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  1. 桑名市議会 2004-09-21
    平成16年環境福祉常任委員会 本文 開催日:2004-09-21


    取得元: 桑名市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2004-09-21: 平成16年環境福祉常任委員会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 145 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  委員長児玉悦子選択 2 :  委員長児玉悦子選択 3 :  委員長児玉悦子選択 4 :  委員長児玉悦子選択 5 :  委員長児玉悦子選択 6 :  委員長児玉悦子選択 7 :  委員長児玉悦子選択 8 :  市民部長伊藤敏也選択 9 :  環境安全課長太田耕史選択 10 :  市民課長(野呂 尚) 選択 11 :  環境安全課長太田耕史選択 12 :  委員長児玉悦子選択 13 :  委員長児玉悦子選択 14 :  環境部長太田康雄選択 15 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 16 :  委員長児玉悦子選択 17 :  委員小川満美選択 18 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 19 :  委員長児玉悦子選択 20 :  委員小川満美選択 21 :  市民課市民活動支援室長大竹義信選択 22 :  委員小川満美選択 23 :  市民課市民活動支援室長大竹義信選択 24 :  委員小川満美選択 25 :  委員長児玉悦子選択 26 :  市民課市民活動支援室長大竹義信選択 27 :  委員長児玉悦子選択 28 :  委員(吉良勇蔵) 選択 29 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 30 :  委員長児玉悦子選択 31 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 32 :  環境安全課長太田耕史選択 33 :  委員長児玉悦子選択 34 :  委員(伊藤真人) 選択 35 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 36 :  委員長児玉悦子選択 37 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 38 :  委員長児玉悦子選択 39 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 40 :  委員長児玉悦子選択 41 :  委員(伊藤惠一) 選択 42 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 43 :  委員長児玉悦子選択 44 :  委員(伊藤惠一) 選択 45 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 46 :  委員長児玉悦子選択 47 :  委員(伊藤真人) 選択 48 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 49 :  委員(伊藤真人) 選択 50 :  廃棄物対策課長近藤茂広選択 51 :  委員(伊藤真人) 選択 52 :  委員長児玉悦子選択 53 :  環境安全課主幹(山下安生) 選択 54 :  委員長児玉悦子選択 55 :  委員長児玉悦子選択 56 :  委員長児玉悦子選択 57 :  保健福祉部長(水野顕明) 選択 58 :  福祉総務課長(萩原文洋) 選択 59 :  介護・高齢福祉課長(水谷昭秋) 選択 60 :  委員長児玉悦子選択 61 :  委員長児玉悦子選択 62 :  介護・高齢福祉課長(水谷昭秋) 選択 63 :  委員長児玉悦子選択 64 :  委員長児玉悦子選択 65 :  保健福祉部長(水野顕明) 選択 66 :  福祉総務課健康推進室室長(近藤隆男) 選択 67 :  委員長児玉悦子選択 68 :  委員(伊藤真人) 選択 69 :  福祉総務課健康推進室室長(近藤隆男) 選択 70 :  委員(伊藤真人) 選択 71 :  委員長児玉悦子選択 72 :  福祉総務課健康推進室室長(近藤隆男) 選択 73 :  委員長児玉悦子選択 74 :  委員長児玉悦子選択 75 :  介護・高齢福祉課長(水谷昭秋) 選択 76 :  委員長児玉悦子選択 77 :  委員小川満美選択 78 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 79 :  委員小川満美選択 80 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 81 :  委員長児玉悦子選択 82 :  委員(伊藤惠一) 選択 83 :  委員長児玉悦子選択 84 :  介護・高齢福祉課長(水谷昭秋) 選択 85 :  委員長児玉悦子選択 86 :  委員(伊藤惠一) 選択 87 :  介護・高齢福祉課長(水谷昭秋) 選択 88 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 89 :  委員(伊藤惠一) 選択 90 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 91 :  委員(伊藤惠一) 選択 92 :  福祉総務課長(萩原文洋) 選択 93 :  委員長児玉悦子選択 94 :  委員(伊藤惠一) 選択 95 :  委員長児玉悦子選択 96 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 97 :  委員(伊藤惠一) 選択 98 :  委員長児玉悦子選択 99 :  保健福祉部長(水野顕明) 選択 100 :  委員長児玉悦子選択 101 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 102 :  委員長児玉悦子選択 103 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 104 :  委員長児玉悦子選択 105 :  委員長児玉悦子選択 106 :  委員長児玉悦子選択 107 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 108 :  市民病院事務次長(松井幸輝) 選択 109 :  委員長児玉悦子選択 110 :  委員小川満美選択 111 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 112 :  委員小川満美選択 113 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 114 :  委員(吉良勇蔵) 選択 115 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 116 :  委員(吉良勇蔵) 選択 117 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 118 :  委員(吉良勇蔵) 選択 119 :  委員(加藤正一) 選択 120 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 121 :  委員長児玉悦子選択 122 :  委員(伊藤惠一) 選択 123 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 124 :  委員長児玉悦子選択 125 :  委員(伊藤惠一) 選択 126 :  委員長児玉悦子選択 127 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 128 :  委員長児玉悦子選択 129 :  市民病院事務長(岡本武彦) 選択 130 :  委員長児玉悦子選択 131 :  委員(加藤正一) 選択 132 :  委員長児玉悦子選択 133 :  委員(加藤正一) 選択 134 :  市民病院事務次長(松井幸輝) 選択 135 :  委員(加藤正一) 選択 136 :  市民病院事務次長(松井幸輝) 選択 137 :  委員長児玉悦子選択 138 :  委員長児玉悦子選択 139 :  保健福祉部次長(岸 覚永) 選択 140 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 141 :  委員長児玉悦子選択 142 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 143 :  委員長児玉悦子選択 144 :  児童・障害福祉課長(内田省己) 選択 145 :  委員長児玉悦子) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前9時56分 開会  ○開会宣言 委員長児玉悦子)  おはようございます。ただいまから環境福祉常任委員会を開会いたします。  当委員会に付託されました事件の審査を行います。    ───────────────────────────────────────  ○委員会記録の署名委員 2: 委員長児玉悦子)  委員会記録署名委員は、申し合わせにより正副委員長が行うことになっておりますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○付託議案の宣言 3: 委員長児玉悦子)  当委員会に付託されました事件の審査を行います。付託されました議案は、議案第75号 平成16年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算中、所管部門を初めとする関係6議案であります。    ───────────────────────────────────────  ○現地視察について 4: 委員長児玉悦子)  これより審査に入る前に、あらかじめ1点御了承いただきたいんですけれども、慣例によりますと、議案に関する現地視察を行っておりますけれども、今回当委員会に付託されました議案の中では、特段現地視察を必要とするものがないように思われますので省略させていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  じゃ、異議がございませんので、そのようにさせていただきます。    ───────────────────────────────────────
