与謝野町議会 > 2020-03-24 >
03月24日-08号

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  1. 与謝野町議会 2020-03-24
    03月24日-08号


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    令和 2年  3月 定例会(第93回)          第93回令和2年3月与謝野町議会定例会会議録(第8号)招集年月日 令和2年3月24日開閉会日時 午後1時30分 開会~午後4時31分 延会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  河邉新太郎      9番  宮崎有平       2番  山崎良磨      10番  高岡伸明       3番  杉上忠義      11番  永島洋視       4番  山崎政史      12番  安達種雄       5番  今井浩介      13番  多田正成       6番  下村隆夫      15番  和田裕之       7番  渡邉貫治      16番  家城 功       8番  浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      相馬直子      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田勝久      防災安全課長    藤垣浩二    社会教育課長    植田弘志      CATVセンター長 前田昌一    福祉課長      田辺茂雄      税務課長      平野公規    子育て応援課長   浪江昭人      住民環境課長    茂籠 誠    保健課長      水口淳子      会計室長      小池信助    商工振興課長    小室光秀      建設課長      吉田達雄    観光交流課長    谷口義明      農林課長      井上雅之    上下水道課長    山添雅男5.議事日程  日程第1 議案第28号 令和2年度与謝野町一般会計予算                                   (質疑)6.議事の経過     (開会 午後1時30分) ○議長(家城功) 皆さん、こんにちは。 本日より新年度予算の審議に入っていただき、議会も終盤になってきました。活発な質疑をお願いしたいと思います。 ただいまの出席議員数は、15全員であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 最初に山添町長より報告があるとの申し出がありましたので、これを許可します。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 皆さん、改めまして、こんにちは。 本日は令和2年度当初予算審議に入ります前の貴重なお時間をいただき、まことにありがとうございます。 現在、全国で蔓延をしております、新型コロナウイルス感染症対策として、本町の対応や方向性につきましてのご報告を申し上げたいと存じます。 既に皆様方もご承知のように、本町におきましても小中学校の臨時休業をはじめ各種イベントの縮小、中止などに取り組んできているところでございます。一刻も早い事態の終息を願うとともに、この間、住民の皆様方におかれましても、さまざまな局面でご協力をいただいておりますことに、改めて感謝を申し上げたいと存じます。 そのような中、国や京都府におきましては、さまざまな緊急支援策経済対策が検討されているところであります。本町におきましても、昨日、与謝野町商工会、京都銀行、京都北都信用金庫、ハローワークなどの関係機関との情報交換、議論を行い、本町での企業に必要な金融支援策等についてのご意見をいただいたところでございます。それらの意見を踏まえ、本町の支援策といたしましては、国や京都府の支援策を基本としながら、それらに該当しない場合や上乗せ支援策など、どのような対策が必要なのかといった検討をさせていただいているという状況でございます。 また、個人への生活資金支援につきましても、国の緊急小口資金貸付や、総合支援資金貸付を基本とし、本町でもくらしの資金の貸付制度でカバーしていくことなどを考えているというところでございます。 いずれにいたしましても、これらの支援制度の予算化につきましては、国の経済対策の動向も踏まえながら、新年度に入り、補正予算対応とさせていただくことを考えてございます。 議長、議員の皆様方ともご相談をさせていただき、臨時議会、もしくは専決処分で対応させていただきたいと考えてございますので、ご理解をいただきたいと存じます。 なお、議員の皆様方におかれましても、この間、さまざまなご協力をいただいておりますことに、重ねて感謝を申し上げ、私からの報告とかえさせていただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 次に、長島総務課長より報告があるとの申し出がありましたので、これを許可します。 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 貴重なお時間を頂戴しまして申しわけございません。1点、おわびをさせていただきます。 3月4日の日に提出をさせていただいております令和元年度の下水道特別会計(第5号)補正予算書でございます。予算書のページをおめくりをいただきました、1ページの提出の日付でございますが、誤っておりまして令和元年3月4日となっております。令和2年3月4日の誤りでございました。お手元のほうには、差しかえの資料をお配りをさせていただいております。申しわけございませんが、差しかえをお願いいたします。 次回からは、このようなことがないよう、チェック体制を十分整えていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(家城功) 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第28号 令和2年度与謝野町一般会計予算を議題とします。 本案に対する質疑は15分の2回でございます。1回目が終了しなくても、2回目に入られる方もお受けしますので、随時挙手をよろしくお願いしたいと思います。その後、会派代表の質問に入りますので、あらかじめ申し上げておきます。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 10番、高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 改めまして、皆さん、こんにちは。 それでは、144ページ、衛生費、それから190ページの商工業振興費、200ページの観光費について、お聞きします。新型コロナウイルスの感染症について、お聞きしますので、よろしくお願いします。 日本国内におきまして猛威を振るっています与謝野町内の事業者においても、いろいろとキャンセルなど、大きく影響が出ているものと感じています。その影響はどれぐらい出ているのか、どのように把握しておられるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。本町におきましては、現在、新型コロナウイルス対策本部を立ち上げまして、各種情報共有や施策の立案についての議論を行っているところでございます。そうした観点から、私のほうで総合的に答弁をさせていただいた後に、至らないところがありましたら、追加でご質問をいただくことができればと考えてございます。 現在、与謝野町内におけます、新型コロナウイルスの感染者の確認はなされていないという状況であります。しかしながら、国の、あるいは都道府県のさまざまな危機管理下での対応ということで、本町におきましても、さまざまな面で事態が進行しつつあると考えてございます。そうした中で、私どもが気にかかるところといたしましては、住民の皆様方の生活自体への影響、そして、地域経済の影響というものが、どのような形をたどっていくのかといったことについて、非常に不安なところがございます。 議員からいただきましたご質問におきましては、主に後者の側面をお聞きになられているのかなと思いますので、その点についてお答えをいたします。 今月の9日に与謝野町商工会が会員企業に各種のアンケートをされました。その回収率につきましても20%に満たないというところであります。しかしながら、お答えになられました企業の約8割におきましては、今後、何らかの影響があるといった状況であったと思ってございます。しかしながら、これらの詳細な分析につきましては、まだまだ、時間を要するものではないかと考えております。いずれにいたしましても、現段階におけます地域経済への悪影響というのは、不可避の状況であると認識をしており、これらの対応、あるいは今後の改善に向けて、私たちとしても政策が喫緊の課題になっているものと認識をしてございます。 そうした中で、我々といたしましては、金融政策、そして、雇用政策、さらに地域循環型経済の促進という観点から現在、政策を議論しているという段階であるとご理解をいただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) アンケートをとっていただいているということでございます。引き続きまして、細かいところまで調査を、また、お願いしたいと思います。私の知っている方なんかですと、もう3月、4月はほとんど予約がキャンセルになったというような話も出てまして、収入がゼロだというような状況だということも聞いております。ぜひ、細かい調査、お願いしたいと思います。 それと、町長が最初にいろいろお話をいただいたので、私の質問とかぶるかもしれませんが、ぜひ、答弁よろしくお願いいたします。 一番の、まず関心はですね、学校はどうなるのか、地域によっては、この4月に入ってからとか、近々、再開をするという報道もちらほら聞いておりますが、当町は、どのようにお考えか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 塩見教育長。 ◎教育長(塩見定生) それでは、議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。今現在、各小中学校とも臨時休業という形をとっているんですけども、昨日、国のほうからも指針が出ましたし、京都府とも連携をとりながら、今後を考えていきたいというふうに思っておりますし、また、町の対策本部とも連携とりながら前向きな形をとっていきたいというふうに思いますけれども、私の感じでは、いわゆる中丹での介護職の方が陽性反応が出た。それから、何名か感染者が出たということがありましたので、そこが一応、今のところ落ちついているというところがありますので、今後も再校といいますか、開校に向けまして、手を打っていきたいなというふうに思っておりますし、もう一つは、子供たちが、もう少し、今、私の、まだ腹の中にあるんですけども、学校のグラウンドを開放して、子供たちに少しでも活動できる場所を提供していってもいいかなというふうな思いも持っておりますけれども、全く不安がないという状況にないので、今後の入学式等々につきましては現状の縮小の形をとっていかなければならないかなという思いは持っております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 今の教育長のご答弁聞いておりますと、この状況を、もう少しの状況で様子を見たいというような感じという、わかりました。 次に、各地でイベントや集会が中止になっております。また、延期も、オリンピックも含めまして延期とかという話がどんどん出ているんでございますが、与謝野町の基本的な考え方としましては、今後、どういう形で進めていかれるんでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。本町におきましても、新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあるということから、私たちとしても、どのような取り組みをしていくべきかといった指針というものを取りまとめているという段階でございます。 その指針につきましては、レベル1からレベル5までの段階を想定しております。そのレベルごとに、例えば、各イベントの開催を自粛要請をするでありましたり、各イベントの縮小をお願いするでありましたり、そもそも私どもが主催をしているイベントについては、中止をしていくなどの判断基準を設定をしようとしている段階でございますので、その基準に基づきながら、今後、対応していくことになろうかと思います。 詳細につきましては、藤垣防災安全課長のほから答弁をさせていただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長藤垣浩二) お答えいたします。ただいま町長が申しましたように、与謝野町といたしましては、与謝野町新型コロナウイルス感染症に対する警戒レベル案ということで、今、それを策定している最中でございます。大きく分けますと、レベルを5段階に分けるように考えております。 レベル1では、府内で感染者が発生をしたということをレベル1ということにしております。 それから、レベル2が中丹・丹後圏域で感染者が発生した場合。 それから、レベル3を町内で複数が感染をした場合。 それから、レベル4を役所、学校、企業で集団感染が発生した場合。 それから、レベル5につきましては、もう国が緊急事態を宣言した場合ということで、それぞれのレベルに応じてとるべき対応を今、検討している最中でございます。 それから、イベントにつきましては、流行期からピーク時、それから、小康期ということで、分けさせていただきまして、その中でも不特定多数が集まる場合、それから、特定の少数のが集まる場合ということで、それぞれ分けさせていただきました。そして、その中でも屋外で実施をするイベント、それから、屋内で実施をするイベント、それから、密室で実施をするイベント、そのそれぞれのイベントの中でも有効イベント私益業務イベント公益業務イベントということで、それぞれ区分けをしているところでございます。 その区分けに基づきまして、当てはまるレベルを、そのつくりました表の中に当て込みまして、そのレベルに応じてイベントの開催を、自粛を要請していくということで、その表について今、作成中というようなところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員
