与謝野町議会 2019-09-26
09月26日-10号
令和 1年 9月 定例会(第89回) 第89回令和元年9月
与謝野町議会定例会会議録(第10号)
招集年月日 令和元年9月26日
開閉会日時 午前9時30分 開会~午後5時06分 延会招集の場所
与謝野町議会会議場1.出席議員 1番
河邉新太郎 9番 宮崎有平 2番 山崎良磨 10番 高岡伸明 3番 杉上忠義 11番 永島洋視 4番 山崎政史 12番 安達種雄 5番 今井浩介 13番 多田正成 6番 下村隆夫 15番 和田裕之 7番 渡邉貫治 16番 家城 功 8番 浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者
議会事務局長 小牧伸行 書記 須田美鈴4.
地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者 町長 山添藤真
代表監査委員 田中眞一 副町長 和田 茂 教育長 塩見定生
企画財政課長 小池大介 教育次長 相馬直子 総務課長 長島栄作
学校教育課長 柴田勝久
防災安全課長 藤垣浩二
社会教育課長 植田弘志
CATVセンター長 前田昌一 福祉課長 田辺茂雄 税務課長 平野公規
子育て応援課長 浪江昭人
住民環境課長 茂籠 誠 保健課長 水口淳子 会計室長 小池信助
商工振興課長 小室光秀 建設課長 吉田達雄
観光交流課長 谷口義明 農林課長 井上雅之
上下水道課長 山添雅男5.議事日程 日程第1 議案第94号 平成30年度与謝野町
一般会計歳入歳出決算認定について (質疑)6.議事の経過 (開会 午前9時30分)
○議長(家城功) おはようございます。 本日より
一般会計決算認定につきましては、2回目の質疑に入っていくということで、よろしくお願いいたします。 ただいまの
出席議員数は15人全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 最初に、昨日の宮崎議員の質疑の中での訂正があるとの申し出がありましたので、これを許可します。 宮崎議員。
◆9番(宮崎有平) 皆さん、おはようございます。 昨日の平成30年度
歳入歳出決算の質問の中で、不適切な発言をいたしましたので、訂正をしたいと思います。
給食センターについての質問の中で、
給食センターの給食はまずいという不適切な発言をいたしました。全ての子供たちは
給食センターの給食をおいしくいただいており、その中に自校給食で育った子供に、自校給食のほうがおいしいと感じている子供もいるということを聞きましたので、私自身の自校給食への強い思いから、このような不適切な発言をいたしました。訂正し、おわびをいたします。申しわけありませんでした。
○議長(家城功) この件につきまして、
塩見教育長のほうから発言の申し出がありますので、これを許可します。
塩見教育長。
◎教育長(塩見定生) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。 先ほど宮崎議員から訂正の発言がありましたけれども、
橋立中学校が平成24年度から、いわゆる
センター給食を実施いたしました。そのころ、私もまだ現職のころは、やはり一番気にしておりましたのが残菜量、どれだけ食品ロスをなくしていくかということが、私自身も課題でありましたけども、
橋立中学校は本当に3中学校の中でも、小学校は割合少ないんです、小学校はもととも少ないんですけれども、中学校が残菜量が多かったということで、非常に私も胸を痛めておりまして、いろんな取り組みをしておったんですけれども、なかなか功を奏さなかった。しかし、
橋立中学校は残菜量が3中学校の中でも少なかったです。 そのころ年間182日給食を実施しまして、6万食を超える配食をしていたということでございますが、そのころ残菜量は171キロ、今は7キロです。それは、6キロから7キロ、今は。それは、他の中学校も同じくらいの残菜量なんです。これは何なんだろうということを考えてみますと、各取り組みをしておりまして、小学校でも児童会、
給食委員会という児童会を実施しておりますし、中学校では生徒会、給食の委員会というのがありまして、例えば毎日給食時には放送して、きょうの献立はこうですとか、それから一緒になって楽しく食べましょうとか、残菜をしないようにしましょうとかいう取り組みはしていますし、それから中学校では
給食センターまで出向いて、委員が、いろいろな動きを調査したりして、それを知らしめていくということもやっております。 私が一番感じておりましたのは、やはり安心・安全な学級・学校が一番の残菜をなくす取り組みになれへんかなということを思いまして、平成26年ごろから、よくお話が出てると思いますけども、
学級生活満足度調査というものを実施しておりまして、子供たちの心を読み取って、個々に応じた学級経営ができるように取り組みを進めてきておりまして、大体それがイコールかどうかというのは、そんな単純に言えないと思いますけども、平成26年度ごろから残菜量がぐっと減ってまいりまして、現在は
橋立中学校の平成30年度の残菜量6キログラムということでございますので、先ほど言われましたように、そういったまずいとかいった声は一切聞いておりませんので、誤解のないようによろしくお願いしたいと思います。
○議長(家城功) それでは、議事に入らせていただきます。 日程第1 議案第94号 平成30年度与謝野町
一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行いたします。 質疑はありませんか。 1番、
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 皆さん、おはようございます。 平成30年度
一般会計歳入歳出決算認定について質疑をさせていただきます。 決算書の227ページにあります
阿蘇シーサイドパーク管理運営事業についてお尋ねいたします。まずもって
仮設トイレ、化粧板で囲っていただいたおかけで見ばえがよくなりました。ありがとうございました。 それでは、質疑をさせていただきます。 229ページの委託料についてお伺いいたします。ここには
芝刈り定期点検委託料22万9,920円があります。この点検についてお尋ねいたします。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) おはようございます。議員の質問にお答えしたいと思います。
阿蘇シーサイドパークの芝刈りの点検につきましては、広大な
シーサイドパークの芝を芝刈り機で刈ってるんですけども、刈るところでしばしば故障しまして、その故障を修繕しなければならない場合は修繕するんですけれども、それの定期点検に委託を出しているという、乗用の芝刈り機を持っているんですけれども、それを点検をさせていただいているというものでございます。 以上です。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 今、点検されてるということなんですが、これ年に何回されるんですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ちょっと点検回数で申し上げますと、全体の点検といたしておりますので、1回点検をさせていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。続きまして
備品購入費19万8,000円についてお尋ねいたします。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) これにつきましては、歩行型の芝刈り機を1台購入させていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございます。今、芝刈り機というのは何台保有されていますか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 済みません、何台かというのは、ちょっと私も今把握しておりませんので、後から調べてご報告させていただきます。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎)
グラウンドゴルフ場なんですが、昨年までは
シルバー人材センターで管理運営していただいてたんですけれども、それで平成28年、平成29年、平成30年における年ごとの利用者数を教えていただきたいんですが。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) お答えをさせていただきます。平成28年度の利用者数が6,114人、平成29年度が5,523人、平成30年度が3,353人でございます。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。今、利用者数を教えていただいたんですけど、平成28年度から平成30年度にかけて利用者数が減ってるんですけれども、この人数が減ってる何か要因というのは、何かございますか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明)
グラウンドゴルフ場の芝の状況が、ちょっとだごへごとしているのと、雑草といいますか草も生えておりまして、その草を取ったところで、それもまただごへごとしておりますので、そこの状態が少し愛用者によっては真っすぐ転がらないので逃げられているのかなというふうに感じてはおります。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 以前にもゴルフ場に関しましては、プレーされている方からいろんなクレームがあったんですけれども、今の
グラウンドがでこぼこしているということなんですけれども、その辺については、今、直営で3名の方が4月からですか来てやっておられますけれども、その辺は多少なりとも整備できるようになっているんですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 令和元年度から公園全体の清掃とか業務をシルバーでお願いしていたんですけれども、3人の方を雇用してやるほうが安価に済むということもありましたし、それから
グラウンドゴルフ場のあの整備につきまして、今、一生懸命3名の方がてこ入れをして整備を、少しずつですけれども、きれいに状態をよくするように努力をしていただいております。また、
プレーヤーの方にも毎週月曜日は
草取りデーという形で、
プレーヤーの方にも一緒になってあそこを整備しようということで、取り組みをさせていただいているところです。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 今、月曜日は
プレーヤーの方が草取りをしていただくということなんですが、これは今回からですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ことしに入ってから草取りも非常に大変ですので、
プレーヤーの方にも無理のない範囲で取っていただいたら、1プレーの無料券というか、できる形で取り組みをさせていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 今、いろいろと執行されてやっておられるということなんですが、それで
グラウンドゴルフをするに当たり、目の前に海があったり、天橋立の松並木があり、最高の場所と芝を持っています。芝生の管理をしっかりとやっていただいて、地域の活性化に努めていただきたいなと思うんですけれども、多くの方にあそこの
グラウンドゴルフ場を利用していただけるようお願いしたいんですけれども。 今、人数、先ほどお聞きいたしまして、減っている状況なんですけれども、やはり先ほども言いましたように、環境的にいい
グラウンドゴルフ場ですので、大いにPRをしていただいて、多くの方にあそこを利用していただけるよう努めていただきたいと思うんですけれども、課長のお考えをお聞かせください。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 常設の
グラウンドゴルフ場もあるんですけれども、
阿蘇シーサイドパーク全体も芝は違うんですけれども、あそこ全体もにぎわいというか、使っていただけるような大会とか、そういう形で、ちょっと試験的にもさせていただいて、与謝野町の
グラウンドゴルフ大会もさせていただいたりして、全体的に
グラウンドゴルフばかりでなしに使っていただけるような形がいいのかなと思っております。
グラウンドゴルフ場の今の管理につきましては、今、3人の方で一生懸命試行錯誤しながら、それから近隣の
グラウンドゴルフ場にもちょっと見に行っていただいたりして、どういう方法にしたら芝が非常によくなるのかというようなところも研究していただいておりますので、今後とも
グラウンドゴルフ協会の方たちとも協議を進めながら、いいような施設になればなというふうに考えております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございます。以前も話はさせていただきましたけれども、以前、
グラウンドゴルフ場ですね、手入れされた方の話を聞きますと、日曜日も出たりして、本当に一生懸命、自分のためじゃなくって人のために一生懸命やってこられて、そういった最高の
グラウンドゴルフ場があったんですけれども、そういうことによって人がかわったせいもありまして、手入れが十分行き届かなかったということもあって、プレーする方からいろいろとクレームがあったりしてきたんですけれども、今回、直営で3名の方が来られてますので、十分、まだ4カ月、5カ月ぐらいしかまだたってませんけれども、いろいろと現場、いろんなところを見ていただいて勉強されて、最高の
グラウンドゴルフ場をしていただけると思います。あそこの
グラウンドゴルフ場は、今後も町として存続させていくという思いがあるんでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 今現在のところは
グラウンドゴルフ場ということで設置条例に基づいて管理をさせていただいております。他方では、あそこの部分を活用できないかというような要望書を商工会とか観光協会からも、活用についていただいた経過もありますので、それも踏まえながら、あそこの地がどのような形になるかというところにつきましては、まだ今後の社会情勢もありますけれども、その辺も考えていかんなんかなと思ってますけれども、今現在は設置条例に基づいて、一生懸命あそこを活用していただけるように整備をさせていただいているところでございます。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎)
仮設トイレは管理されている方が清掃されているんですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) トイレのほうにつきましても、公園全体の管理を3名の方でしていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) この前もトイレの話がありましたけれども、やはりそれも1週間に1回という回数でされているでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 済みません、そこまでちょっと正確な数字が確認できない、してないんですけれども、1週間に3遍、1日置きとかいうふうにたしかしていると思っています。ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) トイレは、やはり家庭なんかでも奥さんが毎日されていると思います。やはり、トイレというものは、週に1回とか2回では、やはり汚れとか、そういうにおいとかはなかなか取れるもんではありませんし、やはり常に毎日、そんなに時間は、
トイレそのものに、
清掃そのものにはそんなに時間はかかりませんので、そういったことでまめにやっていただきたいと思うんですけれども、課長、いかがでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 維持管理というところで、毎日掃除はしないかもしれんですけれども、毎日は確認というか、便所以外にもごみとか、その辺を一周というか、毎朝確認されておりますので、確認はさせていただいて、清掃のほうは回数はちょっとまた確認させていただきますけれども、そういう形で管理をさせていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。 続きまして、決算書の225ページにあります
クアハウス岩滝管理運営事業3,382万4,066円についてお尋ねいたします。需用費で修繕料145万3,680円についてお伺いいたします。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ご質問にお答えしたいと思います。修繕料でさせていただいておりますのは、
加圧給水ユニット制御盤の入れかえ修繕、
加熱循環ポンプの取りかえ修繕、それからパーデ
ゾーン男子用シャワーの取りかえ修繕、
プール男子便所の天井の修繕をさせていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。 続きまして
工事請負費、
クアハウス岩滝維持補修工事費ってあるんですが、139万1,040円についてお尋ねいたします。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 工事費につきましては、
プールろ過ポンプを一つ、緊急的にちょっと取りかえ工事をさせていただいております。それと、高圧カットアウトスイッチ等取りかえ工事、ちょっとどんなあれかあれなんですけども、その二つの工事をさせていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。今現在、
クアハウスは8月から改修工事に入ってまして、来年の3月までとなっています。それで、事業費が4億6,220万円であります。今後の
クアハウスのあり方についてお伺いしたいと思います。 施設の利用者数ですが、平成28年が12万9,957人で、平成29年が12万1,145人で、平成30年が11万5,367人なんですが、平成29年度と比較しますと5,778人の減なんですけれども、これはどういったことで少ないんでしょうか、要因をちょっとお聞かせください。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 要因につきましては、やはり施設が老朽化して、利用者のニーズとの
ミスマッチングというところが大きな要因かなと思っております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 今、施設の老朽化によって利用客が減るっていうことは、ちょっとどういうことなのかなって私は思うんですけれども。もう一度、ちょっと説明していただけますか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ちょっと表現がおかしかったかもしれんですけど、利用者の方が平成30年度、今年度工事が、改修工事をするということで、必要最小限運営できるところの修繕をさせていただいたんですけれども、そういうところの中で、今にマッチングしたというか、どういう表現をしたらあれなんですけれども、他の施設と変わらないように一生懸命経営をしていただいとるんですけれども、その中で今年度改修工事が始まるというところもあって、固定客の方が半年会員とか年会員の方が、ちょっと買いをとめられて、利用者が少なくなったというところも要因の一つというふうに考えております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございます。 続きまして、収支実績でちょっとお伺いしたいんですけれども、平成27年度が161万7,309円赤字なんですが、平成28年度が327万3,582円でやはり赤字なんです。平成29年度は428万3,085円の赤字で、平成30年度は1,463万6,075円の赤字になっているんですけれども、この流れを、赤字続きなんですけれども、どういったことでこうなるんでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 一生懸命経営努力をしていただいておるんですけれども、やはり利用者の減が一番大きな要因というふうに考えております。あとは先ほど申し上げたとおり、今年度改修工事があるということで、半年、年会員の方が買い控えという形で、収入が落ちたということが大きな要因だと思っております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ここが直営から
指定管理者制度にかわりまして、平成25年4月から
ドルフィンの方にお願いして、今日まできてはいるんですけれども。今後も
ドルフィンさんにお願いするんですけれども、こういった赤字続きで、果たして今の正直言いまして、
ドルフィンさんで新しい
クアハウスができます、4億円もかけて立派なものができます。その後もこの
ドルフィンさんにお願いするんですけれども、私自身、すごく心配があるんですが、課長としてはどのように思っておられますか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 私も大きな赤字を、赤字というか、
クアハウス単体では収支がすごい大きな赤字が出ておりまして、何とか
クアハウスの利用者をたくさん呼んで、復活をさせていきたいなと思っています。 今、
健康増進施設ということで取り組んでおりまして、あと今回の改修で観光的な要素も入れながら、そしてさらにはジム系を少し充実したような形で、この近隣にはない形の温泉と、それからジムと、1階には食べ物も食べれるというような形で、少し
リニューアルというか、形をかえて取り組んでしていきたいと思ってます。
リニューアル後、今、一生懸命次の今の戦略について、
ドルフィンさんと
観光交流課とで、どういう
利用料金体系とか、そういうところを今、協議をして、またでき次第、
温泉活用委員会の方にも意見を聞きながら、また議員の皆さんにもお伝えをしながら、どういう料金体系というところも、またお示しをさせていただきながら、あそこの施設が付帯決議もいただいておりますので、そこをきちっと肝に銘じながら、町民の皆さんに喜んでいただけるような施設にしていきたいというふうに考えております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 今、利用料金のことが出たわけなんですけれども、まだ決まってないということなんです。この
クアハウス岩滝の会員数が377名、これは平成29年度の2月時点なんですけれども、その会員の方で60歳代、70歳代の割合が高いんです。その中で、地域別では与謝野町で45%、宮津市で30%、京丹後市で4%ということになってるんですけれども、ある方に、今後新しい
リニューアルして
クアハウスができると。料金も今より高くなると、そのようなことを言わせてもらったことがありまして、そのご婦人からは、年金生活で週に1回か何回か会員で行っておられるんですけれども、そうなるとちょっと考えなき
ゃいけないかなっていう方もあるんですが、その辺の利用料金に関しての、どのように今後考えていかれるのか、ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) そういう声をいただいておりますので、何とかしていきたいと思っているんですけれども、なかなかやっぱり利用料金も適正にしないと、