     ○審査順序 5: 委員長児玉悦子)  審査の順序につきましては、市民部と環境部、保健福祉部、市民病院の順番で行うことで御了承願います。  それでは、引き続きまして市民部と環境部の審査に入りたいと思いますので、そのほかの理事者の方は自席にて待機していただくようにお願いいたします。    ─────────────────────────────────────── 6: 委員長児玉悦子)  環境福祉常任委員会を再開いたします。  当委員会に付託されました事件の審査を行います。    ───────────────────────────────────────  ○議案第75号 7: 委員長児玉悦子)  議案第75号 平成16度桑名市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算中、市民部、環境部に係る所管部門を議題といたします。  当局より説明を求めます。 8: 市民部長伊藤敏也)  議案第75号 平成16年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算中、所管部門、市民部及び環境部につきまして、所管課長から説明をいたしますのでよろしくお願いいたします。 9: 環境安全課長太田耕史)  それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書、平成16年度一般会計補正予算(第2号)についてでありますが、まず歳出の部分の16から17ページをお開きください。  款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費の説明、17ページの20でありますが、昨年度の桑名市民の生活安全の推進に関する条例の施行とか多発する犯罪情勢に対応するため、各自治会からの防犯灯の設置申請が急増いたしました結果の補助金の補正であります。1万7,000円の上限の100棟分であります。以上であります。 10: 市民課長(野呂 尚)  続きまして、18ページ、19ページをお開きください。下から二つ目でございますけども、款2.総務費、項3.戸籍住民基本台帳費、目1.戸籍住民基本台帳費、説明11.合併移行経費の印鑑登録事務費105万円について御説明申し上げます。  12月6日に新桑名市の誕生となり、1市2町の合併後に必要となります転入者の印鑑登録及び現在の市民の方々の新規登録や改印、また多度町、長島町2町の住民の方々の手帳から新カードに切りかえとなります桑名市市民カードを2万枚購入するものであります。ちなみにカードの活用は、印鑑登録と4けたの暗証番号を登録することで、印鑑証明書、住民票と記載事項証明書が自動交付機で交付されます。以上、よろしくお願いします。 11: 環境安全課長太田耕史)  引き続きまして、20、21ページをお願いいたします。  13番の委託料でございますが、合併に伴う新市に移行するために、交通災害共済事業の、主に加入申し込みの印刷、並びに若干のプログラム修正の委託経費であります。以上であります。 12: 委員長児玉悦子)  これでいいですね。ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  別にないようですので、では、質疑終結いたします。  本案につきましては、保健福祉部所管の案件の審査終了後に採決いたしますので、よろしくお願いいたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第85号 13: 委員長児玉悦子)  次に、議案第85号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の脱退及び加入並びに規約の変更に関する協議についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 14: 環境部長太田康雄)  議案第85号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の脱退及び加入並びに規約の変更に関する協議について、担当課長より御説明申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。 15: 廃棄物対策課長近藤茂広)  議案第85号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の脱退及び加入並びに規約の変更に関する協議について御説明を申し上げます。  ページが振ってございませんので申しわけございませんけれども、条例の後、2枚めくっていただきますと、議案第85号というのが出てくると思いますけれども、よろしいでしょうか。  この規約変更につきましては、桑名市、桑名郡多度町及び長島町の合併に伴い、組合を組織する市・町に変更が生ずるため、桑名市、桑名郡多度町及び長島町の組合からの脱退及び桑名市の加入並びに組合の規約変更を協議の上、これを定めることについて議会の議決が必要でありますため、今議会へ上程をさせていただいております。内容につきましては、関係条文対照表に基づきまして御説明をさせていただきますので、2枚ほどめくっていただけますでしょうか。そちらの方に、関係条文対照表があります。これに基づきまして御説明をさせていただきます。  主な規約の変更の内容につきましては、まず2条関係で、桑名郡多度町、長島町、木曽岬町、この部分が、桑名郡、木曽岬町ということになります。  それと、第5条関係で、桑名市組合議会の議員の定数でございますけれども、桑名市6人となっておりますものが、桑名市8人になります。  それとあと12条関係で、執行機関の組織、その中に管理者及び副管理者6人というぐあいになっておりますけれども、この内容につきまして、6人が4人ということになります。改正の主な内容につきましては以上でございます。 16: 委員長児玉悦子)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 17: 委員小川満美)  済みません。5条のところで、組合の議会の議員の定数なんですけれど、これ、単に桑名市が6人で多度と長島が1人ずつが8人だったのをそのまま使っているようなんですけれど、人口配分とかそういうことで見直さなくてよろしいんでしょうか。 18: 廃棄物対策課長近藤茂広)  議員の定数につきましては、現在のところ、桑名市と構成する自治体、これで桑名広域を中心に協議をしまして、議員定数が合併特例によりまして、前の多度町、長島町、それから桑名市ということで、議員の数がトータルされるということでしたので、当分の間は、組合についてもそのまま町の議員さんを移行しようという考え方でございます。この数字につきましては、改めまして桑名市の定数が変わるころにもう一遍見直すということは聞いております。以上でございます。 19: 委員長児玉悦子)  ありがとうございます。よろしいですか、小川委員。  ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  別にないようですので、質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第85号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の脱退及び加入並びに規約の変更に関する協議についてについては、原案のとおり決することに御異議ありませんでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしということで、原案のとおり決しました。  以上で、市民部及び環境部に係る議案の審査は終了いたしました。  それでは、市民部、環境部の所管事務に関する質問がありましたら、お願いいたします。 20: 委員小川満美)  市民活動支援センターの設置についてなんですけれど、その後の進捗状況とかはどうなっているんでしょうか。早急にと言ってみえましたので。 21: 市民課市民活動支援室長大竹義信)  先生の方から6月に、市民活動支援センターをいつつくるんだということを御質問いただいておるんですが、12月6日に合併を控えておりまして、そのときも部長の方から答弁申し上げているとおり、多度町、長島町において庁舎があいてきますので、それを十分見きわめた中での市民活動支援センターの設立というふうに迎えたいというふうに思っています。 22: 委員小川満美)  庁舎のあきを見るというお答えなんですけれど、市民活動という性格上、庁舎の中というよりは外にあった方が市民にとっても利用がしやすいと思うんですけれど、そういう庁舎以外でのあきを探すとか、そういうことはしないんでしょうか。例えば中心市街地で空き店舗を活用して市民活動支援センターにしているというところもありますけど、そういったお考えはないんでしょうか。 23: 市民課市民活動支援室長大竹義信)  今のところやっておりません。NPOとこう言われると、うちの方、もう一つ桑名市自治会連合会という組織があります。これの統合も今後ちょっと12月の合併に向けて今検討中なんですが、これと抱き合わせの中で、なぜNPOだけを支援するんだという意見も出てまいりますので、一体で整備していきたいなと。今、町中についてほかにもあるんじゃないかという御意見もあるんですが、それも合併を踏まえて検討してまいりたいと。場所の関係もありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 24: 委員小川満美)  場所の設置の前から市民も含めて話し合っていくべきだと思うんです。大体でき上がってから市民の人に入ってもらって、じゃ、市民活動支援センターをどうやっていくんだと話し合うよりは、ゼロからともにスタートしていくことが協働だと思うんですけれど、なぜそれをしないんでしょうか。 25: 委員長児玉悦子)  いいですか、どなたか。 26: 市民課市民活動支援室長大竹義信)  今、委員の御意見もよくわかるんですが、特段、今現在のところ団体の方からどうするんだという御意見もいただいていませんので、何遍も申しますが、合併に向けてその必要性と需要を見きわめながら今後検討していきたいというふうに思っています。 27: 委員長児玉悦子)  いいですか。ほかに皆さん、何かありませんか。 28: 委員(吉良勇蔵)  最近の不法投棄の実態はどんなもんか、ニュースがあればお聞きしたいと思います。 29: 廃棄物対策課長近藤茂広)  現在の不法投棄の状況でございますけれども、以前と余り変わらないというのが現状です。それといいますのは、いろんな施策、最近ちょっとまた不法投棄カメラもふやしてやっておるんですけれども、そちらの方への大きな不法投棄というのはなくなってはきております。ただ、小さいのは、やはりふえておるようですね、お話を聞きますと。  それで、全体的な話として、うち、今現在、通報等でもらっておりますのが、環境監視員さん、エコポリスさんからの報告なんですけれども、前年度は76件あったものが、今現在ですと大体22件、ちょっと減っておるようですね。ただ、住民さんからの通報につきましては、これはほぼ横ばいだと思うんですけれども、去年276件ございましたものが、8月末で103件程度と……。 30: 委員長児玉悦子)  ちょっと待って、もう1回。 31: 廃棄物対策課長近藤茂広)  276件あったものが103件程度。これは市民さんからの通報なんですけれども。ですので、大体不法投棄そのものは横ばいぐらいかなと。ただ、去年まで大きなもの、こういうふうなものにつきましては、多少ちょっと減っておるようには思っております。そんなような状況なんですけど、今後につきましても、不法投棄、やっぱり見つけて、早いところ処理せんと、次から次へとふえてきますので、できるだけ早く処理できるような方法を今現在はとっております。以上でございます。 32: 環境安全課長太田耕史)  産業廃棄物の不法投棄関連に至りましては、現行のところ発覚事案はございません。ただし、匿名通報が数回ございまして、企業名は申し上げることはできませんが、二月ほど前に24時間1週間内偵をし、今後議会終了後、ある企業に対して、事業所に対して内偵を開始しようとするところでございます。  ちなみに、合併後の話でございますが、先般、私の机の方にダイレクトの電話が3件ほどございまして、多度町内における産業廃棄物らしき不法投棄があるということで通報を受けておりまして、合併をするのは目に見えておりますので、一応現場下見をした現状でございまして、その3件に関しては可能性が非常に高く私も思いますので、多度総合支局の関係所管と協力をして着手をせねばいけないものかなというふうに今現在県の方とも意見交換をしておると、こういうふうな状況でございます。  ちなみに、七和工業の例の産廃の廃棄物処理の経緯でございますが、現行水質浄化をやっておりまして、排出基準に近寄っておる数値が出ておりますので、経緯は見守っておりますが、順調よく進んでおるものと思っております。以上でございます。 33: 委員長児玉悦子)  いいですか。ほかに。 34: 委員(伊藤真人)  ちょっと今のに関連しまして、不法投棄の監視カメラというのがございますけども、現在どれほど監視カメラを設置されてみえるのか。そして、作動中の看板がございますが、作動カメラのないところにもつけてみえると思うんですが、その効果のほどはどれぐらい感触としてあるのか、教えてください。 35: 廃棄物対策課長近藤茂広)  今現在、監視カメラ自体は6台、あと、ダミーが一応3台ございます。これにつきましては、順次不法投棄の多い場所をこちらの方である程度清掃した形で置かさせてもらっております。これにつきましては防止という観点から、まずそこへふえてくる状況はございません。ですので、置けば、ある程度、そこへどんどん捨てに来るという状況はまだございませんので、これを現在、市内を転々と移動させております。ですので、ある程度そこに不法投棄がされなくなった段階で違うところへ持っていって、6台を順序よく回しながら今現在やっておりますけれども、一たんつけたところについては、改めてまたようけ捨てられたという状況は今までございませんので、捨てられる前ぐらいになったら、また同じところへ持っていかないかんのかなという考え方は持っております。  それとあと、看板だけを設置しているところというのはあるんですけども、看板だけというのは、どうしてもやっぱりちょっとね。今までも白い看板で「不法投棄等法律で罰せられます」という看板はたくさんつけておるんですけども、これにつきましては、看板があっても、ちょこちょこと看板の根元へ確かにほうっていかれる方が見えます。不法投棄の、今度はカメラの看板につきまして、黄色い看板だと多分思うんですけども、それにつきましては看板と併用しながら、看板をすることによって、たまにそこへカメラを持っていくという形で今対応していますので、カメラがあるのかないのかわからないぐらいのことでやっていきたいと思っております。  ですので、看板も利用しながら、ダミー、それから普通のカメラ、これを三者合わせて利用しながら現在やっております。以上でございます。 36: 委員長児玉悦子)  いいですか。
