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  1. 仙台市議会 2018-07-03
    防災・減災推進調査特別委員会 本文 2018-07-03


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから防災・減災推進調査特別委員会を開会いたします。  本日は、鈴木勇治委員岡部恒司委員菊地崇良委員より欠席の届け出がありましたので、御報告いたします。  本日は、説明員として危機管理室から関係職員の方々に出席いただいております。  初めに、本委員会での今後の調査の進め方について改めて御説明いたしたいと思います。  本委員会では、調査項目として、災害情報等の適切な伝達方法について、地域全体を巻き込む防災訓練のあり方について、地域における防災・減災の担い手となるリーダーの育成についての3項目を掲げております。  これまでの委員会においては、災害情報等の適切な伝達方法について、当局からの説明、他都市視察、有識者からの意見聴取を中心に調査を行ってきたところでありますが、今後は、地域全体を巻き込む防災訓練のあり方について、地域における防災・減災の担い手となるリーダーの育成についてを中心に調査することにしたいと思います。  調査に当たりましては、当局からの報告を初め、有識者から専門的知見を伺うとともに、先進地視察の実施などにより調査をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日は、お手元に配付の日程のとおり、本市における防災訓練実施状況について及び本市における防災リーダー育成状況について、当局より報告を願いたいと思います。  なお、後ほどお諮りいたしますが、今月実施する予定の他都市視察とも関連する内容となりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、危機管理室より御報告願います。 2: ◯減災推進課長  本日は、本市における防災訓練実施状況及び防災リーダー育成状況の2点について御説明をさせていただきます。  資料につきましては前方のスクリーンにも表示いたしますので、御参照いただければと存じます。なお、ページ数は右肩にございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、初めに、本市における防災訓練実施状況について御説明させていただきます。  本日は、目次に記載しております4項目の内容につきまして御説明をさせていただきます。  初めに、地域の防災訓練の概要でございます。  訓練実施の目的でございますが、大規模災害から命を守り、市民生活の安全・安心を確保するという観点から、自助の基本となります家庭、共助の担い手となります町内会等の地域、防災関係機関等公的機関による公助、それぞれに焦点を当てた訓練等を年間を通じてバランスよく実施し、本市の総合力による防災を目指すものでございます。  次に、訓練の内容でございます。  本市では、仙台市総合防災訓練といたしまして、表でお示ししている訓練を年間を通じ実施しているところでございます。本日は、このうち、地域として取り組む「市民防災の日」仙台市総合防災訓練、各地区総合防災訓練町内会等地域団体中心の訓練につきまして御説明をさせていただきます。  1点目の「市民防災の日」仙台市総合防災訓練でございます。
     平成29年度から、自助の取り組みを促す市民参加型訓練、いわゆるシェイクアウト訓練を実施しております。この訓練は、誰でもどこでも簡単に参加できる、最も大事な身を守る行動が身につく、備蓄等災害への備えを確認する機会となるというものでございます。  シェイクアウト訓練の初年度となります平成29年度には、学校や事業所などの皆様約4万2000人に御参加をいただき、第2回目の本年度は、約5万7000人の皆様に御参加をいただいております。訓練を通じ自助の取り組みが徐々に定着しつつあると感じているところであり、今後とも継続してこの訓練を実施していくことで、自助の取り組みのさらなる浸透を図るとともに、地域での訓練の参加につなげてまいりたいと考えているところでございます。  次に、各地区総合防災訓練を御説明いたします。  平成28年度まで市民防災の日に各区、宮城総合支所管内の6地区で一斉に総合防災訓練を実施しておりましたが、平成29年度から、9月の防災・減災強化月間を中心とした時期に実施しております。  中学生などの多様な主体の訓練参加促進、地域の実情に応じた訓練の推進、地域と行政との協働での実施という視点で、地域と各区等が協議し、訓練実施時期や地域における災害リスクなど地域特性を踏まえた訓練内容を決定し、実施することとしております。  平成29年度に実施いたしました各地区総合防災訓練の様子を御紹介させていただきます。青葉区では、地域版避難所運営マニュアルに沿った防災訓練を実施しているところでございます。宮城野区では、女性SBLによる児童に対する防災講話を取り入れた防災訓練を実施いたしました。若林区では、風水害を想定し、大雨リスクに重点を置いた防災講話を含めた訓練が行われております。太白区では、避難所の防災資機材取り扱い訓練などに多くの中学生が参加し、防災訓練が実施されております。泉区では、風水害によるリスクを想定し、河川の氾濫等を想定した訓練が実施されております。宮城総合支所管内では、災害発生時の孤立など、山間部ならでは地域リスクを想定した訓練が実施されているところでございます。  次に、町内会等地域団体中心の訓練を御説明いたします。  この訓練は、単位町内会等、災害時の対応の際に基本となる組織において、より細かな地域の災害リスクを考慮しながら、地域ぐるみでより実践的な訓練を実施し、地域で顔の見える住民同士関係づくりが図られているものでございます。  訓練の一例となりますが、消火訓練応急給水訓練の様子でございます。また、炊き出し訓練負傷者救護訓練などの様子となります。  次に、本市の防災訓練に対する支援について御説明いたします。  まず、自助に係る冊子の作成、配布でございます。災害への備えの必要性の啓発、災害発生時の行動のポイントの解説、訓練参加の促進といった自助の取り組みを促すことを目的に仙台防災タウンページを作成し、市内の全世帯、全事業所へ配布を行っております。  次に、共助の訓練に係る冊子の作成、配布でございます。防災訓練必要性の啓発、訓練手順やそのポイントの解説、各種訓練メニューの紹介など、共助の取り組みを促すことを目的に自主防災活動の手引きの作成、配布を行っており、町内会を初めとする自主防災組織で活動している皆様に御活用いただいているところでございます。  訓練物資等の提供でございます。防災用品の助成につきましては、町内会等自主防災組織を結成するときに、表にあります活動に必要となる防災用品を現物で支給しているものでございます。  また、防災資機材の貸し出し及び備蓄物資の提供として、指定避難所コミュニティ防災センターに整備している炊飯装置セットなどの防災資機材や備蓄していますアルファ米などを訓練の際に地域の皆様に御活用いただいているところでございます。  次に、地震体験車の派遣でございます。地域で行われるさまざまな訓練に出向き、地震の揺れを模擬体験する機会を提供しております。  また、各避難所運営委員会で訓練を実施するに当たり、訓練に必要な消耗品について、購入費の一部を支援しております。  続きまして、訓練に対する人的支援でございます。  まず、SBLの養成でございますが、平成24年度から養成を開始しているところでございます。詳細につきましては、後ほど防災リーダー育成状況の中で改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  次に、地域版避難所運営マニュアル作成等のための支援アドバイザーの派遣でございます。