    ◆10番(高岡伸明) 今その表は、いつぐらいに完成するのか。それから、その広報は町民の皆さんに、どのような形で広報されるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長藤垣浩二) 今の高岡議員のご質問ですけれども、これまでに、レベル1につきましては、3回ほど内容につきまして精査をしてきておりまして、きょうにつきましても、議会の終了後に対策本部会議を実施することにしております。その中で、おおよそ具体的な案ができるのではないかなというふうに感じているところでございます。 また、周知の方法につきましては、町のホームページ、それから、各区長様のほうには町の一定の方針をお知らせをさせていただきたいなというふうに思っております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 早急に、隅々まで内容が伝わるようにお願いしたいと思います。 次にいきます。国の新型コロナウイルス感染症対策本部が発表しました生活不安に対するための緊急措置というのが、与謝野町にも届いているかどうか、その点、ちょっと確認したいと思います。町長が最初にお話をいただいたということは届いてるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたします。 政府の新型コロナウイルス対策本部におきまして議論をされている内容についてでございますけれども、それぞれの省庁ごとに、私たちのほうにも情報は随時届いてきているという状況でございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) ということは、届いているということで、生活不安に対応するための緊急措置、この文章には公共料金の支払いの猶予等、それから新型コロナウイルス感染症の影響により電気料金等公共料金、上水道、下水道、NHK、電気、ガス及び固定電話、携帯電話の使用料の支払いが困難な事情があるものに対しては、そのおかれた状況に配慮し、支払いの猶予等、迅速かつ柔軟に対応するように要請があったということでございます。町にとって関係が一番あるのは上下水道料金ではないかと思っておりますが、町の対応は、どのようにお考えでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添上下水道課長。 ◎上下水道課長山添雅男) お答えします。上下水道使用料につきましても、今、ご紹介のありましたように、国のほうから不安に思われている方、また、生活に困窮されているということの不安を解消するために電気料金とかの公共料金と合わせて支払いの猶予について柔軟な対応をしてほしいという要請が19日に届いたところでございます。 それで、今現在は、その猶予の方法とか、また、近隣の市町村の動向なども含めて対策本部のほうで今、検討中ということでございまして、まだ、発表する段階には至ってないわけなんですけども、その協議が決定するまでの間としましては、従前から支払いについては、猶予というか、延納の対応をとらせていただいてますので、その例に倣って、今のところはさせていただいているということでございますが、この生活に不安を抱いておられる方に対しての対応は必要と感じておりますので、ちょっと時期はまだ、発表することはできませんが、とりあえず今は、対策本部会のほうで検討中ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) もう3月からキャンセルとかなんとかで、なかなか入金がないというのは、聞いております。その間近に、そういう状況が迫っているということなんで、いち早い対応をお願いしたいと思います。 また、社会保険料の納付の猶予ということで猶予制度の積極的に周知、広報するとともに、いっときに納付が困難な事情がある納税者等に対しては、その置かれた状況に配慮をして迅速かつ柔軟に対応するととし、猶予の申請や審査について極力簡素化の上、原則として1年間は納付を猶予するとともに、延滞税についても免除、軽減措置を講ずることとしたということでございます。現下の影響、悪化への懸念が高まる状況を踏まえ、納税者等からの問い合わせや相談を待つだけでなく、確定申告等のあらゆる機会を捉えて積極的に制度を周知、広報するよう、現場に徹底する、この場合の現場とは各市町村ではないかと思っております。また、地方税の徴収についても、国税、社会保険料の納付の猶予の取り扱いを踏まえ、撤収の猶予等、迅速かつ柔軟に適切に対応するよう地方公共団体に要請するということでございます。 町税の徴収猶予、延滞金免除は、どのようにされるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 平野税務課長。 ◎税務課長平野公規) 町税に関しましても3月18日の通知がございまして、徴収の猶予を柔軟に扱うというふうな要請がありました。町税に関しましては、令和元年度分に関しましては、全て納期が終わっておりまして、令和2年度に関しましては、連休明けの5月7日ぐらいに固定資産税、それから、軽自の通知を行うというふうなことで考えておりまして、それに関しましても、柔軟に扱っていきたいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 次に、新型コロナウイルス感染症に関する京都府の補正予算について、質問いたします。新型コロナウイルス感染症は、世界全体に広がっており、国内、京都府内においても感染拡大が続いている状況でございます。去る3月10日において、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2段が決定されています。京都府内においても国にこうして、府民の生活と健康を守ための対策を展開、また、あわせて中小企業に対する緊急支援の実施ということでございます。 中小企業等新型コロナウイルス対策緊急支援補助金ということで、農林水産業補助率3分の2、上限が20万円、中小企業補助率2分の1で、上限が30万円ということでございます。貸付対象者貸付上限据置期間償還期間貸付利子についてお聞きしたいと思います。お答えをお願いいたします。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 令和元年度2月の補正予算ということで、京都府におかれましても新型コロナウイルス感染症対策を追加で編成をなされておられるということでございました。その概要につきましては、一般会計で7億円台ということでありましたし、議員からご質問がございました中小企業農林水産業者に対する緊急経営支援ということで1億円の規模の予算編成になっているということでございます。 この概要につきましては、先ほど議員からご紹介がなされたとおりであると思ってございますけれども、実質的な政策を講じていく段階での詳細につきましては、まだ、私たちのほうにも情報として届いていないという段階でございます。 この情報がしっかりと届いた段階におきまして、私たちといたしましても、速やかに対象事業者に対する情報提供を行っていく必要があると考えてございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) それでは、ちょっとご紹介をしておきたいと思います。 貸付対象者というのは低所得世帯であって、収入の減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯ということでございます。貸付上限は2以上、月20万円以内、単身、月15万円以内、貸付期間は原則3カ月以内、据置期間は6カ月以内、特例として1年以内というのがございます。償還期間が10年以内、貸付利子、保証あり、無利子。保証なし、年1.5%。こういう内容になっております。また、わかりましたら、また、連絡お願いしたいと思います。 この窓口は、町内どこになっているのか、お聞きしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきました、ご質問にお答えをさせていただきます。先ほど、私のほうからご紹介をさせていただきました京都府の補正予算一般会計7億円台ということで、大きく三つの柱がございます。感染拡大防止策医療提供体制の整備、そして、学校の臨時休業に伴って生じる課題への対応、さらに中小企業等に対する緊急支援ということであります。これらの点につきましては、それぞれの担当課に連絡が入るという仕組みになっております。現在のところ、こうした各担当課に発送される情報につきまして、持ち寄りながら対策本部会議で情報共有をしているという段階と、ご理解いただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長田辺茂雄) 今、高岡議員がご紹介いただいた中身をお聞きしていると、緊急小口という社協を窓口にした貸付制度の中身だなというふうにお聞きしましたので、そのことで紹介をさせてもらいます。 緊急小口につきましては、これまでから貸付制度があった制度なんですが、今回、新型コロナウイルスに関しまして、特例分として横出しで緊急小口の貸し付けがされるということになっております。これにおきましては、国から10割のお金で社協にお金が入って、それを貸し付けするという制度で、与謝野町におきましては、これまで、この緊急告知につきましては、与謝野町社協の加悦支所で担当しておられましたので、あしたから受け付けをするというふうにお聞きしております。 受け付けをして、社協のほうに書類を出していく。ただ、その手続には結構時間がかかって、聞き取りにも丁寧さがいって、きょうもお昼前にお聞きしてたんですが、30分程度の聞き取りをしながら書類を整えていって意見書をつけて、京都府社協に送っていくということで、広報もお願いしたいですねという話はしたんですが、なかなか、その様子を見ながらというふうに返事はいただいておりまして、既に問い合わせも1件あるというふうにはお聞きしております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 様子を見ながらというのが、ちょっとよくわからないんですけども、これは中小企業者というのも、全部同じ扱いでよろしいんですか。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午後2時03分)     (再開 午後2時04分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き質疑を続行します。 答弁を求めます。 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) 私のほうから中小企業対策につきましてのご答弁をさせていただきます。 先ほど、議員のほうからご質問がございましたので、改めて確認をしながら答弁をさせていただきたいと思いますが、令和元年度の2月京都府補正予算案という話の中で、先ほど町長が申し上げました、3本立ての方向性についての対策というふうなことを伺っております。その中で、先ほど、田辺福祉課長が答弁をされましたのは、個人向け緊急告知資金等の特例貸し付け、これが4.1億円という中で、それにつきましては生活困窮者に対する支援制度ということで、福祉課のほうが所管というふうなことで、ご答弁があったという認識でございます。 加えまして、中小企業に対する緊急支援の追加措置ということにつきましては、中小企業への支援体制の構築が約5,000万円規模、中小企業農林水産業者に対する緊急経営支援1.0億円規模ということで、その合計1.5億円の対策を補助金等で対応してくるというふうな情報をいただいておるというところでございます。 一方で、私どものほうに従前から認識をしておりますのは、この新型コロナウイルスの関係でもって、令和2年2月6日から京都府、京都市協調で新型コロナウイルス対応緊急資金の融資制度を開始されております。この部分につきましては、安心借りかえも含めたセーフティネット保障ということで、これは町内の金融機関等で対応をしていただくというふうなことで、認識を深めているところでございます。 現在のところ、この安心借りかえ、災害対策緊急資金、セーフティの、この制度につきましては、金融機関への相談案件は非常に現在のところ少ないというところでございます。それは国の施策であります日本政策金融公庫、そのほうに実質金利が0.0%に近い制度をお持ちということで、現在、舞鶴支店のほうに、その問い合わせが殺到しておるというふうなことを昨晩、私のほうは舞鶴支店長のほうから確認をとったというところでございます。繰り返しになりますが、この2月補正予算の京都府の制度につきまして情報を、私どものほうに一報、入っておりますが、昨日ということもございまして、この補助金の支援の手法、こういった部分につきましては、これから我々の方も早急に認識を深めてまいりたいというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) ということは、対象者貸付上限据置期間、償還期限、貸付利子という、その内容については、これからということでよろしいんでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、この2月の京都府の補正予算案には、融資関係の予算という認識ではないというところでございます。その上で先ほど貸し付けの関係につきましてのご質問をされましたですが、中小企業対策としての新型コロナウイルス対応緊急資金等の融資概要につきまして、私のほうから、改めてご答弁をさせていただきたいと思います。 まず、大きくは新型コロナウイルス対応緊急資金という融資制度がございます。これにつきましては、普通保証が無担保8,000万円、また、セーフティネット保証5号、この部分につきましては、加えて無担保8,000万円という中で、融資利率が年1.2%となってございます。加えまして、この案件につきましては、京都府信用保証協会の保証付与ということでございまして、保証料率が0.45%から1.7%、セーフティネット保証につきましては0.75%ということでございます。その中で、先ほどの融資期間というところでございますが、融資期間につきましては10年間以内、加えて据え置きを2年以内というふうにお伺いをしておるというところで、資金使途は運転設備、どちらも併用ができるというふうなことを確認をとっているところでございます。 もう一方、セーフティネット保証の4号ということで、災害対策緊急資金という制度も創設をされておられます。その中で融資利率は0.9%、融資期間は10年間、据え置きの2年以内、資金使途は運転設備、どちらも併用ということでございます。融資限度額は同じように8,000万円、保証料率が0.9%ということでございまして、その資金の使途の対応によって金融機関、また、京都信用保証協会のほうが、その中身を判断をされて対応していくというところでございます。 最後に安心借りかえ資金、これは危機関連枠ということで、これまでの内容を、さらに充実をされたというところでございます。