平成 24年 第06回
定例会(09月) 新富町告示第62号 平成24年第6回
新富町議会定例会を次のとおり招集する 平成24年9月3日
新富町長 土屋 良文 1 期 日 平成24年9月6日 2 場 所
新富町議会議事堂────────────────────────────── ○開会日に応招した
議員長濵 博君 阿萬 誠郎君増永 逸雄君 髙野 賢治君倉永 豪修君 丹 邦敏君下村 豊君 圖師 孝一君小嶋
崇嗣君 永友 繁喜君
比江島義秋君 三浦 千尋君城 吉信君 櫻井 盛生君────────────────────────────── ○9月10日に応招した議員────────────────────────────── ○9月11日に応招した議員────────────────────────────── ○9月13日に応招した議員────────────────────────────── ○9月19日に応招した議員────────────────────────────── ○9月21日に応招した議員────────────────────────────── ○9月28日に応招した議員────────────────────────────── ○応招しなかった議員────────────────────────────────────────────────────────────────────平成24年 第6回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第1日) 平成24年9月6日(木曜日)──────────────────────────────────────
議事日程(第1号) 平成24年9月6日 午前10時00分開会 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第36号 平成24年度
新富町一般会計補正予算について 日程第4 議案第37号 平成24年度
新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について 日程第5 議案第38号 平成24年度新富町
介護保険特別会計補正予算について 日程第6 議案第39号 平成23年度
新富町水道事業会計剰余金の処分について 日程第7 議案第40号 新富町
税条例の一部改正について 日程第8 議案第41号 宮崎県
後期高齢者医療広域連合規約の変更について 日程第9 議案第42号 公の施設の
指定管理者の指定について(
富田浜入江遊漁船係留場) 日程第10 議案第43号
民事訴訟事件の和解について 日程第11 認定第1号 平成23年度
新富町一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第2号 平成23年度
新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 認定第3号 平成23年度
新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 認定第4号 平成23年度新富町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 認定第5号 平成23年度
新富町水道事業会計決算の認定について 日程第16 平成23年度
新富町一般会計・
特別会計・
水道事業会計の
決算審査報告について 日程第17 報告第10号 平成21年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計) 日程第18 報告第11号 平成22年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計) 日程第19 報告第12号 平成23年度決算に基づく新富町
財政健全化判断比率報告書について 日程第20 報告第13号 平成23年度決算に基づく新富町
水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第36号 平成24年度
新富町一般会計補正予算について 日程第4 議案第37号 平成24年度
新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について 日程第5 議案第38号 平成24年度新富町
介護保険特別会計補正予算について 日程第6 議案第39号 平成23年度
新富町水道事業会計剰余金の処分について 日程第7 議案第40号 新富町
税条例の一部改正について 日程第8 議案第41号 宮崎県
後期高齢者医療広域連合規約の変更について 日程第9 議案第42号 公の施設の
指定管理者の指定について(
富田浜入江遊漁船係留場) 日程第10 議案第43号
民事訴訟事件の和解について 日程第11 認定第1号 平成23年度
新富町一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第2号 平成23年度