     ちょっと私からも追加で質問させてもらいますけど、カメラでそういう不法投棄がわかったとか、そういうのはないんですか。 37: 廃棄物対策課長近藤茂広)  不法投棄がわかったという事例は、現在のところ特定したところまではありません。これはあくまでも防止ですので、うちとしては、例えば捨てられた場合に、中身からたどっていくのを大原則にしていますので、カメラに映っているから、それが即どうのこうのという話ではございませんので、あくまでも捨てられた物から追及していくという形ですので、現在のところ、そういうふうなものが今のところまだなかなか。発見されないのがぼくたちとしてはいいことなんだなとは思っていますので、あくまでも防止という観点で利用させてもらっていますので。以上です。 38: 委員長児玉悦子)  そうしたら、カメラでちょっとでも効果があるというのだったら、もうちょっと台数をふやしたりとかということはない、そういうことは考えない。 39: 廃棄物対策課長近藤茂広)  今現在のところは、6台プラス3で、一応移動式ということですので、回してやっております。逆に言うと、もう少し精度のいいやつ、これに切りかえという方法はちょっと考えてはおるんですけれども、ただ、今の状態をふやしてということになりますと、これ、移動するんじゃなくて逆に固定しちゃうのでちょっともったいないかなと。移動させておいた方が経費的にも、確かに大変ですけども、そちらの方が現在のところはいいかと思っております。以上です。 40: 委員長児玉悦子)  ほかに皆さんの方からありません。 41: 委員(伊藤惠一)  先ほどの第85号とも関連すると思うんですけれども、桑名広域清掃事業組合、いなべ市が入ってみえるんですけど、いなべ市の中でも、多分旧員弁町の部分だけだと思うんですね。それで、今後のことだと思うんですけれども、そこら辺の、いなべ市の中でも旧員弁町だけが関係しておるというようなことで、今後どういうふうな予想を持っていらっしゃるのか、今わかる状況をお聞かせ願えればと思うんですけれども。 42: 廃棄物対策課長近藤茂広)  いなべ市の旧員弁町につきましては、一応桑名広域、こちらの所管ということになりますけれども、現在の考え方、うちが聞いている範囲内では、あくまでもやっぱりいなべ市の中の旧員弁町、この部分は桑名広域の構成という形で現在も調整中と言ったらおかしいですけども、話し合いとかいろんな会議もあるんですけども、そんな形では進められております。  今後、いなべ市全体がどうなるのかについては、うちの方ではまだちょっと調整もありませんし、お話し合い等もありませんので、これにつきましては多分広域清掃の中で話がされることになろうかと思います。以上です。 43: 委員長児玉悦子)  いいですか。 44: 委員(伊藤惠一)  いなべ市さんがどういうふうに、全体が入ってみえるということも考えられないような、また、旧員弁町さんだけですと、ひょっとしたら出ていかれるというようなことも考えられなくもないので、どういうふうなおつき合いの仕方がいいのかちょっとわかりませんけれども、そこら辺も考えておく必要もあるんじゃないかと。出ていっていただかないように、冷遇しないようにという問題もあるのかちょっとわかりませんけれども……。                   (発言する者あり)  そうなんですか、ちょっとわからないんですけど。                   (発言する者あり) 45: 廃棄物対策課長近藤茂広)  現在のいなべ市さんですね、そのうちの旧員弁町さんについては、やはり広域全体の中でいろんな処理量の問題とか、いなべ市さんの処理量の問題もございますでしょうから、その中で、また広域の場で話が出てくることと思います。今、意見としてはなかなか言いにくいところがありますので、申しわけございません。以上でございます。 46: 委員長児玉悦子)  ほかにありませんか。 47: 委員(伊藤真人)  資源ごみ回収ですけども、資源ごみの回収を自治会にお願いしてやっていただいていますけども、それをやっていない自治会があるというお話を聞いたんですが、事実でしょうか。 48: 廃棄物対策課長近藤茂広)  現在、自治会の中にやっていただけないところというのは、当初からもありますし、現在もあります。これははっきり言いますと、共同でやられているところについては、例えば3自治会が一緒になられて1カ所と、これはやっているという判断ですね。それとあと、クルクル工房ができました関係で、近所の方、やっぱり自治会でやるよりもクルクル工房へ持っていけるかなという理由でやってみえないところ。それ、やっぱりございます。  それと、あとマンション等で出入りが激しくて、なかなか管理できないという状況がありまして、置くことによってよそからどんどん置かれる。それも資源じゃなくて、ごみをほうられていくという状況がありまして、最近では、そういう自治会に対して、うちも余り無理が言えませんので、そこはたしか世帯数で30世帯ぐらいだったと思いますけども、ただ、いつも同じ方がされて、ここずっと何年かやられているそうなんです。これ何とも1人で管理ができないということもございまして、これについてはうちとお話をさせてもらって、出てきた場合はクルクル工房なりスーパーなりへ出していただくというお話をさせていただいて、中止というか、現在はやっていただけてないところもございます。そんなような状況です。マンション等で、やっぱり置き場所とかいろんな問題がありまして、狭いところについては設置できないような状況のところもございますので、できるだけやっていただくようにお話はさせていただいておるんですけれども、一部のところでやっぱり出てきております。 49: 委員(伊藤真人)  それを近隣の自治会へ持ってこられる、ルールを守らずに持ってこられるという苦情がたくさん出ているそうなんですよ。何とか行政の方から指導してもらえんかなという要望がございましたので、また考えておいて、よろしく御指導願いたいと思いますので。 50: 廃棄物対策課長近藤茂広)  それについては、一応話し合いについてはさせていただいております。はっきり言いますと、マンション等で自治会に加入していないマンションさんなんかもあるわけです。それについては、自治会に入っていただいて一緒にやっていただくと一番いいんですけども、そういう方については、自治会に入らずに、逆に自治会の置き場を利用されるというところも中にはございます。そういうふうな状況だと思います。ですので、そういうところについては、またうちの方もお話をいただければ、その地元の自治会さんと、またマンションさんとか隣同士の自治会さん、仲介というか間に入って、いろんなお話し合いはさせていただきますので、何かあればうちの方へ連絡いただければと思います。以上です。 51: 委員(伊藤真人)  ありがとうございました。 52: 委員長児玉悦子)  よろしいですか。  ほかにございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  じゃ、ちょっと私も一つ、済みません。防犯面でお聞きしたいのがあるんですけど、大山田地区、結構ずっと空き巣とか車上ねらいとかたくさんふえていて、今、自治会連合会なんかがあちこちに看板をかけたりとかというふうな形になっていますけれども、その後の状況としてはどんなふうかなということをちょっとお聞かせいただきたいと思いますが。 53: 環境安全課主幹(山下安生)  今、委員長がおっしゃられました大山田地区につきましては、6月末に連合が対策会議を持たれまして、星見を合わせて6連合が自主防犯パトロール隊などを結成されまして、現在立ち上がったところです。個々の活動につきましては、それぞれの自治会に任せてありますので、これから順次活動に取り組まれると思います。  もう一つ御紹介は、日進地区が、御承知とは思いますが、さきに防犯委員会を立ち上げられまして、34の地区ですか、36ですか、それを4班ぐらいに割られて、実際にパトロール活動をもうやられております。委員長は御存じのように衣斐先生ですもんで、積極的に自治会の班長さんなんかを動かして、ぼちぼち活発な活動をやられております。今2地区がはっきり活動を示しているところです。  それにつきまして、それぞれの自治会長さん、連合会長さんが、防犯のいろいろグッズとか、活動方法とか、地域の方が動きやすい活動方法などは、私とこのパンフレットなり、また県の指導をいただいて、予算面も市もいただきまして、県からもいただいたり、結構準備着々とやっております。以上です。 54: 委員長児玉悦子)  どうもありがとうございました。  それでは、以上で市民部、環境部の所管部門の審査を終了いたします。当局の皆さん、御苦労さまでした。  保健福祉部と入れかえのため、暫時休憩いたします。                                     午前10時30分 休憩                                     午前10時40分 再開 55: 委員長児玉悦子)  保健福祉部の議事説明員の皆さん、お待たせいたしました。休憩前に引き続き、環境福祉常任委員会を再開いたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第75号 56: 委員長児玉悦子)  これより、議案第75号 平成16年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算中、保健福祉部に係る所管部門についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 57: 保健福祉部長(水野顕明)  所管の事項につきましては、担当課長より御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。 58: 福祉総務課長(萩原文洋)  それでは、平成16年度9月補正予算説明をいたします。  予算書第2号の18ページ、19ページをお願いいたします。  款、総務費、項1.総務管理費、16の諸費でございます。国・県支出金等返還金25万8,000円につきましては、平成15年度福祉医療費の決算における老人医療費補助金について、交付額が実績額を超過しているためと、それからもう一つ、平成15年度生活保護費国庫補助金についても同様に、交付額が実績額を超過しているために返還するものでございます。以上でございます。 59: 介護・高齢福祉課長(水谷昭秋)  同じく、18、19ページをお願いします。  款3.民生費、項1.社会福祉費、目1.社会福祉総務費、事業別番号17、特別会計繰出金のうち、介護保険事業特別会計の増につきましては、合併に伴う事業費等の事務費繰出金の増でございます。財源は一般財源でございます。事業別番号18におきましては、合併に伴う封筒、消耗品等の購入経費でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 60: 委員長児玉悦子)  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  別にないようですから、これにて質疑を終結いたします。  本委員会付託の議案第75号につきましては、これより採決をいたします。  議案第75号 平成16年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算中の所管部門につきまして、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認め、原案のとおり決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第76号 61: 委員長児玉悦子)  次、議案第76号 平成16年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 62: 介護・高齢福祉課長(水谷昭秋)  議案第76号について説明させていただきます。  平成16年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。  介護保険の1ページをお願いいたします。歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ546万5,000円を追加し、歳入歳出総額それぞれ48億578万6,000円にお願いしようとするものです。  それでは、歳入から説明させていただきますので、8ページ、9ページをお願いいたします。  款8.繰入金、項1.一般会計繰入金、目2.その他一般会計繰入金の463万8,000円の増につきましては、合併に伴う一般事務費等を繰り入れするものです。  款9.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金の増につきましては、前年度からの繰越金でございます。  引き続き、歳出について説明いたしますので、10ページ、11ページをお願いいたします。  款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費の70万の増につきましては、合併に伴い、多度・長島町の介護保険証を一斉更新するための事務経費でございます。財源は一般財源でございます。  款6.諸支出金、項1.償還金及び還付加算金、目1.第1号被保険者保険料還付金、事業別番号1につきましては、第1号被保険者保険料の過年度過誤の還付金でございます。財源はその他繰越金でございます。事業別番号1、416万5,000円につきましては、平成15年度給付費及び社会保険診療報酬支払基金の返還金でございます。これは15年度給付費が確定したことによるものでございます。財源は一般財源、その他繰越金でございます。以上でございます。 63: 委員長児玉悦子)  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  別にないようですので、これで質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第76号 平成16年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)ついては、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認め、原案のとおり決しました。