指定管理料が出ていくばっかりになりますので、やっぱり適正な料金というものが要るかなと思ってます。ただ、お聞きしておりますのは、高齢者に配慮した、それから町内、町外とどうかというところをお聞きしておりますので、その辺も踏まえて、今、どういう料金体系というのがいいのかなということと、町外にもいろんな施設が出てきて、そこの利用料金もちょっと加味しながら考えていかないと、それは安くて利用していただけて、どんどんにぎわってしていただけるのも一番利用者にはいいんですけれども、その辺のバランスが要るかなというふうに思っております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。本当に住民の方に配慮いただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 それで、
クアハウスを利用される方、先ほど60歳代、70歳代と高いということを言わせていただいたんですが、それで車の運転をされる方はいいんですが、返納された方とか、そういった中でまだ丈夫な方で、
クアハウスに行きたいという方なんかもおられるかと思うんです。そういった方に対して、何かとお金がかかるんですが、
クアハウスまでのバスですね、そういったもののお考えというのはどうですか。
○議長(家城功) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介)
クアハウス単独でそのようなバスをということではなく、幹線を走っております丹海さんのほうで運行していただいております路線バス、こちらの停留所のあり方をちょっと考え直しまして、せっかく合併して一つのまちの施設になっておりますので、多くの方にご利用いただくという考え方のもとに、路線バスの停留所を以前は
クアハウスのほうはなかったんですけども、あえて
クアハウスのほうを周遊するようにさせていただいておりまして、今、議員のほうは恐らく専用のバスのことをお考えだと思うんですけども、なかなかそこまでいかないと。多額の経費がかかってくるということで、既存の路線バスをうまいこと活用してさせていただこうということで、バスを利用いただくことによって、施設の利用度も高めていきたいということで、パッケージみたいなことで企画もさせていただいておりますので、中にはそういった利活用をされていらっしゃる利用者の方もおられますので、今後もそういったものを続けていきたいというふうに考えております。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 済みません、先ほどご質問のありました芝刈り機の台数なんですけれども、乗用が1台、それから手押し型が2台でございます。 それと、便所の関係なんですけれども、毎朝、公園内を見回りをしておりまして、それに合わせてトイレも毎朝確認をしております。それに対して必要に応じて点検をした上で、必要があれば清掃するということでさせていただいております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) ありがとうございました。
クアハウスの改修工事の中で、トレーニングルームが2階から3階に移るわけなんですけれども、これによりますと利用者数が平成29年度で2万940人なんですが、それで目標値が、これは平成35年になっているんですが2万4,000人ということなんですけれども。マシンが今15台で、それが35台って結構な台数なんですけれども、これは行政側として、この35台というのを提示されたんでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ご質問にお答えしたいと思います。これは今年度というか平成29年度のときの常任委員会のときの資料でございますので、台数を提示したというところのいきさつについては、そこまでちょっと私も承知しておりませんで、9月定例会の常任委員会のときに、こんな形のジムのあれを整備というか、どうだろうということで写真つきでお伝えをさせていただいております。それについてどういう、お年寄りさんで女性に多い股関節の痛みを取るんだったら、このマシンだとか、そういうようなとこ、もうちょっと詳しい情報提供ができておりませんでしたので、台数とか、その辺も含めて、今後、常任委員会の中でお話というか、させていただきたいなというふうに思っておりますので、ちょっと前の古いときの資料とは、ちょっとまた若干、考え方というか、順次整理をして意見交換というか、どういうふうにしていくかというところはご説明をさせていただきたいというふうに思ってます。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) 最後ですけれども、レストラン、カフェなんですが、3階にあったんですけれども、これによりますと実績が468万8,000円という金額が出てるんですけれども。これを1階に持っていくことによって、それは確かにそれ以上の効果はあろうかと思うんですけれども、これをやられる方は、今までやっておられた方が運営されるんでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 指定管理に出しております指定管理者のほうで、どういうやり方がいいのかなというのは、町との相談にもなるんですけれども、そこのエリアを一部だけどこかに委託するとかいうことも、可能性はあるかなとは思うんですけれども、今のところは指定管理者のほうで検討をしていただいていると考えております。
○議長(家城功)
河邉議員。
◆1番(
河邉新太郎) やはり、皆さん、今、口が結構肥えておられる方がいっぱいおられまして、やはり
リニューアルすることですので、やはりここしかないそういった料理ですとかを提供していただければ、なお
クアハウスの利用客も、新聞とかいろんな雑誌とかに載りますんでね、そういったこともやはり考えていただいて、ぜひとも
クアハウスを今以上に押し上げていただきたいなと、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。 以上、終わります。
○議長(家城功) ここで10時35分まで休憩といたします。 (休憩 午前10時18分) (再開 午前10時35分)
○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑を続行いたします。 ほかに質疑ありませんか。 10番、高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 所管の委員会の質問になります。申しわけございませんがよろしくお願いいたします。 決算書の169ページの、阿蘇霊照苑管理運営事業についてお聞きいたします。 現在、阿蘇霊照苑の管理運営はセレモニーまつださんの指定管理となっております。その契約がことし5年目に入っているのではないかと思っておりますが、今後、それはどのようになりますか、お聞きしたいと思います。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 阿蘇霊照苑につきましては5年目を迎えておりますので、ただいま指定管理の募集のほうを総務課のほうで実施をしていただいております。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) セレモニーまつださんの
指定管理料は約1,100万円であったと思っております。そして、今年度の利益額は約920万円であったと思いますが、これについては、この金額は間違いないでしょうか。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 阿蘇霊照苑の
指定管理料につきましては、平成30年度が1,162万8,000円ということでございます。火葬の収入につきましては、424人のご利用がありまして930万6,000円ということでございます。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) ありがとうございます。指定管理の募集を始めているということでございました。その条件についてはどのようになっておりますか、お聞きしたいと思います。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 募集条件としましては、特に大きいのは町内事業者ということで募集のほうをかけさせていただいております。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 町内業者というのはわかりました。その
指定管理料とかそういう内容についてはどうなんでしょうか。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 正確な金額まではちょっと把握しておりませんが、大体、消費税が8%から10%になる2%分の値上げを上限としておりますので、たしか1,200万円ちょっとを上限ということで
指定管理料の、それで募集のほうをかけさせていただいております。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 消費税が絡んで1,200万円程度になっていくんではないかということですが、この1,200万円という基準は、どのようなことで決めておられるのか、その辺を。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) ちょっと詳しい部分についてはあれなんですけど、何か経済産業省か何かから出とる指標みたいなものがありまして、その数値を利用して積算は担当者のほうが、大体積算をしております。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) ちょっと意味が違うのかもしれませんけど、お国が決めてるとおりにしてるというようにとれました。そこで質問するんですが、930万6,000円の利益が上がっているにもかかわらず、管理料にほぼ1,100万円から1,200万円、消費税が絡んでそうなったという、ほとんど変化をしてないということではないかと思っておるんですけども、そもそも指定管理は民間企業のノウハウを生かし、効率のよい運営を求めるものというふうに思っております。ただ単に管理運営を民間企業に預けているだけでは、指定管理に意味がないのではないかと思っておりますが、利益が上がっているにもかかわらず指定料が変わらないというのは、ちょっと私はどうなのかなという思いがあるんですが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 決算資料86ページの一番下に収支のほうを計上してあります。平成30年度につきましては、62万円ほどの黒字ということになっておりますが、平成29年度はたしか赤字だったと思いますので、5年間トータルすれば、確かに黒字の部分はあるかというふうに思いますが、その
指定管理料について、それほど金額的に問題があるというふうには認識はしていないというところでございます。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) ということは、現時点では
指定管理料を下げることはできないというふうに思えばよろしいでしょうか。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 基準に基づいて積算をさせていただいておりますので、その金額を上限としまして、ただいま募集をかけておりますので、その募集される方が、この金額でできるということになれば、その今、募集をかけとる1,200万円ちょっとの金額より安い金額で応募をされてくるのかなというふうには思っております。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) ということは、下がっていく可能性もあるというふうに理解をさせていただきました。民間企業が入るということは、それなりのメリットがなければならないと思っております。ぜひそういうことを考えていただきたいと思います。 次に行きます。167ページの再生可能エネルギー推進事業についてお聞きしたいと思います。これは最初に67万円が上がっておりますが、この内容についてお聞きしたいと思います。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) これにつきましては、太陽光パネルと蓄電池を同時に設置をされた方につきまして、補助金のほうを出させていただいております。基本的には京都府のほうから補助金をいただいておりまして、町のほうが太陽光パネルにつきまして2万円程度の上乗せをさせていただいているというのが実情でございます。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 済みませんでした。たしかそういう説明を聞いたのを今、思い出しました。ありがとうございます。 次に、ちょっと直接のことではないかもしれませんが、ちょっとお聞きしたいと思います。日本冶金の敷地内にバイオマス発電所をつくる計画があるということを耳にいたしました。その内容は、これは宮津市での情報でございますが、宮津市において、ことし7月8日に、宮津市の各会派の幹事長会において、まだ決まったことではないということを前置きし、新しい民間企業の事業についての説明があったとのことでございます。日本冶金の土地の一部にバイオマス発電所をつくるという計画ということでございますが、事業者は丸紅火力株式会社と中部電力ということでございます。数パーセントのヤシ殻の輸入と95%の間伐材、これは海外から輸入ということでございます。使用する予定ということでございますが、出力は5万キロワット。ちなみに栗田のエネ研は75キロワットということでございます。来年の1月から3月にかけて承認を受けて着工の予定ということでございますが、2022年度に創業より20年間、関西電力への売電をする予定ということをお聞きいたしました。宮津市の説明では、カーボンニュートラルの考え方から、環境への二酸化炭素の量は、世界的にはゼロだと説明しましたが、この事業で経済が潤い、雇用が生まれるということでございます。環境や騒音など問題は生じないのか、そのあたりが心配になります。 与謝野町においては、町外の土地にできるものとは思われますが、大変近うございます。当町においても全く影響がないものとは言い切れないのではないかと思っております。与謝野町にこのような説明はあったのでしょうか。最初に言っておきますが、今、私の述べた内容については間違っている点もあるかもしれません。その点がありましたら、またご指摘いただきたいと思います。その点、どういうことかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま高岡議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。 日本冶金株式会社の皆様方がご来庁なさって、一定の事業の概要説明のほうは受けたところでございます。しかしながら、現段階におきましては、確定事項ではないというように伺ってございます。引き続き情報交換をさせていただくということで、その面談については終えたというところでございますので、引き続き関係事業者の皆様方からご説明を受けながら、住民の皆様方に対して悪影響が生じることがないように、私たちとしても意見を申し述べる機会がございましたら、意見を申し述べていきたいと考えてございます。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 町長に今、ご答弁いただきましたが、まだ確定ではないということでございます。私の聞いたところによりますと、日本冶金の詳しい場所は存じておりませんが、敷地予定地内の発掘調査が行われたということも聞いております。そのような調査が行われるということは、確実に話が進んでいるのではないかと感じられますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) 先ほど答弁でも申し上げましたように、私が関連事業者の方々からご説明を受けましたのは1度だけということでございます。継続的な情報のやりとりにつきましては、小室
商工振興課長がその後の話を伺っているということでございますので、担当課長から説明をさせていただきたいと思います。
○議長(家城功) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。先ほど町長が述べられましたように、本件につきましては日本冶金工業株式会社大江山製造所と丸紅火力株式会社のほうが、本年2月にその件につきまして与謝野町のほうに訪問をされたということで、お話をお伺いしたと。そこが話のきっかけでございました。当町に来られます前に、既に宮津市のほうにはご訪問をされ、意見交換を交わされたというところでございましたが、以降、日本冶金のほうからのやりとりを電話等での情報交換をさせていただいた中で、本年、夏前でございましたですが、一度近隣の方へ情報の交換をさせてほしいということで、与謝野町につきましては岩滝野田地域、国道から下の地域になりますけども、そこは浜町区という自治会になりますが、浜町区長、また浜町区の幹事長、地元の3隣組の組長さんということでご説明をされたということでございました。 その中で地元の方々からは、先ほどの中でご意見がありましたように、環境的な問題だとか、騒音的な問題、また粉じんだとか、そういった部分への懸念をお示しされた中で、その宿題を持ち帰られたということが、やりとりの顛末だったというふうに記憶をしております。以降、京都府のほうが主導をされまして、所管は京都府府民環境部のエネルギー政策課というところでございますが、そちらのほうが主管になって、本件に対しますやりとりを始められたというところでございます。 その中で、先ほど町長のほうが申し上げられましたが、この関係につきましては一定2022年に向けての展開というところでございましたが、水利権の問題、また先ほどのさまざまな内容の要因などもありまして、現在、その事業の計画をもう一度再整理をしていくというふうなことを、京都府のほうから情報をいただいたというところでございます。 私どものほうとしましては、日本冶金工業の近隣圏域の事業体ということで、そのやりとりの所管は商工振興課、環境的な部分につきましては住民環境課、また地域材の利用だとかというふうなこともございますので、農林課長のほうとその件につきましては情報を共有しておるということでございます。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 宿題って今ご答弁いただきましたが、その宿題の答えはいつぐらいに出るもんでしょうか。
○議長(家城功) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。その夏前の懇談の際には、一定10月をめどというようなお話がございましたですが、いろいろな課題がどうも出ておられるようですので、もっと先になるんではないかというふうに確認を、私のほうは認識をしておるというところでございます。
○議長(家城功) 高岡議員。
◆10番(高岡伸明) 宿題の答えが出た折には、またお知らせを願いたいと思います。町民の安心・安全を確保するために、よく検討をいただきますようお願いをしまして、質問を終わります。
○議長(家城功) ほかに質疑ありませんか。 3番、杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは、平成30年度の決算質疑を行います。 まず、1点目は269ページ、教育振興事業等々取り組みでございます。特に小学校の再編問題が大変だったように思います。25日、昨日ですか、加悦地域学校づくり準備協議会の第5号が各戸配布されたところでございます。協議会が何回か開かれてきております中で、特にお尋ねしておきたいのは、地域の要望、あるいは地域の声をよく聞きながら、今日の協議会に至っているかどうか、まずお尋ねしておきたいと思います。
○議長(家城功) 柴田
学校教育課長。
◎
学校教育課長(柴田勝久) 杉上議員のご質問にお答えしたいと思います。 加悦地域の学校づくり準備協議会の開催状況ということで、地域の声のほうが反映されているかというご質問であったと思います。加悦地域学校づくり準備協議会におきましては、地域の代表の方やPTAの代表の方、また学校の代表等で、45名の学校づくり準備協議会委員さんがそれぞれ協議を行っていただいております。その45名の協議会の委員さんですけれども、総務調整部会、通学路安全部会、学校経営部会というそれぞれの部会に分かれて協議も開催をしていただいておりまして、ただいま本日までに全体の協議会が3回、それと総務調整部会が8回、通学路安全部会は5回、学校経営部会は5回を開催をしていただいておりまして、そのほかに総務調整部会ですと加悦小学校、与謝小学校、桑飼小学校それぞれ小委員会も開催をしていただいておりますし、またその他、閉校記念誌の編集委員会、閉校式の式典実行委員会等の委員会も開催をしていただいておりまして、本当に委員の方にはたくさんの委員会等で協議を行っていただいておりまして、大体50回に迫る会議を開催していただいておりますので、委員の皆様には本当に大変お世話になっていると思っております。そのような状況で協議を進めていただいておりますので、住民の皆さんの声は反映されているものと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこで、結果といたしまして、協議会だよりには新小学校の校章及び校歌が決まったということでございます。この経過もたよりには書いてあるんですけども、もし詳細がわかりましたら、課長のほうからご説明をお願いしたいと思います。
○議長(家城功) 柴田
学校教育課長。
◎
学校教育課長(柴田勝久) お答えいたします。25日発行の学校づくり準備協議会だより第5号でお知らせさせていただいたのは、第3回の学校づくり準備協議会で決定をいたしました事項でございます。大きく3点の報告をさせていただいておりまして、新しい小学校の校章のデザインが決定したものと、校歌の作詞が決定したものと、校歌の作曲者が決定したものでございます。それぞれに説明をさせていただきますと、まず校章のデザインですけども、4月の10日から5月の末にかけまして一般公募を行いまして、町内の方から2点、校章のデザインを応募いただいております。その2点の中から学校づくり準備協議会の総務調整部会のほうで協議をしていただきまして、1点に絞っていただいております。ただし、当初、デザインを応募していただいたデザインよりも、少しこのあたりに変更を加えていただけないかというような委員さんのご意見もありましたので、その分を応募者の方に申し上げましたところ、快く修正をしていただきましたので、その後、応募作品を若干修正をしていただきまして、最終1点に決定をしていただいたというところでございます。校章のデザインにつきましては、与謝野町字弓木にお住まいの小倉知子さんという方から応募していただいた作品でございまして、加悦小学校の卒業生として応募をいただいたもので決定をしたものでございます。 次に、校歌の歌詞でございますけども、校歌の歌詞につきましては、同じように公募を行いまして、全国の各地から16点の作品をいただきました。16点の全ての作品につきまして、それも総務調整部会のほうで委員19名によりまして採点をするという方法で選定を行ったものでございます。その採点方法につきましては、それぞれ観点といいますか、それぞれの項目点を7項目設けまして、それぞれに採点をしていただきまして、最終的には応募いただいた1点の作品が、それぞれに採点をしていただいた総合得点におきましても断トツの得点を得られたということと、評価項目7項目も全て最高得点をとられたということで、もう総務調整部会のほうでこの1点に絞って全体協議会のほうに決定をいただいたということで、その作品につきましては、与謝野町の算所にお住まいの俳句の先生をしておられますので、俳号で応募をいただきまして、天野逸風子さん、本名は天野順一朗さんということで、元桑飼小学校の校長先生でありますとか、加悦町教育委員会の教育長を歴任された方という形で決定をさせていただいております。 最後に、校歌の作曲ですけども、総務調整部会のほうで選考方法につきましては公募をするのではなくて、町内にゆかりのある方で音楽にたけた方、地域のほうで音楽の活動をされている方を選ぶべきだという意見もありましたので、選考委員会を組織をしていただきまして、選考委員会で決定をしていただいたというところでございまして、最終的にはその決定をしていただいた方を準備協議会の全体協議会のほうで認めていただいたという決定の仕方になっております。その作曲者につきましては、与謝野町三河内にお住まいの後藤昌典さんという方で、元加悦小学校の校長先生でおられまして、地域のほうでさまざまなコーラスの指導も行っておられまして、また加悦小学校がコーラス等すばらしいコーラスを、全国高校文化祭でしたかね、ちょっと忘れましたけども、京都のほうで発表しているというところの礎をつくられたという校長先生でございます。ということで決定をしていただいたということでございます。その3点につきまして報告をさせていただいたものでございます。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 新しい小学校の誕生に向かって取り組みを進められているということをお聞きしました。一方、懸念、あるいは心配の材料のほうでお尋ねしたいと思います。ことしの5月に町長宛てに、滝・金屋農業振興会から道の駅の管理者についての要望事項に、ここにも与謝小学校の活用が出てます。なぜならば道の駅を中心にしてリフレとかSL広場、さらには与謝小学校の廃校プロジェクトを取り組んでいただきたいという要望事項になっておるところでございます。私も再三申し上げたんですけども、文部科学省の廃校プロジェクトに与謝小学校、あるいは岩屋小学校が登録されたんでしょうか。