新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 認定第3号 平成23年度
新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 認定第4号 平成23年度新富町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 認定第5号 平成23年度
新富町水道事業会計決算の認定について 日程第16 平成23年度
新富町一般会計・
特別会計・
水道事業会計の
決算審査報告について 日程第17 報告第10号 平成21年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計) 日程第18 報告第11号 平成22年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計) 日程第19 報告第12号 平成23年度決算に基づく新富町
財政健全化判断比率報告書について 日程第20 報告第13号 平成23年度決算に基づく新富町
水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────
出席議員(13名)1番 長濵 博君 2番 阿萬 誠郎君3番 増永 逸雄君 5番 髙野 賢治君6番 倉永 豪修君 7番 丹 邦敏君8番 下村 豊君 10番 圖師 孝一君11番 小嶋
崇嗣君 12番 永友 繁喜君13番
比江島義秋君 14番 三浦 千尋君16番 櫻井 盛生君 ──────────────────────────────
欠席議員(1名)15番 城 吉信君 ──────────────────────────────欠 員(なし)──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名局長 井上 透君 書記 壱岐 進君──────────────────────────────説明のため出席した者の
職氏名町長 …………………… 土屋 良文君 副町長 ………………… 壱岐 健一君
まちおこし政策課長 … 後藤 博己君
総務財政課長 ………… 三本 英弘君
行政対策監 …………… 太田 功君
防災基地対策課長 …… 河野 裕君
税務課長 ……………… 西岡 博幸君
町民こども課長 ……… 小野 博明君いきいき
健康課長 ……
若木家浩順君
福祉課長 ……………… 壱岐 利美君
農業振興課長 ………… 石谷 秀三君
都市建設課長 ………… 川口 弘克君
環境水道課長 ………… 山内 清三君
会計管理者会計課長 … 中山 房雄君
教育長 ………………… 米良 郁子さん
教育総務課長 ………… 平塚 貢一君生涯
学習課長 ………… 河野 博敏君
農業委員会事務局長 … 内田 実利君町
代表監査委員 ……… 三宅 照美君──────────────────────────────午前10時00分開会
◎
事務局長(井上透君) 起立、礼、着席。
○議長(長
濵博君) おはようございます。
城吉信議員から本
定例会の本日の会議に欠席する旨の届け出がありましたので、御報告をしておきます。 ただいまから平成24年第6回
新富町議会定例会を開会いたします。 6月
定例会以降における諸般の報告につきましてはプリントしてお手元に配付しておりますので、これをもって諸般の報告にかえさせていただきます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の
議事日程はあらかじめお手元に配付いたしておりますとおりであります。────────────・────・────────────
△日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(長
濵博君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第119条の規定により、議長において、
増永逸雄議員、
三浦千尋議員を指名いたします。────────────・────・────────────
△日程第2.会期の決定
○議長(長
濵博君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本
定例会の会期は、本日から9月21日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(長
濵博君) 異議なしと認めます。よって、本
定例会の会期は16日間と決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第3.議案第36号
△日程第4.議案第37号
△日程第5.議案第38号
△日程第6.議案第39号
△日程第7.議案第40号
△日程第8.議案第41号
△日程第9.議案第42号
△日程第10.議案第43号
○議長(長
濵博君) 日程第3、議案第36
号平成24年度
新富町一般会計補正予算についてから日程第10、議案第43