専門的な支援アドバイザーを地域からの要請に基づき、避難所運営マニュアル作成支援から訓練等の企画まで幅広く地域のニーズに応じアドバイスを行うなど、支援活動に取り組んでおります。  次に、仙台市防災・減災アドバイザーの派遣でございます。学校や保育所を含め、さまざまな地域の皆様からの要望に応じ、多様な内容の防災講話を実施しており、また、長年培った訓練指導ノウハウを生かしながら、訓練時の実技指導消防職員が行っているところでございます。  次に、防災訓練の課題について御説明させていただきます。  一つ目の課題は、訓練参加者年齢層の偏りでございます。  平成26年12月にアンケート調査を行い、防災訓練に参加したことがあるかとお尋ねしたところ、町内会等主催防災訓練に参加したことがあると回答いただいた方々のうち、16歳から39歳までの若い年齢層の参加、特に20代の参加が極めて低い状況にございます。  次に、自主防災組織が地域で何らかの活動を行っていることを知っているかとお尋ねしたところ、地域の防災活動が行われているのがわからないと回答した方々のうち、こちらも16歳から39歳までの若い年齢層の回答、特に20代の回答が極めて高い状況にございます。  二つ目の課題は、訓練内容の固定化でございます。  過去3年間に行われた地域の防災訓練の状況を見てみますと、消火訓練避難訓練などの四つの訓練で実に全体の訓練の約6割を占めており、訓練内容が偏っている状況にございます。  最後になりますが、これらの課題の解消に向けた取り組みでございます。  まず、若い年齢層訓練参加の促進でございます。具体的には、特に将来の防災活動の中心的な担い手となり得る中学生など、地域にお住まいになる多様な方々が参加しやすい防災訓練を企画し、学校の児童生徒、その保護者を巻き込んだ防災訓練を実施するなどの工夫が必要になるものと考えております。また、お祭りや芋煮会など地域の皆様の多くが参加する行事の中に、楽しく防災を学べ、また日ごろの備えにつながるような企画を盛り込むことも有効であると考えております。  次に、訓練内容の多様化でございます。SBLを中心に、今まで実施してきた防災訓練の内容にこだわらず、柔軟に独自性のある訓練の企画や、地域の実情に応じたさまざまな災害リスクを想定し、積極的に防災訓練メニューとして取り入れていくこと、また、レベルアップしていく仕組みづくりの検討などが必要になってくると考えているところでございます。  以上で、本市における防災訓練実施状況の御説明を終わります。  引き続き、本市における防災リーダー育成状況について御説明をさせていただきます。  先ほど同様、目次に記載しております4項目の内容につきまして御説明をさせていただきたいと存じます。  初めに、これまでの取り組みでございますが、本日は防災リーダー育成について三つの取り組みを御説明させていただきます。  一つ目ですが、SBLの養成の取り組みでございます。  本市では、宮城県沖地震の発生を契機に、町内会を中心とした自主防災組織の結成を推進し、共助の取り組みを進めてまいりました。その結果、平成22年4月には町内会全体に占める結成率が95%を上回りましたが、一方では、活動内容固定化等の問題が顕在化しております。そのような中、東日本大震災が発生し、改めて自助、共助の重要性が再認識され、共助に当たる自主防災組織活動の活性化を目的として、平成24年からSBLの養成を開始したところでございます。  目標でございますが、各連合町内会単位での配置を基本とし、全体で600名程度を維持することとしており、平成29年度までに690名を養成しておりますが、このうち、体調面やお仕事の都合などでやめられた方を除いた599名のSBLが、地域で中心的な役割を果たしながら防災活動に取り組んでいる状況でございます。  次に、SBLの養成、育成のポイントでございます。  1点目は、平常時の活動でございます。地域の町内会、学校、消防団といった団体や同じ地域のSBLと連携、協力しながら、地域の実情に応じた防災マニュアルの作成や防災訓練の企画等を中心的に担うことのできる人材の育成を行うものでございます。  2点目は、災害発生時の避難誘導救護活動など、みずから考え、行動し、災害への対応を適切に行うことができる人材を育成するものでございます。  二つ目は、仙台版防災教育の推進の取り組みでございます。  東日本大震災をきっかけとし、次世代の地域防災活動を担う人材の育成の必要性が改めて認識されました。このため、本市では、新たな防災教育を推進するため、平成23年度から新たな防災教育の指針の作成、モデル校での防災教育の実践的な取り組みと成果、浮かび上がった課題の検証作業等を行いました。その結果、震災の教訓や記憶の風化防止の観点から新たな防災教育を見直す必要性が生じ、平成28年度から仙台版防災教育として取り組みを進めているものでございます。  目標でございますが、仙台市全体として目指す児童生徒の姿として、災害時の対処方法を身につけ、みずからの安全を確保できる児童生徒の育成、災害時に進んで他の人や地域の力となれる児童生徒の育成を通じて実現するものでございます。  ポイントとして、地域の実情等を踏まえた学校ごと年間指導計画に基づく実践的な教育の取り組みと、各学校間で成果等の情報共有を図るための発表会の開催でございます。  三つ目は、女性の人材育成事業の推進でございます。  東日本大震災では、子供や高齢者、女性などの多様なニーズに配慮した避難所運営に課題があり、改めて女性の視点を反映した防災対応の重要性が再認識されました。平成25年の本市地域防災計画の見直しや、平成27年に第3回国連防災世界会議で採択された仙台防災枠組で防災・減災のための女性のリーダーシップ促進必要性が掲げられたこともあり、これらを踏まえまして、平成28年3月に策定された男女共同参画せんだいプラン2016で、重点課題の一つとして地域防災復興まちづくりを担う女性の人材育成及びネットワークの構築を掲げ、地域における女性リーダー育成取り組みをスタートしているところです。  目標として、男女平等のまち仙台の実現に向け、防災・まちづくり女性人材育成プログラムを通じて、平成32年度までの5年間で100名の女性リーダーを育成するものでございます。  ポイントとしては、防災、復興の取り組みに必要となる女性リーダー人材育成と、育成した人材のネットワークを図ることでございます。  これまで、町内会やNPOなどさまざまな団体の方やSBLの方に、リーダーシップを発揮する手法を学んでいただいているところでございます。  次に、防災リーダー育成のための支援について御説明いたします。  初めに、SBLの養成への支援でございますが、毎年度、一堂に会しての全体バックアップ講習会及びSBLが活動する地域に分かれての各区バックアップ講習会を実施しております。講習会を通じて、知識の習熟度の向上や情報交換による活動内容の共有、SBL同士ネットワークづくりといった活動の活性化を図っているものでございます。  次に、仙台版防災教育の推進の支援でございます。小学校1年生から3年生用、4年生から6年生用、中学生用の3種類の仙台版防災教育副読本を作成し、児童生徒発達段階に応じた適切な教材の提供がなされております。そのほか、仙台市防災・減災アドバイザーによる防災講話を学校の要望に応じ柔軟に対応しているところでございます。また、学校に地震体験車ぐららの派遣も行っており、地震の揺れを模擬体験する体験型学習の機会を通して、防災に関する学習効果の向上に取り組んでいるところでございます。  続いて、女性の人材育成事業の推進への支援といたしまして、地域版女性リーダー育成プログラム、決める・動くの研修事業を実施しております。