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12月16日-09号

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  1. 与謝野町議会 2022-12-16
    12月16日-09号


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    令和 4年 12月 定例会(第112回)          第112回令和4年12月与謝野町議会定例会会議録(第9号)招集年月日 令和4年12月16日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後3時45分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  杉上忠義       9番  河邉新太郎       2番  藤田史郎      10番  永島洋視       3番  野村生八      11番  三田義幸       4番  高岡伸明      12番  安達種雄       5番  浪江秀明      13番  家城 功       6番  渡邉貫治      14番  和田裕之       7番  今井浩介      15番  山崎良麿       8番  山崎政史      16番  宮崎有平2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    前田昌一    書記        坂根加奈子4.地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       井上雅之    教育長       長島雅彦      企画財政課長    小池大介    教育次長      柴田勝久      総務課長      長島栄作    社会教育課長    植田弘志      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 谷口義明    子育て応援課長   下川賢司      税務課長      吉岡素子    保健課長      平野公規      住民環境課長    中上伸午    商工振興課主幹   大上寛起      会計室長      安田 敦    観光交流課長    市田桂一      建設課長      柴山 進    上下水道課長    山添雅男       農林課主幹    塩見雅樹5.議事日程  日程第1 議案第107号 クアハウス岩滝指定管理者の指定について                                (質疑~表決)  日程第2 議案第108号 大切井堰改修工事変更契約について                                (質疑~表決)  日程第3 議案第109号 町道路線の認定について                                (質疑~表決)  日程第4 議案第110号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)                                (質疑~表決)  日程第5 議案第111号 令和4年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第6 議案第112号 令和4年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)  日程第7 議案第113号 令和4年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第8 議案第114号 令和4年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)  日程第9 議案第115号 令和4年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)  日程第10 議案第116号 令和4年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(宮崎有平) おはようございます。 ただいまの出席議員数は全員であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日、三田商工振興課長より欠席の届けが参っております。代理として大上商工振興課主幹に出席いただいております。また、矢野農林課長より欠席の届けが参っております。代理として塩見農林課主幹に出席をいただいておりますので、皆さんにお知らせをしておきます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第107号 クアハウス岩滝指定管理者の指定についてを議題とします。 本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行します。 質疑はありませんか。 8番、山崎政史議員。 ◆8番(山崎政史) おはようございます。 それでは、クアハウスの件につきまして、質問をさせていただきます。まず、このクアハウスにつきましては、大規模改修の際から観光にも力を入れていくという説明がありましたが、この資料を見させていただきますと、健康増進、誘客、7体3の割合という表記でありますが、資料を見させていただきます限り、10対ゼロとまでは言いませんが、9体1とか、そのような感じを受け止めております。しかし、選定委員会の中では結論、選定の理由の中に健康増進と観光振興の促進に寄与できる共同事業体であるというふうに明記されておりますが、この辺、どの点を踏まえ、観光振興に促進が期待できるという結論に至ったのか、どのような議論があったのか、まず、お聞かせください。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) おはようございます。よろしくお願いします。 お答えします。健康増進施設ということで、健康増進が7割、観光面が3割という提案ということで、これ見る限りでは9対1ぐらいじゃないかというようなご指摘だったというふうに思います。選定委員会の中では、健康増進施設と観光という点から、次期指定管理の予定者からは、提案では厚生労働省認定健康増進施設として認定取得を目指していきたいというお言葉、それと、この議案資料にも書かせていただいておりますが、これによって医療費控除の対象となって利用者増にもつながっていって、また、現利用者にとっても有益なことじゃないかなということで評価はさせていただいております。 それと、また、観光面での新たな取組の提案として、昨日も答弁させていただいておりますが、屋外バレルサウナの設置検討ということで、これを進めていって、サウナブームも追い風だということで、これの提案もあります。また、ヘルスツーリズムの取組を違う場所で現在、ほかの指定管理、公共施設でやっておりまして、この施設でも近くにホテル等ございますので、それとサイクリング、登山等を絡めた事業展開ができればということもヒアリングの中で確認をさせていただいております。 そういった中で、観光面も、これから情報発信がなかなかできてないというのも否めませんので、そういったところで、そういったヘルスツーリズムという観点からも取り組んでいただけるということを確認させていただいておるところでございます。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) このドルフィンさんにつきましては、そういったほかでの実績なども評価されて、そういう評価になったのかなという受け止めをさせていただきます。そして、ドルフィンさんにつきましては、全国といいますか、幅広く活動される中で、その横の連携といいますか、その辺も期待されるのかなというふうには受け止めさせていただきました。 次に、この業務委託内容につきまして、保守ノウハウを今のドゥメンテックスさんから引き継がれるということなんですが、この辺は全面的に、もうドゥメンテックスさんのほうは手を引かれるといいますか、ではなく、この山添電気さんのほうに、もう全てをお任せする流れになるという方向で、そういう認識でよろしいでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。ドルフィン社と、その山添電気さんとのお話合いの中で、基本的には、そのドゥメンテックスが担っていた委託の関係を、ほぼほぼ山添電気さんに事業移管ということを考えておられるという話をお聞きしてます。そういった中で、どうしても完全に引き継げない部分という、ノウハウが要る部分も最終的には100%山添電気さんのほうに持っていきたいというふうにお聞きしとる中で、昨日も答弁させていただいたんですが、その中でも、受水槽の清掃委託業務、それと濾過器の点検、空調機器点検、それとポンプ設備点検につきましては、山添電気さんがやられるというふうに聞いております。 その他、定期清掃ですとか、害虫駆除、水質検査、消防施設点検自家用電気工作物、自動扉、ウオータースライダー点検特定建築物等定期点検防火設備等定期点検簡易水道検査エレベーター点検ボイラー点検等々あるんですが、これにつきましては近隣の業者さんに委託をしていくというお話をお聞きしているところでございます。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) 今、ご説明いただきました内容としては、ドゥメンテックスさんのほうは、今後は関わり合いがないという認識なんですが、その中で、この資料の137ページのほうに障害者雇用の取組ということで、ドゥメンテックスさんのことも書いてあります。その中で、京都府の与謝の海支援学校と連携を図りという点もあるんですが、クアハウス、今の説明では関わり合いがないですけど、この辺どういう捉え方をさせていただければよろしいですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。137ページにドゥメンテックスの全社員の15名中5名の障害のある方々が働いておられるということで、ここのクアハウスにつきましては、地元の障害者の方々を受け入れた、いろんな絵画展だとか、作品展みたいなところとかをやっておられます、連携をして。ドルフィン社全体としまして、その障害者雇用というところは、もう全社員の研修を受けられておって、そういった障害者を中心に働いていただける環境が整っていると、全社員が、そういった教育を受けられているという会社であるというふうに認識しております。 それとインクルーシブデザインということで、誰もが取り残されないような経営理念を持っておられますので、そういった形で障害者雇用というところには積極的に参画をしていただけるような企業であるというふうに認識しております。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) ちょっと僕の質問が、仕方が悪かったのかどうなのか、その今の説明だとドゥメンテックスさんの会社概要の説明であって、今このクアハウスの指定管理の議案に対して、なぜここに、このように出てくるのかがちょっと理解ができないんですが、その辺は、どのようなお考えかお聞かせください。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいと思います。あくまでもドゥメンテックスさんは子会社でございますので、施設の点検業者としては、今回、山添電気さんにほとんど引き継がれるということでございますが、あくまでも子会社ということで、連携は当然取っていくということになろうかというふうに思いますので、ドゥメンテックスさんが社員のうち3分の1が障害者雇用ということを書かれておりますけども、ドルフィン社として全体で、そういった身障者の受入れ体制をつくっていけるような、そういった会社であるということを認識しておるということを申し上げました。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) それは理解はさせていただいたんですが、何かここに書くようなことなのかなという疑問がちょっとありまして、質問をさせていただきました。 それで、今後、その山添電気さんのほうに、そういう保守点検などが一本化、窓口として一本化されるということで、昨日から何名か議員が質問されておったんですが、やはり法律的に、そういう受注が問題ないというものの、何分やはり経営側が、そのまま受注するという仕組みに対して、なかなかすんなり受け入れられないという感情の部分がどうしても出てくるとは思うんですが、その辺について、この選定委員会のほうでは何か対策といいますか意見などあったのか、お聞かせください。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。
    ◎副町長(井上雅之) 今、ご質問のとおり選定委員会では、その点が最も議論になったところでございます。昨日の質疑の中にもございましたが、ルール法令的な部分では大丈夫であると。しかしながら、今ありましたように、感情の部分で、どのような、まだ疑問点もあるというところは否めない点はございますが、そこはやはりしっかりとした今後のチェック機能を果たすというところで審査という段階においては、そこを強化するということで議論をしてきたということでございます。 昨日から契約の予定のところでの発注の段階がございます。基本、級によって分けておりますので、いわゆるA級の事業者でありましたら1,000万円以上の工事となります。そこについては、昨日から申し上げておりますように、しっかりとした既存の入札の指名委員会との選定において、工事を発注していく。そこには、山添電気さんはA級でございますので、そこには入る権利があるということでございます。 ただし、先ほどの感情の面で、やはりチェック機能を果たすという意味では、今まで以上の適正化についてはチェックは必要だというふうには思っております。また、130万円以上で今の1,000万円未満については、B級の事業者になりますので、そこには、いわゆる今の、この入札のルールでいきますと、そのB級の方に発注するということになりますので、A級の事業者の方は該当がなくなってくるということでございます。 また、130万円未満につきましては、一定C級ということで位置づけてはおりますけれども、電気についてはC級が1社ということでございますので、今回、今年については運用としてB級の事業所が5社ございますので、CとBと合わせた級に発注をしていくと。ただし、この130万円未満というのは、入札制度からではなくて、いわゆる見積りを徴取いたしまして競争性を働かせるということでございます。したがいまして、町が設定する工事については、今のような発注のルールでしていく。 また、なおかつ、よりチェック機能を果たしてまいるということでございます。ただし、ここがまたポイントでございますけれども、緊急性を要する部分については、一定、今の段階でしたら130万円未満の部分について、特に、どうしても緊急性が必要であるという部分については、いわゆるこれも一般的なルールでありますけれども、随意契約ということはあり得る。そのときには一番の内部を精通されておる山添電気さんにお願いすることは、可能性は出てくるだろうと思っておりますし、今までの実態を見る中でも緊急性という部分では、かねてから機器内部の設備的に精通されておる山添電気さんに実績としても合っておりますので、この点につきましても、やはり今まで以上のチェック機能はしっかり果たしていく。そこの何をチェックするかといいましたら、やはりそこは運営体に所属されるわけですから、やはりそこは価格の面で必要な機器でありましたり、必要な労務でありましたり、そういうところはしっかり計上はいただいたとしても、いわゆる経費部分については、しっかりと、その経営者側でやられておる有効性が働くかどうかというのは、やはり町として、そこについてはチェックしていくということでございますし、また、担当課からの今、協議をしておるということでありますけれども、その点についての明確な文書化ということも必要ではないかということで、そこは実施に向けて進めてまいりたいと考えております。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) この保守点検については、地元の業者、または近隣の業者を使ってといいますか、にお願いして、やっていただくということで、また、その中に発注するのが山添電気さん含む、こういう共同企業体になってくるわけで、田舎になればなるほど、いろんなつながりなどもある中で、やはりそういった不安、不満、または疑問を持たれないようなチェック機能、今後、今まで以上の取組が必要になってくるとは思うんですが、その辺は確実に今まで以上のチェック機能を果たしていただけるということをお約束いただけるんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 繰り返しになりますけれども、その点に、そこをしっかりとすることが大前提で選定委員会といたしましても、条例で定まっておる施設、これの今回、この時点で指定管理者として選定するか、その中で公募に対して応募があったということの部分の審査、ここはやはり今の点が最も重要だと認識をしながら、これは私もですが、選定委員会に臨むに当たりまして、事前審査といいますか、外部委員さんもおられるんですが、内部の職員のみの一定、意見交換の場を設けさせていただいた時点でも、やはりここを選定委員会として選定するのかどうか、そこを一定、話もさせていただいて、ですが、やはり条例でうたってある。また、そこで直営でやるのか。