融資利率が新規で1.1%、これは加えて借りかえができるということで、年1.7%の制度ということでございまして、融資期間が10年間というところでございます。信用保証料率は0.8%ということでございまして、そういった京都府の制度を現在、充実をして持ち合わせておられるということで、昨日、金融機関、また、京都府のほうとの確認作業に入ったというところでございました。 先ほど、議員のほうに申し上げましたように、現在のところ、この制度の、いわゆる実績としましては、本町内では今のところゼロ件というところでございますが、これは申し上げましたように、日本政策金融公庫のほうにご相談が現在、進んでおるということで、冒頭で町長のほうが申し上げましたが、こういった金融施策の中で、日本政策金融公庫からこぼれるであろう事業者があった場合に、どういうふうに本町がセーフティを発動していくかということについては、現在、議論をしておるというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) この8,000万円というのは企業向けという意味ですね。わかりました。 そしたら、この窓口というのは、直接、銀行ということでしょうか。それにあふれた場合が町のいずれかの窓口ということで、答弁、お願いします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。この金融の関係につきましては、本来、窓口は金融機関ということで、先ほどご指摘をされたとおりでございます。一方で、私どものほうは、近隣の自治体との状況も検討した上で、本町におきましても、そういった、この新型コロナウイルス感染症対策として、町内の中小企業者、小規模事業者向けの相談窓口なども、やはり設置していくべきではないかということを、私のほうは思っておりまして、現在、課員のほうに指示をしておるというところでございます。 そういった中で、まず、融資を受ける先につきましては、金融機関のほうに相談をしていただくというのが、やはり一番スピード感があるというふうに認識しておりまして、その上で先ほどご紹介させていただきました、セーフティネット保証4号・5号、この二つにつきましては、国の対策の部分もございまして、私どものほうが売り上げ減少の、要は確認、それで認定書を交付するという事務作業がございます。また、不況業種の指定に合致する事業者であれば、それもまた、認定をしていくという事務作業がございます。この部分につきましては、これまでの認定制度の事務の対応と同様に金融機関と連携をとりながら対応してまいりたいと思っているところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) セーフティネットが必要になった場合というのは、町が窓口になっていただけるというような考え方でよろしいでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) 事業者に対応をですね、いろんな中で、いろんな視点で対応してまいりたいと思っております。つまり先ほど申し上げましたように、最初は金融機関に相談をされて、この部分で認定書を証明してほしいという、そういった事務作業に来た場合に、私どものほうで事務を処理していくということだというところです。 しかしながら、当初から本町のほうにご相談をいただいた場合には、それはそれで我々のほうも金融機関と相談をしながら、我々のほうでお預かりするということも、これまでのケースと同様に対応してまいりたいというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) よろしくお願いします。 次いきます。先ほど福祉課長、答弁いただいたの、これかなと思っているんですけど、個人向けの緊急告知資金等の特例貸し付け、新型コロナウイルス感染症による休業等に一時的な資金が必要な方への緊急の貸し付け、失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯に対しては、生活の立て直しのための安定的な資金を貸し付ける生活福祉資金ということでございます。この制度においても、対象者、貸付上限、措置期間、償還期間に、それから利子についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長田辺茂雄) すみません。詳細の資料を持って上がってきておりませんで、事業としては、社協さんの事業になりますので、後ほどお手元に配らせてもらえたらというふうに思います。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) この制度の窓口は社協となっているということに間違いないということでございます。 次にいきます。水道料金や町税等の扱い、資金について、広報はどのような方法で、いつするのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添上下水道課長。 ◎上下水道課長山添雅男) お答えします。先ほどもちょっと答弁させていただいたんですけども、まだ、具体的な詳細が決まっておりません。それとまた、ちょっと今は、まだ、研究中なんですけども、場合によっては、ちょっと条例改正が必要になってくる項目もあるように感じておりますので、その辺もクリアした上での本部会での全ての決定に従うことになりますので、ちょっと今、時期とか、広報の仕方については、ちょっとお答えできないという状況でございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) わかりました。現在、感染者が出ている、与謝野町に一番近い近隣地区は福知山ということでございます。とうとう福知山まで来てしまったかという感じがしております。与謝野町において、発生した場合、患者さんへの対応は、どのような対応をされるのか、発症された場合、2週間休むことで本当に大丈夫なのか、そのあたりは、どのようにお考えでおられるか、お聞きしたいと思います。 感染拡大に対する対策は整っているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 水口保健課長。 ◎保健課長(水口淳子) コロナ感染症につきましては、国の指示に従って行うということで、京都府のほうで発熱相談センター等の開設を24時間されているということで、まず疑われる方については、そちらのほうに相談をしていただき、そこからの指示で、現在のところでは医療機関なりを受診していただくということで、一番恐れなければいけないのは医療崩壊を起こすというふうな観点がございますので、そうしたことを起こさないためにというふうな形で、不安な方はまずは、そこに相談していただいて、そこからの指示でというふうな形に今の段階ではなっているというふうに認識していただいたらいいかと存じます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 与謝野町内だけではないんですが、この近隣で、もしぐあいが悪くなった方が検査をしたいという場合は、北部医療センターでよろしいんでしょうか。 ○議長(家城功) 水口保健課長。 ◎保健課長(水口淳子) そのことにつきましても、直接医療機関に行っていただくのではなく、発熱相談センターのほうに一報を入れていただきまして、そこからの指示で受診をしていただくというふうな、今は、そういうシステムになっておりますので、町としては、それを今までも広報しておりますし、先日、家族に、もし疑わしい方が出た場合の対応というチラシも新聞折り込みで入れさせていただきましたし、そういうあたりを踏まえて、相談をしていただくというのが一番になると思います。直接医療機関に行かれるということは、一般の患者さんと、また、感染の機会をふやすということにもなりますので、相談センター等に事前に電話をしていただくというのが、今のシステムだと考えていただいたらいいと思います。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 相談センターにするということですね。新型コロナウイルス感染症について、与謝野町内において、新型コロナウイルス感染症が発生した場合、また、発生の可能性が高い場合、幅広い範囲での感染症発生マニュアルのようなものが、与謝野町独自で必要ではないかと感じていますが、町長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをいたします。 議員がご指摘されましたように、本町におきまして、新型コロナウイルスに感染をされたという想定の中で、どのような役割を役所が担っていくのか。あるいは、どのようなことを感染者並びにご家庭や住民の皆様方にお知らせをしていかなければならないのか、こうした一定のレベルごとの判断基準というものを策定をしていく必要があるんではなかろうかといったご指摘でございました。私どもといたしましても、まさに、そのように認識をしてございます。 現在、対策本部会議におきまして、最終的な詰めをしているという段階でございます。この段階を経て、住民の皆様方に対しましても、いわゆるマニュアル的なもののご提示をさせていただく必要があると考えてございます。 なお、先ほど来、議員のご指摘でありましたように、例えば、生活困窮者に対する生活支援、そして、影響を受けられた中小企業者に対する支援策、並びに公共料金の取り扱いに関する見通し、こうしたものにつきまして、さまざまな情報が現在、錯綜しているという段階であると認識をしてございます。我々といたしましては、この情報を整理させていただいた後に、わかりやすい形で住民の皆様方に広報していくことを心がけていきたいと考えてございますので、そのようにご理解をいただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) それでは、最後に町長にお尋ねします。予算措置が必要な場合は、臨時議会を開催して対応するというお考えがあるのか、お聞きしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほど来、議員からいただきましたご質問の中で明らかになってきましたように、本町におけるさまざまな影響というものが想定をされ得るということでございます。この想定され得る事態に対しまして、予算措置というものが必要だと認識をしてございます。 そうした中におきまして、臨時議会になるのか、あるいは専決処分で対応していくのか、この点につきましては、議員の皆様方とのご相談によって、そのあり方を考えていく必要があると認識をしてございます。 ◆10番(高岡伸明) 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 6番、下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 先ほど来、コロナウイルスの件が、かなり出てましたので、それは後ほどさせていただきますが、まず、歳入についてお伺いしたいと思います。 2ページの地方譲与税なんですが、これは目的税と思われるのですが、その辺の扱いは、どのようになってますでしょうか、財政課長。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 議員のご質問の譲与税関係でございます。予算書の12ページの第2款地方譲与税、ここの中で地方揮発油譲与税から自動車重量譲与税、森林環境譲与税等、計上させていただいております。譲与税につきましては、一定、国が国民の皆様から納めていただきました、それぞれの税金の配分を一定のルールに基づきまして、各地方公共団体のほうに配分されるということで、それぞれの目的に応じた税の仕組みになっております。一旦、交付されますと、それは目的税から基本的には一般財源に振りかえということで、地方交付税と同じように、特に、この使途に使わなければならないという性格のものではないというふうにご認識いただいたらというふうに考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 確かに譲与税の中で揮発油等自動車譲与税については、10分の10であまり、特に規定がなかったように税法が変わった段階で、特に揮発油税は、もとは道路専門だったのが変わったというのはあります。しかしながら、森林環境譲与税については違うと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 大変申しわけありません。森林環境譲与税は、昨年だったか、まだ、制度化されたものでございまして、今、議員ご紹介のとおりでございまして、この譲与税につきましては、森林環境保全に努めるという本来の目的に沿った事業使途に限定して使っていくべしと、ただ、昨年度もたしか、この議場の中でも使途についてのご議論があったというふうに記憶をしておるんですけども、必ずしも配分をいただきました譲与税が単年度で与謝野町が実施をしております森林環境らに資する取り組みに全て充当できるというふうにはなっておりません。 そういったときには、基金のほうに一旦、積み立てをいたしまして、後年度の、そういった事業に充当していくという考え方になっておりますので、先ほど議員が申されたとおり、これは一定の目的に資する使途に限定されてきておるということでご理解いただいたらと思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) ただ、この目的税の使い方なんですけども、長野県では、そういう目的税を単年度に使わなきゃならないものを、そういった中での、ほかのものに預けて、うちで言えば基金ですね、預けて不正行為を図っていたのではないかというような見方もされたことがあるのですが、その辺はないようにお願いしたいと思います。 続いて、法人事業税交付金なんですが、これは以前は特別交付税で措置する経緯でありましたけども、平成20年よりあった地方法人譲与税の廃止に伴い法人税に伴っては、特別法人事業の税収入全額を都道府県に譲与されるとなってますけども、当町では、この金額なんでしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからありましたのは、15ページに、これ昨年まではなかったものでございます。法人事業税交付金ということで458万円を計上させていただいております。今、議員のほうからもご紹介がございましたように、この交付金の概要といたしましては、地方法人特別税、譲与税制度の廃止に伴いまして、市町村の法人住民税、法人税割の減収分の補填措置といたしまして、法人事業税の一部を都道府県から市町村に交付するということで、新たに創設をされた制度でございます。 