館の管理を財団法人上田市地域振興事業団に委託したいというものでございます。第10条は補則であり、また附則でこの条例は公布の日から施行したいというものでございます。 以上、議案第81条につきましてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 健康福祉部長。          〔健康福祉部長 内藤 政則君登壇〕 ◎健康福祉部長(内藤政則君) お手元の、別冊の上田市産院事業会計決算書をごらんいただきたいと思います。議案第82号、平成9年度上田市産院事業会計決算認定についてご説明申し上げます。 この決算報告につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、上田市監査委員の決算審査意見書をつけて認定をお願いするものでございます。 最初に、9ページをお願いいたします。まず、事業の総括的事項から申し上げます。全国的な小子化傾向の中で、当市におきましては昨年7月に国立長野病院が開院し、また10月には民間の産婦人科医院が開業するなど、市内の産婦人科医療が充実いたしました。このような状況の中で、上田市産院利用者数は前年度と比較して、入院患者延べ数で1,369人、外来患者延べ数で787人、出生数で26人とそれぞれ下回る結果となりました。したがいまして、損益勘定におきまして417万5,999円の純損失となりました。 1ページにお戻りいただきたいと思います。収益的収入及び支出の収入から申し上げます。産院事業収益の決算額は2億7,494万5,409円で、予算額に対しまして1,694万2,591円の減となり、収入率は94.2%でございます。次に、支出でございますが、産院事業費用の決算額は2億7,880万2,083円で、不用額は1,308万5,917円となり、執行率は95.5%でございます。 2ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、まず資本的収入は予算額及び決算額ともゼロ円でございます。次に、資本的支出の決算額は670万5,835円で、不用額は129万4,165円となり、執行率は83.8%でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額670万5,835円は、当年度分消費税資本的収支調整額31万9,325円、過年度分損益勘定留保資金539万9,685円及び当年度分損益勘定留保資金98万6,825円で補てんしてございます。 3ページをお願いいたします。損益計算書の下から3行目でございますが、当年度純損失は417万5,999円でございます。 4ページをお願いいたします。剰余金計算書の下から3行目以下でございますが、繰越利益剰余金年度末残高744万930円から、当年度純損失417万5,999円を差し引きまして、当年度未処分利益剰余金は326万4,931円でございます。 5ページをお願いいたします。資本剰余金の部の一番下の行でございますが、翌年度繰越資本剰余金は1億508万10円でございます。 6ページへお願いいたします。剰余金処分計算書でございますが、当年度未処分利益剰余金326万4,931円について、翌年度繰越利益剰余金といたしたいというものでございます。 次に、7ページから8ページにわたりまして貸借対照表がございますが、ごらんいただくような内容となっております。また、以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上、上田市産院事業会計決算についてご説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 水道局長。          〔水道局長 大井戸 荘平君登壇〕 ◎水道局長(大井戸荘平君) 別冊でございますが、水道事業会計決算書をお願いします。議案第83号、平成9年度上田市水道事業会計決算認定についてご説明申し上げます。 この決算報告は、地方公営企業法の規定によりまして、監査委員の意見書をつけて議会の認定をお願いするものでございます。 1ページをお願いします。この報告書の収益的収入及び支出、資本的収入及び支出についての総括表として取りまとめたものでございます。内容につきましては、次ページ以下でご説明申し上げます。 3ページをお願いします。損益計算書でございますが、平成9年度は経営面では安定した水需要に支えられ、経常利益7,515万7,333円を生じ、純利益は右下にありますように、前年度比107.6%増の4,741万3,756円となりました。なお、各項目別の収益、費用の明細につきましては、29ページ以下に附属書類として掲載してございますので、お願いします。 4ページ、5ページをお願いします。剰余金計算書でございまして、純利益を4ページ下段のとおり未処分利益剰余金とし、5ページ下段の剰余金処分計算書のとおり4,741万3,756円を減債積立金として積み立てることといたしました。 次の6、7ページをお願いします。貸借対照表でございます。資産の部でございますが、1の固定資産と2の流動資産及び3の繰り越し勘定を合わせた資産合計は、最下段のとおり154億円余となっております。これまた7ページの負債・資本合計に一致しております。 次に、平成9年度の事業概要について申し上げますので、9ページをお願いいたします。平成9年度は、第4次水道施設整備5カ年計画の2年目に当たり、水道水の安定供給に向け、排水管の布設及び布設がえ並びに各種水道施設の整備工事を中心に事業を展開してまいりました。給水状況では、前年度と比較して、戸数で775戸、人口で448人の増加をし、年間排水量は1,500万立方メートル余でありました。