また、直営でやるとした場合の費用でありましたり、先ほど職員が、今の現状の職員が、どのように関わるかとか、今までの実績も踏まえまして、費用の面でも検討もいたしました。そういう中では、やはりそれぞれの委員がしっかりと今回の判断については、しっかりと、それぞれの委員の立場で審査をしましょうと。特に、このクアハウスについては、そのようなことを申し上げて、選定委員会に臨んだということでございます。 長くなりましたが、その一番のポイントであります発注の部分、これについては当然、どのような方法があるか、先ほど協定ということも一つの例だと思いますけれども、どのような方法があるのかということについては、今後の並行した議論になりますが、少なくとも見積りの中のチェックについては、また、経費分について、そういったところは今まで以上の体制というのは必要である、これは認識をしておりますので、してまいりたいと考えております。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) 今まで以上の取組をしていただけますように、お願いいたします。 それで、このクアハウス、昨日、答弁、いろいろな議員さん、質問する中で、答弁の中で建物的には20年ほどは持つんではないかというお話だったんですが、20年このまま指定管理でやっていかれるのか、もしくはやめるのか、どの段階でやめるのか、その辺の町としての計画、その辺は、どのようになっているのか、お聞かせください。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 町としての計画といたしましては、今、定めておりますのは、公共施設管理計画という計画がございます。ただ、なかなか実行についての議論が多くあるということで、なかなかそのとおりの計画ということには、今現在ならないという認識のもとで、ならばどうするかという点につきましては、公共施設全体をどうするか、これは大きな、行政としましても課題だと思っております。そういう中で、マネジメント推進委員会で今、議論もしていただいておりますが、特に昨日から申し上げておりますように、集客が求められる。それからまた、収益性も求められる、こういった施設については一定、建設当時は行政が、行政財産としてしっかりと目的を持って進めていくという理念の下に整備をしてきたわけでありますけれども、一定、民間事業者の事業の展開も、やはり大きく変わってきておるということと、また、どうしても、建物でございますので老朽化もしておると。まさしくこれは、そういった、いわゆる箱物と言われるものだけではなくて、トンネルでありましたり、道路でありましたり、橋梁でありましたり、そういったインフラの一定、周期が、この時期に来て、訪れておると。それが今、行政が課題として受け止めなければならないところに今おるのだと思っております。 そういった中では、やはり橋梁でありましたり、インフラ、基本的なインフラの部分は優先順位が当然高いと思っております。そういう中では、先ほど申し上げましたように、収益を求められたり、また、民間事業者が参入も、事業者として競合するような部分については、その判断というのは、しっかりとする必要があるというふうに思っております。そういった意味で今回、この指定管理のタイミングで、そういった議論もやっておりますが、例えば、昨年でありましたらリフレについては、指定管理の更新時期でございましたが、今申し上げたような背景、現実、これを見て、直営という判断をさせていただいたということでございます。 そこはもう当然、苦渋の判断だったと思っておりますけれども、クアハウスにつきましては、先ほど申し上げましたように、やはり直営という選択肢を考えたときに、やはり経費的にも、また、安全管理というような面でも、なかなか今の、この時期に困難である。また、ということで、指定管理の公募を行ったという判断でございます。 長くなって申し訳ないんですが、そういった流れの中で、その施設全体をどうするか、ここでありますけれども、収益性を求められる、集客も求められる、そういった、また、民間と同類の形態である。そういったような施設につきましては、やはりやめるということの前に、やはり民間の参入を、より強くしていくというようなことは考えていく必要がある。これは同時並行で議論しておるということでございます。 今回も選定の委員会でのヒアリングの際にも今後、そういった民間の移譲、より民間色を強める、そういったことについては、どうでしょうかというような質問をさせていただきました。それについては一定、否定的ではない、これは一般論として、その会社、今回の指定管理の候補者ではなくて、一般論としても、そういった方向性というのは、可能性はあるのではないかということは、議論もさせていただいたということでございます。 繰り返しになりますが、町が公共施設として継続をするということは、一定その時々の耐用年数、これが建物の耐用年数は長いんですけれども、少なくとも元年に行った改修の部分は、やはりそのときは、そのときの判断で改修をしたということですので、その耐用年数というのが一定、責任はしっかりと持つ必要があると思っておりますし、その耐用年数が来るところをターゲットにしながら、先ほど申し上げた民間の議論も並行して進めていく。そういう中での今回の指定管理の議案提出に至った背景であると、決断であるということでございます。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) ちょっとすみません。理解があまり、あまりといいますか、できてない部分があるんですが、今回、今の質問の中では、答弁の中では20年間ずっと町がするわけではなく、民間に運営を委ねていく、そういった協議の中での、この指定管理の上程である。そういう受け止め方でよろしいんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 今回の、先ほど申し上げたのは、収益性のある公共施設の部分の全体像を申し上げておりました。今回、クアハウスについては、健康増進施設ということもございますので、そこの議論は、まだ、一方であると思いますけれども、集客、収益、そこについては共通しておると思います。 その部分の継続性は、今回の指定管理者の選定に当たって、指定管理者の今回のドルフィンさんに民間移譲するとか、そういうことの前提ではないということでございます。あくまでも町として、一般論として今後、民間参入を検討していく必要がある。その中で今回、応募をされましたので、民間でございますし、一般論としてお聞きもしたということでございます。 また、今回の募集の要項の中に施設の今後の方針の検討というところを掲げておりまして、そこには今後の施設の管理運営について売却、譲渡等を含む協議を開始することがありますということは明記をさせていただいております。これは何を意味するかといいましたら、5年間約束をしていくものではない。町として5年間の中で議論が深まっていけば途中でも、売却であったり、譲渡であったりということは、それに向けての動きはさせていただくと。ですから、そういう動きをしても承知をしてほしいと、そういったことの条件で応募されたということでございます。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) すみません。僕の言葉が足りなかったのか、その民間に経営を委ねるというのが今回、この共同体に委ねるという意味で質問したわけではなくて、先ほど副町長、言っていただいたように、民間、幅広く民間に運営を委ねていく方向性を考えられている。町としても、その計画があるという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 町としての認識につきましては、やはり今、マネジメント推進委員会で、そこの部分も含めた議論をしていただいておりますので、決定ということではございませんが、この指定管理の議案を、議案といいますか、選定をする段におきましては、やはり町の内部で、そういったような議論をしてきたということでございます。 また、それの域は出ておりませんが、選定委員会として、その選定に当たっての思い、選定をするときの公共施設全体を見たときの整理ということでございます。今後、それについては、やはり深めていく必要があるというふうには考えております。 ○議長(宮崎有平) 山崎議員。 ◆8番(山崎政史) クアハウスとか集客、収益を上げるような施設については、町が直営でやっていくというのは、このご時世、大変厳しいと思います。民間に委ねていく、そういった議論を進めていただきますよう、クアハウスに限らず進めていただきますよう、よろしくお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 5番、浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 私のほうからも、ちょっと質問させていただきます。この参考資料の137ページに地域や関係団体との連携とあります。このうち健康運動指導士等の指導者を配置しと書いてありますが、実際、今のクアハウスには配置されておりますでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。現在の状況では正社員で2名は配置されているというふうに認識しております。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) というのが134ページの①で介護予防というテーマを与謝野町福祉課様から頂いていますということなんで、専門スタッフとして、それが入っていただいておったら問題はないんですが、この人は常勤ですね。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 正社員ですので、週休2日ではありますが、常勤でございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) その点はいいとして、その地域関係団体との連携で、その下の障害者雇用への歩み、このドゥメンテックスさん、これ15名のうち5名が障害を持った方ということなんですが、先ほども山崎議員が質問されましたが、このドゥメンテックスさんはクアハウスに何人いらっしゃるのか、そのうち障害を持った方は何人雇用されているのか、その辺をお聞きします。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。あくまでもドルフィン社ではなくて、ドゥメンテックスさんの従業員の方に5名の障害者雇用があるということでございますので、現在、クアハウス障害者雇用というのは、多分ないのかなというふうに思っております。ただ、先ほども若干触れましたが、与謝の海の支援学校とか、そういったところの連携ということで、受入れ体制はしておられるというところでございます。会社としまして、そのドルフィン社としましては、先ほどもインクルーシブデザインという話もしましたけど、そういった指針で取り組んでおられまして、数年前に、そういった子会社、障害者雇用を専門とした子会社もつくられておるということでございます。 クアハウスでも障害者雇用に取り組んでいきたいんだけれども、そのリーダーとなれる人材が今現在でなかなか、教育はしておるんですけど、そういったリーダーとなられる人材が育成できていないというところが現状にあるのかなというふうにお聞きをしております。余力があるんであれば、その育成に取り組みたいというお言葉も頂いてますし、なかなか現時点では雇用ではなく、実習という形での受入れということをしていきたいというお言葉は頂いているという状況でございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 昨日の回答によりますと、障害を持った方がタンクの清掃とか、そういうことをされとるように聞こえたんですけど、それは違うんですか。ドゥメンテックスさんというのは、これに書いてあるのは、会社は岐阜県だと思いますが、そこでやっていることであって、クアハウスでは何もやってないと言えるんですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。現在は、私の把握している限り障害者雇用というのは、その10数名の方で正社員を含め短期雇用の方も含めて、おられないのかなというふうには認識しておるんですが、過去からの経緯でいいますと、そういった清掃の方であったりということもございました。現在はシルバー人材センターとかに清掃の関係は委託されておりますし、先ほども申しましたけども、そういった地域というか、支援学校との連携だったりとかいうのは積極的に進められてますので、このドルフィン社につきましては、会社全体、組織として障害者教育をしっかりされておるというところで、しておられる会社であるということは認識をしておりますけれども、現在、クアハウス岩滝での障害者雇用というのは、私が把握している限りでは、現在はおられないのかなというふうに認識しています。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) ということは、これは、ドルフィンの下請のドゥメンテックスさんの会社の説明ですわね、いうたら、あそこで、こういうことをやっとるとか、こういうことをしていっとるとかいうんではないですわね。今度、そのドゥメンテックスさんと山添電気さんと代わるということなんですけど、ならば今度、山添電気さんが、その障害を持った方を雇用するということですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。山添電気さんから障害を持たれた方を、雇用を出されるのかということでございますけど、そういった計画はお聞きしておりません。ただ、先ほども言いましたが、研修生という形で障害をお持ちの方を積極的に受け入れて、そういった社会に羽ばたけていけるような人材育成という観点から、積極的に取り組んでいきたいというお言葉を頂戴をしているというところでございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) それの感想としては、ちょっと後にしておきます。もう1点、141ページに提案型指定事業というのがあります。これは内容としては子ども向けスクール事業、大人向けスクール事業、大人向けレッスン事業、大人向け脳トレ教室、これは今されてますか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 現在も実施いただいております。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) されているんなら問題はないんですけど、これにはいろいろ、こういうことをしたいとか、ああいうことをしたいとか、書いていただいておるんですけど、これが実際、今出てきた話じゃないと思うんです。これはもうドルフィンさんは12年指定管理を受けてされておると思うんですけど、これまでに計画をされてできていないものもたくさんあると思うんですが、その点はどうでしょう。もう皆、これまで計画されておることはだんだん進められてきておるんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えさせていただきます。提案をしていただいた事業については、基本的にはほぼほぼ実施していただいているものと認識しております。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 137ページに子どもや親子向けの運動教室を阿蘇シーサイドパークにて実施し、健康運動指導士やトレーナーが地域の方々との基礎運動能力の向上を目的に運動支援を行ってまいりました、これ何度ほどされておるんですか。年に一遍とか、大体どのぐらいの頻度でされておるんか、教えてください。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。今年度につきましても、こういった阿蘇シーサイドパークでの子どもさん、親子そろってのスポーツ教室という形で実施いただいているものかなというふうに思ってます。ただ、頻度につきましては、月に1回とか、そういった週に1回とか、そういうペースではなくて、数か月に1回程度の割合で実施されておるというふうに、今年度につきましては、そういった形でやられております。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) これまで何度ぐらいされておるですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 今年度につきましては、2回程度は、私の記憶ではあるんですが、今後、もうちょっと、そういった回数を増やしていけるのかどうかというところをドルフィン社としては多分検討をしていきながら、これの取組が、今年やられてますので、来年度に向けて、これが有意義なものなのかどうかいう判断も含めて、どれぐらいのペースでやっていかれるかというところは、指定管理者の判断かなというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) そういう活動をしていただいておるということなら問題はないと思います。これに書いてあるのは、何かドルフィンさんの企業の説明であって、クアハウスでこういうことを計画しとるとか、行っていっとるとか、そういうことが、どこまでやっていただいておるのか、その辺がちょっと見えんもんで、ちょっと質問をさせていただきました。 あと、先ほどの障害者雇用なんですけど、この文章の中にも与謝の海養護学校との提携をしてという話がありますが、それをどのように進めていけるのか、その点を十分考えながらお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいと思います。