桑名市議会 2018-09-18
平成30年決算特別委員会都市経済分科会 本文 開催日:2018-09-18
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決算特別委員会都市経済分科会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 2 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 3 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 4 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 5 :
産業振興部長(後藤政志) 選択 6 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 7 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 8 :
分科会委員(石田正子) 選択 9 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 10 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 11 :
分科会委員(石田正子) 選択 12 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 13 :
分科会委員(大森 啓) 選択 14 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 15 :
分科会委員(大森 啓) 選択 16 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 17 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 18 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 19 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 20 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 21 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 22 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 23 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 24 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 25 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 26 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 27 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 28 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 29 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 30 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 31 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 32 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 33 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 34 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 35 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 36 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 37 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 38 : 駅周辺整備課長(佐藤正弘) 選択 39 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 40 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 41 : 駅周辺整備課長(佐藤正弘) 選択 42 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 43 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 44 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 45 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 46 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 47 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 48 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 49 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 50 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 51 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 52 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 53 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 54 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 55 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 56 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 57 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 58 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 59 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 60 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 61 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 62 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 63 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 64 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 65 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 66 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 67 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 68 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 69 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 70 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 71 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 72 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 73 :
分科会委員(石田正子) 選択 74 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 75 :
分科会委員(石田正子) 選択 76 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 77 :
分科会委員(石田正子) 選択 78 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 79 :
分科会委員(石田正子) 選択 80 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 81 :
分科会委員(大森 啓) 選択 82 : 農林水産課獣害対策室長(多湖茂人) 選択 83 :
分科会委員(大森 啓) 選択 84 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 85 :
分科会委員(大森 啓) 選択 86 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 87 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 88 :
分科会委員(大森 啓) 選択 89 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 90 :
分科会委員(大森 啓) 選択 91 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 92 :
分科会委員(大森 啓) 選択 93 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 94 :
分科会委員(大森 啓) 選択 95 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 96 :
分科会委員(大森 啓) 選択 97 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 98 :
分科会委員(大森 啓) 選択 99 : 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 100 :
分科会委員(大森 啓) 選択 101 :
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 102 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 103 :
分科会委員(石田正子) 選択 104 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 105 :
分科会委員(石田正子) 選択 106 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 107 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 108 :
分科会委員(石田正子) 選択 109 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 110 :
分科会委員(石田正子) 選択 111 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 112 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 113 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 114 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 115 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 116 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 117 :
農林水産課長(筧 直樹) 選択 118 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 119 : 分科会委員(南澤幸美) 選択 120 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 121 : 観光文化課主幹(文化担当)(水谷芳春) 選択 122 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 123 : 観光文化課主幹(文化担当)(水谷芳春) 選択 124 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 125 : 観光文化課主幹(文化担当)(水谷芳春) 選択 126 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 127 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 128 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 129 : 都市整備部長(中村博明) 選択 130 : 都市管理課長(伊藤隆光) 選択 131 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 132 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 133 : 分科会委員(石田正子) 選択 134 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 135 : 分科会委員(石田正子) 選択 136 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 137 : 分科会委員(石田正子) 選択 138 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 139 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 140 : 分科会委員(石田正子) 選択 141 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 142 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 143 : 分科会委員(大森 啓) 選択 144 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 145 : 分科会委員(大森 啓) 選択 146 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 147 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 148 : 分科会委員(石田正子) 選択 149 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 150 : 分科会委員(石田正子) 選択 151 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 152 : 分科会委員(石田正子) 選択 153 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 154 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 155 : 分科会委員(石田正子) 選択 156 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 157 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 158 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 159 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 160 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 161 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 162 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 163 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 164 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 165 : 分科会委員(大森 啓) 選択 166 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 167 : 分科会委員(大森 啓) 選択 168 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 169 : 分科会委員(石田正子) 選択 170 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 171 : 分科会委員(石田正子) 選択 172 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 173 :
分科会委員(石田正子) 選択 174 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 175 :
分科会委員(石田正子) 選択 176 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 177 : 桑名駅西整備事務所長(小林代二) 選択 178 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 179 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 180 :
分科会委員(大森 啓) 選択 181 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 182 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 183 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 184 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 185 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 186 : アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 187 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 188 :
分科会委員(石田正子) 選択 189 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 190 :
分科会委員(石田正子) 選択 191 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 192 : アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 193 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 194 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 195 : アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 196 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 197 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 198 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 199 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 200 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 201 : 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 202 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 203 : 都市管理課長(伊藤隆光) 選択 204 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 205 :
分科会委員(石田正子) 選択 206 : 都市整備課長(出口敏幸) 選択 207 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 208 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 209 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 210 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 211 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 212 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 213 :
分科会委員(石田正子) 選択 214 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 215 :
分科会委員(大森 啓) 選択 216 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 217 :
分科会委員(石田正子) 選択 218 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 219 :
分科会委員(石田正子) 選択 220 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 221 :