私どもが京都府から聞き及んでいる予算の規模といたしまして、算定をいたしました結果、458万円という試算をいたしておるところでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) ということは、裏を返せば当町においては法人税をお支払いいただく企業が少ないという認識になってしまうんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(家城功) 平野税務課長。 ◎税務課長平野公規) この譲与税に関しましては、昨年の10月1日から法人町民税の税率が、法人税割の税率が12.1%から8.4%に引き下げたということがございまして、その減収補填分を京都府の事業税のほうから交付金としていただくというふうな制度ということで、認識をいたしております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) ということは企業が少ないんではなくて、本来もらえるはずのものが少なくなったので、それの補填だという解釈でよろしいですか。 それでは、次に地方特例交付金なんですけども、これにつきまして、2ページに載っているんですけど、中身は、ここで補てん特例交付金というのが1,390万8,000円ございますが、これについては、令和2年より普通交付税に算定される項目が四つほどあるんですが、それ以外というふうに解釈してよろしいでしょうか。 2ページです。減収補てん特例交付金。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 地方特例交付金の中の減収補てん特例交付金1,390万8,000円でございます。これにつきましては平成27年だったか、ちょっと年度まではっきり覚えておらんのですけども、要は税率の見直しがございまして、減収に、要は控除の対象が拡大をされたことによりまして、減収が伴ってくると、これを特例交付金として一定、地方に交付するという性質のものでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、次に、令和2年の地方債として緊急浚渫推進事業費(仮称)が約900億円ほど国のほうで予算化されたと思っております。 それにつきましては、今回の歳入では諸収入で上がっているのか、どこで上がっているのか、ちょっと私もわかりかねるんですが、この税金は、特例措置でございますので、川、河川という問題で上げてあるのか、または補正でつくるのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) ちょっと名前までは正確には、ちょっと申し上げれませんけども、国の、いわゆる今、国土強靭化ですとか、いろんな施策、要は防災、安心・安全の施策として国がメニュー化されておる一つの中に、河川の浚渫等に要する経費に対しまして、起債を発行することが令和2年度から可能になるということが国のほうで報道をされております。 議員のほうから今、申されましたように当町において、そういったものが予算計上されておるのかということでございますけども、例えば京都府なんかにおかれましては2級河川の野田川、この堆積土砂を、浚渫をお世話になったりしております。こういったものに、浚渫に対する起債を新規発行していくということは可能だと思っておりますけども、ご承知のとおり与謝野町が管理をしております河川につきましては、法定の河川でいいますと準用河川以下の河川になります。大体多いのが水路といわれるものが一般的で、大きなものとしては準用河川という程度のものでございます。 これらについても一定の浚渫は計画的に行ってはおるんですけども、そういった起債を発行してまでという対象にはならないというふうに、私は認識をしておりまして、また、今後、勉強を重ねていく中で、そういったものも可能だということになれば、そういったことも新たな起債として発行することも可能だと思いますけども、今現在、そういったものを予算計上したりだとかいうことは一切していないという状況であるということでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) そうしますと、多分、私が思うのは、一級河川、二級河川がメーンになるのかなと思います。当町にも二級河川はございます。それで来年度、令和2年度には加悦奥川が浚渫をしていただけるような旨の話は聞いております。まだ、確定かどうは、私も、まだ、確認してません。 そこで、土木課長にお伺いしたいと思いますけども、野田川の浚渫も、できれば令和2年度、この予算が出ているわけですから、国からの、そういったところで取ってこれるように、町長も含め、府のほうには働きかけをしていただいて、速やかに現在、堆積しているものを処理していただきたいと思います。やはり防災というのは、必ずやり過ぎてもやり過ぎることはないです。災害は、いつどのようにして起こるかわからないので、その辺は十分にお願いしたいと思います。 地方交付税なんですが、52億円ほど計上されてますけども、昨年度は49億円だったように思うんですが、それの根拠はいかがでしょうか。 2ページ、戻ってますけども、昨年度は、平成30年は47億円かな、たしか、令和元年度が49億円という形で、本年度が、今52億円になってますけども、平成30年と令和元年、見比べると、大体3%しか上がってきてないんですが、これは確定要素になっているんでしょうか。ちなみに昨年度は、与謝野町は49億5,344万3,000円、平成30年が、これあくまでも総理府の発表ですけども、47億9,000万円、令和2年度が52億円となってますけども、これは、ほぼ間違いなく国からもらえる予定になっておりますんでしょうか。というのは、こういったものを算定するに当たっては、水準で、行政事務を遂行するための経費というふうにはなっておりますけども、それほどかかっているのでしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからございました普通交付税でございます。昨年度の平成31年度の当初予算では47億6,000万円、今年度では、令和2年度では48億2,000万円を見込んでおります。 ちなみに令和元年度は、今年度の決定額は、先ほど議員が申されましたように49億5,300万円程度というものでございます。議員が、今、申されましたように、普通交付税と申しますのは、人口10万の基礎自治体を基本といたしまして、一定の行政サービスを行っていく上で必要な経費を算定をすると、当然、与謝野町のように人口10万の5分の1程度の町でございますので、そこで行う行政サービスにつきましても、どのぐらいの配分が必要なのかというものが算定経費を算定していく中では、さまざまな補正係数等を掛けまして一定、算定をされます。これが行政サービスを行っていく上で基準財政需要額に算入をされる経費でございます。 そのほかにも、人口規模ですとか、それから、面積ですとか、こういったもので算定されるもの、それから、この議場の中でも幾度となく出てきております起債を発行したときには、有利な起債を発行しますと交付税措置、後から交付税としてお認めいただける。要は交付税として返ってくる部分の算定、こういったものもございまして、それらをトータルで計上いたしまして、要は基準財政収入額、今度は収入のほうとの差を見まして、それが一定、普通交付税の交付額ということになります。この中で、予算でどういった見方をしておるのかということでございますけども、基本的には予算割れをしないように、安全側を見込んでおります。昨年度と比較しまして、どういったものを今年度、見越しておるかと申し上げますと、マイナス要因といたしましては、下水道の個別算定経費、ここらが経営戦略を立てまして、今年度は約8,000万円が新たに交付される枠組みになっておりましたけど、これが2年目ということで1,700万円程度に落ちてくるということで6,300万円程度ほどは減額に転じてくるだろうという見込みを立てております。 一方で、プラス要因でございますけども、今年度からスタートをいたします会計年度任用職員、これらの経費、それから、昨年度の途中から行われております、幼児保育の無償化、こういったものに対しまして、一定交付税で措置されるということになっておりますけども、これらを一定の試算に基づきまして算定はさせていただいておりますが、より安全側を見込んでおります。これらを全て見込むことによって、後で予算割れをしないようにということで、安全側を見込んでおりまして、そういったものが財政調整基金からの繰入金で調整させていただいておる中で、昨年度より1億2,700万円程度多くの繰り入れをさせていただいてのスタートになっておるというふうにご理解いただければというふうに考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、先ほどから問題にされてますコロナなんですが、これはある意味では災害復旧事業費に当たるのではないかという解釈はできないでしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 恐らく災害復旧対策事業費にはならないだろうというふうに思っております。 予算の費目につきましては、款項が、これ議決予算といいまして、国の予算メニューとして一旦も、決まっております。その中でうたわれておる災害復旧事業費、これにつきましては、いわゆる公共土木災害ですとか、学校施設災害ですとか、そういったものを指すものであって、こういったコロナウイルスですとか、それから、以前にありましたSARSですとか、そういった特殊事情におきましては、やはり災害救助費、これらの類いにはなるんでしょうけど、復旧費にはならないというふうな、私自身は解釈をしております。 こういったことが、次のどういった財源手当になっていくかということになりますと、先ほど普通交付税の話が出ておりましたけども、普通交付税のほうではなく、特別交付税で特殊な事情が発生したというようなので、かかる経費に対して国のほうが幾分か補填をしていただくんだろうなと。 もう一方では、緊急支援的な補助金も用意されるんだろうというふうに認識しております。 ○議長(家城功) 下村議員。
    ◆6番(下村隆夫) 国のほうからの、いろいろなさまざまなケースの補助金、あるいは支援金が出てくると思いますが、当町としては臨財を使ってまでも予算を組むということは考えていないというふうに、考えでよろしいですか。 結局、なぜかというと、臨財ですから財源不足に対する、おのずとして発行するわけですけども、緊急であり、財源的には難しいからということで、臨財債を発行できないかということです。 これは100%、後ほど返ってくるというものでございますので、比較的当町としては使い安いお金かなと思うんですが、その辺はいかがでしょう。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうから、こういった緊急的なときの財源として臨時財政対策債を発行してはどうかというご質問だったと思います。 39ページに第21款町債の一番下に12目臨時財政対策債、当初予算の中でも2億4,000万円を計上させていただいております。この臨時財政対策債といいますのは、こういった事象が起きたから発行するというものではございません。これはもともと国の交付税特会がなかなか運用が厳しいという中で、三位一体の改革のもとに、一定、交付税を絞り込んでいって、各地方自治体でも赤字地方債を発行していって、その償還には後年度で100%、交付税で見ますよという、これが制度になったものが臨時財政対策債でございます。 もう10年以上続いておるんですけども、これが臨時ではなくて、もう恒久的なものになってきておりまして、本来ですと、これは発行しなくても財政運営ができるのが望ましいんですけども、今の与謝野町の財政状況を鑑みますと、枠の中で発行せざるを得ないということで、2億4,000万円程度を計上させていただいておるというものですので、先ほどの事象が発生したから、こういったものを発行するというものではないということをご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 確かに、財源不足を基礎として、財政力に応じて発行するというふうに規定されています。 ただ、今回のコロナウイルスにおいても、事例が出たわけではなくて、もう起きているわけですね。それに対する国府の補助金があって、なおかつ賄いきれない場合には、町として、どういう対策をとるのか、そのときには、これを使えばいいのではないですかというふうに今、お伺い立てているわけで、基本的には当初にないから、それはないという、いわゆるコロナの対策費としては一切お金を使わないというか、つけないという考えなんでしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうが申されておられる臨時財政対策債につきましては、これ財源の問題でございますね。 それから、先ほど町長が開会の冒頭に申されましたように、当初予算につきましては、今、きょうからご議論いただくということなってるんですけども、冒頭申されましたように、今、さまざまな経済対策、それから支援策、こういったものを対策本部を中心に議論をしておる最中でございます。 こういったもので、与謝野町内の、要はご商売されておられたりだとか、それから個人の方でもいろいろと、やはり経済的に苦しい事象が多分発生してきておるんだろうなと、そういったものの対応につきまして、一定、新年度に入りましてから、補正予算を組ませていただきたいと、その手法につきましては、臨時議会をお世話になるのか、また、災害復旧なんかみたいに専決処分で対応させていただくことになるのか、これは議会の皆様にも相談をさせていただいてということを町長のほうが申し上げておったわけでございまして、当初予算書にないから手を打たないというものではなくて、新年度に入って早々に補正予算の対応を組んでいきたいと、それで、その財源につきましては、臨時財政対策債は、その財源にはなりませんので、一般財源で補填するのか、また、府や国の支援制度が活用できるのか、それらも総合的に判断する必要があるんだろうなと。 やはり、そう言いましても国や府の支援措置がない場合でも、町が一般財源を持って、住民の皆様に支援をさせていただく必要性がやっぱりある場合は、そういった財政出動が必要になってくるんだろうなというふうに考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 歳入のほうだけやっていて、時間になりましたんで、あとがあまりないんで歳出は2回目にさせていただきます。 以上で終わります。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) 先ほど、議員のほうから質問という形ではいただけませんでしたけれども、河川の浚渫に関しましてご発言がございましたので、少しちょっと答弁をさせていただきたいと思ってます。 まずは、町の管理河川についての浚渫に絡んで起債が使えるよというご紹介いただきました。 