南山城村議会 2020-11-24
令和 2年第 4回臨時会(第1日11月24日)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
「
久保憲司議員」
○8番(
久保憲司君)
災害復旧の関係で、高尾の
法ヶ平尾川端線の状況ですね、
進捗状況をちょっと教えていただきたいというふうに思います。
○議長(
梅本章一君)
「
建設水道課長」
○
建設水道課長(
岸田啓介君)
法ヶ平尾川端線、
道路災害復旧工事につきましては、現在査定に向けての
申請事務手続ですけども、させていただいております。12月中旬に査定がありまして、査定後に発注をするということで、現在準備をしているところでございます。
○議長(
梅本章一君)
「
久保憲司議員」
○8番(
久保憲司君)
規模が比較的大きい内容になるということで、時間もかかるということで聞いておりましたんですけれども、実際に
復旧工事が完了できるめどはどれぐらいになっておるんでしょうか。
○議長(
梅本章一君)
「
建設水道課長」
○
建設水道課長(
岸田啓介君)
はい、そうですね、恐らく年度内には難しいなかと思いますので、繰越しをさせていただいて、春完成に向けて進めるということでやっていきたいと思っております。
○議長(
梅本章一君)
「
久保憲司議員」
○8番(
久保憲司君)
急いでいただいているとは思うんですけれども、御存じのようにここのこの道路はですね、高尾の中でもですね、非常に交通量の多いというか、メインになっている道路であります。今からまだ春にということになりますと、半年とは言いませんけども、相当の時間がかかる。恐らく全国でもあちこちで災害が起こっている中の規模からすればですね、どうなのかというのはあるとは思うんですけれども、地域の事情もあるわけですし、こちらでできる仕事で、時間を短縮してできるものについてはですね、できるだけ早くやっていただいて、一日も早く復旧できるようにですね、尽力いただきたいと思います。村長のほうからの指示も含めてどのようにされるか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
梅本章一君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
久保議員のおっしゃるとおり、あの道は非常に
生活道路として重要な場所でございますので、できるだけ速やかに早く交通が再開できますように努力いたします。
○議長(
梅本章一君)
ほかありませんか。
「
コ谷契次議員」
○6番(
コ谷契次君)
私も同じような質問をさせていただきたいなと思っとったんですねんけども、まだ災害の査定の段階でということで、積極的に前向いてやられようとされてる気持ちくみ取れるんですねんけども、2件に対しては、
公共災害、2件に対しては相当大きな数字が上がってますもので、私の質問したかったのは、国の
予算内示ができてるかどうかというもの、まず最初に質問をしたかったわけなんですけども、今おっしゃったように1回目の答弁あったように査定の段階やというようなことでしたので、これ以上質問することはないんですねんけども、あまりあせったときに年度内の発注ができなくなったときにですね、場合によっては繰越し、
事故繰越というふうなこともやはり考えられますもんで、今後その辺、慎重にと、やっていただかんと、つまらないことで
事故繰越になってしまうと、後々影響しますもんで、その辺、慎重にというふうに、お願いしていきたいなというふうに思います。
3年か、4年ほど前も大きな災害があったときに、災害であるのに
事故繰越というような措置もされてましたので、その辺、うまく京都府なり、その辺と調整をしていただいて、
事故繰越にならないようにお願いしていきたいなというふうに、このように思います。
もちろん発注は査定が終わらんと、
公共債に上がるかどうかも分かりませんけども、その辺、できるだけ早く発注できるような、首尾よくできはるようにお願いをしていきたいと思います。確認といいますか、お願いに終わっておきます。
以上です。
○議長(
梅本章一君)
ほかありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。
これから、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。
これから、承認第13号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
梅本章一君)
「
起立全員」です。したがって、承認第13号「
専決処分事項の承認を求める件(令和2年度
南山城村
一般会計補正予算(第5号)の件)」は、原案のとおり承認することに決定しました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第4 承認第14号
○議長(
梅本章一君)
日程第4、承認第14号「
専決処分事項の承認を求める件(令和2年度
南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第3号)の件)」を議題とします。
本件について、
提案理由の説明を求めます。
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
承認第14号、
専決処分事項の承認を求める件につきまして、御提案申し上げます。
令和2年度
南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第3号)は、
歳入歳出予算の総額2億1,929万4,000円に102万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ2億2,032万円としたものでございます。
主な内容といたしましては、令和2年10月9日から10日の台風14号による豪雨により被災した
村道法ヶ平尾川端線の
道路復旧工事に伴い、
水道管が支障となることから、
水道管移設に係る本
設工事設計業務を実施するものでございます。
歳入につきましては、村債として90万円と繰入金として12万6,000円を計上しております。
歳出につきましては、委託料として102万6,000円を計上いたしております。
なお、緊急を要し議会を招集していただく時間
的余裕がなかったため、令和2年10月12日付で
専決処分をいたしておりますので、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
梅本章一君)
ここで、
建設水道課長から
詳細説明を求めます。
「
建設水道課長」
○
建設水道課長(
岸田啓介君)