この事業は、男女共同参画の視点を踏まえながら、グループでのコミュニケーションや地域課題解決のためのコーディネート、目標を達成するためのネットワーク構築の手法など、まちづくりの場面で役立つ実践的なトレーニングなどにより、女性がマネジメント力を高め、地域でリーダーシップを発揮するための力を養うものでございます。  次に、防災リーダー育成の課題について御説明させていただきます。  一つ目の課題は、SBLの高齢化、固定化が進んでいることでございます。平成24年度の養成開始以来6年間のSBL養成講習における平均年齢は65歳となっております。また、昨年度の全体バックアップ講習会の際に実施いたしましたSBL活動に関するアンケートの結果でも、若い世代のSBLをどんどん養成したほうがいいなどの声が寄せられているところでございます。  二つ目の課題は、次世代リーダーが地域に定着できていないというものでございます。一例となりますが、防災に関する市民意識アンケート調査報告書の結果では、16歳から29歳までの町内会等主催防災訓練参加者の割合が低く、小学校や中学校の防災教育の中で防災に関して学んだことがその後の活動につながっていない傾向がうかがえるところでございます。  三つ目の課題は、女性リーダーが少ないというものでございます。こちらも一例となりますが、女性SBL養成割合を示しておりますが、6年間の平均として全体の4分の1に達しておらず、ここ2年間は2割を切る養成状況になっているところでございます。  最後に、課題解決に向けた取り組みでございます。  まず、若手SBLの育成でございます。SBLによる地域で活動できるリーダーの育成や、SBLは地域のさまざまな方々と協力連携し防災活動を行っていることから、そのネットワークを活用した若い年齢層への働きかけなどを通し、若手のSBLの養成につなげてまいりたいと考えております。また、SBL養成受講者募集の際にも、連合町内会長様を通じた声がけであったり一般公募枠を活用しての働きかけを行ってまいりたいと考えております。  次に、防災教育を受けた児童生徒が将来的に地域で防災活動を行える環境づくりでございます。PTAを初めとする保護者や学校とかかわりのある方々、団体など、学校単位で地域の防災訓練に参加していただくなど、若い年齢層防災訓練に参加しやすく、身近に防災訓練を体験できる企画を推進していく必要があると考えております。また、児童生徒と大学を初めとする防災ボランティア活動組織との連携を深め、防災教育を受けている児童生徒が卒業した後の防災活動への取り組みのあり方や活動に対する理解を深めてもらう機運を提供していくことも必要と考えております。  最後に、女性リーダーの育成でございます。防災に限らず女性が活躍しているボランティア組織各種サークルなどの場を通して、防災活動に関して理解を深めていただきながら、防災リーダーへの関心を高めていく取り組みが必要であると考えております。また、NPOを初めとする女性の社会活動地域活動を支援している団体等との連携も深めながら、女性リーダーの担い手を輩出するすそ野を広げていく取り組みも必要であると考えているところでございます。 3: ◯委員長  それでは、ただいまの報告について御質問及び御意見等をお伺いしたいと思いますが、委員の皆様におかれましては、このたび報告を受けた内容につきまして、御質問だけではなく、皆様が日ごろの活動等で得られている経験や考え方も含め、幅広く御意見やアイデア等を出していただくような意見交換の場にできればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 4: ◯佐藤幸雄委員  御説明ありがとうございました。すばらしい取り組みをされているということは、私も現場で町内会等で伺って一緒にやらせていただいているところでございます。  その上で、さまざまな資料等も含めて現場のほうに、これは本市における防災訓練実施状況についてという資料の16ページのところなんですけれども、いろいろなものも実は現場のほうには届いております。非常に駆使してつくっていただいているものだなというふうに思っておりますが、しかしながら、これを現場でどれだけの人がきちんと見ているかということについては、多分御当局もさまざま、どれぐらいの習熟度なのかということが非常に課題なのじゃないかなということを私も現場にいて非常に感じます。自分のかかわるところについてはしっかり見るということは当然だと思うのですけれども、しかしながら、正直これだけでなくて、町内の中にはいろんなものが来ております。いろんなお願い事もですね。特に町内の中でやっているのは、皆さん、町内会長の役職も兼務したりとか、いろんな兼務を現場ではされているものですから、そういったところの習熟度をはかるということについて、そしてどれぐらい浸透しているかということを見ていくのが次の課題なのかなというふうに私は思っております。  そういう部分では、フィードバックしていく形のお取り組みというか、どれぐらいの方が実際にあけて、見て、それの感想であったりとか、そういったものをボールをこっちに返してもらえるような、そういったことを、もう既にやられているのかもしれないんですが、再度そういったところのフィードバックをいただきながら、さらに工夫を、それをいただいた中で進めるべきなのかなということを実感しているところでございます。  余り現場に負担がかからないようなことが一番大事なので、ですから、そういう部分では、何かのついでではないですけれども、見ましたかでもいいですし、何かのフィードバックをしてもらうときのついででもいいんですけれども、そういったものもやりながら、さらに中身の濃い、そういった防災の取り組みの中身が充実していけばいいなというふうに思っているところでございます。 5: ◯ふるくぼ和子委員  御報告どうもありがとうございました。  防災訓練等実施状況については、本当に地域地域でそれぞれ工夫され努力もされ、大体避難所運営なんかについては随分と地域の皆さんもなれてきて、受けとめられるし、実際に災害があって避難者が来たときにどうするかということについては、一時期と比べて随分定着してきたなというふうにも思って見ています。ですから、そういうきちんと進んできている、地域の人が本当に頑張っていただいているということも戻しながら、地域のほうには伝えながら、なお、どういう課題があるかということで整理して、また進めていくんだろうなというふうに思っているわけですけれども。  一つは、ちょっとこれはお伺いしたいんですけれども、泉区のほうで、去年私も参加をして、この冠水歩行訓練というのを、実践はしなかったんですがやっているところを見てまいりまして、次々並んで皆さん経験されて、それで、実はこれはとても苦労されてつくられたんですよね。本当に考えて、でもやっぱりこれは根白石地域の冠水が実際にあって、避難をすることの必要性というのを地域みずからも感じて、なおかつ、泉区も協力しながらこういう形でということでやられたんだというふうに大変評価をしているんですが、すごく苦労してつくられたと。なので、そういう経験も生かすならば、やっぱり水害というのは一つの大きな災害に挙がってきていますし、こういうつくり方のノウハウであるとか、キットまではちょっとどうなのかと思いますけれども、そういうところへの支援というのもしながら、地域の皆さんが、これは透明な水だけれども、これが泥水だったらどうなのかとか、やはりそういう実感を伴いながら、より実践的に訓練ができるような援助というのも大変大事だなというふうに思っているんですが、この辺の冠水歩行訓練の評価と、それをどんなふうに今後支援していけるのかというあたりが、まずちょっとお伺いできれば聞きたいなというふうに思ったんですけれども。 6: ◯減災推進課長  まず、こちらの訓練の評価ということなんですが、こちらは去年の防災訓練のほうで、泉区役所の職員が手づくりでやっていただいて、実際この長靴なんかを履いていただいて実際に中で歩いていただいたということで、すごく実体験を伴った訓練ということで、かなりよかったなと、このように認識しております。  