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12月16日-06号

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  1. 与謝野町議会 2019-12-16
    12月16日-06号


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    令和 1年 12月 定例会(第91回)          第91回令和元年12月与謝野町議会定例会会議録(第6号)招集年月日 令和元年12月16日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後4時37分 延会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  河邉新太郎      9番  宮崎有平       2番  山崎良磨      10番  高岡伸明       3番  杉上忠義      11番  永島洋視       4番  山崎政史      12番  安達種雄       5番  今井浩介      13番  多田正成       6番  下村隆夫      15番  和田裕之       7番  渡邉貫治      16番  家城 功       8番  浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      相馬直子      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田勝久      防災安全課長    藤垣浩二    社会教育課長    植田弘志      CATVセンター長 前田昌一    福祉課長      田辺茂雄      税務課長      平野公規    子育て応援課長   浪江昭人      住民環境課長    茂籠 誠    保健課長      水口淳子      会計室長      小池信助    商工振興課長    小室光秀      建設課長      吉田達雄    観光交流課長    谷口義明      農林課長      井上雅之    上下水道課長    山添雅男5.議事日程  日程第1 議案第121号 旧加悦町役場庁舎の指定管理者の指定について                                (質疑~表決)  日程第2 議案第122号 温江上辺地に係る総合整備計画の策定について                                (質疑~表決)  日程第3 議案第123号 町道路線の認定について                                (質疑~表決)  日程第4 議案第124号 町道路線の認定について                                (質疑~表決)追加日程第1 報告第12号 専決処分の報告について(クアハウス岩滝改修機械設備工事請負契約の変更について)                                (報告~質疑)追加日程第2 議案第132号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正について                               (提案理由説明)追加日程第3 議案第133号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正について                               (提案理由説明)追加日程第4 議案第134号 与謝野町会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正について                               (提案理由説明)追加日程第5 議案第135号 クアハウス岩滝改修建築工事請負契約の変更について                               (提案理由説明)追加日程第6 議案第136号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第6号)                               (提案理由説明)追加日程第7 議案第137号 令和元年度与謝野下水道特別会計補正予算(第4号)                               (提案理由説明)追加日程第8 議案第138号 令和元年度与謝野農業集落排水特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)追加日程第9 議案第139号 令和元年度与謝野介護保険特別会計補正予算(第4号)                               (提案理由説明)追加日程第10 議案第140号 令和元年度与謝野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)                               (提案理由説明)追加日程第11 議案第141号 令和元年度与謝野水道事業会計補正予算(第3号)                               (提案理由説明)  日程第5 議案第126号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第5号)                                   (質疑)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(家城功) おはようございます。 きょうも一日、よろしくお願いします。 ただいまの出席議員数は15人全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 最初に議員の皆さんにお願いをいたしますが、反対を、特にされる方、また、議員の皆さん全員おかれまして、質疑をしっかりとしていただいて、また、討論でも、きちんと考えを訴えていただいた中で、賛否の判断をよろしくお願いしたいと思います。また、テレビをごらんの皆様にお願いをしておきます。本日、途中で追加議案のため、議会運営委員会を開催する予定をしております。中断をしますが、ご迷惑をおかけしますが、あらかじめご了承いただきますよう、お願いを申し上げます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第121号 旧加悦町役場庁舎の指定管理者の指定についてを議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、指定管理者指定議案資料によりまして、旧加悦町役場庁舎の指定管理候補者の申請概要等の質疑を行います。 テレビを見ている方からせっかちだと言われてますので、丁寧にやりたいと思います。 まず、順番にいきたいと思います。この指定管理につきまして、なぜ非公募にしたか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 皆さん、おはようございます。 非公募の考え方なんですけれども、まず、前段としまして、旧加悦町役場庁舎につきましては、条例上、近代建築史上貴重な外観、意匠及び構法を有する役場でございます。その役場を保存及び活用を図り、地域の歴史や文化に対する知識及び理解を深めるとともに、これらの魅力を町内外に発信すること、及び本町来訪者の交流拠点施設として位置づけるということとしております。 具体的には、丹後ちりめんの文化を伝える拠点、ちりめん街道をはじめとする来訪者へのおもてなし拠点、そして、町の観光交流の拠点というふうにしております。 丹後ちりめんの文化を伝えるには、ちりめん製品や展示等だけでなく、平成29年4月に文化庁から300年を紡ぐ絹が織り成すちりめん回廊として、日本遺産認定を受け、構成文化財の活用や、構成市町と連携し、より理解や魅力を深めてもらう仕組みづくりが必要というふうに考えています。 次のおもてなし拠点観光交流拠点としての運営するに当たっては、与謝野町の案内だけでなく、官公庁が進める滞在型観光を実現するために広域的で来訪者ニーズに合った情報提供が必要であることに加えまして、近年、海の京都エリアでも増加しているインバウンドへの対応も必要であり、その役割を果たすのは観光案内所であり、与謝野町の観光拠点に位置づけている旧加悦町役場につきましては、インバウンドも対応できるような観光案内所が必要というふうに考えております。 それからまた、地域の皆さんをはじめとするコミュニティの場ということとしておるんですけれども、インバウンドということで、外国人の方の観光の設置が、今後、来訪者がふえていくということを考えますと、官公庁から外国人観光案内所の設置、運営のあり方指針が出されております。その指針には、観光案内所の運営主体は、公平中立な観光案内所を行うこと。 それから、二つ目は、法人、あるいは地方公共団体が運営していることというふうにされております。よって、観光交流課といたしましては、観光協会が公共的団体であり、海の京都DMOの地域本部機能を担っている一般社団法人京都北部地域連携都市圏振興社与謝野地域本部、つまり観光協会なんですけれども、そこが観光拠点である旧庁舎の指定管理者として適任であるというふうに考えて、非公募という形で募集をさせていただいております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 今、課長から施設の設置目的とか事業内容については、詳しくお話しいただきましたけれども、ここはせっかちと言われるところだと思うんです。私が聞いているのは、主に、なぜ非公募としたかということですね。なぜならば、これは京都府の文化財ということは、ご存じだと思います。それと一番大事なのは、地域住民の方の理解をしっかり得てからでないと、非公募とか、公募するという段階に入れなかったと思うんです。まず、そのちりめん街道筋の方々との話し合いを、どのようにされたか、そこからお尋ねしておりますので、まず、そこを丁寧にお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) ちりめん街道の周辺には、加悦区が中心の位置をしております。それから、ちりめん街道を守り育てる会、それからNPO法人のちりめん街道未来塾さんが、地域や関係団体というか、していただいております。そこの団体さんとも意見交換をさせていただいておりまして、旧庁舎の指定管理というところで、ここの団体さん、可能性もありますので、意見交換という形でさせていただいたんですけれども、人的というか、マンパワーが足らないこともありますし、それから今、ちりめん街道を守り育てる会さんは、旧尾藤家の指定管理をしていただいておりますので、その中で、あの地域の地域団体というか、地域の方にしては、マンパワーが足らんので、指定管理を受けるまでは、まだ、体力がないということで、観光協会と連携して一体的に、あそこの旧庁舎を指定管理、観光協会が柱になるんですけれども、そこと連携して旧庁舎を活用していきたいという話になったという形で、町のほうも、そういうところを望んでいるところでございますので、一体的に活用していただくという話で、今回、非公募でさせていただいたところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 加悦地域、特にちりめん街道を守り育てる会、NPOの方とお話はしたということで聞きました。 もう一つ、加悦庁舎の条例を制定するときに議論になりましたけども、ちょっとそこだけ触れておきたいと思うんですけども、京都府の文化財であるけれども、与謝野町が管理、運営、維持するわけでなしに、指定管理者制度で、この加悦町役場庁舎を管理、運営、維持、さらには経営まで踏み込んだことに持っていきたいという条例制定のときでございました。その判断をされた最大の理由を、もう一つだけお尋ねしておきたいと思います。なぜ、公共団体で、観光協会が公共団体でありますけども、与謝野町じゃなくて、公共団体に指定管理として非公募で管理運営をしていただくことになったという、そこの一番重要なとこをお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 町直営でせずに、指定管理ということでという話だと思います。指定管理者のガイドラインによりますと、サービスを向上して経費を低くしてというところの理念もありますので、それと文化財を保存から活用と、保存を目的にしながら活用して、活用することによって保存も成り立ってくるということでございますので、今回、町が直接、役場の町条例にのっとった管理をしていくのではなしに、指定管理の民間の活用の考え方を入れ込んで今後、旧庁舎の活用を図っていくという考え方で指定管理として公募、非公募ですけれども、公募させていただいたところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 文化財を保存から、さらには活用するところまで持っていきたいという町の意向で、こういうことになったということでございます。指定する団体が非常に一般にはわかりにくいんですけれども、一般社団法人京都北部地域連携都市圏振興社与謝地域本部で、所在地が与謝野町字滝98番地となっております。ここは通称は観光協会と呼んでおりますけれども、正式名称が今、読み上げました団体でございます。この団体が、どういう団体か丁寧に説明をお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 先ほどの一般社団法人の海の京都の振興社の関係ですけれども、北部地域の7市町が連携をした一つの会社を観光振興の組織を立ち上げた会社でありまして、各市町に、そこの支部が、地域本部が置かれているという形で連携をとっているものでございます。それぞれの、町がそれぞれで観光促進ということではなしに、一つの、7市町、海の京都と呼んでいるんですけれども、海の京都観光圏の計画に基づいて、今現在では大きくは海外からのお客様を呼び込むような取り組みやらをしておるんですけれども、その組織の一つに社団法人として法人化して、与謝野町地域本部、イコール観光協会として組織が成り立っているところでございます。 一つの与謝野町という町に観光も呼んでくるんですけれども、他市町と連携をとって、お客様に、この地域を訪れていただいて、楽しんでいただくと。与謝野町は与謝野町の観光を、おもてなしをしていくということで取り組んでいる団体でございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 7市町の地域連携を強化して観光振興に努めるという団体であるということ、わかりました。そこで資料にあります本部と現地の管理体制というところですね。私たちの町と今おっしゃいました海の京都DMO本部、ここに社長、取締役、総合企画局、舞鶴、綾部、福知山、京丹後、宮津、伊根、与謝野町地域本部があるわけですね。この指定管理をする場合に与謝地域本部とあるわけですね。さらに上部団体として社長、取締役、総合企画局が別におられる、海のDMO本部とは、どういう関係になるんでしょうかね。最終責任は、海の京都DMO本部が責任を持つと、こういう取り決めで指定管理をされる予定になっているんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長
    観光交流課長(谷口義明) 組織的には、大きい組織なんですけれども、旧庁舎の指定管理を受けていただきますのは、与謝野地域本部ということで、させていただいております。 本部と地域本部の関係性につきましては、責任につきましては、与謝野地域本部がとっていきますので、はい。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) この資料によりますと、与謝野町地域本部イコール与謝野町観光協会になっておりますね。ですから、海の京都DMO本部の構成団体であります与謝野地域本部イコール与謝野町観光協会、一般町民、私たちは与謝野町観光協会と呼んでおりますけども、指定する団体は社団法人京都北部地域連携都市圏振興社与謝野地域本部、繰り返しになりますけれども、与謝野町字滝98番地と指定管理する団体に予定になっております。 観光協会イコール、ここを説明お願いしたいんですけども。与謝野地域本部イコール与謝野町観光協会。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 与謝野町地域本部イコール観光協会でございます。本部との体制といいますのは、与謝野町地域本部、つまり与謝野町観光協会につきましては、一般社団法人の本部、地域振興社に属しているということで、与謝野町の観光、広域観光の業務、7市町と連携して取り組んでいる本部の組織に属しておりまして、その下部の地域本部ということで、与謝野地域本部という形で組織が成り立っておるんですけれども、地域本部イコール与謝野町観光協会というふうに考えていただいたらよろしいと思います。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ちょっとここにこだわっておきたいと思うんですけれども、次に、現地要員の配置計画とありますね。事務局長、正社員、臨時、パートは書いてあるんですけども、本来は、組織であるならば、会長と役員の名前が、ここに出てくると思うんですけども、なぜ、いきなり事務局長であって、会長、副会長、役員が出てこないんですか。組織としての公にする場合は、当然、会長はトップにありまして、その中に事務局が置かれるんですけれども、なんかここは抜けてると思うんですけどね、大きく。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 現地体制ということで書かせていただいております。現地体制でございますので、与謝野地域本部であります、与謝野町観光協会の代表者氏名を挙げさせていただいているということでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) やはり公表する場合は、役員もしっかりと明記すべきだというふうに、私、思いますので、ぜひお願いしておきたいと思います。 そこで、一般質問でも問題になりました、事務局長が、ほかの団体と兼任することは、与謝野町はお認めになったんですか。よろしいんですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 観光協会がお決めになりまして、されましたので、それについて承認というか、問題ないだろうということで、携わっていただくということで、今、現状していただいているということでございます。 承認したか、していないかというご質問ですね、承認してるということでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 大事な京都府の文化財をですね、施設を管理運営、さらには経営するまで持っていくまでは、やはり観光の業務に専念していただかないと、なかなか難しいんではないかというふうに、私は思うので、指摘しておきたいというふうに思います。そんな安易に文化財を管理するわけにはいかないというふうに、私は思います。 時間が押してまいりまして、あれですけど、指定管理料だけお尋ねしたいと思います。この指定管理料を選定した根拠ですね、根拠を町民にわかりやすくお示ししていただきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 指定管理料の根拠につきましては、改修するまでに、平成29年度の実績がございましたので、そこの実績を参考に挙げさせていただいております。収入のほうも、平成29年度以前は、貸し館業務をしてませんでしたので、来年度からなんですけれども、その事業収入も上げさせていただいて、そこの収入と支出の出の、ほとんど管理業務なんですけれども、そこについては、差し引きで事業外指定管理料という形で積算をさせていただいております。 ただし、管理のところにつきましては、観光協会が入っていただくということで、人件費の部分については、出のほうでは入れずに、本当の電気代とか消耗品とか、そういった施設管理にかかる部分のみ、出のほうで見させていただいております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、観光協会に、与謝野町観光協会に対して、与謝野町から多額な補助金が出ているわけですね。補助金と、その指定管理料の関係、補助金を出している団体に、さらに指定管理料を出すと、ここの考え方を明確にしないと、なかなか町民の理解は得られないのではないかと、私は思うんですけども、町としての見解をお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 当然、そこの部分につきましては、かぶってはならないと思ってますし、ここの指定管理につきましては、管理料だけ上がっておりますので、観光協会に補助金、出している部分と、ここの管理料とは、全く切り離して考えていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、審査結果が出ております。和田副町長が審査委員長でございます。和田副町長にお尋ねしておきたいと思います。67%、優・良・可でいうと「可」ですね、厳しい評価が出てるんですけども、この審査結果につきまして、厳しい評価を出された理由といいますか、根拠といいますか、審査結果につきまして、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 議員の質問にお答えします。審査結果ということですけども、これは、これまでにも申し上げてますけども、ヒアリングを各委員が受けた中で、いろんな項目にわたって審査委員が、それぞれ評価をした結果だというふうに思っておりますけれども、私が記憶しております中では、やはり議員もおっしゃいましたように、長い歴史の中で地域の皆さんとの、地域の皆さんも、そういった活動をされているということもありますし、その拠点になる施設ということで、やはり地域の皆さんと有効な交流関係の中で、やっていただきたいということは、しっかりと確認をさせていただきました。 