伊賀市議会 2021-06-28
令和 3年第 3回定例会(第5日 6月28日)
強制的に
謝罪文という質問に対して、今、
山下議員のほうから個人的な見解でということで、この文面に書かれているということで、そういうふうに感じたということでよろしいんですかね。
○5番(
濱瀨達雄君)
そうですね、人の思いというかそういうふうに感じたということです。はい、そういうことです。
(「具体的にはどんなことがあったの」と呼ぶ者あり)
(「
不規則発言はやめて」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
赤堀久実君)
北森議員。
○9番(北森 徹君)
ちょっと回答としてはよく分からないんですけども、強制的にって
濱瀨議員がそういうふうに捉えたのがあったのかも分からないんですけども、
議長や
事務局長とかは、そういうふうな言い方で言ったのか、それとももっと穏やかな感じて言うたのか、そこらはちょっと分からないので、それも含めてちょっともうひとつこの内容が偏ってるような感じもしますので、どうかなというところはあります。
以上です。
○副
議長(
赤堀久実君)
このことについてどうですか、もうよろしいですか。
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
赤堀久実君)
よろしいですか。
それでは、御質疑なしと認めます。
本案については、
委員会の付託を省略し
討論に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
赤堀久実君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は
委員会の付託を省略すると決しました。
これより
討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上
議員。
○21番(百上真奈君)
この
市川岳人伊賀市議会議長に対する
問責決議については、賛同できないという立場で意見だけ申し上げたいと思います。
この件については、議運さらに
代表者会議で
説明等がありましたが、1つは、やはり強制的にという言葉が出てきますけれども、これに関しては、本当に受け止めの問題であって、なかなか判断が私自身は難しいというふうに思っております。
ただ、これを感じた本人が現実におられるということも大事かと、そういう事実はあるというふうに思いますので、そういったことが強制的だというようなことによって強いられたというような思いがあるのならば、それはやはり第三者のところでしっかりと検証することが必要ではないかと思い、この問責に賛否を問う中では判断はできないということが1つあります。
それから、何をもってこの第3条に掲げる
議会基本条例の第3条に違反すると、逸脱するというところについても、この間の様々な説明の中でもなかなか十分に理解できるところがございませんでした。
さらに、
伊賀市議会として上げる決議の中で、なぜ下から4行の部分ですけども、三重県
伊賀市議会議長の会長まで務め、まだ先の長い職責を全うしていただくというこのような文言が入るのかが、私には理解ができません。
よって、責任を問うということの明らかな、何というのかな、事実であったりとか検証がまだ十分ではない中で、この決議を上げることには賛成できないということで意見を申し上げたいと思います。
○副
議長(
赤堀久実君)
他にございませんか。
桃井議員。
○13番(
桃井弘子君)
すみません、
発議第3号について、賛成の立場で
討論に参加します。
通常、本
会議中に不適切や不穏当な
発言が疑わしい場合は、
議長は直ちに、もしくは後刻、
議会運営委員会を開催して
議事録を確認した上で対応するものです。したがいまして、
濱瀨議員の本
会議における市政に対する
一般質問の際、
議長は不適切のおそれがある場合、もしくは他の
議員から指摘があれば、直ちに、もしくは後刻
議会運営委員会を開催し、
議事録を確認した上で対応するべきでした。
しかし、
議会運営委員会が開催されることがなく、昼休憩中に
濱瀨議員は
議長から
議長室に呼び出されました。不適切な
発言があったので、本人より修正してくださいと言われメモを渡し、これを読みなさいと
濱瀨議員に指示をされました。
私たちの
会派いがラボとして、不適切な
発言をしたと認知しておりませんでしたし、
複数員の
議員に尋ねてみたところ同様の意見でした。私たちの会派の
議会運営委員会の
委員は、
議会運営委員会も開かれていないため読めませんと、
濱瀨議員に読みなさいと渡されたメモを返却に行ったところ受け取っていただきました。つまり、このことは、
議会運営委員会の開催を申し入れております。ですが、
議会運営委員会は開催されませんでした。どういうわけか、午後の
会議が始まる直前に先ほどのメモを
山下議員に渡し、読むようにと指示をされました。散会後、会派の
議会運営委員会の
委員と
濱瀨議員が再度、
議会運営委員会の開催を求め、
議会運営委員会が開催されました。
議会運営委員会において、
委員全員が
濱瀨議員の
発言は不穏当ではなかったとの結論に至りました。その結果、昼の
中継放送では
濱瀨議員が不本意ながら
発言の
取消しを行った報道が流れ、夜の再放送では当然のことながら、その部分がカットされておりました。
しかしながら、この一件も全
議員に周知されておりません。
以上の件だけを考えても、正当な手順を踏まれなかった
議長の判断は非常に残念です。公平公正で開かれた
議会運営を強く求め、
賛成討論とさせていただきます。
○副
議長(
赤堀久実君)
他にございませんか。
田中議員。
○17番(
田中覚君)
せっかくの機会ですんで、私もただいまの
発議に対して賛成の立場で
討論に参加をさせていただきたいと思います。
要は、
意思形成の
プロセス、順番が違うよねということ、これが1つ。
2つ目、
議長は、
伊賀市議会を代表するという観点から、先ほどから出てるように、例に出されているように、引用されてるように、
議会基本条例から少し逸脱したんではないかと、この2点なんです。
今の
賛成討論並びに
発議を伺っていましても、昼休みに
濱瀨議員を
議長室に呼びつけて、不適切な