分科会委員(石田正子) 選択 222 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 223 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 224 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 225 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 226 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 227 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 228 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 229 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 230 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 231 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 232 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 233 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 234 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 235 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 236 : 営業課長(稲垣幸夫) 選択 237 :
分科会委員(石田正子) 選択 238 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 239 :
分科会委員(石田正子) 選択 240 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 241 :
分科会委員(石田正子) 選択 242 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 243 : 工務課長(栗原繁憲) 選択 244 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 245 :
分科会委員(石田正子) 選択 246 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 247 :
分科会委員(大森 啓) 選択 248 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 249 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 250 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 251 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 252 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 253 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 254 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 255 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 256 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 257 :
分科会委員(石田正子) 選択 258 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 259 :
分科会委員(石田正子) 選択 260 : 工務課主幹(計画・管理担当)(西田勝彦) 選択 261 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 262 : 工務課主幹(計画・管理担当)(西田勝彦) 選択 263 :
分科会委員(石田正子) 選択 264 : 工務課主幹(計画・管理担当)(西田勝彦) 選択 265 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 266 :
分科会委員(石田正子) 選択 267 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 268 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 269 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 270 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 271 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 272 :
分科会委員(大森 啓) 選択 273 :
分科会委員(石田正子) 選択 274 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 275 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 276 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 277 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 278 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 279 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 280 :
分科会委員(石田正子) 選択 281 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 282 :
分科会委員(石田正子) 選択 283 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 284 :
分科会委員(大森 啓) 選択 285 : 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木) 選択 286 :
分科会委員(大森 啓) 選択 287 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 288 :
分科会委員(大森 啓) 選択 289 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 290 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 291 :
分科会委員(石田正子) 選択 292 : 上下水道部長(松田幸寿) 選択 293 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 294 :
分科会委員(石田正子) 選択 295 :
分科会委員(大森 啓) 選択 296 :
分科会委員(辻内裕也) 選択 297 :
分科会委員(伊藤真人) 選択 298 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 299 : 副分科会長(冨田 薫) 選択 300 : 分科会長(佐藤 肇) 選択 301 : 分科会長(佐藤 肇) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時02分 開会
○開会宣言
分科会長(佐藤 肇)
それでは、出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから決算特別委員会・都市経済分科会を開会いたします。
私が本分科会の会長を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○分科会記録の署名
分科会委員
2: 分科会長(佐藤 肇)
本分科会記録の署名は、正・副分科会長が行いますので、御了承願います。
───────────────────────────────────────
○審査案件の宣言及び審査順序
3: 分科会長(佐藤 肇)
ただいまから本分科会における案件の審査を行います。
本分科会の審査案件は、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門、農業集落排水事業特別会計決算及び市営駐車場事業特別会計決算外2議案であります。
審査の流れですが、まず、産業振興部の所管部門審査、次に、都市整備部、最後に上下水道部の順に進めてまいります。
議案第84号につきましてはそれぞれの所管部門が含まれておりますので、意見表明及び意見集約は上下水道部所管部門の質疑終了後に行います。
なお、意見集約の際に集約が難しい場合は、挙手により賛否を確認させていただきますので、あらかじめ御了承願います。
それでは、お手元に配付の日程(案)のとおり進めます。
委員並びに当局の皆さんにお願いを申し上げます。発言する際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから、自己の氏名、当局においては職名を告げて発言してください。
───────────────────────────────────────
○議案第84号
4: 分科会長(佐藤 肇)
これより産業振興部所管部門の審査を行います。
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。
議案第84号の一般会計決算のうち産業振興部所管部門について、当局より説明を求めます。
5:
産業振興部長(後藤政志)
改めまして、おはようございます。
産業振興部長の後藤でございます。
ただいま議題となりました議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、産業振興部が所管いたします部分につきまして御説明を申し上げます。着座にて失礼をいたします。
それでは、初めに平成29年度決算成果報告書、こちらのほうを御用意いただきたいと思います。
決算成果報告書のうち、私のほうから、ため池ハザードマップ作成費、国際観光まちづくり事業費の2事業について御説明をさせていただきます。
まず、61ページ、ため池ハザードマップ作成費について御説明を申し上げます。
ため池は農業用水を確保することを目的に人工的に造成された池で、その多くは土地利用の変化から管理体制の弱体化と老朽化が進行し、近年局地的な大雨や大規模な地震の発生によりため池の決壊などの被害が各地で発生をいたしております。こうしたことから、農林水産省は国土強靱化アクションプランに位置づけ、防災、減災の向上を目指し、ハザードマップの作成要請に基づく事業でございます。
事業目的ですが、老朽化した施設の補修と整備までの対応として、万一決壊した場合や決壊するおそれがある場合を想定した減災対策が重要であり、迅速、安全な避難のため、浸水区域や到達時間、区域避難場所等の情報を記載したハザードマップを作成することにあります。
事業内容は、市内に40あるため池のうち、受益面積が2ヘクタール以上など、国の補助要件を満たしている21のため池のハザードマップを作成いたしました。
事業費といたしましては886万2,000円であり、その財源の内訳といたしましては全額が農村地域防災減災事業費補助金であります。
また、作成したハザードマップは農家組合長などため池管理者に配布をし、地域に周知いただくとともに、桑名市のホームページへ掲載し、広く市民の皆様に周知をいたしております。
こういったことにより、関係者が日ごろから災害発生による情報を共有し、不要な時期や豪雨が予想されるときには引き続き用水を抜いていただくなど、ため池管理者が適切に日常管理に努めていただくよう指導等を行ってまいりますとともに、万一の災害発生時には迅速かつ的確な避難が行われるよう、ハザードマップを活用した防災、減災対策意識の向上に努めてまいりたいと考えております。
次に、めくっていただきまして、63ページをお願いいたします。
国際観光まちづくり事業費でございます。この事業では、ポストジュニア・サミット事業として、海外からの滞在型産業観光旅行を推進することにより、市内での滞在と消費の拡大により地域の活性化を図ることを目的に実施をいたしました。
主な事業内容といたしましては、平成28年度に地方創生加速化交付金を活用して実施した事業の経験を踏まえ、産業観光ツアーを運営する母体である桑名市産業観光まちづくり協議会を産官学で設立し、産業観光ツアーの運営、実施をいたしました。
事業成果はツアー回数30回、参加者数632人、消費額約900万円で、協議会といたしましても49万8,783円の利益を得ることができました。また、公益社団法人日本観光振興協会が主催をいたします産業観光まちづくり大賞で金賞を受賞し、各種メディアで取り上げられ、本市のPRにもつながったものと考えております。
次に、歳入歳出決算書のうち産業振興部の所管いたします事項につきまして、主管課長より一括して御説明を申し上げます。なお、質問につきましては各所管から御答弁を申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
6:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課長の高橋でございます。
産業振興部の所管に関する事項について、私から一括して御説明させていただきます。
平成29年度一般会計特別会計歳入歳出決算書を御用意ください。こちらになります。
説明につきましては、歳入歳出決算事項別明細書の歳出のページの目ごとに、右側のページの備考欄に沿って主なものについて御説明申し上げ、財源につきましては一般財源を省略させていただき、主な財源について御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、決算書の124、125ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費、備考欄、公共施設整備基金でございますが、4,661万4,135円のうち、サンファーレ北館使用料から1,000万円並びに市民会館のネーミングライツ広告料全額50万円を基金に積み立てております。
次に、少しページが飛びますが、130、131ページをお願いいたします。
目14.市民会館費、備考欄、施設管理運営費1億736万5,153円は、会館及び立体駐車場の維持管理に要した経費でございます。
主なものは、会館の受付事務に係る臨時的任用職員の賃金、光熱水費並びに舞台運営業務、清掃業務等の委託料でございます。財源の主なものは市民会館使用料であり、その他施設占用料、私用光熱水費などを充当しております。
次の施設維持補修費の385万8,840円は、ホール棟の屋上防水修繕等の費用でございます。
また少しページが飛びまして、168、169ページをお願いします。
款5.労働費、項1.労働諸費、目1.労働諸費、備考欄の雇用安定事業費のうち、勤労者持家促進対策預託金8,000万円と、次の勤労者教育資金対策預託金1,000万円につきましては、勤労者の住宅ローン及び教育資金等のローン利息を引き下げるための預託金でございます。財源につきましては、勤労者持家促進資金預託金元利収入と勤労者教育資金預託金元利収入でございます。
次の労働者団体補助金80万円は、桑員地区労働者福祉協議会への活動助成でございます。
続いて、款6.農林水産業費、項1.農林水産業費、目1.農業委員会費、備考欄、農業委員会経費949万3,931円中、運営費823万6,066円は農業委員会の運営費でございます。
活動費125万7,865円は、農業委員会委員の資質向上を図るための活動費でございます。
次の行政情報化事業費の農地情報システム事業費105万2,244円につきましては、システムの使用料と保守管理などの費用でございます。
続いて、目2.農林水産業総務費、備考欄、農業関係費1,052万2,221円中、経営所得安定対策事業費552万6,721円は、米の需給調整を効果的に進め、水田の有効活用を促進するための転作配分通知や転作の現地確認、また地域再生協議会への補助金等でございます。財源につきましては、経営所得安定対策事業費補助金でございます。
農家組合活動費465万5,000円は、生産調整の推進や農地の管理保全に対する農家組合長への報償金等の活動費でございます。
農地中間管理事業費34万500円は、農地中間管理機構が農地を借り受け、農業経営の効率化や規模拡大を進める担い手農家等に貸し付ける制度の支援金でございます。財源につきましては、機構集積協力金交付事業費補助金と農地中間管理事業等推進事業委託金でございます。
次に、林業関係費、林業団体負担金9万3,000円につきましては、加入しております林業団体への負担金でございます。
次の水産業関係費208万6,840円中、水産業団体負担金9万1,000円につきましては、加入しております水産業団体への負担金でございます。
漁港台帳整備費199万5,840円につきましては、伊曽島漁港の台帳作成に要した費用でございます。
次に、北勢公設地方卸売市場組合負担金64万7,870円につきましては、北勢公設地方卸売市場組合に対し建設時の起債償還金を負担したものでございます。
次に、行政情報化事業費、1枚めくっていただいて、水田転作システム事業費195万8,364円につきましては、システムの使用料と保守管理の費用でございます。
次に、一般事務費93万5,352円につきましては、農政業務に要した事務経費でございます。財源につきましては、多面的機能支払推進交付金でございます。
続いて、目3.農林水産業振興費、備考欄、ブランド推進事業費66万円中、農業まつり助成事業費50万円につきましては、毎年行われております桑名市民農業まつりへの助成金でございます。
漁業まつり助成事業費16万円につきましては、毎年行われております漁業まつりへの助成金でございます。
次に、農業振興費4,467万420円中、農業経営近代化促進事業費38万1,740円につきましては、農業機器の購入等を目的に農業経営近代化資金を借り入れた認定農業者に対し利子補給をしたものでございます。
有害鳥獣対策事業費2,120万6,839円は、有害鳥獣捕獲の委託や獣害防止柵の購入、猿の追い払いに使用する花火等に要した経費でございます。財源につきましては、鳥獣被害防止緊急捕獲等対策交付金、雇用保険料本人徴収金でございます。
アイリスパークみぞの管理運営費511万1,582円につきましては、ふれあい広場、ふれあい公園の運営及び維持管理の経費でございます。財源につきましては、土地、その他貸付収入、私用光熱水費でございます。
市民農園管理運営費550万9,865円につきましては、多度地区136区画、長島地区84区画の市民農園の維持管理の経費でございます。財源につきましては、市民農園使用料でございます。
農業団体振興事業費93万9,600円につきましては、各農業団体が行う事業及び活動に対する補助金でございます。
市民農業塾推進事業費393万794円につきましては、市民農業塾の講師謝礼金や研修圃場の維持管理、作業等の経費でございます。財源につきましては、市民農業塾受講料、雇用保険料本人徴収金でございます。
新規就農者総合支援事業費450万円につきましては、新規就農者に対しての支援補助金でございます。財源につきましては、全額新規就農者総合支援事業費補助金でございます。
経営体育成支援事業費300万円につきましては、地区の中心経営体である認定農業者の経営発展に必要な農業用機械、施設の導入に対しての支援補助金でございます。財源につきましては、全額経営体育成支援事業費補助金でございます。
次に、水産業振興費460万9,549円中、水産物資源対策事業費330万5,000円につきましては、毎年漁業組合が取り組まれている魚介類放流やハマグリ、ノリの人工採苗事業に対する助成金でございます。
漁業経営近代化促進事業費64万1,909円につきましては、漁業者の資本装備の高度化、近代化に必要な資本融資に対し利子補給をしたものでございます。
漁業後継者育成事業費6万2,640円につきましては、青年漁業者の資本装備の高度化、近代化に必要な資本融資に対し利子補給したものでございます。
水産多面的機能発揮対策事業費負担金60万円につきましては、漁村の多面的機能の発揮に資する活動に対する補助金でございます。
次に、漁港管理費、漁港管理事業費89万7,325円につきましては、伊曽島漁港の維持管理に要した費用でございます。
次に、漁業交流センター費の施設管理運営代行費1,142万1,000円につきましては、桑名市漁業交流センター、はまぐりプラザの管理運営を指定管理者によって実施するための施設管理運営代行費でございます。財源につきましては、漁業交流センター使用料と私用光熱水費でございます。
次に、一般事務費22万4,455円につきましては、農林水産振興業務に要した事務経費でございます。
次に、指定管理者制度導入経費4万9,820円につきましては、指定管理者選定委員会の経費でございます。
次に、目4.農地総務費、備考欄、農業用施設管理費7,743万6,770円中、揚、排水機場施設7,478万2,749円につきましては、揚、排水機場施設の維持管理の経費でございます。財源につきましては、国からの排水機場操作業務委託金と県からの排水機場操作業務委託金、私用光熱水費でございます。
水路232万1,221円につきましては、水路やゲート等の維持管理に要した費用でございます。財源につきましては、農業用施設維持管理基金繰入金でございます。
ため池24万円につきましては、ため池の維持管理に要した費用でございます。
農道9万2,800円につきましては、農道賠償責任保険料に要した費用でございます。
次に、三重用水土地改良区負担金562万2,000円につきましては、水資源機構管理費負担金及び三重用水土地改良区運営費負担金でございます。
次に、三重用水事業償還金387万4,962円につきましては、三重用水建設事業に係る償還負担金でございます。財源につきましては、三重用水事業計画償還助成金でございます。
次に、県土地改良事業団体連合会等負担金1,519万7,000円につきましては、土地改良事業の適切かつ効率的な運営を確保するための県土地改良事業団体連合会への負担金でございます。
1枚めくっていただきまして、次に、土地改良区水路等維持管理費補助金212万2,200円につきましては、土地改良区の水路等の維持管理費に対する補助金でございます。
次に、材料支給費133万3,038円につきましては、農家組合が行う農業用施設の補修に係る原材料費でございます。
次に、市単事業2,149万5,180円中、土地改良事業費999万5,340円につきましては、国、県補助事業に該当しない地域において地元要望等により必要優先順位をつけ、市単事業として用排水路改修及び農道補修等の整備を行ったものでございます。
農業用施設維持補修費1,149万9,840円につきましては、市単事業として用排水路及び農道等の維持補修を行ったものでございます。
次に、県営事業負担金3,530万円中、湛水防除事業3,310万円につきましては、大島排水機場の工事に係る事業負担金でございます。財源につきましては、災害関連事業債でございます。
ため池等整備事業220万円につきましては、蛎塚大ため池の地質調査などに係る事業負担金でございます。財源につきましては、災害関連事業債でございます。
次に、土地改良施設維持管理適正化事業費3,780万円につきましては、肱江排水機場のしゅんせつや七取排水機場エンジンにおいて整備補修工事などを行ったものでございます。財源につきましては、土地改良施設維持管理適正化事業交付金でございます。