号民事訴訟事件の和解についてまで以上8議案を
一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、
議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、
議案提出者に
提案理由の説明を求めます。
土屋町長。
◎町長(
土屋良文君) 本日ここに、
新富町議会第6回
定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては、
大変お忙しい中に御出席いただき、御審議賜りますことを厚く御礼申し上げます。 それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、議案第36
号平成24年度
新富町一般会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は第2回で、既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ5,623万円を追加し、予算の総額を
歳入歳出それぞれ79億2,524万9,000円にしようとするものでございます。 歳出の概要から御説明申し上げます。 第2
款総務費には、
男女共同参画計画策定に伴う
事業費、
コミュニティバス実証実験の来年3月までの
委託料増額分、
緊急雇用創出事業による
町税滞納者の
町外転出実態調査のための
臨時賃金等を計上いたしました。 第3
款民生費には、
介護保険特別会計繰出金、
老人保健交付金精算金等を計上いたしました。 第4
款衛生費には、
予算限度額に達した
太陽光発電設備設置補助金の
追加分等を計上いたしました。 第5
款農林水産業費には、地域の担い手への
農地集積のため
農地所有者へ補助を行う
農地利用集積加速化事業農地集積協力金、水田の
暗渠排水施設設置事業費補助を行うがんばる
農家収益向上整備事業補助金等農業の振興を図るための
事業費を計上いたしました。 第6
款商工費には、宮崎県
口蹄疫復興対策運用型ファンドを活用し、新富町
商工会が取り組む事業に
地域商工業等経済復興支援事業補助金等を計上いたしました。 第7
款土木費には、
町道維持補修等の
工事費を追加したほか、
道路改良事業費の増減に伴う
調整等を行いました。 第8
款消防費には、使用されていない
防火水槽の
撤去費及び消火栓を設置するための
消火栓設置工事負担金等を計上しました。 第9
款教育費には、湯之
宮座論梅周辺整備事業等の
事業費の増減を調整したほか、
施設等の
修繕料等を計上しました。 次に、歳入について御説明申し上げます。 第1款町税には
町民税及び
固定資産税を
減額計上、第12
款地方交付税には
普通交付税を計上、第15
款使用料及び手数料には
新富東霊園使用料を計上、第16
款国庫支出金には
子どものための
手当等の
制度改正に伴う
負担金の調整を行ったほか、
がん検診推進事業補助金等を計上しました。 第17
款県支出金には
子ども手当等に係る
負担金の調整を行ったほか、がんばる
農家収益向上整備事業補助金等の
農業振興の
補助金、
緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金等を計上いたしました。 第20
款繰入金には
介護保険事業特別会計の前年度
精算金を計上。
農業振興のための事業に対し、
農業振興基金からの
繰入金及び
商工会が取り組む
地域商工業等経済復興支援事業に
家畜伝染病に立ち向かうしんとみ
元気基金からの
繰入金を計上しました。 第21
款繰越金には前年度
繰越金を計上、第22
款諸収入には宮崎県
口蹄疫復興対策運用型ファンド事業助成金が
事業主体への直接補助となったため減額を計上、第23款町債には
臨時財政対策債の額の決定による
減額調整を行いました。 次に、第2
表債務負担行為につきましては、平成27年度の
固定資産評価替のために、平成24年度から平成26年度までの期間で、
固定資産(土地)
評価総合調査業務委託を行うための
債務負担でございます。 次に、第3
表地方債補正は、
臨時財政対策債の借入金を
減額調整しようとするものでございます。 次に、議案第37
号平成24年度
新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は、
歳出予算の
組み替えでございます。
後期高齢者医療広域連合負担金のうち
療養給付に係る
療養給付費負担金については、平成23年度
決算審査において、その性質上、第1
款総務費の予算に計上ではなく、第2款の
後期高齢者医療広域連合納付金の
負担金補助金及び
交付金に予算計上するのが適正であるとの御意見がございましたので、
組み替えを行うものでございます。 次に、議案第38
号平成24年度新富町
