与謝野町議会 2022-09-12
09月12日-04号
令和 4年 9月 定例会(第110回) 第110回令和4年9月
与謝野町議会定例会会議録(第4号)招集年月日 令和4年9月12日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後4時06分 散会招集の場所
与謝野町議会会議場1.出席議員 1番 杉上忠義 9番 河邉新太郎 2番 藤田史郎 10番 永島洋視 3番 野村生八 11番 三田義幸 4番 高岡伸明 12番 安達種雄 5番 浪江秀明 13番 家城 功 6番 渡邉貫治 14番 和田裕之 7番 今井浩介 15番 山崎良麿 8番 山崎政史 16番 宮崎有平2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者
議会事務局長 前田昌一 書記 後藤麻貴子4.地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者 町長 山添藤真
代表監査委員 田中眞一 副町長 井上雅之 教育長 長島雅彦
企画財政課長 小池大介 教育次長 柴田勝久 総務課長 長島栄作
社会教育課長 植田弘志
防災安全課長 藤垣浩二 福祉課長 田辺茂雄
CATVセンター長 谷口義明
子育て応援課長 下川賢司 税務課長 吉岡素子 保健課長 平野公規
住民環境課長 中上伸午
商工振興課長 三田大智 会計室長 安田 敦
観光交流課長 市田桂一 建設課長 柴山 進
上下水道課長 山添雅男 農林課長 矢野彰男5.議事日程 日程第1 一般質問6.議事の経過 (開会 午前9時30分)
○議長(宮崎有平) おはようございます。 本日も5人の議員の一般質問を行います。 通告されております一般質問は、本日の5人の議員で全て終了いたします。 議員の皆様には、行政全般にわたり分かりやすく様々な角度から、より深く掘り下げた質問になりますことを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員数は全員であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ここで、
山崎良磨議員から8日の一般質問について発言の申出がありますので、これを許可します。 山崎議員。
◆15番(山崎良磨) 失礼します。 それでは、発言の取消しのほうを申し出ます。9月8日の私の一般質問におきまして、町長に人として成長してほしい、寛容性を持ってほしいといった旨の発言をいたましましたが、発言を取り消しいたします。 他意はなかったのですが、個人の人格を否定するような不遜な言い方となったこと、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
○議長(宮崎有平) 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 9日の会議に引き続き一般質問を行います。 最初に2番、
藤田史郎議員の一般質問を許可します。 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) おはようございます。 議長のお許しを頂きましたので、第110回令和4年9月定例会での一般質問を通告書に従い、町長に対して質問を行います。 毎回、定例会質問前に述べています、住民に見える、聞こえる、感じる行政、そして、提案型の質問を私の議員信条としておりますので、その意を基に町民に分かりやすく前向きのご答弁をお願いするところであります。 今回は、行政の危機管理と環境整備・美化について質問を行います。 最初に危機管理について、多くの課題がある中で
新型コロナウイルス感染と豪雨災害の二つを取り上げます。 1、
新型コロナウイルス感染者が7月末以降急増しており8月17日には、最大の71人と発表されました。そこで、現況と今後の対応について、次の5件をお聞きいたします。 一つ、当地域の基幹病院、
北部医療センターですけど、そこでの医療逼迫度・
病床使用率等はどのような状態になっているのでしょうか。 二つ、感染確認のための抗原検査・
PCR検査を受けられる基準、あるいは手続、場所はどこでありますか。 三つ、当町には多くの医院がありますが、
コロナウイルスでの対応はどこまでされているのか。 四つ、救急車のサイレンを昼夜間わず、よくお聞きしますが、コロナ関係・熱中症・緊急疾患などの出動数、搬送内容の現状が分かれば、どのようになっているか、教えてください。 五つ、今、
コロナウイルス感染危機と捉え、町民にも感染防止を共有していただく上にも、
町長メッセージの発信が必要と思いますが、そのお考えは。 2、地球温暖化を一因とする気候変動により、多くの自然災害が発生しています。西日本での気象予報では高温多雨、そして、台風の発生が多いと言われていますので、豪雨災害について、次の3件をお聞きします。 一つ、大雨(洪水)警報が発令された場合の行政からの自治区・消防団・町民への伝達、行動体系はどのようになっていますか。 二つ、避難所開設、警報レベル3以上での独居老人・介護を要する人への誘導や避難介助の仕組みはどのようになっていますか。 三つ、令和2年12月改定の保存版「与謝野町洪水・
土砂災害ハザードマップ」について、多くの情報が記載され事前の備えには必要ですが、いざ災害の現実時にマップを出してみて、その確認行動は大変難しいと思います。 そこで、次の提案をします。このマップを活用してA4サイズぐらいの大きさで、各自治区ごとに図を抽出し、最小限の必要情報のみ、避難場所とか警戒レベルの内容等ですけども記載、それを各家庭内での目につくところに掲示していただくのはどうでしょうか。 次に、環境整備・美化について質問を行います。毎年梅雨入りから秋にかけて、草樹が著しく繁み、各家では草刈り・庭木の手入れなど、美化作業をされています。そこで、行政での環境美化について、次の4件をお聞きします。 一つ、標語「人・自然・伝統 与謝野で織りなす新たな未来」の中で、町長の「自然」の
風景イメージをお聞かせください。 二つ、与謝野町のまちを美しくする条例があります。その条例の中で環境の美化推進の施策を実現する責務を有するとあります。その具現化は、どのように計画されているのでしょうか。 三つ、各課は管理する施設・道路・河川などの環境整備(草刈り、庭木の手入れ、樹木の刈込等)の予算に対し、基準となるデータを基に実施されているのかどうか、お聞きします。 四つ、作業終了後の草樹状態、未整備の場所などを確認・点検され、次年度の予算増加に反映されていかれるのでしょうか。 以上で、1回目の質問といたします。
○議長(宮崎有平) 答弁を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) 皆さん、おはようございます。 それでは、本日も一般質問、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、藤田議員の1番目のご質問でいただきました、危機管理についてにお答えをいたします。 危機管理についての1番目のご質問では、
新型コロナウイルス感染者が7月末以降急増しており8月17日には71人と発表された。そこで、現況と今後の対応について問うにお答えをいたしたいと存じます。 まず、1点目のご質問では、当地域の基幹病院での医療逼迫度・
病床使用率等はどのような状況かをいただきましたので、お答えをいたします。 京都府においては、
新型コロナウイルス感染症の受入病床として確保している病院等につきましては、公表されていない状況でございます。当地域の基幹病院での医療逼迫度・病床使用率などにつきましては、把握できない状況でございますので、ご理解をいただきたいと存じます。したがいまして、8月26日の京都府
新型コロナウイルス感染症対策本部会議の資料を基に、8月30日現在の京都府全体の
確保病床使用率と
高度重症病床使用率のみ答弁をさせていただきます。 確保病床1,013床に対し、
確保病床使用率は54.6%、
高度重症病床51床に対し、
高度重症病床使用率は15.7%となっているところであります。 次に、2番目のご質問では、感染確認のための抗原検査・
PCR検査を受けられる基準及び手続、場所はどこかにお答えをいたします。 発熱・せきなどの風邪の症状がある有症状者については、京都府の
ホームページに掲載をしてあります
新型コロナウイルス感染症の診療・
検査医療機関で受診をいただくことになり、医師の判断により、ほとんどの患者が念のため
抗原定性検査、または
PCR検査を受検される状況となっております。また、発熱等の症状がない方で感染リスクが高い環境にあるなどのため感染不安を感じる京都府民、また濃厚接触者の方、会社等の指示に基づき検査を希望する方を除く京都府民で無症状者については、令和4年7月16日から当面の間ということで、再開されました
感染拡大傾向時の
一般検査事業として無料検査を受検することができることとなってございます。京都府の
ホームページにも掲載されております
検査実施事業所一覧で受検をすることができますが、本町内の
検査実施事業所は、
ウエルシア薬局与謝野男山店と大西薬局の二つの事業所となっており、
ウエルシア薬局与謝野男山店では
PCR検査と
抗原定性検査、大西薬局では
抗原定性検査を受検することができます。 次に、3点目のご質問、当町には多くの医院があるが、
コロナウイルスでの対応はどこまでされているのかにお答えをいたします。 本町にあります全ての医療機関で
新型コロナウイルス感染症の診療を受診できるものではなく、2点目のご質問の中で答弁をいたしました、京都府の
ホームページに掲載をされています
新型コロナウイルス感染症の診療・
検査医療機関でのみ受診することが可能となっており、診療及び必要に応じて
抗原定性検査や
PCR検査などを実施されることとなっております。 次に、4点目のご質問、救急車のサイレンを昼夜間わずよく聞くが、
コロナ感染・熱中症・緊急疾患などの出動数、搬送内容の現状はにお答えをいたします。 救急業務については、
宮津与謝消防組合の業務となっておりますので、8月1日から8月31日までの1か月間の与謝野町内の出動数及び搬送内容を申し上げます。 救急件数は111件で、搬送人員は96人となっています。そのうちコロナ関係が14件、熱中症が7件、心肺停止、頭蓋内疾患、心疾患及び肺炎などの緊急疾患が29件、急病、一般負傷、交通事故、労働災害などが61件となっています。また、搬送人員96人のうち、65歳以上の高齢者が70人となっているところであります。 次に、5点目のご質問、今、
コロナウイルス感染危機と捉え、町民にも感染防止を共有して頂く上にも、
町長メッセージの発信が必要と思いますが、その考えはにお答えいたします。 町民の皆様方への感染防止の広報については、これまでから京都府
新型コロナウイルス感染症本部の要請に基づき実施をしている状況でございまして、「感染を防ぎながら日常を送るため、感染をしない、させない、広げないを常に意識し、引き続き、一人一人が基本的な感染対策を徹底し、感染の再拡大防止に努めましょう」の内容で、FM告知の定時放送により7月21日から8月10日までと、お盆明けの8月18日から9月8日まで適時実施し、町民の皆様方に周知をさせていただいているところであります。議員ご提案の
町長メッセージの発信につきましては、今後の感染状況を注視しながら適切に判断をしてまいりたいと考えています。 次に、危機管理についての2番目のご質問、地球温暖化を一因とする気候変動により、多くの自然災害が発生している。西日本での気象予報では高温多雨、そして、台風の発生が多いと言われているので、豪雨災害について問うにお答えいたします。 まず、1点目のご質問、
大雨洪水警報が発令された場合の行政からの自治区・消防団・町民への伝達、行動体制はどうなっているのかにお答えをいたします。
大雨洪水警報が発表される場合には、気象庁から消防庁を経由してJアラートにより送信される情報について、本町の
防災行政無線を自動起動させ、屋外拡声機と
FM告知放送で同時に町内全域・全町民に伝達をされます。また、京都府の防災・
防犯情報配信システムに登録をしていただきますと、Eメールにより注意報、警報等の気象情報が配信をされます。 したがいまして、Jアラートで全町民に伝達をされますので、この時点での自治区・消防団への連絡は行ってございませんが、避難所開設の必要性が生じた場合は自治区へ、
野田川堂谷橋の水位が
水防団待機水位の2.3メートルに達した場合には消防団に連絡をしております。 役場職員の行動体制については、
大雨洪水警報が発表された時点で
災害警戒本部1号配備を設置することとしており、理事者、各課長ほか一部の職員、
防災安全課職員の29名が決められた庁舎に参集することとなっております。その後の体制といたしましては、気象庁の
雨雲レーダー、京都府
河川防災情報や京都府
土砂災害警戒情報などを総合的に判断し、必要に応じ
災害対策本部へ移行する体制となってございます。 次に、2点目のご質問、避難所開設、警戒レベル3以上での独居老人・介護を要する人への誘導や避難介助の仕組みはどのようににお答えをいたします。 本町災害時要
援護者避難支援プランに基づいた、災害時における自らを守るために安全な場所に避難するなどの一連の行動をとることに支援を要する災害時要支援者の避難体制を確立するための避難行動要
支援者登録制度の趣旨に賛同された要援護者は、
避難支援者等を記入の上、避難行動要支援者登録申出書兼台帳を提出していただきます。町では提出をいただいた申出書兼台帳を避難行動要
支援者登録台帳として作成し、各区などにも台帳を提供し、把握をしているところでありますが、災害時の避難行動は、基本的に避難支援者にお世話になることとなりますので、ご近所にお住まいの、すぐに駆けつけてもらう人にお願いされることが大事であると考えています。 しかし、避難行動要
支援者登録制度に賛同されていない要援護者については、町では把握ができませんので、支援が必要な方については、ご家族をはじめ身近な存在であるご近所・隣組の共助の力、地域力による支援により避難をしていただくことになります。また、各区の隣組におきましても、災害や相互支援について話し合っていただく
隣組防災会議を令和3年度でも実施いただいており、隣組内に要援護者等が居住をされている場合は、災害時の避難行動について支援者を決めていただき、有事に備えていただくこととしております。 次に、3点目のご質問、令和2年12月改定の
保存版与謝野町洪水・
土砂災害ハザードマップを活用し、A4サイズ位の大きさで各自治区ごとに図を抽出し、最小限の必要情報のみを記載、それを各家庭内で目につくところに掲示していただくことはどうでしょうかにお答えいたします。 議員のご提案につきましては、大変有効な手段であると認識をいたしますが、役場での業務といたしましては町全体を表示をいたしましたマップを
町内全戸配布をしておりますので、各区ごとの詳細な図の各戸配布までは考えてございませんのでご理解を賜りたいと存じます。 次に、2番目のご質問、環境整備・美化についてにお答えをいたします。 まず、1点目のご質問、標語「人・自然・伝統 与謝野で織りなす新たな未来」の中で、「自然」の
風景イメージをお聞かせくださいにお答えをいたします。 私が常々申し上げておりますように、本町におきましては、大江山連峰から加悦谷平野を流れる野田川が天橋立を望む阿蘇海へつながる地勢であり、春は新緑、夏はハーブや青々とした水田、秋は黄金色の稲穂と紅葉など、四季の彩りの豊かさを持つことが、私が持つ本町の
風景イメージでございます。 次に、2点目のご質問、与謝野町のまちを美しくする条例がございます。その中で、環境の美化推進の施策を実現する責務を有するとあります。その具現化は、どのように計画をされているのかに、お答えをいたします。 本条例は、町内の美化を推進するため町が行う施策について、計画の策定によらず、条例が目的とする美化の推進のために実施する施策の策定方針を定めたものであります。条例による町の美化を実現するための具体的な施策でありますが、毎年、春と秋に実施をしております町内一斉清掃があります。これは、町内の各地区のご協力のもと、路上のごみ拾い、側溝の泥上げ清掃などを行う活動であります。 次に、岩滝海岸の清掃活動がございます。岩滝海岸は、本町の港湾全域に位置し、阿蘇海から天橋立を望む
観光スポットとなってございますが、野田川流域で発生をしたごみが、台風や豪雨などによる増水で岩滝浜町区の海岸に漂着することから、漂着ごみの回収事業を浜町区に受託いただき、定期的なごみ回収を実施いただくことにより、海岸の美化が保たれています。 次に、環境団体である、よさの百年の
暮らし委員会、愛称としてはみらいふと呼んでおりますが、に実施をいただいております、ちょこっと
ボランティア事業がございます。各庁舎の周辺や水戸谷峠、
阿蘇シーサイドパークなどでごみ拾いを行っていただいており、また、
宮津天橋高校加悦谷学舎の生徒の皆さん方との協働でも実施をいただいております。 次に、事業者の関連でございますが、
家電リサイクル法に基づく家電製品の廃棄処分は、購入した販売店で処分することが義務づけられていますが、購入した販売店が分からない、引っ越しにより販売店が遠方にあるなどの理由により、町民の皆様方が処分に困ることのないよう、町内の家電販売店に引き取り協力店として登録をいただき、身近な処分先を確保しているところであります。 また、
不法投棄パトロールの実施、
不法投棄禁止及び犬の
ふん害防止看板の設置、町内小学校での美化学習による啓発など、町、町民、事業者が協働した地道な活動を継続していくことが、美化推進と維持を実現していくための責務であると考えてございます。 次に、3点目のご質問、各課は管理する施設・道路・河川などの環境整備の予算に対し、基準となるデータを元に実施されているのかにお答えいたします。 本町には多くの施設や道路・河川を管理しており、施設本体の維持管理と併せて環境整備として敷地内の草刈や樹木の剪定を行ってございます。それぞれの施設を利用されます皆様方に気持ちよくご利用いただけるよう、また、観光などでお越しをいただく皆様方に好印象をお持ちいただくためにも、日頃の維持管理、とりわけ夏場の草刈りや植木の剪定などは、大変重要なことであると考えています。 実施の基準となるデータにつきましては、それぞれの施設ごとに、毎年、継続して行っております範囲や規模を基準に、各施設により対応は異なりますが、おおむね1年に1回実施のところが多数となっています。 道路や河川においては、地域や各種団体の皆様方の
ボランティア活動により、大変きれいにしていただいている施設もございます。この場をお借りし、ご協力をいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。 次に、4点目のご質問、作業完了後の未整備の場所などを確認・点検され、次年度の予算増加に反映をしていかれるのかにお答えをいたします。 作業が完了いたしました後には、状況の確認や、次年度以降に実施するべき箇所の確認を実施していただくこととしておりますが、一時的な樹木の伐採などは別にいたしまして、継続的に必要となる事案に対する予算の増額は財政的に困難であり、その対応に苦慮しているというところであります。地域の皆様方のご協力もいただきながら、継続して実施できる方法を検討していきたいと考えてございますので、ご理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上で、藤田議員への答弁とさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) ありがとうございます。 大変早いお言葉で、なかなか私、メモをとるのが、できませんでしたので、主なことだけちょっと書き取ったりはしたんですけども、なかなか完全に聞き取れませんところもありました。 それはともかくとして、まず、
新型コロナウイルスの感染に関してのところで、まず、一番目は基幹産業のあれは分からないとか、いろんなことがありました。それから抗原検査、
PCR検査の無料の場所とかそういうのを、いろいろと教えていただきましたけど、基本的には府の
ホームページに書いてあるとか、それを見ないと分からないというような内容だったと全体的に思いました。そこでやはり広報よさのとか、何かに分かりやすく主なことだけは書いていただきたいなと思います。 国のコロナ対策も、いろいろところころ変わりまして、なかなかいまだに落ち着いたことはありませんけども、例えば、自宅療養者の日にちが十日が七日になったりとか、濃厚接触者が五日から三日とか、ころころと何か安定してないというか、変わったような状態になります。そういうこともありますので、できるだけ、そういうのを分かりやすく、一般の方、なかなか府の
ホームページまで年寄りさんが見て、なかなかできませんので、何か告知放送でもいいですから、主な最小限のことは報告を順次していただきたいなと思いますけど、そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 この間、私どもといたしましても
新型コロナウイルス感染症に関する情報提供ということで、各種媒体を通じて情報提供させていただいているというところでございます。引き続き必要な、そして適切な情報、タイミングにおいて情報提供できるように努力をしてまいりたいと思います。 一方で、京都府全体として取り組んでいる内容、また、京都府から公表されていない内容ということにつきましては、私どもから情報発信をするということはできかねますので、その点につきましてはご了承いただきたいというふうに思います。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) その中で、ちょっと時間の関係もありますので、
感染防止共有、町長のメッセージの発信はどうかというようなことでお考えをお聞きしました。 ちょっと宮津とか舞鶴、京丹後、その他の
ホームページをちょっと参考にしましたら、特に宮津、舞鶴では
市長メッセージが結構発信されています。宮津、舞鶴では8月に3回、見るとされています。中の内容について詳しくは調べておりませんけども、そんなような状態です。 また、
コロナウイルスのお知らせということで、学校の対応、感染防止、拡大防止、濃厚接触者の待期期間、自宅療養者の待期期間と外出自粛、市職員の感染などがお知らせで載っているような状態であります。 与謝野町も、こういうふうなことを、先ほど言いましたように、できるだけ住民の方に分かりやすく説明していただければ大変ありがたいなと思っております。 それから、もう一度、こういう場合は、どうしたらいいか、お聞きしたいと思います。私、
かかりつけ医を持っておりませんので、この前の2回目ですか、最初のコロナの
ワクチン接種で、ある病院に家内と一緒に、コロナのワクチンをお願いしましたら、かかりつけになってませんので、駄目ですと断られまして、集団で、元気館とか、それからわーくぱるに行って集団接種を受けたというような状態であります。ここで、もしのどが痛い、ちょっとせきが出るとなったとき、熱がちょっと出てきたというときに、今は
