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06月23日-07号

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  1. 与謝野町議会 2022-06-23
    06月23日-07号


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    令和 4年  6月 定例会(第109回)          第109回令和4年6月与謝野町議会定例会会議録(第7号)招集年月日 令和4年6月23日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後2時19分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  杉上忠義       9番  河邉新太郎       2番  藤田史郎      10番  永島洋視       3番  野村生八      11番  三田義幸       4番  高岡伸明      12番  安達種雄       5番  浪江秀明      13番  家城 功       6番  渡邉貫治(午後欠席)14番  和田裕之       7番  今井浩介      15番  山崎良磨       8番  山崎政史      16番  宮崎有平2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    前田昌一    書記        坂根加奈子4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       長島雅彦      企画財政課長    小池大介    教育次長      柴田勝久      総務課長      長島栄作    社会教育課長    植田弘志      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 谷口義明    子育て応援課長   下川賢司      税務課長      吉岡素子    保健課長      平野公規      住民環境課長    中上伸午    商工振興課長    三田大智      会計室長      安田 敦    観光交流課長    市田桂一      建設課長      柴山 進    上下水道課長    山添雅男      農林課長      井上雅之5.議事日程  日程第1 議案第55号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第2 議案第56号 令和4年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第3 議案第57号 令和4年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第4 議案第58号 令和4年度与謝野町水道事業会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(宮崎有平) おはようございます。 本日は大変暑い日になるようでありますが、熱中症にも気を付けながら、もし気分の悪い方がおられましたら早目に申し出いただきますようお願いします。 昨日に引き続き、議案第55号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第1号)を議題とします。 ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 初めに、市田観光交流課長より、答弁漏れがあるということでありますので、これをお受けします。 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) おはようございます。 昨日の、野村議員のクアハウス岩滝に関するご質問に対しまして、一部答弁漏れがございましたので、ご報告させていただきます。 質問内容としましては、建設当初から令和元年度の大規模改修その間において、幾らぐらいの修繕費がかかったのかという問いに対しまして、答弁漏れでございました。 平成19年から平成30年度の間12年間で、4,852万8,000円の修繕費等がかかっておりますことを報告します。 以上です。 ○議長(宮崎有平) 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第55号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行します。 1回目の方はおられませんか。 9番、河邉議員。 ◆9番(河邉新太郎) おはようございます。 それでは、与謝野町一般会計補正予算(1号)について、質問させていただきます。昨日多くの方がクアハウスについて質問されてましたので、同じような質問するかも分かりませんけれども、ご了承願いたいと思います。 今回、私、このクアハウスの質問させていただきますことにつきましては、ちょっと町民の方から、クアハウスにお金をかけ過ぎだと、そういったお叱りを受けまして、それは、私も産建委員のときに、承諾した一人として、莫大な予算をつぎ込んで今日まで来ているわけなんですけれども、私も、帰省してから、クアハウスには毎週土日、通わせていただいてまして、すばらしいとこだなと思いながら、1回1,500円、土日しか行けませんけれども、通わせて、1年間以上通いました。そういった意味で、すばらしいとこだなと、そのときはそういう思いで行かせていただいてたんですけど、まさか自分がこういう身になるとは思わなかったんですが。その中で、設備はどうしたって、使っていけば老朽化していきます。そうした中で、修理もしていかなきゃいけない。今回、5,000万近う修理代が出てるわけなんですけれども、こういったことを町民の方から、毎回、毎回、クアハウスにお金が投資されてるけれども、あなたは何を考えておるのかと、そういったお叱りを、それは直接その方からじゃなくて、ある方から通してこういう問題、町民からこういう話があると、しっかりとやってくれよと、そんなようなことも言われましたのですが、私、周りの方からいろいろとクアハウスに関しては、何とか維持してくださいと、そういったお声も女性の方からいっぱい聞いておりまして、高齢の方が多いんですけれども、昨年は半年間、クアハウスが改修工事で休館となったその間、ほかのとこに行ってたらしいんですけど、やっぱり、クアハウスじゃないと、自分の体はあまりよくならないと、そういったことで、今回、リニューアルしてオープンしてもらってありがたいと、そのように、会うたびにクアハウスだけは残してくれと、そういったことを再三再四言われております。 クアハウスは、請願者から話が趣旨がいろいろと出てまして、その中で、産建委員で協議した結果、存続するという形になったわけなんですけれども、このクアハウス、当初26億かけて建設された立派な建物で、周りに見渡してもこんな立派な建物はないなとすばらしい豪華な温泉療養施設だということは、私見まして、驚いてたわけなんですけれども、その中で、当初は、岩滝町で町で直営でやっておられたということなんですけれども、このクアハウス岩滝は、健康増進施設ということで、存続をしてほしいと、そういった請願も出ておりました。 その中で、私が何を言いたいかといいますと、この施設をどこまで維持されていくのか、町民の方が、毎回、毎回この何千万というお金を投資して、どうなのと。その中で、行政として、どういう考えをお持ちなのかをちょっと聞いてくれと、そういったことでしたので、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 質問にお答えしたいというふうに思います。 クアハウス岩滝につきましては、健康増進施設として、指定管理者による適正な管理に努めてまいりまして、交流人口の拡大ですとか、地域の活性化、また、地域住民の健康増進と利便性の向上につながるよう今後においても、維持していく施設であるというふうに認識しております。 目指すべき経営の姿ということで、持続可能な最適な公共サービスをこれからも提供していって、利用者の満足度を高めていくっていうことが必要ではないかというふうに考えております。 それと、クアハウスの方向性、いつまで維持していくかっていうようなご質問だったかというふうに思います。現時点におきましては、クアハウス岩滝中長期保存計画に基づきまして、各設備の保全を図りつつ、管理運営を行っていくことを基本に置いております。 クアハウス岩滝中長期保存計画では、施設の耐用年数を50年といたしておりまして、令和25年度まで現指定管理者制度での管理運営を行っていった場合、施設に係る維持管理経費は、残り22年間で全体で約2億3,700万、1年間で約1,080万円としておりまして、これに毎年の指定管理料の年間約3,000万円を経費としてかかると想定した場合に、年間約4,000万円という非常に多額の予算が維持管理経費として必要となってきます。 そういった中で、現在の財政状況を考えましたときに、本施設をこのままの体制で管理運営していくことは、だんだん難しくなってくるんじゃないかというふうに考えておりまして、財政状況や公共施設全体を俯瞰しながら、方向性を見極めていくことが必要であるというふうに考えております。 令和4年度から令和6年度にかけまして、施設の根幹部の保全修繕を施しながらではございますが、あらゆる手法を考えていって、この施設の存続をしていきたいというふうに考えております。天橋立岩滝温泉は、町民の財産でございますので、できるだけ現用途に近い形で運営できるように努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 河邉議員。 ◆9番(河邉新太郎) ありがとうございます。 当初、利用数なんですけれども、この施設は平成6年からしてるわけなんですけれども、平成9年のときに、17万3,740名の利用者があったということで、その以降ずっと、年が上がっていくにしたがって、利用客減ってきてるわけなんですけれども、特に、ここ2、3年はコロナの関係で休館とかございまして、利用客は減っているんですけれども、それで、年会費も若干上がっているんですけれども、そういった影響もあろうかなと思うんですけれども、こういう人が当初は多くの方が利用されておられた中で、人が引いていかれていくっていうそういったことなんかは、検証されておられるのかどうかっていうことお聞きしたいなと思うのですが。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えしたいというふうに思います。 先ほど議員からは、平成9年度の入り込みで、約17万人ほどありましたということで、令和3年度が7万6,000人ということで、約10万人ぐらい減ってきてるというところで、それの検証ができているのかというところでございます。その辺につきましては、社会情勢ですとか、人口減少の問題もかなり影響しているのではないかというふうに思ってます。これが、設備が古くなっていくから少ないということではないと思ってますし、また、今の一番当初の利用料、1,500円だったと記憶しておるんですが、一旦平成16年の7月に料金改定を行ってます。そこで、400円程度利用料金を下げたという経緯ございます。このときから、下げればお客さんが来ていただけるんではないかということで、一旦下げたんですが、下げた以降、だんだんだんだん右肩下がりという形になってきております。これはやっぱり、料金を下げたからといって、人が来ていただけるものではないと、やっぱりその施設に魅力を感じて、来ていただけるんだということでございますので、分析といいますか、いうのは細かくはしておりませんけど、そういったところで、もうちょっと施設の利便性ですとか、いうようなのを高めて、サービスをもっと充実していって、もっと人が、利用者が増えるようにしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(宮崎有平) 河邉議員。 ◆9番(河邉新太郎) この施設、私も最近ちょっと行けてないんですが、行かせてもらったときに、お風呂入るときに、入り口のところにいろんな方の要望とか、いろいろ書かれているんですけれども、そのたびにドルフィンさんはそれに対応されておるみたい、そんな感じがお受けするんです。回答みたいなものは、掲示されてることなんですけれども、リピーター、いろんなところの温泉に行かれてる方の話聞きますと、ある方は、毎回そこの温泉に行くと。そこの施設は温泉だけなんですけれども、多くの方といろいろコミュニケーションができていいと。なかなかクアハウスはどうなんですかと言ったら、クアハウスはねと、1回か2回ぐらい行かれたこともあるらしいんですが、それ以上、行こうという意欲みたいなのがないとという話で、久美浜とかあっち方面に、たんたん温泉あちらのほうに行かれる、毎回のように行かれる。こちらの方ですけれども、与謝野町の町民の方で、そちらのほうに足を運んで、毎回のように温泉行かれるということなんですが、近場でそういった温泉、温度も市町の中で一番高い温度ですし、数字見ても、景観も私はクアハウスから松並木を見るのもすばらしいなと思いながら見てはいるんですけれども、そういう人たちのアンケートといいますか、いろんな人の意見をやっぱり取り入れて、それに対して行政なり、指定管理者なり努力していただくことがいかにして利用客を多くしていくかっていうことがないと、なかなか利益が上がらない、ただただ投資するだけでは意味ないし、町民から指摘されることもそれは当然かなと思っております。何千万というお金が毎回、毎回出ていく、何もメリットがない、ただし、健康増進施設とは言われるものの、やっぱり、赤字経営ではやはり誰でもが、町民の方は、やっぱり納得していただけないと思いますので、そういったところを、改善をしていただかないと、私はならないんではないかなとそのように思っております。 最後です。担当課として、再度お願いしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。議員さんのおっしゃるとおりだと思ってます。今後につきましても、利便性の向上ですとか、サービスの充実を図りまして、なお一層利用客、会員さんの方が増えていくように、指定管理者とも協議を行いまして、また改善計画なども、どうしたらもっと会員さんが増えるだろうとか、いろんな協議を行いまして、利用者増に向けて、努力をしてまいりたいというふうに思ってます。以上でございます。 ○議長(宮崎有平) 河邉議員。 ◆9番(河邉新太郎) 終わります。ありがとうございました。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 5番、浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 私のほうからは、申し訳ないですが、38ページのクアハウス岩滝維持修繕工事、これが現在5,000万見ていただいております。その内訳を見ると、観光交流課の資料1の3、内容はこういうようになっておりますが、これ建設当初からあった器具を交換するいうことが、ほとんど建設当初いうことで載ってはおりますが、令和になって、リニューアルオープンする。そのために4億6,000万ですか、お金をかけて、そのときには、なぜこれをしなかったのか、これを後回しにした理由を教えてください。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長