観光協会のほうでも、そこは一番気にされているようでして、地域の皆さんの、いろんな意見を聞く中で、あそこの施設が有効に活用できるようにもっていきたいという言葉をおっしゃいましたので、その部分については、確認をさせていただいて、そこが一番のポイントだったろうなというふうに思ってます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 今、副町長から答弁ございました。一番大事な地域住民との友好、連携ですね、課長からもありましたけども、ちりめん街道を守り育てる団体は任意団体であったと、しかし、その中にNPOもできてました。しかしながら、観光協会が非公募で、ここの文化財である旧加悦町役場庁舎の指定管理の候補になったということでございますけども、最後に、地域住民との連携強化の図り方につきまして、具体的に、どのようにお考えか、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) この地域につきましては、これまでから、それぞれの各団体の代表者の皆さんとの意見交換会というのを持たれたというふうに思ってますし、それから、来年、ちりめん生誕300年の記念事業をあわせて、京都府の橋梁のかけかえですとか、そういった事業が完成をするということで、非常に来年は、そういったいろんな記念すべき行事がめじろ押しということになってくるというふうに思っております。 そういった中で、やはり観光協会だけでは、これはなかなか対応ができないというふうに思っておりますので、ちりめん街道を守り育てる会の皆さん、あるいはNPOの皆さん、それから、当然、加悦区もですけれども、含めて尾藤家と一体となった観光振興を図っていかなければならないということになりますので、定期的な意見交換会的なものを開催するとか、やはり定期的な交流というのは必要というふうに思ってますので、そういったことができるかどうか、皆さんとまた、相談をさせていただければというふうに思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、最後の質問になりますけども。 ○議長(家城功) 2回目でお願いします。 ◆3番(杉上忠義) 2回目に行います。ありがとうございました。 1回目を終わらせていただきます。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 6番、下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、質問させていただきます。 先ほどから観光交流課の立場で、説明はいろいろございました。指定管理がありきの説明のようにも見えましたが、これは条例というものに縛られたからなったのか、その辺について、どのような立場で考えたのか、条例ありき、指定管理ありきなのか、その条例が正しいのかどうか、その辺からお伺いしたいと思いますが、なぜ、このようなことを質問するかといいますと、旧与謝野町役場改修に当たり、伝統地区(ちりめん街道)の起点に位置する旧加悦町役場は、丹後大震災の昭和4年に建築された、正確には4年にでき上がったんですが、建物で、当時の最先端の耐震技術で設計され、欧風デザインとユニークで昭和初期の役場庁舎としては、全国的にも非常に重要なものであるということで、京都府の指定文化財になりました。 今までの指定管理というのは、町が独自につくった公共施設で、京都府等の指定管理は受けておりません。その辺を十分にご判断の中に加えていただきたいと思います。 なぜ、このように言うかといいますと、やはり過去の、できたいでたち、震災から90余年もたっておりますが、資料は、改修した役場にはなかったんですね、実は。与謝野町は合併時にできた町ですが、旧町時代には被災しています。旧町時代ですので、与謝野町、加悦地区とか、岩滝とか、野田川地区、別々に被災はしています。そういったこともありましたが、後年度で歴史的史実を未来に伝えるのは、私たちの責任だと思っておりますが、町長、その辺において、この立場を、どう使って一般の方々に示す、そのために、先ほどから課長の話だと条例によって観光の拠点だと、一点張りでしたけども、我々は未来に、どういう形で、過去の歴史に基づいて今後、今、住んでいる人、あるいは町長がおっしゃるとおり、未来に向けて、どういう立ち位置で、このものをつくっていけば一番いいのか、その辺について答弁、願いたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、旧加悦町役場庁舎につきましては、旧加悦町役場庁舎条例に基づき運営をしていくということになります。その設置目的を踏まえた形で管理運営をしていくとした場合に、今回の場合だと指定管理者制度を活用させていただき、観光協会の皆様方のノウハウを活用させていただくほうが、施設の設置目的に沿った内容になるのではないかなと認識をしてございます。 また、施設の事業内容でございますけれども、先ほど議員からご指摘がございましたように、当町の歴史を未来に継承していくという観点においても、丹後ちりめんの歴史及び文化の発信でありましたり、ちりめん街道を含む本町の観光情報発信を行っていったりしていただくわけでございます。そうしたことを踏まえて、私たちとしても観光協会の皆様方と、この施設を観光の拠点、さらには地域住民の皆様方のコミュニティのよりどころとして適切に運営をしていきたいと考えてございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 災害とか歴史というものは、お金では購入できないものがあります。過去のさまざまなことがあり、その時代に、そして、未来に向かっていくのではないでしょうか。過去の時代があって、それがもとになり未来に向かっていくと思います。 したがって、この条例は過去のもので、それを修正することも現在の我々の責務だと思っております。そういった意味で、当町においては過去の、そういった、例えば震災もしかり、ちりめんのこともしかり、SLのこともしかり、今回、SLは帰ってきましたけど、そういった過去の遺産、当町においては、現在に至るまでおいて、非常に重要であったものについての取り扱い、そういったものについて、もう少し町として研究する必要はないんでしょうか。実際問題、そういったものを展示する場所もない。ここは京都の指定文化財ですから、そういったものを展示する場所としては、非常によいと私は思います。条例に不備があるならば、条例は直すべきだと、私は思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご質問をいただきました、旧加悦町役場庁舎条例の制定につきましては、令和元年6月6日に提出をさせていただき、本議会で可決をいただいたものと認識をしてございます。その中で、過去の経過を踏まえた形で条例の改正をお世話になったと認識をしてございますので、当面は、この条例に基づき施設の運営をしていく。そのことが求められているものと認識をしてございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) では、その条例、ちょっと私も資料を持ってこなかったんですけども、町における過去の遺産をきちんと展示する場所をつくった場合は、条例違反になるのか、ちょっとそこをお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきました、ご質問にお答えをいたします。旧加悦町役場庁舎条例の第1条には、近代建築史上、貴重な外観、意匠及び構法を有する旧加悦町役場庁舎の保存及び活用を図り、地域の歴史や文化に対する知識及び理解を深めるとともに、それらの魅力を町内外に発信するということが掲げられてございますので、ただいまいただきましたご見解におきましても、この第1条に包含されているものと認識をいたします。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 基本的に伝建地区もそうですから、外観については書いてあると思います。中については、どのようにしなければならないかということは書いてないはずです。そういった中において、過去の遺産を展示することは不可能だという根拠はございますでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 旧庁舎の中に、そういうものを展示したり、それから、過去のものもありますし、これからのものもありますので、地域の方たちと連携をとりながら、そういう展示物等につきましては、設置できると思ってますので、積極的に、そういうことはしていきたいと思います。 それから、また、語り部の方たちがお客様に案内するときに、例えば、この庁舎の中にちりめん街道の全体図を見て、ここを図示しながら、モデル的なものを置いてしながら、地域を歩いて回るということも一つ、こういうこともできるかなということは考えておりますので、そういうような形で活用をしていけたらなというふうに考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 課長が出てくると、どうしてもちりめん街道だけになってしまうんですが、私は、先ほどからお伺いしているのは、町、旧3町から、今の与謝野町になった間の昭和2年の震災からも含めたものの、そういった形のものを展示することは可能かと聞いております。ですから、その辺については、多分、課長ではちりめん街道がメーンになっちゃうと思いますので、申しわけないんですけども、やはりそういった意味では与謝野町の歴史をきちんと提示できるもの、合併に至る歴史から震災、災害におけるもの、あるいは、このちりめんが、どうして江戸時代から、ここに来たもの、実際問題、ちりめんの3名様の名前は、私もお伺いしたことあります。網野の方は、場所はわかりましたけども、あとはちょっと場所もわかりません。 そういったような中で、要は与謝野町のかかわる歴史がわかるような施設としても使えるのではないかということを、私は申し上げたいと思っております。 町長、いかがでしょう。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご意見にお答えをさせていただきたいと存じます。まず、旧加悦町役場庁舎については、条例の目的に沿った運営を行ってまいります。とりわけ施設の運営の過程で行っていく事業内容につきましても、丹後ちりめんの歴史及び文化の発信、ちりめん街道を含む与謝野町の観光情報の発信ということになりますので、例えば、旧3町の歴史的な背景でありましたり、文化を発信するということも十分可能な範囲だと認識をしてございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、最後に、行政改革でも言われてますが、第二次行政改革大綱の振り返りで、計画自体が形骸化していると記載されています。そのようなことが、この加悦庁舎の運営に当たってはないように、きちんとしたものを今、町長がおっしゃられました丹後大震災及び、そのときの状態、あるいは加悦鉄道、今回、SLが帰ってきました。あるいは丹後ちりめん300年、そういった関係する資料もきちんと展示することは可能でございますので、その辺も含めて、この今回、受けられた方にしていただきたいと思います。 それが、一応、私の希望です。それについて問題はないと思われますが、町長、見解はどうでしょう。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、与謝野町の歴史や文化を発信する拠点として適切に運営をしていくべきという見解を承ったところでございます。私どもといたしましても、同様の考え方でございますので、今後、指定管理者の皆様方と協力をしながら、創意工夫を凝らしてまいりたいと考えてございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) すみません。最後と言いながら、一つだけ、指定管理の示した事業計画の件でお伺いしたいと思います。 40ページのターゲットを踏まえた効果的な宣伝方法、上記①の手段によると、広報手段、広報活動ということで書いてございますが、具体的にツールの説明はいろいろ書いてございます。具体案が一つも出てませんが、その辺は、どうなんでしょうか。これ観光交流課長でもいいですけど。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 広報手段、広報活動につきましては、基本は観光協会のホームページやFacebookからの情報発信をしていきますと。ただし、ターゲットに合わせて多少、その手法やメディアを変えていかんなんかなということをお聞きしております。 それから、町外の観光目的の方というとこにつきましては、先ほども言いましたように、観光協会のホームページやFacebook、インスタグラムなどのSNSのツールを活用ということですし、印刷物も作成して、電子ばかりじゃなしに、印刷物も必要ということで、パンフレットとか、ターゲットのタッチポイントに設置する。ほかの地域の観光案内のところにも設置するというふうに考えております。 それから、そういうふうなことを活用しながら取り組んでいくとしております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今の全部、全てツールの話なんですけども、今いる観光協会の方は、宣伝は得意なんですが、どうも企画運営という部分においては、欠落しているように思われます。その件が、ここに書いてないのが具体案がないということです。その辺を企画運営が、どのようになっているのかをお伺いして、最後としたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) やっぱり地域の、加悦区の方とか、地域団体の方と連携をしながら企画運営をしていくということで、具体的にというところにつきましては、まずは旧庁舎の中の、先ほど議員がおっしゃられたような、あり方を取り組んでいくということですし、あとは貸し館業務ということになりますので、そこの企画展示とか、そういうふうなところについて具体的に取り組んでいっていただくというふうに考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、質問をさせていただきます。 多くは質問するつもりはないんですが、1点だけ、感じたことを質問したいと思います。 この間の旧加悦庁舎の保存の改修工事の契約案件等々のきょうまでの議論を聞いてまして、観光協会と地元のちりめん街道の保存会ですかね、こことの連携がうまくいってないんではないかなという、そういうふうなことを感じますので、副町長のほうからは、そことの連携が非情に重要だという答弁もあった。それ当然のことだというふうに、私は思っておるわけですが、定期的に、この2者で協議を持っていくということが、私は今後、必要になってくるんではないかなということで考えています。 例えばですね、道の駅の運営に関しましては、毎月、滝・金屋農業振興会と観光協会とで、毎月、運営状況を、売り上げとか今後の地域活性化の戦略について議論をしておるという、そういう会議を定期的に持っております。そういうものが、ここに関しても、これから必要になってくるんではないかと、それをすることによって、もっともっと効果が発揮できるんではないかなというふうに思いますので、その点について、町はどういうふうに考えておられるのか、そのことを質問をしたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 議員がおっしゃられるとおり、ごもっともなことだと思っておりますので、そういう会議体というか、連携して取り組んでいけるように、そういう取り組みをさせていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) よろしくお願いします。終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、2回目の質疑を行いたいと思います。 資料の42ページでございます。ここだけ聞いておきたいと思います。今、質疑の中で町長の答弁もございました。訪れた人々に町の歴史や文化を伝えるというのも重要な役割をなす旧加悦庁舎でございます。しかしながら、ここに指定管理を受けたいという団体の方からはですね、自主企画事業の取り扱いについて申請が出されております。一番問題となりますのは、軽食やドリンクサービスの提供事業、収益事業でございます。火を使う、使わないという問題もございました。そこで教育委員会のほうにお尋ねしておきたいと思いますけども、町の条例もできました。しかしながら、京都府の文化財として、どう管理していくかという、この兼ね合いが非常に難しいと思うんですけども、町の文化を訪れた人に見せる。それから、もう一つは収益事業としてカフェも営業は可能になってくると思うんですけども、その辺の兼ね合いをお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) ご質問の文化財保護と収益事業の兼ね合いということでございます。特に、私のほうは社会教育課でございまして、文化財の保護、保存のほうに、そちらのほうが、どうしても視点がいくというところです。ことしの4月から文化財保護法が変わっておりまして、文化財の、これまで、どっちかといいますか、保護、保存のほうだったんですけれども、活用ということも全面に出てくるようになってきております。そういう中で、今回、提案されております軽食等につきましても、社会教育課のほうの考え方としましても必要なんだろうなというふうに思っております。 ただし、先ほど議員が少しおっしゃいましたように、火を使う部分については、もう厳重な注意が必要ということといいましょうか、極力避けていただきたいというふうに思っておりまして、今、いろんな調理器具がありますので、電気の調理器具等を使っていただくように、こちらとしましては、お願いしていくということになるかと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 町条例で制定いたしました最大の問題は2階の活用だと思うんです。条例によりますと、利益といいますか、収益が上がらない事業も地域に開放してやらなくてはならない。こう定めてあるんですね。そこをどう町として応援していくか。 もう一つは、1階で企画して販売をしたい場合、町の支援を、どれだけ受けた団体が、そこへ参画できるかと観光協会との兼ね合いが難しいと思うんですけども、この難しい点をですね、どう克服していくか、今のお考えをお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 議員ご質問のことが、これまでなかなかできなかったんですけれども、この今回を機会に、そういうことが議論ができるようになると思いますので、そういうところで取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 具体的に、例えばですね、条例制定でも議論がありましたけども、例えば、コンサートをやりたいと、2階でですよ、そういう場合は、その後、使いやすいような規約といいますか、そういうものはでき上がりましたでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 当初から、そういう活用もしていただけると思ってますので、問題ないと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 教育委員会にもお尋ねしておきたいと思います。今までは、多くの方が旧役場に入ると、耐震化の関係で2階には上がれなかったんですけども、上がれます。今の例で、例えばコンサートをやります。何百人の方が入られます。これも許可するわけですね。 ○議長(家城功) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 私どものほうが、文化財の保護とか、保存の場合、助言とか指導をするということがございますけれども、そういうときに、数がどうこうということには、なかなかならないというふうに思ってます。今回、確認申請というんですか、建築基準法上で適用されておる、その人数等がございますと思いますので、そういう範囲内で観光交流課なり、観光協会さんのほうが運営されていくと思いますので、その点、私どものほうから、ああだこうだということはないんではなかろうかというふうに思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 副町長に最後にお尋ねしておきたいと思います。今議論にありました、一つは地域社会、地域住民との連携をうまくやっていく。それから、京都府の文化財として魅力を発信しながら町の歴史と文化を訪れた人に見せていく。今ありましたように、収益を上げるためにコンサート等を企画しても、使いやすいような試行錯誤をしながら運営をしていく、この3点につきまして、副町長にお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えをいたします。ご質問の件ですけれども、これまでから申し上げてますように、やはり地域の皆さんとの今後の運営に当たっての意見交換といいますか、企画も含めてですけれども、そういった意見交換をする場というのは、定期的に、やはり行っていくべきだということで、これは町のほうから指定管理者のほうに提案をさせていただきたいというふうに思ってます。 それから、もう1点、あそこの活用ということなんですけども、議員おっしゃいますように、これまでは耐震化等の関係で2階のほうは全く使うことができなかったということで、町の議会のほうでも過去から、あの2階の部分が有効に活用できるようにということで、この耐震化という事業は望まれていたという事業だというふうに思っております。 いろんな活用ができると思いますけども、やはり地域の皆さんに、まずは開放するのが第一番だというふうに思ってますし、もちろん町民の皆さんにも有効に活用していただくということですので、ハードルというか、使用に際してのハードルというのは、できるだけ低くしていくべきだというふうに、安全さえ確保できれば、それはしっかり活用していただくのが一番というふうに思っておりますので、その点は指定文化財とはいえ、やはり活用していくというのが大事ですので、そこはしっかりと管理者のほうにも意見を申し上げたいというふうに思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 京都府の文化財であります、旧加悦町役場の保存と活用につきまして、試行錯誤を続けながらの運営になると思いますけども、よろしくお願いいたしまして、質疑といたします。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第121号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第121号 旧加悦町役場庁舎の指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで10時50分まで休憩とします。     (休憩 午前10時35分)     (再開 午前10時50分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第2 議案第122号 温江上辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 7番、渡邉議員。
