伊賀市議会 > 2021-06-22 >
令和 3年予算常任委員会( 6月22日)

ツイート シェア
  1. 伊賀市議会 2021-06-22
    令和 3年予算常任委員会( 6月22日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 3年予算常任委員会( 6月22日)               予算常任委員会会議録   1.開催日 令和3年6月22日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 釜井敏行北山太加視西條エリ子西田方計濱P達雄増田雄森中秀哲川上善幸北森徹西口和成福岡正康宮ア栄樹桃井弘子山下典子赤堀久実田中覚上田宗久近森正利中谷一彦、百上真奈、中岡久徳 4.欠席者 なし 5.理事者 岡本市長、大森副市長、山本総務部長藤山企画振興部長百田財務部長、       東瀬財務部次長(兼債権管理課長)、澤田人権生活環境部長田中健康福祉       部長、中川健康福祉部次長(兼医療福祉政策課長)、濱村健康福祉部子育て       推進監(兼こども未来課長)、東産業振興部長農業委員会事務局長、山本       建設部長林消防長松田市民病院副院長(事務部門)、森澤市民病院事務       部長(兼病院総務課長)、谷口教育長月井教育委員会事務局長籔中デジ       タル自治推進局次長課長級)、馬場文化交流課長田中財政課長、福岡市       民生活課長川口生活支援課長、 6.事務局 川市議会事務局長松山議事課長兼重議事課主幹(兼議事調査係長)、       大西議事課主任 7.案  件 1.議案第50号 令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)        2.議案第62号 令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)        3.議案第51号 令和3年度伊賀市病院事業会計補正予算(第1号) 8.会議の次第
                (午前 10時00分 開会) ○委員長赤堀久実君)  おはようございます。これより、予算常任委員会を開会いたします。  本日ただいままでの出席委員数は21名、会議は成立いたしました。  会議録署名委員に、1番、釜井敏行委員を指名いたします。  本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第50号、令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)、議案第51号、令和3年度伊賀市病院事業会計補正予算(第1号)及び議案第62号、令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)の3議案であります。  本委員会は、本日1日の予定でありますので、議事の進行に格別の御協力をお願いいたします。  ここで、審査の方法についてお諮りいたします。  審査は、議案第50号の一般会計補正予算(第3号)、議案第62号の一般会計補正予算(第4号)、議案第51号の病院事業会計補正予算(第1号)の順にお願いしたいと思います。  当局より補正予算ごとに一括して説明を受け、議案第50号の一般会計補正予算(第3号)は、歳出、歳入それぞれ一括で、議案第62号及び議案第51号の2議案については、議案ごと会計全般につい審査をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御異議なしと認めます。  よって、そのように取り扱うことに決定しました。  なお、審査における質疑に当たっては、予算書及び予算に関する説明書ページ数事業名等を述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身についてのみ発言いただくようお願いいたします。  また、質疑の範囲が議題外にわたることのないよう、重ねてお願いいたします。  それでは、これより審査を行います。  第1項、議案第50号、第2項の議案第62号及び第3項の議案第51号を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。なお、説明は的確かつ簡略にお願いいたします。  財務部長。 ○財務部長百田光礼君)  おはようございます。財務部の百田でございます。  それでは、ただいま議題となりました議案第50号、令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)、議案第62号、令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)及び議案第51号、令和3年度伊賀市病院事業会計補正予算(第1号)について、説明させていただきます。  まず、議案第50号の一般会計補正予算(第3号)は、既定の予算額に、歳入歳出それぞれ3億3,616万8,000円を追加し、補正後の予算額歳入歳出それぞれ433億443万5,000円とするものです。  今回の補正は、国・県等の補助事業の追加・変更に伴う事業費の補正を行うほか、独り親以外の子育て世帯生活支援特別給付金、各公共施設における新型感染症対策のための改修事業費岸宏子文学記念館整備事業費、新斎苑建設事業費などを計上しています。  