    観光交流課長(市田桂一) お答えします。令和元年度の改修工事におきましては、令和元年度の当初もそういった議論が何度も何度も繰り返されたというふうに理解しております。そういった中で、心臓部であるそこが一番大事なのになぜそこを重要視しなかったのかという問いかけだと思っていますが、その当時は、エアコン等の改修を先に持ってこないと、そこが潰れたのでは全館止めなければならないということもございまして、そこを優先させて改修工事を進めたということでご理解いただいたというふうに認識しております。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 今、エアコンいうて言われましたけど、エアコンだけじゃなしに、この内容のろ過機とか、三方弁熱交換器このあたりは全然いらってないいうことですね。ということは、私は思うに、リニューアルオープンするために、見せかけだけよくして、人間で言うたら内臓ですがポンプとかそういうんが後回しになったいうことだと思うんですけど、普通、こういうろ過機とかそれが使用できんいうことになると、営業もできないと思うんですけど、これが一番大事なんではないでしょうか。この点お伺いします。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。先ほど、観光交流課長が申し上げましたように、元年当時のリニューアルの関係は、まず、大前提は、限られた予算の中で実施しなければならない、これが大前提です。最初は基金と起債だけでやる予定でしたのが、財政サイドの担当課の努力もあって、国の有利な補助金を取ってきたということです。 これがまず第1点、第2点目に、限られた予算の中で、まず何を優先するのか、先ほどありましたように、エアコン全館のエアコンがもういつ壊れてもおかしくないという状況であるということを我々も聞きましたので、何を優先するのかいう議論をした中で、やはりエアコンをしっかりと整備をするこれが第一。それと、やっぱり、高齢者の方の利用者が多いので、当初のエレベーターの位置では、非常に不具合があるということで、高齢者の皆さんが施設を利用しやすいように、エレベーターをもう1基追加をして実施をしたと。これらの改修をしたことによって、4億5,000万限られた予算の中で、リニューアルができたということです。ですから、当初からポンプが耐用年数が過ぎているということは認識をいたしておりましたけども、予算の関係と優先度でそういったリニューアルをさせていただいたということです。議員さんおっしゃいましたけども、内臓は人間で言えば内臓部分、根幹のエアコンとかエレベーターはしっかり改修はしておりますので、そこは誤解のないようにお願いをしたいというふうに思います。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 今、副町長も言われましたけど、エレベーターとエアコンに関しては、しょうがない思います。ただ、その後に、ロッカーとか、健康増進のためのエアロバイクとか、そういうんを追加して買うとりますよね。それのほうがこの内容より優先するんですか。この辺の判断の基準を教えてください。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。当時、この建設に当たりましては、おっしゃいましたように、存続のための署名が出されまして、議会でも採択をしていただきました。それに基づきまして、クアハウス岩滝の建設に係る委員会、どういった形で改修をしていくのかという委員会の中で議論をしていただいて、やはり、健康といいますか、健康器具もこれは重要だということで、これは、委員会の中でも必ずそれをやってほしいという意見も出てましたし、そういったことで、その部分をしっかりと、言わば、クアハウスの新しい目玉として、この健康器具はやっていっていきたいという狙いがありましたので、そういった施策といいますか、改修になったということでございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) それは、分かりますよ。健康増進のためには必要なんかも分かりませんけど、その時点で、ポンプとかそういうんを交換していかんなんと、そういう話が出とるんならそっちのほうで、ほんならポンプを優先しようかとか、そういうことなる思うんですけど、それを出さんとって、健康増進のためにエアロバイクとか、ロッカーとかされた理由が分からんのです。この点を教えてください。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えします。堂々巡りになってしまうんですけど、それは、町としても限られた予算ではなくて、幾らでも財源があるんでしたら、そらポンプもこの際という話にはなりましたけども、それができないので、優先をまずどこを優先度に置くんかということで、エアコンなりエレベーター、これをやったわけです。それと、委員会の中で、やはり健康増進で、いわゆる健康器具を活用される方が多いので、そこを面積を広げて、器具も増やして、健康増進施設の目玉にしたいということで、そういう計画を立てたということでございます。 もちろん、ポンプが心臓部でないということは申し上げませんけども、そこについては、この改修が終わった後に、議会からもいろんな意見を頂く中で、計画的にポンプは改修していくということで、今、進めておりますので、その当時の優先度というのは、やはり、先ほど申し上げた内容だったということです。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 令和元年度の当時に、地方創生の拠点整備交付金を1億5,200万程度利用しまして、この工事を実施しました。その交付金の立てつけ上、推進事業ということで、ソフト事業で、その事業費の何割かを充てなければならないという交付金の決まりがございました。そういったことで、トレーニング器具ですとか、更衣ロッカー、また椅子、テーブル等々で約4,900万を投じて改修にさせていただいたということで、あくまでも、ポンプ系統は、必要ではあると思ってましたけれども、交付金の特性上、ここを実施しなければならなかったというところ、意味合いも一つはあるということでございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 今の課長の説明によると、交付金があったもんで、そのうち何割はそういう健康増進に使わんなんいうことで、ロッカーだのエアロバイクだの、そういうほうに使ったということでよろしいですね。 このポンプとかろ過機、この辺りが改修していかんなんいうんが分かったのは、いつの話なんですか。その改修するときには、それは分からなんだいうことですか。その辺をちょっとお聞かせください。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。その当時、クアハウス岩滝の大規模改修をするに際して、例えば事業費が6億、7億の場合だったらこういう改修ができる。5億ならこういう、3億ならこれぐらいという、幾つかの改修の計画というのをつくってます。やはり、当時の与謝野町の財政状況なり、クアハウス単体に大規模な事業費を投入するというのは、非常に無理があったということで我々も認識をしておりましたので、ですから、何とか財源の確保をしたいということで、先ほど課長が言いました地方創生の臨時交付金の申請を京都府なり国に働きかけて、何とかつけていただいたということで、5億近い改修ができたというふうに思ってます。 当初は、5億近い改修も無理だろうなというふうに思ってましたので、ですから、その当時だったらそれが精いっぱいの改修だったんだろうなというふうに感じてます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 大体、交付金があった関係でそうなったいうことは分かりました。ただ、全てが交付金で賄えるわけではないですね。それは、町のほうとしても負担せんなんで、ということは、私個人の意見では、町のほうからお金を出さんなんぐらいなら、やめてもらったほうがいいと、そういうようにも取れるんです。それで、昨日も渡邉議員が言われましたけど、温泉水の活用、私も前、この場で言うたことありますけど、山の家、フォレストパーク、そっちのほうにこの温泉水が利用できんのかと、今、温泉スタンドが故障しておりますんで、あれを修理したら何ぼかかるんか、この辺も分かりませんけど、ウクライナ、ロシアが攻めた関係で、燃料費の高騰、それも今身にしみて感じております。昨日渡邉さんが言われたんのリフレは34ページに燃料費、これは減額になっておりますけど、一応これもうたってあります。この燃料費を削減するいうことも一つと私は考えるんですけど、どうでしょう。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えします。昨日の渡邉議員のご質問の中で、答弁をさせていただいておりますけども、それは、全くゼロではないというふうには思います。ただ、議員がおっしゃいましたように、今のクアハウスで申し上げますと、やはり、今の温泉施設というのは、町にとっては非常に大きな財産です。ですからこれを将来的にどうしていくかというのは、それは、議論が必要だというふうには思っております。継続というのはしたいんですけども、やはり施設の老朽化もあり、財源の状況もありますので、将来的にはやはり、決断をしなければならない部分がありますけども、ですけども、これまでから話が出てますように、町民の皆さんはこの施設を活用したいというお気持ちの方が非常に多いというふうに思いますので、そこは、アンケートも含めまして、それから、クアハウスには、運営委員会というのもありますので、そういった皆さんの意見を聞いて、いつかは、方向性を決断せんなんというふうに思ってます。 リフレなり、山の家にこのクアハウスの温泉水、温泉を持っていけばどうだということなんですけども、その運搬に係る経費ですとか、それから、人件費も含めまして、そこはしっかりと今後、考慮しなければただ単にそれで解決することだけではないというふうに思ってます。その温泉水を町の施設に配ることによって、新たな問題も発生する可能性もありますので、そこはしっかりと見極めなければならないというふうに思ってます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) それもぜひ検討お願いしたいと思います。それから、リフレかやの里以外にも山の家、森林公園、町の施設ならどこでもこの温泉水が利用できると、温泉に入れるいうことは、町としてもメリットになるんではないかと私は考えますので、ぜひともよろしくお願いします。 それから、先ほどから課長も言われてますし、河邉議員も先ほど言われましたけど、今後、方向性いうのを考えていかれるいうことなんですけど、それは、どのぐらいの期間で方向性が出せるんですか。ざっとの話でよろしいんで教えてください。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。クアハウスの方向性ということで、先ほど答弁させていただきましたけど、いつ頃という目標といいますか、できる限り今の形で、存続はさせていきたいなというふうには考えておりますけれども、やっぱりいろんな財政面ですとか、いろんなことを考慮しますと、公共施設全体のことを考えていかなければならないというふうに思ってます。何が何でもこのクアハウス岩滝だけは残さなくてはいけないということではなくて、何度も繰り返しになりますけども、町全体で何を優先しなければならないのかというところも、公共施設のマネジメント推進委員会とか、いうところも立ち上がりますので、そういったところで議論をしていくことになろうかというふうに思います。 それと、現指定管理者が今年度末で一定期間が終わるということで、来年度から一応5年間の指定管理期間にまた、新たな指定管理期間に入っていくと思います。その間に、何らかの動きが必要になってくるかなというふうに推測していますけども、今現時点で、5年以内にあらゆる方向性をいろんな継続に向けて、譲渡ですとか、売却ですとか、いろんな仕方があると思うんですけども、そういったところも視野に入れながら、検討してまいりたいというふうに思います。何年後とか、10年後とか、3年後とかいうような目標というのは、今のところは持ち合わせてはおりません。以上でございます。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 今の答弁聞いておりますと、来年の3月末で指定管理が終わると、一応5年間の指定管理が終わる。その後、また新たな5年間の指定管理が始まると、ということは、その方向性を決めるんは、今度の5年以内という格好が一番可能性は高いと思うんです。そうせんと、指定管理が残っとる間に、新たな方向性いうんか、運営ができん思いますんで、ほんなら5年以内には、大体方向性いうんが出せると思ってよろしいでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) お答えします。明確には断言はできませんけれども、5年という指定管理期間、5年スパンで基本的には更新していきますので、そのタイミングというのは、おっしゃられるように、そのタイミングが一番よいのかなというふうには思ってますけども、何回も答弁させていただきますように、いつまでにとか、いうところで明確な期間については、今のところは持ち合わせていませんので、よろしくお願いします。 ○議長(宮崎有平) 浪江議員。 ◆5番(浪江秀明) 終わります。 ○議長(宮崎有平) 以上で、1回目の方おられませんか。 では、2回目に入ります。 質疑はありませんか。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは2回目の質疑をさせていただきます。 1回目の質疑で少し気になった部分がありましたので、引き続き商工振興課の中で、事業者連携促進事業につきまして、もう一度お伺いをさせていただきます。 1回目の質疑の中では、これは何回するセミナーなんですかということで、秋以降に3回程度というふうに答弁をいただきましたけども、後に配付されました常任委員会資料、私、この常任委員会ではないので知らなかったんですけど、3期間ということで、全部で15回の回数をされるということだったんですけど、どちらが正しいのか、まず答弁お願いします。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。秋以降3期間で1期間5日程度考えておりまして、例えば、1週間のうちに5日間とかいうふうなことを想定をしますと、これを3回設けますので、常任委員会資料のほうでは、15日程度というふうなことで資料のほう作成をさせていただいております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ぜひ、分かりやすく答弁していただきたいなというのが今後もお願いをします。 その中で、予算につきまして、少し確認をさせていただきます。3期間ということで、今回の企画立案で、運営を委託するということなんですけども、3回で30万円の合計90万円、1回当たりずつ企画立案をしてもらうのに30万円かかるというのは、何を企画をしてもらって、何をするんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。この予算資料の中の90万円というのは、1回30万円を3回、3回というのは、先ほど言いました3期間ということで、合計90万円というふうに上げさせていただいておりますが、この期間のうち、今想定では1期間5日程度というふうに考えておりまして、その都度この企画等に関しまして、ご助言等協力をいただける事業者さんのほうに委託を何らかするというふうなことで考えておりまして、この30万円の内訳というのは、今のところはないんですけども、企画、立案、それから運営の協力等、こういったことを考えております。