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  1. 仙台市議会 2018-08-21
    市民教育協議会 本文 2018-08-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会の概要                              開会 午後1時39分                              閉会 午後2時38分 ◯委員長  引き続き協議会を開会いたします。  市民局より、まず地下鉄東西線国際センター上部施設における管理運営事業者の公募について報告願います。 2: ◯市民局長  地下鉄東西線国際センター上部施設における管理運営事業者の公募について御報告申し上げます。  当該施設につきましては、地下鉄東西線開業以降、イベントの開催や憩いの場として多くの皆様に御利用いただいておりますが、このたび民間活力を生かしてさらなるにぎわいを創出するため運営事業者を公募することといたしました。  詳細につきまして市民プロジェクト推進担当課長より御説明を申し上げます。 3: ◯市民プロジェクト推進担当課長  地下鉄東西線国際センター上部施設における管理運営事業者の公募につきまして、資料2に基づき御説明いたします。  初めに、1の施設概要でございます。別紙として図面を添付しておりますので、あわせてごらんください。  当該施設につきましては、地下鉄国際センター駅1階及び2階部分で構成し、延べ床面積は1,146.38平方メートルとなっております。また、多目的スペース屋外テラスなどがある2階部分は青葉の風テラスという愛称で、現在市民講座やワークショップ、ミニコンサートなど、営利目的でない催事へ無料で貸し出すなどの暫定的運用を行っております。  なお、施設の管理運営につきましては、仙台国際センター指定管理者である青葉山コンソーシアム業務委託を行っております。  さらに、2階厨房部分をカフェ事業者に貸し付け、軽飲食物の販売を行っております。  続きまして、2の事業の手法でございます。  当該施設民間事業者へ有償で貸し付け、豊富なアイデアやネットワークなどを活用し、にぎわい創出につながる企画を行ってもらうことを期待しております。施設内のエレベーターや自動ドア等、設備の保守点検費用光熱水費等につきましては、これまでの実績額をもとに本市が費用を負担し施設の維持管理を行ってまいります。  なお、今回の公募における賃貸借契約は2回まで更新ができるものとし、最大で9年間の施設運営を可能とします。  続きまして、3の運営事業者の決定方法でございます。  公募型プロポーザル方式による提案選考とし、選定委員会の選考結果を踏まえ、貸付先として優先的に交渉する事業者を決定します。その事業者と本市との間で協議を行い、事業運営に関する協定や施設の賃貸借契約を締結いたします。  最後に、4の今後の予定でございます。  今月24日に運営事業者の募集を開始します。9月上旬の現地説明会を経て、10月5日を公募への申し込み期限、10月下旬を提案書類の受け付け期間とします。11月には提案内容の審査により優先交渉権者を決定し、その結果を公表します。その後、12月中に事業者との協議を経て賃貸借契約等を締結します。平成31年1月から3月までは改装や改修工事等の準備期間とし、4月から選定事業者による管理運営を開始したいと考えております。
    4: ◯委員長  ただいまの報告に対しまして質問等はございませんか。 5: ◯鈴木広康委員  何点か確認をさせていただきたいと思いますが、今回地下鉄東西線国際センター上部施設管理運営事業者ということで公募を行うということであります。地下鉄東西線が開業いたしまして、そしてまた国際センター並びに展示棟もできて、まさに仙台市としてはある意味ではMICEという一つの事業化を進める中での新たな地下鉄の駅としても、今後のしっかりとした事業運営がなされなければならない場所になるのではないかなというふうに思っております。  そういう意味で、今回この国際センター駅の上部施設の部分が公募をされるということでありますけれども、これまでは青葉山コンソーシアムに委託をしてきたということでありますけれども、委託費はこれまで幾らだったのでしょうか。また、これまで委託をされてきたわけでありますので、今後公募ということになるわけですが、委託の契約が満了となるのはいつになるのか、お伺いをいたします。 6: ◯市民プロジェクト推進担当課長  青葉山コンソーシアムへの業務委託につきましては、単年度契約を結んでおります。平成29年度の実績額につきましては2670万3000円でございます。  また、平成30年度につきましては運営事業者の公募を行うことを見込んでおりまして、管理運営業務設備保守点検などの維持管理業務、こちらを分けて委託をしております。管理運営業務は12月末まで、維持管理業務につきましては平成31年3月末までの契約期間としております。 7: ◯鈴木広康委員  これまでこの場所については市民の方も利用していただくということで、営利目的ではないことについての使用をしていただこうということで使ってきたわけでありますけれども、これまでイベントの開催や、また憩いの場としてどれだけの利用があったのか、実績がわかれば教えていただければと思います。 8: ◯市民プロジェクト推進担当課長  平成29年度の実績となりますが、開館日数343日のうちイベント等への貸し出しで203日貸し出しした日数がございます。稼働率として約60%でございました。  なお、イベント等への主催者からの報告によりますと、利用人数は約4万6000人でございました。 