コロナウイルスの可能性があるかもしれませんけど、もう少し11月頃になるとインフルエンザかコロナか分からないような状態の時期になったときに、もし、そういう状態になったとき、まず、最初にどこに連絡をして処置というか、対応をお聞きしたらいいのか、分かりましたら教えていただけませんでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。コロナ禍が2年半年経過をするという状況の中で、京都府におきましては、ご自身の健康状態に疑義が生じている、そういった方々に対応するために、京都府のコロナ対策センターというような名称だったかと思いますが、そちらに電話で一報を頂き、そして、保健所などからの具体的な指示に従っていただくと、そのことによって次の行動をとっていただくということとなっていると思ってございますので、基本的に、そのような対応をお願いをしていきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) 大変手続が面倒くさいというか、分かりにくい、京都府のほうに言って、また、保健所に連絡をしてと、その完全にコロナの可能性があるなら、そうもできますけども、そうでもないちょっとしたことに関して、そこまで手続をして、保健所の了解とか許可を、指示をいただいてしないといけないというのは大変、若い人なら行動がぱぱっとできるか知らんけど、年寄りに対しては、なかなかそこら辺が対応が難しいんじゃないかと思いますし、できたら行政の中の保健課にちょっと連絡したら、そういう、こうですよという指示を頂けるような体制になっていれば大変助かると思うんですけど、そのあたりは対応ができるんでしょうか、できないんでしょうか、お聞きしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じますが、先ほど私が
新型コロナウイルス感染症センターというように申し上げましたが、「きょうと新型コロナ医療相談センター」、このような名称になっているやに理解をいたしますが、そちらにご一報頂ければ、その一報を受けて、相談対応をいただく方から一定具体的な指示が出てくると思います。 したがいまして、自らの健康状態に疑義、疑念を持っておられる方については、その当該センターに電話をいただくということによって対応をお決めをいただきたいと思いますので、改めて、そのような対応をとっていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) 何か分かったような、分からんようなことですけど、保健課では対応はしないというように解釈したらいいんかなと思いますけども、それはそれで一定の手続をしなければならないと思いますし、その可能性がある個人が、そこまで連絡しなくて、病院の医療センターに行くとか、基幹病院に行って、電話を入れて診てもらうというのが一番早いのかなと、今、聞いていて思いますので、そこら辺は、そのなった方の本人にお任せしたいと思います。 それから、府のほうも、今度はBA2とか5に対応するコロナの
ワクチン接種を考えて、今もう実行されていると思いますけども、与謝野町では、若い人も、これから、そういうのを進めていかれると思いますけども、今、高齢者というか、60歳以上等の人は4回目のワクチンを、もう打ちました。5回目のワクチンをまた、今秋、冬等に打つ可能性といいますか、その計画があるのかないかを、まず、お聞きしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。現在、全国の地方自治体、与謝野町でもでございますが、オミクロン株に対応した
コロナウイルスワクチンの接種事業について、現在、各医療機関と、その実施方法などについて検討している段階であるということでございます。その検討段階の詳細につきましては、平野保健課長から答弁をさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 平野保健課長。
◎保健課長(平野公規) 現在、新型コロナ
ワクチン接種に関しましては、現時点では4回目接種というふうなことで、60歳以上の高齢者、それから、その基礎疾患を有する方などが対象になっているというふうなことで、今後、現時点での予定といたしましては、9月の下旬以降、今月の下旬以降に順次、新タイプといいますか、オミクロン株に対応するワクチンを順次接種をしていくというふうなことで現在、準備を進めているというふうなことでございます。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) ありがとうございます。できたら、また、個々にご案内があると思いますので、それで対応したいと思います。 時間がありませんので、次に、同じ危機管理で豪雨災害についてお聞きします。9月1日は防災の日ということに、ついこの前というか、先日なったんですけど、当町での、与謝野町での防災訓練、毎年あったようなんですけど、コロナの中なのか、今年は、そのような情報が、私が情報が分からないというか、知らないんですけど、今年はないんですか。どうなんか、中止なのか、そこら辺のことをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じますが、本年の住民の皆様方にご協力をいただき、開催をする防災訓練でございますが、実施予定であるということでございますが、詳細につきましては藤垣
防災安全課長から答弁をさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 藤垣
防災安全課長。
◎
防災安全課長(藤垣浩二) 今年度の防災訓練について、説明させていただきます。過去に2年間につきましては、風水害の防災訓練ということで、10月頃に実施をさせていただきました。それで2年ごとにテーマを変えて、防災訓練を実施しておりまして、今年は地震想定ということで、防災訓練を実施したいというふうに思っております。日にちにつきましては、令和5年3月12日に実施をする予定ということにしております。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) じゃあ今年は地震ということで、来年の3月頃の予定ということで、またそれは前もって案内が来ると思いますので、それでありがたく思います。 まず、いろんなことがあって、行動体制ですけども、大雨警報が出たときにはJアラートとFM告知等でされます。1回、大変な被害を受けた、経験をした者は、そういう防災の警報が出たときには、速やかに、特に加悦の者なんですけど、私、加悦区なんですけども、速やかに、そこに行かれます。もう大変な被害を受けた経験のあるものですから、何かあったときはお隣りさんも、皆早めに、そこの避難所が開設されたら行かれますけども、全然そういう被害が受けてない、今までに経験がないという方はほとんど開設で、見て回っても集まっていない。少ないというのが現状だと思いますので、何とか、その災害が起きた、警報レベルになって避難所開設したときには、何とかそこにお年寄りさんが行くような、どういう手段があるか分かりませんけども、考えていただいて、多くの方が、そこに行っていただいて待機していただくような体制を行政のほうでいま一度、考えていただきたいと思いますけども、そのあたりは、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、議員ご指摘のように、災害発生時における避難所開設、それに伴って避難をされる方をどのように適切に受け入れていくのか、避難行動をとっていただくのかということにつきましては、危機管理上、非常に重要な事項であると考えております。 とりわけ避難をされる方、避難が必要な方に対し、どのような注意喚起、情報提供を行えば、速やかに避難をしていただけるのかということについては、これは非常に大きな課題になっているものと思っております。避難を必要とされる方に対し粘り強く、その必要性などを情報発信していくということが、一つは重要なのかなと思います。 一方で災害発生の状況によりましては、避難をされるよりも、例えば垂直避難をしたほうが安全であるといった場合もあります。そうしたことから、一概には言えませんが、避難の大切さ、避難の重要性について、私たちのほうから引き続き住民の皆様方に情報提供などをさせていただくということは、常日頃から取り組んでいかなければならないことであると思ってございますし、災害発生時におきましては、できるだけ危険性が高まっている地域に対し、ピンポイントで情報提供していくような取組も必要になってくるのではないかと考えております。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) できるだけ多くの方が避難、特にお年寄りの方が避難できるような体制というか、形を考えていただきたいと思いますし、また、そのあたりは各自治区のほうの区長さんのほうに、こうこうこうでということを力強く言っていただいて、区が体制がとれるように、そして、区から町内、あるいは反対に、その情報が流れて、うまくできるような体制を系図、流れの図といいますか、そういうのができるように行政の担当課から区のほうに連絡をできるような、区長会なり、その他のときに活用していただいて、体制の形をつくっていただくようにお願いしたいと思います。 それから、あと避難の、独居老人とか介護を要する人への誘導とか、避難所開設の仕組みというのは、今、聞きましたけど、隣組であるとかなんとか、そういうので近所の方に、どうのこうのとかいうようなこともありましたけども、そこら辺が私の班でも、そこらあたりの中身が詳しく聞いておりません。10何年、私が自治区を担当したときには、いろんな形で分かるようなメモというか、そういうのを皆、各戸に配って、ぱっと分かるように、いざというときには、はい誰が、この人はこうする、ああするというような形にしておったんですけども、もうそれから相当変わりまして、そのする担当が皆、高齢者になりまして、受けるほう側に移りましたので、なかなか若手がいない、独居老人が1人で住んでいるような体制、横もお年寄りと、老々介護みたいな感じで、なかなかそこら辺の体制が難しくなっていて、現在、そういうような体制ができていないのか、できていて、行動がされてないのか、そういう実際の誘導する状態になってませんので、区に聞かないと分かりませんけども、そのあたりが今後、うまく分かるような形をぜひ、区のほうに指導といいますか、言っていただいて、そういう体制をつくるようにお願いしたいと思います。それだけにしておきます。 あとハザードマップなんですけども、町長のお宅は高いとこに家がありますので、多分水害については、あまり気にされてないか、気にならないかも分かりませんけども、我々は大変ひどい目に遭った経験者であります。それで、そのマップが平成に作られた。これ今日、持ってきたんですけども、畳半畳ぐらいの大きさです。これダーっとなっているんですけど、いちいちこれ広げて見て、ああだこうだ、なかなかできませんので、これを集中的に、もうちょっと各区のとこら辺をぱっと取っていただいて、拡大して、きれいに写らなくてもいいんですけど、そういうような形で提案をして簡単なA4ぐらいで、カラーじゃなくても結構ですので、そういうようなんでぱっと分かるような形があれば、大変住民に分かりやすい、いざというときにいちいちしなくてもいいんじゃないかと。 私の周りとか、いろんな方に5人ほど連絡、ちょっと確認しました。これ見たことありますか。来たときに見ました。それから見てません。どこにあるか今、分かりませんが大半です。だから、探さないと分からないというとこに多分保管というか、置いてあるんで、引き出しの中とか、常時ぱっと、いざというときに引き出して見れるような体制には、5人の意見というか、聞いたら、5人ともそうでした。ということは、それは確率論になるか知りませんけど、大変、大概の方が見たことはあるけども、今どこにあるのかというのは、多分知ってないんじゃ、分かりませんけどね、大事にちゃんと、すぐ引っ張り出せるという方が多いのかも分かりませんけども、私の想像としては、大変これが有効に活用されてないと判断をしておりますので、できたら、あまり有効な手段ではあるけど、今は考えていないという町長のお答えでしたけども、ぜひこれ、担当課のほうでもう一回、検討していただいて、有効活用にしていただかないと、せっかく立派な、お金をかけて作って、各戸配布をしているものが、宝の持ち腐れではもったいないと思いますので、この有効活用のためにも先ほど言ったような提案をしたので、ぜひ検討をしていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、現在、私どもが住民の皆様方に対し全戸配布をさせていただいておりますマップについても、これをどのように活用していただけるのかという点については、やはり隣組での防災の会議でありましたり、より小さな集団における議論というものが活発な状態にないと、なかなか活用というところまでは結びついていかないのではないかと思います。 そうしたことから、令和3年度におきましては、隣組における防災会議的な議論をお願いをしてきたというところでございますが、引き続き現行のマップを有効活用していただけるように、より具体的な支援の方法であったり、内容を協議いただけるように我々としても働きかけていくことができればと考えております。 議員のご提案につきましては、先ほど第1答弁で申し上げたとおりで対応させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) できるだけ前向きのご検討を再度、お願いしたいと思います。 続きまして、環境整備・美化についていろいろとお聞きしたいと思います。まず、一番目の人・自然・伝統 与謝野で織りなす新たな未来というて、町長のイメージはどうなんですかとお聞きしました。私も同じ思いです。特に四季の大江山の麓、加悦大橋から、この加悦谷平野といいますけども、そこを見たときに中央に野田川がぐっと流れて、両サイドにお家があって、周りが山に囲まれて、四季折々、大変きれいな景色だと私も思う。ほかの市町にはないんじゃないか、見てないから分かりませんけどね、そんなようなイメージを思っております。大変いい与謝野町だと、私も思います。 ただし、それを拡大していくと、言い方を換えますと、我が家の周りを見ると、やはり草がぼうぼう、何かイメージが大変、目の周りを見るときれいというイメージは湧きません。ずっと、遠くからぴゅっと見た感じはね、大変イメージがいいんですけども、いざ我が家の周りを、道路とか、いろんな見ていくと、やはり草がぼうぼう生えて、大変な状態が見受けられます。 この一般質問の前に、私、ある程度、ずっと一通り主なとこを見て回りました。学校のグラウンドとか、周りの土手といいますか、法面のとことか、それから道路のとことか、いろんな施設の周りとかいうのが、草刈りが結構されてました。1年に1回ということで、早くされたとこは、また、結構今年は草が生えて、同じよう、背は高くはないんですけども、結構、また草が生えております。でも、刈ったときよりも、草が生えてますけど、きれいな草が生えているだけで、むちゃくちゃ伸びたりね、おかしいような雑草になってませんので、見た感じはいいかなと、年に2回もしていただいたら、それはもう言うことないんですけど、もう限られた予算ですから、それはできませんので、仕方がないと思っておりますので、特に今言った、身近なところで、これは行政が依頼して草刈りをしてもらうとか、あるいは自治区でお願いして委託してしてもらうとか、いろんなことがありますけども、草刈りができないといいますか、見逃されているというか、できにくいとこが二つほどあります。一つは道路と歩道の法面の段差というか、あるというようなところに草が結構生えているとこの場所ですね。 それから、もう一つはガードレールの下に結構伸びた草があって、これは多分行政もしませんし、自治区のほうでもなかなか、そういう連絡があって、草刈りはしませんし、草刈り機では、なかなかできないと思います。だから、そこら辺が一番ネックかなと思いますので、一つ、そのときにどうしたらいいのかなと言うて。できるだけ私も、自分の周りの面は自主的に草刈りとか、草取りはします。でもずっと見て回ってまで、なかなか私できませんので、今年、令和4年度与謝野町クリーン作戦ということが、9月11日、昨日ですね、実施されました。 この内容を見ますと町内に散乱しているごみ、空き缶、空き瓶などの収集というようなことで、ごみを集めてくださいよという、あります。最近、これ草刈りしてきれていなとこに、あまりごみをぽいとしてません。草が茂っているころに、放り投げる方が多いような気がします、現実的に。これも出ていただいて、多くの方が出ていただいてやるんですけど、ここに行政のほうから来年以降、このクリーン作戦に、一つ作業内容に今、言った路肩のとことか、ガードレールの下、各町内ごとにちょっと一緒にごみを拾いながら、小くわとか、ちょっと持っていただいて歩いて、ごみを拾うんですから、そのときに取れない、生えている雑草を一緒にちょっと取っていただければ、あえてしなくても、それ一緒に兼ねていただいたら、簡単にというか、自分の区といいますか、その町内といいますか、そこはできるんじゃないかというような、ちょっと思いましたんで、ぜひ来年以降、ここに一つ、その分を加算して、今言った場所を区のほうに連絡なり、町のほうへ連絡していただいて、そこに追加していただくというようなことをお願いしたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきました箇所の清掃活動が、どのような状況であるのかということを一定、理解をさせていただいた上で必要と判断させていただきましたら、議員がおっしゃいますような対応をさせていただきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) ぜひ、うまくこのクリーン作戦ですね、利用していただいて、そういうことができれば大変ありがたいなと思います。 それから、与謝野町のまちを美しくする条例というのがありまして、いろんな活動といいますか、申し上げられました、春夏の一斉清掃とか、側溝の泥上げその他、ちょこっとボランティアの活動とか、不法投棄とか、いろんな、それから電気の不良というんですか、リサイクルやポイっとしとんなるの不法投棄を収集するとか、いろんなことがされました。 具体的な計画はないといったらないんじゃないかと思いますけども、そのことで、それをもう少し、充実していただいたらいいかなと思います。 ちょっと話が逸れるかも分かりませんけども、この与謝野町のまちを美しくする条例に兼ねるのか、兼ねないのかは別にしまして、町長からの感謝状というのは規定があるのか、いやもう町長がちょっと、こういうことに出してもいいですよという、町長自身で判断ができるようなものなのか、中身にもよりますので、中身は、この後に言いますけども、どうなのかなと思って、ちょっと感謝状の条例があるのか、規定があるのか、もう町長サイドで自由に、ちょっとした、立派な粗品をつけてするようなんありますが、紙切れ1枚の感謝状で結構なんですけど、そういうのができるのかどうかをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、議員のご質問におきましては、例えば清掃活動などでご貢献をいただいた方を表彰するような規定は存在するのかと、今、そういうご質問であったのかなと思います。 与謝野町には表彰条例というものがございまして、この条例の範囲内で表彰させていただく方の選出を行っていくということとなってございますので、一定条例に基づくものであるものと認識をしております。 そうした条例の中で議員ご指摘の清掃活動、美化活動に貢献をされた方に対しての表彰ということはどうなんだろうかということになると思うんですけれども、それにつきましては、前例としてはないということは承知をしておりますが、条文の中で、どのように解釈させていただくのかという点につきまして、現時点で、私のほうは答えることができませんので、改めて確認をさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) 先に感謝状の件を聞いたんですが、こんなことを言って、個人の名前、一切出しませんけども、多分皆さん、ご存じで、役場の職員なり、議員さん、あるいは気がついておられるか、全く気がつかないとか、目撃されていたとかありますけども、ある加悦区のご高齢の方がですね、私の知っている限りでは2年程前から、もっとしたら3年程前からされているのかも分かりません。ずっと、分かりませんけど。もう2年間近くはやられているのは間違いありませんし、ついこの前、議会のときにここ来ても、前の植木のとこですね、正面玄関、ここの正面玄関の前の植木のところの下の草をきれいに取って、しゃがんでぱっぱぱっぱ、ずっと取っておられました。多分、職員は目撃されているかどうか知りませんけども、曜日、日にち、天候、分かりませんけども、あらゆるところで、加悦区内のいろんなところで自主的に、誰も何も言いませんのに、小まめに小まめに、ほとんど毎日近くですかね、草取りをされております。 だから、皆さん、職員が、加悦の職員が、そういうのを、あるいは議員さんでもそうですけど、目撃、もしされていたら、あっと何でかというのが気がつかれると思うんですけど、あるかどうか分かりません。私も結構見てますので、ずっと、地元ですからね。もうふだんの日から、今日また、あそこで、にしがきの前とか、北都信金の前とか、地域公民館の前とか、それから丹陸のこっちのサイクルロードと、ここの角っこのところとかですね、そこらじゅうで草取りをされている方が1名おられます。 だから、それに対して、何か、お礼と言ったら失礼ですけど、せめて何も粗品その他もろもろ、何も要りませんし、立派な額に入れて渡す必要ありませんので、感謝の気持ちということで感謝状でもあれば、もう大変、本人にも喜ばれるかも分かりませんし、そんなもん頂きませんと言われるかも分かりませんけど、やはり気持ちというのを表していただきたいなと思いますので、そのあたりをよろしくお願いしたいと思います。 もう時間が2分しかありませんので、最後にあれですけど、年に1回、草取りをされていると、予算も限られております。平成3年の予算を私は、議員でありませんので、分かりませんので、決算資料の草刈り関係の金額を皆、調べました。そして、平成4年度と比較しますと、結構ばらつきがあったり、減っていったり、まず増えているとこは、あまりありません。ということは、もう限られた予算の中で限られた場所しか、それを順次くるくる回しながらされていると思うんですけども、その草刈り等は行政に出されるかどうか知りませんけど、1平米幾らとか、何かそういう基準があるのかないのか、国、府、町、その他いろんな絡みがありますけども、そこら辺の何か一定の草刈り等、植木の手入れ等の価格の基準があるのかないのか、お聞きしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。関係者の皆様方にご協力をいただき行う草刈りなどの清掃活動につきましては、状況や場所によって、それぞれ異なるということで、統一的な単価を用いての積算ということにはなっていない状況であるということでご理解いただきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 藤田議員。
◆2番(藤田史郎) もう少し中身の詳しくは、補正予算とか決算の間で各課に具体的に、どうだああだというのをお聞きしたいと思いますので、一般質問は、これで終わりたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(宮崎有平) これで藤田議員の一般質問を終わります。 ここで10時50分まで休憩とします。 (休憩 午前10時32分) (再開 午前10時50分)