    ◆7番(渡邉貫治) それでは、議案第122号について、少しお尋ねしておきたいことがありますので、お願いいたします。 今回、温江上辺地による総合計画の策定におきましては、地勢、住民生活、そして、公共的施設整備の必要事情、主に観光施設整備があるわけでございますが、その温江につきましては、施設の老朽化が激しく、全面的に施設を改修する意義があるということでございます。その中におきまして、施設周辺にジビエ加工施設がないため、地域で捕獲された野生鳥獣をジビエとして活用が十分できていないので、今回、そのジビエ加工体験施設を行いたいということでございます。 この計画につきまして、少しお聞きしておきたいと思っております。産業建設環境常任委員会資料におきますと、加悦地域農泊推進協議会というものがございまして、その下といいますか、ところにかや山の家運営委員会ですか、いう形で今回の温江地域による総合計画の重点地域となさるということでございます。 私が一つ、お聞きしておきたいところは、今回、この計画につきまして、かや山の家運営委員会がハンター組織を組織して、そして、この有害鳥獣ジビエ加工をなさるということでございますが、まず、ここをお聞きしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) かや山の家の関係でございますので、観光交流課の担当のほうからさせていただきます。 今回のジビエを提供するにつきましては、猟友会と深い連携をしていかないとあきませんので、連携をとって事業を進めさせていただきたいと考えております。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) この加工施設におきましては、大変お金もたくさんかけていただくわけでございますが、この今回の案によりますと、実施団体が今、言われました、かや山の家運営委員会、そして、協力者が猟友会となっておるわけでございます。今、猟友会と農林と一緒に進めていくということでございますが、今回、この部分につきまして、地元の猟友会の方々にちょっとお話をお聞きしますと、まだ、何も猟友会のほう側には、説明が上がっていないということでございまして、温江の方がやられるんでしたら、温江の方4~5人ほどでやられたらどうですかというような、飛びはねたような話も上がってきておりまして、これにつきましては総合計画にいたしましては、大変不自由な、十分でないという危機感があるわけでございまして、今回、その部分が主なお聞きする部分でございます。 農林課としましては、どういうふうに捉えておられるか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) この事業につきましては、農泊推進事業といいますように、農林水産省の所管事業となっております。そういう点では、ちょうど昨年の今時分に山の家の運営委員会のほうから、また、山の家の運営委員会につきましては、いわゆる温江区さん全体の地域の施設というような位置づけもございますので、たしか打合会の場でジビエも視野に入れてやっていきたいんだということはお聞きをいたしました。その後、農泊の推進事業の申請につきましては観光交流課、また、山の家の運営委員会で進められまして、このたび、その計画が一定認められたということで、きょうに至っておるということでございます。 その中では、確かにジビエということになりますと、猟友会さんのご協力なくては前に進まないということは、それはもう前提でございます。その点では、猟友会さんとの関係上におきましては、農林課のほうが、なかなか連絡が不十分であったということでございまして、その点については、申しわけないと思っております。 今後におきましては、温江の地域の中にも猟友会のメンバーおられますし、それからまた、実施主体でございます、温江、山の家の運営委員の方も、これを機会に猟友会のほうに加入したいということで、今、手続等を進められておりますので、しっかりと今後は情報共有をさせていただきながら猟友会さんとご意見もいただきながら、実施の設計は、これからでございますので、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) 今回、令和元年度から5年間で約5,210万円という予算計上、そして、今回、実施設計ということで280万円計上されるわけでございますが、この改修工事におきまして、この加工場、管理棟を潰して加工場にするという形がとられるというふうに資料ではなっておるわけでございますが、この使用配分といいますのは、どういう形になるかお聞きしたい。いいますのが、これにつきましては保健所の許可が要ると思っております。そうじゃないと加工、体験加工というようなもの完全にできませんので、要ると思います。 そうしますと、結構な設備を行わなければならない。そして、そのようなシカ、イノシシ、ヤマドリにしましても、とれたらすぐに冷凍とか、そういうような形が必要になってくると、私は思っております。ですので、その運用体系といいますか、それをどのように、この総合計画の中で入れられるのか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 山の家の改修につきましては、ジビエ加工施設の改修だけでなく、本丸といいますか、山の家の本体側の改修も含めておりますので、その中で、実施設計をまだ、発注した段階ですので、具体的にどうこうというところまではお話というか、お示しが今はできません。今言うジビエ関係につきましては、議員もご指摘のとおり、保健所のところにも、どういう設備を置かないとクリアしないとかいうこともありますし、実際に、既に先進でやられているジビエの加工施設なんかも視察に行ってお話を聞いたりして、どういうようなところがいいのか、悪いのか、保健所等がクリアできるのかということも含めて、今、動き始めるところですので、それがすぐに今、回答ができないので、お話ができませんけれども、全体像の中としては、山の家で、これまでからジビエといいますか、しし鍋を提供したりしてやってきている施設でございますので、地域にある資源を農林課の連携をして販売をしていけたらと、山の家で提供していけたらというふうに考えております。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) 隣の町、宮津市におきましては、移住・定住の形で上世屋のほうに来ていただきまして、京都のほうから来られたとお聞きしております。そこに市が補助金と、自分の資金で、そのような加工場をこしらえられたというふうにお聞きしておるわけでございますが、今回の、ちょっと有害のほうへ入っていきますけども、どういいますか、有害につきましては、これからは薬品でもって処置をし、そのような設備が必要になってくるだろうというようなお話も聞いております。それにつきましては、また、1,500万円か2,000万円かわからないですが、大変なお金がかかってくると思っております。そのような形でお金がかかる場合におきまして、このかや山の家の総合計画におきましても、有害駆除というものにつきましては、十分、私は必要性があると思っております。 それで、つきまして有害駆除の檻には、町の檻と、それから、町の協議会の檻がございます。その協議会につきましては、副町長が、たしか会長をお願いしておると思うわけでございますが、この檻、あるいは有害駆除につきましての施設関係につきまして、協議会の会長といたしまして、どのように、また、お考えを持っておられるか。もし、ありましたら少しお聞きして終わりたいと思います。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 議員の質問にお答えいたします。この有害駆除の関係の協議会というのは、私が会長ということで務めさせていただいておりますけども、このメンバーの中には猟友会の皆様、それから、保健所、それから、JAさんとか、いろんな各種団体の皆さんに入っていただいて、年間の、そういった有害の駆除ですとか、それから議員からありましたように、檻の作製から設置まで、お世話になっているということでございます。この施設につきましては、当然、今の温江、かや山の家のジビエの加工所というものにつきましては、これは農泊のほうの関係で、地元の皆さんが、ぜひ、これをやりたいというふうなことですし、もともと、この山の家というのはボタン鍋というのが売りで発展してきた施設でもありますので、これは保健所等の許認可はしっかりとらなければならないと思いますけれども、実施をしていただけるものというふうに期待をいたしております。 それから、後段でおっしゃいました、この有害獣の駆除につきましては、これまでは埋設処理というのが基本だったんですけども、近年では、この有害獣を、最近といいますか、施設を建てて有効活用するのではなくて、処理をしていくという、そういった処理施設も注目を集めておりますけども、まだまだ、緒についたばかりというふうなイメージを、我々は持っております。もう少し技術が確立をしないと、町としてもなかなか導入というところにはいけないんだろうなということで、猟友会の皆さんも含めて視察も行かせていただきましたけども、においの関係ですとか、そういったこともありますし、そこはしっかりと先進地の研究を、もう少しした中で、この議員がおっしゃったような処理施設につきましては、もう少し時間をかけて研究をしていくという段階に、ちょっと当初の目的よりもスローペースにしていければなというふうに思ってます。 ですから、当面は埋設処理というのを基本にやっていくということになりますので、その点では、議員も猟友会のご一員でありますので、メンバーに入っていただいておりますので、いろんな意見を、また、いただく中で与謝野町に適した処理施設というのを確立できればというふうに思ってますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 渡邉議員の先ほどのご質問で、谷口課長のほうが答弁させていただきましたけれども、事業費が、まだ、実施設計を今やっておる段階でかたまっていないというふうに申し上げたと思います。 資料の44ページにつけさせていただいております年次計画の年度別の内訳表をごらんいただきたいと思っておりますけども、元年からということで、元年が実施設計の委託料を280万円計上させていただいております。ここの一般財源のところの2段書きの括弧書きのほうが、これが、いわゆる辺地の総合整備計画でお認めをいただいた後に辺地債という有利な起債を発行することができるということで、令和2年度以降の事業費につきましては、まだ、不確定要素がございますが、今年度の実施設計から、もう辺地債の対象とさせていただきたいという思いがございまして、今年度計上させていただいておりますので、実施設計を組ませていただいた後に事業費が確定をいたしましたら、ひょっとして令和2年度の、例えば工事費でしたら4,520万円という今、見積もりをさせていただいておりますけれども、ここが明らかになってきますと、仮に、それが、その額で足らないというようなことを、この額の中でおさまればいいんですけども、これは発行の上限額を示しておるものでございますので、それがおさまらないということになると、来年度また、今は辺地の総合整備計画の策定でございますけれども、来年度、もし、そういうような事態が起きてきますと、変更の手続をとらせていただくという運びになるということをご承知おきいただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) つきましては、実施設計というもので、これが大きな骨組みになるというものでございますので、この骨組みがちょっとずれると大変なことになるなと、ですので、この骨組みの中にしっかりと、このような加工場のことも、今までの、これからの猟友会の有害駆除関係のこともしっかりと中に入れていただきまして、その計画、総合計画というものをつくっていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、議案第122号につきまして、質問をしていきたいというふうに思います。 まず、この辺地債の計画でございますが、これは温江の山の家を改修をする補助事業、その補助裏に辺地債を充てると、そのために、この計画が必要なんだということであるというふうに思います。 通常、施設を改修する場合、補助事業というのはありません。そういう中で、補助事業のメニューに合うよう体験メニューを組み入れて、補助対象にしていったというふうに、そういう計画になっているというふうに思いますが、その点について間違いがないかどうか、確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 議員ご指摘のとおりでございますけれども、それぞれ農泊推進事業、それから人材活用事業、施設整備事業ということで、それぞれが連携しながら取り組んでいく事業ということとなっております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 先ほども言いましたように、施設をただ単に改修するだけの補助事業というのは、全くないわけです。そういう中で、国や府の補助事業に合うように計画をつくって、町の財政負担を軽減をしていくと、そして、施設を改修するという、そういう手法をとっていったという点はですね、クアハウスの改修事業に続いて、今回、2回目ということで、しかも今回は観光交流課と農林課が連携して、補助事業をとってきたという点では非常に大きな功績があるというふうに思ってまして、私は、そういう経験を何回もしてきてますので、その苦労は十分わかっておるというふうに思いますので、この場をかりて二つの課に大きな敬意を表したいというふうに思っております。 それで、山の家では、以前からボタン鍋を看板メニューにしておりまして、地元でとれたイノシシの肉を有効に活用しようとする今回の計画というのは、大きく評価ができるものです。 それで、そこで質問なんですが、今回、計画されているジビエの処理施設は、イノシシだけなのか、そうでなくて、シカも含めて対象として考えておるのか、その点を質問したいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) イノシシもシカも含めて考えた計画でございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 多分、事業費から見て、この施設自体は解体処理だけであって、加工という分野については考えられていないんではないかというふうに思いますが、ソーセージなどの加工という分野については、将来的に考えているのかどうなのか、その点について、答弁を求めたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 今、実施設計を組んでいる中で保健所との関係がございますので、解体して加工して販売というところまであるんですけれども、一応、この事業費の計画の中では体験加工という形で計画をさせていただいておりますので、補助事業では、そこまでですので、あとの実施設計をして地元の方々と協議をする中で、どこまでの施設整備というところになります。ジビエですので、たくさん、山の家だけで提供する分だけですと、収入というか、収支のバランスが合いませんので、加工までということになりますと、山の家の運営委員会が資本を投資して加工までできるというところまでされるのか、その辺につきましては、まだ、協議中でございますので、具体的には、今のところは保健所の法令的なものもありますし、収支のバランスのところもありますので、今それを協議というか、検討しているところでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 今回、整備が予定されている施設というのは、処理した肉を山の家で提供していくということが中心であるというふうに思っておりますが、渡邉議員さんも質問されましたが、今、町内で捕獲したイノシシやシカ、これを解体を処理する施設が求められていると、そういう要望が強いというふうに思っているわけなんですが、今回の、この事業の中では、そこまでの分はできないだろうというふうに思ってますが、この山の家の敷地内だとか、そういうところで、今後、猟友会と連携をして、解体処理をしていく施設、そういうものが考えられているのかどうなのか、また、これから、そういう方向が検討されるのかどうか、その点について聞きたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) ジビエの施設につきましては、これまでの有害鳥獣の事業も絡めながらの施設につきましては、近隣では京丹後市さんが本格的な、食肉として販売をされる本格的な施設を整備されておりますし、それからまた、先ほど渡邉議員からありましたように宮津市、それからまた、伊根町でも、ここは、それぞれが自家消費といいますか、有効活用できるような簡易な解体処理施設というようなものを整備されております。そういう中では、本町におきましては、この農泊の推進事業でおきまして、地域の主体者からの要望に基づきながら今回、ジビエの施設の計画を進めているということでございます。 その点でいきますと、規模的には伊根町の小規模的な施設になろうかと思います。今、山の家の本体の今までの業態に加えて、今、出されておる食材を、より地域性の確保されたものに付加価値をつけていきたいというところが基本でありますので、規模的には小規模だろうと思っておりますし、今、議員がご質問では、一つの有害鳥獣の処理の方法としての大規模的な、本格的なジビエ加工施設というところについては、一つの想定といいますか、いう中にはございますけれども、なかなか基本、その誰が運営するのか、ここが一番の問題でございまして、そこで想定という範囲は出ておりません。 ただ、今回、小規模ながらでも地域の食材としてジビエが展開されるということになりますと、その動向によっては、可能性というのは広げてくるのかなというふうに考えて感じております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 猟友会のほうの協力が不可欠だというふうに思いますが、猟友会と十分相談をしていただいて、やはり有効に活用していく、そういう処理施設が必要ではないかなというふうに常々思っておりますので、ぜひ、そういう方向で検討していただくということをお願いして、質問を終わりたいと思います。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 12番、安達議員。 ◆12番(安達種雄) 1、2点ちょっと確認をしておきたいと思います。今、副町長からありましたように、非常にちょっと進捗がスローペースだというお話も伺いました。その中で、今回は、この実施計画の設計委託料ということになっておりますが、ある程度、こういったような、これにつきましては、いわゆるお風呂、トイレ、厨房、そして、施設を手直ししていきたいということなんですが、やはり、例えば、この後、今度、新年度の当初予算では、厨房の機器ですね、器具等が出てくるかなというふうに思っております。ただ、方向性としては、この提案をされるときに、実は、もうこの後、この委託料が通った後、業者に発注して、そして、構想としては、このぐらいの冷凍冷蔵庫や、そういったような厨房としてありますので、単なる調理台のステンレス製の台だけなのか、そういったあたりもきちんと説明できるだけの、今の時点で、構想ぐらいはある程度詰めておいていただいて、先ではまた、厨房機器を予算化していくんだと、図るんだというような運びにしていかんと、また、今後、いろんな団体、また、管理者との相談をしてということになると、非常に我々も、どういう方向に導いていこうとしておるんだということが、非常に理解しにくくなります。 ですので、こういったような構想を総合計画になりますので、発表されるときには具体的な構想を持って、数字に上がらなくとも、先では、こういう予定をしておるという筋道ぐらいは聞かせていただけるような議会への諮り方がお願いしたいと思いますが、その辺について、企画財政課長も今、報告いただきましたが、ちょっとお考えを確認しておきたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 先ほどの渡邉議員のご質問の、私から答弁させていただく部分については重複すると思いますけども、今、安達議員のほうからありましたように、この間、全ての計画を立てていく上で、概要がわかっておるものについては、基本的に、この前のクアハウスではないですけども、後出しで云々ということのないようにという、そういった意味合いのことだろうというふうに捉えております。 先ほど、渡邉議員のほうにご答弁させていただきましたように、今回、元年度で実施設計を計上をさせていただきまして、280万円の事業費に対して有利な辺地債を充当させていただきたいというのが、あえて今の時点で本計画を上げさせていただいた大きな要因でございます。 先ほど、説明させていただきましたように、来年度の事業費、工事請負費と、それから管理委託というものを上げさせていただいておりますけれども、これについては実施設計をさせていただく上で、過不足が生じてくる可能性がございますと、仮に、その今、出しております額の範囲内でおさまるようになれば、変更という手続はあえて必要ないんですけども、これが、この枠内でおさまらないということになってきますと、また、来年度のしかるべき時期を見て変更手続をとらせていただく必要性が生じてきます。 先ほど、安達議員のほうからは、その事業費については、多分、ご理解いただいておると思うんですけども、厨房を直していくという中では、設備、冷蔵庫ですとか、そういった機器類もひょっとして更新が必要になってくる。