与謝野町議会 2022-03-17
03月17日-09号
令和 4年 3月 定例会(第107回) 第107回令和4年3月
与謝野町議会定例会会議録(第9号)招集年月日 令和4年3月17日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後2時06分 閉会招集の場所
与謝野町議会会議場1.出席議員 1番 高岡伸明 9番 和田裕之 2番 永島洋視 10番 河邉新太郎 3番 杉上忠義 11番 浪江秀明 4番 山崎良磨 12番 渡邉貫治 5番 下村隆夫 13番 家城 功 6番 安達種雄 15番 宮崎有平 7番 今井浩介 16番 多田正成 8番 山崎政史2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者 議会事務局長 前田昌一 書記 須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者 町長 山添藤真 代表監査委員 田中眞一 副町長 和田 茂 教育長 長島雅彦(午前欠席) 企画財政課長 小池大介 教育次長 柴田勝久 総務課長 長島栄作 社会教育課長 植田 弘志 防災安全課長 藤垣浩二 福祉課長 田辺茂雄
CATVセンター長 小牧伸行
子育て応援課長 下川賢司 税務課長 吉田雅広 保健課長 平野公規
住民環境課長 中上伸午 商工振興課長 小室光秀 会計室長 安田 敦
観光交流課長 谷口義明 建設課長 柴山 進 上下水道課長 山添雅男 農林課長 井上雅之5.議事日程 日程第1 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) (報告~質疑) 日程第2 報告第2号 専決処分の報告について(旧
桑飼小学校解体撤去工事請負契約の変更について) (報告~質疑) 日程第3 議案第23号 令和4年度与謝野町
一般会計予算 (質疑~表決) 日程第4 議案第24号 令和4年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算 (質疑~表決) 日程第5 議案第25号 令和4年度与謝野町
下水道特別会計予算 (質疑~表決) 日程第6 議案第26号 令和4年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算 (質疑~表決) 日程第7 議案第27号 令和4年度与謝野町
介護保険特別会計予算 (質疑~表決) 日程第8 議案第28号 令和4年度与謝野町
土地取得特別会計予算 (質疑~表決) 日程第9 議案第29号 令和4年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算 (質疑~表決) 日程第10 議案第30号 令和4年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算 (質疑~表決) 日程第11 議案第31号 令和4年度与謝野町財産区
特別会計予算 (質疑~表決) 日程第12 議案第32号 令和4年度与謝野町
水道事業会計予算 (質疑~表決)6.議事の経過 (開会 午前9時30分)
○議長(多田正成) それでは、改めまして、皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は15人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日、長島教育長より、午前中欠席の届けが参っておりますのでお知らせしておきます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 ご報告いたします。 本日、報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)ほか1件が追加提案されました。 以上、2件を上程し、これを議題とします。 日程第1 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)を議題とします。 直ちに報告を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) 皆さん、おはようございます。 それでは、報告第1号 専決処分についてご報告を申し上げます。 これは、本年2月18日、本町字幾地地内の町道岩屋川線において、道路除雪によりかき分けた雪の中に
コンクリート製品が混入し、その一部が車道へ飛び出ていたことにより、町道を走行していた車両5台が接触し、タイヤ及びホイールを損傷させた事故に係る示談であります。 このたび、この事故につきまして、本町の過失を7割、相手方を3割とする内容で、相手方と示談が成立をいたしました。地方自治法の定めにより、和解と損害賠償の額を定めることについて、専決処分をさせていただいたものであります。 事故の概要及び示談の内容につきましては、
柴山建設課長から説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成)
柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) おはようございます。 それでは、報告第1号の専決処分につきまして、ご説明申し上げます。 今回の専決処分の原因となりました事故は、本年2月18日、本町幾地地内の町道岩屋川線におきまして、道路除雪により道路脇にかき分けた雪の中に
コンクリート製品が混入し、その一部が車道へ飛び出していたことにより、午前8時10分頃から8時20分頃にかけてと、午前10時45分頃に走行してた車両5台が接触し、車両のタイヤ及びホイールを損傷させた事故でございます。 同日、事故後に現場確認をしましたところ、道路脇の残雪の中に
コンクリート製のL型側溝が一つあり、その一部が車道に飛び出していたことが確認できました。当日には、雪のため、どこから出現したものか分かりませんでしたが、雪が少なくなってから再確認しましたところ、事故現場から5メートルほど離れた道路沿いに設置されていたものであることが分かりました。当時の事後現場は、除雪はされていましたが、わだちが残った状態であり、そのわだちにあった
コンクリート製品に接触したものだと考えられます。 そこで、今回の事故について、本町が加入する総合賠償保険の保険会社と協議し、町の管理瑕疵により損害が発生したことを町と相手双方で確認し、過失割合を町が7割、相手方を3割とした上で、相手方車両の修理代金の7割を支払うということで、示談が成立したものでございます。この示談を受けて、地方自治法の定めにより、和解と損害賠償の額を定めることについて、専決処分をさせていただくことにしたものでございます。 今後は、除雪シーズン前に破損の可能性がある場所の確認や点検を十分に行い、もし作業中に破損等が生じた場合には、早急な対応を行い、再発防止に努めてまいりたいと考えております。 以上、簡単ではございますが、事故の概要及び示談の内容についてご説明申し上げ、報告とさせていただきます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これで、報告第1号を終わります。 次に、日程第2 報告第2号 専決処分の報告について(旧
桑飼小学校解体撤去工事請負契約の変更について)を議題とします。 直ちに報告を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、報告第2号 専決処分について、ご報告を申し上げます。 これは、令和3年6月定例会でご承認を頂きました、旧
桑飼小学校解体撤去工事請負契約の変更でございます。 地方自治法第180条第1項の規定により、町長において専決処分できる事項の指定で、議会の議決に付すべき契約について、契約変更に伴い増減する金額が当該請負額の10分の1に相当する額を超えないときを適用し、専決処分をさせていただいたものであります。 変更金額につきましては、契約金額を1億8,035万3,800円から99万7,700円を増額し1億8,135万1,500円とするものであります。 変更の内容につきましては、柴田教育次長から説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 柴田教育次長。
◎教育次長(柴田勝久) おはようございます。 それでは、変更内容の詳細につきまして、ご説明を申し上げます。 今回の変更は、第2回となるものでございます。第1回につきましては、工期の変更でございまして、議決事項ではございませんでしたので報告をしておりませんが、履行期日を本年1月27日付で、3月25日まで延長したものでございますので申し添えをさせていただきます。 今回の変更につきましては、現場の状況に合わせ工事内容を見直したことにより、工事費に増減が生じましたので、専決処分により第2回変更契約を締結したものでございます。 それでは、変更内容をご説明をさせていただきます。 報告資料の2ページをお開きください。4、工事内容の変更のところを御覧ください。まず、
外壁アスベスト除去施工数量及びアスベスト気中
濃度環境測定回数の追加でございます。これは、校舎棟に接続している渡り廊下につきまして、現場の状況から外壁、内壁仕上材の塗材に
アスベスト含有が疑われたため、
アスベスト除去の施工数量を追加するとともに、加えてアスベスト気中
濃度環境測定回数を追加をさせていただいております。これにより工事費約350万円が増額となったものでございます。 次に、仮設工事でございます。当初、校舎棟の屋根上に出た
煙突アスベスト除去につきましては、煙突内で除去することとしておりましたが、実際には、煙突周りを覆う養生足場が必要となりました。さらに校舎棟が解体されると、建屋周りの防音パネルがなくなることから、その後の地盤改良や
基礎杭引き抜き工事での、桑飼保育園への影響が懸念されたため、新たに養生シートを追加することといたしました。これらによりまして、工事費約240万円が増額となりました。 次に、土工事の削減でございます。当初、校舎解体後の基礎杭の引き抜きにつきましては、基礎構造物を撤去した後、購入した良質土に入れ替えて、杭抜きに必要な地盤の地耐力を確保することとしておりましたが、施工時期が12月中旬以降の天候の悪い時期となりましたので、固化剤を添加することにより、地盤改良に変更を行うとともに、それに必要な試験費と養生鉄板の敷設などを施したものによるものでございます。さらに、最後の敷地全体の敷ならし地盤が積雪により軟弱になったことから、整地工事を追加をしております。 また、プールや体育館、管理棟などの地下部分の形状により、それら撤去後の埋め戻し土量の減少がございました。これらの変更によりまして、工事費としては約360万円の減額となりました。 最後に、
基礎杭引き抜き工事の削減でございます。当初は、
桑飼小学校建設当時の設計図書によりまして、引き抜き杭の長さや本数を計上しておりましたが、途中、当時の基礎杭打設の結果報告書の存在が判明したことによりまして、その報告書と実際の
引き抜きデータを基に精査を行ったものでございます。これによりまして、工事費は約130万円の減額となりました。主な変更につきましては、以上でございます。 結果といたしまして、工事請負額は消費税込みで99万7,700円の増額となったものでございます。また、財源につきましては、1,000円未満の500円を除く全額が地域振興基金としております。 以上、工事の変更内容のご報告とさせていただきます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これで、報告第2号を終わります。 次に、日程第3 議案第23号 令和4年度与謝野町
一般会計予算を議題とします。 本案については、既に質疑に入っております、昨日に引き続き質疑を続行します。 まず、1回目の方から進めさせていただきますので、質疑はありませんか。 12番、渡邉議員。
◆12番(渡邉貫治) 皆さん、おはようございます。 それでは、令和4年度当初予算について、一つお聞きしておきたいと思います。
クアハウス岩滝管理運営事業についてでございます。158ページでございます。
クアハウス岩滝管理運営事業として3,388万5,000円が計上されております。町の施設である町民の健康増進のためのクアハウスというわけでございますが、この3,388万5,000円のうち、町民の方々の健康増進のためには、どのようにお金が使われるか、まず、お聞きしておきたいと思います。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) おはようございます。 渡邉議員さんからのご質問で、
クアハウス岩滝管理運営事業の予算につきまして、どのようにというところでございますけれども、クアハウス、この金額全体でクアハウスを運営をしていくということでございますので、ほぼほぼこの金額で町民の健康増進、設置目的にあります増進とビジターの観光誘客も含めて使わせていただいているというものでございます。 加えて、中に使用料の部分で利用促進ということで、小学生を対象とした利用促進も入れて運営をさせていただいているというものでございます。
○議長(多田正成) 渡邉議員。
◆12番(渡邉貫治) 小学生、プールできばって泳いでもらって、健康増進やっていただいております。私も見させていただいております。そうすると、今度はお年寄り、65歳以上のお年寄りはどういうふうな形での健康増進をお願いできるでしょうか。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) お年寄りさんにというとこなんですけれども、
与謝野町内全員の方が
クアハウス岩滝を利用していただけるということでございますので、その中で温泉につかりながら、リラクゼーションも含めて来ていただいて、健康増進にしていただけたらと思います。併せまして、クアハウスではフィットネスとかスタジオとか、ジム機器等もありますので、子供さんからお年寄りまで、皆さんに利用していただけるように運営をさせていただいております。 たくさんの方に来ていただいて、クアハウスを利用していただけるように、指定管理者さんも含めて利用促進という形ですけれども、無料で来ていただけるような取組もしていただいております。