9: ◯鈴木広康委員  いろいろな形で市民の方も利用していただいていたということでありますけれども、今回公募という形でなるわけでありますけれども、ここではカフェ事業も行っております。私も国際センター等で行事があった際にあそこのカフェで食事をしたことがあるんですけれども、軽食をいただきました。大変おいしくいただいたんですけれども、今後この軽食の販売であったり、また弁当等の販売も行うことができるように考えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。 10: ◯市民プロジェクト推進担当課長  2階厨房を使用した軽食等の提供を行うことも今回の公募の要件の一つに加えております。また、1階フロアにおける弁当などの販売を行うことも可能と考えております。 11: ◯鈴木広康委員  先ほども申し上げましたけれども、仙台国際センターができております中で展示棟もできました。そして、この展示棟を使ったさまざまなイベントを開催したり、また、学会の事業が行われたりということも行っております。まさにMICEというところにつながろうかと思うんですけれども、国際センターでのイベントや、また、国際センターの展示棟での会議等の中で、参加の方々の状況を見ますと、先ほども軽食というお話をさせていただきましたけれども、軽食を食べるための場所がないというのが私は不便を感じているんではないかなというふうに見ておりましたけれども、当局としてはどのような印象をお持ちなのか、お伺いをいたします。 12: ◯市民プロジェクト推進担当課長  国際センターを所管しております文化観光局によりますと、イベントや会議等の参加者の方々からの御意見の中には食事をとるための場所が少ないなどの御意見も伺っております。 13: ◯鈴木広康委員  そういう意味では、今回市民局が所管をしているこの上部施設というところが公募になるわけでありますけれども、駅を出て羽生選手モニュメントがある場所、またその駅をおりて階段をおりていくと国際センターの展示棟まで行くスペースがあります。上部施設は市民局の所管、このモニュメントの場所、または階段をおりた場所はどこの所管になっているのか確認をいたします。 14: ◯市民プロジェクト推進担当課長  御質問のありました国際センター駅南側の広場につきましては、いずれも文化観光局の所管となっております。 15: ◯鈴木広康委員  今回この上部施設については公募をするということになるわけでありますけれども、施設運営事業者文化観光局が所管する場所をさまざまな形で上部の施設と一緒に活用しながら使ってみたいと。いろいろなイベントがこの国際センター等で行われるということも想定すれば、そういうことも考え得るであろうなというふうに思います。  そういう意味では、今回市民局が上部施設を公募型として行うわけでありますけれども、ぜひそのような占用許可をして使わなければならない、他局にまたがるところが存在をしている場所が隣り合わせであるというところでありますので、そのような場合にはぜひ占用許可等の部分については、いわゆる外部の方が事業運営者になるわけでありますので、容易にそのような対応ができるような仕組みづくりもしておく、考えておくべきではないかなというふうに思うんですけれども、この点についてはどのようにお考えになっているのか、お伺いいたします。 16: ◯市民プロジェクト推進担当課長  今回の公募により管理運営事業者が選定されますと、当施設の運営も民間事業者のノウハウを生かした新たな形態となってまいります。一方で、国際センター駅南側の広場は国際センターとの一体的な利用に資するための場となっておりますので、今後の運営状況を見た上で関係部局と協議してまいりたいと考えております。 17: ◯鈴木広康委員  今回のスケジュールを見ても8月24日事業者の募集開始ということになります。間もなく事業者の募集開始がスタートするわけであります。関係部局との協議というところにつきましては決まってからスタートということになるかもしれませんが、私は今の段階でどこが所管をしているのか、それも掌握をしている、国際センター駅も開業してことしで丸3年になるということも考えれば、これまでのさまざまな行事等が行われている状況も掌握をされているわけでありますので、どのような活用の形態が想定をされるのかということも考えながら、ぜひこの事業者の募集に向けての説明会の中でしっかりとそのような質問があっても対応できるようなことにしておいていただきたいというふうに思いますので、この点についてはどうかよろしくお願いをしたいというふうに思います。  今後の予定の中で必要に応じて改装、改修工事もあるということでありますけれども、先ほど軽食については厨房のスペースを活用してつくっていただいて提供しているということがありました。今後、管理運営をする事業者がある意味ではもう少し厨房のスペースを拡大をしたいとか、または屋外のテラスや屋外の芝生の広場等もこんなふうに活用したいんだといった場合の工事ということも考え得るんではないかなというふうに思うんですけれども、このようなときの対応はどのように考えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。 18: ◯市民プロジェクト推進担当課長  施設の構造を変更する大規模な改修や新たな居室区画、こういったものをつくるような改修は認めないこととしておりますが、運営事業者が事業を行いやすいように、例えば厨房スペース内のレイアウトの変更など、こちらについては可能としたいと考えております。 19: ◯鈴木広康委員  これまでは委託をして今あるところをしっかりと管理運営してくださいということでありましたが、今後は賃貸借契約をして行っていくわけであります。