次に、多面的機能支払交付金事業費5,511万7,017円につきましては、農用地を適切に管理することを目的に、地元組織が行う農業用施設の維持管理活動や農村環境保全活動に対しての推進交付金でございます。財源につきましては、多面的機能支払交付金、多面的機能支払推進交付金でございます。
次に、一般事務費233万881円につきましては、農地総務業務に要した事務経費でございます。
次に、特別会計繰出金1億150万9,912円につきましては、農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。
次に、ため池ハザードマップ作成費886万2,480円につきましては、先ほど部長から説明いたしました市内21のため池のハザードマップ作成を行ったものでございます。
次に、備考欄、農業基盤整備促進事業(明許繰越分)、農業基盤整備促進事業費680万4,680円につきましては、野代地区の工事等を行ったものでございます。
次の不用額のうち繰越明許分9万5,320円は、今申し上げた明許繰越分の事業の執行残でございます。
次に、目5.輪中の郷費、備考欄、施設管理運営費2,110万5,140円につきましては、輪中の郷施設の運営及び維持管理に係る経費でございます。財源につきましては、輪中の郷使用料、輪中の郷加工教室収入、輪中の郷物品売払収入、販売手数料、雇用保険料本人徴収金でございます。
次に、各種体験事業費487万3,444円につきましては、年間を通して各種加工教室、体験農園やノリすき体験の経費でございます。財源につきましては、輪中の郷使用料、輪中の郷加工教室収入でございます。
1枚めくっていただきまして、174、175ページをお願いいたします。
続きまして、款7.商工費、項1.商工費、目1.商工総務費、備考欄の一般事務費340万9,005円につきましては、臨時的任用職員の賃金及び事務用消耗品等の一般事務に要した経費でございます。
次に、目2.商工業振興費、備考欄のブランド推進事業費296万2,810円のうち、ものづくりサポート事業費50万円は、新商品の開発支援に対する補助金でございます。
また、産業振興事業費192万3,280円は、桑名市の特産品を紹介し、物産振興を図るための桑名市物産振興協会への委託事業費が主なものでございます。
サンダル履物見本市開催事業費53万9,530円につきましては、桑名サンダル履物協同組合が見本市への出展等に要する経費に対する補助金でございます。
次に、商工業振興事業費1億2,312万413円のうち、鉄工技術振興費21万6,000円につきましては、桑名鉄工協同組合に対する補助金でございます。
中心市街地活性化対策事業費40万円につきましては、商店街の活性化事業のエキトピアに対する補助金でございます。
企業等誘致奨励金4,541万8,000円は、市内に一定条件を満たす工場建設など、新たな投資をした企業に対する奨励金でございます。
桑名駅前公共複合施設管理費6,540万823円は、サンファーレ北館の建物の総合管理業務委託などが主なものでございます。財源につきましては、全額施設使用料でございます。
桑名駅前公共複合施設維持補修費499万1,760円は、サンファーレ北館の設備修繕に要した経費でございます。財源につきましては、こちらも施設使用料でございます。
創業支援補助金37万5,000円につきましては、創業塾、創業相談などを実施します桑名商工会議所への補助金でございます。財源は、産業振興基金からの繰り入れでございます。
国際観光まちづくり事業費338万4,830円は、こちらも先ほど部長が説明いたしました桑名市産業観光まちづくり協議会の設立等に要した費用でございます。
中小事業者支援対策事業費293万4,000円は、商工会議所内に新たに開設したビジネスサポートセンターの設置、運営管理に対する委託料でございます。
次に、商工団体育成事業費867万円のうち、商工会議所等補助金591万円は、桑名商工会議所と桑名三川商工会への事業補助金でございます。
商店街連合会等補助金57万6,000円は、桑名商店連合会への事業補助金でございます。
次に、1枚めくっていただいて、各業界青年部補助金14万4,000円は、桑名鉄工協同組合青年部への事業補助金でございます。
商店街活性化助成事業費204万円は、イベント助成のほか、空き店舗対策事業に要した経費でございます。
次に、雇用対策事業費の中小企業労働対策助成事業費14万4,000円は、勤労者福祉の向上に資するため桑員労働対策協議会への補助金でございます。
次に、地場産業振興費、鋳物生産技術向上事業費23万3,000円は、地場産業である鋳物の振興を図るための補助金で、鋳物生産技術競技会事業に対する補助金でございます。
次に、消費生活事業費、消費生活啓発事業費261万542円につきましては、消費者トラブルの未然防止を図るとともに、解決に向けた助言、あっせんをするための事業に要する諸経費でございます。財源につきましては、三重県消費者行政活性化事業費補助金を充当しております。
次に、大型作業場管理費、施設維持補修費16万3,080円は、施設のPCB、アスベストの含有調査に要した経費でございます。
次に、発明工夫展事業費17万6,400円は、発明クラブ事業等に要する諸経費でございます。
次に、中小企業関係資金利子補給等、小規模事業資金保証料補給金142万3,770円は、運営資金、設備資金の融資に係る保証料の補給金で、市内の事業者から17件の御利用をいただきました。
次に、加入団体負担金57万390円につきましては、三重県産業支援センターや三重県職業能力開発協会などへの会費等でございます。
次に、人権啓発費2万9,300円につきましては、桑名市人権啓発推進本部の企業部会が実施する人権啓発のための企業訪問事業に使用する啓発物品の費用でございます。
続きまして、目3.観光費、備考欄、ブランド推進事業費307万1,510円のうち、観光振興事業費263万8,976円は、主に舟運復活支援事業に要した経費と公衆無線LAN運用経費が主なものでございます。
MICE等誘致推進事業費43万2,534円は、国際会議を誘致するための誘致活動や市内での消費喚起につなげるための英語版「桑名駅周辺の飲食マップ」の作成に要した経費でございます。財源は、全額国際化推進基金でございます。
次に、観光行事委託事業費845万円のうち、はなまつり事業費95万円は、九華公園で例年開催しているさくらまつり、つつじまつり、菖蒲まつりの経費でございます。
花火大会事業費750万円は、昨年7月29日に開催いたしました桑名水郷花火大会の経費でございます。
次に、観光協会補助金338万240円は、桑名市、多度町の各観光協会の事業及び運営に対する補助金でございます。
次に、加入団体負担金333万2,547円は、情報交換や加入団体の機能を活用することにより桑名市の観光振興を図るため加入している各種団体、三重県観光連盟や西美濃北伊勢観光サミットなどへの加入負担金でございます。
次に、水辺のやすらぎパーク管理運営費203万2,892円は、施設の運営及び維持管理経費でございます。財源は、やすらぎパーク使用料を充当しております。
次に、物産観光案内所管理運営費416万円のうち、施設管理運営費376万円は、物産観光案内所の管理運営費などでございます。
観光ボランティア事業委託費40万円は、観光ガイドを行うための経費でございます。
次に、多度峡天然プール管理運営費210万6,287円は、夏季に多度峡で開設している天然プールの管理運営費でございます。
次に、情報交流施設管理運営費171万8,510円は、又木茶屋の管理運営費でございます。
次に、施設管理運営代行費448万2,510円は、観光客の方に観光案内等を行う住吉浦休憩施設の管理運営費で、文化・スポーツ振興公社への指定管理委託料でございます。
次に、観光施設維持補修費37万6,441円は、街路灯の電気代が主なものでございます。
次に、一般事務費309万3,662円は、車両購入費のほか、臨時的任用職員の賃金及び一般事務に要した経費でございます。財源としまして、雇用保険料本人徴収金を充当しております。
ページが少し飛びますが、186、187ページをお願いいたします。
款8.土木費、項4.都市計画費、目4.土地区画整理事業費、備考欄、ブランド推進事業費4億4,931万2,941円のうち、桑名駅周辺施設整備事業費1,655万9,800円につきましては、桑名駅自由通路整備事業の工事ヤード確保のための暫定桑名駅東口駅前広場の整備工事及び桑名駅周辺地区の都市・地域交通戦略推進事業に関する計画策定等の費用でございます。
次の桑名駅自由通路整備事業費4億3,275万3,141円につきましては、桑名駅自由通路及び橋上駅舎化に関する整備工事を実施するため、JRや近鉄に対し、工事委託や物件移転補償等を実施したものでございます。
次に、少し飛びまして備考欄の中段あたりになりますが、桑名駅周辺整備事業費のまちづくり関連事業費651万1,320円につきましては、公民連携手法による桑名駅周辺地区の整備を進めるため、計画策定や委員会運営を行うための業務委託等を実施したものでございます。
次の土地区画整理事業負担金は飛ばしまして、一つ下のブランド推進事業費(明許繰越分)の桑名駅周辺施設整備事業費5,224万1,040円につきましては、関係機関との調整に不測の時間を要したことにより暫定桑名駅東口駅前広場整備がおくれたことによる明許繰越で、既存広場内の既設埋設物の移転補償及び移設工事等を実施したものでございます。
次に、一番下の不用額のうち繰越明許分1,304万6,960円につきましては、今申し上げた暫定桑名駅東口駅前広場の整備工事及び既設埋設物の移設補償、移転工事の契約差金等でございます。
次に、また少々ページが飛びまして、212ページ、213ページをお願いします。
ページの中段ですが、款10.教育費、項5.社会教育費、目4.博物館費、備考欄のブランド推進事業費563万7,927円のうち、特別展示費389万4,190円は、平成29年が大政奉還150年の節目の年であったことから開催した「幕末維新と桑名藩 一会桑の軌跡」に要した経費でございます。
資料保存事業費174万3,737円は、歴史専門官に対する報酬と額装、掛け軸、展示台等の修理に要した経費でございます。財源は、博物館使用料などを充当しております。
次に、施設管理運営費764万2,698円のうち、一般管理運営費150万9,771円は、主に消耗費等の一般事務経費でございます。
施設管理費613万2,927円は清掃委託等の維持管理に要した経費でございます。
次に、展示費、常設展示費280万7,039円につきましては、夏休みの子供たちの学習支援展示として開催しました「ビードロと切子、涼を競う・桑名の徳利コレクション」や「旅する浮世絵、くらしの版画」などの企画展の開催経費でございます。
1枚めくっていただきまして、214、215ページをお願いいたします。
下段のほうになりますが、目7.文化振興費、備考欄、ブランド推進事業費1,918万6,247円のうち、文化財保護普及費541万5,398円は、イヌナシ自生地保護活動に係る経費、文化財の調査、保存や歴史教室、十六夜コンサート等の文化財を活用した事業等に要した経費でございます。財源は、文化振興基金繰入金でございます。
文化財保存事業費75万2,605円は、石取祭保存伝承委員会等に係る経費などでございます。
文化事業開催費134万7,244円は、六華苑の国重要文化財指定20周年を記念して開催しました、全国近代化遺産活用連絡協議会桑名大会開催に係る経費でございます。財源は、ふるさと応援基金でございます。
文化財保存事業補助金1,167万1,000円は、国指定重要文化財諸戸家住宅、諸戸氏庭園の大規模改修等に関する補助費等でございます。
次に、文化財保護事業費593万4,399円のうち、文化財保護審議会運営費21万1,155円は、審議会に係る経費でございます。
埋蔵文化財発掘調査費384万3,548円は、68件の発掘調査等を行い、これに要した臨時的任用職員の賃金、測量等の経費でございます。
埋蔵文化財整理所管理運営費156万9,294円は、整理所の管理運営に要した経費でございます。
郷土館管理費31万402円は、郷土館の管理運営に要した経費でございます。
続きまして、文化事業開催費534万4,673円は、市民展及び1枚めくっていただいて市民芸術文化祭のそれぞれ市民参加の展覧会、文化祭の開催経費でございます。財源は、文化事業助成金、出展料を充当しております。
次に、文化団体助成費63万円は、桑名市文化協会の各団体育成のための経費でございます。
次に、文化財総合データ管理システム事業費206万1,741円は、文化財情報を一元的に管理し、公開するための経費でございます。
次に、一般事務費76万1,651円につきましては、文化振興にかかわる事務費でございます。
続きまして、目8.社会教育施設費、備考欄、施設管理運営費2,424万2,137円のうち、石取会館施設管理運営費458万7,676円は、市直営の石取会館の管理運営に要した経費でございます。
ながしま遊館施設管理運営費、長島ふれあい学習館施設管理運営費は飛びまして、施設管理運営代行費1億329万1,850円のうち、六華苑施設管理運営代行費2,239万8,050円は、指定管理者制度により管理運営を行っております六華苑の指定管理料でございます。
次に、コミュニティプラザ施設管理運営代行費、スター21施設管理運営代行費、陽だまりの丘生涯学習施設管理運営代行費を飛ばしまして、施設維持補修費、六華苑施設維持補修費972万1,468円につきましては、雪により破損した雨どいの修繕、長屋門のシロアリ被害の修繕費のほか、小破修繕に係る費用でございます。財源は、建物総合損害共済災害共済金でございます。
次に、222、223ページをお願いいたします。
一番下の段になります。款14.災害復旧費、項2.農林水産業施設災害復旧費、目1.農林水産業施設災害復旧費、備考欄、農業用施設390万9,600円につきましては、播磨地区や深谷地区において大雨や台風により農業用施設の災害復旧工事を行ったものでございます。財源につきましては、災害復旧農林水産事業費国庫補助金、それと補助災害復旧事業債でございます。
以上、平成29年度一般会計歳入歳出決算のうち産業振興部の所管事項について概要を御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
7: 分科会長(佐藤 肇)
どうもありがとうございました。
それでは、以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はございませんか。
8:
分科会委員(石田正子)
おはようございます。石田です。お願いします。
一つ聞きたいのはため池なんですけれども、うちも近所にため池があって、2年くらい前かな、直してもらったんですけれども、全部ではなかったんですけど、道路まで崩れてくるような状態だったので、今、説明の中には決壊のおそれがあったりとか、そういう改修なんかが含まれていたと思うんですけれども、21カ所と言われましたか、40カ所のあるうち。その辺では年次計画といいますか、順次改修、補強改修していく計画のもと進められているのか。その状況の中で平成29年度はどうだったのかということで少し教えていただきたいと思います。
9: 分科会長(佐藤 肇)
答弁をお願いします。
10:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
ただいまのため池の質問でございますが、一斉点検の結果を受けまして、平成29年度は蛎塚のため池につきまして改修工事を行っております。今年度も引き続き行っておるところです。
11:
分科会委員(石田正子)
ため池も水がたまるところですけれども、排水の調整も要るのかなと思うんですけど、周辺の水害防止にかかわる部分で大雨が降ったときに周辺の水が鉢合わせになるというか、そういう点でのため池の排水というか、貯水能力をどう高めるのか。排水をどういうふうに調整するかというのが要ると思うんですけど、その辺ではため池に対してはどのような警備というか、災害対策というか、そういうのはどういうふうに講じられているのか、その辺をちょっと教えてください。
12:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
ただいまのため池に伴う用水に関しましてですが、このハザードマップにつきましては、ため池の管理者を主に地元にお願いしておる関係でそちらのほうにも結果を配布しています。
日常管理を適切にしてもらう。例えば米とか、水が不要な時期にはため池を抜いてもらうとか。あと、豪雨とか、そういったのがあらかじめわかっておるときには、そういうときにもため池を抜いてもらって、そういった事態にならないような形に指導をいたして、このため池ハザードマップを用いて指導しております。
13:
分科会委員(大森 啓)
同じくため池についてなんですけれども、ここにありますように迅速かつ的確な避難が可能となりとありますけれども、地元への周知で先ほど農家組合長等というふうにおっしゃられましたが、これは防災関連ともかかわってくると思うんですけれども、地区住民に対する周知、あるいは避難の案内とか、そういったことに関してはどうなっているんでしょうか。
14:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
ただいま防災関係との連携はというふうなところの御質問だと思いますが、ため池のハザードマップにつきましてはホームページにも公開していまして、ホームページの見出しのところが農林じゃなくて防災というところに載せております。そういった面でそういったところと連携してやってまいりたいというふうに考えております。
15:
分科会委員(大森 啓)
じゃ、例えば地区の自治会長とか、そのあたりの方々との折衝といいますか、交渉といいますか、あるんでしょうか。
16:
農林水産課長(筧 直樹)
ため池の管理者、農家組合なんですけど、農家組合長にはこのため池のハザードマップを配布しておりまして、またそういった自治会長、地元で必要というふうなところであれば農林水産課のほうに来ていただき、必要枚数を今配布しておるそういうふうなところです。
17: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。ほかの委員はよろしいですか。
18:
分科会委員(南澤幸美)
南澤です。
169ページの北勢公設地方卸売市場組合負担金、これはいつまで、もう終わったのか、これで。ちょっと教えてください。64万円ってもう最終かなと思うんですけれども、いつまで負担せんならんものか。
19:
農林水産課長(筧 直樹)
北勢公設地方卸売市場組合負担金ですが、御指摘のとおり、平成29年度で終わりです。
20:
分科会委員(南澤幸美)
それから、多面的機能支払交付金事業費は国からおりてきておると思うんやけど、5,500万円ありますね。
21: 分科会長(佐藤 肇)
何ページ。
22:
分科会委員(南澤幸美)
173ページの真ん中辺、多面的機能支払交付金事業費、各で補助をしておるやつと思うんやけど、これは何件ぐらい来ておったの。平成29年度は。5,500万円あるけど。
23:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
平成29年度は27組織です。
24:
分科会委員(南澤幸美)
それから、175ページの企業等誘致奨励金なんやけど、これが4,500万円、何社なのかな、今。
25:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
今現在は2社です。
26:
分科会委員(伊藤真人)
伊藤真人です。
報告書のほうで、部長が報告された国際観光まちづくり事業費の関係で、協議会の純利益というのは何なのか。50万円ほどあるんですが。協議会の利益って何ですかね。
27: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
観光文化課の川瀬です。
協議会の利益といいますのは、産業観光、企業見学にお見えになった団体から企業はお金を取っていただいて、見学をしていただいているんですけれども、企業によって金額の設定は若干違うところはあるんですが、多いところ、一番数が多いのは1団体当たり5万円という御負担をいただいて、見学をしていただいておると。
そのいただいてもらった5万円のうち、1万5,000円をこちらの協議会のほうに入れていただいて協議会の運営の費用とかに充てていこうという形になっておりまして、そういったものから税とか諸経費を引いたものの残りが50万円弱出ておるというふうな格好になっております。
28: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
29:
分科会委員(伊藤真人)
その入りがどこへ入ってどうなるのかというのがよくわからないんですけれども、実際その入りを考えたらこの予算のところが減ってくるとか、どうなんですかね。どこでどうやって処理をされているのか。
30: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
将来的には市の持ち出しをなくして、協議会のほうで事業運営をやっていただけるような形でというふうに私どもも考えておるわけなんですけれども、現状50万円弱の利益しか上がっておりませんので、これでもって全部回していただくのは現状ではなかなか難しいのかなとは思っているんですけれども、将来的には市の持ち出しというのは減らしていきたいというふうには考えております。
31:
分科会委員(伊藤真人)
それと、続いて報告書の中のMICE等誘致推進事業費で、実際事業内容としてはいろんな補助金交付というのがあるんだけれども、この実績というのはわかりますか。
32: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
平成29年度につきましては、MICE、国際会議にお見えになった方について補助金を交付した実績はございません。
33:
分科会委員(伊藤真人)
この事業ってメーンはこれですよね。
34: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
メーンはMICE、国際会議でお見えになった方に補助金を出すことによって桑名で国際会議を開催していただきたいということでございます。
35:
分科会委員(伊藤真人)
それと、この事業の中で何かマップを作成されたという説明がありましたけれども、そのマップの効果の検証とかされていますか。飲食店かな。
36: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
このマップなんですけれども、事業成果のところに記入をさせてもらってあります、平成30年4月に開催される国際会議用に前年度英語版の地図を駅近郊の飲食店に配布をさせていただいたんですけれども、後日確認をさせていただいたところ、外国の方が多くお見えになっているというふうなお声もお聞きをしております。
37:
分科会委員(伊藤真人)
伊藤です。
決算書の187ページの土地区画整理事業の結構繰り越しがたくさん出ていたりするので、もう少し詳しく説明してほしいんですが。
38: 駅周辺整備課長(佐藤正弘)
駅周辺整備課の佐藤です。
先ほど御質問がありました繰越金がたくさん発生しているということなんですけど、まず187ページのブランド推進事業費の繰越明許分5,224万円と上がっているんですけど、これにつきましては平成28年度の予算の部分繰り越しで、桑名駅の暫定広場整備が当初、平成28年度予算で組んでいたんですけれども、鉄道事業者等との協議がおくれたことによって工事時期がおくれたことによる繰越金になっております。
39: 分科会長(佐藤 肇)
いいですか。
40:
分科会委員(伊藤真人)
ほかのやつもちょっと。
41: 駅周辺整備課長(佐藤正弘)
不用額のうち、繰越明許分で1,304万円上がっているやつでよろしいでしょうか。これにつきましては暫定広場整備の部分ですけれども、平成28年度から平成29年度に繰り越しをさせていただいたんですけれども、最終の減額補正をする時期にまだ工事が発注できておりませんでした。それは先ほどお話しさせてもらったように、関係団体との協議がおくれたということで工事の契約が年度末になってしまったということで、補正が間に合わなかったという部分で予算の分と実際の契約の部分で差金が発生したということでこのような金額になっております。
