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06月11日-03号

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  1. 新富町議会 2013-06-11
    06月11日-03号


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    最終取得日: 2021-06-12
    平成 25年 第03回定例会(06月)──────────────────────────────────────平成25年 第3回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第3日)                           平成25年6月11日(火曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第3号)                       平成25年6月11日 午前10時00分開議    日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(13名)1番 長濵  博君       2番 阿萬 誠郎君3番 増永 逸雄君       5番 髙野 賢治君6番 倉永 豪修君       7番 丹  邦敏君8番 下村  豊君       10番 圖師 孝一君11番 小嶋 崇嗣君       12番 永友 繁喜君13番 比江島義秋君       14番 三浦 千尋君16番 櫻井 盛生君                ──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(1名)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 井上  透君       書記 壱岐  進君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 土屋 良文君  副町長 ………………… 壱岐 健一君まちおこし政策課長 … 後藤 博己君  総務財政課長 ………… 三本 英弘君防災基地対策課長 …… 今村 行信君  税務課長 ……………… 河野  裕君収納対策監 …………… 瀬戸口 誠君  町民こども課長 ……… 小野 博明君いきいき健康課長 …… 若木家浩順君  福祉課長 ……………… 壱岐 利美君農業振興課長 ………… 石谷 秀三君  都市建設課長 ………… 河野 博敏君環境水道課長 ………… 山内 清三君  会計管理者会計課長 … 中山 房雄君教育長 ………………… 米良 郁子さん 教育総務課長 ………… 平塚 貢一君生涯学習課長 ………… 太田  功君  農業委員会事務局長 … 桑畑  等君町代表監査委員 ……… 三宅 照美君                    ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎事務局長(井上透君) 起立、礼。着席。 ○議長(長濵博君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおり、一般質問となっております。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(長濵博君) 日程第1、一般質問を行います。 質問順番にこれを許します。3番、増永逸雄議員の質問を許します。3番、増永逸雄議員。 ◆議員(増永逸雄君) おはようございます。新田原基地周辺環境整備について、並びに町内生活道路について、さきに通告したとおり質問をいたします。 新田原基地の周辺整備につきましては、町の生活環境整備、並びに騒音等の軽減のための施策の推進に努められておられますが、昭和55年の日米共同訓練から今日まで、騒音等の被害が広がっております。基地の航空機騒音防止生活環境について取り組みを伺います。 次に、町内生活道路について、私たちが毎日の生活に利用し、一般道につながる欠かせない道として、町内全域において整備が進められております。また、生活環境、消防車、救急車などの緊急車両や高齢者に安全な道として生活道路は重要であります。その中で町民にとって日常の生活の上で必要な道である生活道路整備状況についてお伺いします。 以上、壇上からの質問といたします。 申しわけありません。言葉足りずで抜けたところがございました。激甚地区対策についてを追加いたします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 増永議員の御質問にお答えをいたします。 ただいま御質問の中で、昭和55年日米共同訓練という言葉が出ました。新富町も新田原基地のある町としてその55年以前は、基地対策業務というものを総務課内においておりました。55年の日米共同訓練を機に基地対策業務というものを町民の皆さんのいろんな問題、それに対処するために基地対策室を設置しながら、基地関係の業務に当たってきてるところでございます。そしてまた、国のいろんな施策と合わせまして、町としての取り組みというものをいろんな角度から考えながら、現在まで基地対策として、いろんな業務に対策をこうじているところでございます。 具体的につきましては、まず騒音振動対策については、ジェット機の離着陸時及びタッチ・アンド・ゴー、またはエンジンテストの際に、騒音・振動が生じています。 騒音対策としては、住宅防音工事が最も有効な方法でありますので、これまでも住宅防音工事の充実及び拡大、そして告示後住宅の早期着手やサイレンサーの増設を国に要望してきております。そしてまた、町としても騒音測定を目視調査をしながら、国にいろんな要望をしてきております。今後も引き続き要望をしてまいります。 激甚地区対策についてですが、先ほど申しましたように、国のいろんな対策に合わせまして、町の独自対策も含めております。その中で町全体に手を組むものと、町内の激甚地区として13地区を指定しまして、違った形の対策を講じているとこでございます。主なものといたしましては、公民館運営補助金NHK受診料補助金地区集会所への空調機器設置及び、空調機器の稼働電気料等の補助、そういった施策をもらってきてるところでございます。 次に、町内生活道につきましては、生活道路整備に関する要綱を定め、道路舗装及び排水対策を実施しております。助成の対象は、道路舗装幅員が2メーター以上確保でき、沿道の戸数が2戸以上であることでありますが、それと、戸数が1戸であっても将来宅地化が見込まれる路線。墓地等の参道、公共施設に連絡するロード、そういったものも対象といたしております。 助成の対象の経費といたしましては、航空機騒音激甚地区は、85ダブル以上の地区内道路につきましては、全額は町が負担で実施をいたしてます。その他の道路につきましては、地区に1割の負担をお願いしてるところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 3番、増永逸雄議員。 ◆議員(増永逸雄君) それでは、激甚地区とは、何を指して言うのかお伺いします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 担当課長に説明させます。 ○議長(長濵博君) 防災基地対策課長。 ◎防災基地対策課長今村行信君) 騒音の一番、著しく、激しく、地域だということで、85ダブル以上の区域だということで認識しております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永逸雄議員。 ◆議員(増永逸雄君) そのとおりでありますね。 やはり、日米共同訓練以来、いろんな表裏一体の訓練等がふえてまいっておりますが、その中で、タッチ・アンド・ゴーとか、訓練のための機会が多いために、基地周辺地区、激甚と呼ばれるところはだんだん厳しい状態におかれているんじゃないかと思っております。 次に騒音の85ダブルと80ダブルは測定すれば、その差はわかるんですけど体感的はどう違うか、わかってらっしゃれば教えていただきたいと思います。 ○議長(長濵博君) 防災基地対策課長。 ◎防災基地対策課長今村行信君) この85と80の区域のコンタ線につきましては、国のほうが騒音の調査を行いまして決めてるわけでございます。 それは今言われました、体感っていうことでありますけど、机上上の数字的な区域で分けております。騒音のうるささの指数なんですけど、個人的な騒音もあるし、大変申しわけありません。体感的なやつっていうことで、個人差があるもんですからどうしても答えることができません。 以上終わります。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) そのとおりだと思います。要するに、85とか80っちゅうのは、測定されて、その測定の中で、積算の中で通過した飛行機の通過した回数によって積算された80ダブルとか80ダブルじゃないかと思っております。体感的には、80から上のところは、瞬間的に離着陸とかする場合にはほとんど変わらないと思うんです。 それで、85ダブル以上の集会所の数をお尋ねいたします。
    ○議長(長濵博君) 防災基地対策課長。 ◎防災基地対策課長今村行信君) 集会所につきましては、11地区が85ダブル以上の区域に設置しております。 ○議長(長濵博君) 続けてどうぞ。 ◎防災基地対策課長今村行信君) 済みません、言葉足らなかったもんですから、つけ加えさせていただきます。 新田原学習館は、地区集会所の区分け等として今含めておりませんでした。それらの、激甚地区13地区あるわけなんですけど、新田原は、地区集会所じゃなく、学習供用施設ということで、12地区で今答えさしていただいております。1地区につきましては、80ダブルの地区の範囲内にございます。 以上です。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 激甚地区の指定されているところと、85以上の集会所の数と、差はございますが、以前にそういうふうな前向きな考えで処置されたことと考えております。 次に、飛行経路及びタッチ・アンド・ゴーについてお伺いします。 ○議長(長濵博君) 飛行経路とタッチ・アンド・ゴーの何を聞けばいいですか。 ◆議員(増永逸雄君) 回数です。 ○議長(長濵博君) 飛行経路とタッチ・アンド・ゴーの回数を答えてください。防災基地対策課長。 ◎防災基地対策課長今村行信君) まず最初に飛行経路についてなんですけど、基地南側につきましては、戦闘機が飛行をする範囲、基地北側につきましてはフェリーとか旅客機等の飛行する範囲ということで伺っております。 それとタッチ・アンド・ゴーにつきましては、平成24年度が8,383回です。ちなみに、平成23年度が7,638回となっております。この回数につきましては、ちょうど行っております目視調査によっての回数でございます。 以上です。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) それで、飛行経路については南側と北側ということで、前に比べてその南側と北側の範囲が広がっているんじゃないかというお話も聞きますし、タッチ・アンド・ゴーに対しましては、その回数は少し差があるようでございますが。基地周辺から少し離れた80ダブルの範囲内においても、だんだん騒音が広がっているんじゃないかと、南側と北側の飛行経路が広がっているんじゃないかと思っております。 町と、新富町も騒音測定とか目視とか、先ほど言われましたが、地域の環境監視などに努められておりますし、その測定などによって防音工事とか国とかに対する要望に対しても、効果的な数字として上げられていると思います。大変難しいんですが、先ほどから体感とか何とか言っておりますが、この部分で振動及び騒音に対して、ほんとに精神的な苦痛があると思うんです。そのあたりを町としてどう考えていらっしゃるのか、町長に伺いたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 議員の御指摘のとおりであります。航空機騒音というのは、飛行機が飛んでるときだけの音ではなくて、飛行機の離発着する前の準備、あるいはエンジンテスト、そういったものでも音はするし、振動もいたします。したがって飛行中の騒音と同時に地上騒音というのが出てるのは実情であります。これまで、以前は地上騒音ということにつきまして、国につきましても認識がないということがありましたので、そういった点について国にしっかり今訴えてるところでございます。そして、サイレンサー、地上騒音についての対策についても基地にするように要望をしているところでございます。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 町として住民に対する手懐けといいますか、補償は拡大する考えはないのかお聞きしたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 先ほど答弁で申し上げましたとおり、日米共同訓練以降にいろんなさまざまな状況があるということの中で、国と政策とは別に町の単独としていろんな政策をしてきてるところでございます。これも議会の皆さんに予算の中で説明をしながら、現在に至ってるところでございます。 今のところ、この制度、政策等につきましてを、そのまま継続するということで考えているところでございます。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) ぜひ、線引き上いたし方ないとは思うんですけど、やはり町民の皆さんが、やはり騒音が広がってるという実感を持っていらっしゃいますので、前向きに検討していただきたいと思います。 続きまして、以前基地周辺対策協議会が、昭和56年から平成13年までにございました。それが、なくなっております。また、町長の諮問委員会といいますか、名称ははっきりしておりませんけど、検討委員会というべきでしょうか、そういうものがあったんじゃないかと思いますが、その点についてお伺いします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 御質問のように、周辺協議会というものを設置しまして、町民の皆さん、区長会とかいろんな産業団体、あるいはいろんな団体の方を、公正として設置をいたしまして、いろんな問題につきまして御意見をいただきながら、また、いろんな活動もしていただきました。ただ、それにつきましては一定の目的を達成したということで、発展的に解消したという経緯がございます。 そして、いろんな騒音、そういったものにつきましても、いろんな形の中で意見も聞くということの中で、別ないろんな協議会、あるいは、委員会そういったものをつくりながら、その中で意見を伺ってるとこ、ということの中で現在には至っているところであります。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 以前、協議会があった、つくられて審議の中で、その目的を達せられたということで、その会が終わったんでしょうか。それとも、解散したんでしょうか、済みません。協議会自体が目的を達せられたから、解散したということなんでしょうか。 お伺いします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 協議会としてはそういうふうに、当時はそうだったというふうに聞いております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) それでは、その後に町長が諮問委員会等をつくられた経緯があったんじゃないかと記憶にあるんですが、その点はどうでしょうか、町長。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 私、以前の、私が就任以前の町長からそういったものができております。ですから、そういった形の中で、町長が、この町民から意見を聞くというのに変わった中でされてるというように変わっております。 失礼しました。以前の協議会というのは、先ほど申しましたように町民が組織する団体であって、その中で町長にいろんな意見、具申するというものでありました。 そうでなくて、町長が会長をしながら、いろんな意見を聞くというのに変わったということに御理解いただくとありがたいです。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 町長が代表として、町民の皆さんから意見を聞くという形をとられたということで、その会は継続されているんでしょうか。 お聞きします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 先ほど申しましたように、前の町長がそういう形になりまして、私の代になりまして、推進会議という形の中で、意見具申をいただくという中で会議を開いたことがあります。今はそれは開いてないという状況です。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 推進会議があったということで、ぜひそれをまた復活していただきたいなという気持ちがあるんですが。 最後のほうになりますが、私の考えとしては、基地周辺生活環境の整備について、町、各関係者それぞれの立場から、緊密な連携と協力し、環境に対する取り組みの必要性を理解し、よりよい生活環境をつくるために、施策の総合的な実施していく必要があるのではないかと思うわけです。そのために、協議会等を設立を望むものであります。それに対して町長のお考えをお聞きします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) いろんな意見を聞くということの中で、どういうスタイルかということでございます。いずれも、先ほども申したように、町民がいろんな方々が組織をつくって、その中でまとめたものを町に提言をするという形でありました。それから、町長がいろんな意見を聞くというスタイルに変えたということでございます。 ですから、町民からどういったこの基地対策に関して意見を聞くかということで、それぞれの時期の中で変わってきてるのも事実であります。いろんな政策会議、調整会議調整委員会そういったことを開きながらいろんな意見を伺っているのが、現状でございます。ですから、基地関係にするいろんな意見、それに特定してまた意見を聞くかというような組織というふうに理解をするわけでございますが、そういった中で、どういう組織にしていくかということになります。いろんな形の中で意見は聞いてるわけでございます。議員さんもそうです。議員さんも基地対策特別委員会をつくりながら、いろんな活動をしながら町民の声を聞きながらいろんな活動をされているというふうな状況です。 いかに町民の声というのを国に訴えながら、それを施策に反映するかというふうになると思います。どういう形で、町民の意見を聞くかということで、もう一度整理をし直しながら、どういうものにするかということを考えながら、前に進みたいというように思っております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 前向きに町長考えていただくということで理解して、次に進みたいと思います。 次に町内生活道路についてでございます。町道についてお伺いしますが、町道に関する整備状況についてお伺いします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 担当課長に説明させます。 ○議長(長濵博君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長河野博敏君) 町道の整備状況ということですけど、23年度の整備状況調査から行きますと、若干現状とは異なりますけど、5メートル以上の道路の整備状況としては100%の整備率、それからその他の道路は約91%、平均しますと93%の整備率ということで調査報告のほうには計上させていただいております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) それでは、町内生活道路整備状況についてお伺いします。 ○議長(長濵博君) それは、生活道路整備状況を教えてもらえばいいですか。 ◆議員(増永逸雄君) はい。 ○議長(長濵博君) 大丈夫ですか。(発言する者あり)都市建設課長。 ◎都市建設課長河野博敏君) 整備状況ですけど、近年度からの整備状況は、3地区から5地区の要望がありまして、年平均しますと約4地区、事業費にしまして約175万円程度の事業費で整備を行っております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。ちょっと待ってください。整備状況聞かれて、今の回答ありましたけど、もう1回じゃあ継続で課長に答えてもらいます。どうぞ。 ◎都市建設課長河野博敏君) 済みません、今のは激甚地区を除く地区の整備状況を申し上げました。 ○議長(長濵博君) ちょっと待って。増永さんちょっと待ってください。激甚地区整備状況については、課長のほうで答えるそうですから。防災基地対策課長。 ◎防災基地対策課長今村行信君) 23年度の実施なんですけど、2件につきまして145万7,500円の事業費になっております。24年度につきましては、5件、49万円の事業費でございます。 以上、報告します。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 両方合わせて整備状況というのは、毎年、9ないし10件、そのあたりの件数かなと思っております。その中で新たに舗装されるところなのか、修理される、補修される場所なのか、その点は何件ぐらいありますか。 ○議長(長濵博君) 増永議員、それは激甚地区のこれからの予定ということで。 ◆議員(増永逸雄君) 激甚地区以外の。 ○議長(長濵博君) 以外の。 ◆議員(増永逸雄君) はい。 ○議長(長濵博君) 課長わかります。激甚地区以外のもので。 ◎都市建設課長河野博敏君) 一応。 ○議長(長濵博君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長河野博敏君) 過去の5年間のうちで、新たなとこと、新しい整備と、整備の再舗装という形の御質問だと思いますけど、比率からいって、6、4くらいで、新しい新設の舗装は申請が上がっております。若干少ないときには、1地区ぐらいが再舗装という形で申請が行われているようでございます。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 生活道路の要綱にのっとって出されているものと思いますが、ほぼ生活道路については舗装化ができてるということでしょうか。お伺いします。 ○議長(長濵博君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長河野博敏君) 整備率を若干調査に私どもしていませんけど、まだ本年度の今月の6月28日まで生活道路舗装の受け付けを提案しております。現在、2地区、ことしも出てきますので、まだまだ地区としては残ってるんじゃないかなという感じを一応持っています。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 生活道路は地域の皆さんに密着した道路でありますので、今からも整備していただきたいんですが、特に近年、近年という言い方はちょっと適さないかとは思いますが、高齢化時代に入りまして、高齢者の方等も多くなってきておりますので、スムーズな生活環境をつくるために努力されていただきたいと思うところであります。 そこで、生活道路整備方針といいますか、これから、新たな考えはないのかお伺いをします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 生活道舗装ということで、普通は地元の1割負担をしていただきながら、激甚地は負担なしで、生活道の保障を町が実施してきております。今後は、町が原材料を支給する、あるいは、いろんな機械とか、いろんな用具そういったものを使えるようにしながら、地元が施工するという形の中で取り組みをしてると、今年度も予算を計上してるところでございます。 