○議長(多田正成) 渡邉議員。
◆12番(渡邉貫治) 健康増進のためには、町の支払いの健康保険とか、いろんな分野も、これに絡んでくると思ってくるわけでございますが、健康であるならば保険税も少なくなるという形で、きばって町民の皆さんに来ていただきたいと思っております。 私は、町民の皆さんが、このような施設があって、このようなことをしているということは、何人ほどの人が知ってもらっているかなと、不思議でなっております。与謝野町の町民の人たちが全員、全員じゃないかも分かりませんですけども、7割、8割の方が、まずは来ていただいて、そして見ていただいて、そして予算を組んでいただきまして、いろんな形での健康増進をお願いしたいと、そのように思っているが、どうもこの件につきましては、PR不足じゃないかと思っております。そのあたりはどのようにお考えですか。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) その点につきましては、私もPRというか、お知らせしたり、お届けをしているんですけれども、それが十分届いてないというか、伝わっていないところがあるのかなと思っておりまして、町の広報誌の誌面で入れたり、独自に、クアハウスさんのほうからチラシを入れられたり、それからSNS、
インターネット等で会員さん向けも含めて、LINE等を活用されて、いろんな取組をされてきております。 その部分で、町のほうとしましてはPR、指定管理施設全てにわたってですけれども、PRをしながら、町民の皆さんに利用していただけるような、一遍お越しいただくような体験、体感をしていただくような取組を含めて、やっていきたいと思っております。
○議長(多田正成) 渡邉議員。
◆12番(渡邉貫治)
クアハウス管理運営、総額3,388万5,000円でございます。そのうち使用料としまして101万8,000円が計上されております。この101万8,000円は小学生のプール授業とかというような、子供たちの健康のための、またスポーツのためのもんだと分かっておるわけでございますが、より一層のお年寄りの、これからの健康のために、この3,388万5,000円の中の使用料101万8,000円ですけども、また、それぞれについても健康をより一層できるような、また、考え方を持っていただきまして、これからの
クアハウス岩滝の発展をお願いしたいと思うわけでございます。はい、終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) ないようですので、2回目に入ります。 2回目の方、質疑はありませんか。 13番、家城議員。
◆13番(家城功) それでは、1回目に引き続き2回目も細かな分野でお聞きいたします。ページでいいますと121ページからのごみ処理のほうで、お話を聞かせていただきたいと思います。 まず、125ページからになりますが、組合で今、可燃ごみについては処理をしていただいております。今年度からごみ量割の各市町の負担ということで、当町においては2億2,600万円ということでございます。 昨年においては、1年間の間に2回もダイオキシンが発生すると、基準値を超えるというような事態にもあったわけですが、ダイオキシンの原因究明は明確な、ここがこうだからこうだというようなことは、科学的には判明ができないということで、組合では聞いておりますが、今後は二度と、こういうことがないということを管理者のほうからも聞いておりますんで、そのような運営を期待するわけですが、その中で、ごみ量割という負担の中で、今までは人口割で2年きたわけですが、宮津市より与謝野町の人口が多いということで、2年間は負担が宮津市より多かったんですが、来年度からは宮津市よりごみが少ないということで、処理する分が少ないということで、負担が少なくなります。 その中で、一つ目にお聞きしたいのは、ごみの減量化というのを、記憶では4~5年前から本腰を入れて町も取り組んでいただいたと、これはごみの有料化、いわゆる袋の値上げの部分にもつながってくるのかなというふうに思いますが、最近ごみの減量化のPR、取組等があまり見えないというふうに感じますが、現在、どういうような取組を進められて、どういうような周知をされて、来年度に向けて、さらにごみが減るようなお考えというのが、担当課であれば教えていただきたいと思います。
○議長(多田正成)
中上住民環境課長。
◎
住民環境課長(中上伸午) 議員ご質問にお答えします。ごみの減量化ということですが、令和2年2月に食品ロス調査を行いまして、食品ロスがどういった格好で出てるかというようなことで、令和3年度につきましては、食品ロスの調査結果を広報誌に出させていただきまして、ごみの減量のほうに向けてやっていくというようなことで、広報については、そういったようなことで掲載をさせていただいております。 それから、今後ですけども、令和4年度につきましては、昨年の10月20日に
気候非常事態宣言を宮津市と与謝野町で行いまして、その中でリサイクルとかリユースの関係で、ごみの減量のほうに向けて行っていくというようなこともございまして、特に令和4年度につきましては、リユースについて、しっかり行っていくというようなことで、そちらのほうの関係で令和4年度につきましては、16万円ほどですけども、計上させていただきまして、リユースのほうで取り組んでいきたいというふうに考えております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 4年前、5年ぐらい前かな、ごみの有料化という言葉が運営上、今の状態では非常に厳しい中でごみの減量、取り組んでいくと、40%削減目標ということで、それに達成できれば有料化はないという中で、私の記憶では20%にも満たなかったのかなというふうに思っております。 その中で、その後、ごみの有料化については、全く話を聞かないんですが、今後、有料化になることはないのか。現状のまましばらくはいけるのか、その辺が全く分からない、その下でさらにごみの減量化が進められとるのか、取組が行われているのか、いまだに、あのコンポストやごみ処理機の補助はあるとは思うんですが、そういった周知もあまり聞こえてこないというのが現状ではないかなと思うんですが、その辺、再度いかがでしょうか。
○議長(多田正成)
中上住民環境課長。
◎
住民環境課長(中上伸午) 議員ご質問にお答えします。コンポストなり、それから集団回収補助ですか、ごみのほうの、それにつきましては、従来どおり行っております。 どうしても、やっぱりコロナの関係で集団回収のほうにつきましては、なかなかできないようなこともありまして減っておりますが、コンポストのほうにつきましては、特に、そんなに変化なく申請のほうも上がってきているというような状況だというふうに考えております。 有料化のほうにつきましても、コロナのほうのこともありまして、なかなか、今、動きとして有料化のほうを進めていくというようなことが難しい状態でございまして、当然、袋代も上がってくるというようなことになってきますので、事業者のほうなり、今、このコロナで大変な中で説明会をしようということにおきましても、なかなかできないような状況もありますし、今の段階で、有料化のほうに入っていくというようなことが、なかなかちょっとしづらいというようなこともございますので、有料化のほうについては、ちょっと今、様子を見ながらというような状態でございます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 今、説明会が、コロナ禍でできないというようなことが主な理由かなというふうには聞こえたんですが、コロナが、どういった形になれば有料化の説明をしていって、そういった取組を、またさらに進めるのかというのが全く分かりません。いつ頃なのか、このコロナの終結というのは、どこをめどに、どうされるのか、まん延防止もまた20日過ぎには解除される中で、こういった有料化というのが、コロナを理由に果たして、延ばして町民の皆さんの理解が得られるのか、ふだんからやっぱり減量化に取り組んだ中で有料化というものを進めていかないと、意識は、理解得られないと思うんですけど。 それと、コロナが落ち着くまで現状でいくことに対して、財政的な部分、運営費等の部分は見通しが立っているのか、その辺も全く分からないんですが、その辺はいかがですか。
○議長(多田正成)
中上住民環境課長。
◎
住民環境課長(中上伸午) 議員ご質問にお答えします。有料化のほうの関係につきましては、やはりコロナが収束をするということでないと、なかなか踏み切れないというふうなところもございまして、今のところでいいますと、減量化に向けたような広報に取り組んでいくというようなことで、対応をしているところでございます。 コロナが収束というのが、どの時点ということが分かりませんが、感染者数が増えたり、減ったりという、その減ったときに説明をするだとかいうような、長期的に完全に収束というようなことが見えない中で行っていくというようなことが、なかなか困難ということもありまして、今すぐにやるというような、有料化に向けて行っていくということはなかなかしにくいというような状況であるというふうに思っております。 それから後、財政的な話ですけども、今まで、そのクリーンセンターがない状態で、今度、中間処理施設として宮津与謝クリーンセンターができたというような関係で、ごみのほうの関係の、予算的にも1億円以上のお金がかかってきておるというようなこともありまして、クリーンセンターができる以前と比較しましても、ごみ処理費用に、かなりの費用がかかってきとるというようなことがございますので、それを解消していかなければならないということは分かりますが、今現在、なかなか有料化に向けて行うというようなことは、ちょっと難しいような状況でございます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) なかなか難しいとは、私も感じますけども、やはり常に、ごみを減らす意識を町民の皆さんに持っていただく、我々が生活していく中で、ごみは必ず出ます。それを処理するためにごみの量によって負担を強いられる形に、今、組合としてはなっております。町のごみが減れば減るほど負担の割合は減っていきます。 そういった意識を常に持つ形、先ほどの答弁でリユースについても、来年度の秋には取組が進められるようなことを聞いております。やはりリユースも町民の皆さんに、ごみを少しでも減らしていただける意識を持っていただく事業。 それから、減量化に向けての、その取組のPRの仕方によっては、どんどんどんどん減らしていこうかな、減らさなければいけないな、そういう意識づけ、そういうことを常にしていかないと、いきなりコロナが落ち着いたから有料化ですよでは、町民の理解は得られない。逆行するかも分かりませんが、例えば、町の中のごみも、いろんな、自転車道をはじめ道路の脇、いろんなとこでごみが落ちております。町民の中には週に1回、朝に、自分の周辺の、近所のごみを拾って集めていただいている方も多くおられます。そういった方が一人でも増えるような、また、そういった方が、今こういう取組をしてますよというような紹介をする中で、やはり町全体が、ごみをなくしていこう、少なくしていこう、そういった意識を持っていただいた上での予算計上がしていただきたいなというふうに感じております。 その中で、例えば、ごみの、一斉ごみ拾いだとか、そういうふうな企画をされたり、強制的ではなく、心ある人が集まってくださいよという中で、町の今、町中に落ちているごみを拾ったら、かなりの量が出るんじゃないかなと、また負担が上がるとこにもなってしまうのかなというふうに思いますが、これは町長が常におっしゃっている観光の町にしても、やはりごみのない、気持ちいい受入れ体制にもつながってくる。そういったことで、各課の連携というのは、そういうとこにあるんじゃないかなというふうに思いますが、課長、再度、思いがあればよろしくお願いします。
○議長(多田正成)
中上住民環境課長。
◎
住民環境課長(中上伸午) 議員ご質問にお答えします。ごみの清掃の関係ですが、年に2回、春の一斉清掃と、それから秋のクリーン作戦で、地元区のほうを通じまして、年2回、今、清掃のほう行っているというような状況でございます。 それから、また、ボランティアの活動事業としまして、ボランティア用のごみ袋を配布をさせていただいたりとか、また、みらいふさんという団体と一緒になって、ごみの清掃活動を行っていったりとか、そういったようなことで町内のごみのほうを減らしていくというようなことを行っているところでございます。 今後につきましては、こういった活動をさらに継続していきまして、ごみが少なくなるような形で事業のほうを行ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) ぜひ、町民の皆さん、一人一人がごみを減らす、ごみを少なくしていく、そういった形につながる課でのアイデア、提案をしていただきながら、負担が少しでも減る取組、また、有料化に向けてのご理解がいただける取組というのをお願いしたいと思います。 それから、ちょっと時間が詰まってますので、また、会派代表のとこで総括的なことはやらせていただきますが、147ページからの産業振興の中で下村議員の質問、また今井議員の質問の中でも若干触れられましたが、答弁をお聞きしておりまして、非常に理解ができないという思いがございました。 例えば、丹後織物工業組合が15%の負担なのに、町の負担も15%で、高くないかというような質問に対しても、その辺についてはというような答弁だったと思います。私が感じる部分というのは予算を計上されたのであれば、15%でも安いと思いますよと、町民の織物業の皆さんにとって、これだけの効果がありますよ。こういったことを取り組んでいただくことによって、こういうことにつながりますよ、そういうことが、自信を持って計画ができていれば、そういった質問に対しても堂々と答えれる、組立てができるのではないかというふうに思った部分。 それと、今後、連携を図るところにつながっていくというような答弁がございました。私は逆ではないかなというふうに感じております。ご商売をされている方、自営業者の方、織物業も含め、農業の方も、それぞれのお仕事をされる中で、自分の仕事は自分がやっている分野で、いろいろとアイデアを出され、工夫をされ、取り組んでおられます。その中で行政が支援をする分野というのは、逆に筋道がついたから、こういうものを取り組んでいただいたら、こういうお金を出しますよ、こういう先がありますよというところが大事ではないかなと。 今後、連携を図る可能性も期待するというような事業を、予算を組んでやる、それが毎年出てきていますテキスタイル産地化などの織物支援、毎年、決算時期には減額補正がされ、また、それ同等の、次年度には予算計上がされる、コロナ禍においてちょっと予定より少なかったとか、そういうような説明はありますが、本当に、その事業を取り組まれる皆さんにとって、やらなければ損だなというような思いが理解いただければ、すぐこの助成金、補助金なんかはなくなっていく。 しかしながら、やるもんなのか、やってもいいものなのか、町が説明したところに到達できるのか、その辺が全く分からない中で、ただ、補助金だけはありますよというような予算計上になっているのではないかなというふうに感じます。やはり先ほども言いましたが、仕事をされている方は、それぞれの仕事において、補助金だけを目当てに商売をされているわけではございません。自分の仕事は自分で何とかしようという中で、さらに行政がお手伝いをできる分野がないかというのが形ではないかなと。それにはやはり道筋。例えば販路開拓事業であれば、販路が確保できたからPRに行かれたらどうですかとか、そういう形づくりをしていかなければ意味のない事業にはなってしまうのではないかなというふうに思いますが、その辺いかがでしょうか。
