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令和 4年 6月会議(第3号 6月16日)

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  1. 久御山町議会 2022-06-16
    令和 4年 6月会議(第3号 6月16日)


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    令和 4年 6月会議(第3号 6月16日)         令和4年久御山町議会定例会6月会議会議録(第3号)   1.招集年月日 令和4年6月16日 2.招集の場所 久御山町役場議会棟議場 3.開   会 令和4年6月16日午前10時00分 議長中井孝紀さん宣告 4.出席議員           1番 芦 田 祐 介           2番 篠 田 久 和           3番 松 本 義 裕           4番 林   吉 一           5番 中 野 ますみ           6番 松 尾   憲           7番 田 口 浩 嗣           8番 樋 口 房 次           9番 島   宏 樹           10番 内 田 孝 司
              11番 岩 田 芳 一           12番 中 井 孝 紀           13番 戸 川 和 子           14番 巽   悦 子 5.欠席議員           な し 6.会議録署名議員           7番 田 口 浩 嗣           13番 戸 川 和 子 7.本会議に職務のため出席した者の職氏名    議会事務局長    樋 口 嘉 之    議会事務局次長   神 園 清 美    議会事務局主査   河 島 理 絵 8.地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名    町長        信 貴 康 孝    副町長       中 村 繁 男    会計管理者     佐 野 博 久    総務部長      森 山 公 雄    民生部長      髙 田 博 和    事業建設部長    岡 本 裕 史    都市整備部長    松 岡   治    都市整備部分担当部長              三 嶋 孝 佳    消防長       内 座 元 巳    総務課長      岡 井 和 久    企画財政課長    神 園 哲 也    税務課長      臼 井   修    住民課長      西 野 石 一    福祉課長      清 本 浩 司    福祉課担当課長   鈴 木 貴美子    国保健康課長    中 務 一 弘    国保健康課新型コロナワクチン接種担当課長              福 原   泉    子育て支援課長   和 田 敬 司    産業・環境政策課長 本 郷 和 典    産業・環境政策課担当課長              山 澤 貴志子    上下水道課長    高 山   毅    都市整備課長    武 田 隆 弘    新市街地整備室長  吉 田 明 浩    消防次長      西 村 全 生    消防署長      橋 本   修    教育長       内 田 智 子    教育次長      田 井   稔    学校教育課長    星 野 佳 史    生涯学習応援課長  森 本 智 代 9.議事日程   日程第1 一般質問 10.会議の経過                午前10時00分 開会 ○議長(中井孝紀さん) 皆さん、おはようございます。議員の皆様方には、御参集をいただきまして、誠に御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は全員であります。  これより本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(中井孝紀さん) 議事日程は、配付したとおりであります。  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(中井孝紀さん) 日程第1、一般質問を行います。  順次、発言を許します。  6番、松尾憲議員。          (松尾憲さん登壇) ○6番(松尾 憲さん) おはようございます。  6番、松尾憲です。今日は、通告に従いまして、一問一答で一般質問をさせていただきます。今日は、一つには防災・減災への取組について、二つ目には、中学校公園整備計画のその後について、三つ目に町地域公共交通網成形についての3点について質疑をさせていただきます。  皆さん、御覧のとおり、去る3月31日でしたか。夜遅くに大きな揺れを感じました。ニュースで見ますと、マグニチュード4.4で京都南部、そして、久御山町震度3と出てました。かなりドンという揺れがあったように記憶しております。  それから、一月余りの間にマグニチュード4.3、4.4という地震が相次ぎまして、直近では、5月2日の連休の前もこれも夜でしたけれども、やはりドンという大きな揺れがあった。これも震度4で久御山町の場合が震度3の地震がございました。  最近のこの京都南部における多発にする地震について、本町のほうではどのような情報収集されて、どのような現状認識をもっておられるのか。まずもって聞きたいと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) それでは、松尾議員の御質問にお答えいたします。  松尾議員御了解のとおり、京都府南部では、3月31日以降、地震活動が活発になり、マグニチュード4.0以上の地震が多発しています。震源付近には、活断層「三峠・京都西山断層帯」があり、同断層帯周辺では、1968年と1999年に一定の期間、地震が相次ぎ、それぞれでマグニチュード4以上の地震も起きております。  今回の地震の特徴と共通していることからも、気象庁は5月12日の定例記者会見で、大きな地震につながるかどうかわからないが普段の備えを再確認してほしいと呼びかけ、政府の地震調査委員会委員長も、京都府南部は元々地震が続発しやすい地域のため、今後一、二カ月は続くかもしれないと発言されました。  今後も気象庁からの情報等を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) この南部には京都大学の防災研究所が宇治の木幡にありますけれども、あちらに、専門家の方がたくさんおられますが、そこの先生方、飯尾先生とか、いろいろな方が発言されているんですけれども、今回のこの京都南部亀岡で起こった地震がいわゆる南海トラフにつながるかどうかということはないであろうと。それは何とも言えないということだったのですが、ただ、震源地がちょうど亀岡の千代川駅の東側の田んぼの付近、あの辺に結構集中しておるんですね。私も現地に行ってきたんですが、ごく普通の田んぼが並んでいる住宅が並んでいる横です。ただ、地盤がちょっと弱いというのは昔からあったようなんですが、今回の地震は京大の飯尾教授の話によると、いわゆる横ずれの地震じゃないかなということなんですが、先ほど岡井課長がおっしゃった断層帯が確かにありますから、その辺でどのような条件なのかわからないのですが、先ほどちょっと岡井課長が調べていただいた内容ですが、今回、この情報について、京都府の情報交換も含めてなんらかの京都府との近隣市町と間で新たな動きというのあったんでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 今回の地震に関して京都府から特に何か例えば、注意喚起であるとかいうことの通知が来たということはございませんし、近隣市町村との対応のやりとりというのは特にはございません。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) ただ、過去のずっとデータを見ますと、この京都南部。いわゆる亀岡から大阪の池田にかけたあの山間部あたりは昔から歴史的にかなり地震が多いと。それから、先ほど岡井課長がおっしゃった西山断層なり、あるいは、東側の東花折れ断層、この近くの宇治断層、含めて断層帯が幾つも重なっているということで、とりわけ亀岡断層は先般の大阪北部地震の時もかなり影響を受けているというようなことでございますので、なかなか明確な地震予知というのは難しいでしょうけれども、我々この南部に住んでいる人間としては、なんか今まで以上に備えが必要ではないかと思うんですが、今回の京都南部地震を受けて、本町としては住民の皆様にどのような情報提供を含めて周知をされているのかお聞きします。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 本町では、これまでから防災計画に基づき、地震対策に取り組んでおります。先般、3月に全戸配布を行いましたハザードマップにおいて、特に「地震発生時に身を守るための行動パターン」や「我が家の地震対策」のページ等を設け、住民の方の普段からの地震に対する備えを啓発しております。  また、今回の地震発生後、新たに広報くみやま内に、防災コラムのコーナーを設け、防災情報の入手方法や、災害時の備蓄について紹介するなど、いつ発生するかわからない災害に対する普段からの備えや意識付けを喚起しています。  今後も、広報くみやまや町ホームページ・公式LINEの活用、出前講座による周知など、引き続き取り組んでまいります。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今も広報を通じてということなんですが、なかなかこれは確かに、行政としてはできる範囲は限られてくると思うのですが、広報で提供していただいても、日常、なかなか住民の皆さん、それぞれがどういう意識をもつかというのが非常に難しい。これは検証していかないといけないと思うのですが、特に、この間コロナ禍でいわゆる地域の自治会の活動も含めて非常に自粛されているということもあって、なかなか情報伝達も含めて会話も少なくなっているという中で、こういう危機の問題に対しての情報提供というのは非常に難しいかと思うのですが、その辺を含めてもう少しこういう工夫をしたらどうかなというようなことは何かお考えではないでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 昨年から公式LINEを開設しておりますので、新たな情報発信手段としては、公式LINEかなと思いますけれども、あらゆる方法で周知啓発には取り組んでいきたいというふうには思っております。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今、公式LINEの話が出ましたけれども、先般のこのマグニチュード4近い地震のときにこの公式LINEを使って何らかの情報提供はされましたでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) この地震を受けての公式LINEでの発信というはしておりません。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 住民の皆さんへの日頃からの情報伝達手段としては、先ほど課長がおっしゃったいわゆる広報という書いたものはございますけれども、緊急性を要する場合は、LINEであるとか、確かに有効だと思いますし、それから、夕方鳴らしていただいている防災無線があるかと思うんですけれども、私はLINEでも上手く活用していただくことによって、LINEを見る人も増えてくるだろうし、そして、そこの情報の有効性が増すだろうと思うのですが、もう一工夫、二工夫。大変だと思うんですけれども、何かしていただくすべが、やはりこういう危機のときにこそ感じる。ああ、なるほど。これを見たら的確な情報が出ているなということを皆さんが知ることによってこの情報が拡散するということだと思うのですがいかがですか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 今、松尾議員が提案していただきましたことも含めまして、どんな方法がいいかということは再度また検討して、より住民に伝わるようには啓発をしていきたいというふうには思います。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) さらに、7月の月末のときの揺れのときから、私、夜揺れたときに、たまたま新潟の知り合いからすぐに電話があって、おまえのところえらい揺れているやないかと。大丈夫かと。新潟から電話があったんです。何で知っているねん。いや、テレビに久御山町震度3と出てたでと言うて電話してきてくれたんですけれども、そのときにいろいろ話をしていると、彼らは東日本大震災、あるいは、そのずっと前の新潟地震とか、いろいろな地震を経験しているので、日頃から家具の固定であるとか、そういう備えをきちっとしているけれども、あんたしてへんかったやろうと。どうなんやという話がありまして、確かに、一部つっかえ棒をしているようですけれども、まだまだ不十分だと思うのですが、そうした取組について、住民の皆さんにもっと告知すべきじゃないかなというふうに思うのですが、その点いかがでございますか。どんな方策を考えておられますか。
    ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 毎年広報紙には、家具の固定であったり、昨日の質問でもございましたが、耐震の改修制度であったりとか、普段からの備えですね。どんな備蓄品をふだんから用意しておいたほうがいいかとか、そういうことは毎年広報でも載せておりますし、先般配付しましたハザードマップのほうにも載せておるところでございます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 先ほどちょっと言いました防災研究所の先生はこんなことをおっしゃってました。なかなか防災意識を高めるのはなかなか高まらないと。今、おっしゃった家具の補強や固定についても、なかなか皆さん告知していただいていても実施状況はなかなか進んでいないよということでその先生はこんなことをおっしゃいました。押し掛けでやると。一軒一軒訪問で家具固定していますかと、いや、してへんでと。こういうふうにしますんやでと具体的にそういう押し掛けで家具の固定をすることによって、いわゆる大きな地震が起こったときの住民のけがとか、そういうことを防止できるよということをおっしゃってました。  それから、あとそういう仕掛けをどうしていくか。これは行政でせいというわけだけれども、そういう声掛けをしていただいて、地域の自治会組織なりコミュニティーでそういうことをみんなでお互い声掛けをしようということが大事かと思うんですけれども、そんな試みを一遍久御山町でやってみたらどうですか。結構、住民意識というのが変わってくるのではないかと思うんですけれども。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長。          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 押し掛けがいいのかどうか。何が効果的かというのは考えないといけないと思うんですけれども、出前講座とかもやっておりますので、あらゆる方法で周知をしてまいりたいと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) このコロナ禍でこの二年間ほど、いわゆる防災訓練自粛でできなかったんですけれども、少し感染拡大も収まってきたという中で、間もなく出水期を迎え、それから、秋のシーズンになるんですけれども、今年は防災訓練等の計画については、今どのようになっておりますでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長。          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 今年度、感染対策を図りながら、三校区とも防災訓練の実施を計画されておりまして、現在、詳細について検討されているところでございます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) コロナ禍ですので、なかなか非常に難しいんでしょうけれども、今回言われました複合災害の防止という面も非常に大事かと思うのですが、なんか各防災組織におまかせでなくて町としても一緒に新たにこういう取組をしようという何か新しい取組について何かお考えはないでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長。          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 三校区の防災訓練につきましては、町も事前の会議であったりにも参加をさせてもらっていますし、いろいろと町のほうも当日参加もさせていただいておりますので、従来どおり今回も実施の際には町としても、訓練に参加しまして、住民の防災意識への啓発等も行っていきたいと考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 私もこちらに久御山町に住むようになってから、毎年、栄自治会の防災訓練には参加していますけれども、二百五十幾つの世帯があるんですけれども、残念ながら私どもの2丁目の自治会で参加される方は本当に限られています。なかなか参加者が増えないとそういう意味では、実際防災訓練をやって、いざというときに、果たしてそれがどれだけの効能があるのかということも含めてもう一度、見直さないといけないと思うんですが、特に私どもの自治会でも高齢者が非常に多い。また、お一人住まいの方もたくさんおられます。そうしたいわゆる高齢者、あるいは足が不自由であるとか、いろいろなことでなかなか避難行動にすぐに移れない。そうした方々に対する新たな何かそういう取組というのは、今どのように話が進んでいるのか教えてください。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長。          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 避難行動要支援者名簿というのを作成しておりますので、先般も民生委員がお集まりのときに、それを提供しまして、有事の際には要支援者の方の手助けをしていただきたいということでお願いはしております。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今、おっしゃった要支援者の方については、個人情報の問題もあるし、それから、私どもの地域で聞いていますと、やはり高齢者の方でお一人住まいの方は、できるだけ一人になっていることは表に出したくないというようなこともあって、なかなか実態が自治会の役員でも掴めにくいということで、やはり隣近所同士のいろいろなつながり大事になってくると思うのですが、あと、先ほど申しました京大の先生がおっしゃったんですけれども、押し掛けの家具の固定と一緒に、いわゆる避難困難者のために、お試し避難というような行動はどうだと。これはどんなことかというと、デイサービスに行かれるときとか、いろいろなときにそういう方が出かけるときに、ちょっと声をかけて地震が起こったときに、あなたのところの避難場所はここですよというところへ案内して連れて行く。ここが自分の避難場所かということをわかってもらうことが大きな被害のときに役に立つんだということもお話をされていたんですが、そういうお試し避難ということは、これはいろいろな関係団体と協力してやらないといけないということ。ちょっとデイサービスのときに寄って行って、ここがあなたのところの避難場所ですと、あるいは、中がこんなんですよということを紹介するだけで随分変わるんですよというお話があったのですが、そんな試みというのはどうでしょうか。やってみないですか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長。          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) 参考にできることは参考にしていきたいと。特に、今までもそういうことも実施しておりませんし、そういう行動を実施する計画もなかったんですが、参考にさせていただきたいと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) いろいろな仕掛けをやることによって、住民の危機意識を含めて避難行動にも大事なことと思います。今、先ほど言いましたように家の中の家具をちゃんと固定するとか、あるいは、いざというときに、すぐに持ち出さないといけないものだけは絶えず用意しておくというのが、大きな地震があると皆さんちょっと意識するんですけれども、時間がたつと忘れてしまうということもあるので、これはふだんから声掛けをしないといかんというふうに思います。  それから、三年前でしたか。一般質問でもう少し町内のいわゆる告知看板というんですか。例えば、浸水想定の水位はこの辺まできますということをお願いして設置をしてもらったと思うのですが、現在、浸水想定の表示というんですか。公共の建物、あるいは、自治会の集会室、いろいろなところにありますが、道路際に私はもう少しあったほうがいいのではないかなと。いわゆる通行される方、よその人でこの町内に通行するときに、なんか起こったときに、あっ、ここはこんだけ浸水になるということをわかってもらうためには、もう少し道路際にそういう表示があったほうがいいと思うのですが、そういう町道とか、府道とか、そういうところへの増設という考え方はいかがですか。ないでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 岡井総務課長。          (総務課長岡井和久さん自席答弁) ○総務課長(岡井和久さん) まるごとまちごとハザードマップのことをおっしゃっていると思うんですけれども、国庫省のほうにお願いしまして、設置をいただいているものであります。各自治会の設置要望を確認しまして、設置要望のあったところから順次。国交省の予算の範囲内。際限なくということではないので、予算の範囲内で設置はさせてもらっているんですけれども、本年度も設置要望を幾つか聞いておりますので、設置に向けて国庫省にお願いするんですけれども、公会堂に設置する場合もあれば、公会堂の前、周辺の道路に設置する場合もあります。それは自治会の御意見をお聞きして設置しているんですけれども、今後、道路のほうも国庫省の予算の範囲でいけるのであれば、設置も可能かなというふうに思うんですけれども、自治会のほうに現在は優先して設置をしていただいているというところでございます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) この問題、前からやっていただいていますし、徐々に増えているのはわかるのですが、やはりもう少し一挙的に進めていただいたらどうかなというふうにも思っております。  それから、次に、この住民防災の取組については、お互いに行政にお願いするだけではなくて、住民の中でももう少しそうした意識を醸成していくような取組を私自身も皆さんと一緒にやっていかないといけないと思います。よろしくお願いいたします。  それから、二番目の中央公園の整備計画についても少しお伺いいたします。  従来から、中央公園の整備計画について、ただしておりまして、一方では、内水対策問題もあったということでの中央公園の整備計画は出ておるんですが、前回も御質問をしましたけれども、なかなかまだ政策形成過程であるというようなことで、具体的な日程も含めて出ていないんですが、現在、その整備計画の進捗状況はどの辺まで進んでおるんでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 武田建設課長          (建設課長武田隆弘さん自席答弁) ○建設課長(武田隆弘さん) それでは、松尾議員の中央公園整備計画のその後、整備日程の進捗状況というようなところでお答えしたいと思います。  まず、今年度の取組としましては、5月28日に住民主体「KUMIDAN」主催で、「まちのがっこう『焚き火とワイン』」を夜に掛けた時間帯で開催したところ、約800名の方に来場いただきまして、新たな夜のにぎわいを創出するイベントとして実施することができました。  今後の「まちのがっこう」の予定につきましては、7月24日にバーベキューイベント、秋にはマルシェの開催を予定しておりまして、公園整備後の公園活用を見据えた住民主体のイベントとして企画を進めていただいているところでございます。  また、公園の再整備に向けた計画としましては、公園の北側エリアとグラウンド及びグラウンド地下に整備を検討している調整池を含めた公園全体の施設整備の概要を取りまとめた再整備基本計画を今年度に策定いたします。特に、調整池の整備は、工業団地5.8ヘクタールの浸水対策に寄与するものでありまして、運動施設の利用者の方には、御不便をお掛けしますが、本町の基幹産業の防災対策として重要な位置付けをしており、また、整備後は、水はけの良いグラウンドに再整備してまいりますので御理解いただきたいと考えております。  なお、中央公園再整備計画策定に係るサポート業者については、プロポーザル方式によりまして選定し、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と6月1日に契約を締結したところでございます。今後は、有識者、子育て経験者、高齢者、公園・スポーツ施設の利用者、農業・産業界の関係者で構成された、久御山中央公園再整備検討委員会を7月に立ち上げまして、続いてグラウンドの代替施設検討委員会を設置する予定でございます。  