○議長(家城功) 柴田
学校教育課長。
◎
学校教育課長(柴田勝久) ご質問にお答えしたいと思います。与謝小学校の校舎が廃校になった後に、文部科学省の廃校プロジェクトに登録しているかということですけども、現在のところまだ廃校になっておりませんので、登録の手続は進めておりません。また、廃校になった後ですけども、まず地域のほうで活用について協議をいただきまして、協議の結果、特に活用する方向がないということで、地域の方の同意を得られましたら、廃校プロジェクトのほうに活用は公募という形になりますので、民間の企業等も募集してくるような形になるプロジェクトとなりますので、そのあたりは地域の方と協議をさせていただきながら、登録するかどうかはその後の調整になると思っております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは、町長にもお尋ねしときたいと思います。町長宛てに要望が出ておりますので、与謝地域全体の地域の活力を失わないように与謝小学校、あるいはリフレかや道の駅の活性化ということでございます。町長の見解をお尋ねいたします。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま杉上議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。先ほど来ご指摘いただいておりますように、来年の4月から加悦地域における三つの小学校が一つの小学校になるということでございます。この間、地域の皆様方におかれましては、子供たちの教育を最優先に考えていただき、この取り組みを進めていただいておりますことに心から感謝を申し上げているところでございます。また、来年の春を滞りなく迎えるために、現在におきましても準備委員会などにおいて活発なご議論をいただいているところでございます。 そのような中で、とりわけ与謝校区の地域力を低下させないようにといったご指摘であったと思いますが、私、そしてこの議場にいる全ての職員も同様のことと認識をしているところでございます。引き続き与謝小学校の跡地利用につきましては、地域の住民の皆様方と対話を重ねながら、一定の方向性を見据えてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは関連で、幼稚園の問題をお尋ねしたいと思います。280ページですね。聖三一幼稚園には随分前から45万円という町からの補助が出ておるところでございます。特にこどもの森の私立、こどもの森の特色ある保育活動、あるいは聖三一幼稚園の幼稚園としての存在感は、地域にとって大きいと思うんですけども、そこで今回問題になってます認定こども園で岩滝地域の選択する範囲が幼稚園というのが狭められたと思うんですけども、その影響は今何か聞いておられますでしょうか。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) お答えをいたします。まず、認定こども園の仕組みでございますが、1号認定、2号認定、3号認定という認定をするわけですけども、1号認定の子供さんが、いわゆるこれまで幼稚園を活用いただいておった子供さんが対象になるということでございます。それで、認定こども園になったことによって、利用の幅が狭まったということではなくて、これまで岩滝ですと岩滝幼稚園に通っていただいておった子供さんが、かえでこども園のほうに通っていただくということですので、決して狭まったということではございません。ただ、現在、1号認定の子供さんが、かえでこども園では約20名になっております。岩滝の幼稚園の時代は、4歳、5歳については、基本幼稚園に通われるということが基本になっとったようですので、2時以降の受け入れについては、児童館がその当時ありましたので、そこに通われるということで、2時以降の、保育ではありませんが、受け入れ先があったということで、当時は岩滝の幼稚園の利用者は今より多かったというように思ってますが、本来の認定をしますと、2号認定の子供さんのほうが実際には多かったということでありますので、特別このことによって利用される方に対して不合理なことは起きてないというふうには思っております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それで、加悦地域も幼保連携型認定こども園の計画が進められておるところでございます。京丹後市の視察に行きまして、教育委員会でお話を伺いました。こども園が公立の場合、開設した後の検証結果の一例といたしまして、もちろんご存じのように幼稚園は文部科学省でありますから、教育委員会が所管されておったわけでございます。ところが、幼保連携認定こども園になって所管がどうなるかということだったと思います。なぜならば、保育所も入るということですから。しかしながら、京丹後市は教育委員会の部局として認定こども園を所管すると。なぜならば学校とのつながりが深まるように、幼・保・小連携の推進ができるように教育委員会部局と、こうなったわけでございます。そこで、当町の教育委員会の見解をお尋ねしておきたいと思います。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) お答えをいたします。今、議員のご指摘がございましたように、京丹後市のほうではこども園について教育委員会のほうで所管されているということをお聞きしております。当町については、基本的には子育て応援課のほうが所管ということで、事務分掌等は構成をしております。ただ、教育に関することが当然出てまいりますので、教育委員会のほうから定期的に現場に行っていただきまして、その運営状況等、また教育のあり方についての指導、そういったものは適宜していただいておりますので、教育委員会が全く離れておるということではございません。もし詳しくは教育長に。
○議長(家城功)
塩見教育長。
◎教育長(塩見定生) お答えいたします。今、浪江課長がおっしゃいましたように、教育委員会と隣り合わせに子育て応援課もありますので、常に連携をとっているということは間違いないですし、特に保・幼・小の連携ということが課題になっておりまして、この点につきましては、教育委員会も例えば園長会議に指導主事が出席いたしまして指導・助言をさせていただいておりますし、それからこども園等々への訪問があるんですけれども、そういったときも教育委員会からも行っておりますし、私たち、教育委員の園、学校訪問もこれから実施するんですけれども、そういった際も教育委員もこども園に訪問させていただいて、助言もさせていただいとるという状況でございます。これから特に今申しておりますように、保・幼・小の連携ということを、与謝野町では中学校区別ブロックで十分取り組みを進めておるということを、ご承知いただきたいというふうに思います。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 京丹後市でいただいた現状と課題で、特に問題はカリキュラムを組む場合に、就学前の教育はもちろん教育委員会であるということなので、教育委員会を重視すれば、教育委員会の所管ということになってたというふうに推測されるんですけども、この辺の議論はされているんでしょうか。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) お答えをいたします。この所管を決める際には、町長と教育長で協議をいただきまして、いわゆる認定こども園化を進める、その進める部分においては、保育という比率が一定高かったもんですから、まず町長部局のほうで一旦お預かりをするという形で協議はされたという記憶がございます。 今後については、これから認定こども園が3園になったときには、その所管についてはまた議論の余地はあるのではないかなというふうに考えておりますが、今、大きな支障が起きておるというふうには我々は今のところ感じておりませんので、当面はこの形を続けさせてもらうということで、考えてはどうかというふうに思っております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこでもう一つ問題点は、先ほど申し上げましたように、私立としての存在感のありますこどもの森の保育園と聖三一幼稚園とかの話し合いというか、協議は始まっているのでしょうか。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。それぞれの園のご事情がありますので、余り詳しいことも申し上げにくいところがあるんですが、協議という内容なんですけども、一つはこどもの森さんにつきましては、常時50人以上の子供さんを預かっていただいておるということで考えますと、当町の子ども・子育て支援事業計画の中の保育の必要量を想定する際には、こどもの森さんの今の定員といいますか、保育量については見込みとして含めさせていただいておるということでございますので、当然、法人さんの自主努力ということが大きく影響はしますが、町としてもできるだけバックアップができる方法を考えながら、維持・継続、発展をしていただく方法を、お互いに模索しようということで、この数年間にわたって協議をさせていただいております。 それから聖三一幼稚園さんにつきましては、ちょっと年度は忘れましたが、数年前に利用者数が激減をした時期がございまして、法人としては閉園ということをお考えになった時期がありました。そのときに当該幼稚園のOB、また周辺の住民さんが署名活動を熱心に行われて、数的には3,000筆ぐらいだったように記憶をしておりますが、そういった署名をもって聖三一幼稚園の維持存続を要望されました。そのことを受けられまして、再度、地域からこういった声が上がってくる以上は使命を果たす必要があるというご判断をされたということで、現在も維持・継続をされておるということでございます。その聖三一幼稚園さんにつきましては、加悦地域におきましては公設の幼稚園がございません。そういった中で、いわゆる教育分野を担っていただいておる非常に貴重な存在でありますので、そことの連携というのは町としては外せないというふうに考えておりますので、これまでご活躍をいただいております二つの法人につきましては、町も一緒になっていろいろと連携ができる方法を、引き続き検討していきたいというふうに考えております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それからもう1点、話を伺ってまいりました。民営化に係る市民の評価の中で、やはり公設、公営施設園の要望がある。他方、教育・保育の内容に民営化の利点を一定理解するという、まちまちの評価が出ております。こうした問題点も解消していかなくてはならないんですけども、こういう議論がどの場で始まるんでしょうか。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。保育所等の民営化ということにつきましては、周辺では京丹後市さん、宮津市さん、ある意味、積極的にこの近年進めておられる自治体がございます。都市部に行きますと、逆に言うと民間のほうが数が多いのではないかなというふうにも思われますが、ただいま京丹後市のほうの状況をお知らせいただきましたが、民設のよさ、公設のよさ、これはもうそれぞれご意見はあると思います。例えば、公設であれば、やはり公がやります保育所等でありますので、一定の安心感があるだろうということでしょうし、ただ民設のよさにつきましては、例えば民間の発想によって基本的に運営がなされますので、例えば長時間の保育、また休日の保育というような、特別な保育について取り組みやすい環境が民営のほうにはあると。ですから、そういったサービスの幅の広さで、そこを望まれる保護者もあろうかと思います。ですから、両方によさがあると思っております。 町の場合につきましても、今、公設民営になるのか民設民営になるのかはまだ何も決定をしておりませんが、その民設というものがどういうものになってくるのかということを、我々もしっかりキャッチをして、その上で議会、また住民の皆さんに、こういった方法はどうだろうということは、当然、お示しをしていかなければならないということでございまして、行政が一方的にそれを決定して推し進めるということではないというふうに思っておりますので、そこの点については、信用いただきまして、一方的に進めるつもりはございません。 ですから、民間の声をまた議会の立場として聞いていただくような機会もあればなおいいかなというふうにも思いますので、そういった取り組みを重ねながら、方針を決定していけたらよいのではないかというふうに考えております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 慎重な議論の運び方を望んでおきたいと思います。 それでは、時間もありますので、次は河川改修の問題でいきたいと思います。金額が大きいんであれですけれども、237ページに書いてありますけども、かなりの金額が大きいので読み上げませんけども。申し上げたいのは、昨日25日、水曜日にですね、毎日新聞に、スコップで川が元気、自然再生講座110人、与謝野町。与謝野町のよさのみらい大学の取り組みが大きくカラーで報道されました。注目は7年も丹後に住んで取材を続けられている記者の記事なんで、説得力も真剣度もかなりありまして、特に岩屋川には熱心に取材を続けられた記者だと思っております。 そこで聞きたいんですけども、支流ですね、岩屋川を含む支流、加悦奥川、温江川、滝川の災害復旧を含めまして、改修工事の進捗度はどういうふうになっているんでしょうか。
○議長(家城功) 吉田建設課長。
◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。今、ご紹介がありましたように、本川は二級河川の野田川でございますが、その支流河川についても二級の河川になっております。今申されました河川全て二級河川で、加悦奥川は現在改修中でございますが、その他の河川については、一定、計画部分は終わっているというふうに認識しております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) この記事で、岩屋川が特に取り上げられて、山と川と海のある与謝野町の魅力が思う存分発揮して、まちづくりにつながって、子供たちの健全な育成につながるという記事になっております。そこで、問題点は、私もよくわからないんですけども、想定水深というのが重要になってきたというふうに思います。特に岩屋川が今回の行政懇談会でも野田川地域では大変問題になりました。 そこで、想定水深につきまして、私の聞いてるとこでは24時間中584ミリの雨量がある場合、わーくぱる周辺には1メートルから2メートルの想定水深値が設定されていると。これで
防災安全課長、これでこの見解でよろしいんですか。
○議長(家城功) 藤垣
防災安全課長。
◎
防災安全課長(藤垣浩二) お答えいたします。今、議員が申されておりますのは、昨年度、京都府が公表いたしました野田川とその支流河川の洪水浸水想定区域図に基づいた水深のことだというふうに思っております。それで、今、議員が申されましたように、わーくぱる周辺につきましては、584ミリの降雨があった場合には、1メートルから2メートルの浸水の想定があるという区域図になっております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこで、最近の雨量から想定いたしまして、今、課長の答弁でありましたように、このわーくぱる、あるいは商工会館周辺は危険地帯に京都府としては注意を払う地域になっているわけですね。これがなぜ今言いますと、野田川の各地域の懇談会でありましたように、ここに野田川地域認定こども園を計画されているということから、大変な心配事になってきたということなんで、課長の答弁をここでもう一度、危険地帯であるということをお聞きしておきたいと思います。
○議長(家城功) 藤垣
防災安全課長。
◎
防災安全課長(藤垣浩二) お答えいたします。今、議員が申されました危険地帯ということを申されましたけれども、これにつきましては584ミリの雨が降った場合には、わーくぱるの場所でいいますと1メートルから2メートルの水深、洪水浸水想定がされるということでございまして、そこが危険区域となっているということではございません。これにつきましては、住民の避難行動につなげていただく指標ということで京都府が公表されたものでございますので、その場所が危険であるという図面ではないということでございます。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 近年の雨の降り方でいいますと、千年に一度の洪水はどの地域もあるという報道もあります。課長の答弁では、そういう答弁でございましたけども、やはり1メートルから2メートルの想定水深値が設定されているということは、公共施設をここに新たに建設するのは適当ではないという地域に私は思うんですけれども、防災、地域の安全、住民の安全の観点から、課長、もう一度お願いいたします。
○議長(家城功) 藤垣
防災安全課長。
◎
防災安全課長(藤垣浩二) そのわーくぱる周辺につきましては、1メートルから2メートルの浸水があると、浸水が想定されるという区域になっておりますけども、そこに新しく公共施設を建てることが適当ではないというような議員の申し出でございますけれども、その場所に例えば公共施設を建てるとすれば、地盤を上げるですとか、それなりの対策を講じれば、公共施設を建てることについては問題はないというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それならば24時間で584ミリの雨量が想定されてますけども、近年はそれ以上の雨量を想定するべきだと私は思います。 それから、幾地地区の地域懇談会で、岩屋川のすぐそばに住んでおられた方が、どうしても言いたいというて来られました。高齢者の方でございましたけども、ひしひしと悲痛な叫び声を上げられたわけでございます。課長は聞いておられましたか、この声を。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) お答えいたします。町政懇談会でそのような訴えをいただいていることは事実ございます。今の京都府が出しましたハザードマップの考え方については、議員はいわゆるわーくぱる周辺だけをピンポイントでおっしゃっておりますが、実はもうまち全体が10メートルを超える浸水地域があったりということで、危険だという見方をするならば、まちのほとんどがもう危険な場所という想定になるのかなというふうに思います。我々も全く心配をしておらんわけではございませんが、現在、ハザードマップとして町が出しております平成29年度版においては、あそこの地域は白地だというところで、まちづくりにおいてはその平成29年度版についてを優先すると。それから、災害時の避難行動については、新たなハザードマップに基づいて避難の効率的で安全な避難の方法を考えていくというものになるというふうに、京都府のほうからもお聞きしておりますので、全くそれを無視しとるわけではございませんが、先ほど言いましたように、まち全体で考えますと、そのほとんどが10メートルとか5メートルとかいう浸水区域になりますと、それを優先したまちづくりというのは非常に困難なところがあるのではないかなというふうにも思いますので、議論は十分していかなければならないもんだとは思いますが、そのような考え方で今のところはあの場所を計画地として町のほうは選定をしているということで、ご理解をいただけたらというふうに思っております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) まちづくりの観点から浪江課長が答弁いただきました。まちづくりの観点でいいますと、大局的に加悦谷平野を全体と考えれば、わざわざ1メートルから2メートルの想定水深が予測されるところが、公共施設を建設するのには最適地ではないということはわかったわけでございます。専門性から見て、専門的に建設課長、まちづくりの観点から河川はどうあるべきかという観点から、答弁をお願いしたいと思います。
○議長(家城功) 吉田建設課長。
◎建設課長(吉田達雄) お答えをいたします。まず、大前提として今の与謝野町における河川の状況についてですが、二級河川の野田川を本川として、そこへ各支流が流れ込むわけです。河川改修という見方からいいますと、まず野田川の本川をより強固な安全なものにしていくということが第一前提になりますが、現在、京都府のほうで進められております野田川についての河川改修は、5分の1の確率、いわゆる5年に1回の雨に耐え得る断面という形で整備が進められております。これにつきましては、目安といたしまして平成16年の23号台風の雨量に耐え得るという形で進められているということです。 したがいまして、一番下流に位置する野田川がそういう状況でございますので、それより上流部の支流河川についても、5分の1より多くの雨に耐え得る断面をつくることができないという状況です。以前にもちょっとお話ししたことがあるかと思いますが、今、国のほうで最重要とされる河川でも、百年一、あるいは二百年一というのが最大の幅になってます。今回の浸水想定区域については、考えられる最大雨量ということで24時間雨量が584ミリということになってまして、確率面でいきますと千年に一度ということで、全くオーダーが違っているわけなんです。その千年に一度の雨に耐え得る断面を、国のほうがこれからは全ての河川改修において考慮するということにはなっておりません。したがいまして、今現在の100年、200年、本町の野田川に関しては五年一ですので、これについては完成形の三十年一にしていく必要があるかと思いますが、それを一気に千年一にということではございません。 また、それをやろうとしますともう莫大な費用、あるいは莫大な年月がかかるというようなこともございますので、一定それについては先ほどから申し上げておりますように、避難行動をとる場合の参考といいますか、そういったことを頭に置きながら準備してくださいよと。これは自治体も含めです、ということでございますので、まちづくりにおいては、やはり現実的な部分でさせていただかないと、一つの公共施設、例えば公共施設なら、それが全てとりでみたいな形のものを幾つもつくらんなんというようなことにもなってまいりますし、やはりそういう部分について、先ほどの地上げの部分もありましたが、そういったことであるだとか、ソフト面の部分についても、どうすればそういった場合に安全が確保できるのかという部分をやっぱり重視しながら、できることはやっぱりハードの部分も対応したらいいと思いますが、余りむちゃくちゃなことということになる、もう莫大な費用がかかってしまいますので、そういったバランス的なことは、やはりハード、ソフト両面から考えていく必要があるというふうに思っておりますので、それは個々の公共施設の性格であったりだとか、そういった部分も考慮しながら、公共施設についてはですけど、考えていく必要があるというふうに思っております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは答弁いただきました。建設課長にお尋ねしておきたいと思います。京都市から転勤してこられた方が、野田川を見てびっくりされるのは、河川敷がなくて、川があっていきなり堤防があるわけですね。これを見てびっくりされるんで、この川の改修工事のあり方というのが、もっと自然に魚が住めるやり方、今、岩屋川みたいなやり方があると思うんですけど、この点と、もう1点は、この新聞報道にありましたように、岩屋川の自然を生かして、子供たちが大人と一緒に遊べる川という特色のある川であるということを、新聞は書いております。 しかしながら、今回の公共施設の統廃合問題で、岩屋川が最大の問題であると。非常に大きな問題点になってる点を考えまして、野田川の改修と岩屋川の関係を聞いておきたいと思います。