       ───────────────────────────────────────  ○議案第83号 64: 委員長児玉悦子)  これより、議案第83号 桑名市保健センター条例の一部改正についてを議題といたします。当局より説明を求めます。 65: 保健福祉部長(水野顕明)  当議案につきましては、くわなメディアライヴ、これの竣工の時期という一つのこともございまして、名前の変更につきましては、ちょっと御提案させていただく時期と現実と後先いたしておりますので、その辺よろしく御了解賜りますようお願いいたします。 66: 福祉総務課健康推進室室長(近藤隆男)  今の介護の後の水道事業会計、ガス事業会計の後の議案第83号を見ていただけますでしょうか。少しめくっていただきまして、よろしいでしょうか。条1ページをお願いいたします。  議案第83号 桑名市保健センター条例の一部改正について御説明申し上げます。  施設の名称の変更に伴い、今回所要の改正行うものです。題名中及び第2項第1号中、桑名市保健センターを桑名市中央保健センターに改めるものでございます。また、附則第2項にありますくわなメディアライヴ条例の一部も同様に改正をいたします。第3条第1項第3号及び第4条第3号中の桑名市保健センターを桑名市中央保健センターに改めるものでございます。以上が改正のあらましでございます。 67: 委員長児玉悦子)  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 68: 委員(伊藤真人)  この名前に関しては、名称に関しては、多度・長島町さんと御相談されて決められたと思うんですが、そちらの両町さんからの御意見というか、何かございませんでしたでしょうか。 69: 福祉総務課健康推進室室長(近藤隆男)  合併に伴いまして、1市2町で保健センターが三つあるようになるわけでございますけれど、合併協議会の幹事会の方で三つございます。それと、今度のメディアライヴの中で施設機能・規模も大きくなるという点から、名称も中央保健センターでというような名称変更の提案が出まして、それが新たな施設の名称というふうに決まったということで聞いております。以上でございます。 70: 委員(伊藤真人)  ありがとうございました。 71: 委員長児玉悦子)  それって、いつの合併協議会で言ったんやったかな。 72: 福祉総務課健康推進室室長(近藤隆男)  7月の合併協議会でということで、こちら連絡をいただいております。 73: 委員長児玉悦子)  そうやった、ここに書いてあった。  ほかに質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですので、これで質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第83号 桑名市保健センター条例の一部改正について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ありがとうございます。異議なしと認め、原案のとおり決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第88号 74: 委員長児玉悦子)  これより、議案第88号 桑名介護認定審査会の廃止についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 75: 介護・高齢福祉課長(水谷昭秋)  議案第88号をお願いいたします。大分後の方になりますけど。桑名介護認定審査会の廃止について説明いたします。  議案第88号 桑名介護認定審査会につきましては、地方自治法第252条の7第2項の規定により、平成16年12月5日限りで桑名介護認定審査会を廃止することについて、同条第3項において準用する同法第252条の2第3項本文の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  提案理由でございますが、これは平成16年12月6日に桑名市、桑名郡多度町及び同郡長島町が合併するため、現在木曽岬町を含む1市3町で実施しております桑名介護認定審査会を12月5日をもって廃止するものです。地方自治法に基づく所要の手続をするものでございます。以上です。 76: 委員長児玉悦子)  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  別にないようですので、これで質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第88号 桑名介護認定審査会の廃止についてについては、原案のとおり決することに御異議ありませんでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、原案のとおり決しました。  以上で、保健福祉部に係る議案の審査は終了いたしました。  それでは、保健福祉部の所管事務に関する質問がありましたらお願いいたします。 77: 委員小川満美)  今、次世代育成支援の計画を立ててもらっていると思うんですけれど、昨年、教育の委員会で金沢市の方を視察してきたんですけれど、あそこは子供をゼロ歳から18歳まで丸ごと見て、相談事業が途切れないようにということで、保健と教育が、福祉と教育が一緒になって子供を丸ごと見ていこうという視点が盛り込まれているんですけれど、今作成中の次世代育成支援の計画づくりには、そういった視点は盛り込むおつもりがあるのかどうか。 78: 児童・障害福祉課長(内田省己)  今、委員が御質問された点につきましては、教育委員会、学校教育とかそういうニーズ調査の要望が3月で終了したと。それに伴って、いろいろ今までワークショップとかそういう関係を開催しておるんですが、その辺のところ、教育関係につきましても、ニーズ調査につきましては小学校3年生までの児童に対してもアンケート調査を行っておりますもので、その辺の観点、保健関係、給食関係とかいろんな点につきましても、あと相談関係についても今聞き取りを行っている最中でございます。以上でございます。 79: 委員小川満美)  そういう聞き取りを行ってもらっているということなんですけれど、例えば両方をつなぐような企画委員的な人材配置なんかも今後考えられるのかどうか。そういう両方をつなぐようなプログラムを何か盛り込んでいくのかどうかということだけ、ちょっとお願いします。 80: 児童・障害福祉課長(内田省己)  今、御承知のように策定委員会、既に2回開催しておりまして、いろんな要望項目を取りまとめているところでございます。それで、先般の議会におきましても、策定状況とかその辺のところを御答弁させていただいたんですが、今現在、意見を集約中でございまして、それでまた、庁内の推進委員会も設置してございまして、その辺のところからも教育委員会の連携につきましても、強化というか連携を図ってまいりたいということで思っておりますもので、よろしくお願いいたします。 81: 委員長児玉悦子)  いいですか。ほかに。 82: 委員(伊藤惠一)  5点ばかりあるんですけど、とりあえず3点ばかりお尋ねしたいと思うんですけど、市民の方から介護保険に関することだと思うんですけれども、レンタルよりも買った方が安いよという事例をおっしゃってみえたんですね。そりゃ、そういうこともあるのかなと思うんですけれども、ちょっと制度上のことはわからないんですけど、その問題についてどういうふうに把握して考えていらっしゃるかというのが一つでございます。  それから2点目ですけれども、ちょっと市営住宅の方と関連していくんですけれども、私、前も質問したことがあるんですけれども、最近、市民の方から、身体障害者の方で、以前もそうなんですけど、市営住宅、枠はないのですかとおっしゃられるんですけど、お聞きしていきますと、建設の方でしょうか、ないわけですね。何が一体公平かわからないということで、公開抽選を原則としていらっしゃるんですけども、身障者の枠、福祉の方で、これ考えていかなきゃならないのかどうかなという、その辺も含めてどういうふうに考えていらっしゃるのか、あるいは希望者の数なんかの把握もしていらっしゃるのか、そこら辺、ちょっと考え方を、福祉としてそういう市営に関することも考えていかなきゃならないのかということの点をちょっとお尋ねしたいと思います。  それから、3点目なんですけれども、先ほど市民部のところで、市民活動支援センターというふうなお話が小川満美委員からあったんですけど、一方、福祉の方でもボランティアセンターという項目があると思うんですけれども、空き庁舎との関係、それから、ボランティアの方からのニーズとかいろいろ、こちらの行政の方の事情とかあったりもするんですけれども、部長もこの間の環境の福祉の視察で宝塚ですか、行っていただいて、本当に全く行政はノータッチできちっとやってみえる部分もありましたし、逆に八尾市でしたか、行政の方の一部屋をいただいて、交互でみんなが融通し合って使ってみえたというのもあったんですけれども、どっちが、そりゃ自分たちで完全にやる方が一番ベストなんですけども、ただ、いろいろそこまではできなくてもという方は桑名市でもたくさんいらっしゃると思います。おるんですけど、今本当にスペースがなくて、今後、空き庁舎の有効活用というか、もちろん考えていらっしゃると思うんですけど、ただ、遠くだったら嫌だとか、いろいろな要望が難しい点もあるんですけど、そこら辺のボランティアさんとのかかわり方というか、空き庁舎の有効活用というか、そこら辺の考え方を少しお聞かせ願えれたらと思いますけれども、とりあえず3点お願いします。 83: 委員長児玉悦子)  福山市ね。八尾市は市民病院、市立病院。 84: 介護・高齢福祉課長(水谷昭秋)  1番目の質問の件ですけど、レンタルにした方が安いよというのは、桑名市行政。買った方が。購入についてもうちの方から補助は出ますけど、ただ、窓口へ来られる方の、利用してみえる方の意見を聞きますと、例えばベッドなんかですと、新しいものが出てくると、利用がかなりいろんな面でいいように新しいものが出てくるわけですわ。だから、前に買った人の意見を聞きますと、やはりレンタルにしておいた方がええかなという意見は聞きますけど。うちの方もそういう状況、皆さんの意見を聞いてレンタルにしてみえる方が多いですよというようなことは窓口では言いますけど。そういうふうな状況でございますけど。ベッドやなしにほかのでも、購入よりレンタルの方がいいかなという方の声は聞きますけど。買った方が安いよというのは、ちょっとどう…。 85: 委員長児玉悦子)  ものが何なのかにもよるんじゃない。 86: 委員(伊藤惠一)  ものが何かはっきり記憶してないんですけど、済みません。そりゃ、市民の言われる方も、何倍も安ければ、そりゃ買った方が当然いいわけで、税金の効率から言えば、使い方からいけば。ちょっと把握していないので、また話が出ればきちっとお聞きしておきますし、行政の方でも一度把握していただければと思うんです。 