南山城村議会 2020-11-24
令和 2年第 4回臨時会(第1日11月24日)
「齋藤和憲
議員」
○3番(齋藤和憲君)
今、0.05か月という引下げの、月数で出ましたけど、
金額としては大体幾らぐらいですか。
○
議長(
梅本章一君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
それぞれ
職員の給料額によって変わってくるわけなんですが、平均して約1万円から2万円ぐらいというふうに思われます。
○
議長(
梅本章一君)
「齋藤和憲
議員」
○3番(齋藤和憲君)
すみません、ちょっとね、
南山城村の昨年度の年収は幾らかちょっと教えていただけます。併せてもし京都府庁の
金額も分かれば教えていただいたらいんですけど、分かりませんか。
○
議長(
梅本章一君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
年収ですか。それはちょっと分かりかねます。
○
議長(
梅本章一君)
「齋藤和憲
議員」
○3番(齋藤和憲君)
市町村ランキングで出されている資料に基づきますとね、昨年度の
南山城村の平均年収は514万円、京都府の年収は614万円、約100万円の差があります。それと、一時金、ボーナスですが、ボーナスは村が141万2,000円、京都府は169万円で、先ほどの話で民間との差額ということで、
人事院勧告をするという話が出てますけど、基本的には民間と国家
公務員で合わせにいっているですね。その差額は164円です。
でもう1つは、国家
公務員を100にした場合の差額ですね、ラスパイレスというのがあるんですが、これでいくと
南山城村は95.3ですわ。5%も落ちとんですね、京都府は99.3%なんですね、このような
状況の中でやはりそら
人事院勧告が来たんでそら
村長はいろいろ仕方なくと思うんですが、されると思うんですけど、たかが1万円ぐらいの気持ちをするぐらいで、やれるならやはり満額、その分、
人事院勧告をやる必要もないんでね、それは行政が決めることなんで、そういう意味ではね、こんなことを一生懸命頑張っておられる
職員に対するわざわざ
人事院勧告をですね、出てますけどやる必要はないんじゃないかと思うんですが、そこは
村長どうですか。
○
議長(
梅本章一君)
「
村長 平沼和彦君」
○
村長(
平沼和彦君)
同感でございます。ただし、今の現在の
状況をですね、国際的、または日本におきましても非常に経済のほうが落ち込んでおります。GDPも年率28%、今、改善されて18%を負担するということで、この税収が下がるイコールそれがまた原資、
給与の原資にもなることですので、そうして、また、民間のほうも非正規の人の雇い止めとか、正
職員でも厳しい
状況に置かれている中で、その辺のバランスを取るという意味で、ここは
公務員としてもそれぐらいのことは身を削るという、そういった覚悟に思っております。
できるだけ、早くですね、また元に戻していただきたいし、齋藤
議員おっしゃられたようにコロナ禍で非常に業務も増えております。そこで、非常に厳しいということは、私も感じております。
○
議長(
梅本章一君)
「齋藤和憲
議員」
○3番(齋藤和憲君)
村長、
お願いします。やはり一生懸命ね、
職員はよう頑張っておられます。それは今まで
内容見てよう分かりますが、それに対してやはりできればこの差額をですね、何らの形で今年度にですね、返すとかいう気持ちも含めてちょっと
お願いをして終わりたいと思います。
以上です。
○
議長(
梅本章一君)
ほかありませんか。
(「
なし」の声)
○
議長(
梅本章一君)
「
質疑なし」と認めます。これで
質疑を終わります。
これから、
討論を行います。
討論ありませんか。
反対ですね。
原案に反対の
討論ですね。
「
鈴木かほる議員」
○4番(
鈴木かほる君)
はい。4番
議員鈴木かほるです。
人事院の一時金勧告による村
職員の
給与引き下げる
条例に反対の立場で
討論に参加します。
今回、
期末手当0.05か月分の引下げ提案がされました。期末勤勉手当の支給割合との均衡を図るためと今回の0.05か月引下げです。今回の勧告は民間との是正と言っていますが、民間企業と国家
公務員と賃金
給与の較差は僅か164円です。
また、
南山城村のラスパイレス指数、国家
公務員を100としたとき村の
職員の
給与は95.3しかありません。年収ランキング1,721自治体中、何と村は1,483位です。つまり、村の
職員は
全国自治体の最低ランクに近い賃金で頑張っています。村
職員は、新型コロナ感染症拡大の中でも村民の命を守るため休日も返上して特別交付金の配布や、マスク、消毒液配布と奮闘してきました。その姿は村民みんなが知っています。
経済が疲弊してるとはいいますが、資本金10億円以上の大企業が2019年度末に持っている内部留保のうち、主なものは利益剰余金です。237兆円、国家
予算の倍以上の巨額です。本来なら、これは賃上げ、非正規労働者の正
職員化、下請の企業への単価の切上げ、まともに法人税を払うなどに使われるべきお金です。
バブル期の1989年の4倍もの内部留保になっています。国民の
給与はもっと上がっているはずなのです。先進国の中で賃金が下がり続けているのは日本だけです。
公務員の賃金切下げは民間の切下げに拍車をかけ、デフレへの道を開きます。
コロナの中で、ますます広がった較差をこれ以上広げないためにも、
期末手当のカットはやめてください。
職員がより生活の困難な人たちに目を向け、セーフティーネットの役割を続けるためにも、まず
職員の暮らしを守るべきだと訴えて日本共産党
南山城村
議員団を代表して、私の反対
討論とします。
○
議長(
梅本章一君)
次に、
原案に
賛成者の発言を許します。
(「
なし」の声)
○
議長(
梅本章一君)
「
討論なし」と認めます。これで
討論を終わります。
これから、
議案第37号を
採決します。
この
採決は、
起立によって行います。
本件は
原案のとおり
決定することに
賛成の方は
起立願います。
(
賛成者起立)
○
議長(
梅本章一君)
「
起立多数」です。したがって、
議案第37号「
南山城村
職員の
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例の件」は、
原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎
日程第7 閉会中の
継続審査
○
議長(
梅本章一君)
日程第7 「
委員会の閉会中の
継続審査(調査)の件」を
議題とします。
各常任委員長及び
議会運営委員長、広報委員長から目下
委員会において審査、調査中の事件について、
会議規則第75条の
規定によって、お手元に配付しましたとおり、申出書のとおり、閉会中の
継続審査(調査)の申出があります。
お諮りします。
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査(調査)することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声)
○
議長(
梅本章一君)
「
異議なし」と認めます。
したがって、委員長から申出のとおり、閉会中の
継続審査(調査)することに
決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
議長(
梅本章一君)
以上で、本
臨時会に付された事件は全て終了しました。これで本日の
会議を閉じます。
令和2年第4回
南山城村
議会臨時会を閉会します。
皆さん、御苦労さまでした。
(閉会10:15)...