発言が疑わしいと思ったんであれば、十分に
議会運営委員会を開くいとまがあったにもかかわらず、それをしなかったという
意思形成の
プロセスに誤りがある、私はそう思う。
もう一つは、
伊賀市議会を代表する
議長として、やっぱり
議会基本条例、私は第4条の
合議制の、
議会というのは
合議制の機関でありますよ、だから
議員同士が徹底的に議論をし、
議会全体としてどういうふうに判断するんだということを持っていかなくてはならない。
2つ目には、
議会と市の
説明責任が必ずある。そうすると、
合議制を徹底的に、
合議制の機関として
議員間同士で議論が行われたのか、さらには
伊賀市議会として十分な説明が市民に行われたのか、これを代表する
伊賀市議会の代表者、
議長として、市川さんは少しまずかったんではないか。猛省を促すためにも、私は今回はこの
発議に対して賛成とさせていただきたいと思います。
以上です。
○副
議長(
赤堀久実君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
赤堀久実君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第3号に対し、賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○副
議長(
赤堀久実君)
起立少数であります。
よって、
発議第3号は否決されました。
会議の途中ですが、暫時休憩いたします。
(午前11時00分 休憩)
――
―――――――――――――
(午前11時00分 再開)
○
議長(
市川岳人君)
休憩前に引き続き、
会議を再開します。
以下、日程を順次繰り下げ、日程第1を日程第2とし、
議案第52号から
議案第54号まで、
議案第57号及び
議案第58号の5
議案を一括して議題とします。
本案に関し、総務常任
委員長の
報告を求めます。
総務常任
委員長。
(20番 中谷一彦君登壇)
○20番(中谷一彦君)
ただいま議題となりました総務常任
委員会に付託された5
議案について、審査の経過と結果を
報告します。
当
委員会は、6月18日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、各
議案の内容につきましては、
議案上程時に説明がなされていますので、省略させていただきます。
それでは、
議案第52号、
史跡芭蕉翁生家の設置及び管理に関する条例の制定についてですが、
委員から、和室はどのような利用を想定しているのかと質疑に対し、当局から、句会などを行い、市民に親しまれる施設を想定しているとの答弁がありました。
また、
委員から、赤井家住宅などの施設については、駐車料金はかからないが違いは何かとの質疑に対し、当局から、当該施設は駐車台数が少ないので、無料にして長時間駐車されると施設利用者が駐車できなくなるので、蓑虫庵と同じように料金を設定したとの答弁がありました。
そのほか、休館日や観覧料金等についての質疑がありました。
討論において、駐車料金設定の件など、他の施設と一致しない部分があると考えるためと
継続審査をする動議がありましたが、賛成少数により否決されました。
審査の結果、特に意見もなく、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第53号、
伊賀市議会政務活動費の交付に関する
条例等の一
部改正についてですが、
委員から、市の押印見直しの検討状況はとの質疑に対し、当局から、昨年度、押印規定のある例規の洗い出しを行い、市が押印を求めている行政手続が1,686件あった。国の法令等に基づくものを除いた1,204件手続のうち1,035種類の規則、要綱等で定める手続を、本年3月までに押印廃止の改正を行っており、今回条例3件について改正を行うものであるとの答弁がありました。
審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第54号、
伊賀市
手数料条例等の一
部改正について及び
議案第57号、
訴え提起前の和解の
申立てについてですが、質疑、審査の結果、特に意見もなく両案とも全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
最後に、
議案第58号、第2次
伊賀市
総合計画第3次
基本計画の策定についてですが、
委員から、次回の
総合計画の策定時には、地域の意見をどのように反映させていくのかとの質疑に対し、当局から、前回の計画策定時には中間案でパブリックコメントを実施し、最終案が出た段階で自治協
議会に諮問していたが、今回は、パブリックコメントに合わせて自治協に意見を聞かせてもらうような工夫をしたとの答弁がありました。
そのほか、成果目標の考え方やデジタル化に伴うセキュリティー等についての質疑がありました。
討論において、反対の立場から、個別の施策に対して、また、
伊賀流自治に対して、合併以降疑問を持っている。それが底辺にある計画なので反対であるとの意見があり、審査の結果、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、よろしく審議いただきますようお願いいたします。
○
議長(
市川岳人君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって、
討論に入ります。
討論は原則、事前に通告を行うこととしており、お手元に配付のとおり通告がなされています。
議案第52号及び
議案第58号に関して、1名からの通告がありますので、
発言を許可します。
なお、
討論時間は
申合せにより1人、1
議案につきおおむね3分以内となっていますので、御了承願います。
それでは、百上
議員の
発言を許可します。
百上
議員。
○21番(百上真奈君)
私は、
議案第52号、
史跡芭蕉翁生家の設置及び管理に関する条例の制定についてと
議案第58号、第2次
伊賀市
総合計画第3次
基本計画の策定について、
議案に反対の立場で
討論を行います。
まず、
議案第52号ですが、この条例は、現在改修が行われている