こういうことが今の時点で明らかであるのならば、そういったものも、例えば備品購入費というようなことで、その中に包含するだとかいうことが事前にわかっておるんであれば、入れるべきだというご質問だと思うんですけども、今からの調整になるんかもわからんですけど、例えば、そういうものが出てきますと、入れていく必要も出てくるかと思います。 ただ、実際、山の家さんとのやりとりについては、観光交流課のほうでお世話になっておりますので、その辺の詳しい内容については、谷口課長のほうからご答弁させていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 山の家の改修工事につきましては、常任委員会にお配りした資料の写真のとおりなんですけれども、こういうところを改修したいというのを町と実施設計請負業者と、それから山の家の管理人さんとで立ち会いながら進めていっています。ただ、どれもこれもということではなくて、優先順位でここ、ここ、ここということで考えておりますので、その辺については、補助事業だからということで取り込んでいくという概念は、山の家の管理人さんもなくて、どうしてもというところからしております。 ただ、厨房の今の機器につきましては、お示ししておるとおり、使い勝手がいいように、動線がいいように配置をかえるということの中で、企画財政課長も言われましたけれども、耐用年数の関係でかえてこんなんというところが実施設計の中で見えてきましたら、その部分は必要になってくることもあるんですけれども、それを今、ずっと調べている段階でございまして、当初の立ち会いの中では厨房機器の備品購入というところまでは管理人さんのほうからはなかったんですけれども、一応、今の改修工事の想定の中には厨房機器の必要な部分が出てくるやにしれんなということは、観光交流課のほうとしては思っているところでございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) この段階、きょうの段階できちんとした厨房機器の数字まで明記してほしいとは思っておりません。ですが、ただ、こういう山の家を今度、新しくまた、ジビエというような取り組みをなさるについて、例えば、国・府の許認可の問題があったりしまして、そのことについては、与謝野町だけが、どうこうできない問題もあります。それについては、結果が出てこんと、どうことできないけど、構想としては、こういう形のあり方を考えておる。そして、これについては、こういう認可を、また、許可を国・府に申請するんだというような構想は、ちょっと述べていただきたいなと、もうこの計画書にジビエということがうたってありますので、これをまた、猟友会と相談、今後してというような、今もう段階ではないと、もう既に、それがきちんと話し合いがついて、こういう方向で、あとはどれだけの大きい冷凍冷蔵庫を設置したらええかとか、そういうことについては、また、今後、数字的なもので諮らせてもらうという方向でお示しいただかんと、基本の基本が、まだ今、協議中とかいうようなことでは、ちょっと我々にすれば、先また、何が出てくるんかなという不安もありますので、ご理解をいただきたいと思います。 最後で確認をしておきます。そうすると、これとしては今後、山の家で、例えばしし肉を販売されるとなると、なかなかPRの看板なんかもしづらいと思います。一つの形として、例えば、彩菜館あたりでも、同じ温江区の方々が、ああして運営しておられるんで、一定の保存施設さえ整備すれば、販売ができるのか、そうしますとバイパス近くでありますので、ボタン鍋、肉ありますとかいうような、いろんな具体的な立て看板で誘客が図れるんじゃなかろうかというように思いますが、それについて、課長は頭にありますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) まず、常任委員会のほうで議員さんも、この資料をお示ししたときに、交付金の事業概要、ずっとご説明をさせていただいておりますので、その中に沿って取り組んできております。加工から販売というところまでいくと、ちょっとレベルが高くなりますので、そこまでもっていくにつきましては、これから地域との連携と、どうしても販売というとこまででしたら、そういうジビエの加工施設をもう一つグレードアップをしていかんなんということがありますけれども、その辺に対して今、先進地に行ったり、それから、保健所に行って、どういうことだというところを、主体者というか、山の家の運営委員のところが、どう考えていかれるかというところもありますので、全体的な計画の流れとしましては、今、議員が言われたとおり、販売まで持っていくことが収支のバランスがとれてくるんだろうと思ってます。 ただ、今の交付金の流れ、申請の中では、とったものを山の家で提供するというところで、今はとどめてますので、収支バランスと山の家の実施主体は、こうしようということを言うところは、観光交流課のほうも議員がご指摘のことは、話をしながら取り組んでいるところでございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) せっかくの設備、また、それなりの構造をつくっていかれるんでありますので、せいぜい、物売りをされるのであれば、できるだけ、そのものが、生産されたものが、きちんと販売が伸びていくように、ただ、設置しただけではなくして、そういう努力を、いろいろな角度から詰めて、また、地元のいろいろな諸団体等の確認も積極的に進めていただきたいと思います。 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第122号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第122号 温江上辺地に係る総合整備計画の策定については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第123号 町道路線の認定についてを議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第123号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第123号 町道路線の認定については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第124号 町道路線の認定についてを議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第124号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第124号 町道路線の認定については、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで、議会運営委員会開催のため休憩及び昼食休憩のため休憩といたします。 再開は、午後1時30分に予定をしておりますので、お集まりください。     (休憩 午前11時39分)     (再開 午後1時30分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き、会議を再開します。 お諮りします。 本日、山添町長から報告第12号 専決処分の報告について(クアハウス岩滝改修機械設備工事請負契約の変更について)ほか10件が追加提出されました。 以上、11件を上程し、日程に追加し、議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、報告第12号ほか10件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 追加日程第1 報告第12号 専決処分の報告について(クアハウス岩滝改修機械設備工事請負契約の変更について)を議題とします。 直ちに報告を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、報告第12号 専決処分について、ご報告を申し上げたいと存じます。 本件は、第88回令和元年7月与謝野町議会臨時会において議決され、締結し、第90回令和元年11月与謝野町議会臨時会において契約の変更について、専決処分を報告をした、クアハウス岩滝改修機械設備工事請負契約の変更でございます。 地方自治法第180条第1項の規定により、町長において専決処分できる事項の指定で、議会の議決に付すべき契約について、契約変更に伴い増減する金額が、当該請負額の10分の1に相当する額を超えないときを適用し、専決処分をさせていただいたものでございます。 変更金額につきましては、契約金額を1億972万1,700円に154万7,700円を増額し1億1,126万9,400円とするものでございます。 工事内容につきましては、さきの11月臨時会においてご提案申し上げました、議案第110号、一般会計(第4号)補正予算において対応する予定としておりましたが、否決のご判断をいただきました。しかしながら、当初設計段階では確認できなかった設備の故障箇所につきましては、現時点で改修しておかなければならないため、今回、工事を実施させていただくものでございます。 11月臨時会において、補正予算の否決の判断をいただきましたことについては、大変重く受けとめているところでありますが、国の地方創生拠点整備交付金を活用した繰越事業という性格上、今年度末の完成が必須でございますので、議員の皆様方には、ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。 なお、契約金額の増額分については、平成30年度予算でお認めをいただきましたクアハウス岩滝改修工事にかかる繰越明許予算を充てることといたしてございます。また、11月臨時会においてご指摘をいただきました、クアハウス岩滝の経営計画につきましては、12月19日に皆様方に配付をさせていただくよう調整を進めているところでございます。 また、同じくご指摘をいただいております予算編成時に確実な予算をまとめ上げることということにつきましては、今年度より概算要求制度を導入をした上で、より緻密な予算編成の作業に入っているということでございますので、引き続き努力をしてまいりたいと思ってございます。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 詳細につきましては、谷口観光交流課長が説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) それでは、報告第12号の詳細につきまして、ご説明申し上げます。 先ほど、町長からありましたように、11月臨時会において、補正予算の否決の判断をいただきましたことにつきましては、大変重く受けとめているところでございます。その提案をした工事のうち、国の地方創生拠点整備交付金を活用した繰越事業という性格上、今年度末の完成が必須でございますので、今回の契約変更の締結につきましては、議員の皆様にはご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 クアハウス岩滝改修機械設備工事につきましては、本年7月16日に与謝野町議会臨時会において、その契約の議決をいただき、また11月15日に与謝野町議会臨時会において、契約の変更について、専決処分を報告させていただき、工事を進めているところですが、今後、施設の管理運営上、改修する必要が生じた内容を追加させていただいたものでございます。 報告資料1ページ、報告第12号資料をごらんください。4の工事内容の変更について、記載をしておりますとおり、ポンプ6台の更新でございます。工事着工後、機械室内の設備機器の状況を改めて確認した際に、故障が判明したバーデゾーンの渦流浴循環ポンプ、プールのジャクジー循環ポンプ等を更新する必要が生じたものでございます。 変更後の工事請負額、工期、財源内訳等につきましては、5の契約事項の変更以降に記載にしておりますとおりでございます。また、追加工事の箇所を示した図面につきましては、追加議案資料9ページから12ページの改修工事に係る主な変更項目につきましては、13ページの下段の表に示しておりますので、ご確認ください。 この契約変更に対する予算につきましては、平成30年度にお認めいただいております、クアハウス岩滝改修工事に係る繰越明許予算額4億6,245万6,000円から、これまでに事業実施をしてきました、それぞれの請負契約額を差し引いた上で、その予算額が約1,000万円残っていることから、今回の契約金額の増額分に充てさせていただいております。 次に、追加議案資料14ページには、改修工事関連事業費を、全体の事業費をお示ししておりますが、現在、本事業の財源といたしております、地方創生拠点整備交付金につきましては、当初申請から工事内容が変わっている部分につきまして、変更申請の手続を行う必要があることから、その結果として交付金の対象経費及び対象外経費という形で整理する必要が起こってきております。 その中におきまして、交付金対象外経費が増加していることから、交付金等が減額する分に対応する一般財源の持ち出しが必要になってくると考えております。それにつきましては、1月以降の追加補正予算をお世話になりたいというふうに考えております。 この補正予算額の規模につきましては、今、変更申請という手続をとっておる関係で、今、細かな金額の精査はできておりませんが、一般財源の持ち出し分の対応分だけで約3,000万円ほど見込んでおります。一般財源というところですけれども、それにかわりまして、一般財源ではなく天の橋立岩滝温泉活用基金を全額充当する形とした補正予算を計上するということとしておりますので、あらかじめご承知いただきたいというふうに思います。 なお、この14ページの関連事業費の財源内訳につきましては、今後、変更になってくるということでございますので、ご承知おきをお願いしたいと思っております。 それから、また、クアハウス岩滝のオープンの時期につきましては、現在のところ工事完成が3月いっぱいまで要するということから、指定管理者様のオープンに向けての準備作業等を行う期間も必要でございますので、現在のところ4月下旬までずれ込む見込みとしておりますので、お待ちかねの町民の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いしたいというふうに考えております。 あわせて、気になる料金体系なんですけれども、現在、天の橋立岩滝温泉活用等調査委員会に諮問して協議を重ねているところでございますので、もうしばらくお待ちいただきたいというふうに考えております。 また、11月臨時会において、否決の判断をいただきました、第4号補正で実施する予定でありました、残る工事につきましては、再度精査をいたしておりまして、どうしても必要となる工事につきましては、今後、予算計上をしていきたいというふうに考えております。 以上、簡単でございますが、工事の変更内容等含めまして、全体のスケジュール等をご報告させていただきました。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 1番、河邉議員。 ◆1番(河邉新太郎) 失礼します。今、課長からるる説明をいただいたんですけれども、委員会では、このポンプの話は、委員会でも話はありましたし、あと副委員長と私と役場のほうへ行きまして、説明はお受けしております。 その中で、今回、この専決処分、ポンプの話も6台は聞いておりました。それを、今回、専決処分で上げられるということは、それは必要性であることは重々わかってはいるんですけれども、委員会で、そういう話もなく、きょうに至っているんですけど、これに関しては、どういうふうなことなんでしょうかね。委員会では説明はございませんでした。はい。 それで、私は重々、それはポンプのこと、8,600万円否決されました。全てが今回の工事内容の必要性は、私、十分理解しておりました。ただ、その中で否決になりました。そういう形で部分的に今回、予算上げられてこられたんですけれども、ポンプ6台だけ専決処分、こういう、とられたということはちょっと理解できないんですけど、ちょっと説明していただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 工事の内容につきましては、ご説明をさせていただきまして、その予算につきましては、第4号補正で否決という形でしたので、繰越明許予算の中でお世話になりたいというご説明をさせていただいたというふうに思ってます。 工事内容につきましては、四つの、ここの13ページに項目を上げておる項目をお願いしたいということで、ご説明をさせていただいておりまして、そのうち工種が建築と、それから機械設備工事と契約が分かれていますので、機械設備のほうが、ポンプの更新部分に当たりますので、このポンプの更新に係る契約の変更しましたので、今回、500万円以上の金額の増減ということはございませんでしたので、報告という形で議案となったということでございます。 ○議長(家城功) 河邉議員。 ◆1番(河邉新太郎) 話はようわかるんです。わかってはいるんですけれども、ただ、私が、ここで質問させていただいたのは、委員会でも専決処分の話はなく、追加予算で、こういった形をとられたということはどうなのかなと、そのように思って今、質問しているだけですので、クアハウスに関しては、もう本当に住民の方が待っておられます。 前回も副町長にお話ししたときは間違いなく3月末までで工事を完了しますという話だったんですが、今回、聞きますと1カ月おくれと、そういう形になります。 その中でも、まだ十分な設備の整備ができてない中でのオープンになるのかなと、そのように思っているんですけれども、その辺のことを今後、いろいろな問題があろうかと思うんですけれども、それは確実にやっていただきたいと思うんですけれども、再度、お伺いいたします。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 私のほうからお答えをいたします。今回の、この専決のご報告の関係は、予算を新たに計上するというものではなくて、現在ある予算を流用をかけるというか、どうしても必要な部分に充当させていただきたいということで、契約変更をさせていただいたというもので、新たに予算を組んでやっているということではないということだけ、まずご理解がいただきたいと思います。 それと、確かに臨時議会のときに4月からオープンということで、私も申し上げました。それにつきましては、おわびを申し上げなければならないんですけれども、やはりしっかりとした体制の中、工事がしっかりと終わって、点検も済んだ中でオープンということになりますので、恐らく3月31日ぎりぎりまで、この工事はかかるんじゃないかなというふうな予測をしておりまして、それから、すぐ翌日にオープンというのは非常に厳しいものがあるなというふうに思っております。 したがいまして、できるだけ早くはオープンをさせていただかんなんとは思っとるんですけども、今の状況からいきますと、なかなか準備期間というのは一定必要かなというふうに思っておりまして、状況が変わってきたということで、お許しがいただきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 河邉議員。 ◆1番(河邉新太郎) 話は重々わかってはいます。今後ですね、ささいなことでも委員会には、やはり話をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 15番、和田議員。 ◆15番(和田裕之) 失礼します。ちょっと確認をしておきたいんですけれども、いわゆる、このクアハウス、臨時会で提案をされまして、4,800万円ですかね、その中で、先ほどからあるように否決をされたということで、臨時会はですね、朝の9時半から夜の9時半ということで、いわゆる録画のほうが途中でとまってましたので、センター長よくご存じのとおり、私も再放送がちょうど、この金曜日の夜から土曜日にかけて11月の臨時会の再放送をやっとったということ、私もですね、録画をしながらちょっと中身を、気になった部分があったので、確認をさせてもらっとったという、その中でいわゆる、けさ、12時前ですかね、この追加提案の中で、まず報告第12号で、このポンプの更新6台が上がってきたということで、委員会のほうでは一定説明があったのかなというふうにお聞きをしております。 私も、11月議会の中でも質問させてもらったんですけれども、ろ過機を含め、ろ過機が13基あると、ポンプを一応、この段階で三十数基あるうちの6基が中に入っていたのかなというふうに思っておりますけれども、そのときにかえるべき、更新するべき、言われてたポンプ6台とですね、今回、工事を進めていく中で、この6基にふぐあいがあったと、故障が見つかったというような提案だったのかなと思うんですけれども、そのときの6台と、この6台は合致しているんですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 同じポンプでございます。 ○議長(家城功) 和田議員。 ◆15番(和田裕之) 11月の臨時会の中でも質問する中で、担当は違うんですけども、吉田建設課長から詳しい内容をお聞かせをいただいたなというふうに記憶をしてまして、いわゆるろ過機に関しては、今後、一回も更新がされてないので、クラック等によって水漏れが発生する可能性があるということで、更新をしなければいけないということで、ポンプに関しては、不安はあるけれども、いわゆる6基はかえる必要はあるということは、私も思っておったんですけども、故障という提案ではなかったんじゃないかと思うんですけど、その辺いかがですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 前回の説明で、ちょっと漏れてる、だったんかもしれませんですけれども、工事を着工してから、確認作業をしていて故障しているということでございますので、今回、同じポンプを、故障して動かないということでかえさせていただくということでございます。 ○議長(家城功) 和田議員。 ◆15番(和田裕之) 副町長もおっしゃってましたけども、やっぱり更新計画というのをきっちりと立てていただく必要があるんではないかなと思います。我々はですね、ポンプに関しては故障というのは、少なくても私は、故障しているという認識はありませんでしたので、今になって、こういう出し方はともかく専決になってますけれども、当然、これはかえるべきことだなという、ここは理解をしています。 