事業をする方も事業運営をする上で自分たちが使いやすいやり方とかも考えて公募の中で、プロポーザルでありますので提案をしてくるんだろうというふうに思います。  そういう意味では、先ほど申し上げましたように隣り合わせの所管の場所があるというところも含めて、事業者の説明の中でしっかりと明確にそのような点についてもこのような対応は認められるけれども、ここまでは認められないと。しかし、今後運営する中で協議もありますよというようなこともしっかり説明できるようにしていただきたいというふうに思いますけれども、その上で先ほど委託については単年度ということで行ってきたということでありますが、今後賃貸借の契約をするということでありますが、これから説明に入るわけでありますけれども、金額についてはどれくらいを想定をしていらっしゃるのか、お伺いをいたします。 20: ◯市民プロジェクト推進担当課長  8月24日に募集開始をするということで、現在貸付料金を含め最終的な調整を行っているところでございます。 21: ◯鈴木広康委員  8月24日ですからもう近々の状況であります。しっかりとその辺も今のお話の中でいろいろ課題という部分が、私はまだ素人ですけれども、事業をする方々はプロでやる方々でありますので、そういう意味ではしっかりと説明ができる体制を整えていただきたいと思います。  その上でもう1点だけ、最後ですけれども、管理の関係でありますけれども、芝生広場の芝生の管理です。芝生というのはかなり管理が大変だと思うんですけれども、先ほど保守については分けているということでありましたけれども、この辺につきましては今後も仙台市が管理をするというような形で考えていらっしゃるのか、この点について最後にお伺いをしたいと思います。 22: ◯市民プロジェクト推進担当課長  芝生広場や屋外テラスなどの共用部分につきましては、維持管理費用の一部を市が負担し、業務委託などによる管理を行う予定でございます。 23: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 24: ◯委員長  なければ、次にコミュニティサイクル事業ダテバイクの取り組みについて市民局より報告願います。 25: ◯市民局長  コミュニティサイクル事業ダテバイクの取り組みについてでございます。  ダテバイクは平成25年3月に事業を開始し、これまで多くの市民の皆様に御利用いただいております。このたび一層の利用拡大に向けてサービスの拡充と今後の安定した事業運営を図るため、利用料金の改定が実施されることになりました。  詳細につきまして自転車交通安全課長より御説明を申し上げます。 26: ◯自転車交通安全課長  コミュニティサイクル事業ダテバイクの取り組みにつきまして、資料3に基づき御説明いたします。  ダテバイク運営事業者である株式会社ドコモバイクシェアでは、サービスの拡充と料金の改定を実施することになりましたので、その内容につきまして御報告いたします。  1、サービスの拡充についてでございます。  (1)事業エリアの拡大等でございます。現在は市内都心部を中心にサイクルポートを設置しておりますが、新たに長町エリアにもサイクルポートを設置し、事業エリアを拡大してまいります。  次に、(2)自転車の増車でございます。長町エリアへの拡大と都心部での利用増加に対応するため、これまでと同様に電動アシスト機能つき自転車を150台増車し、全体で475台となる予定でございます。  次に、2、利用料金の改定でございます。平成25年3月の事業開始以来、利用料金の改定を行ってまいりませんでしたが、自転車の増車、更新や自転車の再配置等の事業運営に必要な経費を賄い、今後の安定的な運営を図るため、利用料金が改定されます。改定後の料金は運営事業者の他都市の料金に準じたものとなります。  3、実施時期でございます。今月、8月から自転車の増車を随時行っております。9月からは長町エリアへの事業エリアの拡大を行ってまいります。利用料金の改定につきましては10月1日から実施いたします。  4、周知方法でございます。市や運営事業者のホームページや利用登録者へのメールによる通知のほか、自転車への周知プレートを設置し、利用者への丁寧な周知に努めてまいります。  本市としても引き続き運営事業者とともにさらなる本事業の発展に取り組んでまいります。 27: ◯委員長  ただいまの報告に対しまして質問等はございませんか。 28: ◯ふるくぼ和子委員  ダテバイクについてお伺いします。  多くの皆さんに利用していただいて、これまでにも事業の拡大をしてきたものだというふうに思います。今回も新たに長町エリアに開設をして、市内にも新規に設置して台数もふやしてという、一層利用しやすい体制にしていく、そういう内容が含まれているというふうに理解しています。  それで、まず最初に聞きたいのは、これまでの取り組みで株式会社ドコモバイクシェア運営事業者ということですけれども、ここのダテバイクのこれまでの決算状況、事業運営の状況というものがどうなっているのかということについて伺いたいと思います。 29: ◯自転車交通安全課長  本事業はプロポーザルにより運営事業者を選定しており、運営事業者が運営全般に係る業務を行うとともに、その業務に要する経費につきましても運営事業者が負担しております。  運営事業者の御努力によりダテバイクの利用回数は毎年確実に増加しているところでございますが、決算の状況といたしましては料金収入で事業の運営経費が賄い切れていない状況にあり、運営の決算としては赤字の状況となっているところでございます。 30: ◯ふるくぼ和子委員  具体的な数字までは恐らく出せないんだというふうに思いますけれども、民間の企業で継続拡大をしようというのですから、単年度で赤字という計上で報告を受けているということですけれども、安定して一定やはり運営されているからこそ継続してやろうということだというふうに理解ができるものだと思います。  