京都市議会 2015-10-29 10月29日-05号
委員会での採決が行われた9月17日の参議院特別委員会,不信任動議により退席していた鴻池委員長が復席した後,採決の瞬間の議事録は「発言する者多く,議場騒然,聴取不能」としか書かれていません。前代未聞の異例の事態です。国会運営のルールさえもほごにして,未来に禍根を残すような方法で採決された法案は,その可決の事実すら認めるわけにはいきません。
委員会での採決が行われた9月17日の参議院特別委員会,不信任動議により退席していた鴻池委員長が復席した後,採決の瞬間の議事録は「発言する者多く,議場騒然,聴取不能」としか書かれていません。前代未聞の異例の事態です。国会運営のルールさえもほごにして,未来に禍根を残すような方法で採決された法案は,その可決の事実すら認めるわけにはいきません。
国民との約束を守らず,国民生活と日本経済に多大な負担を押し付ける民主党野田内閣は,参議院では問責決議が可決され,事実上の不信任であります。世論調査の数値を見ましても,内閣支持率は18パーセントあるいは20パーセントで,国民からも不信任となっているのであります。国民の支持を失った政権は速やかに解散総選挙を行って,国民の信を問うことは,国民主権と議会制民主主義の立場からも当然であります。
しかしながら,市長選の得票の46.1パーセントは門川市政に対する不信任であり,なおかつ市長選の投票率は過去20年間の中で最も低い36.7パーセントでありました。大阪市では40年ぶりに投票率が60パーセントを超えております。門川市長にはこの投票率の低さにも向き合い,しがらみを断ち切った市政の抜本的改革を期待しております。
本日,日本共産党など野党は共同して内閣不信任決議案を国会に上程することになり,今国民はその結果を注目しております。森首相は就任以来,時代錯誤の神の国発言,総選挙中は無党派層に対して投票しないで寝てくれればいいという発言,拉致疑惑では第三国にいたとすればいいという発言などを繰り返して参りました。
昨今の株安,円安は改革実現への否定的な雰囲気の現れであり,市場が橋本内閣に突き付けた不信任であると受け止められております。前途多難な中で,以前は自信と活力に満ちていた橋本首相の顔が,今は自信がなく生彩を欠いているように感ずるのは私一人ではないと思います。 幸いにして桝本市長はますます元気でありますが,本市においても今最も求められているのは改革であります。
漠然とした市民の市政への批判の気持ちは,現職と新人の1対1の選挙戦の場合,有権者はどうしても現職に不信任という形で投票行動に出やすいものです。 今回の票の差は,共産党への支持ではなく,不信任ではないが何となく物足りないとする市民の批判票と見るのが正しいのではないでしょうか。それが証拠に,市長選挙と同じ日に執行された伏見区の府議会議員補欠選挙の結果を見れば明らかであります。