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09月12日-02号

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  1. 新富町議会 2006-09-12
    09月12日-02号


    取得元: 新富町議会公式サイト
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    平成 18年 第07回定例会(09月)──────────────────────────────────────平成18年 第7回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第2日)                           平成18年9月12日(火曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第2号)                       平成18年9月12日 午前10時00分開議    日程第1 議案第44号 平成18年度新富町一般会計補正予算について         議案第45号 平成18年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について         議案第46号 平成18年度新富町介護保険特別会計補正予算について         議案第47号 平成18年度新富町水道事業会計補正予算について         議案第48号 平成17年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について         議案第49号 平成17年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第50号 平成17年度新富町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第51号 平成17年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第52号 平成17年度新富町土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第53号 平成17年度新富町水道事業会計決算の認定について         議案第54号 新富町住民基本台帳カード利用条例の制定について         議案第55号 新富都市計画事業上富田北地区土地区画整理事業施行条例の一部改正について         議案第56号 新富町国民健康保険条例の一部改正について         議案第57号 上富田北地区土地区画整理事業に伴う町の区域の設定及び変更について──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 議案第44号 平成18年度新富町一般会計補正予算について         議案第45号 平成18年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について         議案第46号 平成18年度新富町介護保険特別会計補正予算について         議案第47号 平成18年度新富町水道事業会計補正予算について         議案第48号 平成17年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について         議案第49号 平成17年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第50号 平成17年度新富町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第51号 平成17年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第52号 平成17年度新富町土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について         議案第53号 平成17年度新富町水道事業会計決算の認定について         議案第54号 新富町住民基本台帳カード利用条例の制定について         議案第55号 新富都市計画事業上富田北地区土地区画整理事業施行条例の一部改正について         議案第56号 新富町国民健康保険条例の一部改正について         議案第57号 上富田北地区土地区画整理事業に伴う町の区域の設定及び変更について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 倉永 公交君       2番 河野 國夫君3番 東  恒則君       5番 小嶋 崇嗣君6番 長濵  博君       7番 永友 繁喜君8番 井上 之暉君       10番 倉永 芳明君11番 比江島義秋君       12番 三浦 千尋君13番 城  吉信君       14番 児玉 義雄君15番 櫻井 盛生君       16番 大西八重子さん17番 吉岡 喜徳君       18番 吉田 貴行君19番 宮本 信吾君       20番 阿萬登喜夫君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 岸上 邦彦君       書記 内田 実利君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 土屋 良文君  助役 …………………… 壱岐 健一君収入役 ………………… 長友 忠重君行財政対策監財政課長兼務) ………………………………………… 長友 末文君総合調整監基地対策課長兼務) ……………………………………… 宮崎  悟君総務課長 ……………… 倉永 正和君  企画商工課長 ………… 富岡  啓君税務課長 ……………… 高正 静夫君  町民課長 ……………… 三浦 秀一君福祉保健課長 ………… 長友 光幸君  生活環境課長 ………… 川口 弘克君建設課長 ……………… 平郡 和博君  都市計画課長 ………… 図師  勉君農業振興課長 ………… 富田 次男君  農村整備課長 ………… 宝﨑 光明君水道課長 ……………… 清  美幸君  会計課長 ……………… 斉田 芳文君新田支所長 …………… 松浦 新一君  市町村合併研究室長 … 井上  透君代表監査委員 ………… 三宅 照美君  教育長 ………………… 下村 喜秋君教育総務課長 ………… 比江島年見君  社会教育課長 ………… 斉藤 久明君文化振興課長 ………… 杉田 伸子さん 農業委員会事務局長 … 緒方 成年君──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(倉永公交君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおり、議案に対する総体質疑となっています。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第44号~議案第57号 ○議長(倉永公交君) 日程第1、議案第44号平成18年度新富町一般会計補正予算についてから、議案第57号上富田北地区土地区画整理事業に伴う町の区域の設定及び変更についてまで、以上14議案を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。2番、河野國夫君。 ◆議員(河野國夫君) 議案第44号新富町一般会計補正予算の中から質問させていただきます。 16ページ、節の18ですね、部品購入費ですが、ベビーシート外とありますが、取り付ける場所が決まっていればお伺いしたいと思います。 それと、次に、30ページになりますが、節の19強い農業づくり交付金米産地競争力強化整備として1億2,971万円余り上げてありますが、これは大変大きな金額でありますが、どんな内容のものかお伺いしたいと思います。 それと、次のページになりますが、31ページですね。節の15土地改良事業竹渕地区制水ゲート設置工事として397万5,000円上げてありますが、これはどういうものか伺いたいと思います。 以上であります。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) それぞれ担当課長に説明をいたさせます。 ○議長(倉永公交君) 財政課長。 ◎行財政対策監財政課長兼務) 御質問のベビーシート取り付け場所の関係ですが、これは本庁の保健相談センターのトイレに取り付けようとするものでございます。 ○議長(倉永公交君) 農業振興課長。 ◎農業振興課長(富田次男君) 河野議員の質問にお答えをいたします。 お尋ねの件でありますが、これは児湯農業協同組合が事業主体となって行いますライスセンターの機能更新でございます。これは富田町にございますライスセンターですが、現在の施設が昭和47年あるいは50年に建設をされたものということでございまして、30年を経過しておるような施設でございます。今回そういう機能更新をいたしましてうまい米づくりをしていきたいということのようでございます。総事業費が2億8,376万6,000円でございます。これ補助金がそこに書いてございますが、これ県費、新規事業一覧には県費になっておりますが、県を通じての事業でございますけども、国費のみの補助1億2,971万1,000円ということになっております。 主な施設の整備でございますけれども、現在受け入れの能力が時間20トンの処理能力のものを時間30トン、あるいは籾すり機を1台を2台にすると、遠赤外線の乾燥機を導入するというようなことで最新の設備をしようとするものでございます。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(宝﨑光明君) 竹渕地区制水ゲートについてでございますが、豪雨時に金丸用水路が排水路となっておりますので、そこを竹渕地区のところでゲートを設置しまして、下流の方の被害を軽減させようということで設置するものであります。 以上、お答えします。 ○議長(倉永公交君) 2番、河野國夫君。 ◆議員(河野國夫君) ベビーシートの件ですが、これは本当に大変いいことだと私も考えております。今後、いろいろな公共施設、公共の場において設置したいと思いますが、そういう計画はありませんか。伺いします。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) ただいまのベビーシートの件ですが、実は保健相談センターに今回設置をいたしますが、これにつきましては保健相談センターでいろいろな健診を実施いたします。その健診を実施するときにお子さんを連れてくる場合があると。子供さん、赤ちゃんをですね。そういった状況にありますので、今回保健相談センターに設置をしようということでございます。 したがいまして、いろんなことで子供さんを連れて来る場合に、どうしても子供さんを手から離さなくてはいけない状態、そういったものが生じた場合に必要であるということで今回設置するわけでございます。 ほかの施設、公共施設等でそういったものが考えられる場合につきましては、今後検討しなくちゃあいけないというふうに思っておりますが、とりあえず保健相談センターに設置をさせていただきたいと思います。 ○議長(倉永公交君) 15番、櫻井盛生君。 ◆議員(櫻井盛生君) 議案第44号と、それから平成17年度一般会計審査意見書に基づいて、ちょっと御質問をさしていただきたいというふうに思うとこであります。 まず、議案第44号について、今話が出ました金丸用水の防災用の制水ゲートの設置ですね。これはどういう形で設置しようというふうに考えられたのか、その経緯をちょっと教えていただきたいというふうに思うところであります。 それから、17年度の一般会計決算審査意見書で、大変褒めておるように感じられておるところが、「13年度以降黒字を維持している」ということが書いてありますが、実際は町債を発行して借金をして、基金を取り崩してと、あまりいいような中身じゃないんだけど意外と褒めておられるなというところがあるわけであります。 ほんで次の表で、2ページのところでありますけれども、財政力指数が1に近いほどいいというふうに言われておりますが新富町の場合には0.44と、それから経常収支比率も70%程度が望ましいということでありますが84.3%、それから公債比率が10%以下が望ましいということで、大変な15.3%ということでなっております。それから、実質収支比率も3から5%が望ましいいうところが8%になっております。 これらの数字をとらえて、町はどのように感じて今後どういうふうにしていかれるおつもりがあられるのか、その辺をお聞かせいただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長