今回の報告でこの秋、10月から利用料金をかなり値上げをするという改定が行われる、ここを心配をしているわけなんですけれども、サイクルポートがふえて利用がしやすくなっても、料金が高くなれば利用する人が減るんではないかという心配をしているわけなんですけれども、この点はどのように分析をしていらっしゃるのか伺いたいと思います。 31: ◯自転車交通安全課長  同様の料金改定を行った他都市におきましては、利用者の減少は見られず、むしろ自転車の増車やサイクルポートをふやすことにより料金設定後も利用者が増加している状況と報告を受けているところでございます。  本市におきましても今回の料金改定で収支の改善を図り、電動アシストつき自転車の日々のメンテナンスや再配置等、利用者へのきめ細かなサービス提供を維持向上させていくとともに、自転車の増車や事業エリアの拡大を実施するなど、利用者の増加につなげてまいりたいと考えているところでございます。 32: ◯ふるくぼ和子委員  他都市の例ではということで紹介いただきました。資料のほうにも横浜市と広島市ということで書いてありますが、やはり冬場の利用の稼働率がここの他都市と比べてどうなのかということでいえば、やはり単純に大丈夫だと言い切れるのかどうかということもあるかと思いますし、やはり値上げをするということと利用者の利用する側からいうと、どんどんそれでも大丈夫、利用するよという心理との関係でどうなのかということが、どうもちょっと楽観的な考えが入っているんではないかなというふうに感じてしまいました。  まして運営の状況、いろいろ経常的に課題はありながらも拡大継続しようと言える、そういう運営状況になっているとすれば、値上げの割り幅をもっと縮めるとか、値上げはしないで事業を拡大して利用者をふやすという方向につなげていくということができればいいんじゃないかなというふうに思えば、どうしてこんなに高くなるのかなというのはやはり心配として残るところです。  そこでちょっとそういう意味で少し確認をしたいのは、この事業の目的というのは事業者の利益をふやすということではもちろんなくて、市民の皆さんにダテバイクを利用してもらうこと、乗ってもらうこと、安心して活用してもらうという、ここにあるということでいいですよねという確認をさせていただきたいと思います。 33: ◯自転車交通安全課長  本事業は、都心部のより快適な交通環境の形成を目指すとともに、中心市街地の活性化、安全な自転車利用促進などを目的に、平成25年3月に開始いたしました。  今回の料金改定は、現在の収支状況を改善し、安定した事業運営を図るために必要な範囲での料金改定と認識しており、利益をふやすための目的に資するものではないということも運営事業者とも確認しているところでございます。  今後もより快適な利用環境の提供に努め、市民の皆様にダテバイクを御利用していただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。 34: ◯ふるくぼ和子委員  収支状況を改善するということをしきりに繰り返し言われると、本当に何か大変だということが前面に押し出されているように思えてならないんですが、できるからやるという前提があってやられるということでいえば、やはり今まで大変喜ばれて発展してきた事業ですから、どうすれば多くの方に利用していただけるのかということをしっかり中心にして考えていただきながら、もうけ優先ではない事業となるように求めて終わりにしたいと思います。 35: ◯辻隆一委員  2点ほどお尋ねしたいんですが、一つは今この改定の理由については御説明あったんですが、どうもこの説明の中では運営事業者の他都市の料金に準じたものとなりますと。他都市と数字を比べたらちょうどいいからという理由が前面に出てしまうと、本当のなぜ値上げしなければいけないのかということの理由が明確にならないんじゃないかと私は思うんです。  そういう意味では、利用者にきちんとした説明をするということが大きな課題になっていくんじゃないかと思うんですけれども、この点について利用者への説明をここに書いているように他都市と同じだからということじゃなくて、ちゃんと明確な値上げの理由をやはり示していくべきだろうと思うんですけれども、いかがでしょうか。 36: ◯自転車交通安全課長  現在の運営状況料金収入運営経費を賄えない状況となっているものであり、今回収支の改善を図りサービス向上を図るための料金改定を行うことになりました。  利用者の皆様に対しましては、引き続きダテバイクを快適にサービスを御利用いただくためには必要な料金改定であることを、自転車の増車やエリアの拡大などの情報とあわせて周知してまいりたいと考えております。 37: ◯辻隆一委員  もう1点は、やはり経営努力も非常に大事なんだろうと思うんです。例えば東京などの事例で言いますと、バイクの横に広告宣伝を載せて、やはり事業を安定化させるという努力をやっているところもあるんです。こういうダテバイクのような形でやっているところではそういう努力もやっているところもあるので、そういったことについてもやはり経営の努力ということについても求めていくという視点も必要だろうというふうに思います。  もう1点は、やはり仙台市としては仙台市の交通の中にバイクを取り入れていくという一つの施策の中で大きな課題として位置づけられているわけでありますから、仙台市の交通安全事業の連携というか、仙台市としてちゃんとした連携をしているんだということのアピールももうちょっと強めていくということとあわせてやはり取り組んでいかなければ利用者の皆さんから理解されないんじゃないかなと思うんですが、この点についての御意見を伺って終わりたいと思います。 