ただ、もう臨時会、終わってやさきに、こういう形で、ポンプがもう既に発注かかっとる状態ですかね、交換、これは納期等の関係もありますので、専決という形になったのかなというのは、ここも理解をしておりますけれども、そうであるならば、はっきりと故障してたんだということをおっしゃっていただかないと困ると思うんですけど、どうですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) すみません。先ほど私の答弁が間違っておりまして、4号補正のときにつきましては、故障というか、取りかえせんなんという認識はあったんですけれども、今回、提案させてもらうのは、そこを見ると、故障ということでございましたので、大変申しわけございません。 ○議長(家城功) 和田議員。 ◆15番(和田裕之) 前にも言いましたけれども、いわゆる経年劣化というか、耐用年数で考えれば、いわゆるろ過機であっても、ポンプであっても大幅に、いわゆる更新の期限ですね、更新すべき時期は来とるという中で、更新する時期が来てるから交換、更新をするのと、壊れているから更新をするのとでは全く意味が違うと思うわけです。ですから、そこをはっきりとしていただくということが一つと、この話が出てくると、昼前に提案されて、いきなりこういう不安が出てくるとですね、河邉委員長がおっしゃるように、オープンしたときに、また、オープンと同時にふぐあい、いわゆるこういった故障が出くると、やっぱり住民さんにも迷惑がかかるというふうに思うわけです。 以前も確認をしましたけれども、そうであるならばですよ、例えば吉田課長からあったようなろ材ですね、ろ材が1年間ほどとまっとる状況の中でですよ、再開したときに、果たしてこれが安全な水質が確保できるのかとかいうことを考えたら、このポンプに限らず、もっと不安な要素があると思うんですけれども、そこら辺どのように考えておられますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 今回の報告につきましては、どうしても交付金を締めていく関係で、それで今回上げさせていただいております。 議員ご指摘のろ過、ポンプ、そのほかについて、今、住民の皆さんの不安というか、ところにつきましては、また、今、精査をして、可能でありましたら、追加の補正、もしくは新年度予算のほうに反映という形になるんですけれども、大前提は否決という判断をしていただいておりますので、それを重く受けておりますので、今後、町長もありましたように、当初予算の編成のあり方とか、それから経営の中身についてお示しをして、その上で次の補正予算のお願いをしていくことが本来かなと思っております。 ○議長(家城功) 和田議員。 ◆15番(和田裕之) ですから、やっぱり、もう繰り返しになりますけれども、やっぱり当初予算のときからしっかりとした精査をして、出していただくべきだったということであります。 ですから、今から、さらに精査をされて、また、追加予算で、いろんな修理なり更新の予算が出てくるようでは、もうこれ以上困りますので、それだけは念頭に置いていただければありがたいなというふうに思いますので、以上をもって質問を終わります。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 改修計画というか、年度ごとの計画も含めまして、クアハウスは、これまでから、ろ材なりポンプも順を追って交換をしてきておりますので、その部分に対応する予算は出てきますし、それから今、議員がご指摘いただいてますように、今回、1月以降というか、追加補正で、どうしてもお願いせんなん部分については、また、ご提案をさせていただきたいというふうにお願いしますので、よろしくお願いします。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これで報告第12号を終わります。 次に、追加日程第2 議案第132号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第132号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正につきましては、国家公務員の期末勤勉手当について、令和元年の人事院勧告により増額改定がなされていることから、国の指定職に準拠している本町につきましても、特別職の期末手当の増額を行うため、第5条第2項を改正し、附則第27項を追加してございます。 この改正により、12月支給の期末手当を0.05月分増額することとなりますが、その差額につきましては議決後、速やかに支給するものといたします。 また、令和2年度以降つきましては、6月及び12月支給の期末手当をともに、同額の1.7月に改正し、年間0.05月を増額して3.4月分を支給することとしてございます。 よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 本案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、追加日程第3 議案第133号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第133号 与謝野町職員の給与に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正については、令和元年8月に国会と内閣に対し報告をされた人事院勧告に基づき、本町職員の給与及び勤勉手当等について所要の改正をお願いするものであります。 本町職員の給与につきましては、従来から人事員勧告を尊重する方針をとってございますので、人事院勧告の内容に準拠する形で給与条例の一部改正をご提案申し上げるところであります。 この改正案の詳細につきましては、長島総務課長から説明をいたしますので、よろしくご審議を賜り、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 長島総務課長。
    ◎総務課長(長島栄作) それでは、町長に引き続きまして、私のほうからご説明を申し上げます。 議案第133号 追加資料4ページをごらんいただけたらと思います。 今回の給与条例の改正につきましては、まず、令和元年人事院勧告で勧告されました、給料表の改定を行っております。 今回の勧告内容は、令和元年4月時点での民間事業所の個人別給与を調査をされました結果、月例給におきまして、率にして0.09%民間給与が国家公務員を上回っていることとされたため、世代間の給与配分の偏りを是正する観点から、若年層のみの月例給の引き上げを行い、全体では平均0.1%の給料月額の引き上げ勧告となっております。 具体的には、1級の高卒初任給を2,000円、大卒初任給を1,500円引き上げ、これを踏まえまして、30歳代半ばまでの職員が在職する号給についても所要の引き上げ改定を行うものでございます。これらの勧告に基づく本改正におきましては、別表第1及び別表第2の給料表の改正を行っております。 次に賞与、いわゆるボーナスでございますが、令和元年人事員勧告におきまして0.06月民間が上回るとされておりますことから、0.05月分引き上げることとし、勤務実績に応じた給与の推進のため、勤勉手当に配分するとの勧告がなされており、本町も、これに準拠した形で改正を行っております。 なお、これらの改正につきましては、給料表の改定については、勧告どおりの平成31年4月1日に遡及をして適用することとし、勤勉手当につきましては、12月支給を現行の0.925月から0.975月に0.05月引き上げるものとし、適用日を令和元年12月1日としております。 なお、令和2年度以降につきましては、6月期及び12月期の勤勉手当の額が均等になりますよう、改正することといたしております。 以上、ご説明申し上げましたように、人事院勧告の内容に適合するよう、本町の給与条例の一部改正をご提案させていただくものでございます。 ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、追加日程第4 議案第134号 与謝野町会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第134号 与謝野町会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の一部改正では、令和元年8月に国会と内閣に対し報告をされた人事院勧告に基づき、来年4月1日施行の本条例に規定する会計年度任用職員報酬表について、所要の改正をお願いするものでございます。 本町の一般職、非常勤職員等の賃金改定については、従来から人事員勧告を尊重する方針をとってございましたので、会計年度任用職員の報酬につきましても、人事院勧告の内容に準拠する形で本条例の一部改正をご提案申し上げる次第でございます。 勧告内容につきましては、給与条例の一部改正案のご提案の際に説明を申し上げましたとおりでありまして、具体的な改正内容については、常勤職員の給料表と同様に、勧告内容に準じた報酬表に会計年度任用職員報酬表を改定するものでございます。 なお、本町の一般織・非常勤職員等については、人事院勧告の反映時期を翌年度としたことから、会計年度任用職員の報酬表の改定についても、翌年度に反映することとし、令和2年4月1日から適用することといたしてございます。 以上、ご説明申し上げたように、人事院勧告の内容に適合するよう、与謝野町会計年度任用職員の報酬等及び費用弁償に関する条例の一部改正をご提案させていただくものでございます。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、追加日程第5 議案第135号 クアハウス岩滝改修建築工事請負契約の変更についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第135号 クアハウス岩滝改修建築工事請負契約の変更について、その提案理由のご説明を申し上げます。 本議案は、第88回令和元年7月与謝野町議会臨時会において議決され、締結し、第90回令和元年11月与謝野町議会臨時会において、契約の変更について議決をされ、締結したクアハウス岩滝改修建築工事請負契約の変更を提案させていただくものでございます。 契約金額2億1,727万900円に593万2,300円増額した2億2,320万3,200円とするものでございます。 報告第12号でも申し上げているとおりでありますが、さきの11月臨時会においてご提案いたしました、議案第110号 一般会計(第4号)補正予算において、対応する予定としておりました工事内容のうち、現在、進めております工事の進捗状況から考えましても、どうしてもやり残しておけない、実施することが必要な工事につきましては、今回、お願いを申し上げるところでございます。 なお、本議案における契約金額の増額分についても、平成30年度予算でお認めをいただきました、クアハウス岩滝改修工事に係る繰越明許予算を充てさせていただくという考え方でございますので、よろしくお願い申し上げます。 詳細につきましては、谷口観光交流課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) それでは、議案第135号の詳細について、ご説明申し上げます。 クアハウス岩滝改修建築工事につきましては、本年7月16日に与謝野町議会臨時会において、その契約の議決をいただき、また11月15日に与謝野町議会臨時会において、契約の変更について議決をいただき、工事を進めているところですが、当初の設計段階では確認できなかった施設のふぐあい箇所等について、今年度末に工事を完成させるため、現時点で着手しなければならない工事を追加するものでございます。 国の地方創生拠点整備交付金を活用した繰越事業という性格上、今年度末の完成が必須でございますので、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 また、今回の議案につきましては、平成30年度予算でお認めいただいています、クアハウス岩滝改修工事に係る繰越明許予算額4億6,245万6,000円から、これまでに事業実施をしてきました、それぞれの契約額を差し引いた予算額が約1,000万円残っていることから、今回の契約変更に合わせていただいたという前提で提案をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、追加議案資料8ページ、議案第130号、資料No.1の4の工事内容の変更をごらんください。 また、追加工事の箇所を示した図面、改修工事に係る主な変更項目につきましては、9ページ以降に添付しておりますので、あわせてごらんください。 4の工事内容について記載していますとおり、一つ目は本館の屋上防水下地処理の変更でございます。本館屋上については、経年によりタイルが浮き上がっている箇所を目視により、その範囲を確認しておりましたが、当該箇所のタイルをはがす作業を実施する際、次々に剥離していったことにより、結果的にタイルを全面撤去することとしたため、全面撤去後の下地処理が必要となったものでございます。 次に、外壁タイル改修でございます。外壁タイルの浮き上がりについては、平成26年度に実施しました、赤外線調査の結果をもとに調査時から5年が経過していることなども踏まえ、安全側を見て補修数量を計上しておりましたが、工事着工に合わせ外部足場を組み、打診調査を実施し確認した結果、浮き上がり箇所等が設計数量より増加したことによるものでございます。 次に、プール棟、トップライト(天窓)雨漏り改修でございます。 この天窓につきましては、雨漏りをしており、当初、その原因がガラスのひび割れによるものと判断し、ガラスを取りかえることとしておりましたが、外壁足場から確認したところ、窓枠の防水劣化が原因と判明したため、防水補修を追加するものでございます。 その他として、工事の進捗に伴う細かな変更がございますが、大きな変更につきましては、先ほどの3点でございます。 繰り返しになりますが、変更後の工事請負額、工期財源内訳、追加工事等の箇所を示した図面、改修工事に係る主な変更項目につきましては、お手元にお配りしてます、追加議案資料にお示ししておりますので、ごらんをいただき、ご確認をお願いしたいと思います。 以上、簡単にご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、追加日程第6 議案第136号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第6号)から、追加日程第11 議案第141号 令和元年度与謝野水道事業会計補正予算(第3号)の以上6件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第136号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第6号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は、歳出のみの補正であるため、総額は変更ございません。 補正内容につきましては、さきに提案をいたしてございます、職員の給与に関する条例の一部改正でご説明をいたしましたとおり、令和元年人事院勧告に伴う給与改定等による増減及び時間外勤務手当等の増額が主なものでございます。 歳出の各科目で共通して計上しております、職員人件費についてご説明を申し上げます。 30、31ページをお開き願います。給与費明細書を添付をしてございます。 まず、特別職におきましては、人事院勧告に合わせ特別職期末手当の支給率を0.05月分増といたしましたことから、期末手当を総額で34万3,000円追加をいたしてございます。また、一般織におきましては、総額で1,178万4,000円を減額してございます。 今回の人事院勧告に伴い、勤勉手当支給率の増などにより、勤勉手当を188万1,000円追加をするほか、時間外勤務手当を1,366万2,000円追加する一方、退職手当組合負担金は、負担率の確定により2,415万6,000円減額をしてございます。 28、29ページの第14款予備費は1,142万1,000円を追加し、調整をいたしてございます。 以上が、令和元年度与謝野一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 続きまして、議案第137号 令和元年度与謝野下水道特別会計補正予算(第4号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は、歳出の補正のみ、予算総額の変更はございません。 まず、歳出からご説明を申し上げます。6ページ、7ページをお開き願います。 第1款総務費のほか、第2款維持管理費、第3款事業費ともに令和元年度人事院勧告の給与改定による追加のほか、退職手当組合負担金の負担割合の決定に伴う減額などにより、公共、特環、合わせて総額32万1,000円を減額してございます。 次のページ、第5款予備費は32万1,000円を追加し、調整をいたしてございます。 以上が、令和元年度与謝野下水道特別会計補正予算(第4号)の概要でございます。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 次に、議案第138号 令和元年度与謝野農業集落排水特別会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は歳入歳出に、それぞれ5,000円を追加し、総額を3,720万5,000円とするものであります。 それでは、まず歳出からご説明申し上げます。12、13ページをお開き願います。 第1款総務費及び第2款維持管理費では令和元年人事院勧告の給与改定による追加のほか、退職手当組合負担金の負担割合の決定に伴う減額等により、総額1万4,000円追加をいたしてございます。 第5款予備費は9,000円を減額し、調整をいたしてございます。 次に、歳入をご説明申し上げます。10ページ、11ページをお開き願たいと存じます。 第6款繰越金は、前年度繰越金の確定により5,000円追加をしてございます。 以上が、令和元年度与謝野農業集落排水特別会計補正予算(第2号)の概要でございます。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 次に、議案第139号 令和元年度与謝野介護保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明申し上げます。 今回の補正は事業勘定、サービス事業勘定ともに歳出のみの補正で、総額の変更はございません。 それでは、事業勘定について、ご説明申し上げます。6ページ、7ページをお開き願います。 第3款地域支援事業費、第2項包括的支援事業・任意事業費、第1目地域包括支援センター事業費では、職員人件費を令和元年人事院勧告の給与改定による追加のほか、退職手当組合負担金の負担割合の決定に伴う減額等により2万7,000円を減額してございます。 第8款予備費は2万7,000円を追加し、調整をいたしてございます。 以上が、事業勘定でございます。 次に、サービス事業勘定についてでございます。14、15ページをお開き願います。 第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費職員人件費は、事業勘定と同様に給与改定などの影響により19万9,000円追加をしてございます。 次に、一般管理費一般経費では、地域包括支援センターの臨時職員賃金及び共済費を支出見込みから総額116万4,000円減額をいたしてございます。 第3款予備費は96万5,000円を追加し、調整をいたしてございます。 以上が、令和元年度与謝野介護保険特別会計補正予算(第4号)の概要でございます。 ご審議をいただき、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第140号の令和元年度与謝野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げします。 今回の補正は、事業勘定、直営診療所勘定ともに歳出のみの補正で、総額に変更はございません。 それでは、事業勘定からご説明申し上げます。6ページ、7ページをお開き願います。 第6款保健事業費、第1項保健事業費、第1目特定健康診査等事業では、職員人件費を令和元年人事院勧告の給与改定による追加のほか、退職手当組合負担金の負担割合の決定に伴う減額等により9万6,000円を減額してございます。 第14款予備費は9万6,000円を追加し、調整をいたしてございます。 以上が、事業勘定であります。 次に、直営診療所勘定について、ご説明を申し上げます。14、15ページをお開き願います。 第1款総務費、第1項施設管理費、第1目一般管理費、職員人件費は、事業勘定と同様に給与改定などの影響により、総額53万8,000円減額してございます。 第6款予備費は53万8,000円を追加し、調整をしてございます。 以上が、令和元年度与謝野国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の概要でございます。 ご審議をいただき、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 最後に、議案第141号の令和元年度与謝野水道事業会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は、収益的支出のみの補正でございます。3ページ、4ページをお開き願います。 第1款水道事業費用、第1項営業費用の各科目で計上しております職員人件費は令和元年人事院勧告の給与改定による追加のほか、退職手当組合負担金の負担割合の決定に伴う減額等により総額112万5,000円減額してございます。 以上が、令和元年度与謝野水道事業会計補正予算(第3号)の概要でございます。 よろしくご審議を賜り、ご承認をいただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 ここで、2時40分まで休憩といたします。     (休憩 午後2時24分)     (再開 午後2時40分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、日程第5 議案第126号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 10番、高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) それでは、48ページのクアハウス岩滝管理運営事業について、所管の委員会の質問になりますが、よろしくお願いいたします。 