○議長(家城功) 吉田建設課長。
◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。今、議員からもご指摘がございましたように、河川につきましては、やはり自然との調和といいますか、生態系を阻害しないということが最近では随分重視をされております。そのあたりの関係から、河川の改修という部分について、例えばコンクリートブロック、あるいはコンクリート護岸で固めてしまうような工法については、通常、補助金や何かはいただけないという形になっています。ただし、町が管理する準用河川であるだとか普通河川というふうな部分になってきますと、そういった部分も配慮しながらも、やはり洪水に対する浸水対策だとか、そういった部分も大きくかかわってきますので、その辺の規制までは現在のところはございません。ただ、京都府が管理する部分については、やはりそういった生態系等も重視することになっておりますので、例えば野田川でいいましたら魚道の整備ということで、井堰や何かで落差がついた部分について魚が上りやすいようなスロープといいますか、そういった構造につくりかえるだとか。それから、護岸についても、あっても連節ブロック程度のもので、コンクリートでがちがちに固めるといったようなことはされておりません。そういったことで、今、議員からもおっしゃっていただいてますように、魚やら生物に対する安全性といいますか、その部分については考慮されていると。 それから、都会のほうの河川敷という考え方ですが、これも雨量が多くなって水位が上がれば、そこも川の断面として使われるわけです。二級河川程度の河川になりますと、やっぱり規模が小さくなってしまいますので、今現在は洪水敷という形で、河川の水が流れる部分に若干の一段高いスペースがあると思います。それらもいわゆる都会のほうの河川敷のような利用はできませんけれども、考え方としては同じような状況だということで、京都府におかれましても、それから国のほうにおかれましても、自然の生態系を重視する形での河川整備ということを重きに置いておられますので、そういった部分では大丈夫であろうと。ただし、ここはちょっと難しいとこなんですけど、今、岩屋川のお話をされました。岩屋川については、かなりコンクリートブロックの部分がたくさんございます。ここの部分について生態系はどうなんだろうというようなこともあるわけなんですが、例えばコンクリートのブロックについても、従来のものはつるつるの断面のブロックでした。今はそれは使えない状況です。いわゆるでこぼこの粗面ブロックというんですけど、そういったものを、でこぼこのものを使うことによって、例えばコケが生えやすくなって、それによって蛍等が生息できるようにするだとか、そういった形でできるだけ自然の形に近い状況をつくろうとしているということについては、ご理解をいただきたいなというふうに思っています。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 今の課長の答弁にありましたように、ぜひとも岩屋川の生態系を大切にしながら、子供たちも遊べる川であるように望んでおきたいですし、また私たち町民が安心・安全で暮らせる場所にぜひとも岩屋川周辺の、もう一度丁寧な調査をしていただきまして、想定浸水、よくわかりませんけども、これが確実に安心だというところまでの調査をぜひとも望んでおいておきたいと思います。そこの分に公共施設の統廃合の問題と、新たな公共施設をつくる場合の最適地はどこであるかということを、慎重に慎重に議論していっていただきたいと、切に望んでおきたいと思います。
○議長(家城功) 浪江
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(浪江昭人) ただいまのご意見については、もっともだと思っております。一番必要なのは安全ということは、当然、考えていかなければならないということだとは思いますが、ただいまの議論の中で、1点、やっぱりお互いに気をつけていかなければならないのは、安易に危険地点だという判断をしてしまいますと、現在ある公共施設はどうなのだということにもつながってくる問題になろうかと思いますので、そのあたりも含めながら、議論は十分やっていく必要があるのではないかなというふうに考えます。先ほどありましたように、ここにはもう公共施設は建ててはならない地域だということになってしまうと、今ある施設は果たしてどうなのかということも一方で考えなければならない、そういった問題にもつながるのではないかと。ですから、ここは慎重に、やはり議論を重ねていく必要があろうかと思いますので、その上で適地だというご判断がいただければ、我々にとっては非常にありがたい話ですし、そうではないということになりましたら、また新たな議論が生まれるのではないかなというふうに思いますので、そのあたりよろしくお願いしたいと思います。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 慎重に慎重に議論を進めていただきたいと切にお願いして、決算の質疑を終わります。
○議長(家城功) ここで、少し早いですが昼食休憩といたします。 午後1時30分に再開いたします。 (休憩 午前11時49分) (再開 午後1時30分)
○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 午前中の質疑の答弁の中で補足説明があるとの申し出が吉田建設課長のほうからございましたので、これを許可いたします。 吉田建設課長。
◎建設課長(吉田達雄) 貴重な時間を申しわけございません。午前中に杉上議員のほうから、今、認定こども園の候補地として挙げております場所につきまして、危険区域というような表現をされておりますが、このことについて若干、もう一度お話をさせていただきたいと思います。 重ね重ねになりますが、河川改修につきましては午前中お話を申し上げたとおりでございまして、今、京都府のほうが出されております最大降雨時における浸水想定区域というものに対して、実際にはそのことを考慮した河川改修は全国的に行われておりません。したがいまして、今現在進めておられる考えのもとで、今後も進めていくということでございます。 その中で、最大降雨時における浸水想定をするということにつきましては、あくまでも住民の方々がいかに安全に避難をしていただけるかということが大前提になっております。いわゆる、ソフトとしての考え方のもとに住民の皆さんにそれをお示しすることで、官民一体となって安全を確保していくということが目的でございます。実際に千年一の雨ということに関しましては、それは確率的な問題ですので、千年に1回しかないということではございません。事と次第によってはあすあるかもしれない、あさってあるかもしれない、そういったものでございます。 しかしながら、町といたしまして、そのことを頭に置いて全てのハード事業について、あるいは今後、あらゆる公共構造物を計画していく中で、そのエリアを必ず外してとか、そういった考え方というのは、非常にちょっと経費の面であるだとか、いろんな面で漠然とし過ぎておりますので、あくまでも今後のまちづくりということの中でのハードという感覚では、現在の平成29年版でお示しをさせていただいておりますハザードマップをもとにということになろうかと思います。それは新しいものが出ておりますので、それを完全に無視するわけではございませんが、重きに置くのは昨年までに出ている部分で進めさせていただきたいということでございます。 したがいまして、危険区域という表現は、できればその名前をつけてしまいますと、町内全域というふうな形になります。例えば、浸水区域という部分では、去年、京都府が出されたところでそういった数値が出てますが、土砂災害の部分については、これは去年までのハザードマップにおいても、下流部分に家屋があるところについてのみ、そこを調査した結果、警戒区域に指定しましょうということですので、家屋がないところについては、そういった調査はされていません。したがって、あの部分を見ると白地区域、いわゆる安全な区域というふうになってしまうんです。ところが、そこを例えば切り開いてだとか、新たな構造物を建てようとするときに、改めてその調査を行ったとすれば、そこも警戒区域に入ってしまうということになりますので、そういった考え方からしますと、現在、昨年出された計画、浸水想定のあの形をもとにしてしまうと、与謝野町全域が危険区域というふうに、杉上議員さんがおっしゃる指摘で、言うてしまうとそうなってしまうということです。 したがいまして、そういう言葉を前提にするのじゃなくて、やはりここについては、どういう方法でそれらをカバーして、人々の安全を確保するかというふうな考え方を重視していただいて、ハードについては今までのやり方を、今出てる部分も考慮しながら進めていくんだという程度のところでお考えをいただけたらというふうに思っております。 したがいまして、非常にもう2種類出てしまったのでわかりにくいんですけれども、やはり現実的に可能な部分というのを頭に置かないと、先ほど申し上げましたようなとりでみたいな形のもんになってしまいますので、そのあたりについては決め打ちというような言い切りは、できれば避けていただけたらありがたいなというふうに思いますので、若干、考え方についてはいろいろとあろうかと思いますが、そういうふうな形で進めていかないと、もう成り立たなくなってしまうということもございますので、そういった部分についてはご理解をいただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(家城功) それでは、質疑を続行いたします。 ほかに質疑ありませんか。 2番、山崎議員。
◆2番(山崎良磨) それでは、2回目の質問を始めさせていただきます。 第三セクターの経営状況のほうをお聞きいたします。こちらのタンゴフロンティアの件についてお聞きいたします。一昨日の杉上議員の答弁の中で、済みません、その前にまず簡単なところから行きます。紆余曲折を経て元の会社に戻りましたが、登記上は下山田の住所に所在地がそのままとなっております。こちらは賃貸物件であり、基本的にはこれは住居専用のマンションであると私は認識しております。ここに今誰も、ここに関連する企業に関連する方が住まれておらず、なおかつこれは貸しテナントになっている状況の中で、このままではいささかまずいと思うんですが、その所在地を直すような指導とか、そういった相談とかというのはまずないんでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ご質問にお答えします。住所地のところにつきましても、指導まではちょっと抜け落ちておりまして、しておりません。申しわけございません。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) これは直ちに訂正をしていただかないと、中にはこれは謄本をとれば、第三者どなたでも見ることができる中で、ダイレクトメールですとか、そういったものも、この所在しない場所に届いてしまう可能性が大いにあると思いますので、まずはこれについてはちょっとご留意願いたいなということを申し上げます。 続きまして、一昨日の杉上議員の答弁の中で、棚卸しに関与することについて、昨年、弁護士間でまだ話し合いをしている中で、そういったことがまだできない、今もそうかといったような内容だったと思うんですが、棚卸しについては、そもそも今、運営してないので在庫もないとみなして、別に棚卸しがなくとも私は驚かないんですが、気になったのは、弁護士間の話という部分なんです。私が裁判所のほうで見ましたところ、一旦、裁判が落ちついて、登記を戻すことで結論が出て、あえて金額は申し上げませんが、金額の譲渡を経て、元の会社に戻って、金銭の行き来、裁判所の命令もあり、弁護士間が納得したと私は見受けておったんですが、仮に弁護士間の話し合いがあるとすれば、これはまた違う問題が出ておるということか、もしくは今度は違う弁護士間の話し合いが起こっておるのか、ちょっとそういった子細をお聞きできますか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) お答えします。そこまで踏み込んで確認はしておりませんので、ちょっと私のほうでは情報は全く持っておりません。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) 今持っておられない。谷口課長についても4月から着任されたばかりで、なかなかこれについてわかりにくい部分もあるというのは十分わかっておるんですが。済みません、先ほどの杉上議員との答弁に戻るんですけど、そうお答えされたのは、何かの事実があったではなく、何となく感覚的に過去の事例を踏まえて、言い方悪いです、確証とらずに答えられたということですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 第三セクターの決算書を見ている中で、一定、中身の分析を、かかる経費についてどんなものかなというところについては、聞き取りという形でお聞きして、一定程度、経費の部分についてはこうだったということは確認をさせていただいております。それ以外については確認というか、そこまでお聞きしたということがありませんので、ここまでしかわからないというところでございます。 済みません、回答のほうがちょっとあれでして。弁護士間でやっているというところの事実は確認しておりませんので、訂正をさせていただきたいと思います。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) 訂正ということで。広くこれは町民も見られております。あらぬ誤解を招くことはあってはならないと思いますので、十分ご注意いただきたいと思うんです。その中で、町長、主に観光施策を上げられておられる中で、私は、このタンゴフロンティアさんが運営されておった道の駅とSL広場に係るエリア、町長は以前、今井議員の質問だったかで、ちりめん街道が観光の拠点だみたいなことを言われておりましたけど、私の考えを述べさせてもらうと、そのさっきのエリアも大変重要なエリアだと思うんです。 一つ、ちょっと事例を挙げてご紹介したいんですが、10年ほど前、今よりまだ少し動線が変わって活気があるころです、あのころに。私の当時の上司のおいっ子さんが、いわゆる鉄道マニア、鉄ちゃんというやつで、あの場所に行って大喜びをされたと。その上司はそれに気に入って2回目連れていかれたんです。そのとき言われた言葉が、おじさん、もうあきたでええわ、こう言われたと。私、これすごい大事なことで、最初のファーストタッチで引きつける何かが、私はあの施設にはあると思うんです。私も専門でもないですし、そういった知識を持ち合わせてない。今後、それは勉強していって、また提案ができればしますけど。ファーストタッチについては抜群であって、それを持続させる、あきさせない仕掛けというものがあれば、私はあそこは十分に観光施策の拠点となり得ると思うんです。町長、いかがお考えですか。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、道の駅、そしてSL広場周辺のあり方についてご提案をいただいた上で、見解をお求めになってございますので、私のほうからもお答えをさせていただきたいと存じます。 まず、道の駅でございますけれども、現在はよさの野菜の駅として、滝・金屋農業振興会や観光協会の連携のもとに施設の運営がなされてございます。この施設の物販品を
ごらんおきをいただきますと、町内産のお野菜でありましたり、町内で製造されているものづくりの製品というものが陳列をされているという状況でございます。 そうした状況の中で、客層を分析をいたしますと、地域でお住まいの方々が非常に多くご利用されておられる。また、たしか私の記憶の中では、3割程度が観光客であるというように伺ってございます。こうした安定的な施設運営がなされているということでございますので、引き続き道の駅の運営につきましては事業者のご努力をいただきながら、よりよい形に発展をさせていただくことができればと考えてございます。 また、SL広場につきましては、この施設運営については民間の会社によるものというように理解をしてございます。確かにSL広場につきましては、国の重要文化財を含む27台の車両が陳列をされており、まさにこの与謝野町の歴史に深く根差した施設であると認識をしてございます。そうした状況の中で、よりよい形を目指していくということは、観光客、あるいは住民自身が参画をし続けることができる仕組みというものを構築することが重要ではないかと考えているところでございます。我々といたしましても、付近一帯の活性化という観点から、関係事業者の皆様方と協議を重ねながら、よりよい形をつくることができるようにしてまいりたいと思っております。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) 引き続き私もいろいろと勉強して、提案をしてまいりたいと思います。ぜひご一考をお願いできたらと思います。 続きまして、三セクと当町のちょっとあり方についてになるんで、お答えをまたいただけたらと思うんですが、いわゆる現状としまして、タンゴフロンティアは休眠状態になっているのであえて外します。ファーマーズライスさん、遅延損害金、いわゆる売り掛けですね、長期化しているものがございます。加悦総合振興さんについては現在の数字を出されておるんで、どれが売り掛けで、どれが長期で休眠している売り掛けで、どれがいっときの売り掛けなのかというのが判断つかないんですけど。いわゆる直接顧客に売る商売じゃないんで、これは売り掛けというのは非常に発生しやすいと思うんです。これは税金と違いまして、あくまでも商売上のお金でございます。こういった特別遅滞しております売り掛けに対してのご指導とか指導はされておられますでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 両者ともでございますけれども、町の立場といたしましては、出資をしておるという立場でございまして、以前は役員のほうに町からも出ておったわけでありますけれども、現在はその経営のほうからは一定線を引いておるという状態の中で、ここはもう経営判断については、一定、会社の独自性といいますか、そこは尊重といいますか、しておるところがございますので、これといった、その部分についての指導というのは詳細に行っていないということでございます。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) 指導を行っておられないという中で、恐らく町の資本が入っておる中で、強引な回収というのは避けられておるのかなと、やはり遠慮される部分がある、町の顔もあるという中で、自発的には動きにくいのかなと私は思います。その中で、やはりこれは商売でございます。税金ではございません。やはり、時と場合によっては債権回収機構などで多少実入りが少なくなっても売るとか、債権を譲渡するとか、そういったことも町側から寄り添って相談してあげないと、なかなかやっぱり町の顔がある中で、そういったことはしにくいかなと私は思うんですが、いかがお考えですか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 経営のそれこそ判断というところになってまいると思いますので、ここは余り町がそこに踏み込み過ぎると、例えば経営が立ち行かなくなった際に債務の補填というんですか、そういったようなことも過去ございましたし、その辺はバランスをとりながらやっていくということを基本にしておりますけれども、本日、ご指摘をいただいた点については、経営陣にはそういったご意見もあるということは伝えてまいりたいと思います。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) よろしくお願いいたします。三セクの話はここまでにいたします。 続きまして、決算ということで、私なりにちょっと多少感想めいたことになってしまうんですが、総合計画についてちょっと申し述べたいと思います。私が思う中で、私が議員にならせていただいてこの1年半、この統廃合、この問題についてはずっとついて回った問題かと思っております。その中で、私がちょっと気になった点を申し述べさせていただきます。 少々話がずれますが、昨年、某小売店さんが5店舗ほどお店を閉鎖されました。私もそれはプライベートとしてお手伝いをさせてもらった中で、どういう閉鎖の仕方をしたかというのが一つの私の中の指標なんです。それは、利用者数、お客さんの数が少ないところから閉めていった。そこに建物の付加価値、古い、新しい、耐用年数は関係なかったんです。これは、私は公共施設にも言える部分があるんではないかなと思います。確かに耐用年数でありますとか総量規制、このお考えは私は重々承知しております。しかしながら、多くの方が利用している施設というのは、まず後回しにして、まずは利用者の少ない、賛同の得やすいところから、いわゆる総量規制を行っていき、その浮いたコスト、スペースでまたそのほかの問題を考えていくという捉え方はどうなのかと思うんですが、そういった意見はなかったんでしょうか。
○議長(家城功) 和田副町長。
◎副町長(和田茂) お答えいたします。まず、基本的に公共施設の数を減らしていくというのは、これはもう皆さんご理解いただけるということだというふうに思っています。その中で、どういった手法で進めていくのかということを、多分議員はおっしゃっているんだろうというふうに思います。そのためには、我々もしっかりと数字というのを捉まえなければならないと思うんですけども、利用度というのも、使っておられる回数ではなくて、もう少し細かく、以前にも申し上げましたけども、この部屋は午前・午後詰まっているのかとか、そういった細かい分析をした中で、その公共施設の価値を一定考慮していくというのは大事なことだというふうに思っています。ところが、いろんな場面で、例えば新たな事業を起こしていく場合に、公共施設の役目を終えたとか、耐用年数が迫ったようなものを代替地に持っていくという考え方は、これは僕は間違ってないというふうに思います。ただ、利用者があるということは、これはもう十分考慮していかないと、いわゆる禍根を残すということも結果として出てくるということもありますので、そこはやっぱり今後ともしっかりと分析をしながら、調整を進めていくべきだろうなというふうに思っています。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) 調整を進めていただくという言葉が出ました。ゆっくりとその辺は考えていただきたいなと思います。これは非常に、私は余りここは感情を戦わせる場ではない、自分の感情を出すところではないと思っております。あえて申し上げたいなと思います。私は、野田川生まれの人間です、皆さんご存じのように。この中で野田川のこの統廃合について、皆から出ておる話というのが一つございます。これは別に陰謀めいたものであるとか、そのためにそうしたとかということではないことは事前に申し上げます。