38: ◯自転車交通安全課長  ダテバイクの自転車の後輪部分に広告を掲載できるスペースがございまして、これまでも広告を掲載した時期もございましたが、なかなか広告主が見つからない状況と伺っております。今後も運営事業者とともに広告事業についての収入確保につきまして協議を行ってまいりたいと考えております。  また、仙台市との連携という意味でございますけれども、ダテバイクにつきましては市のイベント、来月には交通フェスタ等も開催されますけれども、そのような場面でダテバイクのPR、またダテバイクの事業者とともに交通安全教室を開催したり、そのような取り組みも毎年実施しておりますので、さらにその関係を強化してまいりたいと考えております。 39: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯委員長  なければ、次に消防局より報告願います。 41: ◯消防局長  消防局から本年度の消防団特別点検の実施につきまして口頭で御報告を申し上げます。  消防団員の日ごろの訓練成果を御披露する恒例の消防団特別点検を3週にわたり実施をいたします。まず8月26日には若林消防団で、翌週の9月2日には青葉、宮城野、泉、宮城、秋保の5つの消防団で、そして、9月9日には太白消防団で、いずれも日曜日午前中の開催となります。  委員の皆様には各消防団から既に御案内が届いているとは存じますけれども、ぜひ御臨席を賜りますようお願い申し上げます。 42: ◯委員長  ただいまの報告に対しまして質問等はございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯委員長  以上で報告事項関係を終了いたします。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等がございましたらお願いいたします。 44: ◯わたなべ拓委員  戦災復興記念館と学習障害の2点について御質問いたします。  まず、戦災復興記念館について、7月15日に行われました平和祈念コンサートに参加いたしました。前回の常任委員会におきまして曲目についてちょっと懸念をお伝えしたんですけれども、青葉区区民部長、そして青葉区まちづくり推進課長の丁寧な働きかけのおかげさまをもちまして大変すばらしい曲目、具体にはモーツァルトのレクイエム、そしてアストル・ピアソラのアヴェマリア等々、本当にすばらしい陣立てでコンサートが行われまして、御配意に深く感謝申し上げます。  大変すばらしかったこの平和祈念コンサートとは裏腹にと言わざるを得ないんですが、常設展、特別展示についてはなお課題が残ったのかなという印象を持っております。前回の常任委員会においても現状の展示内容からは仙台空襲の悲惨さ、あとは非人道性、これが十分に伝わらない、ましてや戦争犯罪なのだという情報提示も欠けているのではないかという御指摘をさせていただきました。  その質問をもとに現地に足を運んでみました。私は期間中に二度足を運びましたけれども、どうも私の質問にお答えいただいたような形跡がなかったようにお見受けしたものですから、そこについてお考えを伺います。 45: ◯青葉区まちづくり推進課長  戦災復興記念館の常設展につきましては、来年1月に展示室の改修工事の際に展示内容の一部を変更する予定としておりまして、現在資料の確認を行っているところでございましたので、まだそこに手をつけることはしておりませんでした。 46: ◯わたなべ拓委員  ありていにお答えいただいたものでございましょうけれども、やはり全市民が喪に服する7月10日、仙台空襲の日です。あとは終戦記念日、8月15日。これをなお控えていた時期でございますから、この重要なタイミングをみすみす途過することは通常であれば考えられない、もうちょっと努力の余地があったんではないかなと私は思っております。  過ぎたことではございますけれども、1月までなお数カ月ありますから、歴史民俗資料館に優秀な学芸員もおりますし、その知的サポートをいただいて、ぜひとも戦争犯罪なんだという、その情報提示の部分、そしてあとはその非人道性、こういったものをしっかりと知的に提示していただけるような構成、展示内容にしていただきたいなと思います。  また、あと数カ月間ありますので、現状をただ漫然と維持するんではなくて、もうちょっとできる範囲で工夫の余地があると思いますから、そちらを配慮願います。  さて、次に学習障害について伺います。  8月7日に教育センター主催の発達障害理解シンポジウムに参加いたしました。シンポジストとして発達障害の当事者が参加されまして、登壇されて赤裸々にその特性について語っていただいたものですから、大変にその特性への理解認識が深まりました。有意義でございました。  また、この4月からはアーチルに常勤の発達障害の専門医が2名配置されましたので、これは大変画期的な改善だったなと思っております。既に200名ほどの方々に診断を下されたそうであります。  さて、発達障害の一つである学習障害、ラーニング・ディスアビリティーというところからLDと申しますが、以後LDと申します。このLDが問題化しておりまして、医学的な見地からは全児童生徒のうち実に2%が学習障害、LDに該当するとも言われています。  このLDですけれども、全般的な知的発達におくれはなく、聞く、話す、読む、書く、計算、推論などのうち特定の能力の習得や使用に著しい困難がある状態を指すものだということですが、これは学習活動の中核的能力となりますので、ぜひこのLDに留意した対応が必要かと思うんです。  まず、本市の児童生徒中、LDとの診断、これは医療的な診断です。これを受けた人数について伺います。 