史跡芭蕉翁生家の公の施設として設置し、開館時間、観覧料、使用料、駐車料及び使用に関する事項等を規定するもので、直営でも指定管理でもどちらでもできるようになっています。
伊賀市の公の施設には、この生家と同じように、文化財施設や歴史的な価値のある建物があり、観光や文化振興、地域振興に資するものとなっています。
教育
委員会や他の施設との違いは、駐車料金の規定があることと施設の使用料が高額であることです。蓑虫庵、芭蕉記念館と合わせた形ですが、生家に付随する駐車場は今大変狭く、そもそも本当に使えるのかという疑問を持ってしまうような駐車場であり、料金を徴収することが妥当なのか判断できません。
また、句会などで長時間駐車場を使うことになれば、観光客は止められません。赤井家住宅や入交家住宅などの駐車場は無料です。施設の使用料も生家より随分安くなっています。このような違いは、市民や観光客にとって理解できないのではないでしょうか。
私もこのことについて
委員会で説明を求めましたが、違いについて十分に納得することができませんでしたので、継続の動議を出しました。もう少し精査が必要ではないかということで出したわけですが、否決をされましたので、
議案に対し反対をいたします。
なお、今後、他の類似施設との違いを極力小さくし、観光客にも市民にも観覧や使用がしやすい施設になるよう検討していただくことを要望しておきます。
次に、
議案第58号、第2次
伊賀市
総合計画第3次
基本計画の策定について、反対の立場で意見を申し上げます。
この計画は、第2次
総合計画の基本構想を実現する総仕上げの計画として、2021年から2024年までの4年間を計画期間としています。コロナ禍という新たな危機の中で、デジタル技術の活用による市民サービスの向上と効率的な行政運営の実現という施策が加えられ、新しい生活様式の確立に資するデジタル化社会の実現に向け、デジタル化を進めるとしています。
しかし、国が進めるデジタル化は、行政が持つ個人情報を企業に提供して、企業の利益につなげようとするもので、個人情報保護法制の一元化によって、自治体独自の保護策が崩されることになり、デジタル化は利便性だけでなくプライバシー情報漏出リスクなどの問題をはらんでいます。計画の中で、そのセキュリティーをしっかりやるということがありますが、やはり、ここは重大な問題をはらんでいると思います。
また、国は、企業のもうけに公共サービスを位置づけており、安易な民間活力の導入で公的負担は減ったとしてもサービスを受ける側の負担が増えたり、官製ワーキングプアを生み出すなど、公共サービスの質が変わる可能性があります。
さらに、公共サービスの受益者負担の適正化を図るとしていますが、適正化とは、受益者負担の引上げではないでしょうか。計画にあるように、デジタル化やAIの活用で、公務員を削減するスマート自治体への転換を推進することは、公共サービスの質が問われ自治体とは何かが問われることになると考えます。デジタル化自治を進めるに当たっては、住民の
基本的人権を守り、福祉の向上を実現するという地方自治体の責務を果たすことを改めて求めます。
また、この計画は、地域にある支所、公民館、図書室という非常に重要な公共サービス機関を廃止・縮小・統合することを前提に作成されたものです。行政が住民に寄り添い協働のまちづくりや人材育成を進めるという市の方針に反するものではないでしょうか。
最後に、この計画は同和地区という特定の地域を残し続け、同和施策を継続する計画になっているため、賛成できません。地域や住民を分け隔てすることは、部落差別の解消に逆行するものです。また、支所や公民館を廃止し、地区市民センターを自治センター化して職員を引き上げる地域をつくろうとしている一方で、特定の地域には隣保館を残し相談事業や福祉事業、生涯教育などを行政職員が自ら行う、そういった仕組みを残したままの計画になっており、これは不公平な行政と言わざるを得ません。同和行政を終わらせ、全ての市民が公平と納得できる行政と、誰一人取り残さない全ての市民に寄り添う施策こそ必要であると考えます。
以上のような問題があるということを意見として申し上げ、反対といたします。
○
議長(
市川岳人君)
以上で、通告による
討論を終了します。
他に、通告される方以外で御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は
議案ごとに行います。
まず、
議案第52号に対し、
委員長
報告のとおり可決とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
起立多数であります。
よって、
議案第52号は可決されました。
次に、
議案第53号に対し、
委員長
報告のとおり可決とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第53号は可決されました。
次に、第54号に対し、
委員長
報告のとおり可決とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第54号は可決されました。
次に、
議案第57号に対し、
委員長
報告のとおり可決とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第57号は可決されました。
次に、
議案第58号に対し、
委員長
報告のとおり可決とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
起立多数であります。
よって、
議案第58号は可決されました。
次に、日程第2を日程第3とし、
議案第59号を議題とします。
本案に関し、教育民生常任
委員長の
報告を求めます。
教育民生常任
委員長。
(11番 福岡正康君登壇)
○11番(福岡正康君)
ただいま議題となりました、教育民生常任
委員会に付託された1
議案について、審査の経過と結果を
報告します。
当
委員会は6月21日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、
議案の内容につきましては
議案上程時に説明がなされていますので、省略させていただきます。
それでは、
議案第59号、第4次
伊賀市
地域福祉計画の策定についてですが、