まず、国の補助金の追加・変更に伴う事業費の補正としては、地場産業振興事業では、伝統文化親子教室事業委託金を財源に、子どもや保護者を対象に伊賀市が全国に誇る伝統文化に触れる機会をつくるための伊賀の伝統文化親子体験フェスタ業務委託料など404万6,000円を、臨時地方道整備事業及び社会資本整備総合交付金事業では、交付金補助認証に伴う事業費などの増減を行っています。  また、国保消防施設整備事業では、組織再編計画に基づき、災害対応特殊消防ポンプ自動車を配備するため、車両購入費など3,875万5,000円を計上しています。  次に、県からの補助金追加認証として、伊賀米生産振興経費では、麦・大豆の生産拡大と収量・品質の安定に取り組む事業実施団体を支援するための米・麦・大豆生産総合対策事業費補助金1,211万4,000円を、農業水路等長寿命化防災減災事業では、農業水利施設長寿命化対策工事費など1,909万4,000円を計上しています。  次に、新型コロナウイルス感染症対策等に関する補正としては、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業(その他世帯分)では、独り親以外の子育て世帯生活支援特別給付金として、1、令和3年4月分の児童手当または特別児童扶養手当の支給を受ける方で、令和3年度分の住民税均等割非課税である方。2、対象児童養育者であり、令和3年度分の住民税均等割非課税である方。3、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、令和3年度分の住民税均等割非課税である方と同様の事情にあると認められる方に対する子育て世帯生活支援特別給付金など7,611万8,000円を計上しています。  なお、財源は、新型コロナウイルス感染症セーフティーネット強化交付金です。  また、各公共施設における新型感染症対策のための改修にかかる予算としては、ゆめぽりすセンター施設改修事業では、空調機器更新のための工事費など5,002万5,000円、地域福祉施設整備事業では、伊賀市総合福祉会館防水対策工事費など2,243万9,000円、体育施設維持管理費では、市内3か所の体育施設トイレ改修にかかる経費3,450万8,000円などでございます。  次に、その他の事業として、岸宏子文学振興基金を財源に、岸宏子氏から遺贈された旧宅を岸宏子文学記念館として整備するための事業費2,223万4,000円や新斎苑建設に伴う埋蔵文化財調査業務委託料1,982万1,000円、また、市内に事業所がある企業からふるさと応援給付金を財源に、いがまちスポーツセンターテニスコートを改修するための工事費1,000万円などでございます。  次に、歳入では、借入れができる最終年度となった合併特例債発行限度額まで有効に活用するため、起債対象事業を調整するなど、6,240万円を計上しています。  次に、債務負担行為補正では、新斎苑建設に伴うPFIアドバイザリー業務委託経費ほか2事業について、それぞれ期間及び限度額を設定しています。  続きまして、議案第62号の一般会計補正予算(第4号)は、既定の予算額に、歳入歳出それぞれ2,424万6,000円を追加し、補正後の予算額歳入歳出それぞれ433億2,868万1,000円とするものです。  この補正は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、生活困窮世帯に対して、一時的な生活資金を提供する緊急小口資金等の特例貸付けが限度額に達しているなど、特例貸付制度を利用できない世帯に対する支援として、国の新型コロナウイルス感染症セーフティーネット強化交付金を財源に、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給するための所要額を補正するものです。  続きまして、議案第51号の病院事業会計補正予算(第1号)は、収益的支出で1,500万円の増額としていますが、関西医科大学が総合診療医の育成を強化するため設置した総合診療医学講座地域医療学)への寄附金を計上するとともに、令和4年度から令和6年度までの債務負担行為を設定しています。  以上、今回の補正は、一般会計企業会計を合わせ3億7,541万4,000円の増額を行い、補正後の全会計の予算総額を792億1,120万4,000円にしようとするものです。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長赤堀久実君)  説明が終わりました。  これより、会計ごとに審査をお願いします。  まず、第1項、議案第50号、令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)について、第1条、歳入歳出予算の補正のうち歳出について、予算に関する説明書18ページから31ページについて御質疑ありませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  一つ、お尋ねいたします。  ページ数23ページの新斎苑建設事業に関してでございます。  過日、御説明は受けましたけれども、これに関しまして、新しく建設されるわけですけれども、その中で、燃料は灯油であるというふうな説明を受けておりますけれども、時代はカーボンニュートラルの時代であると、こういうふうに思っているんですけれども、その辺の調査とか費用はここにはちょっと見受けられなかったんですけども、それは入っているのでしょうか。今後そういうふうな考えがあるのかということをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長赤堀久実君)  市民生活課長。 ○市民生活課長福岡秀明君)  おはようございます。市民生活課長の福岡でございます。どうぞよろしくお願いします。  今、委員の御質問の燃料の選択ということでございます。燃料の選択につきましては、やはりカーボンニュートラルということも全国的にも話はございます。当市としまして、当市の燃料の選択につきましては、1つ目といたしまして、伊賀市地球温暖化対策実行計画に基づきまして、比較検討を行いました。本計画の位置付けにおきましては、国のエネルギー基本計画及び三重県の三重県地球温暖化対策計画の各計画などと連携を図ることとなっております。  また、対象の範囲につきましては、伊賀市の全事業の合計として、今後5年間において、灯油・A重油については約10%の削減、それから都市ガスLPガスについては、極力使用の削減に努めることとしております。ただし、伊賀市斎苑につきましては、外部委託しておりますことから、この計画の対象外施設となっておりますが、公共施設になりますので、本計画に基づきまして、新斎苑の建設と現在の施設の燃料の二酸化炭素排出量シミュレーションいたしましたところ、灯油では、二酸化炭素排出量37.5%を削減することができます。また都市ガスでは、二酸化炭素排出量を48.8%の削減ということでございます。いずれにしても、本計画に示す二酸化炭素排出量の灯油の10%削減、また都市ガスの削減を大きく上回る結果となっております。  もう一つ、2つ目でございますが、価格のシミュレーションを行っております。現火葬に当たりましては、1体当たり灯油を80リットル使っておりますけれども、新設備を導入することによりまして、50リットルの使用ということで、30リットル削減することができます。現施設では、年間10万3,000リットルを使用いたしますが、新施設で灯油を使用した場合は、6万5,000リットルとなりまして、年間3万8,000リットル、約310万円を削減することができ、削減率は37.5%となります。また、例えば15年間というスパンで考えますと、約4,700万円の削減ができるというものでございます。  一方ですが、都市ガスにつきましては、1体当たり45立米を使用いたします。年間5万8,000立米を使用することとなります。都市ガスのほうが当然熱量が大きいのですけれども、価格が灯油よりも高いため、年間880万円、現在の支出額830万円よりも増額すると見込んでおります。  以上のシミュレーションから、1つ目の伊賀市地球温暖化対策実行計画に示す灯油の二酸化炭素排出量目標値10%の削減を37.5%と大きく上回ること、2つ目として、灯油のほうが大変安価であるということ。また3つ目といたしまして、地震などの有事の際、都市ガスは被災しにくいと言われておるんですけども、万が一被災した場合、復旧に時間を有するという一方、灯油につきましては、被災した場合でも、短時間で復旧できるメリットがある、この3点から、灯油を選択したところでございます。 ○委員長赤堀久実君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  経費もさることながら、やはり二酸化炭素を極力やっぱり出さないという社会、そして、出した分をしっかりと吸収していくという、この考え方は非常に大事だと思いますので、ぜひしっかり調査していただいていますので、今後、より良くなるようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長赤堀久実君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  今ちょうど話題となりましたので、斎苑の部分、23ページについて質問させてください。  古い斎苑のボイラー等の修理は分かる。新しい斎苑の建設事業に取りかかっていただくということも分かる。前々から公民連携でというふうなお話があった。その公民連携の手法というのは、例えば、伊賀市で初めてじゃなかったかな、行った給食センターのような手法の公民連携を目指しているんだろうかということをお尋ねしたいと思います。 ○委員長赤堀久実君)  市民生活課長。 ○市民生活課長福岡秀明君)  委員おっしゃるように、伊賀市給食センターにつきましては、PFI方式民間活力、民間の資本を活用して立ち上げております。この斎苑につきましても、民間活力を活用して、民間の資金を利用するような、こういったPFI方式を考えておるところでございます。 ○委員長赤堀久実君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そのPFIいいと思うんですが、非常にこの業務特化していると思うんです。いわゆる斎苑事業というのか、斎場事業というのか、そうすると、プラスアルファで市民に対して様々なサービスを提供して、トータルで市民生活の向上がより少ないコストで、よりサービスが提供できるということがなかなかつながるようなイメージができないんでありますが、さきの本会議、一般質問宮ア委員が、PFSかな、Pay For Successかな、そういうふうな新しい官民連携やり方もありますよ、SIBというやり方もありますよということを御提案いただいたけれども、そうなると、後の債務負担行為あたりのことが必要じゃなくなってくるのか、いや、もっと言うならば、アドバイザリー業務委託ということはなくなってきて、特化して、そのPay For Successで支払っていけばいいんじゃないかということも考えられるんだけれども、副市長、そのあたり公民連携へのシミュレーションというのかな、どの手法が一番適しているんだろうかということは、十分にこの予算の中では生かされているんだろうか。 ○委員長赤堀久実君)  副市長。 ○副市長(大森秀俊君)  この23ページの予算は、今年は、文化財調査業務委託料ということで、それしか計上させてもらっていないです。今後どういうことをやるかといったら、債務負担行為の中で検討することになると思うんですけど、またそれは別途予算等立てさせてもらって、来年以降になると思います。御協議いただくという中で、先ほど田中委員おっしゃったように、成功事例やり方ですよね。そういうのも一度検討させてもらった上で、ここは民間企業さんの分もありますから、うまく連携できるような形で、どういう手法がいいのか、これはしっかり検討したいと思っています。 ○委員長赤堀久実君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  了解しました。よろしくお願いいたします。 ○委員長赤堀久実君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  21ページ地域福祉推進事業の伊賀市総合福祉会館の工事についてですけれども、事前に説明を受けた中で、相談業務が増えている中で、相談スペースを造るということで、今回の予算が挙がっているというふうに説明を受けました。  1つ目は、車庫部分ですね。現在空きスペースになっている車庫部分を改修するというふうに書いてありますが、現実にこの車庫部分というのは、今一切何も活用されずに空いたままの状況になっているということでよろしいんですか。 ○委員長赤堀久実君)  医療福祉部次長。 ○健康福祉部次長中川雅尋君)  失礼します。医療福祉政策課の中川でございます。よろしくお願いいたします。  今、御質問いただきました2階の車庫の部分でございますけれども、現在空きスペースになっておるような状態でございます。そこに増設をしたいというふうに考えております。 ○委員長赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  いろんな今回、食糧支援とかで物品とかを保管するような倉庫とか、そういったことも確かあったけれども、それがどこに置いてあったのか見せてもらったときのことを、ちょっと忘れちゃったんで申し訳ないんですけど、そういったものは十分確保できるということですね。  もう一つは、待合スペースも含めてというような説明があったと思うんですけど、ただ、あそこいつも行かせていただきますと、待合スペースって本当にないんですよね。入ってから、もうすぐに事務室であったりとか、相談する部屋であったりとか、以前のふれあいプラザの場合は、広い待合スペース、つまりそれは、お部屋を出ての広いロビーがあったりとかしたわけですけれども、今回のこの改修で、待合スペース、それからもちろん相談スペースもですけども、今のコロナのような状況の中で、対応できるスペースが十分に確保できるような改修になるのでしょうか。 ○委員長赤堀久実君)
     健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長中川雅尋君)  今お尋ねいただきました待合スペースでございますけれども、建物の構造上、今のような現状になっておるのが実際のところでございます。  それと、相談スペースにつきましても、委員御存じのように、玄関入って右手にございますけれども、それだけでは足らないということでございまして、玄関入って突き当たりが今社協の事務所になっておるんですけども、その部分も改修をいたしまして、相談スペース、あるいは待合のスペースということで考えております。 ○委員長赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  やはり、せっかく作った総合福祉会館の中で、今改修がもう必要になっている状況なので、やはりそういったことを繰り返さないように、十分に待ち合いスペースも含めて考えていただきたいと思います。  分かりました。今の説明はですね。  それから、もう一つは、同じ21ページ総務管理費感染症対策のゆめぽりすセンターのWi−Fiの導入に向けての改修ですけれども、今回、このゆめぽりすセンターでのところを充実させていくということで、事前に資料も頂いたわけですが、今後もちろんZoomやオンライン会議等もしていったりとか、そういったことが必要になってきますが、この整備的に、ゆめぽりすセンターの今回の予算計上だけで終わるものではないというふうに思うんですけども、公共施設フリーWi−Fiの整備の方針とかっていう計画とかっていうのがあるのか、それに基づいて、今回のゆめぽりすセンターの修繕をするのかということも含めて教えてください。 ○委員長赤堀久実君)  DX推進課長。 ○デジタル自治推進局次長籔中英行君)  失礼いたします。デジタル自治推進局の籔中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいまお尋ねの公共施設フリーWi−Fiの部分でございますが、先般、資料でお示しいたしましたとおり、市内で市の所有する公共施設50施設におきまして、そのほとんどが民間事業様の地域貢献という形で、フリーWi−Fiのほうを設置のほういただいております。  今後、通信環境整備といいますのは、デジタル社会構築に向けては欠かせないものというふうに認識してございます。