    ◎町長(土屋良文君) 竹渕の制水ゲートにつきましては担当課長に説明をいたさせます。 2問目の町の指標、指数についての御質問でございます。ただいま櫻井議員が言われたとおりでございます。その財政力指数は1に近い方がいい。また、経常収支比率につきましても70%が望ましいという数値がございます。 したがいまして、その数値からするとそれよりか結果的に悪いような数字になってる部分もございます。ただ、財政力指数というのはそれぞれの市町村の力を示す数値でございます。 したがいまして、この数字につきましては少しずつでありますが伸びております。それだけ新富町はいろんな事業に取り組む力があるというふうに御理解をいただければと思っております。 経常収支比率でございます。これは一般的な財源、何でも使える財源というのが大きいほどこれは数字が70%に近くなるわけでございますが、御存じ承知のように国からの交付税、それから三位一体の関係ということで、自由に使える金、そういったものが減少しているのはたしかでございます。その中でいかに効率的に、自由に使える金を運用するかということになってくるかと思っています。これが今後は行財政改革を実施しながら歳出を極力抑え財政運営をしなくちゃいけないというふうに思っております。 それから、公債費でございます。公債費は何でも使えるわけではございません。ある特定な目的がありまして、その特定な事業について起債をするということでございます。 ただ、今交付税の措置の関係で自由に使える金も一部入ってきております。しかし、これは最終的には減る方がいいんですが、借りれるうちは借りることも必要だと思っています。というのは財政を、財源を考えたときに持ち合わせの金がなければ借金をしなくちゃあいけないということです。ですけど事業を選択しながら、これは起債というのは必要というふうに思っております。ただし、一定の部分を超えないような範囲の中でやらなくちゃあいけないと思っています。 これからも新富町は、今し尿処理場を建設いたしております。今後も学校の改築、大きな事業も出てきております。そういうのを見定めながらやらなくちゃあいけない。ただ、財政的なこの指標、数値が大きく悪化をするような財政運営はあってはいけないというふうに思っております。そして、財政調整基金、そういったものを活用しながら財政運営をしなくちゃあいけないと思っています。 今後も行財政改革を実施しながら極力歳出を抑え、そして町民サービスが滞らないような形の中で財政運営をし、しかも指標数値につきましてもできるだけいい数値にしたいというふうに努力しながらやってまいりたいというふうに思っておりますので、そのように御理解をいただければと思っております。 ○議長(倉永公交君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(宝﨑光明君) 制水ゲートの関係ですけども、これにつきましては豪雨時に金丸用水路が排水路となりまして、下流域、中須、それと淡水関係の大渕、今町、そのあたりの全部の被害が拡大しておるという状況であります。よってこの制水ゲートを設置しまして、この被害を軽減させていきたいということで、県と協議をしまして制水ゲートをつけるようにしております。 以上であります。 ○議長(倉永公交君) 15番、櫻井盛生君。 ◆議員(櫻井盛生君) まず、農地防災の制水ゲートでありますが、経緯についてはそういうことだという話でありますが、私が聞いておるのはやっぱり県議が動いて、そしてそれをもう即座に対応したということが真実ではないかというふうに私は考えておるとこであります。 それで、実は、この問題につきましては我々も相談を受けておったわけであります。相談の中で、これは制水した場合にだれが制水の責任を持つのかなあと。そして制水した場合の二次被害の可能性はないのかなあと。それから、効果が期待できるのかなあといろいろ心配もしまして、実はある議員も役場に相談したら、ちょっと無理だよというような話もあったやに聞いておりますが、そういう状況で保留しておったものが一転してやるようになったと。それで、我々は全然知らない間にそういうことがあっておると。それはいいことでありますので、いいことはどんどん進めていただきたいという考えがありますが、果たして本当にそういうことを考えてやったのか、早急にですね、県議が言ったから早急にもう立ち上げたというふうな状況なのか、その辺はどうなのかをちょっとお聞かせいただきたいと。あまりにもよく先を考えずに立ち上げておるんじゃないかなと。本当に後の管理はどうするのかというとこまで真剣に考えておるのか、二次災害についての研究をしっかりやったのか、その辺をちょっとお聞かせいただきたいというふうに思います。 それから、この一般会計の件でありますが、町長は100点満点の回答をされて、まあ町長に任せりゃあいいかなあというような感じでありますけれども、しかし町長は、行財政改革を全力投球でやっていくということも申し上げておりますので、先ほどの答弁の中でやっぱり財政のこういった指数改正につきましても、おそらく行財政改革と一体のものだというふうに思っておりますので、そういうお考えの中で一所懸命改善に取り組んでいただきたいという思うところであります。2問目は以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 指標、指数につきましてはありがたいお言葉いただきましてありがとうございました。今後もそのような形で町政運営をしてまいりたいというので、ありがとうございます。 竹渕の制水ゲートでございます。櫻井議員がおっしゃいますように県議のお力も借りております。これは地元からの要望がございまして、それを実施する上で困難であったと。 しかしながら、私は新富町の行政を進める上で地元の県議というのは大いに私は協働に、町の発展のために協働でやらなくちゃあいけないと思っております。 したがいまして、県議とは密に連絡をとりながら町のためにできるだけお加勢をいただきたいと思っておりますので、いろんな形の中で意見交換をさせてもらっております。 そして、ことしの7月でございますが、町の課長級と県議とを交えて行政懇談会をさせていただきました。これはやはり新富町のいろんな行政の進め方、これは当然県とか国と協調してやらなくちゃあ到底できないと私は思っております。 したがいまして、地元に県会議員がいらっしゃるのであれば、その方々とともに町政発展のためにやるということはしなくちゃあいけないと思ってますので、これは今後もやらなくちゃあいけないと思ってます。 その中で県議のお話をさせていただきました。そしていろいろな手法も考えていただきました。即このやり方でございません。いろいろなことを考えてみました。地元にとってどういうやり方がいいのか、それから負担にもならないのはどういうやり方が、工法的にも。そういうのをいろいろ勘案しながら出たのが今の施設でございます。 したがいまして、早急にやったというのではございません。当然いろんな研究をしながらやったつもりでございます。ただ、その課程におきまして、私もちょっと知りませんでしたが、町議の皆さんになんか迷惑かけたというのがあるかもしれません。ただ、地元の要望に沿った中でやらなくちゃあいけないと思っております。そして、今もいろんな形でゲートとか樋水、樋門がございます。それの開け閉めの関係でいろいろな災害がおこるというふうな意見も出ているのは事実でございます。 したがいまして、これを設置してですね、地元の水利組合もございますので、また土地改良区もございますので、そういった方々といろいろなお話をさしていただきながら、管理につきましては万全を期さなくちゃあいけないというふうに思っておりますので、そのような形でやってまいりたいと存じますので御理解をいただければと思っております。 ○議長(倉永公交君) 櫻井盛生君。 ◆議員(櫻井盛生君) 平成17年度の一般会計の中身につきましてはもう十分理解いたしましたので、そのような心意気でしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。 なお、竹渕の水門の話ですが、本当に水門つけて効果があるかどうかを検討されたのかなあという。効果がないのにひとつの思いつきみたいで、素人考えで提案したものを、即そのようにしたんじゃないのかなあと。我々は本当にあとの責任だれが、ほんならその水門を止めた結果ですね、逆に二次災害が起こってもいかんなあと。私なんか慎重じゃないといかんと考えてですね、実際私らも頼まれた経緯があるんです。それを何とかしてくださいという経緯があって、しかし私は、これはよくよく研究しないと、これは地区からの盛り上がりであればいいけど個人でいろいろ言ってきても、これはちょっと難しいんじゃないかなあと、やっぱ住民の意向はどうなんかなあと。まあその辺も非常に心配して実際保留にしていた面があるわけですね。だから、そういうこともしっかり検討して、やっぱり実施していただきたいと思います。 なお、県議の利用については町長がおっしゃるとおりだと思います。そりゃあもうおる以上ですね、県議である以上一所懸命やってもらわんといかんのは事実であります。 ただ、県議が言ったら即やるとかですね、そういう話で、町議が言ったらなかなかやらんとかですね、やっぱり役場の姿勢も議員を軽視しておる面もあるんじゃないかなあと。 区長を通しておるかという話もあるんですね。区長を通すって、議会はそういったものをやっぱり町民代表としていろんな問題を町政に言う、それを改善してもらうやっぱり責任があるんです。議員活動のひとつであります。その議員活動を制限するようなですね、区長に言ってあるかとか、そんな話が平然と役場の職員からも聞こえておると。それは私はあってはならない、議員活動を制限するような発言はあってはならないというふうに私は思っておるんですが、そういうこともございまして、ひとつこの問題につきましてもいいことではあるんだろうなあという感じはしますけど、本当に100%、本当にこれでいいんかなあというふうに考えた場合に、もう少しあまり早急にこれをばたばたとお金だけ使って、実際はああすりゃあよかったなあ、まだあの方法よりいい方法があったんじゃないかなあと、制水よりですよ、いい方法があったんじゃあないかなあと、考えられるかもわかりませんよね。で学者なんかにも聞けばもうちょっといい答えが出るかもしれん。 ただ、住民から要望があった、そして県議に相談したらそれをささっとやってしまうと、それで極端によければいいわけですね。100%回答がよければそれはもう正しいことかもしれません。 しかし、物事をやるんならやっぱり慎重さも必要じゃないかなと、そういうことを考えるとこであります。それらについてですね、別に県議に文句言っとるわけじゃあありませんよ。そういうことじゃなくて、やはり物事はやっぱり慎重にことを進めるべきだということから、言わしていただいたとこであります。 以上お願いします。 ◎町長(土屋良文君) 県議にお願いしましてすべてできるわけじゃあございませんので。今回はできました。だけど県議に相談してもできない部分が多々あると思っております。県道関係もお願いしてますけどなかなか進んでおりません。これはできたということで御理解をいただきたいと思います。 そして、今言われましたように後の運営がやっぱり大事かと思っております。したがいまして、先ほど申し上げましたように地元の水利組合もありますし、また新富土地改良区もございますので、そういった方々と十分な協議をしながら立派に管理ができるようにしてまいりたいと思っておりますので、そのようにさしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(倉永公交君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(宝﨑光明君) 管理につきましては、新富土地改良区と協議をしまして、新富土地改良区が管理をするということで話はついております。 それと、二次災害の件ですけども、ここにつきましては昔樋門等があった経緯があります。それで、放水路等も現在設けてありますので、二次災害の方は堤内ですけども、そこあたりにつきましては豪雨時につきましては水が冠水するという形でありますので、被害は大きく出ないだろうと私は思っておるところです。 それと、被害の軽減ですけども、約4トン程度、ポンプ、大渕の樋門で言いますと約1台分等は軽減できるんではないかと思っております。これで全部被害がなくなりますということは言えないと思います。少しでも被害を軽減させるという目的でこの樋門をつけるということであります。 以上お答えします。 ○議長(倉永公交君) 18番、吉田貴行君。 ◆議員(吉田貴行君) 議案第44号、12ページ、繰越金ですね。これ全額かどうかお伺いしたいと思います。 それと、13ページと18ページもかかわりますけども、ICカード標準システム実証実験事業助成金というのが入っております。これ歳出のことも出ておりますけども、これ出どころはどこなのかと、助成金が。これ雑入で入ってますんで、出どころはどこなのかということと、歳入と歳出で80万円ほど差がありますけども、この理由についてお伺いしたいと思います。 それと、23ページ、これ減額補正でありますけども、障害者福祉計画策定委員会報酬というのが減額されておりますけども、これ中身について改めてちょっとお伺いをしておきたいというふうに思います。 