また、公園再整備の検討を進めるに当たりまして、公園の利用者に加え、新に利用する可能性のある方も対象にしながら、幅広く意見を抽出するために、昨年度コロナ禍で開催できなかった住民討議会やワークショップ、施設利用者アンケートなどを実施し、ニーズ把握に努めることとしております。その後、住民ニーズを踏まえる中で、改めて事業手法を固めるための精度の高いサウンディング型市場調査を実施し、再整備基本計画を策定する予定でございます。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今、課長からルールを御説明があったんですけれども、私が前から言っているのは、内水対策。これは大事なのはよくわかっています。ただし、中央公園の運動施設・・・機能は十分に今まで発揮してきたわけですが、これが一時的にせよ、止まるということについてのまず、その利用者、関係団体の状況を把握して、意見をまずとる。再整備計画にもそうした皆さんの関係者の意見が反映されたものが、どう実現できるかということが大事かと思うんですが、今おっしゃっていた再整備計画が7月から始まるとかいろいろおっしゃっていると。まだ、いまだに主に使っている主要団体に対して、意見聴取がないんですよね、これはどういうことですか。 ○議長(中井孝紀さん) 武田建設課長          (建設課長武田隆弘さん自席答弁) ○建設課長(武田隆弘さん) 現時点で新たな整備検討委員会、さらには、代替施設の検討委員会も立ち上げていきたいと思っておりますので、まず利用者のスポーツ団体等におけるお声も並行してお聞きしながら進めていきたいというふうには考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 前から私はお願いをしております。もう本当にタイムリミットですよ。前に聞いたときによると、令和6年と7年でやるんでしょう。だから、一年半後ですよね。具体的にいろいろな事業計画をする上でも、各団体も一年ずつの計画をしているわけですよね。だから、令和6年といえば、もう来年の4月以降に当然計画を立てていかないといけないのですが、その代替施設の話もこれから検討しようとか、委員会を立てようかということですけれども、具体的にどんなニーズがあるかつかまえないと駄目なんですよ。それはちょっと遅過ぎるのではないですか。もっと早くできないんですか。さっさと。 ○議長(中井孝紀さん) 武田建設課長          (建設課長武田隆弘さん自席答弁) ○建設課長(武田隆弘さん) 以前の松尾議員の質問からもお聞きしております内容でございます。原課としましても、早々に皆さんの意見をお伺いするタイミングは考えていきたいというふうに思います。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 実は、隣の中央公民館も今なくなって、空き地になっていますが、これはコロナであれなんですが、いわゆる久御山マラソンもコロナでなかなか大勢の人を集められないということで、二年間中止を30回大会を境にして中止をしておりますが、来年の1月は再開したいということでもくろんでおりますが、これはもう既に、今6月ですから、もう準備をしないといけないなんです。それぐらいのサイクルでやっていかないと間に合わないんですよね。具体的にそういうサイクルで考えていくと、この中央公園の整備計画についても、いろいろな事業をする上では、そういうスパンで物事を考えていかないといけないので、一番にまず、現在使っている皆さんの意向を確認すること。どんな公園、どんな施設が必要なのか。代替施設はどれぐらいの規模で必要になるかわからないと簡単に代替施設を検討できないでしょう。どんなふうに代替施設を考えておられるんですか。 ○議長(中井孝紀さん) 武田建設課長          (建設課長武田隆弘さん自席答弁) ○建設課長(武田隆弘さん) 代替施設につきましては、令和6年度から予定のグラウンドエリアでの工事期間中も代替というようなところで、令和6年度から予定の工事にかかりましての代替というようなところで木津川河川敷運動広場などの町内施設に加えまして、京都府、他市町村の施設を代替施設候補として、現在、いろいろな条件を整備しているところでございまして、施設の大会などの事前予約、通常予約の方法なども踏まえて検討を行ってまいりたい。そのために各種団体の御意見もお聞きしていきたいというふうには思っているところではございます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今、課長おっしゃいましたけれども、町内の施設は町内でやれということ。町外以外の府の施設とかそんなんは遅いですよ。令和6年でしょう。もうこれは年が明けたらもう一年間先の計画というのは全部埋まってしまって、さらにその先もそういう既得権益があるから、順番に埋まっていくんですよね。早く話をして、いわゆる従前の貸し方と違う施設を探してこないといけない。要は、全然無理ですよ。急がないと。だから、前から私が言っているように、早くしましょうよと。21年の6月の議会でこの問題について質問をしたときに、最後に副町長が着地点を見据えながら進めてまいるとおっしゃいました。その着地点というのは何なのか。いわゆる利用者の問題、施設の問題含めて、最後、ここが問題だというところを押さえて物事を進めないといけないと思うのですが、その点、どのように着地点を含めてこの利用者。住民に対して、どのように周知していくつもりでおられるのか。もう一度確認したいと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 中村副町長          (副町長中村繁男さん自席答弁) ○副町長(中村繁男さん) 今、担当課長のほうからルール、この公園整備の委員なり、それから、スケジュール感、御説明させていただきましたし、また、スポーツ利用の方の代替地の確保というのは重要かなというふうに思っていますので、担当課長が説明をさせていただきましたが、これからの議員はちょっと遅いのではないかという御指摘もありますが、代替施設の整備検討委員会、これを早急に立ち上げまして、皆様方の御意見を聞いて、いろいろな大会等が間に合うように、今後、進めてまいりたいなというような思いです。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今、中央公園では、私がずっと四十年来かかわっています社会人の軟式野球もそうなんですが、少年野球もそうです。それから、高齢者の皆さんが昔はゲートボールなんですが、今はグラウンドゴルフの方が週に一度練習に、大会も年間に約6回やっておられますし、かなり利用者が多いです。  それから、夜間、ナイターには特にサッカー関係の方も多いです。基本的に多岐にわたった方が利用されていますし、いわゆる稼働日数は、ウイークデーが少ないですから、いわゆる稼働日数的にいえば、少ないのかもしれないですけれども、土日の皆さんが運動公園でスポーツ活動を親しみたいというときの利用はもう100%ですよ。雨が降らない限りは。そういう意味では代替施設の検討も非常に難しいと思いますが、早急にしっかりと皆さんの意向を聞いて進めていただかないと立ち行かないということ。  それから、やっぱり休止してしまうと、今まで続けた活動が途切れると、なかなかそれを負って催行するというのは非常に難しいんですよ。このこともわかっていただいて、ぜひとも早急な検討、参加者、関係団体とも意見を聞いていただきたいというように思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、三つ目の問題。町の地域公共交通網形成計画の進捗ですが、これも繰り返しずっとお願いをしているところなんですが、先ほどの中央公園整備と同じように、もうこの問題はどうですかという聞き方ではなくて、具体的にいつになったら、新たな交通網形成計画の概要が見えて、そして、住民の足である町内の公共交通の足が具体的にどういうふうに動くのか、もうぼちぼち具体的に指し示していただきたいと思うんです。先般も協議会が開催されたと思うのですが、いわゆるのってこタクシーの淀へ行ったことの成果であるとか、あるいは、バス路線の国道1号線にかわったこと。そういう成果をおっしゃっていましたが、具体的な網形成計画は2023年に立てるということなんですが、具体的な公共交通の実際の動きというものは、今どのように動いているのか。あるいは、今後どのように展開しようとされるのかをお聞きします。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) それでは、松尾議員御質問の地域公共交通網形成計画についてをお答えさせていただきます。計画の策定状況ということなんですけれども、現在の網形成計画につきましては、平成31年3月に策定させていただきまして、令和5年度までの5カ年の計画期間というふうになってございます。そして、本年度につきましては、計画の4年目となってございまして、この計画に設けました7つの基本方針に基づき、これまで実施してきたという状況でございます。その状況といたしましては、まず、広域公共交通網を見据えた連携につきましては、他市町が実施している地域公共交通会議へ出席いたしまして、情報交換を行うとともに、令和元年度に作成した地域公共交通ガイドマップにつきましても、広域的な情報発信に努めているというようなところでございます。  そして、御牧地域における交通不便地域へのサービスについてということでございますが、これにつきましては、路線バスルートの変更によりまして、御牧地域へのバス停留所の設置、また、のってこタクシーの京阪淀駅までの特例運行を実施してきております。さらに、町公共交通の充実と住民理解の向上という部分につきましては、久御山高校の生徒を対象といたしまして、公共交通の利用状況などに関するアンケート調査などを実施しておりまして、今後の施策に生かすというふうなことも考えてございます。  それと「のってこタクシー」と「のってこ優タクシー」の利便性の向上というような部分と、ふるさと納税を活用したバス停の整備環境についても順次取り組んできているというようなところでございます。そのほか、路線バスの通勤利用促進に向けました事業所へのチラシ配布による情報発信ですとか、毎年、地域公共交通協議会を開催いたしまして、日頃から交通事業者と顔の見える関係の構築を図りながら、次年度への取組につなげてきているというところでございます。  先般からのコロナ禍により実施できなかった住民や事業所に対するモビリティ・マネジメントの取組につきましては、今後「withコロナ」を見据えて取り組んでまいりたいと考えております。  それと、従前からの検討課題でございました、バスターミナルの通路への路面標示につきましても、引き続きバス事業者と調整してまいりたいというふうなことを考えております。今年が先ほど申しましたように計画の四年目というような形になってきてございます。今申しましたような形での基本方針に沿った施策を順次実施してきているという形になるんですけれども、今後は、新しくと言いますか。次の計画につきましては、今の内容も継続していくのか、見直しをするのか、また、新しく追加するのかとかいうような部分も検証いたしまして、方針のほうを図っていきたいというふうに考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今、室長がお答えいただいた内容は、従前からのやっておられることの繰り返しの答弁だというふうに私はそれしか認識できないんです。そもそもバスが廃止になったときにいろいろ議論をしました。町長から網形成計画というのは大事ですよということで、では取り組みましょうということになりました。どうもこの間、聞いていますと、網形成計画を五年で立てるそのことが目的になってしまっているのではないかなと。一番大事なことは、首を横に振っておられるけれども、そうしか見えない。要するに、具体的に住民の足がどのように進化していって、改善されたかということが目に見えない。やっぱりできることはいっぱいたくさん徐々にできるところはあるんですけれども、やはり当時の議員のみんなでバスに乗ったときにアンケートをとったときもいろいろ聞いたんですが、外からくる人が通勤の人も含めて足がなくなったということは現実たる事実です。昨日、島議員が山田家のことをおっしゃっていましたが、確かにコロナで人が減っているけれども、あそこでもたくさん町外からこられる方が従来のバスを使うとかいろいろな足があったんです。今の乗っているバス、タクシーは使えないから行けないんです。外からくる人たちの足も含めてどういうふうに担保するかということが大事なんですけれども、それは網形成計画が完成しなくてもできるはずなんです。徐々に一つずつ潰していけばいいんですよ。なぜ五年もかかって一向になかなか進まないのか非常に不可思議に思うのですが、その点網形成計画の座長である副町長、もう少しテンポよくできないですか。 ○議長(中井孝紀さん) 中村副町長          (副町長中村繁男さん自席答弁) ○副町長(中村繁男さん) 議員、ちょっとどういうふうに理解していただいているかわからないんですけれども、網形成計画というのは、もう既に作っているんです。網形成計画に基づいて五年間でその計画に基づいた事業を今やってきているんです。その達成状況を今担当課長のほうから御説明をさせていただいているということで、これまで達成できたところを今、評価をしながら、そこで課題があれば、次のまた網形成計画をつくっていくかどうかを今年度しっかり検証していきたいなということを思ってまして、その成果としまして、いろいろなことをやってきましたと。淀ののってこタクシーの直結というのをやってきましたし、それから、東一口のバス停もつくって、東一口を通るバス路線もやってきました。それから、松井山手駅のバス路線も新たに開設してきました。いろいろなことをやってきているわけです。その内容についての評価をまた、議会でもしていただきたいし、私どもはまた、課題も残っていますし、それに対して次の網形成計画をやっていくのかどうか。毎年、ローリングしてPDCAサイクルでやってきてまして、地域公共交通会議の中で議論を重ねてきているわけなんです。そのことにつきましては、それぞれ委員会でも御報告をさせていただいていますし、そのことを踏まえていろいろ議論を深めていただけたらなという思いでおりますので、何か何もやっていないようなことではないということだけは御理解願います。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 決して別に、何もやっていないということではなくて、当時、一番問題になったのは何かというと、この久御山町の西地区のいわゆる交通不便地の足があののってこバスがなくなるとなくなってしまう。では、この西地区の御牧地区の住民の皆さんの足をどう担保するんだというのが一番の大きなテーマだったんです。これは見解の違いがあるかもしれませんけれども、そこなんです。のってこタクシーができました。しかし、これも町内の人しか利用できない。外から帰ってくる人、あるいは、外から久御山町を訪問する人の足は担保できていない。ここは喫緊の課題だというのが私の認識です。だから、先ほどからおっしゃっているようないろいろなことをやっているのはわかっています。しかし大きなこの西地域の住民の皆さんの公共交通の足。これをどうするかということについてはあまり改善されていないというふうに評価せざるを得ないという意味で何もしていないとは言ってません。ここが一番大事だ、キーポイントではないかなということで私は聞いておるんです。  この間、コロナで中できなかったということですが、御牧地区の皆さんのいろいろな意向を聞くワークショップはできなかったということなんですが、コロナ禍でもやろうと思ったらいろいろなやり方はあると思うんですよ。進める気、もう少しやり方がね。その辺のテンポが遅いというのは否めない事実だと思うのですが、私の認識はおかしでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 中村副町長          (副町長中村繁男さん自席答弁) ○副町長(中村繁男さん) 先ほどちょっと申し上げたんですが西地区の交通不便解消というのは本当に重要な問題ということで捉えてまして、そこに重きを置いてやってきたというふうに私どものほうは考えております。その中でのってこタクシーを淀のほうの駅まで直結をするような取組をしてまいりましたし、今、やっております。それとやっぱり東一口のところのバス停を設けて、そこにバスが通っていただくような取組をやってきたということでございまして、それはそれで全て十分かということはいろいろな多々評価もあろうかと思いますけれども、それはまた次の段階でいろいろと考えていくべきかなと思ってまして、だから、西地区のところを重点的にやってきたことは、公共交通会議の中でも大きな課題としてやってまいりましたので、それを何か西地区のことは何もできていないようなことをちょっと議員に御質問されるのは、ちょっと私もなかなか理解できないところかなと思いまして、そこがやっぱり理解をしていただきたいと思います。  西地区のところ乗り合いのタクシーかな。というようなことの社会実験もやろうと思っていたんですけれども、これがコロナ禍の中で今乗り合いができないということでそれはできなかった。でも、西地区の足の確保をしたいということで、いろいろなタクシーのところと調整をしたり、バス会社とも調整をして、今ののってこタクシーの関係で淀への直結とか、バス路線の変更とか、こういったところを今やっているということを御理解願いたいと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 副町長の立場からおっしゃるのはよく理解しておりますし、決して私は、何もしていないと。先ほどおっしゃったまずのってこタクシー。このデマンドタクシー。これについての私と皆さんとの見解は大きくずれています。これは確かに、私はデマンドタクシーはいわゆる福祉の政策であるというふうに認識しています。公共交通としては、今の住民しか使えない。あるいは、予約しか使えないという不便性がある。これは公共交通としては私は十分認識しない。一部の任は担っているかもしれないけれども、本来の機能は果たしていないというふうに思っていますのでそこの見解は違います。  それから、東一口にバス停が移動しても、これは昔から私、中書島路線の開設のときにも、いろいろバス会社ともやりました。十分あそこのルートというのはわかっておりますので、これは当時十何年前にも提案しておりましたし、一時そういうときも走っていましたので、別にこれは大きな進捗だったというふうには評価はしていません。残念ながら、もちろん一口の方が使えるようになったことは前進でしょうけれども、これは前から可能な路線でありましたし、それができたからといって、西地区の皆さんの利便性が大きく改善する手段になったというのではなくて、これは元に戻ったというぐらいの評価ですから、別に何もできていないというのではないけれども、もう少しちゃんとしっかりやらないといかんのではないか。日頃からおっしゃっているにぎわいのまちづくりということで言えば、どっちが先かという問題はありますが、やはりしっかりとした社会整備がされていて、いわゆる公共交通も含めて住民の皆さん、あるいは、久御山町を訪れる皆さんが気軽に街を訪ねられる手段があるということがにぎわいの創出の前提条件だと思います。何か大きな箱モノをつくってそこに人が集まるだろう。やっぱりそこに行く手段が大事なんです。その仕掛けがなかったらなかなか人は集まらないと思いますし、今現在、住んでおられる東部地区でのみなくるタウンにしても、やはり従前の交通網だけではやはり賄えない。住環境ということを考えればなるわけですから、網形成計画というのは町全体のにぎわい創出のためには、どういう交通体系でどこから今やっていったらできるか。どういう社会実験をしたら前へ進むのかということを逐一実験しながら、皆さんと情報を共有して進めていくことが網形成計画の最終版だと私は認識しておりますので、決して今何もしていないというのではなくて、非常にテンポが遅いのではないかなと。もう少しテンポを速めてもらえないか。こういう強い要望でございますので、その点私も一緒に皆さんとともに努力はしてまいりたいと思うのですが、やはり町の外からの皆さんが気軽にここにこられる。あるいは、これだけのたくさんの事業所がありますから、今は車で皆さん仕事にこられますけれども、これからやはり車の利用を減らしていって、いわゆる環境の問題もありますから、公共交通でできるだけ通勤通学ができるようなそういう便利なまちになるということが非常に大事だと思うので、そう意味でも、この久御山町の鉄道の駅のない久御山町での住民の足、通勤通学の足というのを確保していくことは非常に大事だと。こういう見解でいつもおりますので、その点、誤解のないようにお願いをしたいと思いますので、ぜひとも、もう一段、二段、ギアをあげて計画の達成、策定、実施をお願いしたいと思います。  以上で私の質問を終わりますが、繰り返しこの問題は一緒にやっていきたいと思っていますので、決して批判をするとか、どうということではなくて、いいものを皆さんで作って、この久御山町が多くの人が集うそういう地域になるように願っておりますので、ぜひとも、今度とも御理解いただいて、積極的に進めていただきたいという思いがありますので、よろしくお願いします。最後に町長、この問題については、従前からいろいろ町長とも議論はしてまいりましたけれども、今のコロナ禍で非常に難しい問題はあろうかと思いますけれども、町長のいろいろな公約の中でこうした問題もしっかりと見据えてやっていただいていると思うんですが、町長に最後の御答弁をちょっとお願いできますでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 信貴町長          (町長信貴康孝さん自席答弁) ○町長(信貴康孝さん) 公共交通網形成計画については、五年の中での四年ということで、着実に中身の部分は進めてきたというふうな認識をしております。残り一年で次にどうしていくかというところを先ほど副町長からもありましたけれども、PDCAのサイクルでもってまた検証していきたいというふうに思いますし。それと、繰り返しになるんですけれども、松尾議員も進んでいないような遅いということも今おっしゃっていただいておりますけれども、着実にそういった形では取り組んできているということは御理解いただきたいというふうに思います。ですので、残すというか、外からの足というものも一つは中書島駅の特急の止まるところからの一口へ来ていただけるというような一つのルートができておりますし、全て御牧地域を網羅するあれというのは、外からというのはなかなか民間では難しい部分はあるんですけれども、一つ大きく進歩しているというふうにも認識しておりますし、課題は、全てが完璧ということではないとは思いますけれども、大きく進展していると思いますし、今後についても久御山町にお勤めの方、また、通学の方。通学の方はこれはちょっと認識、アンケート等でもあれなんですけれども、高校生の方はほとんど自転車でこられているということも松尾議員も御承知かと思うんです。そういう方がなかなかバスを利用していないというような事実もありますし、そういうようなことも今までいろいろと調べてはきておりますので、そういうリサーチの結果を踏まえて、また今後、どういう形で進化をさせていくかということは我々も取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、引き続き御指導のほうよろしくお願いしたいと思います。
     以上でございます。 ○議長(中井孝紀さん) 松尾議員。 ○6番(松尾 憲さん) 今日、お願いしました防災の問題、それから、中央公園の再整備計画、あるいは、今の公共交通網形成計画を含めて久御山町が住み続けたいまちである。あるいは、みんな遊んでよかったまち、あるいは、尋ねてみたいまち。そういうまちにするためのいろいろな仕掛けの一つだと私は思いますし、これは立場を超えて皆さんと一緒にしっかりと取り組んでいかないとならないし、行政のほうではいろいろな行政の施策の中での順番もあれば、いろいろな予算の使い方もありますから、なかなか一朝一夕にいかないというのはよくわかるのですが、ここに暮らす人、住民の皆さんのいろいろな望みをどうかなえていくか。そして、それが行く行くは住んでみたいまち、住み続けたいまちの実現になるということを皆さんとともに、しっかりと実現するために協力していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。          (松尾 憲さん議席へ) ○議長(中井孝紀さん) これより休憩に入ります。  11時から再開いたします。                午前10時55分 休憩              ――――――――――――――                午前11時00分 再開 ○議長(中井孝紀さん) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  14番、巽 悦子議員。          (巽 悦子さん登壇) ○14番(巽 悦子さん) 14番、日本共産党の巽悦子でございます。通告に従いまして、一問一答方式で質問いたします。本日は、3点について質問いたします。  一点目は、新市街地みなくるタウンの取組状況についてお尋ねいたします。二点目は、府営水道の広域化についてです。三点目は住民の健康、とりわけ75歳以上の方の脳ドックの健診をやっていただくと。そういうことについて質問したいと思います。  まず、新市街地整備についてでありますけれども、2021年、令和3年及び2022年、令和4年6月15日までの間における産業立地促進ゾーン第一期整備及び第二期整備地区の各地権者組織の集会等において、確認または決定事項、そして、今後の検討事項などについて、詳細な説明を求めます。