八幡市議会 2007-02-27 平成19年第 1回定例会−02月27日-02号
東南海・南海地震は、紀伊半島や四国の南沖を走る南海トラフを震源とするマグニチュード8クラスの巨大地震で、今世紀の前半の発生が懸念されており、京都でも、京都盆地の西のふちを走る西山断層系の断層部があり、今後も活動すると考えられています。
東南海・南海地震は、紀伊半島や四国の南沖を走る南海トラフを震源とするマグニチュード8クラスの巨大地震で、今世紀の前半の発生が懸念されており、京都でも、京都盆地の西のふちを走る西山断層系の断層部があり、今後も活動すると考えられています。
これは「南海トラフ」と言いますが、南海トラフの巨大地震の発生した場合においてはどうなるかということで、るる研究されているようでありますけれども、調べてみますと、トルコ北部のアナトリア断層で起きる地震と並んで、世界でただ二つの地震発生の長期予測可能な地震として、世界の研究者から注目されていると言われております。
私は考えますのは、まず近未来と申しますか、南海トラフが動くと当然非常に大きな災害が発生するだろうというふうに言われてございますので、そういった場合にはちょっと心もとないなと、だからと言いましてどこまでをすればということになりますと非常に難しい話になりますので、今後、耐震診断という形で調査をしまして、安全な防災拠点をつくっていくということに努力を重ねていきたいなと、かように考えてございます。
歴史的に見るとほぼ100年に一度、四国や紀伊半島の南海トラフを震源とする南海地震がおき、その前後に近畿で地震が相次いできました。21世紀になると次の南海地震が起きると予想され、いまはそれに向かい近畿の活断層が活発になっていく時期(これは尾池和夫京大教授のお話です)、また繰り返し大地震の起こる可能性も指摘されています。
このことは,私が昨年2月の予算市会の代表質疑で防災問題を採り上げ,今世界で近い将来大地震の起こることが最も確実に分かっている所は南海トラフであり,この辺りに巨大地震が発生すると京都でも震度5程度の地震になるとの指摘を示し,市の防災計画の見直しと対策の具体化を迫ったとそのあいさつで述べたのであります。2日後の17日午前5時46分,京都に震度5。不幸にもその心配が的中したのであります。
また,今世界で近い将来大地震の起こることが最も確実に分かっている所は,日本の四国や紀伊半島の南側の南海トラフであり,ここに巨大地震が発生すると京都でも震度5程度の地震になると言われています。もともと日本は狭い国土に多くの人が住み,いつも地震,噴火,台風の災害にさらされている災害列島,地震列島であります。