また、有収率は老朽管の更新、漏水調査の積極実施により2.4ポイント増加し、88.0%となりました。 工事の状況につきましては、前年度繰り越し分を含め、総額で10億円余の建設改良工事を実施いたしました。主なものにつきましては9ページの中段以下に、また個々の工事概要につきましては13ページから23ページに記載のとおりであります。 経理の状況につきましては、収益的収支で、収入が19億8,798万4,600円、支出が19億4,057万844円であったため、当年度の純利益は4,741万3,756円となりました。これにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、全額を企業債の償還金に充てるため、減債積立金に積み立てることといたしました。資本的収支につきましては、収入が8億7,863万6,361円、支出が14億9,899万7,594円となりまして、翌年度へ繰り越される支出の財源を控除した収入額の不足分は、減債積立金過年度分損益勘定留保資金ほかで補てんいたしました。 以上、平成9年度上田市水道事業会計決算についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) ここで暫時休憩いたします。          午後 2時28分   休憩          午後 3時 15分   再開 ○議長(甲田定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 財政部長。          〔財政部長 荒井 鉄雄君登壇〕 ◎財政部長(荒井鉄雄君) お手元の上田市一般会計、特別会計の補正予算書の方をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。議案第84号、平成10年度上田市一般会計補正予算第3号についてご説明を申し上げます。 次の2ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ38億5,270万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ483億8,438万8,000円にいたしたいというものでございます。第2条の債務負担行為の追加につきましては、第2表の方で、第3条の地方債の追加変更につきましては、第3表の方で後ほど申し上げます。 それでは、歳出の方から申し上げますので、22、23ページをお願いいたします。歳出につきまして、主なものにつきましてご説明を申し上げてまいりますので、よろしくお願いいたします。 まず、款2の総務費で、目10の情報管理費441万8,000円の補正でお願いしたものでございます。電算業務管理運営事業費といたしまして441万8,000円でございますが、平成12年度からスタートします介護保険事業を電算処理するために、ハード、ソフト両面にわたりその環境を整えてまいるという内容のものでございまして、増設機器の保守料、機器の賃借料並びにプログラムの使用料が主な内容でございます。 24ページ、25ページをお願いいたします。民生費の方へまいりまして、目2の身体障害者、精神薄弱者福祉費でございます。266万円の補正額をお願いしてございます。高齢者や障害者に配慮いたしました人に優しい建築物の整備促進事業補助金としてお願いするものでございますが、中身はハートビル法に認定されました施設の建設に対しまして、道路から玄関までの部分のバリアフリー化に対しての補助でございます。市内の中之条に建設を予定しております歯科医院に対して、補助してまいりたいという内容のものでございます。 26、27ページをお願いいたします。老人福祉費の方へまいりまして、目2の老人福祉総務費で690万8,000円でございますが、説明欄の方をごらんいただきまして、高齢者生きがい対策事業費といたしまして、シルバー人材センター補助金が400万円ございます。介護保険制度の開始を控えまして、同センターが実施を予定しております介護支援サービスにつきまして、技能講習会等の授業を行うに当たりまして補助をしてまいるというものでございます。それから、その下に高齢者在宅福祉事業で、寝たきり老人等住宅整備事業補助金がございます。寝たきり老人等の居住する住宅のトイレの改修、手すりの設置等に対して補助してまいるものでございます。その下に介護保険事業準備事業費がございますが、内容は2つございまして、1つは介護保険事業の実施に向けまして、広域的なサービス提供のあり方について研究会議が開催されますのに対しての経費の計上でございます。あと1つは、市の業務でございますが、介護保険に当たります市の職員のケアマネージャーの資格の取得のための経費の計上でございます。 28、29ページをお願いいたします。目4の保育所費で2,885万8,000円がございますが、これは浦里・白銀統合保育園(仮称)川西中央保育園の建設工事のうち、外構工事と大型遊具の設置につきまして3,025万円を追加でお願いするものでございます。 次に、衛生費にまいりまして、目1の清掃総務費で128万2,000円の補正をお願いしてございます。説明欄へまいりまして、2つ事業がございますが、下の方でごみ減量再資源化対策事業費で、資源回収分別委託料がございます。現在実施中の古紙の資源回収につきまして、その処理経費が逆有償となっておりますことから、これを充当するため処理委託料としてお願いするものでございます。 30、31ページをお願いいたします。農林水産業費の方へまいりまして、目9の農地費で2,328万8,000円がございます。