こういったものの支援なんですけれども、各区役所にも防災訓練実施状況について情報共有する場を設けていまして、その取り組みなどの紹介もさせていただいているところでございます。 7: ◯ふるくぼ和子委員 ぜひ、いい訓練の方法というか、普及させていくということであれば、より支援を。とても大変、これだけの水を運ぶとか、あとこの水をまた運んで処理するとか、結構な水圧なのでこぼれないようにこの枠をつくるとか、実際に鉄棒の横に、やっぱり安全面なんかも含めてきちんと対応しているとか、相当配慮と検討があってこれがつくられたんだなというふうに思ったものですので、ぜひ普及をすると同時に、どうすればそういうことがそれぞれのところでやりやすくなるのかというのは、これはぜひ支援をこれから充実させていっていただきたいなというふうに思っておりました。  あともう一つ、防災リーダーの件なんですけれども、改めて防災リーダーだけじゃなくて訓練への参加もだけれども、若い人たち、20代、30代のところの受けとめ方や参加というのがこんなに少ないんだということを改めて実感いたしました。  それで、中学生、高校生あるいはPTAという年代のところにというのもあるんだけれども、やはり実際に災害が起きたという断面で見たときに、力になる20代、若い世代がどこにいるのかといったら、大学だったりお勤め先だったりということなのかなと思うと、先日の防災訓練のときにも東北福祉大学の学生さんなんかが随分と参加をしてというところを見ましたけれども、やはり大学との連携であるとか、実際に住まいもたくさん、学生さんいらっしゃるわけですから、そういう皆さんに地域活動にも参加していただける、大学の中の学びと地域からの参加という両方で学生の皆さんのお力をどう引っ張り出していけるのかなというのは、きっとここの学都仙台という点でも大きな課題なのかなというふうに感じました。これは意見と感想のみになってしまいますが、以上です。 8: ◯石川建治委員  幾つか伺います。  一つは、自主防災組織、先月12日の新聞に、地域の自主防災組織が減ってきていると、弱体化していると新聞に載っていて、仙台市が2009年に対して2017年が6.5ポイントマイナスになっているという報道があったんですよね。仙台市はずっと宮城県沖地震以降も地域での自主防災組織を強化拡充していこうというふうにしてやってきたと思うんですが、まずもって、なぜこの組織率がこのように減ってきたのか、その辺についてというのはわかりますでしょうか。 9: ◯減災推進課長  新聞記事の件ですと、多分全世帯に占める割合という形の統計資料を県のほうで出していまして。私ども宮城県沖地震から自主防災の結成促進というのは、町内会を中心として結成促進させていただいていまして、ある程度、その中では九十何%という形でかなり高い率にはなっているんですけれども、実はマンションとかそういった部分がふえてきていまして、全世帯に占める加入世帯数の割合というのがちょっと下がってきている状況にありまして。統計の出し方がちょっと違っていまして、そんな数字になっているんですけれども、震災前と比べてマンションとかそういった形がふえて、要するに町内会世帯数が減っているということに絡みまして、自主防災組織の結成率というか世帯数というものも減っているような状況にございます。 10: ◯石川建治委員  じゃあ、震災前よりも下がってきていると。それは今言ったような理由からだということですよね。だとすると、そういう現状の中で、地域防災組織であったり自主防災組織の育成ということについてどのような取り組みをしているのかお伺いします。 11: ◯減災推進課長  まず、マンションで自主防災組織をつくっていただいて、なおかつ、町内会のほうに加入していただくという形で、加入率を上げる取り組みなどもさせていただいている状況にはございます。 12: ◯石川建治委員  私の住んでいるところはマンションというのは少ないのですが、新しく引っ越してきた方々というのが町内会に入らないとか、そういった問題も少しずつ出てきているんですよね。そうすると、入りませんと言われたときに町内会としてどのように対処したらいいのかというのがなかなか困った課題になっているという話も伺っているんです。そうすると、例えば町内会での防災訓練をやるときにも、その入っていない人たちに対してどうアプローチするのかということも課題になっているので、そういったことも考えると、単に町内会に入らない、あるいはマンションの自治会がつくれないというところでとどまっているということではなくて、ある意味では、町内会を管轄する市民局との連携をして、そういう加入率とか組織率を高めるために連携していくということも必要だと思うんですが、その辺はぜひ現状をもう少し前に進めるためにもやっていく必要があるのではないかと、こんなふうに思っております。これは意見として言っておきます。  続けて、シェイクアウト訓練なんですが、ただいまの説明を受けて、シェイクアウト訓練にはポイントが三つあるんだよということです。ポイント1、2についてはこの間の総合防災訓練のときにも取り組みましたのでわかるんですが、ポイント3のところで指摘されている備蓄等災害への備えを確認する機会となるということだったんですが、シェイクアウト訓練のイメージというのは、とにかく自分の身を守るというところに置かれていて、そのポイント3のところが見えないというかね。シェイクアウト訓練というのは、そのポイント1、2だけなのか、3もあるとすれば、3をきちんと周知しないといけないのではないかというふうに思うんですが、この辺はどうなんでしょうか。 13: ◯減災推進課長  シェイクアウト訓練につきましては、市政だよりとかチラシとか、ことしから専用のホームページなどをつくって広報させていただいているんですが、その中でも、まず身の安全を守ってくださいという行動をやって、そのほかにプラスワンの訓練という形で、例えば備蓄だったり、例えば家族の安否確認の方法だったり、家具の転倒防止だったりというものをやることでシェイクアウト訓練という形で広報はさせていただいている状況にございます。 14: ◯石川建治委員  そうすると、やはり訓練のときにもそういったところをきちんと情報提供したり、あるいは訓練の中にそのことも取り入れていかないと、なかなか理解できないのではないかと思うんですね。この間の総合防災訓練をやった会場で、小学校でやった際も、家具の転倒防止の器具なんかを展示していたんですよね。だとすると、例えばシェイクアウト訓練をやった後に、実はこういったことも展示しているのでこれを確認して見てください、御自宅どうですかとかということの、展示しているものと訓練がきちんとつながっていくような使い方というか、訓練の設定の仕方というのが必要だったのではないかと思うので、ぜひこれは今後工夫していただきたいと思っていました。  この間の大阪北部地震で残念ながら家具とか本棚の下敷きになって亡くなった方もいらっしゃいました。仙台は昭和53年の宮城県沖地震を経験したからこそ、ブロック塀の撤去であったり、生け垣への切りかえとか、それから家具の転倒防止対策など、多く進めてきたからこそ、東日本大震災ではそういったことで亡くなる方というのはほぼいなかったというふうに思っているんですけれども、やっぱりそういったことをもっと周知していく必要があるというふうなことから考えると、先ほど言ったようなことというのはもう少しきちんと進める必要があるだろうと、こんなふうに思いました。  それから、11ページの、先ほど根白石小学校の訓練のやつがありました。