また、昨日も申し上げましたけども、リサーチ等、こういうことをお願いするということもありますので、90万円の中で、3回分、こういうふうなことを委託したいということで、予算のほうはこういうふうに上げておりますけども、全体的に90万円ということで、ご理解いただければというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) この事業のスキームということで図が描いています。その中で、この事業をまずする背景といいますか、もともとのところが、町内企業の課題をまず知ると、それは、商工会と観光協会を通じて把握をしていく、いわゆるこの課題を解決するためにやっていくという中で、企画を立案する、リサーチをするというのは、何をリサーチを、この方がされるのか、商工会、観光協会というのは全く関係ないのか、そのあたりの構図が分からないので説明をお願いします。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。事業主体としては、与謝野町が行います。これに協力していただく形で、商工会、観光協会に協力をお願いしまして、町内企業の課題等をリサーチを、商工振興課とともにしていただきます。これをもって、そのスキーム図の下にありますけども、委託業者というのがあるんですけども、こういった域外の企業とつながりがあるような事業者さん、こういったところにお願いして、域外企業等のリサーチもしていただいて、この町内企業の課題等に対応するようなそういうリサーチをしていただいて、情報発信や事業の普及、こういうことをしたいというふうに思っている町があるというようなことで、リサーチをしていただいて、アイデアを検討しまして、秋以降のこういったマッチングというんですか、連携を持つ場、これを持っていきたいというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) リサーチをするというところが、ちょっとあまりよく分からないんですけども、地域内では先日配付されました地域経済分析報告書でしたか、その中で詳しく書かれております。その中で、同じ課題を持った町を探したいのか、誰か新しいことをしたい人物を探したいのか、そのあたりで1回当たり30万円で90万円を使われる、そのやり方というか、中身がよく分からないんですけども、そのあたりをもう一回説明してもらってよろしいでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。この町内のリサーチのほうを町や商工会、それから観光協会等で行います。これをもって、こういう町の課題がある。これは分析のほうでも、経済分析のほうでもありましたけども、その中身というのを具体的にある程度伝えて、それをもってこういった委託業者のほうに関係するような域外の企業のほうに投げかけてもらってリサーチをしてもらうと。同じような課題が見えてくれば、それをもって開催に対するテーマとしまして、秋以降の開催につなげていきたいと、こういったことをお願いするというようなことで委託料のほう上げております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 町の課題というのは何なんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。町の課題といいますか、町の事業者さんが今何を求めておられるか、そういったことの課題を分析会議の中でも50社を超える聞き取り調査をしましたけども、より細かいことも含めて、リサーチのほうして、それをもって次のステップに臨みたいというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) この今回の事業が、そもそもがビジネスの連携を創出するというところなので、人と人なのかなと思っております。その中で、今は与謝野町の中では町内企業の課題を解決するというところで、他地域の同じ課題を持った町ですとか、そういったところが何か町と町がするのか、人と人に当てはまっていかないのかなという、いろんな構図が頭の中にありまして、そのあたりをちょっと整理をしたいんですけど、簡単にでもいいので、ご説明をいただければありがたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。この想定としては、町とか自治体とか、そういう地域というのではなく、あくまでも事業者さん、事業者が連携をしていく場をつくりたい。特定のといいますか、ある一定の一つの課題、これについて、事業者がそれに基づいて交流を深めて、それからそれに伴って連携をしていくような、こういった場をつくっていきたいというふうに思っておりまして、昨日の答弁でも申し上げましたが、これは、一つの場をつくるということですので、これが、次につながっていくというようなことを民間の間でやっていただく、これのきっかけづくりとして、こういう場を持ちたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) いわゆる異業種交流会という形なのかなと単純に思います。これは、過去からもいろいろとやられてきておりますけども、その異業種交流会を企画するのに90万円かかるっていうのが、何を企画されるのか、特定の誰か同じような課題を持った方々を探すことが委託なのか、そのあたりがどういうふうにされていくのかなというのがちょっと疑問に思いまして、ただその異業種交流会を開催したいですという与謝野町の事業があると、それを告知すると、中に参加したい方は集まってこられるわけで、その中で、同じような課題を持った方を探してくるこの委託業者は、誰をどこから探してくるのかとか、そういったところがもし分かればお伺いしたいと思うんですけど。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。その委託の内容ということなんですけども、この想定としましては、やはり、この課題をまとめていただいて、それをマッチングというんですか、ほかの域外の業者とどういうところがつながるかというところのノウハウがいただきたいというところ、それから、開催に対して、どういった方法ですれば、事業者が集まるというんですか、実のあるこういった連携の場を持てるかとか、そういったノウハウを持ったところに委託をお願いをして、実のあるというんですか、次につながるようなこういう場を持てると、こういうしつらえの部分をお願いしたい部分がございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 地域外の方ともということで、日本全国どこの町からの人かは分かりません。その中で、恐らくインターネットを使ってのインターネット会議であったりとか、そういったZoomを使った会議になるのかなという中で、全体でされていくのか、個々でつないでされていく中で、それぞれの話しておられる内容を誰か担当者みたいな方が1人ずつおられて、そこでまとめられて、やっぱりこの人にはこの人がいいとか、マッチングをしていくとか、そういった形なのか、どういうふうにまとめるというところがされていくのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。そういったところについても、町のほうはノウハウを持っておりません。どういった企業が集まってもらって、どういった方式、例えば、Zoomで一堂に会してもらって会議をするのがいいのか、それとも、別の部屋をつくって、個々にマッチングしていくのがいいのか、そういったことも含めて、この委託先にお願いしたいと思っておりますので、それについては、リサーチの結果、それをもって企画立案、そのときに考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 何ができるか分からない、誰が集まるか分からない中で、どうやってこの事業を考えられたんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。この事業に関しましては、地域経済分析の中の政策課題、それから政策提言の中から生まれてきた事業でございます。ですから、どのような事業者かというのであれば、やはり、連携を求められる、次のステップに移りたいというような事業者さん、こういった方がその方法が分からないというんですか、どうすればいいかとか、そういうことを考えておられる事業者さんが町内におられるということは確実だというふうに思っております。そういった方に訴えかけて、例えば、起業創業であるとか、事業拡大について、テーマとするならば、そういった成功例を持っておられる例えば事業者さん等を集めて、それからマッチングというんですか、連携の場を持つ、交流の場を持つ、そういったことも考えられるというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今、案としてこのテーマが起業であったり、創業であったり、働き方というふうに確かに書いております。主催が商工会と観光協会とはなっております。新しく仕事をしたいとか、創業していきたいというときに、まず一番に相談をするところが、僕は商工会なのかなと思ってます。商工会のアドバイスを基に、いろいろと多分町の企業の方々は、いろんな補助金であったりとか、仕事のなりわいのやり方であったりとか、相談をされてきてると思う中で、町として、この事業をやっていく、その中で新しく外からの外部の誰がされるのか、どういう内容の委託なのかちょっとよく分からないんですけども、外部の方がされていくっていうところが、商工会というのはじゃあどういう団体なのかなと、これを今聞いてる中では、それ商工会ができることなんじゃないかなと、単純に思うんですけども、そこの違いは何かあるんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。確かに、そういったご相談、起業、創業等のご相談はまず与謝野町商工会にされるというふうに思っております。当然、商工会のほうは、そういったことに長けておられますし、お詳しいというふうに思っておりまして、ここで協力を願って、町内企業のリサーチをしていただくというふうになっておりますが、ただ、商工会が例えば、域外起業、例えば、京丹後市であるとか、この北部の域内の企業でありますとか、例えば、都市部の企業、これとつなぐという作業であるとか、こういったマッチングのノウハウであるとか、こういったことは、持ち合わせておられないというふうに考えておりまして、こういった部分をお願いするということで、委託業者というふうなことを入れております。 ただ、もしもその中で、この検討する中で、内部だけでできるんでないかというふうなことがあれば、これはもう委託をしなくてもよいというふうに考えておりますので、そこは商工会、観光協会等と連絡調整会議という会議を持っておりますので、この中で話をして、行けるようであれば、この部分は必要ないかなというふうに思っておりますが、今現在、この予算に上げさせてもらった段階では、必要であるということで予算計上のほうさせていただいております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 案で書いてあるテーマなんですけども、起業や創業という働き方とかというふうに書いてます。この事業をぱっと見たときには、私が感じるのは、それぞれの企業が商品があって、それと、どこかの起業とのマッチングによって、新たな商品づくりができたりとか、新たな販路ができる。そういったビジネスの連携というところが、ビジネスの連携って書いてますけども、それが主なのかなと思ってる中で、いろんなこの案のテーマを出されたのがなぜなのかは分からないんですけども、創業者を増やして企業を増やしたいのか、ビジネスの交流によって各企業の商品をブラッシュアップしながら販路を拡大して売上げを上げていきたいのか、これもまた何かどこかで話し合いながらテーマは決められるのかもしれませんけども、結局、この事業は何をしたいのかっていうところが、いろんなこの書いてあることもしかり、今、おっしゃられることもしかりで、いろいろと整理をしていくと、結構ばらばらな気が私はするんですけども、そのあたりどう考えておられるのか、もう一度お願いします。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。確かに、初めて立案する事業でございますので、こういった事例もほかに自治体というんですか、公的な機関がすることもあまりないのかなというふうに思っております。その中で、やはり、先ほども申し上げましたけども、これの立案に当たっては、地域経済分析、これの何らかの方策を打っていかなければならない、その中で私が分析会議の報告書の中で感じましたのは、そういう連携が地域内再投資力を強くするというふうなことがあると。しかも、それは、連携については町内の連携だけではなしに、域外、そういったところも含めて連携をということがありました。そういう場を連携をするというきっかけをつくっていきたい。これがこの事業をしたいという根本のところでございまして、こういうことだというふうなきっちりしたところいうのは、今のところ申し上げられないですが、持ち合わせておりません。ただ、議論を深めながら、有効なこういった場を持つことをしていくことで、少しでも地域経済分析の分析結果、それから政策課題を解決をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 初めてやるということはよく分かるんですけども、初めてやるからこそしっかりとした準備であったりとか、計画っていうのがなされて、こういった事業をしていくということにつながっていってほしいなというのが率直なところでございます。初めてだから分からないとか、そういうことではなくて、やはりここに持っていきたいとか、こうなるというところがやはり一番重要なのかなと思いますので、そこはちょっと考えていただきたいなと思います。 ちょっと別の質問しますけども、時間がないので申し訳ないです。 もう一回予算のところで、施設の借り上げ料というところで、60万円が計上されております。これも15日間ということで、4万円掛ける15日間で60万円というふうになってるんですけども、この資料によりますと、例えば、産業創出交流センターでATARIYAさんというふうに書いてます。これは、例えば、産業創出交流センターであれば、町の持ち物なので、私は会場費がかからないと思うんですけども、この60万円というのは、全て民間業者のATARIYAさんを使用するということでよろしかったでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。この借り上げ料につきましては、想定としては、おっしゃるとおりATARIYAさんというふうに、これを基に予算のほうを上げさせていただいております。ただ、ここが必要かどうかについては、後の先ほども申し上げましたけども、検討というんですか、リサーチの中で考えていくということがございます。 ただ、ATARIYAさんにつきましては、ハード面、民間でやっておられるということで、通信であるとか、ビジュアル関係、音響、こういった面も充実をしておりますし、建物についても、大変魅力的な建物に建て替わっておるということがございます。また、ソフト面についても、こういった事業をもう既にご自分の業務としてやっておられますし、常駐の職員もおられるということで、こういった開催のときには、やはり、そのノウハウをお借りできるかなというふうに思っておりまして、ATARIYAさんのほうを想定をしております。 ただ、宮津市についても、クロスワークセンターMIYAZUそういうところと連携をするのであれば、そこにもこういった借り上げ料が必要であれば、ここから拠出したいと思っております。