○議長(多田正成) 小室商工振興課長。
◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、議員のほうからは織物振興策、これに伴います支援制度の全体像ということでのご指摘というふうに承りました。 私のほうは、まず、この全体像の中で、先般、ご説明させていただきました、絹織物等需要開拓展開推進事業費補助金、この部分についてのご説明から入らせていただいたわけでございますけども、この支援制度について、これは京都府、京丹後市、与謝野町と共に、この産地をしっかりと支えていくという、そういった意味づけの中で、この補助制度を強調して準備をしたというところでございました。 先ほど、ご指摘を頂きましたように負担割合、補助割合というところでございますが、確かに議員が申し上げられますように、事業者の意思によって、こういった類の補助制度をつくってほしいと、そういったことが当然あってしかりというふうに思っておりました。我々のほうは、この織物産地を守る上で、2020年の丹後ちりめん創業300年の、この節目の以前から、この産地の方向性について、様々な視点で議論をさせてきていただいたというところでございました。 今回の、まず補助率の関係につきましては、確かに15%という、そういった部分の事業者負担ということで、これは丹後織物工業組合の自己負担というところでございますが、この部分については、これまでも幾度となく議論を交わし、財政的な支援の中で、京丹後市と与謝野町が35%を持つという、そういったスキームになったわけですけども、これは、私どものほうも、先ほどおっしゃられましたように、事業主がしっかりと意思を持つと、それが方向性として正しい道筋であるというものの、行政のほうがしっかりと、そこの部分を、その業界に対して行政側の意思を示すことによって、この組合の発展を進めていく、そういった方向性の中で、この負担割合の考え方に落ち着いたというところでございました。 確かに今後、このままで終わらせるということではなくて、先ほど申し上げられましたように、それぞれの事業者が丹後織物工業組合が進める丹後オープンセンターのソフト事業などに積極的に関与していただくような方向性についても、我々のほうも行政、そして、組合とともに、この、特に与謝野町の織物事業者が深く、そして、しっかりと関与していただく、その方向性については、今後の課題もございますが、しっかりと応援していく、そのスキームは、我々のほうは確実に遂行してまいりたいというふうに思っているところでございます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 今の答弁を聞いていても、ああそうなのかなという部分もあるんですが、結局、広域、これはもう織物だけじゃなくて、ごみもそうです、消防もそうです。広域、また広域連携、そういった中で言われたから出す、協調しなければならないから出す、そういった感がぬぐえない。町が負担するにしても、町がお金を払うにしても、やはり出すのは町の予算で出すわけです。町民の皆さんのお金を使うわけです。それを使うには、それを決断した説明、そこをしっかりとしていただかないと、一体、事業においては、一部の人だけがお金をもらう仕組みになっているとか、織物業でも、特に一部の人だけが海外に行かれたり、織機を買うていただいたり、だけど我々には何にもないというようなとこにつながる。町がなぜ、この事業をするのか、こういった事業に、こんだけのお金を使うのは、どういう意味があるのか、そういったことをしっかりと予算の資料、また、説明の中で言っていただく、それが町民の皆さんにも理解が、より早くできる仕組みであるというふうに思っております。 あと、まだ染色センターだとか、産業創出センターだとか、指定管理なのか、直営なのか、どうなのか、まあまあ予算を見ていれば直営だということは分かるんですが、否決の後に、その後どういうふうな協議がされ、今後どういった形でやっていこうと思っているのか、それすら、私は委員会も違うので見えてきません。いろんな各課において事業を行われる中で、アイデアを出していただいて、町民の皆さんのための予算という形の計上をお願いしたいと思います。 3回目にちょっと観光のほうを触れさせていただいて、やらせていただきます。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 7番、今井議員。
◆7番(今井浩介) それでは、当初予算2回目の質疑をさせていただきます。あと、2点ほどだけお伺いをしたいと思います。 ちょっと常任委員会と違う総務のほうのことでお伺いをしたいなと思っております。当初予算43、44ページの総務費の中で、質疑をさせていただきたいんですけども、今回、骨格予算ということで、今までの、あった事業が継続をされたりというふうな事業が上がっているとは思うんですけども、その中で職員研修事業、これが新設というふうに書いてあります、313万3,000円が計上されています。これがどんな研修で、これ誰が対象の事業なのか、そのあたりをお伺いしたいなと思います。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) お答えをいたします。職員研修事業、44ページの上段でございますけれども、この新設というのは、この新しい会計年度になりまして、予算項目が整理をされる中で事業として、業務として新設をしとるということでございまして、従来から職員研修事業は人事関係の事業の中にございまして、これは主に町職員が広く新任職員研修から中級、上級というような、それぞれの研修の事業を、この中で組んでおりまして、それらの講師の謝金ですとか、それから特別旅費ということで、職員が出張、集合研修で出張する際等に研修を受ける旅費経費等が、ここへ上がっているということでございますので、新設という表現が若干違う意味もありますけども、こちらでございますので、ご理解ください。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) 事業の名称については、分かりました。今まで、ちょっとここ私もあんまり見てなかった部分がありますので、少しお伺いをしたいなと思うんですけども、今、新人の研修であったり、または、中堅の研修であったり、または人事異動に関する研修であるというふうにご説明を頂いたんですけども、それは、例えば人事異動に関しては、代わられる課の仕事内容を研修するんだろうなということも分かりますけど、その新人の研修であったりとか、または中堅の研修というのが、どういったことを学ぶような研修の内容になっているのか、その対象というのは、年間、毎年、この研修事業が上がっているということなんですけども、何名ぐらいの方が何回ずつ、この1年間で受けられて、やられる事業なのか、そのあたり少し詳しくお伺いできればなと思います。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) 非常に細かいところでご質問を頂いておりますけども、それぞれの階層で研修等がございます。 予算のほうで上げておりますのは、階層別研修ということで、新任職員研修、こちら新規採用、来年度新規採用予定のおおむね10人前後の人数の予算でございまして、こちらは、いわゆる公務員としての基礎的な知識というようなところでございます。 また、若手研修前期ということでは、3年目前後ぐらいの職員を対象に今、5人程度の研修で、こちら、若干公務を経験しながら、次のステップに上がるとか、そういった中で、次に5年目研修とか7年目中堅研修とか、そういった研修がございます。 それから、階層別では、新任の係長研修というようなものやら、新任の課長補佐研修とか、そういった形の研修が、階層別ではございます。また、能力開発ということで、チーム型の政策研修というようなことで、集合研修でグループごとにチームになりまして、課題解決をしていくような研修ですとか、それから、いろいろな施策に関する研修等がございます。 それから、特別なところでは、能力開発ということで、税務では固定資産税の研修、特別にございましたり、中では今後、今、話題になってます自治体のDX研修とか、そんなようなことがありましたり、ちょっと変わったところでは手話研修とかいうようなこともございまして、こういったところで幅広く研修が予定されている中で、職員に募集をしながら研修を受講するというようなことですし、今は出張しなくて、このコロナ禍の中でeラーニングということで、ネットを介しましての研修も、これら増えてきているということで、これらも併用しながら、今、研修を進めているというところでございます。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) 細かいところでの質疑でしたけども、答えていただいてありがとうございます。 その中で、いろいろと研修はされておられます。もちろん私自身も死ぬまで勉強だと思ってますので、人生はずっと勉強の繰り返しだと思っております。その中で、今、様々な研修がありますけども、行政として今、職員に何が足らないのか、何のスキルを入れることが必要なのか、そういったところの何か課題とか、もし分かることがあればお伺いをしたいなと思いますけど。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) お答えさせていただきますけども今、一番、職員に何が必要かというところでございます。これにつきましては、私も議員おっしゃるように、死ぬまで勉強せなあかんというふうに思っておりますけども、この中では、やっぱり危機管理といいますか、日々の業務の中で業務に追われて的確な判断とか、冷静な判断というのが、業務に追われてしまって、的確な判断ができずに、ずるずると失敗をというんですか、それを正すことができずに進んでいくようなケースも中にはあるんではないかというふうに思っております。 そういう中では、法令、条例、規則、いろいろな制度の中で公務員は動いておりますので、それらを踏まえた判断ですとか、基準に基づいた動き、また判断ですかね。そういったところが重要になってくるのではないかというふうに思っております。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) 危機管理能力ということで、なかなかこういったことは現場での対応をしながらの経験というのが一番有効になってくるもので、なかなか事前に、勉強してても、なかなか対応できない部分なのかとは思っておりますけども、そこが一番、今、重要だとおっしゃられるんであれば、その危機管理能力の研修というのは今されているんでしょうか。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) はい、今、危機管理ということで、これらについては、コンプライアンス、法令遵守というふうなところでございます。これも数年前から取り組んでおりまして、今年度については集合研修ができなかった部分を若干eラーニングに変わったところはありますけども、行っておりますけども、さらに重要かなということで、今後も取り組んでいきたいというふうに思ってますし、それからもう1点、コミュニケーション能力というんでしょうか、きっちりと会話をするですとか、相手の方の気持ちを分かりながら、それに寄り添う対応ですとか、会話を重ねていって、解決策を見いだすというふうなところも重要かなというふうに思っております。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) 昨今、行政のみならず、いろんな組織と言われる団体とかですけども、やはり人口減少であったりとか、または人材不足ということで、一人一人に課せられる負担というか、責任というかが、一人一人のものが大きくなってきている時代にあります。 今までは、大人数の中で、それが分散されて、ちょっと少し余裕を持ちながらの仕事ができていった中で、やはり人間、人材が足らないということで、一人一人の仕事の量が増えていくというところで、なかなか切羽詰まったところでの判断能力が落ちていったりとか、そういったところでの今後、一番、人材育成という部分が重要になってくるのかなと思っております。 課長の皆さんも多分同じぐらいの年代のところで大きく一斉に抜けられる年があったりですとか、若手が残っていくような時代になってくると思います。その中で、この研修というものが、例えば日々の業務の中でのスキルの習得であったりとか、勉強というのも分かるんですけども、やはり今からの時代ということで、この行政の仕事を担っていただけるような、本当に人材を育成していかないと、行政自体の人が減ってくると、これ住民のサービスにも直結してくると思っておりますので、そのあたりの、やはり強化というのは、今からどんどんやっていかなければならないものだと思っております。 