○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、14番、和田裕之議員の一般質問を許可します。 和田議員。
◆14番(和田裕之) それでは、事前通告に基づき令和4年9月定例会の一般質問をさせていただきます。今回は3件について質問をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 まず、1件目でございますけれども、
新型コロナウイルス感染症から住民の命と生活を守る取組についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るう中、3年ぶりの行動制限のないお盆期間が終わり、さらなる感染拡大が大変懸念される状況でありました。 報道によれば全国の新規感染者数は、盆明けの8月19日には約26万1,000人となり、過去最多を更新した後、その後は減少傾向となりました。夏休みが明け学校の再開により増加に転じる可能性を指摘しながらも、専門組織や研究グループは現状の感染対策が継続されれば第7波のピークアウトは近いとの見解が示されたところでございます。 厚労省に助言する専門家組織、アドバイザリーボードの脇田座長は、8月31日の記者会見で感染者の減少の要因はコロナに感染したりワクチンを接種したりして免疫を持つ人が増え、一過性の集団的な免疫が形成をされ、減少に大きく影響している可能性があるとの分析をされ、報告をされました。 また、名古屋工業大の平田教授、医用工学の研究グループは過去の感染者数の推移、また、ワクチンの接種状況、人流などのデータを基にAI、いわゆる人工知能による推移予測をされ、その結果を公表されました。感染者減少の要因として、感染するなどして免疫を獲得した人が多くなったこと。また、気温が下がって窓を開けるなど、換気がしやすくなることが大きいと分析、今後は獲得した免疫が長続きしないこと。また、寒くなって換気がしにくくなるため、また、11月頃には増えてくる可能性があるとの予測をされております。平田教授は、予想は今の感染対策が継続されることが前提となっている。対策をやめれば高止まりする可能性がある。会話をする際にはマスクをし、室内は換気をしっかりするなど、感染対策を続けてほしいと呼びかけられておられます。 当町においても感染者の拡大が大変懸念される状況であり、9月に入り、ようやく減少傾向となってきたというふうに思っております。町民、町職員など、町内在住の累計感染者数が2,149人、昨日9月1日現在ということで、昨日の感染者は5名でありました。また、町職員の感染者は71名となり、いわゆる町民の1割の方がコロナに感染されたという現状であります。当町としても引き続き感染予防対策や重症化予防の対策を行うとともに、また、町民の皆様にも引き続き基本的な感染対策の継続、徹底をしていただくことが必要であると考えますし、これによって社会経済活動が維持できるというふうに考えています。 山添町長は、七つの大きな基本公約の一つ目に
新型コロナウイルス感染症から命と生活を守るとの政策を掲げられ、これを行政の最重要課題として位置づけられ、このコロナ禍の中、尽力して取り組んでいただいていると認識をしており、その取組についてお聞きをするものでございます。 一つ目に、当町での
新型コロナウイルス感染者の現状をどのように認識されているのか。 二つ目に、
ワクチン接種の効果と接種率をどのように分析されているのか。 三つ目に、コロナワクチン(2価)、いわゆるオミクロン株対応ワクチンの接種予定と課題、また効果は。 四つ目に、生活者支援と事業者支援の現状は。 次の2点目の消費税インボイス、適格請求書等制度についてでございます。昨年の令和3年10月1日からインボイス制度の登録が始まり、来年、令和5年10月にはインボイス制度が導入、そして、開始をされます。インボイス制度とは、正式名称を適格請求書等保存方式といい、請求書や納品書の交付や、また、保存に関する制度であります。 日本の消費税法で、課税事業者とは消費税の納税義務がある事業者であり、消費税を除く売上高が1,000万円以上ある事業者のことを指します。 一方、免税事業者とは消費税を除く売上高が1,000万円未満の事業者のことを指し、消費税の申告及び納税する義務がない事業者のことを指します。また、売上げが5,000万円以下の事業者は売上高の一定割合、これはみなし仕入率といいますか、仕入高といいまして、納付する消費税額を計算することを選択できる簡易課税制度があります。 事業者免税点制度と簡易課税制度の、この二つの制度は、そもそも消費税に関して事業者の納税事務負担を軽減するための制度であり、本来、納付すべき消費税が事業者の手元に残る益税を発生させる制度の仕組みとなっています。しかし、インボイス制度では消費税の課税事業者となり、請求書や領収書に登録番号の記載、そして、適用税率、8%や10%の税率ごとに区分した消費税額などの記載が求められ、さらに複雑な帳簿をつけ、7年間保存することとなります。 来年、令和5年10月からインボイス制度が導入されると、この適格請求書が必要となり、それには税務署が発行する登録番号の記載が必要となります。これは課税事業者にしか発行ができません。インボイスを発行できない免税業者からの仕入れは、仕入税額控除、これの対象外となります。課税事業者が消費税の仕入れ控除を行うために必要な適格請求書の発行ができず、仕入額控除を行う取引先やお客さん、いわゆる発注業者や元請からの仕事をもらえなくなる可能性が懸念されます。つまり取引をする際、取引相手が適格請求書発行事業者なのかどうかを確認することとなり、消費税が控除できない免税事業者との取引は余分に消費税を納めることとなることから、取引から除外される恐れがあります。まさに免税業者は課税事業者になるか、取引を諦めるか、免税事業者のまま続けるか、大変大きな選択を迫られるものであり、強く懸念するところであります。自営業やフリーランス、また、当町の基幹産業でもある機屋さん、そして、農家さんにおいても大きな影響となり、中には複雑な制度には対応ができず、高齢化の影響もあり、仕事を辞められる方も出てくるのではないかと懸念をしています。 町内の事業者の多くが対象となり、大きな影響が予想される制度であり、インボイス制度についての認識、相談窓口の設置など、制度についての認識や周知等をお聞きをするものであります。 それでは、質問に入ります。一つ目に、インボイス制度の登録申請が開始されたが、相談窓口の設置などの対策が必要だと考えるがどうか。 二つ目に、町内の小規模事業者、個人事業主、フリ一ランス、農業者などの登録状況を把握しているのか。 三つ目に、制度導入による負担が事業者等の死活問題になるとの認識はあるのか。 次に、最後の3件目、クマ被害防止対策についてであります。当町でも毎年、クマが目撃されており、出没する場所も人通りが多い場所、あるいは民家のそばなど、人的被害や受傷事故などが懸念をされます。 京都府内に生息するツキノワグマが府が平成12年までに実施した調査では200頭から500頭と推測され、平成14年の府のレッドデータブックで絶滅の危険性が最も高い絶滅寸前種に指定し、狩猟を禁止し、保護してきた経過があります。その後、生息数は回復をし、府は昨年の5月、レッドデータブックにおける評価を今後の動向を見守るよう注目種に引き下げ、狩猟を20年ぶりに解禁したものでございます。クマの習性や遭遇した場合の対処法など、正しい知識を身につけていただくことが町として重要ではないかというふうに考えています。 それでは、質問に入ります。一つ目に、クマの個体数の把握、出没件数の状況や推移はどのようになっているのか。 二つ目に、具体的な対策及び今後の計画は。 以上で、1回目の質問といたします。よろしくお願いをいたします。
○議長(宮崎有平) 答弁を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、和田議員のご質問にお答えをいたしたいと思いますが、多くのご質問をいただいておりますので、答弁が長くなりますことをご了承いただきたいと存じます。 それでは、和田議員、1番目のご質問、
新型コロナウイルス感染症から住民の命と生活を守る取組についてにお答えをいたします。 まず、1点目のご質問、当町での
新型コロナウイルス感染者の現状をどう認識をされ、今後の対応はにお答えをいたします。 全国では、7月以降、
新型コロナウイルス感染症の新規感染者は急激に増加し、いまだ明らかな減少傾向には至ってございません。第7波と言われる7月以降の感染拡大の要因といたしましては、人流の増加、
ワクチン接種後からの時間経過による感染予防効果の低下、感染力の強いオミクロン株BA5の拡大が主な要因であるとされています。 本町におきましても、令和4年7月21日以降、感染者が急激に増加し始め、8月17日には本町での一日の感染者数が過去最高となる71名となり、7月21日から8月31日までの42日間で1,307人の感染者を確認をしております。本町での感染拡大の具体的な状況といたしましては、こども園や保育所の幼児・園児、小中学校の児童・生徒の感染が拡大したことに加え、さらに、その保護者にも感染が拡大したことが急激な増加になった要因であると考えており、憂慮するべき状況であると認識をしているところでございます。 国、京都府においても、社会経済活動との両立を進めており、行動制限などは実施しない方針であることから、住民一人一人が感染予防対策を実施していただくことが大変重要であると考えています。町民の皆様方に対しまして引き続き感染防止の啓発を継続していきたいと考えています。また、令和4年7月1日から施行しております、本町内のこども園や保育所の幼児・園児、小中学校等の児童・生徒、そのご家族、また保育士や教員等の無症状者が、自主的に自費診療の
PCR検査を受検された場合の補助金交付制度も積極的に申請いただき、感染者の減少につなげていきたいと考えています。 次に、2点目のご質問、
ワクチン接種の効果と接種率をどのように分析をされているのかにお答えいたします。
ワクチン接種の効果につきましては、現在、新型コロナワクチンは、重症化予防効果にとどまらず、感染そのものを防ぐ感染予防効果も高く保たれておりましたが、オミクロン株の出現以降はデルタ株の流行時と比較し、感染予防効果は低下をしており、また、2回目の接種以降、重症化予防効果は比較的保たれるものの、感染予防効果は時間とともに減衰していくことが明らかとなっています。しかし、3回目の追加接種によって発症予防効果は一次的に回復し、デルタ株と比較し、低下はするものの、オミクロン株BA5の感染リスクを低減させることができるとされています。オミクロン株の流行期においても、これまでの
ワクチン接種により重症化する方を減らすことができているとの報告もある中、新型コロナワクチンについてはコロナ禍において大きな役割を果たしているものと考えております。 本町の3回目追加接種の状況としては、8月29日現在では人口に占める接種率は72%であり、全国の64%、京都府の63%と比較をすると接種率は高い状況にはありますが、本町の2回目の接種率87%との比較では15%程度低い状況で推移をしております。3回目の接種率が低いことのみが7月以降の第7波の直接的な感染拡大の要因ではないと認識をしておりますが、3回目の追加接種を行うことで感染予防効果を高めることになりますので、現在の感染拡大の状況下におきましては、2回しか接種をされていない方は3回目の追加接種をご検討いただきたく存じます。また、60歳以上の方や基礎疾患を有する方など、4回目接種の対象となられている方で、いまだ4回目を接種されておられない方におかれましても、4回目を接種いただくことにより、ウイルスに罹患をした場合には重症化リスクが逓減されることとなりますので、接種をご検討いただければと考えています。 次に、3点目のご質問、感染後の後遺症などの実態把握はにお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症につきましては、治療や療養が終わった後にも罹患後症状、いわゆる後遺症として様々な症状が見られる場合がございます。後遺症は、年齢やコロナ罹患時の重症度などにかかわらず、コロナに罹患をした方の誰にでも発症する可能性があるとされ、主な症状としては、疲労感・倦怠感、息苦しさ、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力低下など、様々な症状が報告をされています。時間の経過とともに回復をされる方もいますが、長期間継続する場合もあるため、いまだ不明な点が多く、社会的不安を引き起こす一因にもなっていると認識をしております。 現在、国では後遺症の発生人数や発生率などの調査は実施をされておりませんが、日本国内の二つの研究では、12か月後に何らかの後遺症があった症例は、一つの研究での発生率は約14%、もう一方の研究では約30%という報告があるとしております。なお、京都府並びに本町におきましても発生者の実態につきましては、把握はいたしてございません。 京都府では、令和3年11月に
新型コロナウイルス感染症の罹患後において、後遺症等の症状がある方を対象とした専用相談ダイヤルを設置し、療養期間が終了したにもかかわらず、症状が長引いたり、新たな症状が出現された方への相談などに応じる相談窓口を開設をしており、症状や体調に関する相談や、症状に応じた診療科を案内するなどの対応に取り組んでいただいているところであります。
新型コロナウイルス感染症の療養期間終了後も気になる症状が続く場合には、京都府の専用相談ダイヤルにご相談いただくか、
かかりつけ医にご相談いただきたいと考えています。 次に、4点目のご質問、コロナワクチン(2価)の接種予定と課題、また効果はにお答えをいたします。 今後、接種が予定をされている、オミクロン株に対応した新型コロナワクチンの接種につきましては、ファイザー社とモデルナ社において、オミクロン株対応型ワクチンの薬事承認の手続が進められており、現在、オミクロン株BA1と従来株に有効とされる2価ワクチンを接種する準備が進められています。現段階ではオミクロン株BA4・BA5に対応したワクチンの供給時期は未定とされているため、利用可能なオミクロン株対応ワクチンによる接種になるべく早く切り替えることが妥当との判断によるものと聞き及んでいます。 いずれのメーカーのワクチンについても、従来型ワクチンとの中和抗体価の比較では、オミクロン株BA1に対する中和抗体の上昇は優越をしており、ファイザー社製においてはBA4・BA5に対する中和抗体価の上昇はBA1より低いものの、従来型ワクチンよりも中和抗体価は上昇すると報告をされております。これにより、現在のオミクロン株の流行下においても従来型ワクチンを上回る重症予防効果や、短い期間ではある可能性はあるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待をされているところであります。 接種時期につきましては、9月半ば頃までにはワクチンの一部が前倒しで輸入をされる見込みであり、国では、当初予定をしていた10月半ば以降としていた接種開始時期をはじめ、9月半ば以降に全国の各市町村にワクチンを供給する上、接種を開始することとしております。 この前倒しで確保するワクチンについては、まずは60歳以上などの4回目接種対象者のうち、4回目接種を完了していない方から開始をし、その後は順次接種対象者を拡大し、オミクロン株対応
ワクチン接種を加速していくこととしております。 現在、本町では与謝医師会並びに京都府立医科大学附属
北部医療センターなど、関係機関と接種開始に向けた調整を行っているところであり、オミクロン株対応ワクチンが供給され次第、速やかに
ワクチン接種を開始していきたいと考えています。 次に、5点目のご質問、生活者支援と事業者支援の現状はにお答えをいたします。 生活者支援に関する事業については、水道料金の負担軽減や子育て世帯に対する支援金及び学校給食費の負担軽減を、事業者支援に関する事業につきましては、事業者に対する電気、ガス、燃料費等への支援及び農林業者に対する経営支援となってございます。 8月末時点の現状といたしましては、まず、生活者支援に関する事業では、水道料金の負担軽減で9,602件、479万6,500円、子育て世帯に対する支援金については、実施要項を策定し、案内文書を発送予定で、9月12日から申請を受け付けるよう準備を進めてございます。また、学校給食費の負担軽減については72万3,890円であります。 次に、事業者支援に関する事業につきましては、事業者に対する電気、ガス、燃料等への支援は15件、230万円となってございますが、農林業者に対する経営支援は現在、実施要項策定中ということとなってございます。 次に、2番目のご質問、消費税インボイス制度についてお答えをいたします。 まず、1点目のご質問、インボイス制度の登録申請が開始をされたが、相談窓口の設置などの対策が必要だと考えるがどうかにお答えいたします。 議員ご案内のとおり、令和5年10月からのインボイス制度の開始に伴い、現在、年間売上が1,000万円以下である消費税の免税事業者においては、事業を継続する上でインボイス制度の適格請求書発行事業者となるか否かについて選択する必要があり、制度内容を理解し、取引先との状況を勘案された上で判断しなければならない状況にあると理解をしております。 過日、開催をされました与謝野町商工会と宮津税務署の共催によるインボイス制度の説明会では、この制度は消費税の課税事業者、免税事業者にかかわらず、事業を継続される上で適格請求書発行事業者として登録をする必要があると判断される場合において申請を行っていただくもので、あくまでも登録は任意であり、義務ではないこと、免税事業者であった方は、登録した場合において消費税の課税事業者となり納税義務は発生をするが、インボイス制度自体は心配されているような複雑な制度ではないとの説明があったというところであります。 しかし、議員がご懸念されますように、発注者や元請から適格請求書発行を求められた場合に、これに応じなければ仕事を失う場合も考えられ、特に免税事業者であった織物事業者や農家においては、課税事業者となった場合の事務負担と納税義務を考え、事業の継続を断念される可能性があるものと認識をしております。 議員からは相談窓口の設置のご提案を頂きましたが、本町としては、インボイス制度に対してのお問い合わせやご相談をお受けをした場合には、内容に応じた正確な情報をお伝えをするということを最優先に考え、商工振興課、または税務課から税務署、与謝野町商工会などの適切な相談窓口をご案内できる体制を取っており、現時点において役所内で相談窓口を設置をするという考えは持っていないというところであります。 次に、2点目のご質問、町内の小規模事業者、個人事業主、フリーランス、農業者などの登録状況を把握をしているのか。また、影響はにお答えいたします。 先般、このご質問に関し、宮津税務署から情報を管理する大阪国税局に対し、管内の登録状況について問い合わせをしていただいたというところでありますが、現時点でお答えをすることはできないという回答でございました。町内事業者の状況でございますが、与謝野町商工会会員の登録状況については、10月に実施をされるアンケート調査により把握をされる予定と聞いております。また、農家の登録状況については、現在、農業委員会及び認定農業者会議などで制度の周知を図っているところであり、状況の把握はしておりませんが、多くの農家が取引をされておられるJAに対し、制度への対応について確認をいたしましたところ、米の出荷が該当します買取り販売については、現在、検討中であるということでありましたが、野菜の出荷については特例の適用により適格請求書の発行義務が免除されるとの回答を頂いているというところであります。 最後に、制度の開始の影響でありますが、議員がご懸念されるような事態となれば取引先の事業にも影響が及び、地域経済に少なからずダメージがあるものと想定されますので、このような事態を少しでも減らすことができるよう、関係各所と連携をしながら、事業者の制度への理解を促す取組を進め、的確な判断をしていただけるよう、これからも支援に努めてまいりたいと考えております。 次に、3番目のご質問、クマ被害防止対策についてにお答えをいたします。 まず、1点目のご質問、クマの個体数の把握、出没件数の状況や推移はどのようになっているのかにお答えをいたします。クマの個体数については、京都府の推計個体数によると、令和2年の由良川より西側の丹後個体分は約990頭とされており、平成23年度比で約1.8倍と、増加傾向にあります。また、出没件数については、住民の方などからの役場へのクマに関する通報件数で把握をしており、令和元年度74件、令和2年度86件、令和3年度51件となってございます。 次に、2点目のご質問、具体的な対策及び今後の計画はにお答えいたします。 具体的な対策については、町にクマ出没情報が寄せられた場合、民家周辺など危険な状況の場合は町内放送を行い周知を行うとともに、地元区長様、学校等の関係機関へ連絡を行っており、必要な場合には、職員などが現場を確認し、京都府の許可を得た上で被害防止捕獲を実施しております。 また、民家周辺への出没の場合は、不要な柿の木など、クマの誘因物を除去し、クマとの接触の減少を図る手法などを説明しております。 今後の計画につきましては、京都府の第二種特定鳥獣管理計画に基づき、地域個体群の調整を図りつつ、引き続き被害防除対策と捕獲の両面から取り組む計画としております。具体的には、今までのクマの出没場所や目撃情報の取りまとめ結果、出会わないための方法、遭遇したときの対応方法マニュアルを町
ホームページで発信するとともに、出没場所・時間などで危険な状況と判断される場合には
防災行政無線による出没注意喚起、加えて民家や農地周辺に出没するクマの積極的な被害防止捕獲及び予察捕獲の実施により、人身被害、農林業被害の防止を図ってまいりたいと考えております。 以上で、和田議員への答弁といたします。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 大変詳しい答弁をいただきました。ありがとうございます。 それでは、2回目の質問をお願いしたいと思います。まず、1件目の
コロナ感染症の問題ということで、1点目の当町のコロナの感染者数ということで、この間、やはり私も、この感染状況が大変気になっており、毎日、注視をして状況を確認していたということでありまして、町長から答弁があったとおり、やはり7月21日頃から増加傾向にあり、8月17日の時点では最高数の感染者が出たということで、理解をしています。 町長からは、感染拡大となった要因をるる説明していただきましたけれども、やはりこの数字というのは、町長もコロナ対策については頑張ってやっていただいているという状況の中で、なぜ、この短期間のうちに、これだけの感染者が出る結果となったのかということ、もう少し分析をされ、どういう原因であったのかという点は把握をされていないのか、ここを確認します。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。7月以降の本町における
新型コロナウイルス感染症の感染者数の急増の要因といたしまして、先ほど3点挙げさせていただきました。1点目は、人と人との流れの増加。二つ目に