介護保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は、第2回で既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,132万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ12億7,098万5,000円にしようとするものでございます。 歳出では、
介護認定調査等に係る職員の時間
外手当及び
臨時賃金並びに国・
県支出金、
支払基金交付金、
一般会計繰入金の精算に伴う
返還金を計上いたしました。 歳入につきましては、
国庫支出金及び
支払基金交付金の
追加交付額を計上したほか、
一般会計繰入金及び
繰越金を計上いたしました。 次に、議案第39
号平成23年度
新富町水道事業会計剰余金の処分について御説明申し上げます。 本案は、平成23年度
新富町水道事業会計決算において
剰余金が生じましたので、その処分をしようとするものでございます。 当年度未
処分利益剰余金5,159万2,935円につきましては、
地方公営企業法第32条の規定に基づき、
減債積立金に300万円、
建設改良積立金に4,000万円をそれぞれ積み立てを行い、残り859万2,935円を翌
年度繰越利益剰余金として繰り越しをしようとするものでございます。 次に、議案第40
号新富町
税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の改正は、
地方税法の一部改正により、条例で指定した
公益法人等に対してなされた
寄付金及び
NPO法人に対する
寄付金について
住民税の
税額控除が可能となったことにより、宮崎県において平成24年2月宮崎県
税条例改正が議決され、
町県民税として同様の
事務取扱を行っている
県下市町村においても同様の
税条例改正の必要性が生じたため、関連します新富町
税条例の一部を改正しようとするものでございます。 改正の主な内容は、
個人町民税の
寄付金税額控除対象を宮崎県と合わせるため、県内に主たる事務所のある
公益法人及び
NPO法人を指定しようとするもので、
NPO法人については、
認定NPO法人のみの指定であります。 なお、平成25年税の申告の
税額控除適用のため、平成24年1月1日以降に支出した
寄付金及び金銭からの適用でございます。 次に、議案第41
号宮崎県
後期高齢者医療広域連合規約の変更について、御説明申し上げます。
住民基本台帳法の一部が改正されたことに伴い、
外国人登録制度が廃止されることとなりました。このため、宮崎県
後期高齢者医療広域連合規約の変更を行うものでございます。 変更の内容は、宮崎県
後期高齢者医療広域連合規約に定めている別表第2中「
外国人登録原票」の字句を削除しようとするもので、
地方自治法第291条の3第1項の規定に基づき、宮崎県
後期高齢者医療広域連合規約を変更することについて、
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第42号公の施設の
指定管理者の指定について(
富田浜入江遊漁船係留場)を御説明申し上げます。
富田浜入江遊漁船係留場につきましては、平成22年4月から新富町
係船組合を
指定管理者として指定してきましたが、これまで適正に
管理運営がなされてまいりました。 この施設は、施設の性格や規模、
機能等から公募に適さず、新富町
係船組合を平成25年4月から3年間、
指定管理者として引き続き指定しようとするものでございます。 次に、議案第43
号民事訴訟事件の和解について御説明申し上げます。 本案は、現在係争中の
宮崎地方裁判所平成23年(ワ)第906
号損害賠償事件について、平成24年8月27日付で、
宮崎地方裁判所から現時点までの双方の
主張立証内容等に照らして、審理が長期化することにより生じる
関係各位の
負担等を考慮し、早期かつ
円満解決のため、職権による
和解勧告がなされたものでございます。 このため
地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(長
濵博君) ここでお諮りいたします。議案第43号については、議長を除く13人の委員で構成する
民事訴訟事件に関する
調査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(長
濵博君) 異議なしと認めます。よって、議案第43号については、議長を除く13人の委員で構成する
民事訴訟事件に関する
調査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。早速
特別委員会を開いていただき、
委員会条例第7条第2項の規定により
委員長及び副
委員長を互選し、その結果を議長の手元まで御報告願います。 ここで暫時休憩いたします。午前10時17分休憩………………………………………………………………………………午前10時25分再開
○議長(長
濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
民事訴訟事件に関する
調査特別委員会から
委員長及び副
委員長の互選の結果がまいりましたので、これを御報告いたします。
委員長に