その中で、そういったことの内容であったりとかも、やはり研修を毎年されているのであれば、やはり意味のあるものにしていっていただきたいという思いがあるんですけども、そのあたり、もし町長、思いとか、もしあればお伺いをしたいなと思います。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思っております。 議員からご指摘がございましたように、昨今の社会情勢というものを考えましたときに、より住民の皆さん方が我々に対して求められる力というものも多様化してくる。そして、複雑化をしていくというさなかにあるだろうと考えております。 そのような状況に、役所全体で対応していくということの中において、一人一人の職員が備えるべき力というものも変化をしていくんだろうと思っております。 先ほど来、危機管理能力でありましたり、コミュニケーション能力、あるいは法令遵守に沿った対応という言葉がございました。これらにつきましては、公務員としての基本的な構え、あるいは力なのかなと思っております。 こういった基本的な基礎力というものを組織全体として向上させていくということは非常に重要であると思っております。そのような中で、我々といたしましても各種の研修を用意し、職員の皆様方にも受講いただきながら、反映をいただくということが重要であると考えております。 一方で、私自身は社会の中で一人の生活者として職員が暮らしています。そのような生活の中で見えてくる社会現象に対して、問いを立てることができるのか、これが非常に重要であると考えております。 例えば、虐待事案、ヤングケアラー、こういった点については、近年非常に話題になってまいりました。これは、一つの事象が社会問題化したということであろうと思いますが、町内におきましても、様々な現象が生じます。そのような現象の中で、課題となり得る問いというものを我々一人一人が見つけ出していく、抽出をしていく。こういった姿勢というものが、これからさらに役所組織には求められていくものと考えております。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) いつの時代であっても、継承であったりとか、また引き継いでいくということは常に必要なものでありますので、また、若手の人材育成であったりとか、また、中堅クラスの方が課長になってしっかりと仕事ができるような、そういった人材育成にも、ぜひとも力を入れていただきたいなと思っております。 続きまして、次のページなんですけども、毎度のことながら、言ってて大変申し訳ないんですけど、町の花・木普及事業、こちらの件につきまして、少しお伺いします。 こちらは、説明資料にもありますとおり、昨年、令和3年度から今後の方向性について意見を求めていくということで、今回も、この継続をして町の花・木の普及啓発及び活用方法検討委員会の開催をしていくというふうに書いてあります。この継続をしていくということで2年目に入るのかなという中で、ちょっと決算のような質疑になりますけども、じゃあ令和3年度、どういった会議が行われて、どういった方向性まで今、議論が進んでいるのか。そして、今後、どういった、この令和4年度では議論をされていくのか、そのあたり、お伺いできればなと思います。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) お答えいたします。この町の花・木につきまして、今年度、与謝野町の花・木の普及啓発及び活用方法検討委員会ということで進めさせていただいておりますが、なかなかコロナの影響もありまして、実質、今のところ11月26日に第1回を開催をさせていただきました。メンバーの中7名でお世話になっておりまして、地域ごとでしたり、それから各種団体の方等で一般公募も含めまして、お世話になっております。 その中で、1回目の議論の中では、町の花・木を実際に町民の方が、どれぐらい知っておられるのかなというふうなことが単純にといいますか、素朴な思いで委員さん方おられます。そういった中で、そこを、花がひまわりで、木がツバキでということを町民の皆さんがやっぱり知っておく、何かあって聞かれたときにお答えできるというふうなことが、まず、基本のベースにあるんではないかというふうなご意見の中で、実は2回目を年末でしたり、年明けに予定をしておりましたが、開けずに、何とか3月、この後半で、もう1回を開催をしていきたいというふうに思っております。 その中で、いろいろな花・木についての意見を集約するというところで、少し先般の質疑でもありました意見を集約する、企画のほうで取り組んでいただいております、オンラインでの意見集約というふうなことで、Decidimという、システムを使ってということで、それもテスト的に組み入れておりますが、なかなかそれの登録なりご意見等が、今、1件当たりぐらいしかないんですけども、そういった意見を聞きましたり、また、加悦谷高校で数名の生徒さんが、ひまわりについてのグループというんでしょうか、思いのある生徒さんがおられまして、その生徒さんからご意見を聞いたりする中で、今後、やっぱり普及啓発が第一であろうというふうなことで、今度、第2回目を今月後半に開催をさせていただいて、一定、また、今後の方向性を見いだしていって、どういうふうな取組が重要かというふうなことを来年度、令和4年度で進めていければというふうに思っているということで、まだ、あまり進んでいないというところでございますけれども、報告とさせていただきます。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) まだ、1回目が終わったところということで、まだ、駆け始めなのかなというところで理解をさせていただきます。 先日も、その加悦地域の認定こども園がつばきこども園という名前になったりとか、そういった名前の啓発というのも広がっているのかなという部分もありつつ、または、先般の議案でありました、ツバキの育苗施設が普通財産になったということで、これはまた、地域の方々での活動になっていくというところもございます。 その中で、この町の木・花というのが、どういうふうに今後、活用されていくのか、人が、町民が知っているだけで終わっていいものなのか、それよりも、ひまわりであったりツバキというものを通じて、また、新たな商品開発をして経済に何か付加価値が出るような動きになっていくのかとか、活用方法というのはいろいろとあると思っております。 その中で、あんまりこれにも特化ばっかりしていてもどうしようもないといえば、何か言い方がちょっと悪いですけど。特にこれを必ず普及しなさいよという僕の意見ではないんです。このシンボルとして、町のシンボルとしてあるものに対して、どういったことの活用方法ができるのか、それが、この町民の皆様にとって何か心のよりどころになるような、笑顔あふれる町としての位置づけにあるのかどうなのか、そのあたりが、今後、議論をして、何かしら道筋を出していただきたいなと願っているところでございます。 まだまだ、今後、2回目、3回目と続いていくと思いますので、そのあたりでの、また意見を聞かせていただきながら、進捗を報告をしていただきたいなと思っております。 感想ばっかりになってしまって申し訳ないですけど、私からは、以上の質問とさせていただきます。終わります。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをしておきたいと思いますが、基本的な認識として、私ども、与謝野町民の皆様方も含めてでございますが、与謝野町の花についてはひまわり、木についてはツバキということで、一定の認知が広がっているものと考えております。ただし、これはデザインとして登録をされているというところにとどまっているということであります。つまり与謝野町の木はツバキ、花はひまわりという形で、条例に明文化されているという状況ではございません。 したがいまして、私の認識といたしましては、この状況を確実に明文化をしていく、その中に住民の皆様方にも担っていただく役割、あるいは町が率先して担わなければならない責務なども明記をしていく必要があるものと考えております。 私といたしましては、このように住民の皆様方と共に広く周知をしてきた中でこそできる条例化というものも一つの視野に入れながら、今後の取組を推進していく必要があるのではないかと考えているところでございます。
◆7番(今井浩介) 終わります。
○議長(多田正成) ここで10時55分まで休憩とします。 (休憩 午前10時40分) (再開 午前10時55分)
○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 2番、永島議員。
◆2番(永島洋視) それでは、当初予算、2回目の質問をさせていただきます。 予算書では188ページ、小学校管理運営事業について質問をしたいというふうに思います。 昨日の質疑におきまして、教育次長から小学校管理費の減額効果があるという、そういう趣旨の答弁がありました。果たしてそうなんでしょうか。 令和4年度当初予算の小学校管理運営事業費というのは1億4,460万7,000円です。学校統合前の平成30年度の決算の小学校管理運営事業費というのは1億2,228万5,000円なんですね。2,232万2,000円高くなっとるわけです。学校統合は令和2年度からですので、そういう比較をしてみました。 令和元年度の決算では1億5,806万4,000円という数字になってます。これには統合準備拠点校の改修費、要するに加悦小学校の改修費が993万4,000円が含まれています。これはスクールバスだと思うんですが、それの購入費が2,838万円あります。これは当然、引くべきだろうということで引きますと1億1,975万円なんですね。令和元年度との対比では2,485万7,000円高くなってます。これで管理費は安くなったと、こういうふうに言えるんでしょうか。答弁をしていただきたいと思います。
○議長(多田正成) 柴田教育次長。
◎教育次長(柴田勝久) お答えしたいと思います。全体の費用を見ますと、確かに決算額が伸びているということでして、議員のご指摘のとおりだと思っております。 ただ、単純に昨日、答弁をさせていただきましたとおり、施設の管理費につきましては、3校が統一されましたことによりまして、学校の施設を管理する部分については減額するというふうに考えております。岩屋小学校が市場小学校に再編をされましたときに、学校の維持費ですね、電気代、例えば、ほかにも消防設備の管理費ですとか、その部分については、減額になったというふうに考えております。 ただ、再編しまして、令和2年度におきましては、コロナウイルスの感染拡大によりまして、例えば冷暖房につきましては、換気を十分にするということもございましたので、需用費のほうが増額になっているということもありますので、今、議員がおっしゃったように、現時点では、その学校が再編したことによって、いろいろな経費についてどうなったかというのは十分に検証ができてないということはご指摘のとおりだというふうに思っております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 電気代等は減ったと、ただ、総額では増えておるということについては、認められたというふうに思っております。 それでですね、何が原因で高くなったというふうに教育委員会は分析をしているのか、その点について答弁をしていただきたいと思います。
○議長(多田正成) 柴田教育次長。
◎教育次長(柴田勝久) お答えしたいと思います。需用費につきましては、それぞれその年度ごとの修繕等によりまして増減があるというふうに考えておりますし、先ほどもおっしゃられましたように、光熱水費につきましては、コロナ感染対策によりまして、教室のほうが十分に換気をするということが必要になってきますので、通常よりも冷暖房費のほうが、例年に比べて、高額になっているというふうに分析をしております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) コロナの問題だという、そういう答弁であったというふうに思いますが、これは令和2年度決算、それから令和3年度の当初予算、令和4年度の当初予算、全て平成30年度、令和元年度の決算額を2,000万円ほど上回っとるんですね。だから、そういうコロナが特別予算が問題で増えたというふうに私は思ってないです。それは間違いだろうというふうに思ってます。 私は、考えますのは、スクールバスによる運行が始まりました。そのことによる運転手さんの人件費が一番大きなウエートを占めておるというふうに思っております。その点について、教育委員会はどういうふうに見ておられますか。
○議長(多田正成) 柴田教育次長。
◎教育次長(柴田勝久) 議員ご指摘のように、再編によりましてスクールバスのほうを運行させていただきましたので、スクールバスの費用につきましては運転手さんにお世話になっているホウショウ。また、バスの管理につきまして増になっております。その件につきましては、議員ご指摘のとおり増額になっているものでございます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 私は、学校統合そのものを否定するとかいう、そういうことを今回の質問で言っているわけではないんです。 結局、経費節減を目的としたよということを言いながら、スクールバスなんかを出すことによって、学校統合では、要するに町の負担の軽減にはつながってこないという、そういう実態があるということを申し上げたいというふうに思うわけですね。今後、野田川地域でも学校統合について計画がされております。当然のようにですね、まだこれは決まっておりませんが、スクールバスでの送迎というのは、必ず出てくる問題だというふうに思ってます。そういうことになってくると、学校統合は、町財政の負担軽減にはならないということを、この際、はっきり私は、しとくべきではないかと。 学校統合によって、学力がどうのこうのとか、それはまた別問題です。少人数学級のほうを、私はしっかりした個別の指導ができるから、学力が向上すると思ってますけども、それは考え方はいろいろとあると思います。そこのところは、いろいろと議論をするところだというふうに思いますが、経費の面で言えば学校統合による経費の大幅な削減というのは、もうあり得ないというふうに思いますが、その点について、教育委員会の見解を聞かせていただきたいと思います。