説明欄の方へまいりまして、県営土地改良事業費で、県営ふるさと農道緊急整備事業負担金がございます。これは、伊勢山地区に進めておりますふるさと農道事業につきまして、県の補助予算が追加されてまいりましたことから、負担金の増額をお願いするものでございます。1つ飛びまして、市単土地改良事業費で503万8,000円がございます。主な内容といたしましては、工事費で市営土地改良事業工事費250万、負担金で市営市単土地改良事業補助金で200万ございます。それぞれ単独事業の追加をお願いするものでございます。 次の32、33ページをお願いいたします。一番下の欄で、商工費に入るわけですが、目1の商工総務費で961万円の補正をお願いしてございます。主なものといたしましては、次の34、35ページの方をお願いいたします。35ページの説明欄の一番上でございますが、委託料で地域新エネルギービジョン策定等事業調査委託料861万円でございます。これは、2年度事業として進めております地域新エネルギービジョンにつきまして、昨年の基礎データの収集に続きまして、今回市民等のアンケート調査を実施いたしまして、上田市新エネルギービジョンの取りまとめを行いたいというものでございます。目2の商工振興費で1億1,110万円がございます。説明欄の下の方ですが、中小企業金融対策事業費でございますが、長野県信用保証協会預託金1億、融資信用保証料1,100万がございます。地域経済が大変冷え込んでおる中で、不況対策資金として市制度融資の預託金の増額と、それに伴う信用保証料の増額をお願いするものでございます。目5のまちづくり推進対策事業費の方へまいりまして、補正額615万9,000円でございますが、説明欄の下の方の事業費で、展示施設管理運営事業費543万7,000円がございます。今年秋に開催予定の(仮称)池波正太郎真田太平記館の管理運営を、財団法人地域振興事業団に委託してまいるというものでございます。 次のページをお願いいたします。土木費の方へまいりまして、目2の道路維持費で2,200万円の補正でございます。工事費といたしまして1,700万円、それから次の目3の道路新設改良費で2億4,216万8,000円がございますが、このうちの説明欄の一番上になりますが、市道新設改良事業費で1億3,700万円がございます。いずれも市民生活関連で、市単独事業として実施してまいるものでございます。同じ目の下の事業で、都市環状線関連施設整備事業9,936万8,000円がございます。これは、上田坂城バイパス関連で、古舟橋下之条線の新設に伴う工事費と用地費の計上でございまして、景気対策の面から、平成11年度事業の前倒し事業として実施してまいるものでございます。 下の欄へまいりまして、河川費でございますが、目1の総務管理費1億3,620万円の補正でございます。主な内容につきましては、次のページへまいりまして、39ページの説明欄一番上に河川用悪水路改修工事1億1,300万円、並びに補償料で2,200万円ございます。さらにその下に、目2の河川維持費で、工事費としまして800万円がございます。いずれも市民生活関連事業として、単独事業として実施してまいるものでございます。 次に、都市計画費の方へまいりまして、目5の市街地整備費で30億8,875万3,000円がございます。説明欄へまいりまして、特別会計繰出金8,875万3,000円でございますが、これは上田駅お城口再開発に伴う一般会計からの繰り出し分でございます。その下に、産業団地整備事業費として30億円がございます。市内国分地籍に造成委託中の産業団地を、県土地開発公社、市土地開発公社から購入してまいるものでございます。 40、41ページをお願いいたします。一番下の欄へまいりまして、款10の教育費でございますが、目1学校管理費で300万円の補正をお願いしてございます。内容は、管理運営費で、消耗品で300万円でございますが、環境ホルモン発生の疑いの持たれておりますポリカーボネート製食器を、新素材に更新してまいりたいというものでございます。 次のページをお願いいたします。42ページの一番上、目4の学校建設費で420万円の補正でございます。耐力度調査委託料としてお願いするものでございまして、内容は老朽化しました神川小学校屋内運動場の改築に先立ちまして、耐力度調査を実施してまいるというものでございます。中学校費へまいりまして、目3の学校給食調理場費で65万円ございます。第一学校給食センター管理運営事業費としてお願いするものでございまして、同給食センターにつきましても先ほどの小学校と同様に、ポリカーボネート製食器の別の素材への更新のための経費でございます。下の欄へまいりまして、目4の図書館費で286万9,000円がございます。事業の一番上に、図書館管理運営事業費として150万円ございます。学校図書館ネットワーク利用に対応するために、図書館の学習用図書の充実を図りますとともに、創造館の図書についても充実を図ってまいるための経費でございます。その下の図書館情報システム化事業費につきましては、創造館図書室に市立図書館の分室を併設いたしまして、エコールシステムの機能を持たせるための、所要の経費の計上でございます。 次のページをお願いいたします。保健体育費の方へまいりまして、目3の体育振興費573万4,000円でございますが、説明欄のところに委託料がございます。スポーツ健康推進地域モデル事業委託料で620万円ございます。国の新規委託事業でありますスポーツ健康推進地域モデル事業を導入いたしまして、遊び心で行えるスポーツ事業、遊び感覚で知る地域事業を実施してまいるというものでございまして、運営委員会に委託してまいるものでございます。