いろんな進んでいるところの視察に行ったときにも、例えば車に乗っていて水が30センチ、40センチ、50センチとなったときに車のドアがあけられるかどうかといったこととか、あるいはマンションのドアとか、そういったのがあけられなくなるという体験もしてきたんですけれども、ああいったことってなかなか経験がないので、こういうことも必要なんだと思うんですね。  一方で、その隣の土のうの製作なんですけれども、必ずしも土を確保できている、それから、土を入れる土のう袋を必ずしも持っているわけではないです、各家庭で持っているわけではない。だけれども、2年だか3年前の豪雨のときにも、実は家庭で水が上がったところがありますよね、あの地域で。そのときに自分の家に水が上がらないように、例えば土のうをするといったってもう間に合わないという状況になったときに、現実的に土のう訓練だけでいいのかというのを思っているわけです。例えば土にかわるもので自宅への水の浸入を防ぐための方策はないのか。例えばブルーシートと水を入れたビニール袋で押さえるとか、さまざま、家にあるもので水の浸入を防ぐと。こういったことの紹介とか、事例なども示しながら、あるいはそういったことも訓練に取り入れていくとか、そういう自分たちが自分たちを守るためのやり方というか、そういったものというのはもっともっと研究して広げていく必要があるのではないかと思っているので、ぜひそういったことの工夫もお願いしたいと、こんなふうに思いました。今、もし土のうづくり以外にこういうことをやっているんだよということがあれば紹介していただきたいし、なければ、ぜひそういったことも今後考えていただければと思いますが、いかがですか。 15: ◯減災推進課長  土のう以外でということなんですが、例えばプランターとか、ああいったものを並べてサルベージシートというので囲って水が入ってこないようなつくり方というのも、場合によってはそういったものを情報提供しながら訓練などの際にはお話しさせていただきながらやっている場合もございます。  あと、委員おっしゃるとおり、そういったものも必要ですので、普及啓発という部分の中に工夫しながらやっていければなと、このように考えているところでございます。 16: ◯石川建治委員  いろいろ防災会議とかやったときにも展示が、防災・減災の技術であったり資機材であったりというものが非常に開発されていて進んできているというのは、ああいった場所に行くとわかるんですけれども、ただ、現実に、じゃあそういったものを全部購入して用意するかというのはなかなか難しい話で、だとすると、今、家の中にある、家の周りにあるものを使って被害を最小限に食いとめる方策というものをやっていく必要があるんだろうという意味では、そういった積極的な研究なんかも仙台市としてやっていって、啓発をしていく、情報を提供していく、あるいは実践式のことをやってみせると、こういったことも必要なんだと思うので、ぜひ努力をお願いしたいと思います。  それから、先ほど、防災訓練になかなか若い人たちが来ませんよということなんですね。なぜ若い人たちが来ないのかというところはどのように把握しているのか、まず伺います。 17: ◯減災推進課長  若い人がなぜ来ないのかということなんですけれども、把握というか、多分皆さん学生さんとか、あとはそういった方は、地域とのかかわりが薄いということもあって、なかなか訓練のほうに、高校生であったり大学生がなかなか参加ができていないのかなと、このように感じているところでございます。 18: ◯石川建治委員  まず16歳以上となると大体高校生以上ですよね。そうすると、例えば土日などというのは部活であるとか友達と遊びに行っちゃうとかということになるんですけれども、ただ、問題は、そういう参加してほしい若い世代に訓練の情報がきちんと届いているのかどうかということが気になるんです。この日にこういうことをしますという情報が届いていて来ないというのであれば、それはそれでまた何かの方策を考えなきゃならないんでしょうけれども、ただ、そもそもの情報が届かない中で、さっぱり若い人たち参加しないんだよねということになるのかどうかなんですよね。  回覧板を回して、回したよとよく言ったり、ごみ集積所に掲示していますよとか、そういう話をするんだけれども、それを見る若者たちがどれぐらいいるのかと。回覧板はお昼であったり、平日の日中回っていくのがほとんどで、ほぼ回覧板などは目にすることもないだろうと。じっくり集積所の前に立ちどまって情報を見るということもまずないだろうと。そういったときに、じゃあ若い人たちに参加してもらいたいのであれば、例えばSNSを使った何らかの方策ができないものなのか、あるいは地元の小中学校の連絡網などを利用して、この地域ではこういったことがいつありますといったことが、例えば小中高校生にその情報が伝わるというところの工夫というのは、する必要があるのではないかと。そのアプローチが不十分な中で若い人がさっぱり参加しないよというところというのはちょっと違うのではないかと、こんなふうに思っているので、もしその辺の取り組みなどがあればお聞きしたいし、なければ、まだ不十分だということであれば、今後そういったケアが必要だろうということだと思うんですね。  それで、若い人たちが平日の日中いる学校であったり、あるいは職場であったり、そういったところでの訓練も、またその経験をしていくことによって、学校での訓練から地域での訓練へということで行きやすくなるというか、一度経験しているものについて、大人の中に入っていく子供たちが一度経験していることでもって行くと、そこのところにお話しされても理解できるということがあるんだと思うんですね。そういった地域と学校とかとの連携というのはぜひ考えていただきたいなと、こんなふうに思いました。それをぜひお願いしたいということです。  それから、防災リーダーですね。防災リーダーなんですが、私の住んでいるエリアを中心に私はよく見ているんですけれども、防災訓練というのが年に何回か町内会主催であるんですね。そうすると、町内会の防災担当役員が中心になって防災訓練を仕切るわけです。でも、そこには防災リーダーの姿は出ることはほとんどないというのが現状です。最近はちょっと意識されてきていて、脇に立っているという感じのはあるんですけれども、そういう状況にあるということなんですよね。  そうすると、防災リーダーの位置づけというのが、仙台、行政としては一生懸命こういうことで地域でやってほしいんだというふうに思っていても、受けとめる側の地域のほうで、防災リーダーがどうしていいんだかというのがよくわかっていないのではないかと。だとすると、町内会の防災担当役員と防災リーダー、これまで何年か経験しているので複数人いると思うんですね。例えばそういった人たちと事前の打ち合わせから企画から含めて、例えば防災訓練の全体的なコーディネートをそのリーダーも含めてやっていくといったことの提起なんかをしていく必要があるのではないかと、こんなふうに思っているんです。やっているよといえば、だったらいいんですけれども、それが改善につながっていけばいいんですが、なかなかそうもなっていないということになると、それはちょっと考えざるを得ないなということです。  それから、防災リーダーが高齢化している、あるいは女性とか若者が少ないということなんですが、先ほどの事例を言ったのと同じように、その年代に合ったアプローチの仕方とかということがありますし、それから、この防災リーダーの役割ということが本当に必要性を感じれば、行動に起こすんだろうと思うんですけれども、そこがないとなかなか、じゃあ私リーダーやりますとか、リーダーやった人が町内会から言われて防災役員になったときにちょうどリーダー研修あったから行っただけなんですといった人たちから、さまざまあると思うんです。そういった人たちも含めて、自分たちが行動を起こすための理解というか、そういったところに対するアプローチというのは必要なのではないかと、こんなふうに思っておりましたので、ぜひ今後生かしていただければなというふうに思います。 