87: 介護・高齢福祉課長(水谷昭秋)  長く使ってもらえれば、購入した方が確かに安いかもしれないです。何年間、本当に長いこと使ってもらったら、その方が安いかもしれません。うちからの介護からの制度上の補助も出ますので。ただ、本当に長い間には、またこっちの方がええかなという声も聞くのは確かでございますが。以上です。 88: 児童・障害福祉課長(内田省己)  市営住宅に身体障害者の入居の優先をという御質問でございますが、今現在、東南町の日物谷の市営住宅、あそこだけがエレベーターがついてバリアフリー化というか、ちょっとはその措置がなされているということで聞き及んでおります。その障害者の対策につきましては、今、市の中で高齢障害者部会という人権推進本部の中でそういう部会をつくっておりまして、その中の課題におきましても、身体障害者の入居についてということで、話し合いの場をこれから持たんならんなということで話し合う予定なんですけど。  それからまた、母子家庭の優先入居、これも国土交通省の方から以前から優先入居の通達はなされておりまして、その件もあわせて検討しなければならないというふうに思っております。実際のところ、70件の市営住宅の申し込みに対して、この前調べたところによりますと、30件ぐらいが母子家庭の申し込みがあると。だから、優先入居のくじを引くにも、いろいろ2回引くとか3回引くとかというのは考えられるんですけど、そこまでできないという現状でございます。  それで、委員御指摘の件につきましても、今後ちょっと検討を重ねてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 89: 委員(伊藤惠一)  身体障害者の方で市営住宅へ希望していらっしゃる方というのは、大体人数とか把握は今していらっしゃいますか、していらっしゃいませんか。 90: 児童・障害福祉課長(内田省己)  今のところ、私どもの所管ではしておりませんけど、建築住宅課なんかへも確認しながら、また御報告させていただきたいということで思っております。 91: 委員(伊藤惠一)  ありがとうございます。 92: 福祉総務課長(萩原文洋)  先ほどのボランティアセンターの関係でございますが、現在ボランティアセンターは社会福祉協議会で行っております。そういった話は、私ども今まで実際話はしたことないんですが、ただ、合併を機に、そういう部屋があいてくれば検討していきたいなというふうに考えております。以上でございます。 93: 委員長児玉悦子)  ほかにありませんか。 94: 委員(伊藤惠一)  ついでに、あと二つお願いいたします。  報道によりますと、今月9月は障害者雇用支援月間ということだそうでございまして、従業員56人以上の企業は、常用の従業員数の1.8%以上、つまり56人ですとお1人ぐらいになるんですけれど、障害者の雇用が義務づけられているというふうに報道されていたんですけど、桑名市の状況はどういうふうな現状かというのを一つお聞かせ願いたいのと、それからもう1点は、入湯税って、ここでよかったですか、違いましたか。そんならこの1点だけ。 95: 委員長児玉悦子)  雇用義務いうたらどなたかな。 96: 児童・障害福祉課長(内田省己)  ちょっと委員の御質問につきましては、私ども資料をちょっと持ち合わせておりませんもんで、雇用率の1.8%というのは認識しておりまして、その辺のところ、状況ですね。申しわけないですが、改めてまた御報告という形でよろしくお願いしたいと思います。 97: 委員(伊藤惠一)  把握をしてなかったら施策にも生かせませんので、ちょっとこれは問題やなと思いますので、早急に調べていただいて取り組みを考えていただく。これはどうも命令というふうなことが書いてありました。ことしの9月17日の朝日の夕刊に載っておりましたので、一遍ちょっと確認していただくなり、検討していただきたいと思いますので、また改めまして。 98: 委員長児玉悦子
     ちょっとその件に関して私も意見を言わせていただくと、企業は雇用せなあかんのやけども、実際には罰金というか、そういうのでチャラにしてしまうというか、そんなのが結構あるみたいで、やっぱり今、雇用ってすごくどこも皆さん厳しくて、リストラされるような時代になってきているもので、余計に障害者の雇用って厳しいですよね。だから、そういう点では、先ほどの伊藤委員と同じく、やっぱり把握をまずしていただきたいというふうに私も思いますので。  ほかに皆さんの方からありません。 99: 保健福祉部長(水野顕明)  今、障害者の雇用の問題、これは主に市の所管としましては産業振興の方でやっております。私も前そこにおった関係で、今ちょっと何パーセントの雇用率かと定かでないんですが、そういう雇用対策という一つの部分で、いろいろ啓発も産業振興の方でやらせていただいているようなこともございますので、いずれにしても私どもと連携をとりながらやらないといかんものですから、その辺も十分意識してやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 100: 委員長児玉悦子)  桑名市の職員の中にも、やっぱり一定、ここはパーセントでいけばちゃんと充足はしていると思うんですけれど、いろんなタイプの障害者の方を採用するというか、そういうふうな視点も必要じゃないかと思って。だから、そういう点では保健福祉部がその辺のところをきちんと意見を言っていくというような、そういうふうなことが必要じゃないかと私は思うんで、またその点もよろしくお願いします。  それから、ちょっと学童保育所の件でお聞きしたいんですけども、この夏休みもすごく太陽の子とか、たんぽぽとか、それからコスモスとか、というところが本当に人数がふえてきていて、多分この夏休みも非常に大変だっただろうなというふうに思うんですけれども、これ、毎年1カ所ぐらいずつふやしていくというふうになっているんですけど、そのテンポをちょっと速めていかないといけないんじゃないかというふうな思いも私ありますので、今の各学童の状況なんかを見てますとね。その辺のところ、ちょっとどうですかね。合併もあるわけですけれども、合併後も含めていろいろニーズはすごくふえていると思うんですけど。 101: 児童・障害福祉課長(内田省己)  委員長御指摘の件につきましては、協議会とも先般話し合いをさせてもらって、今現在、1学童保育所が大山田地区なんですけど、もう立ち退きをせんならんということで、移設するという計画で整備計画を出させていただいておるところでございます。ほかにも他地区から要望は1カ所か2カ所は出てきております。それで、議会の方では、各学校区1カ所とか、それから毎年度1カ所、合併して長島町にもことし1カ所建設される予定ですが、そのような方向性で進めてまいりたいということで思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 102: 委員長児玉悦子)  その場合に、やっぱり、先ほどの小川委員との質問とも重なるんですけど、学校側の協力体制というか、すごく何か私は弱いように思うんですね。今回、大山田の学童については学校の協力も得られるようなことをちらっとは聞いておりますけれども、本当にもうちょっと学校側の協力体制、強く言ってやっていただいたいというふうに思いますので。 103: 児童・障害福祉課長(内田省己)  最近、教育委員会の動きとしては結構やわらかくなってきまして、受け入れるというか、話し合いにも応じていただけるという形で、前向きに考えていただいているという感触でおります。ただ、ただいま運動場の広さとか、これからの学校の運営状況によってはどうしても貸せない、現状では無理だということも聞いておりますので、その学校、学校には事情がございますが、現段階としては、結構聞いていただけるような状況になってきたという感触で思っております。 104: 委員長児玉悦子)  この学童保育所のことだけじゃなくて、さまざまやっぱり、小川委員が言われたように、同じ子供なんだから、学校は学校という形でやるんじゃなくて、連携プレーというかそんなのができるようにしていただきたいなというふうに思いますので、またよろしくお願いします。  それと、この間私たちも視察に行きまして、本当に、特に宝塚なんて、中・高生の居場所づくりというか、そういう点でも非常にいい施設だったなというふうに思うんですけれども、即というふうには無理だと思いますけれども、ぜひああいうふうな感じで。高齢者と一緒に交わってというようなこともありましたし、あんなふうに福祉全般を見てやれるようなというのは本当にいいなと思いますので、またぜひ考えていただきたいと。これは部長も一緒に行っていただいたので、よくわかっていただけたと思いますので、またよろしくお願いします。  それでは、いいですか、ほかの皆さん。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  では、別にないようですので、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。  それでは市民病院と入れかえのため、暫時休憩いたします。                                     午前11時15分 休憩                                     午前11時18分 再開 105: 委員長児玉悦子)  市民病院の議事説明員の皆さん、お待たせしました。休憩前に引き続き、環境福祉常任委員会を再開いたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第80号 106: 委員長児玉悦子)  これより、議案第80号 平成15年度桑名市桑名市民病院事業会計決算の認定についてを議題とします。  当局より説明を求めます。 107: 市民病院事務長(岡本武彦)  ただいま御上程になりました議案第80号 平成15年度桑名市桑名市民病院事業会計決算の認定につきまして、事務次長より御説明申し上げますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 108: 市民病院事務次長(松井幸輝)  それでは、平成15年度の病院事業会計の決算につきまして、事業の概要の概況を申し上げます。  恐れ入りますけど、決算書の方でよろしくお願いします。まず10ページをお開きいただけませんでしょうか。決算書の10ページです。  15年度も前年度に引き続きまして、公的医療機関としまして市民の医療福祉の増進を図るとともに、診療機能の充実に努めまして、公営企業として効率性を高めるよう努めてまいりました。このような状況の中、平成15年度の収支状況についてでございますが、総収益32億7,725万4,632円で、前年度に比べまして1.5%の増、総費用は34億4,623万5,063円で、前年度に比べまして0.6%の増となり、差し引き1億6,898万431円の純損失を生じました。  利用の患者数につきましては、入院患者数、延べ人数でございますけども5万4,139人で、1日平均148人となり、前年度に比較して、延べ数にいたしまして183人の減となりました。また、外来患者につきましては、延べ人数16万8,368人で1日平均615人となり、前年度に比較いたしまして、延べ数で2,669人の増となりました。  医療機器及び建設工事につきましては、ICU、救急室等に経年劣化いたしましたモニタリングシステムの取りかえを行い、重症患者の需要度に対処いたします人口呼吸器等を購入して医療機器の整備・充実を図りました。また、外来棟及び病棟の外壁落下防止の安全確保するための外壁改修工事等を行いまして、施設の改修整備等を図りました。  次に、損益計算書で説明いたしますので、恐れ入りますけど、5ページの方をお開きください。平成15年度桑名市桑名市民病院の事業損益計算書の方より説明させていただきます。  まず、1の医業収益でございますけども、29億7,860万円余は、前年度に比べまして6,022万5,000円余の増額となりました。  うち、(1)の入院収益は、患者1人1日当たりの入院収入は増加しましたが、入院患者数は減少しましたものの、前年度に比べまして2.7%増に相当する4,698万7,000円余の増額で18億817万3,000円余となりました。  (2)の外来収益でございますけども10億2,253万4,000余で、前年度に比べまして1.8%増に相当します1,763万8,000余の増額となりました。したがいまして、入院外来収益の合計では、前年度に比べまして6,462万6,000円余の増額となりました。  次に、(3)でございますけども、その他医業収益、前年度に比べまして5.4%減の7,715万2,000円余となっております。  次に、2の医業費用でございますけども、前年度に比べまして0.9%増の33億6,383万8,000円余でございます。  うち、(1)の給与費19億5,467万9,000円余、医師、看護師など、病院職員分とアルバイト賃金、退職金1億2,675万9,000円余などの人件費でございます。