それと、23ページから24ページにかけて委託料が更に上がっておりますので、それぞれの事業の内容について説明を求めたいと思います。 それと、30ページから31ページですね、負担金補助及び交付金ということで、強い農業づくり交付金、元気みやざき園芸産地確立事業補助金、これトンネルみたいにしてきておると、町の持ち出し分もあるということになっております。 ただ、茶適正防除品質向上対策事業補助金というのは、これは町の財源が付いております。 それで、これの考え方ですね。この補助事業には町の財源は付けないと、これは付けるということになっているわけで、これの考え方をちょっと改めてお伺いしたいと思います。 それと、国民健康保険の特別会計の補正予算ですね、の方に移ります。6ページ、これは歳出の方の9ページとの関係もありますけども共同事業交付金、歳出の方では拠出金ということになります。これの出どころですね、出どころ、というのはどうなってるのかと。事業内容については一応町長の説明、議案提案説明で説明されておりますけども、これ中身をもっとちょっと詳しくわかればお願いをしたいというふうに思います。 それと、7ページ、繰越金がありますんで、繰越金はこれは全額かどうかというのを聞きたいというふうに思います。 それと、8ページに、これパソコン購入費が計上されておるというふうになってます。これは国保の一般財源ですから国民健康保険税から支出するということで計上をされております。しかし、直接医療費の支払いにはある意味じゃあ関係ないとパソコンの購入は。思われますので、本来は一般会計から支出をすべきじゃないかというふうに考えます。そこで、町長のこの点についての考え方をお伺いしたいというふうに思います。 次に、介護保険の特別会計補正予算についてお伺いします。 6ページです。これは繰越金が書かれておりますんで繰越金はこれで全額かどうかというのをお伺いしたいと思います。 それと7ページですね、7ページに地域包括支援センター運営協議会委員報酬と地域密着型サービス運営委員会委員報酬というのが計上されております。それで、地域包括支援センターにつきましては来年度も設置するということで準備がされていると思いますので、この地域包括支援センターのその中身、内容ですね、どういうものかということと、この地域密着型サービス、これについても内容について説明を伺いたいというふうに思います。 それと、決算について幾つか質問したいと思います。それと、ちょっと単純なことで申しわけないんですけども、監査委員の決算意見書で23ページに有価証券が載ってます。町の資産ということで。おそらく額面で載っていると思いますんで、これ時価がわかればどれくらいなのかというのをお伺いしたいと思います。 それと、同じ決算で国民健康保険の決算でお伺いしたいと思います。これ総体質疑でも一般質問でもこれから聞いておりますけども、予備費が2,000万円計上されておりまして、決算ですね。結局、全然使ってないという決算状況があります。それで、私は不用な予算は計上すべきではないというふうに思ってますんで、この辺の町長の考え方、川越さんは3,000万円あったのを一応2,000万円に引き下げたわけですけども、私はもっと引き下げてもいいんじゃないかというふうに思いますんで、このことの町長の考え方をお伺いしたいと思います。 それと、保険税の関係で、国民健康保険税の関係で、滞納世帯の推移、短期保険証の交付及び資格証明書の発行の推移。また保険証の未交付世帯があるかどうか、あればその推移を聞きたいと思います。 次に、介護保険の決算でありますけども、サービスの利用率がわかれば、全体の。教えてほしいと思います。それで高い保険料、利用料という中で、本来ここまでサービスが受けられますよということが決まるわけですけども、しかし実際いろんな要因で100%受けないという事態が恐らくあると思うんで実施、サービスの実施率というのがわかればお伺いしたいと思います。 それと、新富町の水道事業決算ですけども、町民負担分の消費税は幾らになっているのかというのをお伺いしたいと思います。 それと、条例の制定ですけども、新富町住民基本台帳カード利用条例の制定について、これ内容をちょっと具体的にお伺いしたいというふうに思います。 また、個人情報の保護についても言われてますんで、どのように個人情報を保護していくのかということについてもお伺いしたいと思います。 次に、新富町国民健康保険条例の一部改正ということで、それだけ高齢者の医療費の負担が2割から3割へと引き上げられるということになってますんで、今回の条例改正に伴って、具体的にはどのような影響が出てくるかということについてお伺いしたいと思います。 最後に、監査委員の決算審査意見書では、まあいろいろ言っておりますけども、一般会計の方で。大体2つのことが結論としてはできると。ひとつは硬直化の問題ということで、これが進んでいるんでやっぱ気をつけなさいよということと、実質収支比率が8%で、3%から5%が望ましいとされているんだけども、これはいわゆるそれよりか上がって、で高い評価をしたいというふうに言われております。 それで、硬直化の問題については私もそうだというふうに思うんですけども、その比率、実質収支比率についてはね一般企業と地方自治体は全く違うわけで、それでわかりやすく言えば2億9,000万円も銭余らせてね、町民のさまざまな要求に応えなかったということになるわけですよね。で、私やっぱり地方自治体っていうのはなるだけプラスマイナス0円というのが望ましいというふうに思います。もちろんいろんな財政事情の問題とかありますけれども、ですから単に財政収支比率が高いから喜ばしいというわけにはいかないというふうに思うんです。  で、町長の見解をお伺いしたいんですけども、大体予算をつくるときに収入は低く見積もって支出は高く見積もるということで予算を組むわけですね、一般的に。ですから不用額がばあっと出てしまうと。不用額の合計が2億9,000万円ということになるわけだけれども、これじゃあ僕はいけないと思うんですよね。なるべく実態に近づけた予算編成をすると。で収支比率も3%から5%が望ましいのであれば、3%程度に抑えるということが一番いいんじゃなかろうかというふうに思うんです。つまりもっと町民のために仕事をすると。しかも自治体というのは営利企業じゃありませんから、頑張って仕事をしたからこれだけ銭をもうけたというのは評価に当たらないと思うんですよね。 ですから、私はその点について町長の見解をお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 基本的なものだけ私が答えさせていただきたいと思います。あとはそれぞれ担当課長にお答えをさせていただきたいと思います。 まず、パソコン購入でございます。国保会計の方で購入するようにいたしております。これは提案理由で御説明を申し上げました、いろいろな事務のやりとりが今のインターネットを通じた形になってきておりまして、県の方から直接送るということで、その機器としてパソコンを購入するということでございます。そしてこれも中身的に情報をしっかりと管理をしなくちゃあいけない。特に保護しなければいけない部分がありますので、中身的にソフト面、そういった面でもちょっと普通のものと違うものになっております。 したがいまして、今回は国保会計の方から支出をさしていただきたいというふうに思っております。 それから、予備費の件でございます。2,000万円予備費を計上いたしまして支出がないということでございます。予備費の考えにつきましては、予算を組む上でどうしても予定をしなかった支出、そういったものが出てくる、そういうものが考えられますし、また予定していた金額以上に支出が出る場合がある、そういったものに対しまして予備費を設定いたしまして、その予備費から充用をするということで予算を組まさしていただいております。この考え方は法律の中では一般会計は設置をしなくてはいけないというふうになっています。特別会計につきましては予備費を設置しないこともできるというような表現になっております。私もいろんな予算を編成する上で、どうしても予期しない事態というのは出てくる。そういうこと想定しながら予算を組まなくてはいけないと思っております。 したがいまして、国保会計につきましても予備費を計上さしていただいているところでございます。 ただ、2,000万円という数字がこれが妥当かということでございますが、予備費についての金額の設定については制約はございません。したがいまして、予算総体の何%が金額的に幾らから幾らですよというのはございません。前回3,000万円から2,000万円ということで減額の計上をしているということでございますが、額的には今後検討しなくちゃあいけない部分があるかもしれません。しかし、予備費の計上につきましては、今後も予想つかない支出というのは考えられますので、今後も予備費につきましては計上さしていただきたいというふうに思っております。 それから、最後の一般会計の歳入歳出の決算の関係で繰越金が2億9,000万円ということで高額でないかということでございます。予算を組む上では適正な歳入を見積もり、そしてそれに見合った歳出を組まなくてはいけないと思っております。そしてその中でいかに住民サービスを満たしていくかということでございます。それで、最終的にどうしても繰越金は出るわけでございます。ただ、単年度収支、それから町の将来的なことを考えた上の財政健全化も図らなくてはいけないというふうに私は思っております。 したがいまして、長期的な展望を見ながら予算については編成をしなくてはいけないと思っています。その中で先程申し上げましたが起債、それから基金、そういったものを十分に活用しながらの歳出執行というのは当然考えなくてはいけないと思っております。 したがいまして、繰越金というのは結局は最終的には一般財源で使用できるわけでございますので次年度以降に使用ができます。そしてまた、繰り越した場合におきましては、法律の中で半分は基金に積みなさいというのもございます。ですからそういったもの勘案しながらやっていかなくちゃあいけないと思っています。 そして、できれば単年度でそういった余裕ができれば、基金の方に積み立てをしながら次年度以降の運用に活用したがいいかなというふうな考えも持っております。したがいまして、長期的な展望の中で財政運営はしなくちゃあいけないと思っております。 ただ、この2億9,000万円ということで今までにない金額が出たということでございます。これにつきまして町民のサービスが低下をしたらいけないというのは重々私もわかっておりますので、今後も財政の運営につきましては町民サービスが停滞をしないような形の中でやらなくちゃあいけないと思っております。そういう考えの中で今後も進めさしていただければというふうに思っております。 あと、項目につきましては担当課長に説明をいたさせます。 ○議長(倉永公交君) 財政課長。 ◎行財政対策監財政課長兼務) 吉田議員御質問の第1問目の繰越金についてでございますが、17年度繰越金は今回補正をしております1億8,883万円をもちまして全額となる予定でございます。 ○議長(倉永公交君) 企画商工課長。 ◎企画商工課長(富岡啓君) 吉田議員の2問目の、13ページ雑入のICカード標準システム実証実験事業補助金ですが、これ総務省の住民基本台帳カード普及促進を受けまして、財団法人地方自治情報センターが行います事業を取り込むということで、これは助成金として取り込みますので雑入で受けるようにしております。 それから、歳出等の金額が合わないがということですが、歳出側の17ページから18ページにかけて諸費の中で組んでおりますが、この中の17ページの時間外手当、それから需用費の消耗品、役務費、それから委託料の2,918万円、合わせまして3,157万8,000円の事業を実施するものでございます。 議案第54号の住基台帳カードの利用条例の制定の中で具体的にということで、まずこの事業で新富町としましては学童の安心・安全システムと避難者情報システムを導入しまして、住民カードの普及と町民サービスの向上を図ろうとしておるものでございまして、学童の安心・安全システムにつきましては、児童がこの住基カードを登下校時に学校に設置してありますICカードリーダーというのを通すことによりまして、子供が何時に学校に登校してきた、と帰りは何時に学校出たっていうのがこの住基カードを読ませることによりまして、あらかじめ登録されてありました親御さんの携帯電話なりパソコンなりにその情報が届くというようなシステムで、そのほかの機能といたしましては学校学級からの通常の連絡とか、それ今SOSネットワーク等でやっております子供の安心・安全情報の配信等も、また学校独自でも利用できるっていうような形になってきます。 それから、あと出席簿の機能等もこれにはついていますので、その管理面でもいいんじゃないかと思っております。 それから、避難者情報システムは、これは住基カードを各避難所においてパソコン上に登録することによりまして、どこどこのだれさんはどこどこの避難所に避難しましたっていう情報を役場の方で集約しまして、これもあらかじめ登録されてるパソコン及び携帯電話等のメールに配信することができますし、遠隔地から今度は新富町のホームページ等にこの避難者情報のリンクを張り付けていく、最終的にはそういうふうになってくると思いますが、その避難者情報を見ることによって、自分とこの両親なりが今どこどこに避難してるよっていうふうな情報がとれるようなシステムでございます。