町民と、町が協働しながら生活環境整備をするということの中で、取り組みを新たに考えてるところでございます。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) その自助・公助・共助という名目で立派なお考えだと思いますけど、なかなか人口も減少する中で難しい点もあろうかと思います。また、前に戻りますが高齢者の方のひとり暮らしの方で、要綱外の方がいらっしゃいます。生活道路の中で1軒しかない、行きどまりじゃっていうところがあると思うんです。特に、富田、新田地区はそうばでもないにしろ、上新田地区にとってはそういう場所が多く見られるかと思ってるところでございます。 生活道路の整備の方針ということでお尋ねしましたが、私の考えとしては、緊急車両とか、交通事故などの防止のために幅を広げていただきたいなと思っておるところです。そうすることによって、町道並みの幅にしていただければ、財源的にも防衛省補助の民生安定とか、調整交付金が使えるんじゃないかなと勝手な考えをしておりますが、その点はどうでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) これまでも道路関係は国にいろんな要望をしてきてます。ですから、生活道舗装というのも国に要望してきてます。ただ、いろんな基準があってなかなか補助対象になってないのが実情であります。ですから、そういったものを町が施工するということでしてきております。今、なぜ1戸のとこをしないかということの町としての考えは、公共とする場合は1戸のところをすれば個人への助成、個人へのあれということがあるということで、皆さんに御理解をいただけるのかなということで、1戸ということをこだわらさせていただいてます。 ただ、議員が言われますように、その中でも高齢者、そういったあるいは障害者とか、そういったことについて、別枠ができるんではないかという気持ちもしますので、そこは十分今後考えを、枠を広げるとかそういった意味の中でできる方向を考えたいと思っております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 生活道路の要綱の中で、ちょっと私が見落としてるかもしれませんけど、町長がその要綱外でも認めた場合にはできるという項目はなかったでしょうか。お伺いをします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 何でも、法、法とか、そういう決まりの中ではそういう条項を入れることが多いです。ですから、それ以外でも、町長が認める場合はというのがあります。ですから、先ほど言いましたように、対象とはならないところでも、別の事情があった場合には、そこは考慮しますよというものでございます。ですから先ほど言いましたように、1戸でありますけど、高齢者とか、身障者とか、そういう方については道を広げるということができるというふうに、がありますので、そこは、いろんな意味で広げるような考えの中で進めるということができるということでお答えをしたところでございます。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 前向きにその点は考慮していただきながら、新しい町道整備、私が考えている町道整備は、地域住民が毎日の生活で利用してる生活道路は、道路幅が狭く、緊急車両の侵入や歩行者にとって交通事故の多い道であり、幅を広げることで交通事故の減少、火災時の防火帯、災害の避難道路などの利便性が高まり、安心安全な道路にしていただきたいという思いがあります。これについて町長のお考えをお聞きします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 道路というと、いろんな物流、経済の流れ、あるいは生活の上で欠かすことのできないのが道路でございます。インフラ整備と言いますか、したがいまして車社会の中で、あるいは生活する上で、やはり道路というのは大切なものであります。それで、地元、町内に走っていますいろんな道路がありますが、それにつきまして、意義を用いながら整備する必要があるというように思って、議員の気持ちというのは十分御理解できますので、そういう方向の中でしっかりこう整備をするのが大事であるというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 3番、増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 前向きなお答えをいただきまして、ありがとうございます。 だんだん人口が少なくなってきますと、道路っていうのは通行量じゃなくて、過疎地域にとっては、生活の糧になりますし、新富町がコミュニティーバスを走らせておられますが、町道に直結する道路ですので、コミュニティーバスの利用も高まるかと思っておるところでございます。 以上をもちまして、質問を終わりたいと思います。……………………………………………………………………………… ○議長(長濵博君) ここで暫時休憩をいたします。 10分間休憩をとらしていただきたいと思います。12分間休憩しまして、11時ちょうどから再開をしたいと思います。午前10時47分休憩………………………………………………………………………………午前11時00分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 2番、阿萬誠郎議員の質問を許します。2番、阿萬誠郎議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 皆さん、おはようございます。 通告に従いまして、壇上より質問をいたします。 私、町議会議員として2年が経過し、1期4年の折り返しに来ました。これまでの2年間、総務常任委員会に所属し、諸先輩の御指導のもと、さまざまな議会活動を体験させていただき、一議員として私なりに町を見てまいりました。今回、議会構成の変更によりまして、文教厚生常任委員会に所属することになりましたが、図らずしもその常任委員会の委員長を仰せつかりました。議員歴2年、まして浅学菲才の私が、この重責職に適任であるか、自問自答の日々が続いております。任された職責を自分らしく全力で努める所存でございますので、皆様のさらなる御指導をよろしくお願いを申し上げます。 長くなりましたが、私は、農業分野に従事しておりました関係でこれまで主に産業に関する一般質問でありました。今回は、自治体経営の柱でもあります町財政と町政運営について質問いたします。 町の役割は、まず町民福祉の増進と町政を自立かつ総合的な取り組みを実施することが大前提であります。その役割を担う上で重要であるのが、町の財政であり、町営の運営であると考えます。 質問1点目、現在の町財政の状況とその状況認識について伺います。 2点目に、これまでの町政運営の基本的な考え方についてお伺いをいたします。 以上、壇上からの質問といたします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 阿萬議員の御質問にお答えをいたします。 まず、現在の町財政状況とその認識についてでございますが、現在、平成24年度決算の分析をしているところでございますので、平成23年度の決算に基づく財政状況について御説明申し上げます。 財政健全化判断比率について見ますと、1つ目に町の一般会計等における公債費、この過去3カ年平均の公債費負担が適当かどうかを見て地方債発行の適量を判断する指標であります実質公債費比率、これは10.8%でありまして、平成22年度の11.4%に比べて改善されており、早期健全化基準の25.0%を下回っております。 2つ目に、町の一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の残高、これが標準的な収入に対してどのくらいの割合なのかを示す財政健全化の指標であります将来負担比率、これは27.8%でありまして、平成22年度の38.8%に比べて改善を図ることができ、これも早期健全化基準の350%を大きく下回っております。 これらの数値が早期健全化基準値以上となった場合には、それぞれ財政健全化計画を策定しなければならないことになっております。本町の自主財源の割合は、平成23年度の決算では、歳入総額の30.0%となり、いわゆる3割実施と言われるもので、このためどうしても地方交付税等の依存財源に頼らざるを得ない状況にあります。 町税につきましては、平成19年をピークに減少にありますが、平成23年度は前年度からやや回復いたしました。地方交付税につきましては、平成20年度以降、20億円から23億円の間を推移しております。 また、基金全体としては、平成23年度末現在高は約31億円余りで、その中でも財政調整基金が約12億円、公共施設等整備基金が約9億円となっております。これまで、経費節減、民間活用、起債の抑制、基金の積み立てなど、さまざまな行政改革に積極的に取り組み、その結果、一応の成果を上げることができ、健全な財政運営ができてきているものと認識いたしております。 次に、町政運営についてですが、私は町長に就任以来、町民が主役、町民と町の協働、オンリーワンを掲げ、基本姿勢として取り組んでまいりました。そして町民の皆さんが元気で安全に安心して暮らせる豊かな新富町、この実現を目指して取り組んできているところでございます。 さらに、第5次新富町長期総合計画では、将来の基本的なビジョンといたしまして「しんとみ宣言」を掲げております。それは、親から子へ、子から孫へ、共助の精神を持って、そして郷土への自信と誇り、そして人と人へのつながり、人と地域のつながり、きずなというものを新富町の歴史において大切なもの、これをしっかりと認識して捉えながら、新富町の財産として、新富町の町民の皆さんが、「暮らし・環境」「健康・福祉」「教育・文化・人づくり」「産業・経済」、この4つの部門でそれぞれ基本的なビジョンを掲げ、その実現に向かって一つ一つ確実に実行していただきながらキラリと輝く元気な新富町、これをつくっていく。これが新富町運営についての町政運営に当たっての基本的な考えでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬誠郎議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) それでは、お伺いをいたしますが、町の財政についてであります。 財政基盤の指標である財政力指数、それと経常収支比率がありますが、直近の決算年度で結構でございます。最新の指標をお伺いをいたします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 担当課長に説明いたさせます。 ○議長(長濵博君) 総務財政課長。 ◎総務財政課長(三本英弘君) 阿萬議員の御質問にお答えいたします。 まず、平成23年度の決算の数値になりますけれども、財政力指数につきましては、0.408、それから経常収支比率につきましては82.8%となっております。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) それでは、そういった主要の財政力指数といいますのは、1に近いほど財政力が強くて、経常収支比率は低いほうが弾力性があると言われております。一般的に町や村では、70%程度が望ましいと言われておりますが、町の指標としてこれをどう御認識されているのかお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(長濵博君) 総務財政課長
    総務財政課長(三本英弘君) 議員御指摘のとおり、財政力を示す数字でございますけども、財政力指数につきましては、県内の市町村の平均が出されておりまして0.45となっております。本町の立つ位置としましては、26市町村のうち7番目、それから17町村では3番目に高い水準となっております。しかし、まだまだ財源には余裕があるという状況までには至っていないというように思っております。 それから、先ほどありましたけれども、経済収支比率につきましては、県内の市町村の平均が85.7%でございます。26市町村中、本町は5番目に低いということに出てきております。 それから、このような状況でございますけども、現在、本町の財政につきましては、硬直化は見られないというふうに思っておりますが、議員、御指摘のとおり持続可能な財政運営、これに今後も余を用いていかなければならないというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 資料を見ますと、町債残高の額も順調に下がってきております。それから公債費の推移、これも減少傾向であるということでございますが、伴いまして、各種基金等も有効に投資をされたという意味で、ある程度確保ができているというところでございますが、中でも財政調整基金を見てみますと、平成23年度決算残高で11億7,600万円と、先ほど答弁がございましたが、約12億円をキープされているということで、基金合計で31億964万円を超えての残高ということでございます。いずれにいたしましても将来の財源不足に備えるものであると思います。 そして、また、努力をされた結果だろうと思いますけれども、先ほどまた答弁でございましたが、3割自治体ということでございます。依存財源度が高いということでございますね。地方になればなるほどこれは顕著でございます。そういう状況下にあるのに対して、今後、町長、最終目標に挙げられておりますが、図書館を含む複合施設、それから上新田小学校校舎の建設、加えてスカイパーク構想等の大型事業が目白押しであります。これは投資的経費ということでございますが、投資的経費といいますと、建物とかそういった資本形成の効果、これが長期間に持続するという維持経費ということで理解をしております。認識をしております。これに向けた財源に、財調基金を今までどおり有効に投資をすればいいのではという選択肢もありますけれども、しかし、この投資的経費が非常に群を抜いた積極型の予算というのをお考えのようでありますが、当然、国・県支出金もふえてくるということでございます。将来について、本当にこの財源の確保、これは大丈夫なのか。町財政の健全化が本当に保てるのかというのが大変心配でございます。考えを伺いたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 御指摘をいただきましたように、投資的経費が高こうございます。これはいろんな説、インフラ整備をする上ではどうしても歳出が多くなると。ただ、その歳出が多くなる分を、やはりいかに財源を持ってくるかですので、いろんなインフラ整備をするときには、国、県の制度を使いながらよその財源を持ってきて町の財源はできるだけ使わないようにする。そして当然、インフラを整備した後に、維持費等がかかるというのは当然であります。ですからそこにつきましては、やはり町の財源を充てるということになりますので、そこをどうするかということを考えなくちゃいけないかもしれない。したがいまして、やはり施設というものを、どういうような運営の仕方にするのか。あるいは、やはり歳出を、ほかの歳出を抑制をしながら、行政改革を取り組みながらやるということです。したがいまして、今後もこれまでのように民間の活力をしっかり出すということ。あるいは歳出抑制を図るということ。そして財源を捻出しながらサービスの低下にならないように努めるのが大事だと思っております。投資をするときには投資をしなくちゃいけないと思います。これはやはり地域経済の活力につながります。したがいまして、地域経済の活力にも投資をしながら、そしてその投資する財源としては、国、県そういった財源をしっかり持ってくるということ、そして後の維持につきましては、捻出をしながら町民の皆さんの負担とならないような形で進めるということをしっかり今後やっていきたいと思います。 そして、基金も31億円と、まあ財調も12億円あります。こういったものをしっかり有効に活用しながら、調整基盤をしっかり立てていきながら、今後の財政運営を図ってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 町長の今、お話の中でもありましたとおり、自主財源ということに安定的確保ということを重要視されているということでございますが、世界を見てみますと主要国、日本は今、最悪の財政状況下にあるんではないかなと。皆さん御承知のとおりです。国の財政も厳しいと。しかしどこの自治体においても、町民福祉の推進を図るための町民サービスの向上、それと町財政の健全化、これを両立をさせているのがとても大切で、とても重要であります。 それに向けて、今後も町長おっしゃるとおり、今後も住民目線の改革、改善というのを推し進めて、さらに住民ニーズに応えるような知恵とアイデアをみんなで出しながら、限られるであろう経営支援を機動的に柔軟に措置できる町の財政運営、これを確立しなければならないし、確立するということでございますが、これについて基本的な方針は町長ありますか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 一番は、先ほどから申し上げているように行政改革だと思います。この改革につきましては、今、行政改革の推進をお願いしております。いろんな角度で御意見もいただいております。それからまた、新たな行政改革の方針を打ち出さなくちゃいけないと思っております。そういった中で、やはり今あるものをいかに活用しながら、新富町の発展につなげるべきではないかと思っております。だからそこをどうするかということ。 そして、改革も町民サービスの低下につながらない改革をしながら財減云々ということが大事ですので、そこに重点を置かなくちゃいけないと思っています。そして、その財源確保できたものを、いかに町民のサービス向上につなげていくかということ。そういうことを考えて町民の皆さんのニーズに応えていかなくちゃいけないというふうに思っています。 したがいまして、町全体の中でやはり経費節減というのをさらに推し進めながら、そして民間の活力も活用していきながら、方向性をしっかりと出しながら財源確保をするということは大事だというふうに思っています。そういった財政運営は大事なことでございます。また、議員各位の御意見を伺いながら、そして行政改革推進員の提言等もしっかりと伺いながら、健全な財政運営、そういった方針をつくっていきたいというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 国も2021年度から借金削減と、骨太方針で財政再建への新目標ということで、6月1日、宮日の記事にありました。これは国が6月に示す骨太方針でありまして国、地方あわせて借金の減少する方向性の指針というのが発表されるんですよ。とういうことは特定財源、いわゆる依存財源ですね、これが減少傾向です。3割自治体であります。地方においては交付税であったり、補助金が減額減少ということになってくるわけですよね。そうしますと地方自治体に影響が少なからず出てくるということになります。そうなると先ほどから町長もおっしゃっておりますが、自主財源が重きを増してくると、これが重要性がますます高まってくるわけであります。 それから、このことを考えながら現状予算を見てみますと、国、県からの緊急対策、いろんな予算がございます。15カ月予算、今回、町の補正を見ましても、あわせて総額100億円近くということになって、過去最大の予算規模であります。通常でしたら、新富町の場合、約70億円前後ではないのかなと思うんであります。と、ふと考えてみますと、これを職員の方、大変じゃないのかなと、私は正直に思いました。これ、100億円という予算を消化していくということですが、町長、これ、職員のほうから文句が聞こえませんかね。ましてやこれ、今の職員体制ちゅうのは150何名ですかね、70億円を基準にしていろいろと適正化を望んでおられるということでありますけれども、この予算を消化する、そしてまた会検もクリアしなきゃいけないということでございまして、これは正直ですね、事務事業量、これが並み大抵のものではないということでございますが、本当に職員の方には御苦労さまでございます。ぜひ町民のために乗り切っていただきたいと思います。 話はもとに戻りますけれども、この予算について、最大規模の肉づけということで、潤うわけですよね。これは短期的であって長期的なものではないと、望めないわけであります。そうしますとそこで、自治体としては通常の、先ほど言いましたような70億円前後、こういう自主財源で賄えるような事業というのを確認していかないと、今から計画しておかないと、後々非常に厳しい運営というのを迫られることになるのではないかと考えられます。町としてさらにこういうものにおきましては重きを増してくるわけです。この自主財源をどうしても捻出をしていかなければいけない。これはどこの自治体も一緒だと思いますが、そういう捻出を締める必要があるわけであります。 そういう中で、今、国が農家所得倍増計画というのを策定推進中であります。新富町は農業の町であります。やはり、農業施策をさらに振興して、農業所得の向上を図る必要があるわけであります。結果、町の産業全体の所得向上を目指すということです。結果、税収の増につながってくると、まあこう理想はなかなか難しいところでありますけどもこういう理屈でございます。町としては、この自主財源確保、これができる方向性、方針は町長、ありますか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 自主財源の確保ということで税収、税収というのは大事な新富町の財源であります。特に新富町は農業の町でありますので農業者の所得というのがそのままの税収の額に影響しております。しがたいまして、農家が所得が、農家さんのいろんな農産物の価格がいいとか、そういった状況の中には、やはりいろんなところの経済的な波及も期待できるわけでございます。したがいまして、農業の町としては農業振興をしっかり果たさなくちゃいけないと思っています。 やはり、農業の所得をふやしていくというのは、やっぱり基盤整備、基盤整備ちゅうのは農業のやっぱり基盤となるものが大事ではないかと思います。 今回も国の補正予算の対応の中で、6億円近くの農業予算、これはいろんな維持管理の部分であります。例えば、農業排水を更新をするとか、あるいは農道整備するとかいう、農業の基礎となるような農業用施設をしっかりと持続可能なものにするというような予算でつけております。これが6億円近くあります。ですから農業の基盤をしっかりと整えるという予算をつけているわけであります。やはり基礎となる分をしっかりとやって、それからいろんな生産性向上に努めていくのが大事であります。 それから、きのう、永友議員からも御質問いただきました。 やはり農業の町であり、その中でも畜産とやはり施設園芸、これは大事な部分であります。畜産につきましても、いろんな復興の中で、ようやく明るい兆しも見えてきております。施設園芸につきましては、重油高騰の中で施設経費が高いということもあって大変厳しい状況であります。ここをどうするかということで、きのうもお答えいたしましたが、どういうニーズがあるかということの中で、そこに対応していくべきであるというふうに思っています。そういった中で、やはり農業をさらに振興していくということ。それとやはり先々は、いろんなこう、時期に、どういう時期の中でどういう転換が必要かということをやっぱり考えなくちゃいけないと思います。やはりこれまででいいのか。あるいは新たなものに挑戦しなくちゃいけないのか。これは農業のやり方、あるいは作物の転換、いろいろあると思います。そこの中でもう一個、そういう時期に、重油等が高騰すればですね、やはりそういう時期にも来てるんではないかというのもあります。 ですから、今後どういった農業のあり方、それも真剣に考えなくちゃいけないし、どちらかといいますと、こちらのほうから国にいろんな提言をしながらいろんな制度というのをつくってもらうという必要もあると思います。そういう中で、できるだけ農家の皆さんと意見交換をしながら、どういう方向性を出すかということの中で、農業振興を図り、そしてまた国のいろんな施策とあわせながら農業所得の向上を図っていくべきであるというふうに考えております。