何より、産業創出交流センター、ここを使えば無料で当然開催はできるんですけども、こういったワーケーションテレワークの施設というのが、域内に林立する中で、今現在の産業創出交流センターの立ち位置というんですか、在り方、こういったことも考える中で、こういう連携がどうやったらできるか、どういうふうなことが考えられるか、そういうことについても方向性が見いだせるかなということの希望も一部持っておるというところがございます。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ちょっと質疑が脱線するかもしれませんけども、テレワークやワーケーションができる環境をするために、産業創出交流センターができたんだろうなと僕は思ってるんですけども、そこをまだ使わないという、またちょっと劣っているっていうんであれば、今後、産業創出交流センターの意味が本当になくなってくるんではないかなと思うんで、ぜひここは、活用して、このセンター自体をやはり使える施設、もっと利用してもらえる、ここでいろいろと何かが、ビジネスが生まれるとか、そういった施設に持っていかないと、今の答弁だと、さすがに交流センターあまりある意味がないのかなという答弁に聞えるんですけども、そのあたりどうでしょう。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。この産業創出交流センター、当初の目的を達成するために以前も民間事業者のほうに指定管理等お願いしたいというふうなことでありましたけれども、それが今現在でもなされていない中で、会計年度任用職員を置いて、管理をしていただくに今現在はとどまっておるというところでございます。 先ほども申しましたけども、テレワークやワーケーションの施設、これが民営の施設もいろいろ建ってきたという中で、やはり、そういうような施設とは、別の色を出していくっていうところがなかなか難しいというふうに思っております。この施設を民間に委ねられるというんであれば、そこはそこでノウハウをもって活用もできるかとは思いますが、その中で今現在、担当課としましても、いろいろ悩んでおるところでございます。 また、ここについては、府立大のサテライトオフィスとして活用ということも考えておりまして、こういった活用の中で、この施設の在り方を考えて、もしこれが今現在の条例等にかからないということであれば、そこのあたりも考えながら、条例改正というんですか、使い方をきちっとしながら、この利用を考えていければというふうには思っております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 先ほども言いましたけども、これ多分ネット会議でずっとされていくと思っております。その中での異業種交流会議だと思ってます。その中で、何でこの施設に集まらなければいけないのか、そもそも家でできるんではないのか、そういうふうに思うんですけども、この施設を借り上げなければならない理由というのは何なんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。テレワークもそうですし、ワーケーションという面もございます。当然、ワーケーションですので、ここに来ていただいて仕事をされるという形の施設でございます。そういった事業者、ワーケーション的に来られる事業者の方もリアルで話していただく場も持てれば、それはそれでいいのかなというふうに思ってます。 今の社会の方向性としては、テレワークというんですか、どこにいても仕事ができるというような形になってきておりますが、逆に例えば、アメリカなんかでは、GAFAというような大きい企業、これはやはり対面でというふうなことに移ってきておるというようなこういった報道もございます。両極に振れるというようなこともございますので、やはり、対面というんですか、リアルにそういう出会いを求められる事業者さんもおられると思いますので、こういった施設も活用していきたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ワーケーションというのが、どれぐらいの方がされてて、どれぐらいの規模のことが必要なのかちょっとよくは分かっておりませんけども、その中で、リアルに集まらなければいけない人であったりとか、例えば、家でZoomをパソコンを開いてできる方もおられる中で、例えば、いわゆる施設借り上げ料がこんなに要るのかなというのが単純な質問でございます。その中で、ちょっと時間がないので、いろいろと今後考えていただきながら事業進めていただきたいなと思ってます。 もう1点だけ、質問別のことでします。先日もありました出産準備支援金制度、これが創設をされました。今回の令和4年度の施政方針の中で、今後、子育てするなら与謝野町というのが、大胆な施策を打ち出していきたいと、まずは出産準備支援金を制度をするというふうに書いてます。 もう一方では、子ども子育て会議などの議論を踏まえて、野田川地域の認定こども園の新築計画については考えていきたいと、この2つのことが書いてます。一つは出産準備支援金で今回が上がってますけども、ということは、今年度中に野田川地域の認定こども園の新築計画についても出ていくということでよかったんでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 議員のご発言の中では、施政方針において、子育て環境の充実を図っていきたいということで、特に出産に係る費用を支援していくということと、この町で育つ子供たちの保育、教育環境を改善していく、充実していくという観点から、野田川地域における認定こども園の議論というものを加速をさせていきたいということを申し述べております。 この後段の野田川地域における認定こども園の建設などにつきましては、まず、私の選挙の中で、野田川地域における認定こども園の立地についても言及をしております。この言及についての比較検討、実現可能性について、庁舎内で議論していく必要があるという認識でおります。その中におきましては、子育て応援課が中心となりまして、現在、議論を始めているという段階でございます。 これからの議論の流れなどにつきましては、下川子育て応援課長から答弁をさせていただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 下川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(下川賢司) お答えさせていただきます。先ほど、町長からも発言がありましたとおりでございまして、現在、各関係課に徴取をしまして、早くて7月からそういう会議体を進めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(宮崎有平) ここで11時まで休憩とします。     (休憩 午前10時46分)     (再開 午前11時00分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 1番、杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) それでは、2回目の質疑を行います。本日は、朝5時10分から関西ええとこ発見、与謝野町でPR、読売TVで7時10分ぐらいから与謝野町が紹介されました。 織物業の方の人、今よく質疑が出てます岩滝温泉クアハウスと有線テレビが出られまして、谷口センター長と山下アナウンサーも出演されました。いうのが本日。ところが、朝刊見ますと、京都新聞が書きました「人気ランチレストラン休業へ、与謝野リフレかやの里、障害者就労支援の場、住民ら惜しむ声」とあるわけです。 そこで、農林課の資料を見ますと、リフレかやの里につきまして、よさのうみ福祉会の方が作成されました本年度の見込みと、令和3年度の数字が出ておるところでございます。これ見ますと、説明は受けてませんけども、見ただけですけども、レストランの売上げが一番多いわけですね令和3年。その次が風呂であって宿泊、で物販ときてます。この一番売上げの多いレストランが休業という報道もありますし、与謝野町の予算発表されました6月4日付の新聞報道でも、その時点でリフレかやの里の業務委託という報道がされてるわけでございます。 この間につきまして、売上げから見た見方と、今日の報道を読みますと、かなりの問題を含んでるんじゃないかと思うんですけども、農林課長の見解をお尋ねいたします。 ○議長(宮崎有平) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 農林課の提示しました資料、これは、よさのうみ福祉会の試算を共有させていただいたというものでございます。この間、昨年の12月からより具体的なレベルでの今後のリフレの活用について、指定管理者でありましたよさのうみ福祉会と協議を重ねてまいりました。その中では、リフレかやの里においては、就労支援A型事業を根幹部分でやっておられますので、やっていただいておりますので、それを令和4年度継続をするという一番の基本を達成するこの観点からいきますと、お風呂と宿泊、これが最も適当であるという結論に達しておるというものでございます。 一方では、本日の報道にもございますように、レストランについては、人気がございますし、また、農業者の観点からおきましても、食材の供給という点で効果があるということでございまして、現在、今もですが、地域を含めました協議会におきまして、レストラン、今の形いうのはなかなか継続は確かに難しいんでありますけれども、何らかのいい方向性が見いだせないかな、そういった議論は継続して行っておるということでございます。
    ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 私の記憶では、建設する時点で、非常に難しい問題ございまして、加悦谷バイパス沿いになかなか好立地なところに土地が見つからず、これならば、工芸の里と一体に、あるいは道の駅、あるいはSL広場一体にできる場所を見つけようということで、決定された場所であるというふうに思います。その道路から見えないところに何か隠れた里があって、そこに若い人たちがリュックをしょって訪れていただけるような施設にしたいのが当初の目的でありました。非常に難しいスタートだったんですけども、よさのうみ福祉会の努力もありまして、1,000万円の赤字と出てますけども、今日まできてると、私なりにこれ見て思うんですけども、通常営業をもしできるならば、レストランが、宿泊と同程度の売上げが見込めるわけですね。今宿泊だけ伸びてますから、京都府のキャンペーンがありまして、伸びてます。そこの数字になってきますと、かなりの好業績が残せるんじゃないかと思うんですけども、課長の見解はどうだったでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 今に至ります議論が特に活発化してきましたのが、昨年の年末から年始にかけてでございます。その時点では、なかなかコロナということの展望というのは見いだせない状況であったと思いますが、ここにきて、やはり、コロナの関連も集客施設等における影響もだんだん以前のような感じに戻りつつあるような雰囲気でございます。その辺も踏まえまして、引き続き、地域を踏まえた協議会におきまして、今回予算補正でお世話になっておりますけれども、それらを含めまして、限られた予算の中で、効率のよい運営を協議をしてまいりたいと考えております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) もう一つの重要な見方は、ご存じのように、地元の食材を使ってお客さんに提供するということで、六次産業化の拠点と今言われてます農業と商業と福祉の連携、農福連携、農商連携の拠点になり得る施設であるわけですから、ここは福祉課長と農林課長に答弁を求めたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 特に最近、近年におきましては、農福連携ということが大きく全面に出てきております。そういう観点からいきますと、リフレかやの里におきましては、農福連携事業をかねてから実施をしてきたということでございます。 今回、特に課題になっておりますのは、本館の運営でございまして、そこにおいては、就労支援A型という事業をされておるということで、ここについては、引き続き協議をしていくということでございますけれども、一方で、加工施設でありましたり、農業の営農、いわゆる作物を育てられたり、また、農家の手伝いといいますかをされると、そういった分野につきましては、より伸ばしていこうということで、同時に協議をしておりますので、そのあたりをしっかり見極めながら、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(宮崎有平) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 議員のほうから、リフレかやの里というのが、障害者雇用の場でもある。農福連携の北部地域における拠点というふうに捉えていただいておりまして、それは皆さんもそうなんですが、その面での福祉課としてどう思うかということで、ご質問いただいたのでお答えさせてもらいたいというふうに思います。 先ほど、農林課長のほうからありましたように、本館部分の就労継続支援A型事業所につきましては、今、7名の方が利用されております。与謝野町におきましては、4名の方が利用されております。 先ほど、農林課長のほうからありましたように、宿泊部分と入浴部分について、A型事業所を維持するためにということでありました。なかなか障害のある方というのが、いろいろな仕事というのを器用にといいますか、場面を変えて、この場面ではこういう仕事、ここではこういう仕事というふうに、切り替えていくというのがなかなか難しいというところがあります。仕事、今回から今日からこの仕事してよと、いきなり変わるということがなかなかできないということで、利用者目線に立った形で協議をさせてもらいながら、現状の宿泊施設と入浴施設は当面お世話になるということで、先々、利用者さんとの相談なり、就労の在り方を検討する中で、変更ということはあるかと思いますが、そこは時間をかけて、利用者の立場に立った形で福祉課としても支援をしていきたいなというふうに思います。ただ、なかなかいろんな仕事をその場、その場で対応していくということが利用者の方難しいところがありますので、そこのところ配慮をしていただいての、今年度の事業展開というふうにご理解いただければというふうに思います。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) そこで、今、福祉の観点から障害を持った方がレストランに7人働いておられます。それは大事、非常に重要です。その人たちのためにも、収入はこの難しい令和3年を乗り切る3,500万を超える収入があったと報告されてます。令和4年回復する努力をされれば、ここの数字に持っていけるんじゃないかと私は思うんですけども、こういった観点からもう一度計画を洗い直し、事業計画を見直し、いろんな観点から今、福祉のほうからもありましたし、総合的に見れば、まだまだいける施設だと、3,500万という収入は、与謝野町にとっては大変大きな収入を得る、またある面は、外部の方から来られた、外貨を稼ぐ施設でもあります。もう一度、町長、地元の皆さん、福祉会の皆さん、行政が力を合わせて乗り切っていくという決意をお願いしたいと思うんですけども、町長いかがでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 リフレかやの里の本館部分の利活用につきましては、よさのうみ福祉会に管理委託をさせていただいていると、今そういう状況にあります。