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09月25日-05号

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  1. 門川町議会 2015-09-25
    09月25日-05号


    取得元: 門川町議会公式サイト
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    平成 27年 第3回定例会(9月)──────────────────────────────────────平成27年 第3回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第5日)                        平成27年9月25日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第5号)                    平成27年9月25日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第30号 門川町特定個人情報保護条例の制定について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決 日程第3 請願第2号 川内原発再稼働について公開住民説明会を求める請願書 日程第4 認定第1号 平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第5 認定第2号 平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 認定第3号 平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 認定第4号 平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 認定第5号 平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第9 認定第6号 平成26年度門川町水道事業会計決算認定について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・逐次討論・採決 日程第10 議案第38号 平成26年度門川町水道事業会計の剰余金処分について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決 日程第11 議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第30号 門川町特定個人情報保護条例の制定について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決 日程第3 請願第2号 川内原発再稼働について公開住民説明会を求める請願書 日程第4 認定第1号 平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第5 認定第2号 平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 認定第3号 平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 認定第4号 平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 認定第5号 平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第9 認定第6号 平成26年度門川町水道事業会計決算認定について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・逐次討論・採決 日程第10 議案第38号 平成26年度門川町水道事業会計の剰余金処分について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決 日程第11 議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査について──────────────────────────────出席議員(13名)1番 米良  格君       2番 岩佐 祐一君3番 森川 春夫君       4番 菊地 稿治君5番 請関 義人君       6番 安藤 福松君7番 黒木  裕君       8番 水永 正継君9番 小林 芳彦君       10番 内山田善信君11番 神﨑千香子君       13番 森  誠一君14番 安田 茂明君                ──────────────────────────────欠席議員(1名)12番 米良 昭平君                ──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名議会事務局長補佐 大澤 陽一君                 ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長          安田  修君  副町長         金丸 隆康君教育長         新原とも子君  会計管理者会計課長   黒木 高一君総務課長        木代 佳美君  企画財政課長      請関 史朗君税務課長        黒木 和浩君  町民課長補佐      橋口  聡君福祉課長        吉本 政文君  教育総務課長      小野 俊洋君社会教育課長      岩田 一男君  産業振興課長      安田 正光君建設課長        久米 佳郎君  環境水道課長      山松富士光君代表監査委員      黒木 元吉君  ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎議会事務局長補佐(大澤陽一君) 御起立願います。一同、礼。 ○議長(安田茂明君)  ただいまから、本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(安田茂明君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、4番、菊地稿治君、5番、請関義人君を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第30号 ○議長(安田茂明君)  日程第2、議案第30号門川町特定個人情報保護条例の制定についてを議題とします。 本案は、総務財政常任委員会に付託となっていましたので、委員長の報告を求めます。総務財政常任委員長内山田善信君。 ◎総務財政常任委員長内山田善信君) 10番、内山田。 おはようございます。それでは、総務財政常任委員会の報告を行います。 去る9月14日の本会議において、本委員会に付託されました議案第30号門川町特定個人情報保護条例の制定について、委員会審査を行いましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 本条例は、平成28年1月より運用が開始となる、特定の個人を識別する番号(いわゆるマイナンバー)に関して、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が制定されております。これにより、住民票に記載されている者に対して個人番号が付番され、個人番号をその内容に含む個人情報(いわゆる特定個人情報)が利用されることとなります。 