42:
分科会委員(辻内裕也)
辻内です。
169ページの雇用安定事業費ですけれども、これ私、以前、予算審議の場面でもお尋ねしたような記憶がありますけれども、勤労者団体補助金の80万円ですけれども、この勤労者団体というのは具体的にどこを指して、何の目的でこの80万円を出しているのか教えてください。
43:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課の高橋でございます。
交付先は桑員地区労働者福祉協議会になります。勤労者の福祉事業に充てていただく目的で補助金を出しております。実際のところは、ゆとりフェスティバルというイベントですね。勤労者の方が集ってお祭りのようなことをされるのに充てられるということが多いのと、あと一部は勤労者の方の福祉向上のための研修事業に一部充てていただいておるというような内容になっています。
44:
分科会委員(辻内裕也)
研修事業に一部充てているけれども、ほとんどはお祭りのために出しているという認識でいいですか。
45:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
福利厚生というか、そういう勤労者の親睦というような事業に充てられているというのが実態です。
46:
分科会委員(辻内裕也)
勤労者福祉協議会でした。桑員……。
47:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
桑員地区労働者福祉協議会ですね。
48:
分科会委員(辻内裕也)
これはどういう団体ですか。
49:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
労働組合の連合体というか、各企業の労働組合の集まりと認識しております。
50:
分科会委員(辻内裕也)
労働組合のお祭りに80万円出しているということですね。
51: 分科会長(佐藤 肇)
答弁はいいの。
52:
分科会委員(辻内裕也)
いいです。
それと、その上の持ち家と教育資金の預託金ですけれども、合わせて9,000万円の預託金ですけれども、これは平成29年度の実績がわかったら教えてください。
53:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
平成29年度の実績としては、住宅ローンに係る分の利用者が22件、教育資金等の借り入れに係る分が1件、合計で23件でございます。
54:
分科会委員(辻内裕也)
教育資金の部分が1件ということですけれども、これは持ち家の分と合わせて周知というのはどういうふうにしているんですか。こういう制度がありますよということは。
55:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
基本的には労働金庫が窓口になって、住宅ローンとか教育資金のローン等を利用される方に市のほうで利子補給というか、利子の減額が受けられるというか、そういう制度の御案内をしていただいておるというのが実情でございます。
近年、利率が低くなってきて、この制度を利用されなくてもほかのローンで利率が低いという、こちらよりも有利な商品が出てきている関係で少し利用者は減少傾向にあるというのが実情でございます。
56:
分科会委員(辻内裕也)
持ち家と教育の部分の預託金って経年で見るとずっと減ってきていますか。ずっと9,000万円のままですか。
57:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
最近は額の変更はしていないですね。このままです。
58:
分科会委員(辻内裕也)
預託金でも返ってくる部分ですけれども、実績で合わせてここの部分というのは見直す考えはないんですか。
59:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋です。
実際は毎年返ってきて、また預けるというような形で金額的には変わっていないんですが、予算全体で占める割合でいえば大きな金額ですので、見直し等も考えていますが、今たまたま低金利なので、少し金額的に余力があるのかなと思うんですけど、実際に利息が上がってきたときに改めて予算がとれるかというような事情もありまして、なかなか今思案しているというような状況です。
60:
分科会委員(伊藤真人)
市民農園じゃなくて市民農業塾、お願いします。もうこれは10年ぐらい続いておるのかな。
61: 分科会長(佐藤 肇)
ちょっと悪い、ページ数を言ってくれる。皆さん、わからん。
62:
分科会委員(伊藤真人)
171ページの説明の中ほど、上のほう、農業振興費の中の市民農業塾というの、なかなかずっとやっていても就農者がふえないということを聞いていますけれども、今後どうしていくのかなという、それを、ちょっと考えをお聞かせください。
63:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
今年度で終了いたします。
64:
分科会委員(伊藤真人)
それと、その下の水産多面的機能発揮対策事業というのがあるんですが、これは具体的にどういう事業なんですかね。
65:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
漁業者が行う水産業とか、漁村の多面的機能の発揮に資する活動に対して支援しております。例えば干潟の保全とか、そういったことに対してです。
66:
分科会委員(伊藤真人)
干潟の保全以外何があるんですか。
67:
農林水産課長(筧 直樹)
また後ほど御報告させていただきます。済みません。
68: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
69: 副分科会長(冨田 薫)
副分科会長の冨田でございます。
169ページなんですけれども、下のほうになりますが、林業関係費の中で林業団体負担金ということなんですけれども、この林業団体というのを、私、全然、この地域でどんな方がやってみえるのかというところで、この団体の負担金、相手先というのはどんな感じの方なんですかね。
70:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
相手先なんですけど、三重県の森林協会や三重県の緑化推進協会等になります。
71: 副分科会長(冨田 薫)
三重県の森林協会というのは、具体的にどんなことを桑名市に対してやってくれておるのかと。後で。
72: 分科会長(佐藤 肇)
じゃ、改めてね。ほかの皆さん。
73:
分科会委員(石田正子)
石田です。
企業誘致のところが出ていたんですけれども、地域雇用がどれだけ……。
74: 分科会長(佐藤 肇)
ページ数を言ってください。
75:
分科会委員(石田正子)
済みません、ちょっと探し切れていないんですけど、奨励金。地域経済というか、地元雇用がどれだけ貢献できているのか。それから、誘致した成果というか、それをどういうふうに評価しているのか。そこをちょっと聞きたい。よろしくお願いします。
76:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
雇用の関係での効果ということですが、雇用に関しては奨励金を受けるための条件として、新規の雇用が10人以上、もしくは中小企業にあっては5人以上の新規雇用を伴うものということで、設備投資だけではなくて雇用のほうもそういう条件がついております。
あと、全体的な効果ということですけれども、この奨励金は建物、土地、あと、償却資産の固定資産税の納付に対して3年間だけその税額に応じて奨励金を出すというような形ですので、将来的には市の税収アップということにつながるというふうなことを見込んでの奨励金ということになります。
77:
分科会委員(石田正子)
今、優遇というか、税金の減額もあるんでしょうけれども、その後、税収入として返ってくるよという話だったと思うんですけど、そういうところで今までの事例で実績というか、そういうデータは出ていますか。
78:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
この助成制度は平成29年度が1年目の制度でして、この制度では初めて奨励金を出しているということになりますので、この制度自体での実績というのはこれが初めてなので、特にはないと思うんですが。
79:
分科会委員(石田正子)
今までも企業誘致してきて、この計画が単年度というか、初年度に当たるみたいに言われたんですけど、今までも企業誘致で地域の人の地元雇用を進めるとか、税金を若干減額して補填するという制度はずっとやってきていますよね。その辺での上乗せの制度というのか、継続した制度というのか、その辺では今までの実績がどう効果を見て、今回になっているのかという、そのあたりをちょっと聞きたかったんですけど。
80:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課長、高橋です。
今までの過去からの企業誘致で企業進出していただいたものについて、どれだけの雇用につながったとか、税収の増になったかという積み上げ的なものは具体的にその数字はつかんでいないというのが現実なんです。多度の工業団地とかごらんいただければわかるように、桑名市の方だけが就業しているとは限りませんけど、それなりに雇用の増にはつながっていると思っていますし、固定資産税だけでも企業誘致によってかなりの税収増にはなっているというふうに思ってはいます。
81:
分科会委員(大森 啓)
何点かお願いしたいんですけれども、まず171ページ、有害鳥獣対策事業費なんですけれども、これまでもいろいろな研究を、他市町の事例も含めてされてきて、それで今現時点での桑名市でのベストの駆除方法といいますか、そういうことをやられているんだろうと思うんですけれども、そういった各種事例ですとか、研究ですとか、そういったあたりについてちょっと教えていただきたいんですけれども、今、桑名市がやっていることが果たしてベストなのかどうかということ。
82: 農林水産課獣害対策室長(多湖茂人)
獣害対策室、多湖でございます。よろしくお願いします。
今の御質問ですけれども、今現在、猟友会のほうに委託して駆除のほうを行ってもらっていますが、やり方としまして一番多いのがくくりわなといいまして、土にわなを埋めまして、その近くに餌を置きまして、動物が踏むとワイヤーが飛び出てきて足にぐっとひっかけるという手法が一番多いんですけれども、箱わな等と比べまして動物から見てわなが見えませんので、それが一番いい方法なのかなと思いますけれども、他市町と比べましてそれがベストかどうかというふうにはちょっと、ほかの県内の市町村に全部聞いてはおらんのですけれども、捕獲頭数のほうも年々上がっておりますので、非常にベストに近いものではないかなと考えております。よろしくお願いします。
83:
分科会委員(大森 啓)
あと、同じページでもう一つ、新規就農者総合支援事業費が上がっていますけれども、何人新規就農者が見えたんでしょうか。
84:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課長の筧です。
現在3名でございます。
85:
分科会委員(大森 啓)
ということは1人当たり150万円。
86:
農林水産課長(筧 直樹)
そのとおりです。
87: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
88:
分科会委員(大森 啓)
たびたび済みません、175ページの中心市街地活性化対策事業費、エキトピアなんですけれども、これはエキトピアにいつまで出資するというか、出資というか、補助を出すというか、そういう話になるんでしょうかね。これはずっと出し続けるんでしょうかね。
89:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
いつまでというのは明言ができないんですが、今、全市的に補助金の見直し等に取り組んでおりますので、その中で効果検証等を行いながら適切にやっていきたいと思います。
90:
分科会委員(大森 啓)
同じ175ページで商工会議所等補助金とあるんですけれども、これの三川商工会分の補助金について教えてください。
91:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
三川商工会の分は111万円になります。
92:
分科会委員(大森 啓)
あと、177ページ、水辺のやすらぎパーク管理運営費、それから、ちょっと後ろのほうに行くんですけれども、217ページ、石取会館施設管理運営費等々、こういった文化施設に関してなんですけれども、今回、この決算書とは別に議案という形で直営に戻すという条例が上がってきましたね。
93: 分科会長(佐藤 肇)
ちょっと待ってください。大森委員。決算ですので、決算について尋ねてください。先ほどの今後については、もし御発言があるんだったら、産業振興部のその他でやってください。あくまでも決算に視点を置いてください。
94:
分科会委員(大森 啓)
わかりました。
95: 分科会長(佐藤 肇)
いいですよ。今の水辺、これを聞きたいんでしょう。
96:
分科会委員(大森 啓)
この水辺のやすらぎパークについては、現状は黒字なんでしょうか。まず。
97: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
観光文化課の川瀬です。
黒字かと問われれば、赤字でございます。
98:
分科会委員(大森 啓)
道を挟んで前にある情報交流施設又木茶屋というのは民営になっていくわけですよね。これが直営でずっと続いてきたということはどういうことなんでしょうか。そのあたりの判断はどういうふうに分かれてきたんでしょうか。
99: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)
観光文化課の川瀬でございます。
又木茶屋は民間に渡しました。水辺のやすらぎパークはずっと市でやっています。その違いは何ですかという質問と判断していいですか。
又木茶屋につきましては国道1号にも面しておりまして、小さいながらも厨房機器等がありましたので、何らか店舗等でも活用ができるのかなという判断もありましたし、水辺のやすらぎパークにつきましては国道1号からは奥に入っていて直接施設そのものは見えないというのと、古民家とかお庭とか整備はされておるんですけれども、現状そのままの状態で民間の方に御活用いただくのは難しいかなという判断をしたというようなところでございます。
100:
分科会委員(大森 啓)
175ページのものづくりサポート事業費なんですけれども、これは新商品というふうにあるんですが、具体的にその新商品について教えてください。
101:
産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)
商工課、高橋でございます。
ものづくりサポート事業は、この平成29年度としましてはオーガニックのコットンを使用した子供服の新製品の研究開発に助成をしたものでございます。
102: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
103:
分科会委員(石田正子)
石田です。
169ページの農林水産業費の一般職給のところなんですけど、農林の業務って治山、治水、農業、林業、漁業、結構多岐にわたっていると思うんですけど、ちょっと全部言えていませんけど、済みません。守備範囲が結構広いし、農業だけとっても経営状態、農作物をどうするのということとか、そういう農作物を守るという点ではさっき出ていましたけど、鳥獣対策も出てくると思うんですけど、そういう意味ではすごく守備範囲が広いんですけど、ここにある一般職給でいくと何人分が計上されているのか。
職員配置のことがちょっと気になっているので、ここに掲げられている職給分が農林水産の業務を充足するだけの職員配置があるのかどうかということがちょっと気になっているので、その辺がもしわかれば教えていただきたいと思います。
104:
農林水産課長(筧 直樹)
また人事課にも確認の上させていただきます。済みません。
105:
分科会委員(石田正子)
聞き方が悪いのかどうかあれなんですけど、職給で何人分って聞いたんですけど、職員配置として、農林水産課として、いろんな多岐にわたる業務、事務分掌がいろいろあると思うんですけど、その辺で、今、何人で賄っているのという話でいいかと思うんですけど。
106:
農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課としては現在18名で賄っています。長島にも2名センター兼農林水産課職員もおりますので。
107: 分科会長(佐藤 肇)
石田委員、よろしいですか。
108:
分科会委員(石田正子)
いろんな分野があるので人数的に、結構駆け回っていただいているのを日々拝見するところなんですけど、そういう意味ではいろんな業務をこなすだけの人数配置になっているのかなって私は気にしているので、そこが確認したいんです。
109:
農林水産課長(筧 直樹)
自分もよくいなくて本当に申しわけないです。来ていただいたときにそういったところがあるんですけど、そういった面は感じておりますので、しっかり人事当局のほうには要望してまいりたいというふうに考えております。
110:
分科会委員(石田正子)
そういう意味でいくと、前よりは減ったのか、現状維持できているのか。その辺はどうなんですかね。
111:
農林水産課長(筧 直樹)
係としては農業基盤整備係という者がおるんですけど、平成29年度は4人おりました。今現在なんですけど、再任用職員1名を含めて3人であります。
ただ、長島にも職員、先ほど2名兼務と言ったんですけど、センターのほうにも2名張りついていますので、差し引きするとほぼ同数というふうなところと考えておるんですが、ただ私の前に座っておる職員は3人、再任用職員を含めて3人になりましたので、そういった面では、先ほどの冒頭の防災面とか排水機というところに関してはこの農業基盤整備係が担っていますので、限られた人数ではありますが、しっかり対応していきたいと、そのように考えております。
112: 分科会長(佐藤 肇)
いいですか。じゃ、私、細かいことですが、171ページの農業経営近代化促進事業費の利子補給38万1,000円ですか。金額は大したことはないんですが、今、対象は幾つの団体があって、現在この38万円は何件なんですかね、具体的に。
113:
農林水産課長(筧 直樹)
38万円余りの対象人数は、桑名が7名、多度2名、長島7名の合計16名でございます。
114: 分科会長(佐藤 肇)
対象が7名、2名……。
115:
農林水産課長(筧 直樹)
7名、2名、7名なので、合計16件というか、16名です。
116: 分科会長(佐藤 肇)
その方に38何がしが行っているわけ。そういう理解ね。
この16名というのは認定農業者、それともどういう資格の方。
117:
農林水産課長(筧 直樹)
おっしゃるとおり、認定農業者です。
118: 分科会長(佐藤 肇)
それから、もう1点、大変細かいことで恐縮です。文化財保護事業費というやつですね。埋蔵文化財発掘調査費384万円、これはとにかく市の持ち出しではなかったと思うんですが、68カ所と伺いましたが、そうすると、1カ所当たり5万円ぐらいですかね。というのはここのところの伝馬公園のことがありますので、ちょっと聞きますけれども、これは何かいいのが出てきたの、この68カ所で。後々残すようなものは。どうなんですか、結果は。
119:
分科会委員(南澤幸美)
分科会長、ページ数。
120: 分科会長(佐藤 肇)
ごめんなさい、215ページ、下から5、6行目です。
121: 観光文化課主幹(文化担当)(水谷芳春)
観光文化課主幹、水谷です。
埋蔵文化財で発掘されたもの、基本的には城下町遺跡とか、多度の天王平遺跡とか、そういったものが多いんですけれども、基本的には近世の伊万里焼とか瀬戸物が出ています。その中、全て文化財としては貴重なものなんですけれども、特に際立って貴重なものというのは出ていないです。
122: 分科会長(佐藤 肇)
天王平なんかは誰が負担しておるの。埋蔵発掘試掘の経費は。
123: 観光文化課主幹(文化担当)(水谷芳春)
観光文化課の水谷です。
基本的には個人住宅につきましては市費が充てられています。市が負担をしています。
124: 分科会長(佐藤 肇)
市が負担しているの。そうじゃなくて普通は地権者でしょう。
125: 観光文化課主幹(文化担当)(水谷芳春)
いわゆる工場を建てたりとか、団地を開発したりとか、マンションを建てたいとなる場合は事業者、原因者負担という形で費用負担をしていただきますが、個人であったりとか零細企業であったりすれば、市の負担で発掘調査を行うこととなっています。
126: 分科会長(佐藤 肇)
そうなっているの、わかりました。
以上でよろしいですかね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、以上で質疑を終結します。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、後ほどの都市整備部及び上下水道部所管部門の質疑終了後に意見表明、意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
当局の皆さん、大変御苦労さまでございました。
ここで暫時休憩いたします。
午前11時39分 休憩
午前11時43分 再開
127: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、休憩前に引き続き決算特別委員会・都市経済分科会を再開いたします。
当局の皆さんにお願いを申し上げます。発言する際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げて発言をお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○議案第84号
128: 分科会長(佐藤 肇)
これより都市整備部所管部門の審査を行います。
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。
初めに、議案第84号の一般会計決算のうち、都市整備部所管部門について当局より説明を求めます。
129: 都市整備部長(中村博明)
都市整備部長の中村でございます。本日はよろしくお願いをいたします。座って失礼をいたします。
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、都市整備部所管について御説明をさせていただきます。
私からは、平成29年度決算成果報告書のうち、立地適正化計画策定事業費及び土地区画整備事業費について御説明をさせていただきます。
お手元の決算成果報告書74ページをお願いいたします。
事業名称、中事業、立地適正化計画策定事業費、予算区分につきましては記載のとおりでございます。
事業目的につきましては、将来の人口減少、超高齢社会への対応、地球環境負荷の低減を図るため、医療、福祉、商業施設などの都市機能の集約と住宅地の効率的な立地誘導を図り、公共交通を軸としたコンパクトシティーの構築を目指すものであります。
事業内容につきましては、公共交通を軸として、医療、福祉、商業などの生活サービス機能の集約を図るべき都市機能誘導区域や、将来にわたり継続的に一定の人口密度の維持を図るべき居住誘導区域を設定することにより、今後のコンパクトシティー形成に向けた生活サービス機能や居住の誘導を図るための立地適正化計画を策定するものであります。
次に、事業成果についてでありますが、平成27年度から策定業務に着手し、平成28年度に都市機能誘導区域及び区域内に立地を誘導すべき誘導施設を設定し、平成29年度には居住誘導区域を設定するとともに、今後の計画の進捗管理に係る指標や評価手法の設定を行いました。
決算額といたしましては、平成29年度事業費は314万2,000円で、主に策定業務のコンサルタントへの委託料であります。
国庫支出金151万3,000円につきましては、集約都市形成支援事業費補助金でございます。