ワクチン接種後からの時間経過による感染予防効果の低下。そして、3点目には感染力の強いオミクロン株BA5の拡大ということを挙げさせていただいたというところでございます。 特に、今回の本町における
新型コロナウイルス感染症の流行ということでございますが、これは全国各地、同様の傾向であるということであるということでございます。中でも、やはり感染力の強い変異種の拡大ということが非常に大きな要因であったのではないかと考えているところでございます。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 町長おっしゃっていただいた最後の点、BA5ということで、国立感染研究所の結果というか、推計では、やはり全国的に、7月下旬頃には、言われたようなオミクロン株の中でも、やはり感染力が強いとされるBA5、これにほぼ置き換わっていったというようなことが指摘をされておりまして、やはりこのBA5は感染から発症まで潜伏期間というのが非常に短く、平均2.4日というふうに言われていると。三日ないわけですね。やはり最も短いという、また、短時間のうちに次々と感染が広がっていくという、この感染の拡大のスピードが速いということも一つの要因ではないかというふうに、私もいろいろ勉強する中で確認をしておりますし、やはり細胞に感染する際に、足がかりとなっている、このウイルスのスパイクタンパクですね、この二つに、やはり変異が起きて、この免疫を逃れる性質、いわゆる町長がおっしゃったような
ワクチン接種によって獲得をされた免疫機能が、時間とともに弱まっていくと、こういった中で、やはりこのことに関しては専門家も7月20日過ぎだったというふうに思ってますけれども、こういったことに関しては、やはりBA5は感染しやすい、伝播しやすい状況であるということを言われておりまして、これはブレークスルー感染というふうに言っておりますけれども、やはり気をつけていてもかかってしまう状況であったのかなというふうには思いますが、しかし、全国の感染者数の累計ということで、今年9月頃には2,000万人を超えたということで、コロナ禍が始まってから国内累計が1,000万人を超えたのが今年の7月ということでありますので、7月から9月までの、わずか2か月余りで、1,000万人を超えたということで、これが9月には2,000万人ということになったということで、やはりこの7波の急激な感染増ということが浮き彫りになって、やはり猛威を振るったのではないかなというふうに思います。 そういった中で、先ほど藤田議員からも若干ありましたけれども、やはり町職員の感染者の状況、また、町民の感染状況等は
ホームページで知らされているというふうに思いますが、これはやはり京都府から知らされている範囲ということで、公表すべきではないかなというふうに思っておりますが、やはり今、お聞きをちょっとしておきたいのは、職員さんに対する公表の仕方、公表の基準ですね、各市町を、後から言いますけれども、見てますと若干変わってきているように思うんです。その点のところをまず、職員の公表基準という点をお聞きしておきます。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。議員のご質問の趣旨につきましては、
新型コロナウイルス感染症に感染をする職員の公表基準ということでございますが、私どもとしては感染した職員を、所属の課ということも含めて公表させていただいていると、そういう状況にあると理解をいただいたらいいのかなと思ってます。 一方で、職員の感染状況について、プレス発表をするか否かというところでございますが、これは1か月ほど前の感染拡大期において取りやめをさせていただいているという、そういう状況にあります。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) ちょっと確認です。
ホームページ等では、先ほどおっしゃった所属の課、あるいは勤務先。これと人数、そして対応状況、この3点を公表されていると思います。一番最終確認したのは9月1日だったかなと思うんですが、それ以降は公表しないというふうにされたという理解でいいですか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、9月1日以降に罹患をする状況にあったとしても公表するという方針でございます。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 全国の市町の公表状況、かなり調べてみたんですけど、やはり7月から9月にかけて多くの自治体で公表基準の見直しや変更ということで、一定の大きな影響や状況を除いては公表しない、こういった人数であったり、所属の課であったりということを公表しない自治体が増えてきておるというふうに、かなり調べたんですけども、そのような状況に7月頃から推移をしているということであります。 そこも含めて、今の答弁では今後も、これは当町としては継続をしていかれるということなのか、もう一度、お願いしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。現在のところ本町職員が
新型コロナウイルス感染症に感染をした場合、先ほどご説明をいただきました所属課、人数、そして今後の対応などについて公表させていただいているということでございます。今後におきましても、この公表の基準というものを維持をしていくということが適切ではないかと考えております。 一方で、現在、政府におきましては、全数把握の見直しなどの取組が検討されており、今月の下旬以降は各都道府県においても適用が見込まれるという状況にあります。その状況の中で一次情報として、どこまで私どもが把握をできるのかということも含めて考えなければならないなと思いますが、役場職員の感染ということは必然的に住民の皆様方に対する行政サービスの低下につながり得る可能性があるということからも、引き続き感染状況については公表していくべきなのではないかと考えているところでございます。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) やめておられる自治体に関しては、いろんな理由があると思うんですけれども、やはり公表する場合は、やはり業務を一時的に停止せざるを得ない場合、またはクラスターが発生した場合など、住民生活に影響を及ぼすことが考えられる状況が起きた場合は公表するというようなことになっております。 私は、このことをとやかく言うつもりはないんですけれども、やはり何人かの弁護士の見解も確認しておりますけれども、こういった感染情報というのは、ご存じのとおり個人情報保護法の中でも要配慮個人情報というものに該当する保護ということであります。いわゆる要配慮個人情報というのは、人種や信条、病歴、犯罪歴といった偏見を生む可能性がある個人情報ということであり、その性質上、住所であったり、氏名であったりという、こういった普通の個人情報よりも、さらに慎重な取扱いが求められるものだということと、やはりこの感染情報というのは他人にみだりに開示されたくない情報ということがあり、プライバシー権としての保護される情報ということにも該当がするということでございます。 やはりこういった感染状況というのは何も役場だけではなく、会社、職場、そして、事業者等においても、こういったことはやはり十分に理解をし、取扱いに注意する必要があるということだけは申し上げておきたいというふうに思います。 先ほどから申してますように、当町での、この感染の急拡大ということで、基本的な感染予防対策、いわゆるマスクを着用するであったり、うがいや手洗い、これの徹底ですね。そして、検温ということが庁舎内、または町の関係施設、こども園であったり、小中学校であったりということで、されてきたというふうには思っておりますけれども、やはりこの町独自の感染予防対策というのが実施がされていたのかどうなのかということについて、お聞きをしておきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。議員からいただきましたご質問は、この感染拡大に備えて、町独自の感染予防対策というものがしっかりと打たれていたのかということでお問い合わせをいただきました。 先ほど議員からご紹介がございましたように、住民の皆様方に対する基本的な感染症対策の啓発ということは継続して行っているということでございますが、これに加えて本年7月1日から町内のこども園や保育所の幼児・園児、小中学校等の児童・生徒、ご家族、また、保育士や教員などの無症状者が自主的に自費診療の
PCR検査を受検をされた場合に補助金制度を適用できるように制度を整えて、現在、実施をさせていただいているということがございます。この点につきましては、町独自の感染に関する対策ということで申し上げることができるものと認識をしております。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 分かりました。第1質問でも述べましたけれども、やはり専門家も指摘するように、夏場の、特に冷房時は、ここも扉が開いてますけれども、換気ということがおろそかだということになりがちだということであります。この今、最近言われるようになったのは、エアロゾル感染というのをご存じかと思いますけれども、当初、ウイルスの感染経路としては大きく二つあったんではないかと、いわゆる飛沫感染、そして、接触感染、この二つが重要視をされてきております。しかし、飛沫の一種であるエアロゾル感染というのは、世界も含めて、この日本でも否定的であったということで、こういった感染対策も近距離での飛沫対策として、こういったアクリル板の設置というのが推奨されてきたというのが経過ではないかなと思います。 先ほども申したように、こういったエアロゾル感染というのも重要視をされて、換気の重要性をさらに強調がされてきたというふうに思っております。このエアロゾル感染というのを詳しく説明すると、ちょっと時間がないんですけれども、飛沫の一種であることは間違いないんですが、密閉された室内や空間を漂う極小さな飛沫を吸入ですね、吸うことによって感染することを指しております。 会話やくしゃみ、せきなどによって比較的大きな飛沫というのは水分を含んでいるために空気中に漂うことはせずに、すぐに落ちるということであるんですけれども、このエアロゾルというのは、5マイクロメートルというふうに、サイズがとても小さいと。そして、軽いという状況の中で、やはり空気中に漂ってしまうという、こういった性質があるわけで、長時間滞在すると、長くは3時間ほど漂ってしまうというような研究結果も出ておるんですけれども、こういったことにおいて、やはり感染のリスクというのは非常に高いんではないかなというふうに思っています。 いくらマスクをしていても、このマスクというのも完璧ではないわけであります。これは豊橋技術科学大学というので、テレビ等で見られた方もあるかも分かりませんけれども、このスーパーコンピュータ富岳という大きなコンピュータを使って検証をされたんですけれども、マスクはされてない人の吹き出し飛沫量、これが100%、当然してないわけですから100%ということで、この一般的に言われている不織布マスクをすることによって、飛沫を20%に抑えることができると。一方、この吸い込み飛沫量についても、この不織布マスクでは30%まで吸うのを抑え込むというか、こういうことも明らかになっています。 やはりこういったエアロゾル感染については、言うまでもなく換気が重要だということであります。先ほどから申してますように、こども園であったり、小中学校であったり、こういった園児であったり、児童・生徒が感染をして、この間、家庭に持ち込まれるケースというのが、これは当町に限らず、やはり全国的にあるということで、こういった教育現場での換気対策、これがやはり今後も徹底していく必要があるというふうに考えておりますけど、これ答弁が難しければ、担当部署でもいいので、お願いをしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘がございましたように、現在、流行している
新型コロナウイルスワクチンの変異株への対応ということで、ますます換気の重要性が高まるだろうということのご指摘がございました。この換気の重要性につきましては、以前からも、その重要性が叫ばれてきたということでございますが、この感染力が非常に高いオミクロン株下の影響を提言していくために、より有効なことではないかというように思ってございます。 そういった中で、教育機関での換気状況について、これについては教育委員会からご答弁をいただきたいというように思います。
○議長(宮崎有平) 長島教育長。
◎教育長(長島雅彦) 議員のご質問にお答えをさせていただきます。学校における換気の対策でございますが、寒いときも暑いときも、しっかり換気のほうは各教室において、されておられます。そのあたりは徹底をされておられるとご理解していただけたらと思います。 私たちの職場以上に先生方が、換気については留意をしていただいているということでございます。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 文科省の学校における換気の学校衛生環境基準としては、CO2濃度を基準にされておりまして、いわゆる二酸化炭素濃度と言われるものです。これが1,500パーツ・パー・ミリオン(ppm)ということで、こういう基準があるというふうに思います。 これが、やはり換気の基準というふうにもされると思います。いろいろと、よその市町を見てますと、この感染防止対策としてCO2モニターというものは、これ見られた方もあるかも分らんですけど、こういったものを学校に設置をされているところも多くあるということで、この点、当町では、こういったCO2モニターが設置をされているのかをお願いしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいまのご質問につきましても教育委員会から答弁をいただきたいと存じます。
○議長(宮崎有平) 長島教育長。
◎教育長(長島雅彦) 議員のご質問にお答えをさせていただきます。二酸化炭素の設置をするセンサーでございますが、全ての学校に設置をしているわけではございませんが、該当する学校もございます。以上です。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 私の子どもは高校生ということで、府立の高校ということもあってか、CO2モニターが設置されているように聞いてます。やはり全学校にはないということでしたけれども、やはりそれほど高いものではありませんし、これによって換気の状況を時間ではなく、見える化ですね、二酸化炭素の濃度によって見える化をして換気をすると、こういったことも非常に重要ではないかなというふうに思いますけれども、これを全教室とは言いませんけれども、増やしていく考えはあるのかないのか、そこをお願いしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問につきましても教育委員会のほうから答弁をいただきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 長島教育長。
◎教育長(長島雅彦) 議員のご質問にお答えをさせていただきます。ご指摘をいただきました件につきましては、教育委員会のほうで検討させていただきたく思います。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) ぜひ、よろしくお願いします。 次に行きます。当町も含めて、感染状況は大変危機であると、藤田議員からも質問があったとおり、私も、そのとおりだというふうに思います。やはりこの第7波の収束に向けて、やはり町長から住民に対して、これはやはり強いメッセージ、決意が必要ではないかなというふうに私は思っております。この点についてお願いをいたします。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。先ほどの藤田議員への答弁とも重なってくるわけでございますが、今後の状況を十分に考慮した上で住民の皆様方に対しましては適切なタイミングで私からの情報提供なりメッセージを発信してまいりたいと思っております。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) ぜひ、町長の口からお願いをしたいというふうに思います。私の周りでも身近な方が次々と感染されておると。いつ、誰が感染してもおかしくない状況であると。私も偉そうなことを言って、もしかしたら明日、感染するかも分かりませんけれども、やはり感染をしない、させない、広げないということで、私自身も、これからも感染防止、これに努めていきたいなというふうに思います。 3点目のコロナワクチン(2価)について、ちょっと1点だけ確認をしておきたいと思います。接種予定については詳しく答弁をいただいております。有効な2価ワクチンであるというふうに、私は理解をしておりますけれども、いわゆる4回目を、もう既に打たれた方がいらっしゃるわけです。その方々が、5回目を、もし受けたいということになれば、一定の期間が必要になってくると。まだ、受けてない方は、これからの話なので、私も含めてそうなんですけど、その方に対する対応が、どのようになっていくのか、こういった接種機会を確保していただけるのかという点について確認します。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。現在、2価ワクチンの接種の方法などにつきましては、与謝医師会のほうと調整中ということでございますが、お尋ねの点につきましては、平野保健課長から答弁をさせていただきたいと存じます。
○議長(宮崎有平) 平野保健課長。
◎保健課長(平野公規) 現在、準備が進められております、オミクロン株対応ワクチンの関係なんですが、現段階では初回接種、いわゆる2回目接種を打たれた以降の方全員を対象にすると、12歳以上の方全員を対象にするというふうなことで、準備を進められているというふうなことでございまして、現在、既に4回目を打たれた方に関しましても、しかるべき接種間隔を置いて接種をしていただけるというふうになってくるというふうなことでございますが、現在、そしたら、どれだけの接種間隔を置いて、そのオミクロン対応ワクチンを接種するかというふうなことは現在、検討されているというふうな状況でございます。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) その点、いろいろというか、何人もの方からお聞きをする点ですので、十分確保していただけるようにお願いします。 ちょっと時間がありませんので、コロナの問題です。最後なんですけど、いわゆる自宅療養者が増えているということで、濃厚接触者、療養者等に対しては買物代行支援、また支援物資の提供というのを福祉課でされていると思います。この間、やはり自宅療養が増えているという状況かなというふうに思います。万が一、容体が急変したというときの呼吸状態、呼吸機能の状態を把握するためにパルスオキシメーターというのがありますけれども、こういったものも必要かなというふうに思います。これ当町では、どのような対応となっているのか。これは例えば、保健所で借りられるとかいうふうなことがあるのか、確認しておきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問でございますが、パルスオキシメーターの貸出につきましては京都府、特に丹後保健所が主体となって希望者に対し行っているものと認識をしております。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 非常に命を守るためには重要な機器ではないかなというふうに思います。いわゆる、こういった機械なんですけれども、保健所にあるということですけれども、いざとなってすぐに持っていただけるかどうかというのはちょっと定かではないんですけれども、これを町のほうで何台か保有をいただいて、支援のときに一緒に貸し出すようなことはできないのか、そこを確認したいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問でございますが、
新型コロナウイルス感染症に罹患をされた方の健康状態のチェックのためにということで、パルスオキシメーターの有用性についてご指摘がございました。現在、京都府で貸出を行っていただいているということでございます。この貸出状況などについて、現時点で私、しっかりと認識できておりませんので、京都府の貸出状況なども含めて検討をさせていただくことが必要なのかなと思っております。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) 台数がないとか、いざというときに、やはり皆さん持っていただいたほうが、これは安心につながるんではないかなというふうに思いますので、この辺も含めて検討お願いします。 2件目の消費税インボイスということで、お聞きをしておきます。やはり町長からもあったように、この制度の名前は知っているけれども、中身、いわゆる制度の内容については、私自身もまだまだ周知、あるいは理解ができてない方が非常に多いんではないかなというふうに、全国のアンケート等によっても明らかになっております。町長からおっしゃっていただいたような、先般、何回かやってもらっていると思うんですけども、与謝野町は8月25日に与謝野町商工会、宮津市のほうでは9月8日にミップルでやられたと、説明会ですね。私もちょっと、どっちも公務で行けなかったので、宮津の9月8日に、家内のほうに出席をさせて、説明を受けて、資料等ももらってきたということで、登録始まってますけども、来年の令和5年10月からということでありますので、やはりこの制度を、理解を十分にしていただく、このことが、まずは重要だというふうに思いますけれども、その点のところの見解をお願いしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問でございますが、インボイス制度の周知徹底につきましては、まだまだ、努力をしていかなければならないというように思ってございます。議員ご指摘のように本町におきましては、多くの事業者がおられ、そして、このインボイス制度の導入によって状況が変わっていく、そういった事業者もあられると認識をしております。そうした中で、それぞれの事業者の皆さん方が適切にご判断いただける情報提供の機会ということは、今後におきましても商工会、そして、税務署などのご協力をいただきながら機会を設けていく必要があるものと考えているところでございます。
○議長(宮崎有平) 和田議員。
◆14番(和田裕之) ありがとうございます。登録状況ということで、国税庁のほうの結果では、今年の8月末での法人の方の、法人のインボイスの登録数は79万7,200件ということで、登録率が42.4%、まだ、半分に届いてない。一方、個人事業主の登録数は19万5,900件ということで9.9%、1割に満たない状況ということで、やはりこの制度というのは中小業者でも、特に零細企業、そして、地方経済に与える影響というのは大変大きいものがあるというふうに予想もされております。今後とも当町としても、この制度について、十分周知をしていただいて、相談ができるような体制づくりをお願いをしておきたいというふうに思います。 以上で、質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(宮崎有平) これで和田裕之議員の一般質問を終わります。 ここで1時30分までお昼休憩とします。 (休憩 午前11時53分) (再開 午後1時30分)