番号法は、特定個人情報が不正に用いられた場合には、それ以外の個人情報に比して個人の権利利益を侵害する危険性が高いことに鑑み、目的外利用及び提供の制限等の特定個人情報の取り扱いの保護に関する措置を手厚いものとするとともに、任意代理人による開示請求等の許容等、本人関与を強化する等の必要な措置を講ずることを地方公共団体に義務づけております。 この条例は、番号法の趣旨に鑑み、マイナンバーの付番された個人情報を特定個人情報と定義し、特定個人情報の取り扱いや、本人等による特定個人情報の開示、訂正、利用停止等を網羅したものとなっております。 委員会において、担当職員の説明を受け慎重に審議した結果、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 審査の過程において質疑がありましたので、報告いたします。 質疑、本条例案は、全国町村会作成のモデル条例を用いて、門川町特定個人情報保護条例としているが、門川町独自の条文案に書きかえたところはあるか。 回答、特に条文をモデル条文から書きかえたところはないが、モデル条例では情報開示請求があってから、開示決定期間を30日以内としているところを、現個人情報保護条例に合わせて15日以内と変更している。 質疑、本条例が整備されると門川町内の事業所にも影響が及ぶのか、また、その周知はどのように図るのか。 回答、本条例は、門川町が取得するマイナンバー付き特定個人情報の管理と開示、それに伴う訂正について対応する条例の整備であり、民間事業者の取り扱い項目は入っていない。門川町特定個人情報保護条例は、民間企業や事業所等や、その従業員や、顧客の特定個人情報に規制や制限をかける性質のものではない。ただし、門川町が事業委託する事業者(電算業者等)の受託者等で、特定個人情報を知り得る可能性がある者は、この条例の規制を受けることになる。 以上が、委員会審議の中での主な質疑であります。 以上で、総務財政常任委員会の報告を終わります。 ○議長(安田茂明君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  以上で、総務財政常任委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑、ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで、質疑終わります。 これから、討論を行います。反対討論の方。8番、水永君。 ◎議員(水永正継君) 水永です。 まずこのマイナンバー制度については、非常に問題が多いと国民が心配しています。 今の、さまざまな機関とか、事務所にある、こういう番号、情報を一括して、1つにまとめて国が管理していく、これはひとたび情報が流出すればもう莫大な個人情報が流れるわけですから、非常に国民は心配してます。 もともと憲法で個人情報は守られるべき、こういうものだと思います。このシステムを導入するにあたっても莫大な費用がかかると言われています。初期導入に国として3,000億円、それから年間の経費として300億円、それから民間の事業も関わってきますので、その分を合わせると1兆円、このような莫大な金が必要となります。 本町でも、マイナンバー関連予算は、6月補正と9月補正を合わせると、約7,300万円です。こういう費用がかかってきます。 それから、公的な企業だけでなくて、今度は民間の事業所にもこのマイナンバーが関連してきますので、この個人情報が漏れるリスクは非常に高まってくると思います。日本全国あらゆる企業があるわけですから。 今までは、公的機関、年金機構だけとかですね、ベネッセコーポレーションとか、そういう限られたところだけでしたけれども、これでも情報が流出して、名簿業者に情報が流れたりしました。今度は、個人の年金だけではない教育関係だけではない、あらゆる情報が漏れていくわけですから、これひとたび漏れたら、もう取り返しがつきません。 政府のほうは、24時間365日コールセンターで対応するから大丈夫だといってますけど、この番号をやはり個人で持つわけですから、落とさないように、なくさないように気をつけていても紛失したりすると思います。 それから、紛失に気がつかずに大変なことになることも予想されます。 この制度は、国民、住民にとって、何ら今のままで大丈夫なんですね。それをわざわざ国が一括管理するということは、非常に危ないことをわざわざする必要はないと思います。 それで、ごく最近の新聞記事があったんですけれども、主要国首脳会議、G7です。この7カ国で日本のように全員強制、生涯不変、それから官民利用、官と民の利用の番号制度を導入している国はありません。 例えば、アメリカ、カナダは任意の社会保障番号、それから。 ○議長(安田茂明君)  休憩します。 門川町特定個人情報保護条例ですので、世界的なことを言ってもですね。ですから、簡潔にまとめていただくといいんですが。よろしくお願いします。午前10時10分休憩                              午前10時10分再開 ○議長(安田茂明君)  再開します。 ◎議員(水永正継君) 今、私が言ってることは、この国がしようとしとる制度が非常に問題があるということを各国の例も示しながら言ってるから、何ら私が言ってることは門川町に関係ないと、そういうことではないと思います。 それで、続けたいんですが。 それから、アメリカ、カナダは任意の社会保障番号、それからフランスは社会保障番号、ドイツ、イタリアは納税分野の番号を導入しています。だから、日本みたいに全部をしてるわけではないんですね。 でも、イギリスでは、国民にIDカードを導入しようとして反対にあい、中止をしています。それから、導入したアメリカや韓国では、銀行口座など大量の個人情報が流出して被害が発生し、見直しに追い込まれています。 それで、日本のマイナンバー制度は世界の流れにも逆行する、時代おくれの制度ではないかと、こういうふうに新聞は報道しています。 勉強会とか、いろいろ学びましたけれども、学べば学ぶほど、この制度は国民にとって心配の多い制度だから、この条例制定には反対します。 ○議長(安田茂明君)  賛成討論の方。10番、内山田君。 ◎議員(内山田善信君) 10番、内山田です。 賛成の立場で討論させていただきたいと思いますが、まず、水永議員が心配されていることは、よく耳に聞きます。確かに、委員会の中でも情報漏えいのこと、マイナンバー法に対することに対しての心配はありました。 ところが、今、まさに議案に上っておるのは、議案第30号のことでありまして、マイナンバー法のことではございません。 議案第30号の門川町特定個人情報保護条例には、上位法のマイナンバー法がもう既に施行されるんですが、施行された後に個人情報の漏えいを防ぐための条例でありまして、また、個人が情報開示をするため、情報開示がしやすくするための条例であります。 よって、この議案30号の門川町特定個人保護条例の制定について賛成するものであります。 以上です。 ○議長(安田茂明君)  反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第30号を委員長報告のとおり可決することに賛成の方は、御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立多数であります。したがって、議案第30号門川町特定個人情報保護条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