この間、7月以降の営業をどのようにしていくのかといった議論を行っていく中で、障害のある方の就労をしっかりと支援をしていくという立場に立ち、お風呂、そしてホテルの営業であれば、継続した運営ができるんではないかといった結論を得ているというところであります。 先ほど来、議論がございましたように、私どももこの間、よさのうみ福祉会の皆様方と、議論を行っていく中で、感じ取っているのは、レストランを営業していくに当たっての、体制をつくるということが非常に難しいんではないかということでありました。この体制が確保できるという見通し、その見通しに基づく協議が調うということでございましたら、その方向性での修正ということも可能なんではないかと思っております。 いずれにいたしましても、私どもがこの間、協議をしていく中で認識をいたしましたのは、レストランの部分の営業につきましては、その体制を整えるということが非常に難しいという認識でございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) ぜひとも、地域の底力、あるいは行政の力で、この難局を乗り切る。こういうことでいきたいと思います。 次は、今井議員から質疑がありました新しい言葉も出てきました。新しい施策で三田商工振興課長、6月がデビューでございまして、期待しております。答弁いただきたいと思います。 事業者連携促進事業、予算額が160万円でございます。ここの中で今、今井議員からの質疑の中で、ワーケーションができるところというのが、今日的な答弁だったと思います。今井議員のおっしゃってました家から出まして、集まる場所を提供するんだという答弁でございました。 そこで、大きく報道されて私も見に行ったんですけど、宮津市は、前尾記念館を大改装いたしまして、クロスワークセンターMIYAZU、ワーケーションと交流中核拠点、我々のやったことが化学反応が新たな価値を生み出す、言い換えれば、いろんなものが交ざり合えば、イノベーション、技術革新が起こるという大きな見出しで報道されている前尾記念館のクロスワークセンターMIYAZUでございまして、ちょっと残念なんは、予算規模からしても、160万円でスタートを切られるわけですけども、残念なことに、財源の予定が書いてないんですね。これは、国を挙げてコロナの後の時代は、ワーケーションということで進んでるのでありますので、なぜその国の財源とか、京都府の補助とかにアタックしなかったいう点をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。財源のほうについては、産業振興基金のほうから、これを用いるということでございまして、議員おっしゃるように、国の補助、今でしたらデジタル田園都市構想の補助金等がございますが、それに手を挙げるときより後に立案ということになりましたので、そのデジ田の事業にこれが該当するかどうかいうのは、やっぱりそこの計画の中で、申請をして採択をされるということでございますので、該当するかどうかいうのは分かりませんが、端的には時機を逸したというところでございます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) この前尾記念館の報道によりますと、京都府外から5社ですね、京都府内から4社がここに集合されたわけですね。そこでスタートしてますんで、立地から見ましても、可能性は大きくあるわけなんですけども、今、課長の答弁にありましたように、もう少し財源の確保に頑張っていただきまして、新しい展開ができるんではないかというふうに思いますんで、もう一度答弁お願いします。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。議員おっしゃいますとおり、このデジタル田園都市構想、この交付金につきましては、今現在も現存するということで、アンテナのほうを張るというんですか、それの情報については、当然、商工振興課のほうでも企画財政課のほうでもアンテナを張って、情報は収集のほうしておりますので、もし例えば、こういう大きな事業を考えるときには、大変有効でありますので、当然、検討の一つには入るということでございまして、そういうことを考える際には、当然それを念頭に置いて、事業立案のほうしてくるということになるというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) そこで、副町長にお尋ねいたします。新しい今の事業を含めまして、選挙の年ですと通年骨格予算が3月に組まれまして、6月の今議会でもう少し肉づけ、しっかりしたものができてくるんではないかという期待感もあったんですけども、なかなか、私自身ちょっと物足りないかなというふうに感じております。 そこで副町長に、この4月、5月の取組も含めまして、この6月補正予算につきまして、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。今年度選挙の年ということで、骨格予算でスタートをして、今定例会で肉づけの予算を提案されております。内容はともかくといたしまして、4月、5月の状況はということなんですけども、基本的に予算編成を当初予算を立てますときに、今年度に限りましても、骨格予算ながら、各課のほうからは、通常の予算要求を行っております。査定の段階で骨格予算のほうに回す分と、肉づけ予算に回すものを振り分けた形で今回提案をさせていただいたということですので、当初、予算要求の段階で、一定原課から予算要求のあったものを今回プラス、オンさせていただいて、提案をさせていただいているという形になってます。ですから、国の補助金関係につきましては、それまでに一定、リサーチをかけて、充てれるものには充てていってるということになりますので、そこは、そういう形で今回は予算編成をさせていただいたということになっております。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 副町長の答弁にありました国の補助金等々の答弁ありました。その新しい政策過程の説明資料に、このワーケーションの取組もはじめ、この財源が1つだけ書いてありまして、後は書いてないんですね。書けない理由もあると思うんですけども、副町長、この財源があえて書けなかったのか、書かなかったのか分かりませんけども、答弁を求めたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。財源を記入しなかったというのは、私も正直分かりませんけども、先ほど課長が答弁させていただきましたように、基金を充てさせていただくというのがまず予算の編成上そうさせてもらってますけども、例年京都府の地域づくりの、京都府の単費の補助金がございます。これは年度末にならないと確定しませんので、当然、この取組事業についても、京都府のほうのそういった補助事業のほうには申請の対象として上げていくということは可能だというふうに思ってますので、最終的には京都府の幾らかの補助金が頂けるんではないかというふうに考えてます。 ○議長(宮崎有平) 杉上議員。 ◆1番(杉上忠義) 苦しいときこそ、町民に寄り添った行政を期待して、2回目の質疑といたします。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 6番、渡邉議員。 ◆6番(渡邉貫治) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 ページ38ページ、建設課関係になります。 道路維持管理工事費600万など、町道改良工事などがありますが、町道において、まだ家の前で右も左も町道であり、つながっているところが砂利道というようなところが、私の目の横にあるわけでございますが、町道というものは、下水の配管も通っております。やはり、せめて舗装ぐらいはお願いできんもんかなというふうに思っておるわけでございまして、改めてちょっと生活道の基本をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 柴山建設課長。 ◎建設課長(柴山進) 先ほどのご質問にお答えいたします。与謝野町の町道におきましては、舗装ができていない路線は、おっしゃってる場所以外にも、まだ何路線かございます。 今、おっしゃってるところは、網野岩滝線の先線だと思うんですけども、そこにつきましては、京都府の道路計画がございます。したがいまして、そこに公費を投入して、今、整備するいうふうには考えておりません。 ○議長(宮崎有平) 渡邉議員。 ◆6番(渡邉貫治) 今、課長がおっしゃられました京都府の道路工事というものは、計画に上がっております橋の部分の一部のことを言っておられると私は思います。でもその岩滝橋があり、その下にもう一つ橋をこしらえるということは、今、全然話に持ち上がっておりません。ということは、その話が持ち上がってないということは、ずっとそのおうちの人たちは、砂利道でおってくださいということですか。 ○議長(宮崎有平) 柴山建設課長。 ◎建設課長(柴山進) おっしゃるところにつきましては、各ご家庭の主要となる道路は舗装されていると思います。また、京都府のほうにも、継続して要望は行っていきますし、しばらくはこの現状でご勘弁いただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 渡邉議員。 ◆6番(渡邉貫治) できますれば、簡易舗装でもよろしいんで、少しでも住民の人たちの生活向上につながっていただけるように、また考えをしていっていただきたいと思っております。 それでは、もう一つ聞き忘れましたので、お聞きしておきたいと思います。 リフレのかやのことでもう一つお聞きしておきたいと思います。 リフレかやの里も先ほどからたくさんお話お聞きしておられますが、私、どうも解せないのが、今回、お風呂とかいうのはしますよ、ただレストランが休みますよという形のことを言っておられます。そのレストランを新しく仕事がしたいとかいうふうに考えておられる人たちに、もし商売とか、料理とかしたいと考えておられる人に、使っていただくということは、よさのうみ福祉会ですか、いうような全体像を皆お渡ししているので、そのようなことは毛頭考えれないということなんですか。新しい人にそこでちょっと商売、あるいは集客施設もあるので、挑戦をしていただきたいという考え方は持っていただけないかどうかいうことをお聞きしておきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 昨日の温泉のお湯の利活用でありましたり、また、本日のレストラン部分の異なった次の活用ということにつきましても、全て検討の範疇に入れておるということでございます。 ただ、昨日答弁いたしましたように、お風呂のお湯につきましては、基本、今、お風呂の老朽化が、それ以前の課題となっておりますので、なかなか今すぐのテーブルということにはしておりませんけれども、レストランの厨房部分につきましては、検討を協議をしておるということでございます。結果についてはまだ協議中ですので、何ともこの場では申し上げれませんけれども、考えの中には持っておるということでございます。 ○議長(宮崎有平) 渡邉議員。 ◆6番(渡邉貫治) 与謝野町の町の人たちにも新しい挑戦という形で、そういうような場を与えていただくということを考えていただきますようお願いして、終わります。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 3番、野村議員。 ◆3番(野村生八) それでは、補正予算の2回目の質疑を行います。まず、テニスコート夜間照明ですね、44ページの設計監理が出ています。これについて、社会教育課長ですかね、質問します。 まずこの頂いておる資料で、求めた資料で、先日答弁もありましたけども、当初は312万の設計監理ということですが、それが今回の形に増えてるわけですね。なかなか教育局のほうではめどをつけるのが難しいという答弁もありました。 端的に言えば、ここに書いてあるように、工事費の割合によると書いてあるわけで、これだけ上がったということは、このときの当初の予算額よりも、実際の工事費はさらに上がっていくという見通しなのかどうかお聞きします。 ○議長(宮崎有平) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 議員ご質問の、今回、資料としまして、スポーツ振興補助金のほうに資料提出しておりまして、それに基づきますと、工事費のほうが3,380万程度ということで出しております申請のほう。これより、今後、設計していった段階で増えていくんかどうかというご質問でございます。可能性としては、増える方向であると思っております。この申請自体は、令和3年中に作成しておって、申請してますんで、その後の社会情勢とかいろんな情勢があってきますんで、資材の関係も上がってくるんだろうなという想像をしております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) そもそも資材の関係というよりも、工事費の一定割合からそのときの管理費が出されてるから、現実に予算要望かなり増えてるわけですから、工事費がかなり、資材だけでこれだけ増えるという見込みで出されたのですか。 ○議長(宮崎有平) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) すみません。答弁のほうがおかしかったんかと思います。先ほど、今、工事費のほうの話をさせていただきまして、野村議員のほうからは、設計監理の話でよろしいですか、470万円の設計のほうを予算でお願いしてまして、スポーツ振興くじのほうの設計監理のほうは310万程度の見積りでお願いしますんで、その差が若干150万程度増えとるということを回答させていただいたらよろしいですか。 先ほど言いましたように、工事については、そういうふうな増える予定ということと併せまして、スポーツ振興くじに出させてもらったときの110万余りの設計監理費につきましては、こちらのほうで、昨日説明させていただいたと思うんですけども、業者のほうから見積り取って積算していったわけではございませんので、1業者のほうから、補助金申請するために、どれぐらいかかるだろうかいう、大まかな見積りをもらった段階で出しておりますので、その差があるということでご理解いただけたらと思います。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) この夜間照明については、ほかの2つの施設をここに統合して、ほかの2つの施設は使わないという話で、今までにもう合意なされてるという、議会でも報告されたということなんで、それについては言うつもりないんですが、今回のこの予算出される前に、利用者との話し合い、要望というのは、どれだけこの中に反映されているのでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 旧町にそれぞれ1つずつ、テニスコートとナイター設備がありまして、それをここ2年をかけまして、3つともナイター設備についても、老朽化が進んでおりまして、全部を維持していくことがなかなかできないということで、ここ2年ぐらいをかけまして、利用者の皆様方と協議をさせていただいてきました。そういう中で、利用者の皆様の中の大方の方とご了解いただいておりますのは、最終的には岩滝にあります城山公園のテニスコートのナイターを存続させていくということで、やり変えていくというところまで、合意をいただいているということです。 今、野村議員のほうの質問ですけれども、今回、やり変えていく設備のほうが、利用者の皆さんとどれぐらい合意が得られとるかというご質問ですけれども、現在、利用者の方とはまだ話ができてません。