○議長(多田正成) 柴田教育次長。
◎教育次長(柴田勝久) お答えしたいと思います。教育委員会といたしましては、学校再編につきましては、子供たちの教育環境を整えるということが第一の目的となっておりますので、経費につきましては、教育委員会のほうでは第一ということではなくて、まず、子供たちの教育環境を第一に検討していくということでございます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 学校統合について、これからいろいろと議論をされてくるというふうに思いますが、経費の削減を目的の学校統合というのはあり得ないんだということをはっきりさせておきたいというふうに思います。 次の質問に入ります。次は、ちょっと予算全体の問題について質問をしていきたいというふうに思います。提案の中でも説明がありましたが、令和4年度の、この予算はですね、町長・町議選挙を控えて骨格予算になっておるということでございます。 したがって、大型の建設事業だとか、新規事業だとか、そういうものはほとんどないというふうに思っておりますが、そのような理解で間違いがないのか、どうなのか、まず最初にその点だけお聞きしたいと思います。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) この間、町長の提案説明、副町長の提案説明でも申し上げてまいりましたように、予算を編成する段階から、もちろん選挙があるということで骨格型の予算ということで編成をさせていただいております。 どなたの質問かにもお答えさせていただいたかと思いますけども、基本的には、今、永島議員がおっしゃるように大型事業、それから新規性のある事業については、6月の肉づけ予算で必要と認められるものについて計上をしていくということが前提になっております。 ただし、ご承知のように、例えば、国の予算の採択のされておるものですとか、それから継続性のある事業、これらについては、投資的な事業であっても、計上をさせていただいているものもあるというふうにご理解を頂きたいと思っております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) それで、今年の予算というのは、令和4年度の予算というのは、そういう骨格予算ですから、非常に、財政を考える上で非常に分かりやすい、そういう予算になっておるというふうに私は思うわけです。いわゆる経常的な収入で、経常的な経費を賄うと、そういう予算になってるわけですね。 したがって、今年の令和4年度の当初予算がどういう内容になっているかということなんですが、まず、歳入からいきますと、財政調整基金から3億3,500万円、それから、地域振興基金から8,500万円、合計4億2,000万円の繰入れをしとるわけですね。これをしなければ経常的な支出を補填する予算が組めないということなんですね。 一方、歳出は公債費、いわゆる借金の返済額が16億6,000万円という数字になってます。このことから言えることは、基金繰入れをしなくて、言うたら通常の経常収入だけで経常経費を賄うと、そういう予算にするためには16億6,000万円から基金の繰入額の4億2,000万円を引いた12億4,000万円に借金の返済額、公債費を抑えなければいけないということになるというふうに思いますが、この考え方は正しいのかどうなのか、その点を確認をしたいと思います。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは、公債費の償還が16億円ほどあるということで、これ義務的経費ということになりますね。にもかかわらず当初予算、それも骨格でありながら、財政調整基金からの繰入れ、それから地域振興基金からの繰入れ、これらを充てないと予算が組めない予算編成になっておると。言い換えれば、その繰入れをしない分、しなくて済まそうと思うと、公債費がそれに見合う分、減額をしなければ組めないのではないかなというご質問だったというふうに思っております。私どもが予算編成で常々、一番考えておることは、予算編成方針でも示しておりますように、過度に歳入を見込まないこと、これは、もう前提でございます。 なぜそういうふうにしておるかといいますと、やはり発射台で、そういったものを、満額よりも過度に見込んで1年間を運営していこうと思いますと、やはり年度途中に、どんな事業が起こってくるのか分からない、そういったことを十分配慮する必要があると思っております。 例えば災害ですとか、そういったもの、いつ発生するか分からない中で、やはり余力を持ったスタートを切るべきだというふうに思っております。 したがいまして、財政調整基金等を当初予算で充当させていただいておりますのは、例えば地方交付税ですとか、それから、府の連携交付金ですとか、そういったものを過大に見込むことなく、連携交付金なんかは全くゼロでスタートをさせていただいております。 そういう予算の編成をしておるということで、考え方によって、永島議員の考え方もあると思いますけども、私どもが予算をまず考える上では、過度に歳入を見込むことなく、そこはスタート時点では財政調整基金等の繰入れをしながら、6月になって交付税の算定が参ってきます。そういったもんを見計らいながら、決算ベースでは財政調整基金等の繰入れを極力少なくしていく、そういう努力をするべきだろうなと思ってます。 これは近隣の市町、全国の市町村ほとんどだと思うんですけれども、やはり新聞報道等で、この時期、当初予算の報道がされますけども、やはりもう10億円を超えるような財政調整基金からり繰入金を、年度当初は見込んでスタートしておるけども、決算では黒字決算を打たれとるというのは、通常されておることなんで、そういう編成の仕方をしておるというご理解をいただければと考えております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 私も、決算では財政調整基金からの繰入れが毎年減らされるという、年度末で、そういう状況は把握しています。だから、そういうことではあるんでしょうけども、町としては、会計の安全度を見た予算を組まなくてはならない。だから、こういう数字になっとるわけですね。ですから、そういうことだということです。 それで、私が思いますには、12億円台の公債費ぐらいに持っていかないと、これは、いうたら安全な、100%安全な、そういう財政にはならないということですね。それで、私見ましたのは、町の財政計画なんですね。令和4年度から令和6年度の公債費は16億円台なんですよ。それから、令和7年度から令和10年度までは14億円台なんです。14億円ちょっと切る年度もあるんですが、そういう年度になってます。 この財政計画というのは、令和10年度までなんですね、出ておるのが。そうだとするなら、これを例えば12億円台に公債費を減らす。その年度は何年度になるのか、その点を教えていただきたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは、昨年お示しをさせていただきました、財政計画の中で、実際12億円程度の償還になるのが、何年度ぐらいになるのかというご質問ですけども、議員もおっしゃられましたように、ここでは令和10年度までしかお示しをさせていただいておりません。12億円になるのが正しいというふうにも、私自身は理解をしておりませんので、そこに数字をコントロールするという考え方は持っておりません。 ちなみに合併以降、元利償還金が、どのぐらいで推移をしてきたのかと申し上げますと、ずっと16億円を大体上回っておる状況で、平成18年からずっと推移をしてきております。多いときでは18億円、17億円、18億円近いこともあったというふうに認識をしておりまして、やはり何度も申し上げておりますけども、事業をやらないということは住民生活を考えたときにいろんな要望ですとか、そういったこともございますし、そういうことにはならないだろうというふうに認識をしております。 ただ、ルールを持ちながら、コントロールをしながら、持続可能な財政状況にコントロールしていくということが、今までは決算から見込むだけの財政見通しでありましたので、昨年、財政計画を説明させていただいたときにも、今後は、やはり後年度を、いかにコントロールできるか、ここが必要になってくるんだろうなと。決算からだけを重視するんではなく、やっぱり予算の組み方に反映できるような財政計画をしていくべきかなということを考えておりました。 令和4年度を見ていただいても、費目によっては多少の増減はありますけども、おおむね大体それに似通ったコントロールはできているのかなというふうに考えております。 今後におきましては、他の議員からもありましたように、総合計画を見直す時期に差しかかってきております。その中では、やはり第三者委員会のほうからも意見がございましたように、総合計画、この中の実施計画と財政計画がリンクしていくようなことが、やはりこれは当面どういうような財政運営がされていくのかというふうにつながってきますので、そこを後期基本計画をつくる段階で、やはり重視していくべきかなと、それが住民の皆様にとっても、後年度の財政負担がどういうふうにあるのかなというのが見えるようになるのかなというふうに考えております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 私も12億円という公債費の額が、これが適正な額だというふうには思ってません。 ただ、バランスを考えた場合に、それぐらいになるのかなというふうに思ってまして、先ほど、私、質問したのは12億円台の公債費に減っていくという町の予測は、何年度になるのか、そのことを質問したつもりなんですが、答弁はなかったというふうに思います。それは分からないんですか。出してないということなんですか。答弁してください。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) そこまでは試算していないということです。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) ちょっとそれはどうなんですかね。当然、出しておくべきではないんですか。いわゆる合併した頃は16億円から18億円ぐらいの毎年、公債費の償還があったという、そういう答弁がありましたけども、それは合併特例がある財政事情の下での償還額なんですね。合併特例がなくなった、もう同じような金額で償還をしておくということでやっとること自体が、そもそも間違いではないかと、そこに問題があるんではないかというふうに私は思います。どうですか。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 私どもが考えておりますのは、財政規模における公債費の率、合併当時100億円、110億円程度だったのが、国のいろんな施策もあって、今、120億円を超えるような年度があったり、110億円は大体超えておる決算規模になっております。 これを第2次の行革の目標だったと思いますけども、それを100億円程度に、財政規模そのものを圧縮していく必要があるというようなことを掲げたことがございました。なかなかそれには至っておりません。 そこで、財政規模に占める公債費の割合、これが私は重要になってくると思っております。合併特例があるからというのは、補助金があったり、起債があったり、交付税の措置があったり、これは当然あるわけですけども、交付税を見ていただけたら分かりますように、合併特例が10年あって、15年、残りの5年間で段階的縮減があって、今に至っております。交付税が、当時、総務省が言うとったような減らされ方をしたのかということを見てみますと、今そうなっておりません。悲しいかな交付税に依存しておるという現実は、これ否めないわけですので、そこを十分注視する必要はあるんですけども、そういった状況の中で、要は予算規模が大きいときの公債費の比率と、予算規模が小さいときの公債費の比率というもんを考えたときには、予算規模が大きくなっても16億円程度の義務的経費の負担でずっと推移しておると。 ただし、中の質が問題であるというふうに考えておるんです。公債費の尺度を計る実質公債費比率というものがございますが、これが今、17%に、令和2年度の決算でなっております。 したがいまして、これは交付税の算入措置がございます。起債もありますので、そこを質をよくしていく、要は交付税措置の高い率の起債に置き換えていくということが今後も必要になってくると思います。幸か不幸か昨年、過疎対策地域に指定をされましたので、今年度、令和3年度においても可能な限り、分の悪い起債をはがしまして、過疎債だとかいうのを、これ枠がありますので、枠の範囲の中で活用させていただいております。 こういったことを考えながら、何億円にするというのを、先ほど試算をしておりませんというふうに、12億円になることを、試算をしておりませんと申し上げましたけども、中身をもっと見ていく必要があるんだろうと、私は考えております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 何のことだか、私は全然分かりませんでしたけども、要するに借金の返済額が膨らむような起債の借入れをずっと続けてきたと、コントロールできなかったということだと私は思うんですね。この数字だけで判断するならば、4億円の借金の返済額、それをそこまで膨らんできたと、それが、まあいうたら財政圧迫の大きな要因になっておるというふうに、私は思います。 それで、そういう点でいきますと、令和10年度の収支の、この財政計画を見ても、まだ14億円台の借金の返済額なんですね、公債費なんです。ということは、これから6年、7年かかっても14億円台にしかならないということなんです。 以前も私、申しました。2期8年ぐらいは大型の建設事業はできないと、こういう財政事情になるんではないかというふうに、そういうことを指摘をしました。それで、町長は今回の出馬記者会見で野田川認定こども園の建設を表明されたんですね。これは、この財政事情から見て可能なのか、どうなのか。