前年度に比べまして0.4%増、金額にいたしまして821万1,000円余の増となりました。  次に、(2)でございますけども、材料費7億6,222万円余の内訳は、薬品費の3億9,946万6,000円余でございます。診療材料といたしまして、材料費3億2,759万9,000円余、その他材料費で3,515万4,000円余でございます。前年度に比べまして、薬品費で4.3%の増、診療材料費では0.4%の減でございます。  次に、(3)経費でございますけども、5億3,158万5,000円余の主なものといたしましては、修繕費3,918万5,000円余、賃借料1億6,744万9,000円余、委託料2億246万7,000円余で、その他といたしまして光熱水費、手数料などで、前年度に比べますと2.6%の増となり、金額にいたしまして1,348万1,000円余の増となりました。  次に(4)でございますけども、減価償却費1億506万円余は、前年度に比べまして5.5%の減でございます。金額にいたしまして554万6,000円余の減額となりました。  次に、(5)資産減耗費215万4,000円は、前年度より253万4,000円余の減で、減額となっております。  次に、(6)研究研修費等813万8,000円余は、前年度に比べますと7.1%増で、金額にいたしまして53万8,000円余の増額となりました。  次に、3の医業外収益3億6,939万4,000円余は、前年度に比べまして3.4%の減、金額にいたしまして1,291万9,000円余の減額でございます。  うち、(3)の他会計補助金3億5,749万1,000円余でございますけども、前年度よりは3.7%の増となっております。  次に、4の医業外費用8,239万6,000円余は、前年度と比べますと8.5%減の761万4,000円余の減額でございます。  次に、特別利益、特別損失はございません。  以上の結果、収支決算におきましては、前年度より損失が2,554万1,000円余の減の1億6,898万431円の当年度の純損失となりました。前年度の繰越欠損金17億7,416万9,153円に、当年度の純損失1億6,898万431円を加えました当年度未処理欠損金は19億4,314万9,584円となりました。7ページの病院の欠損金処理計算書のとおり、翌年度へ繰り越ししたいと存じております。  なお、収益的収支の決算の明細につきましては、先ほど御説明させてもらいましたけど、14ページから明細の方を記載しております。  次に、資本的収支について申し上げます。前のページの3ページと4ページをお開き願えませんでしょうか。  2の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入の部でございます。第1款の資本的収入の決算額1億4,828万4,000円余は、第1項の企業債2,700万円、それから、第2項出資金の1億2,128万4,000円余でございます。出資金の使い道といたしましては、企業債償還金の9,425万6,000円余と病院改修工事費の1,518万3,000円余と、それから医療機械購入費1,184万4,000円余でございます。  次に、支出の部でございますけども、資本的支出の決算額1億4,828万4,000円は、第1項の建設改良費5,402万7,000円余で、主なものといたしましては、外来棟及び病棟外壁改修工事等で1,518万3,000円余と、それから医療機械備品購入費といたしまして3,884万4,000円でございます。  次に、第2項の償還金9,425万6,446円は企業債償還金でございます。  以上の結果、平成15年度病院事業会計の決算概要を申し上げました。御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。 109: 委員長児玉悦子)  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 110: 委員小川満美)  本会議の質疑にもあったんですけど、年々少しずつ赤字が膨らんで、累積として19億円に膨らんでいったんですけれど、それで、ある意味、人件費や経費なんかは削減しようがないようなところまで来ているんじゃないかという感じはするんですが、もうちょっと病院の生き残りを図るために、地域の中で市民病院のあり方とか性格とか、そういったことについて研究というか考えていらっしゃるのかという点と、それから、公営企業管理者を設置することを検討中というお答えもあったんですけれど、その辺について詳しく教えていだきたいのと、それからあと、病診、病病診とかの連携ですけれど、そのパーセンテージを今17%ですけど、20%に上げていくんだというふうにお答えがあったんですけれど、具体的に、じゃ、それをどうやってそれを上げていくのかという点について、済みません、お願いします。 111: 市民病院事務長(岡本武彦)  年々赤字が膨らんでいくということで、まさしく御指摘のとおりでございますけれども、病院の今後のあり方についてということでございますけども、これは先ほどの病診連携あるいは病病連携とも相関連することでございますけれども、私どもといたしましては、桑名市内における中核医療機関として頑張っていきたいという一つの考え方を持っております。その中には、病院という役割の中には、1次的から2次あるいは3次というようなあり方がございまして、桑名市民病院は二次病院という形で、特に急性期を中心的に患者さんを集めていきたいということでございます。  そういう状況の中で、先ほど申し上げた病診連携あるいは病病連携、お互いに紹介をしていただく、あるいは私どもの病院の方から逆紹介をしていくというような一つの考え方の中で、地域の中核病院を目指していきたいというふうに思っております。  それから、人件費が多くかさんでくるということでございますけれども、御承知のとおり、病院、特にドクターにおいては毎年1人、2人あるいは3人というように、特にことし場合は多くの方がやめていくということもあるんですが、やめてから大学病院あるいはかかわりの中で、いわゆる退職金の割愛というか、非常にユニークな制度と言いましてはおかしいですけど、例えば公立病院から私どもの病院の方へドクターがお越しになった場合、私どもの病院を退職されるには二通りあるいは三通りというかあるんですけれども、一つは、ほかの公立病院に行かれることによっての退職、それからもう一つは、民間病院へ変わられることによっての退職、それから三つ目については、自営、開業されるという方です。特に私どもの公立病院から他の公立病院へ移管される場合については、桑名市民病院からは退職金を払う必要がございません。しかしながら、残された二つ、民間病院へ行かれる場合での退職、あるいは開業される場合での市民病院の退職の場合については、退職金を払わざるを得ないというような、私どもから言えば、ありがたいのか、残念なのかちょっとわかりませんけども、そういう一つの制度もございます。  したがいまして、退職金は私どもの方でここ数年見ざるを得ないような状態と、それからもう一つ、一般職員、私どもが病院へ拝命を受けて、それからまた本庁へ戻っていく場合についても、病院の部分については、本庁におっても、病院で勤務した部分は病院で持ちましょうということなんです。したがって、できることなら、我々職員だけでも一般会計で見ていただけるとありがたいのかなと、勝手な言い分ですけど、そういう一つの問題もあることは事実なんです。  そのようなことで、できるだけ人件費、本俸等の方では減らすわけにはいかないんですけども、できるだけ手当を削減するような努力をしていきたいというふうに思っております。  それから、2点目の公営企業管理者の設置については、本会議でもそれに向けて検討をしていきたいということで御答弁を申し上げました。ことしの6月議会でもそれに似たような御答弁を申し上げているんですけども、四日市の市立病院が来年度から公営企業管理者を置きながら病院運営をしていきたいということで公表をされております。まさしく公営企業管理者という役割は、責任と権限を兼ね備えた形で病院運営をするということでございます。  今現在、私ども市民病院におきましては、市長部局ということで、桑名市長が開設者になっておるわけです。そういう傘下の中で、責任と権限が言うなれば開設者の方へすべてゆだねられておるということでございます。ドクターを別にして、私ども一般職員についても、人事権についても市長さんにあるということでございますし、それから、経営の方針についても、やはり開設者である市長にあるということです。それならば現場は何をするんだという話になるんですけれども、いわゆる治療専門ということですね。いわゆる病院の管理・運営という部分において、治療あるいは経費等のこと、予算の執行ですね、早く言えば。そういうことが与えられているわけでございまして、まさしく公営企業管理者を置くことによって、会計そのものも全部公営企業法を適用するという形を目指していきたいということで、これを目指すについては、下準備が1年ないし2年ぐらいかかってくると。条文とかそういうものをすべて変えていく必要がございますので、そのぐらいの作業が必要ではないかというふうに考えております。  しかしながら、今の状態では、やはり責任と権限を兼ね備えた管理者を置くことが急務ではないかというふうに考えております。  最後に、病病連携あるいは病診連携、どのようにしてアップするかということでございますけれども、昨年でございましたけれども、桑員地区の医療機関、診療所、あるいは病院含めて、すべて私ども院長を核にして、それから林主幹、それから私3名で、各医療機関を訪問しながら、桑名市民病院の診療科の内容とか、あるいはどういう方針で診療をしておるとかというようなことを申し添えながら訪問させていただき、できる限り私どもの方に患者さんを送っていただくような形でお願いをしながら、またその患者さん、いただいた患者さんについては、必ずもとの診療所あるいは病院の方へお返しするというような形の中で取り組んでまいりました。  ことしも議会終わり次第、もう一度昨年度の部分から病院としてはこういう形で考えてまいりましたとか、あるいは今のシステムが不都合はないかということをもう一度検証しながら取り組んでまいりたいというふうに思っております。  本会議では、それをしてきたことによって、平成15年度当初には12%前後のものが、最近では17%前後というような形で上がってまいりました。しかしながら、紹介率が20%未満というのは、非常に診療報酬の加算が少ないわけです。それを20%を超えますと加算が上がるということで、段階的に20%が30%、30%が40%というような形でいけば診療報酬の加算も上がってくるというような、診療報酬の点数が変わってくるという一つのシステムになっておりますので、やっぱり同じ患者さんを診させていただくのでも、そういう状況でかなり収益も変わるということでございますので、できる限り進めていきたいと。  それともう一つは、紹介をいただいた患者さんについては、私どもの病院といたしましては、できるだけ早い、待ち時間のないような形ですぐ治療に対応していきたいというふうな一つのシステムをとっておりますので、まさしく病院に対してもプラスであるし、患者さんにおいてもそういう部分についてはプラスというか、サービスの向上につながるのではないかというふうに考えております。  そんなようなことで、具体的な方針としては、必ず相手さんの病院あるいは診療所との連携を絶えず高めていくということが一番近道ではないかというふうに私どもは考えております。以上でございます。 112: 委員小川満美)  これは要望に近いものだと思うんですけど、公営企業法の全部適用を目指していくというのであれば、それを機会に、もう少し市民病院としての性格ですよね。結構今ある民間の総合病院と比べても余り違いがよくわからないんです。そうなってくると、やっぱり建物や病室がきれいな方へ行っちゃうかなというのが市民の感覚かと思いますので、その辺、地元の医師会との連携をとりながら、すみ分けというか、市民病院としてのあるべき姿というのをもう少しはっきり専門性を出すなり、何なりということをしていかないと、やっぱり厳しいのかと思いますので、公営企業法全部適用を目指すというのであれば、それを機会にそういうことも少し考えていただきたいと思います。 113: 市民病院事務長(岡本武彦)  全部適用するならば、それに兼ね加えて、市民病院、いわゆる公的病院としての存在感といいますか、特徴といいますか、そういうお話でございます。まさしく御質問者のおっしゃられるとおりでございまして、私ども市民病院といたしましては、先ほども申し上げましたように、2次救急医療を中心的に急性期を進めていきたいという一つの思いはございます。  御承知のとおり、例えば脳神経外科については、桑名地内においては桑名市民病院しか設置されていないということでございます。