なお、計画策定業務につきましては平成29年度に完了しておりますが、今年3月にパブリックコメントを実施し、今後10月の住民説明会、11月の都市計画審議会において説明を行った後、公表をさせていただく予定でございます。
次に、81ページをお願いいたします。
事業名称、中事業、土地区画整備事業費、予算区分につきましては記載のとおりでございます。
事業の目的としましては、桑名駅西土地区画整理事業区域におきまして土地区画整理事業を推進し、道路、公園、駅前広場、下水道など公共施設整備を行い、良好な生活環境を創出し、あわせて桑名駅西口の円滑な交通確保を行うものであります。
次に、事業内容についてでありますが、まず、土地区画整理事業に伴う建物等移転補償等では建物調査件数が43件、建物移転補償を28件実施いたしました。また、土地区画整理事業区域内のインフラ整備として、都市計画道路蛎塚益生線の整備に関連し、事業区域中央西端に計画される区画道路の6の19号の道路詳細設計、先行建設街区の線路沿いの歩道のインターロッキング舗装を行った区画道路9の2号道路歩道舗装工事、蛎塚益生線の工事、中断移転住宅建設に関連をしました区画道路6の26号道路、三崎跨線橋付近線路沿いの区画道路9の3号道路整備ほか工事を実施しております。
さらに、土地区画整理事業の工事に合わせて埋設する水道、下水道、ガス工事の負担金を支出するとともに、土地区画整理事業の法的手続、進捗の管理といたしまして、土地区画整理審議会の運営補助及び仮換地使用収益開始に伴う手続についての業務委託や専門家による桑名駅東西地区の事業推進支援等、技術的な支援を受けたところであります。
次に、事業成果につきましては、建物等移転補償より桑名駅西口周辺の道路や仮換地整備のための用地確保、移転先宅地の整備、歩道舗装整備による歩行空間の安全確保、区画道路の整備により中断移転住宅が運用可能となり、都市計画道路蛎塚益生線の整備により桑名駅西口への円滑なアクセスが一部確保されております。
なお、事業の進捗状況といたしましては、平成29年度末におきまして仮換地の使用収益面積での進捗率は10.3%、全体事業費ベースでの進捗率は49.8%、移転契約戸数では43.6%、道路の整備済み延長では21.8%となっております。
決算額といたしましては9億1,457万8,000円で、主な支出は建物等調査、工事実施設計などの委託料8,532万7,790円、宅地整備、区画道路、都市計画道路整備など、工事請負費6,379万7,800円、ガス、水道といったインフラ建設事業の負担金1,634万4,286円、建物移転補償などの費用7億4,822万6,000円でございます。
このうち国庫支出金が3億4,243万8,000円、地方債が4億6,560万円、一般財源が1億654万円でございます。
また、決算額のうち、平成28年度から平成29年度の繰越分は2億2,830万7,000円で、建物調査、補償契約に関して地権者との調整、交渉に不測の時間を要しましたことによる繰り越しであります。
今後の方向性といたしましては、桑名駅自由通路など、桑名駅周辺の整備事業に合わせ、中断移転住宅活用などによる土地区画整理事業の加速化を図り、西口駅前広場や都市計画道路の整備を集中して進めてまいります。
私からは以上でございます。続きまして、一般会計決算につきましては都市管理課長から一括して御説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
130: 都市管理課長(伊藤隆光)
都市管理課長の伊藤でございます。
私からは、平成29年度一般会計歳入歳出決算のうち、都市整備部の歳出に関する事項につきまして一括して御説明を申し上げます。
初めに、決算書の124、125ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費につきまして御説明申し上げます。
125ページの備考欄、基金積立金のうち、下のほうになりますけれども、公共施設整備基金につきましては、公共施設の整備等に要する経費を基金に積み立てたものでございます。なお、都市整備部が所管するものにつきましては、4,661万4,135円のうち1,662万5,000円で、市営住宅の改修や除却に要する経費などを基金に積み立てたものでございます。
続きまして、126、127ページをお願いいたします。
目9.交通対策費につきまして御説明申し上げます。
もう一枚めくっていただきまして、129ページ、備考欄中、ブランド推進事業費のうち、北勢線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく北勢線運営支援補助金及び駅舎、駐車場の維持管理費などでございます。
公共交通対策費のうち、コミュニティバス運行事業費は、市内7ルートの民間事業者への運行委託費及び生活路線バスの維持費用などでございます。
養老線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく養老線運営支援補助金及び一般社団法人養老線管理機構の負担金などでございます。
一般事務費につきましては、駐車場の維持管理費、旅費などでございます。
少し飛びまして、178、179ページをお願いいたします。
款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費につきまして御説明申し上げます。
179ページ、備考欄中、地籍調査事業費は福岡町地区での現地調査、測量の委託料などでございます。
境界確定事業費は、境界確認管理システムの更新委託費や境界確認業務に必要な事務用消耗品などでございます。
狭あい道路整備等促進事業費は、幅員4メーター未満の道路等を対象に寄附行為を行う場合の分筆測量、道路整備、報奨金の助成などを行うものでございます。
行政情報化事業費のうち公共工事設計積算システム事業費は、土木、上下水道、農林、都市計画等の設計におきましてデータ及び図面を共有化し、設計業務の効率化、簡素化を行うものでございます。
建築指導費のうち建築審査会運営費は、委員の報酬及び旅費などの開催運営費でございます。
建築指導事務費は、特定行政庁等建築指導及び審査などを行うための費用でございます。
東海ブロック建築審査会協議会開催経費は、会場借り上げ費、印刷費など、協議会の開催市として必要になりました経費でございます。
県施行事業負担金のうち急傾斜地崩壊対策事業は、上野地区での対策工事を施工するための市負担金でございます。
空家等対策推進事業費は、空き家等対策協議会の運営費及びデータベースの維持管理費などでございます。
一般事務費は、公用車の借上料や燃料費、旅費、消耗品などでございます。
地籍調査事業費(明許繰越分)のうち地籍調査事業費は、調査実施における地元調整等に不測の時間を要したことなどによる明許繰越でございます。
不用額のうち繰越明許分は、地籍調査における執行残によるものでございます。
次に、項2.道路橋りょう費、目1.道路橋りょう総務費につきまして御説明申し上げます。
179ページ、備考欄中、道路台帳整備費は、市道の認定、廃止、区域変更に伴います道路台帳の補正等に要した費用でございます。
賠償金は、道路の瑕疵による賠償を行ったものでございます。
一般事務費は、道路の管理瑕疵による賠償金を支払うための損害保険料などでございます。
続きまして、180、181ページをお願いいたします。
目2.道路維持費につきまして御説明申し上げます。
181ページ、備考欄中、道路施設管理費は、樹木剪定や除草の維持管理委託や光熱水費などでございます。
道路施設維持補修費は、市内の道路維持修繕工事や委託料でございます。
道路施設維持補修費(明許繰越分)のうち道路施設維持補修費は、市道播磨5号線道路修繕工事及び松ヶ島地内道路修繕工事において、入札不調により年度内完成が見込めなくなったため翌年度に繰り越したものでございます。
次に、目3.道路新設改良費につきまして御説明申し上げます。
181ページ、備考欄中、道路新設改良事業費のうち坂井多度線(星見ヶ丘)は、道路の損傷が発生しているため、道路補修の修繕工事を施工したものでございます。
市道改良事業費は、市道桑部志知線、市道桑部7号線など、道路改良工事を施工したものでございます。
道路ストック対策事業費は、道路ストック総点検の結果により老朽化した土木施設について改良工事を施工したものでございます。
次に、目4.橋りょう維持費につきまして御説明申し上げます。
181ページの備考欄中、橋りょう管理費は、玉重橋の点検整備や維持管理に要した費用でございます。
橋りょう維持補修費のうち橋梁長寿命化対策事業費は、法定点検63橋、修繕工事3橋を実施したものでございます。
続きまして、182、183ページをお願いいたします。
目5.交通安全対策費につきまして御説明申し上げます。
183ページ、備考欄中、交通安全対策事業費のうち交通安全施設設置費は、交通事故危険箇所について路側線やガードレール、カーブミラーなど、交通安全施設整備を行ったものでございます。
次に、項3.河川費、目1.河川総務費について御説明申し上げます。
183ページ、備考欄中、河川維持補修費は、出水期における河川の損傷を未然に防ぐための補修工事を行ったものでございます。
一般事務費は、多度川リフレッシュ業務、蟠龍櫓管理などの委託料や光熱水費などでございます。
次に、目2.河川管理費について御説明申し上げます。
183ページ、備考欄中、水門管理費は、国土交通省から委託を受けた水門及び市管理の水門操作、管理委託費でございます。
次に、目3.河川新設改良費について御説明申し上げます。
183ページ、備考欄中、河川改良事業費のうち河川改良事業費は、奥赤沢川河川改良工事、大山田川改修工事など、河川改良工事を施工したものでございます。
山江川河川改修事業費は、整備計画に基づく詳細設計を実施したものでございます。
次に、項4.都市計画費、目1.都市計画総務費について御説明申し上げます。
もう一枚めくっていただきまして、185ページ、備考欄中、都市計画審議会運営費は、都市計画審議会委員の報酬及び旅費などの開催運営費でございます。
屋外広告物簡易除却事業費は、市内の違反広告物の簡易除却等に要した費用でございます。
都市計画推進事業費のうち密集市街地防災まちづくり支援事業費は、赤須賀地区におきます空き家、老朽住宅の除却工事に対し補助金を交付した費用でございます。
立地適正化計画策定事業費は、都市機能の集約と住宅地の効率的な立地誘導を図り、公共交通を軸としたコンパクトシティーの構築を目指すための計画策定に要した費用でございます。
桑名駅周辺施設管理費は、桑名駅東口周辺施設の修繕や維持管理に要した費用などでございます。
開発指導費のうち開発指導事務費は、開発行為の指導及び審査などに要した費用でございます。
一般事務費は、旅費、消耗品費、公用車の借上料や燃料費などでございます。
特別会計繰出金のうち市営駐車場事業特別会計は、特別会計である市営末広駐車場への繰出金でございます。
次に、目2.街路事業費について御説明申し上げます。
185ページの備考欄中、街路整備事業費のうち桑部播磨線は、県が実施した用地測量や建物調査、道路設計などの市負担金でございます。
次に、目3.公園費について御説明申し上げます。
185ページの備考欄中、公園施設管理費のうち一般管理費は、公園清掃や除草、樹木剪定等の維持管理や光熱水費など、公園の管理に要した費用でございます。
急傾斜地崩壊対策事業は、上野地区急傾斜地にございます走井山公園ののり面の対策工事に要した費用でございます。
施設管理運営代行費のうち公園施設管理運営費代行費は、九華公園を初め8公園の指定管理に要した費用でございます。
公園施設維持補修費は、公園の遊具、修繕など、維持管理に要した費用でございます。
一般事務費は、旅費、消耗品費、複合プリンター使用料などでございます。
続きまして、186、187ページをお願いいたします。
目4.土地区画整理事業費について御説明申し上げます。
187ページの備考欄中、施設管理運営代行費のうち桑名駅北駐輪場施設管理運営代行費は、桑名駅北駐輪場の指定管理に要した費用でございます。
桑名駅西土地区画整理事業費のうちまちづくり推進費は、土地区画整理審議会の運営に要した費用でございます。
桑名駅周辺整備事務所管理運営費は、事務所の建物借上料や維持管理、消耗品などに要した費用でございます。
用地管理費は、先行取得用地等、市管理地における除草など、維持管理に要した費用でございます。
土地区画整備事業費は、主に桑名駅西口周辺の建物移転補償や道路整備及び上下水道など、工事に要した費用でございます。
土地区画整理事業負担金のうち桑名市西別所北部土地区画整理事業賦課金負担金は、本市が組合員となっている土地区画整理組合に対し事業施行に要する応分の賦課金を負担したものでございます。
桑名駅西土地区画整理事業費(明許繰越分)の土地区画整備事業費は、地権者との建物等調査日程の調整や補償契約合意までに不測の時間を要したことなどによります明許繰越でございます。
続きまして、188、189ページをお願いいたします。
項5.住宅費、目1.住宅管理費について御説明申し上げます。
189ページ、備考欄中、市営住宅管理運営費は、市営住宅の施設維持管理や入退去手続など、入居者管理に要した費用でございます。
市営住宅維持補修費は、公営住宅の退去修繕、維持修繕に要した費用でございます。
市営住宅整備費は、西森忠市営住宅2号棟24戸の屋上防水、外壁改修等の大規模改修工事、また、西森忠市営住宅の公共下水接続工事などに要した費用でございます。
改良住宅維持補修費は、改良住宅の退去修繕、維持修繕に要した費用でございます。
改良住宅整備費は、第2築地町改良住宅2棟6戸の屋上防水、外壁改修等の大規模改修工事に要した費用でございます。
少し飛びまして、196、197ページをお願いいたします。
款9.消防費、項1.消防費、目7.水防費について御説明申し上げます。
197ページの備考欄中、水防訓練費は、水防訓練の会場設営の委託料や原材料費などの費用でございます。
一般事務費は、水防功労者表彰式への出席に係る旅費や水防倉庫の土地賃借料などでございます。
次に、目8.災害対策費について御説明申し上げます。
もう一枚めくっていただきまして、199ページの備考欄中、木造住宅耐震事業費は、木造住宅の耐震化を促進するための木造耐震診断業務委託費及び木造耐震補強等事業補助金でございます。
少し飛びまして、222、223ページをお願いいたします。
款14.災害復旧費、項1.公共土木施設災害復旧費、目1.河川施設災害復旧費について御説明申し上げます。
本事業費は、昨年の台風21号により被害を受けました多度町地内の立会川の河川施設災害復旧工事に要する費用でございます。なお、地元を含めた現場での工事実施に関する調整に不測の時間を要したため、全額を翌年度に繰り越したものでございます。
次に、目2.道路橋りょう施設災害復旧費について御説明申し上げます。
223ページの備考欄中、道路施設は、昨年7月10日の集中豪雨により被害を受けました市道上深谷部14号線の道路災害復旧工事に要した費用でございます。
以上、平成29年度桑名市一般会計歳入歳出決算書のうち、都市整備部が所管いたします事項につきまして御説明をさせていただきました。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
131: 分科会長(佐藤 肇)
どうもありがとうございました。
以上で説明が終わりました。
時間の関係で、ここで暫時休憩をいたします。
午後0時09分 休憩
午後1時10分 再開
132: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、休憩前に引き続き決算特別委員会・都市経済分科会を再開いたします。
午前中に説明が終わりましたので、ただいまより質疑を行いたいと思います。
質疑はありませんか。
133:
分科会委員(石田正子)
西別所北部土地区画整理事業のことでお聞きしたいんですけれども、昨年の委員会で決算に関して質問したんですけど、そのときに平成28年度じゃなくて平成29年度のところでの決算に該当すると言われたんですけれども、賦課金をかぶってしまったというか、事業の進め方に問題があったのか、市税でカバーしなきゃならないような事態になったという、そういう点ではその事業進捗に対してはどういうふうに見ておられたのか、その点をちょっと確認したい。
134: 分科会長(佐藤 肇)
何ページ。ページ数。
135:
分科会委員(石田正子)
済みません、ページは187です。
136: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課長の出口でございます。よろしくお願いします。
こちらのほうが平成29年度の予算計上で、桑名市西別所北部土地区画整理事業に対しまして賦課金をお支払いさせていただいたところでございます。
こちらの経緯といたしましては、区画整理区域内の南側に配置されています大規模な分譲地の販売が難航したということで、なかなか事業計画に基づく単価で販売ができなかったために販売価格を下げて販売をしたということで、組合の事業費に不足金が生じたために賦課金を組合員として負担したという経緯でございます。そういった中で賦課金を払いまして、組合のほうは、その後、事業の終局に向けて一応解散の手続を進めていただきまして、平成30年3月30日付で組合が解散できたというふうに伺っているところでございます。よろしくお願いします。
137:
分科会委員(石田正子)
この事業組合のやり方については民間が主だというふうな説明が最初にあって、市は余り関与しないような旨の説明でスタートしていたと思うんですけれど、結局尻拭いというか、後始末は市民にかぶってきたということになったと思うんですけど、思ったように売れなかったというのは事業見込みに誤りがあったということでしょうか。
138: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課長、出口でございます。
これは事業がスタートした当時はまだもう少し地価の価格も高かったとか、民間の大規模な施設を誘致する見込みもあったと思われて、組合のほうもこういう大規模な区画を用意されたと思うんですけれども、年数がたって地価の下落とか、あと、経済活動の状況とか、その辺でなかなか買い手がつかなかったと思われますので。ただ、市といたしましては、あくまでも組合員という立場で32%の権利、火葬場の用地であったりとか、新西方の学校の用地であったりとか、そういった用地を持っておりました関係で組合員になっておると。こういった関係で組合員の権利分として事業費を負担したところでございますので、よろしく御理解賜りますようお願いします。
139: 分科会長(佐藤 肇)
石田委員、よろしいですか。
140:
分科会委員(石田正子)
解散したというふうなことを言われたんですけれども、土地そのものについてはもうそれで売れないままの土地がそのままあそこにはびりついているというか、残っているということですか。もうそれ以上のことにはならないんですかね。
141: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課長、出口でございます。
ここの用地でございますけれども、もう既に組合のほうで入札をされて、事業者が落札されて、もう今既に造成工事が進んでいる状況でございます。以上でございます。
142: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
143:
分科会委員(大森 啓)
大森です。
181ページ、橋梁長寿命化対策事業費なんですけれども、63の橋を点検されたということなんですが、このうちで緊急の補修を要する橋は幾つあったのでしょうか。
144: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課長の佐藤でございます。
63橋実施させていただきまして、これについては63橋のうちで外部委託をしたものが63橋ということで、前年度につきましては職員自体で実施したものも含めまして264橋を点検しております。危険な状況云々につきましては、それまでにつきましても約八十何橋を実施しておりまして、順次修繕を実施する予定なんですが、危険というレベル3のものという扱いになりますが、手元に今、数字がございませんので、後ほどまた確認して御連絡させていただきます。以上でございます。
145:
分科会委員(大森 啓)
183ページなんですけれども、河川管理費中水門管理費なんですが、これも委託というふうにたしか聞いたような記憶があるんですけれども、どちらに委託されているんでしょうか。
146: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課長の佐藤でございます。
水門については水門樋管、あと、防災桟橋、排水機場と計20カ所の施設がございます。そのうち、操作の委託につきましては個人ないし漁業協同組合、もしくは観光推進協議会、あと、シルバー人材センターというような内容でございます。以上でございます。
147: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
ほかによろしいでしょうか。
148:
分科会委員(石田正子)
石田です。
決算成果報告書の68ページにあります急傾斜地崩壊対策事業についてなんですけれど、この間久しぶりに前を通って見てきたんですけど、やっぱり大丈夫なのかなという印象を持ちました。結構事業としては年数がかかっているような気がするんですけれど、これは県のかかわりもあるんでしょうけど、どういう見通しでやっていくうちのどれだけ平成29年度で成果があったのか。今後どこまでかかるのか、早急対策ができるのかどうか。自然災害を人災にしないということも今よく言われているので、その対策を含めて進捗状況を教えていただきたいと思います。
149: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課の佐藤でございます。
こちらの上野地区につきましては、県施工分といたしまして県への負担金という内容になっています。この上野地区は来年から工事の実施を予定しておりまして、おおむね平成35年完了というふうに伺っております。以上でございます。
150:
分科会委員(石田正子)
これは、距離にすると平成35年までかかるということはちょっとずつしか進まないということですかね。走井山の階段から始まって、ずっと上野のほうに進んでいっているのは承知するんですけれども、なかなか進みぐあいがいいとは思えないんですけど、県施工と言われるんですけど、市としての対策やら、県とどういうふうに協働をとるのかというのはこの予算の中で出るんでしょうか。その点をお願いします。
151: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課の佐藤でございます。
先ほど石田委員御指摘の走井山公園の部分につきましては、公園部分ということで市のほうが実施主体をしております。なおかつ、この決算成果報告書の部分、これについては県負担金といたしまして、上野地区総延長1,100メーターということで、来年の平成31年、2、3、4、おおむね4年で250メーター強をそれぞれ施工する予定ということで伺っております。以上でございます。
152:
分科会委員(石田正子)
なかなか進まないなということです。県のところに申し入れへ行ったときにどういう進捗なのかというところで、県もいいかげんやなと思ってしまったのがあるんですけど、ぎりぎり走井山のところから急傾斜地として認めてほしいということを申し出たら、何をしたかといったら、定規を持ってきて線をきゅっと引いてくれたという、そんなことでいいんやったら、もうちょっとはっきりようけ線を引いてよと思ってしまったんですけど、そんなぐあいだったので、そんな机上の論理ってこれこそそうかなと思うんですけど。
なので、そこからスタートしている感じがあって、だけど、やっぱり木がどんどん茂ってきていたりとか、それから土砂も緩くなっているのかなというか、素人判断なので、見た思いを言うだけですけど、やっぱり危険度は増しているのかなと思うと悠長に5年もかけておる場合ではなさそうな気がするんですけど、そういう協議というのはことしの進捗から見てできるんでしょうか。そこだけもう1点。
153: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課の佐藤です。