47: ◯特別支援教育課長  本市の小中学校におきまして発達障害の診断を受け、保護者から配慮してほしいとのお申し出がございました児童生徒のうち、LDとの診断がある児童生徒及び全児童に対するその割合についてでございますが、小学校は39人、0.07%、中学校は24人、0.09%、高等学校につきましては11人、0.09%、小中高合わせまして66人、0.08%となっております。 48: ◯わたなべ拓委員  今課長から御回答いただきました。小学校については39人の児童がLDと診断されていると。中学校については24名診断されていると。高校については11名が診断されていると。  ところで、先ほど冒頭に申しましたようにLDの可能性のあるお子さんというのは全児童生徒の2%という見立てがございます。本市の全児童が5万2507名だそうです。こちらの2%となりますと1,050名となります。そして、中学校全生徒になります2万5624名。この2%となりますと514名となるそうであります。  ちなみに、このうち先ほどLDと診断があったお子さんたちは小学校39名、これはわずか4%になります。LDの可能性のあるお子さんたちの実に4%しかはっきりとLDとの診断を受けていないということになるわけであります。ということは、この背景に膨大なLDの可能性をお持ちのお子さんが潜在しているということがうかがわれるわけであります。  ところで、このほかにも校内委員会などで配慮を要すると考えられている児童生徒がいらっしゃいますけれども、そのうちLDとされるお子さんの人数について伺います。 49: ◯特別支援教育課長  診断等は受けていないものの、学校として配慮が必要であると考えております児童生徒につきましては、LDに特化した人数については現在把握しておりません。 50: ◯わたなべ拓委員  LDに着目した気になるお子さん、これは具体に割り出しておられないということですね。これ先ほども申しましたけれども、LDというのは学校の学習活動の中核的能力に課題を抱えているお子さんを指すわけですから、こういったお子さんについて具体の人数を割り出していただけるように改善お願い申し上げたく存じます。  さて、校内委員会などで配慮を要すると考えられているお子さんとしてはみなされていない、配慮を要するとはみなされていないお子さんの中には現実には相当数LDのお子さんがいらっしゃると思うんですが、こうした潜在的LDの児童生徒の発見と対処、これが課題ですけれども、これらの層が必ずしも十分見出されていない原因についてお考えを伺いたく存じます。 51: ◯特別支援教育課長  統計上では本市においてはLDの診断を受けている児童生徒が少なくて、LDの可能性のある児童生徒はより多く在籍している可能性があると認識しております。  通常の学級におきまして学習に苦手さがある児童生徒について、その要因はさまざまでありますことからなかなか把握が難しいのですが、校内の委員会等で話し合ったり、あるいはアーチルなどの専門機関等を通して当該児童生徒の状況を確認を進めたりするなど、これらの児童生徒に担任等がしっかり対応していくことができるようにこれからも取り組んでまいりたいと考えております。
    52: ◯わたなべ拓委員  今るるお答えいただきましたけれども、十分に潜在的なLDのお子さんたちが見出されない原因としては、現場の先生方にLDに絞った知見が十分に共有されていないということもあると思います。LDに絞った研修を現在なされているんでしょうか。 53: ◯特別支援教育課長  教育委員会におきましてはLDに特化した研修は現在行っておりませんけれども、教員の経験年数に応じて行う研修あるいは管理職研修等におきまして、LD等も含めました発達障害について研修を行っております。  また、このほか小中学校が自主的に開催しております研修会におきましても、各校の特別支援教育コーディネーターや教育委員会から派遣した職員の講師がLD等も含めた発達障害について講義を行うなどの研修を行っております。  こうした研修の中で、特に読み書きに困難がある場合あるいは数に関して困難がある場合など、子供の状態に即したきめ細かな研修の内容をさらに充実させて、教員のLDに対する認識を深めてまいるように努めていきたいと考えております。 54: ◯わたなべ拓委員  ぜひともLDに特化した研修も一度ぜひとも共有していただきたいなと思うのであります。  さて、LDの児童生徒に対する教育については通級指導教室で対応するそうですけれども、この通級指導教室は20人の専任教諭で対応されているそうです。ただし、ADHDなども含めた発達障害全般に対応されているそうですが、LDの教育に絞って何か共通のメソッドによるところはあるのでしょうか。 55: ◯特別支援教育課長  本市のLD等通級指導教室における指導内容につきましては、自立活動といった指導が中心になっております。この自立活動と申しますのは、学習指導要領に沿いまして個々の児童生徒が障害による学習上あるいは生活上の困難を主体的に改善克服するために必要な知識や技能、態度あるいは習慣を養うことを目的としております。  この中で特にLDのある児童生徒に対しましては、タブレット端末を活用いたしましてアプリで文字の形や筆順を視覚的に捉えたり、あるいは文章読み上げ機能によって文字と音声とを同時に確認したりするといったようなことで、読み書きの負担を軽減したり、あるいは学習への意欲の向上を図るなど、これはそれぞれの児童生徒の状況に合った手法で教員が工夫しながら指導を行っているところでございます。 56: ◯わたなべ拓委員  読み書きに関しては個々の先生がおのおのオーダーメードで対応されているということでございます。