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09月15日-07号

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  1. 与謝野町議会 2021-09-15
    09月15日-07号


    取得元: 与謝野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 3年  9月 定例会(第103回)          第103回令和3年9月与謝野町議会定例会会議録(第7号)招集年月日 令和3年9月15日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後3時30分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  高岡伸明       8番  山崎政史       2番  永島洋視       9番  和田裕之       3番  杉上忠義      10番  河邉新太郎       4番  山崎良磨      11番  浪江秀明       5番  下村隆夫      12番  渡邉貫治       6番  安達種雄      15番  宮崎有平       7番  今井浩介      16番  多田正成2.欠席議員(1名)      13番  家城 功3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    前田昌一    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       長島雅彦      企画財政課長    小池大介    教育次長      柴田勝久      総務課長      長島栄作    社会教育課長    植田弘志      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 小牧伸行    子育て応援課長   下川賢司      税務課長      吉田雅広    保健課長      平野公規      住民環境課長    中上伸午    商工振興課長    小室光秀      会計室長      安田 敦    観光交流課長    谷口義明      建設課長      柴山 進    上下水道課長    山添雅男      農林課長      井上雅之5.議事日程  日程第1 議案第92号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第2 議案第93号 令和3年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)  日程第3 議案第94号 令和3年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第4 議案第95号 令和3年度与謝野町土地取得特別会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第5 議案第96号 令和3年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第6 議案第97号 令和3年度与謝野町財産区特別会計補正予算(第1号)                                (質疑~表決)  日程第7 議案第98号 令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(多田正成) 皆さん、おはようございます。 皆さんもご存じかと思いますが、台風14号が接近しておりまして、週末、少し心配でありますが、何とか進路が変わってくれたらと思っております。 それでは、審議に入りたいと思います。 ただいまの出席議員数は14人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日、家城議員より欠席の届けが出ておりますので、お知らせしておきます。 本日の会議は、お手元に配付しておりますように、議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第92号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行します。 それでは、質疑はありませんか。 1番、高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) おはようございます。 所管の質問になりますが、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 18ページ、報償費の講師等謝礼についてお聞きしたいと思います。この講師料というのは108万円が上がっていますが、何に対してかかっているお金でしょうか。お願いします。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) おはようございます。 ただいま高岡議員のほうからありました、ご質問でございますが、補正予算書の18ページ、企画費の総合計画総合戦略推進事業の報償費の中の講師等謝礼の108万円の内訳ということだったと思いますので、説明させていただきます。 本予算につきましては、既に委員会等でもご説明をさせていただいております与謝野地域デザイン会議、これらのコーディネーターをお世話になる先生方の謝礼でありましたり、それから、一般の方々から公募をしておりました、無作為抽出で手を挙げていただきました委員の皆様方に心ばかりではございますけども、商品券等で謝礼の代わりにさせていただきたいというふうなもの、それから、デザイン会議とは別に総合計画後期基本計画もつくっていく必要がございますので、そのアドバイザー等の謝礼、それらを全部併せまして108万円を追加させていただいておるというものでございます。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) デザイン会議ということですが、それに対して講師料ということですが、この講師は何人いらっしゃるんでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 既に広報等でもお知らせをさせていただいておりますように、4名の方にお世話になるということで考えております。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) このデザイン会議というのは、第一の目的は何でしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) デザイン会議の目的ですけども、基本的に野田川地域公共施設につきまして、第三者委員会を設置をさせていただきまして、答申を頂きました。その中身が住民の皆様の多様な意見が反映する機会がなかったということが強くご指摘をされておりましたので、そこの反省に立って、先ほども申し上げましたように、今回は無作為抽出で手を挙げていただいた委員の方々にお世話になりまして、まずは公共施設の在り方をどうこうというのではなくて、公共サービスの在り方をいろんな、多様な意見を頂きまして、それを全然違った意見も、いろいろと出てくるとは思うんですけども、それらを一定整理をさせていただくのがデザイン会議の役目だろうなというふうに思っておりますので、いろんな性別にこだわることなく、年代にこだわることなく、いろんな地域にこだわることなく、そういった多様な意見を、まずはいろいろと集めさせていただいて、それを一定のまとめをさせていただいて、次の第二ステージのほうに持っていきたいということが、今回のデザイン会議の大きな目的でございます。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 無作為で抽出するということですが、何人ぐらいの人に声をかけているんでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 無作為抽出ですけども、最初300人の方にご案内をさせていただきましたけども、手を挙げていただける方が少なかったことがありましたので、追加で900人の方々にご案内をさせていただいて、計1,200人の方にご案内はさせていただいたということでございます。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 1,200人ということは、それは旧3町でということだと思います。無作為抽出ということでありますが、断る人も多いと聞いておりますが、その点については、どのように思われておられますか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長
    企画財政課長小池大介) 断る人というのが、ちょっとよく分からないんですけど、私どもに頂くのは、断るのではなくて、手を挙げていただきたい方が手を挙げていただいておるということで、今、各地域が大体20名から20名弱ということになっておりますけども、おおむね60名程度の委員の方が委員として手を挙げていただいたということでございます。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 私が聞きますところによりますと、手を挙げていただくのではなく、お宅様が当たりましたということでお話があると、そしたら、無作為だということで、無作為ならやめさせてもらうというのが結構多いと聞いておりますが、その点については。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員がおっしゃられるのは、無作為で当たった、届いたものに対して役場のほうに電話か何かをされてきて、これはどういうことだろうと、無作為で抽出されたんだったら、しゃってもではないですよねということで断られる方みたいなんがいらっしゃるのではないかなということですよね。確かに、そういう方も中にはいらっしゃったというふうに覚えております。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) そういう方が多いと聞いております。デザイン会議というのは、私が思うには何をやる会議なのか、一つ、あまりよく理解できないと思っておるんですね、私は。野田川地域認定こども園建設に関する公共施設統廃合に対する会議であるならば、第三者委員会によって、もう結果が明白になっておるんですから、その会議というのは無駄なんじゃないかという思いが、まずしております。野田川地域公共施設統廃合の件は結論が出ているということです。このことは第三者委員会の答申で白紙撤回という結論が出ています。にもかかわらず、108万円ものお金をかけて講師を呼び、何の会議をされるのか、疑問に思っております。その点については。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 誠に申し訳ありません。私ども町当局が思ってますのは、全く違いまして、議員がおっしゃられるとおり、第三者委員会の結論といたしましては、答申で頂きましたように、白紙に戻すということで、町のほうも、もちろんそのようなことで受け止めをさせていただいておりまして、野田川地域公共施設の提案をしておりましたものについては、白紙に戻させていただくと。今回、地域会議を持たせていただきますのは、それの基となっております公共施設総合管理計画、これらについても併せて意見をいろいろと、多様な意見を聴取してつくったものかどうか、そして、それを広く住民に説明してきたことがあるのかどうか、こういったことも併せてご指摘があったものというふうに思っておりまして、そこにもう一度、野田川地域だけの公共施設を考えるのではなく、与謝野町全体の公共施設の在り方を考えていただいて、要は公共施設総合管理計画そのものを、やはり見直すべきだというふうに考えておりますので、もう一度、野田川地域だけのことを提案してきた以前の、もう一丁手前に戻る考え方でおりますので、そこに固執した考え方を示していくというものではないということをご理解いただければと思っております。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 課長の説明を聞いていますと、それなりに僕も理解はしておるんですが、町民の気持ち、意見を純粋に聞こうと思うならば、講師まで必要ないのではないかという思いがしております。その講師の方に、どういうことを教わるわけですか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、4名の方をお世話になると申し上げましたのは、講師を務めていただこうというものではなくて、会議をまとめていただくファシリテーションをしていただくと、まとめ役ですね。ですから、今までの、私どもの進め方というのは、行政主体の進め方ではあってはならんという考え方に立ちまして、そういった第三者が公平な立場で、いろんな多様な意見を、どういうふうにまとめていただけるかということで、行政が、そこに全部が、例えば企画財政課のもんだけが入るというのではなくて、職員も、当然、いろんな課の職員を手挙げで募集しまして、地域会議にも入っていただくんですけども、広くやっぱり公平な意見を、どういうふうにまとめ上げていくかということが一番肝心なことだと思っておりますので、先生方が講演をして、こういうふうに考えておるんだ、公共施設の在り方はこうだというのではなくて、いろんな多様な意見をまとめる役をお世話になるというのが大きな先生の役割だというふうにご理解いただければと思っております。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 公平な立場というのは、よく理解できます。それでいくのであれば、わざわざ大学の先生を呼んでまでしなくても、役場の方でも公平な気持ちでやれば十分できるんじゃないかという思いがしております。 それに、今はコロナで会議も、なかなかできないと思っております。この前の第1回の開かれたデザイン会議というのもオンラインであったと思いますが、オンラインでは思うような意見が出ないように思います。今後も、そのオンラインという形をとられるんでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員がおっしゃられるとおりだというふうに思ってまして、先日、8月22日に行いましたキックオフミーティングにつきましては、これは講師の先生からご講演をいただいて、あとは副町長も参画をさせていただいて、パネルディスカッションなんかをさせていただいたということでありますので、今、申し上げました委員さんに直接集まっていただいてというのを、その時点ではオンラインに切替えをさせていただきました。 今後ですけれども、本来、ご案内をさせていただいておった、また、広報等でもお知らせをさせていただいておりましたスケジュールで申し上げますと、9月の後半に、それぞれの地域で会議を開催させていただくということで、これはやはり相対で集まっていただいて、させていただかないと、なかなかオンラインでということにはならないというふうに考えておりまして、先日、常任委員会でも説明をさせていただきましたとおり、やはりコロナの緊急事態宣言下においては、そういった集まりを、やっぱりこちらが要請するということは適当でないというふうに考えておりますので、これはいつまでということにはちょっと言えないんですけども、とりあえず、各会場での1回目の、そういった会議については延期をさせていただきまして、2回目を1回目に、日程的にいうとずらさせていただきたいと、その時点でも宣言が解除になっていないだとか、また、蔓延防止がどうなっておるかとか、そのときの状況いかんによって変わってくる可能性もあるかと思いますけども、今、議員がおっしゃられたように、やはりオンラインでするには、ちょっと不可能だというふうに思ってますので、延期もやむを得ないと、状況によってはというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) オンラインでない方法をとるいうことでございます。