小嶋崇嗣君、副
委員長に
櫻井盛生君がそれぞれ互選されました。────────────・────・────────────
△日程第11.認定第1号
△日程第12.認定第2号
△日程第13.認定第3号
△日程第14.認定第4号
△日程第15.認定第5号
○議長(長
濵博君) 日程第11、認定第1
号平成23年度
新富町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第15、認定第5
号平成23年度
新富町水道事業会計決算の認定についてまで、以上5議案を
一括議題といたします。 議案の朗読につきましては
議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、
議案提出者に
提案理由の説明を求めます。
土屋町長。
◎町長(
土屋良文君) ただいま上程いただきました認定第1号から認定第5号まで順を追って御説明いたします。 まず、認定第1
号平成23年度
新富町一般会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成23年度は、
東日本大震災の
復興支援、迅速な
災害情報提供、
公共施設等への
海抜表示、非
常食備蓄等の
地域防災、
各種イベント・フェアへの開催・参加による
地域活性化を進め、
町民福祉の向上を図り、町民と町が共同して「キラリと光る元気な新富町」づくりを推進してまいりました。 平成23年度の主な
取り組みといたしまして、町民の
防災意識をより高めるため町民の参加による
防災訓練や主要な施設や道路の
電柱等に
海抜表示を行い、庁舎の
耐震診断、迅速な
災害情報を提供する
防災放送瞬時警報システム設置事業、災害時要
援護者支援システム整備事業等の
減災対策、
東日本大震災復興への
職員派遣、町民で組織した
復興支援隊への支援などに
取り組みました。
子ども手当支給事業、
ヒブワクチン接種、
小児用肺炎球菌ワクチン接種、
子宮頚がんワクチン接種、妊婦健診検査、
不妊治療を受ける夫婦の
経済的負担を軽減するための
不妊治療費助成などの
子育て支援に
取り組みました。 教育・人
づくり事業として
新田中学校校舎建設、
西体育館の大
規模改修、
町内図書施設ネットワーク構築、湯之
宮座論梅周辺整備、
地区集会所大
規模改修、
安心こども基金を活用しての
子どもいきいき教室などに
取り組みました。 また、安心・安全な
まちづくりの推進として防犯灯の設置、町道の改良、排水路など
生活環境の整備などを行いました。 雇用の場の
創出支援として、
航空機騒音目視調査、
常設サロンの開設、
介護タクシー、
森林総合整備、
重要文化財整備活動事業、
障害者自立相談事業等に
取り組みました。
口蹄疫からの復興として、
稲わら利用供給や
畜産農家の
家畜導入の助成、
地域活性化の支援として、
口蹄疫で多大な影響を受けた
地域経済の活性を図るための
プレミアムつき商品券発行の
支援等、推進と
町政発展のための
取り組みを行ってまいりました。 また、
環境対策として、
合併処理浄化槽設置の助成、庁舎など
公共施設の
太陽光発電設備の
設置等の
取り組みを行ってまいりました。 それでは、平成23年度
一般会計決算について御説明申し上げます。
一般会計決算額は、
歳入総額82億3,725万2,000円、
歳出総額78億9,880万6,000円で、
差引収支3億3,844万6,000円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた
実質収支は2億8,252万2,000円の
黒字決算となりました。 なお平成22年度に
学校建設など
大型事業がほぼ終了したことにより、前年度に比べ、歳入で14.9%、歳出で15.2%と、それぞれ減額となりました。 それでは
歳入歳出について、前年度と比較しながら御説明申し上げます。 まず歳入についてであります。
町税等の
一般財源は55億3,870万9,000円で、歳入に占める割合は67.2%となっており、
町税等が増となったものの、
地方交付税や
臨時財政対策債が減となったため、前年度に比べ7.7%の減となりました。 次に、国・
県支出金等の
特定財源は26億9,854万3,000円で、歳入に占める割合は32.8%となっており、
学校建設事業に係る
国庫支出金、
公共施設等整備基金繰入金、
寄付金等の減により26.7%の減となりました。
自主財源と
依存財源を割合で見ますと
自主財源が30.0%、
依存財源が70.0%となり、額で見ますと、前年度に比べ
自主財源は2.2%の減、
依存財源は19.4%の減となりました。 また、市町村の
財政力をあらわす
財政力指数は0.41となり、前年度より0.01ポイント下降しました。 次に歳出の状況についてであります。性質別に見ますと、
義務的経費は32億2,521万8,000円で、前年度に比べ1.6%の増となり、
公債費は0.1%減、
人件費は1.2%の減、
扶助費は、平成23年10月からの
制度変更に伴う
子ども手当の増などにより5.1%増となりました。 次に、