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 今おっしゃいましたいろんなニーズということでございますが、町の運営にも掲げられておりますが、基本姿勢に挙げられておられます町民が主役、町民と町の協働という中で、さらに町民が町政に参加して、町政運営ができるような仕組みづくりはできないんでしょうかね。その中で、また、町内におられるさまざまないろんな分野の方々、OBの方であったり、マイスター的な方、いろんな方がいらっしゃると思います。その人材活用をされているのか、今からするのか、積極的に進むべきと考えますが、どのような町民参加の環境づくりというのをされているのか、しようとしているのか伺います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) おっしゃるとおり、私も町内にあちこち探すと、本当、町内の中に優秀な人材があるなというのを感じております。いろんな分野、若い方から、それから団塊の世代を迎えられた方でも人材が私はあると思っています。そういった方々をやはり町のこれからの発展にやっぱりお手伝いをいただきたいという意味で、町のいろんなことに参画をいただきたい。そのためには町から呼びかけが必要だと思います。既に若い人に声をかけていろんなグループもできております。そしてこれからやろうとすることにも、そういった方々を入れるようにいたしております。 ですから、町内の中でそういった人材というのをしっかり活用しながら一緒になって町の活性化につなげていくべきであると思います。 そういったことを発掘するということと、また育成をするということをあわせながら取り組まなくちゃいけないと思います。 やはり、私は人だと思います。人材。その人材をどう生かしていくか、あるいはどう育てていくか。そこをしっかり取り組まなくちゃいけないというふうに思っています。それをやっていきながら町民の皆さんと一緒になって手を携えて町を元気にしていきたいというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 今、町長のほうから、育成とか人づくりということが出てまいりました。この部分につきましては、やはり人づくり、町民の声を行政に反映されるようにということにつながるわけでありますが、この住民の声、さまざまな住民のニーズに応じたサービスを提供しなければいけない。実践するのは第一線で働く職員の方々であります。ですから、自治体を支えるのはやはり運営のかなめである職員の方が支えていると言っても私は過言ではないと、最もだと思います。 人、職員は宝だと私は確信します。オンリーワンです。町長。同じ人などひとりといません。またその人の個性、能力、技術を惜しみなく町のために発揮していただけるような環境づくり、これをするのも町長だと私は考えております。もともとは職員の方は優秀であります。まだまだ可能性、ポテンシャルをお持ちでありますが、こういった後世に育てるという意味で、安心して業務に集中できるような環境、それにやっぱり徹底的に任せることで、責任感を養うことが大切ではないかなと思います。 そういう中において、全ての責任は私にあると、思いっきりやれと、最後の責任は俺が持つというようなリーダーがいてこそ実践できるんではないかと。迷うといけません。リーダーはやはりそれが力量ではないかと私はそう思っております。 少々生意気を言いますけれども、少々ではありますが、少々ではありますけれども、まあ、現職の課長さんたくさんいらっしゃいますが、次を担うリーダーの育成について、町長、どのようにお考えなのか。現状を含めてお伺いしたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 先ほど人づくりというのは大事なものだというふうにお答えいたしました。職員も一緒であります。やはり町を担う職員が、やはりしっかりと町民のニーズに応えて、お応えができるような手述を持つべきであると。ですから、それを常に研鑽しながら自分の資質を向上していただきたいと思っています。一番は仕事をしながら自分の能力発揮を図るのが一番だと思います。 ただやはり、手法というのは、研修をする、受けるということ、それからやはり自己啓発をするということ、それと職場によって仕事をしながら身につけていくというタイプがございます。その中で一番大事なのはやはり自己啓発だと思います。自分から意欲を持って取り組みながら、いろんなスキルアップをするということが大事であると思います。そういう環境づくりというのをしっかり町としてはつくらなくちゃいけないと思っています。 町として研究研修予算には、取り組んでいる予算をつけております。通常の宮崎県市町村研修センターが取り組む研修については、常時職員を受講させております。それと同時に職員の交流ということで、今現在、宮崎県の市町村課に1名職員を派遣をいたしております。それと、先ほど申し上げました市町村研修センター、ここにも職員を1名、これは女性であります。女性を派遣しております。それと県と新富町の人事交流ということで、県から1名、新富町から県へ1名ということで交流をさせてます。今現在3名が新富町の職場を離れて研修を受けております。市町村の派遣は1年でございますが、市町村研修センターと交流については2年間であります。そういうことで研修をさせてます。 それと自己啓発の中で、自分で企画立案をして、こういう部門の勉強をしたい。そのためにこういうところがこういう活動をしていますので、そこに行きたいという自分の企画書を出せば、その企画書によって、通ればそこに研修が行けるという制度、まあ1件10万円以内、1人10万円以内ということでございますが、そういう制度も設けております。したがいまして、そういうことを積極的に活用していただきながらやろうとしてます。 そしてまた海外研修、これも何年か1回には実施をいたしております。それと、中学生の海外派遣、これに職員を派遣もいたしておりますので、そういうことを通じながらそれぞれ能力開発、それから資質の向上、そういったものを身につけていきながら、その身につけた分をやはり町民サービスの提供等の中で活用していただきたいと思っています。 何よりも職員157名がフルにできるような形というのは大事であります。そして組織の中で、やはり動けるような形が大事であると思います。私がトップではおります。ただ、課になったら課長がトップであります。ですからそういった中で、やはり仕事が前進するような仕組みづくり、組織づくりというのが大事であると思います。そういった中で、十分に町民サービスの提供ができる。そして町民福祉の増進につなげていくと、そういう取り組みが大事で、基礎的な部分、しっかりとやらなくちゃいけないと思っておりますので、私を初め職員一同、自己啓発をしっかりと取り組みながら町民の皆さんの期待に応えていきたいなというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 今、お話がありましたとおりですけども、ベテラン管理職の皆さん、やっぱり課長がトップということでございますけれども、俺の背中を見て仕事をやれという意気込みの管理職の方が多いんではないかなと、そういうお気持ちが強いんじゃないかなと。そしてまた経験も豊かで豊富であります。しかしながら、この知識と経験、養うには、研修にないもの、なかなか時間がかかります。その環境をどれだけ設けられるか。そしてまた与えられるか、求められるかということですね。また求めるかということになろうかと思いますけれども、こういった意味で、町の将来を担う職員の可能性、これを引き出す役をもうひと踏ん張りお願いしたいという気持ちがあるわけであります。これは個人的な意見でございますけれども。 そこで、この育成指導者、今おっしゃった、町長もおっしゃったようなトップになるためのいろんなこの勉強法ですか。そういうことで、仮称ですけども、殿PT、こんなグループ、こういうことで、ちょっとの間、残っていただくような、まあ勝手な言い分ですけれども、仕組みづくりはできないものか。現状を含めてお伺いしたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 法律条例等によって定年制というのがございます。そしてその中で、年金というのが65歳に向けて移行中であります。したがいまして制度の中で再任用という制度がございます。だから60で1回定年はしますよ。定年は定年で定年退職はしますが再任用という制度があります。こういった制度がございますので、そういう制度を活用するということになれば。ただ、なかなか難しい面があると思います。やはり課長で辞めて、それで課長でない職につけるかということもあると思います。ですからいかにその能力を発揮していただくようにとどまってもらうというにはどういうやり方があるかっていうのは、これは十分研究しなくちゃいけないなと思います。ただ、今言われますように、特に1度に多くの職員が退職をされる場合は、やはりいろんな全体的な能力として下がる部分があります。特に課長で優秀に働いていた方が一遍に辞められるとですね。ですからそういったときには、何かこう考えなくちゃいけないかなというのを思います。ですから、議員が言われるようなそういう仕組み、今の制度を活用しながらできる部分、やれる部分というのを考えなくちゃいけないなと思っています。そういった中で、やはり指揮に影響しないような形で住民サービスが滞りなくできるような、そういった仕組みを庁舎内に考えなくちゃいけないというのは確かであると思います。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) リーダー、リーダーと私言っていますけれども、要するに皆さん優秀でございますので、場面場面、そんな場面で、今、何をすべきかという手段を明確に指示ができるようなリーダーの象形が継続できれば、結果全体の、ちょっと言葉が適切ではないかもしれませんが、ボトムアップにつながるんではないかなと。結果、サービス向上になってくるんではないかなと思うわけであります。 ちょっと話がずれますけれども、私、楽器、ドラムが好きであります。ドラムのパーツの中に、ハイアットシンバルというのがあります。同じ規格のものが上下にはまって、トップとボトムと呼びますけども、これはかなめであります、音楽の。このトップを幾ら力強く刻んでも、ゆっくり刻んでも、下のボトムが共鳴をしてくれないと、一体的にならないと、本来の鳴りは出ません。ですからリズムにならない。ですから、基本的にはボトムが命であります。ですからこういった意味で支える部分が重要であるということで、これを育てていくという意味で、先ほどおっしゃいましたが町長が、町独自のルールづくりができればいいなと思っております。これは答弁要りません。 次に、提案をいたします。 町の財産を使った有効的な取り組み、活性化につながるものはないかなということで考えておりましたけれども、ちょっと占用とは違うんですが、町有地であったり公共施設ですね、これに有料広告看板事業、こんな取り組みはできないんでしょうか。 例えば、私の地域では、新田の西体育館、それから本庁舎等の側壁、壁ですね。それから屋根、動くものではコミュニティバス、それから公用車、こういうものを活用して有料広告にしていくというのはどうでしょうか。 そして、小さなところから町の地域の活性化につながるものを掘り起こせないか、ちょっとお伺いしたいと思います。この点いかがでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 公告ということで、今、取り組んでいるのが、町の広報紙、これに公告を載せるということ、それに取り組んでおります。まあ、今言われているような公共施設ということ、西体育館の屋根というのは、特に宮崎佐土原からくると、ものすごく見えるところですね。あれ、さびてるときには相当言われました。醜くてね。それだけ目立つところということに思っております。 そういったところに広告看板をということですので、まあ耐震とか、いろんな面もあると思います。ただ、やはり町有財産というのをどう活用するかというのは、今後のやっぱり課題ちゅうか、考えなくちゃいけない部分だと思います。しっかりですね。土地もございます。特に保有地関係とかですね。ですからそういったものを活用して、今、いただきましたように、看板設置ということ、十分考えなくちゃいけないと思います。それからコミュニティバス、正式に運行するということで考えておりますので、それについては有料広告、それからほかの公用車ですね、これまでも町がいろんな何ちゅうか、アピール、交通安全とか防犯とかですね、町政50周年とか、そういったものについてはつけた経緯があります。だた、公告ということは今までございませんので、そういった意味で町有財産の活用というような中で財源を生むということだけで十分そういったものは今後研究していくべきというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 2番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 要するに、地域に明るいイメージづくりが必要かなと思うんです。夢が持てる環境がないと、夢がないとですね、やはり地域が老いていくんではないかなと。夢を食ってばかりではだめなんだなと思うとこであります。 例えば、例を挙げれば、地域的には新田地区有志で、ある手づくりのゴルフ大会が開催されました。これは大盛況でした。こんなに人が新田にいたのかなと。こんなに集まるのかなと驚いたぐらいでした。そういうことで大盛況になったわけです。それは、たまたま身近にゴルフ場があったおかげということで企画できたんだろうと思うんですけども、まあ好きなものはみんな楽しいから来られるわけですけども、次にどうつなげるか、どう人を集めるかということだと思うんです。ですから、もう既に、町民もみずから、できることから手探りでこういった活性化につながるような動きをされているということでございます。そうするには、やはり盛り上がりをつなぐためにはどうしても地域のどこかに拠点が欲しいわけであります。新田で言いますと、今おっしゃったような西体育館、周辺が良いのではないかなと私は考えます。そこに、はやりの派手な広告看板等を設置することで、少し地域のイメージを変えたいわけです。そして、少しの小さなイベントでもいいです。それを重ねていって集客を図りながら交流を深めていくと。最初から人は集まりませんから、少しずつつくったものに対して集客を図っていく。できれば盛大な祭りごと、夏祭りでもできないかなと、実現すればいいかなということで夢が膨らんでおりますが、そういうことです。 また、そうやって人が来るということは、いろんなとこから不特定多数の人の目が多くなります。多くなるといろんな世論が起きる。世論が起きるということは、例えば道路が狭い、危ない、歩道がないとか、そういったことです。排水路が不備だということで、世論を呼び込んで巻きこんで、一歩でも地域行政というものが進めば、進展すれば、物すごいこれは御の字だろうと思います。 こういった雰囲気づくりに私はつながっていくんではないかなと。最初からうまくはいきません。こういったことで小さいことから掘り起こしていくということは大切ではないかなと思っております。 最終的には行き着くところは、やはり町の大きな目標にすれば、町づくりと今後は企業体、これも地元がいいんですけども、企業体のコラボレーションですかね、ちょっと発音悪いんですが、コラボレーション、これが理想だろうと思います。これは大きなテーマになるんではないかと思っております。 まあ1つのきっかけとヒントになることが大切ではないのかなと。そうしないと、何かやらないと、人口減少時代に生き残っていけないんですよ。ですから持っている資産、先ほど町長もおっしゃいましたが、今地域にあるもの、それを新たな何か、いろいろみんなで考えて、付加価値つけて、町をPRしていくということです。でまた、どう使うかということです。観光広報、それから定住、産業、投資広報といったような戦略的広報も大きな鍵を握ってくるということでございます。まあいろいろ言いましたけれども、有料広告看板事業を提案したいと思います。 それから、ちょっと時間がありますので、ちょっとさっき思いついたことを言わせていただきますが、古民家であったり、学校の跡地であったり、そういうところにですね、何か音楽で町おこしはできないかなと。音でですね。ちょっと考えたんですけども。 その音もですね、まあ私たちの年代、できれば1970年代のいろんなLPとかEPのレコードがありますよね。懐かしいレコードがあると思うんです。皆さんお持ちだと思うんですよ。それをかけるためのステレオも必要であります。ですからアナログですから、どこか、たんすの肥やしになっているとか、そういうレコードを町でかき集めるんですよ。これはお金は要らないですね、余りですね。みんなから募集してレコードとかを集めると。そして、子供から大人までといいますと、やっぱり子供はアニソンですから、アニソンからいろんな演歌、ロック、フォーク、そういった古いレコードを集めて、そういう憩いの場をつくってやるということです。そこに行って癒しの空間というかですね、レトロな気分になっていただいて、昔を思い出していただくと、そういった空間づくりがいいのではないかなと思っております。遊休用地ではなくて、遊休施設ですね。そういうもの、まあそういった、もし出たなら、そういった活用も考えておくということです。そうやって近くの人からですね、音楽は皆さん好きでありますから来られるんではないかなと思うんであります。で、余りお金をかけずにそういった取り組みをしていくということではないのかなと思っております。 そういうことでレコードを、昔懐かしいですね、そういうのでまた活性化ができればいいのかなとちょっと今、考えました。 最後、やっぱり産業振興になりましたけれども、住民が安心して暮らせる町の経営というのを期待して質問を終わらしていただきますが、改めて、最後に町長、町の運営方針、土屋町政、いや土屋政治、これを聞かせていただきたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 今、いろんな考えをお示しいただきました。やはり、町民の皆さんがいかに町政に参加していただくか、あるいは参画していただくかということの取り組みは大事だと思います。 レコードということを言われました。今はそういうことではないけど動きがあってます。やはり、町民が何かやろうとする気持ちがあって、行動に起こされる方がいるんですよ。だからそういう人たちがやっぱり大事にしなくちゃいけないなと思ってます。それもやっぱり人材なんですね。やろうとする人がいないと、やろうとするとそこに人が集まるんですね。だから人と人のつながりっていうのはやっぱり大事なんです。それを大事にしながらやっていくというのをやはりやらなくちゃいけないなと思います。 NHKのテレビでよく見る、サラメシとかプロフェッショナルというのを見るんですけど、やはりやろうとする人が必ずいますね。そうするとそこに人が集まってくる。それを見ていると、やっぱり自分だけではないですね。人がおって、それに関連するものがあちらこちらなんですね。例えば、きのうのテレビでしますと、居酒屋さんなんですけどね、居酒屋さんだけどこだわりがある。そのこだわりは何かというと、やはり食べてもらうのに400円であろうが1,500円であろうが、同じ気持ちで打ち込むというやつですね。そのためにどうするかというたら、やはり食材にこだわる。沖縄から北海道まで食材のもとを求めているんですね。そしてそれがもうつながりです。人と人とのつながり、農家との直接のつながり。だけど、それが物すごく大事になって、そのつながりというのが大きく広がっていく。やはりその人というのは、お客さんにも伝わるんですね。伝わる。何で伝わるかって、やっぱり400円の品物でも、もう一生懸命なですね。心を込めて手を抜かない。高いものであろうが、安いものであろうが、同じ気持ちを込めてつくるということです。そして、お客さんにそれが伝わる。だからお客さんは回転して。 だから町づくりもそうだと思うんです。手を抜かない。どんなことでも手を抜かない。やはり気持ちを込めてどうやって伝えるかということ。で、どうやって参加していただけるかっていうことを、しっかりと出していきながらしないと、伝わらなければ人は集まらない。だからそういうことをやっぱりしなくちゃならない。 だから第5次の長期総合は、親から子、子から孫へ。そういったつながり、それと人と人とのつながり、人と地域のつながり、そういう新富町の財産ですよ。それが財産なんですよと。それをしっかり認識をして、そして皆で力を合わせて取り組んでいこう。一つ一つ夢を実現していきながら、キラリと輝く元気な新富町をつくろうというのがしんとみ宣言。これが新富町のこれから、町づくりのこれは本当に基本であります。 その中に、いかに人をですね、人と人の間にどれだけの輪が広がるかということ、これをしっかりしなくちゃいけないですね。そのために私がどういうふうに動くかということ。それはやっぱり動きながら私の気持ちというのは相手の方、町民の一人一人にどう伝わっていくかというのが大事だと思います。これをしていきながら、やはり職員も一緒です。私の気持ちというのが職員につながらないと、職員は本当にどうしていいかわからないと思います。それが伝わらなければ私の責任であります。だから私というのがどういう町にしたいかということをしっかり出しながら、そしてその気持ちというのを伝えられるか。伝える、しっかりと伝えることによっていいものができると私は思っています。ですから、そこの伝えるということに勢力を持っていきたいというふうに思っています。そしてそれを町民の皆さんが広げていきながら、今度は町民の皆さんが今度はよそに広げていきながらいろんな輪をつくる、そういうことの中で町づくりをしていくといいんではないかと思ってます。 基本は、長期総合計画であります。しかしその中でそれぞれの役割が、どう発揮できるか、これは町もそうだし、町民もそうです。町だけでなく地区もそうだし、企業もそうです。組織もそうです。そういうことをいろんなことにつながりを持ちながら皆さんで一緒になって新富町を前進させるという、そういう取り組みをやっていきたいと思います。 そのために、自分が何をしなくちゃいけないかをしっかりまたもう一度原点に返って、新富町のために汗をかく、自分の持っている力を全て吐き出す形の中で、町政運営を図ってまいりたいというふうに思っています。これにつきましては、どうしても私1人じゃできません。議員各位の御理解をいただきたい。御指導もいただきたい。そして町民一人一人、町民の皆さんも一緒になって町づくりをするよという気持ちを持ってですね。達成できれば、新富力、そして、新富やった新富という気持ち、そういうのを持ってやれば、必ず私は実現できるというふうに思っております、そういう気を持って新富町の町政に当たっていきたいというように思っております。……………………………………………………………………………… ○議長(長濵博君) ここで、暫時休憩いたします。 午後は1時から、13時から会議を再開いたします。午前11時55分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分再開 ○議長(長濵博君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 16番、櫻井盛生議員の質問を許します。16番、櫻井盛生議員。 ◆議員(櫻井盛生君) それでは、2日目の昼からの一番でございますが、眠たいところでございますがしっかり聞いて確認をさせていただきたいと思っています。 それでは、さきに通告しました3問についてお伺いをいたします。 1問目は人口減対策についてであります。 今や人口減少時代に入り、自然の成り行きに任せておけば若い人は仕事のある町へ、支援のある町へと移り住んでいく状況になり、あとは過疎と高齢者の町となり、税収の落ち込みで活気まで失うこととなります。二重、三重苦の自治体へと転落しかねない状況にもなります。しかも、国全体が人口減少にあることから、今知恵をださなければ急激な人口減少を招きかねませんが、おくればせながら町長は住宅政策を検討すると前回及び昨日の一般質問で述べられておりますが、その姿がはっきりせず今日まで来ております。 