委員から、重層的支援体制整備事業の実施計画はいつ頃を予定しているかとの質疑に対し、当局から、今年度の早いうちに策定をしていきたいとの答弁がありました。
また、
委員から、今回の計画について、外国籍の高齢者への対応はどのように考えているかとの質疑に対し、当局から、翻訳された概要版の作成を検討したいと考えているとの答弁がありました。
そのほかに、ヤングケアラーの調査や一時的な住まいの確保についての質疑がありました。
討論において、特に意見はなく、審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、よろしく御審議いただきますようお願いします。
○
議長(
市川岳人君)
報告に対し御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって
討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第59号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第59号は可決されました。
次に、日程第3を日程第4とし、
議案第55号及び
議案第56号の2
議案を一括して議題とします。
本案に関し、産業建設常任
委員長の
報告を求めます。
産業建設常任
委員長。
(19番 近森正利君登壇)
○19番(近森正利君)
ただいま議題となりました、産業建設常任
委員会に付託された2
議案について、審査の経過と結果を
報告します。
当
委員会は6月18日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、各
議案の内容につきましては
議案上程時に説明がなされていますので、省略させていただきます。
それでは、
議案第55号、
伊賀市道路の構造の
技術的基準等を定める条例の一
部改正についてですが、特に質疑はなく、審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第56号、
伊賀市
建築基準法等関係手数料条例の一
部改正についてですが、
委員から、亀山市と名張市も同様の内容で改正する予定とのことだが、手数料についてはどうかとの質疑に対し、当局から、いずれも同一の手数料で改正される予定であり、三重県及び既に条例で定めている県内他市についても同一の手数料であるとの答弁がありました。
また、
委員から、中間検査を行うことで、これまで1回の検査が2回実施されることになるが、その経緯や理由はとの質疑に対し、当局からは、検査を2回行うことで耐震などの構造に係る工事の不備を防ぐなど、安心安全の担保につながるとの答弁がありました。
審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、審査の経過と結果を御
報告申し上げ、
委員長
報告といたします。よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。
○
議長(
市川岳人君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって、
討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第59号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
失礼いたしました。
議案第55号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第55号は可決されました。
次に、
議案第56号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第56号は可決されました。
次に、日程第4を日程第5とし、
議案第50号、
議案第51号及び
議案第62号の3
議案を一括して議題とします。
本案に関し、予算常任
委員委員長の
報告を求めます。
予算常任
委員長。
(16番
赤堀久実君登壇)
○16番(
赤堀久実君)
ただいま議題となりました、予算常任
委員会に付託された3
議案についての審査の経過と結果を
報告いたします。
当
委員会は6月22日、執行部出席のもと審査を行いました。なお、
議案の内容については
議案上程時に説明がなされていますので、省略します。
また、審査に当たり多岐にわたる質疑、応答がなされたところですが、当
委員会は
議長を除く
議員全員で構成されており、内容については十分御承知のことと存じますので、質疑に関する
報告についても省略し、
討論と審査の結果を
報告します。
まず、
議案第50号について、
討論において、賛成の立場から、岸宏子文学記念館整備事業については、少し検討すべきだと思っているので、本
会議で何らかの行動を取らせていただくとの意見がありました。
審査の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、
議案第51号及び
議案第62号の2
議案について、特に意見はなく、審査の結果、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。
以上、審査の経過と結果を
報告申し上げ、
委員長
報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○
議長(
市川岳人君)
報告に対し、御質疑ありませんか
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって、
討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は、
議案ごとに行います。
まず、
議案第50号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第50号は可決されました。
中谷一彦
議員。
○20番(中谷一彦君)
令和3年度
伊賀市
一般会計補正予算(第3号)について、
附帯決議の
発議をさせていただきたいと思います。
○
議長(
市川岳人君)
ただいま、中谷
議員から、
議案第50号に対する
附帯決議提出の動議がありました。