ドルフィン社として障害者雇用というところで、クアハウスにおいてもできるだけ活用していくということで、京都府立与謝の海支援学校と連携を図りながら就労支援学習の実施でありますとか、その先にある障害者雇用の可能性に努めていきたい。努力をしていきたいということで提案をいただいておるというところでございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 先ほど、与謝の海養護学校と言ってしまいました。実際は与謝の海支援学校でございます。どうも申し訳ございません。 以上で終わります。 ○議長(宮崎有平) ここで10時40分まで休憩とします。     (休憩 午前10時27分)     (再開 午前10時40分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 2番、藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 失礼します。昨日から今日にかけていろんな質疑を聞いてまして、頭が混乱して何かはっきりしないんですけど、私は単刀直入に、2、3点簡単明瞭にお聞きしたいと思います。 まず、1点目、指定管理者が、今までずっといろんな施設であったんですけども、今回、私の記憶では初めて共同体という形での指定管理の申込みになっていると思います。これは指定管理業務の条例といいますか、その中に共同体でも受け入れるような条文というか、何か管理上の中に入っているのかどうか、確認したい思います。 ○議長(宮崎有平) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) ガイドラインの中に入っております。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 分かりました。次2点目です。133ページの実施体制ということになっておりまして、共同体になっても指定管理を受けられるということを今、確認しました。その中で昨日の対応で、どういう状態かというたら、この対等な共同体であると、50対50という対等な、あれの立場で、共同体でなっているというようなお話を聞きました。でも、この組織図を見ますと、クアハウスの、ここの囲ってあるところでドルフィンと、それから、これは5名ですか、副施設長として山添電気さんが1名等々で運営されるということになっているんですけど、基本的には、ほとんどがドルフィンの経営ということで、山添電気さんは中の施設を見る、基本的には、それだけの対応だと思うんですけど、それで間違いありませんか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。昨日、フィフティ・フィフティという表現をさせていただきました。詳しく両者にお聞きしているわけではございませんでして、これが正しいのかどうかというところは定かではないんですが、山添電気さんが担っていただける業務としましては、ほぼほぼ副施設長という形で設備、メンテの関係を一生懸命頑張っていただけるのかなというふうに思ってますのと、それだけでは1名配置されるので、そればかりやっているということではなくて、やっぱりお客様の対応だとか、そういったこともしていただかんなんというふうに考えておりますので、経営というところも、やっぱり一緒になって、やっぱり電気系統ですとか、いろんなことがございますので、やっぱり支出に関わるところも電気の電気代ですとか、そういった形で、どういった形で経費の削減ができるかというところも、やっぱりこの山添電気さんのほうがたけた部分はございますので、やっぱりそういった経営というところの観点からも一緒になって取り組んでいただけるものと認識いたしております。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 結局1名ですので、ここに常勤されると思うんですけども、だから、果たして、そこまでできるのかどうか疑問に思います。 そして、次3点目です。今まで下請でされてましたドゥメンテックスのあれがやめられるために、今度は山添さんが受けられるのか、それともどういう、このバトンタッチというか、継承の話の中で、どういうようになって、こういうようになっているのか、分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。選定委員会の中で、その辺の質問もさせていただいております。ドゥメンテックスを、もう要らないからということではなくて、最近、ここ5年の間に修繕が数多くございました。そういった中で利用者にご不便を、よくおかけするケースがあったために、保守の専門家に入ってもらうほうが、近くの。ドゥメンテックスは岐阜県の会社でございますので、何かあったときにすぐ対応できないというところがございますので、できるだけ、その利便性を下げない対応ができるとお考えになられて、現在まで施設の設備等に詳しい山添電気さんというところに白羽の矢が立ったということで、一緒にやってもらえんだろうかということで、共同体とされたというふうにお聞きしてますし、それに山添電気さんも地元の企業として何とか、このクアハウスを盛り上げていって、地域貢献ができたらなという思いの中で、両者のタッグが整ったということでございます。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 今のお話を聞きますと、ドルフィンさんが、いろんな状況の中で判断されて、山添電気さんにお願いをされて共同体になったという理解でいいですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。お聞きしている限りでは、先ほど申したような理由から、ドルフィン社のほうから山添電気さんに、ぜひ一緒にということを言われたというふうに認識しております。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 単純な質問をします。共同体で山添電気さんが入られました。じゃあ指定管理の中で支払うのは、いろんな工事等が20万円以下というお話を聞きました。じゃあ20万円以下の工事が仮に入ったときに、山添電気さんが工事をされます。作業費等はもちろん支払う必要はないわけですね、部品がかかったとき部品代として山添電気さんに支払わないといけませんけども、共同事業体の中で、壊れた部品等に作業をされるのは、施設の中の従業員である施設長がされるわけですから、それは工事費等のあれは発生はするのですか、しないのですか、そのあたりどういうような理解をしたらいいんですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。昨日も同じような議論があったというふうに記憶してますし、副町長のほうから本日も若干、その辺については触れられたのかというふうに思っておりますが、まず、想定としまして、見積り予定価格が20万円未満の場合、指定管理者の代表であるドルフィン株式会社と受注者で構成団体である山添電気さん、それと町と三者の関係性というところだというふうに思います。仮に見積額が20万円未満の修繕につきまして、常駐する山添電気さんから来られている技術員が対応されて、当然しかるべきであると考えております。 備品の部品交換を行う修繕のときであれば、部品交換に必要な材料費と交換した部品の処分費のみの見積額となると思ってまして、常駐する技術員の人件費や株式会社山添電気の会社経費を含めることができないと解釈するほうがいいのかなというふうに思ってます。 部品交換に関する材料費と処分費に適正な価格を見積もることを確認する覚書を三者で交わしていって、その定期的に見積書等の書類検査を行うことで調整がしていきたいということを今、役場サイドでは考えておるというところでございます。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) さらに細かくいきます。じゃあ例えば、その20万円以下で三者でお話をして、なったとします。施設長、この1名が、直せないと、自分とこで1人でできないというときに、本体、山添電気さんの会社のほうから何名か人を派遣して、ものによって、2、3名かどうか分かりませんけども、そこで工事を完了したというときに、そこから、本社のほうから施設長以外の方が出たときは、それは作業費等は発生するんですか、そのあたりも確認しておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。そういったケースも多々考えられるのかなと、特に施設には1名しか在籍しないということで、そこに当然、指定管理料として人件費見合い分は当然含まれていますので、重複することは、これはナンセンスかなというふうに思ってます。 そういった中で、どうしても一気作業で1人ではできない。3人工が、掛ける二日間かかるとか、そういった日程的にも、できるだけ時間短くしなけばならない工事については当然、人件費分というのは別個で見なければならないというふうに思ってますし、その辺の詳しいルールづくりを、その覚書についても交わしていかなければならないなというふうに想定しておるところでございます。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 今言ったような、想定されることは相当詳細に詰めておかないと、後々大変な問題になると思いますので、お願いしたいと思います。さらに、今度は20万円以上、130万円までのあれとかの問題に対して、三者でというか、行政と相談しながら見積りを出して相見積りで、どこに出すかということですけど、いろんな問題、あるいは130万円以上の問題もそうですけども、情報が、施設長がいる中の設備の関係ですから、そこの修理その他もろもろの情報というのは、施設長が一番よく分かっているわけですね。だから、法的に問題はないと、入札その他もろもろ問題ないとなっても、弁護士さんに言っても問題ないというようなお話でしたけども、これは中身をもう少し、言葉には出して言うことじゃないんですけども、情報が一番よく分かってる担当者になるわけですね。それに対して見積り出してどうこうやっても、その見積り自体が一番安く出せる可能性があるんですね、情報が分かっているから。となると、そこに落ちる可能性もありますので、そこら辺の、どう釘を刺すといいますか、条件をぴちっとしとくかということは大変重要な課題だと思うんですけど、担当課としては、そのあたりもしっかりとして詰めていかれるのでしょうか、お聞きしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。昨日も、そういったご提案というか、指摘があったというふうに思っております。一応、町といたしましては、顧問弁護士に確認した上で法的には問題ないということで回答はいただいているものの、そういった疑念を抱かれるというところは否めないかなというふうに思っております。 ただ、その施設、現場は、やっぱりどこにどういった不具合が生じてというところは、施設で働かれる予定の山添電気さんが一番よく知っておられますが、ここにはやっぱり設計というものが入ってきますので、そこの設計価格まで知る状態にはならないというふうに思ってますので、同じ、例えばもう1社おられて、同じ見積りをお願いすれば、現場も見られるわけでございますし、金抜き設計という形でさせていただきますので、それは公平公正に近づくものというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 藤田議員。 ◆2番(藤田史郎) 終わりますけども、問題は、こんなに昨日、今日と、質疑は大変続いております。いろんな内容、中身は別にいたしまして。結局、この共同事業体になったということに対しての、いろんな疑義が生じて、今まで質問がずっと続いているように、私は解釈しております。 だから、今後もし、これがされてなったときに、いろんな工事、その他もろもろのときに一般の町民が、もし見られたときに、おかしいんじゃないという疑惑を感じないように徹底して、担当課はドルフィンと、それから山添さんの共同体との協議の中でしっかりと詳細を詰めていただきまして、後々問題のないようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いして終わりたいと思います。終わります。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思います。議員からご指摘がございました点につきましては、先ほど来、井上副町長、市田観光交流課長から答弁があるように、より厳格な入札制度の執行ということから、適正に管理できるように、我々としても尽力をしていきたいと考えております。 今回のクアハウス岩滝指定管理者制度の導入に当たっての議案という点でございますけれども、我々といたしましては、施設の設置目的をしっかりと履行していくために指定管理者制度の導入が望ましく、そして、選定委員会の公平な審査のもと、この共同事業体に指定管理を委ねていきたいというように思っております。このことを通じ、やはり利用者、そして、住民の皆様方に対し、健康増進、あるいは町の活性化という観点から、様々な潤いを提供していきたいと考えております。 本日の議論の中でも対住民の皆さん方、そして、対関係機関の観点からのご質問がございました。やはり、そうした住民の皆様方の立場に立った上で、我々としても、この施設が適正に運営できるように尽力をしてまいりたいと考えておりますので、今回、常任委員会、本会議などで多数ご意見を承りました。その点も含めて、しっかりと対応させていただきたいと思います。 ◆2番(藤田史郎) 終わります。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 もう1回目の方はありませんね。 じゃあ2回目に入ります。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは、2回目の質疑をさせていただきたいと思います。昨日から大変多くの議論が進んでおりまして、先ほども言われましたけど、何かもやもやして、いろんな論点で議論がされてます。それが何でなんだろうなと、ずっと考えておりました。その中で今回、一般質問させていただきました、計画についてちょっとお伺いをしたいなと思います。 今回は指定管理者が、もう誰であろうと、あまりそういう議論ではございません。町としての全体的な考え方のところで質問をさせていただきたいと思います。 まず、確認をさせていただきたいのが、クアハウスの管理計画というところで、先ほど5年間で売却をしていく話をするというような話があったりとか、20年間やっていくとか、耐用年数の時期が来たら、そこまでとか、いろんな言葉が出てくるんですけども、このクアハウス自体を、いつまで運営、管理をしていきたいという計画を持っているんですか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) その明確な計画が今ないというのが、いろいろな年次が出てくる根本だと思っております。そこをやはり明確な計画を出すということが重要だと思っております。その中では今回の選定委員会で議論したことでございますけれども、やはり今回、指定管理者として選定をするという判断に至った。ただ、直ちにでも民間の参入であるということは妨げない内容での公募にするというところでございます。並行して、次に、どこの年次を考えるかといいましたら、一定、これは先ほども申し上げましたが、明確ではないですが、少なくとも平成元年の大規模改修、これを町も決断をして開始をしましたので、そこでの投資の主要な機器の耐用年数は考慮する必要がある。ただし、そこは、そこまで町が続けるということとは、また別だと思っておりますので、民間がされても10年は、ちょっと今、10年と言いましたけど、設備的なことで言うと、仮に10年としたら10年は国の補助金も受けておりますし、しっかりと民間がされるとしても、指導をしていく、関与をしていく必要がある。また、建物としては、まだ20年あるということでございますので、そこについては民間がされたとしても、20年耐用年数、そういうところは関与をしていくという必要があろうかと思っております。これについては、冷凍米飯も同様のことでございまして、一定補助金が入ってますので、民間に譲渡をしたとしても、指導をするなり、チェックをするという関与は必要である、これと同じ意味合いでございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。