19: ◯佐藤わか子委員  石川委員が頑張って頑張ってお話しして、大分重なっている部分はあるんですけれども、この防災リーダー育成状況についての14ページ、15ページなんかにもかかわるんですけれども、この4の(2)防災教育を受けた児童生徒が将来的に地域で防災活動を行える環境づくりとなっているんですけれども、今、中学生が参加していますよといっても、ほとんどがお客様なんですよ。防災訓練に参加しましょうと言って。やっぱりお客様はあくまでもお客様なのね。だから、もう本当に、できる地域とできない地域があるかもしれないけれども、思い切ってそこの中学校の中学生に防災訓練の企画をさせてみるとかですね。おもしろいアイデアが出てくるかもしれない。それから、よく海外の人たちと防災訓練をするんですけれども、消火訓練なんかをやると、これは何のためにやるのと外国の人から聞かれるんですけれども、だから、そういうような場面って結構あるのとかと聞かれるけれども、あんまりないかもしれないけれども一応使い方を練習しているのよねと言って説明はするんだけれども、やっぱり訓練の内容ももっと新しいアイデアを入れていくという意味でも、中学生に防災訓練の企画なんていうのもおもしろいんじゃないかなという提案を一つ。  それから、女性の防災リーダーがなかなか伸びないというようなところがあります。高齢化の問題がある中でこういうことを言うのもあれなんですけれども、地域には必ずといっていいほど婦人防火クラブというのがあります。婦人防火クラブは、私たちは火事を起こさない、起こさないための啓発をするのよという方たちが多いんですけれども、そういう人たちも、火事だけじゃないよねと。やっぱり地域の防災をみんなで考えていかなくちゃいけないから、防災リーダーに講習に出たらどうですかみたいな働きかけをするとか、そして一人でも多く女性防災リーダーを、年齢的に大変高い方も多いので若手の女性リーダーが育つかどうかわかりませんけれども。  あと、イコールネット仙台さんなんかと組んでいろいろやっていらっしゃるのはいいと思うんですけれども、イコールネット仙台さんから言われていることは、女性防災リーダーを育成しました、でも、さっき石川委員もおっしゃったように、その人たちが活躍する場がない。防災リーダーは取りました。でも、その人たちに来てお話ししてもらいたいなんていうところもありませんし、町内会でも、さっき言ったように防災担当の町内会の役員さんがみんな仕切っていますから、せっかく女性防災リーダーになったとしても活躍の場がないのであれば、やっぱりなかなか養成までいっても、その後広がりがないんじゃないかと。やっぱりせっかく女性防災リーダーになってもらったんだったらば、活用していただくような場をつくることも必要なんじゃないかなと思っております。  それから、前々から気になっていたマンションの自主防災組織がなかなか進まないところもあるんですよ。ちゃんとやっているとおっしゃるかもしれませんけれども、実際にはなかなか自主防災までいかない地域があるんですね。ですから、私はやっぱり数値目標をちゃんと立てて、マンションがどのぐらいの世帯が何棟あるか、自主防災やっているかどうかってわかるわけじゃないですか。そうしたら、今年度は何%まで自主防をつくってもらうというような具体的な数値目標を立てて進めるということも大事なんじゃないかなと。ただお願いします、啓発します、どうぞつくってくださいと言うだけで終わっていたのでは、なかなか相手の出方待ちみたいなところもあるから、お願いしたんだけれどもだめだったんですねと。そうしたら、いつまでも自主防は進まないと思うんですね。ですから、ぜひ数値目標なんかをつくってやっていただければいいかなと思いますので、以上です。
    20: ◯加藤けんいち委員  大分お話も出ましたので、まず当局に確認したい点が1点あったんですけれども、今回の我々の特別委員会、地域全体を巻き込む防災訓練のあり方というのが調査項目なので、先ほど来、自主防の訓練の課題であったり、中身が固定化しているという話があったんですが、例えば、今、中学校と一緒にとか小学校と一緒にとか、避難所の運営を含めた連合町内会単位でやったりとか、あとは、私のところもそうなんですが単位町内会でもやっているんですね。要は、やっているところは毎年やると思うんですけれども、今、自主防全体の中の何割ぐらいがそれなりの防災訓練みたいなのをやられているというのを把握されているのであれば、まずお聞きしたいなと思います。 21: ◯減災推進課長  自主防の何割という数字的なものは実は把握はしていないんですけれども、自主防災の状況について、例えば単位の町内会でやったり連合でやったりということで、ある程度一つの町内会に落としますと、何らかの形で防災訓練は実施している、1年間に一遍は防災訓練は何らかの形で、単独なのか連合なのかも含めてなんですけれども、やっているというふうには認識しているところでございます。 22: ◯加藤けんいち委員  強制ではないですけれども、もう一度確認してもいいのではないかと思うんですね。私も事務所を置いている場所とか住んでいる場所があって、連合町内会単位でいろいろな取り組みをしていますけれども、単位町内会での取り組みというのはなかなか少ないのかなと思いますし、その連合町内会で動きがなければ、当然、単位町内会でなかなかやりにくいですから、果たして仙台市内全域の自主防の中で、年に1回ぐらいそういった機会があるのかどうかを一度確認してみる必要があるのではないかと思います。ここは意見としてお話しさせていただきます。  それで、この間いろいろお話が出ましたけれども、私の住まいのところはマンション中心地なので町内会加入率が40%程度ということで、さっき石川委員から出ましたけれども、まさに防災訓練町内会の加入率が非常にリンクをしてくる部分があるのではないかと思っています。その周知をどうするんだという話がありましたけれども、そもそも町内会に入っていないので、この地域の中で防災訓練があること自体も知りませんし、当然マンションなんかはごみ出しの部分も管理組合でやっていますから、もう見る機会が全くないんですよ。なので、ターゲットを絞っていく必要があるんじゃないのかなということで、例えば我々の地元ですと、おやじの会でいろいろな親子の行事があったときに、消防さんに来ていただいて、要はふだん地域とか町内会でそういった訓練に参加したことがない保護者の方をターゲットにして、地域の行事のときに上手に、消防さんのお手伝いもいただいて、そういった保護者を対象にこういう訓練があるんですよというのを見せたりしている部分があるんですが、これから考えていかなきゃいけないのは、小中学校のお子さんがいらっしゃって、そのときは学校を通じて地域とのつながりがあるんですけれども、卒業と同時にお父さん、お母さんも卒業してしまうと。なので、そこの層をいかにつかんでいくかというのが非常に大事なんだなというふうに思っているんですね。  PTAという話が出ましたけれども、PTAも今まで避難訓練とか避難所運営訓練とかでお願いするときはありましたけれども、PTAの役割は避難所運営とか地域の防災ではありませんから、これを言い方間違っちゃうと、じゃあ私、PTA役員やりませんというふうに、今度PTAが非難されるんですね。なので、やっぱりPTAの使い方というのは非常に気をつけなきゃいけないので、いかに小中学生の保護者の層をターゲットにしていくかというところに力点を置く必要があるのではないのかなと。  例えばなんですけれども、これは私もやったことがないので、今、地域で、小学校、中学校で子供たちと一緒にいろんな防災訓練をしていますけれども、例えば授業参観のときとかに保護者がいるときに、親がいる中で合同でもって防災訓練をしてみるとか、そういった仕掛けでもしていかないと、町内会に加入していない保護者の方々は全くもって接点がないので、そういうのをやっていることすらわからないというのが実態だと思うので、そういったところをぜひターゲットにしていく必要もあるのではないかなと思っていますので、これは意見ということで。  