委託料のマイナス232万7,000円、それから補償、補填及び賠償金232万7,000円、これについてもう一度ご説明をお願いいたします。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) クアハウス岩滝管理運営事業の委託料と補償、補填及び賠償金の件でございます。 今回の補正につきましては、委託料、指定管理料が4月から4、5、6、7の4カ月間の部分で確定をしましたので、当初予算で言いますと委託料と補償金とで合計で2,791万8,000円が指定管理料というか、合わせた金額で本来の指定管理料の部分でございます。その部分を12分の4をしますと930万6,000円になります。 930万6,000円が確定しましたので、今回、指定管理料の委託料232万7,000円を引いた額が指定管理料の原形ということになります。したがいまして、その減額分を補償金のほうに足して計上させていただいたと、組みかえをさせていただいたというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 今クアハウスの改装が始まっているわけでございますが、指定管理者でありますドルフィンさんによる、改装前は事業計画は出されているものと思っておりますが、再開して後の事業計画は、どのようになっているのか、お聞きしたいと思います。 先ほど町長から答弁があったと思っておりますが、再度、いつぐらいに出るのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 先ほど、追加議案でご提案させていただきました議案の審議が行われる予定の日にちが19日と、今、見込んでおりますので、19日の日にご提出をさせて、ご説明をもあわせてさせていただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) それは、再開後の事業計画ということでよろしいでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 経営計画という形で出させていただきます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) はい、わかりました。よろしくお願いします。 それから、今度、ドルフィンさんの従業員さんのことについて、少しお尋ねをしたいと思います。 私は、クアハウス岩滝の責任者の方は、詳しく名前までは存じておりませんが、改装中ということで、与謝野町内にはいらっしゃらないというふうに聞いておりますが、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 現在は、関連、ドルフィンさんの会社のところで、従事というか、されているんですけれども、連絡をいつでも取れるようにして、こちらの改修工事のほうの担当もしていただいておりますので、連絡を取り合ってしております。 また、こちらにはおられないんですけれども、週一遍とか月一遍とか、打ち合わせ、工事打ち合わせの中には指定管理者さんも入って、協議を入っていただいてますので、こちらに来ていただいているというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) お住まいまで越されたというような、岐阜のほうに引き上げられたというお話を聞きましたので、少しちょっとお伺いしてみました。 従業員さんの方の休業補償はですね、与謝野町が6割を負担しているというふうに聞いております。帰られた方は、やはり町が6割の補償をしているものと思っております。その方は、岐阜に帰られてドルフィンさんの仕事をしておられるのと同時にクアハウス岩滝の仕事もしっかりとしていただいているということでよろしいでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 考え方といたしましては、休業補償という部分については、100分の60です。町のほうの関係で、こちらに仕事に来ていただく部分につきましては、10分の10を、休業補償という形ではないんですけれども、従事して仕事をしていただいているということになりますので、その見合い分は、今のところは、うちのほうでお支払いを考えんなんかなと思っておるんですけれども、そこの協議については、今、この前、産業建設常任委員会で資料をお出しさせていただいた経過報告というところでございますので、今の段階では100分の60をお支払いしているというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) ということはですね、クアハウス岩滝の改装が終わり次第、また責任者として頑張っていただけるということで、そういう解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 責任者で、今やっていただくというふうに考えております。 それから、もう1点、クアハウスの休業補償というか、指定管理の大前提は、本来の指定管理料を超えないことが、これまでから、当初予算の審議の中からありますので、考え方としましては、指定管理料を超えない範囲で、範囲というか金額で話を進めております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) ちょっと今、わからなかったんですけど、間違っていたら言うてもらったらいいんですけど、6割ということですね、100分の60の補償というのは、これどういう形で行われているのかお聞きしますが、ドルフィンさんに対して従業員さん、個人一人一人ではなく会社全体で6割を補償しているということでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 休業手当のほうにつきましては、ドルフィンさんと労使関係というか、労働関係のある、まあいうたら従業員さんとがされているということでございます。 100分の60以上という規定がありますので、ドルフィンさんが従業員さんに、どのぐらいお支払いされているというところは、私どもは、どうしても4月1日以降に運営をするために、補償として残って、従事していただきたいということの手当でございますので、ドルフィンと従業員さんとの間でされている取り決めで、お支払いされているというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 従業員さん、個人一人一人と契約しているというんであれば、一人やめられたら一人分は減るということが考えられるんじゃないかと思いましたが、会社とやっていて、一人一人に関しては、ドルフィンさんがやっているという、こういうことでよろしいんですね。 次にいきますけれども、これまでクアハウスは健康増進、町民の健康管理が主たる目的であったと思います。ですから、ドルフィンさんのような企業が最適と判断されたのだと思っております。しかし、大規模改修に伴い、国からの補助金をお願いするに当たり、観光という一面が必要となり、観光の拠点という目的が加えられたのではないかと思っております。 そうしますと、これまで町民の健康維持を重点的に考えてこられたわけでございますが、今後は観光を含む、また町民の健康増進も同時に必要なものになると思っております。 観光が入ると、観光に関する業績は、これまで以上に要求されるものと思いますが、いわゆる観光による収益活動は今まで以上に厳しい要求となるものと思われますが、そのようなときドルフィンさんは問題なく対応していただけるのか、難しいのか、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) クアハウスの条例は、もともとから健康増進施設と、それから観光という一文も入っておりますので、今回、この交付金で観光を全面にというところではございませんけれども、大前提は健康増進施設と。その中で、健康増進施設なんですけれども、観光の要素も取り入れて、そこで収入というか、いう部分も含めて取り込んでいこうと考えているところでございます。基本は健康増進をメーンに取り組んでいくということで考えております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 基本は、健康増進ということでいいのかとは思いますが、国の補助金の関係からいきますと、今後は観光に対する収益ということに関しては、要求が高くなると思うんですが、その点は問題ないんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 観光の要素も取り入れてやっていけるということはできると思ってます。 一つ、今考えているところは京都府と連携しましたサイクリストの、サイクリングの方たちが丹後に来て、ぐるっと周遊というか、されるんですけれども、そこのスタートというか、ゴールというか、拠点というか、走られて汗を流して帰っていただけるようなということも可能かなと考えております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) それは、観光と健康維持という両面を兼ね備えた取り組みだということでございますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) ヘルスツーリズムというか、観光というか、健康も、議員がご指摘のとおりの取り組みでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 健康増進というような面からいきますと、それはいい取り組みだとは思いますが、観光というものが含まれているとなりますと、やはり先ほどから何度も言っていますが、収益というのが、やはり要求されるんじゃないかと思っております。その取り組みをされましたら、収益にはどのような影響が出ると考えられますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 飛躍的に収益が上がるというところまではいかないと思うんですけれども、ビジター1日限りのお客様がふえることによって、収益が上がっていくというふうに考えております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 何度も言いますが、健康増進とか、そういう面では非常に効果があることかもしれませんが、収益という面が、今後は、かなり大きく要求されるんではないかと心配しております。ぜひ、その辺も加味していただきたいと思います。 それから、これは余計な思いかもしれませんが、ドルフィンさんの指定管理期間は、あと3年残っていると思っております。管理の内容が変わったので、指定管理が続けられないというようなことはないのかと言われるのではないかと心配しておりますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) ドルフィンさんのほうにつきましては、意欲的に取り組んでいただけると思っております。 それから、指定管理期間が5年という当初の計画というか、ありますので、途中で投げ出されるということはないと思います。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) クアハウスに関しましては、いろいろありましたんで、多分、ドルフィンさんのほうもご心配があると思いますけども、今後ともしっかりとやっていただきますように、お願いして終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、一般会計(第5号)補正予算につきまして、質疑を行います。 まず、62ページ、屋内の体育施設の管理運営事業、修繕料は170万円になっております。 これを聞いて、大変喜んでいただけるというふうに思っております。野田川体育館の修繕料でございます。これについて、詳細な計画をお尋ねいたします。 ○議長(家城功) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 今回、屋内体育施設の修繕料ということで、170万円お願いをしております。これにつきましては、野田川体育館の屋根の軒先の部分ですけれども、こちらの修繕ということでございます。 さきの台風17号の影響によりまして、体育館の軒先の接合部分がはがれております。以前にも修繕をしておるんですけれども、今回、それ以外の部分といいましょうか、その部分も含めてなんですけれども、少しめくれていっております。その部分から屋根の内部部材のほうが少し落ちてきておりまして、現在、三角コーンを置かしていただいて、近くに入らないようにということでございます。 そういう状態でありますので、そこの部分を今回、修繕させていただいて、応急処置というたら言い方が悪いんですけれども、危険をとりあえず取り除きたいということで、今、杉上議員がおっしゃいましたように、今まで体育館、それから、中央公民館の問題もありまして、手がつけられない部分もあるんですけれども、今回は特に台風の影響もあって危ないということもありますので、この補正予算、認めていただきましたら、年度内に至急に修繕をしたいというふうに思っております。 今の予定でおりますと、台風の被害ということで、共済のほうにも連絡しておりますので、できたら特定財源が少しでもいただけないかというふうに思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ありがとうございます。もし、補正予算の可決されたといたしまして、冷たい雨、雪が降る時期なんで、この改修時期をどのようにお考えでしょうか。 ○議長(家城功) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 年度内には、必ずやっていきたいと思っております。きょうのようないい天気が続けばありがたいなというふうに思っておるんですけれども、なかなか冬場なんで、雪が降ると難しい面もございます。 特に今回、高所作業ということで、足場を組む予定で設計をしております。そんなこともありまして、今の気持ちとしましては、予算を早く認めていただいて、雪が降らなければありがたいなと思っておりますけれども、できるだけ早く取りかかって、年度内には終わらせたいと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 地域住民にとりましては、待望の改修事業でございます。できるだけ雪が降る前にお願いしたいというふうに思っている次第でございます。 続きまして、60ページの学校・家庭・地域連携協力推進事業がございます。私もPTAの役員をしてるときいうたら、もう随分前になるんですけども、研修に行くたびに、学校・PTA・地域、このトライアングルを何度も何度も教えていただきました。これの推進事業だというふうに思うんですけども、計画はどういう事業でしょうか。 ○議長(家城功) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長(植田弘志) 60ページの学校・家庭・地域連携協力推進事業ということで、今回、補正額はプラスマイナスゼロということなんですけれども、予算を組みかえさせていただくというものでございます。 今、中身をということでございますけれども、学校・家庭、それから地域ということで連携しまして、講師をお呼びしまして、講演会等をやっておる事業でございます。財源的にも、京都府の補助金を受けてやっておりまして、今回、講師謝礼のほうが不足するということで、委託料と使用料等、減額させていただいて、7万円、講師謝礼のほうをふやしておるというものでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 常任委員会では、不登校の問題も随分と議論になりました。もう繰り返しになりますけども、学校・PTA・地域の、このトライアングルを何度も何度も私も聞いて、いまだに思い出したわけですけども、教育長にお尋ねしますけども、今後の展開というか、今後の展望はどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(家城功) 塩見教育長。 ◎教育長(塩見定生) お答えいたします。議員ご指摘のとおり学校教育、それから家庭教育、社会教育、この三つがですね、それぞれの機能を果たしていかなければ、なかなか健全な育成が難しいというふうに考えておりまして、先ほどからご指摘していただいておりますように、各学校におきまして、いい機会を狙って研修会を開いておりますので、ご参加をいただきまして、力を注いでいただければありがたいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひとも積極的な推進事業になりますよう、お願いしておきます。 46ページ、先ほども旧加悦町役場庁舎で議論になりました、観光一般経費ですけども、10万4,000円の補正になっております。どういう補正なんでしょうか、お尋ねしときたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 当初予算に見込んでいなかった、先ほどもあったんですけれども、農山漁村振興交付金の事業打ち合わせに何遍か近畿農政局だったかな、回数を、旅費を使いましたので、その関係で追加をさせていただいております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 次は、町長にお尋ねしときたいと思います。 新しい年を迎えるわけでございますけども、私、観光事業で最大のチャンスだったと思うんです。ことし丹後ちりめん創業300周年、二つ目は東京オリンピックの聖火リレー、3点目はNHK大河ドラマの明智光秀の「麒麟がくる」でありました。 1点目の丹後ちりめん創業300周年は、積極的な取り組みも聞いております。 この東京オリンピックの聖火リレーが、なぜ我が町を通らないか。 3点目のNHK大河ドラマの「麒麟がくる」明智光秀は、私はですよ、海の京都5市2町が全力を挙げて、観光キャンペーンに打って出るべきだと思うんですけども、町長の見解を、突然ですけども、お尋ねしときたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま杉上議員からは、観光振興を積極的に図るべきという観点から三つの事業について、私にお尋ねでございますので、答弁をさせていただきたいと思います。 まず、第1に挙げておられます、丹後ちりめん創業300年ということでございますけれども、ターゲットイヤーが来年ということになってございます。現在、私どもとしても、丹後ちりめん創業300年の実行委員会に参画をしながら、圏域全体で、その取り組みを進めているというさなかでございます。引き続き関係諸団体と連携をしながら、当該地域が丹後ちりめんの里として地域内外に広く発信できるように取り組みを進めていきたいと考えてございます。 2点目に、東京オリンピックの聖火リレーの関連でご質問をいただきました。東京オリンピックに関する聖火リレーの打診というのが全国各地域になされたと思ってございます。 私どもが当初、お伺いをいたしましたのは、聖火リレーを誘致するのに、1,000万円程度の予算が必要であるといったご指摘があったというところでありまして、詳細がわからない中において、その1,000万円を確保するということは非常に難しいという判断から、東京オリンピックの聖火リレーの関連については、私たちとしては控えさせていただいたというところでございます。ただ、東京パラリンピックにつきましては、私たちといたしましても、福祉のまちづくりを積極的に推進してきているという観点から、その誘致については手を挙げさせていただいているという状況でございます。 また、3点目には、明智光秀の大河ドラマの関連で、議員は5市2町で積極的に取り組んで行くべきというご見解でございましたけれども、本町においては、明智光秀とのゆかりというのは、他地域と比較をしても非常に低いということから、積極的な参画を、これまで控えてきたという経過があるということをご理解いただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 町長から答弁いただきました。福祉の町としてですね、パラリンピックには積極的に手を挙げていくということなんで、ぜひともお願いしておきたいというふうに思うわけでございます。 続きまして、22ページですね、常任委員会でも大変議論になりました。総務課長に、いろいろな議論をやったわけでございますけども、本会議でもお尋ねしときたいと思います。町民の関心も高いということで、お願いしたいと思います。 この委員の謝礼、9万円となっております。これは公共施設統廃合に対する第三者委員会を立ち上げるときの委員に対する謝礼というふうになっておるところでございます。しかしながら、第三者委員会というのが、私たちがすぐ思い出したり、イメージするのは、何か会社にとか、団体で不祥事とか事件があった後にですね、会社以外の有識者の方で構成する委員会というふうに思うわけですけども、この9万円という金額だけで言いますと、随分と議論になったんですけども、与謝野町以外の方を委員としてお迎えするのには、やや少ない予算案ではないかというふうに思ったわけでございますけども、この与謝野町以外の有識者にお願いするというお考えはあるんですね、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) ただいま議員のほうからは予算書22ページ、中下段にございます、財産管理費一般経費の報償費、委員等謝礼ということで、今年度に入りまして、いろいろとご議論いただいておりました、野田川地域の社会教育施設等の関係によります第三者委員会、検討委員会ということの立ち上げにかかります委員の皆様方の謝礼ということでございます。 今、考えておりますのは15名程度、そして、今年度に立ち上げていきますと、年明けに委員の皆様方をお願いしてというようなこともございますので、今年度、2回程度の会議の中で、この中では町内の中立的な方々にお願いしたいというふうなイメージでおりまして、報酬の謝礼の1日の6,000円の半日分ということで3,000円ということで、15名の3,000円の2回程度で9万円ということで、町としては考えているところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 総務課長の説明をいただきました、15人分の委員の方で半日の報酬が3,000円で4万5,000円で2月と3月に委員会を開会すると、こういう予定だということなんですけれども、果たして、それでいいんだろうかということになったんですね、課長。 