    ◆7番(今井浩介) ちょっとすみません。あまり僕が、あまりよく分かってないんですけども、結局は年次計画も特に何もなく、ただただ施設が今あるので、民間の方に参入をしていただきたいというふうに今、受け止めたんですけども、施設が、なぜこの町に必要なのか、このクアハウス岩滝というのが、どういう役割をしていただいて、この町にとっては、健康増進の施設としては、必ず必要なんだというような、そういった計画性というのは、そのグランドデザインといいますか、町の中でのクアハウスの立ち位置といいますか、そういったところの必要性の部分というのは、どういうふうに考えられているんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 現在、必要性はあるということでございます。それは条例を持っておるということで、行政財産として位置づけているということが根拠でございます。行政財産と位置づけて健康増進施設としての目的を達成するために施設を管理していくという責務があるということでございます。その管理を運営をしていく手段として直営であるか、また、指定管理であるか、これが地方自治法で定まっておるということでございまして、これは計画以前の段階で条例として持っておるということが重いというふうに思っております。 ただ、先ほども申し上げましたが、施設として発足をした当時から役割、また、周りの環境、これは老朽化でありましたり、そういった財政問題でありましたり、そういった環境が考慮すべき時期に来ておるということから、計画を定めることが必要だというところに立って公共施設管理計画を定めてきたということでございますので、必要がある。ただ、状況が変わってきたので、それについての計画は並行して議論をしているということでご理解を賜りたいと思っております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 以前、大規模改修をされて、いろいろと施設の中身が変化をしました。その大規模改修の構造の変化をしたのは町が、例えばレストランを3階から1階に移すとか、エレベーターをつけるとか、トレーニングルームを造るとか、それは町が考えてされたのか、指定管理者が、そうしてほしいと言ってされたのか、そのあたりはどっちですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。改修時の話になりますが、基本的には町が実施主体でございますので、実施設計等を行ったということでございます。その中で、その当時のクアハウス岩滝の十数名で構成する活用委員会を立ち上げてましたので、そのときに、そういった意見も吸い上げましたし、当然、ドルフィン社が、その当時、指定管理者でもございましたので、意見も聞かせていただきました。基本的にはなかなか工事費の絡みもございまして、ドルフィン社も提案いただきましたが、ドルフィン社の提案が、ほぼ受け入れられなかったというのが現状で、ほぼほぼ設計士の提案でありますとか、町の思いですとか、そういったところが大きかったかなというふうに記憶いたしております。 それと、委員会のほうからは障害者、高齢者というところの配慮というところからエレベーター棟の、あそこが急な階段だったので、あそこの利便性というか、安心・安全を担保する上で、あそこがメインであるというようなところのご提案も受けながら改修を実施してきたというところでございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今、答弁いただいたように大規模改修というのは町からの提案で、あの施設が改修をされた。その中で誰であろうが指定管理を受けられた方というのは、この施設の中で経営してくださいと、いわゆる自分が思い描いてないところでも、そういうふうにしていただかなければならないみたいな形でされてしまったというのが思ってます。その中で、ちょっと質問したいんですけど、ではなぜ、このレストランを3階から1階にしたのか、集客を図るためであるというふうにもお伺いをしています。トレーニングルームを造られたのも、若者がもっと利用してもらいたい。若者に、この町に帰ってきてもらいたいなど、そういったところの要素があったと思います。 エレベーターも、先ほど課長言われたとおり、高齢者であるとか、障害者の方をもっと利用していただきたい。そういったところでの改修がされたと思うんですけども、それぞれレストランも、じゃあどれだけ集客があったのか、トレーニングルームは、どれぐらい若者が増えたのか、エレベーターをつけることによって、このクアハウスというのは、高齢者や障害者が、どれだけ増えたのか、そもそも、その計画というのがあったのか、そのあたりの計画と結果の部分について、今、検証されていましたら、お伺いしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。まず、一番の工事のメインでございましたのが、先ほども言いましたエレベーター棟ということでございます。これにつきましては、高齢者の方が比較的多いということで、あそこの階段が急だということでもございましたし、要望も、足腰の弱い方もたくさん利用されている施設ということでございましたので、あそこがメイン工事だということでやらせていただいております。その当時、60歳以上の方がおおむね7割とか8割とかいうことだったというふうに記憶をしておりますが、現在の利用数でいきますと、ほぼほぼ100%に近い形の方がエレベーターを利用してプールのほうに行っておられると、階段の使われ方がほぼほぼないというような状態と認識しております。 それと、もう一つの大きなテーマだったのが、2階にあったトレーニングルームが、それが100平米ぐらいだったのが、倍以上、3階に持っていって倍以上の広さを整えました。トレーニングマシンも多数完備しまして、そこで何が一番重要かというところで、その当時にアンケート結果に基づきまして、こういった形、もっと増やしてほしいとか、そういった要望が多数ございました。そういった意見も取り入れながら今後、そういったトレーニングのブームもございましたので、クアハウス岩滝を今後も継続していこうと思うと、ちょっと言い方は悪いですけど、高齢者の方がいっぱいいる施設ではなくて、やっぱり30代、40代、若者世代を引き込んでいくことによって、末永く、この施設を使っていただけるような年代を取り込むことによって10年、20年の経営ということを考えたときに、バランスよくといいますか、そこを取り組んでいかなければならないということで、しかも女性も含めたダイエットというところのテーマもございました。そういったところで、あそこに、3階に面積を増やして、トレーニングジムを設置するという計画でやってまいりました。 そういった中で現在ですけれども、大体、計画で年間2万4,000人程度まで持っていきたいという計画を示しておったというふうに記憶をいたしておりますが、現在では、月に1,800名から2,000名というところで、ほぼほぼその当時に示させていただいた計画人数に達しておるというふうなことであるというふうに認識しております。 一方で、3階のレストラン、広いレストランだったんですが、そこから1階に下して、面積は狭くなったんですけど、カフェ的な空間の中で、外から見えるようなことにして、誰でも、クアハウスの利用者だけでなくて、そこに人を呼び込めるようなカフェにしていきたいというところが計画でございました。 そのカフェにつきましては、現在のところ、昨日も言わせていただいたと思うんですけども、なかなか伸びてないというのが現状でございます。売上げに関しては令和3年度で170万円程度にとどまっているかなと、当然、コロナというところもございますけれども、そういったことになってます。 令和5年度のドルフィン社共同体の計画額も240万円程度を見込んでおられます。ただ、なかなか売上げというのか、言い訳というのかにもなりましたけども、施設の不具合等々でドルフィン社としましても、なかなかそういったところまで手が回らなかったというのが否めないと思うんですが、今後については、レストランの運営にも力を入れて、もう少し施設全体が活性化して3年目、4年目、5年目とプラス収支に、今の指定管理料も必要なんだけども、できる限りプラスで、プラス収支もさせていただいておりますのでということで取り組んでまいりたいという強いお言葉を頂いておりますし、そういったところでドルフィン社から計画は頂いておるというところでございます。 現在、その施設全体、会員数も含めてですけど、徐々に平成29年度レベルの会員数までは上がってきてますし、徐々にではありますけども、使用料収入も全体的に上がってきているという現状の中で、令和4年度も途中から、また、工事で止めなければならないという状況が続く中で、また、しっかりとした1年の経営というのが元年度の改修工事以降、コロナであったり、いろんな要因の中で1年間ぴっちり経営をしていただいたことがないというところの中では、なかなか実際、コロナがなかったらどうなんだろうというところもあるんですけど、改修後からは徐々に利用者も、会員数も増えてきているというような状況でございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 町が、その計画を立てて、どれぐらい来てほしいですとか、どれぐらい売り上げてほしいというようなところで、指定管理の方は、確かに意気込みを持ってやるぞとやっていただいているのは確かだと思います。その中でも、なかなか無理なこともありますし、結果も出ないこともあると思いますけども、そもそも、この施設自体の総合的なテーマというのが健康増進の分野だと思っています。その健康増進として、この施設が必要なんだという計画だとは思いますけども、その健康増進というところで、ちょっと分析が難しいのかもしれませんけども、例えば、健康な人が今まで、どれぐらい、この施設を利用して増えたのか、高齢者や障害者の方が、どれだけ元気になったのか、普通に暮らしているよりも、このクアハウスに来たほうがリハビリにもなったし、健康にもなったというような、例えば寿命が延びたとか、そういったような効果というのが、どういうふうに効果が現れているのか、そのあたりは町としては、分析をされているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。なかなかこの施設におきまして健康増進をうたっているものの、明確なKPIですとか、何年後に健康寿命を何歳引き上げるだとか、健康寿命を90歳にするだとかいうような具体的な数値は把握できていないのが現状でございます。 ただ、利用者の声としましては、毎日、プールは利用して、足腰が強くなっただとか、そういった利用することによって歩けるようになったとか、そういったお声は頂いているものと認識しております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ちょっと金額の話はあまり避けたいとは思うんですけども、どれぐらい、例えば赤字の施設であっても、例えば町の中で、この施設があるから健康が維持できているという福祉の町としてのシンボルであれば、もういいと思っています。その中で、いろいろと先ほどから話が出てます。例えば、リフレに関しましても、食と健康の拠点ということで、年間に1,000万円ほどの赤字がありながら経営が難しいから一度考え直したいと、立て直したいということで町の直営にされました。ユースセンターも閉まりました。このクアハウスなんですけども、例えば、指定管理料が3,600万円というところで、この資料に頂いている収支計画だけを見ると、プラマイがだんだんプラスになっていくよというような数字だけのところでは見れるんですけども、全体的な施設も全部含めてというところが見えなかったので、そこがちょっと疑問に思ってました。 例えば、修繕、年間に5,000万円かかってくるというふうにも答弁を頂いています。その他の整備もやっていかなければならないことが増えていくと思います。つまりは支出が、これだけでも8,600万円プラスアルファかかってくるという施設になっています。その中で収入が大体5,000万円ほどですか、ありますので、年間で言われると大体4,000万円プラスアルファは赤字の施設としてずっと運用していかなければならない。その中で、この施設として健康増進をうたう大切な施設だという計画で、この施設をずっと維持していくのか、マイナスの赤字が出てもずっと必要な施設としてやっていくのか、そもそもやはり売却を考えていくということは考えていかなければならないのか、そういったところの計画というものを考えていかないと、ずるずるずるずるずっと赤字の施設だというふうに、負の遺産のように町民が思われても仕方がないと思ってます。 そのあたりは、町としては、どういうふうに考えておられるのか、お伺いします。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 基本的に赤字の施設としてずるずるしていくということは、それを避けたいと思っております。それを避けるためには、民間の、より関与を促すというところが重要であるというところは指定管理者の選定委員の共通の認識で、議論でございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 選定の委員会がされました。昨日も答弁がありました。議論の時間、審査の時間ですね、多くて40分、少なくても30分未満という中で、今の議会、もう4時間も5時間も、この議論について議論をさせていただいてます。その中で町の、先ほどの、例えばエレベーターをつけることによった高齢者や障害者の利用増であったりとか、トレーニングルームの若者の増であったりとか、レストランによって、例えば、今ちょっと手がつけれてないという話でしたけども、ここの食事をとると栄養バランスがいいとか、高たんぱく質の食事で筋肉がつくような食事があるとか、それによって観光客が呼び込めるとか、ほかのいろんなお客さんが来てもらえるとか、そういった計画に合致した指定管理者なんですかというところが、やっぱり審査の基準だと思ってますけども、そのあたりの計画性というのが、多分伝わってないまま指定管理というところだけの、営業をどういうふうにしてほしいとかいう、細かな話があまりないのかなと、向こうのプレゼンばかりを聞いて、これだったら運営ができるというところでの計画ばかりになっているから町と指定管理者との間に溝ができる、なかなか意思疎通ができない。そういうふうに、私は思っているんですけども、そこのあたりの審査基準というのが、じゃあどこにあったのか、町としてしっかりと、このクアハウスという施設を、こうしてほしいというようなところが伝えられているのかどうなのか、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 町の思いを伝えるのは募集要項になろうかと思います。また、その昨日からの議論の中で、やはり大きい部分は、この募集要項として進める以前の施設の在り方、そこが大きいのかと思っておりますけれども、そこの部分については、やはり先ほどから議論になっております、いわゆる長期的な計画、これがなかなか定まっていないということでございますけれども、それを踏まえた募集要項、また、そこで応募があった、これはもうあるのかないのかも分かりませんし、あるということで、どなたからあるかも分からないという中で、指定管理として進めていくことを判断して募集をした、それに対して応募があった、これの審査については、押しなべて、ほぼ全ての施設同様に一定審査基準を持っておりますので、それについてはしっかりと審査をしたということでございます。問題はやはり、そこ以前に、どのような施設として町は、ここを考えていくのか、それは重要だと思っておりますし、また、今回の選定委員会ヒアリングをさせていただいておる中におきましては、やはりこの間、コロナ禍を前後いたしまして、指定管理者に対してのコミュニケーションが不足しているんではないかなというようなお声が多く聞いておりましたが、その点については、今回、共同企業体ではございますけれども、主体となりますドルフィン社からは、もう一度、しっかりと、この施設の目的に沿った前向きな運営をしていきたい。 また、それは、この間のいろいろなことは議論あったが、それを克服して改めて、この指定管理の応募をしたということがございましたので、その点については、今後は十分なコミュニケーションをとりながらできるという確信を持ったところでございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ちょっと先ほどの議論に戻るかもしれませんけども、リフレが食と健康の拠点ということで、今もう町直営で、いわゆる閉鎖をされています。健康とうたえるのが、今ここのクアハウスだけになりました。ここを運営、管理をずっと営業を続けていくと、毎年、数千万円の、ずっと赤字が続いていきます。それでも、この施設は一度立ち止まらずに、考えずに、ずっとこのまま計画もないまま続けていく考えなんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) リフレにつきましても、条例を持った施設として位置づけられておりますので、一時的な、いわゆる営業形態が縮小したとしましても、民間活力を導入も目指しながら目的に沿った運営というのは、やはり目指していかなければならないと思っております。 したがいまして、リフレについては指定管理の期限が来た段階で、その方向性を議論し、直営でやっていくという判断をしたものでございます。今回、クアハウスにつきましては、直近に大規模改修もしておるということでありましたり、やはり直営ということを念頭に置いたときに、費用的にも人員的にも、これは困難であるという判断をしたものでございます。 それは、やはりどちらの施設も基本、目的に向かって進めるということについては、全く変わりはないわけでございまして、ただ、先ほども申し上げましたが、このまま多額の町費を費やしていいのかという点については、当然、議論があろうかと思います。そこは今回、指定管理として指定をしたとしても、直ちに、いわゆる民間の参入の同意を高める、そういった議論はしていきますと。それからまた、指定管理者に対しても、そういった議論が進めば5年間が必ずしも担保できるものではないと、これを承知で応募していただいておりますので、議論については、もう今現在も行っておりますけれども、それは加速はしていくことが必要と考えております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) その計画性ですね、この町、そして、このエリアをどうしていきたいのか、このクアハウスの中にある各場所ですね、トレーニングルームであるとか、そういったところを、どうやっていきたいのか、売上げをどうやって上げるか、集客をどうするのか、この施設の維持管理をどうしていくのか、そうやって考えている間に、マイナスがどんどんどんどん出てくるわけですよ。その財源があれば、ほかの福祉の施策にでも使えますし、もしかしたら認定こども園も建つかもしれません。