○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、9番、河邉新太郎議員の一般質問を許可します。 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) 第110回令和4年9月定例会に当たり、ただいま議長のお許しをいただきましたので、かねて通告しております2点について、一般質問をさせていただきます。 1点目、空き家の現状と対策はについて、お尋ねします。町が2015年に自治体を通じて調査を行いました。その結果、空き家になっている家屋は、町内で計585戸に上ります。そのうち約1割の61戸は廃屋化しています。事情を聞き取るために持ち主にアンケートをしたところ、町を離れて暮らす子が実家を相続したものの、親なき後の管理ができずに悩んでいるケースが多いことが分かりました。 それでは、質問いたします。相談できる窓口が設置されているか、お尋ねいたします。 空き家発生に伴う問題点について、国土交通省近畿地方整備局、住環境整備方策調査業務報告によりますと、敷地内での雑草繁茂、樹木の越境に対する住民からの相談が増加でありました。より重い問題としては、倒壊事故、火災、延焼事故、外壁落下、飛散事故があります。そのほかに不審者侵入、不法滞在、不法投棄、景観阻害等の問題があります。 それでは、質問いたします。自治体の対応をお尋ねいたします。空き家バンクとは、自治体が空き家の登録を募り、ウエブ上で物件情報を公開するなどして、購入者や賃借人を探すというものです。 それでは、質問いたします。当町の空き家バンクへの物件登録並びに成約実績の状況はどのようになっているか。実績が出ている空き家バンクは、所有者による自発的な登録を待つだけでなく、不動産業者やNPO、地域の協力員などと連携して積極的に物件情報を収集することで成果につながると言われています。 それでは、質問いたします。当町の取組をお聞きかせください。 2点目、災害対策の取組について、お尋ねいたします。平成30年7月に府北部は、断続的に激しい雨に見舞われ、6日深夜から7日未明にかけて大雨特別警報が相次いで発令され、広い地域で避難指示が出されました。道路の冠水や土砂崩れが相次ぎ、綾部市で3人、舞鶴市で1人が行方不明となりました。伊根町では17か所で土砂崩れが起こり、本庄地区では電柱が倒れたことで、約800軒が停電しました。与謝野町も大雨被害により野田川や岩屋川の近くの道路が各地で冠水しました。 加悦奥地区での9か所で土砂崩れが発生し、3軒の住宅が損傷しました。当町としても、この教訓を生かして、被害を最小限に抑えられるよう対策を講じていくことが重要と思います。特に河川整備、山の整備、側溝整備が必要と思いますが、町長のお考えを聞かせてください。 1回目の質問といたします。
○議長(宮崎有平) 答弁を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、河邉議員1番目のご質問、空家の現状と対策はにお答えをいたします。 先日の山崎議員と同様のご質問でございますので、答弁に重複する部分がありますことをご了解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 それでは、1点目のご質問、相談ができる窓口が設けられていますかと、2点目の自治体としての対応をお聞きしますにつきましては、関連をいたしますので、一括してお答えを申し上げます。 本町につきましては、空き家の利活用に関するご相談は観光交流課で、また、危険な空き家等に関するご相談は総務課にて、それぞれお受けをしております。危険な空き家等に関するご相談の際には、空き家は所有者の方の財産でございますので、附属物も含めまして、勝手に処分はできないこととなっております。 したがいまして、ご相談をお受けした際には、空き家の所有者の方に対応いただくよう指導する旨をご説明させていただいております。その後、空き家の所有者の方を調査・特定をいたしまして、その所有者の方に対し、空き家などを適正に管理いただくよう文書などによりお願いをしているというところであります。 また、連絡を受け、現地の状況を確認をした際に、危険であると判断をいたしました際には、三角コーンの設置を行うなど、特に通学路や通行量の多い箇所などにつきましては、周囲に対する危険告知などの対応を行っているというところであります。 次に、3点目のご質問、当町の空き家バンクへの物件登録並びに成約実績の現状はどのようになっていますかと、当町の取組をお聞きしますにつきましては、関連いたしますので一括してお答えをいたします。 本町の空き家バンクへの物件登録数は、平成28年の制度設立当時から現在までの累計で61件となっております。ここ数年におきまして、毎年約10件程度の新規ご登録をいただいているというところであります。特に令和3年度におきましては、令和2年度から実施をしております、空き家バンク登録奨励金制度の効果もあり、過去最高となる15件の新規登録がございました。 登録物件が増えたことにより、主に空き家バンク制度と連動する町の移住施策補助制度を活用して移住される方も増え、昨年度におきましては、町外からの移住者も過去最高となる12世帯34人となったというところであります。 成約実績につきましては、登録物件の約半数が空き家バンクを通じて町外からの移住者の方と成約となっています。また、町民の方と成約に至ったケースも複数あり、町内の利活用可能空き家の流通の一助となっているものと認識をしております。 空き家バンクに関する本町の取組といたしましては、毎年5月上旬に税務課から発送される固定資産税の納税通知書の封書内に空き家バンクの紹介文を同封し、制度の周知を図っています。町内の空き家については、町外にお住まいの所有者の方が多く、町外在住の空き家所有者のもとに確実に情報が届く形で、空き家バンク登録の推進を図っています。実際に、その封書をご覧になった方からの問い合わせが最も多く、効果があるものと実感をしている状況であります。 そのほかにも、地域や空き家バンクの協力仲介業者である町内の不動産業者の皆様方にもご協力をいただき、空き家所有者へのピンポイントでの登録促進も行っていただいており、そちらも一定の効果が出ているものと認識をしております。 次に、2番目のご質問、災害対策の取組にお答えをいたします。 議員からもご案内がございましたが、平成30年は台風7号に始まり梅雨前線豪雨、台風20号、台風21号、秋雨前線豪雨、台風24号など、度々豪雨災害が発生し町内全域で浸水被害や山腹からの土砂流出により多くの被害が発生をいたしました。 第2次与謝野町総合計画におきましては、美しく住みやすい安心・安全な町を確立するために、災害に強い安心・安全なまちづくりを目指し、山、川、海の整備をさらに促進することといたしております。 河川の対策につきましては、京都府が管理をされている河川、本町が管理する河川がございますが、それぞれにおいて鋭意整備を進めています。また、堆積した土砂の浚渫も実施されており、近隣の方々からも川の流れがスムーズになったと喜んでいただいています。 山の対策につきましても、京都府により砂防堰堤や治山堰堤を整備いただくとともに、今年度は野田川・岩屋川の井堰周辺部の土砂堆積状況を京都府の農林水産部局に確認をいただいています。 しかし、いずれにいたしましても要対策箇所は多く、いまだ手がつけられていない箇所もあるため、今後とも継続して整備を進めていかなければならないと考えています。 以上で、河邉議員への答弁とさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) ありがとうございました。それでは2回目の質問に入らせていただきます。 空き家の現状と対策はについて、お聞きします。昨日、この件につきまして、山崎政史議員が質問をされました。同じ質問になるかもしれませんが、ご了承ください。 町として既に空き家相談窓口を設置しておられるということです。先ほど1回目の質問で親なき後の管理ができずに悩んでいるケースが多いと述べさせていただきました。質問させていただきます。相談内容をお聞かせ願えますか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。ただいま議員からいただきましたご質問においては、私どもに対して関連物件のご相談がある際、どのような相談内容が多いのかといったご質問であったのかなと思います。先ほど例示をされましたご両親が不在になられ、例えば、お子さんが相続をされ、そして、その相続に対して、遠方に住んでいるということから管理などができない状況が生まれていると、今、そういうケースがあるということを申し上げたと思っています。 そうした中で、やはりご相談内容として多いのは、遠方にいながら、どのように管理運営を行っていくことができるのか、そして、今後、この物件を賃貸や売却によって流動化させたいということであるが、複数の相続人が存在するということから、その相続人の意見を取りまとめることがなかなか難しい。したがって、その物件の処分について、なかなか進行しない。そのようなお話を度々聞いているというふうに認識をしております。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) ありがとうございます。私が住んでいる地域なんですけれども、空き家が数件ございます。既に廃屋化した住宅が数件、存在しておりまして、窓ガラスの破損、雨漏りによる天井や床の腐敗、樹木や雑草の繁茂、枝が道路にはみ出している状況、害虫、獣の発生、台風や強風が来た場合に、民家の屋根瓦が飛散する等の被害が発生することが予想されます。 質問いたします。町としても把握されているとは思いますが、対応策をお聞かせください。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。議員のご質問の趣旨は、地域内で廃屋化をしている空き家があると、その空き家において、様々な負の状況が生じていると、そういう物件に対し、我々がどのように対応しているのかというご質問と理解いたしました。 第1質問の答弁でも申し上げましたように、この空き家というのは所有者の方の財産であるということであるということから、固定資産税の納付通知書、納税通知書などにおいて空き家の処理に関する情報提供を同封をさせていただいたりいたしてございます。また、地域の皆様方からお問い合わせを受けるというケースがございます。そのような際にも所有者が一定分かっている状況におきましては近隣の皆様方からの不満や不安というものが生じているということをお伝えをさせていただいた上で、積極的に空き家の整理に向けて働きかけを行っていると、今そういう状況にあるというようにご理解いただきたいと存じます。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) 今この空き家のことを、今、私言わさせていただきました。以前は、この方も遠方のほうから、元気な頃は週末に帰ってこられて、うちの周りの草とか木の剪定とか、そういったことをされていたわけなんですけれども、それが年々、歳も大きくなり、なかなか通うこともできない、いろいろな家庭の事情もあり、できてない状況なんですけれども、以前は、私、総代やっていた折に、施主さんに草の処理ですね、それをお願いしたところ、オーケーもらいまして、シルバー人材センターにお願いしまして、前後の写真も撮りまして、相手の方には送らせていただきましたけれども、そういった、何分にも地域にとって雑草が生えている、見た目があまりよくないことと、やはり獣が、イノシシも、私も初めて道路を渡っていることに驚いて見たわけなんですけれども、やはりそういったものは、できるだけ早く、先方さんもいろいろと事情があったかも分かりませんけれども、行政と持ち主さんとの情報交換、そういったものをやっていただきたいなとは思うんですけれども、そのまま置きますと、年々何かしら、どこかしら壊れていって、最終的には建物が壊れると、そういう、どこも一緒なんですけれども、そういったことが起きるんですけれども、そういったことはできるだけ早めに解決する方法といいますか、持ち主さんが、それを言わなかったら、それはなかなか行政にも伝わらないかと思うんですけれども、やはりそこの、いらっしゃらないということ自体、もう1年、お家を空けると何かしら、どこかしら、建物って、人がいるのといないのと大違いで、大分変わりますので、そういった意味でもお願いしたなと思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からご紹介をされました事例に対する対応策と同様で、我々といたしましても廃屋化している空き家、あるいは近隣住民の皆様方に不便をおかけしている家屋などにつきましては、適正に管理、維持、撤去していただくために所有者の皆様方に率先して行動をいただきたいというように考えています。 そうしたことから、先ほど来、ご紹介をさせていただいているように、所有者の皆様方に対し働きかけを行い、できるだけ早く、その対応をしていただくように我々としても対応させていただいていると、今そういう状況にあります。 しかし、先ほど議員からご紹介があった事例も含めて、町内にはまだまだ廃屋化している、あるいは廃屋化しつつある空き家が存在をしているということでございますので、これらにつきましても同様に所有者に対し粘り強く働きかけていきたいなと思っているところでございます。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) 地域の空き家について、今回、話させていただいているんですけれども、それで、このまま放置しておくということは、やはり近隣の方からも、いろいろと苦情がございまして、できるだけ対応していただくようにお願いしたいなと思っております。 それで、もう1件、やはり空き家なんですけれども、これも私の地域の、皆さんご存じかなとは思いますけども、名前は言えませんので、話を聞いていただいて、ここかなと思ってくださればいいかなと思ってはいるんですけれども、長い年月をかけて、道路のそばにお家がありまして、不法投棄とか、あと景観阻害の問題が、毎日、毎日通っていまして、そういうふうに思うんです。その中で、質問なんですけれども、法的措置で対応ができないものか、お尋ねしたいんです。地元から、この木の枝が道路にはみ出しているので対処してほしいという要望をせんだってお受けしまして、担当課へ連絡させていただきました。対応は、返事はもらっていませんので、どうだったか、それは分かりません。 こういった難しい問題に対しても、この長年、そこに置いておくこと自体が、近隣も、おうちもせっている状況であります。もうほとんど、くっついている状態と言っていいんかな、そういったところで、やはり町民の方から何とかという話を聞きますと、私としても、この場で、今回こういった形で話させていただいて、あまりにもちょっと長年、長く放置されているので、ちょっと町長のお考えをお聞かせください。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。廃屋化している空き家などに対し、法的措置を講ずることはできないのかといったご質問でございました。先般の山崎政史議員への答弁でも申し上げましたが、現在、与謝野町には特定空家に関連する条例を制定しているということであり、この条例の中では空き家に関連する協議会の設置などがうたわれていますが、この協議会などで特定空家と認定をするということになりますと、その認定に基づき法的な措置も含めた対応に入っていくということになろうかと思ってございます。 したがいまして、河邉議員がご紹介をされている物件などにつきましても、特定空家に認定をするというプロセスを経るということでございますと、我々としても法的措置の流れに乗った対応になっていくというようなことでございます。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) 今、私が言わせてもらった空き家物件、廃屋化した建物なんですけれども、持ち主は把握はされておられるんでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問につきましては、議員がご紹介をされている特定の空き家の所有者の情報を我々がつかんでいるのかということでございますが、少し具体的な話になりますので、この場では答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) じゃあ同じような質問なんですけれども、石川橋から坂を上りますとお寺さんの駐車場があります。その隣に民家があるんですけれども、やはりここも樹木や雑草の繁茂、あと動物の住み家となっていると、地元の方からお伺いしております。以前ですね、近所の方が手入れ、草刈りとか、そういったことかと思うんですけれども、奥さんからお聞きしております。 今は、その方も体調が悪く、なかなかできないということで、放置した状況になっております。以前、駐車場に竹が倒れてきてて、迷惑していると、そういった方の話も聞かせてもらっております。この空き家に関しては、私、5年前になるかと思うんですけれども、一般質問をさせていただきました。全くそのまま動くこともなく、ここに至っています。その地域等は大変困っておられます。先ほども法的措置と言いましたけれども、そういったことが本当にできないものかどうか、再度ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。議員からは具体的な物件に対する対応ということでご質問をいただいておりますので、また、この後にでも、その具体的な物件情報も含めて、我々に情報提供をいただきまして、それを受けて我々として、どのような対応ができるのかということ、そして、これまで、どのような対応をしてきたのかということも含めて考えさせていただきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) はい、分かりました。 空き家の撤去が進まない原因の一つに、作業にかかる重い費用負担があると言われています。不動産業者などによりますと、一般的に2階建て住宅の場合、撤去には100万円から200万円程度の費用がかかると言われています。これを背景に撤去費用の補助を検討する動きが自治体に広がっています。 質問いたします。管理に問題のある空き家への対策を条例で定めている自治体のうち、3割が撤去の費用を所有者に補助する制度を設けていることが毎日新聞の調査で分かりました。補助制度を持たない自治体に、その理由を聞いたところ、6割が公平にかけるという答えでありました。町長の見解をお聞かせください。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。議員のご質問の中では廃屋化した家屋、住宅を撤去する際の財政的な支援を講じてはどうだというご提案であったと認識をいたしました。そのご提案におきましては、先般の山崎政史議員の質問の中でもございました。その際、私が答弁をさせていただきましたのは廃屋化している空き家の撤去費を支援をしていく。あるいは所有物件を賃貸か売却かさせる際の一定のリフォーム補助などについて、様々な観点から検討することができるということの認識の下、今後、その有効性なども含めて検討していきたいということを申し上げたというところでございます。 私の考え方といたしましては、この空き家問題というのは特定の物件のみに関するものではなく、やはり周辺にわたって影響を及ぼしてくる問題であるということから、一定の社会課題として捉えています。そのような観点から、どのような制度を構築をしていけば実行力のあるものになるのかなということも含めて、今後、検討の俎上に上げてまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) 与謝野町にはお一人で住んでおられるご老人の方は、多くの方がいらっしゃるかなとは思うんですけれども、そういった方たちが早めに行政、空き家バンク、先ほどもありましたけれども、そういった情報を出していただけるような、そういう行政の情報を出していただける対応といいますか、冊子に出てますけれども、冊子は出されておりますけれども、そういったところに、そういった内容等を情報として言わせていただいたら、何かとお一人の方、将来のことを考えると、やはりそういうことに尽きるのかなと。それで、なかなか今、若い人たちは古いお家には住まないということがちょっと多くて、石川なんかでも、石川だけじゃなくても、与謝野町なんか見てますと、ほとんどが若い方が新しい家に住んでおられると。 あえて古い家を壊してしっかりと住める家だけれども、それを壊して新たに建てておられる、そういった若い方もいらっしゃいます。そういったことで、そういうことを考えると、やはり空き家は増える一方だと、私は、そのように思ってはいるんですけれども、その辺の対応を再度、ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。議員が問題意識を持っておられるように、今後、空き家問題につきましては、ますます深刻化していくものと思います。今年度、各区の皆様方のご協力を得ながら空き家の状況について、全町的な調査を行ってございます。以前、調査をしたときよりも確実に対象物件が増えているのではないかと思ってございますし、以前、対象物件であったものが深刻な状況になりつつあるということが見通せるわけでございます。そうした中で我々といたしましては、廃屋化している、廃屋化しつつある家屋に対する適正な処理を所有者の皆様方に訴えかけていくということと併せて、やはり活用できる空き家について流動化させていく。そうした方向性の中で今後より一層、制度の充実を図ってまいりたいと思っているところでございます。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) じゃあ二つ目の質問に入ります。災害対策の取組についてお尋ねします。平成30年7月、府北部の大雨被害、令和2年7月に九州全域に記録的な大雨に見舞われた、各地で被害が発生しました。木本昌秀、東京大学大気海洋研究所副所長が地球温暖化の影響で大雨は以前より増していると考えたほうがいい。今後も経験したことのないような豪雨が、これまで以上の頻度で起こる可能性が十分あると言われております。 以前、石川地区でも全ての道路が冠水したことがございます。そのためにも河川の整備を行うことが大重要だと思っております。与謝野町内に流れる川は与謝野町地域で84か所有り、浚渫が十分できていない川もあります。できている川は明石川と亀山川、あとは水戸川、水戸川も一部だけですけれども、あと香河川が一部行われております。野田川河川の浚渫は堂谷から下流にかけてやっていただいております。 質問いたします。香河川の物部橋から下流において木や雑草が生い茂っていることや、土砂が堆積している現状と亀山川の砂原橋から下流において木や雑草が生い茂っている現状について、お尋ねいたします。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、近年、京都府の積極的な対策により与謝野町域の浚渫につきましては、これまでにないスピードで進みつつあるという、そういう現状にあります。そのような中、今後におきましても与謝野町内の河川でしっかりと浚渫を講じていただくことができるように、必要な予算の確保も含めて関係各所に働きかけを行っていきたいと思います。 また、議員からは具体的な河川における浚渫の状況について、お尋ねでございます。この点につきましては、柴山建設課長から答弁をさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) ただいまのご質問にお答えします。野田川につきましては、数年前から京都府のほうで浚渫を行っていただいておりまして、今年につきましても、今年の分についても浚渫はいただく予定になっております。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) よろしくお願いいたします。 石川地区内で毎回、大雨が降るたびに床下に水が侵入しているところがございまして、それは何かといいますと、山から水路を伝って流れてくるわけなんですけれども、何分にも、その道路の横断の、埋設されている土管が細いために、口元から道路をまたいで、水が流れてくるんですけれども、その2軒、被害が、今までから被ってこられたんですけれど、毎回、毎回、今までから被害をずっとしてこられた方は、どんな思いかなと思っているんですけれども、それは行政側としても把握はされていると思うんですけれども、やはりこのまま放置するといいますか、それは予算が、何かとない、財政的に厳しい中でなくても、やはりそういった問題に関しては、積極的に予算をつぎ込んで対策としてやっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか、お答え願えますか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、議員ご指摘のように町内におきましても常習浸水地域と呼べるような箇所が複数ございます。この常習浸水地域がなぜ生まれるのかというと、やはり周辺を流れる河川の問題に行き着くというわけであります。 それが浚渫によって課題解決になる場合もありますし、その浚渫作業だけではままならないということで、河川の構造全体を改善させていく。そういうような取組が必要な箇所もございます。近年、与謝野町におきましては、この常習浸水地域の解消を目指し、河川改修などにおきましても、一定の予算を投じながら作業を進めているという状況でございますので、今後も引き続き予算確保に努めてまいりたいと思います。