それでは、朗読をもって説明とさせていただきます。
承認第14号、
専決処分事項の承認を求める件。
地方自治法第179条第1項の規定によって、別紙のとおり
専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求める。
令和2年11月24日提出、
南山城村長平沼和彦。
1ページをおめくりいただきたいと思います。
専決第13号、
専決処分書、令和2年度
南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第3号)は、特に緊急を要し議会を招集時間
的余裕がないため、
地方自治法昭和22年法律第67号第179条第1項の規定により別紙のとおり
専決処分する。
令和2年10月12日、
南山城村長平沼和彦。
1ページおめくりいただきたいと思います。
令和2年度
南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第3号)。
令和2年度
南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正、第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ102万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ2億2,032万円とする。
2、
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに
補正額の
歳入歳出予算の金額は、第1表、
歳入歳出予算補正による。
地方債の補正、第2条、
地方債の変更は、第2表、
地方債補正による。
そうしましたら、5ページ、6ページをお開きください。
歳入歳出補正予算、
事項別明細書となります。
5ページ、歳入でございますけども、内容としましては6
款繰入金、12万6,000円、9款村債90万円。
歳入の合計で102万6,000円となっております。
歳出につきましては、6ページです。
1
款総務費で102万6,000円となっております。
内容といたしましては、
法ヶ平尾川端線道路災害復旧に伴いまして、
水道管が支障となることから、
移設工事の本設工事の
設計委託料となっております。
以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
梅本章一君)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。
これから、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。
これから、承認第14号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
梅本章一君)
「
起立全員」です。したがって、承認第14号「
専決処分事項の承認を求める件(令和2年度
南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第3号)の件)」は、原案のとおり承認することに決定しました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第5 議案第36号
○議長(
梅本章一君)
日程第5、議案第36号「
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の件」を議題とします。
本件について、
提案理由の説明を求めます。
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
議案第36号、
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例について、御提案させていただきます。
本件は、公務員の
給与改定に関する取扱いについて、令和2年11月6日に
閣議決定され、
地方公共団体においても国に準じて必要な措置を講ずるよう要請するとの要請がありました。
このため、
特別職においても
一般職の
給与改定に準じ所要の改正を行うものです。
よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願いいたします。
○議長(
梅本章一君)
ここで、
総務課長から
詳細説明を求めます。
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
それでは、議案第36号につきまして、朗読をもちまして
提案説明とさせていただきます。
議案第36号、
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の件。
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例、昭和54年
南山城村条例第17号の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和2年11月24日提出、
南山城村長平沼和彦。
1枚おめくりをいただきたいと思います。本文でございます。
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例、第1条、
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例、昭和54年条例第17号の一部を次のように改正する。
第4条第2項中100分の170を100分の165に改める。
第2条、
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を次のように改正する。
第4条第2項中100分の165を100分の167.5に改める。
附則、この条例は公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は令和3年4月1日から施行する。
本文は以上となっております。
公務員の
給与改定に関する取扱いにつきましては、
特別職の給与においても
人事院勧告の趣旨にのっとって取り扱うものといたしまして、令和2年11月6日に
閣議決定をされたところでございます。それに伴いまして、村の
特別職においてもこの内容とするため、本条例の改正を行うものでございます。内容といたしましては
特別職の
期末手当を減額するものでございます。
議案第36
号資料を御覧いただきたいというふうに思います。
年間の
期末手当の
支給額が、支給率が3.4か月分から3.35か月分に0.05か月分の引下げとなります。令和2年度におきましては6月に既に1.7月