この上野地区については、石田委員言われるように、工事が実施されておる以上、可能な限りスピードを上げていただきたいというふうに事務レベルではお願いしておるところでございます。
ただ、こういった急傾斜地、前年度までについて土砂防止法の調査段階で多度地区については調査が完了しております。それから、旧桑名市内については前年度から調査を順次実施して、それぞれ指定の段階に来ておると。このもとになるのはやはりお住まいの方にある程度危険な状況、ハード整備よりソフト整備で、危険な状況でありましたら避難をしていただきたいという内容でまず調査をして指定をしておるという状況でございますので、あわせてお願いしたいと思います。以上でございます。
154: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。ほかの委員の皆さん、よろしいですか。
155:
分科会委員(石田正子)
同じ決算成果報告書の72ページです。山江川河川改修事業ですけど、これはどのような計画が立案されて、今、進捗がどうなったかというところをもう少し詳しく触れていただければ。お願いします。
156: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課の佐藤でございます。
山江川につきましては、用地を取得する上で計画上河川をもとにした親水性を乗じた公園の整備を予定しております。やはり現状整備計画については公園なるもの、緑地的なものを計画しておる状況でございます。以上でございます。
157: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。ほかの委員の皆さん、よろしい。
158: 副分科会長(冨田 薫)
副分科会長の冨田です。
決算成果報告書の30ページですけど、コミュニティバス運行事業費の中で事業内容のところに運休日、日曜日となっておるんですけど、これは去年のやつだとまだ日曜日はなっておらんかったと思うので、どうかなというところなんですけれども、現状は日曜日運休になっておるんですが、ちょっとそこでお聞きしたいのが、日曜日運休になって、特にもっといろいろ反響があるかとは思ったんですけれども。
159: 分科会長(佐藤 肇)
日曜日は、いやいや、これについて聞いて。日曜日は今やっておることやで。
160: 副分科会長(冨田 薫)
それで、影響は特にはないんですね。
161: 分科会長(佐藤 肇)
その他の事項で聞いて。
162: 副分科会長(冨田 薫)
じゃ、これはその他の事項にさせていただきますわ。
それと、隣の31ページの養老線運営支援事業費、これも養老線管理機構に変わって特に問題はないんですかね。見たところ特に大きな問題もないとは思うんですが、その運営体系が1月から変わって特に何か問題があるかどうか。そこら辺だけちょっと。
163: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課の出口でございます。
昨年度まで、平成29年12月まで従来のスキームで養老鉄道に各沿線市町が一定のスキームで赤字の補填という形で補助を行ってきたわけですけれども、これもこれまで運営しておった養老鉄道なり近鉄からなかなか以前のまま続けていくのは今後一層の負担というか、損失が見込まれるというところで、新しい運営体制の構築を検討してきたという経緯がございますが。
こういった中で、養老線の鉄道事業の再構築実施計画と、こういうものを定めまして、10年間の目標の中で健全な運営を行っていけるような体制づくりというんですかね。そういった事業を10年間でまずやっていくという中で、沿線市町が運営を行う市町の中で負担割合を決めてこれから進んでいくということで、従来の補助の方式よりは安定的な運営が維持できてくるのではないかというふうに思っておるところでございます。よろしくお願いいたします。
164: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
ほかによろしいですか。
165:
分科会委員(大森 啓)
決算成果報告書の29ページ、北勢線運営支援事業費なんですけれども、星川駅の南側ですね。今現在も駐車場はまだ整備されて広がっている状況になっているように記憶しているんですけれども、それはこの中には入っているんですか。この決算書の中には。
166: 都市整備課長(出口敏幸)
ただいまの大森委員の御質問の点というのが線路の南側の駐車場かというふうに思いますけれども、こちらのほうは1筆、個人の方から借地をしまして駐車場として御利用いただいておるという現状でございまして、一応この事業費の中に借地料という形では含まれているところでございます。以上でございます。
167:
分科会委員(大森 啓)
商業施設ができたから駐車場が満杯になっていますよね、いつもいつも。南側も北側も。この事態に対して北勢線及び桑名市はまた駐車場をふやしていくとか、そういう方向で検討されているんでしょうか。
168: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課長、出口でございます。
線路の南側にあいておる土地がございまして、駐車場として拡張したいという意向は持っておりましたけれども、本人、やはり地権者の御意向とかがございまして、ちょっと現状ではお借りすることはできていないという状況でございます。以上でございます。
169:
分科会委員(石田正子)
ページは187ですかね。駅西土地区画整理事業のことで質問したいと思います。駅周辺整備が進んできていることやら、本当に荒れ地だったのが少し道路も舗装されたりとかして、見苦しい点は解消されてきた部分は結構あるのかなとは思っていますけれども、事業としたらめちゃくちゃ長期化している話ですよね。一定の事業を起こしても何十年とかかるような事業って珍しいと思うんですけど、そういう意味で事業の終結というのはもう目前になってきている状況があるのかと思えば、やはり住宅の状況を見ていると予算執行が取りやめ、取りやめが毎年続いたりとか、そういう例もあって、なかなか解決しがたしというか、そういう状況にあるのかなという感じがします。
なので、平成29年度でどこまで進捗したかというのが一つ課題としてあると思うんですけれども、これは昭和の時代から土地区画整理事業はスタートしていると思うんですけど、事業開始はいつからかと聞くと平成13年に都市計画審議会、あそこに上げて、一定の立体交差化事業をやめて、事業見直しを図って、部分的縮小も含めて平成13年に認可がおりてからのスタート、それにしてもやっぱりもう年数がかかり過ぎていると思うんですけど。
その点では、事業の進捗、あわせてその終結というか、この解決というか、地元の人にしたら現役の時代からもう老後の生活に移っちゃっているような状況の中で、なかなか自力でいろいろ対応するのも困難になっていて、それも進まない理由になってきているかもしれないので、その辺では事業見通しというか、この平成29年にどこまで進めることが可能だったのか。その点をちょっと。
170: 分科会長(佐藤 肇)
石田委員、何ページのどの部分で、今、派生的におっしゃってみえるの。
171:
分科会委員(石田正子)
決算書の187ページに土地区画整理事業費ってあります。桑名駅西土地区画整理事業費。細かくて見えていないんですけど、済みません。
172: 分科会長(佐藤 肇)
この6億9,500万円が主体になっておる。
173:
分科会委員(石田正子)
今年度はその予算なんやけれども。
174: 分科会長(佐藤 肇)
今、昭和の時代が出てきたから。
175:
分科会委員(石田正子)
だから、そういう意味では、事業が長い中でのこの1年どう過ごしてきたのか。何を目前としているか。
176: 分科会長(佐藤 肇)
ということですので。
177: 桑名駅西整備事務所長(小林代二)
桑名駅西整備事務所長の小林でございます。
御指摘されるとおり、非常に長期化しておるというところで、御存じのとおり、東側は戦災復興によって土地区画整理事業がされて整備がされたということなんですけれども、西側は旧来からの密集の木造市街地が広がっておってインフラ等も未整備の状況で参りました。ようやく平成13年にさまざまな問題解決をしながら事業の認可に至ったわけなんですけれども、やはりそれから17年という月日が流れております。
既成市街地での土地区画整理事業になっておりますので、やはりある方の移転をさせようと思うと、その先の移転先の方の移転補償をしていかなければいけないという、いわゆる玉突きで用地を確保しながら進めていく事業ですので、なかなか計画どおりに進めることができないというか、難しい状況ではございます。
そんな中で平成27年に整備プログラムという、今後どうやって進めていくかというふうなプログラムを定めまして、地元にも御説明をした上で進めておるんですけれども、その中では幹線道路、都市計画道路の整備と、それから桑名駅の事業に伴って駅周辺部分を集中的に進めていくということと先行建設街区、中央線より南ですけれども、そちらのほうの推進をしていくということで地元にも今後の契約として示させていただいた中で進めておるんですけれども。
やはり単年単年の予算というのも限られていますし、そういった中で国の補助もいただきながら、繰り越しをしながら、年度境関係なく事業は進めて補償交渉も進めておるわけなんですけれども、こういった事業の特殊性といいますか、性質上やはり生活環境を改善するということで26.6ヘクタールの事業区域を都市計画事業として認可を受けて進めているというところで、事業貫徹というのがやっぱり目標にはなっております。
そういった中で、新たな手法といたしまして、コラボハウスを利用した中断移転等の手法も今年度から取り入れながら移転を促進させていきたいということで進めております。何よりもやはり地元の皆様の御理解、御協力が不可欠であるというところでございますので、地権者様との移転交渉等、丁寧に進めていくということで引き続き事業進捗に努めていきたいということでございますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。
178: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
179: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
先ほどの大森委員の前年度の調査の中でレベル3になるもの、これについては8橋存在いたします。ですので、次年度以降これについては順次修繕を実施していく予定としております。以上です。
180:
分科会委員(大森 啓)
場所を教えていただけますか。
181: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
改めて、これについては。
182: 分科会長(佐藤 肇)
じゃ、改めて。
ほかによろしいですか。
183: 副分科会長(冨田 薫)
アセットマネジメント関係の質問で、交通安全対策事業費の中で。
184: 分科会長(佐藤 肇)
何ページ。
185: 副分科会長(冨田 薫)
ごめんなさい。183ページ、交通安全対策事業費、先ほども辻内委員と話しておったんですが、カーブミラーですね。これだけの予算で大体どれぐらい、何基ぐらいつけられておるのかということと、それから、あと、ガードレールもここの中へ入っていましたよね。ガードレールも何基ぐらいというのをちょっとお答えいただけますか。
186: アセットマネジメント課長(加藤和広)
今のところ、カーブミラーの個数とかガードレールの延長をどれだけつけたかは資料がないので、また説明させていただきます。済みません。
187: 分科会長(佐藤 肇)
後ほどね。
ほかによろしいですか。
188:
分科会委員(石田正子)
石田です。
187ページになると思うんですけれども、ここには施設管理運営代行費になっているんですけれども、桑名駅北駐輪場施設管理運営代行費という形で上がっていますけれども、駅西のほうの駐輪場がもう閉鎖されてしまってかなり様子が変わってしまっているんですけど、その分、北のほうに回ってくださいみたいなアピールもあったと思うんですけど、そういう駅西のほうの駐輪場を閉じたことによって、ここの利用はどんなふうな変化があったんでしょうか。
189: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課の出口でございます。
ただいまの石田委員の御質問につきまして、昨年の9月、駅西のほうの無料駐輪場が閉鎖されて以降、平成29年度末までの時点で自転車、原付合わせて7,700台、月平均で駐車いただいておりますけれども、これが閉鎖前の数字ですと大体6,280台ぐらいということで集計が出ておりまして、おおむね1,500台ぐらい月平均でふえている状況でございます。
190:
分科会委員(石田正子)
そうすると、この差というのは駅西でとめられていた無料駐輪場の台数とほぼ似ているんですか。実態はどうですか。やっぱりそっくり来たわけではなさそうなのか。どういうふうに実態を見ているのかなと思って。
191: 都市整備課長(出口敏幸)
駅西の駐輪場が閉められた後、また一時駐輪場ということで駅西の北のほうとか、あと、三崎跨線橋の下とか、こちらにも所管のほうで駐輪場を御用意いただいておるというところもございますけれども、利用の傾向を見ますとやはり駅西の駐輪場が閉められるまでは毎月4,000台から6,000台ぐらいの推移で毎月利用されておるのが、9月以降は7,000台から8,000台ぐらいというふうに、傾向としても毎月ふえておるという状況でございまして、かなり駅西にとめてみえた方がこちらを利用いただいておるというふうには推定されるところでございます。
192: アセットマネジメント課長(加藤和広)
先ほどの副分科会長の質問なんですけれども、件数のみなんですけれども、交通安全対策のカーブミラーとガードレールですね。ガードレールの延長はわかりませんが、あわせ持って283件の要望をいただいておりまして昨年度実施しております。延長につきましては、またわかり次第説明させていただきます。以上です。
193: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
194:
分科会委員(辻内裕也)
今のに関連しているんですけれども、283件やっていただいたということで、何件の要望があって283件やったかわかりますか。
195: アセットマネジメント課長(加藤和広)
アセットマネジメント課の加藤ですが、283件の要望がございまして、283件を全て施工したということです。
196: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
じゃ、私が1件だけ。しようもないことですけど、179ページの狭あい道路整備等促進事業費568万5,000円、これは何件ぐらいと、それから今まで3年ぐらい前からかな、これ。累積はどんな形態なのか、ちょっと現状を教えてください。
197: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
土木課の佐藤でございます。
この狭あい道路整備等促進事業、まず平成29年度に関しましては8件の申請をいただいております。それで、申請延長については198.23メーターを実施させていただいて、なおかつ申請面積につきましては138.23平米という平成29年度の実施状況でございます。
なお、この事業につきましては平成25年から実施しておりまして、平成29年度までに42件を実施させていただいております。
198: 分科会長(佐藤 肇)
当然もう消防車も通れるところやね。
199: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
そうですね。おおむね4メーター以上という状況に改善しておるということでございます。以上でございます。
200: 分科会長(佐藤 肇)
もう一件、周囲の42軒の皆さんの御意見というか、どうなの。実際に受益者の感覚は持ってみえるのかな。どうなんやろう、周辺。ただ広くなったな、便利になっただけと違うのかな。
201: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)
こちらの事業目的といたしまして、やはり分科会長が言われますように、快適な都市環境の充実のための生活道路の整備ということで、実際のところ付近の方に聞き取り等は実施はしておりませんが、やはり申請者の意向に基づいて付近の方は利便性は向上したというふうに私ども実施部隊としては理解しておるところでございます。
202: 分科会長(佐藤 肇)
わかりました。委員の皆さん、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、以上で質疑を終結します。
次に、市営駐車場事業特別会計決算について、当局の説明を求めます。
203: 都市管理課長(伊藤隆光)
都市管理課長の伊藤でございます。
平成29年度市営駐車場事業特別会計決算につきまして御説明を申し上げます。
なお、本特別会計は市営末広駐車場に係るものですので、よろしくお願いいたします。
それでは、決算書の260、261ページをお願いいたします。
市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入について御説明を申し上げます。
款1.事業収入、項1.事業収入、目1.駐車場使用料でございますが、261ページの備考欄中、一般駐車場使用料は時間貸し駐車の使用料でございます。
定期駐車場使用料は、定期利用駐車の使用料でございます。
貸店舗使用料は、1階の飲食店舗の使用料でございます。
次に、款2.繰入金、項1.一般会計繰入金、目1.一般会計繰入金でございますが、備考欄中、一般会計繰入金は一般会計からの当該特別会計への繰入金でございます。
次に、款3.諸収入、項1.雑入、目1.雑入でございますが、備考欄中、敷地占用料は駐車場敷地内に設置されております自動販売機等の占用料でございます。
以上、歳入合計は5,074万3,784円でございます。
続きまして、262、263ページをお願いいたします。
それでは、歳出について御説明申し上げます。
款1.事業費、項1.事業費、目1.管理費でございますが、263ページの備考欄中、施設管理運営費のうち末広駐車場管理運営費は、末広駐車場の建物等の火災保険に要した経費でございます。
施設管理運営代行費のうち末広駐車場施設管理運営代行費は、駐車場の指定管理に要しました費用などでございます。
施設維持補修費のうち末広駐車場施設維持補修費は、駐車場建物の修繕に要した費用でございます。
一般管理費のうち一般管理事務費は、税務署へ納めた消費税などでございます。
一般会計繰出金のうち一般会計は、桑名市総合医療センター新病院建設工事に伴う病院駐車場の閉鎖により、平成27年11月から末広駐車場が代替指定駐車場として使用されており、時間貸し利用収入増加分を将来の修繕などに備えて公共施設整備基金へ積み立てるために一般会計へ繰り出したものでございます。
次に、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金でございますが、備考欄中、地方債元金償還金は、平成20年4月に改築オープンした際の地方債の元金償還金でございます。
次に、目2.利子でございますが、備考欄中、地方債利子は、改築事業費の借入金に係る利子でございます。
一時借入金利子は、一時借り入れに伴う利子でございます。
以上、歳出合計は5,074万3,784円でございます。
続きまして、264ページをお願いいたします。
市営駐車場事業特別会計の実質収支について御説明申し上げます。
歳入総額5,074万3,784円、歳出総額5,074万3,784円、歳入歳出差引額及び実質収支額は0円でございます。
以上、平成29年度市営駐車場事業特別会計決算について御説明させていただきました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
204: 分科会長(佐藤 肇)
どうもありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
205:
分科会委員(石田正子)
石田です。
今、263ページのところで償還金の説明があったんですけれども、これは平成20年に改築したということで、たしかアスベストの問題があって改築したと思っていますけれど、改築したことによっての経費というのはもう払い終わっていますか。これは残っているということですよね。その辺の実情はどうなんですか。売却問題は出てきていますけど、市費を投入して改築してまだ精算が終わっていない段階で売却ということになっていくんですか。その建築費というか、その辺はどういうふうに精算されていくのか。これはどこまでどうなった数字が出ているのか教えてください。
206: 都市整備課長(出口敏幸)
都市整備課長の出口でございます。
今の末広駐車場の改築に当たりましての償還金なんですけれども、一応平成19年度から償還を開始いたしまして、平成30年度現在の残高が1億6,953万円余りという残高になってございます。今、末広駐車場は公売にかける予定をしてございますけれども、この償還金は来年度以降の償還金なんですけれども、こちらを販売の予定価格の中に含めて売却するという予定でございますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。
207: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。ほかの委員の皆さん、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
以上で都市整備部の所管部門における説明と質疑は終了いたしました。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、後ほどの上下水道部所管部門の質疑終了後に意見表明、意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
当局が入れかわりますので、暫時休憩いたします。
午後2時00分 休憩
午後2時13分 再開
208: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、休憩前に引き続き決算特別委員会・都市経済分科会を再開いたします。
当局の皆様にお願いを申し上げます。発言する際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げて発言をお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○議案第84号
209: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、これより上下水道部所管部門の審査を行います。
初めに、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。
まず、議案第84号の一般会計決算のうち上下水道部所管部門について当局より説明を求めます。
210: 上下水道部長(松田幸寿)
お世話になります。上下水道部長の松田でございます。よろしくお願いします。
議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、上下水道部の所管部門につきまして企画総務課長より説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。
211: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
企画総務課の森でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、上下水道部が所管いたします事項につきまして御説明申し上げます。
平成29年度桑名市一般会計特別会計歳入歳出決算書の平成29年度桑名市歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書の160ページをごらんください。