○議長(宮崎有平) 河邉議員。
◆9番(河邉新太郎) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 最後ですけれども、以前、神宮寺付近、山から土砂が流れて、個人の小屋に土砂が流れたことがございます。その規模的にも結構大きな土砂災害だったと思うんですけれども、それはもう行政としても把握されておられるかなと思うんですけれども、その後の調査をされたかどうか、ちょっとお尋ねして終わりたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問でございますが、直ちに答弁できない状況でございますので、改めて箇所も含めてお聞かせをいただいた後に、これまでの調査履歴などを共有させていただくことができればと思います。
◆9番(河邉新太郎) ありがとうございました。終わります。
○議長(宮崎有平) これで河邉新太郎議員の一般質問を終わります。 次に、1番、杉上忠義議員の一般質問を許可します。 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) それでは、通告に従いまして、一般質問を行います。 リフレかやの里を与謝野町の観光拠点の中心についてであります。日本の観光はコロナ禍の苦境に耐える段階から国内観光の需要の回復を支えに立ち直る段階に差しかかっていると学者は書いております。 しかし、コロナ後の観光は、元の状態に戻るのではなく違う形、それは量より質で、地域に共生することが観光再生ができるとしております。 そのことが観光を、地域経済の着実な成長につなぐことができ、持続可能な観光を前に進める取組ができると考えますが、本町の観光施策をお尋ねいたします。 本町の観光の中心になるのが、私はリフレかやの里であると思っております。なぜならば、大江山連邦の麓のすばらしい自然環境と観光を無理なく共存させることができるのは、リフレかやの里、道の駅一帯であります。 リフレかやの里は正式な名称は、与謝野町食と健康の拠点であります。1998年、平成10年10月1日にオープン、米の自由化対策が全国各地の地方で行われました。その一つがリフレのような施設が建設された与謝野町の食と観光の拠点リフレかやの里であります。 加悦の町には温泉が出ないことが分かり、ハーブ湯となりました。様々な困難に直面しながら、この10年間、よさのうみ福祉会によって運営されてきたことは地域の皆さんも評価しているところでございます。 よさのうみ福祉会は障害のある人もない人も共に安心して生き生きと暮らしやすい社会づくりに取り組まれ、優良な障害者雇用の施設としてNHKEテレ特集で全国放映された実績があります。 さらに農業と福祉の連携、農業と商業の連携を強化し、地域と行政の力も発揮し、リフレかやの里の施設を充実していくことが大変重要であります。町長の見解をお尋ねいたします。 よろしくご答弁いただきますよう、お願いいたします。
○議長(宮崎有平) 答弁を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、杉上議員のご質問、リフレかやの里観光拠点の中心ににお答えをいたします。 リフレかやの里については、本町を中心に生産される農林産物を活用した農業振興、都市農村交流に資することを目的とし、平成10年10月に開館し、平成23年10月より、よさのうみ福祉会に施設を運営いただいております。 当施設の運営をよさのうみ福祉会が行う中で、滝・金屋地区を中心とした、農福連携事業を実施されてきた経過があります。具体的には、障害者自立支援法による就労継続支援事業として農作物の栽培、農作業の受託、農産加工等の活動を実施されており、地元の農業者組織にも加入をされ、農道、水路の維持管理といった共同活動にも参加されるなど、高齢化などにより不足をしている地域農業の担い手として、地域と一体となった取組をいただいていると認識をしております。 議員ご提案の農福連携の強化につきましては、過日の野村議員のご質問に対する答弁と重なる部分がございますが、ほ場での農作物の栽培については、人的な面などから、なかなか拡大・強化していくことは難しい面があると考えておりますが、農作業の受託、農産加工等の部分につきましては、作業支援を行う職員の調整などができれば、拡大していける余地があるとお聞きしており、そのような活動を通じ、より地域の方々とのつながりを深めていくことができれば、議員が言われる「共生社会」の充実につながり、施設、地域の魅力を高めることができるのではないかと考えています。 一方で、リフレかやの里の本館部分、建物自体につきましては、建設から20年以上が経過をしており、建設当時と現在の社会情勢の違い、施設の老朽化などもあり、他の類似施設と比較をした場合、施設面、ハード部分では突出したものはないというのが正直なところであります。 リフレかやの里のある旧与謝小学校区には、道の駅、加悦双峰公園、千年ツバキなど、地域資源、観光施設が多くあることから、それぞれの施設などとの連携により地域としての魅力化を図ることとし、とりわけ道の駅につきましては、令和5年度から予定をしている指定管理者制度導入の中で、道の駅の機能である観光面の一層の充実を図っていく計画であり、道の駅をはじめとした地域の施設との連携の中で、リフレかやの里の充実を図るとともに、議員ご提案であるような「地域社会」「農福連携」といったソフト面での充実を図ることができればと考えております。施設の魅力化を図っていくとともに、地域全体の魅力化につながっていければと考えておりますので、引き続き我々としても努力をしてまいります。 以上で、杉上議員への答弁とさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) 今、町長の答弁にありましたように、道の駅、あるいはSL広場、誠武農園、いろいろの法人農園とか協力して、リフレも、その中の一角として頑張ってもらいまして、この2019年が非常にいい数字が出ているわけでございます。コロナが影響が出る前、総入場者は約5万3,000人があるわけでございます。しかしながら、コロナの影響で2021年は激減いたしまして、2万8,000人までになったということでございますが、これはリフレだけでなしに、宮津、天橋立におきましても、外国人宿泊者が5万人に増え、全体は65万人、消費は過去最高の約8億円、しかしながら、コロナで一転してリフレと同じ年、2021年は宿泊は30万人に半減したと、外国人に至っては267人と、大変な激減でありました。 それで、これが今、申し上げましたように学者の先生に言いますと、回復する途上であると。そこでお尋ねしたいのは、この2019年の売上げであり、入場者を回復するためにリフレは何を必要なのか、これはやはり私は大きな資金が要ると思うんです。思い切った資金を投入して2019年までの成績に上げると、そこで軌道に乗せるというのが今、最善の策ではないかと思うんですけども、町長の見解をお尋ねいたします。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。ご案内のとおりリフレかやの里につきましては、今年度から町の直営施設として運営をしているということでございます。 これまで指定管理者としてご貢献いただいてまいりました、よさのうみ福祉会には施設の管理委託をお世話になっているということで事業展開を行っていただいていると、今そういう状況にあります。ご案内のとおり、このリフレかやの里を巡りましては、様々な課題が表出をしているという状況であり、この課題をいかに解決をしていくのかという観点で地域も巻き込んだ議論を行っていると、今そういう状況にございます。私どもといたしましては、この施設が持続可能な、そして安定的な運営ができるために、どのような施設として今後、位置づけていくのか、それに対し、どのように地元の皆さん方にご協力をいただけるかということも含めて議論のさなかであると、認識をいたしております。 しかるべきタイミングにおきまして、この議論の収束、そして、その議論に基づいた事業展開ができるよう、我々としても努力を重ねてまいりたいと考えています。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) それでは、確認といたしまして、金曜日の一般質問で永島議員のほうから質問がございました。最新の確認事項はリフレかやの里の運営協議会が8月9日に開催されました資料を頂いております。これが永島議員のほうからも出ておりましたように、継続してリフレは運営していくというには間違いないと、それには資金が要りますけども、1,150万円を基準、基準でありますから1,150万円であるし、あるいは上がる場合もあるし、下がる場合もあります。やはり今、申し上げましたように、リフレの地域での活躍、あるいは貢献度、あるいは期待感を申し上げますと、やはりこの1,150万円以上の資金投入が与謝野町としては必要であって、先ほど申し上げましたリフレだけが大変な落ち込みの数字が出ているわけでなしに、天橋立、宮津市を、申し訳ないけども出しました。全国、あるいは世界中がコロナによって大きな経済的打撃を受けた場合、ここはやはり2019年の売上げであり、入場者に戻すためには、思い切った策が必要であるというふうに思います。 もう一度、確認しておきますけども、この農林課が出されました提案資料が最新のリフレに対する町の対応、対策、指定であるということを確認しておきたいと思いますけども、町長、お願いいたしたいと思います。私としては、継続は力なりを信じたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。この間、リフレかやの里の今後の在り方を検討していく中で、よさのうみ福祉会さん、そして、地元と協議をしていきながら、一定の経過を重ねてきていると、今そういう状況にあります。8月9日にリフレ運営協議会が開催をされた際に、農林課から参考資料として、今後の方針としてご説明をさせていただいた資料があるというように認識をしております。この資料が最新なのかということでございますが、それから、1か月が経過をしているという状況の中で、この間も様々な形で関係者の皆様方と議論を重ねてきているという、そういう状況にあるというように理解をいただいたらいいのかなと思いますが、おおよその骨格としては、このリフレかやの里を引き続き持続可能な形で継続していくために、我々として力を尽くしていくということでご理解をいただきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) そこで、繰り返しになりますけども、しっかりとしたリフレかや里の運営主体であります、よさのうみ福祉会、法人ですけども、私は話を聞いてまいりました。新しい展開を今、企画、計画されているところでございます。それは京都府の水産事務所のあとを京都府、あるいは宮津市のお話合いで、三者の話合いで来年度、新しい展開を始めるというふうにお聞きいたしました。それはなぜならば、宮津駅から近い、あるいは宮津警察署から近い、好立地であるということでございます。 そして、今、繰り返しになりますけども、リフレかやの里で示されました数字から見ても非常に立派な数字を残された、よさのうみ福祉会が、この場所で新しい展開するにはふさわしいという期待を京都府も宮津市も持ったから三者の話合いが成立したというふうに思います。なぜならば、与謝野町もしっかり応援して、地域も応援して、あそこで10年間しっかりやられた実績が宮津の好立地で新しい展開ができるんだというふうに思います。 聞きますと、1階はカフェであり、子ども食堂であり宮津焼きの再現などを考えておられます。2階以上は障害を持った方々の暮らしの場を確保する。あるいは宮津市の中で古くなった障害者の施設を持ってくるという計画が今、発表されておりますので、私たち与謝野町も利点がございます、近いですから。与謝野町のリフレかやの里と、この新しい展開されます、京都府の水産事務所の新しい活用された場所とですね、お互いの共通項はたくさんありますので、協力し合う、あるいは連携し合うということが非常に重要であり、私たちの町にとっても有利でございますので、その点、町長の見解をお尋ねしておきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。よさのうみ福祉会さんが宮津市で予定をしている事業の詳細を直接お伺いをさせていただいたということでもございませんので、その部分についての答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。 一方で町内の施設が連携をし合って相乗効果を目指していくということが有効であるように、近隣市町の点在する施設が面的に連携をし合って機能していくということは、海の京都構想が目指しているところでもございます。そうした中で、丹後地域5市2町の中に立地をする同じ法人が関与をする施設という観点から相乗効果が出せるということがあれば、我々としてもありがたいのではないかと思っております。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) ぜひとも、繰り返しになりますけども、京都府であり、宮津市がよさのうみ福祉会に対する評価、あるいは期待感が高いと、それで、この構想が実現する。そしたら与謝野町もしっかりと足並みをそろえて取り組んでいくということを、ぜひお願いしておきたいと思います。 もう1点、続きますけども、北部を観光ですね、その中の一つの、与謝野町の中での拠点がリフレであるというふうに私は思うんですけども、先般、加悦鉄道資料館の横の汽車、客車、特に客車と駅を映画のロケに来られました。タイトルは非常に難しいんですけども、関東大震災の100年を記念といいますか、特別企画で映画をつくるということで来られまして、私たちの町の有線テレビでもロケの風景は放映されたところでございます。 そこで、私たちの町は昭和の原風景を残していると。あるいは日本中を世界中に誇るものがあるという自信をもっと、フィルムコミッションを全国展開するべきではないかというふうに思ったわけでございます。 町独自で立ち上げるのがいいのか、あるいはフィルムコミッションのネットワークに加盟する方法もあるかも分かりません。そこはやっぱり、これだけの期待感があるということは分かっている。観光に取り組むということは当然、リフレの宿泊、食事の提供も、あるいは多くの与謝野町の観光施設に非常に大きなメリットがございまして、売上げ増にも期待できます。ご存じのようにテレビの何倍もスタッフが来られますし、ロケは大がかりでございますので、映画は。期待できるというふうに思います。 もう一つは、新聞報道にありました、東京から一番遠い町というのが京丹後市と三者、ウィラーと京都丹後鉄道と京丹後市と格安の飛行機会社の三者が共同で新しい観光を展開するということは、東京から一番遠い町、あるいは昭和の時代、私たちの時代は紀伊半島の尾鷲も遠かったと思うんです。尾鷲と丹後半島が一番東京に遠かったと、これにも、何も京丹後だけでやれる事業でもないし、観光構想でもございません。ぜひとも、この二つを併せまして与謝野町の観光を思い切った方向で取り組んでいくというのが今、コロナの後にしっかりとした構想を立てる、今、一番いいチャンスだと思うんですけども、町長の見解をお尋ねいたします。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。与謝野町におきましては、体験、体感する与謝野ということで、体験型の商品造成などを通じ、来町された方に与謝野町の自然や文化、そして、産業を通じて魅力を感じていただくという取組を行ってきているという状況でございます。 そうした中で特に加悦地域におきましては、重伝建地域、そして、SL客車の格納など、文化、歴史に由来をする地域支援が点在をしているということでございますので、これらを結びつけて面的な魅力として来訪者に体感していただくことができるように観光協会、また、観光協会に加盟をされている事業者の皆様方とともに取り組んでまいりたいと思っているというところでございます。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) もう一つは、リフレかやの里は大変重要な施設であるということは、野村議員が質問されましたように、地域共生社会の拠点、あるいは見本であり、皆さんが見習う点がたくさんあるところでございます。福祉課から頂いた資料によりますと、制度や分野ごとの縦割りや支え手、受け手という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで住民一人一人の暮らし、生きがいが地域とともに潤っていくと、これが福祉課から頂いた重層的支援体制整備事業でございますので、これはぜひとも一緒になって観光の分野と、この福祉の分野もしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますけども、町長の見解をお尋ねいたします。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。これまで答弁をさせていただいておりますように、リフレかやの里におきましては、京都府北部地域における農福連携の拠点という位置づけもございます。そうしたことから、農業と福祉の掛け合わせによって新しい価値を創造していくために利用者の皆様方にも日々、ご奮闘いただいていると、今そういう状況にあります。 我々といたしましては、この農福連携の事業というものをしっかりと定着をさせ、発展をさせていく。そのために我々として何ができるのかということにつきましては、現在、議論をしているリフレかやの里の今後の施設の在り方としっかりと整合させた上で施策展開を図ってまいりたいと考えているというところでございます。 また、議員からは観光と福祉を掛け合わせたというお話がございました。確かに近年、与謝野町の福祉政策、福祉の事業所で、どのような取組をやっておられるのかということを視察、見学をしていくために来町される方も増えているというように認識をしております。先日も立命館大学の先生方、そして、学生の皆様方にご来町いただき、与謝野町の福祉のまちづくりについて、多方面からご質問を受けたということでございます。 このように与謝野町の福祉というのは、学ぼうとされる方が大変多くいらっしゃるということでございますので、この福祉の取組をしっかりと事業者の皆様方と取り組んでいくということは、結果的に来訪者を増やしていくということにもつながり得ると認識をしておりますので、そのような観点から福祉事業者の皆様方と引き続き協力関係を築いていきたいと考えております。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) 令和3年4月から全国で取組が始まっておりますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。 資料、先ほど農林課の資料でございまして、リフレかやの里運営協議会というのが頂きました。いろんな多様な団体が参画して取り組まれるというのは、よく分かりました。ちょっと立ち止まって、町民の多様な意見と対話し、行政の役割の再定義をしていくことなどの作業、町民と一緒に観光振興やまちづくりの方向性を考えていくことが十分できたか、よく検証できなかったことが町民と行政の協働の幅を狭めてしまったんではないかと、私は思ったんですけども、町長はどのようにお考えでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じますが、与謝野町の総合計画の策定の際に、多くの住民の皆様方にご参画をいただき、その意見を基に第二次の総合計画を策定したという経過がございます。この総合計画の策定のプロセスにも反映されているように、我々といたしましては、多くの住民の皆様方のご参画のもとで協働のまちづくりを推進していきたいと考えております。 その観点から、例えば試行的にということで取り組んだ中には住民の皆様方の議論のご参画の幅を広げていくために、ランダムに住民の皆様方に参画を促すような工夫を行ってみたり、また、「よさのみらいトーク」のように、オンラインを活用した一つのテーマを掘り下げていく、そうしたコミュニティのツールも形成をしていると、今そういう状況にあります。 我々といたしましては、引き続き多くの住民の皆様方のご参画というものを前提に置きながら、まちづくりのあらゆる課題を論じ、それに基づき施策の立案や実行に移ってまいりたいと考えております。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) そこで、立ち入ったことを申し上げますけども、この協議会ですね、いつも不思議に思うんですけども、この与謝区の方が入ってないんですね。たまたまリフレかやの里で命の里構想を指導された、京都大学の岡田先生にお出会いしまして、私、申し上げたんですけども、なぜ、滝と金屋というのは分かりますけども、与謝小学校区一帯を考えるならば、与謝区は当然入るべきではないかというふうに申し上げたんですけども、私の記憶では、与謝は与謝で取り組む課題があって、今、取り組んでおられますというご返事だったと思うんですけども、今回の協議会の委員を見せていただきましても、やはり与謝区はないというのは、いつもおかしいので、今回もおかしく思います。今、町長の答弁がありましたように、多くの人が参画して一生懸命、与謝小学校区全体で取り組んでいただくのが、私は最善だというふうに思うんですけども、これは町長がすぐ変えると言えれば変えれる問題だと思うんですけども、町長、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。現在、農林課主導で行っているRMO事業という事業がございます。この事業の中では、与謝小学校区全体の地域の活性化をどのように図っていくのかといった趣旨で議論を重ねていただいているという状況でございます。この中には与謝小学校区の多くの人たちのご参画をいただいているというように承知をしてございます。確かにリフレかやの里運営協議会につきましては、その会議体の成り立ち、性質上、特定の地域の方の参画がいただけていないという状況がございますけれども、先ほど、申し上げましたようにRMO事業で校区全体の議論を行いつつあるという状況でございますので、このリフレかやの里運営協議会におきましても、どの地点、どの方法かというのはさておき、連携をしながら意思疎通を図っていくということが重要であろうと考えております。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) もう一つは、先ほどから言いましたように、農福連携は福祉課が担当でいいんですね。全体の構想や何かの振興は農林課ですね。そこに観光交流課だけ入っているのか、商工振興課は入ってないですね。これは、やはり課の垣根を越えてプロジェクトチームでリフレの再建に取り組んでいただかないと、何かちょっと危うい点が出てくるんじゃないかと心配いたします。ぜひとも、それも町長の指導で乗り越えてほしいなというふうに思いますけど、町長の見解をお尋ねしておきます。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいまのご質問でございますが、まず、最初にリフレかやの里をめぐる議論につきましては、農林課が主体的な役割を担っています。そして、先ほどご紹介をさせていただきましたRMO事業につきましても、農林水産省の事業の一環ということでもございますので、農林課が主たる所管課ということとなっているということであります。 一方で農林課が主体となり議論を行っていくということでございますが、当然のことながら関係する課も多々ございますので、関係する課におきましても情報共有を行いながら、一つの方向性をしっかりと共有しつつ、議論が進められるように我々としても配慮してまいりたいと考えています。