1つ飛びまして、負担金補助及び交付金で、マレットゴルフ場整備事業補助金でありますが、市内の小泉地区弓嵜神社マレットゴルフ場の整備に対しまして補助をいたしてまいるものでございます。 歳出につきましては以上であります。歳入について申し上げますので、戻って14ページ、15ページをお願いいたします。 一番上でございますが、款1の市税のうちの固定資産税で1億566万5,000円、その下に地方交付税で1億1,000万円ございます。歳出に充てる一般財源として、現時点で見込める範囲内で所要額について計上させていただきました。 その下に使用料で、目6商工費55万4,000円がございます。真田太平記館の観覧料を新たにお願いするものでございます。 その下に、款11国庫支出金から16ページ、17ページにございます県支出金までにつきましては、歳出に計上の事業の補助金等といたしまして、ルールに基づき計上させていただいたものでございますので、説明は省略させていただきます。 18、19ページをお願いいたします。款13の財産収入へまいりまして、不動産売払収入で30億円の計上がございます。国分産業団地の売払収入の計上でございます。上田駅お城口再開発区域内にありますJA信州うえだの移転先としてお願いしてあるものでございます。 その下に寄附金で、目1の民生費寄附金がございます。24万3,000円ですが、東京都渋谷区の中澤きみ子様、チャリティー福祉カラオケ実行委員会様、並びに市内5加の上小石材組合様から社会福祉のためにということでちょうだいいたしたものでございます。ここに厚く御礼を申し上げますとともに、ご意向に沿って基金に積み立ててまいる内容のものでございます。 1つ飛びまして、17に諸収入で目1貸付金元利収入1億円がございます。不況対策資金の預託金として、長野県信用保証協会へ預託いたしました分の年度末の戻し分の予算化でございます。 20、21ページをお願いいたします。款18の市債でございますが、今回お願いいたします市債総額は全部で4億9,310万円でございます。市債につきましては、後ほど第3表の方で申し上げたいと存じます。 戻っていただきまして、6ページをお願いいたします。第2表の債務負担行為の補正でございますが、追加といたしまして3件ございます。まず、市制要覧発行事業につきましては、市制80周年事業として平成11年秋に発行を予定しておりますが、準備の都合上、債務負担行為をお願いするものでございます。その下の(仮称)上田新橋架橋事業につきましては、平成11年の供用開始に向けまして、事業の進捗状況等から橋面工事、道路改良工事につきまして債務負担行為をお願いするものでございます。その下の学校施設建設用地先行取得事業につきましては、川辺小学校屋内運動場の用地取得を土地開発公社に委託するために債務負担行為をお願いするものでございます。 次の7ページをお願いいたします。第3表の地方債補正でございますが、1の追加といたしまして、地方道路改修事業で5億、河川用悪水路改修事業で1億1,000万、計6億1,000万円を新たに起債としてお願いをいたすものでございます。 また、変更といたしましては、同和対策事業ほか5事業でございます。それぞれ事業内容の変更によりまして補正をお願いいたすものでありまして、これによりましてその限度額を84億7,210万円にいたしたいというものでございます。 一般会計補正予算第3号につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 健康福祉部長。          〔健康福祉部長 内藤 政則君登壇〕 ◎健康福祉部長(内藤政則君) 同じ補正予算書の55ページをお願いいたします。議案第85号、平成10年度上田市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。 次の56ページをお願いいたします。条文予算でございますが、第1条で、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ63万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ63億2,934万2,000円としたいというものでございます。 歳出からご説明申し上げますので、66、67ページをお願いいたします。歳出でございますが、款1総務費の目1賦課徴収費で63万9,000円の増額をお願いしてございますが、これは2月4日に発生いたしました庁用車事故に伴うものが主なものでございます。軽自動車1台の購入に伴う経費と、損害賠償金でございます。 次の款7諸支出金の目31般被保険者償還金及び目4退職被保険者等償還金でございますが、いずれも国庫支出金及び療養給付費交付金の超過交付分がございませんでしたので、返還金を減額するものでございます。 歳入についてご説明申し上げますので、64、65ページへお戻りをいただきたいと思います。歳入でございますが、款8繰越金で13万7,000円の増額をお願いしてございますが、財源調整でございまして、繰越金を計上するものでございます。 次の款9諸収入の目3雑入でございますが、50万円の増額をお願いしてございます。自動車損害賠償保険金でございます。 以上でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(甲田定男君) 都市整備部長。          〔都市整備部長 石黒 豊君登壇〕 ◎都市整備部長(石黒豊君) 引き続きまして、補正予算書の69ページをお願いいたします。議案第86号 平成10年度上田市市街地再開発事業特別会計補正予算第2号についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。