款4.衛生費、項1.保健衛生費でございます。次の162、163ページをごらんいただき、目3.環境衛生費の備考欄、下から6行目、合併処理浄化槽設置整備事業補助金554万2,882円は、既設の単独浄化槽及びくみ取り便槽から合併処理浄化槽への転換に係る補助金で国・県の補助事業となっております。なお、平成29年度の実績は13基となっております。
続きまして、168ページをごらんください。
款6.農林水産業費、項1.農林水産業費でございます。170ページからごらんいただき、目4.農地総務費の備考欄でございます。また続いて173ページに飛びますが、24行目中段ほどになりますが、特別会計繰出金1億150万9,912円は農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。
以上、一般会計のうち上下水道部の所管いたします事項でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
212: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
213:
分科会委員(石田正子)
今のところで説明があった中で、農業集落排水事業特別会計に一般会計から繰り入れしているということですけど、これはずっと続いていますよね。これって1億円台がずっと続いているんですかね。今までの平成29年度前から1億円台ぐらい出ていたんでしたっけ。その辺の繰出金の状況、様子をお願いします。
214: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
農業集落排水事業につきましては使用者も非常に少ないということから、なかなかその使用料だけでは賄えないということで、例年この程度の繰り出しをしております。以上でございます。
215:
分科会委員(大森 啓)
163ページの合併処理浄化槽設置整備事業補助金なんですけれども、これは実績ベースなんでしょうかね。それとも実績ベースということは毎年度数が変わってくるということにもなると思うんですけれども、それか、あらかじめこの程度という枠があって、その枠の中で行われているのか教えていただきたいんですが。
216: 営業課長(稲垣幸夫)
先ほどの質問にお答えさせていただきます。
合併浄化槽の補助金については、一応計画で毎年25基ということで予算を計上させていただいて、そのうち、申請者の方からその都度申請をいただいて、補助金を出しておるということで、平成29年度につきましては13基の補助でおさまったということでございます。以上です。
217:
分科会委員(石田正子)
一般会計からの繰出金、特別会計からは繰入金になるんでしょうけど、加入者が少ないから一般会計から入れているという説明ですよね。ということは加入者負担を減らすためには一般会計からの繰り入れをすることによって費用負担を軽減することにしているというか、そういう意味合いですか。
218: 上下水道部長(松田幸寿)
この繰出金につきましては、加入者というのはもう農業集落排水につきましては一定の戸数というのが決まっておりまして、やはりそこには各処理施設がございます。桑名市は5地区ございまして、それぞれ一つずつ処理をするという方法をとっておりまして、当方としましてもこの繰出金を削減するに当たりましてこれを何とか公共下水道へ組み入れていく、編入していくというような計画を今立ててございまして、石田委員申されますように多額の繰出金でございますので、将来にわたっては削減に努めていくというような方向でございますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。以上でございます。
219:
分科会委員(石田正子)
やっぱり繰入金の金額が半端じゃなくて大きいなというか、加入者の負担を軽減してほしいのはほかの会計でもあって、なかなか繰り入れしていないというか、森課長も前いらした国保会計も一般会計からの加入者軽減するための繰り入れはしていない状況で、この農集については繰り入れがあるというのはつじつまが合わんような感じもするんですけど、そういう意味では、同じような意味合いもあるかなと思うし、この農集の場合、受益者負担もあると聞いているんですけど、受益者負担というのは管を引くときの話で、日常的には受益者負担は発生しないということですかね。それはそれぞれの加入者の負担というのはどう見たらいいんでしょうか。
220: 営業課長(稲垣幸夫)
営業課長の稲垣です。
分担金につきましては最初だけですので、後については使用料を徴収させていただいて、それをもとに維持管理等をしていくということなんですけれども、使用料だけではちょっと足りないということで一般会計のほうから繰り入れをいただいておるという状況でございます。以上です。
221:
分科会委員(石田正子)
確かに負担軽減する必要はあると思うし、個人の負担が極力抑えられるべきという思いは変わらなく持っているんですけれども、この会計については結構金額が多くて、1億円台の一般会計からの繰り入れとなると1人当たりどのくらいの軽減に還元される話なのか。結局使用料の計算は下水道料金の計算の仕方と一緒の考え方でよかったですか。その辺をもう一回教えてください。
222: 営業課長(稲垣幸夫)
営業課長の稲垣です。
使用料につきましては、先ほど石田委員申されましたように下水道使用料と一緒のような料金体系になっております。以上です。
223: 分科会長(佐藤 肇)
件数を言わなあかん。対象人員を聞いておったでしょう。四つばかりあるのか。だから、確認しておるだけやでいいやない。これの1億100万円に対して対象はどれだけだということを確認しておるんやで。わからなければ後ほどで結構ですよ。わかりますか。
224: 営業課長(稲垣幸夫)
営業課の稲垣です。
農業集落排水地区の処理人口につきましては5地区合わせて2,085人となっております、人ですね。世帯でいきますと770軒です。
225: 分科会長(佐藤 肇)
ほかによろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、農業集落排水事業特別会計決算について、当局の説明を求めます。
226: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
企画総務課の森でございます。よろしくお願いいたします。
引き続き、議案第84号のうち平成29年度農業集落排水事業特別会計につきまして御説明申し上げます。
平成29年度農業集落排水事業特別会計歳入歳出予算の歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書の266、267ページをごらんください。
まず、歳入の部、款1.分担金及び負担金、項1.分担金、目1.農業集落排水事業費分担金13万6,960円は汚水ますの設置に係る分担金で、平成29年度は1件でございました。
2、使用料及び手数料、項1.使用料、目1.農業集落排水施設使用料3,958万5,001円は、農業集落排水施設の使用料でございます。
款3.県支出金、項1.県補助金、目1.農業集落排水事業費県補助金82万2,000円は、美鹿地区の施設改修に係る起債の元利償還に対する県補助金でございます。
款4.繰入金、項1.繰入金、目1.一般会計繰入金1億150万9,912円は、一般会計からの繰入金でございます。
款5.諸収入、項1.雑入、目1.雑入、節1.預金利子2,758円は歳計現金に係る預金利子、節2.雑入22万1,165円は委託業者からの業務損害金でございます。
続きまして、268、269ページをごらんください。
歳出の部でございます。款1.事業費、項1.業務費、目1.管理費は備考欄をごらんください。施設維持管理費4,848万5,089円は汚水処理場及び管路の施設管理費でございます。
次の基金積立金82万3,560円は、農業集落排水整備支援事業基金への積立金、その下の一般管理事務費636万826円の主なものは消費税でございます。
款同じく項2.建設改良費、目1.建設改良費61万4,422円は備考欄のとおり施設整備費で、公共汚水ます設置に関する経費でございます。平成29年度は2件の設置がございました。
続きまして、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金6,805万3,045円及び目2.利子1,794万854円は、施設建設に係る地方債の元利償還金でございます。
款3.項1.目1.予備費の支出はございませんでした。
続きまして、272ページをごらんください。
平成29年度実質収支に関する調書でございます。歳入総額、歳出総額ともに1億4,227万7,796円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はともにございませんでした。
以上、農業集落排水事業特別会計の御説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
227: 分科会長(佐藤 肇)
どうもありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はございませんか。
228:
分科会委員(伊藤真人)
267ページの一番下の業務損害金って説明がありましたけど、これは具体的に何なんですか。業者への支払いですね。
229: 営業課長(稲垣幸夫)
営業課長の稲垣です。
こちらの市への損害金につきましては昨年度量水器の未取りかえがありまして、そちらのほうの損害金ということで委託業者からこちらの営業課のほうへいただいたということでございます。計画取りかえで、一応検満切れでメーターが取りかえていなかったということで、損害を与えたということで上下水道部のほうにいただいたということでございます。
230: 分科会長(佐藤 肇)
あれ、一遍新聞に載ったやつか。
231:
分科会委員(伊藤真人)
これは発注ミスじゃなくて、物がなかった、メーターがなかったということですか。
232: 営業課長(稲垣幸夫)
相手が本来計画取りかえしておくべきところを忘れていて取りかえていなかったということで8年過ぎていたと。本来は量をはかれないメーターで水量をはかっていたということで。以上です。
233:
分科会委員(伊藤真人)
それは上下水の責任になるんですか。業者の責任になるの。
234: 営業課長(稲垣幸夫)
業者の責任ということで、委託業者のほうから損害金ということで桑名市のほうへいただいております。
235:
分科会委員(伊藤真人)
この損害金の積算ってどうやってするんですか。
236: 営業課長(稲垣幸夫)
基本的には本来いただくべき水道料金、農業集落排水使用料の分をいただけなかったということで、その分について、上下水道部のほうに納めてもらうということでございます。
237:
分科会委員(石田正子)
農業集落排水の地域が5地区あると聞きました。それで、最新がどこの施設になるのかわからないんですけど、施設をつくってきていて、その分の建設費の支払いはもう終わっているか、まだ建設費の償還が終わっていないというか、その現状はどうですか。
238: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
建設は終わっておりますが、地方債で借りた償還はまだ残っております。
和暦になりますが、最終は平成55年度の予定で、今、6億8,500万円ほど残っているという状況でございます。以上でございます。
239:
分科会委員(石田正子)
ということは、今、平成30年であと25年まだ払わなくちゃいけなくて6億円相当抱えているということですよね。そういう意味では、やっぱり一般会計からの繰入金1億円台をずっと続けていかないと会計はやりくりできないということになるんですか。会計悪化というか、どうなのかなと思って。
240: 上下水道部長(松田幸寿)
今、石田委員から申されました金額につきまして、先ほども私、説明をさせていただきました公共下水道へ接続がえをしていくということで、より施設をスリム化にしていくというところを狙いとして、そういうような計画を今立ててございますので、一度に5地区を全て編入というのは難しいところがあるんですが、今できるところからというイメージで計画中でございますので、少しでもスリム化を図っていくという取り組みは進めている状況ですので、御理解いただきますようよろしくお願いします。以上でございます。
241:
分科会委員(石田正子)
償還があと25年残っていますよね。その25年の間に例えばどこか五つある地域の順番でも一気に無理と言われたけど、1個ずつでも公共下水道とつながればこの負担は軽減できるということになるんですか。
242: 上下水道部長(松田幸寿)
当然施設をスリム化していくということは経費削減、維持管理の削減というのが目的でございますので、今、多度のほうで一つ計画中でございますので、詳細につきまして栗原課長のほうから説明させていただきます。よろしくお願いします。
243: 工務課長(栗原繁憲)
工務課長の栗原です。
農集の公共下水道の統合につきましては、多度北地区を今検討しておりまして、今年度事業認可に向けて手続を行っていきまして、来年度から実施設計に入っていくという予定でまず一つ目を進めております。
あと、次に、嘉例川とか立田・太平とか、そういう計画をしておりますけれども、1カ所するのに結構年数、事業認可をいただいて設計工事という段階で年数がかかりますので、すぐにというわけにはいかないんですけれども、順次進めていきたいと考えております。以上でございます。
244: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
以上で議案第84号における本分科会の所管部門について説明と質疑は全て終了いたしました。
ここで意見表明及び意見集約のため、
産業振興部長と都市整備部長に入室をしていただきます。
(
産業振興部長、都市整備部長入室)
それでは、これよりそれぞれの所管部門を含め議案第84号に対して賛成または反対の意見表明等を行っていただきます。
それでは、順次お願いいたします。こちらのほうから、まず石田委員、よろしくひとつお願いします。賛成、反対、その理由。
245:
分科会委員(石田正子)
議案第84号については反対です。一般会計については細かい部分はいろいろありますけれども、西別所北部土地区画整理事業について賦課金をかぶってきていることとか、事業進捗が悪い駅西土地区画整理事業の問題があることは指摘しておきたいと思います。ほかにいろいろありますけど、そこは省いておいてもいいですかね。
特別会計につきましては、農業集落排水事業については一般会計からの繰り入れとそれから受益者負担がかかっている点を問題にしたいと思います。
それと、市営駐車場については指定管理が入っていること、今現在は指定管理が入っているので、その問題を出しておきます。以上です。
246: 分科会長(佐藤 肇)
市営駐車場が指定管理になっているからだめということ、基本的にね。わかりました。ありがとうございます。
247:
分科会委員(大森 啓)
細かいところは幾つかあるんですけれども、賛成したいと思います。
農集についても同じく繰入金の問題、非常に大きな額が繰り入れられているんですけれども、スリム化していくという前提で決算が上がってきているということで賛成したいと思います。
それから、市営駐車場についてなんですけれども、こちらも特に大きな瑕疵は見当たらないと思いましたので、賛成したいと思います。
248:
分科会委員(辻内裕也)
特に意見や表明はありません。賛成いたします。
249:
分科会委員(伊藤真人)
執行残が少々気にはなりますけれども、賛成をいたします。
250:
分科会委員(南澤幸美)
議案第84号に賛成します。特段ありません。
251: 副分科会長(冨田 薫)
副分科会長の冨田です。
特に大きな問題はないと思います。議案第84号は賛成いたします。
252: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、以上で全委員の意見表明は終了しました。本分科会の意見集約の結果として、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告をさせていただきます。
ここで
産業振興部長と都市整備部長には退室をお願いいたします。御苦労さまでございました。
(
産業振興部長、都市整備部長退室)
───────────────────────────────────────
○議案第85号
253: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、次に議案第85号 平成29年度桑名市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
当局より説明を求めます。
254: 上下水道部長(松田幸寿)
上下水道部の松田でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第85号 平成29年度桑名市水道事業会計決算につきまして、お手元にお配りしております資料、A4でございますが、平成29年度決算の概要に基づき御説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。
それでは、平成29年度水道事業会計決算の概要をごらんください。
1、総括でございますが、平成29年度の水道事業は桑名市上下水道事業経営戦略(平成27年度から2024年度の10年間)に基づき平成29年7月1日に水道料金の改定を行い、収入基盤の改善に取り組んでおります。
2、業務量でございますが、有収水量は水需要の減少により前年度に比べ約7万9,000立方メートル、0.5%減の約1,719万立方メートル、有収率は0.52%向上し85.16%、給水戸数は0.5%増の6万3,360戸となっております。
次に、3、収益的収支、税抜きでございますが、(1)水道事業収益のうち、給水収益は3億1,777万円余、16.9%の増であり、水道事業収益全体として3億6,377万円余、15.9%の増となっております。
(2)水道事業費用は施設の維持管理は継続して行っておりますが、前年度に比べ退職給付費等の人件費の減少等により5,772万円余、2.3%の減となっております。
(3)この結果、当年度は1億9,817万円余の純利益となっております。
次に、4、資本的収支、これは税込みでございますが、(1)収入は加入金で579万円余の減となりましたが、企業債及び負担金などで3億2,244万円余の増となり、前年度と比べ196%増の4億7,822万円余となっております。
(2)支出は建設改良費及び投資で1億1,609万円余の増となりましたが、企業債償還金が287万円余の減となり、昨年度と比べ10.6%増の11億7,983万円余となっております。
次に、企業債残高でございますが、44億509万円余となっております。
以上、概要でございます。なお、詳細につきましては企画総務課長より説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。
255: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
企画総務課の森でございます。
それでは、議案第85号 平成29年度桑名市水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。
平成29年度桑名市水道事業会計決算書、決算書類の1、2ページをごらんください。よろしいでしょうか。1、2ページでございます。
1、平成29年度桑名市水道事業決算報告書でございますが、この報告書は消費税を含んだ額となっております。
1、収益的収入及び支出のうち収入の表、上段でございます。第1款、水道事業収益の決算額は28億3,782万9,377円で、うち第1款、営業収益23億9,300万6,493円の主なものは水道料金で、営業収益のおよそ99%を占めております。
第2項、営業外収益3億8,860万3,066円の主なものは、長期前受金戻入で3億2,102万円余、第3項、特別利益5,621万9,818円の主なものは固定資産売却益で5,347万円余となっております。
次に、支出の表、下段でございます。第1款、水道事業費用の決算額は25億9,304万7,531円で、うち第1款、営業費用24億6,779万830円の主なものは減価償却費8億6,681万円余のほか、受水費や動力費などでございます。
第2項、営業外費用1億2,316万2,043円の主なものは、企業債利息や消費税及び地方消費税などでございます。
第3項、特別損失209万4,658円の主なものは過年度損益修正損で、漏水による水道料金の減免や賦課誤謬のほか、給水工事手数料に係る消費税相当分の過年度分の還付金などでございます。
次に、3、4ページをごらんください。
2、資本的収入及び支出のうち収入の表、上段でございます。第1款、資本的収入の決算額4億7,822万4,967円のうち、第1項、企業債3億1,790万円は建設改良のための起債でございます。
第2項、負担金7,749万7,480円の内訳は、配水管布設替工事負担金や駅西土地区画整理事業に伴う工事負担金、消火栓設置に伴う他会計負担金などでございます。
第3項、加入金7,940万3,760円は、給水装置の新設及び増径工事に伴う加入金、第4項、固定資産売却収入342万3,727円は、土地の売却により固定資産台帳の帳簿価格相当分を計上しております。
次に、支出の表、下段をごらんください。
第1款、資本的支出の決算額11億7,983万6,101円のうち、第1項、建設改良費7億7,684万1,143円の主なものは、桑名市上野地区ほか桑名施設遠方監視制御設備更新工事、翌年度繰越額6億196万7,680円の主なものは、配水管及び送・導水管の布設替工事や電気設備更新工事のほか建設改良工事でございます。
第2項、企業債償還金3億299万4,958円は起債の償還金、第3項、投資1億円は下水道会計への貸付金でございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億161万1,134円につきましては、欄外注釈のとおり補填しております。
次に、5、6ページをごらんください。
2、平成29年度桑名市水道事業損益計算書でございますが、この損益計算書及び後ほど御説明申し上げます10、11ページの貸借対照表につきましては消費税抜きとなっております。
それでは、5ページ、1、営業収益と2、営業費用の差し引きである営業収支は1億4,978万248円の営業損失、赤字計上となっております。
営業収支に3、営業外収益と6ページの4、営業外費用を含めた経常収支では1億4,398万3,223円の経常利益、黒字計上となっております。
さらに、5、特別利益、6、特別損失を含めた事業収支では1億9,817万1,202円の純利益となりましたことから、前年度繰越欠損金2億5,357万6,175円を差し引き、5,540万4,973円を当年度未処理欠損金として翌年度に繰り越しております。
続きまして、7、8ページをごらんください。
平成29年度桑名市水道事業剰余金計算書でございますが、資本金につきましては前年度から変動なく当年度末残高83億4,638万7,285円となっております。
資本剰余金の受贈財産評価額と工事負担金との合計4億3,842万9,575円は、土地などが非償却財産分であり、当該資産が処分または滅失のときまで残存いたします。
利益剰余金は損益計算書のところで申し上げましたとおり、当年度未処理欠損金が発生したことから建設改良積立金と未処理欠損金を合わせた4億4,959万5,027円となっております。
次に、9ページ、4、平成29年度桑名市水道事業欠損金処理計算書でございますが、平成29年度の未処理欠損金5,540万4,973円は繰越欠損金として次年度へ繰り越しいたします。
続きまして、10ページ、5、平成29年度桑名市水道事業貸借対照表でございますが、資産の部のうち、1、固定資産、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産、(3)投資を合わせた固定資産合計は190億100万9,271円となっております。
次に、2、流動資産の(1)現金預金、(2)未収金、(3)貯蔵品、(4)前払金を合わせた流動資産合計は21億2,747万2,150円でございます。このうち、(2)未収金3億3,152万2,918円の主なものは給水収益でございます。