施策のおくれから、町内居住者が住宅政策のある他町へ居住場所の変更を決めたという話を聞いたりし極めて残念に思うところであります。早急な対策を求めたいと強く思うところです。人口減対策には、よい土地の提供と居住支援が大切と思われますので、次の2点についてお伺いをいたします。 1点は、県道沿いの宅地化推進についてであります。 2点目は町内住宅建造者への優遇措置についてお伺いをいたします。 2問目は、スカイパーク構想と周辺整備についてであります。 町長がスカイパーク構想を打ち出され、大きな期待もありましたが、今ではテーマだけ大きく、中身は縮小で期待はずれになっているのではないかと心配しているところであります。なぜ大きな期待を持ったかというと、日常的に町外や県外の方々がスカイパークを訪れ、町内の経済効果と活性化が期待されると考えていたからであります。期待にほど遠い結果にならないよう、最善の努力をお願いするところであります。 そこで、3点。1点は、基地南側の東西道路の新設整備について。 2点目は、町のネーミングの検討について。 3点目は、施設内容の整備についてそれぞれお伺いをいたします。 3問目は、市町村全国交流レガッタ大会についてであります。以前は、役場の職員がレガッタ大会で大活躍をし感動をもらったり、誇りに感じたり、また全国大会を誘致し、県の補助金をいただき、富田浜の整備をしたり目的なりがしっかりしたように感じるところです。現在は、レガッタは何のためにやるのか、意味があるのかないのか、仕方なく義務的にやっているのではないかとさえ思うところであります。いかがでしょうか。 また、やるからには開催地と持ちつ持たれつの精神で協力が不可欠だと思いますが、現在の新富町のやり方は開催地への支援体制が中途半端で、しかも町民が頑張ろうとの精神まで失っているのが現在の状況ではないかと察するところです。レガッタを通じ、新富町の発展を図るにはどうしたらいいのか考える必要があります。発展がなければ財政上の無駄となり、即刻レガッタから撤退すべきだと思いますが、私は発展に結びつけられると考えており、そのためには活性化をし、町民を盛り上げる必要があります。そこで、1点は優勝チームの全額支援について。 2点目は、新富町での全国交流レガッタ大会の開催は考慮しているかについて、それぞれお伺いいたします。 以上、壇上からの質問といたします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 櫻井議員の御質問にお答えをいたします。 人口減少対策についての住宅政策について。 県道沿いの宅地化推進についてでございますが、昨年度から町内全域の農業振興地域の見直しを行っておりますが、今回は個別の見直しについては行いません。したがいまして、宅地化につきましては現行の農振地域外で確保していただくということになります。 町内住宅建築者への優遇措置についてですが、本町では現在のところ御質問のような優遇措置は行っておりません。昨日の小嶋議員、髙野議員の同様の御質問でもお答えしましたとおり、他の定住促進施策とともに総合的に判断してまいります。 次に、スカイパーク構想と周辺の整備についてですが、基地南側の東西道路については、現在のところ新設の予定はありません。しかしながら、基地周辺に限らず町道の整備は、必要に応じて計画的に整備してまいります。 町のネーミングの検討についてですが、地域の特性を生かしたネーミングは町民にとっては町への愛着を生み、一方では町のPRにもつながり、情報発信の上でも大きな効果が期待されます。新富町では「野菜と温泉の町」が既に定着しております。新富が誇る新鮮でおいしい野菜と泉質にすぐれた温泉を今後とも大切にしながら町のPRを図ってまいります。 次に、スカイパークの施設内容の整備についてですが、構想の中では「結」の拠点と位置づけている場所を集客の起爆剤として施設整備を図りたいと考えております。整備につきましては、防衛省のまちづくり支援事業等を活用しながら進めてまいりたいと考えておりますが、具体的な施設につきましては、今後場所の特性や規模、将来を見据えた施設の管理運営等も考慮し、町民の皆様の声も聞きながら協議検討してまいります。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 櫻井議員の質問にお答えいたします。 最初に、優勝チームの全額支援についてですが、現在全国市町村交流レガッタ大会には、基本的に男女1チームずつの2チームを派遣しております。1チーム選手6名と監督の7人での構成となっております。構成員7名に対して1人当たり5万円の補助と1チーム当たり1万円の補助金の支給を行っております。当面、現行の費用支援で対応していきたと考えております。 次に、新富町での全国レガッタ大会の開催は考慮しているかとの質問ですが、全国市町村交流レガッタ大会は、平成4年の第1回大会以来、今年度が第22回目の大会となります。新富町は平成13年の第10回大会を富田浜漕艇場で開催しております。近年の大会の状況は、競走部門の増設により参加クルーが増加傾向にあり、大会運営上6コースを使用してのレースを行う必要があります。しかし、富田浜漕艇場は原則5コースでのレースを行う公認C級コースでありますので、今後研究をしていくことが必要だと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) 県道沿いの宅地化についてでありますが、現在のところ個別には考えていないということでありました。町長は、町民が主役というふうなことをよく言われます。まさに、町民が何とかしてくれよと、活性化してくださいよと言っておる願いであります。 これは、行政がやっぱり規制を緩和していないということが原因じゃないか、町民が主役になっていないということであります。そういうことで、ぜひこれは町民の意向であります。例えば、県道で町内を見て、宅地化なるところはどんどん開放して、あとは買ってくれるかどうかという判断がまた別個に、その価値や判断は買う人によって違うんですが、あるいは商売に使う、あるいは住宅地に使う、いろんな宅地化にいつでもなるんであれば、いろんな利用が生まれまして発展をする。 ところが、この問題はもう十年来ほかの議員等も通じまして何とかしてくださいよと。そして、山の坊の辺も、あの北側ですね、新田で言いますと、あちらのほうも住宅地にしてくださいよという声も結構あるわけであります。そういうふうな住民の声をやっぱり大事にする、町長は住民が主役といいながら、もう10年間全く何ら進展もしていない。前は、宅地化をどちらから始めるかわかりませんが、少しでも、50メーターでも、100メーターでも少しずつやっていきましょうというふうな話がありましたんですが、今の話ではもうゼロ回答ということで、全く先が見えない状況にあります。 こういうことで、町長どうでしょうかね、何とか町民が主役というのをですね、言うこととやっていることが同じでないといかんというふうに思いますが、この辺町長は正しいと思っておるかどうか、お願いします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 環境整備というのが大事だと思っています。したがいまして、全てを宅地化にするということになれば、しっかり排水対策をしなくてはいけないというふうに思っています。ですから、部分的ということではできる可能性は十分あります。ただ、宅地化ということの中で住居地域とか、そういうことにそういうことについては、やはり排水対策をしっかり整備した上ということになるというふうに考えております。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) なかなか進展がないような回答でありましたんですが、やはり人口減対策を真剣に考えていたら、本当に宅地化優良土地がやっぱり開放すべきなんですよ。そうしないと、もう住んでくれる人もいない、あそこに建てようと思ったけどだめだ、あそこへ建てようと思ったらだめだ。これでは、人口減対策にも全くならない。 私は人口減対策の問題として、やはり優良宅地になるところは開放して、農家の人が売る売らんはまた別個ですよ。一応のどうぞ建てたい人は建ててくださいと、そういうことがやっぱり人口を食いとめる一つのあれじゃないかなと思っております。特に新田方面は、高速道路西都インターも近いし、そういう点では利便性が結構高まっておるところであります。そういう優良なところを宅地に開発せずに、人口減対策を語る資格があるんかなという感じはしております。どうでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 私も宅地化になればいいと思っています。ただ、先ほど言いますように、町として宅地化を推進するのであれば、しっかりいつでも住宅が建てられるようにしなくては、そのためには排水が大切であります。排水がないのに、住宅化するから家を建ててくださいというのは、ちょっとそれこそいろんな面で困難であります。したがいまして、今猿ケ瀬川排水の整備をということで最優先に考えております。 ですから、私としてはあの地域でそういう宅地化というのは考えるべき地域であるというのも考えております。ただ、現状の中で宅地化となるとなかなかそういう環境整備をまずやらないと難しいんではないかと。特に、農業振興区域なっておりますので、そこあたりをしっかり住居が建てられる環境づくり、それが先ではないかというふうに思っているところであります。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) 町長がいうのもわかるんですが、まず規制緩和をまずやって、そして徐々にそういうものが必要であれば、それも取り組んでいくということで、それ以外はもう排水はないと全く進みませんよと。それで、排水ができてからまた規制緩和すると、またそれに時間を食われると。だから、どっちが先にやるべきかということも考えていただいて、まず規制緩和して町民の要望に応えようと、そういうことが私は先じゃないかなと思うんですよ。そしてその中で排水も、一応宅地はできるけど排水関係はこんな規制がありますよということであれば、また買う人にとっていい方法を考えて進められるんじゃないかと思います。そういうことからして、やはり条件を緩和することがやっぱり大事じゃないかなと思うところであります。 そして、人口減対策はほかにもいっぱいあるわけでありますが、やはりその中でも居住者、新富町に住んでいただく人に対するやはり何か優遇措置を考えてほしいと、もうそれに西都・木城等は100万円という線も出しています。それで、新富町が出せば二番煎じ、三番煎じというような状況で、やはりこれより目新しいのがないとみんなが全然驚かない、何かこんなもんかというような感じがあるんじゃないかと思います。 そういうことで、この住宅を、新富町に住んでくれるというのを前提につくる人にとって、今考えられるこういうことをしたいなということで考えておる内容があれば教えていただきたいと。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 住居新築ですか、それについてはまだ今研究の段階であります。環境対策としての太陽光発電、これの補助はいたしております。ただ、新築にあたっては現在まだこういうことをやりますということがまとまっている段階ではございません。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) まとまっていないという話ですが、もうこの話も西都やら木城がスタートしてから結構なっておりますよね。先ほども述べさせていただいたように、新富町民が既にやはり支援のある町へ移り住んだ人もおるわけであります。そういうことを考えた場合には、いつまでもこの状態をはっきりしない状態が続いて、そうしますとやっぱり人口減を食いとめるのはさらに難しくなるというふうに思うところであります。ぜひ早急な取り組みをしてほしいなと思うところであります。 それから、人口減対策といたしましては、やはり働く場所がある、そして利便性がある、そして住みやすい、それで政策がよいということが私は必要じゃないかなと思っております。ぜひ、こういうことを総合的に考えるならば、誘致企業とかそういうものをできたらいいなというふうに思うんですが、当面はそういう状況ではないということもありまして、ひとつ住宅政策には十分考慮して、基本的に町道であっても県道でもあってもいい土地は、住居に適した土地は開放していくというふうな姿勢が必要じゃないかなと思うところであります。 それから、誘致企業についてでありますが、ある政治家の話でもありましたんですが、新田原基地をもってF、ファントムですね、F4が改編になると、そうした場合に新しい後継機が来ると、そうしたときにこの航空産業を働きかけておくのも一つの手ですよというような話もありました。そういうことで、町長総合的に長期的にみて、F15がこのままでずっと居座るということは不可能と思います。F4、ごめんなさい、F4がですね。それで、そういう航空産業あたりを新富町へ持ってきて、雇用をふやす、あるいは人口をふやすということを考えるべきじゃないかなと思っていますが、そういうふうな発想はありませんでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) これにつきましては、いろんなところで実は話をさせてもらっています。ただ、なかなか新田原基地に関しては確定がしていないということであります。F4はもう将来長くはないだろうと。ただ、新田原基地にF4の後継機って何が来るかとは決定をしていない段階なんですね。特にF35というのは導入が決まっています。しかし、それはどれと、金額の上からその程度導入できるかということは、まだ未知数であります。特に、今度の防衛白書の中では将来にわたっての機種についてはもう入れないというようなことで進んでおります。 したがいまして、将来にわたりましてどういう機種のなるかということは、まだ未確定ということです。そういう話の中でも話を実際させてもらっています。ですから、新しい機種であれば、そういう関連の産業というのができないかという話はさせていただいております。 ただ、先ほど問題が、最近は出てきておりましてなかなかいい話といいますか、そういうことができないような状況になっています。ただ、そういう模索をしているのは事実であります。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) 模索をしておるということでありますが、やっぱり相手が真剣に考えるために、やっぱり訴えるくらいの話をしないと、ただ様子見の話だけでは、相手も「ああ、そうかな」というような感じでしか聞いてもらえんと。ぜひ、新富町に一つくらい頼むよということで強く、その時期がくれば、いずれ来るわけでありますので、チャンスというのはそんなにないわけで、今からそういう手を打っておけば、ひょっとしたら何らか誘致企業に効果が出やせんかなと思うところであります。もう少し、先を見据えたことで一生懸命取り組んでいただければと思うところでございます。以上、人口減対策については、まだありましたんですが、時間の関係もありますので、次はスカイパーク構想について、お尋ねをしたいと思います。 まず、スカイパーク構想は当面、我々が空の駅ということで考えておったのは、多くの町外客が来ていただいて、そして地場産品が売れて、それで経済活性化してというこで思っておりましたら、何か建物は一切つくらないよう、ただ公園で対応しますよというような話になって、しかも、場所が前回基地のちょうど中央というような話を聞いておったんですが、中央の南側ですね、そしてこのスカイパークの概要版ということでいろいろ資料も町も出しておるところでありますが、この資料の場所的にはメインになるところの場所は全く今町が我々に示しておる内容と、ここに書かれた内容が場所が食い違っておる。これにつきまして何か、なぜこういうふうになったのか、ひとつお答えいただきたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 担当課に説明させます。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 計画の概要につきましては、前々から言いますようにイメージという形で御説明させていただいております。皆さん、絵を描くとそこの位置が本当にその位置なってしまうということで、我々も危惧していたところなんですけれども、我々としても場所的には今イメージしているところがいいなという、我々としてもイメージは持っていたんですけども、新田原基地と協議しましてそこについていろいろ問題があるということで、今回位置の、新田原とも協議しながら、こっちの公有地がどうなのかというのを相談しまして、現在のところ先日説明させていただきました場所が大体いけるだろうということで、現在細部について詰める段階になっております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) この基本構想とかつくる前に、やはり防衛省やら新田原基地しっかり話をして、そういったのを踏まえてやっぱやっていないから、役場は役場でやっておる、そして相談もしなくやっておるからこの基本構想が間違った構想になったんじゃないかなと。そうしますと、これをつくったのは非常に無駄になるということもありまして、ぜひ今後もやっぱりこのスカイパークのところを整備するにあたっては、しっかり防衛省と話をして充実した内容になるように、そして無駄な経費をいろいろ使わないように慎重に進めてもらいたいなと。 しかし、スカイパークそのものはもう早急に進めてもらいたいというふうにも思っております。それで、施設の充実について、ちょっと順番、順不同となりますが、施設の充実につきましては、例えば新田原基地にある飛行機の展示機を外へ持ってきたり、あるいは資料館を外へ出したり、そして防衛省にも新田原基地は何もそういった観光資源的なものをつくってもらっていませんよと。鹿屋へ行きますと、すごい参考館ができています。そして、佐世保に行きますとすばらしい資料館等もあります。そういうことで築城もそうですね、緑化緑地公園があります。そういうことで、他の航空市については相当な財政を防衛省は支援していただいています。 そういうことで、58年間基地を支えておる新富町としましては、もう少しアプローチをちょっと変えて、何とかせいと。あんたらが考えてくれんといかんじゃないかくらい、財政を引き出してもらって魅力あるやっぱりスカイパーク構想にしてほしいなと、今のところ公的ファンドを使ってということで、1億円の範囲以内ということでありますので、いろんな駐車場を整備したり、そのものをしよったら本当に残された額というのはもうないんじゃないかなと。ただ、だだっ広いところがあって、それではなかなか人は来てくれんだろうなというふうに思うところであります。もう少し、違った角度で大きなお金を引き出す道具はできんのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 今御指摘いただきましたとおり、我々としてもその点で整備の仕方が少し櫻井議員の考え方と違っているところがありまして、周辺財産を利用するということで、三納代の養鶏跡地、あそこについては現在防衛庁の予算で整備していただいてするという形になっております。今回のスカイパークの空の拠点のことで今話されたんだと思いますが、それについても時間的な問題がありますということで、設計については公的ファンドで、対策であるということで、工事については防衛庁のほうの予算を使って整備していただくということで話を進めております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) そのお金が多額になっておれば非常に褒めるところでありますが、大した額じゃないんじゃないかなと危惧しておるところであります。ひとつ大きなお金を引き出すようにやっぱり努力して、すばらしいスカイパークになればいいなと思うところでございます。 それから、アクセス道路の整備でありますが、基地の南側に道路を通してほしいということを強く思っているところであります。といいますのは、スカイパークが生きる、どうして生かすかということであります。私が考えておるのは、西都インターにおりまして、そして新田の派出所のところを上っていって、三井道路に出まして、その三井道路から一直線に溜水のほうに向かってスカイパークに行くということが、大きな集客を生むんじゃないか、利便性が向上するんじゃないかなと。 そういう点で、今のところ考えはないようでありますが、ぜひ先を見た仕事をしてもらって、ただスカイパークをつくればいいということでもないんだと思いますよ。アクセス道路とか、そういったものをしっかりして観光地として何とか育てていこうということであれば、すぐ浮かぶ話じゃないかな。それでも、もなくそんなことは考えていませんよということではいけないんじゃないかと思います。建設課長、この点どうでしょうか。何かお考えがありませんでしょうか。 ○議長(長濵博君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長河野博敏君) 今、町内の道路整備は、防衛庁の3事業の予算で行っております。民生安定事業、それから調整交付金、再編交付金の予算を使って整備しておりますけど、一番大きい基準でいきますと民生安定事業が、道路構造でいきますと三種の4級で計画しておりますけど、民生安定事業で整備するにあたりましては、まず町道の1級及び2級ですね。それから、新富町の防災計画道路として認定されている道路しか、今のところ民生安定事業では整備することができないようになっております。基準からして新田原基地から7キロ以内であれば民生安定事業の対象にはなるんですけど、そういった認定をされている道路しか工事ができません。そうすると、調交か再編でいきますと、うちの場合は三種の5級で道路幅員が4メーターの路肩50センチ、それに側溝がつくくらいの道路は計画できますけど、今のところ東西に走っている溜水~牧神線ですかね、これの改良を行う計画はございません。 以上です。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) 計画はないということでありますが、ないところをやっぱり町長のあとは力ですね。ひとつ町長、やっぱり基地の外周道路にもなるんで、新田原基地にも便利になるんですよね。そういうことからすれば防衛省に相談ができる、新たな相談ができやせんかなと思うところであります。 そういうことで、できないのを何とかできるようにするというのも町長の力だろうと思います。その点町長、力を発揮してもらうわけにはいきませんか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 町全体の道路というものをしっかり見据えて計画が必要であるというふうに思っています。ですから、議員御承知のようにいろんなところから道路の要望が出ております。そういう中で、優先的にどうするかということになりますので、そういうことを勘案しながら、道路整備を図るということが大事だというふうに思っていますので、十分そういったことを調査研究をしながら、優先順位とつけて整備にあたりたいというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) なかなか話が重たいようでありますが、これはやっぱりスカイパーク構想を生かすかどうかと、死なすかという話なんですよ。だから、生かそうと思って町外客に早目に短時間で近道で来れるということが、やっぱりどの方向からでも富田から上るのは弁指から上がる道路がありますよね。ほんで向こうの西都からも上がる、それで新田方面からもあるよということで、いろんな角度からやっぱりスカイパークに人が来やすいということを、やっぱり前提にして考えないと、他の道路と一緒にして、やっぱり観光の目玉にするんだという意識があるかどうかなんですよ。観光の目玉とするんであれば、早急に何とか防衛省とかけ合ってもやっていこうということになるのが、私は自然じゃないかなと。