あわせて、さっき石川委員からもありましたけれども、どうしても町内会の加入率とこういった防災の取り組みは非常に関連性が出てくると思いますので、やっぱり市民局との連携で町内会加入と防災という視点をちょっとリンクをさせながら考えていく必要もあるのではないのかなと思いますので、ここは意見としてお話をさせていただきます。 23: ◯高橋卓誠委員  御説明ありがとうございました。大分お話が出たところだと思うんですけれども、まず、御説明の中で、地域ごとに別々の、その地域に合わせた訓練をやっていることは本当に工夫されてすばらしいことだなと思いますし、これからもぜひそれを続けていただきたいというか、そこがポイントだなと思っているんですけれども、特に小学生はその地域に住んでいて、想定される危険災害の訓練を行っているわけですけれども、それをまずやることによって、自分が住んでいるところはこういうところなんだということを理解して、小学生は大体範囲が学区内がほとんどだと思いますし、ほかへ行くときは多分親とかと一緒だと思うんですね。例えば中学生になったら、また自転車とかに乗り始めてちょっと行動範囲が広がると。そこで、中学校のほうでは、例えばさっき佐藤わか子委員がお話しされたことが、私も言おうと思っていて先にお話しされていたのでうれしかったんですけれども、中学生に主催させて防災訓練を企画させるというのは、本当にすばらしいことだなと思います。やっぱりそれが一番、子供のころから防災意識を高めていくという上で、いろいろやらせてみるというのが非常に大きな経験になるのかなと思います。  先ほどお話があったとおり、現在町内会単位でやっているというお話なんですけれども、私、この間、土曜日、通町小のほうで防災訓練だったんですけれども、連合町内会主催ではなくて、柏木市民センター主催ということでやったんですね。というのは、連合町内会だと人がなかなか集まらないと。それで、防災講話と備品の説明の2部制だったんですけれども、1部の防災講話は小学生が行って、PTAの方も参加されていたと。もちろん町内会の人も後ろのほうで話を聞いて、後半が小学生は抜いて我々だけという話だったんですけれども、そのとき、もうPTAさんも全員いなくなっちゃったんですね。もう我々の地域だけの、このライトの照明のチェックとか、あとは発電機、ガスボンベ差す発電機のやつを経験させてもらったんですけれども、それはもう完全に地域だけのお話になってしまって、やっぱり子供たちに見せないとわからない、子供たちがいざというときに使えるようにならなきゃいけないのかなという、話だけじゃなくて、やっぱり子供たちに経験させることが一番なんじゃないかなと思います。  子供は、仙台で育っていって、正直、東京とか、どこかほかの地域に行く可能性がありますけれども、どこに行っても何かあったときに動ける体というものは、小さいころに学ぶものだと思うんですね。ですから、私たちも小学校のときに習った防災訓練というのは、押さないとか走らないとか、いろいろあるじゃないですか、机の下に隠れるとか。それはもう体で覚えているのは、やっぱり子供のころにやっているからだと思うんです。なので、この今までやっている取り組みももちろんなんですけれども、私は子供たちを中心に考えていくという施策が大事なんじゃないかなと思っていて、小学校は先ほど言った地域の防災訓練、もちろんそれは経験させているわけですけれども、中学校になったら自分たちで、じゃあどういうふうに防災訓練をやるのかという企画をさせる、経験させる。そして、一番は子供の防災意識を高めるという経験を強くしていくことが、我々のやれるというか、東日本大震災を経験した我々のできることなんじゃないかなと思いますので、そこを強く御検討いただけたらなと思いますのでよろしくお願いいたします。 24: ◯副委員長  皆様と重なるところもあるんですけれども、まず、先ほど佐藤幸雄委員からも話がありました仙台防災タウンページの活用だったんですけれども、私もこの3月、東日本大震災から7年を迎えた周辺で、各地域に御挨拶に伺ったときに、こういうのがあるので皆さん活用してくださいねと言った中で、反応が薄いんですよね。よく聞くと、廃品回収に出したかもとか、何かすごい悲しいお声があったのも事実だったので、こうなんですよということでちゃんと見せて説明はさせていただいたんですけれども、やはりもっともっと周知して、やっぱり1世帯に1冊じゃないですけれども、1家族にこういうのがあって、みんなでこうやって家族で共有できるというものをもっともっとアピールしていってもいいんじゃないのかなというふうに改めて思ったところでございました。  あと、先ほど来、やはり皆さん、中学生の方々を訓練にどのように参加させていくかということが、若手の担い手という形でお話が出ているんですけれども、この地域の防災訓練の概要のところで、中学生参加による防災訓練というのがありました。カレンダーを見ると、この日、10月2日は月曜日になっているんですけれども、実際、市民防災の日の6月だと中総体とかがあって中学生が参加できないんですよね。なので、やっぱりそういった意味では、中学生たちが学校にいるときに、何か地域の方々が逆に中学校に足を運んで一緒に何かを運営するとかしてもらうという企画もしていくのが大事じゃないのかなというふうに思いました。  昨年、私、地元の連合町内会のときには、地域の御高齢者の方々の見守りをしていこうということで、ただ、中学生は参加できないんですよ。やっぱり小学生とその保護者の方が、役員だったりすると一緒に校庭とかに集まって、でも20組ぐらい親子で来ていましたかね、そうやって、普通に地域で訓練した後に地域の方々の御高齢者の方を一軒一軒訪問してやろうということで、昨年、うちも地元の地域で初めてそういった小学生を巻き込んでの訓練をさせていただいて、すごくよかったし、私たち行くほうも楽しいというのか、そういう若い小学生の方々が一生懸命お父さんお母さんと一緒になって一軒一軒訪問していく姿というのは、やっぱり大事だなというふうに感じたところだったので、やはり視点を変えながら、小学校そして中学生の方々の参画を今後もいろんな意味で働きかけをしていただきたいなと思ったところです。 25: ◯委員長  私のほうからは、やっぱり中学生、小学生のお話というのは非常に重要かなと思っています。その中で、私も今回、訓練の硬直化というのはさっきお話があったんですけれども、硬直化するんだろうなと思うんです。連合町内会とか単位町内会でいろんなやったときに、炊き出し訓練をやろうと思って物資をもらおうとすると、消火訓練がここに入っていなければ出せませんと言われるんですよ。だから、硬直するの当たり前なの。要するに、それをやらなければ、いろんなものがもらえない。  私も今回、町内会のお手伝いをして初めてわかったんだけれども、防災訓練に対する支援というのは、1万円掛ける193カ所、文房具とかそういうのであるという話も、実は私、恥ずかしながら今回初めて知ったような事態だし、ちょっと残念なのは、その中で、193カ所となっちゃっていることがすごく残念だなと。例えば連合町内会の数だけでいったってそんな数じゃないでしょうと、全市でね。それから、単位町内会もやっている、そういういろんなことをやっているということを考えると、ここのところはもっと、そういうときにかかる必要な紙や何かいろんなものを準備したりペンを準備したりいろんなことしなくちゃならないことはあるので、毎年じゃないにしても、そういったものを町内会でやるといったら、こういう制度ありますよというようなことで、それもPRしながら、町内会の負担軽減を図りながらやれるように仕向けていくことも必要かなと。これをもっと使ってもらえるようにできないのかなと思ったのが一つと。  