先ほど、小池企画財政課長が申し上げましたように、この当初予算の中には、それを該当させる浚渫については計上いたしておりません。ただ、今後、今、上げさせていただいとるのは、水路であるだとか、桝、そういった小規模のものでして、起債を使ってやれる規模のものが有効な部分というのがあるようでしたら、今後、その補正なり、そういった形で計上させていただきたいというふうには思ってます。 あと、京都府の関係でございますが、加悦奥川の天神橋より下流の部分についての浚渫につきましては、一定、竣工という形になりますので、来年度令和2年度で浚渫を予定しています。ただ、これから申し上げる野田川の浚渫についても、同じことなんですが、いわゆる地元の方々が思われる浚渫とは若干違ってまいります。やはり京都府のほうでは、一定の基準を設けての浚渫をされておりますので、これで浚渫というような部分もあるかとは思いますが、基準に合致した形でやられているということですので、その辺は、ご理解がいただきたいと思います。 現在、野田川においての実施していただいている確約部分については、河口から香河川の合流点までは元年度、令和2年度にかけてやっていただくことになっております。 それから、それより上流分についてでございますが、これは議員もご承知のように、部分的な、連続性はないんですけど、部分的にひどい部分については元年度でお世話になっているということです。 それから、令和2年度で新しく予算をつけてという部分につきましては、年度が明けてから府の予算についての箇所決定がなされますので、そのときに明らかになるということでございます。いずれにいたしましても、与謝野町といたしましては、野田川改修期成同盟会であるだとか、促進協議会であるだとか、そういった組織も持っておりますし、いろいろな機会において、河川の改修、あるいは今おっしゃっております浚渫についても都度、要望させていただいておりますし、今後につきましても、そういった機会ごとに、そういったお話をさせていただきながら、少しでも河川の状況がよくなるように、努力してまいる所存でおります。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今言った、二級河川以外の支流ですか、についてもよろしくお願いしたいと思います。私の質問は終わります。 ○議長(家城功) ここで、3時15分まで休憩といたします。     (休憩 午後2時59分)     (再開 午後3時15分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き、会議を再開します。 最初に申し上げませんでしたが、本定例会におきましては、コロナウイルス対策のため、マスクの着用を許可しておりますので、よろしくお願いします。 先ほどの質疑の中で、答弁の追加があるということで、田辺福祉課長のほうから申し入れがありましたので、これを許可します。 田辺福祉課長。 ◎福祉課長田辺茂雄) 貴重なお時間をいただきまして、申しわけありません。 先ほど、高岡議員からの質問におきまして、個人向け緊急小口資金等の特例のことのお話をいただいておりまして、資料のほう配らせてもらいました。資料を見ていただきながら説明をさせてもらったほうがよいかなというふうに思いまして、資料をお手元のほうにお配りしております。 今回の新型コロナウイルスに対する国の緊急対策として、全国の社会福祉協議会のほうに国のほうがお金を出し、緊急小口資金と、それから総合支援資金として2本立ての支援が行われることになっております。資料のほう横になってまして、本則であるところが現行の緊急小口資金であり、現行の総合支援資金になります。その右側に、それぞれ特例措置というものが入っておりまして、それが今回の新型コロナウイルスに対する緊急貸し付けというものになります。 緊急小口資金におきましては、貸付上限が本来10万円のところが、同じように10万円以内ではあるんですが、学校等の休業等の特例におきまして、20万円以内まで貸し付けが受けれると。それから、措置期間としましては、本来二月以内ということなんですが、それが1年以内に延びると。それから償還期間におきましても、本来十二月以内というものが2年以内に延びます。それから、貸付利子につきましては、それぞれ無利子という施策になります。 総合資金におきましては、貸付上限が、本来ですと単身で月15万円以内、2以上で月20万円以内のところで貸付期間が原則三月以内のところは、これらも同じですし、償還措置期間は6カ月以内というのが1年以内ということで延びます。 そのほか、貸付利子のほうが、本来ですと、保証ありが無利子、保証なしが年1.5%のところがコロナ対策におきましては、無利子ということになります。 このコロナ対策の部分と、それから、本来の部分は、それぞれの聞き取りをする中で、コロナで貸し付けも受けながら、もともとある小口も借りれるということになってます。そこはそれぞれの社協さんで丁寧に聞き取りをしながら、その方の経済状態を聞き、貸し付けを利用してもらうということになります。 答弁漏れ申しわけありませんでした。 ○議長(家城功) それでは、質疑を続行します。 ほかに質疑はありませんか。 2番、山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) それでは、63ページ、お願いいたします。 まずは、これの中ほどの7報償費、委員等謝礼、こちらのほうは委員会のほうで、いわゆる第三者委員会のほうだとお聞きしております。委員会でも今の詳細を、当時の、お聞きしたんですけど、あれからちょっと数週間が経ちまして、いわゆる公募というのが締め切られておりますんで、その公募のほうからの選定はどうなったとか、今後の第1回目の会議はどのように進めるか、また、どれぐらいの期間を進めるのかという部分を、まずはご説明お願いしたいです。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 議員のほうから財産管理費、一般経費の中の7報償費の委員等謝礼の中で、今回、野田川地域の社会教育施設、また就学前の教育・保育施設のあり方の検討委員会の委員の関係でご質問をいただいております。 2月25日から3月10日までの期間で町内公募をさせていただきまして、数名の委員さんの応募がいただけたというところでございまして、要綱の中では15名以内というふうな形で選定をしていく中で、現在のところ有識者を含めまして13名の方が一応、確定といいますか、承諾をいただいております。 中で、大学教授などの有識者の方を数名入れたいということで、その方を1名お世話になっておりますけれども、もう1名、何とか選定をしていきたいということで、今、選定中という状況でございます。 そういった中で、第1回目の会議の開催はというふうなことで、ご質問でございます。現在のところ新型コロナの対応についても、なかなか厳しい対応を強いられている中で今年度中の開催は厳しいであろうという中で、4月中の開催に向けまして、日程調整を含めて進めていきたいというふうに思っております。また、この中で、いつごろまで委員会の期間で審議をされるのかというようなところでございます。 こちらにつきましては、委員会が開催されてみませんと、なかなかわからない部分もありますけれども、どれぐらいというか、例えば半年とかいうふうな期間は、なかなか厳しいかなというふうな期間を想定しておりまして、はっきりとした、いつまでにというふうなことはなかなか申し上げにくいかなと、委員会の進捗状況を踏まえてというふうなところで、ご理解がいただけたらというふうに思っております。 公募の人数でございます、すみません。3名程度というふうなことで公募をさせていただきました結果、2名の応募があったということで、よろしくお願いします。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 2名の応募があったということなんですけど、もうその方々は委員になられるということですか。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) この2名の応募の方についてはお願いしたいということで進めております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) その件についてはわかりました。 このページのちょっと上に戻ります。会計年度任用職員報酬、これさまざまなところにちりばめられておりますけど、私、覚えておいでだったらありがたいんですが、さきの9月議会の、こちらの条例改正のときに申しましたのが、いわゆる非正規の立場といいますか、非正規が会計年度任用職員という名前にかわった中で、賞与がつくよと、働き方改革の中で、それについては私も賛成させていただいたんですけど、いわゆる、さきの9月議会でも申しましたように、これ賞与によって民間との、いわゆる非正規の方々との差異というのがさらに広がっちゃうから、いわゆる、今おられる方というのは、ちょっと置いておいて、これから、この会計年度任用職員に応募される方については、いわゆるペーパー試験なんかも必要じゃないかということを私、当時申しまして、たしか副町長でしたかね、そういったことも踏まえて、今後はいろんなことを検討していきたいということなんですが、今現在で、4月からまた、新たな採用も始まっていくと思うんで、今現在、今後どういうふうにお考えかをもう一度お聞かせ願えますか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。9月の議会でも申し上げましたように、制度がかわったとはいえ、現在お世話になっている方について、制度がかわったからというのではなかなか皆さんにも申しわけがないということで、基本的には継続をお願いをしていくということになってます。 新たに全く違う業務でお願いするときには、例えば、面接ですとか、ペーパーまでということはなかなかならんのかもわからんですけども、面接とか、そういうことは必要ですし、議員がおっしゃられたように、今、公に公募をしてということも一つの手法になるというふうに思いますので、一定は配慮しなければならないと思いますけども、今一番の悩み事といいますのは、緊急に、特に乳幼児施設というか、子供さんの関係のは、すぐに要るというふうなことがありまして、なかなか公募をかけてということにはならないということはあるかもわかりませんけども、できるだけ新規のことについては、一定の配慮をさせていただきたいというふうに思ってます。 ちょっと今現在で、それなら、どういう手法するかということは、まだ、総務のほうでも練り上げれてないということですので、お許しをいただきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) すみません、私もね、先ほどちょっと申したんですけど、今、継続でおられる方という、この方にとやかくという気は私もないんです。 新たに雇用される方について、もう少し審査をしたほうがいいんじゃないかという話だった中で、あれから半年ほどが経った中で、民間の雇い主さん、中小企業の社長さんたちとお話ししたら、やっぱりなかなか民間では賞与が出せないという話がありまして、いわゆるそのパートさんですとか、その非正規の方に、なおかつこの辺だと、いわゆる賞与というものが、正社員でもない会社というのが、やはり数多く存在しているおるんですね、話を聞くと。の中で、やっぱり何とか、私も賛成した立場、働き方改革の中で、この賞与を反対する気はさらさらないんです。ただその中でやっぱり、より厳密に慎重に雇い入れをお願いしたいなという私の話でした。はい。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 議員がおっしゃっている意味というのは、よく理解をさせていただいております。あくまでも緊急的にお願いせんなんというのはお許しをいただく場合もあるかもわかりませんけども、計画的に新たな事業とか、そういうことで、今までと違った内容の仕事で会計年度任用職員さんが必要だということになれば、それは面接が、多分重視になるとは思うんですけども、そういった配慮をさせていただくことは必要かなというふうに思っております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) この件については、これで終わります。 続きまして、191ページに、一番下段のほうの商工会助成事業の、いわゆる商工会特別事業補助金、シルクプロジェクトについてお聞きしたいと思います。 きのう、産建の委員会のほうを傍聴させていただきまして、ある程度のお話は聞かせていただいたんですけど、その中でちょっと思ったことを伝えたいなと思いまして、まず、こちらのシルクプロジェクトなんですが、ここまで続けられとる中で、今回も継続したいということをおっしゃられておるわけですが、継続するメリット的なものは、まず何かということをお聞かせ願えますか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、議員がご指摘されておられます、シルクプロジェクト、この取り組みについての事業メリット、そのご指摘だと思っております。 ご承知のとおり、この事業につきましては、平成28年度から今年度まで、都合4年度間行ってまいりました。その中で、さまざまな失敗の関係だったりということがある中で、今日に至っているということにつきましては、議員もご理解いただいておると思っております。 本事業につきましては、国内でも、このシルクの取り組みについては、産・官・学連携的に国内でもさまざまな手法でシルクの事業展開について取り組みをされているところでございます。 その上で、本町につきましても、この取り組みについて旧加悦町時代から行ってきた、その事業が一旦、取りやめになって、また、この部分を改めて手法をかえて行っているというとこでございますが、やはりこれまでの間、産業振興会議での議論などで、新しい産業を起こしていくと、そういった合い言葉の中で、こういった事業展開についてのご意見もいただいたという背景がございました。 私どものほうは、やはりこの事業を行政のほうも関与しつつ、新しい産業を生んでいくという、そういった意思の統一の中で、取り組みを進めておるというところでございまして、やはりこの取り組みからすそ野を広げていく、事業者の膨らみだったり、住民の皆さんのかかわり、それを広げていきたいというのが我々の考え方にあるというところでご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) ちょっと概念的で、私にはわかりにくかったんですけど、産業を何か起こしたいというのが山添町長の最初の、当初の公約でもありましたし、そのこと自体は私は否定していないんです。 その中で、ビールというのが一定の方向性が出てきておる中で、やはり産業振興や産業を起こそうと思うのは、当然、その言い方が適切ではなかったらごめんなさい。