日程の途中でありますので、日程第5の終了後に取り扱うことといたします。
次に、
議案第51号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案51号は可決されました。
次に、
議案第62号に対し、
委員長
報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
議案第62号は可決されました。
会議の途中ですが暫時休憩いたします。
(午前11時21分 休憩)
――
―――――――――――――
(午前11時22分 再開)
○
議長(
市川岳人君)
休憩前に引き続き、
会議を再開します。
先ほど、中谷一彦
議員ほか4名から、
議案第50号、令和3年度
伊賀市
一般会計補正予算(第3号)に対する
附帯決議案が提出され、動議が成立しました。
お諮りします。
この際、
発議第4号、
議案第50号、令和3年度
伊賀市
一般会計補正予算(第3号)に対する
附帯決議についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御異議なしと認めます。
よって、
発議第4号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
提出者の説明を求めます。
中谷
議員。
(20番 中谷一彦君登壇)
○20番(中谷一彦君)
ただいま議題となりました
発議第4号、
議案第50号、令和3年度
伊賀市
一般会計補正予算(第3号)に対する
附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。
岸宏子文学記念館整備事業については、これまで
議会に対し利活用の方向性について詳細な説明がなされないまま予算が計上されてきた。よって、
議案第50号、令和3年度
伊賀市
一般会計補正予算(第3号)、第1条、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第7目文化振興費、岸宏子文学記念館整備事業、委託料、耐震診断業務委託料323万4,000円の執行に当たっては、
議会に対して当該事業の説明がなされるまでの間、予算執行の凍結を求めるものです。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
市川岳人君)
説明に対し御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
本案については、
委員会の付託を省略し
討論に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は
委員会の付託を省略することに決しました。
これより、
討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第4号に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
起立多数であります。
よって、
発議第4号は可決されました。
以下、日程を順次繰り下げ、日程第6を日程第7とし、閉会中の
継続審査の申し出を議題とします。
総務常任
委員長から、請願第1号について、お手元に配付のとおり閉会中の
継続審査の申出がありました。総務常任
委員長から審査経過の説明をいただきます。
総務常任
委員長。
(20番 中谷一彦君登壇)
○20番(中谷一彦君)
ただいま議題となりました総務常任
委員会に付託された請願第1号、
支所廃止案の撤回について、閉会中の
継続審査の申出に係る審査の経過を
報告いたします。
審査は、6月18日に執行部及び請願者出席のもと行いました。
委員からは、昨年度実施した市民アンケート調査ではどのような声が上がったのかとの質疑に対し、当局からは、意見の多くは身近な行政サービスを受ける窓口がなくなるのは不便になる。災害対応への不安、チラシを見て初めて支所廃止を知った、行政の進め方に対する批判等があったとの答弁がありました。
また、請願者に対し、自治協の中でどのような支所を望むという意見があったのかの質疑に対し、請願者からは、地域の発展、防災、福祉の充実を図るための支所が必要であると考える。身近なことは身近なところで解決できるような支所にしてほしいとの答弁がありました。
また、
委員から、この計画の目標は令和4年4月かとの質疑に対し、当局からは、この計画については見直しが必要であり、現在、検討している。平成31年2月の案に代わる案を提示し、自治協とも意見交換を行いたいと考えているとの答弁があり、さらに、
委員から、新しい案はいつ
議会に提案し地域へ持っていくと考えているのかの質疑に対し、当局からは、7月の
議員全員協
議会で取りまとめた案を提示し、7月末から8月にかけて自治協へ説明をさせてもらいたいと考えている。また、地域への説明については、コロナ禍であるので工夫が必要であると考えるとの答弁がありました。
そのほか、自治基本条例に関することや、支所の維持管理費についての質疑がありました。
討論において、
継続審査の動議が出され、
委員から北部地域振興センターの計画が未定の状況であること、また、支所、市民センター、公民館などと一体的に議論することが重要であると考えるとの意見があり、審査の結果、
継続審査とすべきものと決しました。
以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○
議長(
市川岳人君)
報告に対し御質疑ありませんか。
西田
議員。
○4番(西田方計君)
失礼します。
阿波地域住民協
議会会長をはじめ、布引、山田、柘植、西柘植、壬生野、河合、鞆田、玉瀧、丸柱並びに島ヶ原の各住民自治協
議会の会長11名が連名で出された請願第1号につきまして、継続という議決結果について、総務常任
委員長に御質問いたします。
請願の意図するところは、支所の廃止案撤回についてでしたが、継続との結果に至った根拠として上げられていると思われる意見に、支所、市民センター、公民館などと一体的に議論することが重要であると考えるためと書かれておりますが、
委員長の
報告において、あるいは、書面を見させていただいても、質疑にも答弁にもそうした内容は見受けられないように思うのですが、