物件費や
補助費等の
任意的経費は29億6,538万5,000円で、
物件費は、小・中学校の電子黒板など備品が増となったものの、積立金の減により、前年度に比べ9.7%の減となりました。 普通建設
事業費等の投資的経費は、富田中
学校建設の完了と新田小・中
学校建設が完了するなど
大型事業の終了により17億820万3,000円で、前年度に比べ40.1%の減となりました。 以上、
一般会計歳入歳出決算の概要について御説明を申し上げましたが、住民福祉の増進を図るため、国・県の制度等を活用し、健全財政に努めたところでございます。 次に、認定第2
号平成23年度
新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成23年度の決算額は、
歳入総額26億6,978万6,000円、
歳出総額24億8,767万8,000円で、
実質収支額は1億8,210万8,000円となりました。対前年度比では、歳入が2.8%、歳出が4.2%増となりました。 歳入では、国民健康保険税の現年度分の収納率は93.5%で、前年度より0.4%の増となりました。 次に、歳出についてであります。歳出の68.0%を占める保険給付費は5.8%増という状況であります。 なお、療養諸費が4.9%、高額療養費は13.4%増となりました。 国民健康保険事業を取り巻く情勢は、少子高齢化の進展、被保険者の減により、医療費は毎年増となっており、財政運営は極めて厳しい状況にあります。 被保険者に国民健康保険制度や事業の現状を御理解いただくとともに、健康で充実した生活を送っていただくため、生活習慣病と健康についての健康教室や健康相談をさらに充実します。特に特定健康診査の受診率の向上を図り、疾病の早期発見・早期治療に努めるとともに、ジェネリック医薬品の積極的な活用の推進などを行い、医療費の適正化を図ってまいります。 次に、認定第3
号平成23年度
新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成23年度の決算額は、
歳入総額2億8,031万8,000円で、
歳出総額2億7,901万5,000円で、
実質収支額は130万3,000円となりました。 歳入について御説明申し上げます。後期高齢者医療保険料は、収納額が7,844万9,000円で、収納率は99.9%となりました。
一般会計からの
繰入金が1億9,743万8,000円で、前年比4.1%の増となりました。 次に、歳出について御説明申し上げます。総務費では、後期高齢者医療広域連合に対する事務費
負担金及び医療費
負担金等1億5,432万2,000円、
後期高齢者医療広域連合納付金は、医療費充当分として、保険料徴収分と保険基盤安定
負担金を合わせ1億2,010万6,000円を支出しております。 高齢化社会となり、病気や加齢に伴う身体機能の低下など、医療機関での受診機会が多くなる結果、医療費が高額になっている現状です。そのため、医療費の抑制は大きな課題であります。 「すこやか高齢者健康診査」の受診率の向上を図り、疾病の早期発見・早期治療・予防に努めます。 また、宮崎県後期高齢者医療広域連合と連携して、重複・頻回受診対策など、医療費の適正化を図ります。 そして、高齢者の健康づくりや生きがいづくりを推進するため、各課、各種行事と連携し、高齢者が元気に暮らせるまちを目指してまいります。 次に、認定第4
号平成23年度新富町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成23年度は、第4期介護保険事業計画の最終年度であり、3年間の事業計画を検証してみますと、総
事業費では実績が6.5%増となりました。中でも保険給付費が5.4%の増となっております。 また、介護予防教室の開設や教室終了者へのフォローアップ教室を継続して実施するとともに、地域包括支援センター職員1名を増員し、高齢者の総合相談や支援拡充を図るなど、高齢者が要支援・要介護にならないよう努めてまいりました。
歳入総額は、前年度比3.1%増の13億520万1,000円、
歳出総額は、前年度比4.3%増の12億4,299万円で
実質収支6,221万1,000円となりました。 歳入では、第1号被保険者の保険料が前年度比3.3%増の1億9,458万7,000円で、収納状況は普通徴収、特別徴収の現年度分収納率は、98.8%の前年度比0.2%の増となりました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 歳出の90.8%を占めます保険給付費は、前年度比3.0%増となりました。 主なものでは、有料老人ホームに併設して通所介護サービス(デイサービス)が開所したことなどに伴い居宅介護サービス給付費が前年度比11.6%の増、介護療養型施設の転換等に伴い施設介護サービス給付費が前年度比2.7%の減であります。 平成23年度において、平成24年度から平成26年度の第5期介護保険事業計画を策定しました。第5期の計画では、施設入所待機者の解消のために特別養護老人ホーム30床の増床や通所介護などの居宅介護サービス給付費を増額し、介護サービスの充実を図ることとしています。 今後も、高齢者の増加に伴い介護認定者も増加が見込まれますので、介護予防事業及び高齢者の福祉サービスの充実を図り、高齢者が住み慣れた地域で生きがいのある生活が送れるよう努めてまいります。 次に、認定第5
