与謝野町議会 2022-03-01
03月01日-01号
令和 4年 3月 定例会(第107回) 第107回令和4年3月
与謝野町議会定例会会議録(第1号)招集年月日 令和4年3月1日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後3時18分 散会招集の場所
与謝野町議会会議場1.出席議員 1番 高岡伸明 9番 和田裕之 2番 永島洋視 10番 河邉新太郎 3番 杉上忠義 11番 浪江秀明(遅参) 4番 山崎良磨 12番 渡邉貫治 5番 下村隆夫 13番 家城 功 6番 安達種雄 15番 宮崎有平 7番 今井浩介 16番 多田正成 8番 山崎政史2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者 議会事務局長 前田昌一 書記 須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者 町長 山添藤真 代表監査委員 田中眞一 副町長 和田 茂 教育長 長島雅彦 企画財政課長 小池大介
学校教育課長補佐 堀口義雄 総務課長 長島栄作
社会教育課長 植田弘志 防災安全課長 藤垣浩二 福祉課長 田辺茂雄
CATVセンター長 小牧伸行
子育て応援課長 下川賢司 税務課長 吉田雅広 保健課長 平野公規
住民環境課長 中上伸午 商工振興課長 小室光秀 会計室長 安田 敦 観光交流課長 谷口義明 建設課長 柴山 進
上下水道課長 山添雅男 農林課長 井上雅之5.議事日程 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第2号 与謝野町自治功労者の表彰について (
提案理由説明~表決) 日程第5 議案第3号
人権擁護委員候補者の推薦について (
提案理由説明~表決) 日程第6 議案第4号 与謝野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について (
提案理由説明~表決) 日程第7 議案第5号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正について (
提案理由説明~表決) 日程第8 議案第6号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正について (
提案理由説明~表決) 日程第9 議案第7号 与謝野町
会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正について (
提案理由説明) 日程第10 議案第8号 与謝野町
文化財保護条例の一部改正について (
提案理由説明~表決) 日程第11 議案第9号 与謝野町
国民健康保険税条例の一部改正について (
提案理由説明) 日程第12 議案第10号 与謝野町都市公園条例の一部改正について (
提案理由説明) 日程第13 議案第11号
与謝野町営住宅条例の一部改正について (
提案理由説明~表決) 日程第14 議案第12号 与謝野町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について (
提案理由説明) 日程第15 議案第13号 与謝野町
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について (
提案理由説明) 日程第16 議案第14号
加悦木工加工施設条例の廃止について (
提案理由説明~表決) 日程第17 議案第15号 与謝野町
ツバキ育苗温室条例の廃止について (
提案理由説明~表決) 日程第18 議案第16号 旧
加悦社会福祉センター解体撤去工事請負契約の締結について (
提案理由説明~表決) 日程第19 議案第17号 町道路線の廃止について (
提案理由説明~表決) 日程第20 議案第18号 令和3年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号) (
提案理由説明) 日程第21 議案第19号 令和3年度与謝野町
下水道特別会計補正予算(第4号) (
提案理由説明) 日程第22 議案第20号 令和3年度与謝野町
介護保険特別会計補正予算(第3号) (
提案理由説明) 日程第23 議案第21号 令和3年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) (
提案理由説明) 日程第24 議案第22号 令和3年度与謝野町
水道事業会計補正予算(第4号) (
提案理由説明) 日程第25 議案第23号 令和4年度与謝野町
一般会計予算 (
提案理由説明) 日程第26 議案第24号 令和4年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第27 議案第25号 令和4年度与謝野町
下水道特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第28 議案第26号 令和4年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第29 議案第27号 令和4年度与謝野町
介護保険特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第30 議案第28号 令和4年度与謝野町
土地取得特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第31 議案第29号 令和4年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第32 議案第30号 令和4年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第33 議案第31号 令和4年度与謝野町財産区
特別会計予算 (
提案理由説明) 日程第34 議案第32号 令和4年度与謝野町
水道事業会計予算 (
提案理由説明)6.議事の経過 (開会 午前9時30分)
○議長(多田正成) 改めまして、皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は14人であります。定足数に達しておりますので、これより第107回令和4年3月定例会を開会し、本日の会議を開きます。 本日、柴田教育次長より欠席の届が参っております。代理として
堀口学校教育課長補佐に出席いただいておりますので、お知らせしておきます。 それでは、ここで私のほうからご挨拶を申し上げます。 第107回令和4年3月定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 当町の
コロナ感染状況ですが、今年に入り2か月で110人を超える急速な感染状況となりました。まだまだ、収束には至りません。お気をつけいただきたいと思います。地域経済、地域社会の閉塞感はもちろんですが、子供たちも学級・学年・学校閉鎖と困難が予測される中、卒業式を目前に控え、先生方、関係者の皆さんには大変ご苦労をおかけしていると思います。卒業生たちも指折り数えながら数々の思い出と希望を胸に今、巣立とうとしています。感染防止に配慮いただき、子供たちの思い出深いすばらしい卒業式となりますよう、心より願っています。これからも幾多の困難な環境もあろうかと思いますが、子供たち一人一人が何事にも負けない、自らがしっかりと学び、力強く歩んでくれることを心から願うものであります。 さて、山添町政2期8年間、2期目4月15日任期満了の最終の3月議会となりました。4月5日告示の10日の投票日であります。議員も同様、改選期を目前に控えた今議会でありますが、令和4年度の当初予算審議が主たる内容であります。自治功労表彰1件を含め31件と、盛りだくさんの議案が上程されております。今議会は改選前ですので、新年度各会計当初予算は当然、骨格予算となりますが、住民自治をつかさどる住民生活への環境整備、安心・安全のための施策、当町の地域経済、社会活動の活力あるまちづくりが基本でなければなりませんが、依然として厳しい財政状況にあり、余力の持てない歳出構造を一日でも早く改善を願うものであります。 今回の予算は骨格予算にも関わらず多額な基金を繰り入れても義務的経費、投資的経費が賄えない状況にあり、財政運営、財政経営からいえば基本中の基本が崩れていると考えます。つまり基本的歳入に対し義務・投資的経費など、支出となる仕組み、あるいは施策を見直し、改善、改革することが重要であると考えています。このことを変えることのできるのは、行政運営を担うトップの決断しかないと考えておりますので、近々の課題としてお考えいただきたいと思います。 このような運営を続けますと、近い将来、基金が枯渇してしまい、さらに厳しくなることは言うまでもありません。地域経済や人口減少など、当町の現況は合併当初とは大きく異なっており、現状認識が最も重要かと考えます。将来を見据えた財政運営の在り方、公共施設の在り方、行政業務の在り方、全てが財源に影響を及ぼし、総合的考え方が今、一番求められているのではないでしょうか。 全ての在り方が健全でなければ光り輝く住民へのまちづくりは図れないのであります。大変厳しく申し上げましたが、当初予算骨格とはいえ、当町の1年をつかさどる大切な予算であり、歳入歳出のバランスがとれない原因が、どこにあるのか、今議会を通し、しっかりと議論をしていただき、次につながる審議となりますよう、よろしくお願い申し上げまして、今議会の開会のご挨拶といたします。 ここで、山添町長から挨拶の申出がありますので、お受けしたいと思います。 山添町長。
◎町長(山添藤真) 皆さん、おはようございます。 暦の上では雨水を過ぎ朝晩の冷え込みはあるものの、ようやく春の訪れを感じる頃となりました。本日ここに第107回令和4年3月
与謝野町議会定例会の招集をお願いをいたしましたところ、多田議長をはじめ議員の皆様方にはご参集をいただき、誠にありがとうございます。 まず、
新型コロナウイルス感染症に係る状況について、京都府全域に1月27日に
まん延防止等重点措置が発令をされてから、約1か月が経過をいたしました。この間、町内におきましても、令和4年に入りましてから約100人の感染者が確認をされているほか、役場職員にも感染者が確認をされるなど、感染拡大の収束が見通せない状況が続いております。 このような状況の中、役場各庁舎においては、
感染拡大防止、また、住民サービスに必要な業務の継続を図るため、分散勤務等を継続をしております。町民の皆様方にはご不便、ご面倒があると思いますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 また、本町では、3回目の
新型コロナウイルスワクチン接種を
与謝医師会並びに
京都府立医科大学附属北部医療センターの医療従事者の皆様方のご協力の下、実施をしているところでありますが、今月から5歳から11歳までの
小児ワクチン接種についても順次、準備ができ次第、ご案内をさせていただくことといたしております。引き続き、接種を希望されます方々に対しては迅速な対応を行ってまいりますので、ご理解、ご協力をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。 さて、本定例会では与謝野町
自治功労者表彰についてをはじめ、
人権擁護委員候補者の推薦についてのほか条例の改正及び廃止案の12件、工事請負契約の締結、町道路線の廃止、各
会計補正予算の5件、令和4年度当初予算の10件からなる都合31件の議案をご提案申し上げております。中でも令和4年度一般会計当初予算につきましては、4月に町長選挙と
町議会議員選挙が執行されますことから、基本的には新規事業などの政策的経費は計上を行わず、令和3年度からの継続事業のほか、
普通建設事業等の投資的経費についても必要最小限とする骨格予算として編成をいたしております。その詳細につきましては提案の際に改めてご説明を申し上げます。 本定例会におきましても議員の皆様方よりご質問などを通し、町政に対する多くのご意見を頂戴することで議員の皆様方と、より深い議論を重ねてまいりたいと考えております。 議員の皆様方におかれましてもご理解とご協力をお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、本定例会の開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。 それでは3月定例会、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 本日の会議はお手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 ご報告いたします。お手元に配付しておりますように、本定例会に提出されております議案は、議案第2号 与謝野町自治功労者の表彰について、ほか30件であります。以上、31件を上程します。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第123条の規定により、11番浪江秀明議員、12番渡邉貫治議員を指名いたします。 以上の両議員に差し支えのある場合には、次の議席の議員にお願いいたします。 次に、日程第2 会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月25日までの25日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田正成) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日から3月25日までの25日間と決定しました。 ここで、
宮津与謝クリーンセンター焼却炉の運転再開について、
中上住民環境課長から報告の申出がありますので、お受けいたします。
中上住民環境課長。
◎
住民環境課長(中上伸午) おはようございます。 大変貴重なお時間を頂戴し、申し訳ございません。私からは、
宮津与謝クリーンセンター焼却炉の運転再開について、ご報告を申し上げます。 本件につきましては、議会をはじめ地元の皆様、町民の皆様に大変ご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます。 9月
定例会全員協議会、また、12月
定例会常任委員会でも、その原因や対応状況等のご報告をさせていただきましたが、先般、2月24日、焼却炉の運転を再開したとのことでご報告をさせていただきます。A4資料1枚目を御覧いただきたいと思います。
宮津与謝クリーンセンターでは、
公害防止基準ダイオキシン類の一部超過の判明日の8月10日から焼却炉の運転を停止し、原因究明のため試験運転が実施されました。 先般、試験運転及び
ダイオキシン類測定の結果、再発防止のため
活性炭吸着塔、連続分析計等が設置されたことや地元石川区、須津地区並びに京都府丹後保健所等の関係機関との協議・調整が整い、2月24日から焼却炉の通常運転が再開されたとのことでございます。
ダイオキシン類超過の主な原因についてでございますが、参考資料2ページ中ほど、図面の右のほうになります、ガス冷却室での
ダイオキシン類の再合成の影響と考えられ、ガス冷却水の水質と
ガス冷却室出口温度が、
ダイオキシン類の再合成に起因している可能性があるとして、試験運転で検証したものでございます。 A4資料1枚目に戻っていただきたいと思います。次に、試験運転の結果についてですが、試験運転の期間は10月14日から11月24日まで実施されました。検証結果については、
ダイオキシン類の挙動調査を行った結果、
ダイオキシン類の再合成にはガス冷却室の
水質TOC濃度の影響が大きく、
ガス冷却室出口温度の影響は小さいことが分かりました。
試験運転期間中に施設の総合的な運転状況を確認し、焼却処理、排ガス処理、
メタンガス化施設などを正常であることを確認しました。 ガス冷却水の一時的な水質変動があり、定期休炉後の焼却炉の運転においては、定期休炉期間中に貯留した再利用水を優先的に使用するため、ガス冷却水の水質、TOC濃度が一時的に上昇し、ガス冷却室での
ダイオキシン類の再合成の要因と認められるとのことでございます。 再発防止策としましては、連続分析計を設置し、ガス冷却水の水質を常時監視することでTOC濃度を一定値以下に管理する。社内試験による検討の結果、
活性炭吸着処理が最も有効な手段と判断し、
活性炭吸着塔を水質改善設備として設置するとのことでございます。 運転再開に当たり
活性炭吸着塔の設置には、機器の設計・製作等に半年以上の期間が予想されるため、設置に先立ち仮設の
活性炭吸着塔を設置して運転を再開するとのことでございます。 次に、今回の事象に係る対応経費等の負担についてでございます。本件に伴う可燃ごみの外部処理等の費用、また、
公害防止基準超過の原因究明及び再発防止策に係る経費等は、全額、
施設運営事業者である、
タクマ・タクマテクノス運営JVが負担するとのことでございます。 最後に、与謝野町
一般廃棄物最終処分場での灰、焼却灰、飛灰の受入れ再開についてでございます。当時、受入れをしていた加悦及び
岩滝最終処分場での焼却灰、飛灰の受入れについては、
公害防止基準、
ダイオキシン類の一部超過が判明した8月10日の翌日から停止をしておりました。8月20日に最終処分場で試料を採取し、9月2日に
ダイオキシン類測定の結果が基準値以下であったことを地元滝区、男山区、幾地区に報告しました。 2月17日に焼却灰、飛灰の受入れについて地元区の了解を得ました。昨日、2月28日から
野田川最終処分場で焼却灰、飛灰の受入れを再開しております。 今後についてですが、
クリーンセンターにおける
ダイオキシン類濃度の検査回数は当面の間、測定頻度を年間4回から毎月1回に増やすとのことでございますが、このようなことが発生しないよう環境組合と共に安全を大前提に、より適切に運営していただくよう委託事業者に要請をしてまいります。 以上、
宮津与謝クリーンセンター焼却炉の運転再開についてのご報告とさせていただきます。
○議長(多田正成) 次に、日程第3 諸般の報告を行います。 諸般の報告についての質疑は行いませんので、念のため申し上げておきます。 最初に、
産業建設環境常任委員会の報告をお願いします。 下村委員長。
◆
産業建設常任委員長(下村隆夫) 皆さん、おはようございます。
産業建設環境常任委員会報告をいたします。委員会は閉会中に行いまして令和3年12月21日及び令和4年1月19日、2回やっております。内容は上下水道課と農林課になります。上下水道課においては、管内の水道施設の現場視察ということで、全て当町における主だったところを見ました。問題は、特に今回はあったところはないんですが、依然として問題は緊急時に町内を一元化できるシステムができてないというのが問題であるということを感じました。 次に、農林課ですが、
クラフトビール醸造についての報告を受けまして、この問題は過去、新聞社の発表があったとおり、一酒造会社の問題でありまして、ホップ生産とは別に考えてほしいと、ホップに関してはホップ生産の販売は組合で行うので、町としては関与することはないという報告でございました。 次に、リフレ加悦の里運営についてでございますが、来年度から指定管理料を2,400万円という、今までの金額の倍以上の提案がありまして、折り合いがつかなく、議会への提案は難しいということでございました。それに伴って行政財産から普通財産に変更して、貸付で施設を運営する方向で検討するというような内容になっております。これにつきましては今議会には、まだ上程はできないという旨の、早ければ3月に上程したいという意見がありましたけども、行政財産から普通財産に移行するのは、まだ時間がかかるかなという話もありました。 以上でございます。
○議長(多田正成) 続きまして、一部事務組合の報告をお願いします。 最初に、
宮津与謝消防組合議会の報告をお願いします。 和田議員。
◆9番(和田裕之) それでは、
宮津与謝消防組合議会、令和4年第1回2月定例会の報告を行います。 去る2月21日に
宮津市議会議事堂で開催をされました。開催に先立ち全員協議会が午前10時より開催をされ、まず、1点目ですが、京都府中・
北部地域消防指令センターに伴う共同運用の進捗状況の報告、これは今回で2回目の報告となります。内容は、
年度別事業計画、実施計画、そして、
消防指令センター共同運用に係る
消防指令システム整備費、そして、