前回行われた、その第1回目のオンライン会議というのも、なかなか視聴者は少なかったように聞いております。その会議をするといいましても、コロナで、なかなかできないんではないかと思っております。コロナがどうなるか分かりません。時間がどんどんどんどん過ぎていくというのが現状だと思っております。 そこで、人も順調に集まっていないということがあると思います。108万円もかけて講師を呼んで、お金がかかっております。そんなお金があるんだったら、キットの検査を、正規のものを買って町民に配っていただいたほうが、どれだけ喜ばれるか分かりません。デザイン会議は、私は、もっと違った方法で町民の意見が聞けるような方法でやるべきだと思います。こんなふうにしてやると、お金ばかりかかって、あまり効果が上がらないと思います。その点、どういうふうに思われますか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 以前にもご説明させていただきましたように、与謝野町で、こういった無作為抽出の方々に手を挙げていただいて行っていく会議体を発足するという、このことにつきましては初めての試みでございます。結果、どういった意見を頂いて、どういった方向に向かっていくのかというのは、先ほども申し上げましたように、私どもも作為的に、どういうふうなことをだとかいうのは全くございませんので、多様な意見を頂戴しながらやっていく、それが無作為抽出の会議の在り方の有益なところだというふうにも言われておりますので、まずは、こういった会議体を発足をさせていただいて進めていきたいと、これは以前にも予算を計上させていただく時点でも申し上げさせていただきまして、今回は委託料との組替えの予算を提案をさせていただいておりますので、ちょっと体系が変わりましたけれども、予算の骨組みにつきましては、以前、説明させていただいたときと考え方としては変わっておりませんので、どうかご理解のほうをいただけますよう、よろしくお願いします。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) この会議の内容については、次の会議に持ち越さないというふうに言われていたように、私は記憶しておりますが、聞いてみると、次の会議に、これを持ち越して、それを検討するというようなことになっておりますが、あのときの委員会ですね、あのときのお話では、あくまでも、これは参考意見として集めるのだというようなことであったと思っておりますが、その辺については、どうでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 6月だったか、会期中の委員会ではなくて、招集をいただときの委員会でご説明させていただいたときに、資料のほうをつけさせていただいて、ご説明をさせていただいておりますけども、今、議員がおっしゃられますのは、このデザイン会議を第2ステージ、次の会議に、そういった意見を持って上がらないという説明をしたというふうにおっしゃっておられるんですけども、そのような説明をさせていただいたとは思っておりません。 なぜ、このデザイン会議をするのかといいますと、先ほど来、申しておりますように、多様な意見を、まずはいただきたいと、それでいろんな考えがあるんでしょうけども、結論を出すのではなくて、一定のまとめはしていくと、していかんとあかんとは思っておるんですけども、こういう意見もありました、ああいう意見もありましたというのは、きっちりと第2ステージのほうに持ち上がって、そこには前から言っております、例えば専門家も、知識をお持ちの方も入っていただいて新たな総合管理計画なんかに結びつけていくという手法を、表をつけておりましたけども、この地域デザイン会議から、こっち側にというような矢印もつけて、その説明をさせていただいたということを覚えておりますので、そういうふうにご理解をいただければと思っております。 また、付け加えまして、今月号の広報のほうでお知らせをさせていただいておりますけども、これは地域デザイン会議キックオフ、8月22日のことをお知らせをさせていただいておりますけど、今から行っていく会議の1回、1回の振り返りとして、もちろんその会議の内容は、どうであったのかというのは、広報等でもお知らせをさせていただいて、往々にしてパブリックコメントといいまして、住民の皆様から広くご意見を頂戴するという部分につきましては、ある程度、素案ができた時点ですかとか、そういったときにしか求めていないのが今までのパブリックコメントの在り方だったというふうに思っておりますけども、今回につきましては、今回というか、この会議の進め方としては、1回、1回、振り返りをして、なおかつ住民の皆様にも広くお知らせをすることによって、その時点、その時点でご意見を頂戴し、なおかつ、その意見を頂いたのを次の、また、会議にフィードバックしていく、こういった手法で、仮に手を挙げていただかなかった住民の方々でも広く意見が、いつでも言っていただける環境を構築していこうという試みも今回、考えておりますので、併せて報告とさせていただきます。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 言われる趣旨は、よく分かります。住民から幅広い意見を聴取するということも、よく分かります。ですが、今はコロナ禍で、人も順調に集まっていないと、オンラインでは話が進まないと、経費は結構かさんでおります。そういうことを考えると、やはりもう少し違った方法で、もっと分かりやすく住民の人に直接的に話しかけたほうが、私はいいと思っております。 早くやめていただきたいと、私は思っております。以上です。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。今の議員のお言葉でいいますと、住民の方ではない委員でというふうに聞こえるんですけども、地域デザイン会議に参加をいただく60名の方については、これは全て与謝野の町民の皆さんです。かつ、このデザイン会議の目的を一定理解して、積極的に参加をして議論をしたいという姿勢を示していただいた町民の皆さんだと我々は理解しております。それをまとめる役にはコーディネーターとして4名の方をお願いしてますけども、これは新たな取組として我々は、ぜひやっていきたいというふうに思ってますので、逆に言えば、新しい取組だけに、職員もしっかり勉強してやっていきたいということを思ってますので、そこは背中を押していただければいうふうに思います。 ○議長(多田正成) 高岡議員。 ◆1番(高岡伸明) 終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 15番、宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) それでは、一般会計(第3号)の補正予算について質問をさせていただきます。30ページの織物対策振興事業テキスタイル産地化事業補助金が120万円減額になっておるんですけれども、ちょっと基本的なことをお伺いするようで申し訳ないんですが、テキスタイル産地化事業の内容、減額になっている理由を教えていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。30ページ、織物振興対策事業の中で18節負担金補助及び交付金の中で、補助金として今回、織物業生産基盤支援事業補助金テキスタイル産地化事業補助金織物小規模生産基盤支援事業補助金、これを、それぞれ増減をさせていただいたという内容でございます。 先ほど議員のほうからは、テキスタイル産地化事業補助金が減額した要因はというふうなところでございます。これにつきましては、この特に織物業生産基盤支援テキスタイル産地化事業補助金、この2点につきましては、京都府と協調の事業として補助制度を設けている、そういった制度でございます。その中で、今年春から募集を開始をし、そして、5月で締め切ったという内容だったと理解をしておりますが、その中で申請件数として生産基盤支援事業が20件、総事業費が2,309万6,000円、総事業費でございます。テキスタイル産地化事業補助金申請件数6件、総事業費が1,250万円、そういった申請の実態となっております。 このたび、この中で当初予算が生産基盤支援事業費補助金が変更前として500万円、テキスタイル産地化事業補助金が変更前が1,000万円ということで、今回、生産基盤を268万9,000円増やし、テキスタイル産地化事業を120万円減額したという部分については、それぞれの申請の実態に応じて対応をさせていただいたというところでございます。 今回、こういった流れの中で事業を、それぞれの事業者が進めているということで、交付決定をしなければならないという状態でございました。そのうちテキスタイル産地化事業補助金につきましては、いわゆる1,000万円のうちの中で交付決定ができるわけなんですけども、生産基盤支援事業費補助金のほうが予算をオーバーしておるということで、この補助金の節の中で全体で交付決定をしたというところでございました。最終的には、12月補正予算によりテキスタイル産地化事業補助金をさらに270万円を減額するという運びになろうということでございますので、ご理解のほう、よろしくお願いいたします。 先ほどのご質問のテキスタイル産地化事業補助金の関係については、申請実績に応じて、まずは減額に努めたというところでございます。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) よく分かりました。じゃあ特に、このテキスタイル産地化事業が低調だったというわけではないということを理解させていただきましたが、よろしいですね。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 1点、私のほうから補足をさせていただきます。先ほど議員のほうからは低調だったというようなご意見を頂きました。やはり、この織物業の実態といいますのは、昨年のコロナの流れの中で、織物事業者も非常に生産状態が弱くなっているということについてはアンケート調査などでも確認をさせていただいておるというところでございます。これにつきましては、本年12月に行いたい織物実態調査、これは町のほうで直接送らせていただくわけなんですけども、そこで明らかにしていきたいというふうに思っております。 要は投資意欲の部分については、やはり広幅の部分については、これまでの間、若干右肩上がりの動きだったわけなんですけども、どうしても、この業界の部分については、いわゆる化合繊の部分が主流ということもございます中で、どうしても、いわゆる提携先のほうの動きが鈍くなっておるというふうなことも事実だというふうにお聞きしております。 一方で生産基盤につきましては、小幅、賃機の方々も、これは投資意欲を持っておられるわけなんですけども、この織物の実態が止まっている中でも、やはり今のうちにしっかりと整備をして、このコロナが一定、安定した段階で稼働を再開したいという、そういった意欲の中での表れだというふうに認識しております。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) 丁寧な説明ありがとうございました。よく分かりました。 次に、34ページの新型コロナウイルス対策事業、委託料、指定管理料2,040万円が出ておりますけども、これの、私が聞いておるには、四つの施設のことのように聞いておるんですが、これの内訳を教えていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) お答えいたします。予算書34ページ上段、新型コロナウイルス対策事業でございます。委託料で指定管理料2,040万円でございます。こちら議員おっしゃいましたように、4施設ということでございまして、森林公園、そして、クアハウス岩滝、リフレかやの里、ちんざんということで、こちら4施設ということでございます。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) それぞれの指定管理料は幾らになっているのか、教えてください。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) それぞれの金額でございます。常任委員会資料の観光交流課、また農林課の資料でもおつけいたしておると思いますが、また、町長の提案説明でもございました森林公園が620万円、クアハウス岩滝が1,050万円、リフレかやの里が290万円、ちんざんが80万円ということで、合計2,040万円ということでございます。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) 分かりました。この指定管理料というのは、コロナの影響で事業が非常に苦しくなったというようなことで補填するというような考え方でよろしいですか。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 今、議員おっしゃいましたように、令和2年度から引き続いて新型コロナの影響が出ております。そういった中で、今年度につきましても令和2年度同様で新型コロナウイルスの影響が大きく施設運営に圧迫をしているという施設でございますので、そちらにつきまして指定管理料の増額をお願いしているというところでございます。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) そこで、この指定管理を受けておられる事業所、企業は持続化給付金を頂いておられるのですか、そうではないのですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) ちんざんにつきましては、持続化給付金を支給を受けておられます。ただし、この今回の算定の年度外ということでございますので、この表には上がってきてないということでございます。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 私のほうからも申し上げます。先ほど井上農林課長のほうから申し上げましたのは、令和2年度で頂かれておった分でございまして、令和3年度については今回、どの施設も、こういった国・府の補助金は、まだ、受けておられません。提案理由の中でも申し上げましたように、今後、国・府の支援、寄附等、また、町でも支援をさせていただく場合には、これを年度末の収支を見ました中で、プラスとなりましたら、そちらについては町に返金を頂くというふうな形で、今年度中の一旦、行政として支援をさせていただきまして、寄附をさせていただきまして、その後、何らかの国・府の支援、補助金等がございましたら、そちらについてはプラスになりましたら、町への返金という形をとっていきたいというふうに思っております。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) そうですか、じゃあ持続化給付金のような補助金、あるいは、ほかにもあるか分かりませんが、そういったことも、この指定管理を受けておられる方々は受けられるという理解でよろしいですか。