手法やツールについては個々の先生の個別の指導のよさも踏まえながら、ただ、やはり計数的観点から実証的にその実効性についてチェックして、そして改善に結びつけていくところも必要かと思うんです。  その各種の教育手法、指導プログラムについて比較検討して、その利害、特質について市から明らかにした上で現場に反映するというような実証的な研究はしておられるのでしょうか。 57: ◯特別支援教育課長  LDの児童生徒に対する指導につきましては、さまざまな研究も行われております。引き続き教育委員会といたしましてもこうしたさまざまな指導方法について情報収集をいたしまして、今後これらを通級指導教室の教員等の研修の機会に紹介して、実践につなげまして、そして、その結果を把握、検討した上で指導の充実に結びつけてまいりたいと考えております。 58: ◯わたなべ拓委員  個々の先生の現場での苦闘に敬意を表しますけれども、やはり個々のオーダーメードの事実が一つ一つあると。それらを振り返ってみて有効な点は何だったのか、なお改善の余地があるのかどうか等々をしっかりフィードバックして、全体として共有できるような仕組みがやはり必要だと思います。また、その教育効果についてもしっかりエビデンスをもとに論じられるような組織的な工夫がこれから講じていただけるものと課長の答弁からうかがえますので、そうした取り組みをよろしくお願い申し上げます。  また、ちなみに今手元に通級指導教室の担当者の経験年数という表をいただいております。全員で20人になるんですけれども、経験年数がゼロ、素人、初めてから9年までありますけれども、全20名中最高の経験年数9年が4名いらっしゃいます。20%。ところが、気になるのが経験年数5年から8年、それに次ぐ層、ベテラン層が丸ごと抜けている。ゼロなんです。経験年数4年からゼロまでの方々で80%。4年以下が80%を占めている。わけてもその経験年数ゼロが何と6名。20人中6名が経験年数ゼロなんです。全体的に見るとやや経験の浅い先生が多いなという構成に鑑みても、やはり共通の実効性の担保された教育メソッドの導入というものもあってしかるべきかなと思うんです。  ここで小児科医の医師で国立成育医療研究センターこころの診療部部長、小枝達也先生が30年間にわたって臨床研究により効果を実証してきたLDの改善指導プログラム、T式平仮名音読支援というものがございます。先日、8月11日にも東北大学の呉先生を座長とする第1回発達障害多職種セミナーが東北大学で開催されたばかりですけれども、ここでも小枝先生が講演されました。あるいはここにも参加者の方がいらっしゃるかと思います。  このプログラムによりますと、実に80%のLDの児童生徒が機能改善したんだと、そういった実証例が見られる。こうした実証的なプログラムの活用の余地が本市にもあるんではないかなと考えるんですけれども、当局の所見を伺います。 59: ◯特別支援教育課長  ただいま御紹介がございましたT式平仮名音読支援は、平仮名の読み書きの定着状況を評価いたしまして、各時期における基準に満たない児童に対してタブレットを使用した音読支援を行い、最終的に十分な効果が得られないという児童につきましては語彙指導などの個に応じた支援を行うといったものでございます。  そういった認識を私ども持っておりますが、現在本市の通級指導教室での使用例については伺っておりませんけれども、T式音読平仮名支援も含めましてさまざま開発されております指導方法あるいは支援ツールにつきまして、一人一人の児童生徒の特性等に応じたわかりやすさ、あるいは継続のしやすさといったものや、児童生徒の自信や意欲につながっていくのかといったようなことなども含めまして、情報収集あるいは検討を行いまして、LD等通級指導教室での活用を図るなどしていって指導の充実を図ってまいりたいと考えております。 60: ◯鈴木勇治委員  教育局のほうにお伺いをするんですけれども、最近郡市長が就任して1年ということの経過の中でいろいろ取材されて記事が載っていたんですが、そこのところで教育に十分に力を入れたというふうなことを書いてあったので、とはいえ1年で教育が変わるわけもなしということでちょっと気になったものですから、そしてまた、今予算要求を出す時期が近づいているわけであります。その予算要求をするときに思いついてぽんと出すわけでもないんでしょうから、方針を持っていろいろ予算がふえるようにということで要求をしていくということだろうと思いますけれども、教育局のほうではこの予算要求、いわゆる政策的な課題も踏まえてどんなところに力を入れて予算要求をなさっていくのか、まずそこのところをお聞かせ願いたいと思います。 61: ◯副教育長  私ども教育委員会としてはさまざまな教育課題があるということもございますので、緊急性を見きわめながら必要な予算を確実に確保するという考え方でまいりたいと思ってございます。  平成30年度、今年度の予算におきましては35人以下学級の中学2年生への拡充でございますとか、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置の拡充、退職教員による補充学習の新規実施などのソフト面の予算、あわせて錦ヶ丘中学校の新設あるいは学校の増改築、学校トイレの洋式化などのハード面の予算も確保したところでございます。  次年度予算の編成作業につきましてはこれから本格化するというふうに考えておりまして、現在準備を進めてございますけれども、いじめ防止対策はもとより35人以下学級の中学校3年生への拡充など、計画的また継続的に実施すべき事業を初めといたしまして、今後平成29年度決算を議会のほうに御提出をいたしまして、審査の中でいただく御意見、こういったものも十分に取り入れながら、予算の編成時期に向けまして学校の実情も踏まえながら教育費全体の中でめり張りをつけながら取りまとめて、必要な予算の確保に向かって頑張ってまいりたいと思ってございます。 