協議会事務費、付随の設備費用についての説明があり、当
宮津与謝消防組合が負担する総事業費は2億8,227万円であり、年間委託費及び光熱水費につきましては、現在、協議中との説明がされました。 次に、2点目は令和3年度中、災害発生状況についての報告であります。令和3年度の火災発生件数は9件とのことであり、前年比3件の減少となっております。昭和55年の
消防組合発足以降、2番目に少ない件数ということであります。火災種別は建物火災が7件と最も多く、車両火災が1件、その他火災が1件との報告がありました。
全員協議会終了後に本会議が開催をされました。主なものだけを報告いたします。まず、令和3年
宮津与謝消防組合一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,371万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億6,046万円とするものであります。歳入の主なものとしては繰越金があり、歳出は常備消防費として橋北分署のシャッター取替工事費、金額は大きいものとしては予備費が計上されています。これは全員賛成で可決をされました。 次に、令和4年度
宮津与謝消防組合一般会計予算であります。
歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ10億178万円であります。債務負担行為では
消防指令センター整備事業費の令和5年執行予定の1億3,490万円が設定されています。また、地方債では整備事業費や高
規格救急自動車整備事業費など、1億7,260万円が計上されています。予算は賛成多数にて可決をされました。 なお、一般質問はありませんでした。 以上、簡単ではありますが、
宮津与謝消防組合議会の報告といたします。
○議長(多田正成) 次に、
宮津与謝環境組合議会の報告をお願いします。 河邉議員。
◆10番(河邉新太郎) それでは、
宮津与謝環境組合議会から報告させていただきます。 令和4年度第1回
宮津与謝環境組合議会定例会が2月24日に与謝野町役場大会議室におきまして開催されました。定例会に先立ち、全員協議会では内容としまして
公害防止基準焼却飛灰の
ダイオキシン濃度の再超過に係る対応状況について、タクマ・タクマテクノス特定運営共同企業体の河村課長から説明がるるございました。
ダイオキシン類濃度超過の主な原因といたしまして、焼却炉のごみの焼却から発生する高温の排ガスを冷却するガス冷却室において冷却するための再利用水、施設内のメタン発酵槽で生じる汚水を排水処理設備で一定浄化した水のTOC濃度が定期点検等の休炉後に一時的に上昇したため
ダイオキシン類の再合成の原因となった。再発防止策としましては、ガス、冷却水の常時監視を行う。連続分析計を設置し、ガス、冷却水の水質を常時監視することでTOC濃度を一定値以下に管理します。 それとガス冷却水のTOC濃度の一時的な上昇に対する具体策として、社内試験による検討の結果、
活性炭吸着処理が最も有効な手段と判断し、
活性炭吸着塔を水質改善設備として設置します。今回の処置に係る諸経費等につきましては、全額
施設運営事業者が負担いたします。 全員協議会に引き続き本定例会に2議案が提案されました。議第1号 令和3年度宮津与謝環境組合
一般会計補正予算(第2号)、補正予算は歳入歳出ともに350万円増額し、予算総額を4億9,131万6,000円です。原案どおり可決されました。 議第2号 令和4年度宮津与謝環境組合一般会計当初予算
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億5,216万7,000円となります。ちなみに各市町の負担金は令和4年度からごみ量割となっています。予算書の当初予算は2億1,465万7,000円、前年度との比較65万8,000円増となっています。 宮津市の当初予算は2億2,011万1,000円、前年度の比較3,951万5,000円増となっております。伊根町の当初予算は2,239万6,000円、前年度の比較171万5,000円増となっています。 諸収入の当初予算は、予算額は7,600万3,000円、前年度との比較は1,800万1,000円の増となっています。この内訳につきましては、余剰電力売払収入が5,800万円と資源化物売払収入が1,800万円、そして、施設見学料等が2,000円となっています。令和4年度宮津与謝環境組合一般会計当初予算は、原案どおり可決されました。 一般質問の通告は2名でした。 以上、令和4年度第1回2月宮津与謝環境組合定例会の報告といたします。
○議長(多田正成) 次に、京都府後期高齢者医療広域連合議会の報告をお願いします。 宮崎副議長。
◆副議長(宮崎有平) それでは、京都府後期高齢者医療広域連合議会令和4年第1回定例会の報告をいたします。 先月の2月2日午後1時30分からメルパルク京都におきまして全員協議会と議案説明会が行われました。全員協議会では議事日程、副議長の選挙、公平委員会委員の選任についての協議が行われました。そのほかでは来年度の全員協議会の開催日が協議され、令和4年8月18日と令和5年2月2日と決定いたしました。 次に、京都府後期高齢者医療広域連合議会令和4年第1回定例会は、2月10日午後1時30分からメルパルク京都におきまして開催されました。 その内容は、日程第1 議席の指定。 日程第2
会議録署名議員の指定。 日程第3 会期の決定。 日程第4 諸般の報告では、定期監査結果報告書が提出されております。 日程第5 副議長の選挙におきましては、京丹波町の梅原議員が推挙されました。 日程第6 議案第1号から同意第1号までの8件の上程を堀口広域連合長が説明されました。 日程第7 一般質問が通告されており、久御山町の巽悦子議員が質問をされました。 日程第8 議案第1号 京都府後期高齢者医療広域連合職員定数条例の一部を改正する条例の制定については、全員賛成で可決をいたしました。 日程第9 議案第2号 京都府後期高齢者医療広域連合個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定については、反対討論がありましたが、賛成多数で可決いたしました。 日程第10 議案第3号 京都府後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例については、質問が1件通告されておりましたが、賛成多数で可決いたしました。 日程第11 議案第4号 令和3年度京都府後期高齢者医療広域連合
一般会計補正予算(第2号)は、補正額が4億7,515万8,000円で、総額15億2,760万1,000円に補正され、全員賛成で可決いたしました。 日程第12 議案第5号 令和3年度京都府後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別
会計補正予算(第2号)は、補正額が132億7,646万円で、総額3,921億1,133万6,000円に補正され、賛成全員で可決いたしました。 日程第13 議案第6号 令和4年度京都府後期高齢者医療広域連合
一般会計予算は、予算総額12億1,758万1,000円で、質問と反対討論が通告されておりましたが、賛成多数で可決いたしました。 日程第14 議案第7号 令和4年度京都府後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療特別会計予算は、予算総額3,846億8,265万8,000円で、質問が1件通告されておりまして、しかしながら、賛成多数で可決いたしました。 日程第15 同意第1号 京都府後期高齢者医療広域連合公平委員会委員の選任については、上島勝廣氏を選任することに全員同意いたしました。 日程第16 発議第1号 新型コロナウイルスの影響から被保険者の命と健康を守る対策の一層の充実を求める意見書につきましては、賛成少数で否決となりました。 日程第17 請願第1号 国に「75歳以上の医療費窓口負担2割化実施中止」の意見書提出を求める等の請願書が提出されておりましたが、賛成少数で不採択となりました。 以上で、京都府後期高齢者医療連合議会の報告といたします。
○議長(多田正成) 最後に、私のほうから地方税機構議会及び議長報告をさせていただきます。 まず、京都地方税機構議会の報告をさせていただきます。先日、2月26日、土曜日ですが、ホテルルビノ京都堀川にて地方税機構議会が開催され、出席してまいりました。午後1時30分より全員協議会が始まり、本議会の次第説明と午後2時より本会議に入り、日程第1から第4までは省かせていただきますが、日程第5 副連合長の選任についてであります。奥田敏晴氏を選任、同意いたしました。 次に、日程第6 監査委員の選任について、山中一成氏を選任、同意いたしました。 次に、山崎広域連合長より議会の提案説明があり、第1号議案 令和4年度一般会計当初予算、総額23億3,280万円、そのうち23億2,594万5,000円が府市町村、1府14市10町1村の負担金となっています。その中で当町の負担額は1,916万5,000円であります。 第2号議案 令和3年度
一般会計補正予算(第1号)、補正額は歳入歳出それぞれ2億3,816万円増額し、そのうち府市町村の負担額2億3,639万円、その中で当町の負担額10万8,000円であります。予算総額25億4,577万円となりました。 第3号議案 個人情報保護条例一部改正でありますが、法律の改正法が令和4年4月1日から施行されることに伴い、改正となります。 以上、3議案の提案説明を受けました。 次に、通告に基づき2名の方の一般質問が行われ、答弁終了後、議案の採決に入り、第1号議案 令和4年度当初予算は賛成多数。第2号議案 令和3年度補正予算(第1号)は全員賛成。第3号議案 個人情報保護条例一部改正は賛成多数で、それぞれに可決いたしました。 以上、簡単ですが、地方税機構議会からの報告といたします。 続きまして、議長報告をさせていただきます。1月9日、午前中ですが、岩滝知遊館にて令和4年与謝野町消防団出初め式が挙行され、出席させて、祝辞を述べさせていただきました。木村団長を先頭に消防団員の崇高な消防精神と強い責任感により火災ゼロのまちを目指し、町民の安心・安全のために活動を続けていただいており、議会を代表し心から感謝と激励を申し上げてまいりました。 次に、同日午後からは令和4年与謝野町主催成人式が関係者の皆さんによりコロナ感染防止策を徹底していただき、華やかな開催となりましたこと、心から感謝を申し上げますとともに、成人となられた皆さんへお祝いの言葉を述べさせていただきました。すばらしく成長されたお姿を拝見し、この上ない喜びであります。大人として責任と義務の果たせる人になっていただきたく、心からメッセージを送ってまいりました。 次に、1月14日、京都府自治会館にて市町村議会議員公務災害補償等組合議会が開催され、出席してまいりました。内容につきましては、議案第1号 令和元年度市町村議会議員公務災害補償等歳入歳出決算。 議案第2号 令和2年度歳入歳出決算。 議案第3号 令和4年度一般会計当初予算審議。いずれも全員賛成で承認いたしました。 議案第4号 令和3年度
一般会計予算に係る専決処分でありますが、内容は第1条歳入歳出総額200万円と定める。異議なしで承認いたしました。 議案第5号 監査委員について。汐見監査委員の同意を求められ、同意いたしました。 議案第6号、議案第7号は議会選出監査委員の選任について、伊根町の上辻議員、京丹波町の梅原議員を監査委員として選任、承認いたしました。 議案第8号 京都府市町村職員退職手当等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び当組合規約の変更に関わる専決処分について、異議なしで全員が承認いたしました。議会終了後、京都府総務部自治振興課長、砂子坂孝之氏のご講演をいただきまして、演題は「ふるさと納税の現況と課題」であります。内容など、詳細につきましては長くなりますので、省略させていただきますが、よろしくお願いいたします。 次に、1月19日、山陰近畿自動車道整備促進決起大会が東京で開催される予定でしたが、コロナ感染防止のためオンライン形式に変更されまして、岩滝本庁舎にて山添町長と共にリモート会議に参加させていただきました。 次に、2月3日、市町村トップセミナーが京都ANAクラウンプラザホテルにて開催予定でしたが、コロナ感染のため、オンライン形式に変更となり、議長室で副議長と共にセミナーを受けさせていただきました。 次に、2月18日、京都自治会館にて町村議会議長会が行われ、まず、議長全員で府庁に出向き、西脇知事に4月の知事選に向け、議長会として推薦状を届けてまいりました。その後、自治会館にて京都府町村議会議長会表彰、11年以上議員在職者、当議会から宮崎議員、和田議員が受賞されました。 次に、全国町村議会議長会表彰、15年以上の議員在職者、当議会から家城議員、杉上議員、そして、私、3名が受賞させていただきました。 次に、議長会の議案審議に入り、第1号議案 令和2年度一般会計歳入歳出について。 第2号議案 令和4年
一般会計予算について、いずれも異議なしで承認、可決いたしました。 最後に、そのほか1月に2市2町の議長会、2月に5市2町の議長会が予定されておりましたが、コロナ禍で感染防止のため中止となりました。 以上、簡単ですが、議長報告とさせていただきます。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、日程第4 議案第2号 与謝野町
自治功労者表彰についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第2号 与謝野町自治功労者の表彰について、提案理由のご説明を申し上げます。 西川明宏氏におかれましては、平成10年5月に岩滝町議会議員として初当選をされて以来、合併までの7年9か月の長きにわたり、自治を推進し、住民福祉の向上に大きく寄与をされました。また、合併後も与謝野町教育委員会委員として4年間、与謝野町行政改革推進委員会として現在に至るまで11年8か月の間、町行政の推進と発展に貢献されました。よって、与謝野町表彰条例第4条第5項の規定により与謝野町自治功労者として表彰したいので、同条の規定により議会の同意をお願いするものであります。 御審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 討論を省略し、採決を行いたいと思いますが、異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田正成) ご異議なしと認め、これより、議案第2号を採決します。 本案について、原案のとおり同意することに異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田正成) 異議なしと認めます。 よって、議案第2号 与謝野町
自治功労者表彰については、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、日程第5 議案第3号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第3号
人権擁護委員候補者の推薦にいて、提案理由のご説明を申し上げます。 与謝野町では現在、11名の人権擁護委員にお世話になっており、任期は3年で、議会の意見を聞いて町長が推薦し、法務大臣が委嘱することとなっております。現在、委員をお世話になっております上西義仁氏の任期が令和4年6月30日をもって満了となるため、後任委員として人格高潔で人権擁護委員として最適任者である、飯澤嘉代子氏を委員として推薦いたしたくご提案申し上げるものであります。 なお、法務大臣の委嘱手続に時間を要するため、6月議会でご審議をいただくことでは間に合わないことから本議会に提案をさせていただくものであります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 討論を省略し、採決を行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田正成) 異議なしと認めます。 これより、議案第3号を採決します。 本案は原案の候補者を最適任者として推薦することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田正成) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号
人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、日程第6 議案第4号 与謝野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第4号 与謝野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正については令和3年8月に人事院より報告をされています、国家公務員に係る妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置に基づき国家公務員の措置を準拠とし、本町職員の育児休業等に係る環境整備や取得要件などについて所要の改正をお願いをするというものであります。 この改正案の詳細につきましては、長島総務課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) ただいま町長のほうから提案理由の説明がございましたが、引き続き私のほうから詳細のご説明を申し上げます。 資料につきましては、議案資料3ページから5ページを御覧ください。今回の育児休業等に関する条例の改正につきましては、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置と非常勤職員の育児休業の取得条件の緩和等について改正をしております。これは令和3年8月に人事院より国家公務員に係る妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置について明らかにされており、令和4年4月1日施行される予定となっております。本町も国家公務員に準拠し、同様の改正をするものでございます。 本条例につきましては、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備として、妊娠、出産等を申し出ました職員に対しまして、休暇制度の周知や育児休業の取得意向確認の実施などを行うことといたしております。 また、非常勤職員の育児休業等の取得条件を緩和することとしております。これにより継続的な勤務が見込まれる非常勤職員につきましては、採用の当初から、これらの休業等が取得できることとなります。 以上、ご説明を申し上げましたように、国家公務員の取扱いに倣うよう、本町の育児休業等に関する条例の一部改正をご提案させていただくものでございます。 ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第4号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第4号 与謝野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第5号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第5号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正については、国家公務員の期末勤勉手当について、令和3年の人事院勧告により減額改定がなされていることから、国の指定職に準拠している本町におきましても、特別職の期末手当の減額を行うため、第5条第2項を改正するものであります。本改正につきましては、令和3年度以降の期末手当を年間3.35月から3.25月に改正し、勧告どおり年間0.10月引き下げるものとしております。 なお、令和3年度の期末手当の改定に相当する額につきましては、国家公務員の取扱いに倣い、令和3年12月の期末手当の額を基準として算出し、令和4年6月の期末手当から減額することで調整を行うよう改正することといたしております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第5号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第5号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第8 議案第6号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第6号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正については、令和3年8月に国会と内閣に対し報告をされた人事院勧告に基づき本町職員の期末手当について、所要の改正をお願いするものであります。 本町職員の給与については従来から人事院勧告を尊重する方針をとっておりますので、人事院勧告の内容に準拠する形で給与条例の一部を改正し、ご提案申し上げるものであります。この改正案の詳細につきましては、長島総務課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) それでは、町長の提案理由の説明に引き続きまして、私のほうから詳細をご説明申し上げます。議案資料につきましては、7ページから9ページを御覧ください。今回の給与条例の改正につきましては、期末手当について改正をいたしております。これは令和3年人事院勧告において賞与、いわゆるボーナスについて民間を0.13月分上回ることから0.15月分引き下げることとし、これを期末手当に配分するとの勧告がなされていることから、本町も、これに準拠し、改正するものでございます。 なお、令和3年人事院勧告においては、給料表の改定が行われなかったため、人事院勧告に準拠している本町においても給料表の改定を行わないことといたしております。 本改正につきましては勧告どおり令和3年度以降の期末手当を年間2.55月から2.40月に改正し、年間0.15月引き下げるものとしております。再任用職員につきましては、勧告どおり令和3年度以降の期末手当を年間1.45月から1.35月に改正し、年間0.10月引き下げるものとしております。 なお、令和3年度の期末手当の改正に相当する額につきましては、国家公務員の取扱いに倣い、令和3年12月の期末手当の額を基準として算出し、令和4年6月の期末手当から減額することで調整を行うよう改正することといたしております。 以上、ご説明を申し上げましたように、人事院勧告の内容に適合するよう本町の給与条例の一部改正をご提案させていただくものでございます。 ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番、永島議員。