ぜひ、これはひとつ町の力では無理であれば、上のほうにかけ合って、早急にいい環境を観光としての、観光地としての環境を整えるということで、頑張ってほしいなと思うところであります。これにつきましては一応これで終わりたいと思いますが、あとは駐車場ですね、駐車場につきましては何台くらいを予定されていますでしょうか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 駐車場につきましては、現在設計前ですが、一定の広さの公園に対しての駐車場の面積というのは、当然計算的に出すような形になってきます。我々としては、通常の公園であればそれでいいんですけれども、あそこは航空祭等といろいろありますので、そこ辺で多目的に使える広場という形で、少し駐車場については多目的に使える広場を利用するような形で拡張できればという考え方で設計書を持っていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) ぜひ、駐車場も大きな駐車場が要るんじゃないかなと思いますが、ひとつあと見積もり等をしっかりして十分な、後で悔いの残らんような形にしてほしいなというふうふうに思うところであります。 それから、町のネーミングの検討でありますが、「野菜の町、温泉の町、新富町」というようなことを言われました。これは、スカイパーク構想に人を呼ぶと思えば、やはり野菜の町、例えばファイターの町、新富町とか、例えばですよ、そういうふうにして何かスカイパーク構想を、このスカイパークがあるよということがイメージできる新富町のネーミングにしたほうが、やはり生きると思うんですよね。ただ、スカイパーク構想にしましたよと。宣伝するのはまたなかなか難しいということで、こういう町ですよということをアピールして、そんならスカイパークに行ってみようかなとそういうふうになるのが理想じゃないかなと、そういう点で野菜の町は野菜の町ですけど、宮崎県そのものが野菜の町で余りPR効果は、私は余りないと思うんですよ。だから、野菜の町をはずせられなければ野菜の町を入れながら、そういってスカイパークも生きるようなネーミングを検討できないかどうか、この辺についてお答えをお願いいたします。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) ネーミングについては、時代の流れとともに変わってきているようで、最初は「野菜の町、新富町」、それから「野菜と温泉の町、新富町」、または「野菜と畜産の町、新富町」というのもありました。結局、新富町の産業を代表するようなネーミングというふうに今、認識しているんですけども。 そういうことで、今言われましたスカイパーク構想という話の中からいきますと、やはり観光の拠点としてスカイパークというのは、どうつなげていくかということになります。我々の考えとしてスカイパークは一長一短にできるものではないと思っております。これは、綾町とかそういうところが何十年という年月をかけてつくってきたように、いろんな積み上げて今の綾町というのがあると思います。 だから、このスタートの時点として、このスカイパークという構想の中でつくった考え方をもとに、いろんな花の里であったり、いろんな新富町の財産であるそういう文化財、そういうのをつなげながら、点から点、点から線、線から面というような形で広げていく、そのことによってできていくというふうに認識しておりますので、ネーミングについてはまたその中で新たな形が出てくるかもしれませんし、このまま「野菜と温泉の町、新富町」でいくという形になると、今のところはそういう形でいくということで御了承いただきたいと思います。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) よその人が魅力があるなというふうに思うようなネーミングが一番いいと思いますよね。だから、それにこだわらずに新しい時代に向かった新富町をPRして、県外の人が来る、あるいは町外の人が来るというような、やっぱりネーミングを考えたほうがいいんじゃないかな。今まである中身でやると、何かかわりばえしない、そういう面でどうかなという感じはしておるところであります。ぜひ、新しい時代に対応できるネーミングがあればぜひ検討してもらえばと思うところであります。 次は、時間も参りましたんですが、全国交流レガッタにつきまして質問をいたします。 これは町長今、新富町は大変全国レガッタも先ほど私は半額を出しておるんかなと思ったら、5万円プラス各チームに1万円というようなことで、5万二、三千円しか出していない格好になっておりますよね。そういうことからすれば、レガッタで優勝しても魅力がないんじゃないかなと思うんですよ。やはり、この全国交流レガッタをどのように位置づけするかですよ、新富町の発展に結びつかんのであったら、もう予算の無駄遣い、即刻私はやめたほうがいいと思うんです。 しかし、レガッタを通じて富田浜を整備するんだというようなことで、県からも大きな補助金をもらいたいなという思いでやるんであったら、今全国でレガッタを誘致しないと、インパクトはないんですね。そういう新富町に全国レガッタを誘致するためには、やはり開催地に一生懸命応援して盛り上げてやらんで、もう選手もそこときか出さんで、そしてうちがやるときは頼みますよ、頼みますよってそれは虫がよすぎますよ。 だから、協力すべきところはしっかり協力する。協力しなければもうやめたほうがいいと思います。私は二者択一だろうなと思いますがね。中途半端で、もう町民に頼りきりで優勝したけど後の半分はあんたらが出して手出しで行きなさいよとこういうふうなことであったら、行く人も事前の練習もあまりしませんよ。もう行ってただ参加するだけ、どうせ自分の金で行くんだからっていって、もう感動も生まない。町長は就任されてから全国レガッタで、何位が最高ですか、町長教えてください。わかっておりましたら。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 教育委員会に答えさせます。 ○議長(長濵博君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 課長のほうでお答えいたします。 ○議長(長濵博君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(太田功君) 平成19年度の大会において、青年女子のチームが優勝しております。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) それはもうずっともう前の話ですよね。それで、もう我々もそのときは非常に感動したんですよ。新富の役場の職員がやっぱり1着でゴールを切るというときは、やはり涙が出るくらい感動したんですよ。そして、宮日も新聞にも載ったりしましたよね。そういうことで、新富町のPRのために大変な貢献をしたと、私は思っております。 そういうような優秀なチームも出てこないんじゃないかなと思います。やるからにはやっぱり優秀なチームを出して、それで全国に名をはせてもらいたいなというふうに思うところであります。ただ、何となくやっておると。そして、これには全国レガッタ大会のものしか質問しておりませんが、やっぱり参加賞もある程度ふやして、来たチームにほんのタオル1本でもいいですが、日本タオルで第何回競技レガッタ大会というようにして、例えば100円であっても第何回というのがやっぱりこのほしいというような形で、ありがたい賞をもらったなとこういうふうになるんですよね。 だから、気は心で何もみんな町民の協力に基づいて成り立っておるレガッタ大会でありますが、やはり町も支援するところは若干でも、気持ちでも支援するとそういうことが必要じゃないかなと、そういうことが全国大会にはもっといえるというふうに思います。ぜひ、全国大会のレガッタにつきまして、もう少し力を入れてほしいなと思うところでありますが、町長いかがでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) まず、今新富レガッタという名称であります。以前は、町民レガッタということでした。これも新富町が第54回の国体の漕艇場会場になったということ、それを盛り上げるためにレガッタ大会を続けてきています。ただ、途中から新富町だけでなく町外からも参加をいただきたいということの中で、町民レガッタから新富レガッタに変えたところであります。 ただ、私はどういう意義があるかという意義を大事にしていきたいと思っています。やはり町民の健康、そして町民の交流、そういったことを大事にしてやらなくちゃいけないと思います。したがいまして、大会の参加賞を出しますから来てくださいとか、全国大会につながってその大会について旅費を町が支給しますからと、そういう趣旨では私はないと思います。あくまでも町民の皆さんが自主的に参加をしながら、そして町民の皆さんが盛り上げるというような大会であるべきであるというふうに思っております。 したがいまして、以前は旅費を正統な旅費とかいう形の中で支給しておりましたが、1人5万円ということの中で限定をさせていただいております。これも行政改革の一環でやってきたのも事実であります。ただ、町民の皆さんはみずから参加をするということの中で、大会を盛り上げるというのが大事ではないかと思っております。したがいまして、今後につきましても今のような形の中で進めさせていただきたいというふうに思っているとことでございます。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) 全く町民におんぶにだっこで、町民がそんなに好きでやっておるというのはないと思いますよ。出てくれんかと頼んで、恐らく出てもらっているのが現状じゃないかなと思います。 そういうことで、町民の健康のためにというんであったら、ほかにもいっぱいあるんですよ。レガッタをする必要もありませんし、だからレガッタをすることによって富田浜をきれいにしましょうとか、そういう大きな目的がないと、ただ健康のためであったらレガッタは私は必要じゃないんじゃないかなと。 この間、総合、まちおこし政策課長のほうに富田浜の一番向こうの突端のところまで連れていっていただきました。それは、委員会としてですよ。総務常任委員会としていったんですが、あそこがもう極めてすばらしい景色で、サーフィンの会場にもなると。できたらああいうところが県に道路をぴしゃっと整備してもらって、行く途中も本当にスピード30キロ出したら、もう危ないようなところがいっぱいあって、水はたまっておるは、そういうような状況であります。 だから、このレガッタをやって、何を生むかということです。町民の健康だけであったら、もうせんほうがましですよ。ほかにもいっぱいありはせんかというようになるわけです。そういうことで、レガッタをすることによって、こういう結果を生みたいなという何か思い入れがないと、そこにいけないんじゃないかなと。そして、参加者だけにもう御厚意に頼って、そういうものは私は長続きせんだろうと思うんですよ。やはりある程度気持ち的にも出しながら、そして新富町は、タオル1本だけど第何回って、この第何回がいいなとか、それを連続して5枚持っておったら、いやすごいなと健康の誇りになったり、いろんなことを思うんですよ。だから、やっぱり気は心で少しは参加者の労をねぎらうと、そういうことも私は必要なんじゃないかなと。もう労をねぎらわない、ただあんたらよかったらねって、健康になったよだろうくらいの話じゃ話にならんのですよ。 だから、今みんな笑ったように笑い話にしかならんとですよ。だから、そういうことでもう少し、本当に人の気持ちを、町民が主役の気持ちも考えてくださいよ。私みたいな考えはいっぱいおると思いますよ。それは、町民が主役やったら、ぜひ参加賞くらい出せよって。そして、優勝したらやっぱりそれくらいの恩恵をくれよと。これがやっぱり、そして町民のために頑張ってくるよと。全国大会に行って頑張ってくるよと。そして選ばれたら一生懸命練習して全国大会に行くと思いますが、今は一生懸命練習していく人おらんと思いますよ。ただ、優勝したから何となく練習もせんでぶっつけ本番でいいわと。こんな練習の、全国大会の参加者に対しては失礼かもしれませんけど、そんな気持ちしか沸かんだろうというふうに思うところであります。 ぜひ、そういうことでレガッタも何のためにやるのか、やらせるのか、その辺をしっかり考えて、やはり町民の、本当に町民のためになるようなやり方が必要じゃないかなと思うところであります。ぜひ、最後に町長もう1回心を入れ直すじゃないですけど、何かやっぱりレガッタを大事したいなという決意をちょっといただきたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 基本的なものだと私思います。私はやらせておりません。町民にやれと言っていません。やらせているんじゃないんです。これはわかっていただきたいと思います。やはりこういう大会がある。その中で自主参加と私は思っています。 ですから、ボート大会がどういうものかということを理解されて、私は参加されたと思います。私はいつも思うんですよ。私もボート経験者です。ボートはなかなか難しい、難しいというのは例えばバレーであれば体育館にネットを張ってボールがあればできるんですよ。野球でもそうです。会場があればもう行けばできるんですよ。卓球だってそうです。卓球台を置いてすればできるんです。ボートはできません。ボートはまずボートをみずから海上というか、水面に浮かべることからしなくちゃいけない。そして、また終わったら元に戻さなくちゃいけない。これ、ものすごい重労働です。そういうのを理解されて私は参加されたと思うんですよ。そういういろんなことを大会をするのも、バレーボールであれば体育館の中で、もうコートがあって、審判台があって運営ができる。 だけど、ボートはそうはそういうわけにはいきません。コースをつくらないといけない。まず、部品を浮かべて、500メートルであればその間に100メートルごとのブイを据えつけなくちゃいけない。そしてまたステッキ台、つくらなくちゃいけない。そうすると、スタートラインのところにスタートするためのボートも浮かべなくちゃいけない。そして、スタートをする担当は審判する人のボートも必要で、そしてずっとレースが始まったら、審判をする人はずっとボートで追っかけている。一つの大会をするのに相当な労力がかかります。しかしそれをやろうとする人がいるんですよ。そのスタート台のステッキボードに乗られたことがありますか。ボートをスタートするときに使うやつですよ。ボートを、暑い中あの中入っちょかないかんですよ。いろんな人が理解してもらってあのボート大会というのは運営がされているんですよ。 だから、そういう中で大会に参加しろでなくて、そういう皆さんの苦労があって、参加できるような状態にしているんですよ。ですから、参加したい人はどうぞという形ですよ。参加しなさいよ。させているんじゃないです。自主参加ですよ。こういう大会をしますで、それを何でかってやっぱり新富町が一つになるためのものですよ。健康増進もそうです。そういう趣旨の中にあって、ただ全国大会に行くための大会で私はないです。参加者はそれは商品をやります。そういう大会じゃないです。やはり町民が主役というのは、町民みずからが自分意思で参加するというやつですよ。だから、私は自分の意思を大事にしたいから町民ということを言っているんですよ。私じゃないんですよ。私はいろんなことを政策をしますけど、それにも町民みずからが参加してくださいよということです。みずから。だから、そういうことで私はこのレガッタ大会をやっているつもりであります。 だから、いろんな人がこれは苦労していただいています。しかも長く続いています。今も高鍋高校に昨年からボート部ができました。なぜかといったら、指導者が来たからなんですね。宮崎県でしてきた人が来たからなんですよ。だから、そういうことだからできるんですよ。そういうみんなの理解と協力があってできる大会に、それが参加賞がどうのこうのとか、全国大会に行くときのお金がどうのこうの、私は違うと思っています。だからそういう中で、こういうことの中でやりますよというのが、今のボートですよ。参加賞はありません。参加賞はないかもしれないけど、優勝したらいろんな商品はありますよ。1位、2位、3位というのはあります。それと、全国大会に行った2チーム、男女1チーム、女子2チームは、1人当たり5万円は助成しますよということ。そういう中でやっていただいている。それでもよければ参加してくださいということですよ。だから、そういうふうに私は御理解いただきたいと思っています。 どのようにまちづくりをするか、その中でどのように町民の皆さんが参加していただけるか。参加しやすいようにする。参加しやすいように金をかけるということでは私はないと思っています。だから、町民の意思をしっかり大事にしながら、町民の皆さんの意思というのを大事にしながらいろんな政策というのは大事だと思います。ですから、どこにどういうお金を注ぐかということは、皆さんと議論しながらしっかりやらなくちゃいけないと思っています。ですから今、こういう制度になっていることは御理解を私はいただきたいと思います。もう十分わかります。だけど、そういうところに町の予算をまたふやすかということには、私はならないんじゃないかというふうに思っておりますので、今後とも新富レガッタを皆さんが参加していて、皆さんで盛り上げていくような大会であってほしいなというふうに思っています。 ○議長(長濵博君) 16番、櫻井議員。 ◆議員(櫻井盛生君) 大きな反論はあるんですが、時間がありませんので終わります。………………………………………………………………………………
    ○議長(長濵博君) ここで暫時休憩をいたします。10分間休憩をとらせて、2時5分、では2時5分に会議を再開いたします。午後1時55分休憩………………………………………………………………………………午後2時05分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きたいと思いますが、今、火災報知器が誤って作動しているようでございますので、暫時休憩をさせていただいて、原因を究明し、その後再開したいと思います。よろしくお願いします。午後2時08分休憩………………………………………………………………………………午後2時10分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 10番、圖師孝一議員の質問を許します。10番、圖師孝一議員。 ◆議員(圖師孝一君) 一般質問する前に本日はきれいな方がたくさん傍聴に来られまして、火災報知機もびっくりしたんじゃないかと思いますが、どうぞ最後まで生の議会をごらんになって適切な御意見等をまた議員のほうに言っていただければ幸いと思います。本当にありがとうございます。 それでは、通告に従い3つの質問をさせていただきます。 まず、第1に、町文化会館の命名権についてお伺いいたします。 2つ目に、武雄市のアイデアについてお伺いいたします。 3つ目に、観光施設としての航空自衛隊新田原基地運用についてお伺いいたします。 以上、3点、壇上から質問とさせていただきます。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 圖師議員の御質問にお答えをいたします。 観光施設としての航空自衛隊基地についてお答えをいたします。 既にお示しをいたしておりますとおり、新富町スカイパーク基本構想では、新田原基地を観光資源情報発信源として捉え、町内の基地周辺財産や既存の観光資源を有効活用し、ネットワーク化しながら町づくりを進めるものでございます。 新田原基地は今後、整備を予定している空の拠点とともにシンボル的な核として捉えております。例えば、基地見学や日帰り体験入隊、隊員との交流等、今後基地の協力を得ながら本町として個性的かつ魅力的な見学や体験のツーリズムを企画し、他の拠点等を結びながら交流人口の拡大を図ることができればと考えているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 米良教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 圖師議員の御質問にお答えいたします。 最初に、町文化会館の命名権についての御質問にお答えいたします。 本町において、町文化会館の命名権を実施する考えはないかとの御質問ですが、施設命名権につきましては、2003年に日本で初めて公共施設での導入がなされて以来、特に都市部において全国的に広がっております。命名権のメリットといたしましては、新たな収入を確保することができ、利用者サービスの向上などが期待できることなどがあります。一方でデメリットとしまして、短期間での愛称変更は住民の愛着が得にくいことや看板等の書きかえなどの費用がかかることが考えられます。新富町文化会館は、落成にあわせて平成11年に広く愛称の募集を行い、芸術文化情報の拠点として、常に希望ある未来を見詰めた文化の伝道であってほしいとの願いが込もった「ルピナスみらい」に決定した経緯があります。そして、現在まで広く町内外の皆様に愛されている愛称でありますので、これを大事にしていきたいと考えております。 次に、図書館運営にかかわる武雄市のアイデアについてですが、武雄市におきましては、図書館の企画運営を民間の株式会社に委託して行っております。新富町で計画しています複合施設につきましては、公民館、資料館、図書館を中心とした施設になり、施設の管理は生涯学習の各種事業との連携の観点から3つの機能を有する施設を一体的に運営することが望ましいと考えております。施設の運営管理につきましては、さまざまな視点から今後研究してまいります。 次に、武雄市が全国で初めて、小中学生全員にタブレット型パソコンを配布を計画していることについてお答えします。 学校教育におきましてはこれまでにもさまざまな形でICTの活用が図られてきており、これらを活用した学校等におきましては、児童生徒が主体的に学習に取り組んだり、興味や関心、意欲を持って活動したり、理解する力を高めたりするなどの効果も見られるという報告がなされております。 ICTに関する情報通信の機器や技術は、日々進歩しておりますので、学校教育への導入に当たりましては、どのようなICT技術をどのように導入し、どのように活用すれば成果があるかということにつきまして、数多くの実証的な取り組みを参考にしていく必要がございます。 武雄市では、平成26年4月に小学生、9月に中学生全員にタブレット型パソコンを配布すると発表しております。新富町におきましては全ての小学校に電子黒板を導入するなどICTを活用した事業に取り組んでおり、現在、電子黒板を有効に活用した学習に実践的に取り組んでいるところでございます。タブレット型パソコンの導入については、今後慎重に研究してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) それでは、文化会館の命名権について、再度、町長にお聞きいたします。 ここに新聞の切り抜きあるんですけれども、これは5月の9日、宮崎日々新聞ですね。先ほど教育長がいろいろ言われましたけども、川南町のこの追記でですね、こういうふうに書いてあります。川南町は8日、管理する町文化ホールの命名権をスポンサー協定をし、県の農協と締結したと。同協定は県内町村で初めてと。同ホールは今後5年間にわたり、サンA川南文化ホールと呼び方をするというふうに言っているわけですね。で、川南町は町政60周年にあわせて、地域活性文化の振興、この一環として始めたということです。契約期間は、約、約といいますか、5年間で年間200万円、したがいまして5年間で1,000万円のお金が川南町に入るわけです。 町長もね、川南のこの日高町長はこのお金をこういうふうに言っているんです。文化は人材を集め、経済発展につながる。スポンサー料を文化振興に生かしたいというふうに、前向きに答えられているんですね。私も町議になってから2回ほどこういう話を新富町もやりましょうよというふうに質問しました。町長はいろいろ検討して、検討してみますということを言われたのを記憶しております。そういうことを、この新聞の記事とひっくるめてですね、町長の現在のお気持ちをお聞きしたいと。率直な気持ちを述べていただきたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 先ほどの午前中の阿萬議員の質問にもお答えいたしました。