条文の第1条でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6億2,105万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億9,947万6,000円にしたいというものでございます。第2条の地方債の補正につきましては、後ほど第2表でご説明を申し上げます。 それでは、最初に歳出から申し上げますので、80、81ページをお願いいたします。款1市街地再開発費、項1市街地再開発費、目1一般管理費につきましては、補助対象事務費の調整等によります財源の振りかえでございます。目2の市街地再開発事業費におきまして、6億2,105万3,000円の増額をお願いしてございます。主な内容といたしましては、まず13節委託料におきまして1億5,363万6,000円の減額をお願いしてあります。これは、事業スケジュールの再検討に伴う管理処分計画作成経費等の減額と、新たに必要な補償算定調査経費の計上によるものであります。また、17節公有財産購入費の4,876万5,000円の増額と、22節補償補てん及び賠償金の7億2,606万円の増額につきましては、国の補助事業費の内示に伴います補助の増額補正をお願いしたいというものでございます。これによりまして、再開発事業用地の取得を進めてまいりたいというものであります。 続きまして、歳入について申し上げますので、78、79ページにお戻りをお願いいたします。款1国庫支出金1億9,000万円の増額と、款2県支出金3,800万円の増額につきましては、いずれも国庫補助の内示に基づく補助金の増額をお願いしたいというものであります。款3の繰入金8,875万3,000円の増額につきましては、補助対象事業費の変更に伴います一般会計からの繰入金の補正であります。款4市債、目1市街地再開発債につきましては、事業費の変更に伴う市債の補正でありまして、建築敷地の整備に充当する地域開発事業債と、道路敷整備に充当する公共施設整備事業債と合わせまして、3億430万円の増額をお願いしたいということでございます。 次に、第2表、地方債の補正について申し上げますので、72ページにお戻りをいただきたいと思います。先ほどの市債の補正のところでご説明申し上げましたとおり、市街地再開発債の限度額を3億430万円増額いたしまして、11億4,750万円に変更したいというものであります。 以上、市街地再開発事業特別会計補正予算第2号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 水道局長。          〔水道局長 大井戸 荘平君登壇〕 ◎水道局長(大井戸荘平君) 別冊の水道事業会計補正予算書をお願いします。議案第87号、平成10年度上田市水道事業会計補正予算第2号についてご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。条文の第2条でございますが、業務の予定料を、建設改良事業費におきまして6億8,070万円を増額いたしまして、20億2,277万8,000円に改めたいというものでございます。第3条は、収益的収入及び支出でございまして、収入で588万8,000円、支出で1,472万円を増額するものでございます。第4条は、資本的収入及び支出でございまして、次ページのとおり、収入は6億4,700万円増額いたしまして18億1,780万1,000円に、支出は6億8,070万円を増額いたしまして23億7,995万8,000円にするものでございます。なお、収入が支出に対して不足する額5億6,215万7,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金ほかで補てんしたいというものでございます。次のページでございますが、第5条は企業債でございまして、限度額を4億円増額いたしまして、11億円とするものでございます。 補正の内容でございますが、下水道工事の大幅な増加に伴いまして、給水、配水管の布設並びに布設替工事が主なものでございます。 5ページをお願いいたします。収益的収入及び支出で、水道事業費用の工事請負費1,472万円につきましては、下水道関連給水管布設工事でφ50ミリ以下のものでありまして、約300メートルほどの延長の相当分のものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の支出でございますが、建設費の工事請負費4億5,100万円につきましては、配水管布設φ100から250ミリ、延長約2,200メーター、送水管布設φ500ミリを、延長約1,800メートル分であります。改良費の工事請負費2億2,470万円につきましては、配水管布設がえで100ミリから200ミリを、約5,500メートル分のものでございます。 以上、議案第87号、平成10年度上田市水道事業会計補正予算第2号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 都市整備部長。          〔都市整備部長 石黒 豊君登壇〕 ◎都市整備部長(石黒豊君) 議案集の13ページをお願いいたします。議案第88号 市営住宅内堀団地建替事業第3期F棟建築主体工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 市営住宅内堀団地建替事業第3期F棟建築主体工事請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 内堀団地の建てかえ事業は、平成6年度から平成15年度までの10カ年の予定で順次建てかえを実施中でありますが、第3期工事といたしましては本年度から工事に着手し、平成11年度までの2カ年度にわたり実施する工事であります。