あわせて、この間の質問では、既に区域に移転を希望している企業があるとの答弁でありました。現在のところ当地域に進出希望の事業所は何社あるのでしょうか。この時点についてお尋ねします。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) それでは、巽議員御質問の新市街地整備について、お答えさせていただきます。  まず、産業立地促進ゾーンにおけるこれまでの確認(決定)事項ということについてでございますが、第1期整備地区につきましては、令和2年6月にまちづくり協議会が設立され、令和3年4月に事業化検討パートナーを選定される中で、土地区画整理事業の具体化に向け、勉強会や土地利用意向調査、また、全地権者への個別面談等が実施されてきたところでございます。  そして、令和4年4月16日に開催されました地権者集会におきましては、現時点での土地利用計画案に基づく概算平均減歩率が示されたところでございます。今後、個々の土地に係わる概算減歩率や補償の想定を進めるに当たっては、土地区画整理準備組合へと移行することが必要である旨を説明させていただいて、土地区画整理準備組合の設立に関する同意書の取りまとめを行うことについて賛同を得たということでございまして、5月9日から20日までの間で取りまとめを実施しさせていただいて、同意多数により去る6月12日に、第1期整備地区土地区画整理準備組合設立総会が開催されたところでございます。  今後は、土地区画整理準備組合の中で、換地方針や土地評価基準等の検討を進めていくことになってございます。  また、第2期整備地区につきましても、第1期整備地区と同様に、土地区画整理事業を前提といたしました地権者による組織づくりの書面議決の取りまとめを行い、賛成多数により令和4年5月27日をもちましてまちづくり協議会が設立されたところでございます。そして、今週の週末になるんですが、6月18日には、まちづくり協議会設立総会の開催が予定されているというところでございます。  今後、集会等を開催する中で、土地利用意向調査や土地利用計画案等の作成が行われることとなりまして、土地区画整理準備組合の設立に向けた検討がされるということとなってございます。  続きまして、次に、現在、何社程度がここに希望をされておるのかと、申し出しているのかというところでございますが、これまでからこの新市街地整備の取組につきましては、町のホームページ等におきまして進捗状況等を公表しておりまして、電話や窓口での問い合わせを受けている状況でございます。  そして、京都府を通じて紹介いただいた町外からの食品加工関連の企業や移転拡張を検討されている町内のものづくり企業等を中心に、進出希望を強く持っていただいている企業が約30社程度ということでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) この30社程度のところですけれども、程度とおっしゃったから程度と言うんですけれども、その30社とは今後どのような流れをくんで実際の日を迎えていくというか、どういう説明をし、そして、どういうふうな地権者との関係も今後あるのでしょうけれども、どのように実現に向けてやっていくということなんでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) 今後、準備組合のほうが設立されたということでございますので、その辺を今後、この30社企業の中から条件等、その辺の調査を・・・するということになるというふうに考えておりますので、条件とすり合わせる中で各企業との選定を地権者の方々とされていくという形になるというふうに考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 間違っていたらまた言ってほしいんですけれども、確か、産業立地促進ゾーンの組合が設立されて、その後の街びらきは令和5年以降というふうに何かの資料で見たんですけれども、それで間違いないでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) 以前に、全体のスケジュールといいますか、流れのほうも御説明させていただいた機会があったと思っております。今現時点でその第1期につきましては、準備組合等を設立する中で、確実に整備のほうを進めているということにするんですけれども、若干進捗が遅れているというような形になってきてございますので、令和5年の街びらきというのはちょっと遅れるのかなというふうに考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) それでは、産業立地促進ゾーン第2期は2024年、令和6年に組合設立、街びらきは2027年、令和9年度以降というふうに予定としてはなっていますが、それもちょっとよくわからない状況ということでよろしいですか。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) 産業の第2期につきましても、先ほど申し上げましたように、まちづくり協議会のほうが立ち上がって、土地区画整理事業を前提とした整備をしようと思って進めていくということでしておりますので、現時点では、そういうふうなスケジュールをもってというふうなことで考えてございますが、順次、スケジュールにあうような形で整備のほう、協議のほうはまちづくり協議会のほうとしていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 先ほども説明をいただいた中で4月23日には、ホームページに載っている分ですけれども、令和4年度第1回のまちづくり協議会総会、当該エリアの整備手法、事業手法、事業主体、整備コンセプトなどが地権者の賛同を得て決定したと書いてますが、それは間違いないということでよろしいですか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) ホームページに掲載されておりますので、そのとおりでございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) その中で、その協議のところでは土地利用計画素案が提案されているということになっております。その中から質問をするんですけれども、例えば、道路のほうでも幅員が9.5メートルとか、公園緑地のところでは、一人当たり3平方メートルを確保するとか、雨水排水とか、造成、ライフライン、住宅地の形成方針素案、新市街地みなくるタウン道路整備、道路の負担の考え、この負担の考えでは、町が全額支出しますとか、道路築造費も幅14メートルの分は町が全額支出しますよということが書かれてあり、決定事項かなと思っているんですが、それは間違いなく確認されたということでよろしいですか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 今、御質問されている内容につきましては、住街区促進ゾーンのエリアの資料ではないかと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 失礼しました。そういうことでございます。  それでこれは令和4年4月23日のときに、産業立地促進ゾーン第2期整備地区のところにも書いてある中で、これまでの取組内容についてということも掲載されています。その中で新市街化区域への編入に関する最低条件として、進出企業の担保というのがあったり、地権者の合意形成、事業手法の確定とかあるんですけれども、この中で進出企業の担保。これは必ず企業が担保するためのということだと思うんですけれども、先ほどおっしゃった30社程度の話もありましたけれども、この担保ということは久御山町が今事務局として入っているわけですけれども、どのような事務的なことをやられるわけでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) 今後のまちづくり協議会というような組織体の中で、こういう今進出希望をもたれている企業がおられますというような情報をお伝えする中で、また、今後土地利用を検討していく中で進出していただく方への条件提示も当然必要になってございますので、その辺のすり合わせをしながら、町も仲介といいますか。中に入りまして調整のほうをしていきたいというような思いでございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 先ほど30社程度という話もありましたけれども、昨日も私どもの議員団であります中野議員のほうから消費税の問題、インボイスの問題も言いまして、非常に中・小零細業者、ものづくりの事業者が大きなダメージを受ける可能性があると。来年10月からになりますけれども、そういった中で30社ということを聞いて、ある一定、驚いたりもしたんですけれども、その30社は主に比率で言えば、町内、町外、どれぐらいの比率なんでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 吉田新市街地整備課長          (新市街地整備課長吉田明浩さん自席答弁) ○新市街地整備課長(吉田明浩さん) 町内の企業といたしましては、17社という形になってございまして、それ以外は町外の企業という形になってございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 状況はわかりました。それはわかりました。  次に、住街区促進ゾーンについて質問いたします。優良田園住宅をコーポラティブ住宅として実施するとのことでありました。この居住人口及び完成時期についてはどのような計画をもっていらっしゃるんですか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 御質問についてでございますけれども、住街区促進ゾーンの先行エリアにおける人口と完成時期についてでございますけれども、本町の人口ビジョンにおきまして、みなくるタウン住街区促進ゾーン全体で推計される社会動態といたしましては、約1,400人という形になっております。  また、現在、整備を進めております住街区促進ゾーンの先行エリアにおきましては、おおむね80戸程度の区画が確保できるのではないかと考えておりまして、現在のまちづくり協議会を来年度には土地区画整理準備組合へと移行していきたいと考えておりまして、令和8年度にはまち開きができればというふうに考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 80戸ということなんですけれども、これは計画どおりの畑ができたりとか、そういうふうなある一定の面積をもったところであるということで間違いないでしょうか。計画では。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 現在、住街区促進ゾーン選考エリアの地権者の方々に個別の面談をさせていただいております。その中で土地の今後の御利用の意向というのを聞かせていただいているところなんですけれども、当然、売られたい、貸されたい、そのまま自己利用をされたい、農地を継続されたい、いろいろな御意向がございますので、それを今後また精緻にいろいろお話を聞かせていただく中で、その案も含まして検討してくという形になってございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) それでは、私が先ほど間違いました、ホームページに載っていた住街区促進ゾーンのところで決定された内容ですけれども、私が先ほど読み上げました道路ですよね。それとか、調整池は書いてなかったのかな。拡幅とか、雨水排水問題とか、調整池もありますね。それらはここにホームページに私は明記されているとおりが確認されたということでよろしいわけですね。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 今、先ほど読み上げをされました例えば、区画道路であったりとか、公園の面積であったりとか、そういった部分につきましては、公園の面積は法定で決まっておるんですけれども、区画道路の方法であったり、調整池の配置の方法であったり、そういったものにつきましては、今後の検討事項。今後の私どもとまちづくり協議会、準備組合のほうに移行いたしましたら、その中で検討していかなければならない事項ということでお示しをさせていただいたというものでございまして、この段階でまだ何も決まっているというものではございません。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) その時期というのはいつ頃を計画された。