最終的にはこのシステムを導入することによりまして、人的対応による負担軽減と災害時の情報のスピードアップというようなことで、そういう効果を見ております。 以上でございます。 ○議長(倉永公交君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(長友光幸君) 吉田議員の3問目の御質問にお答えしたいと思います。 まず、障害福祉計画策定委員報酬についてでございますけれども、新富町の障害福祉計画基本方針に則しました障害児童サービス等の見込み量、それから障害福祉サービス等の量の確保、そのための方策、地域生活支援事業の実施主体体制、その他必要な事項等を定めました新富町の障害福祉計画を策定するものでございますが、その構成メンバーといたしまして団体の方から3名、それから区長会の方から、それに民生委員の方、医師会、それに文教厚生常任委員会の委員長、それにあゆみの里等々の中の13名で構成メンバーを考えて、この策定に当たりたいというふうに今考えておるところでございます。その中の8名の方の費用が必要になりますので5,200円の2回ということで8万4,000円の予算を計上させていただいているとこでございます。 次に、委託料についてその内容ということでございますが、23ページと24ページにまたがるわけですけれども、まず障害福祉計画の業務ですけれども、マイナスの83万円を計上させていただいているわけでございますけれども、これにつきましては先ほど言いました新富町の障害福祉計画基本方針に則しました同じような内容の検討をして、その必要な事項の新富町の福祉計画を作成するということでございますけれども、これにつきましては児湯の方の高鍋、新富の合同で見積もりの方とって入札を行ったわけでございます。その結果、減額措置というようなことになりましたので、83万円の減額をさせていただいたところでございます。 次に、地域生活支援事業の知的障害者相談事業ですけども、これにつきましては59万1,000円を組まさせていただいておりますけれども、この内容につきましては、知的障害者相談支援事業について市町村の負担を軽くするということから、西都・児湯7市町村の圏域でコーディネーターに相談業務を委託するというものでございます。これにつきましては、1施設当たりが54万5,880円というふうになってるわけですけども、これの6カ月の中で372万5,280円という金額を設けさせていきまして、新富の登録人数でそれを掛けまして、西都・児湯の登録者数で割り戻したところの数字が59万円というような金額で設定をさせていただいておるところでございます。 それから、身体障害者、精神障害者の相談事業ですけれども、これにつきましては身体障害者、精神障害者の相談支援事業に関するサービスの利用計画に関することを、広域でなくて、新富町の社会福祉協議会等に指定相談事業をお願いしていったらというようなことで考えておるところでございますけれども、その中で見ておりますのが、知的障害者の方の20名、それから障害の方の20名、精神の方の10名という形の中で見させていただいて、50名という形で見込んでおりますが、その中の50万円という形の予算でございます。 それから、同じく地域生活支援事業の中の精神障害者専門的相談支援事業でございますけれども、この180万円につきましては現在宮崎のすみよし、社会福祉法人のすみよしというところに3名の方が利用されているわけでございますけれども、そこのところの方に、これは土曜とか日曜とか祭日とか関係なく夜の11時まで専門的な相談に応じていただくというようなことの中から、3名の方の10万円の6カ月というような形の中で180万円を組まさせていただいたところでございます。 それから、障害認定調査委員、委託ですけれども、これの15万2,000円につきましては平成18年の10月1日から地域生活支援事業というものがまた変わるわけでございますけれども、障害者でも専門的な調査の必要があるというようなことの中から、資格取得をした人を知的、それから身体障害者等の程度とか居宅サービス型の、それから施設入所型の聞き取り等をして認定の区分をするため、また審査会等の資料を作成していただくというようなことの中から障害認定調査の委託料を組まさせていただいたところでございます。 以上お答えといたします。 ○議長(倉永公交君) 農業振興課長。 ◎農業振興課長(富田次男君) それでは、吉田議員の6番目の質問にお答えをいたします。 茶の適正防除品質向上対策事業補助金が町の持ち出しではないかという考え方についてということでございます。 まず、この導入の背景ですけれども、食品衛生法が平成18年の5月の29日に改正になりました。基準値以上の農薬が検出された農産物が流通禁止となったわけであります。いわゆるポジティブリストというふうに言われておりますが、この対策のひとつとしまして、農家が取り組まなければならないのが農薬の飛散防止対策ということになります。 茶で言いますと、茶で防除した農薬が隣接の畑の作物に飛散しないという対策をとる必要があるわけでございます。現在茶の防除は常用の防除機で散布をしておりますけれども、飛散率が非常に多いというふうに言われております。 今回これは、実は導入しようといたしますのは、防除機のドリフト低減用のカバーということでございまして、ノズルの上部を覆って飛散を防止しようというものでございます。今回は茶振興会の方で、部会全体で飛散の防止に取り組もうということでございます。 内容につきましては、防除機21台分のカバー、これが1個10万円でございますが、その3分の1を補助しようというものでございます。 それで、町単独の考え方でございますけれども、まず国県の補助に該当すればそれが使えるわけですが、今回は国県の補助に該当しないということでございましたので、町の方は国県の補助以外では町の振興を、農業振興を図る上で先導的あるいは先駆的な事業であると、2つ目に3戸以上の農業者で構成された団体と、3番目に、その他町長が必要と認める事業というようなことを定めまして助成をしていこうということでございます。 この問題につきましては、さきの6月議会でも永友議員の方から、ポジティブリスト制度が導入、制度に伴ってドリフト対策をどうするのかという質問ございました。これに乗ったものでございますが、この茶振興会のように部会挙げて飛散防止に取り組むということは大変意義あることではないかということで町単独として取り組むことといたしました。 以上でございます。 ○議長(倉永公交君) 町民課長。 ◎町民課長(三浦秀一君) 国民健康保険特別会計補正予算の共同事業交付金と共同事業拠出金についてであります。 この保険財政共同安定化事業は、県内市町村国保間の財政安定化を図るために、30万円以上80万円未満の医療費につきまして、県内全市町村が国保連合会に拠出し運営されるものであります。このために交付金も国保連合会からの受け入れになります。交付金額はレセプト1件当たり30万円以上80万円未満の医療費総額から、レセプト1件当たり8万円を差し引いた金額の100分の59に相当する額であります。 拠出金額でありますけども、半額を前々年度及びその直前の2カ年度の医療対象額の合算額で案分し、残りの額を前々年度の被保険者数で案分して算出されるようになっております。 今回のこの事業の補正予算額は、過年度の実績をもとに半年分を算定したものでありまして確定しているものではありません。 なお、この事業は本年10月施行であります。 繰越金でありますけども、繰越金につきましては今回の補正後の残額が1,231万2,000円となります。 次に、国民健康保険証の発行の状況につきまして、平成15年度以降について御報告いたします。 短期保険証としまして平成15年度が117件、平成16年度が81件、平成17年度が114件です。資格者証ですけども、平成15年度が1件、平成16年度が1件、平成17年度が3件となっております。未交付は平成15年度が296件、平成16年度が90件、平成17年度が62件となっております。 次に、住民基本台帳利用条例の個人情報の保護についてであります。写真付きの住民基本台帳カードには生年月日、性別、氏名、住所など必要最小限の情報だけが記載されております。本籍地など、それ以上の個人情報に係ることは記載されません。氏名しか記載されない写真なしのカードもあります。今回の児童、生徒の安心・安全に関する情報を提供するサービスは、氏名しか記載されない写真なしのカード発行にしたいと考えております。 住基カードにはセキュリティー度の高いICカードが使われておりまして、ICカードは小さなコンピューターで、暗号化したり情報が記録されている領域に鍵をかけることによりましてプライバシーを守ることができます。また、当然、町個人情報保護条例に基づき遵守されます。 次に、国民健康保険条例の一部改正についてであります。今回の国民健康保険条例の一部改正に伴います具体的な影響でありますけども、2割負担から3割負担になる方の患者負担を平成17年度分をあくまでも参考までに算定した場合に、国保会計では1人当たりの年間負担額増は1万3,011円、老人保健会計で8万8,169円の増となりまして町負担はそれだけ減ることになります。また、患者負担増によりまして、病院に行く回数を控えられることも懸念されるところであります。 なお、この対象者は国保会計で33名、老人保健会計で69名であります。 それから、出産育児一時金支給ですけども、これは年々減少してきております。平成15年度が43名、平成16年度が42名、平成17年度が24名で、今年度は現在まで7名しか支給していない状況であります。したがいまして、大きな影響はないものと思われます。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 税務課長。 ◎税務課長(高正静夫君) それでは、関連がございますので、国保税の滞納世帯の推移についてお答えをいたします。 平成15年度が490世帯、平成16年度が553世帯、17年度が541世帯でございます。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(長友光幸君) 介護保険の特別会計についてお答えしたいと思います。 6ページをごらんいただきたいと思いますが、6ページの繰越金は全額なのかという御質問でございますけれども、この繰越金につきましては平成17年度の決算額が2,351万9,904円という形で残っておったところでございます。今回の補正額を差し引きますとその残りが1,086万3,000円というふうになります。その内訳といたしましては、保険料236万4,000円、それから町からの繰入金の849万9,000円になるとこでございます。 それから、7ページの地域包括支援センター運営協議会委員報酬、それから地域密着型サービス運営委員会委員報酬についてでございますけれども、この地域包括支援センター運営協議会の報酬につきましては、地域包括支援センターの効率的効果的な運営支援を行うということと、それから地域包括支援センターの設置者の選定に関すること、また業務の内容や運営などについて広く委員から意見を求めるための委員報酬ということになっております。 それに地域密着型のサービス運営委員会委員報酬につきましては、今まで認知症高齢者グループホームなどの許可は県が許可や指導監督を行ってきましたが、今回の法改正で4月より町の方へ権限が移譲されてきました。そのために事業所の指定に関することや、それから労働大臣が定める報酬及び基準について、今回の法改正で市町村が一定の範囲内で変更することができるようになりましたので、報酬及び基準の変更を行う場合などに委員の意見を求めるというようなことからの委員報酬ということで予算を計上させていただいたところです。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 会計課長。 ◎会計課長(斉田芳文君) 決算審査意見書の23ページの有価証券につきましてお答えいたします。 記入のとおり2社の株を現在保有しております。まず、宮崎銀行の株券1株当たり額面50円でございますが、昨日の東証終値で597円でございます。金額にいたしまして3,523万9,050円であります。 次に、宮崎放送の株であります。1株当たり額面は500円でございますが、宮崎放送につきましては東証に上場していませんので、市中の取り引きを調査しましたところ、約1,000円で今現在取り引きを行われているということでございます。 以上であります。 ○議長(倉永公交君) 水道課長。 ◎水道課長(清美幸君) 水道料金の平成17年度の消費税でございますが、1,322万8,045円となっております。 以上でございます。 ○議長(倉永公交君) 18番、吉田貴行君。 ◆議員(吉田貴行君) たくさんあってなかなかなんですけども、幾つかに絞って聞きたいと思います。 それで、一般会計の23ページから24ページのこの委託料について聞きましたけども、その内容について聞きましたけど、委託先はどこになるのかっていうのをもう一回ちょっとお伺いしたいと思います。 それと、農業関係のやつは、これ要綱かなんかあるんですかね。