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) そちらにつきましては、受けられるかどうかについては、国・府の補助対象になりまして、受けられるようであれば受けていただきたいということでございますので、全ての施設が、そういった給付金等に該当するかどうかというところは、指定管理施設というふうな観点もございまして、全てが受けられるかどうかは、まだ、そこら辺は制度上の問題等で、100%受けられるということは、まだ、分かりません。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) 分かりました。もしそれが国・府の補助金を受けることができたら、それはこちらから指定管理料を払ったものについてはお返しいただくと、それは幾らになるかは、それは分かりませんけども、頂くという形でおられるということですね。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 国・府の支援等がございまして、最終精算、年度末の精算の段階でプラスになりましたらお返しいただくということで、もしや、それでもマイナスが出るとなりますと、そこはまた、別の考え方になるかと思いますけども、プラスになりましたらお返しいただくということで考えております。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) 分かりました。それはよろしいです。 そうですね、30ページのクアハウス指定管理料、昨日も大分議論が出ておりましたけれども、ヘアキャッチャーの105万5,000円の件であります。これは6月議会で修正案を出して削除した280万円分から見ますと、あのときも私、言いましたけども、大分、3分の1近いところまで下げておられるというふうに、私は見ておりまして、大変ドルフィンさんと協議をされて、頑張っておられたなというふうに、私は思っております。 そこで、105万円に下がったとはいうものの、これが本当にいい、妥当な線なのかどうかというのは、私にもちょっとよく分かっておりませんが、前の6月に議会に出された280万円、これはヘアキャッチャーだけのものだったんでしょうか。もし、今回、105万5,000円でヘアキャッチャーの人件費が出るということで収まったということで、残りの分は、この今、申しました指定管理料のほうに入っておるのではないかという気がするんですが、その辺は、どう理解したらいいんでしょう。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) お答えしたいと思います。毎日清掃にかかる分に6月補正のときに見積りを頂いた金額が280万円と、今回、補正を上げさせていただいた部分についても毎日清掃にかかる部分で予算を、町の考え方の精査をした中で上げさせた金額でございますので、ダブっているところはございません。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) そういう答弁だろうなと思ってましたけども、それで、例えば、指定管理料、クアハウスさんは1,050万円というふうに、先ほど答弁していただきました。この1,050万円の積算根拠といいますか、どういうことで、こうなった、この金額が出たのかということをちょっと教えていただきたい。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) こちら積算基礎でございます。観光交流課の中でも資料のほうがついておりますけども、これにつきましては、過去3年間の、コロナの影響の出ていない3年間、クアハウスですと令和元年度に改修工事が入っておりましたので、平成28年、平成29年、平成30年の3年間の平均の額、それから、令和3年度、今年度の収支見込みの差額の中で計算をいたしておりまして、それが細かく1,050万何がしというふうな金額が出ておりまして、それの中の1,050万円ということで計算をさせていただいております。 ○議長(多田正成) 宮崎議員。 ◆15番(宮崎有平) 分かりました。指定管理者も、どこの企業も、このコロナ時代ですから、大変なときであります。指定管理者だけがいい思いをする。あるいは指定管理者が、そういう誤解を受けるようなことがないように、例えば、両方、指定管理料をもらいながら持続化給付金をもらっておるというようなことのないようなことをきちんと見ていただきたいと思います。終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 5番、下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 産建で話は承ってはおるんですが、昨日の説明を聞いていて、ちょっと思ったことがありまして、30ページのクアハウスの件でお伺いしたいと思います。 まず、初めに、ほかの方もおっしゃってましたけども、機器の備品、機械器具費が670万円、これが基金を切り崩して、このお金を持ってきたということは何回も承っております。そこでお伺いしたいんですが、なぜ6月のときにできなかったのか、要は基金を切り崩すのは6月でもできたわけなんで、なぜ6月がしなくて、今回やったのか、その根本的な理由を、まずはお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 昨日の和田議員のご質問でもご答弁をさせていただきましたとおりでございまして、6月に減額、当初予算に計上をさせていただいたものを一旦、減額をさせていただいて、緊急の修繕に充てさせていただいたということで、6月に減額をさせていただいたのにプラス120万円ほど、そのときよりも価格が高騰しておるんですけども、今回、670万円ということで、機械器具費を計上させていただいたと。なぜ6月に、どうせ基金を充当してするのであれば、財源的には組めるわけだから、そのときに減額をせずにできたのではないかというご質問だというふうに思っておりますけれども、昨日もお答えをさせていただきましたように、その時点では、やはり基金がふんだんにあるわけではございませんので、昨日も答弁で申し上げましたように、この今の670万円の基金を充当しますと、残りが3,000万円ぐらいになるということで、今後の修繕計画等もある中で、できるだけ基金を充当することを避けていきたいと。仮に許されるならば、予備ポンプを買うことを先送りすることができないだろうかということを、その時点では考えました、6月では。ところが、この議会で議員の皆様からも当初予算に計上したものを、すぐの6月に減額するとはいかがなものかと、予算の組み方としていかがなものかというような多くのご指摘を受けた中で、昨日も申し上げましたように、その反省に立ち返って、やはり必要なものは早急に手だてするべきということで、今回、また、二転三転という形になるんですけども、追加のお認めいただきたいということで計上させていただいたというものでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) ということは、前回は基金のことを気にしたけども、今回は基金のことを気にせずにでも買いたいということで、ちょっと、このお金の流れを考えますと、国・府からのお金が多分出てきたが、戻せるんじゃないかなというように考えているように見えるんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 昨日も答弁させていただきましたように、京都府の地域連携交付金という補助の制度がございます。それにはやはりエントリーをさせていただきまして、採択いただけましたら、その分につきましては基金を、繰入れを戻すということで、基金の充当をできるだけ抑えていこうということにはしていきたいというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) それでは、そのことをもう少し、6月の時点で、なぜできなかったのかを逆にお伺いしたいんですが、まだ、その辺の形はでき上がってなかったということでなってしまうのか、どうなのか、いわゆる財政としての見方、京都府が、こういうのがあるから取りに行くと、そういった予測はできていなかったのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 当初予算がお認めいただいた後には、そういった作業には、もうすぐに入ってまいりますので、京都府への要望事項というのは、まとめていきます。したがいまして、6月時点では、そういった認識はございましたけども、先ほど申し上げましたように、もう少し後回しにできるということが可能ならばということで、考えたというだけで、だけども、町の提案した、その減額というのは、いかがなものかという議員の皆様から多くのご意見を頂戴しましたので、財源のことだけではなくて、そのものの必要性、予算の必要性を改めて認識をさせていただいて、今回は基金を充当してでも予算を追加をさせていただきたいと。なおかつ、府の補助金のほうは、予定どおりエントリーをさせていただいて、できるだけ採択いただくように努力はしていきたいというものでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) その件に関しましては、財政課長の努力をお願いしたいと、私も思っておりますので、よろしくお願いします。 次にですね、先ほどから、昨日から、いろいろ出てます、この指定管理料、クアハウス岩滝の105万5,000円なんですが、ガイドライン、ガイドラインということを盛んにおっしゃってましたんで、ガイドラインが令和3年7月に改定されておりまして、それを見ますと、自治体と、どっちがどうだという部分の考え方が出ているわけなんですが、その中においてお伺いしたい点がありまして、いわゆる町と指定管理者とのリスク分担というのが新たにつくられているようなんですけれども、その中において、今回は、法令の変更に該当するかなと思うんですが、そこで、その法律がいつできたかによって、指定管理とのギャップがどこにどうなんだということも違ってくると思います。 たしか記憶にある中においては、京都府の附帯で出てきたのが契約する以前の話だったと私は記憶してるんですが、課長、その辺について、私の勘違いですか、どうでしょう。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 指定管理をお世話になっている以前からヘアキャッチャーの集毛器の毎日清掃は義務することということで、義務づけられております。その認識が町も指定管理者様のほうにも認識がなかったということで、指定管理料の積算の中にも入っていないということでございましたので、今回、その分にかかる指定管理料について、委託料の増額をお願いしているところでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 毎日清掃というのは既にうたわれているわけですから、それの中において、あえてヘアキャッチャーを別に分類する必要があるのか、そこをまず、お伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 指定管理料を積算する上におきましては、歳出のほうにつきましては、過去3年間の平均値から取ってきておりますので、そこの、過去に遡って毎日清掃というところの業務が入っておりませんでしたので、そこの部分について、双方認識がなかったところについては、増額ということで、積算をしているというものでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 毎日清掃という意味が理解してなかったというように解釈できるわけですけども、それが正しいとは思っておりません。逆に言うと、7月の改定では町と指定管理者とのリスク分担というのがございまして、先ほどおっしゃっていることが法令変更によらないことは明らかでございますので、そういった意味においては認識の問題ということになってしまいます。そうなると、施設管理運営に及ぼす法令の変更ではないわけですから、事前に、ただ単にお互いに知らなかったという、ちょっと聞き覚えがない言葉になってしまうんですが、これは指定管理者に影響を及ぼす法令の変更があったという解釈になると思うんですね。その場合は指定管理者に負担するものというように、7月の改正で書かれておるんですが、その辺は、どのように解釈をなさっているんですか。今の話ですと、法令の変更があったけど、施設管理運営に影響を及ぼす法令変更という解釈をしているのかなと思いますが、実は、これはそういうのではないのではないかと、法律は、もう既に今回の契約の中においては、もう変更になったわけですから、逆に言えば、指定管理者に影響を及ぼす法令変更という見方が妥当だと、私は解釈しますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 今回の運用面におけるリスク分担に係る法令の変更によるというものではなくて、指定管理料の基本協定であります第24条に基づいて、当初合意された指定管理料が不適当ということと、相手方に対して双方、認識が持ったというところで、そこの協議において今回、指定管理料の変更を、増額変更をさせていただくという考え方でさせていただいております。 法令の変更につきましては、指定管理を頼む以前から、もう法令も変更されておりますので、その時点で、法令を変更された時点で町のほうが変更、例えば、消費税が増額になったときなんかは、指定管理料を増額させていただいておるんですけれども、それと同じ考え方になると思いますので、今回は基本協定の24条の指定管理料の変更の条項に基づいて協議をして、変更の関係を、今回、予算を上げさせていただいております。 ○議長(多田正成) 下村議員。