クアハウスを請願によって残された、これが岩滝地区。加悦地区においては、当初は公民館機能の停止まで話があった中で、3年間だけの間借りとなった。こと野田川地区においては、一切の妥協、代替案がなく、ただどいてほかの代替地に移ってほしい。いわゆるこれは、町長、ここでの2回目の所信表明で、与謝野町民として、野田川町でも加悦町でもなく、岩滝町でもなく、一体感の醸成を言われました。それはおっしゃるとおりなんです。ただ悲しいかな人間は感情の動物です。生まれ育ったまち、里は忘れられません。その中で、やはり野田川だけそういう扱いを受けておるという被害者意識をあおってしまった部分は、私はあると思うんです。 その中で、今後、話し合いをされている中で、やはり代替案なり妥協案、私もお互いの言い分が、もうここまで来て看板も立った今、100%どっちかが通るなんて思ってないです。ただ、話し合いの場を持って、もっと潤沢に話をしていただきたいなと考えております。町長の今のお気持ちをお聞かせ願えますか。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。私のご質問の解釈が違っていたら、また後ほどご指摘をいただきたいと思うんですけれども、ただいま議員がおっしゃいましたことというのは、この野田川地域における認定こども園の計画案に対して、請願団体の皆様方によってさまざまな活動をされておられるという状況であると思ってございますけれども、この請願団体との膝を突き合わせた協議ということであったのかなと思ってございます。私たちといたしましても、この請願団体の皆様方とは、引き続き協議を重ねていきたいと思っているところでございます。 そうした中で、議員からご指摘がありましたように、代替案あるいは、この計画案におけるより一致点を見つけられるような案ということについても、お話し合いを進めていくことができればいいかなと思っているところでございます。なお、この野田川地域における認定こども園の設置計画につきましては、かねてより申し上げておりますように、まだまだその計画案自体が十分に周知をされているという段階ではないと考えてございますので、引き続き住民の皆様方に対する説明責任を果たしていく必要があると認識をしてございます。
○議長(家城功) 山崎議員。
◆2番(山崎良磨) 引き続きの話し合い、膝を詰めての妥協案、折衷案、どんどんと盛り込んでいただきたいなと思いまして、きょうは私の思いを伝えたかったので、この場をおかりしました。 以上で質問を終わります。
○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 12番、安達議員。
◆12番(安達種雄) 一、二点、ちょっと総務課長に確認をしておきたいと思います。75ページの報償費で弁護士謝礼とありますね。50万円。これは年間を通じて、いわゆる顧問料というような解釈でいいですか。例えば、相談1件当たり何ぼというような支払い区分でなく、年間を通じた顧問料ということの解釈でいいですか。
○議長(家城功) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) 議員おっしゃいましたように、弁護士の顧問料ということで年間50万円ということでございます。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) そうすると、相談件数は関係なしという解釈でいいですね。
○議長(家城功) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) はい、相談件数ではございませんで、もう年間50万円ということでございます。平成30年度でございますと、約件数で12件程度の相談をお世話になっておりまして、その中での頻度は多い少ないはございますけれども、そのような形でございます。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) それから、今議会にも当初にあったわけですが、職員さんにおける交通事故が合併以来、非常に多くの件数が発生しておりますが、きょうまで報告を聞いておりますと、人命にかかわるような大きな事故は起きていないと。ほとんどが物件で補償して終わっておるというような内容だと思っておりますが、そういった中で同じく75ページの賠償補償保険料192万円、これが交通事故のときに対応される保険料でしょうか。
○議長(家城功) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) この192万1,539円でございます。こちらがいわゆる平成30年度で行っております全国町村会総合賠償補償保険料ということでございまして、年間この額を支払っているというものでございます。これについては、申しわけございません、この192万1,539円につきましては、全国町村会の総合賠償補償保険でございますので、車両の保険とは別の保険ということでございまして、総合賠償でございますので、町民に対しての年間の保険料ということでございます。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) そうしますと、ちょっと理解しにくい分があるんで説明をいただきたいんですが、各課が管理しております車がありますね。教育委員会とか保健課とか建設課とか。そういった中で各課ごとに公用車両損害保険料というのが1万4,000円ぐらいから4万5,000円ぐらいの幅で、各課の管理しております車両保険が掛かっておりますが、これと先ほど言われた保険料との兼ね合いはどういう対応で済まされておりますか。
○議長(家城功) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) 済みません、説明が不十分でございまして申しわけございません。今、議員がおっしゃいました車両の保険は、それぞれの課によって、それぞれの課の所有する車両について、公用車について保険をそれぞれの課で払っております。そして、ただいま私が先ほど申し上げました192万1,539円につきましては、こちらは町民の、この当時でいきますと2万2,036人に対しましての保険料ということで、総合賠償保険ということで加入をさせていただいているものでございます。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) そうしますと、物損事故が起きた場合の相手方に補償されます保険については、各課ごとに入っておられる公用車の車両保険で賄うとるという判断でいいですか。
○議長(家城功) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) 申しわけございません。各課でそれぞれ予算は持っておりますけども、総務課のほうで一括してその保険料をお支払いしているということで、保険料といいますか、管理をしているということでございます。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) そうしますと、不幸にして事故が発生した場合には、各課ごとに予算が計上してあります公用車の保険料を使って、それを総務課が事故が発生した課の管理車両の保険料で、総務課が相手方と対応しておられるという解釈でいいですね。
○議長(家城功) 長島総務課長。
◎総務課長(長島栄作) 総務課のほうが総括をいたしまして、それぞれの課に車両の分の保険料は年間分をお支払いいただきます。そこでその保険料は終わりでございまして、それぞれで有事の際に保険適用が必要だという場合には、総務課の担当のほうでそれぞれ加入をしております保険会社に依頼をして、保険手続をしていただくというふうな流れになっております。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) そうしますと、139ページ、ちょっと飛びますけど。ここに賠償補償保険料というのがあります。これは民生費の部分ですが、これはどういったときの対応の決算でしょうか。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) これにつきましては算所会館の補償ということで、算所会館で何か起きたときに、入っています損害賠償の保険になります。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) そうしますと、これは例えばイベントがあったり、何かそういうときの賠償保険でしょうか。火災保険料の下になっておりますが、この内容についてちょっとお知らせください。
○議長(家城功) 茂籠
住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) これにつきましては、算所会館で実施される料理教室だとか、そういうことに関することなんで、夏祭りとかというのは、今度は区のほうの関係になるので、そっちのほうの保険に該当するんではないかなというふうに思います。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) 昨日の質問の中で、児童虐待とかそういうことにつきましての行政の対応については、
子育て応援課長から、幼児、児童、生徒に至るまで、それぞれの部署の職員さんが対応して、児童相談所等との連携も密にとりながら対応しているということであり、大変、事によりますと24時間対応ということも事例としてはあるように伺っております。大変ご苦労さんだと思います。最近は余り耳にしなくなりましたが、教育現場での、特に約1カ月前に夏休みが終わりましたが、子供たちの不登校、そういったようなことにつきまして、今ごろマスコミ等もそんなに話題にはしませんが、当町での実態をもし把握されとりましたらお聞かせいただければと思います。
○議長(家城功) 柴田
学校教育課長。
◎
学校教育課長(柴田勝久) 議員のご質問にお答えしたいと思います。不登校の児童生徒が、現状は今どうなのかということのご質問だと思っております。まず、不登校ですけれども、文部科学省では不登校児童生徒とは、何らかの心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因、背景により、年間30日以上欠席した児童生徒のことを不登校という定義を持っております。この定義によりますと、平成30年度の不登校の児童は、小学校全体で7名、中学校では26名ということとなっております。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) 今の伺った数字が、小学生が7名、中学校は26名と、それぞれにいろいろと心理的な苦痛があったり、また個々に異なった事情が、私は子供たちの幼い気持ちの中に、どうしても一歩踏み出せないという部分があると思います。このことについての指導等につきまして、教育長、突然でありますが、ちょっとどういったような対応をいただいているもんか、お聞かせいただけたらと思います。
○議長(家城功)
塩見教育長。
◎教育長(塩見定生) 議員ご指摘のとおり、不登校は深刻な状況は当町におきましても変わりないというふうに思っておりまして、よく言われておりますのが、1学期ですと、いわゆる5月の連休後に発生しやすい。それから、議員ご指摘のとおり長期休業中の夏休みを終えた9月段階。9月は特に2学期は学校等も学校行事等々がございまして、子供たちにもプレッシャーになっているんだろうというふうに思っておりますので、やっぱり私も校長等々に指示をして、丁寧な対応をするようにということは指示しておるところですが、現在のところ新規で9月になって不登校になったということは聞いてないんですけれども、議員ご指摘のとおり、いろいろな要因が考えられるだろうというふうに思っております。学校におきましては、友人関係、それから学業の不振、それから進路に対する不安、それから部活動とか、そういったものへの不適応等々があります。家庭におきましては親子関係とか、それから家庭の生活環境の変化、例えば転居するとかそういった変化。それから、家庭内の不和というものもあります。本人の状況としましては無気力とか、情緒の不安定さ、それから遊びとか非行に走っていくというケースもありますし、もう一つは病気、こういったことがありますが、これそのものずばりということは少なくて、大体、重複してかみ合っているケースが多いというふうに思っております。当町では、各中学校に心の教育相談員、これは教員じゃないんです、決して評価をしない気楽に相談できる教員を配置しておりますし、それから3校ともスクールカウンセラーは配置しております。ですから、いろんな面で相談できるようにしておりますし、それからご承知のとおりトライアングルを設置しまして、できる限り学校に行かなくても相談できる形をとっていくという、丁寧な対応をしておりますけれども、なかなか簡単に解決できるということにはなっていませんけれども。それから、トライアングルでは通所できない児童生徒に対しては、家庭訪問もさせていただいておりますので、これからも丁寧に対応してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) 年間30日以上、欠席ということになると、なかなか子供さんたちの心の病、払拭して学校に行くんだという気持ちにスイッチが入りにくいのも現状でありますし、私も小さいとき、気が弱いもんで、登校拒否に似たようなことも自分で体験した覚えもあります。そういったところから、この数字が負担をかけるようですが、膨らむことのないように、さらに一人ひとりの子供たちに現場でまた向き合っていただきまして、十分、そして家庭との連携もとっていただきまして、距離があかないように、家庭と教育現場とのいい意味での兼ね合いを望んでおきたいと思います。これはもう結構です。 話は変わりますが、けさほど
河邉議員が
クアハウス岩滝の件を、ちょっと
観光交流課長にその点で私も感じておることを述べておきたいと思います。まずあそこの
河邉議員もおっしゃっておりましたが、食堂といいますかレストランですね、これについて他の業者に呼びかけることはどうかという投げかけに対して、一応、
ドルフィンさんにお任せしてあるんでという答弁だったように受けとめておりますが、やはり一つの営業であります。多くのお客さんがあそこを利用していただいて、そしてあそこに行ったらおいしいもんがよばれられるでと、品数も非常にメニューがたくさんあるというようないい風評が立つような運営を望んでおります。そういった意味からも、
ドルフィンさんとの話の中で、そういった新たな業者さんをそこに何とかできるということを、行政の指導としてお話ししていただくようなことは不可能なことだと思われますか、ちょっと確認しておきたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) お答えしたいと思います。可能であるというふうには思っておりますので、どういうやり方というか、ことについても協議をして、できたら与謝野町内の業者さんが入るとか、そういうようなとこも含めて協議はできると思いますので、議員のご指摘を踏まえまして、また協議をさせていただきたいなと思います。協議の上でどうなるかというところについては、お答えは出ないんですけれども、一応、ご指摘をいただいて、話はさせていただきたいというふうに思います。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) ぜひとも、といいますのは、町外から見えた観光客とかいろんな方が、与謝野町ではなかなかランチをとるとこ、場所が少ないんだという声も多々聞いておりますので、それにはリフレとかいろんな場所がないことはないんですが、なかなかここに設置されるんであれば、より多くのお客さんに喜んでいただけるような対応をお世話になりたいと思います。 もう1点、同じく
クアハウス岩滝のところですが、この9月議会の資料として、先ほど
河邉議員も述べておられましたが、健康器具ですね。あれの一覧表を写真づけのを議員にも配付して、資料としていただきました。確かに予算はもう既に認めておりますが、あの資料の器具を全部そろえられるということは相当な金額にもなるし、それから予算を認めてあるからといって、あれを随分と素人でわかりませんが、健康器具かなと。ちょっとこれは10キロ近いようなバーベルとか、いろんな、これが本当に健康管理に必要なんかなという疑問視する器具もありました。したがいまして、スペース的にもどれだけ予定しておられるかわかりませんが、後で利用者の方の希望があれば、この機械をもう1台ふやさんなんなとか、そういうことはまた歩きながらできますんで、配備が。一遍にあれを全部そろえて、そして鉄アレイのこんな10キロするようなんを使いなることは、僕は健康管理だけなら必要ないと。ジムなら必要ですが、そういうこともよく考えていただいて、ニーズに合った、そして買い増しをして利用者の希望に応えるという、少し半年なり1年なり、期間を見ながら整備していくという考え方は、私は大事であろうと思いますが、それについて担当課としてはどうですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 一つ目のご質問の中で、
クアハウスの1階で大型バスが入って、どんどん食事を提供するような規模感ではありませんので、もっと軽喫茶とか、軽食とか、そういうような形のカフェ的なイメージですので、そこはちょっと、ラーメンを出したり、丼を出したり、そんな定食を出したりするようなイメージの規模のところでは、厨房というんか、いうものではございませんので、そこはちょっとご理解をいただきたいというふうに思っています。 それから、もう1点のスポーツジムのことにつきましては、これは繰り越しの予算の財源で、地方創生のお金もついておりますので、可能というか、そろえていきたいと。1年、間を置いてとか、半年の間を置いてというようなことじゃなしに、十分、この機器についても利用者の声とか、それから指定管理者が全国規模で利用している中で、お年寄り様の膝の痛いところでしたら、プールで歩きながら健康もされているんですけれども、こういう器具を使ったら筋力トレーニングで痛みが痛くならない。痛くなったところにやるのはどうかなと、ちょっと素人であれなんですけれども、そういうような器具をそろえておりまして、今回お渡ししたのはイメージ図で出させていただきましたので、これにどういう利用とか、効能とかいうのは、改めてまた常任委員会のほうにご説明させていただける機会を設けまして、整備に向けてさせていただきたいなと思います。 今言う10キロ、20キロのダンベルがどうだっていうところにつきましては、ちょっと私もどういう形で使うとこまで、ちょっと今把握をしておりませんので、今後、整備をしていくについて、そろえていきたいなというふうに思っております。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) 十分検討するということでありますが、これね、やっぱりこの設備をしておられるところへ現場に出向いて、そして十分とそういう調査をするということが大事です。実際、この器具は。類似の器具がありますでね、ずっと一覧表を見せてもらっとったら。これも備えなければならないということも、その必要性も感じませんので、しっかりと調査をしていただいて、そして無駄のない設備投資をお願いしたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 議員のご指摘のとおりでございますので、必要なものをそろえていくということですので、この見た目で似たようなもの、同じようなものという、視覚的なことでしたので、それがこういうものだっていうところを、一つひとつ見ていただけるような資料をそろえて、整備をしていきたいと思います。
○議長(家城功) 安達議員。
◆12番(安達種雄) 以上で終わります。
○議長(家城功) ここで2時45分まで休憩といたします。 (休憩 午後2時29分) (再開 午後2時45分)
○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続行いたします。 ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。
◆11番(永島洋視) それでは、私は税収と経済対策について、少し質問をしたいと思います。平成30年度の税収は、前年度と比べて軽自動車税を除いて全ての税目で減収となっております。その額は3,500万円、前年度と比べて減っておるという、そういう状況になってます。税務課からいただいております資料によりますと、平成24年度で19億7,700万円税収があったということに対して、平成30年度の決算で19億700万円と、96.5%という状況になっているわけです。個人町民税が、令和元年度でやっと1,100万円増収となったということですが、これは給与所得の自然増によるものかなというふうに思ってます。地域の景況感を一番反映してます令和元年度の営業所得は、10年前をやはり下回っておるわけですね。このように、税収の減少が続く状況では、幾ら歳出削減に努めても、財政の健全化にはなかなかならないというふうに思うわけです。 それで、景気回復を待つのではなくて、やはり景気回復と税収をふやす方策を、町としては考えていく必要があるんではないかというふうに思いますが、町長はその点はどういうふうに考えておられるか聞きたいというふうに思います。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、平成30年度の税収の現況についてご質問をいただきました。それと同時に、この税収を増加させていくために、どのような取り組みをするべきかといったご質問であったと思ってございます。 まず、この与謝野町をはかる上で、非常に重要なバロメーターとして人口、そして税収というものがあると認識をしてございます。その中で税収の推移につきましては、先ほどご紹介があったとおりでございます。平成29年度と平成30年度の税収を比較をいたしましたときにも、資料でお示しをさせていただいているとおりでございます。いずれにいたしましてもこの税収を上げていくということは極めて重要なことと思ってございます。 そのためには民間企業者に寄り添った支援策を講じていくということが、極めて重要であると思っているところでございます。また、雇用の確保ということも、あわせて重要でございます。企業の皆様方にとっては、従業員がなかなか集まらないといったお声も多々伺っているというところでございます。そうした中で、企業側、そして就労したい側とのマッチングということを通じて、就労者数をふやしていくということが重要ではないかと思っているところでございます。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 町長のほうも税収をふやしていく、そういう手だてが必要だということをおっしゃったということであります。そこで、税務課長に質問をしたいと思うわけです。私は、税収をふやしていく一番手っ取り早い方法は、新築住宅をいかにふやしていくか。そのことによる固定資産税の増加が、一番早く効果が出るというふうに思っておりますが、税務課長はどういう判断をされているか、見解を聞きたいというふうに思います。
○議長(家城功) 平野税務課長。