そしてまた、金額の面じゃないところで言えば、健康な人がどんどん増えていくという施設というような実効性というのが、なかなか見えにくい、そのあたりが、今回の議論の焦点になっているのかなと思ってます。 その中で、やはり計画がなければ実効性も策略も出てこない。そこが一番大事だと思っているんですけども、そのあたり町長は、どういうふうにお考えでしょう。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思います。先ほど来、答弁をさせていただいている内容と重なってくるかと思いますが、ご容赦をいただきたいと思っております。 我々といたしましては、このクアハウス岩滝につきましては、設置条例に基づき健康増進、町の活性化に寄与する施設として適正に運営をしていくという責務を持っていると思っています。そうした中で、令和元年度の大規模改修のときの議論を踏まえる形で町の健康増進施設としての意味合いを強めた上で運営を行っていきたいというように考えているというところでございます。 そうした中で、今回、指定管理者を指定するに当たっての議案提案に至っているということでございますが、今回の、この議案資料に添付をさせていただいている指定管理者指定議案資料におきましては、今後の事業計画の概要、あるいは具体的な運用計画につきましても、一定方向性を示していただいているものと認識をしております。 我々といたしましては、こうした方向性を認めた上で今後の施設の運用の中でしっかりと、この企画が実行できているのかということについて毎年度の資料提出も踏まえながらチェックをしていく必要があると考えております。 いずれにいたしましても、議員からご指摘がございましたように、このクアハウス岩滝に対して多額の費用をかけ続けていくということについては、慎重に精査をしなければならない事案であると考えております。したがいまして、我々といたしましても、次期指定管理期間の中で民間への施設の売却などを含めて議論を加速をさせていきたいと考えております。いずれにいたしましても、こうした取組を通じ、利用者、そして、住民の皆様方の健康増進を促進していくということと併せて、先ほど議員がありましたように、観光施設としての位置づけもあるわけでございますので、近隣の施設と連携を重ねていくということを強化をしつつ、収支のバランスをできる限りとっていく必要があると認識をしております。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 2回目の方もありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 15番、山崎良磨議員。 ◆15番(山崎良磨) 失礼します。まず、本案について費用対効果を考えた際に、指定管理者制度の創業当初の理念から逸脱した一向に減少の方向を見せない管理料は認めがたいと私は考えます。 時代が変わり、今後の与謝野町の人口、税収を鑑みたときに運営の方向性を考えるときに来たと思います。先に指定管理をやめたリフレ、ユースとともに収益施設の在り方として運営を検討する機会であると提言いたしまして、反対討論といたします。 ○議長(宮崎有平) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 次に、本案に対する反対意見の発言を許します。 10番、永島議員。 ◆10番(永島洋視) それでは、議案第107号 クアハウス岩滝指定管理者の指定について、日本共産党与謝野町議員団を代表して反対討論を行います。 議案では、指定管理料が、さらに800万円引き上げられるということになってますが、この引上げの明細、積算根拠は示されていません。これでは、まず賛成できないということをはっきり申し上げたいというふうに思います。 さらに、指定管理者として提案されている業者は、町の指名業者です。クアハウスの改修工事の入札に参加できるのかという質問に対して、弁護士見解として参加できると答弁がありました。 法的に問題がないとしても、経営者が経営している施設の改修工事の入札に参加することが公平な入札をしているということが言えるでしょうか。答弁でしっかりとした対応をするという答弁がありましたが、具体的にどうするかという対策は何ら示されませんでした。指名業者から批判が出て、町全体の工事の入札ができなくなる、こんな危険性さえはらんでいます。そして、クアハウス岩滝は、平成22年度から12年間、現在の会社が指定管理者となって運営をしています。この12年間どのように推移してきたかということであります。利用者と利用料が最高であった年度と比較した場合、コロナ改修工事以外の影響がない直近の平成30年度と比べてみた場合、利用者で年間3万人減っています、79.2%、利用料で2,800万円、66.8%と大幅に減っています。逆に指定管理料は年間2,790万円、147%になっています。今回の提案では、それをさらに800万円引き上げようということになっておるわけです。 リフレかやの里は利用者数においても、売上げにおいても改善努力が重ねられてきておりまして、健闘しています。にもかかわらず指定管理料は引上げをお願いをしても1,150万円ということで、ずっと据え置いたままになってます。指定管理料引上げを要望してきたわけですが、町は、町直営にして経営の見直しを求めてきています。ユースセンターも、また来年度から町直営になり、宿泊は停止するということになりました。同じような集客施設でありながら、町直営にして経営見直しも行われず、指定管理料は増額をされる。これで公平な対応と言えるでしょうか。先に指摘したように大幅な利用減のクアハウスこそ一番に経営を見直すべきではあるというふうに思います。 なぜ、クアハウスだけが特別扱いなのかという町民の多くの声を私たちは聞いています。指定管理者選定の前にリフレやユースセンター同様、この際、一旦、町直営にして経営改善について見直すべきであるということを申し上げて、この議案に対する反対討論とするものであります。 ○議長(宮崎有平) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 次に、本案に対する反対意見の発言を許します。 13番、家城議員。 ◆13番(家城功) 本案に対する反対討論をさせていただきます。 主な理由といたしましては、102号議案に同様の指定管理に対する行政の考え方、また、協議の結果についての部分ではございますが、それに加えまして、先ほどから、先日からのやりとりをお聞きしている中で、やはり強く感じたのは、各質疑に対する答弁が、あまりにも説得力のないものではないかなというふうに感じております。その説得力とは一体何かといいますと、やはり十分な協議を得られた中でしっかりとした思いを持って応えることができていないのではないかなというふうに強く感じております。 先ほどの今井議員の質疑でもありました計画性、方向性、そういったものについても前回5年前の指定管理の時点でも申し上げております。また、令和元年の改修時にも同等のことをお願いをしております。しかしながら、その当時と答弁も何ら変わりなく設置条例どうのこうのという話でございますが、この設置条例はクアハウスにおきますと、もう既に30年近い経過をしております。設置条例を重視するのではなく、時代の流れ、また、現代の状況に応じた条例改正も含めた上での協議を行政として責任を持って進めていくべきだというご提案は既に数年前から申し上げたという思いでございます。 また、令和元年の改修時に求めておりました資料が2年たった今でもまだ、出てきていない。そういった状況も踏まえ、本案に対しての反対討論といたします。 ○議長(宮崎有平) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第107号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立少数) ○議長(宮崎有平) 起立少数であります。 よって、議案第107号 クアハウス岩滝指定管理者の指定については、原案のとおり可決しないことに決定しました。 ここで午後1時30分まで休憩とします。     (休憩 午前11時45分)     (再開 午後1時30分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、日程第2 議案第108号 大切井堰改修工事変更契約についてを議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 3番、野村議員。 ◆3番(野村生八) それでは、大切井堰の改修工事請負契約を変更するという議案について、所管の課長に質問します。 この井堰改修は、私は当初予算こそ知らないんですが、その後、何度も出てきていると思って、さらに今回、変更の議案が出されるということで、どういうふうになっているのかなということが一つあるのと。この内容が、1億8,000万円ちょっとから3,700万円、2割以上増えるという変更、出されている図面を見ても、びっくりしましたが、本当に大きな変更で、これはどう考えても当初の予算に含まれるべき内容ではないかなというふうに思いました。 疑問を持っていましたら、当初予算からの経過を詳しく書いた表が資料として出されました。これ何度も気張って読むんですけど、とてもじゃないけど、理解ができないんですね。それで質問をさせていただきます。一番のぱっと見て問題だと思ったのは、今年の7月の欄に書いてある、この時点で6月補正の3,000万円では事業費が900万円不足することが判明したと。9月で補正しなかった理由として、入札結果を待って補正するためということで書いてあります。これ読むと、900万円予算は足らんけども、入札したというふうに読めるんですが、こういう入札を行ったんでしょうか。 予算がないのに入札をする。入札をすれば予定よりも低くなるのでね、予算よりも低くなるということはあり得るわけですが、しかし、そんなことはしてはならないことだというふうに思っているんですが、これはどういう内容でしょうか。お願いします。 ○議長(宮崎有平) 塩見農林課主幹。 ◎農林課主幹(塩見雅樹) では、野村議員の質問にお答えさせていただきます。今回、この資料の900万円不足といいますのは、大切井堰全体の工事費に対して900万円不足ということでございます。入札を行いました8月末、8月30日時点では、大切井堰の全体の予算としては2億1,300万円ございまして、うち工事費としまして2億1,200万円あったということです。ですので、この8月30日に実施の入札におきましては、井堰全体工事費の対象としたものではなく、あと京都府の指導もありまして、井堰全体事業のうち補助金内示分、補助金を受けた内示分のみの事業費ということで、事業費が1億8,200万円ございましたので、その分についてだけ予算の範囲内でということで入札をしたものでございます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) もう一つの疑問を聞いてから再質問します。先ほど言いましたように、どう見ても今回、変更されるやつは当初予算に入っているべきものだと思いますが、今の話だと、それも含めてということかなと思うんですが、当初予算で府の内示を求めて計上された、4月に書いてありますが、ものは、どういう内容なのか、標準的な条件、内容で事業費を積算したということで、いわゆる今回のも含めて、今後、井堰を改修するのに必要な改修事業全体をしっかりと積算をしたものなのか、そうではない標準的で概算しているから実際、実施設計すると3,000万円足らなくなったという、6月の第1回、ここに書いてある、そういうことなのか、当初予算の積算は、どういう積算をされたんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 塩見農林課主幹。 ◎農林課主幹(塩見雅樹) お答えいたします。当初の設計につきましては、概算ということで昨年の12月頃に基本設計的なことを行っております。それを基にして令和4年度の工事ということで京都府と打合せを行いました。その後、実施設計につきましては、工事発注する直前ということで、本年入ってからしておったのですが、それがまとまったのが7月末頃ということで、そのときに物価の上昇とか、現地に合わせた機械、例えば大きな機械を見込んでおったのですけど、実際には、やはりもう少し小さな機械が必要だったとかいうことで、ちょっと効率が悪くなったなどのような理由によりまして、3,000万円の不足ということで6月の議会で予算の補正をさせていただいたということでございます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) もう1回聞きますが、今回の、この変更、図面に書いてある工事も、当初必要な工事として含まれて、予算は今言われた、しっかりと基本設計、積算をしたということでいいんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 塩見農林課主幹。 ◎農林課主幹(塩見雅樹) お答えします。当初の設計につきましては、京都府からの事業費の内示が1億8,200万円だったということで、その1億8,200万円に見合った工事に限定して、工事を当初発注いたしました。その後、追加内示を受けたということで、今回、変更ということになっております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) その1億8,200万円の積算、基本的な積算をしっかり課内でやられた内容の中には今回の変更の図面にある工事も含めて積算をされたというふうに受け止めたらいいんでしょうか。それからの、3,000万円の話ではなくて、一番最初の積算です。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) 前任の所属部長でございましたので、当時の内容といたしましては、当初の標準的という部分につきましては、今まで行ってまいりました井堰の工事の実績で当初予算を、最初の予算を組み立てたということでございます。その後、大切井堰につきましては、今までは袋体だけを交換するということだったんですが、大切については今現在の場所では本体が不安定でしたので、京都府から位置を変えるようにという河川協議の中での指導がございまして、そうなりますと、くいでありましたり、護岸でありましたり、本体でありましたり、そういった部分の追加が生じたということでございます。 ◆3番(野村生八) 追加はいいんです。一番最初の予算。今回の工事も入っているんですか。 ◎副町長(井上雅之) 入ってないということです。今回の工事の主たるところ、例えば、護床でありましたり、そういったところは当初の中には今までの、本町でいきましたら下山田の井堰と土井根井堰という二つ井堰をやってまいりましたが、そこについては、基礎ぐいとかは施工してない。せずにもできたということなんですけども、その標準的というのは、今までの実績の中で予算を計上したということでございます。その後、くいでありましたり、護岸ブロック、移動することに伴っての護岸ブロックの必要が生じたということで、そこが予算の追加でございます。 今回の請負契約の変更というのは、京都府の内示の額によって当初の発注の規模が制限されたんではないかというふうに認識をしております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) そしたら、今回の、この工事は当初の予算編成のときには必要のない工事だったということで、積算の中には入ってなかったと、その後、実施設計の段階や京都府の協議の中で必要が生じて追加されて、3,700万円ですか、最終的には、ここに書いてあるのは3,000万円ですけどね、膨らんだということですね。それはそれで分かりました。 そしたら、その次の、なぜ、この予算が足らないのに入札ということで、今回の3,000万円というのは、もう分かってたわけですね、実施設計がされて、3,000万円足らないのは。6月の時点で分かってたわけですね、これ見るとね。なのに、なぜ3,000万円の今回のも含んで入札にするのではなくて、当初の1億8,200万円ですか、これを基準にした入札、契約ということになったという、先ほど府の指導というふうなことを言われたましたが、結局町としては、もう既に分かっていたんで、全体でやりたかったけども、府の指導で、それができなかったという意味でしょうか。 ○議長(宮崎有平) 塩見農林課主幹。 ◎農林課主幹(塩見雅樹) 工事につきましては、野村議員のおっしゃるとおり、京都府の指導といいますか、内示のうちで工事を発注するという制約がございまして、その関係がありましたので、当初には一部分、全体ではなくて内示に見合った工事の発注をさせていただいたということです。 追加工事がある旨につきましては、特記仕様書についてで、条件として発注しておりましたので、その追加分を今回の変更契約という形になっております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) ということで、その900万円、不足する予算で入札したんではなくて、当初の1億8,000万円、予算確保した内容で入札されたということで理解しました。 いわば3,000万円必要だということが分かっているけども、それが府の指導で、全体の工事の入札や契約ができなかったと。これ見ていると、本当に大変な内容で、この工事がなぜこんなことになるのかと言えば今の話だと、京都府の内示の関係の指導で、こうせざるを得ないということだったんですが、これは今までの経過をご存じの副町長にお聞きしますが、要するに農林課では、工事の関係では、いつもこんなふうに内示が出て、足らなかったら次の追加の内示求めて、その分は別にしなければだめだという形で、いつもこんな形で出てくるということでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上副町長。 ◎副町長(井上雅之) いつもではないということであります。この大切井堰については、年次の計画の中には上がっておりましたが、それよりも早い時期に袋体の破損が生じて、確か1年は仮設で補ったという経過がございます。緊急的に京都府への国庫補助の枠を要望したということがございますし、それにプラス、場所を移動しなければならないということも、やはりボーリング調査をしたり、また、河川協議の中での条件ですので、そういった不測の事態も加わったということが大きな要因でございます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 最後ぐらいだと思うんですが、いえばめったにないことだというふうに受け止めたんですが、それにしても、こんな形でせざるを得ないようなことではなくて、幾ら、そういう内示ということがあるのかも、その辺は府の内示というのが、どこまでか、僕よく分かりませんが、もう既に、その次の内示も申請された後ですよね、入札されて、追加の内示、さらに次の追加の内示をされて、そういう一旦内示で、ここの改修については、この部分についてはやるということははっきりしていて、さらに府との協議で追加が必要な工事も府との協議でやられているわけでね。追加の内示もされて、多分それも認められる形になっていると思うんですが、その後の入札であるのに、その分が認められずに、今度はさらに全体から最初の予算に合う形で設計をさらに変更して入札にという、大変な仕事だと思うんですが、こんなふうな形で、ちょっと見たら不正常だと思いますが、幾ら特別な事情にせよ、やはり京都府に、そうじゃない形で、もうちょっと余裕を持って普通にできるようにしてほしいというふうな形での要望は、これ副町長は、もうおられないので、主幹ですかね、そういう要望実施は、されたけども、なかなかそれは認められなかったと、京都府のほうは。というふうに受け止めたらいいんですかね。 ○議長(宮崎有平) 塩見農林課主幹。 ◎農林課主幹(塩見雅樹) 今回の工事につきましては、河川の工事ということがございまして、河川の占用許可等の絡み等もございまして、要望につきましては、幾度となくさせてもらってたんですけど、このような事態となったということでございます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 最後に町長にお聞きします。今あったように、やはり京都府自身が町の、そういう実態も踏まえて、できるだけ柔軟に、こういう問題、ほかの問題もあるんかも分かりませんが、できるだけ柔軟に対応していただくということは大事だと思ってまして、その辺も含めて、どういう形か分かりませんが、何かの機会があったら、そういうことも含めて、ぜひ京都府のほうに意見を述べていただけたらと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思います。今回、議案で提案をさせていただいています大切井堰の請負契約の締結に係る経過でございますけれども、我々といたしましては、町、農林課、そして、京都府としては丹後土木事務所の河川担当課との河川協議によって柔軟に対応をした結果、こうした措置も取らせていただいているという側面もございます。 したがいまして、我々といたしましても、社会基盤整備におきましては、町側の主張と専門的な見地を持つ、あるいは管理主体である府との様々な協議というものを通じ、どのような工事が適切なのかという点につきましては、常に議論を重ねているという状況でございます。 ◆3番(野村生八) 終わります。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第108号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第108号 大切井堰改修工事変更契約については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第109号 町道路線の認定についてを議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第109号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第109号 町道路線の認定については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第110号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 4番、高岡議員。 ◆4番(高岡伸明) それでは、消防施設等整備事業についてお聞きいたします。工事費ですね、工事請負費、第2分団車庫詰所造成工事、マイナス190万円と出てますが、これの説明をお願いいたします。51ページです。 ○議長(宮崎有平) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長(藤垣浩二) お答えいたします。予算書の51ページの消防施設等整備事業、工事請負費の第2分団車庫詰所造成工事のマイナス190万円でございますが、これにつきましては、上にございます消防施設等管理事業の需用費、修繕料、これにつきましては第10分団の消防ポンプ自動車のポンプの故障でございます。それから、消防施設等整備事業の役務費、審査手数料、これは、ただいま第2分団車庫詰所の建物の実施設計をしておりますが、それの検査手数料ということで7万円が必要でございます。 それから、同じく消防施設等整備事業の補償、補填及び賠償金の補償金ということで電柱移転の補償費、これが55万円必要ということで、第2分団車庫詰所造成工事の工事請負費から190万円を減額をさせていただきまして、今、申しました消防施設等管理事業の需用費、修繕料、それから消防施設等整備事業の役務費、審査手数料、それから、同じく補償、補填及び賠償金の補償金のほうに組替えをさせていただいたというものでございます。 第2分団の車庫詰所造成工事につきましては、予算額が3,000万円ございました。入札を実施しましたところ請負代金額は1,261万5,900円でございました。それで工事費といたしましては1,700万円程度残額があるということでございます。その中から、ただいま申しました消防施設等管理事業の需用費の修繕料、それから、消防施設等整備事業の役務費、審査手数料、それから消防施設等整備事業の補償、補填及び賠償金の補償金のほうに190万円を減額をしまして、それぞれ組替えを行うというものでございます。 ○議長(宮崎有平) 高岡議員。 ◆4番(高岡伸明) この第2分団車庫詰所造成工事というのの予算を3,000万円立てたということでございますね。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) ただいまのご質問ですけども、工事請負費、造成工事の請負にかかる工事費につきましては、ちょっと私、数字の確かなとこはあれなんですけども、3,000万円程度が予算としてあると。入札をしました結果、今の報告であれば1,200万円程度だったんですけども、ほかのかかる経費が必要になったから、まだ、恐らく造成工事のほうも今、動いておる途中ですので、大幅な減額に本来はなるはずなんですけども、そこをいらうのではなくて、今回、必要になります190万円分だけにつきまして相殺する形で今回、一旦工事請負費から、その分だけを財源手当として落とさせていただいて、ほかに必要な経費に振替をさせていただいたと、そういうご理解をいただければと思っております。 ○議長(宮崎有平) 高岡議員。 ◆4番(高岡伸明) 違う経費に振り替えたということでございますね。3,000万円予算を立てたのだけど、1,200万何がしかで、それだけしかかからなかったと。要するに1,700万円ほど余ったということでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長(藤垣浩二) お答えいたします。消防施設等整備事業の工事請負費につきましては、3,000万円の予算をお認めをいただいていたところでございます。この3,000万円につきましては、この第2分団の車庫詰所造成工事につきましては、旧の石田住宅の跡地に建築をするものでございますけども、当初は、その石田の住宅跡地全体を造成するものとして予算を3,000万円要求をさせていただいて、認めていただいたということでございます。今年度に入りまして、実施設計につきましては、建設課のほうにお願いをいたしまして、建設課と相談をしながら設計については進めてきたということでございます。 その中で、町営住宅の跡地全体を造成するのではなくて、今回は消防車庫詰所と、それから団員用の駐車場の必要最小限度の造成にとどめようということで建設課と協議をしながら設計をいたしました。 それから、造成地につきましては、全体を擁壁で囲むのではなくて、必要でないところについては、土羽法面の構造ということで、擁壁も一部省いております。そのようなコスト縮減対策に取り組んだ結果、工事費を大幅に抑えることができたということで、今回、入札を実施しましたところ1,261万5,900円の請負額となったということで、予算に対しまして1,700万円ほど余裕が出たというところでございます。 ○議長(宮崎有平) 高岡議員。 ◆4番(高岡伸明) 予算を立てるときに、ここの分は削るとか、そういう計画はやってなかったんでしょうか。あまりにも額が違い過ぎませんか。1,700万円ほど余るわけですね。そういういろいろ検討してみた結果、1,200何十万円かで済んだということでございますね。ということは3,000万円計上するときに、そういうことをしていれば3,000万円でなくて1,500万円なりとかで済んだんじゃないでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長(藤垣浩二) 今、議員が申されましたことは、確かだというふうに思います。予算要求時点である程度精度を上げた要求をしていれば、このようなことにはならなかったのではないかなというふうに思ってます。 ○議長(宮崎有平) 高岡議員。 ◆4番(高岡伸明) そしたら、ある意味、間違いを認めるということでございますね。やっぱり大事な税金ですから、予算を立てるときに、もう少し慎重にやっていただきたいと思います。 以上です。終わります。
    ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 12番、安達議員。 ◆12番(安達種雄) 予算書の45ページの公園等管理運営事業の中で、この間の提案理由の説明の中で施設の解体工事で減額になっておりますが、これは平林キャンプ場のことでしょうか。もし、あのもんでありましたら、私も3、4年前に一度現場に出向いたぐらいで、その後、どういう形になっていたのか分かりませんが、今回、この予算書でまた、解体工事費が減額という扱いになっておりますが、現在の、そういった事情、もうキャンプ場としての体は成してないだろうなと思っております。 現況と、それから、今回の減額補正についての事情を説明いただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。予算書45ページでございます。公園管理運営事業のマイナス575万5,000円へのお尋ねということで、ここお見込みのとおり、平林キャンプ場の解体工事でございます。ここのキャンプ場につきましては、平成22年度末で閉鎖しておりまして、この間、遊休施設というのか、何も手をつけれていないということで、ようやく今年度、解体工事ができたということになって、今、更地の状態になっております。今回の減額補正につきましては、当初予算計上時での概算設計額に対しまして、請負額が安価となったということで、当初予算1,500万円ございましたけど、実施済額として999万3,500円ということで、506万500円というのが請負残、それと同じく平林キャンプ場の取付道路の補修工事ということで、予算額を198万5,000円持っておりましたが、実施済額として113万6,300円ということで84万8,700円、請負残が出たと。その分が合わせまして585万5,000円の減額になっております。それと同時に需用費、光熱費の、ここで同じ公園等管理運営事業ということで10万円補正をさせていただいてますので、ここの公園管理運営事業全体では572万円の減額補正ということになってます。 ○議長(宮崎有平) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) そうしますと、この事業は執り行われたと、そして、工事費が減額になったんだという受け止めでいいと思うんですが、以前に進入道路、現地に入る、補修工事費が予算化されたときがありました。もう4年も5年も前か分らんですけど。もうその辺についての今後、道路の補修あたりも、もう全く必要ないという受け止めでいいですか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。数年前に2回程度、平林キャンプ場に上る取付道路の妙見宮といいまして、数十メートル先にお宮さんがあるんですけども、そこまでの間で、かなり風水害で道路がえぐれたということで、20万円未満程度の修繕工事を2回ほど地元の要望もございまして、実施させていただきました。 今回、平林キャンプ場を撤去するに当たりまして、そこまでの間でなくて上までしっかりとバラス等も敷かせていただいて、地元にお返しするという形でしっかりと工事をしてますので、大丈夫かと言われれば、少々不安もなきにしもあらずですけど、舗装まではしてないので、地元にお返しする工事は、しっかりとさせていただいたということでございます。 ○議長(宮崎有平) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 分かりました。計画どおり進んでおるということで安心しましたが、その撤去後の屋敷跡、それからキャンプ場としての使用していたとこの跡地利用、また、その辺の土地の問題については町所有の土地だったのか、その辺について最終的に確認しておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。平成22年度末に閉めてから12年間、何も実施してこなかったということで、いろんな跡地利用も考えながら最終的に跡地利用の見込みがないということで、町有地でしたら、そのままということも考えられたんですけども、個人の土地でして、確か7件程度、土地の所有者がおられまして、年間20数万円を毎年お支払いしているだけという形になってましたので、今回で整理をさせてもらって、個人さんに土地をお返しするという形になりましたので、令和5年度以降は土地の賃借料は発生しないということでございます。 ○議長(宮崎有平) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) はい。確認させていただきましたので、これで終わります。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 3番、野村議員。 ◆3番(野村生八) それでは、一般会計補正予算について、質問します。33ページの自立支援給付事業の中の自立支援給費及び障害児通所・相談支援給付費について、質問します。結構大きな補正の額、ほかの項目から見れば、結構大きな額かなというふうに思ってますので、質問します。 まず、障害児の通所・相談支援給付費として1,300万円の追加補正が出ています。今議会の一般質問で発達障害を取り上げて、その中の答弁で当町でも、いわゆるそういう障害や課題のある子供たちが増えているという答弁を頂いていますので、そういう関係もあって増えているのかなというふうに思っています。また、そのほかの方への教育長の答弁で、学校での障害を持った方も増えていて、あのときには6.5%でしたかね、いう答弁があったと思いますが、先日の新聞報道で新しい調査がありまして、8.8%というふうなことが発表されました。こういう傾向を見ていましても、全国的にも増えていると、与謝野町でも増えているのかなというふうにも思います。この中では気になるのは4割が支援を受けずと、これは学校のことですけども、いうふうな、また、違う新聞では7割支援判断なしということも記事になってました。 教育委員会については改めて、一般質問で言いましたが、質問したいというふうに思ってますが、今回は、補正なので、この障害児通所、あるいは相談支援給付費、この1,300万円が12月に追加補正ということで、与謝野町では具体的に、どのような形で、こういう課題を持った子どもたちが増えているというふうに思っているのかということも含めて、この追加をしている中身をお聞きしたいと思います。担当、子育て応援課長ですかね、よろしくお願いします。 ○議長(宮崎有平) 下川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(下川賢司) 議員のご質問にお答えさせていただきます。予算書の33ページ上段の障害児通所・相談支援給付費としまして、今回1,300万円の増額の補正とさせていただいておるところでございます。この障害児通所給付事業といたしましては、四つの事業がございまして、ゼロ歳から6歳までを対象とする児童発達支援事業、6歳から18歳までを対象とする放課後等デイサービス事業、また、保育所等訪問支援事業などがございまして、その中では、例えば、児童発達支援事業といたしましては、過去の状況を確認しますと、およそ平成30年度から若干その人数的なことが増えているというふうに過去の状況を見るととれます。 その放課後等デイサービス事業についても同様のことが言えまして、おおよそ平成30年度分から若干人数的なところが増えているような状況でございますし、コロナ関係、コロナ禍においては若干減ったところもありましたが、今年度についても、この上昇分は見受けられるというところがございます。 