    ◆5番(下村隆夫) 確かに法律に基づきますと法244条ですね、書いてございますが、指定管理者による管理ということで、法第244条の2第3項公共の施設の管理については指定管理者に行わせることができる旨を規定するとあります。ということは、先ほどからの答弁がちょっと食い違ってくるんですね。事前に法律で決まってたことなんで、管理ということができてなかったと、3年前の資料が、値段がどうのこうのとおっしゃいますが、それ関係ないですよ、はっきり言って。3年も前から管理ができなかったということですよ、それはいかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 集毛器の管理につきましては、ご指摘のとおり3年前、積算をする以前からできていなかったというものでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) そうすると町と指定管理とのリスク分担において、何ら根拠がないわけですね。指定管理を上げる根拠は。そういうことになるんですが、いかがでしょうか。いわゆる指定管理者に影響を及ぼす法令変更でもないわけですが、これに、今までは捨ててましたというのであれば、そういうことに該当するかと思いまして、指定管理者に責任があるということになるわけで、町がそれに対して料金を払う必要性はないという解釈になるんですが、解釈が間違っていますでしょうか、法律の担当の方がいらっしゃらないんですけども、その辺の解釈はいかがでしょう。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員が申されておりますのは、平成27年に法令が改正をされて、そこで以降、指定管理者の責務で行っていく業務とリスクを分けて町、要は指定管理を委託するほう側が責任を持って持つ経費、このリスク分担のことが法改正によって、どちらが持つべきかというものが位置づけられたという判断だと思うんですけども、今回については、そういう判断じゃないから行政が持つべきではないよというご指摘だと思いますけども、その平成27年度の法改正以降、ずっと業務は続けてきておりますけども、集毛器の管理は、当然していただいておったんですけども、毎日清掃には至っておらなんだと、そういう中で一番直近の、ちょっと私、いつ協定を結んでおるんかは存じ上げんのですけども、一番直近の協定を結ばせていただいた事項の中に、先ほど谷口課長のほうが申し上げました第20何条の規定があり、そこでリスク分担が、最初に予定をしていなかったようなものが明らかになった場合は、やはりきっちりと指定管理料に上乗せをして持つべきだというのが明記をしてある、そこを使って今回は指定管理料の増額をお認めいただきたいということを谷口課長のほうが言っておるんだというふうにご理解いただければと思っております。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 何回も同じことを言うのはあれなんですけども、施設の設置条例の制定、改定についてということで、なされているわけですね。そこの(1)に指定管理者による管理は、自治法第244条2の第3項、公の施設の管理については指定管理者に行わせることができる旨を規定するということになっているわけなんですけども、それは根拠があるはずなんですが、それに基づいて今の谷口課長の話を、どのように解釈すればいいのか、教えてください。ちょっと頭悪いので分かんないので、よろしくお願いします。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。今の議員のおっしゃったのは自治法の関係だと思います。私も旧町のときにちょっと、この件にかじったことがありまして、これまで、今の指定管理者制度ができるまでは、公の施設は町が、いろんな団体に委託をしたり、そういうことで運営ができる。あるいは町が、もう直接直営でやるというふうな委託料、指定管理者制度でなくて、町が選任をして、この施設を管理してくださいという委託でやるという制度だったんですけども、この指定管理者制度というのが導入をされた経過の中には、やっぱり民間のノウハウを導入していって、その施設をより効率的に管理運営をしていただこうという目的で自治法の改正があって、指定管理者制度という制度が導入されました。 今おっしゃいました指定管理者に管理をさせることができるというのは、指定管理者制度を使って公共施設の管理をさせなさいという、できますよという立てつけであって、今の私の理解では、公共施設を直接的に委託に出すということは、僕はできないと思っているんです、指定管理者制度を活用しなければというふうに思ってますので、この間、指定管理者制度のいい面、悪い面、いろいろと、もう10数年たちますので出てきております。これも当然、国のほうで今後の、この指定管理者制度の在り方というのは議論されるんだろうなというふうに思ってますけども、今の状況では、町が公共施設を管理運営する中、手法としては直営でするか、指定管理者制度を、自治法に基づく指定管理者制度で公募をかけて指定をしていくという、この二通りしか、なかなかできないんではないかというふうに考えておりますので、今おっしゃる法律の考え方というのは指定管理者制度を導入して管理させることができますよという解釈だというふうに思ってます。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 集毛器の毎日清掃につきましては、指定管理を公募する段階で町が発注する運用面におけるリスク分担の中に、そこの指示がしていなかったと、仕様書等に、そこの明記がないというところの中で今回、発生してきたということです。その基本協定の中で24条で双方協議するという中で、今回、協議をして指定管理料の変更という形で上げさせていただいております。 リスク分担の法令の変更というところではなくて、町のほうから書類の誤りというか、仕様書の中に毎日清掃をするというところの認識はありませんでしたので、そこの部分で指定管理者のほうから24条に基づいて協議を行ったということでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 確かにリスク管理の中においては誤字、脱字については協議するというのはありますが、そういう理解でいいということですか、課長の今の答弁ですと。間違いがありましたということでよろしいんですか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 重要事項的な仕様の誤りという、細かい文面ではありませんですけれども、町の認識としては毎日清掃をすることについて、仕様書等で指定管理者の公募の段階でお示しができていないということでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) ということは書類の誤りを認め、仕様書等が、町が責任を持って書類の誤りがあったという解釈で、これの書いてあるとおりのことで理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) この部分については、保健所からの指導というか、指摘を受けまして、そこで町のほうから指定管理者のほうに確認をした段階で週1回の清掃でございましたので、そこは毎日清掃をすることということで、京都府の条例、それに基づく毎日清掃をすることということが施行規則で明記されておりますので、保健所からは毎日清掃について確認をし、清掃を行うようにということで指導を受けておったと、その時点で町のほうも、指定管理者のほうも初めて、その認識を持ったということでございます。 町が書類の誤りということで、認識がなかったということでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 終わります。 ○議長(多田正成) ここで、11時5分まで休憩とします。     (休憩 午前10時48分)     (再開 午前11時05分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 2番、永島議員。 ◆2番(永島洋視) それでは、補正予算について質問をします。ちょっとこれは予定してなかったんですが、今までの議論を聞いてまして、非常に私、疑問を感じております。クアハウスの指定管理料の問題です。確認をしておきたいというふうに思います。この指定管理料は金額が減ってはおるんですが、6月議会で修正、削除された、その予算が9月議会で金額が減っておりますが、再度提案をされておるということですね。 あの修正案を提案をされたとき、提案者であります家城議員は、どういうふうに提案をされたかといいますと、このヘアキャッチャーの清掃業務というのは、日常の管理委託業務の中に既に入っておるんだという提案をされました。これ私は非常に鮮明に覚えておるんです。 だとすれば、その修正案が可決をされて、しておるのに、また、9月で同じ予算が出てくるということは、その修正案を町としては受け入れられないというふうに考えておるのかなというふうに思っております。 私は修正案には賛成をしませんでした。しなかった議員が、こんな質問をするのはおかしいと思うんですが、率直に疑問を感じておりますので、その点、どういうふうに考えて、この予算を出してきたのかということを、まずは確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 私の認識といたしましては、議会だよりに、修正動議に書いてあることが基本であるというふうに思ってます。その理由としては根拠が納得できず提出の仕方に問題がありと、議会として認めにくい状況であるということ。それから、賛成討論の中でも算出根拠になる金額を計上し、説明することが必要であるというふうにありますので、その認識を持って今回、再度、根拠を持った数字で上げさせていただいたというものでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 町のほうは、そういう認識で、再度同じ予算を提案をしてきたということで、理解をさせていただきます。この問題につきましては、修正案に賛成された議員さんは、深く、その点を、やはり今回の審議の中で審査をしていただくという必要があるんではないかというふうに、私は思っております。 本来、予定をしておりました質問に、次、入っていきたいというふうに思います。コロナ対策の補正予算に関わる質問をしたいというふうに思っております。 今回、コロナの感染拡大の影響分として指定管理料が4施設で2,040万円追加の補正がされています。この補正予算について、私は反対をするものではないということを、まず最初に明確に申し上げておきたいというふうに思います。そして、資料も非常に前回から比べれば精度高い、根拠のある、そういう資料が出されておるということは、この点は評価をしておきたいというふうに思います。 ただ、ちょっと疑問に感じましたのは、同じ、同様の施設として、かや山の家があるんですね。なぜ山の家は今回、指定管理料がないのか、その点について答弁いただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) かや山の家につきましては、令和3年度の決算見込額が大きく落ち込まない見込みであるという、指定管理者さんのほうから回答を得ておりますので、今回、決算見込みがプラスマイナスゼロに近くなるという報告でございましたので、今回、ここの施設からは対象外とさせていただいております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 多分、私も営業実績が上がっておるんだろうなというふうに思っておりました。同じ指定管理施設でも、要するにコロナの影響を受けずに営業実績が上がっておるという施設も現実にあるということなんですね。 私が言いたいのは、非常に、これも細かい積算根拠の資料が出てます。これはいいこと、すばらしいというふうに私も見てます。ただ、この積算は、過去3年間の平均収益に対して、決算見込額、その差額を指定管理料として上乗せをするという、そういう積算になっとるわけです。ということは、これは全くの赤字補填なんです。コロナであるか、ないかは別にして赤字補填なんです。経営努力というものが、この積算には全く反映をされてないわけですよ。これは以前から私は指摘をしています。 やはり今回、支出は8割程度ぐらいにとどめて、年度末で経営努力分を反映をさせた指定管理料として、もう一回基準を練り直していく、そういう必要が、私はあるんではないかなというふうに思ってますが、その点についてご意見を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) お答えいたします。議員おっしゃるとおりだというふうにも思います。いわゆる一旦、年度途中、今の段階では、一旦8割程度を試算の中で支給して、その後、最終精算で、そこの差額を、例えば、さらに今回、増額をしても、また国・府の金額を受けても、さらに落ち込んでいるというふうな施設については、さらに最終精算というふうな方法もあるかというふうに思っておりますけれども、今回、令和2年度から引き続いてのコロナの影響が非常に大きいという中では、なかなか先が見通せない中で、一旦、我々としましては、この差額、いわゆる3年平均との収支差額を一旦、増額をさせていただいて、最終精算の段階で最終調整をさせていただくというふうな考えでおりまして、この後、また、それぞれの指定管理者と、それぞれの所管課担当課が協議を重ねまして、その後の運営につきましてもお互いに協議を重ね、アイデアを出しながら施設運営をお世話になっていく形になろうかと思いますので、そこは今後の対応をきっちりしていきたいというふうに思っております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) ぜひ、その辺は検討していただきたいというふうに思います。 それで、私が思いますのは、3月議会で、私は、仕事がなくなって無職状態だ、生活ができない、借金をしても返済ができない、税金が払えない、こういう悲痛な商工会のアンケートが出ているではないですかということで、事業者への支援を求めました。町長は、電気代等の固定費を支援をしてきたが、追加支援をすることを議会で約束されました。それにもかかわらず、今回は指定管理者だけで、事業者への支援というのは補正には上がってない。3月議会で議会の審議を見ていた業者さんは、私は期待をしておると思うんですね。 民間の事業者さんへはどういう支援があるのか、それはいつになるのか、その辺の見通しは答えていただきたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをしたいと思います。令和2年度の一般会計補正予算でお認めをいただきました予算、並びに令和3年度の当初予算及び、その後の補正予算におきましては、経済対策としても予算をお認めいただいた範囲の中で、住民の皆様方に対し、あるいは事業者の皆様方に対し提供をさせていただいていると、今、そういう状況にあります。 中でも7月の初旬に行いました経済対策の一つにおきましては、特に飲食店などと取引のある事業者に対する支援策なども講じていると、今そういう状況にあるというふうにご理解賜りたいと思います。 私が申し上げたいのは、既に既決を頂いている予算の範囲の中で、事業者に寄り添う支援も度重なる形で行ってきていると、今、そういう状況にあると、ご理解賜りたいと思います。なお、議員からお尋ねの案件につきましては、私のほうも臨時交付金の増額などを見込んだ中で、施策のほうについては1年間を通じて実施をしていきたいということを申し上げていたのではないかと考えております。現在、政府におかれましても、その経済対策の緊急支援分についても議論を行っていただいているという段階でございますので、現在、私たちのほうで、さらなる経済対策の在り方について議論を重ねている段階であります。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 今の答弁は、国の次期経済対策が出るだろう、それが出た段階で対応させていただくと、そういう理解でさせてもらったらいいですね。 それで、その事業者の方でも、もうコロナが非常に長期間になってまして、もう待ち切れないという人が、私はあるんではないかというふうに思います。それまでのつなぎ支援、そういうことも含めて検討をしていただくということも、それは、貸付けになるのか、その辺は分からないですが、その辺もぜひ検討はしていただきたいというふうに思います。 それで、商工会のアンケートが出ました。第1回目のアンケートでも持続化給付金の2回目の実施という要望が圧倒的に多いわけですね。しかし、国はしようとしてないわけです。第2弾が出たわけです。その結果も、私たちは頂きました。この中に、ある小売店主の意見が載っていました。 与謝野町には支援金や給付金等の業者支援がない。近隣市は、多少はあっても実施している。町長や議会は地域や納税に協力している事業者を何だと思っているのか。この町に希望が持てません。こういうことが書いてあるんですよ。こんなアンケートの意見が出ておると、このことを町長や担当課長は、このアンケートを当然見ておられるというふうに思いますが、どういうふうに感じておられるのか、見解を聞かせていただきたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをしたいと思います。度重なり答弁をさせていただいておりますけれども、私たちといたしましては、一定の考え方に立ち、住民生活支援や事業者事業継続支援などを行っていると、今、そういう状況にあります。 この事業者支援の中におきましては、与謝野町独自のものもあれば、他市町と同類の支援策もあるということでありますし、中には住民の皆様方が、ご指摘をされているような形、つまり近隣市町は取り組んでいながらも、与謝野町は取り組んでいないものもあろうかと思います。その濃淡はあれど、我々といたしましても、商工会並びに事業者の皆様方のご意見というものを踏まえながら、この間、経済対策につきましては、商工振興課を中心に行ってきたという状況でございます。 