今回、設計監理業務のほうお世話になっておりまして、業者のほうが決まりましたら、その業者と相談していく中で、利用者の方のご要望なり、ご意見なりを聞いていきたいと思っておりますので、今後のことになるということでございます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 話の中で、多分、この計画はさらに増額になっていくだろうというふうに思います。もう一つ大きな問題は、実際、これ進めていったら、地下のケーブルがそのまま使えるかどうか分からないという委員会の中で答弁がありました。そうなると、それやり替えるとなると、どれぐらいの工事費になる見込みなのかお聞きします。 ○議長(宮崎有平) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 委員会のほうでも説明をさせていただいておりまして、今、野村議員からありましたように、城山公園のテニスコートにつきましては、現状、地下埋設で電線が見えない状態になっておりまして、それが使えるかどうかというご質問を委員会のほうでもいただいております。現在、その調査とかができてない状態です。設計業者が決まった段階で、その調査等含めて、工事費を算出していくということになっておりますので、現在、先ほど申しましたスポーツ振興くじのほうに申請しております工事費は、業者から見積りを頂いたというものでございまして、正確な設計を行った後の工事費は今後になるということです。 先ほど少し触れましたですけれども、その3,400万円程度の工事費につきましては、先ほど言いましたように、いろんな諸事情がありますので、増える可能性はあるというふうに認識しております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 委員会の中では、もしそれをやり直すのであれば、コート面がそのままでは使えないんで、コート面もやり直さんなんと。言えば、ほとんど最初からやり直すような、そういう工事になるんではないかなという指摘もされてまして、大きくそれが増えれば、ちょっとできるかどうかというその不安な答弁もありました。 しかし、聞いていると、本当に大事な施設、3つの施設を1つに、夜間の使える部分だけですが、いうことなんで、曖昧に今後どうなるか分からんじゃなくて、どういう形になろうと、しっかりしたこの際、利用者が本当に望むものを造っていくというそういう構えでぜひお願いしたいと思ってますが、これは誰に聞いたらいいでしょうか。財政の方ですか、副町長よろしくお願いします。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。利用者の方の利便性を考えるというのは、これは、教育委員会も十分させていただけるというふうに思ってますけども、個々の内容について、いちいち利用者の方から聞いていくというのは、ちょっと無理があるのかなというふうに思ってます。ただ、設計をしていく段階で、協会とか、そういうところの皆さんと懇談を持つというのは、これは有意義なことだろうなというふうに思っておりますので。いずれにいたしましても、限られた財源の中で実施をしなければならないというのもございますので、そこは、またしっかりと、今後、事業計画を立てていってくれるんだろうなというふうに思ってます。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 限られた財源の中でということが、前の答弁でもあったわけですけども、やるときにはしっかりとしたものを財源確保しながら、つくっていただくことが大事だと思っています。 公共施設総合計画の実施計画でも、これは4,160万円ですか、いう形で出ていまして、あまりこれはきちっとした積算じゃないよという答弁ありましたので、ちょっとがっくりして、全体読んだのにと思っとるわけですが、これ潰すだけなら補助対象にならないけども、こういう統合すれば、その設備をなくすのは財源の補助があるのかどうか、企画財政課長いかがでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 基本的には、こういったスポーツ施設でございますので、文科省ですとかそういったところが用意しておる補助事業は、基本的にはないというふうに思ってます。ただし、先ほどから言うておりますように、totoの宝くじの財源を活用したスポーツ宝くじ、スポーツ振興くじのそういった中での一定の事業補助がございますので、それを申請して、採択を受けていくということにはなっております。 もう一方で、先ほどクアハウスの例を説明させていただいとったと思うんですけども、過去には、地方創生の名の下に、例えば、拠点整備交付金というようなものがあったりします。ただこれは、いつ用意されてだとかいうことは、どこでも分からない話で、例えば、今、参議院選挙が始まりましたけども、そういった選挙の後なんかに、経済対策だとかそういうようなんで、事業化がされる場合もございますし、時の状況をつぶさにアンテナを張りながら、活用できるものがあれば、活用していく、ただ、今回の場合は、もう一定の補助スキームが決まっておりますので、そういったことにはならないと思いますけれども、今後、そういった事業をしていく上では、補助事業を常に頭の隅に置きながら進めていきたいと思ってます。 なお、議員のほうからありました撤去に対する補助、新たなものを造ることを前提に撤去をしていくにつきましては、補助ではないんですけども、起債の制度の中で、公共施設適正化事業債というものが全国でやはり、公共施設が築年数がかなり増してきて、国全体的にやっぱり公共施設の整理が必要になってきとるという時代背景の中で、国がそういった設備を更新されるものに対して、今、議員が紹介されましたように、取壊しだけではこれはありません。資金手当としてはあるんですけども、資金手当はあるんですけども、交付税算入がないというようなものになっておりますので、これは、自治体の首を絞めるだけということになりますので、毛頭使おうとは思ってませんけども、新たなものを複合化ですとか、新たなものを造っていくということになると、交付税措置が50%なんですけども、そういったものも起債の制度としてはあるというふうにご理解いただければと思っております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 今回、ほかの施設の夜間照明撤去は含まれていません。これを統合するということですから、多分、使わないということが前提だと思います。そうであれば、今の答弁であれば、そういうことも含めて、全体を見直すということも必要ではないかなというふうに思ってますが、社会教育課長か、企画財政課長かどちらかお願いします。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうがおっしゃられましたように、3つのある施設を1つに統合していくということになると、先ほど私が申し上げましたような、起債の制度いうものについては、適用可能だというふうに思っておりますけども、先ほど申し上げましたように、起債事業は、どういった適債性をもって採択されるかということはあるんですけども、私どもが考えていく中では、昨日の議論にも戻るんですけども、10億の起債上限枠を堅持しながら、中で進めていくと、その配分はいろいろと考え方がございましょうが、その中で考えますと、交付税措置が50%の適正化事業債を活用するよりも、もう少し有利な例えば合併特例債もまだ残高がございまして、それも年度が限られておりますので、そういった有利なものからまずは充て込んでいくということが求められるんだろうなと、後年度負担はやはり、軽減していく視点を持たないと、その制度があるからそれを活用するというのでは、得策ではないというふうに考えておりますので、補助事業の補助裏として、やはり起債の制度も活用しながら、先ほど、野村議員が言われた3つの施設を1つにするというのは、その公共施設適正化事業債の考え方にも十分沿う考え方ですので、他のもう少し有利な起債を活用する上でも、同じことが言えると思っておりますので、そういった視点で物事を考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 公共施設の基本計画、実施計画の趣旨からいっても、そういう方向で実際事業するときには、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 次に、26ページの民生費の上段にあります講師等謝礼5万円について、福祉課長に質問します。 説明では、重層的支援体制整備事業に関する研修費という長い名前ですが、この内容はどんなものでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。 重層的支援体制整備事業におきましては、国のほうの社会福祉法の改正が平成29年に行われまして、その中で、地域共生社会の実現に向けてという考え方の中で、議論がまず始まっております。それ以降、この重層的支援体制整備事業におきましては、令和3年4月から努力義務という形でやれるところはやっていこうというものになっております。 当初、社会福祉法の改正によりまして、地域共生社会の議論があって、その中でこの重層的支援体制整備をどう行っていくかいう議論の中では、私どものほうとしては、あまり必要ではないんかなと当初考えておりました。といいますのは、制度によって、子育て分野は子育て、障害分野や障害、高齢は高齢、生活困窮者は生活困窮者の支援、それぞれが取り組まれておるわけですが、その全体を包括する形で、相談体制を整備していこうという考え方につきましては、コンパクトな町でこの加悦庁舎において、障害分野でありますとか、高齢分野、子育てにおきましても2階の子育て応援課で相談ができますので、包括的な相談者というものをさらに置くという必要というのが、あまり感じないなというふうなことを思っておりました。ただ、コロナを経て、その考え方だけで縦割りの中での制度を相談者に提供していくというものは、やはり今後厳しいのかなと、この考え方自体はやはり、うちの町にとって合う、合わないということはあるにしても、検討して議論していく必要があるんではないかなということを考えております。 この頃の重層的支援体制整備事業の考え方におきましては、地域の社会福祉協議会と行政とが手を携えて、このことについて取り組んでいこうということで、特に京都府の社協さんなりが、地域の社会福祉協議会に研修会をされたりとかもされてるんですが、なかなか地域に合った形でのこれを組み立てていくというのは難しいなというふうに思っております。 地域の相談者、制度ごとにたくさんおられますので、それをどう構築していくかということでは、まず、社協さんとか、ケアマネさんでありますとか、障害のサービス事業者さんと一緒になって、この制度について検討していくことが必要だと、そのために、今回上げさせてもらいました一緒になって研修をしていくということをまず取組をしていきたいなと思っております。以上です。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 田辺課長にしては、えらい後ろ向きだなというふうに受け止めているんですが、この講師というか、研修をされるという予算を出されたということは、これを進めるという、そういう意思で出されているというふうに受け止めてます。 そういう意味では、この町にはどうかという点では、私はこの町にこそ、この取組がふさわしい取組ではないかなと、いわゆる委員会でも言いましたが、協働のまちづくりというのも随分前から取り組んできています。これは全国に先駆けてどんどん進めてきていて、福祉の分野ではやすらだけではなくて、中小企業振興条例をつくる、基本条例つくる中でも、業者だけでなくて、福祉、農業、そして消費者含めたそういう重層的な形で型にはまったものではなくて、そこの皆さんでつくり上げられたと、まさに重層的な私の言葉では協働ですが、やってきた町だというふうに思うんです。 そういう点では、もっと積極的に取り組むことがいいのではないか、ただし、国の言うとおりするとひどい目に遭うことがよくありますんで、やっぱりいいとこ取りといいますか、この町にふさわしいものはつくらなければならないと思いますが、その点で、再度お聞きします。 ○議長(宮崎有平) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 議員のご指摘ありましたように、後ろ向きではないかというふうに言われたんですが、議論していくことが大切だと思ってまして、ただ、答えがなかなか見つけにくいなというところを後ろ向きというふうに取られたんかなというふうに思ってます。キーワード的なこととか、それから先進地での体系の在り方だとかいうものを見ていても、なかなかうちの町でそれをこういうふうに取り入れたら形になるなというのがなかなか難しいなというふうに思っております。 ただ、先ほど野村議員から言われたように、地域の力というのは、確かにこの地域にあるというふうに思っております。その地域の力を持っておられる方々と協働で相談をしながら、形につくっていければ、それが具体的に形になるんではないかなというふうに思っておりますので、私がちょっとイメージができないということはありながらも、皆さんのご意見をお借りしながら、形にしていけるというふうには思っておりますので、それを一緒に進めていくということについては、やっていかんなんなというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 言われたように、この町は地域の力はすごく大きい力を持っておられるというように思います。しかも、この内容は、福祉課がやらなければならないような、そういうことには全然なっていないですから、そこは心配しなくてもいいんではないかと思ってます。それはなぜかというと、私もびっくりしましたが、農林水産省からもこの内容が出てるんです。農林課長にお聞きするんですが、そこから福祉の内容が提示されて、農林水産省としてはこういう形でやるということ、提起がされてますが、農林課長はこれをどのように受け止めておられますか。 ○議長(宮崎有平) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 福祉と農業の関係につきましては、やはり、先ほど答弁でも別に申し上げましたが、農福連携という点では、十分より前面に出てきておりますし、そういう意味では、リフレかやの里であったり、実践をされておりますので、まさにそれが該当するのではないのかなというふうな受け止めをしております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) 私もこれ読んで、まさにリフレは、早くからこの趣旨でこの町は取り組んでいると、そういう意味では、今、るる論議されてますが、財政的な問題でリフレをどうするかというそんなことを議論しているような時代ではなくなってきてるんだなと、8年間でいろんなところが事業に関わって変わってきてると感じてますが、ここまで変わってるのかという一つだと思っていまして、そういう意味で、こういう立場でリフレももう一度捉え直さないと、言わばこれ国がかなり力を入れてます。言ったように、国が言ってるからすればいいってもんじゃないですけども、こういう点では今までの協働の先進的な取組は、今から全国的には国がやろうとしてるというふうに受け止めるべきだと思ってまして、この実践例のリフレ、あるいはやすらの里、クアハウスもまさにそういう意味では、この中に取り込んでいかれるし、地域づくり、まちづくりが入ってるわけですから、その担当課はもちろん入っていかなきゃなりません。 もう一つ指摘すれば、財政の組替えが全く変わるわけです。今、介護保険に入ってるお金が、一般会計に替えるということも書いてあるわけですね。一括交付金だってこと。