    △日程第3.請願第2号 ○議長(安田茂明君)  日程第3、請願第2号川内原発再稼働について公開住民説明会を求める請願書を議題とします。 本件は、総務財政常任委員会に付託となっていましたが、総務財常任委員長から、本件について会議規則第75条の規定によって、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第4.認定第1号 △日程第5.認定第2号 △日程第6.認定第3号 △日程第7.認定第4号 △日程第8.認定第5号 △日程第9.認定第6号 ○議長(安田茂明君)  日程第4、認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第5、認定第2号平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第3号平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第4号平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第5号平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第6号平成26年度門川町水道事業会計決算認定について、以上の6件を一括議題とします。 以上の案件は、各常任委員会に付託となっていましたので、総務財政常任委員会から順次報告を求めます。総務財政常任委員会委員長内山田善信君。 ◎総務財政常任委員長内山田善信君) 10番、内山田。 それでは報告いたします。 去る9月14日の本会議において、本委員会に付託されました認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、9月14日から18日までの5日間にわたり、各課担当職員の出席を求め、歳入歳出決算書並び決算書附属書類等の関係資料の説明をもとに慎重に審査いたしました。 採決の結果、全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。審査の内容については以下のとおりであります。 まず、決算の概要について申し上げます。 平成26年度は、当初予算61億円、国庫補助の決定等に伴う補正16億8,280万1,000円により、最終予算は77億8,280万1,000円となりました。 さらに、平成25年度からの繰越明許事業費2億1,210万1,000円を加えますと79億9,490万2,000円となり、平成25年度と比較すると6.1%の増額予算となりました。 なお、平成26年度決算においては、平成27年度へ繰越明許費繰越額の一般財源等4,111万6,000円があり、歳入歳出差引額からこの翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた額が実質収支額でありますが、その結果1億8,514万円の黒字決算となり、3ないし5%が望ましいとされている実質収支比率は4.1%となっています。 また、平成26年度の実質収支と平成25年度の実質収支を比較した単年度収支を見ると、2,568万3,000円の減額となっております。 続いて、各課別の決算状況について申し上げます。 まず、議会事務局については、歳入が公平委員会負担金29万円であります。 歳出は、議会費9,192万3,057円で、主に議員報酬、共済費、旅費等であります。 また、平成26年度は各常任委員会において先進地視察調査、11月に議会報告会を行っております。議会開催状況は、定例会4回、臨時会3回、92議案について審議いたしております。 公平委員会費33万7,219円は、委員報酬と負担金が主です。なお、主な研修として宮崎県町村公平委員会連合会研修会を行っております。 監査委員費122万9,310円は、監査委員2名分の報酬、旅費、負担金が主です。実働状況は、例月出納検査15日、定期監査11日、決算監査15日、議会20日、その他県町村監査委員ブロック研修等に参加いたしております。 次は、総務課について申し上げます。 まず、歳入については、分担金及び負担金、1,221万4,333円、国庫支出金1,489万931円、県支出金776万1,275円、財産収入、寄附金、諸収入計で149万9,500円となっております。 続いて歳出は、総務管理費一般管理費が4億700万6,977円で、その内訳については人件費関係に3億3,733万4,923円、地区会長活動事業1,944万501円、一般管理費その他の経費として2,783万6,612円、公用車管理事業758万5,074円、総合窓口案内事業513万9,541円、新規事業として町制施行80周年記念事業318万7,041円等であります。 文書広報費1,136万1,647円は、町報かどがわ発行事業や文書広報事業ホームページ管理事業を行っております。 電算事務日5,824万1,674円、交通安全対策費249万416円、選挙管理委員会費734万6,480円、宮崎県知事選挙費632万6,646円、町長選挙費494万7,933円、町議会議員選挙費321万7,127円、町議会議員補欠選挙費71万8,915円、県議会議員選挙費89万1,721円、衆議院議員選挙費957万3,442円などとなっております。 消防費の常備消防費1億9,236万7,000円は、広域消防事務委託負担金で、非常備消防費6,055万7,605円は、消防団員の報酬や各種協会・協議会負担金及び自主防災組織整備補助金等であります。 消防施設費1,376万3,843円は、町地域防災計画書見直しの業務委託料や消防施設・機材等の整備等であります。 続いて、税務課について申し上げます。 まず、町税の収納状況について申し上げます。 町税収入額15億74万7,035円、うち個人町民税(現年分、滞納分)は、合計5億1,210万484円で、前年度と比較して1,458万6,709円の増収となっており、法人町民税(現年分、滞納分)は、合計8,044万3,000円で、前年度比721万9,000円の減収となっております。 固定資産税(現年分、滞納分)は、6億7,741万8,105円で、前年と比較すると2,901万2,286円増収、軽自動車税(現年分、滞納分)は、4,993万1,098円、前年度比137万8,194円の増収となっています。その他たばこ税、1億4,739万2,798円、入湯税2,874万8,550円であります。 収納率については、現年課税分が98.58%で対前年度比0.24%の上昇、滞納繰越分については、41.18%で、対前年度比15.52%の上昇となっております。 町税全体を見ると96.05%で、前年度と比較すると1.24%上回っており、収納額は2,997万3,701円の増額となっております。 町税外歳入の使用料及び手数料、県支出金、諸収入の合計2,697万8,333円を加えた歳入合計は、15億2,772万5,368円となっております。 歳出については、総務管理費一般管理費109万6,196円、徴税費の税務総務費6,874万8,892円、賦課徴収費909万5,810円、農業費の地籍調査比16万7,000円となっております。 次に、企画財政課について申し上げます。 歳入の主なものは、地方譲与税6,248万3,000円、地方消費税交付金1億9,008万9,000円、地方交付税24億6,907万4,000円、使用料及び手数料7,599万7,130円、国庫支出金858万6,000円、県支出金878万7,240円、財産収入580万9,042円、繰入金4億3,756万2,000円、繰越金2億1,082万3,221円、諸収入5,456万4,060円、町債3億4,336万5,000円、等で、歳入総額は39億3,352万440円であります。 続いて、歳出について申し上げます。