委員会の中でどういう議論があったのでしょうか、教えていただきたいと思います。
○
議長(
市川岳人君)
総務常任
委員長。
○20番(中谷一彦君)
質問にお答えさせていただきます。
この議論につきましては、支所、市民センター、公民館などと一体的な議論することが重要であると考えると、これは
委員の御意見でございまして、それまで、この議論というのは昨年の3月の
一般質問等々でたくさんされました。そういうときの御意見を踏まえて言われたと感じております。
以上です。
○
議長(
市川岳人君)
他に、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって、
討論に入ります。
お手元に配付のとおり2名からの事前通告がありますので、順次、
発言を許可します。
なお、
討論時間は、先ほど同様おおむね3分以内となっておりますので、御了承願います。
まず、最初に西田
議員の
発言を許可します。
西田
議員。
○4番(西田方計君)
総務常任
委員会の議決結果継続に対して、反対の立場で
討論いたします。
1年3か月前、広報にて発表された支所の在り方、すなわち支所の廃止、北部、中部、南部のエリア分けと北部、南部の地域振興センターの設置についての案を受けて、請願者の皆さんは、これまで幾たびか当局に対し説明を要請するとともに、その説明に対して不安点や課題を挙げてこられました。また、要望書や質問書を出したり、当局が全戸に配布したアンケートにおいても不安の声をルールに従って多くの住民共々提出されてこられました。しかし、当局からは、住民が不安項目として挙げた内容を解消できるような説明もなく、日々不安が募っていく中で旧阿山郡地域の11自治協が相談の上、このたびわらをもつかむ思いで市
議会に請願を出していただいたといういきさつがあります。自治基本条例に基づく自治協が、11もの連名で請願を出されるのは、かなり重要度の高いものと思います。
不安に対する代案の提示も、また意見募集後の内容の公開も十分ではないまま今に至っているということは、当局側も認めておられますけれども、当局の対応に問題があったと考えて差し支えないと思います。
総務常任
委員会の場では、当局からも北部地域振興センターの来年4月オープンは難しい。計画の見直し部分が大きく出てきている、あるいは代わる案を提示し、自治協とも意見交換を行いたいなどと、現行の案を見直しているとの答弁がありました。
これは、この請願が去る5月20日に提出されたという事実が、事情があったからこそ出てきた言葉であったと察します。そうしたことから、
委員会で議決された継続の根拠として示されている市民センターの自治センター化や公民館の廃止案の問題とは何ら関連させる必要性はなく、この請願の趣旨に立ち返り、
支所廃止案についてのみに絞って、今回、6月の市
議会で
議会としての結論を出して、次のステップに進んでいくことが、何より請願者はもちろん、行政、
議会、市民が同じ方向を向いて考え合うスタートにできると考えます。
委員会の場で、請願者からも
伊賀市をよくするよう、行政、
議会、市民の三者で共に考えていけるよう検討いただきたいと市
議会に対する期待もいただきました。また、行政には、これまでの説明手法を脱皮していただき、新しいコミュニケーションの形でお願いしたいとの申出もありました。こうしたことを踏まえれば、現行の
支所廃止案の内容や市民とのコミュニケーションの手法について一刻も早い修正対応を当局に図っていただき、
議会もそれを後押ししていくために
議会として賢明な判断を出していくことが何より必要と考え、継続に対して反対をいたします。
○21番(百上真奈君)
請願第1号、
支所廃止案の撤回についての請願については、私は採択すべきとの立場から継続に反対の意見を申し上げます。
請願者は、安心安全に住み続けるために、そして市民が主役となったまちづくりを進めるためには、地方自治法に規定された支所という行政機関が不可欠であるとされています。しかし、今、
伊賀市が提案している6支所を廃止する計画は、その考えと相反するものであり、住民に影響が大きい事案であるにもかかわらず情報が少なく不安が大きいため、住民アンケートなどを取るなどして意見をまとめ、幾つかの住民自治協
議会から行政に対し要望書を提出されました。しかし、丁寧かつ納得できる説明も回答もないとのことです。よって、市民の代表である
議員に対し一緒に考えていただきたい、計画案の撤回に賛同してほしいとの思いで請願提出に至ったとの説明がありました。
住民にとって影響の大きい支所廃止という事案は、自治基本条例第26条第3項の同意権、すなわち同意事務に関する規則に規定されている当該地域において行われる住民生活と関わりが深く、重大な影響が及ぶと考えられる事務として、市が当該地域に設置・運営する公共施設のうち、市長が必要と認めるものという同意事務の対象に私はこの支所もなると考えております。ところが、住民の皆さんは、市は説明しますと言うだけで、自治協や住民に対し意見を聞こうという姿勢が見えない、協議に参加させてもらえていないとおっしゃっています。
支所の在り方は、
伊賀市が目指す、来たい・住みたい・住み続けたい
伊賀づくりという地方創生の実現、自治協をはじめとする多様な主体との連携により、誰一人取り残さない持続可能な
伊賀市の実現に関わる重要な問題であり、拙速な進め方は将来に禍根を残す懸念があります。よって、一旦計画案を撤回し、改めて支所の在り方について、市民、行政、
議会が十分な議論を行い、合意できるものをつくっていくことを求める、この請願の趣旨に賛同するものです。また、地方自治法に規定された支所を残してほしいという願いにも賛同できるものです。
議員の皆様には、今の支所計画に問題があるとお考えなら、継続ではなく請願を採択していただきたいと思います。そのことが、住民本位の見直しにつながる力になると思いますし、請願者の皆さんもそのことを願っておられると思います。
よって、
議員の皆様には、継続反対に御賛同賜りますようお願いを申し上げ、
討論といたします。
○
議長(
市川岳人君)
以上で、通告による
討論を終了します。