62: ◯鈴木勇治委員  今いろいろお話をいただいたんですが、ハード面、このことについては学校の新増設といったことも出ておりましたんですが、これらを除いてどうも全体的に見ますとソフト面の充実、それはいいんですけれども、ハード面のほうが少しおろそかになっているんじゃないかというふうな気がいたしておりました。  これは決算等審査特別委員会のほうでもるる詳しいところはお聞かせいただくというふうなことになろうと思いますけれども、既存の学校でかなり老朽化が進んでいるというところが見受けられるわけなんですけれども、プールの問題しかりで、依然としてそのままになっている。ひどいところは体育館が雨漏りするというふうなところ。体育館は避難所になるところですよね。そういったところが雨漏りするなんていうのはちょっと恥ずかしい話になってくるので、こういったところがおろそかになっているというふうなところがあるんじゃないかなと思うんですが、これについてはいかがなっているでしょうか。  そしてまた、エアコンです。かなり暑くなってエアコンを設置するんだというふうなこと。あるマスコミではもう実施するというふうなことが流れておりましたんですけれども、それから洋式トイレ化、こういった問題もありましたよね。このハード面についてはどのような取り組みをなさっているんでしょうか。それからエアコン。こういったことについてはどのような計画で、どう進めていかれるのか。現状で結構ですからお答えいただきたいと思います。 63: ◯副教育長  ただいま御指摘いただきましたとおり、学校施設につきましては本市の建築物の中のおおむね4割を占めているというような現状がございまして、老朽化した学校も今お話しいただきましたとおり多くなっているという現状がございますので、これは計画的に改修をしていく必要があろうかと思ってございます。大規模改修を初めといたしまして、トイレの洋式化などにも取り組みを進めてまいりたいと思っております。  もう一つ、エアコンということにつきましては、ことしの夏の暑さというのは一過性のものとはなかなか思えないというような状況もございますので、今お話し申し上げました老朽化対応であるとかトイレの洋式化などの学校の環境改善の一つとして全体的な中で判断をしていかなければならないものであろうと考えてございます。  財源の問題を初めといたしまして、事業の実施段階においてもさまざま課題が想定されておりますので、そういったことについて検討をさらに深めてまいりたいと思ってございます。  いずれにいたしましてもハード面の予算につきましては子供たちの学ぶ環境というものをつくっていくためには必要な予算というふうに考えてございますので、国の動向であるとか学校の実情も十分踏まえながら、繰り返しになりますが必要な予算というものを確保できるように我々も取り組んでまいりたいと思ってございます。 64: ◯鈴木勇治委員  エアコンの問題でありますけれども、もう涼しくなってくる、そういった季節になるわけでありますけれども、毎年こういった状況が続くだろうという今もお話ありましたんですけれども、国のほうでもこのエアコン設置ということは積極的に支援を強化していくということで、官房長官談話で出ておりましたんですけれども、その後の動き、どのような動きになっているかつかまえておられるのか、あるいは動きがないとすれば、これは市長さん、去年の話でしたか、教育長になる人材を派遣してくださいとのことで文科省にも働きかけに行ったやに聞いているんですけれども、こういったときこそ国のほうに市長さんが赴いて働きかけをしたらいかがかなと思うんですけれども、その辺は先ほどお話しした国の動き含めてどう捉えておるのか、お話しください。 65: ◯副教育長  ただいまお話ございましたとおり、国においては官房長官の談話等におきまして積極的な姿勢が示されておる、また、それ文部科学大臣のほうの、これは記者会見での御発言であったかと思いますけれども、同じような趣旨での御発言があったかと思います。  ただ、現時点におきましては具体的にこういったスキームであるとか、あるいは額の提示というものがないというふうな状況でございます。これにつきまして私ども引き続き情報収集をしながら進めてまいりたいと思ってございます。  また、国への要望等に関しまして、私ども指定都市一連の要望、それから私ども仙台市教育委員会独自要望の中でもエアコンも含めた学校施設整備予算につきましての配慮につきましては、これまでも繰り返してきたところでございますけれども、これからにつきましても機会を捉えてまた国のほうにお話をしていくというようなことは進めてまいりたいと思ってございます。 66: ◯鈴木勇治委員  さっき話しましたけれども、こういった予算取りというのはスピーディーに行かないとだめなんですよね。情報取りもそうですけれども。今言ったように市長が出向いていってお願いしてくるということは考えていないんですか。 67: ◯副教育長  現時点におきまして具体的に市長がということまでは計画等持ってございませんけれども、ただいまお話しいただいたことも含めましていろいろ考えてまいりたいと思ってございます。 68: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69: ◯委員長  なければ、これをもって協議会を閉会いたしますが、今後特別の事情がなければ現任期の中ではきょうが最後の委員会になる予定ですので、一つの区切りといたしまして正副委員長から挨拶をさせていただきたいと思います。                 〔委員長 挨拶〕                〔副委員長 挨拶〕 70: ◯委員長  これをもちまして協議会を閉会いたします。...