総務費、総務管理費一般管理費集中管理事業等に631万1,330円、財産管理費は財産管理事業公用車管理事業等に6億3,514万58円、企画費は企画調整事務事業地域振興研究事業企業誘致推進事業まちづくり研究会事業に合計2,417万6,552円支出されております。 福祉健康交流研修施設(心の杜)管理費は1億8,468万9,696円で、新規の事業として第2駐車場外舗装工事喫煙所設置工事等が行われています。また、公債費の町債元金償還事業町債利子償還事業で5億156万1,911円が償還されております。 次は、会計課について申し上げます。 会計課においては、一般会計を初め、各特別会計の現金出納管理業務を行っております。 歳入は、宮崎県証紙売捌手数料10万470円であります。 歳出については、決算書等印刷の需用費、口座振替データ送信代行サービス利用料等の役務費、合計452万7,724円であります。 なお、コンビニ収納件数は毎年増加しており、平成26年度は前年度より2,072件増加の1万6,464件となっております。 次に、審査の中での主な質疑について申し上げます。 質疑、弁償金について残額等はどのようになっているか。 回答、平成27年3月末現在の残額は915万8,110円で、毎年必ず訪問して残額の通知や本人の生活状況等の確認を行っている。 質疑、選挙管理委員会委員の任期はいつか。 ことし12月18日で任期満了を迎えることになるので、選挙管理委員と補充員の選挙が必要となる。 地区防犯灯のLED化の進捗状況は。 14地区より申請があり、8地区が導入している。 福祉健康交流研修施設管理費の前年度比約2,000万円増加の理由は。 主なものとしては、工事請負費の駐車場整備や、修繕料が増となったため。駐車場整備は100%交付の地域の元気臨時交付金を使用している。 質疑、門川町地域公共交通対策協議会の状況は。 平成26年度は、法定協議会を立ち上げ、門川町の地域公共交通のあり方を研究した。地域公共交通網形成計画を策定し、27年度は実証実験を予定している。 質疑、まちづくりプレーヤー支援事業の実績が1事業のみとなっているが、その説明を。 この事業は、町民自らの活動を支援するもので、平成26年度から5カ年継続に延長したが、段ボールコンポストの1事業のみの申請があった。 以上が、審査の中での主な質疑であります。 最後に、本委員会の意見としては、まだまだ経済の上向きの実感のできない状況の中、徴税徴収率の伸びの要因は、ひとえに職員の努力によるものと考えます。税の公正、公平性を保つためにも、引き続き今後の努力を期待するものであります。 また、補助金等においてはさらに住民福祉の向上を図るため、速やかな予算の執行を求めるものであります。 以上で、総務財政常任委員会の報告を終わります。 ○議長(安田茂明君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  以上で、総務財政常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑、ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで、質疑終わります。 次に、文教厚生常任委員会委員長、請関義人君。 ◎文教厚生常任委員長(請関義人君) 5番、請関。 文教厚生常任委員会の報告を行います。 去る、9月14日の本会議において、本委員会に付託されました認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、9月14日から18日までの5日間にわたり委員会審査を行いました。その経過と結果について報告いたします。 まず、認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 初めに、教育総務課(共同調理場)について申し上げます。歳入2,162万2,962円につきましては、国庫支出金610万6,000円、県支出金17万円、寄附金1,005万円、諸収入443万6,687円が主であります。 教育総務費の歳出については、報酬543万7,200円は、外国語指導助手などの報酬であり、学校図書館充実事業として町内小中学校に図書館支援員を派遣し、また、新規に学力向上支援事業として門中に2名、門小に1名の非常勤講師を配置する費用として721万3,980円、委託料429万311円については、スクールバス運行委託308万7,034円が主であります。負担金63万1,587円については、23の協議会・研究会・委員会への負担金補助であり、補助金2,169万8,900円については、8園162名の子供に対する幼稚園就園奨励補助1,824万1,900円、中学生海外研修事業補助220万円が主であります。貸付金443万円については、新規で6名(大学生3名、高校生3名)、継続16名(大学生12名、高校生4名)の合計22名に貸し付けを行っております。 次に、小学校費1億2,014万3,735円についてであります。 学校管理費8,474万4,335円については、需用費3,065万4,078円のうち、修繕料として門小体育館漏水修繕などに430万7,220円、町内小学校プールろ過機修繕などに78万6,200円、五十鈴小学校体育館暗幕修繕などに156万1,664円などを含めて912万9,453円、健診などの委託料359万5,301円、門小のグランド整備工事2,566万9,285円、草小校庭整備工事及び放送機器整備などに519万9,120円などの工事請負費であります。 教育振興費3,539万9,900円については、需用費514万8,979円、町内小学校パソコンリース247台分の使用料及び賃借料1,280万214円、要保護・準要保護児童98名に対する援助費596万1,969円、特別支援教育援助費として9名の児童に22万668円などの扶助費であります。 続いて、中学校費5,198万904円についてであります。 学校管理費3,490万9,754円については、需用費として1,167万4,010円、健診などの委託料233万6,233円、門中グランド南面防球ネット工事172万8,000円、西門川中体育館照明器具耐震対策345万6,000円などの工事請負費、補助金として中学生各種大会派遣事業170万6,000円が主であります。 教育振興費1,707万1,150円については、教師用指導書などの需用費261万9,205円、町内中学校パソコンリース87台分の使用料及び賃借料392万8,402円、要保護・準要保護68名の生徒に対する扶助費629万1,619円が主であります。 共同調理場4,864万8,317円について主なものは、需用費868万3,668円、配送業務などの委託料1,658万6,640円、備品購入費として273万6,504円であり、学校給食費1,937万4,610円については、需用費513万705円、配送業務の委託料442万8,000円であります。 1,937万4,610円につきましては、需用費513万705円、配送業務の委託料442万8,000円であります。 次に、福祉課についてであります。 地域福祉係の歳入では、国庫支出金3億2,594万6,974円、県支出金2億8,181万8,855円、繰入金3,455万1,584円などが主であります。 歳出では、社会福祉総務費3億1,436万4,436円のうち、主なものは総合福祉センター管理委託料1,279万2,000円、ふれあいのまちづくり事業900万円、福祉センター空調設備交換工事・雨漏り改修工事などに717万6,600円、負担金補助及び交付金として927万220円、国民健康保険特別会計への繰出金2億7,215万1,539円であります。 