さっき説明した、町の要綱かなんか。あればひとつ後でいただければというふうに思います。 それと、町長が答えられた基本的な問題ですけども、パソコンの問題ですね、国保の。これはちょっと私の聞き方がまずかったのかよくわかりませんけども、直接医療費にかかわらない部分については一般会計からというのが大体こう収入になってきてるわけですよね。それで、なぜかというともう国民健康保険税が、国の補助金がばあっと削られて上がってきてるというのが背景にあるわけですけども、そういう考え方、例えばねパソコンの購入というのは一般会計からの方が理屈に合うんじゃないかということなんですよ。それで、今度一般会計の方も買い替えでからパソコンが上がっとるでしょう。だからそういう意味ではこちらの方で手当をした方がある意味ではわかりやすいんじゃないかというふうに思うんですけども、ちょっとここは改めて答弁を求めたいと思います。 それと、国保会計の予備費の問題ですね。これは予備費をなくせとまでは言ってない私は。調べていただければわかると思うんですよ。予備費を幾ら使ってるかっていうのは、過去。私が調べた経過の中で一番使ってるのは約600万円ぐらいですよ。ここ五、六年あるいは10年のスタンスで。だから500万円程度は必要だろうと私も思います。それは。だからそうであればそれに直すというのが一番適当なやり方やないのかなというふうに思います。 町長も言ってましたけども、国民健康保険の予算そのものが予測が立たないわけですよね。御承知のように来年どういう病気がはやるかわからない。そういったことで単純に過去の統計を使って割り出していくわけやから。で過去の統計だから何が起こるか将来わからないということで、もともとは予想しがたい予算編成なんですよ。国保の会計というのは。 ですから、そういう意味ではもともと予想しがたいんで、予想外のことが起こったときどうするかといったときには一般会計からの繰り入れもできるわけですよね。予想外のことが起こったって話になれば。 ですから、そういった意味では、私は心配せずに実態に合ったような予算編成をした方がいいんじゃないかと。つまり予備費についてはもっと少なくするという形で予算編成したがいいんじゃないかというふうに思ってますんで、もう一回その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。 それと、実質収支比率の問題ですね。これは私は監査委員の決算審査意見書を見て、平成13年度から黒字になっているということが書いております。で、執行部の方は厳しい、厳しい、厳しいという話なんで実態と合わないと思います。確かに国の三位一体の改革だとかいろんな形で地方が痛めつけられているというのはよくわかります。しかし、いろんな努力をされて黒字会計になっているということで、そういった意味では、なんか厳しいということがちょっとかけ離れているんじゃないかなという気もします。とりわけ平成17年度は2億9,000万円というような黒字を出すということになってるわけですね。これは別に土屋町長の時代の決算じゃあありませんから、川越町長時代の決算ですから、遠慮なく私は評価を下してもいいと思うんですよね。土屋町長がですよ。 先ほど言ったように改めて聞きますけども、こういうことでいいのかと、自治体として。私は思うんですよ。やっぱり一番いいのはやっぱりプラスマイナスが0円というのが一番いいわけですよね。来年度の予算も組めるというのが一番いいわけだけども、そういうようなところは改めて私聞きたいと思うんですよ。町民はさまざまな要望持ってるわけですよね。それにやっぱり応えるという点でやっぱり私は考え方をきちっとしていくという必要があるんじゃなかろうかと思いますんで、この点についてもう1回、町長の基本的な考えをお伺いしたいと思います。 それと、介護保険の地域包括支援センターの問題についてちょっと町長にお伺いしたいと思います。これは来年度から設置するということで、実は今年度文教厚生常任委員会で政務調査に行かしていただきまして、京都府の加茂町に行ってきました。加茂町は平成18年度、今年度から地域包括支援センターを設置して活動進めております。それで、新富町の方からいただいた資料によりますと、設置の基準は大体人口が1万5,000人から3万人のところで1カ所と、で中身的には3人体制と。保健師1人、社会福祉士1人、主任ケアマネジャー1人ということになっております。3人体制と。 ところが、加茂町は新富町とほとんど同じような人口で認定者の数もほとんど一緒というような状況ですけども、もう対応できないって言ってるんですね、3人じゃ。しかもあそこは社会福祉士の確保ができないということ言っておられました。それで新富町も十分そういったことが予測できると。つまり社会福祉士の確保ができないということと、数が多過ぎて1カ所じゃあ対応できないと、あるいは3人じゃ対応できないという問題が十分に予測されるというふうに思います。これは担当課の方にも政務調査の報告で見てらっしゃると思いますけども。 そこで、今から検討してつくるということでありますんで、そういったことも十分視野に入れて検討すべきだと思いますが、町長の考えをちょっとお伺いしたいというふうに思います。 それと、これもちょっと聞きたいんですけども、国民健康保険条例の一部改正で個人負担がふえると、それだけ町負担がふえるということになってますけども、老健では8万円から9万円ぐらいふえると、17年度実績で。ということなれば、という話でしたね。これを聞いて町長どう思われるかお伺いしたいと思います。つまり、お年寄りの負担がこれだけふえるというふうになるわけですよね。私やっぱりこれを見てね、町として何とか個人負担の抑制をしたいというのが普通だと思うんだけども、これについて町長の率直な考えをお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 私への質問につきましてお答えをいたしたいと思います。 まず、パソコンの購入でございます。私の返答がちょっとまずかったようでございますが、国保会計の中での一般会計からの支出、これにつきましては交付税に係る分、それから出産一時金、そして事務的な経費、こういったものは当然一般会計からの支出をしなくちゃあいけないというふうに理解しております。 そして、今回のパソコン購入につきましては、全くそういう事務的なものではないかと、一般会計から支出するべきではないかということでございます。ただ、今年度予算の中でも繰越金がございます。これは17年度からの繰越金でございますけど、この17年度の繰越金分の中にも一般会計から繰り入れた分の繰越金というのは当然私は入っていると思います。 したがいまして、今回は、そのパソコン購入につきましては、その繰越金の中の一般会計分の繰越金を充当していただきたいという考えでございますのでそのように御理解をいただきたいと思っております。 それから、予備費についてでございます。予備費の考えにつきましてはもう御理解をいただいていると思います。昨年度につきましても実質は17年度予算の中でも決算が出ておりますが、実は流用いたしております。予算の範囲内の中で、目とか節とかそういった中で、やりくりができるものにつきましては流用という形でさしていただいております。しかしながら、大きな支出につきましてはなかなかそういったものが出てませんのでどうしても予備費からの充用というのが当然出てくると思います。したがいまして、計上をしているということでございます。  ただ、これまでの例からいたしまして金額が2,000万円というのは大きいではないかということでございますので、それにつきましては私も十分検討研究をしまして、この額についての設定、そういったものには考えていきたいというふうに思っております。 それから、収支比率の関係でございます。17年度が2億9,000万円ということでございますが、やはり先ほど申しましたが新富町の長期的な展望というのをどうするかということの中で、その中で財源をどうするかというのを当然考えなくちゃあいけないと思っています。これは税収が伸びていけばよろしいが、そういった分もない。また、国の改革によって交付税等の伸びも想定されない。かえって減額であると。そういう中で今後いろいろの新富町の長期的な計画の中でどのような財源調整をするかということは重要な課題だと思っております。 したがいまして、その中で繰越金、それから1番は基金だと思っています。新富町の基金。基金というのはいつどのような形でも使えるようなものでございますので、できれば基金の中を充実をさせながら長期的な展望を図れればというふうに思っております。 17年度の決算の中で繰越金が出たわけでございますが、17年度の中でもう少し積み立てをしていっておくべきでなかったかと、そういうことも思っております。 したがいまして、今回は2億9,000万円という繰り越しが出ましたが、長期的にもそういう中で財政運営をしっかりやるということなので御理解をいただきたいと思っております。 それから、地域包括支援センターでございます。今新富町の体制の中で3人体制ということが出ております。将来的にどうするかということでございます。私は町と社会福祉協議会、そういうふうな中でやりたいというふうに考えております。現在社会福祉協議会にことしになりまして社会福祉士を1人採用いたしました。そして、また社会福祉協議会の職員の充実を図りたいということで、今年度中にも何らかの形を私はまたやりたいというふうに思っております。そして、職員の採用、これにつきましても社会福祉士を計画いたしております。もう採用募集をかけまして今月試験も実施をいたします。そういう中で社会福祉的なもんを充実を図りながらこういったものを対応しなくちゃあいけないと思っております。 ですから、そういう専門的な職員を配置しながら対応できるような体制をつくっていきたいとそのように考えております。そういうのを含めながら今後十分検討してやってまいりたいというふうに思っております。 それから、国保の改正でございます。2割から3割ということで個人の負担が1割ふえるということでございます。当然その国保の方が病院にかかれば負担がふえるということでございます。特にお年寄りの方がふえるということでございます。これは国の法整備の中で出てきてるという部分がございます。そして私としてもお年寄りに負担はかけたくないなと思っておりますが、やはりこれも長期的な医療、それをどうするかということの中で出てきている部分がございます。やはり今後も将来的なものを十分勘案しながらやっていかなくちゃあいけないと思います。そして国も、いろいろな形で医療行政というのを今後の検討課題に上げておりますので、そういったところを見ながら町としても対応しなくちゃあいけないと思ってます。老人の方の負担がふえるということは大変いいことではないと思っていますが、これからの先のことを考えてこういったこともやむを得ないかなというふうに思っているところでございます。 以上、お答えとしますが、あとは担当課長に説明をいたさせます。 ○議長(倉永公交君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(長友光幸君) 吉田議員の23ページの委託料の委託先についてということでございますので、その報告をしたいというふうに思います。 障害福祉計画策定業務委託、これにつきましては宮崎未来研究所と契約ができておるところでございます。そのために減額補正をさせていただいたところです。 それから、地域生活支援事業の知的障害者相談支援事業の委託先ですけども、これにつきましては、うからの里を考えておるところでございます。 それから、その下の身体障害者・精神障害者相談支援事業の委託先につきましては、新富町の社会福祉協議会を考えておるとこでございます。 その次の24ページですけれども、精神障害者専門的相談支援事業の委託先でございますけども、これにつきましては先ほど申しましたけども3名の方が通所しておられるんですが、ここのところは宮崎市の社会福祉法人のすみよしというところにお願いをしようというふうに考えておるところでございます。 それから、障害認定調査委託料でございますけども、これにつきましては専門的な調査のできる方2名に委託をしていこうというふうに考えているところでございます。 以上お答えといたします。 ○議長(倉永公交君) 18番、吉田貴行君。 ◆議員(吉田貴行君) まず、町長のところですけども、パソコンの問題はそう言われればそうかなあというふうにも思うんだけども、実質的に予算で出てるのは一般財源ということになってます。国保のね。一般財源となれば、国保で言えば国民健康保険税というなるわけですよね。そういう意味じゃあちょっとあんまり、何ちゅうか具体的な答弁ではないような感じもするんですよね。これは今後の問題もありますんでね、ぜひ事務的な経費については一般会計から引き続き手当てしていくということについては改めてもう一回確認をしておきたいと思います。 それと、予備費についてはぜひそういう立場で検討してほしいと思います。 それと、地域包括支援センターの問題はですね、今後十分研究していかれるというふうに思います。 ただ、私一番心配しているのは、もう対応できないと言ってるんですよ、加茂町は。あの時点でですよ。だから、僕は恐らくはもう1カ所3人っていうのはとても無理だというふうに思います。