この次期4年間ですね、町長の次の任期は。この4年間のうちに、それができるのかどうなのか。その辺をどういうふうに思っておられるのか、聞かせていただきたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問に対しましては、公職選挙法の制限もあるということでありますし、選挙を間近に控えているということもございますので、本議会におきまして、答弁をすることは差し控えさせていただきたいと存じます。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 私のほうからは、財政計画上の話だけをさせていただければと思っておりますけども、昨年、お示しをさせていただきました、財政計画の中では、今後、事業を行っていかないということは何も書いてございません。例えば、投資的事業をしていく場合でも起債の発行額を、上限を10億円にコントロールしていこうということは示してあります。 したがいまして、説明でも何度もさせていただきましたけども、例えば、大規模な、今の議員が言われますような事業が出てきた場合、これはほかの事業と、それから、年間の起債発行の上限額をコントロールしながら、例えば20億円ぐらいの事業が出てくるとしたならば、それは単年度で考えることなく、凸凹が出てきますけども、やはり住民の皆様にとって必要と思われる事業を選択した上で、財政計画上は、それを単年度で考えることなく、複数年で考えたときには実施していくことは十分可能であろうと。 ただ、ほかの事業もございますので、これをどうするという判断は、当然、住民の皆様、それから議会と一緒に考えながら丁寧に説明していく必要があろうかなというふうに考えております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 町長は、答弁はできないということでありましたが、加悦の認定こども園の場合、事業費が8億8,000万円なんですね。その財源は8億1,000万円が起債なんです。補助金はないんですよ、今。起債しかないんですよ。ということは、借金をするか、基金を取り崩して対応するか、それしか方法はないんですよ。もしするとなれば。償還を15年というふうに見た場合、年間で5,500万円ぐらいの公債費が上乗せになってくると思うんですね。減らさなければならないということが分かっておりながら、公債費が増えるわけですよ、これやると。これで財政の健全化ができるんですか。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) ですから、何回も申し上げておりますように、財政計画で10億円をコントロールしていくということを申し上げておるわけで、それに伴っての、先ほど、令和10年度までの公債費の見通しということをしておりますけども、10億円を発行して、新たな償還が始まることを見越した上でしとるわけですから、それ以上をしようというものではございませんので、それ以上、それ以上ということになってくると、当然、永島議員がおっしゃることが当たってくるとは思うんですけども、私どもが申し上げとるのは、その範囲の中でコントロールしていこうということを申し上げとるというご理解をいただければと思っております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 10億円の起債の発行を抑えていくという話ですが、そのうち、臨時財政対策債は、大体3億円ほどありますよ、年間。そのほかの、もうどうしてもしなければならないような、そういう建設、あと水路の改修だとか、そういうのも含めて、それも2~3億円あるはずです。ということは、かつかつ、できるかできんかなと、2年間に分けてというようなことなんかなと、10億円という数字で考えれば、というふうに思いますが、非常にハードルが高いというふうに私は思っております。それで、そういうことだということを申し上げたいというふうに思います。 町長の出馬表明の認定こども園の整備というのは、非常に無謀な財政を無視した、そういうことだということを申し上げて終わらせていただきたいと思います。
○議長(多田正成) 和田副町長。
◎副町長(和田茂) 議員の質問にお答えをいたします。今、財政状況のことで議論がなされておりまして、その中でも公債費、起債の発行についての議論がされております。これは、どの時代であっても、この起債というのは必ず行政を進めていく上では必要不可欠な手だてだというふうに思っております。それはなぜかというと、将来にも負担をいただくという前提で施設を整備していくわけですから、これは必ず必要だろうなというふうに思ってます。 一方で、財政状況を改善するための手だてとして、この公債費を減らしていくというのは、これは議員がおっしゃるように、一つの手だてだというふうに私も理解します。 そのほかにも、やはり繰出金ですとか、経常的なものたくさんありますので、これは一体的に考えた中で、財政状況を見ていかなければならないと私は思います。ただ、今、議論になっております、ハード事業、起債を発行する中でのハード事業の実施につきましては、やはりこれは大前提はやっぱり財政状況を見極めながらというのは、これはもう忘れてはならないと思っております。 ただ、一方で、やはり住環境、住民の皆さんの住環境を整備するためにはやらなければならない施策というのも、これは必ずあると思いますので、そこはしっかりと、その時点で見極めをしながら、また、議会にも相談しながらということになると思いますけども、やはり年度によっては凸凹が出てくる可能性も、これはあるというふうに思いますので、そこは、今後、我々もしっかりと財政状況を見極めながら、やるべき事業というのを選択していかなければならないだろうなというふうに思ってます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 今、そういう話がありましたが、いつ災害が起きるかも分かりません、この異常気象の中で。そういう余裕も起債の中には当然見とかなければならないわけですね。そういうことから考えても、今、認定こども園で新たな起債を膨らますような事業をやるべきかどうかと、そのことが適切かどうかと、時期が適切かどうかということを、私は申し上げたということでございます。はい、終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 それでは、これより会派代表による質疑に入ります。 まず、よさの21クラブ、家城議員。 13番、家城議員。
◆13番(家城功) 会派のほうでは、総括的な質問をさせていただきたいと思っておりますが、ちょっと残っている部分で観光のほうをさせていただきます。 ページでいいますと153ページからになると思います。昨年度の予算、いわゆる今年度予算の審議のときに、観光協会への補助金約1,630万円、今年も上がっているわけですが、昨年度において与謝野町が一体、どういった観光を目指すのか、そのために観光協会に、どういった分野でお手伝いいただいて、その分の費用を補助する、そういった形が見えてこないと、ただ単に観光協会に補助を出すだけでは意味が分かりませんよと、その資料を出してくださいと、1年前にもお願いしました。いまだに出てきません。その中で、今回は観光交流課の資料で出てくるのかなと、資料を何度も見ましたがございません。 まず、町が目指す観光、その分野において、どこを観光協会にお世話になるのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 議員のご質問にお答えしたいと思います。資料につきましては、抜き取ったような資料、まずは提出ができていないということはおわび申し上げたいと思います。これまでから、与謝野町が目指す観光につきましては、第2次の総合計画で示しております、「人・自然・伝統与謝野で織りなす新たな未来」という中の観光分野では、それぞれ施策を持っておりますので、そこの施策を目的にしております。そこの中では、地元を誇りに思い、人の流れを生むまちというテーマ。また、交流人口増加体制の強化ということでしております。 また、地方創生交付金の関係で、地域総合戦略にも観光のキーワードを上げておりまして、その中では、体験・体感をしていただく与謝野ということで、与謝野ファンになっていただける方を増やしていこうということで進めてきております。 その中で、観光というところで、大きなところでいいますと、与謝野町は、全国そうですけれども、人口減少がどんどん進んでいくと、そういう中で地域内消費も減少していくことから、これを補うための一つとして、地域外からお金、外貨を獲得するという手段として観光振興を図っていこうというふうにしております。地場産業を支える基盤として、観光交流を増やしていく取組が必要だというふうに思っています。 そこで、観光協会に、どういうことを求めていくかということにいたしましては、観光交流課と一体となって、地域の観光事業者の団体であります観光協会と連携を取りながら、まずは、先ほど総合計画の取組の中の一つとしては、外から人を来ていただいて、そして与謝野町にお金を使っていただく、落としていただくということが大前提、そうしていきたいと思っています。 そうするためには、与謝野町として、どういうことができるのかと、周りには有名な観光地域がありますので、そこのお客様を呼び込んでくるということも一つですし、与謝野町の魅力を発信して、直に来ていただくということも一つだと思います。 ただ、そこで与謝野町として、まず、取り組んできたのは、体験をしていただくコンテンツ造成をしてきました。本格着物体験とか、与謝野の大江山トレイルとか、歌碑・句碑巡り、それから織物業の工房巡り等をしながら、与謝野町の魅力を体験していただく、そこによってお金を落としてもらっていけるような仕組みづくりを進めてきました。 そういった中で与謝野町に思い出とか、いいところだなということを、来ていただいた方に記憶に残していただいて、また、来ていただくような、与謝野町に来てよかったなというような思い出をつくっていただきたいと思っています。 そういった思い出をつくっていただいて、また、故郷というか、家に帰られても、また来ていただけるというような仕組みづくりをしていきたいと思っています。そういった仕組みづくりを観光協会が柱に担っていただきたいなと思ってます。観光協会といたしましても、議員ご指摘いただいているように、多くの皆様からご質問等、ご指摘を頂いている中で、観光協会も、これまでは外からのお客様を呼び込むというところに少し力を置いていたというふうに思ってますが、事務局体制も変わりましたので、今の方向としては、地域と連携をしながら、どういうおもてなし、外からのお客様をおもてなしをするのかというところについて、今、遅いと言われるかもしれませんけれども、与謝野町内の観光事業者様とか、与謝野町の公共の観光施設も含めて、情報共有から進めております。 それぞれの各種団体とも個別に意見交換をされながら、まずは足元から、そして観光協会は、どんな取組をしてるのかというところを、有線テレビを使いながら広報したり、皆さんにお知らせをしているというような段階です。 また、旅行業の免許、地域本部、観光協会でも取得されていますので、そこの観光協会がオリジナルのツアーを与謝野町内でも組めるようなこともできるようになっておりますので、そういったところで地域に必要とされる観光協会になっていきたい、なっていくように、本町としても、そういうような取組の中でしていきたいと思ってます。 また、町の補助金ばかりでは成り立っていきませんので、自主事業の中で安定的な経営ができるような形についても取り組まれ、日夜どういう自主事業という形で取り組んで、補助金も必要なんですけれども、自主事業をとりながら、お金を、収益を得て活動していくと、公益的事業と収益的事業を含めて取り組んでいただいているということでございます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 非常に長くご説明を頂きましたが、全く分かりませんでしたので、私が理解できた部分というのは、観光協会が町内観光ツアーを組まれるプログラムをつくられるという認識でよろしいですね。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) ニーズ把握もありますので、与謝野町完結というところはできるかどうか、今、ニーズ調査をされていると思いますけれども、7市町の大きな目の中で与謝野町にも来ていただくと、最終的には与謝野町内で完結するような取組も可能かなと思っております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 私が質問でお聞きしているのは、町は、どういった観光をされるのか、観光、観光というのは、町長がおっしゃって、この町は観光の町ですよということをおっしゃっている。だから、どんな観光をされるのか。 今、話を聞いていると、各市町に訪れられた観光客の皆さんを、おこぼれをもらうための観光を目指すというのが町の観光ですよね。それに対するツアーを組むというために補助金を出すということですよね。そういう認識でいいんですよね。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 今、議員がおっしゃられることも、一つの与謝野町ではやっていきたい、やっていく観光であると、観光振興であると思います。 もう1点は、与謝野町独自の観光というところの切り口でやっていきたいと思ってます。これまで、一つの実績でいいますと、ホップレンジャーのホップの取組は、一つ、与謝野町内で完結をしてきております。 次に重伝建の地域でありますけれども、重伝建、京都府内にも与謝野町含めて3か所ありますので、そこの3か所との連携ということもありますので、そういう広い意味での連携と、与謝野町内だけの観光振興ということで考えております。 それからもう1点は、お客様に来ていただいて、体験で帰っていただくということだけでは観光消費額もなかなか伸びてきませんので、そこに、与謝野町のお土産づくりをしたり、それから宿泊に対する取組というところも町内事業者様のほうの活性化というか、事業取組も促していけるような取組にはしていきたいというふうに思っております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 時間がもったいないので、また、個人的にお話をしますが、今のが観光じゃないんですよ。だから何をするか、体験をメインとした観光を目指すのか、宿泊を目指す観光を取り組むのか、町長が以前から民泊とか、一生懸命、議員の時代に訴えられました。そこれを観光の目玉にするのか、