◆2番(永島洋視) それでは質問をします。今回の条例改正というのはボーナスを引き下げるという、そういう内容になっておるわけですが、コロナで非常に職員も大変な状況の中で仕事をしていただいておると、そういう中でボーナスをカットをしていくという、そういう条例が適切なのかどうなのかという点でありますが、今の提案説明を聞いておりましたら、その働いておる人たちとの職員組合との話合いが、どういう結果になったのか、合意の上で今回の提案がされておるのかどうなのか、その点について一切、説明がありませんでしたので、その点を確認をしたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) ただいま議員のほうから職員組合との交渉等、調整等は行われたのかというところでございます。これにつきましては、昨年の12月頃に職員組合との要求書の提出、また、それらの内容を調整、協議を進めさせていただく中で交渉も行いながら、一定組合の了解を得ているというところでございます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 分かりました。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第6号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第6号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第9 議案第7号 与謝野町
会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第7号 与謝野町
会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 本条例につきましては、与謝野町で任用する
会計年度任用職員の任用、勤務条件等規定するものであり、令和2年4月1日に施行し、現在、本条例に基づき
会計年度任用職員の報酬等を決定しております。 このたびの改正につきましては、令和3年人事院勧告の内容を
会計年度任用職員の期末手当に反映させるほか、
会計年度任用職員報酬表の見直し及び文言の調整を行うというものであります。 詳細につきましては、長島総務課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) それでは、町長の提案理由の説明に引き続きまして、私のほうから詳細をご説明申し上げます。議案資料につきましては、10ページから15ページを御覧ください。 今回、主な改正点が2点ございまして、まず、1点目の改正箇所は期末手当の支給率でございます。令和3年の人事院勧告では、期末手当の支給率を年間0.15月減じて、年間2.40月とされました。これを6月と12月の2回に均等に割り振りまして、それぞれの支給率を1.20月とするものでございます。 なお、常勤職員と異なりまして、
会計年度任用職員につきましては、年度初めに一会計年度、1年間の任用条件を示した上で任用をしておりますので、令和3年度に示されました人事院勧告の反映につきましては、翌年度、令和4年度から反映されることといたしております。 2点目の改正箇所でございます。報酬表の見直しでございます。これは令和3年11月19日に閣議決定をされましたコロナ克服・新時代改革のための経済対策に関連し、保育士等の職種について報酬の見直しによる処遇改善を検討するよう、総務省から通知があり、これに基づき
会計年度任用職員の報酬の上限号給の引上げを行うこととしましたが、現在の上限号給が報酬表の最高号給に設定されている職種が存在し、上限号給を引き上げるには、報酬表を延長する必要があることから、報酬表を常勤職員の給料表と同じ号数まで延長する見直しを今回行うものでございます。 なお、
会計年度任用職員の報酬の上限号給の引上げにつきましては、報酬表における2号の引上げを行うものとし、このたびの処遇改善事業の対象職種であります、保育士・保育教諭・給食調理員・給食作業員・認定こども園に勤務する一般事務員・一般作業員等につきましては、令和4年2月から、その他の職種につきましては、令和4年4月から実施することとしております。また、以上の2点に加えまして文言の調整等を今回、行っております。 また、この要件につきまして、職員組合との交渉につきましても、一定調整を行っているというところでございます。 以上、与謝野町
会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正につきまして、ご説明とさせていただきます。 ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 本案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 ここで10時50分まで休憩とします。 (休憩 午前10時34分) (再開 午前10時50分)
○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、日程第10 議案第8号 与謝野町
文化財保護条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第8号 与謝野町
文化財保護条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 令和3年4月16日に成立、令和4年4月1日施行予定の文化財保護法の一部改正において、文化財の地方登録制度が新設をされます。これに係り、現行の与謝野町
文化財保護条例における登載制度を新設された地方登録制度におけるものとするため、用語の整理に係る改正を今回、提案させていただくというものであります。 詳細につきましては、植田
社会教育課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) それでは、私のほうから詳細をご説明いたします。 本町では、今回の文化財保護法の一部改正によって、地方登録制度が新設される以前から、与謝野町
文化財保護条例によって、与謝野町登載文化財制度が独自に設定されておりました。これは、旧町の加悦町
文化財保護条例を引き継いだものでございます。 これまでの本町の与謝野町登載文化財制度は、文化財保護法の一部改正による地方登録制度と同一のものであり、今回の改正を機に用語の統一を図るものでございます。 この文化財の登録制度は、文化財の指定よりも緩やかに文化財を保護していくことを目指したものでございまして、現状変更の手続に関しましても、指定文化財は事前の届出が義務とされておりますが、登録文化財は、事後の報告の提出とされております。 なお、文化財の登録物件の中から指定文化財へ移行となる事例もございます。 それでは、議案資料の16ページ、新旧対照表を御覧いただきたいと思います。現行の条例では、登載となっています文言を、改正案では、登録に。 次の17ページになりますけれども、町登載有形文化財を町登録有形文化財に、町登載無形文化財を町登録無形文化財に、町登載有形民俗文化財を町登録有形民俗文化財に、町登載史跡名勝天然記念物を町登録史跡名勝天然記念物に、それぞれ用語の整理を行うものでございます。 ご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第8号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第8号 与謝野町
文化財保護条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第11 議案第9号 与謝野町
国民健康保険税条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第9号 与謝野町
国民健康保険税条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 この条例改正は、京都府から示されました国民健康保険事業費納付金のほか、国民健康保険特別会計事業勘定の歳入歳出状況を鑑み、国民健康保険税率の改正を行う必要があること。また、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律が、令和3年6月11日に、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う、関係制令の整備等に係る制令が令和3年9月10日に、それぞれ公布されたことに伴い、与謝野町
国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じたため、所要の改正を行うものであります。 詳細につきましては、平野保健課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 平野保健課長。
◎保健課長(平野公規) 議案第9号 与謝野町
国民健康保険税条例の一部改正に関しまして、改正内容についてご説明を申し上げます。 今回の改正は、1点目といたしましては、京都府から示されました国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率のほか、本町の国民健康保険事業勘定の歳入歳出の状況を勘案し、令和4年度の本町の国民健康保険税率の改正を行うものでございます。 改正の二つ目といたしましては、国民健康保険施行令の一部改正により、新たな制度として未就学児の被保険者均等割額の減額措置が導入されることから、所要の改正を行うものでございます。 最初に国民健康保険税の税率改正について、ご説明をさせていただきます。 国民健康保険制度に関しましては、平成30年度から国保の運営は都道府県単位で運営することとなり、都道府県と各市町村が協働して運営を行うこととなってございます。 制度改正後におきましても、国民健康保険税の賦課につきましては、これまでと同様に市町村が決定することとなっておりますが、京都府が各市町村の国民健康保険事業費納付金や国保運営に当たって必要な経費を賄うための標準保険料率を示すことといたしており、これを参考に各市町村では必要な国民健康保険税を算定するとともに、税率を決定することとなります。 先般、京都府より令和4年度の各市町村の国民健康保険事業費納付金、標準保険料率が公表されましたが、国民健康保険事業費納付金につきましては、与謝野町では一人当たり12万2,786円で、令和3年度から1万2,922円の増、率にいたしまして11.76%の増となってございます。 増率要因といたしましては、令和2年度は新型コロナの影響による、受診控えにより、医療費は大幅に減少したものの、令和3年度には、受診控えの反動で医療費が大幅に増加しており、令和4年度についても、令和3年度ほどの伸びではないものの、医療費の増加傾向は続くものとして推計されたことが要因というふうなことでございます。 このように、国民健康保険税の税率算定に大きな影響を及ぼす国民健康保険事業費納付金が大幅に上昇することから、令和4年度の標準保険料率では、令和3年度との比較では医療分では税率は上昇、後期高齢者支援金分については横ばい、介護納付金分については上昇することとなります。 国民健康保険税の税率算定につきましては、国民健康保険の制度上、標準保険料率を基本に必要とされる保険税を算定することとなりますが、財政調整基金からの繰入れによる調整を行い、税率の上昇を抑制したいというふうに考えてございます。 具体的には、税額の大幅な上昇を抑制するため、標準保険料率の保険税額と比較し、一人当たりの税額の引上げ額が2分の1程度にどどまるよう、財政調整基金からの繰入れによる調整を行い、おおむね令和2年度の保険税の水準に抑制するよう、令和4年度の税率を算定をいたしたところでございます。 議案資料の35ページの議案第9
号資料No.2の与謝野町国保税条例改正内容の資料を御覧ください。具体的な改正の内容について、ご説明をさせていただきます。 まず、基礎課税分、医療分では第3条に規定する所得割につきましては4.9%を5.3%とし、0.4%の引上げ。 第4条に規定する資産割につきましては、29%を31%とし、2%の引上げ、第5条に規定する均等割につきましては2万1,000円を2万3,000円とし、2,000円の引上げ。 第5条の2に規定する平等割につきましては1万5,600円を1万6,100円とし、500円の引上げといたしております。 第6条、第7条に規定する後期高齢者支援金等課税額は据置きといたしております。 次に、介護納付金課税額では、第8条に規定する所得割につきましては1.8%を2%とし、0.2%の引上げ。 第9条に規定する資産割につきましては15%を17%とし、2%の引上げ。 第9条の2に規定する均等割につきましては1万1,600円を1万2,500円とし、900円の引上げ。 第9条の3に規定する平等割につきましては6,400円を6,500円とし、100円の引上げといたしております。 今回の改正では、医療分と介護納付金分の税率の改正をお願いするものでございますが、一人当たりの調定見込額は医療分が約4,100円の増、介護納付金分が2,500円の増額見込みといたしております。 令和3年度の税率改正では、国民健康保険事業費納付金の減少により、税率の引下げの改正を行ったというふうなところでございますが、今回の税率改正では、財政調整基金の繰入れにより令和2年度の税額の水準にとどまるよう、急激な被保険者の負担を抑制する形で、税率の改正をお願いをしたいと考えてございます。 次に、議案資料の36ページの課税額の改正に伴う国保税軽減額の変更の資料を御覧ください。 第21条以降は、低所得者に対する軽減措置に係る事項でございまして、税率の変更に連動する形で軽減税額を改正することといたしております。 次に、改正の二つ目の未就学児の被保険者均等割額の減額についてご説明をさせていただきます。議案資料の37ページの未就学児の被保険者均等割額の減額を御覧ください。 この改正は、子育て世帯の経済的負担軽減を図ることを目的といたしまして、未就学児に係る均等割額を減額するものでございます。対象者でございますが、6歳に達する日以後の最初の3月31日以前の国保被保険者が対象となります。なお、本町における12月末現在の対象者は87名となってございます。 次に、所得制限でございますが、世帯員の所得による制限はございません。減額の割合につきましては、2分の1となっております。 今回の改正につきましては、第21条の国民健康保険税の減額の条文に、第2項を加える改正といたしております。 第1号につきましては医療分に係る減額について、第2号につきましては後期高齢者支援分に係る減額について、規定をいたしております。 それぞれの号にアからエの項目がございますが、アは7割軽減世帯に属する未就学児の減額する金額について、イは5割軽減、ウは2割軽減、エは軽減なしの世帯に属する未就学児の減額する金額について改正を行っております。 この7割、5割、2割の軽減につきましては、低所得者世帯に対する軽減措置として、従来どおりの制度でございますが、まずは、この制度により軽減を受けていただき、なお、残った算定額について、各区分に応じた額を減額する内容となっております。 この減額に係る改正の施行期日といたしましては、令和4年4月1日としており、令和4年度以後の年度分からの適用となります。 次に、この制度に係る財政支援でございますが、減額については全て公費により充当されることとなってございます。 国民健康保険税率の改正と未就学児の被保険者均等割額の減額についてのご説明を申し上げましたが、その他の改正につきましては、法律及び政令改正によります項ずれなどの改正と、規定の整備に係る文言等の改正でありまして、従来の制度内容の変更はございません。 以上、簡単にご説明申し上げましたが、ご審議の上ご承認いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 本案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第12 議案第10号 与謝野町都市公園条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第10号 与謝野町都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正は、都市公園の名称を都市公園法に規定をされている、公園区分を使用した現行の名称から現在、各地区で慣れ親しんでいただいている名称へと変更するため、また、これまで条例に明記をされていなかった公園の使用料の金額を定めるため、さらには公園等に放置された工作物等を保管した場合の手続等を定めるため、所要の改正を行うというものであります。 詳細につきましては、柴山建設課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) ただいま町長から提案理由をご説明申し上げましたので、私からは引き続き、その詳細について、ご説明を申し上げます。 それでは、条例の一部改正について、ご説明をさせていただきます。 議案書20ページをお開きください。 今回の改正内容の主な箇所は、第2条の規定により別表第1に定める都市公園の名称を変更すること。 第12条の規定により、別表第3に定める都市公園の使用料に公園施設の設置または管理、公園の占用及び公園での行為における使用料を定めること。都市公園内に放置され、除却した工作物等を保管した場合の手続を定めることの3点でございます。 議案資料38ページの新旧対照表をお開きください。まず、1点目の都市公園の名称変更についてでございます。都市公園の名称につきましては、第2条の規定により、別表第1のとおり定めておりますが、平成5年の都市公園法施行令の一部改正により、公園の種類の一つである、児童公園が街区公園へと名称が変更されたことや、各地区で慣れ親しんでいただいている公園の名称に統一することから、都市公園の名称について見直しを行うもので、公園の種類を示す児童・風致・地区の文字を削除することとしております。また、別表第2の有料公園施設につきましても、都市公園の名称変更に合わせて、地区の文字を削除しております。 次に、2点目の都市公園に公園施設を設け、または公園施設を管理する場合、都市公園を占用する場合及び都市公園で行商等の行為をする場合の、公園施設の設置または管理、公園の占用及び公園での行為における使用料を定めることについてでございます。 第12条において、都市公園の公園施設の設置、もしくは公園施設の管理、都市公園の占用、都市公園での行商等の行為、または有料公園施設の使用について、許可公園施設の公園管理許可、占用許可、工事許可、または有料公園施設の使用許可を受けたものは、別表第3に掲げる額の使用料を納付しなければならないこととされております。 しかし、現行条例の別表第3におきましては、有料公園施設の使用料しか明記されていないため、その他の使用料を別表第3の1から3までに新たに定めることとしております。 なお、有料公園施設の使用料につきましては、別表第3の4として、表の記載内容を変更しておりますが、金額等についての変更はございません。 最後に、3点目の都市公園内に設置され、除却した工作物等を保管した場合の手続を定めることについてでございます。 平成16年の都市公園法の改正により、除却した工作物の保管等の手続を条例において定めることとされたため、現行条例の第13条から第18条までを繰り下げ、第13条に工作物等を保管した場合の公示事項、第14条に工作物等を保管した場合の公示の方法、第15条に工作物等の価格の評価の方法、第16条に保管した工作物等を売却する場合の手続、第17条に工作物等を返還する場合の手続の条文を追加しております。 また、第21条に都市公園の区域の変更及び廃止の条文を追加しております。 以上が、今回の条例改正の主な点でございますが、その他第6条、第7条、第11条、改正後の第19条及び改正後の第24条中の文言を整理することとしております。 以上、議案第10号 与謝野町都市公園条例の一部改正につきまして、その概要をご説明申し上げました。 よろしくご審議いただき、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第13 議案第11号