◎税務課長(平野公規) 平成30年度の町税なんですが、合計額で18億4,817万円というようなことで、前年度よりも3,235万円の減というようなことでございます。令和元年度に入りまして、7月末現在では、ちょうど前年度の7月末と比較いたしますと、4,000万円程度の増ということで、一応令和元年度の見込みといたしましては、平成29年度並みの税収を確保できるものというふうに考えております。 あと、固定資産税の増収というようなことなんですが、議員おっしゃいますように、新築住宅が1戸建築されますと、非常に大きな税収になってまいりますので、確かにその要素は大きいというふうに思います。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 別に税収が減っておるから、その税務課の責任だというて言うとるつもりは、私は全くありませんので、その点ははっきりしておきたいというふうに思います。ふやす手法としては、そういうことだということの答弁であったというふうに、私は思っております。同じ税務課のいただいてます資料では、10年前の平成21年度ですね、このときの新増分、新築と増築分の家屋だというふうに思うんですが、これが107棟だったんですね。それが令和元年度で71棟まで減少しとるわけですね。例えば、課税価格で1,000万円だとすれば固定資産税は14万円になるわけです。新築・増築分家屋だけで約500万円ぐらい減ると、減ってるということになるわけですね。これは非常に大きいかなというふうに思ってまして、以前は子育て施策が与謝野町は充実をしとったということで、他市町村から転入してきて、家を建てる人もあったと、多かったというふうに思っておりますが、近年は転入者が減ってきておるわけです。高校までの医療費を無料化に拡大をした京丹後市に最近では転入をする人がふえているということを、委員会審議の中で
企画財政課長も話しておられました。こういう状況があるわけですね。子育て施策をやはり充実をさせるということが大前提にはなるわけなんですが、やはり与謝野町へ住宅を新築をしていく、そういう誘導施策を考えていく必要が私はあるんではないかなというふうに思ってます。 その手法として、一つ私は提案をしたいというふうに思うわけなんですが、町内の金融機関と連携をして、住宅ローンの利子を利子補給をしていく。このことで実質、住宅ローンの金利をゼロ、あるいは半減、半分にしていく、こういう施策を講じ、誘導策をアピールしていく必要があるんではないかというふうに思います。現在の住宅ローンの金利は、大体0.6%から0.8%程度かなと、10年金利で、というふうに思っておりますが、これが国の交付金事業というふうになれば、実現が可能ではないかなというふうに思います。国の交付金事業に採用されるということになりますと、やはり地元の金融機関と連携をしていくということが採択へのアピールポイントになるんではないかというふうに思いますが、誰でも結構ですので、この考え方はどうかということを、見解を聞きたいというふうに思います。
○議長(家城功) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは、住宅施策におきまして新築、それから増築、また売買も含んでだと思いますけども、そういったことをすることによって、当然、固定資産税が町のほうには増収として上がってくると。片一方で家屋等を取得された方には、当然、税金が課税されますので、必ずしも現金を持って購入される、新築される方ばっかりでありませんので、ローンを組まれたりだとかいう資金手当てを恐らくされる中で、そういった一つの施策として、その方々を下支えするようなことで、住宅ローンに対しての優遇措置を金融機関と一緒になってするべきではないかなと。それを例えば地方創生の交付金を活用するような持っていき方をしたらどうかということなんですけども、私も税制に精通しとるわけではございませんので、私なりの思いをちょっと言わさせていただきますと、今回、10月から消費税も2%アップするわけですけども、国のほうで用意されておるのが、それに対して住宅ローン減税のさらなる、今も住宅ローン減税はされておられる、国としてはしておるんですけども、それをさらなる改善がされるというふうに私は理解しとるんですけども、片一方でそういうことが国の施策としてされておるので、そこは私どものほうの地方自治体で、片一方の減税施策を見守りながら、新たなローンに対する支援というとこまでは、なかなか難しいかなというふうに私自身は思っております。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 住宅ローンに対する住宅建築の助成制度というのは、確かに今、だんだん充実はしてきています。それは全国一律の制度でありますので、他市町村と違いをどう発揮するかという点では、全くそこのところでは与謝野町はアピールできんわけですね。やはり、違いを明確にしていく。どうぞ来てくださいという施策を、やっぱり打ち出すべきちゃうかと。それでこそ人口をふやしていこうという、そういうまちづくりになってくるんではないかいうふうに思いますので、この点について深く論議するつもりはありませんけども、一つの考え方として、どうか検討していただきたい。このことで少しでも税収がふえるようであれば、それだけ行政改革のほうも、その額も減ってくるわけですから、そういう努力もしていただく必要があるんではないかというふうに思ってます。 次に、商工振興課の資料では、町内でも有数の従業員数を誇っておりました事業所が、6月末で45名もの雇いどめ、いわゆる人員整理があったということが報告をされています。これはただ単に景気が悪いというだけでなくて、人員整理までもする事業所が出てきておる。そして、なおかつその数は、今までなかったような大規模な人数になっておるという点で、非常に深刻な事態に私はなっておるというふうに思いますが、この点、町長はどういうふうに捉えておられるのか、聞きたいというふうに思います。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘がございました、町内に立地をする事業所におきまして、雇いどめがあったということでございます。我々といたしましても、その当初から雇いどめをされた方々の再雇用をあっせんをしていくということを目指して、関係機関と調整を図ってきたという状況でございます。その調整を図ってきた中で、一定の就職あっせんというものもできたのではないかと思ってございます。ただ、全ての皆様方に対して、そのあっせんができたということではございませんので、引き続き、その充実に向けて努力をしていきたいと思っているところでございます。また、このような事態、つまり町内に立地をしている事業所におきまして、引き続き雇いどめなどが発生をしないように、我々としては、町内事業者の皆様方と緊密な連携をとっていく、あるいは深くそうした点の状況を確認をしていくということが重要になってくると認識をしてございます。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 経済問題というのは、景気がいいとか悪いとかいう、そういう基本的には、これは国の政策上の問題です。地方はそれを全てをカバーするような財源もありませんし、そういう権限もないというのが実態であります。ただ、そういう中で、三位一体の改革が全く地方には影響を及ぼしてない、効果が上がってないという中で、こういう実態が生まれておるわけです。その中で、もう地方でできるのは何ができるのか、最大限、地域を活性化をしていく、そういう手法がないのか。そういうことをやはり考えていくのが行政の仕事ではないかというふうに、私は思っております。それで、そういう点で、何にも増して、今、町がしなければならないことは、冷え込んでいるこの町の経済をどうして活性化させていくのか。そのために町はどんなことができるんかということを、考える必要がないかなというふうに私は思ってます。 その特効薬ですが、私が思いますのは、やはり町内で資金を循環をさせる。このことが重要であろうというふうに思ってますし、過去にやられました住宅改修助成制度というのは、これと同じものをやるかどうかということは別にしまして、こういう制度を復活させる必要があるんではないかというふうに思っております。この事業については、京大のグループでも23.8倍の効果があるという研究データが出ておるわけですね。そして、営業所得の増加にも、これはつながっていくということで、これから10月から消費税が増税されると。町内の経済がもう一つ大変な状況になる、そういうことが予想される中で、ほかの事業を少し後回しにしてでも、こういった経済対策を今実施するべきだというふうに私は思ってます。
谷口観光交流課長も、きのうの答弁の中で、住宅改修制度が人口をふやす効果があるということを、答弁の中で言われたというふうに私は思っておりますので、さきに提案をしました住宅ローンの利子補給制度と、この住宅改修助成制度、この復活をぜひともしていただきたいということで、町長の見解を聞かせていただきたいと思います。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、二つのご提案をいただきました。まず、第1にご提案をされました新築住宅に係る利子補給制度の提案ということにつきましては、私たちのほうでも年間を通じて、どのようなメリット、デメリットがあるのかといった調査を始めさせていただきたいと思います。 また、二つ目には、かつて本町において実施をされました住宅改修助成制度でございますが、3年間という期間の中で、大変大きな経済的な効果を上げていたというふうに認識をいたしてございます。本年度の事業におきまして、この住宅改修助成制度というものを念頭に置いた形での、移住者に対する住宅改修の補助金というものも創設をさせていただいているというところでございます。引き続き本年度事業の推移を見ながら、その動向によって今後の政策的な流れを考えていきたいと認識をしてございます。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 次の質問に入っていきたいというふうに思います。先日、私の一般質問の後で、事業評価についての質問の後、翌日、補足説明がありました。
企画財政課長に聞きたいわけですが、その補足説明では、野田川体育館を廃止するということの判断の見直しをせよと言ってることではないという、そういう内容の趣旨であったというふうに私は思っておるわけですが。であるならば、利用数や稼働数を調査し、もう一度判断をし直せというふうに書いてあるわけですね。何をもう一度判断し直すのか、その点について具体的に私にはわからないので、教えていただきたいと思います。
○議長(家城功) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) 先日ありました事業評価の内容の中で、お配りをさせていただいております資料のナンバーでいいますと128番だったと思いますけども、屋内体育施設維持管理事業、これがこの中の意見の中に、町が廃止の方向を示している野田川体育館については、利用数や稼働率を調査し、もう一度きっちりと全体的な情報を示して判断するように行政も努力すること、もう一度しっかりとしたプロセスを踏むべきというご意見を、評価委員の方からいただいております。この説明につきまして私のほうから、廃止の是非を結論づけるものではないというふうにご説明をさせていただきました。この事務事業評価をしていただいている意見の中で、この前もご説明させていただいたかと思いますけども、この施設に限らずなんですけども、町が持っております情報が非常に限定的なものであると。例えば、体育館であろうが、中央公民館であろうが、例えば午前をもう一こま、1時間でも使ったら、もう午前中が利用に供しておるだとか、午後なら午後、夜なら夜。ところが、体育館でもA面があったりB面があったり、その中でも時間単位でのこまだとか、そういうのをきっちりとした情報を町のほうがお示しをしておらん。要は、情報を持ってないということが、やっぱり議論をする上できっちりとした説明ができていないんと違うかというようなご意見を頂戴をしておりました。 そういったものをきっちりとして、やっぱり稼働率ですとか、そういったもの。これは体育館に限らずの話なんですけども、ほかの施設でもそういったご意見を頂戴いたしております。そういったものをもっともっときっちり説明をして、この利用度だとか、そういうのがいろんな住民の方にもわかるように示していくべきなのが一つだと。そういうことを住民の方もわかっていただいて、行政としてもう一回、そういうことを説明することによって、ちゃんとした考え方をご意見もいただけるだろうと。そういうのをもう一回煮詰め直して、最終的にはやっぱり判断をもう一回していくべきと違うかということで、私が申し上げたのは、そこの事務事業評価の委員会で是非を議論されたというものではないと。当然こういった話が住民の中でも起きとることは、委員の方々も承知ですので、結論を出すんではなくって、やっぱりそういった行政はもっとちゃんとした説明をすべきだし、それをもってまたいろんな意見をいただいたことを真摯に受けとめて、最終的な判断を下すべしというようなご意見だったということでございます。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 最終的な私の意見は、ちょっと後にさせてもらいますが、もう1点お聞きしたいことがあります。この中に、もう一度しっかりとしたプロセスを踏むべきということが書かれておるわけですね。このしっかりとしたプロセスを踏むべきとは、何をどう、どういうことを言っておられるのか。どうプロセスが踏めていないのかということを、具体的に教えていただきたいと思います。
○議長(家城功) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) 先ほどと重複すると思うんですけども、やはりこれは情報の提供不足ということが、委員の中からは出ておったということです。きっちりとした情報をやっぱり提供できていないということをおっしゃっておられましたので、そういうプロセスが踏めていないと。やっぱりそういったものを、資料をきっちり持って、資料をきっちり説明して、そこで議論を深めていって最終判断をするべきと、そういったプロセスが欠けておるというご指摘だったと認識しております。
○議長(家城功) 永島議員。
◆11番(永島洋視) 今、二つの説明を聞きました。私は、この事業評価が、これを引き合いに出して質問をしたわけですが、野田川体育館の廃止を中止をしなさいということを、この質問の中で、そのことを言ったつもりは余りないんです。要するに、情報がきちっと開示できてないという中で、もう一回判断をし直せということなんで、どちらになっても判断をし直せということについては違わんわけですね。私は、だからそのことを判断をしてほしいということを言っておるわけでして、まあ言うたらこの評価に参加された
企画財政課長も総務課長も、私は同じ考え方だということを申し上げて、質問を終わりたいというふうに思います。ありがとうございました。
○議長(家城功) ほかに質疑ありませんか。 6番、下村議員。
◆6番(下村隆夫) それでは、前回に引き続きまして、まず179ページ、広域
シルバー人材センター運営事業についてお伺いしたいと思います。 こちらのほうには、現在368万6,000円ほど使われたということになっておりますんですが、この補助金、登録人数は何人いて、どのようなことを主に作業としてはなさっているのでしょうか。
○議長(家城功) 田辺福祉課長。
◎福祉課長(田辺茂雄) 済みません、登録人員の資料は今手元に持ってなくて、後で報告させてもらいたいと思います。先ほど、今回の決算の中でもありますように、結構
シルバー人材センターさん、公共のお仕事を受けられていることが多いです。草刈りもありますし、個人からの部分でいうと、最近なかなか都会に出られている方が多くて、夏場なんかはお墓の清掃なり、それから公園などの清掃も入っております。福祉課の関連でいいますと、簡易なヘルパー的な事業というのも受けていただいております。シルバーさんの会議などでお話を聞く中では、登録者数というのが近年ずっと減っているというふうにはお聞きしています。やっぱりある程度の収入を確保されたい、高齢になられても収入を確保されたいという方があって、シルバーで働くというよりも、通常の企業のほうに雇っていただけるのであれば、そちらのほうで働きたいという方が多いようで、シルバーのほうで働きたいということでの登録者数というのは、近年減っていってるというふうにお聞きしています。今の登録者数については、後ほど報告させてもらいたいと思います。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) シルバー人材と言われましても、現在は65歳以上がシルバーなのか、あるいは後期高齢者、70歳以上がシルバーなのか、その辺についての見解はどのようにお考えでしょうか。
○議長(家城功) 田辺福祉課長。
◎福祉課長(田辺茂雄) シルバーさんというのは、やっぱり65歳というふうに思っております。75歳以上の後期高齢者の方というのは、やはりなかなかお仕事、登録者の方では70歳過ぎておられる方、75歳を過ぎておられる方はありますが、主に中心に働いておられる方というのは、65歳過ぎ、70歳前ぐらいの方が活発に活動されているというふうに理解しております。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) そうしますと、今、人生100歳時代という中においては、随分まだ若い方が対象のような気もします。もう少し幅広い作業内容等もご検討いただきまして、もういつまでも働けるような環境づくりも、今後、必要になってくるかと思います。 次に、187ページ、農業関係になるんですが、補助金が出ております。農事組合活動費補助金、農業団体活動費補助金、これは先般委員会のほうでも承ったんですが、実際問題、団体に入ってないともらえない、普通の営農をしているだけではもらえないというようなお話も聞いております。実際問題、前回の資料でいただいた中においては、当町における農業、与謝野町の農業というのは、経営耕作面積が719ヘクタール、うち田んぼは699ヘクタールということで、京都府内で田んぼは1番であると。経営耕地面積は2.02ヘクタールであると。いわゆる面積における経営規模が10ヘクタール以上は35.3%あると、こういう方だけが、先ほどの補助金をもらえるのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 決算書の187ページの上段のほうにあります、特に農事組合活動費補助金でございますけれども、これがご指摘のとおり、農事組合という地域単位で組織をされております団体に対して補助金を交付いたしております。これはほとんどが先ほどありましたように97%が水田のまちでございますので、やはり水の管理でありますとか、農道の管理でありますとか、そういったところを、また農業共済の書類でありますとか、そういったことを組織化していただくことによって、円滑にしていくということに対しての補助金でございます。この組合員の中には、個人でやられております農家の方であったり、また法人でされております農家の方も、全ての農家がほぼ全ての農家の方が組合員として活動されておりますので、性質的に言えば、全員の農家に間接的にでも支援が渡っておるということが言えようかと思います。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) そうしますと、経営体数の占める3.9%ですか、10ヘクタール以上の方が。こちらだけではないという解釈でよろしいでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) そのとおりでございまして、規模が大きい農家の方だけではなく、全ての農家の方に、先ほど申し上げた農事組合への活動補助金については行き渡っておるという、間接的にでありますけれども、行き渡っておるという認識でございます。それからまた、個々の農家に対する、いわゆる支援という点につきましては、この町の決算には上がってこないわけでありますけれども、水田に何がしかの作物を、当然、水稲も含めまして作付をすることに対する助成が、これは国の経営安定対策という制度がございまして、町の会計を通らずに国から直接農家のほうに交付される制度がございますので、平成30年の場合でしたら、これが個人といいましても対象が86名なんですけれども、約4,600万円という交付金が直接農家のほうに交付をされております。なお、この事務手続につきましては、国が直接できませんので、町のほうが委託を受けて行っておるという状況でございます。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) それでは、一部の方がもらってないような話も聞くことがあるんですが、何らかの形で補助金は直接ではなくにしろ、間接的にしろ、回っているというような解釈でよろしいでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 印象といたしましては、確かに国のほうも、いわゆる大規模農業のほうに手厚くしていくということにしておりますので、当然その町の施策のほうもそれに沿っておるというところがございますので、印象としては法人であったり、大規模な農家の方に手厚いというようなことだと思っております。また、その印象が特に強いということの要因の一つに、先ほど申し上げました、国が直接交付します経営所得安定対策という中で、86名と申し上げましたが、これが今の数字は平成30年度の数字ですが、平成29年度につきましては、普通の一般、お米の作付に対しましても交付金が出ておったということがございます。米の直接支払の交付金といいまして約3,700万円の、こちらは332名の方が対象となっておりましたので、そういった意味合いからいきますと、平成30年度にそれが廃止となりましたので、特に印象としては平成29年度から平成30年度にかけまして、一般の農家の方への支援が薄くなったということは確かにあろうかと思っております。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 農業を取り巻く環境もますます厳しくなってきておりますので、その辺につきましては、誤解がないような形で資料なりを配付していただければと思います。 次に、同じページで補助金、農業モデル確立事業補助金500万円とありますが、これはどういったものを指すかということで、ホップと、ちょっと委員会のときにメモしたんですが、ちょっと聞き漏らしたところがあるんで、あとほかに何があったでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 特色のある農業の補助金ということで500万円を支出しております。その内訳は、ホップの生産者組合に対しまして300万円、それともう一つがIоT、ICT農業の関連で200万円を交付いたしております。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) それでは、鳥獣等の問題の中においてもICTやAIを使ったものをなさっていかれるかどうかということも、先般、話が出ておりましたけど、そういった形については補助金の対象外になるわけですか。いわゆる鳥獣対策という形は、また別の項目になるのでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 鳥獣の部分につきましては、先ほどといいますか、この特色ある農業の交付金の中でも活用しておりますし、鳥獣の予算のほうからも合体して実施をしているところでございます。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) そうしますと、ICTを使った、委員会でも8カ所あって、当町ではフルにカバーしていると。無線をカバーしてるんですが、利用者に対しての補助金というか、そういったものに関しては何もないわけでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) こういった無線網でありますとか、そういったインフラの部分の整備を公的に行うということで支援をするということで、そこを有効に、例えばおりのセンサーを使っていただいて、けものの捕獲を効率化させるといったところは、その機器を整備するというところで支援をしておるという位置づけでございます。