大江山のトレイルを町の観光と位置づけるのか、もう全て今までの説明どおりなんです。 ちりめん街道、阿蘇ベイエリア、
大江山、道の駅。観光、観光、結局、よその町のおこぼれを拾う観光施策というふうにしかとれない、それが私が言う、そこの部分の、どこをやっていただくんですかというとこのつながる部分であるんですけども、その辺については、また、ゆっくり議会の後にお話をさせていただきます。 その中で、一つの観光の思いの中に入っておりました、大江山双峰公園、約2,500万円の予算が組んであります。コロナの中で入山者が、どういう状況であるのか、その辺はよく分かりませんが、まず、2,500万円の中での、ほとんどは管理運営費に入ってくると思います。その中で今の現状についてお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 双峰公園の現状につきましては、収入、収益、経営のところで言いますと、アウトドア、コロナ禍の中でおいても、屋外空間の活用ということで、利用料は伸びてきております。具体的に言うと、ちょっと数字がすぐ出てこないんですけれども、前年対比でも大幅に伸びているというとこでございます。 もう1点、施設の状況というところにつきましては、主に利用しているのはバンガローとオートキャンプというところで、あとの施設については老朽化等もあって休止、もしくは閉鎖をしているという状況でございます。 今年度の予算につきましては、台風の災害によりまして、駐車場が今、土砂崩れで閉鎖をしているという状況でございますので、そこの災害復旧に向けた予算が大きくつけていただいております。この予算につきましては、国の予算、国府を通じて、国の予算、国庫補助金を頂くために、どうしても当初予算に計上しなければならないということがございましたので、今回、骨格予算というところではありますけれども、計上させていただいたというところでございます。以上でございます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 例えば、私が考える観光、この大江山を観光の拠点とする、今コロナ禍の中で自然、また屋外というキーワードの中で、ここを拠点に観光を、町が進めていく、その中で、例えばあそこには、改修もしなければならないとは思いますが、お風呂もあります。宿泊棟もあります。そういったものを利用して、その拠点から、例えば織物体験につなげるとか、それが町の観光なんですよ。宮津市においては、観光って何ですか。天橋立、伊根町においては舟屋の里、そういった拠点の中から観光を進めていく、それが町の目指す観光の姿。 ちりめん街道や阿蘇ベイエリアや観光、観光、何が観光なのかなと常に感じますが、そういったことが大事というのがご理解いただきたい。その中で、2市1町で大江山観光開発協議会というのがございます。そこで、私も以前、出席させていただいて、入山者が増えている、あそこを2市1町のシンボルであるのなら、受け入れる形も考えていくべきだというご提案をさせていただきました。今後の協議をしていくということで、その受け入れる形の中には、ほとんどの方が町内に下りてこられた入山者の方、トイレがない、汚いと、そういったご意見が非常に多いです。そういった対応も考えていくべきではないかと、今後の協議をしていくという返事でしたが、その後、今どういうふうな状況でございますか。
○議長(多田正成)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 2市1町の大江山観光開発協議会での議論の場の中でのお話であるというふうに認識しております。 その部分につきましては、既に監事市でありました福知山市さんのほうから、各市町の首長様、議長の皆さんにも回答をしてありますので、議員さんのほうも当時、議長でしたので、御存じだと思っておりました。今の状況で言いますと、先ほど言われたトイレの関係につきましては、大江山トレイルの運営をされている民間の大江山登山の団体の方からのご意見をお聞きする中で、トイレというキーワードは、今は増設というところは必要ないんじゃないかなというお話もありましたので、トイレの設置、増設というところについては、今のところ見送っているという状況でございます。 ただ、トイレ、議員がおっしゃられるとおり、重要な一つのこともありますので、その点につきましては、観光開発協議会のほうの事務局ともお話をしながら、与謝野町内で必要なところがありましたら、条件が整うということも必要なんですけれども、検討していきたいというふうに思ってます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) そもそも、行政が観光業をするわけではないんですよ。観光関連の町内の事業者の方が、いろんな仕事をされる中で、町の観光として、こういうもんがあるべきだと、こういうことを取り組むべきだと、そういう意見を出し合って、それを取りまとめる、まず役割をするのが観光交流課であり、観光協会。そういった中で進めていただきたい。 例えば、
大江山という、私は例を挙げました。今、近隣の各市町においてもグランピングであるとか、やっぱり快適の中での自然というのを求められているニーズが高まっていると。そういった中で、トイレが汚いとか、そういうことの整備ができるのが行政の役割、お手伝いができるのが行政の役割、そういったことを相談する形づくり、行政が、これに対して、観光地はここですよ、ここで観光してくださいよ、そんなことで成り立つようなことはないです。やられている方が観光に携われる業種の方が、そういう思いになっていただいて、その協会の中で、どういったものを目指すのか、そういったことを指導していただくのが観光交流課の役割。だから補助金を出すんですよというところに持っていっていただかないと、ただ単に事務局人件費を1,600万円出しますよでは駄目なんです。何のために特化した課をつくったのか、そこをしっかりと考えていただきたいと思います。 細かな事業については、ほかにもクアハウス、先ほど渡邉議員からもありましたが、クアハウス、道の駅、移動販売車、SL、ようけ聞きたいことはあるんですけども、それぞれの予算が上がってきている事業、今まで予算を使った事業、何一つ、こういうことなんだなというふうに私は理解できてません。そういった中で、やはり、ここからは会派の質問になるんですが、計画の立て方、方向性の示し方、また、行政が考えている部分などの明確化をすることが、この予算にも必要ではないかなと。予算だからこそ必要じゃないかなと。 先ほど、永島議員が財政の話も触れられましたが、全て、その財政の下で、各年度の予算が執行されております。その使われる一つ一つが、我々議会でも、もちろん町民の皆さんにも姿が見えて、到達点が見えて、そういう形づくりをしていかなければ、町長がおっしゃる、見えるまちづくりというのはできないんではないかなというふうに思いますが、これから肉づけ予算、また補正予算等々の提案も来年度、私は、この場におるかどうか分かりませんが、あると思います。 企画財政課長にお聞きしますが、そういったことを念頭において、ヒアリングしていただき、予算計上に移っていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 先ほど、永島議員のご質問でもご答弁をさせていただきましたけども、今、家城議員がおっしゃられる、要は、どういった事業の考え方が予算に反映をされていくのか、これはやはり見えるようにしていくべきだろうと思っております。 現在でも、第2次総合計画の前期基本計画の、それぞれの分野ごとにおきまして、予算を編成しておるというのは、予算の説明資料でもお示ししておるとおりです。ただ、こういった総合計画に紐づくもんだというのをもう少し明確化していく。 先ほど申し上げましたのは、後期基本計画を令和4年度で策定をしていく、その中には、前にもご指摘を受けております実施計画をつくることによって、事業が一体どういう方向に向かおうとしておるのか。この計画があるから、こういった事業が必要なんだよというのを、やはりオープンにしていって、分かりやすい予算の編成をしていくべきかなと思っておりますので、今、頂きました、それからほかの議員から頂きましたご意見も十分参考にさせていただきながら、今後の取組に生かしていきたいというふうに考えております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) お昼になりましたので、手短に。 やはり各事業において、今お話しいただきましたが、各事業や行政が取り組む分野においては、全てにおいて、一つ一つに意味と意義があると私は思っております。その中で今回の定例会で出されました委員会資料においても、各自分の担当分野の予算が切り抜かれて出されている。ほとんどが、そういった資料です。 本当の資料は、一つ一つの事業に、こういった思いで、今、行政を取り組んでいる。だから、このお金をこういうふうに使うんだ、最終的にはこうなるんだ、そういうような資料が一つ一つあれば、いちいち議会で説明を求める必要もないのかなというふうに思います。その中で説明とは一体何かといいますと、事業に対する理解を求める説明。 2点目に、到達点の見える説明。そして何より一番大事なのは、その事業を取り組もうとする信念、情熱、一生懸命、各課の課長はじめ皆さんが予算を計上されて、この事業を取り組みたいという思いで出されてきたものが伝わる説明ですね、その三つをしていただくこと、これは行政の責任であり、私は義務でもあるというふうに思います。 次の予算、また、それまでにつく肉づけ予算だとか、補正予算にも、そういった思いを持って提出していただくことが町民と一体になって進めるまちづくりだというふうに思っております。 ぜひ、その財政を引き受けておられる企画財政課長を中心に、町のお金が町民の皆さんのために有効に、明確に使われる形づくりを目指していただきたいというふうに思いますが、最後に何かございましたらお願いします。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 今、議員がおっしゃられたことは当然のことだろうと思っておりますが、私どもが予算編成をさせていただく中には、やはりこの総合計画に基づきながら、各分野どういう方向に向かおうとしておるのかというのを、きっちりやっぱり説明を頂きたいと。 例えば、まだまだ熟慮する必要があるというふうに判断されるものは、予算に計上できない。それからもっとやっぱり住民の側に立った考え方に置き換えるべきものがあるとするならば、やはりもう少し、そこを練った上で制度化するだとか、事業化するだとかいうことは常々考えてきております。 それらをやはり全体的にコントロールしなければならないということは、当然必要だと思いますし、それが全体的にコントロールできるということが、今、議員が言われますように、住民にとって逆に予算というものが、どういうふうに使われていくのかというのが見やすくなってくるというふうに認識しておりますので、さらなる、そういった改善につながるように引き続き努力してまいりたいというふうに考えております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 町長が8年間言っておられた町民の皆さんと一緒に、また、我々も議員も同じ思いで、町民の皆さんが心豊かに安心・安全で生活ができる町を目指してなればなというふうに、思いで質問させていただきました。以上で終わります。
○議長(多田正成) 小池企画財政課長。
◎企画財政課長(小池大介) 総括みたいな質疑だったと思っておりますけど、今、先ほどから総合計画に基づくような事業の実施を、予算に、どういうふうに反映していくかと申し上げました。一方で職員の事務を簡素化させていく、これは、例えば決算と予算の見せ方、こういったものにも工夫が必要になってきておるもんだと思っております。その事業が向かう方向性で今、議員が言われましたように、実際、じゃあ決算でどういうような実績があったのか、効果があったのか、そういうものにつながっていくような見せ方、予算と決算が考え方として開示するんではなくて、やっぱり共通として見えるようにしていこうと思うと、やはり予算書では見えない、決算書では見えない、例えば参考資料等をいかに簡素化する中でも見やすくしていく。事業のぶらさがりが分かりやすくしていく。やっぱりそういったものも工夫しながら職員の手もできるだけかからないように努力していくことも一方では必要だと思ってますので、そういうところも改善しながら、よりよいものにしていけるように努力していきたいというふうに考えております。
◆13番(家城功) 終わります。
○議長(多田正成) 会派代表の質疑につきましては、申出のありました全ての会派から発言がありました。したがいまして、これにて質疑なしと認め、質疑を終結します。 ここで1時40分まで昼食休憩とします。 (休憩 午後0時07分) (再開 午後1時40分)
○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 1番、高岡議員。
◆1番(高岡伸明) 日本共産党与謝野町議会議員団を代表しまして、令和4年度与謝野町
一般会計予算の反対討論を行います。 今議会に提案された予算は町長、町議選挙を控えた骨格予算で、大型事業はありません。しかし、リフレかやの里を指定管理から外し、直営とする予算となっております。リフレは、どうなるのか心配する声が出ています。地元からは存続するよう申入書が提出されました。協議を継続すること、存続させるための枠組みを検討するという答弁はありましたが、本年7月以降、どうなるのかは全く見通しのない予算です。町の貴重な観光施設として、リフレは存続させる全国の障害者雇用のモデルともいえる施設であり、障害者雇用は約束する、こういった答弁を期待してましたが、曖昧な答弁でした。 したがって、不十分な内容を含む予算であると判断し、この予算に反対するものです。 以上、反対討論といたします。