外れっていうものもあるわけじゃないですか。 これも言い方が適切かどうかわからないですけど、千三つ、いわゆる数を打って、その中から精査していく必要があるんではないかという中で、シルクに固執する必要というのは、私はあまり感じないんですけど、その辺はいかが思われますか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、私自身は、今、議員がおっしゃられましたように、非常に知識不足の中で産業振興も一旦行っている部分もあると認識しております。 そういった中で、国内の状況だったりという話の中で、シルクだけにとらわれず、さまざまな産業への可能性という部分については、一方で勉強もさせていただいております。 ただ、この事業につきましては、昨年度も本議会でご説明をさせていただきましたように、これまでの失敗の流れの中で、いろいろと関係者も非常に奔走されたという背景がございましたが、その中で昨年度に、ご説明をさせていただきました、皆様のほうにも資料をご提供させていただいております中で、この事業の取り組みを令和元年度、そして令和2年度、ここを分岐点として一定の節目を見るということの中でご説明を繰り返しさせていただいてきたというところでございます。 その中で、最終的に、これが自走する仕組みになるのかどうか、ここがやはり大事なタイミングにきておるというところでございまして、昨日の委員会のほうでもご説明させていただいたんですが、まだ、この取り組みの中で、先ほどのいろんな障害がある中で、春の養蚕なども、まだ取り組めてないということもございまして、そこについては、何とか令和2年度の流れの中で、特に、この春の養蚕を進める上で、新しいゴールをしっかりと見据えていくということにつきましては、協議会のほうでも再三再四、意見交換をしておるというところでご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 私がシルクって、本当に必要なんですかという話を、プロジェクトを、今、聞いたのには、きのうもちょっと委員会を傍聴させてもらっておる中で、新たな販路として、いわゆる食品であったり、化粧品であったりというお話が出ましたよね、これを聞いて私、三セクの加悦総合振興さんを思い浮かべたんです。 要は、全くかぶておるんですよ、その販路という部分が、それについては、そうなったら、もう過去からずっと、平成の元年からですかな、もう30年やっておられる、そっちのほうにお任せして、当町のプロジェクト的なものとしては、与謝野ブランドの、また、新しいものを開発していくべきではないかなと、ちょっと思ったんですが、その辺はいかがお思いですか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。今、議員が述べられました部分は、加悦総合振興様、これ有限会社加悦総合振興様の関係で、所管につきましては農林課長のほうでございまして、また、ご答弁があればとは思いますが、当事業者につきまして、私も与謝野町誕生以降も、そういった法人のほうとのいろいろとコミュニケーションも交させていただいてきてまして、事業の内容については深くとまでは申し上げませんが、一旦は理解をしておるところでございます。 その中で、当該事業者については、残糸を扱ったシルクパウダーの販路、そういった展開をされておられるということでございまして、現在も、その事業を進めておられると認識しております。 その上で、このシルクプロジェクトにつきましては、やはり桑から繭、そういった部分を展開していくという中での取り組みについて、今、関係者でいろいろと展開をされておられるということでございまして、事業の方向性については結びつくとこはあろうかと思いますが、現在、その部分についての手法が、私は若干違っておると認識をしておるところでございます。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 農林課のほうで加悦総合振興を所管しておりますので、私のほうからも一定答弁させていただきたいと思いますが、確かに原料であったり、また、そこから出てきます製品、これについては、一定、そのシルクを基本としますので、事業のスキームとしては同様のものがあろうかと思いますが、特に今回のシルクプロジェクトにつきましては、私の理解では織物業の、いわゆる原点回帰といいますか、そういったところがスタートというふうに理解をしております。 そういう中で、加悦総合振興と接する中では、そういった理解のもとでの新たな事業の、加悦総合振興としての事業の展開も考えることも一定あるのではないかということもお話はさせていただいておりますけれども、そこについては、やはりそれぞれの経営者、当事者の方の一定のお考えがあろうかと思っております。 といいますのは、その後、具体的な相談というところはないということでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 加悦総合振興さんを例えに出しましたのが、私も多少のおつき合いがある中で、現在シルクパウダー、これが唯一無二の製品です。 小室課長がおっしゃったように、残糸から、このシルクパウダーをつくっておりますが、これの販売先の多くは、いわゆる化粧品の原材料としての海外への販売、もしくは健康食品としての販売で、そういった意味で、いわゆる食品、化粧品の原材料という部分ではかぶっておるんではないかというのが私の答弁だった中で、さっきの小室課長の答弁の中で、種類、種別がちょっと違うよと、一からつくって、それは、いわゆる購買層が、いわゆる富裕層とかそういったことを想定されて言われておるわけですかね。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。先ほど、議員がおっしゃられましたことを、私も今、気づきとして感じております。 確かに加悦総合振興様のほうは、化粧品会社だったり、いわゆる一般、私も実は購入をしておる人間の一なんですけども、そういった中で食しておるところがあるんですけども、そういった場面においては、確かに、そういった出口の重なりというのはあるのかなと思って理解をしております。 今回のその協議会さんのほうの動きの中で、先ほど繭をつくったときの次の展開ということを模索されておられる中において、先ほど富裕層なのかどうかという話については、これは私のほうは、まだ、そこの場面にまではたどりついてないのかなと。 加えて関係者ともやりとりをしておる中におきましては、現在、その実証実験をやっておる最中で、何とか、その部分についてのご理解を得たいというようなことでは、昨年度もいろいろとお話をされたというところがございまして、この富裕層の部分だったりというのは、それは方向性としてあるんであれば、またそれはそれでよいのかなと思っているところでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) ちょっと富裕層という言葉、私も若干軽率だったんですけど、なぜそういった発言をしましたかと申しましたら、いわゆるこれは、その産地を与謝野に限って、与謝野で育てて与謝野でよいシルクをつくるという中で、ちょっとほかとは違うよというのがコンセプトだったはずなんです。 その中で、例えば、町長ヨーロッパにおられたこともあるんで、ひょっとしたらご存じかもしれないんですけど、ニット会社でジョンスメドレーという会社がありまして、これはイギリスのほうのシーアイランドコットン、日本名で海島綿というんですかね、いわゆる同じ綿でも、その海の島でできた特別な綿を使って、いわゆるそれを高級品差別化して売られているメーカーがあります。 あと2000年代でしたらルシアンペラフィネというイタリアのブランドがエジプト綿、これを使って、これもスペックは明らかにいいと言うですかね、肌ざわりが。これでTシャツをつくられてヒットした記憶があるんです。 あとは、リモンタ社のナイロン、化繊なんかにもそういった格別なものというのはあるんですけど、こういったものって全てミルスペック表、つまりは数値化して、明らかに、このほかのシルクならシルクと、ここが違うよというものを数値化しとるはずなんです。 やっぱりこれも、仮に続けられるんであれば、そういった差別化が、果たして本当にできる商品なのかどうなのかという、現在そういった数値は出ておるんですかね。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。今、議員のほうは、非常に高次なご意見をいただきまして、それは私は、私で別途勉強してみたいと思ったところでございますけども、先ほどの数値化っていう話については、それもまた意見として出ております。 最近では、京都府織物機械金属振興センター、こちらのほうに出向いた機会が、私は常に行っておるんですけども、その際に、そこの所長、または研究員のほうとの会話の中で、桑の葉のエビデンス化、数値化の話です。 それと、繭の数値化の部分、これは織金さんのほうでもできるという話がございまして、次の機会に、それをやってもらおうという話をお願いしたところでございました。 これについては、現在の段階では、その数字の内容については、まだ明らかにされていませんですけども、その部分についても意見としては出ておったということでございまして、先ほど議員がご指摘されました内容について、私も気づきとして思いましたので、さらにそこは関係者に共有してまいりたいと思っているところでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 話は出ておるけども、まだ数値化はできてないということの中で、私としましてはね、これある程度やっぱりこの、私は民間出身ですんで、プロジェクトというのは大体マックスで3年だったんですね。そこで芽が出なかったら、もう打ち切りという形の中で、やはりね、数字はもっと早い段階で出して差別化を図らないと、議員も、皆さんも説得できないと思うんです、私は。少なくとも私は割と数字にすがる部分がございますんで、その差別化で売れるかどうか、販路が期待できるかどうかというの判断したいなと思っておった中で、正直もうこれを継続するメリットというのを、私個人としては、あまり感じないんです。その予算の中で新たなチャレンジという部分で、もっとほかのことにチャレンジするほうが芽が出るんではないかという思いがあるんですが、町長その辺いかがお思いか、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをいたします。 過去、複数年間にわたって取り組んでまいりました、与謝野シルクプロジェクトでございますけれども、これは協議会が主体となりながら、その事業展開を図ってきたというところでございます。 ご案内のとおり、地方創生の交付金を活用しての事業ということで、複数年間にわたる事業計画、事業の進捗、方向性というものを示していただいているという段階でございます。 これらの点につきましては、協議体に、より多くの民間企業者の皆様方のご協力をいただきながら、この事業を定着をさせていくという方向性、段階にあるというように認識をしてございます。 来年度が最終段階ということでございますので、これまでの取り組みというものをしっかりと未来につなげていただけるように、私としては努力をしていただきたいと考えているところでございます。また、議員から先ほど来、複数点のご指摘を頂戴をいたしました。 例えば、生産される繭の品質、そして総量、これらの点をより追求しながら、差別化を図っていくという手法につきましては、私も賛同いたします。 それらの点のご助言というものを、これからの協議会での議論に結びつけていくことができればと考えてございます。 私といたしましては、これまでの経過というものを踏まえまして、来年度、民間の事業者の皆さん方に、この事業を引き継いでいただけるようにしていきたいと考えているところでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 要約すれば、新しいものよりは、もう1年は、この事業を頑張りたいという考え方でいいですか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほどいただきましたご質問に、正確にお答えしておりませんでした。 先ほど、議員からは、この事業よりほかの取り組みに注力をしていくほうがいいんではなかろうかといったお話でございました。 私といたしましては、これまで協議会の皆様方と歩んできた取り組みということもございます。来年度におきまして、この取り組みをしっかりと定着させる年にしていきたいということを、まず申し上げたいと思います。 その上で、新たな取り組みというものを模索をする時期なんではないかといったご助言がございました。これにつきまして、私も常に、そのアンテナを立てているという段階でありますが、現段階におきまして、新たに事業化をしていくといったものは現段階のところ、そう多くはないと考えてございます。 この与謝野町におきまして、新たな産業として持続的に定着し得るものが何であるのかといったことにつきましては、引き続き住民の皆様方の声に寄り添いながら、模索をさせていただきたい、その上で事業化できるものがありましたら、私たちも一定の役割を果たさせていただくことができればと、考えております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) また、私も何か新しいものが、ちゃんと私なりに勉強して、提言はしたいと思っておるんです。その中で、このシルクについては、当初のコンセプトが私が聞いた記憶では、いわゆる、これは家庭で農業を営まれている方がおられたと仮定して、これを主力として考えるんではなくて、いわゆる副次的なお給料、お給金、いわゆる副収入的なコンセプト、二次収入的なもので考えておったという記憶があるんです。 その中で、この5年目に突入するわけですけど、この5年間の間に、いわゆる手を挙げてこられた、私もやってみたいとか、私も実験に手伝わせてほしいとか言われた方は、何名おられるんですかね、通算で。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。今、議員がご指摘をされましたのは、実際、この取り組みに直接、現場としてかかわりたいという意思を持たれた方という、ご質問だったと思っております。これは、そのスタイルは別といたしまして、現段階において、お一は、その事業を現在も今、その思いを持って取り組みをされているというところでございます。 もうひと方は、これまでの間、途中でドロップアウトをされた、そういった若い方もおられたりという中で、さらに今の、その取り組みをされておられる、その周辺に高齢者の方なども一緒になってお手伝いをしたいという、そういった思いを持っておられるということ、それは複数ということになるかと思いますが、ただ、中心的人物の方ではないということでご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 長々と申す気もないんですけど、いわゆるビール、ホップと比べると参加したいと、手を挙げられた方は一目瞭然で少ないような気がするんです。