現在、伊賀市デジタルトランスフォーメーション基本方針に基づきますアクションプランというのを策定事務を進めておりまして、特に市民の方が多く集まる公共施設等につきましては、その必要性というのを十分に勘案しながら、プランに盛り込むかどうかなども含めて、検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長赤堀久実君)  他にございませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ページ数19ページ文化振興費の中の岸宏子文学記念館整備事業についてお尋ねします。  この委託料耐震診断業務委託料について、内容を説明してください。お願いいたします。 ○委員長赤堀久実君)  文化交流課長。 ○文化交流課長馬場俊行君)  文化交流課の馬場です。よろしくお願いします。  内容につきましてですけども、300万円のうち、耐震診断調査としまして、129万円、その結果から、どのように耐震補強すればいいかという耐震補強計画をつくるのに194万円というふうになっております。  積算につきましては、国土交通省が告示をしています公共単価から算出のほうをしております。 ○委員長赤堀久実君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  岸宏子文学記念館事業については、追加資料としていただきました資料1を拝見したところ、この記念館整備事業については、いろんなところで検討されてきた結果、今やっと整備に入るということになったようでございますが、活用に向けての検討段階でワークショップも開かれ、そして、方向性の中で4つの案が出てありました。そして、最終的には、その方向性としては、文学振興拠点施設ということに方向性が決まっているような資料になっておりました。それを勘案しますと、この委託料耐震診断調査業務耐震補強計画業務というのは、方向性が決まっておるんであれば、この実施設計つくるところの中で全部できるんではないかなと思っているんですが、あえてこれをしなければならない理由を教えてください。 ○委員長赤堀久実君)  文化交流課長。 ○文化交流課長馬場俊行君)  まず、実施設計につきましては、もちろん行っていく必要があるんですけども、その実施設計を行うに当たって、どのような耐震補強が必要なのかということにつきまして、事前にこの調査、設計、補強計画の策定というものを踏まえて、実施設計を作っていくと、そういう流れで考えております。 ○委員長赤堀久実君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  これ写真もついておりました。いろんな今の現状見させてもらいました。資料2の中で。資料の2の中で、本当に耐震があるようには思えませんよね。実際にこの耐震診断を含めて、ばらばらで設計、この事業費が挙がっているということ自体が、本当に一つでできないのかなと。もっとこの大きさを含めて、どういうようなものを作っていかれるかというのが具体的に決まっておれば、それに基づいたものができるんではないかと思うんですけども、そのような判断はされていないんでしょうか、教えてください。 ○委員長赤堀久実君)  文化交流課長。 ○文化交流課長馬場俊行君)  実は、実施設計につきましては、市役所内でさせていただきたいと考えております。施設の規模につきましても、大分小さい施設でありますし、業務委託ということで外に出すんではなくて、市役所の中で設計のほうをしていきたいと。それにつきまして、この診断調査と補強計画をつくるのは市役所でできないということですので、これにつきましては、別途予算化をさせていただいたと、そういう形になっております。 ○委員長赤堀久実君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  この財源自体は、基金から出されるということです。実際に。その辺も含めて、やっぱり慎重にお金を使っていく、これから継続して維持管理費がかかっていくわけですから、しっかりしたものにしてほしいなと思います。  続きまして、ページ数23ページ新型感染症対策事業、子育て世帯についての特別給付金事業とともに、一つ確認をしておきたいんですけども、今、伊賀市から離れて生活されている学生さんたちがいらっしゃいますよね。そういう方というのは、やっぱり今アルバイトはなくなったりということがあったりして、大変苦しい経済的な環境にあられるというふうにお聞きしています。そういうようなものをまず調査されているのかどうか、それとともに、その人に対して、各地元自治体がよく地元産の特産品を送っていただいたりしているということが本当に喜ばれるというふうなお話を聞かせてもらっています。特に、伊賀市におきましても、伊賀米、伊賀牛、それぞれ特産品があります。そういうようなものを、この新型感染症対策事業の中に検討されたかどうかを含めて教えていただけますか。 ○委員長赤堀久実君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(濱村 昭君)  こども未来課、濱村でございます。  今、お尋ねいただきました学生さんに対するいろんな調査をしたかということでございますけれども、こども未来課としては、現在そのようなことをしてはございません。ただ、今そういうふうなお話も委員さんのほうからいただきましたので、また今後、健康福祉部内でも検討していきたいなというふうに考えてございます。 ○委員長赤堀久実君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  また、地元産の伊賀米、また伊賀牛などを産業振興部としては、そういうふうなものを普及させていく、また地元の特産物をそういう経済的に困窮されている学生さんたちに提案、補助するような企画というのは持ち上がってこなかったんですか、教えてください。 ○委員長赤堀久実君)  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  今までの議論の中で、他市のほうでかなりされているという情報は得ているところなんですが、今私どもの部の中で、そういったことはどうかという議論にまでは至っていないような状況でございます。 ○委員長赤堀久実君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  最後にします。にしても、今なかなかこういう時代なんで、売れにくいというのもあります。コロナ禍でですね。いろんな時短営業されている店も多くあって、伊賀米含めて、そういうふうな特産物の消費がなかなか進んでいないというふうに聞かせてもらっています。そういうふうなものを、やはりこの経済的に困窮されている学生さんたちに支援するということは、伊賀市にとってやはり未来の子どもたちを守るという一助になると思うので、ぜひとも検討していただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長赤堀久実君)  他にございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  なしと認めます。  それでは、以上で歳出について、質疑を終了します。  次に、歳入について、予算に関する説明書12ページから17ページについて、御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御質疑なしと認めます。  よって、歳入の質疑を終了いたします。  以上で、第1条、歳入歳出の予算の補正についての質疑を終了いたします。  次に、予算書ページの第2条、債務負担行為の補正、5ページの第3条、地方債の補正及び予算に関する説明書、32ページ以降の給与費明細書等について御審査願います。  御質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御質疑なしと認めます。  以上で、議案第50号の質疑は終了いたしました。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  賛成の立場で討論させていただきます。  令和3年度の一般会計補正予算(第3号)につきましては、今、岸宏子文学記念館整備事業委託料については、もう少し検討すべきじゃないかと思ったりしておりますので、本会議において、何らかの行動をとらせていただきたいなと思っております。  以上でございます。 ○委員長赤堀久実君)  他にございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第50号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
                    (賛 成 者 起 立) ○委員長赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、議案第50号は原案どおり可決すべきものと決しました。  当局説明員入替えのため、暫時休憩いたします。                (午前 10時35分 休憩)               ―――――――――――――――                (午前 10時36分 再開) ○委員長赤堀久実君)  それでは、会議を再開いたします。  次に、第2項、議案第62号、令和3年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)について、本会計補正予算全般についてを御審査願います。  御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  補正予算(第4号)なんですけども、これ緊急小口資金などの特例貸付けが受けたけれども、もういっぱいになったりとか、限度額になっちゃったりとか、あと最近では、受けられないというか、審査受けて、その結果駄目だったというケースも増えてきているというふうに話を聞きまして、国のほうがそれに対して支援金を出すということで始まっていると思うんですが、これについて、資料は事前に頂きました。ただ、読み解く上で、また説明していただきたいなと思ったんです。  別紙資料を頂きました中の別紙1のところでの状況ですね。給付額、積算資料としてある内容について、もう一度教えていただきたいなと思うんです。つまり、今この段階でも受けられなかった方の相談があったりしました。今後、これについても期限限定で国が出すということなので、いつまでという範囲もあると思いますし、なので、今受けられなかった方も対象になるのかということも含めて教えていただきたいと思います。 ○委員長赤堀久実君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(川口敏幸君)  生活支援課の川口でございます。よろしくお願いいたします。  今、お尋ねいただきました給付金なんですけれども、昨年の3月末頃から、社協さんのほうで主体となって、緊急小口の貸付けでありますとか、総合の支援対策の貸付けを行っていただいておりまして、それを既に利用された方、それから、それでも足りずに再申請されたけれども、給付要件にかなわず却下された方を対象に、今回は市が主体となって給付金を出させていただくというものでございます。