確か、先ほどはまち開き等々の日程等から言えば、そんなに遠くない時期じゃないかなと思ったりしているんですけれども、予定ではどれぐらいの時期を考えていらっしゃいますか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 令和5年度に土地区画整備準備組合のほうに移行してまいりたいというふうに考えておりまして、その中で準備組合に移行いたしますと、精緻な測量であったり、設計が可能という形になりますので、それ以降に事業を進めていくという形で検討しております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) その準備組合の中で今、私が先ほど間違えて読み上げましたけれども、そういうことが決定は今度の本格的な組合設立になっても内容はかわらないということでいいんでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 準備組合といいますのは、当然本組合の前提になるものの立ち上げで準備組合という形になりますので、その準備組合が決定した事項につきましても、原則本組合のほうに移行するという形になります。  当然、準備組合と申しますのは、まちの協議会もそうなんですけれども、各役員会を経まして、地権者の同意を得て、議決を得て進めていくという形になりますので、町のほうが例えば、独断で進めさせていただくということでもございませんし、各地権者にあいだ間、タイミング、タイミングでお諮りさせていただきながら、進めていくという形になってございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 産業立地促進ゾーン第2期の2期工事の計画をお聞きしたいんですけれども、これは今1期のときに室長のほうから30社というこちらに移ってという答弁があったんですけれども、第2期については、どういう状況になっているんでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 30社の程度の企業のほうから、興味を持っていただいている状況でございますけれども、現実的なお話をさせていただきますと、1期の中で当然、入りきらないという形にも。30社全員の方々というのは難しいのかなと思っておりますので、御案内のほうといたしましても、1期も2期も含めたという形で御説明のほうはさせていただいているという次第でございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) でも、1期と2期でこれはまち開きの時期とずれ込みますよね。そうなったときに、30社が今は話をしている段階ですということですけれども、その辺のところで言えば、状況がまた変わる可能性もあるということになりますよね。なりますよねという言い方はおかしいんですけれども、このままいったとしても、きちんと30社が全て1期、2期のところに建っていただくということではないのではないかと私は個人的には思うんですけれども、素人判断ですけれども、その状況は話をやっていく中でどんなふうにですか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁)
    ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 当然、企業の例えば、移転をされたいであったり、工場を新設されたい。それぞれの企業のタイミングというものがございますので、それと私どもの方のみなくるタウン1期、2期の産業立地促進ゾーンの進捗が当然合致すれば、私どものほうに来ていただくという形になりますし、当然、うちだけを候補として挙げておられるのではなくて、いろいろな可能性を企業の中で見出しておられる中でみなくるタウンに御興味をもっていただいているという形でございますので、当然タイミングが我々の進捗とあえば皆さんが来ていただくという形にもなりますでしょうし、そこは企業の御判断という形になろうかというふうに思っております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 状況はわかりました。それで3つ目の質問になるんですけれども、3月会議での代表質問のときには、私は山城振興計画をもとに、新名神高速道路全線開通を見据えた中での支援を京都府が打っているというところなんですけれども、答弁では府から新名神高速道路の開通とは関係なく事業を進めるというお答えでございました。新名高速道路全面開通との関連の考えは、京都府が独自に考えて明記をしていると。何ていうのからしら、総合計画にも載っているんですけれども、そういうふうに判断したらよろしいでしょうか。ちょっと齟齬があわないんですけれども。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 京都府の山城地域振興計画において、新名神高速道路の全面開通を見据えた中での支援と記載されていることにつきましては、承知しております。前の答弁の繰り返しにはなるんですけれども、新市街地整備事業につきましては、新名神高速道路の開通時期とは関係はございません。事業を進める上で、今後も引き続き京都府と連携を図ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) でも、それを京都府が書くと、非常に私自身も混乱してしまったというところがありまして、だから、京都府が一方的に計画として考えて明記をしたというふうに今の答弁でしたら受け止めるんですけれども、それでよろしいですか。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 地域振興計画というのは、今後の京都府の府政運営の基本という形になるんだろうなというふうに思っておりますので、その中で広域振興局がエリアごとにそういう地域固有の課題への対応という形で地域活性化に府が振興局が取り組んでいくという形で地域振興計画が策定されたというふうに認識しておりまして、当然、山城地域管内も乙訓2市1町含めて恐らく15市町村があると思うんですけれども、その山城地域全体の発展につながるというふうなことでそういう視点で山城振興局のほうが記載されたのではないかなというふうに認識をしております。  当然、土地利用の一環として、私どものみなくるタウン新市街地整備ということを地域振興計画に載せていただいているというふうな認識をしておりまして、むしろそういう京都府の地域振興計画にこのような記載がされているということにつきましては、今後、我々土地区画整理組合の認可をはじめ、様々な機会で京都府との連携を深めていくという形になりますけれども、我々町と府と同じようなベクトルに向いているということにつきまして、みなくるタウンの事業を進めていくに当たって、京都府のほうにそういうふうに計画が載っていることは心強いなというふうに思っている次第でございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 心強いですけれども、それが間違ったというか、誤ったというか、勘違いされるような内容だったら困るのではないんですかということを聞いているだけでありまして、きちんと京都府の総合計画に新市街地という言葉も載っていましたので、そういうふうに思ってしまいましたということで、それは連携というよりも京都府がそのように考えているということは確かかなと思いながらお聞きしました。  そこで、次に、4点目で新市街地整備事業の総額ということで、この間の答弁では、必要費用というのは土地区画整理組合が設立されなければわからないというふうに答弁を避けてこられました。  しかしながら、3月議会の令和3年度補正予算及び令和4年度予算においては、新市街地関連の道路整備に係る予算が提案されています。  また、先ほど私が間違ったところ、読み上げたりもしましたけれども、道路幅が住街区促進ゾーンのところでも出てきておりますし、先ほど答弁では、準備組合と本格的といいますか、本組合。そんなに変わらないというような答弁だったと私は受け止めたんですけれども、これでいけば、ある程度の費用というのが出てくるのではないかな。町がやる事業としては出てくるのではないかなということは私は感じたわけです。それで組合設立とまち開きとかは先の話だといっても、税金がこの間、補正で出ていったりとか、当初予算で出て使っているわけですので、住民の方からしてみたら、一体何に使うんですかということを我々は問われるわけです。ですから、この事業では予測としてどれぐらいの事業で使うという言い方、予算化していくのかというそこのところをお聞きしたいので、質問としてお願いいたします。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 御質問の件でございますけれども、以前同じ日本共産党議員団の中野議員からの御質問に対しても、御答弁させていただいておるんですけれども、今後の事業計画案に具体化していく中で事業費は確定してまいりますので、これまでと同様の御答弁にはなるんですけれども、その事業が進捗いたしましたら、当然、議会に進捗も含めまして、御報告はしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 私、通告のところでこれまでの金額。現在までの費用についてはというのを通告で出しておりますので、それは言えるわけですよね。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) 今、御質問いただかなかったので答弁させていただかなかったんですけれども、今までの私どものほうで新市街地整備に係る現在までの費用については、産業立地促進ゾーンと住街区促進ゾーンの整備に係る検討業務で約4,280万円、そして、先行して進めております産業立地促進ゾーンの第1期整備地区における総会や集会等の開催に係る地権者支援業務といたしまして1,730万円を支出しております。また、基幹道路の整備に必要となる設計や測量業務については、これまでに約6,900万円の支出となっておりますけれども、これらの業務については、内閣府の所管でございます地方創生推進交付金を活用しながら実施してまいっております。  以上です。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 地方創生交付金といえども、国民の税金でもありますので、ひいては住民の方の税金も入っているということになるので、なかなか先ほど言いましたけれども、ホームページに載る時期が終わってからすぐではないですので、我々住民の方もそうですけれども、ホームページを見て知るしかありませんので、そこら辺の情報を住民への周知ということをきちんとお願いしたいと思うんですけれども、それは可能なんでしょうか。ホームページの議事録まで即明日にというのは難しいとは思いますけれども、こういう予算がどれだけ今かかっている。どれだけ使ったのかというのは、難しいですか。経過を載せるというのは。 ○議長(中井孝紀さん) 三嶋都市整備部担当部長          (都市整備部担当部長三嶋孝佳さん自席答弁) ○都市整備部担当部長(三嶋孝佳さん) これまでから、ホームページのほうには時期が少し遅いというふうにおっしゃるかもしれませんけれども、掲載はさせていただいておりまして、当然、欠席されている方にも同時に送っている。その作業も含めての時期という形になっておりますので、御理解頂ければというふうに思います。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 状況はわかりましたというか。できるだけ早いこと住民にお知らせをいただくように努力をお願いしたいと思います。  続きまして、水道事業について質問いたします。  この前の質問への答弁では、住民への説明資料を京都府に求めていくとのことでありました。住民への説明はどのように、今後行っていくつもりでしょうか。  2つ目には、有収人口及び有収水量の今後の傾向についてお聞きしたいと思います。町水道事業経営戦略2019年度から2028年度によれば、2018年度も1日の有収水量は3,728立方メートル、2028年は3,401立方メートル、2048年には2,767立方メートルであります。有収人口と水量の今後の傾向を改めてお聞きしたいと思います。  3つ目なんですけれども、今後の主な水道施設整備計画、重要給水施設管路整備等とあるんですが、それはどのような計画なのか。ここまでまずお答えください。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) それでは、巽議員の御質問の府営水道広域化についてお答えいたします。  まず、住民への説明についてでございますが、京都府では、厳しさが増す水道事業をめぐる様々な課題に対応するため、取り組むべき課題の解決に向けた指針として、令和4年度末までに、京都水道グランドデザイン及び京都府営水道ビジョンを改定することとされています。その計画の中で、抜本的方策として広域化・広域連携の検討もされており、京都府に対して、広域化に関する住民説明に用いるための資料やデータの提供をお願いしてきたところでございます。  