先般、商工会の皆様方との意見交換も行いました。その意見交換の主眼といたしましては、次期経済対策をどのように行っていくのかということでありました。その中でも大変有益な議論ができたと考えておりますので、そうした議論をもとに経済対策の取りまとめを現在行っているという段階であると、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私のほうからもお答えさせていただきます。先ほど来、議員のほうからは非常に、この新型コロナに対します経済対策の件、厳しいご指摘を頂いたと思っております。 今回、皆様方のほうにも新型コロナ第4波のアンケート調査、これを産業建設環境常任委員会を通じまして、商工会のアンケートのほうもお手元のほうにお届けさせていただいたと思っております。織物業、商業、工業、建設業、サービス業、また、料飲業というような、そういった分野での様々なご意見、これを末尾のほうに、皆様のほうにお配りさせていただいたという中で、私自身も、この取組については、やはり現状のニーズも含めて、しっかりと配慮していかないといけないというふうに認識を改めて感じておるというところでございます。 今回、9月補正予算の中で計上したい考え方もございましたが、財源不足ということもあり、新たに新型コロナウイルスの経済対策の、国からの交付金を見据えつつ、現在、様々な視点で制度設計をつくっておるというところでございますので、この部分ができますれば、12月と言わずとも、臨時会などもお世話になりながら、この新しいメニューなどもお手元のほうにお届けしたいという、そういった気持ちでいるというところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) この意見は、どういうことかというふうに私は、私なりに考えています。それで、与謝野町のコロナ対策、業者支援は、一番困った人に手が届いていないと、こういう支援策になっておるというふうに私は思ってます。効果がなかったということではないです。 具体的に、どういうことかといいますと、店舗改修の補助金制度もありました。これは一旦、費用を捻出して改修をしなければならんわけですね。それに対する補助金なんです。固定費の補助金もありました。しかし、大きな事業者はメリットはあるかもしれませんが、仕事がない、機が止まっているような人に電気代が、何ぼ補助金があってもわずかなもんにしかならんのです。要するに、一番体力のない、今すぐ支援が欲しい人に手が届いていないというのが、今の制度設計になっているんではないかというふうに私は思っております。 コロナは感染拡大が長期化をしています。だんだん業者さんも経営体力がなくなってきとるんです。そういう中で、やはり指定管理施設だけが収入源を補填するような、そういう予算ではなくて、業者さんにも直接収入源を支援をしていく、そういう施策は私は今一番求められているというふうに思いますし、それを一刻も早くやっていただきたいと、それが町を元気にする、町民の生活を守っていく町の仕事だと私は思いますが、その点について見解を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問でございますけれども、我々といたしましても、住民の皆様方に対する生活支援、並びに事業者の皆さん方に対する事業継続支援などを行ってきたというところであります。そのような中におきましても、十分な支援が行き届いていない方々については、一定程度いらっしゃるのではないかといった危惧も持っております。そうしたことから、住民の皆様方や商工会のお力添えを頂きながら、どのようなニーズがあるのかということも含めて、調査検討を行ってきたという段階であります。 先ほどのご意見もありました。また、先ほどご紹介したように、商工会の皆さん方との意見交換もさせていただいております。そのような中で、手にしていただける支援の在り方につきましては、引き続き検討をさせていただきながら、真に必要な皆様方に対し支援策が届けるように我々としても努力をしていきたいと考えております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) よろしくお願いします。終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 12番、渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、私も一つお聞きしておきたいと思います。 今回の3号補正に関する、28ページ、農地等保全対策事業における原材料費、その他原材料費として7万円上がっております。この詳細をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 原材料費の7万円でございます。これにつきましては、温江地内におきまして、いわゆる通常の事務であります、民間の方が里道水路、いわゆる国有里道水路の境界確定の申請をされたということでございます。 その中で、その対応については、里道水路を管理します建設課のほうが対応いたしますけれども、もうその中において、水路の位置がしかるべき、本来公図から割り出した水路の位置と若干ずれが生じておったということが判明をいたしましたので、その水路の管理をしております農業用水路ということがございましたので、町のほうで、それを今回是正をさせていただくということで、その民間の境界確定を申請をされた方が、その土地を今後、聞いております中では、農地をかさ上げをするというふうに聞いておるんですけれども、その工事のときに、しかるべき、本来あった場所に戻すということで、町のほうは水路の材料費、いわゆる水路の、そのものですね、U字フリュームなんですけれども、それを提供するということで、この予算を計上させていただいたということでございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 官民確定というものは、おのおの地権者が集まって、そして、そこにおいての境界確定を行うものでありますが、これはなぜ、そこの部分が落ちとったのですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) これは推察としか言えませんけれども、圃場整備の区画内の水路でございまして、恐らくその何十年前の圃場整備の際に水路の設置が、適切な本来あるべき場所に設置ができてなかったということだと理解をしております。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、もう一つ、今の現況は、どういいますか、ベンチフリュームとか、そういうようなコンクリート製品が入っておらず、素掘り側溝と考えてよろしいんですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) ベンチフリューム、U字フリュームといったものが入っておるという理解でございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、この問題は、どういいますか、その官民境界におきましては、圃場整備の土地区画整理における失敗といいますか、ミスが今上がってきたと考えるんですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) その理解でございます。当時も圃場整備を担当するのは、当然、農林課でございますので、それを引き継いでおるものといたしましては、誠に申し訳ない次第であるというふうに認識をしております。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 今回、官民境界の確定という形で上がってきたわけですが、そこに彩菜館とかいう新しくものを売ったり、こちらのほう側に消防車庫ですか、できた、町が頂いたといいますか、もんが、それで官民という形で、その部分が官という数字だったと思って見ておるわけでございますが、今回、そのコンクリートU字溝、ベンチフリューム、そしたら、与えた場合には、向こう側の地権者が、田畑持っておられるのが作業していただくということでよろしいんですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 今回につきましては、設置作業については、その圃場の形状変更の際に、設置についてお世話になるということで、協議を整えたというところでございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 今回、材料支給ということで、同じことで、もう一つお聞きしておきたいと思います。 32ページの道路維持管理事業、工事材料費10万円というものが上がっております。これも工事材料費ですので、材料支給でないかと思っておりますが、これはどのような形でしょうか。 ○議長(多田正成) 柴山建設課長。 ◎建設課長(柴山進) 道路維持管理事業、第15節原材料費で上がっております工事材料費につきましては、直営で道路の補修を行う場合に使用します道路補修材の金額をお願いしております。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、この補修材というものは役場の職員の方がしていただけるんですか、それとも町民の方が、先ほどと同じように、するような段階になるんですか、そのあたりを少しお聞きしておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 柴山建設課長。 ◎建設課長(柴山進) 町職員が直営で実施する場合に使用する材料です。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 私は、このように材料を渡して、民間でも補修事業に指定させていただけるような制度が頂きたいと常に思っておるわけでございます。 家の前の補修にしましても、何々の補修にしましても、たくさんの区からいろんな形で上がってきております。それはいろんな形でもあると思うわけでございますが、例えばカーブミラーが欲しいと思った場合には、自分たちで穴掘って、そしてカーブミラーを頂いたら、そこに埋けるとか、もちろん審査はしていかなければならない、行ってもらわなければならないですけども、そのような自分たちのことは自分たちでできるということで、申請させていただきまして、そして、少しずつ、できることはできて、みんなが町のためになるという、思った場合には材料支給という、もろもろについて一つお願いできないかということを、ちょっと考えておるわけでございます。このあたり一つお願いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご提案につきましては、同類の取組につきましては、既に与謝野町でも取り組んでいるという、そういう状況にあります。ただし、それが十分な範囲なのかと問われますと、十分な範囲ではないのかなと考えております。 議員のご提案を拝聴させていただきまして、長野県の栄村で同じような取組を行っておられるケースがあるように伺っております。住民の皆さん方が小さな公共工事に共に取り組むことによって、工事費についても5分の1程度に抑えていく、こういった取組が過去なされていたというように記憶をしております。 そういった先例というものも踏まえながら、我々の町では、どういった形ができ得るのかという点につきましては、一考させていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 材料支給という形で、少しでも町が進んでいくように、一つ検討していただくよう、よろしくお願いします。これで終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、一般会計(第3号)補正予算につきまして、質疑を行います。 非常に苦しい経済状況の話が多いんですけども、歳入のほうで14ページですね。80万円の観光使用料、場所は加悦双峰公園の施設使用料になっております。苦しい経済状況、あるいは観光業の中での80万円ですので、どういう状況で今回、歳入が起こったか、お尋ねしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 双峰公園の使用料の収入の増額80万円の追加なんですけれども、あくまで見込みですけれども、要するに利用率が上がっている、屋外の野外活動というか、利用者が増えているということで、今回計上させていただいて、歳出のほうにつきましても、利用料が上がるにつれて管理人の夜間の業務、夜間8時までいるという、業務を延長して増えますし、それに伴う経費も同じように上げさせていただいております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 私も最近、双峰公園に登ったことがないんですけども、下から、明かりがつくとうれしいわけでして、また加悦交番の方もびっくりしてパトロールに行かれるようになった状況でございます。しかしながら、昨日の京都新聞に見出しが、コロナでさらに雨が重なり、観光やレジャーが低迷という報道がなされております。 近くの天橋立のビューランドは天橋立傘松公園、8月の観光客が5万6,590人、同月比41%減の報告がされているところでございます。私も盛んに申し上げたんですけども、地域内観光ですね、自分の車で1時間から2時間で行ける観光が必ずコロナの中でも活気を呼ぶというふうに伝えられているところでございますけども、観光交流課の今の80万円をもとにですね、今後の見通しだけお聞きしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 観光で訪れる方の考えとしては、まだまだコロナが収束していないので、まだ人流として、人の動きとして動けないというところでございますけれども、屋外における空間につきましては、観光地の密がならないというところから、双峰公園をはじめ一字観公園も、それから公園なんかの利用者につきましても、屋外の密にならないところで、心のやすらぎ等も含めて利用されておりますので、そこはコロナ禍においても利用があったということと思ってます。 マイクロツーリズムということで、近場で観光していくというニーズもありますので、今、民間のアンケート等でいいますと、収束すれば行きたいというニーズが今、需要が高いので、コロナが収束に向かっていけば、人の流れも徐々に増えていくなというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) もう1点だけ、課長にお尋ねしときたいと思うんですけども、今人気の一人キャンプとかで、いろいろ人気のキャンプ場としての整備の進捗状況だけお聞きしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 大きな整備というところは、なかなかできませんので、管理人さんのできる範囲でコツコツとしていただいている、整備というか利用者が喜ばれるような整理整頓というか、きれいにしていただいているというふうに思ってます。 今の段階では、双峰公園の構想、リニューアル的な部分も含めて、今、意見を聞きながら、どういう使い方というところも含めて、意見を聞いているというところの段階でございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 人気が出て期待ができますんで、整備のほうもお願いしておきたいと思います。 34ページで、先ほどから苦しい話が出てます。新型コロナウイルス対策の中の指定管理料が2,040万円、6,088万円のうちの約3分の1が、この指定管理料に回されているという現状でございます。いろいろ昨日からの質疑の中で指摘もございました。確認という意味で答弁お願いしときたいと思うんですけども、その指定管理者とのやりとりがですね、十分されて、この頂いている表ですね、この指定管理者変更協議根拠、エビデンスですね、これがここにでき上がっているわけですけども、なぜならば、今回の指定管理者に指定管理料の増額をするという根拠が示されているんですけども、繰り返しになりますけども、指定管理者とのやりとりが十分なされて、これが作成されたということは、もう一度だけ確認しておきたいというふうに思います。
    ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) お答えいたします。このコロナの影響は、令和2年度から2年越しでございます。各指定管理施設については、非常に厳しい状況の中でございますので、昨年度から各所管課のほうは協議を重ねておりまして、それを踏まえた資料ということでご理解ください。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) もう1点だけ、総務課長にお尋ねしときたいと思います。 重要な答弁だったと思うんですけども、この4施設が黒字に転換した場合は、返還してもらうという、これは約束だというお話でしたけども、これを、決算報告を見せていただきますと、3期赤字だとかいう非常に厳しい施設ばかりが今回、指定管理料の増額になるわけなんで、それこそ、その黒字転換になる根拠をお尋ねしときたいと思います。どうして、そういう答弁ができたかということですね。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 今回、指定管理料を増額をさせていただきます。また、この後、国・府、また町も含めまして、いろいろな支援策が今後、講じられて、その中でさらに今度、逆にといいますか、黒字、プラスになった場合には、その場合には、お返しを頂くということでございまして、これまでから非常に厳しい経営状況の中で指定管理をお世話になっております。その中でさらにコロナでダメージを受けておられますので、そこは慎重に対応をしていく必要がありますし、頑張っていただきたいという思いもございますのでご理解ください。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 答弁いただきまして、考え方ですよ、考え方で、あんまりよくない考え方なんですけども、返還してもらうというね、この補填した分。補填といいますか増額した分を。もうほんなら、考え方ですよ、よくない考え方ですけども、原資は返してもらって、利子補給だけしてですね、その後、返してもらうという考え方とすごく似てると思うんですね。ですから、応援してもらう施設側にとりましては、非常に厳しい今回の設定だと思うんですけども、そういう考え方はどうでしょうか。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) すみません。私の答弁が不十分であったら、また、ご指摘を頂きたいと思います。 いろいろな支援が今後もされる中で、そして、コロナの状況も収束し、また、経営改善などがなされまして、最終的な収支が改善された場合には、お返しを頂くというふうな考えでございますので、どういうんでしょうか、そういうことでございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) この議論は、もう少し時間をかけてやるべき問題だと思うんで、先ほど、よく指定管理者制度に詳しい、副町長の答弁がございました。私も一緒に議論したと、旧加悦町時代にやった、それは、これ合併前に、もう勢いよくやってくれと、国の強制的、やや強制的な制度でありました。なぜならば、バブル経済が崩壊いたしまして、第三セクターが、非常に危険な状態のセクターも全国的に多いと、国が考えたのが、この指定管理者制度で、それが合併前に全ての公共、公的な施設を指定管理者制度にせえという、非常にせっぱ詰まった状況での制度でありました。 しかしながら、議員がよく読まれています、地方議会人で思い出したんですけども、九州の小倉城が指定管理者制度で蘇ったと、さらには近隣の商店街も元気が出たという地方議会人、私も読みまして、商売や事業をやってる方からすればですね、先ほど永島議員からありましたように、赤字になれば市町村がかなりの面倒を見てくれると、それならば、この事業を、公的施設を民間の人が、やる人が、もっと大勢出てくると、みんな予測しまして、これはどういうんでしょうか、この施設は私がやりたい、この施設は私がやりたい、特に温泉ブームでしたから、リフレのようなお風呂の施設に関しては、かなりの方が名乗り上げられると思ったんですけども、実際はそうでなかったわけですね。 そうでなかって今日にきてるわけです。ただ、副町長のお話にありましたように、物を売って直接収益を上げるだけの施設を指定管理にしてるわけではなくて、市町村、あるいは与謝野町がどうしても、この施設は守っていかなくてはならない、次に伝えなくてはならない施設を指定管理をしてる、ここが非常に苦しい、この制度だと思うんですけども、副町長の見解をお尋ねしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えをいたしたいと思います。議員がおっしゃった、今の指定管理者制度の流れというのは、私も、そういう流れがあって、今の事態に陥っているというふうに思ってます。 ただ、公共施設というのは、その時々の、いわゆる行政の考え方でいろんなものを過去につくられてきている。その運営をどうするかというところで、第三セクターがあったということなんですけども、悲しいかな我々の周辺でも、なかなかその公共施設をしっかりと管理をしていただけるような民間企業さんが、たくさん手を挙げていただければよかったんですけども、そういうことにはなってないということですので、今の自治法上といいますのは、やはり指定管理者制度というのを、これは公共施設には導入しなければならないということになりますので、それ以外でしたら、直営しかあり得ないという、一部は委託できますけども、ということになりますので、やはりここは施設によって、直営がいいのか、一部委託に出すのがいいのかという議論は今後、必要ですし、指定管理を受けていただいた業者の皆様には、やはりこれまでにも出てますように、経営改善、経営の努力を、これは引き続き続けていっていただかなければならないなというふうに思ってます。 とはいいましても、やはり守っていかなければならない公共施設というのは、これは直営であっても、今後は運営をしていかなければならない場合も出てくるというふうに私は思っています。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひともまた議論をさせていただきたいと思います。 そこで、時間があれで、2分間なんで農林課の丁寧な資料を頂いています。新型コロナウイルス対策事業、内訳表ですね、これが、災害対策費がコロナの対策のお金でやるわけですけども、これは究極の、私は思った。究極の古典的な経済対策で、農林土木という課があった頃の対策を思い出したんですけども、いやこれはいいんですよ、急にやって、これは事業者を助けて、あるいは失業対策にもなる事業だというのはよく分かるんですけども、注意していただきたいと思うのは、申し訳ないですけども、この優先順位ですね、この要望があるとこから災害復旧をやられると思うんですけども、これの優先順位と、これが金額が少ないもんで随意契約になると思うんですね。ここの注意が必要だと思うんです。 その辺の考え方をお尋ねしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 林道の路体の復旧でありましたり、土砂、倒木撤去等についての予算を計上させていただいております。 優先順位等につきましては、やはり復旧が基本となりますので、やはり危険度でありましたり、いわゆる重要度でありましたり、そのあたりで優先順位は選定を決定をさせていただきたいと思いますし、なおかつ事業者につきましても、やはり復旧ということを鑑みますと制度で認めていただける範囲の額でありましたら、その地域性等も考えながら事業者の選定も、これは必要だというふうに思っております。 ただ、若干待てるような箇所でありましたり、額については、やはり競争の原理を働かせるということが重要だと認識をしております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) あと1分ございますので、先ほどの質疑に町長にお尋ねしときたいと思います、突然ですけども。誰にも届く施策が、町の施策が必要だということでございます。こうした、申し訳ないですけども、農林土木的な雇用対策と失業対策が打たれるならばですね、商工会関係の商工事業者にも何か施策があるんではないかというふうに思いますので、町長にお尋ねしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたしたいと思いますが、昨年の春から、新型コロナウイルス禍ということで、本町で事業を営んでおられる方々につきましては、その影響が長期化をしていくという状況にあると考えております。そのような中で、我々といたしましても一定の考え方を持ち、事業者の皆様方に対し、どのような支援策が必要なのか。また、それが、どのような形で届くのかということを議論し、実行してきたと、今そういう段階にあります。 ただいま議員から頂きましたご質問につきましては、農林土木事業者に対する公共工事を発注していくということについては理解を示すということであったと思います。この点につきましては、我々といたしましても、昨年度の補正予算の編成の中でも意識をしたところでもありました。また、一方で農業者に対する取組につきましても、補助金の設定をさせていただきながら、支援を行ってきたという状況にあります。 議員のお尋ねは、商工会の加盟事業者におきましても、幅広い支援が必要であると、今、そういう認識をお示しされたのかなと思います。その点につきましては、我々としても同様の見知でございます。先ほど答弁で申し上げましたのは、これまで行ってきた経済的な対策の中で十分に支援が行き届いていない方々もあるんではないか。また、これからの状況を考えたときに、より支援が必要な層というものも一定あるんではないかというように予測をしております。 こういう予測というものを住民の皆様方や商工会の皆様方のお声を聞かせていただきながら、適切な経済対策が講じられるよう、現在、担当課に指示を出し立案作業中であるということであります。 なお、予算の編成におきましては、先ほど来、答弁をしておりますように、国の経済対策の見通しが一定立った段階で講じていく必要があるものと考えております。 なお、現在、政府におかれましては、一定の経済対策の取りまとめを行おうとしている状況であると認識をしておりますけれども、政局、あるいは衆議院議員選挙の開催が近づいているということもありまして、まだ、見通しについては確たるものがないという状況であります。しかし、我々としては、事業者の皆様方の状況というものを第一に考えたときに、どのタイミングで経済対策を行っていくのかということにつきましては、町独自の判断もあり得るものと考えております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ありがとうございます。 今、商工関係で商品券が、買物が今、行われておりますので、そのつなぎを次の、また施策をお願いしたいというふうにお願いいたしまして、質疑といたします。 ○議長(多田正成) ここで、1時30分まで昼食休憩といたします。     (休憩 午後0時03分)     (再開 午後1時30分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは、補正予算につきまして、2回目の質問をさせていただきます。 1回目の質疑に続きまして、クアハウス岩滝管理運営事業についてお伺いをしたいと思います。1回目の質疑の中では、少し人件費の問題でちょっと時間を割いてしまいましたので、本質の部分で質疑をさせていただきたいと思います。 午前中、ご紹介もございました、永島議員からありましたけども、この前回の修正案に関するところで、数値的根拠を示していただくというのは、確かにありますが、それを提案をさせていただいた背景の部分は、ヘアキャッチャーの毎日清掃の部分のところがかかっておりますので、まず、そもそも、この清掃業務という業務内容の中に、ヘアキャッチャーの毎日清掃というのが含まれないのかどうなのか、まずそこをちょっと6月と同じ質疑になりますけど、よろしくお願いします。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 集毛器の毎日清掃につきましては、指定管理を公募して募集する段階では入っていなかったということです。今回、毎日清掃という部分が、新たに業務が発生しておりますので、指定管理料の変更、協議を整え、今回、予算を上程させていただいたものでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) これ6月と同じ答弁なんですけども、清掃という業務は記載はされておると思うんですけども、なぜ、その清掃の分野に集毛器の毎日清掃、これも清掃業務だと思うんですけど、この言葉が具体的に書かれてないから入らないというのは何でなんでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 町にも認識がなかったと、指定管理者様のほうにも認識がなかったと、週1回の清掃というところの範囲で毎日清掃という認識がなく、指定管理を公募する段階でも毎日清掃を行う指定管理料の部分が入ってなかったということでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ちょっと議論がかみ合わないんですけども、それが契約書とか、そういった提携書の中に入ってないんでしょうかね。清掃という部分が、それが15年間されてなかったというのは事実なんですけども、しなければならないということで、じゃあ通常の清掃業務と何が違うんでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 通常の清掃業務といいますか、今回、京都府の条例に基づいて毎日清掃をすることということで、必ずしなければならないという業務でございますので、通常の清掃とは異なるというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 僕は同じだと思ってるんです、ずっと。清掃というものは毎日だろうが、週1回であろうが清掃業務の中の一つだと思ってます。 この間、契約であったりとか、記載内容が示されるような資料というのが出てきてませんので、ずっと言葉でのやりとりばかりなので、ちょっと中身が分からないんですけども、この清掃業務の中で毎日清掃が当てはまらないと、証明するような資料というのはお持ちなんでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 清掃業務仕様書ということで、一般的な清掃業務については、協定と一緒に締結をさせていただいております。その業務の中には具体的に明記はしておりません。その中で、町も認識がなく、これまでずっと毎日清掃をしてこなかったということの裏返しに、指定管理料の部分が、歳出のほうで清掃していく部分の費用は見ていないということでございますので、指定管理料の中には盛り込まれてなかったという認識でおります。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 京都府の中では、毎日清掃をすることが義務づけられてるんですよ。