さっき言った硬直化した訓練というのをもうちょっと、さっき広げるようなお話もあったんだけれども、そういったものも炊き出し訓練とかも一緒にやるのであればこれで町内でやっていただければというようなことで参画いただくと、女性の方々が炊き出しだと参加しやすいんですよね。だから、そういう意味で、そういうことも含めて、参加する質をもっと広げるというか幅広にするのに、いろんな訓練ができるように仕向けたほうがいいと思うので、その辺、もう一度今後考えていっていただくといいのかなと思いました。  あと、子供たちの参画に対して、やっぱり何か物を宛てがっているような感じなんですよね、訓練でも何でもね。自主的に全然子供たちが参加していないので、ここのところがやはり自主性を持てるようにしてあげることが必要なんじゃないかと。さっきもお話があったけれども、それこそ水くみ訓練みたいなのをさせて、あなたたちこれはできるよね、お願いというような、それでおじいちゃん、おばあちゃんはこういうことをするからというようなことで、そこで皆さんで、参加している人が同じときに、こっちでは僕らがこういうのやるからこっちはそっちでお願いというようなことで割り振りして、実体験させることというのがより実効性があるのではないかなというのを現場にいて思っていました。  あと、中学校で防災訓練をやっているところもあるようですけれども、やっぱり中学校の場合には小学校二つから三つの学区に一つというのが大体中学校のパターンなので、そうすると、見ているとやっぱりその中学校のある学区の小学校区は参加するんだけれども、離れたところの小学校区は参加しないので、中学校の場合には非常に難しい。だったら、先ほどお話があったけれども、それこそ授業参観であったり、そういうときに1時間なり1時間半と時間を区切っちゃって、防災訓練に親御さんも一緒に、それに地域もかかわって、今言ったようなことを一緒にやって、中学生こういうのできますよねという実際にできるということを皆さんと参画をさせてやってもらうことで覚えてもらうというような、そういうことをぜひ率先してもらえればなと私は思っているところでありました。 26: ◯佐藤わか子委員  済みません、さっき言い忘れたんですけれども、東北福祉大学が自主防災リーダーがすごく熱心にたくさん増員して頑張っているんです。これをほかの大学もぜひ積極的にSBLになってもらうような形で、専門学校も大学も仙台にはたくさんありますよね。だから、そういうところにもぜひということはお願いすることは可能ですかね。どうですかね。大学にそういうSBLの養成にぜひ参加してくださいみたいな、それはやっぱり相手の出方ですか。済みませんが、じゃあその点だけ。 27: ◯減災推進課長  済みません、確認なんですけれども、SBLは地域防災リーダー……。 28: ◯佐藤わか子委員  ごめんなさい、東北福祉大学がやっている……(「防災士」の声あり)防災士、うん、防災士。防災士はほかの大学もやっていますか。 29: ◯減災推進課長  東北福祉大学は防災士の養成課程か何かあるんですよね。ちょっとほかの大学がそういった課程があるかどうか、そこまでは把握していないんですけれども。 30: ◯佐藤わか子委員  積極的にそういうことに、大学にも勧めればいいかななんて思ったものですから。 31: ◯減災推進課長  防災士の件は承知していました。 32: ◯佐藤わか子委員  ごめん、ごめん。じゃあ、そういう講座があるのかもしれないね。 33: ◯減災推進課長  済みません、先ほど委員長のほうから、193カ所に消耗品の購入費という形がありまして、私の説明がちょっと不足していたんですけれども、こちらにつきましては、避難所運営委員会がありまして、そこで避難所訓練とか、そういったするときに消耗品という形で支援しているもので、一つの町内会がやるからというんじゃなくて、あくまでもマニュアルに基づいた訓練という形で。済みません、私、ここ説明不足で。 34: ◯委員長  ただ、避難所運営委員会というのはほとんど学校単位であるんだよね、学区にあるんだよね。だから、各町内会にはならないけれども、連合町内会ではやるということになるから、それで193という数字が出てきているんだな。なるほど、わかりました。そこはオーケーです。ありがとうございました。  ほか、皆様よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯委員長  ほかになければ、報告は以上とさせていただきます。  次に、他都市視察についてであります。  前回の委員会において、本委員会の視察の日程については決まり次第お知らせすることとしておりましたが、皆様の日程を調整させていただきました結果、7月23日月曜日、24日火曜日の1泊2日となりましたので、改めて皆様にお伝えさせていただきます。  視察先については、副委員長とも相談し、まず、北九州市にて、市内大学生を対象にした地域防災活動の担い手育成事業などについて調査を行い、また、福岡市にて、市民総合防災訓練及び博多あん・あん塾による防災の担い手育成の取り組みについて調査を行いたいと考えております。  視察内容等に変更がある場合は、改めて皆様にお知らせしたいと思いますが、基本的にはこのような内容で行うということでいかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯委員長  それでは、そのようにさせていただき、議長に対し、委員派遣の申し出を行いたいと思います。  次に、次回の委員会についてですが、年間開催計画に基づきまして8月23日木曜日午後1時を予定しております。当日は、今月実施いたします他都市視察を踏まえた委員相互の意見交換を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で予定しておりました日程を終了いたしますが、そのほか皆様から何か御発言等がございましたらお願いいたします。 37: ◯石川建治委員  冒頭で確認すればよかったんですけれども、今、委員長が申したとおり、この委員会というのは年間計画に基づいて進めているということなんですが、残念ながらきょう3名の委員の方が欠席いたしました。私もこんなに欠席するのは初めての経験なんですが、そのお三方の理由というのは委員長のところで把握しているんでしょうか。 38: ◯委員長  事前に先方のほうから、ほかのこととぶつかってしまったということでお話をいただいて、それで欠席扱いということにさせていただいておりました。 39: ◯石川建治委員  この間、議会の中でも、欠席委員に対する意見なんかも強く出されたときもあって、その際の主張には、公務が優先でしょうということが理由として挙げられました。だとすると、その指摘、第1会派の方が指摘して、その第1会派の方々が3名も欠席をするということについて、しかも委員長が出ている会派ですよね。今後、次回以降も日程が決まっている中で、こういったことについて決していいとは私は思えないので、その辺、委員長としてどんなふうに考えているのか、今後の対応についてもちょっとお聞かせいただきたい。 40: ◯委員長  今、御指摘いただきましてありがとうございました。  私としましても、今後に向けましては、きょう欠席をしました委員に対しまして、委員長といたしまして、次回以降、既に日程も年間計画に基づいて決まっているという今御指摘のとおりでございますので、そういったものを踏まえ、優先的にこちらのほうに参加をいただくように、こちらから申し上げたいと思っております。よろしいでしょうか。(「はい」の声あり)ありがとうございます。  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯委員長  ほかになければ、以上で防災・減災推進調査特別委員会を閉会いたします。...