○議長(多田正成) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 8番、山崎政史議員。
◆8番(山崎政史) よさの21クラブを代表し、来年度の
一般会計予算に対し、賛成の立場で討論をいたします。 来年度予算は、4月に町長選挙が実施されることもあり、新規事業を含む投資的経費を抑えた約114億円の内容であります。その中では、旧桑飼小学校跡に建設予定である特別養護老人ホームの建設支援2億7,800万円や3月に開設される、こどもの森保育園の運営補助3,000万円など、高齢化、子育ての社会福祉にも目を向けた町民の生活に直接関係することは評価できると感じております。 しかしながら、多くの事業において、委員会説明や議会答弁で意味と意義、方向性、到達点など、明確に感じる理解しにくい分野もあり、何より信念と情熱が伝わってこないとも思います。年度が始まれば、肉づけや補正などの予算計上もあると思いますが、今議会で指摘や提案のありました中身も十分に理解をしていただき、町民の皆様にとって有意義な町政運営になることを大いに期待いたします。 最後に、まだまだ見通しが立たない新型コロナウイルス感染症をはじめ、世界に目を向けるとロシア、ウクライナの紛争など、不安に感じることが多い中、町民の皆様の少しでも安心・安全、そして、心豊かな生活ができること。さらに知恵を出し合い協力し合えるまちづくりが進められることを期待し、当予算に対するよさの21クラブの賛成討論といたします。
○議長(多田正成) ほかに討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第23号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(多田正成) 起立多数であります。 よって、議案第23号 令和4年度与謝野町
一般会計予算は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第24号 令和4年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますで、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第24号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第24号 令和4年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第25号 令和4年度与謝野町
下水道特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますで、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第25号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第25 令和4年度与謝野町
下水道特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第26号 令和4年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第26号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第26号 令和4年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第27号 令和4年度与謝野町
介護保険特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第27号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第27号 令和4年度与謝野町
介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第8 議案第28号 令和4年度与謝野町
土地取得特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第28号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第28号 令和4年度与謝野町
土地取得特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第9 議案第29号 令和4年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第29号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(多田正成) 起立多数であります。 よって、議案第29号 令和4年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第10 議案第30号 令和4年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第30号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(多田正成) 起立多数であります。 よって、議案第30号 令和4年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第11 議案第31号 令和4年度与謝野町財産区
特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第31号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第31号 令和4年度与謝野町財産区
特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第12 議案第32号 令和4年度与謝野町
水道事業会計予算を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第32号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第32号 令和4年度与謝野町
水道事業会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 以上をもちまして、本定例会に付されました議案、その他全て議了しました。 お諮りします。 会議規則第6条の規定により本日で閉会としたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田正成) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会は、本日で閉会することに決定しました。 ここで、山添町長よりご挨拶の申出がありますので、お受けいたします。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、閉会のご挨拶を申し上げる前に、ロシア、ウクライナ問題に関する本町の基本的な方針を申し上げます。 先月、24日にロシアにより、ウクライナへの軍事侵攻が開始をされました。武力による現状変更は、国際法に反する行為であり、社会秩序の根幹を揺るがすものであります。強く非難すると同時に一刻も早く対話による解決が図られることを強く希望いたします。 現在、ウクライナから300万人を超える人々が国外に去ることを余儀なくされ、第二次世界大戦後のヨーロッパ最大の難民危機を引き起こしております。この事態に対応するべく今月2日に岸田総理が避難民の受入れを表明され、15日には避難生活の長期化を見据え、就労可能な在留資格を希望者に付与する方針を明確にされました。この方針を受け、本町といたしましても、人道的観点から避難民を受け入れる体制を整えるべきと判断をいたしました。この後は、出入国在留管理庁、京都府などの関連機関と共に連携を重ね、具体的な支援に結びつけてまいりたいと考えており、補正予算の編成も必要と認識をしております。 議員の皆様方には、町議会のロシアによるウクライナ侵略を強く非難する決議を踏まえた対応であることとご理解を賜りたいと存じます。 それでは、令和4年3月定例会の閉会に当たり、一言、御礼とご挨拶を申し上げます。 本定例会では、3月1日の開会から、本日まで17日間にわたる会期で31議案の重要事項をご審議いただきました。この間、多田議長をはじめ議員の皆様方には本会議や各常任委員会において、熱心にご審議を頂きましたこと、心から熱く御礼を申し上げます。特に本会議におきましては、町の厳しい財政状況やコロナ禍で運営が厳しい状況にある指定管理施設の在り方など、議員の皆様方から多角的なご意見を頂戴し、慎重なご審議を賜りましたこと、改めて厚く御礼申し上げます。 また、令和4年度の当初予算におきましては、4月に町長及び町議会議員選挙を控えているため、骨格予算として提案をいたしましたが、これにつきましても、多くのご意見やご指摘を頂戴をいたしました。早いもので、私の任期としてもあとわずかとなり、まだまだやり残した課題や挑戦はたくさんありますが、この4年間、議員の皆様方におかれましては、本議会を通じ、また公私にわたりまして多くのご指導とご鞭撻を賜りました。町民の代表であります、皆様方と交わした多くの議論や町民の皆様方から頂きました叱咤激励の声は、私の大きな財産であります。大変ありがたく心から御礼を申し上げますとともに、皆様方のますますのご活躍と町民の皆様方の幸せを心よりお祈りを申し上げます。誠にありがとうございました。 また、本定例会を最後に本日まで説明員として出席をしておりました、吉田税務課長が旧町時代から新町合併という多難な時期を経て、3月31日付をもって、長年の公務員生活を終えることとなりました。ここに、その多大な貢献に対し、心ばかりの感謝を申し上げたいと存じます。 大変ご苦労さまでございました。 また、小牧
CATVセンター長が京都地方税機構へ、小室商工振興課長が京都府へ、それぞれ派遣となりますことを申し添えます。 以上、本定例会の閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。4年間、本当にありがとうございました。
○議長(多田正成) それでは、私のほうからも、ご挨拶を申し上げます。 それでは閉会に当たり一言ご挨拶申し上げます。 与謝野町自治功労者表彰をはじめ、ほか30件、追加議案2件、計33件の議案審議をお世話になりました。今議会一般質問では、野田川地域認定こども園の設置の考え方、給食センターの問題、ホップ事業、シルクプロジェクトの成果、また、山添町政8年間の施策、事業の取組、政治姿勢など数多くの質問がありました。 捉え方は人様々かと思いますが、計画の遅れ、成果に結びつかない施策、事業の積み重ねが財政難の要因となることもゆがめない事実であります。真摯に受け止めていただき、今後の施策に生かしていただきたいと思います。 令和3年度の補正予算では、減額補正2億8,429万3,000円のうち、2億4,398万4,000円が基金の減額補正となっており、大変よかったと思いますが、それでもまだまだ、基金の繰り出しが多く、地方創生による補助費など、平成27年度頃から増加傾向にあります。財源不足の要因となっております。見直しが必要かと考えますので、指摘をしておきます。 新年度当初予算につきましては、数多くの議員から質疑がありましたが、今回は町長、議員ともに改選期を目前に控えており、町長の本格施策、事業、投資経費を控えた骨格予算であります。しかし、基金、町債を加えなければ義務的、消費的経費が賄えない状況であります。このことは強く指摘をしておきたいと思いますが、まず、選挙を済ませ、町長、議員の皆さんは、そろって再選され、新体制ができましてから、精いっぱいしっかりと取り組んでいただき、よりよい行政運営となりますよう、よろしくお願いを申し上げます。 さて、今議会、町長をはじめ理事者、執行部の皆さんには、長時間にわたり一般質問から予算審議と多くの質疑、質問、意見に対し、真摯に受け止めていただき、丁寧なご答弁に徹していただき、ご苦労をおかけいたしました。 また、KYTスタッフの皆さん、そして、議会事務局の皆さん、お力添えありがとうございました。私の不手際にもかかわらず、今議会、無事終えることができました。全ての皆さんへ感謝を申し上げ、会期8日残しての閉会とさせていただきますが、コロナ禍、まだまだ収束には至りません。一層お気をつけいただき、日々お元気でご活躍いただきますよう、お祈りいたしまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。 なお、最後に、私ごとで大変恐縮ですが、この場をお借りし、住民の皆様へ一言御礼を申し上げたいと思います。 議員任期4月15日まで、もう少しありますが、任期満了をもって引かせていただきます。4期16年間、私ども浅学非才、高齢にもかかわりませず、長きにわたり務めさせていただくことができました。また、最後の2年間は議長まで務めさせていただき、この上ない幸せ者であります。これもひとえに側近でお世話してくださる皆さんをはじめ、多くの皆さんのご理解、ご支援、ご指導の賜物と感じております。言葉は足りませんが、この場をお借りし、心より感謝を申し上げ、御礼を申し上げる次第であります。 最後に、お願いとなりますが、4月選挙改選後の町長、議員、新体制に対しましても今まで同様深いご理解、ご協力いただき、与謝野町のさらなる発展と住民の皆様が幸せであり続けられるまちづくりにお力添えを賜りますよう、心よりお祈り申し上げまして、御礼の言葉といたします。 本当に長きにわたりありがとうございました。 それでは、会期を八日残しておりますが、これをもちまして第107回会令和4年3月定例会を閉会します。 長時間お疲れさまでした。 (閉会 午後2時06分) この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 与謝野町議会 議長 同 議員 同 議員...