企画財政も全く変わってくるということで、今までの町の在り方が変わっていく、そういう意味では、総合窓口になってますんで、高岡議員が指摘されたそのとおり、今の3つの役場に地域振興課がある。ここがこの住民との窓口になるどころか、さらに、身近なところ、庁舎でないところにもこの窓口をもってということが書かれています。そういう点では、今までの庁舎の在り方とは全く変わってくるということで、この問題については、ぜひ、福祉課だけではなくて、全体的に捉えて、公共施設の総合計画の検討委員会ありますが、もちろんそこも含めて、ぜひ、議論していただく必要があると思ってまして、この点について、町長お聞きします。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思います。 先ほど来、議員から指摘がございます重層的支援体制整備事業については、特に属性を問わない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に社会で推進をしていこうということでございます。この点につきまして、私が思いますのは、近年社会自体も複雑、多様化をしているという状況でございます。そのような中で、地域の中で様々な要因を含めた事象というものが一つに表出するということがございます。その一つの事象をいかに社会で支えていくのか、いわゆる、社会問題化できるかということが非常に私は重要であるというふうに思っております。 そうした観点から、地域ぐるみで多様で、そして重層的な支援体制を構築していくことによって、この事業の願意というものを実現をしていきたいというふうに思っております。 今回、私どもが予算提案をさせていただいてございますのが、研修、講師等の謝礼ということでございます。恐らく、全国各地の事例、そしてその事例がなぜその地域で実践をされているのかといったことも含めて、学習、学ぶことができるのではないかと思っております。 我々といたしましても、福祉課のみならず、役所全体の組織の中で、この事業を受け止め、推進をしていきたいと考えております。 ○議長(宮崎有平) 野村議員。 ◆3番(野村生八) ぜひ、全国先進の協働のまちづくりに挑戦していただきたいと思います。 最後に、苦言を呈しておきます。 あまりにも予算の計上が、安易になされてるのではないかというふうにこの間の答弁聞いてまして思います。予算が通ってからこの予算に基づいて実際が、具体化がされていく、そうではなくて、やはり、今の中で、できるだけどういう形になるのかを突き詰めた上で、必要な予算を議会に求めていくと、こういう形にしていただく必要があるだろうと思っていますが、これについては、答弁は結構でございます。 以上で、質問を終わります。 ○議長(宮崎有平) ここで、午後1時35分まで休憩とします。     (休憩 午後0時07分)     (再開 午後1時35分) ○議長(宮崎有平) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 議案第55号の質疑を続行します。 質疑はありませんか。 10番、永島議員。 ◆10番(永島洋視) それでは、補正予算2回目の質問をさせていただきます。 先ほどの質疑を聞いておりまして、ちょっと疑問点が出てきましたので、その確認の意味での質問をしていきたいというふうに思います。 ページでいいますと、22ページの公共施設のマネジメント推進委員会、ここに報酬が計上されています。この委員会ですが、これは、認定こども園について議論をするのかというそういう質問があります。町長の答弁では、することになるだろうと、そういう答弁であったというふうに思うわけです。それに対して、先ほど、子育て応援課の課長が質問に対して答弁した内容というのは、このマネジメント推進委員会と別の組織で認定こども園の問題は協議するというような答弁であったというふうに思うんですが、その点を確認をしたいというふうに思います。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま、議員から頂きましたご質問にお答えいたしたいと思います。 先日来、議論がなされておりますように、公共施設等のマネジメント推進委員会におきましては、与謝野町の公共施設全体における議論ということになると認識をしております。その中で、これまでの経過を踏まえますと、野田川地域における認定こども園や、社会教育施設の在り方についても議論がなされていくものと考えております。 一方で、この会議体の中で、特にどの施設かを取り上げて、個別計画を取りまとめていくということにはならないというふうには思っております。その上で、私が先ほど申し上げましたのは、私が選挙において公約として掲げた野田川地域における認定こども園の位置、これは、現有の認定こども園保育所用地跡地を基本とするという方針、この方針について、実現可能性がいかなるものなのかということ、これらを庁舎内では議論していきたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) 今の答弁は、もう一回確認しますが、いわゆる町長が現在の位置、保育所の位置ですね、そこを基本にして、野田川認定こども園の位置を考えるという、町長選の出馬のときにそういう表明をされたということですが、そのことが妥当かどうかを先ほど担当課長のほうが答弁した、その委員会で議論をするということでいいですか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。
    ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 先ほど、議員からご指摘がございましたように、ご理解をいただければと思っております。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) どうも、対応がちぐはぐというのか、そうであるなら、このマネジメント推進委員会で議論をする認定こども園の問題というのは、何を議論をして、まず新たな委員会の名前、一般住民を交えたような委員会としてそれが組織されるのかどうなのか、ちょっとその点をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほど答弁をさせていただきましたように、選挙を受けて、私のほうから皆様方にご提案を申し上げました野田川地域における認定こども園の用地、これは、現有の認定こども園保育所用地を基本として計画を進めていきたいということでございました。このマニフェストにおける実現可能性を庁舎内の職員の中で検討していくということであり、一般の住民の皆様方を含めた会議体は想定していないというふうにご理解いただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) であるならば、この公共施設のマネジメント推進委員会の中で、議論をしていくそういう準備の職員間の協議だというふうに理解をしたらよろしいですか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 先ほど、私のほうからは、役所内での議論を進めていきたいということを申し上げました。その中におきましては、私が選挙において申し上げました提案についての、実現可能性を議論していくということでございます。 したがいまして、この中で議論される内容についてでございますけれども、一定の方向性を持ったときに、住民の皆様方に対し、議論を開いていくということになろうかと思っております。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) 大体分かりました。であるならば、このマネジメント委員会と並行してこういう協議をやられるわけですね、職員間で。それは、スケジュール的にはどういうようなスケジュールが予定をされて、いつ頃までにそのマネジメント委員会のほうと調整ができるというような想定で今は進められているのか、その点を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。先ほど町長が申し上げましたとおり、庁舎内での議論をこれから始めようということで、まだ正式にその組織体が発足しているわけでもございませんけども、これ我々のやはり、マネジメント推進委員会が発足しますので、それに合わせて我々も並行してということですので、こっち側の委員会が先んじるとかいうことではなくて、マネジメント推進委員会の動向を見ながら、どういった話になるのかというのも参考にさせていただきながら、進めていきたいです。 ただ、野田川の認定こども園につきましても、規模感ですとか、そういうものもやはり2年前、3年前に計画していたものより、やっぱり見直すところは見直す部分もあると思いますので、まずはそういったところから、規模感的なものも含めて、関係課で議論ができればというふうな思いでございますので、スケジュール感としては、やはり、マネジメント推進委員会がどういう認定こども園に限ってですけど、どういう進み方をするかによって、スケジュール感は変わってくると思いますので、そこは、いつまでにというふうな目標はないですけども、できるだけ今の町長がおっしゃった現有の施設で、可能なのかどうなのかというのは早めに結論を出して、面積的にも含めてですけど、そこはやっぱり調査をしていきたいというふうに思ってます。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) 大体分かりました。私は、全く別の組織として、これが認定こども園の問題だけが公共施設のこの問題とは別に一人歩きをして、委員会が立ち上げられて計画づくりがもう一回やられようとしておるんかなというふうに思いましたので、質問をさせていただいたということです。 それで、この第三者委員会の提言の中には、こども園の規模、それから教育・保育の質、定員、これについて議論が必要だということが書いてあるわけです。場所の問題が大きな課題にはなっておりますが、それとは別に、認定こども園の在り方自体にも疑問が呈せられているわけです。これについては、どういうような議論を協議をされるのか、予定をされておるのか、その点を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。当然、最近の出生数を見ましても、先日も議論になりましたけど、減少傾向にあるということですし、それから、特に野田川地域は、三河内幼稚園の跡に民間の幼稚園といいますか、児童施設もできましたので、そこもいわゆる一つの部分をお世話にならんなんというふうなこともありますので、やはり、全体的な中で、出生数も含めながら、規模感を決めていかなければならないんだろうなというふうには思ってます。そういうことをまず始めていかないと、なかなか規模感が分かりませんので、まずはそこから議論になるのかなというふうに思ってます。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) 最後、意見申し述べたいというふうに思います。 私はこの問題、公共施設の統廃合、特に認定こども園の問題がいろいろと問題になったその関係もありまして、認定こども園の関係しておられる職員の皆さんだとか、そういう父兄の方含めて、いろいろと意見を聞かせていただきました。やはり、私思いますのは、認定こども園、保育園は、学校とは違う。今まで関わってきた母親と離れて初めて自分1人で生活をしていく、そういう第一歩になるわけです。認定こども園なり保育園は。そこには、やはり一人一人に深く関わっていく、そういう保育体制が私は必要だというふうに思うんです。そういう意味でいうと、大規模園が決して私は必要ではないと。もっと小規模で深く関わってあげられるような認定こども園にするべきだというふうに思いまして、野田川地域に1か所なんていうことを言わずに、やはり、もっと柔軟に考えて、子供のためにどうあるべきかという観点で物事を考えていただきたいと、もう一回整理していただきたいということをお願いをして、質問を終わりたいと思います。何か答弁ありますか。 ○議長(宮崎有平) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 議員のただいまのご意見は、お伺いをさせていただきます。これは考え方がいろいろあるでしょうし、我々としましては、子ども・子育て会議が意見として答申を出されたのは、各地域に1か所の認定こども園、規模は別として、これが、我々の基本になってますので、現時点ではやはりこれを尊重して、話を進めていきたいというふうに思ってます。 ○議長(宮崎有平) 永島議員。 ◆10番(永島洋視) 終わろうと思いましたが、今の答弁で、少し言っておきたいというふうに思います。確かに、子ども・子育て会議の答申はそういう答申が出とるんですね。しかし、今現在、大規模園に対する意見はいっぱい出てきとるんです。やはり、この大規模な認定こども園が適切なのかどうなのか、そこの検証をまずしていただいて、その上で計画を見直す必要があるなら、やはりきちっと見直していくべきだろうと、何億もかけて大きな園を造ってから、それは後戻りはできないということですので、子供のためにいかにあるべきなのか、もう一回検証していただいて、議論をスタートしていただくということをお願いをしたいというふうに思います。終わります。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。 13番、家城議員。 ◆13番(家城功) 今のこの時点で、とやかく議論をしてももう既に遅いのかなという思いがあるので、お願いというような形になるかも分かりませんが、まず最初に途中で終わりましたクラウドファンディング事業、また、今日朝、今井議員からもありましたテレワーク事業の答弁を聞いておりますと、非常に理解に苦しむ思いでございます。 私の後に永島議員が質疑されまして、業者が経営に関わる部分にも介入することが非常に危険なことであるいうことも理解をしてほしいというような質問をしていただきましたが、私もその思いでおります。 行政が事業者に関わる部分、形というのが、なぜ必要なのかということを今後のこういった事業に関しては説明を必ず頂きたい。こういうことだから行政が関わる必要があるんですよと。というのは、この補正予算書にもありますが、例えば、空き家対策にしても、それなりの効果は現れて、移住者も増えているというようなお話は町長からお聞きしておりますが、一方で、空き家に登録された方が借りられて、トラブル、裁判沙汰にもなっているというような事案もお聞きしております。 行政が責任が取れる範囲で関わっていかないと、こういったことに巻き込まれる、その責任が取れるかどうかということが一番大事になってくるというふうに思っております。そういったことも含めて、今後の事業の組立てには、先の先まで読んだ計画を立てていただく、それが野村議員の最後におっしゃった、もう少し考えて提案をされる計画を立てられるべきじゃないかという部分に当てはまると思うのですが、まずその辺、町長いかがですか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 私どもが予算編成、また事業の立案をしていくに当たって、様々な要素、そして展開を想定して、できる限りの準備をした上で、議会での説明に望んでいく、あるいは、関係者の皆様方と折衝していくという姿勢が重要であるというご指摘であったと思います。そのご指摘につきましては、ご指摘のとおりであると認識をしております。 我々といたしましても、一つ一つの事業を進めていく中で、将来の展開、あるいは課題感、こうしたものを十分想定をしながら、できる限りの説明ができるように、引き続き尽力をさせていただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 家城議員。 ◆13番(家城功) それと、午前中の今井議員の質疑の中で、テレワークについての質疑がありました。この中で、商工会が受皿になるべく事業じゃないかという質疑に対して、課長のほうから、商工会にはそういったノウハウがないという発言がされました。私はてっきり、この昼休みの終了後の一番最初に訂正の答弁があるのかなと思ったのですが、なかったということは、まだそういうお考えのことなんだろうと思います。 商工会には、全国商工会連合会という組織がございまして、それが各都道府県に枝が分かれております。その枝の中から、京都府商工会連合会の傘下に与謝野町商工会も入っておられます。私が、お世話になっておりました17年前まで、私も商工会で勤務をさせていただいておりましたが、辞めた17年たってでも、私が今携帯電話の中にもまだ50名以上の商工会の指導員の方との連絡が取れる体制、いまだにお話ができる体制はできております。ネットワークは十分にございます。そういったことも綿密に商工会とこういった事業をしていく中で、協議されて組み立てられたというような答弁には聞こえませんでした。 また、商工会に対しては、団体補助金として、商工会特別補助金と普通補助金と合わせて恐らく4,000万以上の事業費が行っていると思うんですが、ノウハウのないとこにお金を出しているわけじゃないです。こういったノウハウを生かしていただくその手助けをいただくために、こういった事業費を予算立てしとるわけですから、しっかりとそういった団体、また組合などを利用していただいて、また相談していただいて、こういった事業につなげていただきたいというふうに思いますが、町長その辺いかがでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 私どもの行政運営を行っていく中で、住民、事業者、そして、関係の団体の皆様方のご協力ということは非常に重要なことであると考えております。特に、商工分野につきましては、与謝野町商工会の皆様方の多大なるご尽力をいただきながら、商工会が掲げる組織の運営方針を尊重された事業が展開をされているというふうに認識をしております。 そのような中で、新たな事業を起こす際に、主軸となる特定の業界団体の皆様方との意見調整ということは、非常に重要なことであると思っております。我々といたしましては、商工分野における新たな事業展開を行うという際におきましても、産業における連絡調整会議などを活用しながら、意見交換をさせていただいているというところであります。 いずれにいたしましても、私どもが進めます行政事業において、どのような方々がどの程度までご協力をいただけるのかどうかということについては、改めて精査をし、それぞれの事業の特性に合う形で事業構成をさせていただきたいと考えております。 ○議長(宮崎有平) 家城議員。 ◆13番(家城功) それとテレワークの産業創出センターの件も今井議員触れましたが、私が答弁をお聞きしている中で、なるほど、だからATARIYAさんを使われるのかなという気持ちにはなりませんでした。 産業創出センターをせっかく3,000万円も国から補助金を頂いて、改修をされたのであれば、それに有効に生かされる形をどう生み出していくのか、委託料、また家賃を払って使わせていただくような施設を利用するよりは、そういったことを使っていただくような形、説明をお願いしたい。 それと、クラウドファンディング1点だけ忠告しておきますが、思った希望額より集まらなくても事業をしていただくという説明、そういった中で、委員会でも明確な答えが頂けなかったので本会議で答えてくださいよということも前提の中で質問させていただきますが、あまりにも行政が無責任です。例えば、クラウドファンディングを使ってでも、自分の事業に生かそう。こういった創業に使っていこうという人がまず手を挙げる形を行政がつくるべきです。 これをやって例えば、集まらなくてもやっていただきますがくるまでに、必ずそのぐらいのお金は集まるような事業なんですよという事業を組み立てていただきたい。そういった思いの説明が頂きたい。それに、新たな事業者、今事業やっておられる方が生かす形に手を挙げようかという気持ちになっていただきたい。 それと、前回の質問で最後触れませんでしたが、審査員の方も以前のキッチンカーの購入の形と同じ掲載があります。この人たちも手を挙げて認められた、その人が集まらない形の人を認めたんかというような形にはならないようにしてほしい。やはり、認めた以上は、100%以上のクラウドが集まるんだというところでの審査をしていただくんだという覚悟、そういうとこでこの事業の説明、進行をお願いしたいというふうに思いますが、これは課長で結構です。いかがですか。 ○議長(宮崎有平) 三田商工振興課長。 ◎商工振興課長(三田大智) お答えいたします。議員おっしゃること、十分にお話のほうお伺いしましたので、全て受け止めて、これから行いますこの事業につきましては、その点、付しながら、慎重に事業を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(宮崎有平) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、商工振興課長のほうが、議員からの意見に対して、そのように申し上げましたけども、私は少し若干違っておりまして、やはり、企業が例えば事業化をされる場合、一定、町のほうでも補助金のメニューなんかを用意させていただいております。そういったものも活用しながら、やっぱり今まで起業ができなかった人が、起業してみたいということを純粋に応援していこうというのが今回の考え方で、その財源として、たまたまクラウドファンディングを活用して、資金調達をしていこうというものでございます。したがいまして、起業化される方々をやはりどういうふうに応援していけるか、過去の失敗もございましょう。しかしながら、どこまでの事業計画、昨日の質問に対して、事業計画ですとか、後年度のどういったところに落とし込みをしていくかいうようなところまで事業提案いただいたものを審査していくというふうに申しておりましたけども、やっぱりそういったことは大切だと思ってますし、その審査会においても一定、議論がされるとは思いますけども、今から起業しようという人が全てがやはり自己資金なり、資金調達を個人でしていうことをできればいいんですけども、なかなかできにくい人もいらっしゃるということを行政として、やはり、支えていくことによって、そこには雇用が生まれたり、地域振興が生まれたり、そういうことを応援していこうという趣旨でございますので、そういうふうに理解していただきたいというふうに思っております。 ○議長(宮崎有平) 家城議員。 ◆13番(家城功) 企画財政課長と議論する気もございませんし、理解する気もございません。一般のクラウドを使われればいいことですそれは。行政が絡むことによって行われる事業に対して、そこまでの責任を持ってくれという前提の中での商工振興課の課長に対する質疑です。答弁は要らないです。 クアハウス最後残り、先ほどからいろんな議員もやられております。いろんなお話をされております。来年度、今年度中には指定管理が終わるから、その後の5年間で方向性を決めるような話も聞こえました。では、次の指定管理は誰が受けられるんですか。直営でやられるんですか。そういった協議をされたんですか。そういうことが何もできていない。私は、5年前からクアハウスについてはどうするかということも含めて、協議をしてくださいよと、町長にも、当時の植田課長、その後の谷口課長、また今回の市田課長、お願いしております。結果、どういう協議をして、何をしたけども今こういう形では無理だとか、そういう報告一切聞いておりません。協議はします。やります。検討します。全くされてません。計画を出してください。1年たっても2年たっても出てきません。補正予算書でぽんと修繕5,000万。一体幾ら使って何がしたいのか、それすら町民の方には分かりません。健康増進の施設にしたいのか、補助金を頂いた加減で観光を取り入れなければならないのか。受けておられるドルフィンの社長さんとは、私も去年お出会いしました。観光業者ではうちはないです。浴場施設管理会社です。観光、観光と行政がおっしゃっても、観光事業なんて一切やりませんよ。できませんよ。はっきりおっしゃってます。 しっかりと協議をするということは、受けておられる現行の業者さんも含め、行政がどうしたいのか、どういう方向にしたいのか、徹底的に協議をする。一つ一つの課題に対してどう取り組む、そういうことをやらないと、協議とは言わないと思いますが、町長いかがですか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じますが、先ほど来、市田観光交流課長からも答弁がございましたように、この間、クアハウス岩滝につきましては、様々な議論を行ってまいりました。その中で、昨年度におきましては、中長期保存計画に基づくクアハウスの維持管理計画を行っていきたいということで、一定の資料をお示しをさせていただいているものと認識をしております。そのような中で、私どもとしても、中長期保存の計画に基づく運用を行っていくことができればと考えております。 そのような中で、今年度末をもって、現指定管理期間が満了するということでございますが、今後、この指定管理の在り方をどのようにしていくのかということにつきましても、実際の事務を進めていく必要があるものと考えているというところでございます。 これまでの詳細なる経過などにつきましては、市田観光交流課長から答弁をさせていただきたいと思います。 ○議長(宮崎有平) 市田観光交流課長。 ◎観光交流課長(市田桂一) 質問にお答えしたいと思います。 今後、どのようにしていくかということで、以前から議員さんからもたびたびそのようなことをしっかりしろというお声がけはいただいております。そういった中で、現在に至っとるわけでございますけれども、方向性につきましては、浪江議員の答弁にもさせていただきましたけども、一定、5年間という来年度、今年度で指定管理期間が満了ということで、来年度以降5年間の指定管理を公募していく予定でおります。その期間の中で、いつどうするということは、まだ明確な時期は示せませんけれども、その間、いろいろと公共施設の在り方の検討とかを、町全体で俯瞰しながらしていかなければなりません。それと並行して、クアハウス岩滝の条例では、第15条に調査委員会を設けることができるということでありまして、また、平成29年2月に一旦委員会を立ち上げましたけども、再度、マネジメント推進委員会の中で出される意見につきまして、また、調査委員会を立ち上げまして、その中での議論も深めまして、次の指定管理をどうしていくかというところも考えていかなければならないと、今その方向で考えております。 ○議長(宮崎有平) 家城議員。 ◆13番(家城功) 最後に、時間途切れるかも分かりませんが、例えば、クアハウスの指定管理料、今回900万以上の増額になります。何をやって、どういうふうに対策をしたけども、これをやったけども赤字だったからこんだけの補填をするんだ、ぐらいの説明はせめてしていただかないと、コロナ影響による赤字補填のためにこんだけ指定管理料上げます。我々納得できるかどうか、町民の皆さんが理解できるかどうか、そういうこともしっかりと考えた提案説明をお願いしたいと思いますが、最後に町長いかがでしょうか。 ○議長(宮崎有平) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと存じます。 今回、クアハウス岩滝におきましても、一定の議論を行いまして、基本協定書に基づく方向性を見いだしているということでございます。この点につきましては、クアハウス岩滝のみならず、ユースセンター、森林公園、そして大内峠一字観公園の管理などにおきましても、同様の方向性の中で議論をさせていただいてございます。 議員おっしゃいますように、新型コロナウイルス感染症に受ける影響というものをどのようにし、細分化し説明をしていくのかという点につきましても、重要なことであるというふうに認識をしております。 ○議長(宮崎有平) 家城議員。 ◆13番(家城功) 一般の、例えば飲食店でも、必死に商売されてます。よろしくお願いします。 ○議長(宮崎有平) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 最初に、まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 8番、山崎議員。 ◆8番(山崎政史) 議案第55号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第1号)の議案について、よさの21クラブの会派を代表し、賛成討論をさせていただきます。 本補正予算は、4月の選挙後の町長の政策に基づいた事業も含め、骨格予算の肉づけ事業も多くあると感じております。その中で、各議員から様々な質疑があったように、事業組立ての不十分さや、説明の方法など、強い考え方、思い、それによる未来が明確にイメージできない。そのようなやり取りもあり、大変不安を感じております。 しかしながら、本予算には、職員人件費をはじめ、コロナ対策や、子育て支援に関連する内容もあり、今すぐにでも取りかかっていただきたい思いも同時に感じております。今回の補正予算には、よさの21クラブは賛成いたしますが、各議員からのご指摘を十分に理解していただき、計画されました事業が意味と意義のある、そして、結果につながる形になることを切にお願いするところであります。 コロナにおいても、まだまだ出口は遠く、ロシア、ウクライナの影響も含め、物価の高騰など、町民の皆様の生活や環境は、不安が増すばかりです。これからも、与謝野町に住んでよかった、与謝野町だからできるなど、夢と希望を持てるまちづくり、行政運営をお願いし、よさの21クラブを代表し、賛成討論といたします。 ○議長(宮崎有平) ほかに討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第55号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第55号 令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第2 議案第56号 令和4年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第56号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第56号 令和4年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第57号 令和4年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第57号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第57号 令和4年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第58号 令和4年度与謝野町水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮崎有平) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第58号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(宮崎有平) 起立全員であります。 よって、議案第58号 令和4年度与謝野町水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は、6月29日午前9時30分から開議しますので、ご参集ください。 お疲れさまでした。     (散会 午後2時19分)...