それは、いわゆる町民さん視点で考えたときに、魅力を感じないということだと私は一つ思うんですね。魅力があれば、町が初めて、そういった実験をした中で、僕も私もやってみたいというふうになっていくと思うんです。 その中で、これだけやったり、いわゆる結構、告知なんかもして、町長とかも写真で浪江谷の植樹とかを写っておられたり、十分アピールはされておると思うんですよ。その中で、そんなに民間の方が手を挙げないという部分については、やはりもうこのまま続けるよりは、ここで一旦切っていただいて、新たな道を模索するほうが、私はよいのではないかと、町民目線でちょっと感じたんですが、町長いかがですか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをいたします。 まず、今年度で打ち切り、そして、新たな可能性を模索することがいいんではなかろうかといったご提言でございましたけれども、私といたしましては、複数年間にわたって計画をしている事業であるということ。 そして、来年度におきましては、これらの取り組みをより民間企業の皆さん方のご協力によって、定着をさせていきたいといった流れがあること。こうしたことを考えますと、来年度におきましても、しっかりと事業の進捗を図っていただくことができればと考えております。 なお、議員からご指摘がございました、このシルクプロジェクトに関与したい住民の方がホップの取り組みより少ないんではなかろうかといったご指摘でありました。これにつきましては、確かにそうだと思います。ただし、現段階におきまして、このシルクプロジェクトにつきましては、複数の企業が、この事業に取り組んでみたい、関与してみたいといった声が上がっているというふうに報告を受けてございます。 そうしたことを考えますと、少しずつではありますけれども、これらの事業に関心を寄せられる方というのはふえてきているのではないかと考えてございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 民間でよく使われるのが、損益分岐点という言葉がございます。どこで黒字になるのかという話の中で、この流れを見ておると、なかなかこの損益分岐点を覆すというのは非常に長時間、もしくはもう無理だと思うんです。 その中で、町長、リスクヘッジという言葉がございます。これをもう続けるよりは、新たなことを模索したほうが、私も、そういった面ではご協力はしたいと思っております、いろんな提案をして。中で一度、ご一考を願えたらということで、私の質問を終わりたいと思います。以上です。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 5番、今井議員。 ◆5番(今井浩介) それでは、当初予算につきまして、質問をさせていただきたいと思います。 まずは、61ページになります。与謝野町野田川庁舎管理事業ということで、当初予算からでも、ほかの各庁舎におきましては、修繕費が上がっております。その中で、総務文教厚生常任委員会でも質問をさせていただきまして、お答えをいただきました。 岩滝本庁舎の修繕費が54万9,000円、加悦庁舎の修繕費が64万2,000円、そして野田川庁舎の修繕費が209万円となっておりまして、特に、この野田川庁舎が突出して金額が高くなっております。 この修繕費は何ですかということで、質問をさせていただきまして、エアコンであったりとか、エレベーター関連の修繕ということで、約100万円ずつとお聞きをしておりますけれども、今までも、このエレベーター関連、違いましたかね。またご答弁お願いします。 今までも、またエレベーター関連の修繕が、この補正予算などで計上されてきたんではなかろうかと記憶をしておりますけども、年間の維持費で毎年約60万円の点検料が、このエレベーターにはかかっております。 そこで提案と質問をさせていただきたいんですけども、この野田川庁舎にエレベーターがまず必要なのかどうなのかというところをお聞きをしたいと思います。 ○議長(家城功) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) 野田川庁舎のエレベーターということで、回答させていただきます。 野田川庁舎につきましては、北庁舎、新しいほうの建物でございますが、これにつきまして、京都府の福祉のまちづくり条例に合致するために、その当時、平成8年前後だったと思いますが、建設をさせていただいたときに、エレベーターも設置をさせていただいたという経過でございます。その福祉のまちづくり条例の中で、エレベーターが必要ということでご理解をいただければというふうに思います。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) すみません。私のほうからも答弁少し、修正という形でさせてください。 委員会のときに、私のほうから野田川庁舎の修繕につきまして、エレベーター等というふうな形で申し上げておりましたが、エレベーターの修繕につきましては、先般の補正、12月補正のあたりでエレベーターの修繕は実は行っておりました。このときに当初予算でも、そのころから計上しておりましたけども、今年度の補正でしておりまして、そこは訂正をさせていただきたいです。 それで、今回の令和2年度での当初予算の修繕につきましては、高圧受変電の設備の修繕ということで、多額の修繕がかかっているということで、修正をさせていただきたいと思います。申しわけございませんでした。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) ちょっと委員会のほうでの私の聞き間違いかもしれませんので、一応、確認をさせていただきました。 その中で、野田川庁舎の2階部分というところで、先ほど、福祉のためにエレベーターの設置ということがございましたけども、この2階部分は会議等では使用されておりますけども、会場が1階の部分にも部屋がありますし、または、近隣のところには、わーくぱるなどの施設がありますので、そこを使用することで2階の部分というのは特に使用することがないのかなと思いますし、この年間の約60万円の維持費、そして前回ですかね、修繕に伴う故障等の修繕費ということが、今後も、もしもかかってくるのかなということを考えてくると、やはり財政面から見ても、この削れる部分なのかなと思っております。 野田川庁舎のエレベーターの使用というのが、本当に必要なのか、どうなのかというところが少し私自身疑問に思いまして、確かに、この階段の部分では、歩幅の幅が、階段すごく狭いので、登りおりというのは大変厳しいものがあるのかなと思いますけども、やはり2階の使用がしなければ、ここは不要になるわけで、そのあたりも含めて、やはり野田川庁舎にエレベーターが必要なのかどうなのかというところは、町長はどのようにお考えでしょうか。突然の質問ですけど。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほど、茂籠住民環境課長から答弁をさせていただきましたように、京都府の条例において規定をされているというように私自身も認識をしてございます。 そうした観点から、野田川庁舎におけるエレベーターの設置、継続的な利用というのは必要不可欠なものではないかと認識をしてございますけれども、その点につきまして、改めて私のほうでも調査をかけてみたいと存じます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 条例と言われますと、また、それに変更していかなければいけないのか、本当に、それに準じている施設なのかどうなのかというところも、やはり検討していかなければならないと思いますので、今回は思いだけを述べさせていただきます。 町のホームページで検索をしてみましても、野田川庁舎の庁舎マップって1階のみで、2階の部分というのが掲載をされておりませんでした。野田川庁舎の2階部分の使用用途、または使用頻度というのが本当にあるのかどうなのかというところが、少し疑問に思っております。 そしてまた、現在、この町全体でも2.5庁舎として運営をされております。野田川庁舎におきましては、各課も1階部分のみでございますし、来庁される住民の方も会議等の集まり以外では、2階部分は使用されていないと、私は思っております。 現段階での、この総合庁舎計画というのはなくて、今後も野田川庁舎を0.5庁舎として運営されていくのであれば、なおさらエレベーターにかかわる費用というのは無駄な経費なのかなと思っております。このお金で少しでも住民サービスに使用していただきたいと思っております。 身近にありまして、当たり前になっているような、その環境というのも、ふと思うと不必要なのかなと思ったり、改善することで財政健全化の一つになるものがあるんではないかなと思っております。 ふびんな道を選ぶんではなくて、本当に必要なのかどうなのかというところの観点で今後もいろいろな業務に当たっていただきまして、見ていただけると、いろいろな観点で無駄が省けて、また、それが財政健全化の一つにつながっていくんではないかと思いますので、ぜひ、ご検討のほどをよろしくお願いをいたします。 続きまして、予算書の51ページになります。町の花・木普及事業、こちらのほうに関しては、私、議員にならさせていただいてからずっと申し上げておりますけども、この町の花・木普及事業について、今まで常任委員会であったりとか、本会議で発言をさせていただきましたけども、再度お伺いをさせていただきたいと思います。 与謝野町は、町の花としてはひまわり、そして町の木としてツバキとしております。毎年この予算は約20万円ほどが予算化をされておりまして、今回の当初予算も21万1,000円計上されており、国道のツバキ環境整備委託料とされております。 町の木のツバキは、全国のサミットもありまして、保存も含めて管理をしていただいております。町の花のひまわりは、現在ではご承知のとおりひまわり15万本のイベントもなくなりまして、個人であったりとか、または明石区等の自治体として毎年国道沿いに植えられたりという活動が行われております。 本来、この町の花や木というものが、どれだけ、この町に効果をもたらして、観光であったりとか、さまざまな商品化としての経済面で反映されるということは未知の可能性のところですけども、私は、この町のシンボルとして掲げられるのであれば、さまざまなところでのPRや商品開発とのコラボレーション、そして、観光客向けの商品化として、品物であったりとか、食につなげることができるんではないかなというふうに思っております。 今までの質問の中では、町の至るところにひまわりが咲きほこったり、自転車道をひまわりでデコレーションしたりと、この町の花としてみんなで共有をして、見える形でのひまわりの活用を発信をさせていただきました。 その中での答弁では、保育所であったりとか、幼稚園というとこに配布をしたりしているというところまでで、予算もかかることなので、なかなか進めてもらえないのは承知をしておりますけども、この町の花のシンボルとして、ひまわりをどのように考えておられるのか、そしてまた、今後の展望も含めて、少しお考えをお伺いをしたいなと思っております。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 議員のほうからは、定期的なタイミングでひまわりの啓発普及について、ご質問をいただいておりまして、そのたびに私も答弁に苦慮しているところでございますけども、議員のほうがおっしゃっていただきましたように、この予算につきましては、ほぼ国道沿いのツバキの維持管理に当たっているというところです。 令和2年度の予算につきましても、今回は、ひまわりの種を買う予算的な部分の消耗品的な部分を、わずかですけども、計上させていただいているというふうなのが現状でございます。そういう中で、どうひまわりを町の花として広く町民の皆様方にPRをしたり、議員からは、さらには、ひまわりを使ったいろいろな商品開発ですとか、イベント等を実施できるのではないかというふうなご提案でございます。 それらにつきましては、なかなか検討が進めておれないのが現状でございますけれども、今後また、さらに、何かいろんな団体等とのご協力をいただきながら、普及の手法、また周知の手法につきまして検討していきたいというところでございまして、今のところでの取り組みの案というところが持ち合わせていないわけですけれども、今後、検討してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 昨年の9月の決算のときにおいても、これは質問をさせていただいております。そこで、観光交流課にご質問をさせていただきます。 観光交流課としては、以前のひまわり15万本であったりとか、ひまわりフェスティバルのような規模のイベントは不可能だというふうにお聞きをしてますし、そう答弁をいただいております。今後の動きも検討したいと答弁を、そのときにいただきましたけども、観光交流課としては、どのような検討を今までにされてきたのかというところをお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 観光交流課としましては、一過性のイベントで大勢集まるという誘客のイベントも、ときには必要なんですけれども、やっぱり与謝野を愛するリピーターになっていただくような取り組みを重視をしながらやっていきたいと思ってます。 その中で、ひまわりとのコラボにつきましては、まだ、そこまで深く、まだ検討していないというのが現状でございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 先ほど、総務課長にもお答えいただきましたけども、続きまして、総務課のほうにも答弁をいただきたいなと思います。 総務課の答弁の中では、町の花としての普及であったりとか、啓発活動も含めて検討していくというふうに昨年の9月にご答弁をいただきましたけども、こちらも、どういうような検討が今までになされているのでしょうか。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 総務課として、町の花ひまわりの普及啓発の手法等というところでございます。 やはりひまわりにつきましては、夏に咲く花というところでございます。