障がい福祉費5億5,737万3,588円のうち、主なものは障がい者相談支援事業など3事業の委託料932万3,000円、重度障がい者医療費助成事業、障がい児相談支援、地域生活支援事業などの26事業の扶助費として5億3,041万7,764円、補助金として人工透析通院補助の利用者58名に163万6,000円であります。 臨時福祉給付金給付費では、4,457名の方に5,735万円の支給がなされ、災害給付費では福祉避難所指定推進事業に43万7,940円、住宅火災(全焼2件)などの災害見舞金に係る扶助費として12万3,616円の支出がなされております。 また、緊急雇用費332万9,000円は、NPO法人ふれあいに2名の従業員の雇用がなされ、障がい者就労支援事業の推進がなされております。 次に、子育て支援係についてであります。 歳入については負担金1億1,135万310円、国庫支出金4億8,186万7,557円、県支出金1億8,865万944円、財産収入80万600円は、にじのね保育園と門川保育園の土地貸付収入であります。 歳出では、児童措置費9億1,386万円のうち、広域入所運営費、放課後児童対策事業などの委託料に4,962万5,795円、扶助費として民間保育所5園に4億6,496万5,690円、児童手当給付3億6,202万円が主であり、児童福祉施設費628万8,184円については、西門川児童館管理運営委託料621万664円が主な支出であります。 また、母子父子福祉費5,375万982円については、子ども医療費扶助、ひとり親家庭医療費扶助などの扶助費5,036万5,795円などが主であり、子育て世帯臨時特例給付金給付費2,579万1,743円は、2,221万円の交付金が主であります。介護福祉係の老人福祉費6億2,694万9,128円については、養護老人ホーム入居者扶助費などとして、5園30名に6,731万6,282円、繰出金として介護保険特別会計に2億3,803万2,000円、後期高齢者医療特別会計に3億547万9,356円が主であります。 次に、社会教育課についてであります。 歳入348万9,421円については、県支出金96万5,000円、コミュニティー助成事業などの諸収入252万4,421円であります。 歳出については、教育総務費では報償費として生涯学習事業、学校支援本部事業、成人式開催事業など5事業に178万6,044円、需用費82万6,109円は7事業費の消耗品費、2事業の印刷製本費であります。また、負担金及び交付金171万8,180円については、宮崎県子ども会育成連絡協議会など8団体の負担金であり、補助金161万4,000円については、町青少年健全育成町民会議、町地域婦人連絡協議会など6団体への補助金であります。 公民館費9,950万9,264円については、門川ふるさと文化財団への管理委託料など6,566万9,000円、民俗資料館改修工事805万7,400円、文化会館舞台装置ワイヤー取りかえ工事540万円、クリエイティブセンター駐車場舗装工事348万1,421円などの工事請負費として1,820万7,821円、文化会館舞台調光システムリース料648万円、負担金及び補助金534万1,000円は自治公民館活動補助、自治公民館改修、公民館放送設備整備などであります。 次に、文化財保護費92万794円については、カンムリウミスズメ・ウスギモクセイ保護事業や、委託事業として巨石など調査業務委託料であり、補助金は伝統文化保護団体3団体への補助金であります。 保健体育費1,208万7,071円については、海浜公園ろ過機濾材など交換工事345万6,000円、体育施設などのトイレ改修工事107万7,624円などの工事請負費482万5,224円、スポーツ4団体への負担金また町体育協会、体育選手派遣費、各種スポーツ大会への補助金として534万7,000円が主であります。 次は、図書館費3,144万5,063円についてであります。図書購入費などの需用費847万4,769円、委託料として図書館振興会への委託料1,549万5,000円、施設管理委託料203万7,744円、賃借料として図書システムリース料203万7,744円などが主なものであります。 次は、町民課についてであります。 町民窓口係の歳入としては、総務手数料802万2,950円が主であり、歳出では戸籍システム保守などの委託料383万円、戸籍システム機器などの使用料及び賃借料333万8,000円が主であります。 医療年金係の歳入としては、社会福祉費委託金617万3,897円が主であり、歳出では、国民年金事務の臨時職員賃金及び共済費175万6,043円、電算システム改修委託料116万6,400円が歳出の主であります。 健康づくり係の歳入としては、国庫支出金132万8,900円、県支出金122万2,250円、保健衛生実費徴収金409万9,100円が主であり、歳出では保健衛生総務費7,577万2,396円においては、母子健康診査委託料1,395万360円、二次救急医療体制整備、日向市初期救急診療所運営事業、延岡市夜間急病センター運営費などの負担金3,134万1,242円、補助金として門川町二次救急医療体制整備1,814万7,000円などが主であります。 また、予防費6,580万7,278円のうち、12の予防接種に4,644万3,908円、がん検診、結核健診に1,699万5,378円の支出がなされ、がん検診の推進事業の一環としてクーポン券の配布を行ったが、利用実績の低さが今後検討課題とのことでありました。 次に、認定第2号平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額29億7,508万4,246円に対し、歳出総額27億4,210万9,446円でありました。実質収支額は2億3,297万4,800円でありますが、単年度収支額としては66万5,407円の赤字決算でありました。これは、被保険者数の前年比3.8%の減少傾向に加えて、構成比の高齢化、また1人当たりの医療費前年比8.8%の増加が大きな要因と思われます。給付費の抑制に向けて各種検診の受診率の向上と合わせ、健康を維持継続するための予防施策のさらなる推進が必要と思われます。 次に、認定第3号平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額は4億1,425万926円であり、主なものは後期高齢者医療保険料1億280万5,400円と繰入金3億547万9,356円であります。 歳出総額は4億1,241万1,388円であり、主なものは保険料負担金などの後期高齢者医療広域連合納付金4億100万9,756円であり、翌年度への繰り越しは210万9,538円であります。 次に、認定第4号平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額は15億6,800万6,893円であり、歳入の主なものは保険料2億6,417万6,985円、国庫支出金3億7,116万5,141円、県支出金1億9,926万2,917円、支払基金交付金3億9,237万2,807円、繰入金2億7,088万5,000円であります。 歳出総額は14億4,761万5,650円であり、歳出の主なものは保険給付費13億2,917万7,800円であります。 次に、審査の中での質疑応答について報告をします。 教育総務課。 寄附金、1,005万円の内訳は。 答え、田中病院が1,000万円、県北生コン5万円です。 防災士試験受験料負担金の内容は。 教職員が4名受験し、1人当たり3,000円を負担した。 福祉課。 施設介護サービス給付費の約1,000万円減の主な要因は。 利用者減が主な要因である。介護老人福祉施設の利用者が約30人の減で700万円ほど減少している。 介護福祉と介護予防福祉の違いは。 認定介護制度は、7段階に分かれていて予防介護福祉は要支援1、2で、介護福祉のほうは要介護1から5段階あり、どちらも認定を受けなければいけない。 