その中で一般的な清掃と違うというのは、何が違うのか。そのあたりの説明資料が、もしあれば提出していただかないと、我々も判断ができないんですけど、そのあたりどうでしょう。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 一般的な清掃業務のほかに、法令等の遵守という項目がありまして、そこの中で法に基づいて行わなければならないというところが一つ、公衆衛生法に基づいて、そこの清掃管理をするのは京都府が条例で定めるとされております。 京都府の条例では、施行規則によって、清掃のヘアキャッチャー毎日清掃することということで書かれているんですけれども、そこの毎日清掃、公衆衛生法に基づく毎日清掃の部分について、町は認識がなかったということでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 認識があったか、なかったという話じゃないんですって、ちょっと言葉が悪なって申し訳ない。法令遵守にのっとってやらなければならない業務というのが、もしも記載があるんであれば、これは毎日しなければならないという法令遵守にのっとった作業の一つだと思うんですけども、何で違うんでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 町も認識がありませんでしたし、指定管理者のほうも認識がなかったというところで協定書の24条に基づいて協議を行ってきたということでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 何て言うたらいいんでしょうね。毎日しなければならないことが理解をされてなかって、毎日しなければならないということになったというのは、15年前なんですけども、それを常にやらなければなりませんよということに対して、今までの業務と違うというのは、何で違うんですかね。それを清掃業務という中の一つのくくりだと思うんですけども、それが普通の一般的な清掃業務と何で別で考えられておるのか、なぜこの部分の人件費だけを、また指定管理料で出さなければならないのか、そのあたりの理由を教えてください。 ○議長(多田正成) 暫時休憩します。     (休憩 午後1時41分)     (再開 午後1時44分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの問題で、資料を配付したいために5分間休憩とします。     (休憩 午後1時44分)     (再開 午後1時50分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま資料配付のため5分ほど休憩と言いましたけれども、資料が少し多いために時間がかかります。 2時まで休憩とします。     (休憩 午後1時50分)     (再開 午後2時00分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開したいと思いますが、視聴者の皆さんにおわび申し上げます。 資料の準備が手間取っておりまして、あと10分間休憩といたします。申し訳ありません。     (休憩 午後2時00分)     (再開 午後2時10分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 答弁を求めます。 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 貴重な時間を頂きまして、大変申し訳ございません。 今、お配りしました、クアハウス岩滝維持管理業務仕様書というところの1ページでございます。 1、清掃業務仕様書というところの2番の業務内容(1)の日常清掃及び日常巡回清掃業務、そして(2)定期清掃業務という業務が記されております。 ここの清掃業務につきましては、一般的な清掃業務を指しておりまして、そこの、この業務仕様書プラス、先ほど申し上げました法令等の遵守をしてというところの文面が、ほかの維持管理仕様書ではないところで出てくるんですけれども、そこをもとに指定管理者に、ここに書いてあるので、一般的な業務であるということにするほどの集毛器の清掃が非常に大変な業務であるということがございます。 それによりまして、基本協定の第24条に基づいて、指定管理者のほうから協議が出てきたということで、双方の協議によりまして、清掃業務が一般的な業務ではなしに、特別な集毛器を清掃するに、旧式の毎日清掃するような器具ではございませんので、それがたくさんあるということがございましたので、指定管理料の変更について、今年度、上げさせていただいております。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今頂きました資料ですけども、日常清掃、これに当てはまるんではないかなと思ってます。今、誰もがそう思ってると思います。今答弁いただきましたけども、これに当たらないとしても、下の定期清掃業務、1日に1回の定期的な清掃、これも同じだと思いますけども、どうしても、この業務仕様書に書かれている内容とは違う内容ということで行政は考えておられるのでしょうか。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。今、お配りさせていただいたものは、仕様書でありますけども、事細かに、一つ一つを示したような細かいものではないということを、まず、ご理解をいただきたいな、対応ということですので、細かなことについては、その都度、指定管理者と我々が協議をしているということになっております。 そもそも、この指定管理者に移行する過程の中で、ご承知のように、当初は指定管理者制度ではなくて、クアハウスは直営の施設でございました。町が直接維持管理をし、運営を行っていたということでございます。 その経過の中で、指定管理者制度に移行していったわけですけども、その直営の時点で、いわゆる町が直営で行ってきたときに、管理を行ってきた内容を基本的には指定管理者にお願いしてているということになります。 しかし、このヘアキャッチャーの部分につきましては、恥ずかしながら、我々も、そこの認識がなくて京都府の条例の施行規則の中に努力義務というか、遵守をしなければならないという項目がありますので、そこではやはり指定管理者のほうも我々も認識が、直営のときの認識できてますので、そこからいえば、やはりヘアキャッチャーが数十か所ある中で、それを新たに毎日清掃をしてくれということになると、それを新たな需要として我々は申入れがあったら協議をせざるを得ないということになりますので、今回の協議によって当然、今年度は、こういう形になるかも分からんですけども、来年度以降はもう少し改善ができないのか、業務の中で、このことも吸収できないのかというふうなお願いは、協議はしていかんなんと思うんですけども、新たに今回は発生したことによって、当初は閉館した10時以降に新たに1時間、2時間かけて、それを、数多くの集毛器の清掃をしていただいたということがありますので、そこはやはりしっかりと対応をさせていただかなければならないと思っております。 これが、器機も古いもんだと聞いておりますので、簡単に清掃ができるような集毛器に取り替えるとか、あるいは、その作業に慣れてこられて、もう少し効率的にできるということになれば、それはそれでまた、協議が必要になると思いますけども、そこはおっしゃる意味はよく分かりますけども、協議をさせていただいて、我々は、そこはやっぱり見ていくべきだろうというふうに判断をさせていただいて、一旦、6月に提出をさせていただきましたけども、そこは我々も、その後、協議を重ね、単価の見直し等も含めて、根拠を示して提案をさせていただいたということです。そういうことでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) ちょっといつか忘れましたけど、これが発覚したのが4月でしたか、だったと思うんです。それ、もしも4月だったとしても、今5か月間、時間があったわけで、その中で、じゃあ何を協議されてきたのか、ただ単にかかる人件費だけをずっと計算をして、今回上げられてきたのか。どう見てもこれは業務内容の一部であるとしか、僕は思えないんですけども、それでも行政は、この業務内容とは違う、別の仕事が増えたということで、どうしても指定管理料を増やさなければならないと思っておられるのか。その理由は何なのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 先ほど副町長からも答弁があったとおりなんですけれども、ここの業務につきましては、新たに需要が発生してきたということでございます。ヘアキャッチャーの清掃、6月の議会のときでもご説明させていただきましたけれども、大変、通常の業務を超える清掃をしなければならないということがございます。その部分について、24条の協議に基づいて指定管理料の変更という形で上げさせていただいております。 この議員のご指摘のとおり、清掃業務、ここで読めるということを私どもも当初、そういうことも考えることはありましたけれども、やはり清掃の仕様、仕方、深夜に及ぶ業務というところにおいては、なかなか新たな需要という判断をさせていただいて、業務を変更させていただきたいというものでございます。 あともう一つ、協議につきましては、まず初めに、初めというか、協議自体、ヘアキャッチャーの清掃を、どのような方法で効率よくできるかというところを協議をさせていただいております。 一つは、ヘアキャッチャー一つ開けると、ごみを取る中のものがありますので、それをもう一つ作って、取って入れ替えて閉めてやると、効率が上がるんではないかと、清掃はまた、違う余剰のときにという方法ができないかなということだったんですけれども、ヘアキャッチャーの種類も全部まちまちで、特注しなければならないということと、なかなか手に入らないということがあって、今後、温泉設備の改修に合わせて、そういう形にしていったらどうかなということです。 それから、指定管理者さんのほうについて、深夜、営業が終わった後の清掃というところだったんですけれども、それを営業時間内にするという方法はできないかというようなことで、協議もさせていただいております。 今回、お示しをさせていただいています根拠につきましても、これをお示しして、考え方をお話して、一旦、会社のほうで協議をされて、最終的には、足らないんだけれども、これですると、了解を得ていただきましたので、今回、9月補正で上げさせていただいたというものでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) これは行政の管理ミスだと、僕は思っております。この新しく毎日清掃をしなければならないという部分が、いろいろと答弁もらいますけども、全ての運営を指定管理者さんに任せなければいけないものなのか、どうなのか。これを指定管理者さんにしてもらうことで多額の指定管理料が捻出をされておると僕は思っております。毎日清掃の部分が、もしも町が、そこは担っていくよと、頂ければ、町民の雇用創出にもつながりますし、また、かなり安くなります。 本来であれば、その分、指定管理料は下げていくというのは当然の話かもしれませんけども、いろいろと毎日しなければならないと決まった中で、どうしても多額のお金でやらなければいけないんであれば、この部分は町でやるとか、町の責任もあるので、そういった考えとかはなかったのかどうなのか、そのあたりはいかがお考えでしょう。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。おっしゃる意味は分かります。ただ、今の指定管理制度の中では、指定管理者に施設を委ねているということで、ある一部分だけを町がやりますという組立てにはならないというふうに思っております。 そうであれば、先ほど言いましたように町が直営をして、一部分をどこかの業者に委託に出すということは、これは可能だというふうに思いますけども、今の現状の中では、それはできないということでご理解がいただきたいのと、やはり先ほども申し上げましたけども、これは最初は直営の施設でした。旧町時代から、新町になってからも。そのときに当然、この指定管理者制度に移行するのは、その運営費が少なくなるというもくろみで、当然、導入されています。 その直営の当時と比較しますと、やはり指定管理料のほうが随分少ないというふうに私は認識、随分というのはちょっと無理があるかも分からんですけども、当時の直営の時代のかかってきた経費よりも指定管理料のほうが経費的には抑えられているというふうに私は認識しております。といいましても、やはり民間に任せる意味というのは、効率的な運営をしていただいて、その施設の活性化を図っていただくというのが趣旨ですので、そこのところには、なかなか今、至っていないというのは現実でございますけども、やはり町が本来責任を果たすべきところを指定管理者制度を導入してやっておりますので、そのスタート地点で町もできてなかったことを新たに加わったことについては、我々もやっぱり協議に応じるべきというふうに判断をさせていただいたということでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 仕様書のことにつきましては、もう僕は、ここに書かれてることと、もう全部当てはまっているものだというふうに認識をしております。100歩譲って、清掃にかかる人件費が、かかるというふうに計上されてます。ここの清掃業務に関わっては、新たに清掃をする人だけを、また雇って入れるから人件費がかかるのか。今おられる正社員5名、パート18名の中でやっていかれるのか、どうなのか。そのあたりの協議はどういうふうにされてますか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 新たに発生する業務でございますので、指定管理者のほうが職員を募集、ハローワークを通じて募集する計画で取り組んでおります。ただ、誰が清掃していくかというところについては、指定管理者のほうについては、今のところは職員が行っているというところでございます。募集をしても、なかなか人が、ミスマッチングで応募がないというところは、現実的なところでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今までは、なかなかやり方も分からなかったので、時間外でされてた、深夜とか、そういったところの計上というのはお金は仕方ないかなとも思います。しかしながら、今になると、もう作業時間、営業中でできるというふうにも書いています。今後も、そういうふうにやっていかれるということで書いてます。そのあたりがちょっと考え方が僕とは認識がずれるのかなと思っております。 ちょっと時間がないので、次にいかせていただきます。 続きまして、ポンプにつきまして、当初必要だと認めた予算が6月の補正予算では財源が厳しいからと減額をされました。結局、必要だったということなのか、前回減額をされたので私は必要が、もうないものだと認識をしておりますけども、そのあたりの考えはどうなんでしょう。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 源泉のポンプでございますので、安定的な経営をしていくという観点も必要であるという認識で、今回、大変申し訳ございませんですけれども、計上をさせていただいて、ポンプが必要ということで、予算を計上させていただいております。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) これですね、そもそも当初に買っておけば500万円で買えたというものだと思ってます。見積りを取り直したら120万円上がってた、だから高い買物になったということは理解ができません。