与謝野町営住宅条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第11号
与謝野町営住宅条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の改正につきましては、このたび後野地区の町営正導寺団地において、全戸の解体が完了いたしましたので、
与謝野町営住宅条例の別表において、所要の改正を行うものであります。 詳細につきましては、柴山建設課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) それでは、議案第11号
与謝野町営住宅条例の一部改正について、詳細をご説明申し上げます。 議案資料の49ページに図面をおつけしておりますので、お開きください。 町営正導寺団地は、昭和41年に木造平家建て10棟20戸の町営住宅として、旧加悦町のときに整備されました。木造住宅の耐用年数30年を越え運営されておりましたが、古い木造建築物で耐震性もないことから、平成18年度より空き家住宅となった建物を順次解体しており、令和3年9月に全ての解体が完了いたしました。 平成26年度に策定した、与謝野町公営住宅等長寿命化計画において、正導寺団地を廃止することとしておりますので、建物解体を機に廃止するものです。 したがいまして、
与謝野町営住宅条例第3条で、町が設置する町営住宅として、別表の1行目に記載されております、正導寺団地に関する事項を削除するものです。 以上、簡単にご説明いたしましたが、よろしくご審議いただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番、永島議員。
◆2番(永島洋視) それでは、質問をします。 条例の、この変更について、私は特に異論を申すつもりはありませんが、現地はもう既にですね、解体が済んで更地状態になっておるというふうに、私も承知をしております。 それでですね、その用地につきましては、幾らの面積があるのか、まず、その点を確認をさせていただきたいと思います。
○議長(多田正成) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) 正導寺団地の面積について、ご説明申し上げます。 登記簿上の面積ですけども、3,000平米を超える面積が、正導寺団地としてはございます。
◆2番(永島洋視) 3,000平米。
◎建設課長(柴山進) はい。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) かなりの大きな面積があるわけですね。ただ、現地はですね、ちょっと段差がある、そういう形状になってますので、なかなか活用も難しい面はあるんかなというふうには思っておりますが、今、更地になった土地を遊休させていくのか、今後の活用は、どういうふうに考えておられるのか、売却とか、そういうことも含めて考えておられるのか、どうなのか、その点を聞かせていただきたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) 取り壊した後の土地につきましては、普通財産として管理していく予定なんですけども、地元自治区にも相談し、一部活用の相談はさせていただいておりますが、大部分の段々となった分については、今のところちょっと活用方法が見いだせてない状況です。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 全く、活用について具体的になってないということでよろしいですね。 非常に財政も厳しいという、そういう状況の中で遊休地として放置しておくというのは非常にいかがなものかなというふうに思うわけでして、早くですね、この辺についても、どういうふうにしていくのか、私は場所的には住宅建設はしていく、十分できる用地はあるんかなというふうには思ってますので、その辺のことも含めて、早急に計画をつくっていただきたいと、そして地元と協議をしていただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第11号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第11号
与謝野町営住宅条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第14 議案第12号 与謝野町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第12号の与謝野町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正は、近年、団員の確保が厳しい状況において、団員定数と実際の団員数に乖離があることから、実情に応じた定数に見直すものであります。また、団員報酬は、府内市町村の中で突出した高い状況にあること、及び消防庁長官通知の年俸基準より大幅に高い状況であるということから減額し見直すというものでございます。 出動手当につきましては、団員報酬の減額を考慮し、増額して処遇改善を行うものであります。改正の詳細につきましては、藤垣防災安全課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 藤垣防災安全課長。
◎防災安全課長(藤垣浩二) それでは、与謝野町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につきまして、内容の詳細についてご説明申し上げます。 団員定数でございますが、近年は人口減少の影響もあり、団員の確保が厳しく、実員数は平成29年度が357人、平成30年度が349人、令和元年度が344人、令和2年度が341人、令和3年度が336人と、年々減少している状況から、実情に応じて現行の383人を350人に改めるものでございます。また、団員報酬は、府下市町村の中で全ての階級において、一番高い現状であること。また、団員階級の年額7万3,000円については、消防庁長官通知の年額3万6,500円の2倍となっている状況であることから、減額し見直すものでございます。 議案資料の50ページ、議案第12
号資料の新旧対照表を御覧ください。 全階級で2割減額し、団長が30万円から24万円、副団長が21万円から16万8,000円、本部付分団長が18万円から14万4,000円、分団長が16万円から12万8,000円、副分団長が12万円から9万6,000円、部長が10万5,000円から8万4,000円、班長が9万3,000円から7万4,400円、係長が7万8,000円から6万2,400円、団員が7万3,000円から5万8,400円に改めるものでございます。出動手当の支給額は、報酬の減額を考慮し、活動実績の多い団員が報われるように増額して、処遇改善を行うものでございます。 議案資料の50から51ページ、議案第12
号資料の新旧対照表を御覧ください。 火災等の非常出動は300円増の2,500円、訓練は400円増の1,500円、点検、防火広報等は200円増の1,000円に改めるものでございます。 ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 本案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第15 議案第13号 与謝野町
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第13号 与謝野町
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、提案理由のご説明申し上げます。 年金担保貸付事業の廃止に伴う消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正が令和4年4月1日から施行されることに伴い、与謝野町
消防団員等公務災害補償条例の一部改正を実施する必要があるため、所要の改正を行うというものであります。 改正の内容につきましては、藤垣防災安全課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 藤垣防災安全課長。
◎防災安全課長(藤垣浩二) ただいま町長から本案の提案説明を申し上げましたが、引き続き与謝野町
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、ご説明申し上げます。 今回の改正は、年金担保貸付事業の廃止に伴う、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律(基準法)の一部改正に従い、与謝野町
消防団員等公務災害補償条例においても、同様の改正を行うものでございます。 議案資料の52ページ、議案第13
号資料の新旧対照表を御覧ください。 消防団員の損害補償年金の受給権が例外的に日本政策金融公庫等に担保に供することができる規定を削除するものでございます。 ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第16 議案第14号
加悦木工加工施設条例の廃止についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第14号
加悦木工加工施設条例の廃止について、提案理由のご説明を申し上げます。 加悦木工加工施設は、山村地域の資源を有効に活用し、新しい特産物の開発、研究及び試作を行い、若者定住対策に資することを目的に昭和60年に建設をされ、平成19年から木製製品を手がけるNPO法人が指定管理者として、管理運営を行ってまいりました。 しかし、建設から37年が経過をし老朽化が進んでおり、屋根など、抜本的な改修を行わない限り、現在の条例が掲げる業務を行っていくことが困難な状況にあるということから、条例を廃止をするというものであります。 条例廃止後は、売却を含む幅広い活用について地元自治会、林業関係者の皆様方と議論することといたしております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番、永島議員。
◆2番(永島洋視) 質問をしたいというふうに思います。 まず最初にですね、この施設は指定管理で指定管理者が選定をされておった施設です。それを今回、指定管理を外してですね、条例を廃止をすると、要するに行政財産を普通財産にすると、そういう提案になっておるわけです。 それでですね、まず1点、一番最初確認したいのは指定管理者の、現在の指定管理者とは、どういう協議がなされたのか、今回、こういった提案がされることについて、指定管理者の同意は得られているのかどうなのか、その点について確認をしたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 指定管理の更新に当たりまして、平成19年から本施設の指定管理者として管理を行ってこられましたNPO法人から、事前にお話をさせていただいておりました。 その中で、法人のほうからは、体力がもう低下してきたということもありまして、この指定管理満了後は、指定管理業務の継続は困難であるということを、あらかじめ聞いておりましたので、耐用年数も経過しておるということから、今回の移行ということに判断をしたということでございます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) それでですね、これ普通財産にして、これからの活用っていうのは、どういう見通しになっておるのか、どういう、借りたいというような希望者があるのかどうなのか、その点について確認をしておきたいというふうに。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 引き続き、施設については利用するということで考えております。 その中で今おっしゃいました予定なり、希望される方があるかということでありますけれども、この間、施設の利用をされております団体もございますし、その団体からは、引き続き借りたいなというようなこともお聞きをしておりますので、地域とも議論をしながら、その団体ということを今、決定するというものではございませんけれども、利用については広く募るなどいたしまして、継続は考えていきたいと思っております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 今の答弁はですね、施設が遊休状態になるということではなくて、多分活用ができるであろうという、そういう答弁であったというふうに思ってまして、一つは安心をしておるわけですが、先ほど町長の説明の中でですね、屋根の改修が必要だということがあったわけですね、これ普通財産にしても、町の財産ですから、屋根の改修が必要な場合、町が改修しなければならないというふうに思うわけなんですが、その辺のことはどういう計画になっておるのか、どういう思いで担当課はおるのか、その点を確認をしたいと思います。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 屋根の改修が必要ということにつきましては、老朽化が進んでおるということの全体の一部を象徴といいますか、上げておるという部分はございますけれども、指定管理施設として、少なくとも向こう5年間を、協定を結んでやっていくという体制から、普通財産にして貸し付けるということで、そのお互いのリスク分担も自由度が高まるという判断をしております。 その中で、活用方法についての修繕、これについては、もう指定管理の施設であっても、普通財産の施設であっても、その時々の必要性に応じて対応していくというふうに担当課としては考えております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 決まってないと、一言で言えばという答弁だったというふうに思うわけですね。 ただ、借りられた人に屋根を直してくれなんていうことは、普通あり得ないですわね。家主が直す、これが通常の考え方です。 その辺については、どういうふうに思われますか。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) そこは基本、家主が直すというところは基本だと思います。ただ、借りていただく際に、いろいろな期間であったり、条件というようなものは、お互いの、その時々の事情によって契約内容が変わってくるということで理解をしております。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) 基本、家主が直すべきものなんですね。中に入っておる機械、例えばボール板が傷んだ、故障した、それをどうするかとか、もう次は町のほうでは買いませんよとか、そういうことは当然出てくるであろうと、それは分かります。 ただ、施設、建物の屋根とか基本的な部分については、そら家主が当然するべきだと、そういうことをきちっとした上で、家賃を取るなら取るというふうなことが、これが普通貸付の基本であるというふうに思いますので、その辺も含めて今後、検討していただきたいというふうに思います。終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第14号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第14号
加悦木工加工施設条例の廃止については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第17 議案第15号 与謝野町
ツバキ育苗温室条例の廃止についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第15号 与謝野町
ツバキ育苗温室条例の廃止について、提案理由のご説明を申し上げます。 与謝野町ツバキ育苗温室は、貴重な地域資源でもある、千年ツバキをはじめとする、ツバキの育苗を行うとともに、ツバキの苗の提供及び販売を通じ、地域都市住民の交流を図り、地域の振興に資することを目的として、平成14年度に建設をされ、施設建設当初から地域住民が中心となり組織をされる、京都千年ツバキの里育苗グループが指定管理者として管理運営を行ってまいりました。 しかし、建設から19年が経過をし、老朽化が進んでおり、また、水の供給を施設横の河川に依存している状況の改善を行うなど、抜本的な改修を行わない限り、現在の条例が掲げる業務を行っていくということが困難な状況にあることから、条例を廃止するというものであります。 条例廃止後は、貸付等による幅広い活用について、地元自治会、農業者の皆様方と議論をしてまいりたいと考えております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番、永島議員。