社会教育課。 中央公民館と文化会館プロジェクター購入費の違いは。また、プロジェクターは一般にも貸し出しをするのか。 答え、値段の違いは性能の違いである。中央公民館のほうは申請すれば可能である。文化会館のほうは持ち出せないが、館内での使用は問題ない。 図書館の利用状況は。 来館者数・貸出冊数とも若干減少している。今後、さらなる周知・利用の促進を図っていきたい。 武道館の修理・改修についての考え方は。 現時点では建てかえなどの計画はないが、優先度を考慮しながら延命中心の修理を行っていきたい。 町民課。 がん検診の広報はどのように行っているのか。 公民館などにはポスターを張っているが、個別には配っていない。 保健師数の現状は。 県内の自治体では、26年度現在保健師1人当たりの住民数は最少で592名、最大で7,891名である。本町は3,057名です。 以上が、主な質疑応答であります。 本委員会としては、以上のような審査を行い、採決の結果、全委員一致で原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 我が国の経済状況はやや持ち直しの状況ではあるが、地方の状態は依然として厳しい状況にあります。少子高齢化などの構造的な問題、それに起因する社会福祉費・医療費の増加、各分野での後継者不足の問題など、多くの課題が山積する中で、本町の将来に向けての展望を見据えた持続的な発展を進めるため、世代間あるいは地域間の連携を図りながら、より一層の強力な施策の推進を行うべきとの結論で意見の一致を見ました。 以上で、文教厚生常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 以上です。 ○議長(安田茂明君)  他の委員の補足はありませんか。7番、黒木君。 ◎議員(黒木裕君) 7番、黒木。 申し訳ありません。2ページ、下から6行目と7行目を削除願います。重複しておりますので。 ○議長(安田茂明君)  皆さん、おわかりですか。 ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  以上で、文教厚生常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑、ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで、質疑終わります。 しばらく休憩します。再開を11時20分から行います。午前11時09分休憩                              午前11時17分再開 ○議長(安田茂明君)  少し早いですが、始めたいと思います。 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、産業建設常任委員会委員長、菊地稿治君。 ◎産業建設常任委員長(菊地稿治君) 4番、菊地です。 それでは御報告申し上げます。 去る9月14日の本会議で本委員会に付託されました認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第5号平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号平成26年度門川町水道事業会計決算認定についての3案件について、9月14日から18日までの5日間にわたり審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。 認定第1号、5号、6号の3案件につきましては、関係各課の職員に出席を求め、説明を受けた後に現地調査を含め慎重に審査した結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決定しました。 まず、認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 初めに、農林水産業費についてです。 決算額は3億4,114万9,220円となっています。以下、主なものについて申し上げます。 農業委員会費は、552万6,530円で農地法ほかに基づいて、権利移動等についての審査、処理を農業委員15名により実施しています。また、耕作放棄地の現地調査も行っています。 農業振興費は、2,570万6,117円で、今後の門川町農業の担い手として認定農業者や、農業後継者、新規就農者等を育成、支援を行い、あわせて農業経営改善計画実現のための指導を行っています。 畜産業費は、723万2,256円で家畜改良増殖対策肉用牛導入事業や削蹄などを行った農家へ対し、補助金の交付を行い、経営の安定化を図っています。また、家畜伝染病防疫対策事業としてブロイラー農家、採卵農家28戸に対して消毒薬340袋を配布しています。 次に、防災ダム管理費は、543万8,264円で負担金390万円のほか、ダム施設の機器更新及び多目的広場、親水公園の草刈り等の維持管理を実施しています。 農地費は、4,670万512円で農地・水・農村環境保全向上活動支援事業や広域農道整備事業の負担金です。 林業費は8,659万748円で、その中で林業振興費2,945万6,674円の主なものは、森林づくり事業補助金や森林総合整備事業の貸付金です。 水産業振興費は7,329万4,292円で漁業者や水産加工業者の生活安定を目的とし、漁業、水産加工業の振興のために各事業を実施しています。 漁港建設費は、880万9,000円で、町内の漁港、漁場環境にかかる水産基盤の整備に関し、計画的促進及び適切な維持管理を図りました。 次に、商工費についてです。 決算額は、9,207万4,177円で、乙島の自然浄化式汚水処理設備、海水淡水化装置、多目的トイレ設置や歩道整備工事等を行い、観光地としての価値を高めました。また、プレミアム付門川元気振興券を販売し、消費拡大を図りました。 続いて、土木費についてです。 決算額は3億5,674万9,434円となっています。 道路維持費では、トビノ木橋橋梁下部工及び護岸工の一部を施工しました。道路新設改良費では、松瀬・川水流線の360メーターの区間で改良工事、舗装工事や、門川高校通線の長さ70メーター、幅12メーターの区間で改良工事、舗装工事を行いました。 また、下水路費では、平城、梅ノ木、中山地区等の排水路整備工事を実施しています。 高速道対策費では、門川南インター線の測量設計及び用地買収、補償等を行い、本線部分においては、ネクスコ西日本に対し、本町分の負担金を支出しています。 砂防費では、鶴の前地区の県営急傾斜地崩壊対策事業の負担金を支出し、土砂災害防止対策の進捗が図られました。 公園事業費では、南町近隣公園、城ヶ丘、南ヶ丘街区公園のトイレ設置工事及び中須ちびっこプールの改修を行いました。 住宅管理費では、平城団地23号棟の住戸改善(屋内外のリフォームと給湯設備導入等)と合併浄化槽の設置を実施しました。 道路橋梁及び河川災害復旧費では、内ノ輪谷河川災害復旧工事、松瀬・川水流線道路災害復旧工事を行っています。 次に、環境衛生費についてです。 決算額は、1億2,348万8,138円で、主なものは合併処理浄化槽設置事業で146基分の補助金を交付しています。 続いて清掃費についてです。 決算額は、2億734万9,358円となっています。 塵芥処理費では、日向東臼杵広域連合ごみ運営事業及びごみ建設事業の負担金を支出しています。 し尿処理費では、衛生センターにおいて生し尿479キロリットル、浄化槽汚泥7,021キロリットルの処理を行っています。 続きまして、認定第5号平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 決算額は、1,265万4,645円となっています。