それから、本会議でも院長が御答弁申し上げておったんですけども、高度医療機器、特にアンギオは年間6,000万ぐらいで、月550万のリース料で、それに見合う経済効果がないということでございますけれども、しかしながら、確定診断するについてはやはりそういう機械も必要であるということも、これ、避けて通れないような状態でございます。  したがいまして、民間病院さんとの違いというのは、やはり救急患者さんにいち早く対応する、あるいは高度医療を持っていくための高度医療機器を備えていくことということをあわせて、やはり市民病院が核になることによって桑名地域の医療技術なり医療精度というものを高めていくというふうにひとつ思っております。いずれにいたしましても、桑名の医師会をリーダーシップを握れるような状態に持っていきたいと。  それについては、若干つらいお話でございますけれども、昭和41年に開設された市民病院、ことしで38年を迎えるわけでございますけど、かなり建物が古くなってきておるということと、狭いということでございます。今の病院の基準からいけば、すべてクリアできないというのが現状でございます。したがいまして、やはりその部分をきちっと検証しながら、私どもにおいては、一昨年度末に策定いたしました病院における市民病院の基本構想を核に、何とか新しい病院というものについて着手できないかという一つの淡い望みでありますけれども、持っていきたいなというふうに思っております。  それからもう一つは、今の市民病院はアクセスの問題があるんですけれども、新しい福島からマイカルの方へ抜ける道路ができましたけれども、やはり病院の中まで公共交通機関が入ってくるというのは非常に本数が少ないということでございます。ちなみに、比較させていただくと、員弁市における病院、総合病院、あそこについてはやはり病院の敷地内まで、西から来るバス、あるいは東から入り込んでくるバスを含めて、大体1時間に3本から4本ぐらい玄関先まで入り込んできておるという状況でございます。したがいまして、人口比でいけば、桑名市民病院の方が多いんですけれども、そういうアクセスの問題を考えていく必要があります。そうなってくると、三重県下における三交さんの独占企業であるバスを何とか誘致、入ってもらえないかというお話も再三再四お願いしているんですけど、やはり三交さんについても採算性の問題を言われるわけでございます。  したがって、もう少し、新しい場所というのが適切かどうかわかりませんけども、その辺も含めたような病院のあり方というものを検討する必要があるのではないかというふうに思っております。いずれにしても、その辺をもう少し基本構想をもとにして精査をしてまいりたいというふうに考えております。 114: 委員(吉良勇蔵)  今、眼科の方、非常に売り上げも上がって、収益も上がっておるんですが、そういう面で、その先生が今度開業されるということで、これ、議員も皆さん知っておるんですが、その辺の対応をどういうふうに、もちろんこの病院の中で、有名な先生が開業されるというのについては、えらい大きな痛手になるなということで、いろいろ病院の中で対応されておると思うんですね、もう既に。ドクターの中でも、事務局の中でもされておると思うんですが、この辺、ひとつどういうふうに事務長は考えておられるのかお伺いします。 115: 市民病院事務長(岡本武彦)  今、吉良委員さんから眼科の先生、山崎ドクターでございますけれど、退職されて近い将来開院されるということでございますけれども、本音を申し上げますと、非常につろうございます、私ども病院といたしましては。眼科の山崎先生におかれましては、年間大体3億円ぐらいの医療収入がございます。それに見合う分は新しいドクターにあるのかないのか、これは正直なところわかりません。わかりませんけれども、その山崎先生は、愛知県にございます藤田衛生学園、あちらの方から紹介をしていただいたドクターでございます。後任についても既に藤田衛生学園の方へ申し入れをして、必ずや眼科の先生を送っていただくことについての約束はできております。ただ、技量的にいかがなものかという話になると、これは正直なところ全くわからないという状況でございますけれども、今までの山崎先生に遜色のないドクターをお願いしたいということについては、再三再四申し入れをさせていただいておりますので、できる限り期待をしていきたいなというのが今の状況でございます。 116: 委員(吉良勇蔵)  事務長さん、そりゃ遜色のない人を送ってもうて、売り上げに影響のないようにと、こういうことは当然やけどさ。しかしこれ、どこの病院でも、自治体病院でも、桑名ほどこういう開業、開業されるのは珍しいと違うかな。これだけ市民病院の先生が次々と開業されて、どんどん伸びていくというのも、こういう自治体も珍しいやないか、何か一つの体質的なものがあるのかいなと私思うんやけど、それ、どういうふうに事務長はお考えか。 117: 市民病院事務長(岡本武彦)  桑名市民病院から独立して開業されるばかりじゃなくて、山本病院さんとか、あるいは青木病院さんからも独立開業されるドクターもいらっしゃるのも事実でございます。それは、桑名として特色であるのかどうかということでは僕はないと思います。ただ、要は開業医さんを目指していかれる先生というのは、比較的若い先生であるんですけども、要は医師会さんとの絡みが僕はあると思います、正直なところ。しかしながら、これは規制ができないのは現状でございますし、どうも医師会さんの間では、これ、正確な話でないということでお断りしながらお話しするんですけれども、開業されるについては、ある程度の医師会に対する協力金というか、そういうものもお支払いしながら、会員さん、あるいは開業医として登録をされていくという一つの部分もあるようでございますし、それからもう一つは、それについて開業される先生について、桑名医師会としてある程度御協議をされておるようでございます。当然それはどういうことかといいますと、診療所といえども、最小限度19床までのベッドを確保することができるわけです。そういう部分の兼ね合いとか、あるいは診療科によって多くある診療科とか、あるいは桑名市内で少ない診療科という部分について、その辺は御協議をされておるようでございます。  したがって、桑名だけが開業医が多いというわけでもないですけども、特に最近は目立つかなという思いはあります。 118: 委員(吉良勇蔵)  それは正直に言ってはるねんけどな。
    119: 委員(加藤正一)  私は、こんなことを言っては何だけど、確かに私が入院しとったときに見た感じは、山崎さんという先生は非常に親切。とてもあんなまねをようする人はなかなかない。僕は、こんな医者なら、そりゃはやるわと思ったよ。だからね、よっぽど、意識改革ということでね。だけども、医者が意識改革をしても、自分だけしてもあかんわけだな。患者、相手がおるのや。だから、そこのやっぱり人を引きつけるその魔力とか、それはすばらしいな。見ても、これは大したもんやと思った。みんながそうやってくれたら桑名市民病院なんか万々歳と思ったな。だから、そういう人をできるだけね。 120: 市民病院事務長(岡本武彦)  今、加藤委員の方から、山崎先生は非常にすばらしいというお褒めの言葉をいただいて、私ども非常にありがたく思っておるんです。実は職員、看護師、特に看護師が中心の職場でございますので、いろんな御意見等、あるいは提言等を看護師の方からいただいた場合に、まさしく今、加藤委員がおっしゃったように、山崎先生は非常に親切である、すばらしいと。みずから患者さんの車いすも押していかれるということを看護師として感心をしておったわけなんです。僕は、それを聞いた上でお話しさせてもらったのは、山崎先生がすばらしいんじゃないですよと、山崎先生は当たり前のことを当たり前にやっているんですよというお話をさせてもらったわけです。ほかのドクターがすべてできないのかということではないんです。そうじゃなくして、特に山崎先生は、当たり前のことを当たり前のようにしてやっていらっしゃるから、何の苦労もないということなんです。私は、たまたま保健福祉の分野に非常に長くおらさせていただいたことによって、お年寄りあるいは障害を持った方等に接したときに、必然的に手が出るんです。やはり、その辺を病院の職員が課題を持ってやっていただきたいという一つの思いはあるわけですから、決して僕は山崎先生をけなすつもりはないですけども、再三繰り返すように当たり前のことを当たり前にできる病院になってほしいという、それだけのことです。 121: 委員長児玉悦子)  ほかにありませんか。 122: 委員(伊藤惠一)  決算を見させていただいて、1個だけ御質問をさせていただきたいと思うんですけど、小川満美委員の御質問とも関連していくかと思うんですけども、先ほど市民病院さんの方は、救急医療とか、高度医療とか、紹介の方を上げるとか、方針なんかをお聞かせいただいたんですけども、それでは、この決算の中で、本当にそういう市民病院しかできない部分を除いて、市民病院さんが担当してみえるエリアの中で、一般の民間ができるじゃないですかという部分はどのくらいあるのか、把握していらっしゃるのかという質問ですけども、なぜかといいますと、私、この3月定例会でちょっと市民病院に質問させていただいたんですけど、どういうことを質問させていただいたかと簡単に申させていただくと、市民病院は民間を補完する、それから、民間では維持できない、市民病院でしかない、あるいは絶対必要な診療科目以外は民間へ移管されてはどうですかというような質問をさせていただいたんですけど、先般この委員会で、八尾市民病院を視察させていただいて、その見本がぽんとあったんです。私、これが聞きたかったんやというふうな見本があったんですけども、結局、まず民間でできることはというか、市民の方はまず民間へ行っていただく。直接市民病院へ見えた人もまず民間へ行ってくださいと、そこでみんなね。まず民間へ行ってください。民間でできなかったことというか、御紹介を受けたところは、全部市民病院が、高度とか紹介とか救急とかでしょうけども、引き受ける。民間ときちっとすみ分けをしてみえる。ああ、これが私が聞きたかったことで、桑名市民病院も、今度の新しい計画はちょっと拝見をまだしておらないんですけども、目指すべき方向かなというふうに感じたわけです。  だから、民間とどのように、民間ができるところはどれだけ把握していらっしゃるのかなというふうな質問を先ほどさせていただいたようなわけなんですけれども、そこら辺の進むべき方向と合わせて、ちょっとお考えをお聞かせ願いたいと思うんですけども。 123: 市民病院事務長(岡本武彦)  民間病院さんと私ども公立病院の役割といいますか、すみ分けでございますけれども、一言で言えば、機能分担というお話になろうかと思いますけれども、私ども病院、再三申し上げますように急性期患者さんを中心的に診させていただくということでございます。仮に急性期において入院されます、ある程度それが治療回復に向かっていけば、慢性期に近い状態、あるいは在宅に持っていけるというような状態が見えたときには、町医者あるいは民間さんの方へお返しをする、あるいは紹介をさせていただくというような状況でございます。したがいまして、私どもにおいては、できるだけ急性期における治療を持っていきたいと。したがって、私ども病院では、平均在院日数と申し上げておりますけれども、できるだけ市民病院での入院日数を短くしていきながら、あとは民間さんの病院の方で、あるいは開業医さんの方で治療をしていただきながら、最終的には在宅の方へ結びつけていくというのが、私どもの与えられた公的病院としての役割ではないかというふうに考えておるのが実情でございます。  したがって、八尾市さんの方では、そういうあり方を鮮明に打ち出されておるんではないかなというふうに思っております。  もう一つは、私ども先ほど来申し上げておるように、病院治療機関には1次、2次、3次まであるんですけども、ここでは、3次を目指した病院というのは四日市の市立病院とかそういうところしかないですけれども、桑員地区にはその3次病院というのはないんですね。したがって、私どもは今2次医療というものを中心でやっておりますけれども、できることならば2.5までぐらいの精度を高めたような病院に持っていきたいなというのが、院長を核にした物の考え方、医師会さんもできる限り2.5に近いような医療機関として市民病院のあり方を検討してはどうかというような一つの御提言もいただいているのは事実でございますので、したがいまして、急性期の患者さんをいかに確保して、あとは慢性期に近くなって、あるいは退院が近くなれば民間さんの方へ振り分けていくという役割をきちっと機能分担をしていきたいなと、こういうふうに思っております。 124: 委員長児玉悦子)  済みません、ちょっとあらかじめ、12時にもうすぐなるんですが、このまま延長して最後まで審議をしてよろしいですか。いいですか。               (「わかりました」と呼ぶ者あり)  じゃ、済みません、そういうことでよろしくお願いします。  