ですから、2カ所つくるか数をふやすかっていう話になるわけだけども、だから今からですよ。ことしやってるところもネックになると思いますんで、状況よく調べて後であわてないようにちゃんとしていくということが大事と思いますので、この点についてはもう一回改めて町長の基本的な立場っていいますか、決意っていいますか、そういうものをちょっとお伺いしたいというふうに思います。 それと、私申しわけありません。聞きそびれておりました。介護保険の決算について、サービスの実施率ですね、これがわかればぜひ決算のやつでお伺いしときたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 私への御質問にお答えをしたいと思います。 パソコンの関係でございます。実際から言いますと単年度の予算の中で一般会計から繰り入れをしておりますが、実際は精算をして余った分は返していただくというのが本当かと思ってます。ただ、煩雑ですのでそういうことはもうしないということで、そのまま繰り越しをしてるという状態でございます。 ですから、そういう事務的な煩雑をしないということでそのまま繰り越しをさせて、それもその繰り越しの中にも一般会計からの繰り越し分もあるんだというような形で事務費として使っていただければと思っておりますので、そのように御理解をいただければと思っております。 それから、地域包括支援センターの件でございます。今回予算にも計上してるんですが、職員、それから社会福祉協議会の職員にも研修を、勉強会もさせるようにいたさせております。 したがいまして、研修の中で実態を把握しながら、今後の新富町の体制をどうするかというのも検討をしなくちゃあいけないと思っております。 したがいまして、職員にそういったところも十分見させ、そしてどのような体制がいいかということも議論をしながら臨んでいきたいというふうに考えているところでございます。 それから、介護サービスの件につきましては担当課に説明をいたさせます。 ○議長(倉永公交君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(長友光幸君) 吉田議員の質問の中で、私の方も何か落としとったようで申しわけございませんでした。 保険料、それから利用料の中のサービスの実施率は全体どのようになってるのかということでございますけれども、39ページの中の方に該当するのかなあというふうに思っておりますが、サービスの実施につきましては認定者の方が566名ということでございます。それに対しまして施設サービスの利用者が179名ということで31.6%になっております。 それから、居宅介護サービスの利用者ですけれども、これにつきましては289名ということで51.1%、この2つ合わせました利用者総数が468名ということになりますと82.7%の利用状況ということになっております。 なお、利用されてない方が98名ということになるわけでございますけれども、この方々の内容といたしましては住宅改修のみの方の利用とか、それから入院の方、また家族サービスを受けてもらいたいが本人は拒否をされるというようなこと等があって98名の方が受けておられないというようなことをお聞きしているところでございます。 以上お答えといたします。 ○議長(倉永公交君) ここで10分間暫時休憩します。午前11時28分休憩………………………………………………………………………………午前11時39分再開 ○議長(倉永公交君) 休憩前に引き続き会議を開きます。11番、比江島義秋君。 ◆議員(比江島義秋君) それでは質問させていただきます。 質問件数はもう3件だけでございますので気楽に聞いていただきたいと思います。 議案第48号平成17年度新富町一般会計歳入歳出決算書の中の14、15ページになります。歳入の町税についてお伺いしていきたいというふうに思います。 町税の不納欠損額、平成17年度が867万8,000円になっておりますですね。そして前年度よりか514万2,000円、比較した場合、前年度よりか514万円増ということになっておるわけであります。 この不納欠損額の内訳をちょっと見てみますと、町税の中の個人、これの不納欠損額が191万6,000円、それから法人19万8,000円、それから固定資産税が592万2,000円、軽自動車税が64万1,000円と、計の867万8,000円の不納欠損額ということになっておるわけですが、これがどうしてこんなに膨れ上がってきたんだろうかなあというふうに思われてならないわけですが、これを、この内容をどういうふうに解釈して見ておられるのか、その辺の御説明をお伺いしたいというふうに思います。 次、平成17年度の一般会計・特別会計決算審査意見書の中からですが、19ページになります。温泉健康センター収支状況について書いてございます。この件につきましては過去にも何回か取り上げられてきました。この温泉健康センターの17年度歳入が4,876万7,000円の歳入に対して歳出が7,213万1,000円と、歳入不足2,336万4,000円ということになっております。それと同時に、入場者数も年々減ってきております。平成15年度が16万7,000人だったのが16年度は15万9,000人、17年度はまた減りまして15万6,000人というような状況に陥ってきております。この歳入不足、それから入場者数の減、どのようなふうに受けとめてどう対応されるか、町長の考えをお伺いしたいというふうに思います。 次、同じく22ページの文化会館の収支状況も述べさせていただきますけれども、17年度の歳入が1,200万円、歳出が8,000万円、8,017万1,000円ですね。歳入不足が6,817万円前年度よりかふえております。前年度は6,600万円ですね。で、今後の文化会館のあり方について、これに対しての町長の考えをお伺いしたいというふうに思います。 以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 比江島議員の御質問にお答えをいたしたいと存じます。 17年度の決算の中での町税の分でございます。不能欠損額が前年度がふえているということでございます。詳しい中身につきましては担当課に説明をいたさせますが、景気回復が今徐々に出てきていると、国の動向でございます。 ただ、地方においてはなかなかその分が出てくるのが遅うございまして、新富町におきましても、そういったものが出てくるかというのはまだ大きな変化はないような感じがいたしております。ただしかし、税増が少しはふえているような感じでございます。 その中で不能欠損額がふえているというようなことでございます。これは税金を納めていただいていないということでございますので、十分税の中身を御理解いただき、納めていただかなくてはいけないと思ってます。そして、当然この対策を十分にしなくてはいけないというふうに考えております。これまでも庁舎内の中で担当課でなく全庁的な取り組みをし、それから収納関係、税はもちろん、各種使用料、そういった担当課を上げながら対策委員会を設けながらやっているということでございます。そしてまた、新しい助役も決まりましたので、その対策につきまして今後の方針をまた述べさしていただきたいと思います。 それから、温泉でございます。歳入不足が生じております。新富町の温泉も平成元年に開設いたしましてもう20年近くなります。近隣にも大きな温泉が、もう各町ともできております。そして、新富の温泉の泉源、それから建物的なもの、内容的なもの、食事ができるそういったもの、から近隣と比較すると大きな違いもございます。そして当初からすると年々入場者が減っております。したがいまして、歳入不足が生じております。今あらゆる形で歳出を見直し、歳出の抑制をしながらやっているところでございます。 そして、ことしは佐土原の温泉がレジオネラ菌の事故がございまして、その分が新富町に来てるんではないかということでことしはちょっとふえております。いろいろな要件の中で入場者数の変化が出てきます。しかし、今後にもつきましても大きく入場者数の増は望めないかなと思っています。 したがいまして、私はこの対策といたしまして違った形を考えております。温泉というのがございまして当然温泉に来てもらうわけでございますが、来てもらうだけでなくて、前回も申し上げたと思います。温泉を使って何かできないかということを今模索をしております。それを早ければ来年度には出せるかなと思っています。今あらゆる研究をいたしております。歳入確保を図るということで温泉、こういった部分の歳入不足を補てんできないかと、ということも考えております。今研究をいたしておりますのでもうしばらく時間をいただきたいと思っております。そして、まあ温泉の中身的なやつ、施設の中身といたして充実を図りながら入場者数の確保もしていかなくちゃあいけないというふうに考えております。 それから、文化会館でございます。文化会館は毎年このように歳入不足を生じております。ただ、うちの文化会館の運営のあり方といたしまして、減免措置をいたしておりますので学校、教育面、そういったものにつきましては使用料をいただかないということで歳入に上がってきておりません。この分が若干他の施設と違う部分がございます。 ただ、それを含めましても歳入不足は明らかでございます。やはり最近の利用状況を見ましても貸館事業、特に大ホールを使っての貸館事業が目立った大きな伸びがございません。 したがいまして、もっとPRをしなくちゃあいけないかなと思っています。 ただ、宮崎県の中で新富町は中心部に位置すると。そして駐車場が確保はできるということで、宮崎市内のいろいろな団体からの問い合わせは大きくなってきております。 したがいまして、そういった方々が新富の文化会館を利用していただける傾向は出ております。 したがいまして、新富町の文化会館の地理的なもの、位置的なもの、そして中身的、内容的なもの、そういったものをもっとPRしなくちゃあいけないかなと思っております。 今後も使用増進に向けて取り組みをするということと、やはり文化施設でございますので若干の赤字は仕方ないかなというふうに思っております。ですから、地元の方には多いにこの利用をしていただきたいなというふうに考えているところでございます。 今後も、できるだけ歳入不足が生じないような形をとらなくちゃあいけないというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 1問目の中身につきましては担当課に説明をいたさせます。 ○議長(倉永公交君) 税務課長。 ◎税務課長(高正静夫君) 比江島議員の質問にお答えをいたします。 不能欠損処分につきましては、今回不能欠損処分金額が867万9,000円ということで、16年度と比較して514万3,000円増になっています。 内訳ですけども、先ほど御指摘ありましたように、町民税で62件、191万6,953円、法人町民税で3件、19万8,500円、固定資産税で71件、592万2,335円、軽自動車税で69件の計205件の867万9,000円となっています。この中で固定資産税が71件、592万2,335円と多額になっていますが、その中でも企業倒産が多くを占めておりまして、この企業倒産は12件、384万422円になっております。あとの59件、207万4,913円は個人分でございます。 不能欠損額の中でも特に固定資産税が多いわけですけども町県民税、軽自動車税につきましては1月1日現在で前年度所得がなかった方、また4月1日現在で軽自動車を所有されてない方については課税されませんけども、固定資産税につきましては土地、建物、償却資産等がなくならない限り引き続き課税の対象となりますのでこういった結果になっております。 この対策ですけども、どうしてもやはり滞納整理を行わないとこの不能欠損がふえるということで、滞納整理に当たりましては町民間の公平性の確保、逼迫する財政状況を乗り切るために助役を座長としまして、各課の徴収担当者が情報交換を行う徴収対策会議を年2回、1月と5月に2回開催をしております。そして、それぞれの取り組みについて各課で報告をしていただきまして、種々徴収の対策の検討をしております。 また、年度末の12月、それから出納整理期間の5月には管理職の皆さんにも動員をいただきまして、3班編成で2週間にわたって、これは国保税の徴収率が93%を超えないと国からの交付金のカットがあるわけですね。このカットの金額が2,000万円ありますけども、そういった関係で国保税を中心としての徴収を職員一丸となってやっておりますが、延べ769件、約500万円ですね。この3班編成の徴収で実施をしたところであります。このようなことから過年度分の徴収があまりできなくて、町税の収入未済額が多くなっておりますけども、今後滞納額の解消が財政健全化の第一歩であると考えますので、できる限りの体制をとりまして徴収に努めたいと思っております。 以上お答えをいたします。 ○議長(倉永公交君) 11番、比江島義秋君。 ◆議員(比江島義秋君) それでは、2回目の質問をさしていただきますけども、町税の収入額の伸率ありますね。それから、同じく町税の収入未済額の伸率、これを見たら、同じ程度の伸率でどっちもいってるんなら、なかなかまあどうかなあという程度で見られますけれども、実質的には未済額、未収金額の伸率の方がものすごく伸びてるんですよ。