阿萬議員の提案も公共施設というものを活用して財源確保できないかということでございます。そのときに答えましたように、町の財産というのを有効活用するというのは大事なことであります。したがいまして、ときのいろんな形の中で考えていきたいというふうに答えました。そのとおりでございます。町の財産、その財産をどのような形で活用して自主財源を確保するかということにつながる分、それは真剣に考えるべきであるというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) これ町政60周年でやっているわけですね、一環として。で、新富町はこの前50周年やったわけですよ。新富町で、今、職員の人が着ているシャツ2,000円ぐらいで買っていると思うんです。これについては、町からの補助とかいうのはあったんでしょうか。関連性ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 全て個人負担で購入しているということでございます。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) じゃあ、一切補助はないということですね。わかりました。 過去に検討するというふうに町長は言われたんですけれども、その検討にもいろいろあると思うんですよ。立ちどまってこう5分考えても検討だろうし、部課長を集めてから喧々諤々検討するのも検討だろうし、どういった検討をされたんでしょうか、ちょっとわかれば教えていただきたい。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 個別でなくて全体の中でどうするかということで、随時研究してきてます。例えば、広報誌に公告を載せるという取り組みをいたします。そして今度、封筒にもするようにしております。ですから、どういう形の中でするかという全体の中での検討でございます。したがいましてこういった検討を続けながら新しい取り組みをするということで考えていくということにしております。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) あわせて町長にお聞きしたいんですけど、これ、町村では川南が最初なんですか。宮崎県下では一番はどこか御存じですか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 県。県の、芸術、文化、何ですかね、市民の森じゃない、何ですか。神宮にあるあれは…… ◆議員(圖師孝一君) 芸術劇場です。 ◎町長(土屋良文君) 芸術劇場。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) 検討した割には名前が出ないですね。 それはまあ検討されたんでしょうから。まあ今、言われましたように、県立の芸術劇場です。これ、いろいろ川南町も、この実践に当たって、この県の芸術劇場のスポンサーの命名権について検討をしてつくっとるわけですよ。あれはメディキットという、町長、メディキットって何か知ってますか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 詳しくは知りません。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) これ、メディキットというのは、医療関係のね、点滴用の管とか注射器の針とかいう、医療関係の会社なんですよ。これがね、この社長が宮崎県出身なんです。この芸術劇場の場合は、全国に公募して、その中から選んでしているわけですよ。いろいろこの中に書いてあります。風俗のお店はいかんだとかいろいろ書いてあります。まともな選び方をしているんですよ。 芸術劇場の場合は、年間2,000万円、ネーミング料ですよ。3年間ですから、宮崎県に6,000万円入るわけですよ。6,000万円。そうするとまあ、さっき教育長が由緒ある名前云々というのはわかりましたけど、はっきり言って、いろんなことに対して、お金が苦しい、お金がないと言っているのにね、かすみをくっちゃ生きられないちゅうのは人間の現状だと思うんですよ。そういう観点からね、もう一度やっぱり検討してもらってですよ。それは2番手でも構いませんけども、少しでも町民のさっき書いてありましたように、経済発展、文化振興に生かしたいというふうなそういう名目のもとであれば、僕は、いやあ由緒ある名前を云々というよりも、僕は町民のためにそういった金を使うんだと、未来に託す子供のために、そうゆったお金を、スポンサーでもらったお金をそういうのに使うんだと。そういうふうな観点に立てば、まあ立派な考えだと思うんですよ。町民のお金をできるだけ、そういうふうに稼ぐ、稼ぐちゅうとちょっと民間の言葉で悪いですけど、収入ふやして、それを人材育成等に投資するということの考えについては、これはやっぱり町長のね、やっぱりもう、鶴の一声ちゅうのはおかしいですけど、そういうふうな形でやっぱり僕は持っていって、僕らも町長を自慢したいですよ、そりゃあ。新富町の町長はすごいねって、新聞に載って。こんなこと人材のためにやってるんだなと。これこそ本当にいつも言っているオンリーワンの町づくりだなというのを自慢したいんですよ。 今までの私が言ったことで、さっき、教育長の意見とずれるんですけど、町長は、いいですか。これにそういうのを総合して、川南町の場合はもう去年の10月にスタートしているんですよ。10月に町長の一声で始まって、5月にできてるんですよ。だから新富町もね、できると思うんです、やろうと思えば。二番煎じでいいじゃないですか。川南の軽トラ市だって、あれは二番煎じですよ。ほかがやっていたのをまねして、プラスワンしてオリジナルっていうみたいに今、胸張ってやってますけどもね、一緒ですよ。ですからね、僕は2番でもそういう面でもね、僕は思い切ってね。私は町長がそういうトップダウン方式でやってもらいたいなという気持ちが非常に強いんです。自慢したいんですよ、我が町を。どうですか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) やはり、既成概念といいますかそういったのを捨てて新しい感覚が必要だと思います。 やはり町の公共施設をどのように活用するか、阿萬議員の質問に答えましたように、西体育館も改修する場合はさびどめだって、相当の指摘をいただきました。それはなぜかって言うたら、やはり見えるからです。そういう効果がある。改装しましたら白くくっきりと遠くから見える。物すごく目立つような形になっています。ですからそういったところを生かしながら活用できるかということを考えるべきと思っています。 そういった意味で命名権、あるいは看板広告、そういったものは積極的に考えていいんではないかというように思っています、特に、町の体育館もそうです。そして今回、庁舎本館を改修いたします。そうしたときにどういう活用ができるかということも必要であると思います。そしてまた、今年度設計をしますが、図書館のある複合施設、これにつきましてもどういうふうに持っていくかということ、しっかりと圖師議員が言われるように、活用という部分から積極的な取り組みが必要であると思います。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) ぜひですね、町長の力強いトップダウンでこういうことやってくださいよ。お願いします。 次に、武雄市のアイデアにつきまして質問させていただきます。 まず、図書館の件ですけども、先ほど教育長も答えられましたように、あそこはTSUTAYAが指定管理者になっていますね。で、まあ見習うべき点が非常にあるべきかと思うんですよね、民間活用という意味では。具体的にちょっと図書館について、先ほどいろんな総合施設だというふうな説明ありましたけれども、現在の生涯学習課が、今、入ってますね。あれも一緒に全部移るんでしょうか。ちょっと確認のために質問させていただきます。 ○議長(長濵博君) 米良教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 複合施設について、担当課長のほうから少し詳しく説明いたします。 ○議長(長濵博君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(太田功君) 現在の計画をされております複合施設につきましては、図書館、資料館、あと公民館も一緒に入った中で計画をされています。 以上です。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) まあ私のちょっと聞き間違えかどうかわかりませんが、そういう運営等については、今後検討するというふうな教育長のお言葉だったんですが、会議室とか、今ある建物の中で、もちろんいろいろあると、なると思うんですが、運営については検討するということなんですが、これを指定管理者にするというのも1つの考えをお持ちなんでしょうか。ちょっとお聞きをしたいです。 ○議長(長濵博君) 米良教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 運営については、まだ全然話は進めておりません。まだ、どういう指定管理にするのか、町が運営していくのか。中身については今、検討中でございます。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) ちょっと何かね、僕はちょっと今の話聞くとちょっと合わないような気がするんですよ。というのは、生涯学習、いわゆる行政の一部があの中に入ってね、そして指定管理者を置くっていったら、ちょっと、じゃあ指定管理の下に行政が入るんですか。おかしいんじゃないですか、それはちょっと。その辺をちょっとお聞きします。 ○議長(長濵博君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 運営の全体の運営は生涯学習の関連において生涯学習課が運営をしております。図書館につきましては、そこの部分を委託にするのかNPOにするのか、生涯学習課がするのか、今、どれが一番ふさわしいかは検討中でございます。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) ということは、総合的に考えると、直轄でやって、部分的にはまあ考えによるとテナントというような形での運営のほうに私は聞こえたちゅうか、とったんですけども、まあそれは一つの運営の方法でそういうのもあろうかと思いますが、武雄市の場合は、TSUTAYAが入って、指定管理になってて、CDの販売、レンタル、それから文具店。それからスターバックスコーヒーも入っています。その横にカフェのテラスもつくって、そしてその残りっちゃおかしいですけど、主力となるその大きなところが図書館になっているんです。こういうことによって、どういうことが起きたかというと、要するに、市で使うお金が物すごい抑制されているんですよ。なおかつ利用者が5倍にふえてるちゅうんですよ、5倍。そういう面から見ると、いろんな運営あると思いますが、民間をそういうテナントやなくて最初からそういう活用することによって、費用も抑えられるし、行く行くはもう万歳してから指定管理者は誰かというようなそういうようなやり方じゃなくって、最初からそういうふうなことを考えた上で運営をしてほしいなというふうに、切なる希望なんです。 もう一度お聞きしますけれども、そういうのをまあ何というんですかね、主軸に考えるのか、まあサブ的な考えなのか。そこ辺をちょっとお聞きします。運営ですよ。 ○議長(長濵博君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 今、圖師議員が申されましたように、武雄市の図書館の民間に委託して多くの成果を上げていると伺っておるところです。図書館の機能につきましては申すまでもございませんけれども、武雄市の場合は、多くの市民が今、足を非常に運ばれていると聞いております。私たちの将来の図書館運営に貴重な参考になる事例だとは考えております。 しかし、武雄市での図書館運営は今まで武雄の図書館としてすばらしい実績を持っておられるというふうに聞いております。民間委託につきましても、これまでも運営の実績を十分検討した上で、その課題っていいますか、メリット、デメリットを明らかにしながら、民間委託に踏み切られたのではないのだろうかというふうに私は思います。 本町におきましては、本町の図書館像がございます。子供から高齢者まであらゆる年代のニーズに応えながら、そして親しみやすくて利用しやすくて、そして心安らぐ場、そして、多くの方々が活動できる場という、多くのそういった図書館像を持っておるわけですが、この図書館像を持ちながら、多くの町民の方々のこれからの英知をいただきながら、要望を的確に把握しながら、そして、運営について検討を重ねていきたいというふうに思っているわけですが、その際、武雄市だけではなくてほかの市町村の、ほかの地域の、ほかの県外の図書館も含めまして、図書館の取り組みについて大いに参考にさせていただきながら運営のあり方については検討していきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) ぜひね、小さいながらもやっぱり反映する、そういった民間の能力持っていますのでね、活用していただいて、町民に経済的負担を出させない。結果的にですよ。要するにあそこも赤字で年間何千万円銭を使っているげなというような話にならんように、ぜひ運用方等を検討をしていただいて、本当に町民があそこにつくってよかったというふうな建物運営等をやっていただきたいと切に希望いたします。 次に、同じ武雄市の件ですが、武雄市は先ほど教育長も言われましたように、タブレット型の端末を配布、これは最初、試験的に4年生以上ですか、配ったわけですね。そうしたところによると、数字の、学力の点が以前は平均よりも2.5ポイント下だったのが7.5ポイントアップしたちゅうんですよ。要するにマイナスから数えると10近くなるんですけども、そういうふうに学力が上がったということが4年生から6年生まで端末をやることによって上がったと。それで市長が、樋渡市長がこれはいいと、子どものためにいいということで、今度、全員に端末をやると。新富町の場合は、今、電子黒板、これを教育長の御努力により文科省等の折衝、県との折衝等でモデル校として新富も入っています。非常にいい成績、結果を出していると思うんですが、それプラスにこの武雄市も入っているんですね、電子黒板がね。電子黒板とタブレット型端末を併用して運用しているわけですよ。 ここに新聞のまた記事が、5月10日、これは読売新聞です。ちょっと読みますよ。「佐賀県武雄市の樋渡市長は、市内の全市の全16の小中学校の児童生徒約4,200人に、来年度、タブレット型端末機能を1台ずつ配る考えを明らかにした」と。目的は、教育で学力向上を図るのがねらいだということなんですよ。で、さっき言いましたように、全校導入後は着実にその数字が上がっているということなんですよ。小学校は来年4月、中学校が来年9月にそれぞれ導入すると、今後、機種の選定を進め、機器費、購入費や無線LANの整備等で3から4億円を見込んでいると。 市長は、現場の要望に踏まえて決めたと、国の補助金や交付金を活用してやっていきたいとそういうふうに市長は言っているんですよ。これもやっぱりこの市長である、市の長であるトップの市長がそういうふうにこれやるんだというふうに、花火を上げたちゅうか、そういうことなんですよね。 我が町もね、町長、ひとつオンリーワンの町じゃないんですけども、もう少し、よしうちも子供のために金使うぞちゅうぐらいのね、そういう僕は意気込みを感じたいんですけどどうですか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) ちょっと前に戻らさせていただきますが、複合施設の運営については協議をしているところであります。ですから、これをどうするかということで、教育委員会の考えも聞いております。ただ、それじゃあ不十分だということで、また検討を進めろというふうに言ってます。それはなぜかというと、やはり同じような分なんです。ですから、もっとこう、できるんじゃないかということ、意識の中でではなくて、できないことをできないかということまで踏みこんでほしいなというのが、ですからもうちょっとそういう考えを持ちたいなというふうに思います。 特に、私は武雄市についてはテレビで見ています。ああおもしろいなというふうに思っています。ああいうような感じを今、庁舎を1階を改修しながら1階をちょっとフロアをちょっと広げようとしています。そこに、今までと違ったような形、空間をつくろうかなというふうに思っています。そうした、もうちょっと町民の利用者の方が利便性向上を図るということから、ちょっとリラックスした雰囲気を漂わせるような空間をつくろうということで今考えております。それと一緒で、図書館のある複合施設につきましても、中身につきまして、やはりそういう空間も必要かなというふうに思っています。 そして、運営についてはどういうふうにするかを十分に研究しなくてはいけないというふうに思っていますので、まだ結論は出ておりません。ただゼロという形の中からやりたいなと思っています。どういう形ができるかというのはですね、できるということを、そっから考えて、これじゃないといかんという観念ではなくて、ちょっと考えてみたいと思っています。 そして、タブレットにつきましても、実は私個人がほしいなというふうに思っています。今、中学生もスマートフォンを持ちながらいろんなことをされています。ですから、そういう使いやすさというのは子供のほうが一番かなというふうに思っています。それを教育面でどう生かすかということは、やはり時代に合ったものであるというふうに思っています。電子黒板につきましても、小学校全ての学校にうちは導入をしております。それを活用しながらやっているわけですが、それなりの効果が出てきております。ですから今後、教育という形の中でどういう取り組みができるかということ、これも圖師議員からすると二番煎じじゃないかということでありますが、他町、他の団体のいろんなことを参考にしながら、町として取るべき取り組みも必要であるというふうに思っています。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) ぜひ未来を託す子供たちのためにも、あるいは町民の負担等も考えて総合的に、今、町長言われたように、効率のいい、行きたいと、もう一回行きたいというような施設にしていただきたい。そういうふうに思います。 この件につきましては、これで終わりますが、次に、3番目に、観光のことにつきまして、お伺いいたします。 観光施設として、新田原基地をどのように思われているのか。スカイパーク構想以前から、もうちょっと活用せえと、あるもんは動かせないんだからというような考えを私は持っておりました。盛んにいろんな企画を言っておりましたけど、まあ先ほど町長がちょっといろんなことをしてると言われましたけど、全然何か進んでないような気がするので、気持ちちゅうか、自分の気分だけを何か述べられているような感じも受けました。 これは、またまた申しわけない新聞の切り抜きです。これは、5月10日の宮日新聞、またも出たのがまた川南町なんですけどね、これちょっと読んでみますね。「川南町は、周辺を舞台とした地域情報発信イベントということで、東児湯観光フォトラリーなど、町外から訪れた家族らでにぎわったと。で、AKBBというグループもいて、今ちょっと話題になってますけれども。 で、そのチェックのポイントの一つに新田原基地を活用しているんですよ。新富町の新田原基地では、戦闘機をバックに写真を撮るとか。で、いろんな基地の人と、お話とか、そういうふうに積極的にやっているわけですね。参加者が、一般の方が60人ぐらい来ているんですよ。盛んに新富の場合は、基地と外のことを言っていますけども、僕は基地の中のことをね、もうちょっと観光に生かせる、そして具体的にどこかこれ、商工会が中心になっているのか、町が中心になっているのか、ちょっと焦点がボケてるんですよ。そこ辺を、町長はこれはここでやるんだとか、あるいは、こういうことをまずやるんだとか。そういうね、やっぱりトップダウンのあれをやってほしいんですよ。まあ、新富町で一番ざわんまざわんまと言いますけど、一番人が来るのは黒木さんとこの芝桜ですよ。あのわずか1カ月半の間に。新田原の航空祭だって、12月の1日だけ7万人か8万人来るわけですよ。例えばね、それを例えば、これはまあ基地交渉だし、迷惑受けてるんですから、じゃあ悪いけど航空祭を年に2回やってくれんかとか、6月の、5月のこいのぼりが夜空に舞うときとかね、あるいは従来どおりの12月、2回ぐらいやるとね、これだけでも15万人人が来る。多ければ20万人来ますよ。で、お金を落とすと。そういうふうに、もうちょっと中とのね、密にして、その中の企画を、新富町独自やないとできないような企画をやってもらいたいと思うんですよ。僕だっていろいろ企画あるんですけどもチャンスがないから言わんだけであって。どうですか町長、具体的にこれは何月までこういったことをまず最初にやってみようとかそういうのあるんですか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) これまでいろんな考えを出しながら基地と相談してきたことが実際にできてない部分が事実であります。いろんな問題をクリアできないということがあって、例えば1つは、マラソン大会をさせていただきたいということ、これはどうしても警備上の問題があるということ。それから、中で仮滑走路を使って、ヘリコプター、飛行機、プラモデルですね、プラモデルちゅうか、今、ラジコンでする。あれの大会をさせてとかですね、いろんなお話を持ちかけては、なかなか現実にできてないのが事実であります。ただ、今、ちょっと言ったらおかしいかもしれませんが、テレビで空の広報をしているドラマもあっています。それを見てますと、広報室ということの中と民間とタッチアップしながらいろんな取り組みがなされているのも事実であります。 そしていろんな提案もしてきているところで、その提案について、できますよという回答、例えば、先ほど言いました観光ツアー、これもあれいいですよという了解はいただいております。それと、実際に町もコミュニティバスやら町がバスを貸し切って町内の観光ツアー、これも実際実施しております。これも好評でありました。ですからそういった取り組みは、実行する場合にいい利点があるというふうに思っています。 ただ、議員が言われましたように実行ができてない。いつ実行するかということでございます。十分、担当、所属、言われましたように、どこがするのか。町がするのか。観光協会がするのか。商工会がするのかという議論になってくるというふうに言われています。担当部署をしっかりしながら実りある企画をつくりながら、実際に実行、行動できるような形の中で、新田原基地というのは新富町の観光資源とうたいながら取り組むべきであるというふうに思っているところでございます。 ○議長(長濵博君) 10番、圖師議員。 ◆議員(圖師孝一君) まあ、1番から3番まで質問しましてですね、ぜひ、これはほかの市町村のことばっかり、私言いましたけども、いいのは取り入れたほうがいいと。いろいろ概念ちゅうんですかね、まねしよるわとかいう。まねで結構じゃないですか、住民が豊かになれば。私はそう思いますよ。必ずしも一番でなくてもいい。どっかで国会議員がコンピュータで1番じゃなくて2番はいかんのですかって言いましたけど、そういった国会議員がいましたけども、私はこういうことについては2番手でもいい、3番手でもいいと思うんですよ。とにかくとにかく、早く手をつけて実行に移すことが一番大事だと思うんですよ。 ぜひ町長ね、この1番から3番まで、積極的に、町長のリーダーシップを発揮して、やるぞという意思をもう一度、もう簡単でいいですから、短くて。お聞きして私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) なかなかすばらしい提案をいただきました。やれることから実行してまいりたいと思います。ありがとうございます。 ◆議員(圖師孝一君) 終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(長濵博君) ここで暫時休憩いたします。 12分休憩をさせていただきまして、3時5分から開会いたします。午後2時53分休憩………………………………………………………………………………午後3時05分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 8番、下村豊議員の質問を許します。 ◆議員(下村豊君) 議長、8番、下村豊。 ○議長(長濵博君) ちょっと待ってください。今、10番議員から挙手がありまして、先ほどの一般質問の発言の訂正の申し出がありました。申しわけございません、下村議員、お許しをいただいて圖師議員の発言を許します。10番、圖師孝一議員。 ◆議員(圖師孝一君) 先ほどの一般質問の中で川南町長の名前を河野と言いましたが、日高の間違えでございます。訂正してお詫びいたします。 以上です。 ○議長(長濵博君) 議事録の訂正をお願いします。 下村議員、申しわけございませんでした。 それでは、8番、下村豊議員の質問を許します。 ◆議員(下村豊君) それでは、一般質問、最後になりましたけれども、私は次の3項目について質問をさせていただきます。 まず、一般廃棄物の処理状況について。 事業所から排出される一般廃棄物の中で、可燃ごみ、それから資源ごみの処理状況、それから年度における廃棄物処理計画の算定される根拠、それから藤山中間処理施設に搬入された一般廃棄物の運搬に係る契約について伺います。 次に、有線ラジオ放送施設整備事業について、事業の申し込み数と今後の見通し。 それから、各工事に係る地権者への承諾書を作成する理由。 そして、契約にあります3メニュー以外の検討。 そして、本事業は防災無線にかわるものとして説明を受けておりますが、その通りであるのか伺いをいたします。 最後に、スカイパーク構想について基本構想をいただいておりますが、空の拠点が明確に示されておりますが、基地との調整状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。 以上、当初の質問といたします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 下村議員の御質問にお答えをいたします。 まず、事業系一般廃棄物の処理状況についてであります。 事業活動に伴って生じた廃棄物は、みずからの責任において適正に処理しなければならないと規定されております。本町においても、新富町一般廃棄物処理計画に基づき、可燃ごみ、資源ごみ等に分別を行い、みずからの責任において適正に処分を行うか、みずから処分できない事業系一般廃棄物については、町の許可を得た一般廃棄物収集運搬業者に委託を行い処理を行ってもらっております。 年度廃棄物処理計画の算定根拠についてでありますが、一般廃棄物処理実施計画に定める項目は新富町の区域内における一般廃棄物の発生量及び処理量の見込み、分別して収集するとした廃棄物の種類及び分別の区分等を定めることとなっております。発生量及び処分量の見込みについては、処理計画人口、ごみ発生実績、排出の抑制のための町民協力等を勘案して計画目標値を示しております。 藤山中間処理場の廃棄物運搬の契約についてでありますが、町から一般廃棄物収集運搬業者の許可を受けている業者、かつ町に指名願いを提出している業者3名を指名し、指名競争入札を実施し、最低価格落札業者と契約をいたしております。 次に、情報通信基盤整備についてですが、事業の申し込み世帯数については、昨日の小嶋議員にお答えをしたとおりでございます。引き続き、未申し込み者世帯への申し込みを、全世帯を目標にサービス利用促進に向けた取り組みを進めてまいります。 工事に係る地権者への承諾書作成の理由につきましては、新富町内全域に光ケーブルを敷設するなど、広域的、広範囲において大規模な工事を行うため、事前に工事内容を御理解いただき、安全かつスムーズな施工を行うために、地権者等への承諾をお願いしております。 申し込みにある3メニュー以外の検討についてですが、今回の情報通信基盤の構築におけるIP告知放送とのサービス利用パターンは、現在の申し込みのパターン、ひかり電話のみ利用するパターン、ひかり電話と光インターネットを利用するパターン、光インターネットのみ利用するパターンの3つパターンとなっております。今後の新たなサービス利用の展開につきましては、今後検討してまいります。 有線ラジオは、防災無線にかわるものかとのことですが、災害等における緊急情報や行政情報を提供するIP告知放送サービスは、現在の防災無線放送にかわるサービスとなります。各家庭に設置されている防災無線放送の戸別受信機については、将来的には撤去する予定であります。 次に、スカイパーク構想についてですが、既にお示ししておりますとおり、新富町スカイパーク基本構想の中で、空の拠点は町の真ん中に位置し、サブ拠点を結ぶ存在として位置づけております。構想策定の時点では、基地隣接地の溜水地域周辺財産を活用し、眺望・撮影広場や駐車場等の整備を行う予定でありましたが、新田原基地との協議により管理、保安面等の懸念が示されたことを考慮して眺鷲台東側の周辺財産を新たな候補地としたところです。現在、その候補地を空の拠点として眺望広場や駐車場、トイレを備えた緑地整備することを熊本防衛支局に要望し、協議しているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) それでは、一般廃棄物のほうから御質問をいたします。 まず、事業所系の前に生活系のごみにつきまして、失礼しました、事業所でいいんです、事業所系のごみの中で生活系に出されているところもあるということを、前回、前々回でしたか、環境水道課のほうで調べていただいて、少量の事業系の人は生活系に出しているという話を聞いたんですよね。これは、課長、間違いないですかね、お答えをお願いいたします。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 担当課にお答えさせます。 ○議長(長濵博君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(山内清三君) これは前々回だったと思いますが、お答えしたと思いますけれども、町内の事業者数というのが700余りということの中で、実際契約がされているのが200強という中でありましたので、それ以外につきましては、家庭系の中で出されてる部分がかなりあるだろうということでお答えしたと思っております。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 3月の文教の委員会でしたか、私、課長と話したんですけども、いろんなところ調べたら、少量しか出ない事業系の一般廃棄物は家庭系で出していると。ただし、追加料金、生活系プラス事業所系の人は若干上乗せして契約をして生活系に出しているという市町村もあるんですよ。これを課長に一応提案をいたしました。 私、この場で再度町長に提案したいんですけども、そうすると非常に事業所系の人もごみを出しやすくなるというふうに思うんですよ。わかりますか、聞いてなかったですか。生活系のごみに事業所系の少量のごみ、出せるような仕組みをつくりませんか。いかがでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 事業所のごみを業者に、許可業者じゃなくて生活系の中で公分の負担を指定するということですね。検討するというふうに思っております。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) ぜひ、これは実現していただいて、やってる市町村ありますので、参考にしていただいてやっていただければ、皆さん喜ばれるかなと思いますので、ぜひ取り組みをお願いします。 それから、もう一件は、事業所系の資源ごみ、ペットボトルとかいろいろプラスチックとかありますけども、瓶とかですね、これで、今、課長が答えられまして、700業者ぐらいあって200業者ぐらいしか契約してないんですよ。じゃ、ほかの500の人は事業所系の資源ごみが出たときはどうされてるんでしょうかねという疑問が出ますよね。有償化でお金を出して業者に売り払われる分は問題ないんですけども、無化物としていろんな収集業者に差し上げるというのは、町に出せば町のリサイクルのごみとして、ごみちゅうか、そのリサイクル品として活用してごみ処理の利益が上がるわけですよね。そういうところが、ちょっとなされてないのかなと、この数字見たら思うんですよ。だから、これは残りの500社をちゃんと調べていただいて、「どうされてますか」って許可業者と契約されてないところですね、これ調べるわけいかないんでしょうかね。 ○議長(長濵博君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(山内清三君) しないことはできないっていうことはないと思いますけれども、件数が非常に多い件数であります。調査するということになれば、かなりの時間を要するんではないなというふうに考えます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 課長一人では、それは無理でしょう。みんなの力を使えばできるんじゃないんですか。 この法律に、町の責任で書いてありますよね、努力するって。努力というのは、パーフェクトを目指して進めることじゃないんですか。ただ、時間がかかるからやらないとか、そんなサービスのもう低下に即つながりますよ。だから、そういうような知恵を出してしっかり自分の仕事をやっていただきたいと思います。 町長にお願いするんですけど、これを掌握されると町のごみの低減にもなるし、収入の増加にもなると思うんですよね。一人で無理だったら、例えば、何とか緊急雇用創出事業なんてあるじゃないですか、ああいうのを活用して臨時の人を雇って調べてもらうとか。そうすると、どういう処理をされてるんだなって、適切に処理されてるかどうかはわかるわけですよね。ここをぜひ、もう何回も言いましたけど、お願いしたいと思いますが、町長、取り組みは検討していただけますでしょうか、どうでしょうか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 議員が言われますように、実態把握というのが第一だというふうに思っていますので、実態把握をしながら次の取り組みということになると思います。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) しっかり実態把握していただいて、そうすることによって、次の年度の廃棄物処理計画、これは算定根拠にもしっかりつながると思うんですよ。そういうところを、やっぱり、そんなに何万件もある世帯数じゃないんで、ただ五、六千ぐらいなんで、ぜひ知恵を出してちゃんとやっていただきたいなと思います。ぜひ実現をお願いしておきます。 それから、年度の廃棄物処理計画の作成根拠ということで、先ほどいただきました。だから、これに見ますと、発生量、発生見込みというのは、前年度の実績を参考に大きくそれを参考にしてるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(長濵博君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(山内清三君) 前年、前々年を参考にしてるということで。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) だから、こういう実態をしっかり把握することによって正確な排出量も出てくる。そして、排出量の抑制もできるといいうことですので、最初に事業所系の把握の件、お願いしましたけども、しっかり把握をして正しい見積もりを出していただきたいというふうに思います。 それから、3番目、藤山中間処理施設の排出の件ですけども、町内許可業者3名を指名入札ということで、この中には町内、全て町内に事業所、事業本部というんですか、あるところなんですが、その辺をお伺いいたします。 ○議長(長濵博君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(山内清三君) 現在、新富町で一般廃棄物の収集運搬業の許可を行っておりますのが4業者でございます。先ほど3業者と言いましたのは、そのうち町のほうに指名願いが出ておるのが3業者であったということであります。 その4業者でございますけれども、そのうちの1業者については、高鍋が本店でございます。新富町にも当然主たる事業所を設置しておりますし、新富のほうに法人住民税の申告もされております。 以上です。
    ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) じゃ、私はちょっと勘違いして質問をしたんでしょうかね。事業本部があるところに法人税が落ちるというふうに認識してたんですけども、高鍋の事業所の人も新富町に事業所があるんで、新富町に税金が落ちるということでいいんですか、いいですね、もう一回お願いします。 ○議長(長濵博君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(山内清三君) これは税務課長が答えたほうがよろしいかと思いますけれども、その事業所があるところが申告をするようになってますし、あと従業員割等で住民税割、それから法人税割というのが掛けるというようになっております。担当は税務課長でございますんで、前の職が税務だったそうでありまして、税務課長。 ◎税務課長(河野裕君) 今、環境水道課長がお答えしましたとおり、均等割と、あと税割が町の条例によって課されます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 税金の件はわかりました。 もう一つ引っかかるのが、私の思いは、指名競争入札というのは、例えば地元の町内の業者を育成するんだとか、そういうメリットはあると私は思ってたんですね。 ところが、町外に本拠地があって、町内に事業所があるとしても指名を受けれるというふうになっているんですよね。そうなると、じゃ町内業者は圧迫されるじゃないかという考えがひらめくわけですよ。そういうところについては、やはり指名願いが出ても指名しないとか、そういうのはできないんでしょうかね。 ○議長(長濵博君) 副町長。 ◎副町長(壱岐健一君) 指名競争入札といいますか、入札につきましては一般的には、原則としてはどなたでも参加できるという形になっております。その中で、特に一般競争入札のほかに指名で競争入札をする方法があるというのが一点と、もう一つは随意契約という方法がございます。 本町の場合は、基本的には金額によって一般競争入札と指名競争入札を区分しておりますが、指名競争入札につきましては、いろんな質問がございますように、できるだけ地元の業者の皆さんを活用して公共事業等を施工するという考え方に基づいております。 ただ、新富町のみに限定をしますと、やはりいろんな事業活動といいますか、そういった点については、非常に、じゃ排斥をするというのが厳しい部分がございます。 ですから、新富町内で、やはりきちんと事業されていて、先ほど話しましたように、税等についての納税義務を果たしていらっしゃるところにつきましては、指名競争入札の指名の対象範囲とさしていただいているところでございます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) おっしゃることは正しいですよね。 だけど、町民として思うのは、町内を活用してほしいなと、町外から来られてる方は民間の営業で頑張ってほしいなと思うんですけどね。その辺をよく理解の上、取り扱いをお願いしたいと思います。 一般廃棄物処理、最後にちょっと、私ちょっと疑問があったんですが、新富町の廃棄物の処理の条例、2本あるんですよね。昭和47年が新富町廃棄物処理及び清掃に関する条例、それから、平成17年が新富町廃棄物の処理適正、減量化及び資源化等に関する条例と2本あるんですよ。大きな町の条例を見ると1本しかないんですよ。統合されとるんです、これ一つに。恐らく、私が思うには、平成17年のときに前のやつを取り組むべきところが生きたままで、新しいのができたんじゃないかなって思うんですよ。何で2本あるんだろうって。両方とも計画ちゅうのが出てくるんですよ。 だから、おかしいなと。昭和47年のほうは、処理より清掃に関する条例は3条で、「町長は、毎年度処理区域内における一般廃棄物の処理について一定の計画を定めるものとする」って出てくるんですよね。もう一つのほうは、告示ってなっておるんで違うのかなと思うんですけどね、「町長は、一般廃棄物処理計画を策定したときは、これを告示するものとする」となってんですね。 だから、定める、こっちは告示しなさい、一緒にすればいいようなもんですよね、計画つくって。だけど、2本あるんですよ。これ、ぜひ検討を、私が間違ってたらいいんですけど、何かこれについて理由があるんでしょうか、2本ある理由が。わかりましたら、教えてください。わからんかったら、わからんで結構です。 ○議長(長濵博君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(山内清三君) 私も定かな理由としてはちょっと承知していないところでありますけれども、新富町廃棄物の適正処理、減量化及び資源化等に関する条例というのが平成17年に制定しております。この前に、我が国の法律としまして、資源有効利用活用促進法というのができました。恐らく、それを受けて町のほうとしては、この条例を作成したんだろうというふうに思っております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) ぜひ、これ一本化のほうがいいんじゃないかと思うんで、ぜひちょっと検討していただけませんか、ちょっと。今、ここで結論は無理でしょうけど、一応見直しをして検討してもらうということで御了解願えますか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 見直しをいたします。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 次に、情報通信の有線ラジオについてお伺いをいたします。 まず、きのう5番議員が質問して、副町長の答弁の後に、また何かしゃべろうとしたんですが、私がちょっとかわって次の質問をしたいと思います。 試験的運用でしたか、何かそういうことをやりますと次の契約まで言われました。それで、仮契約なんだろうかというのを聞きたかったということと、あともう一つは、その間料金が発生するんですかっていうことをちょっと御答弁願えればと思います。 ○議長(長濵博君) 副町長。 ◎副町長(壱岐健一君) 昨日、髙野議員の情報通信網基盤整備についての質問の中で、いわゆる完成までの期間についての運用について答弁をさせていただきました。 いわゆる試験運用の部分というのは、IP告知放送と町内無料のIP電話、この部分が試験放送という考え方になります。 それから、ひかり電話と光インターネットサービス、こちらは本運用ということになります。説明不足の点がございましたことをお詫び申し上げます。 なお、詳細につきましては、まちおこし政策課長からお答えをさせていただきます。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 今回の施設につきましては、昨日もお話しましたとおり、新富町が引き受けた時点で新富町のものになるということになります。そのタイミングはどこなのかというのは、まだ今、防衛省と話しているところですけども、そこを踏まえながらなっていくわけですが、当然、現在、ひかり電話、現状の電話があります。これをひかり電話にかえるという形になってきます。当然、これは、6,907戸一編にすることはできません。それで、8月から1月末までをもって、この切りかえを行っていくという形になっていきます。 その間のことで、電話については、メタルから光の線に変わっていくということで、そのまま使用料についてはひかり電話の料金という形で運用していくということになります。 インターネットも同じようになるわけで、当然この新富町は、今回整備する範囲というのはNTTの一番近いとこでいけば、そこの役場の側にあります局舎から各個人までの間、基本的に言うと、この間が、新富町が整備する間です。 ひかり電話についても、また光インターネットについても、その先があるわけですね、ずっとですね。だから、そういうとこがありますので、その辺については、ちゃんとそちらのほうの料金が発生するということで、今回はそういう仕分けで新富町と施工業者であるNTT西日本、それから西日本電信電話株式会社として覚書を結んで、この区間の運用をしていこうということで進めております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) じゃ、金額はまだ決まってなくて、8月ぐらいまでに決まるということでいいんですか、認識は。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) この間につきましては、当然、施設の管理とか、そういう保守の部分が出てきます。これについては、NTT西日本九州が、この間の施設の管理費、保守を支払うことで、この間は新富町に請求はないという形で運用しようということで覚書を交わしていくということになります。 ◆議員(下村豊君) 個人はですね。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 個人はですね、ひかり電話と光インターネットについては、個人は使用料の請求は来ます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) その金額は、この出とるとおりなんですか。今までのとおりでいいんですか。了解、このとおりですね。はい、わかりました。 次の質問に入ります。 事業の申し込み世帯数ということで、今後の見通しということで御質問いたしました。 私は、実はこの有線ラジオの契約、私は反対しました。覚えてらっしゃると思います。反対した理由は2つありまして、一つは、停電時に機能しないと、端末が、IP告知端末が機能しないということが大きな防災に対する逆行であるということで、私はこれには、この理由が一つ。 もう一つは、じゃ今後どういう希望がいろんな事業に活用できるのかというのがまだ未定と、この2つで見切り発車したということで、本当にこれでいいんだろうかということで私は反対しました。 しかしながら、議会としては議決しましたので、それに従おうと思っております。したがって、きょう一般質問が終わったら申し込みをしようかなと(笑声)思ってます。そういうことなんですね。やっぱり、誰かが反対してちゃんと意見を言っておかないと、みんな丸々賛成だったら、「お前ら、ばかだ」と言われるんで、そこだけはちゃんと言わしてもらいます。 したがって、私が今言ったようなことはちゃんと対策をとって100%にできるように努力をしていただきたいと思います。 それで、次に入りますが、申し込み数、きのう小嶋議員に言いましたと言いましたけど、スタートから、例えばこう申し込み世帯数が徐々にふえてるとか、こう減ってるとか、そういうトレンドはどうなんでしょうか、お伺いします。(「波ですか」と呼ぶ者あり)波というか、このようになってきたとか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 最初の新富町下のほうにNTTの受付窓口があります。ここで、3月から説明会を入りまして、ずっとやってきました。説明会を行っている間は、やはりその反応がありまして、1日机をふやさないかんというぐらいの受け付け状況でした。 現在は、少し低調でございますが、今後新富町としてはもう一回その辺をPR、その辺もしながら広報していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) その申し込みの推進というんですか、それは町がもう全然やらないで全て契約の中で、NTTがやるんだよという契約なのか、町も一緒に努力をするという意気込みなのか、そこはどうなんでしょうか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 町も一緒にやろうという形になっております。