その下の貸倒引当金1,479万6,384円は、水道料金未収金の将来の貸し倒れに備え計上し、差し引き未収金合計は3億1,672万6,534円となっております。
以上、資産合計は211億2,848万1,421円であり、昨年度と比較し1億9,915万円余の増となっております。
次に、11ページをごらんください。
負債の部、3、固定負債は(1)企業債、(2)引当金を合わせた42億7,585万8,208円となっております。
次の4、流動負債の(1)企業債、(2)未払金、(3)未払費用、(4)預り金、(5)引当金を合わせた流動負債合計は11億322万3,972円となっております。
次の5、繰延収益の(1)長期前受金、(2)収益化累計額を合わせた繰延収益合計は65億1,498万7,354円となっております。
以上、負債合計は118億9,406万9,534円で、昨年度と比較し98万円余の増となっております。
次に、資本の部、6、資本金は昨年度と同額の83億4,638万7,285円、7、剰余金の(1)資本剰余金、(2)利益剰余金を合わせた剰余金合計は8億8,002万4,602円で、資本合計は92億3,441万1,887円となっております。
12、13ページは会計処理に係る重要事項についての注記表でございます。
14ページ以降は決算の附属書類でございますが、この中で21ページ、3、業務、(1)業務量をごらんいただきたいと思います。
(ク)有収水量は、水需要の減少により7万9,422立方メートルの減となっておりますが、有収率は0.52%増の85.16%となっております。
以上、平成29年度水道事業会計決算の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
256: 分科会長(佐藤 肇)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
257:
分科会委員(石田正子)
今、有収水量、有収率を言ってもらったんですけど、もう一回教えてください。ちょっとメモできなかったので。
258: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
有収率は85.16%でございます。
259:
分科会委員(石田正子)
多度と長島と桑名とそれぞれ有収率は違うんでしょうか。ちょっと状況を教えてください。
260: 工務課主幹(計画・管理担当)(西田勝彦)
桑名、多度、長島地区それぞれ有収率は違います。今回、桑名地区で1.24ポイント有収率が上昇しまして、多度地区は若干、5.75%ほど有収率が落ちていると。長島はほとんど変わらないという状況でございます。
261: 分科会長(佐藤 肇)
そんな表現せんと、ちゃんとパーセンテージを答えてくれたほうがいいが。
262: 工務課主幹(計画・管理担当)(西田勝彦)
パーセンテージとしましては、桑名地区が84.54%、多度地区が79.25%、長島地区が93.92%となっております。以上です。
263:
分科会委員(石田正子)
各3地区の有収率の数値の差があるというのは、何か要因するものはありますか。
264: 工務課主幹(計画・管理担当)(西田勝彦)
有収率の大きな違いと申しますのは漏水、管からの水漏れというのが一番大きな要因かと思います。
265: 上下水道部長(松田幸寿)
上下水道部長の松田でございます。
やはり桑名地区、旧桑名に当たりましては歴史がございまして、古くは諸戸水道からのというところを見ますと、今、100年以上の歴史のある老朽化というのが大きなポイントになってくるかなというふうに感じてございまして、管の材質にもよるんですが、長島のエリアについては比較的新しいのかなというところで有収率が非常に高いというふうに出ておると我々のほうは認識してございます。
やはり旧桑名の老朽化した歴史のあるところというのは漏水が高くなっておるという状況でございまして、多度につきましても、やはり部分的に有収率が低くなっておるところもあるんですが、そこは漏水調査等も含めて改善に向けた努力を毎年行っておるという状況でございますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。以上でございます。
266:
分科会委員(石田正子)
漏水管が多いというか、それが原因ということですけど、比較的100%に近い長島町はそういう意味では管が新しいということになるんですかね。そうなると、水を漏らさないというか、ということは会計上にも結構波及する話というか、こぼしてしまっている話になると思うんですけど、そういう意味では、漏らさないで漏れなく使っていくようにするのが本来かなと思うんですけど、そういう意味では、やっぱり老朽化を何とかしなきゃいけないというのが課題としてあるということなのでしょうか。確認です。
267: 上下水道部長(松田幸寿)
石田委員申されますように、やはり漏水を少しでも減らすというのは収益につながってきますので、そこは我々も全力で上下水道を挙げて取り組んでございまして、今、老朽管の布設替えとあわせて、やはり耐震というのも非常に大切な要素でございますので、耐震化も含めた布設替えというのも進めておるわけなんですが、やはり布設替えだけでも漏水というのはおさまっていきませんので、そこに専門家の知識も踏まえた漏水調査というのもあわせて取り組んで、今もやっておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。以上でございます。
268: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、本件に対して賛成または反対の意見表明等を行っていただきます。
それでは、今度は逆に回して、南澤委員のほうからお願いいたします。
269:
分科会委員(南澤幸美)
特にありません。賛成です。
270:
分科会委員(伊藤真人)
同じく賛成いたします。
271:
分科会委員(辻内裕也)
特に意見の表明はありません。賛成いたします。
272:
分科会委員(大森 啓)
特にありません。賛成いたします。
273:
分科会委員(石田正子)
問題、いろいろ解決しなきゃいけないことを抱えていると思います。ただ、水道料金の値上げになったという年でもありましたので、決算については反対です。
274: 副分科会長(冨田 薫)
副分科会長です。
賛成です。
275: 分科会長(佐藤 肇)
それでは、以上で全員の意見表明が終了しました。本分科会の意見集約の結果として、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告させていただきます。
───────────────────────────────────────
○議案第86号
276: 分科会長(佐藤 肇)
次に、議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。
当局より説明を求めます。
277: 上下水道部長(松田幸寿)
上下水道部長の松田でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計決算につきまして、先ほどの水道と同じく、お手元にお配りしております決算の概要書に基づき御説明をさせていただきます。よろしくお願いします。よろしいでしょうか。
1、総括でございますが、平成29年度は桑名市公共下水道汚水管渠の建設工事委託(第1期)に関する協定を締結し、未普及地域の解消に向けた取り組みを進めたところでございます。また、平成27年度に策定いたしました桑名市上下水道事業経営戦略(平成27年度から2024年度の10年間)に基づき、平成29年7月1日に下水道使用料の改定を行い、経営基盤の強化を図っております。
次に、2、業務量でございますが、有収水量は0.5%向上し、5万1,090立方メートル増の約1,080万立方メートルとなっております。人口普及率は0.4ポイント増加し75.6%となり、水洗化人口は前年度より375人増の10万3,579人となっております。
次に、3、収益的収支で税抜きでございますが、(1)下水道事業収益は他会計補助金が大きく減少したことから、全体といたしまして1億4,135万円余、2.8%の減となっておりますが、下水道使用料は前年度と比較し2億5,815万円余、14.7%の増となっております。
(2)下水道事業費用は雨水ポンプ場費、総係費などが増加しましたが、資産減耗費、支払利息及び企業債取扱諸費などが減少したため、前年度に比べ3,959万円余、0.8%の減となっております。
3、この結果、当年度は1億6,353万円余の純利益となっております。
次の4、資本的収支は税込みでございます。(1)収入は他会計補助金などが増加したため、前年度と比べ12.5%増の22億3,889万円余となっております。
(2)支出は企業債償還金が1,299万円余の増となりましたが、建設改良費などが2,119万円余の減となり、昨年度と比べ0.3%減の31億7,133万円余となっております。
5、企業債残高は305億4,405万円余でございます。
以上、概要でございます。なお、詳細につきましては企画総務課長より説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
278: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
企画総務課の森でございます。
それでは、議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。
平成29年度桑名市下水道事業会計決算書、決算書類の39、40ページをごらんください。
1、平成29年度桑名市下水道事業決算報告書でございますが、この報告書は消費税込みとなっております。
それでは、1、収益的収入及び支出のうち収入の表、上段をごらんください。
第1款、下水道事業収益の決算額は51億1万2,196円でございます。
第1項、営業収益29億8,243万214円の主なものは、下水道使用料及び他会計負担金で、この他会計負担金とは雨水処理経費に係る一般会計からの繰入金でございます。
第2項、営業外収益21億1,758万1,982円の主なものは、長期前受金戻入及び他会計補助金で、この補助金は汚水処理経費に係る一般会計からの繰入金でございます。
次に、支出の表、下段でございますが、第1款、下水道事業費用の決算額は49億4,483万3,539円となっております。
第1項、営業費用42億3,402万6,018円の主なものは、減価償却費、流域下水道の負担金でございます。
第2項、営業外費用7億670万6,787円の主なものは、企業債利息でございます。
第3項、特別損失410万734円の主なものは、下水道使用料の漏水減免や生活保護減免に伴う過年度還付金のほか、長期前受金収益化額の修正でございます。
次に、41、42ページをごらんください。
2、資本的収入及び支出のうち収入の表、上段でございます。
第1款、資本的収入の決算額22億3,889万6,435円のうち、第1項、企業債9億7,790万円は、建設改良等のための起債でございます。
第2項、他会計借入金1億円は、下水道普及拡大に伴い資金不足を補うため、水道事業会計から借り入れをしております。
第3項、他会計負担金4,342万7,931円は、雨水処理に係る一般会計繰入金、第4項、他会計補助金8億4,730万7,427円は汚水処理に係る一般会計繰入金等でございます。
第5項、国庫補助金2億4,269万6,537円は補助事業に係る国庫補助、第6項、負担金2,756万4,540円は受益者負担金及び工事負担金でございます。
次に、支出の表、下段でございますが、第1款、資本的支出の決算額31億7,133万147円のうち、第1款、建設改良費は7億6,266万6,490円、翌年度繰越額は汚水管路布設工事等で4億5,924万円余となっております。
第2項、企業債償還金は起債の元利償還額24億866万3,657円で、資本的収入額が資本的支出額に不足する額9億3,243万3,712円は欄外注釈のとおり補填しております。
次に、43、44ページをごらんください。
2、平成29年度桑名市下水道事業損益計算書でございますが、この損益計算書及び後の48、49ページの貸借対照表は税抜きとなっております。
43ページでございます。
1、営業収益と2、営業費用の差し引きであります営業収支は13億2,505万6,738円の営業損失、赤字計上となっております。
営業収支に3、営業外収益と4、営業外費用を含めた経常収支は1億6,752万3,462円の経常利益、黒字計上となっております。
5、特別損失を含めた事業収益では1億6,353万5,964円の純利益となり、その他未処分利益剰余金変動額2億6,529万3,894円と合わせた4億2,882万9,858円が当年度未処分利益剰余金でございます。
次に、45、46ページをごらんください。
3、平成29年度桑名市下水道事業剰余金計算書中、資本金につきましては前年度減債積立金2億6,891万5,160円を取り崩し、資本金へ組み入れたため、当年度末残高は36億8,100万6,814円となっております。
資本剰余金は受贈財産評価額、他会計負担金、工事負担金、その他資本剰余金の合計7億6,754万3,132円で、土地など非償却財産分であることから、当該資産が処分または滅失のときまで残存いたします。
利益剰余金につきましては、減債積立金2億6,529万3,894円を取り崩し、先ほど損益計算書のところで申し上げましたように純利益1億6,353万5,964円が発生しておりますことから、利益剰余金合計は4億2,882万9,858円となっております。
次に、47ページをごらんください。
4、平成29年度桑名市下水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。平成29年度の未処分利益剰余金につきましては、減債積立金2億6,529万3,894円を取り崩しましたことから、議会の議決による処分として資本金への組み入れを行い、当年度純利益1億6,353万5,964円を、欄外注釈にございますように地方公営企業法第32条の規定に基づく、桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例第6条の規定により減債積立金に積み立てるものといたします。
次に、48ページをごらんください。
5、平成29年度桑名市下水道事業貸借対照表でございます。
資産の部、1、固定資産、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産、(3)投資を合わせた固定資産合計は843億6,311万4,537円となっております。
次に、2、流動資産の(1)現金預金、(2)未収金、(3)前払金を合わせた流動資産合計は15億1,519万9,626円で、このうち、(2)未収金3億4,363万4,888円の主なものは下水道使用料でございます。
その下の下水道使用料未収金等の将来の貸し倒れに備えて計上した貸倒引当金2,670万5,558円を差し引いた未収金合計は3億1,692万9,330円となっております。
以上、資産合計は858億7,831万4,163円で、昨年度と比較し16億2,378万円余の減少となっております。
次に、49ページをごらんください。
負債の部、3、固定負債の(1)企業債、(2)他会計借入金、(3)引当金を合わせた固定負債合計は284億513万8,239円でございます。
次の4、流動負債の(1)企業債、(2)未払金、(3)未払費用、(4)預り金、(5)前受金、(6)引当金を合わせた流動負債合計は33億5,140万4,255円でございます。
次に、5、繰延収益の(1)長期前受金、(2)収益化累計額を合わせた繰延収益合計は492億4,439万1,865円でございます。
以上、負債合計は810億93万4,359円で、昨年度と比較し17億8,732万円余の減となっております。
次に、資本の部でございます。
6、資本金は36億8,100万6,814円、7、剰余金は(1)資本剰余金と(2)利益剰余金を合わせた剰余金合計11億9,637万2,990円で、資本合計は48億7,737万9,804円となっております。
次の50から51ページは会計処理に係ります注記でございます。
52ページからは決算附属書類でございますが、このうち、60ページをごらんください。
5、その他でございます。(1)負担金の使途についてでございますが、下水道事業会計につきまして特定収入割合が5%を超えたため、消費税法施行令第75条により使途の特定について明記しております。
以上、平成29年度下水道事業会計決算の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
279: 分科会長(佐藤 肇)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はございませんか。
280:
分科会委員(石田正子)
石田です。
本会計も料金値上げになっていたと思います。その辺では市民負担がふえたと思うんですけれども、低所得者向けの軽減策も講じてはいただいたというふうに承知はしております。その辺で引き上げによって、会計上どの程度カバーできたことになったのか、したのかというのをちょっと確認させてください。
281: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
どの程度カバーということではないんですけれども、平成29年度で純利益が1億6,300万円ほどとなっております。以上でございます。
282:
分科会委員(石田正子)
この点では赤字にはなっていないので、その分、余白がふえたということでしょうけれども、市民負担の軽減というところにはつながらないんでしょうか。費用を抑えるというか、その点の考慮ができるのかどうか。
283: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
1年の単年度の収支については増となっておりますが、やはり建設改良とかで起債を借りた今後の起債の償還とかを考えますと余裕はないというか、その辺に充てなければいけないということもありますので、下水道料金を減免するというところには当たりませんので、申しわけないですが、御理解いただきたいと思います。
284:
分科会委員(大森 啓)
41ページの収入の部の第2項、他会計借入金なんですけれども、これは平成29年度に限って発生したものなのか、それともずっと歴年発生してきているものなのか教えてください。
285: 上下水道部次長兼企画総務課長(森 浩木)
平成28年度と平成29年度でとりあえず1億円ずつ借り入れたということになっております。平成30年度につきましては未定ということですので、よろしくお願いいたします。
286:
分科会委員(大森 啓)
概要を拝見させていただきまして、普及率なんですけれども、75.6%ということで、これが高いのか低いのか。まずそれを教えてください。
287: 上下水道部長(松田幸寿)
高いのかと言われますと高くはないのかなというふうに思ってございまして、今現在、今後10年、平成で申しますと平成38年度になるわけなんですが、10年間で90%を目標にしようということで計画を立ててございまして、今、その取り組みで工事に着手したという時点でございます。
やはり我々も経営基盤をしっかりしていくという中では普及率は90%は必要かなというふうに考えておりまして、高いというイメージではないんですが、90%に向けた取り組みを進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。以上でございます。
288:
分科会委員(大森 啓)
私も議員になる前は宅内配管の仕事をしていまして、下水道の。だから、やらない事情というのもわかるんですよ。後回しになっていくという事情もわかるんですけれども、その辺については具体的にこういう事情があるから普及しにくいみたいなものはつかんでおみえですか。
289: 上下水道部長(松田幸寿)
上下水道部の松田でございます。
大森委員の申されるのは、下水道が完備しても接続をしないという方がみえるのではないかという御質問かなというふうに思ってございまして、やはり我々も普及啓発というのには取り組んでおりまして、年間800戸ぐらいを戸別訪問という形でいろいろ説明をしながら御理解をいただくというところを進めてございます。
しかしながら、やはり高齢の方のおうちでございますと接続にやや気が向かないという方も見えるのかなというのはちょっと思っておるんですが、そこは粘り強く接続に向けて取り組んでございまして、下水道は本管が通ったから下水道が終わったんだということではなくて、下水道の管ができた暁には一日も早く接続をしてくださいということを、工事にかかるときにも工事説明会を通じて市民啓発に取り組んでおるという状況でございます。以上でございます。
290: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。ほかにございませんか。
291:
分科会委員(石田正子)
さっき農集のところでも出てきたんですけど、公共下水道のほうに農集をつなげれば一軒一軒つなぐよりは一気に行く部分があるかと思うんですけど、そういう意味でいくと農集の接続が進めばこの普及率というのがぽんぽんと上がる形になりますか。何年化計画というか、農集もつないでいこうという計画も言われていたんですけど、そうすると大きくここと接続できれば普及率はもう少し早く上がるのかなと思うんですけど、その辺のお考えはどうですか。
292: 上下水道部長(松田幸寿)
上下水道部の松田でございます。
農集そのものはもう使用料をいただいてございまして、普及率が高まるかというと、それは、今既に下水道を整備したというエリアでございまして、やはりまだ未整備地域を拡大していくというのがここ10年間の取り組みかなと思っております。
農集を取り込むことによって全体の人口での割合というのはさほど変わってこないのかなとは思っておりますもので、やはり未整備地域の拡大というのを今取り組んでおるという状況でございますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。
293: 分科会長(佐藤 肇)
よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、本件に対して賛成または反対の意見表明等を行っていただきます。
それでは、今度は反対、石田委員、よろしく。
294:
分科会委員(石田正子)
石田です。
下水道会計については料金の値上げがあったということで、市民負担がふえたということですので、反対です。
295:
分科会委員(大森 啓)
特にありません。賛成です。
296:
分科会委員(辻内裕也)
特にありません。賛成いたします。
297:
分科会委員(伊藤真人)
特にございません。賛成です。
298:
分科会委員(南澤幸美)
特にございません。賛成です。
299: 副分科会長(冨田 薫)
賛成です。
300: 分科会長(佐藤 肇)
以上で全員の意見表明は終了しました。
本分科会の意見集約の結果として、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告させていただきます。
これで本分科会の審査案件は全て終了しました。
───────────────────────────────────────
○分科会審査報告書及び分科会長報告について
301: 分科会長(佐藤 肇)
最後に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告につきましてはいかが取り計らわせていただきましょうか。
(「正・副分科会長一任」)
わかりました。正・副分科会長一任とのお声がありましたので、そのように決定させていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、正・副分科会長に一任を願います。
以上で予算特別委員会・都市経済分科会を閉会いたします。
午後3時36分 閉会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
分 科 会 長 佐 藤 肇
副分科会長 冨 田 薫
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...