そういった中では、年度がかわりましてから、広くどういう手法をとっていったらいいかというふうなところで、検討をしていきたいというふうに思っておりまして、令和2年度につきましては、年度がかわりましたら各種、町の施設はもちろんですけれども、広くひまわりを咲かせていただけるような団体の方等との連携ができればということで、広くホームページ等で募集なり周知ができて、また、広く町内に、夏には至るところでひまわりが咲かせれたらというふうな思いはありまして、少し検討しているところですけども、その取り組み方について、まだ詳細が煮詰めていけていないというところでご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 先ほども言わせていただきましたけども、こちらが観光の面であったりとか、例えば商品開発だったりとか、また、食に通じて、それぞれ四季折々で、いろいろな商品の開発ができるのかなと思っておりますし、四季折々で訪れる時期によって与謝野町の、また違った顔というのが見えてきて、それがまた訪れてみたいと、もう一度思ってもらえるような町になっていくのではないかなと思っております。その中で、現在、進めておられます商工会の百商一気、先日もありました、桜プロジェクトが本年も開催されました。 日本一の桜の町としてのビジョンを掲げられて活動されておられます。このあたりも含めて町のシンボルを変更するのか、シンボルとして、このままひまわりを発信していくのか、いろいろな考えがあるかと思いますけども、心のよりどころであったりとか、観光、経済面と、あらゆる分野での活用ができるようにということで、この町のシンボルとしての位置づけとして活用をしていただきたいと思いますけども、こちらにつきまして、町長、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをいたします。 ただいま、今井議員からいただきましたご指摘につきましては、町の花であるひまわり、そして町の木であるツバキ、これらをシンボルにとどまることなく、観光面、そして、地域経済面により普及をさせていく視点が必要ではないかといったご指摘でございました。この点につきまして、私の思いも含めて答弁をさせていただきたいと思います。 ただいま、議員からは町の花であるひまわりの啓発普及が主だったわけでございますけれども、ツバキの普及に関しましては、一定の取り組みがなされてきているものと認識をしてございます。これは千年ツバキに代表されるように、住民の皆様方が長年にわたって守り育んできたものということでありまして、このツバキを一つの地域資源に捉えながら、全国各地域に広めていくといった取り組みがなされてございます。 これは、4月に開催をされているツバキの取り組みもそうですし、さらには第三セクターである加悦ファーマーズライスさんが会社の一つのシンボルとしてご活用いただいて、商品のパッケージに付与していただいているということもありますし、一定の取り組みが進んでいるものと認識をしてございます。 一方、ひまわりにつきましては、先ほど来、それぞれの課長が答弁をさせていただきましたように、なかなか、その活用についての検討もなかなか難しいといった状況であるというように思ってございます。 しかしながら、ひまわりというのは非常に多くの皆さん方に愛される一つの花でもありますので、このひまわりの特性を生かして地域、そして、地域内外に、その魅力を発信できるように工夫を凝らしていきたいと考えておりますし、そのように、それぞれの課におきましては、指示を出してまいりたいと考えてます。 また、桜の取り組みでご紹介がございました。これも過去3カ年間にわたって百商一気の皆さん方が普及啓発に取り組んでおられるという状況であります。この桜につきましては、現在、与謝野駅周辺、あるいはフォレストパークの中に植樹をされて少しずつ木が大きくなってきているという段階でもありまして、かつ商品開発がされているというような状況であると認識をしてございます。この桜につきましては、引き続きけん引団体でもあるくすぐるカード会の皆さん方とともに、その啓発に向けて尽力をしていきたいと考えております。 総括いたしますと、ひまわりにつきましては、まだまだ努力の余地がある。そして、ツバキにつきましては、一定、住民の皆様方でご努力をいただいて、普及啓発がなされている。そして桜についても同様の見通しが立てられるのではないかと考えております。 このひまわり、ツバキ、そして桜といったものを町の一つの宣伝、あるいは魅力発信に活用させていただく工夫を、これからも取り組みとして進めてまいりたいと思っているところでございます。 なお、全国各地域の市町村の、町の花であったり、町の木であったり、そして町の鳥であったり、さまざまなシンボルの設定の仕方があると考えてございます。このシンボルの設定につきましては、これは、例えばですけれども、15周年であったり、20周年とか、50周年とか、こういう機会に設定をし直されるケースが多いと伺ってございます。こうした、各市町村での動きというものも調査をさせていただきながら、これらの普及啓発に取り組まさせていただきたいと考えてございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) いろいろと考えを述べていただきましたけども、与謝野町も本年度が町政15周年ということで、節目の年を迎えるのかなと思っておりますし、それぞれに、いろいろと思いを町長に答弁をいただきましたので、こちらのことにつきましては、また、いい状況になれるような環境づくりということで、今後も、ぜひご尽力をいただきたいなと思っております。 また、予算もかかってくるところの話もあるかもしれませんので、あまり強く大々的に大きなイベントいうことは、私もなかなか言いにくい状況でございますので、ぜひとも普及活動、啓発活動というところで、地道な努力として、町にひまわりが咲きほこったりとか、そういった心のよりどころであったりとか、観光であったり、経済面というところに普及をすればなという思いでおりますので、よろしくお願いをいたします。 最後に1点だけ、予算書、次203ページになります、キャンプ場管理運営事業、こちらにご質問をさせていただきます。 キャンプ場管理運営事業250万5,000円につきまして、昨年、これも9月の決算審議におきましてご提案をさせていただきまして、使用不可のキャンプ場に毎年、土地等賃借料で25万円支出されるのであれば、廃止してはどうかと提案をさせていただきまして、今回、廃止として実行していただいたと思っております。 昨年の答弁では、あと2年で廃止するということで、土地等賃借料が2年分の50万円が浮いてくると思って発言をさせていただいたんですけども、今回の当初予算では、土地等賃借料がまた25万円計上されているというのは、これはどういう意味合いなのかというところをご説明をいただきたいなと思います。
    ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) お答えします。土地等賃借料、ここの部分につきましては、平林キャンプ場の土地を借りておるんですけれども、そこにまだ施設が、町の施設が建っておりますので、そこを解体、撤去して更地にしてお返しするという形になりますので、その間、まだ、土地の使用料がかかるということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) はい、わかりました。それでは、このキャンプ場管理運営事業で、設計委託料で220万円というので計上されているんですけども、この設計委託料というのは何の予算なのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) お答えします。先ほど言いました、施設を解体するための設計、解体費用を、予定価格を設定してきますので、それにかかる費用とアクセス道路の部分が台風なり、大雨のときに、横に流れている川がオーバーフローして、林道のほうにあふれ出てきて、林道が洗掘されて傷みますので、そこのオーバーフローする川の部分をちょっと修繕、直すというか、そこの部分の二つの設計が、この中に含まれております。その設計をして、翌年度に解体撤去、それから、そこの林道の部分を直しまして、土地をお返しするという形のスケジュールで今、動いております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) この設計委託料というのは、解体に伴う設計と、また、その林道の道路整備にかかわる設計料ということで、まず、このキャンプ場自体に、その設計をして解体をしなければならないような何か施設というのはあったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) すみません。先ほど、林道と言いましたけれども、取付道路というふうに、ちょっと農林課長から聞きましたんで、ちょっと訂正をさせていただきます。 それと、平林キャンプ場につきましては、炊事施設、それから便所、シャワー施設が、棟が建っておりまして、それを解体をして、2棟、大きなものが建ってるんですけれども、それが建っております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 今回の当初予算では、設計委託料ということで220万円上がっておりますけども、今後、補正で解体料ということで、別でまた計上されてくるという認識でよかったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 令和2年度に設計をしまして、令和3年度に、当初予算に、その費用を上げてくるという予定でしております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) そのプレハブみたいなものに1年間をかけて設計をして、潰すのにもまた1年かかるんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) プレハブのようなものではないんですけれども、設計をして解体をしていくというスキームで動いているんですけれども、財政上の都合もありますので、今の予定では、その段取りで要求をして動くということでさせていただいております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) ちょっと感覚が、私あんまりよくわからないんですけども、例えば、前にあった小学校を解体するのであれば1億円ぐらいかかってくると、こういうお金の話がありましたけど、この解体をする設計というのが、そもそも解体に設計が要るんですかね。また、解体費は、別でまた令和3年度で上がってくるんですけど、どういうような設計が要るんでしょう。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えをいたします。私のほうは、具体的な施設の内容であるだとかいうことについては、まだ、お聞きしてないですが、一般的な解体のお話としてお聞きいただけたらと思います。 一応、建物なんかを解体する場合には、どういった材質のものが、どれくらいの量含まれておるとか、そういったものをあらかじめ調査をいたしまして、それに基づいて積算をする、いわゆる解体に要する費用をはじき出すということになります。その出てきた材料を処分も含めて、どういうふうにしていくかということも含めて、いわゆる見積もりをするということになります。 これが、ここで上がってます設計委託料の意味だと思ってます。金額の是非はともかくといたしまして、公で解体をするということになれば、適正な数量の把握、あるいは、その処分費用についてまで見積もることが必要ですので、そういった形でやらざるを得ないということです。 それから、小規模なものであれば、例えば数社の業者さんに見積もりを出して、その中で一番安価な業者さんを選定するという方法もございますが、ちょっとそれも規模次第の話ですので、内容を見て精査をする必要はあるかというふうに思いますが、基本的には、やはり解体を業者さんにお願いする際のもとの金額というのをつかむ必要がございますので、そういった意味においては、設計委託料という形でお願いすることが妥当だというふうに思います。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) ちょっと教えてほしいんですけど、見積もりと設計って、また違うと思うんですけど、見積もりであれば、その幾らかかるというのを積算をして出してくれるんですけど、今回この設計委託料として設計をされるんですよね。その解体にかかわる設計というのは、見積もりではできなかったんですか。何か設計をしてもらわないと、お金を払って設計をしてもらわないと解体ができないような工事になるんでしょうか。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。言葉としては、設計という言葉を使わせていただいてます。これは、予算的な項目の関係で、そういった言葉を使わざるを得んということです。 その設計という言葉が、イメージとしては、つくり上げるものに対して、どういうふうな構造なり、どういうふうにしていくという言葉も設計として、これが一般的だと思いますが、壊す場合についても中を調査して、先ほど申し上げたように材質であるだとか、その具材の数量だとか、そういったものを調査する、そのこと自体が設計、調査設計みたいな言葉でひとくくりになってますので、若干ちょっと議員が思われるイメージとは違うかもわかりませんが、内容としては、そういう調査して具材を拾うということも設計という言葉に含まれるということをご理解いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 最初に聞いておけばよかったんですけど、この設計委託料の220万円というのを、このキャンプ場にかかわる、この解体の設計費用と、先ほど説明がありました取付道路の設計と二つあったと思うんですけど、それぞれが幾らずつなのかを、まずお伺いをしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 予算取りで行ってますので、大体のばくっとした数字なんですけれども、解体のほうで大体60万円で、取付道路のほうで、その先、引いた部分になりますので160万円にしております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) その内訳だけ見ても、やはり解体にかかわる60万円というのはすごい高いなというのが印象では、私はちょっと思っております。また、個別に担当課に聞いて、また、質問をさせていただきたいと思いますので、そこで質問させていただいて、理解をしたいと思います。 これで1回目の質問を終わります。 ○議長(家城功) お諮りいたします。 本日は、この程度にとどめ、延会としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 本日は、これにて延会することに決定しました。 この続きは、あす3月25日午前9時30分から開議しますので、ご参集ください。 お疲れさまでした。     (延会 午後4時31分)...