これに合わせまして、今回、当初予算から確認しまして、4月から11月分の支出状況を確認しまして、昨年、一昨年度の12月から3月までの計算状況を踏まえながら総合的に判断して、今回1,300万円の4か月分ということで補正をさせていただいているところでございます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 学校で、先ほど言いましたような形で課題のある子が増えていてということですが、学校に行って初めて、そういうことが見つかり、学校で対応していただくということがあるというふうなことも、全てでは、もちろんないわけですが、そういう方もあるという話を聞いていて、それ非常に気になる話で、一般質問で言いましたように、そういう課題のある人たちというのは、多くは乳幼児含めた、やっぱり早い段階から普通はあるということなので、今回学校で8.8%に増えているということは今の障害児通所や相談支援、放課後デイや児童発達についても同じように増えているのかなというふうに思うわけですが、今、言われた平成30年からと言われましたが、例えば、そこから見て、そういうふうな上昇傾向に当町の支援の内容が、予算が使われているということは支援がされているということですが、そういう形、同じような傾向で増えているということでいいでしょうか、増え方としては。 ○議長(宮崎有平) 下川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(下川賢司) お答えさせていただきます。過去の状況を確認しますと、平成30年度から平成31年、令和2年、令和3年と、今年度、今現在、途中ですけども、おおよそ、この平成29年以前と比べますと、ちょうど平成30年度から、ぐんと人数的には上がっているというふうな状況が見て取れます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 再度聞きますが、増えているのは、先ほど聞いたんですけど、増え方が新しく学校の実態が発表されて、実態としては6.5%ぐらいあると。今回8.8%に増えているわけですよね。そういう増え方と比べて、この児童も同じように、だから増えるんではないかというふうに思うわけですが、同じような増え方なのか、増えているかどうかじゃなくて、同じような上昇カーブとして捉えたらいいんでしょうかということが分かりましたら、お聞きしたいんですけど。 ○議長(宮崎有平) 下川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(下川賢司) お答えさせていただきます。数字的には何%というところまでは出ておりませんが、その同じような結果であるというのは見て取れると思います。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 学校の記事でも、先ほど言いましたように4割とか7割支援が届いていないというふうなアンケートの状況が新聞でも書かれていまして、一般質問言いましたように早期発見、早期治療、支援をすれば、こういう課題は乗り越えられるというのが実践的な状況なので、できるだけ、どのぐらいの人たちが発見でき、支援につながっているかということを絶えず、ぜひ気にしながら、補足しながら支援を、ちょっとでもつながるように、ぜひ協力していただきたいと思っています。 もう一つは、この1,300万円増えて、当初予算が何ぼで幾ら今、予算的には、この分野はなっているんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは今回の補正で1,300万円の追加ということでございます。補正前の数字として6,500万円を見込んでおったということで、今回、お認めいただきまして1,300万円を追加しますと、合計で7,800万円の予算となるというふうになっております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 追加されて7,800万円と、先ほど年々増えているというお話でしたが、前年度は最終決算段階で幾らだったんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 下川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(下川賢司) お答えさせていただきます。前年度は扶助費としまして7,687万4,118円となっております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 上の自立支援給付費についても同じ内容で質問いたします。これは福祉課長のほうでしょうか。今回6,737万8,000円の追加補正になっています。こちらも傾向としては、先ほど言ったような形で見合って、与謝野町でも増えているというふうに受け止めたらいいんでしょうか、これだけの大きな補正ですが。ということと、これを含めて、予算が幾らになったのか、前年度は幾らかについてお聞きします。 ○議長(宮崎有平) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) お答えします。今回、自立支援給付費につきましては6,700万円余り増額をさせてもらっております。内容としましては、夜間の生活を支えますグループホーム、それから、日中の支援であります生活介護と就労継続Bという、日中働いたりとか、障害のある方が日中過ごす部分の増加分の補正というふうになっております。 トータルしまして、当初予算で6億3,000万円の予算でありましたので、6億9,700万円余りということになります。前年度の実績でありますと6億5,900万円ということで、対象者がじわりじわりと増えていくというところでの増加というふうになっております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) じわじわとこちらも増えていくということでございます。それで、先ほど障害児通所や相談のほうでもありましたが、毎年ずっと増加傾向の、この予算が前の決算、その前の決算含めれば、年度どれぐらい要るかというのは、そこから大体見渡せると思うんですが、それが今回1,300万円、例えば通所であれば、増やさなければならない。それだけ予算が当初より確保されてないと。先ほど積算がきちんとされずに大きな減額補正が出るという話がありましたが、まだ減額は出されてないんですが、入札で落ちたと。 こちらは足らないという予算になっていると。前、岩滝の城山の夜間照明は、これは同じ工事であっても、大きな増額をせんなんという事態になっていると、いずれを見ても、どう見ても、予算の積算の仕方、これがしっかりとされてないんではないかというふうに思えます。 先日の委員会で、企画財政課長から来年度の予算に向けての資料を頂きまして、来年度に向けては大きな変更をしたいというふうなことがありました。そのときも言いましたが、今までどおりの予算組では、これ大変なことになるのではないでしょうかという話をしましたが、まさに、こういうところをしっかりと見直していかないと、予定されているような健全財政に向けた取組に、また、黄色信号が出るのではないかと、聞いていて不安があります。 聞いていると、定年退職ということでございますので、次の課長さんに引き継がれる内容でもあるかも分かりませんが、現企画財政課長として、それまで準備されるわけで、どういう形で責任持って今後、こういう予算組をきちんとしていただけるのか、現状のやり方では、これは大きな問題を抱えているのではないかというふうに、少なくとも私は思えるんですが、いかがでしょうか、企画財政課長。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、野村議員のほうからは、予算の組み方、編成の仕方、当然これは予算を要求される原課からは適切な見積りですとか、例えば今の扶助費的な事業、扶助費に関わるような事業ですと、やはり年度間の所要額を、前年度の決算見込みをはじきながら予算要求を頂きます。もう一方では、先ほどありましたような、例えば設計ですとか入札ですとか、そういったものによって金額が変わってくる要素がある案件、こういったものも大きく分けると二分されるんだろうなというふうに思っております。 そういった中で、基本的に前者のほうにつきましては、原課で見込まれた数字があるものの、一定、予算の範囲内でという考え方を持っておりまして、先ほど野村議員が何が申し上げたいか大体よく存じ上げておるんですけども、6億何千万円の事業費に対して、今回、1割程度の補正予算を必要としておると、当初から、その分を組んでおけば見込みとしていいんじゃないかということで、先ほど前年度の決算でも6億5,000万円程度で2,000万円ほどは差があるものの、片一方では伸び率が伸びておるんじゃないかということを勘案すると、そういった査定になるべきだろうということだったんですけども、これ全体の収入を見込む中で、皆様も御承知のとおり、多くを普通交付税に依存をしておる財政状況であるということで、当初予算から全てを見込みどおり予算計上できれば、それにまさるものはないんですけども、なかなか、そういったこともできないのが現状でした。 したがいまして、来年度の予算編成から、その方法をちょっと改めていこうという考え方を持っておりまして義務的経費、義務的経費はもともとから、もう当然なんですけども、あとに類するような経費ですね、扶助費ですとか、そういったものも基本、やはり見込みを立てたものに合わせていこうと。残りの政策的経費ですとか、そういったものをやっぱり査定をさせていただくことによって強弱をつけていこうと。片一方では、きっちり抑えていって、もう一方のほうでは、あとどんだけ残るんだと、残った中で予算措置を、どんだけできるんだという議論に深めていこうと。 やっぱり、入りを図りということになりますので、入りが見込めないのに出の事業を組むということは、なかなかできないということから、昨年度も財政計画をお示しさせていただいたように、ハード事業なんかについては、やっぱり起債の制限をかけながら一定のルールの中で、そういった入りと出のバランスを図っていこうというふうに考えておりますので、来年度の予算編成、今、もう作業に入っておりますけども、そういった新たな試みをしていこうというふうに思っております。 それが、依存財源に過度に頼っておる与謝野町では、やはり年度途中で依存財源を変えるということは、もう極力ほとんど無理な話でございますから、当初の見込みが年度途中に大きく変わることが極力ないように考えていきたいと思ってます。 後段の、やはり設計内容によって年度途中で変わってくるものがございます。これは様々な要件によって当初予期していなかったような内容で変わってくる分は、これはきっちりと、また補正予算を上げさせていただくにしても、議会へもきっちり説明が行き届くようなことが求められると思ってますので、全部が同じということにはならないと思いますけども、できるだけやっぱり当初予算で全体の姿を見てもらいやすいように心がけていくように後任には引き継ぎたいと思っております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 福祉の措置費や、そういう給付費や含めて、当然これぐらいは要るだろうなということが分かっていても、当初予算で計上できなくて少なめに予算計上されて、しんどい思いをされていたのではないかというふうに推測しています。 これからは、そういうことではなくて、しっかり計上していただくという、そういう立場で貫いていただくということを期待してますし、工事についてはしっかりと積算をしなければ、工事内容が変わるのは仕方ないですが、しっかりとした積算しなければ財政が大変になるんだという立場だということで工事の関係の課については、ぜひ、そういう立場で仕事をしていただきたいということを言って、質問を終わります。 ○議長(宮崎有平) ここで2時55分まで休憩とします。     (休憩 午後2時39分)     (再開 午後2時55分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 1番、杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) それでは令和4年度一般会計補正予算(第5号)の質疑を行います。10、11ページに書かれているんですけども、地方債につきまして6億2,000万円に、補正後はなります。公表されてますように、大きな大雪、除雪から災害がなければ公表されてますように、10億円以内におさまるという見通しで、企画財政課は立てておられると思うんですけども、それでよろしいんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 昨年度、お示しをしました財政計画では、年間の発行の上限額を10億円以内に抑えるという計画の中で昨年度、令和3年度からの繰越分を含めまして十分、7億幾らぐらいで、今の予定ではいくのではないかなと。ただ、今、議員からありましたように、除雪のほうについては、これ起債は該当しませんけども、災害復旧がもしも、もう台風のシーズンは過ぎましたので、そうそう考える必要はないかなとは思っているんですけども、もしも何かが起こるとすれば、災害復旧に関わる特殊要因として事業債の発行が必要となりますと、この限りでないという見込みでございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) そこで、最近、決算書を見たら分かると思うんですけども、最近の状況は地元の金融機関だと思うんですけども、ほかにありますか。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 議員がおっしゃられますのは、例えば政府系の資金ですとか、それから縁故と言われます地元金融機関等の資金ですとか、そういったものの状況が、どういうふうになっておるかということです。起債のメニュー等によって、それは借入先も変わってくるものもございます。ほとんどの多くは地元の金融機関に利率照会をさせていただきまして、縁故債という形で借入れをお世話になっております。ただし、一般会計に限ったことではなくて、下水道ですとか、そういったものも含めまして、政府系のということで借入れを起こすものも現時点でもございます。それらにつきましては、近年は大分少なくなってきておるという状況でございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 企画財政課の資料を見ていただきたいと思うんですけども、その上に、一番上に書いてあるんですけども、行政マネジメントの補正予算が少し減額になってますけども、267万円ですか、これが委員会でもあったんですけども、総合計画審議会、行政改革、それから、公共のマネジメント等々、いろんな企画財政課で委員会を立ち上げて会議や協議をされているんですけども、もう一つ分からないのは、この成果の報告が12月という予定もあったと思いますし、3月の予定と、あったと思うんです。なかなか出てきませんけども、成果はいつ出ますか。確認しておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 議員におかれましては、総務文教厚生常任委員会の副委員長でもございますので、企画財政課の委員会での説明資料等もお目通しいただいておるものだというふうに承知しております。そういった中では常任委員会に諮る、報告させていただく案件、それから、今回、時間をとっていただきましたように、全員協議会で総合計画なんかについては途中経過を報告させていただく案件、それらを仕分けをさせていただいて、適時に報告をさせていただいておりまして、今後のスケジュールにつきましても報告はさせていただいておるつもりでございます。 総合計画につきましては、後期基本計画を3月の定例会で上程したいということでございましたが、先日の全員協議会でも永島議員のほうからのご意見も頂きましたように、パブリックコメントなんかを求めていく段階で、素案的なものが決まりましたら、こちらにつきましても議会のほうにも、議会の要請に応じさせていただく形で、また、全員協議会なんかでも、その辺の説明も、やっぱりしていくべきかなというふうに思ってますので、そこは議会のほうの意向も十分反映を組まさせていただいて、対応はさせていただきたいと思ってますし、マネジメント委員会等につきましても、るる状況については説明をさせていただいておると思っております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) もう一つだけ、この重要な委員会、審議会をマネジメントするのが企画財政課ということになっているんですけども、この例えば、三つの委員会の力の結集をどういうふうに図るかが一つ見えないんですね。せっかくいい案が出ても、ここは独自の結果が出てもいいんですけども、やっぱりそこまで会議をやられる、12月もやられるみたいなんで、やはり結集力も要ると思うんです。そこのマネジメントは、やっぱり企画財政課がやるわけですから、そこだけお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) もちろん全て関連性は出てくるというふうに認識をいたしております。そういった中では、やはり全てが全網羅的に関係をしてくるのが総合計画だろうというふうに認識をしておりますので、各種計画、これは企画財政課の所管しております個別計画に限ったことではなく、各課が所管をしております個別計画なんかにつきましても、その考え方ですとか、それから方向性、こういったものについては後期基本計画の中にも、そういった位置づけをさせていただきながら、総合計画と各種計画が両面が機能するような仕組みを求めていくべきだろうというふうに思っております。 