これまで、京都府から、この計画における施設統合による全体の効果額の提示はございましたが、関係市町ごとの効果額については、現在、京都府と関係市町で協議中でございます。  京都水道グランドデザインについては、今後、京都府と関係市町で協議を重ね、11月頃に知事、首長で構成される京都府水道事業広域的連携等推進協議会で協議され、パブリックコメントを実施した後、改定される予定となっています。  また、広域化を検討するに当たっては、本町でも様々なデータを分析する中で、本町上下水道事業経営審議会において審議いただき、議会へ報告し、町ホームページ等で広く住民周知を図ってまいりたいと考えております。  次に、給水人口についてでございますが、平成31年3月に策定いたしました久御山町水道事業経営戦略において給水区域内に居住し、水道により給水を受けている人口については、平成30年度の1万6,073人が、令和10年度には、1万5,320人に、令和30年度には1万2,809人に減少すると予測しております。  また、実際の令和3年度末の給水人口は1万5,540人と減少しており、計画値よりやや少なくなっております。  最後に、今後の主な水道施設整備計画についてですが、水道事業ビジョン及び経営戦略でお示ししていますとおり、現在、重要給水施設配水管耐震化事業及び鉛製給水管改修事業を進めているところです。重要給水施設配水管耐震化事業につきましては、総延長7.7キロメートルのうち5.3キロメートルが完了しており、令和9年度の完成を目標に、残りの2.4キロメートルの配水管の耐震化を進めていく予定です。鉛製給水管改修事業につきましては、事業費の平準化を図るため事業を休止してますが、令和6年度から再開し、令和11年度の概成を目標に事業を進めて行く予定です。  また、これら2つの事業完了後の令和12年度からは、老朽管の更新、耐震化を進めてまいりたいと考えておりますが、各事業とも、多額の費用を要することから、今年度から取り組む水道事業ビジョン及び経営戦略の改定において、上下水道事業経営審議会にお諮りし、計画の見直しも含めた、御審議を賜りたいと考えております。  それから、御質問の中で給水のほうも今後どうなるかという予測いただいていますが、給水のほうも減少傾向となっております。  以上です。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) その次4点目なんです。今年の5月24日、25日、30日に、京都府水道事業広域的連携推進協議会、北部圏域、中部圏域、私、この久御山町が関わる南部圏域で開催をされました。その中では京都水道グランドデザイン、京都府水道ビジョンの検討案が提案されました。その提案にかかわって、3点質問をいたします。  まず、自己水、地下水、本町の場合、活用はどうなるのかということになります。2つ目には、地下水は成分的には栄養成分があるということも言われておりますが、それについてお答えをいただきたい。  3つ目には、最近10年間における佐古浄水場内の1号から3号の取水の井戸の修繕費用はどれぐらいの費用がかかっているのか。この3つを質問いたします。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) まず、久御山町の自己水の件ですけれども、京都府営水道ビジョンのほうのたたき台。いわゆる今後の計画についての協議内容のお示しですけれども、こちらのほうでは、佐古浄水場のほうは廃止の形となっております。  ただ、こちらにつきましては、廃止と決まったわけではございませんでして、計画の中でそのような形になっているものでございます。  次に、地下水に対しての栄養でございますけれども、我々の上水道の事業といたしましては、栄養分を送るというよりも、安心・安全な水をお送りするということで考えております。  それから、1から3号の取水井の修繕費用でございますけれども、巽議員のお問い合わせは、自己水にかかる1立方メートルにかかる金額の算定ということでよろしいでしょうか。そうしましたら、自己水の活用についてですけれども、まず、コストの関係です。自己水の処理に係るコストといたしましては、まず維持管理費として、人件費やポンプ等の修繕費、機器の点検調査等の委託料、薬品費等がありますが、令和2年度決算で申しますと、営業費用の原水及び浄水費2億7,781万2,953円から受水費2億3,907万1,609円を差し引きました額3,874万1,344円が、自己水の処理に係る維持費となります。  次に、自己水の処理に係る資本費として、令和2年度の減価償却費のうち、原水浄水施設に係るものが1,084万5,231円となっております。この維持費と資本費を合わせました4,958万6,575円が、自己水の処理に係るコストでありまして、このコストを自己水量の年間実績水量119万1,653立方メートルで割ったものが、自己水1立方メートルあたりの処理原価でありますが、41.61円となっております。  なお、原水及び浄水費の中にも、配水に係るコストと切り分けることが難しい経費がございますので、配水及び給水費や減価償却費等においても、自己水の処理に係る経費と切り分けることが難しいものもございまして、数値については簡便的に算出した暫定値ということで御了承いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 私、配水のほうは聞いておりませんので、どれだけ上水でいるんだということを聞いているんです。言いたいのは、御存じのように建設負担水量が年間488万トン、この令和4年度は一日当たり、200立米が山城のほうに回したので1万1,000トンということでありまして、実際に使っている。要するに、我々がよく言っているのは空水、使ってもいないけれども、建設負担水量を払わなければならないと。それが約年間1億近くになると。その辺の計算をしたかったわけで、自己水を十分しっかりと使っていってもそんなに費用は5,000万ちょっとですか。今聞いていましたら、維持だけです。配水は一緒ですから、そういうことであるということを確認したかったわけです。  何でそんなことを言うかというと、先ほど課長もおっしゃいましたけれども、今度のグランドデザイン京都府ではおっしゃったように、あくまでも案と言いながらも、2043年と2051年、A案、B案では廃止をしてしまうという。佐古浄水場を廃止案が京都府のほうから出されています。あくまでも案とはいうものの来年、先ほどもおっしゃいましたけれども、この11月に知事と各10市町の市長が集まるんですかね。協議をして、来年度中、今年度中にはある一定の方向を決めなければならないというところがありますので、改めて自己水の大切さを私は強調したいと思ってお聞きをしました。  そこで京都水道グランドデザインの検討案をずっと読んでましたら、一つが南部圏域を見ましたら、水道台帳電子化事業の共同実施が明記されています。これは行われているのか、今度、行われる案として出されているのか。そのことをお聞きしたいと思います。  それから、京都府の役割としては、水道事業の人材育成が可能なスキーム公民共同企業体の検討を支援するとあります。これは具体的にどういうことなのか。この二点お答えください。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) 一点目のシステムの関係ですが、久御山町においては、このシステムの共同化は行っておりません。今後についても今のところ予定は、検討はしておりません。  もう一つ、公民連携のことですけれども、こちらのほうですが、内容といたしましては、公民共同企業体につきましては、水道事業の管理運営業務等受託するために、行政と民間が出資して設立した株式会社等ですというところで説明がありまして、こちらのほうも現在、久御山町としては検討の題に当てはまっておりませんし、今のところ予定はしておりません。  以上です。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) これは多分、府の役割ということで府のほうから提案があって、実際に出ているのが水みらい広島、広島県にそこのところが提案されています。  あと民間活用、広域化等を検討支援しますといっていますけれども、これは府の役割としては民間活用、広域化等の検討を支援します。結局10市町の府営水道の広域化の先には、こういう民営化があるのではないかと非常に私は気になります。  なぜかといえば、その次に書いてあるのが、事業者つまり各市町です。受水市町は取組として、包括的民間委託、指定管理者制度、コンセッション府PPP、PFY、最適な公民連携手法があれば、積極的に検討を進めますというのが書かれています。もう一つは、具体的事業として、できるところから、例えば、窓口業務や維持管理業務等の共同発注を開始するとそこまで書かれているんですけれども、そういうことも今は検討していないけれども、検討しなければならない内容になるんでしょうか。この京都府との関係で言えば。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) 御質問にお答えします。  京都府のほうで京都グランドデザイン並びに、府営水道ビジョンの検討案が出ておりますけれども、こちらのほうは京都府と各市町が検討する一つのテーマ。土台として挙げている問題がありまして、この中にあるものに対して実現をしていくというものではなく、どちらかといいますと、これをもとに検討していって、課題をとって、進めていくと。久御山町におきましては、上下水道事業経営審議会がございますので、こちらのほうにもお諮りをする中で進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) さらに読み進めますと、これは水道法の改正にもよるんですけれども、京都府の役割はリーダーシップ推進役と書かれているわけですよ。ですから、そういうことをやってくださいよねという提案型で言っているのかなと思いながらいるんですけれども、そういうことが書かれている。さらには、平成31年2019年の総務省、厚労省が出している都道府県知事あての通知には、都道府県としては、水道事業者の同意を得て、水道基盤強化計画を定めること。つまり、ここでいう水道工事化推進プランを策定することというところまで書き込まれているわけですよ。今、話を聞いていましたら、審議会にはかけますとなったら、一体いつになったら住民の皆さんに、11月には町長と京都府の知事との協議が始まるし、来年3月31日までにはこの策定はどうするのかと。決定もいかなあかんのだけれども、そのあたりいつ住民にお知らせをしていただくのか。資料を提供していただくのか。そこのところが非常に気になるんですけれども、その辺はどうでしょう。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) 公有化についての住民へのお知らせ等になりますけれども、グランドデザインのほうで首長、知事のほうで一つの検討協議会がございますのが、10月から12月の間にございますけれども、それまでにも久御山町の上下水道事業経営審議会のほうで議論に挙げまして、そこで御審議賜りながら、その内容も住民の方、もちろん議会のほうにもお伝えしたいと考えております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) さらにこの改正水道法では、市町村。つまり、水道事業者は、都道府県の水道広域化推進プラン。先ほどのグランドデザインですね。これの策定に協力することと。公表することも書いてあるんですけれども、協力することということまで水道法第5条に書かれているわけです。どういう協力になるんですかこれは。何か聞いてはりますか。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) 協力と申しますのは、京都府のほうもこのような計画を出していく中で、積極的に検討するものだと考えます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) さっきも言いましたけれども、京都府と事業者だけで勝手に決めてもらったら困るわけです。結局審議会にかけるといって、実際水道料金を払う水道飲料するというのは住民であるわけですから、そこはしっかりと考えて今後、11月には町長が知事と会われる。来年度中に考え方をまとめる。そこのところでは十分な情報提供もお願いしたいと思います。それは約束していただけますか。 ○議長(中井孝紀さん) 高山上下水道課長          (上下水道課長高山 毅さん自席答弁) ○上下水道課長(高山 毅さん) 上水道事業経営審議会のほうにお諮りした内容につきまして、住民の方に公表できるように配慮してまいります。  以上です。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) それでは、三つ目の住民の健康ということに移りたいと思います。