この事業は、農林業地域の振興と、環境整備の観点から生活改善等福祉的要素を含んだ事業であります。給水件数は124件(上井野72件、大原52件)で年間給水量は3万7,961立米であり、前年度に比べ3,330立米の減少となっています。 収支状況については、歳入額は1,354万8,683円で、内訳は水道使用料503万7,857円、繰入金712万円、繰越金139万826円であります。 歳出については、1,265万4,645円で、人件費、施設管理費であります。 次に、認定第6号平成26年度門川町水道事業会計決算認定について申し上げます。 業務状況は、給水戸数が7,343戸で、前年度より35戸増加しています。年間総配水量は299万9,997立米で前年度より7万9,655立米減少しています。 有収水量は、240万2,481立米で、前年度より5万1,382立米減少し、有収率は80.08%で、前年度より0.4%増加しました。有収率の増加は、主に漏水量の減少によるものと推察されます。 財政状況については、収益的収入は税抜き決算額が、3億1,195万7,621円で、収益的支出の税抜き決算額が、2億6,903万6,349円となりました。 この結果、本年度の経常利益は4,570万5,376円となり、損益収支で4,292万1,272円の純利益が生じました。 次に、資本的収入は、税込決算額が336万1,000円で、その内訳は消火栓設置工事の負担金です。 資本的支出は、税込み決算額が1億5,727万8,560円で、その内訳は建設改良費4,117万7,380円、企業債償還金1億1,610万1,180円であります。 資本的収入額が資本的支出額に対して、不足する額1億5,391万7,560円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額302万1,479円、過年度損益勘定留保資金1億589万681円で補填しました。 建設事業状況については、主な事業として、町内配水管布設工事及び老朽管布設替えを行い、施設の強化を図っております。 次に、本委員会審査の中での主な質疑応答は次のとおりです。 問い、有害鳥獣駆除事業で、イノシシには捕獲報奨金は出していないのか。 答え、町からは出していないが、県のほうから有害対策協議会に出している。 問い、広域営農団地農道整備事業の進捗状況はどのくらいなのか。 答え、現在、宮崎部品の裏から竹名までの区間は舗装まで完了している。それから先は、防災ダムの手前までの区間を工事中で、平成28年度をめどに門川町の部分は完了させたい。 問い、防災ダム管理費の負担金がかなり高額であるが、理由は何か。 答え、平成25、26年度にダム施設の機器の更新を行った。県営防災ダム事業では、事業費の13%の負担金を設置する町が支出するようになっている。また、機器の更新は26年度で完了したので、この負担金も終了した。 問い、現在、町内には何頭の牛が飼育されているのか。 答え、現在、和牛部会15戸が活動しており、約180頭の牛が飼育されている。 問い、日向地域広域物流事業の中で、トラックリースによる物流とみやざき特産野菜価格安定事業について、具体的にはどのような事業を行っているのか。 答え、日向地域の5市町村とJA農家で連携して、青果物物流のためのトラックのリースを各市町村JA農家で負担し合っている。また、価格安定事業では、県青果物価格安定資金協会に負担金を支出し、青果物の価格が一定水準以下に下落した場合に、農家に価格差補給金を交付する。 問い、森林総合整備事業の貸付金について、2団体の金額は幾らか。 答え、耳川広域森林組合に1,500万円、県林業公社に277万2,284円となっている。 問い、漁場改良事業のアサリの散布場所はどこか。また、成果についてはどうか。 答え、庵川漁協の西側浜辺と壁画防波堤の裏側の干潟に散布している。また、干潟のアマモが少しずつふえているので効果は認められる。 問い、乙島キャンプ場運営の実績はどうか。 答え、例年250名の利用客があるが、26年度に関しては、4月当初から8月末まで、週末になると雨が降った影響で100名を切る利用状況となった。 問い、門川南インター線の残土処理はどのように行うのか。 答え、本線工事と町道の工事を合わせて、約10万立米の残土が発生する。これを、高速道路の西側に位置する、柳ケ谷地区と倉谷地区の谷を利用し埋め立てる。既に、地権者の同意は得ている。 問い、住宅使用料の収納率の現況はどうか。 答え、こまめな電話による催促や、訪問催促等を行い、年々収納率は向上してきている。26年度は98.6%の収納率であった。 問い、中須ちびっこプールの改修工事の内容はどのようなものか。 答え、プール底面の塗装の更新と、プールサイドのクラックの補修を実施した。 問い、門川高校通線道路改良工事についての今後の見通しはどうか。 答え、本年度はA1橋台下部工事と上部工(橋梁工事)を行う予定で、道路については、29年度完成を目指したい。 問い、簡易水道の年間給水量が前年より3,333立米減少しているが、原因は何か。 答え、25年度に西門川小中学校において漏水があり、それを修理したため。 問い、簡易水道の水質検査の実施状況は。 答え、規定の検査項目について、年間契約で毎月、専門の業者に依頼している。 問い、水道事業においては、年々収納率が上昇しているが、どのような取り組みを行っているのか。 答え、主なものとしては、毎週夜間徴収と給水停止等を月に2回実施している。 問い、漏水調査はどのように実施しているのか。 答え、年次的に地区分けをして、配水管を主に行っているが、それに伴って沿線の給水管の止水栓までを調査している。 以上が委員会審査の概要であります。 結びに、本委員会としての意見は、農林、水産、商工業等の産業振興については、現在の実施事業に加え、本町の持つさまざまな資源を発掘し、それを育成していけるような施策の取り組みを期待します。また、町営住宅の使用料や水道料金等の収納率を向上させるために現在、担当職員がさまざまな工夫や努力をし、取り組んでいることを認めた上で、さらなる創意工夫を重ね、より高い収納率を目指して取り組んでいただくよう望むものであります。 以上、産業建設常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(安田茂明君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  以上で、産業建設常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑、ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで、質疑終わります。 これから、認定第1号から認定第6号について、逐次討論、採決を行います。 まず、認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。反対討論の方。11番、神﨑君。 ◎議員(神﨑千香子君) 討論に当たりまして、まず、平成25年発行地方議会実務講座によれば、質疑の範囲として質疑は必ずしも事件の内容について事実をただすことだけに限らない、法律的、また政策的な見解をただすことも差し支えないとあります。私の心の杜の総務管理委託料約6,300万円に対して、任意団体のままでいいのかという質疑に対して、町長は、副町長もですけど、質疑に値しないと2度答弁されませんでした。 このことは、町の執行に対する、お金の使い道に対する姿勢が説明責任を果たしてない不誠実な姿勢だと私は判断いたします。 また、心の杜の当初の目的は存じてないという答弁におかれましては、やはり広域拠点としてきちんと心の杜はずっと運営しております。