分支給済みのため、12月期に1.65か月分とし、令和3年度からは6月、12月平準化をいたしまして、共に1.675か月分とするものでございます。
以上、説明とさせていただきます。
○議長(
梅本章一君)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
「
鈴木かほる議員」
○4番(
鈴木かほる君)
この条例で関係している職員というか、それはどういう範囲になりますか。
○議長(
梅本章一君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
特別職の職員で常勤のものということになりますので、この条例につきましては、村長、副村長の分というふうになります。
また、これに伴いまして、これの条例を適用、準拠するものといたしまして、
議会議員の分につきましても、これの適用を受ける、減額することになるということでございます。
○議長(
梅本章一君)
ほかにありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。
これから、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。
これから、議案第36号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
梅本章一君)
「
起立全員」です。したがって、議案第36号「
特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の件」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第6 議案第37号
○議長(
梅本章一君)
日程第6、議案第37号「
南山城村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件」を議題とします。
本件について、
提案理由の説明を求めます。
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
議案第37号、
南山城村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、御提案させていただきます。
本件は、民間との格差を解消するため、様々な角度から検討され、本年10月7日に人事院より12月
期末手当の引下げを含めた勧告がなされました。
政府においても11月6日に、
人事院勧告どおり改定することが
閣議決定され、
地方公共団体においても地方公務員法の趣旨に添って適切な措置に講じるように要請され、本村職員の給与に関する条例等につきましても、
人事院勧告に準じ所要の改正を行うものであります。
よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
梅本章一君)
ここで、
総務課長から
詳細説明を求めます。
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
それでは、議案第37号につきまして、朗読をもちまして提案の説明とさせていただきます。
議案第37号、
南山城村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件。
南山城村職員の給与に関する条例、昭和32年
南山城村条例第16号の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和2年11月24日提出、
南山城村長平沼和彦。
1枚おめくりをいただきたいと思います。
南山城村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第1条、
南山城村職員の給与に関する条例、昭和32年条例第16号の一部を次のように改正する。
第19条第2項及び第6項中100分の130を100分の125に改める。
第2条、
南山城村職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。
第19条第2項及び第6項中100分の125を100分の127.5に改める。
附則1、この条例は公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は令和3年4月1日から施行する。
2項第1条の規定による改正後の
南山城村職員の給与に関する条例第19条の規定は、他の条例において、これらの規定を準用する場合は令和3年4月1日から適用する。
村長の
提案説明にもありましたように、民間の給与と、それから国家公務員の給与の較差を埋める、較差を埋めるため
人事院勧告が10月の7日に
人事院勧告から出され、政府においても
閣議決定をされているところでございます。
地方公共団体においても、地方公務員法の趣旨にのっとりまして、適切な措置を講ずるように要請されているところでございます。
今年度の
人事院勧告の内容は給与についての改定はなく、期末勤勉手当において0.05か月分引き下げるとなったところでございます。
議案第37
号資料を御覧をいただきたいというふうに思います。
期末勤勉手当、全体といたしまして4.5か月から4.45か月に0.05か月分引き下げることとなっております。令和2年度におきましては6月期に
期末手当1.3月分、勤勉手当を0.95か月
分支給済みのため、12月期につきまして
期末手当について0.05か月分減額し1.25か月分に、期末勤勉手当は改定なしの0.95か月分を支給することになります。
また、令和3年度におきましては、6月期分と12月期分の均衡を図り、それぞれ
期末手当は1.275か月分、勤勉手当は変わらず0.95か月分となります。
なお、会計年度任用職員の
期末手当につきましては、同職員は任期を最大1年として任用されることから翌年度から適用するものでございます。
以上、説明とさせていただきます。
○議長(
梅本章一君)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
今、0.05か月という引下げの、月数で出ましたけど、金額としては大体幾らぐらいですか。
○議長(
梅本章一君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
それぞれ職員の給料額によって変わってくるわけなんですが、平均して約1万円から2万円ぐらいというふうに思われます。
○議長(
梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
すみません、ちょっとね、