◆2番(永島洋視) それでは、質問します。 先ほどと同じ質問なんですけどね、今回、条例の廃止が2件出ておるわけですね。特に、こちらのツバキ温室のほうが指定管理者として頑張ってこられた、いろいろと思い入れがある施設、指定管理者にとってはという施設かなというふうに思ってまして、そういう点で、指定管理者との協議が十分なされたのか、どうなのか、十分合意をされた上で今回の条例提案になっておるのか、その点について、確認をしておきたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) この施設につきましても、指定管理更新に向けまして、モニタリング等で指定管理者とはお話をさせてきております。その中で、特にツバキ温室につきましては、令和4年度からの更新に向けて募集も行うということで事務を進めてまいりました。 それで、実際募集を行いましたですけれども、指定管理者のほうからは、なかなかその業務の継続が困難であるということの申出がございまして、実際、非公募で公募しておりましたので、8月末の時点で辞退届が出されたということであります。 したがいまして、指定管理の継続ということについては、そこで方向を転換しまして、普通財産にして引き続きツバキの育苗の関係の基本とした活用について引き続き検討していくと、お話合いをしていくという予定でございます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) これはですね、町長に確認しておきたいというふうに思うんですが、この施設はですね、ツバキ資料館と共に、あの地域を、地域振興を目的に設置をされた、そういう施設なんですね。老朽化が進んで、見直しが必要だということは、私も十分、分かっております。 そういう施設である以上、特に地元、奥滝地域との十分な協議をしていただいて、ここ、この温室をどうするのか、そういう議論をしていただきたいというふうに思いますが、その点について、町長の答弁を求めたいというふうに思います。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、千年ツバキが位置をする奥滝地域の皆様方におかれましては、とりわけツバキに関する取組、また、地域振興に熱心であるということは周知の事実であろうと考えております。 とりわけ育苗温室につきましても、この間、大変なご尽力をいただき、施設の管理運営を行っていただいてきたということに対し、心から敬意を表するということであります。 しかしながら、先ほど来、説明をさせていただいている諸般の事情もあり、指定管理で施設の管理運営を行っていくということがなかなか難しいという現状を受け止めつつ、今後の施設の管理運営については、柔軟に地元の住民の皆様方や関連の皆様方とも議論を重ねながら、方向性を見いだしていきたいと考えております。 したがいまして、議員からご質問いただきました奥滝地域関連の事業者の皆さん方との議論を経た上で、今後の施設管理について行っていきたいと考えているところでございます。
○議長(多田正成) 永島議員。
◆2番(永島洋視) よろしくお願いします。終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 13番、家城議員。
◆13番(家城功) 私もちょっと質疑をさせていただきたいんですが、永島議員と同じ思いの、プラスして、あそこの育苗のほうでお世話になっとる滝地区の方におかれましては、全国椿サミットでの、全国からお越しになられた皆さんへのお土産のツバキの育苗もしていただきました。そういった中で、観光の拠点としても、一つの、観光の一つの素材としての要因もあったと思っております。 その中で、町の木としてツバキというのは位置づけられておりまして、そういった中で地域を盛り上げるだけではなく、町全体の活性化のためにも寄与していただいとった施設の位置づけで、私は理解をしておりました。 そういった中で育苗も含めですが、今後、町の産業振興、また観光、そういった位置づけの中でも、また、町としての木としての誇りの中でも、やっぱりしっかりとした協議を今後もお願いしたいという思いでございますが、担当課におかれては、今後どういうような形で地域と、また携わっていかれるのか、その辺のお話を、できたら聞かせていただきたいなと思います。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 指定管理者のグループにおかれましては、基本、地域の皆さんでございます。また、そういう意味では、この間、指定管理が困難であるというお話を聞いた中、また、聞いた後におきましても、地域の区長さん等ともご相談もさせてきております。 その中で、やはり管理者のおっしゃいます中には、そういった指定手続的なところの部分でも、やはり厳しいであったり、そこに、そうなる要因の、大きな要因は高齢化ということが、また地域の人口の減少ということがあるということでございます。 そういう中で、それを担当課といたしましては、やはり克服をしていくためには、ここでまた地域の次のステップといいますか、なかなかコロナ禍で展望は厳しい中ではあろうかと思いますけれども、引き続き何らか議論をさせていただきたいと、そういうことは申しておりますし、それからまた、ちんざんにつきましては、同様のお話もお伺いもしてきましたけれども、何とか頑張るということで、指定管理の更新もしていただいたということでございます。 携わっておられるメンバー、かなりほぼほぼ重なってもおられますので、今後は、そのちんざんを中心とした会議体、また、先ほど木工センターとも関連いたしますけれども、林業の関係者の方の携わりも多くある地区でありますので、そういった部分も含めて、一緒になって検討がしていきたいというふうに考えております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 私も、ツバキ議員連盟というのがございまして、多田議長はじめ、全国椿サミットにも出席させていただいたりしながら、町の木としての誇りを全国に、また、千年ツバキを全国にPRする活動もさせていただいておりますが、奥滝地区の皆さんにおかれましては、地域のため、また、与謝野町のために、私がお見受けする限り、すばらしい決断力と協力体制の中で盛り上げていただいております。 そういった中で、せっかく町の木として掲げたツバキを、やはり今後もしっかりと、いろんな角度から見ていただいて、いろんな角度から町も協力できる中で、応援をしていくような協議をしていただきたいというふうに思いますが、町長、最後にいかがでしょうか。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたします。 議員ご指摘のように、奥滝地域の住民の皆様方を中心とするツバキの地域振興に関与をしていただいている皆様方におかれましては、本町において開催をいたしました、全国の椿サミットへの献身的なご協力のみならず、ツバキを通じた全国各地のネットワークを中心に与謝野町の地域貢献に寄与いただいているものと考えております。 引き続き皆様方のご意向というものを踏まえつつ、町の木として選定をしているツバキの振興が減退をすることがないように、我々としても努力を重ねていく必要があるものと考えているところでございます。
◆13番(家城功) 終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 7番、今井議員。
◆7番(今井浩介) 少し、家城議員の質疑と被る部分があるかもしれませんけど、今回、このツバキの育苗温室がなくなるということなんですけども、ちょっと率直に疑問に、分からないので教えてほしいんですけど、この施設がなくなると、もう今後は育苗というのができなくなるということでよかったんでしょうか。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 施設は、そのまま残るということでございます。条例が廃止になるという議案でございまして、普通財産に移行をして、引き続き地域の皆さんに活用していただきたいということで、今、どのような、これは手続的なことでありますけれども、していくのかということを現在も話合いをしておるというところであります。 やはり指定管理となりますと、指定管理の申請をするでありましたり、事業計画もかなりのボリュームであったり、内容を求められるということでございますので、それに対して、高齢化も進んで、なかなか困難であるというのが、辞退をされた大きな要因ですので、決して、利用を後退させると、これはもう木工センターも同様ですけれども、利用を後退するという趣旨ではございませんので、引き続き農業振興、また観光振興というところでは寄与する施設として運営を考えていきたいと思っております。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) 指定管理という形ではなくて、地域の方々が、この施設を使って、今後、育苗をしていっていただけるということで理解をさせていただきましたけど、それでよかったんですか。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 高齢化も進んでおりますので、今までどおりの活動がどんどんできていくかということを、町が位置づけるというか、そういうことは、今後はないんでありますけれども、より地域の中であの施設が、本来ありました条例に添った形の活用ができるようなことを、農林課としても引き続き支援をしていくということでございます。
○議長(多田正成) 今井議員。
◆7番(今井浩介) 先ほどありましたけど、町の木ということで、ツバキというのがあります。この町の木、花というのは、やはり町のシンボルであると思っておりますし、昨年度の当初予算やったか、2年前やったか忘れましたけど、この普及事業というのも、今、進んでいっていると思ってます。このひまわりであったり、このツバキというのが、どういった形で今後、町に普及ができるのか、また、この町の木・花というものを通じた、今度、観光であったりとか、または経済の発展、このあたりに、どういうふうに活用ができていくのか、そういった話合いが今、恐らくされているさなかではないかなというふうに私は認識をしております。 その中で、この育苗の今、条例廃止で地域の方々が今度、育苗をされながら、今までどおりとはいかないけれども、少しボリュームは下がるかもしれませんけども、活動していっていただけるということで、このあたりが今後、この先ほどありましたように、観光であったりとか、つながる部分というところの負担というのは、結構大きくなってくるので、そのあたりは行政が、どこまでフォローができるのか、または、どれだけ伴走して支援ができるのか、そのあたりも、やはりこの大事なシンボルのものだと思いますので、そのあたりを引き続き頑張っていただきたいとともに、守っていくべきものなのかなと思っておりますので、そのあたりをしっかりやっていただきたいなという思いがございますけども、町長、この最後に、これにつきまして、何かお考えなどありましたら、お聞かせいただきたいなと思います。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたします。 議員ご指摘のようにツバキ、そして、ひまわりにつきましては、町の木・花ということで、これらを活用して、住民の皆さん方との一体感の醸成でありましたり、経済的な活動に結びつけていくということについては、大変重要な視点であると考えております。 なお、経済的な活動に結びつけていくという観点で申し上げますと、町内の事業者におきましても、ツバキに関する商品を開発をされ、販売をされたりとか、様々な使用の用途があるものと考えています。我々といたしましても、このような活動が住民の皆様方で広くなされていく状態をつくっていくということが非常に重要であると考えております。 そうしたことから、本年度の事業の一つに合併の15年という時期を捉えて、より町の木・花を活用した普及事業を、どのように展開をできるのかということについて議論を重ねているさなかでございますので、そのような議論というものを踏まえて、より積極的な事業展開を図っていくということを目指していきたいと考えております。
◆7番(今井浩介) 終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 5番、下村議員。
◆5番(下村隆夫) 先ほどから家城議員、今井議員がおっしゃっているとおり、ツバキは我が町のシンボルであると認識しております。 一時はひまわりというときもありましたけども、こういった問題は、以前の議会でも町のシンボルは両方にするのか、一つにするのかという意見もありましたけども、二つなら二つでも構わないと私は思ってます。実際問題として、中学校を卒業したときに、卒業式にツバキを配っているというお話も聞いたことはございます。 そういった中において、やはり町民においては、ツバキというものは、かなり重要な思い出というふうになっていると私は認識しております。 その中でも指定管理を外すのは、お金の問題もあるんで、しょうがないかなと思うんですけども、普通財産にするのは構わないとは認識しますが、それに当たってどういう方向で町は関与するということを町民に、やはりそれは説明しないと、まずいと思ってます。やはりそういったものを育成するには、どういったものが必要であると。 あるいは、老朽化した場合の、老朽化しているわけですから、それについてのメンテナンスのときの費用の案分とか、そういった中において、当然、種から育てるわけですけども、それの費用とか、あるいは出来上がった苗の販売方法までを、ある程度はお話しないと、今までは、やはり農家の方が多かったと見受けてますので、そういった部分においては、例えば、道の駅に苗木を販売できる場所をつくるとか、道の駅は全国にありますけども、そういったとこで、やはりそういったものが結構、花とか置いてあるんで、そういったような問題も含めて、やはり、ただ外すだけではなく、今後の対応は、このようにしていくんですが、皆さん方の、ほかに知恵があるかどうか、そういった確認をすべきではなかったでしょうか。それについていかがでしょうか。
○議長(多田正成) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) その部分につきましては、今までと変わらず、地域の皆さんと、活性化については同様の議論、検討していくということでございますし、施設が老朽化していくということに対しては基本、所有者であります町が、その都度、必要かどうかというところは、また別の議論になりますけれども、基本は対応していくということでありますので、どのような振興策を講じて、それが進んでいくと、そういう議論であったり、過程の中で今後の使い方については、十分可能性といいますか、あるのだろうと考えております。
○議長(多田正成) 下村議員。
◆5番(下村隆夫) 活性化とですね、施設の老朽化、別々に考えないとならないと思いますよ。もう老朽化してきたし、指定管理を受ける人がいなくなったから普通財産にするというようにしか聞こえないんですけども、その辺、町長はどう思いますか。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたします。 先ほど、経過についてご説明をさせていただいたように、令和4年度からの指定管理期間に向けて、現在、お世話になっているグループとの協議を行った結果、行政財産から普通財産に移行する形で施設の利活用を浸透させていきたいということで、議論を進めてきたということであります。 したがいまして、今後におきましても、でき得る限り地元の皆さん方との意見調整を図りながら育苗でありましたり、ツバキの振興に資する活動を広げていけるように尽力をしていくということでございます。
○議長(多田正成) 下村議員。
◆5番(下村隆夫) 非常に言葉はきれいで分かりやすいんですけども、実際どのように具体的にするのかを、これ担当課長でもいいんですけども、そういったものを示さない限り、言葉的には非常に今、町長がおっしゃったとおり、私もいいと思いますよ。 ただ、じゃあ実態は、どうなってるんだというところに立つと、何もないではないかという話になっていくんですが、その辺、どうでしょうか。 町長でもいいですけども。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをしたいと思いますが、ツバキに関して、その活動を柱とするグループ、団体というのは複数ございます。この団体につきましては、それぞれの活動指針によりながら、現在もツバキの活性化に向けた事業を具体的に展開をしていただいているものと考えております。 そうした、それぞれの活動団体、グループとの連携調整を図りながら、我々としてもこの間、事業執行を行ってきたということでございますので、今後におきましても、基本的には同様のスタンスで取り組んでいきたいと考えています。
○議長(多田正成) 下村議員。
◆5番(下村隆夫) その、今の連携をどういうふうにしたかを具体的にお伺いしたいと申しておるんですが、今の答弁では全然具体性が見えてないんですけど。
○議長(多田正成) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをしたいと思いますが、近年では
新型コロナウイルス感染症の影響により、開催ができていない状況でございますが、例えば千年ツバキを見ていただくという観点から、4月の中旬頃にはツバキの祭りを行っていただいておりますし、また、ちんざんなどを活用していただいて、ツバキに関する商品開発なども行っていただいているということでございます。 このように具体的な取組につきましては、既に皆さんご承知であると考えておりますが、このような取組を、これまで積み重ねてきているということでございますので、詳細についての活動内容のご披露ということにつきましては、私のほうからは差し控えさせていただきたいと存じます。
○議長(多田正成) 下村議員。
◆5番(下村隆夫) 確かに、ここ数年は、2年間ですか、椿サミットというのが実施できてなかったんですけども、私もツバキの、そういった活動には参加してます。 私ごとで言えば、タオル生地を使って、ツバキの刺しゅうをした商品も販売はしておりました。そういった意味で、この町のツバキというものを、どのようにしたらいいのかというのは、やはり行政だけではなく、町民と皆様と、やはりそういったツバキの町であるということを、認識を町民にも、もう少し告知すべきだったのではないかと私は思っておりますので、その辺のことについては、別途、またお考えいたたければと思います。 以上をもって終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第15号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第15号 与謝野町
ツバキ育苗温室条例の廃止については、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで、1時45分まで、昼食休憩とします。 (休憩 午後0時07分) (再開 午後1時45分)
○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、日程第18 議案第16号 旧
加悦社会福祉センター解体撤去工事請負契約の締結についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第16号 旧
加悦社会福祉センター解体撤去工事請負契約の締結について、提案理由のご説明を申し上げます。 本工事は老朽化が目視で確認できるようになった状況となった上に、耐震補強等の改修にも多額な費用が見込まれるということから、利用者の安全を確保する観点から、平成28年6月に用途を廃止した、旧加悦社会福祉センター建築物を跡地の利活用につなげるために、解体撤去するものであります。 契約の概要につきましては、添付の議案資料にお示しをしておりますとおり、12月21日に指名競争入札を参加業者6社により執行いたしました結果、契約の相手方は、株式会社きしべ建設、代表取締役、岸部 敬、契約金額は5,614万9,500円で、内消費税相当額は510万4,500円でございます。 工期は、本議会の議決日の翌日から令和4年8月31日までとするものであります。 工事の詳細につきましては、長島総務課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) それでは、町長からの提案説明に続きまして、私のほうから工事内容についてお手元にお配りをいたしております、議案資料53ページから59ページをお開きいただきたいと思っております。ご説明をさせていただきます。 当該施設につきましては、与謝野町字加悦地内に位置し、昭和47年に婦人と子どものセンターとして竣工、与謝野町発足以後は社会福祉協議会の加悦支所、加悦老人クラブの事務所、加悦学童クラブなどとして活用してまいりましたが、竣工後約50年が経過をし、目視においても劣化が確認できるような状況となりました上、耐震補強などの改修には、多額の費用が見込まれるため、利用者の安全を確保する観点から、平成28年3月末をもって施設の使用を終了とし、平成28年6月議会において用途を廃止した施設であります。 当該工事は、跡地の利活用につなげるべく、当該施設を解体撤去することを目的に行うものでございます。 工事内容といたしましては、鉄筋コンクリート構造2階建ての延べ床面積1,483.30平米の本館建物の解体撤去を主に鉄骨造の附属建物及び外構の撤去を行うことといたしております。 建物及び敷地の概要につきましては、議案資料54ページからの資料で外構図、建物の平面図を添付いたしておりますので、併せて御覧ください。 工事請負額につきましては5,614万9,500円、消費税相当額が510万4,500円であり、契約の相手方は株式会社きしべ建設、代表取締役、岸部 敬であります。これにつきましては、平成3年12月21日に指名競争入札を参加業者6社により決定をいたしております。 工期は、議決の翌日から令和4年8月31日までといたしております。 以上、旧加悦社会福祉センター解体工事請負契約の概要説明ということにさせていただきます。ご審議の上、ご承認いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 13番、家城議員。