全く町内の方がなかなか難しい、難しいんだということは思っておられます。やはり第三者委員会といいますと、町外の方が入った委員会をどうしてもイメージしたり、必要だったりというふうに思うんですけども、このことを考えていかないと、今、答弁にありましたように、うまく町内の方で構成できるか、編成できるかというふうに私は心配したり、疑問に思ったりするんですけれども、もう一度だけ答弁をお願いいたします。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) 常任委員会の会議の中でも、議員から、そういうご指摘、ご意見をいただく中で、私もなかなか委員のメンバー構成、非常に厳しいといいますか、大変だというふうに認識しております。また、この15名ということで、人数的にも少し多いかなというふうな思いも持っております。 そういった中で、この後といいますか、委員の方々の選考、また、ご依頼をさせていただく中では、なかなか厳しい状況、場面が出てきましたり、やはり町外の方もというふうな検討が進むようでありましたら、また、そこは検討していく必要があるのではないかというふうに思っておりますけども、今回の、予算計上的には、先ほど申し上げました人数、そして金額、そして回数というふうなことで、予算には計上させていただいております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 町長にお尋ねしときたいと思います。 急な質問ですけども、やはり町外の、例えば大学教授とか、これがもう一般的なんですけれども、そういう方で意見を聞くということも、私は重要だと思うんですけども、町長のお考えをお尋ねしときたいと思います。お願いいたします。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、野田川地域における認定こども園の設置場所についてなどをご議論いただく第三者委員会の委員構成ということでご提案をいただいたものと認識をいたしました。私たちといたしましても、公平公正な委員会のあり方を目指していきたいと考えてございます。 基本的には、町内の皆様方のご協力をいただくことが非常に重要だと考えてございますけれども、一つの視点として、地域外からの人材を求めるというものも一つと思ってございますので、ご提案として受けとめさせていただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひとも慎重に、ご検討いただきまして、公正公平な委員会が立ち上がるよう切にお願いいたしまして、1回目の質問といたします。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 2番、山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) それでは、60ページ中ほどにあります、高校魅力化推進事業、多少これに絡めてお聞きします。 委員会のほうでも、この4月から来られた委員さんのご活躍というのはお聞きしておるんです。この前、ちょっと私もひょんなことから、その方、彼女のちょっとTwitterのほうをたまたま、ひょっとしたら知り合いかもというので出てきて、見ておったら、彼女の活動、日々、魅力化推進委員会に、例えば峰山高校に、その推進委員会とは何をしているんだという説明に行ったとか、そういった説明をされておるようなことを頑張って、日々の日報といいますか、業務的なことを書かれておるんですけど、ただ、これいかんせん悲しいかな、個人のTwitterでございますので、何を食べたとか、非常に女性らしい日々の活動なんかも混在しておるんですよね。 これ地域おこし協力隊の皆様、全てに言えることかと思うんですけど、希望者の方、やってもいいよ、やってあげてもいいよという方に対しては、町からアカウントをつくってあげて、日々の活動と私ごとは分けて、地域おこし協力隊の活動というのは、そっちで宣伝してもらったほうがわかりよいと思うんです。その辺の見解を、どう思われるか、ちょっとお聞きできますか。
    ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) ただいまのご質問は、たまたま地域おこし協力隊の活動に対する情報発信のあり方ということでございますけども、従来からよく言われておりました公と、それから、私ごとをどのように仕分けをして、公の情報は、やはり公共の情報として提供できるかということが、やっぱり一番仕分けにしていく中で必要な部分だと思っております。 今いただきましたようなご意見につきましては、以前、町長が情報発信をされる内容につきましても、個人のアカウントと、それから、行政として情報発信していく部分とのあり方というものを総務文教厚生常任委員会等でも、以前にご意見いただいたこともございまして、一定の整理はさせていただいておるつもりではございますけども、今いただきましたご意見も、また、今後の参考にさせていただいて、取り入れられる環境というものが、きっちり構築できて、公の情報としてしていくことが、やはり適当だと思える部分については、そのような検討もちょっと深めていきたいというふうに考えて、今、意見をいただいて考えたところでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) よろしくお願いします。続きまして、20ページ、ちょっと総務委員会のほうで総務課長にもお聞きし、産建のほうの傍聴も行かせていただきました。台湾に関する特別旅費、都合3件出ております。 町長、台湾との交流を深めたいというお話なんですけど、私は、この交流というもののあり方として、お互いの町民が祝福して、皆が歓迎するムードで、こういった、いずれは結んでいくのが理想だと思うんですが、町長、考え方として、まずそこはどうですか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 第2次与謝野町の総合計画におきましては、国際交流の積極展開をうたってございます。ご案内のとおり、本総合計画においては、平成29年、30年と2,000人以上の住民の皆様方にご協力をいただきながら策定をした内容ということで、まさに住民の思いが詰まったものと認識をしてございます。 私といたしましては、住民の皆様方が積極的な国際交流を望んでおられるという認識のもとで、その可能性を探ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 町民の皆様が国際交流を望んでおるという話があった中で、これを先に認知させること、宣伝という言い方は適切かどうかわからないですけども、広く広報していくということが、まず大事だと思うんです。 その中で、私どもも、今回のこの予算書が来たときに、初めてわかった中で、町民の皆様は、今、私が口にした、ないしは最初の議案説明のときに説明した、これで多くの町民様が知られたというのがほとんどでしょう、恐らくは。その中で、向こうの町長に当たる方が1月に参られる。そして、そのお礼も兼ねて、町長、議長、職員さんが行きたいということなんですが、もうちょっと住民説明が必要だと思うんですよ。 例えば、日中友好協会という民間の組織がございます。これは京都府とかの都道府県単位で活動しておりますもので、ここの役員さんからちょっと私、言われたことが、ちょっと質問としては谷口課長に言います。 12月7日、本年の、2週間ほど前ですね、このときに中国の青島と京都府の日中友好協会が友好協定を結んだ、調印した。このことは谷口課長のほうにもファクスでお知らせしたはずだと言われたおるんです。何が、その方たちは言われたいかと思いますと、先に申しておきます、私は一切、差別感情はございません、今から言うことに関して。 台湾という国は、日本とは外交がない状態でございます。その中で中国、台湾、この両国につきましては、過去の歴史からして、あまり仲がよい状態ではない中、まして日中友好協会は、この与謝野地域でも活発でございまして、SL広場ですかね、いわゆる石碑、建立碑、こちらのほうに年に一度式典を催して、領事館の人間にも来ていただいておる、中国の。こういった中で、台湾のある町と与謝野町が協定、友好協定を結んだ、これが先に宣伝されてしまった場合、この友好的な中国との関係を壊される懸念もあるということをお伝え願いたいと言われておるんです。 そういったことの交通整理は谷口課長、あなたの役目だと思うんですが、このことについて何かされましたか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 交通整理といいますか、お出会いして話を聞いたのは、議運の日にちでしたので、そのときに、この旅費の関係が出るということでしたので、その方に内容を、お示しを、お話をさせていただきました。そもそもは、この件は先方のほうから友好交流をしたいという打診がありましたので、与謝野町が、どうこう言うところが、まだ向こうも何も知らないですし、どういう交流を結ぶかということもわからない中で、向こうが、すごい前のめりになって言われるような形で、向こうの、先方さんの仲介に入っておられるのが領事館的な立場のところからのお話だったんですけども、そういう話があるというところで、こちらに来たいということでしたので、こちらに来られるのに、来るなとかね、いうようなことはございませんので、与謝野町で、どういう産業とか、地域を案内する中で、そういう交流にふさわしいのか、いやいやこれはまだまだとかいうことがありますので、まずは友好の協定とか、覚書とかね、そんなのまだまだ時期尚早ではないですかということで、町長、副町長も含めて話をさせていただいております。 その中で、向こう側から、初めは二人ほどだったんですけれども、最近ちょっとメールのほうで5名の方が来られるということをお聞きしているんですけれども、この中の、予算の話の中で、こちらのことを向こうの方が見られて、与謝野町も、向こうに現地調査というかね、どんな町だということは、やっぱり行って、見て、触れてということがありましたので、そこから交流の関係が、今回は生まれてくるようなことと思いましたので、そういう話をさせていただいておりました。 それから、もう一つ、関係でいいますと、中国と台湾との関係は、国交があるなしというところもありますので、そこが一つ国際的なところの関係ですし、それから、日中友好協会との関係は、これまでから長い歴史の中で取り組まれてきていますので、町としても日中友好協会の取り組みについてもアベリスツイスの取り組みについても、同じように、国際交流のところで、どういう形で取り組んでいかんなんのかなというところの話というか、中心は、ここの台湾の話だったんですけれども、そういう話をさせていただいているというところです。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) その辺を熟知しておられるということでよろしいんですかね。 その中で、町長、私が申し上げたいのは、日中友好協会というのは、あくまで1組織であって、その全てを、言うことを聞かなければならないということはないんです。ただ、そういった活動をされておられる方もおられる。いろんな活動をしておられる方はおられます。町民さんの声というのは、一つでも多く拾い上げていくというのが、我々の使命だと思うんです。認知させていく中で、この台湾の、すみません、何という町かちょっと私、失念しておりますが、この町について、もう少し調査をしてからでも、町長たちが行かれるのは遅くないと思うんです。 いわゆる、ちょっと私もインターネットで、この町を見たんですけど、いま一つわからないんです。ただ、例えば旅行会社ですとか、個人の旅行ジャーナリスト、旅行のツアーコンダクター、この方たちにお聞きしたら、わざわざ台湾に行かなくても、この町についての詳細や子細を教えていただける、ないしは調べていただけると思うんです。 そういったことを順々にして、こういった議会で意見を活発化させて、町民の皆様に、今そういう方向なんだということを十分に認識させてからではないと、これはいささか時期尚早だと私は思います。 町長、どう思われますか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思ってございます。 本年9月19日に台北駐大阪経済文化弁事処の処長が来庁されたところから、この議論が始まったというところでございます。この日から現在に至るまでも、当該地域などにつきましては、私たちとしても、できる限りの情報を取得をしようとしているところであるとご認識をいただきたいと思っているところでございます。 また、今回、予算に計上させていただいております、特別旅費の考え方でございますけれども、かつて旧町時代に旧加悦町とアベリスツイスのやりとりにおきましても、始まりは当時の町長さんや議長さんたちが現地に赴かれ、そして、住民の皆様方と懇談をする中で、その感触をつかんできた、そのことによって交流ができるんではないかといった判断から始まっているというところに、私たちとしても倣っているというところでございます。 したがいまして、できる限りの情報の取得、そして精査は行いながらも、やはり首長間で、この内容を進めていくか否かというものを判断をするということが必要なことと認識をしているところでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) ちょっとその中で、町長のおっしゃったことの中で、アベリスツイスの前例というものが出ました。 アベリスツイスと、この台湾の、この町については、一つ違いがあると思うんです。アベリスツイスにいたしましては、過去の戦争の歴史、それは決していい歴史ではないんですが、そういったつながりの中で、私も当時は、まだ、大学生ぐらいだったと思うんですけど、いわゆる結ぶ前提というものがね、恐らくはあったのではないかなと私は感じるんです、アベリスツイスについては、過去のいろんなつき合いの中で。ただ、この台湾の町については、町長、あくまで結ぶ前提ではないとお聞きしておるんです。いろいろな精査をした中で友好協定を結ぶかどうか考えるに値するという捉え方だという中で、決定的な、そこに違いがある中で、私はもう少し情報収集に努め、審議し、町民の皆様に、このことを知らしめていくべきだということを伝えて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 本町とアベリスツイスの友好関係につきましては、第2次世界大戦に、その歴史はさかのぼるわけでございます。そうした意味でいうと、地域間の非常に強いつながりをベースとした国際交流というように位置づけられるものと認識をいたします。 今回の、この台湾、枋寮郷との友好関係でございますけれども、歴史的な経過の変遷がないという中で、私たちは何を目的とした友好関係を築いていくのかといった目的をしっかりと見定めていくという必要があると認識をしてございます。 現在のところ観光交流、そして、青少年育成に資するというところを一つの軸として考えていきたいなと思っておりますけれども、まだまだ情報収集、そして、現地に赴いていないという段階なので、確定はしていないということでございます。 私どもといたしましては、この枋寮郷との友好関係の築き方につきましては、詳細な情報を取得をしながら、現地に来ていただいたり、赴く中で、その目的をしっかりとさせていくということが必要なことと認識をしてございますので、我々といたしましては、その方向性で一歩一歩あせらずに取り組みを進めていきたいと考えてございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) すみません。終わりますと言いましたが、もう1個、一つだけ失念しておりました。 産建委員会のほうを傍聴したときに、これはちょっと町長じゃなく教育委員会側に聞きます。天橋高校の修学旅行が、この台湾を想定しておるような案もあるといったような話が谷口課長からちょっと出ておったんですけど、これ進捗というのは、事実の如何というのはいかがですかね。 ○議長(家城功) 塩見教育長。 ◎教育長(塩見定生) ご質問にお答えいたします。私どもの管轄ではございませんので、今のところは聞いておりません。 ◆2番(山崎良磨) 以上です。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、補正予算について質問させていただきます。 先ほど、山崎良磨議員のほうから、台湾との交流についてですね、アベリスツイスとの交流の話が出ましたので、私のほうからも少し質問をさせていただきたいというふうに思います。 それでですね、産業建設常任委員会を、私も傍聴をしました。その中で担当課長が説明がありましたのは、いわゆるアベリスツイスとの交流の場合は、旧加悦町の町長、議長が向こうに行ったと、そこから交流が始まったんだと。だから、うちの町長、議長が行くのは当然ではないかという、そういう説明があったというふうに思っております。この点につきまして、少し、私は見解を述べさせていただきたいというふうに思います。 このアベリスツイスの交流というのは、当時、戦争の捕虜で、大江山のニッケル鉱山で強制労働をさせられました、イギリスのエバンスさんが加悦町に二度にわたって来られたわけですね。そのエバンスさんが、これからは、若い人が交流が必要だと、そういうことをきばって申されたということで、そういう話の中で、高校生を2年間にわたって、交流が始まる前にイギリスに行かせたと、こういう実績があるわけです。 それから、交流が始まったわけですが、交流は、加悦町の側からの提案であったと、いわゆる、そこで町長、議長が行ったということですね。 今回の問題で言えば、加悦町は台湾側に当たるわけです。向こう側からトップの方が来られるということは、あり得るんかなというふうに思いますが、アベリスツイスの場合、町長、議長が行ったからといって、アベリスツイスの代表の方が加悦町に来られたという実績はありません。 私が申し上げたいのは、アベリスツイスのときが、そうだったから、町長、議長が行くのは当然だという理由は成り立たないということであります。 この点について、説明ありますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 理由といいますか、向こう側から友好協会に打診がありましたので、それについて、こちらに来られると。交流に取り組むについて、それに値するかどうか、向こうに行ってトップで話をして、談をしてもらうことのほうが、下調べをして交流を結ぶかというところにつきましては、なかなか前に進まないというか、有無が、友好交流を結んでいくか、結んでいかないかというところができないので、向こうの現地調査をすることが一番いいと判断したので、予算を組ませていただきました。 それから、アベリスツイスの件につきましては、議員もご承知のとおりでございますけれども、向こうのエバンスさんのほうにつきましては、こちらに来られて、どんなひどいことをしたというところを訴えに来られたんですけれども、旧加悦町の皆さんが、すごいウエルカムで歓迎して、そういうことで、昔のいきさつのことはなしにして、これからは若い子供たちが戦争、平和に対して友好にしていこうというところから始まってきておりますので、交流のスタートの仕方は、いろんな方法があると思いますけれども、今回は、こういう手法で行ったらどうかということで、予算を組ませていただいたものでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 私は、交流をするなとか、そういうことを言っているわけではないということをまず大前提として申し上げたいというふうに思います。 ただ、自治体間の交流ですので、これは公の交流になるわけですね。ですから、その点では非常に慎重な対応が必要だというふうに思うわけです。 聞いてみますと、1月15日に台湾の、そのトップの方が来られるというふうに聞いておるわけですから、町としては、まず、その話を聞いた上で、それから議論を進めるべきではないか。それは町当局もそうでありますし、議会としても議論をしていく。また、町民の皆さんにも、その話、結果を示した上で議論をしていく、その上で台湾に行くかどうか、その辺を判断をするべきだというふうに思いますが、その点はどういうふうに考えられておられますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 議員のご指摘のとおりだというふうに思ってますので、いずれにしても向こうの方がどういう思いでこちらに来られて、どういう交流を求められているかというのを、じかに話を聞きながら進めていかないと、当然だめなんかなというふうに思ってます。 それから、自治体間の協定の手順というようなんが、ちょっと調べてみますと、ちょっと出てきた中では、広報の都市のリストアップにしたり、自治体への協定の意向を打診して現地調査をして、協定の意思があるかどうかというような確認をしながら、交流活動が行けるのかどうかというようなマニュアルではないんですけれども、そういう手順もあるなというふうに思ってますので、何が何でも協定とか覚書書を結んでするということではなしに、今言う交流のこともあるんですけれども、観光交流課の中では、台湾が、こういう手法で、まあいうたら覚書書を結んで、何を交流するか、するまでに覚書書をしたりしてする手法なんかなというようなことも思ったりしたんですけれども、そこから向こうのことが全く情報がありませんので、こちらに来られて話を、意見交換をする中で、どういう話になるかということが一番、これからの進め方だというふうに思っております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 事前調査が必要だと、どういう町なのか、どういう目的で交流をすべきなのか、そのことがいいのか、悪いのか、その辺は事前調査が必要だということは、私も思います。 ただそれならば、どうしても台湾に行って事前調査をするということが必要な場合でしたら、それは職員が行って調べてくる、そして持ち帰ったものを庁内で検討していくということにするべきだというふうに思うんですね。 町長、議長が行くということは、これはもう協定締結、友好関係を結ぶということを前提にしているということになります。町長、議長が訪問をして、締結をやめますよということは、これは絶対に言えないと思うんです。