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 委員会でも研修で渡邉さんの肝いりで鳥獣対策ということで見てまいりましたけども、やはり当町のほうがすぐれてるとは思うのですが、実施形態という、実施状況が余り皆さんが理解できてないということがあるんで、やはりリップサービスではないんですが、情報は的確に出していただきたいと思います。 次に、193ページの多面的機能支払制度についてお伺いいたします。6,300万円、かなりな金額が出ておるんですけども、これについて細かく内容を教えていただけますか。特にどういった地域でなされて、それがどの程度になったか。1カ所で6,300万円もかかったわけではないと思います。その辺についての詳細な説明をお願いしたいと思います。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 多面的機能支払交付金でございますけれども、これにつきましては農地が持っております機能は、基本は食料等の供給ということでありますけれども、それ以外に環境面でありましたり、それからあと防災面でありましたり、また癒やしといいますか、そういったような機能も持っておると。そこを国が評価をいたしまして、田んぼを守っていくと。農地ですね。本町の場合はほとんど田んぼなんですけども、その田んぼを守っていくという目的で、田んぼの面積、一定面積当たりに、たしか4,000円だったと思いますけれども、その田んぼを守っていきますと表明といいますか、意思表示をしていただいた方といいますか、その地域、ここに対して面積掛ける4,000円の交付金が交付されるというものであります。この使途につきましては、農道でありましたり、水路の管理、また長寿命化といったことに使われるということであります。また、地域の組織、ここには農業者以外の方も構成員として入ってくるということも条件になっておりますので、ほとんどの地区で区長さんがというか、区のしかるべき役員さん等もこの組織に入っていただきながら、その農地が持っております多面的機能を、例えばいろんな区のイベント等で啓発をしていただくとか、それからまた有害鳥獣のフェンスの見回りでありましたり、そういったようなところにも使っていただいておるということであります。また、本町におけます面積的にいきますと、ほぼ97%の、これは農業振興地域という、特に農地を守っていくという地域の面積が777ヘクタールございますけれども、そこのほぼほぼ97%を占めておりますので、これは府内におきましても高い率であろうかと思いますし、これは農家の皆さんが農地を守っていくんだということの、一つの大きな指標になっておるというふうにも思っております。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 今聞いたとおり、確かに農地を守るための水路、農道の整備、共用の設備を維持管理するための地域に支払われる交付金というふうになっておりますが、今、私はそこをお伺いするよりかは、どこの地域ということをお伺いしたんですが、確かに当町の場合は敷地面積719ヘクタールのうち97.2%なので、ほとんどの地区になるのかなとは思いますが、もしあれでしたら除外される地区があるんであれば、それがどこなのか。除外されるということは2.8%ぐらいですから、少なくなりますから、そちらを、どこが除外されているのかでも結構です。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 地区的にいいますと、97%、ほぼほぼ100%近くを網羅してますので、極端に言いますとほぼ全地域ということです。その中で、それぞれ組織化をしていただいておりますので、その組織は23組織でございます。除外という表現でありましたですけれども、除外をしておるということではなくて、なかなかこの事業に取り組むに当たりまして、やはり組織化をするでありましたり、組織をするためには一定の地域の面積を守っていくんだという、地域ぐるみの総意の合意が必要になりますし、高齢化になっていくに従って、なかなか国や町のお金をいただきながら責任持って守れるのかどうかという不安が一番あるというふうに思っておりまして、そういった特に高齢化等の状況で、なかなか事業に踏み切れないという地域が、集落でいえば1組織あるということでございます。ここではちょっと、どこかというのは、ここでは勘弁していただきたいと思いますけれども、あとは農振農用地がない地域もありまして、いわゆる都市部、岩滝の中心部あたりは農地がありましても農振農用地ではありませんので、そこはおのずから対象外というような、基本的に対象外というような部分もございます。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 申しわけございません。私も今、除外という言葉を使ってしまいまして、失礼いたしました。この地域に該当しない地域ということに改めさせていただきます。 それでは、201ページ、林業担い手確保育成事業ですが、これは先般、森林条例の中で可決した後に農林課長には、担い手確保の項目が抜けてましたねということを申し上げた事項でもありますので、これほど今回、昨年ですか、平成30年度には予算がついてたけど、今後どうなるかわかりませんが、今の進捗ぐあいはどのようになっているのでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) ご質問は、新しい森林管理システムの進捗状況ということだと思います。これにつきましては、6月議会で基金条例をお認めいただきまして、ここの近隣の市町の中では早い段階での条例化といいますか、お認めいただきましたので、早速今現在、与謝野町におきましては、まずは所有者をしっかりと把握していく必要があるということから、台帳を調整していきますパソコンを購入をさせていただいたということであります。それから平行いたしまして、職員が京都府等が主催します制度の研修に複数回、既に参加をしております。最近も宮津市さんとも伊根町さんと協議も行いながら、それぞれ、特に京都府の指導というところが大きなこちらも期待もしておるとこでもありますので、京都府とも歩調を合わせながら、近隣市町とも連携しながら進めてまいりたいと。進捗状況については、繰り返しですけど、先ほど申し上げたようなことで、近隣の市町よりは半歩ほどは行っておるのかなと思います。ことしはどこの地域を、情報を整理していくかというところの抽出と、今後どのように進めていくかの基本的なところの枠組みづくりになろうかと思います。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 私の質問の仕方が悪かったかもしれませんけども、今は決算書ですので、24万2,735円、担い手確保、これの進捗状況を承っておるので、ちょっと質問の仕方が私が間違っていたようだったので、申しわけないですが、昨年の中においての進捗状況を質問しているわけでありまして、本年度の6月の決算での森林譲与税の話とはまた別になりますので、その辺、ちょっとややこしいですが、私もちょっと質問の仕方がまずかったかもしれませんが、その辺の回答をお願いします。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 大変申しわけございません。私の把握が認識が不足しておりました。201ページの林業担い手確保育成事業でございますけれども、この事業につきましては、特に林業を担っていただいております、この地域でいきますと宮津地方森林組合、ここに就業されておられます皆さんに対する福利厚生の部分を、この事業で支援をするというものでございます。いわゆる退職金の部分でありましたり、社会保険といいますか、そういったところの共済の部分を、国の制度を使いながら、町もあわせてこの24万2,735円を森林組合さんに交付することによって、支援をするというものでございます。 したがいまして、進捗状況という意味合いでいきますと、人数に対してもう決まった率を交付していくという事業になりますので、担い手の確保、ここについてはもう森林組合さんの事業の展開にかかっておるといいますか、こちらも支援もいたしますし、期待もしていくと、連携もしていくというようなところで、総合的に進捗を図るというようなことかと認識しています。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) そうしますと、こちらの育成事業費というのは、宮津与謝森林組合の社会保険料という形の解釈でいいんですか。いかがでしょうか。
○議長(家城功) 井上農林課長。
◎農林課長(井上雅之) 簡単にわかりやすく申し上げましたら、そのご理解だと思います。福利厚生の部分を国の制度に沿って町も行っておると。実質、何に対してかといいますと、与謝野町で町民で、なおかつ森林組合さんに入っておられる方に対しての社会保険保障部分の支援ということです。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) そこで、今ちょっと組合の会員の事務局だけですよね、これはね、先ほどからね。何かちょっと今、会員まで入っているような答弁だったもんですから、えっと思ったんで、ちょっと質問しました。別に回答はいいです。 次に215ページ、産業創出交流センター管理運営費490万円何がしですが、これは一体、こちらに書いている中においては、デザイン制作業務委託料とかありますが、消防設備はこれはしょうがないんでいいですけど、何も使ってないセンターに対してデザイン制作委託料というのを、昨年は何で発生したのかお伺いしたいと思います。
○議長(家城功) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。決算書215ページの産業創出交流センター管理運営事業の13節委託料、デザイン制作業務委託料14万5,800円の決算額の内容でございますが、これにつきましては当該施設のいわゆる施設パンフレットを作成をさせていただいたというところでございます。町内事業者のほうに見積もりによりお世話になったという形になっております。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 確かに490万円、昨年よりは23.93%少なくなってますけども、一昨年ですか、今後どのような形で残していくのか。先般の指定管理は否決されました。今、町がとりあえず管理しているという状況で、これが今後ともそのまま行かれるのか、今後の対応について、特にわかりやすく可能性のあることをお伺いしたいと思います。
○議長(家城功) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。この施設につきましては、昨年12月の議会におきまして、指定管理議案を否決をされたということで、現在、直営で運営をしておるというところでございます。その流れの中で、現在、商工振興課のほうが直接雇用を行いながら、業務運営を行っておるというのみにとどまっているというところでございますが、私のほうは、やはりこの展開について
指定管理者制度のほうに移行してまいりたいという考え方を持っております。その上で、現在、総務課のほうで募集をお世話になり、現在、その申請者の状況を私のほうはお待ちをさせていただいておるというところでございます。改めて申し上げますが、当初の総務省のほうで、リノベーション事業をしました、その方向性について今回の募集要項につきましては、しっかりと再認識をし、公募をかけておるというところでございますので、その部分の方向で来年4月からの民間運営にこぎつけたいという気持ちがあるというところでございます。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) 確かにこちらは国のお金を使ってリノベーションしたと。これについて、今、指定管理者を募集しているというお話でしたが、具体的にその事業者に対する説明は、リノベーションの中身をきちんと、国のこういう指導のもとによってつくったということは、わかるようになってるんでしょうか。またこの前みたいに物売りみたいになると困るので、その辺はいかがでしょうか。
○議長(家城功) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。現在募集中ということでございますが、今月9月9日に他の施設も含めまして、募集説明会というものを行っております。その際、1者その説明会にご来町され、私どものほうの考え方、そして将来に向ける方向性、そういった部分について丁寧にご説明をさせていただいたという機会を頂戴いたしました。あくまでも事業者の事業計画が重要なところでございますので、これはその事業計画がどのように上がってくるかということについては、まだまだ内容について精査はしておりませんが、まずはその段階にあるということで、ご理解いただけましたらと思っております。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) それでは、くれぐれも議会に諮る前に、事業者の方の企画書を十二分にご検討いただき、また議会に諮っていただければと思います。くれぐれも前回のような形での提案は拒否をさせていただきたいと私も思っております。
○議長(家城功) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。私のほうは、昨年度、この議会提案が否決をされました趣旨につきましては十分理解をしております。その上で、今回の指定管理議案については、必ずお世話になりまして、可決をお願いしたいという思いを持っております。その上で、今回の9月9日の説明会については、私のほうはしっかりとその考え方をお伝えしたつもりでございます。今後の動向につきましては、その事業計画書を、申請が上がってくるかどうかということは次の話ですけども、上がってきました際には、また議員の皆様のほうにも段階を踏んでご説明をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) それでは、同じような間違いというか手違いを踏まないような形で審議いただきまして、議会にご報告をいただければ幸いだと思います。 以上をもって私の質問を終わります。
○議長(家城功) 田辺福祉課長。
◎福祉課長(田辺茂雄) 済みません、時間をいただきまして申しわけありません。先ほどの
シルバー人材センターの登録者数について報告させてもらいたいと思います。
シルバー人材センター、この地域におきましては、宮津と伊根、与謝野町合同での人材センターとなっております。8月末の人数で申しわけないんですが、全体で388名、与謝野町におきましては165名の方が登録されております。済みません。
○議長(家城功) 下村議員。
◆6番(下村隆夫) ありがとうございます、調べていただきまして。広域シルバーセンター、やはり1市2町でやっていかないと人数が少ないんで、そのようになるかとは思います。 以上をもちまして質問を終わります。
○議長(家城功) ここで4時15分まで休憩といたします。 (休憩 午後3時58分) (再開 午後4時15分)
○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑を続行いたします。 ほかに質疑はありませんか。 7番、渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) それでは、2回目の質疑をさせていただきます。
河邉議員それから安達議員が言われておりました
クアハウス岩滝、225ページでお願いしたいと思います。
クアハウス岩滝、今、改装工事が入っておりまして、外壁に足場が組まれております。ぐりっと組まれて作業をやっていただいております。敷地に今まで温泉タンクといいますか、温泉がお金を入れて出るところに廃棄物が出されております。前のときにはトレーニング用の自転車、今におきましてはロッカールームなどが置かれて、それで処分をしていただいております。その温泉タンクと温泉スタンドとの間に、上に3軒ほどおうちがあるわけでございますが、お肉屋さんもありまして、結構人が通られるわけでございます。交通安全といいますか、安全対策はどのようにされておるか、まずそこからお聞きしたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 警備員を1名置かせていただきまして、安全対策に心がけてしていただいていると思っています。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 続きまして、その作業員の休憩所、あるいは事務所というものが、道を隔てて向かい側にございます。そこにプレハブを置いていただいて事務所兼休憩所にしていただいておるわけでございますが、その
クアハウスとこちら側の事務所との出入りにつきましては、しっかりと地下道を通って動いていただいておるとは私は思っておるわけでございますが、どうも町道を横断して、不作法なことが見られるので、ちょっとその辺はどのような対策をされとるか、お聞きしておきたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 請負業者様のほうには、その指導で道路を横断しないように、工事関係者はプレハブの前のところから工事現場に入るときには地下道を通るようにということで指導をしておりますけれども、不作法ということがちょっとあるんでしたら、また毎週定例会を持っておりますので、工事業者のほうにはその旨、伝えさせていただきます。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 事故のないように、まずはしっかりとお願いして、最初から最後まできちっと終わるようにお願いしたいと思っております。 この決算書225ページに修繕料145万円、それから
クアハウス岩滝維持補修工事139万円等が上がっております。今現在4億6,000万円というお金をかけて修理をしているわけでございますが、なぜこの4億6,000万円かけて修理するまでに、このような修理代が要ったかということをお聞きしておきたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 修繕料と工事につきましては、これを修繕しないと利用者の方が、まだ運営しとる期間ですので、最低限直さないと危険というか、運営もできないという部分についてのみ修繕というか工事をさせていただいておりますので、私どもも次に工事を迎えているということは重々承知しておりますので、無駄のないように精査して、運営がとまるということがないようにお金を使わせていただいております。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 最低限の延命的な処置ということでありますれば、納得もするわけでございますが、276万円ですか、総額につきましての金額の移動というものは、4億6,000万円の中においては小さいかもしれませんですけども、そこになぜ行かなかったということは、ちょっと無駄遣いじゃないかということを私は指摘させていただきたいと思うわけでございます。また、そういうことがないように、ちょっともう一回だけお願いしたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 議員のご指摘はごもっとものとおりだと思うんですけれども、本当の最低限、大きなお金がかかったのはプールのろ過ポンプが傷みましたので、それが100万円弱ぐらいかかりまして、それがとまるとプールが使えないという状態にもなるということで、緊急対応ということで使わせていただいております。ご指摘のことはごもっともだと思いますので、そういうことがないように、最低限、平成30年度の分はさせていただいておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) それでは、
河邉議員と安達議員の質問の中で課長は、これからの
クアハウスにつきましては、
健康増進施設などというような説明もいただきました。具体的にはどのような考え方で、どのようになされるか、少しお聞きしておきたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明)
クアハウス岩滝につきましては、設置条例の目的のとおりに、まずは設置条例で目的を定めておりますので、まずはそれで町民の皆様の健康増進ということを中心にしていきたいというふうに思っています。今回の改修工事につきましては、1階部分をテラスというかカフェができるような形にして、2階のトレーニングルームを3階に持っていって、少し規模を大きくして広くして使えるようにしまして、2階はバーデゾーンとか温泉施設に入る、ゆっくりと過ごしていただけるような形にしております。それで3階のトレーニングルームも含めまして、バーデゾーンからプールにおりるところも、お年寄りさんも使っていただきやすいように、急な階段でしたので、そこをエレベーターと緩い階段に設置をして、使いやすくしていただけるようにしまして、利用促進を図っていきたいというふうに思っております。
クアハウス岩滝の設置の目的につきましては、町民に休養と保養の場を提供し、余暇の有効利用を促進すること等を中心にやっておりますし、あと観光振興の促進に関することということも設置の目的に挙げておりますので、それに資する形で活用を図っていきたいというふうに思っております。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) それでは、今までは観光交流としまして、プールがあり、そして同じような設備があるわけ。全く同じものが場所が違って、そしてその同じ場所で健康増進、お年寄りになるか若者になるかわからん、どの器具で、どの場所で、どのプールでそれが健康増進に変わるのですか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 町民の皆様の健康増進ということですので、広く活用していただきたいというふうに思ってます。ただ、ターゲット層をどこに置くかということにつきましては、トレーニングルームのほうにつきましては、若い方も使っていただけるんですけれども、お年寄り様にも使っていただきたいというふうに思ってますし、これまでの利用を集約する形もあるんですけれども、トレーニングルームのほうは近隣にない規模で、あそこが目玉になるかなというふうには個人的には思ってます。また、プールのほうにつきましても、プールサイドのほうの活用、小学生の皆さんも含めてプール指導とか、高齢者の歩行とかいう形で、今まで以上に活用を図っていきたいと思ってます。それから、1階部分についてはカフェという形で、外からのお客様も利用していただけるような形で考えてます。また、ほかのもくろみとしましては、自転車サイクルのツーリストの方が、岩滝の
クアハウスの駐車場を起点に丹後半島を回っていただいて、また
クアハウスで汗を流して帰っていただけるような仕組みづくりができないかなというふうな形で、仕組みづくりについて今、京都府とも連携をとってやりかけているところでございます。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 健康増進、福祉、それでは福祉課長にお聞きします。今回、
観光交流課、あるいは
クアハウスにつきまして、この健康増進、福祉課といたしましても、また連携してお願いせんなんと私は思っております。どのような形でそのような町内の皆さんの健康増進を考えておられるか、もしありましたらひとつお聞きしておきたいと思います。
○議長(家城功) 田辺福祉課長。
◎福祉課長(田辺茂雄) 渡邉議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。福祉課にということでご指名いただきましたので。これまで介護保険を中心に介護予防の取り組みを福祉課のほうで取り組んできましたが、介護予防という面にもやっぱり力を入れていかないといけないという流れになっております。そこにおきましては、
クアハウスも健康づくり、お年寄りの健康づくりの一環として、これまで機能していただきました。また、