伊藤惠一委員はよろしいですか、それで。今の。 125: 委員(伊藤惠一)  とりあえず。 126: 委員長児玉悦子)  はい、ほかにはいいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  私も一つ聞かせていただきたいんですけど、先ほど事務長は、当たり前のことを当たり前のようにやればいいんだというふうに言われたんやけども、ちょっと先ほどのアクセスの問題もそうなんですけれども、コミュニティバスぐらいだったら、坂の上まで上がって、屋根のついておるところまで行くというか、そういうことできないのかなとか思うんですけども、小型バスですから。バスのおり場から受付まで上がるの、結構坂がありますよね。だから、やっぱり、当たり前のことを当たり前にと言う中にも、そういう点でもちょっと配慮というか必要なんじゃないかと思うんですけども、その辺のところと、それから、市民病院の入院患者が減少しているというふうに、そのことが赤字の原因だというふうに言われるんですけれども、ちょっと入院された方からお聞きしたところ、病院の給食が、民間に委託されたということですごく質が落ちたというふうに聞いているんですけれど。特に今、産婦人科病院なんかですと、食事が非常にいいとかということが評判を呼んですごく繁盛しているというか、そういうところもあるように聞いていますので、やっぱり病院での一番の楽しみというか、給食が質が落ちたというのは、これはちょっと問題じゃないかというふうに思うんですけど、その辺のところをちょっとお聞かせいただきたいということで。それと、献立表、どんな献立なのか、一度献立表があったら見せていただきたいというふうに思うんですけど。 127: 市民病院事務長(岡本武彦)  アクセスの問題で、確かにおおむねの玄関近くまでは今現在、コミバスにしろ、あるいは三交さんのバスにしろ来ておりますけれども、ただ、一般的に言う、いわゆる地下なんですね、建物の。そこからもう一息上がっていただかんならんということでございますけれども、実は、この地下のバスの停留所がありまして、その地下からもエレベーターを使って1階なり2階なりずっと行けるのも事実でございますけれども、なかなか見なれないという場所といいますか、そういう部分もあります。まずはその部分から誘導できるような形をとっていきたいというふうに思います。  もう一つは、もう一つ上の玄関先までということになりますけども、玄関先は一応ロータリーみたいな形になっておりますけれども、まず、玄関先が非常に狭いということですね。その乗降にほかの患者さんの支障を来すということもありますし、それからもう一つは、玄関先へ上がっていって、そうなりますと、今度は西の方へ抜けていく必要が出てくるかと思います、中ではユーターンができませんから。そうなりますと、駐車場の中をバスが横切っていくという一つの危険性もございますので、その辺はちょっと慎重に取り計らっていく必要があるんではないかというふうに思っておりますので。いずれにしても、できるだけ地下から出入りができるような形で誘導をしていきたいというふうに、ひとつ検討させていただきたいと思います。  それから、入院患者の減少の一つとして、給食がまずいんじゃないかというような御指摘があったわけでございますけれども、個人の嗜好の話をしては恐縮なんですけども、僕も昨年、ちょうど7月ですか、2週間……。 128: 委員長児玉悦子)  何かメニューがすごく悪くなったって聞いていますよ、何か。味とかじゃなくてね。 129: 市民病院事務長(岡本武彦)  2週間強入院させていただいておったんですけども、僕はどっちかというと、あそこが痛い、ここが痛いという患者と違いましたから、まさしく食べるのが楽しみの入院生活でございましたけれども、確かに私どもの年齢層からいけば、ちょっと少ないかなとか、あるいは味つけが濃いかな、薄いかなという思いはあったのも事実でございます。したがって、その部分については、もう少し院内において再度アンケートをとりながら、患者さんに合ったような、療養的な食事ということもございますので、その辺をしっかり認識した中で検討してまいりたいと。一度また、献立表というお話でございますので、またそれは御提示させていただきますので。 130: 委員長児玉悦子)  何か品数が少なくなったとかね。カロリーは足りているらしいんだけども、そういう内容的にやっぱり非常に悪くなったと。何回か入院されている方が、以前の給食と比べてそんなふうだというふうなことを、複数の方から御意見をいただいたもので、私も。だから、ちょっと私、入院したことがなくて実態がわからないものですから、その辺のところ1回聞かせていただいたんですけど。 131: 委員(加藤正一)  私の場合は、入院したけれども、15日間御飯を食べれなかった。だから別にね。だけど、食べれるようになってからは、確かにそれは人間だから、文句を言おうと思えば幾らでも言えると思うんだ。これはお与えだと思って、僕も相当贅沢なんだけどもね、うちの家内にも言っておったんだけども、一切よそから持ってくることならん、ここにあるものをここで僕は食べるから、もう何一つ持ってこんでもええと言うて、だから、よく辛抱したなと言われたけども、やっぱり思いようよ。ここのものがまずいとか感じないのは、自分の頭の中で感じる。それとね、僕は、産婦人科の方は健康な人がやることで、あれはうまいもんが食いたいでどこどこ行くというのは、これはあると思う。でも、それはそれでいいんだけど、病院というのは、それぐらいの考えでやっぱり医者のところへ入院しなけりゃ、僕は病気も治らんと思うね。だから、まずいとかまだ言うとるのは、贅沢やと思う。本当に真剣になったら、そんなこと言うとれんと思う。まあそれだけ。だから決して。かかる人もそんな気持ちでかかってほしいということを僕は述べたいと思うね。そんなまずいとかいうのやとか、あそこへ行かんということではないので。まず医者を信頼して行くということだ。 132: 委員長児玉悦子)  ほかにありませんようですので、これで質疑を終結させていただきまして、これより採決をいたします。  議案第80号 平成15年度桑名市桑名市民病院事業会計決算の認定については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、原案のとおり決しました。  以上で、市民病院に係る議案の審査は終了いたしました。  市民病院の所管事務に関する質問、ありましたら。もう先ほどのでいいですね。いいですか。 133: 委員(加藤正一)  一つだけ、ちょっと済みません。この間、保育所というか、つくってもうたけど、どのぐらいの利用度があるの、あれ。もうつくってもうたやろ。あれ、看護婦さんの託児所、どのぐらいの利用してもうとるの。 134: 市民病院事務次長(松井幸輝)  今現在、細かいところの作成中なんですけども、対象としては正職員すべて、それからアルバイトさんも含めた形で24時間体制をとらさせてもらって、預けてもいただくというふうに思っています。今のところ、まだ希望者等は、看護師さんの方から一応申し出をしてくれというふうには話はしていますけど、何人とか、そういう具体的なところまではまだいっておりません。 135: 委員(加藤正一)  具体的にはないということは、もうできとるのやろ。 136: 市民病院事務次長(松井幸輝)  いや、まだ建設も何もしておりません。 137: 委員長児玉悦子)  じゃ、ありがとうございました。  これで市民病院の所管事務を終わりましたので、済みません、退席をお願いいたします。    ─────────────────────────────────────── 138: 委員長児玉悦子)  先ほどの保健福祉部の方でちょっと報告があるそうですので。 139: 保健福祉部次長(岸 覚永)  先ほどの御質問の中で2点ほど答弁させていただけないのがございましたので、その報告をさせていただきたいと思います。 140: 児童・障害福祉課長(内田省己)  まず、第1点目の市営住宅入居における身体障害者の優先入居という形で、今、建築住宅課の方へ聞き取りに行ってまいりましたが、昨年来、身体障害者の市営住宅の申し込みの方2名ございまして、その1名につきましては、本年4月に入居されております。それで、昨年12月に申し込みされた方は、くじにちょっとお外れになられて、それで、今回また申請されている、4月にも申請されていると。結果はまだ出ておりませんけど。  そういうような状況で、建築住宅課の対応といたしましては、先ほど申し上げましたように、日物谷の方はエレベーターがついてあんな形ですけど、そのほかの市営住宅についてはバリアフリー、ユニバーサルデザインというようなあれはされていないと。ですから、もし入られた方が障害者の方であれば、例えば3階から1階へとか、そういう御希望があれば、それはさせていただいておりますと。そういう設備的なものの改良とか、そういうのはやらせていただいておりますと。今後につきましては、先ほど申し上げましたように、福祉といろいろ話をして、検討を重ねて、他市によっては、そういう障害者用の専用の市営住宅もつくられているような市もありますので、その辺のところも考えてですね。ただ、今現在すぐに対応できることは、先ほど申し上げましたように優先入居するか、それからくじに当たった方を何階から1階にするかという方法しか今のところございませんので、今後改善に向けて検討を重ねてまいりたいということで、今、建築課と話し合ってまいりました。  それから、2点目の桑名市の障害者の雇用状況の件で、ちょっと資料的には、桑名市内の管轄では、15年6月1日現在では84企業で、障害者の方が197名、それで、実雇用率が1.39%でございます。それで、法定雇用率1.8%未達成企業の割合は57.1でございます。だから、達成しているところが42.9%ということでございます。それで、16年度につきましては、ちょっと障害者の正式な数が出ておりませんので、実雇用率が1.41%でございます。それで、法定雇用率未達成企業の割合は58.1%でございます。ですから法定雇用率1.8%に桑名市全体では達していないというような現状でございます。  先ほど部長が申し上げましたように、また産業振興部とも連携しながら、この件につきましても雇用促進に向けて検討を重ねて、行動してまいりたいということで思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 141: 委員長児玉悦子)  ありがとうございました。ちょっと私、一つ、今のお答えでちょっと言わせていただきたいんですけど、済みません。障害者の方の入居ですけど、優先入居というふうにいっても、くじ引きを先にさせてくれるだけなんだそうですよ。それで確率は一緒なんですよ、本当に。そういうことでね。 142: 児童・障害福祉課長(内田省己)  それで、建築課としては、案としては、福祉がこういう状況で優先入居していただきたいと申し出があれば、いろいろ優先入居についても、特に市長が定める場合とかいろいろありますので、それは全く拒否するものではなく、前向きに考えたいという返事を今のところはいただいておりまして、それが決定できるかどうかは今検討中です。 143: 委員長児玉悦子)  私も今、それを言いたかったんですよ。福祉の方から障害者の方の相談を受けたら、やっぱり、そういう建築住宅課の方にそういったことを申し出をしてもらって、優先入居、それこそ優先入居を促進していただければというふうに思ったもので、今そういうふうに言っていただいたら、それ、ぜひやってもらえればというふうに思いますけどね。 144: 児童・障害福祉課長(内田省己)  そのように建築課の方は考えておりますので、済みません。 145: 委員長児玉悦子)  はい、わかりました。ありがとうございました。  以上で、当委員会に付託されました事件の審査は全部終了いたしました。  委員長報告については、いかが取り計らったらよろしいでしょうか。                (「委員長一任」と呼ぶ者あり)  委員長一任というふうなお声があったわけですけれども、正副委員長で一緒にさせていただければ。                 (「はい」と呼ぶ者あり)  はい、じゃ、そういうことでよろしくお願いいたします。  以上で、環境福祉常任委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。                           午後0時15分 閉会  委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。   平成16年9月21日       委  員  長        児 玉 悦 子       副 委 員 長        伊 藤 真 人 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...