そして、それを実効性のあるものにしていくためには、実施計画と財政計画の整合が必要になってくると、こういったものを全てを包含したような形の中で進めていくべきかなというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 続きまして、補正予算を見ていただいたら出ていますし、企画財政課の資料にも出てきます。クラウドファンディングとふるさと納税ですね。クラウドファンディングは、インターネットを使いまして、資金調達を、イベントとか事業の資金調達を行われていいと思うんです。しかしながら、私たち世代には全くなじみのない資金調達で、非常に分かりにくいんで、活用ビジネス応援事業補助金と書いてあるんですね、クラウドファンディングは。果たして、どこに補助を出して活性化を図るかというのは書かれてないんです。ふるさと納税はだんだん浸透してきまして、企業版ふるさと納税も一般町民の方も、よく分かるようになってまいりましたけども、このクラウドファンディングについては、もう少し詳しい説明をお願いしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 大上商工振興課主幹。 ◎商工振興課主幹(大上寛起) ただいまのご質問ですが、今回のクラウドファンディング活用ビジネス応援事業ということでございますが、簡単に申し上げますと、事業の概要につきましては、町内の中小企業、小規模企業の方々が新たに計画をされる持続可能な地域経済の構築、また、課題解決に資する事業を町のクラウドファンディング型ふるさと納税制度を使った資金調達を活用していただきまして、それで実施する場合に事業の一部を補助をさせていただくというものでございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 今回の補正予算では、減額がされまして、1,400万円が支援補助する相手先が決まっているために、こういう補正予算が出てきたというふうに思うわけですけども、どういうふうにして支援するんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 大上商工振興課主幹。 ◎商工振興課主幹(大上寛起) 今回の補正でございますが、減額ではなくて、増額の補正ということでございます。それと今回の補正でございますが、クラウドファンディングの事業の募集を行いまして、2社から申請が、応募がございました。予算現額につきましては150万円ということで、その申請のあった事業で補助金、ふるさと納税の今回の補助金として交付する額、所要額を精査しましたところ、今回の1,418万円の不足が生じたということで、この分を補正をさせていただくものでございます。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) ただいまの時系列も含めまして、総務文教厚生常任委員会のほうで委員長のほうから分かりやすい説明資料がないのかというお求めがございましたので、そのとき私が手元に作っておりました資料をコピーをさせていただいて配付をさせていただいておりますので、そちらでご確認がいただければと思っております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 私は成功例としてお聞きしているのは、こどもの森の保育園がスピーディに目標を達成したと、これは卒園生の方が応援されたんだというふうに思っております。ですから、今回の場合も、何かの事業をやったり、イベントをやったりするときに、この熱意で、何も景品がないんですから、熱意だけで資金を集めるわけですから、その人の趣旨や十分な説明があって、今やっておられると思うんですけども、何かちょっと曖昧ですけどね、行き先が、お金の。 もう一度お願いしたいと思います。 ◆13番(家城功) 議長、休憩動議。 ○議長(宮崎有平) 休憩動議が出ました。賛同者もおられますね。 暫時休憩とします。     (休憩 午後3時10分)     (再開 午後3時12分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 今、ご指摘がありましたようにクラウドファンディングの資金調達を今されるということなんで、この事業は、どこに、その資金がいくのかなということを、私はお尋ねしたんです。 そういうことでよろしいでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは、この資金調達した寄附額が、どこの、どういう形で事業者に行くのかということですけども、今回の予算で言いますと、45ページに第2目の商工業振興費に産業振興事業があります。こちらの負補交でクラウドファンディング活用ビジネス応援補助金ということで1,418万円を計上しておりますけども、これは6月にも補正をさせていただいておりまして、それは科目どりみたいな形で、実際、公募をかける前の段階で事業スキームとして予算計上をさせていただいたものに今回、先ほど、大上主幹のほうが申し上げましたように、2件の申請がございまして、一定の審査を終えた中で、その希望額に見合う歳入を計上させていただくとともに、今申し上げましたビジネス応援補助金で今回1,418万円を追加させていただくことによって見込みを1,568万円といたしております。 それを、これは寄附があったことに応じてということになりますけども、見込みを立てて今、2社に補助金として交付をさせていただこうというものです。したがいまして、寄附額が少なければおのずと補助金のほうも減額と、それだけを補助させていただくことはできないというルールになっております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) もう一つですね、午前中の質疑で十分やったんですけども、59ページに椿文化資料館の管理運営事業で指定管理料が15万4,000円、古墳公園の指定管理料が7万5,000円、今、補正で計上されたのは、よく分かりませんけども、教育委員会で問題もありましたけど、担当者と上司の流れはしっかりシステム化されておるんですか。 ○議長(宮崎有平) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) ご質問のほうが指定管理料、今回、古墳公園と椿の指定管理料の増額をさせていただいております。額につきましては光熱水費、社会情勢の変化等で増えておるということで、協定書の24条で相談をしまして増額をお願いしておるものでございます。 もう1点、それから、その管理の問題でちゃんとできておるかということですけれども、皆様方にも大変ご迷惑をおかけした件でございまして、その後につきましては、私含め主幹等で管理をさせていただいておりますので、二度と起きないように懸命に指導はしていきたいというふうに思っておりますので、そういうことでございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 続きまして、補正予算書の25ページです。非常に人口減少問題が最大の課題、問題となっておる中に、移住定住の補正が280万円組まれたんですけども、これは当初の計画が、成果が出まして、当然、補正を組むということは、次の段階の準備ということもあると思うんですけども、現状は、どういうことになっているか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。子育て世帯の移住定住促進事業補助金ということで280万円の増額補正をさせていただいております。当初予算では骨格予算ということで1件分160万円を見込んでおりました。6月補正予算で2件分320万円を追加補正をお認めいただきました。現段階におきまして、あと2件分の申請者が見込まれる状況でございますので、今回の追加補正280万円を上程をさせていただいておるというところでございます。 令和4年度の状況ですけれども、子育て世帯移住定住促進事業補助金として5世帯16名の見込みがあるという状況でございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 私、一般質問で移住・定住の問題で質問いたしまして、京都府の特区で、特別指定区に今のところは旧桑飼小学校区、旧与謝小学校区と岩屋でありますけども、できますれば全町、与謝野町全町が指定を受けられるような準備をしてほしいというふうに質問しましたけども、準備の段階は、どうなんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 先日の一般質問のほうで町長からも答弁申し上げましたとおり、これは全地域に、そういった特区申請ができればいいんですけども、なかなか、一定の要件がございまして、高齢化率ですとか、空き家の戸数等々の条件がございますし、これは地域が率先して、その人口減少の課題というところを捉まえまして、地域で申請していただいて、町も当然、支援をさせていただきながら一緒につくっていく、計画を一緒につくっていくというところがございますので、まず、地域が、やっぱりそういった課題に向き合っていくというところで町も、それに支援していくというところで、申請をしていくことになりますし、どこもかしこも、岩滝地区でしたら、そういったところがなかなかないのかなというふうに思ってますし、加悦地域でも加悦というところで、そういった対象になるかどうかということになりますと、なかなか難しい、全域では、なかなか難しいのかなと、現在の要件では難しいのかなというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) それでは1回目の質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 1番、杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 2回目の補正予算の質疑を行います。 海の京都の問題ですけど、19ページですね、雑収入で上がっておりますけども、海の京都DMO派遣費収入600万円、海の京都は御存じのように副知事が、もう10年間、府北部は大丈夫だと言って、国土交通省にお帰りになるほど力を入れていただきまして、与謝野町のちりめん街道のひな祭りにも来ていただきました。この海の京都については、この600万円につきまして、まず、お尋ねしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) 予算書18、19ページの雑入でございます。海の京都DMO派遣費収入ということで600万円を計上いたしております。これにつきましては、今年度、令和4年度で与謝野町の職員の派遣の順番がまいってまいりましたので、職員派遣1名分の派遣費をDMOから受けるものでございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 海の京都で、関連で、やはり与謝野町は少し遅れたんじゃないかというふうに思います。なぜならば、宮津市へ行きますと、5種類のオリジナルのポスターができておりますし、非常に舞鶴、宮津、京丹後は地理的条件も有利で、一歩前進しているわけですけども、与謝野町の取組が、この間から申し上げますように、非常に難しい状況ではないかというふうに、私思うんですけども、町長の見解をお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。
    ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思いますけれども、我々といたしましても、海の京都構想の実現ということに向けて、与謝野町の観光協会、いわゆる地域本部、皆さん方とともに様々な取組について展開をしていると、今、そういう状況にあります。 一方で、先ほど議員からご指摘のありましたような自治体におきましては、例えば、宿泊者数を比較をいたしましても、かなりの差があるということでございます。そうしたことから、例えば1人当たりの観光消費額につきましても、あるいは入り込み客数につきましても、なかなか伸び悩むということはあろうかと思います。しかしながら、我々といたしましては、海の京都の取組の中で持続可能な地域づくりに向けた取組の一環として観光につきましても適切に対処させていただいているものと認識をしております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 今ありましたように、5市2町で取組が始まりました。そこで衝撃的な新聞記事が出ました。12月11日、日曜日、京都新聞ですね。読まれた方もあると思うんですけども、宮津市、京丹後市、舞鶴市に宿泊施設の改修、官公庁からですね、上限1億円でホテル、旅館等々に助成をするというのが三つの市に限定されたわけですね。あとは入ってないんです。ここが、また大きな問題点だというふうに思うわけでございます。 私も知り合いで、商店をやっておられます府中に、近々、行ったときにですね、ちょっと見てくださいと、土産物屋さんと旅館の改修工事の最中もありますし、改修工事ができ上ったとこもあります。これは非常に与謝野町と格段の差がついたというふうに、私は思うわけですけども、この辺の取組が、やはり与謝野町は遅れたと言わざるを得ませんので、もう一度、町長、お願いしたいと思うんですけども。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員、それは補正予算のどこの部分に入りますか、今の質問は。関連と言われても、どこの関連なのか、ちょっとよく分かりません。説明してください。 説明をお願いします。 暫時休憩とします。     (休憩 午後3時28分)     (再開 午後3時29分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) ただいまの質問は繰り返しになりますけども、雑収入で海の京都DMOの派遣費が、収入が600万円ありましたという関連で宮津、京丹後、舞鶴の例を出して町長に質問いたしました。 600万円と、やや関係ないという指摘でございましたので、以上といたします。ありがとうございました。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 2回目もないですね。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第110号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第110号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第111号 令和4年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第111号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第111号 令和4年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第112号 令和4年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第112号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第112号 令和4年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第113号 令和4年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第113号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第113号 令和4年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第8 議案第114号 令和4年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第114号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第114号 令和4年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第9 議案第115号 令和4年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第115号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第115号 令和4年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第10 議案第116号 令和4年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第116号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第116号 令和4年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで暫時休憩をいたします。     (休憩 午後3時42分)     (再開 午後3時44分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。 次回は、12月19日午前9時30分から開議しますので、ご参集ください。 お疲れさまでした。     (散会 午後3時45分)...