他に、通告された方以外で御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
請願第1号に対し、
委員長の申出のとおり閉会中の
継続審査とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
起立少数であります。
よって、請願第1号は閉会中の
継続審査とすることを否決されました。
請願第1号は、閉会中の
継続審査とすることが否決されましたので、再度、総務常任
委員会で審査いただきます。
暫時休憩いたします。再開は午後1時30分といたします。
(午前11時38分 休憩)
――
―――――――――――――
(午後 1時30分 再開)
○
議長(
市川岳人君)
休憩前に引き続き、
会議を再開いたします。
休憩中に請願第1号について、総務常任
委員会において再度審査いただき、先ほど
委員長
報告が提出されました。ついては、この件を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御異議なしと認めます。
よって、請願第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
本請願に関し、総務常任
委員長の
報告を求めます。
総務常任
委員長。
(20番 中谷一彦君登壇)
○20番(中谷一彦君)
総務常任
委員会において、先ほど審査いたしました請願第1号、
支所廃止案の撤回について、審査の経過と結果を御
報告します。
本請願については、質疑を省略し審査の結果、特に意見もなく、賛成多数で原案どおり採択すべきものと決しました。
以上、よろしく御審議いただきますようよろしくお願いいたします。
○
議長(
市川岳人君)
報告に対し御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
よって
討論に入ります。
御意見ありませんか。
西田
議員。
○4番(西田方計君)
請願を採択することに賛成の立場で、会派草の根・無所属フォーラム3名を代表して、
討論させていただきます。
この問題は、
伊賀市の将来を決めていく重要な要素を含んでおります。一旦これまでの案については撤回した上で、地域住民との新しいコミュニケーションを築きながら、支所の持つ地域振興面での権能や機能について、これまで集まってきた市民からの声を分析しながら明確化し、あまり意見をいただいていない地域に対しても改めて意見を伺うなどして、併せて将来
伊賀市の本庁や支所のありようが変わっていったとしても、市民の身近なところにある行政機関が防災や文化等の観点も含めた地域振興の拠点であるように、そして、当局が
委員会で答弁されたように、一日も早く原案の見直しが進み、請願者の言う新しいコミュニケーションの形を大切にして、行政、
議会、市民の三者で共に考えていけるよう今
議会での採択に賛成をいたします。
以上をもって賛成の
討論といたします。
○
議長(
市川岳人君)
他に、
討論ございませんか。
釜井
議員。
○1番(釜井敏行君)
支所廃止案の撤回を求める請願第1号に、賛成の立場で日本共産党
伊賀市議団を代表しまして
討論させていただきます。
支所が廃止をされることに対しては、多くの市民の皆さんが不安に感じておられますが、それは単に支所が遠くなって不便になってしまうというだけではありません。学校がどんどん統廃合されていく中で、支所まで廃止をされてしまったら人口減少、過疎化がさらに進んでしまうのではないかという懸念を多くの市民の皆さんが抱いています。また、自分たちが市から切り離されてしまったように感じるという方もたくさんいらっしゃいます。当然の御心配だと思います。
デジタル化が進めば、支所がなくてもいいのではないかという御意見もありますが、やはり市民と職員が支所で実際に顔を合わせてやり取りをする中で、隠れている様々なニーズが見えてくるということもあると思います。各市町村にしっかりと支所を残してこそ、周辺地域が元気になり、
伊賀市全体の
活性化と発展につながっていくのではないでしょうか。近隣には、そういった選択をしている自治体もたくさんあります。津市白山総合支所の職員さんにお話をお伺いしましたら、スリム化よりもサービスをきめ細やかくすることが必要だと思っている、交通の便が悪いので支所出張所をなくすことは考えていないとおっしゃっていました。これこそが行政のあるべき姿だと思います。
請願要旨にもありますように、身近な行政事務の拠点として、そして防災対策の拠点として、今後も各支所がしっかりとその役割を果たすことができるように、本請願に賛成をいたします。
議員の皆様におきましては、市民の声をしっかりと受け止め賛成をいただきますようにお願いいたしまして、
討論とさせていただきます。
○
議長(
市川岳人君)
他に、ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
請願第1号に対し、
委員長
報告のとおり採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
起立多数であります。
よって、請願第1号は採択することに決しました。
以下、日程を順次繰り下げ、日程第8を日程第9とし、
発議第2号を議題とします。
提出者の説明を求めます。
桃井議員。
○13番(
桃井弘子君)
ただいま議題となりました
発議第2号、
伊賀市議会会議規則の一
部改正について、その内容と提案理由を説明いたします。
まず、欠席の届出関係について、女性をはじめ多様な人材の市
議会への参画を促進することが
議員の成り手の確保にもつながるとの観点から、出産について産前産後の期間にも配慮した規定とし、併せて育児や介護等についても欠席事由として同規則へ明文化するものです。
次に、請願書への押印関係について、デジタル化政策の一環として、これまで行政手続等において求めてきた押印について、特段の合理的な理由がある場合を除き、原則としてその廃止を広く推進している政府の方針を踏まえ、
議会運営に当たり押印を求めなくても特段支障がない事項については、これを廃止することが適当であると考えます。
このような観点から、請願者に対し提出時に求めている署名・押印を署名または記名押印に改める改正を行うものです。