◆13番(家城功) 本来なら、常任委員会のほうで質疑をするべき内容かとも思いますが、議事日程を見ておりますと、表決というふうに書いてございますので、今日この場で審議されるということでお聞きをします。 解体工事につきましては、私の記憶では桑飼小学校の解体以来の請負締結だと思いますが、解体の請負いを聞きますと、前回2回の流会という、入札無効という結果がございます。そのときにもお願いをしましたが、今後こういうことのないような、しっかりとしたチェック体制の中で、入札を行っていただき、入札が失効するような、無効になるような事態は避けていただきたいというふうにお願いをしております。 今回も、前回、無効になって、残念ながら請負を受けられるはずのとこが今回、受けられるんで、非常によかったなと個人的には思っているわけですが、その辺の、どういった前回に比べて、どういったチェック体制で、今回臨まれたのか。 また、これはないとは思うんですが、前回無効になった理由の一つとして、例えば、単位のミス、記載ミス、報告ミスの中での請負契約の異同であるとか、そういったチェックをすれば避けれたようなことがあったかと思うんですが、そういった体制は十分に、今回はないということで認識をさせていただいたらいいのか。その辺の2点を、総務課長でも結構ですし、建設課長になるのか、どこになるのか分かりませんが、お答えが頂きたいと思います。
○議長(多田正成) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) 私のほうからお答えさせていただいて、また、もし補足がありましたら、建設課長からも答弁が頂けたらと思います。 これまで、度重なる不備等がございました関係で、チェック体制等を慎重にということで、行ってまいりました。一定、設計書が出てくる中では、それを慎重審議、内容のほうを担当課である建設課で十分精査をいたしておりまして、それにつきまして、今回、議案ということで上げさせていただいております。 入札の手続に沿いまして、入札を有効として、今回の議案につきましては提案をさせていただいているということでございまして、内容等の精査につきましては、建設課のほうで十分精査をしていただいているものということで、ご報告をさせていただきます。
○議長(多田正成) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) 設計の精査の仕方についてお答えします。 設計の精査につきましては、複数の職員をもちまして、一から、単価から調査しまして差異、積算を行って間違いを確認しております。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) それなりの答弁頂いたわけですが、前回は立米計算が、トン計算の表示が、中で数字が変わってくるというようなことであったり、そういったことをしっかりとチェックを、今、複数のほうでということですが、特に前回から今回の解体請負に対してチェック体制の変更があったのか、従来どおりのやり方をされているのか。 と申しますのは、今回も5,000万円を超える大きな仕事でございます。前回の小学校については1億何千万円というような仕事、それが議会の議決によって締結が結ばれるという結果をお知らせしてから、そういったことが発覚し、無効になりましたというようなことは、非常に地元事業者の皆さん、建設業者の皆さんにとって、あってはならないことだというふうに思ってますので、その辺のチェック体制がどういうように、今まではこうだったから、こういう形で今回はチェックの仕方を変えたんだとか、そういうとこがあるべきではないかと思いますが、再度、建設課長でも結構なんで、お願いしたいと思います。
○議長(多田正成) 柴山建設課長。
◎建設課長(柴山進) 積算のチェック体制についてお答えします。言葉としましては、同じ、詳しく精査しているということになるんですけども、段階が、今までコンサルから上がってきたやつを、そういうものはチェックをしてるというやつを、もう少し深いところから、単価のほうからチェックをさせていただきます。
○議長(多田正成) 家城議員。
◆13番(家城功) 今回は、多分これで議決されれば、仕事がしていただけるんかなというふうに思っておりますので、日頃の業務を、やはり真剣に取り組んでいただいとるのは当然のことなんですが、そういったミスの中で地元業者にも影響を与えるようなことのないようにお願いをしておきます。終わります。
○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第16号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第16号 旧
加悦社会福祉センター解体撤去工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第19 議案第17号 町道路線の廃止についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第17号 町道路線の廃止について、提案理由のご説明を申し上げます。 議案資料の57ページに図面をおつけをしておりますので、お開きを願います。 廃止をいたします2路線は、後野地区にあります、町営正導寺団地の建設に合わせて整備をされたものであり、主に団地への出入りのために利用されていたものであります。このたび町営正導寺団地を廃止することに伴い、これらの路線の役割もなくなり、また一般交通の用に供する必要もなくなったことから、道路法第10条第1項の規定に基づき、路線を廃止をするというものであります。 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第17号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第17号 町道路線の廃止については、原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、日程第20 議案第18号 令和3年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)から日程第24 議案第22号 令和3年度与謝野町
水道事業会計補正予算(第4号)の以上5件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第18号 令和3年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は7,617万2,000円を追加し、総額を135億628万8,000円とするものであります。 まず、全科目にわたる共通点でありますが、今年度の事業実績が見込める事業については、不要となります経費を可能な限り減額し、調整をさせていただいております。また、人件費につきましても、支出見込みに応じ追加、あるいは減額をしております。 それではまず、歳出の主なものからご説明を申し上げます。 32、33ページをお開き願います。第2款総務費、第1項総務管理費、第16目地域交通対策費では、京都丹後鉄道利用促進対策事業において、第18節負補交、鉄道軌道輸送対策事業費補助金を488万7,000円追加をいたしております。これは令和4年度で実施をする予定の鉄道軌道輸送設備等整備事業強靭化対策を国の補正予算によって一部前倒しで行うこととなったものであります。次年度へ繰り越し実施をいたします。 次に、36、37ページをお開き願います。第3款民生費、第1項社会福祉費、第2目障害福祉費、障害者生活支援事業では実績見込みから第19節扶助費、自立支援給付費を516万3,000円追加をいたしております。 次のページの第3目高齢者福祉費、高齢者福祉費一般経費では、高齢者福祉施設等家族面会室整備経費支援補助金を1,949万3,000円追加をいたしております。これは
新型コロナウイルス感染症対策として高齢者福祉施設の入居者と家族の面会を可能にするための施設整備・改修を行う町内の施設運営法人等に対し、その経費を補助するものであります。財源につきましては全額京都府補助金を充当し、次年度へ繰り越し実施をいたします。 40、41ページをお開き願います。第2項児童福祉費、第2目児童福祉施設費では、認定こども園管理運営事業において第1節報酬、
会計年度任用職員報酬を74万4,000円追加をいたしております。議案第7号でもご説明を申し上げましたが、国の保育士、保育教諭等の処遇改善策として、令和4年2月から、保育士等の収入を引き上げることとしており、2月、3月分の
会計年度任用職員報酬を引き上げるものであります。なお、同様に給食調理員、給食作業員も対象となりますので、追加計上いたしております。 42、43ページの保育所管理運営事業においても同様であります。なお、引上げ分の財源として、全額が国庫補助金として交付をされます。その上の認定こども園施設整備事業では、総額で1,713万6,000円を減額しております。全て事業実績などによるものでございます。 次に、44、45ページをお開き願います。第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予備費、予防接種事業では、第12節委託料に5歳から11歳を接種対象にした新型コロナウイルスワクチン個別接種委託料を75万9,000円追加をいたしております。加えて第1節報酬に、予防接種健康被害調査員報酬を11万3,000円。第19節扶助費に予防接種健康被害給付金を4万7,000円追加をいたしております。これは、新型コロナウイルスワクチン予防接種による、健康被害の申出があったことにより、予防接種健康被害調査委員会を開催し、健康被害の状況や予防接種との因果関係などの調査を行い、国に進達するものであり、コロナワクチン接種が健康被害の原因であると認定された場合には、給付金が支給されることになりますが、調査委員会委員報酬及び認定された場合の給付金を計上するものであります。 次に、48、49ページをお開き願います。第6款農林水産業費、第1項農業費、第3目農業振興費では、雪害対策緊急災害復旧事業に第18節負補交、農林業振興事業費補助金を1,200万円追加をいたしております。昨年末から続く大雪により、ビニールハウスなどの倒壊被害に対し、町独自の補助金として、1月補正予算に計上しておりましたが、このたび京都府制度としても予算措置されることとなり、今回、追加するものであります。府補助金を全額充当し、次年度へ繰り越し実施をしてまいりたいと考えております。 次に、54、55ページをお開き願います。第8款土木費、第2項道路橋梁費、第2目道路維持費、除雪対策事業では、1月臨時会以降の除雪経費を見込み、第12節委託料、除雪委託料を3,400万円追加いたしております。 次の56、57ページの第3目道路新設改良費では、国の補正予算による国庫補助金を活用し、通学路整備工事を実施するため、道路新設改良事業の第14節工事請負費、通学路等整備工事費を6,701万2,000円追加するなどいたしております。同じページの第5項都市計画費、第2目公共下水道費、下水道特別会計繰出金は、宮津湾流域下水道排水負担金の実績見込みなどにより、第27節繰出金を2,940万円減額をいたしております。 次の58、59ページ、第9款消防費、第1項消防費、第5目災害対策費、新型コロナウイルス対策事業では、総額で3,376万7,000円を減額しております。事業実績による減額でありますが、主なものといたしましては、第12節委託料、指定管理委託料を1,050万円減額をしております。これは、クアハウス岩滝の指定管理者が京都府の緊急事態措置協力金等の支給を受けることとなったので、全額減額するものであります。また、18節負補交、
新型コロナウイルス感染症対応住宅新築改修等補助金については、既に事業完了いたしましたが、令和2年度に予算計上し、今年度に繰り越した事業予算の範囲で実施ができましたので、今年度の補正予算で計上いたしておりました、2,500万円を減額するというものであります。 一方で追加となる経費につきましては、第10節需用費では、
新型コロナウイルス感染症対策として必要になる学校やこども園、保育所の消耗品費を456万円に追加いたしております。また、経済対策として、土木施設等の修繕料を600万円、第14節工事請負費を300万円追加し、次年度へ繰り越して実施をいたします。また、第19節扶助費では、ひとり親家庭支援給付金が見込みよりも増加をしたため、10件分の50万円を追加いたしております。 次に、予算書の68、69ページをお開き願います。第10款教育費、第6項保健体育費、第3目学校給食費、給食センター管理事業では、第10節賄材料費を229万3,000円追加いたしております。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、土日の学校行事が減少したことから、月曜日の振替休日も減少し、給食実施日が増加したため、必要額を追加するというものであります。 次に、第11款災害復旧費、第2目農林水産施設災害復旧費、第3目林業用施設災害復旧費、林業用施設災害復旧事業では、8月の豪雨による林道の災害箇所の測量設計が完了し、災害事業費が確定したことに伴い、第14節工事請負費を2,000万円追加いたしております。補助対象分は1,557万2,000円で、補助率94.9%の国庫補助金1,477万3,000円と、現年度発生災害復旧事業債を活用し、次年度へ繰り越し実施をしたいと考えております。 次の70、71ページ、第13款諸支出金、第3項基金費、第1目基金費では、第24節積立金において、減債基金積立金を8,500万1,000円追加いたしております。 後ほど歳入でもご説明申し上げますが、国の補正予算において、令和3年度に限り、普通交付税に臨時財政対策債償還基金費が創設されたことに伴い、交付額相当分の8,500万円を減債基金に積み立て、後年度の臨時財政対策債の償還に充てるものでございます。同じページの第17款予備費は303万1,000円を追加し、調整をいたしております。 以上が歳出であります。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 16、17ページをお開き願います。第1款町税は、町民税個人所得割の現年度課税分を収納見込みにより900万円追加するなど、追加、あるいは減額し、総額で950万円追加いたしております。第2項固定資産税は、全額で3,369万円を減額しております。
新型コロナウイルス感染症の影響による軽減が主で、軽減分の全額を国費により補填されることとなっておりますが、現時点では交付額が確定しておりませんので、今回の補正予算では計上せず、専決処分で処理をしたいと考えております。 第10款地方交付税では、普通交付税を2億462万5,000円追加いたしております。これは、国の補正予算による歳出の追加に伴い、地方負担の増加が生じることから、令和3年度に限り、先ほど説明をいたしました、臨時財政対策債償還基金費に加え、臨時経済対策費が創設されたことに伴い、追加交付となったものであります。 次に、18、19ページをお開き願います。第14款国庫支出金、第2項国庫補助金では、事業実績に応じて減額する一方で、歳出でもご説明申し上げました、保育士等の処遇改善のために、第2目民生費国庫補助金に保育士等処遇改善臨時特例交付金を108万4,000円追加しております。同じく歳出でも説明をいたしました、通学路整備のために第7目土木費国庫補助金に、道路改良事業費補助金を4,756万3,000円追加いたしております。また、第10目災害復旧費国庫補助金に林業用施設災害復旧事業費補助金を1,477万3,000円追加いたしております。 次に、20、21ページをお開き願います。第15款府支出金、第2項府補助金は国庫補助金と同様に事業実績に応じて減額する一方で、歳出でもご説明をいたしましたように、第2目民生費府補助金において、高齢者福祉施設等家族面会室整備経費支援補助金を1,949万3,000円を追加しております。また、第5目農林水産業費府補助金では、ビニールハウス等の雪害被害に係る農業者等営農継続緊急支援事業費補助金を歳出と同額の1,200万円追加いたしております。 次に、22、23ページをお開き願います。第17款寄附金、第2目総務費寄附金では、ふるさと納税寄附金、企業版ふるさと納税寄附金を実績見込みから総額で510万円追加いたしております。第18款繰入金、第1項基金繰入金は財政調整基金を2億3,500万円減額し、調整をするほか、その他基金につきましても事業実績により繰入額を調整するなど、総額で2億4,398万4,000円を減額しております。これにより予算上の財政調整基金からの繰入額は2億円となります。今後、専決処分において特別交付税やきょうと地域連携交付金、固定資産税軽減分補填の交付金等の歳入予算の計上など、基金繰入額を再調整していきたいと考えております。 次の24、25ページの第21款町債では、歳出でご説明を申し上げました事業費の増減に伴い、それぞれの事業債の追加、あるいは減額をいたしております。また、第12目臨時財政対策債を3,470万円減額しております。これにより臨時財政対策債の発行額は2億2,400万円となり、発行可能額3億959万円から約8,500万円の減額となります。これは、先ほどご説明申し上げました、追加交付された普通交付税の臨時財政対策債償還基金費相当の額であり、その分は臨時財政対策債を発行しても後年度に普通交付税措置がなされないことから減額し、調整するものであります。 歳出でもご説明を申し上げましたが、臨時財政対策債償還基金費の追加交付分8,500万円につきましては、さらに減債基金にも積み立てることから、現年度の臨時財政対策債発行額を抑制つつ、将来的な公債費負担の軽減にも備える措置といたしております。第13目過疎地域持続的発展特別事業債につきましても、追加配分されたことにより4,850万円追加いたしております。 なお、11ページの第3表地方債補正では同額を計上し、追加及び変更いたしております。 次に、10ページには第2表繰越明許費補正を計上しております。年度内に完了できない可能性のある事業、及び国の補正予算対応による事業などを新たに追加、増額変更いたしております。 なお、
新型コロナウイルス感染症の影響により、今後、物品の調達に遅れが生じる可能性もあることから、3月末日の専決処分での繰越明許費の追加、あるいは変更が必要となる場合もあるほか、特別交付税やきょうと地域連携交付金等の交付決定により、予算が変動することが想定されますが、例年と同様に専決処分による処理を行いたいと考えておりますので、ご理解をお願いを申し上げます。 以上が、令和3年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第19号の令和3年度与謝野町
下水道特別会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。今回の補正は3,623万5,000円を減額し、総額を16億6,124万6,000円とするものであります。 まず、歳出から主なものについて、ご説明を申し上げます。 13、14ページをお開き願います。第2款維持管理費、第1目維持管理費は公共・特環ともに宮津湾流域下水道排水負担金を精算見込みによる減や消費税の精算による減額により、総額で2,882万4,000円減額をいたしております。 次のページにかけての第3款事業費では、第1目公共下水道建設事業費及び第2目流域下水道事業費ともに今年度事業実績見込みによる減額で、総額721万9,000円を減額しております。 次のページ、第5款予備費は8万2,000円を追加し、調整をいたしております。 以上が、歳出でございます。 続きまして、歳入について、ご説明申し上げます。 11、12ページをお開き願います。第1款分担金及び負担金、第1項分担金は、収入見込みにより公共・特環分合わせて85万円増額するほか、第2款使用料及び手数料につきましても、収入見込みによる増減により下水道使用料を、公共・特環合わせて60万円減額するとともに、排水設備指定工事業者指定手数料を11万円追加いたしております。第5款繰入金は、一般会計繰入金を公共・特環、総額で2,940万円減額をしております。第8款町債は、事業実績見込みにより総額で720万円減額をいたしております。 なお、6ページに第3表地方債補正を計上し、同額を変更いたしております。また、同じく6ページ上段に第2表繰越明許費として、公共下水道事業費425万7,000円を計上しております。これは、ユニット型マンホールポンプの納品に不測の期間を要するため、公共下水道事業費の工事請負費を翌年度に繰り越すものであります。 以上が、令和3年度与謝野町