補正予算をどういうふうに考えておられるのか、また、町民のお金を使っていることに対して、あまりにもこういった計画というのは、ずさんだと僕は考えますけども、そのあたりの認識をお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) ポンプが、当初よりも上がったというところにつきましては、ポンプを今回、導入していくという形になった場合を考えましたら、追加補正でお願いしなければならなかったという認識でおります。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 私のほうからも補足をさせていただきます。 予算の立て方、予算の重みというのをどう考えているのかという指摘だったというふうに思っております。当然、当初予算に我々が上げたものを議会で慎重審議をしていただいて、お認めをいただいた予算をしっかりと執行していくのは我々の努めだというふうに思っております。 その裏には、やはり住民の皆さんから頂く税金、あるいは国から回り回ってといいますか、住民の皆さんの税金が交付税として下りてくるということもあります。そういうお金は、やっぱりしっかりと大切に使っていく、これはもう忘れてはならないというふうに思ってます。 我々も、私も反省をしておりますけども、以前にも議会の場で当初予算で認めたものが、なぜ6月で補正で、また追加をしなければならないのかとか、落とすのだとかいうことを非常にきつく指摘をされた経験がございます。それは何かというと、計画性がないんではないかということを指摘されたわけなんですね。ですから、やはり、先ほどの答弁でも課長が申し上げてましたけども、財源が厳しいとは言っても、やはりしなければならないことはしっかりと予算を立てていくという、これは当然だというふうに思います。 それと、どうしてもできないんであれば、また、ほかの形で、それは議会の皆さんにも相談をしながらということになると思いますけども、やっぱりそういう議論が足りてなかったということです。 ただ、私も財政を長年かじってきた経験者としては、どうしても一般財源は減らそう、減らそうにかかりますので、そこは財政サイドの言い分と、原課、事業を執行するサイドの言い分はしっかりと議論を交わさないと、軽々に予算を動かすということはできないというふうに思ってますので、これは教訓と、しっかりと、6月にも申し上げましたけども、対応していきたいというふうに思ってます。 それから、当初予算どおりにやっていれば120万円という予算が要らなかったということは、和田議員のほうからも指摘を受けましたけども、これは本当に、そのとおりであって、やっぱり何事もタイミングというのが大事だというふうに思ってますので、そこはしっかりと対応していきたいというふうに思ってます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今、副町長もおっしゃっていただきましたけども、これ毎回言われている話だと思ってます。そこで町長にお伺いします。 当初は要る、6月ではやっぱり要らない。9月ではやっぱり要るけど、値段が120万円も高くなった。こんな計画性のない、その場で思いついたような、この補正予算の組み方とか考え方自体がなかなか理解ができませんけども、どう考えて、これを計上されてきたのか、説明をお願いします。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをしたいと思います。 議員からご指摘を頂いている点につきましては、クアハウス岩滝管理運営事業のうち備品購入費、機械器具費といたしまして671万円の計上をさせていただいております。これにつきましては、3月の当初予算の段階において計上させていただいたものであったと、ただし、6月の提案時点におきましては、減額補正をお願いしていたというところでありました。再度、9月の補正予算におきまして、こうした形で計上したということにつきましては、議員ご指摘のとおりであろうと考えております。 6月の提案説明の中でも申し上げましたように、このときにおきましては、他の、どうしても対応しなければならない事情があったということもありまして、そちらを優先をさせる、その上で財政の状況を考えましたときに、全体の平準化を図るということで、落とすという判断をさせていただいたというものでありました。このように3月、6月、9月という形で判断が二転三転をしたということにつきましては、私自身も反省をしなければならないということであります。これらの点につきましては、この備品購入費のみならず、様々な予算の面でも同様のことが言えるのではないかと思っております。 3月の当初予算の提案の際に計上する予算、そして執行段階においてどうしても流動していくものもあろうかと思いますけれども、基本的には当初予算でお認めをいただいた予算の範囲の中で執行していくということが原則であると考えております。こうしたことが二度とないように、これは私も含めて全庁体制におきまして、引き続き再発防止を努めていかなければならないと考えております。この点につきましては、6月におきましても、ご指摘を頂いていたということでもございますので、それ以来、そうした姿勢で予算編成に当たっているということで、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 最後にします。もう出されておると思いますけども改善計画、これもなかなか周知はできておりません。運営計画、これもまだ出ておりません。いつ、何を更新するのか、その財源はどうするのか、計画はやっぱりしっかり出していただかないと、このような補正予算の組み方では、基金も町の財源も枯渇をすると思っております。 毎回言われているように思いますけども、補正予算に対する、この町としての考え方があまりにもずさん過ぎるのではないかと思っております。町民の皆様、そして議会に対する、この姿勢をやはりただしていただかなければ、こんな補正予算ばかりが、上げ方が続くんであれば、なかなかこちらも信用ができません。 さっき町長からご答弁いただきました。二度と起こさない、これは事故の報告も含めて、今回2件目です。再発防止、これも今回の議会で2件目です。この二つの、二度と起こさない再発防止をする、これをしっかりと守っていただくことをお願いして、私からの質問は終わらせていただきます。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご指摘につきましては、6月、9月の補正予算の編成の中で、あるいは審議の中で十分にご指摘を頂いていたと思ってございます。これらにつきましては、改めて私たちの組織の中でしっかりと共有をし、検証し、再発防止策を立てるということであろうかと考えております。 この点につきましては、これからにおきましても、私たち全体で襟を正して、ご指摘に添えるような対応を行っていくことができるように、これ努力を重ねてまいりたいと思います。引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (今井議員から「動議」の声あり) ○議長(多田正成) 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) 休憩動議をお願いします。 ○議長(多田正成) 賛成者の方。 ただいま休憩動議が出ました。 暫時休憩します。     (休憩 午後2時37分)     (再開 午後2時43分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ただいまの本会議を3時15分まで休憩といたします。     (休憩 午後2時43分)     (再開 午後3時15分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 本案に対して、今井議員のほか1名から修正の動議が提出されました。 お手元にお配りしたとおりでございます。 したがって、これを本案に合わせて議題とし、提出者の説明を求めます。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは、議案第92号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議を提案をさせていただきます。 前回、6月議会におきましては280万円の指定管理料ということで計上されましたけども、そちらのほうを修正動議を出させていただきまして、そこで、もし修正をしていなければ、今ごろどうなっていたのかと、280万円を失っていた、危ういことも起きていたと予想されます。その中で、今回また新たに105万5,000円の計上ということで、指定管理料が上程をされました。 前回の修正動議の中の内容でございますけども毎日清掃、ヘアキャッチャー、いわゆる集毛器の毎日清掃においては、清掃業務の一環ではないのかということで、それをもとにした数値的根拠をしっかりと示していただきたいということで、修正動議を出させていただきました。 今回、質疑の中では初めて清掃業務仕様書を提出をいただきまして、この文面を見ておりますと、誰がどう見ても、日常業務の日常清掃の中の一部であるということで、いま一度しっかりと、この説明をしていただきながら、また、指定管理者と協議をしっかりとしていただいて、今後どうやっていくのか、その方向性を議会、そして町民の皆様にも説明をしていただかないと、我々議員としては納得ができないものと思い、今回、修正動議を出させていただきました。 内容に関しましては、先ほど言わさせていただきましたとおり、クアハウス岩滝管理運営事業の中で、指定管理料105万5,000円を予備費に修正をするという動議でございます。 以上でございます。 ○議長(多田正成) これより修正案に対します質疑に入ります。 なお、質疑はお一人1回10分以内の2回までということでお願いします。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり)
    ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 今井議員、席へお帰りください。 これより討論に入ります。 まず、令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第3号)の原案に対する賛成意見の発言を許します。 原案に対する賛成意見の発言を許します。 2番、永島議員。 ◆2番(永島洋視) 日本共産党議員団を代表しまして、原案に対する賛成意見を述べたいというふうに思います。 修正案が出されましたが、業務内容、この内容に、実情の清掃業務については全て包含をされておるということであったと、この条文を見ている限り、そういうふうにも取れます、事実。私もそういうふうに思います。 しかし、現実問題として、ヘアキャッチャーの清掃で多大なる労力が増えておるということも、これも事実なんですね。それをやはり認めるかどうかというあたりが、今回の議論の焦点かなというふうに思っておりますが、いわゆる指定管理者のほうから指定管理料の引上げを求められて、その結果として今回、議案が、補正予算案が出されてきておるということであるわけなんですが、その町のほうのたたき台となった原案が議会のほうには示されました。積算案がね。それをもって、指定管理者のほうと調整をするべきではなかったのかなというふうに思っております。 両方というか、修正案の提案をされた、その業務の内容にも包含をされ、契約の中に入っておるという考え方も、これはよく分かりますので、そのことも含めて指定管理者と協議をして、折り合いを見つけていく、そういう作業が、私は要るんではないかというふうに思っております。 そのことを、本来でしたら付帯決議をもって、付け加えさせていただくのが一番理想だなというふうに思うわけなんですが、それを準備する時間がありませんでしたので、そのこと、ご意見を申し上げまして、今回は修正案で予算を削除するということではなしに、予算を承認をした上で、そういう調整をしていただきたいということをお願いを申し上げて、討論に代えさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 次に、原案及び修正案の両方に対する反対意見の発言を許します。 次に、原案に対する賛成意見の発言を許します。 次に、修正案に対する賛成意見の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第92号を採決します。 まず、本案に対する今井議員ほか1名から提出されました修正案について採決します。 本修正案に賛成の議員は起立をお願いします。     (起立少数) ○議長(多田正成) 起立少数であります。 よって、修正案は可決しないことに決定しました。 次に、原案について採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(多田正成) 起立多数であります。 よって、議案第92号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第2 議案第93号 令和3年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第93号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第93号 令和3年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第94号 令和3年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第94号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第94号 令和3年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第95号 令和3年度与謝野町土地取得特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第95号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第95号 令和3年度与謝野町土地取得特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第96号 令和3年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第96号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第96号 令和3年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第97号 令和3年度与謝野町財産区特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第97号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第97号 令和3年度与謝野町財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第98号 令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第98号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第98号 令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 以上で、本日の日程は全て終了しました。 本日は、これにて散会します。 次回は、9月17日午前9時30分から開議しますのでご参集ください。 大変お疲れさまでした。     (散会 午後3時30分)...