南山城村の昨年度の年収は幾らかちょっと教えていただけます。併せてもし京都府庁の金額も分かれば教えていただいたらいんですけど、分かりませんか。
○議長(
梅本章一君)
「
総務課長」
○
総務課長(
廣岡久敏君)
年収ですか。それはちょっと分かりかねます。
○議長(
梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
市町村ランキングで出されている資料に基づきますとね、昨年度の
南山城村の平均年収は514万円、京都府の年収は614万円、約100万円の差があります。それと、一時金、ボーナスですが、ボーナスは村が141万2,000円、京都府は169万円で、先ほどの話で民間との差額ということで、
人事院勧告をするという話が出てますけど、基本的には民間と国家公務員で合わせにいっているですね。その差額は164円です。
でもう1つは、国家公務員を100にした場合の差額ですね、ラスパイレスというのがあるんですが、これでいくと
南山城村は95.3ですわ。5%も落ちとんですね、京都府は99.3%なんですね、このような状況の中でやはりそら
人事院勧告が来たんでそら村長はいろいろ仕方なくと思うんですが、されると思うんですけど、たかが1万円ぐらいの気持ちをするぐらいで、やれるならやはり満額、その分、
人事院勧告をやる必要もないんでね、それは行政が決めることなんで、そういう意味ではね、こんなことを一生懸命頑張っておられる職員に対するわざわざ
人事院勧告をですね、出てますけどやる必要はないんじゃないかと思うんですが、そこは村長どうですか。
○議長(
梅本章一君)
「村長
平沼和彦君」
○村長(
平沼和彦君)
同感でございます。ただし、今の現在の状況をですね、国際的、または日本におきましても非常に経済のほうが落ち込んでおります。GDPも年率28%、今、改善されて18%を負担するということで、この税収が下がるイコールそれがまた原資、給与の原資にもなることですので、そうして、また、民間のほうも非正規の人の雇い止めとか、正職員でも厳しい状況に置かれている中で、その辺のバランスを取るという意味で、ここは公務員としてもそれぐらいのことは身を削るという、そういった覚悟に思っております。
できるだけ、早くですね、また元に戻していただきたいし、齋藤議員おっしゃられたようにコロナ禍で非常に業務も増えております。そこで、非常に厳しいということは、私も感じております。
○議長(
梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
村長、お願いします。やはり一生懸命ね、職員はよう頑張っておられます。それは今まで内容見てよう分かりますが、それに対してやはりできればこの差額をですね、何らの形で今年度にですね、返すとかいう気持ちも含めてちょっとお願いをして終わりたいと思います。
以上です。
○議長(
梅本章一君)
ほかありませんか。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。
これから、討論を行います。討論ありませんか。
反対ですね。原案に反対の討論ですね。
「
鈴木かほる議員」
○4番(
鈴木かほる君)
はい。4番議員
鈴木かほるです。
人事院の一時金勧告による村職員の給与引き下げる条例に反対の立場で討論に参加します。
今回、
期末手当0.05か月分の引下げ提案がされました。期末勤勉手当の支給割合との均衡を図るためと今回の0.05か月引下げです。今回の勧告は民間との是正と言っていますが、民間企業と国家公務員と賃金給与の較差は僅か164円です。
また、
南山城村のラスパイレス指数、国家公務員を100としたとき村の職員の給与は95.3しかありません。年収ランキング1,721自治体中、何と村は1,483位です。つまり、村の職員は全国自治体の最低ランクに近い賃金で頑張っています。村職員は、新型コロナ感染症拡大の中でも村民の命を守るため休日も返上して特別交付金の配布や、マスク、消毒液配布と奮闘してきました。その姿は村民みんなが知っています。
経済が疲弊してるとはいいますが、資本金10億円以上の大企業が2019年度末に持っている内部留保のうち、主なものは利益剰余金です。237兆円、国家予算の倍以上の巨額です。本来なら、これは賃上げ、非正規労働者の正職員化、下請の企業への単価の切上げ、まともに法人税を払うなどに使われるべきお金です。
バブル期の1989年の4倍もの内部留保になっています。国民の給与はもっと上がっているはずなのです。先進国の中で賃金が下がり続けているのは日本だけです。公務員の賃金切下げは民間の切下げに拍車をかけ、デフレへの道を開きます。
コロナの中で、ますます広がった較差をこれ以上広げないためにも、
期末手当のカットはやめてください。職員がより生活の困難な人たちに目を向け、セーフティーネットの役割を続けるためにも、まず職員の暮らしを守るべきだと訴えて日本共産党
南山城村議員団を代表して、私の反対討論とします。
○議長(
梅本章一君)
次に、原案に賛成者の発言を許します。
(「なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。
これから、議案第37号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(
賛成者起立)
○議長(
梅本章一君)
「起立多数」です。したがって、議案第37号「
南山城村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第7 閉会中の
継続審査
○議長(
梅本章一君)
日程第7 「
委員会の閉会中の
継続審査(調査)の件」を議題とします。
各常任委員長及び議会運営委員長、広報委員長から目下
委員会において審査、調査中の事件について、
会議規則第75条の規定によって、お手元に配付しましたとおり、申出書のとおり、閉会中の
継続審査(調査)の申出があります。
お諮りします。
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査(調査)することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
○議長(
梅本章一君)
「異議なし」と認めます。
したがって、委員長から申出のとおり、閉会中の
継続審査(調査)することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(
梅本章一君)
以上で、本
臨時会に付された事件は全て終了しました。これで本日の会議を閉じます。
令和2年第4回
南山城村
議会臨時会を閉会します。
皆さん、御苦労さまでした。
(閉会10:15)...