また、これに加えて請願者が法人の場合の条文についても同規則に規定しようとするものです。
なお、これらの2件の改正は、全国
市議会議長会により標準市
議会会議規則の一
部改正がなされたものと整合していることを申し添えます。
なお、この規則は、公布の日から施行することとしています。
以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
市川岳人君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案については、
委員会の付託を省略し
討論に入りたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は
委員会の付託を省略することに決しました。
これより、
討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第2号に賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
市川岳人君)
全会一致であります。
よって、
発議第2号は可決されました。
次に、日程第9を日程第10とし、
報告第11号から
報告第15号までを一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の
報告第11号から
報告第15号までの
地方自治法指定法人の
経営状況を説明する書類の提出についてですが、地方自治法第221条第3項に規定する法人であります
株式会社俳都ピア、
伊賀市
土地開発公社、
公益財団法人伊賀市
文化都市協会、
一般社団法人大山田農林業公社及び
有限会社大山田ファームの令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間における事業の決算に関する書類を、同法第243条の3第2項の規定により、別冊のとおり提出し
報告したいと思います。
まずは、
報告第11号の
株式会社俳都ピアの決算概要です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり、営業収支で654万549円の損失が生じています。営業外収支を含めた経常損失は、623万4,230円となっており、持続化給付金などの特別利益が212万852円あり、法人税等を差し引いた当期純損失は441万6,911円となっています。
前年度までの繰越利益剰余金9,400万183円から当期純損失を差し引いた8,958万3,272円を次期繰越利益剰余金としています。
続きまして、
報告第12号の
伊賀市
土地開発公社の決算概要です。
令和2年度は、新規の用地取得及び保有地の売却はありませんでした。
決算としましては、収益的収支については収入が2万1,841円、支出が7万9,934円で差引きマイナス5万8,093円の当期純損益となっています。これを前年度繰越利益剰余金1億3,362万6,259円から差し引き、1億3,356万8,166円を次期繰越利益剰余金としています。
続きまして、
報告第13号の
公益財団法人伊賀市
文化都市協会の決算概要です。
令和2年度財務諸表は、消費税込みの方式により処理しており、収支決算としましては、経常収益の合計は、4億9,748万559円で、その内訳は、公益目的事業会計で4億6,179万4,406円、収益事業等会計で296万8,543円、法人会計で3,271万7,610円となっています。
経常費用の合計は、4億9,396万2,700円で、その内訳は、公益目的事業会計で4億5,848万7,846円、収益事業等会計で275万7,244円、法人会計で3,271万7,610円となっており、当期経常増減額は、351万7,859円の増額となっています。
これにより、一般正味財産期末残高は、2億532万3,284円となり、指定正味財産期末残高1億6,778万5,355円を合わせて、正味財産期末残高は、3億7,310万8,639円となっています。
続きまして、
報告第14号の
一般社団法人大山田農林業公社の決算概要です。
当期の事業活動収入計が5,973万1,950円、事業活動支出計が7,608万5,565円で、当期の事業活動収支差額は、マイナス1,635万3,615円となっています。これに、前期繰越収支差額マイナス4,393万8,344円を合わせまして、マイナス6,029万1,959円を次年度に繰り越しています。
正味財産増減計算書では、当期一般正味財産増減額が、マイナス1,635万3,615円、一般正味財産期首残高が4,643万8,321円となっていますので、その結果、一般正味財産期末残高は、3,008万4,706円となっています。
最後に、
報告第15号の
有限会社大山田ファームの決算概要です。
営業損益では361万283円の損失となっており、営業外利益及び営業外費用を含めた経常損益は、11万8,305円の利益となっています。これに特別利益を加え、特別損失、法人税等を差引きしまして、当期純損失金額は65万3,375円となり、繰越利益剰余金は、1,315万4,159円となっています。
以上、
報告をいたします。
○
議長(
市川岳人君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑、御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
市川岳人君)
御質疑、御意見なしと認めます。
よって、
報告第11号から
報告15号までの5件について、説明のとおり御了承願います。
以上で、本
定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。
去る6月7日に開会しました令和3年第3回
伊賀市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
長らくの慎重審議、ありがとうございました。
(午後 1時44分 閉会)
――
―――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。
議 長 市 川 岳 人
議 員 西 條
エリ子
議 員 西 田 方 計...