これで昨年の3月から今年の5月末までの状況を見てみますと、再貸付けを受けられた方というのが40世帯、それから再貸付けの申請をされたにもかかわらず、不承認になられたというのが19世帯、合わせて59世帯ございました。  それから、それ以降も8月までの見込みといたしましては、再貸付けの決定される方が約20件程度、それから、不承認になるであろうという予測しているのが10件程度、合計30件程度見込んでおります。先ほど申し上げた59件と、これから予測される39件、この89件が今回給付の対象となる、給付の可能性があると申し上げたほうがいいと思うんですけども、審査がございまして、一定の所得要件とかを満たせば、給付を受けられることになります。  それで、今回の給付に関しましては、単身世帯、2人世帯、それから3人以上の世帯と3通りの給付金の設定がございまして、それぞれ6万円、8万円、10万円がひと月当たりの給付額となっておりまして、3か月分最大で給付されるというような制度でございます。 ○委員長赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。だから、再貸付けが決定したけれども、その対象になるということでよろしいんですよね。貸付けを受けられるけれどもということになると。そこはちょっと私もよく分からなかったというのが一つあるのと、これ伊賀市が主体となって給付するけれども、一応、業務委託料として96万円あります。この業務委託料というのは、どういう性質の中身のものなのかということを教えてください。 ○委員長赤堀久実君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(川口敏幸君)  失礼します。今回、この給付額の決定、あるいは審査に関しては、市が主体となってやるべきものとなっておりますが、それに至るまでの窓口、受付業務であるとか相談業務については、社協さんのほうに委託をお願いしようと思っております。それに関する委託料でございます。 ○委員長赤堀久実君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  分かりました。審査決定が伊賀市が行うということが今までとは違うということですね。  そしたら、最後になりますけど、結局、やはり相談に来て、そういった受けられなかったりとか、それからあと、そういう方が今後見込みも伊賀市としては、これだけ把握されていますので、そういう意味では、漏れないようにとか、本当にどうか分からないけれども、申請する。もちろん審査がある、条件があるので、当てはまるかどうか分からないけれども、審査をちゃんと受けたほうがいいよとか、そういった周知とか、お知らせとか、社協さんには、そういう姿勢でちゃんと臨んでほしいとか、そこの社協の相談の窓口で切ることないようにというような伊賀市の姿勢を確認したいんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長赤堀久実君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(川口敏幸君)  今回は、国からの通達が急であったこともありまして、周知、広報としては、ごく限られてしまうかと思うんですけども、ホームページでの公開と、それから今回対象となる方というのが、もう個別、限られておりますので、その個別の方々に対して、こういう制度があるというような御案内を直接させていただくことも考えております。 ○委員長赤堀久実君)  他にございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御質疑なしと認めます。  以上で、議案第62号の質疑は終了いたしました。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第62号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、議案第62号は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第3項、議案第51号、令和3年度伊賀市病院事業会計補正予算(第1号)について、本会計補正予算全般についてを御審査願います。  御質疑ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御質疑なしと認めます。  以上で、議案第51号の質疑は終了いたしました。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長赤堀久実君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第51号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛 成 者 起 立) ○委員長赤堀久実君)  全会一致であります。  よって、議案第51号は原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  本日の委員会報告書及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。  予算常任委員会は、これをもって閉会します。  慎重審査御苦労さまでございました。                (午前 10時44分 閉会)               ―――――――――――――――...