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) じゃ、町はどのような活動をされているかお伺いをいたします。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 新富町では、全域に新富町とNTTと最初のがですね、3月からずっと説明会に回っております。あと、お知らせ版等でも広報をしているところです。 今回、昨日発送しましたお知らせ版のほうにも、また案内文、お知らせを出しているところです。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) これで大丈夫ですか。町長は全世帯を目標にしていますってさっき答弁されましたよね。もう6カ月ですよ、6月。あと半年しかない。けつに火がつかないですよ、けつに火がついて、町長みずから動いてくださいよ、町内回って、あと半分あるんでしょ。私の試算からすると、毎日、職員の方50名出たとする。で、10軒回ったとする。そしたら五六、三十でしょ。1週間で済むんですよ。毎日5時から全員出て、入ってないところに、家に行ってお伺いに行く。 そして、町長がさっき言ったじゃないですか、阿萬議員のときに、熱くしゃべられたじゃないですか、あれを伝えてくださいよ、職員の皆さんも。そうしたら、皆さん入りますよ。何が原因で入らないのかって、すぐわかるでしょ、1週間で。そういう発想ないんですか。紙も配ってます、何やってますって、もうそんな時期じゃないんですよ。6月でいったらもう終わりでしょ。それで52%ですよ。そんなに言うこととやってることは、全然私は理解できないんですよ。 だから、もうけつに火がついたような感じで動いてくださいよ。私たち議会は議決したんですよ。その責任の重さを全然、伝わってきません、私たちには。これは、契約不履行になったらどうなるんですか、新富町がもたなくてはいけなくたるんですよ。本当に気合を入れてやってもらわんと、16億を。 だから、私は慎重に反対したんですよ。本当にこれ、理由がわからない、なぜ入らないか。そういうこと、お願いしますよ、ほんと、責任者として、町長どうですか、自分みずからやっていただく気はないんですか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) もう、言われるとおりです。 ただ、もう検討もしてます。それをやろうとしました。ただ、受け入れる業者が、もう少し待ってくださいと、自助努力をさせてくださいということでございます。 ですから、もうそういう体制をするということで、こちらも検討しています。職員を動員してやるという決意を持って、ただ、やり方について施工業者と作業一般の人に一緒にやるということで、そういう話の中で、もう少し時間をくださいということがございまして、まだそこに至っていないとこです。それをやるということは、計画をして必ずやって全戸を回るということ、全戸じゃない、失礼しました、未申し込み者、これにつきましては、全て職員で対応するということはいたします。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 強い決意をいただきましたので、ぜひ成功してください。お願いします。 それから、もう事業の申し込みは、これで100%いくという確信を私は持ちましたので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それから、各工事の引き込みにつきましては、私も気になったんで質問したんですが、若い兄ちゃんが来て「承諾書を書いてください」って来たんですね。で、「何するんだ」って言ったら、「各線が地権者のところに、電柱が地権者にあるところは承諾書もらってます」と来たんですよ。私のところは、ちょうど角地っていうか、もう一番こっちの外側なんで別に土地に入らなくてできるんですね、バケット持って。今まで、NTTも九電も来たことないし、「いや、いらないよ、いいよ」って帰ったんだけど、こういう地権者のところを事業者が一軒一軒回ってやったって人件費もかかるっていうような気がするんですよね。ちゃんと契約の中に入ってると思うんですよ。だから、無駄なことはしないでほしいな、有効にしてほしいなちゅうことで質問しただけでありますので、頭のどこかに入れとっていただければと思います。 それから、3つ目ですね、3メニュー以外の検討については、今後検討でしたね。だから、これも今後じゃなくて、その調査に合わせて、今後どうするかということを検討してもらわなきゃいけないんですが、案はありますか。決定じゃなくても、こういう対策案があるんだけどという案がありましたら教えていただいたいと思います。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 老人の見守りという観点からしますと、そこ辺を、このIP告知放送機器は有効な機械です。その辺については、今後検討する価値はあるということで、検討したいと思っているとこです。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 見守りの事業をするということで無料にするか、そういうことでしょうか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) ここで、そういう形を出しますと、先ほどのスカイパークでもありましたように、ここじゃないかという形になりますので、もうこれ以上の事柄については控えさせていただきます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) じゃ、心配しなくてよろしいでしょうか。それだけ聞かせてください。 ○議長(長濵博君) 副町長。 ◎副町長(壱岐健一君) 最初に説明会いたしましたときに、今回の特徴といたしまして前々から商工会等からも要望が出ておりました、いわゆる町内ネットワーク網が自由に使える施設であるという、ここが非常に今回の町内全世帯に結構通信網が行くということが重要なことであるというふうに理解をしているんですけども、そういった町内ネットワークを活用して、いろんな行政サービスなり、そういったものが今後は考えられる。 ただし、これらについては、新たなシステム構築費用等が当然いります。ですから、個人の方がどこまで負担をしていただくのか、あるいは公共としてこういった部分については公共サービスとしてやっていいのではないか、そういったこともひっくるめまして、この情報通信網の町内活用については、今後研究をする課題であるというふうに理解をいただければありがたいと思います。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 副町長のおっしゃることはわかります。 私が申し上げたいのは、IP告知放送だけでいいよと、あといらないという人が心配なんですね。こういう問題をどうしますかという話が一番大きいと思うんですけど、これについては、当初から問題点として把握されてたのか、説明会以後把握したのか、教えてください。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 基本的に、提案のときから、その電話はセットですよ、電話か、じゃインターネットセットですよという提案がありました。その中では、電話のない世帯というのは少ないだろうという認識で我々はおったところです。これは事実です。やっぱ、この設備では、やはり電話代を、最終的に電話代とかだけは出してもらわないかんというのが、今前提になっておりますので、そういう認識で我々は今おります。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) わかってたら対応できるんですもんね。なかなかこういうものはやってみないとわからないということがあるんですけど、プロポーザルなんで抜けがあるのかもしれませんね。それで、ここもしっかり検討して実のあるものになるようにやっていただきたいと思います。 次に、4点目の防災無線にかわるものということで、そのとおりということで説明を受けました。これ、いい悪いじゃないんですが、先日NHKの特集見てましたら、山口県防府市が2年ぐらい前でしょうか、豪雨で流されましたよね。そのときに高齢者施設か流されて亡くなったりした人がおられますが、その教訓として、あの町は屋外局しかなかったと、スピーカーしか。だから、聞えなかったと、雨が降ったらと、いうことらしいですよ。で、どうしたかちゅうたら、今、再策をしているのは、こういう防災無線ラジオをお申込みくださいって、やってました、テレビで。これがおもしろいんですよ。お金がいるんですよ、一世帯2,000円出してくださいと、あとは市が補助しますとなってます。 うちなんか、金も出さなくてもいいし、いいものがついているんですよ、今、防災無線の。これ防災無線でも、ただ通常の行政放送とかないんです。定期的に毎週火曜日だったかな、5分間だけ通電しますと。それで、つながってるかどうか、確認を願いますと。 今、本当、お粗末なんですよ、よそは。75歳以上とか、そういう人たちは全部無料ですけども、防府市が約12万人、5万5,000世帯あります。だから、お金がないんで、こういう施設ができないんです。北九州市も言ってました。各家庭には個別受信機はありません。すごい台数なんで、金かからんですよね、だからできないんです。 うちは、わざわざある防災行政無線の子機をはずしてインターネットに入れてるんですよ。光ファイバーつないでやってるんですよ、わざわざはずして。それも停電時は使えないIP告知に変えてるんですよ。そういうところを指摘されたら、町長責任とれませんよ。そういうことをしっかりわかってないと、屋外局をふやしますとか、メールがありましたって。これ、うちのやつは防災計画とのリンクはどうなってるんでしょうかね。この防災無線の子機のやつは、うたってないんでしょうか、全然、防災計画には、お伺いします。 ○議長(長濵博君) 防災基地対策課長。 ◎防災基地対策課長今村行信君) 今、資料を持ってきてないもんですから、後で報告ということでよろしいでしょうか。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 報告いりません。自分で見ます。 恐らく、書いてないと思うんですよ、そこまでは。だけど、やはり、じゃ誰の権限でIP告知端末をはずして、そのIP告知をつけるって、誰が責任をとるんですか、これ。難しいですよ、ある事業を防災無線の屋外局に来てるわけですね、国・県ずっと防災行政無線のつながりがあるか、これはなくしてできない。だけど、子機ははずしましたと。これ、やっておるわけですよね。だから、この辺も、もし防災計画に書いてあったらまずいんで、書いてないことを祈るんですけども、その辺も調べる必要があるのかなってちょっと気になったもんで質問しました。 だから、うちはいろいろ恵まれてるんだと、よそは防災関係は今からだと言うんですよ。うちは逆行してるんですからね。緊急時に声で聞けるやつを聞えないようにしてるわけですから。ここだけは何とか対策をとらないかんですよ。そして、屋外局をふやしたって絶対聞えません、台風のときなんか。これは防府市の例ですから。この辺を認識しておいていただきたいということであります。町長、いかがですか、この辺は。どう思われますか、私の質問に対して。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) いろんな御指摘をいただいております。非常時にどのような伝達方法をするかということをしっかりやらなくちゃいけないと思います。 全国的な取り組み、それから町としての取り組み、そういったものをやっぱりリンクっていいますか、重ね合わせながら情報手段の提供をすべきであるというふうに思っていますので、いろんな手段を今後研究してまいりたいと思います。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) ぜひ、町民の安全・安心と言われてますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 最後に、スカイパーク構想でありますが、23年の10月7日、全協で御説明いただきました基本構想・基本計画口蹄疫ファンド事業ということでありますが、これの契約はいつごろで、私、インターネットでホームページ見たんですが、契約出てきてないんですよね。だから、どういう契約形態なのと、あと金額を教えてください。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) これにつきましては、2月1日に契約をしております。これは、指名プロポーザルによって業者選定がされて2月1日に契約し、工期としましては、24年2月1日から25年3月28日の工期で行っております。契約金額は495万6,000円です。 以上です。 済いません、その後、工期変更をしまして、いいですね、済いません、大丈夫です、合ってます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 約500万円かかってるんですね。だから、僕が思ったのは、町長が余り夢を語られない人なんで、初めてこれが形になってきたかなって気がして、評価してるんですけども、ただ評価できない部分がちょっとあったんで、後で言いますが、これを冊数で何冊ぐらいつくってどこに配っているんですか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 概要版を200部、今つくっております。 議員の皆さん、それから課長に配っております。構想製本を70部つくっております。 以上です。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) これは、要は町長とか皆さんの思いが紙に、ペーパーになったということで、私は認識してるんですが、これは強制力とかを位置づけ、制定、どういう強制力を持つんですか。 ただ、これから行政進める上の中の準拠として、ただ定めたんだというものなのか、町長が決裁したものなのか、この位置づけがちょっとわからないんで教えていただけますか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 今回の、これは基本構想ということで、新富町が、このスカイパークというテーマで新富町の地域振興をどのような形で行うかということの方向性とイメージを表しているというふうに私は考えております。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) これ、誰がオーソライズしたんですか。誰の責任でいてオーソライズされたんですか、それ。 ただ、何にもなくてただつくっただけですか。誰の責任において制定するんですか、これ。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) これは、当然、いろんな協議をしながら最終的に町長まで決裁をもらって完成されております。ですから、誰の責任でというそのあれですが、そういう中で、計画の中で、みんな町の中で協議されて完成されたものというふうに認識であります。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) だから、町長が決裁されたんでしょって、町長の責任でしょっていうことです、そうですね。 じゃ、続けていきます。じゃ、町長が決裁したやつが、我々がいただいて1週間もたたないうちに全協で空の拠点の変更がありました、変えますと。何のためのこれですか。権威のない、簡単に変えられるものなんですか、そんなに。空の拠点、基地どこって協議して懸念がありましたので変えますって、信じられません、私はそんな計画、この基本構想って。その、あれ読んでくださいよ、なぜ基地が懸念持ってんのか。 ○議長(長濵博君) まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) この件については、新富町としましても、基地と以前から協議はしております。その中で、前も話しましたが、これはイメージです、ここですよという、ここですよ、絶対ここですよという話ではありません。これイメージですよという話でしてきております。 視察であそこに行ってもらっておりますが、その中で、我々としても最初に位置づけていた位置がいいだろうということで話し合いはしてきております。その中で、最終的に話をした中で、これは将来的にいろんな問題が出てきますということでしたので、では、そのことについて、じゃ後で問題が起こるような場所を回避しましょうということで、今回この場所の変更をしたところです。 以上です。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) その問題を教えてくださいって。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) これについては、基地と協議はしてきております。 ただ、基地の言い方が、なかなか難しい言い方をされてます。それは、私の口から言えません。ですから、こういう形の中で町として変更を決断したんです。基地がここはだめですよと言ってるわけじゃないんです。こういう懸念が先々出る可能性がありますよと、そうした場合に、基地としてはこういう対応をしますよと。そういうことなんですよ。だから、それは口として言えません。 だから、そうしたら町としては、そうしたら場所を変えましょうということで基地と話をしてるんですよ。だから、ここがだめだとは、一言も言ってないんですよ、ここがだめだというのは。だけど、こうした場合は、後で基地はこういう対応をしますよというのを、だからなんですよ。 だから、最初からだめじゃないんです。最初、こういうことになるけど、それはしょうがない。だけど、その将来もわかりません、わかりませんて、ということなんですよ。 先ほど、これは言えません。言えないんですよ。(「言えないんですか」と呼ぶ者あり)だから、具体的なことは言えない、それが何かっていうのは。だから、うまく基地と話しながらこうなってるんです。だから、うちが譲歩したんです。譲歩ちゅうか、譲歩といいますかね。だから、そういうこう話をしてきてたから、こういうことに該当したとうことになってるんですよ。だから、これを詳しくはなかなか言えない部分がございます。 ですから、どうしてもこの、こういう場所変更は、最初つくったときはこれで進めてたんです。高さも、こういう高さだったらいいだろうという話もさせてもらってます。だから、後でそういうふうな、こういう決断をしなくちゃいけないということでなってきております。 ですから、基地とは、うまく私は話をしてきているというふうに思ってます。そういう中で、町としてこういう変更をせざるを得なかったということを御理解いただきたいというように思っております。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 町長は、じゃ司令とどれぐらいまで、何回ぐらい話されたですか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 前司令とも話をして、前じゃない、前々司令と話をしてきております、前々ですよ。今の司令、その前の、その前の司令から話をしてきております。そういう話をしてきて、いろんな話をしたときに当然、基地のいろんなことから、司令も来ております。 しかし、こういうことで説明してますよという話までしております。だから、それを私はしておりますよ。全然してないことはありません。そういう話を今もしております。 ただ、こう最終的にこういうことになっておる。そういう話は、実際にしてきて、こういう形、こういう流れになってきているということでございます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) じゃ、そういう昔から話されてるんだったら、この、それの拠点がここにある自体がおかしいじゃないですか、もう変わってこないんです。その前から、無理だ、無理だって向こうが言ってんだったら変えなきゃいいでしょ。何でそれをつくってて、1週間ぐらいで変わるんですか、ぼくはわかりますよ、言ってることは、向こうの。だけど、それは、ただここだって、決まりじゃないんだと言われても、1週間ぐらいでコロっと変えられたら我々は、これ何だろうと思うんですよ、位置づけが。最初から空欄にすればいいんじゃないですか、わからんて、どこになるか。 僕はわかりましたよ、だから、向こうの言い分は。だから、見えないようにするとか、具体的に言いますけど、こっちも土地を下げればいいんだから、ある程度ね、高くつくらんで中が見えるように最初から土地をもっと下げりゃええじゃないですか。そうしたら、全然基地の中見えないんだから、あそこ作れるでしょ。そういうアイデアはないんですか。ここは、そのままにすると向こうは中が見えるから、問題なんですよ、警備とか。だけど、町の発展には、あそこでないとだめなんですよ。あんな眺鷲台辺じゃ、何にもならない、あったって。どうですか、町長、私の意見に。 ○議長(長濵博君) 土屋町長
    ◎町長(土屋良文君) 中味が違うと思います、はい。中身が違うと思います。ですから、高さまで言いながら、高くなければいいという声はあそこでしてたんです。だから、そういう話はしてたんです。だから、進められたんです、あそこで。(発言する者あり)だから、そこは言えませんて。だから、それは御理解ください。だから、あそこは、私たちもベターと一番いいとこだということで話を進めさせてもらっています。 だけど、将来的にこういうことになったら、こういうなりますよというところに、するとは言ってないんですよ、基地も。(「そうでしょ」と呼ぶ者あり)だけど、そういうことになった場合はそういうことは対応させてもらいますということになるということの中でこういうふうな形をとらさせてもらったということでございます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) 水かけ論なんでしょうがないんで、何ですか、アドバイザーとか今度入れられるじゃないですか、補正組んで。ああいう中でもんでくださいよ。あそこら辺なかったらお客さん来ませんよ。眺鷲台で逆向きに飛行機が上がって誰が見えるんですか。なぜ、真ん中なんだと、もう考えてくださいよ。 で、うちはうちの言い分でやって、ちゃんと町民として新富町の代表としてやればいいじゃないですか。私は別に向こうのOBだけど、町のためにやるのはいいと思いますよ。防衛省は防衛省で対策をとれば、それで。あそこを利用するとおっしゃったのは町長じゃないですか。だから真ん中が一番ですよ。いかがですか、町長。まだ、やる気ありますか。 ○議長(長濵博君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) もう、議員が言われるとおりです。町として、私の考えもそうですので。ただ、将来的にわたってベターな場所でしなくちゃいけないかなということで、考えなくちゃいけないというように思ってます。 ○議長(長濵博君) 8番、下村豊議員。 ◆議員(下村豊君) わかりました。町長も苦労されてるんでしょうけど、みんなでやりましょうよ、本当に。せっかくこれができて、期待してたのに、最初から何かこうずっこけて、僕はがっかりしてるんですけど、苦労はかわるんですけど、相談してくださいよ、みんなに、アイデア出して。 ぜひ、頑張っていただきたいと思います。終わります。 ○議長(長濵博君) 以上で本日の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(長濵博君) 本日の議事日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。お疲れ様でした。 ◎事務局長(井上透君) 起立、礼。午後4時08分散会──────────────────────────────...