下水道特別会計補正予算(第4号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第20号の令和3年度与謝野町
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。今回の補正は、事業勘定では3,938万4,000円を減額し、総額を29億1,359万8,000円とするものであります。また、サービス事業勘定は84万9,000円を追加し、総額を1,106万6,000円とするものであります。 それでは、事業勘定の歳出から主なものについて、ご説明申し上げます。 14、15ページをお開き願います。14、15ページから18、19ページにかけての第2款保険給付費は、居宅介護サービス給付費を1,600万円減額をするほか、それぞれの給付費において、今後の給付見込みにより追加、あるいは減額し、保険給付費総額で4,110万円を減額いたしております。 18、19ページの第3款地域支援事業費につきましても、それぞれ事業実績見込みにより追加あるいは減額し、地域支援事業費総額で58万2,000円を減額いたしております。 以上が、歳出であります。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。第1款保険料、第1項介護保険料、第1号被保険者保険料を普通徴収、特別徴収ともに収入見込みにより追加し、総額1,253万3,000円追加いたしております。第3款国庫支出金、第4款支払基金交付金及び、第5款府支出金は、交付決定による増減のほか、各種事業の実績見込みによる交付見込額から、それぞれ追加、あるいは減額をいたしております。 次のページにかけての第7款繰入金、第1項一般会計繰入金は、保険給付や各種事業の実績見込みから、総額で520万円減額をいたしております。第2項基金繰入金、介護保険事業基金繰入金は、収支見込みにより4,500万円減額をいたしております。 以上が、事業勘定であります。 次に、サービス事業勘定について、ご説明申し上げます。 まず、歳出について、ご説明いたします。 35、36ページをお開き願います。第1款総務費、第1項総務管理費では職員人件費、時間外勤務手当を7万7,000円追加いたしております。第3款諸支出金は、事業勘定の地域包括支援センター職員が担当いたします、ケアプラン作成収入相当額を事業勘定へ繰り出すもので、70万9,000円を追加いたしております。第4款予備費は6万3,000円を追加し、調整いたしております。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 33、34ページをお開き願います。第1款サービス収入、第1項介護保険給付費収入は、居宅サービス計画費収入を収入見込みから84万9,000円を追加いたしております。 以上が、令和3年度与謝野町
介護保険特別会計補正予算(第3号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第21号の令和3年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。今回の補正は、事業勘定では455万7,000円を追加し、総額を23億6,721万4,000円とするものであります。また、直診勘定では211万9,000円を減額し、総額を8,295万5,000円とするものであります。 まず、事業勘定の歳出からご説明申し上げます。 12、13ページをお開き願います。第6款保険事業費では、各種検診、人間ドック等の受診実績から追加あるいは減額し、総額で480万8,000円を減額いたしております。第14款予備費は933万3,000円を追加し、調整をいたしております。なお、第2款保険給付費については、実績見込みにより今回、補正予算に計上しておりませんが、2月、3月の不測の事態により保険給付費が大幅増となる場合がございますので、今回、予備費に追加をするというものであります。以上が、歳出であります。 続きまして、歳入について、ご説明申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。第5款国庫支出金、第2項国庫補助金、第4目災害等臨時特例補助金では、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者の方への減免措置に対する補助金で202万3,000円追加いたしております。第10款繰入金、第1項一般会計繰入金は、事業実績見込みから追加、あるいは減額し、総額で109万8,000円を減額いたしております。以上が、事業勘定であります。 次に、直診勘定の歳出について、ご説明申し上げます。 27、28ページをお開き願います。第1款総務費、第1項施設管理費、第1目一般管理費は、総額で436万3,000円を減額いたしております。これは、新型コロナウイルスワクチン集団接種に伴い、医師、看護師の休日執務に対する報酬、手当を支払う予定でありましたが、他の開業医と同様に与謝医師会を通じ、報酬等を支払う方法に変更となったことに伴い、
会計年度任用職員報酬等を減額するものでございます。第2款医業費、第1項医業費につきましても、実績見込みにより医薬材料費及び血液等検査委託料を追加し、総額で29万円を追加をするものでございます。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 25、26ページをお開き願います。第1款診療収入は、それぞれの収入見込みにより、追加あるいは減額し、総額で107万円を追加いたしております。第2款サービス収入、第1項給付費収入では、リハビリテーション収入を、収入見込みにより110万円追加いたしております。第2款サービス収入、第1項給付費収入では、リハビリテーション収入を収入見込みにより110万円を追加いたしております。第7款諸収入では、在宅当番医報酬を実績見込みにより31万5,000円減額するほか、歳出でご説明を申し上げました、新型コロナウイルス集団接種に伴い、与謝医師会から給付される業務報酬を407万4,000円減額するものであります。 以上が、令和3年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第22号の令和3年度与謝野町
水道事業会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。今回の補正は、収益的収支並びに資本的支出の補正であります。 まずは、収益的収入からご説明申し上げます。 5ページ、6ページをお開き願います。第1款水道事業収益、第1項営業収益、第1目給水収益、第1節水道料金は見込みを下回ったことにより323万1,000円を減額いたしております。第2項営業外収益、第1目受取利息、第1節預金利息は、運用委託基金利子配分の決算見込みにより1万6,000円を追加いたしております。第5目長期前受金戻入、第8節その他資本剰余金、長期前受金戻入は、収益化等の確定により6万7,000円を追加いたしております。 次に、収益的支出であります。 5ページから8ページをお開き願います。第1款水道事業費用、第1項営業費用の各科目で計上しております経費は、決算見込みによるもので、総額で500万3,000円を減額いたしております。第2項営業外費用、第3目消費税、第5節消費税につきましても、決算見込みによるものであり、令和3年度分の消費税及び地方消費税納付額を303万7,000円を追加いたしております。 最後に、資本的収入及び支出について、ご説明申し上げます。 9ページ、10ページをお開き願います。まずは、資本的収入からご説明申し上げます。第1款資本的収入、第1項企業債、第1目企業債では、起債対象工事の契約額の見込みによるものであり2,100万円を減額いたしております。第5項補助金、第2目府補助金につきましても、補助基本額の見込みにより428万円を減額いたしております。 次に、資本的支出について、ご説明申し上げます。第1項建設改良費の各科目で計上いたしております建設改良事業は、契約額の見込みによるものであり、総額で199万8,000円を減額いたしております。 以上が、令和3年度与謝野町
水道事業会計補正予算(第4号)の概要であります。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 各案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第25 議案第23号 令和4年度与謝野町
一般会計予算から、日程第34 議案第32号 令和4年度与謝野町
水道事業会計予算の以上10件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(山添藤真) それでは、議案第23号から議案第32号までの令和4年度与謝野町
一般会計予算ほか八つの特別会計、一つの事業会計予算につきまして、一括してご説明を申し上げます。 令和4年度当初予算は、4月に町長及び
町議会議員選挙が執行されるため、新規の施策等を極力見送り、継続的な事業や義務的経費を中心に編成をいたしました、骨格予算といたしております。したがいまして、新規事業は選挙後の補正予算にて計上することとし、普通建設事業費では、年度当初に事業化をしておかなければならない事業、継続事業や早期に発注する必要がある事業等に絞った予算編成といたしております。とはいえ、長引く
新型コロナウイルス感染症拡大に対しては、切れ目のない対策が必要であるということから、令和3年度1月補正予算と3月補正予算に計上いたしました、新型コロナウイルス対策関連事業を繰り越して実施をするということから、15か月予算と位置づけております。 それでは、お手元に配付をしております予算書の表紙をお開き願います。まず、予算の総額でございますが、各会計予算額表をつけておりますので、御覧おきを願います。 一般会計の総額は114億7,300万円であります。令和3年度当初予算と比較をいたしますと率にして5.2%、金額にして6億3,100万円の減額となっております。また、八つの特別会計と水道事業会計、収益的支出、資本的支出を合わせた全会計総額は204億3,977万7,000円であります。率にいたしまして2.2%、金額にして4億5,606万4,000円の減額となっております。この後、和田副町長から令和4年度予算の中身について、特徴的な主だったものに絞ってご説明をさせていただきますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(多田正成) 和田副町長。
◎副町長(和田茂) それでは、私から予算の内容について、ご説明を申し上げます。 説明の前に、令和4年度から新財務会計システムへ移行をいたしました。それに伴いまして、予算書の体裁が、これまでとは少し変更となっております。また、骨格予算でもあることから、印刷も役場で行っておりますので、これまでとは違い、若干見づらいこともあろうかと思いますけれども、ご理解をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 令和4年度の当初予算は骨格予算でありますので、特徴的なものに絞って説明をさせていただきます。 まず、
一般会計予算の総額ですが1ページ、第1条に掲げておりますように114億7,300万円となっております。 それでは、一般会計の歳入からご説明を申し上げます。 予算書の11、12ページをお開き願います。第1款町税でございますが、第1項町民税から第4項町たばこ税まで、総額18億2,367万7,000円を計上いたしております。前年度当初予算に比較いたしまして1,260万9,000円の増額でございます。中身といたしましては、町民税につきましては、全体で468万9,000円の増額、固定資産税は465万5,000円の減収を見込んでおります。軽自動車税につきましては、環境性能割の軽減措置が令和3年度で終了いたしますので、757万5,000円の増額を見込んでおります。また、町たばこ税につきましても、税制改正による単価見直しにより500万円の増額を見込んでおります。第2款地方譲与税から次のページ第9款地方特例交付金は、地方財政計画等の伸びにより算定をいたしております。 15、16ページの第10款地方交付税は、普通交付税を50億円、特別交付税を4億5,000万円計上いたしております。普通交付税につきましては、社会保障関係費の増加が見込まれる中、地方公共団体が安定的に行政サービスを提供しつつ、デジタル化や脱炭素化、消防・防災力の一層の強化等の重要課題に取り組めるように、国が令和3年度を上回る交付税予算を確保したこと、臨時財政対策債が国と地方の折半対象財源不足の解消により大幅抑制し、普通交付税に振り戻されることから、これまでよりも増額を見込んでおります。 第12款分担金及び負担金は、農業用水路整備に関わる地元負担金のほか、養護老人ホーム入所措置費負担金、給食センター運営負担金など、総額で4,237万1,000円を計上いたしております。 13款使用料及び手数料は、有線テレビ施設使用料のほか、認定こども園保育所保育料、町営住宅使用料など、総額で2億5,593万4,000円を計上いたしております。 次に、19ページから24ページにかけての第14款国庫支出金、23ページから28ページまでの第14款府支出金は、国庫支出金を総額で8億3,694万7,000円、府支出金を11億3,298万6,000円計上をいたしております。今回は、骨格予算となりますので、国府の補助事業であっても、事業費そのものを当初予算から除いているものでございますので、同事業補助金についても、事業費と合わせて補正予算で対応させていただきたいと考えております。 次に、29、30ページの第17款寄附金、第2目総務費寄附金は、ふるさと納税寄附金を昨年と同額の4,000万円を計上いたしております。 次のページにかけての第18款繰入金は、基金繰入金を総額で5億774万2,000円計上し、取り崩すことといたしております。引き続き厳しい財政状況であることから、骨格予算ではございますが、第1目財政調整基金を3億3,500万円取り崩すことといたしております。 次に、31ページから36ページにかけての第20款諸収入は、総額で2億2,724万1,000円計上いたしております。 主なものは、貸付金元利収入や、自治宝くじ市町村等交付金、豆っこ肥料売上金、給食費実費徴収金などの雑入等でございます。第21款町債は、骨格予算ではございますが、継続事業や緊急性の高い投資的事業の実施を見込んで、総額で4億9,576万円を計上いたしております。臨時財政対策債は、先ほど普通交付税でご説明をいたしましたように、前年度から大幅な減額となる1億526万円を計上いたしております。町債全体では、前年度から6億1,834万円の減額となっております。 以上が、歳入の主なものでございます。 続いて、歳出の主だったものについてご説明を申し上げます。 39ページからの第1款議会費は、対前年度比3.1%増の1億1,441万9,000円を計上いたしております。増額要因といたしましては、現状定数より1名減となっています議員数を、定数により議員報酬等を増額を見込むものでございます。 41ページからの第2款総務費は、対前年度比6.9%減の10億9,904万円を計上いたしております。第1項総務管理費で、人件費等の第1目一般管理費や3庁舎の維持管理費などの第5目財産管理費などを計上いたしております。また、55ページから58ページまでの第6目企画費では、行政マネジメント推進事業に総合計画後期基本計画策定のための経費等を195万3,000円計上いたしております。また、ふるさと納税事業として、歳入で説明を申し上げましたふるさと納税寄附金の4,000万円に対する返戻金や事務経費等を総額2,193万5,000円計上いたしております。 次に、60ページにかけての第7目地域振興費では、自治組織支援事業、地域協働推進事業、よさのみらい大学事業、移住定住支援事業を継続して実施するため、総額で3,664万7,000円を計上いたしております。 また、73ページから78ページまでの第4項選挙費では、京都府知事選挙や町長、
町議会議員選挙等に係ります経費を総額で5,306万2,000円計上いたしております。 次に、81ページからの第3款民生費でございます。対前年度比11.8%減の36億9,738万4,000円を計上いたしております。令和3年12月に開設をいたしました、つばきこども園の施設整備完了により、大幅な減額となっております。初めに民生費の全般にわたる社会保障関連の扶助費等につきまして、前年度のサービス受給者等の動向から予算を積算し、予算計上をしているものでありますが、事業によりましては、利用者数の状況や疾病などの状況により年度間のばらつきのあるものもあり、年度末にならなければ必要経費が見込めないものもございます。したがいまして、当初予算におきましては、そういった未確定部分を取り除いた予算でスタートし、新年度に入り正確な利用者状況等を把握した上で、必要に応じ補正予算対応することといたしております。 81ページから88ページまでの第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費では、社会福祉協議会への補助金のほか、国民健康保険特別会計への繰出金など3億4,206万3,000円を計上いたしております。その中で、DV被害者等支援事業では、従来からの避難支援に加え、DV被害申立書の作成支援、申立費用の助成を行うため、DV保護命令申立て支援補助金を5万円計上いたしております。 87ページから94ページまでの第2目障害福祉費は、自立支援給付事業をはじめ、各種事業を国や府の補助により実施することとし、総額で8億7,783万7,000円を計上いたしております。その中で障害者生活支援・社会参加事業において、視覚障害者の情報通信機器導入支援を引き続き実施することとし、視覚障害者情報通信機器導入支援事業委託料を113万2,000円、補助金を66万円計上いたしております。 93ページから96ページまでの第3目高齢者福祉費は、介護保険特別会計繰出金等12億5,297万4,000円を計上いたしております。その中で、高齢者福祉施設整備助成事業では、桑飼小学校跡地に計画をいたしております、高齢者福祉施設建設のための社会福祉法人への補助を主として、与謝野町公的介護施設等整備事業補助金を3億1,623万2,000円計上いたしております。財源は、全額京都府補助金を充当いたしております。 99ページから106ページまでの第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費では、児童手当支給業務、子育て包括支援センター事業等5億404万9,000円を計上いたしております。その中で、放課後児童健全育成事業においては、旧加悦こども園舎を、加悦地域の学童保育施設に改修するため、加悦学童保育施設整備工事費を2,200万円計上いたしております。財源は事業費の3分の2の国府補助金と補助裏に地方債を活用いたします。なお、設計の予算については、既に令和3年度の補正予算で計上いたしております。 105ページから114ページの第2目児童福祉施設費は、認定こども園管理運営事業、小規模保育事業等6億9,991万2,000円を計上いたしております。 次に、113ページからの第4款衛生費は、対前年度比4.3%増の10億7,595万5,000円を計上いたしております。 115ページから118ページまでの第1項保健衛生費、第2目予防費、予防接種事業は、引き続き