○議長(宮崎有平) 杉上議員。
◆1番(杉上忠義) 農林課の資料でもう1点、最後で結びに書いてあるんですけども、今後の地域を交えた協議の母体については、当面の間、リフレかやの里運営協議会、これが主体であるということでよろしいんですね。 せっかく来ていただいている丹後広域振興局が、農商工連携の幹部の方がお見えになっていますので、ここの指導も十分仰いだほうがいいんじゃないかというふうに思います。このさっき言いましたように、なかなか難しいんですけども、農林であり、福祉であり、商工でありが一体となっていただくと、もう一度お願いしておきたいというふうに思います。 そこで大江山登山マラソンが9月18日にございまして、前日のリフレかやの里は満室でございます。そして、740人の選手に対しましては入浴の半額券を皆さんにプレゼント、1か月使用可能というふうに、大きな地域にも貢献されるリフレかやの里でございます。ぜひとも、8月9日からの会議は、まだ、持たれてないと思うんですけども、この大江山登山マラソンの取組を進めていく中で、与謝地域の皆さんが集まりやすい状況になっておりますので、ぜひとも前へ進めていただくことを切にお願いいたしまして、私の質問といたします。
○議長(宮崎有平) これで、杉上忠義議員の一般質問を終わります。 ここで3時5分まで休憩とします。 (休憩 午後2時49分) (再開 午後3時05分)
○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、13番、家城功議員の一般質問を許可します。 家城議員。
◆13番(家城功) それでは、9月定例会最後の一般質問となりますが、よろしくお願いします。 今回、通告しておりますとおり、町長の政治姿勢と政策についてということで、二つのテーマを掲げまして、お聞きしたいと思っております。 4月の選挙時における町長の公約の中から、一つはコロナ対策、また、もう一つは多様な交流を実現するという項目の中からお聞きしたいと思っております。 一つ目のコロナ対策でございますが、選挙から既に4か月が経過する中で、選挙後7月の下旬からは第7波と呼ばれるコロナの、いわゆる陽性反応者が続出しております。その現状について、どう受け止めておられるのか。また、この間、選挙後でございますが、町長が新たに3期目の政策を担うに当たって町独自に進められたものは感染対策の中であったのかどうか、その2点について1回目はお聞きいたします。 もう一つの多様な交流を実現するという分野におきましては、四つ目の項目に、観光産業の強化ということが掲げられております。まず、町が目指す観光とは一体何なのか、明確に私自身、イメージできない、まだ、思いでございます。改めてお聞きしたい。 二つ目に、旧加悦庁舎、また、加悦駅舎などから尾藤家などの連携強化をすることがというふうに書いてありますが、現在の状況についてお聞きしたい。その項目の中で、阿蘇ベイエリアでは、賑わいの拠点を整備というふうに書かれておりますが、どう進められているのか。 最後に、その項目の中で、鉄道やバスの路線適正化を図り、海の航路もつなげるというふうに書いてございますが、進捗状況、また、現在の形はどうなっているのか。 最後に、以前、一般質問におきまして観光を取り上げさせていただいたときに、私は、この観光を進めていく中で、四つの観光の要点があると、それを提言させていただきましたが、その後の取組についてお聞きし、1回目の質問といたします。 なお、この今回の質問においては、観光がどうとか、コロナがどうとかいうところではなく、町長が町民にお約束をされた公約の中での町長の政策の進め方について議論ができればというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 以上で、1回目の質問を終わります。
○議長(宮崎有平) 答弁を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、家城議員のご質問、町長の政治姿勢と政策についてにお答えをいたします。 まず、1番目のご質問、七つの大きな基本政策の最初の項目に「
新型コロナウイルス感染症から命と生活を守る」という項目がある。与謝野町でも7月下旬からの、いわゆる第7波では、既に800名を超える陽性反応者が報告をされているにお答えをいたします。 まず、1点目のご質問では、この現状についてどう受け止めておられるのかをいただききました。和田議員の一般質問の答弁と重なる部分もございますが、ご了承いただきたいと存じます。 全国では、7月以降、
新型コロナウイルス感染症の新規感染者は急激に増加をし、いまだ明らかな減少傾向には至っていないと認識をしております。第7波と言われる7月以降の感染拡大の要因といたしましては、人流の増加、
ワクチン接種後からの時間経過による感染予防効果の低下、感染力の強いオミクロン株BA5の拡大が主な要因であるとされておりまして、私どもとしても、そのように認識をしております。本町の感染拡大の具体的な状況といたしましては、令和4年7月21日以降、感染者が急激に増加をし始め、8月17日には本町での一日の感染者数が過去最高となる71名となり、7月21日から8月31日までの42日間で1,307人の感染者を確認をしているという状況に至っております。 主な要因といたしましては、こども園や保育所の幼児・園児、小中学校の児童・生徒の感染が拡大したということに加え、さらに、その保護者にも感染が拡大したことが急激に増加をした要因であると捉えており、憂慮するべき状況であると認識をしております。 次に、2点目のご質問、この間、町独自に進められた感染対策はあったのかにお答えをいたします。 1点目のご質問で答弁をいたしました、こども園や保育所の幼児・園児、小中学校の児童・生徒の感染拡大は、第7波と言われる以前から危惧をしていたということから、その感染拡大防止のため、令和4年7月1日から町内のこども園や保育所の幼児・園児、小中学校等の児童・生徒、そのご家族、または保育士や教員等の無症状者が自主的に自費診療の
PCR検査を受検された場合の補助金交付制度を施行しております。 次に、2番目のご質問でいただきました、三つ目の項目に多様な交流を実現するの四つ目に観光産業の強化が掲げられていますにお答えをいたします。 まず、1点目のご質問、町が目指す観光とは何か、明確にイメージできないが、改めてお聞きしたいにお答えいたします。 本町の目指すべき観光につきましては、まずもって住民の皆様方とともに作り上げてきた町の羅針盤である、与謝野町第2次総合計画が基本にあるものと考えております。 この計画の中で、魅力の認識及び「よさの者」づくり、魅力を体験・体感できるコンテンツの開発、交流人口増加体制の強化、町の魅力・人の魅力が生み出す与謝野町ならではの移住・定住の推進の四つの施策がございます。 具体的には、本町の産業・歴史文化・貴重な自然などのコンテンツを体験し、本町の魅力を体感するといった、目的を持った来訪者を増やしていき、それらの体験・体感を通じ地域住民の皆様方との関係性を構築をし、つながりを持つことで、ニッチな客層やリピーターとなるファンを生み出していきたいと考えております。これらの方向性が観光による地域の活性化を図っていくということであると考えております。 次に、2点目のご質問では、旧加悦庁舎や旧加悦駅舎、尾藤家などの連携を強化するとあるが、現在の状況はにお答えいたします。 旧加悦町役場庁舎の指定管理者である与謝野町観光協会が主催をされる、ちりめん街道の情報交流会が、4月から毎月1回のペースで開催をされています。この会議には、旧加悦鉄道加悦駅舎と旧尾藤家住宅の指定管理者であるNPO法人加悦鐵道保存会、ちりめん街道を守り育てる会、海の京都観光地域づくりマネジャーのほか、地元加悦区長も出席をされている会議体であります。この情報交流会では、それぞれの施設の毎月の入館者数や開催予定の展示・イベント情報、アンケート結果や人流動向などを共有されています。このことにより、以前と比較をし入館者の方への他施設の案内がスムーズに行えると聞いております。また、旧加悦鉄道加悦駅舎で実施された7月のアンケート結果では、施設について知った手段について、与謝野町観光案内所での案内と与謝野町観光協会の
ホームページが約25%を占める結果となっています。また、旧加悦鉄道加悦駅舎に入館をされる方は、鉄道に興味があり、併せて訪問される施設は与謝野駅が最も多いこと、入館者の中で旧尾藤家住宅にも入館される方は女性が多い傾向にあることが分かってきたということで、人を呼び込むための今後の戦略づくりに生かしていけるのではと考えております。 なお、旧尾藤家住宅では、4月の旧加悦鉄道加悦駅舎のリニューアルオープンに合わせ、懐かしの加悦鉄道展を開催されました。この企画展の期間中、旧尾藤家住宅におきましても、加悦鉄道のグッズが購入できるようになりました。 このように、情報共有を主軸に連携を強化をされ、それぞれの施設、お互いの施設が活性化するよう取り組んでいただいているという状況であります。 次に、3点目の阿蘇ベイエリアでは、賑わいの拠点整備とあるが、どう進められているのかにお答えをいたします。 先日の安達議員のご質問への答弁のとおり、阿蘇ベイエリアでは、常時人が往来する状況を生み出すということが先決であると捉え、阿蘇ベイエリア活性化マスタープランに掲げている10項目のプロジェクトのうち、プロジェクトの5賑わいあふれる
阿蘇シーサイドパークの計画を重点的に進めております。近年では、
阿蘇シーサイドパークで開催をされる、阿蘇シーサイドピクニックをはじめとした民間主導での定期イベントが増えており、これに伴い
阿蘇シーサイドパークの来園者も増加をしており、少しずつ賑わいが出てきている状況となっています。 今後におきましては、大規模な出店を伴った開発計画ではなく、引き続き賑わいづくりを進める計画としており、常時人が往来する状況を目指しながら、次のステップへと進めたいと考えています。 阿蘇ベイエリア活性化マスタープランには、
阿蘇シーサイドパーク内にカフェや温浴施設などの設置も含まれるため、次のステップとして、サウンディング調査などを活用し、公民連携による商業施設の可能性や指定管理者制度を活用した公園の管理運営なども研究をしていきたいと考えております。 次に、4点目の鉄道やバスの路線適正化を図り、海の航路につなげるとあるが進捗状況はにお答えをいたします。 鉄道やバスの路線適正化については、鉄道に合わせた路線バスの運行に心がけておりますが、必ずしも乗り継ぎがうまくいっている状況ではないと考えております。なお、公共交通全体の適正化につきましては、先日の高岡議員への答弁でも申し上げましたとおり、乗合タクシーなど、新たな取組も視野に入れた検討を進めているというところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 なお、6月議会で答弁をさせていただきましたように、岩滝桟橋の復活、天橋立、一宮との航路の実現につきましてはハードルが高いと認識をしており、まずは既存の公共交通体系の維持確保と利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。 最後に五つ目のご質問、観光については、以前の一般質問において、四つの観光要素について提言をしたことがあるが、その後の取組を含む現状はにお答えをいたします。 議員からは、令和2年12月定例会において、宿泊、飲食、観光看板、トイレの四つがおもてなしの基本4原則であるというご提言があったものと認識をしております。 まず、宿泊、飲食でございますが、宿泊、飲食を提供する町の指定管理施設で実施をしている利用者からのアンケートなどの結果から、利用者の満足度は良好であると伺っております。観光協会からも聞き取りを行ったところ、町内の宿泊、飲食店へのクレームは入っていないということであります。このことから利用者へのサービス・接客・接遇といったおもてなしは、それぞれの事業者において適切に実施をされているものと考えております。また、観光協会が作成しているガイドマップには、それぞれの位置情報のほか、観光客からのニーズの高い飲食店の情報や町内宿泊施設の問い合わせ先を掲出し、観光客にとって利便性の高いものを提供されています。 次に、観光看板でありますが、観光交流課におきまして、令和2年度に町内の観光看板の洗い出しを行い、役割を終えた古い看板の撤去を行っております。 また、今年度におきましては、与謝天橋立インターチェンジ出口付近の看板スペースに、ちりめん街道への誘導看板を設置する予定としているほか、丹鉄与謝野駅の待合室にあります案内板を観光協会で更新をしていただく計画であります。 最後に、トイレでございますが、令和2年度に町内の屋外トイレを所管する各課が集まり、屋外トイレ等あり方検討会議を開催し、それぞれのトイレの状況や管理方法、一括清掃の検討など、一定議論を行いました。その結果、不要と考えられるトイレについて、順次撤去を行っているというところであります。 また、観光客へのトイレの位置情報提供として、今年度、観光協会で作成されるサイクリングマップに町内の屋外トイレの位置を落とし込んだものを作成される計画もございます。いずれにせよ、観光はホスピタリティの産業でございます。本町に来町される方々への心のこもったおもてなしは大変重要であると認識をしておりますので、今後におきましても、気遣いを意識することで、与謝野のファンを獲得し、リピーターにつなげていきたいと考えております。議員からいただきましたご提言につきましても、引き続き観光振興に生かすことのできるよう反映させていきたいと考えております。 以上で、家城議員への答弁とさせていただきます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) まず、細かなことに入ります前に確認をさせていただきます。町長が本年度の4月に行われました選挙時に掲げられました、この政策パンフレット、いわゆるマニフェストというものについて、町長のお考えをお聞きしたいんですが、私は選挙時におけるマニフェストとは首長における選挙時においては、数字的目標、また、そういうものをしっかりと明記した上でというような指摘はさせていただいんですが、いわゆるこれが町長が3期目を担っていかれる中で進めていかれる基本理念、いわゆる町民にお約束をされた中身だというふうに認識をしておりますが、よろしいでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。4月の町長選挙におきまして、私が住民の皆様方に正式にお約束をした公約内容としては、選挙時における広報などで記載をしているものと認識をいただいたら結構かなと思っております。その広報をより具体的な形で取りまとめたものが、先ほど議員がご紹介をいただきました未来への約束というようにご理解賜りたいと思います。 私といたしましては、この未来への約束、そして選挙時の広報などで訴えかけた内容を選挙時の住民の皆様方に対するお約束というように捉えているというところであります。なお、この選挙の公約の進め方でございますが、当然のことながら本町の総合計画などの計画と整合性を図りながら推進をしていきたいと考えているところでございます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) いわゆる町長がよくおっしゃる総合計画に基づいた中での、こういった町長の政策をいかに、それに基づいた中で進めていくか。それは町民に約束をされたこと。その中で約束をした以上は、やはり私は守る責任、実行する責任があると思いますが、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘があったとおりと承知をしております。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) それともう一つだけ確認しておきますが、これは町長がつくられたものですね。第三者がお考えになったことを書かれたんではなく、町長の思いが書かれてあるという思いでよろしいですね。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問でございますが、そのようにお受け止めをいただくことがいいと思ってございます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) それでは、細かな部分に入らせていただきます。まず、
コロナウイルス感染症対策から命と生活を守るという1項目め、1丁目1番地の中で、ほかの議員の皆さんが一般質問の中でコロナ対策についても問われました。その中で、いろんな要因があるけども、新型の株、また、状況などによって今の状態があるという中で、町長がお書きになられた部分で言いますと、まず、一つ目に検査体制の充実という項目がございます。感染症対策の基本に、感染者の確認があります。そのためには検査体制を整備しなければなりません。京都府や関係機関と連携しながら
PCR検査や抗原検査の検査体制を整え、感染者の早期発見に努めますというふうにお書きになられております。 一体この項目について、何をされたのか。今現在、町民から出ている声に認識はされているのか、その2点についてお聞きします。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。議員ご指摘のように、私の選挙マニフェストの1項目めの1番に
新型コロナウイルス感染症の検査体制の充実ということを掲げさせていただいてございます。先ほど議員からご紹介がございましたように、この間、京都府や各医療機関と連携をしながら
PCR検査や抗原検査キットなどの検査体制を整えてまいりました。これらにつきましては、与謝野町単独ということではなく、町村会などの要望を通じて、これらの実現に向けて尽力をしてきたというところであります。 加えて町独自の施策といたしましては、本年7月1日から町内のこども園や保育所の幼児・園児、小中学校の児童・生徒、そしてご家族、また、保育士や教員などの無症状者の方が自主的に自費診療の
PCR検査を受検された場合の補助金交付の制度を施行しているということでございます。 先ほど申し上げましたように、京都府などとの連携に加えて、必要だと考えた町独自の
PCR検査の助成事業につきましても取組を進めているという状況でございます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) 例えば、この検査体制につきましては、現在、私が認識している形で言いますと、例えば、私が陽性反応が出ました。その家族については、現在のやり方で言いますと、検査等は行われません。濃厚接触者として、もう認定をされ、一定の期間待機をする、様子を見る。私がほかに接触した方に対しても検査体制の指示はございません。症状が顕著に表れた人に対しては対応ができるというような形です。その中で、一般のドラッグストアであるとか、薬店、薬局などで扱われている抗原キットにおいては、大体1,000円から1,500円、また、3,000円ぐらいするものもあると。例えば、私が陽性反応が出た場合、その濃厚接触者と考えられる方が症状がなければ、抗原検査をするにも、例えば、5人家族であれば、多い家で2万円ぐらいの負担がかかると、町長は選挙のときに検査体制を充実させると、公約でおっしゃったのに、負担は増える一方だと、情報すら提供もしていただけない。現在、町内では2店の薬局さんが、そういったこともできるようなことでございますが、聞き取りなど、症状がないと積極的にはやってくれないというような現状もございます。 町長が、ここに町民との約束で掲げられた検査体制の充実を図り、早期発見に努めていくということを町独自でしっかりと考えて進めていかれれば、今現在、昨日現在において2,100人の陽性反応者という結果になっております。第1波から第6波までの人数がおおよそ700人弱、その後、第7波、7月19日以降に陽性反応が出た人が2,000何ぼですので、約1,700人ぐらいになるんですか、1,200人ぐらいですか。要するに第1波から第6波までの数字を既に第7波だけで倍以上の陽性が出ているということになります。 町長がお約束をされた中で、そういったことをしっかりと受け止めて進めていただければ、これがもう少し抑えられたのではないかなと。いろんな要因がございます、先ほども言われたように株の変異であるとか、社会状況の、国の対応であるとか、交流が、規制が厳しくならなくなったとか、そういった要因はあると思いますが、町独自で、そういったことを取り組んでいけば、もう少し抑えられたのではないかなというふうに感じておりますが、町長、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問でございますが、先ほど第2答弁でも申し述べましたように、本町における検査体制の整備を行っていくというためには、京都府医師会関係各所との連携が必要不可欠であるということでございます。そうした中で、私といたしましては、与謝野町の住民の皆様方ができる限り手軽に