したがいまして、債務負担行為によりまして2カ年分を一括して工事請負契約を締結したいというものであります。 契約の目的は、市営住宅内堀団地建替事業第3期F棟建築主体工事で、4階建て1棟16戸の市営住宅の建設であります。契約の方法は指名競争入札で、契約の金額は2億3,835万円でございます。契約の相手方は、上田市大字古安曽1,116番地、窪田建設株式会社、代表取締役窪田一徳氏でございます。 以上、議案第88号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 建設部長。          〔建設部長 下林 幸雄君登壇〕 ◎建設部長(下林幸雄君) 引き続きまして、議案集の14ページをお願いいたします。議案第89号 しなの鉄道西上田駅南口広場整備事業に係る用地の取得についてご説明申し上げます。 しなの鉄道西上田駅南口広場整備事業に係る用地を取得したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 この件につきましては、さきの6月議会におきまして、用地取得の債務負担行為の議決をいただいたものでございます。この土地は、西上田駅南側のモービル石油跡地でございまして、話し合いがまとまりましたので、土地の取得を上田市土地開発公社に委託し、先行取得をお願いするものであります。 財産の所在地、種別及び数量でございますが、上田市大字上塩尻字南砂原767番1ほか1筆でございます。宅地6,329.47平方メートルで、約1,914坪でございます。取得の目的、しなの鉄道西上田駅南口広場整備事業用地として取得したいというものでございまして、取得の方法は随意契約で、取得の予定価格は1億5,317万3,174円でございます。取得の相手方は、東京都中野区本町1丁目32番2号、三井石油株式会社、代表取締役社長谷興知氏でございます。 以上、議案第89号につきましてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 水道局長。          〔水道局長 大井戸 荘平君登壇〕 ◎水道局長(大井戸荘平君) 議案書の15ページをお願いいたします。議案第90号、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する変更基本協定の締結についてご説明申し上げます。 上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する変更基本協定を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 協定の目的でございますが、上田市公共下水道根幹的施設の建設工事委託(南部終末処理場)でございますが、協定の方法は随意契約であります。変更項目は、協定の金額を51億2,000万から54億5,000万に、協定の相手方を東京都港区赤坂6丁目1番20号、日本下水道事業団の代表者を、理事長さんがかわりましたので、定道茂美氏に改めたいというものでございます。 変更の理由でございますが、基本設計当時は汚泥濃縮槽は不要であるという技術的な見解でございましたが、その後他都市等の稼働実績から、汚泥濃縮槽が必要だという判断に立ちまして変更をしたものと、消費税3%が、平成9年4月1日から5%、消費税及び地方消費税5%に上昇したことが主な理由でございます。 以上、議案第90号についてご説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲田定男君) 健康福祉部長。          〔健康福祉部長 内藤 政則君登壇〕 ◎健康福祉部長(内藤政則君) 議案集の16ページをお願いいたします。報告第22号、専決処分した(仮称)川西中央保育園(浦里・白銀統合保育園)建設建築主体工事請負契約の締結の承認についてご説明申し上げます。 地方自治法第179条第1項の規定によりまして、平成10年8月10日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりましてご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。 内容でございますが、契約の目的は、(仮称)川西中央保育園(浦里・白銀統合保育園)建設建築主体工事でございます。契約の方法は指名競争入札で、契約の金額は1億6,485万円でございます。契約の相手方は、上田市中央2丁目13番17号、柳屋建設株式会社、代表取締役柳澤章雄氏でございます。 以上、報告第22号につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(甲田定男君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。明9日から13日までの5日間は議案検討のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲田定男君) ご異議なしと認めます。 よって、明9日から13日までの5日間は議案検討のため休会することに決しました。 次回は9月14日午前9時30分から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。   午後 3時 55分  散会...