号平成23年度
新富町水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。 平成23年度の業務量は、総配水量171万9,000立方メートル、有収水量162万4,000立方メートル、有収率94.48%となりました。有収水量につきましては、前年と比較しますと3,000立方メートルの増となりました。給水戸数につきましては33戸増の5,541戸となっております。 収益的収支は、税抜きで総収益2億4,996万6,000円、総費用2億739万5,000円となり、経常収益4,257万1,000円の当期純利益となりました。これを前年度と比較しますと、総収益は0.9%の増、総費用は1.0%の減少により、増収増益の決算となりました。 次に、資本的収入および支出について御説明いたします。 資本的収入は、企業債、工事
負担金で、総額2,542万5,000円であります。資本的支出は総額6,690万3,000円で、支出の内容は企業債の償還、弁指~比良線配水管布設替工事、県道川床~日向新富停車場線配水管布設替工事及び配管末残塩測定装置設置工事等であります。 資本的収支の不足額4,147万8,000円につきましては、当年度損益勘定留保資金、
当年度消費税資本的収支調整額で補てんをしたところでございます。 今後も費用の見直し、節減を行い、安定経営に努め、施設の耐震化、改修、整備を計画的に行い、安心・安全な水道水の供給と安定給水の確保に努めてまいります。 以上、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。────────────・────・────────────
△日程第16.平成23年度
新富町一般会計・
特別会計・
水道事業会計の
決算審査報告について
○議長(長
濵博君) 日程第16、平成23年度
新富町一般会計・
特別会計・
水道事業会計の
決算審査報告について、審査結果の報告を求めます。
代表監査委員、三宅照美委員。
◎町
代表監査委員(三宅照美君) 平成23年度
新富町一般会計・
特別会計及び
水道事業会計の決算について、平成24年7月3日から平成24年8月16日にかけて、比江島監査委員と審査を実施しましたので、御報告を申し上げます。 審査の結果につきましては、各会計とも
歳入歳出関係諸帳簿及び証拠書類を照合した結果、決算計数については誤りがなく、かつ予算の執行はその目的に沿って執行されており、所期の目的を果たしていると認めます。 なお、概要等詳細につきましては、
決算審査意見書を御参照いただきたいと思います。 ここで、審査の総括を申し上げます。 平成23年度の経済・社会情勢でございますけれども、平成23年度の我が国経済は、
東日本大震災の影響を大きく受けましたが、その後、企業の生産活動等には緩やかな持ち直しが見られました。しかしながら、欧州の財政危機等を背景とした世界経済の減速や長期化する円高などの影響もあり、依然として厳しい状況が続いております。 このような状況の中で、新富町の平成23年度の行政、財政運営は、
口蹄疫からの復興、現下の厳しい経済社会状況への積極的な対応が求められました。 このような背景の中での平成23年度決算であります。 まず、財政の健全性でございます。 新富町の平成23年度決算における健全化判断比率は、4つの指標全てにおいて早期健全化基準を下回り、かつ前年度よりも好転しており、財政が健全であると言えます。 詳細につきましては、後ほど町長から御報告されると思います。 次に、財政の運営状況でございます。 新富町の
一般会計の規模は、過去最大の決算規模であった前年度と比較して、歳入におきましては14.9%減、歳出におきましては15.2%の減少となりました。 財政の運営目標は、財政の健全性を確保し、さらに限られた財源を重点的、効果的に活用して、住民福祉の向上を図ることにあります。 平成23年度の行財政運営は、学校校舎建てかえ事業の一部を残し、ほぼ完了しましたことにより、
歳入歳出ともに規模は大幅に減少しましたが、町税の増収、
人件費の削減、町債発行の減少等、財政運営は良好であったと評価いたします。
特別会計につきましては、まず、国民健康保険
特別会計であります。 被保険世帯数、被保険者数ともに毎年減少しておりますが、医療費は毎年増加しております。したがいまして、保険給付費も毎年増加、特に高額療養費の増加が高い伸び率を示しております。 一方、健康診断の受診率は、前年度と比較し、肺がんを除き高くなっており、その努力は認められますが、国民健康保険事業の厳しい現状に鑑み、予防・早期発見・早期治療のため、さらなる受診率の向上に努められたいと思います。 次に、介護保険