PCR検査、そして、抗原検査キットなどを活用した検査を受けていただけるように働きかけてまいったということでございますし、町独自の施策としても一定の状況を見据えた上で早期に着手してきたということでございます。 しかしながら、議員がご指摘がございましたように、第7波の中で与謝野町内における感染者数は急増しているということは紛れもない事実でございます。この感染状況の拡大ということをしっかりと認識をしながら、我々として町独自で次なるステップとして、どのような検査体制の充実ができるのか。そして、より関係各所と連携を図った上での有効な検査体制の整備ができるのかということにつきましては、引き続き尽力をしていく必要があると認識をしております。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) ほかにも、例えば万全の医療体制であるとか生活者支援、また、事業者支援、そういった項目でも町長、書かれております。例えば、万全の医療体制、この中で重度に応じて適切な治療と療養を受けていただけるよう取り組みます。これも答弁のやりとり、質疑のやりとりを聞いておりますと、京都府任せ、国任せ、町長独自の政策の中で何がされたのかなというふうに感じる部分、また、生活者支援についても相談窓口や各種支援事業というのも国の給付体制の中での給付金、また、支援金が目立つ中で、町長が選挙後に、このコロナ対策として特に、こういうことを頑張っておられるなら、町長、これにこだわって進められているんだなというような受け止めは、あまりできない。 それから、事業者支援についても第7波以降の経済実態調査、また、商工会等に依頼しての経常調査というのは、私の確認の中では行っておられません。この第7波によっての影響は、どんな形で、どういうふうに及ぼしているのか、そういったことも把握をすることすらされておりません。そんな中で町独自の支援施策を強化しますと、町長はお約束をされています。やはりお約束をされるのであれば、現状がどうなのか、例えば、買物支援においても、担当課とお話も、私させていただきましたけど、コロナにかかって買物に行っていただく人もいないけども、対象にないというような返事がされて、支援も受けられない。その間の生活が困っているというようなお話も、その後、私と担当課でお話をさせていただいた後は改善をしていただいたみたいです。しかしながら、陽性反応を余儀なくされた方は非常に困惑の中で、どうしたらいいのか、そういうことを考えながら心配な日々、その中で行政が、町長がお約束をされた中で、やはり安心・安全、そして、少しでも早く回復できるような体制づくりというのを町長はお約束されたのではないかなというふうに思っておりますが、その辺についていかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。議員からは、この選挙後のコロナ対策が不十分なんではないかといったご指摘があったものと認識をしております。我々といたしましては、選挙後におきましても6月の2号補正などによって、コロナ禍における生活者支援、事業者支援という観点から水道料金に対する支援でございましたり、事業者の皆様方におきましても光熱水費などの支援などを立案し、現在、実行させていただいているという状況でございます。 議員からは、こうした施策があるものの、まだまだ、住民、事業者に寄り添った施策になっていないんじゃないかといったご指摘であったと認識をいたしました。その中で関係各所との意見交換を通じて政策立案に結びつけていったものもございますが、引き続き関係団体、住民の皆様方から頂く様々な情報提供によって求められる施策を講じていくことができるように尽力をしていきたいと考えております。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) この、先ほども確認しましたが、この政策理念、パンフレットについては、我々議会がつくって町長にお願いしたものでもなければ、町長ご自身が進められる政策の中で、こういうことをお約束された、であれば、やはりしっかりとそれに向かう姿勢を大きく出していただきたいなと。例えば情報の提供であるとか、検査体制であるとか、そういったことも町民の皆さん、まだまだ問い合わせをされたり、不安に感じられたりしております。一体、濃厚接触者だと言われて、国の基準では1週間が五日に変わり、症状がなければどうだとか、目まぐるしく、この間、変わっております。そういった中で行政が責任を持って、町長が政策として掲げられるのであれば、やはりこの対応をしっかりと進めていただく、そういったことを町民に再度、お約束をしていただいて、町民が少しでも安心して生活できる体制づくりをしていただきたいと思いますが、まず、コロナについていかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。先の選挙におきましては、基本政策の1番目に
新型コロナウイルス感染症から住民の皆様方の命と生活を守るという観点で五つの支援策の提案をさせていただいております。その一端につきましては、家城議員からご紹介をいただいたというとおりでございますし、その支援策の不十分さをご指摘をいただいたものと考えております。引き続き住民の皆様方がコロナ禍においてご自身の健康を守り、社会経済活動が両立できるように万全の施策の立案と実行をしていきたいと考えてございますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) よろしくお願いします。 次に、多様な交流を実現するという三つ目の柱の中で、四つ目の項目に観光産業の強化というのがございます。与謝野町ならではの体験型観光を推進するためには地域の魅力が集う各拠点施設の充実と公共交通体系の充実が不可欠ですと。ちりめん街道地域においては、令和の大改修を終えた旧加悦町役場庁舎、国定重要文化財である2号機関車などの車両を格納する旧加悦駅舎、国指定の重要文化財を登録を目指す尾藤家など、連携を強化しますというふうに書いてあります。 また、阿蘇ベイエリアでは、民間主導でシーサイドパーク内に景観と調和する賑わいの拠点を整備していきますと。各関係機関との連携をしながら鉄道網やバス路線の最適化を図り、新たなアクセスとして海の航路をつなげますと。これは先ほども確認しましたが、町長が町民の方にお約束をされたというふうに思っております。 その中で、まず、一つずつお聞きしますが、加悦地域においては、今回、連携体制の中でどうであるとか、協会の体験ツアーというのも実施されていく。また、ベイエリアでは少しずつ賑わいが広がりつつあるというふうに、町長、お答えいただきましたが、先ほどの杉上議員の質問の中でも少し感じた部分でございますが、町が目指す観光とは、先ほど町長がお答えになられた、少しでも来町していただくことが目的なのか、このマニフェストにも書いてある観光産業、いわゆる産業としての強化を図られる。要するに産業と集客というのは大きな違いがあるというふうに感じながら、先ほどの質疑を聞いておりましたが、まず、どちらのほうを町長ご自身はお考えでおられるのでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。議員ご指摘のように、私の先の選挙の公約の中の3番目に、多様な交流を実現するとございます。その四つ目の柱に観光産業の強化ということで記載をさせていただいております。議員からは本町が目指す観光の在り方として、産業の強化なのか、集客の強化なのか、どちらを目指すんだというお話であったかと思います。 集客を増加をさせていくということが、結果的には観光産業の強化につながっていくんではないかと考えております。したがいまして、私としては、住民の皆様方と協力をさせていただきながら、与謝野町への来訪者、そして、リピーターを強化をしていきたいと考えております。 それが結果的に町内での地域経済の成長を伴った観光産業化に結びつくものと認識をしております。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) 私も行政が発する観光とは、観光産業という位置づけをしております。最終的にはお金を生み出す、それが地域経済にも影響してくる。そういったことが観光において必要な部分というふうに感じております。 例えば、体験的な部分で若干連携が図れてきたとか、失礼な言い方になるかも分かりませんので、ご指摘をいただければと思いますが、賑わいができたからとか、そういったもので産業としてつながる、そんな甘いものではないというふうに、私は思っております。やはり本当に産業としての観光を目指していくのであれば、何をすべきか、町にとっての観光は、こういったものが産業として成り立っていくんだとか。それによって、例えば商業者の方、製造者の方が、それに追随する形で新たな商品を開発されるとか、提供される。そういった仕組みづくりをしていかなければ、阿蘇ベイエリアでは賑わいができた。イベントには人が集まる。加悦地域では、そういったものを見に来られる形の協議会が進んでいる。そんなことで町長が町民にお約束をされたのではないと。だから、公共交通まで影響が及ぶんですよという思いで書かれたのではないかなというふうに思っておりますが、再度、確認をしますが、産業として成り立つ形でないと、観光は、私は語れないというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。議員のご指摘につきましても、ごもっともであると思ってございます。私の答弁が不十分であったのかなと思いますが、与謝野町の観光産業の状況を示す指標といたしましては、やはり入り込み客数と域内消費がどうであったのかということが重要であると考えております。 特に域内消費、観光消費額が、どのように今後、推移をしていくのかということが、すなわち産業としての強度につながっていくものと思ってございます。人の流れというものを捉まえることによって、地域の中での消費を拡大していく。そうした産業化が図れるということが非常に重要なことであると考えてございますので、今後におきましても、この域内消費が、どういう動向であるのかということ。そして、それに対し、どのような強化策が打てるのかという観点でもしっかりと施策の立案を図ってまいりたいと思ってございます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) それと観光においては、私はおもてなし、受け入れ態勢ということを常に町長に申し上げてきました。その中で四つの要素、宿泊、食事、看板、トイレ、この四つを上げさせていただきました。 例えば、宿泊については、町長が議員のときに一生懸命取り組んでおられた民泊というものを見直し、やはりそれが実現できるような形で町独自のおもてなし体制を考えるであるとか、その他の公共機関、いわゆる町が所有しております財産の中での宿泊施設であるとか、民間の協力にはよると思うんですが、宿泊先が少しでも増えるような形づくりというのを、まず、取り組むべき。泊まるとこもないのに、観光消費額を上げようという思いでは難しいんではないですかと、まず、そういったことを一生懸命取り組んでくださいよというお願いをしましたが、依然、民泊の話も広がってきませんし、一方ではリフレは、もう町の直営となって、宿泊は止めておられると、果たして、それで観光は叫べるのかなというふうに思います。今は復活しとるんですかね、宿泊も。レストランが止めておられると。食事についても一緒。先ほどの答弁ではアンケートで比較的満足していただいてますよと、私がお聞きするには、食べるところもない。どこがいいのですか。聞かれても教えれない。なかなか難しいというご意見が町民からも出ておりますし、現に先ほどありました映画の取材では、食べに行くとこがないから、どこかから弁当を調達されたというような話もお聞きしております。 そういった中で、商工課においては、まちグルというのを商工会で事業としてやっていただいておりますが、それだけで私は足るのかなという思いがございます。以前からご当地グルメ、いわゆる、ここに行けば、この料理が食べられるよという、いわゆる宮津でいうカレー焼きそばですか、また、福井県でいう、大野市でいえばソースカツ、そういうような何か、この町に来たからこそ食べるべきメニューとか、そういうものも関係団体、また、業者さんとも協力しながら考えていくようなというような提案もしましたが、その後、そんなことについて協議されたこともないというふうに聞いております。 看板についても、地域の学校、小学校、中学校の児童・生徒の皆さん、そういう人たちが手作りで自分の地域の自分の施設、町の財産を自慢していただけるような形での観光看板をすることも一つのアイデアではないですかという中で、いまだに観光看板、先ほどの答弁では撤去はしているが、新たなものが出てきてないのかなと、非常にこの町に来ても、どこに何があるのかも分かりにくいというふうに感じております。 トイレにつきましても、町長は海であるとかバス、鉄道という話をされていますが、車、この車社会における車の玄関口は福知山方面からいいますと与謝峠、それから舞鶴のほうからしますと、うちの町で言いますと岩滝地区や須津地区のバイパス、また、京丹後のほうで言いますと、水戸谷であったり、兵庫県とのつながっている岩屋であったり、そういったとこにトイレがあるかと言えば、あるのは与謝だけです。 昨日、山崎議員とトイレを確認しに行こうということで、夜、行ってきました。草が生い茂り、トイレは比較的掃除はしてありますが、換気扇が止まっているせいか、匂いが充満してます。決して快適に、ドライブされている方が利用しようという思いにはなれない気持ちになりました。やはり、こういったおもてなしについての取組も、一つ一つ実施して実行して初めて確立ができるというふうに思っておりますが、再度、町長、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。宿泊、飲食につきましては、これは事業者の皆様方との連携を深めていくということによって、一つ一つ粘り強く取り組んでいくものと認識をしているというところでございます。先ほど議員からご指摘がございました、商工会で取り組んでいただいているまちグルにつきましても、その時々の商材というものを軸にして全町的な取組を行っていただいているという観点からも一定程度、その充実を図られてきているのではないかと考えております。 一方で議員がご指摘のような、例えば、与謝野町であれば何々というような名物商品が生まれてきているというわけではないと認識をしておりますので、その名物商品の造成の必要性ということにつきましては、議員からもご指摘をいただいているというところでございますので、改めて議論をする必要があると認識をいたしました。 一方で観光看板、そして、トイレにつきましては、議員ご指摘のように、現在、長年にわたって設置をしている看板などの撤去作業を進めていると、今そういう状況でございますが、今後の議論といたしましては、その上で新たな看板設置をどうしていくのか。そして、トイレの清掃の体制をどのように講じていくのかということにつきましても、現在、その議論のさなかということでございますので、そのご提言も踏まえて、今後、最適な取組になるように尽力をしてきたいと思います。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) 私が経験しました商工会という組織を振り返りますと、やはり観光、また、産業振興、そういった分野においては、行政だけが先に進むのでもなく、一方、関係者、業者だけが考えるのではなく、やはりそれが一体感を持って、例えば、観光について行政で言いますと、町民の皆さん、事業者の皆さんを、どう巻き込んで、その意識づけの中で、同じ思いの中で一つの目標を目指していく、そういった形を築き上げないと、決して成り立つものではございません。 議員にならせていただいて16年間、いろんな地区に視察へ行かせていただきました。もちろん観光地にも行かせていただきました。共通しておっしゃるのは、どこの誰に聞いても、この地域で何ですか、うちはこれです。全く同じことをおっしゃいます。例えば、宮津でいうたら天橋立、伊根でいうたら舟屋、そういったものがない当町においては、本当に、この町でこだわるべきものをしっかりと示されて、それに基づいた観光、産業振興を進めていただく、そういった中で町民誰しもが自覚と誇りの持てる進め方というのが必要であるというふうに感じますが、町長、観光について最後、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問でございますが、先ほど議員からは観光振興の進め方という観点で行政だけではなく、民間事業者をしっかりと巻き込んだ上で進めていくという体制を組まないと広がりに欠けてくるというご指摘がございました。それはまさにそのとおりであろうと思っているところでございます。 我々といたしましても、主要な団体の皆様方との意見交換というものは一定綿密に行ってきたのではないかと思ってございますが、議員のご指摘を踏まえて、よりよい関係性をどのように構築できるかという観点から関係団体との関係性の強化を図っていくべきと認識をいたしました。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) ぜひとも、町長が、ご自身がお約束をされたという項目を今回、お話しておりますが、またほかの分についても、次からやらせていただきますが、今回、コロナ、また、観光についてお聞きしておりますが、そういったことを町長がお約束をされた中で、しっかりと行っていただきたいというふうに思います。 最後に、その公約、マニフェストについての見解を少し町長と共有させていただきたいなと。町長がおっしゃること、また、町長からお聞きしたこと、町民に約束をされたこと、そういうものは、やはりどうすれば実現したり、可能になったりするのかを、やはり検討しなければ形にはならないというふうに思います。 必ず町長がおっしゃるとおりになる、そんなことは、私も思っておりませんし、多くの町民の皆さんも期待はされますが、そこまで求められることはないと思います。しかし、そこに向かって町長が、どう取り組んでいかれたのか、どう進めていかれるのか、そこについてはしっかりと皆さん注目されていると思います。町長の発想は、若い、人生の中でいろんな夢と希望の持てる政策や考えを打ち出していただいております。そういった中で、いかに取り組んでいただかなければ、夢だけでは夢物語に終わってしまう。そういった思いがございますが、私はどう取り組むか、そういったことが一つは大事になってくる、その姿勢が大事だと思うんですが、町長、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じますが、自身が打ち出した公約の実現に向けて、どのようにプロセスを踏んでいくのかということについて、議員ご指摘のように、非常に重要な観点であると思います。一方で、私自身は、先ほど来、答弁をさせていただきましたが、これらの公約実現をしっかりと、できる限り行っていくことができるように、結果にこだわった取組を進めてまいりたいと考えております。 議員からのご指摘、プロセスをどのようにつくり上げいくのかという中で、私が想像していた以上に政策が花開くということもあると思いますし、その議論の中で私自身の考えを改めるということもあろうかと思います。その一つ一つの議論を丁寧に受け止めていきながら、最適解、つまり住民の皆様方や、この町の将来にとって、どの方法が一番よりよいのかということについて、しっかりと検証していく必要があるなと思っているところでございます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) それと、もう一つは検証です。やはりしっかりと検証していただいて、本当にやるべき、やって良かったものなのか、いやこれは進めようと思ったけど、失敗だったのか、そういうことも見極めながら、早期にできることは進める。できないことはできないという判断をする。そういった中で町長が、町長ご自身、町民にお約束されたことを守っていく形づくり、しっかりと検証して、次につなげる、そういった形にしないと、最終的には無駄の繰り返しであって、財政の圧迫にもつながっていくというふうに感じております。 その場しのぎの答弁や対応ではなく、やはりしっかりと検証に基づいた中での発言をしていただき、町政運営を進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご指摘につきましても、ごもっともだと思ってございます。自らの政策を停止をし、また、別の取組につなげていく。そういった判断をしていく勇気というものも必要不可欠なことであると考えておりますし、この行財政をめぐる環境ということを考えましたときに、そうした厳しい判断をしていくことにもなろうかと思います。 そうした際に住民の皆様方や関係者の皆様方に納得していただけるような説明責任をしっかりと果たしていくことができればと考えてございますので、引き続き大所高所からのご指導、よろしくお願い申し上げます。
○議長(宮崎有平) 家城議員。
◆13番(家城功) この政策パンフの中には、合計32の理念が書かれております。そういったことを先ほどからお願いしました、質疑いたしました内容に基づいて、職員の皆さんも同じ意思、方向を向いて取り組んでいただくということを最後にお約束いただきたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。
○議長(宮崎有平) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、最初の答弁でも申し上げましたように、私自身は、このマニフェストと与謝野町の総合計画をはじめとする各種政策の整合性を図っていきたいというように考えてございます。そのためには、このマニフェストもしかり、そして、総合計画など、主要な計画もしかりでございますが、職員の皆様方にしっかりと浸透しているという状態が前提となるものと考えております。 この間、改めて3期目を担うということで、この公約が、どのような構成になっていて、どのようなことにこだわりを持っているのかということも含めて、政策協議の中で議論をしてきた経過がございますが、引き続き、そうした議論の中での浸透をできるように、私としても尽力をさせていただきたいと思います。
◆13番(家城功) 終わります。
○議長(宮崎有平) これで、家城功議員の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。 次回は、明日9月13日午前9時30分から開議しますので、ご参集ください。 大変お疲れさまでした。 (散会 午後4時06分)...