新型コロナウイルスワクチン接種を実施するための経費等9,357万2,000円を計上いたしております。 次に、123ページから126ページまでの第2項清掃費、第2目塵芥処理費では、加悦最終処分場が埋立処理容量の上限に達したため、閉鎖のための覆土埋立工事を行う経費として、最終処分場覆土埋立工事費を2,200万円計上いたしております。また、広域ごみ処理運営事業においては、宮津与謝環境組合分担金を2億2,528万8,000円計上いたしております。令和3年度と同様に財源として過疎地域持続的発展特別事業債1億880万円を充当いたしております。 127、128ページ第3項水道費、第1目水道費では、水道事業において水道事業会計補助金を2億6,098万7,000円計上いたしております。 127から128ページの第5款労働費は、対前年度比18.9%減の1,370万円を計上いたしております。労働費に関しましては宮津与謝広域シルバー人材センターへの補助金のほか、勤労者総合福祉センターわーくぱるの管理運営経費のみであり、特に申し上げることはございません。 次に、129ページからの第6款農林水産業費は、対前年度比43.4%増の5億8,934万6,000円を計上いたしております。大きな増額の要因は、農地保全対策事業において、後ほど説明を行いますが、基幹的取水施設等改修工事費の計上によるものでございます。 133ページから138ページの第1項農業費、第3目農業振興費は、自然循環農業推進事業を1,276万7,000円計上するなど、1億5,081万8,000円を計上いたしております。自然循環農業をさらに推進すべく、京の豆っこ肥料の増産に取り組むなど、農業振興を継続して実施することといたしております。 137、138ページの第4目農地費では、先ほど申し上げました農地等保全対策事業において、令和3年度から継続事業である石川地区の大切井堰と、下山田地区の無双川水路改修のために基幹的取水施設等改修工事費を2億2,300万円計上いたしております。一部の工事に府補助金を活用し、残りは地方債を充当いたします。 同じく137ページから147ページの農業施設管理費、リフレかやの里管理運営事業においては、令和3年度で指定管理期間が満了するものの、今後の運営方針を明確にお示しできない状況であり、現指定管理者と協議を重ねており、検討段階にあるため、令和4年度は一旦、指定管理から町直営に移行し、業務を部分的に委託するという形でスタートをし、今後の運営方針について、地域周辺施設等関係者との協議も踏まえて方針を定め、それに従った形で補正予算対応することといたします。ケーキ工房管理運営事業も同様で、管理運営経費として、リフレかやの里は2,035万2,000円、ケーキ工房は37万6,000円を計上いたしております。なお、直営となりますので、歳入につきましても、13款使用料及び手数料において、農林水産使用料に、食と健康の拠点施設使用料300万円計上をいたしております。 次に、145ページからの第7款商工費は、対前年度比1.6%増の3億4,873万7,000円を計上いたしております。 145ページから150ページまでの第1項商工費、第2目商工振興費では、商工会助成事業をはじめ、基幹産業である織物業を支え、持続可能な織物産地の形成を目指す織物振興対策事業や、企業立地推進事業等を継続して実施するため、総額で8,273万9,000円を計上いたしております。 次に、153、154ページの第6目観光振興費では、観光協会への補助金などの観光地域づくり支援事業を2,274万1,000円計上するなど、2,315万7,000円を計上いたしております。 160ページにかけての第7目観光施設管理費では、各観光施設の管理運営経費を計上いたしておりますが、公園等管理運営事業において、既に休止をしております平林キャンプ場施設を解体するために、公共施設解体工事費を1,698万5,000円計上いたしております。設計業務につきましては、令和3年度に実施をいたしております。 次に、159ページからの第8款土木費は、対前年度比6.8%減の12億8,683万4,000円を計上いたしております。骨格予算ではありますが、通学路安全対策等のため投資的事業は継続して実施をいたします。 163ページから166ページまでの第2項道路橋梁費、第2目道路維持費では、引き続き国庫補助金を活用し、道路橋梁の維持補修を実施するため、道路維持管理事業4,495万5,000円計上いたしております。 165ページ、166ページの第3目道路新設改良費においても、通学路整備工事費を1,380万円計上するなど、道路新設改良事業を2,315万4,000円計上いたしております。財源は国庫補助金と補助裏に地方債を活用いたします。 167ページから170ページの第5項都市計画費、第2目公共下水道事業費では、下水道特別会計繰出金を9億4,630万円計上いたしております。第6項住宅費、第1目住宅管理費では町営住宅長寿命化計画に基づいて、国庫補助金を活用して実施する、町営住宅維持補修工事費を5,400万円計上いたしております。補助裏には地方債を活用いたします。 173ページからの第9款消防費は、前年度比26.5%減の5億6,018万4,000円を計上いたしております。大きな減額の要因は、新型コロナウイルス対策事業の減額によるものでございますが、町長の提案説明でもありましたように、新型コロナウイルス対策事業は切れ目のないものとして、令和3年度予算から繰り越して、令和4年度も継続して実施するものでございます。 173、174ページ、第1項消防費、第1目常備消防費では、常備消防組合負担金、
宮津与謝消防組合負担金を3億9,804万5,000円計上いたしております。 次のページの第3目消防施設費では、消防施設等整備事業において、第2分団車庫詰所造成工事費を計上いたしております。なお、造成に伴う実施設計業務につきましては、令和3年度に実施をいたしております。 次に、179ページからの第10款教育費は対前年度比4.5%増の9億8,895万8,000円を計上いたしております。特徴的なものといたしましては、189ページから192ページまでの第2項小学校費、第1目学校管理費、小学校施設整備事業では、未整備でありました3小学校のトイレ洋式化工事を実施するなど、6,428万1,000円を計上いたしております。財源には国庫補助金と地方債を活用することといたしておりますが、これによりまして、町内の小中学校のトイレ洋式化工事は全て完了することになります。また、197ページから204ページまでの第5項社会教育費第1目社会教育総務費では、高校魅力化推進事業等を継続して実施することとし、総額で1億181万9,000円を計上いたしております。 次に、219、220ページの第12款公債費は、対前年度比1.7%減の16億6,444万5,000円を計上いたしております。 221、222ページの第14款予備費は1,586万9,000円を計上いたしております。 以上が、一般会計の概要でございます。 次に、八つの特別会計と水道事業会計について、ご説明を申し上げます。 まずは、宅地造成事業特別会計について、ご説明を申し上げます。 予算書の230ページをお開き願います。宅地造成事業特別会計の予算総額は7,101万8,000円を計上し、前年度と同額としております。令和3年度におきましては宅地の売却はなかったため、令和4年度予算は残り14区画の分譲宅地の売払収入と、土地は土地開発基金で保有しているため、その買戻し経費を予算計上いたしたものでございます。 次に、下水道特別会計について、ご説明を申し上げます。 予算書の241ページをお開き願います。予算総額は16億3,830万円、対前年度比2.7%減の4,470万円の減額となっております。 249、250ページからの歳入でございます。主なものといたしましては、第2款使用料及び手数料、下水道使用料は公共・特環ともに人口減少等の影響から、前年度からの減収を見込んでおり、使用料全体では、前年度比437万2,000円減の3億1,291万5,000円を計上いたしております。第5款繰入金、一般会計繰入金は前年度から906万円減の9億4,630万円を計上いたしております。 歳出において、公債費が大きく減少しておりますが、歳入においては町債で下水道特別措置分、資本費平準化債等の減額もあることから、一般会計の繰入金が大きく減少せず、引き続き厳しい状況になっております。 次に、歳出でございます。255、256ページの第1款総務費、第1目一般管理費では、令和6年度から公営企業会計に移行することに伴い、固定資産の調査や台帳の整備など、公営企業会計移行支援業務委託について、244ページの第2表、債務負担行為のとおり、令和4年度から5年度の債務負担行為として、限度額4,500万円を設定し、そのうち令和4年度事業分として、公共・特環合計で2,450万円を計上いたしております。なお、これらの経費につきましては、全額公営企業会計適用債を充てることといたしております。 次のページの第2款維持管理費では、宮津湾流域下水道排水負担金のほか、下水道に係る維持管理経費を公共・特環合計で4億8,080万6,000円を計上いたしております。 次に、261、262ページからの第3款事業費、第1目公共下水道建設事業費は、公共・特環合わせて総額で5,943万6,000円を計上いたしております。公共分は、公共桝新設工事及び舗装復旧工事を計上し、特環分は公共桝新設工事、舗装復旧工事のほか、石川地区面整備工事費を計上いたしております。 次のページの第4款公債費は、元金、利子合わせ総額4,529万3,000円、前年度から減少をいたしております。 次に、農業集落排水特別会計についてご説明を申し上げます。 270ページをお開き願います。予算総額は2,985万円で、対前年度比4.9%減、155万円の減額となっております。 278、279ページからの歳入でございますが、第2款使用料及び手数料、排水処理施設使用料は212万5,000円を計上いたしております。第5款繰入金、一般会計繰入金は前年度から80万円減の2,650万円を計上いたしております。 次に、282、283ページからの歳出について、ご説明を申し上げます。維持管理費は、総額で928万1,000円計上いたしております。維持管理経費のみとなっておりますが、水洗化率の向上に向け、引き続き努力をしていきたいと考えております。 次に、介護保険特別会計について、ご説明を申し上げます。 290ページをお開き願います。事業勘定の予算総額は28億8,630万円で、対前年度比2.7%増、7,630万円の増額となっております。サービス事業勘定の予算総額は1,070万円で、対前年度比7%増、70万円の増額となっております。 まずは、297、298ページからの事業勘定歳入から説明を申し上げます。第1款保険料は、令和3年度からの第8期介護保険事業計画期間となっており、前年度から2,062万8,000円増の総額5億2,535万4,000円を見込んでおります。第3款国庫支出金、第4款支払基金交付金、第5款府支出金につきましては、それぞれ負担割合が定められておりますので、その割合に基づき計上するほか、国庫支出金の中の保険者機能強化推進交付金と介護保険者努力支援交付金は、当該年度に市町村が実施する高齢者の自立支援・重度化防止等の取組の達成状況に応じ交付される財政的インセンティブとして交付されるものでありますので、当初予算では計上せず、補正対応としたため、廃目処理といたしております。 次のページ、第7款繰入金、第1項一般会計繰入金は、総額で4億2,497万5,000円を計上いたしております。前年度から、介護保険給付費繰入金が大きく増額となっております。 次に、歳出について、ご説明を申し上げます。 305、306ページからの第2款保険給付費は、介護保険事業計画に基づき算定した、要介護者及び要支援者へのサービス給付事業費で、総額26億8,030万4,000円を計上いたしております。保険給付費の中でも第1項介護サービス等諸費、第1目居宅介護サービス給付費、第2目施設介護サービス給付費、次のページの第6目地域密着型介護サービス給付費は、大きな増額を見込んで予算計上をいたしております。 また、309ページからの第3款地域支援事業費は、介護予防事業等に関連する経費で、総額1億7,374万2,000円を計上いたしております。 以上が事業勘定でございます。 次に、324ページからのサービス事業勘定につきましては、居宅サービス計画に係る歳入歳出のほか、職員人件費、介護保険事業勘定繰出金が主なものとなっております。 次に、土地取得特別会計について、ご説明を申し上げます。 337ページをお開き願います。予算総額は37万6,000円で、対前年度比1.6%増、6,000円の増額となっております。 344、345ページの歳入は、土地開発基金預金利子、前年度からの繰越金を計上し、次のページの歳出では、土地開発基金への積立金として利子等分4万円を計上いたしております。 次に、国民健康保険特別会計について、ご説明を申し上げます。 349ページをお開き願います。予算総額は事業勘定が22億5,200万円で、対前年度比4.3%減、1億円の減額、直営診療所勘定が8,230万円で、対前年度比1.6%増、1,300万円の増額となっております。 356、357ページからの事業勘定からご説明を申し上げます。 国民健康保険につきましては、平成30年4月から運営が都道府県単位とされ、国の公費拡充とともに財政運営の中心を京都府が担うこととなり、納付金制度や標準保険料率等といった制度の考え方に基づき、予算計上を行っております。第1款国民健康保険税は、総額で4億2,881万6,000円を見込んでおります。保険税率につきましては、京都府から示されました標準保険料率を基本としますが、令和4年度は医療給付分、介護納付分が引上げとなり、加入者負担が増加することから、それぞれ引き上げ幅の2分の1相当額を財政調整基金から繰り入れて、負担増を緩和することといたしております。 これにより医療給付分については、一人当たり年間4,000円の増となりますが、令和2年度の税率よりも低く抑えることができ、また、介護納付金分の増額については、一人当たり年間2,500円程度に抑えられるよう、税率を設定することといたしております。第6款府支出金、第2項府補助金、第2目保険給付費等交付金、普通交付金は市町村独自給付分を除く保険給付費相当額が交付されるものであり、前年度に比べて保険給付費の見込みが大幅に減少したことに伴い、前年度比1億3,911万4,000円減の16億95万4,000円計上いたしております。 358、359ページの第10款繰入金、第1項一般会計繰入金は総額で1億3,912万6,000円を計上いたしております。 第2項基金繰入金は、先ほど申し上げましたとおり、保険税率の引上げを抑えるため、財政調整基金から2,800万円を繰り入れることとし、調整をいたしております。 次に、歳出について、ご説明を申し上げます。 362、363ページからの第2款保険給付費は、総額で16億1,422万1,000円計上いたしております。この保険給付費につきましては、令和3年度の一人当たりの給付実績見込みにより算定し、その後、京都府から掲示される見込み数値とも照らし合わせ、令和4年度見込額を算定いたしております。 次に、366、367ページからの第3款国保事業費納付金は医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分について、それぞれ京都府から示された数値により算定し、予算計上をいたしております。 368、369ページからの第6款保険事業費、第1目特定健康診査等事業費は総額で2,871万1,000円計上いたしております。国保加入者の方の特定健診費用等を計上いたしたものでございます。 以上が、事業勘定でございます。 次に、直営診療所勘定でございます。 383、384ページの歳入からご説明を申し上げます。第1款診療収入、第1項外来収入は総額で4,860万円、前年度と比較して266万6,000円の増額を見込んでおります。 次のページの第5款繰入金、第1項一般会計繰入金は、令和3年度の収支状況等から、前年度と比較して280万円減の1,900万円を計上いたしております。 次に、387、388ページからの歳出につきましては、職員人件費、医師及び看護師の報酬のほか、医薬品の購入費や検査委託料等の運営経費を計上をいたしております。 次に、後期高齢者医療特別会計について、ご説明を申し上げます。 396ページをお開き願います。予算総額は3億6,830万円で対前年度比8.9%増、3,000万円の増加となっております。 403、404ページからの歳入でございますが、第1款後期高齢者医療保険料につきましては、特別徴収と普通徴収を合わせまして、総額で2億3,585万6,000円を見込んでおります。これは広域連合で試算された与謝野町の保険料を計上いたしております。第3款繰入金、第1項一般会計繰入金につきましては、事務費繰入金、保険基盤安定繰入金などを合わせて1億3,184万7,000円を計上いたしております。 次に、407、408ページの歳出でございます。第2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、3億5,513万5,000円を計上いたしております。内訳といたしましては、広域連合の分賦金分を778万3,000円、保険料として徴収いたします負担金を現年度分、過年度分を合わせて2億3,585万7,000円、そして、一般会計からの保険基盤安定繰入金分の1億1,149万5,000円でございます。第3款保健事業費、第1目特定健康診査等事業費では、国の財政措置として、高齢者に対する個別支援等を実施し、交付要件を満たす場合に国の特別調整交付金が交付されることから、昨年度から一般会計で計上いたしておりました、職員人件費1名分を計上をいたしております。 次に、財産区特別会計について、ご説明を申し上げます。 414ページをお開き願います。予算総額は9,650万9,000円で、対前年度比7.1%増、636万6,000円の増額となっております。 421、422ページからの歳入につきましては、各財産区まとめて一括計上いたしております。 また、427、428ページからの歳出でございますが、各財産区から提出をいただきました予算を各事業として計上いたしております。 最後に水道事業会計について、ご説明を申し上げます。 436、437ページをお開き願います。収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款水道事業収益、第1項営業収益、第1目給水収益の水道料金につきましては、対前年度から1,018万1,000円減の4億4,472万9,000円を見込んでおります。第2項営業外収益につきましては、他会計補助金で、上水道の高料金対策に要する経費や、建設改良に充てた企業債償還金の一般会計からの繰入分の資本費繰入収益等を一般会計から補助するなど、総額で3億7,918万4,000円を計上いたしております。 次のページからの収益的支出でございますが、第1款水道事業費用につきましては、人件費及び維持管理費、償却費、支払利息等に要する経費で、総額6億9,638万9,000円を計上いたしております。 次に、448、449ページをお開き願います。資本的収入及び支出の収入でございますが、第1款資本的収入、第1項企業債は、男山浄水場沈殿池等耐震化工事や、算所5号取水導水管布設替工事などに対し、公営企業債を4億円計上いたしております。第4項繰入金につきましては、統合前の簡易水道の建設改良に要する経費の2分の1に相当する経費で、一般会計繰入金を1億6,310万8,000円計上いたしております。第5項補助金につきましては、先ほどの企業債で説明を申し上げました、男山浄水場沈殿池等耐震化工事費などに対する府補助金として、生活基盤施設耐震化等補助金を4,010万円計上いたしております。 次のページの支出でございますが、第1款資本的支出、第1項建設改良費、第1目拡張改良費につきましては、男山浄水場沈殿池等耐震化工事など、総額で4億5,982万7,000円を計上いたしております。第2項企業債償還金につきましては、企業債元金の償還を3億7,308万円計上をいたしております。 以上で、全ての会計の説明とさせていただきます。 ご審議の上、ご承認をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(多田正成) 各案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会いたします。 次回は、3月9日午前9時30分から開議いたしますので、ご参集ください。 大変お疲れさまでした。 (散会 午後3時18分)...