友好関係にヒビが入ると思うんですね、これからの。 これは与謝野町だけの問題ではなくて、京都府、日本という国家としての信頼関係もゆらぎかねない、そういう大きな問題になるというふうに思うわけですが、その辺で、最初から町のトップが行くというのは、いささか軽率ではないかというふうに私は思いますが、その点について、どういうふうに考えておられるのか、聞きたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 私の方からも、お答えをさせていただきます。 議員がおっしゃるように、この交流というのは慎重にしなければならないというのは、我々も認識をいたしております。この事の起こりは、今までにもありましたように、向こうから突然、こちらにみえて、まずは訪問したいということなんですけども、向こうさんは、やはり覚書とか交流というのが前提みたいにしておっしゃってくるんですけれども、与謝野町としては、それは全く考えない、当面はということで意思を統一しておるんですけども、やはり、山崎議員もおっしゃいましたように、しっかりとその相手さんの状況を知らないと、どういったことになるかわからないような状況の中で、これはしっかりと調査をする必要があるということが、まず、第1点あります。 今、永島議員がおっしゃいました、トップが行ったら、もう引けないというふうなことなんですけども、これはアベリスツイスのときもそうだったんですけども、フランク・エバンスさんが昭和59年に旧加悦町にみえて、これはもう課長が言うたように、憎しみだけのことでみえたんですけども、それが感情的には、もう友好のほうにかわっていって、翌年の昭和60年に町長と議長と担当者が、あちらに出向いている。そして、そこで相手さんは、国とか自治体の関係ではなかったんですけども、エバンスさんのお知り合いの関係で交流をされる中で戻ってきて、とりあえず桜の苗を送って、日本と交流を深めていこうということで始まったのが、今のイギリスとの交流ですので、今回の台湾の話でも、やはり、はなから自治体同士で覚書を、交流を、友好交流を前提にということは、これはあり得ない、何を目的に交流をするのだというのが第一ですので、それがわからない限りは、我々は安易に交流の締結をするということは考えておりませんので、ただ町長、議長が行くというのは、向こうからみえるのが首長であり、向こうの行政機関のトップがみえるわけですから、それを受けて、向こうが来てくださいというのであれば、やはりこちらとしても、首長なり議長が行くべきだろうということで、今回、予算を計上させていただいております。 ただ、1月15日にみえますので、その内容によって、どう変わるかわかりませんけども、考え方は、やはり向こうから、それなりの方がみえるのに、与謝野町からは担当が行くということでは、これは失礼に当たるという発想で、考え方で、今回の予算措置をさせていただいたということでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 今、副町長の答弁がありましたけども、台湾側は、協定の締結とかいうことを強く望んでおられるわけですわね。そうでしたら、なおさら町長、議長とのトップが行くのは、すぐに行くということは避けたほうがいいうというふうに思います。 そういう判断が全くできない、1月15日に来られて、それからしかできないにもかかわらず、2月から3月に台湾に行くということが提案をされました。このことが、行くことだけが先行しておる、これは非常におかしなことだというふうに思うわけですね。 もう一つの問題ですが、山崎議員も少し触れましたが、中国は、台湾は中国の領土だというて言うとるわけですね。 与謝野町には、日中友好協会がありまして、毎年秋には、滝の道の駅のところで日中平和友好祈願祭というのが開催されて、中国の大阪領事館からも来られるわけです。台湾と交流をすることで、この関係が悪化することはないんだろうかというふうに私は率直に思います。国交のない台湾との交流です。個人的な交流とは訳が違います。 京都府には、台湾との親善協会はありません。友好都市を結んでおる徳島県ですかね、資料によりますと。そこは県として友好協会があります。だけど京都府にはありません。そのようなもとで、与謝野町が友好協定をもし締結すれば、これは府全体の国際交流に影響する可能性があると、この件について、京都府の国際交流の所管課と調整をしたのかどうなのか、その点を伺いたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 調整はいたしておりません。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) この件については、私も国際交流を担当しておられた元職員の方にも意見を求めました。必ず国際交流の担当課と調整しとかんと、後で、これはひどいことになるでと、下手をしたらもう大変なことになりますよという、国交のない国である以上という指摘を受けたということを報告をしたいというふうに思います。 どちらになりましても、交流がだめだということではないですけども、慎重の上にも慎重を期した対応が、国交がない国と交流を結んでいくということで検討する場合は必要だということを申し上げまして、質問を終わっていきたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘がございましたように、自治体間の友好関係というものをしっかりと築いていくためには、慎重に慎重を重ねなければならないというふうに私自身も考えてございます。 私といたしましては、現地の状況、そして日中、そして台湾、それぞれの国際情勢なども加味しながら、最終的な判断を行っていきたいと思ってございますけれども、いずれにいたしましても、慎重に慎重を重ねていきたいと思ってございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 終わります。 ○議長(家城功) ここで、4時15分まで休憩とします。     (休憩 午後3時56分)     (再開 午後4時15分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続行します。 ほかに質疑はありませんか。 5番、今井議員。 ◆5番(今井浩介) それでは、補正予算につきまして、私からも質問させていただきたいと思います。 先ほどから、議題に上がっております台湾への渡航費のことにつきまして、少し確認をさせていただきたいと思っております。 まず、経過のところで説明はされましたけれども、9月30日に向こうの方々が本町を訪問して、交流の場を設けていただきたい旨のメールがあったということで、10月4日には観光交流課から友好の目的や趣旨について、先方の考えを教えていただきたいという旨のメールが送られたと記載がありますけども、この友好の目的や趣旨について、先方からは、どういうような返事があったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 先方からは、観光、産業、教育、文化など、幅広い交流を通じて、互いの町の発展につなげていければということで、先方から打診がありました。以上です。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) その返信の中で、産業や教育、観光、文化というような目的や趣旨というところが返信が来たということですけども、主には、その産業、教育、観光、文化、それぞれが当町とどういうような形のことという、具体的な目的であったりというのは、返信はあったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 具体的なこういう、内容というものはございませんでして、一般的な今、申し上げたことが先方からあったということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) その後、10月30日に友好協定締結に向けた覚書のデータが届くとありますけども、この覚書のデータというのは、友好協定を結びたいという旨だけの覚書なのか、または、詳細に当町とのかかわりについて、どういうような内容が書かれた覚書だったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 先ほど申し上げた内容の覚書書が第1条にということで書いてございます。あとは覚書書ですので、後には友好交流の協定をということも視野に入れた覚書書という形になっておりました。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) その後、11月13日にですね、12月23日、または1月15日に当町を訪問して交流をしたいという旨があったというところで、米印として、先ほどの10月30日の覚書を少し変更されるということで、中身に少し変更が加わったのかなと思っております。 その後、11月14日ですね、本町に、また訪問される際に、この友好協定締結に向けた覚書には署名しないということの旨の連絡をすることとしたと、町長、副町長協議によって決定をされたという中で、本町に訪れる際に、本町のことをもっと知っていただいて、体感をしてもらうこととして、対話する中で友好交流に値するか判断する機会としたということで時系列が書いてあります。 その後、令和2年1月15日に当町に訪問をされて来るということなんですけども、先ほど町長が答弁された中で、互いを行き来しながら今後の関係を考えていくというような感じであったんですけども、その仲介役に入っておられる大阪の事務所の方を通じてというところで、今までにどういったことのやりとりがあって、どういうようなところまで今、進んでいるのかというところをちょっと具体的に教えていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 具体的には、向こう側から、どなた様が来られるとか、当初2名だったんですけれども、今は5名ほどということと。それから、そこの大阪の弁事処からも随行してくるというような調整中という程度で、あれから詳しい内容のやりとりというか、具体的なところについては、今のお話をした程度でございます。 それと、向こう側からご要望というか、こちらに来られて、与謝野町を見たいというところにつきましては、地元の特徴的な農業や漁業及び宗教、文化とか、地方創生の成功事例について、それから地元の市場などという形で、当町のほうに来られたら、こういうところを見ておきたい施設とか産業とか、行政施設等があったらということで、こちらのほうから、どういう目的で来られるということもありましたので、お尋ねしたところ、そういう返しもありました。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 向こうの方が来られて、当町のいろんなところを見てみたいというところまではわかりますけども、そういうところ、そういった当町を、研修ではないですけど、視察に来られて、なぜこの補正予算というタイミングで、当町から町長、議長、そして随行員の3名が向こうに行く旅費というのが今、上がってくるのかということを、まず教えていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 向こう側からこちらのほうに来られますので、こちらから向こうに現地調査に行くには、この12月定例会で予算を上げておかないと、年度中に現地調査に行くという場合になりましたら、予算がございませんので、今、提案をさせていただいたということでございます。 すみません。もう1点、向こう側の首長のほうから2月、もしくは3月に、向こうの枋寮郷のほうに来てほしいという要望がありましたので、それも踏まえて予算計上をさせていただきました。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 先ほども互いを行き来しながら、今後の関係をつくるというような旨の答弁があったんですけども、なかなかあまり、そういう友好協定を結びたいというところは、声は少ないのかなとは思いますけど、これ声がかかるたびに、その土地に現地調査に行かれるんですかね。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) その点につきましては、声がかかるたびということは全く想定をしておりませんで、今回、向こうのほうから国際交流で首長さんが来て、友好交流を結びたいということがございましたので、それがたびたび、どんどん来るというようなことはあまり想定しておりませんので、今回、上げさせていただいたということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 本年度中で協定をするかしないかというところまでは判断は多分いかないのかなと思っておりますけども、その互いを行き来しながらということは、複数回やはり要するのかなという中で、国内においてもいろいろと調べることはできると思っております。その際に何を調べて、何をもって協定の有無というところの判断があるのか、そのあたりはいかがでしょう。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 出会って、意見交換をしないと、今現在でもネットなんかで調べたり、いろんなこともできると思うんですけれども、やっぱりトップ同士が意見交換をする中で、どういう友好交流が値するのか、しないのかも含めて、行政同士の交流になるのか、経済界同士でなるのか、その辺からもちょっとまだ具体的にお話というか、向こうも知りませんし、向こう側もこちらを知っておられないと思いますので、そういうところからの首長の意見交換からだというふうに考えております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 1月15日に当町に来られて、そこでの意見交換でいろいろなお話をされるということはわかりました。 その中で、今後どうしていくべきか、本当に当町と友好協定を結ぶ、意味と意義があるのかというところは協議をされると思うんですけども、じゃあその中で本当に、その友好協定を結ぶのかどうなのかというところは大変重要な部分ではございますので、その次に、2月か3月に町長とかが、その台湾へ行くということも、その話し合いをしてみないと、まだわからないと思うんですよ。向こうに視察に行くべきだ、または、行かなくていいということは、なので今回、この補正では上がってますけども、これは使わないかもしれない予算として、認識してもよかったでしょうか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。1月15日に向こうからみえるように設定をさせていただきましたのは、ここにもありますけども、当初はあちらさんは12月の23日でしたかね、みえるということでしたんですけど、それはだめだと、これはなぜかといいますと、やはり議会の皆さんにも、こういう話があっているということをお知らせし、今回の、この補正予算もお示しをし、そういったことを議会の皆さんに知っていただいて以降でないと、うちは動けないということが、まず1点目で、この1月15日を、向こうがおっしゃる中の遅いほうを選択させていただいたという経過があります。 それと、この話が来ましたときに、何が目的なのかということが、我々も全くわからない。町長自身もわからないというふうに思いますけども、我々が、この話を伺ったときには、あちらさんが何を目的にみえるのかわからないですし、それに軽々に相手さんが覚書をとか協定をというふうな話が前のめりで出てきますので、それはもう与謝野町としては、そんな軽々に協定、友好、友好にしても協定を結ぶということはできないということを、あちらさんにお返ししてくれということで、返しはしたんですけど、あちらさんはなぜか、前のめりになっておられるので、そこはしっかりと、目的は何なのかということを我々はしっかり見きわめなければならないと思いますし、課長が言いましたように、台湾との経済的な交流という、それから町民さんレベルでの行き来というのは、最近ふえてきているというふうに我々も聞かせていただいてますし、海の京都DMOの関係でも、この丹後のほうには、たくさん台湾の方も入ってみえてるということもありますので、そういった意味から与謝野町として、何か得になると言うたら言い方が悪いですけども、与謝野町にとって利益になるようなことがあるのかどうかとか。 それから、先ほど決定ではないというか、教育委員会のほうは承知されてないですけど、そういった教育関係の修学旅行とか、そういったことで今後、交流が進むのかどうかも含めて、これはしっかりと判断をしなければならないということで、議員がお尋ねの1月15日に出会ってみて、もう全くこれはということになれば、先送りをするということも、これは当然あり得るんだろうなというふうに思ってますけども、ただ、先ほども言いましたように、相手さんのほうから首長なり要人の方がみえるのに対して、うちがあまり軽々に対応することはいかがなもんかなということで、町長なり、議長なりが行かせていただくという想定で、今回の補正予算を上げさせていただいてます。 議員おっしゃるように、1月15日に会うことによって、どうなるかということは、そこからはまだわからないということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 我々も、今、説明を今までも聞いてても、向こうの町長も若いとか、人口が同じぐらいの規模の町同士というところということしか我々聞いてないので、中身が全然わかっておりません。 今、答弁を聞いてて説明を受けたところでも、やはり見えない部分が大分多いのかなと思っております。 民間同士での友情構築だったら、友好関係というのは幾らでも、してもらったらいいと思うんですけども、こと行政同士というところが、やはりハードルが、なかなか高いのかなというところで、どういった形が本当にいい状態なのかがちょっと難しいので、判断が。そのあたりをお聞きしたいと思うんですけども、この台湾とか、ほかのどこでも、国はいいんですけども、友好協定を結ぶというとこの判断基準であったりとか、それに持っていくまでの経過というところは、どういうところを重視されて、そこの友好協定を締結するまでには大体どれぐらいの頻度での向こうとの対話であったりとか、意見交換というのがなされていくもんなんでしょうか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。そういうところもやはり我々は素人ということになりますので、国際交流の関係につきましては。いろんなそういった協会とか、あるいは京都府の国際課といいますか、国際関係の、外務省みたいなところも当然、入ってくると思うんですけども、そこは慎重にやらざるを得ないのかなというふうに思ってます。 今までうちが、例えばアベリスツイスもそうですし、日中友好協会も、私も若いときに関係してましたけども、日中友好協会は黒竜江省というところと、当時、旧加悦のときには、交流をしてました。向こうへ行って、要人にお会いして、こっちみえたときには歓待をするということはしてましたけども、これとて、そこまでやっても友好交流とかいう、締結ということには至りませんでしたので、これなかなかハードルが高いんだろうなというふうに思ってます。 それから、アベリスツイスにつきましても、いわゆるアベリスツイスのほうは大学ですとか、その自治体というのはありますけど、国レベルではなかなか難しいところがあって、これも締結までには至っていないということがありますので、やはり歴史的なことが背景にあって、この二つの交流はありますけども、今回の台湾については、まだまだ、その目的というのが定まってませんので、そこは慎重に国なり府なり、そういった出先の団体等のお知恵もおかりしながら、本当にどうなのかというところも見きわめてからでないと、軽々に友好の締結をするということは、これは危険だろうなというふうに思ってます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 1月に来られてから進んでいくのかなという認識が、私の中でございますので、今後、また向こうも、何回来られるかわかりませんし、もし好感触だった場合、そのときに向こうが来られるから、今度うちにも来てほしいというときに、この旅費というのが毎回、毎回上がってくるのか。または、今回とりあえず1回、向こうを視察して、どういった町なのかを見てくるということで、一度とどめるのかいうところは、どういうふうに考えておられるんでしょうか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えします。先ほど申し上げましたように、これはやはり慎重に進めるべきというふうに思ってます。これが何回も行き来をして、ということにはなかなかならないんだろうなというふうに思ってますし、先ほどから言ってますように、相手さんが何の目的で、うちに声をかけられたのかということもはっきりわからない。人口が同じぐらいだとか、首長さんがうちの町長と年齢が近いということだけでは、それは一旦、締結しますと、もうずっと続きますから、どちらが破棄を申し出ない限りは。ですから、そこは慎重にならざるを得ないということがありますし、その辺は頻繁に、それが起きるのかどうかということは、私はそうはなかなかならないんではないかなというふうに思ってます。 いずれにしましても、向こうからこちらに、そういった立場の人がみえるわけですから、拒むわけもいきませんし、1月15日は、とりあえず視察をいただいて、与謝野町のことを知っていただければいいんですけども、それを相手さんが、そういう立場の方ですから、与謝野町としても一応、答礼というと、向こうにお招きがあれば、それは行かせていただかんなろうなというふうに思いますので、それは補正予算としては上げさせていただいてますけども、先ほどから言いましたように、その時期が3月までなのか、それ以降なのかは、まだわからないということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) わかりました。終わります。 ○議長(家城功) お諮りします。 本日はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 本日は、これにて延会することに決定しました。 この続きは、明日、12月17日午前9時30分から開議しますのでご参集ください。 お疲れさまでした。     (延会 午後4時37分)...