特別会計でございます。 介護を必要とする要介護(要支援)認定者は、毎年増加しております。 1つ、平成23年度は、要介護3から5の介護度の高い人が31名増加しております。 2番目に、施設介護を希望される方(待機者)が多数おられます。 3番、今後、65歳到達者が大幅に増加するものと予想されます。 ことなどから、介護サービス費が増加するものと思われます。 予防事業の積極的な
取り組みが必要と思われます。 次に、後期高齢者医療
特別会計でございます。 平成23年度の後期高齢者医療対象者は2,234名で、前年度と比べますと68名増加しております。 医療費総費用が17億5,997万1,000円で、一人当たり78万8,000円となっております。これは前年度よりも増加しております。 健康寿命を延ばすことに重点を置いた施策並びに事業に取り組んでいただきたいと思います。 最後に、
水道事業会計でございます。
水道事業会計の平成23年度の決算を総括いたしますと、増収増益の決算であります。 水道収益の伸び悩み、コスト高による圧迫から収益性は低下してきておりますが、現在のところ財政状況は健全性を維持しております。 総配水量は年々減少し続けており、したがいまして総費用も漸減しておりますが、これまでの経営努力の積み重ねの結果、財務内容は健全性を維持しております。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(長
濵博君) この件については、以上で終わります。────────────・────・────────────
△日程第17.報告第10号
△日程第18.報告第11号
△日程第19.報告第12号
△日程第20.報告第13号
○議長(長
濵博君) 日程第17、報告第10
号平成21年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計)から日程第20、報告第13
号平成23年度の決算に基づく新富町
水道事業資金不足比率報告書についてまで、以上4件を
一括議題といたします。 報告書提出者に報告書の説明を求めます。
土屋町長。
◎町長(
土屋良文君) ただいま、上程いただきました報告案件につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、報告第10
号平成21年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計)御説明申し上げます。 教育費の新田小・中
学校建設事業(仮設校舎)につきましては、平成21年3月の
定例会において、継続費設定を議決いただき、年割額の変更に伴い平成22年3月の
定例会及び平成23年3月
定例会において、継続費補正を議決いただきました。この年割額に応じて事業を執行し、完了いたしましたので、別紙の精算報告書のとおり御報告いたします。 次に、報告第11
号平成22年度新富町
継続費精算報告書について(
新富町一般会計)御説明を申し上げます。 教育費の新田小・中
学校建設事業(中学校棟)につきましては、平成22年6月の
定例会において、継続費設定を議決いただき、年割額の変更に伴い平成23年3月
定例会において、継続費補正を議決いただきました。この年割額に応じて事業を遂行し、完了いたしましたので、別紙の精算報告書のとおり御報告いたします。 次に、報告第12
号平成23年度決算に基づく新富町
財政健全化判断比率報告書について御説明申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、本町の財政状況を判断するための、普通会計の実質赤字比率、公営企業までを含めた赤字の比率である連結実質赤字比率、債務残高の財政負担を示す実質
公債費比率、公社・第三セクターまで含めた将来的な税負担を示す連結将来負担比率の4つの財政指標について、監査委員の意見書を添えて御報告いたします。 次に、報告第13
号平成23年度の決算に基づく新富町
水道事業資金不足比率報告書について御説明申し上げます。 報告第12号の中で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律について述べましたが、同法第22条第1項の規定により、公営企業の経営の健全化のため、資金不足比率について監査委員の審査に付し、議会に報告、公表することになっているため、資金不足比率について監査委員の意見書を添えて御報告いたします。 以上、報告といたします。
○議長(長
濵博君) この件については、以上で終わります。────────────・────・────────────
○議長(長
濵博君) 以上で、本日の
議事日程は全て終了いたしました。 7日、8日、9日は、
議案熟読のため休会になります。10日、午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて延会いたします。御苦労さまでした。
◎
事務局長(井上透君) 起立、礼。午前11時58分延会──────────────────────────────...