     3月会議で代表質問でもさせていただきましたことの一つが、75歳以上の人間ドック、脳ドックの併用ではなく、脳ドック単独でも補助を可能とすることについての見解を求めます。前回のときのフレイルのこともありますので、本町ではやっておりませんというふうに答弁がありました。それで改めてもう一度お聞きをするわけですので、答弁のほうをよろしくお願いします。 ○議長(中井孝紀さん) 中務国保健康課長          (国保健康課長中務一弘さん自席答弁) ○国保健康課長(中務一弘さん) 巽議員の御質問の住民の健康についてお答えいたします。  まず、後期高齢者の脳ドック補助を廃止した経緯については、3月会議において答弁させていただいたとおりでございます。したがいまして、これからは、認知機能や社会参加についての項目を含むフレイルに重点を置いた問診内容に改めまして、高齢者一人一人の健康状態を把握することで、介護予防の観点から健康管理に取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上で終わります。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 私らのやっぱり高齢者化になってくると、血液の血管が細くなったりとか、血圧が高くなったりとか、いろいろある中で、脳卒中をはじめとする脳の病気が発症したら体が不自由になる可能性もあるし、ひいては介護状態になる可能性もあるということもありますし、発症した人の多くには後遺症が残っているというような状況もあると聞いています。脳の病気というのは発症してから治療するよりも、未然に予防することが重要だといろいろ医者がホームページに書かれている内容でもあるんですけれども、脳ドック検査によってわかる脳の病気というのは隠れ脳梗塞、脳動脈硬化、脳卒中の危険因子、高次機能障害、脳の萎縮、認知症などの病気が発見できますと。早目にね。早期発見、早期治療という立場から言えば、死因の第3位が脳卒中であると聞いていますので、ぜひ、復活して脳ドックをということなんですけれども、復活するに当たっては、費用的にはどれぐらいほど見込んでいらっしゃるのかということをお聞きしたいと思います。前回、これまでやっているときにね。 ○議長(中井孝紀さん) 中務国保健康課長          (国保健康課長中務一弘さん自席答弁) ○国保健康課長(中務一弘さん) 過去五年ぐらいの費用を算出したんですけれども、多いときで54万円ぐらいになります。少ないときでしたら、30万円台の費用がかかっております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 高齢の方、私も高齢のほうなんですけれども、これまでいろいろと体を使って、仕事等々で傷めたり、一カ所だけではなかなか医者に行っても治まらないそれは皆さんよく御存じだと思います。費用も高くつくということもあって、そういう脳ドックは不安でもあるので、病気でもないのにということになった場合には検診しかないということで、ぜひとも実現してほしいという声があるわけです。そこで私、脳ドック、久御山町の後期高齢者外来人間ドック及び脳ドック総合検診診断補助金交付規則。そして、また、国民健康保険の同じように外来、これは半日人間ドックですが、この交付規則を両方とも見比べてみたんですね。そしたら、どこが違うのかなと思って何で国民健康保険の被保険者の方は脳ドックがあって、後期高齢者の方は脳ドックの補助がないのかなということで見比べました。そしたら、この目的のところには、人間ドックまたは脳ドックによる総合検診診断を受けようとする場合、予算の範囲内において、これは国民健康保険の方ですけれども、規則に基づく補助金を交付と書いてあるんです。一方、後期高齢者のほうはどうかといえば、後期高齢者医療保険の被保険者が人間ドック。ここでもまたはとなっているわけです。または、脳ドックによる総合検診診断。これも予算の範囲内でやりますと。何が違うとなった対象となる検診が。所要日数が、人間ドックが半日、後期高齢者の場合は一日というのがあったり、国民健康保険の場合は、妊娠をしているとかいうのがありますけれども、ほとんど抽選も一緒ですし、どこも規則では違いが私が読み比べた場合ですけれども、規則で違いがないわけです。どちらも人間ドックまたは脳ドック、後期高齢者も人間ドックまたは脳ドックとあるんですけれども、なぜ、後期高齢者の被保険者、75歳以上の人だけが脳ドックの補助がないのかそこが不思議でなりません。そこで私なりに近隣の市町のところも調べてみましたら、京田辺市は後期高齢者の75歳以上の方にも自治体負担がありますし、八幡市のほうはあります。後期高齢75歳以上の方も脳ドックの検診を受けることができる。遠いところで言えば、愛知県の豊橋市でもありますし、7割を助成してますとあるんです。なぜ、久御山町はそのようにされたのか、そこが不思議で私はならないんですけれども、いかがでしょうか。やめられた理由もさっきおっしゃいましたけれども、新たに復活する必要があるのではないかと思うんですいかがでしょうか。 ○議長(中井孝紀さん) 中務国保健康課長          (国保健康課長中務一弘さん自席答弁) ○国保健康課長(中務一弘さん) 巽議員のおっしゃるとおり、京田辺市、八幡市なんかはされております。ちょっと古い去年のデータなんですけれども、府内で26市町村中、令和2年度されたところが7市町村ございます。その令和2年度のちょうどその年をもって国からの人間ドックに対する国庫補助金が廃止された年でもあります。  また、それとあわせて国は後期高齢者の保険事業については、保険事業と介護予防を一体的に実施して先ほどから言っていますフレイルに重点を置いた高齢者の健康管理というように方向転換をされた年でもあります。  それを受けまして、令和3年度実施が4市町村に減っております。要するに、国のそういう方針を受けて方向転換をされたところが3市町あるというところと、4市町につきましても、今後脳ドックの在り方について協議をされているというような現状でございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 先ほど後期高齢者のところでもおっしゃって、フレイル対策確かに広域連合でもその議論が予算はしていますので、フレイル対策は結局脳の中の血管とかではなくて、たんぱく質の摂取不足による食べてもやせていくとか、高齢化が進んでいくとか、そういうとこら辺でアルブミン合成障害腎不全とか、そういうふうなことがあるので、そこを注意するためには検査もしてくださいねということで、今国のほうも注視をされていると思うんです。私が言いたいのは、脳ドックとかをやって未然に脳による障害を。脳の血管が脳梗塞、そういうことによる大きな障害状態にならないためのことが必要ではないかということで、よそがやってませんとか、やっているとかではなくて、本町として高齢者の命を守っていくという部分では大事ではないかということを今お聞きをしているわけです。今答弁をいただきましたけれども、次もまた減るであろうということやと思うけど担当課としてはどう考えていらっしゃるんですか。早期発見、早期治療ということでは。 ○議長(中井孝紀さん) 中務国保健康課長          (国保健康課長中務一弘さん自席答弁) ○国保健康課長(中務一弘さん) 高齢者になりますと、少ししたきっかけで体調を崩されたり、健康状態の変化が大きいというような特徴がございます。そういう特徴を踏まえまして、私の見解ですけれども、年一回の人間ドック、脳ドックをされるよりは、かかりつけ医をもっていただいて、定期的な検診の機会を増やして、日常的な健康管理に努めていただきたいというふうに思っております。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 見解の違いというか。やっぱり費用が高いから心配だし、脳ドックを受けたいけれども、費用がかかるから何とか支援してくださいというのが実際の高齢者の方の75歳以上の方の声だということはもう一度述べておきます。また、質問いたします。  二つ目の質問に移ります。コロナ陽性者の入院状況及び入院できない場合の対応はどのようにされているのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(中井孝紀さん) 中務国保健康課長          (国保健康課長中務一弘さん自席答弁) ○国保健康課長(中務一弘さん) 次の入院の状況と入院ができない場合の対応についてでございますけれども、この新型コロナウイルス感染症に関しましては、以前も答弁させていただきましたけれども、国、都道府県、市町村、そして、ワクチンメーカーがそれぞれの役割に応じて対応することとになっております。 ○議長(中井孝紀さん) 昼食時間となりますが、会議を続行いたします。 ○国保健康課長(中務一弘さん) それぞれの立場に応じて対応することとなっているんですけれども、医療体制の確保をはじめ、感染者への入院調整や自宅療養者への支援などについては、京都府の山城北保健所が実施することとなっております。  したがいまして、状況が日々変化します感染者の入院状況などは情報提供する体制には、なっていませんで、本町の住民個々の状況について把握はできないというような状況になります。  それと検査で陽性となった場合には、京都府の『入院医療コントロールセンター』というのがございまして、そこで症状などを総合的に判断して、その方が入院が必要なのか、また、宿泊療養なのか、自宅待機なのかというような療養先も含めまして、一元的に京都府のほうで管理されているという状況でございます。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) コロナ陽性者の方がなかなか外出できない場合は、本町のほうでも食材を届けるという事業をされていますけれども、大切なのは入院をしなければならない状況。乳児の方であったり、本当におうちの状況から言えば、なかなかたくさんの部屋があるわけではなくてという場合に、そういうときに入院ができない。本当はしたいんだけれども、ホテルで療養もありましたけれども、なかなか保健所とはつながらない状況ですけれども、今課長がおっしゃった本町でなかなか情報がわからないんですということなんですけれども、本町の方で入院はしたいけれども、どうしてもできない状態であるというそういう情報も本町には入ってこないということなんでしょうか。京都府からは。 ○議長(中井孝紀さん) 中務国保健康課長          (国保健康課長中務一弘さん自席答弁) ○国保健康課長(中務一弘さん) 感染者のそういう管理というのは京都府がやっておりますので、情報は入ってきておりません。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) これは最後町長にお伺いしたいんですけれども、住民に一番身近なところが久御山町の担当のところでもあるわけです。その辺のところで情報が全く入ってこなかったら手立ても、できないということにならないかなと思うんです。その辺のことで京都府と話をする機会はないんでしょうか。いかがでしょう。 ○議長(中井孝紀さん) 信貴町長          (町長信貴康孝さん自席答弁) ○町長(信貴康孝さん) 今先ほど課長のほうからもありましたように、コントロールセンターのほうでいわゆる入院先というのを管理していただいているということで、それぞれの役割がありますので、今のところそういった京都府と話というのは担当課レベルでしているというようなことであります。状況というのはなかなかわからない。コントロールしていただいてます。そういった現状があります。 ○議長(中井孝紀さん) 巽議員。 ○14番(巽 悦子さん) 状況を町長がわからないのはそれは当然だと思いますけれども、京都府との久御山町との連携ができていないそこが大変なのではないかという話をしているわけですので、答弁はもう結構ですけれども、しっかりと京都府にも意見は述べていただきたいというふうに。そうでないと担当課もなかなか状況がわからなかったら、処置もできないということもありますので、これを述べて質問を終わります。          (巽 悦子さん議席へ) ○議長(中井孝紀さん) 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。  この際御通知いたします。  明17日から28日の12日間は休会とし、来る6月29日午前10時から本会議を再開いたしますので、出席くださいますよう通知いたします。  本日は、これにて散会いたします。長時間にわたり大変御苦労さまでございました。                午後12時05分 散会   上記は会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。   久御山町議会議長        中  井  孝  紀       署名議員        田  口  浩  嗣       署名議員        戸  川  和  子...