税収の収入額の伸率よりか。ここで心配するわけであります。 だから、ちょっと年度別に言いますと、町税の収入額は平成15年は前年度比、これは特別なんでしょうがマイナス98.5%だったんですが、そのときの15年度の収入未済額は前年度よりか13.1%伸びておると。収入額は前年度よりか落ちているのに未済額は伸びていると。 それから、16年度が収入額は3.5%の伸び、収入未済額は7.6%、倍の伸びになっています。17年度が前年度比収入の増は2.8%、ところが収入未済額、未収額は9.4%の伸びになってる。3倍。 こういう状況見たらですね、これで大丈夫なのかこれから先はと。こうなってくると正直に税金を納めている納税者、ばかを見るんじゃないかと。ただ未済額もふえる、そうすると欠損額もふえてくる、不能欠損額もふえていくという経過になっていくわけですけども、そういう意味で税の公平さは欠けていくというふうに考えられるわけですが、その辺はどういうふうに考えられますかお伺いいたします。 次、温泉健康センターですけども、これもう伊勢化学さんとのつながりでこれはもうずっときてるわけですが、過去においても、前町長の場合も伊勢化学との交渉もされてきたようですけども、なかなか思うように進展しない面もあったというふうに聞いておりますが、再度伊勢化学との交渉でもってコスト削減される考えはないか、そこ辺のお考えをお伺いいたしたいと思います。 次の文化会館ですけれども、これは一時は指定管理者制度ということで、そちらの方でやったらどうかなあという声もあったわけですけども、指定管理者制度についての文化会館はどうかなあというふうに思いますが、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 再質問にお答えをいたしたいと思います。 税に対することでございます。最近、テレビ報道、それから新聞報道でお見受けします。ある県でいろんな不祥事がございまして、税を納めている方のいろいろな苦情等が出ていることを耳にしますし目にします。これは、やはり納税者のことへの裏切り行為があったというような感じをいたしております。 したがいまして、新富町でもそういったことがあってはいけないというふうに思います。そして、税に対する御理解を十分にいただかなくちゃあいけない。納税をされる方が納めることによってそれが不利益になるかということになってはいけないと思ってます。納めなければそれで済むんだということを、それが当たり前というふうな風潮になるという、そういったことは決してあってはならないと思っております。 したがいまして、税に対する御理解をしていただきながら税の納めていったことについてしっかりと町の対策をしなくちゃあいけないと思っています。それがやはり皆さんの信頼を得て、そして皆様の御理解をいただきながらやらなくちゃあいけないというふうに考えておりますので、町民からそういった御不満をいただかないような形で税の収納対策はしてまいりたいというふうに思っております。 それから、温泉でございます。歳出を抑制をするということの中で、管理費の減額、その中に伊勢化学への支払いがございます。これは過去についてもいろいろなお話をさせていただきながら御理解をいただいているところでございます。今後も、これにつきましては話をさしていただきたいと思います。佐土原にございますので工場長、それから本社の社長、そういったとことお話も引き続きさせていただきたいというふうに思っております。 それから、温泉につきましても指定管理者ということを考えておりますので、そういった中で歳出関係の見直しもしなくちゃあいけないというふうに思っております。 文化会館につきましても、指定管理者ということでしたが私も指定管理者制度、そういったものを利用すると、制度を利用するということで考えておりますので、今集中改革プランをお示しをいたしておりますので、そのような形の実行ということで考えておりますので御理解をいただきたいと思っております。 ○議長(倉永公交君) 税務課長。 ◎税務課長(高正静夫君) 不能欠損の中でひとつ落としておりましたので答弁したいと思います。 不能欠損処分をなぜ行うかということですけども、これ地方税法によりまして3年間の滞納の執行停止と5年の時効がございます。これらにのっとって実施をしておりますけども、「滞納処分をすることができる財産がないとき、また滞納処分することによってその滞納者の生活を著しく窮迫させる恐れがあるとき、また滞納者の所在及び滞納処分をすることができる財産が共に不明であるとき」となっておりますけども、今回の不能欠損の処分の理由もやはり滞納者の死亡、それから十分な実態調査や財産調査をしたにもかかわらず、居所不明で滞納者がどこにいるのかわからない。また、破産宣告をしていて、課税されても支払能力が全くない。滞納処分により生活困窮の恐れがあり、現年度しか徴収することができないというようなことで不能欠損の処分を行ったところであります。 それから、年々滞納が多くなっておるわけですけども、なぜ滞納が多くなるかというようなことを自分なり分析をしてみますと、この決算については16年度所得の課税でありまして、都会等では景気の回復は徐々に伝えられておりますけども、地方においてはまだまだ景気の回復が遅くて、中小企業等の倒産によるリストラ、それからニート、いわゆる無職者ですね、が多くなりまして所得がなくなることに滞納がふえたものと考えられております。 また、農業等におきましても無計画な設備投資ですね、それやら農産物価格の低迷等によりまして税金が払えないというような現象も起きてきております。 農家については、いつもなら滞納があっても年度末には滞納を一括して納付をしていただいておりましたけども、ことしについては昨年度の台風14号や最近の原油高の影響もありまして、やはり別な支払いにまわって税の納付に至らなかったというようなことを分析をしているところであります。 それから、この滞納額は決算時でございまして、その後、先ほど申し上げましたような特別徴収を行いまして、現在までに町税で約700万円、国保税で1,200万円徴収をしております。 以上でございます。 ○議長(倉永公交君) 11番、比江島義秋君。 ◆議員(比江島義秋君) 再度、町税のことで申し上げますけども、町民税と純固定資産税の徴収率を見てみたわけですが、平成16年度は98.2%、平成17年度が97.1%ということで、一所懸命徴収に努力して頑張っていただいておるわけですけども、昨年17年度は一昨年よりか徴収率が落ちてるという状況にあります。 それから、滞納繰越分の徴収率ですけれども、総額の金額の徴収率は11.5%ということで、これも厳しい徴収率のパーセンテージとなっております。 こういうことを見ますと、いかに税金を町民の皆様方からうまく納めていただくということが非常に難しいことかということがわかるわけですけれども、それはそれなりにやっぱり対応策を講じてやっていっていただかねばならないというふうに思っております。 まだここにおきまして、税収率のアップの意気込みをどういうふうにしてなさるか、その意気込みをちょっとお聞かせしていただきたいというふうに思います。 それから、温泉健康センター、文化会館、町長の言われるのもわかります。もちろん文化センターは新富町の文化の発信基地でもあります。そういう意味においては多少の赤字はしようがないなあという考えもするわけでございますけれども、それだからちゅうてそれに甘んじておってもいかないわけで、一所懸命そのために頑張っていただいておるわけですけども、こういう今後についても、いかにしてこの赤字削減を少なくしていくかということに努力していただきたいというふうに考えますし、ゆくゆくは指定管理者にお任せするという考えですので、そこ辺の研究を十二分にお願いしたいところであります。 温泉健康センターにしてもしかりでございますね、これやっぱ新富町住民の健康管理、元気に過ごしていただく、温泉につかって長生きしていただく、健康に過ごしていただく、医療費を削減するということにつながってくるわけですから、ここも多少なりと赤字があってもしようがないという考えにもなるわけですけれども、先ほど申しましたように、いかにしてそれを少なくしていくかという姿勢に立ってひとつやっていただきたいというふうに思っております。その辺の考えについてもう一度、町長のお考えをお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 税に関してでございます。やはり税金を納めていただくというのはやはり町民の御理解が一番だと思っています。信頼される町をつくっていくのが一番ではないかと思っています。町に信頼が寄せれなければやはり税金を納めたくないという気持ちになるんじゃないかと思ってます。 したがいまして、しっかりとした新富町をつくらなくてはいけないと思ってます。そしてまた、滞納がありますことにつきましては十分助役を筆頭にして、先ほど申し上げましたように徴収対策会議を通じまして、いろいろな研究をしながら徴収に努めてまいりたいというふうに考えております。町民の平等性、公平性を確保するということで、こういった面で努力をしたいというもので御理解をいただきたいと思います。 そして、温泉、それから文化会館でございます。公の施設というのは町民に広く利用していかなくちゃあいけないと、そしてまたそれぞれの目的によって設置をいたしております。先ほど比江島議員から言われましたように、温泉は健康管理、そして医療費の減額というふうに図らなくちゃあいけない。そして文化会館は、文化の拠点ということで広く町民に利用していただかなくちゃあいけないということでございます。経費的にかからないような努力もしなくちゃあいけないと思ってます。そしてまた、町民の方が広く利用していただけるようにまた努力もしなくちゃあいけないと思います。 温泉につきましても、今までと違った活用の仕方、そしてPRの仕方も考えたいと思います。なかなか今まで温泉のPRが少なかったんじゃないかと思っています。そして、文化会館も一緒です。もうちょっと良さというのをアピールしながら利用していただけるようにしなくちゃあいけないなと思っていますので、今後そういった面を努力しながら努めてまいりますので御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(倉永公交君) 13番、城吉信君。 ◆議員(城吉信君) 議案第44号の中から質問をさしていただきたいと思います。教育費の43ページなんですが、この中に新田運動広場のトイレということで、私は以前に一般質問で、川越町長の時代だったと思うんですがお願いをして、ようやく設計の委託が上がってきております。これはもう完全なる、何ですか水洗トイレというんですか、そういうものであるかどうかを確認させて、そしていつでき上がるのか教えていただきたいと思います。 それから、同じく教育費で、上新田中学校の講堂の屋根の改修工事というようなことで288万8,000円ですか、お組みになっておるようでありますが、どういったことで改修されるのかですね、またこの中に記載されておりませんが、上新田中学校の講堂の天井。非常に見苦しいものがあります。これも中に入っているのかどうかひとつ教えていただきたいと思います。 それから、同じく教育費の中の38ページでありますけども、各種大会出場補助金ということで49万5,000円組んであります。これと、やっぱり教育費ですが、43ページの中に少年団の全国大会あるいは九州大会にせよ助成金というようなことも別枠で上がっておりますが、この各種大会出場補助金の内容を教えてほしいと思います。 それから、同じ項目の中に、登下校安心安全対策推進事業補助金となっておりますが、この内容もお教えていただきたいと思います。 それから、農林水産業費の業費の中の先ほどから出ております31ページ、工事請負費ですが、竹渕地区ですね。制水ゲートのことでありますが、これを再度伺いたいと思います。 実は、大渕樋門の委員会の中でも猿ケ瀬川の洪水対策、排水対策というようなことでいろんな論議がなされておりまして、大渕の取入口というんですかね、非常に狭くて浅いということで、ポンプが3台あるのになかなか回りきれないというような、またこれは大和排水の大渕の大きな問題もありまして、いろいろ委員会の中でもいろんな二つに分かれた意見が出ておるわけでありまして、先ほどから説明を聞いておりますと約4トンの水がここで、猿ケ瀬川がそちらに流れ込まないというようなことであるようでありますが、これがそのとおりになっていくならば非常にありがたいことだと。私ちょっと場所がわかりません。できれば場所等もどこあたりで、どのように形の中でゲートができていくのか教えていただきたいと、まことに勉強不足で申しわけなく思っております。 それから、民生費の中です。26ページ。やっぱり工事請負費ですが247万6,000円、保育所の諸整備となっておりますが、これと同じく保育所の備品というようなことが上がっております。これの内容をお聞かせ願えればと思っております。 以上で第1回の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(倉永公交君) 教育長。 ◎教育長(下村喜秋君) 詳しくは後で両課長から説明させたいと思いますが、まず新田運動広場のトイレですけれども、いろいろ今検討をしまして、やっぱり水洗がいいのかなということで考えておりますが、あと詳しく社会教育課長の方から説明をさせたいというふうに思っております。 それから、上新田中学校の体育館でございますけれども、41年につくりまして途中20年後にまた大規模改修工事をしてるんですが、その後雨漏りが非常にひどいということで、このことも詳しくまた課長の方に説明させたいというふうに思います。 それから、各種大会の補助については議員も御存じのとおり、中学生についてはこの部活、いわゆる体育振興ということでの教育総務が持つ助成、補助でございます。一方スポーツ少年団の方は、社会教育の立場から助成していこうというものでございます。内訳は後で説明をしたいというふうに思います。 それから、登下校の安心・安全の問題でございますが、町の公用車等を使っての広報活動も必要だなあという動きをしていったわけでございますが、学校にある軽トラの利用はできないかというようなことも含めて検討をしてまいりました。それも非常にいいことだということで、放送設備等が要るんじゃないかということで、そういったことについて考えているわけでございます。これも詳しく説明させたいと思います。 以上でございます。 ○議長(倉永公交君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(斉藤久明君) 城議員の御質問にお答えをしたいと思います。 まず、新田運動広場のトイレの設計委託料ですけれども、お示しいただきましたように水洗トイレを考えております。規模としましては男子の小便器を2個、大便器を1個、女子の便器を3個、身体障害者用のトイレを1個ということで考えております。ほかに倉庫を併設したいというふうに思っております。 本議会で予算を議決いただきましたならば早速設計を出しまして、12月補正予算で工事費を予算化したいというふうに思っております。予算議決いただきましたならば、年度内完成ということで考えております。 それから、スポーツ少年団等の全国大会、九州大会の出場助成金ですけれども、こちらの方も内訳としましては、ボートの九州大会、それから全国大会、それからスポーツ少年団等の九州大会、全国大会ということで、新富漕艇協会の方が3回ほど国体を含めまして出場をすることになっております。 それから、新田スポーツ少年団、こちらの方も高野山の大会で優勝しましたけれども、こちらの方の助成、それから和道会のスポーツ少年団の助成、それから同じくスポーツ少年団の翔和会というのがあるんですけれども、そちらの方の助成、合わせて7団体49名を対象に予定をしております。現在15名の補助をいたしまして、残り34名分が不足ということで、予算に対しまして不足分の48万5,000円を今回計上さしていただいたところです。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(比江島年見君) 城議員の御質問にお答えいたします。 先ほど教育長からありましたように上新田中学校の講堂の屋根の改修なんですけども、これがもう既に20年を経過しておるというような状況で、昨年は講堂の南側が台風の影響を受けまして、はげたということもありましたけども、そちらの補修をしておりましたが、今回やろうとしてるのは北側の面が2カ所漏水をしております。それで調査をしました結果、今回288万8,000円で上げさしていただきたいということでございます。材料がアスファルトシングル葺きとかいうような材質らしいんですけども、中にもう水が入っておって、今回やろうとしておるのは12メーター80センチ、それから10メーターの2カ所ということで、それやれば漏水はとまるんじゃないかということで、とりあえず防水をやりたいということでございます。 それから、先ほどありましたが、本当に天井がもう穴ぼこで非常に見苦しい状態であります。今回いろいろ考えたんですけどもかなりな金額になるようですので、とりあえずはこの雨漏りだけをやって、あと天井についてはまた相談をさしていただきたいということで、天井はもう全体的にやらないと無理ですので、今後の課題とさしていただきたいというふうに思っております。 それから、各種大会の補助金なんですけども、今回49万5,000円補正をさせていただきましたが、いわゆる中学校の総合体育大会、中体連の関係ですね。これで当初予算で200万円いただいております。実績がもう今までに162万8,000円使わしていただいております。昨年の実績を踏まえまして、今度はまた秋に新人戦大会がありますが、これで約90万円近くまた要るようでございますので、今回不足をします49万4,000円を補正をさしていただきたいということでございます。 内容的には、今までの実績を言いますと富田中学校が105万3,000円程度、それから新田中が約30万円程度、それから上新田中が23万円程度の支出をさしていただいております。 それから、同じく補助金の中の登下校の安心・安全対策の14万4,000円なんですけども、実は先ほど教育長がありましたようなことで、もう既にPTAの方から町の軽自動車の公用車にマイクとスピーカーの設置をして、子供の安心・安全の活動をしていただいております。それで町の公用車でもありますし、PTAに出させるということではなくて、これは町の方で助成をしなければならないということで今回上げさしてもらいました。富田小、中学校が5万6,000円、それから新田小、中学校が4万7,000円、上新田小、中学校が4万1,000円ということで今回助成をさせていただくということでございます。 以上お答えいたします。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 学校関係は教育委員会がお答えをいたしましたので、その他につきましては担当課長に説明をいたさせます。 ○議長(倉永公交君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(宝﨑光明君) 制水ゲートの位置ですけども、竹渕地区の西都寄りの方にから暗渠排水と暗渠になっておるところがあります。そこにつきまして、入り口の部分に制水ゲートをつけて暗渠の中に入れないという形で設置をしたいと考えております。 以上お答えします。 ○議長(倉永公交君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(長友光幸君) 城議員の御質問ですけども、26ページの工事請負、それから備品購入ということでございますが、保育所の諸整備につきましてはいろんなものが入って大きな金額になってるわけですけれども、それと言いますのが今回上新田保育所、それから新田保育所の方に乳幼児、赤ちゃんの髪や体洗う沐浴ユニットを取り付けようという考えの中での沐浴ユニットの取り付け工事といたしまして、上新田保育所の方が101万6,000円、それから新田保育所の方が99万5,000円、それから上富田保育所のトイレの下の方から臭気が漏れるというようなことでございますので、そのトイレの方の排水トラップの取り替え工事を行いますが、それが13万6,000円、それに上新田保育所の方なんですけども、屋外の方の手洗器の方がかなり傷んでるというようなことの中から、その取り替え工事の方を行うようにしておるところでございます。 それから、もうひとつは、新田保育所の方の調理室の手洗いの方の取り替え工事ということで、総計の中で上げております247万6,000円というのが工事費の請負金額になるわけでございます。 それから、備品購入費ですけれども、これにつきましては先ほど言いました沐浴ユニットの取り付け工事とあわせまして、乳幼児のベッド購入ということでこのひとつの金額と、それから保育所の方も女性ばっかりというようなことの中から防犯用ロックのさすまたの方を導入したらというようなことの中から、上げた金額が21万3,000円ということで、この中の明細はそのようになっておりますので御報告いたします。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 13番、城吉信君。 ◆議員(城吉信君) 大変嬉しいことであります。ある大会に我が新富町の子供さんたちがこれだけやはり力をつけて九州大会や全国大会に向けて進む、本当にすばらしいことだなあと、関係者の努力に敬意を表したいと、また子供の努力にも敬意を表したいと思います。 トイレの件につきましてはひとつよろしくお願いいたします。これで私も町民の皆さんの希望がかないますので安心をいたしました。 上新田中学校の屋根の件で、これに入ってないということでありますけども、これは予算がえのことで質問はできないかと思うんですが、実は中学校の落成式のときでしたかね、あのときにちょうど会場が、祝賀会場が講堂でしたので上を見ましたら、非常に穴がどこそこほげてましてね見苦しいものでありまして、そこまで今度一緒にですね、こういうものも入れていただいておるのかなあと思いましたので、ぜひぜひまた御努力をということにさしていただきたいと思います。 本当に登下校の安心・安全、これにつきまして本当にPTAの皆さんなり学校関係なり、また地域の皆さんも非常に今神経をとがらせておられるようですので、ありがたいなあと思っております。 実は、宮崎市の佐土原町では、下校にボランティアの方だと思うんですが、角々に立っておられて子供たちを見守っておられる様子を私見ることができました。もちろん町長もそのような考えを持って、将来はと思っておられるようですが、呼びかけももちろんでありますが、そういった形の中の推進ということも今後できれば、あわせてお願いしたいと思っております。 保育所の件につきましてはよくわかりました。私はこの保育所の備品の中に、なぜ質問したかといいますと、非常に読物やら、そういった物がものすごく不足をしてるんですよね。絵本だとかそういう物。私はそういう物はこの備品の中に入っているのかなあと思いました。そういうものじゃないようでありますが、まあもちろん今度上げられたものも大事でありますけれども、やはりそういった物もできれば備品購入の中で今後考えていただければと思っておりますが、これにつきましてひとつお答えをお願いして終わりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(倉永公交君) 土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 保育所の読物の件でございます。実態等見まして、そして皆さんの意見を聞きながら対処してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(倉永公交君) 教育長。 ◎教育長(下村喜秋君) ひとつだけ、ボランティアいわゆる指導関係ですね。実はきのう生徒指導集会、町内の会合を開いたんですが、その中でも話題になりまして、もうひとつの組織が青少年育成町民会議というのがございます。各地区1名ずつ代表がおるわけでございますが、地区によっては区長さんが兼ねておるところ、あるいは子供たちがおるからということでPTAの方が籍を置いている人、いろいろでございますが62名おります。これを中学校区ごとに生徒指導主事部会が中心になって招集をかけたらどうかという提案をしたんですが、一方のその町民会議の方にはこういう形でおりてくるでしょうから、ぜひ仲間になって一緒に取り組んでいただけないかということをおろしてありますので、近々中学校区ごとにそういった会合が開かれて、広報活動ができる方は広報活動の仲間入りをするとか、立ち番的な活動ができる人はそういった活動をするとかいうこと、少しずつ輪を広げていきたいなというふうに思います。自主的な団体がだんだん今ふえておりますので、便乗させていくような支援をしていきたいなというふうに思っておるとこでございます。幸いに帽子とか腕章、たすき、チョッキ、こういった物も生活環境課を窓口にして配備していただいておりますし、青少年育成町民会議の方からも今準備をしつつございますので、そういうものをつけて、子供たちも安心した形で見守りができるような形を構築していきたいなというふうに思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(倉永公交君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各議案について、会議規則第39条の規定により、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉永公交君) 異議なしと認めます。よって、議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。会期中に審査、調査をお願いします。────────────・────・──────────── ○議長(倉永公交君) 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。今後の日程は、開会初日に配付しております日程表のとおりであります。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。午後0時31分散会──────────────────────────────...