県北拠点のそういう中にあって、目的とかをきちんと把握しないまま、心の杜温泉が運営されているという状況は、羅針盤なき運営と一緒です。 今後、心の杜は原点からその経営方針を見直し、町民に透明性のある運営と東九州自動車道開通をもって今般遠見半島線、加草中村線も要望に行かれたという報告もありました。道路の改良に当たっても、心の杜を含む遠見半島の総合的開発が必要です。 そのためにはきちっと心の杜を町民、福祉の向上、将来の発展を捉えて見直すことがさっきも言いましたように、大切だと私は判断します。 よって、総務管理料、項のですね、認めることはできません。 以上で、私の反対討論といたします。 ○議長(安田茂明君)  賛成討論の方。6番、安藤君。 ◎議員(安藤福松君) 6番。 今、細かな運用面の管理についての御指摘がありましたが、私は、今提案されております26年度の決算については、何らおかしいところはないし、一生懸命職員も頑張ってますし、多くの方も、20万人を超す方が利用しております。したがって、心の杜は適切な管理運営がされているし、何ら問題はないと思います。 よって、賛成するものであります。 ○議長(安田茂明君)  反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立多数であります。したがって、認定第1号平成26年度門川町一般会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第2号平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  討論なしと認めます。これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、認定第2号平成26年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第3号平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  討論なしと認めます。これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、認定第3号平成26年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第4号平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  討論なしと認めます。これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、認定第4号平成26年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第5号平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  討論なしと認めます。これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、認定第5号平成26年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第6号平成26年度門川町水道事業会計決算認定について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  討論なしと認めます。これで、討論終わります。 これから、採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、認定第6号平成26年度門川町水道事業会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第38号 ○議長(安田茂明君)  日程第10、議案第38号平成26年度門川町水道事業会計の剰余金処分についてを議題とします。 本案は、産業建設常任委員会に付託となっていましたので、委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長、菊地稿治君。 ◎産業建設常任委員長(菊地稿治君) 4番、菊地。 それでは御報告申し上げます。 去る9月14日の本会議で本委員会に付託されました議案第38号平成26年度門川町水道事業会計の剰余金処分について、9月14日から18日までの5日間にわたり審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。 本案件につきましては、環境水道課の職員に出席を求め、説明を受けた後に慎重に審査した結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決定しましたので、報告申し上げます。 平成26年度門川町水道事業会計決算については、収益的収入は税抜き決算額が、3億1,195万7,621円で、収益的支出の税抜決算額が2億6,903万6,349円となりました。この結果、本年度の経常利益は4,570万5,376円となり、損益収支で4,292万1,272円の純利益が生じました。この純利益4,292万1,272円は、減債積立金に積み立てることとしました。 以上、産業建設常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(安田茂明君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  以上で、産業建設常任委員長の報告終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで、質疑終わります。 これから討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  討論なしと認めます。これで、討論終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第38号を委員長報告のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、議案第38号平成26年度門川町水道事業会計の剰余金処分については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第11.議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査について ○議長(安田茂明君)  日程第11、議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査についてを議題とします。 議会運営委員会、各常任委員会特別委員会の委員長から、委員会によりお手元に配付した申出書のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安田茂明君)  異議なしと認めます。したがって、それぞれの委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(安田茂明君)  以上で、本日の会議は全て終了しましたので、本日の会議を閉じ、平成27年門川町議会第3回定例会を閉会します。 ◎議会事務局長補佐(大澤陽一君) 御起立願います。一同、礼。午前11時52分閉会──────────────────────────────  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      平成27年9月25日                 議  長 安田 茂明                 署名議員 菊地 稿治                 署名議員 請関 義人...