クアハウスの改修が終わりましたら、そちらを使って高齢者の健康づくりにも取り組んでいかなければなというふうに思ってます。町内にはほかにもリハビリに特化した介護予防の施設とか、これまで体の機能の支援が必要な方を見てこられた福祉事業所につきましても、介護度の軽い方に対する取り組みというのも進めていただいております。健康づくりについても、いろんな場面で、また高齢者の方に利用していただければというふうに考えております。
○議長(家城功) 水口保健課長。
◎保健課長(水口淳子) 今、福祉課長のほうは高齢者の介護予防の観点から説明をされたと思いますけれども、保健課のほうでは、一般の住民の方の健康増進ということで、従来から
クアハウスを利用させていただいた運動教室等も委託をして実施をさせていただいておりますし、プール運動というのは、高齢者にとっても、若い方にとっても非常に効果のある運動ということになりますので、改修後はまたそうした教室もあわせて実施をしていきたいと考えているところです。 以上です。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 福祉課、そして保健課、そして交流課の課長のお話をお聞きしますと、
クアハウスというものはなくてはならないもんだというふうに実感してくるわけでございますが、ここにおきまして料金は町内、町外同一料金となっております。町外町内同一料金でございます。健康増進、町内の方々の健康増進をもし願うならば、これは何がしの利点というわけじゃないけど、価格、料金差といいますか、何がしの方法があっても、私はいいんじゃないかと思うわけでございます。同一というのは、ちょっと離れてくるんじゃないかと思っておりますが、このあたりはどのようにお考えになりますか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 議員ご指摘のとおり、今、町内町外で統一料金、差をつけてないんですけれども、新しく今利用料金について検討している中ではそういうお声もありますので、それを踏まえて今、利用料金の検討をさせていただいております。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 町内町外の方も皆元気で、またそのようにサイクリングの方も入っていただいて、そして健康増進に努めてもらえればうれしいと思っております。またそのようにしていただきたいと思っております。 最後にもう一つ、今回ここの
ドルフィンにつきましては、2,000万円、幾らでしたかな
指定管理料が出ております。最初は1,800万円ほどだったと私は思っておるわけでございますが、ここに来てどういうわけか大きな差が出てきて、そして今度、お客様がたくさんふえるかもわかりません。また、下のほうにも喫茶室、あるいはお茶飲み場ができる計画になっております。このような形において、
指定管理料をどのように考えていかれるのかを改めてお聞きしたいと思います。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明)
指定管理料につきましては、利用料金がふえれば、お客様の利用がふえれば、収入がありますので、出が一緒でしたら
指定管理料は圧縮されていくということになりますので、それも踏まえて指定管理の制度につきましては、民間の自由な発想に基づいて施設をよりよく活用していくという面もありますので、ある一定程度は
クアハウスの部分については持ち出しはしていかんなんかなとは思いますけれども、まずはオープンさせて順調に経営をしていけるようにしたいと思っています。また、今年度と過年度では大分上がってきたというところの部分につきましては、消費税のアップ分もありますし、それから利用者が下がってきて利用料が減るということで、5年、5年のスパンで見直しをかけていきますので、上がってきているというふうに思っております。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 指定管理につきましては、年々このように業績が悪いといいますか、お客さんが少ないといいますかで上がってきとると。民間活用をして、元来下げるべきものが上がってきておるわけでございます。これは私は横で見とって、大変不自由な考え方だと思っております。できれば2,000万円とかいうふうに上限を決めていただきまして、そしてしっかりと指定管理業者に営業を任せるべきじゃないかと私は考えるわけでございますが、どうでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明)
指定管理料につきましては、施設の公募をかけたときの積算を、町のほうで過年度の実績とかを見ながら、収入も見ながら設定をしていっておりますので、上限を決めて2,000万円という考え方もあるかもしれませんけれども、まずは適正な料金を積算して、幅広く民間の力をかしていただいて、住民サービスの向上と経費の節減というところの大前提をまずは取り組んでいただけるように、指定管理者のほうにもお伝えしておりますし、指定管理者のほうも今年度の大きな赤字の部分についても、自分のところの責任もあるところも大きいというふうに言っていただいておりますので、今後、さらなる指導というか話をして、
指定管理料が減るような形で運営を目指していってもらうように努力をしていきます。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治)
クアハウスにつきましては健康増進、また観光、いろいろとあります。町内にはまたリフレもございます。その中においてのたくさんのお金をかけて4億6,000万円ほどかけてやるという、この意気込みを町長、ひとつ教えていただきたいと思います。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員から
クアハウス岩滝の今後の展開について、意気込みを問われましたので、私のほうから若干お答えをさせていただきたいと思います。
クアハウス岩滝につきましては、開設当初から条例の趣旨にのっとり、その運営を行ってきたということでございます。健康増進に資する施設、そして観光産業の振興に資する施設として、この間、努力を重ねてきたというところでございます。しかしながら、開設から25年が経過をする中で、施設全体の老朽化も激しいということで、その施設の維持・発展を目指し、本年度の事業におきまして改修工事を進めているという状況でございます。この改修後でございますが、これまで以上のお客様をお迎えし、かつ持続的なサービスの享受をいただけるように、引き続き指定管理者の皆様方とも連携をしながら取り組みを進めていきたいと思っているところでございます。 いずれにいたしましても今回、この決算質疑におきましても、複数の議員の皆様方から、
クアハウス岩滝についてのご指摘あるいはご期待というものを寄せていただきましたので、それらの意見も踏まえた形で、今後の事業の適正な執行、そして来年度からの再オープンを目指してまいりたいと考えてございます。
○議長(家城功) 渡邉議員。
◆7番(渡邉貫治) 与謝野町町民の健康増進、長寿のために、より一層の協力と、いろいろな形での施策をお願いしたいと思います。これで終わります。
○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 5番、今井議員。
◆5番(今井浩介) それでは、平成30年度決算につきまして、2回目の質問をさせていただきます。 決算資料87ページ、たくさんの意見が出ました移住・定住支援事業について、若干質問をさせていただきたいと思います。きのうも説明がこちらございましたけども、負担金の中での地域おこし協力隊起業支援補助金200万円については、地域おこし協力隊の方が与謝野町に定住する際の100万円掛ける2名分という国のルールで決められた補助金という解釈でよかったのかどうか、確認をさせてください。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 地域おこし協力隊の補助金の関係なんですけれども、1人当たり100万円を上限に、特別地方交付税が充てられるということですので、その分に当たるように、町の補助金要綱を設置しまして、それに基づいて地域おこし協力隊の補助支援をさせていただいているところでございます。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) こちら与謝野町に魅力を感じて地域おこし協力隊の方が住まれたということは、大変喜ばしいことだと思っております。その中で、この2名のうちの1名の方におかれましては、この補助金100万円と移動販売車の提供ということになりますけども、もちろんこの補助金というのは国が、先ほど説明された交付金というルールの中でありましたけど、それだけの町の支援というのが事業が違うにしろ、移住・定住に必要なのかどうなのか、そこら辺をお聞かせください。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 地域おこし協力隊の1人の方に、どちらもというお話なんですけれども、今回のうちの100万円を出させていただいた分につきましては、国の制度で地域おこし協力隊の方がここに定住して、仕事が、なりわいができる一つのステップとして、その暮らしに対する備品整備とか、そういうとこに対して支援をさせていただいておりまして、補助対象の経費としましては設備費とか備品費、土地や建物の、商いするに係る賃貸ですね、その部分とか、法人登記に関する経費とか、知的財産の登録に対する経費とか、マーケティングに要する経費、技術指導、勉強ですね、に対する経費という部分に対して補助支援をさせていただいておりますので、補助金要綱に基づいて執行させていただいております。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) 近年、この少子高齢化であったりとか人口減少、そしてまた消費税の増税や保育料無償化などによる町民に係る負担というのは日に日に大きくなっていると思っております。生活においても、大変日ごとに厳しさを増す状況となっております。その反面で、こういったお金とか物を提供するという支援を行わないと、移住・定住につながらないというのは、まずちょっと疑問に思うところがございます。 少しちょっと脱線するかもしれませんけど、移動販売車というのもいろいろなところで調べてみますと、普通の店舗を構えてやる仕事に比べると、廃業率が7倍から8倍高いというところで、せっかく移住・定住をしていただいたのに、なかなかどういったところで移動販売車のほうに手を挙げられたかわかりませんけども、本当に生活ができるのかというのが大変不安なところでございます。先ほど、課長、いろいろと生活をする面、そしてまた商いをする面でのサポートというところで答弁ございましたけれども、この移住・定住に本当にこういったことが必要じゃないとつながっていかないのかというところを、一度、町長の見解をお聞かせをください。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、移住・定住施策における効果の面について、ご質問をいただいたものと認識をいたしてございます。この移住・定住の効果というのは、大きく二つあるというふうに考えます。まず一つが経済的な効果、そして二つ目には社会的な効果であると思ってございます。近年、各自治体におきまして移住・定住施策の推進によって、さまざまな効果を出しておられる自治体がふえているということでございますし、そうした効果を一定測定する調査研究も進んでいるというふうに認識をしてございます。そうした中におきましては、私も少し詳しいところまでは分析し切れてございませんけれども、移住者あるいは定住者がふえることによって生じている効果というものは、さまざまな角度から申し上げることができるのではないかと思っているところでございます。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) 町長からご答弁いただきましたけども、地域とかまちというのが、どういうふうな移住者や定住者を迎え入れることができるかということを、いろいろな意見やアイデアを出し合って、こういったお金とか物を与えなくても住もうと思う人をふやせるかということを、やっぱり考えていかなければならないと思います。確かに移住者にとってはいろんなところ、どこにでも住むという選択肢がありますけれども、他の市町と比べると、やはりメリットが多い市町を選ぶことは確かにあると思います。それが補助金の額であったり、こういったお金の面も確かにあると思いますけども、先ほどまでの答弁の中では、子育て世帯に移住・定住をしてもらいたいというような答弁もございましたけども、こういったやっぱり物やお金というところで、なかなか募集を募ったとしても、私は一時的な移住にはなるかもしれませんけども、定住というのは難しいのかなと考えておりますけど、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご指摘について、お答えをさせていただきたいと思います。本町におきましても、移住・定住戦略ということで、人の魅力で人が集うということを目指しながら、この間、議論を重ねてきたという状況でございます。基本的には経済的なインセンティブを提供しなくとも、移住や定住が可能な状態をつくり上げていくということを基盤に置いてございますけれども、そうしたことと平行しまして、経済的なインセンティブを設計をしながら、移住者、定住者を求めていくということも、あわせて必要なことと認識をしてございます。 議員からご指摘をいただきましたように、移住や定住ということは極めて難しいことと思っておりますし、段階的に講じていかなければならないプロセスというものもあると思います。そうしたことも踏まえながら、今後の移住・定住施策を考えていきたいと思います。ただ、私自身は、このまちで育った方々がこの地域に戻ってくるということが、やはり一番可能性もあるし効果も高いものと思ってございますので、引き続きそうした観点からも議論を深めてまいりたいと考えてございます。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) この移住・定住につきましては、それぞれがいろいろな考え方も確かに持っておられます。移住・定住される方というのは、さまざまな事情であったりとか理由で住む場所を選ばれると思います。私も思うのは、日本全体で人口減少が進んでいるという、そもそもの分母のキャパの減少という問題の中で、少ない数を皆が取り合うという状況ではないかということ。そしてまた団塊世代で一生懸命仕事をされてきたこの世代というのが、仕事を終えられて今度年金世代となって、地方であったりとか郊外で第2の人生をゆっくりと過ごされるという、人口の多い世代があるという、この移住・定住に可能性が高い世代があること。そのほかにも、やはり先ほどもいろいろとほかの議員からも言われてましたけども、暮らす環境が自分に快適な環境なのかということがあると思います。例えば、子育て環境が当町はすぐれているとか、農業が楽しくできながら幸せを感じれる環境ですとか、このまちの住民の人たちが温かいとか、そういったものがあると思いますけども、そしてまた以前、常任委員会の中でも総務課長がおっしゃっておられましたけども、農地と空き家のセットでパッケージ化するというようなお話をさせていただいたような記憶がありますけども、今現在、この移住・定住につきましては、どのような受け入れ環境について協議をされておられるのかお聞かせください。
○議長(家城功) あらかじめ申し上げておきます。 本日は、5時を過ぎましても会議を続行させていただきます。 答弁を求めます。
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明)
観光交流課を中心に移住・定住施策を持っておりますので、あと農林課と子育て応援課の3課で連携をしまして、今言う農地つきの空き家物件とか、それから子育てに対する充実して受け入れというか、移住・定住をしていこうというふうに考えています。与謝野町も他市町に比べると補助金制度を充実して受け入れるというようなことではなしに、余り補助制度なしに与謝野町の魅力で引きつけて来ていただける方をしたんですけれども、近隣市町のそういう担当者からいうと、ちょっと背中を押すような形の、ちょっと補助金があると、呼び寄せやすいというか、来てくれやすいと、セールスもしやすいというようなことがありますので、その辺も含めて、余りお金で引きつけるというようなことを考えているのではないんですけれども、ちょっと背中を押すような形の補助制度がポイント、与謝野町に来ていただいてほしい方に届くような形で、していきたいというふうに3課のほうでは協議をしております。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) 今、3課での話し合いというお話がございましたけども、この移住・定住に関しましては、一応窓口が多分
観光交流課なのかなと思いますけど、窓口というところも非常にわかりにくいのが、今、現状かなと思っております。空き家に関しての利活用とか情報については総務課、住める状態での物件としては
観光交流課、新規就農家としての農業については農林課、また子育てに関しては子育て応援課とか、この移住・定住について内容によって各課に分かれておりまして、非常にわかりにくいと思っておりますけども、この窓口を一本化する必要があると思いますけど、そのあたりは今どのように考えておられますでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 今、ばらばらで窓口というような形になってきてるんですけれども、それぞれ移住者の目的が農業だったら農業のところもありますので、私どもが聞いたら連携をとりながらしていくという形をとっています。ただ、今言う、窓口がわかりにくいということを、相談というか協議もしまして、何か紙に書いたチラシで一目瞭然でこうこうということで、ペーパーで見てわかるような仕組みも必要だなという協議はさせていただいておりますので、令和2年度に向けて、またご指摘を踏まえて考えていきたいというふうに思っています。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) また今後、いろいろな対策でやっていただけるということで、よろしくお願いをしたいと思います。先ほど町長も答弁いただきましたように、私もUターンとして、今このまちに帰ってきました。同じ経験者として、またいろいろな立場で、どういったことをやっていくことがいいのかというのを、一緒に話し合っていきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、決算書219ページ、キャンプ場管理運営事業について質問をさせていただきたいと思います。このキャンプ場は加悦にあります平林キャンプ場ということなんですけども、使用料及び賃借料として、土地と賃借料が25万円計上をされております。こちらは合併以来、ずっと支出をされているというふうに認識をしておりますけども、いつからかわかりませんけども、現在まで使用不可となっております。この平林キャンプ場は今後、整備を行って使用できるようにするのか、このまま放置するのか、はたまた廃止にするのか、これはどういった考えを持っておられるのかお聞かせください。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) キャンプ場管理運営事業につきましては、この中には平林キャンプ場と池ケ成キャンプ場の二つの施設が入っておりまして、平林キャンプ場につきましては23万545円の土地賃借料をお支払いしております。ご質問にありましたように、平林キャンプ場につきましては、将来的には閉鎖をしていくということで、地権者の方とも協議をさせていただいて、一定のご同意をいただいているというところでございます。 済みません、いつごろというご質問がありましたけれども、今の予定では令和3年度予定ということで、役場の企画財政課とは協議を進めているというところでございます。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) 今現在、世の中ではグランピングとか、いろいろとはやりがある中で廃止ということは悲しいことではございますけども、令和3年度に廃止ということは、あと2年間はこの状況ということで、経費を支出するということでよかったでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) 計画ではそのとおりさせていただいておりますけれども、タイミングが合えば前倒しもあるかもしれませんし、先送りになるかもしれませんので、ちょっと年限については、今のところは計画は令和3年度で今、協議を進めているというところでございます。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) 計画ということですけども、あと2年で廃止ということは、2年間でも土地等賃借料23万円掛ける2年間で46万円かかるということになりますけども、いろいろな事情があるにせよ、廃止する予定であれば、すぐにでも廃止をすれば、46万円が浮いてくると思うんですけど、そのあたりはどのように考えておられるんでしょうか。
○議長(家城功)
谷口観光交流課長。
◎
観光交流課長(
谷口義明) ご指摘を踏まえまして、再度協議をさせていただきたいというふうに思っています。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) 幾度となく財政状況が厳しいですとか、財政健全化をと行政も議会も言っておりますけども、こういった無駄な経費というのを少しずつでもやっぱり省いていかないと、財政健全化という言葉ばかりで、本当に必要なお金というのは削減をしていってますのに、こういった行動が伴ってないというような、僕は矛盾を感じております。こういうところをしっかりと本当に決断をしていただいて、協議を進めるのではなくて、できるだけ早く、やはり手から離す、そうしたら46万円という大きいお金も浮きますので、健全化はそういったところからやっぱり図られると思うんですけれども、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。
○議長(家城功) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) おっしゃるとおりだと思っております。
○議長(家城功) 今井議員。
◆5番(今井浩介) ありがとうございます。本当にそう思っておられるのであれば、もうすぐにでもやはり決断をして、よろしくお願いを申し上げます。私もまだまだ決算書につきましては、数も多いので、全ての事柄に対して決算の数字の奥にどのようなことがあるかというのは、なかなか把握はできておりませんけども、ぜひ少しでも無駄なお金を優先的に省いていただいて、町民の皆様のサービスが、できるだけ質が落ちないように、大切なお金を使っていただきたいということを切にお願いを申し上げまして、私の2回目の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、一つひとつの事業費を検証しながら、財政健全化に向けた行動をしてほしいというご主張をいただきました。私としても同様に思ってございます。一つひとつ議論、検証をするだけではなく、実行に移しながら成果を上げていきたいということを申し上げたいと思います。
○議長(家城功) お諮りします。 決算認定については、本日はこの程度にとどめ延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(家城功) 異議なしと認めます。 本日は、これにて延会することに決定しました。 この続きは、あす9月27日午前9時30分から開議しますので、ご参集ください。 お疲れさまでした。 (延会 午後5時06分)...